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政権交替を検討するスレ

1■とはずがたり:2002/11/06(水) 11:40
何はともあれ政権交替させねば話にならない。
自民党の組織にカネを垂れ流す利権体質を壊し,広く国民に政府からのカネが行き届くようにしないと景気は恢復しない筈である。

1243名無しさん:2009/09/05(土) 17:22:50
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090904k0000m010117000c.html
連立協議:外交安保政策は週明けに再協議…民・社・国
 民主、社民、国民新の3党は3日夜、国会内で、連立政権樹立に向けた政策責任者による2回目の政策協議を開いた。速やかに対応すべき課題として、2日に合意した新型インフルエンザと災害に加え、新たに雇用問題を加えることで合意。ただ、民主、社民両党間で開きのある外交・安全保障政策では合意に至らず、週明けの8日に改めて協議することにした。

 政策協議には、民主党の直嶋正行政調会長と社民党の阿部知子政審会長、国民新党の自見庄三郎政審会長が出席。阿部氏は外交・安保政策について、(1)日米地位協定の再協議と沖縄などの基地問題(2)アフガニスタンの国家再建に向けた支援の検討(3)アフリカ・ソマリア沖の海賊対策は海上保安庁を主体−−の3点を盛り込むよう求めた。一方、自見氏は郵政事業見直しを改めて要求した。【西田進一郎】

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090300804&j1
3党幹事長らが4日調整=外交・安保で社民譲歩−連立政権協議
 民主、社民、国民新の3党は3日夜、連立政権樹立に向けた政策責任者による2日目の協議を国会内で行ったが、外交・安全保障政策などで合意に至らなかった。4日には、社民、国民新両党が要求している3党政策調整機関の設置について、幹事長らが話し合う。この日の協議で社民党は、給油活動のためインド洋に派遣している海上自衛隊について、従来の「即時撤退」ではなく、「速やかに撤退」することを合意に盛り込むよう要求した。
 社民党は、外交・安保分野でこのほか、(1)沖縄県の米軍普天間飛行場の移設を含め、在日米軍基地問題の在り方を見直す(2)日米地位協定について2008年3月の3党合意を基礎に米側と協議する(3)ソマリア沖での海賊対処活動の主体は海上保安庁が担う−ことも求めた。
 これまで社民党は、地位協定の「全面改正」を掲げ、普天間飛行場に関しても「閉鎖・返還」を求めていた。インド洋で活動する海自の扱いとともに、合意を優先して主張を弱めた。政策担当者による協議は、8日に再開する。
 民主党の鳩山由紀夫代表は3日夕、党本部で記者団に、3党協議の行方について「非常に楽観している。そう遠くない時期にまとまると思う」と語った。同党は来週中に合意したい考えだ。 
 同日の連立協議には、民主党の直嶋正行政調会長、社民党の阿部知子政審会長、国民新党の自見庄三郎政審会長が出席した。(2009/09/03-23:58)

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-149401-storytopic-3.html
外交・安保で結論持ち越し 3党連立、8日に再協議2009年9月4日 【東京】民主、社民、国民新3党の政策責任者は3日夜、連立政権樹立に向けた2回目の協議を行った。2日の協議で民主党が示した政策合意案に追加すべき内容があるか議論したが、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設見直しや日米地位協定改定などの文言を盛り込むかどうかを含め、外交・安全保障政策関連で合意に到らず、8日に再協議することになった。新たに緊急雇用対策の実施を加えることでは一致した。
 政策責任者の協議には、民主党の直嶋正行政調会長、社民党の阿部知子政審会長、国民新党の自見庄三郎政審会長が出席。
 社民党は3日午後、阿部氏と党幹部ら6人で構成する「政策協議チーム」が、政策合意案の追加内容について協議。沖縄の基地関連の項目を設け、日米地位協定改定や米軍普天間飛行場移設について「名護市辺野古の新基地建設を含む在日米軍基地の在り方を再検討する」などの文言を盛り込んだ。
 国民新党は沖縄の基地問題について「沖縄の過重な基地負担の軽減を図るため、新たに米側に提案する内容を3党で協議する」などと、政権発足後に具体的な方針を検討する内容を追加で求めた。
 海上自衛隊のインド洋給油活動や海賊対策などを含め、民主党の考えと隔たりがある内容もあったため、直嶋氏は「持ち帰って慎重に検討したい」として、この日の合意を見送った。

1244名無しさん:2009/09/05(土) 17:23:03
>>1243

http://www.daily.co.jp/society/politics/2009/09/04/0002305599.shtml
3党、結論持ち越し8日再協議 外交・安保で民、社に溝 民主、社民、国民新3党の政策責任者は3日夜、連立政権樹立に向けた協議を再開した。2日の協議で民主党が示した政策合意素案に追加すべき内容があるか議論し、新たに緊急雇用対策の実施で一致したが、外交・安全保障政策などで結論が出ず、来週8日に再協議することになった。

 3党は4日に幹事長級の会談を行い、与党の連絡調整機関設置問題や、社民党が求めている衆院比例代表定数80削減の凍結問題などを含めて意見交換することを決めた。

 政策責任者の協議には民主党の直嶋正行政調会長、社民党の阿部知子政審会長、国民新党の自見庄三郎政審会長が出席。

 社民党は新たに「雇用対策本部」(仮称)の設置、憲法審査会の凍結などを求め、国民新党は郵政民営化凍結法案の臨時国会提出を要請した。

 外交・安保分野での社民党の主張は(1)海上自衛隊のインド洋給油活動からの早急な撤退とアフガニスタン支援のあり方の検討(2)日米地位協定改定と在日米軍再編見直し(3)海上保安庁を主体とする海賊対策への切り替え-など。民主党の考え方と隔たりがある内容もあったため、直嶋氏は「持ち帰って慎重に検討したい」として、この日の合意を見送った。

 民主党は給油活動について来年1月までの継続を容認。地位協定に関しては衆院選公約で「改定を提起」との表現に抑え、在日米軍再編も「見直しの方向で臨む」とのあいまいな表現にとどめており、海自による海賊対策も容認姿勢を示している。

http://www.asahi.com/politics/update/0903/TKY200909030373.html
連立、最終合意は来週に持ち越し 外交・環境で調整続く2009年9月3日23時4分
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 民主党の直嶋正行政調会長、社民党の阿部知子政審会長、国民新党の自見庄三郎政審会長は3日夜、国会内で2度目の連立協議を行った。新たに緊急の雇用対策を盛り込むことでは一致したが、外交、環境分野で調整が続いており、最終合意は来週に持ち越した。8日に再協議する。

 社民党は、連立合意に(1)首相直轄の緊急雇用対策本部の設置(2)外交・安保政策で「給油に代わるアフガン支援策」「海上保安庁主体の海賊対策」「在日米軍のあり方見直し」の3項目を追加(3)憲法審査会の始動は慎重に――の3点を加えるよう要望。国民新党は、(1)今秋の臨時国会で郵政見直し法案を成立させる(2)日米地位協定と在日米軍再編計画の見直しを求め米側と交渉する――の2点を求めた。

 直嶋氏は協議後、「社民、国民新両党から盛りだくさんの要望が出たので持ち帰って検討したい」と語った。

 2日の3党政策責任者による初会合では、総選挙前に取りまとめた消費税率の据え置きや郵政事業の4分社化の見直しといった「3党共通政策」に加え、新型インフルエンザ対策と集中豪雨対策に取り組むことで合意している。

1245名無しさん:2009/09/05(土) 18:21:06
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090501000526.html

「北朝鮮対話」で調整続く 社民、連立合意に明記要求
 民主、社民、国民新3党の連立政権樹立に向けた政策責任者協議で、社民党が対北朝鮮政策をめぐり「2国間対話推進」の方針を合意文書に明記するよう要求、「圧力」も重視する民主党が難色を示し調整が続いていることが5日、分かった。

 民主党は8日の次回協議で回答する考えだが、再核実験、弾道ミサイル発射に踏み切った北朝鮮に対しては圧力強化を求める国内世論が強い一方、米韓両国は対話模索の動きを活発化させている。新政権発足に向け対応に苦慮している状況だ。

 これまでの協議で、民主党は対北朝鮮政策について「国際的な協調体制の下、北朝鮮による核兵器やミサイルの開発をやめさせ、拉致問題の解決に全力を挙げる」とした合意案を示した。

 これに対し社民党は、自公政権の圧力重視路線を批判し、問題解決には対話が必要だと主張。その上で「積極的に2国間対話を進める」との文案を逆提案した。

 民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)で北朝鮮による核実験とミサイル発射を非難し、拉致問題については「国の責任において解決に全力を尽くす」としたが、対話と圧力のどちらに軸足を置くかは示さなかった。

 ただ党内には対北朝鮮強硬派も多い上、岡田克也幹事長が4日の記者会見で「拉致問題の進展がない状況の中、各国と協力して経済制裁に強く出る時期だ」と圧力重視の姿勢を打ち出した。

2009/09/05 17:40 【共同通信】

1246名無しさん:2009/09/07(月) 21:08:13
FNN産経の世論調査ですが…

民主・鳩山代表に「期待」63.8% 「民主党の議席多すぎる」も3分の2近くに FNN世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20090907/20090907-00000461-fnn-pol.html

>「一番期待する政権」では、「民主・自民両党が参加する大連立政権」(38.1%)がトップだった。

この期に及んで大連立が多いとは意外…と思いきや、


【産経FNN世論調査】主な質問と回答
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090907-00000567-san-pol

【問】いま期待するのはどんな政権か

>民主党の単独政権 18.6
>民主党を中心とする連立政権 35.1
>民主・自民両党が参加する大連立政権 38.1
>わからないなど 8.2

なんと、自民党中心の政権という選択肢は無かったのでした。

1247名無しさん:2009/09/07(月) 21:09:47
>>1246の全文です。

【産経FNN世論調査】主な質問と回答
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090907-00000567-san-pol
9月7日18時5分配信 産経新聞

 9月5、6日の両日、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した合同世論調査の主な質問と回答は以下の通り。

【問】麻生内閣を支持するか

支持する14.9(22.2) 支持しない76.4(67.9) わからないなど 8.7( 9.9)

【問】どの政党を支持するか

民主党39.7(36.0)  自民党18.5(26.1)  公明党 5.0( 4.9)

共産党 3.9( 2.4)  社民党 2.5( 1.5)  みんなの党 3.6( 1.9)

国民新党 0.6( 0.4) 新党日本 0.3( 0.1) その他の政党 0.9( 0.8)

支持政党なし24.4(24.4) わからないなど 0.6( 1.4)

【問】次の首相に指名される見込みの民主党・鳩山代表に期待するか

期待する63.8 期待しない31.6 わからないなど 4.6

【問】衆院選の結果やそれを受けた動きについての考えは

《選挙の結果に満足している》
思う60.0 思わない35.3 わからないなど 4.7

《民主党の議席は多すぎる》
思う66.0 思わない29.6 わからないなど 4.4

《自民党の議席は少なすぎる》
思う48.9 思わない45.9 わからないなど 5.2

《小沢氏の新幹事長起用は納得できる》
思う52.1 思わない37.0 わからないなど10.9

《鳩山・小沢両氏は政治献金問題で説明責任を果たした》
思う15.0 思わない76.3 わからないなど 8.7

《民主党・社民党・国民新党の連立政権協議に期待できる》
思う42.6 思わない47.8 わからないなど 9.6

【問】民主党の勝因として最も大きかったのは

鳩山代表への期待 6.3 党の政権公約への期待29.2 個々の候補の政治姿勢への期待 5.6 与党の政策や政治姿勢への批判52.8 わからないなど 6.1

【問】新政権に最も期待する政策は

景気対策20.8 子育て・教育問題12.7 医療・年金などの社会保障22.6 外交・安全保障 3.1 財政のムダづかいの見直し30.6 税制改革 1.8 新型インフルエンザ対策 1.3 政治改革 3.6 地方分権 1.1 わからないなど 2.4

【問】民主党が掲げた政策は実現すべきか

《中学卒業までの「子ども手当」の給付》
思う58.0 思わない37.9 わからないなど 4.1

《高速道路の原則無料化》
思う26.1 思わない68.1 わからないなど 5.8

《大型公共事業の見直し》
思う78.6 思わない14.2 わからないなど 7.2

《予算編成や執行の見直し》
思う87.4 思わない 5.3 わからないなど 7.3

《政治と官僚の関係の見直し》
思う87.5 思わない 6.2 わからないなど 6.3

《インド洋で給油活動をしている海上自衛隊の撤収》
思う36.4 思わない45.7 わからないなど17.9

【問】自民党の敗因として最も大きかったのは

麻生首相の判断や言動29.5 麻生首相より前の首相の判断や言動19.6 個々の候補者の政治姿勢10.3 党の実績への評価28.9 党の政権公約の内容 6.4 わからないなど 5.3

【問】自民党についての考えは

《国会での首相指名の前に新総裁を決めるべきだった》
思う55.1 思わない28.4 わからないなど16.5

《世代交代を進めるべきだ》
思う85.1 思わない 9.2 わからない 5.7

《いずれ与党の座に復帰する》
思う68.1 思わない18.9 わからないなど13.0

【問】与野党の政治家で日本の首相に一番ふさわしいのは(敬称略)

麻生太郎 1.6( 4.5) 石破茂 5.5( 3.1) 石原伸晃 4.9( 4.9) 加藤紘一 1.0(-) 谷垣禎一 1.6(-) 鳩山邦夫 3.0(-) 林芳正 0.3(-) 舛添要一13.1(16.5) その他の自民党議員 2.2(-) 岡田克也 8.4( 7.9) 小沢一郎 5.2( 5.5) 菅直人 2.6( 3.9) 鳩山由紀夫22.6(13.3) その他の議員 3.6(-) ふさわしい人はいない19.8(17.7) わからないなど 4.6( 3.5)

【問】いま期待するのはどんな政権か

民主党の単独政権18.6 民主党を中心とする連立政権35.1 民主・自民両党が参加する大連立政権38.1 わからないなど 8.2

【問】来年の参院選では与野党どちらに勝たせたいか

民主党などの新しい与党59.1 自民党などの新しい野党33.0 わからないなど 7.9

(注)数字は%。()内の数字は前回8月22、23日の本社・FNN合同世論調査結果

               ◇

世論調査の方法 調査エリアごとの性別・年齢構成に合わせ、電話番号を無作為に発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で電話をかけ、算出した回答数が得られるまで調査を行った。調査対象は全国の成年男女1000人。

1248名無しさん:2009/09/07(月) 22:24:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090700685
普天間、名護移設に反対=民・社・国の沖縄選出議員
 民主、社民、国民新各党などの沖縄県選出国会議員7人でつくるグループ「うるの会」の喜納昌吉会長(民主党参院議員)らは7日、那覇市内のホテルで記者会見し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移設に反対することや、2009年度の防衛省予算のうち同飛行場移設に関連する部分の執行停止を求めていく考えを示した。各党内の理解を得た上、鳩山新政権発足後に防衛相に申し入れるとしている。
 また、沖縄県議会の社民、共産、民主各党なども同日、県議会が昨年7月に採択した決議に沿って、普天間飛行場の移設計画を中止するよう新政権に求めることを決めた。 (2009/09/07-19:50)

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090907/plc0909071844006-n1.htm
シュワブ移設反対を確認 沖縄選出の民主議員ら
2009.9.7 18:42

このニュースのトピックス:政権交代
 沖縄出身の民主、社民、国民新、無所属の国会議員7人が7日、那覇市内で会合を開き、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関し、同県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部に移設する現行計画に反対することを確認。3党連立協議の合意事項に盛り込むよう、それぞれが各党に働き掛けることを決めた。

 実施中の環境影響評価(アセスメント)など現行の普天間移設に関連する予算についても、新政権の防衛相と協議したいとしている。米軍再編計画全体の見直しや日米地位協定の改定、来年度の沖縄関連予算を約2800億円(概算要求)から3500億円規模まで増額するよう求めていくことも確認した。

 会合の名称はサンゴを意味する「うるの会」で、会長に就いた民主党の喜納昌吉参院議員は「(米国という)相手のあることを考慮に入れながら反対運動を展開したい」と話した。

1249名無しさん:2009/09/07(月) 22:28:01
>>1248
「うるの会」のメンバーは下記の7人かな?
民主3人(喜納、玉城、瑞慶覧)、社民2人(照屋、山内)、国民(下地)、無所属/社大党(糸数)

1250名無しさん:2009/09/07(月) 22:48:35
>>1248-1249
「うるの会」研究

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-7170-storytopic-3.html
野党国会議員が勉強会 県選出・出身5氏で「うるの会」2005年10月5日 【東京】県選出・出身の野党国会議員5氏が4日、院内での勉強会「うるの会」を発足させた。「うる」はサンゴの方言名。基地問題など沖縄の課題について週1回、意見交換する。県選出・出身自民党議員の「5ノ日の会」(会長・仲村正治衆院議員)に対抗し、野党としての陳情・要請の受け皿をつくるのも狙い。「反自公」として各種選挙での協力を話し合うことも視野にある。会長には照屋寛徳衆院議員(社民)を選任した。
 顧問には参院議員・大田昌秀氏(同)を選任。幹事長に同・喜納昌吉氏(民主)、事務局長に同・糸数慶子氏(無所属)、事務局次長に衆院議員・下地幹郎氏(同)がそれぞれ就任した。
 今後、原則として火曜日の昼に勉強会を開く。11日には防衛、外務の両省庁担当者を招いて在日米軍再編協議の現状を説明させる予定。米軍再編のほか、日米地位協定や旧軍用地、基地労働者のアスベスト(石綿)被害問題なども研究する。
 照屋氏は「かねて沖縄の課題での超党派での取り組みを自民党にも提起していたが、実現しなかった。沖縄の民意を訴え、国の政策決定に反映させたい。情報交換して国会活動にも役立てたい」と述べた。
 各種選挙との関係について、照屋氏は「地元の頭越しに国会議員が介入するのは厳に慎む。われわれが協力できることがあれば話し合っていきたい」と述べた。
 赤嶺政賢氏(共産)には入会を呼び掛けていない。照屋、下地両氏は「気心の知れたメンバーで発足させたい、というのが共通認識だった。排除する気は毛頭ない」と説明、糸数氏は「今後も一緒になって動く含みは残っている」と述べた。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-8585-storytopic-3.html
沖縄公庫存続を要請 経財相も「うるの会」に理解2005年11月18日 【東京】県選出・出身の野党国会議員で構成する「うるの会」の照屋寛徳会長(衆院議員)らは17日午後、与謝野馨経済財政担当相を訪ね、沖縄振興開発金融公庫の存続と各種機能の継続を要請した。
 与謝野経財相は自民党政調会長時代に「沖縄には沖縄振興と基地問題がある。そういう意味でこの問題にきちんと取り組まないと間違ったメッセージを与えると始終、言ってきた」と述べた上で「米軍再編の問題もあるし、単純に統合してはいけないという意識を持ちたい」と述べ、存続に理解を示した。
 要請したのは照屋会長、下地幹郎衆院議員、大田昌秀参院議員。照屋会長は「沖縄経済にとって公庫の存続は大事だ」と要望した。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-14409-storytopic-3.html
照屋氏の除外を確認 野党5党知事候補2006年6月11日
知事選の候補者の擁立に向けて協議した野党5党代表者会議=10日、県議会内
 社民党県連、社大党、共産党県委、民主党県連、自由連合沖縄の野党5党は10日午後、知事選に向けた代表者会議を開き、これまで各党、労組から名前が挙がっていた6人のうち、衆院議員の照屋寛徳氏を候補者から外すことを確認した。それにより、宜野湾市長の伊波洋一氏、元県出納長の山内徳信氏、社大党委員長の喜納昌春氏、琉大教授の高良鉄美氏、参院議員の糸数慶子氏の6人を軸に、絞り込み作業が始まる見通しだ。

 社民党県連は照屋氏と協議した結果、本人の体調面などを理由に擁立しないことを確認。代表者会議が了承した。
 この日の会合では絞り込み方法がまとまらず、次回に持ち越された。19日にも再度開く会合で絞り込み方法を決めた上で、この日から作業に着手する。当初の目標だった6月定例会までの擁立は困難な情勢だ。
 絞り込み作業に当たって、連合沖縄、政治団体そうぞうは依然、候補となる人物を提示していない。また、1人しか人物を挙げていない政党が別の人物を示すことも考えられ、対象となる人物は5人から増える可能性もある。選考委は来週初めにも県出身・選出野党の一部国会議員でつくる「うるの会」(代表・照屋衆院議員)と会合を持ち、野党間で意思疎通を図る意向だ。

1251名無しさん:2009/09/07(月) 22:49:22
>>1248-1250
続き。


http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-14831-storytopic-3.html
知事選 そうぞう候補者推薦へ 野党側と初会合2006年6月26日 11月の知事選で、社民党県連、社大党、民主党県連の書記長・幹事長は25日午後、那覇市内のホテルで政治団体そうぞう(下地幹郎代表)の役員と初の会合を開き、候補者選考作業で、自由連合沖縄を含めた4党がそうぞうと連携を強化していくことを確認した。また共産党県委を含む野党5党が代表者会議と県出身野党国会議員との協議の場をそれぞれ設定することで一致した。27日に5党会議が開かれるが、3党はこの中で国会議員との協議について提起する。

 5党会議とは別に、4党がそうぞうと協議を持ち、5党会議の場に反映させる。これを受け、そうぞうは27日以降、5党会議に候補者を推薦する。
 会合後、新里米吉社民党県連書記長は「4党とそうぞうの協議が不十分との反省がある。連携を十分機能させ一緒に取り組める体制をつくりたい」と話した。そうぞうの前川朝平幹事長も「(選考に当たっての)そうぞうの位置付けがはっきりすれば、役員会を開いて候補者一人を提示していきたい」と話した。
 一方、国会議員との協議では、県出身の野党国会議員でつくる「うるの会」と、赤嶺政賢衆院議員(共産)に参加を呼び掛ける方針。27日の5党会議で確認されれば、必要に応じ協議の場を設定していく。
 この日は、そうぞうの下地代表、前川幹事長、玉城仁章総務会長、當間盛夫政調会長、亀川雅裕事務局長が参加。3党から新里社民党県連書記長、比嘉京子社大党書記長、新垣安弘民主党県連幹事長が出席した。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-15636-storytopic-3.html
29日の一本化目指す 知事選候補選考野党拡大協議会2006年7月23日 11月の知事選で、社民党県連、社大党、共産党県委、民主党県連、自由連合沖縄の野党5党の代表と労働組合、市民団体、個人が参加した「知事選拡大協議会」が22日午後、那覇市の民主党県連で開かれ、人選作業について協議した。
 この中で、29日に5党代表者会議を開き、候補者一本化を目指すことを確認した。野党陣営は今月中を目標に、遅くとも8月初旬までに擁立したい考えだ。
 また29日までに県選出・出身の野党国会議員でつくる「うるの会」、赤嶺政賢衆院議員(共産)と5党による会議を開く。
 野党陣営では現在、宜野湾市長の伊波洋一氏(54)、元県出納長の山内徳信氏(71)、琉大教授の高良鉄美氏(52)の3人が推薦されている。前回の拡大協で挙がった琉大助教授の島袋純氏(45)も対象にする。
 また推薦した人物が辞退した民主、そうぞうが新たに人物を提示した場合は、その人物も対象にする。
 一本化には、新しく推薦される人物を含め、各党とそうぞうが「許容範囲」を協議し、29日の5党会議で提示する。
5党代表者会議座長の新里米吉社民党県連書記長は「議論することだが、最大公約数的に(絞り込む)可能性はある」と話した。
 22日午前中の政治団体そうぞうと社民、社大、民主、自由連合との協議で、そうぞうから要望のあった5党とそうぞうの6者による協議の開催は、5党で一致しなかった。
 このため国会議員との会議の際に、そうぞう代表の下地幹郎衆院議員(無所属)と赤嶺氏を確実に参加させ、実質的な6者協にしたい考えだ。

1252名無しさん:2009/09/07(月) 22:49:56
>>1251

照屋ブログ
http://terukan.blog44.fc2.com/blog-entry-271.html
新政権に沖縄の声は届くか
 民主党、社民党、国民新党間の連立政権協議は、大詰めを迎えたとはいえ、現在進行形である。私も、社民党の政権協議チームの議論に参加すべく上京中であり、飛行機内でブログ原稿を書いている。
 
 9月7日、12時から那覇市内のホテルで、県選出衆参国会議員7名が集結した(九州比例、共産党の赤嶺政賢衆議院議員を除く)。目的は、「うるの会」の再結成と役員選出及び三党間の政権協議に「うるの会」として求めていく事項の緊急確認である。

 「うるの会」は、基本的に新政権に対する態度は「与党」「野党」の立場を決めていない。あくまでも新政権に沖縄の声を届け、沖縄の立場を鮮明に主張するのが目的の集団である。いろいろな議論をしたが、次の事項を決議し、全員が承認(確認)した。

1.民主党、社民党、国民新党の三党で合意した日米地位協定の抜本的改定を米国政府に提示し、日米両政府で交渉に入ることを求め、また、米軍再編計画の見直しと同計画における普天間基地の辺野古移設については反対することを三党連立協議の合意事項とするよう求める。

2.うるの会衆参国会議員は、普天間基地の辺野古移設について反対であることを確認する。

3.防衛省の21年度予算に盛り込まれている普天間基地の辺野古移設関連予算については、予算の執行を鳩山新内閣発足後の防衛大臣と協議を行うこととする。

 以上の確認決議事項をもって、私は今日の党内政権協議チームの議論に臨む。私の立場は一貫して明白だ。新政権に沖縄の声は届くか!

