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商業・流通
1337
:
チバQ
:2011/03/30(水) 22:55:46
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY201103300253.html
中三が民事再生手続き申請 老舗百貨店、震災が影響2011年3月30日13時29分
青森市や盛岡市など北東北に3店舗を持つ老舗百貨店の「中三(なかさん)」(本社・青森市、向中野光秀社長)が30日、民事再生手続きの開始を青森地裁に申請した。消費の低迷で売上高の減少が続いていたが、11日の東日本大震災で、さらに売り上げが落ち込んだことが影響したという。
中三は1896年創業で、従業員数は約210人。1997年に秋田店を開店するなど、一時は北東北で5店舗を展開した。しかし、帝国データバンクなどによると、消費の低迷やデフレが続き、08年には秋田店を閉店。2010年8月期の売上高は185億5400万円と5年前の約6割に落ち込んでいた。
中三が30日、従業員向けに出した資料によると、経費の節減などで今期に入って利益の改善が見られたものの、11日の大震災以降、売り上げが急激に減少。さらに、死者1人を出した14日の盛岡店の爆発事故で、同店の閉店が続いていることが経営を大きく悪化させたという。
同社は、顧客が加入する「中三友の会」についても破産法に基づく破産を申請。同会の「お買い物券」などが使えなくなるとしており、今後は混乱も予想される。
1338
:
チバQ
:2011/03/31(木) 12:41:00
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110331-OYT1T00374.htm
地震乗り切れなかった青森の百貨店「中三」
巨大地震
老舗の百貨店「中三」(本社・青森市)が民事再生法の適用を申請した30日、顧客や取引先などの間には、122億5000万円もの負債を抱えた大型破綻に衝撃が広がった。
郊外型店舗の進出、長引く不況による消費低迷で弱っていた経営に、追い打ちをかけた東日本巨大地震。「乗り越えるだけの体力がなかった」。会見した幹部はわびた。地震は地域経済にも打撃を与えている。
◆債権者は1600人◆
「極めて無念。慚愧(ざんき)に堪えない。これまで培ってきた100年余りにわたる信頼を損ない本当に申し訳ありません」。30日午後、県庁で開かれた会見の冒頭、中三の向中野光秀社長は苦渋の表情で謝罪し、中村公英会長らと頭を下げた。
同社は、厳しい赤字経営が続いて昨年8月末以降、銀行からの借入金の利息支払いもできない状態に陥っていた。ただ、2月時点では業績改善の兆しもあり、「いよいよ天王山の3月。社員全員で頑張るぞという思いだった」(向中野社長)。その矢先、震災が起きた。
年商50億円の盛岡店は地震後の爆発事故で大きな損害を受け、再開のめどが立たず、買い控えで青森、弘前店の売り上げも半減。3月の仕入れ代金が支払えなくなることが確実となった。向中野社長は「震災や事故を乗り越えるだけの体力がなかった」と率直に語った。
同社は再生計画として、3店舗の営業を再開したいとし、名乗りを上げているスポンサー企業の候補3社と協議を進める。債権者は商品券を持つ顧客を含めて約1600人に上る。4月2日には青森市で、同5日に盛岡市で債権者説明会を開く予定。向中野社長は「事業の抜本的な見直しを図り、中三を再建したい」と述べた。
◆取引業者ぼう然◆
青森本店では30日、営業開始時間になってもシャッターが下りたまま。臨時休業を知らせる紙が張られていた。休業を知らされていない社員やテナント社員らは緊張した表情で通用口から入っていった。テナント社員の男性(29)は「今後どうなるのか……」と不安げな表情を浮かべた。
同店を頻繁に訪れる雪田清江さん(80)は張り紙を見て当惑した様子。「中三はもう何十年も利用してきて愛着がある。どこにどんな商品があるかもすぐ分かる。こんなことになるなんて」と驚きを隠せなかった。
中三と取引している業者の男性(50)は、「何も知らされていない。仕入れ代金を回収できなければ死活問題だ」とぼう然と立ちつくした。顧客が一定額を積み立てて「お買い物券」を受け取れるサービスも運用がストップする。半額は国が保全するが、月3000円を積み立てている青森市の女性(70)は「全額返してくれるのかしら」と心配していた。
同市内では、03年4月に老舗百貨店「松木屋」が経営悪化で閉店している。JR青森駅前の複合商業施設「アウガ」を中心として活性化を目指す青森市も、今回の「中三ショック」を重く受け止める。同市の佐々木淳一経済部長は「震災による新幹線開業効果への影響や、冷え込んでいる雇用情勢と合わせて議会に報告し、対応しなければ」と話した。
◆弘前「街が死ぬ」◆
一方、弘前店もこの日は臨時休業。毎日のように買い物するという青森県弘前市内の主婦(64)は「この店が無くなると街が死んでしまう」と驚いていた。取引業者の男性(34)は「前からうわさになっていた。ついに来たか、という感じ」と冷静に受け止めた。
同市では中心部の集客の核となってきた店だけに経済関係者らのショックは大きい。弘前下土手町商店街振興組合の菊池清二理事長(72)は、「何とか頑張ってくれるのでは、と思っていた。街の経済に大きな影響を与えるし、商工会議所や市とも連携し、店が継続できるように働きかけたい」と話した。
弘前市の山田仁・商工観光部長は「中心市街地を代表する店。影響を最小限にとどめたい」と危機感をあらわにした。
(2011年3月31日11時50分 読売新聞)
1339
:
チバQ
:2011/03/31(木) 20:05:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000020-maip-soci
東日本大震災 仙台の灯消さぬ 老舗商店の心意気
毎日新聞 3月31日(木)12時53分配信
地震を耐え抜いた商品を眺める加藤義靖さん=仙台市青葉区一番町の加藤義永刃物店で2011年3月29日
東日本大震災で百貨店やコンビニエンスストアの休業が続く仙台市中心部の商店街で、老舗の個人商店が営業を続けている。夜の商店街はネオンが減って寂しさが漂うが、商店の小さな明かりが人々に安心感を与えている。売り上げは少ないものの「街から明かりを消すまい」という「仙台商人」の誇りが垣間見える。【鈴木一也】
●刃物店
「お宅だけだね、開けてるの。暗くて寂しいからよかった」
地震当日の夜、仙台市青葉区一番町に店を構えて75年の「加藤義永刃物店」になじみの客が訪れた。店主の加藤義靖さん(73)は「お客さんがホッとしてくれるだけで、開けている意味はある」と目尻を下げる。
店中に並ぶ包丁やガラスケースは激しい揺れに耐え、店舗被害はほとんどなかった。電気は翌日夜まで不通となったが、ろうそくと懐中電灯で1日も休まず営業を続けた。
水や食べ物、衣類を求める人が多い震災直後に、刃物を買いに来る客はごくわずか。向かいの果物屋の客がたまにナイフを買いに来る程度だが「開けられない理由はないんだから開けるしかない。少しでも稼がないとね」と照れ隠しで笑う。「街のために」という大げさな言葉は口にしないが、仙台の灯を守りたいという気概がのぞく。
●印鑑店
開業70年の印鑑店「錦章堂」は地震で外壁のタイルが落下し、店内のガラスが粉々に割れたが、店の中では店主の佐藤耕敏(たかとし)さん(72)が忙しそうに働いていた。
「在庫さえあれば仕事はできる」と13日から店を開けている。地震と津波で印鑑を失った企業や個人から、注文の電話が次々と入る。「沿岸部の大津波の被害を見ると、正直複雑な気持ちだが、お役に立てるならば」と営業を続けている。
個人商店は店員も仕入れ量も少なくて済むが、全国チェーンは遠隔地の工場からの仕入れが困難で営業できない店が多い。
「こういう時は小さい店が頑張らないと」。仙台七夕まつりや初売りなどの伝統を築き上げてきた仙台商人の心意気だ。「仙台の街が暗いとみんなの気持ちも暗くなる。商売にならなくたっていいから、明かりだけはつけて街を明るくしたい」と話し、佐藤さんは印鑑彫りに取りかかった。
1340
:
チバQ
:2011/04/01(金) 23:10:07
http://www.asahi.com/business/update/0401/TKY201104010439.html
震災、停電…百貨店直撃 3月売上高、前年比2〜3割減2011年4月1日21時50分
大手百貨店4社が1日発表した3月の売り上げ速報(閉店の影響などを除いた既存店ベース)は、関東地区で前年同月比2〜3割減と急減した。今後の計画停電の影響も見通せず、本格回復は遠そうだ。
三越伊勢丹ホールディングスによると、伊勢丹は23.5%減、三越は22.8%減。リーマン・ショック後を上回る過去最大級の下げ幅となった。伊勢丹は2月まで5カ月連続で前年同月を上回っていただけに、震災に伴う個人消費の冷え込みをうかがわせる結果になった。
震災直後は地下鉄など公共交通機関の混乱もあって買い物客が減った。部門別では、食料品を中心に生活必需品などは堅調だが、衣料品や高級ブランド品は苦戦が続き、1人当たりの消費額は低迷している。
他の百貨店では、高島屋が17.3%減で、関東地区の8店に限れば26.1%減。大丸松坂屋は9.5%減で、関東5店では31.1%減。そごう・西武は16.0%減だった。(角田要)
1341
:
チバQ
:2011/04/01(金) 23:14:05
http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20110327-753471.html
ドラえもん夢かなえる、宮古で映画館再開
ドラえもん映画が、被災地の子供たちを笑顔にする。東日本大震災の被害を受けた岩手県宮古市の映画館「シネマリーン」は26日、震災発生以来、15日ぶりに営業を再開した。大津波で浸水した岩手県湾岸地域では唯一の映画館で、公開中の「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団」と「相棒 劇場版2」を2度ずつ上映。「ドラえもん−」に家族連れなど計15人が訪れた。子供たちは「楽しかった」「面白かった」などと明るい表情だった。
震災による映画館の被害はなかったが、ライフラインが止まり、営業停止。しかし電気は3日後、24日には電話も復旧し、今週末の上映再開を決めた。
支配人の櫛桁(くしがた)一則さん(38)は「今は春休みなのに、被災地の子供たちは楽しみが少ない。テレビも震災の特集ばかりなので、映画館で元気を取り戻してほしい」と話した。
宮古市内だけでなく、岩手県の全被災地にドラえもん映画を届けるプランもある。この映画館のスタッフは、「移動映画祭」を岩手県各地で開催した実績を持つ。最近3年間で6回、ドキュメンタリーの自主映画を各種施設で上映。しかし劇場封切り映画を移動させたことはない。
櫛桁さんは「1人でも多くの子供たちに見せたいので、もし配給会社さんに許していただければ、ぜひやりたい」。ドラえもん映画を配給する東宝の宣伝部は「阪神・淡路大震災後の95年3月にも、被災地でドラえもん映画の試写会をやったことがある。今回も映画館からのご相談があれば、実現する可能性は高い」と前向き。親や家族、自宅を失った子供たちの悲しみや苦しみを、ドラえもん映画を見る間だけでも忘れてもらいたい。映画関係者の願いは同じはずだ。【柴田寛人】
◆「シネマリーン」 97年4月開設。85席と62席の2スクリーン。いわて生協の大型店「マリンコープDORA」(宮古市小山田)の2階にあり、日本で唯一、生活協同組合が運営する映画館。出資金2000円以上を納めた「みやこ映画生協」の組合員だけでなく、一般の観賞も可能。宮古市内には、全盛期の昭和30年代に映画館が7つあったが、経営難で91年を最後にすべて閉館。復活を望む声が高まり、同店の営業開始に合わせて映画館が復活した。現在の岩手県内で映画館があるのは、盛岡、北上、一関、宮古だけ。
[2011年3月27日8時26分 紙面から]
1342
:
チバQ
:2011/04/01(金) 23:15:11
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110401/bsd1104010936008-n1.htm
復興映画館“大入り”、前年比2倍も 「勇気でる作品」人気2011.4.1 09:34
東日本大震災で一時休業した後、若者らの客足が戻り始めた映画館=31日午後、東京・六本木【拡大】
東日本大震災によって東北や関東の映画館も大きな被害を受けているが、設備を修理して再開した劇場には、先の週末で前年同期より最大2倍の観客が足を運んでいたことが、映画関係者の話で分かった。「明るく、勇気づけられるような作品が普段より好まれている」という。
映画館は構造的に柱が少ない空間が多いため地震には弱く、今回の震災で天井の落下や建物内の亀裂、機器の損壊などの被害が多数出た。
シネコン(複合型映画館)大手のワーナー・マイカルでは、東北、関東の23劇場で営業を中止、TOHOシネマズも26劇場で営業中止を余儀なくされた。
しかし、ワーナーによると、震災後に再開した12劇場では「関東を中心に3月26日の土曜日には前年比150%、中には200%の劇場もあった」という。TOHOシネマズも「レートショー(深夜上映)をやっていないのに土日とも好調」としており、両社は人気作品に「英国王のスピーチ」「SP 革命篇」や、子供向けの「プリキュア」「ドラえもん」を挙げる。
アカデミー賞4冠の「英国王−」は、吃音(きつおん)の英国王が困難と向き合いながら国民へのラジオ演説を成功させるという克服物語。「震災下で勇気をくれる作品では」と関係者は話す。
ただ、閉館中の劇場もあり、「ゴールデンウイークまでに完全復旧したい」(TOHO)という復興過程にあるため、興行収入は「全体で2、3割減」(関係者)という厳しい状況だ。
1343
:
チバQ
:2011/04/03(日) 10:09:19
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110402t12014.htm
仙台三越61.5%減 大震災が影響 3月売上高
三越伊勢丹ホールディングス(HD)など大手百貨店各社が1日発表した3月の売上高速報(既存店ベース)は、東日本大震災の影響で各社とも関東地区の店舗で前年同月に比べ2割以上の激減となった。
三越伊勢丹HD傘下の伊勢丹の売上高は、前年同月比23.5%減。震災が発生した11日までほぼ前年並みだったが、地震直後の1週間は5割以上減少した。
同グループの三越は22.8%減だった。別会社化している仙台三越は61.5%減。店舗が一部損壊、食品など売り場を絞って営業再開したが「社員の精神的なダメージを考えると、全館営業はまだ先」(同)としている。
高島屋は全国18店で16.8%減。大丸と松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリングは9.6%減。
2011年04月02日土曜
1344
:
荷主研究者
:2011/04/03(日) 13:43:18
http://kumanichi.com/news/local/main/20110314002.shtml
2011年03月14日 熊本日日新聞
初の日曜にぎわう熊本駅の商業施設 新幹線開業
新幹線で訪れた観光客などでにぎわうJR熊本駅新幹線口の「フレスタ熊本」=熊本市
九州新幹線鹿児島ルートが12日全線開業して初の日曜日となった13日。熊本市のJR熊本駅は新幹線で訪れた観光客などでにぎわいを見せたが、市内の観光名所や百貨店の人出は伸び悩んだ。
熊本駅に降り立った東京都調布市の小川みどりさん(76)は11日、自宅で東日本大震災に遭い、「経験したことのない揺れで怖かった」と言う。それでも12日朝に夫、息子と東京駅を新幹線で出発し、新大阪駅で乗り換えて熊本へ。「あっという間に着いた。乗り心地も良かった」。八代市の日奈久温泉で1泊し、13日は新八代駅から熊本駅まで再び新幹線に乗車。「これから阿蘇に行きます」と駅を後にした。
全線開業に合わせて新幹線口にオープンした商業施設「フレスタ熊本」には、家族連れの姿が目立った。洋菓子店「パティスリービジュー」の松尾知明マネジャー(39)は「大震災で開業イベントは中止になったが、この2日間の売り上げは予想通り」と手応えを強調。乗客を待っていたタクシー運転手の島津孝幸さん(59)は「最初の印象が大事。丁寧に接客したい」と力を込めた。
一方、熊本城の12日の入園者数は前年比1割減の約5千人。最高気温が21・5度になるなど好天に恵まれた13日も振るわず、「大震災で外出を控えた影響もあるのでは」と市熊本城総合事務所。
水前寺成趣園の入園者は12日は約800人、13日が約千人。同園管理事務所は「例年通りで、期待していた新幹線開業効果は今のところ、ない」。鶴屋百貨店も平年並みの客足で、「全線開業のプラス要素と、大震災による買い控えのマイナス要素が混在している」と複雑な表情だった。(潮崎知博、中原功一朗、福山聡一郎)
1345
:
荷主研究者
:2011/04/03(日) 14:04:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/229802
2011年3月4日 01:44 西日本新聞
新博多駅ビルに対抗 小倉駅の魅力強化を 10団体で検討会発足
九州新幹線鹿児島ルートの全線開通を前に、にぎわいづくりが急務のJR小倉駅周辺
3日に開業した新博多駅ビル「JR博多シティ」に対抗し、JR小倉駅周辺の集客力を向上させようと、北九州市や北九州商工会議所など約10団体が、3月中旬に「小倉駅魅力強化検討会」(仮称)を発足させる。駅ビルを運営する小倉ターミナルビル、地元まちづくり団体なども参加し、小倉の魅力を発信するための具体策を話し合う。
この日の市3月定例議会の一般質問で、市の梅本和秀企画文化局長が明らかにした。
市シティプロモーション部によると、12日の九州新幹線鹿児島ルート全線開通を前に、博多への一極集中の加速を懸念して、地元から「何かやらないと」との声が盛り上がり、構想が具体化したという。検討会には、ステーションホテル小倉、JR九州と西日本も参加。3月中旬に初会合を開き、会長を選任する予定。
答弁で、梅本局長は「小倉駅は日豊線、鹿児島線、山陽新幹線の結節点で、11万人の乗降客でにぎわう北九州の顔」と強調した上で、「新幹線開通に合わせ、北口は新幹線口、南は小倉城口になる。検討会では、駅と周辺施設の連携の仕方も協議したい」と述べた。
駅周辺にはペデストリアンデッキ(歩行者回廊)も整備されている。徒歩圏内に各施設がコンパクトに集積されている点を集客にどう生かすかが、検討会のテーマの一つになりそうだ。
=2011/03/04付 西日本新聞朝刊=
1346
:
荷主研究者
:2011/04/03(日) 14:08:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/230620
2011年3月9日 10:08 西日本新聞
博多シティ開業余波? 岩田屋久留米 月1の店休日
岩田屋三越(福岡市)は8日、福岡県久留米市の百貨店、岩田屋久留米店の店休日を、4月から毎月1日程度設ける方針を固めた。中元・歳暮商戦など百貨店の強みを発揮できるギフトシーズンは休まず営業する考えで年間10日間を検討している。関係者によると、同店が元日以外で店休日を設けるのは少なくとも、ここ20年間で初めて。
福岡県内では国内最大級の商業駅ビル「JR博多シティ」の開業を受け福岡市の博多、天神間の競争が激化しており、「久留米店の人件費や光熱費を抑え、その分を天神の岩田屋、福岡三越両百貨店に集中させたいとの判断もある」(岩田屋三越関係者)という。
岩田屋三越は既に(1)全従業員に一斉に休暇を取らせることで休み明け以降の仕事の効率が上がる(2)光熱費など開店営業に伴う諸経費を抑制できる−などの効果が見込めるとして、店休日実施を労働組合に提案、合意した。まずは7月を除いた上半期(4−9月)の計5日間実施し、下半期については顧客の反応などを見極めながら再協議する方針。
岩田屋久留米店は西鉄天神大牟田線で、福岡(天神)駅に次ぐ乗降客数(1日平均3万9千人)がある西鉄久留米駅に隣接。ただ、同駅周辺から西に約800メートル延びる中心商店街は空き店舗率が19・9%に上るなど、久留米市中心部は商業機能の衰退が顕著になっている。
=2011/03/09付 西日本新聞朝刊=
1347
:
荷主研究者
:2011/04/03(日) 14:10:19
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/230556
2011年3月9日 00:26 西日本新聞
新博多駅ビル オープン後初の週末 九州の百貨店「横ばい」
昨年10月に全面改装した佐賀玉屋の地下食品売り場。平日にもかかわらず、多くの人でにぎわっていた=8日午後3時ごろ、佐賀市
新博多駅ビル「JR博多シティ」の開業後に初めて迎えた週末(5、6日)の九州各地にある百貨店の来店者数、売上高は、前年の3月第1週の週末とおおむね横ばいだったことが8日分かった。週末の福岡市博多・天神の前年以上のにぎわいは各地から買い物客を吸い上げるストロー現象ではなく、開業のインパクトで消費市場を拡大したためだったことがうかがえる。各地の百貨店は「影響の度合いをもう少し見たい」と様子見の構えだ。
北九州市の井筒屋は、前年同時期と比べ来店者は1%以内の減、売上高は逆に約1%増だったという。「博多シティが開業したばかりで混雑を予想して行くのを控えている人もいるはず。2週間は動向を見たい」(広報)としている。
佐賀市の佐賀玉屋は前年3月第1週の週末と比べ来客数、売上高とも「若干下回った程度」(経営企画室)。3日には、社員が駅ビルを視察。夕方からはJR佐賀駅で博多阪急の買い物袋を提げた降車客の割合を調べたが「想像より少なかった」(同)という。
鹿児島市の山形屋は、来客数・売上高が前年3月第1週の週末と比べ、5日の土曜が1%増、6日の日曜は1%減。九州新幹線鹿児島ルートの全線開通をにらみ、9日から催事を開催し、人気商品のカタログ配布でてこ入れする予定。
一方、昨年から自前の売り場面積を縮小してテナント受け入れを進める大分市のトキハは、前年との単純比較ができない。ただ、トキハ前からは、福岡行きの高速バスが週末には1日約50便運行しているが「乗客の混雑ぶりは、これまでの週末と変わらなかったように見えた」(広報)としている。
=2011/03/09付 西日本新聞朝刊=
1348
:
チバQ
:2011/04/08(金) 20:02:15
http://www.asahi.com/business/update/0408/TKY201104080233.html
三越伊勢丹が首都圏で定休日復活へ 今夏、節電狙う
2011年4月8日15時0分
百貨店最大手の三越伊勢丹ホールディングス(HD)は、電力不足が懸念される夏場に首都圏の店舗で定休日を復活する方針を固めた。期間は7月下旬〜8月。百貨店業界は自主的な節電計画を検討しており、定休日復活の動きは他社にも広がる可能性がある。
三越伊勢丹の首都圏の店舗が、元日を除く定休日を設けるのは約10年ぶり。百貨店は規制緩和が進んだ1990年代以降、定休日を減らしており、三越と伊勢丹も、それぞれ合併前の00年に廃止していた。
定休日は、販売への影響が少ない火曜日とする方向で調整中。電力の需給状況に余裕があれば隔週になる可能性もある。売上高は減っても、人件費などの経費が抑制できれば利益は確保できると見ている。
三越伊勢丹HDは、08年のリーマン・ショック直後にもコスト削減を目的として平日の定休日復活を検討したが、売り上げの減少を嫌がる店舗の足並みがそろわず、一部の地方店を除いて実現しなかった。
1349
:
荷主研究者
:2011/04/09(土) 16:29:45
http://www.sakigake.jp/p/akita/economics.jsp?kc=20110401o
2011/04/01 20:20 秋田魁新報
フォンテに大型書店など6店開店 グランドオープン、計58店舗に
フォンテAKITA5階にオープンした宮脇書店
JR秋田駅前の商業ビル・フォンテAKITAが1日、グランドオープンし、書店や衣料店など6店が開店した。開店前の入り口に約450人が列をつくった。
これまで空きフロアとなっていた5階には大型書店の宮脇書店がオープン。売り場面積は約2480平方メートルで、約60万冊を扱っている。
この日は同書店のほかに衣料品店やネイルサロンなど計五つが開店した。これで同ビル内の店舗は計58店となった。
また、東日本大震災の影響で商品を運送できなかったため、2店がこの日の開店を延期。8日に靴専門店、今月下旬に婦人服店がそれぞれ開店する。7月1日には6階に秋田市が託児コーナーや子ども向けの図書館などを設置する予定。
1350
:
荷主研究者
:2011/04/09(土) 16:43:20
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110329/CK2011032902000123.html
2011年3月29日 中日新聞
《経済》浜松市中心街の活性化へ 遠鉄が新商業ビルの多目的ホールの概要発表
来月から利用予約受付
遠州鉄道(浜松市中区)は28日、JR浜松駅前で11月にオープン予定の新商業ビルに設置する多目的ホールの概要について発表した。市民らがコンサートなどで利用することができて、浜松市中心街の活性化を狙う。4月1日から利用予約を受け付ける。
多目的ホールの名称は「えんてつホール」。広さ約525平方メートル、高さ約5メートル。最大500人を収容できる。防音壁で仕切れば、140席と360席の中小2つのホールに分けられる。ビル8階(約1800平方メートル)に設置する。
遠鉄百貨店のイベントのほか、市民らに有料で貸し出す。コンサートをはじめ展示会や講演会、学校行事などに活用できる。
利用料金は、平日(午前9時〜午後9時半)が22万6000円、土・日・祝日(同)は28万3000円。学校行事や社内研修などで利用する場合は、割引料金が適用される。利用の受け付けは、遠州鉄道不動産事業部=電053(454)2218=へ。
1351
:
荷主研究者
:2011/04/09(土) 17:03:06
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104020009.html
'11/4/2 中国新聞
再開発ビルの商業フロア開業
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20110402000902.jpg
福山市東桜町の再開発ビル「アイネスフクヤマ」の商業フロアが1日、開業した。事業開始から19年を費やし、JR福山駅南口に新たなランドマークが誕生した。
ツインタワーの地下1階から地上2階までに商業フロアを設けた。店舗約30区画のうち衣料品や飲食、歯科医院など21店が開いた。
アイネスフクヤマは、地権者たちが出資した福山駅前開発が旧福山繊維ビル跡地約5600平方メートルに建設。地上28階地下1階の住宅棟のマンション部分は2月、地上16階地下1階のホテル棟は3月にオープンした。事業費約125億円のうち約48億円を国、広島県、市が補助した。
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20110402000901.jpg
