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雑談&連絡スレッド

2336zero:2008/06/01(日) 23:29:14
「もしも」をつけて書けば、仮定での話だと分かるのにそれをつけずに書いたために勘違いされて、今度、同じようにこちらが「もしも」をつけずに書いて、さらに同じようにこれは「もしも」をつけた場合のくだけた表現だと同じように説明までしているのに、今度は「そういう印象をもたれた」と勘違いするのはおかしいのでは?勘違いするということは「だったら〜」は「もしも〜であったら」のくだけた表現だと思っていないからでは?

「〜だったら」と書いたら相手がどう思うかがこれでハッキリ分かったと思います。「もしも〜であるなら」というより、お前は「〜だろうから〜」という決め付けに近いですね。

2335で「いやだから」は今回あえて使わせてもらいました。どういう気分ですか? もう使わないとおっしゃっているのでこれ以上これについては言いませんが、、。

2337あんまり:2008/06/02(月) 00:29:48
私怨で板を汚すのはご勘弁願いたい。。。
無理?
あ、そう。

2338flower:2008/06/02(月) 01:30:33
米兵の日本での犯罪の具体的な数字が最近出てました。
http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008051701000702.html (共同通信)

自分の思っていた現実と、自分の知らない間に起こっていた現実に
あらためてギャップを感じました。
アメリカとの密約で第一次裁判権を日本が放棄なんて、
がっかりする事実だなと思いました。

2339zero:2008/06/02(月) 12:23:22
「いやだから」という気分が悪くなるような言葉や「〜だったら〜」という勘違いしてしまう言葉を使うのは良くないということを分からせるために書いただけなのに何を勘違いしたのか今度は「私怨」ですか、、、。板を汚しているのはどっち?

2340紫煙狼:2008/06/02(月) 14:00:48
私怨狼です(爆) 紫煙と私怨って似てるよね?!

ZEROサン、あんまりサンの書き込みは「誰宛かわからない」ですよね。
過剰反応は禁物ですよ。自分の書き込みが私怨でないなら、
ああいうのはスルーで行きましょう(^^)
(でないと、相手にしてもらえた!って余計に喜びますからね)
はいスルー、スルーで(^^)

2341zero:2008/06/02(月) 15:25:21
そうですね、throughします。いや〜懐かしいスペル。

私怨狼(思わず大笑い)そういうあなたを支援狼、なんつって、、、(中笑い)

あはあはあははのは、、、はぁ、、。

2342Ken:2008/06/02(月) 17:23:37
まあ、何をもって「板を汚す」とするかですよね。別に罵倒語や差別語が用いられて
いるわけでもなし、フレーム化した議論は不毛といえば不毛ですが、別に雑談
スレッドにはトピズレが定義として存在しないし、何を書こうが自由だと私は
思います。

>>「〜だったら」と書いたら相手がどう思うかがこれでハッキリ分かったと思います。「もしも〜であるなら」というより、お前は「〜だろうから〜」という決め付けに近いですね。

いえ、ちっとも分かりません。しかしながら、この行き違いが何に起因しているかは
分かりました。Zeroさんの「なら」「だろう」という言葉は標準的な日本語の
用法ではないと思います。Microsoft Bookshelfから

【なら】Ⅰ(接助)その事柄の実現を認め、または想定することを表わす。
【だろう(ダラウ)】〔助動詞「だ」の未然形+助動詞「う」〕 △そうである(そうなる)ことが十分に推量・想像出来ることを表わす。

何度も言いますが、Zeroさんの短い投稿からZeroさんがどのような思想信条を
有しているのか私には確信・断定することができなかったので、私はZeroさんに
ついて一貫して推量・想像・想定を用いてきました。当たり前ですが「○○だったら」
という表現には「ちっとも○○ではない」などという意味は込められていません。
それとはまるっきり逆に「おそらく○○だろう」というニュアンスが含まれています。

しかしながら、「おそらく○○だろう」と推定することと「きっと○○である」と
断定することには天と地の差があります。Zeroさんが用いてきた「思い込み」
「決め付け」といった言葉は「なら」「だろう」とはかけ離れた断定・確信を
表す言葉です。もしも、私がZeroさんに関して何かを断定・確信したのであれば
私は当然それが分かるような別の表現を用います。たとえば「あなたは○○に
違いないので」とか「あなたは○○なのであるから」など。

2343Ken:2008/06/02(月) 17:24:08
仮に私の用語法に問題があった、あるいは標準的な用語法がどうであろうとZeroさんが
主観として私の意図したことを違う風に読み取ったとしても、私が書いたことは
Zeroさんに関する何らかの事実を断定・確信することを企図したものではないことを
これまで再三再四、私は説明してきたわけで、その努力にもかかわらず私の投稿は
Zeroさんに関して何かを「思い込み」「決め付け」たものだと言い張るのは議論の
仕方としてフェアでなく、非生産的で、それこと「思い込み」「決め付け」に
当たると思います。

2345無精髭:2008/06/08(日) 08:49:30
F様へ
このところの小生は自らが立てたスレッドにて
少々暴走気味かもしれませんが
(自分ではその気はなく、一歩一歩堅実に歩んでいるつもりですが)
どうぞお好きなときに気にせず臆さずご乱入なさってくださいませ。
長文の連投を繰り返しているのは、土俵の地固めと申しますか、
貴殿との議論に備えて、小生が勝手に考えを整理・展開致しておる
だけにございます。小生に義理をお感じになってご病身を押してまで
無理をしてまでお読みになる必要はございません。
もし「こんな硬い地面じゃ怪我するよ」とお思いでございましたら
柔らかい地面でも相撲は致しますが。皮肉ではなく、貴殿の土俵に
上げて貰えますなら喜んで。ただ踏ん張りの利く足場がなければ、
対話や議論は単なる雑談に傾く事でしょう。
足場はやはり一から自分で造らなければ意味がないのです。
「他人の褌で相撲を取る」と言う諺がありますが、他人の褌など
穿くのは本当は臭くって遣り切れないでしょう。
その臭さで対戦相手が戦意を喪失する事もあるかも分かりませんがね。
褌を締めるより足場を固める方が難しいわけではなく、面倒臭いだけ
なんですが。時間が掛かると言うより、逆に
ちょっとの時間なのにすぐ疲れると言う事です。
実際、褌を締めるのは難しいですよ。技術が要ります。

・・・申し上げたい事、お分かりになりますでしょうか?

2346無精髭:2008/06/08(日) 09:34:04
追伸です。連投済みません。

F様のコテハンでございますが、貴殿とは別に、同じ「F」というHNで投稿された方がいらっしゃいます。
とは申しても、それは2003年から始まっていつ頃からか途切れてしまった様で、しかも現在まで続いていない
事は確実なので、特に問題はございませんけれども。そう言えば、「えふ」なんていう人もいらっしゃった様
な気も・・・。

まぁどうでも宜しい。とにかくご復帰あそばされます際には、「F」というコテハンを替える事も視野に再検
討なさって下さいませ。しかしながら、何を今更・・・という感じでもございましょうし、今までさんざん
「F」と連呼してきた小生の立場もございませんので、他のものに替える必要が無いのもまた事実でございま
す。替える替えないは、本当はどうでも宜しい事なのでして、ただ上記のような過去の事情もございますとい
うご報告を致したかったまでで、決して他意はございません。・・・やっぱり替えない方が無難かも知れませ
んね。

最後に、これは貴殿のみでなく「無限回廊BBS」をご覧になっている皆様にも申し上げて置きたいのですが、
「犯罪に対する態度についてどう考えたらよいのでしょうか?」スレッドに限っては、過去ログを全て読む必
要はございません。そこにおける内容がかなり特殊なのと多様なのとで(悪い意味で纏まりが無い)、かえっ
て書き込みし辛いものになってしまっておりますけれども、小生がその1〜2番目で申し上げましたように、
このスレッドは誰にでも開かれたものに致したい、というのは未だ変わらぬ気持ちにございます。

全ては、初心に返る為でございます。

2347花子:2008/06/16(月) 19:59:47
管理人様 花子と申します。今回掲示板の方へ始めて投稿させて頂いた
初心者です。投稿後専用スレッドがある事を指摘されましたが、
どうしたら良いのかわかりません。投稿したものがルール破りな状況でしたら
削除していただきたいのですが・・・・すみません。

2348boro:2008/06/16(月) 20:41:34
花子さんへ

花子さんの投稿内容は【この事件について教えてください】専用スレッドに
書き移しておきました。よろしくお願いします。

2349無精髭:2008/06/22(日) 03:21:32
Ken様へ

小生、「東浩紀」と2度申しておりますけど、この人の仕事には注目していても
別段損はないかと思われます。ブログにも色々と興味深い事が書かれていますよ。
http://www.hirokiazuma.com/blog/
ご興味がございましたら、ちょくちょく御確認下さい。
「ソーカル事件は知らなかった」との事ですので、おそらく東氏をお知りではないと
勝手にお察し致しました。大きなお世話かと存じ上げますが、一応ご報告まで。

2350無精髭:2008/06/22(日) 04:12:02
んまぁ、仕事といっても多方面で活躍(?)していますのでね。
ご興味のある所だけ追っていけば宜しいかと。
ウィキペディアの情報もあげときます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%B5%A9%E7%B4%80

この人、近年は2ちゃんねるに降臨したりと、色々忙しい人ですよ。
経歴もご覧の通り、所謂秀才(東大文Ⅰから科哲に転じましたが)でして、
しかも「批評空間」という雑誌で若干20歳で批評家デビューした人です。
(デリダ研究で博士号を取りましたが、オタク文化論を展開するようになってからは
アカデミズムから際物扱いされて、大学での定職はない様子。でもジャーナリズムには
受けがいい)
まぁ凄く有名な人なのでクグればすぐ情報は見つかります。
2ちゃんでの彼のスレッドの消費量は、凄いの一言ですよ。

因みに小生は彼の仕事や人物に好意的ですけど、傾倒している訳ではありません。
問題や関心において、小生とは毛色が違いますからね。

あと人間魚雷様へも

秋葉原通り魔事件についての書き込み
http://www.videonews.com/on-demand/371380/001324.php
無限回廊とはまた異なる傾向が顕著ですね。
宮台ねぇ・・・
(もしかしたら読む価値ないかも知れません)

2351無精髭:2008/06/22(日) 06:04:05
>>2350
>しかも「批評空間」という雑誌で若干20歳で批評家デビューした人です。
と書きましたが、ウィキペディアその他では1993年デビューと書かれていますので、
本当は21〜22歳の頃に起きた出来事のようです。
しかしデビュー評論を柄谷行人氏に手渡したのは20歳と『郵便的不安たち♯』
には書かれております。

2352無精髭:2008/06/22(日) 08:51:08
東氏はともかく、浅田彰氏はまぁ本当の秀才ですけど(笑)

「批評空間」のホームページです。お暇な時にでもご参照戴ければ。
http://www.kojinkaratani.com/criticalspace/old/topics/index.html#

大阪教育大付属池田小学校児童殺傷事件について
http://www.kojinkaratani.com/criticalspace/old/special/osawa/np_010623.html
社会学者の大澤真幸氏の文章が読めます。
はっきり言って難解。
でも、結論部分が不思議と胸を打つ。

2353Ken:2008/06/24(火) 00:44:50
大澤氏の池田小事件の文章はおもしろかったです。いつも情報提供ありがとうござます。
「責任の逆説性」は私の信念と相容れないところもあるのですが...。
「赦しの逆説性」は紫煙狼さんが死刑スレでたびたび指摘していることですよね。

2354愛読者:2008/06/24(火) 13:02:30
管理人様

いつも管理人様の文書を興味深く拝見させていただいております。
質問があるのですが、事件に関するページの Body タグに
onselectstart="return false;" と記述されているのは何故なのでしょうか。

私は HTML 文書を読む場合、文字を選択しながら自分が今読んでいる箇所を
確認して読む習慣というか癖があり、かつ 私が普段利用しているのは IE であるため、
onselectstart="return false;"が有効になってしまい
「ちょっと読みにくいし、文字列の検索もできないなぁ」と感じております。

ひとつの段落内に複数行に渡って文章が表示されている時は
さすがにそういった癖がない人でも読みにくい場合があると思われます。

最近はonselectstart="return false;"が効かない Mozila Firefox2を利用して
閲覧しているのですが、、、
その度にメインのブラウザから切り替えるのも中々面倒なので、、、

もし特別な理由がなければ onselectstart の記述をやめていただく事はできませんでしょうか。
既出の話であれば失礼いたしました。

2355boro:2008/06/24(火) 21:13:29
>>2354

ご存じだと思いますが、コピペ対策です。

onselectstart="return false;" のタグを貼る前は
禁止しているにもかかわらず、断りもなく
ひとつの事件まるごとコピペしてあたかも
自分が書いたように装う人が多かったし、
そういうサイトを見つけたときは
削除などのお願いをしていましたが、
無視されることがあったり、別のサイトから
コピペしたものだと言い張る人がいたりしたので
仕方なくこのタグを貼ることにしたのです。
このタグを貼ってからはコピペは少なくなったようですが、
ブログが流行りだしてから再び勝手にまるごとコピペする人が
出てきて、幾つかのブログに対して削除のお願いはしました。

事件の一部を参考にして自分なりの文体にして
書くのであれば問題ないと思います。

読みにくいことに関しては申し訳ないと思っておりますが、
他にいい対策方法が見つからないのでこのままにさせてください。

ご理解の上、ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

2356紫煙狼:2008/06/26(木) 20:29:26
はあぁぁぁぁぁ。。。

文章が上手くなりたい。

2357無精髭:2008/06/26(木) 20:33:10
>>2356
どうしたんですか!?

紫煙狼様の文章、小生は好きですよ?

2358無精髭:2008/06/26(木) 20:34:57
あっ、申し訳ございません。余計なお世話でした。

(議論で馴れ合いは禁物)

ただ、貴殿のご投稿は楽しみです。

2359boro:2008/06/26(木) 21:56:53
>>2355の続き・・・

テキストを読みやすくするためにスタイルシートを使って
行の幅を変えることができるのは知っています。
で、そのタグを貼ってみるのですが、なぜか一部の行の幅が
指定した通りにならず、幅がそのままだったりすることがあります。
ということで、テキストの行の幅はそのままにしています。
特にリンク元の文字群で行の幅が変わらないことが多いのですが、
原因が分かりません。どなたさんかこのことについて
分かる方いらっしゃいますか?
場違いな質問ですみません(^^ゞ

2360無精髭:2008/06/27(金) 22:49:17
「無差別殺人・犯人の真相」スレッドでの東氏やポストモダンに関連するレスは
そちらで続けて投稿致すには、余りにスレ違いな内容なので、こちらに投稿させて戴きます。
と申しましても、覚え書き程度の書き込みでございます。ご興味の無い方はスルーの程を。

はっきり申して記事の内容はつまらないのですが、
・宮台真司(Wikipedia)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%8F%B0%E7%9C%9F%E5%8F%B8

検索機能付き(便利)・コメント機能なし・字がちっちゃいから人によっては読みづらいかも
・宮台真司氏のブログ http://miyadai.com/

“公共機関のために準備中の文章です。誤りのご指摘などお待ちします。第2部【上の第1部に続きます】”
http://miyadai.com/index.php?itemid=653
↑ポストモダンについて言及されています。
↓こっちはもっと、「社会」とか「環境」とかに関するような話ですね。
“公共機関のために準備中の文章です。誤りのご指摘やご意見をお待ちします。第1部”
http://miyadai.com/index.php?itemid=652

秋葉原通り魔事件について、先の東氏との対談の事もブログに載ってます。単独の関連記事もあります。
それと是非、検索機能で「死刑」と入れて調べてみて下さい。
面白い事が書いてありますよ。
何がどう面白いかはここでは秘密にさせて戴きたく存じますけれども・・・(ひょっとしたら面白くないかも)

東氏のブログよりも宮台氏のブログの方が、情報量が多いかも知れませんね。
ポストモダンについての言及も、意外に後者の方が多いとの印象がございます。
「右翼」「左翼」と検索をかけるのも一興かと思われます。
今、日本で政治的立場についての言説がどのようにメタ・レベルでも言説されているのかが、
雰囲気程度でも分かるかも知れません。社会学的見地にしては、ジャーナリスティックな観も致しますが。

最後に、これは既に他の掲示板でF氏がご提示されたものですが・・・
・宮台真司の死刑論 http://jp.youtube.com/watch?v=KJd3EiNYlIU
関連動画も是非ご覧になって下さい。安田好弘弁護士。。。
(これはおそらく有名過ぎる動画でございますよね?)