17時15分

【2009/09/07 21:36】 | 日記 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)


下地ブログ
http://www.mikio.gr.jp/blog/index.php?no=r220
選挙に必要な理論
昨日、うるの会と共産党・赤嶺政賢衆議院議員、5党協の皆さんと知事選に向けての会議を行いました。

反自公という立場で、この選挙を戦おうという認識論は一致いたしました。また、基地問題について、様々な意見が出されておりました。

これから、どういうふうにまとめていくのか、非常に難しい直面になるかと思いますが、私が会議の中で申し上げた、「考え方が一つでも一致しなければ、排除するという手法は決してよくない」という発言がこの選挙の最終的な結論になるのではないかと思います。

団結の理論はあっても、排除の理論は選挙には必要ありません。

お盆前には、結論を出したいということでありますが、
結果を急ぐ余り、調和が乱れることがないように、
私自身も注意をしながら、一つ一つ丁寧に進めていきます。


[220] (2006/07/31(Mon) 20:20:35)

1253名無しさん:2009/09/07(月) 22:53:54
対抗組織の「五ノ日の会」はウィキペディアの記事まであり、さらに最新のデータに更新されていた。

>>1250
>県選出・出身自民党議員の「5ノ日の会」(会長・仲村正治衆院議員)に対抗し、
>野党としての陳情・要請の受け皿をつくるのも狙い。
>「反自公」として各種選挙での協力を話し合うことも視野にある。

五ノ日の会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E3%83%8E%E6%97%A5%E3%81%AE%E4%BC%9A

五ノ日の会(ごのにちのかい)は、自由民主党所属の沖縄県選出の国会議員によって構成されているグループ。

概要
沖縄県選出の自民党国会議員のグループである。おもな活動としては、沖縄の農林水産業の発展や基地の問題などである。

第45回衆議院議員総選挙で沖縄県選出の衆議院議員が全員落選した事により現職国会議員は参議院議員の島尻安伊子以外誰もいなくなってしまった。

1254名無しさん:2009/09/08(火) 19:28:47
>>1249

>会長に喜納昌吉参院議員(民主)
>会長代行の照屋寛徳衆院議員(社民)
>副会長に山内徳信参院議員(社民)と糸数氏
>幹事長に下地幹郎氏(国民新)
>事務局長に玉城デニー氏(民主)、同次長に瑞慶覧長敏氏(同)


2009年09月08日 政治

普天間移設 予算執行停止を要求/国会議員7人「うるの会」発足

 民主、社民、国民新3党所属の県選出・出身国会議員6氏と無所属の糸数慶子参院議員は7日、那覇市内で会合を開き、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設反対や2010年度沖縄関連予算の見直しなどを新政権に共同で求めていくことを決めた。政策決定に沖縄の意向を反映させるのが狙い。会長に喜納昌吉参院議員(民主)が就任した。

 初会議で7氏は、自公政権下に野党の県選出・出身国会議員でつくった「うるの会」を再発足させることで一致。(1)日米地位協定の抜本的改定を米政府に提示、両政府で交渉する。米軍再編計画の見直しと「普天間」の辺野古移設反対を連立協議の合意事項とするよう求める(2)「普天間」の辺野古移設反対(3)防衛省の09年度予算に盛り込まれている「普天間」辺野古移設関連予算の執行停止を求め、新防衛大臣と協議する―の3点について文書に署名した。

 喜納会長は「結束して基地や財政などの問題解決に取り組んでいきたい」と強調。会長代行の照屋寛徳衆院議員(社民)は「連立協議がまとまる前に、合意事項を(所属する)各政党を通して反映させたい」と語った。

 会議では、具体的に(1)10年度内閣府概算要求の予算規模を2800億円から3500億円に引き上げる(2)鉄軌道導入に向けた調査費計上(3)沖縄総合事務局や防衛省などが発注する工事の地元優先発注を(3)沖縄担当大臣や経済界、労働界、市町村長との定期会合やタウンミーティングの開催―も確認した。

 副会長に山内徳信参院議員(社民)と糸数氏、幹事長に下地幹郎氏(国民新)、事務局長に玉城デニー氏(民主)、同次長に瑞慶覧長敏氏(同)が就任した。

1255名無しさん:2009/09/08(火) 19:29:21
>>1254
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-09-08-M_1-002-1_001.html

1256名無しさん:2009/09/08(火) 21:44:38
http://mainichi.jp/select/seiji/seikenkotai/document/news/20090908ddm002010045000c.html

ドキュメント・政権交代:混迷・波紋・落日
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 ◆混迷

 ◇「閣僚委員会」資料提示なし 社民「連立、本気か」
 衆院で巨大政党となった民主党。だが、参院では社民党、国民新党の協力を得て過半数に達する。両党との連立を急ぐ根本的な理由はここにあるが、大詰めを迎えた連立協議が7日、混迷した。

 「民主党から資料、来ましたか」「来てないよ」。7日午後、社民党の重野安正幹事長と国民新党の亀井静香代表が電話でこんなやりとりをした。

 「資料」とは、与党の政策協議機関のあり方などについて民主党の考え方をまとめたもの。岡田克也幹事長が重野氏らに送る約束をし、社民党は資料提示を受けて、同日夕の幹部会で対応を協議する予定だった。

 しかし、資料の提示は結局なかった。約2時間にわたる幹部会では、社民党の外交・安全保障政策に関する提案を取り込む姿勢を民主党が示さないことに批判が噴出。重野氏は終了後、記者団に「我々は誠実に議論しているのに、『主人』は全部拒否。本気で連立政権を構成しようとしているのか」と民主党への不快感をあらわにした。

 民主党に腹案はある。党首クラスから成る「閣僚委員会」がそれだ。だが、鳩山由紀夫代表が記者団に「党としてそういう提案をすると思う」と表明したにもかかわらず、この日の提示は見送った。幹部は「党首級に加え関係閣僚や国家戦略局担当相が入る。必ずしも各党の代表だけではない」と指摘しており、社民党などの望む形にならないとの懸念が残るためとみられる。

 混乱は民主党人事にも波及した。

 鳩山氏「福島(瑞穂・社民党党首)さんから電話がきました」

 小沢一郎代表代行「おれのところにもきた」

 7日夕、民主党本部での幹部会。連立協議のもたつきへの社民党のいらだちが話題に上った。幹部会では主要閣僚人事を内定、公表する予定だった。しかし、鳩山氏は終了後、記者団に「小沢幹事長」の承認だけを発表し、閣僚人事は先送りした。「まだ連立の協議が調ってないじゃないかという話もありましたから」

 一方、小沢氏は7日、来年夏の参院選に向けて始動した。東京・神田駿河台の総評会館で開かれた連合の地方連合会代表者会議。小沢代表代行はこうあいさつした。「参院はまだ過半数ではありません。来年の参院選はこれまた何としても勝利しなければいけない。ぜひともお力添えを」

 小沢氏をよく知る自民党参院幹部は7日こう警戒感を示した。「ここぞとばかりに引き締めにかかるだろうから相当厳しい」

1257名無しさん:2009/09/08(火) 21:44:48
>>1256

 ◆波紋

 ◇強大な権力、戦略局 財務省「下請けか」
 「鳩山政権」が新設する国家戦略局の担当相に菅直人・民主党代表代行が内定した。政権運営の基本方針を担い、新内閣をコントロールする中枢機能だ。7日、強大な権力機関の出現に「霞が関」に波紋が広がった。

 「今までの官僚制に対する批判もあってこういう選挙結果になった。初心にかえって国民目線でやっていかなければいけない」

 環境省の小林光事務次官は7日の記者会見で、菅氏が首相官邸の中枢に座ることに対し、「謙虚」な態度を強調してみせた。菅氏は「官僚政治」打破の急先鋒(せんぽう)。短気な性格とも言われ、「イラ菅」の呼び名もある。政治家操縦にたけるとされる官僚といえども、手ごわい相手になるのは間違いない。

 守勢に回るのは、予算編成と税制改正を握り、「官庁の中の官庁」と言われるほど絶大な権限を持ち続けた財務省だ。主要閣僚人事が続々と内定する中、テレビでは財務相内定がなかなか報道されず、同省幹部は「うちは主要ではないのか」とつぶやいた。

 財務相は旧蔵相時代から大物政治家が就任することが多いが、鳩山政権では、予算編成の基本方針は菅氏が率いる国家戦略局に移る。別の幹部は「菅さんは副総理も兼ねるので財務相は格下。財務省は要というより下請け部隊になるのでは」と嘆いた。

 強大な権限を持つとされる国家戦略局だけに、他省庁からも不安の声が上がる。経済産業省幹部は「どんな組織になるのか見えない」と具体像を探りあぐね、国土交通省幹部は「省庁は政策は考えなくていいということなのか」と漏らした。

 ◆落日

 ◇津島派、額賀氏に再建託す
 「党再生」を議論する両院議員総会前日の7日。自民党では、かつて小沢氏や鳩山氏が所属し、「数の力」で政界を牛耳った田中派、竹下派の流れをくむ津島派の領袖が「代替わり」した。引退した津島雄二会長を引き継ぐのは額賀福志郎元財務相(65)。当選9回のベテランで「派閥のプリンス」と呼ばれてきたが、衆院選では茨城2区で民主党新人に敗れ、比例代表で復活当選した。

 だが、落日ぶりは見る影もない。衆院は45人から13人に激減、第4派閥に落ち込んだ。派内では石破茂農相が総裁選の有力候補に挙がり、自らの「出番」があるかは微妙だ。

 衆参合計で第1派閥の座を守った町村派(計49人)。麻生太郎首相批判を繰り返して執行部と対立した中川秀直元幹事長の呼び掛けで、東京・衆院赤坂宿舎に武部勤元幹事長、塩崎恭久元官房長官らが集まった。

 しかし、中川氏は森喜朗元首相に「比例代表復活組は出馬すべきではない」と該当者の自身も総裁選に出馬しない考えを伝えていた。出席者も総裁選立候補に必要な推薦人20人に満たない約15人。終了後、田村耕太郎参院議員は「まとまりそうもない」と漏らした。

 山本一太参院議員ら中堅・若手約30人も夜、衆院赤坂宿舎で総裁選への対応を協議したが、独自候補絞り込みには至らなかった。

 無力感は地方にも広がる。すでに18道府県連で会長が辞任を決めた。額賀氏のおひざ元・茨城に22年間君臨、麻生首相に近い山口武平氏は7日、「私は辞めるからあとはよろしく頼むということだ」と淡々と語った。

1258名無しさん:2009/09/08(火) 22:59:09
http://www.news24.jp/nnn/news8612493.html

社民 強まる不信感
(秋田県)■ 動画をみる 民主党県連が5日の常任幹事会で川口博氏の入党を認める方針を決めました。この一方で、社民党県連は民主党への不信感を強めています。民主・社民の共闘態勢が大きく揺らいでいます。
民主党への入党が認められた川口氏。この結果、民主党は県内の3つの選挙区の議席を独占することになりました。おとといの土曜日に開かれた民主党県連の常任幹事会。川口氏の入党について反対意見は出されませんでした。川口氏の出馬で、秋田2区では民主社民の共闘態勢が事実上崩壊しましたが、これを問題視する意見も出されませんでした。川口氏は、今後社民党との関係の修復に取り組んでいく考えを示しました。川口氏の入党について社民党県連の佐々木長秀副代表は、3者共闘は今後も大切にしたいと話す一方で「信頼関係が弱まるのではないかと懸念している」と不快感を示しています。社民党県連は党本部や連合秋田と相談して今後の対応を決めたいと話しています。[ 9/7 18:19 秋田放送]

1259とはずがたり:2009/09/09(水) 08:04:35
>>1257
>「私は辞めるからあとはよろしく頼むということだ」と淡々と語った。
一旦は辞めないといってしがみついた癖に,何を飄々としとんねんw
内心は凄く口惜しいんでしょうなぁ。
そもそも茨城県連は突出して麻生支持だったし色々戦略ミスしてはいるね。

1260とはずがたり:2009/09/09(水) 08:14:58
>>1248-1255
御纏め等ありがとうございます。
沖縄はややこしいですね。。
普天間は返還すべきだと思うんですけど辺野古の基地はそんなに問題なんでしょうかね??

それにしても共産党は一人しか議員居ないのか
> 赤嶺政賢氏(共産)には入会を呼び掛けていない。照屋、下地両氏は「気心の知れたメンバーで発足させたい、というのが共通認識だった。排除する気は毛頭ない」と説明、糸数氏は「今後も一緒になって動く含みは残っている」と述べた。

>(自民党の)現職国会議員は参議院議員の島尻安伊子以外誰もいなくなってしまった。
公明も遠山が落選だったし,自公の力はそれなりに潰滅するのでしょうか。
島尻も外様だしな。

1261名無しさん:2009/09/09(水) 19:57:49
>「民主党は衆院選で『米軍普天間飛行場の県内移設に反対』と主張した。日米地位協定も社民、
>国民新と3党で改定案をまとめた。それを進めると何で約束できないんだ。社民党ではやっていけない」
>断続的に開かれた3党政策責任者協議の合間をぬって8日昼に開かれた社民党幹部会。
>沖縄県選出の照屋寛徳前副党首が「離党」をにおわせながら、地位協定改定などを連立の条件にするよう
>福島瑞穂党首らに迫った。

http://mainichi.jp/select/seiji/seikenkotai/document/news/20090909ddm002010052000c.html
ドキュメント・政権交代:溝生む民主「現実路線」
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 ◇「基地」譲れぬ社民、離党示唆議員も
 8日中の社民、国民新両党との連立政権合意を目指した民主党。だが、大詰めを迎えた協議は、外交・安保政策をめぐって暗礁に乗り上げ、持ち越した。同日夜、国会で開かれた3党幹事長会談は荒れた。

 「新総理(鳩山由紀夫民主党代表)が訪米する時期でもある。そのへんも考慮しなければならない」

 日米地位協定改定、インド洋で給油にあたる海上自衛隊撤退などを求める社民党の重野安正幹事長に、民主党の岡田克也幹事長は今月下旬の新首相訪米を理由に拒んだ。岡田氏も外相に内定しており、こうした問題で米国と向き合わなければならない。

 重野氏が強く主張した沖縄・米軍普天間飛行場の移設先見直しも、岡田氏は「そこまでしばることがいいのか」と難色を示した。機微に触れたやりとりは重野氏が記者団に暴露した。政権発足まで秒読みとなる中、現実路線へと軌道修正を図る民主党。護憲や基地反対を「生命線」とする社民党との隔たりが一気に鮮明になった。

 幹事長会談での「激突」には、それぞれ一歩も譲れない党内事情が反映されている。

 「民主党は衆院選で『米軍普天間飛行場の県内移設に反対』と主張した。日米地位協定も社民、国民新と3党で改定案をまとめた。それを進めると何で約束できないんだ。社民党ではやっていけない」

 断続的に開かれた3党政策責任者協議の合間をぬって8日昼に開かれた社民党幹部会。沖縄県選出の照屋寛徳前副党首が「離党」をにおわせながら、地位協定改定などを連立の条件にするよう福島瑞穂党首らに迫った。

 民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)で「日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方も見直しの方向で臨む」と明記。日米地位協定では昨年4月、3党で共同改定案を作り、政府に申し入れた経過もある。

 しかし、この日午前の政策協議で民主党は「在日米軍基地のあり方を始めとする2国間の課題の解決を図る」とあっさりした文案を提示。社民党には「公約をほごにするのか」という怒りが渦巻いた。国民新党内にも不満は残るが、連立参加を織り込み済みの幹部はつぶやいた。「社民党は大変だよ。命がけだから」

 一方、民主党が示した党首クラスの「基本政策に関する閣僚委員会」の閣内設置を巡っては、国民新党は大筋で了承。社民党は持ち帰ったものの、幹部は前向きに応じる構えも見せる。これには伏線があった。

 国民新党の亀井静香代表は幹事長会談後、記者団に「大体一致した」と強調。「やってみなきゃ分からんとこあんのよ」と細部にはこだわらない考えを示した。亀井氏は岡田氏との会談の裏で、国家戦略局担当相に内定した菅直人代表代行と電話で連絡を取り、国家戦略局の情報収集にあたっていた。「国家戦略局って一体、どうなるのかね」と打診する亀井氏に菅氏は「おれも分からないんですよ。何もないところから作り上げなきゃならない」と国民新党の意向を反映させる姿勢を示唆していた。

 社民党の福島氏も国家戦略局の構想を巡り、菅氏と電話でしばしばやりとりしており、提案内容はある程度把握していたとみられる。社民党幹部の一人は8日、「(閣僚委には)鳩山首相が必要に応じて出てきてくれるのであれば、この構成でも構わない」と前向きな姿勢を示した。

1262名無しさん:2009/09/09(水) 19:57:59
>>1261

 ◇自民、その場しのぎの「若林氏」決着
 党の再生に向けた起点になるはずだった8日の自民党両院議員総会は、大きな波乱もなく1時間15分で終わった。党内で異論が強かった首相指名選挙での「白票」は認められず、落としどころは「若林正俊両院議員総会長」。農相、環境相を歴任した参院議員のベテランとはいえ、総裁候補でもない若林氏をその場しのぎで選ぶ事態に、党の危機的な状況が表れている。

 総会の冒頭で、麻生太郎首相は16日の特別国会前に総裁を辞任する考えを正式に表明。「戦う野党として政権奪還を目指す政党に生まれ変わっていかねばならん」と大見えを切ったが、その後は終始うつむき加減だった。

 首相が特別国会前に総裁を辞任し、次の総裁候補が見つからない中、白票で時間を稼ぐ−−。執行部のシナリオに、党内からは反対意見が相次いだ。新藤義孝衆院議員は総会で「党の代表を決めて投票する動議を出す」と発言。甘利明行政改革担当相は「白紙は権利放棄ではない。われわれの強い決意が秘められている」と強引に反論したが、白票賛成は約10人にとどまった。

 中堅・若手議員らは総会に先立って党本部で懇談会を開き、白票反対と執行部の即時退陣を申し合わせた。しかし、対案は若林氏か野田毅総裁選管理委員長への投票。総裁候補不在で最後の一押しができなかった。総会で執行部退陣を要求した江藤拓衆院議員に、細田博之幹事長は反論した。「われわれも一日も早く辞任したいのはやまやまだ」

 一方、河野太郎衆院議員は総裁選立候補に必要な推薦人を20人から10人に引き下げる動議を提出したが、賛成少数で否決された。「派閥主導でない候補者選び」を訴える中堅・若手に推薦人の壁は厚い。

 しかし、白票に反対してきた石破茂農相は総会後、記者団に「極めて満足する結果」と語り、矛を収めた。

 自民党は93年に下野した際、衆院選から4日後に両院議員総会を開催。河野洋平新総裁(前衆院議長)を選んだのは選挙から12日後だった。当時の自民党は比較第1党(223議席)だったとはいえ、党の再起にかける熱気と小沢一郎氏ら非自民勢力に対する敵対心はすさまじく、今日との差は歴然としていた。

1263名無しさん:2009/09/09(水) 20:35:31
http://mainichi.jp/select/seiji/seikenkotai/motarasumono/news/20090909ddm002010032000c.html

選択がもたらすもの:/6 東洋学園大准教授・櫻田淳氏
 ◇国民への説得力持て−−東洋学園大准教授(政治学)・櫻田淳氏
 選挙戦で追い込まれた麻生太郎首相は「自民党は保守政党だ」と訴えたが、これを聞いた時点で自民党の負けを確信した。普通の国民は、自分は保守主義者だと意識していない。日々、安心安全に暮らせる生活ができることが第一で、わざわざイデオロギー的なことを言ったら普通の国民には受け入れられない。「右の社民党」になってはいけない。社民党はイデオロギーを信奉する人が支持するから、少数政党であっても議席を維持できるが、あくまで少数政党であることが前提なのだ。

 自民党にはこれまで三つの顔があった。吉田茂元首相など自由経済を尊重し、国際協調の考え方を持つ「顔」と、田中角栄元首相のように地方に金をばらまき、国民の統合を図ろうとする「顔」。三つ目は岸信介元首相などのナショナリストの系譜だ。麻生首相は吉田氏の孫で、本来は第1のパターンだったと思うが、実際に首相に就任してやったことは、なぜか第3のパターンだった。

 保守政党は、かつては冷戦型の社会主義、共産主義に対抗する意味があった。共産主義とは完ぺきな官僚主導国家だ。これからの保守政党は、官僚依存の発想からいかに離れるか、志向すべきではないか。民主党は「脱官僚」を模索していたが、今回、選挙戦で看板に掲げた「子ども手当」では厚生労働省の仕事が増えるだけだ。

 民主党は中道左派で自民党は中道右派と区分する人がいるが、イデオロギー的な左右の分け方はあまり意味がない。自民党には安倍晋三元首相のような人も、加藤紘一元幹事長のような人もいる。民主党も自民党の右より右という人も中にはいる。結局、どちらが国民に対して説得力を持てるか、という差でしかない。

 民主党で一番不安なのはやはり外交だ。鳩山由紀夫代表は反米的な思考を持っているわけではないと思うが、具体的に何をやるか、がない。アジアに関しては東アジア共同体やアジア共通通貨構想など詳しいので、日米関係には熱意がないと思われてしまう。

 民主党は自民党政権に対抗するためにアジアに軸足を置きたいのだろう。鳩山代表の祖父、一郎元首相が日ソ国交正常化を成し遂げたのは、前任の吉田氏が米国に近付きすぎたという側面もあったのだろうが、吉田氏の業績を否定したわけではない。民主党が自民党政権の外交政策を全部踏襲し、自民党がやらなかったことをやるのならいいが、ひっくり返して新しいことをやろうとするから、不安になるのだ。【聞き手・大貫智子、写真・梅村直承】=つづく

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 ■人物略歴

 ◇さくらだ・じゅん
 1965年宮城県生まれ。東大大学院法学政治学研究科修士課程修了。愛知和男前衆院議員の政策秘書などを経て現職。外交を主なテーマとする若手保守論客。著書に「国家への意志」「国家の役割とは何か」など。

1264名無しさん:2009/09/09(水) 20:55:10
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-09-09-M_1-005-1_001.html

2009年09月09日 社説

[うるの会]
沖縄問題解決へ一丸で


 政権交代を実感させる動きが県選出・出身国会議員から出てきた。連立を組むことになる民主、社民、国民新3党と無所属の衆参議員7人が一つにまとまり「うるの会」を再結成した。「沖縄が抱える課題を超党派で新政権に発信していく」(照屋寛徳氏)のが狙いだ。

 野党に転落した自民党議員が衆院から一人もいなくなったこともあり、「うるの会」の合意内容は、自公政権下の沖縄政策から決定的な転換を印象づける。

 沖縄の声をどう具体的に政策に反映させるか。中央では3党連立政権協議が進められているが、沖縄の米軍基地の取り扱いが焦点の一つになっている。新政権発足を前に、早くも沖縄選出議員らの真価が問われている。

 「うるの会」は野党時代にも組織していた。ただ、当時とは雲泥の差がある。沖縄の声を主張するだけでなく、新政権を担う議員として政策決定過程から協議に加わることができるからだ。

 米軍基地問題では、普天間飛行場の名護市辺野古移設反対、日米地位協定の抜本的改定を求め、移設関連予算の執行停止を新防衛相と協議することを確認した。

 また、2010年度内閣府概算要求の予算規模を2800億円から3500億円に引き上げることや沖縄本島を縦断する鉄軌道導入に向けた調査費も要求していく考えだ。

 沖縄政策は新政権の試金石となりそうだ。鳩山由紀夫代表は選挙中に普天間移設問題で「最低でも県外移転」と主張しており、「対等な日米関係」のスタンスが試される。

 自公政権下では、自民党国会議員でつくる「五ノ日の会」があった。県政、県内各種団体の要請を政府や党につなぐ役割を果たし、一定の存在感を示した。

 米軍基地問題に関しては本来、政府・自民党と沖縄の主張が違うときこそ、その存在意義が問われるはずだった。

 たとえば、日米地位協定の改定問題だ。政府・自民党は改定には踏み込まず、運用改善でしのごうとする姿勢を崩さなかった。「五ノ日の会」は沖縄の声を政府・自民党の政策に反映させようとしたのか。衆院選でほとんどの候補者は日米地位協定の改定・抜本的見直しに触れたが、実際取り組んできたかよく見えなかったのではないか。

 自民党中枢にいて沖縄への理解が深い幹事長経験者が沖縄の国会議員はあまり動かない、と指摘したことがある。「五ノ日の会」の力が急速に低下してきたことは確かだ。

 「うるの会」の要求は、衆院選で示された沖縄の民意に応えるものだ。有権者は選挙で公約を支持し、その実現を託したのである。こうした背景を考えれば、今回の行動は当然である。

 連立3党の衆参議員らが一致して沖縄の主張を通せば、これまでの沖縄政策を転換できる可能性がある。これが沖縄にとっての政権交代の意味といえよう。「うるの会」の後ろには有権者がいる。これからの行動は同時に、有権者の厳しい目にさらされていることを忘れてはならない。

1265名無しさん:2009/09/09(水) 22:15:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009090901024

3党連立合意を評価=共産委員長
 共産党の志位和夫委員長は9日夜、民主、社民、国民新3党が連立政権樹立で合意したことについて「合意内容は全体としておおむね肯定できる方向だ」と評価した。具体的には労働者派遣法の改正と、後期高齢者医療制度の廃止が盛り込まれたことを挙げた。
 同時に「民主党のマニフェスト(政権公約)には問題点もあり、賛成できる点は協力し、問題点はただしていく」と述べ、是々非々の立場で臨む方針を改めて強調した。都内で記者団の質問に答えた。 
 これに先立ち、志位氏は都内で講演し、民主党の鳩山由紀夫代表が温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減する目標を明言したことについて、「この表明を歓迎する。財界の激しい抵抗との戦いが必要で、新政権が財界主導から抜け出せるのか、その根本的立場が試される」と語った。(2009/09/09-22:09)

1266おま天:2009/09/10(木) 00:12:45
>>1263
選挙戦での麻生のイデオロギー強調戦略を見たとき、
自民の一部の議員は政治状況が55年体制の頃とは
大きく変わってることに気付けてなかったんじゃないかと思ったなぁ。

55年体制の頃の保守はもっと範囲が広かったし、
その保守の中でもハト派の保守本流のほうが主流だった。
でも保守本流の要素を少なからず持った民主党が台頭したことで、
保守・革新みたいな簡単な色分けはできなくなってきてた。

その中であえて「保守」を強調して差別化をはかろうとすると、
相手に無理やり「左翼」のレッテルを貼り付けてしまうか、
差別化できる部分(=右翼色の強い部分)を強調するしかない。
そして結果として55年体制の頃の「保守政党」のアピールをしてるつもりが、
ただ単に「右翼イデオロギー政党」のアピールにしかなってなかった、
というようなことを感じたなぁ。

1267名無しさん:2009/09/10(木) 10:32:47
地 獄 へ の 階 段 一言メッセージ :このブログの記事内の意見部分は、私の個人的見解です。

収支報告ネット公表比較(岩手県編) 傑作(0)
2009/9/9(水) 午後 11:40【収支報告を読み解く】選挙 Yahoo!ブックマークに登録 収支報告ネット公表比較(岩手県編)

収支報告ネット公表比較(岩手県編)

宣誓!私は、政治資金規正法の趣旨に則り、正々堂々、監視することを誓います!(v^ー°)


 
「見られている」との思いから、「綺麗になろう」との思いが生まれる。
「政治資金」も、「お化粧」も同じかな?(笑)

誰も見ちゃイネーYOと思えば、手抜きしちゃう。
常に、私たちが「見る」ことで、緊張感が生まれるのだと思います。

収支報告を見て、批判してあげることは、「親心」「優しさ」ですYO!
私も、小宮山洋子議員の収支を、系列都議も含め見続けま〜す。(笑)



はじめに
私が卑怯者扱いする議員は、
「国会議員でありながら、資金管理団体等の収支報告を、地元選管に届出る議員」です。
届出先が、国(総務省)と都道府県選管では、ネット公開に取組む姿勢に大きな開きがあるからです。

総務省ならば、収支報告書がPDF化されネット公開され保存や閲覧も出来ますし、官報に掲載された要旨もPDF化され、平成12年分から閲覧可能なんですYOネ。

私もまだ都道府県選管全体の3分1すら確認してません。
それでも、総務省レベルで公開する選管は、恐らくないでしょう。

民主政治の健全な発達のため、国民の監視と批判が求められる以上、せめて、
国会議員関係政治団体の収支報告は、ネット公開を義務づけ、公報でなく官報に掲載して欲しい。

ということで、
各地の選管のネット公開状況を、随時、ご案内します。


 
 

【第一回】岩手県選挙管理委員会


5/10付エントリー政治資金もっとも卑怯な議員とは?で、収支報告書をPDF公開しているのは、総務省と東京都だけとお伝えしましたが、誤りでした。

実は、なんと!岩手県選挙管理委員会でも19年分をPDF公開してました!
失礼しました。

ということで、
岩手県選挙管理委員会からスタート。



【収支報告掲載ページへの進み方】


岩手県選挙管理委員会TOP
http://www.pref.iwate.jp/info.rbz?nd=1920&ik=3&pnp=87&pnp=1920
      ↓

Q政治団体の収支ってどうなってるの?
http://www.pref.iwate.jp/list.rbz?nd=2715&ik=3&pnp=87&pnp=1920&pnp=2715

     
      ↓

平成19年分政治資金収支報告書概要 関連情報リンク 収支報告書PDFデータ
http://www.pref.iwate.jp/~hp0736/19syusihokokupdf/19syusihokokuitiran.xls




さすが小沢の地元、岩手県はPDFネット公開中だ。
さすが、国会議員でいちばん政治資金に厳しい見識を持つ小沢さんの地元だ。

 

岩手県選管 Good Job!


