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政権交替を検討するスレ

1■とはずがたり:2002/11/06(水) 11:40
何はともあれ政権交替させねば話にならない。
自民党の組織にカネを垂れ流す利権体質を壊し,広く国民に政府からのカネが行き届くようにしないと景気は恢復しない筈である。

1143千葉9区:2009/08/25(火) 23:15:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009082402000104.html
<政権選択>民主、連立相手に気遣い
2009年8月24日 紙面から

 麻生太郎首相(自民党総裁)、民主党の鳩山由紀夫代表ら主要政党のトップらは二十三日午前、そろってNHKや民放番組に出演した。民主党圧勝の選挙情勢を受け、早くも民主党中心の新たな連立政権樹立をにらみながら、論争を交わした。首相は巻き返しへ強気を装ったが、苦しい本音ものぞかせた。 (与野党取材班)

 鳩山氏は、圧勝が伝えられる各種世論調査にも「実態以上の数字を出している」との見方を強調し、「楽観していない。油断が一番危ない」と引き締めを図った。その上で鳩山氏は単独過半数さえ視野に入っているにもかかわらず、社民、国民新両党との連立政権を組む意向を強調し、近い将来の連立パートナーに配慮を見せた。

 ただ、「民主党政権」が、より現実味を帯びるのに伴い、両党からは民主党に対する注文が相次いだ。

 社民党の福島瑞穂党首は、インド洋で自衛隊による給油活動の即時撤退を主張。鳩山氏は活動を来年一月以降は単純延長しない考えを示しているが、この日は日米関係について「オバマ大統領との信頼関係が必要だ」と指摘するにとどめた。

 また、社民党にとって、民主党がマニフェストに掲げた衆院比例代表の定数削減は死活問題だ。福島氏は「二大政党だけになったら困る。大事なことは主張していく」と、削減阻止をアピール。鳩山氏も「連立を組むなら、それぞれの政党の思いを斟酌(しんしゃく)する必要がある」と言わざるを得なかった。

 国民新党の綿貫民輔代表は「郵政民営化によって、泥まみれになった」と見直しを主張したが、鳩山氏は「民営化は間違いだった」と述べるにとどめ、具体策の言及を避けた。

 一方、建設的野党を標榜(ひょうぼう)する共産党の志位和夫委員長は、民主党の財源論について「かなり無理がある。軍事費の問題に切り込むのか。大企業、財産家への税負担を求めるのか。聖域にするとつじつまが合わないことになる」と、民主党に矛先を向けた。

   ×  ×

 一方、麻生首相。選挙情勢について「先月より今月、先週より今週、昨日より今日と手応えはだんだんよくなっている。流れは変わってきている」と、なお逆転は可能との認識を強調。しかし手応えの根拠となると「(街頭演説でも)途中で帰る人はいない」と挙げるにすぎない。首相も民主党の勢いを否定はできず「こういう(民主党優位の)状況は、(自民党にとって)応援の風になっていないということだ。厳しいです」とつい本音も漏らした。

 自らの責任を含め選挙後については「負ける前提で言うわけにいかない」と言及を避け続けた。

 公明党の太田昭宏代表も「もともとこの選挙制度はきつい」と、八候補を擁立した小選挙区での苦戦を認め、小選挙区制の厳しさを口にした。政権転落した場合の対応についても「今の段階で言うのは酷な話」と口は重い。ただ、司会者から「連立野党はないか」と問われると、「そういう概念は今までなかった」と述べた。

1144名無しさん:2009/08/26(水) 18:48:59
>だが、報道機関の情勢調査で、民主党が300議席を超える勢いと判明し、戦術の練り直しを迫られ
>た。郵政研に配慮した結果、民主党支持層への浸透が5割程度にとどまり、民主党への「追い風」
>効果を生かし切れていなかった。
>「民主党推薦の白石純子です」
>街宣でも電話作戦でも、最初にこう切り出す作戦に切り替えた。

>亀井は23日、東大阪市内で記者団に、民主党が参院で過半数に達していない現状を強調し、
>「うちの参院議員がいて初めて過半数になる。民主党が300議席を取っても、国民新党が『ダメだ』
>と言えば何もやれない」とくぎを刺した。

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0001/fe_001_090826_01.htm
(15)国民新 郵政に執念

 だみ声が、道路の向かい側まで響いた。

 国民新党の白石純子の応援で、亀井静香代表代行が23日、大阪府東大阪市の近鉄布施駅前で熱弁をふるった。熱中するあまり、行き交う車を気にもせず、道路のセンターライン付近まで踏み出す場面もあった。

 「小泉さんは『郵政を民営化すれば、バラ色の日本が開ける』としたが、本当にそうでしょうか」

 演説は郵政民営化批判が中心だ。自民党時代に小泉首相(当時)と対立して離党に追い込まれた亀井。政権交代と、郵政民営化の見直し実現に執念を燃やす。

 国民新党は大阪13区が最重点区。民主党などと連立政権を組んだ場合、発言力を強めるには議席の上積みが不可欠だからだ。亀井は50回以上、現地入りした。

 中核部隊として、郵便局長らでつくる政治団体「郵政政策研究会」(郵政研)がフル回転。8月の公示前の週末を利用し、郵便局長約620人が各家庭を回る「ローラー作戦」を展開し、白石の選挙事務所の壁に張られた住宅地図には、戸別訪問で家人と面会できた回数ごとに、1回が「黄」、2回が「緑」、3回が「紫」などと色分けられた。昨年11月には、選挙区内の約21万8000世帯にビラを配る「ポスティング作戦」をわずか3日間で完了し、「落下傘候補」の白石の知名度を高めた。

 だが、報道機関の情勢調査で、民主党が300議席を超える勢いと判明し、戦術の練り直しを迫られた。郵政研に配慮した結果、民主党支持層への浸透が5割程度にとどまり、民主党への「追い風」効果を生かし切れていなかった。

 「民主党推薦の白石純子です」

 街宣でも電話作戦でも、最初にこう切り出す作戦に切り替えた。

 もっとも、民主党の「一人勝ち」なら、国民新党が連立政権で埋没する懸念が強まる可能性がある。郵政民営化見直しをめぐる民主党の姿勢も先行きは不明だ。

 亀井は23日、東大阪市内で記者団に、民主党が参院で過半数に達していない現状を強調し、「うちの参院議員がいて初めて過半数になる。民主党が300議席を取っても、国民新党が『ダメだ』と言えば何もやれない」とくぎを刺した。

 これに対し、自民党の西野陽は大阪府議会議長も務め、強固な地盤を誇るが、白石とデッドヒートを繰り広げる情勢に危機感を募らせている。

 22日夜、西野は東大阪市内の小学校で個人演説会を開いた。出席者に配られたうちわには「郵政民営化に反対した、抵抗勢力ともいえる国民新党」と書かれた。

 西野はまず、中小企業が集積する同市を意識し、中小企業への融資で国が返済を保証する「緊急保証制度」の拡充などに努めた実績を強調。その後、国民新党への批判を強めた。

 「郵政民営化はもう決着したのに、時計の針を逆戻りさせようとするのが国民新党さんだ。なぜか。郵便局に携わっている人には『親方日の丸』で楽だからです。しかし、皆さんには何のメリットもない」

 陣営幹部は「相手が国民新党候補だから、全国的に吹き荒れる民主党の風の直撃が多少和らいでいると言える。だが、郵政研は脅威。とても楽観などできない」と、白石陣営の追い込みを警戒している。(敬称略)

(2009年8月26日 読売新聞)

1145名無しさん:2009/08/26(水) 19:08:45
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090827k0000m010027000c.html
衆院選:社民と国民新のジレンマ
 民主党との連立政権を視野に入れる社民、国民新両党が、衆院選挙戦略でジレンマを抱えている。圧勝ムードの民主党にはあやかりたいものの、連携を強調し過ぎると比例ブロックの戦いで埋没してしまいかねないためだ。

 国民新党の亀井静香代表代行は26日、横浜駅前で同党比例ブロック候補の応援に立ち「国民新党は民主、社民党と一緒によこしまな政治と対峙(たいじ)しながら進む」と訴えながらも、こう付け加えることを忘れなかった。

 「ただ、力余って比例まで民主と書かないでほしい」

 国民新党は綿貫民輔代表が比例ブロック単独で立候補しており、比例を重視する。郵政民営化見直しなどを主に訴え、「民主色」を前面には出さない。

 民主の看板に依存し過ぎると、政党名を書く比例では「民主独り勝ち」に手を貸すことにもつながるからだ。亀井氏も26日、「自公政権と同じ政治をするならサヨナラする」と民主党をけん制した。社民党も「民主独り勝ちだと平和が危ない」(福島瑞穂党首)と独自性を強調する。

 それが野党共闘で民主党不在の小選挙区となると、一変する。福島、亀井両氏がそろって大阪府内の社民党候補の応援に入った22日。福島氏は「労働者派遣法改正案は野党3党でまとめた。後期高齢者医療制度廃止、母子加算復活も3党でやりたい」と民主党との連携をアピールした。候補の政策ビラにも「無駄遣いを削る、天下りをなくす」と民主公約と重なる活字が躍る。

 国民新党も、東京都内の公認候補の街宣車に「国民新公認」より大きな文字で「民主推薦」とうたうなど「民主人気」に乗りたい思惑をのぞかせる。【小山由宇】

1146名無しさん:2009/08/26(水) 20:08:17
http://mainichi.jp/select/seiji/matsuda/news/20090825org00m010012000c.html
政治の“いろは”:逆効果の「バンドワゴン効果」

街頭演説で支持を訴える麻生太郎首相(左)=千葉県佐倉市で2009年8月23日佐々木順一撮影と、衆院選公示後初の日曜日、髪の乱れも気にせず街頭演説に熱を入れる民主党の鳩山由紀夫代表=東京都江戸川区で2009年8月23日山本晋撮影 今回の総選挙戦中盤段階でのマスコミ各社の調査結果には誰もが目を見張ったはずだ。「民主320議席超す勢い」「自民100議席割れも」(毎日新聞・8月22日)をはじめ「民主300議席超す勢い」(読売新聞・8月21日)「民主、300議席うかがう勢い」(朝日新聞・8月20日)と、民主党の圧勝を予測していた。しかも、日を追って民主党の勢いが増していることも、各紙の見出しから読み取れた。まさに日本政治史に残る一大事だ。「静かなる革命的な選挙結果になるだろう」と、元改革派知事は感慨深そうに語る。4年前の主役だった小泉純一郎元首相までもが「たまには野党になるのも悪くない」と、公示前から悲観論を口にしていた。

 自民党は戦後ほぼ一貫して政権の中枢を占めていた。55年体制に移行する保守合同以前も、一時を除き政権の座を占めていたのは自民党の源流になった保守諸政党だった。戦後の日本政治の屋台骨を支えてきた自民党がなぜ野党転落の危機に見舞われたのか。

 一つは、4年前の郵政選挙で自民党には追い風だった無党派層が、今回は民主党に集中している。二つ目は、自民党が誇った地盤といわれる後援会組織の機能が衰退していることだ。そして、死票が多く「勝ち馬心理」が働きやすい小選挙区制の特徴が自民党に裏目に出ている。

 政権交代可能な2大政党制は80年代後半からの「政治改革」の究極的な目標だった。万年与党の自民党内では派閥抗争が年々激しさを増していた。派閥間での政権たらい回しは疑似政権交代と受け止められ、有権者に飽きを感じさせない効果をもたらした。半面、抗争に勝ち抜くための政治資金獲得競争は激しさを極めた。その結果、ロッキード事件、リクルート事件と政治資金に絡む政治的不祥事が相次いだ。総選挙が政党単位、政策本意の争いにならないのは中選挙区に起因すると、小選挙区制の導入に踏み切った。

 党営選挙が主体の小選挙区制では、党首の比重が大きくなる。相手陣営との差別化を図るには候補者だけでなく、党首の働きが重要になるからだ。4年前の郵政選挙で見られたように、人気ある党首は勝利するための必須要件の一つになっている。麻生太郎首相は、その国民的人気を買われて総裁選に勝利した。その後は、肝心の人気は急落し、「どちらが首相にふさわしいか」の世論調査でも11%と、政治資金問題を抱える民主党の鳩山由紀夫代表の28%の半分以下だ(毎日新聞)。不人気なトップを抱えて勝利することは極めて困難だ。

 今回で5回目を迎えた小選挙区制は死票が多いのが特徴だ。極端なことをいえば51%対49%でも、勝者は勝者だ。民意との乖離(かいり)が生じることを覚悟しながらも、再選を第一義的に考える政治家も、政党も、反対陣営の意思をまったく無視できない。小選挙区論者は、民意との乖離は次期総選挙を意識することで埋められると考えている。

1147名無しさん:2009/08/26(水) 20:08:29
>>1146
 小選挙区は自らの1票が死票になることを避けようと、有権者には「勝ち馬心理」が強く働く。政治学用語では「バンドワゴン効果」と呼ばれている。バンドを奏でた車に次々に人が集まり、乗り込んでくる光景にそっくりな現象だからだ。中選挙区制当時、よくいわれた「判官びいき」はすっかり影を潜めた。

 「バンドワゴン効果」の典型は93年のカナダの下院選だ。それまで与党で首相を送り出していた進歩保守党は、16%の票を獲得したものの獲得議席はわずかに二つに止まり、政党崩壊の道をたどった。日本で「バンドワゴン効果」が遺憾なく発揮されたのは05年の「郵政選挙」だった。それでも、自民党の獲得した票は3252万票と、得票率では過半数に至らなかった。半面、獲得議席は296と占有率では61%にも及んだ。逆に民主党の得票率は37%だったが、議席数は24%の113に過ぎなかった。いずれも死票の多い小選挙区制の特徴を「バンドワゴン効果」が加速させた。

 ところが、07年の参院選では自民党は大敗。連立のパートナー、公明党を加えても過半数に届かず、衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」が出現した。07年の参院選での比例代表で各党が獲得した票を衆院選に当てはめてみると、民主党350議席に対し、自民党は89議席に過ぎなかった。だが、当時はこの結果がそっくり総選挙にも反映されるとにわかに信じる人は少なかった。自民党の衆院議員は参院議員とは異なり、自前の後援会組織を持っていると思われたからだ。カンバン(肩書、知名度)、カバン(選挙資金)と並ぶ選挙に勝利する「3バン」の一つ、ジバンの整備は日ごろから行われていると思われたからだ。麻生が就任以降何度か訪れた解散のタイミングをいずれも見逃したのも、党勢回復の可能性を信じたからだ。

 自民党が優位に立っていると思われたジバンの多くは、かつての結束力を失い、崩壊状況にあった。中核を担ってきたはずの土木・建設業界や農協、医師会などの業界団体には、予算削減と規制緩和により自民党離れが起きていた。自民党が得意とした所得再配分機能に傾斜した「分配の政治」は、バブル経済の崩壊で機能不全に陥った。象徴的なのは茨城県医師連盟だ。県内の七つの選挙区の民主党候補を推薦し、反自民を鮮明にしている。

 その一方で、ジバンでは劣勢だった民主党は連合との連携を強化し、全国的な党組織のネットワーク作りを進めてきた。「『自民党化』する民主党」は小沢一郎代表代行の代表当時から顕著になっていた。「『風頼り』の選挙戦術から脱皮しなくてはならない」が、小沢の悲願となっていた。政権交代を実現するには(1)与党の致命的な失政(2)政権担当能力を持つ野党の出現−−が必須条件だ。冷戦の終結と高度経済成長の減退で自民党政治の限界が指摘されながらも、「万年与党」を続けられたのは、強力な野党が台頭しなかったからだ。しかも、自民党は4年前の「郵政総選挙」で表れた「バンドワゴン現象」の再来を夢見て、党首を次々に代え、国民の期待をつなごうとした。「バンドワゴン効果」は、一時的にすぎないことを忘れてしまった。(敬称略)

2009年8月25日

1148名無しさん:2009/08/26(水) 20:17:13
>共同通信社が20〜22日に実施した全国電話世論調査で、共産党候補がいない小選挙区で共産党
>を支持すると答えた人に投票先を尋ねたところ、民主党候補が52・6%で最多。自民党候補は9・2
>%にとどまり、民主党への追い風を後押ししていることが分かった。
>共産党候補が出ている小選挙区でも、共産党候補に投票すると答えた共産党支持者は63・8%の
>一方、民主党候補に投票すると答えた人が18・2%いた。自民党は3・8%だった。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/2009082601000178.htm

共産票が民主後押し 空白の148選挙区
 自民、民主両党が激突する今回の衆院選で注目されるのが「共産党票」の行方だ。共産党はこれまで300小選挙区の大半で公認候補を擁立してきたが、法定得票数に達せず供託金を没収される候補者が多いことなどから方針転換し、擁立は152選挙区に絞り込んだ。このため独自候補がいない148の小選挙区では、共産党票の行方が選挙結果に大きな影響を及ぼすとみられる。
 共産党の志位和夫委員長は今回の衆院選を「自民、公明両党の連立政権に退場の審判を下す機会」と強調。党幹部は、独自候補を擁立しない小選挙区で「自公候補に投票する可能性はほとんどない」と分析している。
 実際、共同通信社が20〜22日に実施した全国電話世論調査で、共産党候補がいない小選挙区で共産党を支持すると答えた人に投票先を尋ねたところ、民主党候補が52・6%で最多。自民党候補は9・2%にとどまり、民主党への追い風を後押ししていることが分かった。
 共産党候補が出ている小選挙区でも、共産党候補に投票すると答えた共産党支持者は63・8%の一方、民主党候補に投票すると答えた人が18・2%いた。自民党は3・8%だった。
 前回2005年の「郵政選挙」で、共産党は全国の小選挙区、比例代表ともにそれぞれ約490万票を獲得した。



2009年08月26日水曜日

1149名無しさん:2009/08/26(水) 20:37:52
民主党 公認と推薦の明暗クッキリ

衆院選は、このまま民主党に雪崩を打ちそうな情勢になってきた。その一方で、なかなか支持が広がらず苦しんで
いるのが、民主党と選挙協力をしている社民党や国民新党、新党日本の候補たちだ。民主党の無名の新人がこと
ごとく優勢や先行ムードで順調なのに対し、その他の野党は無党派票を固めきれず、「反自民」の受け皿になりきれ
ていない。

「東京がいい例です。全25選挙区のうち、民主党公認の22人は、この調子なら全員当選の可能性が出てきました。
東京8区の保坂展人(社民党)、東京11区の有田芳生(新党日本)、東京25区の真砂太郎(国民新党)の3人は、
民主が『推薦』してはいますが、どうしても『公認』とは差が出ています」(民主党関係者)

社民党で当選圏内なのは、大阪10区の辻元清美と沖縄2区の照屋寛徳の2人だけ。大分2区の重野安正が当落
線上にいるが、その他はみな苦しい。

国民新党も、広島6区の亀井静香が安泰で、島根2区の亀井久興と大阪13区の白石純子が頑張っているが、その
他は厳しい。

「それに比べて、直前に民主党へ移った福井2区の糸川正晃は、弱いと思われていたのに、今では自民の山本拓と
並んだ。無所属で出馬予定だった奈良2区の滝実も、自民の高市早苗を追い抜き、先行しています。山本・高市は
夫婦揃って、民主入党組にやられてしまうかもしれませんよ」(前出の民主党関係者)

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_representatives_election__20090826_28/story/25gendainet02042569/

1150名無しさん:2009/08/26(水) 20:46:31
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/focus/12/news/20090825ddn041010005000c.html
決戦’09夏:ドキュメント・焦点区 島根2区 竹下王国「冷たい逆風」
 ◇地方の声、中央へ 挑む野党共闘
 故竹下登元首相が築きあげてきた「竹下王国」。今、その島根2区が揺れている。元首相から地盤を継ぐ弟の竹下亘さん(62)と、野党共闘で臨む国民新党幹事長の亀井久興さん(69)が激しく競り合う。農山村の衰退、公共事業の減少……。地方が抱える課題に直面しながら、「どちらが、地方の声を中央に届けてくれるのか」。有権者はそんな思いとともに、「王国」の行方を見守る。【遠藤孝康、細谷拓海、上村里花】

 23日午後、島根県中部の雲南市掛合町。竹下さんの表情は険しい。生まれ育った古里の街頭で「逆風の冷たさを痛感しつつ戦ってきた。ただ、思うより多くの人が激励してくれる」と訴える。挑戦者のような言葉を並べる竹下さんを、元首相の時代からの支援者という農業の家島清さん(73)は心配そうに見つめた。「都会暮らしの人は政権交代とか言えるが、交代したら地方は置いていかれる」

 24日午後には、出雲市の建設関連会社を訪れた。「最近、財務省幹部に地方に活力がつく予算執行を命じたばかりです」と実績を強調。建設作業員の男性(60)も「あの人にやってもらわんと、島根はもっとひどくなる」と応える。兄の代から選挙を下支えする建設業界との関係は今も続く。しかし、公共事業の激減で、島根県建設業協会の会員数はピーク時から約4割も減っている。

 00年の初出馬以来、手堅い選挙で議席を守ってきた。だが今回、相手は民主の推薦を背負い、立ち向かってきた。自信あふれる戦いは見られない。

   ◇

 「自民の人を選んでも、皆様の声は中央には届かないんです」。24日午後、江津市の商店前に立った亀井さんは、必死の形相で訴えた。「王国」で自民の議席を奪う−−。岩盤に挑む執念からか、普段の温和な表情は、そこにはない。長女で参院議員の亜紀子さんも候補者並みの日程で選挙区を回る。24日午後は、国民新党の亀井静香代表代行と出雲市に入り、「もう一押しの支援をお願いします」と深々と頭を下げた。

 07年の参院選では、亜紀子さんが自民候補を破って初当選し、「自民惨敗」の象徴区とされた。しかし、衆院選での勝利は、その重みが違う。亀井さんも街頭で「島根の人にとって自民が野党になるとは信じられない。でも、これは現実なんです」と声をからす。

 出雲市の会社員の男性(49)は迷っている。「今までのままでいいかなとも思う。試しに政権を代えたらという声も理解できる」

==============

 ■島根2区の立候補者(届け出順)

亀井久興 69 党幹事長   (5)国前=[民]、[社]

竹下亘  62 副財務相   (3)自前=[公]

相浦慎治 41 幸福県副代表    諸新

 (=の後の政党は推薦)

1151名無しさん:2009/08/26(水) 20:55:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009082600345

民主の高速無料化を疑問視=社民党首
 社民党の福島瑞穂党首は26日午前、民主党がマニフェスト(政権公約)で掲げる高速道路無料化に関して「二酸化炭素(CO2)が非常に増える、渋滞する、(郵便物などの)遅配がある、あるいは莫大(ばくだい)な税金が掛かる」と指摘し、見直すべきだとの考えを示した。広島市内で記者団に語った。
 同党の子ども手当についても「42兆円しか税収がないのに5兆円を子ども手当だけに使うことはバランスを欠くんじゃないか」と強調。「この二つは国民が全面的に支持をしているわけではない」と述べた。 (2009/08/26-12:07)

1152名無しさん:2009/08/26(水) 21:18:40
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090826/20090826_0003.shtml

5区 村山元首相と千葉県知事登場 終盤戦へてこ入れ
2009年08月26日 14:35
熊本5区の候補と握手をする村山富市元首相 23日の八代市長選の余波が続く熊本5区では25日夜、社民新人の中島隆利氏、自民前職の金子恭之氏がそれぞれ人吉市、八代市で開いた演説会に村山富市元首相、森田健作千葉県知事が登場。両陣営とも著名な“大物”投入で選挙戦終盤に向け、てこ入れを図った。

 人吉市下城本町のカルチャーパレスであった中島氏の演説会。85歳の村山元首相は、ぴんと背筋を伸ばしながら、後期高齢者医療制度の問題点などを挙げ「高齢者が長生きすることに不安を覚える社会になっている。政権交代しかない」と訴えた。民主党の松野信夫参議院議員は八代市長選での新人の勝利を挙げ「草の根選挙で一人一人の力を結集すれば勝てる」と呼び掛けた。

 金子氏は八代市の市厚生会館で総決起大会を開催。衆院議員時代から金子氏の仲間という森田氏は「私の妻は人吉出身で、妻の親せきもすべて金子後援会。自信を持って推薦します」と激励の言葉を贈った。壇上には、同市長選で落選した坂田孝志市長の姿も。金子氏は「これほどの実績ある市長が落選されるとは…言葉もありません」と、言葉を詰まらせながら「厳しい逆風に立ち向かいゴールしたい」と力を込めた。

熊本5区の候補の応援に駆けつけた森田健作・千葉県知事=2009/08/26付 西日本新聞朝刊=

1153名無しさん:2009/08/26(水) 21:26:54
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090826ddlk44010509000c.html

2009衆院選おおいた:選挙戦ヒートアップ “大物弁士”ら来援 /大分
 衆院選も終盤となった25日、“大物弁士”らが来県し、候補者の応援演説に熱弁を振るった。また、同じ個人演説会場で候補者同士が“ニアミス”するなど、選挙戦はヒートアップしている。

 鳩山邦夫・元総務相は、大分3区の自民前職応援のためJR別府駅前で街頭演説。鳩山氏自身、地元福岡6区で民主候補と激しい戦いを繰り広げており「どんなに尻に火がついていても、(自民前職を)負けさせられないと思ってやってきた」と切り出した。自民に対する逆風についても「サッカーで言えばオウンゴールにすぎない」「『野党に一度やらせてみたら』というムードが広がっているが、今の野党は危険だ。自民党をよみがえらせるため力を与えてほしい」と熱弁を振るった。