2361人間魚雷:2008/06/28(土) 00:06:57
>>〜〜なのに教育界や親がいまだに『いい学校・いい会社・いい人生』である。
>>教育界はこの「勘違い」で飯を食う利害当事者だし、親はかつての常識から抜けられない。
>>厳しい家庭で優等生として孤独に過ごした加藤容疑者は、進学上の「敗北」を過大に受けとって「挫折」した。
>>成績よりも友達がいないことを心配しない大人たちのダメさに問題を感じる。
>>ネットの影響だのPCゲームの影響だのという議論は笑止だ。〜〜

このあたりはまったく同意しますね。
ついでにダガーナイフ規制議論も笑止して欲しいですね。
宮台さんは加藤のパーソナリティーや育成環境、社会背景を軽視して、
単なる殺人鬼だとする見方も笑止でしょうね。

2362無精髭:2008/06/28(土) 00:14:34
>>2361
コメントを下さるのであれば、ご指摘の部分に関して、
やはり人間魚雷様はそう賛同なさるのではないかと思っておりました。

宮台氏は、こういった所には全く以ってあっさりしているのですよね。

2363無精髭:2008/06/29(日) 17:04:48
>>2355-2359
boro様

ご質問の件、気晴らしになるかと思い、調べてみようとしたのですが、
如何せんPCに詳しくないもので、何が何だかサッパリでございます。
まだお困りのようでしたら、一度「OKWave」か「教えて!goo」で
お聞きになって見ては如何でございましょう?
もしかしたら、ご質問の内容は既出・回答済みかも知れません。

2364boro:2008/06/29(日) 23:03:25
>>2363

気を遣わせてしまったみたいで恐縮です。

今、ページごとに一つひとつ調べながら
行の幅の変更をしているところです。
3分の1ほど終わってますが、
このペースだと全部終わらせるまで
あと2、3日かかりそうです。

心配かけてすみませんでした(^^

2365無精髭:2008/06/30(月) 12:59:31
>>2360に関連して。

マル激トーク・オン・ディマンド 第374回(2008年05月31日)
5金スペシャル
なぜ日本人は死刑が好きなのか
http://www.videonews.com/on-demand/371380/001318.php

マル激トーク・オン・ディマンド 第326回(2007年06月29日)
5金スペシャル
右翼も左翼も束になってかかってこい
ゲスト:小林よしのり氏(漫画家)、萱野稔人氏(津田塾大学准教授)
http://www.videonews.com/on-demand/321330/001103.php

↑二つとも無料で視聴できます。二つ目の方はYouTubeでも視れます。

無料放送回分の一覧
http://www.videonews.com/free/

「マル激トーク・オン・ディマンド」トップページ
http://www.videonews.com/on-demand/

以上、個人的な覚え書きに過ぎませぬので恐縮です。

2366無精髭:2008/07/01(火) 00:33:25
今日(正確には昨日)は、前触れした件について、何も書けなかった。。。
PCの前でボーっとしたり、寝たり、ちょっと姪と遊んだり。
ダメと言えばダメな一日。
でも、ある意味では充実していたかも。

若い頃には、同じ一日を繰り返している(かに見える)親の生活に対する、
ロック調な反撥心がございましたけれど、
案外、生活を豊かにしてくれる(かに見える)妻子なり物なり金なりが
身の回りにある親の立場って、居心地の好いものかも知れませんね。
その分、細々とした責任も伴うのでしょうが。

しかし、現在の生活を肯定してしまうと、
若い頃の自分って一体何だったんだ、と思わざるを得ません。
結局の処、金や物さえあれば良かったんだ、と考え込んでしまいます。
あの頃の理由の無い怒りって、ちゃんと理由があったのではないか
(しかも卑近な所に)と思うと、今の若い人たちに対する見方も、
ちょっと変わって来ますね。

人生を充実して生きる為にすべきなのは、一日一日に変化を付けるとか、
毎日に刺激を求めるとか、刹那的な欲望を満たすのに奔走するとか言うのではなく、
ただただ毎日を同じ様に生きる事なのかも知れません。
こう言うと、飽き易いよとか、詰まらないとか言う反応が返って来そうなので、
語弊があるのですけれど。今は詳述できませんが、そう言う意味を込めて
申した訳ではございません。つまり、ストイックに生きる事がそうだと
申しておる訳では断じてないのです。
物や金はあるに越した事は無い、否、同じ一日を繰り返す為には
寧ろ必須であるとは、既に承知致しております。

その為に、今、何が出来るのか?
この答えを考える事って、そもそも一般的な人生論になり得るのでしょうかね?
まぁ、精神的な余裕が生まれるまでは、適度な好い加減さを以って
生きるとしましょうか。

結構、自分にとっては道徳的な問題(のツモリ)です(笑)。

2367無精髭:2008/07/01(火) 00:39:37
>前触れした件について

別段、大作の構想を練っている訳ではございませんので。

2368愛読者:2008/07/02(水) 13:36:59
>>2355 - 2364
管理人様こと、boro様

管理人様のこれまでの悪質なユーザーへの苦慮も配慮せず、
大変失礼しました。

私は IT 関連の仕事をしておりますので、幾分かお力になれないか、何か良い方法はないものかと
模索しましたが、「コピー&ペースト」が仮に”完全に”できないようにするとしても、
管理人様のサイトを見ながら入力する事ができてしまう(メモ帳であれ、紙であれ)ので、”完全に”コピーは防げない。

こういった問題には銀の弾丸がなかなか見つかりません。
私の知識不足のせいかも知れませんが、どれも対処療法的な事しか思い浮かばないです。
かといって、閲覧者の良心を信じるしかないというのも、これほど有名なサイトでは苦しい事であろうと思います。

boro様、お忙しいところのわざわざのお返事ありがとうございました。

2369boro:2008/07/03(木) 08:24:07
>>2368

愛読者様

ご丁寧にありがとうございます(^^

トップページ&リンクページを除いた
他のすべてのページで行の幅を変更することが
できました。これで、前よりは読みやすくなった
と思います。

今回、こうして変更できたのも
愛読者様から読みにくいというご指摘が
あったからで、そういう意味で感謝しております。

今後ともよろしくお願いします。

2370無精髭:2008/07/03(木) 20:06:11
「宮崎死刑執行」スレッド37番のKen氏のコメントに対して、何時か何処かでちゃんと返事を致そうかと
考えていたのですが。。。宮崎スレにはもう書き込まないと明言致しました手前、「犯罪態度」スレで
所信を開陳致そうかとも考えたのですが、他のスレッドに関連する問題につきましても、まだ色々と
思い悩む所がありますので、同情問題についてまだまだ深く突っ込んだ思索を展開する事は出来ません
(と申しますより、なかなか一つの問題に集中出来ません)。
中途半端に思索を進めて議論が煩雑になるのも避けたいので、とりあえずこちらにおいて簡単に
レスさせて戴く事に致します。

と申しましても、個人的な悲嘆の垂れ流しに過ぎませぬので、
必ずしもこれをKen氏に宛てた心算はございません。
息抜き程度の投稿でございます。色々とゆとりもございましたので。

さて、風見しんご氏が交通事故でご長女を亡くされた事は既にお聞き及びの事と存じます。
ウィキニュースには関連記事が小ぢんまりと纏められておりますね。

asahi.com:風見しんご目の前で娘事故死 - 日刊スポーツ芸能ニュース ...
http://www.asahi.com/culture/news_entertainment/NIK200701180016.html

風見しんご娘の事故死つづる - 芸能ニュース : nikkansports.com
http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20080104-302961.html

この事件の背景(例えば、事故を起こしたトラックはどんな会社の配送車だったとか、その会社・
及び「加害者車両の情報」がメディアで報道されなかった事、過去にもその配送車が人身事故
(轢き逃げ)を起こしている事、等々)や、その周りを取り巻く言説(判決についての是非、交通
事故全般への問題提議、運転手のモラル向上への働きかけ、遺族への誹謗中傷、等々)は、
はっきり申しますと、小生にとってはどうでも宜しい。

話を同情にのみ限りまして、その焦点を風見氏に合わせて話を進めさせて戴きます。
氏は事故直後の現場に駆けつけ、そこで変わり果てたご息女の姿を目にされたと言う事です。
センチメンタルのみを目的とした野暮な描写は致したくありませんが、各方面からの伝聞により、
風見氏の身になってその様子を想像致しますと、これはもう、自分の手に負えるような心境ではない、
という気持ちを抱かざるを得ません。最愛の家族の一人を失った事による「悲しさ」とか「怒り」とか、
これには同情できますけれども(それでも、相手の心情を正確に捉えているとは言い切れません)、
事故現場の悲惨な情況と、風見氏のご息女に寄せる特別なお気持ちを想像致しますと、自分が第三者として
同情している事に、何か無理を感じてしまうのです。遣り切れないな、と申すのは同情ではなく、
寧ろその放棄ではないでしょうか。Ken氏は「犯罪被害者の報道について」スレ57番で
ヴァージニア・テックの事件の報道について、被害者情報が詳細に流れたのをご自身の心情においてや、
社会規範の維持という観点からも肯定的に捉えていらっしゃいますが、小生には逆にそれこそ同情を
困難にする(結果的に同情できても妥当性が複雑化する)原因になるのではないかと思われます
(これに対する反論は当然予測できます)。風見氏への同情が、すぐさま加害者への怒り(風見氏は公の場では
怒りを露にしていらっしゃらない)、司法への不信感及び法律改善への意識に転じてしまうのは如何なものでしょう。
天邪鬼な小生からして見ますと、おいおいちょっと気が早すぎやしないか、という感じなのですけれども。
他人がそんな風な同情でこの事件の悲しみを片付けて次の問題に易々と移るのを見ると、
どうして風見氏の苦悩があんなにも長きに亘って同一に繰り返されているのか、その意味すらも考えようと
していないのだなと思わざるを得ないですね。

と、これ以上長長と書き連ねてしまうと、支離滅裂になってしまいそうなので止めます。
ものを考えて文章にするにも、心身ともに調子具合が充分であるとは申せませんし。
情けない事に。

2371無精髭:2008/07/03(木) 20:07:28
以下、風見しんご氏に寄せられた同情の声の数々。一部、裁判に関係して冷めた意見もございますが。
http://news.ameba.jp/weblog/2007/04/4098.html
http://news.ameba.jp/weblog/2007/04/4388.html
http://news.ameba.jp/weblog/2007/06/5081.html

http://kazami.laff.jp/blog/2007/06/post-f6ca.html#comments
まあ、小生がとやかく言える問題ではないな、との思いを益々強く致しました。
ただ、小生がこの件に関してはっきりと申し上げる事が出来るのは、事故の一部始終と事故直後の現場、
この悲惨さ・強烈さには否が応でも打ちのめされてしまうと言う事です。当事者の心境を自分の身に置き換えて...
云々の同情ではなく、ただ事実のビジョンを受け入れる事に徹した際に起こる衝動ですが、これは本質的な
他者(の心情)理解という同情の可否を問う以前に、否定できぬ現象でしょう(少なくとも小生にとっては)。
要はそれを他人に見せる事が、社会的なパフォーマンスとしてどれ程意義がある事なのかどうかが問題なのですが、
今は考える気力がございません。

歌舞伎町ビル火災(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%8C%E8%88%9E%E4%BC%8E%E7%94%BA%E3%83%93%E3%83%AB%E7%81%AB%E7%81%BD

(風見しんご氏のそれとは別な意味で)これも、同情を難しくさせる事件だと思います。
「出火原因は放火とみられている」「犯人が捕まっていない」「ビル管理の杜撰さ、等」がネックでしょうか。
被害者遺族の方々に対しては、その悲しみには同情できますが、その怒りには同情できません。
否、深く考えなければ却って簡単に同情できてしまうからこそ恐ろしいのでして、事態を冷静に判断する為には
怒りに任せて同情するのもあえて止めなければならないかと存じます。その為には、遺族の悲しみに対してさえも、
やはり同情は躊躇すべきではないかと思われます。遺族の方々の内心では怒りと悲しみは複雑に入り混じっている事
でしょうから、こちらで勝手に分けられるかどうか、分けてしまっても善いのかどうか、正直疑問ですし。
ホテルニュージャパン火災事件と比較して、それと同系列の事件だと見做せば、この度の東京地裁の判決も納得
できるのですが(それに対する被害者遺族の方々の不服も含めて)。

ホテルニュージャパン(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3

・・・読み返してみますと、何が申したかったのか、自分でも判然と致しませんねぇ(苦笑)。
一瞥して、何だか読みにくい字面ですし。もう少し休ませて戴くと致しましょう(陳謝)。

2372紫煙狼:2008/07/03(木) 22:35:26
>>2370 >>2371
これは、同情に関して別スレで私が投稿したものですが…。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1055425793/389

全員に等しく同情することが可能なら、それは不公平ではないから、
敢えて感情を廃する理由もないと思うのですが、逆に、誰かに肩入れ
してしまう傾向を止められないなら、感情を廃する方向で考えたほうが
何倍も事物をシンプルに公平に判断することが可能でしょう。

通常は「全員に等しく同情する」のは非常に困難でしょう。
基本は感情を廃して(被害者への同情すら封印して)判断する。
なのかな?と思いますね。

2373無精髭:2008/07/03(木) 23:02:17
>>2372
>通常は「全員に等しく同情する」のは非常に困難でしょう。
>基本は感情を廃して(被害者への同情すら封印して)判断する。

本当にそうですね。
「公平性」に関しましては、小生も色々と考えては見たのですが、
やはり否定的にならざるを得ません。一言で申して、「だって無理ですもん」

あと、マスコミで大きく取り上げられる事件にばかり「同情」してしまう事が、
結果として他の事件への「同情」を妨げる事につながると言う事も考えられる訳です。
衝撃度の観点から霞んでしまう様な小さな事件などは、たとえ人が死んでいようとも、
報道のあり方次第で、私たちの「同情」の難易度(?)は上下してしまうでしょうね。

時間的に隔たった事件(極端に申して、悲惨な歴史)などへ同情を寄せる為には、
当の事件に関するある程度の知識を要件と致しますし。

小生なんかは、結構他人に冷たいと自覚しておりますので、感情を廃す事には大賛成なのですが、
それでもやっぱり、周りの人間がやや過剰に感情的になっているのを見ますと、自分っておかしいのかなぁ、
と思ってしまいますね。他人の言い分も何となくですが分かりますし、一理あるとも思えてしまうので。

2374無精髭:2008/07/04(金) 00:42:16
「犯罪態度」スレで出ました紫煙狼理論(と勝手に名づけさせて戴きます)を応用する事で、
例えば、歌舞伎町ビル火災の死亡者44人の命と風見しんご氏のご息女の命を等価に扱うならば、
尚、命に限定した同情は可能なのかどうかといった事を考えて見たかったのですが、残念な事に
時間が足りません。

命に価値を見出す態度を真摯に徹底すれば、ゴキブリやハエにだって人間と同等の生命価値が
あるという結論に行き着くのは自然な事です。ですから、ある事件・事故で人が何人死のうが、
家の台所でゴキブリがそれと同じ数だけくたばる事と、命の価値の消失という点では違いは
無いのです。これは実に気分爽快な真理だと思います(こう申すと、すぐに勘違いする・
悪意に取る輩が出て来そうで恐いのですけど)。但し、人間の価値はそうも行かない、と。

同情の対象は本来、命よりも生き方(生の形式)の方なのかも知れません。
(生の内容と申しませんのは、正確な同情に対して小生が懐疑的である理由に関わりますので)

小生はケットシー氏の様に素直ではありませんから(笑)、
「でも、自分の命の価値は一体どうなるのかな?」と
考え込んでしまうのですけれども。これだけ申しても、意味不明瞭でしょうから、
また後日、機会があれば「犯態スレ」で蒸し返すと致しましょう。

2375アノニウォッチャー:2008/07/10(木) 12:49:10
紫煙某って無精ひげってやつと同一人物だろ?
同じ人物が別人になりすまし、交互に書き込んでいるわけか。ここは。

>紫煙狼理論

wwwwwwwwwwおーい、大丈夫か?WWWWWWWWWW

命に価値を見出す態度を真摯に徹底すれば、ゴキブリやハエにだって人間と同等の生命価値が
あるという結論に行き着くのは自然な事

・・・・ここで命って言ってる段階でゴキブリだの、ハエだの関係あるか?
ほんとに大丈夫か?この御仁は?

