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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ
6265
:
とはずがたり
:2008/10/28(火) 15:46:57
>>6261
色々印象悪い武山ですし,供託金没収位の大敗はしてくれるんじゃないかとは思いますが,森岡氏には厳しい戦いですよね。。
2008年10月28日(火)
武山百合子氏が立候補を表明 衆院埼玉13区
http://www.saitama-np.co.jp/news10/28/09p.html
民主党元衆院議員の武山百合子氏(61)は二十七日、春日部市内で記者団の質問に答え、次期衆院選に埼玉13区(旧春日部市ほか)から出馬する意向を明らかにした。
武山氏は今年五月まで同党県第13区の総支部長だったが、現在党籍はない。「所属について今は言えない」と話し、「衆議院逆転で世直し」などと訴えている。同区では既に民主党の新人候補者も含め三人が出馬表明している。
>>6262
なるほど。。
>労組批判で離党するのに渡りに船のタイミングで堂本が立ったようにも感じます。
離党したくてと云うのが先にあればあの唐突な行動も理解は出来ますね。
6266
:
とはずがたり
:2008/10/28(火) 16:24:28
美穂タンには小選挙区で当選して貰わねばならないのだが
自民連携に民主危機感 次期衆院選、攻防激化する徳島2区 2008/10/28 10:40
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_122515812119&v=&vm=1
激戦が予想される徳島2区。前回(二〇〇五年)の郵政選挙は自民公認で立候補し、次期衆院選では比例四国ブロックに回る現職の七条明氏=比例四国=が、2区で自民公認となった現職の山口俊一氏の支援を打ち出した。だが、七条氏の比例名簿順位によっては、七条氏支持者の動向にも影響が出かねず、現時点では、両氏が一枚岩となって戦えるかは不透明だ。一方、民主公認の現職・高井美穂氏=比例四国=は「想定内といえども、さらに厳しさが増した」と受け止めている。
二十五日に徳島市の自民党県連事務所で行われた記者会見。山口、七条両氏は並んで座り、山口氏は七条氏の比例名簿上位登載を、七条氏は山口氏の小選挙区当選を目指して結束していくことを強調し、笑顔で握手を交わした。
前回衆院選では、郵政造反組として無所属での選挙戦を強いられた山口氏と、小泉純一郎元首相の「刺客」として戦った七条氏。山口氏の復党後も、両氏の間には深い溝が残っていた。
なぜ、この時期に「手打ち」が行われたのか。その背景には、両氏の置かれた厳しい現状と思惑が見え隠れする。
山口氏は前回、六万二千六百票を獲得して当選を果たしたが、当時と情勢は一変している。昨年七月の参院選で吹き荒れた自民への不満は依然根強い。加えて、地元旧三好郡内の合併により、支援の柱となる首長や議員数の減少などマイナス要素は大きく、前回四万三千票余りを獲得した七条氏の支援を取り付け、早期に臨戦態勢を整える必要があった。
一方、比例転出を余儀なくされた七条氏が当選するためには、名簿の上位登載が欠かせない。山口氏支援を通じて党への貢献度をアピールするとともに、麻生太郎首相に近い山口氏の後押しに期待を込めた。
しかし、七条氏の比例名簿順位の最終判断は、党本部が行う。このため、七条氏の支持者は「一位に登載されれば山口氏の協力のおかげということで一生懸命になるが、当選圏外の順位では党への反発が生まれ、山口氏支援への動きをしないだけでなく、民主に走る人も出てくるだろう」と言い切る。
対する民主の高井陣営は山口、七条両氏の動きに危機感を強める。前回衆院選の山口、七条両氏の得票合計は、高井氏が獲得した四万七千二百票の二倍以上。七条氏の票が山口氏に流れれば、厳しい戦いとなるのは必至だ。
十月十七日、高井氏が三好市内を移動していた際、携帯電話が鳴った。小沢一郎代表から党本部が実施した情勢調査の分析が伝えられ、「自民の支持層が固まりつつある。とにかく歩け。何としても勝ち上がってこい」と激励されたという。民主のある県連幹部は「山口さんが麻生首相の側近でもあり、小沢代表も特に徳島2区には力を入れているようだ」と話す。
同二十六日にあった高井氏の後援会鳴門事務所開きでは、榊武夫後援会長が「山口さんと七条さんが手を握ることになった。厳しい情勢になってきたが、何としても小選挙区での初の当選を実現させたい」と訴え、陣営を引き締めた。
政権選択がクローズアップされる次期衆院選。徳島2区は勝敗を決する激戦区の一つに数えられている。解散・総選挙の時期は不透明だが、自民、民主両党本部の思惑も絡み、前哨戦は激しさを増している。(政治部取材班)
6267
:
名無しさん
:2008/10/28(火) 19:09:00
最新支持率情報!
http://www.asahi.com/politics/update/1027/TKY200810270402.html
「解散急がない」が「早くすべき」を逆転 本社世論調査
朝日新聞社が総選挙に向けて25、26の両日実施した第3回連続世論調査(電話)によると、衆院の解散・総選挙の時期について、「早く実施すべきだ」が33%で、「急ぐ必要はない」の57%を大きく下回った。福田前首相の辞任表明直後の調査(9月2、3日)では「早く」が56%、「急ぐ必要はない」が33%だったが、状況が逆転した。内閣支持率は41%(10月11、12日の前回調査42%)、不支持率は38%(同38%)で横ばいだった。
解散・総選挙については、特に自民支持層で「早く」が16%、「急ぐ必要はない」が78%と先送りする意見が圧倒。9月調査で46%対47%だったのと比べ、解散熱が著しく冷めた。民主支持層は「早く」64%、「急ぐ必要はない」34%だが、無党派層は33%対53%だった。
また、金融危機への対応で麻生首相に期待するかどうかを聞くと、「期待する」が52%、「期待しない」は40%で、期待が上回る。内閣不支持層でも27%、民主支持層でも36%が「期待する」としている。「期待する」層では、総選挙を「早く」が21%、「急ぐ必要はない」は72%と解散先送り論が強く、「期待しない」層では、51%対42%となお解散を望む声が強い。
「いま投票するとしたら」として聞いた衆院比例区の投票先は、自民33%に対し民主30%(前回ともに32%)で、自民がややリード。ただ、望ましい政権の形では「民主党中心」が37%で「自民党中心」の33%を上回っている。
政府・与党が経済対策として示した定額減税については、「評価する」40%、「評価しない」41%と意見が分かれた。また、与野党が競って引き下げや無料化を打ち出している高速道路料金の問題については、投票先を決める際に「重視する」は29%にとどまり、「重視しない」が64%にのぼる。
朝日にしちゃ、ちょっとユルイ数字かな。
ところで、アソウ内閣はやたら、いろんなメディアからやれ調査の数字だ、密談の内容だと
もれてくるが・・・
これって、メディアがテキトーに週刊誌化して書いているのか、それともホントー
にもれてきているのか・・・
なににしろ、これもまたいい年こいたお友達内閣なのだろうか。
ホンネいうなら民主も台所事情で年明けの選挙がいいのではと言う情報もあるが
真偽の程は・・・
6268
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 19:46:20
民主系で造反・無所属出馬は
秋田2:佐々木重人
埼玉13武山百合子
東京4:宇佐美登
東京16中津川博郷
大阪1:堺井裕貴
長崎2:山崎寿郎(民主系?)
ってところですかね。 秋田2以外は結果に影響及ぼす可能性がありますね
6269
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 20:04:17
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20081026/20081026_0004.shtml
解散いつか分からぬが… 臨戦態勢、各陣営走る
2008年10月26日 14:00
[ワッペン・決戦の時 ふくおか 衆院選へ]
年内解散か、先送りか−。衆議院解散・総選挙の時期についてさまざまな憶測が飛び交う中、筑後地区の立候補予定者4人は25日、いずれも地元で奔走(ほんそう)。選挙区内の支援者を次々に回ったり、事務所開きや総決起大会をしたりするなど、選挙戦さながらの慌ただしさを見せた。
●事務所開きや国政報告・鳩山氏 支持者回りと大会応援・古賀一成氏 6区
次期衆院選福岡6区に立候補予定の自民現職、鳩山邦夫総務相は同日、久留米、小郡両市で選挙事務所に予定している後援会事務所開きを行ったほか、久留米市で国政報告会を開催。選挙戦に向け臨戦態勢に入った。
事務所開きや報告会には、農政連や公明党など支援・支持団体のほか、選挙区内すべての首長がいずれかの会場に来賓として出席した。
解散時期をめぐる発言が注目されたが、「解散は明日かもしれないし、任期満了となるかもしれない。常在戦場だ」「麻生首相は解散の『か』の字も言ってない」と首相からは何も聞いてないことを強調。集まった支持者の多くは「いったいいつになるのか」と気をもんでいた。
一方、同区から立候補予定の民主現職、古賀一成氏(九州比例)は、11月初旬に予定していた久留米市内での後援会事務所開きを当面、延期することを決めた。
解散時期が不透明になっているためだが、支持拡大に向けた活動はこちらも臨戦態勢。同日も支持者回りを重ねた後、福岡7区から民主党公認で立候補予定の野田国義氏の総決起大会に出席。「中山間地といった従来は自民党が強かったところからも『民主党がんばれ』の声が聞かれる。6区と7区、連動しながら頑張りましょう」と訴えた。
=2008/10/26付 西日本新聞朝刊=
6270
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 20:05:48
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/miyazaki/20081028/20081028_0001.shtml
自民3氏推薦決める 県農民連盟「党と連携」全会一致
2008年10月28日 15:01
[ワッペン・決戦の時 みやざき 衆院選へ]
自民党県連と友好関係にある県内最大の政治団体・県農民連盟(組合員約5万8000人)は27日、次期衆院選の対応を協議する代議員会を開き、県内三小選挙区ともに自民公認で立候補する予定の3氏を推薦することを全会一致で決めた。
推薦決定者は、1区が自民公認予定で新人の上杉光弘元参院議員(66)、2区が自民現職の江藤拓氏(48)、3区が自民現職の古川禎久氏(43)の3人。各選挙区内のJA支部が代議員会に先立ち、3氏の推薦を決めていた。
2、3区は江藤、古川両氏だけが推薦願を提出。1区は、上杉氏のほかに、無所属新人の元林野庁長官川村秀三郎氏(59)=民主、社民、国民新推薦=も提出していたが、1区内の支部では異論なく上杉氏に決まったという。
川村氏も農政に精通しているが、会見した同連盟の横山勉委員長は「これまで農業政策は、自民党と連携しながらやってきた。党という枠組みの観点で上杉氏が評価されたと思う」と述べた。
一方、自民党県連は27日の役員会で選対本部体制を協議し、総選挙の最高責任者に当たる「総括選対本部長」に緒嶋雅晃県連会長、副本部長に県連役員を据えた。
選対本部長が決まっていなかった1区では、選挙区内選出の自民県議5人が協議していたが、県議の支援者の反発などから、5人すべてを横並びで選対本部長に配置。そのうえで、1区現職の中山成彬氏の選対本部長を務めたこともある宮崎市区選出の外山三博県議を筆頭本部長とした。
=2008/10/28付 西日本新聞朝刊=
6271
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 20:08:43
http://www.nnn.co.jp/news/081028/20081028003.html
「真意どこに」 奥田氏2次公認見送り くすぶる不満
民主党が次期衆院選鳥取1区で県連副代表の奥田保明氏(48)の二次公認決定を見送ったことに対し、最大支援組織の連合鳥取(磯江智昭会長)に不満の声がくすぶっている。十一月選挙を想定して労組選対を立ち上げた連合は、世論調査を基に公認を“小分け”にする小沢一郎代表の戦略の「真意」を測りかね、県連幹部も戸惑いを隠せない。
連合鳥取の磯江会長(左)は次期衆院選鳥取1区での「公認決定先送り」の影響を懸念する(写真は9月20日に鳥取市民会館で開いた政権交代実現総決起集会)
奥田氏の二次公認漏れに対し、「多くの組合員が疑問を抱いている。怒りの声も現実に出ている」と不満を漏らす磯江会長。
連合鳥取は二十六日、県連代表の川上義博参院議員と福間裕隆幹事長に出席を求めた上で、倉吉市内で緊急執行委員会を開催。川上参院議員らに公認漏れの理由などについて説明を求めたが、「支援する側とされる側」の意思疎通が図れなければ、信頼関係を損なうことにもつながりかねない。
先月二十日には高木剛連合会長も駆け付け、四十七都道府県の連合組織で唯一、解散総選挙に向けた決起集会を開催した連合鳥取。組織固めに入る中で、磯江会長は「年明けから緊張感を持って取り組んでいるが、『だめなのか』という意識が組合員に芽生えれば組織として戦えない」と政権交代を目指す勢いを削がれることを懸念する。
不満の声は“応援団”だけではなく、県連幹部にもある。福間幹事長は「与党に解散を迫り、十一月末投開票を想定した環境整備をしている時期に二次、三次と峻別(しゅんべつ)する必要があるのか」と首をかしげ、「選挙本番での支援の仕方は党内で精査すればいい話。公認に絡めることではない」といら立ちを募らせる。
与党内で解散総選挙の越年論が強まる中、連合鳥取、県連内には解散時期が見えない長丁場の戦いになることに「士気の低下」を警戒する声も。川上参院議員は「(小沢代表は)一次公認決定者でも怠慢があれば公認を外す姿勢だ。選挙の厳しさを各候補が認識しないといけない」と述べ、選挙体制の見直しにも言及する。
6272
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 20:10:05
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20081028ddlk31010647000c.html
選挙:衆院選・鳥取1区 出馬予定の3陣営 まとまり欠く自民、民主 /鳥取
◇解散・総選挙、先延ばし?!
11月30日投開票が想定されていた解散・総選挙は先送りされそうな雲行きになってきた。鳥取1区と同2区から出馬を予定している5陣営は、福田康夫元首相の退陣後、解散をにらんで準備を進めてきた。先延ばしは選挙戦にどう影響するのか。これまでの各陣営の動きを追った。【小島健志、宇多川はるか】
鳥取1区で民主から立候補を予定する奥田保明(48)は、昨年12月の立候補表明の直前、自身の後援会幹部(56)に「1歩か半歩、踏み出したい」と打ち明けた。幹部は「あなたが決めたからそれでいい。ただし、同じ道は歩けない」と告げた。元々、石破茂農林水産相(51)を支えてきた身。奥田は長年支えてくれた幹部、そして石破から決別した。
約25年前、奥田は石破と出会い、田中派の木曜クラブ事務局で机を並べた。石破の当選後、約8年間、秘書を務め、政治改革を目指して共に自民を離党したこともあった。しかし、県議選への出馬や、石破の後援組織が分裂した鳥取市長選をへて、次第に距離を置くようになる。奥田は浪人時代の5年間、民主関係者との距離を近づけていった。そして、“兄弟対決”になった。
石破と奥田の戦いは、自民対民主だけでなく、石破対元身内という構図がある。
石破は身内にもおごらないクリーンさや官僚を負かす勉強熱心さ、説明のわかりやすさといった点で評判が高い。しかし、女性後援会幹部(83)は「人付き合いが下手なの」と欠点を指摘する。奥田はその点をフォローし、人脈、金脈をつないできたが、奥田が辞めたころから、秘書らが次々と離れていった。「連絡を一切よこさない」と奥田の支持に回った人もいる。石破の親せき(73)も「小泉元首相についた飯島秘書官のような秘書がいれば」と話す。
石破は、昨夏の参院選で石破家のルーツである八頭町で自民が民主に負けたことが何よりショックだったようだ。防衛相在任中から、週末の度に地元入りし行事に参加。自民への批判うずまく郡部を徹底して歩いた。総裁選では知名度を上げ、党内の評判も高め、農水相にも就任。出身校や企業の支援組織もできている。先月、石破も出席した後援組織の総会では、公明関係者を初めて来賓として招き、自公の連携姿勢を確認した。しかし、後援会の高齢化や県議会の自民系3会派問題から県連のまとまりがない点を不安視する声も上がる。支持者の頭には、日中国交回復に尽力しながら72年に落選した故古井喜実・元法相がよぎる。
一方、奥田は各集落を回り続け、街頭演説や企業訪問などを行ってきた。石破陣営につぶされないよう水面下で世話人集めを行い、社民支持層の支持も得て石破を追い上げてきた。しかし、民主の1次、2次公認漏れで、最大支援組織の「連合鳥取」が動揺。今月26日には県連と会合を持った。県連組織としてのまとまりにも欠け、石井一党副代表が引き締めに訪れた。
経済状況の悪化などで衆院選の見送りが強まるが、奥田は「緊張感を持ち続ける努力が要るが、活動を続けられる」と前向きだ。石破の後援会長の山口享県議は「今の延長戦として緊張感をもって臨む。プラスにしなければ」と話す。
共産の岩永尚之(51)は農協や漁協、福祉施設への訪問など地道な活動を続けてきた。街頭演説は県全域で行い、今年に入ってから既に820回を超えたという。今月26日には同党の井上哲士参議院国対委員長と鳥取市内の街頭に立ち、支持を訴えた。(敬称略)
毎日新聞 2008年10月28日 地方版
6273
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:00:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1222611509851_02/news/20080928-OYT8T00698.htm
攻防 08衆院選 一覧
(1)1区
船田氏 知事、市長支持訴え
「知事さん、市長さんとともに、私もまとめて面倒を見てもらえますようお願いします」
今月6日に開かれた福田富一知事と佐藤栄一宇都宮市長の合同の宇都宮市清原地区決起大会。自民党現職の船田元氏(54)は、自身の後援会集会後の懇親会を早々に切り上げて駆けつけ、支援を訴えた。
10選を目指す船田氏は、前回衆院選では民主候補に3万8000票の大差で圧勝。衆院議長を務めた祖父の船田中氏以来、3代に渡って築いた「船田王国」の復活を印象付けた。だが、党への逆風に加え、建設業界など長年の支持基盤の弱体化は否めず、ある後援会幹部は「これまで通り(の戦い方)では間違いなく負ける」と危機感を示す。
逆風の中で前回と異なるのが、11月16日投票の知事選と宇都宮市長選の存在だ。陣営関係者は「(船田、福田、佐藤の)『だんご3兄弟』で一緒にやれる」と話す。陣営ではそれぞれのミニ集会に相乗りし、「船田―福田―佐藤」のセットで支持を訴える作戦だ。
◎ ◎
船田氏に挑むのが、民主党の石森久嗣氏(46)、共産党の小池一徳氏(47)の両新人。
済生会宇都宮病院の脳神経外科医だった石森氏は、党の公募に応じ、昨年9月に出馬表明した。慶応大ラグビー部出身で、「たたかう!脳外科医」をキャッチフレーズに、ほぼ毎日行う街頭演説と「健康講座」と題したミニ集会を重ねて、支持浸透を図ってきた。
民主党は、宇都宮市長選に推薦候補として今井恭男市議を立てて挑む。「事実上のダブル選挙」(簗瀬進・民主党県連代表)と位置付ける作戦では自民党と一致する。石森氏は20日、今井氏の選対設立総会に出席し、「このコンビで勝ったら宇都宮は変わる。政権交代ののろしを宇都宮から上げる」と声を張り上げた。
