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商業・流通

1415チバQ:2011/06/06(月) 22:51:20
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004136454.shtml
大阪駅新装で影響「想定以下」 県内商業施設など 


大勢の客でにぎわいを見せるJR大阪三越伊勢丹の食品フロア。平日でも行列ができる店が多い=5月4日、大阪市北区(撮影・神子素慎一)



 約30年ぶりの全面改装となった大阪駅と南北の駅ビルからなる大阪ステーションシティが4日で開業1カ月。核テナントの百貨店「JR大阪三越伊勢丹」と専門店街「ルクア」の集客力で、梅田の競合店や兵庫県内の商業施設の一部で客足が奪われたが、「減少幅は想定以下」とする声が目立つ。開業効果はしばらく続くものの、東日本大震災などにより先行きは不透明。顧客争奪戦はますます激しさを増しそうだ。


 「相乗効果はやはり大きい」とは大阪駅を挟んで三越伊勢丹と向き合う大丸梅田店。4月中旬に約6割増床したこともあり、5月の売上高は前年同月比約74%増、来店客数も三越伊勢丹と同数の1日平均16万人だった。

 あおりを受けたのは阪急阪神百貨店。5月の売上高は、阪急梅田本店が前年同月比4・5%、阪神梅田本店も同4・6%といずれも減。ただ婦人服は苦戦したものの、紳士服を扱う阪急メンズ館は好調を維持したという。

■神戸もマイナス

 三越伊勢丹の影響について当初、「売上高1割減」と予測していた神戸市内の百貨店。ふたを開けると、大丸神戸店(神戸市中央区)の5月の売上高は前年同月比7・4%減で「思ったより影響は少ない」。むしろ、大型連休は前年同期比3・7%増で推移。三越伊勢丹での取り扱いが少ない海外高級ブランドの洋服は好調だったという。

 そごう神戸店(同)も5月は売り上げ、来店客数いずれも前年同月比で微減だったが、「三越伊勢丹に奪われたというよりも早めの梅雨入りで下旬に客足が伸びなかったことが大きい」とみる。

 一方、大丸芦屋店(芦屋市)の5月の売上高は0・8%増。食品の催事やカード会員向けのキャンペーンなどで「高齢者層など地元の顧客をしっかり確保できた」。

■阪神間では明暗

 阪急西宮ガーデンズ(西宮市)や改装オープンした、ららぽーと甲子園(同)は、来店客数、売上高ともに5月は前年同月比でプラス。いずれもマイカー利用のファミリー層などを対象としているため、ターミナル百貨店とは差別化できているとみられる。

 だが、別の商業施設は「大型連休中の客足は前年同期比で1割近く落ち込んだ」。別のショッピングセンターも「テナントの一部が重なっており、影響がないとは言い切れない」とする。

■効果は短期的?

 大阪駅の人の流れは増えたが、消費者の財布のひもは固く、肝心の売り上げにつながっていないという指摘もある。

 また、開業当初は三越伊勢丹の方がルクアより来店客数が多かったが、1カ月経過する中でルクアが三越伊勢丹を超え、平日も若者らでにぎわっている印象だ。

 日本政策投資銀行関西支店の斎藤成人・企画調査課長は「競合店への影響は関係者が予想していたより小さい。1人当たりの消費量も減っており、人口も減少していく。開業効果は長くて1年。その間にリピーターを確保することが課題」としている。

(末永陽子)

(2011/06/04 11:15


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