【写真説明】変貌するJR福山駅南口。手前左の最も高いビルがアイネスフクヤマ。駅前広場の整備が進み、右隣に伏見町地区が広がる(撮影・坂田一浩)
1352
:
チバQ
:2011/04/10(日) 22:54:16
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110408301.htm
富山勢、石川進出止まらず 終着駅効果にらみ「越境」
富山資本の石川進出が止まらない。これまで書店やスーパーなどが進出してきたが、最近でも外食やアパレルなど幅広い企業が出店計画を打ち出す。人口減少で内需が縮小する中、北陸新幹線開業による「終着駅効果」をにらみ、隣県の一大消費地を狙う動きは今後も加速しそうだ。
数年前から石川への出店攻勢を続けるアルビス(射水市)。同社は金沢市高柳町のルネスかなざわ跡地で計画中の商業集積ゾーンについて、新たに医療モール開設を盛り込んだ。
敷地内の最大330平方メートルに内科や耳鼻科、眼科、歯科など3〜4院を入居させる計画で、現在、診療所を募集している。
大森実社長は「物販で区画を埋めることも可能だが、買い物ついでに歯医者や皮膚科に寄れれば便利だと思う」と説明。顧客利便性を向上させ、重層的に集客力を高める狙いだ。
外食でも石川進出をうかがう動きがある。
日本海酒販(高岡市)は、一つの施設内に複数の店舗が入居する「横丁系」の飲食店街を、早ければ年内にも金沢市内で開業させる方針を示す。
杉山宏治執行役員は「北陸新幹線の金沢開業後は人の流れが違ってくる。当面の終着駅となる金沢は出店場所として無視できない」と金沢攻めの目的を語る。
「富山の会社が成長を続ける上で、石川への進出は避けて通れない」。民間調査会社である東京商工リサーチ富山支店の担当者はこう指摘する。
新潟や岐阜・高山も選択肢としては考えられるが、新潟は遠く高山は商圏が小さいため、金沢に目が向けられるのは自然な流れだという。
同担当者は「北陸新幹線開業で、北陸の中心地として金沢の存在感が強まる。全国的な知名度とブランド力がある都市であり、富山は金沢と一緒に成長していくのが現実路線だ」と話している。
1353
:
チバQ
:2011/04/13(水) 20:54:17
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011041301000936.html
パルコがアジア大手と提携 イオンに対抗か
2011年4月13日 19時14分
商業ビル大手パルコは13日、アジア最大規模のショッピングモール運営会社「キャピタモールズ・アジア」(シンガポール)と業務提携で基本合意した、と発表した。中国や日本で共同事業を検討する。
パルコは、大株主のイオンと森トラストから経営陣入れ替えの株主提案を受けたが、これに反発。今回の提携に対しては、対抗策という見方が出そうだ。
パルコはイオンからもモール開発で提携を持ちかけられているが、記者会見した平野秀一社長は「郊外店舗が多いイオンより、都市型のキャピタモールズの方が相乗効果が高い。テナントの海外進出も支援できる」と優位性を強調した。
平野社長は、キャピタモールズからの一部出資受け入れも長期的には検討することも明らかにした。ただ昨年から提携協議を進めており、買収防衛策の一種「ホワイトナイト(友好的な買収者)」にはならないと説明した。
(共同)
1354
:
とはずがたり
:2011/04/14(木) 12:38:53
ローソン LED導入で節電へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110414/k10015300801000.html
4月14日 8時31分
コンビニエンスストア大手のローソンは、東京電力の管内にある店舗の照明をすべて消費電力の少ないLED=発光ダイオードに切り替えることなどで、この夏のピーク時に25%の節電を目指すことになりました。
東京電力の管内では、この夏に大幅な電力不足が予想されており、コンビニなどが加盟する日本フランチャイズチェーン協会は、平日の電力使用のピーク時に25%節電するよう加盟する企業に求めています。このため、ローソンは夏までに東京電力の管内にある3000店舗について、すべての照明器具を電力消費が蛍光灯より少ないLEDに切り替えることになりました。これによって、電力消費を6%抑えることができるとしています。また、冷房の設定温度を1度程度上げることと冷蔵庫などの温度を上げることで、それぞれ5%程度電力消費を抑えるのに加え、温かい飲み物の売り場も減らすなどして、合わせて25%の節電を目指すとしており、ほかのコンビニでもこうした取り組みが広がりそうです。
1355
:
チバQ
:2011/04/16(土) 18:21:16
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20110415-OYT8T01165.htm
越谷にアウトレットモール 29日開店
大手スーパー「イオン」は15日、越谷市東町にある国内最大級の商業施設イオンレイクタウンの隣接地に、グループ初のアウトレットモール「レイクタウンアウトレット」を29日に開業すると発表した。
商業施設3棟からなり、アパレルや日用品などのブランドショップ141店が出店する。年中無休で営業時間は午前10時から午後9時。年間来客数1000万人を見込んでいる。
(2011年4月16日 読売新聞)
1356
:
チバQ
:2011/04/16(土) 18:22:43
http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201104150043.html
アミュプラザ鹿児島、絶好調 リニューアル効果てきめん
2011年4月16日
今年元日にあった餅まきでにぎわうアミュプラザ鹿児島前のアミュ広場。年間を通じてさまざまなイベントが行われており、集客に貢献しているという
九州新幹線全線開業でにぎわうJR鹿児島中央駅に直結したアミュプラザ鹿児島の2010年度の売上高と入館者数が開業以来最高を記録した。全線開業をにらみ09年秋から進めてきた大規模リニューアル効果が目に見える形で表れた。
アミュプラザを運営する鹿児島ターミナルビルによると、10年度の売上高は約216億円、入館者数は約1187万人で、ともに前年度比14%増となった。
特にアクセサリーや生活雑貨、衣料品の売れ行きが好調で、ユニクロやザラなど新しく入ったテナントが人気だったという。販売促進課は「改装により、新鮮味あふれる店舗作りができた。その結果、来店者の客層にも広がりが出てきた」と話す。
アミュプラザは04年9月開業。09年から4期に分けて工事を行い、今年3月までに全館190店舗中141店舗をリニューアルした。特に全線開業した10年度は「第2の創業の仕上げの年」と位置づけ、鹿児島初出店や期間限定の人気店舗を誘致し、集客につなげてきた。
全線開業後の11年度は、新幹線効果の取り込みを目標に、新幹線利用客へのサービス強化や九州新幹線沿線にあるアミュプラザ博多などと連動した企画を展開していくという。
1357
:
チバQ
:2011/04/16(土) 18:23:25
http://mytown.asahi.com/areanews/hiroshima/OSK201104150129.html
「アイネス」開業2週間、ビル内と周辺で明暗 福山駅前
2011年4月16日
JR福山駅前の一等地に再開発の商業ビル「アイネス フクヤマ」(福山市東桜町)がオープンして約2週間。来店客は予想以上で、売り上げも好調だ。一方、テナントが同ビルに移ってしまった周辺地区からは複雑な声も上がる。自治体が公金を投入したビルは、活性化への起爆剤となるのか、「パイを奪い合うだけ」なのか、取材した。
■売り上げ「予想を超えた」
アイネスに入った店の一つ、ブランド服やバッグを集めたパリゴ(本社・尾道市)福山店には、オープン3日間で2万人が来店したという。「以前の店は1日250〜300人。売り上げも3倍以上で、予想をはるかに超えた」とほくほくだ。
以前の店は、アイネスのある大通りから60メートル西に入ったビルにあった。移転により、売り場面積は2倍近くに広がった。
アイネスの立地のよさが歴然と売り上げに現れた店はほかにもある。
パン製造販売の岡山木村屋の店舗にも来客が途絶えない。「1日の売り上げは7〜8倍になった。店員は1人から、他店からの応援組など6、7人に増やした」と担当者はうれしい悲鳴を上げる。
元々旧繊維ビルにあったが、建て替え工事に伴い、大通りから約90メートル奥のビルに移転していた。「店員1人で対応できていた。こんな盛況、予想できなかった」と驚く。
携帯電話のauショップアイネスフクヤマもそうだ。「契約が3倍以上増えた」と店長の女性。前の店は大通りから約70メートル奥だった。「こんな所にあったなんて知らなかったという客もいた。ここは立地が全然いい、移ってよかった」
■テナント移転に戦々恐々
あおりを食ったところもある。旧そごう跡の福山ロッツ(9階建て)。服飾、飲食など約100店が入居しているが、5階の書店「廣文館」が27日、アイネスに移転する。担当者は「書店は欠かせなかった。出ていくと言われればしかたがない。残念だ」。他にも動きがないか気をもんでいる。
アイネスに隣接するファッションビル「キャスパ」(8階建て)も戦々恐々だ。テナントのスーパーがアイネスに移転するとのうわさが絶えないからだ。担当者は「スーパーは大きな集客力がある。他のテナントにも相乗効果があるので、みな不安だ。移転となれば痛い」と動向を注視している。
■商店主「客移るだけ」
現在アイネスに入っている24店のうち、福山初出店の服飾・飲食関係は2店だけ。もともと繊維ビルにあった店3店、近くからの移転3店が含まれる。
パリゴやau、木村屋がこぞって移転した通りでは「テナント募集」の広告が目立つ。同じ通りの洋品店主は「人通りが少なくなった。駅前の商店街全体の底上げになればいいが、アイネスに客が移るだけではいけない」と語る。
公金を投入したアイネスに批判的な声もある。
福山商工会議所の林克士会頭は2月の会見でアイネスについて問われ、日頃の温厚な口ぶりを一転させ、珍しく気色ばんだ。
「地元店の客がアイネスに移動するだけ。(官による)民需圧迫だ。民の客を引っ張っていくのはいかがなものか」
福山市によると、福山駅前では地下送迎場が夏に完成し、今年度末には地上整備も終わるという。同市経済部の渡辺清文部長は「備後の玄関口として駅前が一新され、にぎわいを創出できると思う。市立大の開学で学生の流れもできるはず。客の奪い合いではなく、相乗効果が期待できる」と話している。(野口拓朗)
1358
:
チバQ
:2011/04/16(土) 18:24:25
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20110412000131
8割、京都初出店 京都マルイ 27日開業く
完成間近となった京都マルイ。12日には河原町通側の壁面にロゴが取り付けられた(京都市下京区) ファッションビル運営の丸井グループは12日、27日に開業する四条河原町阪急の後継テナント「京都マルイ」(京都市下京区)の店舗概要を発表した。入居する全53店のうち、約8割の42店が京都初出店となる。プライベートブランド(PB)商品を扱う売り場も充実させる。
売り場面積は地下1階から地上6階の8760平方メートルで、うち約4割はPB商品の売り場。入居店舗の約6割をアパレル以外の雑貨やカフェなどの店で構成する。
地下1階は「マルチカ」の愛称を付け、スイーツやベーカリー、雑貨など関西初の店が並ぶ。1、2階は女性向けの靴やバッグなどのPB商品を中心に展開。3、4階に女性向け衣料、5階に男性向け衣料の店が入る。6階には地元のふたば書房をはじめスポーツや時計など趣味関連の店が入居する。このほか靴や時計、洋服の補修の店も置く。
商圏人口は京都市内を中心に320万人。初年度の売り上げは60億円台半ばを目指す。丸井の中村正雄社長は「(東日本大震災の)被災地復興支援に配慮しつつも早く通常の経済活動に戻すべきと判断し、この時期に開店する。若々しいマインドを持つすべての人に満足してもらえるようにしたい」と話した。
1359
:
名無しさん
:2011/04/19(火) 22:37:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110419-00000143-san-soci
阿倍野が渋谷に!? 「109」26日開業 関西初 独自の挑戦
産経新聞 4月19日(火)16時3分配信
拡大写真
報道陣に公開された「SHIBUYA109 ABENO」関西では初出店となる=19日午前、大阪市阿倍野区(竹川禎一郎撮影)(写真:産経新聞)
■若い街「力出せる」
東京・渋谷の人気ファッションビル「109」が大阪市阿倍野区に26日開業されるのを前に19日、報道関係者に公開された。“ギャルの聖地”と呼ばれる109が関西初進出の地をキタやミナミではなく阿倍野地区を選んだ背景には、生まれ変わるアベノの“若さ”があった。(伊豆丸亮)
[フォト]「109」核テナントの「あべのキューズタウン」を大公開
公開された「SHIBUYA109 ABENO」(阿倍野109)は、売り場面積4300平方メートルで35店が入居する。このうち31店は渋谷店の人気テナントで、女性カジュアルブランドの「ラヴァップ」や「クリックス」など計8店が関西・大阪初出店となる。
同店では10代から20代後半の女性をターゲットに、初年度の売り上げ目標を45億円、来客数200万人を見込んでいる。
阿倍野109が入る「あべのキューズタウン」は、東急ハンズなどが出店する大型商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」と、以前からの商店街事業主や住友信託銀行阿倍野橋支店などが並ぶ「ヴィアあべのウォーク」の計約320店で構成されている。
109は、東京都以外では横浜や静岡、金沢、福岡などへ展開しているが、関西進出は今回が初めて。109を運営する東急モールズデベロップメントの中里研二・開業準備室長は「関西を敬遠していたわけではなく、適当な物件がなかっただけ」と語る。
しかし、関係者によると、数年前に関西の百貨店へ誘致されたが、音や設備などが制限されれば独自性が発揮できない可能性があるとして、見送った経緯があるという。中里室長の「10〜20代の女性に注目し、多くの人気ブランドを育ててきた」という自負からすれば、独自性が制限され、集客性や採算性が求められるテナント型のビジネスは合わないと判断したとみられる。
阿倍野地区への出店を決めた理由について中里室長は「ここなら力を出せると思った」と振り返る。近年、あべのHOOPや天王寺ミオ、andなどの大型商業施設が増加。休日は多くの若者でにぎわっている。同社が関西に進出している109ブランドの関係者から聞き取り調査をしたところ、再開発で町が生まれ変わり、若い街へ変貌(へんぼう)しつつあり「阿倍野ならいける」との声が出たという。
百貨店ひしめくキタ、百貨店と大型ファストファッション店が併存するミナミ。果たして109は阿倍野地区を第3極に押し上げる起爆剤となれるのか、注目が集まる。
【用語解説】109
東京急行電鉄グループが展開するファッションビルの名称。「マルキュー」の愛称で親しまれる。東京都渋谷区の「SHIBUYA109」が旗艦店。流行発信地として10〜20代の女性から高い支持を集めている。「マルキューブランド」との言葉通り、ブランド育成に定評がある。
1360
:
チバQ
:2011/04/19(火) 23:59:37
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0003977487.shtml
大丸梅田店が全面オープン 商戦激化
増築・改装を終えて全面開業した大丸梅田店=大阪・梅田
増床工事中だった大阪・梅田の大丸梅田店が19日、全面開業した。売り場面積は約1・5倍に拡大し、増築部分には雑貨大手の「東急ハンズ」や、カジュアル衣料の「ユニクロ」などが入居。午前10時の開店前には約3千人が列をつくった。
1983年の開店以来、初の大型リニューアル。低価格志向に対応し、これまで百貨店に入居しなかった大手チェーン店を誘致した。村田荘一店長は「従来、他業態を利用していた顧客を百貨店に呼び戻す。他店との違いをアピールし、激戦区で生き残りたい」と話した。婦人服売り場やレストラン街など一部は、3月16日に開業していた。
大阪・阿倍野では、4月26日に大型商業施設が開業するのに続き、5月4日には、JR大阪駅の新ビルにJR三越伊勢丹がオープンする。兵庫県内でも、神戸国際会館(神戸市中央区)、ららぽーと甲子園(西宮市)などが改装しており、府県境を越えた顧客獲得競争が激しさを増しそうだ。
(末永陽子)
1361
:
チバQ
:2011/04/20(水) 00:19:03
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110419/biz11041920270028-n1.htm
百貨店バトルだけじゃない…大阪は商業施設もサバイバル!
2011.4.19 20:27 (1/2ページ)
大阪市内で大型商業施設の新規出店・改装が相次いでいる。百貨店の新規開業、増床に対抗するためだが、一方で大阪・キタ、ミナミを軸にエリア間競争が激しさを増すなか、百貨店と商業施設の“合従連衡”の動きも出てきた。
26日開業する関西最大級の商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」(大阪市阿倍野区)が19日、報道関係者に公開された。約6万平方メートルの広大な売り場には、若者向けファッションゾーン「109」をはじめ国内最大級のユニクロや東急ハンズ、イトーヨーカドーなど254店が出店する。
運営する東急不動産の吉浦勝博・関西事業部統括部長は「天王寺駅や阿部野橋駅はターミナルでありながら居住者が多く、競争相手も少ない」と自信を見せる。初年度は売上高400億円を目指す。
同地区では、平成26年春に近鉄百貨店阿倍野本店が売り場面積10万平方メートルと国内最大級の百貨店としてリニューアルオープン。キューズモールの出現で顧客の奪い合いが懸念されるが、同百貨店の飯田圭児社長は「キタやミナミに劣らない商圏人口を抱えながら開発が遅れていた。キューズモールと一体となって阿倍野の集客力を高めたい」と歓迎する。
これに対し、JR大阪駅の新駅ビル(同北区)に5月4日オープンする大型商業施設「LUCUA(ルクア)」(198店)は、隣接する百貨店「JR大阪三越伊勢丹」と連携。相互案内を強化するほか、来店客がルクアで借りたベビーカーを伊勢丹で返却できるようにするなど利便性を高め、近隣に2つの本店を構える阪急阪神百貨店に対抗する。
一方、JR東海道線高架下の商業施設として30年の歴史を持つEST(エスト、同北区)は22日、改装工事を終え、108店舗のうち約30店舗を入れ替える。それでも23年度の売上高は100億円程度とピーク時の8割に満たない見込みで、百貨店の新規開業・増床が相次ぐ今は「我慢の時」と位置付ける。
阪急電鉄は29日、商業施設「ヌーチャヤマチ」(同北区)の北東側に別館「ヌーチャヤマチプラス」を開業。また、大阪・ミナミの商業施設「なんばCITY」(同中央区)も、全エリアの4割にあたる約1万2千平方メートルを26日にリニューアルオープンする。
この新規出店・増床ラッシュによって「大阪市内は完全なオーバーストア(店舗過剰)」(関係者)となり、これまでの百貨店と商業施設の“共存共栄”は事実上不可能となる。
19日全面開業した大丸梅田店の村田荘一店長は「激戦区を生き残るため、他店と違いを出していきたい」と厳しい表情をみせた。
1362
:
チバQ
:2011/04/20(水) 00:25:14
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/110419/20110419020.html
東急ハンズ梅田店 きょうオープン
2011年4月19日
大阪市北区の大丸梅田店内に19日、東急ハンズ梅田店がオープンする。直営売り場面積としては西日本最大で10万品目を扱う。店頭連動イベントも行う同社初の直営カフェやギャラリースペースなども設け、創造、文化的な情報の発信に力を入れる。
店頭連動イベントも行う直営カフェ=18日午前、大阪市北区
梅田店は同百貨店の10−12階の3フロアで、店舗面積は約6千平方メートル。「関西エリアの旗艦店」と位置付け、初年度の売り上げ目標は約50億円を見込む。
直営カフェでは関西で頑張る若手の講談師や落語家、手品師らを迎え、店内の商品と連動したワークショップなどを予定。ギャラリースペースでは気鋭のクリエーターらが同社商品で作ったオリジナル巣箱を発表する「ハンズの森」を5月8日まで実施する。
12階にはボディケアやネイルサロン、アロマ用品などを集めた女性向けの「ビューティーライン」を関西エリアでは初設置。同フロアにはフィットネス用品やメンズコスメなども取りそろえた。
榊真二社長は「梅田地区にどうしても拠点を持ちたかった。駅が新しくなり、百貨店の増床計画が目白押しのこの地区にお客が集中するのは間違いない」と話していた。
1363
:
片言丸
:2011/04/20(水) 16:51:45
パルコ、社長退任を受け入れ 森トラスト・イオンと合意
2011年4月20日11時15分
http://www.asahi.com/fashion/article/TKY201104200125.html
ファッションビル大手のパルコは20日、筆頭株主の森トラストと第2位株主のイオンが要求していた、平野秀一社長(52)が退任する人事案を受け入れる方針を決めた。牧山浩三取締役兼専務執行役(52)が社長に就く。5月末の株主総会での委任状争奪戦は、回避される見通しになった。
平野社長は20日朝、朝日新聞の取材に対し、「(新体制を森トラストとイオンから)同意していただいた。パルコらしさを継続していけると判断し、退任を決めた」と語った。平野社長は執行役に残る可能性がある。新体制では、社外を除く取締役5人のうち、森トラストとイオンから計3人を受け入れる。
森トラストはパルコ株の33.2%を保有する筆頭株主で、イオンも12.3%の株を持っている。両社はパルコとの関係強化を進める方針を掲げたが、独自路線にこだわる平野社長と経営方針をめぐって対立していた。
ただパルコ社内では、委任状争奪戦で対立が泥沼化すれば、「パルコのイメージが下がる」(幹部)との懸念が出ていた。
パルコは西武百貨店を中心とするセゾングループだったが、グループ解体に伴い、01年に森トラストが筆頭株主となった。森トラストは昨年1月、出資比率の50%弱への引き上げを提案したが、パルコ側が拒否。パルコは日本政策投資銀行と資本業務提携し、対立が鮮明となった。
一方、イオンは都市部に強いパルコの株式を、今年2月に大量に取得。業務提携を求めていた。
1364
:
チバQ
:2011/04/21(木) 22:05:45
地震でIKEAの本棚が倒れました・・・
まあ、適当に改造した自分が悪いんですけど
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237911
イケア 九州初進出 家具販売競争に拍車 低価格、デザイン性も
2011年4月20日 00:14 カテゴリー:経済 九州 > 福岡
来年4月に開業するIKEA福岡新宮は、敷地面積6万2千平方メートルで店舗面積は約3万1千平方メートル。年間300万−400万人の来店客を見込んでいる。起工式後、イケア・ジャパン(千葉県船橋市)のミカエル・パルムクエスト社長は「福岡は商圏として力強い可能性がある。客自身が(他店との)差異化を決める」と、自社製品への絶対的な自信を口にした。
日本の家具市場では、ニトリの家具に代表される低価格品が売り上げを伸ばしているが、イケアは価格競争にも自信を示す。設計から製造・販売まで一貫して行い、商品は配送の効率化を図るため平板状に梱包(こんぽう)され、自分で組み立てる。何よりもイケアの売り上げは、ニトリの約9倍。世界約10カ国の生産拠点で大量生産し、大量販売することで手ごろな価格帯を実現しているからだ。
迎え撃つ形の、国内最大手のニトリ(札幌市)は、九州でも既に福岡を中心に22店を展開。イケアと同様に商品企画から小売りまでを行う。人件費の安いベトナム、インドネシアにある自社工場などで海外生産を行い、他社の追随できない安さを確立した。例えば、2人掛けソファだとニトリは2万4900円から取りそろえる。イケアは3万4900円で、価格面ではニトリに軍配が上がるようだ。
ただ、イケア側は価格に見合う品質をアピールできれば、十分勝算はあると考えている。
一方、普及品だけでなく最高級品も取り扱い、高級なイメージの強かった大塚家具(東京)は、リーマン・ショックを境に減収が続き、“庶民派”も取り込む営業に転換し、巻き返しを図っている。入店に記名を求めていた福岡ショールーム(福岡市博多区)では、2009年8月から自由に出入りできるようにした。敷居を低くし、品質の良さに広く触れてもらう狙いだ。
価格、あるいは品質という自社の特長を前面に出しつつ、価格の割に品質が良いという「割安感」をいかにアピールできるかが生き残りの鍵を握っている。
=2011/04/20付 西日本新聞朝刊=
1365
:
チバQ
:2011/04/21(木) 22:33:43
>>1333-1334
>>1353
>>1363
http://www.asahi.com/business/topics/economy/TKY201104210158.html
パルコ、独自路線裏目 経営刷新要求受け入れ社長退任2011年4月21日11時39分
ファッションビル大手のパルコは20日、平野秀一社長(52)が退任し、牧山浩三取締役兼専務執行役(52)が昇格すると発表した。大株主の森トラストとイオンの経営陣刷新要求を受け入れた。これからイオンの大都市での戦略の一翼を担うことになる。
「2社で(株式の)45%超を持たれている。このまま株主総会に突っ込んでも、非常に厳しい状況だった」。平野社長は20日夕に記者会見し、退任を決めた理由を説明した。
パルコは独自路線の模索が、あだとなった。昨年8月、筆頭株主の森トラストの同意を得ずに日本政策投資銀行と資本・業務提携を結び、反発を招いた。
森トラストは平野社長の取締役再任の拒否を表明。イオンが今年、パルコ株12.3%を取得して第2位株主になると、共同歩調を取ることで合意した。3月、パルコ経営陣を刷新し、森トラストから2人、イオンから3人の役員を送り込む株主提案を出した。
平野社長はイオンとの提携に「客層も文化も違う。企業価値を上げられると思わない」と抵抗したが、打てる手は限られていた。
経営陣を支援する「ホワイトナイト(白馬の騎士)」を期待し、流通大手などに資本提携を打診したが、「時間が足りなかった」(関係者)という。ある流通大手首脳は「今は震災からどう立ち上がるかで精いっぱい」と明かす。
株主総会の委任状争奪戦になれば泥仕合と映り、イメージが傷つく。パルコは平野社長がやめる代わりに執行役として残ることを提案し、合意にこぎつけた。「主導権は取られない」(平野社長)ための苦肉の策だ。ただ、大株主2社から計3人の取締役を受け入れる。「パルコらしさ」を守れるかはこれからだ。
■強まるイオン色
