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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ
1
:
とはずがたり
:2008/11/01(土) 06:18:51
地方路線の廃止問題,要らない空港,ハブ空港整備,航空会社再編等話題豊富な空のスレ。
公共交通綜合スレとなってた鉄道スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/
から満を持して独立します。
飛行機製造に関しては引き続き重工スレへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1136692559/l40
4311
:
チバQ
:2013/04/14(日) 00:01:11
これで死者でなかったのは凄いなあ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130413/asi13041318290003-n1.htm
バリで旅客機が海に墜落、死傷者情報なし
2013.4.13 18:27 [航空事故・トラブル]
13日、インドネシア・バリ島デンパサール沖で、海に突っ込んだライオン・エアの旅客機(インドネシア警察提供・AP)
インドネシアの警察によると、バリ島デンパサール沖で13日、地元航空会社ライオン・エアの旅客機が着陸に失敗し、海に突っ込んだ。地元メディアによると、海面に姿を見せている機体は、後部が折れたように破損しているが、死傷者が出ているとの情報はない。在デンパサール日本総領事館によると、旅客機に日本人が搭乗していたとの情報はこれまでのところない。
警察などによると、旅客機はボーイング737で100人以上が搭乗。ジャワ島バンドンを同日午後に出発し、デンパサールへ向かっていた。着陸の際、滑走路をオーバーランし海に落ちたとの情報もある。
2000年に旅客機1機で創業したライオン・エアは急成長しており、現在は国内便を中心に運航している。(共同)
4312
:
チバQ
:2013/04/14(日) 10:40:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130414-00000011-mai-soci
<成田空港>午後11時台の離陸認める 急病人で基準初適用
毎日新聞 4月14日(日)8時30分配信
成田国際空港会社(NAA)は13日、成田空港の深夜離着陸制限を解除し、急病の乗客が出たアラブ首長国連邦のエミレーツ航空319便(成田発ドバイ行き)に対して午後11時台の離陸を認めた。従来は欠航となるケース。空港周辺9市町の同意を得て3月31日から「やむを得ない理由」に限って基準が緩和されており、初めて新基準を適用した。
NAAによると、同便は離陸のため午後9時53分に搭乗ゲートを離れたが誘導路上を走行中に急病人が出たため、同10時35分に搭乗ゲートへ戻って乗客を搬送。同11時14分に離陸した。
成田空港は78年の開港以来、騒音対策のため緊急時を除いて午後11時から午前6時の離着陸を制限。空港の国際競争力強化のため基準を緩和していた。【早川健人】
4313
:
チバQ
:2013/04/14(日) 11:27:22
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/04/14/2013041400159.html
韓日航空路線、LCC中心に再編進む
昨年はシェア13%に上昇
国際線でも格安航空会社(LCC)のシェアが高まる中、韓日間の航空路線はLCC中心に再編が進み、両国のLCCがしのぎを削っている。一方で、大手航空会社では需要減などを理由に運航休止や便数削減が相次いでいる。
■済州航空、7月4日に成田就航
済州航空は7月4日から仁川−成田線を毎日2往復運航すると発表した。全日本空輸(ANA)とアジア最大のLCCであるエアアジアの合弁会社、エアアジア・ジャパンは今月26日に仁川−名古屋線に参入する。日本初のLCC、ピーチ・アビエーションも9月から釜山−大阪線に就航する。
2011年から仁川・釜山と成田を結ぶ便を運航してきたイースター航空、エアプサンも増便を検討している。現在定期路線ベースで、韓国と日本を結ぶLCC路線は成田、名古屋、大阪、福岡など7都市、10路線で、便数は週167便まで増えた。
韓日路線でLCCの利用客は4年前の2009年には12万人で、通常の航空会社の993万人に比べると1%にすぎなかった。しかし、昨年のLCC利用客は150万6000人で13倍に増え、韓日路線全体に占めるシェアは13.1%に上昇した。
これに対し、大手航空会社のシェアは95.4%から84.5%へと10.9ポイントも低下した。人気路線の大阪線では昨年、LCCのシェアが24.7%に達した。
■JAL、ANAが韓日路線縮小
大手航空会社は韓日路線の運航中止を相次いで決めている。ANAは先月、仁川−成田線から撤退したのに続き、5月31日まで週7便運航する仁川−大阪、仁川−名古屋線も運航を一時休止することを明らかにした。日本航空(JAL)は週14便運航している金浦−大阪線を週7便に減便する。
主な原因は円安だ。円安で韓国を訪れる日本人観光客が減少したことで、日本の航空会社は韓国の航空会社よりも相対的に大きな影響を受けた。
成田、名古屋へは、ANAの子会社であるエアアジア・ジャパンが運航中または就航予定で、ANAの撤退は路線重複を避けるための戦略的な選択とも受け止められている。
利用客のトレンド変化も一因だ。景気低迷で金銭的に余裕はないが、海外旅行には行きたいという客層がLCCを選んでいるためだ。
韓国の大手航空会社も韓日路線を縮小する動きを見せている。大韓航空は3月31日から仁川−函館線を休止した。2日からは仁川−長崎線を10月まで休止する。仁川−成田線も減便する計画だ。
航空業界関係者は「これまで韓国の大手航空会社はLCCの攻勢に対し、既存の韓日路線の宣伝を強化したり、便数を増やしたりすることで対応してきた。しかし、今年下半期にはJAL系のジェットスター・ジャパンの就航などが予定されており、韓日路線でLCCのシェアは今後も高まるとみられる」と語った。
辛殷珍(シン・ウンジン)記者
4314
:
チバQ
:2013/04/14(日) 12:10:07
>>4312
この場合、旧基準だったらどうなってたんだろ?
そのまま飛び立って、急病人はドバイまで?
欠航になっちゃう?
とりあえず、飛び立って関空あたりで下ろしてくのかな?
4315
:
チバQ
:2013/04/14(日) 12:11:47
>>4313
13%のうちの1人はワタクシです。
4316
:
チバQ
:2013/04/15(月) 22:57:32
>>4311
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2938983/10582376
インドネシア航空機の着陸失敗、直前に「集中豪雨」 乗客が証言
2013年04月15日 21:12 発信地:ジャカルタ/インドネシア
【4月15日 AFP】13日にインドネシアのバリ(Bali)島の空港でライオン・エア(Lion Air)の旅客機が着陸に失敗し、海に突っ込んだ事故について、旅客の1人が15日、突然の暴風雨で空が「まるで夜のように」見えたと語った。事故では乗客108人のうち数十人が負傷したが死者は出なかった。
フランスのビジネスマン、ジャン・グランディー(Jean Grandy)さん(49)は、AFPの取材に「最終着陸態勢は良かった、しかし突然、雲に包まれた。水が滝のように注ぐ集中豪雨だった。雨は2、3分で止んだ。まるで夜のようだった。その直前まで太陽が降り注いでいたのにもかかわらず」と述べた。
事故の原因が機長のミスにあるという説や、ボーイング(Boeing)の新型737-800に問題があるとの説もあるが、グランディー氏の証言は一部専門家が主張していた異常気象による事故という説を補強するものだ。
グランディー氏によると、海に突っ込む前にエンジンの一部が動作しなくなり、航空機が旋回したという。
グランディー氏の座席は、機体の割れた部分に近かった。そのためすぐに避難することができ、救助隊が到着するまでの間に数人の救助を行うことができたという。
「乗員は極めて優れていた。彼らは責任を持って、全員が機内から避難するまでその場を立ち去らなかった」
グランディー氏は今後もライオン・エアを使い続けるという。次のフライトは17日のバリ発ジャカルタ(Jakarta)行きだ。(c)AFP
4317
:
チバQ
:2013/04/16(火) 19:55:42
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20130416-OYS1T00319.htm
佐賀空港、韓国・ジンエアーの就航白紙
九州経済
佐賀県は15日、佐賀―韓国・仁川国際両空港間の定期便の就航について、韓国の格安航空会社(LCC)の「ジンエアー」と交わしていた意向書を白紙とし、代わって韓国のLCCの「ティーウェイ航空」と意向書を16日に締結すると発表した。就航時期や便数は今後、調整する。
県と大韓航空の子会社ジンエアーは2月に意向書を交わし、今夏から週3往復の就航を目指していた。県は空港使用料などの3年間の補助を決め、今年度分の3800万円を当初予算に計上した。
しかし、ジンエアーは「親会社の要請」として補助金の上積みを県に求める一方で、今月4日、仁川―長崎線の就航を発表した。このため県はティーウェイに就航を働きかけ、大筋合意した。
(2013年4月16日 読売新聞)
4318
:
チバQ
:2013/04/17(水) 20:02:59
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20130416rky00m020004000c.html
海外客:最高38万人 LCC、新路線効果 /沖縄
2013年04月16日
県が15日発表した2012年度(12年4月−13年3月)の入域観光客数は、前年度比7・2%増の592万4700人となり、08年度の593万4300人に次ぐ過去2番目の高水準となった。そのうち海外客は26・9%増の38万2500人で過去最高を記録した。格安航空会社(LCC)の沖縄路線への新規参入が相次いだほか、海外航空路線の新規開設や大型クルーズ船の寄港などもあり、総数を押し上げた。
海外新規路線は台湾の台中−那覇、台北−那覇、韓国のLCCジンエアーによるソウル−那覇の3路線が開設され、提供座席数も大幅に増えた。国・地域別では台湾が29・2%増の14万9400人で最多。韓国が73・5%増の4万5100人、中国本土は32・4%増の5万8900人。
国内観光客は、ジェットスタージャパン、エアアジア・ジャパン、ピーチ・アビエーションの国内LCC3社が7〜10月にかけて沖縄と成田、関西を結ぶ路線に相次いで就航し、新たな需要開拓が進んだ。
内訳は東京方面が7・6%増の277万5100人。関西方面は1・3%増の102万5700人、福岡が1・5%増の69万7000人、名古屋が3・8%増の45万4000人、そのほかが15・5%増の59万400人となった。
県文化観光スポーツ部は「尖閣諸島をめぐる中国との関係悪化や大型台風の襲来がなければ、600万人を超えた」と分析。13年度の見通しについて「韓国客の増加などで目標値に掲げる630万人達成を目指したい」と意気込んだ。
一方、13年3月の入域観光客数は、前年同月比6・7%増の56万8900人。LCCの誘客効果や新石垣空港の開港が奏功した。
(琉球新報)
4319
:
チバQ
:2013/04/17(水) 23:00:13
http://www.j-cast.com/2013/04/17173358.html
成田着陸、大韓航空の珍妙な弁明 煙出ても「緊急着陸」ではないのか
2013/4/17 18:40
韓国から米国に向かっていた大韓航空機が太平洋上で不具合を起こし、予定を変更して成田空港に着陸した。
このことを日本メディアは「成田空港に緊急着陸した」と報じたが、どういう訳か、大韓航空は韓国メディアに対して「緊急着陸ではない」と釈明した。いったい、どのような理屈なのか。
客室中央部付近のギャレーから煙が出る
問題を起こしたのは、ソウル(仁川)発ロサンゼルス行きのKAL011便(ボーイング777-300ER型機)。国土交通省の発表によると、2013年4月14日20時13分(日本時間)に仁川空港を離陸し、1時間半後の21時40分頃、成田空港の北東約180キロ、高度約7600メートルの地点で、客室中央部付近のギャレーから煙が一時的に発生した。
そのため、航空交通管制上の優先権を申請し、目的地を成田空港に変更。22時6分に同空港に着陸した。乗員23人と乗客265人にけがはなかった。乗客は成田周辺のホテルに宿泊し、翌4月15日に代わりの便でロサンゼルスに向けて出発した。
国土交通省によると、一連の出来事は、当初の目的地を変更したりする「イレギュラー運航」には該当するが、煙の発生が一時的で火災発生の痕跡がなかったことから、「重大インシデント」にはあたらない。
日本メディアは、この成田空港への着陸を「緊急着陸」と報じたが、4月15日の韓国メディアによると、大韓航空側はこの事実を否定しているようだ。韓国の通信社「ニュース1」によると、大韓航空側は、
「緊急着陸は、これ以上の運航をすることができないほどの致命的な欠陥がある場合に簡素な手続きに従うか、手続きなしで着陸すること」
と主張。今回のイレギュラー運航は、通常の日本側の手続きに従った「回航」に過ぎないとした。
国土交通省「『緊急着陸』の法令上の定義はない」
実は、「緊急着陸」という用語の定義は、はっきりしないようだ。国土交通省によると、この「緊急着陸」は一般的な用語に過ぎず、行政文書に登場するわけではないことから、「法令上の定義はない」のだという。
そこで参考になりそうなのが、これまでに「緊急着陸」という言葉がどのような文脈で使われてきたかだ。例えばボーイング787型機が世界的に運航停止になるきっかけになった1月16日の事故では、全日空(ANA)が発表資料の中で
「ANA692便は山口宇部から羽田に向けて運航中に、香川県上空30000フィート付近(08:27ごろ)で操縦室にて電気系統関連のメッセージを複数確認し、操縦席および客室にて異臭がしたため高松空港に緊急着陸を行いました」
と「緊急着陸」という単語を使っている。このとき、ANA機が高松空港に着陸したのは8時47分なので、異常発生から20分後に着陸したことになる。
一方、今回の大韓航空機で異常発覚から着陸までにかかった時間は26分で大きな差はない。さらに、大韓航空機では煙に加えてゴムのような異臭がしたことも報じられており、ANA機と比べて事態の切迫度が大きく異なるとは考えにくく、大韓航空の弁明意図は理解しにくい。
4320
:
チバQ
:2013/04/17(水) 23:25:00
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130417-OYT1T01104.htm?from=blist
日航の旅客輸送、国際・国内線で増加に転じる
日本航空が17日発表した2012年度の旅客輸送実績は、国際線が前年度比9・9%増の752万5038人となり、8年ぶりのプラスだった。
世界的な景気回復期待からビジネス需要が好調で、東南アジア線が20・6%増、米国を中心とする太平洋線も8・8%増と大きく伸びた。
一方、沖縄県尖閣諸島を巡る日中関係の冷え込みが響き、中国線は4・4%減の111万6295人だった。
国内線は同3・6%増の3002万440人で、6年ぶりに増加に転じた。
(2013年4月17日20時40分 読売新聞)
4321
:
チバQ
:2013/04/19(金) 20:52:37
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2439901.article.html
ジンエアー誘致、警戒甘く 知事定例会見
古川康佐賀県知事は18日の定例会見で、韓国の格安航空会社(LCC)ジンエアーと大筋合意していた佐賀−ソウル線の就航計画が親会社大韓航空の意向で白紙になったことについて、「(大韓航空が)長崎線の運休を決めたとき、ジンエアーが代わりに就航する事態を予測すべきだった」と述べ、LCCを誘致する際のリスク警戒が不十分だったとの認識を示した。
■LCCソウル便
−ジンエアーとの意向書が白紙撤回された。どう受け止めているか。
知事 意向書は代表権を持つ者同士が交わす重みのあるものだが、親会社の意向が優先された。残念としか言いようがない。長崎便運休の情報はつかんでいたが、将来の予測につなげることはできなかった。LCCは親会社の意向が反映されやすいことを学んだ。(ティーウェイ航空との)新たな意向書では親会社によって方針が変わることはないと確認している。
■原発新規制基準
−原子力規制委員会が新たな規制基準案をまとめた。どう評価しているか。
知事 福島の事故を踏まえ、専門的観点からの知見を基につくられたと思う。ただ、緊急時対策で既存施設が代用可能なのかなど、詳細な点が分かっていない。今後、より実務に近い部分が分かってくると思うので、しっかり見ていきたい。
■主権回復の日
28日にある政府主催の「主権回復の日」式典をめぐっては、沖縄県だけでなく、佐賀でも反対の声がある。出席を決めた理由は。
知事 沖縄県は副知事が出席することになっており、少なくとも行政府としては、式典に一定の理解を示したものと捉えている。式典が行われることで、沖縄の歴史をあらためて知る機会にもなる。この日を祝うためではなく、沖縄をはじめ、未解決の問題があることを心に刻むために出席する。
2013年04月19日更新
4322
:
チバQ
:2013/04/20(土) 12:28:24
896 名無しさん@お腹いっぱい。 2013/04/20(土) 08:31:52.85 ID:09pa9MW/0
GW予約状況(4月26日~5月6日)
○ピーチ
国内線 提供座席数 75240席 予約数55077人 予約率73.2%
国際線 提供座席数 23760席 予約数17309人 予約率72.8%
○ジェットスター・ジャパン
国内線 提供座席数 95040席 予約数54177人 予約率57.0%
○エアアジア・ジャパン
国内線 提供座席数 35640席 予約数20604人 予約率57.8%
国際線 提供座席数 11880席 予約数 6077人 予約率51.2%
ソースは日経プレスリリースから
4323
:
荷主研究者
:2013/04/21(日) 12:29:50
http://www.minyu-net.com/news/news/0319/news12.html
2013年3月19日 福島民友ニュース
「福島−上海線」撤退へ 中国東方航空が方針固める
東日本大震災直後から福島空港・上海線の運航を停止している中国東方航空(上海)が、福島空港から定期路線を撤退する方針を固めたことが18日、分かった。同社東京支店は福島民友新聞社の取材に対し、本社側の意向として「撤退は決定している」とした。東京電力福島第1原発事故の影響に加え、尖閣諸島問題をめぐる日中間の関係悪化を背景に、定期路線を再開しても集客は見込めないと判断したとみられる。県は新たな就航先や乗り入れ航空会社の開拓など対応を迫られる。
定期路線の撤退について県観光交流局は「現段階で情報は入っていない」とした。情報収集を急ぐとともに、中国政府や同社に渡航規制の緩和や定期路線再開の要請を継続する方針。
4324
:
チバQ
:2013/04/21(日) 22:00:45
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130421/bsd1304210921000-n1.htm
「787運航再開」に歓迎の声 (1/2ページ)2013.4.21 09:20
運航停止中の米航空機大手ボーイング787型機をめぐり、米連邦航空局(FAA)は19日、ボーイングのバッテリー改善策を承認したと発表した。事実上の運航再開許可にあたり、FAAは近く運航再開を認可する見通し。全日本空輸、日本航空は6月にも787で営業運航を再開できるめどが立ち、旅行代理店やメーカーなど関連業界には歓迎の声があがった。
787は全日本空輸が17機、日本航空が7機を導入しており世界のほぼ半分を占める得意先。両社とも「最新技術を取り入れた燃費性能の良い中型機。再開は顧客の利便性にかなう」と歓迎。日航は「状況が前進した」(担当者)として、2月の就航を延期していた成田−ヘルシンキ線の実現に向け、検討を本格化させる構えだ。
欠航などにより、全日空は1月に14億円の減収となり、予備の機材をやりくりするなどの対応を迫られた。日航も1〜3月で計11億円の減収となった。本来、燃費性能に優れた787の運航で節約できたコストもかさんでいた。
旅行代理店では、かき入れ時の夏休みを前にした再開を歓迎。運航停止が長引けば便数が不足し、お盆の帰省ラッシュで予約が取れない、といった事態が起きる可能性があった。今後は、トラブルによる不安を払拭するため、「安全管理は徹底してほしい」(大手旅行代理店)という要望があがった。
787の製造に参加する日本企業の業績への大きな影響も避けられそうだ。ボーイングは運航停止後も生産を停止せず、各社とも生産を継続していた。主翼を製造する三菱重工業の民間航空機事業の売上高は約1500億円で、大部分をボーイング向けが占める。同社の生産計画に基づき、3月までに月産を5機から7機に引き上げていた。運航再開を受け「今年末までに10機体制としたい」という。
発煙トラブルのあったバッテリーに搭載されたリチウムイオン電池を製造していたジーエス・ユアサコーポレーション(GSユアサ)によると、今回承認された改良後の新バッテリーも、リチウムイオン電池が同社製という。また同社関係者によると、「新しいリチウムイオン電池は従来品に比べて頑丈にして、より強固なバッテリーを完成させた」とし、事故の原因究明については「これまで通り協力する」姿勢という。
4325
:
チバQ
:2013/04/23(火) 21:34:11
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013042300495
空のダイヤ、全米で混乱=強制削減で管制官不足
【ニューヨーク時事】ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市を中心に、全米の主要空港で22日、発着便の遅延や欠航が相次いだ。航空会社は、強制歳出削減の発動に伴う航空関連の連邦職員の削減が原因と一斉に非難。強制削減をめぐる与野党協議の難航が、空のダイヤの大規模な混乱を招いた格好だ。
米メディアによると、米連邦航空局(FAA)は前日から、約1万5000人の航空管制官について2週間ごとに1日を無給の一時帰休とする措置をスタート。同時に監視可能な便数も減ったため、過密ダイヤを組むニューヨークなどの空港で最大数時間の遅延や欠航につながった。(2013/04/23-14:16)
--------------------------------------------------------------------------------
4326
:
チバQ
:2013/04/23(火) 22:43:06
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/460328.html
格安の翼100万人突破 LCC新千歳就航1年1カ月 参入次々リピーターも増加(04/23 10:00)
国土交通省新千歳空港事務所は22日、同空港発着の格安航空会社(LCC)の累計利用客数が4月はじめに100万人を突破したと発表した。昨年3月1日にピーチ・アビエーションが関西線に初就航してから1年1カ月。成田、中部を合わせた就航全3路線利用客のうち約4割がLCCを選んでいる。繰り返し搭乗するリピーターも増え、道内観光を下支えする存在に育ったと言えそうだ。
LCCはサービスの簡素化などで、大手通常料金より大幅に安い運賃を実現した航空会社。新千歳空港にはピーチのほかジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンの計3社が就航している。
当初3万人前後だったLCCの月間利用者数は今年1月から10万人を超えた。3月までの累計利用者数は99万1132人。各社は利用者数を公表していないが、同事務所は「4月3日ごろに100万人を超えたのは確実。半分は既存航空会社から移った客とみられるが、残り半分は新規利用客だろう」と分析。「このペースでいけば今夏には200万人を超える」と予想する。<北海道新聞4月23日朝刊掲載
4327
:
