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商業・流通

913チバQ:2010/03/02(火) 21:21:48
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100301-OYT1T01345.htm
仙台・名古屋・岡山・北九州…地方百貨店提携へ
 仙台、名古屋、岡山、北九州の地方百貨店4社が、服飾のプライベートブランド(自主企画商品)の共同開発・販売で業務提携する交渉を進めていることが1日、明らかになった。


 近く詰めの協議を行い、4月にも販売を始める。大手百貨店同士の相次ぐ経営統合に連携して対抗する狙いで、地方百貨店の新たな連合体につながる可能性もある。

 交渉を進めているのは、藤崎(仙台市青葉区)、名鉄百貨店(名古屋市中村区)、天満屋(岡山市北区)、井筒屋(北九州市小倉北区)の4社。業界全体では中堅だが、地元では最大手または有力百貨店だ。

 関係者によると、50歳代向け婦人服・雑貨について交渉しており、生産は大手アパレルメーカーのオンワード樫山に発注する方向。同社からの大量購買で価格を抑え、大手や海外ブランドに対抗する。共通ロゴを作って最も目立つコーナーに展示するなど、消費者への浸透を図る。成否を見極めたうえで、提携を紳士服や子供服などに広げることも検討する。今後、4社以外の地方百貨店が加わる動きもある。

(2010年3月2日03時05分 読売新聞)

914チバQ:2010/03/03(水) 23:44:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100226-00000011-mailo-hok
映画館:稚内に22年ぶり復活 東映系複合型、駅ビル内にGW開業へ /北海道
2月26日10時55分配信 毎日新聞

 ◇再開発の目玉施設
 稚内市に22年ぶりに映画館が復活する。東映系の複合型映画館「ティ・ジョイ稚内」で、地元企業が東映などの大手配給会社の協力を得て、今年5月のゴールデンウイーク(GW)のオープンを目指している。運営会社「最北シネマ」の藤田幸洋会長(54)は「子供たちが夢を持てるような映画館にして、街ににぎわいを取り戻すきっかけにしたい」と意気込んでいる。【金子栄次】
 映画館は市街地再開発事業の目玉施設で、現在建設が進むJR稚内駅ビル(稚内市中央3)内で開業する。東映系「ティ・ジョイ」の17店舗目となる。床面積約600平方メートル、3スクリーンで座席総数250席。ハイビジョンの4倍の画質を持つデジタル式映写機を備え、3D映画にも対応する。映画以外にも演劇鑑賞やスポーツ観戦などにも利用できる「多目的シネマ」を目指す。
 かつて市内には複数の映画館があったが、ビデオの普及や人口減などの影響を受け、88年までにすべて閉館。市民や近隣住民は、旭川や札幌まで出かけないと最新作を鑑賞できなかった。
 このため、藤建設など地元企業6社が出資して最北シネマを設立した。東映▽ソニー・ピクチャーズエンタテインメント▽ウォルトディズニースタジオモーションピクチャーズジャパンなどの大手配給会社が支援する。
 同社によると、映画館の商業的な成功には、約15万人の人口を必要とするが、近隣町村を含めて約7万人の宗谷管内では、開業後の苦戦も予想される。
 東映の岡田祐介社長は「映画を見に行くという習慣がない地域にに映画館を浸透させるまでが大変だが、多大なソフトで協力したい」、ウォルト社の鈴木英夫代表は「かつて『映画が来る』と市民が期待していた時代のワクワク感を届けたい」と話している。

2月26日朝刊

915ももだぬき:2010/03/04(木) 00:36:57
ライフの会長が民主党から比例区で参院選に出馬。

916チバQ:2010/03/04(木) 19:53:40
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100302/bsd1003020859011-n1.htm
【百貨争鳴】(上)従業員さえ買わぬ百貨店 増床で若者呼び込め (1/2ページ)
2010.3.2 08:55


高島屋大阪店が第一期増床オープンを前に内覧会。若い女性のファッションリーダーたちが支持するブランドが多数出店するフロア「gokai」=1日午前、大阪市中央区(頼光和弘撮影)【拡大】
 高島屋大阪店(大阪市中央区)の婦人服担当バイヤー、中村良樹次長は昨年夏、ある社内調査の結果に顔をしかめた。

