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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

1409荷主研究者:2012/01/15(日) 12:24:27

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111222t13005.htm
2011年12月22日木曜日 河北新報
北米航路 来月再開へ 週1便体制維持 仙台港

 東日本大震災の影響で休止されていた仙台港の北米向け国際コンテナ定期航路が来年1月に再開されることが21日、分かった。北米に直行する東北唯一の航路が、約10カ月ぶりに復活することになる。被災地経済の復興をはじめ、輸出産業の競争力アップを強力に後押ししそうだ。

 海運大手の日本郵船など3社が共同運航する国際コンテナ船が来年1月22日から毎週日曜、コンテナ専用の高砂埠頭(ふとう)の2号岸壁に入る予定。震災前と同じ週1便体制が維持された。

 再開第1船は、コンテナ運搬船「エヌワイケー アーガス」(約7万5500トン)となる見通し。北米向け大型船の入港は震災前の3月6日以来となる。

 同埠頭で自動車用タイヤのコンテナなどを積み込み、米国ロサンゼルスに向かう予定だ。

 同埠頭では、津波で約2000個のコンテナが流されたほか、岸壁やガントリークレーン全4機が被災した。

 2号岸壁は特に被害が大きかったが、復旧工事が進み、今月中の暫定再開にめどが立ったことから入港が可能になった。

 仙台港の国際コンテナ定期航路は、同埠頭1号岸壁の復旧に伴い、9月30日に韓国、中国向け航路が再開している。

1411荷主研究者:2012/01/22(日) 14:15:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111227t15029.htm
2011年12月27日火曜日 河北新報
伊達家の「宝」公開に支援を 被災の仙台・福島美術館が訴え

震災後、休館を余儀なくされている福島美術館=21日、仙台市若林区土樋

福島美術館が寄付者に贈る「七福絵はがき」

 仙台藩由来の美術品や近代絵画などを収蔵する福島美術館(仙台市若林区土樋)が、東日本大震災で建物に被害を受け、休館したままになっている。修繕費は約1000万円かかる見込みだが、調達の見通しが立たず、広く募金を呼び掛けることになった。

 福島美術館は社会福祉法人共生福祉会が運営。同会設立者の故福島禎蔵氏からコレクションの寄贈を受け、1980年に開館した。近世から昭和初期までの絵画や書、工芸品、書籍など約3000点を収蔵。伊達政宗筆の書状をはじめ、仙台藩伊達家や黄檗(おうばく)宗関連の資料、郷土作家の作品など貴重な資料が多く、「街の小さな美術館」として親しまれてきた。

 震災で美術館が入居する鉄筋コンクリート4階の建物は、壁に亀裂が入るなどの被害が出た。展示室や収蔵室は雨漏りがするようになったため、作品は館内の別室に移して保管している。

 修繕費は約1000万円と見込まれる。一部は行政に補助金を申請する方針だが、仮に認められたとしても足りない状態だ。そこで募金を呼び掛けるチラシ2000部を作製し、全国の美術館などに発送した。

 募金は郵便振替か美術館窓口で、1口2000円以上で受け付ける。募金した人には、収蔵作品の中から7作品を選んで作った絵はがきセット「七福絵はがき」を贈る。七福神や折り鶴を折る子どもなどを図柄にしており、めでたいこと、幸せ、元気、絆といったメッセージを表したという。

 学芸員の尾暮まゆみさんは「多くの人に温かい支援をもらう以外、再開の道を見いだすことはできない。ピンチを好機と捉え、美術館のことを少しでも知ってもらう機会にもしたい」と話す。

 郵便振替の場合は郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、金額、口数、匿名希望の有無を記入。口座名は福島美術館。口座番号は02200―0―134324。連絡先は同美術館022(266)1535。

1412荷主研究者:2012/01/22(日) 14:20:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111227t12005.htm
2011年12月27日火曜日 河北新報
エンジン工場着工 12年5月末の完成目指す トヨタ東北

トヨタ自動車東北の敷地内で始まったエンジン工場の新設工事=26日、宮城県大和町

 トヨタ自動車の部品製造子会社、トヨタ自動車東北(宮城県大和町)は26日までに、敷地内でエンジン工場の新設工事に着手した。建屋は2012年5月末の完成予定で、設備設置など生産体制を整えて年末までに本格稼働する見通し。杉山正美社長は同日、河北新報社の取材に「(生産開始に向け)しっかり準備を整えたい」と話した。

 トヨタ東北は11月18日、建設予定地で安全祈願祭を行った。建築確認が今月19日に済んだのを受け、施工業者が23日に建設作業に入った。

 新工場は鉄骨一部2階で延べ床面積約8700平方メートル。関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)で今月19日に生産が始まった小型ハイブリッド車(HV)「アクア」に搭載するエンジンを生産する。投資額は約20億円。

 当面は中部地方などからの供給部品で年10万基を組み立てる予定。トヨタは将来的に新工場で部品生産する考えも示しており、その場合は建屋を増築して対応する。

 トヨタ東北は12年7月、関自工、セントラル自動車(宮城県大衡村)と統合予定で、エンジン工場も新会社「トヨタ自動車東日本」の生産拠点として稼働する見通し。

1413荷主研究者:2012/01/22(日) 14:26:50

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111228t11009.htm
2011年12月28日水曜日 河北新報
「気仙沼線バス輸送導入」 JR東仮復旧案を提案

 JR東日本は27日、東日本大震災で被災し運休が続く気仙沼線の柳津(宮城県登米市)―気仙沼間について、軌道を舗装しバスを走らせるバス高速輸送システム(BRT)の導入を仮復旧案として考えていることを明らかにした。仙台市宮城野区の東北港運会館であった同線復興調整会議で「復旧に関する基本的な考え方」として気仙沼市など沿線自治体に示した。

 会議では国土交通省が全線鉄道での復旧などを含む4案を示し、国交省側もBRTを「当面のサービス確保にもなりうる」とした。JR東日本の大口豊経営企画部次長は会議後の記者会見で「(復旧の)最終形を鉄道とは約束できない」と述べており、鉄道復旧を望む自治体側が受け入れるかどうかは不透明だ。

 会議には東北運輸局やJR、気仙沼市、宮城県南三陸町などの関係者約30人が出席した。JRは復旧の基本方針を「安全を最優先に地域のまちづくりと一体的に進める」などとした。その上でバスによる現在の代替輸送のサービス向上策としてBRTの導入案を提示。運賃を鉄道並みなどとする方針を伝えた。

 一方、国交省が示した4案は「全線鉄道」「全線BRT」「大部分鉄道・一部次世代型路面電車(LRT)」「一部鉄道・大部分BRT」の各案で、経済性など評価結果を3段階で示した。国交省側によると、復旧費用は全線鉄道が数百億円、全線BRTが数十億円規模の見通しという。

 これに対して、自治体側からは「最終的な鉄道の復旧を望む」などの意見が上がった。気仙沼市の小川良直企画政策課長は会議後、「持ち帰って検討したい。JRにさらに説明をしてもらうこともある」とした。

 次回会議は来年2月ごろに開き、自治体が検討結果を報告する。

1414荷主研究者:2012/01/22(日) 14:32:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111229t72017.htm
2011年12月29日木曜日 河北新報
ユニクロ、仙台に超大型店 繁華街中心部へ

 カジュアル衣料専門店ユニクロを展開するファーストリテイリングが、売り場面積が約3300平方メートル(千坪)級の「超大型店」を札幌、仙台、名古屋、広島、北九州、福岡、熊本、鹿児島の8都市で新たに開業する方針を固めたことが28日、分かった。

 柳井正会長兼社長は既に開業した超大型店について「豊富な品ぞろえや商品の見せ方が評価され、(集客の)威力がすごい」と述べており、同社は主要都市に展開することで、国内事業の起爆剤にしたい考えだ。

 具体的な立地や開業時期は今後詰めるが、主要駅の近くなど、繁華街の中心部で開業する予定。

 超大型店は人気商品の品ぞろえに加え、巨大ディスプレーや豊富なマネキンによる着こなしの紹介など、広さを生かした店舗づくりが特徴。東京都内と大阪市、神戸市でターミナル駅直結の商業施設などに計5店が既に開業している。2012年には東京の銀座と新宿に新たにオープンすることが決まっている。

 同社は20年度をめどに、現在約850ある国内ユニクロ店舗を超大型店を含めて千店に拡大する構想だ。開業方針を固めた8都市以外への超大型店の出店についても「それ以下(の人口規模の商圏)でもうまくいくか、販売動向をみながら判断したい」(柳井会長)とし、検討する方針だ。

1415荷主研究者:2012/01/22(日) 14:33:20
>>1413
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111229t15024.htm
2011年12月29日木曜日 河北新報
JR気仙沼線 「本復旧は鉄路」もバス代替に一定理解

 東日本大震災により運休が続くJR気仙沼線(柳津―気仙沼)の仮復旧案として浮上しているバス高速輸送システム(BRT)について、沿線自治体の首長は28日、一時的な導入には一定の理解を示しながらも、「将来的には鉄道による本復旧が不可欠」との認識を示した。

 菅原茂気仙沼市長は記者会見で、JR側が27日にBRTによる仮復旧案を示したことについて「歓迎する。近中距離間の利便性が高まり、高校生や通勤客の負担が減る」と述べた。

 ただ時間短縮効果は限定的だとして「利便性は一定程度に限られる。あくまでも仮復旧でのことだ」と強調。「仙台までの鉄路の堅持は気仙沼市民の願いであり、市の復興にとっても必要だ」と語った。

 佐藤仁南三陸町長は取材に対し、落橋部分などは一般道を通ることになるため、定時運行が確保できないなどの問題点を挙げ「BRTでの復旧は、メリットがイメージできない」と疑問を呈した。

 町の復興計画は気仙沼線復旧が前提。佐藤町長は「JR側がBRTを導入することは否定しない」としながらも、「1977年の気仙沼線全線開通は町民の悲願だった。鉄道の復旧が約束されることが(導入の)前提だ」と話した。

<BRT>軌道を舗装したバス専用道路などを走行することにより通常の路線バスより速達性や定時制を向上させた交通システム。茨城県では廃線となった鹿島鉄道の跡地で2010年8月末から運行している。

1416荷主研究者:2012/01/22(日) 14:33:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/12/20111229t11023.htm
2011年12月29日木曜日 河北新報
一戸建て 希望と不安 仙台市・復興公営住宅供給計画

市が整備した鶴ケ谷第一市営住宅。集合住宅型の復興公営住宅の家賃モデルの一つとして、住民説明会で提示している=仙台市宮城野区

 仙台市は、東日本大震災の被災者向けに整備する復興公営住宅の供給計画で、集合住宅タイプに加え一戸建ても建設する方針だ。一戸建てに住み慣れた人が多い地域事情や再建費用への不安から、被災者の間で高まる要望に応えた形になった。ただ建設場所や家賃、間取りなどは不確定で、希望はあっても決めかねている人が少なくない。

 「仕事道具も置けそうだし、庭があるのも魅力」。若林区荒浜地区で自宅を失った左官業庄子正さん(68)は、妻千枝子さん(67)とともに一戸建ての公営住宅への入居を望む。ただ「希望した土地に行けるか」と不安も残る。場合によっては、長男家族と家を建てることも考えている。

 公営住宅への入居は、経済的負担が少ないのがメリット。市が集合住宅タイプのモデルとして示す鶴ケ谷第一市営住宅の場合、家賃は2人世帯の2DK・3Kで月2万4100円〜3万7500円。一戸建ての場合、やや高くなると見込まれるが、それでも住宅ローンを組まないで済む。

 若林区の仮設住宅で暮らす斎藤宏さん(60)も一戸建ての賃貸を望む。個人タクシーを営んでおり、家族5人で車4台を所有する。集合住宅タイプで発生する駐車場代の負担が重い。

 一戸建てにも心配はある。自力再建の場合に最低50坪(165平方メートル)の土地が確保されるのに対し、公営の一戸建ては50坪が上限。斎藤さんは「5人で住める間取りか、十分な駐車スペースが確保できるか」と言う。

 市が11月末にまとめた沿岸の住民アンケートによると、98%近くが震災前は一戸建てに居住。公営住宅に一戸建ての選択肢を示していなかったアンケート時は、一戸建ての新築希望が6割ほどで、公営住宅希望は2割にとどまった。

 今後、一戸建て公営住宅の希望者が増えると見込まれる。自力での住宅再建も公営住宅整備も原則的には同じ場所で行われる。市は「一戸建ての公営住宅の希望数には応えられると思う。ただ移転の希望地が集中した場合は、自力再建希望の住宅を優先させることになるだろう」(市営住宅課)と説明する。

<メモ>仙台市の計画では最低でも2000戸分の復興公営住宅を供給する予定。まず、2013年度をめどに集合住宅型で約610戸分を整備。供給場所は集団移転候補地の宮城野区田子西地区など5カ所。次に約560戸分を、15年度に開業する地下鉄東西線沿線など5カ所に予定する。残る約800戸分は市の建設に加え、民間からの買い取りなどでも確保する予定。

1419荷主研究者:2012/01/22(日) 14:58:56

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1420111229hkba.html
2011年12月29日 日刊工業新聞
日本街路灯製造、復興本格化で東北に拠点

 【名古屋】日本街路灯製造(名古屋市熱田区、後藤保正社長、052・681・2181)は、2012年4月をめどに仙台市内に営業拠点を開設する。東日本大震災で被害を受けた自治体や商店街などで復興計画の策定が本格化しており、今後は街路灯の需要が増えると判断し、営業体制を整える。15年3月期に同拠点だけで売上高5000万円を目指す。

 東北地方への拠点開設は初めて。場所は現在、選定中。人員は1人でスタートし、売上高の拡大に応じて増員も検討する。豊明工場(愛知県豊明市)内にある街路灯のデザイン部門と連携し、自治体などへの提案営業を展開する。

 街路灯は設置場所によって固有のデザインを採用することが多く、景観に与える影響も大きい。都市計画の策定段階から発注側との間で形状や設置本数などについて綿密な協議が必要という。従来は東北地方への営業活動は本社や東京支社(東京都品川区)からの出張で対応していた。

1420荷主研究者:2012/01/22(日) 15:46:53
北四番丁大衡線全面開通キタァ――!!
>都市計画道路「北四番丁大衡線」の北山トンネル(青葉区木町―山手町)が3月に完成し、同路線が全面開通する

市北西部団地におけるバスの利便性向上の取り組み
平成24年春、都心直行型路線バスの運行が始まります。
http://www.city.sendai.jp/sumiyoi/kotsu/smart/1201418_1593.html

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120101t11013.htm
2012年01月01日日曜日 河北新報
直行バス、仙台都心へ素早く 市が北西部団地に今春導入

 仙台市は今春から、通常の路線バスより短い時間で中心部に到着する「都心直行型バス」の運行を始める。駅が遠く鉄道が利用しにくい青葉区川平や泉区長命ケ丘など市北西部の団地の利便性向上と、公共交通の利用促進を目指す。

 バスの運行は、都市計画道路「北四番丁大衡線」の北山トンネル(青葉区木町―山手町)が3月に完成し、同路線が全面開通するのに合わせてスタートする。バス優先レーンの導入や、停留所の少ない経路を通ることで、移動時間を短縮する。

 市は「少なくとも10分以上は中心部への到着が早くなるのではないか。混雑に左右されず、時刻表通りの定時運行が可能になる」と利点を説明する。道幅が狭い箇所や踏切付近での渋滞緩和も期待されるという。

 当面は朝のラッシュ時に運行する。平日午前7〜8時台に青葉区の荒巻小前、葉山町などを通る市営バス50本弱のうち、2〜3割を北山トンネル経由に振り分ける方向で調整を進めている。運行時間や本数は2月ごろに決定する。

 市は、2010年11月に策定した「せんだい都市交通プラン」で、公共交通を中心とした交通体系構築の一環として、都心直行型バスの導入を掲げていた。

1421とはずがたり:2012/01/22(日) 22:24:37
>>1420
いいこんだら♪ヽ(´ー`)/風穴があくとはまさにこのこと(*`・ω・´*)

1422荷主研究者:2012/01/29(日) 12:50:33
>>1352
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120103t15003.htm
2012年01月03日火曜日
仙台・青葉通りに医療モール アイリスオーヤマ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120102004jd.jpg
改装後の「アイリス青葉ビル」のイメージ

 アイリスオーヤマはJR仙台駅前の旧仙台三和ビルディング(仙台市青葉区中央2丁目)の再開発事業に乗りだす方針を決めた。ビルは既に取得しており、大規模な改装を進め、7月に「アイリス青葉ビル」としてオープンさせる。複数の診療所などによる医療モールを中核施設とする構想で、市中心部の活性化に加え、健康を意識した飲料水販売などヘルスケア事業を手掛ける同社のイメージアップにもつなげる。

 ビルは青葉通に面し、地上9階、地下2階、延べ床面積約1万3500平方メートル。完成は1960年で、三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)の仙台支店などが入っていた。2008年に全テナントが退去し、閉鎖された。

 アイリスは昨年9月末、所有者の大手金融機関から土地と建物を取得した。購入金額は明らかにしていない。

 計画では6、7階を医療モールとする。総合健康診断センターを中心に内科や婦人科、心療内科など計7、8科を誘致する方向。市中心部に勤務する会社員らの利用を見込む。

 モール内には検査機器を共同利用できる施設も併設し、各診療所の設備導入費を抑えることで、新たに開業しやすい環境を整える。

 1〜3階は金融機関の支店を入れる方向で調整している。4、5、8、9階はオフィスフロアとし、アイリスのネット通販関連会社や、他社が入居する予定。地下1階には料亭が入る。

 近く始める改装では、外壁を全面ガラス張りにし、青葉通の街路樹を映し出すようにする。環境にも配慮し、空調設備は現在より使用電力を25〜30%削減した最新型を導入。全フロアで自社製の発光ダイオード(LED)照明を使う。緊急時に備えて自家発電装置も設ける。

 大山健太郎社長は「昨年からヘルスケア事業に力を入れている。医療モール開設もその一環。好立地のビルを生かすことで、仙台中心部のさらなる活性化につなげたい」と話している。

