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雑談&連絡スレッド

2407無精髭:2008/07/23(水) 22:58:13
元の筆不精に戻ってしまったようで、書きかけの文章に手を加える事が
億劫で億劫で仕方ありません(苦笑)。

>>2406
う〜ん。文章が短ければ短い程好いというのは、ある面において真実です。
同じ内容の長文と短文、読み手にとって親切なのはどちらかと問われれば、おそらく
誰でも後者と答えたくなりましょうから。但し、ある考えとか主張の基とされる文章が、
実は長文から成り立っていて、それを単に簡約するとなれば、その原型である長文に
記された思考過程を伝える事は、どうしても犠牲にしなければならないと思われますので、
書き手からすれば、苦です。

読み手が文章に対して読み易さだけを求めるのであれば、書き手として気を付ける
べきことは、自らの主張から、そう考えるに至った内的経緯(思考の必然性)を説明
することを始めから諦めて除外し、出来るだけ世の中の常識や風潮(悪く言えば社会
全体に蔓延るかの如き偏見)を斟酌して判断基準とし、それに見合った動機なり認識
なりで文章を書くことでしょう。誰もが知っているような情報、誰もが疑わないような
常識、誰もが正しいと信じているような道徳、これらは誰もが自分と同じように知り・
感じ・信じているとされているのですから、詳細は一々文章にしなくとも好いので、
どんどん省けます。決め付け口調、断言的形式ほど、時代に受けるものはないかと
思われます。そういえば、小泉純一郎元首相の国会演説のセンテンスは他の歴代の総理
大臣のそれと比べて随分と短いものだったらしく、これが国民による支持率向上に効果が
あったということを聞いた覚えがございます。所謂、ワン・フレーズ・ポリティクス(?)。

しかし、読み手が書き手の真意を汲み取る為に傾注して文章を読むのであれば、まずはその
文章が自分とは異なった思考回路や主義主張を持った人間によって書かれたものであることを
良く把握していなければなりませんから、読解という行為において、必ずや他者の考えは
自分の考えではないという事実から来る理解の困難さを身に染みて感じるであろうことは
確実です。なので、読み手としてはそうなることを前以て覚悟していなければならない
でしょう。そして書き手も同様の理由で、どんなに文章を彫琢するのに苦心しても、自分の
考えは他人にそう簡単には伝わらないということを自覚しているべきです。以上の点を
留意すれば、文章の読み易さなど、書き手とその文章がある一定以上の条件を満たしてさえ
いれば、大した問題ではありません。寧ろ、他人の文章が読み難いのは当たり前のことなの
ですから。


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