チバQ
:2013/04/23(火) 23:18:20
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130423/plt1304230711001-n1.htm
B787運航再開へ 国内主要航空会社の機種「偏向」のナゾ2013.04.23
連載:永田町・霞が関インサイド
近く、運航再開が認可されるB787【拡大】
米連邦航空局(FAA)が、バッテリートラブルが相次いで運航停止を余儀なくされた米ボーイング社の新型機B787の運航再開を月内にも認可する方針だという。
筆者は1月15日夜、パリ・シャルル・ドゴール空港発の全日空(ANA)206便に乗り、翌日午後、成田空港に帰国した。同便がB787運航停止決定前の最終便だった。
FAAなど責任ある機関が「安全」を確認したのであれば、運航再開に異論をはさむつもりは毛頭ない。事実、全日空は国内線と国際線、そして、日本航空(JAL)は国際線の6月からの営業運航再開を前提に、既にオンライン予約を受け付けている。
筆者が関心を抱くのは、「週刊ポスト」(4月26日号)も取り上げていたが、国内の主要航空会社2社が国際、国内線に使用する機種に「偏向」が見られるのではないかということである。
世界の主要航空会社は、米ボーイング社か、欧州のエアバス社が製造する航空機を使用している。B787のライバル機は、エアバス社のA350である。
現在、小型機から大型機まで保有する100機超すべてがボーイング社製のJALが、A350の導入を検討していると、日本経済新聞(3月24日付朝刊)が報じた。
同紙によると、2017年以降に20機程度導入し、現行の大型機B777の後継機として欧米路線に投入する計画だという。ボーイング一辺倒に変化の兆しか、と航空関係者の注目を集めた。
今年1月のFAAによる運航停止指示までは、ANAがB787を66機発注・17機運航し、JALが45機発注・7機運航していた。
他の主要エアラインを見てみると、ボーイング社のおひざ元の米ユナイテッド航空は50機発注・6機運航、アメリカン航空が42機発注・0機運航であり、カナダ航空は37機発注・0機運航、アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空が41機発注・0機運航というのが現状である。
要は、なぜか日本の航空会社はB787の導入と、早期運航に極めて積極的だということだ。
そして、使用機材比率について、次のようなデータがある。
ユナイテッド航空、B(=ボーイング社)78%、A(=エアバス社)22%。シンガポール航空、B57%、A43%。トルコ航空、B42%、A58%。ルフトハンザ航空、B13%、A71%。
機材調達先の分散化は世界の常識なのだ。JALのB100%は、どう考えても普通ではない。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)
4329
:
チバQ
:2013/04/24(水) 22:33:33
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130424/mcb1304240504006-n1.htm
カンボジアの空“競争時代” ロイヤル・グループ、新航空会社を設立 (1/2ページ)2013.4.24 08:00
カンボジアの航空市場が競争の時代に突入する。現地紙プノンペン・ポストによると、地場複合企業のロイヤル・グループは、フィリピンで最大企業グループのサンミゲルが49%を出資するフィリピン航空(PAL)と合弁会社の設立に合意し、新航空会社のカンボジア航空を立ち上げた。出資比率はロイヤルが51%、PALが49%で、今年10月の就航を目指す。
カンボジアの航空市場は、これまで国際線の乗り入れを除いて外資系航空会社の参入がなく、国内線分野はカンボジア・アンコール航空の独占市場だった。
そのため、運賃の見直しなどサービス向上はほとんど手つかずで、国内外の観光客が増加する中、国内線の年間利用者数は2008年の17万人から昨年までに15%程度減少したとみられている。
カンボジア航空の登場はこうした状況に風穴を開け、競争による運賃価格の引き下げやサービス向上を実現すると期待を集めている。
ロイヤル・グループのキット・メン会長は「雇用を創出し、国外からの投資を呼び込み、航空市場を活性化してカンボジア経済の発展に貢献する」と意気込みを語った。
同社は当面、格安便ではなく通常便に注力し、首都プノンペンと北西部シエムレアプ、南部シアヌークビルを結ぶ路線で運航を開始する予定。
以降は、西部バタンバン、北東部ラタナキリ、東部モンドルキリなどに、路線を順次広げていきたいとしている。来年はPALとの提携関係を生かして長距離国際線への進出も目指す方針だ。
同国では初となる航空会社間の競争について、カンボジア航空幹部は「カンボジアの観光市場は急速に拡大している」と述べ、2社が健全な競争を進めつつ共存できる需要はあるとの見解を示した。(シンガポール支局)
4330
:
チバQ
:2013/04/25(木) 23:45:23
http://mainichi.jp/select/news/20130426k0000m020119000c.html
成田空港:発着、過去最高の21万回超
毎日新聞 2013年04月25日 22時50分
成田国際空港会社は25日、2012年度の成田空港の航空機発着回数が、前年度より13%増の約21万2千回で、過去最多になったと発表した。相次ぐ格安航空会社(LCC)の就航で、国内線が大幅に伸びたことなどが要因。年間20万回を超えたのは1978年の開港以来、初めて。
国内線の発着回数は69%増の約3万9千回。国際線は5%増の約17万3千回だった。国内外を合わせた航空旅客数は16%増の約3343万1千人で、歴代5位。(共同)
4331
:
チバQ
:2013/04/25(木) 23:46:07
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130425/dms1304251211011-n1.htm
羽田空港、GWピンチ! 駐車場満杯で飛行機遅延も2013.04.25
Tweet 羽田空港でゴールデンウイーク期間中、マイカーで来た乗客が駐車場が満杯で搭乗できず、飛行機の遅延につながる心配が出てきた。駐車料金値下げで利用が増え、工事でスペースも狭くなっているからだ。
母親と子供が先に降車し搭乗の手続きをしたが、車の父親が間に合わず、家族ごと搭乗キャンセル−。旅が台無しになるだけでなく、いったん機内に積み込んだ荷物を降ろさねばならず、他の客にも迷惑が掛かる。
羽田には国内線に4棟、国際線に1棟の駐車場ビルがあり、計約1万2000台分のスペースがある。国内線側は1日当たりの最大料金が2500円だったが、2010年10月に新設された国際線側が最大料金を1500円に設定、これに合わせ国内線側も同額に値下げしたことで、近隣駐車場を使っていた利用者が空港へ流れ、車を“連泊”させる人も増えた。
最近は週末でも全体の5割が夜通し埋まっており、連休中は7割に達しそう。さらに今年は国際線駐車場ビルの工事で約300台分が利用できない。駐車場の一部は予約可能だが、空港までの渋滞や空港付近の混雑で、なかなか駐車場内に入れない可能性もある。
国土交通省東京空港事務所は「今年は国内旅行が人気で、羽田は例年以上に混雑が予想される。余裕を持って空港に来てほしい」としている。
4332
:
チバQ
:2013/04/25(木) 23:48:21
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130422-OYT1T01063.htm?from=ylist
遅れるLCC「返上」なるか、時短に各社苦心
手荷物の持ち込みの制限について説明を受ける乗客=尾崎孝撮影 大型連休間近。旅客が増える季節に、格安航空会社(LCC)の課題となるのが「定時運航」だ。
もともとスケジュールがタイトなうえ、座席が狭くて着席に時間がかかるなどの条件が、遅延につながりやすい。関西空港が拠点の「ピーチ・アビエーション」はスムーズな搭乗のため、22日から荷物の機内持ち込みルールを厳格化。各社が離陸準備の時短に苦心している。
◆持ち込み限定
国土交通省によると、予定時刻から15分以内に駐機場を出発する定時運航(国内線)の率は、大手で95%前後。ピーチは、就航直後の昨年4〜6月は94%だったが、10〜12月は75%に。同社は、就航先の北海道などの悪天候や目標を上回る搭乗率のほか、客室での手荷物の積み込み時間も原因とみている。
大手と異なり、荷物を預けるのが有料のため、預けずにたくさん機内に持ち込もうとする人が続出。空いた棚を探すのに手間取るからだ。
約款では、持ち込める荷物は「身の回り品と、棚か座席下に置く荷物1個」。身の回り品の数を制限していなかったため、「どれも小さい荷物だから預ける必要はない」と、たくさん持って乗る客や、キャリーバッグ5個を持ち込んだ夫婦もいた。このため、同社は約款を改め、身の回り品も「1個まで」と明記した。
この日、ピーチ便が発着する関西空港第2ターミナルには、「(手荷物、身の回り品を合わせて)2個まで」とする看板が出た。保安検査場の入り口で注意を受け、荷物三つを二つにまとめた北九州市のヨガ教室経営女性(48)は「次は大きなカバンに詰めます」と話した。
(2013年4月23日09時00分 読売新聞)
4333
:
チバQ
:2013/04/27(土) 01:00:34
http://www.asahi.com/business/articles/OSK201304240037.html?ref=com_fbox_u
2013年4月24日18時1分
マレーシア、買い物「空路で気軽に」 (挑戦の空:1)
ランカウイ島の繁華街は、税金がかからず輸入品や日用品が安く買えるため、買い物客でにぎわっていた=マレーシア・ケダ州
マレーシア・クアラルンプール空港の国際線ターミナルからバスに乗ること20分。貨物地区を過ぎてようやく、格安航空会社(LCC)専用のターミナルが姿を見せた。
倉庫みたいな建物に、マクドナルドやスターバックスコーヒーが軒を連ねる。殺風景な周囲と対照的に、ここだけは朝市のような騒がしさだ。
2006年、東南アジアで初めてLCC専用施設として開業。アジア最大のLCC、エアアジアが拠点に使う。
2月下旬の週末、ここからエアアジアでマレーシア北西部のランカウイ島を目指した。搭乗日の最安運賃は片道114リンギ(約3750円)。大手のマレーシア航空は変更や払い戻しがしやすい同時間帯の正規運賃が309リンギなので、半額以下だ。
ランカウイ島の空港から中心部クア・タウンまでタクシーで20リンギ。パームヤシの木々を見ながら30分走ると、バッグや食器が並ぶ雑貨店が観光客でにぎわっていた。
クアラルンプールから訪れた事務員のイジューさん(32)は、自宅用の布や皿を買った。「税金がかからないので、都市部の約3分の2の値段で買える。LCCは安いので頻繁に来ることができる」とほほえむ。
ランカウイ島は政府が観光開発に取り組み、1987年に島全体が免税地区に指定された。エアアジアが就航した01年ごろから次第に、都市部の買い物客が目立ってきた。11年に島を訪れた観光客は、5年前より約5割増えた。
ランカウイ観光情報センターのサラヤ・ハニさん(33)は「観光客が増えたおかげでホテル開発が進み、島に多くの仕事が生まれた」と“LCC効果”を喜ぶ。
マレーシアでは、LCCに乗って外国まで買い物に行く若者も増えている。
インドネシアの首都ジャカルタの南東約200キロにあるバンドン。服やハンドバッグ、革製品が安値でそろう。マレーシアの若い女性の間でブームになっているという。
LCCが増える以前、マレーシアで買い物に遠出すると言えば、国境近くの街(ボーダータウン)で、隣国タイから流れてくる安い品々を都市部の人たちがワゴン車で買いあさるイメージだった。
しかし、経済が成長した今、雰囲気は一変。おしゃれな服を求め、気軽に空を飛んでいく層が育っている。
◇
12年前のエアアジア登場以来、東南アジアではLCCが社会の風景を変えつつある。片や、日本は昨年が「LCC元年」と言われた。日本の未来像を、東南アジアの事例から考えたい。
4335
:
名無しさん
:2013/05/05(日) 11:30:47
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4336
:
チバQ
:2013/05/05(日) 23:22:38
http://www.afpbb.com/article/economy/2941206/10655348
全日空がボーイング787の試験飛行、両社役員も搭乗
2013年04月28日 13:38 発信地:東京
【4月28日 AFP】全日空(All Nippon Airways、ANA)は28日、米ボーイング(Boeing)の787型旅客機「ドリームライナー(Dreamliner)」の試験飛行を実施したと発表した。
787型機はバッテリーの不具合のため、1月から世界で商業運航が停止されていた。前日の27日に、エチオピア航空(Ethiopian Airlines)が世界で初めて同型機の運航を再開していた。
試験飛行するANAのB787型機はANAの伊東信一郎(Shinichiro Ito)取締役会長とボーイング民間航空機部門のレイモンド・コナー(Ray Conner)最高経営責任者(CEO)も乗せて同日午前、羽田空港(Haneda Airport)を離陸し、約2時間後の同11時ごろ同空港に着陸した。
ANAは次世代航空機とされる787型機の保有数が世界最多。試験飛行にANAとボーイングの幹部が搭乗したことは、手痛い打撃となった緊急事態を早く終わらせたいという両社の考えを示している。(c)AFP
4337
:
チバQ
:2013/05/05(日) 23:24:12
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2941133/10650699?ctm_campaign=txt_topics
乗客数の多い航空路線、世界トップ10
2013年04月29日 15:01 発信地:その他
【4月29日 Relaxnews】世界の航空路線のなかで、乗客数の多いものがアジアの国内旅行に集中していることが、観光業界向けIT支援企業のアマデウス(Amadeus)の発表した報告書で分かった。
報告書によると、上位10路線のうち7路線はアジアの路線。最も乗客数の多い路線は韓国・済州島(Jeju Island)とソウル(Seoul)を結ぶ路線だった。2012年に同路線を飛行した人の数は、11年から2%増えて1010万に上った。
2012年の「最も乗客数の多かった航空路線」、トップ10は以下の通り。
1位 韓国・済州島─ソウル:1015万6000人
2位 札幌(Sapporo)─東京(Tokyo):820万人
3位 ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)─サンパウロ(Sao Paulo):770万人
4位 中国・北京(Beijing)─上海(Shanghai):720万人
5位 オーストラリア・メルボルン(Melbourne)─シドニー(Sydney):690万人
6位 大阪(Osaka)─東京(Tokyo):670万人
7位 福岡(Fukuoka)─東京(Tokyo):640万人
8位 香港(Hong Kong)─台北(Taipei):550万人
9位 沖縄(Okinawa)─東京(Tokyo):460万人
10位 南アフリカ・ケープタウン(Cape Town)─ヨハネスブルク(Johannesburg):440万人
(c)Relaxnews/AFPBB News
4338
:
チバQ
:2013/05/05(日) 23:25:50
http://mainichi.jp/select/news/20130501k0000m020092000c.html
日本航空:高水準の利益確保 コスト削減徹底
毎日新聞 2013年04月30日 21時02分(最終更新 05月01日 00時31分)
昨秋再上場を果たした日本航空が30日発表した13年3月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益は前期比4.7%減の1952億円、最終(当期)利益も同8.0%減の1716億円と減益だったが、いずれも過去最高だった前期に次ぐ高水準を確保した。全日本空輸が同日発表した13年3月期連結決算は、営業利益が7.0%増の1038億円で過去最高を更新した。
バッテリー発煙トラブルを起こした最新鋭中型旅客機ボーイング787の運航停止などで厳しい経営環境に直面したが、景気持ち直しで旅客収入が回復。日航は同日、787の運航停止で延期していた成田−ヘルシンキ線を7月に開設すると発表するなど、両社は戦略機材と位置づける787事業の立て直しを急ぐ。
日航は、部門ごとに費用と利益を明確にする「部門別採算制度」でコスト削減を徹底し、尖閣諸島国有化をきっかけにした日中関係の悪化による中国線の旅客減や787の運航停止などの影響を最小限に抑えた。東日本大震災直後に落ち込んだ旅行需要が回復し、国際線の旅客数は9.9%増加。特に欧米や東南アジア向けが好調だった。10年1月の会社更生法適用に伴う減価償却費削減なども利益をかさ上げした。日航は年間配当を2月予想から1株当たり10円増額し190円にする。
一方、年度後半に進んだ円安傾向で燃油費が100億円強増加したことや、業績回復に伴い賞与などの人件費が増えたことで、小幅ながら減益となった。記者会見した植木義晴社長は「部門別採算制度などにより採算意識を徹底し、経営の効率化を図った」と述べ、徹底したコスト削減による筋肉質の経営を維持する考えを強調。14年3月期以降も利益率を低下させないために、各部門の収益管理を徹底する考えだ。
世界で最も多くの787を保有する全日空は運航停止の影響が懸念されたが、被災地の復興需要などが国内線のビジネス需要を下支えした。国際線は中国路線の豊富さが裏目に出たが、成田−米ニューヨーク線の増便などで787の悪影響をはねのけ、国内、国際線とも旅客数は前期をそれぞれ5.3%、6.7%上回った。
14年3月期に関しては、両社とも円安傾向が燃油費の負担増につながると警戒している。全日空の場合、13年3月期の為替レートは実績で1ドル=82円だったが、14年3月期は95円と想定。燃油費は250億円膨らみ、営業利益ベースで100億円の減益要因になると見る。一方で、景気回復による需要増への期待もあり、記者会見した全日空の持ち株会社ANAホールディングスの殿元清司(とのもときよし)専務取締役執行役員は「輸出産業の改善もあり、特にビジネス需要が強含みに出てきている。今年度はさらに期待したい」と述べた。【宇田川恵】
4339
:
チバQ
:2013/05/05(日) 23:27:11
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130501/bsd1305010800003-n1.htm
国際線が好調、B787運休補う 航空大手2社の3月期連結決算 (1/3ページ)2013.5.1 08:00
試験飛行を行う全日空のボーイング787型機。6月1日に営業運航を再開する予定だ=4月28日、羽田空港【拡大】
航空大手2社の2013年3月期連結決算が30日、出そろった。本業のもうけを示す営業利益は、全日本空輸を傘下に置くANAホールディングス(HD)が2期連続で過去最高を更新。日本航空も過去最高だった前期に次ぐ高水準を確保した。
国際線のビジネス需要が堅調だったほか、コスト削減効果もあり、ボーイング787型機の運航停止によるマイナスを補った。また日航は同日、B787型機の営業運航を6月1日に再開すると発表した。
ANAは営業利益が前期比7.0%増の1038億円と初めて1000億円を超えた。日航は成長に向けた投資再開で費用が増えたが、会社更生法の適用に伴う法人税の減免措置もプラスに寄与した。日航は190円の年間配当を行い、8年ぶりの復配を果たす。
懸念されたB787の影響については、ANAが70億円、日航が17億円の減収要因となった。営業利益への影響はANAが「(減収分の)おおむね半分弱で、全体の収益からするとそう大きくない」(殿元清司専務)、13億円のマイナスとなった日航も「一定の範囲内」(植木義晴社長)としている。
今期は引き続き国際ビジネス路線が堅調に推移する見通し。両社は、日中関係の悪化で需要が低迷している中国路線も回復に向かうとみている。ANAはコスト削減効果もあり、営業利益が3期連続で過去最高を更新する見通しだ。同社は併せて13年度から3カ年の中期経営計画も発表。15年度に営業利益を1500億円以上に引き上げる方針を明らかにした。
ただ、B787の運航停止の影響は今期も第1四半期(4〜6月期)まで残り、ANAは停止が6月末まで続いた場合で90億円の減収を予想。日航も今期に48億円の減収要因になるとみている。
両社ともB787の営業運航を6月1日に再開する予定で、第2四半期以降は影響がなくなるとみられるが、円安や燃料費増加も懸念され、日航は今期、営業利益が前期に比べ500億円減ると予想している。
大手航空2社の2013年3月期連結決算
売上高 営業利益 最終利益
ANA HD 1兆4835(5.1) 1038( 7.0) 431( 53.1)
1兆6100(8.5) 1100( 5.9) 450( 4.3)
日本航空 1兆2388(2.8) 1952(▲ 4.7) 1716(▲ 8.0)
1兆2720(2.7) 1400(▲28.3) 1180(▲31.3)
※単位:億円。上段は13年3月期実績、下段は14年3月期見通し。カッコ内は前期比増減率%。▲はマイナス
4340
:
チバQ
:2013/05/05(日) 23:29:50
http://www.cnn.co.jp/business/35031576.html
ボーイング787、世界の全8航空が運航再開へ
2013.05.02 Thu posted at 09:51 JST
(CNN) ボーイング787型機(ドリームライナー)を運航していた世界の航空会社全8社が、6月初旬までに運航を再開する見通しとなった。
カタール航空はドーハとドバイを結ぶ便で週内に787の運航を再開すると発表した。ドーハと英ロンドンのヒースロー空港を結ぶ便は15日に再開する。
エチオピア航空は8社の中で最も早く、首都アディスアベバとケニアのナイロビを結ぶ便を4日に再開する。
日本では国土交通省が26日に運行再開を承認。ボーイングが納入済みの50機のうち24機を保有している全日空と日本航空は、6月1日から定期便の運航を再開すると表明している。
米ユナイテッド航空は、まずヒューストンとデンバー間の国内便で5月31日から運航を再開すると発表した。
ポーランドのLOT航空は6月5日から再開予定。インドのエア・インディアは5月中、チリのLAN航空は6月に再開する見通しだ。
787型機はバッテリーのトラブルが相次いだことを受け、世界の航空会社が3カ月以上にわたって運航を停止していたが、米連邦航空局(FAA)が25日にボーイングによるバッテリーの改善策を承認した。これを受けてボーイングは各航空会社にチームを派遣し、設計を変更したシステムの導入に当たっている。
4341
:
チバQ
:2013/05/05(日) 23:31:04
http://www.asahi.com/international/update/0504/TKY201305040005.html
2013年5月4日7時15分
ローマ空港、消える預け荷 アリタリア社員49人逮捕
【ローマ=石田博士】イタリアの空の玄関ローマ・フィウミチーノ空港で機内預けの荷物を盗んだとして、捜査当局は3日、同国最大の航空会社アリタリアの社員49人を逮捕したと発表した。
国内のほかの7空港でも、ほかの手荷物扱い業者の社員37人が逮捕された。
ローマから南部カラブリア州へのアリタリア便で荷物の紛失が多発。捜査当局が昨年から同社の協力を得て隠しカメラを設置したところ、機内への荷物の積み下ろしの時に荷物が抜き取られているのを確認したという。多額の賠償金を支払ってきたアリタリア社は「弊社も被害者であり、捜査に全面的に協力している」との声明を出した。
4342
:
チバQ
:2013/05/05(日) 23:32:43
http://www.cnn.co.jp/business/35031659.html
トルコ航空、乗務員に「赤い口紅」禁止 一部色の髪染めも
2013.05.04 Sat posted at 15:37 JST
(CNN) トルコ航空が客室乗務員に口紅やマニキュアで赤色など一部の色の利用を禁じ、乗務員が反発すると共に、短文投稿サイト「ツイッター」や交流サイト「フェイスブック」などのソーシャルメディアで批判される騒ぎとなっている。
