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欧州情勢・西洋事情

1とはずがたり:2014/05/26(月) 18:46:47
平沼騏一郎や福沢諭吉に限らず西洋・欧州・EUその他あの辺綜合スレである。

前スレhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/l50より欧洲ネタを独立。

歴史ネタは西洋史スレhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1165050511/l50

193チバQ:2014/11/03(月) 17:11:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141102-00000008-jij_afp-int
リトアニア、未成年者へのエナジードリンク販売を禁止 世界初か
AFP=時事 11月2日(日)11時22分配信
【AFP=時事】リトアニアで1日、未成年者(18歳未満)へのエナジードリンクの販売を禁じる法律が施行された。


 同国議会が今年5月に可決した法律に基づき、未成年者に栄養ドリンクを販売した者には400リタス(約1万6300円)以下の罰金が科される。

 リトアニアの保健省でこの問題を担当するアルマンタス・クラナウスカス(Almantas Kranauskas)氏はAFPに対し、「世界的にも画期的な展開だ。大半の国は販売しないことを推奨するにとどまっており、リトアニア以外に販売を法律で禁止した国は知らない」と語った。

 同氏によると、最近の調査でリトアニアの学齢の児童・生徒のうち、約10%が少なくとも週に1回は栄養ドリンクを飲んでいることが明らかになっている。

 こうした飲料に含まれる高濃度のタウリンやカフェインは活発性過度や依存症を引き起こす可能性があり、科学者の間では、違法薬物乱用のきっかけになり得るとの指摘もある。

 一方、栄養ドリンクの問題点は誇張されており、販売禁止は形式的な手続きを煩雑にするだけとの批判の声も上がっている。

 リトアニアの独立シンクタンク、リトアニアン・フリーマーケット・インスティチュート(Lithuanian Free Market Institute)は、「実際には存在しない問題にこうした方法で対処することは、政治にとってもビジネスにとっても時間の無駄だ。ほかの欧州連合(EU)加盟国では栄養ドリンクの消費がリトアニアよりはるかに浸透している」と主張している。

 米国医師会(American Medical Association、AMA)は昨年、子供や10代の若者へのエナジードリンクの販売禁止を呼び掛けた。サウジアラビア政府は今年3月、エナジードリンクの広告を全面的に禁止するとともに、教育・スポーツ関連および政府施設内でのエナジードリンク販売を禁じた。【翻訳編集】 AFPBB News

194チバQ:2014/11/03(月) 21:51:30
http://www.sankei.com/world/news/141103/wor1411030040-n1.html
2014.11.3 20:28

キャメロン英首相、移民制限めぐり板挟み 反発するEU 勢いづく離脱派

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 【ロンドン=内藤泰朗、ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)離脱派が勢いを増す英国で、キャメロン首相が移民政策をめぐり苦しい立場に追い込まれつつある。首相は国内世論を受けて移民流入を制限することを検討中だが、EUは欧州統合の基本原則に反すると反発する。英国残留に尽力するドイツも“見切り”をつけかねないと報じられ、板挟みのキャメロン氏は難しい対応を迫られている。

 3日付の独誌シュピーゲルは、キャメロン氏がEU加盟国からの移民に対する流入制限を目指すようなら、メルケル独首相は英国をEUに引き留める努力をやめる考えだと報道。その方針は10月下旬のEU首脳会議の際、キャメロン氏との会談で伝えたという。

 メルケル氏は、「統合推進派」のユンケル新欧州委員長の選出にキャメロン氏が反対した際、衝突はしてもその懸念には理解を示すなど、英国のEU残留に努めてきた。それだけに「初めて英国のEU離脱もあり得るとみなした」(同誌)との報道は異例だ。

 英国では反EU、反移民を掲げる英国独立党が勢いを増している。来年5月に総選挙を控え、最大野党の労働党も選挙公約に移民削減を盛り込む方針に転換。この流れに押される形で、キャメロン氏も20日の下院補欠選の結果をみた上で、英国の移民政策について演説する考えを表明した。

 対策として浮上したのは、加盟国からの技能の低い移民の流入を制限する内容。だが、EUの重要な基本原則で、加盟国の国民が域内で自由に仕事が探せる「移動の自由」に抵触しかねず、バローゾ前欧州委員長は強い懸念を表明。独側も「後戻りができない」状況になるとの認識とされ、メルケル氏の警告には一線を越えないよう促す狙いがあったともみられる。

 英紙タイムズ(電子版)はキャメロン氏はメルケル氏の懸念を受け、政策変更を検討しているとも報道。ただ、「自由な人の往来を妨げれば、経済発展が止まる」「EU離脱でも移民問題はなくならない」といった意見も根強く、首相は苦境に立たされている。

195チバQ:2014/11/06(木) 22:07:23
http://mainichi.jp/select/news/20141107k0000m030023000c.html
イタリア:地方からじわり同性婚認知の動き 政府動かす
毎日新聞 2014年11月06日 18時27分(最終更新 11月06日 21時10分)
 【ローマ福島良典】キリスト教カトリックの影響が強く、同性婚を認めていないイタリアで、外国で挙式した同性愛者の婚姻届を地方自治体が受理するケースが相次ぎ、波紋を広げている。「地方の反乱」を前にレンツィ首相は同性カップルを公的に認める法律を整備する意向を表明し、ベルルスコーニ元首相も同調。保守的な風土のイタリアでも、欧米で進む同性婚認知の動きに追随せざるを得なくなっている形だ。

 イタリア北部トリノ在住の男性同性愛者、フェデリコ・ノバロさん(50)は昨春、約10年間にわたり共同生活を送ってきたステファノ・オリバリさん(31)と、同性婚が認められている米ニューヨークで挙式した。「異性間の結婚しか認めていないイタリア政府に圧力をかけたいと思った」と当時を振り返る。

 近隣欧州諸国や米国の一部州が近年、同性婚容認にかじを切る中、イタリアでは依然、同性婚は認められていない。だが、北部ボローニャや中部グロッセート、南部ナポリなどの自治体が最近、外国で挙式した同性カップルの届け出を受理する方針を相次いで決定。首都ローマのマリーノ市長も10月18日、ベルギーやスペインなどで挙式した同性カップル16組を市役所に招き、登録する式典を開いた。

 市長らによる同性カップル認知の動きを受け、敬虔(けいけん)なカトリック教徒のアルファノ内相は県知事に対し、管内市町村が受理した同性カップルの届け出を取り消すよう命令。だが、市長らは「同性カップルは公共の秩序を脅かしておらず、命令は受け入れられない」(マリーノ市長)、「取り消しは(人権尊重と平等を定めた)憲法に反する」(メローラ・ボローニャ市長)と徹底抗戦の構えだ。同性愛者団体も取り消し命令を「国家の干渉」と非難している。

 地方からの突き上げを受けた中道左派・民主党のレンツィ首相は、同性カップルに男女間の夫婦とほぼ同等の権利を認めるドイツにならい、来年1月にも国会で法制化の審議を開始する意向を表明。野党の中道右派「フォルツァ・イタリア」(がんばれイタリア)のベルルスコーニ元首相も法制化を支持する姿勢を示した。
 レンツィ連立政権の右派閣僚やイタリア・カトリック司教協議会は反発しているが、お膝元のカトリックの総本山バチカンでさえ、同性愛者への対応の見直しに着手している。レンツィ首相に「私は同性愛者だが、結婚したい」と訴える手紙を書いた女性同性愛者のマルティナ・ペッシーニさん(31)は「何とかすべき時だ。イタリアでも同性婚を認める法律ができてほしい」と話している。

197チバQ:2014/11/08(土) 07:13:45
http://www.sankei.com/world/news/141107/wor1411070055-n1.html
014.11.7 23:28

ブルガリアで中道右派政権発足 5年で5つ目の政権、安定運営が課題






プレブネリエフ大統領(右)から祝福されるボリソフ氏(ロイター)
 ブルガリア議会は7日、10月の選挙で第1党となった中道右派の政党「欧州発展のためのブルガリア市民」(GERB)党首のボイコ・ボリソフ元首相(55)を首相とする連立内閣を承認、新政権が発足した。ロイター通信が伝えた。同国では過去約5年で五つ目の政権。

 ブルガリアは欧州連合(EU)の最貧国で、経済改善や汚職問題の解決に向けた改革が大きな課題だ。GERBは中道右派の「改革派ブロック」と連立を組んだが、両党で議会の過半数に届いておらず、外交筋は「安定的に政権を運営し、改革を進められるかが注目点」としている。

 ボリソフ氏は「安定的成長の確保を目指す」と強調した。ただ、ブルガリアでは6日、同国第4位の銀行が免許を取り消され、近く破産手続きが始まる予定で、低迷する経済に追い打ちをかける可能性がある。(共同)

198チバQ:2014/11/08(土) 22:28:07
>>192
http://www.sankei.com/world/news/141108/wor1411080007-n1.html

2014.11.8 07:51

ベルリンの壁崩壊から9日で25年 旧東独地域、改善も残る格差 支援策は過渡期に

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(1/2ページ)

1989年11月9日、東ドイツ当局が発表した出国自由化を受けて、ベルリンの壁によじ登る東ベルリン市民ら(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】東西ドイツ分断の象徴だった「ベルリンの壁」が崩壊してから、9日で25年となる。統一を経て欧州最大の経済大国の座に就いたドイツはこの間、旧東独地域の再建という重い課題に取り組んできた。東西の格差は大きく改善したものの、なお埋めるべき溝は残る。四半世紀の努力と国の将来をめぐっては、さまざまな評価が出ている。

 「全体として喜ばしい結果だ」。連邦政府で旧東独地域を担当するグライケ全権委員は9月、復興状況の年間報告書を発表する際、東西両地域の生活状況を近づける試みは上々の進み具合だと強調した。

 報告書によると、旧東独地域の1人当たりの国内総生産(GDP)は、統一直後の91年には旧西独地域の33%にすぎなかったが、昨年には66%まで改善。収入は91年には国全体の平均の6割未満だったが、2012年には8割超となった。失業率は10・3%で旧西独地域の6%より高いものの、最悪の時期に比べて半分近くに低下した。

 壁の崩壊時、東独の人口は約1600万人。国の統一は「歴史的に例のない挑戦」(グライケ氏)だった。コール元首相は当時、楽観的な見通しも示したが、統一後には旧東独地域の経済が一段と悪化した時期もあった。再建に投じられた総額は2兆ユーロ(約285兆円)とも試算される。

 「数年以内に輝かしい光景になるという期待が正しくなかったのだ」。ドイツ経済研究所のフラツシャー所長はこの20年余の成果を前向きにとらえる。

 状況が改善されたとはいえ、経済格差は厳然として残る。旧東独でも、西部から大企業が進出した一部地域に発展が偏っているとの指摘もある。産業構造で生産性が低いことも課題で、近年は格差縮小のペースも鈍化。「今後20年でも、旧西独地域に追いつくとは思わない」(専門家)との声も聞かれる。

 インフラ整備などが劣る地域は旧西独にも現れており、メルケル首相は「経済の地域差は東西間だけではない」と言う。

199チバQ:2014/11/08(土) 22:39:23
http://mainichi.jp/select/news/20141108k0000e030173000c.html
ベルリンの壁崩壊:旧東独の少数民族ソルブ人 苦悩、今も
毎日新聞 2014年11月08日 10時36分(最終更新 11月08日 14時37分)

 【バウツェン(独東部)で篠田航一】旧東ドイツ地域に住む少数民族ソルブ人が、ベルリンの壁崩壊(1989年11月)から25年を迎えた今も、民族の伝統維持や居住環境の確保に苦慮している。ドイツ統一後、地元ザクセン州ではソルブ人の州首相が誕生するなど認知度は上がった。だが一方で、ドイツ人との同化も進み、民族固有の伝統は揺らぎつつある。

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【 キスする2人】ベルリンの壁にブレジネフとホーネッカー
壁崩壊のきっかけ「ヨーロッパ・ピクニック」を知る2人
<メルケル氏「昔は不作法」で…>独コール元首相が伝記に
崩壊祝い<チェックポイントチャーリー経由の壁ガイドツアー>
<ベルリン壁博物館にはこんなものも…>ブレジネフアパートの記念銘板を展示
 ドイツ東部バウツェン。駅や通りの名前はドイツ語とソルブ語が併記され、電車内では駅名も両言語でアナウンスされる。ソルブ人はポーランド人やチェコ人と同じ西スラブ系民族で、第二次大戦中はナチスの迫害を受けた。東独時代は権利が保護され、ソルブ人学校も国家補助を受け、今も存続している。

 社会主義体制下で旅行が制限されていた東独の消滅後、ソルブ人は移動の自由を得る一方で、移住先でソルブ語を話さなくなる状況も顕著になった。現在、在独ソルブ人6万人のうち、ソルブ語を話せるのは2万〜3万人と推計されている。

 「学校が存続しても、言葉を教える世代が減っていく状況を懸念する」。バウツェンに本部を置くソルブ民族権利擁護団体「ドモビナ」代表のダフィト・シュタトニクさん(31)は指摘する。

 後頭部を覆うスカーフや長いスカートなどの民族衣装も「祭りの日に着るだけで、壁崩壊後はほとんど西側のファッションになった」(50代女性)。

 一方、壁崩壊前から変わらないのが「強制移住」問題だ。旧東独地域は現在も褐炭(低品質の石炭)にエネルギー源を依存するが、その採掘場確保のため、旧東独ザクセン州やブランデンブルク州ではソルブ人を含む多くの住民が立ち退きを強いられているのだ。

 ソルブ語新聞の元記者、ベアベル・フェルバーさん(57)は「両州にまたがるラウジッツ地方では今も2000人超が移住対象で、中にはソルブ人も多い。強制移住は昔の話ではない」と話す。

 だが、両州で電力供給の6割以上を担うエネルギー源の存在は無視できず、ソルブ人のティリヒ・ザクセン州首相でさえ「褐炭は必要だ」と採掘賛成の立場だ。ドモビナ事務局長のベルンハルト・ツィーシュさん(63)は、故郷を離れて暮らすユダヤ人に例えてこう話す。「ソルブ人の一部は、今もディアスポラ(離散者)だ」

200チバQ:2014/11/08(土) 22:42:45
http://mainichi.jp/select/news/20141109k0000m030080000c.html
カタルーニャ:独立是非、9日投票…政府は実施黙認の公算
毎日新聞 2014年11月08日 22時23分

 【バルセロナ(スペイン東部カタルーニャ自治州)宮川裕章】スペイン東部カタルーニャ自治州で9日に予定される、独立を問う非公式の住民投票は、州政府が直接運営に関与しないことなどを条件に、中央政府が実施を黙認する公算となった。投票結果に法的拘束力はないが、憲法裁判所が実施凍結命令を出し、州政府側が表現の自由などを侵害するとして反発していた。

 非公式住民投票は学校などで実施される予定で、既に4万1000人のボランティアが独立賛成派組織の投票運営に登録し、8日も投票の準備作業が続いている。

 中央政府はカタラ法相が6日、「自治州政府が前面に出ない限り、表現の自由は守られる」と述べるなど、投票がボランティアにより運営される限り、実施を黙認する姿勢だ。独立賛成派の諸政党も7日に協議し、ボランティアに任せる意向を表明し、正面衝突は回避される見通しとなった。

 スペイン憲法は国家を不可分と規定している。州政府は当初、投票結果に拘束力のない公式の住民投票を予定したが、中央政府の提訴を受けた憲法裁判所が実施凍結を命じた。州政府が代替案として計画した非公式投票についても憲法裁判所は凍結を命じ、表現の自由を巡り議論となっていた。

201チバQ:2014/11/08(土) 23:04:14
http://mainichi.jp/select/news/20141108k0000m030063000c.html
英国:総選挙まで半年 反EU強めるキャメロン首相
毎日新聞 2014年11月07日 20時33分(最終更新 11月08日 00時34分)
【ロンドン坂井隆之、ブリュッセル斎藤義彦】来年5月7日に予定される英総選挙を半年後に控え、キャメロン首相の反欧州連合(EU)の姿勢が鮮明になっている。野党・労働党に支持率でわずかにリードを許し、EU離脱を掲げる新興右派政党・英国独立党の勢いも増す中で、反移民感情の強い保守層の支持をつなぎとめるのが狙いだ。首相は選挙で勝利した場合にEU加盟継続の是非を問う国民投票を実施することも公言しており、結果次第ではEU離脱が現実味を帯びそうだ。

 「ぞっとする恐ろしいやり方だ。絶対に認められない」。先月24日のEU首脳会議後の記者会見で、首相は真っ赤な顔で怒りをあらわにした。予算基準の変更に伴ってEUが英国に21億ユーロ(約3000億円)を12月1日までに追加で払うよう求めたことに、公然と拒絶してみせた。

 首相が必死なのは、党内の激しい突き上げがあるためだ。英国では2008年の金融危機以降、雇用の不安定化や福祉予算削減を背景に移民労働者への不満が高まっており、「移動の自由」を掲げるEUへの反感も強い。EU離脱を党是に掲げる独立党は15%前後まで支持率を伸ばし、労働、保守に次ぐ3番手の位置を確保。先月の下院補欠選では、保守党から独立党にくら替え出馬した候補が圧勝し、同党に初議席をもたらした。首相が弱腰姿勢を見せれば、小選挙区で労働党と接戦を繰り広げる保守党議員から「不信任」を突きつけられかねない情勢だ。

 首相は今月下旬にも、EU加盟国からの移民流入や福祉を制限する新たな措置を発表する予定。他の加盟国と交渉し、移民制限の権限を認めさせることも目指しており、交渉が不調に終わった場合は「次の任期半ば(17年)までにEU離脱の是非を問う国民投票を行う」と宣言している。

 だが、脅迫的な姿勢は他の加盟国の反発と困惑を招いている。予算の追加支払い拒否についてEUは7日の財務相会議で来年9月までの支払い延期を認めた。キャメロン首相のけんまくに押された格好だが、EU外交筋は「事情はわかるがルールは変えられない」と減額には応じない考えを示した。

 野党・労働党も低技能者の移民制限を公約に盛り込む方針で、「反EU」機運は選挙に向けてさらに高まる見込みだ。ケンブリッジ大学のアンドリュー・ギャンブル教授(政治経済学)は「与野党が支持層流出を恐れて大衆迎合姿勢を強めており、本来重要な経済政策などの論争がかすんでいる」と懸念する。

202チバQ:2014/11/08(土) 23:27:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014110702000236.html
ベルギー首都10万人デモ 衝突けが人 新政権政策に反発

2014年11月7日 夕刊


 【ブリュッセル=共同】ベルギーの首都ブリュッセルで六日、ミシェル新政権の政策に反対するデモが労組の呼び掛けで行われ、同国メディアによると、全国から十万人以上が参加、一部が警官隊と衝突した。双方合わせて少なくとも数十人のけが人が出た。
 ブリュッセルでは十万人を超すデモは過去十年以上なかった。
 十月に発足したリベラル派と中道右派による新連立政権は、老齢年金の受給年齢を引き上げる一方、公共サービス予算や企業の社会保険負担を削減する方針を示し、労組が反発している。
 国内各地から組合員らが参加したデモは大部分が平穏に行われた一方、一部は駐車されていた車に火を付けたり、投石したりし、警官隊が催涙ガスや放水で応じた。

203チバQ:2014/11/08(土) 23:45:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141108-00000026-jij_afp-int
東西ドイツの国境通った村、「リトル・ベルリン」も壁崩壊から25年
AFP=時事 11月8日(土)19時28分配信

東西ドイツの国境通った村、「リトル・ベルリン」も壁崩壊から25年
ドイツ南部のメドラロイトに保存されている監視塔と、有刺鉄線(2009年11月9日撮影)。
【AFP=時事】1989年のドイツ。何十年にもわたって地区を分断してきた壁が取り払われ、人々は最愛の家族や恋人と抱擁を交わした。しかしここはベルリン(Berlin)ではない。冷戦時代のドイツ分断の象徴であるベルリンと同様に、東西ドイツの国境が通っていた人口50人ほどの小さな村、メドラロイト(Moedlareuth)も壁崩壊から25年の節目を迎える。

 メドラロイトは当時、ドイツ南部バイエルン(Bayern)州とチューリンゲン(Thuringia)州との境に位置しており、地理的な要因から、19世紀以降、数奇な運命をたどってきた。1つのコミュニティーとして学校や消防署、宿屋を共有し、祝日を共に祝うが、行政上は異なる州に属し、郵便番号や市外局番も異なる。さらに、こんにちはの挨拶の仕方も違って、チューリンゲン側では「グーテン・ターク」、バイエルン側では「グリュース・ゴット」と言う。

 1949年にドイツ連邦共和国(旧西ドイツ)、ドイツ民主共和国(旧東ドイツ)が建国され、ドイツが分断された。国境が通るメドラロイトでは、村の中央を流れる小川が物理的、政治的な境界線となった。

 分断されてから最初の頃は、メドラロイトの人々はそれぞれの地区を行き来することを許されていた。だが、1952年に、東ドイツ当局によって板塀が設置され、66年にはベルリンの壁と似た高さ3メートルのコンクリートの壁が建設された。壁付近には監視塔が置かれ、昼夜を問わず監視の目が光っていた。これが当時、「リトル・ベルリン」と呼ばれたゆえんだ。

 村の西側で農業を営んでいたカリン・マーグナー(Karin Mergner)さんは「最初は、壁の向こう側に呼び掛けてみたけれど、反応がなかった。後になってから、あちらでは手を振り返すことさえ許されないと知った」と当時を振り返る。

 村の西側の人々は厳しい制約がありながらも、東側を訪れることを許可されていた。マーグナーさんによれば、わずか数ブロック先の東側地区へ行くのに車で2時間もかけて国境を越え、警察当局の数々の検問に耐えなければならなかったという。

 1989年11月9日、ベルリンの壁崩壊の様子をテレビで観たマーグナーさんは、同じことが間もなくこの村でも起こると期待を膨らませたが、それまで数週間は待たなければいけなかった。4週間後、ついにメドラロイトの壁も取り払われた。

 現在60代のマーグナーさんは、「壁がなくなる日をこの目で見られるとは、想像もしなかった」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

204チバQ:2014/11/10(月) 00:14:36
http://www.sankei.com/world/news/141109/wor1411090028-n1.html
2014.11.9 18:18

カタルーニャが「投票」強行 命令無視で独立問う





 スペイン北東部カタルーニャ自治州は9日、分離・独立の是非を問う「投票」を行った。自治州政府は「民意調査」と位置づけるが、中央政府の訴えを受けた憲法裁判所が差し止めを命令している中での強行実施となった。

 ただ、実際に投票するのは独立賛成派の人のみとみられ、示威行動の意味合いが強い。自治州政府は投票者数を増やし中央政府への圧力としたい狙いで、関係が悪化するのは必至だ。

 自治州政府は投票に必要な作業は約4万人のボランティアに委ねるとし、中央政府に一定の配慮も示している。有権者は約540万人で、自治州政府関係者は約200万人の投票を見込んでいる。約1300の投票所が設置された。

 自治州政府は当初、正式な住民投票実施を掲げたが、9月下旬に憲法裁が差し止めた。(共同)

205チバQ:2014/11/10(月) 21:44:23
http://mainichi.jp/select/news/20141111k0000m030054000c.html
カタルーニャ:独立賛成8割 反対派大半は投票せず
毎日新聞 2014年11月10日 20時07分

 【バルセロナ(スペイン東部カタルーニャ自治州)宮川裕章】スペイン東部カタルーニャ自治州で9日、独立を問う非公式の住民投票が実施され、独立賛成が約80%を占めた。反対派の大半は投票しなかったとみられる。マス州知事は公式の住民投票実施に向け中央政府と交渉する意向を表明するとともに、2016年の州議会選を前倒しし、中央政府に圧力をかける考えも示唆した。

 有権者は通常の18歳より低い16歳以上の約540万人。州政府によると、投票者数は推定225万人。開票率約97%で独立賛成は約180万票、反対は約33万票だった。マス知事は会見で、中央政府の提訴で憲法裁判所が投票実施の凍結命令を出した経緯などを念頭に、「困難な状況の中、完全な成功だ」と述べた。だが、有権者の半数以上が投票せず、賛成票は12年の州議会選で独立賛成派4党が獲得した計210万票に及ばなかった。

 マス知事は選挙結果が「カタルーニャ州民の中央政府への意思表示となった」と強調。州議会選の前倒し実施で再び民意を問うことも、「一つの手段だ」と語った。ただ、州議会の独立賛成派諸政党の間で意見が割れており、「議会内の調整が必要だ」とも述べた。

 投票所での毎日新聞の取材では、複数の有権者が「今回は法的拘束力のない投票で、結果が実際の独立に直結しないから、独立に賛成した」との趣旨の回答をし、自治権拡大が最終目標の有権者も多いとみられる。

 カタルーニャ自治州は独自の言語、文化を持ち、08年以来の経済危機の中、国税が国から受ける恩恵を上回るとの不満が高まった。スペイン憲法は国家を不可分と規定、州単位での住民投票は認めていない。

206チバQ:2014/11/11(火) 22:08:24
http://www.sankei.com/world/news/141108/wor1411080017-n1.html
2014.11.8 09:20
【分断を超えて ベルリンの壁崩壊25年】
(上)「ドイツの世紀」、相応の貢献求める世界

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 「ドイツ統一は旧東独の平和なデモなしには考えられない」