 また、民主最高顧問で元蔵相の藤井裕久氏が、JR日田駅前で大分2区の社民前職応援のため街頭演説。「小沢一郎代表代行に命じられた」として「社民と一緒に政権交代を成しとげたい」と候補の支持をアピールした。また、農相や通産相を歴任した元民主副代表の畑英次郎氏も駆け付け、「大分の野党連合勢力が勝ちを占めてこそ、政権交代が可能」とげきを飛ばした。

 ◇候補者同士の“ニアミス”も
 2区の自民前職と社民前職が同日夜、同じ津久見市の市民会館で、1時間半差で個人演説会を開いた。先に開いたのは社民前職。労組員や、推薦を受けている国民新を支持する郵政関係者らが集まった。選対幹部は「郵政関係者が組織だって出てくれたのはここだけ。勢いがついた」。自民前職陣営は、のぼり旗を立てるなどして会場づくり。企業従業員や、推薦の公明関係者らが席を埋めた。「夜遅くに多くの支持者が集まったのは、候補が厳しいと肌で感じているから」と陣営関係者。【楢原義則、祝部幹雄、古田健治】

1154名無しさん:2009/08/26(水) 21:29:55
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000908250004

決〜09衆院選 再戦2氏 風向き逆転
2009年08月26日

「4年前の小泉改革の本丸、郵政民営化で生活が豊かになったか。弱者や地方の切り捨て以外の何物でもない」
 23日夜、薩摩川内市の国際交流センター。国民新党元職の松下忠洋氏の応援に駆けつけた自見庄三郎・党副代表が演壇で語気を強めた。「そんな郵政民営化に松下候補は反対して信念を貫き通した」
 個人演説会場には郵便局長やOBらの姿が目立つ。郵政民営化に反対した松下氏を「今度こそ」という熱気が会場に充満する。
 松下氏は語る。「前回は地方と離島、田舎の郵便局を守ろうと出馬した。この4年間でさらにひどくなった。だから、もう一度挑戦した」
 前回は小泉純一郎元首相が打ち出した郵政民営化の是非が争点になり、「刺客騒動」も手伝って自民が全国的に大勝した。郵政民営化に反対した松下氏は自民を追われ、無所属で戦って敗れた。だが、風向きは4年前とは違う。「政権交代」を掲げた民主に追い風が吹いている。
 3区は県内選挙区で唯一民主候補がいない。松下氏は民主からの推薦を得て、前回出た民主候補の応援も取り付けた。民主支持層の獲得にも自信を見せ、「手応えは十分」と松下氏は話す。
 一方、自民前職の宮路和明氏は防戦を強いられる。前回は松下氏に約2万3千票差で当選。地域に強固な支持基盤を誇るが、肝心の自民の支持率が低迷するためだ。前回圧勝の立役者の小泉元首相ですら各地の講演で「たまには野党も悪くない」と自民敗戦を覚悟したような発言を繰り返す。宮路氏は「わが党に対する逆風で、かつてない厳しい戦い」と口にする。
 頼りにするのが公明だ。「自民は厳しい親父(おや・じ)、公明は優しいおふくろさん」。宮路氏は独特の表現で公明との親密さを強調する。
 18日の出陣式では、公明の太田代表からのメッセージが読み上げられた。それを受けてマイクを握った宮路氏は「公明党さんの全面的な支援を頂いて戦うことになりました。その代わり我々は公明党さんの比例の候補者を応援させて頂き、精いっぱいご協力申し上げます」と宣言した。
 相手は候補者がいない民主でもある。22日夜、さつま町の公民館で開かれた演説会。応援に駆けつけた若林正俊・元農林水産相は、民主がいったんマニフェストで打ち出した「米国との自由貿易協定(FTA)を締結」(後に「交渉を促進」に訂正)にふれ、「農業生産額の減少は3兆5、6千億円になる。農業、農村をつぶしていいのか」と声を荒らげた。
 宮路氏も松下氏の背後に見える民主の影を意識し、「相手は国民新党だけど国会議員はわずか10人で政策実行力はほとんどゼロ。政策も何もかも民主党丸のみ。農業、農村はめちゃめちゃになる」と訴えた。
 当落のかぎを握るのは、3区で最も多い約8万人の有権者がいる薩摩川内市の票の動向だ。社員約2500人のうち約8割が選挙区に住むという同市の京セラ鹿児島川内工場。20日朝、別々の入り口でのぼり旗を掲げて社員にあいさつをする松下、宮路両氏の姿があった。
 運動員が手にしたのぼり旗は、松下氏が民主が唱える「政権交代」、宮路氏は小泉元首相が前回選挙で掲げた「改革を止めるな」だった。(周防原孝司)

1155名無しさん:2009/08/26(水) 21:35:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090826/elc0908262000012-n1.htm

【09衆院選】埋没に危機感募る社民党、「民主ひとり勝ち良くない」 (1/2ページ)
2009.8.26 20:00

このニュースのトピックス:衆院選

第一声で政権交代を訴える社民党の福島瑞穂党首=18日午前9時11分、沖縄県宜野湾市(飯田英男撮影) 民主党の衆院選大勝が予想される中、連立政権相手として有力な社民党が埋没の危機にある。福島瑞穂党首は26日、遊説先の福岡県内で「民主党のひとり勝ちは良くない」と語るとともに、選挙後の連立協議でもインド洋に派遣された自衛隊の即時撤退など、独自政策を訴える考えを示した。民主党は来年の参院選を経て衆参両院で過半数を上回り、「単独政権」となる可能性もあるだけに、社民党は存在感発揮に躍起となっている。

 300議席を上回る勢いの民主党に対し、福島氏には焦りの色が浮かぶ。社民党は「新政権には社民党のようなチェック役がいないとまずい」(福島氏)と強調、解散前7議席の上積みを目指している。

 しかし、民主党は単独で着々と政権構想を進める。ある民主党幹部は24日、選挙後直ちに事実上の組閣作業に着手して新内閣の骨格を固め、社民、国民新両党などとの連立協議よりも先行させる意向を示した。これについて福島氏は「選挙後はあらゆることが同時進行で起こる。民主党が何を先行させるかはコメントしづらい」と語ったが、一方では「連立協議をきちんとやらないと国民の信頼は得られない」と戸惑いも隠さなかった。

 福島氏は、民主党の対応が明確ではないインド洋での自衛隊の給油活動(来年1月末で期限切れ)について「即時撤退を求め民主党を説得したい」と述べ、連立協議の柱にしたいとの考えを示した。民主党がマニフェスト(政権公約)に盛り込んだ衆院比例代表の80議席削減にも、連立協議で反対する構えだ。

 地方分権に関しては、民主党が主張する「ひも付き補助金」廃止と、地方が使途を決める「一括交付金」交付に賛同する一方、「地域間格差が出ないための財政調整機能や、国による社会保障費などの最低保障が必要だ」と指摘した。

 社民党は連立協議で、こうした党の政策を強く主張する方針であることから、同党の対応が新政権の運営のカギとなる場面も出てきそうだ。

1156名無しさん:2009/08/26(水) 21:55:04

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090824ddm002010123000c.html
小沢・民主代表代行:社民との政策ズレ指摘され…「プチ切れ」
 民主党の小沢一郎代表代行=似顔絵=は23日、大阪府内で推薦する社民、国民新両党の公認候補の選挙事務所を訪れ、野党共闘をアピールした。小沢氏自らの選挙区入りで側面支援する狙い。ただ、社民党との安全保障政策のズレを記者団に指摘され「政党が違うんだから当たり前でしょうが」と気色ばむ一幕もあった。

 小沢氏は、大阪13区の国民新党新人、白石純子氏、同10区の社民党前職、辻元清美氏の事務所に足を運び、候補者は不在だったが事務所スタッフを激励。高槻市で記者団に社民党との安全保障政策のズレを聞かれ、「自民と公明だって、一緒じゃないでしょう。全く一緒だったら同じ政党になっている」と語った。【渡辺創】

毎日新聞 2009年8月24日 東京朝刊

1157名無しさん:2009/08/26(水) 22:48:35
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjaug0908669/

国民新党・亀井代表代行が民主党をけん制
政治・行政 選挙 2009/08/26  国民新党の亀井静香代表代行が26日、横浜駅西口で演説し、「民主党が300議席を取っても、少なくとも来夏の参院選までは、(民主党の議席が過半数に届かない)参院で国民新党がたもとを分かてば、政治ができなくなる」などと、連立政権を組む可能性がある民主党をけん制した。

 亀井代表代行は「大臣のポスト一つや二つで、すり寄っていくような国民新党ではない」と強調。「あなた方(民主党)の政治が間違っているということになれば、国民新党はさようならをする。郵政民営化の見直しだけでお茶を濁したら駄目。自公と同じような政治をやるようなら、われわれは一緒に政治をやる必要は全然ない」と述べた。

 亀井代表代行は、衆院選で民主党と国民新党が選挙協力している1区の民主党新人候補を応援するため、横浜で演説した。

1158名無しさん:2009/08/26(水) 23:24:24
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908260455.html

社民・国民新の幹部ら、必死の戦い 民主旋風で埋没懸念2009年8月26日23時3分
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 「民主党圧勝」の観測が強まる中で、社民、国民新両党の幹部らが難しい戦いを強いられている。勝てば民主党との連立協議が待ち受けているが、予想を超える「民主党旋風」の中で、埋没してしまうのではないかという危機感が広がる。有力議員が落選すれば党全体の影響力が低下するだけに、両党とも懸命だ。

 比例票が民主党に流れるのではないか――。社民党内では、そんな懸念が急速に広がっている。民主から推薦を受けた小選挙区候補の多くが、民主への追い風に乗ろうと社民党色を薄めているため、比例票を増やす相乗効果が薄れてしまうというわけだ。

 そのため、幹部らは比例復活当選の期待を捨て、選挙区で勝ち抜かざるをえない。3党共闘の要を担ってきた重野安正幹事長(大分2区)の相手はこれまで3戦全敗の強敵・衛藤征士郎氏(自民)。県内では過去に民主、社民両党が対立したこともあったが、今回は共闘を強める。

 逆に民主党との対決色を強めているのは、阿部知子政審会長(神奈川12区)だ。候補者調整がつかず、民主候補と競合。街頭演説では、民主が掲げる高速道路無料化を「ばらまき」と批判する。

 国民新党も、代表と幹事長の当落が焦点だ。民主に支持が集中し、比例区での議席獲得は「厳しい」と幹部。綿貫代表は比例北陸信越ブロックの単独候補。「政権交代」のフレーズは「民主に票が流れるだけ」(陣営幹部)なので封印し、郵政関係の団体の支援を得て戦う。

 逆に、05年には比例区で復活した亀井久興幹事長(島根2区)は民主党との共闘を鮮明にし、政権交代を訴える。相手は「王国」と言われる強固な組織を持つ元首相の弟、竹下亘氏(自民党)だ。今月20日には民主党の鳩山代表が応援に訪れ、亀井氏は「鳩山代表とは深い友情関係」とつながりを強調した。

 社民党は「民主党を説得して労働者派遣法の改正案などをまとめた」(福島党首)、ベテランぞろいの国民新党は「民主党は政権で権力を駆使する経験がない人ばかり」(亀井静香代表代行)と存在意義をアピールする。だが、政権交代後のことよりも、選挙戦に集中せざるを得ない状況だ。(南彰)

1159名無しさん:2009/08/27(木) 19:54:32
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1031/20090827_08.htm
東北の激戦区ルポ(3)秋田2区/旋風受けて混戦加速

混戦となっている秋田2区。どの候補者の訴えが有権者の心をつかむのか=26日午後、潟上市天王


<政権交代を連呼>
 公示2週間前に出馬表明した「台風の目」が勢いづいた。
 「政権交代で政治を変えよう」。無所属新人の川口博は26日、潟上市で選挙カーを走らせ「政権交代」を何度も訴えた。その傍らで運動員は「比例は民主党へ」と連呼した。

 無所属ながら民主党色を押し出す川口。支えるのは民主党を離党した元党支部役員たちだ。党本部が候補者を立てず、社民党候補を推薦した野党共闘に反発した。

 集会で民主党の比例代表のチラシを配るなど、民主党旋風を自陣の帆で受け止める作戦は奏功しつつある。選対幹部は「有権者の反応は抜群にいい」と興奮気味だ。

 川口の言葉も「(当選まで)もうあと一歩。わたしが有権者に一番近い候補だ」と熱さを増す。
 「迷惑を掛けて申し訳ない」。民主党代表代行の小沢一郎は21日、秋田市で社民党県連幹事長の石田寛と会い、一部の民主党員が社民党元議員の山本喜代宏を応援せず、離党して川口支援に回ったことを謝罪した。

 頼みの野党共闘が崩れた山本陣営。石田は22日以降、街頭で「小沢さんはわたしに謝り、再び選挙協力を約束した」と訴える作戦に打って出た。山本も「わたしが政権交代を担う真の候補」と懸命に巻き返しを図る。

<組織票固め急ぐ>
 「野党陣営」を迎え撃つ自民党新人の金田勝年は26日、出身地の潟上市で参院議員2期の実績を強調しながら「『即戦力』を選んでほしい」と叫び、深々と頭を下げた。金田を後継指名して引退した元農相の野呂田芳成も駆け付け「この人なら国や郷土の役に立てる」と持ち上げた。

 2区には中選挙区時代を含め8期連続当選した野呂田の分厚い地盤がある。それを受け継いだ金田は、1年半かけて全域に自前の後援会組織を張り巡らせた。だが春の知事選で善戦した川口が急速に浸透。思わぬ接戦となり、陣営は危機感を強める。

 「徹底的に組織票を固めろ」。選挙戦が終盤に入った24日、選対幹部は野呂田を支えた100人近い地方議員やその後援会幹部に指示を飛ばした。支持者回り、電話作戦が一気にスパートした。

 自民党県連会長で県議の鈴木洋一は「『隠れ民主党』には絶対負けない」と息巻く。伝統の組織戦で突破を図る自民党陣営と、「政権交代」の風をとらえようとする他陣営の激戦は最終盤にもつれ込んだ。(敬称略)
(大館支局・小沢邦嘉、秋田総局・水野良将、東野滋)

<秋田2区立候補者>
川口  博 62  前小坂町長  無新
藤原 純一 58  幸福実現党員 諸新
佐々木重人 39 ☆会社役員   み新
金田 勝年 59 ☆元外務副大臣 自新
山本喜代宏 53 ☆農業     社元(1)
[注]☆は比例代表との重複立候補者



2009年08月27日木曜日

1160名無しさん:2009/08/27(木) 20:57:08
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news2/20090826-OYT1T00985.htm

福島党首、民主の高速無料化と子ども手当に異論
 社民党の福島党首は26日、遊説先の広島市で記者団に、民主党が政権公約(マニフェスト)で掲げた高速道路の無料化と子ども手当に異論を呈した。

 福島氏は高速道路無料化について、「交通が渋滞し、(配送品などの)遅配が増えるのではないか。莫大な税金がかかる。CO2(二酸化炭素)が増えてしまい、環境の問題でいかがか」と指摘した。中学卒業まで1人あたり月額2万6000円(2010年度は半額)を支給する子ども手当に関しても、「5兆円を子ども手当だけに使うことは(税収との)バランスを欠く」と批判。「(対象を)少し限定するなど、党の見解を言っていきたい」とも語り、衆院選後に民主党と連立を組む場合、軌道修正を求めていく考えを強調した。

 一連の発言は、「社民党の独自色をアピールしなければ、埋没してしまう」(衆院選候補者)との危機感の表れのようだ。

(2009年8月27日01時16分 読売新聞)

1161名無しさん:2009/08/27(木) 20:59:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009082700767

「民主と前哨戦始めた」=連立にらみ注文−社民党首
 「もう新しい政治を始める前哨戦をやっている。社民党はこういう点は少しどうだろうかと言っていく」。社民党の福島瑞穂党首は27日、北九州市で記者団に、衆院選後の民主党との連立政権をにらみ、選挙期間中から同党に注文を付けていく考えを強調した。
 福島氏は早速、民主党が掲げる高速道路無料化を取り上げ「それなりのメリットはあるが、渋滞を招くとか二酸化炭素が増えるという危惧(きぐ)もある。そういう点にきちんと応えていかなければならない」と問題提起した。
 選挙戦は終盤戦に入ったが、社民党は民主党の陰で埋没気味。福島氏としては、民主党への発言を強め、「物申す連立パートナー」として存在意義をアピールしたい思いがあるようだ。 (2009/08/27-19:05)

1162千葉9区:2009/08/27(木) 21:34:48
やっと新聞が読めた

朝日 社民小選挙区でマックス7とありますが東京7、大阪10、香川3、大分2、熊本5、沖縄2
あと一つどこですかね?

1163千葉9区:2009/08/27(木) 22:50:57
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090827t71036.htm
1議席死守へ背水の陣 社民、比例東北で危機感
 衆院選(30日投票)で、東北の社民党が背水の陣を敷いている。解散前の議席は比例東北の1議席。報道各社の世論調査で民主党の「独り勝ち」の可能性が強まったことに伴い、虎の子の議席を失う危機感が広がっている。各県連や自治労を軸とした支持労組が、党の存亡をかけて支持拡大を図っている。

 「民主党の独り勝ちでいいのか。清く正しく美しい社民党が選挙後の政治に必要だ」。社民党の福島瑞穂党首は20日、仙台市の大通りで声を張り上げた。解散後、2度目の仙台入りだ。
 23日には名誉党首の村山富市元首相がJR仙台駅前で「比例代表だけは社民党に入れてほしい」と呼び掛けた。

 党のビッグネームが相次いで入ったのは比例での支持拡大が狙い。前回(2005年)の比例東北の得票は36万2500票。今回はそれを上回る38万票の獲得を目指す。
 比例東北は党の最重点地区に位置付けられる。東北ブロック協議会は「東北の議席数が党勢のバロメーター」と分析。仮に東北がゼロになったら「全国で3議席ぐらいしか取れない」と焦りを隠さない。

 選挙区候補も比例票を重視する。秋田2区の元議員山本喜代宏候補(53)の陣営は、選挙カーや集会で社民党を前面に出して訴える。
 宮城では連合宮城の仲立ちで6区の前議員の菅野哲雄候補(60)を民主党が支援する。連合宮城は自治労など社民党支持労組向けに「比例は社民へ」と記載したチラシを作成し、比例での支持拡大を後押しする。

 大票田の仙台市で支持拡大の軸になるのは、仙台市職員労働組合。組合員に「比例は社民」を徹底している。
 仙台市を分ける宮城1、2区では民主党候補を推薦。社民党をアピールできる機会が少ないのが懸念材料だ。

 仙台市職労の伊藤啓志書記長は「民主党候補の集会に招かれることはあるが、比例は社民との呼び掛けは信義に反する。組合員とその家族を通して地道に支持を広げる」と話す。
 社民党は最終盤、選挙区に候補者がいない仙台、秋田、山形、福島の各県庁所在地を中心に電話作戦などで浸透を狙う。東北ブロック協議会の沖田捷夫事務局長(党宮城県連元幹事長)は「ここが踏ん張りどころ。東北の社民党の灯は消さない」と強調している。



2009年08月27日木曜日

1164名無しさん:2009/08/28(金) 18:20:48
あー、いい気味だ。

旧大蔵省OBで、民主党の財政通、藤井裕久・最高顧問(77)は最近、財務省幹部の訪問を受けたという。
関係者によると、こんなやりとりがあった。

幹部「(概算要求の手続きを)進めていいでしょうか」
藤井氏「進めてもいいけど、全部崩すぞ」
幹部「分かっております」「(制度的に決まっている)義務的経費だけでも進めていいでしょうか」
藤井氏「カットさせてもらうかもしれんぞ」
幹部「分かっております」
http://www2.asahi.com/senkyo2009/special/TKY200908280267.html

1166名無しさん:2009/08/29(土) 00:01:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090828t31036.htm

民主批判封印解く 「全勝」予想に警戒 岩手の共産・社民
 衆院選(30日投票)で「民主一人勝ち」の予想が伝えられる中、小沢一郎民主党代表代行(67)のおひざ元の岩手県で、同じ野党の共産党と社民党が警戒を強めている。選挙の結果次第では「全国有数の民主王国」が出現する可能性があるからだ。政権交代を目指す「同志」として封印していた民主批判も飛び出し、両党は最終盤に向けて存在感を示そうと懸命だ。

 ◆4年前の悪夢
 小沢氏の地元・奥州市で26日、岩手4区の社民党新人の選挙カーから「自民は駄目、民主は危ない、だから社民党です」と訴える女性スタッフの声が響いた。
 陣営が民主批判を「解禁」したのは、民主優勢を伝える報道が相次いだ後の24日。「巨大政党の行き過ぎを止める存在が必要だ」と訴え、民主党の農業政策や政治とカネの問題などを取り上げ、批判を強める。
 党県連幹部は「政権交代が独り歩きし、党の存在が埋没している」と現状を分析。「4年前の小泉劇場の悪夢がよみがえるようだ。政権交代を第一に訴えた社民党にも責任はあるが…」と危機感をにじませる。

 ◆勝ち過ぎ恐れ
 1区の共産党新人が25日夜に盛岡市で開いた個人演説会。新人候補は「300議席を超えるとされる民主に不安を抱く人は多い」と強調。弁士も「民主に2票も入れる必要はない。少なくとも比例は共産党へ」と訴えた。
 共同通信社の世論調査(20〜22日)によると、比例代表東北ブロック(14議席)では民主が8議席を確保する勢い。このあおりを受け、共産、社民は1議席を取れるかどうかという情勢だ。
 加えて岩手の場合、民主党が4選挙区で全勝し、比例単独候補の2人も当選すると、4人の参院議員を合わせ国会議員10人という、民主党内でも大きな勢力が誕生する。他党が民主の勝ち過ぎを嫌う大きな理由だ。

 ◆「愚直に訴え」
 自民党県連の千葉伝幹事長は「民主が300議席を超えたら日本はどうなるか。混乱が待っている」と強調。「農業政策や公共投資など民主との違いを全力で訴える」と最終盤への意欲を示す。
 一方、民主党の各陣営は「政権交代まで気は抜けない」と引き締めに躍起。佐々木順一党県連幹事長は「勝敗は誰にも分からない。われわれは揺れている有権者がいたら愚直に政策を訴えるだけ。死に物狂いでやる」と意気込んでいる。



2009年08月28日金曜日

1167名無しさん:2009/08/29(土) 00:09:03
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2009/0827.html
衆院選情勢/「牙城」に迫る民主

 共同通信社による衆院選の情勢調査は、政権交代を掲げる民主党の優位が揺らいでいないことをうかがわせた。局面打開の妙案を見いだせない自民党。森喜朗元首相(石川2区)ら大物議員も、生き残りを懸けて地域を小まめに回る“どぶ板選挙”を強いられる。進撃を続ける民主党の鳩山由紀夫代表は、保守地盤の強固な富山、石川、福井の北陸3県に入り、自民党の「牙城」を攻め落とそうと躍起になった。

 ▽標的リスト

 「なぜ、総理までされた方が、これからも政界の中で影響力を行使しようとするのか。日本で最も注目されるこの選挙区での勝敗が、政権交代の意味合いを決める」。鳩山氏は27日、石川2区のJR小松駅前で、森氏の対抗馬である新人女性候補への支援を求めた。

 23日夜には、鳩山氏や岡田克也幹事長、小沢一郎代表代行ら執行部の面々が終盤対応を協議。決まったのは、森氏や福田康夫前首相、町村信孝前官房長官、古賀誠選対本部長代理、谷垣禎一元財務相ら自民大幹部に挑む公認候補へのてこ入れだった。選挙後に自民党が容易には立ち直れないよう「標的リストに挙がった大物議員たちを軒並み追い落としておく必要がある」(民主党幹部)というわけだ。

 攻勢の矛先は、公明党にも向く。菅直人代表代行は26日、大阪市内の街頭演説で「自民党が政権を続けられてきたのは、公明党と(支持母体の)創価学会の力だ。2度と自民党と組もうと思わないような結果を出してほしい」と訴えた。選対幹部は民主党の長期政権をにらみ「自民党は、今回の次の選挙で公明党の協力を得られなければ、再起不能に陥るはずだ」との分断戦略を明かす。

 選挙戦を取り仕切る小沢氏は、周辺に「選挙が終わったら、すぐに参院選対策をやるぞ。全国を回る」。視線の先には、既に“来夏”がある。

 ▽最後の奉公

 「地べたをはって自分の力で勝ち上がるしかない。応援なんて期待しても無駄だ」。古賀氏は24日、都内で細田博之幹事長、菅義偉選対副委員長らと情勢分析しながら、こうつぶやいた。

 会合では、当落線上と判断された約70人への重点支援の必要性が提起された。しかし知名度のある野田聖子消費者行政担当相らは自分の選挙で手いっぱい。応援依頼が殺到する舛添要一厚生労働相だけでは、十分な支援はおぼつかない。

 14回連続当選を目指す森氏も、過去の選挙では全国を回っていたが、今回は地元に張り付き状態。「私もそう長い人生ではない。最後のご奉公がしたい」と支持離れを食い止めようと奮戦する。

