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スポーツ総合スレッド

1小説吉田学校読者:2006/05/31(水) 23:09:24
雑談スレを見直してみて、芸能ネタの次に多いのがスポーツネタ。
ドイツW杯ももうすぐだし、こういうスレを立ててみました。

1566チバQ:2014/12/12(金) 23:01:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141212-00000028-jij_afp-spo
「平昌冬季五輪は分散開催しない」 大会組織委員長が正式に表明
AFP=時事 12月12日(金)13時16分配信

「平昌冬季五輪は分散開催しない」 大会組織委員長が正式に表明
2018年冬季五輪の開催地に平昌が決定し、調印式に出席した平昌五輪招致委員会(当時)の趙亮鎬氏(2011年7月6日撮影)。
【AFP=時事】2018年平昌冬季五輪の大会組織委員会は12日、開催準備がすでに進んでいるとして、分散開催を考慮するには手遅れだとの見解を示し、一部競技を日本で実施するどんな可能性も除外すると正式に表明した。

 国際オリンピック委員会(IOC)が先日、いくつかの改革案を承認したことで開催国以外での競技実施が可能となり、ボブスレーとリュージュが長野で代替開催されるのではないかと話題になっていた。

 IOCが承認した改革案では、開催国にとって効率的で持続的なコスト管理が可能になるとされている。

 平昌冬季五輪は財政難から準備の遅れが指摘されているが、大会組織委員会の趙亮鎬(Yang Ho Cho、チョ・ヤンホ)委員長は、IOCの改革はあまりにも遅すぎたと語っている。

 趙委員長は、五輪とパラリンピックの全競技が韓国で開催されることを明言し、「すべての競技会場の建設が進行中であり、現段階でIOCの改革案をわれわれの計画に組み込むことは困難だ」と語った。

 趙委員長はまた、2016年2月に控えているプレ大会までに新たな計画を策定する時間はないとの見解を示した。

「われわれは費用を抑えるための対策だけでなく、競技会場を大会終了後も活用できるよう計画を立てている」

 大会組織委員会はまた、新しいメーンスタジアムの建設に向けて、これまで以上の資金を投入するよう韓国政府にはたらきかけることを明らかにしている。

 趙委員長は日本について特に言及しなかったものの、大会組織委員会の広報担当者は先日、日本との分散開催は韓国国内で反発を受けるとして、否定的な考えを示している。

 広報担当者は韓国のKBSテレビに対し、「われわれのスタンスとして、国民感情を考慮すると(日本で)いくつかの競技を行うことは大変難しいです」とコメントしている。【翻訳編集】 AFPBB News

1567とはずがたり:2014/12/19(金) 07:53:51
東京五輪も大阪での一部開催などが云われてるんだし一部長野でもええんちゃうか♪

2014.12.8 20:01
韓国大揺れ 平昌五輪の単独開催危機…日本にすり寄り? 準備遅れ深刻
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/141208/spo14120820010075-n1.html?obtp_src=www.iza.ne.jp

 韓国で2018年に開かれる平昌(ピョンチャン)冬季五輪が大揺れだ。財政難から、国内の一部関係者や五輪関係者らから、膨大な費用が見込まれるそり競技の会場建設に懸念が囁かれ、日本での分散開催論が急浮上した。ウォン高などで低迷する経済に有効な手を打てない朴槿恵(パク・クネ)大統領の責任も大きく、専門家からは冬季五輪そのものを返上すべきだとの声も出ている。

 平昌五輪は財政難から準備の遅れが指摘されている。開閉会式会場についても、コスト面から一時、平昌から約60キロ離れた江陵の既存施設を改装する案が出た。だが、開閉会式は開催都市で行う五輪憲章に反するなどの理由で当初の計画に。台所事情は非常に厳しい。

 そんな背景から、12月に入ってボブスレーなどのそり競技を長野五輪で実績のある日本で開催する分散案が、韓国内の一部関係者や国際オリンピック委員会(IOC)の関係者らの間で浮上。IOCのリンドベリ調整委員長は6日、「そり競技施設の建設は大きな負担になり、大会後の利用も難しい。平昌は賢明な判断をすべきだ」と、海外の既存施設利用を促す考えを示唆。平昌五輪組織委員会の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長は「海外の12の会場で(日本も)選択肢の1つ」と説明した。

1568とはずがたり:2014/12/19(金) 12:06:33
2014.12.07. 23:19
日本サッカーにとって他人事ではなくなった八百長疑惑の経緯/小澤一郎が説くスペインの現在
http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/256827.html

「辞任勧告」など様々な憶測が飛び交う日本代表ハビエル・アギーレ監督の周辺だが、改めてスペインで「起訴間近」と言われる八百長疑惑の経緯と現状についてまとめてみたい。

 現在、八百長が疑われスペインの検察庁反汚職課が立件に向けて動いているのが2010−11シーズンの最終節、5月21日に行われたレバンテ対サラゴサの試合だ。当時の両チームの状態はレバンテがすでに残留決定、サラゴサが残留争い中だった。結果は1−2でサラゴサの勝利。残留争いのライバルであるデポルティボがバレンシアに敗れたことでアギーレ監督率いるサラゴサは1部残留を決定した。

 3年以上も前の試合について調査が行われているのは2つの大きなバックグラウンドがある。1つがリーガ・エスパニョーラを管轄するプロサッカー協会(LFP)が八百長を徹底排除したクリーンな運営環境作りに大きく舵を切ったこと。もう1つが2010年6月にあったスペイン国内の刑法改正だ。この改正によりこれまで刑罰の規定がなかった「スポーツ詐欺」に6カ月から4年の禁固刑が付き、法整備が整った。

 こうした背景から検察庁が長期間の捜査に入り、選手個人の口座や携帯電話の通話記録などを調べあげ、ある程度の確証を得た段階で10月2日と3日に今回の問題に関係したと見られる関係者を任意の事情聴取として召喚した。首謀者と見られているのがサラゴサの前会長であるアガピト・イグレシアス氏だ。

 最終節が消化試合となるレバンテの選手十数名にコンタクトを取り、約120万ユーロを用意してまずは「勝利ボーナス」の名目としてサラゴサの選手10名に8.5万ユーロから9万ユーロを入金した。すると選手たちは入金直後からそれと同額を自身の口座から現金で引き出し、クラブに返納したということがスペインの報道ではなされている。

 検察側はその名目上の「勝利ボーナス」がサラゴサの選手を経由して最終的にレバンテの選手側に手渡しされた、つまり八百長があったのではないかというストーリーを描いて捜査を続けている。スペイン国内の報道によれば、実際にレバンテの選手の中には出処不明のお金で高級車を購入した者もいるという。

 実際、10月2日の事情聴取に応じた当時サラゴサのMFガビ(現アトレティコ・マドリード)はクラブから8.5万ユーロの入金があったことを認め、「そのお金がどうなったのかは全く知らない。当時クラブは、破産法適用に向けて動いているのでそうした目的に使われるのかと想像していた」と説明している。

 10月初めの事情聴取を受けて検察側は近日中にも起訴する見込み。裁判は長引くと予想されるが最大の禁固刑が4年、執行猶予が6年あるスペインの刑法で八百長が認められるとすれば、日本代表監督を務めるアギーレ監督の職務続行も危ぶまれる。現時点で憶測や予想のコメントはできないが、間近に迫ったスペイン検察庁の起訴の動きとその後の展開を待ちたい。

小澤一郎(おざわ・いちろう)。1977年9月1日生まれ。京都府出身。早稲田大学卒業後、社会人経験を経て2004年にスペイン移住。バレンシアCFのリポートを中心としたブログが話題となり、サッカージャーナリスト活動を開始する。2010年に帰国後は、日本とスペインでの指導経験から「育成」を主軸にしつつ、指導者目線の戦術論やインタビューを得意としている。多くの媒体で執筆活動を行いテレビなどの各メディア、セミナーやイベントでのトークもこなす。著書に、「スペインサッカーの神髄」(サッカー小僧新書)、「FCバルセロナ史上最強の理由(共著)」(洋泉社)、「サッカー選手の正しい売り方」(カンゼン)、「サッカー日本代表の育て方」(朝日新聞出版)、「レアルマドリード モウリーニョの戦術分析 オフェンス編・ディフェンス編」(スタジオタッククリエイティブ)等。

1569とはずがたり:2014/12/19(金) 23:56:48
Jリーグは死に体か…金なし、実力なし、人気なし 視聴率も獲れず、広がる無関心
ビジネスジャーナル 2014年12月19日 06時02分 (2014年12月19日 23時50分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20141219/Bizjournal_mixi201412_post-2202.html

 今年のサッカーは、日本プロサッカーリーグ1部(J1)に所属するガンバ大阪がリーグ戦、Jリーグヤマザキナビスコカップ(ナビスコ杯)、天皇杯の3冠を獲得して幕を閉じた。今季2部(J2)から昇格したばかりのガンバの躍進は見事というほかない。一方で、「昇格即3冠」はJ1とJ2の実力差が小さくなっているという証拠でもある。この現実は喜ぶべきことなのだろうか。

 スポーツライターは、その原因を次のように分析する。

「全体的なレベルが高くなった上で、J1とJ2が拮抗しているとはいえません。以前であれば、J2から昇格したチームはリーグ戦の順位で中位に入れば御の字でした。いくらガンバが力のあるチームとはいえ、昇格即優勝どころか3冠を手に入れたのはJ1のレベルが下がっている証拠です。Jリーグ各クラブの実力が落ちていることは、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)の結果を見れば一目瞭然です」

 クラブのアジアNo.1を決めるACLで日本勢は、2007年に浦和レッドダイヤモンズ、08年にガンバと2年連続で優勝を果たしたが、以降は低迷が続いている。今年のACLも、横浜F・マリノスはグループリーグで敗退。サンフレッチェ広島、セレッソ大阪、川崎フロンターレはベスト16に終わった。日本からは毎年4チームが出場しているが、直近6年のベスト4進出確率は1割にも満たない。09年の名古屋グランパスエイト、13年の柏レイソルの2チームだけだ。ベスト8への進出も、わずか1割6分7厘と惨敗している。

「原因はいくつかあります。08年秋のリーマンショック以降、親会社やスポンサーなどが以前ほどチームにお金をかけられなくなり、獲得する助っ人外国人の質も下がりました。わかりやすいデータとしては、得点王ランキングの上位に名を連ねる外国人が目に見えて減りました。また、日本人の優秀な選手はすぐに海外に飛び出し、Jリーグで実績を積む前に日本を去るケースもかなり多くなっています。そのため、Jリーグ自体のレベルがどんどん下がっているのです。11年の柏レイソルもJ1昇格即優勝を果たしており、ここ数年にわたってJリーグのダンゴ状態は続いており、今年のガンバの3冠達成にもつながっているといえます」(同)

 日本がACLで勝てなくなった09年以降、Jリーグの得点王は6年間で延べ5人、日本人選手が獲得している(10年は前田遼一とケネディの2人受賞)。今年の外国人得点トップは、14ゴールを挙げたヴィッセル神戸のマルキーニョスで、38歳のベテランだ。08年までの6年間は、外国人が得点王を独占していただけに、隔世の感がある。

「各チームのPR活動などが奏功し熱心なサポーターが付いているため、Jリーグの観客動員は減っていない。しかし、一見(いちげん)客がリピーターになるほどの魅力があるかというと、疑問を持たざるを得ない。実際、フジテレビ系が中継したナビスコ杯決勝のサンフレッチェ対ガンバの視聴率は3.6%(ビデオリサーチ調べ。関東地区)と、まるで数字を獲れていない」

 Jリーグが話題になる機会は、リーグ戦の優勝決定前後のみ。リーグ全体のレベルアップがなければ、このまま先細りとなりかねない。
(文=編集部)

1570とはずがたり:2014/12/22(月) 10:45:13
>>1567
中島某はほんとにこんなサンケイに迎合するような下品な言い方したんか?!

それにしてもスポーツってのはカネが掛かってしゃーないね。。なにに年2億も掛かるんだ。。
>そり競技が日本で分散開催される場合、会場の候補になるとみられる「スパイラル」…は約101億円かけて建設され、1998年長野冬季五輪のボブスレー・リュージュの会場となった。しかし、現在の使用料収入は約700万円(平成25年度)にすぎず、年間約2億円(同)に上る維持費を国と市が半分ずつ補填(ほてん)して維持しているのが実情。また、平成26年度は改修に約2千万円かかった。

2014.12.11 08:10
平昌五輪・日韓共催論の波紋…長野、期待どころか「いい迷惑」
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/141211/spo14121108100085-n1.html?obtp_src=www.iza.ne.jp

 会場整備の遅れが懸念されている2018年平昌冬季五輪(韓国)。そり競技が日本で分散開催される場合、会場の候補になるとみられる「スパイラル」を所有する長野市では、期待どころか困惑の声が上がっている。

 開催の可能性が報道され始めた8日。長野商工会議所では三役会議の前にさっそく話題に上り、ある役員は「仮に五輪競技を開催するとなれば、スパイラルを大々的に改修しなければいけない」と懸念を示した。

 完成から18年が経過し、施設が老朽化しているうえ、五輪会場として使用する場合は観客席の整備など多大な費用をかけて改修する必要性が出てくるためだ。中嶋君忠副会頭は産経新聞の取材に「改修費を日本側が負担するならいい迷惑だ。韓国が竹島を日本に返すというなら話は別だが」と語った。

 10日現在、長野県には300件以上、長野市には200件以上の意見がメールや電話などで寄せられている。ほとんどは「反日的な韓国を支援すべきではない」「競技開催に税金をかけるぐらいなら災害復興に投入すべきだ」など批判的なものだという。

 同施設は約101億円かけて建設され、1998年長野冬季五輪のボブスレー・リュージュの会場となった。しかし、現在の使用料収入は約700万円(平成25年度)にすぎず、年間約2億円(同)に上る維持費を国と市が半分ずつ補填(ほてん)して維持しているのが実情。また、平成26年度は改修に約2千万円かかった。これ以上の財政負担はできないというのが長野市の本音だ。

1571名無しさん:2014/12/23(火) 12:32:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014122200547
アジア初開催へ準備着々=15年春に開催都市決定−ラグビーW杯日本大会


 アジアで初開催となるラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会。その開幕まで5年を切り、準備は着々と進んでいる。このほど神奈川県と横浜市が共同で追加申請し、15都市が開催地に立候補。来春には10〜12都市が決まる予定だ。
 名乗りを上げた中では岩手県釜石市、大阪府東大阪市、埼玉県熊谷市(いずれも各府県と連名で申請)に注目が集まる。3地域はラグビーが盛んで、経済効果、人気面で期待できそうだ。
 釜石市はかつて日本選手権7連覇を遂げた新日鉄釜石(現釜石シーウェイブス)を支えてきた。11年東日本大震災で大きな被害を受けた地でのW杯となれば、復興を世界に発信でき、意義深い。今後、約12億円の建設費でスタジアムを整備する方針。インフラ、アクセス面では不安も残るだけに、同じ被災地の仙台市との連携も必要だろう。
 東大阪市の花園ラグビー場は、高校ラグビーの聖地。来年4月をめどに近畿日本鉄道から同市への譲渡が決まっており、スタンドの耐震診断に入るなど、改修への準備を進めている。熊谷市でも全国高校選抜大会が行われており、大会開催のノウハウがあるのも強み。熊谷ラグビー場の観客席を約2万席に増やす方向だ。 
 日本の組織委員会の収入は入場券の売り上げだけで、スポンサー料、放映権料は統括団体ワールドラグビー側に入る。ラグビー先進国ではない日本で入場券をいかにさばくか、確かに課題も多い。それを補完するため、国内スポンサーを募る案も模索し、試行錯誤の中で前進は続いている。
 日本代表は今年11月、世界ランキングで過去最高の9位と躍進。8強入りが目標の来年のW杯イングランド大会に向け、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチの下で強化は進み、16年からは南半球最高峰リーグのスーパーラグビーへの参戦も決まった。日本開催の19年W杯を成功へと導くには、日本代表の活躍は不可欠だ。ソフトとハードをかみ合わせながら、大舞台への準備を整えていく。(2014/12/22-16:17)

1572とはずがたり:2015/01/05(月) 22:44:21

メダルをゴミ箱に…チームの準優勝返上認めず
http://www.yomiuri.co.jp/sports/winter/20141224-OYT1T50113.html
2014年12月24日 23時00分

 アイスホッケーの全日本選手権決勝で敗れた東北フリーブレイズの選手が、表彰式後にメダルをゴミ箱に捨てるなどした問題で、日本アイスホッケー連盟は24日、東北から申し出があった準優勝の返上を認めないと発表した。


 同連盟の坂井寿如専務理事は「返上を表明したことは大会組織への非礼行為に当たる。しっかり反省すべきだ」として撤回と謝罪を求めた。

 再発防止策として、東北にはフェアプレーについての研修会を開き、選手にリポートを提出させることを義務づけた。メダルを捨てた2選手には、中高生らを対象に、今回の自身の行為を基にした講演を今後6か月の間に最低10回行うことと、チームに2人のサポートを課した。

 国際アイスホッケー連盟は、世界選手権の閉会式や記者会見でメダルを首に掛けなかった場合、「追加処分を受けることがある」と定めている。

2014年12月24日 23時00分

1573チバQ:2015/02/02(月) 19:43:40
http://www.sankei.com/world/news/150202/wor1502020011-n1.html
2015.2.2 10:00
【視線】
2022年冬季五輪「北京優位」に異論 アルマトイに勝機あり 中国総局・川越一

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 1月中旬、2022年の冬季五輪開催を目指す北京招致委員会が海外メディアを対象とする視察ツアーを企画した。バス2台に分乗した海外メディアは、スノーボードなどを行う予定の河北省張家口市のスキー場などを視察。招致委の担当者らから、自信たっぷりの説明を聞かされた。

 14年ソチ五輪(ロシア)の開催費用が膨らんだことから、オスロなど欧州の有力候補都市が22年冬季五輪の招致から撤退した。18年冬季五輪がアジアの平昌(韓国)で開催されるにもかかわらず、最終選考に残ったのは北京とアルマトイ(カザフスタン)、ともにアジアに属する2都市という異例の事態となった。

 招致委の王恵報道官は、ツアー前に北京市内で行われた記者会見で、北京優位の根拠を5つ挙げた。

 (1)国家と国家指導者の支持(2)中国における冬季スポーツの急速な発展(3)自然条件(4)08年北京五輪の“遺産”利用による建設費節約(5)国際競技大会開催で示した能力と経験−。王報道官は「安全で確実、リスクのない選択だ」とアピールしたが、こうした自信の背景に、世界第2位の経済大国の財政力があることは明らかだ。

 北京とアルマトイを天秤(てんびん)にかけた場合、北京を優位とする意見が大勢を占めている。ところが、旧知の全日本スキー連盟(SAJ)関係者の口から出てきたのは、意外な言葉だった。「アルマトイが勝つと思う」−。北京が“当確”と思っていただけに驚いたが、その理由を聞いてうなずく部分が多かった。

 SAJ関係者によると、競技の現場では、北京よりもアルマトイを推す声が多いという。カザフスタンでは近年、ノルディックスキー複合のワールドカップ(W杯)やジャンプのサマーグランプリ(GP)などが行われており、大会運営のノウハウや人脈を積み上げている。

 中国でも中国勢が強いフリースタイルスキー・エアリアルのW杯や、アルペンスキーの国際スキー連盟(FIS)公認レースが行われているが、大会運営を支える競技役員の育成が遅れているとの評価だ。

 王報道官が挙げた5つの「根拠」も、精査してみれば、それほど北京が優位とは言い難い。ツアーに参加していたカザフスタン人記者は「アルマトイは11年に冬季アジア大会を成功させており、施設も経験も備えている」と主張。17年には冬季ユニバーシアード大会を開催するなど、冬季五輪開催に向けて着実にステップを踏んでいる。

 北京市内で行われる氷上競技は、08年北京五輪の施設を再利用する。だから、開催費用を抑えられる、というのが招致委の主張だ。ただ、雪上競技に目を移すと、アルペンスキー滑降コースを確保するため、山を一つ切り開く。公開された模型では、ジャンプ台は風の影響が懸念される丘の上に建てられる。1998年長野五輪当時、長野県白馬村のジャンプ台に防風ネットが設置されたように、想定外の費用がかさむ可能性は否定できない。

 習近平国家主席は1月中旬、北京で各国オリンピック委員会連合(ANOC)のアハマド会長と会談した際、「冬季五輪の開催で3億人余りの中国国民が氷上、雪上スポーツに参加するようになり、五輪ムーブメントの発展に大きく貢献するだろう」と述べた。しかし、北京五輪後の市民スポーツ事情をみれば、その言葉をうのみにはできない。

 仮に北京が開催権を獲得した場合、FISなど国際競技団体の支援で体裁を整えることは可能だが、それで冬季スポーツが中国に根付くとは思えない。現場の声を尊重すれば、アルマトイという選択肢も現実味を帯びてくる。(かわごえ はじめ)

1574チバQ:2015/02/02(月) 21:06:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150202-00000043-spnannex-socc
18年W杯 アジア出場枠0・5減も…3月FIFA理事会で決定へ
スポニチアネックス 2月2日(月)7時1分配信

 日本サッカー協会の小倉名誉会長が、18年W杯ロシア大会のアジア出場枠が02年日韓大会から、4大会続いた4・5から4に減る可能性を示唆した。アジア杯が閉幕したオーストラリアから1日に帰国。成田空港で取材に応じ「各大陸予選が始まる前に出場枠を決めなくてはならない。3月には決めるのではないか」と、3月のFIFA理事会で各大陸の出場枠が決まる見通しを示した。

 昨年のW杯ブラジル大会でアジア勢は日本を含めて1勝もできず、全4カ国が1次リーグで敗退。0・5枠のオセアニアが1枠を求めるのは確実な状況で、アジア枠は4・5から4に減る可能性がある。アジア杯で日本はベスト8に終わったように、アジアのレベルは拮抗(きっこう)している。出場枠が減れば日本も厳しい戦いを強いられる。一方でFIFAには資金力のあるアジア勢の枠を守りたいとの思惑もあり、枠が減らないとの見方も残っている。

 また、八百長疑惑でスペイン検察当局に告発された日本代表のアギーレ監督の問題については「(事態の進展を)待つしかない」と話すにとどめた。

1575チバQ:2015/02/02(月) 21:07:50
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/foreign/20150202-OYT1T50121.html
FIFA次期会長選にブラッター、フィーゴ氏ら
2015年02月02日 20時46分
 国際サッカー連盟(FIFA)は2日、5月に行われる次期会長選で、5選を目指す現職のゼップ・ブラッター氏ら4人の立候補申請を受け付けたと発表した。


 他の3人は、ヨルダン協会会長でFIFA副会長のアリ・フセイン王子、元ポルトガル代表のルイス・フィーゴ氏、オランダ協会のミハエル・ファンプラーグ会長。

 立候補には、加盟209協会のうち5協会以上の支持を得ることなどが要件となっており、先月29日が締め切りだった。ロイター通信によると、出馬表明していた元FIFA幹部職員のジェローム・シャンパーニュ氏(仏)は2日、「5協会からの支持を得られなかった」と明かした。

1576チバQ:2015/02/04(水) 20:05:32
http://www.afpbb.com/articles/-/3038740
会長選立候補のアリ王子、FIFAの「脅し体質」を非難
2015年02月04日 16:32 発信地:ロンドン/英国
【2月4日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)の次期会長選に立候補しているヨルダンのアリ・ビン・アル・フセイン(Ali Bin Al Hussein)王子が3日、FIFAの「脅し体質」を非難し、現会長を務めるジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)氏との公開討論を熱望した。

 アジアサッカー連盟(AFC)のサルマン・アル・ハリファ(Shaikh Salman bin Ebrahim Al Khalifa)会長がブラッター氏の支持を表明していることから、アリ氏の陣営は力不足との見方もあるが、FIFAの副会長を務めるアリ氏は、ベラルーシ、マルタ、イングランド、ヨルダン、米国、グルジアの協会から後ろ盾を受けている。

 アジアでは、自身が会長を務めるヨルダンサッカー協会(JFA)以外に支持を表明している国・地域がない中、アリ氏は世界中から応援されるはずだと自信をみせた。

 英ロンドン(London)のホテルで行われた記者会見で、アリ氏は「私なりに表現させてもらえば、FIFAには明らかに脅し体質がある」と述べた。

「そうは言っても、これは世界中を巻き込んだ選挙だ。数か月後に選挙を控えている連盟もあるだろう」

「でも、世界中からできる限りの票を集めたい。これは一つの連盟の話ではないんだ」

「脅し」という表現の真意を聞かれたアリ氏は、「それについては掘り下げるつもりはない。過去には、道義に基づいた見解を示して罰せられる人を見てきた」とすると、「投票の秘密が保証されなければいけないし、フェアで正しいやり方でかじ取りをすれば、適切な道に進むだろう」と説明した。(c)AFP/Tom WILLIAMS

1577名無しさん:2015/02/07(土) 11:20:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150207-00000003-tospoweb-horse
M・デムーロ、ルメール「JRA通年騎乗」で日本人騎手どうなる
東スポWeb 2月7日(土)9時0分配信

 5日、2015年度のJRA騎手免許試験(新規)合格者6人が発表になった。内訳は競馬学校出身の4人+短期免許による参戦でおなじみのミルコ・デムーロ(36=イタリア)、クリストフ・ルメール(35=フランス)。外国人騎手への歴史的な通年ライセンス交付となった。2人は3月1日から通年でJRA騎乗が可能に。これにより中央競馬のジョッキー界は選手層が厚くなりレースの質の底上げが期待できるが、一方で日本人騎手はより厳しい環境での戦いを強いられることになる。

 初の挑戦で難関をパスしたルメールは栗東トレセンで抱負を語った。「100%の力を注いで、合格に向けて頑張ってきました。日本で乗るということは、私にとって新しい騎手人生の始まり。ビッグレースを勝てるよう一生懸命に頑張ります。日本の馬で凱旋門賞を勝って、日本に恩返しをしたいです」

 今後も外国人ジョッキーの受験が増えると思うか、という問いには「13年以上日本で乗ってきた経験が大きかった。日本の競馬を理解していたアドバンテージがあった。なかなか難しい面はあると思う」という見解を示した。

 現在は昨秋落馬負傷した際に負った右手、右脚のケガのリハビリ中だが「3月1日から競馬に騎乗できます」と万全の状態をアピールした。

 一方、昨年度は1次試験で不合格となったM・デムーロは2度目の挑戦で吉報を手に入れた。「すごくすごくうれしくて泣きそうなぐらい興奮しています。日本競馬の一員になることができて本当にうれしい。日本の競馬のために、自身の成功のために、3月からの騎乗でベストを尽くしたい」と騎乗のため滞在中の香港から喜びを語った。

 ルメールの昨年の例でいけば、騎乗期間約3か月(1月5〜27日、11月1日〜12月29日)で22勝を稼ぎ出している。単純計算で月平均7勝。通年騎乗となる今後は7勝×12か月=年84勝という数字が出てくる。

 これは昨年のリーディングの9位に相当するもの。実際には厩舎サイドも長期展望に沿っての依頼が可能になり、騎乗数が伸びることが予想されるだけに、勝ち鞍が3桁に届く可能性の方が大きい。

 2人の外国人騎手が通年で騎乗するということは“トップ5”級が突然2人増えるということで、リーディングの勢力図も大きく変わりそうだ。単純には押し下げられる形でアオリを食うのは中位以下の騎手と思われそうだが…実は大きな影響を受けるのは現在の上位陣では、という声がトレセンでは多い。

 ある調教師は「彼らがリーディング上位に顔を出すのは間違いない。その衝撃度は安藤勝や岩田、戸崎が来た時よりも上だろう。2人で200勝をごっそり持っていくわけだから、いい馬に乗って勝っていた騎手がこれまでの勝ち星を減らすことになる」。上位陥落騎手が出てくることを示唆した。「日本のリーディング上位組より外国人を優先で頼んでくる馬主さんは現状でも多いからね。馬主さんに指名されるケースの多い(福永)祐一あたりは大丈夫かもしれないが、勝っているから頼む、というスタンスで指名されている騎手はきつい」と語る調教師もいた。

 特に注目されているのは生産馬だけで年間1000勝近い数字を残す社台グループの動向。全面的にバックアップをするのは必至と考えられている。そうなると3月からの騎乗開始でも、いきなり外国人リーディングジョッキー誕生まであるかもしれない。国際化&レベルアップと自国選手(騎手)層の維持という相反する事象の発生はどのスポーツジャンルにも存在する悩ましい問題。前記のルメール談からも欧州トップ級の大量流入の可能性は小さいが、JRAは開放政策と並行して“バランス制御”に取り掛かる時期に差しかかったといえる。

1578とはずがたり:2015/02/11(水) 18:10:43
トルコから日本まで一緒くたにアジアという欧州中心史観でしかものを考えられない非常に腹立たしい括りを何とかして欲しい所。

2015.2.11 11:25
「アジア枠から出て行け」中東諸国から高まるアジア杯王者・豪州への“圧力”
http://www.iza.ne.jp/kiji/sports/news/150211/spo15021111250009-n1.html
【サッカー通信】

 1月31日まで約1カ月にわたって行われたサッカーのアジア・カップは、開催国の豪州が初優勝を果たして閉幕した。2006年にオセアニアサッカー連盟(OFC)からアジアサッカー連盟(AFC)に転籍。07年に初出場してから3度目で手にした戴冠だったが、思わぬ逆風にさらされている。

 31日にシドニーで行われたアジア杯決勝。55年ぶりのアジア制覇を目指した韓国を延長戦の末に下した豪州は、前回大会で日本に敗れて準優勝に終わった雪辱を、自国で晴らしてみせた。ポステコグルー監督は「とても誇らしいことだ」と胸を張って見せた。

 豪州にとって、アジア杯は3度目。もともとは地理的にOFCに所属していたが、各チームで戦力に大きな差があり、豪州が楽勝する場面もたびたび。同国内では「予選などで対戦しても代表強化が進まない」と懸念の声が広がっていた。そのため、日本や韓国、イランなどアジアの強豪国と切磋琢磨する方がいいとして転籍を決めた経緯がある。しかし、アジア杯では11年カタール大会で準優勝、W杯も10年、14年と連続出場を果たすなど、アジアでも強豪の地位を築いてきた。

 一方で今大会中、このところアジアで目立った成績を挙げられていない中東諸国などから、不満の声が上がっているという報道も出た。AFCの幹部が「豪州を排除しようという兆しがある」と発言したと報じた。幹部はすぐに釈明したが、実際W杯出場などで厳しい立場に追い込まれた国もあるだけに、見逃せない動きでもある。

