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旅客船・高速船・フェリー等のスレ
1
:
とはずがたり
:2009/02/01(日) 02:45:26
此迄鉄道スレを基本にやってたけど,独立させましょうか。
157
:
チバQ
:2010/10/24(日) 17:01:44
岡山(在来線)倉敷(在来線)福山(バス)鞆の浦(船)尾道(新幹線)広島って
旅行を何年か前にしたけど、鞆の浦→尾道が1日3便くらいしか出てなくて
スケジュールに悩んだ記憶あり
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20101018-OYT8T01208.htm
瀬戸内クルーズ観光を
名所結び一度に楽しむ
瀬戸内海の観光スポットを船で周遊するクルーズプランの開発に、四国4県などでつくる観光推進組織「四国ツーリズム創造機構」(高松市)などが乗り出している。瀬戸内と同様に名所が多く点在しているカリブ海やエーゲ海での船旅を参考にしながら、ツアーの提案を目指す。観光地を結んで一度に楽しめるようにすることで、観光活性化を図りたい考えだ。
瀬戸内海は、小豆島や直島、歴史的景観が残る広島県福山市の「鞆の浦」など、人気の観光地に恵まれている。しかし、それぞれが離れており、現在運航している定期航路だと一度に多くの場所を見て回ることは難しい。また、国内のクルーズでは、夜間に瀬戸内海を通過してしまう船も多いという。
そこで同機構は、瀬戸内海の複数の観光スポットに寄港する「クルーズ観光」を観光商品として開発できないかと検討。四国運輸局と連携し、県内外の有識者や旅行会社役員などが加わる委員会を発足させた。
参考にするのは、海外でのクルーズ。カリブ海では、船内で宿泊しながら移動し、寄港先を観光するツアーの人気が根強いという。同機構は、地元へのより大きな経済効果を目指し、離島や瀬戸内沿岸地域で、観光だけでなく宿泊もしてもらうことを考えている。
9月17日に開いた初会合では、11月をめどにモデルツアーを策定する方針を決めた。来年3月には、小型クルーズ船を使って、寄港先で観光、宿泊する2泊3日のツアーを試験的に実施するという。
このモデルツアーでは、参加者の満足度や消費金額などを調査。分析結果を、旅行会社などに提供し、瀬戸内クルーズ観光の商品化や、新たな観光ビジネスの創出も目指す。同機構の平尾政彦事業推進本部長は「瀬戸内の多島美は世界に誇れる。ツアーが実現すれば、海外からの集客と、地元への経済効果が期待できるだけに、ぜひ実現してほしい」と期待している。
(2010年10月19日 読売新聞)
158
:
チバQ
:2010/10/27(水) 12:40:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20101026-OYT8T00196.htm
シークルーズが天草航路運休…新幹線に合わせ再開
宇城市三角港と天草市本渡港を結ぶ定期航路・天草宝島ラインの運航会社「シークルーズ」(上天草市)は、12月1日〜来年2月末まで同航路を一時運休し、3月から再開すると発表した。
同航路は、三角港に近いJR三角駅の列車発着時刻に合わせて運航。来春の九州新幹線鹿児島ルート全線開業でJRのダイヤ改正が見込まれるため、3か月間運休し、船便の編成作業や船体の整備、乗務員のガイド研修を行う。
同社は「新幹線効果で、関西方面からの利用客が増えることが予想される。船旅をより満足してもらえる態勢を築き、天草の観光振興につなげたい」と話している。
(2010年10月26日 読売新聞)
159
:
荷主研究者
:2010/11/10(水) 23:53:15
>>139
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201010260049.html
'10/10/26 中国新聞
秋月―呉航路引き継ぎ決定
--------------------------------------------------------------------------------
中国運輸局は25日、大昭汽船(江田島市)が運航する秋月港(江田島町)―呉港(呉市)間の旅客船事業について、バンカー・サプライ(広島市南区)への譲渡を認可した。10月末で航路廃止の危機にあったが、11月からの引き継ぎが正式に決まり、利用者や市民から喜びの声が上がった。
運航はこれまでのダイヤを継続する形で、平日8往復。日曜祝日は運休し、運賃は大人片道500円に据え置く。同社によると、12月から11往復に増便を検討中という。横山恭治社長(55)は「利便性を高め、利用者増につなげたい」と話した。
秋月港ではこの日、同社が利用者へ航路存続を伝え、回数券や定期券販売も開始。利用客が次々と買い求めた。通院などで月に10日は利用するという秋月地区の主婦石井ツヤ子さん(72)は「船がなくなったらと不安だったので、本当に安心した」と喜んでいた。
【写真説明】秋月港で利用者に航路継続を報告する横山社長(手前右)
160
:
荷主研究者
:2010/11/21(日) 13:49:35
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003601218.shtml
2010/11/12 06:30 神戸新聞
たこフェリー休止 日常利用者の4割「影響深刻」
15日で運航を休止する明石淡路フェリー(明石市中崎1、愛称・たこフェリー)の利用者に神戸新聞社がアンケートを実施したところ、業務、通勤、通学、通院で同フェリーを日常的に利用している人の36%が、休止によって「深刻な影響がある」と答えた。こうした人の半数近くは休止後、代わりの移動手段として「淡路ジェノバラインを利用する」とした。
アンケートは8日の午前5時から午後3時までの計19便の利用者(車両同乗者、同日復路利用者は除く)を対象に船上で実施し、462人から有効回答を得た。
利用目的は、業務55人(12%)▽通勤50人(11%)▽通学24人(5%)▽通院21人(5%)▽観光・レジャー246人(53%)▽買い物・娯楽29人(7%)‐など。
業務、通勤、通学、通院の日常利用者150人に運航休止について尋ねたところ、54人(36%)が「深刻な影響がある」、75人(50%)は「少なからず影響がある」と答え、20人(13%)は「ほとんど影響がない」と答えた。
影響の内容(複数回答可)は、運賃負担が増える=62%▽移動時間が増える=40%▽転居を考えている=7%▽業務内容の変更・廃止を考えている=6%▽転校・転職を考えている=2%‐などだった。
代わりの移動手段は、71人(47%)がジェノバライン、34人(23%)が自動車、16人(11%)が高速バスを利用するとし、25人(17%)は「未定」とした。航路の再開については、日常利用者の55%が「あらゆる手段で再開を」、31%が「できれば再開を」と求める一方、7%は「廃止もやむを得ない」と回答した。
(森本尚樹)
161
:
荷主研究者
:2010/12/05(日) 15:11:00
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201011230037.html
'10/11/23 中国新聞
秋月―呉航路、12月から増便
--------------------------------------------------------------------------------
秋月(江田島市江田島町)―呉港(呉市)間で旅客船を運航しているバンカー・サプライ(広島市南区)は、12月1日から平日に増便し、休止していた祝日の運航も始める。中国運輸局が22日、同社の申請を受理した。
現在の平日8往復を11往復に増便。祝日便を復活させて8往復を運航する。日曜は、これまで通り運休する。
秋月―呉港間の航路は、10月末で前事業者が撤退を表明し、バンカー社が11月から引き継いでいた。同社によると、日曜便に関しても今後、小型船での運航を計画しているという。
162
:
荷主研究者
:2010/12/05(日) 15:11:27
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201011240018.html
'10/11/24 中国新聞
呉―今治の高速船航路変更へ
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呉市の川尻港と愛媛県今治市の今治港間で高速船を運航している、せと観光ボート(呉市)は12月1日から、航路を呉中央桟橋―今治港へ変更する。平日1日3往復、土日祝日1日4往復の便数は、ともに1日2往復に減便する。
新航路は呉中央桟橋―今治間を午前と午後に1往復ずつ運航。呉市の豊島、大長、御手洗を経由する。久比への寄港は利用客減少のため、とりやめる。四国運輸局へ船舶運航計画の変更を申請し、既に認可を受けた。
せと観光ボートによると、2008年11月の豊島大橋開通後、航路の利用者が伸び悩む一方で、燃料費は高騰。減便で燃料費と人件費を削減し、広島市へのアクセスも便利な呉市中心部へ航路を変え、四国方面からの利用客増を見込む。
2006年に大長―今治間で高速船の定期運航を始めた同社は、豊島大橋が開通した月から現在の航路に変えた。
163
:
荷主研究者
:2010/12/05(日) 15:14:01
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201011260013.html
'10/11/26 中国新聞
国内最大のエコフェリー進水
--------------------------------------------------------------------------------
環境負荷を抑えた電気推進船「スーパーエコシップ」の進水式が25日、江田島市能美町の中谷造船であった。来年3月の九州新幹線鹿児島ルートの全線開通に合わせ、鹿児島市と対岸の桜島を結ぶフェリー。同社のエコシップのフェリーは廿日市市の宮島―宮島口を結ぶ、みやじま丸に続き2隻目となる。
桜島丸(1200トン)でエコシップのフェリーとしては国内最大。鹿児島市と独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)が発注した。
全長57・3メートルで速力は約11ノット。旅客定員は車両搭載時が657人で、大型車9台、乗用車32台を積むことができる。総工費は約25億円。来年3月上旬の就航を予定している。
推進力は電気モーターで回すプロペラ。船の前と後ろに360度回転するポッド推進器を備え、横や斜め移動もできる。中谷造船は広島大と共同で船形やプロペラの位置などを研究。支援機構によると燃費、二酸化炭素排出量とも最大12%の削減になるという。
【写真説明】進水するスーパーエコシップのフェリー桜島丸。桜島航路に就航する
164
:
荷主研究者
:2010/12/13(月) 01:13:54
http://kumanichi.com/news/local/main/20101130005.shtml
2010年11月30日 熊本日日新聞
三角港〜本渡港の定期船が運休 来年3月に再開
来年2月末まで運休する「天草宝島ライン」。本渡港発の最終便には約20人が乗船した=宇城市の三角港
三角港(宇城市)−本渡港(天草市)を結ぶ定期船「天草宝島ライン」が、1日から来年2月末までの予定で運休する。
運航するシークルーズ社(上天草市)は、来年3月の九州新幹線全線開業でJR三角線と接続する同航路の利用が伸びると予測。運休はそれに向けての“充電”で、使用船の改装、英語や韓国語での案内表記、記念撮影用パネルの整備などでサービス向上を図る。
再開に合わせてダイヤ改正するが、1日3往復は現行通り。
10月の一時運休発表後、同社には利用者から困惑する声も寄せられているという。11月30日の本渡港発最終便には団体客ら約20人が乗船。「運休は寂しいが、再開を楽しみにしています」としばしの別れを惜しんでいた。
同定期船は昨年4月就航。利用者の6〜7割が観光目的という。同社は「新幹線開業は絶好機で、再開後は収支黒字化と合わせ、地域振興につながるよう頑張りたい」としている。(岡本幸浩)
165
:
チバQ
:2010/12/13(月) 01:21:43
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101211ddlk40010381000c.html
北九州市:韓国フェリーの「休止」発表 イメージ低下懸念 /福岡
韓国のフェリー運行会社「グランドフェリー」が10日、門司−韓国・釜山間の国際定期フェリーの「休止」を発表したことについて北九州市は「一時的な休止」との認識を示すとともに、イメージ低下を懸念した。
市によると、同社は先月下旬「現行の船が大きすぎる。代替船が用意できるまで運休したい」と表明。市は「運休は社の信用問題になる」と再考を求め続けたが、方針を変えなかったという。
同じ航路では08年就航の「MOJI LINE」(モジライン)が撤退している。市港湾空港局は「航路が何度も運休すると、イメージが悪くなる。今後は運休しないよう運行会社に働き掛けるしかない」とした。【平元英治】
〔北九州版〕
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/215198
下関−韓国・光陽にフェリー 来年1月下旬 就航目指す
2010年12月12日 06:01 カテゴリー:経済
【ソウル神屋由紀子】山口県下関市の下関港と韓国南部の光陽(クァンヤン)港(全羅南道光陽市)間に初の旅客フェリーを就航させようと、韓国企業「光陽フェリー」(同市、金仲燮(キムジュンソプ)社長)と下関市が協議していることが11日分かった。来年1月下旬の就航を目指す。光陽港は釜山港に次ぐ韓国第2のコンテナ港。アクセスに時間がかかる九州・山口と韓国南西部が結ばれ、物流や観光客の増加が期待される。
九州・山口を発着する日韓旅客船は現在、博多港など5ルートで、いずれも釜山港と結ぶ。全羅道(韓国南西部)から船舶を利用した日本旅行や貨物運搬の大半が釜山港を経由している。光陽市は、その需要を光陽港の利用促進につなげようと航路開設を目指して今年4月、参入企業を公募。下関−釜山間で定期的な水産物運搬の実績がある台林海運(釜山市)が名乗りを上げ、同社などが出資した「光陽フェリー」が5月に設立された。
事業計画によると、使用する船は「光陽BEECH」(1万5971トン、定員740人)で、週2往復。下関港に月曜と金曜の朝に入港し、同日夜に出港する予定。同社は水曜の入港も要請していたが、下関市が現行の貨物取扱量から対応できないと回答したため、水曜のみ門司港(北九州市)など近隣港への寄港を検討している。
光陽市周辺では麗水(ヨス)市が2012年の国際博覧会開催を控えており、九州などから観光客を呼び込む考え。貨物は韓国から農水産物や、韓国最大手の製鉄会社ポスコ光陽製鉄所が生産する鋼板などを日本へ輸送することを検討している。一方、日本から活魚運搬などの需要を見込んでいる。
全羅道と結ぶ日韓航路は1990年4月から翌年8月まで博多−麗水間で旅客フェリーが運航したことがある。
=2010/12/12付 西日本新聞朝刊=
166
:
チバQ
:2011/01/04(火) 19:35:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/218817
高速貨物船 上海−博多便倍増へ 年内に週4便
2011年1月4日 06:18 カテゴリー:経済
中国・上海と博多港を結ぶ高速貨物船「上海スーパーエクスプレス」(SSE)が、2011年中に週4便(往復)への倍増を計画していることが3日分かった。日中間の貨物量は増加傾向で、今後も堅調な伸びが見込まれることから新たに専用貨物船1隻を調達、2隻体制に増強する。運航スケジュールなどは3月までに具体化する方針。
日本通運のグループ会社「上海スーパーエクスプレス」(東京)が現在週2便を運航するSSEは、陸上輸送で使うトレーラーの荷台をそのまま積み込む「RORO船」を使用し、上海−博多(約930キロ)を28時間で結ぶ。陸路はスピードの速いトラックなどで運ぶため、上海−東京の輸送時間は3日程度と、従来のコンテナ船の半分以下。運賃は航空貨物の3分の1以下に抑えている。
現在の貨物は、日本への輸入はアパレルや生活雑貨、輸出は自動車部品や液晶関連などが中心。積載率は平均60%程度でまだ余裕はあるが、両国の経済関係強化を背景に今後もアパレルや自動車関連を中心に堅調な需要が期待されることから、利便性向上のために増便することになった。
同社の試算では、博多−東京に鉄道を使って上海−東京を輸送する場合の二酸化炭素(CO2)排出量は、航空貨物で上海−東京を直送する際の約2%にまで削減可能。このため、地球温暖化対策を進める荷主のニーズもつかみたいとしている。
2隻目には、20フィートコンテナで約220本を積載できる中古のRORO船(1万6千総トン級)を導入する予定。船舶取得後、改造作業などを終えて11年中に就航の予定。既に増便を見込んで、両国で営業活動を本格化している。
同社の寺内昌弘社長は「SSEの利用拡大で、日本側のハブ(拠点)である博多港の活性化にも貢献したい」と強調している。
=2011/01/04付 西日本新聞朝刊=
167
:
チバQ
:2011/01/07(金) 22:59:51
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/219397
上海−長崎新航路 片道7000−8000円週3便 HTB計画
2011年1月7日 05:02 カテゴリー:社会 経済 九州 > 長崎
リニューアルオープンで活気を取り戻したハウステンボス。上海航路の就航で外国人旅行客の呼び込みを図る=昨年4月、長崎県佐世保市 経営再建中のリゾート施設ハウステンボス(HTB、長崎県佐世保市)が今夏就航を計画している中国・上海と長崎を結ぶ新航路の概要が6日、判明した。HTBは先月、パナマに船を所有する会社を既に設立。欧州の複数の船会社と交渉に入っており、中古船で1500−1700人乗り、2万−3万トン級のクルーズ船を今月中にも購入し、HTB内に20億円程度を投じ運営会社を設立する。
関係者によると、船の所有会社は「テンボスクルーズ」。公海上でカジノを営業するため、船籍をパナマに置く。同社の会長にはHTBの沢田秀雄社長が就き、社長には船舶関係の経営経験者が就いた。
運営会社はHTBが100%出資して設立。親会社の旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS、東京)も機関決定後に追加出資し、資本金は合わせて20億−25億円を予定しているという。
計画によると、船は上海を昼ごろに出港し20−25時間かけて長崎港(長崎市)に入港。乗客はバスでHTBに移動する。料金は航空運賃の3分の1以下の片道7、8千円、荷重制限も旅客機の3倍近い50キロ程度になる見通しだ。
船内では、カジノや中国人向けのショーを実施し、九州の観光についても詳しく説明する。現地でのPRはHISが担当し、主に九州ツアーを販売。ツアーの最終日には長崎市内のホテルに宿泊する。
7月の就航時には週に3便を運航し、将来的には毎日運航、年間50万人の利用を目指す。このうち約30万人をHTBに呼び込みたい考えだ。
HTBの沢田秀雄社長は「かつて長崎が海外への窓口だったように、アジアの大航海時代の幕開けにしたい。地域経済への波及効果も期待できる」と話している。
=2011/01/07付 西日本新聞朝刊=
168
:
荷主研究者
:2011/01/17(月) 23:13:50
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110107/bsd1101070502001-n1.htm
2011.1.7 05:00 Fuji Sankei Business i.