「ただし人間の価値はそうもいかない、と」ってこういうのを「自己完結」って
いうんじゃないの?

わけの分からん前提をもとにさらにわけの分からん話を載せるなよ・・・・
いったい、なんの話してんだ? まったくわからん。
雑談スレだからいいのか。読み手は無視しても。

・・・しかし紫煙某理論とはすごいなwwww

2376無精髭:2008/07/10(木) 19:35:16
>>2375
アノニウォッチャー様へ

「わけの分からん」与太話に付き合わせてしまった事をお詫び致します。
紫煙狼氏と小生が同一人物ではないかというお疑いの件、文体を見れば
一目瞭然かと思われますが、全くの別人によるコテハンでございます。
小生側の証言ではまだお疑いが晴れぬのであれば、boro様に確認をとって
もらう他ないのですけれども。

>>2730-2734に関連する議論(?)が行われているスレッドを逐一指示致すのは、
アノニウォッチャー様もお望みではございませんでしょうから、致しません。
「紫煙狼理論」につきましては、上記にございます小生のレスをお読みになれば、
それが投稿されている場所が何処なのか、知ることが出来るでしょうし、その内容を
お読みになれば、上記のやり取りについて、少なくとも、問題とされているものの
雰囲気だけでも読み取れるかと思われます。

然しながら、読み手を無視したと申すか、極度に読み手を限定した書き込みである事は
確かでございます。この手の書き込みへの対処法は、スルーしかあり得ません。
ネットに慣れ親しんだ人間が、自分にとって関心外にある書き込みをスルー出来ない
なんてことはございませんでしょうから、それを暗黙の前提とした上で、今度は書き手に
回る際にも、周りに遠慮せずに、好き勝手な話題及び本音をぶちまけることが可能になる
という道理なのです。振り返ってみれば、全く以って可笑しな道理でして、正しくアノニ
ウォッチャー様が仰るように「自己完結」的な好い加減さでございます。

全く、困ったものです。

ところで、「紫煙狼理論」と申すのはアレです、今後、他のスレッドでの議論で言及致す
際に何かと都合が良いように、小生が了解もなしに略記させて戴いたまででございます。
それでも、一応、他人様の御説なのでこのように略記させてもらいますよ、と言う意味を込めて
紫煙狼氏の名前を冠することに致した訳ですが、ネーミングセンスの無さを突っ込まれたら、
二の句も継げません。

これは寧ろ、紫煙狼氏に謝罪致さなければならないのかも知れません。
もっと気の利いた、カッコイイ名前をお付け致せば宜しかったようですね。
どんなのが好いでしょうかね?

(実際の処、こんな事を書いている場合ではないのですけれどもねw)

2377無精髭:2008/07/10(木) 20:17:31
投稿致すとすれば、おそらくは、
「無差別殺人・犯人の真相」スレッド

「死刑制度」スレッドになるでしょうね。

特に、前者の方への書き込みは長文になるかと思われます。
大した躊躇いもなく、長文を書き込むのを常としている小生が申すのですから、
相当なものだと覚悟して戴きたいのですが(苦笑)、まぁ、いつものように、
抽象的過ぎるとお思いでしたら、どんどんとスルーなさって下さい。
小生も、スルーされるのを覚悟した上で投稿致しておりますので。

但し、誰か一人との議論の場合は、意思を伝える為に言葉を選ぶのを惜しまない
心算です。その為には、議論のスピードを落して(議論の展開を犠牲にして)、
ただただ言葉の定義を巡って、同じ事を繰り返し繰り返し、嫌になる位論じ合う
必要がございます。こうなってしまえば、もはや議論のテーマは埒外に置かれる
でしょう。然しながら、ここまでお付き合い戴ける御仁も滅多にいらっしゃらない
ので、通常、議論が(無論、好い意味で)泥沼化する可能性は極めて低いと言う事です。
運が好いと申せば、運が好いのかも知れません。

それはともかくと致しまして、小生の中で当面の問題が上手く整理出来れば、その後、
具体的な説明を付して見たいと存じます。その時には開き直って、小生の立場を明確に
示すよう心掛けることと致しましょう。と申しても、あんまり趣味の好いものではございませんが。。。

駄文と連投、失礼致しました。

2378無精髭:2008/07/10(木) 20:58:02
<追記>
>>2377>>2376の続きではございませんので。一応、ご報告まで。

2379紫煙狼:2008/07/11(金) 01:15:26
>>2375
興が乗ったから相手してあげる。(完全に上から目線(笑))

私は無精髭じゃないよ。私のはカイゼル髭。
髭もここまで伸ばすと寝癖がつくし枝毛になるし、お手入れも大変なんだよ?
洒落抜きで、シャンプーしてリンスして、ドライヤーかけて整髪料で整える。
昔は髭専用のチックとかもあったらしいけど、今は見かけないものね(笑)

ところでね、アノニさんは事あるごとに私に絡んでくるよね。
死刑廃止スレで何度かやり取りした後からだね。随分と侮辱的な投稿が多いよ。
あの時、言い返せなくなったのが未だにくすぶっているのかい?粘着質だなぁ。

例えば貴方が私より賢いとして、私の投稿が読むに足らないものだとすれば、
そんなのスルーすればいいじゃないか。もっとも、貴方の決まり文句は
「わけがわからん」だということは、私の書いていることも理解できないほど、
読解力がないか賢くないかのどちらかだね。少なくとも理解力は乏しいようだ。
だって、私は興が乗らない限り貴方の相手はしないと何度も通告したはずだよ?
子供でもわかるようにね。

そんなに相手してほしいの?寂しいの?だとすれば、もう少し方法を考えようよ。
貴方が個人的に中傷してくるのは構わないけれどね、無精髭サンとか他の人に
迷惑かけるのはやめようよ。それって物凄く恥ずかしい事だよ?

例えばね?貴方は「私と無精髭サンが同一人物である」と妄想しているようだけれど、
紫煙狼が逆立ちしたって無精髭サンみたいな文章をかける人間じゃないのは判っている
はずなんだ。つまり、貴方は私を引っ張り出して、困らせたいから、敢えて無精髭サンを
巻き込んだのだろう?しかも、boroさんに確認すれば二人が同一人物かどうか、
いとも容易く判明するはずなのに…。いや、君のことだから確認したんだろう?
そして別人であると判っていて、敢えて、侮辱的な投稿をしたわけだ。
そういうのを日本語では「卑劣」と表現するんだけど知ってた?

特定の相手を困らせたいからって、自分の品位を貶めるような行為はするべきではないよ。
mist@hiyonet.comにメールくれれば、いくらでも心行くまでお相手してあげるよ。
それも素性から何から全て明かしてね。もちろん、貴方にその覚悟があるならだけど。

何にせよ、無精髭サンには謝罪しなさいね。
それから、この投稿に対する貴方の対応如何で、この掲示板を訪れる皆さんからの
貴方に対する人物評価が決まるのだから、ふざけ半分ではなく熟慮を重ねた対応を
希望いたしますよ?(笑)

2380null:2008/07/11(金) 15:35:19
管理人さんに質問。
Yahoo!のニュースで、凶悪事件の判決が出るたびに、このサイトにリンク貼られてますけど
そんなときって、どれくらいアクセス数が延びるもんですか?

2382boro:2008/07/11(金) 20:16:48
>凶悪事件の判決が出るたびに、このサイトにリンク貼られてますけど

正確には「死刑判決が出た時点でその事件について無限回廊でその事件の
詳細を書いていた場合にyahoo!がその事件のページに直接リンクする場合
がありますが」となりますが、あまり気にしていないので分かりません。
普段の日の1.2〜1.5倍くらいですか、、、。

ちなみにサイト「無限回廊」はこういったニュースとは関係なく、
「殺人事件」のトピックスページの下のほうにリンクされています。

どちらかと言うと、いつも気にしているのは「Now Visitor」の数字で、
これは普段ひとケタの数字〜20くらいになっていますが、死刑判決が
ニュースになった直後あたりから30〜50くらいなったりするので、
その数字を見てそういえば、今日は○○事件の死刑判決日だったかな?
などと思い出してニュースで確認したりします。
そういう意味で「Now Visitor」はとっても便利です。

ちなみに今は一日でのべ3000〜4000ほどのアクセス数となっている
ようですが、以前に半年間ほど事件ページと今のトップページをひとつの
ページにしてそれをトップページにしていたことがあり、そのときは一日で
アクセス数が1万少々あり、死刑判決や注目される殺人事件が起きたときは
2万少々ありました。これらのことから幾つかのことが分かったわけですが、
逆にそのことで、一日のアクセス数は気にならなくなり、また元に戻し、
事件ページを別のページにして表示することにしました。
この方が見栄えがいいので、、、。

2383無精髭:2008/07/11(金) 23:16:03
小生は何とも思っておりませんので、アノニウォッチャー様に謝って戴く必要を感じないのですけれども。。。
但し、紫煙狼氏に対するアノニウォッチャー様の書き込みに関しましては、もそっと何とかならないかと思わざるを得ません。

死刑制度スレのアノニウォッチャー様の書き込みをもう一度読んで見ましたが、紫煙狼氏に向かってなされた所の、
非礼極まりない物言い、揚げ足を取ろうとするだけの不毛な姿勢などは、正視するに忍びない程、鼻につき過ぎます。
そして、終始一貫して挑発的に繰り返されたレスポンスには、もう、唖然とする以外にございません。

一体全体、何の為にこちらに書き込んでいらっしゃるのか、皆目見当がつきません。
「相手を怒らせる事こそが狙いなのだ」と切り返されたとしても、全然、納得できるものではないでしょう。

別のスレでも、紫煙狼氏と他の方とに対して同一人物ではないかと、あらぬ疑いをかけた物好きな御仁がいらっしゃったけれども、
なぜにこうも、ダブハンとかステハンとかに拘る人が絶えないのでしょうか。不思議で不思議で仕方がないです。
ダブハンやステハンを使用なさるのも、その利用目的如何によっては、亦、動機に邪なものが介在してさえいなければ、
大いに結構だと考えます。ダブハンにはダブハンの、ステハンにはステハンの、それぞれの使用上における特別な利点がある筈
でしょうし、スレッドの性格や議論の流れによっては、コテハンを名乗るよりそれらを適時駆使し・使い分けた方が、
何かと便宜に適うこともあるでしょうから。勿論、コテハンにはそれらには無いような、コテハンだけの利点と申すものもあります
ので※、それを享受せんが為に、小生は「無精髭」なるコテハンに安住致しておる訳でございます。
近頃は、何だか得体の知れぬ責任感を強迫観念さながらに感じておりますので(苦笑)、利点を見込んで戦略的或いはお遊びにでも、
HNを変える気は(まぁ元々無きに等しかったのですが)失せてしまいましたが。

※例えば、自分の過去の書き込みを見つけやすく、亦、他人にも明示することがいとも容易いといった利点がございます。
議論の際に、わざわざ同じ主張を繰り返さずとも、ただ過去の自分の書き込みのある場所を示せば事足りるというのは、
コテハンの強みであり、同時に弱みでもございましょう。と申すのも、過去の主張と、現在のそれとの間の矛盾を突かれる可能性が
ございますから。議論に参加するリスクとしては、スリル満点。冷や汗ものですねぇ。

2384無精髭:2008/07/11(金) 23:16:45
アノニウォッチャー様が死刑制度スレの1745番で仰っていた、

>議論というのはどちらかの立場に立って自分の主張のメリット、相手の主張のデメリットを指摘して争うものだろ

ということに、ご本人がどう当て嵌まるのかが、正直、ちんぷんかんぷんなのです。アノニウォッチャー様がそう主張されるので
あれば、無論、そう主張されるご自身もそれをモットーにして、今まで他人の議論に横レスを入れていらっしゃったのでしょう。
この場合、そもそも議論に参加してすらいないのだ、と仰るのでしたら、小生の疑問も無意味ですけれども。

それもこれも全部、議論に対する捉え方の違いに端を発しているのかも知れません。小生は、議論を始めるに当たり、特定の立場に立つ
必要なぞ無いと思うのですがね。大体が、出来合いの立場とか主張とかに立たなければ(それを理解した上でなければ)議論に参加
できないと言うのが戴けないのでして、ネットの議論というコミュニティーに参加することを決めるのは個人の意思なのですから、
それが二元論的な議論の構図に易々と回収されてしまうとはとても思えません。個人の意思は、巷間で言われるよりももっと複雑な
ものですよ。それこそ今回のように、呆れる位に、です。
「自分の主張のメリット、デメリットを指摘して」云々も、小生には「ワケわからん」のです。
自分にとってのメリットが、即、相手にとってのデメリットになる、ということを必然的であると捉えていらっしゃるのでしょうか。
とても現実的な・鋭いご意見かと思われますが、議論においては(及び言語活動においては)そうとも限らない気が致します。
百歩譲ってそれが正しいとされる事例を挙げるとすれば、売り言葉に買い言葉、つまり口喧嘩だけだと思いますが。。。
自分の主張の正当性が相手の主張の値打ちを下げることは必然だから、それを黙認した上で議論しろってことですね?
非情過ぎますよ。。。それは

話が長くなりました。
まぁ、謝罪とか無礼とか、小生に限りましては、どうでも宜しい事なのです。
但し、紫煙狼氏が大変にお怒りでいらっしゃることは、鈍感な小生にさえわかるのでして、今後、氏に対する挑発的な書き込みを
自粛するか、氏と対等の立場に立てるようなテーマを選んで議論するかなされば宜しいかと存じ上げます。

感情的なやり取りは勘弁して戴きたいです。どうか宜しくお願い致します。

2385人間魚雷:2008/07/12(土) 00:06:02
昨今、私が立てさせて頂いたスレッド、または書き込みをしていたスレッドにおきましても
自分の言いたいことを殴り書きして逃亡するといった光景が目に付きます。
多少は議論をする気があるのかと思いきや、ほんの少し挑発されただけで
すぐにボロを出して開き直ってしまうというタイプも、ある意味では分かりやすくておもしろいのですが。
まあしかし、そういった書き込みがまったく無意味で、時間の無駄であるかというと、
必ずしもそうではないところもあります。
この私も心のどこかで暴漢の出現を望んでいたりするのですが、これは悪趣味ですね。(笑
以前あるスレッドで「○○先生」というツワモノが活躍していたのを思い出します。

