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仙台・宮城・陸奥

1468荷主研究者:2012/04/08(日) 15:12:51
>>1467
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/02/20120219t13021.htm
2012年02月19日日曜日 河北新報
狭まる選択 学生も受難 賃貸住宅、都市部も激減

大学入学を控え、入居する物件を探す新入生の家族=仙台市泉区の東北学院大生協泉店

 東日本大震災をきっかけに、宮城県内の都市部や沿岸部で激減した賃貸住宅の空き物件。その影響は、大学などの新入生の住まい探しにも及んでいる。入試結果がほぼ出そろうのは3月中旬になるが、不動産関係者は「より郊外に住まいを求めるなど、広域化が進む可能性が高い」とみる。

 「やっと希望に合うマンションが見つかった。通学しやすい部屋があるうちに決めたかった」

 仙台市青葉区の東北大川内北キャンパスに東北大生協が設けた特設店舗。工学部への入学が決まった名古屋市の男子高校生(18)が、ほっとした表情で話す。市内の不動産会社を3軒回った末の契約だった。

 東北大では例年、新入生の約7割に当たる1700人程度が民間賃貸住宅に入居するという。東北大生協の藤巻正之さん(37)は「自転車で通学できる人気地域は、物件数が昨年の約半分。卒業生らが退去する物件が今後出るが、全体では例年より少ないだろう」と語る。

 単身用の賃貸住宅も一部は仮設住宅として借り上げられているほか、交通の便がいい物件には復旧・復興関連の企業関係者が入居している。

 東北学院大では例年、新入生の約3割に当たる約800人が住まいを探す。東北学院大生協の千葉正昭さん(39)は「新入生数に見合った物件は提供できるが、選択できる幅は狭くなる」と話す。新しい、安い、近いといった条件を全て満たす物件は限られそうだ。

 宮城県宅建業協会常務理事で、不動産会社リードホーム(仙台市)社長の大城秀峰さん(54)は「希望の地域で見つからず、近年入居が減っていた地域に選択肢を広げて探す人が増えるのではないか」と指摘する。

 賃貸物件がもともと少ない沿岸部では、関係者の危機感は強い。

 学生約1800人を抱える石巻専修大(石巻市)は、不動産会社や個人オーナー計80者に、新入生向けの物件の確保と最新情報の提供を2回にわたって文書で要請した。

 気をもむのは大学や学生だけではない。牡鹿半島鮎川浜の石巻市牡鹿中とPTAは、石巻市中心部などの高校に進学する生徒の下宿先の確保に奔走している。

 物件不足に加え、当てにしていた親類宅が被災したケースもある。市内の高校に進学する約30人のうち、下宿するのは例年10人程度。だがことしは、通学圏の高校が津波で被災して仮校舎に移るなどし、通学を諦めて下宿に切り替える家庭が増える見込みだ。

 PTA会長の三浦政浩さん(48)は「例年の10軒に加え、市民の協力で10軒以上の下宿先が集まりつつある。同じような境遇のほかの中学校とも、情報を共有したい」と話している。


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