新船建造で航路存続決定 大間−函館間
青森県、同県大間町、津軽海峡フェリー(北海道函館市)の3者は6日、大間町と函館市を結ぶ航路について、老朽化している現在のフェリー(1529トン)に代わる新船を建造することなどで合意し、航路の存続が決まった。
同航路は1964年に開始されたが、2008年に当時の事業者の東日本フェリーが経営環境の悪化を理由に撤退。町は「町民の重要な生活航路」として存続を求め、暫定運航として航路を引き継いだフェリー業者側は「正常な運航には新船が必要」と主張していた。新船は県の財政支援を受けて大間町が建造し、津軽海峡フェリーが運航する。
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2011/01/07/new1101070801.htm
2011/01/07 デーリー東北
大間-函館フェリー航路存続を正式決定
大間―函館間のフェリー航路の存続問題で、青森県の三村申吾知事と大間町の金澤満春町長、津軽海峡フェリー(函館市)の隅田耕次専務は6日、県庁で会談し、老朽化した現行船「ばあゆ」に代わる新船を建造して航路を存続させることで正式合意した。町が建造し、同社が運航する「公設民営」の方式となる。東日本フェリー(同、2009年11月解散)が撤退を表明してから2年余りを経て、航路の存続問題はようやく一定の決着をみた。
3者は非公開の会談後に記者会見し、合意内容を明らかにした。公設民営に加え、▽新船建造に対する県の支援▽県による大間港の改修▽新船就航までの赤字に対する町の支援―などで合意した。
ただ、三村知事は県の支援について「建造費、町の財政見通しを勘案の上で、来年度予算の編成で検討する」として具体額を明らかにしなかった。
建造費は27億円程度が見込まれているが、負担割合の目安なども一切示さなかった。
13年度の新船投入を目指す町は現在、専門委員会で新船の規模、設備などを検討中。最終的な建造費など詳細は今後確定する。町は財源に過疎債の活用などを検討している。
航路の存続に関して金澤町長は「フェリーは町民の生活航路であると同時に、本州と北海道を結ぶ重要なルート。存続できることにほっとしている」と安堵(あんど)の表情。隅田専務は「身を引き締めて安全運航を心掛ける」と話した。
同航路は経営不振に陥った東日本フェリーが08年11月に撤退後、グループ会社の津軽海峡フェリーが、町と県による赤字補填(ほてん)を前提に暫定運航してきた。
169
:
チバQ
:2011/01/27(木) 22:46:30
http://mytown.asahi.com/areanews/yamaguchi/SEB201101240032.html
韓国・光陽からの定期フェリー就航 県内観光誘客に課題
2011年1月25日
初就航で下関港第1突堤に着岸した、韓国・光陽港を往復するカーフェリー「クァンヤン・ビーチ」=下関市東大和町1丁目
ホテルの一室のようなVIPルームなど5種類の船室を備えている
韓国南部の光陽(クァンヤン)港と下関港を結ぶ新たな日韓定期カーフェリー「クァンヤン・ビーチ」が24日朝、下関市の下関港に初めて入港した。午前8時半、全長約150メートル、約1万6千トンの白い船体がゆっくりと着岸。定員約600人に472人が乗船していたが、下船した客のほとんどは九州方面に向かった。
韓国南西部の主要都市光州(クァンジュ)市の会社員金道英(キム・ドヨン)さん(41)は家族と会社の同僚と一緒に利用した。金さんは「関釜フェリーが出港する釜山市に車で行くと3時間かかるが、光陽には1時間で着く。すごく便利だと思う」と喜んだ。
海運会社の光陽フェリー(光陽市)が運航。光陽港を毎週火、木、日曜のいずれも午後10時に出て、下関港に毎週月、金曜、北九州市の門司港に毎週水曜のいずれも朝に着く。水曜は下関港での貨物取り扱いが混雑するため、臨時に門司港を使う。日本側からは下関、門司ともに午後8時半に出港する。
下関港での発着は第1突堤が使われ、国際ターミナルにはバスで移動して入国審査を受ける。船室はVIP、スイート、デラックス、ファミリー、スタンダードの5種類。レストランや売店、免税店や大浴場を備えている。
初入港の後、下関市港湾局の関係者の歓迎を受けた光陽フェリーの李鎮学(イ・ジンハク)理事は「新航路が活性化すれば、釜山を中心とする南東部だけではなく、(光陽市がある)南西部からの旅客が増えるとみられ、特産の農水産物も日本に運んでくることができる」と話した。
一方、第1便の客は下船すると、ほとんどが大型バスに乗り込んで九州方面に向かった。下関市の中尾友昭市長は「県内を観光してもらうのが課題。周辺で土産を買い求めてもらえるよう努力していきたい」と話した。
予約の申し込みや問い合わせは、日本総代理店のサンシャインフェリー(083・228・6300)へ。(崔采寿)
170
:
チバQ
:2011/01/27(木) 22:47:06
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201101250065.html
下関港、国内最多の国際航路 '11/1/25
--------------------------------------------------------------------------------
韓国・光陽市と下関市を結ぶ国際フェリー「光陽フェリー」が24日、下関港に初入港した。下関市港湾局によると、下関港の国際定期航路は韓国の釜山港、中国の青島港、蘇州港との間に続き4航路目で、国内港では最多となる。関係者がセレモニーをして就航を祝った。
午前8時半、下関港国際ターミナル(東大和町)の向かいの第1突堤10岸壁に光陽ビーチ号(1万5971トン)が入った。13団体472人が下船し、入国審査を受けるため、バスでターミナルに移動した。車両やコンテナの積み荷はなかった。
船内であったセレモニーでは、市港湾局の梅野修一局長が「日本と東アジアをつなぐ、下関港の顔(と言える航路)となるよう期待する」とあいさつ。金龍沢(キム・ヨンテク)船長に花束と記念の盾を手渡した。
フェリーは月、金曜の午前に下関港へ入港。その日の夜に光陽港に向け出発する。他の国際フェリーが集中し、税関・入国管理・検疫(CIQ)が混雑するため見送られた水曜は、2月末まで、釜山港との定期航路が運休中の北九州市・門司港に寄港する。ただし、門司港では旅客の乗降だけになる。
【写真説明】下関港に初入港した光陽ビーチ号
171
:
チバQ
:2011/01/30(日) 11:32:04
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20110129/04.shtml
1月29日のながさきニュース
長崎新聞
離島在住障害者、車の航送運賃半額 五島、壱岐、対馬のフェリー
五島、壱岐、対馬と本土を結ぶフェリー(5航路)を運航する3事業者は、離島に住む身体障害者らが車に乗ってフェリーを利用する際、自動車航送運賃を半額にする割引制度を2月からスタートさせる。県の離島航路対策事業の一環。航路によっては、片道1万円を超える割引となるケースもある。
対象は身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を所持する島民で、車長5メートル未満の車まで。一部障害者は介護者が運転する場合を含む。
例えば九州商船の福江と長崎を結ぶフェリーで5メートル未満の乗用車を利用する場合、正規の運賃は片道2万4360円。これまでは1200円の割引だったが、2月からは1万2180円の割引となる。
県は、2009年末から始めた同対策事業で、高齢者や学生を対象にした各種割引制度を実施しており、車を利用する身体障害者向けでは、自動車航送運賃に含まれる運転者1人分の運賃を半額としている。しかし県新幹線・総合交通対策課によると、依然、経済的負担が大きいことなどから、身体障害者を対象にした割引の利用件数は91件(10年11月末現在)にとどまっていた。
同課は「本土で自家用車を利用できずに不便を感じていた人もいたはず。通院やレジャーに活用してほしい」と期待を寄せている。
172
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:2011/01/30(日) 18:51:24
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173
:
荷主研究者
:2011/02/06(日) 13:59:13
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/223297
2011年1月27日 00:27 西日本新聞
昨年の博多港 乗降87万人日本一 外国航路18年連続
福岡市は、博多港の2010年の外国航路乗降人数(概況速報値)が過去最多の約87万3千人だったと発表した。中国・上海などを発着点とする外航クルーズ船の寄港回数が日本一の63回に増えたことや、円高ウォン安の影響で減少していた韓国からの定期航路の観光客数が回復したため。外国航路の乗降人数は、これで18年連続で博多港が日本一となる見込み。
航路別でみると、韓国・釜山を結ぶ高速船とフェリーの定期航路が69万3千人(前年比20・7%増)、クルーズ船などの不定期航路が18万人(同190・3%増)。国籍別では、韓国人が40万6千人(同67・3%増)、中国人を中心とした「その他」が19万3千人(同154%増)と増えた一方、日本人は27万3千人(同13・8%減)と落ち込んだ。
11年も外航クルーズ船の寄港予定が61回(うち中国発着は55回)あり、市は「今後も多く寄ってもらえるよう、外国語で応対できる人材の育成など受け入れ態勢を整えたい」としている。
=2011/01/27付 西日本新聞朝刊=
174
:
チバQ
:2011/02/19(土) 22:48:06
http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201102180041.html
エコフェリー、桜島デビュー 3月から本格運航
2011年2月19日
鹿児島湾に到着した電気推進船「新桜島丸」=鹿児島市桜島横山町から
桜島フェリーの新船「新桜島丸」(愛称サクラエンジェル)が18日、鹿児島市の桜島港に到着した。燃料の重油で発電機を回して電気の力で進む。九州新幹線全線開業を前に観光の目玉として同市が3月10日から本格運航する、「よりみちクルーズ」でデビューする。
従来の船と大きさはほぼ変わらないが、かじを兼ねるプロペラが向きを360度変えられ、そのプロペラを船体の前後に各1基備える。かじもプロペラも前後に二つずつついていた従来の船に比べ水の抵抗が少なく、消費燃料や二酸化炭素の排出量を抑えられる。次世代船「スーパーエコシップ」に位置づけられる。
1階から最上階の4階まで結ぶエレベーター、3階から4階に外に出ずにあがれる屋内階段、幼児や高齢者が横になれるスペースを備えるなど、観光客を意識した造りになっている。
神瀬(かんぜ)灯標や大正溶岩原など鹿児島湾の眺望を楽しむ「よりみちクルーズ」は、昨年春と秋の2回、試験的に運航され好評だった。九州新幹線で訪れる観光客に楽しんでもらおうと、この新船も投入し、3月10日からは毎日午前11時5分発の1便が運航される。
運賃は大人500円、子ども250円。車は3〜4メートルの場合で1420円(運転者1人の運賃を含む)。
175
:
チバQ
:2011/02/19(土) 22:58:44
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20110218ddlk28020339000c.html
神戸−関空ベイ・シャトル:高速船値上げ 三セク、債務返済図る−−4月から /兵庫
神戸市などが出資する第三セクター「海上アクセス」は、神戸空港と関西国際空港を結ぶ高速船「神戸−関空ベイ・シャトル」を4月から値上げすると発表した。利用客が増えていることから、値上げにより債務返済を図ることが目的。
4月1日からの料金は、普通運賃1800円(現行1500円)▽障害者割引運賃900円(同750円)▽ポートライナーセット券1800円(同1500円)▽日帰り往復運賃2400円(同2000円)。小児は半額。シルバー割引運賃(同1200円)と往復割引運賃(同2700円)は廃止する。
同社によると、利用客は07年度の31万人から今年度は39万人に伸びる見通し。同社は「昨年度は黒字決算だったが、航路の安定維持には債務の返済が不可欠。理解いただきたい」としている。値上げにより関空行きのリムジンバスとの価格差は縮まるが、乗客の約8割が利用する駐車場の無料サービスは継続するため、来年度の利用者数は約37万人と見込んでいる。【吉川雄策】
〔神戸版〕
176
:
チバQ
:2011/02/19(土) 22:59:48
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110217ddlk34040427000c.html
航路:広島港−切串に乗る 島を支えるフェリーに逆風 並走する道路の無料化 /広島
南区と呉市を結ぶ広島呉道路(クレアライン、約16キロ)の無料化社会実験などの影響で、広島湾を並走する広島港−江田島・切串の航路は、旅客が前年より1割近く減った。同航路を運航する上村汽船(南区)のフェリーに乗船し、実情を取材した。【樋口岳大】
平日の昼下がり。広島港発のフェリー1階「シルバー室」に女性(80)が座っていた。女性は江田島の北端、切串の近くに住み、週3回、フェリーで南区の病院に通う。足が悪く、長年通い慣れた病院で治療とリハビリに専念するためだ。「島には総合病院がなくバスも不便。船で広島市内に通院できるのはとても便利で、船がなくなったら困る」と語った。
高齢化が進む江田島市。65歳以上の人口割合は32・8%で県平均(23・4%)を超える。現在約2万7000人の人口は04年の旧4町合併時から1割減った。
人口減とともにフェリー利用者も「自然減」が続く。さらに昨年6月、広島呉道路の通行料(普通車全線で900円)が無料になり、車と人の流れが劇的に変わった。道路の交通量は1日約2万5000台に倍増した一方、フェリーは通勤や商用、自衛隊員らの利用が目に見えて減った。
上村隆彦社長(55)は、高速道路にだけ極端に税金をつぎ込み、無料化する政策に異を唱える。「道路も船も同じ。使った人がお金を払う受益者負担が当然じゃないか」。このまま乗客が減れば、減便も考えざるを得ない。さらに数年後に第2音戸大橋が開通し、道の混雑が解消されれば、さらに乗客が奪われるのではないか。逆風が続く。
海と島と空に抱かれながら30分。船は切串に着いた。ただ−−。上村社長の目にぐっと力が入った。「島の人の足はね、確保しなくちゃいけない。できるだけのことをやるしかない」。
◇島にあるものを生かそう−−上村汽船船長・奥本剛さん(38)
「高速道路を安くすれば、どこにしわ寄せが行き、どれだけの人が困るかを考えないと」。高速道路割引・無料化政策を批判する静かな口調には、船員になって20年近く広島港−切串航路を守り、島の暮らしを支えてきたという自負がにじむ。
江田島出身。幼いころから船が好きで船乗りを志した。船内で乗客の顔を見て手渡しで切符を売る。親しくなった乗客から「大変だろうけど頑張って」と声をかけられることもある。
「日本陸海軍艦船研究家」という顔も持つ。江田島など広島湾周辺にあり、一般の人でも足を運びやすい44カ所の戦争遺跡を紹介した「呉・江田島・広島 戦争遺跡ガイドブック」(光人社)を09年に出版した。「今のままではいけない。島に今あるものを生かし、情報発信して人を呼び込まないと」。著書にはそんな思いも込められている。
177
:
チバQ
:2011/02/19(土) 23:00:53
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110219/trd11021914110010-n1.htm
たこフェリー、来月の運航再開断念
2011.2.19 14:08
利用低迷で昨年11月から運航を休止している兵庫県明石市と淡路島を結ぶ第三セクター「明石淡路フェリー」(明石市、愛称・たこフェリー)が、当初予定していた3月中の運航再開を断念したことが19日分かった。同社は「(支援を要請している)株主の明石市との協議が十分に進んでいない」などとしている。
たこフェリーは明石市の新たな支援を受けるため、昨年から同市と協議。しかし、北口寛人市長は昨年6月の同社との会談で、「赤字を補填(ほてん)する」と約束した議事録があるにもかかわらず、9月議会で発言を否定。12月の市議会で「虚偽答弁をした」と批判され、問責決議を受けた。北口市長は今年4月の市長選への不出馬を表明し、同社との協議も暗礁に乗り上げていた。
たこフェリーの吉村静穂社長は産経新聞の取材に対して、「明石市との協議に十分な見通しが持てず、(3月の)運航再開は難しい。新市長と話し合い、運航再開の時期を改めて検討したい」と説明。運航再開の時期については「どんなに早くても今年の夏以降になる」と話した。
178
:
チバQ
:2011/02/19(土) 23:02:52
http://www.asahi.com/travel/news/OSK201102170052.html
今度はフェリー萌え? 苦境の2社、美少女キャラ採用2011年2月17日17時0分
高速道路料金の値下げで客を奪われ、苦境にあえぐフェリー会社2社が、相次いで「萌(も)えキャラ」をPR役に抜擢(ばってき)した。萌えキャラをあしらったさまざまな商品がヒットを重ねているだけに、関係者の期待は大きい。果たして、集客の「救世主」となるか――。
岡山県・宇野港と香川県・高松港を結ぶ「宇高(うたか)航路」を運航する「国道(こくどう)フェリー」(高松市)。宇野港にある宇野支店に入ると、直径約120センチの円形パネルが目に飛び込んできた。描かれているのは、水色のセーラー服を着た「うたかまりん」ちゃんだ。
イラストがあしらわれたタオルを買った岡山市の男性会社員(31)は、「こんなキャラがあったとは知らなかった」。旅行で乗った松山市の主婦飯野郁子さん(57)は「萌えキャラはフェリー会社では珍しい」と話した。
まりんは、地元出身者の思いから生まれた。
1988年に岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶ瀬戸大橋が開通し、乗客数が下がっていた国道フェリーは、2009年3月から始まった「高速道路休日上限1千円」で追い打ちをかけられた。昨年2月には同じ宇高航路に就航している四国フェリー(高松市)とともに事業廃止届を出す事態に。住民らの声に押され、両社とも撤回したが、厳しい状況が続いていた。
そんな折の昨年4月、漫画家の八的暁(やまと・あきら)さん(42)が宇野支店を訪れ、「何かに役立ててください」と、フェリーを背景にまりんが敬礼するステッカーを手渡した。
八的さんは宇野港がある玉野市出身。レース用バイクに張るステッカーのデザイナーなどをしてきた。廃業届け出のニュースを聞き、「港にフェリーが停泊する見慣れた景色」を失いたくないとPRキャラクターを考案した。
同社はすぐに起用を決定。直後からステッカーやTシャツを製造して乗り場や船内で販売すると、グッズ目的で訪れる客も出始めた。同社は今年で運航50周年を迎える。近く、2人の姉「かれん」と「いおん」を加えた3人を「うたか3姉妹」としてホームページにPRキャラとしてデビューさせる予定だ。
高速道路では4月から新たに「平日上限2千円」も始まる。宮脇幸次取締役は「集客のために一時的に運賃の割引をしたが、効果は短期間しか持たなかった。人気の萌えキャラでPRし、フェリーに乗ったことのない若い世代を取り込みたい」と期待する。
◇
和歌山港と徳島港を結ぶ南海フェリー(和歌山市)も1月から、PR役に萌えキャラを採用した。和歌山育ちの高校1年生の少女との設定で、名前はまだない。今月には徳島側の新キャラクターも登場した。きっかけは、近畿運輸局の投げかけだった。
南海フェリーも高速道路の値下げで打撃を受けた。09年4〜6月にフェリーに積載した乗用車の台数は約2万2800台で、前年同期から約25%落ち込んだ。このため同運輸局は、利用実態を調べるアンケートを提案。「キャラクター」の利用も持ちかけた。
南海フェリーや徳島、和歌山両県などで作る協議会で議論し、「少女キャラで行こう」と決定。和歌山市内のイラストレーターにデザインを依頼した。
アンケートは1月下旬から一部の便で実施され、今月19、20日で終了。回答と引き換えにイラストがプリントされた下敷きや缶バッジがもらえる。少女2人の名前も募集中だ。南海フェリーの担当者は「ゆるキャラよりもインパクトがある。アニメ人気もあるので、若年層がフェリーを知って乗ってもらうきっかけにしたい」と話す。(滝沢卓)
◇
〈萌えキャラ〉 心がときめくような漫画やアニメのキャラクターを指す。過去には秋田県の農協が袋に萌えキャラをあしらった米を発売して注文が殺到したことも。昨年のベストセラー「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の表紙にも描かれている。
179
:
チバQ
:2011/02/19(土) 23:03:57
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110215ddlk34040696000c.html
揺れる航路:/上 迫る「高速平日2000円」 /広島
◇事業者「国は共存策を」
今月10日、東京・国土交通省。国が示した「平日上限2000円」の新たな高速道路料金案について、中国旅客船協会連合会の仁田(にった)一郎副会長(49)=瀬戸内海汽船社長=らが、池口修次・副国交相に訴えた。「フェリー、旅客船業界にとって余りにも厳しい。頑張ってきた航路も早晩、減船や減便、航路廃止をせざるを得ない状況に陥る」「橋(本州四国連絡道路)と船が共存できる抜本的支援を」。同連合会によると、副国交相は「フェリー利用者に迷惑がかからないようにする」などと答えただけで、政策面での具体的言及はなかったという。
同連合会は新料金案が明らかになった昨年12月24日、四国、神戸両旅客船協会と連名で「抗議声明」を発表した。瀬戸内海の海上交通を担う事業者は「フェリー、旅客船の灯火が消える」とかつてない危機を募らせる。
中国運輸局によると、本四道路を含む高速道路の「土日祝日上限1000円割引」が始まった09年3月以降、管内では、呉−松山、竹原−波方(愛媛県今治市)など8航路が廃止に。同連合会の森藤幹二事務局長は「燃料高騰で体力が弱っている時、とどめのような形で『1000円割引』が出た」。そこに4月から「平日上限2000円」が直撃する。国は1月末、他の高速から乗り継いだ場合、本四料金を500円とする方針も示した。