同航空は最近の声明で、口紅などは薄い色が望ましいと主張。赤や濃いピンクなどの口紅やマニキュアは現在の制服の色合いに似つかわしくなく、統一感を損ねると説明した。
これに対し地元紙ヒュリエトのコラムニストは、「赤い口紅運動」と称するキャンペーン開始を呼び掛け、女性に赤の口紅を塗った写真を送るよう促してトルコ航空の今回の措置を皮肉った。
トルコはイスラム教徒が多数派の国だが、政教分離の国是をめぐる政策論争がたびたび起きている。
最近では、トルコ航空の女性乗務員の新たな制服の是非がソーシャルメディアをにぎわした。新たな制服では、スカートのすそが長すぎ、ネックラインも保守的なデザインなどの批判を多く招いていた。
同航空はまた、乗務員にプラチナブロンドの髪の色や一部の赤色に髪を染めることを最近禁じていた。先月には、需要が低いことを理由に国内線の多数でアルコール類の提供を廃止。目的地の国の要請として、国際線の8路線で酒類のサービスを中止した。
同航空はトルコのフラッグキャリアーで、最近民営化されたものの政府が49%の株を押さえている。
4343
:
チバQ
:2013/05/05(日) 23:40:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/463107.html
新千歳、深夜枠拡大へ実証運航開始 羽田便搭乗率は20%(05/04 09:21)
普段は閉館となる午後11時すぎでも臨時便の搭乗客らが行き交った新千歳空港国内線到着ロビー=3日午後11時すぎ
【千歳】道は3日、新千歳空港の深夜・早朝(午後10時〜午前7時)の発着枠拡大に向け、国内旅客便の実証運航を始めた。連休中の3日間、羽田1往復の深夜臨時便を運航。深夜・早朝枠の増便の課題を検証する。
AIRDO(エア・ドゥ)が126人乗りの機材で臨時便を運航。新千歳の出発、到着とも午後11時で、通常の羽田線の最終便より20〜30分遅い。エア・ドゥによると初日の搭乗者は羽田発28人、新千歳発26人で搭乗率は20%強だったが、5日と6日の実施分の予約は65〜70%埋まっているという。<北海道新聞5月4日朝刊掲載>
4344
:
チバQ
:2013/05/05(日) 23:42:28
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20130428-OYT1T00336.htm?from=ylist
東京へ2時間…新幹線開通で羽田便の維持厳しく
北陸新幹線開業を2年後に控え、富山県は27日、開業に向けた取り組みを石井知事が県民に直接説明する初の「新幹線ミーティング」を富山市内で開いた。
最上級のグランクラスで2万110円となる新幹線料金を示し、1日6往復就航する全日空の富山―羽田便については現状維持が困難とした。
富山市や立山町などから200人が参加。石井知事が新幹線整備の予定や開業後にJR西日本から経営分離される並行在来線の経営安定化策などを説明した。
東京までの所要時間は約1時間短縮され2時間7分、年間輸送力は現行の約600万席から3倍超の約1900万席で、観光やビジネスの好機になると強調した。新幹線料金は普通車指定席で1万110円、グリーン車で1万5110円で、全日空便の普通席2万2070円(平常時)と比較し優位性を示した。
航空便存続を心配する会場からの質問に対し、石井知事は「これまで東京との所要時間が2時間になった地域は羽田便が廃止となった。富山―羽田便も厳しい状況だと思う」と述べた。5月26日に高岡市、6月9日に黒部市でも開催する。
(2013年4月28日13時17分 読売新聞)
4345
:
チバQ
:2013/05/06(月) 16:04:26
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20130505000087
高松空港の国際線低迷/日本人観光客が激減
2013/05/05 09:36
ソウル線・上海線の搭乗率の推移
高松空港の国際線の搭乗率が昨秋以降、低迷している。領土問題を背景にした中韓両国との関係悪化、大気汚染や北朝鮮のミサイル発射問題なども加わり、日本人観光客が激減しているのが主因。今年に入り、中国では鳥インフルエンザウイルスの感染拡大もあり、現在、上海線はツアー客がほぼゼロ、ソウル線の日本人の利用は円安ウォン高もあって昨夏から半減している。香川県は「今は事態の沈静化を待つしかない」と困惑している。
ソウル線は、観光目的の日本人の利用が多い路線。搭乗率は、昨夏まで50%台後半から80%台前半で推移していたが、李(イ)明博(ミョンバク)大統領(当時)の島根県・竹島訪問で両国間の緊張が高まり、10月には4割台に大幅ダウン。7月以降、順次、機材を大型化したことも裏目に出た。
さらに、昨年末からの円安ウォン高で日本人観光客離れが加速。今年1月には1992年の就航以来最低の37・7%に低下した。3月には56・9%まで回復したが、北朝鮮のミサイル発射問題もあって4月は40%台と再び減少する見通しだ。
搭乗率の低迷について、アシアナ航空は「搭乗者の8割を占める日本人客が昨夏に比べて半減した」と分析している。
上海線は、昨年9月に日本政府が沖縄県・尖閣諸島を国有化したことを機に日中関係が悪化し、それまで7〜8割と好調だった搭乗率は10月に前月比23・0ポイント減の48・1%にまで下落。日中双方の利用客が減ったが特に日本人は反日デモの拡大などでマインドが冷え込んでツアーの団体客がほとんどいなくなり、ビジネス客だけになったという。
加えて、年明けには微小粒子状物質「PM2・5」の大気汚染や鳥インフルの問題が相次いで発生。中国の春節にあたる2月は中国人利用客が伸びて72・2%となったものの、3月は6割台と低下。4月も横ばいが見込まれている。高松市内の旅行代理店は「尖閣問題が長引く中、新たな問題も加わり、中国へのツアーは予約が一切入らない状態」と嘆いている。
3月21日に就航した台湾線は、3月の搭乗率が94・8%、4月の見通しは80%台と滑り出しは順調。しかし、台湾で鳥インフル患者が見つかり、チャイナエアラインは「今後、感染が広がれば不安」としている。
4346
:
チバQ
:2013/05/06(月) 16:04:53
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20130505000119
県「一日も早い解決を」/高松空港の国際線低迷
2013/05/05 09:48
上海線のカウンター。昨秋以降、ツアー客の姿はめっきりと見られなくなった=香川県高松市香南町、高松空港
「ここまでマイナス要素が重なると、利用客が減って当然」―。関係者のため息が聞こえてきそうだ。高松空港の国際線で日本人観光客の利用が大きく落ち込んでいる。中国、韓国ともに領土問題をきっかけに関係が悪化。加えて、円安や大気汚染、鳥インフルエンザなどの問題が続けざまに起き、不安要素が重なり合った。3月に直行便が就航した台湾でも鳥インフル患者が発生。利用客の増加を図りたい県などは「問題が一日でも早く解決してほしい」と願うばかりだ。
■キャンセル続発
「正直、こんなに長引くと思っていなかった」。収束する気配のない尖閣問題を前に、春秋航空(中国)の担当者の口ぶりは重い。
上海線を利用する日本人客は、これまでにも、中国国内で反日デモが起きれば、一時的に落ち込むことはあった。それでも、数カ月で回復しており、「今回も同じだと油断していた」(担当者)。
ただ、今回は、問題が長期化し、県内の旅行代理店では中国に向かうツアーにキャンセルが続発。「上海線を使う日本人はビジネス客ぐらい」(同)になった。
エイチ・アイ・エス高松営業所は「中国向けツアーは、直行便の手軽さから、昨夏までは満席続きだったのに。ゴールデンウイーク(GW)の旅行の問い合わせもゼロ」と落胆の色を隠さない。
■買い物客直撃
ソウル線の日本人離れも深刻だ。こちらも、搭乗率の低下は竹島をめぐる日韓の領土問題が発端だが、ソウル線の場合は、昨年末からの円安ウォン高が響いた。
ソウル線を利用する日本人は、買い物やグルメ目的の観光客がメーン。対ウォンの円相場は、1月には昨秋に比べ20%値下がりする急激な円安が進行し、訪韓する観光客は激減。日本人の利用が多い路線だっただけに、搭乗率も大きく落ち込んだ。
■好転材料なし
どうにか回復の兆しをつかみたい両線だが、先行きは不透明だ。
上海線は、領土問題が長引く中、微小粒子状物質「PM2・5」による大気汚染が発生し、追い打ちをかけるように鳥インフルの感染も問題化。すでに日本人観光客の利用はほとんどなく、感染が拡大すれば、唯一残るビジネス需要までなくなると懸念が広がる。
ソウル線は、2、3月と搭乗率は徐々に回復していたが、4月になって今度は北朝鮮のミサイル発射問題が浮上。緊張感の高まりから再び日本人の利用が遠のいた。
北朝鮮が強硬姿勢を崩さないまま、5月を迎えており、「好転材料は見当たらない」(近畿日本ツーリスト高松支店)。
高松空港の第3の国際路線として就航し、順調なスタートを切った台湾線にも不安材料がある。4月末に台湾で鳥インフルの感染が判明。高松市内の旅行代理店では5月出発のツアーにキャンセルが出た。担当者は「他の2路線が厳しいだけに、期待していたのに」と肩を落とした。
4347
:
チバQ
:2013/05/06(月) 16:43:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20130502-OYT8T01449.htm
空港利用増へあの手この手
県や市町村などでつくる茨城空港利用促進等協議会が、メールで情報発信するファンクラブ「IBRマイエアポートクラブ」の会員募集を今月から始めた。県は栃木県と手を組み、就航先の北海道、関西方面からの観光客誘致を強化する。リピーターの獲得と新規需要の掘り起こしで、茨城空港の利用者を増やす。
同クラブは、登録会員にツアーや空港イベントなどの情報をメールマガジンで週1回配信し、空港の利便性を高める。こうした取り組みは福島、静岡空港などでも行っているという。
会員には空港内のカフェのコーヒー引換券を贈り、会員カードを示せば売店の割引サービスを受けられる特典もある。9月30日までの入会者には、札幌便往復チケットが抽選で5人に当たるキャンペーンも実施中。
協議会は当面1万人を目標に募集する。入会費、年会費無料。申し込みは、携帯電話はibr.mb‐t@fofa.jp、スマートフォンやパソコンはibr.pc‐t@fofa.jpまで空メールを送る。
また、神戸、札幌便を活用し、関西や北海道方面からの観光客を増やすため、県と栃木県で「いばらき・とちぎ広域観光推進協議会」を設立した。
2路線の搭乗率は5割程度。県によると、冬場に北海道からゴルフ目的で来るほかは、両方面からの観光客はほとんどない。「観光をPRするには茨城だけでは小粒すぎる」と、北関東道でつながっている栃木県とタッグを組んだ。
空港から車で栃木県の日光へは約1時間40分、鬼怒川温泉へは2時間弱で移動できる。協議会は、2県の観光地のパンフレットを作り、関西や北海道の旅行業者を招いて観光資源を見てもらい、ツアーの企画を促す。
(2013年5月3日 読売新聞)
4348
:
チバQ
:2013/05/07(火) 06:26:55
>>4337
多頻度運行しているイメージのある、
シンガポール・クアラルンプールや、ニューヨーク・ワシントン、ロサンゼルス・サンフランシスコが入ってないのが意外。
あとはヨーロッパもないんですね
4349
:
チバQ
:2013/05/07(火) 20:00:32
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130507/biz13050718100019-n1.htm
ピーチ、利用者が200万人突破 リピーター多く、認知度も向上
2013.5.7 18:09
記念写真に納まる、ピーチ・アビエーションの累計200万人目の搭乗者となった男性(中央)ら=7日、福岡空港
関西国際空港を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションの累計搭乗者数が7日、200万人を突破した。低運賃で需要を掘り起こし、目標より1カ月早い達成となった。
ピーチは昨年3月、関空と福岡、札幌を結ぶ2路線で運航をスタート。徹底的なコスト削減により、大手航空会社を大幅に下回る低運賃を実現し、多くの利用者を獲得した。
同5月には関空−ソウル線で国際線にも進出し、同11月に累計の搭乗者が100万人を超えた。100万人達成には約9カ月かかったが、200万人はそれから約5カ月で達成した。
ピーチは現在、国内線6路線と国際線3路線で1日計24往復を運航している。6月に関空−新石垣、9月には関空−韓国・プサン、那覇−新石垣の3路線を追加する予定だ。
現在は航空機を8機保有しているが、今夏には10機に増やす。そこから来夏にかけての1年間で、400万人の搭乗者を獲得する目標を掲げている。
ピーチの担当者は、「リピーターに多く利用してもらい、認知度も向上してきている」と自信をのぞかせた。
4350
:
チバQ
:2013/05/07(火) 22:51:33
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130507/bsd1305071941010-n1.htm
主要交通の大型連休実績に“LCC旋風” 既存の航空、鉄道勢はまちまち2013.5.7 19:39
航空・鉄道各社は7日、大型連休(4月26日〜5月6日)の利用実績を発表した。既存の航空、鉄道大手がまちまちだった中で、格安航空会社(LCC)がそろって好調で、航空2社の足踏みをカバーして全体実績を押し上げた。
航空会社の合計利用者数は、国内線が前年同期比7.6%増の290万4312人、国際線が4・5%増の46万7041人で、好調だった前年をさらに上回った。
しかし全日空は全体で0.9%減、国際線だけだと4.2%も落ち込んだ。日本航空も全体では1.4%増だが、国際線は1.1%減だった。ともに中国の反日問題などで中国や韓国方面が低迷したため。休みの日程の関係で、欧米など遠距離旅行地もいまひとつだった。
これに対し、LCC勢を見ると、ピーチ・アビエーションは、座席の埋まり具合を示す利用率が国内線で91.3%に達するなど好調。ジェットスター・ジャパンも78.4%と、60%台後半の大手2社を大きく上回った。
特に前年同期はほぼ営業実績がなかったピーチ、エアアジア、スターフライヤーの3社の国際線合計は3万人超となり、日航と全日空の落ち込みをカバーした。
一方、JR6社の特急・急行列車の利用者数はほぼ前年並みの1113万4000人。JR東日本とJR東海はそれぞれ2%前年を上回った。残りの4社は日並びの悪さで長距離利用が少なく、前年実績を割り込んだ。
4351
:
チバQ
:2013/05/09(木) 00:19:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2013050800778
成田−広島など3路線検討=中国LCCの春秋航空
中国の格安航空会社(LCC)の春秋航空は8日、国内線参入に向け昨年設立した日本法人が、近く航空運送事業の認可を国土交通省に申請すると発表した。日本法人は成田を出発地とし、広島、高松、熊本を目的地とする3路線を検討。国内線用にボーイング737−800型機を購入するなど準備を進めている。
春秋航空は現在、上海と茨城、高松、佐賀の各空港を結ぶ国際線を運航している。今回参入する国内線は、中国人観光客の日本国内での移動手段と位置付ける。(2013/05/08-18:31)
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4352
:
チバQ
:2013/05/09(木) 20:51:32
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201305090152.html
'13/5/9
広島―成田線など検討 中国LCCの春秋航空
国内線への参入方針を決めている中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空(上海市)が、昨年設立した日本法人を通じ、成田空港と広島、高松、熊本の各空港をそれぞれ結ぶ3路線の開設を検討していることが9日、分かった。
春秋航空は、昨年10月に日本法人となる春秋航空日本(千葉県成田市)を国内企業との共同出資で設立し、国内線の就航準備を進めている。国内線では小型ジェット機のボーイング737で運航する予定だ。
春秋航空日本の広報担当者は「路線は現時点では正式に決めていない。国土交通省への申請手続きを進めている段階であり、近く概要を発表したい」と話した。
春秋航空は現在、上海と茨城、高松、佐賀空港を結ぶ路線に就航している。国内線の参入によって中国人観光客が日本国内で移動する需要を取り込む考えだ。
国内線のLCCは関西空港拠点のピーチ・アビエーション、成田拠点のジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンの3社が就航している。
4353
:
チバQ
:2013/05/09(木) 20:53:08
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130509/bsd1305090500001-n1.htm
国内LCCの低価格競争過熱 中国・春秋航空、日本参入を正式発表 (1/2ページ)2013.5.9 09:00
Tweet .
日本の国内線に参入を検討する春秋航空の旅客機【拡大】
中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空(上海市)は8日、日本法人「春秋航空日本」(千葉県成田市)を通じ、日本の国内線事業に参入する計画を正式発表した。近く国土交通省に事業認可の申請を行う方針。
就航開始時期は、当初は今年秋を目標にしていたが、運航の安全体制づくりに万全を期すため、早くても年内、または2014年中にずれこむ見通しだ。
東京都内で会見した春秋航空日本の鵜飼博社長は、日本の国内線計画について、国交省への申請前を理由に「(詳細は)改めて発表する」と明言を避けた。関係者によると、成田空港をハブ(拠点)空港とし、熊本や高松、広島などへの国内路線の就航が候補として浮上している。
春秋航空が日本の国内線事業に参入するには、日本法人の株主構成で、国内法の外資規制(出資比率3分の1未満)をクリアする必要がある。これについて、王●(ワン・ウェイ)・春秋グループ日本代表は「日本の投資家から資金調達のめどが立った」と語り、問題ないとした。
国交省が認可すれば、LCCの国内線参入は、昨年のピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンの国内系3社に続き、春秋航空日本が4社目になる。
一方、春秋航空日本は、国際線についても14年以降に成田発着便を運航する計画。「中国の地方都市とも結びたい」(王日本代表)考えだ。現在は中国本社が3路線(上海−茨城、高松、佐賀)を運航しているが、これも増便や関西空港発着の新規路線就航を検討している。一部報道にあった“日本撤退論”は否定した。王日本代表は「中国の海外旅行需要で、日本は魅力的な市場だ」と強調。同社便を利用する中国からの訪日客を5年以内で年間30万人に引き上げる目標を示した。
春秋は10年就航の上海−茨城線で片道運賃を最安値4000円で提供する“激安航空券”で話題となった。同社の国内線参入が実現すれば、空の低価格競争がさらに過熱しそうだ。
●=火へんに韋
4354
:
チバQ
:2013/05/10(金) 23:53:13
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130510/bsd1305101847008-n1.htm
エアアジア・ジャパンが7月に成田−台北線を開設2013.5.10 18:45
Tweet
成田−台北線の開設と13日まで販売する特別運賃を発表するエアアジア・ジャパンの内山正明副社長(中央)=10日、東京・丸の内(井田通人撮影)【拡大】
格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパンは10日、7月3日に成田空港と台北の桃園空港を結ぶ路線を開設する、と発表した。国際線の就航先は韓国のソウル、釜山に次いで3都市目となる。
運賃は片道8580円からで、航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)は無料。毎日運航し、成田から台北へは月、火、木、金が午前7時、水、日が6時30分、土が7時50分に出発する。就航を記念して、13日まで片道2980円の特別運賃で販売する。
同日会見した内山正明副社長は「4割を台湾からの訪日客で占めたい」と述べた。東南アジアなど他の国際線についても「検討している」とした。
4355
:
チバQ
:2013/05/11(土) 22:09:50
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130511/biz13051120560008-n1.htm
中部、仙台路線に関心 格安航空のエアアジアCEO
2013.5.11 20:55
インタビューに応じるエアアジアのトニー・フェルナンデスCEO(共同)
アジア最大の格安航空会社(LCC)、エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は11日、「日本市場は有望だ」との認識をあらためて示し、中部国際空港や仙台空港を発着する新規路線の開拓に関心を持っていることを明らかにした。オーストラリアで共同通信などとのインタビューに語った。
フェルナンデス氏は、中部空港について「低価格旅行に理解がある。LCCターミナルを建設しようとしており、協力的だ」と絶賛。名古屋圏の人口が多く空港の収容能力が大きいことも魅力的だとした。仙台空港については既存路線が少ないことに注目。観光地が豊富な点も指摘した。
一方、全日本空輸とエアアジアが共同出資するエアアジア・ジャパンの業績については「利益は予想を下回っている」と説明。「コスト高」を是正していく必要があるとの考えを示した。(共同)
4356
:
荷主研究者
:2013/05/12(日) 15:09:28
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304160012.html
'13/4/16 中国新聞
岡山空港利用者6年ぶり増加
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/Tn20130416001201.jpg
岡山県は15日、岡山空港(岡山市北区)の2012年度の利用実績をまとめた。利用者数は前年度比5・0%増の133万3320人。東京線の利用が好調で、6年ぶりに増加した。
利用者数の7割を占める東京線は、96万8487人で7・1%増えた。11年秋に全日本空輸が最新鋭機ボーイング787(バッテリー発煙トラブルで運航停止中)を導入した効果や、日本航空が昨年10月30日から1往復増の週5往復にした効果が出た。
沖縄、札幌線を合わせた国内線の利用者数は111万7060人で7・0%増えた。
一方、国際線は19万4506人で8・3%減った。島根県・竹島や沖縄県・尖閣諸島をめぐる韓国、中国との関係悪化の影響を受けた。ソウル線は11万2011人で1・7%減、上海線は6万8790人で4・6%減だった。
4357
:
荷主研究者
:2013/05/12(日) 15:23:54
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201304180014.html
'13/4/18 中国新聞
宇部空港利用が80万人台回復
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/air/Tn20130418001401.jpg
山口県がまとめた山口宇部空港(宇部市)の2012年度の東京線の利用者は、前年比9・4%増の83万4412人で4年ぶりに80万人台を回復した。11年春の東日本大震災後の需要減から一転し、ビジネス、観光ともに利用客を戻した。
県交通政策課によると、利用者は前年度比7万1903人増。利用者数を座席数で割った利用率は59・6%で、前年度より0・6ポイントアップした。月別では4月の31・3%増を最高に、4〜12月は前年を超えたが、1〜3月は前年割れだった。