1423荷主研究者:2012/01/29(日) 12:53:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120104t11009.htm
2012年01月04日水曜日 河北新報
仙台湾岸の防災林盛り土 宮城県と林野庁

 宮城県と林野庁は、東日本大震災で被害を受けた仙台湾岸の海岸防災林の復旧に際し、植林したクロマツの根が深く張るよう部分的に盛り土をする方針を決めた。大津波で根が浅かった木が軒並み倒れ、流された教訓を踏まえる。一部では2012年度に工事を始める。

 仙台湾岸には、仙台市宮城野区の七北田川河口から宮城県山元町の福島県境まで約30キロにわたり、クロマツ100万本以上が植えられていた。大半は津波でなぎ倒され、一部は根こそぎ陸側に流された。

 東北学院大の宮城豊彦教授らの調査の結果、通常は地中2〜3メートルに達するマツの根が浅かったことが判明。激しい揺れによる液状化や地盤の軟弱化で根元がぐらついたところに津波が押し寄せ、高さ20メートルに及ぶ体を支えきれなかったという。

 根の深さは地下水の水位に関係がある。仙台平野の沿岸部はもともと湿地で、地表から0.5メートルに地下水脈がある場所もあり、根が深く伸びなかったとみられる。

 林野庁は11〜20年度、国の直轄事業として、仙台湾岸の防災林を復旧させる事業に取り組む。12年度以降、宮城県と協力して地表近くに地下水がある場所を調べ、1〜2メートルほど盛り土する。

 宮城県は「根こそぎ倒された一部のマツが住宅にぶつかるケースもあった。根をしっかり張らせ、津波の減衰効果を確実にしたい」と話している。

1424荷主研究者:2012/01/31(火) 23:34:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120113t11027.htm
2012年01月13日金曜日 河北新報
再建か移転か3月判断 折立、緑ケ丘、松森陣ケ原

 仙台市は12日、東日本大震災で地盤崩落や擁壁倒壊などが多発した丘陵部宅地のうち、甚大な被害が生じた青葉区折立5丁目、太白区緑ケ丘4丁目、泉区松森陣ケ原の3地区について、現地再建か集団移転かを3月までに判断する方針を明らかにした。

 青葉区内で同日開かれた「折立団地東部町内会被災復興の会」の集会に、市の担当者が出席。市は「国の造成宅地滑動崩落緊急対策事業が実際に動きだす時期や公費による建物解体の期限を踏まえ、遅くとも3月には対応を決めたい」と述べた。

 現地再建か集団移転かの判断材料とするため、2月に3地区の約180宅地の地権者らを対象にアンケートを行い、意向を把握する。

 一方で市は「1978年の宮城県沖地震で被災したかどうかが重要なポイント。折立地区は復旧可能と考えている」との見解を提示。測量やボーリング調査、境界画定などを経た上で設計に入り、地滑り抑止対策のくい打ち、擁壁再建といった手順を考慮すると、完了までに1年半程度かかるとの見通しを示した。

 市内の被災宅地4031カ所のうち、公費による復旧工事の対象となる約3000カ所を約300地区に分け、一斉に事業着手する考えも伝えた。

 市は、市宅地保全審議会技術専門委員会の議論などを基に、被災宅地の復旧策を協議している。現地再建を基本とし、技術専門委で集団移転も視野に入れた対処方法の検討を指摘された3地区については、より柔軟に考査している。

1425荷主研究者:2012/01/31(火) 23:37:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120113t12002.htm
2012年01月13日金曜日 河北新報
仙台オフィスビル空き室率5年ぶり減 震災需要で大幅改善

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/senndai20akisituritu.jpg

 ビル仲介の三鬼商事仙台支店がまとめた2011年12月末時点の仙台市内オフィスビルの平均空き室率は15.05%となり、前年同月比では4.36ポイントの改善となった。年末時点の比較で前年を下回ったのは06年以来5年ぶり。1年間の改善幅としては1992年の調査開始以降で最大となった。

 東日本大震災後の復旧や復興事業に携わる企業の進出や、被災企業の借り換え移転などが改善の要因。仙台支店は「耐震、制震構造の大型ビルへの入居が目立った。ことし完成予定のビルの引き合いも進んでおり、今後も緩やかな改善傾向が続く」とみている。

 平均空き室率は前月比では0.59ポイントの低下で、震災後に集計を再開した4月末時点から8カ月連続で改善した。調査しなかった3月を除くと、11年は1月末時点の20.37%をピークに毎月改善が進んだ形となった。

 五つに分けた地区別では駅東地区が15.01%で、前年同月比10.89ポイントの大幅改善。KDDIが12月、宮城野区榴岡のビルに「au契約センター」の開設を公表し、入居を決めたことなどが影響した。仙台トラストタワーがある一番町周辺地区も3.68ポイント改善し、15.41%となった。

 ことしは今月中旬、青葉区一番町に地上10階の一番町平和ビルが完成する。4月下旬には家電量販大手のヨドバシカメラがJR仙台駅東口に地上8階の制震構造のビルを開業予定。4〜8階はオフィス用に貸し出す方向で、1フロアの面積は約3300平方メートルと東北最大になる見込みという。

 三鬼商事仙台支店は「仙台では大型需要に対応できる新築や築年数の浅いビルに品薄感がある。2棟の新ビルの募集動向が注目される」としている。調査対象は新築3棟を含む延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル362棟。

1426荷主研究者:2012/01/31(火) 23:38:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120113t12004.htm
2012年01月13日金曜日 河北新報
仙台駅前に天空の結婚式場 MJQ、アエル最上階に2月開設

MJQがアエル31階に開設する新会場の完成イメージ

 婚礼プロデュースの「MJQウェディング」(仙台市)はJR仙台駅前のアエルに、結婚披露宴やパーティーなどで利用できる「ザ・オリエンタル・スイート・ヴィラ」を2月11日に開設する。最上31階の全フロアを利用し、高さ約145メートルから仙台を見下ろせる展望の良さをアピールする。

 3月3日には仙台駅前の商業ビルにもブライダルサロンを開設予定。仙台駅周辺の新たな2拠点を生かして営業力を高め、既存施設も含めた自社式場の利用率アップを図る方針だ。

 アエルの新会場は約730平方メートルで、チャペルも備える。50〜70人規模の披露宴のほか、企業のパーティーなどにも貸し出す。利用は1日昼夜1組ずつの完全貸切とする。中華レストラン「聘珍樓」(へいちんろう)が昨年夏に閉店後、MJQが改装を進めてきた。

 サロンは「仙台駅前ブライダルサロン」の名称で、ペデストリアンデッキから入れるビル「ヒューモスファイブ」の3階に入る。同社の営業拠点としては、青葉区国分町にある本社併設のサロンに続き2カ所目。

 このほか本社近くの定禅寺通沿いには、東日本大震災の影響で昨年10月オープン予定を延期していた式場「グラン・スイート」も3月11日に開業する。直営の式場はアエルの新施設も含めて仙台市内計5カ所になる。

 同社の昨年の式場利用は約550組で、ことしは1000組が目標。三浦純一社長は「会場を増やすことで運営の効率化も進める。良質で値ごろ感のある結婚式を提供していきたい」としている。

1427荷主研究者:2012/01/31(火) 23:38:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120113t12003.htm
2012年01月13日金曜日 河北新報
アイリスオーヤマ、新工場検討 社長「宮城の被災地に」

 アイリスオーヤマの大山健太郎社長は12日、仙台市内で開いた同社の賀詞交歓会のあいさつで東日本大震災に触れ「宮城県内の被災地に新工場を建設したい」と述べ、新たな生産拠点の開設に意欲を示した。時期に関しては「実現に向けて検討したい」と明言しなかった。

 大山社長は昨年暮れに村井嘉浩宮城県知事と会談して工場の県内新設を働きかけられたことを紹介し、「地元企業として(被災地支援に)貢献したい」と語った。あいさつ後の河北新報社の取材には「候補地や何を生産するかは検討している段階」とした。

 同社の国内生産拠点は計8カ所ある。うち宮城県内は角田市と大河原町の2カ所で、新設すれば県内3カ所目となる。

 大山社長は、2011年12月期(単体、速報値)の売上高が前期比17.8%増の約1000億円と過去最高を記録する見通しとなったことも公表した。

 主力のプラスチック製品などに加え、中国・大連で製造する発光ダイオード(LED)照明といった節電関連が好調だったため。12年12月期の売上高目標は1350億円に設定した。

1428荷主研究者:2012/02/01(水) 00:16:59

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120115t11006.htm
2012年01月15日日曜日 河北新報
仙台市の人口105万人突破 被災者ら転入 11年11月

 東日本大震災後、仙台市の推計人口は増加傾向が続いている。市の想定以上のペースで、2011年11月に初めて105万人を突破。現在は105万2476人に伸び、震災前より5739人(0.55%)増えた。他の自治体の被災者や復興業務の従事者が転入したのが主な要因とみられる。被災地では人口流出に歯止めがかからない中、東北の中枢機能を持つ仙台への一極集中が強まっている。

 市の推計人口は震災や福島第1原発事故などの影響で、11年4月から2カ月連続で前月割れし、計4763人減った。復旧復興に向けて落ち着きを取り戻した6月からは8カ月連続で回復し、計1万502人増えた。

 11年3月と今月のデータを区別に比較すると、青葉が4012人(1.37%)、太白が2503人(1.14%)、泉が1550人(0.73%)それぞれ増加。一方、津波で大きな被害を受けた宮城野は1581人(0.83%)、若林も745人(0.56%)減少した。

 推計人口ベースで、市の人口増は近年、年間1000〜3000人台で推移。本年度スタートした「総合計画2020」で示した将来人口推計では、15年の105万846人をピークに緩やかに減少すると予測したが、最新の推計人口は既にこれを上回り、人口減少の転換時期も16年以降に伸びる可能性がある。

 人口増について総合計画策定に携わった仙台市の幹部は(1)復興需要(2)民間賃貸物件の多さ(3)交通の利便性―を指摘。「雇用の場もあり、移住しやすい環境にある。定住につながるかどうかはまだ判断できないが、今後数年間は人口の増加が続くのではないか」と推測する。

 他方、仙台周辺の14市町村で構成する「仙台都市圏」の推計人口(11年12月現在)は149万1279人と、震災前の11年3月を580人下回った。県の推計人口(同)も同比2万155人減の232万6698人で、仙台市の一人勝ちの構図が鮮明になっている。

 住民票を移さずに転居してきた被災者や、原発事故による福島県内からの避難者も2250人(同)おり、市内の実際の人口は推計人口を上回ると見込まれている。

1429荷主研究者:2012/02/16(木) 00:04:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120117t12015.htm
2012年01月17日火曜日 河北新報
仙台空港利用前年上回る 昨年12月、復興需要で国内回復

 東日本大震災で被災した仙台空港の昨年12月の利用者数は国内線と国際線を合わせて19万7469人となり、震災後初めて前年同月の実績を上回ったことが16日、分かった。復興需要などで国内線利用者が回復基調にあり、全体を押し上げた。

 同空港の月別利用者数の推移はグラフの通り。昨年12月は前月より約2万1000人減少したものの、前年同月を478人上回り、震災前の水準を回復した。

 昨年12月の国内線利用者数は18万7060人(前年同月比105.7%)。空港が被災し、臨時便の運航しかなかった昨年4月の3万2766人(同16.9%)を底に順調に回復している。復興需要などを背景に、ビジネス客が堅調に推移しているとみられる。

 一方、昨年12月の国際線利用者数は1万409人で、前年同月比51.9%にとどまった。震災前の国際定期便6路線のうち再開は3路線のみで、運航本数や使用機材の座席数も減少。苦戦が続いている。

 空港利用者数の回復を受け、仙台空港アクセス線の昨年12月の利用者数(自動改札通過人数)も前年同月比99.5%となった。全線で営業運転を再開した同10月以降、客足が戻ってきている。

 今後は国際定期便の運航本数の確保、国外からの誘客が課題となる。宮城県は「福島第1原発事故に伴う風評被害の解消も含め、航空各社に情報を提供し、路線再開や便数増を働き掛けたい」(空港臨空地域課)と話す。

1430荷主研究者:2012/02/16(木) 00:06:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120117t12022.htm
2012年01月17日火曜日 河北新報
仙台・あすと長町に老人ホーム併設型医療モール 14年開業

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あすと長町に建設される有料老人ホーム併設型医療モールのイメージ図

 仙台市太白区の大規模再開発地「あすと長町1丁目」に、地上13階の有料老人ホーム併設型医療モールが建設されることが16日、分かった。医療モールは1、2階に開設。有料老人ホームは3階以上に292室あり、市内最大級となる見込み。2014年夏に移転開業する市立病院の南隣に立地し、同年4月にオープンする。

 施設名は「SHIP(シップ)あすと長町ビル」。関西で有料老人ホームを運営する「グリーンライフ」(大阪府)が11年夏、都市再生機構(横浜市)の分譲地約5100平方メートルを取得した。建築面積は約2400平方メートル、延べ床面積は約2万900平方メートルで、総事業費約80億円。

 医療モールは内科や小児科、皮膚科、整形外科など6〜8科目の入居を予定し、調剤薬局と保育所も備える。3〜13階は全て老人ホームで、開設当初は入居者が介護を必要とする場合、外部事業者にサービスを依頼する「住宅型」で運用し、将来は施設側がサービスを提供する「介護付き」の指定を目指す。

 医療テナントは、東北で調剤薬局23店舗を展開する仙台調剤(仙台市)の関連会社で、医療コンサルタントのOMP(同)が募集する。グリーンライフと仙台調剤は、医療・保健・介護分野の事業を手掛ける持ち株会社シップヘルスケアホールディングス(大阪府)の子会社。

 OMPの市谷文吾常務は「必要な医療を提供し、特別養護老人ホームの入所待機者、保育所の待機児童の受け皿にもなる。施設全体で200人以上の雇用を生み出したい」と話している。

1431荷主研究者:2012/02/16(木) 00:10:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120119t11021.htm
2012年01月19日木曜日 河北新報
富谷町、年内にも人口5万到達 組織強化が急務

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/120119m101.jpg

4万9000人目の町民となった阿部さん夫妻。若生町長から記念品が贈られた

 宮城県富谷町の人口が昨年12月に4万9000を超え、「富谷市」に移行するための要件「人口5万」に年内にも到達する見通しとなった。地方分権改革の進展に伴い、市の権限は町村と比べ、格段に範囲が広くなった。市制移行が現実味を帯びてきた町にとって、職員の能力向上や組織強化が行政課題になりそうだ。

 富谷スポーツセンターで7日開かれた新年祝賀会で、4万9000人目の町民となった阿部勝さん(72)、伊代子さん(66)夫妻に記念品が贈られた。

 阿部さん夫妻は石巻市の自宅が東日本大震災の津波で流された。昨年12月20日に富谷町成田に移った。「二度と津波がない所に住みたかった。仙台市にも近く、きれいな町」と笑顔を見せた。

 富谷町の住民は昨年12月末現在、4万9033人。仙台市北隣の新興住宅地に人口流入が続き、明石台東地区では約750戸分の宅地が開発中。年内にも5万人突破の可能性がある。

 市制施行は、早ければ2015年国勢調査の翌年の16年が想定される。人口規模では岩沼市(約4万3000人)、東松島市(約4万人)、白石市(約3万6000人)、角田市(約3万1000人)を上回る。

 市になれば、行政サービスに大きな変化が生まれる見込みだ。

 昨年8月成立の地域主権一括関連法は、市と町村の権限に一線を引いた。騒音や悪臭の規制地域指定、家庭用品販売業者への立ち入り検査など都道府県の権限は市に移譲したが、町村は除かれた。

 かつて、政令市を除く市と町村の権限に大きな差はなかった。地方自治法上、市には生活保護事務などを担う福祉事務所の設置が義務付けられた程度だった。

 内閣府地域主権戦略室は「平成の大合併が進み、大規模な市が増えた。町村より職員数や能力を十分に備えているとの前提で、市への権限移譲が多い」と説明する。

 税金の配分も町村に比べ、市に手厚い。

 県が市町村に配分する緊急雇用創出事業の交付金(11年度)は、市に一律4000万円で、町村には一律2000万円。求職者数に比例した配分額も加わるが、県は「町村は規模が小さく、さまざまな事業展開が大変。市に多くの雇用創出を期待している」という考えだ。

 実際の行政能力や人口と関係なく、「市」であるだけで権限やカネが来るシステムだ。

 富谷町は10年度、市制移行に備えて14課体制から4部14課に組織を改編したが、行政実務の向上や職員のレベルアップは緒に就いたばかりだ。

 若生英俊町長は新年の訓示で「気魄(きはく)、熟考」を求めた。「5万人都市を新たに造る気概を1人1人が持ってほしい」と話している。

1432荷主研究者:2012/02/16(木) 00:11:58

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120119t11003.htm
2012年01月19日木曜日 河北新報
仙台港全岸壁、使用可能に 「高砂2号」きょう再開

 東日本大震災で大規模被災した仙台港は19日、高砂2号岸壁の暫定利用が始まり、震災から約10カ月で全14岸壁の使用が可能になる。

 輸出入貨物を国内で中継輸送する内航フィーダー船(749トン)が同日、高砂2号岸壁に接岸。復旧したガントリークレーンで荷役作業を行う。

 22日には北米向け直行航路が再開する。同岸壁に7万5500トンの大型貨物船が入港、国際貿易港の機能が本格回復する。当日は国土交通省や宮城県、港湾関係者らが出席し、再開を祝うセレモニーが開かれる予定。

 高砂2号岸壁は水深14メートル、長さ330メートルで大型コンテナ船に対応できる。震災で岸壁が約60センチ沈下したほか、ガントリークレーンのレールを支える基礎部分が損傷するなどの被害を受けた。

 同岸壁は現在、270メートルが利用可能で、新年度中に完全復旧する見通し。全4基が被災したガントリークレーンは3基が復旧しており、残る1基は3月末までに再稼働させる。

1433荷主研究者:2012/02/16(木) 00:14:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120119t11028.htm
2012年01月19日木曜日 河北新報
仙台駅、自由通路拡幅へ協定締結 JR東日本と仙台市