郊外のショッピングセンターが多いイオンにとって、都会にあるパルコは「あこがれの的」(幹部)。イオンもファッションビルの「フォーラス」や「ビブレ」を運営するが、業績は低迷している。
パルコ株取得はこれらをパルコと一体化し、共同で国内の店舗開発や海外出店を進める狙いがある。「今後も最適な資本関係を検討していく」としており、株の買い増しもあり得る。
パルコは4月、シンガポールのビル運営会社と中国出店で業務提携しており、「イオンの海外戦略も聞きたい」とする。だが、企業文化の違いは大きく、「すべてこれから」(牧山新社長)。イオンと設ける業務検討委員会では両社の差を埋められるかが焦点だ。(角田要)
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1366
:
荷主研究者
:2011/04/23(土) 14:01:13
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=9821278&newsMode=article
2011/04/08 10:10 福島民報
商都郡山、傷痕深く 「危険」建物県内最多
東日本大震災で震度6弱の強い揺れに見舞われた福島県郡山市。国が6日までにまとめた建物の応急危険度判定では、余震による建物の損壊の恐れを示す「危険」が県内で最も多い810件に上った。「要注意」も最多の1732件。それらの多くはJR郡山駅西側の市街地に集中している。長期休業を余儀なくされたり、閉店する店も。景気低迷に追い打ちを掛けた未曽有の災害は、経済県都にも深い傷痕を残している。(鈴木 信弘)
「頭上注意」「ビルの壁がはがれ危険」−。街中を歩くと、注意を喚起する赤や黄色の紙が目立つ。出入り口には立ち入り禁止のテープもある。ビルのタイルがはがれ落ち、内部の壁や柱にはひびも多い。市開発指導課は「昭和40年代建築などの古いビル、店舗が密集しているのが原因」と分析する。
「危険」とされ、廃業した居酒屋、人の気配のないビル、休業中の立体駐車場…。郡山を代表する老舗割烹(かっぽう)「辰柳」も店を閉じた。市商店街連合会の斎藤知二会長(64)は「資材調達の見通しが立たない店、重くのしかかる補修費に苦しむ経営者も多い」と話す。
一方で、「今こそ郡山から元気を」と奮起する人々も出始めた。市民から愛される市内大町の老舗食堂「三松会館」を営む松崎昭信さん(74)は「危険」の張り紙を受けた一人。建物の壁がはがれ、一部は取り壊す予定だ。しかし、「『いつ再開するの』って聞かれるからね。補修費は負担だが、何とか近く店を開けたい」と意欲を見せる。
斎藤会長は「こんな時こそ、みんなで力を合わせて郡山を盛り上げたい」と前を向いた。
【写真】入り口に「危険」の張り紙が張られたJR郡山駅前の店舗=7日午後3時ごろ
1367
:
荷主研究者
:2011/04/24(日) 14:51:48
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201104130041.html
'11/4/13 中国新聞
新球場効果に流通企業が着目
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20110413004101.jpg
JR広島駅(広島市南区)の周辺で商業施設の開発の動きが活発になっている。地場スーパー最大手のイズミ(同)は駅北口の二葉の里地区で再開発地域の一部を取得し、出店する方針。広島駅の南北を結ぶ自由通路の建設計画や、3年目を迎えるマツダスタジアムなどで集客力が増している駅周辺に流通企業が着目している。
イズミが出店を予定するのは、駅北側を通る二葉通りに面した約8300平方メートル。山陽自動車道とつながる計画中の広島高速5号の出入り口にも接する。
イズミは、取得地の利用について未定としている。ただ敷地面積が狭いため、ゆめタウンと同じタイプの大型複合商業施設は難しく、比較的小規模のスーパーなどを出店するとみられる。
二葉の里地区には他にも未利用の国有地が残っており、今後さらに商業施設の開発が進む可能性もある。
駅北口では、二葉の里の東側に位置する若草町地区で昨年4月、マックスバリュ西日本(兵庫県姫路市)のスーパーが開業。先月には米国系のシェラトンホテル広島もオープンした。
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20110413004102.jpg
【写真説明】イズミが出店を予定する二葉の里地区の土地
1368
:
荷主研究者
:2011/04/24(日) 15:02:08
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237205
2011年4月15日 14:04 西日本新聞
「木の葉モール橋本」開業 福岡市 開店前に買い物客2300人
開店を記念してかしわおにぎりが配られた場所には大勢の買い物客が列をつくった=15日午前10時すぎ、福岡市西区の木の葉モール橋本
大型ショッピングセンター(SC)「木の葉モール橋本」が15日午前、福岡市西区の市営地下鉄橋本駅前でグランドオープンした。開店前には約2300人の買い物客が列をつくった。
同SCは7階建て(1、2階が店舗、3−7階が駐車場)。店舗面積は約2万2千平方メートル。スーパーマーケット「サンリブ」を核テナントに、岩田屋サロンや雑貨館インキューブなど129店が出店。玩具を置いた子育てプラザやカルチャーセンターなどもある。
この日は、直結する地下鉄駅からも続々、買い物客が来店。本を買いに3歳の娘と訪れた福岡市西区の主婦(38)は「近くにこんなに大きなモールはなかったので便利になる。子どもを遊ばせることのできる場所もあるので助かる」と話した。
=2011/04/15付 西日本新聞夕刊=
1369
:
チバQ
:2011/04/24(日) 18:06:03
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110424/biz11042412010005-n1.htm
火ぶたを切った大阪商業施設バトル 勝負の決め手はネーミング?!
2011.4.24 12:00 (1/2ページ)
4月下旬からゴールデンウイーク(大型連休)にかけて、大阪市内で百貨店や商業施設の開業ラッシュが本格化する。各施設は店づくりだけでなく、ネーミング(名称)についても独自色を出そうと、知恵を絞っている。
大阪市阿倍野区に26日開業する関西最大級の商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール(Q's MALL)」。英語で「開始の合図」を意味する「CUE」から、親しみやすく連想しやすいアルファベット「Q」を使用した。ちなみに、ロゴマークの「Q」の文字は、大小2つの輪がつながった形で、「人と人、人と地域、地域と地域が、つながっていくお手伝いをしたいとの願いを込めた」(運営する東急不動産)という。
JR大阪駅の新駅ビル(同北区)に5月4日オープンする大型商業施設「LUCUA(ルクア)。「Lifestyle(ライフスタイル)」「Urban(都会の)」「Current(流行の)」「Axis(軸)」の頭文字を取った。また、「『Look up(見上げる)』『歩く』をかけて、お客さまに回遊して楽しんでもらいたいとの思いも込めた」(JR西日本グループ)という。
新規開業する商業施設のネーミングはかなり凝った印象だが、歴史ある施設ほどシンプルなネーミングが目立つ。
JR東海道線高架下の商業施設「EST(エスト)」(同北区)。運営するJR西日本の子会社、大阪ステーション開発(同北区)によると、ESTはフランス語で「東」。JR大阪駅の東側にあるというのが理由だ。
同施設の開業は30年前の昭和56年。「当時、フランスはファッションの最先端とみなされ、フランス語のネーミングはファッショナブルな印象だった」(担当者)とか。
平成17年に開業したファッションビル「NU chayamachi(ヌーチャヤマチ)」(同北区)。29日には別館のプラスもオープンするが、NUは、英語で「北」を表す「North」とアルファベットの「Umeda」の頭文字に由来する。同ビルのある茶屋町地区が、北梅田に含まれるためだ。
南海電気鉄道は、商業施設の地名にCITYをつける方式が伝統で、「なんばCITY」(大阪市中央区)は代表例。「なんばパパークス」は新規性を打ち出したが、同社ターミナルの「なんば」の地名はそのまま使った。
りそな総合研究所の荒木秀之主任研究員は「ネーミングは懲りすぎると幅広い年齢層に受け入れられない。記憶に残りやすく、訪れてみたいと思われる語感が大切。ターゲットの年齢層を示す場合もある」と解説する。
ネーミングの由来を考えながらのショッピングも楽しいかも。
1370
:
チバQ
:2011/04/24(日) 19:25:34
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20110424301.htm
北陸の経済ニュース 【4月24日02時40分更新】 スリム化と改装、両にらみ 北陸の百貨店
北陸の百貨店は、この5年間で7店から5店に減少した。個人消費の低迷が続くにもかかわらず、大型商業施設の郊外出店が止まらず、縮む消費の奪い合いが過熱したためだ。7店から3店に身を削った大和は、旗艦店改装で反転攻勢を狙うが、大震災の影響がどう出るか。百貨店サバイバルでもう脱落はないのか。
百貨店の減収傾向は顕著だ。三県最大の香林坊大和の2011年2月期売上高は242億円。ピークとなる1998年の425億円から4割落ち込んだ。
07年に移転新築した富山大和、09年に食品売り場を大改装しためいてつ・エムザでさえピーク時と比べ約2割少ない。
背景には大型商業施設との競合激化がある。金沢では06年、金沢駅東口に金沢フォーラスが開業。その後もかほく市のイオンかほくショッピングセンター(SC)など大型出店が相次ぎ、膨らまない消費のパイを取り合う構図が定着した。
08年のリーマン・ショックで不況が深刻化すると、高級イメージの強い百貨店の苦境は一段と鮮明になった。
かつて「地方百貨店の雄」とされた大和は、09年2月期に単体で創業以来初の営業、経常赤字に転落。昨年4〜6月に小松店など不採算4店を閉鎖するとともに、500人近いリストラを行った。
こうした大規模な事業整理に加え、緩やかな消費の持ち直しもあって11年2月期は3期ぶりの営業黒字を確保。同じく赤字が続いていた、めいてつ・エムザも徹底したコスト削減で営業黒字化を達成した。
収益改善を受け、足元では増収に向けた改装の動きが出始めている。
香林坊大和は今秋、地下食品フロアの全面刷新を予定しており、来年にかけては衣料品フロアなど全館的に売り場を見直す。
めいてつ・エムザは秋をめどに衣料フロアを中心に改装する方針で、若年客層を開拓する。
「従来のビジネスモデルは完全に行き詰まった。地方には今まで以上に大手の知恵が必要になる」。地元店幹部がこう話すように、最近は地方における大手百貨店の存在が目立つようになってきた。
大和は大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ・フロントリテイリングと提携関係にあり、香林坊店の改装にも同社が深くかかわる。
大和の前身である宮市百貨店は1923(大正12)年、京都大丸の支援で開業にこぎ着けた。以来、資本関係こそないが、商品開発や情報提供で連携を取り合い、昨年は2人の人材派遣を受けた。
先月、2人は大和に転籍し、このうち平井健二営業本部長は取締役に就任予定。周辺からは「大和の大丸色が一気に濃くなるのではないか」との声も上がる。
一方、めいてつ・エムザは伊勢丹を中核とする百貨店組織「A・D・O」に加盟。グループ会社である名鉄百貨店(名古屋市)は伊勢丹と業務提携を結んでいる。福井西武はセブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武の直営店舗だ。
昨年秋ごろからの消費改善に伴い、百貨店の業績も緩やかに持ち直してきた。しかし、3月11日の東日本大震災で再び雲行きが悪化している。影響が長引けば、さらなる店舗閉鎖が起こる可能性は否定できない。
1371
:
名無しさん
:2011/04/28(木) 20:53:14
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110428/CK2011042802000074.html?ref=rank
旧イトーヨーカドー前橋店 再開発ビルに改築検討
2011年4月28日
駅前の整備が進む中でも空きビル状態が続く旧イトーヨーカドー前橋店=前橋市で
前橋市のJR前橋駅前にある旧イトーヨーカドー前橋店の不動産の大半を所有する曽我製粉(同市)は二十七日、旧店舗を住宅を含む再開発ビルに改築する案を軸に検討に入った。東日本大震災に伴う経済情勢の悪化により、テナントとして入店を検討していた企業との交渉が頓挫。全館を商業ビルに再生する従来の方針にこだわるのは困難と判断した。 (菅原洋)
同店は昨年八月に閉店し、地上五階地下一階建ての店舗面積は約一万五千平方メートル。曽我製粉の固定資産税は年間約四千万円に達し、年内にも早急な決断を迫られている。
当初はビルが「県都の顔」ともいえる好立地にあるため、前橋市が補助金を用意し、全館を商業テナントで埋める道を模索。しかし、進出を検討する企業との交渉が難航した上、震災が追い打ちとなり、閉店から半年以上過ぎても交渉相手がいないのが実情だ。
そこで前橋、高崎両市などでマンション需要が根強い現状を踏まえ、住宅を中心にした再開発ビルに改築する案が浮上。行政から補助金が出る上、低層階に商業テナントを入れれば、乗客や市民の利便性も高まる。土地の売却も検討しており、立地の良さからホテル関連の企業などが注目するとみられる。
曽我製粉の曽我隆一社長は「全館を商業ビルに再生するには限界があり、場合によっては解体もやむを得ない。震災により、ビルへ進出を検討する企業の意欲は中長期的に減退したままだろう。発想を変えるしかなく、震災で県内に避難する被災者に、再開発ビルを定住の場として提供するのも一案だ」と話している。
1372
:
名無しさん
:2011/04/28(木) 20:55:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110427-00000345-oric-ent
東京ディズニーシー、47日ぶりに営業再開 新規アトラクションもスタート
オリコン 4月28日(木)9時53分配信
拡大写真
47日ぶりに営業を再開した東京ディズニーシーには、多くの来場者が訪れた (C)ORICON DD inc.
東日本大震災の影響で3月12日より運営を見合わせていた東京ディズニーシー(TDS)はきょう28日午前9時、47日ぶりに営業を再開した。開園し園内に足を踏み入れた来場者たちはブラスバンドの演奏に耳を傾け、出迎えた人気キャラクターたちに駆け寄り、写真を撮ったり抱き合ったりして再開を喜んだ。再開と同時に新キャラクターグリーディング施設「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル」、新ナイトアトラクション「ファンタズミック!」もスタートする。
【写真】チップら、人気キャラクターと触れ合う来場者/再開の模様
開園の1時間前にやってきたという千葉県在住の20代女性二人組は「再開のニュースを聞いた時は嬉しかったです。被災地の方を思うと申し訳ないという気持ちもあるんだけど、大きな被害を受けてない私たちが元気にならないと」、「震災後ずっと気持ちが重かったので、今日は現実を忘れて遊びます」とコメント。ドレス姿の3歳の娘を連れた東京都在住の女性は「子どもがずっと待っていたので今日はおめかしして遊びに来ました。節電対策をしているそうだし、こういう夢を与える場所は再開してもいいんじゃないですかね」と微笑んだ。
再開したTDSの運営時間は午前9時から午後10時まで。東京ディズニーランド(TDL)も今月23日より夜間運営を再開させており、今日のTDS再開で両パークの施設は通常時通りの運営時間になる。ただし、減灯や噴水の停止など園内の各所で節電対策を行っているほか、今月よりスタートする予定だったTDS10周年記念イベントは延期となっている。
1373
:
荷主研究者
:2011/05/03(火) 00:31:32
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110422/201104220845_13656.shtml
2011年04月22日08:45 岐阜新聞
ドン・キホーテ柳ヶ瀬店オープン 来店1日3千人見込む
22日オープンのドン・キホーテ柳ケ瀬店=岐阜市徹明通
ディスカウントストアを全国展開するドン・キホーテは22日、岐阜市徹明通の旧岐阜メルサファッション館に、新店舗「ドン・キホーテ柳ケ瀬店」をオープン。21日には地元の商店主らを招いた内覧会を開いた。およそ1年8カ月にわたり空きビルだった同館の再出発が、柳ケ瀬をはじめとする中心市街地活性化の起爆剤となるか、今後の店舗運営が注目される。
ドン・キホーテ柳ケ瀬店はビルの1〜3階で、売り場面積は約2600平方メートル。食料品、日用品、衣類、雑貨、ブランド品、家電製品など約6万点を取り扱う。地元でパート100人を雇用した。4〜6階は衣料品やエステなどのテナント。8階は大衆演劇場「ぎふ葵劇場」が7月にオープンする。7階は未定。
営業時間は午前10時から翌日午前3時まで。1日3000人の来店と客単価2400〜2500円を見込む。懸案だった駐車場については、地下の無料駐車場に加え、道路を挟んだ南側の立体駐車場と契約、買い物客は割安に利用できる。
内覧会前の会見で、高橋光夫ドン・キホーテ専務は「(人を呼び込む)柳ケ瀬の磁石の一つとなるよう懸命に努力したい」と抱負。誘致活動に尽力した野田聖子衆院議員は「(同店に来る)若い客を商店街にも呼び込めるような魅力づくりが必要」と呼び掛け、細江茂光市長は「回遊性のある商店街づくりで相乗効果を出したい」と語った。
1374
:
チバQ
:2011/05/04(水) 09:13:34
>>1359
>>1361
http://www.sankei-kansai.com/2011/04/27/20110427-052210.php
キューズモール開業 アベノ「第3の街」名乗り
26日開業した関西最大級の商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」(大阪市阿倍野区)。アベノ(阿倍野・天王寺地区)では近鉄百貨店の建て替えも予定されており、大阪のキタ、ミナミと並ぶ「第3の繁華街」を目指す“挑戦”が始まった。
アベノは、JR天王寺駅をはじめ5駅7路線が集まる巨大ターミナル。1日の乗降客は約78万人に上るが、最大の商業施設が近鉄百貨店阿倍野本店の4万8千平方メートルにとどまっていたことから、アベノを通過してミナミなどに行く人も多かった。
しかし、売り場面積6万平方メートルのキューズモールが加わると大きく変わる。「働く場所」のキタとミナミに対し、居住者や学校が多いアベノは「マイタウン意識」が強く、キューズモールは徹底的に地元客を重視。テレビCMは流さず、新聞の折り込みチラシ73万枚で人を呼び込んだ。
店内には東京・渋谷の人気ファッション店「109」だけでなく、手芸用品店や家電量販店などバリエーションに富む。109で衣料を買い込んだ大阪市内の女性(23)は「キタやミナミと違って、1つの建物の中ですべての買い物が済ませられる」と評価は高い。
「年齢性別を問わず、オール世代の来店客がショッピングを楽しめる」(キューズモールの松井康明支配人)ことを初日から示した形だ。
同地区の近鉄百阿倍野本店は平成26年春、売り場面積約10万平方メートルと国内最大級の百貨店に生まれ変わる。顧客層が重なれば、共倒れの懸念も浮上するが、相乗効果を発揮できれば「第3の繁華街」としての存在感は確実に増しそうだ。 (藤原章裕)
(2011年4月27日 08:17)
1375
:
チバQ
:2011/05/04(水) 09:22:21
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110426/bsd1104261033003-n1.htm
【百貨繚乱 2011年問題の行方】(1)新宿+渋谷+池袋超える売り場…大阪決戦 (1/2ページ)2011.4.26 10:30
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開店に向け準備が進むJR大阪三越伊勢丹。売り場に設けられた茶室=22日、大阪市北区(柿平博文撮影)【拡大】
「黒船の襲来だ」。6年前の平成17年、大阪の百貨店関係者に衝撃が走った。
建て替え工事中のJR大阪駅の新駅ビルに三越が出店すると発表されたからだ。その後、三越は三越伊勢丹ホールディングス(HD)に生まれ変わったが、危機感を抱いた地元百貨店を増床に駆り立て、“大阪百貨店戦争”に火をつけた。
5月4日。三越伊勢丹HDがJR西日本と組んで建設した「JR大阪三越伊勢丹」(大阪市北区)がベールを脱ぐ。
地上10階地下2階、総売り場面積5万平方メートルの各フロアには、既存の百貨店像を覆す新たな試みがちりばめられている。
紳士服フロア「イセタンメンズ」(8〜9階)にはゴルフウエア売り場に囲まれたカフェを配置。売り場との仕切りはなく、お茶を楽しみながら巨大薄型テレビでゴルフ中継などを観戦できる。「一流プロのコーディネートをすぐ楽しめます」。バイヤーの佐野正史さんはこう自信を見せる。
社員が独自で品ぞろえを充実させる「自主編集」と呼ぶ売り場はメンズ全体の6〜7割。百貨店各社とも自主編集売り場を充実させているが、それでも多くて3割程度にとどまる。ブランド売り場の面積を上回るのは異例中の異例だ。
美術・呉服売り場では茶器や筆などのコーナーに面して茶室を設置。茶道・書道教室などを催し、「おけいこごとから商品への興味に結びつける」(担当者)戦略であり、歴史・文化に強い三越ならではの試みだ。
大阪市内の百貨店の売り場面積は、3年後の26年には約54万平方メートルと現在の約1.4倍に膨らむ。一方で3年前のリーマン・ショック以降、百貨店市場は低迷し続け、21年には全国ベースで24年ぶりに7兆円を割り込んだ。その上、東日本大震災の自粛ムードは低落傾向に拍車を掛ける。
「各社が開業・増床の意思決定をしたのはリーマン前だが、今となっては楽観のそしりは免れない」。高島屋の松本靖彦専務は表情を曇らせる。
実は、同じような光景は14年前の京都で見られた。
平成5〜6年、京都最大の繁華街といわれた「四条河原町・烏丸地区」の若者離れに危機感を抱いた大丸京都店は3割、高島屋京都店は5割増床した。
ところが9年、JR京都駅ビルに、ジェイアール京都伊勢丹が出店すると顧客争奪戦が過熱。結果、19年に近鉄百貨店京都店、昨年は四条河原町阪急と2店が閉店に追い込まれた。近鉄百貨店幹部は「京都駅前という最高の立地だったが、伊勢丹ができてからは買い物客が来店しなくなった」と敗因を打ち明ける。
大阪では各社が生き残りをかけて巨額投資に踏み切ったが、優勝劣敗が明らかになれば、投資回収できなくなる。それは新たな業界再編の引き金となる可能性も否定できない。
「百貨店は社会に必要とされる存在なのか。それがここ大阪で問われることになるかもしれない」。大丸松坂屋百貨店の幹部は厳しい表情をみせた。
◇
大阪市内の百貨店は3年後、新宿・渋谷・池袋を合わせた規模を上回る売り場面積となる。まさに日本最大の激戦区だ。オーバーストア(店舗過剰)の中、業界の将来展望を探る。
1376
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チバQ
:2011/05/04(水) 09:22:57
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110427/bsd1104270909005-n1.htm
【百貨繚乱 2011年問題の行方】(2)ポケモン、東急ハンズ…「ちょい寄り」狙う (1/2ページ)2011.4.27 09:08
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お目見えしたうふふガールズのフロア=5日午前、大阪市北区(彦野公太朗撮影)【拡大】
JR大阪駅南側の「サウスゲートビル」増床部の10〜12階は、大丸梅田店でありながら、東急ハンズ梅田店でもある。昨年11月に百貨店初出店で、13階に入った人気キャラクターショップ「ポケモンセンター」同様、大阪の百貨店としては異例のテナントとしての入居だからだ。
「本当にここまでやらないといけないのか」
ポケモンセンターの誘致に社内は紛糾したが、思惑通り百貨店離れを引き起こしていたファミリー層を呼び込み、「飲食店や食品売り場を中心に買い回りもみられる」(担当者)好循環を生んだ。それは東急ハンズもしかりだ。
60代の夫婦がエスカレーターで下りる際、夫が「東急ハンズに少し寄っていこう」と妻を誘った。この言葉がテナントの吸引力を示すようにハンズのフロアには男女を問わず幅広い層の来店客が訪れる。
◇
「数量限定、1万5千円でお売りしてま〜す」
大丸梅田店の5階に「うふふガールズ」がオープンした3月5日、フロアにはショップ店員の声が響きわたり、ファッションビルさながらの活気をみせた。
「うふふ」は、ポケモンセンターや東急ハンズとともに、「新百貨店方式の集大成」(大丸松坂屋百貨店の山本良一社長)の一角をなす。
大丸心斎橋店から始まった「うふふ」は、「今までの延長ではだめだ」との思いから生まれ、百貨店が失ってきた20代〜30歳前後の女性を再び呼び戻すことに成功した。
しかし、大阪駅北側には5月4日、新駅ビル「ノースゲートビル」が開業、関西最大級のファッションビル「ルクア」がオープンする。その商品単価は百貨店より安く、大丸梅田店の強敵となるのは明らかだ。
◇
対抗する「うふふ」も価格は低めで1万円未満の商品が大幅に増えている。客単価も従来より減るが、それでも経営が成り立つのは販売員をショップ側に任せるなど、徹底したコスト削減を図ってきたからだ。
大丸梅田店の売り場面積は増床前の約1.4倍になったが社員数は300人と約100人も減少。子会社の派遣社員を含めても520人にすぎない。ルクアと同じ日に開業するJR大阪三越伊勢丹の950人に比べ、面積当たりの人数は半分以下にとどまる。
人手をかけないため、販売価格から仕入れ原価を差し引いた粗利が低くても商売は成り立つ。販売しても利益の多くを取られる百貨店を敬遠してきた人気ブランドが大丸梅田店に相次ぎ出店したのもこのためだ。
だが、購買者が増えなければ百貨店としての利益は得られない。「客の増加がなければ絶対失敗」。村田荘一店長の姿勢は明快だ。
1377
:
チバQ
:2011/05/04(水) 09:24:19
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110428/bsd1104280917003-n1.htm
【百貨繚乱 2011年問題の行方】(3)自主編集、呉服PBも…「らしさ」発信 (1/2ページ)2011.4.28 09:13
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京都・河原町通。店のオーナーらが自ら選び、仕入れた服や雑貨の並ぶセレクトショップで買い物を楽しんでいた20代女性は、百貨店に行かない理由についてこうつぶやいた。