 ただ、豪州がもしAFCを脱退することになれば、AFCのレベル低下は避けられないことになる。そうなれば、アジアに4・5枠振り分けられているW杯の出場枠について、削減論が加速する危険性もある。現在、欧州や南米の強豪国と親善試合が組みにくい体制になってきている中、強豪国と真剣勝負する貴重な機会が減ることになりかねないだけに、日本にとっても無視できない状況になっている。

1579チバQ:2015/02/13(金) 20:14:28
http://www.sankei.com/world/news/150213/wor1502130046-n1.html
2015.2.13 15:31
【平昌冬季五輪】
開幕まで3年もスポンサー集めに四苦八苦…契約はわずかに4社 まだ目標の3分の1以下と苦戦





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平昌冬季五輪の「あと3年」カウントダウンイベントが行われたスキージャンプ会場=9日、平昌(AP)
 2018年平昌冬季五輪の開幕まで3年となった9日、韓国の江原道にあるノルディックスキーのジャンプ会場などで記念イベントが開かれ、韓国政府やスポーツ界などの関係者約500人が出席した。イベントでは3キロ以上にわたって聖火リレーが行われ、「ミニ開会式」も開催されたが、同じ日には国際スキー連盟(FIS)のカスパー会長が、財政難から準備の遅れが懸念される平昌五輪で、アルペンやフリースタイル、スノーボードのテスト大会を予定通りに来年に実施するのは「ほとんど不可能」との見通しを述べた。相変わらず準備の遅れが最大の懸念材料となっているが、さらにスポンサー集めにも苦戦している状況を韓国紙・朝鮮日報(電子版)が報じた。

 9日の同紙(電子版)によると、インフラ関連予算を除いた大会運営予算全体(2兆540億ウォン=約2220億円)のうち8530億ウォン(約920億円)をスポンサーの支援で賄う必要があるが、目標の3分の1も達成できていないい、いまのところ組織委との契約に漕ぎ付けたのは、KT(通信分野)、ヨンウォン・アウトドア(スポーツウエア分野)、サムイル会計法人(会計分野)、パゴダ・アカデミー(語学教育サービス分野)の4社にとどまっており、深刻な状況という。

 昨年のソチ五輪では、13億ドル(約1550億円)ものスポンサー収入を早めに確保していたという。2020年東京五輪でも、すでにNTTやアサヒビールが国内最高位スポンサーに決定するなど、順調な滑り出しを見せているだけに平昌の苦境が際立つ。

 昨秋開催された仁川アジア大会でもスポンサー集めは苦戦し、最終的には政治的なトップダウンで国内スポンサーを何とかかき集めたと言われる。頼みのサムスンはすでに国際オリンピック委員会(IOC)の最高位スポンサー(TOPスポンサー)であり、国内スポンサーになる必要はない。さらに、大手企業の多くには「自国でのPRはもう十分というのが本音では」との指摘もある。

 ちなみに仁川アジア大会は総費用2兆2000億ウォン(約2200億円)を注ぎ込んだが、そのうちの約77%の1兆7000億ウォンが競技場の建設費用だったという。これだけ競技場建設費に予算が使われれば、他に影響が出ない訳がなく、大会運営費は不足し、ボランティアの質の問題など様々な形で運営への不備となってあらわれてしまった。また、韓国紙・中央日報(電子版)によると、仁川市は2029年まで毎年、アジア大会関連の地方債(計1兆230億ウォン)を償還しなければならないのだという。平昌五輪での二の舞は避けたいところだが、いまのところ状況は厳しそうだ。

1580名無しさん:2015/02/14(土) 12:51:07
男子トップリーグが2リーグ存在する日本のバスケットボール界の改革について。

関連レス
>>988>>1558-1560

JAPAN2024 TASKFORCE
http://www.japan2024.jp/

http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20141218-1410471.html
バスケ改革に川淵氏 全権チームのトップ

 国際バスケットボール連盟(FIBA)が設立するタスクフォース(特別チーム)に、日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏(78)が入ることが17日、分かった。事実上のトップとしてFIBAから無期限の国際試合禁止処分を受けた日本協会の運営を指導していく。この日、来日中のFIBAのパトリック・バウマン事務総長(47)から要請を受けた。プロサッカーのJリーグを設立するなどしたリーダーシップと手腕で改革に乗り出す。

 バスケットボール界の改革へ白羽の矢が立ったのは、サッカーのJリーグを立ち上げるなど強烈なリーダーシップを持つ川淵氏だった。FIBAのバウマン事務総長は16日に来日すると、日本協会、日本オリンピック委員会(JOC)、文科省などを訪問。日本協会を指導、運営するFIBA直轄の特別チームのメンバーを選考してきた。17日には川淵氏とも会談、特別チーム入りを要請した。

 川淵氏は一連の問題に深くかかわってきた。日本サッカー協会最高顧問とともに、団体競技の活性化を目指す日本トップリーグ連携機構の副会長も兼務。6月には併存する男子トップリーグのナショナルリーグ(NBL)とTKbjリーグを同じテーブルに着かせるなど仲介役を務めた。話し合いが決裂し、FIBAから国際試合禁止処分を受けたことに落胆していたという。

 FIBAの日本協会改革の柱は(1)協会のガバナンス(組織統治)の強化(2)男子のNBLとTKbjリーグの統合(3)男女代表チームの強化体制の確立の3点。来年6月から16年リオデジャネイロ五輪予選が始まる。バウマン事務総長も「半年から1年の間に解決したい。あまり長く待ちたくない」と迅速な処分解除への努力を厳命した。

 早期解決は簡単ではない。トップリーグ統一に関して、日本協会は6年以上かけても解決できていない。そこでFIBAが期待するのは、川淵氏の「剛腕」だ。FIBAは大胆でスピーディーな変革を求める。不可能といわれたサッカーのプロ化を成功させた川淵氏は適任といえそうだ。

 特別チームはJOC関係者、有識者、企業関係者ら7、8人で編成。日本協会の監督官庁の文科省関係者も、オブザーバーとして加わる。FIBAからはバウマン事務総長か、ともに来日中のワイス財務部長が入る予定。

 この日、バウマン事務総長と会談した下村文科相は「練習に励む選手にとっては極めて酷なこと」と早期解除を要望した。16日から2日間、関係各所を回ったバウマン事務総長は「日本のバスケットボール界が未発達であることが明らかになった。力をつけてくれることを期待している」と答えたという。川淵氏の改革が、どん底に沈んだ日本バスケット界の命運を握る。

 ◆川淵三郎(かわぶち・さぶろう)1936年(昭11)12月3日、大阪府生まれ。早大サッカー部で活躍後、61年に古河電工入社。64年東京五輪のアルゼンチン戦でゴール。72年に現役引退し、古河電工と日本代表の監督を歴任。91年にJリーグのチェアマン就任。02年から日本サッカー協会会長、協会名誉会長。12年6月から日本サッカー協会最高顧問。20年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会評議員、首都大学東京理事長も務める。

 ◆日本協会の加盟資格停止 国際バスケットボール連盟は11月26日、日本バスケットボール協会が、2つある国内男子リーグを統合できないなど国内統括団体の機能を果たしていないとして、日本の加盟資格を停止し、あらゆる国際活動に参加する権利を剥奪したと発表した。16年リオデジャネイロ五輪のアジア予選を来年に控え、日本は男女すべての年代の代表チームが対外試合を禁じられた。FIBAの代表者が来日し、タスクフォースを設立して日本協会の運営を指導することになった。

 [2014年12月18日9時13分 紙面から]

1581名無しさん:2015/02/14(土) 12:52:59
>>1580

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/basket/all/2015/columndtl/201501280005-spnavi
川淵チェアマン「解決できないはずない」
第1回タスクフォース会議 報告記者会見
スポーツナビ2015年1月29日 0:00

 日本バスケットボール協会(JBA)の改革を行う「JAPAN 2024 TASKFORCE(タスクフォース)」が28日に都内で行われ、会議に参加したFIBA(国際バスケットボール連盟)のパトリック・バウマン事務総長とインゴ・バイス氏、日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏が第1回の会議報告記者会見を行った。会見では、タスクフォースのメンバーと、川淵氏とバイス氏がチェアマンを務めることが発表された。

 会見で川淵チェアマンは「バスケ界の改革のために、自分としての全力を捧げたい」と意気込みを語り、「バスケ界の発展を真剣に考えれば、解決できないはずがない」と改革の実施に自信を見せた。

 以下は会見の要旨。

日本バスケ界にとって歴史的な一歩になる

登壇者:
パトリック・バウマン(国際バスケットボール連盟 事務総長)
インゴ・バイス(国際バスケットボール連盟 セントラルボードメンバー)
川淵三郎(公益財団法人 日本サッカー協会 キャプテン・名誉顧問)

バウマン 今日は日本のバスケットボール界にとって、歴史的な一歩になる。これからのバスケ界の新しい未来を描いていく機会にしたいとも思う。今回は本当に多くの素晴らしい方々に、サポートしてもらった。素晴らしいものを作っていけると思っている。まだ最終的にどのようなものができるかは分からないが、必ず良いものになると自信を持って言える。今後の日本バスケ界の成功にとって、素晴らしい試みになる。

 そして今回は川淵氏、バイス氏をチェアマンとして、一緒にやっていけることをうれしく思う。JOC(日本オリンピック委員会)の竹田(恆和)会長や文部科学省(文科省)の下村(博文)大臣といった方々にもサポートをいただき、川淵氏をチェアマンに迎えることができてうれしい。

<JAPAN 2024 TASKFORCEメンバー>

パトリック・バウマン
インゴ・バイス
川淵三郎
青木剛(公益財団法人 日本オリンピック委員会 副会長兼専務理事)
岡崎助一(公益財団法人 日本体育協会 専務理事)
梅野哲雄(公益財団法人 日本バスケットボール協会 会長職務代行)
林親弘(株式会社東芝 バスケットボール部 ブレイブサンダース 部長)
木村達郎(沖縄バスケットボール株式会社 琉球ゴールデンキングス 代表取締役社長)
萩原美樹子(早稲田大学 バスケットボール部 女子部ヘッドコーチ)
中村潔(株式会社電通 執行役員)
境田正樹(四谷番町法律事務所 弁護士)
久保公人(文部科学省 スポーツ・青少年局 局長)

1582名無しさん:2015/02/14(土) 12:54:17
>>1581

川淵「協会や関係者がどう努力をしていくのか」

川淵 今回13年ぶりにチェアマンになって、何となくうれしいような、うれしくないような感じです。文科省の推薦で、バウマン氏から、チェアマンとしてこの話をまとめてほしいという要請をいただきました。僕も残された人生はあまりありませんけれど、バスケ界の改革のために、自分としての全力を捧げたいと思います。

 Jリーグはスタートする時に、5年間の準備期間がありました。自分が十分に知ったフィールドで、どういうことが難しくて、どこにアプローチしたら良いのか分かっていた。しかし、5年間かかったんです。今回、リオ五輪予選に日本代表チームが出るためのリミットは、6月中ではなく、少なくとも6月の初めです。それまでにこういうビジョンで、こういうトップリーグのあり方で、日本のバスケ界を発展させていくんだという工程表、そしてそういう機縁も設けて、FIBAにそれを提案する。そして、FIBAが認めて、JBAにフィードバックして、実施に移るという段取りを経なければなりません。期間は4カ月ちょっとしかありません。一番の問題は何と言ってもNBLとbjリーグを、どうやって一つのトップリーグにするかということに尽きると思います。

 バウマン氏から要望されている3つのテーマ、「一つのリーグにすること」と、「協会のガバナンス」、そして「日本代表の強化と若手の育成」です。少なくとも、トップリーグをどうやって一つの強力な、夢のあるリーグにしていくか。これが僕に言わせればすべてだと思います。過去6年以上も一つになるためにいろいろと努力し、堂々巡りをしながらも、最終的には結論が出なかった問題です。「そう単純には解決に至らない」と皆さんお思いでしょう。でもそれをやり遂げる。やり遂げなければ五輪予選に出られないんです。プレーヤーズファーストで、選手のために、協会や関係者がどう努力をしていくのか。我慢するところは我慢し、譲るところは譲り、バスケ界の発展を真剣に考えれば、解決できないはずがないと僕は信じています。

望むべきところはJリーグと同じ

川淵 NBLとbjリーグの“いいとこ取り”をしてリーグを作れればいいとは思っていません。そんなことでは先に進めない。バスケにはJリーグに次ぐ2番目のプロリーグという、ポテンシャルがあるわけです。男性30万人、女性30万人、計60万人の登録選手がいる、日本でもトップクラスの競技団体です。それをうまく活用して、日本でJリーグに次ぐプロリーグを作ることは可能なんです。強い意志を持って、一つのトップリーグを作るよう、努力していきたいと思います。出席して頂いたタスクフォースの皆さんからは、前向きな答えを頂きました。

 我々として一番望むべきところはJリーグとまったく同じなのですが、「地域に根差す」がキーワードです。地方のバスケ協会、行政と、どういう連携を取っていくのか。プロとして成功するためには、それにふさわしいアリーナが必要です。日本中にあるアリーナをすべて調べましたけれど、靴を履いて入ってはいけないとか、物販してはいけない施設があります。そういう規制を取っ払って、バスケットボールリーグとして成功する、そういうバックアップをしてくれる行政が、どれくらいあるのかというところから、アプローチを始めたいと思っています。

 僕もプレーオフを去年と一昨年に見ました。すごく盛り上がっていて、bjリーグのエンターテインメント性、プロとしての営業努力は、10年の経験を経て立派なモノができています。しかしNBLは、どちらかと言えば企業スポーツですから、エンターテインメントとはちょっと違います。どういうことが将来考えられるかについては、これから現場に行って、自分なりの考え方を出していければと思います。

1583名無しさん:2015/02/14(土) 12:54:38
>>1582

トライ&エラーで、PDCAサイクルを回す

川淵 僕にとってバスケは専門外ですが、試合時間もbjリーグはNBL、FIBAとルールが違っていたりします。それを基本的にはFIBAのルールに合わせていくことまで含めて、このタスクフォースで検討したいと思います。可能な限り、魅力のある、子どもたちがバスケのプロ選手になりたいと思うような方向性に進めたい。今のような給料では、魅力あるプロスポーツとはとても言えません。そういったことも、最重要課題として考えていくべきだと僕は思っています。

 僕が積極的に意見を言う場所と、専門家の方々が検討すべきところがあると思います。例えば、日本代表を強化するために外国人選手は1人でいいのかどうか。僕は5人のうち1人で十分だと思っていました。それでは外国人選手がマッチアップしてしまうので、あとの4人は日本人同士のマッチアップになる。それだと代表としての強化にならないという話を聞いてなるほどなと思いました。こういった部分は専門家の話を聞かないと良い方法が見えてきません。

 その辺りも簡単ではないし、完璧なものを初めからはできません。完璧な状態でスタートしようというのは大間違いです。トライ&エラーで、PDCAサイクルを回す。スタートして、まずければどんどん変えていけばいい。その前提となるものは、魅力的な子どもたちがプロ選手になりたいなと思えるビジョンを、あるべきプロとしてのトップリーグの姿を示して、それに向けて各クラブが努力していくことだと思います。

 今までは、どういうことを討議して、どういう方向に進むのかが、ファンやブースターの人に伝わっていませんでした。今、何を討議しているのかをできるだけオープンにし、関係者や選手も含めて、ファンやブースターにも意見を聞いて、良いトップリーグを創り出せればと思っています。4カ月ちょっとしか時間がありません。こっちの仕事にある程度力を入れてやっていきたいと思います。

目指すべき目的とイメージを明確に描いている

バイス 友人の川淵チェアマンがほとんど話した。私と川淵氏は何度もコミュニケーションを取っており、2人の中では日本のバスケ、スポーツがどのようなゴールを目指すべきなのか、目的とイメージを明確に思い描いている。特に日本バスケが、これからどのように発展していくべきか、リーグをどのように運営していくべきか、そして育成・強化の点についても話し合いを行った。リオ五輪、そして2020年の東京五輪に、日本代表が男女とも参加できる方向を模索している。

 私からいくつか付け加えさせてもらうと、今から挙げるのはFIBAでも重要視している問題だ。私はタスクフォースの中で、(バウマンを除くと)唯一の外国人だ。残りの皆さんは全て日本人で、それぞれの分野のスペシャリストだ。我々としては、タスクフォースが日本人の手で立ち上げられ、実行されていくことを重要視している。

 また我々としては、タスクフォースの事業をファン・ブースターの皆さん、メディアの皆さんに透明性を持ってお伝えしたい。質問やご意見があれば、我々にコンタクトを取ってもらいたい。それは私たちにとって貴重なものだ。川淵チェアマンへの支援を是非ともお願いしたい。

 各個人がそれぞれの専門分野で、ベストを尽くすことをお約束する。それを元に、日本の新しいリーグ、ガバナンスといった新しい組織をつくり、育成強化方法を模索していく。日本は素晴らしい国、日出ずる国だ。日本のバスケも、日出ずるスポーツになっていくよう願っている。

1584名無しさん:2015/02/14(土) 12:55:00
>>1583

Jリーグの三位一体方式こそが、成功の元

――川淵チェアマンはNBLとbjが一緒になれなかった理由、問題点をどう感じているのか? また、企業とプロの共存をどう考えるのか?

川淵 NBLの歴史は浅いけれど、(日本バスケットボールリーグからの)延長線上で考えると、NBLは給料が高いし強い。しかし人気がない。bjリーグはお金がない、給料が安い、そんなに強くない。ところが人気はある。この差ですね。

 bjリーグを作るときに、JBAは猛反対をして、除名までしたわけです。しかし彼らは10年間努力をして、中には立派に黒字経営をしている経営者もいます。そこはリスペクトしなければいけません。ただその中でも、bjだから新しいリーグに全て入らなければならないということでもない。片方は企業チームとして、安閑とお金をもらい、バスケットボールだけしてればいい。片や稼がなければいけないという差が、どうしても一つになりがたい大きなポイントだったと思います。

 企業チームについて、僕たちがJリーグをスタートする時にも、企業名を外すことについては、相当な反発がありました。とりあえずスタートして、そこから考えていけばということでした。スタートの段階で、メディアの方々が協力してくれてスムーズに行きました。

 企業チームとクラブチームの差は、企業名をクラブの名前としているかどうかという区分けだけなんです。今の感じでは。僕に言わせれば、企業チームがどれくらい地域に密着して、地域に根差したクラブになっているか。僕に言わせれば、企業チームがどれくらい地域社会に密着して、地域に根差したクラブになっているか。僕はまだそこまでは理解していない。イメージ的に、企業の中で営業努力もしないで、そこそこ予算をもらって、バスケに専念していればいいという感覚でいる。そして法人化、つまり独立しないで中途半端なやり方で、一つのトップリーグになろうとしている。これは僕の印象なので、正確かどうかは分かりません。そのことがbjリーグの人にしてみれば、努力する姿勢がないと感じるところがあって、うまくいかなかった大きな理由だと思います。

 名前を付ける、付けないというのは、自立して地域に根差した活動をしていけば、仮に企業名を入ったとしても、絶対にだめということではないと、僕は思っています。

――地域密着について、バスケットボールではイメージしづらい部分がある。どのようにやっていくのか?

川淵 三位一体という形に、今のbjリーグも全部はなってないですよね。行政を巻き込んでいないところがあって、アリーナの使用料金がやたら高かったりします。僕が調べた限りでは、一つの体育館だけでやっているクラブはありませんでした。最少でも3つです。5つか6つの体育館を回りながらやっています。それではアリーナの中で物販、雰囲気作りもやり難い、今のアリーナのあり方があります。行政サイドと、地方のバスケ協会が、一体となってそのクラブを応援する。そして市民がそれをバックアップしていく。いわゆるJリーグの三位一体方式こそが、成功の元であると思います。

 使用料金の免除とは言わないけれど、最優先でアリーナを使わせてもらって、飾りつけだとか、そこにいけば楽しい思いをいっぱいできるような仕掛けを作っていかないと、バスケットボールリーグは成功しないと思っています。三位一体のあり方こそが望まれるし、これから行政を通じて我々はチェックを行います。Jリーグがスタートしたときにそうであったように、市長や知事に会いたい。そういうことの価値、地域に根差したスポーツクラブの価値を、伝えることによって、そういった理解が深まり、支援してもらえる方向になると思います。簡単なことではないと思いますけれど、これからの4カ月間で、そういった努力をしていきたいと思います。

――タイムリミットが6月と言っていたが、どこまで解決していれば、処分を解除するのか?

バイス 6月までに全ての問題を解決しないことには、先を見据えることはできない。FIBAの方に「このようなビジョンが描かれました。資格停止処分を解除できます」ということを提示する必要がある。

バウマン ベースとなる部分は既にあげた3つの軸だ。「トップリーグをどうするのか」、「組織の見直し」、そして「育成」。しっかりオーガナイズして、どういう流れを作っていくのか見える状況にしてほしい。

1585名無しさん:2015/02/14(土) 12:55:41
>>1584

川淵チェアマンの考える新しいリーグ構想

――川淵チェアマンの新しいリーグ構想について。Jリーグのようにチームの実力、財政基盤等を条件に、選りすぐるイメージなのか?

川淵 皆さんの合意を得られるかどうかは別にして、僕自身の考え方として申し上げます。例えばアリーナの収容人員を何人以上確保できて、練習場も確保できて、ホームアリーナをしっかり確保できているか。それから財源的な問題に関しても、選手のサラリーキャップがbjリーグは6800万円か7500万円と聞いています。NBLは1億5000万円ですね。しかし少なくとも、選手の年俸は最低でも平均で1000万円くらいをもらわないとプロと言えないのではないかと思います。それ以下では魅力のあるチームになるわけがない。年俸をこれくらい確保できるだけの収入を見込めるのか。その場合に年俸が総収入の50%以下でなければいけないとか、僕なりのイメージがあります。

 移籍金などについても話を聞いています。そういうことも含めて新しい仕組みを作り、クラブがトップリーグとして活躍するに足る十分な資格を持っていたら、それをまず選ぶということでしょう。それが10チームになるのか20チームになるのかは分からないです。まずそういう条件ありきでやる方が良いと思います。これは僕の個人的な考えです。みんなの議論を踏まえて言っているわけではありません。でも選手の年俸が500万円以下、選手が12人で大体6000万円の人件費というクラブでプロと言えるのか? これはプロと言わないでしょう。そういうことから一つ一つ、最低限は世間が認め、それくらいの可能性があるクラブにしたい。そして地域の行政から全面的なバックアップを得て、アリーナも安い使用料で借りられるようにしたい。

 練習場すらあるのかどうかも、僕ははっきり言ってよく分かっていないんです。練習場が確保できないで、何がプロか、というのもあります。そういう条件をカバーできたクラブが、いくつあるのか? それに加えて現状の実力も比較検討しながら、最終的に決めれば良いと思います。至らないクラブは将来、そういうところに上がっていくんだということで、下部リーグで力を溜めて、環境を整備していく。マーケティングなどでさまざまな収入を得られるならば、そういうところにも配分していくような形になれば、一番良いと思っています。

――Jリーグの場合は何が壁になって、どう乗り越えたのか? バスケにとっても参考になると思う。

川淵 サッカーでは最初、成功するわけがない、こんな環境で1万5000人のスタジアムを作ればいいなんてよく言うなと言われました。しかしコペルニクス的転回……、180度考え方を変えたら、今まで行き詰ったことも良い方向が見つかるかもしれない。そういうことを、結果的にはやってきた感じがします。タスクフォースでもアリーナの収容人員を5000人と言ったら皆さんから抵抗されて、今のアリーナでは5000人をカバーするのはほとんど無理だと言われました。1500人くらいしか入らないから、5000人収容のアリーナを作っても、無駄に終わる可能性が高いと普通は思われますよね。それはJリーグをスタートする時と全く同じですね。しかし10年間プロとして活動して、赤字から黒字に転換しているクラブがあるということは、相当な経験がそこにあります。その経験をどうみんなにうまく広げていくのか。

 僕はJリーグで成功してきたからと言うようでは、誰も賛同して、僕の言うことを聞こうなんて思われないでしょう。僕も昔こうやったから、今こうやれなんて言うつもりはありません。しかし、もうちょっと発想を変えて、考え方を変えれば良いと思うんです。どこまでいっても解決しないときは、例え常識に反するとも、考え方を変えてみろというのがコペルニクス的転回です。良い見本が、成功しているクラブにあるわけだから、そういう発想をみんなで持てるか。凝り固まった自チーム本位ばかりでなく、バスケ界全体を考えて、犠牲になっても仕方ない。バスケ界のためにこうしようという人が、いくら出てくるか……。そこが僕としても一番の頼りです。

 経験を語ることは語れますけれど、それを自慢気に言っていたら誰も付いてきてくれないと思います。でも、自分としてはベストを尽くしたいと思います。

1586名無しさん:2015/02/14(土) 12:55:55
>>1585

バスケットボールはみんなが気軽に楽しめる

――川淵チェアマンのバスケに対するビジョンは?

川淵 僕の孫は、女の子ですけれど、バスケットボールを小学校から6年間やっていたんです。ずっと補欠で、なぜ試合に出さないか、僕は不満がありました。でも最近は、どんな下手な子でも試合に出させる仕組みになっています。これこそが本当にスポーツをエンジョイさせるためのキーポイントだと思っています。

 バスケットボールは手を使って、誰もが気軽にやれるスポーツです。日本の子どもたちの運動能力低下は、恐ろしいくらいです。そういった中で手軽にやれるバスケットボールは、一流選手を目指すことでなくても、一緒に身体を動かしてスポーツすることの楽しさを覚えやすいスポーツです。そういった意味でもっと発展してほしい。3×3もこれから発展していくでしょうけれど、例えば点の取れない子に取らせてあげようと一生懸命ボールを回してあげて、点を入れたときの仲間の興奮や、点を入れた子の興奮を見ると僕は涙が出てきましたね。

 バスケットボールにはみんなが気軽に楽しめるスポーツとしての良さがあるんです。そういうスポーツであるバスケットボールが発展していけば良いと思っています。

――バイス氏はドイツ協会の会長をされている。東西ドイツ統合の経験が日本でも参考になるのではないか?

バイス 川淵チェアマンの話に少し補足する。バスケットボールマンではない川淵さんが、すごく素敵な説明をしてくれた。バスケットボールというのは1人でもプレーし、達成感を味わえるスポーツだ。魅力は誰でもプレーができることだ。団体競技としても、友達が何人か集まり、ゴールがあるところまで行けば、学校でも気軽にプレーできる。

 ドイツについての質問に答えると、ドイツの経験をそのまま日本に移すつもりはない。もちろん、過去の経験を一つのアイデア、アドバイスとしては提示させてもらう。

 我々は協会の組織変革を行った。その中でカギになったのが、専属の職員に対してより大きな責任を持たせたことだ。我々の理事会は専任職で、こちらはボランティア職。ドイツがそこまで移行するのには、時間がかかった。でもその結果として、ドイツのバスケットボール協会はモダンで活気があるものになっている。

 私たちはリーグ改革を行い、連盟を会社組織にした。協会に、各チームから参加してもらう形を取ることで、バスケットボールに関わる人たちが連帯感を持つようにしたわけだ。当然、摩擦は各所に起こるけれど、それぞれが共通のビジョン、一つの目標を持つことで、1部から3部までの組織を作り上げている。1部リーグは協会から支援もしているが、独立して活動している。テレビとの放映権契約や財政に関しても独立した経営を行っているのだ。独立しているとはいえ、1部リーグでも、代表選手がリーグや協会のけん引力であることを承知している。若手の育成も協会と連携しており、一緒にバスケットボールを盛り立てている。

 実はサッカーで有名なバイエルン・ミュンヘンが、3年前にバスケチームを設立し、昨年はドイツチャンピオンになっている。新しいチームでありながら、ほぼ全試合で約1万枚のチケットを売っていて、年間予算も1400?1500万ユーロ(約19?20億円)になっている。他チームの経営も安定しており、観客数は年々増加傾向にある。私としてはドイツでの経験を生かし、日本への提案として、議論のベースになればと思っている。

1587名無しさん:2015/02/14(土) 12:56:07
>>1586

東京五輪は目標ではなく通過点

――新リーグの開幕時期は計画通り16年の秋で進めるのか? 新たな協会の執行部はゼロから作り直すのか?

川淵 開幕まで2年間はどうしても時間がかかると言いました。とりあえずの目標は16年の10月からやれればと考えています。あまり遅れると、新しいトップリーグの盛り上がりも期待できません。一気呵成(かせい)に行く必要があると思います。それを目標に、僕としてはやりたいと思っています。

 組織改革については、正直に言うと分かりません。どういう人材がいるかも知らない。議論を通じて、良いやり方が見つかればと思っています。僕なりのアイデアは、現時点でありません。

――日本は新しいプロリーグを、過去に何度も立ち上げようとして失敗している。今回も案をまとめたときに賛成できないチームが出てきたらどう対処するのか?

川淵 初めにbjリーグ、NBL、その他下部リーグのチームに対して、今回の決定に従うという誓約書みたいなものが取れるかどうか。bjリーグがスタートしたときは、協会がそういうことをやってはいけないという中、除名された中でスタートをしています。そういう形で、地方協会や関連アリーナとの結びつきなどをしっかりすることで、予想外のクラブが出てこないよう、周辺整備が必要だと思っています。

 もっと言えば、バスケットボールに関係ない奴が決めて、守っていられるかとなった場合、誰がどう担保するんだという不安がありました。それは協会の梅野(哲雄)会長代行以下が順守していくということです。やはり文科省、JOC、体協(日本体育協会)、トップリーグ連携機構を含めて、これを無視したらバスケ界は成り立たない。初めはそれがすごく心配でしたけれど、心配しなくて良いということです。

――タスクフォースの名称について、2024の意味は?

バウマン 2024とは、単純に10年後ということだ。FIBAとしては、誰がこのタスクフォースに関わるにしても、10年という長期のスパンで計画を立ててほしいということで設定した。20年には東京五輪もあるし、22年のワールドカップ、24年の五輪も来る。そういった大会に日本が予選を突破して、参加できるようなベース作りをしていけるよう、長期のスパンを設定させてもらった。

 20年の東京五輪を目標、終点にするのでなく、一つの通過点にして、バスケットボールをステップアップさせる起点にしてほしいと思う。

――タスクフォースの話し合いの進め方は?