昨年12月13日に開港した岩国錦帯橋空港(岩国市)の12年度の東京線の利用者は10万2576人で利用率は69・9%だった。12月は80・9%と高率だったが1、2月は60%台に落ち、3月は75・1%に戻した。
山口宇部空港が年明けから前年割れしている理由について、同課は1月中旬に発生したボーイング787のトラブルに伴うダイヤの乱れや機材の小型化の影響を指摘。「1県2空港化による需要の分散は見られない」と説明している。
4358
:
チバQ
:2013/05/12(日) 19:14:42
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2943552/10729551?utm_source=afpbb&utm_medium=detail&utm_campaign=must_read
ヴァージン会長の「女装罰ゲーム」実行、エアアジアの客室乗務員に
2013年05月12日 13:57 発信地:パース/オーストラリア
富豪で知られる英ヴァージン(Virgin)グループのリチャード・ブランソン(Richard Branson)会長が、格安航空会社エアアジア(AirAsia)の女性客室乗務員に扮し、オーストラリア西部パース(Perth)発、マレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)行きの便で、乗客に飲み物を提供するなどのサービスを行った。
ブランソン会長とエアアジアのトニー・フェルナンデス(Tony Fernandes)最高経営責任者(CEO)はそれぞれ自動車レースF1のチームの元オーナーと現オーナー。2010年シーズンの敗者が勝者の航空会社で客室乗務員になる賭けを行い、最終戦アブダビ(Abu Dhabi)GPでブランソン会長の負けが決定。この日はそれから約2年半後の「罰ゲーム」実行となった。
写真は飲み物を配るブランソン会長(左)と、客席に座っているフェルナンデスCEO(右、2013年5月12日撮影)。(c)AFP/Tony ASHBY
4359
:
チバQ
:2013/05/13(月) 22:45:54
>>4358
こゆネタ好きだけど、
なかなかの閲覧注意っぷりな画像です。
4360
:
チバQ
:2013/05/14(火) 00:00:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20130512/CK2013051202000135.html
成田空港発着バス路線 LCC効果で増強
2013年5月12日
成田空港発着のバス路線を運行会社が増強している。昨年夏に就航した格安航空会社(LCC)が、三月末からの夏ダイヤ移行で国内線を拡充したのを受け、新たな需要の取り込みを狙っている。
空港と東京を結ぶ格安高速バスのうち、京成グループの「東京シャトル」は、運賃の大部分を九百円に設定し、成田発の便を倍増させている。ビィー・トランセグループの「THE アクセス成田」は、四月二十六日からLCCの出発、到着便が集中する時間帯を中心に計十本増便した。ビィー・トランセによると、空港内に乗車券購入の窓口がなく、バス停も端の方にあるものの、徐々に利用が増え、最近は一日五百人が乗車。前日に空港近隣で宿泊する人向けに、主要ホテルを経由する夜の便の人気も高いという。
一方、都心から千葉ニュータウンまで深夜急行バスを運行している成田空港交通は、終点を成田空港まで延ばし、運賃を最大二千五百円から二千円に値下げした。松戸や鎌ケ谷、白井、印西、成田からの乗車を受け入れ、LCCの早朝便利用者にPRしている。
また、かつて運行していた木更津駅・君津駅−成田空港線も四月二十八日から再開された。運行主体の京成バスは、LCCに加え、木更津のアウトレットの集客力にも期待している。(小沢伸介)
4361
:
チバQ
:2013/05/14(火) 00:00:44
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130511/bsd1305110701008-n1.htm
LCC国際線、顧客争奪が激化 エアアジアが成田−台北開設へ (1/2ページ)2013.5.11 07:00
格安航空会社(LCC)のエアアジア・ジャパンは10日、7月3日に成田空港と台北の桃園空港を結ぶ路線を開設し、毎日運航すると発表した。同社便の海外就航は、韓国のソウルと釜山に次いで3都市目。LCC各社は新規路線の開設に相次いで乗り出しており、顧客の争奪戦が激しくなりそうだ。
成田−台北の運賃は片道8580円からで、航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)は無料。成田から台北へは月、火、木、金の午前7時▽水、日の6時30分▽土の7時50分−に出発する。就航を記念し、13日までは片道2980円の特別運賃で販売する。
ANAホールディングスが51%を出資するエアアジア・ジャパンは昨年8月に就航し、10月には成田とソウル、釜山をそれぞれ結ぶ路線で国際線に進出。
今年3月には中部空港とソウルを結ぶ路線を加えた。今回の就航で全体の路線数は9となり、うち国際線は4に増える。
台北線について、都内で会見したエアアジア・ジャパンの内山正明副社長は「4割を台湾からの訪日客で占めたい」と述べるとともに、東南アジアなどを結ぶ他の国際線の開設を検討していることも明らかにした。
LCCでは、ピーチ・アビエーションが9月に4路線目の国際線となる関西空港−釜山線の開設を予定。一方、海外LCCの中国・春秋航空が国内線への参入を正式表明するなど、路線の拡充が続いている。
4362
:
チバQ
:2013/05/15(水) 00:27:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130508-00000089-mailo-l12
開港35年・岐路に立つ成田:/1 NAA「リスク払拭」 運用緩和も課題多く /千葉
毎日新聞 5月8日(水)12時24分配信
「午後11時以降に離陸したい」
4月13日夜、アラブ首長国連邦エミレーツ航空の担当者から成田国際空港会社(NAA)運用管理部に連絡が入った。同国ドバイ行きの319便は午後9時53分に成田空港の搭乗ゲートを出発したが、誘導路上を走行中に急病人が発生。いったんゲートに戻って患者を降ろし、同11時14分に離陸した。
国、県、NAAと成田市など地元9市町は3月末、やむを得ない場合に限って午後11時台の離着陸を認めることで合意し、エミレーツは適用第1号となった。従来なら離陸できず、総2階建てのエアバスA380型機から最大489人の乗客全員を降ろして欠航となるケースだった。
成田は1978年の開港以来、緊急時を除いて午後11時から翌朝6時まで離着陸を制限してきた。内陸空港のため騒音は避けられず、「地元との重い約束」(国土交通省)だった。成田の「門限」を超える便は欠航するか、他の空港に行き先を変更するしかなかった。
開港35年を目前にした運用緩和。NAAの夏目誠社長は「『成田リスク(危険性)』という言葉が、国際的に広まってしまうのはオープンスカイ(航空自由化)の時代にマイナス。払拭(ふっしょく)していきたい」と話す。
■撤退も自由化
国際線の新規就航や増便はこれまで、政府同士の2国間交渉で決められてきたが、3月31日から成田が自由化された。NAAは4月から7年半ぶりに着陸料を値下げし、新規就航と増便に対する割引制度も新設した。
その結果、大韓航空はハワイ・ホノルル線を開設し、韓国の格安航空会社(LCC)済州(チェジュ)航空も7月から韓国・仁川線に新規参入することを表明。NAA広報室は4月、済州航空社員を連れて新聞・テレビ各社の成田支局を訪問し、同社のPRに一役買った。
自由化は撤退の自由も意味する。米国デルタ航空は「3年前に開設した仁川−米国デトロイト直行便が好調で、成田経由の客が減った」などとして、5月末で成田−仁川線を運休する。
NAAは「航空会社に選ばれる空港」を目指したさまざまな取り組みを強めている。空港第2ビル駅(JR、京成電鉄)では3月から、「人間の目」に代わる機械警備の実証実験が続く。激しい反対運動の中で開港して以来、鉄道客と車に対して検問を実施してきたが、羽田空港では見られない光景だ。都心からの遠さと並んで利用者にマイナスイメージを与えているとみて、NAAは段階的廃止を目指して警備当局と協議している。
なぜ、成田は変わろうとしているのか。きっかけは2010年秋の羽田の再国際化だ。ライバルは羽田だけではない。成長を続けるアジアと北米を結ぶハブ空港の座を、仁川や中国の上海、北京と争っている。日本で初めて国際線中心の空港として開港してからの32年半と、この2年半では置かれた立場が全く異なる。騒音を懸念する地元9市町を説得し、NAAはそれまで22万回だった年間発着枠を順次拡大。西側誘導路と横堀地区誘導路、同地区駐機場の完成(地図参照)で今春27万回となり、来年度中に30万回に増やす。
■欠陥空港
だが、課題も多い。「2本の滑走路をつなぐ誘導路が南側にしかないのは欠陥だ」と指摘するのは、全日空の小沢美良・成田空港支店長。風向きによっては20分以上遠回りして離陸しなければならない。「貨物地区が真ん中にある空港なんて、世界中探しても成田だけ。端に移して誘導路を空港の北側にも設けるべきだ」と提言する。
日本航空の大島秀樹・成田空港支店長は「CIQ(税関・入国管理・検疫)の待ち時間短縮を」と訴える。「空港は外国人が最初に目にする日本。長く待たされれば、第一印象としてどうか」。乗り継ぎ客がライバル空港に逃げないよう、成田に乗り入れる航空会社で構成する団体を通じ、各官庁に改善を働きかけていくという。=つづく
× × ×
成田空港は20日、開港35周年を迎える。この2年半で「日本の空の玄関」としての立場は大きく揺らいだ。空港と、それを取り巻く航空会社、自治体や住民の今を追った。(早川健人、味澤由妃が担当します)
5月8日朝刊
4363
:
チバQ
:2013/05/15(水) 00:27:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130509-00000050-mailo-l12
開港35年・岐路に立つ成田:/2 LCC「国内線」を争奪 海外乗り継ぎ期待 /千葉
毎日新聞 5月9日(木)11時29分配信
東京・六本木で8日に行われた格安航空会社(LCC)春秋航空日本(本社・成田市)の記者会見。中国人の王〓(ワンウェイ)会長(37)が「中国客をメインに考えているが、日本人客にもぜひ利用していただきたい」と流ちょうな日本語で述べると、同席した国土交通省航空局OBの鵜飼(うがい)博社長(66)は大きくうなずいた。
中国LCC「春秋航空」が昨秋設立した同社。成田を拠点に、この秋の国内線と来年の国際線就航を計画しており、自社ホームページで熊本、高松、広島3空港に勤務するスタッフの募集も始めた。いずれも国内LCCが未進出の空港だ。成田を舞台とした航空会社の競争激化は目を見張るものがある。
■国内線旅客が倍増
成田空港の12年度国内線旅客数は前年度から2倍近く増え、過去最多の約372万人。開港以来、国内線旅客数は全体の2〜7%台で推移していたが、同年度は一気に11%になった。「国際線中心の空港」として誕生した成田も大きな変化を迎えているといえ、2年前の8都市・週406便から11都市・週824便を数えている。
昨夏、ジェットスター・ジャパンとエアアジア・ジャパンのLCC2社が成田を拠点に日本の空にデビューし、「LCC元年」と呼ばれた。成田国際空港会社(NAA)は3年後にLCCの発着回数が全体の2割まで伸びるとみて、14年度完成を目指してLCC専用ターミナルの建設を計画中だ。3月に始まった午後11時台の離着陸制限緩和もLCC定着を狙ったといえる。
■地方空港にも波及
「実現したが、今でもキツネにつままれた気分だ」。大分県交通政策課の大塚久司課長はそう振り返る。
11年9月のジェ社設立直後、「就航先を探している」とファクスが同県に届いた。「こんな小さな空港にも声がかかるんだ」と驚いたが、同社は今年3月末に成田−大分線を開設。大分空港は、福岡空港などとの競争で11年度に90年代以降最少の約135万人を記録するなど利用客減少にあえいでいたが、同社の就航で年約18万人の増加を見込めた。
同社にとっては成田−大分線は初の地方路線だった。「外国人に人気の温泉など、豊富な観光資源が魅力的に映った」と同社関係者は説明する。豪州発祥で東南アジアなど16カ国、60以上の都市にネットワークを張るジェットスターグループの一員として、国際線からの乗り継ぎ需要に期待した。31日に鹿児島、6月11日には松山へも就航する。
■バス値下げ競争も誘発
「需要が読めない」。「リスクが高すぎる」。11年秋。LCCのダイヤに合わせ深夜バスを運行するか否か、成田を一大拠点とする京成バス(東京都)の経営陣は迷っていた。
LCC就航を12年夏に控え、NAAとLCC2社にとってアクセス確保は大きな課題だった。「飛行機が安くても接続がなくてLCCが撤退となったら困る」。京成バス内部の意見が「運行」でまとまったのは12年の桜の季節だった。
東京駅と成田空港を結ぶ高速バス「東京シャトル」を昨年7月、導入。従来運賃の3分の1以下に抑えた「キャンペーン価格」は片道900円で、想定を超える乗車率70〜80%の日も。今年3月末からは、ほぼ倍の1日40便に増やした。
ビィー・トランセグループ(千葉市)は同区間で片道1000円の「THEアクセス成田」を運行している。これまでスペース不足を理由にバス乗り入れを断ってきたNAAもLCC就航に合わせてバス停増設に踏み切った。ビィー社担当者は「(京成バスの)独占状態だった路線に競争が始まり、利用者に選択肢が生まれた」と胸を張った。=つづく
5月9日朝刊
4364
:
チバQ
:2013/05/15(水) 00:28:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130510-00000043-mailo-l12
開港35年・岐路に立つ成田:/3 「空ナカ」足りない個性 飲食、物販を強化へ /千葉
毎日新聞 5月10日(金)11時17分配信
「ゴールデンウイーク前半は外国人客も多かった」。大型連休谷間の平日。成田空港第2旅客ターミナルビルの免税店で、成田国際空港会社(NAA)子会社のショップマネジャー、棚谷克己さん(42)の説明を、NAAリテール事業部の陣之内香さん(26)は熱心にメモしていた。
この店の売り上げの半数は食品が占めており、アジアからの客が好む菓子「ロイズ」「白い恋人」「東京ばな奈」を、店の正面に積み上げている。棚谷さんは「3個手に取った客に『もう1個買うとエコバッグをプレゼントします』と声をかけると、多くの人はさらに買う」と続けた。
ヘッドホンや美顔器などの家電もよく売れるため、電圧が海外用で、取扱説明書が外国語で書かれた「ツーリストモデル」をそろえる。同ビル内の約120の飲食・物販・免税店を同僚2人とともに担当する陣之内さんは、売り上げ拡大策を各店と協議する中で「客単価の向上をいつも考えています」と言う。
■売り上げ3位に転落
実は、成田空港は日本有数のショッピングセンター(SC)でもある。業界紙のSC売り上げランキングで2010年度は全国1位。だが、11年度は東日本大震災と円高の影響で外国人客が伸び悩み、売上高も前年度比15%減の約600億円。ラゾーナ川崎プラザ(川崎市)、ららぽーとTOKYO−BAY(船橋市)に抜かれた。
中国・上海勤務の商社マン(42)は毎月帰国するが、成田に不満もある。「羽田に比べ、飲食店に個性がない。客を接待できる高級店もない」。東京都内の主婦(70)も「空港は非日常空間なのに、『ここでしか買えない』商品が少ない。東京駅の地下街のほうがウキウキして、財布のひもも緩む」と手厳しい。
■社長の手腕は
NAAの収入は、航空会社が負担する航空機の着陸料、施設使用料と、空港内の商業施設売り上げが3本柱。韓国、中国のライバル空港と争う成田はリテール(小売り)強化で、着陸料を引き下げる原資を生み出したいところだ。
昨年6月に就任した夏目誠社長はJR東日本副社長と子会社社長時代、駅構内の遊休スペースを店舗にして新しい売り上げを作る「駅ナカビジネス」を推進。その成功を空港内の「空ナカ」に生かす手腕を期待された。
就任後の10カ月は、7年半ぶりの着陸料引き下げや深夜の離着陸制限緩和、検問廃止のための実証実験など「本業」に忙殺されたが、「空ナカ」にかける思いは強い。「この商業施設の価値を高めるために、『成田限定』をもっと強調してよい」と語る。夏目社長を中心に3月末にまとめた13〜15年度の中期経営計画では、第1旅客ビルの商環境リニューアルなどに約40億円を投じ、15年度に約2割増の約800億円の売り上げを目指す。
■「お試し出店」も
一方、テナント側にとっては、家賃が高い空港内にいきなり常設で出店するのはリスクがある。そのためNAAは最近、期間限定の「お試し出店」を誘致している。
東京・秋葉原などでアニメグッズを売る「コスパ秋葉原」は6月3日までの約4カ月間、同ビルに出店している。広報担当の大東博昭さん(37)は「どのくらい需要があるか探ってみたかった」。客の半数が外国人で、海外でも人気のアニメ「ドラゴンボール」Tシャツがよく売れるといい、「出店期間の延長も考えたい」と意気込む。
9月2日まで出店している、若者向け下着専門店「HIPSHOP」の運営会社の伏田勝宏取締役(43)も手応えを語る。「常設店と異なり、内装に費用がかからない。出国前で気持ちが高揚しているのか、カラフルな商品が売れる」=つづく
5月10日朝刊
4365
:
チバQ
:2013/05/15(水) 00:29:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130511-00000078-mailo-l12
開港35年・岐路に立つ成田:/4 自治体で恩恵に差 成田市に効果集中 /千葉
毎日新聞 5月11日(土)12時5分配信
成田空港から車で約10分の大型商業施設「酒々井プレミアム・アウトレット」は4月の開業後、初の大型連休を迎え、大勢の買い物客でにぎわった。空港から立ち寄る外国人客の姿も目立った。
アクセスを支えるのは、ほぼ同時に開通した東関東自動車道・酒々井インターチェンジ(IC)。連休期間中、駐車台数は約12万台を数え、運営会社の担当者は「期間中の売り上げは想定の倍だった」と喜ぶ。西側にある観光施設「しすい・ハーブガーデン」の入場者は、前年同期より2倍近く増えた。酒々井町の担当者も「町の雰囲気や人の流れが相当変わった」と、発展に期待をふくらませる。
■「日が当たらない」
空港の東にある多古町も似た夢を描くが、菅澤英毅町長は「日が当たらない」とぼやく。航空旅客が利用するホテルや民間駐車場は空港北側の成田市に集中し、町への経済効果はほとんどない。
希望の糸は圏央道の延伸計画。東金ジャンクション(JCT)−木更津東IC間が4月27日に開通し、稲敷IC(茨城県)−大栄JCT(成田市)間も工事が進む。多古町内を通過する大栄JCT−松尾横芝IC間(18・5キロ)のみが未着工となっている。
空港の出入り口は北(成田市)と南(芝山町)にしかないが、多古町は同町一鍬田(ひとくわだ)地区に東側ゲートの新設を希望している。圏央道にパーキングエリア(PA)と道の駅を兼ねた施設を造り、PAから車が乗り降りできるスマートICを整備して、東側ゲートとつなぐ。さらに高速バスの利用者や乗務員向けの簡単な宿泊施設も構えたい−−。だが……。
東側ゲートについて、成田国際空港会社(NAA)地域共生部の菊地諭マネジャーは「検討段階に入っていない。(航空機の)誘導路の下に道路を造るとなると、ハードルは高い」と話す。
スマートIC構想も困難な情勢だ。大栄JCT−松尾横芝IC間に2カ所のICが計画済みのため、NEXCO東日本の担当者は「道路開通時から状況が変化した時に、建設するのがスマートIC。最初から造るのはなじまないのでは」と懐疑的だ。何より、予算の少ない多古町が単独でできることは限られる。
■人口減の中で
「非常に苦慮しました。今でも苦慮しています。でも、デメリット以上にメリットを獲得する必要がある」。4月21日夜、芝山町の相川勝重町長は自らパソコンで作成した資料を使って、熱弁をふるっていた。
3月末に空港の深夜離着陸制限緩和に同意した経緯や理由を説明する報告会だったが、集まった町民は昼18人、夜10人で、半分は町議だった。「(報告会に)行ったところで、何かが変わるわけじゃないからね」。欠席した騒音地区の住民は話した。
相川町長はかつて空港反対運動の中心にいたが、90年代前半の空港問題シンポジウム・円卓会議で、国が強権的な建設を謝罪したことを機に離脱。3度目の挑戦となった97年の町長選で初当選した。「空港はよくここまで育ってきた。地域の理解のおかげ。これが率直な思いだ」と吐露する。
町内の大半が騒音地区のため人口は減る一方で、県内自治体で4番目に少ない7929人。2年後には町立の3小学校を1校に統廃合する。
だが、空港に近い立地を生かし、輸出入のための大規模な物流倉庫の進出が続いた。10年の国勢調査で、町の昼間人口は夜間の1・5倍近い1万1628人だった。「騒音地区以外に住宅を供給すれば、職場の近くに住みたい人はいる」と相川町長は強調する。11年策定の町総合計画でも「定住化促進」を掲げたが、具体的な住宅整備はこれからだ。=つづく
5月11日朝刊
4366
:
チバQ
:2013/05/15(水) 00:29:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130512-00000065-mailo-l12
開港35年・岐路に立つ成田:/5 「豊かな市」続く模索 騒音地区は「我慢」 /千葉
毎日新聞 5月12日(日)12時1分配信
4月末の夜。京成成田駅前の居酒屋に入った5人の男たちはいきなり日本酒を注文し、特殊な注ぎ口をびんに取り付けてコップについだ。「30ミリリットルって意外に多いぞ」「酔っ払いを作るのが目的じゃないからな」。成田市の地域おこしグループ「成田空援隊」のメンバーたちだった。
空援隊は今月26日、成田山新勝寺の参道で地酒の飲み比べイベント「酒フェスティバル」を初めて開く。5銘柄を30ミリリットルずつ飲めて500円。500人の参加を想定すると、2500杯。早く、正確につぐため、30ミリリットルが流れると自然に止まる構造の注ぎ口を酒屋に借り、イベントを前にテストしていたのだ。
空援隊は羽田空港が再国際化される直前の2010年7月、成田の「地盤沈下」を危惧した市民らで結成された。航空ファン向けの日帰りツアーや、自分たちの活動をモデルにした演劇公演など、さまざまな企画を手がけてきた。成田ロケ映画のPRのため、参道に赤いカーペットを敷いたことも。「隊長」の諸岡良和さん(38)は「この街が好きだから、盛り上げたい」と語る。
こうした活動を機に、市も映画やドラマのロケ誘致を推進するようになった。空港と成田の街を舞台にしたTBSドラマ「あぽやん」(今年1〜3月放送)のロケが行われた参道のカクテルバーや、実名で登場したラーメン店「中華そば麦家」は放送後、ドラマファンでにぎわった。「麦家」の斉藤正幸店長(37)は「撮影スタッフに『地元感をリアルに出したい』と言われ、私も出演した。一時期は12%ぐらい売り上げが伸びた」と話す。
■試行錯誤の振興策
同市は国から交付税を受けなくて済む財政豊かな「不交付団体」だ。成田国際空港会社が市に支出する「空港周辺対策交付金」は、今年度11億3400万円。空港関連の固定資産税は108億円を見込む。同市の一般会計560億円に対し、同じ人口規模の木更津市は約360億円だ。
豊かさは人口動態にも表れる。国立社会保障・人口問題研究所の地域別将来推計人口では、県内自治体で唯一、2040年の段階で人口が増えている。
だが、こうした強みが十分に生かされる環境は整っているとは言い難い。
市の諮問団体「成田空港成長戦略会議」は2月、空港成長戦略「運気上昇のまち」をまとめた。有識者10人に、7回の会議ごとに平均5万円の報酬を支払うなど、計約4000万円を投じた。市の担当者は「今後3年間は観光客を実際に呼び込んでいく」と意気込むが、市議らから「議論に足掛け5年かけたのに、具体策が乏しい」との批判も出た。
また、森田健作知事が10年、空港周辺へのカジノ導入構想を表明し、成田商工会議所など地元経済団体は昨年5月、誘致推進協議会を設立。ところが、知事は今年2月、カジノを巡る海外競争に勝つのは困難として慎重姿勢に転じた。「はしごを外された」と地元経済人はぼやいた。
■地域格差に不満
今月10日夜、成田市下総地区で深夜の離着陸制限緩和の説明会が初めて開かれた。騒音問題を抱える同地区は2月、緩和に「絶対反対」として説明会を拒否したが、小泉一成市長は3月末に緩和容認に突き進んだ。