岩手県は、言わずと知れた小沢王国。現在の達増知事も小沢チルドレン。
どーでも良いが、自民党の野中と谷垣さんが元祖小沢チルドレンってホント?(笑)
そんなの関係ネーか。

もし小沢さんが、政治資金にダーティーなら、岩手県にPDF公開などさせない。
そのくらいの影響力はあると思う。

「達増君、予算は直接県民に資する経費を優先しなさい。」これで終了?!。(笑)

このネット公開のページを見ると、
岩手県では、
2007年から、収支報告のネット公開を急遽はじめたように見える。

15年、16年分は、19年(2007)10月末に、まとめてネット公開。
17年、18年分は、20年(2008)11月に、まとめてネット公開。
19年分は、21年(2009)4月に、単年のみネット公開。

急いでるネ。
2007年4月に就任した達増知事の指導力で進めたのだろうか。


特に、
平成19年分政治資金収支報告書概要(2009年04月21日)とある。
公開は、(2009年04月21日)とある。

西松騒動真っ只中、今年4月21日にPDFネット公開を始めたことになる。
隠そうとせず、いや、見てくれ!と言わんばかりだ。
(ちなみに、小沢さんの資金管理団体や後援会は、ちゃんと総務省に届出しております。卑怯者ではありませんYO。地元岩手県には、小規模な後援会と政党支部が届出してますネ。)

福島県に比べれば、比較にならないほど岩手県は素晴らしい。
福島県は、選管にしろ、選出議員もダメだコリャ。(嫁入りした太田さん除く)

1268名無しさん:2009/09/10(木) 10:54:00
民主中心政権へ 人権守り血が通う政治を/改革度と統治力が問われる2009年8月31日 日本の政治は、政権交代という歴史的な転換点を迎えた。
 第45回衆院選で「国民の生活が第一」と訴えた野党の民主党が300議席超の記録的大勝を果たし、同党を中心とする政権誕生を確実にした。
 景気対策など「実績」を強調した麻生太郎首相と自民、公明両党の連立政権は、有権者から強烈な「ノー」を突き付けられた形だ。
 日本のかじ取りを担う新首相には民主党の鳩山由紀夫代表が就く方向だが、鳩山氏には憲法に立脚し、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3原則を大切にする政権運営を求めたい。

国民軽視に有権者「ノー」
 思えば戦後、一時期を除いて連綿と続いた自民党支配は、これらの3原則をないがしろにしがちだった。最近では小泉政権の聖域なき構造改革路線が顕著な例で、「三方一両損」「痛み分け」などもっともらしいことを言いながら社会的弱者にだけ痛みを強いる結末に、国民の不満が高まった。
 安倍政権では該当者不明の「宙に浮いた」年金記録が約5千万件に上ることが発覚し、社会保険庁に対する怒りが沸騰した。この問題は福田、麻生両政権に引き継がれたが、解決に至っていない。
 薬害肝炎問題もしかり。九州訴訟原告の福田衣里子(えりこ)さんは、薬害の責任を認めようとしない政府に「見くびらないで」と唇をかんだ。見下された思いは消えず、今衆院選で長崎2区から民主党公認で出馬し、初当選した。原爆投下を「しょうがない」と発言した自民党の久間章生元防衛相との戦いを制したのは、今選挙戦を象徴するシーンの一つといえよう。
 人間が人間らしく生きる環境をこの国はつくり得ているのか。今衆院選で、このことが真っ先に問われたのは間違いない。本紙加盟の共同通信社が衆院解散直前に実施した全国電話世論調査でも、投票の際に重視する課題は「年金や医療など社会保障」が40%超とトップだった。
 「景気や雇用」がこれに次ぐ課題とされたが、自民党の惨敗ぶりを見れば、有権者は現行の経済成長路線の継続に懐疑的、否定的だったことがよく分かる。
 ところが自公政権は「失政」を反省するどころか、成果だと決めつけて選挙戦に打って出た。与党が民意をくみ取れないのは今に始まったことではないが、もはや「重症」の域にあった。
 国民の審判は明解だ。自民党は選挙区で首相経験者や現職閣僚、党派閥の領袖らを軒並み落とし、公明党も代表と幹事長が落選の憂き目に遭った。「自民党をぶっ壊す」と宣言した小泉氏が党を巨大化させ、逆に「日本を守るのは自民党」と断言した麻生氏が党を壊滅状態に陥れたのは皮肉だった。
 自民党の敗因は、国民をなめ切ったかのような政権運営を続けたことに尽きよう。選挙結果を謙虚に受け止め、猛省して出直しを図ってもらいたい。

脱基地対策も試金石に
 政権交代を決めた民主党は、選挙戦で示したマニフェスト(政権公約)の実現に向け、改革度と統治力が問われることになる。
 国の総予算207兆円の全面組み替え、天下りの根絶、企業団体献金の禁止は、官僚や族議員らの激しい抵抗が予想される。子育て・教育、年金・医療、地域主権、雇用・経済も重要なテーマで、変革は容易ではない。
 しかし、ひるんではならない。第三極の各党の協力も仰ぎながら、官僚支配の打破、不当な利権政治との決別、腐敗体質からの脱却に挑んでほしい。
 沖縄問題では、脱基地対策が試金石となる。県民を危険にさらして外交・安保もなかろう。民主党は米軍普天間飛行場の県外・国外移設を主張しており、対米交渉をリードする気概が求められる。
 仲井真県政は正念場だ。沖縄選挙区で民主2人、社民1人、国民新1人が当選したことで、名護市辺野古沖に固執する現計画の練り直しを迫られよう。
 懸念材料もある。新政権が全議員の3分の2を占めることの「危うさ」だ。巨大化で数の論理を振りかざし、民意と異なる法案の強行採決を繰り返した自公政権の二の舞いだけは勘弁願いたい。
 民意は血が通う政治の実現である。人権を重んじ、平和主義に徹すれば「国民生活が第一」の看板も輝く。原点に立ち返り、国民本位の政治を確立してもらいたい。

1269名無しさん:2009/09/10(木) 10:55:06
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-149214-storytopic-11.html
民主中心政権へ 人権守り血が通う政治を/改革度と統治力が問われる2009年8月31日 日本の政治は、政権交代という歴史的な転換点を迎えた。
 第45回衆院選で「国民の生活が第一」と訴えた野党の民主党が300議席超の記録的大勝を果たし、同党を中心とする政権誕生を確実にした。
 景気対策など「実績」を強調した麻生太郎首相と自民、公明両党の連立政権は、有権者から強烈な「ノー」を突き付けられた形だ。
 日本のかじ取りを担う新首相には民主党の鳩山由紀夫代表が就く方向だが、鳩山氏には憲法に立脚し、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3原則を大切にする政権運営を求めたい。

国民軽視に有権者「ノー」
 思えば戦後、一時期を除いて連綿と続いた自民党支配は、これらの3原則をないがしろにしがちだった。最近では小泉政権の聖域なき構造改革路線が顕著な例で、「三方一両損」「痛み分け」などもっともらしいことを言いながら社会的弱者にだけ痛みを強いる結末に、国民の不満が高まった。
 安倍政権では該当者不明の「宙に浮いた」年金記録が約5千万件に上ることが発覚し、社会保険庁に対する怒りが沸騰した。この問題は福田、麻生両政権に引き継がれたが、解決に至っていない。
 薬害肝炎問題もしかり。九州訴訟原告の福田衣里子(えりこ)さんは、薬害の責任を認めようとしない政府に「見くびらないで」と唇をかんだ。見下された思いは消えず、今衆院選で長崎2区から民主党公認で出馬し、初当選した。原爆投下を「しょうがない」と発言した自民党の久間章生元防衛相との戦いを制したのは、今選挙戦を象徴するシーンの一つといえよう。
 人間が人間らしく生きる環境をこの国はつくり得ているのか。今衆院選で、このことが真っ先に問われたのは間違いない。本紙加盟の共同通信社が衆院解散直前に実施した全国電話世論調査でも、投票の際に重視する課題は「年金や医療など社会保障」が40%超とトップだった。
 「景気や雇用」がこれに次ぐ課題とされたが、自民党の惨敗ぶりを見れば、有権者は現行の経済成長路線の継続に懐疑的、否定的だったことがよく分かる。
 ところが自公政権は「失政」を反省するどころか、成果だと決めつけて選挙戦に打って出た。与党が民意をくみ取れないのは今に始まったことではないが、もはや「重症」の域にあった。
 国民の審判は明解だ。自民党は選挙区で首相経験者や現職閣僚、党派閥の領袖らを軒並み落とし、公明党も代表と幹事長が落選の憂き目に遭った。「自民党をぶっ壊す」と宣言した小泉氏が党を巨大化させ、逆に「日本を守るのは自民党」と断言した麻生氏が党を壊滅状態に陥れたのは皮肉だった。
 自民党の敗因は、国民をなめ切ったかのような政権運営を続けたことに尽きよう。選挙結果を謙虚に受け止め、猛省して出直しを図ってもらいたい。

脱基地対策も試金石に
 政権交代を決めた民主党は、選挙戦で示したマニフェスト(政権公約)の実現に向け、改革度と統治力が問われることになる。
 国の総予算207兆円の全面組み替え、天下りの根絶、企業団体献金の禁止は、官僚や族議員らの激しい抵抗が予想される。子育て・教育、年金・医療、地域主権、雇用・経済も重要なテーマで、変革は容易ではない。
 しかし、ひるんではならない。第三極の各党の協力も仰ぎながら、官僚支配の打破、不当な利権政治との決別、腐敗体質からの脱却に挑んでほしい。
 沖縄問題では、脱基地対策が試金石となる。県民を危険にさらして外交・安保もなかろう。民主党は米軍普天間飛行場の県外・国外移設を主張しており、対米交渉をリードする気概が求められる。
 仲井真県政は正念場だ。沖縄選挙区で民主2人、社民1人、国民新1人が当選したことで、名護市辺野古沖に固執する現計画の練り直しを迫られよう。
 懸念材料もある。新政権が全議員の3分の2を占めることの「危うさ」だ。巨大化で数の論理を振りかざし、民意と異なる法案の強行採決を繰り返した自公政権の二の舞いだけは勘弁願いたい。
 民意は血が通う政治の実現である。人権を重んじ、平和主義に徹すれば「国民生活が第一」の看板も輝く。原点に立ち返り、国民本位の政治を確立してもらいたい。

1270名無しさん:2009/09/10(木) 19:19:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009091000321&j1

福島社民党首の入閣内定=閣僚・党人事を加速−鳩山氏
 社民党は10日午前、党本部で常任幹事会を開き、「鳩山新内閣」の閣僚候補に福島瑞穂党首を推薦する方針を決めた。16日召集の特別国会で首相に指名される予定の民主党の鳩山由紀夫代表は党首クラスの推薦を求めており、福島氏の入閣が内定した。鳩山氏は16日中に新内閣を発足させる方針で、福島氏のポストも含め、閣僚人事の調整を加速した。
 福島氏は常任幹事会後の記者会見で、雇用や社会保障、平和、環境などを挙げて「命を大切にした政治」を実現できるポストへの就任に意欲を示した。この後、社民党の重野安正幹事長が鳩山氏に電話し、同党としては労働行政全般を担う閣僚を希望し、受け入れられない場合は、環境相か少子化担当相を求める考えを伝えた。鳩山氏は「検討します」と答えた。国民新党の亀井静香代表の入閣も内定済みで、同党内では、郵政事業を所管する総務相を期待する声が出ている。 
 一方、鳩山氏は10日午前、党本部で小沢一郎代表代行と会談した。社民、国民新両党との連立政権協議決着を報告するとともに、閣僚や党役員人事などの調整を急ぐことを確認したとみられる。
 新政権の骨格人事は既に固まっており、党側では小沢氏の幹事長起用と、輿石東代表代行(参院議員会長)の留任を内定。閣僚では、内閣の要の官房長官に平野博文役員室長、国家戦略局担当相に菅直人代表代行(副総理、党政調会長兼務)、外相に岡田克也幹事長を充てる方針。今後は、藤井裕久最高顧問を起用する方向で調整している財務相ポストなどが焦点となる。(2009/09/10-13:41)

1271名無しさん:2009/09/10(木) 20:07:33
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-09-10/2009091001_01_1.html

2009年9月10日(木)「しんぶん赤旗」

歴史の大局で到達点をとらえ未来を展望する
総選挙の結果と「建設的野党」の役割
日本共産党創立87周年記念講演会
志位委員長が講演

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 日本共産党は9日、東京・日比谷公会堂で党創立87周年記念講演会を開き、志位和夫委員長が「歴史の大局で到達点をとらえ、未来を展望する――総選挙の結果と『建設的野党』の役割」と題して講演しました。新衆院議員9人が勢ぞろいし、意気高くあいさつ。会場いっぱいの参加者が熱い拍手を送りました。小池晃政策委員長が司会をしました。CS通信、インターネットで全国に中継されました。


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(写真)講演する志位和夫委員長

 志位氏はまず、総選挙の結果について、自公政権の退場は、日本の政治にとって前向きの大きな一歩であり、「心から歓迎する」と表明。「『財界中心』『日米軍事同盟中心』という『二つの政治悪』を特徴とする自民党政治そのものが、もはや通用しなくなり、崩壊過程が始まった――ここに今回の総選挙の歴史的意義がある」と強調しました。

 また、国民が下したのは「自公政権ノー」であり、「民主党イエス」の審判ではないと指摘。民主党の鳩山由紀夫代表自身の言葉もあげ、「政権を担うことになる民主党が、数の力におごることなく、国民の声に謙虚に耳を傾けた政権運営をおこなうことを求める」と表明しました。

 総選挙の結果は、「国民が新しい政治を探求する時代の本格的到来をつげたもの」とのべた志位氏は、日本共産党が善戦・健闘した意義を語るとともに、「もっと伸ばしたかった」との思いも共有しながら、「私たちはこの結果に安住するものではない」と強調。どんな情勢のもとでも前進する自力をつけるうえでは、「私たちの努力は、発展途上にある」と強く大きな党づくりへの新たな決意を表明しました。

日本政治史の三つの時期


(写真)日本共産党創立87周年記念講演会=9日、東京・日比谷公会堂

 そのうえで志位氏は、「いま私たちが立っている地点を、日本の戦後政治史の大局でとらえ、未来を展望してみたい」とのべ、1955年の自民党結党以後の日本の政治史を(1)55年からの「保守対革新の対立の時代」(2)70年代中ごろからの「反動攻勢と日本共産党をのぞく『オール与党』政治への転換の時代」(3)93年から今日に続く「『二大政党』づくりとのたたかいの時期」―の三つに分けて、政治史の流れを語りました。このそれぞれで、日本共産党が、たたかいによって情勢を切り開いてきたことを力説しました。

 志位氏は、とりわけ、今日に続く第三の時期の「二大政党づくり」の企てが、財界主導で、小選挙区制の導入と一体で進められてきたことを指摘。その狙いは▽「二大政党」による政権交代をおこなう体制をつくり、悪政を競い合わせる中で、危機に陥った自民党政治の延命をはかること▽日本共産党の活動と存在を日本の政界から締め出すこと―の二つだったとのべました。

 では「支配勢力のこの狙いは果たされたか」―志位氏は「二大政党」づくりの動きを3段階に分け、歴史の到達点を次のように解明しました。

 93年の最初の段階では、「非自民」連立政権が「自民党政治の継承」を公然と押し出したが、2003年という次の段階では、日本共産党の躍進に危機感を燃やした財界がシナリオを書き、自民、民主の双方が消費税増税や憲法改定など「悪政の競い合い」を、財界の手のひらの上でおこなったと指摘しました。

 しかし、その次の段階となる09年総選挙では、民主党もいわゆる「対決型」選挙へ転換。同党が「自公政権を終わらせよう」と訴えるなかで、従来の「悪政の競い合い」の側面とともに、国民要求を部分的に反映した側面も生まれ、財界の意思とは矛盾する政策も打ち出されるようになりました。

1272名無しさん:2009/09/10(木) 20:07:46
>>1271

日本共産党が善戦した意義
 志位氏は第三の時期をこうスケッチしたうえで、「支配勢力が、つぶすつもりだった日本共産党は元気いっぱいで、延命させるつもりだった自民党政治そのものの崩壊が始まった。さらに国民の批判の矛先は、横暴勝手をつくした財界そのものに向けられている」と指摘。国民とともに、こうした状況をつくり出してきたのが、日本共産党の不屈のたたかいだとのべ、今回の選挙で日本共産党が善戦・健闘したことの歴史的意義を強調しました。

政治をどう前にすすめるか
 では、未来を展望して、日本の政治をどうやってさらに前にすすめるか―。志位氏は、民主党の政策・路線には、「財界中心」「軍事同盟中心」という自民党政治の「二つの政治悪」から抜け出す立場はいまのところ見られないし、国民の利益に反する問題点も少なくないが、部分的には国民要求を反映した政策も打ち出されていると指摘。こうした「過渡的な性格」をもった新政権のもとで新しい局面をさらに前にすすめる最大のカギは国民の世論と運動、日本共産党のたたかいであると力説、歴史を促進する「建設的野党」の役割をのべました。

 その仕事の第一として、現実政治を前に動かし、国民要求を実現する仕事(「良いことには協力」「悪いことにはきっぱり反対」「問題点をただす」)を提起。医療費の窓口負担の軽減・無料化など民主党の政策に含まれていない国民の要求も、国民の連帯した力でその実現を強く迫っていこうと呼びかけました。

 第二に、政治のゆがみを大本からただし、「国民が主人公」の日本をめざす仕事をあげた志位氏は、労働者派遣法の改正や温室効果ガスの中期削減目標の引き上げには、すでに財界から強い抵抗が起きていると指摘。新政権には一つひとつの問題で財界主導から抜け出せるのかが試されることになるとのべました。

 アメリカとどう向き合うかも、民主党中心の政権に問われる大きな問題だと指摘。「日米核密約」と「核の傘」、米軍基地問題、自衛隊の海外派兵など、いくつかの具体的問題で矛盾と問題点を示しました。そして、「民主党の『日米(軍事)同盟基軸』という立場と『対等な日米関係』という言明の間には、根本的な矛盾がある」と指摘しました。

日本共産党が出番の時代
 志位氏は、綱領に明記された展望をもって「建設的野党」の二つの仕事に取り組めるのは、日本共産党をおいてほかにないと指摘。「日本の未来は、私たちの奮闘にかかっている」「歴史の開拓者の党、日本共産党の出番の時代がやってきた」と新たな奮闘を呼びかけ、大きな拍手を受けました。

 最後に志位氏は、「人々の『SOS』を受け止め、ともに苦難軽減のために力をつくす。そうした草の根でがんばる同志たちを全国津々浦々にもっていることこそ私たちの最大の誇りだ」とのべ、心から入党を呼びかけました。そして、強大な党の建設を訴えると、聴衆は大きな拍手でこたえました。

1273名無しさん:2009/09/10(木) 20:08:43
http://asahi-newstar.channel.yahoo.co.jp/index.php?itemid=169
相川欣也パックインジャーナルより藤井最高顧問 9/5放送

1274名無しさん:2009/09/10(木) 20:14:11
>沖縄2区で当選した照屋寛徳氏は「『沖縄頑固党』でもつくるか」と、
>離党すらちらつかせて連立協議にプレッシャーをかけた。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009091002000082.html

党の存亡かけ成果 与党埋没懸念の社民
2009年9月10日 朝刊

笑顔で記者会見する社民党の福島党首=9日、東京・永田町の党本部で


 三党の連立政権合意に日米地位協定の改定が盛り込まれたのは、社民党が連立政権入りに懐疑的な支持者に向けた大義名分を必要としたためだ。衆院七人、参院五人の計十二人の少数政党である社民党が、党の存亡をかけて民主党に働き掛けた成果だ。

 社民党の連立入りには、村山政権に始まる自民党との連立で党の独自性が失われたとの不満が党の地方組織に根強く残っている。二日の全国代表者会議でも「骨抜きにされるか、埋没するだけ」といった懸念や批判が続出。執行部が押し切って連立協議入りの一任を取り付けた経緯がある。

 特に在日米軍基地を抱える沖縄県の支持者は、連立合意に地位協定の改定が盛り込まれるかを注視。沖縄2区で当選した照屋寛徳氏は「『沖縄頑固党』でもつくるか」と、離党すらちらつかせて連立協議にプレッシャーをかけた。

 九日には普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部移転に反対する沖縄県議団が社民党本部に乗り込んだ。社民党県議は「分からない表現では困る」と、地元の立場から地位協定改定の明記を迫った。

 福島瑞穂党首は八日、鳩山民主党代表に電話で地位協定に触れるよう申し入れた。重野安正幹事長も九日、「これなら社民党はのめる」と、作成した文案を民主党の岡田克也幹事長に伝え、合意にこぎ着けた。

 「自公政権と一線を画し、沖縄県民の声に応える道が開かれた」と自賛する福島氏。だが、ある党幹部は「これだけ党勢が違えば、独自の主張も限界がある」と冷めている。

1275名無しさん:2009/09/10(木) 20:25:31
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090910ddm002010091000c.html

選択がもたらすもの:/7 作家・平野啓一郎氏
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 ◇2大政党制、定着カギ
 4年前、あまりに内容が乏しいまま「郵政民営化」のワンフレーズだけで自民党が大差で勝利したことには危機感を持った。しかし今回の民主党の大勝については、2大政党制が戦後初めて実現できたという点で評価している。有権者が今の生活を何とかしてほしいと切実に願った結果でもあり、シニカルにとらえるべきではない。

 民主党は、「政権交代が可能な2大政党制というシステムを作らなければならない」と強調していた。「自分たちを選んでください」と訴えるのと同時に、このメッセージは有効だった。

 今回、自民党がダメだからという理由で、民主党を支持した人が多かっただろう。どちらかの党がふがいなければ別の党に代わるという仕組みを今、作っておかなければ、日本は永遠に変わらないという危機感を有権者は強く持っていたのではないか。「ダメならクビにしますよ」という権利を初めて国民が手に入れ、行使したといえる。

 ただ、大部分の有権者は、保守主義か社民主義かという大きな思想的対立ではなく、中道的な政策で、微妙に左右に振れながら安定するのを望んでいるのではないか。政権交代は必要だと考えても、選択の基準は、政策より政治家の顔ぶれによるところが大きいように思う。

 だからこそ小選挙区制で、政策の善しあしを判断して、党を選択することに慣れていかなければならないと感じた。2大政党制で、大きな対立軸がはっきりすれば、細かい議論が整理されて、判断がしやすくなる。

 個人的には、2党が思想的にも明確に対峙(たいじ)すべきだと考えているが、価値観が多様化し、社会が複雑化するなかで、各論での具体的な中身が、投票の判断材料になっていくと予想している。似て非なる同じような二つの党が政権を交代していくという、日本独特の2大政党制になるかもしれない。

 連立政権を組むならば、パートナーの党がクローズアップされるだろう。それぞれの政党に、個別に支持したい政策があるとなると、いっそ1人分の1票を分割して、テーマごとに投票したくなる。

 今後は2大政党制がどれだけ定着していくかがカギになる。1年後に参院選があることは、タイミングがいい。最初の1年で政策をどこまで進めることができるか、一つのリミットになる。当然真剣に取り組む。そうしないと政権を追われる可能性があるというのが、2大政党制の緊張感。自民党一党支配ではなかった状況だ。【聞き手・棚部秀行、写真・武市公孝】=つづく

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 ■人物略歴

 ◇ひらの・けいいちろう
 1975年愛知県生まれ。京都大法学部在学中の98年「日蝕」でデビュー。翌年、同作で芥川賞。09年「決壊」で芸術選奨文部科学大臣新人賞。他の著書に「葬送」「ドーン」など。

1276名無しさん:2009/09/10(木) 20:25:49
http://mainichi.jp/select/world/news/20090910ddm007030070000c.html

政権交代と世界:識者に聞く/9 エフド・ハラリさん
 ◇中東和平で役割、期待−−イスラエル・ヘブライ大名誉教授、エフド・ハラリさん
 自民党が「創造的保守」と言われたのに対し、民主党はあえて定義するなら「中道左派」。そうした違いはあるにせよ、日本の外交政策が劇的に変わるとは思わない。

 民主党は「対米関係の見直し」や「アジア重視」を掲げるが、日米関係が今後も重要という事実は揺るがない。日中関係を強化することで、日米関係との整合性が損なわれるわけでもない。日本にとっては米国、アジア双方と連携を図ることが重要なのだ。

 アジアでは、やはり北朝鮮問題が最大の懸案だ。日本はこれまで拉致問題を追及するあまり、6カ国協議での地位を低下させてきた。民主党政権は拉致について矛先を少し収めて、この状況を修正しようとするのではないか。

 中東地域では、和平問題への関与をもっと期待したい。多大のパレスチナ支援で経済的には既に大きな役割を果たしてきた。新政権には政治的な役割も果たしてほしい。

 米欧が一方に偏重すると見られるのに対し、日本はイスラエル、パレスチナ双方から信頼される存在だ。川口順子外相当時の日本は、米露、欧州連合、国連で構成する「中東和平4者協議」に加わろうと意欲を示したことがあった。

 イスラエルも、建国(48年)から77年まで労働党が政治の中心を占めたが、政権は常に連立だった。自民党は、世界でも異例の「長期一党支配」を続け、動脈硬化に陥った。民主党は来年夏に参院選を控え、早期の成果を迫られるだろう。当面は、世論の関心が高い経済対策などの国内問題に集中すると考えられるが、有権者は評価を急がず政権運営の時間的猶予を与えることも肝心だ。【聞き手・前田英司】=つづく