川淵 僕のスケジュールは1週間に1回時間を持って、意見を聞いたり、各クラブの人に来てもらう日を取っています。これはさらに増えていくでしょう。できるだけ多くの人に会い、できるだけ多くの議論を重ね、会議のときに、煮詰まったものをいかに出していくかが勝負です。そこでいろいろな話をしていては、スピード感がまったく足りないし、そういうことは考えていません。次の会議までの間に、どれだけ内容が詰まった議論ができて、それを提案できるかが勝負だと思います。

 こういう議論は、同じような話の繰り返しになるんです。政治の世界でもそうですが、こういう話はいつも堂々巡りですよ。堂々巡りをさせないところで、きちんとどう切るかが勝負だと思っています。

1588名無しさん:2015/02/14(土) 12:56:49
>>1580

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/basket/all/2015/columndtl/201501280004-spnavi
バウマン「川淵さんのような人が必要」
タスクフォース会見後のコメント
スポーツナビ2015年1月29日 12:30

 日本バスケットボール協会(JBA)の改革を行う「JAPAN 2024 TASKFORCE(タスクフォース)」が28日に都内で行われ、会議に参加したFIBA(国際バスケットボール連盟)のパトリック・バウマン事務総長と、タスクフォースのチェアマンを務めることになった日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏が会見後に取材に応じた。

 バウマン事務総長は、川淵チェアマンについて「サッカー界での成功をバスケットボール界にも良い形で持ち込んでもらえるのではないかと期待している」とコメント。Jリーグでの実績が同氏のチェアマン就任の決め手になったことを明らかにした。一方、川淵チェアマンは「難関が山ほどある」としながらも、「引き受けたからには絶対成功させたい」と意気込みを語った。

パトリック・バウマン事務総長

「サッカー界での成功をバスケ界でも」

(川淵さんは)感覚的に感じが良かったので(笑)。お互いの共有しているビジョンや、やりたいことが一緒だった。私たちが求めているものを川淵さんが持っているので、お願いすることにした。

 バスケットボール界の人間だけでは問題を解決することは難しい。外部から人材を呼ぶことも方法のひとつだと思っていた。サッカー界での成功をバスケットボール界にも良い形で持ち込んでもらえるのではないかと期待している。川淵さんは非常にエネルギッシュでF1のドライバーのようだ。バスケットボール界の人々は、問題を先延ばしにしているので、川淵さんのような人が必要だった。これまでの10年の問題点を挙げるだけではなく、どうすれば良いのかに向き合ってくれる人を探していた。

(タスクフォースのメンバーは)五輪の予選もあるし、各行政との兼ね合いもあるので多方面の人に声を掛けた。誰かを特別に指名するのではなく、一緒に問題解決に取り組んでほしいと多くの人々に声を掛けている。ミーティングを重ねて、このようなメンバーが集まった。文部科学省の下村(博文大臣)さんとも何度も話をしてきた。問題解決は難しくないと自信を持って言える。

(日本のビジネスモデルが新たにできることは)FIBAに直接的なメリットがあるわけではない。その国のバスケットボールが成長することが狙いだ。特に日本の場合は2020年に五輪がある。その時にちゃんと戦えるチーム作りや代表強化につながればと思い、関わっている。もっと国際的な舞台で、日本が活躍できるよう、アジアの拠点となってほしいと思っている。(今後解決すべきことは)それはタスクフォースの仕事だ。FIBAとしてはプロセスの枠組みを作り、後押しをするのが仕事だ。何をするかはタスクフォースと川淵さんの仕事なので、私はそこに関与するつもりはない。

1589名無しさん:2015/02/14(土) 12:57:00
>>1588

川淵三郎チェアマン

「引き受けたからには絶対成功させたい」

 ずるずるやるのは嫌いだから、タスクフォースの初回会議は2時間くらいでした。どっちが易しかったかと言ったら、期間が4カ月ちょっとしかないから、(今回のタスクフォースより)Jリーグの方が易しかった。バウマンに先に延ばしてくれと言ったけれど、8月末には(リオ五輪の)予選が始まってしまう。6月中に方向性、期限設定を出さないと、出場を認められないということでした。やることがいっぱいあって、自分も仕事があるのに、毎週3回くらいとってくれと言われた。幸いにして大学(川淵氏が理事長を務める首都大学東京)は3月まで卒業式しか(仕事が)ないので、そこのところで集中的に、僕なり動けるものが動いた方がいいかなと思っています。試合も見に行きたい。

(バスケ界は)地元を代表するクラブにするから、アリーナの使用料を安くして、ずっと使えるようにしてくださいというような行政との交渉を、やっていないんじゃないかな? Jリーグをスタートしたときは、自分が全部の市長なんかに会いに行きました。Jリーグの理念を説明して、各個撃破をして、そういうことがあって今がある。そういう努力を地方協会が、クラブと一緒になってやっていないようでは、話にならない。拠りどころは地域社会とどう密着して、プロバスケットボールチームを我が街のチームにしていくかということ。

 この人がふさわしいという人がいたら、その人のリーダーシップの下に動いていくんだけれど、それが決まらないままに、いろいろやるというのは正直しんどい。座りのいい人がドンといるという構図がない。そういう人がいたら、とっくにもっといいリーグができていたんだろうと思う。そういう人がいるのかも分からないけれど、その辺が辛い。引き受けたからには絶対成功させたいと思うけれど、難関が山ほどあります。

(企業チームも)分社化、独立法人化は絶対条件で、そこは譲れない。企業名も、Jリーグが始まるときは仕方ないよということで、反対したら設立が無理だと思って、(90年のJリーグ発足決定時は)最初は割り切った。92年のときにマスコミの皆さんに、愛称と地域名だけで報道してくれと頼んだら、読売新聞と日本テレビ以外はみんなやってくれました。

 バスケットボールリーグに企業がお金を出してくれないと、選手が高給をもらえない。僕に言わせれば、選手のためにも企業が残ってくれないと困る。プロとして高給をもらえるクラブがあることが必要です。日本代表クラスはそっちに行って、強いチームができればいい。その代わりそこは外国人枠が1人で、日本代表がいないところは外国人を2人、3人にする。そうすれば日本人と外国人のマッチアップも増える。そういうような戦い方をやれればいいんじゃないか、という案も出た。木村さん(達郎・琉球ゴールデンキングス社長)あたりはいろいろなアイデアを持っているので、専門家の話を聞きながら考えていけばいいと思います。

1590名無しさん:2015/02/14(土) 12:58:25
>>1580

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/basket/all/2015/columndtl/201502120003-spnavi
川淵チェアマン「新しい発見もあった」
bj、NBL代表者会合後の記者会見
スポーツナビ2015年2月12日 21:00

 日本バスケットボール協会(JBA)の改革を行う「JAPAN 2024 TASKFORCE(タスクフォース)」の川淵三郎チェアマンが、12日に都内で就任後初めてbjリーグ(ターキッシュエアラインズbjリーグ)、NBL(日本バスケットボールリーグ)の代表者会議に出席したことを受けて記者会見を行った。

 会見の冒頭で川淵チェアマンは、「検討している中身をオープンにしていく」と宣言。全面的に公開した両リーグとの代表者会議に続き、タスクフォースの進歩状況を報道陣に隠すことなく伝えた。

 今一番の問題をFIBA(国際バスケットボール連盟)からの資格停止処分ではなく、「日本代表が五輪予選に勝てないこと」と先を見据えた持論を展開した川淵チェアマン。理想と現実のギャップを問われると「これはずいぶんしんどい話」と前置きしつつも、「リオ五輪予選には(制裁解除を)絶対に間に合わせなければならない」と強い決意を改めて示した。また、今後のタスクフォース会議では、両リーグの代表者会議で明確に示した川淵チェアマンの意見をたたき台に協議を進めていくことも明言。本日の会議で「新しい発見」もあり、柔軟な考えを持ちながら今後の活動を進めていく姿勢を表した。

 以下は会見の要旨。

「トップリーグは代表強化の大きな役割を担っている」

登壇者:
川淵三郎(JAPAN 2024 TASKFORCE 日本チェアマン/公益財団法人 日本サッカー協会 キャプテン・名誉顧問)
境田正樹(JAPAN 2024 TASKFORCE メンバー/四谷番町法律事務所 弁護士)

川淵 バスケットボールの問題に関わってから、いかにバスケに関する報道が少ないかというのを、身をもって体験しました。これだけ多くの(報道関係者の)方にお集まりいただき心からうれしく思います。それとともに、検討している中身をオープンにしていくべきだと思っています。そうでないと皆さんに関心を持ってもらえない。記事にできるような、先を見据えた改革の手段を前向きに出して、バスケットボールファンの皆さんが関心を持ち、それ以外の方もこういうことをやっているんだと理解してもらえるんじゃないかと思います。

 今一番の問題は1976年の(モントリオール)五輪以来、男子の日本代表が五輪予選に勝てないということです。これを突破するためには代表の強化というものが絶対に必要であり、トップリーグの存在は大きな役割を持っているはずです。そこのところが曖昧模糊(もこ)となり、強い役割が果たせていなかった。今回の新しいリーグを作るということで、車の両輪として日本のバスケ界の発展のために尽力できればいいなと思っています。

1591名無しさん:2015/02/14(土) 12:58:58
>>1590

――3月4日のタスクフォース会議で参加基準を決めるとのことだが、5000人規模のアリーナを確保できるめどがたったのかと、経営状況も条件になるのか? また、サラリーキャップ制の代わりに最低年俸を設けるべきとのことだが、いくらくらいが必要だと考えているのか?

川淵 NBLではサラリーキャップが1億5000万円、bjリーグが6800万円と言われていますね。選手の登録は12?15人と決められています。12人であったとしても、bjリーグの場合は500万円ちょっと。NBLの場合は15人として1人1000万円。最低1000万円と僕は思っているのですが、いきなりbjリーグに対してそういうことをのんでもらえるのか分からないですけれど、少なくともそれくらいの夢を……夢と言える金額かどうか分かりませんけれど、200万円、300万円でプロと言えるのかと。

 例えば四国アイランドリーグ(四国4県のプロ野球独立リーグ)の場合は、年俸100万円という話があって、うまくいかないから80万円まで落としました。四国の場合は活躍するとプロ野球に行けるという大きな夢がある。ただ、バスケットボールの場合は上がないんです。サッカーの場合は、ヨーロッパの一流クラブからの引きがあって、夢が世界につながっている。

 バスケの場合は(NBAに行った)田臥(勇太)選手以来、今は富樫(勇樹)選手がNBAの2部で活躍していますけれど、そういうことから言うと世界につながっていない。だからこそ、日本のトッププロリーグでそれなりの給料をもらえないとバスケットボール選手としての最低限の夢はかなえられない。僕としては最低1000万円くらいのところで決めたいが、これは各クラブとの話し合いで決まるところです。

――代表者会議の中で企業チームの独立法人化をマストだと言っていたが、そのあたり企業チームはなかなか進めづらい印象。後押しするような方策はあるのか?

川淵 なかなか独立法人化しづらいという話は、前の段階では聞きましたけれど、タスクフォースができてからは僕のところには届いていません。こういう理由でできないんだと言われても、これはマストだから「作ってください」としか言いようがない。独立法人化しないとバランスシートその他、選手の年俸などが(保障されない)。各チームが企業努力をして、ちゃんと赤字でなく黒字で3年間いけているか。3年間赤字の場合には一つ下(のカテゴリー)に落とすということもやりたいと思っています。経営内容を明確にするためにも、独立した法人格を持たないと表に出ない。透明性について厳格にやっていかなければいけないと思っています。

1592名無しさん:2015/02/14(土) 12:59:14
>>1591

「五輪予選には絶対に間に合わせなければならない」

――チェアマンに就任されて、理想と現実のギャップはどれほどあったか?

川淵 Jリーグを作るときはプロのチームではなく、条件的に各クラブは企業チームとして一律に並んでいた。基準を突破しない限りどんな実績があるチームでもJリーグに入れないと断言できた。今回は既にプロリーグがあって、片一方に企業チームがある。この条件を満たさないと認めないよ、ということを苦労しながらやってきたbjリーグの人たちにすごく言いにくい。そこをどういうふうに調和をとって、「そういう選定基準の上で決まるならやむを得ないな」と思えるような調査と将来展望も含めて最終決定に持っていかなければならないと思っています。

 これはずいぶんしんどい話だなと。しかもサッカーの場合は5年かかって、各都道府県の知事や市長にお会いしてリーグの理念を語り、どうしても協力してほしいということを続けて結成に至った。今回はたった4カ月ちょっとで決めなくてはいけない。時間がない中でFIBAが「これでよし」と認めるプロリーグとしてのやり方をどうスピードアップしてやっていくのか。そのためには、例えば「5000人以上の収容人数のホームアリーナが必要ですよ」と言ったときにすぐにはできませんよね。それを市長さんが「3年後に絶対作ります」と言ったら認めるとか、そういう手法で将来のあるべき姿を(明確にした)クラブを1部のクラブとして認めていくとか(も考えている)。

――そんな中で、リオ五輪の予選が始まるが、間に合うか?

川淵 これは絶対に間に合わせなければならないと思っています。ファンのためにも選手のためにも、ここは我々が最大の努力をするべきところ。FIBAが認めてくれるかどうか、常にコミュニケーションを取りながら最善の方法を見いだしていきたいと思っています。

――サラリーキャップ(選手に支払う年俸の上限を設定する制度)は認めないという話ですが、例えば世界的な大企業を親会社に持ったチームが3億円を出資するということになった場合、そのチームのフロントはそれ以外のスポンサー営業を頑張らなくても、他チームより裕福な経営ができてしまう状況が生まれる懸念はないのか?

川淵 そういう可能性はあまりないと思います。財務内容を全部オープンにするわけです。3億円以外にスポンサーを集められない、集客もそうですがプラスアルファでまったく努力していない数字は全部オープンにされます。「一体この経営者は何をしているんだ?」という結果がファンにも明確に出る。だからこそ、経理の透明性は非常に大事なんです。(もしそのような状況が生まれたら)経営者として失格です。努力をして初めて経営者として認められる。そういう努力が選手の給与を上げ、サービス向上にもつながる。それを心配していたら企業チームを認めるということにならない。僕は企業チームの存在そのものが全体を押し上げる力になると思うから企業チームを認めると言っています。(全チームの経営状況の公開を)僕は絶対にするべきだと思っている。それは必須条件です。

――5000人収容できるアリーナやチーム数を話していたが、3月4日のタスクフォース会議では川淵チェアマンの意見をたたき台にするのか? また、4日に基準を作ってすぐに新リーグに参入するチームの募集をかけるのか?

川淵 初めのご質問はその通りです。

(チームの)募集というよりは、今は全部で47クラブ(bjリーグ、NBL、NBDL)があります。そこに対して、「こういう基準でトップリーグを作っていきたいので、各クラブの置かれている状況を報告してください。将来の計画も含めて報告してください」ということを、3月4日に決めて各クラブに通知するわけです。その返事をもらうのが5月中旬くらいということになります。それを見た上で分析をして、微妙なラインにいるクラブはたくさんいるわけですから、クラブの能力・実力・実績その他を見ながら線を引くことになるのかなと。この線の引き方も、その時はなかなか線を引けずに、やっぱりもう2?3カ月後まで次の展開を図ってほしいと押し返して、その先に決断するということもあり得る。ただ、今の段階では5月中にできたら決めたいと思っている。なぜかというと、地元の行政などが「1部にいるならこういうことしてあげるよ」ということが結構ある。(決定が)延びると行政が決断しにくいということがあるので、しっかりとヒアリングをしたうえで最終決断を出したいと考えています。

1593名無しさん:2015/02/14(土) 12:59:37
>>1592

「日本バスケ界の顔となる選手は渡邊雄太」

――今日の各クラブからの質問や意見で印象的なものや参考になった部分はあるか?

川淵 長野県(信州ブレイブウォリアーズ/bjリーグ)と北海道(レバンガ北海道/NBL)ですけれど、「ホームアリーナ(で8割の試合を行うこと)が絶対必要で、あと2割は代々木であろうがどこであろうが日本全国回っていいよ」という発言をした中で、長野の地域あるいは北海道としては、「地域全域で回ることができた方が良い」という話があった。それは、「クラブがそうした方がより多くのお客や支援が集まるということが明確であったのならば、ホームアリーナにこだわらなくていいよ」と申し上げました。それは特殊な事情だと思いますね。今日、(Jリーグの)コンサドーレ札幌が『北海道コンサドーレ札幌』と名称を変えたと聞いて、コンサドーレもそういうことで北海道という名前をつけた方がいいんだなと思いました。僕自身がそういう発想がなかったものですから、そういう考え方でプロクラブがうまくいくということならいいと思いますし、それは今日の新しい発見でした。

――バスケ界の統合と発展のためには選手個人の人気も必要だと思うが、日本バスケットボール界の顔となる選手は、どういう選手がいると思うか?

川淵 それは文句なしに、ジョージ・ワシントン大学の渡邊雄太選手です。ジョージ・ワシントンのシックスマンとして勝負どころで出てきて安定したプレーを見せている。フォワードで活躍できる選手が、アメリカの中で出てきたなという印象がある。僕は皆さんの前でも申し上げたけれど、日本代表チームが見えない。渡邉選手のシーズンオフに、日本代表が彼を入れて海外のチームと国内で試合をすると、僕だって見に行きたいですよね。そういうことをバスケ協会がやっているとは僕は思えない。スポーツ好きの僕の中にインプットされていないんです。僕はどんなスポーツも大好きです。今までのバスケ協会のそういう面の代表に対する強化やアピール度は明らかに足りないなと思います。

1594名無しさん:2015/02/14(土) 12:59:47
>>1593

――4月に社団法人を立ち上げるということだが、bjリーグが株式会社化していてその在り方が統合のネックとなっていた。そのあたりはどのように考えているのか?

川淵 なぜ自分がバスケと関わったかと言うと、小浜(元孝/元日本代表ヘッドコーチ)さんが6月か7月に訪ねてきて、「バスケ協会を何とかしてくれ」と直接お話に来られたんです。そんな方に言われてもと思ったけれど、河内(敏光)さん(bjリーグコミッショナー)はプロ化のときに相談を受けていたし、深津(泰彦/元JBA会長)さんと話して、両者がなかなか犬猿の仲で、文章の往復はあるけれど実際に会う気がないという関係だった。そして、(もともと面識があった)アルビレックス新潟(取締役会長)の池田(弘)さんが(bjリーグの)会長をしているとのことだったので、深津さんと河内さんと池田さんと4人で4回ぐらい会議をしたんです。そのときにbj株式会社をどうするかということが一番ネックだなとなった。それなりの資本金があって、それをそのままつぶすというか、なくすにはいろいろな規制が多過ぎるなと。ここがなかなかうまくいかなかったことが、一つのリーグにできなかった理由の、すべてではないけれど一つだった。

 なので今回はそこにこだわっていたら何もできない、発展できないと分かっていた。とりあえずは夢のある、将来大きく伸びそうなトップリーグを作るというビジョンを掲げて、bjリーグ株式会社はその後で考えればいいと話を進めてきて、境田弁護士と池田さんとの話し合いの中で、いろいろな運営に携わる、あるいは新しいマーチャンダイジング、テレビの映像管理といった会社を作ったときに株主として入るかどうかというところで、折り合いがつくかどうかというところを今やっています。ある程度はリーグの結成に身を切って努力してもらえるという感触は得ています。

――欧州のように、Jリーグがバスケに協力できるようなことはお考えか?

川淵 僕はそうなってほしいんです。村井満(Jリーグ)チェアマンもそういう考えを持ってくれていると思います。例えば東芝(ブレイブサンダース)神奈川(NBL)が等々力のアリーナでやっているので、まさに等々力陸上競技場(川崎フロンターレのホームスタジアム)のすぐそばですから、川崎東芝なんて名前でフロンターレと一緒にやれれば……、片一方、富士通と東芝だからどうかなとは思いますけれど、そういうことでJリーグのクラブとバスケのクラブが一体化して、FC東京のバレーのようなものですが、新しい組み合わせができればいいなと個人的には思っています。でも、(サッカー界において)自分で動ける立場ではもうないので。

 とにかく、最後にバスケットのことを報道してもらうことが一番のお願いです。今日なんか相当厳しいことを(各クラブの代表者が)僕に言ったら記事になると期待していたけれど、そういう質問がなくてちょっとがっかりした。バスケットボールの将来を見守ってもらえると本当にありがたいと思います。

1595名無しさん:2015/02/14(土) 13:00:50
>>1580

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/basket/all/2015/columndtl/201502120002-spnavi
川淵チェアマンが新リーグの構想を提言
bj、NBL代表者会議で訴えた全言葉
スポーツナビ2015年2月12日 22:40

 日本バスケットボール協会(JBA)の改革を行う「JAPAN 2024 TASKFORCE(タスクフォース)」の川淵三郎チェアマンが、12日に都内で就任後初めてbjリーグ(ターキッシュエアラインズbjリーグ)、NBL(日本バスケットボールリーグ)の代表者会議に出席した。

 当初、両リーグ代表者会議共に冒頭のみが報道陣に公開される予定であった。しかし、川淵チェアマンが会議内で「マスメディアの重要性」を強く唱えたことにより急きょ開放されることが決定。今後、タスクフォースで協議される内容の素案となる川淵チェアマンの意見がすべて公開されることとなった。

 川淵チェアマンが各リーグの代表者に対して「こんな感じでいければ」と話し出した新プロリーグの構想は、4月には新しい社団法人を設立、10月から新リーグの名称を使用する、2016?17シーズンに新リーグを開幕、1部・2部・地域リーグのようなピラミッド型で各階層を設ける、各チームがホームアリーナで8割の試合を消化する、ホームアリーナは収容人数を最低でも5000人を目指すなどかなり具体的なもので多岐にわたる内容。構想の発表は各リーグの代表者からの質問に答えた時間も含め計2時間に渡る熱弁となったが、「川淵チェアマンが考える新リーグ形式」→「bjリーグ代表者会議での発言」→「NBLリーグ代表者会議での発言」の順番で余すことなく紹介させていただく。

1596名無しさん:2015/02/14(土) 13:01:23
>>1595

新リーグ構想(1):アリーナについて

「プロバスケットボールに僕が求めるのはアリーナ」

 今日は僕が(新リーグは)こんな感じでいければいいなと思っている形をお話させていただきます。最終的には現状を調べた上で、3月4日に2回目のタスクフォースの会議がある。その時に皆さんの現状と合わせて、選考の基準を決めます。そこからさらに最終的なチームを決める形でいきたいと思います。

(bjリーグの)24チームと、NBLの13チーム合計37チームがひとつのリーグで戦うことは絶対にありません。それで日本のバスケットボールが発展するとはとても思えないし、多くのお客さんが来るとは思えない。その中でどういう展望を持ったチームを選んでいくのかというのは、現状を見た上で最終的な数を決めていこうと思います。僕なりに資料を見ていますが、クラブ収入は7、8000万円から4億円ぐらいまでばらつきがあります。現状の資産や観客動員を基準にしては選びません。

 僕が求めるのはアリーナなんです。プロバスケットボールが成功するか否かのすべてがアリーナにあると僕は思っています。アリーナを地方協会とどのように話し合って優先使用を認めてもらえるか。使用料を免除してもらうのか。将来に向けて、アリーナを何千人収容できるようにしてもらえるのか。一番大事なのは、行政サイドの首長の支持を得ること。各地方の協会、体協(日本体育協会)、バスケットボール協会の支援が要ります。そして商工会議所、青年会議所を含めてみんなで応援してもらう。その上に立って、市民やサポーターが全面的に支援する形になって、初めて長い目で見てプロバスケットボールが成長していくんです。

 企業チームのあり方は別途考えていきますけれど、皆さんの立場はそういった関係をどうやって強力なものにしていくのかがすべてです。あえて皆さんに言いますが、こんなチャンスは二度とありません。皆さんはきっかけを与えられたんです。チャンスというのは、行政と話し合うチャンス、地元と話し合うチャンスです。そうしないと、トップリーグで活躍することはできません。市が、行政が、商工会議所や青年会議所が我々のクラブを地域の活性化のために魅力ある存在として認めてもらわないとプロクラブとして成長できないんです。それを話すことができるチャンスを皆さんは持ったということです。それを利用しない手はない。

 僕が最初にどう考えたかというと、日本の体育館で3000人以上が入って物販ができる体育館がいくつあるのか。約80カ所のアリーナを調べると21カ所程度しかなかった。21カ所では大変だな、しかも収容人数が3000人から多くて5000人。そんな中でプロとしてやっていけるのか。スポンサーが付き、多くの人に見てもらうためには、アリーナが多くの人や歓声に満ち溢れて、テレビを見た人が自分も行きたいと思わないと、プロバスケットボールは成功しない。

 僕も先日試合を見に行きました。けっこう面白くて、これはいけるなと思いました。しかし、お客さんは目算で600人足らず。こんな良い試合を5000人が見たらどうなるか。また見たいと思うだろうなと思いました。みんなが見やすい場所に(会場が)あれば、このアリーナ(の雰囲気)で十分にやっていけるなというのが率直な感想です。皆さんは自分たちの力で行政サイドと話し合い、何年先にどうしてほしいのかを示す。行政サイドは申請などで時間がかかるんだけれども、そういうことに対する言質(げんち)を得ることで、基準を突破して(トップリーグの)資格を得るのだと思います。

1597名無しさん:2015/02/14(土) 13:01:54
>>1596

新リーグ構想(2):リーグの新法人について

「各クラブにはリーグへ脱退届けを出していただきたい」

 簡単に流れだけ説明します。4月の初めには新法人を設立したい。ということは各クラブにはリーグへ脱退届けを出していただきたいと思っています。それは社団法人にするということです。Jリーグも社団法人なのですが、社団法人はクラブだけが会員です。利益を上げたら、その剰余金はクラブに分配することになります。その点で、株式会社よりは社団法人が良いと私は思います。今日話していることは私が考えていることで決定ではありません。決定するのは3月4日のタスクフォース会議です。それから5月にはトップリーグのクラブの選定をする。その際、各クラブの将来像を比較検討します。現状ですべてを評価するのではなくて、将来設計の可能性についても評価の基準になります。1部、2部、地域リーグという分け方になると思いますが、僕のイメージは1部16チームプラスマイナス4チーム。2部と呼ばず名前は考えたほうが良いと思いますが、2部は20チームプラスマイナス4チームかなと思っています。残りが地域リーグと一緒になるでしょうか。そういった形をイメージしています。新リーグの開幕は、15?16シーズンは移行のための経過措置として、2つのカンファレンスを作り、改変してやっていくのもいいし、今のままbjリーグとNBLを戦って最後はチャンピオンシップを行い、チャンピオンを決めるようなやり方を取っていけばいいと思っています。

 今年の10月からのシーズンは経過措置であっても、新しいリーグの名前でスタートしたいと思っています。そして正式には、16?17シーズンから開幕したいと思います。外国人枠などルールの設定については、10月までに関係者が会議をして方向性を決めていけばいいと思っていますし、その時にどうしても決まらなければ、タスクフォースのチェアマンとして、最終的な決定は、皆さんが良ければ私が行うということです。

1598名無しさん:2015/02/14(土) 13:02:09
>>1597

新リーグ構想(3):選手の年俸と理念について

「企業名は認める方向でやっていきたい」

 皆さんが一番頭が痛く、できないと言うと思うのですが、サラリーキャップには賛成できません。サラリーキャップは弱者の救済です。現在、7000万円?4億円のクラブの収入がある。bjリーグは6800万円のサラリーキャップがありますが、仮に新しいリーグができて収入が7億円、8億円になったとすれば、サラリーキャップを6800万円にはしないでしょう。サラリーキャップを1億5000万円に上げるとしても、8億円の収入に対してたった1億5000万円は選手の年俸としておかしいでしょう。成果配分ではない。それはそれぞれのクラブの持つ実力で給料を決めるのが前提であって、なぜサラリーキャップを決めるのか分かりません。それが、皆さんには申し訳ないがこの10年間、協会から差別化されて、いろいろ苦労された中で出た施策だというのは分かります。今まではそれで十分だったのでしょう。そのことについて理解しないわけではありませんが、新しいリーグを作るときに、Jリーグの後を追って、素晴らしい人気を持つバスケットボールを盛んにしていくために、いきなりサラリーキャップを設けて夢を奪うようなことはどうしても理解できません。このあたりも皆さんの意見を聞いて、必要だと納得すれば残せばいいと思います。

 今決めるべきことは最低年俸です。戦力の均一化ということも考えると、ドラフト制も取り入れていいのではないかと考えています。これも選手の立場や権利も考えなければならないので、選手協会とも話し合わなければならないと考えています。移籍金についてなど、考え出せばきりがない。低いレベルでサラリーキャップをやっているようではバスケットボールをやっている選手たちに夢がない。そんなふうに僕は考えています。

 それからリーグの理念についてです。皆さんすでにクラブの理念を持っていると思います。クラブの理念を持っていないのならば僕に言わせれば失格ですね。何のためにクラブを作っているのかという理念がないのであれば、話にならない。リーグの理念についてはみんなで考えなければなりませんが、クラブの理念をもう一度地域社会の中でアピールしていくべきだと思います。

 企業チームの在り方について、企業名は認める方向でやっていきたいと考えています。どうクラブ名称を考えるのかであったり、独立法人には絶対にしなければならないというふうに考えています。社員選手については、選手の希望もある。無視できないし、全員がプロでなければならないとなると、サラリーマンとして会社で働きたい選手の夢を奪うことにもなります。少なくとも15人のうち、10人はプロ契約をしなければならない。そして、社員選手の扱いをどうするかは皆さんの意見を聞きながら決めていかなければならないと考えています。

1599名無しさん:2015/02/14(土) 13:02:24
>>1598

新リーグ構想(4):マスコミの重要性と新たな収入源

「Jリーグ成功の理由は6割以上マスコミの力」

 マスコミの方が多く来ていますが、とにかくマスコミの露出がほとんどありません。今日の12紙の記事を持ってきました。一番大きく載っているのが報知新聞の「バスケット制裁余波」について。こんなことがサッカーであればもっと大きく記事になりますよ。他の新聞は朝日新聞にちょっと書いてある程度で、バスケットボールは全然記事が載っていない。皆さんこのことを情けないと思わないといけないですよ。bjリーグの記事が載っているのはほとんど試合結果だけ。プロとしてどんな価値があるのかとみんなに言いたいです。アピールがまるで足りていない。