民主候補は結党以来、過去3回の衆院選で10万票を下回ったことがなく、大勝した昨年の参院選の勢いを持ち込めるかがカギ。陣営幹部は「知名度の差さえ克服できれば勝算はある」と、最大の支持母体である連合栃木を核にテコ入れを図る。
共産党県常任委員の小池氏は昨年の参院選に出馬した。衆院選と選挙区割りは異なるものの、宇都宮市で9561票を得た。党の方針で今回は県内小選挙区で唯一の候補となることから、陣営は「1区に全力を注ぎ、くまなく遊説や街頭演説に回りたい」と意気込む。
(2008年9月28日 読売新聞)
6274
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:01:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1222611509851_02/news/20080929-OYT8T00098.htm
(2)2区
森山氏 西川氏 自民公認争う 福田氏 支持固め着々
塩谷町で27日開かれた福田知事の同町後援会の設立総会。森山真弓氏(80)と西川公也氏(65)の自民両現職が顔をそろえた。
先にあいさつに立ったのは森山氏。11月16日投票の知事選で福田知事への支援を呼びかけた後、「その前後に国政の選挙もあるかもしれませんが、それはその時に、また別なお願いを致します」とさりげなく付け加えた。
続いて登壇した西川氏は、国政報告会さながらに、米価や肥料・飼料高などの農業問題に対する国の支援策の説明に大半を費やし、最後に「選挙よろしくお願いします」と訴えた。知事の集会に便乗した両氏だが、そこには対抗意識がにじんで見えた。
前回同様、自民、民主の一騎打ちとなる見通しの2区で当面の焦点は、未決着の自民党現職2人の公認問題だ。森山氏は「年齢」で、西川氏は「比例選単独の回数制限」で党の内規にひっかかる。このため、内規上は両者とも小選挙区しか出馬の道は残されておらず、決戦を目前に最大の火種となっている。
今回も森山氏は、法相などの要職を歴任してきた実績を背景に小選挙区出馬に意欲を燃やし、一方、西川氏もこまめに地元を回り、支持を呼びかけている。ただ、旧今市市長、知事を経験し、抜群の知名度と強固な個人後援会を持つ民主党の福田昭夫氏(60)に対し、「一枚岩になって立ち向かわないと勝負できない」という点では両陣営とも一致する。党本部の公認決定はまだだが、挙党態勢を組めるかが選挙戦を左右する。
一方、前回比例選で復活当選した福田氏は、雪辱を期した戦いとなる。
7日に宇都宮市内で開いた政治資金パーティー。民主党の小沢一郎代表ら幹部が顔をそろえ、衆院選に向けた事実上の総決起集会となった。福田氏は「必ずや小選挙区で勝たせていただいて、政権を取らせて下さい」と熱弁を振るった。
地盤の日光市や鹿沼市を中心に集会や街頭演説を重ね、着々と支持固めを進めている。5月の鹿沼市長選で、直前まで民主党県連幹事長だった佐藤信氏が圧勝したことも少なからず追い風になると期待している。
衆院選で戦う相手はまだ決まらない。だが、福田氏は「どちらが候補に立っても、こちらは挑戦者として臨むだけ」と気を引き締める。
(2008年9月29日 読売新聞)
6275
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:01:36
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1222611509851_02/news/20080930-OYT8T00119.htm
(3)3区
渡辺氏5選へ態勢固め 蓮見氏は民主公認が焦点
故渡辺美智雄・元副総理の命日の9月15日。同氏をしのぶ集まりが、那須野ヶ原総合開発水管理センター(那須塩原市)の前で開かれ、自民党現職の渡辺喜美氏(56)が東京から駆けつけた。
亡父の立像を背に、世界の水問題から食糧問題、さらに福田内閣の金融・行政改革相として力を注いだ公務員制度改革について熱弁を振るった後、「総選挙が終わると大激動の時代が来る。アジェンダ(課題)を持って取り組む」と結び、足早にその場を後にした。
渡辺氏は2006年12月、安倍内閣で行政改革相として初入閣し、07年8月から金融相も兼任するなど要職を歴任。マスコミでの露出機会も増えた。衆院選立候補予定者の応援で全国各地を回ることも多く、選挙区は留守がちだが、地元の首長、議員、商工・農業団体などの支持を得ており、陣営では「10月上旬には選挙態勢を整える」と引き締めを図る。
◎ ◎
盤石の態勢で5選を目指す渡辺氏に対し、動向が注目されているのが、元衆院議員の蓮実進氏(75)だ。
前回、自民の公認争いで渡辺氏に敗れ、後援会の反対を押し切って福島3区から出馬し落選した。それだけに蓮実氏は「今回は後援会の方針に従う」と語る。後援会は6月、栃木3区からの擁立を決め、民主党の公認を目指すことにした。だが、9月12日の1次公認発表では見送られた。
政権奪取を目指す民主党にとって、県内唯一の候補不在の空白区。蓮実氏陣営の幹部は「蓮実が出れば、ほかの選挙区の民主候補にもプラスになる」と話す。旧栃木1区にある「蓮実票」がほかの民主候補の得票につながるとの見方だ。だが、支持母体の連合栃木は、擁立に難色を示しており、民主党県連内でも温度差がある。
9月19日夕。那須塩原市の蓮実氏の自宅に、後援会の地区代表者ら約40人が集まった。「いつまで待つのか。無所属でも出馬すべきだ」「もう少し待って、民主と話をつけて応援をもらうしかない」。会合では意見が割れた。
前々回、前回と公認候補を立てた社民党も今回は候補擁立が難航している。03年は公募候補で、05年は女性候補で戦ったがいずれも落選。宇賀神文雄県連幹事長は「早急に結論を出したい」と話すが、労組など支援組織が弱体化しているのも頭が痛い。
(2008年9月30日 読売新聞)
6276
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:02:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1222611509851_02/news/20080930-OYT8T00791.htm
(4)4区
佐藤氏初入閣をアピール 山岡氏政権交代強く訴え 植竹氏街頭演説を3年間
9月24日午後、小山市にある自民党現職の佐藤勉氏(56)の事務所に、「初入閣」の一報が舞い込んだ。後援会幹部は「選挙に向け、これ以上のおみやげはない」と喜び、ある自民県議は「選挙のための入閣だ」。8〜9月は市町単位でミニ集会などを重ねてきたが、初入閣(国家公安委員長)は大きなアピール材料というわけだ。
佐藤氏は、1996年の小選挙区制移行から4回連続で民主党の山岡賢次氏(65)と対決、4連勝中。しかし、今回は共産党が4区の候補擁立を見送り、さらに保守系無所属新人の植竹哲也氏(38)が立候補を表明。陣営は、共産党支持票が山岡氏に流れることや、自民票が割れることを懸念し、「ダブルパンチ」と受け止める。「公務で帰ってこられず、影響が出るのでは」との声もあり、地元入りの日程の練り直しを進めている。
◎ ◎
「民主党の国対委員長が小選挙区で勝てなくては、党の幹部にも申し訳ない。何が何でも勝たせていただきたい」
9月12日、大平町で開かれた国政報告会で、山岡氏秘書の保母欽一郎県議が支持者に呼びかけた。
山岡氏は3回連続で比例選復活当選。過去2回は10万票以上を獲得している。2007年に国会対策委員長に就任して毎日のようにメディアに登場するようになり、知名度もアップ。また、今年7月末には小山市で大規模な国政報告会を開いたほか、早い段階からミニ集会や街頭演説を行っており、臨戦態勢に入っている。
12日の報告会で山岡氏は自身のポスターを指さし、キャッチフレーズ通り、声を張り上げた。「一度やらせてみてください。必ずやってみせます。政権交代へ、保守王国といわれる栃木で勝たなければならない」
◎ ◎
植竹氏は元自民党衆院議員の繁雄氏の次男。今年6月、郵政民営化に反対して自民党を離党した平沼赳夫衆院議員と政治行動を共にするとして、無所属での出馬を表明した。前回衆院選でも出馬を検討し、断念した経緯があり、この3年間、週1回、JR小山駅前で街頭演説を続けてきた。また、繁雄氏の元後援会員を集めて会合を開くなどし、父親の代からの「植竹票」の結集を狙う。
現職閣僚と民主党国対委員長が激突する4区で、ある県議は「植竹氏がどこまで票を伸ばすかが、全体のカギになる」とみる。
(2008年10月1日 読売新聞)
6277
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:02:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/feature/utunomiya1222611509851_02/news/20081001-OYT8T00903.htm
(5)5区
茂木氏 支持基盤厚み増す 富岡氏 知名度向上に懸命
「きょうは直接皆さんとお話しして、日ごろから感じていることをお聞かせいただければと思っています」
9月28日昼、足利市月谷町のスポーツ広場で開かれた自民党現職の茂木敏充氏(52)を囲む「momi(もみ)の会」の設立記念パーティー。茂木氏はいつものソフトな語り口であいさつした後、約130人の参加者の席を回って歩いた。
最近3回の衆院選でいずれも10万票を超える得票で圧勝してきた茂木氏。最大の強みは地域に張り巡らした後援会組織にある。小学校区単位では約60に上り、末端は10世帯単位で責任者を置き、強力な動員力を持つ。これに対し、「momiの会」は、30〜40歳代の若手経営者や女性らが参加。地域の後援会のほかに、こうした横断的な組織を設けることで、支持基盤に厚みを増している。
今年8月の内閣改造で2度目の入閣を果たすなど、実績も積んできた。ただ、昨夏の参院比例選で5区の政党別得票が自民約5万2000、民主約6万2000と逆転を許したことを踏まえ、ある後援会幹部は「あの時のような風が出るとすれば怖い」と話し、陣営は引き締めを図っている。
◎ ◎
「3年前(2005年)の選挙以来、地元をくまなく訪ね歩き、生活や地域が壊れかけている状況をじかに耳にしました。何とかしてこの国の政治を立て直さなくてはならない」
民主党新人の富岡芳忠氏(41)は1日早朝、佐野市吉水町の道の駅近くで行った街頭演説で力を込めた。
富岡氏は埼玉県出身で元銀行員。前回、選挙直前に民主党の公募候補に決まり、それまで縁のなかった5区で茂木氏に挑んだが、知名度不足に泣いた。その後、週2回の街頭演説をこなして知名度アップに努めてきた。また、山間部の農業者や高齢者を回るなどして地道に浸透を図っている。年金・医療などの社会保障や農業の立て直し、子育ての安心を重点に訴え、「3年前とは手応えが違う。民主党に対する期待感が日増しに強まっているのを感じる。自分がその中心になれれば」と意気込む。
9月12日に発表された民主党の第1次公認には入らなかったが、引き続き第2次公認を目指す。連合栃木と連携し、労組回りなどにも力を入れている。(おわり)
(2008年10月2日 読売新聞)
6278
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:07:45
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/feature/index.php?cat=81&author=32
2008年9月14日(日曜日)
’08ふくい秋の陣(5) 共闘野党
民主 手応えも「足腰」不安
社民、国民新 勝利で存在示す
共産 党員増 追い風に
確かな手応えはある。「自公政権に対する国民の怒りは収まっていない」。一方で、5氏が立ち耳目を集める自民党の総裁選が気掛かりだ。
民主の存在感を薄らげてはならない―。党県連の玉村和夫幹事長は「ガソリン税や医療、年金などの問題で高まった政治への関心が下がらないよう訴え続けなければ」と気を引き締める。
6日には県連幹部が急きょ集まり、総合選対の立ち上げなど準備の前倒しを確認した。昨夏の参院選福井選挙区で惜敗した二の舞いは避けたいとの思いは強く、街宣活動を強化する方針だ。
民主県連が昨年から今夏にかけて行った衆院選の候補者選びや地域活動は「かつてないほどスムーズ」(県連幹部)だった。7月には社民党県連合、国民新党県支部、連合福井と政策協定を締結。4者による連携は全国でも珍しく、県連最大の支持母体、連合福井の馬場修一会長は「野党共闘をいち早く固めたことが、参院選より前進した点だ」と評価する。
■■
ただ、県連組織の「足腰」は依然不安定だ。県内の民主党員・サポーターは約1700人で、自民党員・党友約1万3000人に遠く及ばない。選挙運動で手足となる地方議員も少なく、福井2区には党所属の県議がいないため、1区から応援に回す。
これまで県連は、労組票丸抱えと言われてきた。「連合や後援会、3党の県組織が総合選対を組み、互いの人間性まで知るくらい一体感を強めたい」と話す連合福井の山岸克司事務局長は、昨年の参院選を教訓に「特に県連の議員らには、みこしの中心にいてほしい」と注文を付ける。
連合独自の取り組みとしては、組合員に家族や知人らを紹介してもらう支持者カードを約8万5000人分集めた。投票率を上げるため、大学生らとも接触。「ワーキングプアや非正規雇用など今の社会に不安を持つ若者らを巻き込み、自公政権への怒りを結集させたい」ともくろんでいる。
■■
社民党県連合は、選挙区への独自候補者擁立を見送り、野党共闘で政権交代を目指す。自民、民主の2大政党の流れが加速する中、存在意義をかけた戦いにもなる。
目標は比例北陸信越ブロックでの1議席奪還。県内2万票獲得に向け、笹川希幹事長は「埋没しないよう民主との違いもアピールしたい。護憲や原発、労働者問題で一貫した考えを訴える」と強調。「闘争方針を決め、10月初めまでに選対を発足したい」と意気込む。
■■
「県内はすべて勝ちに行きますよ」。福井2区に出馬予定の国民新党の糸川正晃県支部長は、1、3区でも野党共闘態勢を組む民主の候補者を党挙げて支援する覚悟だ。
2005年の衆院選で、自民とたもとを分かった特定郵便局長会などを中心に設立された政治団体「郵政政策研究会」が最大の支援団体。小党ながら県内党員数は約2100人を誇る。「3年前の選挙時の忸(じく)怩(じ)たる思いを関係者は忘れていない。組織力を結集し、郵政民営化の見直しを実現させたい」と力を込める。
比例北陸信越ブロックでは、現有の1議席確保のため前回の約30万以上の得票を目指す。
■■
「自公への怒りが強いほど、民主に(票が)行く。その流れは今回も一層強まる。準備はしてきたが、うちはもともとの力が弱く簡単にはいかない」。共産党県委員会の南秀一委員長は、焦りと手応えが入り交じった表情を浮かべた。
昨年の参院選後、党勢拡大に力を注いできた。「蟹工船ブーム」にも乗り、一時は1700人台まで落ち込んだ県内の党員数は、2000人に迫るまで回復した。それでも都道府県単位の委員会では最も少ない。さらに2、3区の候補者擁立を見送ったことで「有権者に活動が見えず、ものすごく不利」(県委員会幹部)との声も聞かれる。
5、6日に県委員会の常任委員会、総会を開催。公示までに全市町で集会を開き、6500カ所以上で街頭演説することを決めた。南委員長は「党員増は間違いなく追い風。活動をやり切れば躍進の可能性はある」と力を込めた。(おわり)
6279
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:08:39
2008年9月10日(水曜日)
’08ふくい秋の陣(1) 福井1区 解散秒読み 緊張感
稲田氏 足場固め奔走
笹木氏 党幹部続々と
金元氏 街頭積み重ね
衆院議員の任期が満了となる来年9月10日まで残り1年。福田康夫首相の退陣表明で解散の足音が一気に加速し、県内選挙区の立候補予定者は「11月総選挙」を視野に走り出した。臨戦態勢に入った各陣営、政党の動きを追う。
福田首相の辞任表明後、初の週末となった9月6日。自民現職の稲田朋美氏(49)は厳しい日差しが照りつける中、福井市の南江守生産組合の稲刈りを手伝っていた。
視察するだけでは「農家の大変さが分からない」。コンバインにも乗り込み、1時間もすると、頭に巻いたタオルが汗でびっしょりになった。
あぜ道は国政報告会の場に。集まった約20人の農家に深々と頭を下げ「解散・総選挙が秒読み段階に入りました。古里福井のためにこれからも頑張らせていただきたい」。一人一人と握手を交わす姿には、1週間前とは明らかに違う緊張感が漂っていた。
稲田氏は2005年の衆院選で、郵政造反組の松宮勲衆院議員(当時)への刺客として、党本部が送り込んだ小泉チルドレン。知名度で劣り、地元の課題に具体的な政策を打ち出せなかったにもかかわらず、373票差で競り勝った。
福井1区に出馬を予定している稲田朋美氏(左)、笹木竜三氏(右)、金元幸枝氏(写真はコラージュ)
だからこそ“風”の怖さは本人が一番理解している。週末地元入りすると、前回選挙で松宮氏を支援した地方議員らとの融和に駆け回った。後援会もこの1年で10倍に増加。「次の選挙で問われるのは自民か民主かではなく、古里福井に対する思いや政策」との言葉に、3年間の活動への自負がにじむ。
3年前は小泉劇場と県連のみこしに乗った。今回は自前の戦い。党への逆風も吹いている。後援会組織をどうフル稼働させるか、無党派層をどう取り込むか…。「残された時間はわずか。1秒も無駄にできない」と秘書が話すように、手帳に記された9月のスケジュールは地元の足場固めで埋め尽くされている。
■■
「省庁からの天下り法人に1年で12兆6000億円もの税金が投入されている。無駄遣いにメスを入れるには政権交代しかない」。民主現職の笹木竜三氏(51)は8月30日、福井市に菅直人代表代行を迎え、支援者ら約620人を前に訴えた。
菅氏も年金、道路特定財源の問題に触れ「(総選挙は)税の使い道を生活のために変えられるか変えられないかの選択だ」と力を込めた。
この夏「9割は地元活動に充てた」と言う笹木氏のもとには、党幹部が次々訪れた。7月5日の鳩山由紀夫幹事長を皮切りに、藤井裕久最高顧問、次の内閣年金担当副大臣の蓮舫参院議員…。各地で集会を開き、年金、医療、中小企業対策、農業などの課題を取り上げ、党の政策を訴えた。
背景には、昨夏の参院選福井選挙区で民主公認候補が惜敗し「国会で野党が攻めていた問題を、日常活動の中で福井に十分伝えられなかった」との反省がある。
前回衆院選は稲田氏に惜敗し、比例で復活当選した。保守分裂で松宮氏に入った4万5000票余りをどう取り込むかも課題となる。ターゲットは自公政権の政策に不満を持つ高齢者や女性。
8月末に永平寺町で開いた党のマニフェスト地方公聴会には約110人が集まり、高齢者の姿が目立った。党が提唱する農家への戸別所得補償制度の説明に時間を割き、農業者から導入を求める声が上がった。
自民総裁選に注目が集まる今、笹木氏は「相手は目先を変えるのに必死だが、こちらはこれまで弱かった郡部や60代以上の反応がいい。政策で堂々と勝負する」と言い切った。
■■
8日朝、共産の金元幸枝氏(50)はJR福井駅西口で普段通りマイクを握っていた。「今回の総選挙の争点は政権交代ではありません。政治の中身を変えられるかどうかです」
昨年11月の出馬表明以降、週3日をノルマにしている街頭演説。通勤中の会社員らに向けて張り上げた声のトーンは一段高く、本番間近の緊張感を漂わせた。
共産は県内小選挙区に金元氏だけを擁立した。比例を含む「選挙の顔」を一手に担うため、活動の半分は2区、3区に当てる。1区に集中できないもどかしさを口にしながらも、「わたし以上に県民の思いを広く受け止めている人はいない」との思いは強い。
保守地盤のJA、漁協、経済団体との懇談会を積極的に開いてきた。「自民党員が自民を批判し、民主に対しても期待外れとの思いが広がっている。党の政策を受け入れてもらえる状況」。7回目の衆院選挑戦に、決意を新たにしている。
6280
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:09:04
2008年9月11日(木曜日)
’08ふくい秋の陣(2) 福井2区