2386紫煙狼:2008/07/12(土) 00:16:23
議論ってのは、あまり自分の主張に執着しすぎてはダメですよ。

もちろん、世界で一番頭が良くて、コンピュータより正確な論理演算が可能で、
どこの誰より感情豊かで、世間の裏表に精通していて、犯罪に限らず心理学や
社会学や歴史や科学音楽芸術、あらゆる学問をブリタニカの百科事典より正確に
そらんじることができて、椅子に座って目をつぶるだけで地球の裏側で起きている
ことが手に取るように判る超人ならいざ知らず、たかだか市井の一凡人が自分の
考えに絶対の自信を持って主張するなんぞオコガマシイにも程がありますよ。

自分では「これが多分正解」だと思う考えを持ち寄って、意見を交わして、
上手くいけば共通の認識が産まれるかもしれない。自分の考えの足りない所を
誰かが補ってくれるかもしれない。自分の間違えに気づかせてくれるかもしれない、
そうやって互いに考えを研鑽するのが議論であって、相手を論破して得意になるとか
相手に論破されて臍を噛むとか、人の意見に耳を貸さないなんてのは、議論じゃなくて
「一方的な主張(公開自慰)」と言うんですよ。もちろん、そういうのも見ている分には
愉快ですが客観的な視点からは参考にも勉強にもなりませんね。

ここでは、自分の主張が唯一無二で史上最高と考える人は議論の壇上に上がってはならない。
そういう人は議論する資格がないんです。(例を出すなら、死刑スレの菊田先生とか…)
ここの常連さんはね、みんな「どう考えるべきか」をテーマにしているんですよ。
正解は人の数ほどあるかもしれないけれど、少しでも正しいものの見方をして、少しでも
正しい考え方を経て、自分なりの正解を絶対的唯一無二の真理に近づけたいんですよ。

だから「議論=争い」と捉える人は、最初から取り返しのつかない勘違いをしている。
議論には勝ったとか負けたとかは無いんです。あるのは「どれだけ人に学べたか」です。
どれだけ多くの考え方を吸収し、自分の考え方に生かせたか?それだけです。
それができる人が集まっているから、ここは議論が過熱しても荒れないんです。

と、私は思いますよ(^^)

2387紫煙狼:2008/07/12(土) 00:41:05
ちなみに…。もし、ここの過去ログに「紫煙龍」なる人物が居たとしたら、10中8〜9、私です(笑)

最初、シェンロンってハンドルネームにしようと思ったんですよ。漢字で書くなら「昇龍」ですか?
「神龍」はちょっと恐れ多くて使えないなぁ…と感じまして。でも「昇龍」にするとスト2ですか?
「昇竜拳」みたいでちょっと嫌だな、と。そこで(私はパイプタバコ愛好家でもあるので)シェンを
「紫煙」と表記することにして、あとは「龍」をつけて「紫煙龍」にしたんですね。
でも、その後、Googleで検索してみたら「紫煙龍」サンって既に他にいらっしゃって、それはまた、
あらゆる意味でご迷惑をおかけしてはいけないと思いましてね。龍と似た音で字を探して狼にしたのです。

そういえば…2chの死刑廃止スレッドで「紫煙狼」さんが大暴れしていたことがありました(笑)
同じハンドルの人が、似たような話題に対して、似ても似つかぬ論理を展開していたのには驚きました。
まぁ、アチラさんの方が先に「紫煙狼」を遣い始めた可能性を否定できないので、偽者呼ばわりは
いたしませんが、見ていて顔から火が出るほど恥ずかしかったですね。コイツと一緒にされたくないって。
誰かがその人を私と同一人物だと勘違いしたら死んでも死にきれないって思いましたよ。

他にも2つほどハンドルネームを利用していますが、文責を負う必要のある投稿の際には必ず
「紫煙狼」を利用しています。私の文章なんざぁ、読みゃぁ誰が書いたか即バレですから
ここでダブハンするほど器用ではないのでね(笑)

2388kei:2008/07/12(土) 02:22:02
>>2387

>ちなみに…。もし、ここの過去ログに「紫煙龍」なる人物が居たとしたら、10中8〜9、私です(笑)

そうでしたか。私は頭の隅っこでずっと気になっていたんです。死刑スレの>783>815あたり。
「紫煙龍」さんを「紫煙狼」さんと一緒にしていた自分に、後から気がついたのですが
(文体がそっくりで…)
全く指摘がないのはなぜだろうって。これでスッキリしました。
……横レスでした。すいません。

2389紫煙狼:2008/07/12(土) 03:46:37
>>2388
ね?文体で即バレなんですよぉ(^^;
おそらく、全く指摘が無い理由は文章を見ただけで誰か特定できるので、
「紫煙狼」でも「紫煙龍」でも誰も気にしないのでしょう(笑)
気をつけて「紫煙狼」に統一していますが…(^^

なお、他のハンドルネームは、インターネットが普及する前に、
パソコン通信で使用していたのが2つで、これは当時からの知り合いにしか
遣わないようにしています。(恥ずかしいハンドルだから)

2390無精髭:2008/07/14(月) 16:08:59
(以下、自分で読み返してみても、どうしようもなく冗長なものだと感じますので、
ご興味の無い方はスルーなさるのが賢明かと存じます。>>2375-2379>>2383-2387
関連した繰言でございます。)

小生はこれまで、他のスレッドでも、議論について偉そうに一席ぶって参りましたが、
この度、紫煙狼氏の御書き込みを読んで、これまで小生が投稿致しておりましたものは、
全く、人と議論をする為のものではなかったという事に、遅れ馳せながら気付かされました。
小生は、いい歳して人見知りですし、どちらかと申せば非社交的ですので、元来、人と話し
合うということすら、苦手で億劫なのです(勿論、話題にもよりますが)。実生活では
口下手の上、吃り勝ちですし。人間も、好きか嫌いかと申せば......嫌いな方ですなぁ※。
そんな小生に、色々な価値観や思想や人生経験をお持ちの方々が参加し・そんな方方のご意見を
総括したり調整したりする場である議論に加わる事など出来る訳がないのです(資格も無い)。

※脇に逸れますが小生の持論に、本当に子どもを好きな人間はすなわち人間好きなのである、
というのがございます。(人間全般について、特別深い考えがある訳ではなくて、ただ、
「子どもが好きな人には悪い人はいない」という俗説だか何だかに少なからず疑問があった為、
皆様から見ればテキトーに考えて見た(小生からすればそれを徹底させた)ものに過ぎませぬが。)
「子どもが好きだ」と自慢げに(?)公言する人がおりますけれども、当てにならないです。
その人の中でその思いが、「大人が嫌い」の裏返しになっているのだとすれば、色んな意味で
危ないです。或いは、その人にとってそう公言することが己の優しさの誇示なのだ、とも捉えら
れます(人格的に、優しさを売りにした方が、何かと都合が好いという訳)。飛躍しますが、
以上申し上げたような点で、「子ども好き」なのかどうかはコミュニケーションスキルに関わる
問題とも言えるでしょうが、小生にとってそれは「人間好き」かどうかという、更に一段上(?)
の問題に思えるのです。人間の善い所も悪い所も一纏めに愛せるような人間でなければ、
「子ども」という大人から見て矛盾した(単純すぎる?)存在を愛せはしないだろうと思うのです。
「子ども」への愛は、「人間」への全幅且つ無条件の信頼の上に成り立たなければ、(無論、大人の)
何か歪んだ・一方的な理想の押し付けとその自己対象化(的行為)に堕してしまうかも
知れませんから。

「子ども」の研究につきましてはフィリップ・アリエスの『<子供>の誕生』が有名ですよね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%80%88%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%80%89%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F
柄谷行人氏の『日本近代文学の起源』には「児童の発見」という章もあり、まぁ、アリエスの
二番煎じと解するかの向きもあるでしょうが、参考にはなるでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%84%E8%B0%B7%E8%A1%8C%E4%BA%BA
上のキーワードを入れて検索すれば、関連論文も出て来ます。amazonのレビューにも色々と
書いてあります。個々人が子どもに抱く感情の多様性・それぞれの特殊性は、子どもが文化的に
どう概念として規定されているのか、そして社会でどう扱われているのかといった、諸々の
問題に対する考察と同じ俎上に載せて論じられるかどうかということは重要ですが。。。
こちらで議論されるテーマとして然るべきものかどうかは、小生には決められませんので、
ひとまず棚上げにさせて戴いた方が宜しいですね。

2391無精髭:2008/07/14(月) 16:09:29
この度のアノニウォッチャー氏の一件には、議論のルールや書き込みのマナーについて色々と
考えさせられました。それに関連して、以前、こちらの掲示板で読んで印象に残った御書き込み
がございますが、ちょっと挙げてみます。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1106722292/85-104 (ニートスレ)
↑引用がやや長すぎたかも知れません(笑)。>85におかれましては、昨今、小生の遣らかした
不始末にも関係していますので、耳が痛いです。>97のご意見も尤も至極だと思われ、個人的にも
大賛成なのですが、善く善く考えてみれば、その御批判は、確かに小生の書き込みにも当て嵌まる
のですよねぇ。

これは前にも言及させて戴いたものを含みますが、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1047995308/1827-1839 (本スレ)
↑これも引用が長すぎたかも(笑)。本当は、これより前の書き込みも一緒に挙げて見たかった
のです。紫煙狼氏が、専ら紛議解消の為に取り持ちの役回りを演じていらっしゃるのには、
とても小生には務まらないものだと感服致します。
議論について、Ken氏のスタンスとそこから見られた紫煙狼氏への批判が語られていますね。

ところで、議論における公平無私な進行役・意見調整をする仲立ちとは趣を異とする、もう一つの
役回りも考えられます。Ken氏ご指摘の「悪魔の代弁者(Devil's advocate)」がそれです。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1047791805/1746 (死刑スレ)
意地悪く(?)申せば、それこそ議論の進行役・仲介役に付随する、もう一つの必然的な側面
なのかも知れません。つまりある特定の論者には、審判者としての役割が備わってしまうものでは
ないでしょうか。ある論者が唱えた所の説が、皆からの支持を集め、議論において主流的な考え
として受け入れられたとしたら、今後その論者は、自説だけでなく自らも議論の中心にあることを
自覚しなければならないでしょう。人から同意を得、人の考えや議論の流れを変えるような影響力を
持ったということは、議論という場とそこに集う人間に対して、何らかの責任を持つということに
なりはしませんでしょうか。優れた論客であればある程、その責任の重さは嵩んで来るかと思われます※。
紫煙狼氏やKen氏が、時折見られる問題発言に対してすぐさまレスをお付けになったり、議論という
聖域(大袈裟?)に土足で闖入して来るような無礼者に目を光らせていらっしゃったりするのは、多分、
ご常連であるということの他に、こちらの掲示板での自らの発言力の大きさ―――責任の重さを
感じていらっしゃるからこそお取りになる行動なのでしょう。凄いことだと思います。
特に紫煙狼氏は、その点にかなり配慮されていらっしゃるご様子ですね。氏がお感じになる
プレッシャーはご自身からすれば苦痛でもございましょうが、それも皆様からの御支持があってのこと
です、無下に無限回廊BBSにおけるコテハン「紫煙狼」を放棄する訳にも行かないでしょう。
かと言ってご当人の意思とは無縁に(ご当人にはどうしようもない程に)そのコテハンの御威光は
日増しに(レス毎に)強まっているのですから、議論において或る役割に縛られてしまう、使用する
コテハンに他の人のHNよりも重い責任が伴ってしまうのは避けられないでしょう。
もう一度繰り返させて戴きますが、凄いことです。

※アノニウォッチャー氏や奈々氏等が特に理由もなく突っかかって来たのには、おそらく以上申し上げたような
背景があるからではないですかね(つまり彼等はその背景を、常連コテハンによる専横と捉えてしまい、
議論における必然的役割と捉えられなかったということです。まぁ、そう受け取られても仕方の無い背景を
伴ってしまうのが議論という行為なのかも知れませんけれど)。これが真実だとすれば、紫煙狼氏や
他のコテハンの方への誹謗中傷・罵詈雑言といった一連の経緯も然もありなんと、小生の中では勝手に
納得が出来ます(その一連の行為の是非はともかくとして)。
紫煙狼氏が「文責」と仰ったところを、以上のように解釈させて戴きました。

「紫煙狼」氏にとって、周囲による過度の期待は不本意でもございましょうが、
どうか甘んじて受けて戴きたい(笑)。期待する周囲と申しましたが、小生もその一人です(笑)。
死刑制スレで最初にご発言なされたのが2004年の10月27日とございますから、もう彼是4年弱に
なるのでしょうか、今更後には引けないでしょう(笑)。
どうでも宜しい余談ですが、その日は小生の出生日です。
・・・笑いすぎましたね(反省)。

2392無精髭:2008/07/14(月) 16:10:01
最後にもう一つ、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1047995308/2023-2049 (本スレ)
まぁ、これも上に書いたことがそのまま当て嵌まりますね。>>2033におかれましては、
死刑制スレにて触れさせて戴きました。>>2041も同様の趣旨の御書き込みです。
しかし、議論とは何かと考える上で重要なのは、>>2045の御書き込みでございます。
紫煙狼氏の>>2386にございます、

>もちろん、世界で一番頭が良くて、コンピュータより正確な論理演算が可能で、
>(中略)超人ならいざ知らず、たかだか市井の一凡人が自分の
>考えに絶対の自信を持って主張するなんぞオコガマシイにも程がありますよ。

これに関わって来るのではないでしょうか。超人と仰らずとも、あらゆる物事に精通したディレッタント、
一つの物事を極めたような専門家にも、自ら進んで他人と議論する必要などないのです。申すまでもなく、
彼等には、己の関心事について自分よりも無知な人間から教わる必要などない程、知識と能力があるの
ですから。仮に彼等に議論をする目的があるとすれば、己の教えを無知な人間に広めることで己の考え
の値打ちを上げるような思想宣伝の為、更にその宣伝によって無知な集団が己の信者に変わることから
得られる直接的乃至間接的な利益獲得の為でしょう。この場合、無知な私たちの側からすれば、知らず
知らずの内に知の権力関係に呑み込まれていると言って良いかも知れません。得てして、専門家や
知識人(死語)との会話では、市井の人はただ黙って話を聞くしかないという態度を迫られるものですから。
ただ、まぁ彼等の仕事は議論することではなく研究ですので、そもそも万人に対して開かれたものではなく、
ある特定の分野の中でだけ切磋琢磨して、決して外に出る気はないのですから、そもそも彼等と話し合い
たいと思うことが高望みに違いありません※。
但し、頭脳労働から知識や適性能力などを捨象して、思索という点だけを取り出して申せば、外側から
その優劣をはかるのは、またまた誰かの思索なのだという点で、客観的指標も何もないものと捉えます。
そこには、思想における貴賎も優劣もありません。
ですから、議論の本質にはテーマに関する素人・玄人の別など無く、自由に参加し得る契機が本性として
含まれていると思うのです。

※紫煙狼氏の仰ったことも引っくるめて、上記のような人間はいない―――と申すか、あり得ないというのが
小生の身勝手な信念なのですがね。でも近頃の小生は、思索(だけ)の専門家ってあり得るのかなぁ、
あったら好いなぁ、と思っておる訳でございますが。そういう人が実在する・し得るのなら、
(可能性としての)議論も面白いし、大変に有意義だと思われます。

2393無精髭:2008/07/14(月) 17:52:04
以上、>>2390-2392は内容的には一続きの心算です。

人見知りとか口下手とか申しておりますが、その癖、長文し過ぎ&投稿し過ぎの観が
ございますねぇ(苦笑)。自分でもそう思います。
以前、Ken氏にも「本当に筆不精なんですか?」と言われちゃいましたねぇ。