 Jリーグがなぜ成功したのか。僕はその頃から言っていますが、6割以上はマスコミの力です。マスコミの人がJリーグがスタートする前の半年間、毎日あらゆるメディアで書いてくれた。広告宣伝料に換算すると何百億円です。今回の改革、タスクフォースを皆さんに書いていただきました。テレビにも出していただきました。しかしあるスポーツ紙で、タスクフォースの記事がFC東京の武藤嘉紀の身長が1センチ伸びたという記事に負けていました。それぐらいの危機感を持ってほしいということが言いたいです。バスケットボールの将来が懸かった記事が負ける現状なんですよ。マスコミの皆さんがバスケットボールに感じる価値というのは、それを分からずに主張してもどうしようもない。皆さんの苦労は次に生かせばいい。それは忘れて、バスケットボールの将来に向けて、少々の犠牲を払ってでも成功させましょうということを意識してもらいたいです。マスコミの人が記事にもしたいと思わないようなバスケットボール協会では話にならない。日本中では田臥勇太が一番よく知られている。あとは双子の竹内兄弟(公輔と譲次)、オールスターで田口成浩が3Pシュートを22本決めたのでびっくりしました。こんなスポーツニュースが出たとすれば、田口選手の名前は覚えるでしょう。そういうことをする価値がないんですよ。それを認識することが大事だと思います。ブースターの人たちを喜ばせる試合をどうやっていくか。

 toto(Jリーグや海外サッカーなどを対象に取り扱っている「スポーツ振興くじ」)は、プロ野球をtotoの中に組み入れたい(と考えている)。新しい種目を入れたいという動きがあって、バスケットボールのプロ化が成功すれば、バスケットボールもtotoに入れる話も出てくる可能性があると思います。そうなると、施設の拡充についても、サポートをもらえる可能性があるかもしれない。そういったことも収入源として期待できるようなプロバスケットボールにしていきたいと思っています。最後に、駄目な話をするなと言いたいです。先輩やOBはできない話を新人に言うんです。だから皆さんも心の中でできないと考えているのならば、やめてもらったほうがよっぽどいいし、そんな姿勢では成功しない。現状から少し上のプロリーグができればいいなんて考えでは成功しない。ガラッと変えて、10年の苦労を次のステップで生かすんだという気持ち。それをするためにどう努力するかという決意を持って、この何カ月間に臨んでもらいたいと思います。

1600名無しさん:2015/02/14(土) 13:03:00
>>1599

bjリーグ代表者会議での質疑応答(1)

「ホームアリーナが存在しないことに危機感を持っている」

 僕に対して恐怖感を持っている方が多いと聞いています。強面ですけれど、心根の優しい男です。皆さんの見解を聞きながら、トップリーグをどうすれば皆さんに愛されるのか。プロスポーツとして成功するのかを考えていきたいと思っています。

 僕自身が一番大切に思っているのは、6月の初めまでに方向性を出さないと、リオ五輪予選に出られない。女子チームにとっては迷惑な話です。男子はそれほど大きな話ではないのかもしれない。皆さんの中には五輪選手があまりいないので関係のない話だと思っている方がいるかもしれない。それではバスケットボールは発展しない。日本人が好きなのは五輪に出るか出ないか。代表の強化についても、プロリーグが大きな役割を果たさないと意味がない。そのことを皆さんにもっと分かってもらいたいと思います。プロリーグと代表が両輪で、多くの人から関心を得られ、多くの観衆が見に来る。そして代表が五輪に出ることで、次のリーグも関心を集めることができるわけです。

――解決すべき3つの課題「リーグ統一」「協会のガバナンス」「日本代表の強化」について。ガバナンスの問題について述べられていないが、どう対処していくのか?(浜松・東三河フェニックス)

 ガバナンスはルールさえしっかりしていればうまくいくと考えるのは大間違いです。結局は人の問題なんです。バスケットボール界にどんな素晴らしい人材がいるのかさっぱり分からない。これが僕としては一番悩ましい。6月までに多くの意見を聞いて、自薦他薦も聞きながら、できるだけ若い人のほうがいいとは思っています。これが大問題なので、ルールや規約を作ればいいわけではないと思っています。要は人なんです。

――クラブにとってはフロントスタッフも重要だ。フロントスタッフの育成や在り方についてはどう考えているのか?(仙台89ERS)

 クラブにとってはフロント、GMが一番大事。クラブの短期、中期、長期の計画や選手の採用も含めて、その人が理解して機能しなければ継続して良いチームにはならない。そういった人たちもしかるべき年俸をもらわなければいけないと思います。そこも当然それなりの年俸をもらうべきだし、それだけクラブに貢献をしなければならないわけです。僕はJリーグ時代にGMセミナーを作って相当な人数を育ててきました。今度Jリーグが一般の人たちを含めてスポーツクラブの経営に対するセミナーを始めます。Jリーグの(村井満)チェアマンに電話して「バスケットボールの人も入れてほしい」と頼んだら申し込んでもいいと言われました。この中でもそういったものを作っていく。世界のマネジメントなどを学ぶことはやっていったほうがいいと思います。勉強をする必要は絶対にあります。

1601名無しさん:2015/02/14(土) 13:03:17
>>1600

――アリーナの在り方については賛成だが、現実問題として行政にお願いしても言質をとるのが難しい。実際にはどうやって話をしていくのが良いと思うか?(京都ハンナリーズ)

 僕はホームアリーナが存在しないことに危機感を持っています。ホームアリーナに行けば、ここがホームだとブースターが感じる、そこに行きたくなる。なじみのある自分の家と感じられるアリーナがあるかどうか。今、各クラブが使っているアリーナは少ないところで3つ、多いところで7つぐらい。それで何がホームアリーナかということなんです。アリーナを借りる苦労は分かりますが、それが今後も仕方がないことだと思わないでほしいと言っている。それがこのきっかけなんです。行政サイドが検討しましょうとなるきっかけは市民の声なんです。行政サイドが一番動くのは市民の声なんですよ。市民の声がないとまるで動けない。行政が動けるように皆さんが努力してほしいんです。6月までに決定するのはほとんど不可能。ただ言質を行政から得て、明確に確認できたら、そのチームは(トップリーグ参入を)優先的に考えることになります。1回で決める方法なんてありません。多くの市民を巻き込むということです。

――地方行政の予算だけでは大きな施設を作ることができない。国の予算まで動かさなければ、我々の考える規模の施設は難しいのだが、一緒に動いてもらうことはできないか?(バンビシャス奈良)

 もしも、totoに組み込んでもらえたら、そういった補助もお願いすることができるので可能性がゼロではない。中途半端な施設をとりあえず作って、僕ら(サッカー界)もそれで失敗してきました。中途半端な施設を作っても中途半端なままにしかならない。大きな夢を持ちながら、地道に着実に、多くの市民を味方につけて進んでいったほうが良いです。1年や2年、5年でこれが終わるわけではないので、長い目で見てバスケットボールクラブを地域に密着したスポーツクラブにしようと考えるか。そういった長期的な展望の活動が必要だと思います。

 皆さんは10年間苦労してやってこられて、どうしても3年も5年も先を見てやる暇がなかったのではないかと思います。今こそそのきっかけを与えられたので、このクラブの将来はどうあるべきか。どう地域社会の誇りとなり、地域社会の活性化の元になるのか。地域の中にどう生きるのか。原点を考え直して、市民に、行政にアピールしていく。そこからまた始まっていくと思います。やはり地道な活動以外に、成功への道はないと思います。そして、試合が始まれば、魅力的な試合ができるというのが大前提です。

1602名無しさん:2015/02/14(土) 13:03:34
>>1601

bjリーグ代表者会議での質疑応答(2)

「きちんとした財源を確保できるクラブがあったほうが良い」

――マスコミでの取り扱いについて、東京のメディアには取り上げられなくても地方では取り扱ってもらっている。そのことについてはどう思うか? チーム名については、企業名は残さず“地域名×愛称”で統一してほしい。(金沢武士団)

 企業名について、Jリーグがスタートするときはみんなプロになっていなかったので企業名をつけるのは駄目だと言えたんです。今回はbjリーグとNBLがあって、スタートしているなかで線が引きにくい。企業名がリーグにどう影響を与えるのかは経験してみなければ分からない部分があります。企業名をつけても良いと言ったのは、きちんとした財源を確保できて、ちゃんとした経営ができるクラブがトップリーグにあったほうが良いという認識だからです。少ない給料しか払えないクラブが多く、選手として獲得できるベき年俸をもらえるチャンスを奪うことは選手にとって良いことなのかという思いです。企業名を排除することの価値については試行錯誤しながら、とりあえずスタートは企業名をつけても良いということにしました。とりあえず、企業名は外さずにやると明確に発言していますので、皆さんの反論なり意見がもらえればと考えています。

 地方については、極端に言えば一つの地域社会だけでお客さんが1万人入って、入場料収入やスポンサー料が十分なのであれば、それも地域クラブの生き方だと思います。ホームゲームさえしっかり勝っていればお客さんは喜ぶわけだから、一番大事なのはホームでしっかり勝つこと、プロチームの最大の義務だと思っています。全国区になる必要はないというのは、僕がJリーグを作ったときからの視点です。地方のチームをないがしろにするというのはまるで違う。東京のメディアが(バスケットボールの)ことを扱っていないという大きな理由は2つにリーグが分かれていて、実力があるのはNBLだと思われている。それが五輪や日本代表とほとんど関わりがないというか、代表の姿が見えない。ということはバスケットボールの面白みが多くの国民に知れ渡っていないということにつながる。現状はバスケットボール界全体の問題としてそうなっているんです。地方は大事にしないとプロとしては成り立ちませんから。

――bjリーグは各都道府県全域をホームとして活動しているが、チェアマンのイメージとしては将来的に各都市や地域単位でやっていくべきだと考えているのか?(信州ブレイブウォリアーズ)

 まったくそのとおりです。例えば、千葉ジェッツは船橋市にありますが、千葉の人は自分のチームだと思ってないと思います。船橋ジェッツなら船橋市民がみんな応援するわけです。東芝ブレイブサンダース神奈川を神奈川県がみんな自分のチームだと思うかという話です。ネーミングをもう一度考え直したほうが良い。やっぱり50?60万人で1チーム。鹿島アントラーズは4万5000人、ジュビロ磐田は6万5000人ですよ。そういう中であんなに強いチームができた。だから10万人以下はかなりきついけれど、「おらが街の代表」と市民の人たちに思ってもらうことが大事なんです。県名を名乗ることが本当に「おらが街の代表」ということになるのかを真剣に考えたほうがいい。あまりにも漠然としているので、「地域に根ざす」ということを考えると、あまりにも感覚がずれていると思います。

 これは僕の私見ですからね(笑)。例えば選手が、日ごろの練習などで感じるのは、ホームの練習場があるか。自分のクラブハウスがあるかどうかというのは選手にとって拠りどころなんです。試合会場もホームアリーナと言いながらそれを感じられないのはまずいんじゃないかということです。長野県民がそれを望んでいて、現にそうなっているというのであればそれはそれでいいんじゃないですか。

――5月にトップリーグに参入するチームを決めるということだが、最終的に決まるのはいつなのか?(島根スサノオマジック)

 今の感じでは5月いっぱいで決めたいと思っていますが、うまくいくか分かりません。次のステップもありますし、5月で整理しないと、行政が動いてくれない懸念もあります。いろんな需要を聞いて、ずらす必要があればずらします。なるべく早く決めないと、受け皿として行政の動きが前に向かないということもあるので、現状は5月いっぱいというスケジュールで考えています。

1603名無しさん:2015/02/14(土) 13:03:52
>>1602

NBL代表者会議での質疑応答(1)

「夢を持ってやってほしい」

――リーグの制度設計をされるにあたって、チームも決まらない中で最初の参入条件のルールをどう決めていくのか? また、集まったチームのなかで合議で決めていく制度のすみ分けとか進め方は?(つくばロボッツ)

 初めにだいたい基準を決めます。例えば、アリーナは5000人以上のアリーナをとりあえずのスタートとして何年後にできるか。それは具体的な言質を得た形での計画があって、将来は5000人、1万人、1万2000人くらいの夢を持ってやってほしいということが初めの基準としてあります。例えば経営の流れから言うと、3年間赤字だったら下(のディビジョンのリーグ)に落としますよだとか。それから選手の年俸については、最低年俸というのをこういうふうに決めていきたいとか、その辺の条件をいろいろと出し、それに対して地域クラブでは可否を決めてもらう。

 今のアリーナに関しても、ホームアリーナ(の確保)は非常に困難です。それぞれ(の条件が)出てくるので、その条件を全部にらみ合わせてその中からだいたい線を引いて、ぎりぎりのところのクラブを呼んで、ちゃんとヒアリングをしたうえで最後のところで(決めたい)。だいたい16プラスマイナス4チームになるかならないか。それは20チームになるかも分からないし。そんなふうな選定の仕方になると思いますね。

――ある程度、階層ごとに1部リーグに入れるであろうチームを集めながら、もう一度意見の再調整をして、最終的な参入基準を作るようなプロセス?(つくばロボッツ)

 それは絶対にやらないとね。いきなり出して線引いてこれだっていうことはしません。いろいろなヒアリングをしないと。「今は2部だけれど、もうちょっとこうすれば1部に行けるから」という話を聞くことで、勇気を得られて、次の方向性というのが出てくるわけですから。それについてはきっちりやっていきたいと思うし、そのことで5月までに決めたいというのも実際微妙なところがあって、もうちょっと先に延ばすことが起こり得るかも分からない。

――その方向性が示されていく5月以降のなかで、1部リーグに参加するであろうチーム同士のなかで、再度それぞれのリーグの制度なりを協議していくというわけか?(つくばロボッツ)

 それでも1年あとだから十分時間があると思う。そのなかでやるのが一番良いように思いますね。僕らはそういうところに口出しする気もないし、口出しする知識も経験もないですから。ただ、話がなかなか折り合わないっていうときに、僕らが行って「こういうふうにしたほうがいいんじゃないの」というようなことでしょうね。

<しばし沈黙>

 どうぞ遠慮なく。こういうときに僕に突っかかったりするとテレビに出るから、そうしたほうがいいよ(笑)。やっぱりね、マスメディアに取り上げてもらわないと話にならないんだから。だから遠慮なくなんでもどうぞ。

――bjリーグ、NBLという名前で報道されることが多い。我々NBDL(ナショナル・バスケットボール・デベロップメント・リーグ)としてもプロのリーグに参入したいという意思を持っております。今回呼んでいただいて、今後も同じ土俵のなかで同じようにお話をさせていただきたい。メディアの方もNBDLを忘れず、同じ土俵のなかに必ず文言として入れていただきたいなと思います。(東京エクセレンス)

1604名無しさん:2015/02/14(土) 13:04:08
>>1603

NBL代表者会議での質疑応答(2)

「選手はもっと声をあげるべきだと思う」

――新リーグへの移行について。NBLもbjリーグも15?16シーズンは今のままでやろうという考えがあったが、それはなくなるのか?(トヨタ自動車アルバルク東京)

 それは難しい問題があって、「とてもじゃないけれどできない」というのであればそのままでいけばいい。あとはプレーオフだとかで盛り上げをすればいいので。ただ、できたらそういう中でも、ごちゃごちゃと(チームを)引っかき回して二つに分かれてひょっとしたらやれるかもしれない。可能ならば、再編成はやったほうが新しいリーグとしての意味が現れるかなと。無理矢理はしません。

――どこかでNBLとbjリーグの交流戦があるということか?(トヨタ自動車アルバルク東京)

 そうです。是非あったほうがいいなとは思っています。それはお互いの話し合いでできるんじゃないかなと僕は思っています。

 ネーミングなんかも、「プレミアリーグみたいなのがいいんじゃないか」と言ったら、バレーボールが「プレミアリーグ」なので、バスケットボールの場合はどういうのがいいのか皆さんでぜひ考えてほしいです。1部、2部と言わずに、2部を違うものにするとか、名前を変えるだけで全然違うんですよ。その辺も合わせて皆さんのお知恵を拝借したいと思います。こういうのは皆さんの合意で決めるなり、あるいはファンの方の意見を聞いたほうがいいというのはありますね。

――新リーグへ加盟するための要件の中で、何が一番重要視されるのか?(熊本ヴォルターズ)

 僕が一番重要と思うのはホームアリーナです。戦力その他はいくらでも補充できたりするので、やっぱりホームアリーナですね。一番の大問題ですね。これが今のままでやってプロとして成功するとはとても思えない。ここをみんなで変えていこうとしないと難しいです。

――制度を考えていくにあたって、選手側との利害調整なども必要になろうかと思うが、選手側への説明ないしは意見吸収はどのように進めるのか?(つくばロボッツ)

 選手協会とはこういった話をするつもりでいます。はっきり申し上げて(昨年)10月のFIBAから懲罰を受けるときに選手の声が全然ないと思ってすごくがっかりしたんですよね。選手はもっと声をあげるべきだと僕は思っています。

――その声を聞くというレベルの話なのか、そういう制度を作るにあたって合意形成に入ってくるのか?(つくばロボッツ)

 選手はあくまで決められた範囲内でプレーするのが選手で、ある程度どんな感じかなということは聞きますけれど、選手の意見がそういう経営に入ってくるとおかしくなります。

1605名無しさん:2015/02/14(土) 13:04:20
>>1604

NBL代表者会議での質疑応答(3)

「Jリーグは東京23区それぞれにクラブがあってもいい」

<しばし沈黙>

 いろいろと腹が立ってる人は今こそ発言するときですよ(笑)。

――先ほどから強調されているホームアリーナで地域に根ざすということは非常に共感しておりますが、例えば我々も北海道という非常に広い地域でありながら、ホームアリーナが確保できない。旭川、帯広でやったり夕張でやったりと何とかやらせてもらっている。ホームアリーナの考え方がそれこそどれだけ地域を考え、集客を考えるのかとなるが、そういったこともあっていいのかなと思うが。(レバンガ北海道)

 基本的に申し上げたいのは8割がホームアリーナでやって2割が他でもいいということ。やはりホームアリーナが分散するということが、チームの発展にプラスになるとは思えないと僕が思っているだけです。bjリーグでも長野でそういう話があり、それがクラブ全体の発展につながるというのなら、それはそれでいいのではないでしょうか。それはクラブの考え方だから。これだけのファンを獲得して、ちゃんと健全経営が可能だと保障されるのならば、それはそれでいいという風に思います。

――1つの県に何チームまでとか制限があるのか?(三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋)

 そんなことはまったくありません。例えば名古屋の人口だと(チームが)4つか5つあってもいい感じですね。ロンドンは人口が800万ちょっとですが、そこにプロサッカーチームが14チームあるんです。60万人に1つ(チームが)あるということなんですよね。600メートルしかお互いのスタジアムが離れていないところもあるんです。600メートルですよ。これでまた盛り上がるっていうこともある。例えば東京都の23区にそれぞれ1つJクラブがあっていいと僕はずっと思っているんですよ。そんなことから考えればそんなのはなんていうことはない(笑)。ダービーマッチでね、ものすごく盛り上がったりすることがあるから。ネーミングをどううまくつけるかによって盛り上がりが変わるから、そういうのを考えられたほうがいいかもしれません。

――アリーナに関しては本当に死活問題といいましょうか、ビジネスをやってるほうでも生命線だと思っています。五輪に向けて改修という形で各自治体で体育館等を作る動きもあると思いますし、ルールに関しても飲食含め規制が非常に厳しいところがあります。そういう意味では新しいリーグにおかれましては良い意味でプレッシャーと言いますか、リーグの方から強く行政に要請するなり、そういう後ろ盾をするとチームとしては非常に交渉しやすいということがあるので是非お願いしたいと思います。(つくばロボッツ)

 日本で80何個あるアリーナの資料を見ました。大部分が土足厳禁で物販禁止。こんなのはだいたいホームアリーナになり得ないわけで、そういう場所を除いていくと21個しかない。少なくとも物販をして、そこでいろいろな食べ物を食べたり、あそこに行けばこんなにおいしいものがあるとか、そういうことでその収入もクラブに入る。そこでグッズも常時売ってる。また、バスケットの試合のときだけではなくて、普段のときもみんなが集うような、そういう環境を作ることがホームアリーナとしての価値なのでね。そういうものを目指してほしいと思います。

1606名無しさん:2015/02/14(土) 13:04:32
>>1605

NBL代表者会議での質疑応答(4)

「将来性を明確に提示すればそれなりにトップに行ける」

――15シーズンのあり方について退会届を出すというような話ですけれど、15シーズンの具体的な進め方というものを早いタイミングでお示しいただくなり、議論する場を作っていただけると非常にありがたい。15シーズンは従来どおりやるということでいいのですね?(丸尾充/NBL理事長)

 それはもう大前提でいかないとまずいなという印象はあるので、その中で融通を利かせて交流戦みたいなことができればということは考えています。それが絶対無理だというのなら、プレーオフとかそういうところで盛り上がればいい。それは十分理解しています。

――先ほどチーム数の話が出たが、NBDLも15シーズンに東京八王子トレインズが入ります。それを入れると10チームになるので、そこも入れてあげないと。(丸尾充/NBL理事長)

 もちろん。今トップで活躍していても将来性を見て「これは1部じゃ無理だな」と思ったら「もう少し努力しなさい」と言って2部に入る。今の現状や財政力から見て、そこで線を引くということはしません。そうは言っても、全体の足を引っ張る状況だったら、そういう判断を勝手にしないということはないですけれど、少なくとも現状はこうだから上の方に行けないというふうに思う必要はないです。将来に向けて、確実に自立していきますということが明確に提示されれば、それなりにトップに行けるということです。

 これから皆さんとは個別にお会いすることになると思いますけれど、僕はいろいろな経験をしてますから、相当な批判をされても「そんなもんかな」と思うし、「あのときあんなことを言ったから許さない」というようなことはありません。遠慮なく率直に意見を言っていただいたほうが新しいプロリーグを作るときの役に立つと思うので、是非そういうことでよろしくお願いしたいと思います。

 将来、あのときがきっかけになって素晴らしいプロリーグができたんだと言われるように、皆さんの協力をお願いしたいのと、この10年間それぞれが苦労されてここまで来たので、なんとかみんなの合意の上で素晴らしいリーグがスタートすることを心から願っています。僕もベストを尽くします。よろしくお願いします。

1607名無しさん:2015/02/14(土) 13:10:31
>>1593
>――バスケ界の統合と発展のためには選手個人の人気も必要だと思うが、日本バスケットボール界の顔となる選手は、どういう選手がいると思うか?
>川淵 それは文句なしに、ジョージ・ワシントン大学の渡邊雄太選手です。

Yuta Watanabe 渡邊 雄太
@wacchi1013
https://twitter.com/wacchi1013

渡邊雄太
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E9%82%8A%E9%9B%84%E5%A4%AA
渡邊雄太
YUTA Watanabe
名前
本名 渡邊雄太
ラテン文字 YUTA Watanabe
日本語 渡邊雄太
基本情報
国 日本の旗 日本
誕生日 1994年10月13日(20歳)[1]
出身地 香川県[1]
身長 203cm
体重 88kg
選手情報
ポジション F
表示
渡邊 雄太(わたなべ ゆうた、1994年10月13日[1] - )は、日本の男子バスケットボール選手である。香川県木田郡三木町出身[2]。ポジションはフォワード[1]。

プレイスタイル
2mを超える身長ながらアウトサイドのプレーも得意とするオールラウンダー[12]。ジョージ・ワシントン大のマイク・ロナーガンコーチは、ガードのボールハンドリングとシューティング能力、フォワードの運動能力と高さを併せ持ち、いくつものポジションをこなせる汎用性の高いプレーヤーだと評している[14]。

Yuta Watanabe 渡邊 雄太George Washington vs (#11)Wichita St. |12.25.2014| Hawaii Diamond Head Classic
https://www.youtube.com/watch?v=VF3gLlfNM4g

渡邊雄太
(WATANABE,Yuta/ジョージワシントン大)
究極の期待の中で
日々成長するNCAA初シーズン
http://cager.co.jp/special/overseas-special/29992/

1608名無しさん:2015/02/14(土) 13:28:18
https://twitter.com/ysk_okada/status/566038040452153344
岡田優介(Yusuke Okada)認証済みアカウント
?@ysk_okada
川淵さんからは、さっそく選手会の意見も聞かなければという発言もありますし、選手のことを本当に考えてくださっていると思います。しかし、選手たちも単に受け身ではなく、意識を変えて、心身ともにレベルアップしていく覚悟を持たなければいけません。今後の進展を、注視していきたいと思います。

https://twitter.com/ysk_okada/status/566035352511455232
岡田優介(Yusuke Okada)認証済みアカウント
?@ysk_okada
川淵さんの方向性に賛同。サラリーキャップなんて違法スレスレの制度を真っ向から否定してくれたのも良かった。あんなのカルテルみたいなもので、本来絶対に無きゃいけない制度じゃない。むしろリーグや経営の怠慢を招く。自分が言えば批判が飛んでくるだろうけど、川淵さんが言ってくれると全然違う。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E7%94%B0%E5%84%AA%E4%BB%8B
岡田 優介(おかだ ゆうすけ、1984年9月17日 - )は、日本の男子バスケットボール選手である。ポジションはSG。NBLの広島ドラゴンフライズ所属。
2010年には公認会計士試験に合格(後述)、2013年9月にNBL所属選手の会合として設立された一般社団法人日本バスケットボール選手会の初代会長に就任する[2][5]。

島根スサノオマジック社長の一日
bjリーグ島根スサノオマジックの運営会社である(株)山陰スポーツネットワークの社長をしています尾崎です。 私の日々の活動についてブログで紹介したいと思いますので、よろしくお願いいたします!
2015年02月13日
昨日の記者会見と今日の記事について
http://susanoo-m-president.blog.jp/archives/1019686190.html

https://twitter.com/ogawamasaru/status/565845943073771524
小川勝
?@ogawamasaru
スクフォースの川淵三郎チェアマンによるNBL代表者との会合、行ってきました。当初は冒頭だけの公開ということでしたが、川淵さんの決断で全面公開になりました。バスケットボールとかかわったことで「日本でバスケットボールの報道がいかに少ないか分かった」と川淵さん。そこから全面公開に。

https://twitter.com/ogawamasaru/status/565868798603849728
小川勝
?@ogawamasaru
川淵三郎チェアマンが、きょう絶対条件として挙げたのは、チームは独立法人であること、サラリーキャップ制をやめること、そして全チームの財務情報の開示、でした。

1609名無しさん:2015/02/14(土) 13:32:30
関連してちょっと笑ったレス

【悲報】バスケ日本代表がフィリピンに敗れる
http://blog.livedoor.jp/emagore/archives/30400969.html

95:風吹けば名無し:2013/08/06(火) 05:01:11.02 ID:vu46XFkY

これだけメジャーなスポーツで
先進国の協会が内部分裂してるのがすごい
なにをどう間違ったのか・・・・


114:風吹けば名無し:2013/08/06(火) 05:16:55.51 ID:GoP8jUjh

>>95
対立軸ナベツネのおかげで川渕が一人ですんだサッカー
ミニ川渕が大量生産されたバスケ

やっぱナベツネって神だわ

1610チバQ:2015/02/16(月) 22:28:46
http://mainichi.jp/select/news/20150215k0000m030013000c.html
ソチ:冬季五輪から1年、観光客減 「国際リゾート」遠く
毎日新聞 2015年02月14日 18時08分(最終更新 02月14日 20時19分)
 昨年2月の冬季五輪開幕から今月7日で1年を迎えたロシア南部ソチ。プーチン露政権は、五輪を起爆剤に旧ソ連時代からの夏の保養地を通年にぎわう国際リゾートに一変させる構想を打ち出していた。しかし、ウクライナ危機のあおりで外国人観光客は減少し、狙いは外れた。【モスクワ真野森作】

 代わりに国内客が増え、穴埋めをしている。ウクライナ問題で欧米諸国が科した対露制裁や原油安で通貨ルーブルが下落し、外国旅行が遠のいたことと、愛国ムード高揚が背景だ。

 しかし、これまでの巨額投資の成算は不透明だ。同じ黒海沿岸にはロシアが一方的にウクライナから編入した保養地・クリミア半島が隣接し、すみ分けにも苦心している。

 ソチ市の発表によると、1月1日から11日までのロシアの正月休暇中、五輪会場だったソチのスキー場一帯には約37万人が訪れた。地元メディアは、予想を超える人出で道路渋滞や駐車場不足、リフトの行列が発生したと報じた。ルーブル安で海外旅行を断念したロシア市民が国内旅行に切り替える傾向が強まったのが実情だ。

 一方、ロシア連邦観光局は、昨年に訪露した外国人は前年より減ったことを明らかにしており、ソチの「国際化」は難航している。政府高官からは外交関係が良好な中国からのツアー客に期待する声も上がる。

 プーチン氏はクリミア編入後、「国際リゾートのソチ、低所得でも楽しめるクリミア」との差別化を提唱してきた。国家事業として失敗できないソチの観光開発で、政府が打ち出す新たなカンフル剤はカジノだ。経済紙「ベドモスチ」は、ソチの北約370キロに位置するカジノ特区を閉鎖し、ソチに新設する計画が進んでいると報じた。

 ◇18年にはサッカーW杯

 ソチは2018年にロシアで開かれるサッカーのワールドカップの開催都市にも選ばれている。五輪に続く大型国際競技イベントに合わせてテコ入れを図る計画だが、ウクライナ情勢が改善されなければ、外国からの観客の足にも影響が出そうだ。

1611チバQ:2015/02/17(火) 22:50:27
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150213/frn1502131830009-n1.htm
平昌地元団体、IOCに五輪分散開催“直訴”の動き 政府支援なしなら返上論も (1/3ページ)
2015.02.13


資金不足と準備の遅れが深刻な平昌冬季五輪。朴大統領の指導力も問われそうだ【拡大】


 2018年2月に開幕する平昌(ピョンチャン)冬季五輪をめぐり韓国が大揺れだ。財政難や建設工事の遅れなどの問題が続出。競技の一部を平昌以外で行う「分散開催」案が浮上、地元団体が国際オリンピック委員会(IOC)に分散開催を“直訴”しようとする異例の事態になっている。巨額な財政負担が強いられる自治体からは「開催地返上」の声も飛び出すなど、求心力低下が著しい朴槿恵(パク・クネ)大統領が再び難題に直面している。

 「国民の皆さんからも平昌五輪開催成功のため全面的なご支援をいただきたい」

 韓国・江原道平昌郡で9日に行われた平昌五輪先行イベント。10日付の韓国紙「朝鮮日報」(日本語電子版)は、開・閉会式が行われるこの平昌郡で、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)・五輪組織委員会委員長がこう訴えたと伝えた。

 会場には、10年バンクーバー五輪・女子フィギュアスケート金メダリストで平昌五輪の広報大使を務める金妍児(キム・ヨナ)さん(24)も駆け付け、3年後に迫った国家的イベントをアピールしたという。