人口減社会を迎え、島しょ部は過疎・高齢化が急速に進む。国は、高齢者らの移動手段確保のため、総合的な交通体系のあるべき姿を示した「交通基本法」案を今国会に提出予定で、来年度からは公共交通の支援方法も見直す。これまではバスや航路など交通手段ごとに国が支援していた。今後は県や市町の協議会が地域の実情を踏まえて、維持確保に向けた計画を策定。それに基づく支援となる。
しかし、道路優先の国家政策が、航路事業者を追い詰める。仁田副会長は「新たな料金制度は、国として総合的な交通体系がどうあるべきかに全く触れられず、『切りがいいから』『受けがいいから』というだけで料金が決まっている」と批判。「県や市町が議論する前に、航路が消えてしまう」と警告する。
◇
高速道路料金の値下げは、マイカーなどでの移動をしやすくする一方、競合する航路などは深刻な影響を受ける。4月から見込まれる更なる値下げを前に、海上交通の現場で何が起き、それに関わる人たちは何を思うのか。瀬戸内海航路の「いま」を報告する。【樋口岳大】
毎日新聞 2011年2月15日 地方版
180
:
チバQ
:2011/02/19(土) 23:04:39
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110216ddlk34040650000c.html
揺れる航路:/中 「ビジネス客、奪われる」 /広島
◇広島・呉−松山、高速道値下げで
14日朝、雪の降る南区・宇品の広島港。松山行きフェリーの出発を乗用車の中で待つスーツ姿の男性は、南区の医療機器販売会社に勤務し、愛媛県などにある得意先回りに向かうところだった。高速道路料金が平日上限2000円になっても、出張にフェリーを使うか。男性は「会社からは経費節減を言われており、車で行く機会が増えるかもしれない」。一方、「疲れている時はフェリーがいい。フェリーは残してもらいたい」とも語った。
平日上限2000円の新しい高速道路料金は、本州と四国、九州を直結する航路に大きな打撃を与える。宇品に本社を置く瀬戸内海汽船。広島・呉−松山でフェリーを1日10便(所要時間2時間40分)、高速船(同最短1時間8分)を14便、石崎汽船(松山市)と共同運航する。かつては年約70万人、車両約7万台を運んだが、09年3月に本州四国連絡道路と高速道路で「土日祝日上限1000円」の割引が始まった後、旅客は約1割減った。
両社とも高速道路への対抗策として09年2月から、土日祝日のフェリー料金(車と運転手1人)を、広島−松山の普通車で1万1700円から8000円に値下げする「ホリデー割引」を実施。高速船も6900円から6500円に値下げした。しかし、1000円高速の影響は余りに大きく、同7月からは毎日割引料金にする「毎日ホリデー割引」に踏み切った。
広島、愛媛両県は緊急措置として09年度から、年間計約3500万〜3700万円の港湾施設使用料を免除したが、今年度でいったん終了する。湯崎英彦知事は1月31日にあった本四道路料金の調整会議で「国の料金政策で航路が影響を受けている。国が責任を持って対応すべきだ」と発言したが、国土交通省から具体的な返答はなかったという。
瀬戸内海汽船の油目剛総括課長は、本四道路が平日上限2000円になれば「ビジネス客がかなり取られる」と懸念する。平日に広島市から松山市へ高速道路で移動した場合、所要時間は3時間程度、料金は国の想定通りなら上限2500円。料金だけなら道路の「圧勝」だ。
同航路は広島、松山両市を直結する利便性から、観光や商用、帰省のほか、四国から広島へコンサートを見に行く若者らも利用する。それゆえ、大量輸送を支える「海の国道」と呼ばれてきた。その「国道」が国策に揺さぶられ、窮地に立たされている。【樋口岳大】
毎日新聞 2011年2月16日 地方版
181
:
チバQ
:2011/02/19(土) 23:05:18
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20110217ddlk34040388000c.html
揺れる航路:/下 「国策」で暮らし圧迫 /広島
◇船員に雇用不安
「道路偏重政策に断固反対。公平・公正な交通体系の構築を」。瀬戸内海の航路で働く船員たちでつくる労働組合「全日本海員組合中・四国地方支部」の組合員ら約120人が今月4日、南区・宇品で「決起集会」を開き、拳を突き上げた。
鴨頭明人(かもがしらあきと)支部長(51)があいさつに立った。「高速道路の料金割引や無料化社会実験で、航路が相次いで廃止に追い込まれている。国の主導で、国民の勤労を剥奪し、生活権をも侵害するものであり、断じて許されない」
産別労働組合である同労組には全国で約3万3300人が加入。中・四国地方支部(南区)は竹原市−山口県周南市などをカバーし、1250人が加入する。同労組によると、本州四国連絡橋児島−坂出ルートが開通した88年以降、瀬戸内海の船員ら約3700人が職を失った。
高速道路「土日祝日上限1000円」割引が始まった09年3月以降、同支部管内でも、呉−松山のフェリー航路などが相次いで廃止に。一つの航路がなくなれば、そこで働く人が数十人単位で職を失う。同労組は、貨物運搬の内航海運も含めて再就職を支援するが、景気低迷の中、仕事の確保は容易ではない。
何とか維持している旅客船・フェリー航路も、多くの労働者が賃金カットに耐え、職場は安全運航ができるギリギリまで人員が削られている。そこに4月、高速道路「平日上限2000円」が直撃する。鴨頭支部長は「経営者の体力がどこまで持ちこたえられるか、船員さんとその家族を含めれば、相当数が路頭に迷うという厳しい結果が来るんじゃないか」。春闘に備えて船を回ると、組合員からは「雇用が第一」との叫びが聞こえる。
鴨頭支部長自身、かつては三原−愛媛県今治を運航するフェリーの船員だった。99年のしまなみ海道開通で航路が廃止され、職を失った。架橋の料金収受業務に転職した仲間たちは、高速道路が無料化されれば、再び職を失うことになる。
「職を奪うな」。切実な訴えをかき消すように、国は16日、大幅に値下げした新たな高速道路料金を正式発表した。国の道路政策の「負」の部分が船員たちの生活を押しつぶそうとしている。【樋口岳大、星大樹】
毎日新聞 2011年2月17日 地方版
182
:
チバQ
:2011/02/19(土) 23:05:58
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001102170005
伊勢湾フェリー利用促進策
2011年02月17日
●旅行企画・パンフ作製盛る
鳥羽港(三重県鳥羽市)と伊良湖港(愛知県田原市)を結ぶ伊勢湾フェリーの利用促進策などを検討する鳥羽伊良湖航路活性化協議会は16日、鳥羽市で会議を開き、2013年度までの地域公共交通総合連携計画案を承認した。
協議会は昨年12月と今年1月に利用者へのアンケートや観光事業者への聞き取り調査を実施。利点として陸路に比べて「早く着く」「渋滞がない」という声が多かったが、船室や船内の売店、トイレなどの改善を求める意見や「料金が高い」「待ち時間が長い」という批判もあった。
協議会は、年間35万人の利用目標を掲げていて、計画案には、旅行商品の企画や幹線道路沿いへの誘導看板の設置、操舵(そうだ)室の見学会、鳥羽ターミナルのバリアフリー化、伊勢志摩地方と東三河地方の情報を盛り込んだパンフレットの作製などの事業が盛り込まれた。具体的な数値目標は示されなかった。
3年間の総事業費は約9千万円を見込み、2県2市で負担する。鳥羽、田原両市は21日〜3月6日、パブリックコメントを募る。3月22日の協議会で計画を確定させる予定。
183
:
チバQ
:2011/02/23(水) 01:11:43
>>162
http://mytown.asahi.com/areanews/ehime/OSK201102210135.html
今治―呉航路を廃止へ せと観光ボート「採算割れ」
2011年2月22日
今治港(愛媛県今治市)と呉港(広島県呉市)の間を高速船で運航している「せと観光ボート有限会社」(本社・呉市、森忠幸社長)は、呉―大長(おおちょう)(呉市・大崎下島)間を3月23日で、大長―今治間を8月21日で廃止することとなった。21日、四国運輸局が事業廃止届を受理した。これで呉と今治を結ぶ定期航路はなくなる。
同社は定員43人の高速船(18トン)で、大長を含む島しょ部3カ所に寄港し、今治―呉間を2往復している。2008年11月に豊島大橋(呉市)が開通したことなどから、乗客が減少。昨年12月には、呉側の発着港を川尻港から呉港に変更したり、減便したりしたばかりだった。
同社は「1カ月当たりの平均乗船者数が、採算ラインの半分の約250人にしかならず、これ以上続けることができなかった」としている。これで、同社の定期便は全てなくなる。(寺門充)
184
:
チバQ
:2011/03/03(木) 00:11:35
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20110302ddlk46020540000c.html
山川根占航路撤退問題:1年ぶりに再開 夏に本格運航へ /鹿児島
昨年2月末で運航休止していた山川根占航路が1日、再開した。定員12人の小型船を使った暫定運航。夏ごろには約90人乗りの新造船が完成し本格再開される見通し。
第1便は午前8時、小型フェリー「なんきゅう2」(19トン)が山川港(指宿市)を出発。定員の倍の24人が集まったため補助船(18トン)に分乗した。約40分後、対岸の根占港(南大隅町)に入港。町民や関係者ら約100人が出迎え、桟橋でくす玉を割って再開を祝った。船を降りた客には同町からミニトマトのジャムやドレッシングの特産品が贈られた。
午前9時の根占発第1便には次々と客が乗り込み、鹿屋市の上薗智子(さちこ)さん(73)は「再開を心待ちにしていた。友人と一緒に砂蒸し温泉に日帰りで行ってきます」と喜んでいた。
1日4往復。運賃は中学生以上700円▽小学生400円▽未就学児無料。車両運賃は2100〜5300円。【新開良一、福岡静哉】
185
:
チバQ
:2011/03/03(木) 21:58:54
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201103030052.html
隠岐航路、新高速船が就航 '11/3/3
--------------------------------------------------------------------------------
島根県と隠岐郡4町村でつくる隠岐広域連合は、隠岐航路に新高速船を就航させる。現行船の老朽化に伴い、2013年度に更新する。
同航路では、1998年就航の現行船「レインボー2」が13年度中の引退を予定する。隠岐広域連合は中古の高速船「ジェットフォイル」(170総トン)を後継に充てる計画で、国内業者と交渉を進めている。
12年度中に購入し、内外装を改修。ダイヤや便数などの運航計画を固め、収支見通しを策定する。隠岐汽船(隠岐の島町)に運航を委託する。
同航路は、本州側の七類港、境港と隠岐諸島の各港を結ぶ。県地域振興部は「生活航路の維持に加え、観光促進にもつなげる」としている。
186
:
チバQ
:2011/03/03(木) 22:02:25
http://mytown.asahi.com/areanews/mie/NGY201103020013.html
旅客船来ないまま…6億円の宇治山田港ターミナル解体
2011年3月3日
解体工事が始まった宇治山田港旅客ターミナル施設=伊勢市下野町
中部空港との海上アクセス事業の拠点として、伊勢市が約6億4500万円を投じて同市下野町に建設した宇治山田港旅客ターミナル施設で2日、本格的な解体工事が始まった。2013年の神宮式年遷宮に向け、観光客誘致の目玉だったはずが、完成からわずか3年で、旅客船の利用がないまま姿を消す。
「ガシャ、ガシャ、ガシャーン」。2日朝、木造平屋建て約380平方メートルのターミナル施設の上屋部分の解体工事に着手し、大型の重機が屋根や壁などを次々と壊していった。
2008年4月に待合室や駐車場、浮桟橋などを建設。しかし、その2カ月前に運航事業者が、燃料費の高騰などを理由に事業から撤退し、船舶の就航見通しがないまま、施設は放置されていた。
その後、浮桟橋に使用した中古台船の安全性に問題があるのも発覚。海上アクセス事業の賛否が争われた09年11月の出直し市長選で、事業推進を訴えた前市長を破り、初当選した鈴木健一市長が公約通り事業中止を決定。施設の有効活用を断念し、取り壊すことにした。
建設費約6億4500万円が無駄になったほか、解体費約6100万円の税金を使い、8月までにすべての解体工事を終了させる予定。
187
:
チバQ
:2011/03/06(日) 03:03:19
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110304/hrs11030402290001-n1.htm
尾道に「ビジター桟橋」 海から訪れる観光客に対応 広島
2011.3.4 02:29
■ヨット、ボート10隻係留
ヨットやボートなどで海から尾道に訪れる観光客らに対応するため、尾道市土堂の岸壁で浮桟橋「尾道中央ビジター桟橋」の建設工事が進んでいる。3月末の完成で、「尾道みなと祭」初日の4月30日にオープンの予定。尾道水道では初の公営ビジター桟橋で、地元は7月の「海フェスタ」を機に海のにぎわい創出に期待している。
ビジター桟橋が整備されるのは、尾道商工会議所東側(通称・住吉浜)で、旅客船が利用する中央桟橋に接するエリア。ヨットやボート、クルーザーが一度に計10隻、係留できる。県が昨年秋から本格工事に着手、3月末の完成を目指している。工費は1億2千万円。
県東部建設事務所によると、尾道水道では平成21年度、ヨットやボート、クルーザーの利用が計250〜260隻あった。これらの小型船は現在の中央桟橋を利用しているが、同水道を通過するフェリーや貨物船などの波を避けるため、同桟橋の陸側に回って係留するなどしていた。
このため、同商議所や市が、ヨットやボートなどが安全に係留できるビジター用の桟橋整備を要望していた。完成後は市に維持、管理が委託される。同事務所三原支所の北嶋敏之港湾建設官は「地元で十分にアピールして活用してもらえれば」と話した。
同商議所では31日まで同桟橋の愛称を募集。最優秀賞は5万円相当の商品券。問い合わせは同商議所内の愛称募集係((電)0848・22・2165)。
188
:
荷主研究者
:2011/03/06(日) 13:27:28
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102170003.html
'11/2/17 中国新聞
橋開通後も生活航路の灯守る
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愛媛県上島町の生名橋(515メートル)が6日に開通して10日余り。尾道市因島から上島町役場のある弓削島へのフェリー便が競合する家老渡フェリー汽船(因島三庄町、吉梅干夫社長)は「生活航路を守る」と減便はせず、運航を続ける。
午前7時15分、弓削島の上弓削港から因島三庄町の家老渡港に着いたフェリー。バイクの通勤者がどっと下船する。乗り込むのは上島町の建設現場に向かう人たち。弓削商船高専へ自転車通学する学生もいる。上弓削地区にある温浴施設利用者の半数を占める因島の人もほとんどが、この航路を使う。
生名橋の開通で因島から弓削島へは、最短の生名島へ公営渡船のフェリーで渡り、橋伝いに行けるようになった。「車は2割ぐらい減ったかもしれない。しかし、定期券利用者を中心にダイヤの維持を望む声が強かった」と家老渡フェリー汽船の吉梅栄二専務(41)。
生名橋の開通に先行して運賃を2割下げたが、1日31往復は維持した。「減便して補償を―という選択肢がないわけではなかった。だが、島人の生活に不便をかけ、客離れが進む」と同専務。「2航路で競争することがサービス向上につながる」と強調した。
【写真説明】フェリーから下船するバイク通勤者たち(16日午前7時15分、因島三庄町の家老渡港)
189
:
チバQ
:2011/03/19(土) 10:13:22
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/278896.html
青函航路に貨物殺到 トラック数百台がフェリー乗船待ち(03/17 10:39)
青森へ向かう順番待ちのトラックが並ぶ津軽海峡フェリーのターミナル
【函館】太平洋航路のフェリー欠航で、道内から東北地方への輸送経路として函館−青森間のフェリー航路にトラックが殺到している。函館港ではトラックのキャンセル待ちが数百台と、乗船まで丸1日はかかる状態だ。
青函航路は津軽海峡フェリー(函館)と青函フェリー(同)が、1日8往復ずつ運航している。16日夕、キャンセル待ちのトラックは津軽海峡フェリーで300台、青函フェリーで100台を超え、さらに増えつつある。
震災後、札幌まで荷物を運び、岩手県一関市に戻るという運送会社社員の山口大輔さん(31)は「キャンセル待ちが300台と聞いて驚いた。戻ったら救援物資を運びます」。
乗船まで18時間待った青森県八戸市のトラック運転手水野久夫さん(48)は「八戸では家畜の豚用の餌が底をつき、函館に来た。早く運ばないと」と焦る。東北の餌の供給拠点は八戸市などにあり、壊滅状態だという。
JR貨物は15日、青函トンネルの貨物列運行を再開したが、1日20往復のうち運行するのは日本海回りの関西方面への4往復だけで、物資運搬手段として青函航路の重要性が続きそうだ。
190
:
荷主研究者
:2011/03/20(日) 13:44:23
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102220032.html
'11/2/22 中国新聞
西能美航路市営フェリー撤退
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江田島市公共交通協議会は21日、市西部の各港と広島港(広島市南区)を結ぶ西能美航路で、4月に市営フェリーを撤退させる方針を決めた。一方で市営高速船は昨年10月からの増便を継続し、車を利用しない高齢者たちへの利便性を一定に保った。広島呉道路の無料化などで利用者が減少し、合理化はやむを得ないと判断した。
同協議会は昨年10月から、中町(能美町)―高田(同)―広島港の市営フェリーを休止。一方で同区間の市営高速船を1日20往復から27往復に増便する実証運航を進めている。
同じく実証運航をしている芸備商船の三高(沖美町)―大須(江田島町)―広島港のフェリーは、4月以降も実証運航の1日16往復を変えずに継続することにした。市営を廃止し、フェリー航路を一本化することで存続を図る。
同協議会は実証運航の状況を踏まえ、燃料の高騰に加え、利用者の減少は避けられないと判断。実証運航の前に戻せば、さらに収支の悪化が予想されるとした。また、昨年12月の利用者アンケートでは、サービスについては全般的に満足度が向上したとの結果が出ているという。
191
:
チバQ
:2011/03/21(月) 16:30:23
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/279697.html
日本海航路に物流集中 苫小牧東港 続く満車 目的地遠く(03/20 08:55)
フェリーに載せる車両で混み合う苫小牧東港。キャンセル待ちも多い=18日午後7時40分(中村祐子撮影)
【厚真】東日本大震災の発生以降、北海道と本州太平洋側を結ぶフェリー航路が復旧していないことで、人や物の往来が滞っている。18日、輸送が集中している日本海航路フェリーが発着する胆振管内厚真町の苫小牧東港を訪れ、復興の仕事が待ち受ける東北へ戻る会社員、トラック運転手らの声を聞いた。(経済部 幸坂浩)
夕暮れ時、港に面した同港駐車場には午後7時30分発の秋田・新潟行きを待つ約300台のトラック、シャシー、作業用車両などがずらりと並んでいた。
ガス管工事の機材などを積んだワゴン車の運転席に、作業衣を着たJFEエンジニアリング東北支店勤務、成田孝則さん(56)=宮城県多賀城市=の姿があった。「14日に支店と電話が通じ、とにかく帰ってこいと指示が出た。まだ、これからの仕事は分かりませんが…」。ガスや水道などが止まった地元では、復旧に向け技術者が多く必要になる。
成田さんが同僚3人と仙台発苫小牧行きフェリーで北海道入りしたのは2月中旬。札幌で請け負ったガス管工事を続けてきたが、帰還指示を受け、札幌の工事は18日午前までとし、あとは協力会社に任せることになった。震災で太平洋航路は既に運休。混雑する日本海航路の予約をとれたのが18日の便だった。
4人はワゴン車とトラックに分乗し、車には救援物資も積んである。地元に持ち帰るため札幌で箱単位で買ったカップラーメンや、道内の協力企業からの差し入れのミネラルウオーターのペットボトルなどだ。幸い、成田さんの家族は無事だが、自宅は浸水し妻の知人宅に移った。「被害の様子を自分の目で確かめたい。きっと想像以上にひどいだろう」と静かに話した。
秋田・新潟行きを運航する新日本海フェリーなどによると、太平洋航路の欠航に加え、JR貨物の盛岡以南が復旧していないこと、被災地支援に向かう自衛隊車両などを優先する事情も重なり、日本海航路は混雑で満車、キャンセル待ちが続いている。
18日の便もシャシーを含めトラック170台、作業用車両や乗用車120台で満車に。積み込みに時間がかかり、出港は50分遅れた。キャンセル待ちはトラックと乗用車合わせて約70台を数えた。
茨城県から来た運転手木村泰裕さん(27)は、道内への輸送は今回が初めて。震災後、新潟−小樽便で牛乳やジュースを入れる紙パックを運び込み、空荷で本州へ戻る。「紙の輸送に普段は貨物列車を使う。運休中だったのでトラックで運ぶことになった」と話す。
仲間の30台と一緒に関東から札幌で開かれるコンサート用機材を運んできたトラック運転手(48)は、14日に新潟−苫小牧便で道内に入ったが、フェリー乗船中、公演中止の知らせを受けた。すぐに新潟へ戻る便を予約したが、18日の便がやっと5台分だけ取れたという。せっかくの北海道往復が無駄足になり「仕事にならないよね」と疲れた表情で話した。小樽港で日本海航路のフェリーのキャンセル待ちをしている仲間もいる。
本州では、軽油不足に伴う給油制限が運転手を悩ませるという。水道用機材を釧路で降ろして長野へ戻るトラック運転手、大竹政則さん(52)=長野県松本市=は「1回に50〜100リットルしか入れられず、何度もこまめに給油せざるをえない」とこぼし、こう続けた。「状況は確かにつらい。でも、こんな時だからこそ、しっかりものを運ばなければ」
192
:
チバQ
:2011/03/21(月) 16:31:09
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110319ddlk01040319000c.html
東日本大震災:トラック、港に殺到 滞る支援物資運送 /北海道