変ちくりんな投稿の程は、どうかお見逃し、否、お許し下さいませ。

それと、上の投稿に関連して追記させて戴きたいのですが、
過去、こちらの掲示板で議論について言及された重要な御書き込みが
まだ幾つかございましたので、この機会に纏めて挙げさせて戴きます。

>>954-955 紫煙狼氏とポーロック氏
>>963 >>968 loveless氏
>>1664 紫煙狼氏

最高のミステリー小説は何だと思いますか。 紫煙狼氏
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1070449178/52
物理学における実証と論理学的実証の違いは脇に措くとしても、
物理学的事実(自然科学的事実)とその他の学術的事実(人文科学的
事実・社会科学的事実)を同一の次元のものとして扱えるか否か、それに
よって議論での共通理解の限界も決まってしまうと思うのですけれども。
然し、上のリンク先のお考えには概ね賛成です。

主客問題というのは、(大森荘蔵なんかは独特ですけど、)
有名な所ではカントとかフッサールなども取り組んでおりますし、
そもそも哲学(特に現象学なのかな?)の中の主要なアポリアなのでしょうね。


まだ他にも、議論に関して重要と思われる御書き込みが
ございましたら、ご指摘下さいますと助かります。

2394紫煙狼:2008/07/14(月) 22:55:10
あはははは、こうも過去ログから私の投稿をピックアップされると、
さすがに、青臭さと言うか、若気の至りと言うか、恥ずかしいものですね(笑)

私が何かと言えばスグでしゃばる理由は、ここが私の運営する掲示板ではないからなのです。
boroさんは管理人の発言力と言うものを良くご存知で「管理人発言=神の言葉」つまり
管理人の思考方向がこの掲示板における議論の結論の方向を強制するような事になっては
いけないという理由の下、ROMに徹していらっしゃいます。

私たちはあくまでboroさんの軒先を借りて談義に花を咲かせている。いわば好意に甘えて
いるわけですから、ゴミを巻き散らかさないとか、いわゆるマナーレベルの些事でboro
さんに迷惑をかけては末代の恥、と思っています。
例えば、議論が白熱した結果、展開が非常に差別的なものになってきたとして、
それを見た「非差別的立場の方」がハッキングなどの妨害をして掲示板を乗っ取ったり、
boroさんにウィルスが大量に送られたりして、結果的にこの掲示板の運営が不可能になった
場合を想定すると、誰の利益にもならないではありませんか。まして、その原因に自分が
一枚噛んでいたとなれば、一命を以っても償いきれませんよ。
(ただでさえ私は、ここでは問題児なのですから(笑))

従って、下宿の店子は大家に迷惑をかけないのが仁義。店子同士でより良い下宿にして、
新しく入ってきた店子も安心して話に参加できるような空間にしていくのが恩返しと
考えるわけです。

例えば「KENさんと私」「ポーロックさんと私」は、あるスレでは真っ向から対立する意見の
応酬をしている…かと思いきや、同時期に別のスレでは同じサイドの考えの持ち主として、
互いに援護射撃の雨あられ…。これは双方とも「多少の意見の食い違いはあれど、
気骨のある見所のあるヤツではないか」と互いに認め合っている証拠だと思うのですね。
互いに敬意を持って相手をしているから、表面上は平行線でも、それは決して無為な応酬では
なく互いに学び切磋琢磨した結果、互いに自説に一層の深みや重みや説得力を肉付けすることが
できているので、これは共通の見解に達することは無くても、互いに主張する一方ではない
証左だと思うのですよ。もちろん、他の組み合わせに関してもいえる事ですよ?

あと、無精髭さんは殆どのスレの過去ログをキッチリ読んでいらっしゃるようだから、
「紫煙狼の発言趣旨が時期によって色々変遷している」のも如実に把握なさっていると
思います。ええ。私、最初の頃と中ごろと今では同じ件に関してもスタンスが違うんです。
それは、ここに集う諸賢から学んだ結果、それまでの自分の考え方に疑問を持ったり、
間違いに気づかされた結果なんです。初めて投稿した頃より、今の方が比較するまでも無く
見識が広がっているのです。これは何物にも代え難いほどありがたいことです。

こうして私の見識を広めてくださる諸賢への恩返しは、なぁなぁで済ますことではなく、
こちらも腹をくくって真剣にぶつかって行く事だと思うのですね。それが礼儀。
ただし、あるスレで、どんなに意見が食い違おうと、スレを一本跨げばそれはノーサイド。
議論を離れたらノーサイド。笛の音一つで互いに抱き合い互いを褒め称える関係でありたい。
そう思うのです。

2395紫煙狼:2008/07/14(月) 23:43:50
無精髭さんは
>上記のような人間はいない―――と申すか、あり得ない
と仰いましたが、私も同じ見解です。

「自分は何でも知っていて、自分は何者より正しい」なんて輩は自分にまだ知らないことが
あるということを知らない愚者ですよ。自殺する気が無い限り、自分がいつ、どのような
死因でこの世を去るかも判らない、つまり自分自身の運命でさえ判りゃしないのに、何でも
知っているナンざ、こりゃね、度し難い愚者ですよ。理由は何でアレ、自殺を企てるってのも
賢い選択とは思えませんしね(笑)

今日の正解が、明日も正解であるという確証は無いのですから、もし私が挙げたような超人が
実在したとしたら、その人はきっと、常に周囲の言葉(相手が素人だろうと、専門家だろうと)
に耳を傾け、自分の正解が果たしてこの世の真理足りえるかを自問自答しつづけているでしょう。
だからこういう超人でさえ、議論を通し自分を磨くことなしに超人であり続けることはできないと
私は勝手に思うのです。

>己の関心事について自分よりも無知な人間から教わる必要などない
いや、逆でしょう。己の関心事については、自分より無知な者にさえ教えを請い、必ず何かを得て、
己の血とし肉となす者こそが専門家の専門家たる所以ですよ。

そういう意味で、ここは議論の場であると言うより、大学のゼミに近いかな?
参加者は与えられたテーマに関して色々調べ、考え、自分の考えを発表する。色々な考え方を
ぶつけ合っていくうちに、新たな疑問が生まれたり。。。最終的に相容れない両極端な結論が
複数産まれたり、時として全員の納得いく結論に到達したり。(折衷案と言う意味ではないですよ)
そして、ゼミの時間の後は皆でコンパ(笑)酒が入った勢いで、また問題を蒸し返したりね。
でも、そうやって本気でぶつかり合った者同士に生まれる信頼関係って、とても強固で素晴らしい
物だと思うのですよ。私は、そんな仲間が増えていくことがたまらなく嬉しいのです。

>そんな小生に、色々な価値観や思想や人生経験をお持ちの方々が参加し・そんな方方のご意見を
>総括したり調整したりする場である議論に加わる事など出来る訳がないのです(資格も無い)。
謙虚は美徳だけど、過度の謙遜は正当な評価ができていないと言う点で頂けませんね。
無精髭さんは充分に自分の思うところ(主張であったり疑問であったり)を述べ、説明し、
人の意見に耳を貸して、学んでいらっしゃる。何を卑下(髭)することがありましょうぞ?

2396無精髭:2008/07/15(火) 21:04:26
人様の御書き込みですのに、これ見よがしにご提示致してしまいまして、
晒し者された紫煙狼様並びに諸賢におかれましては、さぞお恥ずかしかったことで
ございましょう。ご迷惑をお掛け致しました旨、深くお詫び致します。

紫煙狼様は、当然お気付きの事と思われますが、
小生が発言する場合は、ギロン(議論)ではなく、単なるギモン(疑問)なのです。
自分では何かを主張している心算はないのですけれども、

>>2386議論ってのは、あまり自分の主張に執着しすぎてはダメですよ。

口数が多いと言うことでそう勘違いされてしまうことはあるかも知れません。
持って回った言い方や抽象的な表現は、己の疑問を明確化する為に意識的に
やっていることです。場合によっては、抽象的な言い回しも有効なことも
あろうかと思われますし。「言葉を鍛えなさい」と野矢茂樹氏も何処かで書いて
ました。それは、本を読んだり、文章を書いたり、議論をしたり、という
作業の中で色々とものを考えろ、ということでしょう。

>>2387
小生がHNを「無精髭」と致しましたのには、あんまり(深浅問わず)意味はありません。
小生は男なのと、髭を剃るのも週に1、2度な位めんど臭がりで、大体無精髭が生えた状態
なのとが理由といった、そんな適当なノリでこう名乗らせて戴いている訳です。総体的に
見てだらしない方ですし...、うむぅ〜、HNにカッコ良さは求めていませんでしたなぁ。
ただ、最終的に「ひげ」の漢字を「髭(口ひげ)」「鬚(顎ひげ)」「髯(頬ひげ)」のどれ
にしようかと迷いはしましたが。
そういえば、このコテハンを使って投稿する前ですが、こちらのスレで過去に
貴殿が「カイゼル」や「不精」とお書きになったコメントを読んだ覚えがございます。
その時は、心の中で決めていたHNを変えようかとも思いました。
結局、変えなかったですけど。

>>2394-2395
紫煙狼様の仰りたいこと、良く分かりました。ご丁寧なレスの程、感謝申し上げます。

>謙虚は美徳だけど、過度の謙遜は正当な評価ができていないと言う点で頂けませんね。
これは貴殿にも少しは当て嵌まるのではありませんかな?
貴殿はよく御自身の文章力不足を嘆いていらっしゃるが、
こちらの諸賢がどうお思いなのかは分かりませんが、
少なくとも小生には全然そう感じられないのですが。
勝手にお察し致しますに、それは他人を考慮した上での謙遜ではなく、
御自身に対してのみ向けられた、自戒のようなものなのでしょう。
でなければ、飽くなき向上心の表れか、もしくは御自身のお考えが
余りに独創的且つ遠大な為に、御自身の文章力が追いついて行かないと
お感じになっているのかのいずれかでしょう。両方かも知れませんが。

貴殿の中では、きっと内心忸怩たる思いなのでしょうね。
所詮、小生を含む他者には充分に汲み取れぬ御心持ちです。
しかし、もし御自身の文章について満足できないと謙遜していらっしゃるのなら、
果たして、小生の文章力などはどうなってしまうのでしょうかね(苦笑)

・・・ちょっと持ち上げ過ぎたかの観もございますが、上記のレスを謹んで献上致します。
どうか甘んじてお受け下さいませ(笑)。

2397無精髭:2008/07/15(火) 22:43:06
>>2385
今回の件も含め、豪胆たる人間魚雷様のようには余裕を持って楽しめないのですが。。。
しかし、こういった御考えもあるのですよね。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1047791805/1470
あながち詭弁だとも申せませんよ。小生にも何となく分かる気が致します。
ただ惜しむらくは、*田先生氏にもう少し謙虚さと、人に読ませる文章力+論証力が
あれば良かったのになぁ、と思わざるを得ません。

下記の通り、こちらの掲示板には必ずしも議論目的(好き)の方ばかりが集まっている訳ではありませんよね。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1047791805/1539-1540
所謂「つぶやき型」や「ROM専」の方々にも配慮したスレ立て・スレ進行が望ましい筈です。
自分の投稿がその方々のご気分を害するかも知れないことを小生は憂えている訳です。

<おまけ>
↓現在の紫煙狼氏はこの頃のスタンスに比べると大分変わっていらっしゃるのではないかなぁ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1047791805/1544
氏曰く、「中ごろ」の発想なのかしらん?

・・・余り諸賢の過去のカキコを晒すのは、はしたなくもあるでしょうから、
余程必要が無い限り、今後は自粛致しましょうかね。

2398人間魚雷:2008/07/16(水) 21:19:13
無責任な私ですが、当然ながら荒れることが良い事だとは思っていないわけです。
ただ暴漢の出現それ自体がBBSの品格をおとしめることだとも思っていないのです。
アクセス数の多いサイトでは、むしろ必然でさえあると言えませんか・・・?
大事な事は、暴漢さんが登場した時の常連さんの対応ではないでしょうか。
その対応いかんでBBSのクオリティーが決まってくるような気がします。

自分の意見を強行に押し付けてくる人には、考えがその人個人の経験に基づいている
ことが多く、感情的になりやすいということがありますね。
そしてこれが荒れる原因にもなってしまう・・・・

2399無精髭:2008/07/16(水) 21:56:30
>>2398自分の意見を強行に押し付けてくる人には、考えがその人個人の経験に基づいていることが多く、

耳が痛いなぁ(笑)
私の場合は、己個人の経験を必死に抽象化しようと目論んでいる訳ですが・・・

2400人間魚雷:2008/07/16(水) 22:59:12






いえいえ、無精髭さんは押し付けてもいなければ、感情的にもなっておりませんし。
そして、その卓越した文章力で煙に巻くという忍術まで身につけておられる。(笑

私が言いたいのは、犯罪者の生い立ちを考えている時に、
親は関係ない、親がいるだけましだろ、自分には親がいない、
みたいな荒唐無稽なことを言い出す人がいるということであります。

2401人間魚雷:2008/07/16(水) 23:37:35
そうこうしているうちに、14歳少年のバス・ジャック。
父親に叱られた当てつけですか?
これとは関係ないのですが、
最近、いい年をした大人たちのコミュニケーション能力は
いったいどうなっているのかと疑問に思うことが多いのは私だけでしょうか?

2402無精髭:2008/07/17(木) 00:07:22
>>2400
こんな事を申し上げるのは青臭くって赤面ものなのですが、こちらに投稿させて
戴く様になってから、人間魚雷様にはわざわざ貴重なお時間を割いてまで不肖に
お付き合い戴いているのですから、そのような懐深き人間魚雷様におかれます
平生からの懇ろな御持て成しには不肖、大層感謝致しております。
何せ初めの頃は、こちらの掲示板の風紀も何も、そういうことに関してまるで
右も左も分からない状態だったのですから。

>私が言いたいのは、犯罪者の生い立ちを考えている時に、
>親は関係ない、親がいるだけましだろ、自分には親がいない、
>みたいな荒唐無稽なことを言い出す人がいるということであります。

そうですね。あの方の最後の言葉は、私も少々気になってはいたのですけれど。
ご本人はああ仰っていましたけど、触れてはいけないものかとも思われましたので、
議論においては場違いな発言ではないかと突っ込むことも憚られました。
それでも「荒唐無稽」とまで言ってしまっても宜しいのかは分かりませんが。。。
まぁ、これから議論をしようと言う時に、いきなり身の上話を聞かされても確かに
「「分かりましたか?」も何もない(紫煙狼氏)」ですね。

p.s 人間魚雷様がお立てになったスレッドへの書き込みが、あんな風に途切れて
しまったのには、内心忸怩たる所存でございます。
投稿を諦めた訳ではございませんが、なかなか思う様に筆が進まなくて・・・
申し訳ございません。

2403紫煙狼:2008/07/17(木) 02:15:47
>>2396
>ギロン(議論)ではなく、単なるギモン(疑問)なのです。
私は「貴方が探求の目的を持って発言している」という事が重要だと思います。

前の投稿では上手く表現できなかったのですが「議論」という言葉の定義を、
「探求のために複数人で話し合うこと」とすれば、私の持つイメージに近い。

究極的に探求を深める方法として他人様のCPUをも利用するのが議論の本質。
>議論というのはどちらかの立場に立って自分の主張のメリット、
>相手の主張のデメリットを指摘して争うものだろ
それはあくまでディベート。議論の部分集合ではあるが本質足りえない。
なぜならブレーンストーミングも議論を深める有効な手段でしょう?
ブレーンストーミングの大前提は無批判なのですから(笑)

そこで最初に立ち返って、無精髭さんが発するものは全て単なる疑問であると
しても、無精髭さんが自己の思考の探求のために参加しているなら、
それは議論の必要充分条件を満たしていると、私は思いますが…いかが?

