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欧州情勢・西洋事情

226チバQ:2014/12/08(月) 20:46:48
http://mainichi.jp/select/news/20141208k0000e030136000c.html
イタリア:移民、難民、ロマ食い物…「首都マフィア」波紋
毎日新聞 2014年12月08日 10時27分(最終更新 12月08日 11時09分)
 【ローマ福島良典】イタリアの首都ローマを拠点とする犯罪組織と地方政治家の癒着が司法当局に摘発され「ローマ市政直撃の激震」(地元メディア)と政界に波紋を広げている。中東やアフリカから新天地を求めてイタリア入りした移民や難民、欧州の少数民族ロマを「食い物」にする実態が浮かび、内外から批判を浴びている。

 ローマの犯罪組織はイタリア南部が拠点のマフィアとは別で、通称「首都マフィア」と呼ばれる。最高幹部のマッシモ・カルミナティ容疑者(56)を含む構成員ら37人が検挙され、検察当局の担当者は「政治家と公営企業責任者、極右グループ指導者が絡み合った仕組みが明らかになった」と話している。

 カルミナティ容疑者はネオファシスト・テロ組織「武装革命中核」の元メンバー。イタリア・メディアによると、首都マフィアは中道右派のアレマンノ前ローマ市長(56)の側近らと密接な関係を作り、便宜供与の見返りに政治・選挙資金を提供していたとされる。

 主要資金源の一つは移民・難民関連の事業だ。イタリアは欧州を目指す中東やアフリカの移民や難民の「玄関口」にあたり、中東の民主化運動「アラブの春」による激動を受け、多数が入国。収容のために内務省が発注した「受け入れセンター」の建設をカルミナティ容疑者がお抱え業者に仲介していた。

 また、業者に入る滞在費が成人よりも多い未成年者の数も水増ししていたという。

 イタリア誌レスプレッソによると、カルミナティ容疑者の右腕とされるサルバトーレ・ブッツィ容疑者(59)は、司法当局に盗聴された電話で「薬物密輸は移民よりももうけが少ない。1年間の上がり4000万ユーロ(約60億円)は全てジプシー(ロマ)、避難住宅、移民に絡んだカネだ」と話していた。

 難民ら社会的弱者に寄り添う「貧者の教会」を掲げるフランシスコ・ローマ法王は4日、「貧者が金もうけの道具になってはならない」と、首都マフィアと関係者の犯罪を指弾した。

 一方、摘発後、中道左派のマリーノ現ローマ市長(59)への脅迫が増えたため、警護が増強される予定。マリーノ市長が昨年6月の市長選でアレマンノ前市長を降して当選した直後、ブッツィ容疑者は仲間内で「マリーノ市長対策を取らなければならない」と話し合っていたという。


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