 仙台市とJR東日本仙台支社は19日、地下鉄東西線が開業する2015年度を目標に、JR仙台駅2階の東西自由通路を拡幅整備する基本協定を締結した。東西の連絡機能の強化に伴い、JRは駅東口周辺の開発計画を推進。市は東西駅前広場の再整備などに取り組み、東北の玄関口にふさわしい駅周辺の一体的な街づくりを進める。

 新たな自由通路は、現在の6メートルを約16メートルに拡幅する。3層構造で高さ約16メートルの吹き抜けとし、通路を挟む南北の線路上部に商業施設(6階)を建設。5、6階に駐車場を設ける。

 12年度中に着工し、使用開始は15年度を予定している。自由通路の拡幅整備費用は約30億円で、市が3分の2、残りをJRが負担する。維持管理はJRが担い、24時間通行を確保する。

 商業施設とともにホテル、業務施設の計3棟で構成する複合ビルを東口に整備するJRは、自由通路に接続する改札口を新設。駅利用者の回遊性や利便性の向上を図る。

 東西駅前広場の再整備では、路線バスや高速バスの乗降場の集約化を図るとともに、JR線や東西線など公共交通機関の相互乗り継ぎ機能を高めるため、エスカレーターなどを設置する。

1434荷主研究者:2012/02/16(木) 00:14:40

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120119-OYT8T01196.htm
2012年1月20日 読売新聞
仙台駅東西通路広々と 2015年度までに拡幅

完成後の仙台駅東西自由通路と商業施設のイメージ図

 仙台市とJR東日本は19日、JR仙台駅の東西自由通路を、地下鉄東西線が開業する2015年度までに現在の6メートルから16メートルに拡幅すると発表した。合わせて、通路周辺に商業施設やホテル、オフィスビルを新設するなど100億円規模の再開発整備も行う。駅東側の活性化が進むことが期待される。

現在のJR仙台駅東西自由通路(19日、仙台市宮城野区で)

 計画によると、自由通路を現在より10メートル拡幅し、通路を南北に挟むように商業施設(地上6階、高さ約30メートル)を建設する。商業施設2階に設けられる自由通路は4階まで吹き抜けとし、天井はガラス張りにする。新たに東口改札も設置され、利便性が高まる。

 現在の自由通路北側の商業エリアを7月末頃から解体し、来年1月着工を目指す。総工費約30億円のうち、仙台市が約20億円、JR東が約10億円を負担する。

 駅東の再開発は、商業施設のほか、ホテル(地上14階、高さ約60メートル)とオフィスビル(地上13階、高さ約60メートル)も建設する。ホテルの部屋数は約280室で、駅西口のホテルメトロポリタン別館として、より高級な宿泊主体のホテルに位置づける。ホテルは17年度、オフィスビルは18年度から営業する予定だ。

 さらに、仙台市は現在駅周辺に4か所ある高速バスや観光バスの発着場をあおば通と東口に集約し、駅東西の機能分担を図る。

 19日の記者会見で、JR東の里見雅行・仙台支社長は「重要なプロジェクトとして地下鉄開業に合わせるよう行っていきたい」と語り、仙台市の奥山恵美子市長は「震災からの復興のシンボルとして、東西一体の街づくりの発展に不可欠な大きな推進力を生み出してくれると期待している」と話した。

1435荷主研究者:2012/02/16(木) 00:15:06

http://sankei.jp.msn.com/region/news/120120/myg12012002260000-n1.htm
2012.1.20 02:26 産経新聞
仙台駅が復興牽引 東西自由通路拡幅 新たに商業施設

 JR東日本仙台支社と仙台市は19日、仙台駅2階東西自由通路を拡幅整備することで合意した。これに伴いJRは、駅東口に6階建ての商業施設や14階建てのホテルなどを新たに整備する。「にぎわいを創出し、震災からの復興を牽引(けんいん)するプロジェクト」と位置づけている。自由通路と商業施設は、仙台市の地下鉄東西線が開業予定の平成27年度の完成を目指す。(本間篤)

 東西自由通路は幅を現在の6メートルから16メートルに広げ、新たな改札口を設置するもので、費用は約30億円。仙台市が3分の2、JRが3分の1を負担する。3層の吹き抜けにして、自然光も取り入れる。

 商業施設は自由通路を挟む形で線路の上空と東口に整備。1〜4階が商業施設、5、6階が駐車場になる。地域貢献施設として保育園の設置も計画しているという。

 新たなホテルは、西口のホテルメトロポリタン仙台の別館と位置づけ、宴会場などは持たない宿泊主体型とする。規模は280室程度になる見込みで、オープンは29年の予定。

 ホテルの北側には13階建ての業務施設を建設する。1階には店舗のほか、地域に開放する多目的ホールを整備する。2階以上はオフィス。30年の開業を目指す。これらはJRの事業だが、投資額などは明らかにしていない。自由通路と商業施設は実施設計の後、25年早々にも着工の予定。

 仙台市は地下鉄東西線の開業までに、駅前広場の再整備も進める。

 西口広場は東西線の仙台駅から地上の路線バス、JR線への乗り継ぎ機能を向上させるため、エレベーターやエスカレーターを設置する。また、南町通の一部をバスプールとして拡張し、分散している路線バスの乗降場を集約する。高速バスの乗降場は、方面別に青葉通と東口の南側にまとめる。

 記者会見した奥山恵美子市長は「東西線の開業を機に、仙台駅周辺が東北全体の活性化につながる玄関口になるよう整備を進めたい」と表明。仙台支社の里見雅行支社長は「事業を通じて、魅力ある仙台のまちづくりに貢献したい」と強調した。

1436荷主研究者:2012/02/16(木) 00:19:48

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2012/01/23 建設新聞
仙台市とJR東日本仙台支社が合意 仙台市が東西駅前再整備方針を提示
仙台駅東西自由通路拡幅など2015年度供用へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/120123-SendaiST_EW_path-b.jpg

 仙台市とJR東日本仙台支社は、2015年度の地下鉄東西線開業を目標に、仙台駅2階の東西自由通路を拡幅することで合意し、基本協定を締結した。15年度の供用開始を目指す。併せて、JR東日本仙台支社は駅東口周辺の開発計画を進めるとともに、仙台市は仙台駅東西駅前広場の再整備方針を取りまとめた。

 JRと仙台市の共同事業として拡幅整備する仙台駅東西自由通路は、既設の自由通路(幅員約6㍍、延長97㍍)の位置で幅員約16㍍に拡幅する。12年度で設計に着手し、13年度着工、15年度供用開始を目指す。事業費は約30億円が見込まれ、仙台市が3分の2、JRが3分の1を負担。JRの施設として整備し、維持管理はJRが主体で行う。

 自由通路の拡幅整備に併せて、JR東日本仙台支社は自由通路に接続する新たな改札口を設置するほか、自由通路を挟む南北の線路上空に商業施設、駅東口にホテル棟、業務施設を整備する。

 商業施設は自由通路を挟んで南側が6階建、北側が4階建、合計4万1、000平方㍍の規模。店舗や子育て支援施設が入り、5〜6階は駐車場となる見込み。着工は12年度、開業は15年度を予定する。客室数280〜300程度となるホテル棟は、14階建、延べ1万4、000平方㍍の規模で、14年度着工、17年度の開業を予定。隣接する業務施設は13階建、延べ2万5、000平方㍍で、1階は店舗等、2〜13階はオフィスとなり、16年度の着工、18年度の開業を目指す。

 また、仙台市がまとめた仙台駅西口・東口駅前広場の再整備方針では、西口駅前広場について、南町通の道路空間にバスターミナルを拡張し、バス乗降場を集約することなどが盛り込まれた。南町通りは現在の4車線から2車線となる。さらに、JR線と地下鉄東西線などの乗り継ぎ機能向上へ、エスカレーターやエレベーターを整備。

 このほか、▽バス、タクシー自家用車の車両動線分離▽高速バス乗降場の方面別の集約化―などが盛り込まれた。東口駅前広場では、観光バスや送迎バスの乗降スペースを西口から新たに移設する。

 こうした取り組みにより、約40ヵ所に分散している路線バスの乗降場を29ヵ所に集約する。仙台駅東西駅前広場の再整備は12年度で設計に入り、13年度工事着手、15年度供用開始を目指す。

2012/01/23付1面に掲載

1437荷主研究者:2012/02/16(木) 00:24:41

http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20120119ddlk04020078000c.html
2012年1月19日 毎日新聞 地方版
仙台市営バス:中古車を購入へ コスト削減で復興に/宮城

 仙台市は、市営バスの車両として中古車を購入する方針を明らかにした。これまでは原則として新車を購入してきたが、今年度からの5年間で1兆円超かかる東日本大震災への復旧・復興事業費を賄うため、コスト削減を進める必要があると判断。新車の4分の1程度の約630万円で購入できる中古車を活用することにした。

 国の方針では、バス事業者は20年度までに使用車両の約7割を、床が低くて高齢者や障害者が乗りやすい「ノンステップバス」に変えなければならない。市は全車両516両のうち25%に当たる130両をノンステップバスに切り替えており、今後数年間で毎年25〜30台程度をノンステップバスの新車に入れ替える計画を策定した。

 ただ、一般的なノンステップバス1台の価格は約2360万円で、25台購入した場合は1年で約6億円を投じることになる。このため市はコストの安い中古車の導入を進めることにした。

 市の試算では、使用期間を新車20年、中古車8年と仮定した場合、購入費や維持費を合算した1年当たりのコストは新車が218万円、中古車は193万円で、中古車は中長期的にも経済的だという。市は近く市議会に中古車の購入方針を説明する。【平元英治】

1438荷主研究者:2012/02/19(日) 00:48:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120121t12003.htm
2012年01月21日土曜日 河北新報
松月産業が法華クラブ仙台を取得 数年後に全面改装へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120120015jd.jpg
松月産業が取得したホテル法華クラブ仙台

 ビジネスホテル「ホテルグリーンチェーン」を仙台市内で展開する不動産業、松月産業が同市青葉区本町の「ホテル法華クラブ仙台」を取得したことが20日、分かった。当面は現状を維持し、数年後に全面改装を行ってグリーンチェーンの旗艦ホテルとする方針。

 同社は今月、青葉区国分町の「ホテルベルエア仙台広瀬通り」も取得した。さらに年内に複数の物件を取得し、東日本大震災の復興関係者の宿泊需要増に対応し事業拡大を図る方針だ。

 法華クラブは地上11階で客室数151。ホールや会議室、レストランも備える。松月産業は昨年10月、海外ファンドが土地と建物を証券化し所有していた信託受益権を買い取った。

 現在は取得前から運営する東京の法華倶楽部(くらぶ)に貸している形。法華倶楽部との賃貸借契約の満了後、グリーンチェーンへの改装を行うという。

 国分町のホテルは地上7階。改修後の3月3日に「ホテル・グリーン・ウィズ」(客室数78)の名称で開業する予定。市内12カ所目のチェーンホテルとなる。料金はシングル1泊6000円台前半に設定する方向。

 投資額は2物件を合わせて十数億円。田所照章社長は「原発事故の影響で海外ファンドの投資意欲が陰っている事情もあり、資産の取得時期と考えた。地元での雇用創出にもつなげたい」と話している。

1439荷主研究者:2012/02/19(日) 00:48:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120122t15018.htm
2012年01月22日日曜日 河北新報
「常磐線復旧早く」亘理・沿線の住民ら線路の草刈り

雪の中、線路の雑草を刈り取る沿線住民

 宮城県亘理町内のJR常磐線沿線の住民らが21日、東日本大震災から不通になったままの浜吉田駅の早期再開を願い、駅周辺の草刈り作業をした。

 住民自治組織「吉田東部地区まちづくり協議会」(渡辺信秋会長)が呼び掛け、約180人が参加。浜吉田駅周辺の延長約1.8キロの線路上の雑草を刈っていった。あいにくの雪で草が湿って刈りにくく、寒さの中での作業だったが、早期の復旧を願う気持ちをアピールしようと雑草を取り除いた。

 現在、常磐線の再開は浜吉田駅の一つ北の亘理駅まで。作業に参加した丸子功さん(63)は、職探しのため仙台市に通っているという。「途中までの代行バスは不便。浜吉田駅が早期に開通しないと、周辺から離れていく人も増えると思う」と訴えた。

 協議会では、3月までの復旧を求めていくことを確認している。渡辺会長は「高齢者が多い地域にとって大事な足。町とともに、一日も早い復旧をJRに働き掛けていく」と話している。

1440荷主研究者:2012/02/23(木) 00:31:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120123t15004.htm
2012年01月23日月曜日 河北新報
仙台港・北米航路再開 震災後初、大型コンテナ船接岸

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120122015jd.jpg
震災後初めて北米向けの大型コンテナ船が接岸した仙台港高砂2号岸壁

 東日本大震災で被災した仙台港(仙台市宮城野区)で22日、北米に向かう定期コンテナ航路が、震災から約10カ月ぶりに再開された。東北の港で唯一の北米航路の回復は、輸出産業の競争力向上につながりそうだ。

 日本郵船など3社が共同運航する大型コンテナ船「エヌワイケー アーガス」(7万5500トン)が正午すぎ、同港高砂2号岸壁に接岸。復旧したガントリークレーンを使い、輸出する自動車用タイヤや輸入した製材、牧草などの積み降ろしをした。

 北米航路と高砂2号岸壁の再開を祝う式典も同港で開かれ、国土交通省、宮城県、港湾関係者ら約70人が出席。三浦秀一副知事は「北米航路の再開は地域経済の復興を強く後押しする」と期待を述べた。

 震災の影響で休止していた国際コンテナ定期航路の再開は、昨年9月の中国.韓国向けに次いで2例目。

 県によると、昨年12月の仙台港のコンテナ取扱量は前年同月の約72%。うち輸出入コンテナは32%にとどまった。県は取扱量回復に向け、荷主や運送業界への働き掛けを強める。

 今回、高砂2号岸壁は全長330メートルのうち270メートルの利用を暫定的に再開。仙台港の全14岸壁が接岸可能になった。被災した荷役用のガントリークレーンは4基中、3基が復旧している。

1441荷主研究者:2012/02/23(木) 00:32:06
>>1440
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120123t15009.htm
2012年01月23日月曜日 河北新報
地元経営者ら歓迎 仙台港・北米航路再開

仙台港高砂2号岸壁と北米向け定期コンテナ航路の再開を祝った式典=同港

 仙台市宮城野区の仙台港に北米向けの大型コンテナ船が入港した22日、岸壁は航路再開を喜ぶ声に沸いた。東日本大震災から10カ月余り。北米と東北を結ぶ唯一の海路復活に、地元の経済関係者らは「経済活動が活発になり、復興が加速する」と期待を膨らませた。

 タイヤ約4万6000本を積み込んだ東洋ゴム工業の河野博SCM統括部長は「輸送費を1割削減できる」とほっとした表情。同社の仙台工場(岩沼市)から国内の他港を経由して輸出しなければならなかっただけに「円高で悪化した採算性が改善できる」と話した。

 地元経済界も北米便の再入港を歓迎した。

 官民でつくる仙台国際貿易港整備利用促進協議会会長の鎌田宏仙台商工会議所会頭は「輸出入が容易になり、東北の経済が活性化する」と強調。東北への自動車産業の集積を踏まえ「将来的には完成車の直接輸出につなげたい」と抱負を語った。

 仙台港には震災前、五つの国際コンテナ定期航路が就航。再開を果たしたのは北米と中国.韓国向けの2航路にとどまっている。

 船舶代理店の三陸運輸(塩釜市)の渋谷斡一社長は「北米航路は貿易拠点としての仙台港の象徴だ。今回の入港は、他の航路の再開にもプラスに作用するだろう」と指摘した。

1442荷主研究者:2012/02/23(木) 00:39:20

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120124t15005.htm
2012年01月24日火曜日 河北新報
次世代型都市「スマートシティー」 仙台・荒井東で事業構想

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スマートシティー構想の本格的な検討が始まる仙台市若林区荒井東地区

 日立製作所とNTTグループ4社は、東日本大震災の津波被災地の移転候補先になっている仙台市若林区荒井東地区で、環境負荷の小さい次世代型都市「スマートシティー」の実現に向けた検討を本格的に始める。地元の推進団体と連携し、2015年度開業予定の市地下鉄東西線の荒井駅(仮称)南側の区画整理事業用地内に、メガソーラー(大規模太陽光発電所)を設け、公的施設などに電気を供給する構想。地下鉄開業時をめどに実現したい考えだ。

 グループ4社はエネルギー事業などを手掛けるNTTファシリティーズ、NTT東日本、NTTドコモ、持ち株会社のNTT(いずれも東京)。

 地元の推進団体は荒井東土地区画整理組合の関係者らでつくる「アライグリーンシティ構想委員会」で、元東北大大学院教授の建築家大村虔一氏が委員長を務める。仙台市や東北大も協力するほか、地元企業などにも参加を呼び掛ける。

 構想はメガソーラーのほか、ガスエンジンなどによるコージェネレーション(熱電併給)施設を整備し、電気や熱を地区内で賄うようにする。木質バイオマスの導入も検討する。総事業費は数百億円規模の見通しという。

 荒井東地区の区画整理事業は約34ヘクタールに1600戸の住宅が建つ計画。土地区画整理組合は病院などの誘致を目指しており、発電した電気を供給する。現行法では供給が認められていない一般家庭に供給する方策も探る。

 組合は震災前から大村氏の助言を受け、スマートシティーの可能性を検討。震災後、市沿岸部の津波被災地の移転候補先にもなり、災害に強いまちづくりを目指す構想が一気に具体化した。昨年秋には構想委員会を設立。呼び掛けに応じた日立、NTTグループと実現可能性の下交渉を重ねた。

 日立は「参加企業の得意分野を生かし、復興に貢献したい」と説明。NTTファシリティーズも「より良いまちづくりを進めたい」と言う。各社は今月25日、構想委員会と本格的な協議に入る。

 大村氏は「3月をめどに実現に向けた協力体制を構築したい。(メガソーラーなど)インフラ完成後の運営に、住民が参加する仕組みも検討していく」と話す。

 太陽光など再生可能エネルギーを活用するスマートシティー構想は、被災地などで検討が相次いでいる。宮城県内では三井物産などが東松島市で、トヨタ自動車グループが大衡村での実現を目指している。