 麻生太郎首相側近の菅氏は「自民党は、地域の中で頑張ってきた候補ばかりだ。最後の底力を発揮してほしい」と強調。ただ強気を堅持してきた麻生首相は、大阪市内で記者団に劣勢を認めざるを得なかった。「自公連立政権への批判が積もっている。これまでの負の遺産も総括しなければならない巡り合わせだ。言いたいことはあるが、それを引き継いでこの立場にあり、責任は極めて重い」

 公明党の太田昭宏代表もラジオ番組で、民主党への追い風について「選挙中にポピュリズムと言わないが、落ち着いて考える力を充実させる教育は重要だ」と語った。

 ▽「お別れ」

 共産党は小選挙区での候補者数を絞り、比例代表に力を入れるが、民主党“旋風”への戸惑いは隠せない。志位和夫委員長は都内で「自公政権退場の流れは決定的だが、民主党も日米同盟、財界主導政治から抜け出す意思はない」と断じた。

 民主党との連立を想定する社民、国民新両党には、来夏の参院選で民主党が過半数を制し連立を解消する事態への懸念もよぎる。社民党の福島瑞穂党首は北九州市内で記者団に、民主党の「子ども手当」政策について「厳しい財政事情の中で5兆円以上を使うなら、保育園の整備なども考えるべきだ」と独自カラーを強調。国民新党の亀井静香代表代行も鹿児島市内で、地域振興のための大胆な財政出動を求めながら言い放った。「衆院選後は民主党としっかりスクラムを組むが、郵政民営化(見直し)だけでお茶を濁すなら、さっさとお別れだ」

1168名無しさん:2009/08/29(土) 00:23:01
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009082801000887.html
「法制化にこだわらず」 非核三原則で社民・福島氏
 社民党の福島瑞穂党首は28日、党本部で記者会見し「非核三原則の堅持が担保されるなら、法制化には必ずしもこだわらない」と述べた。党衆院選マニフェスト(政権公約)は「法制化を図る」と明記している。

 ともに衆院選後の連立政権を目指す民主党の鳩山由紀夫代表が「(政権を獲得すれば)米国に三原則を守らせる最大限のことをする」と発言したことに配慮したとみられる。

 福島氏は「非核三原則を堅持することが重要だ。米国ときちんと協議し、実現できるテーマだ」と指摘。その上で「今までの主張を撤回したわけではない。もし(堅持が)危ないと思えば、きっちり縛る法制化が必要だ」と強調した。

2009/08/28 20:36 【共同通信】

1169名無しさん:2009/08/29(土) 00:24:46
>>1162
愛媛2ですね。

1170名無しさん:2009/08/29(土) 00:27:03
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090829k0000m010029000c.html

社民:福島党首「連立参加は全国代表者会議で議論」
 社民党の福島瑞穂党首は28日の記者会見で、衆院選後、民主党との連立政権に参加するかどうかについて「全国代表者会議で議論し、全部受け止めて乗り切っていきたい」と述べた。できるだけ早く全国代表者会議を開き、地方代表の意見を聞いて最終判断する考えを示した。民主党との連立を巡っては、地方代表から「安全保障政策で認識が違う」など反対意見が相次いでいることから、丁寧に意見集約を図る狙いがある。

 また社民党が民主党に求めている非核三原則の法制化について福島氏は「非核三原則の堅持を担保することに意味がある。堅持が担保されれば法制化には必ずしもこだわらない」とも語った。福島氏は「重要なのは三原則堅持を実質的にやること」と強調。三原則を担保する具体例として、「核兵器を搭載していない証明書を出さなければ港に入れない方式」を挙げた。【西田進一郎】

毎日新聞 2009年8月28日 18時35分(最終更新 8月28日 20時50分)

1171名無しさん:2009/08/29(土) 00:49:11
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000360908280001
自民支持団体衰える結束
2009年08月28日





 ●政策に反発 民主推薦も


 自民党を長年支えた組織や団体の結束力の低下が目立っている。表向きは推薦や支持を表明しても、自民党の政策への不満から組織内で徹底する力がない。追い風の民主党の政策にも不安が強いが、高まる政権交代の機運に、自民党の集票組織として知られる団体の中からも「一度やらせてみたら」との声が漏れる。(村上晃一、吉田素子)


 「自民党は『戦後は我々の力で復興した』と自慢しているが、実際に復興を支えたのは額に汗して働いた国民だ」


 26日、1区の民主新顔の集会で連合後援会長として演説に立ったのは、医師の高木徹さん。医師会に所属しているが、与党の医療福祉政策に「腹を立てた」と言い、会長を引き受けた。仲間から「がんばれ」と声をかけられる。


 県医師会(会員約2600人)を母体とする県医師連盟は、自民党の支持団体として知られる。連盟は今回も自民党を推薦しているが、会員の自民党離れは進む。連盟委員長で県医師会長の小山菊雄さんは「組織としては推薦する。ただ、強制はしない」。診療報酬引き下げや総医療費削減など、多くの医師の反対を押し切って医療費削減を進めた小泉改革に、会員の反発がくすぶっているためだ。


 農協(JA)の職員や組合員らで作る県農業者政治連盟は今回、05年衆院選と同様に3区の民主党候補を推薦した。JA関係者は全国的に自民党を支えてきたが、展望が開けない農政に農業者の不満も高まっている。JA福島五連の安田寿男会長は「政権選択は我々の判断基準ではない。どちらが政権を取ってもいいと思っている」という。


 団体の多くは、結束力や動員力の衰えに直面している。


 「公共事業に必要でないものはない。地方にとって、インフラ整備は一番大事だ」


 建設業者らを集めた17日の集会で、自民党候補が作業着姿の参加者に訴えた。ただ、会場には空席が目立つ。出席した建設会社社長は「以前だったら会場は満杯。暮らすのに精いっぱいで、会社の力もなくなっている」と嘆く。受注減で盆休みが長く、同業者に参加を呼びかけようにも連絡が取れなかったという。


 民主党の政権公約には公共事業削減が記されている。県建設業協会県北支部の久保田清事務局長は「民主党政権ならば公共事業が減り、(業界は)さらに冷え込む。けれど自民党に任せていても、これ以上良くならない。それなら民主党にやらせてみても、という考え方の人がいる」と話す。組織や団体自身の力の衰えとともに、自民党への不満と民主党への不安が渦巻き、団結が難しくなっている。

1172名無しさん:2009/08/29(土) 01:44:18
みんなの党と連立せず 民主方針
民主党は28日、衆院選後に政権を獲得しても、みんなの党と連立を組まない方針を固めた。今回選挙
で単独過半数を獲得するのが確実な情勢を踏まえ、過半数に達しない参院で、社民、国民新両党など
と連立を組めば、政権運営に支障はないと判断した。みんなの党が民主党候補の出馬する選挙区で、
対抗馬を相次ぎ擁立した事情もある。

みんなの党の渡辺喜美代表は、民主党の小沢一郎代表代行に近く、民主党は渡辺氏の選挙区に候補
を擁立していない。だが、みんなの党側は、民主党候補が出馬した神奈川4区に、同党を除籍となった
浅尾慶一郎前参院議員を立てるなど、民主党推薦・公認候補のいる計13選挙区で候補擁立に踏み切
った。

渡辺氏はこれまで、連立政権参加に前向きな考えを示していたのに対し、民主党側は「今(みんなの党
とも)戦っている最中だ。こんな時期に言わないでもらいたい」(岡田克也幹事長)と不快感を強めていた。

一方、民主党との選挙協力で、兵庫8区から田中康夫代表が出馬した新党日本については、衆院選で
議席を獲得すれば、連立を組む方針だ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090829/stt0908290136000-n1.htm

1173チバQ:2009/08/30(日) 01:22:37
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908290006.html
31日にも連立協議 民主、勝利想定し準備着々
2009年8月29日8時2分

 民主党は30日投開票の総選挙で勝てば、ただちに政権移行作業に入る。まずは官房長官などの骨格人事を固めたうえで、社民、国民新両党と連立政権樹立に向けた協議を開始。9月半ばに鳩山連立内閣を発足させ、国連総会などで外交デビューする日程を描いている。

 鳩山代表は総選挙の大勢が判明する31日未明に、東京・六本木の「党開票センター」で記者会見する予定だ。その後、ただちに党役員と主要閣僚人事、政権移行に向けた作業に着手するとみられる。

 これまで同党は少数の中堅議員らによるチームをつくり、水面下で政権移行準備を進めてきた。9月14日の週の特別国会召集も鳩山氏側近が政府高官に非公式に打診。鳩山氏は同月半ばまでに組閣を済ませ、同月下旬に米国である国連総会演説、G20金融サミットに出席したい意向だ。

 投開票翌日にも、社民、国民新の両党などとの連立政権協議に入る方針だが、民主党幹部は「今の党三役ではなく、首相・官房長官・閣僚候補が政権移行にあたるべきだ」と説明。政権協議の前にまず主要人事を固めておくべきだとの考えを示している。

 その場合、鳩山氏は政権運営の要となる官房長官や党幹事長などを先行して固めるとみられる。「トロイカ体制」で党運営にあたってきた菅直人、小沢一郎両代表代行や輿石東参院議員会長らが重要事項の意思決定を行う集団指導体制は、政権を取っても維持することになりそうだ。

 鳩山内閣が正式発足すれば、首相直属で予算の骨格を決める「国家戦略局」の準備もただちに始める。当面は「国家戦略室」とし、首相補佐官や官房副長官など国会議員ら7人程度で構成。秋の臨時国会で法整備して30人規模の組織に拡充し、戦略局に格上げする。担当閣僚には党政調会長を起用する意向で、官房長官並みに強い各省調整の権限を与える方針だ。

 また、行政の無駄や不正をただす「行政刷新会議」にも担当閣僚を配し、行政監視に強い国会議員らを配置する。「国と地方」の関係を見直すため、地方首長らも非常勤で起用する方向で検討中だ。

 ただ、これらの政権移行の作業がすんなりと行くかどうかについては、不安がないわけではない。

 23日夜にあった首脳陣の協議では、政権移行に関する資料が配られたが、選挙対策を担当する小沢代表代行が「そんなものは選挙の後でいい」と一喝し、回収されたという。鳩山氏が首相就任直後に予定している国連総会出席案にも、「政権移行に時間をかけるため、見送るべきだ」との異論がくすぶっている。

■社民・国民新は、余裕なし

 社民、国民新両党との連立政権協議の見通しはどうか。両党とも民主党との協議に選挙後ただちに応じる方針だが、選挙戦が激しさを増すなかで準備は進んでいない。

 社民党の福島党首は28日の記者会見で、連立協議への対応を問われても「議席を増やすことに全力投球。(選挙が)終わった段階で考える」と、踏み込んだ発言はしなかった。厳しい戦いを強いられている幹部がおり、選挙後にふれにくい事情がある。本社情勢調査では、阿部知子政審会長(神奈川12区)の当落が微妙だ。

 民主党が大勝しても社民党が自ら議席を減らす結果に終われば、主導権を握ることが難しくなる。「民主党に一方的に決めた紙を渡され、けんかになるだけかもしれない」(幹部)との心配もある。地方組織を中心に連立参加への慎重論も少なくない。

 ただ、連立が党内の既定路線であるのは確か。又市征治副党首は27日の富山県での演説で「30日に投票が終わったら即、民主党と国民新党と私で、新しい連立政権の政策合意を一緒につくる」と強調。早ければ31日にも連立協議に入る考えを示している。

 そんな意見の違いを調整するため、30日には主要幹部らが東京都内に集まり、連立協議への対処方針を話し合う予定。福島氏は全国の党員の意見を聞くため、全国代表者会議を開催するなどして丁寧に進めたい考えだ。

 一方、国民新党も綿貫代表や亀井久興幹事長が厳しい戦いとなっている。同党幹部は28日、連立政権に向けた準備について「全然そんな状況にない。まず選挙に勝ってからだ」と厳しい表情を浮かべた。「幹部が軒並み落選することになれば解党につながるのではないか」と、混乱を懸念する声が民主党内から出ている。

     ◇

1174チバQ:2009/08/30(日) 01:22:52
■民主党が想定する政権移行の日程

《8月》

30日 総選挙投開票

31日〜官房長官・幹事長など骨格人事内定/連立政権協議開始

《9月》

上旬 連立政権合意、新政権人事内定

14日の週 特別国会で首相指名、組閣/国家戦略室設置?

22日 国連気候変動ハイレベル会合(米・ニューヨーク)

24日 国連総会で首相演説(米・ニューヨーク)=首相出席の方針

24〜25日 G20金融サミット(米・ピッツバーグ)=首相出席の方針

1175とはずがたり:2009/08/30(日) 01:51:19

〈09政権選択 あおもり〉2〜4区 共産支持者、だれに一票
http://www2.asahi.com/senkyo2009/localnews/TKY200908260344.html
2009年8月25日

 共産党はこれまでの衆院選と戦い方を変え、今回は小選挙区で1区のみに候補者を立て、2〜4区は、支持者それぞれの意向に任せる「自主投票」とした。「政権選択」が争点の今回の総選挙で、自民と民主が激しく競り合うなか、2〜4区の共産票の行方はどうなるのか。(有近隆史、栗田有宏)


 「議席を取らなければ政党として力を発揮できない。比例一本に力を入れて議席増を目指す」。党県委員会の堀幸光委員長は比例区重視の戦いの理由をこう語る。比例区では、前回総選挙の県内の比例票を2万票近く上回る7万票の獲得を目指す。

 そこで注目されるのが、比例区で共産党に投票する有権者の小選挙区票の行方だ。

 共産党を支持する50代の男性は「消費税の増税など民主党の主張で許せない部分はある。だが、とにかく自公政権を変えないといけないという思いは強い。周辺でも小選挙区は民主という人は多い」と打ち明ける。

 一方、ある自民公認候補の陣営幹部は「共産党とは主張があまりに違いすぎる。うちに票が来ることはないだろう」という。

 前回の共産の公認候補は2区で4941票、3区で6450票、4区で1万222票を獲得した。この時の民主の候補は自民候補に2区で約4万3千票、3区で約1万7千票、4区で約7万2千票の差をつけられ、落選した。

 単純に共産候補への票を足しても遠く及ばないが、4区で民主と国民新が候補を一本化するなど、打倒自民を目指して勢力が結集。民主への追い風もあって、共産票が当落を左右する可能性もある。

 こうした状況に対し、共産自体は、民主への選挙協力はあり得ないと否定する。堀委員長は「憲法などについて民主と我々の主張は大きく異なる。政策で協力できる部分がない」。前回衆院選で青森3区から立候補した松橋三夫・同党三八地区政策委員長も、党として小選挙区で特定の候補への投票働きかけはしないという。

 一方で、堀委員長は「日本の将来を巡って『政権交代が必要だ』という点では、民主と主張は一致する」とし、自民よりは民主に近い立場であることを認める。

 こうしたことから、ある民主候補の陣営幹部は「『自民か民主か』の二者択一なら民主へ投票してくれるだろう」と期待を寄せる。

 しかし、別の民主の関係者は「マスコミなどの世論調査で民主圧勝という結果が出ている。民主に投票して大勝させるのはいかがなものか、という見方も出てくるかもしれない」。その結果、従来の根強い共産の支持者は選挙区には白票を投じるかもしれないという。

 志位和夫委員長は8月初めに来県した際、「民主党は財界中心、軍事同盟中心という政治のおおもとをただす姿勢は見られない。民主党中心の政権ができても、『建設的野党』としてがんばり抜く」と語った。

 公認候補を持たない共産支持者のさまえよる一票が政権交代を後押しするか、逆に押しとどめようとするか。30日まで悩む有権者もいそうだ。


■共産党候補者の得票数(小選挙区)

選挙区 03年総選挙 05年総選挙
 2区 10605  4941
 3区  5284  6450
 4区 13524 10222

1176名無しさん:2009/08/30(日) 02:00:30
>>1116-1122の続き。

共同1回目(東京新聞)、時事、産経、朝日2回目、読売2回目、共同2回目の結果を書き込みます。
時事と共同2回目は下記のネット記事やこの掲示板への投稿を参照。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1064934957/1436-1455
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/4457

「民主党空白区」&「民主党公認候補以外に非自公の有力候補がいる選挙区」をチェック。
つまり自公VS.民主の政権選択選挙の構図に必ずしもなっていない選挙区。

※民主支持層の動向に着目。
(民主党の公認・推薦候補がいないのは宮城6、栃木3、群馬5、埼玉11、沖縄2)
※有力候補=情勢調査で当選可能性がある表現で一紙でも報道されている候補
(武山のように元議員でも競ってる報道がない場合は割愛)

1177名無しさん:2009/08/30(日) 02:01:00
>>1117

<北海道ブロック>
無し

<東北ブロック>
■宮城6区(民主党空白区 自民小野寺、社民菅野)
共 小野寺が安定。
時 小野寺が安定した戦い。菅野は民主の支持層取り込みに必死。
産 小野寺が優位。菅野。
朝 小野寺優勢。菅野民主まとめきれず。
■秋田2区(民主党空白区 自民金田、社民山本、民主系無所属川口)
共 川口と金田が互角。かあ口は民主6割以上。
時 金田がわずかに先行。川口が民主支持層を取り込んで激しく追い上げる。山本は苦戦。
産 川口が先行。金田が追う。山本は苦しい。
朝 金田と川口が競り合い。山本は厳しい。川口は民主6割以上。
読 川口と金田が互角。川口は民主6割。
共 金田
■秋田3区(非自公有力候補区 自民御法川、民主京野、平沼系無所属村岡)
共 京野がリード。御法川が猛追。
時 京野と御法川が競り合う。京野がややリード。村岡。
産 御法川がリード。京野が追い上げる。村岡は伸び悩む。
朝 京野が頭一つ抜け出し、村岡と御法川が激しく追う。
■山形3区(民主党空白区 自民加藤、社民吉泉)
共 加藤が盤石。
時 加藤独走。
産 加藤が安定。
朝 加藤が優勢。吉泉民主7割懸命に追う。

1178名無しさん:2009/08/30(日) 02:01:24
>>1118

<北関東ブロック>
■茨城7区(非自公有力候補区 自民永岡、民主柳田、自民系無所属中村)
共 中村を柳田が激しく追う。永岡。
時 柳田と中村が大接戦。永岡は出遅れ。
産 中村と永岡、柳田が大接戦。
朝 柳田がわずかにリード、中村、永岡が懸命に追う。
読 柳田と永岡が接戦。柳田は民主7割。
共 中村
■栃木3区(民主党空白区&非自公有力候補区 みんな渡辺)
共 渡辺が圧倒的な強さ。
時 渡辺が盤石。
産 渡辺の信任投票。
朝 渡辺が安定。
■群馬5区(民主党空白区 自民小渕、社民土屋)
共 小渕が幅広い支持。土屋は苦戦。
時 小渕が安定した戦い。
産 小渕が圧倒。
朝 小渕が安定、民主4割。土屋。
■埼玉11区(民主党空白区 自民新井、平沼系無所属小泉)
共 小泉がリード。新井が追いかける。
時 小泉が民主の支持層も取り込んで当選圏入りした。新井。
産 小泉が安定。新井が苦戦。
朝 小泉安定。新井苦戦。小泉民主固める。

<南関東ブロック>
■神奈川4区(非自公有力候補区 自民林、民主長島、みんな浅尾)
共 長島が一歩リード。浅尾と林が追い上げる。
時 長島がやや先行し、浅尾が猛追。
産 長島、林が競り合い、浅尾が追う。長島は民主固める。
朝 長島が優位、林、浅尾。
■神奈川8区(非自公有力候補区 自民福田、民主山崎、みんな江田)
共 江田が優勢。山崎と福田が追撃。
時 江田が一歩先行、山崎が激しく追い上げる。
産 江田を福田、山崎が追いかける。
朝 江田がリードし。山崎と福田が激しく追う。江田は民主支持層にも食い込み。
■神奈川12区(非自公有力候補区 自民桜井、民主中塚、社民阿部)
共 中塚がリード、桜井が追う。阿部も追い上げる。
時 中塚が有力。
産 記載なし。
朝 中塚引き離す。桜井。阿部。
■山梨2区(非自公有力候補区 自民堀内、民主坂口、平沼系無所属長崎)
共 坂口がやや先行。長崎と堀内が追い上げる。
時 坂口が一歩リードし、長崎と堀内が追い上げる。
産 坂口と長崎、堀内が激戦。
朝 坂口が先行。堀内、長崎が激しく追う。
共 坂口

1179名無しさん:2009/08/30(日) 02:01:46
>>1119

<東京ブロック>
■東京8区(民主党空白区 自民石原、社民保坂)
共 石原が優位。保坂は民主3割。
時 石原が水をあける。
産 石原優勢、保坂をリード。
朝 石原と保坂が激しく競り合う。民主6割保坂も一部石原に流れる。
■東京11区(民主党空白区 自民下村、日本有田)
共 下村が有田と激しく競る。
時 下村が優位に戦いを進める。
産 下村が有田を引き離す。
朝 下村、有田が激しく競る。有田民主をほぼまとめる。
■東京25区(民主党空白区 自民井上、国民真砂、民・国系無所属鈴木泰)
共 井上が圧倒的優位。真砂。
時 井上が優勢。
産 井上が安定。
朝 井上が真砂らを引き離す。

<北陸信越ブロック>
■富山2区(民主党空白区 自民宮腰、社民藤井)
共 宮腰が安定。藤井が追う。
時 宮腰が安定した戦いを進め、一歩抜け出した。
産 宮腰が先行。藤井が追い上げる。
朝 宮腰優勢。藤井は民主7割懸命に追う。
■富山3区(民主党空白区 自民橘、民主系無所属相本)
共 橘と相本が競る。
時 相本がわずかにリード。橘は追い上げ。
産 橘がやや先行。相本。
朝 橘と相本が激戦。相本は民主7割。
読 橘と相本が横並び。相本は民主6割で橘に食い込みを許す。
共 橘

1180名無しさん:2009/08/30(日) 02:02:07
>>1120

<東海ブロック>
■静岡7区(非自公有力候補区 自民片山、民主斉木、平沼系無所属城内)
共 城内がリード。斉木と片山は追いすがる。
時 城内がわずかにリード。斉木、片山が追い上げる展開。
産 城内が善戦、片山と斉木が追う。
朝 城内が引き離し、斉木が激しく追う。片山。城内は民主に食い込み、斉木は民主6割

<近畿ブロック>
■京都1区(非自公有力候補区 自民伊吹、民主平、共産穀田)
共 平が伊吹を一歩リード。穀田苦戦。
時 平を伊吹が追い上げる。穀田は伸び悩む。
産 平が先行。伊吹が激しく追い上げる。穀田追う。
朝 平が先行し、伊吹が激しく追う。穀田は厳しい。
読 平が一歩抜け出し、伊吹が激しく追う。平は民主8割。
■京都4区(非自公有力候補区 自民中川、民主北神、自民系無所属田中)
共 北神が先行。田中が追う。中川は苦しい。
時 北神が、田中をわずかにリード。中川は苦しい。
産 北神がわずかに抜け出す。田中、中川が追う。
朝 北神がリード、田中が追う。
■大阪2区(非自公有力候補区 自民川条、民主萩原、自民系無所属左藤)
共 萩原と左藤が接戦。川条。
時 萩原が左藤より頭一つ抜け、川条は苦しい。
産 萩原がリード。左藤と川条が追いかける。
朝 萩原がリードし、左藤が追う。川条は厳しい。
読 萩原と左藤が接戦、川条が追う。萩原は民主8割、左藤は民主にも支持を伸ばす。
■大阪10区(民主党空白区 自民松浪、社民辻元)
共 辻元が堅調。松浪は猛追を図る。
時 辻元と松浪が互角の戦い。
産 辻元がわずかい先行。松浪が激しく追い上げる。
朝 辻元がリードし、松浪が懸命に追う。辻元民主8割。
■大阪13区(民主党空白区 自民西野、国民白石)
共 西野がややリード。白石。
時 西野は白石からの逃げ切りに懸命だ。
産 西野が優位。白石が追う。
朝 西野が優位。白石は懸命に追う。民主は白石6割、西野2割。
■兵庫8区(民主党空白区 公明冬柴、日本田中)
共 冬柴を田中が激しく追い上げる。
時 冬柴はわずかに優位に立つが、田中も全力を挙げ、情勢は混沌としている。
産 冬柴がややリード。田中が猛追。
朝 田中が一歩リードし、冬柴が激しく追い上げる。田中は民主7割。
共 田中
■兵庫9区(民主党空白区 自民西村、国民宮本)
共 西村が圧倒。
時 西村が宮本を圧倒する。
産 西村が安定。宮本。
朝 西村が安定。宮本は民主5割に届かず。

1181名無しさん:2009/08/30(日) 02:02:26
>>1121

<中国ブロック>
■島根2区(民主党空白区 自民竹下、国民亀井)
共 竹下を亀井が追走。亀井を民主を固めた。
時 竹下と亀井が互角の戦い。
産 竹下やや優位。亀井急追。
朝 竹下がやや先行し、亀井が激しく追い上げる。亀井は民主8割。
読 竹下が一歩リード、亀井が追い上げる。亀井は民主8割以上。
共 竹下
■岡山3区(非自公有力候補区 自民自民阿部、民主西村、平沼系無所属平沼)
共 平沼が盤石。
時 平沼が独走。
産 平沼が引き離す。阿部、西村。
朝 平沼と西村が互角。西村は民主7割。
■広島6区(民主党空白区 自民小島、国民亀井)
共 亀井が安定。
時 亀井が盤石。小島は苦しい戦い。
産 亀井が安定。
朝 亀井が安定。民主固める。