「百貨店に行っても買うものがない」
この辛辣(しんらつ)な言葉は、百貨店自身が招いたものだ。どの店にも、似たような海外有名ブランドが並ぶ「同質化」は百貨店の魅力を失わせてきた。その同質化からの脱却が百貨店の新設・増床をきっかけに、大阪で進もうとしている。
□ □
3月に増床オープンした高島屋大阪店は、百貨店自らが買い集めた複数のブランドをまとめて展開する自主編集売り場を従来の6カ所から16カ所に拡大。5月4日に開業するJR大阪三越伊勢丹も自主編集売り場を売り場全体の約3割で展開する。
自主編集売り場は他店との差別化につながるが、一方でブランドの垣根を越えるため、ブランド側のスタッフではなく、百貨店の社員が販売を担うケースが多く人件費がかさむ。さらに多くの商品は売り場に並べた時点で買い取るため、在庫リスクも抱える。それでもJR大阪三越伊勢丹の伊藤達哉店長は「百貨店らしさや発信力の面で自主編集売り場は必要」と話す。
リスクを取って魅力向上を図る動きは、プライベートブランド(自主企画、PB)にもみられる。高島屋では毎年春、メーカー8社がデザインする呉服のPB「上品會(じょうぼんかい)」を主要6店持ち回りで販売。大阪店ではその呉服を、増床を機に常設で売るようになった。「これまで上得意に限られていた品を、広く富裕層の取り込みに生かしたい」(原健一郎・MD本部次長)。
近鉄百貨店は一昨年9月から、40歳前後のスーツ需要を取り戻すため、1万9千円と2万9千円に限ったPB「ザ・スーツプラス」を発売。国内有数の縫製メーカーとの直接取引などでコスト削減を図り、スーツの生地をイタリアに限定したことが人気を呼んだ。売れ行きは今も好調で、阿倍野本店の増床時には売り場を拡充する方向だ。
そごう・西武は2月にPB商品を統括する百貨店初の専門部署を設け、既製服と同等の価格でスーツのパターンオーダーが利用できる婦人用のパターンオーダースーツ店を神戸店などに導入。既製服との違いを出すため、5〜15号の6サイズを展開している。
「アパレル任せにしてきたため、百貨店は商品戦略を主導する力が乏しく、PBに成功例は少ない」(矢野経済研究所)。こうした厳しい指摘もあるが、各店とも生き残りをかけて独自路線を突き進み始めた。
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チバQ
:2011/05/04(水) 09:25:02
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110429/bsd1104291008002-n1.htm
【百貨繚乱 2011年問題の行方】(4)アパレル販売もSC台頭 復活へ集客・提案力 (1/2ページ)2011.4.29 10:08
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26日の開業以来、若い女性らでにぎわう「あべのマーケットパークキューズモール」=大阪市阿倍野区(頼光和弘撮影)【拡大】
大阪・阿倍野に開業した関西最大級のショッピングセンター(SC)「あべのマーケットパーク キューズモール」。オープンから3日目の28日も平日ながらSC内は人であふれ、なかでも関西初進出となった中核テナントのファッションスペース「SHIBUYA109 ABENO」は若い女性らで終日、混雑した。
東急不動産が運営する東京・渋谷のファッションビル「109」は、流行発信地として10〜20代の女性から支持を集め、多くの人気ブランドを世に送り出してきた。存在感を増すファッションビルは、百貨店の衣料品売り上げにも少なからず影響を及ぼしている。
□ □
利益率の高いアパレルは百貨店の稼ぎ頭だが、ファッションビルの台頭で百貨店の売上高に占めるアパレルの割合は右肩下がり。平成21年2月には、百貨店を中心に展開していたアパレルの小杉産業(現コスギ)が倒産するなど、「百貨店アパレル」と呼ばれるアパレルメーカーにとっても、百貨店にとっても厳しい環境となりつつある。
百貨店向け売り上げが全体の約9割を占める大手アパレルの三陽商会は、「バーバリー」など高級ブランドに強みをもつ。これらのブランドは百貨店の信頼性との相乗効果で価値を高めてきた。
それでも数年来、ファッションビル向けなどのブランド育成も重視。百貨店以外の売上高を現行の約10%から30%前後に引き上げることも視野に入れる。
大手アパレルのワールドは百貨店以外にも渋谷の109やSCにも進出し、多ブランド戦略を展開。ピーク時には全体の6割だった百貨店向け売上高は36.2%(21年度実績)にまで減る一方、ファッションビルやSCなどは10年前の約10%から5割強に達し、百貨店向けを大きく上回る約1500億円を稼ぎ出している。
□ □
消費者の低価格志向、ファッションのカジュアル化など逆風が続く百貨店アパレル。今後、復活の目はないのか? 商社幹部がそろって指摘する百貨店の強みは「集客力」だ。
大丸は心斎橋店北館の若い女性をターゲットにしたカジュアル衣料売り場「うふふガールズ」に、109ブランドなどを誘致。「全国の中で北館店舗の売上高が最高」というブランドが複数あるという。
スポーツブランド、デサントの中西悦朗社長は「出店にはメリハリが必要」と指摘。売り上げの見込めない百貨店からの撤退の可能性も示唆する一方で、高級ブランドについて「最後は百貨店」と、百貨店の信頼性や価値の高さを認める。
百貨店の強みを生かし、消費者の生活に沿った商品を提案できれば、百貨店のアパレルが再び支持を集める道も見えてくる。
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チバQ
:2011/05/04(水) 09:25:50
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110430/bsd1104300901012-n1.htm
【百貨繚乱 2011年問題の行方】(5)メンズ戦争 おしゃれ男子、囲い込み (1/3ページ)2011.4.30 09:00
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売り場面積が1.7倍に広がった高島屋大阪店の「タカシマヤメンズ」=大阪市中央区(渡守麻衣撮影)【拡大】
東日本大震災による自粛ムードで百貨店の売上高が低迷している。日本百貨店協会によると、3月の全国百貨店売上高は前年同月比14・7%減を記録。高島屋大阪店(大阪市中央区)も3月3日に売り場面積を4割増床して全面開業したものの、震災直後の2週間は売上高が前年同期比6%ダウンした。
ところが3月26〜31日は一転、7%増とプラスに転換。4月の売上高も前年同月を上回る好調な売れ行きを示した。その原動力は同店西側の2〜5階を占める紳士服・雑貨売り場「タカシマヤメンズ」だ。
売り場面積は約7割増の8千平方メートルと一気に広がった。しかも、関西の百貨店では初めて男女の売り場を同じフロアに配置。百貨店各社は通常、効率性を考えて男女の売り場をフロアごとに分けている。増床後の高島屋大阪店は東西に約400メートルと長い特殊事情もあるが、「夫婦やカップルで楽しめるようにした」(増山裕店長)結果だ。
また、同店の社員が独自に品ぞろえする「自主編集売り場」を紳士物では1カ所から3カ所に増やし、中高年に偏っていた顧客層の拡充を狙う。
□ □
迎え撃つ阪急百貨店梅田本店の「メンズ館」(同市北区)は、売り場面積が約1万6千平方メートルと百貨店の男性専門館としては業界最大を誇る。有名ブランドを誘致し「紳士物のスーパーブランドショップ」(業界関係者)といわれるが、ブランド任せではなく独自の仕掛けも多い。
その一つが同館専属のスタイリストが買い物に付き添う会員制の「スタイルメイキングクラブ」。顧客の好みや予算に応じて帽子から靴までトータルコーディネートのアドバイスをしてくれる。いまやメンズ館の商圏は中・四国や北陸にまで広がり、ポイントカードの会員は18万人に達した。
東京都内で圧倒的な存在感を示す伊勢丹も、5月4日に開業するJR大阪三越伊勢丹(同区)で約5千平方メートルの紳士物売り場を設ける。
こうした動きの背景には、百貨店の主力だった婦人服の売り上げが過去5年間で約26%(全国ベース)も落ち込み、それらをカバーしたいとの思惑がある。
□ □
「紳士服にそれほどの需要があるのか」。大丸梅田店(同区)の村田荘一店長は、ライバル店の紳士服重視の戦略に疑問を投げかける。同店は4月に売り場面積を約1・4倍に増床したが、紳士物売り場については1割増にとどめた。
大阪・キタの阪急と伊勢丹を合わせると、紳士物売り場は2万平方メートル超。高島屋の松本靖彦専務は「ミナミとキタは商圏が違うので、すみ分けはできる」と話すが、ある百貨店幹部は「市場の拡大余地は各社の期待ほどではないため、先にシェアを奪った方が勝つ」と言い切った。
1380
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チバQ
:2011/05/04(水) 09:26:40
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110503/bsc1105030128000-n1.htm
【百貨繚乱】(6)枠を超えて (1/2ページ)2011.5.3 01:26
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売り場面積が1.7倍に広がった高島屋大阪店の「タカシマヤメンズ」=大阪市中央区(渡守麻衣撮影)【拡大】
. 大阪市内の百貨店は3年後、総売り場面積が約55万平方メートルに膨らみ、日本最大の激戦区となる。
この状況について、有識者は「オーバーストア(店舗過剰)」との認識で一致している。では5年後、10年後、大阪の百貨店業界にはどのような未来が待ち受けているのか?
「キタ(梅田地区)への一極集中が進むかもしれない」。りそな総合研究所の荒木秀之主任研究員はこう推測する。
4日開業するJR大阪三越伊勢丹(同北区)とともに、平成24年には阪急百貨店梅田本店(同北区)が売り場面積10万平方メートル(現在は6万1千平方メートル)の国内最大級の百貨店に生まれ変わる。この2大インパクトで「キタの利便性が飛躍的に高まり、相対的になんばや心斎橋、天王寺の集客は厳しくなる」ためだ。
大丸梅田店(同北区)が人気キャラクター「ポケモン」の公式ショップやユニクロを誘致するなど既存の百貨店の枠にとどまらない店作りを実践したが、「こうした動きは百貨店同士だけでなく、百貨店の枠組みを超えた流通業界の再編につながるかも」と荒木氏は予想する。
関西大学大学院の宮本勝浩教授は、その大丸梅田店の成否に関心を示す。
「百貨店ブランドを投げ捨ててでもお客さまに来てもらおうという、今までにはない戦略。成功するかどうか…」と興味津々だ。
宮本教授は阪神タイガース優勝効果の試算などで知られるが、大阪百貨店戦争の経済効果については「開業3カ月〜半年は物珍しさもあり、来店客は多いだろう。ただ、リピーターを取り込めなければ人口減少時代を迎えて生き残るのは厳しい」と警鐘を鳴らす。
各店が生き残りをかけて模索するなか、百貨店にとって脅威の存在となりつつある巨大ショッピングセンター(SC)と連携する動きも出てきた
百貨店「西宮阪急」は売り場面積10万平方メートルを誇る西日本最大のSC「阪急西宮ガーデンズ」(兵庫県西宮市)に入ったことで、若年層の開拓に成功した。来店する富裕層が、そのままガーデンズの他店で買い物を楽しむなど相乗効果を生んでいる。
「これほどの巨大SCなので集客力は抜群」と西宮阪急の佐藤行近店長。東日本大震災で自粛ムードもあり、阪急・阪神両本店の3月の売上高が前年同月比3〜4%減と落ち込んだのに対し、西宮阪急は2ケタ増を記録するなど失速の兆しはない。
独自色のある店づくりに知恵を絞る大阪の百貨店各社。成否が明らかになるのはそう遠くない。
◇
この連載は飯塚隆志、藤原章裕、伊豆丸亮、田村慶子が担当しました。
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:
チバQ
:2011/05/04(水) 09:27:40
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110426/biz11042601200001-n1.htm
大阪・百貨店戦争 3施設が連携で阪急阪神を「包囲」
2011.4.26 01:20
JR大阪駅の新駅ビル(大阪市北区)に5月4日開業する「JR大阪三越伊勢丹」と専門店街「LUCUA(ルクア)」、駅を挟んで南側の「大丸梅田店」がファッションショーを共催するなど販売促進面で協力することが25日、わかった。「阪急阪神百貨店の包囲網」(関係者)を築くのが狙い。
顧客争奪戦で最大のライバルである隣同士の百貨店が連携するのは極めて異例で、「全国一の激戦区」となる大阪キタ(梅田地区)の百貨店競争は、「大阪駅vs阪急阪神」の構図が鮮明になってきた。
具体的な連携策は、3つの商業施設が出そろう5月4日以降に詰めるが、今秋からさまざまな集客イベントやプロモーションを展開する計画だ。構想では、大阪駅の橋上駅舎屋上に設けられる「時空(とき)の広場」を使って、3施設共催のファッションショーやクリスマスイベントなどの案が浮上しているという。
大丸は人気キャラクター「ポケットモンスター」の公式ショップやユニクロを誘致するなど、客層の拡大を狙っている。ファッションビルのルクアは買い得感を前面に、三越伊勢丹は高級路線を打ち出しており、「顧客を奪い合うことなく、シナジー(相乗効果)を発揮できる」(関係者)と判断したようだ。
3施設が連携に乗り出す背景には、近接する阪急百貨店梅田本店が単独では、日本一の売り場面積となり、勝負しにくいことがある。3施設の売り場面積は2万〜6万4千平方メートルとやや小ぶりだが、3施設を合計すると約13万4000平方メートルに膨らみ、阪急阪神百貨店の両本店(増床後の合計面積は15万3000平方メートル)に十分、対抗できる。
3施設のうち、伊勢丹とルクアの運営会社はJR西日本のグループ会社。両施設はすでに、ベビーカーの相互利用や相互案内などで連携することにしているが、駅を管理するJR西日本グループの呼びかけに応じ、大丸梅田店とのタッグも実現した。
三越伊勢丹の店長に就任した伊藤達哉・ジェイアール西日本伊勢丹専務は「3施設のパワーを結集すれば、駅全体で集客でき、お客さまの必要なものがすべて提供できる」と自信を見せている。
1382
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チバQ
:2011/05/04(水) 09:28:43
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110502/biz11050223230027-n1.htm
大阪駅ビル トイレや休憩所など “女性優遇”で顧客囲い込み
2011.5.2 23:16 (1/2ページ)
4日に全面開業するJR大阪駅と北側の駅ビル「ノースゲートビル」が2日公開された。同ビルに出店するJR大阪三越伊勢丹と専門店街ルクアは、中心顧客層となる女性客を囲い込もうと、売り場だけでなく、女性の視点にたったトイレや休憩所などの設備を強化。先月増床開業した大丸梅田店も含め、流通激戦区となる大阪・梅田での生き残りに向け、“女性優遇”が顧客争奪戦の新たなキーワードとなりそうだ。
ルクアを運営するJR西日本SC開発の中山健俊社長は、トイレの混雑が女性客の不満を呼んでいることを挙げ、「ルクア(のトイレ)ではそのストレス解消に努めた」と強調。特に力を入れたのが、同店4階の女性用トイレ「リラクア」だ。アロマの香りや観葉植物を飾った壁など、従来のトイレの枠を超えて憩いの場となっている。
同社の女性社員4人が、女性に快適なトイレを開発する「リラクア向上委員会」を結成。手洗い場と化粧台を分け、メーク直しによる混雑を改善するなど「女性ならではの視点を生かした」という。
一方、JR大阪三越伊勢丹は、子供連れの母親が利用できる「ベビー休憩所」を設け、親子連れ客の利便性を追求。離乳食を温められる電子レンジやミルクをつくるための浄水給湯器のほか、親子が休憩などに無料で使える個室も備えた。
4月19日に増床開業した大丸梅田店でも、女性客を取り込む工夫が盛り込まれている。3〜15階に増床前の約2倍となる約350席の休憩所を新設。休憩所に使われているソファの商品概要や問い合わせ先などを掲げ、アートフラワー売り場の隣に休憩所を設けるなど、売り場と休憩所の融合も図った。
トイレや休憩所を増やせば売り場を削ることにもなる。だが「長く買い物できないのは、ひと休みできる場所が少ないから」(大丸広報)という指摘のように、買い物客の滞留時間を伸ばし、少しでも長く買い物をしてもらう戦略に、各社とも軸足を移した。
オーバーストア(店舗過剰)がささやかれる中での生き残り策は、売り場以外の施設も含めた魅力度向上にかかっている。
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チバQ
:2011/05/04(水) 09:29:21
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110502/biz11050213160011-n1.htm
百貨店、全国最激戦区ゲート開く 大阪駅新ビル4日開業、伊勢丹本店級の編集
2011.5.2 13:15 (1/2ページ)
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JR大阪駅北側のノースゲートビルディングに入る「JR大阪三越伊勢丹」=2日午前
JR大阪駅北側の新駅ビル「ノースゲートビル」(大阪市北区)が4日開業する。なかでも核テナントとして入居する「JR大阪三越伊勢丹」の注目度は抜群。「全国最激戦区」といわれる大阪・キタの百貨店戦争は同ビルを軸に繰り広げられそうだ。
■注目は三越伊勢丹
同店の売り場面積は5万平方メートルと、それほど巨大な店舗ではないが、社員独自で品ぞろえを充実させる「自主編集」売り場が全体の3割を占める45もあるのが特徴。通常の百貨店が1〜2割程度なのに対し、「伊勢丹新宿本店」(東京都新宿区)とほぼ同じで、業界屈指のレベル。ブランドの枠にとらわれず、ショッピングを楽しめる。
半面、ブランド力に頼れないため、バイヤーや販売員の能力が問われることになるが、伊藤達哉店長は「新宿本店で1〜2年研修させた。ジェイアール京都伊勢丹(京都市下京区)からもベテラン社員約100人に来てもらう」と力説した。
特に新宿本店で好調の「メンズ館」のノウハウを取り入れた紳士服売り場「イセタンメンズ」(売り場面積5千平方メートル)が脚光を浴びそうだ。シミュレーションゴルフや葉巻購入者用のシガーバーを設置するなど高級感を醸しだし、高価格帯中心の品ぞろえで独自色を出す。
大阪では、阪急百貨店梅田本店のメンズ館(大阪市北区)が売り場面積1万6千平方メートルを誇るが、伊藤店長は「阪急はブランドを並べている感じなので、自主編集を重視する当店とは別の路線だ」と自信を見せた。
■ルクア 6割初ブランド
隣接する専門店街「LUCUA(ルクア)」の売り場面積は2万平方メートルと、梅田地区のファッションビルで最大。25〜34歳の女性をメーンターゲットに、衣料・雑貨を集めたセレクトショップや飲食店など198店を誘致した。うち6割は全国初や関西初、梅田初のブランドだ。百貨店より割安感のある商品を並べ、三越伊勢丹と相乗効果を狙う。
JR西日本は開業初年度に690億円の増収効果を見込む。内訳は、JR大阪三越伊勢丹の売上高550億円▽賃貸部分(サウスゲートビルを含む駅全体)の不動産収入90億円▽運輸収入の増加分50億円。
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チバQ
:2011/05/04(水) 23:47:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110504-00000026-maip-bus_all
デパート 守りの神戸、攻めの大阪…競争激化
毎日新聞 5月4日(水)22時58分配信
JR大阪三越伊勢丹がオープンし店内に入る買い物客ら=大阪市北区で2011年5月4日午前9時15分、大西岳彦撮影
JR大阪駅北側に4日開業したデパート「JR大阪三越伊勢丹」(大阪市北区)など、大阪市内で大型商業施設の開業・増床が相次いでいる。大阪から30分足らずの交通圏にある神戸は、大阪側にしてみれば顧客の「射程圏内」で、さらに商圏を拡大しようと攻勢をかける。一方、三宮や元町で独自の商圏を築いてきた神戸のデパートは危機感を募らせ、対抗措置を講じて迎え撃つ。日本屈指の激戦区でしのぎを削る大阪の「デパート戦争」が飛び火した神戸の現場を追った。【石川貴教】
■「お得意様」確保
「今なら新規入会の方にトートバッグのプレゼントです」
大型連休直前の4月28日、神戸市中央区のJR三ノ宮駅の構内に、三越伊勢丹グループのカード「MICARD(エムアイカード)」の加入を呼びかける声が響いた。足を止め、同グループの関係者に入会方法を問い合わせる買い物客も少なくない。
同グループは3月初めから、神戸市内でキャンペーンを打っている。カードの入会は「JR大阪三越伊勢丹」の利用を促し、開業間もない同店にとって貴重な「お得意様」の確保にもつながるからだ。同グループは「神戸は大阪三越伊勢丹にとって、商圏に含まれている」と言い切る。
同店のみならず、大阪ではキタ、ミナミ地区を問わず大型商業施設の開業・増床がラッシュを迎えている。
ミナミでは高島屋大阪店(大阪市中央区)が増床工事を終えたほか、ファッション商業施設「SHIBUYA 109」が中核テナントとして関西初進出した「あべのマーケットパーク キューズモール」(同市阿倍野区)がオープン。キタでは大阪三越伊勢丹の開業に加え、大丸梅田店(同市北区)が増床工事を終えるなど、熾(し)烈な顧客争奪戦が必至の情勢となっている。
■ブランド力で勝負
一方、神戸側も手をこまねいてはいない。
大丸神戸店(神戸市中央区)は2月、大阪・心斎橋店でも実績を上げた女性向けファッション売り場「うふふガールズ」を開設した。25〜34歳の「アラサー世代」と「アラサー予備軍」の18〜24歳を対象に、約2000平方メートルの売り場面積を用意。ゆったりした化粧スペースのパウダールームなど、女性に配慮した施設も備えた。
服や雑貨などそろえたブランドは、上品で落ち着いた「きれいめ系」で統一。これにも理由がある。旧居留地に位置する同店には、阪神間など「山の手感覚」のおしゃれを求める顧客が多いからだ。神戸ならではのブランド感は、4月28日から始まったイベント「洋菓子フェスタ」にも通ずる。神戸や阪神間の名店が出品し、今年で24回目を数える。
同店は「顧客は1回は大阪に足を運ぶかもしれないが、神戸ならではの品を求めて戻るはず。ブランド力で勝負したい」と話す。
そごう神戸店(同区)がまず力を入れたのが、市内屈指の「デパ地下」だ。
製菓やパン、パスタ作りなどの材料をそろえる日本有数の食材専門店「富澤商店」が神戸地区で初出店。約190平方メートルの売り場には、製粉やドライフルーツ、豆類など4000点以上の食材が並ぶ。そごうは「パンやお菓子の名店が多い神戸には、自分でパンやお菓子を作りたい顧客も多かったが、ニーズをかなえる店が少なかった」と指摘する。
さらに、3月には「We Love 神戸プロジェクト」を発足。30代前後の販売リーダーが衣料や食品など部門の垣根を越え、独自商品を開発するプロジェクトだ。現在は、親子でおそろいの靴や新たな婦人服など、夏に向けた第1弾の発表に向け、詰めの作業を進めている。
同店は「大阪三越伊勢丹のオープン当初から、かなりの影響を受けることが予想されるが、神戸にしかないサービスを続け、顧客の信頼を積み上げていきたい」と話す。
新春には、両店を含む神戸のデパートなど6店が、合同の限定福袋を発売。大阪に顧客が流出するとの危機感から一致団結し、神戸の魅力をアピールした。日ごろは競合する各店が“一時休戦”してスクラムを組むのは初めてで、それだけ神戸側が大阪側の攻勢を脅威と感じている現れだ。
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:
チバQ
:2011/05/04(水) 23:47:45
■神戸市も後方支援
神戸市は今年度、デパートなどの大型商業施設と商店街が集客イベントを連携して実施する場合、費用を補助する制度を設けた。今年度の予算額は500万円。市商業課は「イベントで商店街やデパートなど神戸全体の街並みを巡ってもらい、大阪のデパート戦争にも負けない、神戸らしさを生かすことができれば」と“後方支援”を説明する。
激しさを増す大阪のデパート戦争に、神戸商圏は飲み込まれていくのか。神戸の地元経済関係者はこう分析した。「物珍しさや大阪の近さから一時的に影響を受け、数%程度の売上減になるのでは。とはいえ、神戸のデパートも努力しているので、いずれ顧客も戻り、落ち込みは長続きしないと期待している」
1386
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チバQ
:2011/05/05(木) 20:46:15
http://www.sankei-kansai.com/2011/05/05/20110505-052456.php
駅ビル戦略、集大成 JR大阪駅全面開業
「大阪ステーションシティ」として4日に全面開業した新生・JR大阪駅は、JR西日本などJR各社が進めてきた駅ビルビジネスの集大成だ。周辺地域から人を呼び込むことで新たな輸送需要を掘り起こすというビジネスモデルは、少子高齢化で輸送需要の伸びが見込みにくいJR西日本にとって、グループ全体の収益力向上の秘策となっている。
人呼び込み 収益力アップ
国鉄民営化で誕生したJRグループのなかで、駅ビルを真っ先に開業させたのはJR西。平成9年に開業した地上16階、地下3階建ての京都駅ビル(京都市下京区)は、景観規制のある京都にあって最大級のビルになっている。
改札口周辺の大きな吹き抜けや屋上庭園、屋外にある大きな階段など、空間を高度に利用するスタイルは新生大阪駅にも取り込まれた。京都駅ビルにはジェイアール京都伊勢丹などの集客施設も入り、四条河原町中心だった京都の人の流れを京都駅に引き寄せた。
この成功にならい、JR各社は京都駅ビルに続き、次々と駅ビルを開業。JR東海は名古屋駅に「JRセントラルタワーズ」(11年開業)、JR北海道は札幌駅に「JRタワー」(15年開業)、JR九州は博多駅「JR博多シティ」(今年3月開業)と、大型駅ビルが相次いで誕生した。JR東日本も東京駅の八重洲口に超高層のオフィスビル2棟(19年開業)を建てた。
どの駅ビルも駅直結という立地条件を生かし、広範囲の商圏を持つというのが強みだ。名古屋駅の百貨店「JR名古屋高島屋」は3月、単月の売上高で初めて松坂屋名古屋店(名古屋市中区)を抜いたほどで、「駅ビルの百貨店に失敗なし」(関係者)を裏付けた。
ただ、JR西は首都圏を抱えるJR東、東海道新幹線を持つJR東海と違って、運輸収入の基盤は盤石ではない。山陽新幹線、京阪神地区の在来線は、JR西の運輸収入のそれぞれ40%ずつを占めるが、山陽新幹線の輸送量は東海道新幹線の半分以下にとどまる。