1443荷主研究者:2012/02/23(木) 00:41:34
>>1442
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120126t13020.htm
2012年01月26日木曜日 河北新報
地元と本格協議開始 仙台・荒井東スマートシティー

スマートシティー構想の予定地となっている仙台市若林区荒井東地区

 日立製作所とNTTグループは25日、仙台市若林区荒井東地区での環境負荷の小さい次世代型都市「スマートシティー」構想の実現に向け、地元の推進団体との本格的な協議を始めた。両者は、メガソーラー(大規模太陽光発電所)を核にしたシステム構築に協力することで合意。事業の実施母体となる新たな組織を3月末をめどに設立させる方針も確認した。

 協議は仙台市青葉区の日立東北支社で非公開で行われた。地元の荒井東土地区画整理組合の関係者らでつくる「アライグリーンシティ構想委員会」や東北大の研究者ら計約30人が出席した。

 構想委委員長の大村虔一元東北大大学院教授によると、太陽光発電やガスエンジンなどによるコージェネレーション(熱電併給)といった先進技術を、まちづくりに生かす方策を最優先課題と位置付けた。

 構想では計画地は市地下鉄東西線荒井駅(仮称)南側の区画整理事業用地約34ヘクタールで、地下鉄開業の2015年度の実現を目指す。誘致を予定する病院などで発電した電気を利用するほか、現行法では認められていない一般家庭に供給する方策も探る。

 東北電力に対して協議への参加を要請することも決めた。

 荒井東地区は東日本大震災で津波被害を受けた市沿岸部からの移転候補地になっている。大村氏は「震災からの復興に向け、環境に優しく暮らしやすい先進的なまちづくりを目指したい」と話している。

1444荷主研究者:2012/02/23(木) 00:47:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120126t13031.htm
2012年01月26日木曜日 河北新報
JR仙石線の内陸移設着手へ 東名・野蒜の2駅、3年半で完了

 東日本大震災で被災し不通となっているJR仙石線について、JR東日本は26日までに、東松島市にある東名、野蒜の2駅を内陸部に移す新ルート敷設に向けた作業に着手する方針を固めた。高城町(宮城県松島町)−陸前大塚(東松島市)間についても現行ルートで復旧を進める。用地買収と工事などで計3年半程度かかる見込みだが、仙石線は全線開通に向けて大きく前進する。

 東名、野蒜の2駅は現在地より内陸側に500メートルほど移設する方針。JRは昨年10月に地元自治体などと合意したルート案に基づき、測量、設計のほか環境影響調査などを進める。

 工期の詳細は未定。事業費は新ルート敷設を含め全体で約100億円。JRは土地買収に当たって地元自治体の協力も要請する。

 仙石線は津波でレールが流失するなどして、高城町−矢本(東松島市)間で不通が続いている。JRは高城町−陸前大塚間は現行ルートのまま復旧する方針で、今後、県などと協力して護岸工事を進めて全線開通に備える。

 同じく不通となっている陸前小野−矢本間については、年度内の運転再開を予定している。

http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001201270001
2012年01月27日 朝日新聞
仙石線 全線復旧は3年半後

 JR東日本は26日、震災で深刻な被害を受けた仙石線の全線復旧に向けた工程を正式に発表した。用地買収などに1年半、工事に2年程度要するとし、全線復旧は3年半後と見込む。一方、線路を内陸移設する区間を抱える東松島市の阿部秀保市長は「工事期間の短縮を要望する」とのコメントを出した。

 JR仙台支社の里見雅行支社長がこの日の記者会見で明らかにした。

 内陸移設する陸前大塚―陸前小野駅間の測量や環境影響調査、用地買収などにかかる期間について、里見支社長は「おおむね1年半」とし、工期の2年を含めると全線復旧は「2015年内とするのは可能だと思う」と述べた。

 工事費については「精査中」としながら、護岸工事や線路のかさ上げを施す高城町―陸前大塚駅間の費用と合わせて100億円強と見込んでいることを明らかにし、「引き続き国に支援を求めたい」と語った。

 一方、東松島市の住民の中には「内陸移設すると復旧まで時間がかかる」として、現行ルートでの仮復旧を求める声もある。里見支社長は「野蒜(の・びる)地区は津波の被害が大きかった場所で、安全が確保できない。仮復旧は考えていない」と述べた。市も早期復旧を求めているが、「JRの計画を尊重し、仮復旧は求めない」(総務部)としている。

 市は昨年末、住民の集団移転事業用地の一部として、野蒜地区周辺の山林など計201ヘクタールを4億3288万円で取得。現在も用地買収は続けていて、来年度の早い時期にも完了させる予定だ。JRがこれらの買収地に線路を敷く計画を立てた場合、市はJRに土地を売却する方針。

1445荷主研究者:2012/02/26(日) 16:54:04
>>1018
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120128t11020.htm
2012年01月28日土曜日 河北新報
気仙沼大島架橋「県土復興の象徴に」県が事業着手

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架橋の完成予想パネルを除幕する出席者

 宮城県が2018年度完成を目指す気仙沼市の大島架橋事業の「事業着手式」が27日、大島の大島小体育館であった。村井嘉浩知事は「県土の復興につながる事業として、一日も早い完成を目指す」とあいさつ。当初計画通りの推進を確約した。

 県と市が主催し、島民、関係者ら約300人が出席した。昨年1月に県の行政評価委員会大規模事業評価部会が「妥当」と答申。11年度の事業着手が決まっていたが、東日本大震災で橋に通じる県道大島浪板線が壊滅的被害を受け、遅れが懸念されていた。

 村井知事は「アプローチ道路は津波の浸水高に対応して新たに整備し直す。三陸道のインターチェンジも近くにできることになり、その接続によって観光、経済面でも架橋の重要性は高まる」と期待を込めた。

 式では、美しい曲線を描く「中路アーチ橋」の完成予想パネルの除幕もあり、関係者が事業の着実な前進を誓った。

 県は今回、従来計画になかった大島側の県道整備(浦の浜間〜一杯森付近1.5キロ)も組み入れ、延長400メートルの架橋本体を含めた事業区間は約7.8キロに伸びた。

 総事業費は当初の140億円から約200億円に増えた。本年度は事業費3億円で調査設計、県道ルートの見直し作業、地元説明会などに入る。新年度以降、用地買収、道路工事に着手する。

1446荷主研究者:2012/02/26(日) 16:58:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120128t11019.htm
2012年01月28日土曜日 河北新報
仙台市立病院「あすと長町」移転 14年夏開業へ

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新市立病院の外観イメージ

 仙台市太白区の大規模再開発地「あすと長町」に移転、新築される市立病院の起工式が27日、現地で行われた。2014年4月の建物完成、開院準備作業を経て、同年夏のオープンを目指す。

 式典には関係者約150人が出席し、奥山恵美子市長らがくわ入れして工事の安全を祈願した。奥山市長は「震災発生以来、市として最初の大型工事。市民の健康増進と福祉の向上、救急医療の職責を果たすため、早期完成へ向け取り組みを加速させたい」と述べた。

 新市立病院は本館が地上11階、地下1階の免震構造で、延べ床面積は5万2286平方メートル。病床は525床を設ける。厚生棟(延べ床面積1364平方メートル、地上3階)には院内保育所、レストランなどが入る。消防局の救急ステーションも併設される。

 建設費は約160億円。非常用設備としては、自家発電機を動かす重油と、飲料水や医療用水に使える水を、それぞれ3日分確保。震災を受け、建物の構造や非常用電源を再検証し、同規模クラスの地震に耐えられることを確認したという。

 現在の市立病院は1980年、若林区清水小路に建設された。建物と敷地が手狭になり、設備の老朽化、耐震性なども課題になっていた。

1447荷主研究者:2012/02/26(日) 16:59:19

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120128t72009.htm
2012年01月28日土曜日 河北新報
NECトーキン250人削減 再編へ希望退職者募集

 NECが26日発表したグループの人員削減に関連し、NECトーキンが約250人の早期退職者を募ることが27日、分かった。事業再編の一環で東京にある本社機能も5月をめどに、宮城県白石市の白石事業所に移す。仙台市に置く登記上の本店は変更しない。

 希望退職は国内の全社員約1500人が対象。募集期間は3月中旬から下旬で、退職日は原則4月末の予定。同社は27日午後、社員に削減計画の概要を説明した。

 白石への機能移管は、東京のオフィスビルの入居費削減などが目的。営業部門を残し管理部門の大部分を移す。白石への異動者は100人規模になる見通しで、白石事業所内の空きスペースをオフィスとして活用する。

 仙台市にある仙台事業所の事務部門も白石事業所への集約を検討する。

 同社は2010年後半から主力の電子部品などの売り上げが減少。昨年10月のタイ洪水で同国北部に立地する工場が浸水して操業が止まったことも、業績に響いた。同社の12年3月期決算は赤字に転落する見通し。

 同社は「経費削減で早期の業績回復につなげたい。本社機能の移転は社員に宮城県出身者が多いことも判断材料になった」と説明している。

 東北に立地する主なNECグループはトーキンのほか、いずれも通信機器製造のNECインフロンティア東北(白石市)、NECネットワークプロダクツ(福島市)、システム開発のNECソフトウェア東北(仙台市)がある。NEC本社は「他のグループ企業については、人員削減をするかどうかも含めて検討している段階」としている。

1449荷主研究者:2012/02/26(日) 17:57:23

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120130t11012.htm
2012年01月30日月曜日 河北新報
仙台湾南の堤防再建開始 空港付近は12年度完成

 東北地方整備局は29日、東日本大震災の津波で壊滅的な被害が出た仙台湾南部の海岸堤防の本格復旧工事に着手した。整備局によると、岩手、宮城、福島3県の海岸堤防は総延長約300キロのうち約190キロが被災し、本格復旧工事は3県で初めて。仙台空港のそばの海岸堤防など重要箇所は2012年度中の完成を目指し、沿岸部の復興を後押しする。

 工事は、高潮や数十年から百数十年に1回程度の発生が予想される津波を想定。仙台市宮城野区の七北田川河口から宮城県山元町までの約60キロは、堤防の高さを7.2メートルに統一し、うち国が約30キロを担当する。

 担当区間のうち、仙台空港や下水処理場がそばにある場所は12年度中の完成を予定する。全区間の復旧完了は15年度中を見込む。

 宮城県名取市下増田であった着工式には、地元首長ら約70人が出席。村井嘉浩知事が「復興に向けた大きな一歩になる。街づくりの弾みになることを期待する」とあいさつ。佐々木一十郎名取市長も「一日も早い復旧をお願いしたい」と要望した。

 仙台湾南部の海岸堤防は震災前、高さ5.2〜7.2メートルだった。津波で大半が倒壊したが、現在は大型土のうなどで高さ2.0〜6.2メートルの仮設堤防が設置されている。

 復旧工事の11年度分の事業費は253億円。津波が乗り越えても破壊されない堤防にするため、陸地側のり面のコンクリートの重さを約4倍にするなどして補強する。

1450荷主研究者:2012/02/26(日) 17:59:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120131t12028.htm
2012年01月31日火曜日 河北新報
JR仙石線陸前赤井駅新駅舎 来月4日に利用再開

 JR東日本仙台支社は30日、東日本大震災で被災したため駅舎新築を進めていた、仙石線の陸前赤井駅(東松島市)の利用を2月4日に始めると発表した。震災の影響で休止していた蛇田駅(石巻市)の窓口業務も同日に再開する。

 新駅舎は鉄骨平屋、広さ約66平方メートル。待合室、事務室、自動券売機があり、照明には発光ダイオード(LED)を採用する。外壁には木材調にして親しみやすさなどを出した。

 旧駅舎は、津波で浸水し土砂も流入して使用できなくなった。昨年7月中旬のディーゼル車での矢本(東松島市)−石巻間の運行開始に合わせ、プレハブの仮待合室を設けて自動券売機での券売を行っていた。

 JR仙台支社によると被災して新築予定の仙石線の駅舎では初の完成。3月末までには陸前山下(石巻市)、陸前小野(東松島市)の新駅舎も完成する予定という。

1451荷主研究者:2012/02/26(日) 18:02:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/01/20120131t11018.htm
2012年01月31日火曜日 河北新報
仙台市、転入大幅増 岩手・福島からも 11年・人口移動

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 東日本大震災で甚大な津波被害に遭った県内の沿岸部が、軒並み転出超過になっていることが30日、総務省の住民基本台帳に基づく2011年の人口移動報告で分かった。仙台市は県内外からの転入が大幅に増え、前年比5000人以上多い6633人の転入超過で、市町村別では全国5位だった。

 報告によると、県内の転入者数は4万7662人(男2万7493人、女2万169人)、転出者数は5万4064人(男2万9713人、女2万4351人)。転出超過は6402人(男2220人、女4182人)で、昨年の転出超過数556人を大幅に上回った。

 市町村別の転入、転出超過数は表の通り。

 転出超過は5位の多賀城市に続き、東松島市(1276人)、亘理町(900人)、女川町(724人)など、沿岸部が上位を占めた。県外転出先で多かったのは、盛岡、山形、一関、秋田、郡山の各市だった。

 仙台市は津波が押し寄せた宮城野、若林両区が転出超過となったが、残る3区は県内市町村に加え、岩手、福島両県からの転入もあり、転入者の数字を押し上げた。

 内陸部の中核地域の大崎市や登米市、大河原町、柴田町などへの転入が多かったのも特徴となっている。

 自動車関連産業や半導体製造装置の工場進出があった仙台圏北部の転入超過も際立った。

1452荷主研究者:2012/02/26(日) 18:06:04

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120201t12002.htm
2012年02月01日水曜日 河北新報
JR仙台駅東口にヨドバシカメラが商業棟と複合ビル開業へ

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 家電量販大手のヨドバシカメラ(東京)が、JR仙台駅東口の「マルチメディア仙台」(仙台市宮城野区)で計画する大規模再開発の概要が31日、明らかになった。暫定店舗が入る「ヨドバシカメラ仙台第2ビル」の完成後に取り壊し、自社店舗を核に飲食店や物販店を組み合わせた5階建ての商業棟と、オフィス用テナントや住居スペースなどで構成する複合ビルを一体的に整備する。

 二つの施設を合わせた延べ床面積は9万平方メートルを超える見込みで、地上8階、地下1階となる仙台第2ビルの延べ床面積(約3万6100平方メートル)の2倍以上の広さ。商業棟は2014年春、複合ビルは15年にそれぞれ開業する予定。周辺の渋滞対策として地下に大型駐車場を設け、専用道路で市道につなげる構想もある。同社は近く、再開発計画の環境影響評価(アセスメント)について市と協議に入る。

 仙台第2ビルはマルチメディア仙台から市道を挟んで東側の仙台市農協会館跡地に建設中で、上棟式が31日に行われた。1〜3階に入る暫定店舗は、売り場面積が約1万2000平方メートルと東北最大級で、4月29日にオープンする予定。

 仙台駅東口をめぐっては、東西自由通路の拡幅と商業施設の整備に合わせ、JR東日本がホテルと業務施設を併設する方針。これに伴い、ライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」がことし7月末までに営業を終えることが確実視されており、東口での存続を求める要望が上がっている。

1453荷主研究者:2012/02/26(日) 18:23:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120201t11016.htm
2012年02月01日水曜日 河北新報
常磐線内陸移設 国道6号東側で調整 JRと山元町

 東日本大震災の津波で被災したJR常磐線の内陸移設問題で、山元町が国道6号の東側を通るルート案を軸にJR東日本と調整を進めていることが31日、分かった。2月末までに新ルートが確定する見通し。

 常磐線の新ルートについて、町は当初、国道6号の西側に一部横断する案を提示した。ところが、昨年12月の町議会定例会で、早期開通に向け、水田地帯の6号の東側を通るルートを検討するよう求める意見が相次いだため、幅を持たせたルート案に修正された。

 関係者によると、これまでの協議の中で、JR側は町に対し「国道6号の東側を通るルートの方が、より早く整備できそうだ」との認識を示したという。町も「全体のまちづくりに支障が出ない」と判断した。

 これまで国道6号の坂元交差点付近を想定していた新坂元駅の位置についても、6号の東側に変更する方向で調整している。町が震災復興計画に基づき、坂元地区で新たに形成する市街地に合わせ、6号の近くに新坂元駅を設置したい考えだ。

 移設後の常磐線の開通時期についてはこれまで通り、早ければ2015年度末と見込んでいる。

1454荷主研究者:2012/02/26(日) 18:29:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120204t12024.htm
2012年02月04日土曜日 河北新報
太陽電池、宮城で製造 昭和シェル石油子会社が大衡へ

 昭和シェル石油の子会社で太陽電池製造のソーラーフロンティア(東京)が、宮城県内での工場新設に向けて検討していることが3日、明らかになった。建設地は同県大衡村の第2仙台北部中核工業団地が有力。県内では東日本大震災後、初めての大型企業誘致となる。

 県は震災からの復興計画の柱の一つに再生可能エネルギーの普及を掲げており、関連企業の進出による復興の加速に期待が高まりそうだ。

 同社などによると、新工場では太陽電池モジュールを製造。太陽光発電の急速な浸透を視野に普及事業にも取り組む。進出が決定すれば、同社にとって東北での初の生産拠点となる。

 立地場所は今後、県などと調整を進める。総投資額は数百億円規模になる見通し。

 最近の大型投資は、2007年10月に進出を決めたセントラル自動車(大衡村)の約400億円など。

 宮城県を有力候補とした理由について、同社は(1)震災復興の中で再生可能エネルギーに対する関心が高まっている(2)既に半導体産業の集積があり、地元の人材に期待ができる−などを挙げた。

 今回のプロジェクトは、経済産業省が同日発表した「国内立地推進事業補助金」の補助対象に採択された。

 亀田繁明社長は「自社事業や業界動向などを注視しながら、宮城県黒川郡を候補地として詳細な検討に入る。震災復興に寄与できればと思う」とコメントした。

 県は昨年10月に策定した震災復興計画で、復興住宅全戸での太陽光発電設置、クリーンエネルギーなど成長産業の集積を打ち出した。立地が実現すれば、復興を目指す地域経済への波及効果も期待される。