<四国ブロック>
■香川3区(民主党空白区 自民大野、社民米田、平沼系無所属真鍋)
共 大野が先行。米田と真鍋は民主に食い込み追い上げる。
時 大野が一歩リード。米田が追う。真鍋は伸び悩んでいる。
産 大野優位。米田。真鍋は伸び悩む。
朝 大野と米田が激戦。
■愛媛2区(民主党空白区 自民村上、社民岡平)
共 村上が優勢。岡平が追う。
時 村上が先行。
産 村上が岡平をリード。
朝 村上が頭一つ抜け出し、岡平が激しく追う。岡平は民主7割。
■高知1区(非自公有力候補区 自民福井、民主田村、無所属橋本)
共 田村がややリード。橋本と福井が激しく追い上げる。
時 田村が一歩リード。橋本と福井が追う展開。
産 福井と橋本が競り合い、田村が激しく追い上げる。
朝 福井、橋本が互角、田村が続く。田村は民主固めきれていない。
読 田村、橋本が一歩も譲らぬ戦い、福井は後れを取る。
共 福井

1182名無しさん:2009/08/30(日) 02:02:47
>>1122

<九州沖縄ブロック>
■福岡11区(民主党空白区 自民武田、社民山口)
共 武田が独走。
時 武田が抜け出した。
産 武田が優勢。山口追いすがる。
朝 武田が水をあける。山口民主4割が他候補に流れる。
■佐賀3区(民主党空白区 自民保利、社民柳瀬、みんな広津)
共 保利が安定。
時 保利が抜け出し、当選圏内に入った。
産 保利が優勢。柳瀬追う。広津苦しい。
朝 保利優位。広津、柳瀬。
■熊本3区(非自公有力候補区 自民坂本、民主後藤、平沼系無所属三浦)
共 坂本と後藤が競り合う。三浦は苦しい。
時 坂本を後藤が猛追する。三浦。
産 後藤がやや先行。坂本、三浦が追い上げる。
朝 坂本と後藤が激しく競り、三浦が懸命に追う。後藤民主7割強。
■熊本4区(民主党空白区 自民園田、国民松永)
共 園田が安定。
時 園田が優位に立った。
産 園田がわずかに先行。松永は激しく追い上げる。
朝 園田が優位。松永民主に浸透今ひとつ。
■熊本5区(民主党空白区 自民金子、社民中島)
共 金子を民主も取り込んだ中島が追う。
時 金子を中島が追う展開。
産 金子が優位で中島が追う。
朝 中島が一歩抜け出し金子が懸命に追う。中島は民主7割強。
■大分2区(民主党空白区 自民衛藤、社民重野)
共 衛藤が一歩リード。重野。
時 衛藤を重野が猛追する。
産 衛藤がやや先行。重野が激しく追い上げる。
朝 重野が一歩リードし、衛藤が懸命に追う。衛藤は民主7割強。
共 重野
■宮崎1区(民主党空白区 自民系無所属中山、自民系無所属上杉、民主系無所属川村)
共 川村が先行。中山が追う。上杉は苦しい。
時 川村がわずかにリード。中山、上杉は追い上げを図る。
産 川村がリードし、中山、上杉が追い上げる。
朝 川村が水をあける。民主9割。中山、上杉。
■宮崎3区(民主党空白区 自民古川、社民松村)
共 古川。
時 古川が一歩抜け出した。
産 古川がリード。松村が追いかける。
朝 古川が優位。松村は苦しい。
■鹿児島3区(民主党空白区 自民宮路、国民松下)
共 松下が一歩リード。宮路。
時 松下と宮路がほぼ互角の争い。
産 松下がわずかに先行、宮路が猛追。
朝 松下優位。宮路懸命に追う。松下民主手堅くまとめる。
読 松下と宮路が横並び。松下は民主8割。
■沖縄1区(民主党空白区 自民国場、国民下地)
共 下地が大幅にリード。国場。
時 下地がやや優勢で、国場が猛追する。
産 下地がリード。国場。
朝 下地が民主9割安定。国場が激しく追う。
■沖縄2区(民主党空白区 自民安次富、社民照屋)
共 照屋が安定。
時 照屋、有利な戦いを展開。
産 照屋が先行。安次富。
朝 照屋が民主9割、優位。安次富。

1183とはずがたり:2009/08/30(日) 02:25:39
有り難うございます。
民主空白区は政界再編のとっかかりに成り得ますので今後の為にもこの選挙区に注目するのは重要でしょうね。

1184名無しさん:2009/08/30(日) 12:28:22
>>1182
熊本3区の共同2回目が抜けてた。

■熊本3区(非自公有力候補区 自民坂本、民主後藤、平沼系無所属三浦)
共 後藤

参考
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/4457

1185とはずがたり:2009/08/30(日) 12:39:29
>>1184
共同の配信を受けていると思われる神戸新聞8/24朝刊に拠りますと
>知名度で勝る自民坂本と追い風を受ける民主五党が互いの支持基盤に切り込みながら激しく競り合う
と成っており競り合いではありますが後藤ではなく坂本が先の様です。

1186とはずがたり:2009/08/30(日) 12:41:33
しつれい終盤情勢でしたね

1187名無しさん:2009/08/30(日) 16:49:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009083000056

連立へ前向きに協議=社民党首
 社民党の福島瑞穂党首は30日午前、衆院選で政権交代が実現した場合の民主党との連立に関し、「31日に党三役会議を開き、できるだけ早い段階で全国代表者会議も開く予定。連立協議について前向きに(党内で)協議していく」と述べた。川崎市内で記者団に語った。
 社民党は9月3日にも代表者会議を開く方針だが、それまでに両党間で非公式に協議したい考え。当面のインド洋での給油活動継続や衆院比例定数削減などについては、民主党側に軌道修正を求める方針だ。 (2009/08/30-13:33)

1188とはずがたり:2009/08/31(月) 10:22:11

国民の勝利だ・゜・(つД`)・゜・
>衆院選で野党第1党が単独過半数を得ての政権交代は現憲法下では初めて

16年ぶり非自民政権へ…日本政治の転換点
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090830-592896/news/20090831-OYT1T00166.htm

 政権選択を最大の焦点とした第45回衆院選は30日投票が行われ、即日開票の結果、民主党が過半数(241)を上回り、308を議席を獲得して政権奪取を果たすことになった。

 自民党は結党以来初めて第2党に転落、麻生太郎首相は30日夜、党総裁を辞任することを表明した。

 非自民政権の発足は細川政権以来、16年ぶり。衆院選で野党第1党が単独過半数を得ての政権交代は現憲法下では初めてで、日本の政治は大きな転換点を迎えた。民主党の鳩山由紀夫代表はただちに政権移行の準備に着手し、社民、国民新両党と連立に向けた政策協議を行う。鳩山氏を首相とする新政権は9月中旬に誕生する。
(2009年8月31日03時29分 読売新聞)

1189名無しさん:2009/08/31(月) 11:21:32
>>1188
>衆院選で野党第1党が単独過半数を得ての政権交代は現憲法下では初めて

小選挙区制導入して、良かったですね。
単独過半数という明確な形での政権交代。
他の制度なら比較第一党にとどまっていたかもしれない。

1190名無しさん:2009/08/31(月) 13:07:51
>>1116-1122
>>1176-1184

選挙結果を踏まえて。

民主党空白区
(民主党候補が立候補していないor比例で復活も出来なかった選挙区)

民主党による社民国民日本の吸収合併の行く末が注目される選挙区であり、
自民党当選者が民主党に寝返りやすい選挙区でもある。


宮城6区(社民菅野落選、自民小野寺当選)
秋田2区(民主系無所属川口当選、民主推薦社民山本落選、自民金田比例復活、民主比例下位高松当選)
山形3区(民主推薦社民吉泉比例復活、自民加藤当選、民主比例下位和嶋当選)
栃木3区(みんな渡辺当選)
群馬5区(社民土屋落選、自民小渕当選)
埼玉11区(平沼G小泉当選、自民新井落選)
東京8区(民主推薦社民保坂落選、自民石原当選)
東京11区(民主推薦日本有田落選、自民下村当選、民主比例渡辺当選)
東京25区(民主推薦国民真砂落選、自民井上当選))
富山2区(民主推薦社民藤井落選、自民宮腰当選)
富山3区(民主推薦無所属相本落選、自民橘当選)
大阪10区(民主推薦社民辻元当選、自民松浪比例復活)
大阪13区(民主推薦国民白石落選、自民西野当選)
兵庫8区(民主推薦日本田中当選、公明冬柴落選)
兵庫9区(民主推薦国民宮本落選、自民西村当選)
鳥取1区(民主奥田落選、自民石破当選)
島根2区(民主推薦国民亀井落選、自民竹下当選)
岡山3区(民主西村落選、平沼G平沼当選、自民阿部当選)
広島6区(民主推薦国民亀井当選、自民小島落選)
山口3区(民主三浦落選、自民河村当選)
山口4区(民主戸倉落選、自民安倍当選)
香川3区(民主推薦社民米田落選、自民大野当選)
愛媛2区(民主推薦社民岡平落選、自民村上当選)
高知1区(民主田村落選、無所属橋本落選、自民福井当選)
高知2区(民主楠本落選、自民中谷当選)
高知3区(民主中山落選、自民山本当選)
福岡11区(民主推薦社民山口落選、自民武田当選、自民比例山本当選)
佐賀3区(民主推薦社民柳瀬落選、自民保利当選)
熊本4区(民主推薦国民松永落選、自民園田当選)
熊本5区(民主推薦社民中島比例復活、自民金子当選)
大分2区(民主推薦社民重野当選、自民衛藤比例復活)
宮崎1区(民主推薦無所属川村当選、自民系無所属中山・上杉落選)
宮崎3区(民主推薦社民松村落選、自民古川当選)
鹿児島3区(民主推薦国民松下当選、自民宮路落選)
沖縄1区(民主推薦国民下地当選、自民国場落選)
沖縄2区(社民照屋当選、自民安次富落選)

参考
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/3932
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/3936

1191名無しさん:2009/08/31(月) 13:33:36
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090831ddm003010139000c.html

選挙:衆院選 連立協議で社・国、埋没を懸念
 民主党との連立政権協議に入る社民、国民新両党は、300議席を超える民主党の圧勝の中で、連立内で存在感をどう発揮するかが問われることになる。

 民主党が連立を組むのは、参院(定数242)では統一会派を組む国民新党などを合わせても118議席で、過半数確保には社民党(5議席)の協力が欠かせないからだ。

 社民党は公示前と同じ7議席にとどまり、福島瑞穂党首が目標としてきた「2けた台」を確保できなかった。民主党の獲得議席は3分の2を超えなかったため、参院で法案が否決されても衆院で再可決・成立することが可能となる事態にはならなかったが、数の差は覆うべくもない。

 社民、国民新両党は独自性を発揮しなければ埋没し、独自性を強め過ぎれば連立から取り残されるというジレンマに直面することになる。ただ、福島氏は30日夜、「連立に入る可能性は極めて高い」と明言した。さらに「民主党に働きかけたり協議する役割は、社民党は大変大きい」と述べた。連立協議の火種は外交・安全保障政策。インド洋での給油活動など、自衛隊の海外派遣を巡っては溝が大きい。民主党が掲げた「衆院比例定数80削減」もネックとなりそうだ。

 一方、国民新党は、鳩山氏が前向きな国立戦没者追悼施設の建設や永住外国人への地方参政権付与に綿貫民輔代表が反対を表明しているが、獲得議席は3議席で公示前の4議席を割り込んだ。昨年9月に浮上した民主党との合併話が再浮上する可能性もある。【西田進一郎】

1192名無しさん:2009/08/31(月) 14:48:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009083100831

連立協議めぐり駆け引き=社民・国民新、埋没を警戒
 衆院選から一夜明けた31日、民主、社民、国民新の3党の間で早くも連立政権をめぐる駆け引きが始まった。悲願の政権交代を確実にした民主党は同日午後にも社民、国民新両党に正式な連立協議を呼び掛け、合意を急ぎたい考え。しかし、埋没を警戒する両党はそれぞれ独自色を発揮しようと民主党をけん制しており、調整が手間取ることも予想される。
 「長かった。でも、ようやくスタートラインにたどり着いた」。同日朝、都内の自宅で報道各社のインタビューに応じた民主党の鳩山由紀夫代表は、政権交代への思いをこう語った。最初の課題となる連立協議に関しては、「最終的な結論をできるだけ早くつくり上げていきたい。そんなに心配はしていない」と語った。
 ただ、衆院選で300議席超という民主党の圧勝を受け、社民、国民新両党には、民主党が協議の主導権を握ることへの警戒感が強まっている。社民党の福島瑞穂党首は31日午前のTBS番組で民主党との連立について「きちんと協議もするし、主張もするし、話し合いもする」と強調。国民新党の自見庄三郎政審会長はNHKのテレビ番組で、郵政民営化の見直しが連立の前提との立場を重ねて主張して民主党をけん制した。 (2009/08/31-13:26)

1193名無しさん:2009/08/31(月) 15:09:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009083000681

社民党首「歴史的転換」=みんなの党代表「不安視も」−民主圧勝に・衆院選
 社民党本部では福島瑞穂党首が午後8時40分から記者会見に臨み、「歴史的な転換となる選挙。民主党と連立政権に入る可能性は極めて高い。新しい政治での『品質保証役』となることを考えている」と語った。淡い黄色のワンピース姿。午前1時半からの会見では「現時点で7議席獲得という報道。もう少し頑張りたかったけれども、何とか踏みとどまった」と口元を引き締めた。
 共産党の志位和夫委員長は午後10時すぎ、党本部に。民主圧勝を「日本の政治に大きな前向きな一歩」と評価した上で、「良いことは協力し、問題点はただす建設的野党」の立場を強調した。午前1時半すぎ、公示前と同数の9人に当選の赤いバラが付けられると、ようやく表情が和らいだ。自党に追い風が吹かなかったことについて、「わが党の力不足。実力を付けて次の戦いで結果をつくりたい」と話した。
 みんなの党の渡辺喜美代表は、ホテルの会見場で、「たった3週間で政党要件を満たすだけの支持を得ることができた」と振り返った。民主党の圧勝劇には、腕を組んで「すごいねー」と感心。一方で「民主党政権で本当に大丈夫なのかという声がわれわれのところに届いた。ばらまき政策を不安視する人も多かったのでは」とクギを刺した。自民党に対しては「ついこの間まで一緒に行革をやってきた人間が落選することは悲しい」と声を落とした。
 国民新党の綿貫民輔代表は、東京・平河町の砂防会館で開票状況を見守ったが、午前2時前になってようやく会見。「残念ながら(自分は)議席を得られなかった」と切り出した。「郵政民営化見直しの実現に向かって流れが変わっていけば、使命は達成した」とさばさばした表情で話した。 (2009/08/31-03:41)

1194名無しさん:2009/08/31(月) 15:47:38
http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009083001000805.html

共産、「建設的野党」で独自色 大健闘と評価
 共産党は、民主圧勝を受け、政権交代後は政策ごとに対応を判断する「建設的野党」として独自色を強める構えだ。

 志位和夫委員長は31日未明の記者会見で、選挙前の9議席確保を「『自公政権ノー』の風が民主党に流れる中で大善戦、大健闘だ」と強調。小選挙区候補を大幅に絞り込んだ選挙戦略については「現有議席を確保した。成功だ」と評価した。

 今後は民主党中心の連立与党が圧倒的多数を占める中、国会での存在感発揮が課題。党公約の労働者派遣法改正など民主党と近い政策の実現に向けた働き掛けを強める。

 ただ民主党が掲げる日米自由貿易協定(FTA)の交渉促進、衆院の比例定数削減などは「数の力でおごるなら、ストップをかける」(志位氏)として反対の姿勢。

2009/08/31 03:16 【共同通信】

1195名無しさん:2009/08/31(月) 16:24:26
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090831k0000e010079000c.html

衆院選:「野党共闘」に成果 7選挙区勝利、2選挙区復活
 今回の衆院選で、民主党は小選挙区の24選挙区で公認候補を擁立せず、他党や無所属の候補を推薦した。05年選挙ではみられなかった「野党共闘」型候補は、自民、公明両党候補などに7選挙区で勝利し、2選挙区では比例代表で復活当選を果たした。民主党圧勝の陰に隠れてはいるが、一定の成果はあったと言える。

 民主党との共闘で小選挙区で勝利したのは、社民党の辻元清美氏(大阪10区)、重野安正氏(大分2区)、国民新党の亀井静香氏(広島6区)、松下忠洋氏(鹿児島3区)、下地幹郎氏(沖縄1区)、新党日本の田中康夫氏(兵庫8区)、無所属の川村秀三郎氏(宮崎1区)の7人。このほか社民党の2人が比例復活した。

 その半面、社民党の保坂展人氏は東京8区で11万票台を獲得し、当選した自民党の石原伸晃氏に迫ったものの、社民党が比例代表東京ブロックで議席を獲得できず、復活できなかった。同様に国民新党の白石純子氏(大阪13区)も善戦及ばず落選。民主党以外の各党が党勢を伸ばすには、一定の地力も必要と言えそうだ。【中田卓二】

1196名無しさん:2009/08/31(月) 17:27:23
・共産未満の小政党等の選挙区情勢からみる吸収合併

国民新党・みんなの党は自民の補完勢力に適任。
改革クラブ・新党日本は民・自どちらにも合う。
社民党・平沼グループはどちらとも一部バッティング。


【社民党】
・衆院
吉泉(山形*3区、民主不在、自民加藤、比例復活)
阿部(神奈12区、民主中塚、自民不在、比例復活)
辻元(大阪10区、民主不在、自民松浪)
重野(大分*2区、民主不在、自民衛藤)
中島(熊本*5区、民主不在、自民金子、比例復活)
照屋(沖縄*2区、民主不在、自民不在)
服部(比例単独下位、近畿、07参大阪選挙区候補)

・参院
近藤(新潟・二人区、民主田中、自民不在)
比例(福島、渕上、又市、山内)

【国民新党】
・衆院
亀井(広島*6区、民主不在、自民不在)
松下(鹿児*3区、民主不在、自民不在)
下地(沖縄*1区、民主不在、自民不在)

・参院
森田(富山・一人区、民主不在、自民不在)
亀井(広島・二人区、民主柳田、自民不在)
亀井(島根・一人区、民主不在、自民不在)
比例(長谷川、自見)

【みんなの党】
・衆院のみ
渡辺(栃木*3区、民主不在、自民不在)
浅尾(神奈*4区、民主長島、自民不在、比例復活)
江田(神奈*8区、民主山崎、自民不在)
柿沢(東京15区、民主**東、自民不在)
山内(比例単独下位、神奈川9区民主笠・自民不在、栃木1区民主石森・自民不在)

【改革クラブ】
・参院のみ
松下(宮崎・一人区、民主不在、自民不在)
比例(荒井、大江、渡辺)

【平沼グループ】
・衆院のみ
小泉(埼玉11区、民主不在、自民不在)
城内(静岡*7区、民主斉木、自民不在)
平沼(岡山*3区、民主不在、自民阿部)

【新党日本】
・衆院
田中(兵庫*8区、民主不在、自民不在)

・参院
比例(平山)

【新党大地】
・衆院のみ
鈴木(比例単独、北海道7区民主仲野・自民伊東、北海道11区民主石川・自民不在)

【無所属】
中村(茨城*7区、民主柳瀬、自民永岡)
(民主系無所属、野党系無所属は割愛)

1197とはずがたり:2009/08/31(月) 18:08:48
>>1196
喜四郎は民主も自民も復活して後継候補がキシローの神通力無くなって落選と云うパターンでしょうかね。
今回の結果で行き場を無くした感あり。
国民新党入りとか計るかもしれませんね。

1198名無しさん:2009/08/31(月) 23:17:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009083101620

民主、「連立相手」に低姿勢=社・国、独走を警戒【09衆院選】
 民主党の鳩山由紀夫代表は31日、社民、国民新両党に対し、連立政権協議をスタートさせることを正式に呼び掛けた。衆院選は圧勝だったものの、参院では過半数に足りず、両党の協力なくして安定した政権運営はおぼつかない。民主党の「独りよがり」を警戒する声も出ており、パートナーへの「配慮」が必要と判断しているようだ。
 「こういう時こそ数のおごりを捨て去らなければいけない」。鳩山氏は31日の報道各社のインタビューで、308議席獲得の感想を問われ、謙虚な姿勢で政権運営に当たる考えを強調した。
 しかし、衆院選で選挙協力した社民、国民新両党も、独り勝ちした民主党への心境は複雑だ。社民党の福島瑞穂党首は同日の民放番組で「民主党が圧勝したのでおかしくならないように、存在感を示したい」と語り、その後も「子ども手当はいいが、学童クラブや保育園などインフラ整備に力を入れたらどうか。高速道路無料化は二酸化炭素が増える」と、民主党の目玉政策に注文を付けた。
 社民、国民新両党は連立協議では、政策の内容にとどまらず、政策調整の仕組みについても主張していく方針。民主党内では「連立3党の政策調整は、政策決定の一元化の観点から閣内で行うのが望ましい」との意見があるが、閣僚ポストを限定される社民、国民新両党は「多勢に無勢になる」として、政党間で行うべきだとしている。
 もともと、外交・安全保障や財政政策で民主党と社民、国民新両党との隔たりは大きいだけに、協議がもつれる可能性もある。(2009/08/31-23:03)

1199とはずがたり:2009/09/01(火) 10:46:40
実際はどうなんでしょうかね。接戦区での検討が本来必要。

出口調査 民主、無党派の5割獲得、自民支持層も3割が民主
2009.8.31 03:46
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/5294

カギ握った共産票

 共産党は今回、小選挙区の候補者を厳選する戦略に転換し、同党の「空白区」の票の行方が焦点の1つになった。

 共産党は前回の275人から152人へと大幅に候補者を絞った。候補を立てなかった148選挙区では、同党の支持者の69・3%が民主党候補を支持。自民党候補に流れた15・2%の4倍を超え、共産党の戦略転換が民主党圧勝に有利に働いたことをうかがわせた。

1200名無しさん:2009/09/01(火) 21:14:29
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090901ddm010010172000c.html
選挙:09衆院選 民主308議席圧勝 これからの日本は−−3者座談会
 30日投開票された第45回衆院選は、480議席のうち民主党が単独過半数を大幅に上回る308議席を獲得し、圧勝した。民主党の勝因や自民党の敗因、民主党政権で日本はどう変わるのか、自民党の再建は可能か、といったテーマについて、御厨貴・東大先端科学技術研究センター教授、野中尚人・学習院大法学部教授、ノンフィクション作家、塩田潮氏の3氏が語り合った。(司会は古賀攻・政治部編集委員、写真は長谷川直亮)

 ◆選挙結果

 ◇自民が壊れた感じ−−御厨氏
 ◇「三つの嵐」が合体−−野中氏
 −−今回の選挙を日本政治史の中でどう位置付けますか。

 御厨貴氏 300というのはすごい数という印象だ。これまでも選挙で首相が代わったケースはないわけではなかった。鳩山一郎さん、細川(護熙)さんの時だ。ただ、鳩山さんの民主党は少数派だったし、細川さんはとにかく8党派をまとめただけだった。だから、少数派か、あるいは基盤が弱い。今回は、一つの政党でぶっちぎりで(議席を)取ったというのは大きい。自民、民主どっちが第1党か、連立の組み合わせという展開なしにドンと決まったというのは、一番面白い展開だ。

 塩田潮氏 選挙結果で憲政史上初めてというのは、過半数を握っていた与党が過半数割れを起こし、野党が選挙で過半数を取って政権を握ったことだ。1947(昭和22)年の片山(哲)内閣も、細川さんの時も、過半数を取っていない。もう一つの特徴は、首相候補を用意して総選挙に臨み、有権者がそれを承知で投票し、首相候補がそのまま首相になること。片山、細川内閣の場合、選挙結果を見てから初めて連立交渉が始まり、首相が決まった。

 野中尚人氏 今回はビッグバンだと思っている。ゼロベースで新しいものを始める。戦後自民党がつくってきた政治システムがまったく動かなくなった。変える仕組みを作らなければならない。国民が「踏み出すしかない」という決断をした。

 −−冷戦の崩壊から20年。自民党の成り立つ基盤が20年かかって崩れました。

 野中氏 自民党のシステムはそれくらい強靱(きょうじん)だった。同時に、受け皿になるような野党が存在していなかった。自民党の総合的な力量がシステムとして立ち行かなくなり、選挙制度に適合しなくなって、政策的にも破綻(はたん)をきたすというプロセスが続き、小泉(純一郎元首相)さんが最後の一押しをした。1年2年の話じゃない。

 御厨氏 自民党をパージしたいという(有権者の)意図が相当強く働いている。ここのところ自民党はパッチワークできた。社会党を、公明党を抱き込み、小泉さんが「自民党をぶっ壊す」と言った。しかし、自民党壊れないじゃないかと。ここは民主党に入れて、関係性を絶つという一斉行動をした。根が深いと思う。自民党に付随したさまざまなシステムが多分壊れ始める。民主党からまた自民党に(政権が)戻るという話ではないのではないか。2大政党制が始まったというのではなく、自民党が壊れたという感じだ。

