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商業・流通

1389荷主研究者:2011/05/07(土) 18:21:43

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/237911
2011年4月20日 00:14 西日本新聞
イケア 九州初進出 家具販売競争に拍車 低価格、デザイン性も

IKEA福岡新宮のイメージ図

起工式に臨むイケア日本法人のミカエル・パルムクエスト社長(左)とドミニク・マジェール福岡新宮店長

 スウェーデンを発祥とする世界最大手の家具専門店「イケア」が19日、福岡県新宮町で九州1号店の起工式を行った。景気低迷で新規住宅着工戸数が伸び悩み、国内の家具市場が縮小する中、洗練されたデザインと安さで人気のイケアの進出。九州での家具販売競争の激化は必至だ。

 来年4月に開業するIKEA福岡新宮は、敷地面積6万2千平方メートルで店舗面積は約3万1千平方メートル。年間300万−400万人の来店客を見込んでいる。起工式後、イケア・ジャパン(千葉県船橋市)のミカエル・パルムクエスト社長は「福岡は商圏として力強い可能性がある。客自身が(他店との)差異化を決める」と、自社製品への絶対的な自信を口にした。

 日本の家具市場では、ニトリの家具に代表される低価格品が売り上げを伸ばしているが、イケアは価格競争にも自信を示す。設計から製造・販売まで一貫して行い、商品は配送の効率化を図るため平板状に梱包(こんぽう)され、自分で組み立てる。何よりもイケアの売り上げは、ニトリの約9倍。世界約10カ国の生産拠点で大量生産し、大量販売することで手ごろな価格帯を実現しているからだ。

 迎え撃つ形の、国内最大手のニトリ(札幌市)は、九州でも既に福岡を中心に22店を展開。イケアと同様に商品企画から小売りまでを行う。人件費の安いベトナム、インドネシアにある自社工場などで海外生産を行い、他社の追随できない安さを確立した。例えば、2人掛けソファだとニトリは2万4900円から取りそろえる。イケアは3万4900円で、価格面ではニトリに軍配が上がるようだ。

 ただ、イケア側は価格に見合う品質をアピールできれば、十分勝算はあると考えている。

 一方、普及品だけでなく最高級品も取り扱い、高級なイメージの強かった大塚家具(東京)は、リーマン・ショックを境に減収が続き、“庶民派”も取り込む営業に転換し、巻き返しを図っている。入店に記名を求めていた福岡ショールーム(福岡市博多区)では、2009年8月から自由に出入りできるようにした。敷居を低くし、品質の良さに広く触れてもらう狙いだ。

 価格、あるいは品質という自社の特長を前面に出しつつ、価格の割に品質が良いという「割安感」をいかにアピールできるかが生き残りの鍵を握っている。

=2011/04/20付 西日本新聞朝刊=


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