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スポーツ総合スレッド

1586名無しさん:2015/02/14(土) 12:55:55
>>1585

バスケットボールはみんなが気軽に楽しめる

――川淵チェアマンのバスケに対するビジョンは?

川淵 僕の孫は、女の子ですけれど、バスケットボールを小学校から6年間やっていたんです。ずっと補欠で、なぜ試合に出さないか、僕は不満がありました。でも最近は、どんな下手な子でも試合に出させる仕組みになっています。これこそが本当にスポーツをエンジョイさせるためのキーポイントだと思っています。

 バスケットボールは手を使って、誰もが気軽にやれるスポーツです。日本の子どもたちの運動能力低下は、恐ろしいくらいです。そういった中で手軽にやれるバスケットボールは、一流選手を目指すことでなくても、一緒に身体を動かしてスポーツすることの楽しさを覚えやすいスポーツです。そういった意味でもっと発展してほしい。3×3もこれから発展していくでしょうけれど、例えば点の取れない子に取らせてあげようと一生懸命ボールを回してあげて、点を入れたときの仲間の興奮や、点を入れた子の興奮を見ると僕は涙が出てきましたね。

 バスケットボールにはみんなが気軽に楽しめるスポーツとしての良さがあるんです。そういうスポーツであるバスケットボールが発展していけば良いと思っています。

――バイス氏はドイツ協会の会長をされている。東西ドイツ統合の経験が日本でも参考になるのではないか?

バイス 川淵チェアマンの話に少し補足する。バスケットボールマンではない川淵さんが、すごく素敵な説明をしてくれた。バスケットボールというのは1人でもプレーし、達成感を味わえるスポーツだ。魅力は誰でもプレーができることだ。団体競技としても、友達が何人か集まり、ゴールがあるところまで行けば、学校でも気軽にプレーできる。

 ドイツについての質問に答えると、ドイツの経験をそのまま日本に移すつもりはない。もちろん、過去の経験を一つのアイデア、アドバイスとしては提示させてもらう。

 我々は協会の組織変革を行った。その中でカギになったのが、専属の職員に対してより大きな責任を持たせたことだ。我々の理事会は専任職で、こちらはボランティア職。ドイツがそこまで移行するのには、時間がかかった。でもその結果として、ドイツのバスケットボール協会はモダンで活気があるものになっている。

 私たちはリーグ改革を行い、連盟を会社組織にした。協会に、各チームから参加してもらう形を取ることで、バスケットボールに関わる人たちが連帯感を持つようにしたわけだ。当然、摩擦は各所に起こるけれど、それぞれが共通のビジョン、一つの目標を持つことで、1部から3部までの組織を作り上げている。1部リーグは協会から支援もしているが、独立して活動している。テレビとの放映権契約や財政に関しても独立した経営を行っているのだ。独立しているとはいえ、1部リーグでも、代表選手がリーグや協会のけん引力であることを承知している。若手の育成も協会と連携しており、一緒にバスケットボールを盛り立てている。

 実はサッカーで有名なバイエルン・ミュンヘンが、3年前にバスケチームを設立し、昨年はドイツチャンピオンになっている。新しいチームでありながら、ほぼ全試合で約1万枚のチケットを売っていて、年間予算も1400?1500万ユーロ(約19?20億円)になっている。他チームの経営も安定しており、観客数は年々増加傾向にある。私としてはドイツでの経験を生かし、日本への提案として、議論のベースになればと思っている。


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