京阪神地区の在来線も並行する大手私鉄との競合で乗客の奪い合いが続くため、JR西にとっての駅ビルは、ビジネスの要になってきた。2月2日には、京都、大阪に次ぐ「第3の駅ビル」として、岡山駅西口に14階建ての複合ビルの建設を開始。今後も、他の主要駅での有効活用で収益力強化を図る。
(2011年5月 5日 14:09
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:
荷主研究者
:2011/05/07(土) 18:00:02
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20110429/CK2011042902000126.html
2011年4月29日 中日新聞
再開発事業の大幅縮小検討 JR伊勢市駅前
伊勢市は、JR伊勢市駅前の旧ジャスコ跡地の再開発計画で、商業ビルの建設を予定している民間事業者が事業規模の大幅な縮小を検討していると明らかにした。ホテルや飲食店が入るメーン施設の11階建てビルは3階建てに変更される見通し。28日の市議会産業建設委員会で報告され、市は「事業の採算性を考慮したと聴いている」と説明した。
再開発の事業主は、土地を所有する四日市市の不動産会社「ジェック」が設立した事業目的会社「伊勢敬」。
市の説明によると、旧ジャスコB館跡地に建設予定の11階建てビルは客室124室を備えるホテルの事業を取りやめ、3階建てに。その1、2階は飲食店、3階は事業者事務所としてテナントを募る。
また、カフェなどが入る予定だった東隣の2階建てビルは建設自体を取りやめ、第3者に土地を貸す方針。ホテル事業の中止に伴い、近くに新設する立体駐車場は規模を345台分から280台分に見直す。
事業費は、建設コストの削減などで当初の約55億円から約20億円となる見込み。オープンは当初の予定通り2012年12月。
市は「社会情勢を考えてのことと思う。民間事業なので、市としては様子を見守りたい。補助金のこともあるので、夏にも事業計画を固めてもらいたい」と話している。
ジャスコや旧三交百貨店が撤退した同駅前は、2013年の伊勢神宮の式年遷宮を前に再開発が懸案となっていたが、昨年12月、伊勢敬が再開発計画を明らかにしていた。
(渡辺大地)
1388
:
荷主研究者
:2011/05/07(土) 18:19:51
>>1127
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237897
2011年4月19日 21:21 西日本新聞
黒崎のコムシティ 北九州市が3億円で購入 沖縄の会社と仮契約
北九州市は19日、同市八幡西区黒崎の元複合商業施設「コムシティ」をめぐり、商業フロアなどを所有する那覇市の沖創建設(横田恵文社長)と、建物と土地を総額3億円で購入する仮契約を結んだと発表した。6月議会に財産取得議案を提案し、「2013年3月までには営業を再開させたい」としている。
市は今年2月、「副都心・黒崎の再生に不可欠」として、コムシティの購入を表明し、不動産評価額の約3億5千万円を上限に沖創と交渉を進めていた。今後はどういった施設を誘致し集客に結び付けるかが鍵になる。
市によると、購入するのは、沖創が所有する地下1階から地上6階の商業フロア(約3万平方メートル)と駐車場(647台収容)。取得費の内訳は、建物が2億5672万5千円、土地が4327万5千円。沖創は09年度の固定資産税1億2254万円(延滞金を含む)を滞納しているが、市は「売却金の中から払ってもらう」としている。
コムシティはJR黒崎駅前の集客の核として、01年に総事業費約309億円で開業したが、03年に運営する第三セクターが破綻。沖創が約24億4千万円で購入し再開を目指したが、テナントが集まらず頓挫した。
=2011/04/19 西日本新聞=
1389
:
荷主研究者
:2011/05/07(土) 18:21:43
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237911
2011年4月20日 00:14 西日本新聞
イケア 九州初進出 家具販売競争に拍車 低価格、デザイン性も
IKEA福岡新宮のイメージ図
起工式に臨むイケア日本法人のミカエル・パルムクエスト社長(左)とドミニク・マジェール福岡新宮店長
スウェーデンを発祥とする世界最大手の家具専門店「イケア」が19日、福岡県新宮町で九州1号店の起工式を行った。景気低迷で新規住宅着工戸数が伸び悩み、国内の家具市場が縮小する中、洗練されたデザインと安さで人気のイケアの進出。九州での家具販売競争の激化は必至だ。
来年4月に開業するIKEA福岡新宮は、敷地面積6万2千平方メートルで店舗面積は約3万1千平方メートル。年間300万−400万人の来店客を見込んでいる。起工式後、イケア・ジャパン(千葉県船橋市)のミカエル・パルムクエスト社長は「福岡は商圏として力強い可能性がある。客自身が(他店との)差異化を決める」と、自社製品への絶対的な自信を口にした。
日本の家具市場では、ニトリの家具に代表される低価格品が売り上げを伸ばしているが、イケアは価格競争にも自信を示す。設計から製造・販売まで一貫して行い、商品は配送の効率化を図るため平板状に梱包(こんぽう)され、自分で組み立てる。何よりもイケアの売り上げは、ニトリの約9倍。世界約10カ国の生産拠点で大量生産し、大量販売することで手ごろな価格帯を実現しているからだ。
迎え撃つ形の、国内最大手のニトリ(札幌市)は、九州でも既に福岡を中心に22店を展開。イケアと同様に商品企画から小売りまでを行う。人件費の安いベトナム、インドネシアにある自社工場などで海外生産を行い、他社の追随できない安さを確立した。例えば、2人掛けソファだとニトリは2万4900円から取りそろえる。イケアは3万4900円で、価格面ではニトリに軍配が上がるようだ。
ただ、イケア側は価格に見合う品質をアピールできれば、十分勝算はあると考えている。
一方、普及品だけでなく最高級品も取り扱い、高級なイメージの強かった大塚家具(東京)は、リーマン・ショックを境に減収が続き、“庶民派”も取り込む営業に転換し、巻き返しを図っている。入店に記名を求めていた福岡ショールーム(福岡市博多区)では、2009年8月から自由に出入りできるようにした。敷居を低くし、品質の良さに広く触れてもらう狙いだ。
価格、あるいは品質という自社の特長を前面に出しつつ、価格の割に品質が良いという「割安感」をいかにアピールできるかが生き残りの鍵を握っている。
=2011/04/20付 西日本新聞朝刊=
1390
:
チバQ
:2011/05/10(火) 01:01:01
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/05/20110509t13022.htm
郊外型大型店、建物被害重く 天井・壁落下、窓ガラス崩壊
天井が崩落するなど大きな被害が出た家電量販店=3月11日、仙台市宮城野区
急ピッチで復旧作業が進む郊外の大型店=4月20日、仙台市泉区
東日本大震災では、揺れによる郊外型大型店の建物被害が目立った。被害を受けた建物はいずれも建築基準法の耐震基準を満たしているとみられるが、空間を大きく取った鉄骨造りやつり天井のもろさが露呈した格好だ。(勅使河原奨治)
激しい揺れとともに天井から砂ぼこりのようなものが落ちてきた。
仙台市青葉区の主婦半田亜矢子さん(41)は3月11日の地震発生時、名取市郊外のショッピングセンター1階レストランで、友人らと食事中だった。コンクリートの破片らしき物も転がった。とっさにテーブルの下にもぐり込んだ。
ガラス張りのレストラン。ガラスが音を立てて割れた。「キャー」。店内に悲鳴が響いた。
「上からの落下物が怖かった。揺れが激しく、ニュージーランド地震のビルのように建物が壊れるのではと一瞬、死が頭をよぎった」。半田さんはテーブル下で恐怖におののいていたという。
宮城県利府町のイオン利府ショッピングセンターでは同じころ、2階にいた親子連れが天井から落ちてきた鋼製の配管の下敷きになり、町内の男児(6)が死亡、母親(37)も大けがをした。
塩釜署が詳しい原因を調べているが、落下した配管は直径20センチほどで、天井裏につり下げられてボルトで固定されていたという。
イオンリテールは震災後、各店舗で空調設備や配管、防煙垂れ壁などを緊急点検し、支障のない店舗から順次営業を再開している。広報担当者は「お客さまの安全を最優先に考えて店舗の復旧に当たっている。事故の件については、警察が調査しているのでコメントできない」と話す。
家電などの量販店での被害も目立った。
最大手のヤマダ電機(群馬県高崎市)は東北の112店が被災し、うち51店で営業できなくなった。店舗内や1階駐車場の天井、横壁が落下したり、ガラス張りの部分が壊れるなどした。同社広報によると、従業員と客合わせて8人が落下物で軽いけがをした。
デンコードー(名取市)が展開するケーズデンキは岩手、宮城、福島3県の計42店舗のうち7店で、天井の落下などの被害が出た。うち4店で復旧の見通しが立っていない。
東京インテリア家具(東京)は、仙台市や郡山市、いわき市などの8店舗で、天井の落下やガラス窓の崩壊などがあった。仙台泉店では、吹き抜け付近の窓ガラスが割れ落ちたが、店にいた客と従業員計約65人にけがはなかった。
根本勝雄営業部長は「避難訓練を徹底していたので、幸いにもけが人が出なかった。今後は地震に強い店に造り直していきたい」と語る。
仙台市内では、泉区の仙台泉プレミアム・アウトレット、宮城野区の三井アウトレットパーク仙台港、太白区のザ・モール仙台長町のほか、各地のスーパーマーケット、ショッピングセンター、ホームセンターなどでも建物に被害が出た。
◎非構造部材、建築確認の対象外/強制力なく耐震診断進まず/建築基準法
建築基準法は、震度6強の地震でも建物が倒壊しないことを目安にさまざまな基準を定めている。建物の骨組みに当たる部分は、建築確認の際、県や民間の検査機関で適合判定を受けるが、落下の危険があるつり天井や外壁など非構造部材は判定の対象に含まれていない。郊外店で目立った被害の多くは、この非構造部材の落下だった。
骨組みの耐震基準で、大型店とマンションなどの集合住宅に基本的な違いはない。地盤、建物の特性、形などの条件を計算式に当てはめ、必要な強度が決まる。学校などの公共施設はさらに高い強度が求められる。
つり天井などの非構造部材について、建築基準法施行令は「屋根ふき材、内装材、外装材などは、地震その他の衝撃によって脱落しないようにしなければならない」と規定する。
ただ、非構造部材の詳細については建築確認の際に報告する義務はなく、宮城県建築安全推進室は「作り手側が基準に従って施工しているとみなしている」と話す。
宮城県や市町村、学識経験者、ビル所有者らでつくる県建築物等地震対策推進協議会は、2005年の8.16宮城地震を受け、06年から落下の可能性がある部材や建築設備を対象にした耐震診断を推進してきた。だが、強制力はなく「建物の骨組み部分の耐震が優先されたこともあり、実質は進んでいなかった」(県建築安全推進室)という。
国土交通省建築指導課は「建物の天井が落下するなど被害があったことは聞いている。情報を集約した上で今後、法改正の有無を含めて検討していくことになる」と話している。
1391
:
チバQ
:2011/05/13(金) 00:11:09
すいてて好きだったんだけどな。アルコットはw
新宿中のカフェがいっぱいでも、アルコットのカフェなら必ず座れるしw
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000320-oric-ent
宿から“三越”が消える 来夏、旧三越新宿店がビックカメラに
オリコン 5月12日(木)15時48分配信
三越伊勢丹HDは12日、ファッションビル・新宿三越アルコット(旧・三越新宿店)の営業を2012年3月末で終了すると発表した。閉店後は来夏を目処にビックカメラが進出。これにより、新宿の街から“三越”の名前が消えることになる。
旧・三越新宿店は1929年に開業。2005年に百貨店としての役目を終え、専門店街の「新宿三越アルコット」に業態転換していた。
閉店後はビックカメラが同施設を全館借り上げて運営。一部フロアを他社に転貸し、商業ビルとして展開していく。同施設の店舗面積は2万平方メートル。営業フロアは地下3階〜地上8階で、ビックカメラ最大級の規模になる。
1392
:
チバQ
:2011/05/13(金) 00:11:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110512-00000515-san-bus_all
H2O、「神戸阪急」撤退を決定 後継にイオンなど候補
産経新聞 5月12日(木)10時47分配信
阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは11日、来年9月に期限を迎える神戸阪急(神戸市中央区)の入居施設の賃貸借契約を更新せず、撤退することを決めた。不振が続く同店を閉鎖し、百貨店競争が激化する大阪・梅田地区などへ経営資源を集中する狙い。後継のテナントとして、イオンなどが候補に挙がっているもよう。
神戸阪急は平成4年、ハーバーランドの中核施設として売り場面積約3万3千平方メートルで開業した。しかし、JR神戸駅からのアクセスの不便さから集客力が低下。7年の阪神大震災で被災し、21年末に地区内のホテルが営業を終えるなど厳しい経営環境が続き、売り上げが低迷していた。
閉鎖時期については、施設の原状回復や商品の入れ替え時期などを考慮した上で判断する。H2O首脳は「神戸に阪急を残そうと模索したが、収益回復の難しさや、契約の更新時期と店舗展開のバランスから閉鎖を決めた」と語った。
1393
:
小説吉田学校読者
:2011/05/15(日) 08:17:50
3Mとか4Mとか言われていましたが・・・
名古屋の丸栄、百貨店事業の撤退検討
http://www.asahi.com/business/update/0514/NGY201105140006.html
経営再建中の老舗百貨店丸栄について、親会社の総合商社、興和(名古屋市)は名古屋・栄地区にある丸栄の本館ビルを建て替えて再開発する方針を決めた。着工時期は未定だが、集客力の高い施設にするために百貨店事業からの撤退も視野に検討する方針。
興和の三輪芳弘社長が13日の決算会見で明らかにした。丸栄本館は1953年に建設。地上11階、地下2階建て。名古屋の一等地にあるものの、増築を繰り返して老朽化が進んでいた。
名古屋の百貨店間の競争が激化するなか、丸栄は売上高が32カ月連続で前年を割り込むなど不振が続いている。今月には興和出身の京極修二専務が社長に昇格、興和主導で再建を目指す。興和の三輪社長は13日、「いろいろなプランがあり、百貨店にはこだわらない」とも語っており、老舗の看板をおろして、ファッションビルなどに業態転換する可能性もある。
1394
:
荷主研究者
:2011/05/15(日) 14:39:56
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110512302.htm
2011年5月12日03時27分 北國新聞
金沢・ルネス跡の商業施設、来月下旬開業へ アルビス
アルビス(射水市)は、金沢市高柳町のルネスかなざわ跡地で計画する商業集積ゾーン「イータウン金沢」について、6月下旬にも開業する方針を固めた。まず、同社直営スーパーや飲食店の入るA街区をオープンし、今秋以降に医療モールや薬局などを設けるB、C街区を、順次開業していく。
11日の決算発表で、大森実社長が明らかにした。開業日は6月20日以降で調整を進めているという。イータウン金沢は、A、B、Cの3街区に分かれ、A街区では既にメープルハウス(金沢市)が先行開業している。
また、砺波市のニチマ倶楽部跡地で年内開業を目指すイータウン砺波(仮称)については、東日本大震災による建設資材の調達難で、2012年以降に延期される可能性があるという。ホテル跡の解体は7月中に完了する。
7月には富山市下新本町で新店舗「アルビス奥田店」も開業する。大森社長は、今後の新規出店について「石川、福井ではまだ知名度が低い。富山でも山間部などで店舗数は少なく、もっと増やしたい」と意欲を示した。
1395
:
とはずがたり
:2011/05/16(月) 18:24:43
イオン「強引商法」に限界露わ この苛烈なテナント契約内容
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110511-00000301-sentaku-bus_all
選択 5月11日(水)16時46分配信
三月十八日、予定から約二年も開業が延期になっていた、福岡県大牟田市の「イオンモール大牟田」がグランドオープンを迎えた。当初はテープカットなどのイベントが予定されていたが、その一週間前に発生した東日本大震災の影響で自粛し、結果として来客数は予想を二割下回った。
大幅に開業が延期された理由について、「テナントが集まらなかったことが大きい」と語るのは地元の市会議員だ。この土地には二〇〇一年に、広島に本社を持つ企業が、「ゆめタウン」というショッピングセンター(SC)を開業し、地元商店街は既にその影響を受けていた。この市会議員が語る。
「大牟田市は、『第二の夕張』化が懸念されるほど財政が逼迫している上、二十世帯に一世帯が生活保護。小さな商店主がイオンにテナントを出せるはずがなか。そもそもイオンのハードルが高すぎばい」
結局、二年もかけて地元から集めたテナントは「メガネ店、製茶店など全百三十六店舗のうちわずか十軒ほど」(地元商店主)にすぎない。残りは全国どこでも見かけるチェーン店が占めた。先の市会議員が続ける。
「六年ほど前にイオンが視察にきた時は、『この土地を活性化させます』という話だった。どこでもそうらしいが、結局は全国チェーンだけ呼んで、壊滅状態の地元商店街にとどめを刺す結果になる」
金を巻き上げる「システム」
では、そのイオンのショッピング・モールがテナントに求める出店条件とはどのようなものなのか。手元にりんくうタウン(大阪府泉南市)の「イオン泉南ショッピングセンター出店募集要項」という書類がある。泉南市もまた、イオンの進出で「見るも無残なシャッター商店街になった」(地元商工会幹部)街だ。それもそのはず、百六十七もあるテナントのうち、地元からの出店は一軒のみ。しかも厳密には泉南市ではなく隣接する堺市からの出店だった。前出商工会幹部はこう不満を口にする。
「なにが地域活性化ですか。植樹なんてやってますが、そんな、ちんけな文化事業には私らはもう騙されませんよ」
募集要項を見て驚くのは、テナント側の負担が異常に大きいことだ。まずは地代だ。地元市会議員が呆れながら話す。
「もともと埋立地で企業が集まらず、イオンは大阪府から坪五百円で借りている。それを物販テナントに坪一万五千円で貸している」
さらに月に坪当たり一千円の「営業保証費」や、売り上げの一・二%が徴収される「販売促進費」などがある(ただし、金額は物販やサービス、飲食など業態により異なる)。加えて、レジスターはイオン指定機種を使用することが決められており、売上金はイオン指定の金融機関で一括して預かり、共益費(坪当たり八千九百円)などを差し引いた上、各テナントへ翌月か翌々月に振り込まれる。また、駐車場負担金が坪当たり二千五百円、出店者協議会費七千円(一カ月)、ロッカー使用料一扉一千円(同)など、あらゆる名目でテナントから金を巻き上げる仕組みになっている。
1396
:
とはずがたり
:2011/05/16(月) 18:25:11
>>1395-1396
地元喫茶店主が語る。「地元の家族だけでやってるような零細な店はとても出店など無理ですわ。最初は地元商店街にもイオンに店が持てるみたいな甘いこと言って、いざ出店となったらとんでもない条件を出してくる」
そして驚くことに、テナントの負担金はこれだけではない。前掲したものは、あくまで継続的にかかる費用であり、出店の際には「初期費用」が別にかかる。当初、イオンへの出店を検討していた別の飲食業者が話す。
「オープンの販促費だけで五十万円にプラス坪当たり一千円や。これだけでもうあかん」
この上、共用スペースの内装費が坪五万円、現場管理費が坪一万一千五百円、内装管理費が一区画二十万円と坪当たり三千三百円。さらには、「レジスター工事費」や「消火器設置費用」「電話施設料金」など、テナントの負担は積み重なる。この飲食業者は憤る。
「内装費や駐車場料金は、分からんでもない。でも、なんで消火器に七千五百円もかかって、一般駐車場代の他に従業員駐車場代も取られるんだ。さらに電話一台五万五千円や。営業保証費とか協議会費もわけわからん」
ここまでみると、イオンは小売り流通業者の仮面を被った、「場所貸し」であることがよくわかる。
二〇〇三年、太田房江大阪府知事(当時)は府議会企業水道常任委員会で、イオンの進出についての質問にこう答弁した。
「かねてより存じ上げておりました岡田(卓也)名誉会長に、これはりんくうタウンのまちづくりを進めるという観点から積極的に検討していただくようにお願いに行ったということであります」
質の悪いジョークにしか聞こえない。地元議員は現状を嘆く。
「太田さんに泉南市を歩いてほしい。生きている商店自体が少ない」
反対運動には「内容証明」
そして、この議員が最も危惧しているのが、イオンの「撤退」だ。
「イオンはスクラップ&ビルドが社是の会社やろ。儲からなかったらとっとと撤退するという話や。まちを壊された上に撤退されたら、ここはなんもない荒野になるで」
〇八年に発表した三カ年計画では、六十もの店舗を閉鎖するとし、全国で「悲劇」は始まっている。
この発表の一環としてジャスコ=イオンが閉鎖されたのは泉南市に近い和歌山県の海南市だ。いきなりの撤退で「どっと買い物難民が生まれた」(海南中央商業協同組合幹部)という。地域社会に散々影響を与えた後に、撤退しているのだ。
こうしたイオンの強引な手法に対して、強烈な反対運動も全国各地で起きている。福島県伊達市では、県の条例により大型店舗の進出を拒否した。また、東京都東久留米市では、住民有志が「南沢五丁目地区計画を考える会」を結成、六年にわたってイオン建設反対運動を展開している。
イオン側もこうした状況を察知していないわけではない。ある幹部が「自戒をこめて」と前置きしてこう打ち明けた。
「私どものビジネスモデルが時代にそぐわなくなっているのは承知しております。だから、いったん作った大きな箱物をどう再利用するか熟考している状況です。百円ショップみたいな小さなショップの集合体とかいろいろプランはあるんですが」
しかし、こんな殊勝なことを言う一方で、反対運動をしていると顧問弁護士が連名で「出店反対は憲法違反」などとする内容証明を送りつけてくるのだから質が悪い。
冒頭で記した、イオンモール大牟田のテナントは、「かなりテナント料をダンピングしてかき集めたようだ」(地元マスコミ関係者)とされる。イオンの行き詰まりと、ビジネスモデルの破綻は明らかだ。スクラップ&ビルドはイオン自体に必要な処方箋ではないか。
最終更新:5月11日(水)16時46分
1397
:
チバQ
:2011/05/17(火) 20:52:38
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20110516-OYT8T01138.htm
みなとみらいに大型商業施設
6階建て、20日着工
三菱地所(本社・東京都千代田区)は16日、みなとみらい地区に建設する大型商業施設の概要を発表した。施設は地上6階、地下4階で、延べ床面積が約11万6000平方メートル。20日に着工し、2013年4月に開業する予定。みなとみらい線みなとみらい駅に直結し、JR桜木町駅からも徒歩8分で利便性が高く、同地区の魅力や集客力のアップが期待される。
施設の名称や具体的なテナントは今後決定するが、ファッションや雑貨、レストランだけでなく、近隣住民が日常的に活用可能な食品や生活雑貨なども取り扱う予定。同地区を訪れる「来街者数」や同地区で働く就業者数は毎年増加傾向で、新施設の開業でさらなる発展が期待されている。
建設は、東日本大震災前から予定していた計画通りに進められる見通しで、現時点で資材の調達などで大きな影響は出ていないという。
16日には、建設予定地で地鎮祭や祝賀会が開かれた。三菱地所の杉山博孝社長は、「にぎわいを生み出し、横浜から元気を発信したい」と抱負を述べ、横浜市の林文子市長は「胸がわくわくするほど素晴らしい建設計画。市としても全面的に支援していきたい」と語った。
(2011年5月17日 読売新聞)
1398
:
チバQ
:2011/05/17(火) 20:56:22
http://www.asahi.com/business/update/0422/OSK201104220063.html
阪急百貨店うめだ本店、12年春の全面開業また延期2011年4月22日16時20分
阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングが進める阪急百貨店うめだ本店(大阪市北区)の全面開業が、予定していた2012年春からずれ込むことが22日、分かった。地下にあるこれまでの建造物の撤去に時間がかかって、工事が遅れているためだ。12年秋の開業を目指すという。
阪急電鉄梅田駅に直結している同店は、耐震性の向上と、競争力強化を目的として05年に建て替え工事に着手。当初は全面開業を11年春としていたが、地下のコンクリートの撤去などに時間がかかり、いったん12年春に全面開業を延期した経緯がある。
同店は現在、建て替えを終えた1期棟(売り場面積2万7千平方メートル)が営業中。工事中も営業を続けて百貨店の売り上げ減を最小限に抑えようと、2段階に分けて建て替えを進めている。全面開業後の売り場は、建て替え前より約4割増えて8万4千平方メートルになる予定。
H2Oリテイリングは22日、開業延期について「当社として発表したものではない」とするコメントを発表した。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110422/bsd1104221000007-n1.htm
阪急梅田本店の開業延期 12年春から1年遅れも2011.4.22 10:00
建て替え後の阪急梅田本店外観イメージ【拡大】
平成24(2012)年春の全面開業を目指して改装を進めている阪急百貨店梅田本店(大阪市北区)について、阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングが、開業予定を延期する方針を固めたことが22日、明らかになった。
地盤整備工事に支障をきたしていることなどから、予定通りに完了しないことがほぼ確実となったため。H2Oはスケジュールの見直しを進め、24年度中の開業を目指している。
市内では今春、百貨店や大型商業施設が相次ぐため1年遅れの開業が不安材料となっていたが、延期した場合、さらなる影響も懸念されそうだ。
阪急百貨店梅田本店は平成21年9月に1期工事が完了し2万7千平方メートルが先行開業。現在は2期工事を行っており、全面開業時には、売り場面積8万4千平方メートルと梅田地区最大級の百貨店となる予定。
1399
:
ブランド 通販
:2011/05/18(水) 11:55:43
http://www.jousitsu.com/
こんにちは弊社は世界有名なプランドを激安に販売しています。
お客さんたちも大好評です:
新品種類がそろっています。
100%品質を保証する。
とっても安いし、作りも素敵です。
いい物がたくさんありますので、気に入ってます!