1201名無しさん:2009/09/01(火) 21:14:51
>>1200

 −−民主党は結束力のなさなどが指摘されてきましたが、克服できたのでしょうか。

 塩田氏 強靱な自民党を倒すのに時間がかかったということだ。自民党を倒すこと自体がやや目的のところがあった。自民党は右から左までいろんな人がいる包括政党。それに匹敵する包括政党が受け皿にならないと勝てないということを、民主党はいろんな実験で学んだんじゃないか。有権者は(政権を)任せるに足る政治勢力になるかをずっと見てきた。党は試行錯誤を繰り返し、ここにたどり着いた。自民党はもっと大胆に自己変革することが必要だったが、長く政権を担ってきたので難しかったのではないか。

 野中氏 自民党は90年代、改革を全くしていないわけではない。成果もあったが、肝心なのは党内のガバナンス(統治)ストラクチャー(構造)は変えていないことだ。段々うまくいかなくなり、モルヒネのように小泉(元首相)のカンフル剤を打った。でも、やっぱり、モルヒネはモルヒネだった。(自民党の大敗要因として)三つの嵐が合体してできる、特殊な状況があった。その第一は、自民党自身が自己変革できなくてシステムが崩壊したこと。第二に小泉改革が最後に打ち出したものが裏目に出て、反動が押し寄せたこと。3番目は、民主党という受け皿が用意されていたことだ。国民には「おれたちこんなに苦しんでいる。あいつらにも味わわせてやる」という感情的なはけ口、カタルシスがあった。3分の1が民主党ファクター(要因)で、3分の2かそれ以上は「自民党ダメ」ファクターだったのではないか。

 御厨氏 小選挙区の効果が出たのは、前回と今回で象徴的。(郵政選挙だった)前回は小泉さんが仕掛けた。反対側に投票したら、ひっくりかえるじゃないかと(国民は気付いた)。そこをうまく民主党は使ったので、小泉さんはやはり、自民党をぶっ壊した。

 ◆「政と官」の今後

 ◇「緊張」維持できるか−−御厨氏
 ◇対抗武器は情報公開−−塩田氏
 −−民主党の政策で評価する点は。

 塩田氏 選挙向けのリップサービスもたくさんあるのではないか。一方で、民主党がやりたかったのは、政策メニューを作る厨房(ちゅうぼう)の改革だと。すると2、3年は改革の実感が味わえない。せっかちな日本人はそこまで付き合うかという問題は出てくる。

 野中氏 3年目になると財源の規模が大きくなる。厨房、つまり役所をどういうふうに使うのか。2年でどのくらい軌道に乗るものか、という点はやや不安なところがある。

 −−政と官の関係はどうなりますか。

 御厨氏 民主党の政策の中で一番実現できそうなのは(子ども手当などの)直接給付だ。これは中間搾取、つまり官僚の天下り構造に手をつっ込み、変えていくことも含んでいる。官僚と民主党との戦いは、すでにマニフェスト(政権公約)の上で始まっている。両者の間で、緊張関係と情報公開ができたらおもしろくなる。大臣になると、最初に(官僚の)秘書が耳打ちをするのは「先生の選挙区で補助金つけておきました」。その時「おお、そうか」と言ってしまったら、その後、ずっと取り込まれていく。「甘いミツ」を民主党の精鋭たちが振りきることができるかどうかが厳しく問われる。

 塩田氏 国の決定、政策の実行を官僚にやらせないという文化をどうやって作るのか。政府に国会議員を100人送り込むと言うが、官僚に話を聞くと「100人なんて1週間で簡単に洗脳してみせますよ」と言う。最初は洗脳、うまくいかなければサボタージュ、3番目は、自民党と組んで倒閣やりますかと言う人がいるくらい。「我々に力があって、あなたたちはそれを助ける役目だ」と、官の側に政策決定のあり方を早い段階で示すことができるかどうか。武器は情報公開だ。前政権がやってきたことをすべて明らかにしていく。武器を見せないと、うまくいかない。また民主党が政権から降りた時には同じことを相手方もするから、秘密はばれる、という前提で政治・行政を始めなければならない。政権交代は究極の情報公開になる。

1202名無しさん:2009/09/01(火) 21:15:26
>>1200

 ◆新政権の政策

 ◇まず公共工事変革から−−野中氏
 ◇安心感生む外交運営を−−塩田氏
 −−衆院選で知事の意見を取り入れることが話題になりました。国と地方の関係は民主党政権でどう変わるでしょうか。

 御厨氏 民主党政権になって画期的に変わるかといえば、変わらない。基本的な主張は、中央に握られている補助金を自分たちに握らせろという話だ。民主党と自民党で、唯一違うと言われるのは、基礎的自治体を中心にするか、広域的行政にするかという話だが、対立的概念ではない。

 塩田氏 民主党には、外交・安全保障、年金などの問題になると、いろいろな考え方があって、「寄り合い所帯」と言われる。ところが地方分権改革になると、ほとんど言っていることは同じ。唯一、一致して進められるテーマだ。リーダーが一致しているので、民主党の中では優先順位が高いと錯覚を持つが、実はそういう(同じ考えの)政策を出さないと、一致できないという裏返しではないかというところもある。国と都道府県と市町村の三重構造か、(国と市町村の)二重構造がいいのか、おそらく政権をとってゆっくり考えればいいじゃないかというのが本音だ。

 野中氏 地方分権というスローガンはあるが、中身をどうするかは全然分からない。私は国より地方自治体がマシという議論には賛成しない。地方自治体のレベルでいくと、首長の権限が大きいものだから首長を抱き込む動きがいっぱい出てくる。公共工事の発注システムに多大な問題がある。それを自民党政権は変えないで続けてきた。自分たちの足腰だったから。少なくとも監査の仕組みをきちっとするのは一つだし、公共工事の発注システムは変えようと思えばいくらでも変えられる。そういうことをまずやったらどうか。

 −−民主党の外交・安全保障政策の展望はいかがですか。

 御厨氏 外交は実際に担うと表と裏、中間があるのが初めて見えてくる。政権を握ってしばらくは身動きがとれない。そこで初めて日本の戦後外交の重さを知ると思う。

 野中氏 核の問題も含めて、現実は甘くない。ただ、実際に何ができるかは別にして、国民に納得がいくようにプレゼンテーションできるかが問われる。「北朝鮮、こんなに悪いだろう」と言うと喜ぶ人たちを、保守層として取り込むのが自民党の再生構想になっていくだろう。そうだとすると、自分たちが残りの大多数を握るという形で、例えば靖国神社の問題をうまくマネジメントできれば、民主党のポイントは上がる。

 塩田氏 民主党の党としての外交政策と政権の外交運営は違う。党としての外交安全保障政策というのは、小沢一郎代表代行の国連中心主義も、野党の結集を固めて自民党を倒すという信念であって、日本の外交がどうあるべきかというのはもっと違う。外交・安保政策は連立政権をつくる上で大きな火種になると思うが、これだけの数を持ち、独自の政策をとることができるようになった。国民が持つ安心感や信頼感のよりどころは、経済政策以上に外交政策をどう立てるかだ。

1203名無しさん:2009/09/01(火) 21:15:52
>>1200

 −−焦点はやはり小沢代表代行の処遇です。

 塩田氏 小沢さんの8月30日の達成感は何なのか。政権を取ること自体が目的であって、政権を取った後、この国をどう運営していくかという意識は強くなかったのではないか。派閥が100人、裏で支配できるという状況は生まれているのかもしれないが、30日のテレビ出演を見ていると、ここで一仕事終えて、そろそろ余生を考え始めたのかな。308(議席)は不本意で、勝ち過ぎた。もう少し接戦で、あっちから引っ張ったり、こっちからはがしたりしながら、2大政党政治の定着をやらなきゃいけない場面があれば、相当出番もあったと思うが。

 野中氏 政治の仕組みの改革、2大政党制に近いものを日本に作り出すことが、自分の歴史的使命の大半だと思っている可能性は高い。民主党があと何年間か政権を担うことによって、自民党に解体的な出直しをさせる。今までの仕組みを変えたということまでやれば、それなりに満足するのではないか。

 小沢さんがシンパ(の議員)を増やしたことが、党内の波乱要因になるとは思わない。波乱要因があるとすると、来年の参院選で民主党が勝てず、参院(の過半数)を押さえられないという状況があと3年続いてしまうことが分かった瞬間に、何かが起こるかもしれない。ただそれはほとんどないんじゃないか。だから今の態勢を維持していくことが、かなり大きな利益になると考えていると思う。

 御厨氏 いい筋だと思う。ただ、小沢さんという人は、その筋通りいかないところがある。おそらく8月30日の心境は、藤原道長ですよ。「欠けたることもなしと思へば」。ただこれから月は欠ける。その時に彼がどうするかは、突然純化路線とか、あれを排除したいとか、だろう。何度失敗しても同じことをする。あの人の中にある排除欲求が出た時に、抑えられるかどうか。せっかく政権を取ったのだから、4年続け、その間に自民党を干からびさせるというのが筋だが、その通りやっていかない人だ。満足した時に何か違うことを思っている。小沢さんは入閣した方がいい。自由自在のポストにいると、また良からぬことを考える。その点で難しい人。

 塩田氏 2大政党政治の定着と言っていたが、2大政党政治ではなくなった。308(議席)も取ったら、「おれがもういっぺん2大政党を作り上げてやる」と言って民主党を出て、新しい旗を立て、自民党も含めていろんな人を集めて、2大政党政治(を作る)と。彼の理屈からいえば(そういう構想が)成り立つ。年齢と健康が続くかという問題はあるが。

1204名無しさん:2009/09/01(火) 21:16:04
>>1200

 ◆自民の再生

 ◇自らの歴史見直せ−−御厨氏
 ◇野党で「仕込み」を−−野中氏
 ◇「民主の13年」学べ−−塩田氏
 −−自民党の再生は可能でしょうか。

 御厨氏 今回100いくつに(議席が)減る一方、長老が残り過ぎてしまった。長老たちは、いくら野党になったといっても、イメージは与党の時のままだから。長老たちは、かつて細川政権を倒したことで「おれが倒した」という思いを持っている。しかし、そういう手法で対抗するなら、自民党はやはりよくならない。中堅で、萎縮(いしゅく)しているけれど、頑張って当選してきた人たちがものを言えるかどうか。加藤紘一(元幹事長)さん、舛添(要一・厚生労働相)さんが総裁選に出たがっている、という話をしているのでは、この党は再生しない。どうやって今の与党シンドロームから抜け出し、もうちょっと自由自在におしゃべりができるようになるかを見たい。

 野中氏 今までの成功物語につかり過ぎていた人が残ってしまった。一種のハードルになるのではないか。野党の時が非常に大事ということが、日本では十分議論されてこなかった。どの国でも、野党の時に考えたモデルを、(与党になった時に)国民に示していくわけだが、政府の運営も大変だから、段々摩滅していく。アイデアが枯渇し、政権が交代する。野党時代に仕込んだものを、与党の期間に出す。そのサイクルが自民党にも分かるかどうかだ。今までと同じようにしたいと思った瞬間、ほとんど立ち行かなくなる。

 もう一つ。今の主流派は、ナショナリスティックな感情に訴えた方がしっかりした政党になるのではと思っているが、自民党内はその人たちとそうではない人たちの距離がかなりある。大きな枠組みで、立て直せるかどうか。これをやれなかったら分裂だ。分裂の危機はきわめて高い。その恐怖は(党内に)あると思う。

 塩田氏 自民党の再生には格好のモデルがある。民主党の(政権を獲得するまでの)13年(と同じこと)をやればいい。総裁をどう選ぶかよりも、鳩山(由紀夫)さんと菅(直人)さんは新党さきがけを出て、(民主党の)旗を立てて「この指止まれ」とやった。あれをまずやる。自民党は何かの旗を立て、人を集める。少数でもいい。民主党を勉強すれば、民主党よりもっと短い時間で、(政権交代が)できる可能性もある。一番大事なのは、政権を奪うんだと。野党力を磨くという気持ちをどれだけ持続できるか。ひょっとすると、民主党のように13年かからず、5、6年でいくかもしれない。

 野中氏 外国の先進的なところで、小選挙区制の国の(政党が)組織管理、意思決定に関しどういうことをやっているか見た方がいい。民主党はチルドレンがいっぱい出たけども、その人たちのトレーニングはできるのか。民主党のモデルを勉強しながら、それを超える取り組みをしてもらうしかない。

 御厨氏 自民党は自分の歴史をもっと勉強した方がいい。55年体制ができてから50年はいろんな選択肢があった。そこを勉強し直すべきだ。

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 ■人物略歴

 ◇みくりや・たかし
 1951年生まれ。東京都出身。東京大法卒。政治家のオーラルヒストリー(聞き取り調査)を積極的に手がける。著書に「馬場恒吾の面目」(吉野作造賞)、「表象の戦後人物誌」など。専門は日本政治史。

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 ■人物略歴

 ◇のなか・なおと
 1958年生まれ。高知県出身。東京大大学院博士課程修了。日本と他国の統治システムの比較研究で知られる。著書に「自民党政治の終わり」「自民党政権下の政治エリート」など。専門は比較政治、現代日本政治。

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 ■人物略歴

 ◇しおた・うしお
 1946年生まれ。高知県出身。慶応大法学部政治学科卒。雑誌編集者、記者を経て現在に至る。「霞が関が震えた日」で講談社ノンフィクション賞。他の著書に「新版 民主党の研究」「危機の政権」など。

1205名無しさん:2009/09/01(火) 22:19:41
議論すらするなというのは理解を得られるのか。


http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090901/plc0909011934018-n1.htm
社民が憲法審査会凍結を要求 連立の条件に (1/2ページ)
2009.9.1 19:32

このニュースのトピックス:民主党

テレビモニターを見てOKサインを出す社民党の福島瑞穂党首=8月30日夜、東京都千代田区永田町・社民党本部(撮影・桐山弘太) 社民党の福島瑞穂党首は1日、ニッポン放送のラジオ番組「上柳昌彦のお早うGood Day!」に出演し、近く開始する民主党との連立政権協議について「憲法審査会を動かして憲法9条を変えることを少なくとも4年間はしないことで、うまく折り合いを付けられればと思う」と述べ、連立参加の条件として、衆参両院の憲法審査会を始動させないことを要求する考えを明らかにした。

 来年は憲法問題にとって節目の年となる。来年5月に、公布から3年間の凍結状態にある国民投票法が全面施行され、憲法審査会は本会議にかける憲法改正原案を作る権能を与えられる。福島氏の要求は、その前に審査会を“封印”するねらいがありそうだ。

 国民投票法成立に伴う国会法の改正で、憲法審査会は平成17年8月に設置された。国民が主権を行使する国民投票の実施に欠かせない国会の常設機関との位置付けだ。

 だが、民主党や共産党、社民党などが審査会の人数や議事のルールを定める「審査会規程」の制定を長く拒んできた。衆院では自民、公明両党が今年6月に規程を制定したが、委員の選任は行われていない。参院はなお規程を制定しておらず、両審査会とも始動しない「違法状態」(自民党幹部)が4年間以上続いている。

 福島氏の要求は、審査会が憲法問題を論ずることを想定する国会法と国民投票法を、さらに4年間無視するのに等しい。審査会に反対であれば、国会法と国民投票法を改正して審査会を廃止するのが筋だが、福島氏は法改正までは言及していない。

 民主党は衆院選の政権公約(マニフェスト)で「国民の多くの皆さんが改正を求め、かつ、国会内の広範かつ円満な合意形成ができる事項があるかどうか、慎重かつ積極的に検討していきます」と、憲法論議の重要性は認めている。違法状態の継続と批判されかねない審査会凍結を、あからさまに連立合意に盛り込むことに民主党の改憲派議員などから異論が出る可能性がある。   (榊原智)

1206名無しさん:2009/09/01(火) 22:50:35
http://news24.jp/articles/2009/09/01/04142961.html

鳩山代表と亀井代表 閣内協力で同意
< 2009年9月1日 21:21 >ブックマーク
 民主党・鳩山代表は1日、国民新党・亀井代表と会談し、連立政権での閣内協力を要請した。鳩山代表が「政府と与党の二元的な政策決定を避けるため、連立を組む以上は政府内で意思決定をしたい」と申し入れたところ、亀井代表も同意したという。

 2日以降、社民党に対しても同様に閣内協力を求めるものとみられる。


http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090902k0000m010088000c.html
連立政権:民主、社民、国民新 2日に協議入り

会談冒頭の握手を終えた鳩山由紀夫民主党代表(左)と亀井静香国民新党代表=国会内で2009年9月1日午後2時59分、藤井太郎撮影 民主党の鳩山由紀夫代表と国民新党の亀井静香代表は1日、国会内で会談し、両党に社民党を合わせた3党連立政権発足に向けた協議を実質的にスタートさせた。3党の政策責任者が2日、連立政権の発足に向けた協議に入る。16日の特別国会召集までに合意に達したい考えだ。

 一方、社民党は1日の常任幹事会で連立協議への参加を確認した。2日の全国代表者会議で正式決定する。協議には(1)内需主導型の経済へ転換を図る(2)雇用と社会保障の再建(3)憲法理念の実現−−など党の基本方針を基に臨むことを確認した。連立政権内での発言力を確保するため、3党で政策を調整する協議機関の設置を要請することも決めた。

 社民党の福島瑞穂党首は常任幹事会に先立って亀井氏と会談。「社民党も国民新党も意見が反映させられる仕組みが必要だ」(幹部)として、民主党に対し、政策調整の協議機関設置を求めることで一致した。【西田進一郎、小山由宇】

http://www.asahi.com/politics/update/0901/TKY200909010346.html
社民、連立協議方針を確認 民主に条件提示へ2009年9月1日20時33分
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 社民党は1日の常任幹事会で、民主党との連立政権に向けた協議方針を確認した。民主党に対し、(1)社民党の総選挙公約実現(2)国民新党を含む3党で政策調整をする連絡会議の設置を求め、前向きな回答があれば政権に参加する。党執行部は、2日に地方組織の幹部が集まる全国代表者会議で了承を得たい考えだ。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009090100895
発言権確保に躍起=連立へ民主と駆け引き−社・国
 社民、国民新両党が1日、民主党との連立政権協議を前に、発言権確保に向けて要求を強めていく姿勢を鮮明にした。社民党の同日の常任幹事会では「協議イコール連立参加ではない」との意見が出され、国民新党の亀井静香代表も民主党の鳩山由紀夫代表との会談で「鳩山内閣」の政権運営に積極的に関与していく考えを伝えた。
 「結婚する前に高く売り付けないと。結婚してからでは言うことを聞いてくれなくなる」。社民党幹部は1日、同党の主張を政権合意にできる限り盛り込むため、強い姿勢で連立協議に臨む考えを示した。社民党の福島瑞穂党首と亀井氏は同日、同党本部で会談し、与党の政策調整機関を設置するよう民主党に要求する方針で一致した。民主党の主張通り政策決定が内閣に一元化されれば、閣内に少数の議員しか送り込めない社民、国民新両党は、それぞれの政策を新政権の政策に反映させるのが難しくなるとの危機感からだ。
 「与党連絡会議を通った政策しか閣議に上げさせない」。社民党の阿部知子政審会長は党常任幹事会でこう息巻いた。亀井氏も「政権運営の仕方について合意をきちっとできれば、喜んで新政権に参加する」と記者団に述べ、与党内での政策調整を重視していることを強調。「代表のレベルで詰めていかなくてはいけない」と語った。
 ただ、政策決定の一元化は、民主党の政権構想の「背骨」とも言えるものだけに、安易に妥協はできない。鳩山氏は記者団に「(亀井氏には)政府と与党という二元的な政策の決め方は避けたいと言った」と強調した。
 3党、とりわけ民主、社民両党の間では外交・安全保障分野を中心に隔たりが大きく、8月中旬に発表した「共通政策」では具体論を詰め切れなかった経緯がある。3党間の政策調整の仕組みをどうするかという「入り口論」でつまずけば、連立協議は難航が避けられそうにない。(2009/09/01-20:28)

1207名無しさん:2009/09/01(火) 22:50:50
>>1206

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090901/stt0909011302015-n1.htm
民主、国民新が連立へ実質協議開始へ 国民新・社民も協議
2009.9.1 13:01

このニュースのトピックス:国会
 民主党の鳩山由紀夫代表は1日午後、国民新党の亀井静香代表と国会内で会談し、9月中旬の連立政権発足に向けた政権協議を本格化させる。

 亀井氏はこれに先立ち同日午前、社民党の福島瑞穂党首と社民党本部で会談し、民主党との連立政権協議で、与党間の政策調整の場の設置を要求することで一致した。衆院で308議席を有する民主党への発言力を確保するため、今後、両党が連携して民主党との連立協議に臨む方針も確認した。

 会談では、亀井氏が「両党がこれからの政治の要だ」と述べたのに対し、福島氏も「(国民新党とは)連携を密に取り合ってやっていきたい」と応じた。亀井氏は会談後、記者団に「社民党と国民新党は政策面で非常によく似ている。今後、いろいろ努力しないといけない」と述べた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&amp;k=2009090100252
社民・国民新、与党協議の場要求へ=福島氏「憲法審査会の凍結を」
 社民党の福島瑞穂党首と国民新党の亀井静香代表は1日午前、社民党本部で会談し、近く始まる民主党との連立政権協議で、与党間の政策調整の場を設けるよう求めていく方針で一致した。また、衆院で308議席を握る民主党への発言力を確保するため、両党が連携を強めていくことを確認した。
 会談で亀井氏は「(両党が)これからの政治の要だ」と強調。福島氏は「連絡を密に取り合って頑張ってやっていこう」と応じた。会談後、亀井氏は記者団に「社民党と国民新党は政策面では非常によく似ている。今後、いろいろと努力しないといけない」と語った。
 これに先立ち、福島氏はニッポン放送のラジオ番組に出演、連立協議に関し「憲法審査会を動かして憲法9条を変えることを少なくとも4年間はしないことで、うまく折り合いを付けられればと思う」と述べ、衆参両院の憲法審査会を始動させないことを連立参加の条件として求めていく考えを示した。 
 同氏はまた、「(連立協議は)何度もやることになるだろうから、どういう言葉でそれを担保するか、努力し、苦心したい」と指摘、調整には一定の時間を掛けたいとの考えを示した。(2009/09/01-12:30)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090901-OYT1T00526.htm?from=navr
社民と連携「今から政治の要に」…国民新・亀井代表
政権交代


社民党本部を訪れ、福島党首(左)と握手する国民新党の亀井新代表=吉岡毅撮影  国民新党の亀井代表と社民党の福島党首は1日午前、社民党党本部で約15分間、会談した。両氏は、民主党との連立協議に向け、連携を強化する方針を確認した。

 また、両党の主張を新政権の政策に反映させる協議の場を設ける方針でも一致した。

 亀井氏は会談で、「(両党が)今から政治の要になる」と強調した。

(2009年9月1日12時49分 読売新聞)

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009090101000366.html
連立へ実質協議開始 鳩山、亀井代表が会談へ
 民主党の鳩山由紀夫代表は1日午後、国民新党の亀井静香代表と国会内で会談する。亀井氏の代表就任あいさつが名目だが、連立政権樹立に向けた実質的な協議を行うとみられる。

 亀井氏はこれに先立ち同日午前、社民党の福島瑞穂党首と会談し、連立政権の下で両党の政策を反映させるための仕組みが必要との認識で一致。今後、両党が連携して民主党との連立協議に臨む方針を確認した。

 3党は衆院選前に、消費税率の据え置きなどを柱とする共通公約で合意。今後の連立協議では、海上自衛隊のインド洋給油活動など外交、安全保障政策もすりあわせる見通し。連立政権でのポスト配分や、政策協議機関の在り方も焦点になりそうだ。

2009/09/01 12:41 【共同通信】

1208名無しさん:2009/09/01(火) 22:56:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20090901/CK2009090102000053.html?ref=rank

候補者 哀歓まじる
2009年9月1日

支援者にあいさつする保坂展人さん(左)と田中良都議=杉並区で


◆社民 保坂さん 『最強候補』に猛追も及ばず
 「国会の質問王」と呼ばれ、政官による税金の無駄遣いを暴いてきた社民前職の保坂展人さん(53)が8区で、自民党幹事長代理の石原伸晃さん(52)に猛追するも一歩及ばなかった。民主躍進の中、都内の小選挙区では、保坂さんと同じ民主推薦の三候補全員が落選した。

 「ものすごい手応えのある選挙だった。野党共闘で東京の自民最強候補に迫れただけに、本当に悔しい」。三十日午後十時、保坂さんは杉並区内の事務所で敗戦の弁を述べた。前回の衆院選で、社民は比例代表東京ブロックの一議席を保坂さんが獲得したが、それも失った。

 保坂さんは一年前に6区から国替えし、共産を除く野党の推薦を受けた。民主推薦を前面に押し出し、街頭には民主都議や区議団が立った。終盤には菅直人代表代行が応援に入り、「無謀」と形容されていた選挙戦が「接戦」に変わっていた。

 総合選対本部長の民主の田中良都議は「各党で意見の違いがあっても協力できた」と振り返る一方で、「陣営の要求に最大限応えたが、ポスターなどビジュアル面でもう少しやりようがあった」と、推薦候補への支援の難しさをにじませた。

 ほかに都内で民主の推薦を受けたのは、11区の新党日本の有田芳生さん(57)と、25区の国民新の真砂太郎さん(53)。有田さんは自民の下村博文さん(55)に約三千五百票差まで詰め寄ったが惜敗した。 (小川慎一)