 ソーラーフロンティアは昭和シェルの100%子会社で06年8月設立。従業員数は約1500人(11年12月末現在)。宮崎県で3工場を稼働させており、昨年4月に完成した宮崎第3工場は太陽電池工場としては世界最大規模。

◎復興のシンボルに/村井嘉浩宮城県知事の話

 震災後、初の大型投資案件になる。県が復興計画で「集積を図る」としたクリーンエネルギー産業の進出計画となり、県民に大きな夢と希望を与えるプロジェクトだ。震災復興のシンボルにもなる。早期の立地決定に期待する一方、政府に申請中の「民間投資促進特区」の税制優遇を有効活用し、県もできる限りサポートしていく。

1455荷主研究者:2012/02/26(日) 18:29:38

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120204t11035.htm
2012年02月04日土曜日 河北新報
「100万人の復興元年に」 仙台市長施政方針

 奥山恵美子仙台市長が、市議会2月定例会で表明する2012年度施政方針の概要が固まった。「100万人の復興元年」と位置付け、「新たなふるさとづくり」「未来へつなぐ安全なまちづくり」「東北の元気づくり」を柱に2年目を迎える震災復興計画を加速させる。100億円規模の予算で「仙台経済ステップアッププラン」を展開。中国からの貸与が決まったジャイアントパンダの受け入れ準備に入る。

 新たなふるさとづくりは被災者の生活再建が主題。津波被害が出た沿岸部の集団移転、地滑りや地盤沈下が多発した丘陵部の宅地復旧を推進。被災者の生活設計相談や就労支援といったソフト面にも目配りする。

 安全なまちづくりでは、指定避難所に備蓄物資を増強し太陽光発電装置を配備する。地域防災リーダーの養成、防災教育の充実で仙台モデルの構築を目指す。津波防御の要となる県道塩釜亘理線のかさ上げ費用約10億円を当初予算に盛り込み、緊急輸送道路の整備も検討する。

 東北の元気づくりでは、大型経済施策で復興のけん引を図る。中心商店街対策として東北の観光と物産を集約する「東北復興交流パーク」を開設し、アーケードの一部の掛け替えに乗りだす。JR仙台駅東西自由通路の拡幅工事と併せ、駅周辺の装いを新たにする。

 復興特区制度の活用で、次世代エネルギー産業の誘致、農地の大規模化と6次産業化に力を入れる。「地域ビジネスマッチングセンター」(仮称)による地元企業の販路拡大にも取り組む。

 パンダは「東北の子どもに夢を与える復興のシンボル」とし、八木山動物公園(太白区)の再整備計画を見直す。復興事業で財政需要が膨らむため、現行の「行財政改革プラン2010」より踏み込んだ対策を吟味する。

1456報奨金50万円って太っ腹だね。。。:2012/02/26(日) 19:26:35
◆大地震の震源や活断層がなく安全な岡山市では、「被災農業者リスタート奨励金支給事業」を実施しています。
まだ支給枠が残っていますので、希望する方はお申込みをなさってみては?
特色ある野菜や果樹の栽培を、安心・安全な岡山市で始めてみませんか?
50万円の報奨金を活用なさり、「被災農業者」のご家族が再出発できますよう、お祈りしています。

■栃木から移住、岡山市建部のTさん一家に奨励金

 東日本大震災をきっかけに関東地方から岡山市内に移り住んで農業を営む一家に、岡山市が被災農業者を支援するための奨励金50万円を贈った。自然農で野菜づくりを始めており、「ずっと岡山で農業をやっていけたら」と言う。

 北区建部町のTさんと奥様、お子様2人の4人家族。空き家になっていた農家に昨年4月から住み、野菜や米をつくっている。

 栃木県茂木町でハクサイやダイコンをつくっていたが、福島第一原発の事故で出荷制限指示が出た。「子どもが小さいこともあって、移住を決意した」。災害が少なく、ほかの原発からも遠いことから、岡山を選んだという。

 Tさんは、土地を耕さず、農薬や化学肥料も使わない。同じような自然農の吉備中央町の農家を通じて、建部町の家と農地を紹介してもらった。

 夏から秋にかけて、岡山で育てたトマトやピーマンを、栃木時代につきあいのあった首都圏の顧客に出荷できた。今年3月からはレタスやキャベツ。「同じ自然農に取り組む農家との交流も広がった」と言う。

 市が設けた「被災農業者リスタート奨励金支給事業」。東日本大震災で被災し、市内に避難して専業農家を営んでいく人が対象で、支給はTさん一家が初めて。まだ支給枠が残っており、3月末まで申請を受け付けるという。

◆この事業ではありませんが、自主避難をなさる方や、お蕎麦や和菓子などの製造・販売をなさる方、食堂や居酒屋などを経営なさる商店主の方、お味噌や日本酒の蔵元様など、あらゆる皆様のうち岡山での再出発を希望なさる方は、岡山市役所に相談をなさってみてはいかがでしょうか。

電話番号
・総合相談窓口(被災者相談所)086-803-1358
・被災農業者の就農支援(農林水産課)086-803-1347
・事業所の新設や移転の支援(企業立地推進課)086-803-1328

1457荷主研究者:2012/03/04(日) 13:24:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120206t11022.htm
2012年02月06日月曜日 河北新報
仙台市、災害公営住宅800戸増 中心部・丘陵部に一戸建ても

 仙台市が、東日本大震災の被災者向けに整備する復興公営住宅(災害公営住宅)の供給目標戸数を当初より800戸増やし、2800戸とする方針を固めたことが5日、分かった。被災者の希望に応じ、一戸建てタイプも採用するほか、交通の利便性が高い市中心部、丘陵部の被災宅地の近隣で建設を進める。

 市は2013年度までを第1段階と位置付け、集合住宅の642戸を供給。第2段階の14年度はまず、一戸建ても含む1092戸を整備する。残りの1066戸は、12年度当初に実施する入居意向調査で各地区の希望状況を把握し、第2段階の計画戸数に上積みする。公募で買い取る民間物件数も設定する。

 建設場所は青葉区を中心に7地区増え、17地区となる。仮設住宅入居者や沿岸部の被災者への意向調査を参考に、上原市営住宅(青葉区愛子中央)の隣接地(予定30戸)、同区の通町(150戸)や霊屋下(40戸)などでも整備する。

 被災宅地の住民から、住宅再建の経済的負担の重さを訴える声が上がっていることを考慮して、青葉区折立地区に近い同区落合(163戸)、太白区緑ケ丘地区の近隣の同区芦の口(26戸)も加えた。仮設住宅となっている青葉区角五郎のNTT東日本社宅(48戸)は、14年度に土地と建物を買い取り、復興住宅にする方向で調整している。

 一戸建てタイプの戸数や建設地は未定。集団移転先への整備を基本に、被災者の意向も踏まえて決める。家賃は同規模の集合住宅より高くなる見通しで、年度内に家賃算定の方針をまとめる。

 復興住宅の募集方法や応募資格は、青葉区の北六番丁地区(12戸)が完成する12年度末より半年程度前に決める。

 復興住宅の整備事業費は約620億円で、復興交付金などを財源に見込んでいる。

1458荷主研究者:2012/03/04(日) 13:26:15
>>1299
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120209t15008.htm
2012年02月09日木曜日 河北新報
仙台市本町の市有地 NHK、さらに取得 18年度に新会館

 NHK仙台放送局は8日、仙台市青葉区錦町にある同局(仙台放送会館)の移転新築用地として、青葉区本町の市有地1034平方メートルを買い取り、引き渡しの手続きが同日終了したと発表した。購入額は5億円。

 NHKは2011年9月、今回の取得用地に隣接するホテル仙台プラザ、斎藤報恩会自然史博物館の敷地計5522平方メートルを35億円で購入。12年度末まで現存する建物を解体した上で、14年度に今回の取得分と合わせた用地に新放送会館を着工。18年度の運用開始を目指す。

 同局によると、新会館の詳細は未定。市民が映像資料などを見られるようなライブラリー機能を整備する方針だが、東京や大阪にあるホールの併設は考えていないという。錦町の敷地は、売却する方向で検討している。

1459荷主研究者:2012/03/25(日) 10:19:59
いてもたってもいられなくなり、昨日開通した北四番丁大衡線の北山トンネルの下り線をたった今走行完了。いやー感無量である、東北大学病院前から水の森までこんなにスムーズに移動できるとは!途中に信号のある交差点があるのが玉に瑕だが、とりあえず祝福気分である。
北山トンネルの内部は今朝、通った環八の井荻トンネルに何となく似ていると言ったら褒めすぎか(笑)。

1461荷主研究者:2012/03/31(土) 19:01:31
>>1407
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120215t12009.htm
2012年02月15日水曜日 河北新報
au契約センター始動 被災地支援、750人雇用 仙台

最大400席で業務に当たるau仙台契約センター

 KDDI(au)は14日、仙台市宮城野区のオフィスビル、アゼリアヒルズに新設した「au仙台契約センター」での業務を開始した。東日本大震災の復興支援を兼ねて地元採用した契約社員と派遣社員計約750人が、携帯電話の契約に関する業務に当たる。

 2フロア合わせて約1500平方メートルに400席を設置。全国の携帯電話販売店からファクスなどで送られてくる顧客の契約書類を、パソコンを使ってデータ登録する。

 運営を担う子会社KDDIエボルバ(東京)の伊東博社長は業務開始式後、「(人材確保が)難しいのではないかと不安もあったが、大勢の応募があった。震災で職を失った人も多く、末永く働いてほしい」と話した。

 KDDIの契約センターは東京、大阪に続いて3カ所目。スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレッド端末の普及による事務量増加を想定し、仙台への開設を決めた。

1462荷主研究者:2012/03/31(土) 19:02:39
>>1420 >>1459
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120215t13016.htm
2012年02月15日水曜日 河北新報
仙台「北四番丁大衡線」北山トンネルが3月24日開通

 仙台市中心部と北部を結ぶ都市計画道路「北四番丁大衡線」の北山トンネル(青葉区木町−山手町)が3月24日、開通する。北四番丁大衡線の市内区間が完成することにより、泉区方面に行き来する主要幹線道路が県道仙台泉線に加えて複数確保されることになる。朝夕のラッシュ時の渋滞緩和が期待される。

 北山トンネルは上り線629メートル、下り線843メートルで、歩行者、自転車は通行できない。

 2008年8月に着工し、11年12月の完成を予定していたが、東日本大震災の影響で工事が一時中断したため、約3カ月遅れの完成となる。工事費は約53億円。

 トンネルを含む北山工区(青葉区木町−荒巻本沢2丁目)は長さ1233メートルで、総事業費は約125億円。3月24日は午前10時に式典を行い、午後3時に全線開通する。

 市は北山トンネル開通に合わせ、青葉区中山や泉区長命ケ丘など市北西部の住宅地から市中心部に直行する市バスの運行も始める。

 トンネルを経由したり、北四番丁大衡線の一部にバス優先レーンを設けたりすることで、従来と比べ約10分間の時間短縮を見込んでいる。

 北四番丁大衡線は、青葉区木町通の国道48号から大衡村の国道4号までの23.8キロを計画。このうち仙台市内を走る10.2キロは1978年ごろに現在の泉区で着工した。

1463荷主研究者:2012/03/31(土) 19:12:14

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120216t12003.htm
2012年02月16日木曜日 河北新報
M&A仲介・ストライク、仙台に営業所 来月19日

 中小企業の合併・買収(M&A)仲介を手掛けるストライク(東京)は仙台営業所を3月19日に開設する。地方展開の一環で、ことし1月の大阪、3月1日開設予定の札幌の両営業所に続いて3カ所目となる。

 JR仙台駅東口に近いビル内を事務所にし、当面は所長ら2人で運営する。東日本大震災で被災して事業継続に合併を検討する企業などが増える可能性もあると判断して進出を決めた。

 荒井邦彦社長は「後継者がいないため廃業せざるを得ない企業も多い。M&Aで事業の継承先を見つけることで雇用維持にもつなげたい」としている。

1464荷主研究者:2012/04/02(月) 02:05:37
>>1459
まずは先日初体験した北四番丁大衡線の北山工区(北山トンネル)の走行記録を纏めてみた。

7−1−2.北山工区開通後の北四番丁大衡線
ttp://tohazugatali.iza-yoi.net/SENDAI/sendai-kotsu07.html#7-1-2

その他の道路や鉄道についても、今後更新予定。

1465とはずがたり:2012/04/03(火) 12:08:21
>>1464
レポおつ。無料化前の駆け込みかやあ?被災者以外は関係ないだっけ?
俺としても割と感慨無量だに(・∀・)♪わざわざ上りと下り両方堪能しただかやぁ。
俺も東大阪地区から清滝生駒道路,大宮道路辺りそろそろ着手しているでね。そっちも奮起しなぁーい

1466荷主研究者:2012/04/08(日) 14:24:21
>>1465
無料化終了前の駆け込みだら。そのせいか、仙台都市圏は至る所で渋滞発生。仙台南部道路は今泉〜山田間で渋滞6kmとか、北部道路や東部道路、仙台西道路も軒並み数kmの渋滞が発生していた…。

北山トンネルはわざわざ上り下りの両方を堪能したら。上りと下りは延長や片方の入口が違うし両方とも走る必要性は大いにある。その他の都市計画道路や仙台西道路も早速更新。詳しくは更新ページを参照。

東大阪地区、清滝生駒道路、大宮道路とかも大事だけぇが、日本海沿岸東北道の作成が中途半端になっているのが個人的に気になるだけぇが、こっちで手を入れても良いだかやぁ?

1467荷主研究者:2012/04/08(日) 15:12:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120219t13022.htm
2012年02月19日日曜日 河北新報
賃貸住宅の不足深刻 借り上げ仮設などで需要増 宮城

 転勤や新入学に伴う引っ越しシーズンを前に、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県の沿岸部を中心に、アパートなどの賃貸住宅の不足が深刻化している。物件が多い仙台市でも、家族向けは見つけにくい状況が続く。借り上げ仮設住宅としての入居が多いことに加え、復旧・復興関連などで需要が高まっているためだ。企業は人事異動の規模を縮小したり、異動の発令や内示の時期をずらしたりして対応に追われている。(山形泰史、佐藤崇)

<99%が埋まる>
 「管理している物件の99%が埋まっている状態。石巻地域の人や物の動きが活発化し、増員しようとする企業も多いが、なかなか応じられない」。不動産会社信和物産(石巻市)社長の比佐野信一さん(66)が嘆く。

 同社が管理していた物件は多くが被災し、現在管理する物件は約1100戸と約25%減った。空いていた単身向けや家主が修繕した物件の大半は、借り上げの仮設住宅として既にあっせん済みだ。

 宮城県内の借り上げ仮設は10日現在、県のまとめによると入居決定分で2万5789戸。プレハブ仮設住宅の完成戸数(2万2095戸)を大きく上回る。最多は仙台市の8339戸で、石巻市の6562戸が続く。空き物件の多くは、借り上げ仮設として被災者が入居した。

<新築も少なく>
 3月は転勤や卒業などで数多くの空き物件が出るが、需要を満たせるかどうかは不透明だ。

 不動産会社ウイングライフ(石巻市)社長の奥田正武さん(54)は「復興関連の法人需要も含め、60人以上が空きを待っている。希望に応えられるかどうかは見通せない」と言う。

 新築物件は、建設業界の人手不足などもあって大きく増えていない。賃貸住宅は投資回収に15〜30年かかるとされ、奥田さんは「復興需要がいつまで続くか分からない。リスクもあり、そもそも建てる人は多くない」と解説する。

 宮城県内外の被災地からの人口流入が続く仙台市。沿岸部で住宅や宿泊施設が不足しているため、多くの工事関係者らが拠点とし、復興関連の企業進出も相次ぐ。

 泉中央地区と仙台駅前で店舗を展開する山一地所(仙台市)統括マネージャーの沢井邦匡さん(32)は「2部屋以上の家族向けで、3月の月末前に入居できる物件は市場にほとんど出回っていないと言っても過言でない」と指摘する。

 同社によると、住宅事情への危機感から、異動を早めている企業も出ている。逆に3月中の入居を諦め、異動発令を4月にずらす動きもあるという。

<「2年は続く」>
 人事異動自体を抑制する企業もある。

 南東北3県を営業圏とする仙台コカ・コーラボトリング(仙台市)は1月発令の異動を必要最小限にし、規模を例年の半分以下に抑えた。東北最大手の医薬品卸のバイタルネット(仙台市)も7月の異動で、住宅確保の状況を見極めながら、沿岸部での規模縮小を検討する。

 不動産関係者からは、沿岸部の賃貸物件について「少なくとも2年程度は厳しい状況が続くのではないか」との声が出ている。

1468荷主研究者:2012/04/08(日) 15:12:51
>>1467
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120219t13021.htm
2012年02月19日日曜日 河北新報
狭まる選択 学生も受難 賃貸住宅、都市部も激減

大学入学を控え、入居する物件を探す新入生の家族=仙台市泉区の東北学院大生協泉店

 東日本大震災をきっかけに、宮城県内の都市部や沿岸部で激減した賃貸住宅の空き物件。その影響は、大学などの新入生の住まい探しにも及んでいる。入試結果がほぼ出そろうのは3月中旬になるが、不動産関係者は「より郊外に住まいを求めるなど、広域化が進む可能性が高い」とみる。

 「やっと希望に合うマンションが見つかった。通学しやすい部屋があるうちに決めたかった」

 仙台市青葉区の東北大川内北キャンパスに東北大生協が設けた特設店舗。工学部への入学が決まった名古屋市の男子高校生(18)が、ほっとした表情で話す。市内の不動産会社を3軒回った末の契約だった。

 東北大では例年、新入生の約7割に当たる1700人程度が民間賃貸住宅に入居するという。東北大生協の藤巻正之さん(37)は「自転車で通学できる人気地域は、物件数が昨年の約半分。卒業生らが退去する物件が今後出るが、全体では例年より少ないだろう」と語る。

 単身用の賃貸住宅も一部は仮設住宅として借り上げられているほか、交通の便がいい物件には復旧・復興関連の企業関係者が入居している。

 東北学院大では例年、新入生の約3割に当たる約800人が住まいを探す。東北学院大生協の千葉正昭さん(39)は「新入生数に見合った物件は提供できるが、選択できる幅は狭くなる」と話す。新しい、安い、近いといった条件を全て満たす物件は限られそうだ。

