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欧州情勢・西洋事情

208チバQ:2014/11/12(水) 20:55:51
http://www.sankei.com/world/news/141111/wor1411110051-n1.html
2014.11.11 21:59
【ベルリンの壁崩壊25年】
旧東独にくすぶる不満 左派党の州首相誕生か 反ユーロ党が初議席

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7日、ベルリンの壁崩壊25周年を記念したドイツ連邦議会の式典で演説する左派党のギジ議員団長。旧東独地域で左派党出身の州首相誕生の可能性が強まっている(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】東西ドイツ統合前、旧東独に属していたテューリンゲン州で、かつての支配政党の流れをくむ「左派党」出身の州首相が誕生する可能性が強まっている。同州など旧東独3州では8〜9月、ユーロ圏の財政・経済政策に批判的な新興政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が州議会で議席を初めて獲得した。「ベルリンの壁」崩壊から25年が過ぎても東西の格差が解消しきれない中、旧東独住民の不満が示された形だ。

 「住民の決定は尊重するが、旧東独で生きてきた者にとって、受け入れるのは難しい」。旧東独出身のガウク大統領は最近、テューリンゲン州で左派党から州首相が選出される可能性についてこのように言及し、物議を醸した。

 同州では統一以来、メルケル首相の中道右派「キリスト教民主同盟」が州首相ポストを独占。9月の州議会選挙でも勝利したが過半数には届かず、第2勢力の左派党が、これまで同盟と連立していた中道左派の「社会民主党」や「90年連合・緑の党」と連立政権樹立に向けた交渉に入った。

 左派党は旧東独の社会主義統一党を引き継ぐ政党に社民党を離れた左派が加わり、2007年に結成。統一後、国民の痛みを伴う構造改革が進められてきたこともあり、「社会的公正」を重視する同党は特に旧東独地域で浸透。州レベルで政権にも参加してきた。

 ガウク氏はかつての独裁体制の記憶から、左派党から州トップが選出されることに抵抗感があったとみられる。しかし、緑の党は「大統領は政治的に中立でなければならない」と反発。社民党は左派党について、「壁の崩壊から25年が過ぎ、州政府の責任を担う政党として受け入れるべきときだ」とも強調する。

 旧東独地域では8〜9月、テューリンゲンのほかブランデンブルク、ザクセン両州でも州議会選が行われ、AfDは3州で10%前後を得票し、議席を初めて獲得。昨秋の連邦議会選では議席を得られなかったが、5月の欧州連合(EU)欧州議会選での議席初獲得に続く躍進となった。

 AfDは今回、ユーロ圏の経済政策を批判するだけでなく、移民増加や治安などへの対策も訴え、保守派から左派まで幅広い支持を得た。専門家は「有権者の不安にうまく訴えた」と指摘し、独メディアも「既存の政治家への信頼が低下している」(独誌フォーカス)と報じている。


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