1277名無しさん:2009/09/10(木) 21:46:29
http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091001000999.html

一致する政策で協力確認 民主・共産党首会談
 民主党の鳩山由紀夫代表は10日午後、共産党の志位和夫委員長と国会内で会談し、労働者派遣法改正や後期高齢者医療制度廃止など、両党が一致する政策課題では協力する方針を確認した。

 志位氏が与野党党首による定期的な意見交換の場を要請したのに対し、鳩山氏は「今の政権運営は高慢だった。前向きに対処したい」と答えた。

 志位氏は会談で、民主、社民、国民新3党の連立政権に対し「良いことには協力、悪いことには反対、問題点はただす『建設的野党』で対応する」と強調。これに対し鳩山氏は「議論を通じてより良いものに仕上げるのは大事だ」と応じた。

 さらに志位氏は、民主党が進める日米自由貿易協定(FTA)の交渉促進や衆院の比例定数削減などには反対する一方、地球温暖化対策や日米核密約の真相究明では協力を表明した。

2009/09/10 20:22 【共同通信】

1278名無しさん:2009/09/10(木) 22:12:31
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090910ddm001010030000c.html

ドキュメント・政権交代:民社国、連立合意(その1) 「海自」は譲歩、社民粘り勝ち
 ◇「マニフェストの中身、載せないなんて」
 「合意、合意」。9日午後2時過ぎから国会内で開かれた民主、社民、国民新の連立協議。開始からわずか12分後、国民新党の亀井静香代表は記者団にこう語り、「衆院選前の(3党)共通政策合意と同じ。ぶれていません」と強調。民主党の岡田克也幹事長も「きれいな形にまとまったと思います」と吹っ切れた表情を見せた。

 9日、最終決着に至った連立協議。その舞台裏では沖縄の基地問題を「生命線」と位置付ける社民党と、日米関係への配慮から「現実路線」へとかじを切る民主党との間で激しい駆け引きがあった。

 沖縄の米軍再編や日米地位協定の扱いなどをめぐる調整ができず連立合意が先送りされた8日夜。社民党の福島瑞穂党首は意を決して民主党の鳩山由紀夫代表に電話をかけた。

 「沖縄の問題は明日要求しますから、ぜひお願いします」。福島氏が、腹案があることをちらつかせると、鳩山氏は「岡田さんに言います」と応じた。

 福島氏を突き動かしたきっかけは党独自案を提示した8日夜の3党幹事長会談。米軍普天間飛行場移設問題を含む米軍再編では「3党間で見直し策の合意形成を図る」、インド洋に派遣されている海上自衛隊については「実情を速やかに検証」し「期限内に撤収できるよう努める」。同党にとって譲歩できるギリギリの表現だった。

 しかし、岡田氏は「(下旬の)新首相の訪米も考慮しなければならない」と突っぱねた。岡田氏は「鳩山政権」での外相就任が内定。これが岡田氏を硬化させていると感じた福島氏が直談判に及んだという経緯だった。

 福島氏の腹案は、民主党のマニフェスト(政権公約)の「丸のみ」だった。辻元清美国対委員長らと協議し、民主党の政権公約にない「海自の期限内の撤収」を削除する一方、「日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」と一字一句たがわず書き換えた。

 福島氏は9日午前、記者団を前に民主党をけん制した。「民主党がマニフェストに書いた中身で全然構わないんです。それを載せないなら国民への約束という観点からもどうなのか」

 民主党も折れざるを得なかった。社民党の重野安正幹事長から修正案の提示を受けた岡田氏は、鳩山氏と「民主党のマニフェストに沿ったもの」と確認。岡田氏は連立協議後、「マニフェストで主張したことをその範囲で書いてある。何か(新たに)約束したわけではない」と予防線を張ったが、社民党の粘り勝ちでの決着だった。

1279名無しさん:2009/09/10(木) 22:13:10
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090910ddm002010099000c.html

ドキュメント・政権交代:民社国、連立合意(その2止) 社民と足並み乱れ
 ◇「ごねたと見られたのは心外」−−−「教条主義が議論遅らせた」
 <1面からつづく>

 民主、社民、国民新3党の連立協議の最終合意を目指す民主党。9日朝、東京・田園調布の自宅前で鳩山由紀夫代表は、「最後乗り越えるポイントは」と問う記者団に「それは友愛でしょう」と答え、車に乗り込んだ。それから9時間後の午後5時半、連立合意文書に署名した鳩山氏の表情には笑みが浮かんだ。

 3党幹部がそろって「生みの苦しみ」と例えた連立協議は決着まで4日間、計6回に及んだ。8日夜には3党党首級による政策調整の場となる閣僚委員会の位置付けで決着。積み残しの外交・安保では民・社間の温度差が表面化した。

 9日午前、議員総会を終えた国民新党の亀井静香代表は記者会見で「うちとしては合意できる状況に来ている。あとは社民党がオーケーすれば連立政権に向けて、となる」と指摘。すべては社民党の動向に絞られた。

 その社民党は9日朝から水面下の動きを加速させた。福島瑞穂党首らが、8日の幹部会で「離党」を示唆した照屋寛徳前副党首の説得にかかり、社民党が作成した「民主党マニフェスト(政権公約)丸のみ」の修正案で了承を取り付け、党内がまとまった。

 9日昼の幹部会では修正案があっさり了承され、保坂展人前衆院議員は記者団に「幹事長に一任」までこぎつけたと強調。重野安正幹事長は「腹を固めて幹事長会談に臨む」と意気込んでみせた。

 一方、この日、米軍基地再編計画の見直しを求める沖縄県議団が上京し、各党を回って要請書を提出した。応対した亀井氏は「ハト(鳩山氏)が別のものに変身することはない。民主党も沖縄問題は前から出している方向に従って対応すると思う」と援護射撃した。

 だが、他党は党首が応対する中、民主党は鳩山氏が姿を見せず、長妻昭政調会長代理が陳情を受けた。岡田克也幹事長も都内での労組の会合に出席後、中国の武大偉外務次官と会食していたという。

 社民党の修正案をのまざるを得なかった民主党だが、かたくなだった態度を一夜にしてひょう変させたことに疑念も広がる。

 国民新党幹部は日米地位協定改定について「外務省に『なんで見直しの検討すらできないんだ』と乗り込んだのは鳩山さんでしょう。こんなことやっていたら米国に足元を見られる」と吐き捨てるように言った。

 社民党幹部は「うちは命がけ。社民党がごねたように見られるのは心外だ」と恨み節が漏れた。だが、民主党幹部は「社民党は教条主義で議論しても変わらない」と協議が遅れた責任を社民党に押しつけた。

 9日夜、東京・台場の映画館でアニメ映画を鑑賞した鳩山氏は、「映画のテーマは友愛だったと思うが」と感想を問う記者団にこう答えた。「一番大事なことは人間にきずな、愛だなと思いました。連立合意ができた直後ですから、楽しませてもらいました」。鳩山氏は10日、本格的な人事構想に着手する。

1280名無しさん:2009/09/10(木) 22:13:22
>>1279

 ◇公・共「民主と一致点も」
 民主、社民、国民新3党の連立協議が合意に達する中、衆院単独で300議席を超える巨大与党・民主党の求心力は公明、共産両党も引きつけ始めた。

 9日午前10時半、国会内。社民党が党内調整を進めている裏で、鳩山氏らは、就任あいさつに訪れた公明党の山口那津男代表ら新役員と会っていた。

 「環境、子育て、年金。基本的に政策は似てますね。どっちが本家とか争う必要はない。『環境問題に一緒に取り組みましょう』でいいじゃないですか」

 民主党の山岡賢次国対委員長は公明党政調会長に就任した斉藤鉄夫環境相に水を向けた。斉藤氏は8日の記者会見で、鳩山氏が2020年までの温室効果ガス排出削減目標(中期目標)を「90年比25%減」と明言したことに「高く評価したい」とエールを送っていた。

 鳩山氏は山口氏に「一致できる政策については協力願いたい」と呼び掛け、山口氏は「我が党の主張と同じなら協力はやぶさかでない」と応じた。

 「選挙後の民主党との連立」をセールスポイントに衆院選を戦ったはずの社民党が連立協議で見せた強硬姿勢には、民主党内から「いつまでやっているのか。これ以上協議を続けたら当事者能力が疑われる」(幹部)との声があがっていた。難航する連立協議と同時並行で鳩山氏らが公明党に送った秋波は、社民党に対する「あまりごねるようならいつでも切れるぞ」とのサインともとれた。

 一方、共産党の志位和夫委員長も民主党との協力に意欲を示す。9日午前、あいさつに訪れた公明党新役員を前に「鳩山代表が『温室効果ガスの中期削減目標25%』を言われたことは歓迎だ」。さらに「一致点があるなら大いに今進めている方向を後押しすることも大事だ」と呼びかけ、環境問題で「民・公・共」の「部分連合」の可能性を探るムードさえ漂わせた。

1281とはずがたり:2009/09/11(金) 02:13:02
>>1274
社民党の一部にはこの手の虚無感が常に漂ってますね。
> 「自公政権と一線を画し、沖縄県民の声に応える道が開かれた」と自賛する福島氏。だが、ある党幹部は「これだけ党勢が違えば、独自の主張も限界がある」と冷めている。

>>1278
民主もマニフェストに載ってる事を出されたら呑むしかないねー。
>福島氏の腹案は、民主党のマニフェスト(政権公約)の「丸のみ」だった。辻元清美国対委員長らと協議し、民主党の政権公約にない「海自の期限内の撤収」を削除する一方、「日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」と一字一句たがわず書き換えた。

>>1280
出来るところは超党派でやったらええねん。。
社民党があんまごねるようなら国政が停滞するしね。
まぁ今の程度なら少数派を説得するコストを支払っている段階だとは思うけど,余りにややこしくなるようだとねぇ。。
>環境問題で「民・公・共」の「部分連合」の可能性を探るムードさえ漂わせた。

1282名無しさん:2009/09/11(金) 02:14:27
http://www.youtube.com/watch?v=ONRSmvCatAY&feature=related

1283名無しさん:2009/09/11(金) 19:16:33
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20090911rky00m040008000c.html

新基地予算:停止要求へ 民社国の県関係議員、3党合意で強調
 【東京】民主、社民、国民新3党が連立政権樹立に当たり、在日米軍基地の見直しに臨むことなどで合意したことを受け10日、県選出・出身の民主、社民、国民新、無所属の衆参国会議員7人でつくる「うるの会」の喜納昌吉会長(参院議員)、山内徳信副会長(参院議員)、下地幹郎幹事長(衆院議員)が都内で記者会見し、3党合意内容を評価し、今後は辺野古への新基地建設関連予算の執行停止を防衛省に求めていく考えをあらためて強調した。

 喜納氏は「合意文に対してはさまざまな意見があると思うが、まとまったことは大きい。連立政権の最初のテーマが沖縄問題だったことは沖縄にとって大きな財産。今後、沖縄のさまざまな潜在的な問題を中央政府に目を向けてもらうチャンスになる」と述べた。

 山内氏は「辺野古や普天間基地の問題はいよいよ正念場を迎えた。新政権も米国からの圧力にずたずたになるかもしれない。政府、政権任せではなく、県民も知恵を出し合い自分たちの力で解決していこう」と強調した。

 下地氏は「辺野古新基地建設関連予算の執行中止を求める根拠付けが明確になった。防衛省へ執行中止を求め協議していきたい」と語った。

(琉球新報)

2009年9月11日

1284名無しさん:2009/09/11(金) 19:45:00
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090910/asi0909102117001-n1.htm

【政権交代 海外の目】ラム・ぺン・アー・シンガポール大学東アジア研究所上級研究員 (1/2ページ)
2009.9.10 21:13

このニュースのトピックス:体操
 日本で政権交代が混乱なく行われることは、日本の民主主義が安定していることを意味しており、アジア各国にとっても望ましいことだ。とくに、これまで一度も政権交代を経験していない国々にとって、参考となる。

 民主党は絶対安定多数を確保したが、来年の参院選まで約10カ月の間に、党としての力量を証明しなければならない。できなければ今回の自民党のように、次は民主党が有権者からペナルティーを受けることになる。

 アジアからみても、日本の最大の政策課題は経済対策だ。ただ、日本が現在の輸出依存型の経済から、内需中心の経済へとシフトするのは簡単にはできない。さらに今後も経済成長路線を続けるのか、それとも逆に縮小も受け入れるのか、方向性が定まっていない。経済成長を維持するつもりなら、シンガポールのように、少子化対策だけでなく外国からの移民受け入れなども必要だ。

 外交面で鳩山由紀夫氏は対等な対米関係を目指すというが、英国やドイツでも、米国と対等な関係にあるわけではない。超大国の米国と対等な関係を結ぶのは難しい。また、緊密な日米関係を維持すると言いながら、一方でインド洋での給油活動は止めると言うのは矛盾している。

 日米同盟の維持は日本だけでなく、アジアにとっても絶対に必要なものだ。中国だけが強くなることは地域の安定を乱すことになる。

 国連平和維持活動(PKO)への参加だけでなく、アジア地域の平和構築のための活動にも参加することで、アジアでの日本の存在感を示すことができる。

 同様に日本の文化的な存在感を示すことができるのが今秋、シンガポールにオープンするジャパン・クリエイティブ・センター(JCC)だ。日本のソフトパワーの発信地であり、民主党政権になっても支援は続けるべきだ。(談)

1285名無しさん:2009/09/12(土) 11:15:12
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090912ddm002010075000c.html

社民党:厚労相要求から一転…「福島環境相?」波紋
 政権交代でにわかに重要度の増した閣僚ポストがある。地球温暖化対策を担う環境相だ。政権内で存在感を発揮したい社民党が福島瑞穂党首の就任を求め、民主党側との争奪バトルが始まった。

 11日午前9時、民主党の鳩山由紀夫代表の携帯電話が鳴った。社民党の重野安正幹事長からだった。「党首には副大臣もスタッフもきちんとついて仕事ができる体制で働いてほしい。雇用と同じく我が党が力を入れてきた環境も検討してほしい」。鳩山氏は「検討します」と答えたという。

 前日には雇用関係のポストを要求した重野氏の突然の方針転換。厚生労働相は民主党の看板政策・年金制度改革にかかわる重要ポストだけに社民党に回ってくる可能性は低い。雇用担当相を新設する案もあるが、直属のスタッフが十分に確保される保証はない。こうした党内外からの忠告を受けたものだった。

 環境相を比較的軽いポストとして扱ってきた従来の自民党政権なら、簡単に受け入れたかもしれない。しかし、民主党政権では位置づけが大きく変わる。

 鳩山氏は今月7日、東京都内で開かれたシンポジウムで、「2020年までに1990年比で25%減」とした温室効果ガスの削減目標について「あらゆる政策を総動員して実現を目指す」と表明した。岡田克也幹事長は10日、国会内で地球温暖化防止NGOの会合に出席し「政権が代われば(政策も)がらっと変わる」と強調した。

 あるベテラン議員は「環境問題に精通したうえ、外交交渉力も必要。国内では経済界とけんかしないといけない。軽量級では絶対にダメだ」と指摘。民主党内では岡田氏が外相と環境相を兼務する案まで取りざたされている。そんな中で社民党から舞い込んだポスト要求は波紋を呼んだ。

 社民党が「脱原発」を掲げていることへの警戒感も強い。二酸化炭素を排出しない原子力発電所の増設は、温室効果ガス削減策の大きな柱になるからだ。鳩山氏が国際社会をリードする意気込みで「25%削減」を宣言しても、「福島環境相」が原発を否定すれば、政権としての実行力が疑問視されかねない。

 「原子力に理解のある環境大臣に就任していただきたい」

 公明党の斉藤鉄夫環境相も11日、組閣をけん制。民主党の温暖化対策を評価するムードの強い環境省内にも戸惑いが広がっている。

1287名無しさん:2009/09/12(土) 11:55:22
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000909120005

政権交代で、岩手県政界の存在感じわり
2009年09月12日

 政権交代によって民主党中心の政権が発足することで、以前から「民主党政権」だった岩手県政界が存在感を示しつつある。民主党員の達増拓也知事が全国知事会で注目を集めるようになり、民主党が最大会派の県議会でも、議長が他県の民主党系議長と連携を強めようとしている。


    ◇


 東京都内で10日、全国知事会の「この国のあり方に関する研究会」が開かれた。出席した達増知事は「民主党政権に非常になじむ方向性や内容。いい研究会だ」と満足げに語った。


 研究会のリーダーは、達増知事と同じく民主系の野呂昭彦・三重県知事。国と地方のあるべき姿を議論するという趣旨の会だ。「知事会は現行制度を前提に議論をしており、制度そのものを変える民主党政権と話がかみ合わなくなるおそれがある。まず、あるべき姿を描くこの研究会は(政権交代に)非常にタイミングがあった」


 達増知事は4日、麻生渡・知事会長(福岡県知事)の諮問機関的な「戦略会議」の初会議に加わり、政権交代後の知事会と政権とのあり方を議論した。麻生会長は「どちらかというと民主党に関係の深い知事さんも、今回特に出てきてくれということでやった」と語り、達増氏らにあえて参加を求めたことを明かした。


 「小沢チルドレン」を自認する達増知事はこれまで、記者会見などの場で「民主党政権になれば日本はよくなる」など、政権交代の必要性を訴えてきた。それは「県政と国政のねじれ」(達増知事)を生み、県庁内でも「知事は国との関係になると弱い」(県幹部)などと言われていた。


 それが8月30日の総選挙で「逆転」。達増知事は翌31日の会見で「ねじれがなくなったのは大変よいこと」とし、知事会についても「あまり『闘う知事会』みたいに文句だけ言えばよいというような感じにせず、実現が必要なことについて、知事会と民主党政府との間で合意を形成していくよう呼びかけたい」と抱負を語った。


 ある県幹部は「政権中枢に近い知事になったことで、アプローチはどんどん増えてくるだろう」と見る。


 一方、10日に全国の県議会議長が集まって開かれた全国議長会では、自民党系の議長らから「民主党では不安だ」といった意見が出たという。出席した佐々木一栄・県議会議長は今後、東京、三重など他の民主系の議長と連携を強める方針だ。


 渡辺幸貫・前議長は「自民党の議長が多く肩身が狭い思いもした。達増知事もきっとそうだったと思う。これからは知事も議長もやりやすくなるのではないか」と期待する。ある民主党県連幹部は「自民系の議長や首長がこれからどうやって陳情するか、ぜひ見てみたい」と皮肉った。

1288名無しさん:2009/09/12(土) 15:01:58
http://www.47news.jp/CN/200712/CN2007123001000144.html
社民の民主合流を提案 小沢代表、有力労組幹部に
 民主党の小沢一郎代表が10月下旬、同党と社民党を支援する全日本自治団体労働組合(自治労)と日本教職員組合(日教組)の幹部に社民党の民主党合流を提案し、後押しするよう要請していたことが分かった。両党関係者が30日、明らかにした。  しかし、直後に福田康夫首相と小沢氏との党首会談で、自民、民主両党の「大連立構想」が浮上、小沢氏が代表辞任を表明するなど民主党内が混乱し、そのまま立ち消えになったという。  民主党は同時期に国民新党と参院で統一会派を結成。小沢氏は社民党と合流し単独会派で参院過半数を握ることで福田政権への圧力を強め、大連立をめぐる協議も有利に運ぼうと狙ったとみられる。  小沢氏の提案を伝えられた社民党幹部は「野党共闘を呼び掛けておいて、党の吸収を考えるとは失礼にもほどがある」と拒否する考えを表明。
2007/12/30 07:34 【共同通信】

小沢代表が社民の民主合流提案していた
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20071230-301636.html

 民主党の小沢一郎代表が10月下旬、同党と社民党を支援する全日本自治団体労働組合(自治労)と日本教職員組合(日教組)の幹部に社民党の民主党合流を提案し、後押しするよう要請していたことが分かった。両党関係者が30日、明らかにした。

 しかし、直後に福田康夫首相と小沢氏との党首会談で、自民、民主両党の「大連立構想」が浮上、小沢氏が代表辞任を表明するなど民主党内が混乱し、そのまま立ち消えになったという。

 民主党は同時期に国民新党と参院で統一会派を結成。小沢氏は社民党と合流し単独会派で参院過半数を握ることで福田政権への圧力を強め、大連立をめぐる協議も有利に運ぼうと狙ったとみられる。

 小沢氏の提案を伝えられた社民党幹部は「野党共闘を呼び掛けておいて、党の吸収を考えるとは失礼にもほどがある」と拒否する考えを表明。ただ両党への支援で組織が「またさき状態」となっている自治労と日教組は合流を望んでおり、小沢氏も引き続き意欲を持っているとされることから次期衆院選の結果によっては構想が再燃する可能性もある。

 関係者によると、小沢氏は10月29日夜、都内の料理店で自治労と日教組の両委員長と会談。民主党の輿石東参院議員会長と連合幹部も同席した。小沢氏は衆院選での社民党との選挙協力の調整を依頼する一方、社民党の合流を提案した。

 同時に1社民党職員は地方も含めすべて民主党が引き取る2両党の候補者が重なる衆院神奈川12区は、社民党の阿部知子政審会長が同13区に移る方向で調整3社民党の重野安正幹事長が出馬を予定している大分2区は民主党候補への差し替えも含め検討―などの案を伝えたという。

[2007年12月30日16時37分]

1289名無しさん:2009/09/12(土) 15:02:15
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1199062596/
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200712/sha2007123109.html
民主党の小沢一郎代表(65)が10月下旬、民主、社民の両党を支援する有力労組幹部に対し
社民党の民主党合流を提案し、後押しするよう要請していたことが分かった。両党関係者が30日、
明かした。直後に自民、民主両党の大連立構想が浮上し、混乱から立ち消えとなったが、労組側は
合流を望んでおり、再燃してもおかしくない状況だ。

自民党との大連立構想の前に、“剛腕”が仕掛けていた。

関係者によると、小沢氏は10月29日夜、都内の料理店で、全日本自治団体労働組合(自治労)と日本
教職員組合(日教組)の両委員長と会談。民主党の輿石東参院議員会長(71)と連合幹部も同席する
中、ズバリ切り出した。

小沢氏は衆院選での社民党との選挙協力の調整を依頼する一方、社民党の合流を提案。しかも合流
提案を後押しするよう要請したのだ。

同時に(1)社民党職員は地方も含めすべて民主党が引き取る(2)両党の候補者が重なる衆院神奈川
12区は、社民党の阿部知子政審会長が同13区に移る方向で調整(3)社民党の重野安正幹事長が
出馬を予定している大分2区は民主党候補への差し替えも含め検討−などの具体的な案まで伝えたという。

しかし、直後の11月2日に福田康夫首相(71)と小沢氏との党首会談で、自民、民主両党の「大連立
構想」が浮上。小沢氏が代表辞任を表明するなど民主党内が混乱し、そのまま立ち消えになったという。

民主党は同時期に国民新党と参院で統一会派を結成。小沢氏は社民党と合流し単独会派で参院過半数
を握ることで福田政権への圧力を強め、大連立をめぐる協議も有利に運ぼうと狙ったようだ。

議席数ジリ貧の社民党にもプライドが。小沢氏の提案を伝えられた社民党幹部は「野党共闘を呼び掛けて
おいて、党の吸収を考えるとは失礼にもほどがある」と拒否する考えを表明したという。

ただ両党への支援で組織が「またさき状態」となっている自治労と日教組は合流を望んでおり、小沢氏も
引き続き意欲を持っているとされることから、次期衆院選の結果によっては構想が再燃する可能性もある。

http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/212899/183099/22453363
今朝のスポーツ報知15面に、小沢代表が社民の民主合流を10月有力労組幹部に要請、職員は地方含め引き取るなどの話も。直後に大連立が浮上、社民幹部は失礼にも程があると拒否したが、自治労、日教組には合流希望があり、小沢氏もまだ意欲あり、また再燃の時機もとのことです。(略)/12月31日
2008/01/03

1290名無しさん:2009/09/12(土) 15:52:05
関連
>>1288-1289
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191859439/698-701,715-719,721-727,729-737,739
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/5295-5297
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/3246,3414-3415

小沢一郎の選挙戦略考

小沢が今回の衆院選に当たり、各種の非自民組織を糾合しようとしたのは、
政策が一致したわけではなく、政権を取るため、ひいては選挙に勝つためであると思われる。

また、選挙のためといっても、組織票もしくは選挙の手足としての組織力を求めたのではなく、
一義的には「与党VS.野党」の構図をつくることで政権批判票・反自民票を一人の候補が吸収
しやすい状況をつくるためであると思われる。

では、与党民主党としての選挙戦略はどうなるのか。
次は、政権を維持するための選挙であり、今までの構図は反転する。

政権批判票・反民主票は分散すればするほどよく、
自民にだけ反民主票が流れ込むと政権を奪い返される恐れがある。
社国を無理に吸収することは既に小沢の意識の外にあるのではないかと思う。

ただし、東北の一部、北信越の一部、四国の一部、九州の一部では、
社民の残存勢力の規模も大きく、与党分裂即敗北の可能性もあり、
そういった地方に関しての小沢の仕掛けも注視したい。
(社民吸収?保守分裂や与党すり寄りに付け込んでの保守勢力吸収?
もしくは今までの民主党各都道府県連の勢力拡大の成功例のように、
1区を中心とする都市部や新住民増加地区を含む選挙区や、
全県区である参院でまず清新なタイプの国会議員を排出し、
そこから郡部を含む選挙区や地方議員・地方首長に勢力を拡大していく、
新党ブーム以降民主党で結実する非自民・非社会の系譜の常道を地道に歩む?)

1291とはずがたり:2009/09/12(土) 19:47:55
>候補者が競合しない青森2、3、4区で政策協定を初めて締結。候補擁立を見送った社民が民主候補を支持するのに対し、民主は社民の比例票の上積みに配慮する意向
正式な推薦は出てなかったので支持ぐらいか?