 祝賀ムード一色に染まったイベントだったが、水面下では真逆の事態が進行している。

 2日付の韓国紙「ハンギョレ」(日本語電子版)は、開催地の江原道地域の市民団体が、江原道庁前で開いた会見の模様を報じた。

 同紙によると、会見には30余りの地元団体が参加し、平昌五輪の分散開催をIOCに要求する請願運動を展開する内容を発表。団体の関係者が「(五輪で)無分別かつ幼稚に税金を浪費する悪循環を断ち切るため、根本的な対策を用意せよ」とも政府に要求した。

 地元でこれほど反発を招くのは、ずさんな開催計画に原因がある。

 平昌五輪では13の会場を使用し、このうち6カ所を新たに建設する。加えて開会式と閉会式の会場も造らなければならず、「財政難で工事が進まず、大会本番に完工が間に合わない会場も出てくる可能性がある」(韓国メディア関係者)というのだ。

 会場や交通インフラの整備など大会運営にかかる費用も重く、予算は12兆ウォン(約1兆2960億円)。このうち韓国政府と五輪組織委が75%の9兆ウォン(約9720億円)、地元の江原道が25%の3兆ウォン(約3240億円)を負担するという。

 『ディス・イズ・コリア』(産経新聞出版)がベストセラーのジャーナリスト、室谷克実氏は「予算はあくまで概算で、実際の費用はそれ以上に膨れあがる可能性がある。そもそも江原道は財源も少なく、予算に占める自主財源の割合を示す財政自立度もかなりの低水準だ。冬季五輪を運営するほどの体力はない」と断言する。

1612チバQ:2015/02/17(火) 22:50:55
 中央日報など複数の韓国メディアによれば、江原道は8451億ウォン(約912億円)の負債を抱え、財政自立度は全国最下位圏の21・6%。大会終了後に発生する莫大(ばくだい)な負債を懸念する地元住民の間では「政府の支援が増えないのなら、開催地を返上する」との主張も出ているという。

 頼みの韓国政府も、同国のシンクタンク「現代経済研究院」が、今年の財政赤字を33兆4000億ウォン(約3兆6072億円)と予想するなど、深刻な財政難に苦しんでいる。

 室谷氏は「五輪の誘致が第一の目的になっていて、実施計画が伴っていなかったということだろう。開会式の会場が昨年やっと決まったというのが、無計画さを象徴している」と呆れ、こう続ける。

 「国外の分散開催については、韓国政府も組織委もはっきりとその可能性を否定している。ただ、大風呂敷を広げて本当に大丈夫なのか。仮に開催にこぎ着けたとしても、大会本番の安全面での懸念が残る。デパートが壊れたり橋が崩れたりするなど、欠陥工事が常態化している国だ。本番前からこれだけもめた上に、大急ぎで工事を進めれば、トラブルが起きるのは目に見えている」

 迷走を続ける韓国。国家の威信をかけたスポーツの祭典が、世界に大恥をさらす場に変わってしまうかもしれない。

1613チバQ:2015/03/02(月) 22:26:50
http://www.sankei.com/west/news/150302/wst1503020037-n1.html
2015.3.2 12:38
【W杯ラグビー】
迫る開催地決定…聖地「花園」は? ライバル心燃やす京都、神戸 





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 歓喜の瞬間を迎えるのはどの都市か-。2日夜に決定する2019年のラグビーW杯日本大会の開催地。関西では「聖地」花園ラグビー場を抱える大阪府東大阪市が有力視されるが、海外で知名度の高い京都、神戸の両市も一歩も譲らず、激しい誘致合戦を繰り広げてきた関係者らは、期待と緊張を抱えながら運命のときを待っている。一方、数00億円規模の経済効果が見込まれるビッグイベントには、経済界も熱い視線を送る。

 大阪府と共同立候補している東大阪市。2日は市役所本庁舎1階ロビーにパブリックビューイング会場を設け、野田義和市長や市職員、市民らが一緒に発表の瞬間を見守る。

 同市は平成22年に誘致室を設置。職員がラガーシャツを着て勤務したり、ラグビーボールに似た形のカレーパンを開発したりするなど、あの手この手の誘致活動に取り組んできた。

 花園ラグビー場を所有する近畿日本鉄道とも交渉を重ね、4月に無償で譲り受けることで合意。開催地に決まれば本格改修に着手し、29年度末までにスタンドを3万人から4万人規模に拡大するとともに、大型ビジョンやナイター設備も導入する。

 地元の期待も大きく、スポーツ用品店を経営する西野康彦さん(55)は「商店街の活性化にもつながってほしい」と話す。

 これに対し京都市は、明治44年に日本人同士の最初のラグビーの試合をしたことから「京都はラグビー発祥の地だ」と強調。神戸市は「阪神・淡路大震災からの復興」をアピールし、市民と一体となって招致活動に力を入れてきた。

 一方、関西財界では、ラグビーW杯を手始めに2020年の東京五輪、21年の関西ワールドマスターズゲームズと、3年連続で国内で行われる世界的なスポーツイベントを日本・関西活性化の起爆剤につなげようとしている。

 関西経済同友会は今年度に「関西2019・20・21委員会」を新設。「関西に人が集まる仕掛けを考えたい」(蔭山秀一委員長)とし、大阪商工会議所も昨年11月、スポーツ・文化振興特別委員会を新設するなど、スポーツイベントで地域活性化を図る動きが活発化している。

 財界幹部は、「先進国を中心にラグビーのファン層は厚く、世界から観戦客の訪日が見込める」と期待を寄せている。

1614チバQ:2015/03/02(月) 22:36:15
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150302/k10010001851000.html
ラグビーW杯 会場の12都市が決定
3月2日 21時52分

ラグビーW杯 会場の12都市が決定
2019年に日本で開かれるラグビーワールドカップで試合会場となる12の都市が発表され、東日本大震災の被災地、岩手県と釜石市などが選ばれました。
4年に1回開かれるラグビーワールドカップは、4年後の2019年の秋にアジアで初めて日本で開かれ、合わせて48試合が行われます。試合の開催都市には15の都市が立候補していて、日本時間の2日夜、アイルランドのダブリンで開かれた大会運営会社の理事会で12の都市が決定し、先ほど発表されました。
開催都市は次のとおりです。
札幌市。
岩手県と釜石市。
埼玉県と熊谷市。
東京都。
神奈川県と横浜市。
静岡県。
愛知県と豊田市。
花園ラグビー場のある大阪府と東大阪市。
神戸市。
福岡市。
熊本県と熊本市。
大分県。
合わせて12都市です。
このうち、東日本大震災の被災地の岩手県と釜石市は、今回の招致を復興のシンボルとして期待していたなかでの開催都市決定となりました。12の都市のうち、東京では改築後の国立競技場で、開幕戦と決勝が行われることが決まっています。
一方、選ばれなかったのは、仙台市と京都市、長崎県の3都市でした。
岩手県釜石市 歓声あげて喜ぶ
2019年に日本で開かれるラグビーワールドカップの開催都市の発表を、岩手県釜石市内の旅館では150人以上の市民がインターネット中継のパブリックビューイングで見守りました。
そして、釜石が選ばれたことが発表されると、多くの人たちが大きな歓声をあげて喜びました。
誘致活動を進めてきた市民グループ「ラグビーワールドカップ2019釜石誘致推進会」の中田義仁代表は、「決まって本当にうれしい。これで復興に弾みがつくと思う。
これから4年間、市民が一丸となって大会が成功するよう、全力で盛り上げたい」と話していました。
また、釜石市内の高校でラグビー部に所属する高校1年生の女子生徒は、「決まって、めっちゃうれしい。自分も将来、ワールドカップに出場して活躍できるよう頑張りたい」と話していました。
ラグビーのワールドカップとは
ラグビーのワールドカップは1987年から4年に1回開かれていて、2019年に日本で開かれる第9回大会は、アジアでは初めての開催となります。これまでに7回開かれ、前回2011年のニュージーランド大会には、世界のおよそ90の国と地域が予選に参加し、予選を勝ち抜いた20チームが本大会に臨んで世界一をかけて争いました。
大会の様子は200以上の国や地域でテレビ放映され、およそ40億人が視聴したとされています。
また、13万人以上のファンが観戦のために現地を訪れており、世界的なスポーツイベントとなっています。
過去7回の大会で、現在、世界ランキング1位のニュージーランド「オールブラックス」、オーストラリア、それに南アフリカがそれぞれ2回優勝し、イングランドが1回優勝しています。
日本代表は、第1回大会から7大会連続で出場を果たしていますが、まだ1勝しか挙げられておらず、ことし秋にイングランドで行われる第8回大会で、6大会ぶりの勝利を目指します。
今後の予定と課題は
大会の組織委員会は、ことし9月にイングランドで開幕するワールドカップの期間中、ロンドンに専用のパビリオンを設けて、日本大会の開催都市の文化や魅力などをアピールするほか、来年からは出場チームの国内のキャンプ地を募集することにしています。
開催都市は大会期間中、海外から大勢の観光客が訪れるなど、経済効果が期待される一方で、スタジアムや宿泊など受け入れ態勢の整備が急がれます。
改築される東京の国立競技場は2019年3月の完成を目指していますが、解体工事が当初の予定より大幅に遅れて始まっています。
また、岩手県釜石市に建設予定のスタジアムは、総事業費として見込まれる29億円のうち、10億円程度は市や県が負担しなければならず、被災地の復興と同時進行での財源の確保が課題となっています。
さらに、開催都市全体で、大会の組織委員会から総額で36億円程度の分担金を求められ、それぞれの都市は試合数に応じて負担することになっていて、スタジアムの改修や都市基盤の整備なども含め、一定の財政負担は避けられません。

1615チバQ:2015/03/03(火) 07:55:27
http://www.sankei.com/west/news/150302/wst1503020078-n1.html
015.3.2 23:12
【ラグビーW杯】
落選の京都市「ご英断いただきたかった…残念」





(1/3ページ)
 2日に発表されたラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の試合会場。候補地として名乗りを上げていた京都市は開催地に選ばれなかった。関西ラグビー発祥の地とされる京都では、官民をあげて誘致に取り組んできただけに、関係者からは落胆の声が漏れた。

京都の魅力を発信する機会に

 落選の一報を受け門川大作市長は「ご英断いただきたいと期待しておりましたが、試合開催が実現しなかったことは残念」とコメント。ただ、ラグビーW杯観戦のために多くの人が来日することが見込まれることから「国際文化観光都市としての京都の魅力を世界に発信する絶好の機会」と前向きにもとらえていた。

 昭和62年に開催された初回からラグビーW杯に2回連続で出場した元ラグビー日本代表、大八木淳史芦屋学園理事長は、京都にゆかりのあるラガーマンとして、京都市の誘致活動をサポートしてきた。

 大八木さんも「残念でした」と落胆した様子だったが、「会場誘致はならなかったが、キャンプ地を誘致し、世界のスーパープレイヤーによるラグビースクールなどで子供達との交流の場が実現できれば良いのではないか」と話していた。

 京都市は平成26年3月に、門川市長が市議会で会場招致を目指すことを表明。同年10月に、専用の公式ホームページ(HP)を開設し、米旅行誌で人気観光都市1位に選ばれた実績なども踏まえ京都開催のメリットをアピールしてきた。

 誘致活動は、京都ゆかりのラガーマンたちを巻き込んで展開。西京極に世界のラグビーを招致しようと呼びかけてきた。

関西ラグビー発祥の地

 京都とラグビーの歴史は古く、明治43年に関西で最初にラグビーが伝わったとされる。慶応大と旧制三高(現・京都大)の学生が世界遺産、下鴨神社の馬場で一緒にラグビーの練習をしたのが始まりといい、神社の境内「糺(ただす)の森」には、「第一蹴の地」の文字が刻まれた石碑も残っている。

 京都には、伏見工業高などラグビー伝統校があり、日本人初の「国際ラグビー殿堂」に選ばれた元日本代表の坂田好弘関西ラグビーフットボール協会会長をはじめ、ドラマ「スクールウォーズ」のモデルとなった伏見工業高の山口良治ラグビー部総監督ら多くの名選手や名監督を輩出してきた経緯もある。

 会場として想定されていた西京極陸上競技場兼球技場は、昭和17年の建設。昭和60年以降、大規模改修が行われておらず、老朽化が課題だったが、京都市は会場招致の表明以前から改修工事を計画していた。平成30年度までに大型映像装置やメーンスタンドを覆う屋根を設置し、照明や選手ロッカーの更新も行う予定だった。約2万人の観客の収容が可能で、誘致が成功すれば、約5千人分の仮設スタンドを追加で設置する計画もあったという。

1616とはずがたり:2015/03/03(火) 12:42:38
ちょい前の記事だけど。

10月に離婚成立したばかり山本聖子 ダルとの熱愛に元夫困惑
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141121-00000013-pseven-ent
NEWS ポストセブン 2014年11月21日(金)7時6分配信

 11月18日、午後4時3分。テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手(28才)は自身のツイッターに元レスリング日本代表の山本聖子選手(34才)とのツーショット写真をアップして、堂々の交際宣言をした。

 しかし聖子は10月上旬に離婚が成立したばかり。元夫は、2006年に結婚した、ハンドボール元日本代表の永島英明(37才)だ。

「結婚当初は、とても仲の良い夫婦でした。しかし、彼女がアメリカ行きを決め、さらにお子さんも連れて行ってしまったために、夫婦の間に少しずつすれ違いが生じたようです。ここしばらくは、聖子さんが日本に帰ってきても別居状態だったみたいですよ」(レスリング関係者)

 その一方で聖子は、現地アメリカでダルと出会い、恋に落ちていた。

「聖子さんは去年の7月にアメリカのレスリングチームのコーチに就任し、息子さんを連れてコロラド州に移り住みました。ところが、選手としては実績抜群の彼女も、指導するのは初めて。言葉の壁もあって、かなり悩んだみたいです。ダルビッシュさんとはそんな時に、知人のスポーツトレーナーを通して知り合ったそうです。

 コロラド州は、ダルビッシュさんの所属するチームの本拠地であるテキサス州と同じく、アメリカの中南部です。“アメリカを拠点にするスポーツ選手”という境遇も似ていて、食事などを重ねるうちに意気投合したようです」(前出・レスリング関係者)

 兄・山本“KID”徳郁(37才)は総合格闘技、姉・山本美憂(40才)は同じレスリングの舞台で活躍し、格闘一家の“山本3きょうだい”として知られている聖子。以前から、兄が経営する都内のスポーツジムに頻繁に顔を出している。

「利用者にアドバイスしたり、レスリング教室の先生もやったりしているんです。息子さんを連れて来ていたこともあったんですが、11月はじめには、ダルビッシュさんと一緒でした」(ジム関係者)

 この場所でのダルの目撃情報は、それだけにとどまらない。別の日には、ダルがボクシンググローブをはめ、トレーニングしていることもあったという。

「徳郁さんがやってるジムだし、有名人も来るんだろうなと思ってたんですけど…。ほら“アレ”があったじゃないですか? そう考えると、ダルビッシュさんも気まずくないのかな?って不思議で…」(前出・ジム関係者)

“アレ”とは、女性セブンが昨年10月にスクープした、ダルとモデル・MALIA(31才)との密会劇のこと。ダルがMALIAと古閑を“ハシゴ”する時間差デートをスクープした。MALIAは聖子の兄・徳郁の元妻なのだ。

 それはさておき、女性セブンは離婚後も聖子と連絡をとっているという元夫の永島に、ダルとの件を聞いた。

──聖子さんからダルビッシュさんとの再婚について報告はないですか?
永島「聞いてないです」

──再婚すると聞いてどう思われますか?
永島「さぁ…。というか、まだ離婚したばかりですよ」

 永島が困惑するのも当然だ。わずか1か月前に離婚が成立したばかりなのに、ダルがツイッターにあげた聖子とのツーショット写真は「先々週の日曜日に撮影した写真」で、もう長くつきあっている恋人同士の親密さ。しかも、聖子の息子はダルになついているというし、再婚宣言まで飛び出しているというからなおさらだ。

※女性セブン2014年12月4日号

1617とはずがたり:2015/03/03(火) 13:01:11
>>1539では立候補せずの横浜だったが遅れて候補,当選。

横浜市・神奈川県もラグビーW杯立候補
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20141215-1409506.html

 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は15日、横浜市と神奈川県の共同で開催地立候補の追加申請があり、受理したと発表した。立候補は10月末に締め切られたが、組織委は「全国的な盛り上げを考慮し、現段階なら選考プロセスに間に合うことから受理した」と説明した。これで立候補地は15自治体となった。

 開催地は10〜12会場になる見通しで来年1月に視察が始まり、3月ごろに決まる。今後の申請について、組織委は選考過程に間に合えば受理するか検討するとしている。

 神奈川県と横浜市によると、当初は市が単独で立候補を検討し、財政面などの懸念から断念。しかし、地元協会から開催を求める要望書が提出され、県と市が協力して立候補を決めた。会場には7万人以上収容の日産スタジアムを想定。準決勝、3位決定戦は6万人以上という収容能力の目安をクリアしている。

 [2014年12月15日19時31分]

1618とはずがたり:2015/03/03(火) 13:01:47
東大阪と釜石は当初から確定で良かったと思うが,熊谷市も全国高校選抜大会が行われているラグビーの街>>1571で当選は順当だったか。東京は五輪のメインスタジアムを利用でこれも確定。これで4箇所。
決勝戦を行える規模の日産スタジアムのある横浜市は遅れて立候補。

日本のラグビー発祥の▲京都は落選で一方,阪神大震災からの復興の神戸は当選。>>1613

残る都市は札幌市▽仙台市▽静岡県▽愛知県豊田市▽福岡市▽長崎県▽熊本市▽大分県で,▲仙台は釜石と競合,京都・神戸は関西で3箇所は大過ぎという事で,▲長崎は福岡・熊本・大分と競合か。

上がりは入場料以外はワールドラグビーが獲ってしまう構造で,日本でそんなに人気のないラグビーだけど大丈夫か?森喜朗がワールドラグビー側のコスト考えて10箇所を蹴って12箇所をねじ込んだ様だが。。10箇所で良かったんちゃうか?10箇所とすると九州が多すぎる気がするから熊本か大分を落としてあと静岡・豊田で静岡落選かな?静岡がラグビーで盛り上がってるイメージ無いんだけど。

ラグビーW杯 12都市が選ばれた理由
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150303/k10010001961000.html
3月3日 5時02分

2019年に日本で開かれるラグビーワールドカップの開催都市には、国際競技団体が求めた「10」を上回る「12」の都市が選ばれ、大会開催の意義や地元の盛り上がりなどが理解を得られた結果となりました。
ワールドカップの開催都市は、日本時間の2日夜に発表されました。
選考に当たり、大会の組織委員会は、被災地の復興など開催の意義や全国的な盛り上がりを期待して立候補した15の都市のうち、最大12都市での開催を希望したのに対し、国際競技団体の「ワールドラグビー」は効率的な運営を求めて、大規模なスタジアムのある10都市程度が適切と主張していました。
最終交渉の結果、組織委員会の希望どおり、12都市となりました。
交渉した組織委員会の嶋津昭事務総長は、「都市基盤や会場の規模などに加えて、地元の盛り上がりが考慮された」と説明し、ワールドラグビーの幹部は岩手県と釜石市について、「大きな悲劇に見舞われた人たちの復興に、少しでも役に立ちたい」と話しました。
12都市になった理由は、組織委員会が強調した開催意義や盛り上がりが理解を得られた結果だとみられます。

1619とはずがたり:2015/03/03(火) 13:03:45
エコパでやるから松井市長が招致委員なんかやってんだな。ヤマハが強いのか。
2箇所落として10箇所にするなら九州からあと1箇所と遅れて立候補の横浜かな?!

ラグビーW杯 静岡開催
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150303/CK2015030302000104.html
◆19年日本大会 エコパなど12会場

 【ダブリン=共同】ラグビーの二〇一九年ワールドカップ(W杯)日本大会の開催地が二日、ダブリンで開かれた「W杯リミテッド」理事会で承認された。「静岡スタジアム エコパ」(袋井市)のある静岡県や、東日本大震災で被災した岩手県釜石市など十二会場に決まった。 

 大会組織委員会の嶋津昭事務総長は「(開催地は)ベスト・オブ・ベストと考える。総合的に勘案して、W杯リミテッドと調整した結果」と話した。

 開催地は他に札幌市、埼玉県熊谷市、東京都、横浜市、愛知県豊田市、大阪府東大阪市、神戸市、福岡市、熊本市、大分県。立候補した十五自治体のうち仙台市、京都市、長崎県は外れた。

 国際統括団体ワールドラグビーから大会運営を委託されているW杯リミテッドは運営上の負担を減らすために十程度に絞りたい意向を持っていたが、十二を目安として交渉した日本大会組織委員会の主張が理解された。

◆県内関係者コメント
 ラグビーW杯の静岡県開催が決まり、県内関係者が文書でコメントを寄せた。

◆最高のおもてなし
 川勝平太知事 静岡県でラグビーW杯を開催できることは大変光栄です。今後、組織委員会と連携し、エコパスタジアムでの大会運営に万全を期すとともに、国内外から静岡を訪れる多くの観戦者を最高のおもてなしで迎えたい。

◆地域経済へ波及を
 招致委員会委員の松井三郎掛川市長 ラグビー人口の拡大に努めるとともに、交流人口の拡大、地域経済への波及効果が得られるよう、関係機関と連携しながら努力をしていきたい。

◆国際交流の機会に
 ラグビー日本選手権優勝のヤマハ発動機(磐田市)清宮克幸監督 大きな喜びを感じています。人種や国籍を超えて多くの人と交流できることがスポーツの魅力の一つ。県内開催は県民の皆さまが世界の人々と交流できる絶好の機会となる。皆さまとともに明るい静岡県を築き上げていきたい。

1620チバQ:2015/03/03(火) 20:00:02
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20150303-OYT1T50004.html
国際競技団体ポスト狙え、文科省が人材育成へ
2015年03月03日 17時45分



 国際競技団体に人材を送り込め――。2020年東京五輪・パラリンピックに向けて、文部科学省はスポーツ界の国際的な人材育成に乗り出す。

 ルール改正や大会開催地の決定など強い権限を持つ各競技の国際連盟(IF)に役員を積極的に送り込み、国際舞台での発言力を強めるのが狙いだ。かつては日本の大物選手がIF役員を務めた時代もあったが、最近は人材難が続く。同省は来年度予算で新規に7000万円を計上し、官民一致でスポーツ界の「国際化」に取り組む。

 ◆韓国・中国に後れ

 日本スポーツ振興センター(JSC)によると、夏季と冬季の五輪競技のIFは35あり、会長、副会長、理事などで約650人の役員がいるが、昨年1月段階で日本人の役員は14人にとどまる。会長はゼロで、副会長は2人。現在は日本卓球協会の前原正浩・専務理事が唯一の副会長だ。

 昨年11月、国際バスケットボール連盟が日本協会を資格停止処分としたように、IFは強力な権限を持ち、成績に直結するルール改正などについても主導的な立場にある。役員の多くは欧米のスポーツが盛んな国が占めるが、アジア諸国では、韓国が会長1人、副会長5人を含む計24人、中国も副会長4人を含む計18人と存在感を示している。

 ◆対応が後手に

 国際的人材不足は、競技団体を巡るトラブルのほか、大会招致などで日本が後手に回る事態を招いている。日本バスケットボール協会の資格停止処分は、IFの情報を入手できる立場に日本人がおらず、要求を的確に把握できなかったことで事態をこじれさせた。

 13年に発覚した全日本柔道連盟の不祥事で、上村春樹・前全柔連会長が国際柔道連盟(IJF)の理事を退いて以来、IJFの役員に日本人は不在。全柔連は昨年8月、世界ジュニア選手権の開催地争いでアラブ首長国連邦(UAE)に敗れたが、全柔連はIJF理事会の日程すら把握できず、同じアジア内に競争相手がいることも知らなかった。

 ◆選手以外も活用

 文科省幹部は「国際的な決定事項に関われなければ、対応が後手に回る。五輪に向けた競技力強化に影響を及ぼしかねない」と危機感を示す。役員の改選期は五輪前後に集中しており、15〜16年に多くの選挙が行われる。同省は要職ポストの獲得に向けたロビー活動の旅費などを負担する方針だ。

 元デンマーク大使で全柔連の特別顧問を務める小川郷太郎氏は「日本はスポーツの分野で戦略的に外交を行う意識が希薄だった。他国は選手の実績がなくても、知識や語学力を持つ人材を活用している。東京五輪を機に官民一体で環境作りを進めるべきだ」と話している。

2015年03月03日 17時45分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

1621チバQ:2015/03/03(火) 20:05:57
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150303_74021.html
<ラグビーW杯>釜石当選に破顔 復興の力に


釜石市がW杯開催地に選ばれ、喜びを爆発させる市民ら=2日午後9時45分ごろ、釜石市鵜住居町の旅館宝来館
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 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の開催地が発表された2日夜、東北の候補都市は選出された釜石市と選外となった仙台市とで明暗がくっきり分かれた。

◎選外の仙台ため息

 釜石市鵜住居町根浜の旅館宝来館では、発表記者会見のパブリックビューイングがあり、行政やラグビー関係者、市民ら約120人が決定の瞬間を見守った。「釜石」がコールされると「やった!」と声が上がり、復興途上の「ラグビーの聖地」が歓喜に包まれた。
 海沿いにある宝来館は震災の津波で2階まで浸水。営業再開を果たし、4月にはW杯開催に向けて新装オープンする。新設されるスタジアムはすぐ近く。おかみの岩崎昭子さん(58)は「震災後は生きることで精いっぱいだった。やっと未来に向けて歩き出せる」と涙ぐんだ。
 野田武則市長は「唯一スタジアムがない小さな街の挑戦は、被災した三陸沿岸地域全体の再生と未来への希望につながると信じる」と気を引き締めた。
 W杯誘致は震災直後の11年8月、日本選手権7連覇した新日鉄釜石ラグビー部OBらでつくる復興支援NPO「スクラム釜石」が市に提案したのが契機だった。市民運動で機運を盛り上げてきたW杯釜石誘致推進会の中田義仁代表(46)は「子どもたちが未来に希望を持つことが復興の力になる。釜石だけでなく広く子どもたちがラグビーと親しむ機会をつくりたい」と笑顔を見せた。達増拓也岩手県知事は「被災地支援への感謝を世界に伝え、復興の姿を発信する絶好の機会になる。復興に取り組む県民にとっても朗報だ」との談話を出した。
 仙台市では、青葉区の飲食店に誘致運動に携わった宮城県ラグビー協会関係者やラグビーファン約30人が集まった。選外が分かると一様に肩を落とし「あー」とため息を漏らした。
 県ラグビー協会の福冨哲也会長(69)は「本当に残念。開催地には選ばれなかったが、若者の教育などにラグビーの精神を生かす活動を地道に続けていく」と厳しい表情で語った。奥山恵美子仙台市長は「開催はかなわなかったが、外国のお客さまに震災を乗り越えた仙台・東北の復興の姿をご覧いただけるよう取り組む」とのコメントを出した。

1622チバQ:2015/03/05(木) 07:57:29
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150304_14001.html
<ラグビーW杯>仙台落選 市の消極姿勢敗因


仙台市が開催地から外れ、落胆するラグビー関係者=2日午後9時45分、仙台市青葉区
拡大写真
 ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会の開催地が2日発表され、仙台市は選外となった。立候補した15都市のうち12が選ばれ、東北からは釜石市が入った。仙台市は招致への意欲をアピールできず、ラグビーファンや関係者を落胆させた。(スポーツ部・高橋均)

◎手は挙げたけど…復興途上で腰重く?

<高かった下馬評>
 決定前の下馬評で東北の最大都市、仙台の評価は高かった。「選ばれない理由がない」。あるスポーツライターは言った。
 被災地の復興をアピールできるという開催の意義があり、アクセスのいい会場であるユアテックスタジアム仙台が既にある。
 かつて日本選手権を7連覇した新日鉄釜石(当時)の本拠地で、当初から有力視されていた釜石市と、メーン会場の新国立競技場(東京)との中間に位置し試合が組みやすいことや、4都市が立候補している九州との地域バランスの点からも有利だった。
 唯一、関係者が懸念していたのが当事者である仙台市の消極姿勢だった。

<取り下げも示唆>
 市は開催地申請期限の昨年10月31日になって重い腰を上げ、立候補を表明した。しかし、20億円超と言われる財政負担の軽減や、注目度の高い試合の開催など6条件を付けた。奥山恵美子市長は立候補表明の席で、条件が整わなかった場合、申請を取り下げる可能性まで示唆した。
 市は東日本大震災からの復興途上にある。これ以上の財政や人員の負担はしたくないのが本音。「本気で誘致するなら、壁となる課題をどう乗り越えるかを考えるはず。市は課題が解決しなければ誘致できなくていいという姿勢だった」と、市と折衝に当たった宮城県のラグビー関係者は振り返る。
 国内のラグビー人気は低迷しており、市内の誘致熱も高いとは言えなかった。こうした中で、宮城県ラグビー協会は昨年8月、誘致を求めて署名運動を展開し、計1万6000人の名簿を市に提出。市議会でも「仙台誘致推奨議員連盟」を設立し、8割以上の45人が参加した。
 しかし、日本大会組織委員会の心証を変えるまでには至らなかったようだ。「市はやむなく形だけ立候補したとみられたのかもしれない」と、この関係者は推測する。開催地決定後の記者会見で、組織委の森喜朗副会長は「手は挙げたけれども、意欲のなかった所がある」と述べた。具体的な都市名は明かさなかったが、仙台を指すのは明らかだった。

<「夢 大事なのに」>
 市内のラグビーファンが嘆く。「震災復興というのなら、釜石の方がもっと財政的に厳しい状況にある。そろばん勘定よりも、地域に夢を与えることが大事なのに…」
 市庁舎内には2日夜、スクリーンが用意され、職員ら10人がインターネット中継に見入り、開催地決定の瞬間を待った。そこに奥山市長の姿はなかった。


2015年03月04日水曜日
関連ページ:宮城スポーツ東北のスポーツ

1623とはずがたり:2015/03/06(金) 14:44:09
地域活性化というかもっと即物的に地域にカネが落ちる機会には出来なかったのかな??
祭を地域で維持できなくなっているのと似た構図か?