◇フェリー航路、キャンセル待ち500台
震災に伴う苫小牧−大洗(茨城)間など太平洋航路の再開見通しが立たない中、函館−青森間のフェリー航路に乗ろうとするトラックが港に殺到している。キャンセル待ちが500台近くに上り、被災地への支援物資運送は本州を目の前にして滞りがちだ。
青函航路は津軽海峡フェリーと青函フェリーがそれぞれ1日8往復しているが、函館側からのキャンセル待ちの車両は18日、津軽海峡フェリーで約300台、青函フェリーでも約150台に達した。
主要航路が失われたため、函館のターミナルには、日本海側経由で首都圏に生鮮食料品を運ぶトラックや宅配便など、さまざまな車が集まる。津軽海峡フェリーによると、船に乗る約半数は、あらかじめ予約していた被災地以外に向かう車。救援物資を運ぶトラックはキャンセル待ちの中では優先しているが、キャンセル待ちの約9割が救援のトラックのため実質的な先着順になっているという。
被災地に仮設トイレ10台を運ぶため、フェリー待機場で丸1日以上待っている札幌市の運転手、村井和也さん(56)は「一刻も早く届けたいので、待っているのがつらい。夜中の便には何とか乗りたい」。カップめんや水などを積んでいる旭川市の運転手(36)は「船はここだけ。待つしかない」と、あきらめ顔だ。
一方、川崎近海汽船は同日、運休中の苫小牧−八戸(青森県)間に代わって、苫小牧−青森間の臨時便を22〜24日に計11往復運航すると発表した。乗用車は事前予約制、トラックは到着・受け付け順で、25日以降の運航は協議中。問い合わせは同社苫小牧フェリー事務所(0144・34・1181)。【近藤卓資、斎藤誠】
◇苫小牧航路停止 函館、小樽に集中
北海道と本州を結ぶフェリーは6社9航路あるが、このうち今も3航路が欠航している。大動脈の苫小牧からの太平洋航路が止まっているため、函館や小樽に運送車両が集中する結果になっている。
欠航が続くのは▽商船三井フェリーの苫小牧−大洗間▽太平洋フェリーの苫小牧−仙台−名古屋間▽川崎近海汽船の苫小牧−八戸間。八戸港は25日ごろからの再開を目指した復旧作業が進んでいる。
一方、函館からの2社3航路のほか、新日本海フェリーの▽小樽−新潟間▽小樽−舞鶴間▽苫小牧−敦賀(秋田・新潟経由含む)間−−の計6航路は平常通りに運航。いずれも物資輸送のトラックで混雑している状態だ。【木村光則、田中裕之】
193
:
チバQ
:2011/03/22(火) 21:15:25
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110322-OYT8T00575.htm
苫小牧―八戸フェリー 臨時便、青森港へ
臨時運航が始まったフェリー(22日午前4時28分、苫小牧西港で)=山本高裕撮影 東日本巨大地震で八戸港(青森県)が津波被害を受けて利用できないため、青森港(同)に行き先を変更した川崎近海汽船のフェリーの第一便が22日午前5時、北海道苫小牧西港を出港した。
地震後、苫小牧港を発着する本州向け航路の早期充実を望む声が寄せられたことから、同社は青森港を使って、苫小牧発午前5時と午前0時の臨時便の運航を決めた。25日朝以降の運航は、未定としている。
臨時便の第一便は、乗客52人を乗せて出発。定員約400人の1割程度にとどまった。地震後、初めて八戸市の実家へ帰るという、帯広市のパート従業員石田美花子さん(40)は「避難生活で体調を崩した父に会ってくる。早く元気な父の姿を見て安心したい」と話していた。
(2011年3月22日 読売新聞)
194
:
荷主研究者
:2011/03/22(火) 23:11:19
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/279409.html
2011年03/18 23:48 北海道新聞
フェリー 太平洋航路再開 苫小牧発着、週明けから
東日本大震災の影響で運休している苫小牧発着のフェリー太平洋航路が、週明けから本州側の発着港を変えるなどして、相次ぎ再開する見通しとなった。まだ再開のめどが立たない航路もあるが、貨物輸送の態勢は改善されそうだ。
川崎近海汽船(東京)は18日、苫小牧−八戸便について、発着を青森港に切り替えて22日に運航を再開することを決めた。24日までの便数は平常時の半分の1日2便だが、従来通り旅客、乗用車、トラックを輸送する。運賃も通常と同額。
同社フェリー部は「25日からは1日4便まで回復させる方向で調整している。八戸港が復旧したら航路を元に戻したい」という。
太平洋フェリー(名古屋)も運休中の苫小牧−仙台−名古屋便を、復旧していない仙台港に寄らない苫小牧−名古屋間の直行便として23日に再開する。福島第1原発事故の影響を考慮し、当面は旅客や人の乗ったトラックなどは乗せず、貨物のみを輸送する。
道内向けの生活雑貨や新車、道外向けの農産物などを運ぶ予定で、同社苫小牧港営業所は「滞っていた物流機能を少しでも回復させたい」と話している。
商船三井フェリー(東京)が運航する苫小牧−大洗(茨城)便は、大洗港が復旧せず再開の見通しが立っていないが、同社は「発着する港を大洗から近い東京など関東圏の港に切り替え、3月中のできる限り早い時期に再開したい」という。
新日本海フェリー(大阪市)による小樽や苫小牧と新潟や敦賀(福井)などを結ぶ日本海航路は、ほぼ通常どおり運航している。
道内のトラック運転手の中には「本州に着いても高速道路が通行止めのところが多いためく、給油もできないところが多いので、手放しでは喜べない」という声もあるが、そうした点を除けば物流網は着実に回復しつつある。
195
:
チバQ
:2011/03/22(火) 23:50:53
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/earthquake/27046.html
大震災で敦賀港フェリー脚光 輸送拠点的役割担う
(2011年3月22日午前7時51分)
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被災地での支援活動を終え、フェリーで敦賀市に到着した四国、九州方面の消防車両=21日、敦賀港フェリーターミナル
東日本大震災の被災者の移動や支援活動要員・車両の輸送などで、福井県の敦賀港発着のフェリーに注目が集まっている。道路事情が悪化しガソリンの給油制限がある中で、車で長距離走るのに比べると燃料の節約が可能。運転者らも船上で休息を取ることができるためだ。
21日午前5時過ぎ、新日本海フェリー「あざれあ」が敦賀市鞠山の敦賀港ターミナルに到着し、ゆっくり船体を接岸した。北海道苫小牧東港を19日夜出航した「あざれあ」は秋田、新潟に寄港。秋田からは一般客約170人と乗用車81台が乗船した。
ある乗客は、震災で大きな打撃を受けた宮城県石巻市から避難してきた年配の女性と40代ぐらいの息子と乗り合わせた。2人は「津波で家が流され、大変だった」と疲れ切った様子だったが、三重県鈴鹿市の別の息子宅へ向かうと話していたという。
「あざれあ」には被災者のほか、支援活動を終えた徳島、高知、愛媛、大分の消防隊員200人余りが乗船していた。
宮城県塩釜市で不明者捜索に当たった徳島の隊員は「現地の状況はひどく作業は難航した。船上でつかの間の休息が取れ、ガソリンも節約できたのは良かった」。激務の後だけに、フェリー利用の効果をほっとした表情で語った。敦賀港では緊急車両65台も降り、各県の隊員が陸路で戻って行った。
被災者や消防隊員が降りた後、苫小牧東港へ折り返す「あざれあ」にはNTT西日本グループの社員49人が乗り込んだ。被災地で通信ケーブルなどの復旧支援に当たるためで、工事車両23台も積み込まれた。ガソリンの節約も海路を選択した理由の一つという。社員は寄港地の秋田で降りて、岩手県の被災地へ向かう。
11日の震災発生後、新日本海フェリーは政府などの要請を受け、北海道から秋田経由で被災地に向かう自衛隊搬送の便を確保するため運航ダイヤを変更。秋田、新潟を経由する便を週3往復から1往復に減らした。
ただ、19日に韓国・釜山市から敦賀港に届いた支援物資を福島県喜多方市に届けるため、この日の「あざれあ」を利用。同港は支援輸送の新たな拠点となりつつある。
同社はグループ全体で政府や警察、消防などから緊急車両や緊急物資運搬の要請を受けており、敦賀支店の寺田光徳支店長は「道路事情が悪い中、復興支援に必要な輸送量を確保するため、精いっぱい協力したい」と話している。
196
:
チバQ
:2011/03/27(日) 05:42:46
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110326000161
2社統合で存続目指す/宇野高松航路
2011/03/26 10:02
メールで記事を紹介印刷する一覧へ 宇高航路存続に向けた事業計画を策定する宇野高松航路活性化再生協議会の第5回会合が25日、香川県高松市内であり、運航する四国フェリーと国道フェリーの統合などの合理化や利用促進策を講じることで、両社合わせて約5億円の単年度赤字を2013年度までに解消し、航路存続を目指す計画を承認した。同日、同協議会が国に事業計画を提出、四国運輸局が認定した。
計画では、2社の統合のほか、高松、宇野両港に2カ所ずつある両社の乗り場を1カ所に集約するなどの合理化策で3億5千万円の経費を削減。利用促進策として、平日夜間のトラックや若者を対象にした乗船割引などで1億5千万円の収益向上を目指す。
懸案となっている費用負担については、計画策定に活用した国の補助事業が10年度で廃止となるため、11年度限定で事業費の2分の1の補助を受けられる同事業の経過措置を活用。若者の乗船割引や観光ボランティアによる船内での情報提供などの事業費6千万円の半額を国が補助する。
ただ、残り半額をめぐっては、自治体側が「国の全額負担」を求めていることなどから未定。同協議会を今後も継続することとし、さらに協議を続ける。
このほか、この日の協議会では、四国フェリーが「経営状態はすでに限界」と行政側に補助金などの支援を要望。6月末までは運航を続ける方針を示す一方、4、5月の収支状況によっては航路撤退や減便に踏み切る可能性を示唆した。
197
:
チバQ
:2011/03/27(日) 21:22:31
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001103260002
「ビートル」親しまれ20年
2011年03月26日
ビートル首席船長の原田浩一さん=博多港
船長になったばかりの原田浩一さん(左端)=1998年、博多港、JR九州高速船提供
福岡と韓国の釜山を結ぶJRの高速船「ビートル」が25日、就航20年を迎えた。この日、博多港を朝10時に出港したビートルに乗り込んだのは、首席船長の原田浩一さん(56)。旧国鉄マンから転職した初の船長だ。
転機は35歳の春だった。
運転士にあこがれて国鉄に入社。しかし、駅員での生活が長く続いた。「自分がやりたいことは何か。このまま駅員をしていていいのか」
悩んだ末に、環境を変えようと日本航空へ出向。そこで整備士としての道を歩み始めたとき、船員募集の知らせを聞いた。
もともと釣りが好きで、小型船舶免許を持っていた。しかし、年齢よりもキャリアが幅を利かせる海の世界。10歳も若い「先輩」から、厳しく指導される日が続いた。
下っ端の「航海係」としてデビュー。初めて乗った国際航路は予想以上に波が高かった。当時はまだ日韓関係が緊張していた時代で、上空の韓国軍ヘリコプターと並走する際は恐怖を感じたという。
船員になってから、趣味の釣りはやめた。家での時間は試験勉強に費やし、1993年に1等航海士に昇格。専門用語だらけの参考書に苦労しながら、96年には船長を務められる3級海技士に合格。翌年、国鉄から転職した中で初めて船長に選ばれた。
127人を乗せて長崎・対馬沖を航行中、クジラとみられる物体と衝突したことがある。「見えない物に突然ぶつかるのは怖かった。でも船長が『怖い』と口にしたら、他の船員に影響する。他人の命を預かる責任の重さを改めて思い知った」
定年まであと4年。一人でも多くの人に船旅の魅力を広めたいという。「360度どこを見ても水平線。あの開放感はたまらない」
新人の航海係だったころ、「船の近くで口笛を吹いたら嵐が来る」と先輩から言われたことがある。だから今も、港で口笛は吹かない。(羽賀和紀)
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198
:
チバQ
:2011/03/27(日) 21:58:38
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110327t13029.htm
塩釜―浦戸諸島 市営汽船が再開 島民支え合い一歩
避難所の全員に祝福され、卒業証書を受け取る土井さん(右)=26日、塩釜市浦戸の寒風沢島
塩釜市のマリンゲート塩釜と浦戸諸島を結ぶ市営汽船が26日、運航を再開した。共助の精神で厳しい避難生活を乗り越えている島民は、運航の再開を「復興の第一歩」と喜んだ。
◇
桂島、野々島、寒風沢島の子どもが通う浦戸二小(野々島)の志小田美弘校長は、午前9時発の第一便に乗り、桂島に到着。島民の小型船にも乗せてもらい、避難生活を送る3島の児童を訪ねた。
寒風沢島では、6年の土井瑚々(ここ)さん(12)に卒業証書を手渡し「困難な時期だがともに歩いていこう」と励ました。土井さんは、避難所で暮らす全員からの拍手に少し涙ぐみ、「島のみんなと頑張っていきたい」と誓った。
浦戸諸島は、朴島も含めた4島が津波の被害に遭い、計120戸が流出、全壊した。住民が各島の避難所で生活する。
桂島では、約200人が旧浦戸二小に避難する。民宿経営の内海春雄さん(57)は「すごい揺れで津波が来ると思い、消防団が年寄りも強制的に避難させた」という。島民はみな無事で、避難所で備蓄食材を持ち寄り、炊き出しを続ける。
島民自ら汽船の再開に向け、航路の漂流物回収にも当たってきただけに、内海さんは「本土と行き来ができるのは本当にうれしい」と言う。
浦戸諸島は昨年のチリ大地震津波でノリ養殖が壊滅。養殖施設を作り直して、再出発した直後の震災だった。一機4000万円する乾燥機械が幾つも被災した。
宮城県漁協塩釜浦戸支所の千葉真澄運営委員長(69)は「無事な乾燥機械を共同で使い、ノリを復活させる。今こそ助け合いだ」と強調する。
再開したとはいえ、汽船の運航は1日2往復と、震災前より5往復少ない。島民らは、便数の増加を望むとともに「港の復旧などは島民だけでは不可能。早急に公的支援を」と訴えた。
(阿部信男)
2011年03月27日日曜日
199
:
チバQ
:2011/04/04(月) 23:58:37
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110404/fnc11040412530006-n1.htm
韓国から船便客激減、キャンセル1万件・5割超 博多港
2011.4.4 12:51
東日本大震災の影響で、韓国から福岡への船便の渡航客が大幅に減少している。釜山港と博多港を結ぶ航路で、震災発生以降1万件を超える予約キャンセルが発生しており、九州運輸局は「津波や原発事故の影響で観光客の渡航取りやめが相次いでいる」としている。
運輸局が3月末に聞き取り調査をしたところ、大型フェリー「ニューかめりあ」で約3千件、高速船の「コビー」が約8800件、JR九州系の高速船「ビートル」で約600件のキャンセルが確認された。韓国人観光客の利用が多いコビーでは、キャンセル率が5割を超えているという。JR九州の唐池恒二社長はビートルの減便についても「状況を見ながら機動的にやっていく」と語った。
九州の観光地のホテルでも予約取り消しが相次いでおり、運輸局は「大きな影響が出ている。外務省などと連携し、正確な情報発信をしていきたい」としている。
200
:
荷主研究者
:2011/04/09(土) 18:01:25
http://www.ibaraki-np.co.jp/news/news.php?f_jun=13015735505963
2011年4月1日(金)茨城新聞
大洗港、中旬にも復旧しゅんせつ フェリー6月再開へ
県は31日までに、被災した大洗町の茨城港大洗港区で6月のフェリー運航再開を目指して、航路確保のための緊急復旧しゅんせつ工事を行う方針を決めた。入札手続きに入っており、4月中旬にも着工したい考え。しゅんせつの規模は10万立方メートルで、工事期限は約2カ月の短さ。首都圏と北海道間の物流ルートの安定化を図るため、異例の迅速な大規模工事となる。
県港湾課によると、今回のしゅんせつは、定期航路として大洗-北海道・苫小牧間に運航してきたカーフェリーの復活が目標。当面、運航ができる最小限の復旧工事とする方針で、入港時の安全確保に必要な幅120メートルの航路と、フェリーが回転するスペースを水深8メートルで確保する。
大洗港区での航路維持のための従来のしゅんせつ工事は1年間で約2万立方メートル程度。しゅんせつ工事の性格が異なるため、単純に比較できないが、緊急復旧工事が異例の大規模工事となる。
大洗港区で苫小牧港との間の定期フェリーを就航させてきた商船三井フェリー(本社東京)が暫定措置として東京-苫小牧間にフェリーを運航しているが、到着まで約10時間余計に費やすことになり、首都圏と北海道間の物流に大きなネックが生じていた。
緊急しゅんせつ後は、精密な被害調査を行い、本格的な港湾内の復旧工事を行う予定。水深5メートル程度になってしまって大型船が接岸できない第4埠頭(ふとう)の整備などを行う。
大洗町の小谷隆亮町長は「国、県に要望してきたところ。早速、対応していただきありがたい」と歓迎していた。
201
:
アバクロ 激安
:2011/04/11(月) 15:52:32
http://www.shopkonn.com/abercrombie-and-fitch-new-arrival.html
すみません、お邪魔します、
コメントさせていただきます、
よろしくお願いします^_^
202
:
チバQ
:2011/05/04(水) 19:04:43
>>178
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110502/dms1105021719013-n1.htm
“萌えキャラ”で苦境フェリー救えるか!2011.05.02
南海フェリーが生み出した美少女キャラクター高野きらら(右)と阿波野まい(同社提供)【拡大】
和歌山、徳島両港を結ぶ南海フェリー(和歌山市)が、オリジナルの美少女キャラクターを生み出した。いずれも高校1年で和歌山生まれの「高野きらら」と「阿波野まい」。船旅になじみの薄い若年層へのPRを狙うが、高速道路料金の割引で苦境が続くフェリー会社を“萌えキャラ”がけん引できるか−。
和歌山港そばの乗船券売り場に行くと、双眼鏡を手にしたセーラー服姿のきららのパネルと、両手を広げたまいの姿を描いたポスターが出迎えてくれる。2人は幼なじみだが、小学3年の時にまいが徳島に引っ越してしまい、高校に入ってフェリーで行き来するようになった−との設定だ。
誕生の背景には、2009年3月から始まった高速料金の割引がある。旅客や積載する車が減り、南海フェリーは約25%の減収になった。
逆風が吹く中、同社や和歌山、徳島両県などでつくる協議会で昨年「少女キャラでPRしたらどうか」との意見が出た。和歌山市のイラストレーター、もえぎ若菜さんにデザインを依頼し、公募していた名前は3月に決まった。2人の名字は和歌山の高野山と徳島の旧国名が由来となった。
203
:
チバQ
:2011/05/04(水) 19:05:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110429-00000279-mailo-l38
フェリーさんふらわあ:松山−大阪、あす廃止 1世紀の歴史に幕 /愛媛
毎日新聞 4月29日(金)15時42分配信
◇高速道割引で旅客激減
松山と大阪を結んできた「フェリーさんふらわあ」(大阪市)の航路が30日、廃止される。「港の主役が消える」「寂れてしまわないか」。利用者や関係者からの惜しむ声や影響を懸念する声を受けながら、ほぼ1世紀にわたって親しまれてきた定期船が同日午後10時55分、松山から姿を消す。【中村敦茂】
航路の歴史は、1912年にさかのぼる。前身の大阪商船が、松山寄港の大阪−別府間運航を始めた。しかし高速道路の大幅割引の影響で利用者が激減。昨年2月に下り便(別府行き)の松山観光港寄港がなくなり上り便(大阪行き)のみ1日1便となり、同年の利用者は約3万7000人だった。運航船は「さんふらわあ あいぼり」「さんふらわあ こばると」(ともに全長153メートル、約9300トン)で、同港の発着船では最も大きい。
港近くの水産会社員、中村嘉之さん(59)は若いころから出張や遊びでよく利用。「仲間とワイワイ言った船旅はいい思い出。立派な港があっても肝心の船がなくなっては仕方がない」。松山市に単身赴任中で大阪府茨木市の自宅へ帰るため月2回利用する製薬会社員、新田雅志さん(35)は「安さとゆっくり寝られ、大浴場もあって楽だった。廃止は本当に困る」と嘆いた。
「さんふらわあ」の船体建造にかかわった今治市高部の元造船会社員、越智修さん(71)は今月下旬、「客を乗せている姿を見ておきたい」と乗船。同港を拠点にする個人タクシー運転手、石田力敏さん(65)は「大型船は港の主役だった。じわじわタクシー営業にも響くだろう」。港近くの料理店を営む由良理香さん(48)も「5年ほど前は便数も多かったが急に活気がなくなった」と嘆いた。
本四架橋開通後も持ちこたえていた航路に打撃を与えたのは、高速道路の上限1000円割引。松山市では堀江港と広島県呉市との航路も閉ざされた。市総合交通課は「経済や観光にも影響する。国が船便を残す施策を取らなければ、またこういう事態が起きる」と相次ぐ航路廃止に懸念。県交通対策課も「存続してほしかった。高速割引以降、県も利用促進補助金や港湾使用料減免で対応してきたが残念」としている。
4月29日朝刊
204
:
チバQ
:2011/05/17(火) 20:43:02
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110517-OYT1T00376.htm
たこフェリー、再開メドなし船もなし
兵庫県明石市と淡路島を結ぶ第3セクター「明石淡路フェリー」(たこフェリー)が運航を休止してから、16日で半年を迎えた。
当初は、今春に再開予定だったが、船舶購入のめども立っていない状況が続いている。今後、明石市、淡路市などの関係自治体と筆頭株主として事業を承継した淡路ジェノバライン(淡路市)が協議を進める方針だが、乗り越えるべきハードルは多く、再開には時間がかかりそうだ。
明石港(明石市)近くの「魚の棚商店街」。新鮮な魚を目当てに観光客が集まり、たこフェリーとともに明石の街のにぎわい創出に一役買ってきたが、フェリーの休止後、客足は減少傾向にあるという。