曲折の末、実現した説明会で住民からは「(空港による)メリットがある地区と、ない地区の差がどんどん広がっている」と不満が上がった。小泉市長は「皆様の我慢の上に(空港は)成り立っている。できることから、すぐやりたい」と格差解消の取り組みを進める姿勢を示したが、下総地区空港対策委員会の堀江昭夫会長(62)は「騒音地区は置き去りにされている」と嘆く。=つづく
5月12日朝刊
4367
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チバQ
:2013/05/15(水) 00:30:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130514-00000108-mailo-l12
開港35年・岐路に立つ成田:/6止 立ち退き根拠は農地法 原発風評が農家を圧迫 /千葉
毎日新聞 5月14日(火)12時28分配信
「35年というのは、空港会社の節目。こちらにはこちらの生活があり、関係ないなあ」。成田市天神峰の空港用地内の農地。市東(しとう)孝雄さん(63)は、農作業の手を休めながら語った。オクラやセロリ、キュウリなど夏野菜の植え付け時期で忙しい。
3月。B滑走路(2500メートル)に西側誘導路が完成し、市東さんの自宅と畑は2本の誘導路に完全に囲まれた。「爆音と振動が増えた」と話す。
■「金の問題じゃない」
用地内に住み、農業をしながら空港反対運動を続けた父東市(とういち)さんが99年に84歳で亡くなり、市東さんは県内の飲食店を退職し、跡を継いだ。
03年に意外なことが分かった。04年の民営化で発足した成田国際空港会社(NAA)の前身である新東京国際空港公団が88年に、旧地主2人から市東さんの農地を買収していたのだ。旧地主は売却後も、市東さん父子から土地の賃料を受け取る不自然な状態も続いていた。市東さんが借りる二つの畑のうち、南台の畑(地図参照)があるために、02年供用のB滑走路誘導路は「への字」形に曲がっている。市東さんに立ち退きを求めて拒否されたNAAは、県に農地法に基づく賃貸借の解約許可を求めた。
県はこれを許可したが、市東さんは07年に取り消し訴訟を起こし、NAAは翌年、市東さんに明け渡しを求めて提訴した。7月29日、千葉地裁で判決を迎える。もし、判決がNAA側の主張を認めて仮執行宣言を付ければ直ちに強制撤去が可能になる。農地を強制的に収用すれば、開港前年の77年末以来の事態となる。
90年代前半の空港問題シンポジウム・円卓会議を踏まえ、旧公団は土地収用法による強制収用を放棄したが、市東さんは「土地収用法を使えないから、今度は農地法を持ち出した。アパートの大家が店子(たなこ)に立ち退きを求めるのとは訳が違うのに」と批判する。
NAAが示した補償は約1億8000万円で「市東さんの150年分の年収に相当する」と主張するが、市東さんは「お金の問題じゃない。もらったほうが楽だが、そういう生き方をしていない」と反論する。判決の対象は約7300平方メートルで、市東さんの耕作地の5割以上を占め、農機具置き場や育苗ハウスの撤去も含む。「うちは完全無農薬。新しい農地に移ったとしても土から農薬が抜けるまで3〜5年は何も作れない。敗訴なら生活を維持できない」
■分裂30年
今年は、三里塚・芝山連合空港反対同盟が分裂(83年)してから30年でもある。空港用地内の所有地名義を大勢の人に分割し、買収を難しくする一坪共有地の再分割を推進する熱田一行動隊長と、否定的な北原鉱治事務局長(91)の両派に分かれた。87年に北原派から旧小川派が分かれ、運動は3分裂。運動から05年に引退した熱田さんは今年1月、93歳で死去した。若い支援者に連帯模索の動きもあるが、旧熱田派の柳川秀夫代表世話人(65)が「手法が違う」と話す通り、溝は深い。
NAA資料によると、用地内に住む農家は、北原派の市東さんと旧小川派の1軒のみ。北原派1軒、旧熱田派1軒が用地外から所有農地に通う。反対運動を通じ、各農家は無農薬栽培による産地直送で消費者と「顔の見える関係」を志向した。だが、2年前の東京電力福島第1原発事故後、農産物の放射性物質汚染を心配して契約をやめた消費者も多く、風評が農家経営を圧迫している。「安心、安全にこだわって無農薬を選んだ長年の客が離れるのは残念。検査で安全だったものしか出荷していないのだが」と、ある農家は嘆く。
激変する成田空港の、また別の現実だ。(早川健人、味澤由妃が担当しました)=おわり
5月14日朝刊
4368
:
とはずがたり
:2013/05/15(水) 17:15:47
「日本の翼」縛る競争条件 航空自由化も燃料税など“ガラパゴス”状態
2013年5月13日(月)08:21
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20130512000.html
(フジサンケイビジネスアイ)
航空会社が自由に路線開設や便数を決められるオープンスカイ(航空自由化)が3月末から成田空港で始まった。これで発着枠に限りがある羽田空港を除く全空港が対象となり、本格的な自由化時代に突入した日本では、航空会社間の競争がさらに促され、一層の料金低下やサービス向上が期待される。ただ、自由化による経営悪化を懸念する国内航空会社からは、海外に比べて不利な競争条件を改善するよう求める声も上がる。現状のまま開国してもいいのか−。自由化は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に似た難題を日本の空に突きつけている。
「カンガルーがラクダになった。オープンスカイでここまで業界地図が変わるとは…」。昨年9月、アラブ首長国連邦(UAE)の国営エミレーツ航空と豪州のカンタス航空が提携したとの報に接し、国内航空大手の幹部はそんな感想をもらした。豪州と欧州を結ぶ路線は、英国系移民の往来が活発で旅客需要が非常に多く、「カンガルールート」と呼ばれる。カンタスは、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とシンガポール経由便を共同運航することで、このドル箱路線を守ってきた。
だが最近は、エミレーツをはじめとする中東航空会社が自由化の波に乗って台頭し、相次ぎ豪州へ進出。彼らの攻勢に押されたカンタスは、2012年6月期に最終損益が初の赤字へ転落した。そこで巻き返しのため、BAとの提携を解消し、新たなパートナーに選んだのが、ほかならぬエミレーツだった。カンタスは欧州路線の経由地をドバイへ切り替え、ドバイはハブ(中継地)としての地位をさらに高めた。
欧州−豪州路線は、従来のライバルであるシンガポール航空に加えて、広東経由の需要取り込みを目指す中国南方航空なども虎視眈々(たんたん)と狙う。「生き延びたとはいえエミレーツの軍門に下ってしまった。日本もそうならなければいいが…」。前出の幹部は地盤沈下を危惧する。
航空自由化は、1970年代後半にいち早く着手した米国や、域内の自由化を進めた欧州が先行。これに対し、国内航空会社の保護政策をとってきた日本は後れをとってきた。ようやく3年前に推進にかじを切り、今年3月末には、拡張で発着可能回数が25万回から27万回に増えたのに合わせ、成田でもスタートした。
需要が少ない地方空港とは違い、成田は自由化による新規就航や増便が期待され、早くも10月までに週87便が増便される予定だ。成田国際空港会社は「発着枠をいっぱいに使ってもらう」(夏目誠社長)として、4月から7年ぶりに国際線の着陸料を平均5.5%引き下げたほか、新規就航や増便分の着陸料を半額にする制度を導入し、航空会社の誘致に躍起だ。
もっとも国内航空会社は、自由化自体には賛成ながらも「豪州の二の舞いになりかねない」と不安を募らせる。日本の航空会社は、格差は解消しつつあるとはいえ、まだ海外に比べて割高な着陸料や空港使用料を負担しているうえ、米国を除く他国にはほとんど存在しない高い航空機燃料税まで支払っている。また、競争進展で切り捨てられる恐れがある地方の不採算路線についても、離島を除いて米国や欧州にはある補助制度がない。
国内LCCの幹部は「自由化には賛成だが、イコールフッティング(対等な競争条件)を実現してほしい。空港だけうるおっても国益にはならない」と注文をつける。国内航空会社が求めても、苦しい財政状況のなか、燃料税の撤廃は望み薄だ。赤字路線の補助についても、国土交通省や航空会社が意見交換する程度で、進展はみられない。
成田空港は、エミレーツが拠点とするドバイと、東南アジアから米東海岸へ向かう際のゲートウエー(玄関口)の座をめぐり競合しつつある。「世界一の空港」と評価される仁川空港を誇る韓国との競争も激しくなる中、競争条件の差は航空会社にとって致命傷となりかねない。
豪州は欧州や米国と並ぶ自由化推進国だ。しかし、カンタスの経営は主要施設を国内に置いたり、トップを同国人にすることを求める「カンタス・セール法」で縛られ、国を挙げて航空産業の育成を図る中東とは競争条件に大きな開きがある。皮肉なことに、こうした状況下で自由化を進めたことが、自国の航空会社の劣勢を招いた。
欧州でも、中東航空会社と格安航空会社(LCC)の進出が加速。欧州の航空大手からは、中東勢の欧州乗り入れを制限するよう求める声が上がる。オープンスカイの推進は必要だが、日本では豪州や欧州よりさらに国内航空会社に厳しい競争条件を課している「ガラパゴス」の状態を解消することが求められている。(井田通人)
4369
:
とはずがたり
:2013/05/15(水) 17:18:05
クアラルンプール空港、旅客急増 20年までに世界トップ20入り
http://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/fbi20130514033.html
2013年5月15日(水)08:21
国際空港評議会の最新報告によると、マレーシアのクアラルンプール国際空港(KLIA)は、昨年の利用旅客数が世界第27位の3980万人に達したもようで、2020年までに世界トップ20入りすると予測されている。現地紙スターなどが報じた。
他国の空港との接続性が良く、航空機の受容能力が高い上に、マレーシアの国内航空市場が拡大していることなどが主要因だ。また格安航空会社(LCC)でアジア最大のエアアジア(本社・クアラルンプール)の拠点空港であることも旅客数を押し上げた。
近年、KLIAは利用旅客数を急速に伸ばしている。10年前は、近隣諸国でライバルのシンガポール・チャンギ国際空港やバンコク・スワンナプーム国際空港に比べ、ビジネス需要が低いことから、英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)、独ルフトハンザ航空、豪カンタス航空がKLIAへの運航を中止した。ところが今は国際空港としての重要性が高まるばかりだ。成長著しいマレーシア経済を背景に、多くの外資系企業がクアラルンプールに拠点を構えてビジネス客が増加しているほか、マレーシアは旅行先としても人気を集める。
ルフトハンザはすでに乗り入れを再開、BAとカンタスも追随する見通しだ。また、エールフランス航空が4月から30年ぶりに就航した。トルコ航空とフィリピン航空も10年ぶりにKLIAへの再就航を決めている。
LCCも続々と就航しており、最近ではマレーシアのマリンド航空が発着を開始した。ほかに、ジェット・エアウェイズ、スパイスジェット、インディゴの印LCC3社も乗り入れを検討している。アジアや中東からの就航も増える見込みだ。
KLIAは設備拡張によって利便性が一段と高まるため、就航社数は現在の56社から今年中に60社以上になることが確実視される。(シンガポール支局)
4370
:
チバQ
:2013/05/16(木) 21:06:50
http://www.cnn.co.jp/usa/35032063.html
旅客機が行き先変更 乗客が「ボディガード」の主題歌熱唱で
2013.05.15 Wed posted at 11:45 JST
(CNN) 米ニューヨークを発ってロサンゼルスに向かっていたアメリカン航空の旅客機が、故ホイットニー・ヒューストン主演映画の主題歌にもなった「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラブ・ユー」を機内で歌い続けた乗客のために、行き先を変更してカンザスシティーに着陸する騒ぎがあった。
アメリカン航空広報によると、同機は9日夕、乗客が騒ぎを起こしたために、行き先を変更してカンザスシティー国際空港に着陸した。
「アイ・ウィル・オールウェイズ・ラブ・ユー」は、ホイットニーがケビン・コスナーと共演した映画「ボディガード」で歌った主題歌。別の乗客が撮影したビデオには、同機を降ろされて警察に連行されながらも歌い続ける女性の姿が映っている。
同空港の広報も、女性がこの歌を歌いながら同機から降ろされたことを確認した。女性は一時拘束されたものの、逮捕はされないまま釈放され、今後米運輸保安局(TSA)などが事情を聴く予定だという。
地元航空当局はCNN系列局KMBCの取材に対し、この女性は航空警察官に従わなかったと説明した。女性は調べに対し、自分は糖尿病なので歌を歌ったと話しているという。
4371
:
チバQ
:2013/05/18(土) 22:53:15
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/economics/137626
111億円で大成が落札 成田LCCターミナル
2013年05月18日 14:30
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成田空港に新設される格安航空会社(LCC)専用ターミナルの本体工事を、大成建設が111億8250万円(税込み)で落札した。16日付で成田国際空港会社(NAA)が契約を結んだ。2015年3月末までに完成予定。
NAAによると、入札には5社が参加。契約を結ぶ上限の価格は約118億6千万円に設定されていた。NAAは、LCC側の要望も踏まえ、できる限り低コストで整備する方針を示しており、「今回の入札でも一定の費用抑制を図ることができた」としている。
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4372
:
チバQ
:2013/05/19(日) 22:09:00
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130519/trd13051922050009-n1.htm
成田空港あす開港35年 「日本の玄関」正念場 競争激化、未買収地も
2013.5.19 22:03
成田空港は20日、開港から35年を迎える。国際化が進む羽田や、成長著しいアジア各国の空港に対抗するため、成田はオープンスカイ(航空自由化)により発着回数30万回を目指す。一方で、開港時の反対闘争の傷痕は今も残り、用地内に点在する未買収地による空港のいびつな形状は解消されていない。空港間競争が激化する中、「日本の空の玄関」は正念場を迎える。
「選ばれる空港を目指したい」。成田国際空港会社(NAA)の夏目誠社長は今月14日の決算会見で、繰り返し強調した。
成田空港では今年3月末からオープンスカイ(航空自由化)が始まり、政府間の交渉を通さずに、空港と航空会社の協議で路線や便数を自由に決められるようになった。これにより週65便の増便が予定され、来年度は増収増益の見通しを示している。
しかし、国際化が進む羽田空港や、韓国の仁川空港などアジアの主要空港が急成長する中、成田を取り巻く状況は予断を許さない。
平成19年度の成田の国際線旅客数は年間3400万人を超えていたが、リーマン・ショックや東日本大震災の影響で23年度は2700万人にまで減少。24年度は3千万人にまで回復したものの、リーマン前の水準に戻らない。NAAは「羽田の再国際化の影響が大きい」と要因を分析する。
さらに、仁川が世界2位の米デルタ航空に対して誘致を働きかけるなど、各国の大手航空会社がアジアの拠点と位置づけている成田の地位を揺るがしかねない動きも出てきた。
NAAは今後3年間の中期経営計画で、路線誘致を積極的に展開する方針を打ち出した。「スピード感を持って取り組むことが重要だ」と夏目社長が語るように、成田空港は待ったなしの状況にある。
4373
:
チバQ
:2013/05/19(日) 22:11:05
http://mainichi.jp/select/news/20130519k0000m040117000c.html
成田空港:LCC専用ターミナル整備費30億円以上圧縮
毎日新聞 2013年05月19日 10時00分(最終更新 05月19日 10時56分)
◇「ぜいたくな施設要らない」各社が求める
成田国際空港会社(NAA)が、格安航空会社(LCC)専用ターミナルの整備費用を当初計画の約200億円から、30億円以上圧縮したことが分かった。整備費が高いと航空会社に高い施設使用料を求めざるを得ず、その分は運賃にはね返るため、利用予定のLCC各社から「ぜいたくな施設は要らない」とコストダウンを求められていた。
同ターミナル新築工事の入札は10日にあり、5社が応札。大成建設(東京都)が111億8250万円で落札し、16日に工事契約を結んだ。14年度中の完成予定を目指す。
NAAは12年4月に整備計画を発表した際、総費用を約200億円と概算した。第2旅客ターミナルビル北側の第5貨物ビル北半分を撤去して跡地に整備するため、うち約50億円を解体費用や貨物地区再整備費用として積算。本体費用は約150億円だった。
同ターミナルは本館が鉄骨一部4階建て約5万平方メートル、サテライト(別館)が鉄筋コンクリート2階建て約7000平方メートル。国際線、国内線合わせて年間830万人の利用を見込んでいる。【早川健人】
4374
:
チバQ
:2013/05/20(月) 22:03:49
http://www.zaikei.co.jp/article/20130519/132591.html
LCCより安い? ウルトラ弾丸ツアー
2013年5月19日 16:34
記事提供元:エコノミックニュース
2012年3月1日に、日本初の本格的LCC、ピーチが就航。次いで、7月3日にはジェットスター・ジャパンが、翌8月1日にはエアアジア・ジャパンが就航し、昨年はLCCの話題で持ちきりとなった。
成田国際空港が14日に発表した平成25年3月期連結決算によると、売上高は前期比9.0パーセント増の1892億円、最終利益は同4.3倍の153億円と、2期ぶりの増収増益の上、過去最高となったが、これはLCCの新規就航の貢献度が大きいとみられる。また、沖縄県観光政策課も今月15日に、4月の観光客数がの51万6300人で、前年度同月比9.6パーセント増と、こちらも過去最高水準となったことを発表しており、旅客輸送実績こそ非公開にしてあるものの、やはりLCCの就航が大きく貢献しているものと思われる。
今年に入ってもLCC、とくに国産LCCの代表格でもあるピーチ・アビエーションは順調に業績を伸ばしており、4月に東北初となる仙台便を就航、さらに9月13日からは釜山線を就航するなど、着実に路線を拡大している。LCCの盛況は航空業界全体を活気付けるカンフル剤となり、概ね歓迎されてはいるものの、価格面では対抗しくい従来の航空便の中には、LCCにおされて苦戦しているところもあるようだ。
そんな中、香港のフラッグ・キャリアであり、日本でも馴染みの深いキャセイパシフィック航空が、非常に面白いプランを5月15日から提供し、話題を呼んでいる。
その名も「エコ得スペシャル ウルトラ弾丸」運賃。
成田、関西、名古屋発着、香港行きの格安運賃で、価格はなんと往復18000円。往復の燃油サーチャージが12000円なので、なんと3万円で香港往復ができてしまうのだ。ただし、利用便と出発日は設定されており、土曜午前発、日曜早朝着、または日曜午前発、月曜早朝着の0泊2日の場合に限って利用できるものとなっている。LCCの就航で、国内外への弾丸航空ツアーの人気が高まっている。現地の滞在時間は短いものの、何より気軽な値段で空の旅ができるのと、週末の時間を利用したプチ旅行のスタイルが受けているようだ。
LCCはその性質上、格安の運賃や簡易なサービスなど際立った部分ばかりが取りざたされて、従来の航空便と比較されることが多いが、ゆっくりと旅を楽しみたいときは通常の航空便、食べ歩きやショッピング、ビジネスの出張など、他の目的がメインで、バスや電車のような移動手段として使いたいときはLCCというような使い分けをするのが正しい利用の仕方だろう。(編集担当:藤原伊織)
4375
:
チバQ
:2013/05/20(月) 22:05:34
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130519/chb13051922130005-n1.htm
「完全空港」へ…高まるB滑走路待望論 千葉
2013.5.19 22:11 (1/2ページ)
未買収地(左の部分)を迂回するため、「への字」に湾曲しているB滑走路の誘導路=成田空港(城之内和義撮影)
20日で開港35年を迎える成田空港は、現在も当初計画からはほど遠い姿だ。建設反対闘争による未買収地の影響で、十分な長さの滑走路が1本しかない弱点を有事に露呈し、かつては「欠陥空港」とまで呼ばれた成田。激化するアジアの空港間競争の中で「完全空港」に脱皮するため、関係者からはB滑走路(2500メートル)の再延長待望論が高まっている。
空港用地内には2軒の農家が住んでいるほか、一筆の土地を多数の地権者で分け合う「一坪共有地」などが点在。民家や畑など計約3万4千平方メートルの未買収地があり、滑走路や誘導路の建設計画に大きな影響を与えている。
成田空港はA滑走路(4千メートル)とB滑走路の平行する2本の滑走路で運用している。当初計画にあった横風対策用のC滑走路(3200メートル)は用地買収が進まず建設が凍結され、現在はA、B両滑走路を結ぶ誘導路として使われている。
今年3月、この誘導路上にエプロン(駐機場)が新設された。昨年度に増枠した年間発着能力27万回に対応するための施設で、今後の30万回化に向けて拡張も視野に入れている。同所にエプロンが整備されたことで、関係者からは「事実上、C滑走路の計画は消えた。今後はB滑走路の延長が現実的な課題」との見方が強まった。
B滑走路は平成14年4月、2180メートルの「暫定滑走路」として供用開始された。当時は「第2の開港」として成田の利便性向上に期待が寄せられた。
しかし、21年3月に起きた米フェデックス貨物機の炎上事故が、状況を一変させた。事故現場のA滑走路が26時間閉鎖され、短いB滑走路から離陸できない大型機の欠航が相次いだ。滑走路2本のうち1本が完全な代替とならないことから「欠陥空港」と指摘された。
こうした事態を受け、成田国際空港会社(NAA)はB滑走路を当初計画の2500メートルで運用する計画を半年前倒し。さらに当時の森中小三郎社長(現取締役相談役)はB滑走路を再延伸する意向を示した。
仁川(韓国)や香港(中国)、チャンギ(シンガポール)などアジアの主要空港はいずれも4千メートル級の滑走路を2本以上持っている。「運用効率や有事の対応を考えると、成田にも4千メートル級がもう1本必要」。航空関係者らの待望論が高まる中、用地問題解決に向けた粘り強い交渉もNAAには求められている。
4376
:
チバQ
:2013/05/20(月) 22:07:11
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201305210002.html
'13/5/21
東京出張「空」にシフト
山口銀行系のシンクタンク「山口経済研究所」(下関市)は、山口県内企業を対象に実施した東京出張の交通手段を問うアンケートの結果をまとめた。上京機会がある約200社の中では、山口宇部空港(宇部市)の利用が4割強でトップ。岩国柳井地域では、昨年12月に開港した岩国錦帯橋空港(岩国市)の利用が4割を超え、新幹線や他空港からのシフトがみられた。
同研究所は2002年11月以降、約2年ごとにほぼ同じ県内企業を対象に、東京出張の手段を調査。6回目の今回はことし2月に実施し、226社から回答を得た。うち上京の機会があるとしたのは191社。複数の手段の場合、利用頻度に応じて案分した。
全体では、山口宇部空港の利用が44・9%を占めた。新幹線が36・9%、岩国錦帯橋空港が7・3%で続いた。前回2010年11月の調査(対象は208社)に比べ、山口宇部空港は3・0ポイント増えた一方、新幹線は8・3ポイントダウンした。
地域別では、岩国柳井地域(30社)で新幹線が50・0%、岩国錦帯橋空港が45・0%、広島空港が5・0%と続き、陸路と空路が拮抗(きっこう)。10年と比べ新幹線は23・4ポイント減、広島空港は18・1ポイント減と、それぞれ大幅にダウンした。3%程度あった山口宇部空港もゼロとなり、新空港開港の影響が表れた。
