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欧州情勢・西洋事情

195チバQ:2014/11/06(木) 22:07:23
http://mainichi.jp/select/news/20141107k0000m030023000c.html
イタリア:地方からじわり同性婚認知の動き 政府動かす
毎日新聞 2014年11月06日 18時27分(最終更新 11月06日 21時10分)
 【ローマ福島良典】キリスト教カトリックの影響が強く、同性婚を認めていないイタリアで、外国で挙式した同性愛者の婚姻届を地方自治体が受理するケースが相次ぎ、波紋を広げている。「地方の反乱」を前にレンツィ首相は同性カップルを公的に認める法律を整備する意向を表明し、ベルルスコーニ元首相も同調。保守的な風土のイタリアでも、欧米で進む同性婚認知の動きに追随せざるを得なくなっている形だ。

 イタリア北部トリノ在住の男性同性愛者、フェデリコ・ノバロさん(50)は昨春、約10年間にわたり共同生活を送ってきたステファノ・オリバリさん(31)と、同性婚が認められている米ニューヨークで挙式した。「異性間の結婚しか認めていないイタリア政府に圧力をかけたいと思った」と当時を振り返る。

 近隣欧州諸国や米国の一部州が近年、同性婚容認にかじを切る中、イタリアでは依然、同性婚は認められていない。だが、北部ボローニャや中部グロッセート、南部ナポリなどの自治体が最近、外国で挙式した同性カップルの届け出を受理する方針を相次いで決定。首都ローマのマリーノ市長も10月18日、ベルギーやスペインなどで挙式した同性カップル16組を市役所に招き、登録する式典を開いた。

 市長らによる同性カップル認知の動きを受け、敬虔(けいけん)なカトリック教徒のアルファノ内相は県知事に対し、管内市町村が受理した同性カップルの届け出を取り消すよう命令。だが、市長らは「同性カップルは公共の秩序を脅かしておらず、命令は受け入れられない」(マリーノ市長)、「取り消しは(人権尊重と平等を定めた)憲法に反する」(メローラ・ボローニャ市長)と徹底抗戦の構えだ。同性愛者団体も取り消し命令を「国家の干渉」と非難している。

 地方からの突き上げを受けた中道左派・民主党のレンツィ首相は、同性カップルに男女間の夫婦とほぼ同等の権利を認めるドイツにならい、来年1月にも国会で法制化の審議を開始する意向を表明。野党の中道右派「フォルツァ・イタリア」(がんばれイタリア)のベルルスコーニ元首相も法制化を支持する姿勢を示した。
 レンツィ連立政権の右派閣僚やイタリア・カトリック司教協議会は反発しているが、お膝元のカトリックの総本山バチカンでさえ、同性愛者への対応の見直しに着手している。レンツィ首相に「私は同性愛者だが、結婚したい」と訴える手紙を書いた女性同性愛者のマルティナ・ペッシーニさん(31)は「何とかすべき時だ。イタリアでも同性婚を認める法律ができてほしい」と話している。


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