山本氏 声拾い政策に
糸川氏 地元入り日課
「今回の福田総理は本当にごめんなさい」
7日、鯖江市で開かれたマラソン大会。あいさつに立った自民現職の山本拓氏(56)は出走前のランナーに突然の退陣劇を謝罪、続けざまに「新たな力のある総裁の下で、眼鏡や精密技術を世界の市場に売り込んでいこう」と声を張り上げた。
駆け足で大会会場を出ると、同市長選立候補予定者の後援会事務所に出向き激励。席に着く間もなく、県外での同僚国会議員応援のためJR鯖江駅へ。この間、40分余り。「年をとると若い人の手助けもしないといけないんだよ」。当選四回のベテランは、額に大粒の汗を浮かべたまま特急列車に駆け込んだ。
2005年衆院選は手堅い選挙戦を展開し、県内最多の9万6000票を集めた。だが今は、年金記録不備など諸問題を抱え「支援者からイエローカードを出されているよう」だ。経験したことのない逆風を感じている。特に後期高齢者医療制度への批判は強く、85歳の母からも「文句を言われている」と苦笑する。
「国の官僚任せでは有権者に政策をうまく説明できていない」との思いは強い。信頼回復に向け「いろんな場所に出掛けじっくり話を聞く。指摘を政策に生かし、具体的な結果を出していく」との姿勢で臨む。時間の限り支援者を回り、各種会合に出席、国との”パイプ役”に徹する構えだ。
福井2区に出馬を予定している山本拓氏(右)と糸川正晃氏(左)(写真はコラージュ)
8日夕方には地元に戻り、坂井市内の会合に出席、道路問題で熱弁を振るった。「国民は改革の言葉を聞き飽きている。任せろと言うだけでは駄目だ。結果を出しレッドカードを出されないようにしないと」と気を引き締めた。
■■
国民新現職の糸川正晃氏(33)にとって選挙区は初挑戦。9月に入り、東京・永田町と本県との往復が日課となった。
小松空港経由で夕方に帰福し、支援企業や団体を駆け回って最終便で帰京。逆に朝一番に上京し夕方帰福する日もある。党国対委員長という立場から、移動中も携帯電話がひっきりなしに鳴る。
二代続いた政権投げ出しに怒りは収まらない。安倍、福田両氏が世襲議員であることを指摘し「私の父はサラリーマン。私は自分でスーパーに行き、パンの値上げを気にする日々」とチクリ。「新総裁の最右翼と言われる麻生氏も世襲。そんな自民中心の政権に庶民生活の苦しさは理解できない」と切り捨てる。
国民新党を旗揚げした綿貫民輔代表に請われ、比例区候補として急きょ出馬した前回は、わずか12日間の選挙戦だった。「何者?」といぶかる声も多かったが、翌06年の通常国会で86回にわたり委員会質疑に立ち、質問最多記録を塗り替え、周囲の評価をガラリと変えてみせた。
前回出馬時に、住民票を地元事務所がある坂井市丸岡町に移し、その近くに住居を構えた。それから3年、鯖江市内にも事務所を置き、個人、中小企業でつくる支援グループも選挙区内の各地で立ち上げた。
郵政民営化に反対して、自民から国民新に支持を切り替えた郵政関連団体の支援に加え、今年に入って民主の推薦を受け、野党共闘態勢で自民現職に挑む。
「参院で野党が過半数を取ったおかげで、年金問題などが明るみに出た。これまでの日本の膿(うみ)を出し切るためには政権交代が必要」と街頭や集会で訴え続けている。
6281
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:09:30
2008年9月12日(金曜日)
’08ふくい秋の陣(3) 福井3区
高木氏 政策説明に汗
松宮氏 支持層開拓へ
7日朝、嶺南、丹南方面は雨。南越前町で予定されていた県の防災訓練や周辺の地区運動会はすべて中止となった。
それぞれに出席するはずだった自民現職の高木毅氏(52)は、急きょ予定を変更。住民が集まっていた南越前町の体育館に顔を出し、越前市から福井市清水地区へ。着替える時間を惜しみ、防災服のまま後援者らへのあいさつに駆け回った。
福田首相の辞任表明前までは、年内の解散・総選挙はないとみていた。状況の急変に「選挙の基本は地元の人とどれだけ触れ合えるか。臨時国会を控え簡単には帰れないが、今後活動を加速させたい」と気を引き締める。週末だけでなく、平日も日帰りをいとわず地元に入っている。
前回は地元敦賀市や郡部の分厚い保守地盤をバックに、旧武生市を除き民主候補を圧倒。3万3000票余りの大差をつけた。だが、今回は「大変な逆風」が吹く中での戦いを覚悟している。
「構造改革は進めなければならないが、少し性急すぎた。地方にしわ寄せがきているのも事実」
地元を回るたび、これまで自分を支えてきた農林漁業者や経済界にくすぶる不満を感じる。その一方で「逆風だからといって政策を簡単に変えてはいけない」との思いも強い。総合経済対策や後期高齢者医療制度などは丁寧に説明している。
福井3区に出馬を予定している高木毅氏(右)と松宮勲氏(写真はコラージュ)
対抗馬は2000年衆院選での初当選後、時間を合わせて初登院し一緒にバッジを着けた間柄。複雑な思いもある。それでも「選挙になれば相手は関係ない。国政の場でやるべきことはやってきた」ときっぱり。積み重ねてきた実績への自負と対抗心をにじませた。
■■
スピーカーマイク、脚立、のぼりを積んだマイカーで選挙区内を移動する。8月末の日曜午後、民主の松宮勲氏(64)は福井市清水地区、越前町、越前市の6カ所で街頭に立ちマイクを握った。
「政権を取ったら、安心の老後を送ることができる社会保障や医療制度に見直します」。街宣車を持っていた自民時代と趣は異なるが、熱っぽく語る姿は変わっていない。
この翌日、福田首相が辞任を表明、準備を一段と加速させた。7日には若狭町、福井市越廼地区の体育祭に出向き、越前市に戻って街頭演説。東西に長く延びる選挙区に「1日230キロ走ることもある。家に帰ったらバターンキューですよ」。不慣れな点があっても国政復帰と政権交代への好機に表情は明るい。
郵政民営化に反対した前回の衆院選は、福井1区に無所属で出馬し落選した。自民離党後、昨年12月に民主入り。同3区にくら替えしたため、ゼロからのスタートだが「嶺北は全地区、嶺南は3分の1の地区を除き足を踏み入れた」と話す。
地元県議すら入っていない限界集落にも入り込み「地域経済、年金、医療、農業、暫定税率など自公政権への不満は根強い」と実感した。嶺南の農村では、お年寄りらに呼び止められ、暮らしへの不安から「一度、民主党に政権を任せた方がいい」との声も聞いた。
党県連幹部は「松宮さんは外務政務官を務めるなど経験豊富で政策通。保守層を切り崩し、受け皿になり得る存在」と期待する。実際にある保守系県議は、地元で支援の動きを見せている。松宮氏は特定の後援会組織をつくらず、新たな支持層を幅広く開拓する考えだ。
6282
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千葉9区
:2008/10/28(火) 21:09:53
2008年9月13日(土曜日)
’08ふくい秋の陣(4) 逆風与党
自民 揺らぐ地盤、県議対立
公明 「協力」にすきま風も
「長年自民を支えてくださった党員や支持者の間でさえ『民主党に一度任せたらいい』との声が広がっている」
山崎正昭自民県連会長の言葉には肌で感じる危機的状況がにじむ。「まさしく党の存亡をかけた戦い。総裁選を引き金に死に物狂いでやるしかない」との認識だ。
2005年は「小泉劇場」の追い風に乗り、300議席に迫る圧勝を収めた。今回、吹くのは年金問題や後期高齢者医療制度、二代続いた政権投げ出しによる逆風ばかり。
地域の末端まで根を張り、選挙運動の手足となってきた地方議員の減少という現状もある。「平成の大合併」で35市町村が17市町に再編されたのに伴い、議員数は579人(04年2月末)から348人(今年4月1日)に減った。議員の大半は自民系だけに、集票への打撃は計り知れない。
公共事業の激減、党員や支持者を二分した前回の郵政選挙も暗い影を落とす。党員の減少が止まらず07年末の県内党員数は1万3110人。小泉政権発足時の01年より1万人以上減った。
選挙のたびに自民を支持してきた建設業者は、冷めた声でこう漏らす。「仕事が少なくなり、『自民じゃなければ』という感じがなくなった。たがが外れた」
■■
党員や支持者をフル稼働させる組織の課題も積み残されている。
議長人事をめぐり、昨夏の参院選前に分裂した県会の自民系会派はいまだに対立したまま。県連の役員人事にも飛び火し、幹事長は今年3月から山崎会長が兼務する異例事態となっている。
党参院幹事長の要職にある山崎会長が、県内3選挙区を陣頭指揮する県連幹事長もこなすのは物理的に困難。「総裁選までに総務会を開き、早く人選を固めたいのはやまやま。でも議長人事が落ち着かないとどうしようもない」(山崎会長)状況に陥っている。
福井市に「福井市」と「福井・足羽」の2支部が存在する問題もある。一本化への協議を重ねてきたが、溝は深く、着地点は見いだせていない。
民主を利する“お家騒動”に、党員からは「一致団結し、歯を食いしばって頑張ろうと仲間に呼び掛けているのに、これでは説明できない」との嘆きも漏れている。
■■
逆風は、自民と連立を組む公明党にも吹く。「物価はどんどん上昇するのに給料は上がらない。これでは先行きが見えない」と石橋壮一郎県本部代表。「世の中全体に与党への厳しい批判がある」と受け止める。
政府・与党が8月末に発表した総合経済対策には、公明支持層と重なる中低所得者向けの「定額減税の年度内実施」が盛り込まれた。石橋代表は「生活防衛に取り組んでいる公明の政策と成果を訴えることで、党員や支持者、国民全体の理解が得られる」と話す。
ただ、自民との選挙協力にはすきま風が吹く。本県選挙区に独自候補を擁立しない公明は自民候補を推薦。その代わりに比例は、自民から公明に協力票を回してもらうのが取り決めだ。
公明の基礎票は本県の各選挙区に1万票以上あるとされる。苦戦が予想されている自民にとっては特効薬だが、公明の党員や支持母体・創価学会員らにあるのは根深い“自民不信”。ある党員は「票を出しても私らには何も返ってこない。一方的すぎる」と話す。
「10年間、同じ釜の飯を食ってきた仲。そんなに簡単に信頼関係が崩れるものではない」(山崎会長)というものの、票を回す余裕が今の自民にあるのか―との思いが公明側にはある。「われわれが本当に動くかどうかは、自民の具体的な協力次第」と、別の党員は断言した。
6283
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:10:25
2008年9月14日(日曜日)
’08ふくい秋の陣(5) 共闘野党
民主 手応えも「足腰」不安
社民、国民新 勝利で存在示す
共産 党員増 追い風に
確かな手応えはある。「自公政権に対する国民の怒りは収まっていない」。一方で、5氏が立ち耳目を集める自民党の総裁選が気掛かりだ。
民主の存在感を薄らげてはならない―。党県連の玉村和夫幹事長は「ガソリン税や医療、年金などの問題で高まった政治への関心が下がらないよう訴え続けなければ」と気を引き締める。
6日には県連幹部が急きょ集まり、総合選対の立ち上げなど準備の前倒しを確認した。昨夏の参院選福井選挙区で惜敗した二の舞いは避けたいとの思いは強く、街宣活動を強化する方針だ。
民主県連が昨年から今夏にかけて行った衆院選の候補者選びや地域活動は「かつてないほどスムーズ」(県連幹部)だった。7月には社民党県連合、国民新党県支部、連合福井と政策協定を締結。4者による連携は全国でも珍しく、県連最大の支持母体、連合福井の馬場修一会長は「野党共闘をいち早く固めたことが、参院選より前進した点だ」と評価する。
■■
ただ、県連組織の「足腰」は依然不安定だ。県内の民主党員・サポーターは約1700人で、自民党員・党友約1万3000人に遠く及ばない。選挙運動で手足となる地方議員も少なく、福井2区には党所属の県議がいないため、1区から応援に回す。
これまで県連は、労組票丸抱えと言われてきた。「連合や後援会、3党の県組織が総合選対を組み、互いの人間性まで知るくらい一体感を強めたい」と話す連合福井の山岸克司事務局長は、昨年の参院選を教訓に「特に県連の議員らには、みこしの中心にいてほしい」と注文を付ける。
連合独自の取り組みとしては、組合員に家族や知人らを紹介してもらう支持者カードを約8万5000人分集めた。投票率を上げるため、大学生らとも接触。「ワーキングプアや非正規雇用など今の社会に不安を持つ若者らを巻き込み、自公政権への怒りを結集させたい」ともくろんでいる。
■■
社民党県連合は、選挙区への独自候補者擁立を見送り、野党共闘で政権交代を目指す。自民、民主の2大政党の流れが加速する中、存在意義をかけた戦いにもなる。
目標は比例北陸信越ブロックでの1議席奪還。県内2万票獲得に向け、笹川希幹事長は「埋没しないよう民主との違いもアピールしたい。護憲や原発、労働者問題で一貫した考えを訴える」と強調。「闘争方針を決め、10月初めまでに選対を発足したい」と意気込む。
■■
「県内はすべて勝ちに行きますよ」。福井2区に出馬予定の国民新党の糸川正晃県支部長は、1、3区でも野党共闘態勢を組む民主の候補者を党挙げて支援する覚悟だ。
2005年の衆院選で、自民とたもとを分かった特定郵便局長会などを中心に設立された政治団体「郵政政策研究会」が最大の支援団体。小党ながら県内党員数は約2100人を誇る。「3年前の選挙時の忸(じく)怩(じ)たる思いを関係者は忘れていない。組織力を結集し、郵政民営化の見直しを実現させたい」と力を込める。
比例北陸信越ブロックでは、現有の1議席確保のため前回の約30万以上の得票を目指す。
■■
「自公への怒りが強いほど、民主に(票が)行く。その流れは今回も一層強まる。準備はしてきたが、うちはもともとの力が弱く簡単にはいかない」。共産党県委員会の南秀一委員長は、焦りと手応えが入り交じった表情を浮かべた。
昨年の参院選後、党勢拡大に力を注いできた。「蟹工船ブーム」にも乗り、一時は1700人台まで落ち込んだ県内の党員数は、2000人に迫るまで回復した。それでも都道府県単位の委員会では最も少ない。さらに2、3区の候補者擁立を見送ったことで「有権者に活動が見えず、ものすごく不利」(県委員会幹部)との声も聞かれる。
5、6日に県委員会の常任委員会、総会を開催。公示までに全市町で集会を開き、6500カ所以上で街頭演説することを決めた。南委員長は「党員増は間違いなく追い風。活動をやり切れば躍進の可能性はある」と力を込めた。(おわり)
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/feature/index.php?cat=81&author=32
6284
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:21:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/feature/mito1223305441239_02/news/20081007-OYT8T00041.htm
(1)県都の攻防
赤木氏、「命がけ」つじ立ち 福島氏、どぶ板選挙を徹底
雨の中、必死に手を振る赤城氏(6日早朝、水戸市内で)
自転車で民家を訪問する福島氏(4日夕、城里町で)
街頭演説する田谷氏(4日夕、水戸駅前で) 「よろしくお願いします」
6日午前6時半、水戸市内の国道交差点には、雨がっぱ姿でなりふり構わず手を振り続ける自民党現職の赤城徳彦(49)がいた。圧勝続きの赤城にとって、選挙期間中以外につじ立ちするのは、この日が初めてだった。
自民党への逆風に加え、事務所費問題による農相更迭、「ばんそうこう問題」のイメージを引きずり、取り巻く情勢はこれまでとは明らかに異なる。
9月29日、水戸市内で開かれた後援会の酒席では、支持者から「真剣さを一生懸命伝えないと負けてしまう」との声が飛んだ。本来の地盤である筑西市などに比べると、小選挙区になって運動を始めた大票田・水戸市は組織が強くない。浮動票を取り込む戦いにも危機感が募る。
家族総出で選挙区全域の支持者宅を1日70〜80軒回ったり、各地で後援会や農業関係者など支持組織の集会を開き、地道に政策を訴えて組織引き締めをはかる。ただし、有権者の反応はこれまでになく厳しい。
「命がけの戦いでがけっぷち。嵐の中に立っている。誠意を見せるしかない」。赤城はこう漏らしている。
なりふり構わぬ姿は、民主党新人、元経済産業省職員の福島伸享(38)も同じだ。「相手は横綱。胸を借りて戦うだけ」。代表の小沢一郎の指示に従い、どぶ板選挙に徹している。
4日夕、城里町の農村地域では、自転車で住宅を訪ね歩く福島の姿があった。日焼けした顔に汗が浮かぶ。決まり文句は「2回落選して3度目の挑戦です」。住宅地図に反応を書き込みながら、約2時間で町内の30数軒を回った。
「小選挙区で連続2回落選した新人は公認しない」という党の基準で本来なら立候補できないはずだった。1月の公認申請後、6月まで内定も出なかった。正真正銘のラストチャンスだ。3回目の挑戦で知名度は浸透しつつある。前回まで「うちは赤城」と相手にされなかった地域でも話ができるようになった。2月から2万数千軒を回った。陣営は、農家の戸別所得補償などの政策を訴えながら、赤城の地盤である県西地方や、水戸周辺の農村部から切り崩す戦略だ。首長経験者や地方議員、中選挙区時代からの反赤城派を核とした組織作りも進めている。労組も動き、県医師連盟の推薦も追い風だ。
共産党は新人の党県委員長、田谷武夫(57)が県内唯一の候補者で、比例選との重複立候補になる。「蟹工船ブーム」にも乗り、ここ1年で県内入党者は100人程度あった。「自衛隊海外派兵、消費税アップなど、自民、民主どちらが政権を担っても大差はない」と訴える。(敬称略、福元洋平)
(2008年10月7日 読売新聞)
6285
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:22:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/feature/mito1223305441239_02/news/20081008-OYT8T00827.htm
(2)保守地盤
額賀氏、地元回り引き締め 石津氏、自民票獲得も狙う
選挙区支部定期大会で語る額賀氏(8月、行方市で)
出馬表明の記者会見に臨んだ石津氏(中央)(5日、鹿嶋市で) 盤石の地盤を誇る自民党現職の額賀福志郎(64)が「変わった」と評判だ。
「小選挙区は一人だけの当選です。勝ち抜かなくてはならない」「ただ参加することが総裁選とは思ってない。今度選挙があれば、首相を輩出してきたグループ(津島派)の長となって、正義を立て直したい」
総裁選前日の9月21日、選挙区内の農村部でのミニ集会。額賀は数十人を前に汗を流し、白いシャツの袖をめくりあげて熱弁を振るった。出席者の1人は発言ぶりもさることながら、「地区単位に細かく回るのは、初当選の時以来では」と驚いた。5日後の県議会閉会日には、妻と秘書が自民党控室をわざわざ訪れ、県議にあいさつした。
財務相、党政調会長などを歴任。反面、選挙区での活動は少なく、前回選での地元入りは3日間のみ。「地元に帰ってこない」との評判も定着した。そうしたイメージを振り払うかのように、週末を中心にミニ集会や支援者回りなど地道な活動に力を入れる。陣営関係者は「(閣僚や党の要職から外れ)時間が出来たこともあるが、危機感を持っている」と引き締めに躍起だ。
額賀と対決するのは、昨年の参院選で無所属ながら11万票を集めた民主党新人の石津政雄(61)だ。
「後期高齢者医療制度を安心して受け入れることができますか」
鹿嶋市内で10月5日、街頭演説に立つと、得意の高齢者福祉に時間を割いた。4期務めた旧大洋村長時代、高齢者の健康作りに力を入れ、医療費削減につなげた実績がある。1000人以上が集まり、熱心に聞き入った。応援に来た幹事長の鳩山由紀夫は「日本が石津村長時代の大洋村だったら、後期高齢者医療制度はいらない」と援護射撃した。
懸念材料は出遅れだ。公認内定を発表する2月の記者会見を、母親の体調などを理由にキャンセル。候補者選定が難航した結果、再び白羽の矢が立ち、9月に出馬を決めた。ドタバタぶりには党内でもまゆをひそめる向きが多い。