 統一記念日の10月3日、ドイツ中部ハノーバー。メルケル首相は、自由化要求デモ(1989年)で「ベルリンの壁」の崩壊をもたらした旧東独の国民に謝意を示した。

 壁の崩壊から約1年をへて実現した統一の後、長い経済不振に陥ったドイツは「欧州の病人」とも称されたが、2000年代後半の構造改革を経て息を吹き返した。欧州連合(EU)域内の経済が落ち込む中、安定ぶりが際立ち、影響力が突出した感がある。

 
W杯優勝との共通点

 ドイツの「強さ」を象徴するかのような出来事が今年7月にあった。24年ぶりで統一後では初となるサッカーW杯ブラジル大会での優勝だ。低迷した独サッカー界が長年取り組んだ強化策の成果だが、欧米メディアは戦後に復興を果たし、統一後の苦境の克服が進むドイツという国家と重ね合わせ、その特徴を探った。

 主に指摘されたのは、(1)問題点を特定・分析する緻密さ(2)一時しのぎではなく長期的視野で解決策を考える(3)組織などで合意を重視するマネジメント(4)社会的連帯感の強さ−などだ。仏紙ラクロワは、サッカーの独代表は国家復興の主因と「同じ資質」を示したとし、米誌ニューズウィークは「ドイツの世紀の始まりかもしれない」と伝えた。

 壁の崩壊後、サッチャー元英首相はドイツが再び国力を増すことを懸念し、統一に反対した。欧州の通貨・経済統合への参加などを条件に統一を認めたミッテラン元仏大統領もまた、当初は「ナチスよりも領土を広げるかもしれない」と漏らしていた。

 現実はどうなったか。シンクタンク「欧州外交評議会」のドイツ人専門家、ヨゼフ・ヤニング氏は、英仏などはドイツが軍事や経済の面で力を蓄え、EUや北大西洋条約機構(NATO)から離れて独自の道を進むことを恐れていたとし、「その点では外れた」と指摘。これらの組織はドイツの繁栄に必要な政治秩序だったと説明した。

 
紛争関与に慎重

「欧州の盟主」と称されるようになったドイツには新たな課題もある。たとえば、軍事分野も含め、国力に応じた貢献を求める国際社会への対応だ。

 11年のリビア空爆に同調せず、批判を受けたドイツは今年、方針を大きく転換。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に対抗するため、イラクのクルド人部隊支援に踏み切った。国内では反対意見が強く、最近の世論調査でも、連邦軍が海外紛争への関与を深めることを支持するのは約3割にとどまる。

 20世紀に2回、欧州に戦禍をもたらした歴史から、国内には武力行使への抵抗感が根強く残る。ヤニング氏は、歴史的に敵対国を周辺に抱えてきたドイツが、冷戦終結後には友好国に取り囲まれるという環境の変化で、国民の内向き志向が強まったとみる。

 こうしたドイツの現状について、パリ政治学院のクリスチャン・ルケーン教授(欧州政治学)は「フランスは(国際社会への)積極関与を歓迎しているのに、ドイツに変化の用意ができていない」と指摘する。

     


 「ベルリンの壁」の崩壊から9日で四半世紀。ドイツを取り巻く現状と課題を探る。

207チバQ:2014/11/12(水) 20:55:06

http://www.sankei.com/world/news/141111/wor1411110046-n1.html
2014.11.11 10:08
【分断を超えて ベルリンの壁崩壊25年】
(下)東欧の壮大な実験 自由・民主主義、なお模索

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 「民主主義への道のりはさまざまだが、われわれには強い絆がある」

 こう訴えるガウク独大統領の傍らにはポーランドとチェコ、スロバキア、ハンガリーの大統領がいた。10月9日、ドイツ東部ライプチヒ。4人は「ベルリンの壁」崩壊を後押しした25年前の大規模デモを振り返る式典に駆けつけたのだ。

 1989年、東欧で共産党独裁体制が次々と倒れ、冷戦が終結した。ガウク氏が述べた「絆」という言葉に、5カ国がその流れを作り出したという自負がのぞく。スロバキアのキスカ大統領は、「暗黒時代を生き抜いた私たちが、民主主義と自由の存続に努めなければならない」と応じた。

「世界最速ペース」

 ポーランドなど東欧の8カ国が2004年に欧州連合(EU)に加盟し、その後も3カ国が続いた。西欧への近さと安い労働力が海外から投資を呼び込み、東欧はめざましい発展をとげた。

 米シンクタンク、マッキンゼー・グローバル・インスティテュートによると、バルト三国を除く東欧の現加盟8カ国は2000〜08年、年平均で4・6%の経済成長率を記録。「世界最速ペース」だった。1人当たりの国内総生産(GDP)は1995年にはEU平均の38%にすぎなかったが、2011年には54%まで伸びた。

 今年8月、次期EU大統領にポーランドのトゥスク前首相が選ばれた。東欧地域からは初めての選出で、強まる存在感を示す象徴的な出来事となった。

報道への圧力続く

 とはいえ、自由と民主主義を目指す東欧諸国の歩みは順調とばかりはいえない。ポーランド同様、EU加盟から今年で10年となるハンガリーの首都ブダペストでは10月下旬、大規模なデモが起きた。インターネット回線の使用に課税しようとした中道右派のオルバン政権に対し、「政府批判の封じ込めだ」などとして抗議したのだ。

 オルバン首相は10年の就任後、議会で3分の2を超える勢力を背景に新憲法制定などを行ったが、EUは「司法の権限や報道の自由の制限につながりかねない」と、その政策の一部を批判してきた。ネット課税は棚上げされたが、最近は海外から資金を受ける非政府組織(NGO)の監査を行うと表明し、資金提供国の反発を招いた。

 ハンガリーは多くの東欧諸国のように、08年にリーマン・ショックによる経済危機に陥った。オルバン氏は中露など引き合いに、「自由民主主義国家が競争力を維持できるわけでない」と述べ、物議を醸している。

 欧州最貧国のブルガリアとルーマニアでは、汚職の蔓延(まんえん)に歯止めがかからない。EUは今年初め、両国とも取り組みが不十分で、国民の政治への信頼を揺るがしていると警告した。ブルガリアでは、5割近くのジャーナリストが政治家の圧力を受けているとの報告がある。

 これらの国について「民主主義が衰退している」と懸念する声もあれば、「過去25年で前進はしている。時間を与えるべきだ」とする専門家もいる。自由と民主主義を広めることで安定と繁栄を築くという欧州統合の「壮大な実験」の下で、東欧の模索が続く。



 この連載は宮下日出男(ベルリン)が担当しました。

208チバQ:2014/11/12(水) 20:55:51
http://www.sankei.com/world/news/141111/wor1411110051-n1.html
2014.11.11 21:59
【ベルリンの壁崩壊25年】
旧東独にくすぶる不満 左派党の州首相誕生か 反ユーロ党が初議席

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7日、ベルリンの壁崩壊25周年を記念したドイツ連邦議会の式典で演説する左派党のギジ議員団長。旧東独地域で左派党出身の州首相誕生の可能性が強まっている(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】東西ドイツ統合前、旧東独に属していたテューリンゲン州で、かつての支配政党の流れをくむ「左派党」出身の州首相が誕生する可能性が強まっている。同州など旧東独3州では8〜9月、ユーロ圏の財政・経済政策に批判的な新興政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が州議会で議席を初めて獲得した。「ベルリンの壁」崩壊から25年が過ぎても東西の格差が解消しきれない中、旧東独住民の不満が示された形だ。

 「住民の決定は尊重するが、旧東独で生きてきた者にとって、受け入れるのは難しい」。旧東独出身のガウク大統領は最近、テューリンゲン州で左派党から州首相が選出される可能性についてこのように言及し、物議を醸した。

 同州では統一以来、メルケル首相の中道右派「キリスト教民主同盟」が州首相ポストを独占。9月の州議会選挙でも勝利したが過半数には届かず、第2勢力の左派党が、これまで同盟と連立していた中道左派の「社会民主党」や「90年連合・緑の党」と連立政権樹立に向けた交渉に入った。

 左派党は旧東独の社会主義統一党を引き継ぐ政党に社民党を離れた左派が加わり、2007年に結成。統一後、国民の痛みを伴う構造改革が進められてきたこともあり、「社会的公正」を重視する同党は特に旧東独地域で浸透。州レベルで政権にも参加してきた。

 ガウク氏はかつての独裁体制の記憶から、左派党から州トップが選出されることに抵抗感があったとみられる。しかし、緑の党は「大統領は政治的に中立でなければならない」と反発。社民党は左派党について、「壁の崩壊から25年が過ぎ、州政府の責任を担う政党として受け入れるべきときだ」とも強調する。

 旧東独地域では8〜9月、テューリンゲンのほかブランデンブルク、ザクセン両州でも州議会選が行われ、AfDは3州で10%前後を得票し、議席を初めて獲得。昨秋の連邦議会選では議席を得られなかったが、5月の欧州連合(EU)欧州議会選での議席初獲得に続く躍進となった。

 AfDは今回、ユーロ圏の経済政策を批判するだけでなく、移民増加や治安などへの対策も訴え、保守派から左派まで幅広い支持を得た。専門家は「有権者の不安にうまく訴えた」と指摘し、独メディアも「既存の政治家への信頼が低下している」(独誌フォーカス)と報じている。

209チバQ:2014/11/12(水) 21:07:09
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014111200780
EU加盟は論外=大陸欧州との違い強調−アイスランド外相



記者会見するアイスランドのスベインソン外相=12日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ
 アイスランドのスベインソン外相は12日、東京都内の日本記者クラブで会見し、2011年に始まった欧州連合(EU)との加盟交渉について「今のEUに加盟するのは全く論外だと思っている」と断言、これ以上話し合いを進める考えはないことを強調した。
 13年の総選挙で誕生したグンラウグソン現政権はEU加盟に反対で、世論調査でも半数近い支持を得ているが、加盟交渉中止の是非を国民投票で問うよう求める意見も強い。
 加盟反対の理由について外相は「欧州と北米の中間の大西洋に位置するアイスランドは、北米とも良好な関係を保ってきた」と大陸欧州との違いを指摘。EU非加盟でも北大西洋条約機構(NATO)に加盟しており防衛面で問題はなく、08年の金融危機で大打撃を受けたアイスランド経済は「現在、欧州有数の成長率を誇っている」と主張し、経済面でも問題はないと訴えた。(2014/11/12-18:50)

210チバQ:2014/11/15(土) 09:56:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014111400951
与党党首にスタージョン氏=スコットランド



英スコットランド自治政府の与党、スコットランド民族党(SNP)の新党首に選出されたスタージョン氏=9月11日、エディンバラ(AFP=時事)
 【ロンドン時事】英国のスコットランド自治政府の与党、スコットランド民族党(SNP)は14日、パースで開催した年次党大会で、独立の是非を問う9月の住民投票後に辞任を表明したサモンド党首(自治政府首相)の後任に、唯一立候補したスタージョン副党首(44)を選出した。今後、SNPが過半数を握るスコットランド議会で自治政府首相に指名される。
 スタージョン氏は2004年に副党首となり、サモンド氏と共に独立運動を率いてきた。住民投票で独立は否決されたものの、SNPの人気は上昇、党員数が投票前の3倍を超える8万4000人に達した。最近の世論調査では、来年5月の英総選挙でも議席数を現在の6から大幅に伸ばすと予想されている。(2014/11/14-20:35)

211チバQ:2014/11/17(月) 19:54:12
>>190
http://www.afpbb.com/articles/-/3031952
ルーマニア大統領選、首相がまさかの敗北
2014年11月17日 14:02 発信地:ブカレスト/ルーマニア
【11月17日 AFP】ルーマニアの大統領選の決選投票が16日、実施され、中道右派で、中部シビウ(Sibiu)市長のクラウス・ヨハニス(Klaus Iohannis)氏が勝利宣言を行った。一方、当選が確実とみられていたビクトル・ポンタ(Victor Ponta)首相は敗北を認めた。

 公式な選挙結果は17日朝まで判明しないが、早い段階での出口調査では3か所の投票所でヨハニス氏が若干リードし、2か所ではポンタ氏が優勢だった。しかし世論調査員によると、開票が進むにしたがって両者の差は広がって行ったという。

 11月2日に実施された第1回投票の得票率は、ポンタ氏が40%だったのに対し、ヨハニス氏は30%だった。ただ在外投票での得票率は、ヨハニス氏が46%だったのに対し、ポンタ氏は16%だった。

 今回の決選投票では、投票所に足を運んだ有権者の人数が過去最高を記録し、当局によると投票率は62%を超えた。複数の専門家は、決選投票での高い投票率によって、ヨハニス氏優勢に傾いた可能性があると指摘している。

 ポンタ氏の主な支持基盤は、絶大な影響力を持つルーマニア正教会の他、同氏の所属政党を伝統的に支持している農村部の人々や中小企業の従業員、高齢者などで、これまでおおむね安定した経済成長に期待感を持つことができていた。

 しかし、2014年の第2四半期に景気が後退。それでも政府は、今年の経済成長率を2.2%と予想している。(c)AFP/Mihaela RODINA

212チバQ:2014/11/17(月) 20:00:09
http://mainichi.jp/select/news/20141117k0000e030199000c.html
ルーマニア大統領選:中道右派の市長が小差で勝利へ
毎日新聞 2014年11月17日 13時11分

 【ウィーン坂口裕彦】ルーマニアのバセスク大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が16日、実施された。ロイター通信などによると、選挙前の予想を覆し、中道右派で中部シビウ市長のクラウス・ヨハニス氏(55)が、第1回投票で首位だった中道左派のビクトル・ポンタ首相(42)に小差で勝利する見通しになった。

 ヨハニス氏は選挙戦で司法の独立や経済再生を訴えていた。ポンタ氏は同日深夜に「敗北宣言」したが、首相を辞任しない意向も表明した。

 ポンタ氏は緊縮財政を掲げたバセスク大統領の罷免を求める国民投票を展開するなど、同大統領と対立していた。ヨハニス、ポンタ両氏が協調できなければ、政治的な混乱がさらに続くことになる。

 ルーマニアは欧州連合(EU)の最貧国の一つで、経済再生やまん延する汚職対策が大きな課題となっている。

213チバQ:2014/11/17(月) 22:03:13
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/141117/mcb1411170500011-n1.htm
英、支持集める反EU政党 下院補選、保守党と激しい攻防展開 (1/2ページ)
2014.11.17 05:00
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英独立党(UKIP)に移籍したマーク・レックレス氏の演説を聞く有権者ら=4日、英ロチェスター(GettyImages)
英独立党(UKIP)に移籍したマーク・レックレス氏の演説を聞く有権者ら=4日、英ロチェスター(GettyImages)【拡大】
 英国では反欧州連合(EU)を掲げる英独立党(UKIP)が、2大政党に不満を持つ人々から支持を集めている。危機感を募らせるキャメロン首相率いる保守党は、20日に実施されるロチェスター・アンド・ストルード選挙区での補欠選挙を前に、激しい選挙戦を展開している。

 イングランド南東部のフー半島に住むビル・エイルズベリーさん(69)は、住まいのあるトレーラーパークからの景色があまり好きではない。

 今は稼働していないグレイン火力発電所の煙突が景色の大半を占めるからではない。その景色が、EUの規制によって同発電所が真っ先に閉鎖され、外国人労働者がその取り壊しに従事していることを思いださせるからだ。「24歳の息子は週2〜3日しか仕事がない。外国人が働きに来ているからだ」と話した。

 主要政党に不満を抱くエイルズベリーさんはここ数十年、労働党に投票していない。20日の補欠選挙でもUKIPに投票するつもりだ。

 補欠選挙は、保守党を離党しUKIPに移籍したマーク・レックレス氏が、移籍の信を問うために下院議員を辞職したために実施される。保守党は、2010年の総選挙で獲得したこの選挙区の議席を維持しようと選挙戦を展開している。だが見通しは厳しい。最新の世論調査によると、レックレス氏の予想得票率は48%。一方、保守党候補の地元ビジネスウーマン、ケリー・トルハースト氏はレックレス氏を15ポイント下回っている。

 UKIPは、外国人労働者に対する恨みと現代の世界への不安を利用し、風力発電や同性婚といった革新的な事柄を喜ばない疎外感を持った人々が住む地域で支持基盤を築いた。

 ユーガブの世論調査担当者、アンソニー・ウェルズ氏は「UKIPの強力な支持者は傾向的に、鉄道の終点の町や海辺の町、取り残された町に住み、労働者階級に属する年配の男性が多い。こうした地域では、彼らにとっての最良が多くの点で時代遅れになっている」と分析した。

 保守党が補欠選挙運動で苦戦するなら、労働党の状況はさらに悪くなるかもしれない。労働党は10年まで、同選挙区で議席を維持してきたが、10月下旬に実施されたサーベーションの世論調査では、支持率はわずか16%だった。

 労働党はロチェスターでは、サッチャー元首相(保守党)のことを嫌っている人の支持でさえ、UKIPに奪われている。サッチャー氏はUKIP支持者の多くから崇拝される存在だ。

 UKIPのパンフレットを配っていたデービッド・クルーデンさん(58)も支持政党を労働党からUKIPに変えた。「労働党は今もこれまでも何もしてこなかった。サッチャー氏はこの町を殺し、造船所を閉鎖した。工場はすべてなくなってしまった」

 エイルズベリーさんは、支持政党をUKIPに変えた一つの理由に労働党のリーダーシップの「弱さ」があると話した。労働党のミリバンド党首の支持率は今月、最低を更新している。(ブルームバーグ Thomas Penny、Robert Hutton)

214チバQ:2014/11/18(火) 07:48:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014111802000150.html
「西欧並み」暮らし遠く ルーマニア 収入低く出稼ぎ絶えず

2014年11月18日 朝刊


16日夜、ブカレストで、ルーマニア革命を象徴する旗を先頭に、在外投票所の不備に抗議するデモ隊。多くは大統領選でヨハニス氏を支持していた=宮本隆彦撮影
写真
 【ブカレスト=宮本隆彦】ルーマニア大統領選の決選投票は十七日も開票作業が続き、中道右派の国民自由党党首で中部シビウ市長のクラウス・ヨハニス氏(55)が初当選を確実とした。今後は議会多数派の中道左派との協調が課題となる。
 選管による開票の中間発表で、ヨハニス氏はビクトル・ポンタ首相(42)に10ポイントの差をつけた。無党派層の投票が増えて投票率が上昇し、司法の独立など汚職対策の強化を訴えたヨハニス氏に有利に働いたとみられる。
 ルーマニアの大統領は任期五年で三選は禁止。外交と安全保障を担い、首相のほか情報機関や検察のトップの任命など大きな権限を持つ。ただ議会はポンタ氏らの中道左派が多数派を占め、ヨハニス氏は現在のバセスク大統領と同様、ねじれ状態での政権運営を強いられる。敗北が決定的となったポンタ氏は首相続投を表明したが、党首を務める社会民主党内から退陣要求が出る可能性もある。
 パリなど一部の在外投票所では施設の不備から投票ができず、怒った市民がブカレスト市内をデモ行進した。
 【ブカレスト=宮本隆彦】ルーマニアは、独裁者のチャウシェスク大統領を倒した一九八九年十二月の革命から間もなく二十五年を迎える。この間、市場経済の導入で経済規模は四・五倍になったが、出稼ぎのため国民の八人に一人が国外に住むなど生活は依然厳しい。革命時に思い描いた「西欧並み」の豊かさに近づこうと、十六日の大統領選で国民は、汚職根絶を掲げたドイツ系のヨハニス氏を新リーダーに選んだ。
 ルーマニアは二〇〇七年に欧州連合(EU)加盟を果たしたが、一人当たりの国内総生産(GDP)は一三年でEU平均の半分。月の平均賃金は千五百レイ(約四万九千円)にとどまり、より良い稼ぎを求めて国外への出稼ぎが絶えない。
 中部ブラショフ県で暮らすコンスタンティン・ポペースクさん(47)は〇五年と〇九年の二回、フランスで配管工事などに携わった。今は地元の工場に勤めているが「自国でまともな給料がもらえるなら出稼ぎなんてしない」と話す。
 国家雇用庁の推計では、国外のルーマニア人は人口の12%に当たる三百万人。「革命直後と、EUとの間でビザが撤廃された〇五年ごろの二回、出国の波が起きた」(ペトル・ブラナリウ雇用庁次長)という。
 出稼ぎを減らすには国内産業を育てるしかないが、EUで最悪とされる「汚職体質」が海外企業による進出をためらわせる。
 「汚職で国の財産が盗まれるのは悲しい。ヨハニスさんが大統領になれば、まだ希望はあるのだけれども」。ブカレスト中心部の投票所を出てきた一人暮らしの元看護師の女性(73)はそう語った。選挙でヨハニス氏が汚職対策を強調したのに対し、チャウシェスク時代の政権党だった旧共産党の流れをくむ社会民主党のポンタ氏は主要な訴えに含めなかった。
 ブカレスト大のボグダン・ムルジェスク教授(51)=現代史=は根深い汚職の一因を「チャウシェスク時代の特権階級が革命後に立場を変えつつも政権や行政を担い続けたため」と説明。民主国家の旧西ドイツに吸収された旧東ドイツと異なり、旧来の行政機構を利用するしかなかったルーマニアの民主化は、ほかの東欧諸国と同様、より困難だったとの見方を示した。
<ルーマニア革命> 1965年に権力を握ったチャウシェスク大統領は、エレナ夫人とともに独裁体制を固め、対外債務返済のためとして国民に耐乏生活を強いた。89年12月、反政権デモが地方からブカレストに波及して政権は崩壊。大統領夫妻は国内の逃亡先で逮捕され、特別軍事法廷で死刑判決を受けた25日に銃殺された。大統領派の治安部隊による市街戦などで1100人の死者が出たとされ、89年の東欧革命では唯一、流血が起きた。

215チバQ:2014/11/20(木) 20:25:10
>>208とか
http://www.sankei.com/world/news/141120/wor1411200019-n1.html
2014.11.20 11:41

左派党の州首相誕生へ 独東部、90年統一後初





 ドイツ東部テューリンゲン州で19日、旧東ドイツの政権与党の流れをくむ左派党首班の州政権誕生が決まった。左派党出身者が州首相になるのは、1990年の東西ドイツ統一後初めて。

 左派党、社会民主党、90年連合・緑の党が19日、連立協定書に調印した。テューリンゲン州議会の左派党議員団長を務めるボド・ラメロウ氏が州首相に就任し、DPA通信によると、12月5日に選出される見通し。

 左派党は旧東ドイツの社会主義統一党の後身に当たる。今回の州政権連立交渉をめぐっては、左派党に対して、旧東ドイツの共産体制への反省が不十分だとして、当時民主化運動に携わっていたガウク大統領が資質を疑問視するなど論議を呼んでいた。(共同)

216チバQ:2014/11/21(金) 00:46:14
http://www.sankei.com/world/news/141121/wor1411210004-n1.html
2014.11.21 00:28

2つの“独立派”躍進…揺れる英国 スコットランドは女性リーダーで再始動

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スコットランド東部パースで演説するスコットランド民族党(SNP)のニコラ・スタージョン党首=15日(ゲッティ=共同)
 【ロンドン=内藤泰朗】来年5月に総選挙を控える英国で、2つの“独立派”政党が躍進している。英国からの独立を掲げるスコットランド民族党(SNP)は今年9月の住民投票で独立を否決されたものの、総選挙での大幅な議席増を予測する報道がある。欧州連合(EU)からの離脱を訴える英国独立党も勢いが止まらない。選挙ではともに、台風の目になりそうだ。

 ■44歳新首相、まずは格差解消アピール

 スコットランド議会は19日、14日にSNPの新党首となったニコラ・スタージョン氏(44)を行政府の新首相に選出。スコットランドは初の女性首相の下、英国からの独立に向けて再び動き始めた。同氏は就任演説で「スコットランドの住民のために全力を尽くす」と述べ、まずは社会格差を解消していく姿勢を示した。

 ロイター通信によると、スコットランドでは住民投票後、自治権の拡大を約束しながら動かない英中央政界への不信感が募り、SNPへの支持が急伸。現在は下院(650議席)で6議席しかないが、来年の総選挙ではスコットランドに割り当てられた59議席中54議席を獲得し、与党・保守党、最大野党の労働党に次ぎ、保守党と連立を組む自由民主党を抑えて第3の勢力にのし上がる可能性もあるという。

 総選挙でSNPが予測通りに躍進した場合、独立要求のトーンをあげることは確実で、「英国分裂の危機」はまだ消えてはいないとの見方が強まっている。スコットランド自治政府首相を辞任したサモンド氏は14日、最後の演説で「スコットランドは近い将来、必ずや独立国家となる」と言明した。

 ■「脱EU」派、1年で支持率2倍に

 一方、EU離脱、反移民を掲げる新興政党の英国独立党は、この1年で支持率を約2倍に伸ばしたとの世論調査もある。20日にロンドン東部のロチェスターで行われた下院補選では、議席獲得が確実視される。

 先月9日の下院補選でも、保守党からくら替えした独立党候補が南東部の選挙区で初の下院議席を獲得。自信を深めたファラージュ党首は総選挙での議席獲得目標を、一桁から倍以上の25議席に引き上げた。

 独立党の伸長で、政権もその要求を政策に取り込む動きをみせはじめた。キャメロン首相が近々発表するとされる新たな移民政策には、新規の移民制限が含まれるとみられている。

