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政権交替を検討するスレ

1304名無しさん:2009/09/15(火) 19:19:40
>>1303

 ◇官僚主導の象徴にも幕−−最後の事務次官会議
 14日正午、首相官邸2階の小ホールでは、毎週月、木曜定例の事務次官会議がいつも通り始まり、特段の案件もなく20分弱で終わった。これが1886(明治19)年から123年続いた同会議の幕引きとなった。

 「きょうの会議が最後になるだろうが、今後もメンバーは連携して、国家国民の利益にならないことがあれば大臣にものを申すことも必要だ」。議事進行役を務めた漆間巌官房副長官は居並ぶ各省の次官に呼びかけた。

 警察庁長官から官僚機構トップの官房副長官まで上り詰めた漆間氏だけに、次官会議後の記者会見でも「閣議は事前の調整作業が大事。それを役人が行ってきた象徴が次官会議だ」と意義を強調。「脱官僚」を掲げ、新政権での同会議廃止を打ち出した民主党への恨み節が口を突いた。

 内閣官房発行の「内閣制度百年史」によると、会議は内閣制度ができた翌年に外務、内務、大蔵、陸・海軍など9省で始まった。戦後、芦田内閣時代の1948年8月、内閣官房次長(現官房副長官)が「閣議に提案する案件は、原則として次官会議に付するものとする」と通知したことで、閣議案件の事前審査が原則化された。法的根拠はなく、民主党は「官僚主導の象徴」と批判してきた。

 新政権では政策テーマごとに関係閣僚による「閣僚委員会」で省庁間の調整が図られることになる。麻生政権とともに16日付で退任する漆間氏は「暗中模索、試行錯誤が続くだろう」と否定的な見方を示して最後の会見を終えた。しかし、在職のまま民主党政権へ移行する各省の事務次官は廃止方針に異を唱えるわけにはいかない。

 丹呉泰健・財務事務次官は会議後の会見で「新政権の方針に沿って対応していく。取りやめになったとしても、閣議にかける案件は事前によく調整することを心がけなければならない」と慎重に言葉を選んだ。6月の記者会見で民主党の政策を「現実的でない」と批判した井出道雄・農水事務次官も「新政権の方針に従う」と低姿勢。同党が次官会見の廃止を検討していることにも「情報発信の一つの方策ではあるが、唯一無二だとは思わない」と理解を示した。

 「政」と「官」の新たな関係構築が手探り状態で始まった。


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