それでも公認内定に至ったのは「保守票も取れる」との触れ込みがあったから。陣営は、昨年の参院選の2区で獲得した約3万5000票の中に「自民票がかなり入っていた」と分析。9月末には、保守系を中心とした鹿嶋市議約10人が石津を支援する超党派議員団を結成、陣営は「地殻変動が起きている」と支持の広がりに自信を見せる。(敬称略、安田泰治)
(2008年10月9日 読売新聞)
6286
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:35:28
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/chugoku/Sc08092701.html
中国地方5県の情勢 <2> 山口 '08/9/27
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▽2区、自・民「最重点」 4区、対安倍元首相 民主は未定
県内四小選挙区のうち、最激戦になりそうなのが2区。岩国市長選への自民現職の転出に伴う四月の補選と同様、民主現職の平岡と自民新人の山本が再び相まみえる見通しだ。(文中敬称略)
「2区の選挙は二回戦。二戦目に勝った方が本当の勝利者」。平岡は、補選で奪還した議席の死守と政権交代の実現に意欲を示す。七月以降はほぼ地元に張り付き、国政報告会や企業回り、地域行事への出席をこまめにこなす。補選で追い風となった後期高齢者医療制度や年金問題を挙げ「国民の声を反映させる政権誕生が使命だ」と意気込む。
中央官僚から転じた山本は補選直後から、出身地の柳井市を拠点に地盤醸成に励んできた。補選では「顔と人柄を浸透できなかった」との反省から少人数での集会を重ね、「私の仕事は国にとって一番大切な地方の再生」と訴える。岩国市・和木町エリアに続き、近く柳井、光、下松市にも連合後援会を発足させ態勢づくりを急いでいる。
自民、民主の両県連とも2区を最重点区として力を入れる。候補を立てない共産党票の行方も焦点となる。
▽投げ出し批判
4区では、昨年九月に首相を突然辞職した自民現職の安倍が六選を目指す。政権投げ出しと批判を受ける安倍は「今までで最も厳しい戦い」と強調。六月以降、百回以上の対話集会を各地で重ねた。
対する民主の候補者は決まっていない。下関市在住のタウン誌編集長(41)に立候補を打診しており、民主県連の西嶋裕作幹事長は「今月末をめどに、最終的な意向を確認したい」と話す。
独自候補を見送る方針だった共産は十九日、安倍の無投票当選が懸念されるとして新人木佐木の擁立を発表した。木佐木は「庶民への負担はこれ以上許さない」と街頭演説などを予定する。二十四日に立候補を表明した無所属新人の佐々木も安倍の政権投げ出しを批判。自らの福祉業務の経験から「庶民生活を立て直し福祉の充実を」と訴え、既成政党との連携も探る。
▽1区は3候補
1区は、自民、民主、共産の三党が候補を立てる。外相だった自民現職の高村は公務で地元入りが難しかったため、妻らが支持者回りを続けてきた。民主新人の高邑は昨夏以降、年三百日のぺースで街頭演説を重ね、行事にも顔を出し知名度アップを図る。共産新人の吉田は十五日に全県キャラバンを始め、二十三日まで県内九十カ所で街頭演説をした。
3区は前回と同じ顔ぶれが濃厚。麻生太郎内閣で官房長官に就任した自民現職の河村と非自民層への浸透を図る民主新人の三浦が対決する。
6287
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:36:09
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/chugoku/Sc08100101.html
中国地方5県の情勢 <4> 島根 '08/10/1
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▽2区、参院選で「保守王国」大揺れ 自民と国民新の現職対決濃厚
▽1区は自・民・共3候補
昨年夏の参院選で島根選挙区(改選数一)は自民前職が惨敗を喫し、「保守王国」は大きく揺らいだ。自民は巻き返しを期し、野党は共闘で対抗する。とりわけ、自民と国民新の現職同士の一騎打ちが見込まれる2区が注目を集めている。(文中敬称略)
2区の自民現職竹下は前回(二〇〇五年九月)、国民新現職の亀井(比例中国)に五万票以上の差をつけ選挙区を制した。しかし、参院選の島根選挙区では、自民前職が亀井の長女で新人の亜紀子に三万票余りの差をつけられ敗れているだけに陣営の危機感は強い。
▽小まめに集会
竹下は週末ごとに選挙区に帰り、対話集会を開いてきた。かみ砕くように政策を語り、地方重視の姿勢の浸透を目指す。系列県議の会議では「一票差ででも勝つ」と述べ、引き締めを図った。
亀井は民主、連合島根との「野党共闘」で昨夏の参院選の再現を狙う。労組を細かく回り、支持組織の郵政政策研究会や民主なども交え、郡市単位で選対を発足させた。1区も回り、選挙協力の足固めをした。
旧市町村単位のミニ集会にも力を入れ「二大政党の流れの中、再度の比例復活はありえない。2区で何としても勝たなければならない」と危機感をあらわに支持拡大を図る。いずれも候補擁立を見送った社民は支援、共産は自主投票する。
▽「不在」の戦い
1区は、自民現職の細田に、民主の新人小室と共産の新人石飛が挑む。細田は麻生太郎内閣で幹事長に就任。前回選挙の際に官房長官を務めていた時と同様、「候補者不在」の戦いになりそうだ。選挙活動の軸となる系列県議らは「責任は重大」と気を引き締める。
小室は国民新、郵政政策研究会から推薦を受け、野党共闘で勝利を目指す。六月以降はほぼ休みなしで街頭演説や支持者回り、企業訪問を実施。党一次公認からは外れたが「発奮材料にする」と知名度アップに力を注ぐ。
石飛は今年に入り約八百回の街頭演説、八十四回の集会、千七百団体・人への訪問などをした。「だれが政権を担うかでなく、暮らし最優先へ政治の中身を変えることが大切」と訴えて2区も回り、比例票上積みも狙う。
6288
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 21:36:42
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/08/News/chugoku/Sc08100201.html
中国地方5県の情勢 <5> 鳥取 '08/10/2
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▽2区、「逆風」自民、民主と激戦
1区、農相に民・共挑む
二小選挙区のうち、激戦必至なのが2区。再選を目指す自民現職の赤沢に、元県議で民主新人の湯原が挑む。二〇〇五年の前回は郵政造反組で無所属立候補した川上義博を赤沢が破った。川上は民主にくら替えして挑んだ昨年夏の参院選で自民現職を倒して「復権」。自民分裂のしこりが残る中、自民と民主の前哨戦は熱を帯びている。(文中敬称略)
赤沢は中山間地域を重点的に歩き、後期高齢者医療制度や年金問題で自民が信頼を失った現実を肌で感じたと話す。「信頼回復に全力を挙げる。とにかく話を聞くことが一番」と地元にこまめに戻ってミニ集会をこなす。
党の一次公認を受けた湯原も中山間地域に入って一軒ずつ訪ね歩いた。「政権を代えないといけない」との声に力を得たという。今後は、県議時代の地盤である米子市など都市部で「今のままでいいのか」と訴える。
▽「背中見えた」
1区は自民現職の石破が党総裁選立候補で知名度アップ。農相就任後、早速お国入りして支持を訴えた。自民への逆風の中、後援会長で自民党県連の山口享会長は「大臣を落とすわけにはいかない」と危機感を募らせる。
石破の元秘書で民主新人の奥田は昨年暮れの表明後、街頭演説とミニ集会を連日こなす。党一次公認から漏れたが「背中が見えてきた。壁が厚いほど、高いほど燃える。歩いて歩いて街頭に立つ」と全開モードだ。
共産新人の岩永は、昨年暮れからの小集会が百回を超えた。比例候補でもあり、2区にも足を運ぶなど全県をにらんだ動きを展開。街頭演説も七百回以上こなし「これまでと違って若い人の反応がいい」と手応えを話す。
▽比例区に重点
自民と連立を組む公明は、昨夏の参院選の鳥取選挙区で前回参院選より八千票余、票を減らした比例に重点を置く。自民立候補予定者と連絡を取りながら支援に動く。
社民は独自候補擁立を断念した。支持や推薦など機関決定はしないものの「政権交代」のため、民主を支援する。(おわり)
6289
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 22:58:38
http://www.tokachi.co.jp/election/20081006-01/index.htm
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2008.10.06
中川 昭一氏 自民党陣営 − 企画:臨戦態勢−衆院選・十勝 (上)
「選択」してもらう戦い
事務所開きの神事で頭を下げ必勝を祈願する中川昭一氏(左隣は郁子夫人。4日午前11時半、帯広市内、塩原真撮影)
「勝ち抜くことが最終目標ではない。引き続き中川に仕事をやらせるのかやらせないのか、十勝の皆さんに選択してもらう戦いだ」
4日、幕別町内で開かれた中川昭一の国政報告会。事実上の決起集会となった同集会で中川は、集まった約1000人の支持者に支援を訴えた。麻生政権では重要閣僚の財務・金融相に就任、ポスターでも掲げる「実力本位」の4文字を意識した発言となった。
■かつてない逆風
農水、経産に続く4回目の入閣、しかも金融を担当し、実質的に「旧大蔵相」に当たる権限を持った。後援会内部には「大臣を落とすわけにはいかない」との雰囲気が日増しに高まる。
中川の9選を目指す次期衆院選は厳しい環境下にもある。構造改革の下で進んだ中央と地方の格差拡大を受けて、かつてない逆風が自民に吹き付けているからだ。党が独自で行った調査によると、十勝でも市部・郡部を問わず「接戦」の数値が示された。選対本部長の矢野征男は「自民党にとって正念場の選挙。中川の戦いは厳しい」と公の場で繰り返す。
■コンテナに登る
2005年衆院選で民主新人の石川知裕との票差は約2万票はあった。しかし、この3年間、政権与党が展開する政策への不満に加え、入閣や党幹部の就任で地元入りが減った中川に対し「距離が遠い」との声がくすぶった。この間隙(かんげき)を縫い、石川が保守の牙城だった農村などで浸透を進め、次期衆院選で接戦が予想される背景となった。
麻生内閣誕生前の9月中旬、帯広市と周辺3町で街頭演説を行い、町村後援会を回る中川の姿があった。芽室ではビール箱ならぬジャガイモの「ミニコンテナ」に上がり、持論である景気対策を訴えた。「どぶ板」は久しぶりだったが、「聞いている人の顔がよく見えた」と中川。支持者の間には「印象が変わった」との声が広がった。
次期衆院選では再び、財務・金融相の就任で本人不在の選挙戦を強いられることに。中川も「若い候補に応援を頼まれたら断れない」とする。党支部と後援会は本人不在をカバーする意味で、選対本部長に前ホクレン会長の矢野、本部長代行に帯広商工会議所会頭の高【異体字】橋勝坦を充て、経済・産業界が一枚岩で推す態勢を整えた。
主要閣僚や党三役を歴任、議員生活25年の節目を迎えた中川にとり、9選の壁を打ち破れば大きな飛躍が待っていると周囲はみる。4日、帯広市内で開いた後援会事務所開き、中川は自分に言い聞かせるように「新たなスタート」を訴えた。
(文中敬称略、衆院選取材班)
◆ ◆ ◆
衆院解散・総選挙の早期実施を見越し、十勝(道11区)で立候補を予定する中川昭一(55)=自民現・8期、財務・金融相=、石川知裕(35)=民主現・1期、比例道ブロック=、渡辺紫(60)=共産新=の3氏は、事務所開きを行うなど本番に向けての準備を進めている。事実上の臨戦態勢に突入した3陣営の動きをリポートする。
6290
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 22:59:18
http://www.tokachi.co.jp/election/20081007-01/index.htm
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2008.10.07
石川 知裕氏 民主党陣営 − 企画:臨戦態勢−衆院選・十勝 (中)
地域に税金を取り戻す
5日の事務所開きで、気勢を上げる石川知裕氏(左、右隣は池本本部長)
「前回衆院選では落選した翌日から1日も休まず地域の声を聞いてきた。官僚の天下りをなくし、地域に、1人ひとりに税金を取り戻す」
5日、帯広市内で開いた石川知裕の事務所開き。石川は「地域のための政治」を重ねてアピールした。
■街頭演説も継続
石川は昨年3月、比例で繰り上げ当選、次期衆院選は現職の立場で迎える。「前回は選対の指示に従うだけだったが今では自分なりに戦略を描いている。頼もしい」と民主党十勝の関係者。同党への風と「現職代議士」という核を持ち、陣営には過去の選挙戦にはない勢いが漂う。
2005年衆院選で中川昭一に約2万票差まで迫り、この時の善戦が結果的に繰り上げ当選へとつながった。石川自身は当選後も「研修」と称して1次、2次、3次産業の現場を回り、毎週月曜の街頭演説も継続。自転車街宣で若さと行動力もアピールしてきた。「住民目線」で真っ向勝負を掲げる。
陣営では従来の「党・農・労」の3軸を基盤に、石川個人が3年間で切り開いた人脈、石川と同郷(足寄町)の鈴木宗男(新党大地代表)との協力で上乗せし11万票を目指す。前回は拠点を分けた党支部と連合後援会(新しい風の会)が同じ事務所に入居、連携を密にした。合同選対本部長の池本柳次は「何としても小選挙区で勝つ」と強調する。
■カギ握る鈴木票
ポイントは鈴木・大地票の行方。道議の佐々木恵美子は9月28日の石川の国政報告会(音更)で、「共闘が実現すれば、約束事項について自分も最大限の努力を誓う」とラブコールを送った。「大地は民主と連携する国民新党と統一会派を結成した。鈴木さんの協力が得られれば大きなインパクトになる」と、党支部の幹部は語る。
8日夜には幕別町内で全十勝規模の総決起集会を開催。国会での補正予算審議が流動的で、仮に石川本人が十勝入りできなくても、決行する構えだ。集会の実行委員長でもある池本は「11区で『選手交代』しなければ政権交代の実現はない。北海道からのろしを上げる」と意気込む。
麻生内閣で財務・金融相に就任した中川は依然として大きな壁だが、石川本人は「補正予算案の審議など麻生政権のかじ取り次第で、財務・金融大臣の中川さんの立場にも直接影響が及ぶはず」と政局の行方を注視。一気に畳み掛ける機会をうかがう。
「泥臭く、地べたをはいつくばってでも支援を訴えていく」−。石川はあくまでも挑戦者の気持ちで決戦に臨むことにしている。
(文中敬称略、衆院選取材班)
6291
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 22:59:58
http://www.tokachi.co.jp/election/20081008-01/index.htm
'08 決戦十勝 −迫る解散・総選挙− >>> 目次ページに戻る
2008.10.08
渡辺 紫氏 共産党陣営 − 企画:臨戦態勢−衆院選・十勝 (下)
“流れ”投票につなげる
街頭演説に集まった支持者の手を握る渡辺氏(4日、幕別町内)
「もうけを出している大企業ばかり減税し負担は庶民に押しつける。今の政治でいいんですか」
4日、幕別町内のスーパー前で行われた渡辺紫(ゆかり)の街頭演説。母が子を諭すような柔らかい語り口に、買い物客らが1人また1人と足を止めた。中には片手に買い物袋、もう片手につえを握り、うなずきながら聞き入る80代女性の姿もあった。
■1年で100人入党
自民、民主の2大政党制の下で鬱積(うっせき)する底辺の不満。共産党陣営は過去の選挙戦ではなかった手応えを感じている。
プロレタリア作家小林多喜二の「蟹工船」は十勝でも静かなブームになった。過酷な労働を強いられる主人公たちの描写は、ワーキングプアや格差問題に重なると若者や働く世代を中心に共感を呼んだ。共産党はこの1年間、全国で1万人の党員を増やしたが、十勝でも若者から高齢者までの幅広い世代で100人が入党している。
「基本路線は自民も民主も変わらない。大連立構想ではっきりと露呈した」と、同党十勝地区委員会委員長の佐藤糸江。この流れをいかに投票につなげるかが、カギだとする。次期衆院選で同党は比例を重点に全国で650万、道内では35万票の目標を掲げた。十勝は小選挙区との連動で、2万3000票(前回衆院選の比例は1万3918票)と設定した。
■課題は知名度
渡辺に対し陣営は、2期8年間紋別市議を務め、党道女性部長として活動してきた実績・経験に期待を寄せる。3人の男児を育てた母親でもあり、紋別時代には地域の若い母親と一緒に保育所を増やす運動を展開し実現させた。11区唯一の女性候補として、「子育て世代との接点を増やしていきたい」と渡辺は語る。
課題は知名度。芽室町の農家で生まれたとはいえ、十勝では落下傘候補で、昨年暮れ、32年ぶりに故郷に戻ったばかり。これまでは2現職に対抗するべく、街頭演説を精力的にこなしてきた。道東をエリアとする比例重複候補でもあるが、9月からは十勝での運動に絞り、大票田の帯広や近隣町村を集中的に回っている。
ここに来て党地区委員会も、管内200程度はある支部・後援会をフル回転させつつある。8日夜には地区委員会事務所(帯広市西9南17)で決起集会を開き、総選挙勝利に向け弾みをつける構えだ。
「今の政治を変えたいという雰囲気は高まっている。1人でも多くの人に会い共産党への支持を伸ばしたい」。渡辺は意気込んでいる。
(文中敬称略、衆院選取材班)
6292
:
北海道民
:2008/10/28(火) 23:04:07
>>6289-6291
前もこの記事は出てましたね
北海道で民主全勝ができるか、注目の選挙区ですね
6293
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 23:06:31
9〜10月上旬の衆院選情勢・特集記事です
北海道11
>>6289-6291
青森
>>6246
-
>>6249
岩手2
>>6250
茨城
>>6284-6285
(なぜか1・2区しかありません)
栃木
>>6273-6277
群馬
>>6237-6241
福井
>>6278-6283
岡山
>>6235
広島
>>6231-6234
鳥取
>>6288
島根
>>6287
山口
>>6286
佐賀
>>6222-6224
長崎
>>6225-6228
>>5839
鹿児島
>>6216-6221
6294
:
とはずがたり
:2008/10/28(火) 23:12:51
>>6293
めっさ乙っすヽ(´ー`)/
6295
:
千葉9区
:2008/10/28(火) 23:25:32
>>6294
めっさ疲れましたorz
始めてしまったら途中でやめられなくなってしまいやした。。。
6296
:
信じられん
:2008/10/28(火) 23:30:39
やはり「官僚内閣制」の打破こそ必要だと感じましたね。その実現には
「政権交代」が絶対必要である、ということも感じたわけですよ。
石破さんは総裁選の折に「官僚の書いた政策に自民党のラベルを貼って実行
していた従来のやり方を改める」と言っておきながら、全く改まっていない
んですよ。さっきの報道ステーションでの川辺川ダム(熊本県)のニュース
見ても明らかでしょ?地元の知事が「白紙」といっているのに、
国交省内で会談した金子一義国交相は「白紙という言葉は使ってない」と
いうんですから。一度「ダムを作る」と決めたら、最後までやりとおすと
いう思想がこの省にはあるんでしょうかね?その方針に大臣まで追随する
話ですから。自民党出身者は誰が大臣になろうと、誰が総理になろうと官僚
依存型の体質はぜんぜん改まらない、と。だから、「政権交代」が必要
ではないか、と。そう思いますよ。道路のときと同じでしょ?何となく。
熊本の衆院選では、「脱ダム」ということも選挙の争点にして戦っては
どうですか?