山口宇部空港の利用は、地元の宇部小野田地域(34社)で89・4%と圧倒的で新幹線は約1割にとどまった。山口防府地域(37社)でも約6割、萩長門地域(6社)では約8割を占めた。
下関地域(44社)では空路が8割強を占めて優位性を確立。ただし、山口宇部空港44・5%▽北九州空港(北九州市)21・1%▽福岡空港(福岡市)19・5%―と3空港に需要が分散した。
逆に新幹線が優位だったのは周南地域(40社)。新幹線利用が78・8%を占め、山口宇部空港の20・5%を大きく上回った。岩国錦帯橋空港の利用は1%未満だった。
4377
:
チバQ
:2013/05/21(火) 21:22:52
http://www.cnn.co.jp/fringe/35032339.html
ダカールのつもりが「ダッカ」に到着、機中で気付く 1万キロの大間違い
2013.05.21 Tue posted at 17:32 JST
(CNN) 米ロサンゼルスからアフリカ西部セネガルの首都「ダカール」への便に乗ったつもりが、向かった先は南アジア・バングラデシュの首都「ダッカ」――。夫婦が機中で異変に気付いた頃には手遅れだった。
米紙ロサンゼルス・タイムズが伝えたところによると、サンディ・バルディビエソさんと夫のトリエット・ボーさんは昨年末、トルコ航空でダカール行きのチケットを購入した――はずだった。ダカールの国際空港のコードは「DKR」、ダッカのコードは「DAC」。チケットには「DAC」の文字があったが、夫婦は深く考えることもなく、それがダカールを指すのだろうと思い込んだ。
機内に入って席に着いてからも、2人は安心しきっていた。「乗務員のアナウンスで目的地はダッカと聞こえた時も、ダカールをトルコなまりで言うとそうなるのかと思った」と、サンディさんは振り返る。
イスタンブールでの乗り継ぎの後は、2人とも疲れて眠ってしまった。その後目覚めて機内を見回した時、乗客がアフリカ人でなく、アジア人ばかりなのに気付く。客室内の地図表示を確かめて、事の重大さを知った。2人を乗せた飛行機は、目的地から1万キロ以上も離れた空港に向かっていたのだ。
トルコ航空は着陸後、2人をイスタンブール経由でダカールへ送り届けた。預けてあった荷物を取り返すまでには、さらにあと2日かかったという。
4378
:
チバQ
:2013/05/21(火) 21:24:21
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20130521rky00m020003000c.html
ANA:2路線新設 那覇空港ハブ 国際貨物 /沖縄
2013年05月21日
全日本空輸(ANA)は、那覇空港を中継拠点(ハブ)とする国際航空貨物事業で、成田−中部−沖縄線と沖縄−青島(中国)線を8月28日に新設する。これまで中部国際空港(愛知)からの貨物は、関西や羽田などを経由していたが、沖縄直航により輸送時間が半日から1日短縮される。同社は「自動車産業をはじめとした製造業が集積する日本有数の工業地帯から出荷した貨物が、翌朝にはアジアの各空港に到着することが可能となる」と説明している。
青島周辺は日系企業や台湾企業の部品組み立専門業者が多く、新規就航により上海や香港だけでなく、北京や天津などにも事業展開の選択肢が広がるという。
これまで、ANAの貨物専用機で運航していた成田−沖縄線の貨物専用機を日本貨物航空(東京)の機材で専属運航することにより、浮いたANAの貨物専用機2機を新規路線に投入する。
新規路線就航により、沖縄からの貨物便就航地点は国内は成田、羽田、関西、中部の4、海外はソウル、上海、台北、香港、バンコク、青島の6と合計10地点となる。
ANA広報部によると、今後は同社の貨物事業関連部門を独立させ、新たに「貨物事業会社」を設立する。貨物部門の事業を専門的に手掛けることで一層の事業拡大を目指す。
(琉球新報)
4379
:
とはずがたり
:2013/05/22(水) 19:31:05
飛行場を造りたい人の意見だから俺と相容れない部分は深いと思われるけど,第一種の請願空港に対する辛辣な見方には大いに共感。地方は高速道路なり国道なり国に乞食するばかりで頭使って効率的なインフラ整備しようとしないね。
因みに空港整備法は2008年の改正で整備がとれて空港法になった。
第18回 空港整備法
〜2007.10.15〜
http://www.scopenet.or.jp/main/columns/wagakuni/no18.html
飛行場計画技術研究会 小坂英治
過日、自宅の本箱を整理していたら「昭和50年代前期経済計画(経済企画庁)」なるもののコピーが出てきた。これを見ると、我が国は昭和51〜55年度の間に100兆円(昭和50年度価格)の社会資本整備をするとあり、事業別公共投資額で航空部門は0.8%の8,000億円が割り当てられ、因みに道路部門は19.5%の19兆5,000億円、鉄道部門は8.0%の8兆円、港湾部門は2.9%の2兆9,000億円とある。 実績投資がどうなったかは確認していないが、部門別表の中で、航空部門のシェアが一段と低く部門別に項目を立てているのが異様に思えるほどである。にもかかわらず、ここ数年、特に地方空港への過大投資がマスコミのやり玉に挙がっていることを思えば、空港とは何と安上がりな社会資本投資ではないかと感心してしまう。
空港整備法の目的
「空港整備法」と言う名称が引き継がれるかどうか知らないが、もし名前が残るならば、法の目的は現在と同じく、「空港の整備を図るため、その設置、管理、費用の負担等に関する事項を定め、もって航空の発達に寄与する」と定型的な第1条が置かれることになると思うが、その手段として設定される第2条(空港の定義及び種類)は全く別のものになるはずだ。 制定当時は、国の経営上必須の社会資本である国際空港の価値が国民に殆ど理解されていなかった時代であり、江戸から明治の開国時代の神戸港や横浜港と同じように地方自治体でなく本質的に国が責任を持つ公共財として国が事業主体でなければならず、国全額負担の第1 種空港が考えられた。現在、日本中の自治体が地域発展の源として地域の国際化を目指していることを思えば格段の差である。 一方、国内航空にあっても当時航空交通は大都市が所有すべき社会資本とは考えられておらず、鉄道交通に大きく依存できない地域が東京や大阪に何とかアプローチしたいということで空港に期待したのであった。その顕れとして、昭和31年に現空港整備法が施行され、最初に指定されたのが、第一種空港として東京国際空港、第二種空港として稚内空港、大村空港(現在の長崎空港)、熊本空港、高松空港そして鹿児島空港の5空港、合せて6空港であり、空港所在地都市の地理的なやみが伝わってくるような気がする。 それに反して、今や政令都市もでき、空港の整備に最も熱心な県でもある宮城県や新潟県は、仙台空港や新潟空港の整備に比較的後年度まで無関心であり、第2種空港としての地元負担さえ途切れがちなことがあった。
4380
:
とはずがたり
:2013/05/22(水) 19:31:24
>>4379-4380
因みに、第1種空港とは、「国際航空路線に必要な飛行場」であり、第2種空港は、「主要な国内航空路線に必要な飛行場」、第3種空港は、「地方的な航空運送を確保するため必要な飛行場」とされている。空港整備法は、我が国の国際、国内の「航空路線」を形成するための「空港」を確保する方策として空港の種類を設定し、その種類に応じて、設置主体さらには建設及び管理に必要な資金に対する国の費用負担率、補助率を定めている。 歴史の進み方の速さからすれば、この中でも地元負担がゼロである第一種空港の制度が結果最悪であったように思う。羽田空港や伊丹空港の歴史を見れば歴然であり、地元負担があって始めて関心が持たれるのであって、負担が無く何ら責任を負わない事業は全て他人事になるのが常である。
何回か触れたようにかって空港整備行政は「請願空港」と揶揄された。羽田空港や成田空港、関西空港に見られる如く大規模な空港の整備は円滑に行ったためしがない。空港造りは空港内の整備だけでは空港にならないからである。空港の最も重要な施設は道路や鉄道のアクセスであり、また航空機騒音に対処するための都市計画である。近くに河川があれば、場内の雨水排水に支障が無いか河川改修の進捗度まで関係する。 昭和48年に制定された環境基準では、土地利用によっては、屋外で70とか75 WECPNL以下を守らなくてはならないことになっている。これら全てを空港内の航空行政のみで達成することは不可能である。このため、成田空港や関西空港は関係閣僚会議のような国の関係機関を総動員して対応したが、所詮これらは、国が総がらみになって地方行政に依頼する仕組みであり、地方行政が自ら事業主体になるのとは全く異なる。 従って周辺も含めた空港全体を捉え、完成後もよりよいサービスをしようとすると国が事業主体ではどうにもならないのである。これが「請願空港」の所以だと肯定的に解釈している。国が行うべき業務は「航空管制」のみであろう。そして、空港を地方行政に任せるならば、空港の利用の仕方も、定期航空利用主体である必要はなく、飛行船からバルーン、スポーツと空の利用を全て網羅して良いように思う。国の補助金のあり方はこれらとは別に規定すればよい。誰が空港の存続に責任を持てるかが大切なのである。
4381
:
チバQ
:2013/05/22(水) 21:35:14
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130522/mcb1305220701027-n1.htm
インド国内航空に明るい兆し 損失額減少、LCCは黒字化に成功 (1/2ページ)2013.5.22 07:00
インド東部コルカタの国際空港で列をなす旅行客。低迷が続く国内航空業界に明るい兆しが見え始めてきた(ブルームバーグ)【拡大】
巨大な潜在需要があるインド国内航空産業は、空港設備の老朽化や過重な運航コストなどが妨げとなり成長が足踏みしているが、政府の外資規制緩和などで一部に明るい兆しも見え始めた。国際航空運送協会(IATA)のトニー・タイラー事務総長が首都ニューデリーで開かれた航空業界セミナーで指摘した。現地紙ヒンドゥスタン・タイムズが伝えた。
インドの国内航空産業はかつて、活気あふれる同国経済の象徴として市場を広げていた。しかし、インフラの不備をはじめ、航空各社の無謀な事業拡大路線、行き過ぎた価格競争、燃料などのコスト高が妨げとなり、ここ数年は各社とも業績不振が続いている。昨年の国内線旅客数は前年比2.1%減と後退した。
タイラー氏は、航空会社の事業コストに占める燃料費の割合が、世界平均の約30%に対し、インドでは45%に達していると指摘。加えて、同国政府は国際ルールに反してサービス税を徴収していると批判した。
一方で同氏は、業界全体で計20億ドル(約2050億円)近くの損失を計上した2011年度(11年4月〜12年3月)以降は、ある程度の改善がみられると述べた。格安航空会社(LCC)で国内最大手のインディゴが黒字経営を維持。またインド航空会社2位のジェット・エアウェイズとLCCのスパイスジェットも昨年10〜12月期に黒字化を果たした。
タイラー氏は、インド政府が航空業界の外資規制緩和に昨年9月から踏み切ったことを評価している。
これにともない、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国のエティハド航空がジェット・エアウェイズと出資交渉で合意、ジェットの株式24%を約3億8000万ドルで取得すると発表するなど新たな動きが出ている。
また、インド外国投資促進委員会は、マレーシアのLCC大手エアアジアが49%出資し、財閥のタタ・グループと投資会社のテレストラが参加する合弁事業計画を承認した。今後、インドの空の勢力図が塗り変わっていきそうだ。(ニューデリー支局)
4382
:
チバQ
:2013/05/22(水) 21:40:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20130521-OYT8T01369.htm
空港利用者 6年ぶり増
大分空港を2012年度に利用した人は148万8379人(前年度比10万5236人増)で、6年ぶりに増加したことが県の調べで分かった。県交通政策課は「主力の羽田便で飛行機が大型化され、観光PRの効果が表れてきているのではないか」と分析している。
県によると、12年度は、国内線が146万4965人(同9万4401人増)。中でも、11年度に大型の飛行機が導入された羽田便は、120万7696人で前年度より、8万4554人増えた。
伊丹便も、19万1731人(同1万580人増)で7年ぶりに増加。一方、名古屋便は6万4562人(同1413人減)で5年連続で前年度を下回った。
国際線は、2万3414人(同1万835人増)で、前年度からほぼ倍増した。震災を受けて運休していたソウル便は11年12月末に運航を再開し、2万241人が利用した。チャーター便は3173人(同2703人減)。
大分空港の利用者は、1997年度の208万7321人を最高に減少傾向だったが、3月末にスカイネットアジア航空の羽田便、日本航空の伊丹便が増便し、格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンの成田便も就航した。
県交通政策課は「『おんせん県』のキャッチフレーズを旗印に大分の魅力を発信して、さらに需要を掘り起こしたい」としている。
(2013年5月22日 読売新聞)
4383
:
チバQ
:2013/05/23(木) 23:04:44
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130523/okw13052321100000-n1.htm
新石垣空港−台湾桃園の直行便が就航
2013.5.23 20:53
台湾のトランスアジア(復興)航空は23日、台北郊外の台湾桃園国際空港と、今年3月に開港した沖縄県石垣市の新石垣空港を結ぶ直行便を就航させた。昨秋、石垣市側が台湾各方面に要望を提出していた。(台北 吉村剛史)
4385
:
チバQ
:2013/05/25(土) 08:29:40
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130525-OYT8T00027.htm
小型ジェット、丘珠離着陸テスト…FDAが計画
フジドリームエアラインズの「ERJ170」型機 新千歳―静岡線などで小型ジェット旅客機を運航する「フジドリームエアラインズ(FDA)」(静岡市)が、7月7日に丘珠空港で小型ジェット機の離着陸テストを計画していることが24日、分かった。同空港の滑走路の長さは1500メートルで「ジェット機が利用するには十分でない」との指摘もあることから、安全に離着陸できることを確認する狙いがある。プロペラ機に加えて小型ジェット機が同空港に離着陸できれば、札幌中心部から道内外に至る時間の短縮や国際会議の札幌誘致といった効果が見込める。
今回のテストは、経済人や地方議員の有志で構成し同空港を拠点にした札幌の経済活性化を目指す「丘珠研究会」が、同社に働きかけて実施が決まった。鈴木与平・同社社長は昨秋、札幌市で開かれた「丘珠空港活性化シンポジウム」で講演し、「(丘珠は札幌市)中心部に近く、有効利用できる」と、自社の小型ジェット機就航の可能性を示唆した。
関係者によると、テストは、同社が保有する小型ジェット機「ERJ170」(ブラジルのエンブラエル社製、76席)で行い、一般客は乗せず、離着陸の様子は公開される。想定実験ではオーバーランしないことが確認されているとし、テストでも安全性に問題はないとの説明を同社から受けているという。
丘珠空港の発着枠は、1日44便が上限となっているが、現在は、北海道エアシステム(HAC)のプロペラ機(36席)による1日24便の運航にとどまっている。小型ジェット機の離着陸が可能になれば、ビジネスジェットやチャーター便の就航で同空港の使い勝手が良くなりそうだ。
(2013年5月25日 読売新聞)
4386
:
荷主研究者
:2013/05/29(水) 23:23:47
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420130502hlao.html
2013年05月02日 日刊工業新聞
中部国際空港、利用増へ反転攻勢−貨物・旅客で新路線
曇天(どんてん)続きだった中部国際空港(愛知県常滑市)に晴れ間がのぞき始めた。成田国際空港や関西国際空港の間に埋没し、長らく利用が低迷していたが、2012年度は05年の開港以来、旅客数が初めて前年度を上回った。さらに貨物、旅客の双方で新規路線開設が相次ぐ。空港側はこれを契機に利用料の値下げや施設拡張に着手。利用増に向けて反転攻勢に打って出ている。(名古屋・江刈内雅史、杉本要)
LCC就航に期待も膨らむ
【 大きなメリット 】
独DHLは4月に、中部空港と米シンシナティ、中国・上海を結ぶ便を開設した。欧米への長距離路線は10年にJALカーゴが米シカゴ、同ロサンゼルス便から撤退して以来3年ぶり。地元の経済界からは「これからは(米国に)直接輸送できる。リードタイムが短縮でき、大きなメリットがある」(細谷孝利名古屋商工会議所専務理事)と喜びの声が挙がる。
4388
:
チバQ
:2013/05/30(木) 22:38:52
http://www.asahi.com/business/update/0530/SEB201305300013.html
スカイネットアジア航空、6年連続の黒字 累積赤字解消
【柴田秀並】スカイネットアジア航空(ソラシドエア、宮崎市)は30日、2013年3月期決算(単体)を発表した。純利益は前年の約2倍、11億100万円と過去最高で、6年連続の黒字になった。累積損失も解消した。
搭乗者が増え、ほとんどの路線で利用率が上がったことで、営業収入は4・9%増の306億5500万円。営業利益は約3倍の19億4500万円になった。新型機の導入で、燃費が約2割向上したほか整備費用も約3割減り、利益増に貢献した。営業利益率は6・3%で過去最高だ。
スカイネットは1997年の会社設立から赤字が続き、06年9月中間期には累積損失が80億円に膨らんだ。高橋洋社長は「きちんとしたスタートラインにようやく立てた。急激な円安で燃料と機材のリース費が大幅に増えており、さらなる収入増とコスト削減を検討しなくてはいけない」と話した。
4389
:
チバQ
:2013/05/30(木) 22:40:02
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130530/bsk1305300502001-n1.htm
米大陸横断便、熾烈なサービス競争 (1/3ページ)2013.5.30 05:00
米航空各社は、ニューヨーク−ロサンゼルス間など最も利幅の大きい大陸横断便を正規料金で利用する乗客をめぐり、熾烈(しれつ)なサービス競争を展開している。
◆十分な見返りある
デルタ航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空はファーストクラスなどプレミアム席のスペースを拡大し、もともと国際線向けだった上質なサービスを導入している。そこに格安航空会社(LCC)のジェットブルー航空やヴァージンアメリカも加わり、6500ドル(約66万円)以上の航空券を買う顧客を奪い合っている。
こうした顧客はどの便でも搭乗人数こそ少ないものの、大陸横断便の売り上げの推定75%を生み出している。航空会社にとって、豪華な座席や食事への投資は十分に見返りがあるものだ。
プロゴルファーのタイガー・ウッズ氏などの代理を務めるエクセル・スポーツ・マネジメントの法務顧問、ハル・ビアガス氏は「私は自分の空間やプライバシーを重視したいため、座席の安心感が非常に重要だ。私の動向は注目を集めることが多い。また、説明資料や契約書に書かれた名前を背後から誰かに見られることがあってはならない」と述べた。
米国の東海岸から西海岸に向かう場合、向かい風の影響もあってフライトは6時間に及ぶ。これはニューヨークからロンドンのヒースロー空港に飛ぶ便と90分しか変わらない。高額の航空券を購入する人々にとっては、快適なサービスを求めるだけの価値がある。
アメリカン航空の場合、最上級の顧客には専属のコンシェルジュがつき、空港到着時の出迎えから専用チェックインルームへの案内、セキュリティーチェックの列に並ばずに済むプライベートエレベーターの利用といった手厚いサービスが受けられる。
同社のビラスブ・バヒディ 最高商務責任者(CCO)は「他の国内便とは異なり、ファーストクラスの正規料金を支払うことをいとわない顧客からの大きなニーズがある」と述べた。
米運輸統計局によると、ニューヨーク−ロサンゼルス間の搭乗者は年間320万人で、米国の長距離路線の中でも最も多い。また年間売り上げも14億3000万ドルで最大だ。
コンサルティング企業ボイド・グループ・インターナショナルのマイケル・ボイド社長の試算によると、典型的な大陸横断便では、プレミアム席が売り上げの約75%を占める。同社長は「客の人数を増やすよりも、ビジネス客のニーズに合わせることが重要だ」と述べた。
◆従来の習慣から脱却
航空各社はこれまで、たとえ採算が合わなくとも乗客の獲得を優先しようとしてきた。最も利益の上がる顧客に集中するアプローチは、従来の習慣から脱却するものだ。
デルタ航空のゲイル・グリメット上級バイスプレジデントは「大陸横断便の市場は極めて重要だ。ここで顧客をつかめば、その他の路線でも自社の便を選んでもらえるようになるからだ」と述べた。
大陸横断便でサービス競争の焦点になっているのがフルフラット・シートだ。デルタ航空では、フラット・シートのボーイング「767」の一部を大西洋横断便から大陸横断便に移した。さらに、もともと大陸横断便で就航していたボーイング「757」も、クレードル型シートからフラット・シートへの移行を進めている。
ユナイテッド航空も大陸横断便のボーイング「757」の座席配置を見直し、フルフラットにならない座席を取り換える予定だ。またサービス区分を3クラスから2クラスにし、普通席を32席追加する。同社のジム・コンプトン最高収入責任者によると、これは「機体の経済性向上に役立つ」措置である。
アメリカン航空は、今年11月に導入予定のエアバス「A321」を大陸横断仕様に仕上げている。新しい機体にはフラット・シートのミニスイートが10席、同じくフラット・シートのビジネスクラスが20席、足元の空間を広くした普通席が36席用意される。同社のバヒディCCOは「この機体がレジャー客向けの仕様でないことは、すぐに分かるだろう」と述べた。
大陸横断便の収益性はLCCにとっても魅力が大きく、ジェットブルー航空でさえ、全席普通席という原則に例外を作ろうとしている。同社のロビン・ヘイズCCOによると、来年就航する大陸横断便のA321にはプレミアム席が設けられる予定だ。同CCOは「当社の最優先ターゲットはすでにジェットブルーを利用している人々だ。しかし大陸横断便は、そういう人々ばかりが利用するとはかぎらない」と述べた。(ブルームバーグ Mary Jane Credeur、Mary Schlangenstein)
4390
:
チバQ
:2013/06/01(土) 15:35:27
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130601/mcb1306010501002-n1.htm
中国の空は大混雑 軍優先で開放進まず2013.6.1 05:00
旅行需要の増加に伴い保有機数を増やしている中国国際航空の飛行機(ブルームバーグ)【拡大】
中国の空には余裕がない。空軍が領空を管理し、民間には20%しか開放されていない。しかし今後3年間に、3大航空会社だけでも273機の航空機が増える見込みで、遅延率25%の原因である空の混雑がさらに悪化しそうだ。
中国国際航空(エアチャイナ)、中国東方航空、中国南方航空は旅行需要の増加に伴い保有機数を増やしてきた。エアチャイナは今後3年間でさらに113機、中国東方航空は2年間で93機、中国南方航空は今年67機を導入する予定だ。中国民用航空局(CAAC)のリー・ジアシアン局長によると、航空会社46社の保有機数は現在2001機だが、2020年には4200機に増える見込みだ。
一方、民間航空は全路線の5分の1しか使用していない、とCAACのシー・ボリ氏は話す。「われわれは努力しているし軍も空域の管理能力を向上させようとしているが、状況の改善には時間がかかるかもしれない」
米国では軍の空路は砂漠や海上に設定されることが多く、多くの空港を抱えるニューヨークなどの大都市から離れているため民間への影響が少ない、と航空安全財団(FSF)のケビン・ハイアット会長は語る。また、休暇シーズンなどには軍の空路が開放されるという。欧州航空管制局によると欧州の上空は一元管理され、原則的に軍の利用は一定の時期と高度に限られる。