「獲得した票を議席に結びつけられて良かった」と話す柿沢さん=江東区で


◆みんなの党・柿沢さん 都議辞職から比例で“復活”
 比例代表東京ブロックで、みんなの党の新人柿沢未途さん(38)が議席を獲得した。柿沢さんは小選挙区の15区では三位、トップの半分にも満たない得票数だったが、比例で復活当選した。三十一日、「天から与えられた議席と任期を生かし実績をつくりたい」と控えめに喜びを語った。

 民主都議だった昨年二月、酒気帯び運転で事故を起こし議員辞職。衆院選出馬を表明した五月以降、有権者に反省の気持ちを伝え、「ゼロからのスタート」と言い続けた。今回の当選は文字通り“復活”といえる。

 渡辺喜美元行革相との連携を掲げたが、結党は八月に入ってから。党の知名度がない中、自転車で選挙区を細かく回った。父の故柿沢弘治元外相の票を掘り起こす一方、選挙戦の間に若手ボランティアが増えたり、若い女性から激励を受けるなど、新たな手応えも感じたという。「持続可能な社会保障を構築することが使命」と意気込んだ。 (小林由比)

1209とはずがたり:2009/09/01(火) 23:06:31
>>1206-1207
う〜ん,政策の一元化は譲りたくないっすね。
民主党的には結構重要視してきた経緯がありますし。

1210名無しさん:2009/09/02(水) 01:49:52
>>1209
やっぱり両党首を閣内に取り込むしかないのかもしれませんが…
2人がOKしないかもしれませんしね。

1211とはずがたり:2009/09/02(水) 16:47:22

首班指名は形式だけど議院内閣制下の政党としては一番重い形式問題である。
総裁は決められないとしても臨時の議員団長とか決めてそこに投票するって方法もあるやろし。

Commons:2009.9.2 from田中良紹
世界が笑う
http://news.www.infoseek.co.jp/special/shuinsen2009_j-is/commons09_002

 日本の「政権交代」は世界の関心を集めたらしく、欧米では新聞が一面トップで伝えていた。何しろ議会制民主主義でありながら、国民が一度も政権交代を選択しない不思議な国だと思われてきたから、やっと日本も世界と同じ土俵に登って来たかと、半信半疑かつ興味を持って見ているのだと思う。ところが日本の「政権交代」は初めから世界から笑われる展開である。

 通常、国民の審判が下ったその日から前政権が掲げてきた方針は停止する筈である。前政権の方針を主権者である国民が拒否したのだから、そうならなければおかしい。前政権は自分たちの方針を新政権の方針に切り替えるのに齟齬がないよう新政権に協力する。それが国家国民のために政治家や行政官になった人間の最低の努めである。「私」を封じて「公」に殉ずる。国益を守るとはそういうことである。

 ところが昨日からの動きを見ていると日本の政治家や官僚はそうではない。その不思議さを世界はどう見ているのだろうか。例えば消費者庁が前政権の方針のまま9月1日からスタートした。一体何を考えているのか、民主主義国家の有り様に逆らう話である。国土交通大臣のごときは、民主党がマニフェストで建設中止の方針を掲げた八ツ場ダムについて「再考して欲しい」と注文を付けた。全く選挙の意味を理解していない。

 そしてもっとみっともないのが自民党だ。選挙惨敗の責任を取って辞意を表明している麻生氏を特別国会で総理候補に担ぐと言う。総裁選挙が間に合わないというのが理由だが、間に合うか間に合わないかは「私」の事情である。「公」を重んじるなら間に合わせるようにすれば良い。それが出来ないなら、議会制民主主義の政党足り得ない非力さを謝罪して解散すれば良いだけの話である。

 辞意を表明している人物を国会の首班指名選挙に担ぎ上げ、それに党員が投票させられる政党など先進民主主義国のどこにあるだろうか。おそろしく馬鹿馬鹿しい話である。選挙後に国民が注目しているのは、民主党の官僚操縦力と自民党の再生力だが、これでは自民党に再生の力が全く残っていない事になる。どこからこんな判断の誤りが生まれてくるのだろうか。

 思えば2年前の参議院選挙惨敗後、責任を取って辞任しなければばらない安倍総理が続投を宣言した。続投を進言したのは麻生氏だと言われている。民主主義の仕組みを考えればやってはならないことを自民党はやり、その判断の誤りが自民党を奈落の底に突き落とした。それと同じ誤りを再び繰り返そうとしている。特別国会で麻生氏を総理に担ごうとする自民党を世界はどう評価するだろうか。7月のG8サミットではアメリカからもロシアからも遠ざけられた麻生氏である。それを自民党は本当に担ぐのか。

 今回の選挙は自民党にとって再生のチャンスになりうると私は思っていた。夏の暑い時期の長い選挙は年寄りにこたえる。この選挙によって自民党の実力者が落選し、世代交代が加速されれば、戦後の日本が公職追放で世代交代が可能になり、若い力で復興されたように、自民党もしがらみを断ち切った再生が可能になると思っていた。しかしまだ自民党若手の中から自民党を駄目にした戦犯追放の声が聞こえてこない。

 自民党の再生は、官僚機構とのしがらみを断ち切り、官僚主導政治からの脱却を民主党と協力してやるところから始まる。与野党が協力し、政党が官僚を使いこなす統治の仕組みさえ出来れば、後は与野党が政策を競わせる事で「政権交代」を繰り返す時代が来る。そして自民党の政権復帰が可能になる。そうした長期戦略を描かないと自民党の再生はないと私は考えている。自民党がいつまでも官僚機構の手先のままだと、民主党の長期政権が固定化し、世界から日本は不思議な国だとまた笑われてしまう事になる。

1212とはずがたり:2009/09/02(水) 16:50:47
>>1210
自公保政権では公保党首は入閣せずのケースが大半だったように思いますが,瑞穂・亀井は閣僚として,阿部と国新の政審会長級が誰になるか判らないけども民主の政調会長と同じ感じで入閣する必要もあるかもしれませんな。
民主の政調会長入閣構想はどうなったんでしょうかね?

1213名無しさん:2009/09/02(水) 19:39:02
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090902ddm002010048000c.html

ドキュメント・政権交代:「鳩山詣で」続々
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 ◇日銀総裁「私の方からごあいさつ」
 東京・永田町の国会議事堂そばの地上10階建てのビル。前の道路には警察の警備車両とテレビ局の中継トラックが並び、記者があふれる。民主党本部は今、ホットスポットと化し、着々と進む政権移行を印象付けている。

 1日には、日銀の白川方明総裁や、財務省の丹呉泰健事務次官と金融庁の三国谷勝範長官が相次いで鳩山由紀夫代表のもとを訪れた。白川氏は「私の方からごあいさつしたいなと思って」と記者団に明かした。民主党は昨年、福井俊彦前総裁の後任に財務省OBを充てる政府案に反対、日銀出身の白川氏起用に道筋を付けた。

 丹呉氏らとは、概算要求の白紙化など民主党が大幅見直しを求めている10年度予算編成は話題にはならなかったが、丹呉氏は「指示があれば、それに沿って適切に対応する」と記者団に言い残して党本部を後にした。

 「おめでとうございます」。岡田克也幹事長は党本部から河村建夫官房長官に電話をかけた際、こう言われた。趣旨は、危機管理上の情報提供を求めることだった。権力の「空白期」は国家の最も脆弱(ぜいじゃく)な時期とされ、米国でも大統領選後に新旧大統領が「和解と協力」を演出するのが通例。両氏は2日、首相官邸で会談する。

 ◇社民「結婚前に条件突き付ける」
 1日、実質的に始まった民主、社民、国民新3党の連立協議。党利をかけた駆け引きが早くも激化した。

 「衆参で12人しかおらんのだから、(民主党に)一口でのみ込まれてしまう」。午後2時からの社民党常任幹事会。途中、座を外した照屋寛徳前副党首は巨大化した民主党との連立樹立への警戒感を隠さなかった。

 2時間に及ぶ論議の末、「協議機関の設置を求める」ことで一致。ある幹部は「結婚前にできるだけの条件を突き付ける。結婚してからではだめ」と、強い姿勢で連立協議に臨む考えを示した。

 社民党は旧社会党時代、自民、さきがけとの連立政権で与党を経験した。政策ごとに党の主張を反映させる協議会を設置し、安易な妥協に対する「歯止め」にしてきた実績がある。

 「自社さ政権のときの経験がある。政府も党も一緒になってやると少数党の言う場がない」。常任幹事会後の記者会見で重野安正幹事長は強調した。

 一方の民主党は逆に、自社さ時代の経験を「反面教師」とみる。

 「政府と与党という二元的な政策の決め方は極力避けたい。連立を組む以上、政府の中で意思決定したい」。鳩山氏は1日午後、連立協議入りした国民新党の亀井静香代表に申し入れた。「亀井代表も賛意を示されたと認識している」。鳩山氏は強調した。岡田幹事長も8月31日夜、社民党の福島瑞穂党首と同席したテレビ番組で「閣内に参画しなければ政策の意思決定には参画しない。政府は一元化する」とけん制。「協議機関を作ったら少数政党に振り回される。自社さ時代の二の舞いになってはいけない」と民主党幹部は語る。

 鳩山氏は6月、FMラジオ番組で社民、国民新両党との連立政権について「来年7月の参院選で民主党が単独過半数を取れば消えていくと思う」と参院選後の連立解消の可能性に言及。「1年後の離婚を前提に結婚するわけがない」(亀井氏)と社民、国民新両党の猛反発を招いた。その危機感が再び両党を襲っている。

1214名無しさん:2009/09/02(水) 19:39:13
>>1213

 ◇細田氏と菅義氏、声荒らげ激論
 自民党では衆院選大惨敗の余波が広がり、1日の役員連絡会では「ポスト麻生」を決める総裁選の方式が一夜にしてひっくり返るドタバタ劇を演じた。

 「地方組織は党の宝だ」

 「だからちゃんとやると言っている」

 執行部の要として麻生太郎首相を支えた菅義偉選対副委員長と細田博之幹事長が、地方票の配分を巡って互いに声を荒らげた。総裁公選規程では地方に300票が割り当てられるが、衆院議員がほぼ3分の1になる大惨敗の結果、衆参合わせても議員票が地方票を下回る事態が出現した。細田氏は「300票は党所属国会議員が400人いたときの話。議員が責任を持たないといけない」と地方上積みを退けようとしたが、押し切られた。「(国会議員が)少なくなったのは我々が悪い。それを理由に地方票を少なくするという意見は通らなかった」。落選した笹川尭総務会長は会見でこう認めた。

 党内混迷に拍車がかかる中、「脱麻生」の動きも加速した。

 「辞めるとおっしゃっている方を便宜的とはいえ選ぶことは慎重に考えた方がいい」。閣議後、甘利明行政改革担当相は会見で、特別国会での首相指名選挙で麻生氏を候補とすることに否定的な意見を述べた。この日、川崎市での防災訓練視察など淡々と公務をこなした首相のもとには政治家や官僚の訪問がめっきり減り、首相官邸は静かにあるじの交代を待っている。

1215チバQ:2009/09/02(水) 20:59:59
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090903k0000m010035000c.html
社民党:国対委員長に辻元氏が内定

 社民党は2日、党本部で両院議員総会と全国代表者会議を開き、衆院選で落選した日森文尋国対委員長の後任に、辻元清美元政審会長(49)を充てると決めた。同党が連立政権に参加する際、入閣候補者の1人とみられていた辻元氏が国会担当に就任することで、鳩山内閣に入閣する候補者は、福島瑞穂党首らに絞り込まれた形となった。

 民主党の鳩山由紀夫代表は連立政権樹立にあたっては、社民党と国民新党に閣内協力を要請する考え。福島氏は閣内協力の是非について明言を避けているが、社民党幹部は「閣外協力であっても連立政権の責任は負わされる。閣内で意見を強く言った方がいい」と述べ、入閣すべきだとの考えを示した。【西田進一郎】

1216名無しさん:2009/09/02(水) 22:55:33
http://www.sanin-chuo.co.jp/tokushu/modules/news/article.php?storyid=514679217

衆院選・特集 : 乱のあと〜衆院選を終えて(2) 民主組織力生かせず


民主党の鳩山由紀夫代表と亀井久興氏が行った街頭演説。聴衆の少なさは否めなかった=8月20日、出雲市駅北町、JR出雲市駅前
風頼みの限界 票読みも大幅に狂う

 「知らなかった。行きたかったのに…」。島根2区で自民党の竹下亘氏と激戦を演じた国民新党の亀井久興氏の出雲市内の事務所に8月21日、苦情の電話が相次いだ。

 前日に、亀井氏は民主党の鳩山由紀夫代表と、出雲市駅北町のJR出雲市駅前で街頭演説を実施。亀井陣営にとっては竹下王国の牙城に「政権交代」の風を呼び込み、勝利への機運を盛り上げる「切り札」の二つだった。

 ところが、聴衆は約450人。”次期首相”として全国各地で数千人の動員力を誇った鳩山氏の演説にしてはさみしく、勝負の行方を暗示した。

 原因は、つぎはぎの組織にあった。亀井氏を推薦した民主党島根県連は鳩山氏の来雲を告げるチラシ3千枚を作り、配り始めたが、亀井氏側が公示後「待った」をかけた。両氏の写真の掲載が「公選法に抵触する恐れがある」との理由だった。

 結局、配布は中止。代わりに有効な手だてが取られることもなく、無党派層へアピールする絶好機を生かせなかった。

 県職労の動き鈍く

 投開票された30日夜。島根1区に立った民主党の小室寿明氏の松江市黒田町の選対事務所で、内田敬党県連代表は事前に読み、紙片に記した票とテレビの速報結果を見比べ、がくぜんとした。

 前回選の民主党候補の得票数は約5万9千票。今回、候補擁立を見送り、小室氏を支援した社民党の約1万票に、推薦を受けた国民新党の集票力を加えれば、8万票が今回の「基礎票」と見た。

 さらに、民主党への追い風を勘案し、はじき出したのが、自民党の細田博之氏と9万票台で競り合うとの予測だった。

 しかし、ふたを開けると、前回選に迫る約12万2千票を獲得した細田氏に対し、小室氏は発射台の8万票余りにとどまり、4万2千票差の完敗。足し算はもろくも狂った。

 不十分だったのは、風を受け止める「帆」だけではない。支柱となる肝心の組織力が、十分に機能していなかった。

 小室氏の支持母体の県職員労働組合が組合員に求めた支持者カードの実績は、目標とした「1人10枚」の半分。保村聖二委員長は「(小室氏の)県議時代の実績を知らない職員が多い」とこぼす。

 内田氏がため息を漏らした数時間後。小室氏は比例中国で復活当選し、選対事務所は安堵(あんど)に包まれたが、裏側では動きの鈍かった県職労の責任論がくすぶる。

 益田竹下氏に軍配

 ”野党側”の粗さを横目に、自民党側は着々と攻略を進めていった。

 「苦戦しております。どうかよろしくお願いいたします」。竹下陣営は亀井氏の地盤の益田市内数カ所に電話部隊を置き、竹下氏や自民党系の県議、市議の後援会名簿を使い、ボタンを押し続けた。

 名簿はダブりもあるが、あえて二重、三重の包囲網を敷いた。1件ごとに相手の反応を用紙に「◎」「○」「△」「×」で記入。戦いに生かした。

 戦果に自民党益田支部の右田明顧問らは確かな手応えを感じたが、情勢検討会では「負けている」と報告。最後までムチを緩めなかった。

 「攻め」は企業にも及んだ。2年前の参院選・島根選挙区で、亀井氏の長女の亜紀子氏を全面支援した同市内のある会社は今回、再三のアプローチに両陣営に半分ずつ、勢力を割いたと明かす。

 その結果、同市内での戦いの軍配は320票差で竹下氏に。同支部最高顧問の宮隅啓元県議は「相手の本丸を落とした心境」と満足げだった。

 これに対し、幹部の1人が「県民が変化を求めていなかったということ」と敗戦の弁を語った亀井陣営。自陣の戦いを省みられないところに、敗因の一つが潜んだ。

('09/09/02 無断転載禁止)

1217名無しさん:2009/09/02(水) 23:09:42
>連立の屋台骨をしっかりしておかないと後悔する。1990年代に発足した非自民連立の細川護煕政権の
>溶解は、小数政党の横暴が原因のひとつだった。連立離脱をちらつかせて政策決定をゆさぶる政治手法
>が顕在化した。
>それは選挙と政策を切り離し、国民の政権選択を無にする。「数におごらず」との鳩山氏の姿勢はもっとも
>だが、小政党が議席の数倍の力を持つのは不健全だ。権力への謙虚さは、政権参加を模索するすべての
>政党に求められる。


http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200909022172.html
政権移行 あせらずじっくり冷静に臨め
 民主党の鳩山由紀夫代表が政権移行作業に着手した。次期首相を指名する特別国会は今月16日から。鳩山政権誕生までの数十日は一番最初の勝負どころにちがいない。
 人事とは政策であり、政策とは人事である―。米国の政界でよく使われる言葉を鳩山氏に贈りたい。
 人事は政策推進のエンジンであり、組織の活力の要だ。新政府の顔ぶれは政策実現への熱意を端的に物語ることになる。本格的な政権交代を初めて経験する国民が大きな関心を寄せて当然だろう。
 まずは「誰がやっても政治は同じ」という固定観念を取り払わなくてはならない。
 首相直属で予算編成を指揮するために新設予定の国家戦略局も、結局は誰が取り仕切るかだ。脱官僚の政治主導を実現する強力基盤をつくるのはもちろん、自民党的な派閥均衡人事を排除できるかどうかで第一印象は変わる。
 米国は政権移行に何カ月もかける。それでも国家と政治は動くのだ。新型インフルエンザ対応をはじめとする危機管理体制など、迅速さが求められる案件を見極めながら、あせらずじっくり冷静に政権構想を練ってもらいたい。
 だが、それは責任の所在が明確で、透明な手続きがあってこそである。
 鳩山氏は政権移行チームを設けて20日間で閣僚人事を決める意向をひるがえし、まず社民党や国民新党との連立協議に入ることにした。小沢一郎代表代行の直言があったとされ、早くも「二重権力」の懸念が指摘され始めている。
 が、連立協議を優先することそのものは賢明な判断と言っていい。民主党は衆院で308議席を獲得したが、参院で過半数を確保するには社民党と国民新党の協力が欠かせないという事情がある。
 連立の屋台骨をしっかりしておかないと後悔する。1990年代に発足した非自民連立の細川護煕政権の溶解は、小数政党の横暴が原因のひとつだった。連立離脱をちらつかせて政策決定をゆさぶる政治手法が顕在化した。
 それは選挙と政策を切り離し、国民の政権選択を無にする。「数におごらず」との鳩山氏の姿勢はもっともだが、小政党が議席の数倍の力を持つのは不健全だ。権力への謙虚さは、政権参加を模索するすべての政党に求められる。
 細川政権の矛盾は、連立を仕掛けた小沢氏が一切の公職に就かずに政策決定を主導した点にある。今回の選挙選を大勝に導いた小沢氏の影響力はますます大きくなろう。
 自民党政権下で旺盛だった要職争奪戦にも目を光らせる必要がある。小沢氏の処遇や連立協議に心血を注ぎ、いかに政策通の若手に活躍の場を与えていくか。鳩山氏の指導力はまず人事で試される。

1218名無しさん:2009/09/02(水) 23:26:40
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200909020156.html
http://www2.asahi.com/senkyo2009/news/images/TKY200909020162.jpg

国会控室も争奪戦 民主「正面側明け渡せ」、自民は抵抗2009年9月2日13時21分
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 民主党が中心の政権発足を前に、国会の議員控室の位置どりをめぐる攻防が激しさを増している。同党は衆院の大部屋などの総入れ替えを自民党に要求。参院でも同様に申し入れた。政権与党だった自民党が衆参とも長年占めてきた議事堂正面側の控室に、民主党が新たに陣取ることになれば、国会運営面でも政権交代を印象づけることになる。

 「明け渡さない、立ち退きをしないというのはあまりいい印象じゃない」

 民主党の山岡賢次国会対策委員長は1日、自民党の大島理森国会対策委員長にこう言って控室を入れ替えるよう求めたが、大島氏は即答しなかった。衆院は8日から各派協議会を開いて協議する。

 総選挙で圧勝した民主党は、これまで使ってきた国会の裏側にある控室から正面側に移ることは「当たり前だ」(幹部)と強気そのもの。とはいえ、正面側の控室を長年占めてきた自民党は、長年の「居住権」(国対関係者)をたてに抵抗する見通しだ。

 そこで山岡氏は、控室と衆院本会議場とを往復する「動線」の理屈を持ち出した。与党の議席は議長席からみて右側(国会正面側)を占めるのが慣例。今のままでは本会議の開会直前に、多くの両党議員が狭い廊下ですれ違うことになるため、正面側に民主党の控室がある方が「理にかなう」(山岡氏)という論法だ。

 衆参両院の控室は、各会派の議員数で割り当てられる。総選挙結果を単純計算すると、衆院では自民党が4割に激減。民主党は2.6倍に拡大する。民主党は2階裏側から正面に移ったうえで、3階の自民党控室のほとんどを得ることを描いている。

 ただ、自民党国対幹部は「引っ越し経費が数千万円以上かかる。こういうご時世だからやるべきじゃない」と牽制(けんせい)するなど、「居座り」も辞さない構えだ。

1219名無しさん:2009/09/02(水) 23:36:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009090200664

民主173億円でトップに=自民は激減−政党交付金
 民主党が衆院選で大勝した結果、同党が1年間に受け取る政党交付金は173億200万円となり、選挙前の2009年交付決定額118億3200万円から46.2%の大幅増となることが2日、時事通信社の試算で分かった。一方、惨敗した自民党は、157億3300万円から33.5%減の104億6700万円。交付金の額でも民主党に逆転を許す形となった。
 政党助成法に基づく交付金は、国民1人当たり250円で算出される。総額は09年分で約319億円。これが、所属国会議員数と最近の国政選挙での得票率に応じて各党に割り振られ、年4回に分けて支給される。民主党の交付金増加は、参院議員を合わせた所属議員数が222人から417人に一気に膨らんだことが要因だ。
 ただ、09年分に関しては、選挙結果が反映されるのは残り4カ月分のみのため、自民党139億7800万円、民主党136億5500万円とほぼ肩を並べた。 
 今回、衆院選で5議席を獲得したみんなの党が新たに交付対象となる一方、改革クラブは1議席減らして「国会議員5人以上」の支給要件を満たさなくなり、対象から外れた。共産党は制度に反対し、受給を申請していない。
 民主、自民両党以外の政党交付金額と増減率の試算は次の通り。
 公明党=24億300万円(11.8%減)▽社民党=8億6900万円(3.6%減)▽国民新党=3億9900万円(6.9%減)▽みんなの党=3億4000万円(皆増)▽新党日本=1億5900万円(21.9%減)(2009/09/02-17:09)

1220名無しさん:2009/09/02(水) 23:48:52
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090903k0000m010094000c.html

社民党:連立政権協議への参加を了承 全国代表者会議

社民党全国代表者会議であいさつする福島瑞穂党首=東京都千代田区の同党本部で2009年9月2日午後2時11分、藤井太郎撮影 社民党は2日、党本部で地方県連の代表を集めた全国代表者会議を開き、民主党との連立政権協議への参加を正式に了承した。政権に参加するかどうかの最終判断は、福島瑞穂党首ら執行部に一任したものの、出席者からは「閣外協力で頑張るべきだ」など、参加に慎重な意見が続出した。来夏の参院選をにらみ、308議席を擁する民主党と連立を組むことに対する地方の警戒感は根強い。民主党との協議で、党執行部がこうした地方の声を背に独自色を強めれば、連立協議の火種となる可能性もある。

 会議の冒頭、福島氏は「連立には前向きだが、新しい政治の中身が大切だ。党が大事だと考えることをしっかり主張していく」と述べ、協議への理解を求めた。その上で協議を通じて憲法を生かし、平和・軍縮を促進する政策の実現などを訴えていく考えを示した。

 これに対し全国の代表者からは、衆参で12議席にとどまる社民党の勢力を踏まえ「民主党の前に、社民党らしい主張ができるのか。村山(富市)政権の『二の舞い』は避けるべきだ」と、連立政権に参加して独自色を失った旧社会党の例を引き合いに慎重論が続出した。「たったこれだけの人数で何ができるのか。連立政権への参加は考え直してほしい。百歩譲っても閣外協力だ」との強硬論も出た。

 党執行部側は、党の意向を政権に反映させるため(1)政党間の調整システムや政府・与党連絡会議の設置(2)民主党が主張する国家戦略局や行政刷新会議のメンバーに参加する−−などと説明した。参加者からは「政権に食らいつく根性がなくて、どうやって憲法を守り抜くのか。政権の中にしっかり入ってほしい」という賛成意見もあった。

 会議終了後の記者会見で福島氏は「いろいろな意見をしっかり受け止めて、連立協議に臨もうと考えている。与党での意見のすり合わせをしっかりやっていくことが必要条件だ」と述べ、与党内の政策調整機関の設置を改めて強調した。党幹部は「うちは護憲党だから、(政権の優先課題で)憲法に反するようなことが高いと、容認できない」と述べ、民主党をけん制した。【西田進一郎】

1221とはずがたり:2009/09/03(木) 01:49:17
>>1215

Kyoto Shimbun 2009年9月2日(水)
連立政権協議入り、執行部一任
社民、国対委員長は辻元氏
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009090200153&amp;genre=A1&amp;area=Z10