6297
:
北海道民
:2008/10/28(火) 23:30:56
解散を先送りしたので国会は与党にとって大変になりそう
http://www.47news.jp/kyodonews/2008election/2008/10/post-133.html
衆院選年内見送り 国会審議の混迷必至
麻生太郎首相は世界的な金融危機と景気後退の深刻化を受け、「11月18日公示−同30日投開票」の日程が有力視された衆院解散・総選挙を当面見送る意向を固めた。次期衆院選は年明け以降に大幅に先送りされる見通しだ。首相周辺が28日明らかにした。
公明党など与党の一部には11月30日の衆院選実施を求める声が残っているが、首相は「当面は政治空白をつくることはできない。景気、金融対策を優先させる」との考えを与党側に伝えた。早期解散を求める民主党が見送りに強く反発し、国会審議が混迷するのは必至だ。
26日夜の首相と太田昭宏代表ら公明党首脳の非公式会談は平行線で終わっており、太田代表は30日に予定される与党党首会談で重ねて翻意を促すとみられる。だが衆院選の年内見送り方針は変わらない見通しだ。
首相は当面、地方の金融機関への公的資金投入を可能にする金融機能強化法改正案の早期成立を目指す。また11月15日にワシントンで開かれる金融危機対策に関する緊急首脳会合(サミット)や、同月22、23日のペルー・リマでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席し、金融危機への対応で日本が積極的役割を果たす考えを表明する方針だ。
6298
:
いなばやま
:2008/10/28(火) 23:37:17
いやぁ、解散がお流れになる公算が大になって・・・仕事も選挙待機から通常モードに
ところでこのあとの解散のタイミングなんですが、報道も鑑みて
①12月末解散、1月下旬投票
臨時国会を年内いっぱい延長し、第2次補正予算・給油支援法・金融安定化法・消費者庁設置法を成立
来年度予算の政府原案を閣議決定したところで解散する
実績を示して選挙に臨めるし、来年度予算審議への影響も最小限にできる。
支持率も下げ止まりドレンドだし、公明党への義理も最低限果たせるし可能性は高いのでは
戦後このタイミングでの総選挙は過去2回(なれあい解散、黒い霧解散)
②1月中旬解散、2月中旬投票
いわゆる冒頭解散、ただし予算の審議時間が窮屈になるし経済優先で先延ばししたのになぜと予算軽視を批判される可能性高し
ただ正月をはさんだ選挙戦は避けられる
戦後この時期の解散は90年解散の1回
③4月中旬までに解散、4月下旬から5月上旬選挙
予算成立後の解散、ただし都議選とのかねあいから4月14日までには解散したいところだが
予算関連法案が成立できないと暫定予算を組まなければならない可能性も
戦後このタイミングの解散は2回
④通常国会終了後解散
これまで一番多いタイミングだが、今回は解散時期に大きな影響力がある公明党が最重要とする
都議選とかぶるので解散は避けられると思われる
⑤都議選後から任期満了9月まで
国会閉会直後で夏場の選挙戦も避けるためこの時期の総選挙は前回の郵政解散まで戦後一度もなかった
ここまで来ると解散権の行使とはもはや言えないのでは
6299
:
いなばやま
:2008/10/28(火) 23:45:11
>>6298
訂正
③4月上旬解散、4月下旬投票
予算成立後解散、ただし都議選とのかねあいで4月14日までには公示をしたいところ
そうなると4月のかなり早い段階で解散する必要があり、予算関連法案は成立できず暫定予算を組む羽目になる可能性も
戦後このタイミングでの解散は2回だが2回とも話し合いによる解散
6300
:
いなばやま
:2008/10/28(火) 23:52:17
>>6298
再度、訂正・・・すいません
②のタイミングは55年の天の声解散と90年解散の2回でした
6301
:
とはずがたり
:2008/10/28(火) 23:55:00
麻生はまぁ①を考えて居るんでしょうけど,支持率が上向かなかったり景気が上向かなかったりすると②,④と後ろへずれてゆきそうですね。。
公明が海外派兵についての再議決を拒否できるとも思えないし,自民に付き合わされそうですな。。
6302
:
とはずがたり
:2008/10/28(火) 23:55:42
俺も訂正w
④はないでしょうから②,③,⑤でしょうかね。
6303
:
いなばやま
:2008/10/29(水) 00:04:11
>>6298-6300
なんて書いてたら新聞も書いてましたね〜
通常国会冒頭解散、予算成立後解散どちらも日程的には厳しいので
年末が一番可能性があるかな〜、解散するなら・・・多分任期満了になると思います。
まぁ年末解散するにも、銀座、日比谷、赤坂、六本木で飲んでる余裕は全くないですけど
与党に募る不満=展望なき解散先送り−首相決断
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol
麻生太郎首相が28日、衆院選の「11月18日公示−同30日投開票」を見送る意向を固めたのは、世界的な金融危機への対応を優先したためだ。同時に、今解散しても、与党で過半数を維持するのは微妙との情勢分析も背景にあるとみられる。しかし、準備を進めてきた自民党内の一部や公明党には不満が募るほか、解散先送りに反発する民主党が国会で対決姿勢に転じるのは確実だ。首相を取り巻く状況は厳しさを増しかねず、展望なき先送りと言えそうだ。
「どんな困難があっても、解散しないで経済対策をやりたい」。自民党の大島理森国対委員長は28日、公明党の漆原良夫国対委員長と会談し、首相のメッセージを伝えた。首相としては、国内的には30日にまとめる追加経済対策の着実な実施により、対外的には来月15日に米国で開かれる金融サミットなど一連の首脳会議で積極的に発言することで、自らの指導力をアピールし、解散に打って出る環境を整える作戦とみられる。
首相は当初、今国会での冒頭解散を念頭に置いていた。それを見送ったのは、9月下旬に自民党が実施した世論調査で、厳しい結果が出たのも一因だ。自民党選対筋は「今、衆院選をやればさらに悪い結果が出る」と分析しており、首相が今回、こうした状況も考慮したのは間違いない。
もっとも、与党内では首相の判断を疑問視する声が少なくない。自民党町村派の中川秀直元幹事長は「何のために福田康夫前首相が退陣したのか」と首相を批判している。
公明党も同様だ。28日の衆院議員団会議で対応を協議したが、出席者から「もうくたくただ」「納得する理由がないと早期解散の旗は降ろせない」と首相への不満が噴出した。
与党内では衆院選の時期について(1)2009年度予算編成終了後の12月下旬解散、来年1月選挙(2)1月の通常国会冒頭解散(3)予算関連法案成立後の4月以降(4)9月の任期満了−などが取りざたされている。ただ、肝心の経済情勢が今後、上向く保証はない。こうした状況を踏まえ、早期解散を求めていた自民党の実力者の中からは「党内から『辞めろ』という声がいずれ上がってこないとも限らない」(参院幹部)と、「麻生降ろし」に言及する声も漏れ始めた。(了)
(2008/10/28-21:49)
6304
:
いなばやま
:2008/10/29(水) 00:07:35
<衆院選>早期解散派に徒労感
10月28日21時44分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081028-00000144-mai-pol
麻生太郎首相が年内の衆院選を見送る方針を固めたことを受け、「11月30日投開票」を想定して準備してきた与党内には、徒労感が広がった。「解散より景気対策」を強調する首相に対し、特に早期解散に向け圧力を強めていた公明党には不満が残った。自民党内でも「ねじれ国会」での麻生政権の弱体化を懸念し、今後の政権運営や解散戦略を心配する声が出ている。【仙石恭】
◇公明、募る首相不信
「首相は『どんなに困難があっても解散しないで、追加景気対策をやり遂げたい』と話していた」。自民党の大島理森国対委員長は28日、公明党の漆原良夫国対委員長と会談し、前夜に首相らと会った際の内容を伝えた。大島氏は「首相には『今、解散しないと追い込まれてボロボロになる』と言ったんだが……」とも明かした。
しかし、公明党の太田昭宏代表は28日、党本部での会合で「月内解散を念頭に、気を引き締めて準備に当たってほしい」と述べ、解散先送りを受け入れていないことを強調した。太田氏は30日に首相と党首会談を開く意向だが、その前にも会い、首相の真意を問いただす考えだ。民主党が解散先送りで新テロ対策特別措置法改正案などで徹底審議する姿勢を強めていることに対し、「民主党がどんどんごねれば、それを理由に首相が解散に踏み切る道もまだ残っている。民主党頑張れ」と、エールを送る公明党幹部すらいる。
しかし、太田氏らがなお早期解散を掲げることに対し、党内では「これまで早期解散で旗を振ってきたから、最後の抵抗をしているのだろう」と冷めた見方が強い。公明党の支持母体である創価学会は既に容認する方向のためだ。
ただいずれにしろ、公明党幹部が「解散を先延ばししても景気状況はますます悪くなるだけだ。首相はそんな簡単なことも分からないのか」と述べるなど、首相への不信感は確実に高まっている。
◇自民幹部にじむ無念
自民党内にも、執行部が早期の衆院解散を先導してきただけに無力感が募る。解散時期を巡っては、細田博之幹事長や大島氏らが「解散風」の中心だったが、中川昭一財務・金融担当相ら首相側近グループの先送り論に押し切られた格好だ。
「私はまだ首相が解散をやるとの思いでいる」。大島氏は28日、同党の国対正副委員長会議で強調した。だが、出席者から「そろそろ刀を放し、クワに持ち替えた方がいいか」と質問が飛ぶと、「そろそろクワだけでいい」と返答。選挙戦が遠のいたとの本音をのぞかせた。細田氏は28日の会見で「解散するかは首相の考え一つ」と述べるにとどめた。
「早期解散の旗はまだ立っているが、ボロボロだ」。早期解散を主導した党四役の一人はこの日、敗北感をにじませた。首相は「解散先送り派」に軍配を上げた形だが、自民党幹部は「このタイミングを逃したことで来年9月の任期満了選挙の可能性も強いが、それまで政権が持つかどうか」と不安視する。【高山祐】
6305
:
いなばやま
:2008/10/29(水) 00:11:19
UFO以来の珍問答だが、麻生らしいね〜
牧山は何を言わせたくてこんな事を聞いたのか・・・
首相、カップめんは「400円くらい?」 委員会で答弁
2008年10月28日20時13分
http://www.asahi.com/politics/update/1028/TKY200810280356.html
カップラーメンが1個400円?麻生首相の28日の参院外交防衛委員会での答弁が、出席議員らの苦笑を誘った。連夜のようなホテルのバー通いに批判も出ている首相。庶民の金銭感覚とのギャップを感じさせた。
食品高騰問題を取り上げた牧山弘恵氏(民主)がカップラーメンの値段を質問したのに対し、首相は「最初に日清(食品)が出した時、えらい安いなーと思ったが、あの時何十円か。いま400円くらいします?」と答弁。
牧山氏によれば、相次ぐ値上げがあったとはいえ、現在の価格は約170円。答弁に対する議員らの反応で首相もズレに気がついたようで、「そんなにしない? 私、最近自分で買ったことないので」と釈明した。
6306
:
名無しさん
:2008/10/29(水) 00:23:30
>>6298
私は今のところアソウは①を考えていると思う。これ逃して、通常国会に入れば
まさにガダルカナル。党内からも辞めろ!でノダ聖子じゃないけど自民はもうもたん
となって、与謝野・園田あたりがニューさきげけ結成して飛び出すのも
おもしろいかもぃ。
6307
:
◆ESPAyRnbN2
:2008/10/29(水) 01:23:04
>>6298
①だと予算案の2月末衆院通過は厳しくとも何とかなりそうですが、
今年問題になったとおり、予算関連法案の1月末衆院通過はほぼ無理ですよね。
「直前の民意」でねじれ参院を押し切れるかどうか・・・
民主側が勝てば全く問題ないのだけれど、一番問題になるのは自公>民主>自民の
中途半端な勝敗で、自公政権が続いた場合でしょうね。
(例:自民210+公明30>民主220+社国日10、共10)
100人近くを討ち死にさせた麻生大将への、自民党内での突き上げもキツイでしょうし。
あとは自公が頼りにする60代以上のご老人が、寒さで棄権しそうなのが不安材料かな。
6308
:
とはずがたり
:2008/10/29(水) 06:13:58
>>6305
基本的な物価も知らんで経済政策も糞もあるかいこの経済音痴めっヽ(`Д´)ノ
ってのを狙ってるんですかねぇ(;´Д`)
6309
:
北海道民
:2008/10/29(水) 10:35:15
>>6298
①が一番有力、クリスマス解散でしょうね
6310
:
創価研究者より
:2008/10/29(水) 11:33:18
みなさん重要な事柄を見落としています。
その土地で投票権を行使しようとする場合、百八十日以前からその土地に住民票を置いていなければならない。
この意味合いがよおく理解出来るのであれば、おのずから衆議院選挙の投開票日は
MAXにずらしたとしても12/28もしくは1/4のどちらかである。
6311
:
北海道民
:2008/10/29(水) 12:18:31
解散先送りに対する道内各党の反応、1
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000014-mailo-hok
臨戦:衆院選 年内見送りへ 立候補予定者、戸惑いながら賛否 /北海道
10月29日11時2分配信 毎日新聞
◇「解散が景気対策」「経済優先は当然」
世界的な金融危機を受け、麻生太郎首相が次期衆院選の年内見送りの方針を固めた。実質的な選挙戦をスタートさせていた道内の立候補予定者は予想外の「ブレーキ」に戸惑いながら、「解散こそが最大の景気対策」「経済対策優先は当然」などと賛否が入り乱れた。株価急落や円高など国内経済も不透明さを増す中、有権者からは解散・総選挙よりも景気対策を選択した首相の判断を評価する声が上がる。一方で「肩透かしをくらった感じ」と憤りも漏れた。
支持率が伸び悩み、苦しい選挙戦も予想されていた自民党。道6区(上川管内)の自民現職、今津寛氏(62)の選対本部長代行を務める加藤礼一道議は「(衆院選の年内実施を見送った結果)今より自民への逆風は強まるかもしれないが、準備する時間ができるのはありがたい」とホッとした表情をのぞかせた。
道4区(札幌市手稲区、後志管内)から出馬予定の自民新人、宮本融氏(43)=元北海道大准教授=も「政権与党としての政策体系を国民に判断してもらえるし、自民党にとっても悪いことだとは思わない」と指摘。
また知名度の低い新人候補にとっては選挙活動期間が増えるだけに、与野党を問わず「神様からもらったチャンス」などと歓迎する声が上がった。
一方、攻勢をかけていた野党からは批判と不満が噴出する。
28日朝から釧路市内の企業回りを行った道7区(釧路、根室管内)の民主現職、仲野博子氏(49)は「だれもが『何が今ごろ経済対策だ。遅すぎる』と言い、早期解散を求めていた」と力説。道12区(網走、宗谷管内)の民主現職、松木謙公氏(49)も「よっぽど(選挙に)自信がないか、首相になったのがうれしくて、一日でも長く居座っていたいのか」と首相を皮肉った。
9月に福田康夫前首相が辞任を表明した後、次期衆院選は短期決戦になるとみられた。しかし、一転して長期戦になる見通しで、与野党ともに選挙戦略の練り直しを迫られる。
早期解散を求めていた公明党は28日も宣伝カーで札幌市内を回った。「来年への先送りが確実になった時点で態勢を立て直し、状況変化には迅速に対応する」。同党北海道本部の森成之幹事長は複雑な表情を浮かべた。
◇陣営の資金負担、与野党に暗い影
さらに、各陣営には選挙資金の負担が暗い影を落とす。
道10区(空知、留萌管内)の自民現職、飯島夕雁氏(44)の秘書は「経費の面からだと早く終わってほしい。経費を切り詰めていくだけ」と本音を漏らす。道3区(札幌市白石・豊平・清田区)の民主元職、荒井聡氏(62)も「走り出してしまったので資金的に厳しいし(支持者の)意欲をつなぎ続けるのも難しくなる」とため息をついた。
◇有権者も評価と憤り
有権者からは景気対策を求める切実な声が出ている。
苫小牧市のパート社員、石橋弘美さん(50)は「ガソリンは高いし、勤め先の資材会社の仕事も減っている。選挙をやっても景気が良くなるわけではないので、解散はしなくていい」。帯広市の会社員、菊池博文さん(45)も「金融危機で景気の先行きが暗いなか、政治がストップするのはよくない。経済対策に力を入れるというので歓迎したい」と話した。
ただ、「選挙管理内閣」と言われた麻生政権が解散を先送りしたことに不満も残る。
札幌市豊平区の無職、平井武夫さん(65)は「経済危機に対応するための解散延期は理解できない。この結果をもたらした張本人は自民党。(この危機に)誰が対応するかは選挙で決めるべきだ。肩透かしを食らった感じ」と憤った。
6312
:
北海道民
:2008/10/29(水) 12:20:27
>>6311
道新の記事、新党大地の鈴木代表は首相に批判的
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/126000.html?_nva=16
解散先送り 道内各党「時期明言を」 資金不足懸念の声も(10/29 08:05)
麻生太郎首相が次期衆院選を年明け以降に先送りする意向を固めたことを受け、「十月末解散、十一月三十日投開票」を想定して準備してきた道内野党各党は二十八日、「経済対策に先立ち、まずは国民の信を問うべきだ」と批判を強めた。与党各党は首相の判断に理解を示したが、選挙準備の中だるみや資金不足を懸念する事情は野党と同じで、「解散時期を明言してほしい」との嘆きも漏れた。
「解散が先送りされたという連絡はない。十一月三十日投開票を想定して走り続けるしかない」。自民党道連の丸岩公充幹事長は困惑気味に話す。ただ、自民党は道内全十二小選挙区の候補者のうち、五人が知名度アップが課題の新人候補だけに「選挙が先に延びることはマイナスばかりではない」と強調した。
公明党道本部の森成之幹事長は「年内解散・総選挙想定で走っている。現時点で方針変更はない」としつつ、「経済情勢が変動する中、国民生活を放って解散できないことは、理解できる」と述べた。
一方、民主党北海道の佐野法充幹事長は「小沢一郎代表は月内解散に追い込む姿勢を変えていない。淡々と選挙準備を進める」と強調。「経済対策を口実にした解散先送りは許されるべきではない」とけん制した。
新党大地の鈴木宗男代表も「衆院を解散しても、内閣は粛々と運営できる。解散先送りは首相の逃げとしか思えない」と指摘。共産党道委員会の青山慶二書記長は「首相が解散に踏み切れないのは『今では勝ち目なし』との打算がある」。社民党道連の山内恵子代表は「首相は就任後すぐに解散すべきだった」と批判した。
ただ、与野党とも本音は複雑だ。自民党新人候補の陣営幹部は「事務所の家賃などに月二百万円かかる。解散時期をはっきり示してほしい」と嘆息。民主党のある陣営幹部も「事務所を一度閉めるわけにもいかず、立ち往生だ。早く解散してほしい」。共産党幹部も「うちは募金で成り立っているので、地方の支部は大変だ」と明かす。
二十六日に道2区での候補者擁立を発表した社民党幹部は「早期に解散すべきだが、選挙が先に延びた時間を使い、党の主張を浸透させたい」と話した。
6313
:
北海道民
:2008/10/29(水) 12:37:27
北海道スレより
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/100
100 :北海道民:2008/10/29(水) 12:36:11
「11月選挙」で動いてきたのでお金の面では大変そう
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/125999.html?_nva=16
選挙戦略を見直し 民主、候補に資金支援も(10/29 08:05)
民主党は二十八日、麻生太郎首相が衆院解散・総選挙を先送りしたことを踏まえ、選挙戦略見直しに入った。十一月の総選挙を想定していたこれまでの態勢では、運動資金が枯渇しかねないため、各候補への支援も必要だ。小沢一郎代表ら幹部が二十九日に本格的に協議する。
民主党は九月十二日に一次公認候補、十月二十一日に二次公認候補を発表。各候補に当面の選挙活動資金を配り、小沢氏を先頭に「全力疾走」のハッパを掛け続けてきた。
しかし、選挙日程の見通しがつかなくなり、党内には「気が抜けてしまった」(ベテラン)と、息切れムードがまん延。道内選出議員は「来年九月の任期満了近くまで引き延ばされたら、カネが続かない」と悲鳴を上げる。
こうした中、平田健二参院幹事長は二十八日の記者会見で選挙態勢について「今すぐ方向転換するとか、縮小するとかは考えていない」と強調。党幹部も「年明けすぐの解散もありうる」と党内の緩みを警戒する。
党執行部は、当面これまでの態勢を維持しつつ「集会だけでなく、支持団体などを地道に回ること」などと、具体的な選挙戦略を指導。事務所維持費の支援も検討する。
一方、国会対応では、インド洋での海上自衛隊の給油活動を継続する新テロ対策特別措置法改正案の参院採決には安易に応じずに、参考人招致を求めるなどして、徹底審議を求めていく方針を確認した。
6314
:
北海道民
:2008/10/29(水) 12:46:35
青森4区、津島「民主入党願」提出
http://www.47news.jp/news/election/shuin2008/2008/10/071950.html
津島氏 民主に入党願/次期衆院選青森4区(2008/10/29)
次期衆院選青森4区で、民主党公認で出馬を目指す津島恭一氏(54)は二十八日、同党青森県連に入党願を提出した。津島氏は同日付で国民新党からの離党が決定。民主県連は早ければ十一月二日に常任幹事会を開き、津島氏の入党を協議、正式決定する見通し。
津島氏は二十七日に東京都内で綿貫民輔国民新党代表と会談。同党を離党し、民主から出馬する意向を伝えていた。
二十八日、津島氏が青森市の民主県連事務所を訪れ、田名部定男幹事長に入党願を提出した。
田名部幹事長は「解散総選挙の時期は不透明だが、できるだけ早く県連として常任幹事会を開きたい」と強調。津島氏は「政権交代に向け、一翼を担うために頑張る」と決意を述べた。