CAACのボリ氏は、昨年の中国民間航空機の定時運航率は74.5%だったという。一方、米運輸統計局(BTS)が発表した米航空機の12年の定時運航率は82%だ。
大和証券グループのケビン・ラウ氏は「新体制になって、空域の開放が進むことを期待されている。でなければ遅延は解消されず、航空会社の長期的な成長見通しに悪影響を及ぼす」という。
中国空軍は1949年の建国以来領空を管理してきたが、徐々に規制を緩めつつある。低空域を開放し、利用可能な臨時空路についての情報を増やしている、と国営の新華社通信は8月に報じた。それでも上海証券の航空アナリスト、デービッド・ウェイ氏に言わせれば、過去7年間で年間旅客数が倍増した状況には追いついていない。
航空会社が規制緩和を待つ間に、空港インフラも拡充されている。北京ニュースの1月の報道によると、北京市で70億元(約1150億円)をかけた新空港の建設が許可された。中国の空港は現在183カ所だが、20年には260カ所になる予定だ。
ECハリスの航空コンサルタント、ウィル・ラウ氏は「旅行好きな中間層の急増と、かつてないほどの都市化やビジネスの拡大で、よりよい空港設備への需要が高まっている。しかし上空の容量が増えなければ、地上の設備も旅客の要求に応えきれない」と指摘した。(ブルームバーグ Jasmine Wang)
4391
:
チバQ
:2013/06/05(水) 20:48:22
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130605/bsd1306050502004-n1.htm
羽田で激化する顧客争奪戦 エミレーツ就航、海外勢の進出加速 (1/3ページ)2013.6.5 07:00
羽田空港の国際化が加速している。アラブ首長国連邦(UAE)の国営航空大手、エミレーツ航空は4日、羽田に新規就航したと発表した。羽田では2013年度末にも国際線の発着枠拡大が予定され、海外航空会社の進出が加速する見通しで、利便性が大幅に高まる一方、顧客争奪戦の激化も予想される。
エミレーツは、羽田とUAEのドバイを結ぶ便を1日1便運航する計画。同社が日本便を運航するのは、ドバイ−成田空港、ドバイ−関西空港に次いで3路線目で、羽田便は主にビジネス客、成田便は観光客の取り込みを図る考えだ。
4日の会見でエミレーツのティエリー・アンティノリ執行副社長は「ドバイをハブに世界77カ国へ向かえる」と述べ、ドバイ経由で欧州などへ向かう際の利便性の高さを強調。3日に閉幕したアフリカ開発会議(TICAD)で、安倍晋三首相がアフリカへの支援を打ち出したことにも触れ、「アフリカ諸国への接続が効率的になる」ともアピールした。
一方で今回の羽田への就航により、貨物部門のエミレーツ・スカイカーゴは日本−ドバイ間の貨物輸送量が1週間当たり160トン増える見通しだ。
経済成長が続くドバイと羽田を結ぶ便は初めて。海外航空会社が羽田に就航するのは、昨年4月のガルーダ・インドネシア航空以来となる。
航空業界では2国間交渉で路線や便数を決める従来方式に代わり、航空会社同士で自由に決められるオープンスカイ(航空自由化)が進展しているが、発着枠に限りがある羽田は現状では対象外。成田の発着枠が年27万回なのに対し、羽田は年6万回にとどまり、半分を早朝・深夜枠が占める。
エミレーツのドバイ便も、現地到着が朝7時5分で1日を丸ごと使えるメリットはあるものの、羽田発は夜中1時30分で、空港へのアクセスが課題。このため同社はファーストクラスとビジネスクラスを対象に、東京23区などと空港を結ぶ無料の送迎サービスを提供する。
一方、羽田では13年度末に昼間の発着枠が3万回増える予定。すでに英国とフランス、中国、シンガポール、タイ、ドイツの6カ国が羽田乗り入れで合意、他の国も就航を希望している。ドル箱の羽田路線は日系航空会社にとって“金城湯池”で、海外航空会社の進出により競争が一層激化するのは必至だ。(井田通人)
羽田空港に就航している海外航空会社
▽アシアナ航空(韓国) ▽大韓航空(韓国)
▽アメリカン航空(米国) ▽タイ国際航空(タイ)
▽エアアジアX(マレーシア) ▽中華航空(台湾)
▽エバー航空(台湾) ▽中国国際航空(中国)
▽エミレーツ航空(UAE) ▽中国東方航空(中国)
▽ガルーダ・インドネシア航空 ▽デルタ航空(米国)
(インドネシア)
▽キャセイパシフィック航空(香港) ▽ハワイアン航空(米国)
▽上海航空(中国) ▽ブリティッシュ・エアウェイズ(英国)
▽シンガポール航空(シンガポール) ▽マレーシア航空(マレーシア)
※マレーシア航空は運休中。社名は五十音順
4392
:
チバQ
:2013/06/06(木) 00:09:22
http://www.cnn.co.jp/usa/35032924.html?google_editors_picks=true
米旅客機、高校生ら109人の搭乗拒否 「指示に従わず」
2013.06.04 Tue posted at 12:39 JST
(CNN) 米サウスウエスト航空の旅客機に搭乗したニューヨークの高校生101人と教職員8人が客室乗務員の指示に従わなかったとして降ろされる騒ぎがあったことが4日までに分かった。一方、教員や生徒は客室乗務員の「過剰反応」だったと訴えている。
騒ぎは3日早朝にニューヨークを出発してアトランタに向かう便で起きた。サウスウエスト航空の広報によると、生徒たちは座席から立ち上がったり携帯電話を使い続けたりして、客室乗務員の指示に従わなかったという。機長が注意しても聞かなかったことから同機を降りるよう要請したといい、このために出発が45分遅れたとしている。
降ろされたのはニューヨーク・ブルックリンにあるユダヤ教系の私立高校の生徒と教職員。付き添っていた教員の1人、マリアン・ウィルガスさんは、1度注意されただけでは着席しなかったり、携帯電話の電源を切らなかった生徒も何人かいたかもしれないが、指示には全員が従ったと反論する。
「事がおおげさに扱われた。生徒たちは、客室乗務員が言っているようなことはしていない」とウィルガスさんは言い、客室乗務員の態度が悪かったとも主張。
生徒たちが安全規定に違反したという同航空の説明については、後部座席に座った「少数の」生徒は騒がしかったかもしれないが、だからといって109人全員を降ろす必要はなかったと訴えている。
一方、生徒の1人は、自分たちがユダヤ教徒だからこのような扱いを受けたと思うと話し、「もし特定の宗教を持たない生徒だったら、追い出されたりしなかったと思う」と語った。
その後、サウスウエスト同航空が別の便を手配し、生徒たちは幾つかのグループに分かれて後続便に搭乗できたという。
4393
:
チバQ
:2013/06/06(木) 00:20:33
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130604/chb13060422180006-n1.htm
国交省「南ルート」高度引き上げ本運用へ 羽田空港騒音問題
2013.6.4 22:18
羽田空港再拡張に伴う航空機の騒音問題で、国土交通省は4日、騒音軽減のため試行運用している一部ルートの飛行高度引き上げについて、11月をめどに本運用開始を目指す方針を明らかにした。恒常的な騒音軽減が期待されるが、増加傾向にある苦情件数を踏まえ、千葉県などはさらなる改善策を講じるよう国に求めている。
高度引き上げの対象となるのは、好天で南風が吹いている「南風好天時」に、南方面から到着するルート。この日千葉市内で開かれた県や関係市町村でつくる連絡協議会で、国交省が方針を示した。
羽田空港のD滑走路が供用開始された平成22年以降、県上空を通過して同空港に向かう航空機の騒音問題が深刻化。特に南風好天時は、千葉市上空で北と南の両方面から同空港へ向かう航空機が交差するポイントがあり、騒音被害を訴える声が相次いだ。
国交省は騒音軽減を図るため、昨年8〜11月、南方面から千葉市上空を通過して同空港に向かうルートについて、従来の高度5千フィートの水平飛行から7千〜6千フィートに上げて飛行する試行運用を実施。安全性などを検証した上で、3月から試行運用を再開していた。
同省は11月をめどに高度引き上げの本運用開始を目指すとともに、4千フィートで飛行している北方面からのルートについても、高度引き上げの本格検討を開始するとしている。
県などは、南方面からの到着ルートの本運用開始について「スケジュールが示されたことは評価できる」としたが、騒音問題に関する昨年度の県内の苦情件数が前の年度を大きく上回ったことなどを受け、北方面からのルートについても、国際線増枠が計画される来年3月までの高度引き上げを強く要望。富津沖の海上ルートの本格運用や、首都圏全体での「騒音共有」も求めている。
◇
千葉県空港地域振興課は4日、航空機の騒音問題について、昨年度に県内の自治体が受けた苦情は前年度(566件)の約1・6倍にあたる927件だったと明らかにした。
特に千葉市では、前年度の2倍以上となる557件に上った。騒音軽減策の実施を求める声などが大半を占めるという。
4394
:
チバQ
:2013/06/07(金) 00:18:31
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MNY8P96S972Y01.html
エアアジア:新国際線就航へ−香港、グアム、サイパン候補
6月6日(ブルームバーグ):ANAホールディングス 傘下の格安航空会社(LCC)エアアジア・ジャパンは、今年度内に国際線を1路線増やす方針だ。7月就航予定の台北線に続くもので、国際線としては5路線目となる。日本人に人気のアジア諸国などを就航地として想定しており、国際線拡充により集客率を改善して収益拡大を狙う。
小田切義憲社長兼最高経営責任者(CEO)が5日、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで明らかにした。就航地はエアバスA320型機を使う前提で片道約4時間の距離に限られるとし、香港やグアム、サイパンなど例に挙げた。現在の日中関係から中国本土への就航は時期尚早とも付け加えた。
現在は成田−ソウル、成田−釜山、中部−ソウルと国際線の3路線を運航。7月3日に成田−台北線を就航させる計画だ。国内線では成田、中部から計5路線を運航。日本航空 などが出資して競合するジェットスター・ジャパンが国内線のみで運航する中で、エアアジアは国際路線の比重を高めることで差別化を図る。
小田切社長は台北便について、初便の予約ははほぼ満席とした上で「4割程度を台湾側からの利用客として期待している」と述べた。集客についてはインターネットからの個人客が台湾でも中心だとしながらも、一部チケットについては旅行代理店を通じて販売する計画。
また、統一機材として現在4機保有しているエアバスA320型機は月内納入の1機を含め年度内に9−10機体制を目指すという。小田切社長によると「飛行機は10機程度を持って回すようにすれば相対的にコストが下がり収益性が改善する」として、間もなく半分に達するとして、現在は土台となる環境を整える段階にあるとの認識を示した。計画では17年度末に25機体制を目指す。
同社は日系LCCとしては3社目となり、ANAとマレーシアのエアアジア との共同出資で設立され、2012年8月から運航している。先行したANAが出資し関西国際空港を拠点とするピーチ・アビエーションやジェットスターとの比較では、搭乗率でやや苦戦している。
エアアジア・ジャパンが発表した、ことしのゴールデンウィークの搭乗率実績によると、国内線は67.6%、国際線は61.2%だった。この成績は国内線では同3社の中では最下位だった。トップはピーチで91.3%だった。国際線でもピーチが84.1%と大きく差が出た。
ANAHDの伊東信一郎社長は5月の定例会見で、エアアジア・ジャパンの事業展開は苦戦していると認めた上でその理由のひとつが「知名度が低いこと」と指摘した。そして、現在は改善に向け取り組んでいる最中だとコメントしている。
課題は知名度向上
小田切社長は「恒常的に利潤を得るには搭乗率約80%が必要。代理店を使った旅行商品の販売をしっかり展開するほか、キャンペーン実施やネットへの効果的なアプローチで認知度や知名度の向上は可能だ」と自信を示した。そして、より具体的な方策については、現在新たな中期経営計画を策定中で盛り込む方針だとした。
同社が拠点とする成田空港では、国と空港周辺自治体などが滑走路の利用時間の弾力的な運用で合意している。これまでの午前6時から午後11時までだった離着陸時間の制限を、遅れなどの特別な場合にのみに限られるが午前0時まで1時間延長できるとするもの。スケジュールがタイトなLCCには追い風となる措置。
小田切社長は「非常によかった。ただ是非次の段階に向け新たな緩和をお願いしたい」と語った。その上で「成田空港は、日本の玄関を標ぼうしているが、いまの時代の国際空港の24時間化は必要だ。すぐにとは言わないが、いずれ実現するようにお願いしたい」と期待を表明した。
さらに、アベノミクスについては「経済が活性化することで人の流れがより活発になることは航空業界、そしてLCC各社にとっても大いにプラスだ」とコメントした。その上で、円安傾向にある現状では海外からの利用客を取り込むなどのさまざまな方策を実施し収益性の向上に努めると強調した。同社は14年度中の黒字化を目標に据えている。
4396
:
チバQ
:2013/06/07(金) 22:35:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20130603-OYT8T01398.htm
[ニュース最前線]787就航 観光効果は?
秋田空港に着陸したANAのボーイング787型機(1日、秋田空港で)
秋田空港を離陸し、羽田に向かう787の機内。天井が高く、空間にゆとりがある(1日) 全日本空輸(ANA)と日本航空は1日、バッテリーのトラブルで運航を停止していた米ボーイング社製「787型機」の運航を再開し、ANAの秋田―羽田線でも、予定より2か月半遅れて787が就航した。今のところ、同線の787の予約状況は従来機と比べて多くないが、3月から運行し、人気が高い秋田新幹線「スーパーこまち」との相乗効果で観光客増に一役買うかどうか、注目されている。(横溝崇)
1日はトラブルでの就航延期を踏まえ記念式典はなかったが、展望デッキでは航空ファンら約30人がカメラを手に着陸を見守った。午前9時50分過ぎ、787を使ったANA874便(264席)は185人の乗客を乗せ、搭乗率70%で秋田空港を離陸した。
787の機体には、軽量で剛性に優れたカーボン新素材を使用。ANAが主に国内線で使っている767より全幅で12・5メートル、全長で1・8メートル、それぞれ大きいが、燃費は20%向上した。窓の大きさは約1・3倍になり、機内の湿度は従来の5%以下から25%前後まで改善された。機体の揺れを減らす機能もある。
787に乗るため予約を変更した秋田市、会社員鈴木聖(きよし)さん(34)は羽田に着き、「飛行中も静かで、とても快適だった」と満足そう。家族3人で乗った由利本荘市、会社員蔵重健司さん(33)も「搭乗直前に787と知って不安になったが、中は広くてきれい。地方路線でこんないい飛行機に乗れるのはいい」と歓迎した。
ANAは当初、同線への787導入を、スーパーこまちと同じ3月16日にぶつけてきた。陸路と空路で“新顔”が同時に登場し、観光への波及効果が期待されたが、1月に787のトラブルが明らかになった。
ANA秋田支店の鈴木哲哉支店長は「信頼を回復できるよう1便1便、着実に運航していきたい」と気を引き締める。同支店によると、787の利用実績や予約状況は、現時点で前年の767とほぼ同じだという。
一方、スーパーこまちは好調を維持している。JR東日本秋田支社によると、3月16日〜5月28日のスーパーこまち(1日4往復)の乗客数(盛岡〜田沢湖間)は、前年同期のこまちと比べて24%増。秋田新幹線全体でも前年同期比6%増で、スーパーこまちが業績を押し上げているという。
浅見郁樹支社長は787を「スーパーこまちのライバル」とした上で、「全国の人が秋田に関心を持つ好機。相乗効果で、秋田に来る人をさらに増やしたい」と述べた。
佐竹知事は3日の記者会見で、787について「夏から秋にかけての観光シーズンに、ぜひとも秋田へ観光客を大切に運んでほしい」と期待した。スーパーこまちにも触れ、「互いに共存共栄を目指して連携し、いい競争をしながら、全体的に観光客が増えるようになってほしい。県としても観光商品の開発などで調整していきたい」と述べた。
(2013年6月4日 読売新聞)
4397
:
チバQ
:2013/06/08(土) 21:49:16
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130608/mcb1306080502005-n1.htm
ワイドボディー機時代到来 航空各社収益改善で発注増 (1/2ページ)2013.6.8 05:00
エアバスの最新鋭中型機「A350」。航空各社の収益改善でワイドボディー機の発注が拡大している(ブルームバーグ)【拡大】
世界の航空大手は欧州エアバスや米ボーイングの最新鋭ワイドボディー機の発注を増やす方向だ。経営統合やコスト削減を進め、今年の収益回復に自信を深めていることが背景にある。
ワイドボディー機は客室通路が2本ある中型ないし大型の旅客機で、客席数は250〜525程度。シンガポール航空は先月末、エアバスの最新鋭中型機「A350」とボーイングの競合機「787」をそれぞれ30機発注した。その額は合計で170億ドル(約1兆6460億円)に上る。英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)を傘下に置くIAGもこれに先立つ4月、両機種を計36機購入している。
また今月上旬、南アフリカのケープタウンで開かれた国際航空運送協会(IATA)の年次総会でも、各社からワイドボディー機の購入計画が相次いで表明された。
欧州2位のルフトハンザドイツ航空は、年内に長距離機50機前後をエアバスかボーイングに発注する計画を発表。同社は先にエアバスの大型機「A380」を追加で2機、ボーイングの大型機「777」を6機購入することも明らかにしている。
日本航空の担当幹部によると、同社は最大45機のB777を後継機「777X」かB787と交代させるべく、ボーイングと交渉中。日航の大西賢会長は記者会見で、代替機の候補にはA350も入っており、エアバスと協議していると明かした。
このほか国際線でアジア最大手のキャセイパシフィック航空(香港)のスローザー最高経営責任者(CEO)も、A380かボーイングの最新鋭大型機「747−8」の購入を検討していると語っている。
数週間後に初飛行が予定されるA350は、4月までに616機の受注が確定。堅調な販売で製造の時間枠が埋まってしまい、新規顧客の納期を遅らせざるを得ない現状を受け、エアバスは生産を増やすことを検討している。
各社の積極的な機材調達は、明るさを増してきた航空業界の見通しを反映した動きだ。米マウンテン・ヴィスタ・コンサルティングのキャンベル社長は「以前に比べ輸送能力が抑制され、供給が需要に見合うようになったため、業界は楽観的な見方を強めている」と解説する。
IATAはこのほどリストラの成果などを理由に、航空業界全体の今年の最終利益見通しを従来より20%多い127億ドルに上方修正した。前年実績に比べると67%増となる。これに関してIATAのタイラー事務局長は、輸送能力の制約で座席利用率が過去最高の80.3%に押し上げられる見通しとなったことも一因と指摘している。
とはいえ、ワイドボディー機の調達拡大には需給バランスを再び崩す危険も伴う。タイラー事務局長は、各社による機材発注高が既に過去最高水準にあるなか増強ペースが一段と加速すれば、今年の見込み値で1.8%と「極めて薄い」水準にとどまる業界の利益率が悪化しかねないとクギを刺している。(ブルームバーグ Chris Jasper、Robert Wall)
4399
:
チバQ
:2013/06/10(月) 23:58:58
http://www.asahi.com/business/update/0610/TKY201306100377.html
2013年6月10日20時23分
ANA、エアアジアJを完全子会社化へ ブランドも変更
ANAホールディングス(全日本空輸)が、傘下の格安航空会社(LCC)エアアジア・ジャパンを年内にも完全子会社にする見通しであることがわかった。マレーシアのアジアLCC最大手エアアジアとの合弁だが、エアアジアの持ち株をすべて買い取って提携を解消し、ブランド名も変える。
昨年8月に国内線で就航したエアアジア・ジャパンは利用率が全路線の平均で6割程度と、目標の8割を下回って伸び悩んでいる。ANAとしては、エアアジア主導の運営を見直し、業績のてこ入れを図る目的がある。インターネット以外でも航空券を買いやすくするなど、営業戦略を工夫するという。
今秋までは「エアアジア・ジャパン」のブランド名で運航を続ける。その後は未定だが、ANAが出資して関西空港を拠点に就航しているLCC「ピーチ・アビエーション」に統合する可能性もある。
エアアジア・ジャパンは現在、ANAが51%、エアアジアが49%を出資する。成田や中部から国内5路線、国際3路線を運航している。
4400
:
チバQ
:2013/06/10(月) 23:59:37
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MO65SD6S972D01.html
ANA:エアアジアジャパン再生への最善策を検討、合弁解消も選択肢
6月10日(ブルームバーグ):ANAホールディングス は現在、傘下の格安航空会社(LCC)エアアジア・ジャパンの成長に向けた方策を検討している。この中には、同社に49%出資しているマレーシアの格安航空会社エアアジア との合弁解消も選択肢のひとつとして視野に入れており、今後検討を重ねてベストの方策を決めるとしている。
ANAHDの広報担当者、野村良成氏は「現時点で、エアアジアとの間でエアアジアジャパンの合弁事業解消について決まった事実はない」とブルームバーグ・ニュースの電話取材に対して語った。その上で、どのような形になっても、成田国際空港発のLCC事業は「ANAが責任をもって継続することに変わりはない」と付け加えた。
10日付の日本経済新聞夕刊は、エアアジアがANAとのLCC事業の提携を解消する方針を固めたと報じた。エアアジア・ジャパンの業績低迷が原因としている。10月末までは同ブランドで運航継続し、その後はANAが完全子会社化する見通しという。
エアアジア・ジャパンの広報担当者、今井久美子氏は「数カ月前から複数回にわたり、株主であるANAとエアアジアが事業の改善に向け協議していたのは事実」と語った。一方で、「提携解消の話は現時点において決まったとの報告は受けていない」とし、今後の株主間協議の推移を見守ると述べた。
日系LCC3社目として就航も苦戦
エアアジア・ジャパンは2011年8月に、ANAHDの前身となる全日空が51%、残りをエアアジアが出資して設立されたLCC事業会社。日本ではANA系で関西国際空港を拠点とするピーチ・アビエーション、日本航空 系のジェットスター・ジャパンに続き日本では3社目のLCC会社として12年8月からまず国内線で運航を開始した。
エアアジアジャパンは、過半の資本をANAが負担、ブランドやロゴ、サービス方式についてはエアアジアの方式を採用し、格安航空として成田空港と中部国際空港の2個所を拠点に事業を展開中。現在は、国内便と韓国ソウルと釜山への就航を実施し、7月から新たに台北線も就航させる計画。
ただ、先行したピーチやジェットスターとの比較では、搭乗率でやや苦戦しており、エアアジアとANAの間でテコ入れのための協議が行われていた。また、エアアジアのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)がエアアジアジャパンの業績不振について各所で不満を漏らしていた。
エアアジア・ジャパンが発表した、ことしのゴールデンウィークの搭乗率実績によると、国内線は67.6%、国際線は61.2%だった。この成績は国内線では3社の中では最下位だった。トップはピーチで91.3%。また、国際線でもピーチが84.1%とエアアジアジャパンとの間で大きく差が出た。
現在も業績改善に向けた取組も
小田切義憲社長兼CEOは5日のインタビューで、現在4機のエアバスA320保有を年度末にも10機程度とすることで「相対的にコストが下がり収益性が改善する」との見通しを語っていた。また、黒字確保のためには、約80%を超える搭乗率が必要だとし、現在は搭乗率引き上げに向けた方策を含めた中期経営計画を策定中だとしていた。一方で、株主間の資本をめぐる問題は、株主である両社に任せており、自身は業績改善に注力するだけと答えていた。