2404紫煙狼:2008/07/17(木) 03:18:52
>>2401
意思疎通能力の問題ではなく、多角的思考力の欠如、
と言ったほうが正しいのではないでしょうか?
もしくは「分をわきまえない」と表現しましょうか。

客観に関して人は誰しもニュートラルな視点を目指しつつ、
自分が完全にニュートラルになりえないことをわきまえて、
せめて絶対値が小さくなるように努力するはずなのですが、
その自覚が足りないのですよ。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1212904531/60
「感謝されても非難される覚えはないな」だとさ。
あの時は久々に心底笑わせてもらいましたよ。
もちろん、内心穏やかではないです(笑)

2405無精髭:2008/07/17(木) 08:38:39
>>2401
それも耳が痛い(笑)。
でも、問題なのはそういった最近の大人たちが、果たして己の内に
コミュニケーション能力の不足、或いはその欠陥を自覚しているか
どうかということでしょうね。傍から見てまともに人付き合いが出来て
いないかに見える人が、そのことに自足していて悩むこともないのだと
したら、別にそれはそれで好いのではないかと思われます。
早い話、自分も(上のような者に対しては)そうなれば好いのですから。
今言った事に間違いがなければ、相手だってこちらを全く気に留めないでしょう。
しかし、そんな人も本当は自分に向かって不甲斐なさを感じているのだとしたら、
しかもそれを誰かに打ち明けようにも交際能力の不足が災いして出来ないのだとしたら、
誰がその人の外見上の無愛想を責められるでしょう。こんなのは単に、素直じゃない
ということで片付けられてしまうかも知れませんけれど。
苦悩しているのなら助けてあげたい気もする。たとえその末にすぐに
人のせいにしがちな性分だとしても。でも、コミュニケーション能力に
問題のある人の悩みなんて、独り善がりである為に本人にしか分からない
ということになれば、そんな人を誰が助けてくれますかね。

もしかすると、人間魚雷様は上記とは別のタイプの「大人」のことを仰っているのかも
知れませんね。

>>2403
ありがとうございます。

>>2404
あの方は精神疾患に関して、紫煙狼様が誤解されていると仰っていましたね。
あの指摘は間違いです。「狂っている(人間)」とわざわざ括弧書きされた
意図をあの方は読み取れなかったのでしょう。

2406紫煙狼:2008/07/23(水) 01:28:44
>>2405
読解力の反対語は何だろう。

調べてみたけれどそれらしい答えは出ていなかった。
とりあえず、作文力とでもしておこう。

私が文章にしたためたものを相手に見せたとき、私の思いや考えが
伝わる割合は、私の作文力と相手の読解力の積で表すことができる
と思う。

私の作文力が100%であっても、相手の読解力が20%なら相手には
私の思いや考えの20%しか伝わらない。逆に、私の作文力が20%で
あれば、たとえ相手の読解力が100%であっても、相手には私の思いや
考えの20%しか伝わらないだろう。
こう考えると、本当に100%伝えるためには、私に100%の作文力があり
相手に100%の読解力が求められるのだが、相手に100%の読解力を
求めるのは書き手のワガママと言うものだ。

本当は限られた文字数の中で過不足なく伝える事こそが本当の文才で
あろう。作文力100%を実現するのに必要な文字数が少なければ少ない
ほど、文才があると言えるだろう。
しかし、私にはそれが不可能である以上、私は文章量を増やすことで
伝えるほか無い。1ページで伝えられる事が1%なら100ページ書くことで
100%伝えるより他に方法が無いのだ。

しかし、長文を読むというのは疲れることだ。文章は短いに
越したことは無い。何事にも適度と言うものがある。
長ければいいというものではない。
結局どうにも文才を磨くより他に私には残されていないと言う
結論に達する。

独り善がりな受け取り方をする輩に不必要な親切を押し着せられ
不愉快な思いをさせられないためにも。。。

2407無精髭:2008/07/23(水) 22:58:13
元の筆不精に戻ってしまったようで、書きかけの文章に手を加える事が
億劫で億劫で仕方ありません(苦笑)。

>>2406
う〜ん。文章が短ければ短い程好いというのは、ある面において真実です。
同じ内容の長文と短文、読み手にとって親切なのはどちらかと問われれば、おそらく
誰でも後者と答えたくなりましょうから。但し、ある考えとか主張の基とされる文章が、
実は長文から成り立っていて、それを単に簡約するとなれば、その原型である長文に
記された思考過程を伝える事は、どうしても犠牲にしなければならないと思われますので、
書き手からすれば、苦です。

読み手が文章に対して読み易さだけを求めるのであれば、書き手として気を付ける
べきことは、自らの主張から、そう考えるに至った内的経緯(思考の必然性)を説明
することを始めから諦めて除外し、出来るだけ世の中の常識や風潮(悪く言えば社会
全体に蔓延るかの如き偏見)を斟酌して判断基準とし、それに見合った動機なり認識
なりで文章を書くことでしょう。誰もが知っているような情報、誰もが疑わないような
常識、誰もが正しいと信じているような道徳、これらは誰もが自分と同じように知り・
感じ・信じているとされているのですから、詳細は一々文章にしなくとも好いので、
どんどん省けます。決め付け口調、断言的形式ほど、時代に受けるものはないかと
思われます。そういえば、小泉純一郎元首相の国会演説のセンテンスは他の歴代の総理
大臣のそれと比べて随分と短いものだったらしく、これが国民による支持率向上に効果が
あったということを聞いた覚えがございます。所謂、ワン・フレーズ・ポリティクス(?)。

しかし、読み手が書き手の真意を汲み取る為に傾注して文章を読むのであれば、まずはその
文章が自分とは異なった思考回路や主義主張を持った人間によって書かれたものであることを
良く把握していなければなりませんから、読解という行為において、必ずや他者の考えは
自分の考えではないという事実から来る理解の困難さを身に染みて感じるであろうことは
確実です。なので、読み手としてはそうなることを前以て覚悟していなければならない
でしょう。そして書き手も同様の理由で、どんなに文章を彫琢するのに苦心しても、自分の
考えは他人にそう簡単には伝わらないということを自覚しているべきです。以上の点を
留意すれば、文章の読み易さなど、書き手とその文章がある一定以上の条件を満たしてさえ
いれば、大した問題ではありません。寧ろ、他人の文章が読み難いのは当たり前のことなの
ですから。

2408無精髭:2008/07/23(水) 22:58:40
勿論、文章を推敲することは大切です。その際にも、文章を短くするのに気を取られて、
書き手自身にとってその文の内容を生んだ思考過程(必然性)まで省いてしまうのは、
その文章の命脈を断つことと同意でしょうから、そんな事はしないよう重々肝に銘ずる
べきです。起承転結がはっきりとしていて、表現に無駄がなく、作文の御手本のような
文章も、同時に非論理的な上、内容が薄っぺらで直感に頼ったようなものであることも
考えられる訳です。こんな事を紫煙狼様に申すのは釈迦に説法なのですが、議論用の文章を
書く場合は、形式を整えたり読み易さを求めたりするよりも、冗長でも良いから生の思考を
写し取ることを優先した方が都合が良いように思われます。「自分は斯く斯くしかじかの
思考過程を踏んで、このような考えを持つに至った」という必然性を示す為には長文の方が、
他者からの批判も期待できる点で、議論向きのように思われるのです。というより、文章を
必然性を意識して長く書く技術(というより努力)は必須でしょう。長文における弊害は
確かにありますが、だからと言って文才を短文を理想とした作文能力と規定してしまいますと、
今度は短文における弊害が見え難くなりはしませんかしら。ややもすれば、論理的な文章
よりも感覚的な文章の方が、人から読み易いとされ、周りに受け入れられもします。実を
申しますと、私もこういった傾向に概ね肯定的ですが、思索とか議論の場合に限っては
ちょっと事情が異なるかも知れません。そこにおいて文章の短いことが読み易い理由と
なっているのなら、読み手が書き手の真意とは無関係に勝手な読みをしているだけで、それは
全然褒められるべきものではありません。読解を行う中で書き手に対して感覚的に同意するの
では、ただ何となく分かっているという理解の上で、書き手の主張に曖昧な根拠しか見出せ
ないでしょう。読み易い文章を書くといった、他者の読解に親切な短文志向型の文才は、
議論や思索では寧ろ説明不足を露呈するだけでしょう。短文でも思考過程を要約することは
可能だと思いますが、これには相当の注意を要しますから、文才に加えて論理的思考力も
必要でしょう。そしてこうなって来ますと、書き手の作文力だけではその思考内容の伝達可能性
は確立されないと思います。議論に参加する皆が皆、その論理的な規則にある程度通じてい
なければならないと思われるからです。・・・まぁこの件に関しては、これ以上深入りするのは
止します。

2409無精髭:2008/07/23(水) 22:59:26
>本当は限られた文字数の中で過不足なく伝える事こそが本当の文才であろう。

この点は同感です。私は「限られた文字数」というのを比喩として受け取り、そこに読み手の
読解力を当てました。要は、文才のある者(作文能力に秀でた者)は、誰が読み手であるかに
よって(その者の読解力の程度によって)、自説を書く為の文字数の制限を自ら設定し調整
しなければならない、という風に読んだのです。これは多分、私の誤読でしょう。上の文の
後にすぐ「作文力100%を実現するのに必要な文字数」と続きますから。ですがそう考えますと、
書き手における作文文字数が制限されるのは、客観的な基準によってではなく、その書き手自身
の判断による、ということになりそうです。あらゆる面から見て完璧な文章を書く、という
理想が作文力100%という奇妙な数値を生んでしまう、これも「相手に100%の読解力を求める
のは書き手のワガママ」という認識からすれば、当然の要請かと思われます。

奇妙な数値と申しましたが、例えば作文力100%の天才がいたとしても、その周りに読解力100%
の天才が一人でもいなければ、書き手の方の天才の作文力100%は客観的に存在し得ないことに
なってしまいます。彼がどんなに自分の作文力を完全だと言い切っても、彼の周りに、否この世に
読解力80%の人間しかいなかったら、彼の作文力は公的には80%と判定されてしまうことでしょう。
たとえ作文力と読解力が正の相関にあるものだとしても、彼の読解力100%は自身の作文力100%を
計る為のものではなく、仮に計って見たとしても、主観が判定基準になっているという点で、公に
おいてその数値の信憑性が疑われることは必至です。

2410無精髭:2008/07/23(水) 22:59:53
脱線致しましたが、んー、まぁ、私には作文力云々の件は余り重要な事と思えなくて(本当に
失礼なのですが)、逆に読解力の方こそ鍛えるべきものなのかも、と思いました※。「私の
作文力が100%であっても、相手の読解力が20%なら相手には私の思いや考えの20%しか伝わら
ない。」と貴殿は仰いましたが、そこには異論を差し挟む余地はないのですけれど、その後に続く
「逆に、私の作文力が20%であれば、たとえ相手の読解力が100%であっても、相手には私の思いや
考えの20%しか伝わらないだろう。」の箇所は、ちょっと違うんじゃないか、と不覚にも
思ってしまいましたが。単なる思い付きですが、読解力が100%もあるような者なら、作文力20%の
文章から残りの80%全てとは言わずとも、その20%に上乗せするかのように、かなりの部分を
補説(補填)して解釈する事も出来るのではないでしょうか。つまり、読解力完璧な者は他者の
作文力の不足を補う事で、その作文力を高めてあげる事も出来るのではないかということです。
貴殿もおそらく「文才を磨く」には、「文章量を増やすことで伝える」ことを重ねるのもそう
ですが、他者の読解力を期待してその胸を借りる・それによる批判に晒されることが第一である
ということに気付いていらっしゃるのではないか、と私は勝手に推察している訳です。

※紫煙狼様の作文力に関しては、私は何の問題も感じておりません(他の人は知りませんが)。
かといって、その読解力にも疑問を抱いた事などございませんので。まぁ、これは人間魚雷氏や
Ken氏やlovelesss氏やmayuminh氏等、他の諸賢にも言えることです。

因みにどうでも好いことかも知れませんが、私は短い文章を読むことで鍛えられるのは多分、
想像力の方で(言外の意を汲み取るなど)、読解力は余り鍛えられないのではないかと思います。
読解力と作文力は、思考力のそれぞれ別の現れ方だと思っております。また、書く内容によっては、
長い説明を施した方が分かり易い場合もあり、反対に文を短くすると、却って論旨が辿り難いという
意味で、難解になってしまう虞もあると考えられますから。。。

以上、>>2406にございます戒めの対象というか、悪い見本のような長文ですが、
ご寛恕の程を願います。色々と考えながら長長と書き進めて行く内に、やや紫煙狼様に対する
批判に傾いてしまったかの嫌いもございますが(私自身にも思いも寄らないことですけど)、
次は>>2406を擁護する文章を書いて見たいと思います。寧ろ、そちらの方が大事ですし、
お書き致す内容も平易なものに出来るでしょう。

2411無精髭:2008/07/23(水) 23:10:49
「筆不精じゃないじゃん!!」という突っ込みがありそうですが。。。
非難の声はご尤もです。それでも、どうかご勘弁下さい。

長時間、パソコンの前を陣取っていたので、現在、家人にかなり白い目で見られて
おります。これはどうにかせねば、と今更ながら気が付きました。

2412紫煙狼:2008/07/24(木) 00:08:27
純物質と混合物のような関係を想像していただければ良いのかな。

「100%NaCl」から少しでも何かを取り除くと、塩素混じりのNaClとか、
ナトリウム混じりのNaClになって、これは混合物だから一定の融点や沸点を
示さない。かといって、他のモノを混ぜてしまうと、やはり一定の融点や
沸点を示さない。目指すところは純粋な混じりけなしの純物質なんですね。
文章が一定の融点や沸点を示さないということは、読み手に勝手な解釈を許す
(得意気に揚げ足をとらせる)原因になると思うわけです。

もちろん、この世には完全に100%純粋な物質などありえないので、
そういった意味では、最初から不可能を目指しているとも言えるけれど、
イレブンナインの純度が無ければ半導体産業は成立しないわけで、
しかも、このイレブンナインの半導体を作るためには、さらに高い
純度の半導体を精製してから、意図的に超高純度の不純物を混ぜる
ことで安定した性能を供給していることを考えれば、私も技術者の端くれ
科学者の片隅であるからには、高純度な文章を目指したいわけです。

最終的な目標は「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」です(笑)

2413無精髭:2008/07/25(金) 20:30:20
志賀直哉は、推敲を重ねる毎にどんどん文章を削ったと聞きます。
作家が推敲する場合、普通、原稿は長くなるものらしいですが、
志賀の場合は、決まって短くなったのだそうです。しかも、幾度も
推敲しなければ気が済まない質だったらしいですから、猶更です。

無駄のない、簡潔明瞭な描写、極限まで肉を削ぎ落として骨だけを
残し、その太さを誇示するかのような印象がある反面、脱字と見紛う
かのような省略法、文法的に明らかにおかしい構文、異様に即物的な
文体であるのに、それが自己の主観や感性に愚直なまでに忠実である
という事実に支えられているというような面も窺えます。小林秀雄が
「ウルトラエゴイスト」とか「原始人」とか言ったのにも頷けると
いうものです(因みに小林は、尊敬の念を込めてこう言ったのでした)。
悪文家と言われることもある志賀直哉ですが、作品は古典の中でも名文
の雛形と見做されていますし、その文才においては他の文豪からも一目
置かれていたようですので、日本語を操る者にとっては、彼に学ぶべき
所は多いのかも知れません。日本語における究極的な完成型の一つとして。