【写真説明】
民主党青森県連に入党願を提出後、田名部定男幹事長(右)と懇談する津島恭一氏=28日、青森市
6315
:
北海道民
:2008/10/29(水) 12:49:19
>>6265
東京新聞記事
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20081028/CK2008102802000102.html
衆院選13区に武山氏が出馬表明
2008年10月28日
元衆院議員の武山百合子氏(61)が二十七日、次期衆院選で埼玉13区に立候補することを明らかにした。同日、報道各社の取材に「(衆院選に)必ず出ます」と述べた。無所属か政党の公認などを得るかどうかは、今後明らかにするという。
武山氏は一九九三年の衆院選で旧埼玉4区に日本新党公認で初当選し、当選四回。二〇〇三年には埼玉13区で民主党公認で出馬したが、落選していた。
同区は、現職の土屋品子氏(56)=自民、現職の日森文尋氏(59)=社民、新人で元県議の森岡洋一郎氏(33)=民主=が出馬を予定している。 (杉本慶一)
6316
:
北海道民
:2008/10/29(水) 15:32:07
知事は公明寄り?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000010-maip-pol
東国原知事 公明党の衆院選内部用宣伝DVDに出演
10月29日15時1分配信 毎日新聞
拡大写真
東国原英夫知事
宮崎県の東国原英夫知事が、公明党が次期衆院選のため作成した内部用宣伝用DVDに出演していることがわかった。定額減税など党の政策を評価している。衆院宮崎1区の自民党からの出馬をめぐり揺れた知事。「今度は公明党?」との声も出そうだが、当の知事は「党の勉強会の資料にすると聞いていたが……」と困惑気味だ。
DVDは定額減税など党の政策や、比例代表九州ブロックに出馬予定の神崎武法前代表ら4人の紹介を15分程度にまとめた内容。同党主催の支持者向け会合などで上映されている。25日に福岡県志免町などであった比例代表候補予定者の時局講演会では、知事が画面に登場すると、支持者から軽いどよめきが起きた。
知事はDVDの中で、定額減税について「少しでも税負担が軽減されれば、地方の暮らしは楽になることが期待できる」と評価。公明党について「自民党がちょっと脇道にそれる時、いい意味での抵抗勢力になって路線をうまく変更している」と語っている。
知事によると、公明党から2カ月ほど前「党の研修教材、研究教材にするので、与党の政策について感想、所感をいただきたい」と持ちかけられ、インタビューに応じたという。
6317
:
北海道民
:2008/10/29(水) 16:20:34
問責決議を提出するのか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000107-jij-pol
首相問責案提出を=国民新
10月29日15時54分配信 時事通信
国民新党の綿貫民輔代表は29日の記者会見で、麻生太郎首相が年内の衆院選を見送る意向を固めたことについて「参院で問責決議案をぶつけて、国民の信を問う方向に持っていくべきだ」と述べ、首相問責決議案の提出を民主党に働き掛けていく考えを示した。
亀井静香代表代行も同じ会見で、新テロ対策特別措置法改正案などの審議促進に協力してきた民主党の対応を「腰抜け路線だ。戦う姿勢なくして解散に追い込めるはずがない」と批判。「今後、個々の対応について対等な協議を民主党に求めていく。それがいやなら(参院の)統一会派を解消する」と強調した。
6318
:
北海道民
:2008/10/29(水) 17:36:34
民・社の統一候補でいい勝負にしてほしい
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000314-mailo-l16
選挙:衆院選・富山3区 統一候補を確認−−民主、社民、連合富山 /富山
10月29日17時3分配信 毎日新聞
連合富山(森本富志雄会長)は28日、富山市内で定期大会を開いた。民主・社民両党の国会議員らも出席する中、次期衆院選では富山3区で統一候補の擁立を目指すことを改めて確認した。
県内の各労働組合などから約200人が参加した。冒頭、森本会長は株価下落が続いていることを受け、「働く人の生活はさらに厳しさを増している。抜本的な対策をとるためにも、政権交代が不可欠」と訴えた。
大会では、正規雇用の拡大推進や、衆院選での必勝などを決議した。【茶谷亮】
6319
:
北海道民
:2008/10/29(水) 17:38:47
後藤自身は出ないんですね、横光にはプラス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000287-mailo-l44
選挙:衆院選・大分3区 国民新党が横光氏に推薦状 /大分
10月29日17時3分配信 毎日新聞
国民新党は次期衆院選で大分3区に立候補予定の横光克彦氏(64)=民主現職=の推薦を決め、27日、国民新党県支部長で元参議院議員の後藤博子氏(60)が別府市内の事務所で推薦状を手渡した。
国民新党は、1区で吉良州司氏(50)=民主現職=、2区で重野安正氏(66)=社民現職=の推薦も決めている。
後藤氏は「混とんとした情勢の中、地方の格差を是非なくしてもらいたい」と話し、横光氏は「期待に応えるべく頑張ります」と応えた。一方、後藤氏は自身の立候補について「今回は政権交代を目指す選挙なので民主と社民の応援に回る。地域の衰退を特に感じる2区を重点的に回りたい」と話した。
6320
:
千葉9区
:2008/10/29(水) 19:47:03
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20081029ddlk31010577000c.html
選挙:衆院選・鳥取2区 自民、民主の2陣営が臨戦態勢 川上票の行方に注目 /鳥取
◇政権交代を問う象徴的な構図−−有権者の意識に“地殻変動”
解散・総選挙の先送りが確実視されているが、鳥取2区でも自民、民主の2陣営が11月30日投開票と見定め、臨戦態勢に入っていた。2区では、共産が候補者の擁立を断念し、自民現職・赤沢亮正(47)と民主新人で元県議の湯原俊二(45)の一騎打ちになる公算が大きい。政権交代を問う次期選挙で象徴的な構図となった。
現職に挑む湯原は、米子市議1期、県議4期途中まで務めた。畑仕事をこなしながら県議会に出席していたこともあるという「庶民感覚」や「地元色」が強みだ。
一方の赤沢は元国土交通省の官僚。霞が関で培った人脈や経験は、国政で即戦力として通用すると自信を見せる。
2人の争いの鍵を握ると見られているのが、東伯郡(北栄町、琴浦町)を地盤にする民主参院議員の川上義博・党県連代表が擁する票田だ。
川上は、前回の郵政選挙で古巣の自民から公認されず、無所属で立候補した。米子に血縁がある“小泉チルドレン”の赤沢に惜敗し、離党を余儀なくされた。民主に転じて参院選で返り咲いた。支持者の中には次期選挙を赤沢陣営へのリベンジととらえる向きもある。
川上は05年、無所属ながら保守層や公明支持層にまで食い込んで5万8909票を獲得。赤沢に5223票まで詰め寄った。参院選では、県全体で16万8380票、2区で8万6221票を得て当選した。
両陣営は、米子や境港の都市部の無党派層の動向とともに、この川上票の行方が勝敗を左右するとにらむ。
今月19日に投開票された南部町長選では、現職町長が元共産町議の新人候補に700票差まで追い上げられた。中海を挟んだ島根県安来市の市長選では、公明の推薦を受けた現職が新人に5000票差で敗れた。有権者の意識の地殻変動を感じさせる結果が続いた。
県内の民主関係者は「日々の生活の閉そく感が現職への風あたりの強さとなって現れたのだろう」とこの動きを“民主風”ととらえている。一方の自民関係者らは「保守支持層の核と見られてきた農業者や水産漁業者も民主支持に流れている」と危機感を募らせる。
解散・総選挙の先送りに赤沢陣営は「これまで国会に割かれた時間を取り戻せる」と胸をなで下ろす。リーフレットを1日500枚用意し、赤沢本人が一軒ずつあいさつ回りをしていくという。湯原陣営は、早期解散への期待を抱きながらも、「シフトダウンも念頭に置いている。1区、2区ともに準備が不十分なまま走るより、よりきめ細かい戦略を立てるいい機会とプラスにとらえないといけない」としている。(敬称略)【武内彩】
毎日新聞 2008年10月29日 地方版
6321
:
北海道民
:2008/10/29(水) 20:02:44
自民が記事に抗議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000140-jij-pol
衆院解散をめぐる共同通信記事に抗議=自民
10月29日18時31分配信 時事通信
自民党の大島理森国対委員長は29日、共同通信社が28日に配信した衆院解散をめぐる麻生太郎首相と太田昭宏公明党代表らとのやりとりを報じた記事について「該当する事実は認識されていない。間違いであることを認めた上で訂正と謝罪を求める」として、同社に文書で抗議した。
大島氏はこの後、記者団に「『怒号が飛び交った』などの表現を用い、首相と公明党幹部の間に不信感が生じたかのような描写が書かれている。記事は内外に深刻な誤解を招きかねない」と語った。
また、首相も「怒鳴り合ったり迫ったりという話は全く違う」と記者団に述べた。
6322
:
名無しさん
:2008/10/29(水) 20:26:47
>>6309
_6310
そういわれればそうだ。住民票の件は重要だ。
そういやアキヒロ、カンカンだったらしいが・・・
これで、民主は参議院への参考人招致も12区転出もなく自公にクサビいれたよ、結構太いやつ。
とみるがいかがかにぃ!
6323
:
千葉9区
:2008/10/29(水) 20:36:31
>>6310
ちなみに3ヶ月です
6324
:
名無しさん
:2008/10/29(水) 20:59:56
早く国会を解散しろ
早く自民党を下野させよう
自民党が政権にいる限り
日本の法律を守りたくなくなった
6325
:
いなばやま
:2008/10/29(水) 22:31:11
>>6323
と言うわけで9月に越してきた私は、今回の解散の見送りで晴れて富山3区の選挙人になりますw
6326
:
名無しさん
:2008/10/29(水) 23:43:16
解散延期・・・森やミキオはノータッチなのか?
2次補正でもめて、ハプニング解散?アソウは郵政の反対・賛成の2匹目のドジョウ
狙っているのでは。そなった場合、またはならない場合民主はどうすべきか?
それにしても、今回はコイズミでさえ解散近しとみて後継を指名。当て外れかぃ。
6327
:
◆ESPAyRnbN2
:2008/10/30(木) 00:22:35
小泉が引退を表明しただけでも、この秋に解散風を吹かせた価値はありました。
政局を読むことに関しては一流のこの人物が引退したことで、メディアで「事情通」が垂れ流す裏話でも
民主党に揺さぶりを掛ける役者を誰にするか、配役に困ってしまう事態です。
そのせいか、自公が「政局より政策」なんて笑い話が聞こえてきます。
「政局」の強さこそ、自民の力の根源だと思うのですがね。
6328
:
名無しさん
:2008/10/30(木) 11:40:34
ま、妥当な要求だね。
喜納もこういうクセ球を投げられるのなら、一部で言われているような「基地外」などではない。
そうぞう解体要求へ 民主、下地氏推薦条件
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-137629-storytopic-3.html
【東京】次期衆院選沖縄1区で、民主党本部が決定した現職・下地幹郎氏(国民新)の推薦に同党県連が反発していた件で、同党県連の喜納昌吉代表は29日午後、党本部で小沢一郎代表と面談し、今後の対応を協議した。
この中で、下地氏と国民新党に対し、推薦の最低条件として(1)下地氏が発足させ、代表を務めていた政党そうぞうの解体(2)県連に直接推薦願を出すことを党として求める―ことを確認した。
同党県連は、これまで同区での独自候補擁立の姿勢を堅持している。
喜納県連代表は、下地氏が条件に応じない場合は独自候補を擁立し、下地氏が条件に応じた場合は県連も推薦について協議する考えを説明し、小沢氏も了承したという。
喜納県連代表によると、小沢代表は面談終了後に、下地氏側に条件を提示するよう担当者に指示した。面談には又吉健太郎県連選挙対策委員長が同席した。
会談後、喜納県連代表はそうぞう解体を求める理由について、下地氏とそうぞうの関係性が強いことを指摘し、「民主党と選挙協力を結んでいるのは国民新党だ。下地氏は入党したがそうぞうの立場が明確でない。けじめをつけてほしい」と説明。「自己主張を失っての選挙協力はあり得ない」と話した。
下地氏は29日夜、琉球新報社の取材に対し「民主党本部の方から正式に話が来てから対応を考える」と述べるにとどめた。
6329
:
名無しさん
:2008/10/30(木) 12:44:14
>>6328
下地は応じるのかな
6330
:
とはずがたり
:2008/10/30(木) 12:50:03
>>6328
強気ですねぇ。。
折角の第3極形成の為に保守系への足掛かりとなるかと思ってたんですけど,基礎体力に劣る沖縄でそんなに強気に出て却って反撥喰らわないんですかねぇ。。
寧ろ民主公認を受ける代わりにそうぞうの民主合流を要求すれば良かったのではないでしょうかね?
6331
:
名無しさん
:2008/10/30(木) 12:51:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000517-san-pol
選挙まだ?ぼやき節 賃貸料節約作戦…日付入れず準備、プレハブ投票所も
10月30日1時59分配信 産経新聞
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麻生太郎首相(写真:産経新聞)
年内の次期衆院選先送りの公算が高まる中、解散総選挙を見越して準備を進めてきた各地の選挙管理委員会や、立候補予定者は投票所の確保や借りている選挙事務所を維持するかどうかで、悩んでいる。二転、三転する選挙日程予定日に振り回され続けてきた関係者は「はっきりさせてほしい」とぼやく声もしきりだ。
・ 【写真で見る】出番はいつ? 小泉ジュニア・進次郎氏
東京都内の民主新人は、最速の「10月26日投開票」の報道を受けてすぐ、駅周辺に選挙事務所を借りた。家賃は1カ月約50万円。同事務所広報は「日程が延びれば知名度を上げることにつながるが、経済的には苦しい」と話す。
一方、工夫で乗り切ろうとする事務所もある。
静岡県内2カ所で選挙事務所を開いた民主現職は、賃貸契約は当初1カ月ごとの更新だったが、今ではどんな状況でも対応できるよう2週間ごとに変えてもらったという。関係者は「日程だけは決めていただければ…」と話す。
埼玉県の自民現職は駅前の一等地にある5階建てビル1棟を丸ごと選挙事務所として押さえた。ビルは大手英会話学校が入居していたが1年前の経営破綻(はたん)で入居者がいなくなった。片づけを条件に「解散後、使用期間だけ家賃を払う」という破格の条件を取り付けることに成功したという。
なかなか決まらない選挙日程は、選挙活動にも影響する。
11月9日投開票を予定して今月27日に決起集会を兼ねた個人演説会を予定していた都内の自民現職は、予約していた1500人収容の会場をキャンセルした。「応援弁士に党の大物議員を考えていたが依頼する前でよかった」と胸をなで下ろす。
11月30日投票を見込んで、大規模な演説会場を予約した別の新人候補は「公示後なら一部が公費負担になるのに…」とうらめしそうだ。
神奈川県のある民主党県連幹部は、「このままの状況だと各区に派遣した県連職員を引き上げ、『小休止』ということもあり得る」と話す。
投票所入場券、ポスターなど選挙日程が決まらないと作れない印刷物の準備や投票所の確保は、各選管とも頭の痛い所だ。
川崎市選管は期日を入れない選挙用のポスターを約1300枚用意。日程が決まればシールを張って対応するという。東京都立川市選管は「日程を抜いた入場券の『版』は作ったが、繁忙期と重なると印刷が間に合うか心配だ」と気をもむ。
都内のほとんどの選管で、投票所となる公民館や小学校の日曜日の予約ついて「投票日に当たれば利用できなくなる」と区民に協力を要請。千代田区選管は“本命”とみた「11月2日」は区民の予約を受けずに投票所用に押さえていたが結局、キャンセルした。担当者は「区の施設なのでキャンセル料こそ発生しなかったが区民に迷惑がかかった」と話す。
川崎市選管は「日程により学校を投票所として使えない場合は学校敷地内に投票所用のプレハブを建てることも検討している」という。開票スタッフなどの人員確保について横浜市選管は「選挙の時は頼むよ」としか言えないと嘆く。
投票箱や開票台など選挙用品を製造・販売する静岡市駿河区の向田工業所は全国的にも数少ない選挙グッズ業者のため、解散・総選挙ともなれば全国各地の400にものぼる自治体から注文が殺到する。向田仁社長は「9月以降はっきりしない状況が続き、困っている。来年に延びるなら延びるで、選挙関係以外の仕事を受けることもできるのに…」と苦笑いする。
■同日選回避?
市長選の投開票が11月30日の千葉県白井市選管は当初、衆院選に合わせて1週間の前倒し、先送りを視野に日程を決めかねていた。しかし、「これ以上待てない」(市選管)として、今月16日、当初の予定通り市長選を実施すると発表した。市選管は「同日選の方が経費削減ができたが、もう市長選の日程は動かせない」と話す。
一方、有力視されていた10月26日に市議選が行われた袖ケ浦市では、同日選を避けるため当初1週間の前倒し案が出ていた。「同日選だと投票率は上がるだろうが、市議選の開票は衆院選の次になるため作業は深夜に及ぶ。正確性などを鑑みると同日選は難しい」とする。
11月9日に区長選挙が行われる東京都荒川区は、同日選が遠のき「同日選だと約4500万円は経費節減ができたのに…」と悔しがっている
6332
:
とはずがたり
:2008/10/30(木) 12:53:55
>>6331
>片づけを条件に「解散後、使用期間だけ家賃を払う」という破格の条件を取り付けることに成功したという。
政治資金規正法のなんかに引っかかるんじゃないでしょうかね,これ。
6333
:
名無しさん
:2008/10/30(木) 13:59:53
山梨は全勝したいですね
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000126-mailo-l19
選挙:衆院選・山梨3区 民主公認の後藤氏、社民と選挙協定 /山梨
10月30日13時3分配信 毎日新聞
社民党県連と民主党山梨3区公認の後藤斎衆院議員(51)が29日、次期衆院選に向けた選挙協定を結んだ。後藤氏は「社民党と一緒に選挙区で勝利し、新しい政治の流れを作っていきたい」と話した。
これで社民党県連は県内全選挙区で民主党と協定を締結。社民党県連の山田厚代表代行は「政権交代のため、野党代表の民主党候補を支持する」と話し、衆院選の時期にかかわらず、今後も党独自の候補者擁立はしないことを明言した。【小林悠太】
6334
:
名無しさん
:2008/10/30(木) 14:16:15
>>6324
早期解散の切り札、問責決議をいつ出すかが今後のポイントでしょうね
6335
:
名無しさん
:2008/10/30(木) 14:24:10
なかなか大変そうです
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000041-san-pol
自公トップ、また極秘会談 解散時期、物別れ
10月30日8時6分配信 産経新聞
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麻生太郎首相(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)
麻生太郎首相が28日夜、公明党の太田昭宏代表と都内のホテルで極秘に会談していたことが29日、分かった。両氏の極秘会談は26日夜に続き2度目。太田氏は年内の衆院選実施に向け、早期解散を重ねて迫ったが、首相は経済危機を理由に解散を先送りする考えを譲らなかった。首相は30日、追加経済対策の発表に先立ち、太田氏と公式の党首会談を行い、自公の「蜜月」をアピールする考えだが、解散をめぐりシコリが残りそうだ。
【関連フォト】カップめんは「400円くらい?」 スーパーを視察する麻生首相
与党筋によると、会談には自民党の細田博之、公明党の北側一雄の両幹事長が同席した。太田氏は「解散を先送りしても状況は悪化するばかりだ。いま国民に信を問わなければ来年の通常国会で追い込まれる」と述べ、11月18日公示、30日投開票で衆院選を行うように求めた。首相は「今は経済が大変な状況にあり、選挙で政治空白を作ることはできない。まず景気対策をやって金融危機を食い止めることこそが政権与党の務めだ」などと述べ、理解を求めたという。
米国発の金融危機に端を発した世界的な株価暴落を受け、自民党内では解散先送りを求める声が大勢となっており、公明党の支持母体である創価学会も「先送りやむなし」との判断に傾いている。
そんな中、太田氏が2度の直談判を行ったのは「11月総選挙に向けて大号令をかけてきた立場だけに、やすやすと先送りを了承するわけにはいかなかったのではないか」(公明党筋)とされる。加えて26日の会談では太田氏が「早期解散しなければ衆院再議決には応じない」などと迫り、ギクシャクした雰囲気になったため、「仕切り直し」の意味合いもあったようだ。
6336
:
とはずがたり
:2008/10/30(木) 14:32:32
>>5813
ゲッとしました♪
選挙区ごとに03,04,05,07と各政党毎の比例得票が載っているので強力な分析道具になりそうです。
素晴らしいっす。
6337
:
とはずがたり
:2008/10/30(木) 14:34:55
>>6333
此迄は推薦も出してなかった記憶ですが共闘が一歩進んだ感じですかね。
6338
:
とはずがたり
:2008/10/30(木) 14:45:08
>>6268
9区さんのお膝元の須藤はどうなんざんしょ?