再開を要望する署名活動を展開した魚の棚西商店街の滝野幹也理事長(45)は「フェリーを利用する際に商店街で買い物という流れが途絶えた。一刻も早く再開してほしい」と訴える。
対岸の岩屋港(淡路市)近くの温浴施設「美湯松帆の郷」では、入浴券とフェリー乗船券をセット販売していたが、来場者は休止前と比べて5%程度落ち込んでおり、担当者は「大打撃。淡路北部の観光施設は少なからず影響を受けたのではないか」と話す。
4月の明石市長選で初当選した泉房穂市長は、就任時の記者会見で「フェリー再開にベストを尽くす」と語り、衆院議員時代の人脈や経験を頼りに、近く国土交通省に支援を要請する意向を示している。
ただ、たこフェリーは従業員の退職金支払いなどに充てるため、船舶をすべて売却。現在の資産は1億円にも満たない。市関係者は「急流の明石海峡を運航出来る船舶ともなれば、最低2億〜3億円が必要だ」と説明するが、東日本大震災への対応で国家財政の見直しが進むなか、資金援助に、国が目を向けてくれるかは不透明な状況という。
フェリー関係者も「まずは関係自治体が協力関係を構築し、知恵を絞ることが先決。国への交渉は最終手段だ」と指摘する。(東田陽介)
(2011年5月17日13時33分 読売新聞)
205
:
チバQ
:2011/05/17(火) 20:44:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20110511-OYT8T00050.htm
小豆島―神戸フェリー復活
7月6日から定期航路
坂手港に試験寄港するフェリー(小豆島町の坂手港で)=小豆島町提供 小豆島町は10日、同町坂手―神戸間のフェリーの定期航路が7月6日に開設されると発表した。ジャンボフェリー(神戸市中央区)が運航している高松―神戸便の1日4往復のうち2、3便が坂手に寄港する。小豆島と神戸を結ぶフェリーの定期航路は、1995年以来16年ぶりの再開となる。
町によると、定期航路を復活させて観光振興につなげたいと、ジャンボフェリーに打診した。同社は、昨年開催された瀬戸内国際芸術祭で島を訪れる観光客が大幅に増えたことや、3月16、19両日に実施した坂手港への試験寄港の結果、乗客の増加が見込めると判断し、開設を決めた。
坂手―神戸は約3時間。寄港しても高松から神戸までの所要時間はこれまでとほぼ同じ約4時間という。7月の開設に向け、同社は近く、事業計画の変更を国土交通省に届け出る。
坂手―神戸間の定期航路は別の会社が運航していたが、利用客の減少などでフェリーは95年2月、高速船も2008年4月に廃止していた。
高松市内で10日記者会見した塩田幸雄町長は「瀬戸内海の復権と小豆島の産業や文化の発展につながる」と述べた。
(2011年5月11日 読売新聞)
206
:
チバQ
:2011/05/22(日) 14:15:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110520-00000099-mailo-l28
ジャンボフェリー:神戸−小豆島復活へ 3年ぶり定期航路、7月6日就航 /兵庫
毎日新聞 5月20日(金)12時4分配信
神戸−高松間を運航するジャンボフェリー(神戸市中央区)は19日、神戸運輸監理部に神戸−小豆島(香川県小豆島町)を結ぶ航路の許可申請を行った。定期便は08年に高速艇が廃止されて以来の復活となる。7月6日に就航する予定。
小豆島と神戸は95年までフェリーの定期便が運航されていたが、利用者の減少により廃止。夏の観光シーズンなどに季節運航していた。昨年、瀬戸内海の島を舞台に開かれた瀬戸内国際芸術祭で観光客の利用が見込めることが分かり、小豆島町が定期航路の復活を要請していた。現在1日4便ある神戸−高松便のうち、3便が小豆島の坂手港に寄港する。
ジャンボフェリーの加藤琢二会長は「神戸をターミナルとして交通のネットワークを充実させていきたい」、小豆島町の塩田幸雄町長は「京阪神と瀬戸内海の島々をつなぐ起点になると思う」と話した。【椋田佳代】
〔神戸版〕
5月20日朝刊
207
:
チバQ
:2011/05/22(日) 14:17:23
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004083664.shtml
神戸‐小豆島の定期航路復活へ
ジャンボフェリー(神戸市中央区)は19日、神戸港新港第三突堤と小豆島坂手港を結ぶ定期航路の開設を、神戸運輸監理部に申請した。認可されれば3年ぶりの航路復活。フェリー航路では16年ぶりという。
同社によると、現在、神戸‐高松航路に就航している「こんぴら2」(3639トン、定員500人)と「りつりん2」(3664トン、同)を小豆島に寄港させる。1日3往復で、所要時間は3時間(夜行便を除く)。料金は大人片道1800円、往復2990円。乗用車は片道4490円(運転手1人の運賃を含む)などで、7月6日に運航を始める予定。これに伴い、現在の神戸‐高松航路もダイヤなどを一部変更する。
香川県小豆島町の塩田幸雄町長は「フェリー航路復活は町民の悲願。神戸と小豆島を中心にした瀬戸内海の交流の起爆剤になれば」。小豆島には年間約100万人が観光に訪れており、約3万人の利用が見込めるという。神戸市の花木章・みなと振興部長も「神戸へもショッピングや観光に訪れてもらえたら」と話していた。
(広畑千春)
208
:
チバQ
:2011/05/22(日) 17:20:53
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20110511000155
小豆島経由便が復活へ/ジャンボフェリー
2011/05/11 09:40
ジャンボフェリー(神戸市)は7月から、現在1日に4往復している高松―神戸間を結ぶフェリーの定期航路について、一部の便を小豆島の坂手港経由に変更する。
運航開始日は7月6日を予定。1日の便数は2、3往復を見込んでいる。今後、具体的なダイヤや料金を決定した上で、神戸運輸監理部などに事業計画の変更許可を申請する方針。
小豆島町が昨年11月ごろ、ジャンボフェリーのオーナー会社の加藤汽船(神戸市)が以前、土庄―大阪間でフェリーを運航していたことを踏まえ協力を要請した。
ジャンボフェリーの山神正義社長は、定期航路を開設した理由について「昨年の瀬戸内国際芸術祭や映画ロケ地としての実績に加え、夏には瀬戸内国際こども映画祭も控えている。観光地としての小豆島の魅力は大きい」などと説明。
小豆島町の塩田幸雄町長は「海上交通が復権すれば、瀬戸内海の島々は元気になる。観光や産業が発展するよう、町としても最大限協力したい」と期待を寄せた。
小豆島―京阪神の定期航路をめぐっては、人口減などを背景にフェリーが1995年に、高速船が2008年にそれぞれ廃止されている。
209
:
チバQ
:2011/05/28(土) 10:54:16
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001105270004
別府―大阪の航路、来年5月で100年周年
2011年05月27日
別府と大阪を結ぶ航路開設と別府市旅館ホテル組合連合会の設立から来年5月で100周年になるのを前に、記念式典と別府湾周遊クルーズが28日に予定されている。船内などでの記念キャンペーンも始まる。
別府―大阪航路は1912年5月28日に旧大阪商船によって開設された。フェリーさんふらわあ(大阪市)が今も夜行便を1日1往復運航している。
28日から船内レストランで特別メニューを提供。グッズ販売もあるほか、秋には瀬戸内海の島々をたっぷり眺められる昼間に運航するツアーも計画している。
実行委の上月敬一郎・別府市旅館ホテル組合連合会長は「東日本大震災の影響で別府でもキャンセルが相次いだが、負けてはならじと企画した。ぜひ(別府を)訪れてほしい」と話していた。(城真弓)
210
:
名無しさん
:2011/05/30(月) 23:28:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/244826
上海航路 来春定期航路開設 11月3日に第1便 HTB沢田社長など会見
2011年5月30日 21:39 カテゴリー:社会 九州 > 長崎
記者会見する沢田秀雄・ハウステンボス社長(左奥)と中村法道・長崎県知事=30日午後1時すぎ、長崎県佐世保市 大型リゾート施設、ハウステンボス(HTB)と子会社のHTBクルーズ、長崎県は30日、長崎県佐世保市のHTB内で記者会見を開き、HTBが来春に開設を目指す上海―長崎航路の運航計画の概要を発表した。
計画では、県と上海市の交流15周年記念事業の一環として11月3日に1往復限定で試験運航。その後、船の本格改装を終え、中国人の観光客が増える旧正月に合わせて来年1月、週1―2往復の不定期の営業運航を実施して需要を探り、来春に当初計画した週3往復の定期運航に切り替える。
船は長崎市の長崎港(松が枝国際ターミナル)と、上海港国際クルーズターミナルを約20時間で結び、運賃は片道7千―8千円。HTBは「ローコスト・エンターテインメント・シップ」と題し、船内に設置した劇場や映画館など移動中に楽しめる施設を充実させ、日中双方の観光地を紹介するブースも設置する。構想にあった船内でのカジノ運営は当面見送る。
船は、今月17日ギリシャのクルーズ船運航会社から約30億円で購入済み。全長192・91メートル、幅29・42メートルで総トン数は3万412トン。1500人乗りで、車両輸送も可能な貨客船だ。ただ、しばらくは東日本大震災の影響を見極めるため、定員を700人に限定して客船として運航する。
会見には沢田秀雄HTB社長と、中村法道長崎県知事らが出席。沢田社長は「ハイリスクな事業だが、九州の観光のためにも新航路を成功させたい」と述べた。
=2011/05/30 西日本新聞=
211
:
チバQ
:2011/06/03(金) 23:40:28
http://www.sankei-kansai.com/2011/06/02/20110602-053526.php
2011年6月 2日
船もう1隻もない 高速上限廃止 フェリー業界"恨み節"
国土交通省が1日、高速道路の「休日上限千円」や地方で実施中の無料化実験の終了を発表したことに対し、経営に影響を受けていた他の交通機関からは場当たり的な国の交通政策を批判する声も上がった。
兵庫県の明石市と淡路島を結んでいた第三セクター、明石淡路フェリー(兵庫県明石市、愛称・たこフェリー)。経営不振に加えて高速値下げなどによる利用低迷から、昨年11月に運航休止し、船はすでに売却されて一隻もない。同社再開準備室の担当者は「もう少し早くに(上限千円を)やめてほしかった」と“恨み節”を漏らす。
上限千円だけで年間50億円の減収が見込まれると試算したJR西日本は無料化実験区間の多くがローカル線と並行しており、「少子高齢化が進む中、国は総合的な交通体系をどう構築するのかという視点が欠けたままだ。上限千円などの終了で済む問題ではない」(関係者)と批判する。
一方、西日本高速道路の西村英俊社長は、1日の会見で「まずは(上限千円などの終了の)周知に全力をあげる」と述べ、料金所でのトラブル回避に向け、情報発信を急ぐ考えを示した。
同社管内の4月の1日あたりの通行台数は前年同月比20・2%増の約302万9千台で、増加分の約8割が無料化実験による利用者と推定している。
212
:
荷主研究者
:2011/06/05(日) 22:12:27
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/241719
2011年5月13日 00:16 西日本新聞
九州・山口─韓国航路 10年度旅客27.4%増
九州運輸局が12日発表した、九州・山口と韓国を結ぶ旅客船定期航路の2010年度の輸送実績は、前年度比27・4%増の約110万6千人で、2年ぶりに100万人の大台を回復した。ただ、東日本大震災や福島第1原発事故の影響で、3月単月では、前年同月比35・6%減の約5万6千人と大幅に減った。
博多、下関、門司などから釜山、光陽を結ぶ高速船やフェリーの8社が対象。10年度は統計が残る1990年度以降、2番目に多かった。内訳は韓国人が前年度比47・0%増の約79万3千人、日本人が同5・5%減の約29万3千人だった。前年度に新型インフルエンザの影響で急減した韓国人の回復が大きかった。
3月は、韓国人が前年同月比53・7%減の約2万5千人と半減。日本人は同5・0%減の約2万9千人だった。旅客急減を受け、長崎県・対馬(厳原、比田勝)−釜山の高速船が3月末から2カ月間、運休している。
博多−釜山の高速船を運航するJR九州高速船(福岡市)によると、同社の4月の輸送実績は、前年同月比約4割減。韓国人は約7割減と厳しい。同社の橋内秀人取締役は「原発事故が終息しない限り、九州でも風評被害を払拭(ふっしょく)できない」と話している。
=2011/05/13付 西日本新聞朝刊=
213
:
チバQ
:2011/06/10(金) 19:36:34
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20110609-OYT8T01174.htm
酒田港存在感増す
震災以降、入港隻数急増
震災直後から被災地との中継地点として活躍してきた酒田港と山形空港に、明暗が見え始めている。新たな物資の取り扱いも始まった酒田港では、貨物船の入港隻数が引き続き高水準で推移。一方、新幹線や仙台空港が復旧した影響で、山形空港の利用者数は平年並みに逆戻りした。“震災特需”で終わらせないよう関係者は、継続利用の確保に知恵を絞っている。
県などによると、3月11日〜4月30日の間、前年同期で82隻だった酒田港への貨物船の入港隻数は137隻に急増。宮城県石巻市などの工場が被災したため、飼料や肥料の取り扱いが前年比約11倍増となるなど、昨年同期の81種を大きく上回る128種を扱った。
また、震災前の2月のコンテナ貨物の取り扱い件数は、輸出入合わせて415個(20フィート換算)だったのに対し、3月は811個、4月は過去最高の971個を記録。5月はさらに増えて1071個に上り、県空港港湾課は「酒田港の存在感は日増しに大きくなっている」と期待する。
船の荷役などを担う酒田海陸運送では震災後、受注が通常時の3割増となり、倉庫を借りるなどして対応。担当者は「酒田まで船を回すコストはかかるが、リスク分散のために利用を考える企業が出てきた」と話す。
飼料製造・販売会社「北日本くみあい飼料」の山形営業所(山形市)は、震災で宮城県石巻市や岩手県花巻市の工場が停止したため、酒田港を利用し、北海道や九州から物資を搬入した。
4月中旬に被災工場が再開したため現在は酒田港を利用していないが、「緊急手段として今まで思いつかなかった船便という選択肢が認識できた。有事には航路を採用したい」とする。
日本通運酒田支店によると、仙台港を利用していた県内企業が酒田港に物流拠点を移したケースもあるといい、「代替ではなく定着させることが大事」と話す。
酒田市商工港湾課は、「定期航路の増便や倉庫数を増やしてハード面を整備するなど、長期的な視野を持つ必要がある」とする。
一方、山形空港では5月31日までに全臨時便が終了。現在は通常ダイヤに戻り、日本航空が大阪(伊丹)便3便と、東京(羽田)便1便の計4便を運航している。
臨時便は、震災翌日に大阪便を増便したのを手始めに、一時は全日空や北海道国際航空(エア・ドゥ)が中部便や札幌便などを運航。ピーク時には1日で往復計17便を運航した。
空港利用者数は、3月が4万9327人、4月が6万9542人(速報値)と、昨年度の平均月間利用者数約1万5000人を大きく上回った。だが、山形新幹線が全線で運行再開し、仙台空港で臨時便運航が始まった直後の5月は1万7412人(同)に急減した。
これに対し、県や空港周辺自治体などで作る「山形空港利用拡大推進協議会」は5月から、複数回利用した個人や企業に助成金を出す取り組みを開始。空港への到達手段を増やそうと、地元タクシー会社と連携した二次交通整備も進める。
県山形空港事務所の佐藤和彦所長は「現在の飛行機は50人乗りのため、搭乗率は8割ほどを保っており、今後も維持できれば、増便へつながる」と期待する。
県交通政策課では「震災時の増便に即座に対応できたのは、定期便があったから。空港の存在感を示すため、震災で初めて利用した人への継続利用を促していきたい」としている。
(2011年6月10日 読売新聞)
214
:
チバQ
:2011/06/22(水) 00:18:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110621-00000089-mailo-l12
セブンアイランド:館山に寄港 東京−伊豆諸島間の定期船を試験運航 /千葉
毎日新聞 6月21日(火)12時13分配信
東京と館山を経由して大島などを結ぶ東海汽船(東京都港区)の高速ジェット船「セブンアイランド」が20日、館山港多目的観光桟橋(館山市)に寄港した=写真。定期便開設の可能性を探るための試験的な運航で、今年は三宅島まで足を延ばす。この日の第1便には東京(竹芝桟橋)から159人、館山港から48人の乗船客を乗せて時速80キロで伊豆諸島方面へ向かった。
館山港では、歓迎のセレモニーが開かれた。館山港から乗船した客は「初めてなので楽しみ」「野鳥を観察してきます」と話しながら乗船した。
20日から29日までの平日の8日間限定で、航路は東京−館山−大島−三宅島など3コースが設定される。片道料金は館山−三宅島間で8010円。同市みなとまちづくり課は「多くの方に利用していただき、定期便開設を目指したい」と期待を込めた。【米川康】
6月21日朝刊
215
:
チバQ
:2011/06/29(水) 23:06:31
1071 名前:チバQ 投稿日: 2011/06/28(火) 22:19:22
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000001106280006
鞆港・走島間 フェリーが就航へ
2011年06月28日
来春にフェリーと交代する予定の定期船「第35神勢丸」=福山市鞆町
福山市鞆(とも)町の鞆港と沖合の走島を結ぶ定期航路に、来春からフェリーが就航する。島側の要望を受けたもので、航路が開設された1963年以来、フェリーの就航は初めて。
運営する走島汽船(岡森正人社長)によると、運航中の旅客船「第35神勢丸」(71トン、定員230人)が老朽化しているのに伴い、フェリーを新造し、切り替える。フェリーは旅客船と同規模で、2トントラック2台程度を収容できるようにする。
鞆港の南東約7キロの沖に浮かぶ走島には約300世帯、約700人が住む。昨年11月、地元町内会などが同社や市にフェリー就航を求める要望書を提出。旅客船では、家電製品などを島へ運ぶのに車から積み替えなければならず、島外の事業者の福祉サービスも利用しづらいと訴えていた。
岡森社長は「島民からの強い要望を受けてフェリーの建造を決めた。島の発展や生活の向上に役立てたい」と話している。
フェリーは、鞆港に2カ所ある県営桟橋のうち、現在使われていない桟橋から発着する予定。周辺には放置された小型船や違法に設けられた桟橋があり、運航の支障になるため、県が所有者に移転を求める。(吉田博行)
1072 名前:チバQ 投稿日: 2011/06/28(火) 22:22:49
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201106280184.html
鞆の不法浮桟橋2カ所撤去へ
広島県は、福山市鞆町の鞆港東側に不法設置されている民間浮桟橋2カ所を撤去する。走島とを結ぶ定期航路に来春就航するフェリーの航行の邪魔になるためで、自主撤去に応じない場合は、強制的な措置に踏み切る。
鞆港東側の岸壁には、約100メートルの区間に浮桟橋が4カ所並んでいる。うち2カ所は県営。残りの2カ所は二つの地元水産業者が許可なく設けている。県によると、不法な浮桟橋は少なくとも1970年代から事実上、黙認してきたという。
フェリーは県営のうち、1カ所を補修して導入する。従来の旅客船より広い旋回範囲が必要となるため、不法浮桟橋の撤去を迫られた。もう1カ所の県営は漁船の係留用などに活用する。
フェリー乗り場は当初、鞆港埋め立て・架橋工事に伴って新設する計画だった。計画が進まない中、旅客船が老朽化して更新が迫られているため、「暫定的な措置」(県港湾振興課)として県営浮桟橋の利用を続ける。
【写真説明】不法設置されている浮桟橋(手前)。奥は鞆―走島を結ぶ旅客船
216
:
チバQ
:2011/06/29(水) 23:30:04
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001106290005
高速船 観光へ活路
2011年06月29日
●蒲郡―伊良湖 陸路の半分1時間
【田原市 実験ツアー企画 来月21・24日、参加者募集】
目の前に見えるのに、三河湾があるために行き来に時間がかかる愛知県の田原市と蒲郡市。両市の観光地を高速船で結ぶ実験が、夏休みの7月21、24日にある。両地域の観光資源を組み合わせて、新たな魅力を引き出せるかを検証するという。
田原市には、島崎藤村の「椰子(やし)の実」や映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」のロケ地で知られる伊良湖岬がある。一方、蒲郡市は複合リゾート施設「ラグーナ蒲郡」や西浦温泉、三谷温泉、竹島などで知られる。
蒲郡市中心部と渥美半島の先端までは直線で約30キロ。田原市商工観光課によると、夏になるとラグーナ蒲郡で打ち上げる花火を田原市側で見られるという。しかし、陸路だと蒲郡―伊良湖岬間は約60キロで、車で2時間かかる。
今回の実験は田原市が事業主体。伊良湖港を高速船で出発して蒲郡に向かうツアーと、ラグーナ蒲郡から伊良湖港に行くコースをそれぞれ用意する。
例えば、初日に蒲郡の温泉街で宿泊した観光客が2日目にラグーナ蒲郡から船に乗り、渥美半島でメロン狩りやトウモロコシ、トマトなどの収穫を楽しむことができる。また、伊良湖岬で宿泊した客が翌日は蒲郡市に渡り、ラグーナ蒲郡で楽しんだり、三河木綿の機織り体験ができたりする。
伊良湖港―ラグーナ蒲郡間は航路で約1時間。田原市の担当者は「船内では三河湾の観光案内も予定しており、海の旅も楽しめる」と話している。参加者にはアンケートを求め、課題を探る。
ツアーの参加には、大人1人で2千〜4500円が必要。7月24日には無料の「伊良湖岬自然体験エコツアー」もある。JTB中部豊橋支店(0532・54・6712)で受け付けている。(小山裕一)
217
:
チバQ
:2011/07/02(土) 00:31:10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20110701-OYT8T00086.htm
「最後の青函連絡船」売却も 船の科学館
老朽化、9月で展示終了