217チバQ:2014/11/25(火) 20:55:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3032067
「女子割礼は犯罪」ケニアの学校が保護者に警告
2014年11月18日 18:28 発信地:ナイロビ/ケニア
【11月18日 AFP】今学期の最終日を迎えたケニアの小学校は、女子児童の保護者らに対し「女子割礼は犯罪にあたる」として、学校が休みの期間中に割礼を行わないよう書面で厳重に警告した。

 死亡例もある危険な女子割礼には、陰核の一部の切開や切除、女性器全体の切除などがあり、ケニアでは禁止されているものの依然として一般的に行われている。ケニア検察局は、学校が長期の休みになる12月は「女子割礼(女性器切除、FGM)や幼い少女の強制結婚が多く行われる時期」だとして「深刻な懸念」を表明している。

 検察局でFGM対策部を率いるクリスティン・ナンジャラ(Christine Nanjala)氏は、女子児童の保護者や医療関係者らに宛てた書簡の中で、FGMや未成年者の結婚が一般的に行われている地域社会を当局は監視しており「これらに関与した全員に対し、法的措置を講じる」と警告した。

 ケニアでは2011年にFGMが非合法化され、処置を行った医師には最低3年の禁固刑または罰金が科されることになっている。さらに処置を受けた女子が死亡した場合には終身刑となる。

 世界保健機関(World Health Organization、WHO)によると、アフリカ・中東地域の29か国ではこれまでに1億2500万人以上が女子割礼を受けている。WHOは、この風習は女性に対する「人権侵害」だとして厳しく非難している。(c)AFP

218チバQ:2014/11/25(火) 20:59:41
http://mainichi.jp/select/news/20141126k0000m030039000c.html
イタリア:州知事・議会選 中道左派が勝利 2州で23日
毎日新聞 2014年11月25日 19時20分(最終更新 11月25日 20時32分)

 【ローマ福島良典】イタリア北部エミリア・ロマーニャ、南部カラブリアの両州で23日、州知事・議会選の投票があり、開票の結果、レンツィ首相(39)の中道左派・民主党が両州とも勝利した。だが、投票率はそれぞれ37.7%、43.8%と低調で、有権者の政治離れを浮き彫りにした。

関連記事

 24日の内務省発表の開票結果によると、エミリア・ロマーニャは民主党のステファノ・ボナッチーニ州知事候補(47)が得票率49.05%で当選。カラブリアでは民主党のマリオ・オリベリオ候補(61)が得票率61.4%で他候補を大きく引き離した。

 エミリア・ロマーニャでは、移民排斥を掲げる地域政党「北部同盟」の知事候補が善戦し、得票率29.85%で次点となった。

 レンツィ首相は「投票率が高くなかったのは懸念材料だが、2次的な問題だ。(今年2月の首相就任以来)過去8カ月で州選挙が5回あったが、我が党は5勝無敗。イタリアの改革を進める」と述べた。

219チバQ:2014/11/30(日) 15:27:48
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141130/k10013597161000.html
サルコジ氏 党首選当選し政界復帰
11月30日 8時30分

サルコジ氏 党首選当選し政界復帰
フランスで、2年前の大統領選挙で敗れたあと政界を引退していたサルコジ前大統領が29日、野党の党首選挙で当選し、政界復帰を果たすことになり、3年後の大統領選挙を目指す動きを活発化させるものとみられます。

サルコジ前大統領は2012年に行われた大統領選挙に2期目を目指して立候補しましたが、現在のオランド大統領に敗れたあと、いったん政界を引退しました。
しかし、オランド大統領の支持率が過去最低のレベルまで低迷するなか、サルコジ氏は政界復帰の意向を示し、みずからが所属する中道右派の野党「国民運動連合」の党首選挙に立候補しました。
選挙ではおよそ15万人の党員がインターネットを通じて投票を行い29日、結果が発表されました。それによりますと、サルコジ氏がおよそ65%の票を得て当選し、政界復帰が決まりました。
結果を受けてサルコジ氏は、声明を発表し「われわれはフランスを巡るさまざまな問題の解決策を見いだすため団結しなければならない」と述べて、2017年に行われる大統領選挙に向けて党の団結を訴えました。
国民運動連合の大統領候補は選挙の前の年に行われる党大会で正式に決まりますが、今後、サルコジ氏が有力候補として動きを活発化させるものとみられます。
ただ、サルコジ氏は政界引退後、2007年の大統領選挙で違法な献金を受け取った疑いなどさまざまなスキャンダルが浮上したことなどから、今後の政治活動には不安も指摘されています。

220チバQ:2014/11/30(日) 21:43:49
http://www.sankei.com/world/news/141129/wor1411290030-n1.html
2014.11.29 17:36
【エボラ出血熱】
「感染国を孤立させるな」 仏大統領が流行地ギニア訪問






28日、ギニアの首都コナクリでエボラ出血熱治療施設を訪れ、スタッフらに手を振るフランスのオランド大統領(AP)
 エボラ出血熱が流行する西アフリカのギニアを訪問したフランスのオランド大統領は28日、渡航制限などにより感染国を孤立させれば経済危機を招き、さらに政治危機に至る恐れがあると警告、国際的な支援継続の必要性を訴えた。AP通信などが伝えた。

 欧米諸国の首脳として初めてエボラ熱の感染地域を訪問したオランド氏は、首都コナクリの空港で出迎えたギニアのコンデ大統領と会談。エボラ熱克服に「希望はある」と強調した。その後、国際医療支援団体「国境なき医師団」が運営するエボラ熱治療施設などを視察した。

 フランスはギニアの旧宗主国。施設では、回復した患者がオランド氏に「(大統領の)訪問は、私たちが一人ではないことを示してくれた」と謝意を示した。沿道では数千人がオランド氏を歓迎した。(共同)

221チバQ:2014/12/03(水) 21:40:05
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2014120302000148.html
【私説・論説室から】

保育所も迷惑施設か?

2014年12月3日


 「まるで“ニンビイ”扱いではないか」。保育所に対し、近隣から「子どもたちがうるさい」との苦情が相次いでいることに、そう思った。「ニンビイ」とは英語の「NOT IN MY BACKYARD」の略語で、「わが家のそばにつくられるのはごめんだ」という迷惑施設への反応を指す。福島大学の清水修二元副学長は原発、米軍基地、ごみ処理施設をニンビイ迷惑施設の代表例に挙げる。
 他人の物音に敏感なドイツではかつて、各地で近隣住民らが保育所を相手取り子どもの声や物音への苦情を裁判所に申し立てて、住民が勝訴するケースが相次いだ。二〇〇五年夏にはハンブルクの保育所に閉鎖命令が出た。時は総選挙直前。野党の保守、キリスト教民主同盟は、問題を放置していた社会民主党、緑の党による連立政権を「子どもへの敵意に寛大」と批判。これをきっかけに各州議会や連邦議会で議論が進み、ベルリン、ハンブルクでの条例制定を経て、一一年六月、「保育所や公園での子どもの物音は、環境に有害とはみなさない」ことを定めた法律が成立、保育所が訴えられることのない流れができた。
 東京都で条例改正の動きもあるが、親の長時間労働で夜間も預かり、住宅密集地にも立地する保育所が多い日本では、騒音問題はどこにでも起こり得るトラブルだ。せっかくの衆院選。争点の一つとして、国政が解決に取り組むきっかけとしては。 (熊倉逸男)

222チバQ:2014/12/04(木) 19:08:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120400068
議会解散、来年3月総選挙へ=中道左派政権の予算案否決−スウェーデン


 【ロンドン時事】スウェーデン議会は3日、政府提出の2015年予算案を反対多数で否決した。これを受けてロベーン首相は議会を解散して来年3月22日に総選挙を実施する方針を明らかにした。
 9月14日の前回総選挙後、10月2日に成立したばかりのロベーン首相率いる社会民主労働党と緑の党との中道左派連立政権は、議会349議席中138議席しかない少数政権。
 予算案の採決では、49議席を持ちカギを握る極右のスウェーデン民主党が、政権の移民に寛容な政策に反発して予算案に反対した。首相は採決を前に中道右派の野党連合と妥協を図ったが不調に終わった。(2014/12/04-06:45)

224チバQ:2014/12/04(木) 23:45:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141204-00000048-reut-eurp
スウェーデン約50年ぶりの解散・総選挙へ、議会が政府予算案否決
ロイター 12月4日(木)11時4分配信

スウェーデン約50年ぶりの解散・総選挙へ、議会が政府予算案否決
 12月3日、スウェーデンのロベーン首相は、政府提出の予算案が議会で否決されたことを受け、議会を解散して来年3月に総選挙を実施すると表明した。解散・総選挙は約50年ぶり。写真はロベーン首相、10月撮影(2014年 ロイター/Ints Kalnins)
[ストックホルム 3日 ロイター] - スウェーデンのロベーン首相は3日、政府提出の予算案が議会で否決されたことを受け、議会を解散して来年3月に総選挙を実施すると表明した。解散・総選挙は約50年ぶりとなる。

スウェーデン総選挙は左派勝利で政権交代へ、少数与党の見通し

9月の総選挙を受けて成立した中道左派のロベーン政権は少数政権で、同選挙で躍進した極右のスウェーデン民主党が政府予算案に反対した。

ロベーン首相は「新たな政治情勢に直面する中、(解散・総選挙により)有権者に選択を委ねる」と述べた。

一方、スウェーデン民主党は、解散・総選挙を移民増加の賛否を問う国民投票と位置付ける方針だ。

市場はこうした政局を冷静に受け止めている。

この日のスウェーデンクローナは上昇。ストックホルム全株指数<.OMXSPI>は約1%高で引けた。

225チバQ:2014/12/08(月) 20:21:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120800026
移民は家でもドイツ語を=保守政党案、政権内に反発


 【ベルリンAFP=時事】ドイツのメルケル政権与党の一角を占める保守政党、キリスト教社会同盟(CSU)が、移民に家庭内でもドイツ語の使用を求める方針を打ち出した。移民を社会に統合する難しさを反映した動きだが、連立政権内にも批判の声が上がっている。
 CSUがまとめた動議は、ドイツ永住を希望する外国人に対し「公共の場所および私的な場所での家族との会話で、ドイツ語を使うよう促すべきだ」との内容。CSUは今週末の党大会に先立ち、8日に党執行部で討議する。
 これに対し、社会民主党のファヒミ幹事長はDPA通信に「CSUは不条理の国に行き着いた」と批判。メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)のタウバー幹事長も、ツイッターで「家で話すのがラテン語だろうが(SFドラマ『スタートレック』に登場する架空言語の)クリンゴン語だろうが、政治家が関知することではない」と不快感を示した。(2014/12/08-05:19)

226チバQ:2014/12/08(月) 20:46:48
http://mainichi.jp/select/news/20141208k0000e030136000c.html
イタリア:移民、難民、ロマ食い物…「首都マフィア」波紋
毎日新聞 2014年12月08日 10時27分(最終更新 12月08日 11時09分)
 【ローマ福島良典】イタリアの首都ローマを拠点とする犯罪組織と地方政治家の癒着が司法当局に摘発され「ローマ市政直撃の激震」(地元メディア)と政界に波紋を広げている。中東やアフリカから新天地を求めてイタリア入りした移民や難民、欧州の少数民族ロマを「食い物」にする実態が浮かび、内外から批判を浴びている。

 ローマの犯罪組織はイタリア南部が拠点のマフィアとは別で、通称「首都マフィア」と呼ばれる。最高幹部のマッシモ・カルミナティ容疑者(56)を含む構成員ら37人が検挙され、検察当局の担当者は「政治家と公営企業責任者、極右グループ指導者が絡み合った仕組みが明らかになった」と話している。

 カルミナティ容疑者はネオファシスト・テロ組織「武装革命中核」の元メンバー。イタリア・メディアによると、首都マフィアは中道右派のアレマンノ前ローマ市長(56)の側近らと密接な関係を作り、便宜供与の見返りに政治・選挙資金を提供していたとされる。

 主要資金源の一つは移民・難民関連の事業だ。イタリアは欧州を目指す中東やアフリカの移民や難民の「玄関口」にあたり、中東の民主化運動「アラブの春」による激動を受け、多数が入国。収容のために内務省が発注した「受け入れセンター」の建設をカルミナティ容疑者がお抱え業者に仲介していた。

 また、業者に入る滞在費が成人よりも多い未成年者の数も水増ししていたという。

 イタリア誌レスプレッソによると、カルミナティ容疑者の右腕とされるサルバトーレ・ブッツィ容疑者(59)は、司法当局に盗聴された電話で「薬物密輸は移民よりももうけが少ない。1年間の上がり4000万ユーロ(約60億円)は全てジプシー(ロマ)、避難住宅、移民に絡んだカネだ」と話していた。

 難民ら社会的弱者に寄り添う「貧者の教会」を掲げるフランシスコ・ローマ法王は4日、「貧者が金もうけの道具になってはならない」と、首都マフィアと関係者の犯罪を指弾した。

 一方、摘発後、中道左派のマリーノ現ローマ市長(59)への脅迫が増えたため、警護が増強される予定。マリーノ市長が昨年6月の市長選でアレマンノ前市長を降して当選した直後、ブッツィ容疑者は仲間内で「マリーノ市長対策を取らなければならない」と話し合っていたという。

227チバQ:2014/12/09(火) 19:57:12
http://mainichi.jp/select/news/20141210k0000m030052000c.html
ギリシャ:大統領選を前倒し 政治不安払拭で12月中に
毎日新聞 2014年12月09日 19時43分

 【ローマ福島良典、ロンドン坂井隆之】ギリシャ政府は8日、来年2月下旬に予定されていた議会での大統領選を今月中に実施すると発表した。早期に次期大統領を選出することで、金融市場にくすぶる政治不安を払拭(ふっしょく)したい考えだ。ただ、必要な得票を獲得できない場合は解散・総選挙に突入する。現状では反緊縮財政、反欧州連合(EU)の立場の最大野党・急進左派連合の勢いが強く、再びギリシャの経済リスクが顕在化する可能性もある。

 AP通信によると、今月17日に投票を実施。規定の票数に達しない場合は、期日をずらし第3回まで投票が行われるが、それでも決まらない場合は議会が解散され、来年1月にも総選挙となる。

 議会の300議席中、中道右派・新民主主義党のサマラス首相(63)率いる連立与党は155しかないため、少数野党を取り込めるかがカギとなる。

 大統領選前倒しの理由について政府報道官は「野党にギリシャ経済を損なわせないようにするためだ。不確実な政治状況に終止符を打たなければならない」とする。

 一方、EUや国際通貨基金(IMF)の支援と引き換えに実施されている緊縮策の放棄を訴え、支持率で与党をリードする急進左派連合の報道官はAP通信に「政府は(大統領選出に必要な)議席に届かない。総選挙は大歓迎だ」と、政権奪取に意欲を示した。

 与党は当初、EUなどの金融支援から今年末で脱却し、それを成果に大統領選に臨む考えだった。だが、EUなどは「支援終了を判断するのは時期尚早」との立場で、8日のユーロ圏財務相会合で、来年2月まで2カ月かけて審査することを決めた。

 政府が大統領選前倒しを決めた背景には、EUなどからさらなる緊縮策を求められる前に、選挙を終わらせる狙いもありそうだ。

228とはずがたり:2014/12/09(火) 20:01:16
>>225
>家で話すのがラテン語だろうが(SFドラマ『スタートレック』に登場する架空言語の)クリンゴン語だろうが、政治家が関知することではない
おおw
ブラッドワインだ!(どん)←机叩く音

229チバQ:2014/12/10(水) 20:52:33
http://www.sankei.com/world/news/141210/wor1412100022-n1.html
2014.12.10 10:09

ギリシャ、大統領選前倒し 政治混乱、市場に懸念





 ギリシャ政府は来年2月に議会で実施予定の大統領選を今月17日に前倒しすることを決め、サマラス首相は9日、次期大統領候補に欧州連合(EU)欧州委員を務めたディマス氏(73)を指名した。

 政情不安を回避して市場の懸念を払拭するのが狙い。ただ、選出できない場合は、解散・総選挙となる。EU主導の緊縮財政反対を掲げる急進左派連合(SYRIZA)が与党の支持率を上回っており、SYRIZA躍進なら欧州債務危機の震源地ギリシャが再び混乱に陥ることが懸念される。

 大統領選前倒しの情報を受け、9日にはギリシャ国債が売られ、10年物の利回りが上昇した。

 ギリシャはEUなどの金融支援を受けて緊縮財政を進めている。(共同)

230チバQ:2014/12/11(木) 21:59:12
http://www.sankei.com/world/news/141211/wor1412110025-n1.html
2014.12.11 21:11

ギリシャ首相「危険な賭け」 大統領選前倒し 与党苦境、財政再建影響も

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ギリシャのサマラス首相=10日、アテネ(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)などの支援を受け財政再建中のギリシャで、サマラス首相が大統領選挙の前倒し実施を決め、波紋が広がっている。連立与党が大統領選出に失敗すれば国会は解散・総選挙となり、緊縮財政に反対する野党の躍進が確実視される。緊縮策でようやく光が見えつつあった取り組みが頓挫し、欧州にも影響を与えかねないからだ。

 大統領選出は、パプリアス大統領の任期満了に伴い来年2月に予定されていたが、政府は今月17日に前倒して実施すると決定。首相は9日、候補としてEUのディマス元欧州委員の擁立を発表し、「大統領が選出されれば、雲は晴れる」と述べた。

 首相の決断の背景には、ギリシャの支援をめぐるユーロ圏の動向がありそうだ。ギリシャ経済の先行き不安が拭えないユーロ圏財務相会合は8日、サマラス首相が目指していた年末での支援終了について、2カ月間の延長を決定した。

 これでは首相は財政再建に道筋をつけたと胸を張ることができず、緊縮策に疲弊した国民の反発が政権に向かいかねない。このため、首相は大統領選を前倒しし、早期の支援終了を目指す方針をアピールする方が得策だと考えたものとみられる。

 とはいえ、連立与党には難問が立ちはだかる。大統領選出には定数300の国会で最低でも180票を確保する必要があるが、3度の投票でもこれを満たさなければ国会が解散される。連立与党は155議席にとどまっており、首相の決断は「危険な賭け」とも指摘されている。

 財政緊縮への国民の不満は強く、世論調査では反緊縮派で最大野党の急進左派連合が首相与党の新民主主義党をリード。総選挙となって急進左派が政権を握れば、ユーロ圏との交渉だけでなく、6年連続のマイナス成長から脱した経済や財政再建にも影響しかねない。

 大統領選前倒しが決まった直後には同国の国債利回りが上昇し、株式市場では株価が1日としては1987年以来最大の下げ幅を記録した。

231チバQ:2014/12/11(木) 23:17:51
http://www.afpbb.com/articles/-/3033947
貧困層締め出すロンドンで闘う母親たち
2014年12月11日 16:38 発信地:ロンドン/英国
【12月11日 AFP】ベビーカーと抗議メッセージを書いた横断幕のバランスを取りながら行進する若い母親たちのグループは、家賃高騰と低所得世帯の問題に苦しむ英国の首都ロンドン(London)で、住居を求める闘いの最前線に立っている。

 全員が25歳に満たないこの女性たちは、住宅占拠と立ち退き反対運動を繰り広げ「フォーカスE15マザーズ(Focus E15 Mothers)」と名乗っている。ロンドン東部ニューハム(Newham)地区の、12年のロンドン五輪のメーン会場となったスタジアム近くにある、ホームレス状態の人々のための支援宿泊施設「Focus E15」から立ち退くよう通告されたとき、この施設の名前をグループ名にして結成した。同地区は最近再開発されるまでロンドンの最貧困地区の一つだった。

 サム・ミドルトンさん(21)は「その時は妊娠していて、出産予定日は立ち退き期限の前日だった」と話す。パートナーの暴力から逃れたミドルトンさんは、他の街ならば引っ越し先があったが、生まれ育ったロンドンでは一切見つけられず宿泊施設に住んでいた。「彼らは貧しい人々をスラムに追い込もうとしている。これは(民族浄化ならぬ)社会的浄化だ」と非難する。

 ミドルトンさんは今、1歳の息子と週249ポンド(約4万6000円)のアパートに住んでおり、賃貸料は国の福祉でまかなわれている。しかし契約は3月までで、その先はどうなるかは分からない状況だ。ミドルトンさんたちが抗議行動で要求しているのは、安全で手ごろな家賃で住める母親と乳児たちのための住居だ。

■記録的な賃貸料上昇ペース

 ミドルトンさんたち母親のグループは9月、市が所有する空家の集合住宅を一時占拠し、窓から「ソーシャル・クレンジングではなく、ソーシャル・ハウジング(社会的浄化ではなく公営住宅を)」、「ここにいる人々は家を必要としています」などと書いた横断幕を垂らした。英国はロンドン東部の再開発を約束して12年の五輪開催を勝ち取った。しかし、それは地域のより貧しい層のニーズを考慮せずに行われたのだと、地元住民や運動家は批判している。

 ニューハム地区は、区内に入居待機者が1万6000人もいる状態だ。しかし、公営住宅の取得権を入居者に与え、割引価格で払い下げる購入権制度(Right to Buy)を政府が支持しているために、公営住宅の在庫が減ってしまったと指摘している。この制度で入居者に払い下げられた住宅のうち35〜45%は民間の不動産業者に転売される。業者は短期間契約でこれを貸し出し、絶えず賃貸料を値上げしている。昨年、平均賃金の上昇ペースと比較した賃貸料の上昇ペースは、ロンドン全体で2.8倍、ニューハムでは5.6倍だった。

■住宅難民の一方で建設ラッシュ

 英統計局によれば、世界の富豪たちに人気の高い投資先であるロンドンの住宅不動産は現在、1物件当たりの平均価格が50万ポンド(約9300万円)を超えている。その一方で、英国国民の平均賃金はインフレについていけず、いまだ金融危機以前を下回り、生活水準は押し下げられている。

 保守党のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)ロンドン市長は、11〜15年の間に5万5000件の「手ごろな価格の」賃貸住宅を用意すると約束した。しかし、市当局のいう「手ごろ」とは「現地相場」の8割程度であり、実際には「手が届かない」との批判が上がっている。

 ロンドン大学バークベック・カレッジ(Birkbeck, University of London)で都市研究について教えているポール・ワット(Paul Watt)氏は「見上げれば、豪華な高層ビルを建設中のクレーンが空を埋め尽くしているのに、普通のロンドンっ子が本当に手の届く住宅を見つけることが困難になる一方だ」と述べる。

 公営住宅を増やし家賃規制を強化しなければ、社会的、民族的に多様な英国の首都が、低所得者を郊外へ閉め出す都市になる恐れがある。ワット氏は「価値観の問題だ。中流階級と富裕層が占める市の中心部を良しとするならば、これは良い政策だと言うだろう。これは、あなたがどういう街を望むかによる」と語った。(c)AFP/Naomi O'LEARY

232チバQ:2014/12/12(金) 20:34:15
http://mainichi.jp/select/news/20141212k0000e030169000c.html
イスラム国:子失い、社会からは批判 家族二重の苦しみ
毎日新聞 2014年12月12日 11時15分(最終更新 12月12日 14時22分)
 【パリ宮川裕章】過激派組織「イスラム国」への欧米の若者の参加が相次ぐ中、残された家族は子供の喪失と社会からの批判という「二重の苦しみ」を背負っている。イスラム国の存在はイスラム教への差別を助長しかねず、社会分断の危険も抱える。

 18歳の長女が交際相手の影響で改宗し、シリアのイスラム国に参加したフランス人女性、バレリー・オブリさん(51)は、周囲から「親の教育のせいだ」と厳しい批判を受けている。「被害者だと思っていた娘が、社会からはそう見られていない現実を知った」。職場の上司の助言で、同僚の一部にしか事実を打ち明けていない。

 イスラム教へのわだかまりもある。パリで今年9月、イスラム教徒がイスラム国と同一視されないよう訴えるデモがあった。だが、オブリさんは「その前に、正しいイスラム教を社会に説明する必要があった」と語る。教義を極端に解釈し、暴力に訴える思想を信じ、戦闘地域に向かう若者が多いからだ。

 イスラム社会も苦悩している。ベルギーの女性イスラム教徒、サリハ・ベナリさん(43)の息子は昨年、イスラム国と一時協調関係にあったシリアの過激派組織「ヌスラ戦線」に19歳で参加し、死亡が伝えられた。ベナリさんは毎日新聞の取材に対し、イスラム教徒への社会の偏見が過激派につけ込む隙(すき)を与えていると話した。

 ベナリさんの息子はもともと信仰心が強くなかったのに、昨夏突然、祈りに没頭するようになり、家族が止める間もなくシリアへ渡った。後になって、インターネットで過激派と連絡を取り合っていたことが分かった。現地の息子から「僕はここで殉教し、天国に行く」と連絡があった。送られてくる写真の息子は歯がかけ、擦り傷が目立った。昨年12月、知らない男からの電話で「殉教した」と告げられた。

 ベナリさんは子供がシリアの過激派に参加している家族の会に入り、若者の過激化防止などに取り組んできた。だが、家族の会は活動を中止した。社会の理解を得られなかったからだ。ブリュッセルでの屋外集会では、通行人から「あなたたちが過激派を送り込んだ」などと中傷され、「リンチのようだった」とベナリさんは言う。

 シリアへ向かった若者の多くには、ボランティア活動歴などがあったという。シリアでアサド政権と敵対する過激派は、政府軍による市民弾圧の様子を映したビデオを見せるなどして若者の純粋な心につけ入り、勧誘しているとみられる。