1400
:
チバQ
:2011/05/21(土) 09:59:18
http://www.topics.or.jp/special/130440290019/2011/05/2011_130440333845.html
第1部・歴史(1) 商都
歳月重ね変わる風景 2011/5/1 15:14
商店街はかつて、そこに足を運ぶだけでわくわくし、心に潤いを与えてくれる場所だった。いわば、街の「色気」に当たる都市機能の一つでもあった。徳島市の中心市街地は再生できるのか。その歴史を振り返りながら、内町・新町で始まる再生への動きや全国の先進事例を紹介する。
◇
徳島市の中心商店街にこれほどの人出が戻ってきたのは、何年ぶりだろう。4月の最終日曜日となった24日、東新町と籠屋町のアーケード内は人の波で埋まった。
お目当ては、新町周辺で毎月最終日曜日に同時開催される三つの催し。紺屋町の「徳島わくわく日曜市」、しんまちボードウオークでの欧風産直市「とくしまマルシェ」、その間を結ぶ東新町と籠屋町両商店街での「とくしまグルメフェスタ」がそれだ。
日曜市は2008年12月、マルシェは昨年12月、グルメフェスタは今年1月から始まった。それぞれ開始時期は違うものの、食をテーマにした三つの催しが今年から連動したことで、街に周遊性が生まれた。
「うれしいですね。やり方次第でこれだけの人が集まるんですから。東新町も全盛期からは大きく変化したけど、新町が不便になったわけじゃない。あとは知恵の出し合いですよ」
揺れる人波を感慨深く眺める人がいた。商店街の変遷を長年見てきた竹原俊二さん(70)=「竹原」代表取締役。東新町1丁目商店街振興組合の理事長を1991年から20年間務め、今年2月に次の世代にバトンタッチした。
その次世代グループの中から理事長に就いたのは、原田吾朗さん(50)=宝飾・時計・眼鏡販売「ハラダ」代表取締役。「食でこれだけ人が動員できるというのは新たな発見。アレンジしながら、人が来やすい環境をつくっていくのがわれわれの役目です」と力強く語った。
□ ■ □
徳島市の中心商店街の歴史は、城下町の形成時期までさかのぼる。1585(天正13)年に藩祖・蜂須賀家政が入国し、最初に手掛けたのが城山に近い内町の町づくり。ここに尾張(愛知)や播州竜野(兵庫)、堺(大阪)などから招いた商人を住まわせ、大名向けに武具や生活必需品を提供させた。
ほどなくして新町地区にも町人を相手にする商人が集められる。内町の御用商人に比べて規模が小さく、新興の商人だったが「1630年ごろには新町も内町と差がないほど繁盛していた」(徳島城博物館・根津寿夫学芸員)という。
近世から近代を経て、新町は戦後の1970年代に全盛期を迎えた。40代以上の人にとっては、東新町商店街は思い出の宝庫であるに違いない。
記憶に残る情景はいくつもある。丸新屋上にあった遊具の飛行機。丸新前で甘い香りを漂わせていた天津甘栗の屋台。ニコニコヤの店先でシンバルをたたくおもちゃのチンパンジー。階段に列をなして上映時間を待った映画館・・・。歳末の休日には、通行客の肩がふれあうほど街は込み合った。
□ ■ □
だが、長い歳月を経て歴史的に形成されてきた商店街も、いったん衰退を始めると驚くほど短期間で疲弊が進む。
市と徳島商工会議所が74年から行っている中心商店街の通行量調査によると、新町地区は74年に約4万人いた休日の歩行者数(1日当たり)が、昨年は1575人にまで減少した。理由は単純ではない。ただ、こうした傾向に何とか歯止めを掛けようと、商店街や行政がずっともがいてきたことも事実だ。
中心市街地には「活性化」や「再生」が際限なく求められてきた。なぜなのか。徳島経済研究所の田村耕一専務理事(60)はいう。「中心市街地は『街の顔』。街ににぎやかな場所があることが、地域全体の魅力になる。よそから来たくなるような魅力ある街にすることが、この先の人口減社会では特に重要なんです」。(谷野圭助)
1401
:
チバQ
:2011/05/21(土) 09:59:47
http://www.topics.or.jp/special/130440290019/2011/05/2011_130440350618.html
第1部・歴史(2) そごう進出
駅前再開発の光と影 2011/5/2 15:17
「あれが時代の転換点だったな」と思える出来事が歴史にはある。徳島市の中心市街地の場合、その転換点はそごうの進出(1983年)と丸新百貨店の閉店(95年)だった。
徳島そごう(現そごう徳島店)の出店は、徳島駅前西地区の再開発事業で実現する。それまで駅前の一等地にあった内町小学校を駅裏に移転し、内町小跡地を含む約2ヘクタールの区域に再開発ビルを建設。その中に入る核店舗の誘致が事業の成否を分けるとされた。
当時、徳島市開発課長として駅前再開発に携わった元第2助役の小出雅彦さん(74)=伊賀町2=は「三越、大丸、高島屋、西武、白木屋(のちの東急)と、名のある百貨店には総当たりした。その中で唯一、出店意欲をみせたのがそごう。そごうあっての再開発だった」と振り返る。
県消費者協会など消費者側の要請もあり、本格的な都市型百貨店の誘致を目指していた市。これに新町地区などの既存商店主らは猛反発した。79年7月には、市内12地区の小売業者ら約千人が西新町から市役所までをデモ行進。「地元を見殺しにするな」などと気勢を上げている。
□ ■ □
しかし、事業を進める山本潤造市長(当時)=故人=はぶれなかった。そごう進出が内定した79年、地元商店主への説明会でこう言った。「皆さんが反対しても徳島百年の大計のために私はやる。もう一度市長選に出るので、いやなら落選させなさい」
再開発を強力に推し進めた山本市長をめぐっては、今も毀誉(きよ)褒貶(ほうへん)が相(あい)半ばする。「ものすごく強引だった」という声がある半面、「官僚出身者ではまねできない野武士のような政治家」との評価も聞かれる。
当時、大型店の出店調整に汗をかいていた元徳島商工会議所振興部長の吉田修二さん(61)=応神町古川=が言う。「駅前の顔を造ったという点では立派でしたけど、その陰で泣いた人もたくさん知ってますんでね・・・。ただ、山本さんでなければ駅前再開発はできていなかったでしょう」
□ ■ □
丸新の2倍半の売り場面積を持つそごうの徳島上陸は、既存の商店主らから「黒船」と呼ばれていた。そごうの進出に伴い、周辺対策も大きな課題となった。
そごうの開店を2年半後に控えた81年3月、市は商店街の要望を受けて「買い物動線整備基本計画」を策定する。狙いは「そごうに集まった買い物客をいかに既存の商店街に流すか」にあった。紺屋町の地下駐車場や新町川水際公園は、ここから生まれている。
徳島の場合、中心市街地の整備には古くから一つの「憲法」があった。72年に徳島商議所がまとめた徳島地域商業近代化計画。新町と駅前を南北の商業核として整備する「二眼レフ構想」が提唱され、新町は回遊しながら買い物する「ストリート型」、駅前は一カ所で何でも買える「ワンストップ型」を目指した。
しかし、そごうの出店は結果として新町地区に大打撃を与える。「駅前に投資した額と新町へ投資した額を比べると、新町がずっと抜きん出ていた。にもかかわらず、新町の地盤沈下を食い止めることができなかった」(小出さん)
時は流れ、当時は「駅前」対「新町」の構図で語られた流通戦争も、今や「中心市街地」対「郊外」、あるいは対「県外」に変わった。
「そごうを誘致していなければ、中心市街地はますます空洞化していたと思う。その意味では駅前再開発は間違っていなかった」。小出さんとともに再開発に携わり、後に第2助役を務めた中財達夫さん(75)=川内町大松=はそう話す。
似たような思いは、そごうの進出に大反対した新町の商店主の間にも、広がりつつある。(谷野圭助)
1402
:
チバQ
:2011/05/21(土) 10:00:15
http://www.topics.or.jp/special/130440290019/2011/05/2011_130449404422.html
第1部・歴史(3) 丸新閉店
流通戦争の渦の中で 2011/5/4 16:26
徳島そごう(現そごう徳島店)の駅前出店から11年余りが過ぎていた。1995年3月21日。東新町商店街の入り口にあった地元の丸新百貨店が、61年の歴史に幕を閉じた。
終戦時、見渡す限りの焼け野原が広がる徳島市内で、墓標のように立っていた丸新ビル。34(昭和9)年の創業以来、戦争でも生き永らえた老舗の百貨店が、流通戦争という名の激しい渦の中に沈んでいった。
複数の丸新関係者を訪ね歩いた。取材を受けてくれた人も、すべて匿名が条件。「地域に迷惑を掛けたから」と理由を説明してくれる人もいた。
その中の一人の述懐。「閉店の理由は売り上げの落ち込みです。うちの売り場面積は、そごうの3分の1ほどしかなかった。だけど今でも自慢なのは、丸新の商品は負けていなかったってこと。品質では負けないけど、量と催事で負けた」
そごうという巨大資本の力をまざまざと見せつけられながら、丸新に対する強い誇りは保ち続けていた。
□ ■ □
そごうが駅前に進出するまで、丸新は県内の小売業界に君臨していた。「年末なんか、店は芋こぎ状態。人で、人で、大変だった」と丸新OB。そごう開店前の83年2月期決算では、創業以来のピークとなる116億円の売上高を記録した。
その後にそごうと激突することになる丸新も、駅前再開発ビルの核テナントとして入居を模索した時期がある。まず、業務提携していた近畿の老舗百貨店・大丸との共同出店を探るが、大丸側の事情で断念。続いてそごうとの提携話が浮上し、山本潤造市長(故人)が調整に当たった。
そごうが徳島進出の意向を示す中で、山本市長は丸新の存在も気に掛けていた。「市長の意向で『丸新をそごうと組ませてやってくれ』という話があってね。丸新には何べんも足を運んだ」。当時、市開発課長を務めていた小出雅彦さん(74)=伊賀町2=はそう証言する。
しかし、出資比率や経営陣の陣容、店名などが「そごう偏重だ」として丸新は拒否。そごうの単独進出が決まった。
「市長のあっせん案はそごうと丸新の出資比率が51対49。最初から丸新も断ると思うて持ってきたんでしょう」。当時の丸新関係者は冷ややかに語る。
□ ■ □
そごうの進出以来、新町の衰退は目に見えて進んだ。再開発計画もあるにはあったが、バブル経済の崩壊で頓挫。丸新の閉店は、新町の没落を決定付ける出来事でもあった。
丸新なき後の新町は、雪崩を打ったように閉店が続く。ダイエー徳島店が撤退(2005年)、06年には新町地区から映画館が消えた。ミスタードーナツ(08年)やケンタッキーフライドチキン(09年)、マクドナルド(10年)といった全国で多店舗展開するナショナル・チェーンも次々と姿を消した。
新町から客足を奪ったのは、何もそごうだけではない。そごう自身の売上高も、92年の444億円をピークに06年は220億円に半減。近年は中心市街地全体の地盤沈下が顕著になっている。
変わって台頭してきたのが、広い駐車場を持つ郊外型店舗。明石架橋後は関西圏へも消費者が流れ始めた。
「遅かれ早かれ、丸新はあかんかった。あれだけ郊外型店舗に人が行くんやからねぇ。これも時代の流れかなぁ」。ある丸新OBは、そんな言葉を口にした。
元社員の有志は今でも同窓会のように集まり、近況や昔話に花を咲かせるという。その中で新町の現状も話題に上る。
別の元社員が言った。
「新町が再生してくれたらと思いますね。寂しいですよ、僕らは。あそこ(丸新)で育った人間ですから。もう1回、にぎわう東新町を歩いてみたいなぁ」。(谷野圭助)
【写真説明】ありし日の丸新百貨店。その閉店は、一時代の終わりを印象付けた=1995年2月、東新町1
1403
:
チバQ
:2011/05/21(土) 10:00:43
http://www.topics.or.jp/special/130440290019/2011/05/2011_130458054743.html
第1部・歴史(4) 変わる駅前
話題の店、出店相次ぐ 2011/5/5 16:28
昨年、徳島駅周辺は話題店の開店ラッシュに沸いた。米国の大手コーヒーチェーン「スターバックス」とドラッグストアの「マツモトキヨシ」が徳島駅クレメントプラザ1階にオープン。そごう徳島店8階には生活雑貨専門店「LOFT(ロフト)」が開店した。
いずれも知名度の高いナショナルブランドで、県内初出店。既に郊外に出店していた中華料理チェーン「餃子(ぎょうざ)の王将」も駅ビル向かい側の一番町に進出した。
これらの話題店がこぞって駅前にやって来たのは、人が集うターミナル駅周辺での立地を評価してのこと。と同時に、誘致した側も従来の路線とは違った業種にアタックしたことが奏功した。
クレメントプラザを運営する徳島ターミナルビルの近藤明生社長は、スターバックスとマツモトキヨシに出店を打診した理由をこう話す。
「利便性が高く、にぎわいづくりにも寄与できると考えた。うちも今まではファッション関係の店で固めていたけど、関係ない人には全く関係ない。それがスタバやマツキヨが来たことで、旅行者、主婦層、高齢者も含めて来店者が増えた」
最近の顧客が駅前の店に求めているのは「利便性と滞在性だ」という近藤社長。4月5日には同プラザ4階に100円ショップ「Seria(セリア)」も開店させ、利便性を追求したテナント誘致を続けている。
□ ■ □
底流にあるのは郊外型店舗への危機感。2001年に大型ショッピングセンター・フジグラン北島(北島町)ができて以来、駅前地区は休日を中心に売り上げの落ち込みが顕著になった。年内にはさらに規模の大きな「ゆめタウン徳島」が藍住町にできるとあって、駅前の魅力アップは喫緊の課題となっている。
クレメントプラザの藤村敏明店長が言う。「駅前に欠けている業種・業態を誘致して、駅前全体の魅力アップにつなげることが大事。駅前の各店が互いに競争しながら協調していくことが、郊外店舗に対抗する重要なポイントになる」
ロフトを誘致したそごう徳島店も、考え方は同じ。06年から進めていた全館改装計画を見直し、「ラグジュアリー(高級感)の提供」から「徳島駅前周辺にない商品分野の充実」に方針転換した。目玉として誘致されたのがロフトだった。
当時の中條美彦店長(現そごう大宮店長)は徳島新聞のインタビューでこう語っている。
「リーマン・ショック以降、百貨店のありようが変わった。単に都市型を標榜(ひょうぼう)するのではなく、その地域に真に必要とされる存在でなくてはならなくなった。徳島駅前に欠落し、デーリー性の強い領域は何かを考え、導いた答えの一つが生活雑貨だった」
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中心市街地の地位低下は、徳島市内の年間商品販売額(小売業)の地区別シェアを見ればよく分かる=グラフ。以前は新町が徳島一の商業力を誇っていたが、83年のそごう進出後は内町が逆転。その後、ロードサイド型店舗の台頭で八万や川内地区がシェアを伸ばし、1位の内町も94年以降は下がり続けている。
徳島駅前の集客力アップに向け、そごう徳島店とアミコ専門店街、クレメントプラザ、とくしまCITYの4店舗は、毎月1回、担当者会議を開いている。毎月の売り上げ報告や販促の打ち合わせを行い、ときに「駅前連合」で合同イベントも行う。願いは、新町まで含めた中心市街地を面としてとらえ、郊外型店舗に対抗することだ。
話題店の新規出店が相次ぎ、変ぼうを遂げようとしている駅前。時を同じくして、既存商店街の周辺でもにぎわい再生の動きが広がり始めた。(谷野圭助)
=第1部おわり
1404
:
チバQ
:2011/05/28(土) 23:34:58
http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201105240051.html
コンビニ激戦区・鹿児島 セブン出店に既存店は独自戦略
2011年5月25日
大手コンビニエンスストアが並ぶ通り沿い。新たにセブン―イレブンが付近に店を出す=鹿児島市
最大手コンビニエンスストアのセブン―イレブンが6月にも鹿児島市に進出する。東千石町や下荒田など複数で出店の準備を進めている。市内を「最大のマーケット」と位置づけ、客の獲得に乗り出すが、コンビニ同士の競争激化は必至。ライバル店は独自色で対抗しようとしている。
セブン―イレブンは3月に霧島市と曽於市に4店舗を出し、県内初進出を果たした。宮崎県の工場を使って県境からスタートさせ、早くも「鹿児島市1号店」の開店にこぎつけた。3年間で県内200店の出店を目標にする。
セブン―イレブンが開店予定の東千石町。電車通りに面した目立つ角地で開店に向けた工事が進む。100メートル以内にはローソン、ファミリーマート、サンクスと大手コンビニが4店あり、さらに激戦区となりそうだ。セブン―イレブン・ジャパンの広報担当者は「普段使う店の一つに加えて頂きたい」と話す。
これに対し、近くのローソンとファミリーマートは店舗を改装。ローソンの広報担当者は「新しくきれいな店で、客を迎える態勢を整えている」と意識する。
南九州サンクスの担当者はセブン―イレブンの鹿児島市進出に「影響がないということはない」と警戒している。サンクスは県内に80店。広報担当者は「親しみのある接客、清掃状態、商品の品ぞろえ、季節を生かした鮮度管理など基本に忠実に運営する」と原則を大切にして顧客離れを防ぎたい考えだ。
県内に206店舗を持つ南九州ファミリーマートは「地域との密着」を重視するという。行政や企業とタイアップし「特産品を使った地産地消で客のニーズに答えていきたい」と広報担当者。ソフトレンタル・書店の「TSUTAYA(ツタヤ)」などと提携しているTカードを利用できる強みを挙げ、サービスで差をつけたいとする。
県内に105店舗を展開するローソンでは野菜などの生鮮品を取り扱い、家庭商品や調味料を強化。スーパーと同じ値段で品ぞろえすることで、主婦層や高齢者など普段コンビニを利用しない客の取り込みに力を入れる。
鹿児島地域経済研究所(鹿児島市)は、セブン―イレブンの進出を「消費者の選択肢が増える一方で、マーケットの対象者は限られており、その中で客を奪い合うことになる。既存店舗への打撃は大きい」と分析している。(柏原愛)
1406
:
チバQ
:2011/05/29(日) 09:25:14
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110528/bsc1105281312008-n1.htm
来客続々1・8倍で上方修正 開業1カ月の「あべのマーケットパーク キューズモール」 大阪・阿倍野区2011.5.28 13:12
東京・渋谷の人気ファッションビル「109」などが入店している関西最大級の商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」(大阪市阿倍野区)が、開業約1カ月で初年度来店客の目標を、当初計画の約1・8倍の3千万人に引き上げたことが28日、分かった。JR大阪駅新駅舎の開業で求心力を高めるキタ、百貨店と大型ファストファッション店が併存するミナミなど“大阪百貨店戦争”が激化するなか、アベノでは老若男女を問わず、顧客層の幅を広げた戦略が成功に結びついたようだ。