展示を終えることなった最後の青函連絡船「羊蹄丸」 本州と北海道とを結ぶ最後の青函連絡船として22年間にわたり活躍した「羊蹄丸」が、展示先の船の科学館(品川区東八潮3)の一部改装に伴い、9月30日で展示を終了する。同館では今後について、「全くの白紙」としているが、新たな保存場所などが決まらない場合は、売却される可能性もあるという。
羊蹄丸は1965年就航。青森港と函館港間の津軽海峡を約4時間でつないでいたが、青函トンネルの開通に伴い、88年に青函連絡船を引退した。その後、洋上の展示施設などに利用されていたが、96年から同館本館の岸壁で展示され、現役を退いた。
建造から40年以上が経過して船体の老朽化が進み、近年は維持・改修費用が大きな負担になっていた。このため、同館本館がリニューアル工事で休館するのに合わせ、羊蹄丸の展示取りやめを決定。同館は「保存が可能かどうかも含めて、これから検討したい」と話している。
青函連絡船 旧国鉄が運営していた鉄道連絡船。初代は「比羅夫丸」で1908年に就航した。青函トンネルが開通するまでの80年間で、連絡船の利用客は計約1億6000万人に上り、計約2億5000万トンの貨物を運んだ。
(2011年7月1日 読売新聞)
218
:
チバQ
:2011/07/07(木) 19:26:29
>>205-208
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000001107070002
阪神−小豆島航路 16年ぶり復活
2011年07月07日
阪神地域と小豆島を結ぶフェリー定期便が16年ぶりに復活した6日、小豆島・坂手港では第一便を約500人が出迎え、お祝いムードに包まれた。航路の維持には観光客を増やすことが不可欠で、島を挙げた観光施策が求められる。
ジャンボフェリー(神戸市)の神戸―高松間の1日4往復便のうち、3往復が坂手港経由となる。午前1時に神戸を出た第一便が午前7時10分、坂手港に着いた。地元の苗羽小の音楽部が演奏で歓迎し、島民も拍手で迎えた。
ミニバイクで島を巡ろうと初めて来た神戸市兵庫区の男性会社員(28)は「日帰りできるようになったので小豆島に遊びに来た」。大阪府東大阪市の会社員億俊久さん(62)は「姉に会いに里帰りした。時間的にも費用面でも、とても便利になった」と話した。
ジャンボフェリーの加藤琢二会長は「小豆島が神戸とつながれば、東京や関西空港経由で海外にもつながる新しいネットワークができる」と期待する。
小豆島町は、ジャンボフェリーの利用客を年間2万〜3万人と見込む。同社は高速道路に対抗して料金を抑え、片道料金を大人1800円、乗用車4990円に設定した。県に支払う年間3千万円の坂手港の着岸料もあり、3万人を大きく上回る利用客がなければ赤字になるという。
阪神と小豆島を結ぶフェリー定期便は、1994年に加藤汽船(神戸市)が、95年に関西汽船(大阪市)がそれぞれ大阪―小豆島間を廃止し、途絶えていた。塩田幸雄町長は「歴史的な一日だが、あくまで第一歩。観光客を増やし、島の活性化につなげたい」と話す。8月の瀬戸内国際こども映画祭や2年後の瀬戸内国際芸術祭に向けた準備を進める。
219
:
チバQ
:2011/07/10(日) 09:25:34
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110710/CK2011070902000192.html?ref=rank
乗客減る駿河湾フェリーに行政が支援 伊豆半島3市町が運賃割引導入
2011年7月10日
行政による割引制度が導入された「駿河湾フェリー」=静岡市の清水港で
伊豆半島西部にある伊豆市、西伊豆町、松崎町が今年夏、土肥港(伊豆市)と清水港(静岡市)を結ぶ「駿河湾フェリー」の運賃割引制度を導入した。割引は、地元住民向けと、宿泊を伴う観光客向けの2本建て。不況や伊豆観光の地盤沈下で乗船客数が減少するなか、観光と生活の両面から需要を掘り起こす狙いだ。 (三島通信部・酒井健)
7月上旬、土肥港発の平日午後の便。観光バスや自家用車の家族連れ、自転車持ち込みのツーリング客など、観光客の姿が目立つ。長野市の団体ツアーの女性バスガイドは「長野県民は、海を見るのが好きなので」と、海路を選んで伊豆半島に来た理由を説明する。
仕事での利用者も。西伊豆町の特別養護老人ホームからの往診帰りという藤枝市の男性医師(70)は「西伊豆町は医師が少なく特養まで手が回らない。陸路は遠いので、もう10年以上、フェリーで通っている」と話した。
運航会社のエスパルスドリームフェリー(静岡市)によると、乗船客数は2008年のリーマン・ショック以降の不況で年々減少。07年度の約28万1000人から、10年度は約17万4000人と激減した。原油高も追い打ちを掛け、05年度以降、赤字経営が続いている。本年度は東日本大震災の影響で、さらに乗客数が減ることが懸念されている。
伊豆半島西部の3市町と県、同社が打開策として打ち出したのが、行政の助成による運賃割引制度だ。
3市町とも初の試みとなる住民向け運賃割引は、市町別に7月中旬までにスタート。割引額は、自動車輸送料金が1台(運転手1人の旅客運賃込み)につき、西伊豆、松崎の両町が700円、伊豆市が2500円。運転手以外の旅客運賃は3市町とも、大人1人につき700円の割引となる。
例えば、伊豆市民の大人2人が、普通乗用車1台で乗船する場合、通常料金の8200円が、5000円になる。
6月1日から助成券の発行を始めた西伊豆町では7日時点で、町民222人が申し込み、計2045枚を発行。町企画調整課は「想定よりも多い」と手応えを口にする。
一方、観光客向け乗船補助は、県内のホテル・旅館の宿泊客が清水港発の便に乗る際、県が9月末まで、自動車輸送料金の半額を負担。
土肥港発の場合、伊豆市か松崎町に宿泊した観光客の乗用車1台(運転手含む)につき、伊豆市では2500円、松崎町は700円を負担。運転手以外は、両市町とも大人1人700円を助成する。3市町とも、利用総額が予算額(3市町合わせて630万円)に達した時点で、今季の助成を終える。
民間フェリーの利用に対し、行政が助成金を出す理由は「震災後の観光不況対策」(県観光振興課)と「海上交通の活性化」(地元市町)。伊豆半島の住民に静岡市の店舗やレジャー施設を利用してもらう一方、県中西部や中部地方から伊豆半島への観光客を増やす狙いだ。伊豆市観光交流課の金刺重哉主幹は「駿河湾を横断する唯一の定期航路で、観光資源としても、交流の手段としても重要。利用者の層を広げ、航路を維持したい」と意気込んでいる。
■駿河湾フェリー 物流大手の鈴与と静岡鉄道が出資する「エスパルスドリームフェリー」(旧静岡観光汽船、いずれも静岡市)が2002年から、清水港(静岡市)−土肥港(伊豆市)間で運航しているカーフェリー。現在は「富士」(522人乗り、1554トン)1隻が、1日4往復している。
220
:
荷主研究者
:2011/07/10(日) 20:42:16
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110624/CK2011062402000103.html
2011年6月24日 中日新聞
ガーデンふ頭−金城ふ頭間に定期航路 中部運輸局認可
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/transit/PK2011062402100054_size0.jpg
名古屋市港区の名古屋港ガーデンふ頭と、金城ふ頭を結ぶ海上ルートの定期航路が誕生することが23日、決まった。それぞれのふ頭にある名古屋港水族館とJR東海の「リニア・鉄道館」を海からスムーズに回ることができるようになり、地域全体の活性化にも貢献しそうだ。
中部運輸局が同日、定期便を事業認可した。定期便を運航するのは常滑フーズ(熱田区4番)。開始は7月9日で、土曜、日曜と祝日のみ。77人乗りの船で、6・5キロを25分で結び、一日6往復する。料金(片道)は大人700円、小学生350円、未就学児は大人1人につき1人無料。
名港水族館の昨年の来場者数は170万6000人を超え、3月に開館したリニア・鉄道館もこれまでに39万人以上を集める。名港水族館やポートビルがあるガーデンふ頭と、リニア・鉄道館やポートメッセなごやがある金城ふ頭は、直接行き来する交通手段がなく、来場客の分散が課題となっていた。
常滑フーズの渡辺英三会長(73)は「リニア・鉄道館には全国の鉄道ファンも集まる。船の運航でいろんな施設が楽しんでもらえるようになる」と話した。(問)常滑フーズ=電052(698)4611 (柚木まり)
221
:
チバQ
:2011/07/21(木) 20:44:23
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110721/biz11072114460014-n1.htm
韓国人に人気の対馬…釜山を結ぶJR九州高速船10月新設
2011.7.21 14:44
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対馬〜釜山航路に新規参入するJR九州グループの高速船「ビートル」
JR九州は20日、博多港と韓国・釜山を結んでいる高速船「ビートル」事業について、長崎県・対馬と釜山の航路を今年10月1日に新設すると発表した。対馬は釣りやトレッキング(山歩き)スポットとして韓国人観光客の人気を集めていることから、同社では初年度3万2千人の利用者を見込むとともに、将来的に対馬でのホテル事業参入も目指す。
子会社のJR九州高速船が運航し、釜山と対馬北部の比田勝(ひたかつ)港を平日1往復、土日2往復する。片道1時間10分で、料金7500円(大人)。対馬南部の厳原(いずはら)港と釜山を結ぶ航路も、新設に向けて準備を進めている。
対馬−釜山間は韓国・浦項(ぽはん)の大亜高速海運が定期船をもっているが、東日本大震災後の3月末から6月中旬まで、一時運休していた。この運休期間中、JRに対し韓国や対馬から「(博多〜釜山の)ビートルを寄港させてほしい」との要望があり、臨時に対馬に寄港していた。
この臨時便の需要が高かったことや、震災で落ち込んだ韓国から九州への観光客が回復基調にあることから、JRでは「就航2年目の平成24年度には採算ラインの乗客7万8千人に乗る」と判断。就航に踏み切った。JRでは27年度には9万6千人を目指している。
JR九州の唐池恒二社長は「乗客の97%は韓国人になると見込んでいる。新規就航を機会に、対馬での宿泊や観光事業にも入っていきたい」と語った。
222
:
チバQ
:2011/07/24(日) 22:18:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110723-00000129-mailo-l15
日本海横断航路:県と中国側合意−−来月開設 /新潟
毎日新聞 7月23日(土)12時52分配信
県は22日、ロシア・ザルビノ港を経由した日本海横断航路の開設について、中国吉林省と県、新潟市が合意したと発表した。開設は8月という。新潟港と中国を結ぶ航路の開設は、09年9月に運航停止した「北東アジアフェリー航路」以来。合意内容は、新潟港からザルビノ港を経由し、吉林省までを結ぶ。ザルビノ港から吉林省までの約70キロは陸路。県によると、当面は貨物船の運航になる見通し。現在、船会社を選定している。【小林多美子】
223
:
名無しさん
:2011/08/14(日) 22:57:16
>>184
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20110811-OYT8T00091.htm
山川−根占航路 新フェリーが就航
山川―根占航路に就航した新造船「フェリーなんきゅう」 薩摩半島の指宿市と大隅半島の南大隅町を結ぶ山川―根占航路に10日、新造船の「フェリーなんきゅう」が就航し、山川、根占両港で本格運航開始を祝う式典が開かれた。
同航路は2002年に利用客減などで一度廃止され、06年11月に再開したが10年3月に再び休止。県や両市町でつくる協議会の公募を受け、今年3月から南九船舶(鹿児島市)が19トンの小型フェリーで暫定運航し、大型車を積載できる新造船の導入準備を進めていた。
新しいフェリーは136トン(全長約34メートル、幅約8・6メートル)。乗客95人、バスなど大型車2台と乗用車6台を積載できる。約50分で結び、1日4往復する。
指宿市の山川港ではこの日、午前8時の第1便出発を前に式典が開かれ、住民ら約200人が出席。航海の安全を祈る神事に続き、豊留悦男市長が「本格運航は喜ばしい。利用促進のための支援をしていきたい」とあいさつした。テープカットの後、客が乗り込み、太鼓演奏や打ち上げ花火に見送られて出港した。
南大隅町の根占港では午前8時50分頃、多くの住民らが見守る中、第1便が到着。降りてきた乗客に南大隅高生がビワ茶など町の特産品を手渡して歓迎した。森田俊彦町長は「新船導入で半島間の観光や交流が一層活発になる。安定運航のため、観光振興策や利用促進策などに取り組みたい」と語った。
南九船舶の今村勝博社長は「船が大きくなることで、悪天候による欠航も減って利便性が高まる。より多くの人に利用してもらい、継続して運航できるよう努力していきたい」と話した。
(2011年8月11日 読売新聞)
224
:
チバQ
:2011/08/15(月) 20:36:18
>>217
http://www.asahi.com/national/update/0815/TKY201108150074.html
最後の青函連絡船タダでどうぞ 引き取り手ゼロなら解体船の科学館の別館として展示されている青函連絡船・羊蹄丸=東京都品川区、同館提供
9月末で閉館する「船の科学館」(東京都品川区)が、展示している青函連絡船の羊蹄丸(8311トン)の引き取り手を探している。閉館で維持費の捻出が難しくなるためで、無償で譲渡する。同館は「貴重な文化遺産。ゆかりのある自治体や法人にぜひ」と呼びかける。
羊蹄丸は、函館―青森を結んだ最後の連絡船で、青函トンネルの開通に伴い、1988年3月に引退した。船の科学館を運営する財団が引き取り、同館の別館として96年から一般公開していた。これまでに360万人が訪れたという。
船の科学館は建物の老朽化のため9月30日で閉館が決定。再開をめざしているが、時期は決まっていない。電気や水道代など年3千万円の維持費がかかる羊蹄丸の管理も難しくなったため、希望者に無償で譲ることを決めた。エンジンは外されているが、海に浮かべることはできる。運搬費用などは譲り受けた人が負担する。
船の科学館の清水潔さんは「重要な役割を果たした船。まだまだ多くの人に見てもらいたい」と話す。譲渡先は国内の自治体や法人に限り、見つからない場合は解体するという。問い合わせ先は同館将来計画課(電話03・5500・1117)。
225
:
チバQ
:2011/08/15(月) 20:39:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110812-OYT8T00007.htm
美浦渡船、最後の夏・・・開拓・観光支え95年
大橋開通で来月廃止
95年の歴史に幕を下ろす石狩川の「美浦渡船」。後ろが4代目船頭の国岡さん(奥に見えるのが美浦大橋) 美唄市と浦臼町の間を流れる石狩川の渡し船「美浦渡船」が、“最後の夏”を迎えた。昭和30年代までは生活の足として活躍、その後は観光用として存続してきた道内最後の渡し船だが、4代目船頭の国田忠英さん(70)に後継者がなく、船も老朽化したため今年9月に廃止されることになった。
美浦渡船は1916年に開業した。生活用品や石炭を買い求める人たちの往来を支えてきたが、車社会になってからは、観光用として夏場だけ、両市町が共同運航してきた。
国田さんは、浦臼町内で農業をする傍ら、管理人として船を守り続けてきた。大雨や洪水が心配される夜には、船が流されたり破損したりしないように川辺に車を止めて監視を続けたこともある。国田さんは、「きついと思ったことはなかった。船を守らないといけないから」と話す。
しかし、今年3月には船着き場の近くに両市町を結ぶ美浦大橋が開通。後継者がいないことや、船の老朽化で両市町は、渡し船を廃止することで合意した。
開拓期から人々の営みを支えてきた渡し船の廃止を惜しみ、今夏は多くの観光客が乗船に訪れている。砂川市から友人3人と訪れた今宣子さん(69)は「橋と川岸の木々の緑がマッチしてきれい。内陸で船に乗る機会はあまりないので、なくなるのはもったいない」。函館や釧路などからも乗りに来る人がいるという。
国田さんは「事故もなく無事にやってこられたのは良かった。最後の年、出来るだけ多くの人に乗ってほしい」と話している。
美浦渡船の営業は9月25日までで、基本的に土日と祝日のみ。乗船無料。予約制。希望者は国田さん(080・5593・5803)へ。
(2011年8月12日 読売新聞)
226
:
チバQ
:2011/09/03(土) 19:28:07
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201109030043.html
音戸と宮島結ぶ高速船運航へ
広島県は、NHKの大河ドラマ「平清盛」の放映が始まる来年1月から、呉市音戸町と世界遺産の島・廿日市市宮島町を結ぶ高速船を運航する方針を決めた。1年間限定で土日祝日の運航を想定。清盛ゆかりの地で企画展も予定される両町間を乗り換えなしで行き来できるようにし観光振興につなげる。
高速船は音戸漁港と厳島港を約1時間で結ぶ。1月14日から乗員80人程度の船を使用し土日祝日に1日3往復する予定。県は運航を公募で選定する旅行会社に委託する。運賃は片道大人千円を見込む。
海上交易を推進した清盛は音戸瀬戸を切り開き、信仰した厳島神社の海上社殿造営に尽くしたとされる。放映期間中、おんど観光文化会館うずしおと宮島歴史民俗資料館はそれぞれ清盛に関連する企画展を計画。ドラマの衣装や長さ約15メートルの木製の和船、独自の映像作品を紹介する。
県によると両町間の移動は現在、定期航路などを乗り継いで最短約2時間、運賃は片道大人三千円程度。直航便の運航で観光客の利便性を高める。
県は公募で選定する旅行会社に高速船を組み込んだツアー商品の企画を要請する。呉市の大和ミュージアムや廿日市市の宮島水族館「みやじマリン」など近隣観光施設への波及効果を期待する。
227
:
チバQ
:2011/09/08(木) 21:37:06
>>168
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110907-OYT8T01265.htm
大間―函館 フェリー新造費26億円
原発停滞 町財政不安の声も
大間―函館間を結ぶ現行のフェリー「ばあゆ」(7日、大間フェリーターミナルで) 大間町は7日、大間―函館間を結ぶフェリー航路の新造船について、プローポーザル(提案型)方式の入札の結果、造船会社を「内海造船」(広島県尾道市)に決めたことを明らかにした。建造費は26億400万円で、2013年4月の就航を予定している。町は12月定例町議会で建造契約議案を提案する。
町議会の「大間・函館フェリー航路対策特別委員会」で町が報告した。フェリーが老朽化したため、航路存続を望む町が建造し運航会社が運航することが決まっている。
町によると、建造費のうち、県からの支援金5億円を除いた21億400万円について、独立行政法人「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」から5億円を借り入れ、残る16億400万円を過疎債で賄う。返済の一部として、14年に運転を始める予定の大間原発の固定資産税を充てる計画だ。過疎債は12年度から返済するが、15年度に固定資産税が入るまで返済額の7割が交付税として返還される。
議員から「大間原発の工事再開のメドが立たない中、町の財政計画は成り立つのか」と不安の声が出たが、町側からは具体的な説明はなく、金沢満春町長は「今の計画は予定通り進めたい」と答えた。
(2011年9月8日 読売新聞)
229
:
チバQ
:2011/10/01(土) 09:35:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110930-00000092-mailo-l02
フェリー:大間−函館間存続問題 存続へ協議で一致 /青森
毎日新聞 9月30日(金)11時56分配信
◇大間町議10人、函館市議会訪問
大間−函館間を結ぶフェリー航路の存続問題で、大間町議10人が29日、函館市議会を訪れ、意見交換した。同町内に建設中の大間原発を巡っては、函館市議会が「凍結」、大間町議会が「推進」で意見が対立しているが、フェリー問題は原発とは切り離し、存続へ向け協議することで一致した。
同町などは1月、県の支援で老朽化が進む現行船に代わる2000トン級の新船を約26億円で建造し、運航を引き続き津軽海峡フェリー(本社・函館市)に委託する公設民営方式で合意。函館市も支援を表明している。
意見交換では、石戸秀雄・大間町議会議長が「原発建設が凍結されれば固定資産税が見込めなくなり、(船の)大きさの再検討が必要になる」と発言。その場合、津軽海峡フェリーが撤退する可能性があるといい、函館市所有の岸壁を利用できるかを尋ねた。
函館市議会側は「今後の検討課題」としながらも、「航路を守る」ため協力することを表明した。【近藤卓資】
9月30日朝刊
230
:
チバQ
:2011/10/01(土) 09:36:22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201109280129.html
船客減などで大須港経由廃止シェアする
広島港と三高港(江田島市)を結ぶフェリーを運航する芸備商船(広島市南区)は、経由する大須港(江田島市)への寄港を来年3月末で取りやめる。利用者減や燃料費の高騰が原因という。
同社は今月、寄港をやめる申請を中国運輸局に提出しており、認可されれば正式に廃止が決まる。同社の平井康生業務部長は、寄港で年間約500万円の赤字が出ている現状に触れ「航路を守るための苦肉の策。説明を通じ地元の理解を得たい」としている。
フェリーは広島―三高間を1日16往復。そのうち上下各6便が大須港に寄港し、旅客のみが乗降する。同港の1日の利用者は上下便それぞれ15人程度と低迷が続いている。
同市では今春、市西部と広島を結ぶ西能美航路が再編されたばかり。市公共交通協議会の会長を務める正井嘉明副市長は「市としても代替交通手段を検討していく」と話している。
【写真説明】大須港に寄港した芸備商船のフェリー
231
:
とはずがたり
:2011/10/03(月) 00:51:46
高速船事業:種子島・屋久島航路を統合 岩崎と市丸で新会社 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111002-00000187-mailo-l46
毎日新聞 10月2日(日)13時2分配信
◇市丸社長「基本料金の値上げなし」