 欧州ではまた、イスラム教徒の若者が社会差別による疎外感から過激派へ身を投じる構図もある。ベナリさんの息子も警察から一日に2度、3度と路上で尋問され、屈辱に感じていたという。

 10月1日、仏東部リヨンで、イスラム国の分派組織に殺害されたフランス人男性の追悼に、宗教の垣根を越えた約500人が集まった。イラクの首都バグダッドから駆けつけたキリスト教の神父が演壇に立ち、現地でのキリスト教徒とイスラム教徒の交流を紹介。「本当の聖戦とは平和の実現であり、宗教の違いに関係なく、他人を敬うことだ」と述べた。湧き上がった拍手の大きさが、欧州社会の苦悩の深さを物語った。

233チバQ:2014/12/12(金) 20:35:00
http://mainichi.jp/select/news/20141212k0000e030168000c.html
イスラム国:白人女性、欧米から多数「娘は洗脳された」
毎日新聞 2014年12月12日 11時12分(最終更新 12月12日 14時22分)
 【パリ宮川裕章】シリアとイラクで勢力を伸ばすイスラム過激派組織「イスラム国」に、欧米の白人女性が参加するケースが多発している。女性は現地で戦闘員の妻となり、家事などに従事する。フランスで過激派の男に勧誘されてシリアへ渡り、妊娠した女子高生の母親が毎日新聞の取材に応じ、「娘は洗脳され、子供を産むためだけに連れて行かれた」とイスラム国への怒りと苦悩を語った。

 「ママはそのうち、赤ちゃんのおばあちゃんね」。パリ郊外に住む公務員女性、バレリー・オブリさん(51)は今年5月、シリアでイスラム国に参加した長女(18)から妊娠を告げるメールを受け取った。カトリック系高校に通っていた長女は昨年6月に家出し、5カ月後にシリア入りを告げるメールを送ってきた。メールのプロフィル欄にはイスラム国の旗が描かれ、フェイスブックには顔をベールで覆った写真が載った。

 ネット上には、家出前に娘から交際相手として紹介されたイスラム教徒の男の動画もあった。アルジェリア移民の家系で育った24歳。砂漠で銃を持ち、フランス人に決起を呼びかける男は、イスラム国の主要メンバーとして仏当局に追跡されている「お尋ね者」だ。

 オブリさんは「同僚のイスラム教徒と違い、目を合わせない態度に違和感を持ち、娘に交際をやめるよう注意した」と振り返る。長女は男と「ネットで知り合った」とだけ説明した。突然の家出から1カ月後、保守的な女性イスラム教徒が全身を覆う衣服「ブルカ」姿で警察に保護され、一度帰宅した。だが、その日の夜のうちに、自宅に押しかけてきた男に連れ去られてしまった。

 仏政府などによると、これまでに同国からイラクやシリアに渡った女性は約90人。欧米全体からの渡航女性は約4倍に達するとみられる。米連邦捜査局(FBI)は9月、イスラム国が西側諸国の女性に狙いを絞り、勧誘を図っているとの分析を公表した。

 動機は多様とみられる。ベルギーの政治学者、ミルナ・ナバン氏は「イスラム国が狙う国家建設には子供を産み育てる役割を担う女性が不可欠」と指摘。「欧米出身の戦闘員が増え、言葉の通じる女性が必要になった」と語る。

 また、パリ政治学院のジャンピエール・フィリユ教授は「現地女性との結婚で部族間の抗争に巻き込まれることを避けるため」と解説する。欧米女性の参加で、イスラム過激主義が西側の女性にも魅力的だと世界にアピールする宣伝効果を指摘する分析もある。

 シリアの長女からオブリさんに届くメールは、頻繁な時もあれば、ぱったり途絶える時もある。オブリさんは「洗脳が薄れたり強まったりしている」と感じる。今年6月、「帰国したらどうなるの?」と尋ねてきた娘に、「逮捕されることになる。警察にきちんと説明しなさい」と諭した。娘からは「なぜ私が?」との返信が届いた。

 オブリさんは長女を取り戻すため、同じような境遇の親たちと一緒に帰国の受け皿づくりを訴える。「洗脳を解き、いずれは社会に戻したい。若者にはまだ将来がある」と話すが、社会からは「犯罪者の母」とみられ、共感を得にくい状況という。

234チバQ:2014/12/16(火) 21:35:06
http://mainichi.jp/select/news/20141216k0000e030204000c.html
ドイツ:東独由来の州政権に波紋 メルケル首相ら不快感
毎日新聞 2014年12月16日 13時22分(最終更新 12月16日 13時40分)
【ベルリン篠田航一】ドイツ東部テューリンゲン州で今月誕生した「左派政権」が波紋を呼んでいる。旧東ドイツ政権与党の流れをくむ左派党から、1990年のドイツ統一後、全国16州で初となる州首相が選出されたためで、メルケル首相や中立的立場のガウク大統領が不快感を表明するなど懸念が広がっている。

 ベルリンの壁崩壊から25年が経過した現在も旧東独地域は失業率が旧西独より高く、低所得者層の支持を集める左派党が一定の勢力を維持している。9月のテューリンゲン州議会選で第2党となった左派党は、11月に社会民主党、緑の党との左派連立で合意し、12月5日には左派党のボド・ラメロウ州議員団長(58)が州首相に選出された。第1党はメルケル首相率いる中道右派のキリスト教民主同盟だったが、他党が連立を拒否した。

 左派党の州首相誕生に中央政界は敏感に反応した。メルケル首相は「左派党政権は悪いニュースだ」などと左派党を攻撃。かつて東独で反体制運動を主導した元牧師のガウク大統領も「東独で生きてきた私の世代にとって、受け入れるのは困難だ」と述べ、中立な立場の国家元首としては異例の特定政党批判を繰り広げた。

 メルケル首相が左派党に神経をとがらせる背景には、国政への影響を懸念する党内事情もある。首相率いる民主同盟は、国政で姉妹政党・キリスト教社会同盟、中道左派の社会民主党と3党で「保革大連立」を組んでいる。テューリンゲン州で実現した「左派連立構想」は総選挙の度に浮上するが、国政では一度も実現していない。仮に国政でも実現すれば、民主同盟は野党に転落する可能性があるため、懸念を強めている。

 一方、ラメロウ氏は州首相選出後、東独時代に弾圧された民主活動家らに謝罪し、懸念払拭(ふっしょく)に努めている。左派党は旧東独与党・社会主義統一党の後継政党と社会民主党最左派が合流して2005年に統一会派を組み、07年に正式結党した。

235チバQ:2014/12/18(木) 22:56:15
http://mainichi.jp/select/news/20141218k0000e030221000c.html
ギリシャ:大統領選投票 連立与党候補は獲得票足りず
毎日新聞 2014年12月18日 12時03分(最終更新 12月18日 12時50分)

 【ローマ福島良典】ギリシャ議会(300議席)は17日、次期大統領を選出するための第1回投票を実施したが、連立与党の擁立したディマス元欧州連合(EU)欧州委員(73)は、当選の条件である200票を獲得できず、選出に至らなかった。サマラス首相(63)は29日の第3回最終投票までに少数野党や無所属議員の取り込みを目指すが、来年中に総選挙が実施される公算が大きくなった。

 総選挙になれば、緊縮財政路線に反対する野党が勝利する可能性があり、市場への影響が懸念される。

 ディマス氏の得票は、予想を下回る160票にとどまった。第3回投票は当選に必要な票数が180票に引き下げられるが、これでも選出できなければ、議会が解散され、来年1月中にも総選挙が実施される。

 サマラス首相は記者団に「状況は厳しいが、ギリシャは混乱に突入するわけにはいかない」と語り、年明け総選挙の回避を目指す考えを強調した。

 現地からの報道によると「政府が来年中の総選挙実施を約束するのと引き換えに少数野党や無所属議員がディマス氏を支持する」という取引が模索されている模様だ。

 一方、EUなどからの財政緊縮策の押し付けに反対する最大野党・急進左派連合のツィプラス党首(40)は「(政治混乱でギリシャ経済が悪化するとの)議員の恐怖心に訴えかける(政府・与党の)戦略は崩壊した。民主主義に脅しは効かない」と主張した。

 サマラス首相は早期に次期大統領を選出し、金融市場にくすぶる政治不安を払拭(ふっしょく)したい考え。世論調査によると、急進左派連合は支持率でサマラス首相の中道右派・新民主主義党をリードし、首位を走っているが、回答者の56%は早期選挙に反対しているという。

236チバQ:2014/12/20(土) 15:31:23
http://www.sankei.com/world/news/141220/wor1412200003-n1.html
2014.12.20 07:00
【鼓動2014】
「極右政党」市民の抵抗感薄らぎ…フランス「極右市長」が狙う理想と現実

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ビルヌーブ地区社会センターの閉鎖への抗議のため、11月中旬に実施されたデモ。モンタガール・センター長(右から2人目)も先頭に立った(ビルヌーブ社会センター提供)
 フランスで勢いを増す極右政党「国民戦線」(FN)が国政での影響力拡大に向け、地方で実績作りに取り組んでいる。今春の統一地方選では11人が市長に当選。中でも、カンヌやニースなどの保養地に近い地中海沿いの街、フレジュスの市政はしばしば地元メディアに取り上げられ、注目を集めている。現地で“FN市長”の手腕を探った。(仏南東部フレジュス 宮下日出男)

失敗を教訓に

 フレジュス市中心部の市庁舎。バルコニーにはフランス国旗だけが翻る。以前あった欧州連合(EU)の旗は、EUに批判的なFNのダビッド・ラシュリーヌ市長(27)が4月に就任した後、撤去された。

 「旗などどうでもいい。街の問題と関係ない」。近くで家電販売店を営む女性(63)が話す。メディアの取材には「今のところ、いい感じよ」と答えるという。

 人口約5万2千人の市は周辺に比べて観光客を引きつけられず、活気を失っていた。新たな市長は音楽祭などのイベントを企画し活性化に尽力。商店街も若者らが集まってにぎわった。「店を始めて20年、見たこともない光景だった」。FNへの抵抗感もあったという女性はいま、若き市長に再生への期待を寄せる。

 「おおむね市民は満足していると思う」。市長交代に伴って就任したFN党員のリシャール・セール第1助役も、半年余の市政に手応えを感じているようだ。

 FNは過去にも市政を担った経験があるが、移民排斥などの党の主張に沿い、フランス人優遇政策を進めるなどして問題化した。セール氏は「失敗を繰り返さないため、現実的にやっている」と強調する。

批判は許さず

 市の喫緊の課題は財政再建と活性化だ。借金は年間予算の1・4倍に相当する約1億4千万ユーロ(約210億円)に膨らんでいたが、資産売却や各種補助金の削減ですでに850万ユーロを捻出。ディスコ誘致などの活性化計画で投資呼び込みも目指す。

 堅実にみえる市政運営だが、“ほころび”を示すような問題も浮上している。

 「市長は当選前、手を出さないと言っていたのに…」。ビルヌーブ地区にある社会センターで、センター長のサンドリーヌ・モンタガール氏が表情を曇らせた。市の助成金が今年末で打ち切られるため、閉鎖の危機にひんしている。

 社会センターは低所得者や移民系住民が多く、地域事情が複雑な市内の3地区に設置されている。市長は就任後、これらを運営する市民団体への補助金半減を表明。モンタガール氏が全国紙の取材に運営への支障などを訴えると、市長はビルヌーブのセンターに限って補助を完全に停止すると決めた。

 他の市民団体や地域住民らも反発し、11月中旬には約400人が抗議デモを実施したが、セール氏は「市から資金をもらう立場なら、批判は控えめにすべきだ」と語る。一方、センターの支持者らは「自由な発言を奪うつもりだ。これは始まりにすぎない」と危機感を強める。

 パリ政治学院現代政治研究所のパスカル・ペリノー所長はフレジュス市の例を踏まえ、地方から国政への勢力拡大戦略を描くFNについて、「政敵は排除するとの『戦闘的論理』で行政を担っている。(当選したら)市長は市民全体の代表として行動すべきだという民主主義の原則を理解していない」と懸念を示した。

    ◇

国民戦線

 1972年の創設の極右政党。創設者ジャンマリ・ルペン氏の三女、マリーヌ・ルペン氏が2011年に党首に就任し、人種差別や反ユダヤ主義などの過激な主張を抑え、単一通貨ユーロからの離脱や移民流入制限を訴えて支持を拡大。14年5月の欧州議会選で国内第1党に躍進し、9月の上院選では初めて2議席を獲得した。

237チバQ:2014/12/21(日) 19:30:32
http://www.asahi.com/articles/ASGDM73Q0GDMUHBI033.html
オランダの右翼党首訴追 選挙演説で移民差別的な発言
ブリュッセル=吉田美智子2014年12月20日21時37分
 移民排斥を訴えるオランダの右翼政党の党首が選挙運動中の移民への差別的な発言で市民から告訴されていた問題で、オランダの検察当局は18日、人種差別をあおったとして、右翼・自由党(PVV)のウィルダース党首を訴追すると発表した。

 地元紙フォルクスクラントなどによると、ウィルダース氏は3月、地方選の選挙活動の演説で、「モロッコ人は多いのと少ないのどちらがいい?」とあおった。「少ない方」と聴衆が応じると、「それに取り組もう」と答えたという。反イスラム的な発言だとして、抗議する市民らがウィルダース氏を告訴していた。

 検察当局は訴追の理由について声明で、「政治家に表現の自由はあるが、人種差別禁止によって制限を受ける」と説明した。これに対して、ウィルダース氏は「誰もが思っていることを言っただけ。検察は(『聖戦』を実行する)ジハーディストの訴追に時間を使った方がいい」と声明で反発している。

238とはずがたり:2014/12/22(月) 18:15:48

ギリシャ首相、野党に譲歩 「来年末にも総選挙」提案
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014122201001457.html
2014年12月22日 11時21分

 【ローマ共同】ギリシャ議会で23日に2回目の大統領選出投票が行われるのを前に、サマラス首相は21日、連立与党候補への支持拡大を目指し、欧州連合(EU)などとの金融支援交渉が終了すれば、2016年6月の議会任期満了を待たずに「15年末に総選挙を行うことも考えられる」との譲歩案を野党側に示した。
 3回目投票までに選出できなければ、来年1月末にも総選挙となるため、躍進が見込まれる反緊縮派最大野党の急進左派連合(SYRIZA)は政権奪取を狙い断固反対の構え。

239チバQ:2014/12/23(火) 10:46:36
http://www.afpbb.com/articles/-/3034996
ベルギー首相、演説中にマヨネーズかけられる
2014年12月23日 10:15 発信地:ブリュッセル/ベルギー
【12月23日 AFP】ベルギーのシャルル・ミシェル(Charles Michel)首相(38)が22日に同国南部ナミュール(Namur)で行った演説で、政府の緊縮政策に反対する女性権利団体「FEMEN」の元メンバーらが首相にフライドポテトを投げつけ、マヨネーズをかける騒動があった。

 複数のメディアが報じたところによると、ミシェル首相が演説を始めたところ、FEMENの元メンバーの女4人が「ミシェルを追い出せ、緊縮を追い出せ」と叫び声を上げながら、首相にフライドポテトを投げつけた。

 フライドポテトはベルギー名物料理の一つで、たっぷりのマヨネーズが添えられることが多い。FEMENのメンバーは通常トップレスで抗議活動を行うが、女らはマスクと衣服を身に着けていた。スーツがマヨネーズまみれとなったミシェル首相が見つめる中、女らは直ちに警備員に取り押さえられた。

 ミシェル首相はその後、自分が「マヨネーズ臭い」ことを詫びた上で演説を再開した。(c)AFP

240とはずがたり:2014/12/24(水) 09:14:38
>ミシェル首相はその後、自分が「マヨネーズ臭い」ことを詫びた上で演説を再開した
軽妙だなぁ♪
シャルル・ミシェルって名前はフランス系っすかね。

>FEMENのメンバーは通常トップレスで抗議活動を行うが、女らはマスクと衣服を身に着けていた
それはともかくこんな団体があるんですねぇ〜(;´Д`)
https://www.google.co.jp/search?q=FEMEN&es_sm=122&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=cQSaVP_VC8TvmAWb24GwBQ&ved=0CDIQsAQ&biw=1600&bih=775#imgdii=_

241とはずがたり:2014/12/24(水) 09:48:45
>>240
調べたら確かにワロン語(フランス語系)地域の政治家だった。

ベルギーの連邦制は地域と言語共同体でわけられているようだ。

242チバQ:2014/12/27(土) 22:25:42
>>222-224
http://www.asahi.com/articles/ASGDW6H57GDWUHBI00P.html
スウェーデン、再総選挙を回避 与野党合意と首相発表
ロンドン=渡辺志帆2014年12月27日20時25分
 ロイター通信によると、スウェーデンのロベーン首相は27日、来年3月に行うと発表していた総選挙を中止すると発表した。自ら率いる社会民主労働党と緑の党による中道左派の少数連立政権を継続することで、野党と合意したという。

 9月の総選挙で第3党に躍進した右翼政党「スウェーデン民主党(民主党)」がキャスティングボートを握るスウェーデン議会では今月初め、現政権の予算案が否決され、民主党の支持を受けた野党の中道右派4党連合の予算案が成立した。これを受け、ロベーン氏は再び総選挙を行うと発表していた。(ロンドン=渡辺志帆)

243chibaQ:2014/12/30(火) 12:38:59
http://mainichi.jp/select/news/20141229k0000e030167000c.html

クロアチア大統領選:決選投票へ 現職と元外相

毎日新聞 2014年12月29日 11時46分


 28日実施のクロアチア大統領選は即日開票され、選挙管理委員会によると、ほぼ開票を終えた段階で、現職イボ・ヨシポビッチ氏(57)が約38%を得票した。コリンダ・グラバルキタロビッチ元外相(46)は約37%で、両氏が来年1月11日の決選投票に進むことが決まった。

 クロアチアは昨年7月に欧州連合(EU)に加盟したが、経済の低迷が続き、6年連続でマイナス成長に陥る見通しで、経済の改善が課題となっている。

 ヨシポビッチ氏は中道左派の与党、社会民主党が支持。グラバルキタロビッチ氏は保守派で野党の「クロアチア民主同盟」に所属している。(共同)

244チバQ:2014/12/30(火) 12:43:25
http://mainichi.jp/select/news/20141230k0000e030124000c.html

ギリシャ:野党が緊縮路線を転換する方針を鮮明に

毎日新聞 2014年12月30日 11時51分

 ギリシャで来年1月の総選挙実施が決まったことを受け、最大野党、急進左派連合(SYRIZA)のツィプラス党首は29日夜に開いた集会で「緊縮策を強いられ、国民が苦しむ状況を解決する」と訴え、欧州連合(EU)主導で政府が進めてきた緊縮路線を転換する方針を鮮明にした。

 支持率首位に立ち総選挙で躍進が見込まれるSYRIZAは、反緊縮を旗印に政権奪取を目指す。ツィプラス氏は数百人の支持者らを前に「国民を犠牲にし、一部の人が私腹を肥やしてきた政治を封じ込める」と強調し、「困窮する国民に希望を与えるため、戦いに勝つ」と気勢を上げた。(共同)

245チバQ:2014/12/30(火) 12:44:32
http://www.afpbb.com/articles/-/3035418
ギリシャ、大統領選出できず議会解散 来月総選挙へ

2014年12月30日 10:10 発信地:アテネ/ギリシャ

【12月30日 AFP】ギリシャ議会は29日、現大統領の後任を選ぶための投票を行ったが、政府擁立の候補は十分な票を得られず、新大統領の選出には至らなかった。この結果を受け、アントニオ・サマラス(Antonis Samaras)首相は、議会の解散と来月の総選挙実施を発表した。この選挙では、同国で反緊縮策を掲げる急進政党が勝利する可能性も浮上してきた。

 議会は、カロロス・パプリアス(Karolos Papoulias)大統領の後任を選ぶための3回目の投票を行ったが、政府が推していたスタブロス・ディマス(Stavros Dimas)元欧州委員は必要な180票に満たない168票しか得られなかった。同国憲法はこの場合、議会を10日以内に解散することを義務付けている。

 ギリシャは2012年、国の財政危機でユーロ圏を危機的状況にまで追い込んだが、来月25日の投票が見込まれる総選挙でも世界の金融市場をさらに揺るがす恐れがある。

 29日、株価指数が急落し、同国に新たな危機の発生を指摘する専門家もいる中、サマラス首相は記者団に対し「私は親欧派に多大な信頼を置いており、わが国が必要する構造改革を目指してきたこれらの勢力が勝利するだろう。私は非常に楽観視している」と述べ、有権者は財政改革の断行継続を支持するはずだという見方を示した。

 この日の株価は一時前日比11%まで急落し、最終的には4%下げて取引を終えた。この背景には、もし現在優勢である極左政党の急進左派連合(SYRIZA)が来月の総選挙で勝てば、厳しい緊縮策が撤回されかねないという懸念が広がったことが挙げられる。同日、欧州内の主要株式市場も軒並み下落しており、一部のアナリストからはギリシャ市場から悪影響が広がることを危惧する声も上がっている。

 急進左派連合は先に、今回の投票結果次第で市場の混乱を招きかねないという警告については一蹴していたが、国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)は解散総選挙発表の数時間後に、新政府が樹立されるまではギリシャに対する救済資金の支払いを凍結すると発表した。(c)AFP/John HADOULIS

246チバQ:2014/12/30(火) 13:03:10
http://www.sankei.com/world/news/141230/wor1412300008-n1.html
2014.12.30 00:08更新


ギリシャ財政危機再燃懸念 大統領選出「失敗」総選挙で反緊縮派勝利なら混迷長期化
【ベルリン=宮下日出男】ギリシャ国会が次期大統領を選出できず解散・総選挙となったことで、同国が再び政治混迷に陥る恐れが強まった。反財政緊縮派の政党が政権を握るなどして財政再建が挫折すれば、同国の財政危機の再燃も否めない。債務危機当時と異なり欧州全体への影響は限定的とされるが、欧州が対応に苦慮するのは必至だ。

 「国民の多数が望まない総選挙回避のため、可能な限りを尽くした」。サマラス首相は29日の大統領選出失敗後、こう強調した。世論調査では国民の半数以上が現時点の総選挙に反対しており、協力を拒んだ野党を批判した。

 欧州の債務危機では、ギリシャで2009年に財政赤字の粉飾が発覚したのを受け、金融市場が不信を抱き、信用不安がアイルランドやポルトガル、イタリア、スペインなど財政基盤の弱い国に次々と拡大。ユーロ圏全体を揺さぶった。

 ユーロ圏は危機を受け、金融安全網の「欧州安定メカニズム(ESM)」を立ち上げ、欧州中央銀行(ECB)も危機国の国債を買い支える制度を整備。金融機関が持つギリシャ国債は大幅に減り、当時のように同国の財政不安が欧州全体に波及する可能性は低いとの見方が大勢だ。


それでもギリシャの行方が与える影響は予断を許さない。同国はEUからの支援で最後となる融資の実行などをめぐり交渉中だが、EUに対する債務負担の削減などを求める最大野党、急進左派連合が政権をとれば難航は必至。2012年の総選挙のように政権発足がもつれて再選挙ともなれば、混迷は長期化する。

 来春以降の多額の融資返済などを控え、政府は支援がない場合、資金確保に支障がでると強調。同国財政が危機に陥れば、「ユーロ圏離脱」の議論も再び浮上する恐れは否めない。財政健全化に取り組む欧州各国で緊縮反対の機運が高まる懸念もあり、そうなればユーロの信頼にも影響を及ぼしかねない。

 このため、EUのモスコビシ欧州委員(経済・財務担当)は29日、「ギリシャにはユーロ残留のため、成長に向けた改革への幅広い支持が重要だ」と訴えた。

247とはずがたり:2014/12/31(水) 19:26:13
バルト三国が幼少のみぎりより好きだった俺としては感慨深いなぁ。

リトアニアがユーロ導入へ=バルト3国、欧州復帰に区切り
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-141231X129.html
時事通信2014年12月31日(水)15:09

 【フランクフルト時事】バルト3国のリトアニアは1日、欧州単一通貨のユーロを導入する。これにより、加盟国数は19カ国となり、エストニア、ラトビアを含むバルト3国全てがユーロ圏入りする。旧ソ連から独立後に「欧州への復帰」を目指してきた3国の歩みは、通貨統合でひと区切りを迎えた。

 リトアニアのブトケビチュス首相は、2014年7月のユーロ導入決定後、「安全保障の強化につながる」と表明。西欧との経済的結び付きの強化が、ウクライナ問題などで強硬な姿勢を見せるロシアの脅威への対抗手段になるとの考えを示した。

 バルト3国とも貿易相手としては、依然としてロシアが主要国だが、大半は欧州連合(EU)諸国が占める。ロシア経済低迷を受けて同国向け輸出も減っており、ユーロ導入はこうした実態にも沿うものだ。

 ただ、ユーロ圏加盟にはデメリットもある。バルト3国はユーロ導入前から、準備段階として自国通貨のレートを対ユーロで固定してきた。このため、08年以降の世界的な金融危機でも通貨切り下げができず、深刻な景気後退に突入。大幅な年金削減などの厳しい緊縮策で危機を乗り切らざるを得なかった。今後経済危機が起きても、切り下げができない状況は同じだ。

248チバQ:2015/01/04(日) 05:29:19
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150103/k10014406211000.html
英5月に議会選 EU離脱巡り結果に注目
1月3日 16時05分