>社民支持者の一部では、核燃などこれまで相いれなかった政策課題も多い民主との選挙協力に疑念も。
此に関してはhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/115の現実策でどの程度打撃を蒙るのか興味ありっす。

民主、社民 連携の歯車かみ合うか
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/syuuin/news/news2009/sy090728b.htm
(2009/07/28)
 8月30日投開票の衆院選で、民主党青森県連(田名部匡省代表)と社民党青森県連(渡辺英彦代表)が、政権交代に向け連携を進めている。候補者が競合しない青森2、3、4区で政策協定を初めて締結。候補擁立を見送った社民が民主候補を支持するのに対し、民主は社民の比例票の上積みに配慮する意向だ。ただ、初の試みだけに、連携の歯車がかみ合うか懸念する声も上がっている。
 
 青森3区は、これまで社民は候補者を擁立したことがなく、既に協力態勢の土壌は出来上がりつつある。
 民主前職の田名部匡代氏は、社民系労組の会合に出席するなど支持拡大に努めている。社民は比例区中心としながらも、会合などで選挙区での民主候補への支援を呼び掛けている。
 青森2区では、これまで社民が公認候補を立ててきた経緯から、「連携は難しいのでは」との意見もあったが、比較的スムーズに進んでいるという。
 強固な支持基盤を持たない民主新人の中野渡詔子氏にとって、貴重な存在となっている。
 民主県連の田名部定男幹事長は「連携は進んでいる。こちらとしても協定で約束したことは守りたい」との意向。社民側も「比例区は社民、選挙区は民主候補」とアピールするチラシを作製するなど、目に見える形の協力を進めている。
 加盟する組合員が両党にまたがる連合青森も、協力関係の構築に一役買っている。
 連合青森は民主候補を推薦しているが、組織内では自治労など平和推進労組会議が社民候補を支援しており、“また裂き”状態が続いていた。
 10日、八戸市内で開かれた連合青森三八地域協議会の総決起集会。壇上には田名部匡代氏や社民党八戸総支部の山名文世代表らが並んだ。連合青森の石田隆志会長は自治労出身の事務局長について「彼の果たす役割は大きい」と評価。“民・社共闘”を目指し、社民や平和労組系の組合員への配慮を忘れなかった。
 これに続き、山名代表が田名部氏にエールを送る場面もあり団結を強調した。
 だが、社民支持者の一部では、核燃などこれまで相いれなかった政策課題も多い民主との選挙協力に疑念も。社民県連幹部は「本当に民主が比例に協力してくれるのか分からないが、政党間の信頼関係で進めるしかない」と話している。

1292名無しさん:2009/09/13(日) 01:18:04
こんな前向きな社民は初めて見た。

>「確実に保守票を獲得したのは数地区」と位置付け、政権与党として、
>農林業や建築業などの声を政策に反映する必要性を強調した。


http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/121562
「保守票獲得」 検証が必要 社民県連が代表者会議 衆院選総括案を承認 大分
2009年9月13日 01:03 カテゴリー:九州 > 大分
 社民党県連合の支部代表者会議が12日に開かれ、大分2区で公認候補が当選した衆院選について「保守の牙城に果敢に攻め入ったが、保守票を取り込めたか、詳細な検証が必要だ」とする総括案が承認された。

 総括案は、2005年衆院選で自民候補より得票が少なかった日田市や佐伯市などで市議たちが支持を呼び掛けた動きを取り上げた。「確実に保守票を獲得したのは数地区」と位置付け、政権与党として、農林業や建築業などの声を政策に反映する必要性を強調した。

 来夏の参院比例代表候補に決まった県議の吉田忠智氏は記者団に、県議の進退について「有権者の声を県議会に反映させる努力も並行してできる。できる限り両立させたい。選挙の取り組みをみながら、いつまでかを判断したい」と述べた。

=2009/09/13付 西日本新聞朝刊=

1293とはずがたり:2009/09/13(日) 01:21:03
>>1292
おお(゚∀゚)
でも,この"保守層開拓路線"の先には民主への合流が横たわっている様な感じも致しますね。

1294神奈川一区民:2009/09/13(日) 01:42:39
>>1290
小沢氏は来年の参議院選挙前に国民新党、社会民
主党及び新党日本に合併を提案すると思います。
それで、小沢氏の提案を受け入れない政党とは一
緒にやらないと思います。早い話が来年の参議院
選挙は民主党単独でやると思います。
あくまで、自分の妄想ですが。

1295名無しさん:2009/09/14(月) 20:35:01
http://www.sankei-kansai.com/2009/09/14/20090914-014570.php

衆院選から2週間 地方も"下剋上"
 民主党が圧勝し、自民党が歴史的大敗をした衆院選から2週間。中央で政権交代の準備が着々と進むなか、地方でも両党の立場は一変している。民主党では議員数が増え「事務所が手狭になった」と、さっそく新しい物件を探す県連もある。自民党では府県連の会長などを務めていた議員が相次いで落選し、後継選びに頭を悩ませるなど、明暗がくっきりと分かれている。

■集まる人、うれしい悲鳴

 「つまらないスキャンダルのネタは作らないように…」。5日、民主党大阪府連で開かれた常任幹事会に集められた新人議員に対し、鳩山政権の官房長官に内定している府連代表の平野博文氏がこうくぎを刺した。

 大阪府では今回の衆院選で、選挙区と比例で計10人の新人が当選。関係者の一人は「浮かれる気持ちもあるだろうが、足をすくわれないようにしなければ」と話した。

 自民党王国と呼ばれた和歌山県。一気に3人の衆院議員を誕生させた民主党県連では「これまで使っていた事務所が手狭になった」として、和歌山市内で新しい物件探しをしている。

 事務所を訪れる人もひっきりなしで、かかってくる電話の本数も激増。応対するために、新たに男性職員の採用を決めたほか、従来は選挙期間中のみ借りていた党の宣伝カーを購入することにしたという。

 また、県庁からも反響があった。仁坂吉伸知事から持ちかけられるかたちで、知事と新人議員の会合が実現。関係者は「これまでは考えられなかった反応だ」と驚きを隠せない。

 県内の議席を民主党が独占し、自民党の国会議員がゼロになった滋賀では、民主党議員の事務所に、名神高速に絡む既存の事業の推進を求め、彦根市など5市町長が要望に訪れた。もともとは落選した自民議員が力を注いでいた事業だったが、県連関係者は「手のひらを返したように人が近付いてくる」と苦笑する。

 また、比例復活を含め、6選挙区に擁立した6人全員が当選した京都府連には選挙後もマニフェスト(政権公約)についての問い合わせが続いているという。

 ■幹部辞任、組織ガタガタ

 自民党の地方組織では寒々しい話題が続く。大阪府連では外相も務めた中山太郎氏が落選し、府連会長を辞任。幹部が集まる会議で「ご支持いただいた党員に対しても私が責任をとることでお許しいただきたい」と寂しげに語った。

 和歌山県連では会長、幹事長の2人のトップが相次いで辞任。「次の選挙が戦えないほど、組織はガタガタ」とこぼす県議もいる。8日には落選して県連会長を辞めた谷本龍哉氏が突然「政界を引退する」と後援会関係者に手紙を送付。近しい後援会幹部には「東京で仕事を探す」と打ち明けたというが、本人と家族だけで引退を決めたといい、突然、失職することになった秘書たちも戸惑いを隠せない。

 当選者が1人にとどまった兵庫県連でも落選議員の多くが今後の身の振り方を明確にしておらず、混乱が続いている。五島壮幹事長は「来年の参院選に向けた体制づくりを」としており、県連独自に「党再生委員会」を設置して、再起を図る考えだ。

 また、一時責任論が持ち上がった谷垣禎一会長の続投が決まった京都府連。来年の参院選などを控え、府連には連日、「頑張れ」「次がある」「めげたらあかん」と激励の電話がかかっている。職員は「丁重にお聞きしてます」と話していた。


(2009年9月14日 06:37)

1296とはずがたり:2009/09/14(月) 20:38:30
>>1294
単独で比例を取れそうにないじり貧の国民新と新党日本とは合流する流れではないかなと思ってましたが,そういえば社民にも提案はしそうですね〜。

1297名無しさん:2009/09/14(月) 20:49:50
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090914ddlk06040017000c.html

この人に聞く:比例で復活当選、吉泉秀男衆院議員 /山形
 ◇社会保障分野と農業問題手がけたい−−吉泉秀男衆院議員(61)
 ◇元気印で社民をアピール 地域の問題は超党派で
 衆院3区から立候補し比例で復活当選を果たした社民新人の吉泉秀男氏(61)。「政権交代」を訴えて選挙区内を400日以上駆け回った。県議経験を国政の舞台でどう生かしていくのか。また何に取り組んでいくのか。その思いを聞いた。【佐藤伸】

 −−当選から2週間になるが。

 東京と庄内を行ったり来たりの生活だ。選挙戦で訴え、民主、社民、国民新党の3党が合意したものについては実現に向け頑張らねばと気持ちを新たにしている。社民は衆院議員7人、参院議員5人の計12人の小さな政党だが政権与党になった。今まで以上に責任感を持って、行動したい。

 −−党として、また個人として、国会ではどういった役割を担いたいか。

 党として取り組むべき分野はさまざまある。沖縄の基地問題など防衛・安保問題もそうだが、自分はこの3区で訴えてきた農業分野と雇用や年金問題に代表される社会保障分野を手がけたい。その分野の常任委員会の委員に手を挙げている。国会質問の際には自らが体験し見聞きしたことを訴える。やはり農業問題になるだろう。強制的な米の減反廃止や最低賃金時給1000円以上の公約は3党合意に入っていない。とにかくこれら公約の具現化が大切だ。

 −−県議の経験を生かして国政に転身した。どう国政に臨んでいく?

 国政であろうが、県政であろうが取り組むスタンスは基本的に同じだ。舞台が県の範囲から日本全体に広がったということだと思う。地方の疲弊した現状を伝え、地方を救うような政策を訴えていく。予算を付けられる「与党」という立場になった。あくまでも地方の一市民の立場で一つ一つやっていく。地方を守っているのは我々社民党だという自負を胸にして。

 −−やはり選挙運動中に聞いた地方の声は深刻だったか。

 悲壮感というのか、悲鳴的というのか、そういうものを聞いた。「シャッターをおろさないで(店をやめないで)。お年寄りもまず頑張って田んぼや畑を守ってくれ。頑張ってくれ。政権交代するまでのもう少しの辛抱だ」。そう訴えて選挙区を回った。3区を回って思ったのは、お年寄りが地域を支えてるんですね。若者は働き口がないからどんどん流出してしまってて。東京一極集中は、地方から人が吸い上げられた結果、起きている。日本を支えているのは地方。その地方が、日本のすそ野が崩れている。崩壊しかかっている。政治の貧困。これをどうするか。やるべきことはたくさんある。

 −−3区では比例単独候補も含め、自民、民主、社民の各公認3人が当選した。

 超党派でやるべきことはたくさんある。日沿道や新庄−酒田間の高規格道路はつなげなければいけない。日沿道は秋田、新潟の県境の早期着工を。建設費の負担は難しい問題だが、地方自治体と政府の間に立ってうまく調整していくことが必要だ。私たち3人は、政治手法は違うけれども連携して地域の問題に取り組んでいかなければならない。

 −−次期参院選や衆院選に向けて社民党の県内基盤をどう強化するか。

 まず元気でなくちゃならない。有権者にアピールできなかったことも、与党になったことでアピールしやすくなった。自信と誇りを持って力強く外部にアピールしていく。まずはそれだ。元気印で。当面の選挙は酒田市長選。これは新人の梅津準士氏を推す。民主と連合と社民で。全国に先駆けてやれたこの枠組みを維持して、この枠組みを強化し広げていきたい。とにかく毎日が楽しい。おもしろい。

==============

 ■人物略歴

 ◇よしいずみ・ひでお
 1948年生まれ。庄内町出身。酒田商高卒。余目町職員を経て97年から県議3期。その間、農林水産委員長や商工労働観光委員長、日沿道・羽越奥羽線等協議会理事を歴任。日本空手協会県本部顧問。自治労県本部特別執行委員。

1298名無しさん:2009/09/14(月) 20:51:13
http://mainichi.jp/select/seiji/seikenkotai/document/news/20090914ddm002010101000c.html?link_id=RAH02

ドキュメント・政権交代:新内閣、霧の中 鳩山代表はホテルごもり…人事、水面下に
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 首相指名選挙を3日後に控えた13日午前、東京・田園調布にある鳩山由紀夫民主党代表の自宅を、鳩山氏の使用に備えて首相専用の公用車と警護官が「下見」に訪れた。鳩山氏の動きが慌ただしくなったのは昼過ぎ。

 スーツ姿で自宅を出た後、国会近くのホテルオークラに約2時間、ホテルニューオータニに約2時間半こもって「密談」。記者団が面会相手を尋ねると「忘れちゃいました」「いろんな方」と素っ気なく言い残した。

 この日午前のテレビ討論。質疑の関心は、水面下に潜った閣僚人事から新内閣の「機能」へと移った。

 下地幹郎国民新党政審会長「国家戦略局は内閣の方向性を決めるんでしょう」

 松本剛明民主党前政調会長「新聞で書いてあるだけだ。方向性を決めるのは首相以外ない」

 13日、テレビ朝日の報道番組で民主党は、国家戦略局への参加を求める社民、国民新両党の質問攻めに遭った。社民党首脳も13日、国家戦略局担当相に内定している菅直人民主党代表代行と社民、国民新両党首が構成する内閣の「基本政策閣僚委員会」について「具体像が決まっていないんだと思う」と語り、新内閣の全容は霧の中だ。

 鳩山氏は衆院選直後に主要閣僚らの政権移行チームを発足、政権発足までの約2週間を政治主導で政策や人事プランを練る助走期間とする狙いだったが、内定閣僚は外相と国家戦略局などに限られ、構想倒れに終わった。

 だが、国家戦略局は概要すら固まっていない。予算編成の基本方針を策定し「脱官僚、政治主導」を目指す目玉組織だが、「車の両輪」と位置付けた、無駄遣いを削減する行政刷新会議との役割分担もあいまいなままだ。

 あるベテラン議員は「行政刷新会議の方が主戦場。主宰する官房長官と国家戦略局担当相とで業務仕分けの文書を作るべきだ」と指摘し「縄張り」をめぐる思惑も交錯。党幹部は「段取りが全然進まない」と焦燥感をあらわにし、中堅議員も「何をしていいのか分からない」(中堅)とこぼす。

 ◇小沢氏に期待感 与党は「結束」
 「鳩山官邸」の機能分担が定まらない一方で、次期幹事長として国会対策を含め党務を掌握する小沢一郎代表代行に対する期待感が、社民、国民新両党内で高まり、「閣外与党」は土台が固まりつつある。

 「小沢さんは『数がすべて』という側面があるが、『小さい所(党)の声を十分聞いてやれ』という特徴もある」。社民党の辻元清美国対委員長は13日朝、フジテレビの報道番組でこう持ち上げ、国民新党首脳も小沢氏の幹事長起用に「代表代行というあいまいな肩書ではなく、正面からやるのはよいことだ」と評価する。

 与党内調整は「閣僚委員会」の中で担うとされるが、両党は法案処理など国会対策で、両党と気脈を通じる小沢氏が指導力を発揮することに期待しており、内閣と党の間で綱引きを演じる可能性もある。

1299名無しさん:2009/09/14(月) 20:51:23
>>1298

 ◇谷垣氏「首相になれぬ」覚悟
 自民党総裁選の告示が5日後に迫った13日、ようやく最初の候補者が名乗りを上げた。谷垣禎一元財務相(64)。事前に記者に連絡していた午後3時ちょうど、東京都内の自宅前に姿を現し「今回の自民党の総裁選に立候補する決意をいたしました」と切り出した。

 自民党が正式に下野する16日の特別国会召集を前に、党の再生へ向け「捨て石」となる決意を強調した谷垣氏。仮に新総裁に就任しても、衆院で119議席に落ち込んだ党の立て直しは容易でないうえ、来年夏の参院選の結果責任も一身に背負うことになる。自民党の歴史で2人目の「首相になれない総裁」で終わる覚悟が「捨て石」発言ににじんだ。

 93年、結党38年で初めて下野した野党・自民党の河野洋平総裁(当時)は1年後に政権奪回を果たしたものの、首相の座は社会党の村山富市委員長(同)に譲った。谷垣氏は野党時代、執行部の一角、国対副委員長として細川内閣のスキャンダルや続く羽田内閣の政策不一致を追及。「非自民」内閣を倒閣に追い込んだ「成功体験」が谷垣氏を総裁選出馬へと突き動かした。

 谷垣氏は党再生の第一歩として(1)自民党イコール与党という常識を覆す党改革(2)ベストメンバーによる執行部構築のため「老壮青」から適材適所で選抜(3)新執行部による全国行脚−−の実行を表明した。93年当時、河野総裁が掲げた「党改革」「老壮青」「全国行脚」とそっくり重なる。

 ただ、衆院第1党の立場を維持していた当時と違い、党勢の退潮は著しい。知的で温厚な人柄が反転攻勢の顔として適役なのか、疑問視する声もある。官僚受けが良く、財務相、国土交通相などを歴任したことも、「脱官僚」をうたう民主党に攻撃材料を与えかねない。谷垣氏はギリギリまで逡巡(しゅんじゅん)し「世代交代」にこだわった。

 所属する古賀派の古賀誠会長と森喜朗元首相が3日、谷垣氏の擁立を巡って意見交換したことも影を落とす。谷垣氏は13日の出馬表明に際し個人の判断であることを強調してみせたが、党内の中堅・若手から「派閥主導」との批判を受けるのは確実だ。

 その中堅・若手の間では、昨年の総裁選にも立候補した石破茂農相(52)のほか、河野太郎元副法相(46)や小野寺五典副幹事長(49)を推す動きがある。最大派閥の町村派では西村康稔外務政務官(46)を推す声も出ており、候補者が乱立すれば20人の推薦人確保が難しくなる。小野寺氏を支持する若手議員は13日、「明日、河野氏との一本化を協議する」と語った。

 同日夜、地元・鳥取から羽田空港に到着した石破氏は自身の対応について記者団に「麻生内閣が総辞職するまでは、そういう(態度を表明する)立場にない」と明言を避けた。表情は明るかった。

==============

 ◇自民総裁選の主な日程
18日 告示 所見発表演説会

19日 日本記者クラブ主催公開討論会

20日 全国遊説開始(26日まで)

24日 党青年局・女性局共催の公開討論会

27日 党員投票締め切り

28日 党両院議員総会で投開票

1301名無しさん:2009/09/14(月) 21:32:43
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20090914-543675.html

衆院議員会館部屋割り決定、入居始まる記事を印刷する

 衆院議員会館の部屋割りが決まり、初当選組や国政に返り咲いた議員の入居が14日、始まった。2棟ある会館の各フロアには、143人の新人議員が当選した民主党関係者の出入りが目立つ。「まずは勉強」「即戦力になりたい」。16日から始まる特別国会に向け、思いを新たにしていた。

 広島3区で初当選した民主党の橋本博明氏は自室のいすに座って「これから始まる、と少しずつ実感する」とひと言。議員宿舎が割り当てられるかどうかは未定で、特別国会期間中はホテル暮らし。「(住居は)どうすればいいんでしょうね」と心配していた。

 東京1区で当選した民主党の海江田万里氏は4年前に落選するまでいた部屋に再入居。支援者から贈られた「心機一転」の書を飾った。「今までは野党だったが、これからは与党。新人になった気持ちで頑張る」と気を引き締めていた。

 民主党の高井崇志氏は元総務省の官僚。入居初日から総務省時代の上司や同僚らが出入りしたが、党内に「官僚に取り込まれるな」という風潮があり、それを知っている先方もよそよそしいという。「人の話を聞くのが政治家の仕事なので(官僚との関係について)早くルールづくりをしてほしい」と話した。

 自民党元議員で、民主党の比例単独候補として当選した小林興起氏は「自民党のことは知っているが、民主党は全く知らない。しばらくは勉強し、自分の出番が来たらしっかり果たしたい」。

 自民党の金田勝年氏の部屋では、秘書数人で入居作業。公設秘書の1人は「日本を良くするという思いは民主も自民も同じ。建設的な議論をしてもらいたい」と今後の国会論戦を期待していた。(共同)

 [2009年9月14日19時54分]

1302名無しさん:2009/09/14(月) 21:58:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091400457

鳩山氏、政権移行へ協力要請=麻生首相「針路間違えないで」
 民主党の鳩山由紀夫代表は14日午後、国会内で麻生太郎首相と会談し、円滑な政権移行に向けて協力を要請した。これに対し、首相は「ぜひ頑張ってほしい。日本の針路を間違えないようにしてほしい」と激励した。鳩山氏は特別国会が召集される16日に衆参両院で首相に指名されるのを受け、同日中に組閣して社民、国民新両党との連立政権を発足させる。
 現政権は既に、新型インフルエンザ対策や災害対策、当面の外交日程や2009年度補正予算の執行状況などについて、関係省庁が民主党に情報を提供している。会談で鳩山氏は「政権移行に協力をいただき、ありがたい」と謝意を表明。「内政、外交ともに難問が山積している。アドバイスがあれば聞かせてほしい」とも述べた。 
 首相は「国際情勢、国際金融、安全保障の在り方について、問題を間違えないようにしていただきたい」と注文。新型インフルエンザ対策に関しては「タミフルは十分用意してある。(予防ワクチンの接種は)優先順位をつけてやることが重要だ」と語った。(2009/09/14-15:35)

1303名無しさん:2009/09/15(火) 19:19:27
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090915ddm002010036000c.html

ドキュメント・政権交代:「また小沢にやられた」 自民終章−つるべ落としの秋日
 「ぜひ頑張ってほしい。日本の針路を間違えないでほしい」。14日午後2時、国会2階の院内大臣室に民主党の鳩山由紀夫代表を迎えた麻生太郎首相は、激励を交えながら引き継ぎのことばに自分の思いをこう託した。

 約20分の会談では北朝鮮問題など実務的な課題にも及んだ。「(核・ミサイル・拉致の包括的解決を盛り込んだ)日朝平壌宣言はまだ生きていますか」と尋ねる鳩山氏に、「そうだ。生きている」と応じる場面もあった。

 鳩山氏は非自民・細川内閣(93〜94年)で政権中枢の官房副長官を務めたが、96年の民主党結成後は野党暮らし。同席した河村建夫官房長官は「しっかり頼むよという気持ちがあふれていた」と麻生氏の心情を代弁した。

 自民党からの政権交代に伴う引き継ぎは、93年にも事後的に行われたが、当時の宮沢喜一首相は記者団に「(細川護熙氏には)国の将来を誤らないようにお願いしたい」と述べ、同じ表現で申し送りしていた。

 当時、自民党下野の引き金を引いたのはやはり鳩山氏や小沢一郎氏だった。政治改革を断行し政権交代を実現するため自民党を割った。麻生氏は野党自民党の河野洋平総裁側近として94年の政権奪還を助けたが、15年後、2大政党化につながる小選挙区制導入をけん引した小沢氏らが持論を実らせ、自民党は再び煮え湯を飲まされた。ある閣僚経験者は「小沢氏にまたやられた」と恨みを募らせる。

 歴史的惨敗を喫した衆院選後、麻生氏の求心力は跡形もなく消え、首相官邸への来客はめっきり減った。連日定例化していた記者団との質疑応答もこの2週間でわずか4回と、露出度も急落した。

 9日には警視庁神田運転免許更新センターで運転免許証を更新。11日夜には、1月から住んでいた首相公邸を引き払い、東京都渋谷区の私邸に戻った。周辺からは「手持ちぶさた」との声も漏れる。

 14日、視察した特許庁で電子ペーパーに描かれた趣味の漫画に「ほう。鮮明だな」と感想を漏らしたが、記者団から鳩山氏との会談を問われると「個別の会談の内容を外にしゃべったことは一回もない」と、ぶぜんとした。

 16日、かつて同じ派閥だった宮沢氏の軌跡をたどるように自民党政治の幕を閉じる。

 ◇民主序章−副大臣巡りさや当て
 15日の民主党両院議員総会を前に14日夕、鳩山由紀夫代表は小沢一郎次期幹事長と会談。時間は10分余。鳩山氏は「言ったら閣僚の人事構想が事前に漏れてしまう。まだ秘密」と記者団に語り、余裕を見せた。

 閣僚人事はほぼ固まったことを示唆したが、今度は副大臣・政務官人事をめぐるさや当てが激しさを増す。

 14日、国民新党から入閣が決まっている亀井静香代表を「防衛相」、社民党の福島瑞穂党首を少子化などの「担当相」にあてるとの情報が永田町に駆けめぐった。これにかみついたのが社民党の重野安正幹事長だった。

 「防衛相は副大臣や政務官がつくが、こちらにはないのか」。民主党の平野博文次期官房長官に電話で注文を付けた。担当相は明確な副大臣ポストがなく、副大臣とのセットで入閣したい社民党を困惑させたからだ。

 民主党は当初、各閣僚が副大臣、政務官を任命し、政務三役で一体のチームを形成する構想を描いていた。しかし、閣僚が個別に副大臣や政務官を人選すれば閣僚間で争奪戦が始まり、混乱が生じるのは必至だ。

 民主党内でも「参院から副大臣や政務官は何人、誰を欲しいのか。こちらが先に決められない」(輿石東参院議員会長)との不満も漏れ、ベテラン議員も「総合調整が必要だ」と指摘する。ある幹部は14日、「(組閣日の)16日までに副大臣、政務官とも決めなきゃだめだ」と述べ、鳩山氏の指導力と調整力に期待を示した。

1304名無しさん:2009/09/15(火) 19:19:40
>>1303

 ◇官僚主導の象徴にも幕−−最後の事務次官会議
 14日正午、首相官邸2階の小ホールでは、毎週月、木曜定例の事務次官会議がいつも通り始まり、特段の案件もなく20分弱で終わった。これが1886(明治19)年から123年続いた同会議の幕引きとなった。

 「きょうの会議が最後になるだろうが、今後もメンバーは連携して、国家国民の利益にならないことがあれば大臣にものを申すことも必要だ」。議事進行役を務めた漆間巌官房副長官は居並ぶ各省の次官に呼びかけた。

 警察庁長官から官僚機構トップの官房副長官まで上り詰めた漆間氏だけに、次官会議後の記者会見でも「閣議は事前の調整作業が大事。それを役人が行ってきた象徴が次官会議だ」と意義を強調。「脱官僚」を掲げ、新政権での同会議廃止を打ち出した民主党への恨み節が口を突いた。

 内閣官房発行の「内閣制度百年史」によると、会議は内閣制度ができた翌年に外務、内務、大蔵、陸・海軍など9省で始まった。戦後、芦田内閣時代の1948年8月、内閣官房次長(現官房副長官)が「閣議に提案する案件は、原則として次官会議に付するものとする」と通知したことで、閣議案件の事前審査が原則化された。法的根拠はなく、民主党は「官僚主導の象徴」と批判してきた。

 新政権では政策テーマごとに関係閣僚による「閣僚委員会」で省庁間の調整が図られることになる。麻生政権とともに16日付で退任する漆間氏は「暗中模索、試行錯誤が続くだろう」と否定的な見方を示して最後の会見を終えた。しかし、在職のまま民主党政権へ移行する各省の事務次官は廃止方針に異を唱えるわけにはいかない。

 丹呉泰健・財務事務次官は会議後の会見で「新政権の方針に沿って対応していく。取りやめになったとしても、閣議にかける案件は事前によく調整することを心がけなければならない」と慎重に言葉を選んだ。6月の記者会見で民主党の政策を「現実的でない」と批判した井出道雄・農水事務次官も「新政権の方針に従う」と低姿勢。同党が次官会見の廃止を検討していることにも「情報発信の一つの方策ではあるが、唯一無二だとは思わない」と理解を示した。

 「政」と「官」の新たな関係構築が手探り状態で始まった。

1305名無しさん:2009/09/15(火) 19:22:20
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000760909150001

