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欧州情勢・西洋事情

292名無しさん:2015/01/14(水) 21:04:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/worldtown/CK2015011402000270.html
【世界の街から】

ロンドン 移民の苦悩 昔も今も

2015年1月14日


 ロンドンらしいお正月を、と元旦のウエストエンドへ。一九七〇年代、マンチェスター近郊に住むパキスタン人の父親と英国人の母親、ハーフの子どもたちの一家を描いた演劇「イースト イズ イースト」を見た。映画化もされた人気作だ。
 移民の父親は規律正しいイスラム教徒。子にも伝統的なイスラムの生活を強いるが、生まれも育ちも英国の子どもたちは反発する。厳しく教えを守るパキスタン社会からの視線も冷たい。劇自体はコメディーだが、内外で疎外され、自我に悩む父親の姿が心に刺さった。
 戦後の発展期に労働者として大量に流入したアジア人たちは七〇年代、人種差別の空気にさらされ、攻撃を受けた。四十年後。さらに多民族社会となった今の英国に、移民やイスラムへの嫌悪感がまた漂っている。
 題名はノーベル賞作家キプリングの詩の一節「東は東、西は西、二つが出会うことはない」から取ったという。
 五月の総選挙で争点の一つとなる移民政策。有権者だけでなく、異国で悩み生きるアウトサイダーの声にも耳を傾けて、英国の実像を見つめたい。 (小嶋麻友美)


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