種子島・屋久島航路で高速船「トッピー」を運航する鹿児島商船の岩崎グループと、「ロケット」を運航するコスモラインの市丸グループは9月30日、高速船を共同運航する合弁会社の設立に合意した、と発表した。29日付。来年1月の事業開始を目指す。
両社によると、社長にはコスモラインの市丸隆二郎社長が就任する。新会社名は種子屋久高速船株式会社(仮称)で、資本金は4000万円。両社のほか、県や金融機関が出資する。合弁会社は7年契約で、両社が高速船を3隻ずつ提供し、計6隻で運航する。
現在両社で鹿児島市と種子島・屋久島区間で1日計11往復を運航しているが、統合により8〜9往復に削減する方針で、市丸社長は「黒字化できる見通しが立っており、運賃の基本料金の値上げはしない」と話している。
同航路の高速船事業は04年にコスモラインが新規参入して以降、値下げなどの競争が激化した。だが利用客数は伸びず、乗船率は平均で27%と苦戦。燃料費の高騰などもあり、両社の赤字が08年には計約20億円となるなど、島民から「共倒れするのでは」といった不安の声が上がっていた。市丸社長は「競争ばかりしていてもらちが明かない。島民のためにも健全な経営をすることがベストな選択だと思った」と語った。
合意により、運賃を不当に廉売したなどとして、鹿児島商船がコスモラインを訴えていた訴訟は、鹿児島商船側が訴えを取り下げた。【黒澤敬太郎】
10月2日朝刊
232
:
チバQ
:2011/10/14(金) 22:41:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000021-maiall-bus_all
<関門海峡フェリー>来月末で運航休止 利用客減で赤字
毎日新聞 10月14日(金)19時55分配信
山口県下関市の荒田港と北九州市小倉北区の日明港を結ぶフェリー運航会社「関門海峡フェリー」(本社・山口県下関市)は13日、来月末で運航を休止すると発表した。原油価格高騰による負担増に加え、関門トンネルの通行料金の値下げなどで利用客が減り、近年は赤字が続いていた。
同社は1976年に設立。フェリーは両港間を1日15〜17往復していた。ピーク時(90年度)には年間約43万台の利用があったが、10年度には約16万8000台にまで落ち込んだ。減船や人件費削減などを実施したが、経営改善には至らなかった。
運休に伴い、従業員18人は解雇する予定。事業譲渡や会社の清算も検討している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000077-mailo-l35
関門海峡フェリー:荒田←→日明港、運休に困惑 通勤通学の足奪われる /山口
毎日新聞 10月14日(金)11時28分配信
下関市・荒田港と北九州市・日明港の間で約35年間運航していたフェリーが利用客減などを理由に来月末で休止することになった。両港にある運航会社「関門海峡フェリー」(下関市)の営業所には運休を伝える張り紙がされ、突然の知らせに困惑の表情を見せる利用客もいた。
定期フェリーは彦島地区を中心とした市民が通勤・通学に利用するほか、高速道路などを通行できない大型特殊車両も年間約500台利用していた。
しかし、02年度から昨年度までに燃料費が2倍になる一方、高速道路のETC割引制度などの影響で昨年度の利用車両台数は16万8000台で05年度(33万1000台)の約半分に落ち込んだ。同社は航路の存続に向け2隻あったフェリーを1隻に減らし、05、06年度と料金の値上げを実施。しかし、経営改善に至らず、12日に九州運輸局下関海事事務所に事業の休止届書を提出した。同社であった記者会見で南隆美社長は「利用客にご迷惑をおかけして誠に申し訳ない」と頭を下げた。
商品の仕入れで20年以上、フェリーを利用してきたという北九州市戸畑区の生花店店主(40)は驚いた様子で「関門トンネルを利用するより便利だったのに残念。どうにかして存続できないのだろうか」と話していた。【松田栄二郎】
〔下関版〕
10月14日朝刊
233
:
荷主研究者
:2011/10/23(日) 01:18:59
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/261472
2011年9月3日 00:16 西日本新聞
博多−釜山 高速船参入 韓国の海運会社、2012年4月
【ソウル神屋由紀子】韓国の海運会社「大亜高速海運」(浦項市)は2日、福岡市の博多港と韓国・釜山港を結ぶ航路に来年4月、高速旅客船を就航させる計画を明らかにした。同社は現在、長崎県・対馬−釜山間で高速船を運航しており、新たに路線を拡大する。
博多−釜山間には乗客定員300−400人規模の船を投入し、釜山港を母港に1日1往復する計画。夏の繁忙期には、対馬を経由するコースも想定。同社の保有船を使用するか、新たに調達するかは未定。日本側の提携先は今後探すという。
博多−釜山間はJR九州高速船(福岡市)と韓国の未来高速(釜山市)が高速船を共同運航し、カメリアライン(福岡市)がフェリーを運航している。空路でも昨年、エアプサンが参入しており、福岡−釜山間の競争は激化している。
大亜高速海運は「東日本大震災の影響でこの航路でも一時的に客足が遠のいたが、韓国の海外旅行は近年、増加傾向にあり、訪日韓国人の増加も期待できる」と参入の理由を説明している。
同社は既に韓国国土海洋省との事前協議を終えており、年内に事業計画を届け出る予定。同省は「報告通りであれば受理する」としている。
=2011/09/03付 西日本新聞朝刊=
234
:
チバQ
:2011/10/23(日) 19:09:05
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004564052.shtml
たこフェリー再開「法的に問題」 明石市長
明石淡路フェリー(明石市、愛称・たこフェリー)が小型フェリー船を購入し、12月から単車、自転車、旅客輸送に特化した形で運航を再開させる計画を進めていることについて、株主である明石市の泉房穂市長が21日に会見を開き「車を運べないなら、たこフェリーではない」などとして、購入見合わせを求める意向を表明した。
たこフェリーの株主構成は、淡路ジェノバライン(淡路市岩屋)=56%▽明石市=17%▽淡路市=11%▽南あわじ市=4%▽洲本市=2%▽自社保有=10%。ジェノバ社は淡路市と協議した上で、既に横浜市の海運業者から約200トンの小型フェリーを購入する手続きを進めている。
これについて、泉市長は「たこフェリー社の取締役会が開かれておらず、法的に問題がある。実態はジェノバ社による小型フェリー船の購入なのに、たこフェリー社のお金を使うのはおかしい」と語った。
一方、ジェノバ社の吉村静穂社長は「自分の会社のためではなく、市民のための運航だ。採算性から小型にならざるを得ないが、たこフェリーの再開だと考えている」と反論している。
(森本尚樹)
(2011/10/21 12:57)
関連ニュース
235
:
チバQ
:2011/10/23(日) 19:09:40
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0004563073.shtml
単車や自転車向けで、「たこフェリー」再開へ
国の高速道路料金値下げなどによる収支悪化で、昨年11月から運航を休止している明石淡路フェリー(明石市、愛称・たこフェリー)について、同社が小型のフェリー船を購入し、12月に運航を再開させる方向で調整していることが20日、分かった。車は積まず、明石海峡大橋を通行できない125cc以下の単車と自転車、旅客を運ぶという。
同社の株主である淡路ジェノバライン(淡路市岩屋)や淡路市が計画を進めており、20日は淡路、明石市とジェノバ社の担当者が協議を行った。今後、兵庫県とも最終的な調整を進めるという。
関係者によると、購入する船は約200トン(121人乗り)で、所有する長崎県の海運会社と既に売買の仮契約を済ませた。購入資金には、運航休止後の事業清算で発生した残余金を充てる。
船尾に車の乗降口があり、車5台の積載が可能だが、「二輪」の需要にターゲットを絞る。従来のフェリー乗り場は廃止し、淡路ジェノバラインの乗り場を発着する。
運営はジェノバ社が担い、「たこフェリー」という愛称は存続させる。同社の定期旅客船の航路を使うため、新たな航路申請は不要という。1時間に1便程度の運航を想定し、12月1日の運航開始を目指している。
ジェノバ社の吉村静穂社長は神戸新聞社の取材に「採算を考え、小規模の運航となったが、橋を通行できない単車や自転車の利用者、観光客の需要に応えられる。淡路の活性化にもつながるだろう」と話した。(森本尚樹、敏蔭潤子)
<明石淡路フェリー> 2000年7月、明石海峡大橋の開通で廃業した明石フェリーの跡を継ぎ、明石市と淡路1市10町(当時)、甲子園高速フェリー(現ツネイシホールディングス)が出資して誕生した第三セクター。明石港‐岩屋港間にフェリー3隻を運航していたが、10年11月15日を最後に運航を休止していた。同12月、淡路ジェノバラインがツネイシ社の保有株を引き継いだ。
(2011/10/21 09:11)
236
:
チバQ
:2011/10/27(木) 22:03:19
>>218
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111027/kgw11102702270000-n1.htm
小豆島−神戸 定期フェリー復活 経済効果、3カ月で5億円 香川
2011.10.27 02:27
7月に復活した小豆島(香川県)と神戸市を結ぶフェリー定期航路について、小豆島町は26日、9月末までの3カ月間の利用者が5万3614人と発表した。アンケート調査では約70%が観光目的で利用しており、島内の観光関連消費額は3億円、県全体の経済波及効果は5億400万円におよぶ。塩田幸雄町長は「新しい活気を得ている。これからは島が香川の玄関となっていく」と期待をふくらませる。
9月後半に利用者541人を対象に行ったアンケート調査では、69・9%が観光やレジャー目的で利用。島外からの観光客368人のうち阪神地域からの利用が69・1%を占め、定期便復活で大阪、神戸方面からの観光需要が高まっていることをうかがわせる。
また、小豆島での宿泊が全体の78・8%を占め、定期便を運航するジャンボフェリー(神戸市)の加藤琢二会長は「日帰り客が多くなると予想したが、島内観光にとって大きなインパクトだ。以前は団体ツアーがメーンだったが、個人や家族旅行も増えているようだ」と分析する。
一方、朝の到着便では利用者を受け入れる飲食店や観光施設がほとんどないなど、朝や夜にサービスを提供する施設が不足していることが、新たな課題として浮き彫りになった。
さらに、接岸する小豆島の坂手港には、車が上甲板から乗降できる設備がないため、出発遅延の原因になっており、町は県に整備を働きかけていく方針だ。
237
:
チバQ
:2011/11/04(金) 22:48:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111104-00000072-mailo-hok
ニュースプラス:日ロフェリーが存続危機 道、観光客掘り起こし /北海道
毎日新聞 11月4日(金)11時32分配信
◇稚内−サハリン・コルサコフ、石油・ガス開発一段落で利用急減
就航から17年目を迎えた稚内市とロシア・サハリン州コルサコフ市を結ぶ「日ロフェリー」。道内唯一の国際定期航路で、6〜9月に運航しているが、今季も旅客や貨物は低迷したままに終わった。航路存続のために、道は来年に向け、観光客の需要を掘り起こしを図るが、サハリンは観光地として未整備で、その道のりは困難だ。【片平知宏】
■続く採算割れ
「一度も(採算で)プラスにはなっていない。補助金をもらっても赤字だが、なんとか続けている状況」。99年から日ロフェリーを運航する「ハートランドフェリー」(札幌市)の担当者は漏らす。
日ロフェリーは95年、経済交流を狙いに始まった。石油・天然ガス開発の「サハリンプロジェクト1、2」により、05年は貨物数7026トン、06年は旅客数6681人と、過去最高を記録。しかし、開発が一段落すると、需要は急減した。
ハートランドフェリーは昨年、撤退を検討。稚内市が3500万円だった補助金を最大5000万円に増額し、15年までの継続が決まった。しかし、今年の計28往復の旅客は前年比約7%減の3629人で、採算のラインの7000人には遠く及ばない。貨物は約60%増えたものの、1169トンにとどまった。
■自然をアピール
稚内市の佐藤秀志サハリン課長は「サハリンプロジェクト3で天然ガス掘削を始めている。14年に稼働予定で、需要増が見込める」と期待する。だが、プロジェクトには不透明な部分もあり、道は側面支援に乗り出した。
サハリンの自然や食を楽しむ12の観光モデルコースを作り、10月に札幌と東京で、旅行会社への説明会を開いた。フェリーの旅客の約7割はロシア人で、日本人も交流事業の参加者が中心。航路維持には日本人観光客の利用増が必要なためだ。
モデルコースの一つは、サハリンでの鉄道旅行がモチーフとされる「銀河鉄道の夜」を書いた作家・宮沢賢治の足跡を列車でたどる旅で、琥珀(こはく)採りや旧王子製紙工場跡の見学などを用意。このほか、日本では絶滅の危機にあるイトウ釣り、ダイビング、トレッキングなどのコースもある。
■静観の旅行会社
サハリンでは石油・天然ガスの開発に伴いホテルやレストランなどの整備が進んだ。フェリーを利用し、観光目的の2人以上が事前申請すると、ビザがなくても72時間まで滞在できる。
しかし、稚内港からコルサコフ港までは約5時間半。札幌や東京からサハリンを目指すには、稚内での宿泊が必要。サハリンは、交通の便が悪く、観光用バスがない。日本語の情報もなく、郊外ではトイレが未整備だ。
道から観光モデルコース作りの委託を受けたJTBコミュニケーションズ北海道の担当者は「観光地ずれしていない住民との交流や自然など面白みはあるが、観光地としては未知の世界」と話す。
説明会に参加した札幌の旅行会社の社員(48)は「サハリン側の受け入れ態勢も不安が残り、観光地というイメージがない。(世界の観光地など)行くべきところを行き尽くした人向けでは」と様子見の姿勢だ。
11月4日朝刊
238
:
荷主研究者
:2011/11/06(日) 12:41:25
>>232
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201110150014.html
'11/10/15 中国新聞
関門フェリー、11月末で運休
下関市の荒田港と北九州市の日明(ひあがり)港を結ぶ関門海峡フェリー(下関市)は、経営難を理由に11月30日を最後に運航を休止する。燃油価格の高騰に加え、高速道路の自動料金収受システム(ETC)割引の拡大による客離れも追い打ちをかけた。1971年から40年続いた航路が姿を消す。
関門海峡フェリーは、同航路を71年から運航していた別の会社から76年に引き継いで事業を始めた。約3キロの両港間を片道約13分で結ぶ。約40分間隔で平日17往復、日・祝日15往復している。
利用はトラック輸送や市民の通勤通学が中心で、関門トンネルや関門橋に乗り入れることができない工事用クレーンなど大型特殊車両も年約500台利用してきた。
利用台数はピークの90年度で約43万台だったが、2010年度はピーク時の半分以下の約16万8千台に落ち込み、03年度から赤字が続いていた。
従業員十数人は解雇する。南隆美社長は「航路を維持するために努力を重ねてきたが、今後好転する見込みもない。利用者には誠に申し訳ない」と話している。
239
:
チバQ
:2011/11/17(木) 22:22:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111117-00000216-yom-bus_all
経済総合市況株式産業たこフェリー八方塞がり、再開も撤退も資金不足
読売新聞 11月17日(木)15時23分配信
拡大写真
立ち入り禁止となっている「たこフェリー」の船着き場(兵庫県淡路市で)=原田拓未撮影
兵庫県明石市と淡路島を結ぶ第3セクター「明石淡路フェリー(たこフェリー)」の運航休止から、16日で1年が過ぎた。
再開には数億円かけて新たに船を買わねばならないが、3セクには約8000万円しか残っておらず、自治体の支援なしでは事実上不可能な状況。撤退するにしても、桟橋などの撤去に膨大な費用がかかることから、関係者は先を見通せないでいる。
3セクは、明石海峡大橋開通や高速道路料金値下げなどで経営が悪化し、筆頭株主だった広島県の造船会社が昨秋、経営から撤退。保有船売却や全従業員の解雇で負債を清算した。その後、同じ航路で高速船を運航する「淡路ジェノバライン」(兵庫県淡路市)が筆頭株主となって事業を継承し、今春再開を目指したが、道筋は今もついていない。
関係者によると、再開にはフェリー購入が不可欠だが、中古でも2億〜3億円。さらに、船着き場がある明石、岩屋(淡路市)両港の土地代賃料や人件費などを含めると、年間で数億円の資金補填(ほてん)が必要という。
一方、解散の場合は、両港湾にある桟橋の撤去費として約10億円を捻出しなければならない。
240
:
チバQ
:2011/11/17(木) 22:23:10
http://www.kobe-np.co.jp/news/touban/0004621459.shtml
再開なお不透明 たこフェリー運行休止から1年
淡路に向け明石港を出発するたこフェリー「最終便」。運航休止から1年となったが、再開のめどは立っていない=2010年11月15日
明石海峡大橋を含む高速道路料金値下げ政策のあおりを受け、明石淡路フェリー(愛称・たこフェリー)が運航を休止して、16日で丸1年となった。この間、運航再開に向けて大きな進展はない上、国から支援を得るのは絶望的な情勢。運航主体である第三セクター、たこフェリー社の株主同士の思惑の違いも顕在化し、再開断念と三セク解散も現実味を帯びつつある。(森本尚樹、敏蔭潤子)
昨年8月、三セクの株式の56%を保有していたツネイシホールディングス(広島県福山市)が明石、淡路市など他の株主に撤退意向を表明。同フェリーは同11月16日からの運航休止が決まった。
明石市の北口寛人市長=当時=は淡路ジェノバライン社(淡路市岩屋)に経営参画を要請。明石と淡路3市の支援を前提に、2011年4月の運航再開を目指す方針が確認されたが、支援の枠組みなどをめぐり4市の足並みはそろわなかった。
一方、明石市などは国から支援を得るため、4市と県、国などによる「明石海峡海上交通活性化・再生協議会」で調整を進めた。ただ、地域公共交通支援制度の海上交通の対象は、11年度から「離島航路」に限定。新たな制度が設けられない限り、国からの補助金は絶望的となった。
そんな中、5月に就任した明石市の泉房穂市長は6月、淡路市の門康彦市長と会い「ボールは投げたので、後はよろしく」などと伝えた。これを受け、大橋を通行できない125cc以下の単車を輸送する手段の必要性を感じていた淡路市は、ジェノバ社とともに二輪車と旅客に特化した再開計画を進めた。
だが、計画が表面化した10月、泉市長は「相当数の車が乗らないと『たこフェリー』ではない」と猛反発し、計画は白紙に。さらに、計画を実質的に進めていたジェノバ社の社長らを、泉市長が「特別背任罪にあたる」などと非難する事態にまで発展した。
その後、明石、淡路3市と県は事務レベルの協議を重ねてはいるが、明石、淡路市の思惑の溝は埋まっていない。両市の担当者は「(三セク)会社の解散も視野に入れなければならない」とし、ジェノバ社は「関係市の態度が決まるのを待つしかない」としている。
(2011/11/16 09:30
241
:
チバQ
:2011/11/20(日) 11:32:11
http://sankei.jp.msn.com/life/news/111120/art11112008170002-n1.htm
【探訪 防人の風景2011】
長崎県対馬 縮まる距離感、募る不安
2011.11.20 08:13 (1/2ページ)
航路が今月までに3社に増えた釜山ー対馬のフェリー。操舵室からは縦に長い対馬の島影が見えた=長崎県対馬市(鈴木健児撮影)
韓国・釜山から新たに就航した高速船に乗り、国境を越えて日本の対馬を目指した。出港から約40分。対馬にある航空自衛隊のレーダーが見えた。船はわずか2時間弱で対馬の厳原(いづはら)港に到着した。
対馬−釜山航路は、今年10月まで韓国資本1社の運航だったが新たに2社が参入。日系1社、韓国系2社の計3社になった。人口約340万人を擁する韓国第2の都市は、対馬にとって日帰り可能な、より身近な存在になった。
対馬を訪れる韓国人は年間5万人を超え、多くは観光が目的。だが、釜山で出国手続き後に免税店でブランド品を大量購入、対馬に3時間だけ滞在して釜山にとんぼ返りし、品物を仲買に転売するのが目的の若い韓国人女性も多い。
対馬は人口約3万5千人、面積約700平方キロ、南北約80キロの島。北部の展望所から朝鮮半島までは49・5キロ。晴れた日には釜山がよく見える。
これだけ近いと古くからの関わりも深かった。飛鳥時代の667年。白村江の戦いに敗れ百済の遺臣らとともに築いた金田城(かなたのき)は日本最古級の城跡ともいわれる。江戸時代には朝鮮通信使が国書交換で訪れ、対馬藩の先導で江戸に向かった。鎖国時代、朝鮮半島との唯一の窓口は対馬だった。
今、対馬は経済的に国内からは遠く、韓国からは近い存在になっている。東京から福岡経由で出向くと正規料金は往復約10万円。これに対し、格安チケットで釜山を経由して対馬に入ると、航空券とフェリー代、計3万3千円で往復が可能だ。
国内移動なのに韓国経由では3分の1になる皮肉。東京からの帰省は釜山経由で、との話も聞く。
身近な釜山だけに対馬島民の見方は複雑だ。「対馬の10倍ある巨大市場。大きなチャンスととらえるべきだ」と飲食店経営の平山満和さん(59)は期待を込める。これに対し、対馬唯一のしょうゆ製造の5代目、江口豊隆さん(46)は「経済交流と国防は別。韓国人の本音は読めない。国境に暮らす者として不安が絶えない」と漏らす。
664年に九州、壱岐と並んで辺境守備兵が配置された“防人”の島。昔も今も、隣国と“適度な距離感”を保つためには、絶妙なバランス感覚が求められている。(写真報道局 鈴木健児)
◇
「探訪」の動画は、「産経フォト」photo.sankei.jp.msn.comまたは「YouTube」産経新聞チャンネルでご覧になれます。
242
:
チバQ
:2011/11/21(月) 21:37:11
>>241
〉東京から福岡経由で出向くと正規料金は往復約10万円。これに対し、格安チケットで釜山を経由して対馬に入ると、航空券とフェリー代、計3万3千円で往復が可能だ。
〉 国内移動なのに韓国経由では3分の1になる皮肉。東京からの帰省は釜山経由で、との話も聞く。
正規料金と格安運賃とで比較しちゃダメでしょ....