6339
:
名無しさん
:2008/10/30(木) 14:46:33
先送り表明へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000044-yom-pol
首相が追加景気策発表へ…道路財源から1兆円、地方に交付
10月30日14時16分配信 読売新聞
麻生首相は30日夕、首相官邸で記者会見し、世界的な金融危機や景気悪化に対応するため、2兆円規模の定額給付金などを柱とする追加景気対策を発表する。
対策の裏付けとなる2008年度第2次補正予算案について、今国会への提出も視野に編成作業に入るよう財務省に指示する考えだ。記者会見では、「11月18日公示−30日投開票」の日程で準備を進めてきた衆院選を当面、先送りする意向も表明する。
首相は「経済対策を実効あらしめるため、全力を尽くす」とし、衆院選先送りの意向を示す。同時に、金融機能強化法改正案の早期成立をはじめとする金融危機対応への協力を野党に呼びかける考えだ。
政府・与党は30日昼、国会内で与謝野経済財政相と自民、公明両党の幹事長らが協議し、追加対策の一つとして、年末で期限が切れる証券優遇税制を3年間延長することで合意した。対策の事業規模は、30兆円程度に上積みされる見通しで、このうち財政支出の総額は5兆円程度となる。定額給付金のほか、09年度からの道路特定財源の一般財源化に伴って国の特定財源分(約3兆3000億円)から地方に1兆円を交付することなどが盛り込まれる。
6340
:
大相撲ファン
:2008/10/30(木) 15:27:37
やはり長崎は無所属で出るのかな
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081030-00000125-mailo-l19
自民党:長崎議員後援会メンバー66人が離党届 /山梨
10月30日13時3分配信 毎日新聞
◇次期衆院選、無所属出馬の布石か
自民党の長崎幸太郎衆院議員(比例南関東)の後援会「大幸会」(会員約120人)のメンバー66人が29日、同党県連に離党届を提出した。次期衆院選に関連して県連が長崎氏を自民党所属と報じないよう報道機関に求めたことへの抗議が理由だが、長崎氏が次期衆院選に無所属で出馬するための布石との見方も出ている。
長崎氏は05年の衆院選で堀内光雄衆院議員への「刺客」候補として山梨2区から出馬、比例で復活当選した。しかし、次期衆院選で県連は堀内氏を公認、長崎氏に比例転出を促したために長崎氏は反発、無所属での出馬を検討している。
こうした背景から、県連は今月中旬、県内の報道機関に次期衆院選に関連する報道で長崎氏を「自民党所属」と報じないよう求める文書を出していた。
大幸会の名原章朗代表世話人(40)と小原丈司・大月市議(49)は同日記者会見し、「党の2区支部長は長崎氏。長崎氏を無視し、党員を侮辱したと受け取った」と話した。名原氏らは離党届をファクスで県連に提出したことを明らかにし、今後も賛同者は増えるとの見方を示した。
県連の清水武則幹事長は「正式な手続きを経ていない」として、離党を認めない方針。
大幸会は長崎氏を支援する20代〜40代の若手が06年4月に結成。大月市など県東部で長崎氏を支援する3大組織の一つといわれる。メンバーの多くは同会発足後に自民党員になったという。
今回の動きについて、地元政界関係者からは「長崎氏が無所属で戦える組織を整えるため。衆院選の先送り確定が後押しした」との指摘が出ている。【田上昇、小林悠太】
10月30日朝刊
みなさま大相撲スレもよろしくお願いします
6341
:
大相撲ファン
:2008/10/30(木) 15:31:29
>>6340
堀内には苦しくなったといえるか
6342
:
いなばやま
:2008/10/30(木) 18:48:19
麻生会見の印象
まず自分の発言の時には解散先送りには触れず
経済対策の内容は事前に報道されたものでサプライズなし
気になったところは
●経済対策発表したのに2次補正の国会提出それに伴う会期延長には言葉濁す
・・・おいおい何のための会見やねん!!!
●NHK赤岩の質問でようやく「今は解散しない」ことを発言
●日テレ青山の質問の答えで年末解散を考えていることが推察
6343
:
名無しさん
:2008/10/30(木) 19:42:09
>>6342
会見全体の印象は、麻生は闘志満々。言われている所の「チキン」などで決してない。
とりあえず「当面の」(このフレーズの定義に妙にこだわっていたのが印象的)解散は見送ったが、単にそれはベストのタイミングを探っているだけで「逃げた」訳ではない。
伊達に川筋気質を売りにしている訳ではない。
民主もこの点は見誤らないことだ。でないと、小泉郵政解散の二の舞いになりかねない。
今日の会見の唯一のサプライズ(と言えるなら)は、いなばやまさんも指摘している最後の青山の質問に対する答かな。
民主があくまでも2次補正に反対するなら年末解散も辞さず、の覚悟と見たが。
6344
:
名無しさん
:2008/10/30(木) 20:09:28
あー先送り、盛下がるねえ。
とーぶんは政局のおはなしにでもしますかぃ。
ところで・・・アソウの本心が見えにくくなっているんだけど。
党執行部とはギクシャクしているらしい。
だったら、いわゆる「お仲間」見ていたら情勢は分かるのかな。
あと・・・「消費税」に踏み込んだ真の狙いは?選挙前なのに。話変わるけど
古賀は「これで任期満了までなくなった」とつぶやいたそうだが。ハテサテ。
個人的には・・・
①年末解散、年始投票
②予算成立後
③任期満了
④ハプニング
アソウは爺さんのシゲルを見習って奇襲解散するのでは、2時補正あたりで。
いかがぃ
6345
:
名無しさん
:2008/10/30(木) 20:24:58
この前、用事で赤羽(東京12区)にいったら
小沢と和田(元都議)の2ショット写真を見かけた
和田は年齢が高いので出馬しないと思うが
そこで北区議の榎本なんかはどうか
和田後援会の看板と榎本の後援会の看板が同じビルにあった
あとこの榎本は角栄の秘書の息子だったはず
6346
:
名無しさん
:2008/10/30(木) 21:20:07
よく・・・公明が消費税アップに賛成したな、なにかるのかな?
6347
:
千葉9区
:2008/10/30(木) 21:43:22
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20081029ddlk45010589000c.html
迫る!衆院選:予想の顔ぶれ/中 宮崎2区 /宮崎
◇自民、民主の公認対決へ
自民現職の江藤拓氏(48)と、民主新人の道休(どうきゅう)誠一郎氏(55)=社民推薦=の一騎打ちの構図。県内唯一の自民対民主の公認同士の対決になりそう。
江藤氏は、後ろ盾だった父親で元総務庁長官の隆美氏が昨年11月に亡くなった後、初めての選挙戦になる。前々回03年、前回05年とも自民分裂戦の中で無所属での出馬だったが、今回は初の自民公認で戦う。党2区選挙区支部長の肩書を得て、地元市町村議や県議らの組織を十分に動かせるかどうか、自身の求心力が試される。
故隆美氏が長年培ってきた後援会組織を拠点に大票田の延岡市や日向市、出身地の門川町を中心に何度も足を運び、支持を集める。支持基盤が薄いとされる西都市や児湯郡でも自民県連が「挙党体制」を掲げて支援に動き、浸透を図る。
本人は「3期目の大事な選挙。気を緩めるわけにはいかない。死にものぐるいで頑張る」と気合十分。民主との一騎打ちの構図にも「日本の将来を左右する大変な選挙。もし民主党に政権を奪われたら、もう日本は立て直せない」と語る。
道休氏は2区以外の宮崎市出身で、出馬表明は10月。知名度不足や出遅れをばん回しようと、民主系の労働組合を中心にあいさつ回りを繰り返す。金融機関や国際協力機構など多彩な勤務経験を生かし「地域経済の活性化へ身をていして頑張る」と決意を述べた。
延岡市の旭化成労組など県北同盟48組合の約8割への訪問は終えた。2区と3区で支援候補者の「すみ分け」を行う社民系の労組も加え、労働団体・連合宮崎を軸に組織の足並みはそろっている。
人気プロ野球選手のダルビッシュ有投手の妻で女優のサエコさんのおじにあたる。有名人の親族もいるが、本人は「(知名度拡大には)頼らない」といい、街頭演説のほか、中小企業や女性団体も訪問し、労組以外へも支持を広げる狙いだ。【衆院選取材班】
毎日新聞 2008年10月29日 地方版
6348
:
千葉9区
:2008/10/30(木) 21:45:55
迫る!衆院選:予想の顔ぶれ/下 宮崎3区 /宮崎
◇自民の地盤、社民が挑む
3選を目指す自民現職の古川禎久氏(43)と、社民新人で党県連幹事長の松村秀利氏(51)=民主推薦=が立候補の準備を進めている。両氏とも日南、串間両市など県南部が主地盤。大票田・都城市の一部で「地元から代議士を」と第三の候補者擁立を模索する動きもあったが、大きなうねりにはならなかった。
古川氏と持永哲志氏(8月に死去)との保守同士の争いを軸とした前回、前々回の構図が一転、与野党の一騎打ちとなる。
古川氏は前回、郵政民営化法案に反対して自民公認が得られず、無所属で戦った。再選後も一時離党を余儀なくされたが、「競争原理重視の構造改革は日本に合わない」と政策転換を訴えてきた。財政出動による景気対策を強調する。
初の自民公認が確実な今回、挙党体制を構築して与野党対決を制するのが至上命題。故持永氏とは、昨年の知事選に出馬した同氏を応援し「初めて胸きんを開いて話した」と振り返る。ただ、父の元衆院議員、和見氏の時代も含めると、古川、持永両派の戦いは10年に及ぶ。一気に雪解けが進むかどうか注目される。
松村氏を擁する社民党は、「政権交代」を旗印に民主党と選挙協力を組む。前身の社会党時代、中選挙区の2区で北川昌典氏(元日南市長)を擁して戦った93年以来の国政挑戦。松村氏は「街頭で多くの激励がある。消費税反対の時のような雰囲気を感じる」と述べ、社会党が大勝した90年の「消費税選挙」の再現に期待する。
出馬を決めて1カ月余り。「出遅れ、知名度不足」を陣営も認め、職場訪問など名前の売り込みに懸命だ。推薦を受ける民主党の候補の得票は前回、2万2000票。無党派層だけではなく「(反古川氏の)保守票をどこまで取り込めるか」(県南地区の市議)が躍進の鍵を握る。
◇ ◇
麻生太郎首相は30日、記者会見して追加経済対策について説明する。その際、衆院選の年内見送りを表明するものとみられる。【衆院選取材班】
毎日新聞 2008年10月30日 地方版
6349
:
千葉9区
:2008/10/30(木) 21:48:14
1区貼り付けたと思ってたら貼り付けてなかったので順番が変になってしまいました。(いまさらですかね。他の県も無茶苦茶だし)
http://mainichi.jp/area/miyazaki/archive/news/2008/10/28/20081028ddlk45010646000c.html
迫る!衆院選:予想の顔ぶれ/上 宮崎1区 /宮崎
◇“中山騒動”の末、混とん
衆院の解散時期は不透明なものの、「政権選択」が問われる次期衆院選に向けて、各陣営とも着々と準備を進めている。昨年参院選の与野党逆転以降、相次ぐ安倍、福田両政権の投げ出しなど不安定な政局が続いた。選挙戦では麻生内閣の下での景気対策や、年金改革のあり方も争点になりそう。県内3選挙区の立候補予定者の顔ぶれを紹介する。【衆院選取材班】
県都・宮崎市を抱える1区。先月下旬、自民現職の中山成彬氏が麻生内閣で国土交通相に就任し、同氏を軸にした与野党対決の構図が予想されていた。だが、日教組批判などの失言で中山氏が不出馬表明、東国原英夫知事の後継擁立話……と一連の騒動の余波で情勢は一転、混とんとしてきた。
今月18日、急きょ行われた自民党県連の公募制で選ばれた元参院議員の上杉光弘氏(66)。自治相も務めたベテランに、政権交代を訴える無所属新人の川村秀三郎氏(59)=民主、社民、国民新推薦=と、共産新人の馬場洋光氏(39)が絡む三つどもえの展開。
04年の参院選、05年の衆院選宮崎2区で連敗した上杉氏だが、宮崎市を中心に後援会組織は健在。他陣営に比べ「出遅れている」と本人も認め、県農民連盟や県建設業協会など自民友好団体の後押しを期待する。
自民支持の宮崎市議や県議も動き始めたが、県政界でライバルだった中山派の応援を得られるかどうかも課題。農業、商工業、建設業も低迷は著しく、経済団体幹部は「自民党が一本化するのが支援の大前提」と注文を付ける。
知事選で敗れた元林野庁長官の川村氏は昨年暮れ、国政に目標を変えて出馬表明。綾町出身だが、県外暮らしが長く、知名度拡大を急ぐ。街頭演説や中小企業などへのあいさつ回りの他、労働組合の集会にも顔を出す。
陣営は知事の流行語「どげんかせんといかん」に似た「変えんといかん」を合言葉に掲げる。「物まねした訳ではない」と本人は否定するが、官僚出身の保守的な印象から、改革派に一新する戦略がうかがえる。
馬場氏は「農業や建設業にも従来の『自民党支持一辺倒』をやめる動きが出ている」と強気。中山氏の日教組発言で逆に国民の批判が起こり、革新政党への追い風になったとみる。民主に対しても「医療、労働政策も弱者泣かせで中身は自民党と変わらない」と対決姿勢を緩めない。
毎日新聞 2008年10月28日 地方版
6350
:
千葉9区
:2008/10/30(木) 21:52:07
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/059.html
■首長、県議らの思惑交錯 長崎3区大村
次期衆院選で、自民現職の谷川弥一(67)と民主現職の山田正彦(66)の一騎打ちが濃厚な長崎3区。勝敗の鍵を握る大票田の大村市では、首長や県議らが権謀術数の駆け引きを繰り広げている。(大村支局・北川 亮)
十月七日、大村市役所の市長応接室。市長の松本崇、自民県議の野口健司、元自民県議の浅田五郎がひざをつき合わせていた。松本、野口は一昨年の市長選で激突したいわば政敵。双方と親交のある浅田が「円滑な市政運営」に向けて設けたというこの席で、浅田は次期衆院選について提案した。「二人とも動かない方がいい」
浅田は県議時代から谷川を敵視している。一方、野口は国政に意欲があり、松本は二年後に市長選を控える。仮に今回、谷川が議席を失えば、野口に国政挑戦のチャンスが訪れ、松本の選挙も安泰、というのが浅田の読みだった。
大村市区選出の自民三県議のうち、吉川豊を除く野口、小林克敏の二人は谷川と距離がある。前回市長選で初めて自民の全面協力を得て再選した松本も、各県議との関係は良好ではない。民主の山田はもともと自民出身なので、それぞれが自身の後援会に山田の支持者を抱える−こうした「政争の町・大村」の複雑な政治状況を見越した浅田のシナリオだったが、松本、野口は乗らなかった。
松本はその夜、自身の後援会幹部百六十人を集め、谷川のために船上パーティーを開催した。松本は「(谷川には)恩義がある。たとえ大けがを負っても全力で応援する」と宣言したが、「市長の息子は吉川の後継県議と目されており、自民から離れられない」とある市議は解説する。
二十六日午後。野口は大村市内で開いた後援会役員会に谷川を招いた。「野口と谷川は一体です。力を貸してもらいたい」と野口があいさつし、満場の拍手で谷川支援を決定。谷川は神妙な表情で頭を下げた。「谷川の後継としていずれは国政に、という夢はある」と野口の後援会幹部は明かす。
同じころ、小林は自身の後援会幹部を集め、演説をぶっていた。「いい時ばっかり応援してくれと言うのは、むしが良すぎる話ではないか」。昨年の県議選に無所属で当選した小林は自民党大村支部から入党を拒まれ、「支部運営に一切関与しない」という誓約書の提出を条件に復党した経緯がある。小林は「復党に際し谷川が影響力を行使せず、事実上反対を認めたのが原因」と考えている。
「入党問題をどう解決するのか見てから、応援するかどうか判断しないといけない」。谷川を挑発するように小林は声を張り上げた。
こうした“コップの中の嵐”を、ある自民市議は苦々しく見ている。「民主は政権交代を懸けてぶつかってくるのに、わが党はあまりにも危機感がなさ過ぎる」(文中敬称略)
2008年10月30日長崎新聞掲載
6351
:
千葉9区
:2008/10/30(木) 21:56:29
どっちでもいいや・・・
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20081029ddlk40010397000c.html
選挙:衆院選・福岡11区 自民公認問題 県連「武田氏公認を」再要請 /福岡
自民党県連は28日、次期衆院選福岡11区(京築、田川市郡)で武田良太氏を公認するよう古賀誠・党選対委員長に改めて要請。新宮松比古・県連会長は「古賀氏から『2人(武田氏と山本幸三氏)とも推薦する考えがある』と話があったが、再考をお願いした」と話した。
11区は前回、郵政民営化に反対して無所属で出馬、当選した武田氏(その後、復党)と、自民公認で出馬し落選した山本氏(比例で復活当選)の自民現職2人が競合している。県連は9月、武田氏を公認し、山本氏を比例代表とする方針を決め党本部に要請したが、早期の決定を求め再度上京した。
古賀氏と面会後、取材に応じた新宮会長は「古賀氏は(2人推薦が)全体にとっていいんじゃないかと思っているようだが、県連はあくまで武田氏を公認決定していると言った。古賀氏は『今後、最終決定する』と言っていた」と述べた。【降旗英峰】
〔京築版〕
毎日新聞 2008年10月29日 地方版
6352
:
名無しさん
:2008/10/30(木) 22:09:59
今、Nステで自民が再びやった調査では小選挙区で優勢なのは137にとどまるとか。
みなさま、今の政局どう読まれますぃ?