 宮城県宅建業協会常務理事で、不動産会社リードホーム(仙台市)社長の大城秀峰さん(54)は「希望の地域で見つからず、近年入居が減っていた地域に選択肢を広げて探す人が増えるのではないか」と指摘する。

 賃貸物件がもともと少ない沿岸部では、関係者の危機感は強い。

 学生約1800人を抱える石巻専修大(石巻市)は、不動産会社や個人オーナー計80者に、新入生向けの物件の確保と最新情報の提供を2回にわたって文書で要請した。

 気をもむのは大学や学生だけではない。牡鹿半島鮎川浜の石巻市牡鹿中とPTAは、石巻市中心部などの高校に進学する生徒の下宿先の確保に奔走している。

 物件不足に加え、当てにしていた親類宅が被災したケースもある。市内の高校に進学する約30人のうち、下宿するのは例年10人程度。だがことしは、通学圏の高校が津波で被災して仮校舎に移るなどし、通学を諦めて下宿に切り替える家庭が増える見込みだ。

 PTA会長の三浦政浩さん(48)は「例年の10軒に加え、市民の協力で10軒以上の下宿先が集まりつつある。同じような境遇のほかの中学校とも、情報を共有したい」と話している。

1469名無しさん:2012/04/08(日) 15:20:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120222t12004.htm
2012年02月22日水曜日 河北新報
手芸用品・ユザワヤ、仙台に来月2店オープン 東北出店は初

 手芸用品大手のユザワヤ商事(東京)は21日、仙台市内2カ所の大型商業施設内に3月に相次いで新店を出すと発表した。同社は関東を中心に全国で32店を展開しており、東北出店は初めて。

 2店は仙台市泉区の泉パークタウンタピオ北館2階に3月16日、JR仙台駅前のイービーンズ3階に同24日にオープンする。売り場面積はタピオが約500平方メートル、イービーンズが約560平方メートル。どちらも生地や毛糸、和洋裁用品など約5万点を扱う。

 ユザワヤ商事は「2店の手応えが良ければ、東北での店舗拡大も検討したい」としている。

1470荷主研究者:2012/04/08(日) 15:21:48

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20120224304.htm
2012年2月24日02時11分 北國新聞
福島に放射線測定拠点 エオネックス、仙台にも営業所

 地質調査などを手掛けるエオネックス(金沢市)は、福島、宮城両県に営業所を開設する。東北からの放射線測定依頼が増加しており、現地で迅速に対応する態勢を整える。同社は放射線の環境調査業を切り口に、除染作業や家屋解体申請業務など新分野にも乗り出す方針だ。

 福島営業所は3月1日、郡山市に設置する。測量や地質調査などを手掛けるジーシーアセスメント(同市)と業務提携し、同社所有のビルに開設する。宮城県では4月2日、エオネックスのグループ企業である国際航業(東京)の東北支社(仙台市)内に営業所を置く。

 エオネックスは昨年の東日本大震災後、放射線測定装置を導入。国際航業グループのネットワークを活用し、東北や北陸をはじめ、全国からの受注に対応している。福島営業所では、放射線の簡易測定を行うことができる設備を整える。

 東北では従来の測量、地質調査を含め、がれき処理の管理など複数の業務を包括的に受注できる態勢の構築を目指す。福島、仙台の両営業所は新たに設置した東日本復興支援室の傘下となり、市山勉社長は「技術力を最大限に発揮し、東日本大震災の復興と東北地方の活性化に貢献したい」としている。

1471荷主研究者:2012/04/08(日) 15:59:45

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120225-OYT8T00033.htm
2012年2月25日 読売新聞
塩釜水族館建設 4社出資

2014年開業めざす

 塩釜市で進められている水族館建設構想で、地元の塩釜ガスなど4社が出資し、水族館を建設・運営する会社が、3月にも設立される見通しとなった。4社は24日、新会社設立の前段階として塩釜水族館建設推進協議会を発足。今年9月の着工、2014年4月開業を目指す。

 出資するのは、塩釜ガスのほかに、カメイ(仙台市)、弘進ゴム(同)、香川県の水槽設備メーカー「日プラ」。仙台市の百貨店「藤崎」も出資を検討している。

 市は今月21日、沿岸部の観光振興を目的に、新規立地の事業者を対象に税を減免する措置を盛り込んだ復興特区を申請しており、4社は復興特区が認められ次第、新会社を設立するとしている。水族館建設にかかる総事業費は20億円を見込む。

 水族館の建設予定地は、同市港町のマリンゲート塩釜の向かい側の敷地。地上5階建てで、延べ床面積は1万5000平方メートル。1〜4階は水族館、5階は通常時はイベントなどに使い、災害時には避難スペースにする。屋上にはヘリポートを設置し、救助活動などに対応する。

1472とはずがたり:2012/04/11(水) 19:38:12
>>1439>>1453

常磐線移設距離を短縮 運輸局が一部修正、ルート決定
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20120303_06.htm

 東北運輸局は2日、東日本大震災の影響で運休しているJR常磐線の再開に向け、沿線自治体などとの復興調整会議の第4回会合を仙台市内で開いた。内陸移設で合意している新地駅(福島県新地町)南側から浜吉田駅(宮城県亘理町)までの約15キロについて、従来案を一部修正したルートを正式決定した。
 修正では宮城県山元町の坂元−山下駅間の内陸側への移設距離を、従来の約2キロから約1キロにとどめた。国道6号との交差をなくし、工期短縮が図れるため。これに伴い坂元、山下両駅の新築場所も当初案より東側にずらす。JRと関係自治体は今後、新ルートに基づき用地買収や基本設計などの準備を進める。
 常磐線の移設は昨年9月に沿線自治体が基本合意した。ただこの日の会議では、移設区間には含まれない相馬、南相馬両市が「開通の遅れで人口が流出している」などとして現行ルートでの早期仮復旧を要請し、新ルート案にも賛成しなかった。


2012年03月03日土曜日

1473とはずがたり:2012/04/11(水) 19:39:27
>>1401>>1439>>1453

常磐線移設距離を短縮 運輸局が一部修正、ルート決定
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20120303_06.htm

 東北運輸局は2日、東日本大震災の影響で運休しているJR常磐線の再開に向け、沿線自治体などとの復興調整会議の第4回会合を仙台市内で開いた。内陸移設で合意している新地駅(福島県新地町)南側から浜吉田駅(宮城県亘理町)までの約15キロについて、従来案を一部修正したルートを正式決定した。
 修正では宮城県山元町の坂元−山下駅間の内陸側への移設距離を、従来の約2キロから約1キロにとどめた。国道6号との交差をなくし、工期短縮が図れるため。これに伴い坂元、山下両駅の新築場所も当初案より東側にずらす。JRと関係自治体は今後、新ルートに基づき用地買収や基本設計などの準備を進める。
 常磐線の移設は昨年9月に沿線自治体が基本合意した。ただこの日の会議では、移設区間には含まれない相馬、南相馬両市が「開通の遅れで人口が流出している」などとして現行ルートでの早期仮復旧を要請し、新ルート案にも賛成しなかった。


2012年03月03日土曜日

1474とはずがたり:2012/04/11(水) 19:40:08
>>1465
日沿道の追加適宜やってくれると嬉しいら♪俺も放置気になってるで。

1475荷主研究者:2012/04/15(日) 22:41:10
>>1321
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120229t12002.htm
2012年02月29日水曜日 河北新報
サンシティ事業譲渡へ 北九州の人材派遣企業に

 民事再生手続き中の不動産業サンシティ(仙台市)は28日、ジャスダック上場で製造業向けを中心に人材派遣事業などを展開するワールドインテック(北九州市)に事業譲渡する方針を決めたことを明らかにした。代理人が仙台地裁であった債権者対象の意見聴取会で説明した。

 代理人などによると、両社は仙台地裁の許可が得られ次第、正式に事業譲渡契約を結ぶ。スポンサー基本合意書は1月30日付で締結しており、ワールド社が東北におけるマンション分譲事業や首都圏でのマンション販売など、全ての事業を譲り受ける方向だ。

 事業譲渡の予定額などは明らかにしていない。サンシティは譲渡代金を原資に、約300人の債権者に弁済を行う予定。こうした方針を含む再生計画案を3月5日の期限までに仙台地裁に提出し、4月下旬予定の債権者集会での可決を経て地裁認可を目指す。

 ワールド社は情報通信や不動産事業なども手掛け、子会社ワールドレジデンシャル(東京)は首都圏で分譲マンション事業を展開する。2011年12月期の連結売上高は378億9200万円。

1476荷主研究者:2012/04/15(日) 22:45:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120301t12024.htm
2012年03月01日木曜日 河北新報
「仮設前」発車オーライ 仙台港背後地に新バス停 4月から

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120301002jd.jpg

 仙台市交通局は29日、宮城野区中野の仙台港背後地6号公園仮設住宅(100戸)の前に、蒲生線の新たなバス停を新設すると発表した。東日本大震災の被災路線の復旧対応策の一環で、住民の要望に応えた。4月1日のダイヤ改正に合わせて運用を始める。

 新しいバス停は蒲生線の折り返し点になる。名称は「6号公園住宅前(臨時)」。平日はJR仙台駅方面に16便が走り、運賃は仙台駅前まで片道490円になる。

 これまで、仮設住宅最寄りのバス停「中野高柳」から仙台駅方面へは、平日で1日2便のみ。ボランティアによる送迎サービスはあるものの、住民は増便を望んでいた。仮設住宅自治会の佐藤修一会長(61)は「要望がかなって良かった。バス停ができれば、仙台駅方面などに行きやすくなる」と歓迎する。

 蒲生線は震災後、沿岸部の区間を運休。今回の改正では、同区「中野新町(臨時)」までだった折り返し運転区間を延長する形を取った。仙台市交通局は「住民の要望もあり、バス停新設を決めた。多くの方に利用してもらいたい」と話す。

 ほかの被災路線では、深沼線は笹新田(若林区)、井土浜線は井土浜(同)での折り返し運転を4月以降も継続する。

1477荷主研究者:2012/04/15(日) 23:17:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120304t12015.htm
2012年03月04日日曜日 河北新報
事業者再生機構が発足 仙台に本店 被災企業再建後押し

式典で被災企業の再建に向け決意を新たにした関係者

 東日本大震災で被災した企業の二重ローン対策として新設された東日本大震災事業者再生支援機構が3日、本店を置く仙台市青葉区で発足式を開いた。5日に業務を始める。中小零細企業や農林水産事業者も救済対象とし、被災企業の再建を後押しする。

 仙台市内で記者会見した同機構の池田憲人社長は「民間金融機関が培ってきた企業再生の方程式が、今回は当てはまらない。(既設の)ファンドや政府、金融機関と連携し、新しい処方箋で被災企業の再生、新生を図る」と抱負を語った。

 同機構は約100人体制で、仙台市に本店、東京に本部を置いた。主な支援対象は、昨年11月に業務を始めた債権買い取りファンド「産業復興機構」で救済が難しかった小規模な企業や商店、農林水産や医療福祉の事業者。既存債権を金融機関から買い取り、最長で15年間保有する。

 買い取り枠は最大5000億円。国が全額出資し、政府保証を付けたのが特徴。対象地域は岩手、宮城、福島、青森など14都道県285市町村。つなぎ融資や専門家派遣も行う。

 相談業務は産業復興機構と一元化し、各県の産業復興相談センターが担う。救済基準として、主力取引金融機関やスポンサーから支援が見込まれることや、原則5年以内の営業損益の黒字化、15年以内の債務超過解消などが示されている。

 式典には、政府や金融機関、支援対象の県の関係者ら約100人が出席した。あいさつした平野達男復興相は「被災企業の支援には歴史的な使命と役割がある。高い志を持って再生モデルを構築してほしい」と述べた。

1478荷主研究者:2012/04/15(日) 23:41:08
>>1472-1473
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120306t75013.htm
2012年03月06日火曜日 河北新報
常磐線移設で沿線に温度差 JR東、復旧作業着手を発表

 JR東日本が東日本大震災の影響で運休中の常磐線について、一部区間の内陸移設による復旧作業着手を発表したことを受け、移設区間を抱える宮城県山元町と福島県新地町は「全面協力する」などと歓迎した。一方、移設区間より南の福島県相馬、南相馬両市はあくまで現行ルートでの仮復旧を求め、反発した。

 山元町では町内の全ルートが移設される。斎藤俊夫町長は「人口流出に歯止めをかける手段として、鉄道復旧は最優先課題。調査測量にも全面協力する」とJRの決定を喜んだ。

 一部区間が移設する新地町も「早期に建設着手できるよう福島県とともに用地買収に協力したい」(復興対策室)と評価した。

 これに対し南相馬市は「移設完了まで一体何年かかるのか。国、JRに仮復旧を要望する」(企画経営課)と強調。相馬市の立谷秀清市長も取材に対し「(ルート移設には)もろ手を挙げて賛成できない」と述べた。

 立谷市長は仙台市内へ通勤通学する常磐線利用者について触れ「運休が長引けば失業、人口流出が拡大する」と懸念。仮復旧などによる代替輸送の確保を求める考えも示した。

 自治体の受け止め方の違いについてJR東日本の里見雅行仙台支社長は5日の記者会見で「内陸への移設ルートは(山元町など)地元自治体の復興計画とも整合性を保っている。相馬、南相馬市の住民にも理解を求めていきたい」と述べた。

1479荷主研究者:2012/04/15(日) 23:42:11
>>1478
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120306t75005.htm
2012年03月06日火曜日 河北新報
常磐線相馬−亘理間の復旧着手 JR東、開通時期は未定

 JR東日本は5日、東日本大震災の影響で運休している常磐線の相馬(福島県相馬市)−亘理(宮城県亘理町)間について用地買収を含む復旧作業に着手すると発表した。宮城、福島県境はルートを内陸側に移設する。開通時期は未定。同様に一部運休中の石巻線は、渡波(宮城県石巻市)−浦宿(宮城県女川町)間を2013年度初めに開通させることを明らかにした。

 常磐線のレール敷設などの工期は3年程度の見込み。ただ用地買収の完了は未定で、仙台市内で記者会見した里見雅行仙台支社長は「(具体的な開通時期は)明言できない。工事の進展度合いによっては、完成した区間から運転再開することも検討する」と説明した。

 常磐線は駒ケ嶺(福島県新地町)−浜吉田(宮城県亘理町)間で現行より1キロほど内陸に移設し、この間の新地、坂元、山下3駅を新設する。JRは今後、現地測量や用地買収などの手続きに入る。相馬−駒ケ嶺と浜吉田−亘理間はルート変更しない。

 この区間とは別に原発事故の警戒区域などに含まれるため運休が続く広野(福島県広野町)−原ノ町(福島県南相馬市)間は再開見通しが立ってない。

 石巻線は今春、渡波−浦宿間で護岸工事に着手する。石巻−渡波間は今月17日に開通予定。残る浦宿−女川(宮城県女川町)間は女川駅を移設する方向で地元自治体などと協議を進める。

 常磐線の内陸移設については相馬、南相馬両市が「現行ルートで仮復旧してほしい」として反対を表明していた。里見支社長は「乗客の安全確保の観点から、現行ルートでの仮復旧はできない。沿線の足を守るため早期に移設工事を進めたい」とした。

1480荷主研究者:2012/04/18(水) 01:11:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120307t71007.htm
2012年03月07日水曜日 河北新報
内陸工業用地のニーズ上昇 復興工事の資材置き場などに

山に囲まれた名取市の愛島西部工業団地。進出に向けた企業の用地取得が相次ぐ

 宮城、福島両県の内陸部にある工業団地の売れ行きが好調だ。東日本大震災で被災するなどした企業の沿岸部からの移転に加え、復旧・復興工事に携わる建設関連会社が資材置き場などとして取得に動きだしたためだ。これまで誘致に奔走してきた自治体は一転して用地不足という事態に直面。新たな造成を決めたケースも出ている。

 宮城県名取市内陸部に民間が開発した愛島西部工業団地は、震災後の企業進出が既に5件に上る。うち2社は沿岸からの移転。さらに本年度中にもう1社の進出が見込まれる。

 1997年の分譲開始以降は年間1、2件の例が多かった。分譲業務を担う市商工観光課は「地盤が強く、津波の恐れがないことが評価された」と話す。

 宮城県大和町でも震災後、仙台港近くの拠点が津波で被災した大手企業2社が仙台北部中核工業団地の土地を取得した。大和リサーチパークは別の医療機器メーカーが進出を決め、造成済み用地はほぼ完売となった。

 建設関連では1社が宮城県大崎市への立地を決めたほか、宮城県内の複数の自治体が「資材会社などからの問い合わせが増えている」と語る。

 福島県内では工業集積地のいわき市への問い合わせが増えているという。

 両県内では企業が望む土地の不足が現実になっている。主なものだけで46団地を抱える宮城の場合、残っているのは山林や水田のままの用地が少なくない。

 造成地を仮設住宅に利用している事情もあり、県産業立地推進課は「即座に提供できる物件は少なく、具体的な商談に入りにくい」と嘆く。

 こうした状況を受けて活発化しているのが新たな造成の動きだ。栗原市は新年度、二つの工業団地の整備に乗り出す方針を決めた。市は「今後は自動車産業の集積も見込める」と期待する。

 大崎市も「市内に残る工業用地はわずか。今後の進出に備えたい」と新規造成に意欲を見せる。

 福島県いわき市も市内の15団地のうち、いわき四倉中核工業団地しか分譲地が残っていない。しかも仮設住宅用地などを除けば、現状で売買できるのは10ヘクタール程度にとどまる。

 新年度には新たな造成に向けた調査事業に着手する予定で、市は「1社でも多く誘致し、被災地全体の経済復興のけん引役になりたい」と話している。

1481荷主研究者:2012/04/18(水) 01:14:28
>>737
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120308t11021.htm
2012年03月08日木曜日 河北新報
仙台北部道路富谷JCT−国道4号 開通13年度に延期

 2012年度中に開通が予定されていた仙台北部道路富谷ジャンクション(JCT)−国道4号(富谷町富谷)の1.7キロの工期が延長され、開通が13年度中に遅れることが7日分かった。

