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政権交替を検討するスレ
1275
:
名無しさん
:2009/09/10(木) 20:25:31
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090910ddm002010091000c.html
選択がもたらすもの:/7 作家・平野啓一郎氏
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
◇2大政党制、定着カギ
4年前、あまりに内容が乏しいまま「郵政民営化」のワンフレーズだけで自民党が大差で勝利したことには危機感を持った。しかし今回の民主党の大勝については、2大政党制が戦後初めて実現できたという点で評価している。有権者が今の生活を何とかしてほしいと切実に願った結果でもあり、シニカルにとらえるべきではない。
民主党は、「政権交代が可能な2大政党制というシステムを作らなければならない」と強調していた。「自分たちを選んでください」と訴えるのと同時に、このメッセージは有効だった。
今回、自民党がダメだからという理由で、民主党を支持した人が多かっただろう。どちらかの党がふがいなければ別の党に代わるという仕組みを今、作っておかなければ、日本は永遠に変わらないという危機感を有権者は強く持っていたのではないか。「ダメならクビにしますよ」という権利を初めて国民が手に入れ、行使したといえる。
ただ、大部分の有権者は、保守主義か社民主義かという大きな思想的対立ではなく、中道的な政策で、微妙に左右に振れながら安定するのを望んでいるのではないか。政権交代は必要だと考えても、選択の基準は、政策より政治家の顔ぶれによるところが大きいように思う。
だからこそ小選挙区制で、政策の善しあしを判断して、党を選択することに慣れていかなければならないと感じた。2大政党制で、大きな対立軸がはっきりすれば、細かい議論が整理されて、判断がしやすくなる。
個人的には、2党が思想的にも明確に対峙(たいじ)すべきだと考えているが、価値観が多様化し、社会が複雑化するなかで、各論での具体的な中身が、投票の判断材料になっていくと予想している。似て非なる同じような二つの党が政権を交代していくという、日本独特の2大政党制になるかもしれない。
連立政権を組むならば、パートナーの党がクローズアップされるだろう。それぞれの政党に、個別に支持したい政策があるとなると、いっそ1人分の1票を分割して、テーマごとに投票したくなる。
今後は2大政党制がどれだけ定着していくかがカギになる。1年後に参院選があることは、タイミングがいい。最初の1年で政策をどこまで進めることができるか、一つのリミットになる。当然真剣に取り組む。そうしないと政権を追われる可能性があるというのが、2大政党制の緊張感。自民党一党支配ではなかった状況だ。【聞き手・棚部秀行、写真・武市公孝】=つづく
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■人物略歴
◇ひらの・けいいちろう
1975年愛知県生まれ。京都大法学部在学中の98年「日蝕」でデビュー。翌年、同作で芥川賞。09年「決壊」で芸術選奨文部科学大臣新人賞。他の著書に「葬送」「ドーン」など。
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