政権交代@北海道
【首相誕生】
(中)我慢の末の20万票
2009年09月15日
細川護熙首相(中央)の退陣を前に武村正義官房長官(右)とともに歓談する鳩山氏。官房副長官だった=94年4月15日、首相官邸


輪西商店街では就任に向け、鳩山総理誕生を祝うポスターが配られた=室蘭市、吉本美奈子撮影
■変転23年、変革支えた地元
 20万1461票。総選挙の9区で民主党代表・鳩山由紀夫が獲得した票だ。96年に小選挙区比例代表並立制となって以来、全国で初めて20万票を超え、05年の郵政総選挙で当時の首相・小泉純一郎(神奈川11区)が得た19万7037票の記録を塗り替えた。実に有効投票の66%、有権者の半数の支持を得て政権交代を象徴する得票となった。
 何がこんな大量得票を呼んだのか。朝日新聞社の出口調査で、その一端がうかがえる。無党派層の4分の3が鳩山に投票した上、自民支持層でも自民党候補の45%を上回る48%が鳩山に投じた。
 当の鳩山陣営も驚いた。「相手は知名度が低い。18万票台はあり得る」とみてはいたが、それをも上回ったからだ。選対本部長代行だった道議・滝口信喜は「自公政権への批判に、地元から首相誕生という期待も加わった相乗効果」と分析する。
     □
 これまで鳩山には、それほど選挙で強くはないという評がついて回った。その一因は政党遍歴にある。
 93年、政治改革を唱えて自民党を離党し、新党さきがけ結成に参加。96年には「政官業の甘えの構造を行政改革で断ち切らねばならない」と旧民主党をつくった。そのたびに支援者が離れた。
 自民離党当時を知る後援会幹部は「選挙中なのに事務所は閑散。チラシを配る者もいなかった」と振り返る。
 旧民主党を立ち上げた時はもっとひどかった。別の幹部は「役員の3分の1ぐらいが去った」と明かす。「明らかに反自民となったから辞めるのは仕方ない。もともと自民が強い所だから仕事がやりにくくなる人が多いのも分かる。でも、それで少数精鋭が残った。一苦労しないと役員も本物にならない」
 最大の危機は党代表として臨んだ00年総選挙だ。苫小牧を地盤とする自民新顔の岩倉博文(現・苫小牧市長)に2525票差まで追いつめられた。鳩山は利益誘導を否定する公共事業見直し論者で、折あしく選挙直前の3月に有珠山が噴火。被災地対策が急務となる中で岩倉陣営に「公共事業が要らないという人がいる」と揺さぶられ、24市町村のうち19市町村で負けた。
 だが、政治を変えようという鳩山の姿勢を評価する有権者も実は少なくなかった。朝日新聞社の出口調査では、鳩山に投じた自民支持層は最大危機の00年でも16%、03年は22%、小泉劇場となった05年でさえ18%いた。無党派層の支持はいずれも50%台だ。票はほぼ毎回、増え続けてきた。
 政治家・鳩山の23年は右肩上がりの経済成長が終わり、55年体制が行き詰まった時代に重なる。地元・室蘭も経済停滞が著しい。変革を望む市民の深層心理に鳩山の主張は合致していたのだろう。
 そして今回の総選挙だ。「公共事業を鳩山さんに期待しても無駄」(洞爺湖町の79歳男性)という見方が定着したところへ、政権交代が現実味を帯びた。それが小選挙区5回目の戦いにして初めて、全18市町で得票1位という完全勝利につながった。
     □

1306名無しさん:2009/09/15(火) 19:22:31
>>1305

 この13年ほど野党暮らしを続けた鳩山だが、96年秋に旧民主党をつくるまでは与党だったことを忘れてはならない。閣僚歴こそないものの、細川内閣では官房副長官として権力の中枢を見ている。ソフトな物腰で従来の政治家像とはかけ離れ、恬淡(てんたん)として見える鳩山だが、日ソ国交回復を成し遂げた祖父・一郎をずっと意識してきた。
 祖父の地盤を継いで28歳の若さで初当選し、何度も入閣した弟・邦夫に比べ、鳩山の政界入りは39歳と遅い。巨大な自民党で当選を重ねて徐々に上り詰めていくのでは勝負にならないと考えてもおかしくはない。時代の流れと意志と我慢が、ここまで鳩山を運んできた。
 こうした鳩山の一種の潔さ、大胆さ、新鮮な行動に支持者も踏ん張ってついてきた。後援会幹部の一人は言う。「公共事業見直しにしても、先を見すぎて周りが理解できないところがある。10年以上早く、今のようになるのを肌で感じていたのではないかと思うほどだ」
 総選挙の5日後、室蘭市議会議長・我妻静夫は東京の民主党本部で鳩山と向かい合った。旧民主党結成のころ、鳩山が「2010年までの時限政党」と発言したことを覚えている。退路を断って政権を狙う決意と理解した。その話を伝えると、鳩山はさらりと答えた。「そうだった。1年早かったね」(敬称略)
     *   *
■はや祝いのポスター
 「鳩山首相」が誕生する16日を前に、鳩山氏の地元、室蘭市内では祝賀セールなどを企画する商店街や飲食店の準備が進む。同市の輪西商店街振興組合は14日、「祝 鳩山総理大臣誕生」と書いたポスターを加盟約70店に配布した。さっそく張り出す店も多く、家具店の入り口に張った日浅孝子さん(70)は「とにかくうれしくて。テレビで鳩山さんの顔が映ると気分が明るくなる。楽しみです」。
 同組合は16日からセールを予定しており、参加各店が様々な趣向を凝らす。レストラン蘭亭は、鳩山氏が86年の初当選の翌日に食べたビーフシチュー(1090円)を810(はと)円で提供。手作りパン・福祉の店ドリームベーカリーは鳩山氏にちなんだパンを試作している。

1307とはずがたり:2009/09/15(火) 19:52:11
>>1306
ありましたねー。
>2010年までの時限政党

ほんとは2010年に役目を終えるぐらいの発言だったと思うんだけど色々あって2010年から本格開始という感じになりました。
15年日本の政治が遅れたと云う事か。

1308名無しさん:2009/09/15(火) 21:10:38
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000909150002
政権交代@静岡
2009年09月15日

 連合静岡(吉岡秀規会長)と県経営者協会(松浦康男会長)は14日、労働や雇用の問題を話し合う場を設置することを大筋で決めた。両者は年2回懇談会を開いているが、協会側が新政権誕生をにらみ、常設の協議機関を設けることを持ちかけた。


 今後、実務者レベルで具体的な構想を練る方針。連合の吉岡会長は「どういうものを目指すか、すりあわせる必要がある」とした。


 民主党が製造現場の派遣労働の原則禁止や最低賃金の引き上げなどの政策を掲げていることについて、協会側は「かなり注視している。産業界の意向にも耳を傾けて欲しい」(松浦会長)。今回の協議機関設置構想には、連合に民主とのパイプ役を果たして欲しいとの考えがにじむ。


 一方、連合は「民主と100%同じでなく、是々非々」(吉岡会長)としており、今回の構想にも「連合が間に入って政権与党と経営者側のパイプを取り持つということではない」。ただ、何らかの形で経営者側との接触は「有意義」との認識を見せている。



◇参院補選候補者 自民県連公募へ


 10月25日投開票の参院補選を巡り、自民党県連は14日、候補者を公募すると発表した。7月以降、党内に候補者の推薦要請をかけたが集まらなかった。参院選での県連の公募は初めて。


 小楠和男幹事長は「衆院選の大敗を受けて清新な人材を幅広く求める必要がある。公募で再生自民党を打ち出したい」と強調した。そのうえで今後、従来通り公明党や業界団体に対して選挙協力を求めていく考えを示した。


 申し込みは15〜19日必着。県連の選考委員会が面接審査などをして、29日の県連大会までに決める予定。


 また、新県連会長に8区選出の塩谷立衆院議員(59)が内定した。

1309名無しさん:2009/09/15(火) 21:11:23
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000909150005
民主新人 来賓デビュー
2009年09月15日


県商工会議所連合会の大会であいさつする中島隆利氏(中央)=8日、山鹿市

  民主党中心の連立政権が16日の特別国会で誕生する。民主、社民両党の県内新人議員3氏も初登院を控え、自民党支持だった業界団体も含む各団体にあいさつ回りするなど、政権を担う意欲を膨らませている。(具志堅直)


  3氏は、特別国会の召集が迫る中、ブレーン役の政策秘書や後援会活動を支える地元秘書を選び、支持者のあいさつ回りや陳情を受けた。


  連立協議に関する社民党常任幹事会出席で東京へ行っていた比例区九州ブロックの中島隆利氏(社民)はいったん地元の八代市に戻った。12日に旧坂本村議らから荒瀬ダム撤去の要望を受け「国への要望なら何でも言って下さい。私がつなぎます」と答えた。


  8日に山鹿市の八千代座であった県商工会議所連合会の役員議員大会。参加した約200人の県内企業経営者らは、見慣れない光景に目を丸くした。舞台前列に来賓として並んだのは民主、社民両党の新たな与党国会議員ら。例年、県選出国会議員に出席を求めているが、8日は自民党議員が両院議員総会で欠席し、代理の秘書らが後列に座った。政権交代を印象づける来賓席となった。


  熊本2区の福嶋健一郎氏(民主)は「今まで出席してきたのは労組の大会。勝手が違いますが」と戸惑いも盛り込んであいさつ。比例区九州ブロックの後藤英友氏(民主)は「地域経済の活性化をスピード感を持って対応します」とアピールした。


  社会党や社民党での地方政治歴31年の中島氏も集会後、「経済団体でのあいさつは初めて。身が引き締まるね」と笑顔。3氏は出席者に拍手で迎えられたが、互いにどう付き合っていくかはこれからの課題だ。副会長の吉永富二夫・八代商議所会頭は「新政権の全体像はまだ分からない。しばらくは様子見」と慎重な姿勢を崩さなかった。


  3氏は労組など主要支持団体の会合にも出席。熊本市交通局労組の5日の定期大会では「大きな仕事はできませんが、大きな声は出していきたい」(福嶋氏)と決意を表明した。同労組は全国の公営交通事業者でつくる「日本都市交通労組」傘下。民主党がマニフェストに掲げる高速道路無料化で影響も予想され、一緒に出席した民主党県連代表の松野信夫参院議員が「公共交通をいかに守るかが大事。一気に進めて混乱を起こしてはいけない」と、先輩議員として党の政策を補足し、労組側の立場を気遣った。

1310名無しさん:2009/09/15(火) 21:24:38
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009091502000233.html

新しい政治の入り口 議事堂 玄関の洗浄完了 特別国会、あす召集
2009年9月15日 夕刊

 特別国会を控えた国会議事堂の化粧直しが進んでいる。すべての作業を終えるのは年末になるが、議員が登院する正面玄関外壁の洗浄は既に完了。特別国会が召集される十六日には、衆院選を勝ち抜いてきた大量の民主党議員を迎える。まるで政権交代を予測していたかのようなリニューアルとなった。

 周囲に民主、自民、社民の党本部が集まる東京・永田町の国会議事堂は中央塔正面に向かって左側が衆議院、右側が参議院。正面側外壁の洗浄は一九三六年の建造完成以来、初めて。

 一階の外壁は灰色がかった山口県産の黒髪石、正面玄関と二、三階部分は薄いピンク色の広島県産尾立石を使用。「完成後、案内された地質学者が『これは石材博物館ではないか』と感嘆の声を上げた」(参院事務局)という。

 しかし、外壁は長年にわたる風雨や自動車の排ガスなどの影響で黒ずみ、スチール製の窓枠もさびによる腐食が進むなど「満身創痍(そうい)」状態だった。専用洗剤入りの水を高圧洗浄器で吹き付け、汚れを飛ばす作業が六月から行われているが、汚れが染み付いているため、一回では済まず手間がかかっている。窓枠は、気密性が高く高熱にも耐えられるアルミサッシに交換する。

 作業は衆参両院がそれぞれ同じ業者に発注し、衆院側は約二億三千万円、参院側は約二億一千万円の経費を二〇〇九年度予算に計上した。

 一方、十六日に首相指名選挙が行われる衆院本会議場でも一九七〇年以来の作業が進む。議長席を中心としたすり鉢型の議場に並ぶ四百八十の議席の布地張り替えだ。

 木製いすの背もたれやひじ掛け部分の擦り切れが激しいため議席をいったん取り外し絹の布地を丁寧に張っている。

 この作業は衆院解散後の八月から始まったが、特別国会開会までの完了は困難。新人議員は布地を張り終えたいすに座ることになるが、「当選回数の多いベテラン議員が座る後列席は古い布地のまま」(衆院事務局)という。

 国会議事堂は二〇年に起工式が行われ、約十七年の歳月を費やして完成。建築費は当時のお金で約二千八百万円、現在に換算すると約五百億円かかっている。

1311名無しさん:2009/09/16(水) 18:57:51
>亀井氏はさらに「郵政副大臣はうちの長谷川憲正(参院議員、旧郵政省出身)を取りたい。
>金融副大臣はそちらから」と注文を付けた。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090916ddm002010091000c.html

ドキュメント・政権交代:政権の重圧、鳩山氏実感
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 ◇「漏れたら代える」かん口令徹底
 「壮観であります」。15日午後5時、東京・ホテルニューオータニ。民主党の鳩山由紀夫代表が会場を見渡した後、ひと呼吸おいて力を込めると、400人を超える党の衆参国会議員からどよめきがわいた。

 「党務を預かる責任者として小沢一郎代表代行に幹事長にご就任いただきたい」。鳩山氏から紹介を受けた小沢氏は「職責をまっとうするよう全力を挙げる」と応じ、約40分にわたる総会を終え、組閣作業に乗り出した。

 鳩山氏が閣僚内定者に次々と電話をかけ始めたのは午後6時。だが、徹底した「かん口令」を敷いた。

 「外に漏れたら代わるかもしれないと申し上げた」。鳩山氏は内定通知作業を終えた午後10時、党本部で記者団に、内定者への個別の電話で念押ししたことを明らかにした。首相就任前が理由だが、内定通告を受けた中堅議員は「ポストは言うなと言われた」と口を閉ざした。報道機関もポストを確定させず入閣者名を続々と報じた。

 派閥領袖を通じて内定が通告されていた自民党政権とは様変わりした政権前夜の風景に、ある党幹部はこう漏らした。「鳩山さんは口が堅い。しゃべっちゃいけないことはしゃべらない。これが総理の重さか」

 鳩山氏周辺によると、14日夕、小沢氏と会談した鳩山氏は一部を除く閣僚名簿を提示し、小沢氏は異議をはさまなかった。小沢氏はこれを踏まえ党人事に着手したとみられ、「かん口令」は小沢氏への配慮もにじんだ。

   ◇  ◇

 政権発足前夜の15日は、自宅前で記者団に語った鳩山氏のこんな一言で始まった。9年連続200安打の大リーグ新記録を達成したイチロー選手を引用。「イチローのあの活躍すごいじゃないですか。見えるところだけじゃなくて、見えないところでも練習しているからこそ、いい成績を残せる。皆が学ぶべきことですよね」

 衆院選から2週間余。閣僚人事で沈思黙考した鳩山氏はイチロー選手に自身を重ね、「そういう思いで組閣もやりたいし、天下に恥じないいい仕事をやらなきゃいかんと思いますね」と語り、笑みを浮かべた。

 その後、役員会や常任幹事会に出席。会議の雰囲気について、次期官房長官に内定している平野博文役員室長は「明日から鳩山政権ができるなという高揚感にあふれているような気がした」と語った。

 ◇側近ら登用、国会人事も小沢色
 夜の組閣作業に先立ち、鳩山氏は午後1時前、連立合意した国民新党の亀井静香代表に電話で「内閣府郵政兼金融担当相」を提示し、内諾を得た。亀井氏はさらに「郵政副大臣はうちの長谷川憲正(参院議員、旧郵政省出身)を取りたい。金融副大臣はそちらから」と注文を付けた。「郵政だけでなく金融も取り上げてくれた」。亀井氏は同夜の会見で顔をほころばせ、鳩山氏に謝意を表した。

 この後、社民党の福島瑞穂党首にも電話で消費者・少子化などの担当相を打診。東京・日比谷野外音楽堂にいた福島氏は「鳩山内閣を支えて元気でがんばります」と応じた。

 社民党は厚生労働相か環境相を求めていたが、福島氏は同夜の会見で「消費者庁はきちっとした役所。初代担当相として大いに成果をあげたい」と歓迎する意向を示した。

   ◇  ◇

1312名無しさん:2009/09/16(水) 18:58:07
>>1311

 特別国会召集を16日に控え衆院各派協議会は15日、議長に横路孝弘前副議長(民主)、副議長に衛藤征士郎元防衛庁長官(自民)を提案することを確認。「横路議長」が正式に民主党から提示された場となった。

 この日、横路氏が正式に議長候補だと連絡を受け、松本剛明元政調会長の議院運営委員長、山岡賢次国対委員長(留任)も決まり、国会主要人事が出そろった。鳩山氏から国会人事の一任を受けた初の「小沢人事」だが、いずれも側近や、良好な関係にあり、「小沢色」が前面に出た。

 ◇騒ぎよそに「麻生内閣」淡々
 15日午前10時、首相官邸で政権最後の定例閣議に臨んだ麻生太郎首相。冒頭撮影では、閣僚一人一人を見渡し、顔をほころばせた。閣議決定は叙勲のみで8分間で終了。首相から政権運営を振り返る言葉は出なかった。

 「無味乾燥です」。舛添要一厚生労働相は記者会見で閣議の様子をこう語った。続く閣僚懇談会では河村建夫官房長官が「明日がいよいよ(辞表とりまとめの)最後の閣議だな」とつぶやき、寂りょう感が漂った。

 16日朝の臨時閣議で総辞職する麻生内閣。在任期間は358日で、現憲法下の歴代政権では7番目の短命内閣。在任丸1年まで7日間及ばなかった。

 河村長官は会見で「政権維持がいかに大変かをしみじみと感じている。政治は結果責任で、麻生内閣で政権交代という一つの歴史に遭遇せざるを得なかった」と淡々と振り返った。

 16日に麻生氏が退任会見した後、首相の座は鳩山氏に移る。だが、民主党から組閣手順などの連絡は官邸の事務方にはない。「引継書」を用意しているが、政府高官は「何も言ってこない。このまま何もないんですかね。これが本当の政権交代なんですな」とこぼした。

1313名無しさん:2009/09/16(水) 19:33:02
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000909150002

政権交代@宮崎 民主県連代表に聞く
2009年09月16日

 16日の国会の首相指名で、政権を担うことになる民主党。衆院選では県内でも、民主県連が推した無所属新顔が1区で初めて議席を獲得したほか、2区で公認候補が比例で復活当選し、県政界の勢力図を塗り替えた。県連代表の井上紀代子県議(62)に、来夏の参院選の対応や県連組織の強化など課題を聞いた。(聞き手・菊池文隆)
 ――これまで県内の衆参国会議員は1人を除き、自民は3人、対する民主を含む非自民は1人。今回の衆院選で非自民3人、自民2人と逆転しました。
 「宮崎で国会議員と言えば、すべて自民と思われるほど自民の基盤が厚い地域だった。『自民王国』と言われてきた宮崎の政治土壌を少しずつでも変えたかった。議員数が逆転したのは感慨深い」
 ――残る1人の国会議員は04年参院選で民主が支援した松下新平参院議員(改革クラブ)。松下氏は来年、改選を迎えます。
 「次の参院選で松下氏を推すことはない。改革クラブは参院で自民と統一会派を組むなど、私たちと相いれない」
 ――独自候補ですか。
 「衆院選の最中から『来年の参院選が政権交代の総仕上げ』と言ってきた。参院でも民主党が過半数を取ってこそ政権は安定する。そう説明してきた責任があるから、党公認の独自候補を立てる」
 「次の参院選は政権交代して1年後。政権への中間評価を受けるから風頼みの選挙はできない。態勢を整えるためにも、早い時期に候補を決めたい」
 ――独自候補を立てれば、無所属の統一候補を立てて共闘してきた社民党県連合との調整はどう図りますか。
 「社民も当然、候補を立てようとするはず。それは政党として当然。ただ、これまで社民とは連合宮崎を介して話し合ってきたが、今後は連立政権のパートナー。直接、話し合える。連携は一層強まると思う」
 ――国政では与党ですが、県内で地方議員は自民より圧倒的に少ない。地方議員数など県連をどう強化しますか。
 「それが一番、頭が痛い。今回の選挙中、支持団体の労組以外から各候補の陣営に集まってくれた支持者がいる。そういう人を党員や将来の地方議員にどう吸い上げるか。(非自民の)国会議員が増え、地元で活動する彼らの力を活用して、吸い上げたい」
 「(来年1月の宮崎市長選に宮崎市区選出の県議が出れば)2人の欠員が生じて県議補選がある。共倒れなんて考えず2議席とも取りに行き、議員を増やしたい」
 ――民主は麻生政権が編成した補正予算を元手にした基金の一部を凍結する方針を示しています。県も、この基金をもとにした補正予算を9月定例会に提案しています。
 「基本的には党本部の考え方に沿ってやりたい。ただ、具体的に議会の採決でどうするかは、会派で議論したい」

1314名無しさん:2009/09/16(水) 19:56:18
>――民主党との合流は。
>我々は基本的に小沢さんに近い立場。小沢さんが党代表だった07年の参院選後にも合流を検討したが、
>直後に自民との大連立騒動が起きて「もう少し様子を見よう」となったいきさつがある。
>その考えは今でも変わらないが、与党になった民主党に個人的に入ろうという人は認めてもいいのでは。
>新進石川は独立した議員の集合体だから、それぞれの判断で民主入りすることはあっても構わないと思う。
>現に民主党所属の議員もいる。いずれにせよ会派の結束には何の影響もない。

http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000000909160001

【政権交代】県政界キーパーソンに聞く:2
2009年09月16日

金原博・新進石川会長=県議会

◆与党とのパイプ活用◆
=新進石川・金原博会長(79)=
 総選挙で、県内3選挙区の民主候補を全面支援した県議会会派「新進石川」。自民党に次ぐ第2会派だが、民主党との太いパイプで県政のカギを握る存在に躍り出た。金原博会長(79)に県政界の変化や、民主党との今後の関係について聞いた。
 ――総選挙の総括を。
 1区と3区は選挙区を徹底的に歩く「どぶ板選挙」。2区の田中美絵子さんも細い体で自転車街宣を繰り返した。1区の奥田建さんをはじめとして、これからの課題は自前の後援会、民主党の組織を育てていくこと。(県議・市議の)議員団に頼る選挙を続けていては駄目だ。
 ――元建設官僚で自民党参院議員だった沓掛哲男氏=比例北陸信越ブロック=の擁立を主導して物議をかもした。
 小泉構造改革で一方的に公共事業を削られ、疲弊した地方に必要な事業を配分する仕事は重要だが、新人議員が動けるようになるには時間がかかる。政権交代後の石川県のため即戦力が必要だった。
 必要な公共事業と言えば、北陸新幹線も推進を明確に打ち出すため、選挙応援に来た鳩山由紀夫・民主党代表に私から頼んで、演説に特に追加してもらった。
 ――得票をみると自民党への支持も根強かった。
 自民党はこれまで与党の実績を強調できたが、これからはそうはいかない。自民党職域支部には県建設業協会など業界団体も加わっているが、野党になるわけだから。
 陳情も与党相手でなければ意味がない。官僚の逃げ足はそれこそ新幹線より速い。自民県議を会長に据えて省庁への陳情を行ってきた加賀・能登地区の開発促進協議会のあり方なども、民主党政権での予算編成を経るうちに変わっていくのではないか。我々は与党とのパイプをしっかり生かしていく。
 ――谷本正憲知事の5選支持をいち早く打ち出した。
 我々は谷本知事を初当選から支えてきた。県庁移転や能登空港などの難題をやり遂げた手腕を高く評価しており、新幹線開業にも不可欠だ。
 (2期目から相乗りする)自民党も引き続き谷本支持でというなら、こちらからケンカを仕掛けて対立をあおるようなことはしない。議会運営でも、自民党が過半数の議席を持っているし、極力話し合いながらやっていく。
 ――参院選の対応は。
 改選を迎える自民党の岡田直樹参院議員に対立候補を立てる。小沢さん(一郎・民主党幹事長)も10月ごろから参院選の準備に入るそうだ。候補の人選は民主党県連と協議して出来るだけ早く、できれば年内に決めたい。
 ――民主党との合流は。
 我々は基本的に小沢さんに近い立場。小沢さんが党代表だった07年の参院選後にも合流を検討したが、直後に自民との大連立騒動が起きて「もう少し様子を見よう」となったいきさつがある。
 その考えは今でも変わらないが、与党になった民主党に個人的に入ろうという人は認めてもいいのでは。新進石川は独立した議員の集合体だから、それぞれの判断で民主入りすることはあっても構わないと思う。現に民主党所属の議員もいる。いずれにせよ会派の結束には何の影響もない。

(聞き手・矢代正晶)

1315名無しさん:2009/09/16(水) 21:56:57
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009091600914

「新政権」・談話
◇まず自公政権の後始末を
 鈴木亘学習院大教授(社会保障論)の話 鳩山内閣で厚労相が長妻昭さんとなったのは順当な人事だろう。まずは自公政権時代の後始末をしっかりやらなければいけない。年金では国が想定する運用利回りや納付率などが実態と懸け離れていた。このままでは制度が崩壊するのに、国民に広く知らされていない。こうした問題は医療や介護、子育ての分野でも言える。これまで自公政権の圧力で表に出てこなかった事実をオープンにして、早急に議論する必要がある。時間的な余裕はないのだから、悠長に構えてはいけない。
◇公共事業中止で基準作りを
 五十嵐敬喜法政大教授(公共事業論)の話 八ツ場(やんば)ダムの中止をめぐって賛否両論あるが、問題なのはどういう場合に公共事業を中止するか、中止した場合の補償はどうするかについて議論がないことだ。公共事業を推進する法律はあるのに、中止する法律は一つもない。陳情によって大臣の腹一つで決まるのはいかがなものか。法治国家として、事業の継続・中止を判断する評価基準を定め、中止した場合のゼネコンや住民への補償についてもきちんと法制化すべきだ。国土交通相になった前原誠司さんは過去にそうした議員立法を提案しており、閣僚として積極的に推し進めてもらいたい。
◇個別政策では温度差も
 政治評論家の有馬晴海氏の話 民主党は社民党、国民新党との連立により参院での過半数を維持する必要があり、外交・防衛問題に関しては来年の参院選まであまり極端な政策が取れない。民主党内も「反自民」でまとまってはいるが、個別の政策では温度差がある。小沢一郎幹事長はもともとは保守で、自民党をつぶして新たな保守勢力をつくるのが長年の目的。2年前の自民との大連立工作は失敗に終わったが、今回は小沢チルドレンが増えたので、次期参院選の情勢次第ではさまざまな問題について議論のハードルを上げていき、チルドレンを引き連れて自民と連立を組み政界再編するということも考えられる。(2009/09/16-20:02)