 関係者によると、国土交通省による用地買収が長引いたことが影響したという。工事を担う東日本高速道路東北支社(仙台市)は「13年度中の早い時期には完成させたい」としている。

 富谷JCTと国道4号を結ぶ延伸工事の総事業費は31億円。東北支社は、ことし1月に工事に着手した。料金所を設置し、「富谷インターチェンジ(IC)」(仮称)とする。

 富谷町は、北部道路だけでなく富谷JCTを通る東北自動車道とも国道4号を結ぶ「富谷JCTのフル化」を求めているが、東北支社は「計画にはない」としている。

1482荷主研究者:2012/04/18(水) 01:15:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120308t12012.htm
2012年03月08日木曜日 河北新報
イケア、仙台圏に大型店 来年以降に着工か

 スウェーデン家具大手イケアグループの日本法人、イケア・ジャパン(千葉県)のミカエル・パルムクイスト社長は7日、仙台市泉区の同社仙台ミニショップで記者会見し、東北初の大型店を仙台圏に開設する方針を明らかにした。

 パルムクイスト社長は「近い将来、新店舗を立ち上げ、東日本大震災からの復興に向けて雇用創出なども図りたい」と強調した。取得する土地を選定中で、来年以降の着工になるとみられる。

 新店舗は首都圏などの既存店(売り場面積4万平方メートル前後)と同規模の想定で、9500品目を扱う見込み。レストランも入るほか、太陽光発電など再生可能エネルギーの活用も積極的に進める。従業員は400〜450人の見通し。

 イケアは現在、全国で大型店5店を展開。2020年までに仙台を含めて計10〜12店に増やす計画で、「震災を受けて仙台の計画を早めることにした」(パルムクイスト社長)。

 復興需要などを見込んで昨年9月にオープンした仙台ミニショップ(売り場面積約1650平方メートル)は新店オープンに合わせて閉める。

 イケアは12年度から2年間、震災支援事業「東日本子どもプロジェクト」を行うことも発表した。売り上げの一部を活用し、子ども向けの遊び場づくりなどを行う方向で検討している。

1483荷主研究者:2012/04/18(水) 01:16:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120308t11022.htm
2012年03月08日木曜日 河北新報
宮城県人口2万4941人減 女川町は16%減

 宮城県は7日、昨年10月1日現在の県推計人口年報を発表した。総人口は232万3224人(男112万8365人、女119万4859人)で、前年比2万4941人(1.06%)の大幅減となった。東日本大震災の被害が甚大だった女川町、山元町、南三陸町では前年比10%以上の減少を記録した。

 増減率の高い市町村は表の通り。減少率が最も高かったのは女川町の16.99%(1708人)。次いで山元町12.98%(2169人)、南三陸町12.49%(2177人)の順だった。気仙沼市は5.91%(4343人)の減となり、7万人の大台を割った。石巻市の減少率は6.25%で減少数は1万人を超えた。

 県内では35市町村中、27市町で前年を割り込んだ。減少率の高い上位10市町のうち、七ケ宿町を除く9市町を沿岸部が占めた。増加したのは仙台市、大和町、利府町、大衡村など8市町村。

 転出入に伴う社会増減は、県全体で9595人の減(転入12万3438人、転出13万3033人)。沿岸部では大幅な転出超過となった。転出数は石巻市8928人、気仙沼市3783人、東松島市3191人、山元町1795人、女川町1068人、南三陸町1702人など。転入数の1.7倍〜4.5倍だった。

 自然増減数は前年比1万5346人の減(出生1万8679人、死亡3万4025人)だった。

1484名無しさん:2012/04/19(木) 02:42:19
石巻ブサイク男多すぎ
いい加減にして

1485荷主研究者:2012/04/22(日) 00:27:08
>>1406
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120310t12021.htm
2012年03月10日土曜日 河北新報
一番町平和ビル、きょう全面開業 仙台

10日に全面開業する一番町平和ビル

 平和不動産(東京)が仙台市青葉区一番町3丁目の佐々重ビル跡に開発した複合ビル「一番町平和ビル」が10日、全面開業する。

 地上10階で1〜5階が商業用、6〜10階がオフィス用。各店が1、2階を利用する路面店では、衣料品の「ビームス」やインテリア・生活雑貨の「フランフラン」などが全面開業に合わせて営業を始める。

 制震構造を採用し、ほぼ全館に発光ダイオード照明を導入した。ビル完成は1月中旬。震災の影響で、当初の昨年7月予定が半年ほど遅れた。

1486荷主研究者:2012/04/22(日) 00:53:42
>>953
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120313t15011.htm
2012年03月13日火曜日 河北新報
韓日交流の拠点誕生 韓国観光公社、仙台に交流センター

センターの看板を除幕した李社長(左から2人目)ら

 韓国観光公社は12日、仙台市青葉区中央4丁目の商業ビルに韓日観光交流センターを開設した。東日本大震災の影響で外国人観光客が減少する中、韓国と宮城、東北の観光情報の発信拠点としての役割が期待される。

 同センターであったセレモニーには、同公社の李参(イ・チャム)社長、村井嘉浩知事、鎌田宏仙台商工会議所会頭らが出席。センターの看板を除幕し、開所を祝った。

 村井知事は取材に対し「震災から1年が経過し、新たな一歩を踏み出す上で、観光は地域の起爆剤になりうる。センターは東北、韓国双方の観光情報の中継基地になる」と期待を寄せた。

 セレモニー前に県庁で記者会見した李社長は「放射能不安などで韓国からの観光客は減少しているが、センター開設が安全性を示すことにつながる。民間団体の相互交流を強化し、復興に役立ちたい」と述べた。

 同公社は仙台市内で広報展示施設「コリアプラザ仙台」を運営していたが、組織の見直しで昨年2月に閉館していた。

1487荷主研究者:2012/04/22(日) 00:56:02

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120314t32004.htm
2012年03月14日水曜日 河北新報
スーパーのジョイスが宮城進出 10月、仙台・泉に1号店

 スーパーのジョイス(盛岡市)は13日、宮城県進出第1号となる「仙台松森店」が仙台市泉区松森に10月末、オープンすると発表した。同社は2月、八戸市出店で青森県に初進出した。今後は仙台を中心に宮城への出店攻勢を強める方針。

 仙台松森店は国道4号バイパスのダイシン泉店隣に立地。鉄骨平屋で店舗面積は2084平方メートル、従業員は約150人。「食の提案型スーパーマーケット」をコンセプトに、店内調理の焼き魚や焼き鳥など総菜コーナーを充実させる。年間売り上げ目標は16億円。

 同社は2009年度から店舗や不採算部門の見直しを進め、岩手県内では6店で新築・改装を実施。仙台松森店は今春の出店予定だったが、東日本大震災で延期していた。今回の出店で、今夏に開店予定の北上鬼柳店を含め岩手35店、青森、宮城、秋田各1店の計38店となる。

 小苅米秀樹社長は「少子高齢化で各地の商圏が縮小している。仙台の消費者に、旬や鮮度にこだわったサービスを提供したい」と話している。

1488荷主研究者:2012/04/22(日) 01:05:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120315t15009.htm
2012年03月15日木曜日 河北新報
アシアナ航空 仙台−ソウル線 震災前の週7往復に回復

 アシアナ航空は14日、週3往復で運航中の国際定期便仙台−ソウル線を5月21日から、週7往復に増便すると発表した。毎日運航は震災前と同じ水準で、海外からの観光誘客に弾みがつきそうだ。

 同社の西沢明夫仙台支店長は取材に対し「現在の利用客の割合は仙台が8割、韓国が2割。韓国の利用客を震災前の水準に回復させ、大型機材に戻すことも実現していきたい」と語った。

 休止中の福島−ソウル線については「再開の見通しは立っていない」と述べた。

 同社は昨年9月25日、被災した仙台空港の全面オープンに合わせて火、木、日曜の週3往復で定期便を再開。2月末までの搭乗率は91%と好調に推移しており、旅客需要があると判断した。

 西沢支店長はこの日、宮城県庁を訪れ、三浦秀一副知事に便数回復を報告。三浦副知事は「県が観光誘客に力を入れている中、大変ありがたい」と歓迎した。

 毎日運航に向け村井嘉浩知事は昨年8月、ソウルのアシアナ本社を訪ねて要請。同社を経営する錦湖アシアナグループの朴三求会長は昨年9月に来県した際、前向きな姿勢を示していた。

1489荷主研究者:2012/04/22(日) 01:07:56

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120316t12002.htm
2012年03月16日金曜日 河北新報
マツキヨHD ダルマ薬局を子会社化へ 既存店の営業継続

 ドラッグストア大手のマツモトキヨシホールディングス(HD)は15日、宮城県内を中心に展開する同業のダルマ薬局(仙台市)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。5月をめどに株式取得の手続きを進める。ダルマ薬局は店名を変えずに既存店の営業を継続する。

 両社が同日、基本合意書を締結した。マツモトキヨシの東北6県の店舗は31店。61店を展開するダルマ薬局を傘下に収め、東北でのシェア拡大を図るとともに、効率化に向けて仕入れの共同化なども検討する。

 ダルマ薬局は仙台市青葉区の中央通店にある会員制スポーツジム「ゴールドジム仙台」の運営も継続する。ポイント制度を共通化するかどうかは今後検討する。

 ダルマ薬局は1946年創業で、宮城県内の51店のほか、青森、岩手、山形、福島、栃木各県に計10店を構える。2011年3月期の売上高は106億7100万円。

 マツモトキヨシHDは「宮城で知名度が高く、お客さまからの信頼も厚い企業を子会社化し、東北でのグループ競争力を強化したい」と説明。ダルマ薬局は「業界内の競争が激化する中、収益力の強化と財務基盤の安定化を目指したい」と話している。

1490名無しさん:2012/04/22(日) 10:51:22
毎日たった10Bqの食物を摂取しただけでも、
100日後には体内に600Bqのセシウムが残存してしまう。
これは、体重30Kgの子どもの場合、バンダジェフスキー氏による
前述の危険域である20Bq/Kgのセシウム体内濃度に
わずか100日後に達することを意味する



↑ 体重70kgの大人は600日で到達する。





10ベクレル程度だと軽視してはいけません。
放射能はどんなに微量でも、確実にあなたのDNAを傷つけるのです。

「ICRP」の資料によると、1ベクレルを毎日摂ったら、体内に200Bq溜まり続ける、とも読み取れます。

原発推進派の御用団体ICRP(国際放射線防護委員会)でさえ
「1日10Bq摂取したら1000日後には体内が1400Bqになる」と正式に公表しているのです。

そういう人もこれは認めざるを得ないんだとしたら、かなり本当のことなのでしょう。
だから、1Bqだって危険、なるべく頑張ろう、と思いました。





バンダジェフスキー博士
「セシウムの体内汚染が0〜5Bq/kgの人では15%の心電図異常なのに対し
12〜26Bq汚染だと60%に異常(この数値は福島の子供からもすでに出ている)、
74〜100Bqになると90パーセントに異常が出る」

「幼児は体重1キログラム当たり50ベクレル以上だと突然死の可能性が高くなる」





@obikichi

汚染レベルごと「40Bq/kg」「20Bq/kg」「10Bq/kg」「5Bq/kg」といった
低レベルの汚染食品のみを摂取した場合でも、体内汚染が進むのがわかります。http://yocaki.tumblr.com/post/9643743631/n





@yodaka_sh
しかも、毎日食事するんだよね。
RT @Milena_Oc
12べクレル、つまり一食分だけで2008年一日に摂取していた国内最高値0.057べクレルの
約210倍のセシウム混入量でした。と報道して欲しいかな。




最近、福島の食材を積極的に使うと表明してるセブンイレブンの新規オープンが
とても多いです。
タダ同然で仕入れて、さぞ儲かっているのでしょう。
CMでキヨシローの曲が使われてますが生きてたら、もちろん断っているでしょうし、
あの世で怒ってる(悲しんでる)でしょう・・・                                                                  





@ryomashiro

福島産の奇形トマト。群馬のマイミクさんから。
段ボール10箱分、箱売りで半値でセブンイレブン系列のスーパーで売られてたそうな。
箱が下にいくほど形が酷かったそう。 http://twitpic.com/8866se




@cmk2wl

100ベクレル(セシウム137)の放射性物質が体内に入ったら
1秒間に100回の放射線が体内から放出される。
1分で6千回。
1時間で36万回。
1日で864万回。
100日で8億6400万回
も体内から放出される。
(生体半減期は無視)





@cmk2wl

LLRCは、まったくほかに選択がない以外は、
50ベクレルを超える食品は食べないようにアドバイスします。
国民がそのような汚染食品を食べないように国際的な食料援助を求めるべきだと、
私たちは日本政府に対して勧告します。



@taruto617

私の周りも気にしてない人ばかりです。
普段あまり病気がちじゃなく健康体な人は、添加物なども気にしてないし、
ジャンクフードも平気でどんどん食べてるような人だから、
放射性物質も同じように軽く考えてる。
自分は大丈夫と思ってるのかも。






@kuminchuu

主人のドイツ人の上司から聞いたのは、ドイツではいまだに
妊婦や幼児にはキノコを控える家庭も多いとのこと。
去年猟ったイノシシから6Bq見つかり、廃棄になっていました。
6Bqで廃棄なのに日本は…。




@hobikichi

大沼淳一さん「子供にだけ汚染されてない食べ物でいいのか。
チェルノの死因はガン、白血病よりも、心臓病、脳血管障害、内分泌異常、免疫力低下による感染症などのほうが多い。
ニューヨーク科学アカデミーによれば、チェルノの被害で98万人が死亡したとされている。」





@chatran6

◆拡散希望「私は飲食店の調理師です。
東北関東の野菜は311以前と変わらず納品されて冷凍食品もより安く入ります。
ご存知でしょうが、外食は本当に危険です。
飲食従事者は殆ど無関心。
不買運動してほしいです」(2chより)

1491荷主研究者:2012/04/22(日) 12:50:03

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/Daily_kensetsu_jyouhou.htm
2012/03/19 建設新聞
ナイス・青葉区木町通・創建設計で実施案
分譲「北四番丁プロジェクト」の新築計画 免震構造のRC19F9252㎡、7月着工へ

 ナイス(横浜市鶴見区鶴見中央4丁目33の1 岸本照雄住宅事業本部取締役)は、仙台市青葉区木町通に分譲マンション「北四番丁プロジェクト」(仮称)の建設を計画しており、創建設計で実施案の作成を進めている。

 建設場所は、地下鉄・北四番丁駅からほど近い青葉区木町通2丁目306の1地内の敷地面積1445.89㎡。建設する施設は、RC19F延べ9252.08㎡規模。免震構造を採用し、分譲住宅69戸と2つの事務所スペースを設ける見通しだ。

 着工は、7月初め、完成は2014年4月末をそれぞれ予定している。

2012/03/19付1面に掲載

1492荷主研究者:2012/04/22(日) 12:50:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120323t12005.htm
2012年03月23日金曜日 河北新報
イービーンズ全館営業 エスパル仙台新装開店 あす仙台

 JR仙台駅前のファッションビル「イービーンズ」は24日、東日本大震災の発生から1年ぶりに全館営業を再開する。同日は駅ビル「エスパル仙台」も新装オープンし、駅周辺の二つの大型商業施設が新たなスタートを切る。

 イービーンズは休業していた1、2階に若者向けファッションのほか子ども服などが入る。3階の手芸用品を含め、新テナントは18店。従来の女性客に限らず、幅広い年代を取り込む。

 建物は震災で被災。一部を取り壊し、耐震補強などを経て、1、2階を除くフロアが昨年11月に仮オープンしていた。運営するエンドーチェーン(仙台市)は全館営業に当たり「夢のあるショッピングモールを目指したい」としている。

 エスパルは本館1階を大規模改装した。全10店中6店舗を入れ替え、ファッションと化粧品中心から食材やキッチン用品、雑貨中心に変更。内装も明るさを演出した。

 エスパル仙台は「大人の女性に彩りや潤いのあるライフスタイルを提案する」と話している。

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120325t12023.htm
2012年03月25日日曜日 河北新報
立ち上がる商人の心希望の像に映し全館復活 仙台・イービーンズ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20120325002jd.jpg
オープンと同時に、彫像の建った1階店頭から店に入る買い物客

 JR仙台駅前のファッションビル「イービーンズ」が24日、東日本大震災の発生から約1年ぶりに全館営業を再開した。遠藤養一社長(83)と商店街関係者らがテープカットを行ったほか、営業再開を記念して建てた彫像も披露された。

 オープン前に約2000人が列を作った。再開後の延べ床面積は旧館、新館合わせて計約2万5000平方メートル。テナント数は45店。

 休業していた1、2階には若者向けファッションのほか子ども服などが入った。3階の手芸用品を含め新テナントは18店。従来の女性客に限らず幅広い年代を取り込む。

 建物は震災で被災。一部を取り壊し、耐震補強などを経て、1、2階を除くフロアが昨年11月に仮オープンしていた。

 彫像はブロンズ製で、二科会会員だった彫刻家の故鹿野幸子さんの作品「CosmosIV」。「困難から立ち上がる希望が像から感じられる」(遠藤社長)と、震災後に購入し、1階店頭に設置した。

 子ども服を購入した仙台市青葉区の主婦松田さとりさん(39)は「若い女性向け以外の店も加わり、これから家族で来る機会が増えそう」と話していた。

1493荷主研究者:2012/04/22(日) 12:53:20
>>1311
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120323t15018.htm
2012年03月23日金曜日 河北新報
東北大 災害科学研所長に平川氏 来月開設、副所長今村氏

 東北大は22日、4月に開設する「災害科学国際研究所」の初代所長に、東北アジア研究センターの平川新教授(61)=日本近世史=を充てる人事を決めた。副所長には災害制御研究センターの今村文彦教授(50)=津波工学=が就く。任期はいずれも2年。東日本大震災を受けた防災対策を総合的に研究する。

 平川氏は福岡県出身。東北大大学院文学研究科修士課程修了。1996年、東北大東北アジア研究センター教授。2005〜07年、センター長。同大の研究者グループ「防災科学研究拠点」代表を務め、文理連携による防災・減災研究を進めてきた。

