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【捲土重来選挙】200X次期衆院選スレ

6363千葉9区:2008/11/01(土) 00:40:12
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000290810110001
08年衆院選


【決戦を前に】


4区 完
2008年10月11日


有権者に声をかけ、あいさつをする立候補予定者ら=下北山村上桑原

 「あらあ先生、久しぶりやねえ」「ごぶさたしてます」


 7日午前9時。下北山村のスポーツ公園に民主党参院議員の前田武志(70)が姿を見せると、グラウンドゴルフをしていた中高年十数人が手を止めた。隣には次期衆院選で4区に立つ新顔の大西孝典(52)。「皆さんと同じ吉野の川上村出身でね、身内みたいなもんやから」と紹介され、大西は「山の申し子です」と手を差し出した。


 大西は前田が衆院議員だった当時、14年間にわたって秘書を務め、市町村などからの陳情を受け中央省庁とつなぐ役も担った。だが、立候補表明は9月と出遅れ、知名度は低い。直立して言葉を選びながら政策を説く大西の人物評は「堅すぎるほどまじめ」(選対の一人)。そんな大西にとって県南部に地盤を持つ前田の支持者が頼みの綱だ。


 山間部を回ると聞いて東京から急いで戻った前田は、大西を連れて各町村役場にもアポなしであいさつ回りをした。「首長たちはみんな相手陣営の選対に組み入れられているけど、私が来れば、まだ(首長らも)会ってはくれるかな、と思ってね」と前田。狙いは当たった。


      ◇


 共産が候補者擁立を見送り、4区は6期目を目指す自民現職、田野瀬良太郎(64)と大西の一騎打ちになる見通しだ。前田と田野瀬はかつて4区で2度対決し、今回はさながらその「代理戦争」だ。96年は前田がわずか638票差で勝利。00年は田野瀬が1万票差で雪辱した。以後、組織固めを徹底してきた田野瀬の独壇場となっている。一次産業がさかんな保守色の強い土地。昨年の参院選奈良選挙区では民主候補が10万票超の大差で自民候補を破ったが、4区域ではほぼ同数だった。


 公共事業への期待も依然大きい。「田野瀬さんは道路やトンネルなど目に見える成果がある」(県建設業協会幹部)という声と、「前田先生のおかげでインフラが整備された。その恩も忘れてはいない」(県南部のある首長)と困惑する声が入り交じる。


 前回の田野瀬と民主候補との得票差は3万票。約1万票とされる4区の共産支持票が大西に流れたとしても、まだ足りない。大西が勝つには保守層の切り崩しが必須条件だ。陣営幹部は「1回くらい政権を替えてもいい、という声は多い。個人名を相手以上に覚えてもらうのは難しいが、『民主の』大西だと訴えれば、勝機はある」と話す。


      ◇


 4日午後5時、橿原市の藤原宮跡であったイベント「ムーンライトIN藤原京2008」。来賓として出席した田野瀬は「文化庁と国交省の予算で整備を進め、多くの人に来てもらえる場所にしたい」とあいさつすると、待たせてあった車に乗り込んだ。滞在時間はわずか約20分。この後、黒滝村と天川村で会合に出席する予定が控えていた。


 第2次小泉改造内閣で財務副大臣も経験。多忙ななか、毎週末のように地元に戻り、支持者の会合や行事など十数件の日程をこなすのが長年の習慣だ。後援会は校区や大字ごとに、4区全体に網の目のように広がる。数十人規模の集会にも足を運び、選対幹部は「あんなまめな人は他におらず、心配していない」。


 田野瀬は「年金、財政の再建、医療も大事。だが、藤原宮や京奈和道の整備とか、地元の人に分かりやすく訴えることも大事だ」と言う。


 9月中旬。田野瀬は五條市の地区集会所に集まった後援会員約60人を前にこう強調した。「私がすべったら、うるさく言うもんがいなくなって、京奈和道はいつできるか分からない。6、7期が仕事しどころだ」(敬称略)


 (下司佳代子)


 =おわり


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