6353
:
名無しさん
:2008/10/31(金) 00:40:04
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20081029-01-1101.html
より
一部抜粋
自民党が行った直近の世論調査によると、300小選挙区のうち自民党が
確実に取れるのは110にとどまり、非自民の当確が158という厳しい結果
が出ている。小沢政権誕生の可能性が高くなってきた。もし首相になっ
たら小沢氏は昼寝をして国会を欠席するつもりなのか。
外遊に耐えられるのか。
6355
:
名無しさん
:2008/10/31(金) 01:03:28
>>6352
報ステの「自民党独自の世論調査」の数字をまとめてみました。
文字がかすれていたので、読み間違えもあると思います。(5と6、0と8等)
「選挙区」は、私の予想です。辻褄が合うとは思うのですが。
選挙区 与党 野党 差
北海道1 30.70% 44.19% 13.5%
北海道2 30.12% 40.95% 10.8%
北海道3 34.38% 43.20% 8.8%
北海道4 27.83% 46.92% 19.1%
北海道5 38.06% 36.88% -1.2%
北海道6 30.06% 42.70% 12.6%
北海道7 33.20% 36.36% 3.2%
北海道8 14.00% 47.47% 33.5%
北海道9 20.83% 47.72% 26.9%
北海道10 23.91% 47.73% 23.8%
北海道11 41.15% 37.28% -3.9%
北海道12 34.34% 38.89% 4.6%
青森1 28.90% 37.83% 8.9%
青森2 46.64% 24.01% -22.6%
青森3 42.25% 38.88% -3.4%
青森4 39.01% 22.08% -16.9%
岩手1 21.17% 53.30% 32.1%
岩手2 39.80% 37.06% -2.7%
岩手3 20.97% 62.42% 41.5%
岩手4 22.24% 50.35% 28.1%
宮城1 35.54% 44.18% 8.6%
宮城2 ?1.00% 42.60% +
宮城3 ??.33% 41.57% +
宮城4 ??.54% 33.98% -
6356
:
やおよろず
◆N22LLUydY2
:2008/10/31(金) 01:27:20
>>6355
整合性がありますね。
6357
:
名無しさん
:2008/10/31(金) 12:49:12
>>6355
北海道に関しては妥当なところでしょう
個人的に11区はもう少し差が詰まっていると思うが
6358
:
名無しさん
:2008/10/31(金) 23:45:08
邪推、読みすぎ、本心は・・・
アソウの増税論・・・どうせ次選挙で負けるのだったら、増税ぶち上げちゃえ、えっ選挙
で負けたのはボクが悪いんじゃなくて、増税が悪いんだよ、でもオレが泥かぶって増税論
に花道つけたのよん、えらいでしょ、負けても後世の歴史がオレを評価するさ、
とでも言いたいのかな・・・
で、2次補正いつでるのかな、それによって解散時期かわってくるよねぃ。
6359
:
千葉9区
:2008/11/01(土) 00:28:20
時機を逸した記事ですなあ・・・
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20081031ddlk17010408000c.html
決戦“前夜”:衆院選挙区ルポ/上 1区 解散にらみ3陣営三様 /石川
◇「弁明」「ハッパ」「集中」
福田康夫前首相の辞任直後から何度も「間近」とささやかれてきた「解散・総選挙」について麻生太郎首相は30日、「先送り」を強くにじませた。臨戦態勢だった県内各陣営は一転、不透明感が増す中でまんじりともしない「決戦前夜」を過ごすことに。「政権交代」の風を各人各様に受け止める立候補予定者の、来たる選挙戦に臨む表情を追った。
ちょっとした「反抗期」がありまして−−。今月13日、公明党県本部の大会で自民党の馳浩衆院議員がこう言って頭をかいた。自民党総裁選で、所属する町村派のトップ、森喜朗元首相の示した「麻生支持」に反し、小池百合子元防衛相の推薦人に名を連ねたことの「弁明」だ。「もう仲直りしたので大丈夫」と重ねると、同席した森元首相も苦笑いした。
馳氏は推薦人になった直後、責任を取って派閥の退会届を提出。筋を通したつもりだったが、波紋を呼んだ。
その夜、馳氏からの電話に、森元首相に近い選対本部の関係者が一喝した。「森さんの顔に泥を塗ったままで支持者が担いでくれると思うのか」。馳氏の支持者は森元首相が中選挙区時代に開拓した人たちだという。馳氏も助言を受け入れ、関係修復に努めた。
前回衆院選で、比例代表名簿への登載を辞退するなど、「パフォーマンス」と受け取られる行動を取り、そのたびに支援者と微妙なズレを生んできた。
「苦戦が予想されるのに、支持者の意見を聞かなければ選挙にならない」。選対関係者は正直に漏らす。
◇ ◇ ◇
「飯食っとる暇があったら、もっと頭下げに行ってこんかい」
民主党の奥田建前衆院議員の選挙事務所で、県議会会派「新進石川」の宇野邦夫幹事長がはっぱをかけた。
宇野幹事長は、奥田氏の亡父で元運輸相の敬和氏から2代続けて支えているが、奥田氏には「負ければこれで最後」と伝えている。
05年の「郵政選挙」で議席を失った奥田氏は、昨夏の参院選で同会派から一番に出馬を打診されながら、親族の建設会社の経営不振を理由に辞退。その経緯が尾を引き、小沢一郎代表が「我々の支持基盤の中核」と位置づける新進石川からそっぽを向かれた。
2月の緊急支援者集会。奥田氏が同会派議員らの前で涙ながらに決意を訴え、事態はようやく収拾。最近は、系列議員が積極的に戸別訪問に連れ出し、奥田氏のネジを巻く。解散は延びたが、陣営幹部は「マイナス要素はない」と断言する。
◇ ◇ ◇
共産党県委員会の秋元邦宏委員長は「二大政党」にもまれ、「民主党が新しくなった03年以降、困難続き」と、比例代表の得票数でも苦戦の現状を嘆く。
1区には過去3度立候補した党県常任委員の佐藤正幸氏が立つが、比例の議席獲得を重視、2、3区は見送りに。佐藤氏は県内全域での党勢拡大を訴える「ねじれ活動」を続けるが、「持てる力を集中したい」とし、解散先送りを「浸透を図る時間が増えた」と前向きにとらえる。
毎日新聞 2008年10月31日 地方版
6360
:
千葉9区
:2008/11/01(土) 00:38:07
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000290810100002
08年衆院選
【決戦を前に】
1区
2008年10月10日
朝の通勤客らに向けて街頭演説をする立候補予定者=奈良市の近鉄学園前駅
◆森岡氏に票一本化へ/自民◆「政権を」馬淵氏気勢/民主◆井上氏「政治変えて」/共産◆
自民現職の鍵田忠兵衛(51)=比例近畿=の額に汗が浮かんでいた。居合わせた後援会の幹部には、ひどく緊張しているように映った。「こんな姿を見るのは初めて。1人で相当悩んだ上での決断だったのだろう」
9月25日。奈良市のホテル日航奈良であった鍵田の後援会と党第1区総支部の合同会議。約200人を前に、前回「刺客」として奈良1区に立った鍵田は次は立候補せず、前回争った「郵政造反組」の森岡正宏(65)の応援に回ることを告げた。会の終わりには森岡も姿を見せ、鍵田の決断に感謝を示すとともに、「よろしくお願いします」と頭を下げた。会場からは反対意見は出ず、話が終わった後、少し拍手も出た。
鍵田と森岡はその足で県庁で記者会見し、一本化を発表。「支持者、有権者にどう説明するのか」との質問に、鍵田は「勝つために私が汗を流すことで、支持者もわかってくれると思う」と自らに言い聞かせるように言った。
とはいえ、まだ若い鍵田が1期限りで国政を引退する異例の決断に、納得しない後援会員もいる。党県連内でも「敵前逃亡と言われかねない」とささやかれた。このため鍵田や秘書は今も会員の集まりに足を運び、説明を続けている。一方で、鍵田自身は来夏の奈良市長選への立候補を周囲にほのめかしている。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ、という心境なのでは」。後援会幹部はそう解説した。
◇
「民主党が政権を取ったら、外交政策で日本がどっちの方を向いて進んでいくのかわからない」。3日午前7時、近鉄学園前駅。森岡の声がスピーカーを通じて響いた。昨夏の参院選以降、ほぼ毎日続けている朝立ちだ。
ただ、自民への復党や公認については2日に上京し、党選対委員長の古賀誠らに要請したが、まだ見通しが立たない。同じように前回落選した「郵政造反組」は今回、各地で再度「刺客」と対決するため、森岡だけを復党させるわけにいかないようだ。森岡は今も「(郵政民営化法案に反対した)3年前の判断は間違っていない」と言い切る。党県連幹部は「解散の時期によるが、公認が出るのはぎりぎりになるのでは」と見る。
◇
1区で当選2回の民主現職の馬淵澄夫(48)は国会での耐震偽装問題追及で知名度を上げた。だが、前回の鍵田と森岡の得票を合わせると馬淵の得票を超す。約2万票とされる1区の公明票も今回は大半が森岡に集まるとみられる。選対幹部は「一本化は青天のへきれき。一転、厳しい戦いになった」と認める。
馬淵は5日の事務所開きで、「明治維新以降初めての、選挙による政権交代という最大のドラマを経験する時が来た」と気勢を上げた。だが、直後に学園前駅で予定していた演説が公明党と鉢合わせになることが判明し、急きょ取りやめた。「知らなかった」と公明党県本部と話すが、馬淵の選対幹部は「意図的なものを感じる。どう考えても狙い撃ちだ」。
◇
自民、民主の二大政党の争いに注目が集まる中、初挑戦となる共産新顔の井上良子(44)は毎日、10回以上の街頭演説をこなしている。共産が後期高齢者医療制度や派遣労働の規制緩和に初めから反対していたことを挙げ、「人間が大切にされる社会を実現するには、政権の選択ではなく、政治の中身を変えなければいけない」と訴える。(敬称略)
(高橋友佳理)
× × ×
国民に信を問う総選挙はいったいいつか。一時濃厚とされた10月初旬の解散が見送られ、与党内に年末・年明けへの先送り論も出る中、各党の立候補予定者たちはすでに走り出している。県内4選挙区の決戦の構図を紹介する。
6361
:
千葉9区
:2008/11/01(土) 00:39:05
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000290810100003
08年衆院選
【決戦を前に】
2区
2008年10月10日
総選挙に向けて開設された事務所。解散がずれ込み、閑散としたままだ=生駒市内
◆高市氏、公務「足かせ」/自民◆元自民・滝氏とタッグ/民主◆西氏、「てこ入れ」躍起/共産◆
赤れんが造り風の三郷町文化センター。秋の日がとっぷり暮れた4日午後7時、民主参院議員の中村哲治(37)と無所属現職の滝実(70)=比例近畿=の2人と語る会が始まった。「農家の所得保障の財源は」「汚染米の問題は農水省が悪いのでは」――。参加した市民30人が選んだテーマに沿った各質問に、2人が答える格好で会は進んだ。
滝は元自民で「郵政造反組」。昨年12月、次の衆院選奈良2区に民主からの立候補が決まった。中村主導の会に参加するようになったのは今夏からだ。2人が一組になることで民主・滝をアピールするのが目的で、すでに7回前後催してきた。滝は「最初はぎこちなかったが、今は慣れてきた」と言う。しかし司会の中村の積極性が目立つ一方で、遠慮があるのか、所在なさそうな場面が見られる。
2区で滝が前回獲得した約3万票に、しのぎを削った中村の得票を積むと、「刺客」として1区から送り込まれて当選した自民現職の高市早苗(47)の獲得した9万2千票を、1万票上回る。「郵政造反組」を支援してきた旧特定郵便局長やOBらの組織「北和地区郵政政策研究会」は、滝の民主入りは運動の延長線上にあり、すんなり受け止める。しかし、民主支援者には、「元自民」という経歴になお違和感を覚える声もある。中村も、それを認めたうえでこう語る。「今回は、今の政治を続けるのか、変えるのかを有権者に問う選挙だ。過去3度、滝さんと対決した私が克服したのだから、(そういう人も)乗り越えてほしいし、必ず乗り越えられる」
◇
奈良市の県文化会館が3日夜、約千人の熱気に包まれた。自民党県第2選挙区支部と高市後援会の合同緊急会議で、高市自身も駆けつけ、生駒市を除く2区内の市町村の首長または代理、県議らが顔をそろえた。想定通りなら総決起集会になるはずだったが、解散の先送りで、「お願い」や事務連絡などに終わった。
6日には、近鉄生駒駅北側の駅前ビルに選挙用の事務所が開設された。こちらも人の出入りはまばらで、コピー機や机、いすなどのリースの機器や家財道具ばかりが目立つ。選挙日程が決まらないやや肩すかし状態に、「状況をみて今後も動きがなければ、事務所の撤収も考えなければならない」と事務所長の木下剛志は頭を抱える。
陣営にとっては、もっと大きな悩みがある。経済産業副大臣を務める高市が公務でほとんど地元に帰れないことだ。「刺客」ブームに乗った前回は、幹事長代理だった安倍晋三ら党幹部の応援を受けて、圧勝した。しかし今回は票を動かすような大物の支援も期待できないうえ、反応も「自民には厳しい」(高市)のが実態だ。
「無いものをねだっても仕方がない。解散すれば、高市も地元に戻ってくる。政治家としての高市の魅力は、必ず無党派層を動かす」。こまめに地域をまわる他陣営を横目に、留守を預かる木下はそう期待する。
◇
共産新顔の西ふみ子(73)が名乗りを上げたのは9月中旬。走り始めた現職2陣営に後れをとった。ただ昨年の知事選で18万票余りを獲得しており、知名度はある。昨春の統一地方選で誕生した2区内の県議2人がフルにてこ入れ。党員もこの3年で5%増えた。党県北和地区委員長の舩木裕作は「自民にも民主にも入れたくない人たちの思いを取り込んでいきたい」と意気込む。
(敬称略)
(東裕二、八田智代)
6362
:
千葉9区
:2008/11/01(土) 00:39:38
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000290810100001
08年衆院選
【決戦を前に】
3区
2008年10月10日
マイクを握り、通行人に党の政策を説明する立候補予定者=香芝市のJR香芝駅前
◆揺らぐ奥野氏の地盤/自民◆「手応えある」吉川氏/民主◆「好機」豆田氏も期待/共産◆
「来るべき衆院選挙は、日本の政治を変える戦後初めての政権選択選挙です」。7日、香芝市のJR香芝駅前で、民主新顔の吉川政重(44)は声を張り上げた。
05年の前回に続き、衆院奈良3区へ2度目の挑戦。2年半前から平日朝に駅前で有権者に訴えかけ、新住民ら無党派層が多い香芝市や近隣の広陵町などで着実に知名度をあげてきた。「前回と比べ格段に反応が違う。自民支持者だった人からも『一度、民主に政権をゆだねてみたい』と言われるようになった」と手応えを話す。
民主党も「3区で勝たないと政権交代はない」と意気込み、4月に岡田克也副代表、6月に小沢一郎代表、7月に鳩山由紀夫幹事長と、幹部が続々と選挙区入りするなど異例の支援態勢をとってきた。自治労出身の吉川を支援する連合奈良も「最重点地区」として協力を惜しまない。
◇
前回は、自民現職の奥野信亮(64)が吉川の地元、香芝市を含め3区の全市町を制し、3万票近くの差をつけて圧勝した。特に信亮の父で文相や法相などを歴任した誠亮(95)の出身地である御所市では奥野の得票は吉川の2倍と、全く寄せ付けなかった。
しかし、今年に入ってから奥野の地盤で変化が起きた。
6月の御所市長選。ともに奥野の後援会に属した2人の一騎打ちとなった。結果は奥野が肩入れした東川裕(46)が当選したが、落選した元県議の上村庄三郎(63)を民主が支援し、接戦を演じた。19日に告示される城市長選でも、自民推薦の現職と、誠亮の秘書だった前市議の新顔が対決する。奥野の強固な地盤に亀裂が生じかねず、民主に追い風になる可能性がある。
吉川の陣営幹部は「今までは奥野さんの強固な組織があった地域ではつけいるすきさえなかった。だが、市長選のしこりで、衆院選でも自民側の票が割れるのでは」と期待する。
好機とみているのは、共産新顔の豆田至功(55)も一緒だ。田原本町議を3期務めた経験がある。党の県議・市議らの支援を受けて得票の大幅増を目指す。「格差が広がる日本の将来、皆さんの暮らしがかかっている。選挙が近くなった時だけ良いことをいう他の政党とは違う」と、駅前や支持者の集まりで訴える。
◇
奥野陣営の関係者の一人は「非常に厳しい戦い。ダブルスコアだった御所市も今回はかなり接戦に持ち込まれるかもしれない」。支援する公明党関係者も「投票率や与党への逆風を抜きにしても、気が抜けない状態だ」と明かす。さらに、誠亮以来の後援会員の高齢化も進み、動員力が鈍ってきていることも危機感を募らせる要因の一つだ。
奥野自身は民間で培った経営ノウハウと2期の実績を掲げ、週末を利用して頻繁に地元に戻り、後援会の会合や地域の祭りなどに参加して有権者に懸命にPRを続ける。
一方で、「小泉元首相以来の政治で出てきた格差を解消するためにも、今は解散より景気対策が一番の課題」と分析。吉川、豆田が早々に選挙用の事務所を設けたのに対し、「早く事務所を設ければその分お金がかかる。まだそのときではない」と様子見を決め込む。解散風をよそに、静かに勘をとぎすませる。
(敬称略)
(石原孝、沖真治)
6363
:
千葉9区
:2008/11/01(土) 00:40:12
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000290810110001
08年衆院選
【決戦を前に】
4区 完
2008年10月11日
有権者に声をかけ、あいさつをする立候補予定者ら=下北山村上桑原
「あらあ先生、久しぶりやねえ」「ごぶさたしてます」
7日午前9時。下北山村のスポーツ公園に民主党参院議員の前田武志(70)が姿を見せると、グラウンドゴルフをしていた中高年十数人が手を止めた。隣には次期衆院選で4区に立つ新顔の大西孝典(52)。「皆さんと同じ吉野の川上村出身でね、身内みたいなもんやから」と紹介され、大西は「山の申し子です」と手を差し出した。
大西は前田が衆院議員だった当時、14年間にわたって秘書を務め、市町村などからの陳情を受け中央省庁とつなぐ役も担った。だが、立候補表明は9月と出遅れ、知名度は低い。直立して言葉を選びながら政策を説く大西の人物評は「堅すぎるほどまじめ」(選対の一人)。そんな大西にとって県南部に地盤を持つ前田の支持者が頼みの綱だ。
山間部を回ると聞いて東京から急いで戻った前田は、大西を連れて各町村役場にもアポなしであいさつ回りをした。「首長たちはみんな相手陣営の選対に組み入れられているけど、私が来れば、まだ(首長らも)会ってはくれるかな、と思ってね」と前田。狙いは当たった。
◇
共産が候補者擁立を見送り、4区は6期目を目指す自民現職、田野瀬良太郎(64)と大西の一騎打ちになる見通しだ。前田と田野瀬はかつて4区で2度対決し、今回はさながらその「代理戦争」だ。96年は前田がわずか638票差で勝利。00年は田野瀬が1万票差で雪辱した。以後、組織固めを徹底してきた田野瀬の独壇場となっている。一次産業がさかんな保守色の強い土地。昨年の参院選奈良選挙区では民主候補が10万票超の大差で自民候補を破ったが、4区域ではほぼ同数だった。
公共事業への期待も依然大きい。「田野瀬さんは道路やトンネルなど目に見える成果がある」(県建設業協会幹部)という声と、「前田先生のおかげでインフラが整備された。その恩も忘れてはいない」(県南部のある首長)と困惑する声が入り交じる。
前回の田野瀬と民主候補との得票差は3万票。約1万票とされる4区の共産支持票が大西に流れたとしても、まだ足りない。大西が勝つには保守層の切り崩しが必須条件だ。陣営幹部は「1回くらい政権を替えてもいい、という声は多い。個人名を相手以上に覚えてもらうのは難しいが、『民主の』大西だと訴えれば、勝機はある」と話す。
◇
4日午後5時、橿原市の藤原宮跡であったイベント「ムーンライトIN藤原京2008」。来賓として出席した田野瀬は「文化庁と国交省の予算で整備を進め、多くの人に来てもらえる場所にしたい」とあいさつすると、待たせてあった車に乗り込んだ。滞在時間はわずか約20分。この後、黒滝村と天川村で会合に出席する予定が控えていた。
第2次小泉改造内閣で財務副大臣も経験。多忙ななか、毎週末のように地元に戻り、支持者の会合や行事など十数件の日程をこなすのが長年の習慣だ。後援会は校区や大字ごとに、4区全体に網の目のように広がる。数十人規模の集会にも足を運び、選対幹部は「あんなまめな人は他におらず、心配していない」。
田野瀬は「年金、財政の再建、医療も大事。だが、藤原宮や京奈和道の整備とか、地元の人に分かりやすく訴えることも大事だ」と言う。
9月中旬。田野瀬は五條市の地区集会所に集まった後援会員約60人を前にこう強調した。「私がすべったら、うるさく言うもんがいなくなって、京奈和道はいつできるか分からない。6、7期が仕事しどころだ」(敬称略)
(下司佳代子)
=おわり
6364
:
元山口者
:2008/11/01(土) 05:50:56
>>6359
下野orバッジを失ったあとの自民党世襲議員も、こんな感じになるのだろう>敬和Jr
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