 今村氏は山梨県出身。東北大大学院工学研究科博士課程修了。2000年から東北大大学院工学研究科教授。04年から東北大災害制御研究センター長。国内外の津波被災地で、現地調査や復旧復興への助言を行ってきた。

 研究所は約70人の研究者が在籍し、自然災害に関する世界最先端の研究を推進する。震災の経験に基づいた実践的な防災学を構築し、国内外の被害軽減への貢献を目指す。

 部門は「災害リスク」「人間・社会対応」「災害理学」「災害医学」など七つに分かれ、37分野で構成。具体的な目標として、巨大な地震や津波の発生メカニズム解明と次世代観測技術の開発、広域的な巨大災害に対応する医学や医療の確立を掲げた。

 東北大が研究所を新設するのは約70年ぶり。仙台市青葉区の青葉山キャンパス内に約1万平方メートルの敷地を確保し、今秋に5階建ての研究棟建設に着手する。

1494荷主研究者:2012/04/22(日) 13:33:51

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120323t13028.htm
2012年03月23日金曜日 河北新報
大学病院周辺、渋滞懸念 仙台・北山トンネルあす開通

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渋滞する北四番丁大衡線と国道48号の交差点周辺

 仙台市中心部と北部を結ぶ都市計画道路「北四番丁大衡線」の北山トンネル(青葉区木町−山手町)が24日、開通する。県道仙台泉線と並ぶ泉区方面への主要ルートが誕生する一方、北山トンネルの木町側入り口周辺では交通量の急増が予想され、渋滞の緩和や通学路の安全確保が新たな課題になっている。

 北四番丁大衡線の南側起点となる国道48号交差点周辺は現在も、通勤時間帯に1キロ前後の慢性的な渋滞が発生している。

 一因とされるのが、1日平均3000人の外来患者が訪れる東北大病院。580台収容の外来患者向け駐車場に入りきらない車が国道48号にあふれる。北山トンネル開通後は、これまで以上に泉区方面からの車が増える見通しで、さらに混雑が激しくなりそうだ。

 木町通中部町内会会長の志間順治さん(74)は「今でも国道48号は混雑がひどく、通らないようにしている。東北大病院は早期に対策を取ってほしい」と訴える。

 病院は新たに340台収容の駐車場を設置することを決めたが、完成は2014年。住民からは560台分の職員専用駐車場の運用を見直すよう求める声も上がる。

 北山トンネル木町側入り口付近には通町小、木町通小、仙台二中の3校があり、周辺道路は通学路になっている。トンネル開通後は、北四番丁大衡線や国道48号の渋滞を避ける「抜け道」として、通学路の通行量が増えることも懸念される。

 道幅が狭い通学路には歩車道が分離していない場所や信号のない交差点が多い。昨年9月には、通町小の女子児童3人が通学路で車にはねられ、死傷する事故も起きた。

 木町通小学区連合町内会長の鈴木幸夫さん(76)は「車が今よりも増えると、子どもが横断歩道を渡ることさえ危ない状態になる」と心配する。

 木町通小の保護者は4月から通学路の交差点などに立ち、監視を強化する予定。同小PTA会長の佐々木基子さん(48)は「通学路の安全性に問題がないかどうかチェックして、事故が起きないようにしたい」と語る。

 渋滞対策として、仙台市はバスなど公共交通機関の利用を呼び掛け、宮城県警はトンネル周辺に新たに車両感知器などを約20機設置し、こまめに信号の長さを調整して、スムーズに車が流れるようにするという。

 東北大の桑原雅夫教授(人間社会情報科学)は「東北大病院周辺は交差点の形状などからも車が密集しやすい性質がある」と指摘。「北四番丁大衡線と西公園通を直通させ、西公園通に車を分散させるような構造にすれば渋滞の解消は見込める」と話している。

<北山トンネル>2011年12月の完成を目指し08年に着工したが、東日本大震災の影響で工事が中断し、開通が約3カ月遅れた。上り線629メートル、下り線843メートルで歩行者と自転車は通行できない。北山トンネルの完成で1978年着工の北四番丁大衡線は、仙台市青葉区木町−宮城県大衡村間の約24キロが全線開通する。

1495荷主研究者:2012/04/22(日) 13:34:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120324t15033.htm
2012年03月24日土曜日 河北新報
北山トンネル開通 仙台北部へ待望の新動脈

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北山トンネルが開通し、記念の通り初めをする行政関係者の車=24日午前10時35分ごろ、仙台市青葉区荒巻神明町

 仙台市中心部と北部を結ぶ都市計画道路「北四番丁大衡線」の北山トンネル(青葉区木町−山手町)の開通式が24日、青葉区荒巻神明町の北側坑口であった。これで「北四番丁大衡線」の全線が開通。県道仙台泉線と並ぶ泉区方面への主要ルートが誕生した。

 式で奥山恵美子市長は「北部からの移動増加が見込まれ、地域と産業の発展が期待される」とあいさつ。行政関係者、地域住民らが乗った車両が通り初めをした。

 今回開通したのは、北山トンネルを含めた青葉区木町−荒巻本沢2丁目間の1233メートル。北山トンネルは2008年に着工したが、東日本大震災の影響で中断し、開通が3カ月遅れた。上り線629メートル、下り線843メートルで、歩行者と自転車は通行できない。

 北山トンネルの完成で1978年着工の北四番丁大衡線は、青葉区木町−宮城県大衡村間の約24キロが全線開通した。

 開通に合わせて、北山トンネルを含めた一部区間などにバス優先レーンを設けるほか、市中心部と北西部の住宅地を結ぶ直行型の路線バスが導入される。

1496荷主研究者:2012/04/22(日) 13:35:07

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120326t13028.htm
2012年03月26日月曜日 河北新報
仙台・北山トンネル開通後初平日 以前に増す激しい混雑

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北山トンネル開通後初の平日の朝を迎え、激しい混雑となった北四番丁大衡線=26日午前8時20分ごろ、仙台市青葉区

 仙台市中心部と北部を結ぶ都市計画道路「北四番丁大衡線」の北山トンネル(青葉区木町−山手町)が開通して初めての平日となった26日、トンネルと周辺の幹線道路は通勤などの車で激しい混雑となった。

 北山トンネル木町側入り口付近から北四番丁大衡線の南側起点となる国道48号交差点までの約1キロは、午前8時から9時ごろにかけて、市中心部に向かう南行きの車の流れが滞った。一部区間に設けられたバス優先レーンにも乗用車が入り込み、路線バスがなかなか進まない状態が続いた。

 混雑を避けるため木町側入り口付近にある通町小と仙台二中の通学路を「抜け道」にしようとする車も相次ぎ、取り締まりの仙台北署員らに制止されていた。

 国道48号交差点付近は東北大病院を訪れる患者らの駐車待ちに加え、北四番丁大衡線の交通量の増加で、以前よりさらに渋滞の列が伸びた。県警交通規制課によると、午前8時〜9時までで北四番丁大衡線の交通量は先週月曜に比べ、少なくとも約1割増えた。

 北山トンネルの木町側入り口付近に住む仙台北地区地域交通安全活動推進委員協議会会長の佐藤民夫さん(70)は「こんな混雑は見たことがない。排ガスが不安なので、混雑解消の対策をしてほしい」と話した。

1497荷主研究者:2012/04/22(日) 13:35:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120327t15018.htm
2012年03月27日火曜日 河北新報
北山トンネル、通勤時間帯に激しい混雑 開通後初の平日

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北山トンネル開通後初の平日の朝を迎え、激しい混雑となった北四番丁大衡線=26日午前8時20分ごろ、仙台市青葉区

 仙台市中心部と北部を結ぶ都市計画道路「北四番丁大衡線」の北山トンネル(青葉区木町−山手町)が開通して初めての平日となった26日、トンネルと周辺の幹線道路は朝の通勤時間帯を中心に激しい混雑となった。

 この日は午前8時ごろから約1時間、北山トンネル木町側入り口付近から北四番丁大衡線の南側起点となる国道48号交差点までの約1キロにわたり、市中心部に向かう南行きの車の流れが滞った。一部区間に設けられたバス優先レーンにも乗用車が入り込み、路線バスもなかなか進まない状態になった。

 国道48号付近は、東北大病院を訪れる患者らの車が駐車場に入りきれず車道にあふれ、渋滞が慢性化していたが、北山トンネルの開通で北四番丁大衡線の交通量が増加し、以前にも増して渋滞の列が伸びた。

 東北大病院近くの会社に勤める建築会社従業員の鈴木賢さん(39)は「朝は今までになく混んでいて驚いた。混雑しないように対策を考えてほしい」と話した。

 県警によると、午前8時〜9時の北四番丁大衡線の交通量は先週月曜に比べ、少なくとも約1割増加した。県警は「4月には学校が始まり、交通量が増える可能性があるので、状況を見て対応を検討したい」(交通規制課)と話している。

1498荷主研究者:2012/04/22(日) 13:45:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120327t15012.htm
2012年03月27日火曜日 河北新報
仙台港−釜山航路30日再開 定期コンテナ復活3例目

 宮城県は26日、仙台港と韓国・釜山港を結ぶ国際定期コンテナ航路が30日に再開すると発表した。東日本大震災で休止した同港の国際コンテナ航路の復活は、中国・韓国向け、北米向けに次いで3例目となる。

 興亜海運と高麗海運(いずれもソウル)が共同運航するコンテナ船「ハンザ・ロンドン」(約9600トン)が30日朝、仙台港高砂1号岸壁に入り、荷役を行う予定。震災前と同じ週1便の運航となる。同日は運航会社の関係者を招き、歓迎式典を開く予定。

 別の海運会社が運航する韓国向け航路も4月上旬に再開する見込みで、実現すれば、震災前に就航していた五つの国際コンテナ航路のうち4航路が復活することになる。

 同港の国際定期コンテナ航路は震災で全て休止した。昨年9月に中国・韓国向け、ことし1月に北米航路が再開した。

 昨年12月の同港のコンテナ取扱量(国内航路含む)は前年同月比の72%。県は2013年度までに震災前のコンテナ取扱量の回復を目指しており、荷主や物流業界への働き掛けを強める。

1499荷主研究者:2012/04/22(日) 13:46:22

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120328t11029.htm
2012年03月28日水曜日 河北新報
宮城3港湾統合、2012年夏にも 仙台塩釜、石巻・松島

 仙台塩釜、石巻、松島3港湾の統合に向け、宮城県が設置した統合港湾長期構想委員会が27日、仙台市内であり、県はことし夏の統合実現を目指し、国との協議を進めていく考えを示した。

 会合では、統合港の将来的な施設配置を示した長期構想と港湾計画素案を了承した。29日に開かれる県地方港湾審議会で、3港の港湾区域の変更が承認される見通し。

 計画素案によると、完成車やコンテナ、ユニット貨物の拠点とする仙台港区では、モータープールの拡張に向けて新たに埠頭(ふとう)用地計4.8ヘクタールを確保する。フェリー2号岸壁は将来的に廃止する方針。

 石巻港区は、大型ばら貨物の集約に対応するため、雲雀野地区中央岸壁の延長(約40メートル)を盛り込んだ。松島港区は有名観光地の立地特性を生かし、観光交流拠点に位置付けた。

 構想では東日本大震災の教訓を踏まえ、大規模な災害対策を強化する方針を掲げた。緊急物資の受け入れや広域的な物流ルートの確保を目指し、耐震強化岸壁の整備を進める。

 委員会で橋本潔県土木部長は「震災からの復旧、復興のシンボルとして3港統合で一体化を図り、施策を着実に推進していきたい」と述べた。

1500荷主研究者:2012/04/22(日) 13:47:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120329t11018.htm
2012年03月29日木曜日 河北新報
仙石線新ルート用地と被災ルート 東松島市とJR売買へ

 東日本大震災で被災し、内陸への移設が決まった宮城県東松島市のJR仙石線陸前大塚−陸前小野間について、市は28日、市有地となる新ルートとJR東日本所有の現ルートを、両者間で売買する方針を固めた。市とJRは近く、売買などを明記した協定を締結し、全線復旧を急ぐ。

 売買するのは、陸前大塚−陸前小野の現ルート約6.4キロの一部と、約500メートル内陸側に移設する新ルート約3キロ。市は津波被害に遭った現ルートの価格を低く設定するよう求めている。JRは2路線の等価売買を望んでおり、調整が続いているという。

 市は防災集団移転事業などを活用し、新ルートの用地を買収。造成を行った後、JRに売却する。代わりに市は現ルートの用地を買い取る。線路撤去後の買い取りを要望しており、活用策として、遊歩道やサイクリングロードが浮上しているという。

 協定は4月初旬に結ぶ方向で調整している。書面には用地売買のほか、移設に関するJRと市の役割分担などを盛り込む予定。

 仙石線で現在、不通となっているのは高城町(宮城県松島町)−陸前小野間。JRは3年半程度で全線復旧を見込む。ほかのJRの被災路線では常磐線の宮城、福島県境でルート移設が決まっているほか、気仙沼線でバスを導入した仮復旧が検討されている。山田、大船渡両線は具体的な復旧方針が固まっていない。

1501荷主研究者:2012/04/25(水) 00:45:47

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120330t12004.htm
2012年03月30日金曜日 河北新報
トヨタ、次世代送電網 宮城・大衡で導入 基本構想固まる

 トヨタ自動車が宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地に導入を検討している次世代送電システム「スマートグリッド」の基本構想が固まった。完成車製造子会社のセントラル自動車などが所有する複数の自家発電装置を一元的に管理し、団地内で利用する。非常時には東北電力に買い取ってもらった上で、村役場などに供給する。

 トヨタは実現に向けて年内にも基本計画の策定に乗りだし、団地内の電力利用の効率化と地域の防災機能アップにつなげる方針だ。

 基本構想では、3段階に分けて電力供給先を広げることとした。当初は、セントラルがことし2月に導入したコージェネレーション(熱電併給)設備を使い、トヨタ紡織東北宮城工場など周辺の関連企業に融通する。

 続いて設置が想定される他社の太陽光発電など自家発電分も加え、供給先をトヨタグループ以外の既存施設に拡大。最終的には今後立地する工場も対象とする。発電規模と事業化の時期は未定。

 発電や送電設備の一元的な管理は「F−グリッドセンター」が担う。グループ外への供給開始前に団地の新組織として設立し、融通した電力の料金徴収なども行う。

 基本構想は東北大や宮城県などで構成する検討委員会が昨年10月から、国の補助金を受けて検討していた。今月上旬の報告書には団地内の発電設備増設などに向けて「公的支援が必要」などの項目も盛り込んだ。

 検討委によると、構想が実現すれば団地内全体の使用電力は最大20%の削減を見込めるという。柏木孝夫委員長(東京工業大教授)は「国内工業団地の安定稼働や地域社会の安全維持に貢献できるモデルとなる。電力インフラが未整備な新興国でも応用できる」としている。

1502荷主研究者:2012/04/25(水) 00:47:14
>>1498
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120331t12020.htm
2012年03月31日土曜日 河北新報
仙台港・釜山定期コンテナ航路再開、3例目の復活

韓国向けの輸出用コンテナを積み込む「ハンザ・ロンドン」

 東日本大震災の影響で休止していた仙台港と韓国・釜山港を結ぶ国際コンテナ定期航路が30日、再開された。同港の国際コンテナ航路の復活は3例目となった。

 興亜海運と高麗海運(いずれもソウル)が共同運航するコンテナ船「ハンザ・ロンドン」(9608トン)が同日早朝、高砂2号岸壁に着岸。水産加工品などの輸入コンテナ363個を陸揚げし、鋼材などの輸出コンテナ71個を積み込んだ。

 岸壁では、航路再開を祝うセレモニーが行われ、興亜海運の金泰均社長らに花束が贈られた。

 宮城県仙台塩釜港湾事務所の平塚智所長は「2013年度には震災前のコンテナ取扱量を回復したい。韓国航路の再開は、他の船会社にも好影響を与えると期待している」と話した。

 同港の国際コンテナ定期航路は、昨年9月に中国・韓国向け、ことし1月に北米航路が再開した。4月には別の海運会社が運航する韓国向け航路も再開する見通しで、運航が始まれば、週4便体制となる。

1503荷主研究者:2012/04/25(水) 00:47:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120331t12003.htm
2012年03月31日土曜日 河北新報
子ども服販売・ベリーズが再生法申請、負債37億円超 仙台

 子ども服販売のベリーズ(仙台市)は30日、仙台地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。代理人によると負債総額は約37億1900万円。今後、事業の譲渡先を探す方針で、当面は国内外の45店舗の営業を続ける。

 帝国データバンク仙台支店によると、同社は1997年「ゼオ・サプライ」として設立。オリジナルの子ども服を中国で委託生産するなど、企画、デザインから販売までを一貫して行ってきた。

 「ベリーズベリー」のブランド名で積極的に出店し、2009年には全国やフランス・パリなどに約110店を展開、ピーク時の同年3月期の売上高は約43億円に上った。

 その後、景気後退に伴う消費不振による客単価下落などで不採算店舗が増えた。為替リスク回避のために行っていた通貨オプション取引では、円高による為替差損が発生。11年3月期の売上高は約25億円に落ち込み、3期連続の純損失に陥るなどして経営に行き詰まった。

1508荷主研究者:2012/04/28(土) 15:56:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120402t11014.htm
2012年04月02日月曜日 河北新報
長春線7月にも再開 国際定期便すべて復活 仙台空港

 東日本大震災の影響で運休している中国南方航空の仙台−長春線の国際定期便が7月にも運航再開を目指していることが1日、分かった。仙台空港発着の国際定期便は、震災前に就航していた6路線のうち長春線を除く5路線が運航を始めている。長春線が再開すれば、全ての定期便が復活することになる。

 村井嘉浩宮城県知事と、中国吉林省の王儒林省長が同日、仙台市内で行われた県と吉林省の友好提携25周年共同宣言締結式で会談。村井知事が長春線の再開を要望し、王省長が「7月までに定期便を復活させたい」との見通しを示した。

 村井知事は会談後、「再開時期について明言を頂き、実現に期待している。ようやく震災前の仙台空港の機能を取り戻せる」と話した。

 仙台空港の国際定期便は、昨年9月にソウル線、10月にグアム線と台北線が再開。ことし3月には中国国際航空の仙台−北京線(上海経由、大連経由)の2路線が復活している。


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