ANAHDの伊東信一郎社長は5月の定例会見で、エアアジアジャパンについては「知名度が低いことで苦戦している」と認めた上で「旅行代理店を活用したチケット販売や日本人には不評とされる同社のウェブページの見直しなどに着手している」と語っていた。
バークレイズ証券の姫野良太シニア・アナリストは「このままジリ貧の状態を長く続けるよりも、ANAは資本政策まで含めた思い切った施策を取ることは正しい選択だ」との見方を示す。その上で、ANAが展開しているピーチは高い搭乗率を確保できており、そのノウハウを投入すれば、ある程度までは業績も上振れする可能性はあると語った。
ただ、姫野氏は、規制の多い日本、特に成田空港でLCC事業を成功させることは極めて難しく、事業会社の経営努力だけではなく、アベノミクスの政策などによる行政側の政策面からの大胆な支援なども必要となるだろうと付け加えた。
記事についての記者への問い合わせ先:Tokyo 松田潔社 kmatsuda@bloomberg.net
4401
:
名無しさん
:2013/06/11(火) 00:11:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130610-00000068-mai-bus_all
<ANA>エアアジアと提携解消へ LCC事業不振
毎日新聞 6月10日(月)20時59分配信
「エアアジア・ジャパン」の1号機=成田空港で2012年6月11日、矢頭智剛撮影
ANAホールディングスと格安航空会社(LCC)アジア最大手、エアアジア(マレーシア)がLCC事業の提携を解消する方向で調整していることが10日、分かった。合弁会社エアアジア・ジャパンの業績が低迷し、回復の方向が見いだせないためだ。ANAはエアアジアの合弁会社株すべてを取得し、完全子会社にすることも検討、エアアジアは日本での事業継続を目指し、別の提携先を探す方針だ。
◇成田拠点、知名度低く
合弁会社はANAが51%、エアアジアが49%を出資して設立し昨年8月に就航。現在、国内5路線、国際3路線で運航している。
当初は搭乗率80%を目指しており、旅行シーズンの昨年8月は84%と目標を上回った。しかしシーズンオフには利用が低迷し、今年5月は53%にとどまった。LCCは搭乗率の高さが生命線。ホームページの改善などを進めてきたが、成果は上がらなかった。
ANAは傘下にエアアジア・ジャパンとピーチ・アビエーションのLCC2社を抱えているが、ピーチは搭乗率が平均75%超と好調だ。ピーチが24時間営業の関西国際空港を拠点とし、関西を基盤に知名度を上げて需要の掘り起こしに成功したのに対し、エアアジア・ジャパンは「門限がある成田空港が拠点で、知名度も低い」(航空関係者)ことが不振の要因とされる。
成田は午後11時〜翌日午前6時は原則として航空機の離着陸ができず、営業上、大きな制約となっている。限られた航空機を使い回すための欠航もあり、「結果的に利用者の不信感を招いた」(航空関係者)側面がある。LCCはインターネット予約が基本だが、「エアアジアは日本でのブランド力が低く、ネット検索の段階で相当不利」(航空関係者)との指摘もある。
ANAは今後、エアアジア・ジャパンをピーチブランドで運航する可能性もあるが、ピーチは今年中に関西−成田線の開設を目指しており、関西拠点のピーチと成田拠点のエアアジア・ジャパンがつながれば、路線網拡充という強い武器にもなる。
ただ、日本のLCC市場にはすでに6カ国11社が乗り入れている。運賃などの競争激化は必至で「さまざまな再編や戦略強化の動きが加速するだろう」とみる航空関係者が多い。【宇田川恵】
【ことば】格安航空会社(LCC)
英語で「Low Cost Carrier(ローコストキャリアー)」の略。既存の大手航空会社とは異なるビジネスモデルで低運賃を実現する。具体的には、機内食や飲み物を有料にし、サービスを簡略化して乗務員の人件費を削減。預け入れ荷物も有料化して機体重量を軽くし、燃料費の節減につなげる。また、1機当たりの座席数を増やして機体の稼働率を高めるほか、複数の種類の航空機を保有せず、A320など同一機種に絞ることで整備費の削減にもつなげる。このため運賃は大手航空の2割〜半額程度。ただ、コスト削減の一環で保有機数を絞っているため、1機が故障すると予備機や振り替え機が調達できず、欠航となるケースもある。
◇日本に定期便で乗り入れているLCC(6月現在)
国 航空会社 就航日
日本 ピーチ・アビエーション 12年 3月
ジェットスター・ジャパン 12年 7月
エアアジア・ジャパン 12年 8月
韓国 チェジュ航空 09年 3月
エアプサン 10年 3月
ジンエアー 11年 7月
イースター航空 11年 5月
ティーウェイ航空 11年12月
中国 春秋航空 12年 6月
シンガポール ジェットスター・アジア航空 10年 7月
スクート 12年10月
マレーシア エアアジアX 10年12月
フィリピン セブ・パシフィック航空 08年11月
豪州 ジェットスター航空 07年 3月
4402
:
チバQ
:2013/06/12(水) 23:42:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20130611-OYT8T01513.htm
格安で変わる空の旅 成田便LCC就航
飛行機から降り、就航の記念品を受け取る乗客ら(松山空港で) 格安航空会社(LCC)「ジェットスター・ジャパン」の松山―成田(千葉県成田市)線が11日、就航した。国内線のLCCは中四国では初。松山空港では記念式典があった。初フライトを体験した乗客からは「安いのは何よりいい」「気軽に旅行できる」との声が聞こえ、おおむね好評だった。(蛭川眞貴、林興希)
LCCはロー・コスト・キャリアーの略。機内食や座席指定を有料化し、座席の間隔を狭めて席数を増やすなどして、低料金で運航するのが特徴。ジェ社は日本航空系LCCで、既存便と比べて3〜7割安い料金で乗ることができる。
式典で、鈴木みゆき社長は「幅広い層の方々に空の旅の門戸が開かれた。松山城や道後温泉などの観光地があり、より多くの方々が訪れるようになるだろう」とあいさつ。中村知事が「待ちに待った就航。愛媛と千葉で、互いの魅力を県民に伝えることで、路線を利用する方が増えれば」と期待した。鈴木社長らはミカンジュースで乾杯して就航を祝った。
県は一般会計補正予算案に、テレビCMで就航をPRする費用など225万円を計上。千葉、茨城両県のスーパーでは、特産品を売り込む愛媛フェアも展開している。
◇
便は1往復(成田発午後0時10分発、松山発午後2時20分発)でスタート。7月25日からは当面、1日3往復となり、午前中と夜の便が増える。料金は片道4590〜2万6990円(予約時期により変動)。
(2013年6月12日 読売新聞)
4403
:
チバQ
:2013/06/15(土) 01:21:58
http://toyokeizai.net/articles/-/14308
HIS、アンチLCCで「割安航空」に参入
国際チャーター活用、バンコクまで片道1万円
山川 清弘 :東洋経済記者
山川 清弘やまかわ きよひろ東洋経済記者2013年06月13日
「いつ行くの」「今でしょ!」
「どこ行くの」「タイでしょ!」
林修・東進ハイスクール講師の当意即妙なプレゼンで紹介されたのは、格安旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)が設立した新航空会社「アジア アトランティック エアラインズ(AAA)」。トリプルAの品質と世界を股にかけた航空ビジネスに向けて、今夏からバンコク便でテイクオフする。
国際チャーター航空で「格安」より「割安」
第1便のフライトは7月19日。成田空港とタイの首都バンコクの往復からスタートする。続いて7月27日に関西国際空港とバンコクを結ぶ便が就航。料金は、初便就航記念価格として片道1万円で、諸経費込みのため、燃油サーチャージはかからない。
日本人の旅行需要のピークである夏休みに合わせた運航であり、成田―バンコク便は9月29日まで、関空―バンコク便は9月27日まででいったん終了。その後はバンコクと、中国や韓国との間で運航する計画だ。
日本人には馴染みが薄いが、これは「国際チャーター航空会社」の手法だ。季節ごとに運航地域を猫の目のように変えることで、年間を通して常に高い搭乗率が確保できる。
国際チャーター航空会社はAAAが日本では初。アジアでもまだ多くないが、「アメリカでは市場全体の3割程度まで普及している」と、AAAのハック・アザドゥル社長は説明する。
JAL(日本航空)、ANA(全日本空輸)など「レガシーキャリア」と呼ばれる大手航空会社は通常、年間を通して定期便を運行している。旅行需要の少ない、いわゆるオフシーズンには搭乗率が下がるため、運賃も下げざるをえない。
が、固定費をリンクして縮小することはできないから、赤字か不採算となる。その分は、ゴールデンウイークや夏休みなど、旅行需要が大きく、搭乗率が100%近い時期の価格を、オフシーズンの2〜3倍に設定することで、年間のコストを賄っているのが実情だ。
国際チャーター航空は、このレガシーキャリアの「時期ごとのリスク分散」を、運行地域の変更によって賄う「場所ごとのリスク分散」で代替しているのだ。LCC(ローコストキャリア=格安航空会社)のようにサービスレベルを落とすことなく、フルサービスのままでも、大手のピーク時期の価格よりは安い。つまり、狙っているのは「格安」ではなく、「割安」だ。
日本は休日が分散していないので、ピークと閑散期の運賃の格差が著しい。また。アジア各国でも、やはり旅行需要の繁閑が存在する。しかも、アジア圏では国により休暇の集中時期がずれている。
HISの平林朗(ひらばやし・あきら)社長は、「タイなら10月、中国なら2月など、意外なほど分散している」と話す。HISがLCCよりも遅れて航空事業に乗り出したにもかかわらず、成算に自信を持つ理由がここに隠されている。AAAは初年度となる2014年7月期から、一気に黒字化を目指している。
コストと市場性で「タイでしょ」
昨年12月4日、HISがAAAを設立した時の社名は、「アジア パシフィック エアラインズ」だった。が、将来的にはアジア・太平洋だけでなく欧州方面にも就航を図るため、アトランティック(大西洋)を入れたAAAに社名変更した。
4404
:
チバQ
:2013/06/15(土) 01:22:32
5月末現在のAAAの従業員数は105人。ボーイング社のB767―300ERを2機保有している。添乗員は基本的にタイ人で、パイロットも外国人が中心だという。
資本金は5億4000万タイバーツ(約17億3000万円)。出資比率は、HISが49%、HISのタイ現地法人が39%。残りは、バンコクで超高層の「バイヨークスカイホテル」等を経営するパンラート・バイヨーク氏が12%。初フライトに合わせて、HISはバイヨークスカイホテルのスイートに泊まれる4泊プランを、4万9800円で限定販売する。
AAAの本社はバンコクに置く。人件費などコスト面の優位性もさることながら、HISが重きを置くのは周辺のASEAN各国を含めた旅行需要の潜在的な成長性の高さ。海外旅行の国内トップから、国内旅行やテーマパーク運営にも多角化を進めるHISの成長エンジンのひとつが、海外現地での旅行需要への対応だ。アジアから日本、あるいはアジアから日本以外の地域への渡航でも構わない。
HISはタイにもすでに4店舗を展開し、現地の旅行者向けにサービスを行っている。「今夏には10店程度、3年後には70店舗まで拡大したい」とHISの平林社長は意気込む。
ハウステンボスなど好調で、上半期は2割増益
HISは限定パッケージツアー用の座席は独占確保し専売するが、AAAの旅券(片道1万円)は他の旅行会社経由でも販売する。AAAは5年後に20機の運航を目指しており、認知度と路線が増えるにつれ、他の旅行会社が組成するツアーにも積極的に供給していく考え。すでにタイの旅行会社数社と交渉中だ。
路線もバンコク発に限らない。オープンスカイポリシーを利用して、たとえば成田―ハワイ便、関空―グアム便など、柔軟に設定していく見通しだ。
HISが6月7日に発表した2012年11月〜13年4月期(第2四半期累計)の業績は、連結売上高が2246億円(前年同期比12%増)、営業利益が60億円(同20%増)と順調だ。買収した九州産業交通のフル寄与による利益のカサ上げ(通期で営業利益9億円程度)もあるが、テーマパークのハウステンボスが絶好調であるほか、クルーズ船が人気で夏秋に増発した効果も出てくる。
収益柱の海外旅行は中国、韓国行きの戻りがなお鈍いものの、欧州や東南アジア方面への渡航増加でカバーして堅調を維持、上半期では過去最高益を達成している。
旅行会社はLCCとは共存できない
足元の業績では順調なHIS。あえて航空事業にのめり込む理由はどこにあるのか。それは多角化戦略の一環であると同時に、対LCC戦略の側面も持っている。
格安料金である反面、欠航リスクの高いLCCは、旅行会社の得意な添乗員付きツアーにはなじまない。かといって、大手航空はピーク時期の運賃が高い。円高修正や燃料高で、日本から海外へ旅行するコストは上昇している。
今はツアーを利用している旅行客も、あまりに移動コストが高くなれば、若者を中心に一気にLCCに流れてしまうかもしれない。それを防止するには、国際チャーター航空を活用するしかない、というのが将来を見越したHISの深謀遠慮のようだ。
「旅行者のために、旅行会社が国際的にアライアンスするような仕組みを作りたい」(AAAのアザドゥル社長)というAAAの構想は、きれい事だけではない。アジア旅行者の急成長市場を取り込むための、陣取り合戦が激化している現実の裏返しでもある。
(撮影:尾形 文繁)
4405
:
チバQ
:2013/06/15(土) 11:05:40
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130615/bsd1306150801008-n1.htm
ピーチなどLCC路線開設相次ぐ 事業拡大とコスト削減 (1/2ページ)2013.6.15 08:00
新石垣空港で行われたピーチ・アビエーションの就航記念セレモニー。右から4人目が井上慎一最高経営責任者=14日、沖縄県石垣市【拡大】
格安航空会社(LCC)の路線開設が相次いでいる。ANAホールディングス系のピーチ・アビエーションは14日、関西空港と沖縄県石垣島の新石垣空港を結ぶ路線に就航した。11日には日本航空系のジェットスター・ジャパンが成田−松山線の運航を始めた。各社とも路線開設で事業拡大を図るほか、規模拡大によるコスト削減効果にも期待している。
ピーチが就航した関空−新石垣線は、1日1往復を運航。運賃(片道)は6190〜2万6990円で、16日までは3980円のキャンペーン価格で提供する。これでピーチの路線は国内7、国際3の計10路線になる。
新石垣空港は3月に開港。同空港へのLCC就航は今回が初めてとなる。この日午前中、初便到着と同時に始まったセレモニーでは、ピーチの井上慎一最高経営責任者(CEO)が「八重山地方は自然に恵まれ、沖縄本島とは違った魅力を持つ」とあいさつし、観光需要の取り込みに意欲をみせた。
同社は今後、9月13日に那覇−新石垣線と関空−釜山線を開設する。10月には成田−関空線の就航も控える。
一方、ジェットスターが就航した成田−松山線は、同社で13番目の路線となる。当面1日1往復し、7月25日から9月23日までは3往復に増便する。運賃は4590〜2万6990円。四国へのLCC就航も初となる。
このほか、もう1社の国内LCCで、ANAホールディングス子会社のエアアジア・ジャパンも、7月3日から成田−台北線を飛ばす計画だ。
LCCは最大の武器である低価格が利用者に受け入れられ、日本でも定着しつつある。特にピーチは、事業を始めた昨年3月から1年間の平均搭乗率が約78%に達するなど好調。閑散期の今年6月も週末は9割前後に達している。
ただ一方で、エア・ドゥやスカイネットアジア航空などの地域系航空会社も路線拡大を模索している。安定した利益を期待できる路線の候補も減るなか、今後ますます競争が激しくなるとみられる。
4406
:
チバQ
:2013/06/15(土) 18:55:27
3846 チバQ 2013/06/07(金) 22:18:14
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/feature/shizuoka1370359455039_02/news/20130605-OYT8T00088.htm
2013年 知事選 県政課題 一覧
静岡空港
新規国際線開拓視野に
国際線と国内線の出発が重なる正午前後は、2つしかない出発口に旅客が集中し、混雑する(4日、静岡空港で) 「インバウンド(訪日外国人客)は少しずつ回復しているが、アウトバウンド(日本人の海外渡航客)は弱く、搭乗率は10%くらい落ちている」
ソウル線を運航するアシアナ航空静岡支店の李相圭(イサンギュ)支店長は4日、静岡空港で開かれた開港4周年の記念式典で、日本人の利用客が伸びていない現状を口にした。
アシアナと大韓航空を合わせたソウル線の搭乗率(4月)は48・3%。2011年3月に起きた東日本大震災の影響が少なかった10年度の搭乗率が72・7%だったことを考えると、苦境が続いている。
県は総合計画で、13年度の搭乗者数の目標を70万人としているが、12年度の搭乗者数は44万7000人にとどまる。大震災で搭乗者数が大きく落ち込んだ11年度よりは8・5%増えたものの、目標とは大きくかけ離れている。厳しい現状にもかかわらず、川勝知事は4日、報道陣に「70万人の目標は、引き下げないで頑張る」と力を込めた。
◇
フジドリームエアラインズの小松、熊本線が撤退するなど、苦戦を強いられる国内線と比べ、国際線は比較的順調に推移している。12年3月に週3便で就航した台北線の12年度の搭乗率は64・4%を記録、今夏のダイヤでは週4便に増便された。
ただ、開港時から就航するソウル線や上海線の搭乗者数は、日中・日韓の政治情勢などにも大きく左右される。上海線は利用者数の低迷で、週4便から週2便に減便されたままだ。
こうした状況を踏まえ、県は東南アジア地域への新規路線の開拓を目指す。特に期待が大きいのがタイだ。国土交通省の国際航空旅客動態調査(2010年度)によると、静岡県からタイへの出国者数は2万9748人。この数は、静岡空港に台北線が就航する前の台湾への出国者数(2万1210人)よりも多い。タイ側でも海外旅行ブームが起きているという。
県文化・観光部の服部真樹理事は「既存路線の利用促進に力を入れつつも、新規路線の開拓は重要だ」と話す。
◇
県は将来的な国際線の増便を見据え、先手を打つ。現在の旅客ターミナルビルは出入国審査の窓口数が限られるなど手狭なため、「富士山静岡空港株式会社」が所有するビルを県有化し、増改築することを決めた。今年度中にビルを取得するため、6月補正予算案にはビルの資産価値を評価するための委託費などを計上する方針だ。
ただ、開港時からの事情を知る空港関係者は「県が必要以上の投資をしないか不安だ。増改築で飲食店を増やすと、現在のテナントは採算が取れずに撤退しかねない」と懸念する。
県は今年度中にビルの増改築に関する基本計画を策定する予定だ。将来の発展可能性を視野に入れつつも、現実を踏まえ、どのような絵を描くかが問われている。
(2013年6月5日 読売新聞)
4407
:
チバQ
:2013/06/15(土) 18:56:26
3872 チバQ 2013/06/15(土) 01:50:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130612-00000014-mailo-l22
課題と選択:2013知事選/4 静岡空港、利用者増の見通し不透明 /静岡
毎日新聞 6月12日(水)10時55分配信
◆数字は語る 静岡空港赤字(11年度)16億9746万円
◇増改築に期待するが
今月4日、開港4周年を迎えた静岡空港の記念式典は、祝福ムードよりも関係者の危機感が色濃く表れた。
「安定した路線を目指していたが、さまざまなことがあり大変厳しい状況だ」。各航空会社のあいさつで、ソウル便を運行するアシアナ航空の李相圭・静岡支店長は嘆いた。
東日本大震災から立ち直りを見せていた国際線に昨秋、尖閣諸島や竹島を巡る問題が水を差した。昨年10月、搭乗率は上海便が35・1%、ソウル便も51・5%と落ち込んだ。
今年5月は上海便30・9%、ソウル便47・4%とさらに悪化し、ソウル便で競合する同社と大韓航空は11日、JR静岡駅で共同PRを行うなど「異例のタッグ」を組まざるを得なかった。
静岡空港は総額約1900億円を投じて2009年に開港した。しかし、もともと新幹線や高速道路で東京、大阪にアクセスしやすく、空路は「ドル箱路線」に乏しかった。
03年に県が年間138万人と予測した利用者数は、開港後1年間は約63万5000人と半数に満たず、その後も10年度は約56万人、11〜12年度は40万人台と低迷している。県税投入で赤字を埋め続け、民間基準で試算した11年度収支は約16億9746万円の赤字。
県空港経営課は「課題は比較的好調な国際路線のさらなる誘致と、国内ビジネス客の取り込み」と話す。県は有識者会議の答申を受け、当初予算で3000万円を盛り込み、空港ビルの取得と増改築の方針を打ち出した。ビル運営への関与を強め、国際路線客の受け入れ態勢を整える一方、「物足りない」とされた飲食店や待合場所を拡充、ビジネス客も取り込むのが狙いだ。
現在の施設は手狭で入国審査窓口は1カ所しかなく、国際便到着後は長い列ができる。到着から空港を出るまで1時間半かかった例もあり、ビル内はコンビニエンスストアなど数店舗しかない。同課は「施設を活用しきれていない。テナント充実で、お金を落としてもらう流れができる」と増改築に期待する。
ただ、増改築が利用者増につながるかは不透明だ。国土交通省によると、羽田や福岡など主要な国管理26空港でも12年度は24空港が赤字。増改築すべきか、実施するならどんな内容なのか。「低空飛行」の経営を安定軌道に乗せられるか、次の知事にも厳しい課題が突き付けられている。【平塚雄太】=つづく
6月12日朝刊
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チバQ
:2013/06/18(火) 00:20:59
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130617/mcb1306170502007-n1.htm
消える空の旅フルサービス 欧州航空会社、有料化で収益拡大に腐心 (1/4ページ)2013.6.17 07:00
エコノミークラスで当たり障りのない機内食が提供される日々も残りわずかになりそうだ。欧州のフルサービス航空会社は客単価を上げる方法を模索するなか、空の旅の黄金期をほうふつさせるグルメメニューを提供する。
エールフランス航空は、エコノミークラスの乗客にフォアグラのテリーヌをメーンにしたメニューへの有料アップグレードを提供し、顧客獲得を図っている。オーストリア航空もウィーン名物のウィンナーシュニッツェル(子牛のカツレツ)やすしなど15ユーロ(約1880円)の有料メニューを提供。他にも空港ラウンジ利用や座席指定など付帯サービスを有料化する航空会社が増えている。
新たな金脈発掘
国際航空運送協会(IATA)のトニー・タイラー事務総長は、食事から頭上の荷物入れに及ぶ付帯サービスの売り上げは2007年以降10倍以上拡大し360億ドル(約3兆3880億円)になったと説明。航空会社の昨年の全売上高6800億ドルの5%を占めるという。
航空システム会社ナビテアのマネジングディレクター、ジョン・ダブコースキー氏は「格安航空会社では付帯サービスで売り上げを得ることが通常のビジネスになっており、その提供を芸術ともいうべきレベルにまで引き上げた。顧客は気分を害するどころか、期待を抱いている」と述べた。
こうした流れを作ったのはアイルランドの格安航空会社ライアンエアだ。同社は20年前にスナックやドリンクを有料化して、当時の欧州で文化的革命を起こした。
L・E・K・コンサルティングのシニアマネジングディレクター、ジョン・トーマス氏は、IATAの年次総会が開かれた南アフリカのケープタウンで、付帯サービスの売上高が今後5年で500億ドルに増加するとの見通しを示した。機内エンターテインメントやネット機器のワイヤレス接続、ショッピングなど未開拓の収益源が約50億ドルの価値を持つ可能性があるという。
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