1316名無しさん:2009/09/17(木) 20:05:13
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090917ddm002010047000c.html

ドキュメント・政権交代:鳩山氏「これからがすべて勝負」
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 「鳩山内閣」発足を控えた16日朝、民主党の鳩山由紀夫代表の表情は晴れ晴れとした表情を見せた。祖父一郎氏の首相就任から55年。「これからがすべて勝負だ」とまなじりを決し、東京・田園調布の自宅を出た。

 午後1時から首相指名選挙のある衆院本会議に臨んだ。「鳩山由紀夫君、327票」。午後2時50分、「鳩山首相」の誕生に議場は大きな拍手に包まれた。深々と頭を下げ、議場を去る民主党議員らに握手を求め、笑顔で送り出した。議場傍聴席で見守った幸夫人は「胸がいっぱいで涙が出てきた」と述べ、実弟の自民党の鳩山邦夫元総務相は「兄を刺激してきた者としてよかった」と語った。

 この後、国会内で各党をあいさつ回り。連立相手の社民党の福島瑞穂党首(消費者・少子化等担当相)は「愛のある政治をやっていきましょう」と声をかけ、国民新党の亀井静香代表(金融・郵政改革担当相)は記者団に「歴史的な責任を果たす運命にある。全力で支える」と強調した。

 午後4時過ぎに閣僚の呼び込みを開始。だが恒例の各閣僚の記者会見が始まったのは午後11時過ぎ。閣僚名簿発表後、官僚抜きの打ち合わせを優先させ、各省庁の職員と接触を禁じた。「政治主導」の新たな演出は、官僚が用意した書面を読み上げる従来の「慣例」をやめ「脱官僚」を印象付ける狙いだった。

 ◇みんなの党、鳩山氏へ−−自民「結束」119票
 鳩山首相が決まった16日の衆院本会議。終了後、各党から期待が相次いだ。指名選挙では与党会派に加え、民主党に秋波を送ってきた「みんなの党」の5人もそろって鳩山氏に投票。渡辺喜美代表は「政権交代を標榜(ひょうぼう)してきた公約を実行するため鳩山さんに入れた」と胸を張った。

 勝敗を度外視して麻生太郎首相の代役に若林正俊党両院議員総会長を立てた自民党。獲得票は議席数と同じ119票。結果発表の瞬間、懸念された「造反」がなかったことに議場がどよめいた。

 参院本会議では、白票の山東昭子副議長と欠席1人を除く84人が若林氏に投票、面目を保った。若林氏は「ほっとしている。私も務めを果たしたという思いがある」と言い残して国会を後にした。

 連立政権下で自民党総裁らに投じてきた公明党は山口那津男代表に投票した。新党平和時を除き自党の党首に投票したのは91年の石田幸四郎委員長以来18年ぶり。自公連立の終えんを印象付けた。野党・自民党の細田博之幹事長は記者団に「政府が舵(かじ)取りを正しくやってもらいたい。問題があれば国会の場で追及する」と述べたが、山口氏は「政策の方向性が同じなら(民主党への)協力を否定しない」と表明した。

 首相指名選挙後、国会内控室で鳩山氏の来訪を受けた共産党の志位和夫委員長は「協力できることができるだけ多いことを願っている、と言いました」と記者団に披露、「健全野党」の立場を強調した。

 ◇参院優遇「小沢・輿石色」−−野田氏は入閣見送り
 「おめでたい日ですが、政権を維持して民主党の政策を実現するには日常活動と有権者との信頼関係が必要だ。選挙こそが民主主義だ」。16日午後3時ごろ、民主党の小沢一郎幹事長が党本部で新人議員に奮起を促した。

 小沢氏が迎える次なる課題は来年夏の参院選での勝利と単独過半数獲得。参院からの「3人入閣」は参院選向けのシフトだが、「三つはびっくりした」と参院の中堅有力議員も驚きを隠さなかった。

 直嶋正行、千葉景子、北沢俊美の3氏はいずれも来年改選組で選挙対策の色合いも濃い。これをけん引したのは小沢氏に近い輿石東参院議員会長。参院から「二つ以上」を公然と求め「満額回答」を引き出した。

 千葉氏の登用は同じ旧社会党出身の輿石氏への配慮ともいわれ、「輿石色だ」との声も漏れる。

 輿石氏は16日午前の参院議員総会で上機嫌で語った。「10カ月後の参院選につなげ、政権交代から安定政権へとしていきたい」

 悲哀を味わった議員もいる。中堅の野田佳彦幹事長代理を支持するグループは約30人で中規模勢力。野田氏は最終的に副財務相に就任することになったが、期待した入閣は見送られ、禍根は残った。

 同グループからは小沢氏にも近い松本剛明元政調会長が15日、衆院議運委員長に決まったが、松本氏は同夜まで周辺に「おれはやりたくない」と漏らしていたという。

 5月の代表選で野田氏は岡田克也元代表を推したが、松本氏は小沢氏が推す鳩山氏支持に回っており、小沢氏が「一本釣り」したとの印象があるためだ。小沢氏に距離を置く議員は「代表選で岡田氏を応援した人は露骨に外された。小沢色の強い人事」と憤った。

1317名無しさん:2009/09/17(木) 20:06:02
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090918k0000m010039000c.html
会派控室:参院も入れ替え決着へ
 民主、自民両党の参院幹事長、国対委員長は17日、国会内で会談し、会派控室の入れ替えについて来月に予定される臨時国会冒頭の議院運営委員会で、決着を図ると申し合わせた。衆院自民党は先月末の衆院選での与野党逆転を受け、国会議事堂2階正面側の控室の明け渡しに応じた。

毎日新聞 2009年9月17日 19時35分

1318名無しさん:2009/09/17(木) 20:43:03
http://www.asahi.com/politics/update/0917/TKY200909160431.html

民主「公約実現に」参院委員長ポスト要求 自民は反発2009年9月17日0時20分
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 参院の委員長ポストの配分をめぐり、民主、自民両党が衝突している。民主党は「公約実現には円滑な審議が欠かせない」として、予算など3委員長を要求。自民党は予算委員長を譲ったが、残りについては「参院選と関係ない時期の交代は不自然だ」と反発し、特別国会での決着は見送りとなった。

 民主党は予算委員長を得る代わり、党首討論を運営する国家基本政策委員長を渡すことで自民党と合意。ここまでは16日の参院本会議で決まったが、民主党はさらに内閣、文教科学を要求する。国家戦略局など政治主導の仕組みづくりや、日教組出身の輿石東参院議員会長が意欲を見せる教員免許更新制の「抜本的な見直し」のためなどの法案審議が念頭にある。

 自民党にとっては、民主党政権の「目玉法案」で論戦を挑み、政権奪回をアピールする足がかりとなる委員長ポストは失いたくない。10月にも始まる臨時国会での本格論戦に向けて、せめぎ合いが続きそうだ。

1319名無しさん:2009/09/17(木) 21:56:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091700648

控室割り当て、ルール作成へ=参院
 民主、自民両党は17日、国会内で参院幹事長・国対委員長会談を開き、国会内の議員控室の割り当てに関するルールを作成することで合意した。他党にも呼び掛けて、10月に召集される見通しの臨時国会冒頭での決定を目指す。
 各会派の控室の面積はそれぞれの所属議員数に応じて決まるが、どの部屋を使うかは会派間の話し合いに委ねられている。民主党は2007年の参院選で第1党になった後、自民党が長年使ってきた国会正面側の控室を明け渡すよう求めたが、同党は「ルールがない」として拒否している。(2009/09/17-15:44)

1320名無しさん:2009/09/19(土) 08:43:52
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090919ddm002010121000c.html

ドキュメント・政権交代:自民総裁選/「人材バッティング」
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 ◇自民総裁選 若手分断で「異端児」つぶし
 党再生へのスタートとなる自民党総裁選が18日告示された。西村康稔前外務政務官(46)、河野太郎元副法相(46)、谷垣禎一元財務相(64)。3候補は午後4時半、党本部でそろって記者会見に臨んだ。

 淡々と進んだ会見の雰囲気が河野氏の一言でがらりと変わった。「森喜朗さん(元首相、町村派相談役)に派閥を解消すべきだと言って、派閥を解消するでしょうか。絶対しない。派閥が果たす役割は『河野総裁』のもとでは何もない」

 河野氏はさらにエスカレートさせた。「何人かの派閥の領袖が私の推薦人に『河野の推薦人には絶対なるな』と電話をかけてきた。まったく懲りてない」と暴露。緊張の度が一気に高まった。

 これには伏線があった。同じ若手の西村氏を後押ししたのが同氏が所属した町村派重鎮の森氏だったからだ。

 7日夜、森氏から電話で「優秀な若手は出た方がいい」と促された西村氏は翌日、「派閥横断型で、中堅・若手の力でやってみます」と返答。しかし、20人の推薦人集めが進まず、最後に静観していた同派会長の町村信孝元官房長官が支援に乗り出した。

 一方、会見に先立つ18日午前、党本部で開かれた谷垣氏の出陣式には、派閥領袖の古賀誠元幹事長、伊吹文明元幹事長、高村正彦元外相、二階俊博前経済産業相が顔をそろえた。他陣営からは「国会議員の票はすでにがちがちに固まっている。1位は谷垣氏」との声が漏れるほどだ。

 歯に衣(きぬ)着せないもの言いは河野氏の持ち味だが、一方で、妥協を許さない姿勢が、党内で異端児扱いされてきた。それが、ベテランの谷垣氏に対抗し、世代交代を求める中堅・若手議員が一本化できなかった一因でもある。河野氏の推薦人の山本一太参院議員は「党の内部に河野太郎を勝たせちゃいけないというムードがあって、若手を分断する作戦で(西村氏を)出してきたという見方もある」と語る。

 ◇「人材バッティング」 副大臣人事ずさん調整
 実務派をそろえた18日の副大臣人事。だが、決定に至る経過は混乱を極め、人事調整のずさんさが露呈した。

 「社民党の辻元清美衆院議員と馬淵澄夫衆院議員(民主)に副大臣をお願いすることで内定した」

 午前11時15分ごろ、記者会見した前原誠司国土交通相は国交省の副大臣人事を発表。首相官邸から辻元氏の副大臣起用の打診があり、「共にやらせてほしい」と受け入れた経緯まで明かした。前原氏は、社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相も閣議で署名した副大臣人事を発表しただけだが、福島氏は記者会見で辻元氏について「調整中で確定ではない」との認識を示し、食い違いを見せた。

 慌てたのは党国対委員長に就任したばかりの辻元氏。「副大臣は受けない」と民主党幹部に通告し、社民党も重野安正幹事長らが差し替えを協議したが、党首の閣議での署名を覆すのは困難と判断、辻元氏を説得した。

 重野氏は副大臣候補に辻元氏ではない人物を首相官邸に推薦していたが、これが聞き入れられず、国対委員長も「空席」に。平野博文官房長官は夕方の会見で「副大臣は閣議了解をいただいている」とにべもなく語った。

 民主党では小沢一郎幹事長から国会人事を任された山岡賢次国対委員長と、平野氏が綱引きを演じた。先手を打ったのは山岡氏。閣僚が認証式など多忙を極めた16日夜、国対役員を国会に集め副大臣や政務官の打診を受けていない議員を次々に委員長や理事に起用、17日午前には記者発表して既成事実化した。平野氏らは山岡氏に一部委員長内定者らの副大臣への差し替えを求めて直談判したが「すでに発表した」と門前払いされ、政府人事の選択肢は狭められた。

 政府内では人の奪い合いもあった。関係者によると、安保政策通の民主党の長島昭久衆院議員は16日に副防衛相の打診を受けたが、すでに外務政務官の要請を受けていたためやむなく断った。

 その後「防衛政務官でどうか」との声があがり、18日未明に最終的に防衛政務官を官邸から言い渡されたという。同僚議員は「官邸が最初から総合調整していれば副大臣になれる人が(格下の)政務官になることはなかった」とため息をついた。

 平野氏は18日夕の会見で「人材がバッティングしたため調整があったが、良い調整だ」と釈明したが、ある中堅議員は「自民党が築き上げてきたシステムから学ぶべきでは」と苦笑まじりに語った。

1321名無しさん:2009/09/19(土) 08:46:05
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090918ddm002010040000c.html

ドキュメント・政権交代:鳩山政権、海外でも高い期待
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 ◇温室ガス25%削減/東アジア共同体/日米同盟
 毎日新聞の世論調査で歴代2位(77%)の高支持率で滑り出した鳩山政権。海外でも歓迎する向きは強い。

 「日本は京都(議定書)をスタートさせ、ポスト京都を主導してきた国だ。自由と人権尊重の価値観を共有する日本とEU(欧州連合)が緊密に協力できれば素晴らしい」。EUのバローゾ欧州委員長は16日の記者会見で、鳩山政権が温室効果ガス削減の中期目標を25%(EUは30%)と掲げていることを評価。鳩山由紀夫首相にあてた親書でも「日EUの戦略的な関係を拡大、深化させるために力を合わせたい」とエールを送った。

 欧州では鳩山政権の野心的な地球温暖化対策への関心が高い。日本を取り込み「日欧連合」で国際舞台での議論をリードしたいとの思惑がある。ドイツのシュタインマイヤー外相も16日、岡田克也外相に祝辞を送り「テクノロジーの主導国である日独が集中的に協力すれば、気候問題解決への期待は、はっきりと高まる」と呼びかけた。

 日本の役割への期待の声は第三世界の国々からもあがる。来日中の南アフリカのファンスカルクビック観光相は17日、「途上国の立場から先進国に訴えても長年賛同してくれなかった数値約束で、感銘を受けた。日本は(温暖化対策での)ゲーム・チェンジャー(ルールを変えて局面展開できる人)になりうる」と評価した。

   ◇  ◇

 鳩山首相が提唱している「東アジア共同体構想」を注目するアジア。中国外務省の姜瑜副報道局長は17日、「中国側は日本を含む東アジア各国と協力を深化させ、共同体の目標に向かってまい進していく」と表明した。

 韓国では、17日付の中央日報が論説委員のコラムで東アジア共同体に触れ、日本と中国をつなぐ「連結軸」の役割を韓国が果たせば動いていく、と事務局を韓国に置くよう提案、鳩山氏を「哲学を持った政治家」と論評した。首相と閣僚計18人のうち10人が日韓議員連盟に所属することから「親韓内閣」(17日付朝鮮日報)との表現も使われている。

   ◇  ◇

 鳩山氏の論文が一時「反米的」と報じられた米国。オバマ米大統領が23日、ニューヨークで鳩山首相を迎えるのを前に、主要メディアは、やや軌道修正し、鳩山政権が日米同盟重視の姿勢を明確にしているとの論調を伝え始めた。

 ワシントン・ポスト紙(電子版)は、鳩山首相が、日米同盟の包括的な見直しを検討する考えを記者会見で示したと伝えたうえで、「ここ数日の民主党の主張は穏やかになってきており、米国との関係が重要であり続けることは再確認されている」と報じた。【ブリュッセル福島良典、ベルリン小谷守彦、北京・浦松丈二、ソウル西脇真一、ワシントン古本陽荘】

1322名無しさん:2009/09/20(日) 01:22:06
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000380908220001

【09 政権選択 ながさき】


共産・社民 埋没を警戒
2009年08月22日

 今回の総選挙で共産は県内での候補者擁立を1区のみに絞り、社民は小選挙区での候補擁立を断念した。二大政党制を見据えた政権選択選挙とも言われる中で、両党とも埋没を恐れ、存在感を示そうと懸命だ。


 ◇小選挙区擁立断念の社民
  支持拡大に妙案なし


 公示日の18日、佐世保市の公園であった4区の民主元職の出陣式で、社民県連合の吉村庄二代表は「今まで社会的弱者に厳しかった自公政権に代え、国民、県民のための政治を取り戻すためにも、当選を皆さんにお願いしたい」と訴えた。


 4区は、旧社会党時代に石橋政嗣・元委員長が12回連続当選を果たすなど、社民の重要拠点だった。昨春まで候補擁立を検討したが、「適任者が見つからない」と断念し、民主元職の支援に回った。


 長年の支援母体だった労組は、単組単位では社民支持でも、上部団体は大半が民主支持へと変わってきた。組合員数の減少もあり、組織力の衰退は否めない。


 社民が県内の小選挙区に候補者を擁立しないのは、96年に1、4区の立候補予定者が結党されたばかりの旧民主党に移籍したために断念して以来となった。


 原爆忌の9日、長崎市内で記者会見した福島瑞穂党首は「民主党ばかりが勝ってまともな政治になるのか。社民党がなければどうなるのかと訴えていく」と強調した。だが、「小選挙区に候補を立てず、比例区への支持拡大をどうはかるのか」と問われると、「ポスター張りや、ミニ集会、地方自治体の議員の皆さんに頑張っていただいて・・・」と答えるにとどまった。


 ある労組関係者は「組合員の気持ちの問題もある。自前の候補も出さず、運動量を前回並みに保つのは無理だ」。佐世保市での民主元職の朝の辻立ちには6月から公示前まで週1回、社民市議が一緒に立っていた。だが、市議は「手を振ってくれる人は多いが、どこまで社民への支持に結びついてくれるだろうか」。


 ◇1区のみに候補者の共産
  政権の歯止め役強調


 1区の共産新顔は公示日の18日、長崎市中心部の鉄橋での第一声で「民主党中心の政権になった時は、国民のためになることなら賛成する」と訴えた。半面、こうも話した。「民主党政権が消費税を上げようとしたり、憲法9条を変えようとしたりした時には、歯止めの役を共産党に担わせてください」


 共産は前々回(03年)は県内全4区に候補者を立てたが、前回(05年)は1、2区に絞り、今回は1区のみになった。全国でも小選挙区での候補者を絞っている。山下満昭・県委員長は「比例を重点に議席を増やすのが基本的な戦い方」と説明する。


 前回選からの4年間で、派遣切りが社会問題化し、党員だった小林多喜二の「蟹工船」がブームとなった。山下委員長は「党に寄せられる生活相談や入党は増えている。都議選でも議席は減ったが総得票は増えた」と自信も見せる。「民主中心の政権のなかで『建設的野党』の役割を果たせるのは我々だ。候補者を立てない選挙区では『比例は共産』と訴える」と話す。1区の新顔も比例九州ブロックにも重複立候補しており、県内全域を回っている。

1323名無しさん:2009/09/20(日) 01:23:38
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/133.html

■共産、社民「独自色」で埋没回避へ 与野党逆転に必要

 政権選択が最大の焦点となっている衆院選で比例区中心の戦いを進める共産、社民の両党が独自色を打ち出そうと躍起になっている。自公政権の打倒という至上命題を共有しながらも民主党の独り勝ちへの不安が消えない両党。二大政党の争いの中で埋没への危機感を強めている。

■演説会盛況

 11日夜、長崎市内で開かれた公示前最後となる共産の演説会は用意したいすが足りないほどの盛況だった。1区から立候補予定の新人、渕瀬栄子氏(53)が「誰もが安心して暮らせる社会を築いていこう」と呼び掛けると会場から大きな拍手が沸いた。

 県内の党員数は今年に入り約100人増加し、約3千人になった。雇用問題や社会保障に関する1カ月当たりの相談も2倍に増加。党県委員会の山下満昭委員長は「党に対する期待を感じる」と手応えを話す。

 共産は今回「小選挙区では民主に勝てない」(山下委員長)と小選挙区制の導入以来初めて選挙区候補者を1人に絞り、比例区中心とした戦術を描く。比例は前回の1議席から2議席に、県内の票数は約1万5千票増の5万5千票の確保を目指す。しかし政権交代に期待する党員も多く、どこまで反自民票の受け皿になれるか流動的だ。

■内情は複雑

 「社民党がいなければ参議院では与野党逆転できない。民主党と別に、社民党がいることが政治の場で必要と確信している」−。

 長崎原爆の日の9日。長崎市内で開いた社民党の総決起大会。福島瑞穂党首は支持者を前に、党の存在意義をアピールした。

 社民も今回初めて県内の小選挙区に候補者を擁立せず、比例区を主戦場とする。前回より1万票以上多い7万票を目標に掲げ、雇用や社会保障など生活重視の政策と、憲法改正阻止など平和問題の2本柱を主張。しかし自民と民主の対決に注目が集まる上、支持基盤の労働組合員も減っており危機感が漂う。

 政権交代を実現するため、県内の選挙区では民主の公認候補を支援するが、過去の選挙をめぐるわだかまりもあり内情は複雑だ。関係者は「純粋に支援できるのは(2区の新人)福田衣里子氏ぐらい」と明かす。

■募る危機感

 両党の関係者に危機感を抱かせているのが7月の東京都議選の結果だ。麻生政権への批判を追い風に民主は第1党となる大躍進を遂げたが、共産は改選前より議席を約半分に減らし、社民は議席を獲得できなかった。

 政権交代すれば社民は連立政権入りが確実視され、共産も建設的野党を宣言している。社民県連の吉村庄二代表は「今は政権交代が優先。民主と連立を組むことになれば、きちんと意見を言わせてもらう」と強調。共産県委員会の山下委員長も「民主党の主張にはブレがあり不安を持つ人は多い。後期高齢者医療制度の廃止などの推進役や、消費税増税や憲法改正などの阻止する防波堤になる」と存在感をアピールする。

■地道な活動

 宗教法人「幸福の科学」を支持母体とする幸福実現党は、長崎1〜4区に候補者を立て消費税や相続税の全廃と、防衛権を明記した憲法9条の改正を訴える独自の戦いを進める。県本部代表で長崎1区から出馬予定の新人、江田耕一氏(51)は、200回を超えた街頭演説やビラ配布など地道な活動で支持拡大を狙う。



2009年8月13日長崎新聞掲載

1324名無しさん:2009/09/20(日) 01:27:49
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Namiki/2142/note12_shamin.htm
2008年11月14日・「社民県連、次期衆院選へ選対発足 比例2万4000票以上目標」 比例代表で、前回衆院選で得た2万4000票以上の獲得を目標に掲げ、政策協定を結んでいる山梨3選挙区の民主党公認候補全員の当選を目指すことも確認した。(山梨日日新聞)

1325名無しさん:2009/09/20(日) 01:29:06
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/08/28/17.html

2009年08月28日(金)
県内各党、比例票上積みに躍起
自民、民主「第一党」へしのぎ


 衆院選は最終盤に入り、山梨県内各政党が比例代表票の上積みに向け、支持拡大を図っている。選挙区と比例代表の重複候補を擁立した自民、民主両党は、選挙区と連動した運動を展開。「比例第1党」獲得に向け、しのぎを削っている。公明、共産、社民の各党も前回衆院選(2005年)を上回る得票に向け、浸透を目指している。
 自民党は1区の赤池誠章、3区の小野次郎両候補が、他の選挙区候補と同列の1位で比例南関東ブロックに重複立候補。前回衆院選は約19万3千票を獲得し、比例第1党になっており、県連の前島茂松会長代行は「前回並みの得票を目指す」と強調する。ただ、党への逆風がやまない中、「小泉旋風」に後押しされた前回並みの得票は高いハードルになりそう。さらに、長崎幸太郎候補の無所属出馬で、山梨2区が自民分裂選挙となったため、「比例票への影響は避けられない」との見方が強い。
 民主党は1区・小沢鋭仁、2区・坂口岳洋、3区・後藤斎の3候補が他の選挙区候補と同列1位で重複立候補。同党への「追い風」を踏まえ、県連は比例票の獲得目標について、前回(約15万3千票)を大きく上回る23万票に設定。樋口雄一幹事長は「現状で目標は十分達成可能な数字」とし、比例第1党の奪還に自信を見せる。
 公明党は県本部事務長の久保田雅昭候補が比例名簿単独5位に登載。県本部は当初、前回(約6万1千票)とほぼ同じ6万2千票を目標に掲げたが、「情勢分析の結果、南関東ブロックの3議席維持には県内で7万票が必要になる」(秋山雅司代表)とし、票の掘り起こしに躍起になっている。
 共産党は1区の遠藤昭子候補が他の小選挙区候補とともに3位で重複立候補。前回は3万2千票を獲得したが、「4万2千票以上」を目標に据えた。同党は2、3区への候補者擁立を見送ったが、遠藤候補が選挙区外の2、3区でも、比例候補として遊説することで支持拡大を図っている。
 社民党は前回より6千票近く上乗せし、3万票以上の獲得が目標。県連の中込孝文代表は「情勢は厳しいが、民主党を中心とした連立政権が実現した場合、護憲など社民党が果たす役割を訴えながら目標を達成したい」としている。

1326名無しさん:2009/09/20(日) 09:54:13
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090920t41001.htm
衆院選 秋田2区の共闘崩壊 民主に謝罪要求へ 社民秋田県連
 社民党秋田県連の佐々木長秀副代表は19日、衆院選の秋田2区で、同党公認候補の山本喜代宏氏(53)を民主党が推薦したにもかかわらず同党県連の一部が無所属候補の支援に回り、共闘が崩壊したことについて、民主党側に謝罪を求める考えを明らかにした。同日、秋田市で開いた常任幹事会後の取材に答えた。

 山本氏は、事実上の民主党系候補として当選した無所属の川口博氏(62)に約7万票差で敗北。川口氏は既に衆院の民主党会派に所属、民主党県連も今月5日、入党を認めている。

 佐々木副代表は、民主党側の対応について「不信感が大きい」と批判。連合秋田を含めた3者共闘についても「民主党が非を認め、信頼を取り戻す努力をしなければ、今後は難しいのではないか」と述べた。

 2004年の参院選で民主、社民両党と連合秋田が推薦し、当選した無所属の鈴木陽悦氏(60)が民主党入りを希望していることについては「共闘の象徴として頑張ってもらってきた。入党は慎重に考えてほしい」との見解を示した。



2009年09月20日日曜日

1327名無しさん:2009/09/20(日) 15:03:49
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.806509.article.html

社民県連新代表に牛嶋博明氏

 社民党県連は2日、佐賀市の自治労会館で第14回定期大会を開き、新代表に同県連副代表の牛嶋博明氏(66)=鳥栖市=が就任する新役員体制を決めた。代表の柴田久寛氏は特別常任幹事に退く。

 牛嶋氏は、国鉄機関士、鳥栖市議4期を経て、現在鳥栖総支部代表、県議(4期)。就任後の取材に対し、「格差社会是正や平和の問題など課題は山積している。当面は衆院選での与野党逆転を果たすため、住民目線で何をすべきか考え、活動していきたい」と述べた。

 定期大会では昨夏の参院選総括、格差拡大の是正や雇用確保など2008年度の運動方針などを承認。年内にも予想される総選挙については、労働者や市民との連携を強めることを確認した。

 今回の定期大会には民主党議員が初めて来賓として出席。原口一博、大串博志の両衆院議員が「与野党逆転を」とあいさつ、協力体制を確認した。

 代表を退く柴田氏は、旧社会党県本部書記長、県議1期などを経て1996年から幹事長、2003年から約5年間、県連代表を務めた。

【写真】新代表に決まり、あいさつする牛嶋氏=佐賀市の自治労会館
2008年03月03日更新

1328名無しさん:2009/09/20(日) 15:15:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090228/stt0902281929006-n1.htm