議論向きの文章では絶対にないと思いますがね(笑)。

2414Ken:2008/07/26(土) 03:22:32
Boroさんへ

瀬戸内シージャック事件の中ほど

同年3月31日に、赤軍派による「よど号」ハイジャック事件が起きたばかりだったため、この事件が川藤に影響を与えたとも言われている。の詳細については

にある「の詳細については」は余分だと思います。消し忘れだと思いますけど。

2415boro:2008/07/26(土) 08:19:26
>>2414 kenさんへ

教えていただきありがとうございます。
ご指摘の通り、消し忘れです。直しておきました。
訂正したらやっぱり読み返さないとダメですね(^^ゞ

2416無精髭:2008/07/27(日) 21:10:24
>>2413で唐突に小説家の話へ切り替わっていますけれど、ご容赦ください。「文才」と聞くと
私の場合、どうしても「文」学的「才」能というものを連想してしまいますので(苦笑)。
個人的な好みを申せば、短編作家で且つ文章に定評のある小説家の中では、志賀直哉よりも
森?外の方が好いと思います。引き締まった文体と大胆な省略は、読む者に落ち着いたリズム
を感じさせます。ただ、文章を書く上で?外に倣うとなると、現代では古すぎるかも。『日蝕』
や『一月物語』の頃の平野啓一郎氏の文体は、三島由紀夫の影響も然ることながら、?外を強く
意識して作られたものだった、とのこと。あの擬古文調で衒学的な文章ですが、あの時もちょっ
と読んで見ただけで、何か変な感じがしましたが、今また誰かが同じように、?外に影響された
のを隠さずに書いたとしたら、厭味たっぷりな感じがして、とても読めたものではないでしょう。

話が逸れてしまいました。とにかく、文章が上手いということを文学的才能に限定してしまうと、
古典的な小説家の中でも色んな文体を持った人がいるので、その内の誰を唯一の模範というか、
文章修行上の師とすべきなのかが、てんで分からなくなります。普通は、好みで選ぶものでしょう
が、じゃあ泉鏡花が好いや、なんて言い出しちゃったりしたら・・・(笑)。現代ではさしずめ、
川上未映子氏でしょうか? いずれにしろその文体は、文学創作の為に特化した・文学以外では
通用しない類のものでしょう。あれでは議論は無理。しかし、そういった悪文の類に入る文章と
いうのは、読み易さは感じさせなくとも、不思議と読ませるような魅力があって、読む内にぐい
ぐいと物語に引き込まれるような感覚に陥ることもしばしばです。悪文特有の読み難い癖をリズム
として掴めさえすれば、先を読むのも辛くありませんし。そんなこんなで、澁澤龍彦が「作家には
特徴的な文体さえあれば好いので、極端な話、作品の内容など二の次だ」とか何とか言っていた
のを思い出しました。形式・スタイル重視、つまり一文読んですぐ誰が書いたか分かるような、
個性が滲み出た文章。そこには表面的な読み易さではない(無論筋が立つことによる平明さでもない)、
感応的に読ませる力が働いていて、読者の心を深いところで捉えて放さないのだという気が致します。
そういった意味では、>>2389のコメントにもあります通り、紫煙狼様は及第なのではないですか。
一定の基準を満たした上で、更にその上を行こうという貪欲さ、元い、理想の高さには畏れ入ります。

>>2406>>2412
こういった不断の努力は、ネットでの書き込みであろうが何だろうが、絶対に必要でございますよね。
議論に限らず、自分の意思を相手に伝える努力を怠ってはなりません(というより、これこそ
人間社会における個人的営為の根底にあるものと言って良いかも知れません。或いは、人にとって
一生の課題、否、人生の全て、と言いたくなりますが、さすがにこれは大げさですね)。その為に
試行錯誤が繰り返され、副次的に文章(言語)表現は豊かになり、更にその実りを惜し気もなく次の
試行錯誤へ注ぎ込むこと。そして、また収穫。この繰り返し。

2417無精髭:2008/07/27(日) 21:20:50
>>2416の冒頭、「森?外」は「森鷗外」です。メモ帳保存時の不具合を直さずに投稿してしまいました)

それでも、もっと意識的に効率良く文章を上手くする為には、本当は誰か師に就いて、文章を添削して
もらうのが一番なのでしょう。自分の悪い癖が客観視されますし、意図や論旨を明瞭に通したりするの
にも好都合な反面、人の手が加えられると、自らの思考過程を写し取った文章にはなり難いという問題点
も挙げられますが。文章を添削された経験のある人なら覚えがあると思いますが、訂正された後の文章を
見ると、全体的にすっきりとした印象がし、内容もスッと頭に入るのだが、どうも自分の書いたものが
もとになっているのに、妙によそよそしいと言うか、言いたい事が言い切れていないような残尿感に似た
もどかしさを覚えるものです。しかし、これよりも重大なのは、他人に添削されることは他人の特殊な
読解に晒されるということに他ならないという現実です※。文法規則や語彙の選択、全体の構成に
ついての教示は、当の作文の読解とは別で、作品よりも作者に働きかけるものとも考えられますから、
こんなことを言うのはおかしなことなのかも知れません。ただ、文章の体裁を整えるといった指導も、
その対象である当の作文の内容をしっかりと把握していることを前提に行われるものなので、だからこそ、
どんなに文章を添削しても文章の意味を変えずに、寧ろはっきりと際立たせることが出来るのでしょう。
ですから、添削の基本には正確な(?)読解が前提として据えられていると思う訳です。簡単に申せば、
添削は読解に裏打ちされているからこそ為される行為であり、他人だろうが自分だろうが、それをやる
者は読解力をかなりのレベルで駆使している筈、と思われるのです。当たり前のことを申しているのかも
知れませんが、結局、添削は読解と作文の結合したものではないか、と申したい訳でして、だとすれば、
添削に限らず、作文行為すら読解を手段として含むのではないか、と思うのです。文章を書く・組み立て
るといった行為は、あるテキストの読解が前提となって成り立つのか、それとも行為レベルで(意味レベル
ではなく)読解と切り離せない、というか同一であるのか、ここまで来るともう私には判然としないのです
が。まぁ、これもきっと考え方そのものが間違っているせいでしょう。

************************************************************************************************
※それは他人に特権的な読み位置を許す・少なく見積もっても創作の権利の幾許かは他人に委ねるといった
ことが前提になっているかと思われます。かといって、作文指導は、教える者と学ぶ者双方の合意の
上で成り立っているのですから、それが一方にとって不利になるとかいって否定するのはお門違いでして、
私もそういったことを言いたい訳ではありません(まぁ、作文指導上の合意的関係を度外視して考えれば、
或いは支配関係と捉えるならば、色々と違った解釈も出来るでしょうが)。

「文法規則や構文法や語彙は客観的なものだから、それについて指摘・訂正を行う添削というのは、
客観的な読みによって成り立っている。」私はこういった考えに異を唱えたいというか、違和感が
あるのです。その理由については、力量不足なので詳しく書けませんが。

他者による添削の結果、創作者の意図を離れて作品から零れ落ちてしまうもの―――文章の直接的意味とは
異なる、リズムとかニュアンスとかいったものが考えられますが、これらと読み易さ(伝達可能性)の関係
を考えてみるのも面白いかも知れません。例えば、何気ない日常会話はともすれば横道に逸れたり突然飛躍
したりして主題を見失わせるものですが、かといって、必要最低限の言葉だけでは相手に意思が上手く伝わ
らないのだそうで、同じ話題の反復、取り留めのない言い回し、無駄な語句の乱用など、本筋には余計だと
思われる要素から構成されていることが、会話の伝達可能性を支えているという面もあるのだそうです。
************************************************************************************************

2418無精髭:2008/07/27(日) 21:21:50
>>2410で私が「読解力と作文力は、思考力のそれぞれ別の現れ方だと思っております」 と申し上げました
のは、このようなことが念頭にあったからです。別の言い方をするなら、書いたり読んだりといった言語
行為が思考力の存在を支えているので、言語がなければ思考もまたありえないという風に思われるのです
(思考は心象と呼ばれるものと違うのは、申すまでもございません)。極論かも分かりませんが、思考の
中では、書くこと(出力形式)と読むこと(入力形式)が分離していない状態で、言葉が捉えられている
ような気が致します。

要は、形式と内容―――つまり文体と思考が不可分一致している場合、他者の理解(読み易さ)を考慮に
入れる余裕はあるのか、ということです。「簡単なことを難しく言うのは簡単だが、難しいことを簡単に
言うのは難しい」ということを耳にしますけれども、文章に難易の程度があるのは分かりますが、思考の
難易とは何なのでしょう? 結局それも言語の難易なのではないでしょうか? では、何故それが文章の
難易と区別されなければならないのか。難しいことです。

2419無精髭:2008/07/27(日) 21:23:55
以上、文章の読み易さ、内容の分かり易さというものに対する見方が私の中で昏迷として来ました。
もともと議論についてのやり取りから始まった事でしたが、瑣末な文章論にまで発展させてしまい、
これぞ得意気な揚げ足取り・はた迷惑な解釈(しかも当人は親切でしているつもりw)の典型、
紫煙狼様には本当にお詫びの仕様もないのですが、どうかお許し下さいませ。

駄文を書き連ねている内に思い出したことがございます。

紫煙狼様は、自らのスタイルを確立したいと思っていらっしゃるのでしょうか? それとも文書や
相手の違いに合わせた、臨機応変な書き分けが出来る事を目指していらっしゃるのでしょうか? 
おそらくはこんな区別の立て方自体が間違っていると思いますが、前から気になっていました。

文才を磨くべきという貴殿と、読解力を養うべきという私とは、実のところ、余り見解に違いがないの
かも知れません。長文と短文の件も、私が悪戯に話をややこしくしただけでして、基本的には貴殿のお考え
に同意致します。早い話、作文力とか読解力と言うのは、定義するのが容易でないから、銘々が信念をもって
精進しなければならないのでしょう。読解力があっても揚げ足を取りに来る輩はいるでしょうし※、作文力が
ある者も、多く人から同意は得られるのだが、誤解はされているという事態も考えられます。一貫して己次第、
と言ってしまっては身も蓋もありませんが、このような掲示板の議論の中でも、読解力や作文力は自然と磨か
れて行くものでしょうから、そのことに如何に自覚的でいられるかどうか、ということなのではないですかね。

>>2394
見識が広がれば、その分、遅れた文章力を伸ばす努力が必要なんじゃないか、と思いましたけれども、
今は、見識が広がった分、同時に文章力も伸びるんじゃないか、と思っております。

※揚げ足取りとか独り善がりな解釈というものに頭の良し悪しは関係ないと思います。>>2404で最近の大人たち
の低劣ぶりは「多角的思考力の欠如」が原因と仰いましたが、私には人間魚雷氏と同じく「意思疎通能力の問題」
に思えました。多角的思考は出来るが、そこに何かと思想の優劣や上下関係を導入したくなる性向があり、その内
の一角を最上に見立てることでピラミッドの頂点に立ちたがる、といった所でしょうか。最近思うのは、頭の良い
人ほど、こういった傾向に陥りがちだということです。

2420無精髭:2008/07/27(日) 22:00:26
最後に、質問させて戴いても宜しいでしょうか?

文章を書くのに影響を受けた作家とか、研究内容如何に関わらず
その思考方法に共感できる学者とか、いませんかしら?
この人の文章は好きだ、といった話でも構いません。 

別に気張った質問でもないと思いますので、紫煙狼様に限らず、
こちらの掲示板の皆様のご意見も、是非聞いて見たいです。
宜しければ、boro様もお書き込みの程、お願い申し上げます。

2421loveless:2008/07/28(月) 00:11:44
>>2418
>...別の言い方をするなら、書いたり読んだりといった言語行為が思考力の存在を支えているので、
>言語がなければ思考もまたありえないという風に思われるのです...
何気に重要なことが書かれているw

詳細は、認知心理学に学んだ人へ譲りますが、、、
人がある概念を認識するためには、それに相当するスキーマ(普通は言語による)が必要になります。
で、そのスキーマは、複雑なものよりも単純なものの方が理解しやすく、単純なもののほうが、
万人に共通した「認識」になり得ます。

また、あるとき突然、それまでの複雑なスキーマが、より単純なスキーマへ置き換わることもあり得ます。
すると、単純化されたスキーマは万人の共通認識となり、社会的な概念が明確化されたり、社会現象が
起こったりすることもあります。

例として、「口裂け女」なんかがわかりやすいかもしれません。
これは、"口が耳まで裂けた女性"、"「わたし、きれい」と問いかける"、"100メートルを3秒で走る"などと
さまざまなスキーマを持つ怪人に対し、より単純な「口裂け女」という上位のスキーマを与えたことで、
万人が容易に概念を共有することができ、結果として爆発的に「口裂け女」の認識が広まったものと思います。

犯罪との関係で言えば、「キレる」という言葉も興味深いところです。
「キレる」という言葉自体は日本古来から存在するわけでなく、近年になって作られた言葉です。
しかし、いわゆる「キレる」という行動自体は、昔から存在していたはずです。

ところが、「キレる子供が多くなった」とか「キレた犯罪者が多発するようになった」と感じる人も多くいるかと
思います。これは、受け手が「キレる」というスキーマを持ってしまったため、容易にそれに事象を当てはめる
ことができるようになったことと、同様に「キレる」というスキーマを持った人が、それに従って自身の行動を
起こしてしまったことの両方があると考えています。

最近では、「格差社会」「勝ち組、負け組」なんかが典型的なスキーマの再定義と思っています。

2422無精髭:2008/07/28(月) 20:07:32
>>2421

ソシュールなんかが言っている事に近いですよね。但し、ソシュールの場合は、人間の認識にすら
既存の言語体系の支配が及んでいる、と説いておりますが。でも、私は、ウィトゲンシュタインの方が
念頭にありました。思考の限界はその表現である言語の限界によって引かれうる(『論考』)、とか、
語の使用が語の意味を定める(『探究』)、などといった考えですね。

フェルディナン・ド・ソシュール http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%87%

E3%82%A3%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AB

シニフィアンとシニフィエ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%

A2%E3%83%B3%E3%81%A8%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%A8

サピア=ウォーフの仮説 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%

A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%95%E3%81%AE%E4%BB%AE%E8%AA%AC

言語的相対論 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E%E7%9A%84%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E8%AB%96

ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88%E3%

83%B4%E3%82%A3%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%88%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%

E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3

う〜ん。イマイチ、ピンと来ないですねぇ。シニフィアンとシニフィエの項なんかは特に、でして、
図があるのが唯一の救いでしょうか。日本語版のウィキペディアはやっぱり駄目なのかなぁ。
まぁ、ジャンルによるのかも知れませんが。記事の正確性については、私如きがどうこう言えるもの
ではありませんが、面白くないというのは問題です。

ソシュールについては、私のようなド素人でも分かる、面白い議論がありました。
以下の通り、提示させて戴きます。

「OKWave」版
http://okwave.jp/qa2281820.html
http://okwave.jp/qa3187871.html

「教えて!goo」版
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2281820.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3187871.html

↑言うまでもなく、同じ内容です。②は、時たま頓珍漢な投稿もあったりして、面白いです。
お時間がございましたら、ご照覧下さいませ。

簡単なものですが、他にも、

Yahoo!知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1413007249

なんてものがありました。皆様、既にご存知のことでしたら、御免なさい。

2423無精髭:2008/07/28(月) 20:07:55
閑話休題。スキーマ、と出ましたが、そのお話は、
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2776/1213957664/77
↑でのご意見や、柳の枝が幽霊に見えるというのにも、関係して来るのではないでしょうか。
それと、「ニート(NEET)」なんていうのも、スキーマといって好いのではないかと。
ニートスレを読んでいて思ったのですが、「ニート」という言葉の意味の変遷もあり、
個々人や社会的立場によっても認識や受け取り方に違いはあるのですが、批判者と擁護者が
一緒になって、「ニート」なる存在を前提にして、議論に望んでいるのには驚きました。
「ニート」が生ずる必然性は現代の社会構造にあるとかいうのはご尤もなのですが、
「ニート」の立場にある人やニートを擁護する人、「ニート」の権利拡張とか市民権獲得とか
を主張する人は、どうして「ニート」の概念を、つまり、巷説にあるスキーマそのものを
退けようとはしないのかと、不思議でした。既存の概念を押し付けられ、レッテルを貼られる
ことで、社会で言われている通りの存在になってしまうのを、全力で(?)拒絶しようという
姿勢は見られるのですが、その前段階として、既存の概念やレッテルの意味を理解し、受け入
れてしまっているのが、繰り返しますが、どうにもこうにも解せませんでした。お先にその
スキーマを受け入れてしまったニート差別者と議論をする為に、逆に肯定的に捉える必要が
あったからなのかも知れませんが。

私は、「ニート」に対しては、よりメタ・レベルの労働闘争における長期的手段としての居直り
と見做す事で、幾らかは肯定的になれます。国家や社会全体に、ゲリラ的なストとしてアピール
できるのではないか、と。もう現に、ある程度は成功しているとも言えますし。ただ、詳しくは
論じられませんが、「ニート」の側から「働かない権利」を主張することには少々無理があるの
では、と思いました。それと、現代社会の歴史的背景を論ずるにしても、相手側のスキーマを
受け入れた上で、相手の主張を否定しにかかっている訳ですから、黴が生えたとされる道徳主義的
労働観とかムラ社会における同調圧力といったスキーマこそ、まずは疑われて然るべきなのでは
ないか、とも。まぁ、近代合理的精神というものですら、スキーマに過ぎないという考えも、
当然出て来ても何らおかしくない訳ですし。こうなって来ますと、共通認識も何もないということに
なるかと思われますので、不毛でしょうけど。

外野である私と致しましたら、ニートスレでは定義の争いになれば良かったのに、と思いました。
気楽なものです。

ニート http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%88


・・・loveless様も宜しければ、>>2420のご質問にお答え戴ければ嬉しく存じ上げます。

2424紫煙狼:2008/07/28(月) 22:09:25
心のスキーマお埋めします

ダーーン!!