イギリスではことし議会選挙が行われますが、EU=ヨーロッパ連合からの離脱の賛否を問う国民投票の実施を公約に掲げるキャメロン政権が継続すれば、任期中に国民投票が行われ、EUからの離脱が現実になりかねないだけに、選挙の結果に注目が集まっています。

イギリスでは、ことし5月、議会下院の選挙が5年ぶりに行われます。
与党・保守党のキャメロン首相は前回の選挙で13年ぶりの政権交代を実現しましたが、支持率が低迷するなか、国家の主権を制限するEUからは離脱すべきと訴える少数政党のイギリス独立党が、保守党の支持層を切り崩す形で台頭しています。
このため、キャメロン首相は、議会選挙に勝利すればEUと改革に向け交渉したうえで、2年後にEUからの離脱の賛否を問う国民投票を実施すると公約して、対応が弱腰だとするイギリス独立党の批判をかわそうとしています。
ただ、これに対しては、野党第1党の労働党が、国民投票の実施はEUとの関係が深いイギリス経済への懸念を招き、投資や雇用に多大な影響を与えるとして反対しています。
世論調査ではどの政党も単独で過半数を獲得できない情勢ですが、イギリスのEU離脱が現実味を帯びれば、EU統合の行方にも影響が及ぶのは避けられないだけに、5月の議会選挙の結果に注目が集まっています。

249チバQ:2015/01/04(日) 05:35:07
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&k=2015010200063
英二大政党制に陰り=小党台頭で不安定化も−5月に総選挙


 【ロンドン時事】英国で5年ぶりとなる下院(定数650)選挙が5月7日に実施されるが、第1党の与党・保守党と最大野党・労働党の二大政党いずれもが単独過半数を取れないとの見方が強まっている。地域政党のスコットランド民族党(SNP)や、反欧州連合(EU)を掲げる英独立党(UKIP)など小党の台頭で、連立政権の構成が複雑化するなど政治が不安定化する恐れがあり、英国の伝統的な二大政党制に基づく政治システムのほころびが加速しそうだ。
 英国では保守、労働両党のいずれかが単独過半数を獲得して政権を担当する二大政党制が長く続き、1990年代の日本の政治改革のモデルにもなった。しかし、2010年の前回選挙で保守、労働両党どちらも過半数を取れない「ハングパーラメント(宙づり議会)」に陥り、保守、自民両党による戦後初の連立政権が成立した。
 今回も保守、労働両党とも決め手を欠き、各種世論調査での支持率は共に3割台。再びハングパーラメントとなるとの観測が有力だが、万年第3党の自民党が連立のカギを握った前回とは状況が一変している。
 北部スコットランドでは、昨年9月の独立の是非を問う住民投票後、勢力を急拡大したSNPが域内の59議席中30〜40議席以上を占める可能性がある。その場合、支持率が低迷する自民党を抜いて第3党となり、議会でキャスチングボートを握ることもあり得る。一方、英国のEUからの離脱を主張するUKIPは、支持層が重なる保守党票を侵食しそうで、最大10議席を得るとの予想もある。
 オックスフォード大学のスティーブン・フィッシャー准教授(政治社会学)はこうした小党の台頭を、長期的傾向として「個人主義や地域主義の高まりが大政党を弱めた」ほか、短期的には「二大政党がいずれもカリスマ的指導者を欠いている」と説明する。(2015/01/02-14:28)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&k=2015010200071
総選挙で労働党敗北?=ブレア氏「予言」が波紋−英


 【ロンドン時事】「第三の道」を唱えて英労働党史上初の3期連続政権を担ったブレア元首相が、5月の同国総選挙で最大野党の労働党が敗北すると「予言」し、政界に波紋を呼んでいる。
 英誌エコノミスト最新号は、「元首相が労働党勝利のチャンスに疑問を呈した」との見出しでブレア氏とのインタビュー内容を掲載。それによると、ブレア氏は「次期総選挙では、伝統的な左派政党が伝統的な右派政党と競い、伝統的な結果がもたらされる」と予測。「伝統的な結果」とは現与党・保守党の勝利を意味するかと問われ、「そうなるだろう」と答えた。
 ブレア氏はさらに、「私はいまだにニューレーバー(労働党旧来の社会民主主義路線から政策理念上で一線を画した新労働党)の立場だが、エド(・ミリバンド現労働党首)はそのように表明していない。そこに明らかな違いがある」とし、「労働党は中道路線を取ったときに最善の結果が出せる」と言い切った。ただインタビュー掲載後は、「発言が誤って解釈された」と反論している。(2015/01/02-14:45)

250チバQ:2015/01/04(日) 05:36:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015010300110
目指せ!25年「パリ万博」=1世紀ぶり開催なるか−仏


 【パリ時事】フランスで、ほぼ1世紀ぶりとなる「パリ万博」の実現を目指す機運が高まっている。各国が誘致に動き始めた2025年万博に照準を合わせ、3月に開催地として立候補を正式表明した上で、具体的な計画の策定に着手する予定だ。世界中の観光客が訪れる万博には大きな経済効果が見込まれ、関係者は長引く景気低迷から脱する起爆剤になると期待している。
 万博には5年に一度の大規模な「登録博」とそれ以外の「認定博」があり、現在の登録博に相当する正規の万博が最後にパリで開かれたのは1900年。当時の最新技術だった高さ約100メートルの観覧車や映画、動く歩道を公開して世界中を驚かせ、20世紀の幕開けの象徴となった。
 パリは2008年と12年の両夏季五輪の開催都市に名乗りを上げたが、いずれも失敗。24年五輪の誘致も検討したが、多額の費用負担を理由に事実上断念した。パリのイダルゴ市長は14年11月、「万博は国の宣伝になり、雇用創出をもたらす」と五輪の代わりに万博誘致を目指す方針を打ち出し、市議会も全会一致で支持した。(2015/01/03-15:01)

251チバQ:2015/01/04(日) 06:00:13
http://mainichi.jp/select/news/20150103k0000m030025000c.html
イタリア:大統領が辞意 89歳、年齢理由に
毎日新聞 2015年01月02日 19時36分(最終更新 01月02日 22時30分)
 【ローマ福島良典】イタリアのナポリターノ大統領(89)は12月31日、年末の国民向けテレビ演説で、高齢を理由に近く辞任すると表明した。時期は明示しなかったが、イタリアが1月13日に輪番制の欧州連合(EU)議長国の座をラトビアに受け渡す式典に合わせて、辞任する見通し。

 ナポリターノ氏は昨年11月以降、早期辞任の可能性を示唆してきた。テレビ演説の中で辞任理由について「国家元首という難しい任務を果たすのに困難を伴う年齢に達した」と述べた。

 中道左派・民主党のレンツィ首相(39)はナポリターノ氏の辞任を受けて後継候補の絞り込みに着手する。中道右派「フォルツァ・イタリア」のベルルスコーニ元首相(78)はレンツィ首相の進める構造改革法案に賛成する条件として、受け入れ可能な大統領候補の提示を求めている。

 ナポリターノ氏は2006年に大統領に就任。13年2月の総選挙後、議会が後継を選出できずに2カ月近くに及んだ政治混乱を収拾するため、同年4月に続投を受諾した。大統領再選はイタリア史上初めてだった。イタリアの大統領は上下両院議員と州代表で構成する合同会議で選出される。

252チバQ:2015/01/04(日) 06:00:57
http://www.afpbb.com/articles/-/3035532
副党首の飲み物に下剤、入れた党員2人を除名 仏国民戦線
2015年01月02日 13:56 発信地:パリ/フランス
政治 こぼれ話

副党首の飲み物に下剤、入れた党員2人を除名 仏国民戦線 ×仏テレビ番組に出演した国民戦線(FN)のルイ・アリオ副党首(2014年11月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/BERTRAND GUAY 写真写真拡大をみる 写真購入のお問合せはこちら
【1月2日 AFP】フランスの極右政党、国民戦線(National Front、FN)のルイ・アリオ(Louis Aliot)副党首の飲み物に下剤を入れた若い党員2人が、党から除名処分を下されていたことが2日までに明らかになった。

 この騒動は数か月前、FNのマリーヌ・ルペン(Marine Le Pen)党首のパートナーでもあるアリオ副党首が、同党のボルドー(Bordeaux)支部を訪れた際に起きたという。地元日刊紙スッドウエスト(Sud Ouest)が報じた。

 FNのニコラ・ベイ(Nicolas Bay)副幹事長はAFPの取材に、報道内容を認め、会議を妨害するために党員3人がアリオ氏のワイングラスに下剤を入れたと述べた。

 また、スッドウエスト紙によれば、3人はアリオ氏が記者会見を行う予定だった部屋の電球も取り外していたという。

 3人は党の紛争解決委員会にかけられ、2人が除名、残る1人は1年間の党員資格停止処分を言い渡された。

 国民戦線は14年の統一地方選と上院選で歴史的な勝利を収め、欧州議会選挙でも同国最多議席を獲得した。世論調査では、2017年に予定されている大統領選挙が仮に今すぐ実施されたと仮定すると、ルペン氏が第1回投票で首位に立つとの結果が出ている。(c)AFP

253チバQ:2015/01/04(日) 23:47:39
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150104/k10014427641000.html
“独政府 ギリシャのユーロ圏離脱容認も”
1月4日 21時11分

“独政府 ギリシャのユーロ圏離脱容認も”
ドイツの有力メディアは、財政難に陥っているギリシャが、今月実施される議会選挙の結果、緊縮路線を見直すことになれば、ドイツ政府がギリシャのユーロ圏からの離脱を容認することもありうるという見通しを伝え、ドイツの動向に注目が集まっています。

これは、ドイツの有力な週刊誌「シュピーゲル」がドイツ政府関係者の話として4日報じました。それによりますと、ドイツ政府が、今月25日に実施されるギリシャの議会選挙で財政緊縮策に反対する最大野党が政権を獲得し、これまでの緊縮路線を見直すことになれば、ギリシャのユーロ圏からの離脱を容認することもありうるという見通しを伝えています。
ドイツのメルケル首相は、これまでギリシャのユーロ圏からの離脱を一貫して阻止する姿勢を示していました。
シュピーゲルは「メルケル首相が方針を転換したのは、同じく財政難に陥っていたポルトガルなどの状況が改善したことや、財政状況が悪化した国を支援する基金が整備されたことなどから、ギリシャ離脱の影響がほかのユーロ圏の国々に飛び火する危険性が低くなったため」としています。
ドイツ政府の内部では、ギリシャがEU=ヨーロッパ連合にとどまりつつ、ユーロ圏を離脱する方法が検討されているとも報じられており、ギリシャへの最大の支援国であるドイツの動向に注目が集まっています。

254チバQ:2015/01/05(月) 00:19:08
http://www.sankei.com/world/news/150104/wor1501040004-n1.html
2015.1.4 12:00
【世界の焦点】
「プーチンはヒトラーと同じ」女王と真逆、政治にモノ言うチャールズ英皇太子に英国社会は困惑





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ロンドンのウエストエンドで上演中の演劇「国王チャールズ3世」のチラシ。かなり高い評価だが、王様の口には×マーク!「黙っていなさい」という意味
 英王室が王位継承順第1位のチャールズ皇太子(66)を新国王とするための環境整備に動き始めた。エリザベス女王(88)の高齢化に伴う措置だ。皇太子は、沈黙を是とする母親の女王とは異なり、社会や政治の問題で積極的に発言する。だが、ここに来て「もの言う王様」の誕生に疑問の声が上がり、王室のあり方の議論に発展している。(ロンドン 内藤泰朗)

 「女王が死亡した。長い時を経て、王座に就いた皇太子はどのように国を統治するのか」。これは今年、ロンドンでヒットした演劇「国王チャールズ3世」の宣伝のうたい文句だ。

 女王亡き後、国王となったチャールズ3世が時の政府と対立し、議会で採択された法案への署名を拒否。女王時代の王室の伝統を破り、政治に介入したことから巻き起こる大論争の顛末(てんまつ)を、皮肉とユーモアで描いた英国らしい喜劇だ。

 英王室の未来を占うきわどい内容だが、「今年最高の芝居」「素晴らしく、しかも挑発的でとんでもないエンターテインメントだ」などと、英各紙の反応は上々。芝居は、来年1月末まで公演が延長された。

 すでに史上最高齢の君主となった女王は来年、在位63年となり、史上最も長く君臨したビクトリア女王に並ぶ。女王時代が終わった後にやってくる新国王はどんな時代を築くのか。それは、英国民はもとより世界の関心も高い。

 チャールズ皇太子は、不倫問題やダイアナ元妃との離婚(1996年)、翌年の元妃の事故死など数々のスキャンダルで国民の支持を失い、一時は国王にふさわしくないとまで言われたが、近年では親しみやすさをアピールし、信頼を徐々に回復している。

 そんな中、王室に対し厳しい目を向ける英ガーディアン紙(電子版)が先月20日、「チャールズ皇太子は国王となっても沈黙はしない」との見出しで、皇太子の側近たちが新国王の戦略を策定していると報じたことがきっかけとなり、議論が巻き起こった。

 同紙によると、皇太子は国王となった後も「心の琴線に触れる問題については発言をし続ける」としている。しかし、新国王が政府の政策と対立、法案への署名を拒否した場合、「憲法上の危機が生じる」との懸念を指摘する声が早くも野党、労働党の下院議員の中から上がっている。

 慈善活動家の皇太子はこれまでに、環境や教育、健康、差別、農業などの社会問題に対して、自らの見解を伝える書簡数十通を担当大臣に送付し、摩擦を引き起こしている。

 政治問題でも、ロシアによるクリミア半島の併合を受け、皇太子は今年5月にロシアのプーチン大統領を「(ナチス・ドイツの)ヒトラーと同じだ」と発言したと報じられるなど、物議を醸してきた。チベットなど人権弾圧の問題では、中国当局に批判的な言動をとってきた。

 英タイムズ紙(同)は、ガーディアンの報道の直後に「国王となった皇太子は君主の役割を見直すことになるだろう」と報道。新国王が国民の関心事に「心のこもった介入」することに懸念を抱くことは取り越し苦労に過ぎないとの憲法学者たちの見解を紹介した。

 しかし、英サンデー・タイムズ紙(同)は、「慎みこそが王室のよき部分」とした読者の声を紹介し、“もの言わぬ王様”が求められていると反論した。

 王室筋は「近い将来、王室の世代交代が行われるのは間違いない。英国は、女王が戴冠した60年以上前と比べまったく別の国になった。新しい国王が現代に受け入れられる体制づくりが必要だ。こうした議論は、誰も経験したことがない王位の移行という課題に取り組む上で重要である」と話している。

 英国王は「君臨すれども統治せず」との原則によって実質的な政治権力を持たない。「ものを言う王様」を目指すとされる皇太子自身が、どこまでこの原則に挑戦するのか。歯にきぬ着せぬ皇太子の発言から今後、それも浮かび上がってくるかもしれない。

 ちなみに、前出の芝居の主人公、チャールズ3世。国王の権威を主張してはみるものの、時代の流れに追いやられてしまう。本物の未来の国王がどんな手腕を見せるのか、世界は注視している。

255チバQ:2015/01/05(月) 00:23:22
http://www.sankei.com/world/news/150104/wor1501040037-n1.html
2015.1.4 23:16

アンドルー王子に“淫行”疑惑 英王室が「断固否定」と異例の声明

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アンドルー王子(AP)
 【ロンドン支局】エリザベス英女王の次男、アンドルー王子(54)が未成年だった女性と性的関係を持ったとの疑惑が浮上し、物議を醸している。4日付英各紙によると、英王室は「虚偽であり、全く根も葉もない作り話だ。断固として否定する」との声明を発表した。2日にも疑惑を否定する声明を出したばかりで、英王室が異例の“火消し”に動いた形だ。

 英BBC放送(電子版)など欧米メディアによると、疑惑は米国実業家が実刑判決を受けた少女売春事件に関連して浮上した。

 少女時代、実業家に「売春を強要された」とする女性が昨年末、米地裁に提出した書類の中で「未成年だった1999〜2002年に実業家に命じられ、複数の男性と性的関係を持った」と主張。アンドルー王子についても「ロンドン、ニューヨーク、カリブ海の島で計3回関係を持った」としている。

 アンドルー王子はこの実業家と交友があり、未成年らしき女性に腕を回す写真が一部英紙に掲載されたこともあった。

 英王室は2日の声明で、疑惑について「絶対に真実ではない」と強調。4日の声明では、女性の実名まで挙げ、女性の言い分について「虚偽であり、全く根も葉もない作り話だ」と否定のトーンを上げた。

 アンドルー王子の王位継承順位は5位。

256チバQ:2015/01/05(月) 22:00:36
http://www.sankei.com/world/news/150105/wor1501050008-n1.html
2015.1.5 10:00

「3回関係持った」英王子の少女買春疑惑 王室はなぜ実名を出して非難したのか…

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ダービーステークスの観戦に訪れたロンドンのエプソン競馬場で、エリザベス英女王(左)と談笑するアンドルー王子。“トラブル王子”の異名を持つ王子にまた少女買春疑惑がぶり返し、女王も頭が痛い=2013年6月1日(ゲッティ=共同)
 エリザベス英女王(88)の次男、アンドルー王子(54)=王位継承順位5位=が未成年の少女と性的関係を持ったとする疑惑が、昨年末に米国で起こされた訴訟で浮上した問題で、英王室は4日、声明を発表し「断固として(疑惑を)否定する」と強調した。王室は2日にも否定声明を出したばかりで、同じ問題で立て続けに2回も対応するのは「前代未聞」(英BBC放送)。火消しに躍起となるのは、騒ぎが収まらなければ、王子のみならず王室にとっても深刻なダメージとなりかねないからだが、逆にメディアの報道は過熱してきている。

米訴訟で明るみに

 疑惑は、米実業家のジェフリー・エプスタイン氏(61)をめぐる少女売春事件に関連して、12月29日に米フロリダ州ウエストパームビーチの地裁に起こされた訴訟で明るみに出た。原告は、少女時代にエプスタイン氏に売春を強要されたとする女性で、米政府を相手に「司法当局がエプスタイン氏と司法取引をしたため、刑が不当に軽くなり、自身を含む被害女性たちの尊厳が踏みにじられた」などと訴えている。

「3回関係持った」

 米メディアによると、女性は提出した訴状で「1999〜2002年にエプスタイン氏に命じられて複数の男性と性的関係を持ち、アンドルー王子とは、ロンドン、ニューヨーク、カリブ海の島で開かれた乱交パーティーで計3回関係を持った」と主張している。エプスタイン氏は2008年、一連の少女売春事件の首謀者として摘発され、司法取引に応じて犯行を自供。1年6月の禁錮刑判決を受け、服役した。

 エプスタイン氏はかつて、フロリダ州の高級保養地パームビーチにある豪邸で、未成年の少女にエロチックなマッサージや売春行為を強要し、多くの有名人がホテル代わりに通い詰めていた。アンドルー王子はエプスタイン氏と親交があり、豪邸にも何度か長期滞在したことがあったことなどから、当時も少女買春疑惑が指摘され、一部の英紙には王子が17歳の少女を両腕で抱くようにした写真が掲載されたこともあった。しかし、直接の当事者の証言がなかったことから、疑惑追及は沙汰やみになっていた。

女性を実名で非難

 英王室は2日の声明では、「王子が未成年者と不適切な関係を持っていたとする主張は絶対に真実ではない」としていた。しかし、4日の声明はより強い調子で攻撃的となり、「ヨーク公(アンドルー王子)がバージニア・ロバーツと性的接触ないし関係を持ったとする主張を、断固として否定する。言い分は虚偽であり、全く根も葉もない作り話だ」と言い放った。

 バージニア・ロバーツとは、今回米国で訴え出た女性の実名であり、BBCの王室担当記者のピーター・ハント氏は「王室自らがこれまでの慣習を破り、これほどきつい調子で否定声明を出したのは前例がないことだ」と話している。

 女性は匿名での報道を望んでおり、米国や英国のメディアも匿名で経緯を報じていたが、英王室がまず率先して実名で非難したのは異例中の異例だ。英国では、レイプや売春事件に関する報道では、関係者が実名報道を望まない限り、匿名で報じるのが伝統だった。裏を返せば、英王室の焦りようは尋常ではないということであり、今後、ゴシップ紙のいっそう執拗な追及にさらされかねない状況だ。

257チバQ:2015/01/06(火) 20:02:47
http://mainichi.jp/select/news/20150106k0000e030213000c.html
パリ:180m高層ビル計画 新名所か景観破壊か市民論争
毎日新聞 2015年01月06日 13時43分(最終更新 01月06日 19時25分)

 パリ市内に高さ180メートルの高層ビルを建てる計画が持ち上がり論争が起きている。実現すればエッフェル塔(324メートル)、モンパルナスタワー(210メートル)に続く高層建築。推進派は「パリの新たな魅力」とするが、反対派は「景観を損なう」と主張している。

 高層ビルは「トライアングルタワー」と呼ばれガラス張りの巨大な三角形。建設予定地はエッフェル塔のたもとからセーヌ川を下った市南端に近い場所で総工費は5億ユーロ(約720億円)。

 イダルゴ市長は「約5000人の雇用を創出し、パリの新しいモニュメントになる」と強調。しかし建築物の高さ制限で美しい町並みを守ってきたとの自負があるパリ市民の間では拒否感も強く、世論調査では常に6〜7割が反対する。

 2013年10月にはパリに本部を置く国連教育科学文化機関(ユネスコ)まで「パリは低層のまま保存された世界でもまれに見る都市」と反対の立場を表明した。

 「モンパルナスのトラウマ(心的外傷)」も反対論を支える。1973年完成のモンパルナスタワーは冷たい感じの外観などから現在も不評。市議会野党の国民運動連合(UMP)は「あの惨劇をまた繰り返すのか」と新ビル建築計画を攻撃する。

 市議会は14年11月に83票対78票で建築計画を否決。しかしイダルゴ市長は秘密投票が守られなかったとして無効を求め行政裁判所に提訴。同時に計画の一部修正に応じる構えも見せており、計画は再審議となる見通し。

 現在はパリの象徴となっているエッフェル塔ですら、19世紀の建設当時は景観破壊を理由に反対論にさらされた。(パリ共同)

258チバQ:2015/01/06(火) 20:23:04
http://www.sankei.com/world/news/150106/wor1501060015-n1.html
2015.1.6 08:45

「反緊縮」…ポピュリズム政党が台頭 反EUにさらされる欧州 カギ握るギリシャ総選挙

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3日、アテネでの集会で手を振る、ギリシャ最大野党、急進左派連合のツィプラス党首(AP)
 【ベルリン=宮下日出男】ギリシャで25日に行われる総選挙が、今年の欧州の政治動向を占うカギになるとして注目されている。国民に痛みを強いる財政緊縮策などに反対する各国のポピュリズム(大衆迎合主義)政党は、結果次第では勢力伸長の弾みになると注視する。一方、市場などは欧州連合(EU)の結束にかかわる政治リスクが高まりかねないと警戒を強めている。



 「2015年はスペインと欧州の変化の年だ。それはギリシャで始まる」。ギリシャの総選挙が決まった昨年12月29日、短文投稿サイト・ツイッターでつぶやいたのは、今年11月に総選挙が予定されるスペインの新興左翼政党「ポデモス」のイグレシアス党首だ。

 ギリシャ総選挙では、同国政治を長年担ってきた左右両派の主要政党で構成する連立与党に対し、2012年の前回選で最大野党に躍進した急進左派連合が挑む。ポデモスも発足約1年で世論調査の支持率が左右二大政党に比肩するまでに急伸し、台風の目となっている。

 ギリシャもスペインも債務危機に見舞われ、財政緊縮策で国民は苦労を味わった。「反緊縮」で歩調をそろえるイグレシアス氏に対し、急進左派のツィプラス党首は「われわれは勝つ」とのメッセージを返した。

 ギリシャの総選挙決定には、EU離脱を主張し、5月の総選挙で躍進が予想される英国独立党のファラージュ党首も歓迎の意向を表明した。

 県議会選などが今年行われるフランスの極右政党、国民戦線のルペン党首も「ギリシャ国民の勝利だ」との声明を発表した。

 これらの政党は左右の党派を異にし、財政緊縮や対EU、移民問題などでも一致したスタンスを取っているわけではない。それでもギリシャに注目するのは急進左派が勝てば、「(庶民感情をくまない)政治エリートに対する大衆の勝利」(欧州メディア)として、自らの追い風になると踏むためだ。しかし、その実は「複雑な問題に対し、単純で不合理な解決策を示すポピュリズム」(英紙フィナンシャル・タイムズ)とされる。

★  ☆

 EUでは昨年、欧州議会選で反EUや極右勢力などが躍進。今年はデンマークやフィンランドでも総選挙を控え、反EU勢力の動向が注視される。ギリシャが選挙後に財政危機に陥っても欧州全体への波及は限定的とされるが、メディアは他国の政治情勢への影響を念頭に「欧州で政治リスクが増大する」(独主要紙)と市場の懸念を伝える。

 ただ、ギリシャの総選挙はこうした政党にとり、もろ刃の剣となる可能性もある。急進左派が勝った場合でも、政策が実現できなければ「無責任なポピュリスト」(専門家)と示すことになり、むしろ失望が広まりかねないからだ。

259チバQ:2015/01/06(火) 20:23:37
http://www.sankei.com/world/news/150106/wor1501060016-n1.html
2015.1.6 09:07