衆院選後の政権参加に「異論」社民が全国代表者会議
2009.2.28 19:28

このニュースのトピックス:自民党
 社民党は28日、次期衆院選に向けた活動方針を議論する全国代表者会議を党本部で開いた。出席者からは、衆院で与党が敗北した場合の民主党中心政権への参加について「安全保障政策で民主党とは明らかに考え方が違う」「閣外協力にとどめるべきだ」などと慎重な意見が相次いだ。

 福島瑞穂党首はあいさつで「麻生政権は国民の支持を完全に失った。自民党内での政権たらい回しを許してはいけない」と政権交代の必要性を訴えたが、民主党に対する地方組織での警戒感が浮き彫りになった。

 会議では自民、民主の2大政党対決への埋没を懸念し、衆院選前の政権協議は避けるべきだとの意見が続出。ただ一部には「政権交代のため民主、国民新両党と共通の選挙公約を示すべきだ」との声も出た。重野安正幹事長は「大所高所からの議論で結論を出したい」と答えるにとどめた。

 会議では、ソマリア沖海賊対策での自衛隊派遣に「憲法に違反し、自衛隊の恒久派兵につながる」と反対する姿勢を表明。雇用問題への取り組み強化も確認した。


http://blogs.yahoo.co.jp/sozialdemokrat_kiefer/57982860.html

民主との連立、慎重論相次ぐ=衆院選で「埋没」警戒−社民代表者会議
社民党が28日に開いた全国代表者会議では、衆院選後の政権交代が現実味を増す中、民主党との連立政権に前向きと取れる言動を控えるよう執行部に求める意見が相次いだ。社民党の存在感が薄れ、選挙で苦戦を強いられるとの懸念があるためだ。
 会議では、「選挙前から連立に参加する、しないの議論はやめてほしい」(広島県連)などの意見が続出。選挙後の対応に関しても「せいぜい閣外協力くらいだ」(宮崎県連)と、連立政権への参加そのものに否定的な意見も出た。渕上貞雄副党首は「歴史的経過を持った問題なので、慎重の上にも慎重に扱わないといけない」と答弁した。
 社民党には、旧社会党時代の「自社さ」政権下で、「違憲」と主張してきた自衛隊を「合憲」と認めるなどの政策転換を余儀なくされ、党の衰退を招いたという「トラウマ」がある。外交・安保で主張が異なる民主党と政権を安易に共有すれば、「またしても党が埋没してしまう」との危機感が強い。
 ただ、衆院選で与党が過半数に達しなければ、「民主党政権」に参加するかどうかの判断は、待ったなしの課題となる。党幹部の1人は「選挙前に連立に向けた課題をきちんと整理しておかないと混乱する」と指摘する。
 社民党は2月上旬の常任幹事会で、連立参加に向けた議論を始めることを確認したが、具体的な協議はまだ行われていない。会議後に記者会見した重野安正幹事長が「議論はしなきゃいけないが、公表するかは別だ」と述べるなど、執行部は神経質になっている。(了)時事ドットコム(2009/02/28-20:54)

1329名無しさん:2009/09/20(日) 15:16:04
>>1328
福島ブログより


http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-1217.html
社民党で、全国代表者会議を開く
2009 / 03 / 01 ( Sun )
2月28日(土)
 「みのもんたのサタずばっ!」に出る。

 今日は、社民党の全国代表者会議。
 社民党は、2年に一回、党大会を開く。
 今年は、代表者会議。
 代表者会議は、大会に準ずる大事な機関である。
 
 党首として、挨拶をする。
 幹事長が幹事長報告をする。
 
 全国代表者会議とは、全国の47都道府県の代表者の人たちが、集まって、質疑・意見表明をする重要な会議である。

 今回の会議は、衆議院選挙勝利にむけて、心をひとつにして、がんばろうという会議である。
 どうやって目標である2桁代の当選者を出すのか、白熱した議論になる。
 また、小選挙区での勝利と同時にどうやって比例票を出すのかという議論も続く。

 前半は6名、後半は8名のそれぞれのブロックから、質問と異論表明が続いた。
 社民党が大事で、平和と社会民主主義観点から、どんなことがあっても残さなくてはならなくて、どうやって増やしていくかという熱意にみんなあふれていた。また、それぞれの県の真摯な取り組みの報告にも胸が熱くなった。

 選挙後の連立についても、積極的な意見から、慎重な意見、反対意見が出る。
 それも良かった。

 いろんな意見が出るのは、当然。
 社民党が必要で゛、その社民党で、政策を実現をしようとするからこそ、意見が出る。
 とにかく前向きで、生産的な議論だったので、わたしは、いろんな意見にとてつもなく励まされた。

 税金を国民のために使うこと、税金を国民の教育や社会保障や医療、福祉に使うこと、安心して、子どもを生み、育て、年をとることができる社会を作ること、女性も男性も生き生きいろんな可能性が追求できる社会をつくること、それは、今、本当に必要である。

 平和と社会民主主義の実現こそ、未来を切り開いていくキーワードである。

 国会の政局的な議論ばかりとは違った様々な意見表明。
 お互いに何を大事に思い、がんばっているのかという確認もできて良かった。
 
 
14 : 14 : 45 | これだけは言いたい! | page top↑

1330名無しさん:2009/09/20(日) 19:03:05
>>1288-1289

http://blog.goo.ne.jp/sdpj_2007/e/6cbf1d46c456b7708b1889195fb21fae
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20071113-02-0202.html
小沢さんは社民党に“愛の手” (2007/11/13)

小沢代表が民主党支持組織の自治労、日教組という両大単産と会談し、ある「提案」を行っていたことはほとんど知られていない。
自治労、日教組関係者によると、その会談はなんと、1回目の党首会談の前日(10月29日)に行われた。労組側からは両単産の委員長、書記長、そして連合政治センターの幹部、民主党からは小沢氏と輿石東代表代行(山梨県教組出身)が出席した。会談の目的は同党が「社民党との間で進める選挙協力について、両単産に調整役を務めてもらおう」というものだった。

自治労関係者が言う。
「社民党の民主党への合流話と、それへの後押しの依頼です。小沢代表は『社民党職員のみなさんの雇用も民主党として面倒をみたい』と申し入れした」

社民党側に合流話を仕掛けた小沢氏の真意は不明のままだが、大連立が成立すれば、
「反対派は民主党を離党し、衆院選に突入すれば、反自民の受け皿として100人規模の新党ができあがる。社民党も受け皿の一つになるかもしれない」(民主党幹部)
とみる向きもある。

http://www.amakiblog.com/archives/2007/11/14/#000587
  護憲が売り物の社民党はどうした。そう思っていたら、読売ウィークリーの11月25日号に興味深い記事を見つけた。一回目の党首会談が行われた10月30日の前日、つまり10月29日に、小沢代表と輿石代表代行(山梨県教組出身)が自治労や日教組関係者と会談をし、社民党との選挙協力についてこれら組織に調整役を頼んでいたというのだ。そしてその中で小沢代表は社民党の民主党への合流話を持ちかけていたというのだ。党勢が衰退の一途をたどる社民党も、民主党と社民党の間で支持組織が股裂き状態の自治労や日教組も、本音ではこの合流話にまんざらではないという。なんという裏切り行為であろうか。

1332名無しさん:2009/09/20(日) 19:36:57
http://junpei-h.at.webry.info/200803/article_1.html

社民党青森県政策委員会スタート
<< 作成日時 : 2008/03/22 18:25 >>

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2月29日、懸案であった社民党青森県連合第1回政策審議委員会を開催し、党宮城県連合幹事長の岸田清実さんを講師に迎え、党宮城県連合の政策活動について学んだ。
 宮城県連合では、1992年(社会党時代)に「林業政策」での委員会を立ち上げた。
 それをはじめた問題意識は、1989年に連合が発足するその道程の中で、党と労組とのの関係を(信頼)をどう強化するのか、党の姿が見える活動をどう広め、「やっぱり社民党」という確信を作るか―そういう問題意識を早々に打ち出し、「宮城県護憲平和センター」(反戦平和・護憲・原水禁の一体化)を1985年発足、1997年「社民党再生の課題」パンフを発行しました。
 宮城で特にうまくいったのは、「交通・運輸政策委員会」でした。この委員会の構成は都市交・国労ロ・運輸労連・全自交・私鉄これに党の議員が加わわりました。
 「駐車違反の民間委託」が行われて以降、特に規制が厳しくなった・荷裁きができない、タクシーも客待ちできない・・・・等々各企業も業務に大きな支障が生じ、切実な叫びが出ました。そこで、県議を通じて県警との間で交通問題の学習会を開いた。
 道路に関係する各労組と運輸労連傘下の各単組、それに党所属議員が参加し、「仙台中心部での荷裁きの条件も整備しないまま規制強化するのはおかしい」抗議し、市内の調査を行った。討論会も開いた・そして県議会で゜は党所属の議員の質問・・・。 
 こうした取り組みを通じて、仙台市中心部での「駐停車規制の一部が荷裁きのために緩和」という成果が得られ、新聞にも大きく取りあげられた。
 一方、県警からは学習会・意見交換のなかで「警察に規制緩和を求めるだけでなく、荷主や行政にも条件作りを求めてほしい」との注文を受けました。
 社民党は、これを受け仙台商工会議所・仙台市に働きかけ、運輸労連とともに県トラック協会にも働きかけ、荷裁きにかかわる関係者全体で「検討組織」を設置しました。
 運輸労連も加えた検討組織が発足、社会実験を行い、「路上荷裁きスペース」「平面駐車場内スペース設置」が行われました。
 そういう報告のなかで、では青森ではどうするかという議論になり、4つの政策委員会を同時に立ち上げるのは無理だとなり、まずは条件がある「交通・運輸政策委員会」から立ち上げることとし、社民党の四役、政策審議局、労組は平和労組会議のほかに、都市交・全自交・国労・私鉄・自治労に呼びかけてスタートさせることとし、4月下旬をめどに第1回交通運輸政策委員会を開催することといたしました。

1333名無しさん:2009/09/21(月) 10:21:19
http://www.sakigake.jp/p/akita/politics.jsp?kc=20090920b

社民県連、民主県連に「不信感」 謝罪求める姿勢
 社民党県連(山本喜代宏代表)は19日、秋田市の県連事務所で常任幹事会を開き、衆院選の中間総括を行ったほか、民主党県連と連合秋田との今後の3者共闘の在り方などについて協議した。

 衆院選では、民主県連の2区常任幹事が集団離党し、秋田2区に無所属で立候補した川口博氏を支援。川口氏は、民主党の推薦を受けて同じく秋田2区に立候補した山本代表を破って当選した。川口氏はその後、民主党入りを表明し、民主県連も川口氏の入党を認める意見を党本部に伝えた経緯がある。

 終了後、会見した佐々木長秀副代表は「共闘については『メリットがない』『必要ない』など厳しい意見が多かった。川口氏の入党を認めたことも含め民主県連への不信感は大きい」とし、民主県連に謝罪を求める姿勢を示した。

(2009/09/20 10:22 更新)

1334名無しさん:2009/09/21(月) 10:23:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090920-OYT8T00036.htm

「民主・川口」で謝罪要求へ
社民県連が方針 三者共闘見直しも
 社民党県連の常任幹事会が19日、秋田市内で開かれ、衆院選秋田2区で民主党推薦の社民党候補を破り、当選した川口博衆院議員の民主党入党を認めたことなどについて「極めて遺憾」だとして、民主党県連に謝罪を求める方針を決めた。

 常任幹事会後、取材に応じた社民党県連副代表の佐々木長秀県議は、「民主・社民・連合秋田」による三者共闘の見直しの可能性にも言及。「民主党への不信感は大きい。民主党が非を認めて謝罪し、信頼関係を作るよう努力するのが三者共闘の前提条件」と話した。

 佐々木県議は17日に、民主党の小田嶋伝一県議から、連立政権の誕生を受け、県議会でも「民主・社民・国民新党」による連絡調整体制を作ることを打診されたが、拒否したことも明らかにした。

(2009年9月20日 読売新聞)

1335名無しさん:2009/09/24(木) 19:45:26
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000380909240001

政権交代@富山


菅沢裕明 社民県連幹事長
2009年09月24日




連立は政策実現のため



 ――政権交代で、何が大きく変わりますか。


 「政権が変わっても、生活をよくしてほしいという人々の願いは変わらない。自民政治ではその思いに十分に応えられず、格差や貧困が拡大した。その結果、人々が選挙で『政治の転換』を選んだ」


 「雇用や介護、福祉といった生活の再建にはスピードが必要だ。新しい国家戦略局や行政刷新会議がポイントになる。連立3党でも、しっかりした政策合意がある。ただ、大枠は決まっているが、たとえば、労働者派遣法を改正するといっても、明日からの生活をどうするのか、雇用の創出をどうはかるのか、政策的にもっと突っ込まないといけない」



 ――地方への影響は。


 「政権交代は、県政や地方政治にとっても、大きな転換になる。連立政権のテーマは、住民のくらしに直結するもの。そのテーマを地方として受け止め、推進する役割という点で、県議や地方議員の役割は大きい」



 ――県議会9月定例会の会期中ですが、変化は感じますか。


 「県側の答弁には、戸惑いが見られるように思う。石井隆一知事にしても、注文や批判が多く、評論家のようになっていて、転換が難しいことがうかがえるが、議会や知事も発想を変える必要がある。地方は国の出先機関ではない。陳情や官僚へのお願いといったこれまでの尺度を変え、県民の先頭に立つという姿勢で、『政治主導』にしっかりと対応できるようにしなければいけない」


 「連立政権への参加で、社民の責任の重さも感じている。『連立ありき』ではなく、政策実現のための連立。県議会や地方議会でも、連立政権のテーマを反映させたいし、しっかり政策について議論することで国政を支えたい。又市征治副党首とも連携のうえ、県政の課題や問題点を追及し、地方政治が県民の思いに応えられるようにしたい」



 ――自治体の議会で自民系議員が圧倒的に多い中、秋以降続く地方選挙に、どのように臨みますか。


 「議員の数を大きく増やすのは難しいが、引退する現職の後を新顔でしっかり補い、議席を守ることを重点に置いて参院選での躍進につなげたい。衆院選では、県内の与野党構図は変わらなかったが、県民も従来の政治のままでいいと思っていないだろう。根っこには、政治を変えてほしいという思いがあるのを肌で感じている」



 ――又市氏は先日、来夏の参院選で無所属統一候補の擁立が望ましいと言いました。


 「連立政権といっても党がなくなったわけではなく、党固有の理念や政策がある。副党首の意見は意見としてあるが、どういう方向になるのかは決まっていない」(聞き手・中林加南子)

1336名無しさん:2009/09/28(月) 19:19:49
おまえ(ら)がいうな!という感じですが。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090928/stt0909281707007-n1.htm

谷垣総裁「新味ない」 社民・又市副党首
2009.9.28 17:06
 社民党の又市征治副党首は28日、自民党新総裁に谷垣禎一元財務相が選出されたことについて「率直にいって新味がない。それが現在の自民党の実態ではないか。しかし、谷垣氏は論客の1人であり、これから質の高い(政策)論争をしたい」と述べた。国会内で記者団に語った。

 又市氏はまた、「巨大な与党・民主党が存在するのだから、議会制民主主義の発展のためにも、自民党が新しい保守政党として拮抗(きっこう)する努力をしてほしい」とも語った。

1337名無しさん:2009/09/29(火) 19:45:14
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000380909290001

政権交代@富山


明 暗 じわり
2009年09月29日

明  民主  国政・地方選へ強きの公認姿勢


暗  自民  総裁選投票率が過去最低水準…




 歴史的な政権選択の選挙となった衆院選から、間もなく1カ月。政権与党になった民主党県連は28日、富山市内で常任幹事会を開き、次期衆院選の県内3小選挙区のすべてで公認候補を擁立する方針を決めるなど、余勢を駆る。一方、野党に転落した自民党の総裁選で、同党富山県連では党員投票の投票率が過去最低になり、県内でも両党の明暗が分かれつつある。(雨宮徹、中林加南子)





 民主党県連の常任幹事会では、今後の国政選挙や自治体選挙で、積極的に公認や推薦候補を擁立する方針が示された。


 坂野裕一幹事長は幹事会後、8月30日の衆院選で、富山3区に立候補した民主、社民両党推薦の無所属候補が落選したことに触れ、「民主党公認として出馬していれば比例区で復活当選ができたことを考えると、県連としても痛恨の極みだ」と総括。そのうえで「今後の総選挙では政権政党の立場として、全3小選挙区で公認候補による戦いを打ち立てていく必要がある」と強気の姿勢を示した。


 連立与党を組む社民の県内関係者ら一部から、無所属統一候補の擁立の声もある来夏の参院選富山選挙区(改選数1)についても、「(参院の)比較第一党が、最初から無所属統一候補というのもおかしな話」と否定的な見解を述べ、公認候補の擁立に意欲を見せた。


 また10月18日投開票の入善町議選に推薦候補1人を、11月1日投開票の高岡市議選に公認候補3人と推薦候補1人を出すと発表した。


 高岡市議選では05年の前回、公認候補がおらず、県連代表の村井宗明衆院議員は「政権与党となった今、強気の擁立を提案したい」。島田幸男代表代行も「今まで立てられなかったところで立てられるようになったのは政権交代の成果で、立てたからには勝たないといけない」と話した。




     ◇



 一方の自民党はこの日、総裁選があった。富山県では党県連に割り振られた地方票8票の配分を決める党員投票があり、谷垣禎一・元財務相(64)が6票、河野太郎・元法務副大臣(46)が2票を獲得、西村康稔・前外務政務官(46)は0票だった。投票率は40・44%で過去最低とみられる。


 県連によると、有権者は3万5356人で、投票総数は1万4298票。うち有効投票は1万4154票、無効票は144票だった。有効投票のうち、谷垣氏が9257票、河野氏が3895票、西村氏は1002票を得た。候補者の得票に応じて地方票8票を配分する「ドント方式」で計算した結果、谷垣氏が最多の6票を得て、河野氏が2票と続いた。


 近年の過去の総裁選では、県連での投票率は、72・17%(03年)→61・47%(06年)→62・22%(07年)→54・27%(08年)と下降傾向で、今回は前回08年並みの50%台を目指したが、目標を大きく下回る低投票率に終わった。白票を含む無効票も最多だったという。


 坂田光文幹事長は「ショックから立ち直れない中での選挙だった。首相を選ぶことにもつながらず、あきらめムードがあったかも知れない。新総裁を先頭に一丸となっていくしかない」と話した。

1338チバQ:2009/10/02(金) 23:26:08
何気にこのスレタイ「交替」だったんですね、「政権交代」ではなく。
2002年ころは政権交代という言葉もまだ定着していなかった?

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091002dde012010006000c.html
特集ワイド:’09天下の秋 どこへ行く社民党
 11年ぶりに与党へとカムバックを果たした社民党。連立を組む民主党や国民新党よりも新鮮に感じられるのは、“自民党のにおい”がしないから? 与党・社民党はどこへ行くのか。党首で消費者・少子化担当相の福島瑞穂さんらを直撃した。【遠藤拓】

 ◇「小学生みたいな字」と言われ/「存在感が…」と心配され/それでも「頑張る」一点張り
 「お待たせしてスミマセン。よろしくお願いします」。甲高い声をして福島さん、ペコリ、ペコリと頭を下げた。内閣府庁舎の大臣室。番記者の「ぶら下がり取材」で約束の時間に遅れたようだが、大臣らしからぬ(?)腰の低さである。

 社民党としては2回目の連立与党入り。福島さんにとっては与党も入閣も初めてだ。閣外協力という選択もあったのでは? 「民主党は内閣と政党の一元化と言っている。閣外協力では野党になってしまう」

 民主党のペースにのまれているようにも聞こえるのは気のせいか。こうも言う。

 「私は野党に誇りを持っていて、国会論戦をしたり、ある種の立場から政治に切り込んでいくのは必要なことだと思うんです。与党で大臣になるのと比べ、どちらが重いとは言えないが、今はこれまでの10倍、100倍頑張らなくちゃと思っているところ」

 衆院選直後に開かれた社民党の「全国代表者会議」では、与党入りを警戒する声が続出した。それでも、福島さんは突き進む構えでいる。

 「連立政権に社民党がいて、意味があるとすれば憲法を守るとか、平和を作るとか、社会保障や雇用、環境の政策を大いに実現するとか。全力投球、こん身の力で頑張ると申し上げるしかない」

 ひたすら頑張ると強調する福島さんの話を聞いて、ふと思い出したのは前党首の土井たか子さん。「やるっきゃない」と何度も何度も、繰り返したっけ。おたかさんブームが巻き起こったころは、確かにまぶしかった。

 ところで福島さん、婚外子や夫婦別姓など、結婚を巡るアレコレを弁護士時代から取り組んでいる。結婚と連立、ちょっと似ていません? 

 「政治のことを男女関係に例えるのは難しいかな……。人間も別人格だと考えも性格も違う。でも違うからこそ幅が出る。何かを一緒に作っていこうという部分はあるのだし、意思疎通を十分していくべきでしょう。社民党が連立政権にいる限り、憲法改悪に進む状況は作らせません」

 ■

 国土交通省の副大臣となった辻元清美さんにも話を聞いた。衆院議員会館のテーブルには、懸案となっている群馬県の八ッ場(やんば)ダムの資料やJALの雑誌記事が積み上がっている。党の国対委員長となった直後、連立政権の副大臣人事で党内外の行き違いがあり、結局は党務でなく副大臣を受けることになった。

 「これも天命。ふふふふ。国交省は政治の本質的な問題が集約されています。税金の使い道の優先順位をどう変えるか。頑張りがいがあります」

 切り替えが早くなければ、政治家は務まらないのだろう。副大臣として、仕えるボスは前原誠司国交相。タカ派色が強く、憲法や安全保障を巡って議論を交わした間柄だが、「意見が違うところもあるけど、率直に議論をできる相手だったから、お互いのことをよく分かっている」。

 さて、政治家としては福島さんより先輩の辻元さん。下野した自民党や新党さきがけと組んだ「自社さ」連立政権を経験している。今回の3党連立をどう見るのか。

 「やってみないと分からないです。ただ2年前の選挙で参院の与野党逆転が実現してから、3党はいろんな議論をしてきて、準備体操は終わっている。今は連立の難しさを考えるよりも、一緒に精いっぱい頑張るという姿勢です」

 辻元さんが議員となった時、社民党は閣外協力をしていた。意見が食い違えば自民党も譲らないし、旧来の支持者からは「譲歩しすぎ」と批判される。結局は98年、連立を解消してしまった。

 それでも、村山富市首相(当時)が日本による侵略や植民地支配を謝罪した「村山談話」(95年)や自身がかかわったNPO法など、連立政権だからこそ得られた成果もあると信じている。「多様な意見が議論に上る。基軸になる大きな政党に、いくつかの中小政党が加わる政権が、ベターな政治の姿と思うんです」

1339チバQ:2009/10/02(金) 23:26:44
 ■

 さて、小さいながらも与党となり、大臣を出した社民党だが、近しい人はどう見るだろう。福島さんが「社会の母」と仰ぎ尊敬する、評論家の吉武輝子さん(78)は、不安を募らせている。

 「3党の話し合いで、護憲や非核三原則の堅持があいまいなまま政権入りしてしまったと感じます。私の周囲でも多くの人が心配していますが、今の福島さんは浮足立っているようです。ある種、『大臣病』と言われても仕方がないのではないか。党の選挙にもプラスだと思ったのかもしれませんが、一般有権者はどう思うでしょう」

 来年夏の参院選で民主党が議席を伸ばし、単独で過半数を確保すれば、“連立解消”の可能性だって出てくる。また、今後の党勢いかんでは、社民党が民主党にのみ込まれる事態もないとは言い切れない。こうした不安を、福島さんはどう受けとめるのか。

 「政治は一瞬一瞬がすべて。1年後がどうと言うよりも、生活再建や命を大切にする政治をやりたい。その延長線に参院選があるのだと思います」

 ところで、連立政権に参加する3党首が署名した「連立政権合意書」では、福島さんの署名が話題となった。いずれも達筆な鳩山由紀夫さんと国民新党代表、亀井静香さんの署名に挟まれた福島さんの字を、週刊誌が「小学生みたいな字」と皮肉ったのだ。

 「私、字が丸っこくて、あまり上手じゃなくて。いいんです。鳩山さんや亀井さんと同じような字を、私は書けないし、書かないわけですから」。その亀井金融・郵政担当相。中小・零細企業の債務返済を巡る猶予制度のことなど、勇ましい発言を連日のように繰り出している。福島さんは? 「亀井さんとキャラもキャリアも違うんですが−−」と笑い、こう言った。

 「社民党と自分の個性を生かして、もうちょっと元気にやっていきたいです」

 署名だけでなく、党としての存在感まで、民主党と国民新党に埋もれてほしくない。支持者たちはそう思っているはずだ。後には引けない社民党、今こそ“やるっきゃない”。

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1340とはずがたり:2009/10/02(金) 23:34:16
>>1338
おお,其処に気付かれるとは>交替

漢字に関しては実は恥ずかしながら何も考えずにスレ立てしましたが,どうも政権は"交代"を使う事が多いみたいでしたね(;´Д`)

1341名無しさん:2009/10/05(月) 19:02:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091005/stt0910051818013-n1.htm

共産が13、14日に9中総 衆院選総括、参院選へ方針
2009.10.5 18:18
 共産党は5日、第9回中央委員会総会(9中総)を13、14の両日に党本部で開催すると発表した。先の衆院選の総括と来夏の参院選への方針を打ち出す。第25回党大会の日程発表も行う見通しだ。

1342名無しさん:2009/10/11(日) 12:21:27
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013045891000.html

共産 建設的野党の方針報告へ
10月11日 5時17分
共産党は、今週、中央委員会総会を開き、志位委員長が、秋の臨時国会や来年の通常国会への対応について、鳩山政権に対し、是々非々の立場で臨む「建設的野党」の立場を実践していく方針を示すことにしています。

共産党は13日から2日間、中央委員会総会を開きます。総会では、志位委員長が報告を行い、さきの衆議院選挙で、改選前と同じ9議席を確保したことについて「民主党を中心とする政権ができた場合には、『建設的野党』として、是々非々の立場で臨むとした訴えが、国民に評価された結果だ」とする総括を行うことにしています。そのうえで、来年の参議院選挙でも、建設的野党の立場を訴えて支持を広げたいとして、秋の臨時国会や来年の通常国会で、実践していく方針を示すことにしています。具体的には、鳩山政権の政策のうち、労働法制の見直しや社会保障制度の充実など、一致できる政策には積極的に協力する方針を打ち出すものとみられます。一方、総会では、党の最高意思決定機関である党大会を来年1月に4年ぶりに開催することを決定する見通しです。


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