あべのキューズモールは売り場面積約6万平方メートルで、「SHIBUYA109 ABENO」(阿倍野109)や東急ハンズなど約250店が入っている。当初の目標は来店客が1700万人、売上高で400億円だった。
4月26日の開業から約1カ月間の来店客は公表していないが、大型連休中(4月29日〜5月8日)には、計画比5割増の約200万人が来店。開業前から募集していたポイントカードの会員は26万人を突破し、初年度目標の25万人を1カ月で早々とクリアした。
とくに中核テナントの「109」は開業3週間の来店客が100万人を超えた。109の中里研二総支配人は「売上高は目標の3倍だった」と打ち明ける。
キューズモールの強みは109で若者を取り込んだだけでなく、手芸用品店「ABCクラフト」、大型スーパー「イトーヨーカドー」などバリエーションに富む店が入り、さまざまな世代に受け入れられたことだ。
キューズモールの粟辻稔泰総支配人は「朝は中高年、昼はファミリー、夕方は学生、夜はビジネスマンやOLらが来店している」と話す。
百貨店や商業施設は通常、開業直後の来店客が想定を上回っても、「いずれ落ち着く」として目標数値を変更しないケースがほとんど。それだけに「ターゲットの顧客層は『全方位型』。それがうまく当たった」と粟辻総支配人は指摘する。
ただ、客単価(購買客1人当たりの売上高)は想定に達していないことから、初年度来店客の目標を1・8倍に引き上げたにもかかわらず、初年度売上高の上方修正は当初計画比1割増の440億円にとどめた。今後、より品ぞろえを充実させ、客単価を底上げすることが課題となりそうだ。
1407
:
チバQ
:2011/06/02(木) 20:52:54
http://mytown.asahi.com/areanews/fukuoka/SEB201106010048.html
博多VS.天神 中元商戦、熱い夏 送料無料や早割増加
2011年6月2日
福岡市内の百貨店で1日、中元商戦が本格的に始まった。JR博多駅ビルに開業した博多阪急では、浴衣姿の新入社員らが決起集会を開催。天神の百貨店は例年以上にお買い得の商品を増やして対抗する。「博多VS.天神」はこの夏、さらに熱くなりそうだ。
博多阪急は、地下食品売り場で扱う九州産の果物ゼリーや博多ひとくちギョーザなど同店のオリジナル商品を42点そろえた。送料を無料にする1千商品のカタログも用意し、初めての中元商戦に臨んだ。
天神地区の岩田屋、博多大丸、福岡三越の3百貨店は、早めに注文をした場合に価格を安くする商品数を大幅に増やした。ライバルに対抗するため、「阪急の中元カタログを徹底的に研究した」(大丸の担当者)という力の入れようだ。
3百貨店の4月の売上高は、前年同月比で5.3%減。震災の影響で1.5%減だった全国平均を上回り、博多阪急に客を奪われている状況だ。
天神では、商業施設のソラリアステージと福岡パルコが、16日から8月末まで「天神ハイボールストリート」を開催。両施設の飲食店が共同で特製の「ハイボールうちわ」を配るなどして、天神に人を呼び込む仕掛けを展開していく。(土屋亮)
1409
:
チバQ
:2011/06/03(金) 23:17:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20110602-OYT8T00004.htm
遠鉄百貨店新館計画 逆風の船出見通し慎重
震災影響面積1.5倍でも売上高1.2倍強
遠鉄百貨店新館(右)の完成予想図。本館(左)と合わせ、県内最大のデパートが誕生する(遠鉄百貨店提供) 遠鉄百貨店(浜松市中区)は、11月にJR浜松駅前にオープンする新館計画を示し、隣接する既存の本館と合わせて年間400億円の売り上げを目指すと発表した。売り場面積が1・5倍に拡張されるのに対し、売上高は1・2倍強にとどまるという厳しい見立てで、東日本大震災などで景気に逆風が吹く中、慎重な船出を余儀なくされそうだ。
新館のオープンは11月9日。売り場面積は1万2000平方メートルで、本館の2万4000平方メートルを加えると県内最大のデパートとなる。土地取得費用を含めた総事業費は約210億円に上る。
2012年3月には本館の改装も終え、新館と合わせて約100のブランドを並べる。県内初登場となる約50ブランドをそろえる予定で、竹内善一郎社長は「郊外のショッピングセンターのほか、名古屋や静岡の百貨店に流れている客を取り戻す」と意気込む。
だが、同社の計画では、12年度の新館と本館の売上高合計は404億円。本館単館だった10年度の売上高は325億円で、ピーク時の07年度には391億円を計上したことを考えると、物足りない数字だ。竹内社長は「(08年秋の)金融危機後、高額商品の販売が落ち込み、売れ筋商品の低価格化が進んでいる」と、背景を説明する。
低迷の続く浜松中心街では、遠鉄百貨店の新館オープンは、買い物客を呼び戻す起爆剤として期待を集めている。だが、当の遠鉄自身が厳しい見方を示したことで、にぎわい復活のハードルの高さが改めて浮かび上がった。
(2011年6月2日 読売新聞)
1410
:
チバQ
:2011/06/04(土) 19:17:20
>>1301-1302
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110604/fkk11060402050001-n1.htm
博多阪急、開業後3カ月 売上高110億円 当初目標8%上回る
2011.6.4 02:05
JR博多シティ(福岡市博多区)に3月3日にオープンした百貨店「博多阪急」は3日、開業後3カ月の売上高が当初目標を約8%上回る約110億円になったと発表した。
夏ごろの1千万人突破を目指していた入店客数は約1053万人で、想定の1.5倍のペースで推移。カード会員数も年間目標の9割にあたる約27万人に達した。柳沢興平店長(阪急阪神百貨店専務執行役員)は「年間売り上げ目標の370億円には届きそうだ」と見通しを述べた。
カード会員の地域別の内訳は福岡市内が約50%、福岡県は約85%を占め、「足元の商圏で頑張ろうという想定通り」(柳沢店長)。
週末には、九州新幹線を利用するとみられる熊本、鹿児島両県の入会者も増えているという。
ただ、20代前半の女性をメーンターゲットに据える目玉の売り場「HAKATA SISTERS」のカード会員数は、年間目標の10万人に対し、現在約7万5千人にとどまっており、柳沢店長は「7月1日からの最初のクリアランスセールで認知度を上げたい」と話した。
1411
:
チバQ
:2011/06/04(土) 19:21:45
>>1386
とか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110603-00000048-mai-soci
<JR大阪駅>新ビル開業1カ月 にぎわいの一方で問題点も
毎日新聞 6月3日(金)12時1分配信
JR大阪駅が南北の駅ビルと合わせた「大阪ステーションシティ」として5月4日に開業し、この4日で1カ月を迎える。入居するデパートやファッションビルは連日にぎわい、鉄道の利用客も増加。滑り出しは好調といえそうだ。一方で、駅の南北を結ぶ通路で流れが悪いなど、問題点も浮かび上がってきた。「通路が複雑で階段の上り下りが面倒」などの苦情が毎日数件あるといい、バリアフリーの視点から批判の声も上がっている。【植田憲尚、亀田早苗、新宮達】
大阪ステーションシティへの関心の高さを反映して、見どころを巡るガイドツアーが人気。5、6月中は1日計30人の予約が満員だ。JR西日本によると、開業から5月31日までの近距離切符の利用者は1日平均で約11万4600人と前年より11%増加。にぎわいを鉄道利用につなげることに成功している。
一方、「駅が利用しにくい」との声も上がっている。リニューアルの目的の一つに梅田地区の南北をつなぐ役割の強化があった。実際、リニューアルで3階の連絡橋と、5階の「時空(とき)の広場」ができ、「南北ルート」は増強された。
だが、人の流れの多いノースゲートビルディング1階にバスターミナルができたため、1階の中央コンコースから駅北側への通り抜けはできなくなり、いったん2階にエスカレーターで上がった後、多くの人が中央北口2階から駅北側へ抜ける50段もの階段を利用することを余儀なくされている。
JR西によると、当初は駅北側のうめきた地区(梅田北ヤード)が大阪ステーションシティと同時開業し、うめきた地区と中央北口2階とを結ぶ通路が南北の“動脈”となる一方、通路にエレベーターが付いてバリアフリー化する予定だった。JR西は、50段の階段について、うめきた地区が2年後に開業するまでの「暫定的なもの」と説明している。
全大阪消費者団体連絡会は先月、JR西にバリアフリー対策を要請した。数年前から足が不自由な連絡会常任理事の船越康亘(やすのぶ)さん(69)は、大阪駅の北にある勤め先から駅に向かうため、手すりにしがみつくように大階段を上る。地下のバリアフリールートを使うと、10分程度、余分に時間がかかるためだ。
大阪市計画調整局の担当者は「工事の遅れは3年前には分かっていた。JRには対策に努力していただきたい」という。船越さんは「責任の押し付け合い。2年もそのままにするつもりなのか」とあきれている。
1412
:
チバQ
:2011/06/04(土) 20:04:03
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/06/20110604t12002.htm
仙台港25日 泉は17日再開 仙台郊外の2アウトレット
三井不動産は3日、津波の被害で営業休止中の三井アウトレットパーク仙台港(仙台市宮城野区)について25日の営業再開を予定していることを明らかにした。チェルシージャパン(東京)運営の仙台泉プレミアム・アウトレット(泉区)も3日、17日に再開すると発表。仙台市郊外の二つのアウトレットモールが、今月中に復旧することになった。
三井アウトレットは既存120店のうち数店が撤退し、ほぼ同数が新たに入る。当初は9割余が営業し、他店も順次再開する。施設内の大観覧車も同時に利用を始める。
2階建ての施設は1階が浸水したが、建物自体へのダメージはなかった。被害を受けた電気設備などを中心に復旧作業を進めていた。
三井不動産は「再開後の客足は現段階では見通せないが、(バスや被災者ら対象の)東北の高速無料化など追い風もある」と説明する。
一方、泉アウトレットは配電設備などの被害が大きく、復旧に時間を要していた。震災前の84店のうち6店は撤退し、3店が新規出店。再開初日は70店余りが営業する。
26日まで営業再開セールを行い、売り上げの一部を義援金として被災地に寄付する。チェルシージャパンは「まずは宮城県内からの集客に力を入れたい」と話している。当面の営業時間は両施設とも午前10時〜午後8時。
1413
:
チバQ
:2011/06/05(日) 00:48:24
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110604/biz11060422050012-n1.htm
ナニワ「三国志」大激戦 大阪駅新装1カ月、商業施設はエリア間競争
2011.6.4 22:03 (1/2ページ)
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平日もにぎわうルクアの店内=3日午後、大阪市北区(藤原章裕撮影)
JR大阪駅の新駅ビルに百貨店「JR大阪三越伊勢丹」と専門店街「LUCUA(ルクア)」が開業し4日で1カ月を迎えた。両施設の誕生で大阪・キタの集客力が飛躍的に増す中、阿倍野地区でも大型商業施設がオープンし、連日多数の来店客でにぎわう。一方でミナミの百貨店は苦戦を強いられるなど、大阪の流通業界はエリア間競争の様相を呈してきた。
キタの“繁栄”
JR福岡駅ビルに3月オープンした百貨店「博多阪急」。来店客数が1千万人を突破したのは開業3カ月目だが、大阪駅北側の新駅ビル(ノースゲートビル)の核テナントである三越伊勢丹とルクアは1カ月間(5月4日〜6月3日)で計1千万人の大台に達した。
ノースゲートビルの両施設は、博多阪急の約1.6倍の売り場面積を持ち、単純比較はできないが、それでも関係者は「かなりのハイペース」と打ち明ける。
大阪駅をはさんで南側の大丸梅田店も5月の売上高が前年同月比73.6%増と2カ月連続で過去最高の伸び率を記録。6月の出足も好調という。
アベノの台頭
一方、大阪市内の新たな商業集積地として脚光を浴びるのが 天王寺・阿倍野地区(アベノ)だ。4月26日に開業した商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」は開業1カ月間の来店客が約430万人と、当初年間目標に掲げていた1700万人の4分の1を超えた。
JRや市営地下鉄の天王寺駅、近畿日本鉄道の大阪阿部野橋駅などターミナル駅に直結した好立地や幅広い顧客層を狙った試みが成功に結びついたようだ。特に中核テナントの若者向けファッションゾーン「SHIBUYA109 ABENO」(阿倍野109)には多数の来店客が訪れ、市内百貨店の幹部が「予想外の集客力」と危機感を抱くほどだ。
ミナミの反撃
これに対し、キタとアベノに顧客の一部が奪われたとみられるミナミは、やや苦戦を強いられた。大丸心斎橋店は、5月の売上高が前年同月比9.5%減と3カ月連続の前年割れ。関西の百貨店で初めてインテリア・雑貨の専門店「フランフラン」を誘致するなど、対抗策に乗り出した。
3月に増床開業した高島屋大阪店は、5月の売上高が3.7%増と4月(6.9%増)より伸び率が鈍化。増山裕店長は「エリア間競争に負けられない」と意気込み、5月下旬にはミナミの集客力を結集するため、近接の3商業施設と初の共同販促キャンペーンに踏み切った。
りそな総合研究所の荒木秀之主任研究員は「商業施設の開業効果は長続きしないケースが多い。夏の節電が強まれば、消費マインドは大きく悪化する。今の好調をどう持続させるかが課題だ」と指摘している。
1414
:
荷主研究者
:2011/06/05(日) 22:17:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/241543
2011年5月12日 00:26 西日本新聞
JR大分駅 高架下に40店舗 来春開業
JR大分駅に建設予定の立体駐車場=JR九州提供
2012年春に高架化されるJR大分駅(大分市要町)に、スーパーや飲食店、土産物店など約40店舗が入る商業施設が併設される。駅南口には約850台収容の立体駐車場も建設。いずれも高架化事業が完成する来春のオープンを目指しており、市が駅南口に整備する複合文化交流施設とともに、駅周辺に人を呼び込む新たな施設となりそうだ。
JR九州(福岡市)によると、商業施設は高架下の駅東側部分に建設する。延べ床面積約4600平方メートルで、店舗面積は延べ約3千平方メートルとなる。核テナントとして生活協同組合コープおおいた(大分市)が運営するスーパーが入る。現在、駅に入っている商業施設は、高架化完成後に閉店する予定。
駐車場は6階建てで、大分市が建設を進めている複合文化交流施設に隣接する約5300平方メートルの敷地に整備する。1、2階は計1900平方メートルの商業スペースとなり、7店舗が入る予定。
JR九州が駅北口に計画している駅ビルについては、今回、明らかにしていない。同社は「商業施設と駐車場が開業することで、駅に新たなにぎわいを創出したい」と話している。
=2011/05/12付 西日本新聞朝刊=
1415
:
チバQ
:2011/06/06(月) 22:51:20
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004136454.shtml
大阪駅新装で影響「想定以下」 県内商業施設など
大勢の客でにぎわいを見せるJR大阪三越伊勢丹の食品フロア。平日でも行列ができる店が多い=5月4日、大阪市北区(撮影・神子素慎一)
約30年ぶりの全面改装となった大阪駅と南北の駅ビルからなる大阪ステーションシティが4日で開業1カ月。核テナントの百貨店「JR大阪三越伊勢丹」と専門店街「ルクア」の集客力で、梅田の競合店や兵庫県内の商業施設の一部で客足が奪われたが、「減少幅は想定以下」とする声が目立つ。開業効果はしばらく続くものの、東日本大震災などにより先行きは不透明。顧客争奪戦はますます激しさを増しそうだ。
「相乗効果はやはり大きい」とは大阪駅を挟んで三越伊勢丹と向き合う大丸梅田店。4月中旬に約6割増床したこともあり、5月の売上高は前年同月比約74%増、来店客数も三越伊勢丹と同数の1日平均16万人だった。
あおりを受けたのは阪急阪神百貨店。5月の売上高は、阪急梅田本店が前年同月比4・5%、阪神梅田本店も同4・6%といずれも減。ただ婦人服は苦戦したものの、紳士服を扱う阪急メンズ館は好調を維持したという。
■神戸もマイナス
三越伊勢丹の影響について当初、「売上高1割減」と予測していた神戸市内の百貨店。ふたを開けると、大丸神戸店(神戸市中央区)の5月の売上高は前年同月比7・4%減で「思ったより影響は少ない」。むしろ、大型連休は前年同期比3・7%増で推移。三越伊勢丹での取り扱いが少ない海外高級ブランドの洋服は好調だったという。
そごう神戸店(同)も5月は売り上げ、来店客数いずれも前年同月比で微減だったが、「三越伊勢丹に奪われたというよりも早めの梅雨入りで下旬に客足が伸びなかったことが大きい」とみる。
一方、大丸芦屋店(芦屋市)の5月の売上高は0・8%増。食品の催事やカード会員向けのキャンペーンなどで「高齢者層など地元の顧客をしっかり確保できた」。
■阪神間では明暗
阪急西宮ガーデンズ(西宮市)や改装オープンした、ららぽーと甲子園(同)は、来店客数、売上高ともに5月は前年同月比でプラス。いずれもマイカー利用のファミリー層などを対象としているため、ターミナル百貨店とは差別化できているとみられる。
だが、別の商業施設は「大型連休中の客足は前年同期比で1割近く落ち込んだ」。別のショッピングセンターも「テナントの一部が重なっており、影響がないとは言い切れない」とする。
■効果は短期的?
大阪駅の人の流れは増えたが、消費者の財布のひもは固く、肝心の売り上げにつながっていないという指摘もある。
また、開業当初は三越伊勢丹の方がルクアより来店客数が多かったが、1カ月経過する中でルクアが三越伊勢丹を超え、平日も若者らでにぎわっている印象だ。
日本政策投資銀行関西支店の斎藤成人・企画調査課長は「競合店への影響は関係者が予想していたより小さい。1人当たりの消費量も減っており、人口も減少していく。開業効果は長くて1年。その間にリピーターを確保することが課題」としている。
(末永陽子)
(2011/06/04 11:15
1416
:
とはずがたり
:2011/06/07(火) 13:07:12
>>1406
>>1413
地味な印象が拭えないアベノ・天王寺だったんで善戦は,失礼ながら結構意外。。
近鉄南大阪線・JR関西本線(大和路線),同阪和線と確かに奈良・大阪南部から遠くは和歌山迄広域交通網の結節点ではあったんですけど。
1417
:
チバQ
:2011/06/07(火) 21:09:19
ミナミが地盤沈下してくんですかね?
なにわ筋線構想もミナミより阿倍野に通したほうが良いかも!?