ロシアが「反EU」政党に資金援助 仏や東欧などで分断図る

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 【ロンドン=内藤泰朗】「反欧州連合(EU)」を掲げる欧州各国の極右政党に、ロシアが資金援助を行っていると英ガーディアン紙が報じた。「欧州の分断を図り、求心力をそぐ戦術」としている。

 同紙によると、フランスの極右政党、国民戦線(FN)の女性党首、マリーヌ・ルペン氏は、プーチン露大統領の出身母体、旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のロシア人が所有するキプロスの会社から200万ユーロ(約2億8800万円)を借りている。またモスクワの第1チェコロシア銀はFNに940万ユーロを貸し出した。

 ルペン氏は貸付総額について報道内容を否定したが、「フランスの銀行がお金を貸さないのが問題だ」と、開き直っているという。

 ウクライナ・クリミア半島の併合などを受けてフランスは、ロシアの発注で建造したミストラル級強襲揚陸艦の納入を凍結。FNは昨年の欧州議会選でフランス第1党に躍進し同議会で親露派の会派を形成しており、FNへの援助はフランスに対するロシア側の“報復”との見方も出ているという。

 またロシアは東欧の親露的な極右政党への資金援助も計画的に実施。ハンガリーのヨッビク、スロバキアの国民党、ブルガリアのアタッカなどが含まれるという。同紙は「欧州はロシアの陰湿な資金援助のやり方に目を覚まさなければいけない」と強調している。

260チバQ:2015/01/06(火) 22:51:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150106-00050116-yom-int
仮病?献血!…大みそか、ローマの警官8割欠勤
読売新聞 1月6日(火)20時4分配信

 【ローマ=青木佐知子】大みそかが勤務日となっていたローマ市の警官の8割が、体調不良などを理由に欠勤したことが判明し、イタリアで波紋を呼んでいる。

 大きな混乱はなかったようだが、事態を重くみたレンツィ首相は5日、政府職員をローマ市に送り、聞き取り調査に乗り出した。

 ANSA通信によると、大みそかの雑踏警戒などを担当したローマ市の交通警察905人のうち、約85%にあたる767人が欠勤。このうち約570人は「病気」が理由だった。献血促進のために被雇用者に認められている「献血休暇」を申請した者も70人ほどいた。

 イタリアでは公務員の欠勤が社会問題化しており、ローマ市は、仮病の疑いもあるとして、欠勤した警官の診断書などを確認した上で処分にあたる方針だ。AP通信によると、南部ナポリのゴミ回収業者や、南部バーリのバス運転手の大みそかの欠勤も発覚している。

261旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/01/07(水) 21:08:48
たいへん。

パリの新聞社で銃撃戦に これまでに10人死亡
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150107/t10014521451000.html
フランス・パリの中心部にある新聞社「シャーリー・エブド」の本社に2人の男が押し入って銃を乱射し、警察官と銃撃戦になりました。
地元の捜査当局は、NHKの取材に対して、この銃撃戦でこれまでに10人が死亡し、複数のけが人が出ていると明らかにしました。

【速報】フランス風刺週刊紙「シャーリー・エブド」本社で発砲事件:複数名死亡との情報も=パリ
http://societas.blog.jp/archives/1017137893.html
現地時間7日11時45分(日本時間同日19時45分)ごろ、パリ11区に所在する風刺週刊紙「シャーリー・エブド」本社で発砲事件が発生した。襲撃犯はカラシニコフ自動小銃で武装した2名の男性からなり、すでに11名が死亡(警官2名を含む)、4名が緊急を要する重体。
犯人2名はなおも逃走中。パリでは対テロの警戒度が最高レベルまで上げられ、「ル・フィガロ」はじめ他の新聞社も入口を閉鎖したとのこと。パリ滞在中の読者は外出を控え、続報に注意されたい。
以下のYoutubeチャンネルではフランスのTV局「FRANCE 24」による現地からの生中継が放送されている。
「シャーリー・エブド」(Charlie Hebdo)は過激な風刺漫画で知られる新聞で、ムハンマドを風刺した刺激的な漫画を2006年と2012年の2度にわたって掲載。波紋を呼んでいた。

262旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/01/07(水) 21:22:30
パリの新聞社で銃撃戦に これまでに11人死亡
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150107/t10014521451000.html
フランスのパリの新聞社の本社に武装した2人の男が押し入って銃を乱射し、警察官と銃撃戦になり、これまでに11人が死亡し、捜査当局は現場から逃走した2人の行方を捜査しています。

日本時間の7日午後7時半ごろ、フランス・パリにある新聞社「シャルリ・エブド」の本社に、銃などで武装した2人の男が押し入って銃を乱射し、警察官と銃撃戦になりました。
フランスの当局によりますと、これまでに11人が死亡し、複数のけが人が出ているということです。
捜査当局は、現場から逃走した2人の行方を捜査しています。
現場には、オランド大統領やカズヌーブ内相などが到着し、現地の状況を確認しました。
オランド大統領は、「これはテロ行為で自由を尊ぶフランスでは断じて受け入れられない行為だ」と述べました。
7日に発売されたシャルリ・エブドの最新号では「若者はジハードを好む」と題してイスラム教の聖戦を風刺する漫画が掲載されていました。

現場となった新聞社とは
今回乱射事件のあったパリの新聞社「シャルリ・エブド」は時事問題を風刺をきかせた記事で伝えることで知られています。
2011年11月には、中東の民主化運動「アラブの春」の特集を組み、イスラム教の預言者ムハンマドを紹介したうえで、「これで笑わなければ、むち打ちの刑だ」というせりふとともに風刺画を掲載しました。
週刊誌の発売直前にこの風刺画がホームページで紹介されると、新聞社には「イスラム教を侮辱する行為だ」として、さまざまな抗議や脅迫があり、火炎瓶が投げ込まれ建物の内部がほぼ全焼する事件もありました。

仏の最近のテロ事件
ヨーロッパでは、イスラム教の過激な思想に染まった人物が関与したとみられるテロ事件が起きています。
去年5月、フランス出身の男がベルギーのブリュッセルにある「ユダヤ博物館」で銃を発砲し、4人が死亡しました。
この男は、フランス南部のマルセイユで逮捕され、シリアで「イスラム国」の活動に参加していたことが分かっています。
また、おととし3月には、国際テロ組織アルカイダのメンバーを名乗る男がフランス南部のトゥールーズやその近郊でユダヤ系の子どもや兵士ら合わせて7人に対して発砲して殺害する事件が起きています。

263チバQ:2015/01/08(木) 07:54:57
http://mainichi.jp/select/news/20150108k0000m030122000c.html
仏テロ:襲撃、厳戒のパリで 年末に憲兵増員、警戒強化
毎日新聞 2015年01月07日 21時32分(最終更新 01月08日 01時29分)
 ◇欧州内、イスラムと対立

 イスラム教の預言者ムハンマドなどの風刺画で物議を醸した仏週刊紙への銃撃事件は、各地で警察や市民への襲撃が相次ぎ、治安当局がテロへの警戒を強めているさなかに起こった。フランスは、中東の過激派組織「イスラム国」に1000人以上が参加する欧州最大の戦闘員供給国。イスラム過激派に触発された国民によるテロの可能性や、元戦闘員の逆流が強く懸念されていた。

 フランスでは昨年12月20日、中部ジュエレトゥールでアフリカ系の男(20)が「神は偉大だ」と叫びながら警察署に押し入ろうとし、警官3人に刃物でけがをさせ、射殺された。男はフェイスブックにイスラム国の旗を掲載していた。21、22日には東部ディジョン、西部ナントでそれぞれ男が車で通行人に突っ込み、合わせて二十数人の死傷者を出した。治安当局はイスラム過激派との関連がないか調べている。3件の事件を結びつける証拠は出ていないが、ソーシャルメディアなどで過激派の呼びかけに触発された可能性が残る。

 仏政府は12月23日、テロ警戒にあたる憲兵隊を780人から約300人増員。治安当局による駅や公共施設の警戒も強化していた。

 フランスには人口の約1割に当たる600万人のイスラム系住民が居住し、国内外でイスラム過激派によるテロなどが起きるたびに、穏健なイスラム系住民も同一視され、差別を受ける現象が起き、社会問題化していた。イスラム教徒は相対的に所得が低く、就職時の差別なども厳然と存在するなど社会の断絶が懸念されている。

 イスラム過激派が暴力に走る背景には、欧州社会で寛容さが失われ、イスラム教徒の一部と一般社会が鋭く対立している事情がある。ドイツでは「サラフィスト」と呼ばれるイスラム過激派が5000人規模に伸長する一方、昨秋から各地で数万人規模の「反イスラム」デモが毎週行われている。政府は対話と寛容を呼びかけているが、対立は解けていない。

 欧州各地では移民のイスラム教徒の2、3世が過激化したり、キリスト教徒の若者がイスラム過激派の思想に共鳴し、転向したりする例が見られる。昨年5月にはフランス人男性がブリュッセルのユダヤ博物館を銃撃、3人を殺害した。一方、こうした「ホームグロウン・テロ」やイスラム過激派に反発し、イスラムを敵視する運動も起きている。一部では極右が主導しているとみられる。ドイツなどでは両者のデモ隊の衝突も頻発しており、対話より暴力が先行しているのが実態だ。【パリ宮川裕章、斎藤義彦】

 ◇「表現の自由」「神への冒とく」

 欧米の出版物や映画がイスラム教を冒とくしたとの非難が広がり、暴力ざたに発展する事件は過去にも再三起きている。製作者は「表現の自由」を強調するが、信仰心のあつい保守的なイスラム教徒からは「信仰への配慮が足りない」との強い反発を招くなど、両者の見解の隔たりは大きい。

 ムハンマドの描写がイスラム教徒の怒りを買った例として、最近では2012年に米国で公開された映画がある。ムハンマドが強欲な野蛮人のように描かれたことを受け、イスラム諸国の米大使館前などで抗議デモが拡大。リビア東部ベンガジでは同年9月に米領事館が襲撃され、当時の米大使らが殺害された。

 日本が騒動に巻き込まれた例もある。1989年に英国の作家がムハンマドの生涯を描いた小説を出版した際、売春婦にムハンマドの妻の名前を付けるなどしたため、これに反発したイランの当時の最高指導者ホメイニ師が作家に死刑を宣告。邦訳を担当した筑波大助教授が殺害される事件(未解決)が起きた。

 イスラム教徒は唯一神や預言者を絶対視し、神の啓示を記した聖典コーランなどを信仰の基本としている。神や預言者が批判的に取り上げられた場合、異教徒が風刺やジョークだと感じる内容であっても、イスラム教徒は侮辱だとみなす。また、イスラム教は偶像崇拝を禁じており、風刺画で取り上げること自体が冒とくだとする意見が大半だ。

 イスラム世界では20世紀以降、かつて西欧列強の支配を受けた歴史を背景に、イスラム教の価値観を見直す復興運動が発展してきた。復興運動が過激化し、西洋的価値観を暴力的に否定したのが国際テロ組織アルカイダや過激派組織イスラム国などだ。穏健派の間でもイスラム復興は広がっており、欧米の価値観を押しつけるような行為はイスラム教への侮辱と受け止められやすい土壌がある。【カイロ秋山信一】

264チバQ:2015/01/08(木) 23:14:32
http://www.sankei.com/world/news/150108/wor1501080059-n1.html
2015.1.8 22:15
【仏紙銃撃テロ】
宗教の尊厳VS.表現の自由 「譲れない価値観」の対立、激化の恐れも 

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(1/2ページ)
 【ベルリン=宮下日出男、カイロ=大内清】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド本社の銃撃事件は、「表現の自由」は宗教も例外としない欧米と、神や預言者のあらゆるものへの優先性を認めるイスラム世界の「価値観」の対立を改めて浮き彫りにしたといえそうだ。歴史に根差した宗教と社会の関係のあり方に関わるだけに、互いに譲れず、その溝は深い。

 「宗教はほかの思想のように批判や風刺される必要がある」。7日、こうした声明を出したのは小説「悪魔の詩」を執筆し、イランのホメイニ師から死刑宣告を受けた英作家サルマン・ラシュディ氏だ。同氏は「シャルリー・エブドを支持する」と明言した。

 「言論へのテロ」に対しては欧米首脳も事件後、相次ぎ非難した。表現の自由は欧米にとって民主主義社会の根幹だ。それを支えるメディアを標的とした「蛮行」(オランド仏大統領)は許されない。

 西洋の近代化とは、宗教改革などを経て強大な権力を持つ教会の影響から脱し、市民社会を確立してきた歴史だ。この過程で宗教と政治に壁を設ける「政教分離」も進んだ。欧州の民主主義国では宗教も批評を免れず、シャルリー・エブドはキリスト教に対する風刺も行ってきた。

 一方、イスラム世界ではイスラム教は世俗社会も包括する「至高の価値」とされる。唯一神アッラーは無論、預言者ムハンマドも「無謬」の存在だ。偶像崇拝が禁じられていることもあり、それらを絵画などの形で揶揄(やゆ)することは大部分の信者には容認できない。

 事件については、「イスラムと相いれない」(サウジアラビア政府当局者)などとイスラム界からも一斉に非難の声が上がった。だが、それはテロという「手段」への非難であり、ムハンマドへの風刺を認めているわけではない。イランの外相報道官は非難の一方、「表現の自由を使って一神教を辱めるのは容認できない」とも述べている。

 オランダでは2004年、イスラム社会の女性差別を扱った映画監督が暗殺され、12年にはムハンマドを侮辱的に描いた米制作映画の映像をめぐり、各地で反米デモが発生した。

 こうした価値観の衝突は2001年の米中枢同時テロ以降に顕在化してきたが、今回の事件でさらに激化する恐れが懸念される。

265チバQ:2015/01/08(木) 23:15:17
http://www.sankei.com/world/news/150108/wor1501080054-n1.html
2015.1.8 21:02
【仏紙銃撃テロ】
「コーランでなくフランスの法に従う」風刺武器の名物編集長、警護対象も壮絶な最期

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(1/2ページ)【フランス週刊紙銃撃テロ】

ステファン・シャルボニエ氏(AP)
 【パリ=内藤泰朗】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド本社が襲撃された事件では、同紙の名物編集長で風刺画家のステファン・シャルボニエ氏(47)も犠牲になった。イスラム教に限らず、宗教上のタブーに踏み込むことも辞さない挑発的な編集姿勢はしばしば物議を醸し、賛否両論を巻き起こしてきた。

 「コーラン(イスラム教の聖典)ではなく、フランスの法に従う」

 2009年に編集長に就任し、「シャルブ」の愛称で知られたシャルボニエ氏は11年11月、火炎瓶が投げ込まれて編集部が全焼した際、英BBCなどにこう述べた。事件は「過激派の大ばか者」の犯行で、イスラム教徒とは無関係だという見方を示した。

 シャルリー・エブドはシャルボニエ氏が編集長になる前の06年、デンマーク紙が掲載したイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を転載。その後、関係者は絶えず殺害すると脅迫され、警察の警護対象になっていた。

 フランス政府の自粛要請にもかかわらず、シャルリー・エブドは12年9月にもムハンマドの風刺画を掲載。13年にはムハンマドを漫画で描いた「ムハンマドの生涯」を発売した。

 宗教や政治のタブーに挑む編集方針には、「言論の自由を体現する存在だ」と称賛する声のほか、「敵意をあおる」との批判も出ていた。

 シャルボニエ氏は7日午前の編集会議の最中、覆面をした男2人が乱射した銃により死亡した。「カブ」「ティグノス」「ウォリンスキ」といったペンネームで、フランスではよく知られた漫画家たちも死亡した。

 銃撃された7日、シャルボニエ氏が生前に描いたとされる風刺画がツイッターで出回った。過激派とみられる男の絵の上に「フランスでは相も変わらずテロが起きていない」と、挑発的な文句が書かれていた。

■シャルリー・エブド フランスの週刊新聞。「シャルリー」は米の人気漫画のキャラクター、チャーリー・ブラウンから取られたという。「エブド」は「週刊」の意味。1970年創刊。公称部数3万部。前身は60年代に2度、発禁処分となった月刊紙「アラキリ」(日本語のハラキリの意味)。

266チバQ:2015/01/08(木) 23:16:12
http://www.sankei.com/world/news/150108/wor1501080051-n1.html
2015.1.8 20:49
【仏紙銃撃テロ】
厳戒下のテロ 仏苦悩 人口の1割イスラム系 反移民の流れ、対立招く

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(1/2ページ)【フランス週刊紙銃撃テロ】

7日、パリでの銃撃事件を受け、国民に向けて演説するフランスのオランド大統領(ロイター)
 【パリ=内藤泰朗】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド本社が銃撃された事件は、同国でテロへの厳戒態勢が敷かれる中で発生した。欧州各国の過激派対策の見直しが今後、急務になるものとみられる。

 フランスは欧米諸国最大の過激派組織「イスラム国」への義勇兵供給国として知られる。シリアやアルジェリアなどのイスラム諸国からの移民2世、3世の若者たちがイスラム過激思想に触発され、義勇兵として参戦する。その数は1000人以上ともいわれる。

 フランスでは昨年12月、中部ジュエルトゥールの警察署で、イスラム国に共感を持つアフリカ系の若者が警官3人に刃物でケガを負わせ、射殺される事件が発生。東部ディジョンと西部ナントでも、それぞれ、ソーシャルメディアでイスラム過激派思想に染まった疑いがある男が車で通行人をひき、二十数人の死傷者を出す事件が相次いだ。

 仏治安当局はこうした状況を受け、昨年暮れにすでに警戒態勢のレベルを引き上げ、公共施設や駅などの警備を強化していた。

 しかし、フランスでは人口の約1割に当たる600万人がイスラム系住民だ。その中には、穏健派も過激派と同一視されたり、就職などでも差別を受けたりして社会の中で疎外感を感じている者も多い。同国をはじめ、欧州社会の反移民の動きも社会の対立を招いているとされている。

 過激派となった若者たちを再教育し、過激派に対抗する力にしようと活動を展開する民間団体、クイリアム財団(本部ロンドン)のハラス・ラフィック代表(49)は「穏健派が容易に過激派に変わる土壌が醸成されている。その流れを変えるための大規模な社会運動を起こさなければ、いくら警備を強化しても、イタチごっこは永遠に終わらず状況は悪化するだけだ」と警告している。

267チバQ:2015/01/08(木) 23:16:41
http://www.sankei.com/world/news/150108/wor1501080049-n1.html
2015.1.8 20:46
【仏紙銃撃テロ】
「私はシャルリー」 連帯と弾圧への抗議、世界に拡大

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【フランス週刊紙銃撃テロ】

7日、パリのレピュブリック広場でろうそくをともし、週刊紙銃撃事件の犠牲者を追悼する人たち(ゲッティ=共同)
 【パリ=内藤泰朗】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド本社の襲撃事件から一夜明けた8日、現場から近いパリ中心部では依然として、警察が厳戒態勢を敷いた。夜を徹したパリの抗議集会には、数万人が集まった。「私たちは恐れない」。凶弾に倒れたジャーナリストと漫画家たちへの連帯と、言論の自由への弾圧には屈しないとする強く静かなメッセージは世界に広がった。

 警察によると、襲撃現場からも近いレピュブリック(共和国)広場には、約3万5千人が埋め尽くした。ソーシャルメディア(SNS)など通じ、世界に広がった「私はシャルリー」の連帯を示す合言葉。それが書かれた紙を首からぶら下げた若者たちに声をかけると「ペンは銃よりも強い」「銃で言論の自由は奪えない」「悲しい。でも、恐れてはいない」などと、力強い答えが次々と返ってきた。ろうそくを手に涙を浮かべていた女性は「私たちは怒ってはいない。なぜなら怒りは、新たな怒りを生むから」と語った。

 警察に封鎖された襲撃現場で出合ったIT(情報技術)関連会社のマネジャー、セルジュ・ポチェさん(43)は、政治や宗教などについての風刺や皮肉が効いた同週刊紙の漫画が大好きだったという。

 「真剣に戦ってきたシャルブ(同週刊紙の編集長のニックネーム)たちの死を悼み、ここに来た。おぞましい事件が宗教や民族の対立に火をつけないことを祈りたい」と強調した。

268チバQ:2015/01/08(木) 23:17:05
http://www.sankei.com/world/news/150108/wor1501080046-n1.html
2015.1.8 19:17
【仏紙銃撃テロ】
「犠牲者に尊敬の念」 ドイツの新聞2紙が風刺画を1面に掲載





【フランス週刊紙銃撃テロ】
 ドイツ紙のベルリーナー・ツァイトゥングとターゲスシュピーゲルは、12人が死亡したフランスの風刺週刊紙シャルリエブドの銃撃事件に抗議し、8日付紙面の1面にシャルリエブドの風刺画をそれぞれ数枚掲載した。

 両紙はともに「自由への攻撃」という見出しを掲げ、事件を詳しく報じた。風刺画は過去に発行されたシャルリエブドの表紙を並べる形で掲載。

 ベルリーナー・ツァイトゥングは「報道と言論の自由を守り、犠牲になった方々への尊敬の念を表した」と掲載の理由を説明。ターゲスシュピーゲルは「生き残っている者は沈黙してはならない」と訴えた。(共同)

269チバQ:2015/01/08(木) 23:20:40
http://mainichi.jp/select/news/20150109k0000m030081000c.html
仏週刊紙テロ:イスラム教徒への憎悪拡大…欧州各国懸念
毎日新聞 2015年01月08日 20時23分(最終更新 01月08日 22時21分)
 【パリ斎藤義彦】7日に発生した仏週刊紙襲撃事件により、欧州で「反イスラム運動」が勢いづき、それを支持する極右政党も増長するとの懸念が高まっている。反イスラム運動側は、事件で運動が正当化されたと主張し、各国政府はイスラム教徒全般への憎悪が高まらないよう苦慮している。さらなる暴力を招きかねず、社会の亀裂が深まる悪循環が生まれるからだ。

 フランスで勢いを増している極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首は7日、事件について、一般のイスラム教徒とは区別すべきだとしながらも「イスラム原理主義に関連したテロの脅威が高まっているのは事実だ」と述べた。

 移民排斥を唱える国民戦線の幹部は「われわれが正しいことが証明された」と自信を見せた。同党は昨年の欧州議会選挙でフランスの第1党になるなど支持を集めており、今回の襲撃テロでさらに増長する可能性もある。

 一方、ドイツ各地で毎週数万人を集めている「反イスラム化デモ」を側面から支持する小政党「ドイツのための選択肢」の副党首は7日、「イスラム主義の危険を無視してきた者(政府や既成政党)は罰せられた」と主張。

 事件を受け「反イスラム化デモ」が「現実性と重要性を与えられた」と、正当化されたとの見解を示した。この小政党はユーロ離脱や、移民規制を訴え地方議会で伸長している。

 これに対し、ドイツの与党幹部は「卑劣な議論」と激しく反発。デメジエール内相は「イスラム過激派のテロと一般のイスラム教はまったく別で、峻別(しゅんべつ)が求められている」と述べた。ドイツ政府は、イスラム教への嫌悪感が社会の中に広がっていることから、政財界関係者と移民代表との対話など、イスラム教徒との社会統合策に取り組んでいるが、効果は必ずしも出ていない。

 一方で、イスラム過激派によるテロ未遂事件は頻繁に摘発されている。別の独与党幹部は「(今回の)テロを利用して憎悪の種をまくことは許されない」と、社会の亀裂の深まりに警告を発した。

270チバQ:2015/01/08(木) 23:21:49
http://mainichi.jp/select/news/20150108k0000e030217000c.html
仏週刊紙テロ:「自由への攻撃」各国非難…戦う姿勢を強調
毎日新聞 2015年01月08日 11時57分(最終更新 01月08日 14時15分)
 パリで7日に起きた仏週刊紙襲撃事件は、メディアを標的とした異例のテロで、世界に大きな衝撃を与えた。容疑者はイスラム過激派の影響を受けているとみられ、イラクやシリアで勢力を拡大する過激派組織「イスラム国」や元戦闘員の逆流などに苦慮する欧米各国や国連は事件を強く非難し、仏政府とともにテロと戦う姿勢を強調した。【ロンドン小倉孝保、ローマ福島良典、ニューヨーク草野和彦】

 ◇ローマ法王も「おぞましい襲撃」

 オバマ米大統領は7日、フランスのオランド大統領と電話協議し、事件の捜査を支援すると伝えた。ホワイトハウスが発表した。これに先立ち、オバマ氏は一部記者団に対し、事件を「自由な報道に対する攻撃であり、テロリストが自由をいかに恐れているかを示すものだ」と批判。欧州や中東など海外在住の米国人の安全確保をケリー米国務長官などと協議すると述べた。アーネスト米大統領報道官によると、現時点で米国の報道機関に対する特定の脅威情報はないという。

 英国のキャメロン、ドイツのメルケル両首相は7日、ロンドンで共同記者会見し、秘密情報分野などでフランス政府に全面協力する姿勢を示した。キャメロン首相は事件について、「身の毛もよだつ野蛮なテロだ」と強く非難し、メルケル首相は「この絶望的な時間に我々はフランス国民と共にある」と語った。

 フランシスコ・ローマ法王は7日、バチカン(ローマ法王庁)報道官の声明を通じて「おぞましい襲撃」と非難した。バチカン報道官は声明の中で「法王は、国家、宗教、文化の違いを超えた平和的共存を脅かす憎悪と暴力の拡散に反対するよう呼びかける。殺人は忌まわしく、正当化できない」と述べた。