天草トライアスロン休止へ JTU側が受け入れ
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150304-OYS1T50013.html
2015年03月04日

 日本トライアスロン連合(JTU)は3日、読売新聞の取材に対し、熊本県天草市が休止の意向を表明していた2015年度の「天草国際トライアスロン大会」について、市の方針を受け入れることを明らかにした。すでに市側にも伝えたという。同市で27日に開かれる大会実行委員会で正式に休止が決定する見込み。

 JTUの広報担当者は「さらに充実した大会として再開させるために1年間の休止を受け入れることにした」と説明している。
2015年03月04日

2014年12月14日 (日)
「天草トライアスロン休止」に見る、30年という時間の重さ
http://masujiro.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-15d7.html

日本初の51.5km型トライアスロンにして30年続いた伝統の天草大会が、来年開催されない模様。

「沿線の応援が少なく盛り上がりに欠ける。市民を巻き込む大会にしなければいけない」

コースの再検討や例年1500万円を支出する補助金の精査、1400人を超すボランティア運営員の見直しなどが必要 (熊本日日新聞2014.21.11より引用)

再開してもコース変更可能性は高いし、JTUエイジ選手権も返上されるのだろうか。この美しいワンウェイ折り返しのバイクコースも、もう最後かもしれない。

1624チバQ:2015/03/17(火) 22:34:45
http://www.sankei.com/world/news/150317/wor1503170021-n1.html
2015.3.17 11:21
【平昌冬季五輪】
日本との“分散開催”また再燃…市民団体「血税節約」主張 その可能性は?





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そり競技の会場整備は進むが、本当に開催できるのか!(聯合=共同)
 建設工事の遅れに財政難、スポンサー不足…。ドタバタ続きの韓国・平昌(ピョンチャン)冬季五輪にまたもや問題が持ち上がった。2018年2月の開幕が迫るなか、韓国の市民団体が、日本の長野を含む他都市での「分散開催」を要求、いったん収まった話を再燃させたのだ。国家の威信をかけたイベントがこれだけもめるのも珍しい。朴槿恵(パク・クネ)大統領が出口の見えない袋小路にハマッている。(夕刊フジ)

 韓国・聯合ニュースなどによると、複数の市民団体や環境団体などで構成される「平昌冬季五輪分散開催を要求する市民の会」が12日、ソウル市内で記者会見を開いた。

 出席者は「分散開催で最低でも8400億ウォン(約924億円)、最大で1兆ウォン(約1100億円)の血税を節約できる」と主張。一部種目を韓国内の別の地域にあるスキー場やスケート場で開くよう求めた。市民団体は、1998年の冬季五輪開催地である長野や、北朝鮮東部の馬息嶺(マシンニョン)スキー場での分散開催案も提示し、「(単独での)五輪誘致が開催国の環境破壊や財政破綻を招く」などと政府に迫ったという。

 分散開催案は昨年末にも浮上したが、朴大統領が「競技場の工事が進行中で議論は無意味」と一蹴。国際オリンピック委員会(IOC)も今年1月、「議論の余地はない」と否定していた。

 ただ、今回の会見によって、五輪開催による巨額の財政負担への根強い反発があることが改めて浮き彫りになった格好だ。

 『ディス・イズ・コリア』(産経新聞出版)がベストセラーのジャーナリスト、室谷克実氏は、「韓国は体面を重んじるお国柄だけに、ここまで来て日本に泣きついてくるとは考えにくい。国内での分散開催に踏み切る可能性はあるが、いずれにしても朴政権に残された道はただ1つ。苦しくても他国に頼らず自力でやるしかないということだ」と指摘する。

 スポンサー不足もあって窮地に立つ平昌五輪だが、悪いことは重なる。

 「イスラム教スンニ派過激組織『イスラム国』の問題などで、テロの脅威が顕在化している。五輪はテロの標的になりやすいだけに、安全対策への予算上積みが予想される。今後、朴政権は、さらに苦しい立場に追いやられることになるだろう」(室谷氏)

 行くも地獄、戻るも地獄-。これが朴政権の偽らざる本音か。

1625チバQ:2015/04/03(金) 23:49:58
http://www.sankei.com/world/news/150403/wor1504030080-n1.html
2015.4.3 23:09

インド、2024年五輪に立候補か 巨額費用がネック

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 インド・オリンピック委員会(IOA)のラマチャンドラン会長は3日、国際オリンピック委員会のトーマス・バッハ会長が今月下旬にインドを訪問し、モディ印首相と会談すると明らかにした。PTI通信が伝えた。

 IOA筋は、印政府が2024年のオリンピック開催に手を挙げたいとの意向を伝えるとしているが、巨額の資金が必要で、実現するかどうかは不透明だ。

 立候補都市は、首都ニューデリーかモディ氏のおひざ元、西部アーメダバードとの観測がある。(ニューデリー 岩田智雄)

1626チバQ:2015/04/06(月) 20:26:05
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2015040600569
田嶋副会長、2度目の挑戦に手応え=FIFA理事に立候補



時事通信社のインタビューに答える日本サッカー協会の田嶋幸三副会長=3月20日、東京都文京区
 日本サッカー協会の田嶋幸三副会長(57)が国際連盟(FIFA)理事選に立候補した。アジア連盟(AFC)が持つFIFA理事の改選枠は3で、田嶋副会長を含めて7人が立候補。30日のAFC総会(バーレーン)で選挙が行われる。小倉純二名誉会長が定年によりFIFA理事を退任したことを受け、田嶋氏は2011年に初出馬したが落選。時事通信とのインタビューで2度目の挑戦へ意気込みを語った。
 -4年間訴えてきたことは。
 AFCでは今、技術委員長。11、12年には評価委員会の委員長として、贈収賄問題などに対処してきた。私が考えるのは、FIFAと協力してアジアのレベルを上げ、財政基盤を強固にする。そして安心、安全にサッカーができる環境をつくりたい。
 -安全な環境つくりとは。
 世界ではスポーツやサッカーを安心に安全にできない地域がある。FIFAのパレスチナとイスラエル調停の作業部会に立ち会っているが、子どもたちが安全にサッカーができる環境は平和だということを訴える必要がある。
 -4年前との違いは。
 国がサッカーに限らずIF(国際競技団体)の役員を増やそうと支援し、(対外的に)安倍首相自ら私の名前を出してくださっている。非常に追い風だ。私もほとんどの国を回った。
 -スポーツ界に影響力があるアジア・オリンピック評議会(OCA)のアハマド会長も立候補した。
 日本オリンピック委員会の竹田恒和会長の協力をいただきながら、OCAとも協力している。OCAとアハマド会長は運命共同体なので、私をサポートしてくれるのは間違いない。われわれはAFCのサルマン会長やFIFAのブラッター会長も強力に支援している。
 -アジアの日本の見方は。
 日本の指導者養成、ユース育成への評価が高い。日本協会はアジアに指導者を派遣しているが、その中でブータンは初めてW杯アジア1次予選突破し、モルディブの女子は公式戦で初めて勝った。ベトナム代表の三浦俊也監督はヒーロー。日本の指導者は実績を上げられると評価されている。
 -自信は。
 4年前の選挙は右も左も分からず、うぶだった。今はやらなければいけないことが分かっている。手応えを感じている。
◇田嶋幸三氏略歴
 田嶋 幸三氏(たしま・こうぞう)日本サッカー協会副会長、アジア・サッカー連盟理事。現役時代はFWで、日本代表として国際Aマッチ7試合に出場。引退後は指導者を志してドイツに留学し、帰国後は母校筑波大などで教壇に立つ傍ら、日本協会の指導者養成やユース育成プログラム作成などに取り組んだ。年代別の日本代表監督も務め、01年には17歳以下世界選手権に出場。日本協会の技術委員長、専務理事を経て現職。57歳。熊本県出身。(2015/04/06-17:50)

1627とはずがたり:2015/04/16(木) 07:43:25

名豊道路は完成するとして更に新幹線の蒲郡駅でも造るつもりかやぁ!?流石に遠いんちゃうか。

東京五輪おいでん蒲郡へ セーリング競技会場で立候補へ
http://www.asahi.com/articles/ASH4F64FGH4FOIPE020.html
2015年4月14日01時58分

 愛知県は、2020年東京五輪のセーリング競技会場に立候補する方針を固めた。会場は、世界大会などの開催実績もある蒲郡市を予定。東京五輪組織委員会が会場計画を国際オリンピック委員会理事会で示す6月に向け、関係者にアピールする考えだ。

 東京五輪のセーリング競技では、東京都が江東区の会場の見直しを表明したばかり。羽田空港の航空管制下でレースを撮影するヘリコプターの飛行に制限があり、国などと協議が難航。64年の東京五輪で使われた神奈川県の江の島や、千葉市の稲毛などで既存施設の機能を調べるという。

 蒲郡市には海陽ヨットハーバーやラグナマリーナなどがあり、国内最大級のヨットレース「エリカカップ」も開催。県によると、航空管制で撮影が制限される恐れはないといい、愛知のPRや、温泉地でもある蒲郡への集客による経済効果を見込む。

1628とはずがたり:2015/04/17(金) 16:59:37

みずほ、三井住友がゴールドパートナーに 異例の1業種2社 東京五輪
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/150414/ecn15041417380019-n1.html
2015.4.14 17:38

 みずほフィナンシャルグループ(FG)と三井住友FGは14日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の「ゴールドパートナー」としてスポンサー契約を締結し、発表した。

 両行は11、12社目のゴールドパートナーで、契約カテゴリーは銀行。五輪のスポンサーは原則1業種1社だが、今回は国際オリンピック委員会(IOC)と協議し、2社共存が認められたという。組織委の森喜朗会長(77)は「招致段階から『オールジャパン』でやってきたが、2行に積極的に手を挙げていただき、まさにオールジャパンが最高の形で実現した。感無量」と話した。

 過去の五輪を含め、同業種の2社が最高位スポンサーに就くのは「初めてではないか」(組織委関係者)という。

 みずほFGの佐藤康博社長(63)は「みずほとして大きな貢献ができると考えて手を挙げており、2社併存となっても中身に変わりはない。日本の成長のために大きなインパクトとなるイベントであり、一緒に進める仲間がいることに何の問題もない」と強調。三井住友FGの宮田孝一社長(61)も「どう力を合わせるかという観点から考えたい。ポジティブなレガシーを日本に残していくことに挑戦する」と応じた。

 ゴールドパートナーは組織委員会のスポンサー契約では最上位に位置し、大会の名称やマーク類の販売での使用権、会場での商品提供の機会などを与えられる。

1629とはずがたり:2015/04/17(金) 17:00:08

五輪「国内最高位スポンサー」激烈バトル 富士通×NEC、異例「2社契約」の水面下
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/150401/ecn15040110400002-n1.html
2015.4.1 10:40

 【経済インサイド】

 「永遠のライバル」と聞かれて思い浮かべるのは「巨人」と「阪神」、「早稲田大」と「慶応大」、古くは「上杉謙信」と「武田信玄」なんていうのもある。IT業界で永遠のライバルといわれているのが「富士通」と「NEC」だ。

 その両社が東京五輪の国内最高位のスポンサー「ゴールドパートナー」の契約をめぐって、バトルを繰り広げた。150億円以上の契約金が必要なゴールドパートナーは、原則1業種1社のみ。東京五輪では、ITインフラの大型投資が見込まれており、ゴールドパートナーになれば、これらの仕事を優先的に受注できるという。このため、両社のバトルは、ヒートアップ。強力な売り込みのかいもあってか、今回はこれまでの慣習を破る「2社契約」という異例の形で決着をみた。どこまでも譲らない富士通とNEC。両社の戦いの終わりは見えない。

■「激しかった」ロビー活動

 東京五輪・パラリンピック組織委員会と、NEC、富士通は2月19日、ゴールドパートナー契約を締結した。当日は、両社がそれぞれ記者会見を開催。東京オリンピック・パラリンピック競技大会の森喜朗組織委員長も、両社の会見に足を運び、それぞれの社長と調印式を行うなど華やかな場となった。

 ゴールドパートナーの契約企業は、大会ロゴやスローガンを広告で使用する権利や、五輪やパラリンピックの日本代表選手団への協賛権などを得る。

 IT企業にとって、五輪は自社の技術やブランドを世界にアピールする絶好の舞台だが、大型案件を受注できるビジネスチャンスの場でもある。NECの遠藤信博社長は、「東京五輪の経済効果は18兆円に及び、IT関連は1兆円とされている。そのうち、20%を取りたい」と意気込む。

 五輪は、競技場や選手村のほか、近隣の交通機関にITインフラが必要になる。ゴールドパートナー契約を結べば、優先的にこれらの仕事が回ってくるとされる。両社とも“売り込み合戦”をしたことを認めないものの、自民党関係者は「両社の組織委員会へのロビー活動は、相当激しかった」と漏らす。

 これまで、両社は半導体や携帯電話事業などの不振に苦しみ、構造改革を断行。ようやく改革にめどがつき、業績が上向きつつある。数年前は、150億円以上のスポンサー料はとても拠出できなかったが、今期も黒字を確保できる見通しで、攻めの経営に転じる重要な段階を迎えている。それがゆえ、両社とも東京五輪をさらなるステップアップの場にしたいという思惑がにじむ。IT業界に詳しい広告代理店関係者は「(両社とも)東京五輪のゴールドパートナーは絶対に契約したい案件だったはず」と指摘する。

1630とはずがたり:2015/04/17(金) 17:00:30
>>1629-1630
■「電電ファミリー」の一員

 もともと、両社とも日本電信電話(現NTT)の通信機器を手がける「電電ファミリー」の一員。業態がそっくりなゆえ、重複事業が多く、古くからライバル関係にある。大型のIT投資が見込まれる東京五輪は、数十年に1度のビックチャンスだけに、両社は、絶対に負けられないとの思いが強かったとみられる。今回は、両社の強力なロビー活動のかいもあってか、原則1業種1社のゴールドパートナーに2社とも選ばれ、結果的に引き分けとなった。

 異例の同業2社がゴールドパートナーに選ばれたことについて、両社とも「特にコメントすることはない」(広報担当者)とそっけない。組織委員会の担当者は、「ITといっても、すべて1社で行うことはできない。例えば、飲料でも炭酸飲料とビールは違う。今回は、契約カテゴリーが異なり、棲み分けはできており、2社との契約を決めた」と話す。両社の“熱い売り込み”と、組織委員会の業種の細分化が、引き分けをもたらしたといえなくもない。

 今回の契約カテゴリーは、NECが顔や指紋などによる生体認証技術やネットワーク機器、ドローン(無人小型飛行ロボット)。対する富士通がインターネットの膨大な情報を支えるデータセンター(DC)分野だ。

 ただ、NECが契約したネットワーク機器は富士通も取り扱っており、一方、富士通が契約したデータセンターはNECも力を入れている分野だ。五輪でどの仕事を取りたいのかというところで、「調整が難航した」(関係者)という。このため、契約が当初の予定よりも大幅に遅れ、発表日までギリギリの調整が行われた。

■会見当日に“場外乱闘”

 ようやく、契約カテゴリーが決まり、棲み分けがついた格好だが、会見当日にも、両社の間で、ちょっとした“場外乱闘”があった。この日は、午前にNEC、午後に富士通がそれぞれ会見を行ったが、これは組織委員会と契約する電通の指定で行われた。

 ただ、広報にとっては150億円以上の巨費を払ってつかんだスポンサーだけに、どちらがメディアの露出が多いのかというのは、最も気になるところだ。午後の富士通は急遽(きゅうきょ)、会見終了後に山本社長の囲み取材を行うと前日に記者へ連絡するなど、NECにむき出しの対抗心をみせた。晴れの舞台だけに、広報関係者の五輪への強い執念をみせつけられた格好だ。

 NECの会見で、組織委員会の森喜朗会長は、契約カテゴリーの棲み分けについて問われ、「錯綜(さくそう)するところはあるが、オールジャパンで行く」と、両社に五輪を盛り上げるための協力を呼びかけた。ライバル企業同士の両社に対し、仲良くするよう、くぎを刺した発言とも読み取れる。

 永遠のライバルの富士通とNEC。両社の戦いはまだまだ続きそうだ。

1631チバQ:2015/04/20(月) 21:42:11
http://www.sankei.com/premium/news/150415/prm1504150001-n1.html
2015.4.15 06:00
【経済インサイド】
スポンサー集中する「東京」 集まらぬ「平昌」 同じ五輪でも日韓にこれだけの明暗





(1/4ページ)【経済インサイド】

満面の笑みでスポンサー契約を締結するトヨタ自動車の豊田章男社長(左)とIOCのトーマス・バッハ会長=3月13日、東京都内(AP)
 トヨタ自動車が国際オリンピック委員会(IOC)と最高位のスポンサー契約を締結した。2020年の東京五輪をはさむ15年から24年までの大型契約で、契約額は1000億円以上ともささやかれる。一方、18年に韓国で開催される平昌(ピョンチャン)冬季五輪はスポンサー集めが難航していることが伝えられており、開幕前から日韓の五輪は明暗を分けている。

 「数多くの自動車メーカーの中でトヨタを選んでいただいたことに身の引き締まる思い。トップパートナーの名に恥じないよう、五輪ムーヴメントを推進していく」

 3月13日、IOCとトヨタが都内で開いた記者会見で、豊田章男社長は決意表明した。

 会見では、IOCのトーマス・バッハ会長が、トヨタグループの創始者である豊田佐吉の考え方を成文化した「豊田綱領」に触れ、「『五輪憲章』と共通点がある。人類に優しく、発展に奉仕するということだ」と持ち上げるなど、終始“相思相愛”ぶりをアピールした。

 今回、トヨタが契約したのはIOCのスポンサー制度で最上位に位置する「TOPプログラム」。1業種1企業が選ばれ、米コカ・コーラやマクドナルドなどが名を連ねる。日本企業としては、パナソニック、ブリヂストンに続いて3社目だ。

 スポンサーになれば、五輪マークを使った広告を全世界で独占的に行う権利が与えられるほか、競技会場に自社の自動車を提供することなども可能になるという。

「屈辱」他社の車で会場入り

 会見では、同席した東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の森喜朗元首相が「トヨタにスポンサーを何とか取ってもらいたかった。(東京五輪で)他の社の車で五輪会場に入らないといけないという屈辱的なことになる」と打ち明けた。

 これまでIOCは1985年にTOPプログラム制度をスタートしたものの、自動車メーカーを対象にしていなかった。理由として、日米欧それぞれ代表するメーカーがあることなどに配慮したとの見方がある。

 今回、トヨタは初めて自動車メーカーとして選ばれる栄誉を受けた。

 「いろんな国にメーカーがあるから難しかったが、(取れて)よかった」

 会見後、トヨタ幹部はこう語った。契約額は非公開だが、1000億円とも2000億円ともいわれている。

1632チバQ:2015/04/20(月) 21:42:24
 東京五輪では、トヨタなどTOPプログラムの国内3社がワールドワイドのスポンサーとなっているだけでなく、ローカルのスポンサーにもキヤノンや日本生命、NTT、富士通、NECなど各業界から大手企業が続々と契約し、準備は着々と整っている。

 一方、トヨタのスポンサー契約に反応したのがお隣・韓国だ。

 トヨタの契約では、権利対象は15年から16年までが国内、17年から24年までが全世界となる。18年には平昌冬季五輪が予定されており、韓国を代表する自動車メーカーである現代自動車がスポンサーとして参加できるかが不明だったためだ。目の敵にしている日本の車で会場入りすることになれば、まさしく「屈辱」だ。

 ただ、3月19日の中央日報日本語版(電子版)は、平昌冬季五輪組織委の関係者が「トヨタが2017年から8年間、IOCとトップパートナー契約を結んだが、平昌冬季五輪に限り例外条項を設けたので同種企業である現代自動車がローカルスポンサーとして入ることには何の問題もない」と述べたと報じた。

スポンサー集め目標の4割?

 背景にはスポンサー集めが苦戦していることがある。

 4月7日、朝鮮日報日本語版(電子版)は、平昌冬季五輪組織委がサムスングループと1000億ウォン(約110億円)規模の公式スポンサー契約を結んだと報じた。

 スポンサー企業は大韓航空などと合わせ6社になった。ただ、開催を3年後に控え、8530億ウォン(約940億円)という後援目標額の達成率は41%にとどまっているという。

 朝鮮日報によると、トヨタ同様、IOCのTOPプログラムのスポンサーでもあるサムスンがローカルのスポンサーまで引き受けるのは異例で、スポンサーが集まらず、慌てて大統領府が参加を求めたことが影響したという。

 当の現代自は今のところ、スポンサーを正式に表明していないようだ。

 米国などで「日本車キラー」として一躍注目を浴びた現代自だが、足元の業績は伸び悩んでいるうえ、10兆ウォン(約1兆円)の巨費をかけた本社ビルの建設など出費も多い。五輪スポンサーになる余裕がないのかもしれない。

 そもそも平昌冬季五輪は組織委員長を「ナッツ姫」で批判された大韓航空など韓進(ハンジン)グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長が務め、分散開催論がくすぶるなど、開催が危ぶまれた。成功には欠かせない有力スポンサーについても、東京五輪との違いがあらためて際立っている。

1633とはずがたり:2015/04/29(水) 08:50:43

JOCが田中副会長調査へ 反社会的勢力と交際報道受け
http://www.asahi.com/articles/ASH4X653DH4XUTQP01S.html?iref=com_rnavi_arank_nr02
2015年4月28日20時12分

 日本オリンピック委員会(JOC)は、田中英寿副会長(日大理事長)が反社会的勢力と関係があると海外メディアに報じられたことについて、外部に委託して調査することを28日の常務理事会で決めた。この問題は24日の衆院文部科学委員会でも採り上げられ、文科省はJOCに事実関係の解明を求めている。

 JOCは週刊誌で報じられた昨年2月にも本人に聞き取り調査をしたが、青木剛専務理事は「その時はそうした事実の確認はできなかった」と話した。

 田中副会長は、常務理事会後に「事実無根。何回もそう訴えている」と話し、6月の役員改選後も推薦を受ければ理事職を続ける意向を示した。

1634チバQ:2015/05/06(水) 09:32:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150430-00050139-yom-socc
FIFA理事に田嶋幸三氏…4年ぶり日本人就任
読売新聞 4月30日(木)19時50分配信

 【マナマ=大野展誠】アジア・サッカー連盟(AFC)総会が30日、バーレーンのマナマで行われ、国際サッカー連盟(FIFA)の理事選で、日本協会副会長の田嶋幸三氏(57)が初当選した。

 日本人がFIFA理事に就任するのは、2011年に定年で引退した小倉純二・日本協会名誉会長以来4人目。

 改選枠は3で、当初は7人が立候補していたが、カタールとオマーンの候補が立候補を取り下げた。投票権を持つ加盟46協会による投票は、4年任期の2枠と2年任期の1枠を分けて行われた。

 田嶋氏は、4年任期の候補4人の中で最多の36票を獲得。アブドラ氏(マレーシア)も25票で当選し、鄭夢奎(チョンモンギュ)氏(韓国)と現職のマクディ氏(タイ)は、ともに13票で落選した。

 2年任期は、国際オリンピック委員会(IOC)委員のアハマド氏(クウェート)が無投票で当選した。AFC会長にはサルマン氏(バーレーン)が無投票で再任され、FIFA副会長に就任する。

 元日本代表選手で、日本協会の技術委員長や専務理事を務めてきた田嶋氏は、小倉氏の後任として出馬した11年のFIFA理事選で落選。以後、AFC理事や評価特別委の委員長などを務めて、AFC改革や競技力向上に尽力してきた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150430-00000084-nksports-socc
小倉純二氏ら過去に3人/日本人FIFA理事メモ
日刊スポーツ 4月30日(木)19時50分配信

 アジア・サッカー連盟(AFC)は30日、バーレーン・マナマで総会を開催し、国際サッカー連盟(FIFA)理事選挙で、立候補していた日本協会の田嶋幸三副会長(57)が当選し、FIFA理事就任が決まった。

 5月末のFIFA総会で正式に承認される。

 日本協会の田嶋幸三副会長が今回、日本にとって史上4人目のFIFA理事に当選した。日本は過去に3人のFIFA理事を輩出しており、58年に工学博士だった市田左右一氏が日本人初の「常任理事」に就任。

 2人目は、第4代日本協会会長で医師だった野津謙氏が69年にFIFA理事に就任した。02年のW杯日韓大会後には小倉純二氏が日本人3人目のFIFA理事に就任。この時は、94年に村田忠男氏、97年に川淵三郎氏、98年に小倉氏が「3連敗」した後の当選だった

1635チバQ:2015/05/06(水) 09:33:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150501-00000027-tospoweb-socc
日本から待望のFIFA理事 2018年W杯アジア出場枠「4・5」死守なるか
東スポWeb 5月1日(金)17時51分配信

 アジアサッカー連盟(AFC)総会が4月30日、バーレーンのマナマで行われ、AFC選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事選で日本サッカー協会の田嶋幸三副会長(57)が36票を獲得し、2度目の挑戦で初当選した。

 2011年の落選の悔しさを晴らした田嶋氏は「当選したことで改めて責任の重さを感じています。しっかり4年間準備を進め、やるべきことをやってきたことが実った結果」とコメント。日本協会の大仁邦弥会長(70)も「日本からFIFA理事を輩出することは大きな目標だったので達成できてよかった」と喜んだ。

 田嶋氏のFIFA理事の任期は4年。まずは5月30日のFIFA理事会で決定される2018年ロシアW杯のアジア出場枠4・5の死守が大きな仕事だ。昨夏のブラジルW杯に出場した日本などのアジア勢は未勝利に終わり、出場枠を削減されかねない状況。さらに、FIFAのゼップ・ブラッター会長(79)は同W杯で躍進した北中米・カリブ海の出場枠を3・5から4に増やす可能性を示唆している。

 FIFA理事に就任すれば、最高議決機関である理事会に出席できる。リアルタイムで出場枠に関する各国の情勢を把握しやすくなり、政治的な働きかけなど迅速な対応も可能だ。アジアの出場枠の削減にストップをかけるためにも、田嶋副会長の手腕に大きな期待がかかる。

 一方、日本が検討している23年の女子W杯招致に向けても大きなメリットがありそうだ。19年のFIFA理事会で開催地を決める予定だが、田嶋氏の任期中にW杯招致活動が行われるため、サッカー界の動きをいち早く察知でき、有利な状況をつくりやすくなる。

 日本サッカー界の未来は、田嶋氏の仕事ぶりにかかっていると言っても過言ではなさそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150501-00000285-sph-socc
18年ロシアW杯、アジア枠「5」に拡大も
スポーツ報知 5月2日(土)7時3分配信

 2018年ロシアW杯のアジアの出場枠が「5」に拡大される案が1日、浮上した。この日、バーレーンでのアジア・サッカー連盟(AFC)の総会から帰国した日本サッカー協会の小倉純二名誉会長(76)によると、「アジアの出場枠は(従来の)4・5は維持しないといけない。逆に増えることもあり得る」とコメントした。

 アジアの出場枠は過去4大会連続で4・5だったが、昨年のブラジルW杯でアジア4か国が1勝もできず1次リーグ敗退。減枠される声も上がっていたが、AFC総会に出席した国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長がアジアの影響力を再確認。増やすべきという声が出ても不思議ではない状況という。

 先月30日のAFC総会で日本協会の田嶋幸三副会長(57)がFIFA理事選に初当選。ロシアW杯の大陸別出場枠は30日のFIFA臨時理事会で決定する。田嶋新理事も出席するが「いる、いないでは大違い」と同理事経験者の小倉名誉会長。アジアの枠を死守、拡大が新理事の初仕事になりそうだ。

1636チバQ:2015/05/06(水) 09:35:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150504-00000006-sanspo-socc

日本協会が“動く”!W杯単独開催目指しFIFA総会東京招致計画
サンケイスポーツ 5月4日(月)7時0分配信

 日本サッカー協会が国際サッカー連盟(FIFA)総会を東京に招致する計画があることが3日、分かった。同総会は209の国と地域の代表が集まり、W杯開催地など重要事項を決定する会議で、年に一度開催される。日本協会は創立100周年事業の一環として、2021年までの招致を目指す。実現すれば、34年のW杯日本単独開催が現実味を帯びてくる。

 W杯の日本単独開催へ、布石を打つ。日本協会がサッカー界のビッグイベント、FIFA総会の東京開催を目指し、本格的に動き出した。

 「総会を日本に呼ぼうと考えている。世界から人が集まるので、日本への注目度は高まる」(協会幹部)

 FIFAに加盟する209の国と地域の代表が集まる会議。日本協会は創立100周年事業として、2021年までの開催を模索中だが、先月30日に田嶋幸三副会長がFIFA理事に初当選したことで、今後のロビー活動が活発になる。

 FIFA総会は年1回の開催。W杯イヤーは開催国がホスト役を務める。アジアでの開催は東京五輪が行われた1964年に東京、日韓W杯の2002年にソウル(韓国)、08年にシドニー(豪州はアジア連盟所属)とこれまで3度。W杯開催地など重要事項を決定するイベントを再び東京で開けば、アジアでのリーダーシップを印象づけられる。

 その先にある本当の狙いは、W杯の日本単独開催。日本協会は2050年までの実施を目標に掲げる。2022年大会がカタール開催に決まったため、アジアではその後2大会は開催できず、早くて34年となる。

 20年フットサルW杯、23年女子W杯など今後のイベント招致に追い風になることも確実。世界のVIPたちに「おもてなし」の精神を発揮する。

1637チバQ:2015/05/06(水) 09:35:42
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150502-00010000-sdigestw-socc
田嶋幸三氏「FIFA理事選」圧勝の舞台裏――総力を結集したロビー活動の勝利
SOCCER DIGEST Web 5月2日(土)10時44分配信
北朝鮮、イラクを含めたアジア42か国を訪問し、協力を要請。
 アジアサッカー連盟(AFC)は4月30日、バーレーンのマナマで総会を開き、国際サッカー連盟(FIFA)理事選挙を実施した。2枠を4人で争った「任期4年」に立候補した日本協会の田嶋幸三副会長が、2位に10票差をつける36票を獲得する圧勝で初当選。4年前の選挙で敗れた雪辱を果たし、市田左右一氏(58年)、野津謙氏(69年)、小倉純二氏(02年)に続く日本人4人目のFIFA理事の座を手にした。

「責任の重さを感じています。4年間準備を進め、やるべきことやってきたことが実った。日本、アジア、世界サッカーのために全力を尽くしたい」

 地道な活動が実った。田嶋副会長は、14年は年間300日以上も海外に出張。AFCに加盟する46か国中、シリア、パレスチナ、イエメン、アフガニスタンを除く42か国に足を運んだ。

 昨年9月に北朝鮮、4月にはイラクに滞在するなど外務省の支援も受け、政情不安な国々でもロビー活動を展開。マナマ入り直前には協会会長が交代したばかりのインドネシアを訪問し、新旧どちらの会長が投票してもいいように、両会長に最後の協力要請を行なう徹底ぶりだった。

 日本協会として、アジア諸国への貢献事業を継続したことも当選を後押しした。JFA公認指導者の海外派遣を積極的に行ない、現在は17人の日本人がアジア各国の男女、年代別の代表監督や強化責任者などのポジションで活躍。審判インストラクターやコーチなどの指導者養成の事業も展開している。

 また、ボールの贈呈やグラウンドの設立などハード面の整備もサポート。協会が一丸となって、徐々にアジア各国からの信頼を勝ち取っていった。

 田嶋副会長は11年のFIFA理事選に落選後は、AFC理事に就任して実績を積んだ。11、12年には不正が横行していたAFC内の洗浄化を図るため、評価委員会の委員長に着任。モハメド・ビン・ハマム元会長らの永久活動停止処分につながる調査に携わった。「あれで敵も増やしたが、仕事をしたと評価された」と振り返る。

 選挙前夜にマナマ市内のホテルに集まった多くのAFC関係者が、「田嶋は確実に当選する」と予想しており、盤石の態勢で選挙を迎えていた。

 世界のサッカー界の重要な決定事項を司る会議に、田嶋副会長が出席できる意味は情報収集や影響力の行使など大きい。18年ロシア・ワールドカップの大陸別出場枠は、5月30日のFIFA理事会で配分が決まる予定で、アジア全体のために4・5枠を死守することが、新FIFA理事として最初の仕事になる。

1638とはずがたり:2015/05/16(土) 19:22:45

平昌五輪、やっぱり開催危機! 本気で日本や北朝鮮との共催も?
週プレNews 2015年4月20日 11時00分 (2015年5月16日 19時02分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/sports_clm/20150420/Shueishapn_20150420_46593.html

2020年東京五輪を控え、何かにつけ盛り上がる日本とはずいぶん様子が違う。

今、お隣の韓国では、2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪の開催が本気で危ぶまれている。国内での分散開催どころか、日本や北朝鮮との共同開催まで取り沙汰されるなど混乱する現地を訪れてきた!

