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商業・流通

1370チバQ:2011/04/24(日) 19:25:34
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20110424301.htm
北陸の経済ニュース 【4月24日02時40分更新】 スリム化と改装、両にらみ 北陸の百貨店
 北陸の百貨店は、この5年間で7店から5店に減少した。個人消費の低迷が続くにもかかわらず、大型商業施設の郊外出店が止まらず、縮む消費の奪い合いが過熱したためだ。7店から3店に身を削った大和は、旗艦店改装で反転攻勢を狙うが、大震災の影響がどう出るか。百貨店サバイバルでもう脱落はないのか。
 百貨店の減収傾向は顕著だ。三県最大の香林坊大和の2011年2月期売上高は242億円。ピークとなる1998年の425億円から4割落ち込んだ。

 07年に移転新築した富山大和、09年に食品売り場を大改装しためいてつ・エムザでさえピーク時と比べ約2割少ない。

 背景には大型商業施設との競合激化がある。金沢では06年、金沢駅東口に金沢フォーラスが開業。その後もかほく市のイオンかほくショッピングセンター(SC)など大型出店が相次ぎ、膨らまない消費のパイを取り合う構図が定着した。

 08年のリーマン・ショックで不況が深刻化すると、高級イメージの強い百貨店の苦境は一段と鮮明になった。

 かつて「地方百貨店の雄」とされた大和は、09年2月期に単体で創業以来初の営業、経常赤字に転落。昨年4〜6月に小松店など不採算4店を閉鎖するとともに、500人近いリストラを行った。

 こうした大規模な事業整理に加え、緩やかな消費の持ち直しもあって11年2月期は3期ぶりの営業黒字を確保。同じく赤字が続いていた、めいてつ・エムザも徹底したコスト削減で営業黒字化を達成した。

 収益改善を受け、足元では増収に向けた改装の動きが出始めている。

 香林坊大和は今秋、地下食品フロアの全面刷新を予定しており、来年にかけては衣料品フロアなど全館的に売り場を見直す。

 めいてつ・エムザは秋をめどに衣料フロアを中心に改装する方針で、若年客層を開拓する。

 「従来のビジネスモデルは完全に行き詰まった。地方には今まで以上に大手の知恵が必要になる」。地元店幹部がこう話すように、最近は地方における大手百貨店の存在が目立つようになってきた。

 大和は大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ・フロントリテイリングと提携関係にあり、香林坊店の改装にも同社が深くかかわる。

 大和の前身である宮市百貨店は1923(大正12)年、京都大丸の支援で開業にこぎ着けた。以来、資本関係こそないが、商品開発や情報提供で連携を取り合い、昨年は2人の人材派遣を受けた。

 先月、2人は大和に転籍し、このうち平井健二営業本部長は取締役に就任予定。周辺からは「大和の大丸色が一気に濃くなるのではないか」との声も上がる。

 一方、めいてつ・エムザは伊勢丹を中核とする百貨店組織「A・D・O」に加盟。グループ会社である名鉄百貨店(名古屋市)は伊勢丹と業務提携を結んでいる。福井西武はセブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武の直営店舗だ。

 昨年秋ごろからの消費改善に伴い、百貨店の業績も緩やかに持ち直してきた。しかし、3月11日の東日本大震災で再び雲行きが悪化している。影響が長引けば、さらなる店舗閉鎖が起こる可能性は否定できない。


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