 バチカンを抱えるイタリアのアルファノ内相は7日、対テロ担当官会議を招集し、警戒を強化することを決めた。レンツィ首相はフランスの駐イタリア大使と会談し、「私たちは皆、フランス人だ」と連帯を表明した。

 国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は7日、「残虐で冷酷な犯罪」であり、「メディアと表現の自由という、民主主義の礎石に対する直接的な攻撃だ」と非難した。国連本部で記者団に語った。また国連安全保障理事会も同日、「野蛮で、卑劣なテロ攻撃を最も強い言葉で非難する」という報道声明を出した。

272とはずがたり:2015/01/09(金) 08:52:36
ムハンマドを揶揄するような下品な諷刺もねぇ。。

<仏週刊紙テロ>容疑者3000人態勢追跡 関係者複数拘束
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20150109k0000m030115000c.html
毎日新聞2015年1月8日(木)21:49

 【パリ宮川裕章、斎藤義彦】仏週刊紙「シャルリーエブド」のパリにある本社で7日に男らが銃を乱射し、計12人を殺害した襲撃事件で、仏捜査当局は8日、容疑者3人のうち、逃走している兄弟と関係があるとみられる複数の人物を拘束した。バルス首相が明らかにした。捜査当局は7日深夜(日本時間8日朝)に仏北部の警察に出頭したハミド・ムラド容疑者(18)の事情聴取を続けるとともに、約3000人態勢で兄弟の行方を追っており、AFP通信によると、北部エーヌ県で8日朝に兄弟が目撃されたことを確認した。

 兄弟はサイド・クアシ(34)とシェリフ・クアシ(32)の両容疑者。過激派組織に関与して過去に訴追されており、テロ要注意人物として当局の監視対象に入っていた。逃走に使われ乗り捨てられた車から見つかった兄の身分証が容疑者特定につながった。

 報道によると、兄弟はパリでアルジェリア移民の両親の下に生まれ、幼少期に両親が死亡。弟は仏西部レンヌで過ごしていたが、兄との交流を続け、時期は不明だが、パリで一緒に住むようになった。

 2005年1月、仏国内の過激派組織を捜査当局が解体した時、兄弟は組織に関与したとしてパリで逮捕された。家宅捜索で弟のシェリフ容疑者がシリア行きの航空券を所持していたことが判明、シリア経由でイラク入りし、対米テロ戦に参加する意図があったとされている。シェリフ容疑者は08年、フランス人をイラクのアルカイダ系分派組織に送り込んだとして18カ月の執行猶予付き有罪判決を受けた。サイド容疑者は証拠不十分で無罪だった。当時の弁護士はフィガロ紙に「人生に迷った若者が過激派組織に出会い、自分にとって重要なものと考えてしまったのだろう」と語る。

 仏メディアが報じた目撃証言によると、7日午前11時半ごろ、覆面をかぶり、銃を持った2人組の男が同社の本社建物に押し入り、地上階の受付にいた男性2人に同社であることを確認した後、発砲し、1人を殺害した。男らは3階の編集室に向かい、「偉大な神よ」「預言者の敵だ」と叫びながら銃を約30発連射した。同紙は毎週水曜日の午前10時から編集会議を開いており、男らはこの編集会議を狙った可能性が高い。

 屋上に逃げ込んだ記者が撮影した映像では、男らは建物の外に出てからも叫びながら銃を乱射。駆けつけた警察官らに発砲し、負傷した警察官に近づいて射殺した。男らは約4キロ北の地点で逃走に使った車を乗り捨て、近くに停車していた車を奪って逃走した。

 ◇パリ南部で小銃発砲し男逃走 他に爆発も

 一方、パリ南郊で8日、防弾チョッキを着た男が自動小銃で警官らに発砲、女性警官が死亡し、市職員が重傷を負った。男は逃走中。仏東部のビルフランシュ・シュル・ソーヌでは同日、モスク(イスラム礼拝堂)近くの中東料理店で爆発があった。けが人はいない。いずれも乱射事件との関連は不明という。

273とはずがたり:2015/01/09(金) 08:53:11
フランス語ではhは黙字になるのかな??
>アラキリ

仏紙銃撃テロ 「コーランでなくフランスの法に従う」風刺武器の名物編集長、警護対象も壮絶な最期
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20150108574.html?fr=rk
産経新聞2015年1月8日(木)21:16

 【パリ=内藤泰朗】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド本社が襲撃された事件では、同紙の名物編集長で風刺画家のステファン・シャルボニエ氏(47)も犠牲になった。イスラム教に限らず、宗教上のタブーに踏み込むことも辞さない挑発的な編集姿勢はしばしば物議を醸し、賛否両論を巻き起こしてきた。

 「コーラン(イスラム教の聖典)ではなく、フランスの法に従う」

 2009年に編集長に就任し、「シャルブ」の愛称で知られたシャルボニエ氏は11年11月、火炎瓶が投げ込まれて編集部が全焼した際、英BBCなどにこう述べた。事件は「過激派の大ばか者」の犯行で、イスラム教徒とは無関係だという見方を示した。

 シャルリー・エブドはシャルボニエ氏が編集長になる前の06年、デンマーク紙が掲載したイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を転載。その後、関係者は絶えず殺害すると脅迫され、警察の警護対象になっていた。

 フランス政府の自粛要請にもかかわらず、シャルリー・エブドは12年9月にもムハンマドの風刺画を掲載。13年にはムハンマドを漫画で描いた「ムハンマドの生涯」を発売した。

 宗教や政治のタブーに挑む編集方針には、「言論の自由を体現する存在だ」と称賛する声のほか、「敵意をあおる」との批判も出ていた。

 シャルボニエ氏は7日午前の編集会議の最中、覆面をした男2人が乱射した銃により死亡した。「カブ」「ティグノス」「ウォリンスキ」といったペンネームで、フランスではよく知られた漫画家たちも死亡した。

 銃撃された7日、シャルボニエ氏が生前に描いたとされる風刺画がツイッターで出回った。過激派とみられる男の絵の上に「フランスでは相も変わらずテロが起きていない」と、挑発的な文句が書かれていた。

■シャルリー・エブド フランスの週刊新聞。「シャルリー」は米の人気漫画のキャラクター、チャーリー・ブラウンから取られたという。「エブド」は「週刊」の意味。1970年創刊。公称部数3万部。前身は60年代に2度、発禁処分となった月刊紙「アラキリ」(日本語のハラキリの意味)。

274チバQ:2015/01/09(金) 19:44:06
http://mainichi.jp/select/news/20150109k0000e030218000c.html
仏週刊紙テロ:イスラム過激派が賛美 シリアは強く非難
毎日新聞 2015年01月09日 12時30分

 【ヨハネスブルク服部正法、カイロ秋山信一】仏週刊紙「シャルリーエブド」が襲撃され12人が殺害された事件に関し、イスラム過激派が実行犯を相次いで賛美した。一方でシリア政府は強く非難した。

 シリアとイラクで拡大するイスラム過激派組織「イスラム国」のラジオ放送アルバヤンは、仏週刊紙襲撃事件を「英雄が預言者の恨みを晴らすために12人を殺害した」と称賛する声明を発表した。AFP通信が8日伝えた。

 また、国際テロ組織アルカイダの北・西アフリカ分派「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」も実行犯をツイッター上で「真実の騎士」と呼んでたたえた。米国のイスラム過激派監視団体が8日伝えた。

 仏メディアによると、犯人は現場で「イエメンのアルカイダ」を名乗った。アルカイダの分派「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」を指しているとも推測されるが、事実関係はいまのところ不明。AQIM、AQAPはともにアルカイダの中枢に従う組織で、「兄弟」組織とも言える関係。

 AQIMの源流は、アルジェリア政府と1990年代に戦ったイスラム原理主義者。アルジェリア政府に追われて西アフリカ・マリに流入し、やがてアルカイダに合流。2012年には他の過激派などとともにマリ北部を占領し、13年1月の仏軍介入で放逐され、リビアなどに潜伏している。

 一方、シリア外務省は8日、週刊紙襲撃事件を強く非難する声明を発表した。声明では「シリア政府は、シリアでテロリストを支援すれば、やがて支援国にもテロの矛先が向くと繰り返し警告してきた」と指摘。アサド政権はイスラム過激派を含むすべての反体制武装勢力を「テロリスト」と位置付けており、今回の事件はフランスが反体制派を支援し、内戦に関与してきたことが遠因だとの見方を示した。

 シリア外務省は「(事件で)欧州の対シリア政策の欠陥が明白になった。テロの拡大を食い止めるための真剣な協力体制の構築が必要だ」と指摘。米欧諸国に対してアサド政権との協調に政策を転換するよう促した。

 声明は、襲撃事件とシリア内戦を関連づける根拠を明らかにしていない。ただ過激派の動向に詳しい専門家には、犯人がシリアのイスラム過激派から軍事訓練を受けた可能性を指摘する声もある。

 フランスはシリアの旧宗主国で、内戦発生当初から反体制派を積極的に支援。和平の前提として、アサド大統領の退陣を要求している。

275旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/01/09(金) 22:55:12
訳の分からないことに…

銃乱射の兄弟と警察の間で銃撃戦 人質も
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150109/t10014575631000.html
パリの新聞社が襲撃され12人が死亡した乱射事件で、逃走していた容疑者の兄弟が、パリから40キロの町で警察との間で銃撃を交えたあと、近くの会社で人質1人を取って立てこもっており、警察は建物を包囲し兄弟と接触を続けているもようです。

フランスの捜査当局によりますと、9日午前9時すぎ(日本時間の9日午後5時すぎ)、パリから北東におよそ40キロのダマルタンアンゴエル近くで、2人の武装した男と警察官の間で銃撃戦となりました。
2人はその後、車で逃走して近くにある会社に押し入り、人質1人を取って立てこもり、警察が建物を包囲しています。
フランスのカズヌーブ内相は9日、地方の知事との会議の中で、「2日前に起きた事件の容疑者を確保するための作戦が行われている」と述べ、この2人がパリの新聞社を狙った乱射事件の実行犯のサイド・クワシ容疑者(34)と、弟のシェリフ・クワシ容疑者(32)と断定していることを明らかにしました。
また、地元の国会議員は、フランスのテレビ局に対し、警察が容疑者と接触しており、2人が「殉教したい」などと話していることを明らかにしました。
現場は、乱射事件の実行犯の捜索が行われていたフランス北部の町とパリのほぼ中間に位置しており、警察やテロ対策の専門家などからなる危機管理センターが設けられ作戦の指揮に当たっています。

2人の人物像
フランスの捜査当局が実行犯と断定したサイド・クワシ容疑者(34)と弟のシェリフ・クワシ容疑者(32)は、幼くしてアルジェリア人の両親を亡くし、児童養護施設などで育ったとされています。
このうち、弟のシェリフ容疑者について、AFP通信は、フランス北東部のランスで育ち、その後、パリの宅配ピザの店で働いていたと伝えています。
10年ほど前から、宗派対立が続いていたイラクに戦闘員を送り込んでいた「ショモンの丘」という組織に所属し、2005年にシリアを経由してイラクに渡ろうと旅立つ直前に当局に拘束されたということです。
当時の弁護士は、自分が覚えているシェリフ容疑者は今回の事件を起こすような人物ではなかったと話しています。
この年、フランスの公共放送が放映したドキュメンタリーでは、シェリフ容疑者がラップを歌う姿や野球帽をかぶりジーンズ姿で歩く姿が紹介されていました。
シェリフ容疑者は2008年に有罪判決を受けましたが、公判でシェリフ容疑者は聖戦に参加するよりもラップ音楽が好きだと証言していたということです。
ロイター通信は、収監されていた間の経験がシェリフ容疑者を別人に変えてしまったという弁護士の話を伝えています。
一方で、兄のサイド容疑者は、詳しい経歴が分かっていませんが、AFP通信は、アメリカの当局者の話として、2011年に中東のイエメンで国際テロ組織アルカイダ系のグループに加わり、射撃の訓練を受けていたと伝えています。
フランスのカズヌーブ内相は、捜査当局が兄弟2人の行動を監視していたことを明らかにしています。

2人の足取り
サイド・クワシ容疑者(34)と弟のシェリフ・クワシ容疑者(32)は、7日、パリの新聞社で銃を乱射して12人を殺害したあと、黒い車に乗り込んで逃走します。
その後、2人が乗った車はほかの車に衝突し、新聞社から北におよそ3キロの場所に乗り捨てられているのが見つかりました。
フランスのメディアは、2人がそこから、近くにあった別の車を奪って逃走を続けたものと伝えています。
その後、一部のメディアでは、パリから北東におよそ80キロ離れたビレルコトレのガソリンスタンドに武装した2人の男が押し入ったという情報が伝えられたほか、そこから西に10キロほどの場所で、2人が逃走に使ったとみられる車が乗り捨てられているのが見つかったという情報も出ています。
捜査当局は、逃走を続けている兄弟が付近に潜伏しているとみて、武装した多数の捜査員を配備して大規模な捜索を続けていました。

276旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/01/09(金) 22:55:54
パリ東部で新たに立てこもり
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150109/t10014583921000.html
パリの東部で、ユダヤ教の戒律に基づいた食料品を販売する店に、銃を持った男が押し入り、死傷者が出ているという情報が出ています。
AFP通信は、男が5人を人質に取って立てこもっていると伝えています。

パリの東部で9日午後、ユダヤ教の戒律に基づいた食料品を販売する店に、銃を持った男が押し入りました。
AFP通信は、この事件で、複数の死傷者が出ているとしているほか、男が、5人を人質に取って立てこもりを続けていると伝えています。
AFP通信は、立てこもっている男は、前日の8日、パリの南で警察官1人が死亡した銃撃事件の容疑者の男と同一人物だと伝えていますが、詳しいことはまだ分かっていません。
現場は、パリ東部のポルトドバンセンヌと呼ばれる地域で、ノートルダム寺院など多くの観光客が集まるパリの中心部から東に5キロほど離れたところです。
現場付近の道路は封鎖され、フランスの公共放送、フランス2(ドゥー)が放送した現場の映像では、武装した数十人の警察官が、盾で身を守りながら現場に向かっている様子が映っています。
また、人々が腰を低くかがめて建物の影に隠れながら避難している様子が確認でき、現場は緊迫した雰囲気が広がっています。

277旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/01/09(金) 23:03:13
フランスの新聞社襲撃事件から「表現の自由」の二面性を考える−サイード『イスラム報道』を読み返す
http://bylines.news.yahoo.co.jp/mutsujishoji/20150109-00042123/
 1月7日、パリで新聞社シャルリー・エブドが自動小銃をもつ2人組の男に襲撃され、編集者ら12人が銃殺されました。8日、フランス内務省は犯人をアルジェリア系のクアシ兄弟と断定。2人は過去にイラクへ戦闘員を送ったことで逮捕されており、当局からマークされていました。また、イスラーム国との関係も報告されています。逃走を手助けした男が自首したものの、2人はフランス北東部を逃亡。9日には、警察との間で銃撃戦に発展しました。
 丸腰の民間人を一方的に殺傷することは、決して許されることではありません。
 その一方で、今回の事件では、「表現の自由」と「宗教の尊厳」をいかに扱うかが、改めて争点として浮上しました。
 広く伝えられているように、襲撃を受けたシャルリー・エブド社は風刺が売り物で、過去にもイスラームの預言者ムハンマドを揶揄するような風刺画を掲載し、物議を醸したことがあります。対テロ戦争なかでもイスラーム国の影響や、ヨーロッパで広がる反移民感情など、様々な背景があるにせよ、一連の風刺画に対する反発が、今回の事件の直接的な理由とみて、ほぼ間違いないでしょう。
 事件を受けて、フランスだけでなく米国や英国でも、事件を非難し、表現や報道の自由を守ることを訴えるデモが起こりました。同紙はイスラームだけでなく、キリスト教やユダヤ教、フランス政府、外国政府なども風刺の対象にしてきましたが、これまでに脅迫や警告を受けながらも、あらゆる権威、権力への風刺を貫こうとしました。2009年から発行人を務め、今回銃殺されたステファン・シャルボニエ氏によると、「ひざまずいて生きるより、立ったまま死んだ方がいい」。
 しかし、フランスだけでなく、欧米諸国ではこれまでにも度々、表現の自由と宗教なかでもイスラームの尊厳が摩擦を引き起こしてきました。2012年に米国で作成された映画"Innocent Muslim"がイスラームを冒涜していると批判を呼び、イスラーム圏諸国で大規模な抗議デモが発生したことは、記憶に新しいところです。

278旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/01/09(金) 23:05:03
表現の自由の二面性
洋の東西を問わず、風刺は権威や権力の前で異議申し立ての機会をもたず、ひたすら支配を受け入れることを求められる人々の間で、罪に問われるか問われないかのギリギリのラインの、ささやかな抵抗として発達しました。日本でも、有名なところでは、江戸時代の寛政年間に、老中・松平定信のあまりにも厳格な倹約令に不満を募らせた江戸庶民の間で、「白河の 清きに魚の すみかねて もとの濁りの 田沼こひしき」という狂歌が流行しました。これに象徴されるように、風刺はユーモアやウィットをもって、直接的にではなく間接的に権威・権力を揶揄することで、「憂さを晴らす」ものとして発達したのです。

ただし、近代以前ほとんどの国で権威・権力に対する風刺は規制の対象でした。近代民主主義の母国である英国で、議会制度が確立しつつあった1694年に、それまで規制の対象だった新聞への検閲が廃止されたことは、「表現の自由」が制度化されたものといえます。これらに鑑みれば、「表現の自由」には、権威・権力をもたない「弱者の保護」としての側面があるといえるでしょう。

ただし、あらゆる原理には二面性があります。総じて自由の原理からは、「一方的な支配を拒絶する」ことから「強者の支配から弱者を解放する」という思考が導き出せる一方、「規制をかけない」ことで「既に力をもつ強者の支配を許す」という思考をも導き出すことができます。これに関して、「表現の自由」も同様です。時に「支配される弱者からの異議申し立てを保障する原理」となる表現の自由は、別のシーンにおいては、「支配的な立場の強者が情報やイメージを通じて支配を強化する原理」にもなり得るのです。

パレスチナ出身で、米国ハーバード大学やプリンストン大学で活動したエドワード・サイードは、『オリエンタリズム』(1978)で、近代以降の欧米諸国における絵画、演劇、小説などのメディアや、文学、社会学をはじめとする学問が、「我々」(西洋)と対置する形で「彼ら」(東洋)を捉え、なかでも「イスラーム」に関して(西洋と対照的という意味で)野蛮、残虐、暴力的といったイメージを再生産し、実際の政治的、経済的、軍事的な支配−従属関係を強化する役割を果たしてきたと喝破しました。言い換えると、メディアなどを通じて流布するイスラームのネガティブなイメージは、翻って欧米諸国のポジティブなイメージにつながり、これによって後者が前者に対して実際にもっている優位を固定化する役割を果たしてきたというのです。

近代初頭、英国の哲学者フランシス・ベーコン(1561-1626)は「知は力なり」と断じました。知識、情報、認識枠組み(視座)、課題設定(アジェンダ・セッティング)などを司る力は、全体に対する影響力につながります。それが政府でなく、民間メディアによって提供されるものであっても、基本的には同じです。サイードによると、「アメリカの大半のジャーナリストは自分の会社がアメリカの権力への参加者であることを潜在的に意識して世界のことを報道し、その権力が外国の脅威にさらされると、報道の独立は後退し、忠誠愛国や単純な国家的一体感を暗にうたいあげるものになることがしばしばである」(サイード, 1996, 『イスラム報道』, みすず書房, p.74.)この観点から「表現の自由」を振り返ると、それによって誰もが情報発信の権利を保障される一方で、情報発信能力に長けた者の「ものの見方」が影響力を拡大させることを促すことにも結びつくといえるでしょう。

279旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/01/09(金) 23:05:28
国際的な「知の格差」
それは特に、国際的なイメージ形成において顕著です。冷戦終結後、欧米諸国は世界的に、報道の自由、表現の自由を含む人権保護を求めるようになりました。それが多くの開発途上国でローカルメディアの活性化や政権批判をともなう意見表明を促したことは確かです。

ただし、その一方で、知識、情報、認識枠組みなどを伝達する巨大マスメディアは、基本的に欧米諸国に偏在しています。その結果、多くの開発途上国のメディアは、AP通信、ロイター通信、AFP通信などに海外ニュースの多くを依存しています。自由化された情報伝達の領域で、資金、人員、経験、ネットワークのいずれにも勝る欧米諸国、特に米英仏のそれが影響力を持つことになったのは、当然といえば当然でした。

しかし、それは同時に、これらのメディア企業が暗黙のうちに備えている、「自国にとってネガティブな話は控えめに、自国と対抗する勢力にとってネガティブな話は熱心に伝える『見方』」の影響下に、各国が置かれることをも意味します。特に英語が世界言語になりつつあるなかで、米英系メディアの優位は否定し難いものです。フランスでは2006年、海外向け英語放送フランス24が発足しましたが、これは2003年の国連安保理で行われた、イラク攻撃に反対するドビルパン仏外相(当時)の演説に、多くの開発途上国の外交官たちから拍手が沸き起こったシーンが、(自国政府が攻撃に賛成していた)米国CNNや英国BBCでほとんど伝えられなかったことへの反動でした。

知が欧米諸国に握られやすい構図は、それと気付かれない形でメッセージを伝達する映画などのコンテンツ産業や、情報に意味づけをする学問の府である大学のうち、名だたるもののほとんどが欧米圏に偏在していることにもみられます。これらに鑑みれば、「表現の自由」がグローバル化することで国際的に情報の流通が自由化されればされるほど、欧米諸国のフィルターを通した情報や視点が流通しやすい状況になるといえるでしょう。換言すれば、「表現の自由」のグローバル化は、誰しもが意見表明の権利を保障される一方、既に高い情報発信力を持っている者、つまり競争力のある者の「ものの見方」が、世界各地で普及しやすい状況を正当化することをも意味するのです。

280旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/01/09(金) 23:05:56
各国内の「知の格差」
他方、表現の自由が「支配的な立場の強者が情報やイメージを通じて支配を強化する原理」に転じやすい状況は、国際的なシーンだけでなく、各国内部においてもみられます。今回の事件の舞台となったフランスを含む、現在のヨーロッパ諸国の内部におけるホスト社会と移民、とりわけムスリムとの関係において、それは顕著です。

表現の自由が保障され、さらにインターネットの普及により、確かに個々人が情報を発信する機会は、これまでになく増加しました。ただし、その一方で、ネット世界においてもニュース配信は、やはり新聞社やテレビ局など既存メディアに依存せざるを得ません。つまり、ネット普及によって情報発信力のギャップは多少なりとも埋まったとはいえ、やはり既存メディアの発信力は絶大なものがあるといえます。そして、巨大企業であることが多い既存メディアは、ほぼ必然的に、その社会の主流派に近い人間によって構成されます。ヨーロッパ各国でいえば、仮に白人キリスト教徒でなくても、それが中心を占める社会秩序に親和的な人間が多くなったとしても、不思議ではありません。つまり、「表現の自由」が個々人に保障されていても、それを実際に発信できる力においては、社会の主流派と傍流の間に大きな格差があることは確かです。

30年以上前の1981年に出版された『イスラム報道』において、サイードは一本の映画についてのエピソードを紹介しています。1980年に英国人監督によって制作された『王女の死』は、サウジ王家の王女の一人が身分の違いを超えて一人の男性と恋におち、しかしそれが王家の慣習に反したことで、二人とも処刑された実話に基づくドキュメンタリー映画です。これを米国PBSテレビが放送する段になり、サウジ政府が不快の念を発表し、それを米国務省が(ご丁寧に)PBSに伝えたがため、かえって欧米世界での関心を大きくしました。

サイード自身はこのフィルム公開に賛成しながらも、その一方でムスリムでない監督によって描かれたこの映画により、ムスリムが言いたいことも言えないままに、欧米諸国で「残酷な」イスラム流刑罰のイメージを助長したと述べます。「フィルムの製作者とPBSがきづくべきだったことがある。それはムスリム世界や第三世界の人は誰もが承知していることだが、フィルムの内容がどうであろうと、フィルムの製作、つまり情景を映像にする行為そのものが、いわゆる文化的力、この場合は西洋の文化的力に由来する特権なのである。…つまり、ニュースや映像を実際につくって配信すること自体、お金よりも強力であった。サウジ政府は…『いや、実はそうではないのだ』とか、『それはこうなんだ』と述べることも可能である。もちろん、それを効果的にいう方法があり、さらに立ち上がってそれを主張する場所があることが条件になる。サウジの公式スポークスマンにとっては、そんな方法も場所もなく、ただひたすらフィルムの放映を頭から阻止するという文化的に信用を失う道をとるほかなかった。」(サイード, pp.96-98)

この状況は、今のヨーロッパ各国の社会においても、ほぼ同様といえます。ムスリム系市民にも、もちろん表現の自由は保障されています。しかし、主だった新聞社やテレビ局に近いホスト国社会の主流派と比較して、情報やものの見方を発信する実質的な機会は、小さいと言わざるを得ません。そのなかで、特定の文化集団を対象に、それを揶揄するような風刺が大手新聞社に掲載されることは、確かに表現の自由に基づくものでしょうが、それは少数者や弱者の立場からすれば、「多数者あるいは強者の横暴」と映っても不思議でありません。

281旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/01/09(金) 23:06:14
慎みある表現の自由は可能か
念のために繰り返せば、丸腰の民間人をいきなり銃撃するようなテロは容認されるべきでありません。また、権威や権力をもたない人間が、それぞれの思想・信条を理由に抑圧されないようにするために、表現の自由は最大限に尊重されるべきと思います。

しかし、他方であらゆる原理がそうであるように、表現の自由にも複数の顔があります。絶対的に「表現の自由」を尊重する立場からすれば、イスラームへの揶揄に憤慨するムスリムに対して、「異論があるなら、お前たちもキリスト教社会を風刺すればいい」と言い放つことにさえなり得ます。しかし、ヨーロッパ各国におけるムスリム団体が、腕のいい風刺漫画家を雇い、大手の広告代理店と契約し、新聞社などのメディア企業を運営しながらホスト社会を揶揄することは、実際問題としてほぼ不可能です。それと知りながら、表現の機会を多く持つ社会的強者あるいは多数派がそれを強調するとき、それは弱者あるいは少数派に対する、ただの挑発や侮辱、さらには抑圧にさえなり得ると言えるでしょう。

恐らく、今後ともイスラームに対する風刺は欧米世界でなくならないとみられます。それを自粛して「暴力に屈した」とみなされたくないという心理が働くことも、充分に予想されます。しかし、強者の論理を内包する表現の自由をひたすら振りかざすことは、正面から欧米諸国と敵対するテロリストだけでなく、欧米諸国との、あるいはそのなかでの共存を望むムスリムとの確執を深める以外の効果を想定しにくいのです。同様のことは、特定の民族や人種に対するヘイトスピーチやヘイトクライムなどが横行する、日本を含む各国についてもいえるでしょう。

先述の「王女」エピソードに関して、サイードは以下のように述べています。「『王女』のフィルムの事件が起き、『われわれ』が『かれら』の偽善と腐敗を、声を大にして嘆いた時、『かれら』の側では『われわれ』の力と無神経に憤慨したのだ。そのような対立が、さらに、『われわれ』と『かれら』の間の議論の溝を広げたため、真の討論や分析や交流は事実上、問題外となってしまった。こうして、ムスリムのアイデンティティは『西洋文明』という一枚岩の勢力圏との会戦に敗北することにより、強化される傾向にある」(サイード, p.161)

282チバQ:2015/01/12(月) 10:29:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015011100027
急進左派、支持率で首位=総選挙まで2週間−ギリシャ

ギリシャ最大野党・急進左派連合(SYRIZA)のツィプラス党首=3日、アテネ(EPA=時事)
 ギリシャからの報道によると、2週間後の総選挙に向けた世論調査の結果が10日、相次ぎ公表され、最大野党・急進左派連合(SYRIZA)が与党・新民主主義党(ND)を抑えて支持率首位を維持した。総選挙で緊縮策撤回を訴えるSYRIZAが最大勢力となり、欧州経済を揺さぶる懸念が深まっている。
 ギリシャ紙アゴラ(電子版)掲載のMRB社の調査では、政党支持率に浮動票を加えた推計で、選挙での予想得票率はSYRIZAが33.7%、NDが30.1%。第1党には自動的に50議席が上乗せされる制度のため、SYRIZAは定数300の過半数に迫る143議席に達する計算だ。(2015/01/11-09:27)

283チバQ:2015/01/12(月) 14:10:29
http://mainichi.jp/select/news/20150112k0000m030065000c.html
フランス:モスク襲撃相次ぐ 反イスラム増幅に懸念
毎日新聞 2015年01月11日 21時37分(最終更新 01月12日 01時07分)
 7日の週刊紙襲撃事件後、フランス各地でモスク(イスラム礼拝堂)などイスラム教関連施設への「報復」とみられる事件が相次いでいる。事件に反発した者の犯行とみられ、反イスラム感情の高まりが懸念される。

 仏メディアなどによると、7日夜に南部ポルラヌーベルで無人のモスクに銃弾数発が撃ち込まれた。

 また、8日には東部ビルフランシュシュルソーヌでは、モスクのそばにある中東などで供される料理ケバブの店で爆発があった。

 西部ルマンではモスクに手投げ弾3発が投げ込まれた上、銃撃されて窓などが破壊された。幸い死傷者はなかったという。

284チバQ:2015/01/12(月) 14:11:14
http://mainichi.jp/select/news/20150112k0000m030097000c.html
フランス:反テロ行進に百数十万人 独英首脳ら参加
毎日新聞 2015年01月11日 23時34分(最終更新 01月12日 01時21分)
【パリ宮川裕章、斎藤義彦】仏週刊紙「シャルリーエブド」襲撃など一連の事件で犠牲になった17人を追悼する大規模な反テロ行進が11日、パリ中心部の共和国広場周辺であった。表現の自由への脅威とテロがもたらす社会の分断が懸念される中で、オランド仏大統領や、メルケル独首相、キャメロン英首相ら50カ国以上の首脳が腕を組んで歩き、結束を訴えた。仏紙フィガロ(電子版)は130万〜150万人が参加したと報道。現地メディアは1944年8月にドイツの占領からパリが解放されて以来の人出だと伝えている。

 行進は、フランス国歌の大合唱で始まった。参加者は共和国広場から二手に分かれて約3キロ離れたナシオン広場を目指した。各国首脳は、事件の被害者に黙とうした後、横一列に並んで約20分間行進。オランド大統領は「今日パリが世界の首都になった。我々全ての国が(対テロで)立ち上がるだろう」と声明を出した。

 参加者はフランスや自国の旗を持ち「シャルリー! シャルリー!」と連呼。中には「(テロを)恐れない」と書いた巨大な鉛筆の模型を掲げる人もいた。イスラム教、ユダヤ教の指導者も参加し、国と宗教を超えた対テロへの連帯を強調した。

 行進した会社社長のジャック・ジモンさん(49)は「国の結束を守るために来た。自分の人生でこのような行進に参加するのは初めてだ。フランスは自由の国だ」と話した。会社員女性のジュディット・ベナマラさん(48)は「子供の将来のため、自由のため、社会のために今日は参加した。その権利があることを世界に示したい」と語った。

 行進には、国家を団結させる狙いもある。フランスでは人口の約1割を占める約600万人のイスラム教徒が生活しており、イスラム過激派と大多数の善良なイスラム教徒を混同することによる社会分断への危惧が高まっている。

 今回の行進は、仏左翼政党などが7日の襲撃事件発生直後に計画。9日の事件収束を受けてオランド大統領が参加を発表した。その後、各国首脳が連帯を示すため参加を表明した。

 また、イスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長も参加。イスラエル・メディアによると、両氏が公式の行事に同席するのは、中東和平交渉で2010年9月に直接協議して以来初めてだという。

 一方、行進に先立ちフランス政府は11日、欧米などの治安関係閣僚をパリに招き緊急対策会議を開いた。会議では、欧州連合(EU)加盟国間の航空便では、テロに関与する懸念がある乗客の情報を共有することや、インターネット企業と協力し、過激派に関する情報収集を進めたり、過激派の宣伝映像を削除したりすることで一致。カズヌーブ仏内相は「現行のEUの制度ではテロ対策が不十分だ」と説明した。

285チバQ:2015/01/12(月) 14:12:49
http://mainichi.jp/select/news/20150111k0000m030060000c.html
仏連続テロ:ユダヤ社会衝撃 イスラエルへ「脱出」加速も
毎日新聞 2015年01月10日 21時47分(最終更新 01月11日 01時15分)

 【エルサレム大治朋子】パリ東部のユダヤ教徒向けのスーパーが9日に襲撃され人質4人が殺害された事件が、ユダヤ人社会に大きな衝撃を与えている。欧州各国では右傾化が進むなか、昨年夏のイスラエルとパレスチナ自治区ガザの戦闘に伴い、各地でイスラエル批判が拡大。反ユダヤ主義を掲げる暴力事件も相次ぎ、イスラエルなどへの「脱出」を目指すユダヤ人が急増していた。事件を機に、こうした波紋がさらに広がる可能性がある。

 「今回の事件で、さらに多くのユダヤ人がフランスを去ることになるかもしれない。すでに私の所には襲撃を恐れるユダヤ人からの電話が数百件もかかっている」。ユダヤ系のフランス国会議員、メイル・ハビブ氏は9日、イスラエル・メディアに強い懸念を語った。

 米ユダヤ協会パリ支部のロダン・ベンザケン代表も同日、イスラエル・メディアに「(事件は)我々にとっての(米同時多発テロ)9・11事件だ」と指摘し、世界各地のユダヤ人が受けた衝撃の大きさを強調した。

 イスラエルのネタニヤフ首相は9日、オランド仏大統領と電話協議し、ユダヤ人関連施設への警備を強化するよう要請した。

 欧州各地では数年前から、ユダヤ人を迫害したナチス・ドイツを称賛するような極右政党が台頭。特にイスラム系人口の多いフランスやドイツ、英国では、反ユダヤ感情の拡大が目立っている。

 フランスでは、昨年夏に起きたイスラエルとガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとの戦闘に伴い、各地でイスラエルの攻撃を「過剰」と批判する大規模デモが発生。約400人が「ユダヤ人に死を」と叫びながらユダヤ教礼拝所(シナゴーグ)や商店を襲撃する事件も起きた。

 また、昨年5月にはベルギー・ブリュッセルのユダヤ博物館が、イスラム過激派組織「イスラム国」に参加していたアルジェリア系フランス人の男に襲撃され、イスラエル人の夫妻2人を含む4人が射殺された。2012年3月にも、フランス南部トゥールーズで、アルジェリア系フランス人のイスラム教徒の男がユダヤ人学校を襲撃し子供ら4人を殺害している。男はイスラエルがパレスチナの子供を殺害したことへの報復だと訴えた。

 フランス・ユダヤ協会などによると、13年、フランスを去りイスラエルなどに移住したユダヤ人は3000人以上に達した。11、12年の1.5倍以上で、さらに昨年は計約7000人がフランスを出たという。

286チバQ:2015/01/12(月) 14:24:27
http://www.sankei.com/world/news/150111/wor1501110035-n1.html
2015.1.11 20:37
【仏紙銃撃テロ】
テロリストになった兄弟らの過去 孤児、ラッパー、ピザ配達員…そして過激思想傾倒

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(1/3ページ)【フランス週刊紙銃撃テロ】

 【パリ=内藤泰朗】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド本社襲撃に端を発した一連のテロ事件はなぜ起きたのか−。3人の実行犯たちはいずれも、多感な時期にテロを正当化するイスラム過激思想の同じ説教師と接触していた。フランス社会の底辺でもがき、過激思想と触れて洗脳された若者たちの数は少なくない。こうした“テロリスト予備軍”への対処が重要だと専門家は指摘する。

 7日に襲撃事件を引き起こした兄弟、サイド・クアシ(34)、シェリフ・クアシ(32)の両容疑者は9日、人質を取り立てこもっていた印刷会社で特殊部隊に射殺された。

 弟シェリフ容疑者は、移民が多く住むパリ北西の郊外ジュヌビリエのアパートに妻と暮らしていた。隣人のバデ氏は「彼は礼儀正しく、友好的だった。老人や身体障害者を助けようとする若者だった」と述べ、驚きを隠さなかった。

 報道によると、アルジェリア系移民の家庭に生まれた兄弟は、幼い頃に両親と死別。仏西部レンヌの孤児院で育った。

 シェリフ容疑者は、ピザ配達員などの仕事をしながらラッパーとしても活動。地元モスク(イスラム礼拝所)で同年代の若い宗教指導者との出合いをきっかけにイスラム主義に目覚め、イラクのアブグレイブ刑務所での米軍による捕虜虐待の影響で過激思想に傾倒していった。2008年には「聖戦」戦闘員をイラクに送り込んだ罪で有罪となり1年半服役した。

 一方、8日にパリ南部で女性警官を射殺したアメディ・クリバリ容疑者(32)は9日、人質を取り籠城していたパリ東部のユダヤ系食料品店で突入した特殊部隊に射殺された。同容疑者とクアシ兄弟が師として仰いでいたのが、パリの米国大使館爆破を画策した罪で01年に有罪判決を受けたアルジェリア系フランス人のジャメル・ベガル元受刑者だ。

 シェリフ、クリバリ両容疑者は元受刑者と会い、1995年に30人の負傷者を出したパリ国鉄爆破テロの首謀者の脱獄計画を立てたと伝えられている。今回の3人の実行犯たちは、国際テロ組織アルカーイダに連なるこのテロ首謀者にも心酔していたとされる。

 過激派の再教育に取り組む民間団体、クイリアム財団(本部ロンドン)の専門家は「若者は社会で疎外感を覚え、個人的な危機のときに説教師と知り合い過激化する。過激化した若者をテロリストにするのは難しくはない。それを食い止めることがいま重要になってくる」と指摘した。

 クリバリ容疑者の母親と姉妹は10日、仏紙フィガロ(電子版)で犠牲者の家族に哀悼の意を表明。「おぞましいテロとイスラム教が同一視されないことを願っています」との声明を発表した。

287チバQ:2015/01/12(月) 23:00:45
http://www.sankei.com/world/news/150112/wor1501120050-n1.html
2015.1.12 22:19
【仏紙銃撃テロ】
追悼デモ 「自由の国」団結に試練…不安高まるユダヤ系、イスラエルが移住呼びかけ

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11日、パリで各国首脳らとデモ行進するフランスのオランド大統領、ドイツのメルケル首相ら(ロイター)
 【パリ=宮下日出男】フランスの風刺週刊紙シャルリー・エブド銃撃など一連のテロ事件を受けたデモが11日、仏全土で行われ、参加者が最大で計370万人に上った。「仏史上最大規模」(仏メディア)のデモは国民が「自由の国」の原点を確認し、その実現を誓う機会となった。ただ、国民団結の道のりは険しく、厳しい視線も向けられた。

 パリでは世界各国首脳らが加わったデモをはじめ、市内各地でデモが行われ、内務省の推計では最大160万人が参加した。仏紙リベラシオン(電子版)は「歴史的な反テロのデモ行進」と伝えた。

 「私たちは一緒に暮らせる。『自由、平等、博愛』という価値を共有するからだ」。あるユダヤ人の男性がフランス建国の理念を訴えると、イスラム教徒の男性が「その通りだ」ときっぱりと答えた。

 フランスは世界の民主主義や人権の歴史に大きな影響を与えた。「国民の誇りである『自由』対する誓いへの試練」(AP通信)として海外メディアもデモを大きく伝え、米CNNは「フランスは目覚める」と報じた。

 一方、現状を冷静にみつめるまなざしもある。

 ロイター通信によると、フランスを訪れてデモに加わったイスラエルのネタニヤフ首相は11日、フランスに住むユダヤ人らに「イスラエルはあなた方が祈りを捧(ささ)げる国であるだけでなく、あなた方の家でもある」と述べ、移住を支援する意向を表明した。

 フランスでは昨年、イスラエルのパレスチナ自治区ガザ地区への軍事行動に対する抗議デモで暴徒がユダヤ系店舗を襲撃するなど、ユダヤ人らの不安が高まっている。イスラエルに移住するユダヤ人は昨年、前年の3300人から7千人に倍増し、今年は1万人になるとも予測される。

 イスラエル紙ハアレツはユダヤ系食料品店の襲撃を受け、「私はユダヤ人」というスローガンがみられなかったことを「説明しがたい」と指摘。あるラビ(ユダヤ教指導者)は「フランスは何かが変わらなくてはならない」と訴えた。

 一方、デモには多くのイスラム教徒も参加したが、モスク(礼拝所)への襲撃など反イスラム感情の高まりも懸念されている。デモに参加したトルコのダウトオール首相は、「反イスラムに対しても同じ繊細さを期待したい」と語った。

288チバQ:2015/01/12(月) 23:01:55
http://www.sankei.com/world/news/150112/wor1501120051-n1.html
2015.1.12 22:21
【仏紙銃撃テロ】
EU「理想と現実」に苦悩 人の往来・情報交換どう対応

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 【パリ=内藤泰朗】フランスで週刊紙銃撃事件などテロが相次いで起きたことを受け、11日にパリで開かれた欧米諸国のテロ対策担当閣僚による緊急会合は、航空機など交通機関の旅客に関し、各国間で情報共有を進めることで一致した。人の移動の自由や個人情報保護などの理想を掲げるEUはこれまで、こうした措置を見送ってきた。理想と現実の狭間で苦悩するEUの姿が浮かび上がる。

 会合の後、記者会見したフランスのカズヌーブ内相は「すべての民主主義国家が試練に直面している」と、対テロ国際協調の必要性を強調。EU加盟国を中心に、旅券なしに移動の自由を定めた「シェンゲン協定」の規定の見直しにも言及した。

 旅客情報共有の法制化をめぐっては、欧州議会とEU加盟国が過去に折衝を繰り返してきた。英フィナンシャル・タイムズ紙によると、左派系などの一部の欧州議会議員が、「無制限の個人情報の共有は治安の向上に役立たない」などと主張してきたからだという。

 欧州裁判所も個人情報保護法に抵触する恐れがあるとして介入し、実現しなかったが、今回は、欧州議会での早急な合意形成は可能との見方も出ている。

 ただ、旅客情報共有の法制化が実現したとしても、テロの阻止能力が飛躍的に高まるかを疑問視する向きもある。

 報道によると、週刊紙襲撃事件の実行犯の兄弟らは、イエメンに渡航してテロの訓練を受け、「危険人物」として監視対象となった。しかし、仏保安当局は昨年6月、通信の傍受記録などから「危険なし」と判断、監視を中断していた。

 EU域内からイラクやシリアの内戦に参戦した者は3000人を超える。過激思想に洗脳されて帰国した者たちの監視は、すでに治安・保安関係者の頭痛のタネとなっている。

 報道によると、犯行に使用されたカラシニコフ自動小銃やロケットランチャーなど重火器も、ベルリンやパリの闇市場で流通しており、1丁1000〜2000ユーロ(約14万〜28万円)ほどで容易に買えるという。

289チバQ:2015/01/13(火) 22:04:44
http://www.sankei.com/world/news/150113/wor1501130049-n1.html
2015.1.13 21:23
【仏紙銃撃テロ】
実行犯、10年前に壊滅の仏国内テロ網の残存勢力か 専門家「今では前線に」 

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12日、パリのユダヤ人地区を警戒する武装したフランス治安部隊(ゲッティ=共同)
 【パリ=宮下日出男】14日で発生から1週間を迎えるフランスの風刺週刊紙銃撃など一連のテロ事件で、シェリフ・クアシ容疑者(32)が過激化する契機となった、10年前に壊滅したとされる仏国内のイスラム過激派ネットワークが改めて注目されている。容疑者らが当時の人脈の残存勢力と連携して活動を続けていたとの見方が強まっているためだ。

 パリ市内でも移民系が多く住む北東部19区のビュット・ショーモン公園。小さな丘が多く、池もある広大な敷地では、ベンチで談笑したり、散歩したり、市民がそれぞれに平日の午後を過ごしていた。イスラム教徒の女性やユダヤ人など利用者も多彩だ。ジョギングする市民も多い。

 シェリフ容疑者は孤児院での生活後、10代で兄のサイド・クアシ容疑者(34)と19区で暮らし、過激化しはじめたとされる。公園では仲間と体力づくりなどにも励んでいた。当局や専門家はそのグループを公園にちなみ「ビュット・ショーモン・ネットワーク」と呼ぶ。

 シェリフ容疑者が過激思想に染まったのは、イスラム指導者を自称する同年代の男性と知り合ったのが契機だったとされ、仲間とイラクに戦闘員を送る活動も行った。だが、2005年に当局に摘発され、シェリフ容疑者も逮捕された。

 「10年ほど前まで『食べ物をあげる』『旅行にいける』などと、ぶらついている移民系の若者が声をかけられているのをしばしば目撃した」。地元住民はそう振り返る。

 摘発でグループは解体されたとみられていたが、実は残党が地下に潜って人脈を維持。さらに、抑圧への恨みなどから一層過激化していった実態が今回の事件で一気に明るみに出た。

 シェリフ容疑者は刑務所収容中に、パリ東部のユダヤ系食料品店の人質事件の実行犯、アメディ・クリバリ容疑者(32)と出会った。クリバリ容疑者と、内縁の妻でシリアに逃亡中ともいわれるアヤト・ブメディアン容疑者(26)もグループの関係者とする報道もある。チュニジアで2年前に政治家2人を暗殺したとされるチュニジア系フランス人の男もグループに属していたもようだ。

 フランスのテロではシェリフ容疑者がアルカーイダ系組織の支援を受けたとし、クリバリ容疑者は自身がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」のメンバーだと主張した。両組織は事実上の対立関係にあるが、末端レベルではそれぞれの人脈に基づき、柔軟に活動を展開していることをうかがわせる。

 専門家は「最も危険が小さいと思われたグループが、今では(テロの)前線に立っている」と指摘した。

290とはずがたり:2015/01/14(水) 08:22:03

仏銃撃非難、欧州・中東首脳や国民ら行進…パリ
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150112-OYT1T50003.html
2015年01月12日 01時38分

11日、フランスで相次いだ銃撃事件を非難し、パリ市内を行進する各国首脳ら(ロイター)

 【パリ=柳沢亨之】フランスで17人が犠牲となった一連の銃撃事件を非難する大行進が、11日午後3時(日本時間同11時)頃から、パリで始まった。

 オランド仏大統領や欧州・中東の首脳級約40人、犠牲者遺族を含む多くの国民が参加し、仏メディアによると、100万人を超える見通しだ。

 行進は、パリ中心部の共和国広場からナシオン広場までの大通り約3キロ・メートルで実施。仏政治週刊紙「シャルリー・エブド」のパリ本社銃撃事件などの犠牲者遺族を先頭に、3色の仏国旗を掲げた国民らが、「シャルリー、シャルリー」と叫びながら、表現の自由への支持を訴えた。

2015年01月12日 01時38分

291名無しさん:2015/01/14(水) 21:01:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015011400615
仏風刺紙、銃撃後初の発行=表紙に「涙の預言者」


 【パリ時事】フランス連続テロ事件以降、初の発行となる風刺週刊紙シャルリエブドの特別号が14日、発売された。同紙への共感を示すスローガン「私はシャルリ」と記されたプラカードを、イスラム教の預言者ムハンマドが掲げて涙を流す風刺画を表紙に掲載。イスラム教では預言者の姿を描くことを禁じており、欧州のイスラム社会や、中東やアフリカ、アジアのイスラム圏で反発が広がる可能性がある。

〔写真特集〕フランス週刊紙銃撃事件

 同紙の発行部数は従来6万部で、実売はその半分程度だった。しかし、流通業者幹部がAFP通信に明らかにしたところでは、襲撃事件で世界的な注目が集まったことを受け、特別号は500万部を発行する。
 仏、イタリア、トルコ語版は印刷して14日に発売。英、スペイン、アラビア語版は電子版の形で15日に発行する予定。表紙には「全ては許された」と記され、同紙襲撃の実行犯2人を皮肉る内容の漫画も掲載。襲撃後も従来の編集方針を貫いた。
 特別号の発行を受けて、イスラム過激派が暴力行為に及ぶ事態も懸念される。フランスのイスラム団体は「静かに過ごし、感情的な反応を示すことは控えてほしい」と声明を出し、イスラム教徒に向けて冷静な対応を訴えた。(2015/01/14-18:11)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015011400536
「配慮欠き、火に油」=預言者風刺画を批判−国際記者団体


 フランスの風刺週刊紙シャルリエブドが最新号で、「私はシャルリ」と書かれたプラカードを持つイスラム教預言者ムハンマドの絵を表紙に掲載したことについて、ジャーナリストでつくる国際NGO「プレス・エンブレム・キャンペーン」(本部ジュネーブ)は発行に先立つ13日、「緊張緩和が求められる時に配慮を欠き、火に油を注ぐ」と批判する声明を出した。

〔写真特集〕フランス週刊紙銃撃事件〜警察部隊突入、死者多数〜

 同団体は声明で、「過激主義者に屈しないとの主張は理解するが、何でも表現していいわけではない」と指摘。「表現の自由は相互尊重の中で制限される」と訴え、「プロの記者は中傷や侮辱を避けなければならない」と強調した。(2015/01/14-14:40)

292名無しさん:2015/01/14(水) 21:04:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/worldtown/CK2015011402000270.html
【世界の街から】

ロンドン 移民の苦悩 昔も今も

2015年1月14日


 ロンドンらしいお正月を、と元旦のウエストエンドへ。一九七〇年代、マンチェスター近郊に住むパキスタン人の父親と英国人の母親、ハーフの子どもたちの一家を描いた演劇「イースト イズ イースト」を見た。映画化もされた人気作だ。
 移民の父親は規律正しいイスラム教徒。子にも伝統的なイスラムの生活を強いるが、生まれも育ちも英国の子どもたちは反発する。厳しく教えを守るパキスタン社会からの視線も冷たい。劇自体はコメディーだが、内外で疎外され、自我に悩む父親の姿が心に刺さった。
 戦後の発展期に労働者として大量に流入したアジア人たちは七〇年代、人種差別の空気にさらされ、攻撃を受けた。四十年後。さらに多民族社会となった今の英国に、移民やイスラムへの嫌悪感がまた漂っている。
 題名はノーベル賞作家キプリングの詩の一節「東は東、西は西、二つが出会うことはない」から取ったという。
 五月の総選挙で争点の一つとなる移民政策。有権者だけでなく、異国で悩み生きるアウトサイダーの声にも耳を傾けて、英国の実像を見つめたい。 (小嶋麻友美)


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