■見積もりが甘く、巨額負債が確定!

昨年12月あたりから日本でもたびたび報じられている「2018年平昌冬季五輪の開催危機説」。

発端は同月にIOC(国際オリンピック委員会)が発表した声明。その骨子は「五輪開催地以外の地域や国家との分散開催も可能にする」というもの。これが平昌大会を指していて、さらに「開催地以外」とは、ソウルをはじめとする韓国国内の他都市だけでなく日本や北朝鮮まで含むのではないかと話題に火がついたのだ。

でも、なんでそうなるの!?

平昌五輪は2度の落選を経て、11年にようやく誘致に成功した大会だ。それほどの念願だったならば準備は万端なはずだが…。

理由は資金不足。もともとの予算より余計にお金が必要になってしまったため右往左往しているというわけだ。

誘致当初、韓国政府は大会の総予算規模(競技インフラ整備、大会運営費)を約8810億円と算出。前回ソチ五輪の予算が5兆円規模と巨額だったこともあり、その5分の1の「スマート五輪」をうたっていたのだ。

ところが、一部競技でIOCと韓国組織委員会との間で工事予算の見解の違いが発覚。既存施設の補修ではなく一部を新設する必要に迫られることになった。さらに国内組織委員会のスポンサー獲得問題、大会後の競技場の活用問題や周辺地域への観光振興への取り組みなどの問題も山積み。

それらの要因が重なり、大会予算が約1兆2890億円にまで膨れ上がった。当初予算から5割増しだ。

結果、地元自治体である江原道(カンウォンド)が負う負債は2千億円に達するとも韓国メディアは報じている。同道の人口が約150万人だからひとり当たりの金額に換算すると約13万円。確かにたまったものではない。

巨額負債に懸念を示す国内の一部有力メディアが「既存施設を使えるソウルなどとの分散開催」を唱えていることもあり、3月12日にはソウルで市民団体による単独開催反対記者会見まで開かれてしまったのだ。

そんな混乱が続く現地の状況を確かめるべく、筆者は韓国へ飛んだ。

* * *

平昌郡(市ではない)は韓国北東部・江原道にある小さな街。韓国国内でも五輪誘致前までは無名だったという。首都ソウルから平昌に向かう前に、まずは腹ごしらえとばかりにちょっと寄り道。

平昌と同じ江原道にある春川(チュンチョン)という市は、かの『冬ソナ』のロケ地としても有名な韓国有数の観光地。そして韓国料理「タッカルビ」発祥の地でもある。…客の多い店に飛び込みで入ると、おばちゃんが甘辛ソースに絡めた鶏肉、キャベツ、餅をジュージューと炒めてくれる。
で、「五輪はどうなんすか?」とざっくりと聞いてみると「あんた、何言ってんの?」という顔をされた。
「ここは関係ないよ。平昌にお行きなさい」

えーっ! 春川って「開催地の最も近くにある有名観光都市」でしょ? なのに、「関係ない」って…。ホントに全然盛り上がっていないのか!?

気を取り直して一路、バスを乗り継ぎ平昌へ。

夜に到着した平昌は評判どおりの小さな街。短いメインストリートは静まり返り、ほとんど人も歩いていない。五輪用の新しい宿泊施設が建てられている様子もまったくない。

そして何よりビックリしたのは、街中に横断幕など五輪ムードを感じさせるものが皆無ということ。数少ない営業中の食堂のおばちゃんに五輪について聞いてみた。「(街の中心部である)ここではやらないからね。明日の朝、(一部の屋外競技の会場となる山あいのリゾート施設へ行く)バスに乗りなさい」
お膝元ですらここまで無関心とは…。

1639とはずがたり:2015/05/16(土) 19:23:15
>>1638-1639
翌朝、そのリゾート施設に向かう。ここではジャンプやボブスレーなどが行なわれる。ジャンプ台は既存の施設を使うようで、すでに完成済み。一方でボブスレー会場はまだ山の樹木を切り落としただけという程度。

すぐ近くに大会組織委員会の事務所があった。さすがに飛び込みではしっかりとした情報は聞けなかったが、ソウルにあるメディア広報部の電話番号を教えてくれた。

電話をかけると、女性担当者が丁寧に応じてくれた。

―工事が遅れている、という韓国メディアの報道が相次いでいますが?

「工事は一部の見直しのある会場を除いては順調に進んでいますよ。そちらにあるボブスレーを含めて。ちなみに(平昌の隣の)江陵(カンヌン)に建設中のフィギュアスケートの会場は11.3%(工事の進捗[しんちょく]率。以下同)。アイスホッケー会場は11.5%で年内中に全体の53%を終える計画です。17年にはプレ大会も控えていますので」

―フィギュア会場などは当初の着工時期が3年以上前だったという報道もありますが。「もともとの計画と比べて遅れているというご意見は少し実情と合わない部分があると思います。あくまで当初の計画ということですので」

今のところ、特に問題はないという主張だ。ならば、最も建設にお金がかかる室内競技の各工事現場はどうなっているのだろう? 建設予定地である江陵に向かった。

■地元住民も「期待していない」

平昌からバスに揺られること2時間、江陵のバスターミナルに到着。そこからタクシーに乗り、運転手に行き先を「平昌五輪の競技会場の工事現場」と告げると、不思議がられてしまった。

「え、現場に行くの? 見るものは何もないよ。骨組みすらないんだから。最近はフェンスで覆われていて中も見えないし。一体どうなってんだかわからない。地元では『(建設が)遅れているらしい』という話にしかなっていない。今年は雪が降らなかったから、早く工事を進められたはずなんだけど…」

現場に到着し、裏山に登ってのぞいてみると…進捗率11.3%のフィギュアスケート会場はまだ基礎工事の穴を掘っているという状態。進捗率11.5%のアイスホッケー会場は土の上に基礎となるコンクリートが置かれているだけだった。完成予定は17年4月頃というからまだまだスケジュールに余裕はあるということなのだろうか。

しかし、実際に現場を訪れてみて工事の遅れ以上に問題だと感じたのは、やはり地元の盛り上がりのなさ。はっきり言って、かなりヤバイ!

誘致当初、韓国は「この大会を通じて先進国入りを」なんてうたっていたが一体、誰のための大会なの?

江陵のバスターミナルで会った40代の男性はこんなふうに話した。
「交通網は整備されるだろうけど、五輪には期待していない。市民の借金が増えるだけ。失敗確実だよ」

つい先日も有力紙『ハンギョレ新聞』がアイスホッケー、フィギュアスケートなどの4種目を国内にある既存の競技場で行なえば、約370億円を節約できるとのシミュレーション結果を報じ、国内での分散開催にすべきだと強く主張した。

また、スポーツ産業学に詳しい西江(ソガン)大学のチェ・デヒョク教授も大手テレビ局「MBC」のインタビューにこう答えている。

「工事の進捗率が10%未満といった段階なら、中止・原状復帰の費用を甘受してでも別都市にある既存の競技場でやったほうがマシ」

一部競技の韓国側からIOCへの分散開催の通告期限は3月31日だった。予算の見通しは立たず、地元もまるで盛り上がっていない。それでも朴槿恵(パククネ)大統領は「平昌単独開催で問題なし」と言い切ったが……ホントに大丈夫か!?
(取材・文・撮影/吉崎エイジーニョ)

1640とはずがたり:2015/05/19(火) 08:31:07

<新国立競技場>相次ぐ計画見直し 甘かった当初の見積もり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000116-mai-spo
毎日新聞 5月18日(月)21時29分配信

新国立競技場建設について意見を交わす下村博文文部科学相(左)と東京都の舛添要一知事=東京都庁で2015年5月18日午前11時4分、飯山太郎撮影

 五輪のシンボルとなる新国立競技場が相次ぐ計画変更にさらされている。JSC関係者は「費用や工期という現実に直面するにつれ、(当初計画の)実現が難しくなった」と率直だ。

 2013年9月に開催が決まったが、招致段階で新国立競技場の総工費は1300億円だった。しかし、基本設計を立案する段階になり、総工費は3000億円規模まで膨らむことが明らかになった。課題だった国民世論の支持率を高め、招致を実現するため、予算を低く見積もったことのツケが回ってきている。

 工費を抑制するため、新国立競技場は当初の姿から変わってきた。13年11月、床面積を25%削減する縮小案が提示され、流線型のラインが近未来を予感させる世界的建築家のザハ・ハディド氏の原案は失われた。

 また、招致段階では「最先端の競技施設」と日本の技術力をアピールした。その一部が音楽ホール並みに音響効果を高める遮音性の高い開閉式屋根、臨場感を増すためにグラウンドにせり出す電動式の可動席。今回の見直しで、その新技術も五輪に間に合わない。JSC関係者は「掲げてきた旗印が変わるのだから重く受け止める」と話した。

 新国立競技場の建設はデザイン選定が議論を呼び、一部の建築家から「景観を壊す」と指摘された。それでも工期に間に合わせるために計画を推し進め、工費を補うためスポーツ振興くじ(toto)の対象をプロ野球に拡大する案すら浮上している。新国立を巡る議論は不透明感がつきまとう。

 皮肉にも「オールジャパン」体制を組むはずの身内の舛添知事から「情報開示」を迫られて「万機公論に決すべし」とさえ諭された。国民に負担を強いる一大事業であるからこそ、丁寧に説明責任を果たして理解を得る必要がある。【田原和宏】

1641とはずがたり:2015/05/19(火) 08:35:26

新国立競技場:計画見直し 招致時の背伸びのツケ
http://mainichi.jp/sports/news/20150519k0000m050096000c.html
毎日新聞 2015年05月18日 21時33分(最終更新 05月19日 01時01分)

 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場として建て替える新国立競技場(新宿区)で18日、再び計画見直しが浮上した。13年9月の開催決定時に国際オリンピック委員会(IOC)から「安心、安全」と評された大会は開幕まで約5年前になっても、全体像が定まらず、どたばた劇が続いている。

 この日、下村博文文部科学相が舛添要一知事を都庁に訪ねたのは新国立競技場の費用負担の要請が目的だった。だが、舛添知事から説明不足を詰め寄られると、下村文科相が突如、見直しを口にした。春に工期が間に合わないことが分かり「国家プロジェクトで失敗は許されない」(文科省幹部)と水面下で検討した打開策だった。

 経費節減に向けて下村氏が「誠意」を見せるための踏み込んだ発言だったが、根回しがなかったため周囲は慌てた。組織委員会の森喜朗会長も「とにかく物価高騰だけ(が原因)じゃないぐらい(建設費が)すごいんだ」と説明に苦労した。

 一方、バスケットボールなどの会場予定だった「夢の島ユース・プラザ」(江東区)も建設費が招致時に見積もった364億円から880億円に上る試算となり建設が中止された。経費削減のため、既存施設の活用が検討され、全体の会場計画も変更が相次いでいる。招致時の最大の売りだった競技会場の85%が選手村(中央区)から半径8キロ圏内の構想も崩れさった。

 それでもIOCはバッハ会長が進める中長期改革「アジェンダ2020」で掲げた経費削減策のモデルと期待しており、東京を支持する。IOCにも開催費が高騰して招致を希望する都市が減り、五輪ブランドが低下しつつあることに危機感があるためだ。国民の負担を軽減することは五輪開催の流れだが、招致に関わった関係者は計画の見直しが続き「日本への信頼感が揺らがないか心配だ」と懸念する。【藤野智成、田原和宏】

1642とはずがたり:2015/05/19(火) 15:18:18

<テコンドー>浜田、初「金」…女子57キロ級 世界選手権
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6160494

 全日本テコンドー協会に入った連絡によると、ロシア・チェリャビンスクで開催されていたテコンドーの世界選手権で最終日の18日、女子57キロ級で浜田真由(21)=ベストアメニティ=が優勝した。テコンドーでは五輪、世界選手権を通じて、日本選手初の金メダル獲得となった。(毎日新聞)

1643チバQ:2015/05/20(水) 21:58:33
下村博文は5年後の天気がわかるのか?
屋根がなくても支障がない=雨が降らないのか!?
http://www.sankei.com/politics/news/150519/plt1505190023-n1.html
2015.5.19 11:18

新国立競技場の屋根先送り、文科相「東京五輪に支障ない」 





 下村博文文部科学相は19日の記者会見で、新国立競技場(東京都新宿区)の開閉式屋根の設置を2020年東京五輪・パラリンピック後に先送りする方針に関し「(屋根設置は)コンサートなどに競技場を有効活用するためであり、五輪や19年のラグビー・ワールドカップ開催に支障はない」との認識を示した。

 フィールド部分を覆う開閉式屋根を当初の計画通りに設置した場合には、工事が数カ月遅れると建設業者から指摘されたと説明。「19年の完成を厳守するための判断だ」と強調した。

 下村氏は18日、東京都庁で舛添要一知事と会談した際、コスト削減や工期短縮の必要性を指摘。開閉式屋根の設置先送りに加え、8万人収容の観客席のうち可動式の1万5千席分を仮設にするなど、建設計画を見直す考えを表明した。

1644とはずがたり:2015/05/27(水) 15:05:31
マラソン:ボランティア応募ゼロ 行政側、回らない…
http://mainichi.jp/select/news/20150522k0000m040042000c.html
毎日新聞 2015年05月21日 19時13分(最終更新 05月21日 19時17分)

 福岡県行橋市が今年度から募集を始めたスポーツ大会の市民ボランティアが、受け付け1カ月でまだ一人も応募がない事態となっている。スポーツによる地域振興を狙い初開催するハーフマラソンでは、300人近いボランティアや審判員が必要とみられ「市職員だけでは回らない」と、担当課は頭を抱えている。【山本紀子】

 市は海岸線への集客力を高めようと7月に長井浜でビーチバレーボールフェスタを、来年1月に蓑島漁港から航空自衛隊築城基地までを走るハーフマラソンを予定している。いずれも数千人が来場するとみられ、会場設営や場内整理、ごみ拾いや後片付けで多くの人の力が必要となる。

 今年2月の北九州マラソンでは、体育関係の団体関係者や市民ら約4900人のボランティアが、沿道整理やランナーへのメダルかけに手を貸したという。行橋市は4月15日号の市報でビーチバレーでのボランティアを、5月15日号で各種大会での人手募集を告知したが、応募はゼロにとどまる。

 ボランティアは昼食やスタッフジャンパーを支給されることもあるが基本は無給で、縁の下の力持ち的な存在だ。市教委生涯学習課は「ボランティアの概念が浸透せず困っている。支えるより参加したいという人の方が多いのかもしれない」と分析する。現在は京築地域の高校や西日本工業大を訪問して学生への協力を呼びかけており、今後もさらに市民に働きかけていく。

1645チバQ:2015/05/27(水) 21:39:03
http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20150527-OHT1T50161.html
FIFA副会長ら7人を贈収賄で逮捕
2015年5月27日20時49分 スポーツ報知

 米司法省は27日、国際大会に関わる贈収賄の疑いで、国際サッカー連盟(FIFA)のフィゲレド、ウェブの副会長2人を含む7人をスイスの当局がチューリヒで逮捕したと発表した。元FIFA副会長のワーナー氏、元南米連盟会長のレオス氏ら計14人が起訴された。

 これとは別にスイスの当局が2018、22年のワールドカップ(W杯)招致に絡む疑惑の調査を開始。「金権体質」を批判されるFIFAに対し、捜査の目が向けられ、批判が一層高まることも予想される。

 1990年代初めから現在に至るまでの贈収賄などが容疑。スポーツ関連メディアや代理店から総額1億5000万ドル(約185億円)以上がFIFAの役員や関連団体への賄賂として使われ、見返りに南米の大会でのスポンサー権などを受け取ったとしている。FIFAのブラッター会長は逮捕者に含まれていない。

 ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)によると、米国のリンチ司法長官と米連邦捜査局(FBI)のコミー長官がニューヨークで記者会見を行う予定。

 FIFAは27日に記者会見し、5選を目指すブラッター会長と、ヨルダンのアリ王子が立候補している会長選挙が行われる29日の総会は予定通りに開催すると発表した。

1646旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/05/27(水) 22:10:37
来月中に五輪相任命へ、有力候補は…特措法成立
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150527-OYT1T50054.html?from=ytop_ylist
 2020年東京五輪・パラリンピックに向けた準備を円滑に進めるため、五輪相を専任ポストとすることを盛り込んだ「五輪・パラリンピック特別措置法」が27日午前の参院本会議で、与野党の賛成多数で可決され、成立した。
 安倍首相は6月中に五輪相を任命する方針で、大会組織委員会理事を務める自民党の遠藤利明元文部科学副大臣の起用が有力視されている。
 五輪準備は、会場建設やテロ対策、交通網整備などの担当が各省庁にまたがっているため、特措法で設置する専任の五輪相を仕切り役とし、リーダーシップを発揮しやすくする。内閣法の付則にある閣僚の定員を20年度末までの間、1人増やして「19人以内」とする。

1647チバQ:2015/05/28(木) 20:54:31
http://mainichi.jp/sports/news/20150528k0000m030121000c.html
FIFA幹部逮捕:会長選直前に激震 長年の疑惑明るみ
毎日新聞 2015年05月28日 00時00分(最終更新 05月28日 05時18分)
 【ベルリン中西啓介、鈴木英世】世界で最も裕福なスポーツ団体の一つとされる国際サッカー連盟(FIFA)に27日、米国とスイスの司法当局による捜査のメスが相次いで入った。ワールドカップ(W杯)招致などを巡り、長年疑惑が持たれていたFIFA幹部による贈収賄事件が明るみに出たことで、17年にわたりFIFAを率いてきたブラッター体制には激震が走った。5選を目指すブラッター会長と、ヨルダンのアリ王子が立候補している会長選挙が29日に行われる予定だが、先延ばしにしてきた組織改革を迫られることは必至だ。

 米国のリンチ司法長官は27日の声明で「今回の事件は米国や海外で横行しており、組織的で根深いものだ」との認識を示し、今後も捜査が続くことを示唆した。一方、幹部逮捕の一報を受けて記者会見したFIFAのデグレゴリオ広報官は「FIFAにとってはすばらしい日ではないが、良い日だ」と述べて汚職摘発を歓迎し、「会長は疑惑の当事者ではなく、辞任する理由はない」と責任回避に努めた。加えてFIFAとして「被害者として協力する」と逮捕者個人の問題とも受け取れる発表もし、捜査機関に協力する姿勢を示した。

 しかし、総会直前に2人の副会長を含む幹部が逮捕されたことで、28日からの総会が円滑に行えるかは不透明だ。総会では会長選のほか、各大陸連盟で選出された理事の承認もあるが、2002年から11年までFIFA理事を務めた小倉純二・日本協会名誉会長は「(理事を兼ねる)副会長が2人捕まっている。そういう人を承認していいのか、というのはある」と疑念を持つ。「こんなことはFIFAの歴史で初めて。岐路に立たされており、情報を精査して早急に対応を決めなくてはならない」と語った。

 ◇開催地選定ずさん

 近年、欧米メディアでは、W杯など国際大会の放映権収入や、スポンサー契約による膨大な資金を持つFIFAに対し、透明性の高い運営を求める報道が相次いでいる。こうした動きを強めたのが、10年に決定した18年のロシアW杯と22年のカタールW杯招致を巡る疑惑だ。

 ロイター通信によると、両大会の招致を巡り贈収賄があったとの疑惑が浮上。FIFAは12年に米国出身の元検事に依頼し疑惑の調査を開始した。だが昨年、調査結果の全文公表を拒否した上で、「重大な違法行為はなかった」とする総括文を発表するにとどめた。元検事は「誤った解釈だ」と抗議し、辞任していた。

 また、サッカーの伝統がなく、通常W杯が開催される6、7月に猛暑になるカタールでの開催を疑問視する声は当初から根強かった。FIFAはこうした指摘に対し今年3月、大会を11、12月開催に変更することを発表。改めてずさんな開催地選定を印象付ける結果になった。

 これまでもFIFA幹部を巡っては、汚職に関する報道が後を絶たなかったが、大規模な摘発に発展することはなかった。FIFAで長く委員を務めたツバンチガーさん(69)は27日、独メディアの取材に「やっと起こるべきことが起きた」と捜査を歓迎。「会長の再任を防ぐだけでは不十分だ。問題はFIFAの構造そのものにある」と述べ、徹底した改革を求めた。

1648チバQ:2015/05/28(木) 20:56:32
http://www.sankei.com/world/news/150528/wor1505280026-n1.html
015.5.28 09:18
【FIFA汚職】
「ナイキ」戦々恐々、「コカコーラ」「アディダス」はFIFAを痛烈批判

【ニューヨーク=黒沢潤】サッカー国際大会をめぐる汚職疑惑で国際サッカー連盟(FIFA)関係者ら14人が米国で訴追されたのを受け、事件との関連が指摘された米スポーツ大手ナイキが戦々恐々としている。一方、FIFAのスポンサー企業からは痛烈な批判も飛び出している。

 米司法当局によれば、ナイキは1996年、シューズやウエアなどをブラジルの代表チームに10年間提供する見返りに、1億6千万ドル(約198億円)をブラジル側に支払うことで合意した。

 また、「マーケティング費」の名目で4千万ドル(約40億円)支払うことでも合意していたという。

 ナイキは当局の指摘を受け27日、「ビジネスでもスポーツの場でも公平さが大事であり、われわれは贈収賄などに強く反対する」と強調。その上で、捜査に全面的に協力する姿勢を示した。

 一方、FIFAのスポンサー企業である清涼飲料大手のコカ・コーラは、「(汚職疑惑について)繰り返し懸念を表明してきた。(FIFAは自らの)使命に泥を塗った」と強く批判した。同じく独アディダスもFIFAに対し、コンプライアンス(法令順守)の基準を策定すべきだと苦言を呈した。

 2018年W杯のスポンサーを務めるベルギーの飲料大手アンハイザー・ブッシュ・インベブは、捜査の進展を注意深く見守っていくと強調。同じく米マクドナルドも「事件をとても懸念している」との声明を発表した。

1649チバQ:2015/05/28(木) 20:57:16
http://www.sankei.com/world/news/150528/wor1505280031-n1.html
2015.5.28 11:14
【FIFA汚職】
さらにFIFA元会長を逮捕 トリニダード・トバゴで 南ア猛反発

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【FIFA汚職幹部逮捕】

トリニダード・トバゴ東部で、オフィスを出た後に話す国際サッカー連盟(FIFA)のジャック・ワーナー元副会長=27日(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件で起訴されたジャック・ワーナー元副会長(トリニダード・トバゴ出身)が27日、自国で出頭し、逮捕された。

 同元会長をめぐっては、米司法省が同日、南アフリカが招致した2010年ワールドカップ(W杯)に関し、南ア側に1千万ドル(約12億円)の賄賂を要求した疑いがあると発表していた。

 元会長は、すでに起訴された14人のうちの1人。南アW杯の開催地を決定する理事会で、理事を務めていたという。起訴資料によれば、元副会長は数人と共謀し、スイスにあるFIFAの銀行口座に南ア側から金を振り込んでもらった後、ニューヨークにある自身の銀行口座に送金してもらっていた。

 南ア・サッカー協会は「全く根拠のない事実」と全面否定している。

 スイスの司法当局は27日、18年(ロシア)と22年(カタール)のW杯招致をめぐっても捜査を行うと表明。リンチ米司法長官は、捜査を理由に大会開催を妨げる考えのないことを示す一方、スイスでの捜査には積極的に協力する意向を表明した。

1650チバQ:2015/05/28(木) 21:15:04
http://mainichi.jp/select/news/20150528k0000e030162000c.html
FIFA:被告ら疑惑うわさ絶えず…放映権や会長選巡り
毎日新聞 2015年05月28日 11時02分(最終更新 05月28日 12時26分)

 【サンパウロ朴鐘珠】贈収賄などの罪で米司法省に27日起訴された国際サッカー連盟(FIFA)幹部ら被告14人のうち、複数は以前から不正への関与がうわさされていた。

 米メディアの報道などによると、FIFA副会長と北中米カリブ海サッカー連盟会長を務めたジャック・ワーナー被告(72)=中米トリニダード・トバゴ籍=は2011年、不正の追及から逃れるように両役職を辞任した。

 当時ワーナー被告には、ワールドカップ(W杯)の入場券やテレビ放映権の売買を仲介し利益を得たほか、FIFA会長選に絡み票の買収を仲介した疑惑が浮上していた。だが、辞任によってFIFA倫理委員会が調査を中止し、真実は闇に葬られた。ワーナー被告は潔白を主張していたが、息子2人が今回、米司法省の捜査に対し有罪を認めている。トリニダード・トバゴ司法当局は米司法省の要請を受け、27日にワーナー被告の逮捕状を発付。同被告は出頭し逮捕された。

 ワーナー被告の辞任後に両役職を継いだFIFA副会長のジェフリー・ウェブ被告(50)は1991年に26歳の若さで英領ケイマン諸島サッカー連盟会長に就任した。弁護士でもあり資金洗浄の舞台や租税回避地として知られる同諸島の銀行役員を務めた経歴も持つ。

 ただし、FIFA内部では綱紀粛正を訴える「良識派」とされており、18年ロシアW杯と22年カタールW杯の開催地選定の過程を全て公表すべきだと主張していた。

 パラグアイ出身のニコラス・レオス被告(86)は13年、FIFA理事と南米サッカー連盟会長を「健康上および個人的な理由」で辞任した。同被告は英BBCで、スポーツマーケティング会社にW杯放映権売買で便宜を図る見返りに73万ドル(約9000万円)の賄賂を受け取ったと報じられていた。

 また、18年W杯開催地選定で英国を支持する見返りに、英王室の騎士称号を授与してもらえるよう英国サッカー協会に働き掛けたとの疑惑もあった。

 ブラジルサッカー連盟前会長のジョゼ・マリア・マリン被告(83)はサンパウロ州知事も務めた同国サッカー界の重鎮だ。だが、12年にブラジル国内であったユースのクラブチーム選手権の表彰式に出席した際、金メダル1枚をズボンのポケットにねじこむ姿がテレビに映り問題となった。

 本人は「冗談だった」と弁明したが、以前からあった強欲な権力者という印象は更に悪化し、国民の信用は失墜した。

1651チバQ:2015/05/28(木) 21:15:37
http://mainichi.jp/select/news/20150528k0000e030182000c.html
FIFA:南ア側、元副会長に12億円…W杯招致賄賂か
毎日新聞 2015年05月28日 11時34分(最終更新 05月28日 20時57分
 【ニューヨーク草野和彦、田中義郎】国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件で、2010年のワールドカップ(W杯)開催地選定を巡り、招致に成功した南アフリカ政府が、起訴された元FIFA副会長のジャック・ワーナー被告(72)に1000万ドル(約12億円)を支払った疑いのあることが27日、米捜査当局の起訴資料から分かった。米捜査当局は南アを支持する見返りの賄賂だったとみている。ロイター通信によると、南アのサッカー協会は「根拠がない」と否定した。

 ◇米の起訴資料から判明

 資料によると、FIFA理事会内では04年ごろの段階で、10年W杯の開催地は南ア、モロッコ、エジプトなどが有力候補だった。04年5月の投票に先立ち、ワーナー被告は理事の一人に対し、南ア政府と同国の招致委員会が、自分が会長を務めるカリブ海サッカー連合(CFU)に1000万ドルを払う用意があるということを伝えたという。

 金銭提供の趣旨についてこの理事は、理事会の投票で南アを支持する見返りだと理解。投票後、被告や理事は南アに1票を投じたことを示唆している。

 1000万ドルは08年に3回に分け、スイスの口座から米ニューヨークの銀行のCFUと北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)の口座に電信送金されたという。被告はCONCACAF会長も務め、口座を管理していた。金銭の一部は理事にも「分け前」として渡ったとされる。

 投票前には、ワーナー被告と理事はモロッコを訪問。同国のW杯招致委員会から、投票の見返りに100万ドルを払うと持ちかけられたという。W杯の候補地選定を巡り、金銭授受が当たり前になっている実態が浮かび上がった。

 今回の事件は、米大手銀行ニューヨーク支店の口座を使って金銭の授受が行われるなど、米国の金融システムが利用された。米メディアによると、ニューヨークの連邦地検と連邦捜査局(FBI)が内偵を続け、FIFA幹部の米国人男性が11年に捜査協力をしたことから調べが進んだ。リンチ司法長官は今年4月まで同地検の検事正として捜査の指揮を執っていた。

1652チバQ:2015/05/28(木) 22:12:27
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/404267/
“優等生”日本水泳連盟 内紛勃発の波紋
2015年05月28日 11時00分