By 笑ゥせぇるすまん

2425無精髭:2008/07/29(火) 12:55:00
今、読み返して見ますと、これまでの私の投稿には、不適切な表現が多々ございました。

色々とリンクを張ったり、賢しらに訳のわからぬ人物やら思想やらを挙げておりますのは、
知識をひけらかしたい気持ちからではございません。単に、節操がないだけです。
私の考えが独り善がりなものではない、ということを、こういう学術的背景もあります、
と申し上げることで、どうにか説明致したかったのです。別に他意はございません。

私の疑問もここまで現実離れしてしまうと、私にその心算がなくとも、他者の目には
観念論的なお遊びに映ってしまうのでしょうね。反省頻りです。
みだりに人の考えに疑いを持つのは、礼節に悖る行為でしょう。私自身は、人の意見を
ある程度把握した上で、更にその理解を深めようという動機から、良く分からない所や
何となく分かる所について、疑問を持とうとしている訳ですが。もしかすると、必要も
ないのに物事を複雑化して、相手を困らせていただけなのかも知れません。無精髭は、
ただプライドを守る為に、知的優位を作り出すことに奔走しているのだと思われている
のだとしても、申し開きの仕様がございません。

『笑ゥせぇるすまん』を知っている私から致しますと、>>2424のコメントに
おかれましては、正直申して、かなり堪えました。お前が長文を擁護しているのは、
お前自身が長文ばかり投稿するからだろう、結局は自分の為なんだろう、という
内心の声が聞こえて来るかのようです。

実の所を申しますと、>>2405で最近の大人のコミュニケーション能力について批判的な
発言を致しましたが、あれは私にも充分当て嵌まりますよね。

今後は、私の勝手な疑問によって、皆様の議論を妙な話題に発展させるのは、自粛致します。

2426紫煙狼:2008/07/29(火) 13:51:39
>>2425
いや、そんな風に受け止められると…なんか、悲しいです。

ただ「スキーマ」という言葉を目にしたときに、
オヤジのオヤジたる所以で「ナイスミドルユーモア(オヤジギャグ)」を
かましたかっただけなので。。。

2427無精髭:2008/07/29(火) 19:24:29
>>2426
いや、そのお気持ちは重々承知の上で、私の今までの暴走っプリを
自戒する気持ちから、>>2425を書き込んだ心算なのですが...
貴殿を悲しませてしまいまして、誠に申し訳ございません。

貴殿の文章を字面通りに受け取れば、確かに「ユーモア」が目的で
お書き込みされたものである、ということ位は、幾ら鈍感な私でも
分かります。しかし、それが投稿されたタイミングと申しますか、
ここ一連の書き込みの流れの中で異様に浮き立った存在でしたから、
もしかすると、言外の意味がもっと他にあるのではないか、と
先走って深読み致しました次第です。

それもこれも、日頃から後ろめたさと申しますか、自覚症状のようなものを
感じておりましたからで、>>2425では、やや過剰に反応してしまったのだと
思います。こんなのも、「ダメージ・コントロール」と申すのでしょうか?
或いは、「公開自慰」と? 私の場合、「後悔自慰」なのかも知れませんね(寒いダジャレ)。
私は、自分の考えに酔うオナニストかも分かりませんが、私自身の観察に
よりますと、自分の考えに悪酔いするまで浸りきってしまうマゾヒストです。
酒を止めたくても止められないアルコール中毒に比すべき、観念的思考(他者理解への懐疑)を
止めたくても止められない自己観念(他者懐疑)中毒なのでございます。
こういった自己を否定したいが為に、F氏を含めこちらの諸賢に教えを乞い、
議論に望んでいる訳なのです。

ただ、完全な自我否定は、禅仏教などにもありますように、人間生きている以上、
不可能に近いです。どんな思念も、生の上に立脚しているのですから、自我を否定する
のも、やはりその都度、生によって更新された自我が行っていることなのです。
だからと言って自殺するのは、自我否定にはなりえないという意味で、愚かな選択です。
それは畢竟、現世否定であり、でなければ自己の身体を否定するという、自我における
一部分の否定でしかありえないのであって、大体、自殺しようと思う自我がなければ、
自殺の仕様がない訳ですから、そう考えれば、自殺のケースにおいてさえ、自我は
ちっとも否定されていないのです。・・・うぅっ、また髭の悪い癖が出てしまいました。

そういえば、禅には「不立文字」という考えがございますね...。

2428無精髭:2008/07/29(火) 19:42:34
自我否定のことは、まぁ、どうでも好いのですが。然しながら、酒を止めたい
という人間に「酒を止めろ」と言っても無駄であるのと同様、自分の考えを
否定したいという人間に「思考を停止しろ」と言うのはナンセンスだと思うのです。
と、申しますのは、先にも触れました通り、どんな思考も、生きることが
基礎となって成立しているものなのですが、反対に、生きるということ、
殊に人として生きることは、思考なしには成り立たないものだと思われるからです。

ああ、こんな書き込みでは相も変わらず自己完結であり、ダメージ・コントロール
でありましょう。今すぐ止めます。

2429無精髭:2008/07/29(火) 21:11:12
度々の連投の程、誠に申し訳ございません。
>>2407-2410、2416-2420で私が申し上げたかったこと
(しかも直接的には言及できなかったこと)を要約致しますと、

「テキストは作者と呼ばれる特定の個人によって作られるものであり、
その事実が作者の意図といった一義的な意味形式をテキストに付与するの
であるが、そんなテキストも公共的な読解の場に晒されるという不可避な
必然的事態を通過してしまうとなると、様々な人間の言語体系(語彙とか
語感とか語法とか言っても構わない)によって再解釈されてしまう結果、
まったくオリジナルのテキストとは異なった方法で書かれたコピーテキスト
が生まれざるを得ないのである」

或いはもっと簡単に申しますと、

「どんなテキストも、作者の意図を超えて誤読される契機を己の内に有する。
だからこそ、様々な考えを持った人々にもそれは読まれ得る」
「どんな文章も、字面における規則的意味の他に、言外の意味という無限の
解釈可能性を有する」

「テキストの作者さえも、自分一人のものではない、他人たちと共有した言語
体系に支配されている。換言すれば、ある種のルールに従うことで言葉を用い
ている。しかし、正にこのことが原因で、読者がともすれば自らの誤読を別の
テキストとして示すのは、自分たちとは異質のルールに従っている為である
という見方が困難になる。何故なら、このテキストは自分が一から書き上げた
ものだ、という信念があるからである。だが、創作行為も、ある種の先行テキスト
の読解という他者との繋がりなしには、生まれ得ない。云々。

※そもそもこういった信念・見方こそが「誤読」という認識を生む。実際に、
完全なる誤読などと言うのは存在しない。「誤読」とは異なった言語体系・
言語規則間の不一致を指すのであって、それぞれの体系の中では、そこでの
ルールに則った正確な読みが行われている。」

上のような考えがありましたので、誤読の必然性を説くことで多少なりとも、
作者の考える自らの文章における真の意味とやらを相対化して見たかった訳
なのですが。力量不足で、変な方向にばかり話を持って行ってしまいました。

・・・それはともかくと致しまして、>>2426を読んで今更ながら、
私って、全然冗談の通じない人間なんだと気が付きました(苦笑)。

2430無精髭:2008/07/29(火) 21:29:42
文章を読んだり書いたりすることには、馬鹿にならない時間とコストが
掛かる訳だから、それを他人に対して余計に強いるようなことは避けなければ
ならない。限度を超えた長文や訳の分からぬ御託を書くことなどが、それだ。
決まりきった言い訳も、不必要に文章を長くする要因の一つである。

2431Ken:2008/07/30(水) 05:20:36
まあ、あんまりくよくよ悩む必要はないんじゃないですかね。長い投稿がうざったい
人は読み飛ばすだけですし(私が髭さんの文章を読み飛ばしているという意味ではないです)。
私からのアドバイスは、自分にも当てはまるのですが、長ったらしい文章は読まれない
おそれが高くなるので、文章はできるだけ簡潔なほうがいいと思います。

話の腰を折っちゃいますけど、こういう掲示板に投稿するのに文才は必要ないんじゃ
ないですかね。むしろ癖がなく、過不足なく本人の主張を伝えていて、誰でも
理解できるような文章が理想だと思います。作家で生きていく人なんて一握りなわけで
その一方で社会人になってから文章を書く必要がある人は多いわけで、学校では
実用的な作文法を教えるべきだと思いますね。

2432Ken:2008/07/30(水) 05:36:55
ここの掲示板にはほとんどルールがないわけで、誰でも書きたいことを書きたいように
書き込めばよいと思いますけどね、公序良俗に反しない限り。議論するもよし、
一言書きなぐるもよし。

私が言いたいのは、自分の書き込む権利を尊重してほしいのだったら、他人が
書き込む権利をまず尊重しなければならないということですね。髭さんがかんさいさんと
ちゃぼさんの書き込みを引用しているので俎上に載せますけど、かんさいさんの
断片的な主張というのは一向に構わないのですが、その後魚雷氏が怒って断筆
宣言かましたら(自分から書き込む権利を放棄するのもどうかと思うのですが)
いなくなって清々したとか書いてたでしょう。あれはいかんなあと。

ちゃぼさんが言ってるのは「俺はお前を批判するが、お前が俺の批判をすることは
許さない」というジャイアニズムであって、それはちょっと無茶な要求です。
同意だけを求めて投稿する気持ちはわからんでもないですが、他人が自分と同じ
考え方をするとは限らない、というのが大前提なわけであって、掲示板という
双方向のやり取りを前提にした場に自分の意見を書き込めば批判にさらされるのは
至極当然なことであって、そういう批判が我慢ならない、自分の批判に対して
あまりにもナイーブな反応の示す人が多いのもどうにかならんかなあと。

一方で、Kenとやり取りするのは億劫だ、長文で再反論するのは苦手だし時間も
ないという人もいるでしょうし、私のほうでも意識せずに誰かの投稿を排除している
可能性は一応自覚しているのですが。

2433Ken:2008/07/30(水) 05:55:37
言語相対性仮説という言葉が出たので一つ二つ私の好きなエピソードを。

日本語は(特に表記法が)非論理的な言語で、そのせいで日本人は非論理的な
思考をしがちだ、という難癖は昔からあります。敗戦直後、太平洋戦争の敗因は
日本語にあるなんてことを主張する知識人がマジでいて、志賀直哉なんかは日本語を
排してフランス語を採用せよ、なんて主張してますね。

それで、この言語相対性仮説というのは勿体ぶった人種差別につながることも
多くて(要するに「日本人は日本語を使うからバカ、米国人は英語を使うから
天才!」みたいな)、米国の心理学者の中には自分の大学の英語が母語の学生と
アジア系の学生に論理学の命題を与えて米国人学生のほうが成績がよいことをもって
言語相対性仮説が実証的に証明された!なんて主張する輩が現れるわけです。
しかし、こんなのは日本と中国の学者が黙ってるわけなくて、この研究の手続き的な
欠陥(英語の学生は理系で、アジア系は両方が混ざっていた。もちろん倫理学的な
命題は理系のほうが得意)を突き止めて、きっちり反駁してます。
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~takano/j/j-prof.html#3-1-2

それとは逆の、日本語を使う日本人は世界の中でも特殊な民族!という主張もあって
こちらは日本人の中で大変人気で書店に行くと日本人論の本が平積みになってたり
しますけど、こっちはやっぱり英米では大変不評で、WikipediaではNihonjinronなんて
いう項目で叩かれています。

2434無精髭:2008/07/30(水) 20:13:01
今回のことには何の関係もありませんが、過去ログを読んでいると、
議論におけるKenさん(私のことを「髭」と呼ばれていらっしゃるので、
親しみを込めてこう呼ばせて戴きます。)のタフネスさには、いつも
頭が下がる思いが致します。私自身、掲示板の書き込みで感情的になることは
あまりないのですが、相手さんの反応とか匿名さんの煽りなんかで滅入ることは、
よくあります。精神的に弱い所があるのでしょう。とても議論向きの性格では
ないなぁ、と思います。連続の長文投稿とか、断定を避けた・くどい言い回しなど、
はっきり申して、批判とも呼べぬ暴言や揚げ足取り、及び煽りに対する私なりの
一種の防御策ですよ。昨今、何かと取り沙汰される「間違った日本語」とやらで、
珍妙奇天烈な「敬語」を駆使しておるのも、それが一種のコミュニケーション上の
武器となり得るからです(日本の哲学者だか作家だかが言っていました。その理由は
忘れてしまいましたが、私にも実感として「成程ね」と思えます)。ですから、
私は、ネットでは猫を被っているだけで、実生活では粗野で乱暴な性格なのかも知れません
(この点は自覚がないです。まぁ、実生活と言っても、仕事とプライベートの違いはあるので、
その点の区別というか、態度の使い分けはちょっとありますけれども)。

2435人間魚雷:2008/07/30(水) 20:21:40
>>その後魚雷氏が怒って断筆宣言かましたら
>>(自分から書き込む権利を放棄するのもどうかと思うのですが)

私は怒ったわけではありませんよ。
かんさいさんとのやりとりに意味が無いと思ったので逃げました。(笑
紫煙狼さんにまでトバッチリがいきましたし。
あれ以上続けても荒れるだけではなかったでしょうか。
論破できないから退散したみたいなことを言われましたけど、
なんですか、論破って?本末転倒ですね。
以前にもどこかで書いた記憶がありますが、
私は誰も論破するつもりはないし、
誰からも論破されませんよ。
それに私は断筆宣言はしていません。
別スレを立てて、言いたいことは言いましたから。


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