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欧州情勢・西洋事情

289チバQ:2015/01/13(火) 22:04:44
http://www.sankei.com/world/news/150113/wor1501130049-n1.html
2015.1.13 21:23
【仏紙銃撃テロ】
実行犯、10年前に壊滅の仏国内テロ網の残存勢力か 専門家「今では前線に」 

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12日、パリのユダヤ人地区を警戒する武装したフランス治安部隊(ゲッティ=共同)
 【パリ=宮下日出男】14日で発生から1週間を迎えるフランスの風刺週刊紙銃撃など一連のテロ事件で、シェリフ・クアシ容疑者(32)が過激化する契機となった、10年前に壊滅したとされる仏国内のイスラム過激派ネットワークが改めて注目されている。容疑者らが当時の人脈の残存勢力と連携して活動を続けていたとの見方が強まっているためだ。

 パリ市内でも移民系が多く住む北東部19区のビュット・ショーモン公園。小さな丘が多く、池もある広大な敷地では、ベンチで談笑したり、散歩したり、市民がそれぞれに平日の午後を過ごしていた。イスラム教徒の女性やユダヤ人など利用者も多彩だ。ジョギングする市民も多い。

 シェリフ容疑者は孤児院での生活後、10代で兄のサイド・クアシ容疑者(34)と19区で暮らし、過激化しはじめたとされる。公園では仲間と体力づくりなどにも励んでいた。当局や専門家はそのグループを公園にちなみ「ビュット・ショーモン・ネットワーク」と呼ぶ。

 シェリフ容疑者が過激思想に染まったのは、イスラム指導者を自称する同年代の男性と知り合ったのが契機だったとされ、仲間とイラクに戦闘員を送る活動も行った。だが、2005年に当局に摘発され、シェリフ容疑者も逮捕された。

 「10年ほど前まで『食べ物をあげる』『旅行にいける』などと、ぶらついている移民系の若者が声をかけられているのをしばしば目撃した」。地元住民はそう振り返る。

 摘発でグループは解体されたとみられていたが、実は残党が地下に潜って人脈を維持。さらに、抑圧への恨みなどから一層過激化していった実態が今回の事件で一気に明るみに出た。

 シェリフ容疑者は刑務所収容中に、パリ東部のユダヤ系食料品店の人質事件の実行犯、アメディ・クリバリ容疑者(32)と出会った。クリバリ容疑者と、内縁の妻でシリアに逃亡中ともいわれるアヤト・ブメディアン容疑者(26)もグループの関係者とする報道もある。チュニジアで2年前に政治家2人を暗殺したとされるチュニジア系フランス人の男もグループに属していたもようだ。

 フランスのテロではシェリフ容疑者がアルカーイダ系組織の支援を受けたとし、クリバリ容疑者は自身がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」のメンバーだと主張した。両組織は事実上の対立関係にあるが、末端レベルではそれぞれの人脈に基づき、柔軟に活動を展開していることをうかがわせる。

 専門家は「最も危険が小さいと思われたグループが、今では(テロの)前線に立っている」と指摘した。


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