 社民党は2日、全国代表者会議を党本部で開き、民主、国民新両党との連立政権協議入りを了承、最終判断を福島瑞穂党首ら執行部に一任した。また、衆院選で落選した日森文尋国対委員長の後任に、辻元清美衆院議員を充てることも決めた。

 執行部は協議にあたり、(1)政策調整を行う政府与党連絡会議の設置(2)民主党が打ち出している国家戦略局や行政刷新会議への参加(3)平和、軍縮政策の実現―などを求める方針を示した。

 地域代表者からは「埋没しないため、閣外協力にすべきだ」「平和と憲法の問題だけは絶対譲ってほしくない」などの慎重論が出る一方、「政権の中にしっかり入ってほしいというのが大衆の願いだ」と入閣を求める声も上がった。

 辻元新国対委員長の略歴は次の通り。
 【国対委員長】辻元 清美氏 早大卒。党幹事長代理、政審会長、女性青年委員長。49歳。大阪10区。衆院当選4回。(共同通信)

1222名無しさん:2009/09/03(木) 19:11:46
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090903ddm005010083000c.html
参院控室:陣取り合戦 民主、議事堂正面側を要求/自民、「工事費無駄」と反発
 民主党の簗瀬進参院国会対策委員長は2日、自民党の鈴木政二参院国対委員長と国会内で会談し、衆院選での与野党逆転を踏まえて、国会内の民主党と自民党の控室を交換するよう申し入れた。国会内の控室は、国会議事堂正面側が自民党、野党は裏側との位置取りで、これまで変わったことがない。民主党は、衆院でも同様の交換を求める構えだ。

 民主党は07年の参院選で第1党となった後、控室数は自民党の13室を上回る14室を確保したが、正面と裏側の交換は実現していなかった。鈴木氏は「工事費を用いて改修するのは無駄以外の何ものでもなく、論外だ。勝ったから部屋を替えろとは、おごりもいいところだ」と強く反発しており、調整は難航しそうだ。

 参院民主党はまた、1日に要求した予算委員長のポストに加えて内閣、文教科学委員長の2ポストを民主党に回すよう自民党側に要求。代わりに決算、国家基本政策、経済産業の3委員長を譲ることを提案した。自民党は回答を保留したが、民主党は16日召集の特別国会前に決着を図りたい考えだ。【横田愛、念佛明奈】

1223名無しさん:2009/09/03(木) 19:23:50
>護憲や自衛隊海外派遣反対など独自性を堅持したい社民党に対し、党と政府の一元化で効率的な政権
>運営を目指す民主党はこれが足かせになると警戒する。阿部氏は「民主党にも理解と協力をいただいて
>やっていける場だ」と述べたが、民主党幹部は「(衆院勢力は)308対7。どちらの民意を取るかだ」と冷た
>くはねのけた。



http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090903ddm002010058000c.html
ドキュメント・政権交代:「連立」民・社攻防
 <世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>

 ◇政策協議機関設置、民主「よく相談する」
 2日夕、国会内の常任委員長室で開かれた民主、社民、国民新3党の連立樹立に向けた政策協議の初会合。ネックとされる外交・安保政策を先送りしたことで、与党の政策調整協議機関設置をめぐる攻防が表面化した。

 「代表や幹事長ともよく相談させていただく」。民主党の直嶋正行政調会長は、政策協議機関設置を重ねて求める社民党の阿部知子政審会長に即答を避け、党に持ち帰ったが、両党の溝は深い。

 これに先立つ社民党の全国代表者会議。連立参加の是非をめぐって賛否が交錯し、大荒れとなった。

 「こんな重要案件に質疑が1時間とはあぜんとした」。中国ブロック代表が切り出すと会場から「そうだ」と怒号が飛んだ。原発政策などに触れない民主党に怒り「連立参加は考え直していただきたい」と言い放った。

 社民党の地方組織が警戒するのは存在感が埋没することだ。2日、社民党本部を訪れた民主党の鳩山由紀夫代表に福島瑞穂党首は政策協議機関設置を直談判し、鳩山氏も「考えたい」とひとまず応じた。

 護憲や自衛隊海外派遣反対など独自性を堅持したい社民党に対し、党と政府の一元化で効率的な政権運営を目指す民主党はこれが足かせになると警戒する。阿部氏は「民主党にも理解と協力をいただいてやっていける場だ」と述べたが、民主党幹部は「(衆院勢力は)308対7。どちらの民意を取るかだ」と冷たくはねのけた。

 「鳩山首相」誕生に向けた現政権との政権移行協議は、新政権の陣容が固まらないままスタートした。2日昼、首相官邸。円滑な政権移行への協力要請を民主党の岡田克也幹事長から受けた河村建夫官房長官は「危機管理は官房長官にしか引き継げないこともありますよ」と念押しし、岡田氏もうなずいた。

 河村氏の発言には官房長官内定者らによる政権移行チームを発足させようとした民主党構想の頓挫を揶揄(やゆ)する含みもあった。政府から党への「引き継ぎ」には民主党からも「変な話」との声が上がり、党内のギクシャクぶりを露呈させた。

1224名無しさん:2009/09/03(木) 19:24:00
>>1223

 ◇「ポスト麻生」混迷、「野党の総裁なんて」
 2日、「ポスト麻生」をめぐって自民党が揺れた。党再建の切り札と期待されていた舛添要一厚生労働相が、28日に実施される総裁選への不出馬を突然表明した。衆院選の応援に引っ張りだこだった「本命」候補の早々の辞退宣言で次期総裁選びの行方は混迷の度を深めた。

 「安倍、福田、麻生3内閣で閣僚を務め、衆院選敗北に責任を痛感している」と舛添氏は記者団に説明する。だが、党内には別のうがった見方もある。

 「彼は東京都知事選に出たがっている。野党の総裁なんてやっていられないんだろう」。ある参院幹部はこう漏らした。

 前日、舛添氏と会談した森喜朗元首相は2日午後、首相官邸に麻生太郎首相を訪ね、舛添氏の意向を説明。特別国会の首相指名選挙で党内が混乱しないよう「(総裁選を)早くすべきだ」と伝えた。いったん決まった18日告示、28日投開票という日程さえ再び揺らぎ始めている。

 一向に準備が整わない新総裁レース。森氏が相談役を務める町村派では、会長の町村信孝前官房長官の擁立論がある半面、森氏と距離を置く中川秀直元幹事長も立候補に意欲をみせ、分裂含みの展開にもなりかねない。

 党の路線転換をアピールするため、06年の総裁選で安倍晋三氏に敗れた古賀派の谷垣禎一前政調会長を推す声も浮上している。しかし、1日夜、同派の国会議員約10人が東京都内の料理屋で谷垣氏を囲んだ際、川崎二郎元厚労相が立候補を促したのに対し、谷垣氏は「世代交代が大事だ」と煮え切らなかった。同じく有力視される石原伸晃幹事長代理は「まったく白紙」と繰り返すばかり。意欲をみせる加藤紘一元幹事長も様子見の構えだ。

 党再生へ踏み出せない自民党の機能不全ぶりが広がりつつある。

 ◇温室ガス削減目標、財界「言われちゃ困る」
 日本経団連が2日午前、東京・大手町の本部で開いた臨時の正副会長会議。「国際舞台で民主党の政権公約にある温室効果ガスの90年比25%削減を言ってもらっては困る」「どうやって達成するのかはっきりさせてほしい」「公式、非公式を含めて接触の機会を増やすことが必要」。御手洗冨士夫会長のほか、副会長の中村邦夫パナソニック会長らが出席した会議で、民主党とのパイプの細さへの不安の声が相次いだ。

 9月の会議はもともと14日の予定だった。しかし、8月下旬、報道各社が次々と衆院選での民主圧勝を予想したことを受け急きょ臨時会議を招集。「民主党政権」との関係強化を図ることを確認した。

 民主党の政権公約には、経団連が受け入れられない政策が少なくない。最たるものが地球温暖化対策だ。鳩山由紀夫代表は22日、首相として米ニューヨークで開かれる国連気候変動ハイレベル会合で演説する予定で、公約通り「25%削減」を唱える可能性が高い。政府目標の05年比15%減(90年比8%減)ですら達成困難との立場の経団連は、民主党案に対し、企業、国民の負担が重くなり、経済成長を阻害すると強く反発している。

 2日午後、トヨタ自動車幹部は記者団に「首相発言が独り歩きすると取り返しがつかない」と語った。御手洗会長も2日、「科学的な検討を踏まえて国民的な議論をしてから国際会議で言うのが手順だ」とけん制した。

 だが、その主張を民主党の政策に反映させる道筋はない。同じ日、経団連有力企業の政界担当者は「なりふり構わず民主党議員を回っているが、誰に話せばいいのか分からない」とこぼした。

1225名無しさん:2009/09/03(木) 19:26:17
>民主党は政策決定の内閣への一元化をめざす。社民党の動きに対し、松野頼久、中山義活氏ら鳩山代表
>に近い議員グループの1日夜の会合では、「参院で過半数に足りないといっても、衆院で300議席以上取
>ったのだから、強引にやった方がいい」といった意見が相次いだ。


http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/feature/0002/fe_002_090903_01.htm
(3)「連立ありき」の新政権
 民主、社民、国民新3党の連立政権協議が2日、始まった。衆院で308議席となった民主党も、参院では、社民党、国民新党の協力がなければ過半数に達しない。安定した政権運営のためには、外交・安全保障をはじめ異なる政策はあっても連立が必要だと、民主党は判断している。

 民主党の鳩山代表は2日、連合中央執行委員会でのあいさつで、連立政権協議の見通しについて「政策がどこまで一致できるかがカギとなる。早晩、3党での連立という結論が出るのではないかと期待している」と楽観視した。民主党内には、「衆院で7議席の社民党、衆院3議席の国民新党には、連立政権しか生き残る道はない。放っておいてもついてくる」と、両党の足もとを見透かす声がある。

 しかし、火種はくすぶる。民主党は政権奪取に成功したことで「現実路線化」を強めている。

 通常国会では審議拒否した対北朝鮮制裁目的の貨物検査特別措置法案について、秋の臨時国会では、政府として提出側に回る。アフリカ・ソマリア沖での自衛隊による海賊対策も認めることにしている。

 これに対し、社民党は自衛隊の海外派遣に一貫して反対の立場だ。

 福島党首は2日の全国代表者会議で、「私は、自衛隊の海外派兵反対、沖縄の基地問題、憲法改正案作り反対を訴えてきた。連立協議の中でもしっかり主張して参りたい」と強調した。社民党幹部は「『閣僚1人、出してください。あとは民主党が勝手にやりますよ』なんてバカな話はない。当然、与党の政党間協議を大事にしてもらう」として、政策決定過程への関与を強く求めている。

 民主党は政策決定の内閣への一元化をめざす。社民党の動きに対し、松野頼久、中山義活氏ら鳩山代表に近い議員グループの1日夜の会合では、「参院で過半数に足りないといっても、衆院で300議席以上取ったのだから、強引にやった方がいい」といった意見が相次いだ。

 民主党内ですら外交・安保政策に隔たりがあるのに、社民党と連立を組めばその幅はさらに広がる。一方で国民新党の支持者には、もともと自民党を支持していた保守層も多い。

 参院での過半数確保を優先し、まず「連立ありき」で動き出そうとしている新政権が、内外に山積する課題に迅速に対応できるのか。不安はぬぐえない。

(2009年9月3日 読売新聞)

1226名無しさん:2009/09/03(木) 19:31:59
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090903ddm005010082000c.html

社民党:地方、連立に警戒感 協議参加は了承−−全国代表者会議
 社民党は2日、党本部で地方県連の代表を集めた全国代表者会議を開き、民主党との連立政権協議への参加を正式に了承した。政権に参加するかどうかの最終判断は、福島瑞穂党首ら執行部に一任したものの、出席者からは「閣外協力で頑張るべきだ」など、参加に慎重な意見が続出した。来夏の参院選をにらみ、308議席を擁する民主党と連立を組むことに対する地方の警戒感は根強い。民主党との協議で、党執行部がこうした地方の声を背に独自色を強めれば、連立協議の火種となる可能性もある。【西田進一郎】

 会議の冒頭、福島氏は「連立には前向きだが、新しい政治の中身が大切だ。党が大事だと考えることをしっかり主張していく」と述べ、協議への理解を求めた。その上で協議を通じて憲法を生かし、平和・軍縮を促進する政策の実現などを訴えていく考えを示した。

 これに対し全国の代表者からは、衆参で12議席にとどまる社民党の勢力を踏まえ「民主党の前に、社民党らしい主張ができるのか。村山(富市)政権の『二の舞い』は避けるべきだ」と、連立政権に参加して独自色を失った旧社会党の例を引き合いに慎重論が続出した。「たったこれだけの人数で何ができるのか。連立政権への参加は考え直してほしい。百歩譲っても閣外協力だ」との強硬論も出た。

 党執行部側は、党の意向を政権に反映させるため(1)政党間の調整システムや政府・与党連絡会議の設置(2)民主党が主張する国家戦略局や行政刷新会議のメンバーに参加する−−などと説明した。参加者からは「政権に食らいつく根性がなくて、どうやって憲法を守り抜くのか。政権の中にしっかり入ってほしい」という賛成意見もあった。

 会議終了後の記者会見で福島氏は「いろいろな意見をしっかり受け止めて、連立協議に臨もうと考えている。与党での意見のすり合わせをしっかりやっていくことが必要条件だ」と述べ、与党内の政策調整機関の設置を改めて強調した。党幹部は「うちは護憲党だから、(政権の優先課題で)憲法に反するようなことが高いと、容認できない」と述べ、民主党をけん制した。

1227名無しさん:2009/09/03(木) 19:58:28
>執行部はこうした声をなだめるためにも、それなりに強気な姿勢で民主党との連立協議に臨まざるを得ない
>事情がある。政策調整機関を求めているのは、発言権を確保する狙いがある。
>議席数では民主党の一割にも満たないが、こうした政策調整機関の中であれば「与党三党のうちの一党」と
>して重みを増すことができる。
>場合によっては、同じような立場の国民新党と組んで、「二対一」の構図に持ち込むこともできると皮算用が働く。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009090302000076.html?ref=rank
<スコープ>連立 社民の出方焦点 社民 独自色発揮に躍起 民主 政策決定遅れ懸念
2009年9月3日 朝刊

連立政権に向けた協議に臨む(左から)社民党の阿部政審会長、民主党の直嶋政調会長、国民新党の自見政審会長=2日、国会で


 二日に始まった民主、社民、国民新三党の連立協議の一つの焦点は社民党の出方だ。連立政権に加わりたいのはやまやまだが、民主党の言いなりにはなりたくないのが社民党の本音。社民党があまり強気に出てくるようなら、船出からぎくしゃくしかねず、民主党にはやっかいな存在だ。無論、両党は連立協議をご破算にするつもりはなく、ともに微妙なさじ加減が求められている。 (三浦耕喜)

 社民党の福島瑞穂党首は二日、連立参加の条件として、社民党と民主党が対等な関係であることと、国民新党を含む三党間の政策調整機関を置くことを民主党に求めた。政策調整機関について民主党の鳩山由紀夫代表は「考える」と述べるにとどめ、慎重な姿勢をにじませた。

 社民党執行部には、村山、橋本両政権で巨大な自民党と連立を組んだ結果、党の独自性を失い、党勢を衰退させた過去への反省を踏まえ、社民党の意見を政策決定に強く反映させたい意向がある。

 連立協議に先立って二日に行われた党の全国代表者会議では、「連立政権に入れば、社民党の政策が骨抜きにされてしまうか、埋没するかのどちらかだ」、「社民党の意見が通らないのであれば、連立に参加すべきではない」といった意見が続出した。執行部には連立参画を取りやめる選択肢がないのに対し、地方には慎重論がある。

 執行部はこうした声をなだめるためにも、それなりに強気な姿勢で民主党との連立協議に臨まざるを得ない事情がある。政策調整機関を求めているのは、発言権を確保する狙いがある。

 議席数では民主党の一割にも満たないが、こうした政策調整機関の中であれば「与党三党のうちの一党」として重みを増すことができる。

 場合によっては、同じような立場の国民新党と組んで、「二対一」の構図に持ち込むこともできると皮算用が働く。

 頭が痛いのは民主党だ。参院で単独過半数がないため、社民党の連立参加は不可欠だ。とはいえ、社民党に振り回され、政策決定が遅れるようなことは絶対に回避したい。もちろん、社民党の求める政策調整機関には応じたくはない。

 「単なるセレモニーだよ」

 ある民主党幹部は連立協議前、こう高をくくっていたが、社民党の出方次第では予想以上に難航する可能性がないわけではない。

 別の幹部は「(民主党の)三百八議席と(社民党の)七議席。どっちに民意があるかははっきりしている」と社民党をけん制した。

1228名無しさん:2009/09/03(木) 21:42:53
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090903ddlk06010006000c.html

強い風のあとで:’09衆院選/下 社民・共産 「一枚岩」問われる真価 /山形
 朝の早い港町・酒田がひっそりと寝静まった31日午前1時過ぎ。国道7号近くの東大町2の一角だけがこうこうと灯がともり割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。ぶつかり合うように抱き合う男と男、男と男……。

 「みんなの願いが背中を押してくれた。努力している人が報われる社会にしたい」。社民の吉泉秀男氏は当選したことがまだ信じられないとばかりに半ばぼうぜんとしながらそう話した。

 自民、加藤紘一氏の牙城3区への出馬を決め昨年7月19日から運動を展開してきた。つじ立ちとミニ集会、世話になった自治労OB宅を訪問するなど地道に活動してきた。誰もいないところで街頭活動をしたこともあった。だが努力しても「当選」の期待はなかなか見いだせずに選挙戦は公示日を迎え投開票日になった。加藤氏13万502票、吉泉氏8万362票。5万票差。惜敗率61・5%。だが比例での復活当選の鍵はこの惜敗率にあった。

 吉泉選対事務所は惜敗率では宮城、秋田の候補にかなわないとして復活当選の芽は低いと見ていた。前回衆院選の際に6人いた社民公認・推薦の県議は今回は3人に半減。また前回の社民候補の得票数は4万9057票で惜敗率は30・7%と、自民に強い追い風が吹いていたとはいえ低かった。退潮傾向だけに今回の惜敗率61・5%は驚異的。宮城6区の菅野哲雄氏の惜敗率53・6%、秋田2区の山本喜代宏氏の25・2%を圧倒し滑り込んだ。

 勝因について吉泉陣営は「民主、国民新、社民、連合山形、吉泉後援会の5団体の一枚岩の活動」と分析する。確かに社民の比例の得票率は前回8・44%が今回7・29%。公示直前に民主の和嶋未希氏が比例に出馬したことも大きいと陣営は見る。ただし主因はやはり全国を席巻した反自民の風であり、「一枚岩」の真価が問われるのはこれから。風頼みではない実績の積み上げが次回衆院選の行方を分ける。

 一方、共産は比例代表東北ブロックで目標の1議席を前回に続き確保した。県内2小選挙区では票を減らしたが、比例は、前回を1061票上回る3万6973票。得票率は5・3%で前回を0・2ポイント上回った。稲毛浩行選対本部事務局長は「比例の得票率では運動で一定の効果が出た」とする。

 他方、1月の知事選で支援した「超党派」だったはずの吉村美栄子知事が民主の鹿野道彦氏支援を表明した。「恩があるからと特定の人に肩入れするのは筋が通らない。吉村知事に今後、特定候補を支援しないように申し入れた」と本間和也書記長は明かす。来年の参院選に向け吉村知事にくぎを刺した。【佐藤伸、釣田祐喜】

1229名無しさん:2009/09/03(木) 23:15:15
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090902-OYT8T01031.htm

連載〈下〉風のあと 各政党に迫られる改革


民主党の鳩山代表(右)らの支援を受けた松村さん  民主、自民の両党を軸に、「政権選択」に注目が集まった衆院選。民意を受け止めるうえで、2党以外の政党の存在意義も問われた。

   ◇    ◇

 「これで勝てなかったら、いつ勝てるんだ」

 社民党が3区で擁立した松村秀利(52)の敗北を知った支持者の1人が、力なくつぶやいた。

 陣営は反自民の強力な追い風を受け、非正規雇用問題への取り組みなどを積極的にアピールした。推薦した民主党代表の鳩山由紀夫は7月末、事務所に足を運び、「公認並みに応援する」と激励。「従来の支持者に加え、無党派層も取り込める最善の布陣」(陣営幹部)を敷いた。

 だが、選挙区の5市3町すべてで、当選した自民党の古川禎久(44)に完敗し、自民批判票をすくい取ることはできなかった。「2大政党化を迎えた今、もはや小政党に意味はないんじゃないか」。長年の支持者の嘆きは深い。

 民主、自民両党が激しく争った中で、埋没感は否めないが、「雇用安定や護憲など、他党にない政策は多い」と、松村に揺るぎはない。「6万票近い負託は、保守地盤を切り崩す一つの礎になった。今後も党独自の方針を主張し続ける」

   ◇    ◇

 公明党県本部のある幹部は7月、政権与党に向けられた厳しさを痛感した。

 「何で応援せんといかんと」。長年支持してくれた会社社長の一言に面食らった。これまでとは対応が一変し、支援を要請する理由を尋ねる支持者も相次いだ。

 比例選の得票は、目標の11万5000に約1万及ばなかった。「構造改革の痛みと、世界的な経済不況への不満が一気に噴出した」と、県本部代表の長友安弘は振り返る。

 「支持者の中には、リストラされた人や倒産した人もいるようだ。民主党に流れたかもしれない」

   ◇    ◇

 共産党が1区の公認候補とした馬場洋光(40)。選挙後、「自公政権を終わらせるという目的は達成された」と語った。

 終盤を迎えた8月24日、宮崎市の繁華街で開いた街頭演説会。党幹部も駆けつけ、雇用や福祉政策で与党批判を展開すると、中高年の支援者ら聴衆の反応は予想以上だった。

 だが、ふたを開けてみると、前回衆院選からの上積みはわずか2400票。党県委員長の津島忠勝は「現状を変えたいという人が、(衆議院)議員が少ない共産党でなく、民主党に投票した」と分析した。

   ◇    ◇

 歴史的な選挙戦を終え、それぞれに自己改革を迫られた各党の模索は続く。(敬称略。終わり)

(2009年9月3日 読売新聞)

1230名無しさん:2009/09/03(木) 23:17:12
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090903-539282.html

社民辻元氏が民主けん制「暴走許さない」記事を印刷する

 民主党との連立政権協議を進めている社民党の辻元清美国対委員長は3日、公明党の漆原良夫国対委員長への就任あいさつで、民主党に対し「暴走を許さない。数で押し切らない国対にする」と宣言した。

 辻元氏は「少数政党なので、数で押し切られるつらさは身に染みている」と自公政権で衆院再議決を重ねた漆原氏を皮肉り、同氏は「頑張ってください」と困惑顔だった。

 民主党の山岡賢次国対委員長へのあいさつでも、辻元氏は「自公政権を反面教師にして小さな政党も尊重し、議論を活性化させたい」と強調。山岡氏は「基本的にそういう考えだ」と応じた。(共同)

 [2009年9月3日20時50分]

1231名無しさん:2009/09/03(木) 23:23:47
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/090902/tky0909022011013-n1.htm

【09衆院選】ウラ話満載! 東京選挙区座談会
2009.9.2 20:07

このニュースのトピックス:首都決戦’09都議選
 衆議院解散がささやかれた昨秋以降、東京の選挙区取材を続けた記者4人が戦いを振り返った。

 ■野党共闘は失敗?

 A 民主は小選挙区で敗れたのは17区の早川久美子氏だけ(比例復活)。前回選挙で民主が18区の菅直人氏しか勝てなかったのと同様、今回自民は8、11、25区の民主空白区以外は17区の平沢勝栄氏しか勝てなかった。

 B 野党共闘は結果的に実らなかったが、8区の社民・保坂展人氏、11区の日本・有田芳生氏は大物相手に善戦したね。

 C それにしても、独自候補を立てないで他党候補を推薦するなんて初めてのことで、都連は最初かなり戸惑っていたね。完全に党本部マターということだった。2月の時点では「比例は民主」を期待するくらいで、応援など具体的なことは何も決まってなかった。

 D 保坂氏の関係者は以前の地盤の6区では主張が似ている民主の小宮山洋子氏との違いを出すのに苦労していたから、8区への国替えは「渡りに船」だったと言っていたよ。「社民党への支持は増えていないし、『民主党の保坂さん』と間違われることは戦術的には成功」と苦笑していたよ。

 B 社民党は二大政党制には反対だったはずだけどね。

 D 確かに社民党の中には野党共闘に反対する声もあったようだが、「今の社民の勢いじゃ、そんなこといってられない」と最後は党首同士で話し合ったということだね。

 A そもそもなぜ野党共闘したのかな? 今さらだが、民主は8、11、25区で独自候補を立てていれば勝ってたよね。

 B 去年の秋の時点では、民主は単独では過半数は取れなかった。野党全体で過半数を考えていたんだろうね。民主には「小選挙区で2回落ちたら公認しない」っていう内規があり、今回はそれが厳格に適用された。そこに新人や他党候補を持ってきたわけだけど、取材した都連幹部の口ぶりでは、とてもその人たちが受かるとは思ってもいなかったようだったよ。

 ■自民は油断?

 A 自民の敗因をどう考える?