1418
:
とはずがたり
:2011/06/07(火) 23:24:03
沿線集客力で云ったら最近は阪神沿線からのアクセスも向上しましたなんばは阿倍野橋・天王寺をまだまだ遙かに凌ぎますし,地位低下が例えあったとしても相対的なものでしょうね。
むしろ心斎橋がやや苦しいですかねぇ??寧ろ心斎橋から難波,阿倍野までが一丸となって梅田に対抗しないとって構図があるような気も。
1419
:
チバQ
:2011/06/08(水) 21:01:14
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110607-OYT1T00943.htm
松坂屋解体へ、銀座で最大規模の商業施設に
大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ・フロントリテイリングと森ビルが、松坂屋銀座店(東京都中央区)周辺の再開発事業で、銀座地区で最大規模となる商業施設の建設を計画していることが7日わかった。
2013年に銀座店を解体し、17年に新たな商業施設をオープンする予定だ。
計画によると、商業施設は高さ56メートル。地上12階、地下6階で、オフィスなども併設される。店舗は地上6階から地下2階で、昨年9月に増床した三越銀座店を上回る面積になる見込みだ。
松坂屋銀座店は1924年開業で、銀座最古の百貨店だ。J・フロントは新たな施設について「百貨店のままか、別の商業施設に変えるか、消費者の動向を見て検討する」としており、松坂屋の看板が銀座から消える可能性も示唆している。
(2011年6月7日18時53分 読売新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011060802000029.html
銀座最大規模 12階商業施設 16年にも開業
2011年6月8日 朝刊
再開発で建て替えられる松坂屋銀座店周辺=7日、東京・銀座で、本社ヘリ「あさづる」から(坂本亜由理撮影)
大丸・松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリングと森ビルは七日、東京・銀座の松坂屋銀座店を含む「銀座六丁目地区再開発」の計画をまとめた。二〇一三年にも松坂屋銀座店などを取り壊し、オフィスや多目的ホールが入る地上十二階、地下六階の複合ビルを建設。早ければ一六年に開業する。
計画では、新施設は延べ床面積が約十四万平方メートル。地下二階から地上六階までの商業施設部分は三越銀座店(三万六千平方メートル)を上回り、銀座地区で最大規模となる見通し。中国など海外からの観光客を見込み、敷地内に観光バスの停留所や観光案内所も整備する。
商業施設の形態についてJ・フロントは百貨店以外の専門店の誘致も検討しており、そうなれば、一九二四年に開業した銀座で最古の百貨店である松坂屋銀座店の名が消えることになる。J・フロントなど地権者でつくる準備組合は今月中にも東京都に都市計画案を提出する。
1420
:
荷主研究者
:2011/06/11(土) 18:51:31
>>1410
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/244024
2011年5月26日 00:25 西日本新聞
博多阪急1000万人突破 見込みの1.5倍ペース
JR博多駅ビルで3月に開業した百貨店「博多阪急」は25日、入店客数が1千万人を突破したと発表した。同店は開業時、年間2千万人の入店を予想。東日本大震災の影響が懸念されたが、九州新幹線鹿児島ルートの全線開通や新駅ビル開業の効果もあり、当初見込みの1・5倍のペースで1千万人を達成した。
同店によると、1千万人突破を7月末ごろと見込んでいたが、開業1カ月で454万人が入店し、売上高は計画を13%上回る43億円だった。震災後も、週末には九州各県や山口県以東から家族連れなどが多く来店。大型連休中の今月4日は過去最高の26万5千人を記録した。カード会員数も福岡都市圏を中心に「予測を上回る順調さ」(同店幹部)で28万人近く獲得したという。
特に好調なのは地下食品売り場で、九州初出店の菓子店などは平日でも列ができる人気ぶりだ。ただ、食品部門は衣料品に比べて利益率が低く、全体の売上高は計画比を10%上回る程度という。
今後は苦戦している高齢者向け売り場などをてこ入れする方針。
=2011/05/26付 西日本新聞朝刊=
1421
:
荷主研究者
:2011/06/11(土) 19:00:09
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/23358.html
2011年5月26日 新潟日報
万代シルバーボウル跡地売却へ
三井不動産が商業施設視野に再開発
新潟交通(新潟市中央区)は25日、子会社の万代開発(同区)が所有する「シルバーボウルビル」(同区万代1)を取り壊し、跡地約5900平方メートルを三井不動産(東京)に譲渡すると発表した。三井不動産は商業施設などを視野に再開発ビルを建設する計画とした。
9月から新潟交通の負担でビルを取り壊し、正式契約は2012年5月の予定。譲渡額は、取り壊し費用なども踏まえて同月までに決定する。
1422
:
荷主研究者
:2011/06/11(土) 21:55:57
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110531/CK2011053102000143.html
2011年5月31日 中日新聞
遠鉄百貨店新館11月9日オープン 浜松市が最大5億円補助
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/PK2011053102100045_size0.jpg
11月9日オープンが決まった遠鉄百貨店新館(右側の建物、左側は本館)=浜松市中区で
遠鉄百貨店(浜松市中区)は30日、JR浜松駅前に建設中の新館を11月9日にオープンすると発表した。本館と合わせた売り場面積は、1・5倍の約3万6000平方メートルとなり、県内の百貨店で最大となる。新館開店後に本館の改装も行い、来年3月にグランドオープンする予定。年間400億円の売り上げを目指す。
新館は地下2階、地上13階建て延べ約4万平方メートル。このうち地下1階〜地上7階(延べ1万2000平方メートル)が売り場となる。20〜40代前半の顧客向けに「トレンド」「カジュアル」をキーワードにした商品構成とし、これまでの中心顧客である中高年向けの本館(地下1階〜地上8階、延べ約2万4000平方メートル)と差別化を図る。
新館と本館を合わせて約100ブランドを新たに導入し、うち約50ブランドが県内初出店となる。具体名は「業界の通例では2カ月前の発表。相手先の了解も得られていない」(岩立文雄常務)として、公表しなかった。
このほか、新館建物の8〜9階には、最大500人収容の貸しホールや大手予備校の代々木ゼミナール浜松校、浜松市立中央図書館駅前分室などが入居。10〜13階には遠鉄グループの事務所が入る。
新館、にぎわい拠点に
2001年の百貨店松菱の閉店以来、大規模商業施設の撤退や出店断念など、暗いニュースが続いた浜松市中心市街地。30日に概要が発表された遠鉄百貨店新館のオープンに市は、久々の明るいニュースと期待を寄せている。
市中心市街地はJR浜松駅から程近く、市の“顔”ともいえる地域。市は松菱閉店以降、別の百貨店と松菱跡への出店交渉に臨んだり、商業施設に対する優遇税制を設けるなど活性化に向け取り組んできたが特効薬はなかった。
中心市街地の衰退は、歩行量の推移に顕著に表れている。市がこの日の市議会環境経済委員会に報告した昨年度の中心市街地歩行量調査によると、昨年度の歩行量は平日、休日の合計値で、松菱が閉店した01年度の約6割程度。ここ数年、減少幅は小さくなってきているものの、減少傾向は続いている。
こうした傾向に歯止めをかけるための一手にと、市の新館オープンにかける期待は大きい。内装工事費用を最大で5億円補助するという全国的にも珍しい制度を適用し支援する。市は「地域のにぎわい、商業、イベントの拠点として期待している。インパクトは大きい」(商業政策課)ともくろむ。
1423
:
荷主研究者
:2011/06/11(土) 21:56:52
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110531/CK2011053102000135.html
2011年5月31日 中日新聞
浜松中心市街地歩行量、9年連続で減少 平日と休日でほとんど差なし
浜松市の2010年度の中心市街地歩行量は、平日、休日とも調査開始以来9年連続で減少となった。さらに平日と休日にほとんど差がなく、市商業政策課は「郊外や市外から人を集める力が落ちている」と危機感を強めている。 (原田遼)
市が30日、市議会環境経済委員会で同年度の調査結果を報告した。調査は平日を昨年10月15日、休日を同月17日に実施し、45地点で観測した。
過去の調査基準と合わせるため、41地点の歩行量で比較したところ、平日は18万8223人で前年比9213人(4・7%)減、休日は21万2946人で同1500人(0・7%)減。調査を始めた01年からは平日、休日ともおよそ4割落ちた。
01年は休日と平日の差が12万人あったが、それも2万人まで狭まった。
この10年で郊外に大型商業施設が相次いで出店した一方、中心街は目立った変化がなく、歩行量の停滞を招いている。委員会で同課は「浜松まちなかにぎわい協議会や商店街との連携を図って対応する」とした。
1424
:
チバQ
:2011/06/19(日) 17:25:47
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110615/bsd1106150504001-n1.htm
アウトレット、空港近郊対決 三井不・三菱地、千葉に相次ぎ新設 (1/2ページ)2011.6.15 05:00
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不動産首位の三井不動産と2位の三菱地所が、在庫処分の衣料品などを割引販売する「アウトレット施設」を、千葉県内に相次いで新設する。三井不動産は、羽田空港から高速で30分圏内の木更津に2012年にオープンし、三菱地所は成田国際空港から車で15分の立地に13年に開業する。節約志向の高まりなどを背景に東日本大震災後もアウトレット人気は根強く、空港に近い立地を生かして、内外の需要を取り込む狙い。不動産2強が、千葉県内で激しい顧客争奪戦を演じることになりそうだ。
三井不動産は14日、千葉県木更津市で「三井アウトレット 木更津金田」の建設に着手したと発表した。同社の全国12番目のアウトレット施設になる。千葉県南部を訪れる年間2900万人の観光客の利用に加え、羽田空港から30分圏内という立地を生かし、外国人の来客も見込んでいる。
第1期分は店舗面積2万8000平方メートルを開発し、150店が出店。最終的には店舗面積4万平方メートル、最大250店に増設する計画だ。東京電力管内で今後も予想される電力不足も考慮して、施設には東日本では最大級となる出力600キロワットの太陽光発電設備を導入するほか、LED(発光ダイオード)照明もふんだんに使う予定という。
対する三菱地所は、子会社のチェルシージャパン(東京)を通じて、成田空港近くの千葉県酒々井町にアウトレット施設を13年春に開業する。敷地面積は約20万平方メートルを予定。第1期の投資は約80億円で、店舗面積は約2万平方メートル。施設は成田空港から車で約15分で、空港利用客以外に、都心からの集客も見込んでいる。
日本ショッピングセンター(SC)協会によると、アウトレットを含む4月のSC販売は、東日本地域での一時休業や営業時間短縮などが響き、前年同月比1.4%減だった。
ただ、震災後の自粛ムードの沈静化や、節約志向の高まりで5月以降のSC販売は軒並み回復しており、両社は今後も施設利用が拡大すると見て、出店を加速させる方針だ。(今井裕治)
1425
:
チバQ
:2011/06/19(日) 17:26:27
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011061802000188.html
「父の日」商戦活況 大震災…見直される絆
2011年6月18日 夕刊
「父の日」のプレゼント用に、にぎわうカラフルなステテコ売り場=17日午後、東京都豊島区の西武池袋本店で
十九日の「父の日」を前に、関連商戦が例年にない活気を見せている。「母の日と比べ盛り上がらない」(大手百貨店)とされてきた父の日。しかし、今年は東日本大震災の影響で「家族の絆」を見直す傾向が強まっており、消費者の気持ちに変化が出ているようだ。 (須藤恵里)
「もしもし、お父さん? いまステテコ選んでいるんだけど何色がいいかな」。若い女性が携帯電話で父親に話しかける。平日夕方の西武池袋本店(東京都豊島区)の紳士用品売り場は、父の日のプレゼントを選ぶ女性でごった返した。
同店の担当者は「震災で家族の絆を重視する機運が高まり、お父さんのためにじっくり選びたいというお客さまが多く見られる」と分析。客の出足も例年より「二週間ほど早まった」という。
遠方に住む父親にプレゼントを贈るケースも増えた。配送件数は前年の二倍に膨れ上がり、「これまで父の日の贈り物をしていなかったが、今年は贈るという人が増えている」とみている。
百貨店各社の売れ筋はクールビズ関連商品だ。「何をあげたらいいか悩む人が多い。でも、今年は贈って喜ばれるものが鮮明になっている」(高島屋)といい、商戦の盛り上がりを後押ししている。
特に人気になっているのは、自宅で快適に過ごしてもらうための甚平やステテコ。西武池袋本店では、ステテコの売り上げが前年の五倍、三越日本橋本店でも二倍に増えた。「定番品を何となく買うのでなく、相手のことを考えて買う傾向が強い」(三越伊勢丹)のも特徴で、父親に電話で好みを聞いたり、一緒に売り場を訪れるケースも多いという。
百貨店の売上高は震災後、消費の自粛ムードもあり大きく落ち込んだ。消費者心理は回復傾向にあるが、高額品は伸び悩み、五月の全国百貨店売上高は前年同月比2・4%減と低迷が続く。
そんな中、父の日商戦は各社とも前年の二〜五割増と好調だ。絆重視で結婚指輪の売り上げが伸びたり、母の日商戦も好調という傾向もみられた。
ただ、大和証券キャピタル・マーケッツの津田和徳氏は「震災後の経済環境の悪化で所得が減り、消費は依然弱い。七月以降、息切れせずにどう売っていけるかが課題だ」と指摘している。
1426
:
チバQ
:2011/06/19(日) 17:27:56
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20110615/541446
ベイシア真岡店5月で閉店 老朽化に震災追い打ち
(6月15日 05:00)
ショッピングセンターのベイシア(前橋市、赤石好弘社長)が5月25日付で、真岡店(真岡市並木町1丁目)の閉店申請を真岡市に提出していたことが分かった。老朽化した店舗の震災による損傷が激しく、修繕は困難と判断した。
現在、建物は解体工事中。同社は「跡地利用は未定。小売業など幅広く出店企業を探している」と説明。隣接する福田屋百貨店と合わせ、真岡市中心部を象徴する店舗だっただけに、空洞化への拍車は避けられない。
真岡店は1975年12月、「いせや」としてオープン。2001年6月に「ベイシア」に改称した。2階建て2棟の売り場面積は1万560平方メートル。
ベイシアによると、老朽化のため以前から移転を検討していたが、震災で建物全体が損傷。修復が困難なため休業状態だった。
閉店前の従業員は約150人。正社員は配転し、雇用継続できるパート・アルバイトは益子店(益子町)へ異動となった。
建物跡は8月までに更地とする方針。同社は「いい物件があれば、真岡市内の再出店も検討したい」としている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20110615/CK2011061502000067.html
福田屋 真岡店 8月閉店 跡地売却契約も締結
2011年6月15日
福田屋百貨店(本社・宇都宮市)が、真岡市台町の真岡店を八月下旬に閉店することが分かった。スーパーなどへの業態変更を要望していた同市の井田隆一市長が、同社から閉店の意向を伝えられたことを市議会本会議で明らかにした。
同社などによると、真岡店は一九七六年十一月、同社の支店第一号としてオープン。市中心部の中核商業施設として親しまれたが、近年は売り上げが減少。生鮮食品部門に特化を検討したものの、建物の耐震強度不足も判明、閉店を決めた。
同社は取引先などにすでに事情を説明し、跡地を県内企業に売却する契約も済ませたという。 (松平徳裕)
1427
:
チバQ
:2011/06/19(日) 21:30:26
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110614/trd11061411030011-n1.htm
アフター4、顧客増やせ 広がるサマータイム 外食、ホテル、劇場…サービス続々
2011.6.14 11:02 (1/3ページ)
東京電力福島第1原子力発電所の事故をきっかけに、早朝の涼しい時間帯から仕事を始めるサマータイム導入企業が増えている。エアコンなどの消費電力の削減につなげるのが狙い。外食産業などに、「アフター4」や早朝をビジネスチャンスとして取り込もうという動きも広がってきた。 (小川真由美、鈴木正行)
森永乳業は大手企業で最も早く、3月下旬からサマータイムに切り替えた。始発電車でも間に合わないケースなどを除き、始業を午前8時、終業を午後4時半に1時間早めた。「社外からの電話が少ない早朝に仕事が集中できる」と効率も上がった。今月1日に導入した伊藤園も「通勤ラッシュを避けられ、社員の負担が減った」と好評だ。
ただ、電力中央研究所の試算では、始業を1〜2時間早めても節電効果は休日分散化の10分の1以下で、「電力需要がピークの昼間の節電策も必要」という。
KDDIは27日から、サマータイムと在宅勤務を組み合わせる。朝早くから会社で勤務し、午後は帰宅して電力需要ピークを過ぎた午後3時から働く新しい就業スタイル。日本製紙グループ本社はサマータイムのほかに、6〜9月に計7回の一斉休業日を設定する。
サマータイムは国の制度で昭和23年から約4年間実施されたが、残業が増えて評判が悪く、廃止された。現代版サマータイムは、「上司が帰宅を促す」(ユニ・チャーム)、「外回りの社員を直帰させる」(リコー)など工夫を凝らす。
■ ■
「アフター4」を狙ったビジネスも広がる。京王プラザホテル(東京都新宿区)は、プールのフリーパスを新設した。今月25日から9月4日までの期間中、1万6千円で平日午後3時〜8時まで何度でも利用できる。敷居を低くし、ホテルの利用を増やしてもらう。
リーガロイヤルホテル(大阪市北区)もホテル内の5店舗で、午後6時半までに入店すればドリンク1杯と軽食が1500円のセットメニューを発売した。「ホテルに足を運ぶきっかけになれば」という。
居酒屋「和民」などを運営するワタミは、7月1日からのキャンペーンに向け、店舗や地域ごとに企業の本社や工場、営業所の退社時間の調査を始めた。60の劇場を展開するワーナー・マイカルも、夜7時以降の時間帯に限定したキャンペーンを検討中。劇場の大半が郊外型のため、帰宅途中に利用してもらう。
早朝の顧客取り込みも本格化している。日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)は「震災後、朝の時間帯を活用する人が確実に増えた」(渡辺正夫社長)として、朝食メニューを扱う店を1割超の120店に拡大した。
モスフードサービスのハンバーガー専門店「モスバーガー」も全国約50店舗で先行し、開店時間を7〜8時に早めた。
語学学校のベルリッツは、平日のオンライン英会話レッスンを午前6時15分からにした。北南米に居住する契約教師とインターネット中継で結ぶ。「勉強意欲と節電意識が高いビジネスパーソンの需要を取り込みたい」と意気込む。
1428
:
チバQ
:2011/06/22(水) 21:51:00
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2011/06/16762.html
土手町街づくり 民事再生申し立て
民間信用調査機関東京商工リサーチ青森支店によると、弘前市土手町の駐車場「したどてスカイパーク」を運営している「土手町街づくり」(平川秀明社長)が20日までに、青森地裁に民事再生手続きの開始申し立てを行った。負債額は124社に対し、約7億3700万円。駐車場の営業は継続される。
同社は1995年11月、民事再生手続き中の老舗百貨店「中三」の子会社として設立された。「したどてスカイパーク」は中三や土手町商店街の買い物客を中心に利用者が多く、2010年8月期には7500万円の売り上げを上げたが、金融債務が重荷となり資金繰りが逼(ひっ)迫(ぱく)。親会社の中三が今年3月末に民事再生法を申請したことで対外的な信用もなくなり、債務の履行が困難になったため今回の事態となった。
1429
:
チバQ
:2011/06/22(水) 21:53:34
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106070077.html
最後の老舗 広島宝塚閉館へ
広島市中区新天地の映画館「広島宝塚1・2・3」が8月31日に閉館することが6日、分かった。戦後間もない60年前の開館以来、総入場客1600万人に達した映画館が幕を下ろす。中区八丁堀付近の映画館は昨年11月にオープンした「八丁座」などがあるが、最後の老舗が姿を消す。
映画館が入る「広島宝塚会館」の老朽化で、建て替えに伴い閉館。鳥山義博支配人(47)は「シネコンの出現で客足は落ちていた。寂しい限りだが、ファンには心から感謝している」と名残惜しそうに話す。
広島宝塚は3スクリーンをもつ。1951年に「新天地劇場」として開館。95年に新天地の別のビルと合わせ「広島宝塚4」として4スクリーンまで拡大したが、97年以降の広島市近郊へのシネコン進出の影響を受け、2004年に「4」を閉じ、3スクリーンに減らしていた。
最盛期は、過去最多の20万人を動員した97年のアニメ映画「もののけ姫」で、長い行列ができた。ここ数年の客数は当時の平常時の半数程度に落ち込んでいたという。
広島市では八丁堀付近の老舗映画館がこの10年で軒並み閉館。広島朝日会館が03年に閉館した後、跡に移転してきた広島スカラ座も09年に姿を消した。松竹東洋座・広島名画座、広島東映・広島ルーブルも閉館に追い込まれた。
【写真説明】「広島宝塚1・2・3」の窓口。広島市中区八丁堀付近の最後の老舗映画館が姿を消す
1430
:
チバQ
:2011/06/22(水) 21:54:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20110617-OYT8T00103.htm
パルコ調布キネマ閉館へ
9月11日さよなら上映
地元に密着した映画を上映し、小規模ながら親しまれた「調布パルコキネマ」(東京テアトル提供) 調布市内で唯一の映画館「パルコ調布キネマ」(小島町1)が、9月11日の上映を最後に閉館し、22年余りの歴史に幕を下ろすことになった。近年は複数のスクリーンを持つ大型シネコン(シネマ・コンプレックス)との競争が激化、スクリーンが一つしかない同館は動員数が伸び悩んでいた。
京王線調布駅前のデパート「調布パルコ」6階にある同館は、デパートが1989年5月に開館したのと同時にオープン。客席数139席と小規模ながら、東宝系のメジャー作品のほか、市内に撮影所を構えた映画会社「大映」の名作を上映するなど、地元に密着した映画館として親しまれた。
運営する映画配給会社「東京テアトル」(中央区)によると、ヒット作に恵まれた2003〜04年には年間動員数が過去最高の約7万人を記録した。しかし、近年は複数のスクリーンを持つ1000人規模のシネコンが京王線沿線に複数進出。徐々に観客を奪われ、ここ2年の動員数は年約4万人に落ち込んでいた。
同社は、池袋や新宿など、観客動員が見込めるターミナル駅周辺に映画館を集約する戦略を進めており、同社広報は、「単館だとヒット作のある時期とない時期とで動員数の落差が大きく、収益性の面を考慮し、閉館を決めた」としている。
日活撮影所など、映画産業の関連施設が集中する同市は、映画祭開催やロケ地誘致などに力を注いでいる。田波利明・同市産業振興課長は、「地元に溶け込んだ映画館だったので大変残念」と閉館決定を惜しんだ。
同館では、9月10、11の2日間、クロージング企画として、過去に人気が高かった作品などの上映を予定している。作品の選定にあたっては、数日中に過去の上映リストを作成した上で、同館で配るリクエスト用紙のほか、Eメール(theatre_chofu@ttcg.jp)や電話(042・489・5115)でも受け付ける。竹中真奈美支配人は、「名作を上映し、地元の皆さんに恩返しをしたい」と話している。
(2011年6月17日 読売新聞)
1431
:
チバQ
:2011/06/22(水) 21:54:28
http://otona.yomiuri.co.jp/news/news110419_002.htm?from=popin
呉シネマ50年の歴史に幕
シネコンに押され経営難
50年の歴史に幕を下ろす呉シネマ(呉市本通で) 広島県呉市本通の映画館「呉シネマ」が今月末、50年の歴史に幕を下ろし、閉館する。かつては立ち見客が出る盛況ぶりだったが、広島市などにあるシネマ・コンプレックス(シネコン)に押され、最近は観客数が伸び悩んでいた。現在、旧作を500円で観賞できる「感謝と感動の上映会」を開催。思い出の詰まったスクリーンに別れを告げるファンが集まっている。
呉シネマは1961年に開業し、市内の映画館「呉ポポロ」とともに、呉興行倶楽部(くらぶ)が運営する。スクリーン二つを備え、うち一つは劇場のように2階席がある構造。計550の座席は部分的に改修されながらも、多くはオープン当時の姿をとどめているという。
30年ほど前は平日でも満席で、春には花見客が弁当持参で立ち寄っていたほど。シネコンの登場で、最近は新作の上映に加え、2か月に1度、市民の映画サークルにスクリーンを貸すなど地域に根ざす営業活動を続けてきた。それでも経営は好転せず、同社は2館で客足を確保するのは難しいと判断。呉ポポロを残すことを決めた。
呉シネマで48年間、受け付け業務を担当してきた従業員の竹中洋子さん(67)は「人生の大半をここで過ごしてきた。最後の日まで感謝の気持ちを伝えられるよう、丁寧に接客したい」と話す。
コンクリートの外壁には赤く「呉シネマ1・2」と書かれ、同市平原町、片山健一さん(79)は「孫と一緒に映画を見たし、誰もが知っている場所だったので、昔はよく待ち合わせに使っていた。街の娯楽が消えるのはさみしいね」と名残を惜しんだ。(藤基泰寛)
(2011年04月19日 読売新聞)
1432
:
荷主研究者
:2011/06/25(土) 23:50:12
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20110608/CK2011060802000103.html
2011年6月8日 中日新聞
柳ケ瀬に客足戻る ドン・キホーテ開店1カ月余り
柳ケ瀬にオープンして1カ月余たったドン・キホーテ。近くの商店主らは「若い人が増えた」と話す=岐阜市神田町で
岐阜市柳ケ瀬地区の旧岐阜メルサ跡に総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ柳ケ瀬店」が4月下旬に開店して1カ月余。来店者は休日で5000人に上り、地元商店街は「予想以上に街を歩く人が増えた」と喜ぶ。出店を機に、商店や街全体を再生させる機運も高まっている。
ドン・キホーテ広報室によると、来店目標は1日3000人だが、平日は4000人弱、休日は約5000人で推移している。昼は主婦や年配層、夕方は女子高生が多く、売り上げも「予想より良い」という。
「ドン・キの黄色い買い物袋を持った人が、岐阜高島屋に入る姿も見る。二つの極の間の回遊性が戻った」と、岐阜柳ケ瀬商店街振興組合連合会(柳商連)の市川博一理事長。客を取り込もうと、ドン・キのレシートを提示すれば、代金を5%割り引く飲食店も。商店主は「開店を販促につなげたい」と意気込む。
昭和40年代の「柳ケ瀬ブルース」当時のにぎわいは今は昔。近年の柳ケ瀬は暗い話題ばかりだった。道行く人は年々減り、昨年の休日の通行量は1982(昭和57)年の20%を割った。
求心力のある大型店は次々撤退し、個人商店は閉店。空き店舗は2001年以降、30店舗を下らない。市川理事長は「柳ケ瀬がだめになったのは商店が名前にぶらさがって次につながる商売をしなかったから」と厳しく分析する。
ドン・キの出店を受けて、空き店舗の入居が決まった例はまだ1件。飲食店を中心に誘致に力を入れる岐阜市商店街振興組合連合会(市商連)の古川洋治理事長は「通行量調査の結果を見て、空き店舗に入りたいという申し出が数件ある」と手応えを語る。
柳商連の市川理事長も空き店舗を利用して、宅配サービスや生鮮食品の市場など、客の利便性を高める取り組みができないか、構想中だ。来年は、柳ケ瀬の地名が付いてから123周年の記念イベントや、ぎふ清流国体も開催される。関係者は「ここ2年が勝負」と口をそろえる。
(森村陽子)
1433
:
荷主研究者
:2011/06/25(土) 23:55:52
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106090042.html
'11/6/9 中国新聞
広島にマックスバリュ西本社
7月に閉店する大型商業施設「広島サティ」(広島市南区)の建物に、流通大手のイオン(千葉市)が食品スーパー、マックスバリュ西日本(兵庫県姫路市)の本社を移す方針を固めたことが8日分かった。移転は今秋を目指し、店舗も同ビルに開業する。流通大手グループの本社が広島市に移転するのは初めて。
イオングループのマックスバリュ西日本は、兵庫県と中四国地方に計約160店を展開する。広島市などで店舗を増やしており、中四国で営業を強化するため、広島市を拠点に選んだとみられる。
同じイオングループのサティが核店舗の広島サティは、地上7階、地下1階。昨年12月にイオンがサティの閉店を決めた。市街地に空きビルができることや、近くの住民の買い物場所がなくなることに懸念の声が出ていた。これらも考慮し、イオンはビルの活用策を検討したもよう。
サティは1〜5階で食料品や衣料品などを販売しており、7月18日に閉店する。マックスバリュの本社は2階以上の一部に入居、1階に同社のスーパーが入る方向だ。
6階にあるシネマコンプレックス(複合映画館)など一部テナントは、営業を続ける方向で調整している。
マックスバリュの店舗も合わせた社員は約1600人。食品スーパー「マックスバリュ」、ディスカウントストア「ザ・ビッグ」などを展開し、2011年2月期の売上高は約2444億円。
【写真説明】マックスバリュ西日本の本社移転と出店が予定されている広島サティ(広島市南区)
1434
:
チバQ
:2011/06/26(日) 20:28:25
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2011062502000049.html
「アフター4」お手軽 メーク、着替えサポート
2011年6月25日 朝刊
就業時間を早める「サマータイム」を導入する企業が増えていることを受け、大手百貨店やスーパーなど小売り各社が、「アフター4」需要の獲得を狙った新サービスに知恵を絞っている。
日本橋高島屋は、仕事帰りに、購入した洋服に着替えてそのまま食事などに出掛ける女性が多いことに着目。サマータイムでその傾向が強まるとみて、手ぶらで出掛けられるよう、午後四時以降に婦人服売り場で三万一千五百円以上購入すると、着替えた洋服を自宅へ無料配送するサービスを七月十三日から開始する。
「仕事後に増える余暇時間に、百貨店に来てもらえるよう工夫していく」と担当者。金曜日の午後四〜六時には、無料でメーキャップしてもらえるコーナーも設置する。
大丸東京店がメール会員を対象に実施したアンケートでは、三割近くが「昨年より早く帰れる」と回答。早く帰宅した場合の時間の過ごし方は、四割が「家族と過ごしたい」と答えた。
これを受け、同店は「アフター4」需要に合わせたクーポン券を七月十三日から配布する。家族でお酒を楽しめるビアグラスや焼酎グラスの10%引きや、自宅で料理する時間が増えるとみて野菜や魚を10%値引きするなど内容はさまざまだ。
一方、スーパー各社は早い帰宅途中の買い物客をターゲットに「サマータイムセール」を相次いで打ち出した。ダイエーは八月二十一日まで、関東地域の大半の店で開店を一時間前倒し。開店時間帯と午後四時からの一日二回、セールを実施中だ。
イトーヨーカ堂も二十九日から九月末まで、全国の店舗で「朝市」と「夕市」を実施予定。「日中の暑い時間帯を避けた買い物客が増える」とみている。 (須藤恵里)
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:
名無しさん
:2011/06/27(月) 02:39:57
日本貨物鉄道(JR貨物)はJR八王子駅(東京都八王子市)の駅前に大型商業施設を建設する。同駅に隣接する施設跡地を活用、商業ビルを 2013年に建設してテナントに貸し出す。今年3月に建設会社などから提案を集め、ビルの高さや用途など設計の詳細を決める。
鉄道貨物事業は景気に左右される面があるため、遊休地の有効活用を進め安定した賃料収入の確保をめざす。 八王子駅南口から徒歩1分の敷地面積約3700平方メートルの土地に商業ビルを建設する。
(2011/02/28 日本経済新聞)
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