上野氏はロンドン五輪で競泳監督を務めてメダルを量産。右は北島康介
 水連よ、お前もか…。トラブルといえばマイナー競技団体につきものだったが“優等生団体”のはずの日本水泳連盟でも内紛が勃発した。日本水連は27日、東京都内で記者会見し、上野広治競泳委員長(56)を6月の役員改選に合わせて交代させる考えを、あらためて明らかにした。幹部からは水連内部の権力闘争を指摘する声も上がっており、大きな波紋が広がっている。メダル量産の期待がかかる来年のリオ五輪を前にまさかのお家騒動となった。

 この日行われた日本水連の役員候補者選定委員会では、本紙昨報通り、連盟幹部が上野氏の交代を要求。上野氏にも正式に伝えられた。2016年リオ五輪の1年前に強化トップを交代すれば、前代未聞の“珍事”。だが、日本水連の鈴木大地会長(48)は2020年東京五輪を見据えた後任の育成が目的と説明し「(上野氏も)納得していただいたと思っている」。後任は上野氏に一任するという。

 上野氏は日本代表ヘッドコーチを経て2007年に競泳委員長の職に就いた。近年の競泳ニッポン躍進の立役者として知られる人物だ。連盟幹部が疑問視しているのは昨年、上野氏が東京都水泳協会の会長に就任し、強化責任者と水連加盟団体のトップを兼ねていること。批判の声が上がり、昨年も競泳委員長辞任を迫る声があったという。結局、兼務の格好で1年が経過したものの、改選のタイミングで再び同じ動きが出てきた。

 上野氏は前日(26日)に「過去にも複数団体の職務を兼任している人は何人もいる。なぜ私だけダメなのか」と反論していた。過去にも多くの人物が兼任を認められ、上野氏も強化がおろそかになったという話はない。ある水連幹部は「それが本当の理由なのか。好き嫌いや派閥といった権力闘争が根本にあるのではないか」と指摘。長年強化に貢献してきた上野氏の影響力をそぎたいだけでは…とみている。

 今回の動きには、現在も連盟に影響力を持つ元幹部や現執行部の一部の意向が強いと言われている。強化のトップを交代させなければならない明確な理由がないとすれば“好き嫌い人事”とみられても仕方がない。

 何より今は来年にリオ五輪を控える大事な時期だ。上野氏は「強化はそんなに簡単なことではない。簡単に変えて大丈夫だと思っているのでしょうか」と憤慨していた。

 上野氏とタッグを組みメダルを量産してきた“名将”平井伯昌ヘッドコーチ(51)は「今も今年下半期の指導計画を現場のコーチたちと話し合っているところ。ずっとうまくいっているのに。上野氏がいないなら、私も続けることは難しい」と困惑。他の現場コーチからも同様の声が多数出ている。

 上野氏は引き続き、強化担当常務理事として強化に携わる見通し。だが、この日の会談後「続けるか続けないかここでは断言しない。私の考えは言った。その提案がどう反映されるかだけ」と話し、含みを残した。

 新役員は6月28日の理事会、評議員会で決定する。「これはお家騒動ではない。意見の違いは仕方がないと思う」(泉専務理事)と日本水連側は円満解決を強調したが、誰もが納得のいく結果でないのは間違いない。

1654チバQ:2015/05/29(金) 00:06:49
http://mainichi.jp/sports/news/20150529k0000m050133000c.html
FIFA:五つ星チューリヒのホテル襲った早朝の逮捕劇
毎日新聞 2015年05月28日 22時17分(最終更新 05月28日 23時41分)
 国際サッカー連盟(FIFA)の本部があるスイス・チューリヒは、米司法当局の依頼を受けたスイス当局の捜査員が27日早朝、湖畔に建つ五つ星ホテルに踏み込み、現職のFIFA副会長ら7人を逮捕したことで騒然とした雰囲気となった。世界に衝撃をもたらした逮捕劇は、29日の会長選挙を控え、FIFA関係者がチューリヒに集まるタイミングを捜査当局が見計らったものだった。

 ホテルに記者が張り込んでいた米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、27日午前6時(日本時間同午後1時)ごろ、清掃スタッフが床を磨いている横で、十数人の捜査員が正面の回転ドアから入館した。7人の逮捕は2時間もかからず、「非常に平和的に」執行されたという。

 逮捕・起訴された一人、エドゥアルド・リー被告(コスタリカサッカー連盟会長)はホテルスタッフが広げた白いベッドシーツで姿を隠されながら車に乗せられた。

 同紙記者は捜査員が踏み込む様子の写真を押さえ、自身のツイッターアカウントに投稿。この「実況中継」は2000回以上リツイート(引用)され話題を呼んだ。

 世界を揺るがすFIFAの汚職事件はメディアの関心も高く、逮捕を知った報道陣が大挙してホテルに押しかけた。報道陣はホテルの外からビデオカメラを回しながらFIFA関係者が出入りしないか警戒し、アルプスを眺めることができる優雅な老舗ホテルは緊迫感に包まれることになった。【松井豊】

1655とはずがたり:2015/05/29(金) 11:49:11

新国立競技場の建設めぐり、舛添都知事がまた怒り
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150529/Tbs_news_34735.html
TBS News i 2015年5月29日 01時44分 (2015年5月29日 03時30分 更新)
 
 「屋根もありません、お金ありません、間に合いません。で、言ってくることはお金出せっていうことだけだったら、それはおかしいでしょ」(東京都、舛添要一知事)

 また、怒りをぶちまけた東京都の舛添知事。新国立競技場の建設をめぐり、今月26日、舛添知事が下村文科大臣を批判すると、翌日には下村大臣が、「当事者意識をもってやってもらいたい」と反論。それを聞いた舛添知事がさらに反論しました。

 「危機感を一番持ってるのが都知事だから、これを言ってるんで。だって当事者意識がなければ、そんなこと言わないですよ。メインスタジアムなんですよ。一番、当事者意識があるのは東京都知事です」(東京都、舛添要一知事)
(28日22:31)

1656チバQ:2015/05/29(金) 21:35:24
http://www.zakzak.co.jp/sports/soccer/news/20150529/soc1505291700002-n1.htm
FIFAブラッター会長、総会に「恋人」同伴 大票田押さえ余裕の5選へ (1/2ページ)
2015.05.29

 現職副会長2人を含む7人が逮捕されるなど汚職事件で大揺れの国際サッカー連盟(FIFA)は29日、開催中の総会で組織の行く末を占う会長選挙を行う。批判を浴びるブラッター会長(スイス、79)だが、5回目の当選が確実視される情勢だ。ボイコットを検討していた欧州サッカー連盟(UEFA)のプラティニ会長(フランス)も参加を決定。渦中のブラッター氏は、総会会場にゴージャスなガールフレンドを伴う余裕さえ見せている。

 28日にスイス・チューリヒの本部で開幕したFIFAの第65回総会。会場に現れたブラッター氏の傍らには、赤いドレスに身を包んだ美女の姿があった。

 褐色の髪にダイヤのイヤリングを身につけた長身美女はリンダ・バラス氏(51)。

 英紙デーリー・メールによれば、FIFAの職員で、2人の子供を持つ人妻でもあるバラス氏だが、数年前からブラッター氏との不倫関係が繰り返し報じられてきた公然の“恋人”だ。

 昨年の総会でも彼女を同伴したブラッター氏の顔には笑みも浮かぶ。汚職スキャンダルが直撃したFIFAの混乱など意にも介していない様子だ。

 同日の開会式で壇上に立った際には今回の問題に関し、自分には責任がないとの立場を強調し、「明日が再建のスタートになる」と会長選への意欲をにじませた。

 長年対立関係にあるUEFAは、今回の問題についてブラッター氏の責任を問い、「FIFAの文化が根底まで腐敗している証拠」と強い非難の声明を発表したが、強まる批判にもブラッター氏はどこ吹く風。プラティニ会長の辞任要求も、「総会を目前に控えており、遅すぎる」と突っぱねた。

 UEFAは会長選の延期を要望し、総会のボイコットも検討したものの、28日の会議で参加を決めた。しかし、ブラッター氏の再選が決まった場合には、FIFAからの脱退も示唆している。

 会長選は加盟209協会の代表者による投票で決まり、過半数を得た候補者が当選する。

 対立候補のアリ王子(ヨルダン)は「反ブラッター」の立場を鮮明にしている欧州勢の支持を受ける見込みだが、ブラッター氏の自信は揺らがない。

 「自信の背景にはブラッター氏への支持を表明しているアジア、アフリカ諸国の存在がある。1国1票の原則がある会長選では欧州勢は数的不利な立場に立たされている。本人が司法当局に身柄を拘束でもされない限りは、大票田を押さえているブラッター氏が当選するのは確実だ」(FIFA関係者)

 ただ、FIFAを取り巻く汚職疑惑は過去9大会にも及ぶ見込みで、波乱が収まる気配はない。

 捜査に全面協力する姿勢を打ち出しているブラッター氏は総会開会式で「FIFAにとってかつてない難しい時だ。昨日の出来事はサッカー界に大きな影を落としている。われわれは失った信頼を取り戻さなければならない」と話したが、再選を果たしても待っているのはいばらの道だ。

1657チバQ:2015/05/29(金) 21:38:38
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/soccer/405183/
【FIFA汚職】W杯開催国の見直しも
2015年05月29日 18時00分

FBIは北中米・カリブ海サッカー連盟からパソコンなどを押収した(ロイター)
 国際サッカー連盟(FIFA)の現職副会長2人を含む7人が逮捕される汚職事件が大きな波紋を広げている。今回の事件で主導的な立場を取る米国に対し、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(62)が反発し、緊張感が高まるなか、29日の会長選で5選を狙うFIFAのゼップ・ブラッター会長(79)は辞任要求を拒否。また欧州サッカー連盟(UEFA)は同会長の再選なら脱退を示唆するなど混迷は深まっており、2018年ロシアW杯、22年カタールW杯の開催にも大きな影響を及ぼしそうだ。

 現職のFIFA副会長が逮捕されるという異常事態に2018年にW杯を開催するロシアが過敏に反応した。今回の逮捕劇を主導した米司法省に対し、プーチン大統領は28日に「奇妙に見える」としたうえで「米国が自らの法体系を外国に適用しようとしている。深刻な違反行為」と非難した。

 同大統領は、米国がロシア開催のW杯を阻止するためにブラッター会長に圧力をかけたと主張。さらに「その手法は(内部告発サイトのウィキリークスの創設者)アサンジ氏や(元CIAの)スノーデン氏のときと同じ」と糾弾。クリミア問題などでも対立する両国の緊張感は高まるばかりだ。

 国際政治にも飛び火してしまった問題だが、28日にスイス・チューリヒで行われたFIFA総会の開会式で登壇したブラッター会長は「FIFAにとってかつてない難しい時期だ」とあいさつ。逮捕者が出たことについて「すべての人を監視できるわけではない。失った信頼を取り戻さないといけない」と再建への意欲を示した。29日の会長選挙にはブラッター会長とヨルダンのアリ王子が出馬している。

 UEFAのミシェル・プラティニ会長(59)は28日、同会長に辞任を求めたものの、拒否された。プラティニ氏は「UEFA加盟国の大多数はアリ王子に投票することになる」と話し、同会長が再選されれば「FIFAからの脱退も選択肢の一つになり得る」と、けん制。また米国、カナダ、オーストラリアもアリ王子への投票を表明した。

 すでにアジアサッカー連盟(AFC)、アフリカサッカー連盟(CAF)がブラッター会長支持を打ち出しているが、FIFAスポンサーで米大手クレジットカードのビザが撤退を示唆し、前回W杯優勝のドイツをはじめ53か国が加盟するUEFAが脱退となれば、FIFAが主催するW杯の開催にも大きな影響は避けられないだろう。

 特に日本や米国も立候補した22年W杯開催国の決定ではカタールが招致に成功したものの、数々の不正があったと見られており、FIFA本部のあるスイス当局が調査を進めている。

 今後の動向次第では、開催国の見直しに発展する可能性もある。となれば、クリーンさが武器の日本開催も浮上しそうだ。

 一方、元FIFA理事で日本サッカー協会の小倉純二名誉会長(76)は、一部で疑惑の目が向けられている02年日韓W杯について「当時我々はすべてをオープンにすることを義務付けられた。収支も公に出ているし、そういうこと(賄賂など)にお金を使う余裕はなかった。だから日本が誰かに呼び出されるようなことはない」と強調。22年W杯の招致活動も問題はなかったという。

 激震が続くサッカー界だが、今後の捜査の行方と29日の会長選の結果次第では、さらなる混乱に陥りそうだ。

1658チバQ:2015/05/29(金) 21:39:32
http://www.asahi.com/articles/ASH5Y2SMHH5YUHBI00S.html
きょうFIFA会長選 不正事件・出場枠…各国の思惑は
チューリヒ=河野正樹、松尾一郎2015年5月29日15時31分
 幹部らが賄賂を受けとったとして逮捕される異常事態の中、国際サッカー連盟(FIFA)は29日(日本時間29日夕方から)にスイス・チューリヒである総会で会長選挙を行う。現職でスイス人のブラッター氏と副会長でヨルダン協会長のアリ・ビン・フセイン王子の一騎打ちの構図。28日の総会開会式のあいさつで、ブラッター氏は「我々は悪いことをしている人をずっと監視することはできない」と言うと、「信頼回復に向けて立て直そう」と続投に意欲を見せた。


 事件を受け、欧州サッカー連盟(UEFA)のプラティニ会長は、ブラッター会長の退任を求めたが、断られた。選挙では、UEFAとしてはアリ・ビン・フセイン王子を支持する構えだ。アジア連盟は事前にブラッター氏支持を決めており、日本も同調する方針だ。事件発覚後も5選を目指すブラッター氏優位が伝えられるが、反ブラッター票がどこまで広がるかが鍵になる。

 選挙の行方を左右する一つの要素が、2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会の大陸別出場枠だ。会長選挙翌日の30日に開かれる理事会で決まる。

1659チバQ:2015/05/29(金) 21:48:10
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2015052902000122.html
FIFA汚職 南米、北中米に問題 役員選び 地域連盟の権限

2015年5月29日 朝刊


 国際サッカー連盟(FIFA)の現役副会長2人を含む南米、北中米大陸のサッカー役員が十数名も逮捕されたという事態は、サッカーにとって大きな危機に違いない。 
 逮捕に踏み切った米司法当局は「きょう、われわれはFIFAにレッドカードを突きつけた」と宣言。FIFAの倫理委員会は11人の関係者に対して国内・国際にかかわらず一切のサッカーに関する活動を暫定的に停止する処分を発表した。
 だが実際には、今回の逮捕劇は、逮捕者の多くが29日のFIFA総会のためにスイスに集まっていたところで行われたというだけで、FIFAを舞台にした事件というわけではない。米司法当局が逮捕に踏み切ったのは、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)と南米サッカー連盟(CONMEBOL)の大会や放映権などに関しての不正に関与した人物だけで、すべてが南米、北中米大陸の現・旧サッカー役員である。
 FIFAの役員は、209の加盟協会の投票による総会での選挙で選ばれる会長と女性理事(1人)以外は、8人の副会長も15人の理事もすべて地域連盟での選挙で決められる。すなわち25人の役員のうち23人は地域連盟から送り込まれてくる。FIFAやその会長に「任命権」があるわけではない。
 そうして選ばれたFIFAの副会長2人と、今回の総会で日本の田嶋幸三氏らとともに「新FIFA理事」として任命されるはずだったコスタリカ・サッカー協会の会長が逮捕者にはいっていたとしても、FIFA自体に落ち度があるわけではない。
 米司法当局がなぜいま、どんな目的で逮捕に踏み切ったのか、詳細はわからない。しかしこの逮捕理由では、FIFAを動揺させることはできても、足元を揺さぶるまでには至らないだろう。もちろん今後、スイスの司法当局がFIFA自体にメスを入れ、2018年と22年のワールドカップ(ロシアとカタール)の開催国決定をめぐる不正を暴き出すことができれば、FIFAという組織が根本からひっくり返る可能性もある。今回の米司法当局の決断はそのような「連鎖」を引き起こそうというものかもしれない。
 だが今回の逮捕劇はあくまでCONCACAFとCONMEBOLというFIFA傘下の2つの地域連盟の役員による、地域連盟主催あるいは主管の大会での不正を暴いたもの。いたずらに「FIFAの暗部」をあおっても意味はない。ここは冷静に事態の進展を見守るべきだろう。 (大住良之=サッカージャーナリスト)

1660チバQ:2015/05/30(土) 10:00:50
http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20150530-OHT1T50041.html
ブラッター氏、FIFA会長選で5選「しっかり導く」
2015年5月30日9時35分 スポーツ報知

 汚職事件で大きく揺れる国際サッカー連盟(FIFA)は29日、スイスのチューリヒで開いた総会で会長選挙を実施し、現職のゼップ・ブラッター会長(79)=スイス=が5選を果たした。FIFAの腐敗体質や閉鎖性にこれまでにない強い批判が集まる中、巨大組織の立て直しが課題となる。

 加盟209協会による1度目の投票は133票で当選に必要な3分の2に届かず、批判票の受け皿となった対抗馬のアリ・フセイン王子(39)=ヨルダン=が予想を上回る73票を集めた。過半数の得票で当選する2度目の投票を前に、アリ王子が辞退した。ブラッター会長は「FIFAを強くして自分の後継者に譲る」と、任期が満了する4年後に退任する意向を示した。

 27日にFIFA副会長2人ら14人が起訴される異例の事態が生じ、大手協賛企業から相次いで組織改革の要請を受けた。英国のキャメロン首相が「辞任すべきだ」と述べるなどサッカー界以外からも圧力が強まり、ブラッター氏は強い逆風の中での選挙となった。

 しかし、54協会が加盟するアフリカ連盟(CAF)や日本など46協会のアジア連盟(AFC)などに広げた幅広い支持を生かし、体制刷新を求める欧州連盟(UEFA)の支援を受けたアリ王子を退けた。

 ブラッター会長は勝利の喜びで顔を紅潮させ「次の4年間を任せてくれてありがとう。FIFAという名のボートをしっかりと浜辺へ導く」とあいさつした。

 総会では日本協会の田嶋幸三副会長(57)が、日本人で4人目のFIFA理事として正式に承認された。(共同)

http://www.sankei.com/sports/news/150530/spo1505300006-n1.html
2015.5.30 08:51
【FIFA汚職】
南米のブラッター票割れる アルゼンチンなど離反

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【FIFA汚職幹部逮捕】

総会に出席したブラッター会長(奥)とアリ王子。会長選挙は2人の一騎打ちで行われた=29日、スイス・チューリッヒ(AP)
 ブラッター会長が5選を果たした国際サッカー連盟(FIFA)の会長選挙では、同氏が厚い支持を集めていたとされる南米諸国でも汚職事件のあおりを受けて票が割れたもようだ。

 AP通信は、アルゼンチン協会の副会長の話として、南米連盟加盟諸国が29日、会合を開き、ヨルダンのアリ王子への投票を決めたと伝えた。実際に全加盟国が王子に投票したかは不明だが、アルゼンチンは王子に投票。副会長は「アルゼンチンは変化が必要だと考えた」と述べながらも「今はブラッター氏と協力しなければならない」と付け加えた。

 ブラジルのエスタド・ジ・サンパウロ紙電子版は「幹部の逮捕がアリ王子に勢いを与えた」として、ウルグアイやペルーもアリ王子に投票したと伝えた。(リオデジャネイロ 共同)

1661チバQ:2015/05/30(土) 10:01:41
http://www.sankei.com/sports/news/150529/spo1505290050-n1.html
2015.5.29 22:57
【FIFA汚職】
ブラッター会長に批判続出 アジアとアフリカは支持

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(1/2ページ)【FIFA汚職幹部逮捕】

FIFA総会で演説するブラッター会長=29日、チューリヒ(ゲッティ=共同)
 国際サッカー連盟(FIFA)は29日、スイスのチューリヒで総会を開催。重要議題の会長選は、現職のブラッター会長(79)=スイス=とアリ王子(39)=ヨルダン=による一騎打ちとなった。汚職事件の影響でブラッター会長への批判が続出する一方、これまで恩恵を受けてきたアジアやアフリカ両連盟は事件発覚後も支持を打ち出した。

 ブラッター会長は1998年に8代目会長に就任。放送権料やスポンサー料を軸にFIFAの収入を大幅に増やした。99年から2002年までの4年間で約26億8500万ドル(約3329億円)だった収入が、昨年までの4年間で約57億1800万ドル(約7090億円)にふくれあがった。

 手にした資金の使い道は、サッカー普及へ寄与する側面があった一方、「選挙の集票につながっている」との批判も少なくなかった。

 1999年から始めた助成制度「ゴール・プログラム」で、サッカー後進地域の選手育成や設備拡充など現場に還元。日本も援助を受けた。普及関連の支出は、2014年までの4年間で10億5200万ドル(約1304億円)。加盟209カ国・地域にも上る巨大組織の成熟を推し進めた。

 支援先のアジアやアフリカ地域は、ブラッター会長の強固な支持基盤となった。会長選は全加盟国・地域が1票ずつ投票するため、加盟数の多い両連盟は大票田。欧州などは、集票活動の一環と厳しい目を向けてきた。

 また、長年指摘されてきた汚職の疑惑解明に積極的な姿勢は見られず、自浄能力に不透明感もあった。事件発覚で、欧州連盟は「FIFAの文化は根底まで腐敗している」と痛烈に批判した。(小川寛太)

1662チバQ:2015/05/31(日) 12:00:33
http://www.sanspo.com/soccer/news/20150530/sci15053018260015-n1.html
2015.5.30 21:12
アジアは4・5を維持!18、22年W杯大陸別出場枠

 国際サッカー連盟(FIFA)は30日、スイスのチューリヒで臨時理事会を開き、ワールドカップ(W杯)の2018年ロシア、22年カタール両大会の大陸連盟別の出場枠を変更しないことを決めた。昨年のW杯ブラジル大会で日本を含めた4チームが1勝も挙げられなかったアジアの出場枠は、大陸間プレーオフ出場を含め4・5を維持した。

 ほかの大陸連盟は欧州が13、アフリカは5、南米は4・5、北中米カリブ海3・5、オセアニアが0・5となる。開催国枠が加わり、18年大会は欧州が14、22年大会はアジアが5・5となる。

 29日の総会で理事就任が承認された日本サッカー協会の田嶋幸三副会長は「当初の目的の4・5枠をキープできたのは良かった。14年W杯のアジアの成績を考えると満足すべきだ」と述べた。

 29日の会長選挙で5選を果たしたゼップ・ブラッター会長の下で、新体制がスタートした。(共同)

1663チバQ:2015/05/31(日) 21:00:53
http://www.sankei.com/world/news/150531/wor1505310014-n1.html
2015.5.31 09:40

W杯崩壊の危機 汚職事件で揺れるFIFA、ブラッター会長5選で憤懣の欧州勢にボイコット案が浮上




(1/3ページ)【FIFA汚職幹部逮捕】

国際サッカー連盟(FIFA)の会長選終了後、手を握り合うFIFAのゼップ・ブラッター会長(左)と、欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長。激しく対立する2人の握手を額面通りに受け取る関係者は皆無だ=29日、チューリヒ(AP)
 汚職事件で激震が走る国際サッカー連盟(FIFA)は29日(日本時間30日未明)、スイス・チューリヒで開いた総会で会長選挙を行い、現職のゼップ・ブラッター会長(79)=スイス=が、アリ・フセイン王子(39)=ヨルダン=を破って5選を決めた。ブラッター氏は勝利を受けて「FIFAという名のボートをしっかりと浜辺へ導く」とあいさつしたが、会長選はブラッター氏に辞任を迫っていた欧州サッカー連盟(UEFA)と「非欧州」の分断をいっそう深めた。UEFAはワールドカップ(W杯)のボイコットをちらつかせており、サッカー界最大の財産であるW杯の崩壊危機さえ浮上してきた。(SANKEI EXPRESS)

「ともに行こう、レッツゴー」

 投票には加盟全209協会(国・地域)が参加。ブラッター氏は1度目の投票では当選に必要な3分の2に届かない133票にとどまった。UEFA(53協会)を中心とする現体制批判派の受け皿となったアリ王子が73票を集める健闘を見せたが、過半数の得票で当選が決まる2度目の投票を前に辞退した。選挙直前のスキャンダル噴出で、今後FIFAにはさらに厳しい目が向けられるが、ブラッター氏は「FIFAの地位を回復する責任は持つ。自信もある。私は完璧ではないが、完璧な人などいない。ともに行こう。レッツゴー、FIFA!」と叫んだ。

 汚職事件の渦中でも、トップの責任を問う声は組織全体としては高まらず、アフリカ連盟(54協会)やアジア連盟(46協会)、南米連盟(10協会)などに広がるブラッター氏の支持基盤は揺るがなかった。重要事項を決める総会は、サッカー大国のドイツやブラジルも、小国も等しく1票を持つ。サッカー界で権力を握るには、多数を占める「非欧州」の支持が不可欠という「FIFAの民主主義」を、ブラッター氏は事務局長として仕えた前任会長のジョアン・アベランジェ氏(99)=ブラジル、会長在任1974〜98年=から学んでいた。

 欧州出身者以外で初めてFIFA会長になったアベランジェ氏はW杯の出場枠を16から現在の32まで広げ、出場枠を欧州以外に優先的に配分して支持を集めた。アジア枠はこの間、1から4.5に増えている。アベランジェ氏に後継指名されたブラッター氏はその票田を受け継ぐとともに、W杯で稼ぎ出した資金を、サッカー関連のインフラが遅れている協会に援助する仕組みを確立、権力基盤をさらに強固にした。この仕組みこそが汚職を生む温床の一つとなったのだが、FIFAの資金を頼りにする多くの協会は、不正撲滅や組織刷新よりも確実に援助を期待できる体制の継続を選択したわけである。

プラティニ氏「脱退も」

 欧州諸国にはサッカーはもともと自分たちのものであるという自負がある(FIFAは1904年に欧州7カ国で発足)。非欧州を優遇するFIFAの施策や、不正が表沙汰になるたびに当事者だけを処分し、組織全体の責任は問わずにやり過ごしてきた体質には憤懣(ふんまん)を募らせてきた。

 UEFAのミシェル・プラティニ会長(59)=フランス=は今回の会長選直前、「ブラッター会長が辞任しないのなら、UEFAはFIFAからの脱退も視野に入れる」と凄んでみせた。また、2018年ロシア、22年カタールのW杯招致不正疑惑に絡み、イングランドサッカー協会(FA)のデービッド・バーンスタイン元会長(72)とブンデスリーガ(DFL、ドイツ1部リーグ)のクリスティアン・ザイフェルト最高経営責任者(46)が、欧州勢のW杯ボイコットを主張している。

 近年、競技大会としてのW杯のパフォーマンスの劣化が指摘される一方、UEFAは欧州選手権(ユーロ)や、クラブレベルでも欧州チャンピオンズリーグ(CL)という優良人気イベントを有している。W杯ボイコットは決して脅しではない。サッカー界はW杯崩壊、再編へと向かうのか。

1664とはずがたり:2015/06/01(月) 15:13:45
錦織凄いっすねぇ。てか日本人テニス界はこの50年何をしてたんだ?
82年前は1933年,昭和8年だ。戦争への道が濃厚になった頃か。

錦織圭、82年ぶり全仏8強入りの瞬間
http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/sports/pdb80f3c961b4d603459afc65e448ca1d
K. Nishikori v. T. Gabashvili 2015 French Open Men s Highlights / 4th Round

テニス全仏オープン男子シングルス4回戦。錦織圭が世界ランク74位のガバシュビリを6-3、6-4、6-2のストレートで撃破し、日本男子82年ぶりとなるベスト8入りを決めました。試合のハイライト映像です。

1665とはずがたり:2015/06/02(火) 19:46:48
>>1664

日本テニス界のレジェンド「佐藤次郎」とは?
http://www.mensclub.jp/lifestyle/sports/satojiro15_0601/?utm_source=ycd&utm_medium=yahoojp-afpbbcom

 多くの人は90年代における松岡修造氏の活躍は知っていても、それ以前となるとなかなか…ということが多いでしょう。60〜70年代には坂井利郎氏、神和住純氏、福井 烈氏などの名選手が活躍しましたが、当時を知っているのはもう相当のオジサンですね。

 この「佐藤次郎」という人は、1930年代に活躍した名選手です。当時のテニス界はプロとアマチュアが混在しており、その地位にもいろいろな見方がありました。もともと上流階級のスポーツだったテニス界には「プロ=金に汚い」という偏見があり、一段低く見られていたこともあります。実際にフレッド・ペリー氏がアマからプロに転身した時には、相当の非難の声が上がったといいます。余談ですが、フレッド・ペリー氏はもちろんポロシャツで知られるブランドのもとになった選手。この時代の選手にはほかに、「チルデンセーター」のもとになったビル・チルデン氏もいます。

 「佐藤次郎」は1908年生まれ。1930年、全日本テニス選手権に優勝して日本のトッププレーヤーになると、世界を舞台にプレーし、31年には全仏でベスト4に入る快挙を遂げます。以後の3年間で4大大会ベスト4に入ること、実に5回。錦織選手もまだ1度しか達成していないのですから、その凄さがわかるというものです。 

 当然、日本国内でも大変に騒がれたといいます。現在とは方式がまったく違いますが、最盛期の世界ランクは3位というのが残っています。当時も4大大会が世界最高ランクの大会ですが、(少なくとも日本では)最も注目を集めるのは国別対抗戦のデビスカップ(デ杯)でした。佐藤次郎はこのデ杯でも日本のエースとしてシングルス通算14勝4敗という圧倒的な成績を残しました。 

 しかし1933年、以前からの持病である胃腸炎が悪化し、デ杯出場を辞退。しかし実力はもちろん、世界的な人気を誇る佐藤は、資金集めにも絶対にはずせないという日本庭球協会の事情から、強行出場せざるを得ませんでした。

 そして、このヨーロッパ遠征からの帰国途中、佐藤は船中から投身自殺してしまいます。遺書が残されていましたが、自殺の理由は明らかになっていません。持病のため思うようなプレーができないことへの悲観であるとか、ベスト4では天皇陛下や国に顔向けができない「惨敗」と考えていた、などの理由が後の評伝などで推測されています。

 佐藤のプレースタイルはフランスのアンリ・コシェに影響を受け、粘り強いフットワークとフォアのストロークを武器にしていたと伝えられます。その活躍は短い期間でしたが、日本人としては断トツの成績を残したといえるでしょう。

 これから錦織は佐藤の戦績にどれだけ近づけるのか…、または追い越せるのか…。用具もプレーの質もまったく比較にならないほど時代を隔ててのことではありますが、つい、そんなことを考えてしまいます。


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