243
:
チバQ
:2011/12/20(火) 20:54:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20111219-OYT8T01239.htm
存続か廃止か 航路定まらず
沼津〜土肥港定期船
航路の存続が危ぶまれている沼津〜土肥を結ぶ定期船。住民の「生活の足」であると同時に富士山を海上から望める観光資源でもある 戸田運送船(沼津市、山崎元社長)が運航する沼津港〜戸田港〜土肥港を結ぶ定期船が存廃の危機に直面している。会社側は経営不振を理由に今年度末での運航廃止を表明する一方、行政からの補助金増額による継続を模索。住民は「生活の足」として存続を沼津市に要望した。同市は観光面での重要性を認めつつも、補助金の増額には二の足を踏む。航路は大きな岐路にさしかかっている。(山田博文)
■会社の思惑
同社が今年度末での運航打ち切り方針を固めたのは11月中旬。伊豆箱根鉄道が2003年に撤退して以降、行政から補助金を受け運航してきた。補助金は旧戸田村時代の03年度から始まり、05年度から沼津市が年1500万円を支給しているが、山崎社長は「赤字続きで補助金の増額がないと、運航継続は不可能」という。
利用客は05年度の4万3000人をピークにじり貧となり、10年度は2万2000人。赤字額は補助金があっても年平均で1000万円に達する。同社も経費削減のため船を更新したり、人員削減や駿河湾クルージングを導入するなど「利益を上げられる努力は全てやった」という。
そこへ3月の東日本大震災。全利用者の7割を占める観光客は減り、4〜9月の利用者は前年の6割に。減便などで対応したが、展望は開けず、「現状の補助金の増額がないと、やめざるを得ない」と、今年度末での撤退方針を決めた。
■不快感
山崎社長によると、震災による利用者減のため、今年の夏頃、沼津市の担当部署に航路から撤退する意向を伝えたという。
だが、市側は減便は了承したが「撤退の話はなかった」との認識。栗原裕康市長は今月9日、存続要望に訪れた住民に同行した山崎社長に「新聞報道で(撤退方針を)知った。補助金の増額がないと来年度から運航できないという話ですか」と不快感をあらわにした。
市長は、船が住民の足であることを認めつつも「代替もある」とバスの存在を指摘。ただ「無くなると観光面の魅力は薄れる」とその重要性にも言及した。
そのうえで「赤字が出たから補助金を上げろというのでは、毎年投入額が上がる。利用客が増えるように(お互い)考えなければ。税金を使う話なのでよく検討させていただきたい」と述べるにとどまった。
■住民は
存続を求める署名は戸田地区の住民の半数に当たる1619人に達した。中川勉・同地区連合自治会長は「通院、買い物に使う高齢者もいる。交通弱者の足を確保してほしい」と訴える。
船では市の中心から戸田、土肥地区まで、陸路の半分の時間で行ける一方、沼津〜戸田間が往復3600円かかるため「ほとんど乗ったことがない」という住民も少なくない。
04年10月に台風で陸路が寸断され、戸田地区が孤立した時、同航路が住民生活を支援したこともあるなど、防災面での役割もある。
市財政が窮迫する中、無条件での補助金増額はあり得ない。今後、観光客や地元住民にいかに多く利用してもらうかを考えつつ、存続の道を探るべきだ。
(2011年12月20日 読売新聞)
244
:
チバQ
:2012/01/09(月) 13:24:25
http://www.nnn.co.jp/news/120109/20120109010.html
国際クルーズ客船の寄港地に 境港が注目集める
2012年01月09日
鳥取県・境港が国際クルーズ客船の寄港地として、注目を集め始めた。境港管理組合の誘致活動が実り、5月以降に韓国の船会社が運航させる「ハーモニー・プリンセス」が10回以上寄港するほか、6月には2千人を乗せた大型客船「コスタ・ビクトリア」もやって来る。その一方、境港が日本海側の国際クルーズの拠点を目指す上で、大型客船専用ターミナルの整備も避けて通れない課題となってきた。
境港に寄港したクルーズ船「ふじ丸」。ことしは国際クルーズ船の寄港地として熱い視線を浴びる=2009年9月撮影
■過去3年上回る
コスタ・ビクトリアはイタリアの船会社の所有で、韓国の旅行会社が期間限定でチャーターして運航。中国発で韓国を経由、日本国内の日本海側の複数港に寄港する。境港には6月上旬に寄港予定。船体は約7万5千トンと、環日本海定期貨客船「DBSクルーズフェリー」の約5倍の巨大さ。過去に境港に寄港したクルーズ船の中でも最大規模となる。
さらに5月以降は、韓国の船会社が運航するハーモニー・プリンセスも寄港を予定。乗客定員は約1千人。県国際観光推進課は「ことしのうちに十数回来るとの情報が入っている」と話している。
日本海側では博多港が国際クルーズ船の拠点とされてきた。境港へのクルーズ船寄港回数は、2009年が9回、10年が10回、11年が4回で、半数以上は日本船籍だった。ところがことしは、既に国際クルーズ船の寄港回数だけでここ3年の数字を上回る見通しだ。
■国際認知進む
境港に国際クルーズ船が入り始めた大きな理由として、県はアジア・クルーズ・ターミナル協会(ACTA)への加入と、国際見本市への出展を挙げる。
境港は、アジア各港を巡るクルーズ船の誘致を目的に昨年11月、シンガポールや中国など6カ国7港で設立されたACTAの一員。日本国内では境港と神戸港の2港のみが加入した。さらに同月、シンガポールで開催された有力クルーズ船会社が集まる国際見本市に、日本から唯一、ブースを出展した。この時期以降、米国やイタリア、オーストラリアなど各国の船会社などから問い合わせが入り始めたのだという。
同組合はさらに、世界最大規模の13万トン級の大型船の誘致活動を進めており、寄港が実現すればさらに注目度を増すのは確実。組合管理者の平井伸治知事は「新年度への布石も含め精力的にクルーズ寄港を目指していきたい」と意欲を見せる。
■整備が鍵に
課題もある。現在、DBSクルーズフェリーは昭和北岸壁の暫定の国際旅客ターミナルを利用。不定期寄港の大型客船は木材などの荷下ろしが行われる昭和南岸壁を利用しており、港湾関係者は「玄関口の景観として最適とは言えない」と口にする。大型客船専用のターミナルの整備が急がれている。
県などは、国に境港市竹内団地の夢みなとタワー横に国際フェリーターミナルの整備を要望しており、新年度予算で新規事業採択されるかが焦点。境港は昨年、国の背後観光地クルーズの日本海側拠点港に選定されただけに、関係者の期待も高まる。県国際観光推進課も「専用ターミナルができれば誘致の際の大きなメリットになる」としている。
245
:
荷主研究者
:2012/01/22(日) 14:26:17
http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011122721222648/
2011/12/27 23:30 山陽新聞
宇高航路、トラック利用減少続く 割引実験中間まとめ
宇高航路(玉野市宇野―高松市)の運航2社や関係自治体などでつくる宇高航路活性化再生協議会は、11月21日から行っている平日深夜のトラックと乗用車の運賃を割り引く社会実験(来年2月末まで)の中間実績を27日まとめた。重要視するトラックは割引率を高めに設定したが、前年と比べ1割以上減。減少に歯止めは掛かっていない。
13日までの平日16日間の計320便で調べた。前年同期比で、乗用車は628台(1・16倍)で87台増えたもののトラックは297台減の1994台(0・87倍)。合計でも210台減の2622台(同0・93倍)と落ち込んだ。
同協議会によると、瀬戸大橋の通行料金割引拡大が始まった2007年ごろからトラック利用は毎月前年を4?1割割り込んでいる。事務局の玉野市商工観光課は「割引で減少幅は狭まったが、依然として厳しい状況」としている。
社会実験は、航路存続に向けて適切な運賃設定を探る狙い。平日午後9時40分?翌午前3時40分に出港する便のトラックと乗用車運賃を20?40%割り引いている。
246
:
チバQ
:2012/02/12(日) 12:06:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20120207-OYT8T01181.htm
沼津〜土肥定期船存続へ
.1日2往復に減 需要に応じ不定期便も
航路存続の見通しとなった沼津〜土肥を結ぶ定期船。海から富士山を望める観光の目玉でもある(昨年12月、沼津港で) 戸田港を経由して沼津港と土肥港を結ぶ定期船を運航する戸田運送船(沼津市)が、赤字のため3月末での航路撤退を表明している問題で、同社が定期便数を減らすことで4月以降も事業継続することが7日、わかった。
沼津市などによると、同社が求めていた市の新年度の補助金増額は見送られたが、利用客の需要に合わせて不定期便などを導入し、同社の増収を図ることで折り合いが付いたという。
同航路は戸田地区住民の「生活の足」であると同時に、船上から富士山が望めるため、首都圏の観光客の人気も高い。しかし、毎年赤字続きのため、戸田運送船は2005年度以来、市から年1500万円の補助金を受けている。
11年度は東日本大震災の影響もあり4〜9月の利用客が4割減少。同社は昨年11月、「補助金が現状のままでは事業継続は不可能」と、補助金増が無い場合は今年度末で撤退すると表明した。これに対し、戸田地区の住民や観光関係者らが12月、住民の半分に当たる約1600人分の署名を添え、市に存続を要望していた。
航路の観光資源としての価値を重視する市は、苦しい財政事情から補助金増額はできないものの、航路を維持する方法がないか同社と協議。その結果、補助金の額を維持したまま、現在の1日4往復を2往復に減便し、季節や曜日など、利用客の需要に応じて不定期便を運航することで、航路を維持することになった。
(2012年2月8日 読売新聞)
247
:
チバQ
:2012/02/21(火) 23:19:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120214-00000241-mailo-l33
宇高航路:存続を 玉野市長、知事あて要望書 /岡山
毎日新聞 2月14日(火)14時17分配信
玉野市の黒田晋市長は13日、県庁を訪れ、宇高航路の存続を国に働きかけるよう求めた石井正弘知事あての要望書を、平出純一・県土木部長に手渡した。
要望書は、国土交通省が示した本州四国連絡道路の料金を一般高速道路と同じ料金体系とする値下げ案などを受け、「存続問題の最大原因は高速道路や本四架橋の引き下げ措置によるものであり、国による抜本的かつ緊急の対策が不可欠」と指摘。県に対し、恒久的な存続のための支援策や公平でバランスの取れた総合的な交通政策への転換を国に求めるよう要望している。
黒田市長は「通行料金が下がることに異論はない。しかし瀬戸大橋は台風などでの通行止めや、特殊車両は通れないなどの問題もあり、代替路線としてのフェリーは必要だ」と訴えた。これに対し平出部長も「現在国と議論しているのは料金問題だが、さまざまな形で存続問題も伝えたい」と応じた。
黒田市長は「国策で通行料金を下げるのなら、代替輸送にも国が方策を考えてバランスを取るべきだ」と話した。【江見洋】
2月14日朝刊
248
:
チバQ
:2012/02/21(火) 23:19:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120214-00000195-mailo-l28
たこフェリー:乗り場に貸し駐車場、あすから営業 再開めど立たず暫定利用 /兵庫
毎日新聞 2月14日(火)12時56分配信
運航を休止している「明石淡路フェリー」(たこフェリー)の明石港乗り場(明石市中崎2)に、乗用車99台を収容する貸し駐車場が設置された。フェリー再開のめどが立っていないことから、乗り場を所有する「明岩海峡フェリー」が暫定的な利用を決めた。15日から営業する。
明岩海峡フェリーはかつてフェリーを運航していたが、現在は財産保全会社となり、00年から運航を受け継いだたこフェリーに乗り場用地を貸していた。しかし、運航休止(10年11月)翌年から賃貸料が支払われておらず、一方で土地の固定資産税が年間約1000万円と負担となっていることから活用法を検討していた。
運航再開時に乗り場としての再使用を明石市が要望しており、再開された場合でも対応しやすい貸し駐車場に決めた。乗り場(約8500平方メートル)の約6割のスペースを民間駐車場運営会社に貸与する。10年度から明石観光協会に貸与している大型観光バス駐車スペース(10台分)は継続する。
明岩海峡フェリーの一色範彦社長は「恒久的な活用方法はたこフェリーの動向を見極めて決める。有期限の活用で少しでも赤字を減らしたい」と話した。【南良靖雄】
〔神戸版〕
2月14日朝刊
249
:
チバQ
:2012/02/28(火) 21:52:13
>>165
>>169
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201202260003.html
下関―韓国光陽フェリー運休
下関市と韓国・光陽市を結ぶ定期フェリー「光陽ビーチ」が1月末から運休していることが24日、分かった。運営会社の光陽フェリー(光陽市)が経営難に陥り、運転資金の調達が困難となった。
同社の日本側代理店や下関市によると、光陽フェリーは昨年1月に就航。年間6万人程度の利用を目指したが、東日本大震災の影響などで韓国人旅行客の利用が伸び悩み、1年目の利用客が約3万3千人にとどまったことが経営を圧迫した。
光陽市に近い麗水市で5月から国際博覧会(麗水万博)が開かれる。日本人旅行客の増加が期待できることから、光陽フェリーは光陽市と協力して新たな出資を呼び掛けており、4月1日の運航再開を目指しているという。
250
:
チバQ
:2012/03/11(日) 11:12:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120310-00000097-jij-bus_all
三光汽船、私的整理へ=事業再生ADRを活用
時事通信 3月10日(土)13時0分配信
中堅海運会社の三光汽船(東京)が、私的整理の一種である「事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)」を活用し、経営再建を目指す方向で最終調整していることが10日、分かった。海運不況や原油価格の高騰で資金繰りが悪化していた。
三光汽船は1985年に会社更生法の適用を申請。負債総額5200億円と、当時としては戦後最大の企業倒産となった。98年に会社更生手続きを終え、事業を継続していたが、再び業績が低迷。2011年3月期は連結純損益が141億円の赤字となっていた。
251
:
チバQ
:2012/03/11(日) 11:12:49
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120310/biz12031001370000-n1.htm
三光汽船、私的整理へ 戦後最大の破綻会社、再び苦境に
2012.3.10 01:37
中堅海運会社の三光汽船(東京都千代田区)が、第三者機関の「事業再生ADR」を活用し、金融機関による支援で再建を目指す私的整理に入る方針を固めたことが9日、分かった。週明け12日にも発表する。世界的な海運不況に加え、円高や原油高騰の影響で資金繰りが悪化した。同社は昭和60年に会社更生法の適用を申請し、負債総額5200億円と当時としては戦後最大の経営破綻となった。
同社は平成10年に更生手続きを完了し、事業を縮小して業務を続けてきた。しかし、再び苦境に陥り、平成23年3月期決算では、141億円の最終赤字を計上していた。海運業界では、コンテナ船の供給過剰で運賃が大幅に下落し、大手海運会社も軒並み最終赤字となっている。
ADRは経営不振に陥った企業が、事業を継続しながら再建を目指す私的整理の手法の一つ。法的整理に比べて手続きの期間が短く、早期の再生が可能。ただ、すべての取引先の金融機関の同意が必要で、調整が難航する可能性もある。
252
:
チバQ
:2012/03/14(水) 22:09:08
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001203140001
寂しい別府初寄港/韓国クルーズ船
2012年03月14日
別府に初寄港した韓国クルーズ船「クラブハーモニー」=別府市の別府国際観光港
韓国のクルーズ船「クラブハーモニー」(2万5558トン)が13日、別府国際観光港に初寄港した。ただ、乗客定員1千人に対し、韓国からの乗客は99人と寂しい初寄港となった。
ハーモニー号は12日に韓国・釜山を出港し、福岡に次いで別府に寄港した。午前7時ごろ、三味線の演奏に迎えられ着岸した。乗客の約半数が早速、バス2台で湯布院や温泉体験といった観光に出かけた。
船上では歓迎式があり、別府市の浜田博市長が「別府市は韓国木浦市と姉妹都市になっており、別府寄港に縁を感じる。乗客のみなさんに楽しく過ごして頂きたい」とあいさつ。船会社のハーモニークルーズ社(韓国ソウル市)を代表してイ・ヒョンシク船長が「温かいおもてなしに感謝する。多くの韓国人が訪れるようご協力を」と話した。
乗客が少なかった点について、イ船長は「日本向けクルーズは始まったばかりでPRが万全でなく、韓国の新学期と重なったことも響いた」と述べた。27日の2回目の乗客は約800人の見通しと説明した。
韓国からの日本向け観光クルーズは2月にスタートした。別府初寄港は2月7日の予定だったが、船会社の都合で遅れ、寄港回数も当初の年6回から4回になった。(尾立史仁)
253
:
チバQ
:2012/03/22(木) 21:56:00
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201203180117.html
木江―宮浦航路を廃止へ
愛媛県今治市の大三島ブルーライン(赤尾宣宏社長)は、10月1日をめどに広島県大崎上島町の木江港と今治市大三島町の宮浦港を結ぶ航路を廃止する。木江港を経由して宮浦港と今治港を結ぶ航路も縮小。木江―今治間の運航へと変更したうえで、快速船を廃止してフェリーに一本化する。利用者低迷や燃料油価格の高騰などで航路再編を迫られた。
木江―宮浦間は現在、フェリーと快速船が計1日5往復している。2010年の輸送実績は旅客1万2534人だったが、11年は8855人に落ち込んだ。車両は横ばいだった。島の少子高齢化などが原因とみられる。
宮浦―今治間はフェリーが1日2往復、快速船が同3往復している。木江―今治間に航路を短縮し、フェリーのみ1日1・5往復とする。
254
:
荷主研究者
:2012/03/31(土) 19:18:49
http://www.logistics.jp/headlines/20120216-001.html
2012年02月16日 物流ニッポン
関門海峡フェリー廃止
重量物、海渡れず、福ト協・山ト協、緩和措置要望へ
北九州小倉北区日明港と山口県下関市を結ぶ関門海峡フェリーが昨年11月30日に運航を取りやめたことで、重量物輸送に支障が出ている。関門橋と国道2号関門トンネルには、それぞれ通行制限が設けられており、総重量44トンを超える特殊車両は総重量60トンまで乗船できる関門海峡フェリーを利用していた。福岡県トラック協会の重量部会(木村修一部会長)と山口県トラック協会の重量部会(大嶋鉄雄部会長)は、全ト協に通行制限緩和措置を念頭に要望活動を検討。全ト協は3月末までに関係行政に対し、関門橋とトンネルの通行制限緩和を含め、全国的な緩和措置を求める要望書を提出する見通しだ。
255
:
名無しさん
:2012/04/02(月) 21:31:47
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=39546
種子屋久高速船が開業 2社統合、安定経営誓う
(2012 04/01 22:00)
種子屋久高速船会社の開業を祝いテープカットする関係者ら=1日午前7時10分、鹿児島市本港新町の高速船ターミナル 岩崎、市丸両グループが設立した新会社「種子屋久高速船」が1日、種子屋久航路での高速船事業を開始した。鹿児島発着ダイヤはこれまでの計11往復から2往復減り、9往復となった。料金は据え置いた。
第1便が鹿児島市の鹿児島港から種子島、屋久島に向けて出発するのに合わせて鹿児島港で開業式があり、市丸隆二郎社長は「安全、安心で快適な船旅をこれまで以上に提供したい」とあいさつ。西之表市の西之表港でも式典があり、両グループの関係者らが安全運航と安定経営を誓った。年間利用客80万人、売上高40億円を目指す。
同航路は、市丸グループのコスモラインが参入した2004年以降、両社が値下げ合戦などで激しく競合し、赤字が続いていた。収支改善と安定的な航路維持のため、統合に踏み切った。
256
:
チバQ
:2012/04/08(日) 18:49:44
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201204080072.html
離島航路に定期フェリー就航シェアする
福山市鞆町と離島の走島を結ぶフェリー神勢(じんせい)丸の就航式が7日、鞆港であった。車を積める定期航路は初めて。島民は高齢化が進む島の生活利便性の向上や観光振興に期待をかける。
式典には鞆、走島両町の自治会や走島汽船などから約60人が参加。堀径扇副市長が「島での生活がより快適になる。観光客の増加や島と本土の交流活性化も期待したい」とあいさつした。
走島には310世帯667人が暮らす。町の高齢化率は市内最高の約53%(3月末現在)。島民はこれまで墓石や建材、大型家電を運ぶ際、個人で船をチャーターしていた。
神勢丸は全長33・16メートル、定員192人。乗用車は4台程度積める。車いすで利用できるようバリアフリー化もした。鞆港―走島港間は30分。料金は従来通り550円で、車は1800〜6千円。1日5往復する。
【写真説明】フェリーの就航を喜ぶ式典参加者
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