 B 都議選で大敗したとき、複数の自民関係者が「うまくやられた」ってぼやいていた。つまり、前回選挙で自民候補は「郵政民営化だ!」というだけで勝ちまくった。これと同様、都議選でも民主は党のスローガンを叫ぶばかり。

 すぐ後の衆院選でも同じ手を使ってくることは見え見えだったのに、先手を打って争点を出せなかった。自民関係者の中には「これでガス抜きになった」と言う人もいた。都民はこの油断を見逃さなかったんだろうね。

 D 多摩地区の自民陣営は「選挙は議員を地元から国会に送ることだ。その選択でウチか、相手かの勝負なら負けない自信がある。しかし、今は自民か民主かという、ずいぶん手前のレベルでみんなの思考が止まっている」と嘆いていた。

 C 逆手に取ったのが平沢氏だ。街頭で「自民党には油断も慢心もあった。党を立て直す一翼を担わせてほしい」と涙目で訴える姿が印象的だった。

 D 小池百合子氏は党名を隠した。選挙事務所の看板に「日本もったいないぞ!宣言」と大書きしていたが、「自民党」は見えないほど小さい字だった。

 A そういう作戦が功を奏したわけか。

 B にわかに保守色を強調する候補もいたね。でもその中にも終戦の日に靖国神社を参拝しない人が多かったけど。石原慎太郎都知事の息子2人が参拝していなかったのには正直驚いた。

1232名無しさん:2009/09/03(木) 23:24:01
>>1231

 ■民主新人のミラクル

 A 解散の時期を誤ったのか?

 B 日ごとに強まる逆風に、現場の自民陣営からは悲鳴が聞こえた。「必死にやって何とかなるというレベルをはるかに超えている」と。組織票がまったく機能しないんだって。医師会など団体が候補者を推す、なんていう昔からのトップダウンがきかないと。

 C それでも、東京の自民は大敗しないといわれていた。昨年11月の時点である民主陣営の読みでは7勝14敗。「ダブルスコアで負ける」とむしろ悲観的だった。

 D 古参の自民秘書も14勝7敗と予測していたよ。「東京の自民党はそんなにヤワじゃないよ」って。民主候補の中には無名の人も多く、党も候補者自身でさえも最初は勝てると思っていなかったはずだよ。

 B ある民主陣営が言っていた。「保守的な風土が強い地区では野党の人間は相手にされない。田舎と違い、都会の国会議員は地位が低く、シッシと追い返されることもあった。こういう所で10年以上頑張ってきた」と。今回、保守が強い下町で民主新人が自民大物をなぎ倒したけど、以前ならありえないミラクルだよ。

 ■都議選余波

 A全国でも注目を集めた12区の民主・青木愛氏の戦術は?

 C 青木氏はいわゆる「小沢ガールズ」の筆頭格だ。

 Dちょっと待って。その「ガールズ」って表現は何とかならないのか。少し前に30代の女性に「女子」って言葉を使うことをめぐって議論があったけど、青木氏は44歳だよ。おなじ12区の共産・池内沙織氏は26歳とずっと若いよ。女性の歳をどうこう言うのはよくないけど。

 B 青木氏は朝から1日50回ほど、ひたすら街頭演説。しかし、党のスローガンと名前を連呼し、握手するだけ。報道陣の取材には応じない。民主関係者によると「本人に3分以上しゃべらせないように」と指示があったらしい。青木氏の事務所では小沢氏の秘書が陣頭指揮をとった。青木氏も小沢氏の元秘書で、小沢式、つまり田名角栄式の選挙術は染みこんでいた。

 A そんな小沢氏に公明党代表の太田氏が負けた。

 C 都議選で公明と争って負けた自民陣営がこぼしていた。「公明支持者の“投票のお願い”が経験にないくらいすさまじく、反感を持たれている」と。

 D 太田氏が駅で街頭演説をやるときは、ロータリーから歩道橋までぐるりと支持者が埋め尽くして太田氏の一挙手一投足に拍手喝采だったね。そこで太田氏は「あれもやった、これもやった」と強調するけど、無党派層の共感を得ることは難しかった。

 B 自公協力には自民候補者はナーバスだったね。ある女性候補に電話取材でこの件を尋ねたら「答えません」とだけ言って乱暴にたたき切られた。ひどい対応だなあって思ったけど、焦りが見えたね。

 A 余波といえば、自民の牙城だった千代田選挙区で“ミスター都議会”といわれた大物を与謝野馨氏が落としてしまった。この影響は?

 B 与謝野氏は財務相としての公務が忙しかったから、後援会や支援団体を回る以外の活動はできなかったんだ。でも、さすがに焦ったのか、解散前は「麻生降ろし」に走ったり、普段は行かない祭り会場に顔を出して民主の海江田万里氏とバッティングしたり。疲れがピークにきた公示日の出陣式では貧血でよろけてダルマの鼻を塗ってしまった。

 C 比例復活で救われたね。もし落ちていたら、出陣式でよろけるシーンが中川昭一氏の「もうろう会見」のようにテレビで何回も放送されていただろうね。

 ■開票遅れのワケ

 A 葛飾区選管は開票確定が大幅に遅れた。

 C 人件費削減のため、票の分類作業を派遣社員と分担しているらしい。しかし、派遣の契約時間が午後11時までで、残った票を区職員だけで処理したためという。

 D 派遣社員の開票リハーサルも万全ではなかったというし。こちらが問い合わせるまで説明もなかった。

 A 各方面にさまざまな課題も残ったけど、今回は二大政党制へと加速し、4年後が楽しみな選挙になったね。有権者ともども、しっかり監視をしていこう。

1233名無しさん:2009/09/04(金) 09:14:30
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090904-OYT1T00205.htm

政権移行ルール、確立している米英の例

 日本と異なり、政権交代が頻繁に起きる米英両国では、政権移行のルールが確立している。

 米国では、11月の大統領選で次期大統領が決まると、翌年1月20日までの約11週間を政権移行期間と認定。この間は、法律に基づき、次期大統領の政権移行チームにも公費が支給される。チームは、政府からの情報収集のほか、政治任用で入れ替わる連邦政府職員の選考を進める。

 英国の場合、総選挙の直後に女王(国王)が多数党の党首を首相に任命することが慣行となっているため、移行準備が選挙後では間に合わない。

 英国では政官の接触禁止が原則だが、「ダグラス・ヒューム規則」と呼ばれる慣行に従い、下院の任期満了16か月前から選挙までの間は、野党は各省庁の幹部と政権移行のための協議を行うことが出来ることになっている。

(2009年9月4日08時49分 読売新聞)

1234名無しさん:2009/09/04(金) 10:22:09
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090904-OYT1T00197.htm?from=navr
民主、謎の自称・政権移行チーム…戸惑う霞が関

 「鳩山政権」に向けた民主党と中央省庁との準備作業は、3日から官僚による党幹部への説明が“解禁”されたものの、手探り状態が続いている。

 ◆岡田幹事長、引き継ぎに不満にじます◆

 鳩山氏は2日に政権移行協議の「窓口」に岡田幹事長と直嶋政調会長を任命した。民主党が官僚からの説明を本格的に受け始めたのは、予算、外交、危機管理など、政権発足後に直面する課題の整理をしておく必要があるからだ。麻生内閣側では漆間巌官房副長官が3日の次官会議終了後の懇談会で、各省次官に「政権移行協議では民主党に協力するように」と指示した。



3日午後、民主党本部を出る藪中外務次官 早速、藪中三十二外務次官と河相周夫官房長が3日、民主党本部に岡田、直嶋両氏を訪ね、9月下旬から目白押しの外交日程などを説明した。

 ただ、岡田氏はこうした引き継ぎ作業に不満をにじませている。周辺に「新しい大臣が説明を受ければいい。協議は今日で終わりだ」と、これ以上、詳細な説明を受けることに消極姿勢を見せたという。岡田氏周辺は「自ら提唱した政権移行チーム構想が消え、へそを曲げてしまったのではないか」と心配顔だ。

 岡田氏の構想とは、代表当時の2005年8月に策定した「岡田政権500日プラン」に基づくものだ。円滑な政権の移行に向け、「『政権移行委員会』を発足させ、首相予定者、幹事長、副総理格、官房長官・副長官予定者等を招集」と明記している。鳩山氏も当初はこの手法に前向きと見られる発言をしていたが、衆院選の民主党圧勝が決まると、「閣僚予定者」によるチーム作りを明確に否定した。

 ◆「鳩山命令、誰が…」霞が関の戸惑い◆

 ただ、その後、中堅議員を中心に、政権移行作業に関与しようとする「政権移行チーム」を自称するグループが複数現れ、霞が関の官僚たちを戸惑わせている。

 いずれのグループも4〜5人規模で、あるグループは3日、財務省を通じ、全省庁に09年度補正予算の執行状況を報告するよう求めた。別のグループは同じ日、都内でひそかに会合を開き、09年度補正予算の執行を全面停止することを決めたが、それがあたかも党の“方針”のように霞が関に伝わった。

 官僚たちは「誰が鳩山代表の命令を受けてやっているのか分からない」「小沢代表代行が認めなければ、決まらないのではないか」などと、各グループの動きに神経をとがらせ、党内の力関係の把握に力を注いでいる。

 ◆経産省出身者はずし?の動き◆

 衆院選での圧勝予測が強まったころから、政権公約(マニフェスト)に盛り込まれた「国家戦略局」などの制度設計を描く中心人物だとして注目されてきたのは、松井孝治、鈴木寛両参院議員だ。両氏は経済産業省出身で省庁の内情に詳しいうえ、5月の民主党代表選などを通じ、鳩山氏の厚い信頼を得ていると見られているからだ。松井氏らが「政権移行チーム」に入るとの見方もあったが、政権移行チームが立ち消えとなり、“自称・政権移行チーム”には、経産省出身者を意識的に外そうとする動きさえ見られる。民主党には官僚出身の議員も多いことから、出身省庁別の議員の動きに、霞が関が一喜一憂する場面も見られる。

 ある総務官僚は「もう少し民主党内の力関係を見定めないと、どの議員を信頼していいか分からない。今あるチームは、猟官運動かもしれないし」と、戸惑いを隠せないでいる。(政治部 栗林喜高、松永宏朗)

(2009年9月4日08時39分 読売新聞)

1235チバQ:2009/09/05(土) 00:51:49
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090905/stt0909050041001-n1.htm
新与党3党「協議機関」持ち越し 岡田氏の脳裏よぎる16年前の悪夢  (1/2ページ)
2009.9.5 00:39
 鳩山由紀夫政権発足に向け、民主、社民、国民新の3党幹事長らは4日、連立合意を目指し、都内のホテルで幹事長級会談を行った。インド洋での給油活動を行う海上自衛隊の派遣について、新テロ特措法の期限となる来年1月まで継続することで一致した。一方、社民、国民新両党は、両党の影響力を確保するため、与党の政策調整の場になる「与党協議機関」の設置を求めたが、民主党側が難色を示し、結論を来週に持ち越した。

     ◇

 「政策決定は一元化して閣内でやるのが基本だ」

 4日も民主党の岡田克也幹事長は与党協議機関の設置を求める社民党の重野安正幹事長、国民新党の亀井静香代表に対し、頑として譲らなかった。3党幹部は2日から政策協議に入り、大筋は合意に近づきつつあるが、最大のハードルとして残ったのが与党協議機関だった。

 岡田氏は「政策決定の一元化」をマニフェストに記載したことを理由に協議機関設置を拒むが、それだけではない。与党協議機関は単に「話し合いの場」にとどまらず、政権運営に重大な影響を及ぼす危険性があると考えているからだ。

 協議機関に法案の事前審査を認めれば、自民党の政務調査会のような存在となり、審査過程で「族議員」の形成を許したり、小政党が過大な発言力を得たりする可能性がある。

 だが、それ以上に岡田氏が危惧(きぐ)するのは、16年前の「悪夢」がなお脳裏に焼き付いているからだろう。


 細川護煕連立政権で、新生党代表幹事だった民主党の小沢一郎代表代行は「連立与党代表者会議」をフル活用し、首相を上回る権勢をふるい、政府を揺さぶり続けた。細川政権崩壊の引き金となった「国民福祉税」騒動も小沢氏が仕掛けたものだった。

 岡田氏はよほど悔しかったらしく、著書「政権交代」でも細川政権崩壊の理由として「最大の実力者である小沢さんが政府に入らなかったこと」を挙げた。

 今回も岡田氏は与党の主要幹部を閣内に入れ、政府に意思決定を一元化する構想を説き続けてきた。4日の記者会見で「今の政権のように政府と与党で違う決定が出て、2つの間で調整するというのは普通ではない」と語った。

 だが、鳩山氏は3日、小沢氏の幹事長起用を決めた。岡田氏は重要閣僚で処遇されるとみられるが、16年前の悪夢がデジャブ(既視感)となったようだ。

 一方、社民、国民新両党としては存在感を維持していくために協議機関の設置は譲らない構えだ。民主党側は、新設の国家戦略局に両党の国会議員を送り込む妥協案を示したが、協議機関へのこだわりは強い。

 参院で過半数を得るために協力を得なければならない事情があるにせよ、ここまで譲歩して社民、国民新両党と連立する意味はあるのか。自衛隊の海外派遣を認めず、「非核三原則」の法制化を求める社民党と連立するリスクの方がよほど大きいのではないか。連立協議の最後の「ツメ」が、鳩山新政権の将来を大きく左右することになりそうだ。

     (加納宏幸)

1236名無しさん:2009/09/05(土) 02:32:20
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2009090400235&amp;genre=A1&amp;area=S00

県内の首長ら民主シフト鮮明
公共事業 陳情相次ぐ

衆院選で当選した民主党の田島氏(右端)にスマートインターチェンジ整備など懸案の実現を陳情する獅山彦根市長(左端)ら5首長=4日午後7時20分、彦根市・田島事務所
 民主党を中心とする政権の誕生を前に、滋賀県内の首長らが4日、民主議員に事業継続を陳情するなど、「民主シフト」を鮮明化しはじめた。衆院選で、これまで国とのパイプ役だった自民党国会議員が衆参ともにゼロとなったためだ。県も同日、民主党のマニフェスト(政権公約)が県政に与える影響を点検する「新政権戦略チーム」を庁内に設けた。

 彦根市と周辺4町の市町長は4日夜、滋賀2区で当選した民主党の田島一成氏を市内の事務所に訪ね、名神高速道路の湖東三山スマートインターチェンジ(IC、愛荘町)事業の継続などを初めて陳情した。

 この中で村西俊雄愛荘町長が、国土交通省の設置許可を6月に受けた同ICについて「工場や観光客の誘致につながり、まちづくりにどうしても必要」とアピールした。

 獅山向洋彦根市長や伊藤定勉豊郷町長が国の支援で周辺4町と進めている「定住自立圏構想」について、「市町の財源が厳しいなかでまちづくりを進める手段になっている」と変わらぬ支援を訴え、1市4町の首長と田島氏で定期的に政策を話し合う会合を持つことで合意した。

 滋賀2区エリアの彦根、長浜、米原の3市長は自民党系議員の支援を受けて当選している。泉峰一米原市長は「県南部に比べてインフラ整備が遅れている」として近く田島氏に面談を申し入れる方針。川島信也長浜市長も「民主党とは互いに尊重し合う友好的な関係を築きたい」としている。

 県の「新政権戦略チーム」は、地方分権改革などの政策提案も目指す。同党がマニフェストに掲げたひも付き補助金の一括交付金化や高速道路の無料化などの影響をまとめるほか、県選出民主党国会議員との協議の場の設置も検討する。

 チームリーダーの冨永重紀企画調整課主席参事は「県も新政権に対し、これまで以上に積極的な政策提案をしていく」と話す。

1237名無しさん:2009/09/05(土) 14:14:01
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090903ddlk14010228000c.html

秋・決戦へ:「政権交代選挙」の先に/下 /神奈川
 ◇みんな、社民、共産 存在感示せるか
 横浜市青葉区の選挙事務所に万歳の合唱がこだまする。開票開始約30分前の勝利宣言が圧勝を物語っていた。「民主党政権にはもの申す。政権交代後の政治を正していきます」。神奈川8区の新党「みんなの党」前職、江田憲司氏(53)は衆院選投票日の8月30日夜、約200人の支持者と当選を喜んだ。

 新党にとって県内は全国最多の4人を立て、渡辺喜美代表も度々応援に入った牙城だ。比例復活した4区新人、浅尾慶一郎氏(45)を合わせ2議席。全国でも政党要件を満たす5議席は死守した。

 だが1カ月前に船出したばかりの新党の前途は明るくはない。自民でも民主でもない「第三極」を目指した結党。ところが議席は2ケタに届かず、政権交代後の政界再編の軸になり損ねた。

 脱官僚、地域主権、生活重視……。掲げる主張は民主と大差ない。民主との違いを強調して差別化を図ることが、そのまま党の存在理由となる。江田氏は言う。「バラマキでは日本の将来は切り開けません。民主党との違いはバラマキでなく、改革や政党戦略で日本の将来に責任を持っていくところです」。民主中心の連立政権参加の道が絶たれた今「責任を持つ」方策は描けていない。

   ◇   ◇

 護憲を唱える社民と共産も、民主大勝の陰で埋没しかねない。

 「巨大になればなるほど政党は謙虚さが必要。民主が暴走しそうになったとき、チェックできるチャンスを与えてくれた」。12区の社民前職、阿部知子氏(61)は比例復活当選の意義をそう語る。

 復活がなければ、社会党時代から基地を抱える県内で強さを保ち、片山哲元首相らを輩出してきた「社民の灯」が途絶えていた。石原守・県連合代表代行(72)は比例代表得票数が前回約44万票から約37万票に減ったことを挙げ「厳しい結果。政権交代に埋没してしまった」と総括する。

 党本部は2日、民主や国民新党と連立協議を始めたが「県内は慎重論が強い」と石原代表代行。政権の中で独自性を発揮できるか。

 今回選から小選挙区の立候補数を18人から13人に絞った共産。県委員会の本荘洋彦(ほんじょうなだひこ)書記長(65)は、力を入れる比例で得票と得票率が伸びたことから「あえて小選挙区をしぼることで、力を集中させることができた」と前向きだ。

 ただ毎日新聞の出口調査では、空白区の支持者の7〜8割は民主候補に流れ、民主大勝を事実上アシスト。比例でも票は伸びたが現状維持の1議席にとどまった。新政権に是々非々で臨む「建設的野党」の存在感を打ち出せるか。比例のない参院補選(10月25日投開票)で真価が問われる。【山衛守剛、永尾洋史、高橋直純】

1238名無しさん:2009/09/05(土) 14:41:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&amp;k=2009090500153

調整機関設置譲らず=社民党首、連立協議で
 社民党の福島瑞穂党首は5日朝、民主党との連立政権協議で焦点となっている与党間の政策調整機関について「きちっと(社民党の)意見が反映される仕組みをつくらなければ、連立に入る意味はない」と述べ、設置を求める考えに変わりのないことを強調した。TBSテレビの番組で語った。
 民主党は政策調整機関の代案として、政調会長による協議の定期化を打診。社民、国民新両党は、政府の政策決定に関与する機関として不十分との理由から、これに難色を示している。3党は週明けに幹事長レベルでの交渉を再開する見通しだが、福島氏が妥協しない姿勢を示したことから、調整に手間取ることも予想される。 
 福島氏は、連立政権合意に盛り込む内容に関し、衆参両院の憲法審査会の活動凍結や、非核三原則の堅持、インド洋で給油活動を行う海上自衛隊の速やかな撤退などを挙げた上、「(3党間で)共通項があるので、それに向けて前進できるように(したい)」と強調した。
 一方、民主党の藤井裕久最高顧問は5日のNHK番組で、麻生政権で実施されたエコカー減税や省エネ家電のエコポイント制度について「いい政策なら続ける」と語り、民主党政権でも継続を検討する意向を示した。藤井氏はこの後、記者団に、新政権で重要閣僚への起用が取りざたされていることについて「鳩山由紀夫代表が言われることには従いたい。まだ何の話もない」と述べた。(2009/09/05-11:56)

1239名無しさん:2009/09/05(土) 17:02:54
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009090502000096.html

1月撤退で一致 インド洋給油 連立協議、社民が譲歩
2009年9月5日 朝刊

 連立政権樹立に向けて協議を続けている民主、社民、国民新の三党は四日、インド洋で給油活動をしている海上自衛隊について、新テロ対策特別措置法の期限が切れる来年一月に撤退させる方針で一致する見通しとなった。社民党が撤退方針の明示を条件に、一月までの活動継続を容認する姿勢に転じたため。連立協議で残る課題は社民党が求める与党間の政策調整機関を設置するかどうかに絞られてきた。

 三党は四日の幹事長会談で、衆参両院の憲法審査会の審議開始の条件や、衆院比例代表定数の削減問題以外の政策課題は合意可能との認識で一致した。

 焦点となっていたインド洋での給油活動については、民主党が来年一月以降は延長しない方針なのに対し、社民党は即時撤退を主張していたが、同党が譲歩し「即時」の表現を「早急」に変更。一月までの活動継続に理解を示したことで、決着の方向となった。

 これに関連し、三党は給油活動から撤退する代替策として、アフガニスタン復興支援を推進することでも一致する見通しとなった。

1240名無しさん:2009/09/05(土) 17:04:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009090400875

政調会長協議の定期化打診=連立合意へ妥協案−民主
 民主党は4日、社民、国民新両党との連立政権協議で、両党が設置を求めている与党間の政策調整機関の代案として、政調会長による協議の定期化を非公式に打診した。しかし、社民、国民新両党は「政府の政策に党の独自政策を反映させる調整機関としては不十分」として難色を示した。
 民主党は、与党の政策調整機関が関与すれば、政府の政策がゆがめられる恐れがあるとして、政策決定の内閣一元化をマニフェスト(政権公約)で打ち出した。同党はこの方針を堅持する一方、同党政調会長が予算編成の基本方針を定める「国家戦略局」の担当閣僚を兼ねることから、「与党は政調会長の定期協議を通じ、政府の政策に影響力を行使できる」としている。 
 これに関し、同党の岡田克也幹事長は同日午後の記者会見で「政策は政府の中で一元化して決めていくことを(衆院選で)約束している」と述べ、与党による事前審査は容認できないとの立場を重ねて強調した。
 一方、社民党は同日の幹部会合で、「与党の審査を経ない案件は閣議に上げさせない」として、政策調整機関に事前審査の権限を持たせるよう求める方針を確認。また、(1)憲法審査会の活動凍結(2)衆院比例定数削減を行わないこと−の文書化を目指すことも決めた。(2009/09/04-19:42)

1241名無しさん:2009/09/05(土) 17:06:32
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-149454-storytopic-108.html

社民党、再編見直しを確認 連立合意案へ明文化要求2009年9月5日 【東京】社民党は4日午後、民主、国民新との3党連立合意協議に向けた「政権協議チーム」の会合を党本部で開き、名護市辺野古への新基地建設を含む在日米軍再編の在り方について見直しを求めることを確認した。8日開催予定の3党政策責任者による連立政権樹立に向けた協議で、連立合意案に明文化するよう求める。
 社民が辺野古の新基地建設反対を最重要課題に位置付けたことで明文化できない場合、連立に参加しない可能性も浮上する。連立参加の可否は、8日以降開催する党常任幹事会で協議し、判断する。
 会合には、福島瑞穂党首と照屋寛徳衆院議員ら党幹部6人が出席。3日夜の政策責任者会議に出席した阿部知子政審会長が新基地建設反対の明文化について、民主側が難色を示していることを報告した。照屋氏ら複数の幹部から「明文化は絶対条件だ」などと強い意見が出たため、党の意向として確認した。
 重野安正同党幹事長は4日午前、都内のホテルでの3党幹事長級会談で新基地建設反対を連立合意案で明文化するよう求めた。重野幹事長によると、国民新党とのすり合わせはできているという。

1242名無しさん:2009/09/05(土) 17:08:10
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-09-05-M_1-002-1_001.html?PSID=c4f3c300560d2b7e5ea7897726d3c4fa
再編見直し 重要政策に/3党協議 社民、8日再要求
国民新も同方針


 【東京】民主、社民、国民新の連立政権樹立に向けた協議について、社民は4日、党首や幹事長らによる幹部会議で、政策合意文書に明文化を求める重要項目を確認した。沖縄関係では米軍再編、在日米軍の見直しを文書に盛り込むよう8日の協議で再度要求する。国民新も同日の会議で、米軍再編見直しを3党協議の重要項目と位置付けることを決めた。

 社民の党内会議後、重野安正幹事長は、米軍再編見直しについて「社民党が長年言い続けてきた方針であり、実現に向けてがんばる」と述べ、明文化を求める考えを強調。

 県選出の照屋寛徳氏は「民主からの返答待ちだが、文言で普天間飛行場を動かす米軍との交渉のやり直しが明確にされているならば、社民案に盛り込んだ『辺野古』という言葉に固執はしない」との認識を示した。

 3日の3党協議では、米軍再編について社民が「辺野古の新基地建設を含む米軍再編や在日米軍基地の在り方について見直しの方向で臨む」とする案を提起、国民新は「新たに米国政府に提案する内容を3党で協議する」ことを盛り込むよう提案した。

 日米地位協定の改定については、社民、国民新とも昨年の3党合意をもとに協議する内容で一致。このほか、社民が核密約の真相究明や資料の保存、情報公開を盛り込むことなど数項目を提案し、民主が持ち帰った。


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