 《100人中、99人が「百貨店で服を買ったことがない」と回答した》

 「高い」「欲しいブランドがない」という内容もさることながら、調査対象が大阪店に勤める20代の女性従業員やその知人だったことは「身内(の従業員)ですら買わない」という若者の百貨店離れの深刻さを象徴していた。

 4年間の工事を終え、従来の約1・4倍にあたる7万8千平方メートルの売り場面積で2日、増床開業する高島屋大阪店。中村氏らが企画した19〜20代前半の女性向けファッション売り場「gokai(ゴカイ)」は、関西最大級の大飲食店街や、19店を集めた一流ブランドゾーンなどと並ぶ増床の目玉だ。

 高島屋は20代のカード会員がこの5年間で半減、構成比は10%台に落ち込んだ。だが、通販大手、千趣会のベルメゾン生活スタイル研究所が昨年実施した女性のファッションに関する意識調査では、20代の衣料品に対する年間支出は8万6532円と、30代を上回る購買力を持つ。「20代と真剣に向き合う売り場を作らないと、百貨店の将来はない」(中村氏)という危機感は、他の百貨店にも共通する課題だった。

 大丸心斎橋店(同)は昨年11月に開業した北館の地下1、2階の若い女性向けカジュアル売り場「うふふガールズ」が好調。1月の同店売上高は前年比24%増と伸長し、今秋には“男性版うふふガールズ”にあたるメンズ売り場を設置するという。

 百貨店の中心購買層となる中高年世代を維持しつつ、低価格な若者向けブランドを導入するのは、従来の売り場規模では困難をきわめる。戦略転換を促すきっかけは、増床や新館による売り場面積の拡大だ。

 来年以降、大阪の各百貨店が軒並み増床し、競争激化が予想される中、高島屋大阪店長の増山裕常務は「先に増床開業し、ファンになってもらうのはアドバンテージ」とにらむ。

 若年層を固定客に変えるため、高島屋はゴカイのイメージキャラクターとなる10体のマネキンに、ある仕掛けを施した。携帯電話をかざすと、ICチップに反応し、さまざまな動作を披露。同時にケータイに会員登録サイトへのリンクが表示される仕組みだ。

 1体約100万円と高額だが、「ダイレクトメールなど従来の手法では、若者層を囲い込めない」(菅原隆行販売促進担当課長)と踏み切った。

 一方、大丸は3月1日から、心斎橋店北館地下1、2階限定で「うふふガールズカード」という新カードの募集を始めた。来店ポイントなど一般の会員カードと同じ機能を持つほか、新商品や割引の情報などを新カードの会員限定で提供する。「特定の年齢層にピンポイントで情報提供するツール」(山本正好心斎橋店店長)で、ファン層の拡大を狙う。

 増床競争に先行したミナミと心斎橋の両店。先行メリットを生かし、どれだけ顧客を囲い込めるかが、今後1年間の課題となる。



 2日、高島屋大阪店の増床開業で、“大阪2011年問題”と呼ばれる百貨店の大規模な増床は前哨戦を迎えた。売り場の供給過剰による競争激化が懸念される中、各店がいかに生き残りを目指すか。その戦略を探る。



【用語解説】2011年問題

 大阪市内の百貨店各社が相次いで増床し、売り場面積が約50万平方メートルと増床前の1・5倍に拡大するため、売り場の供給過剰が懸念される問題。特に大阪・梅田では平成23(2011)年にJR大阪三越伊勢丹の進出と大丸梅田店の増床があり、24年には阪急百貨店梅田本店の建て替えも完了するため、JR大阪駅周辺は計約25万平方メートルと、国内最大の百貨店激戦区となる見通しだ。

917チバQ:2010/03/04(木) 19:54:58
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100302/bsd1003022159034-n1.htm
【百貨争鳴】(中)王道と革新 JR三越伊勢丹と大丸梅田店 2011年梅田に競う“存在感” (1/3ページ)
2010.3.2 21:55

 大阪の百貨店業界にとって“黒船”というべき大型店が来春開業する。JR大阪駅北側の「JR大阪三越伊勢丹」だ。

 同店の立ち上げを任された伊勢丹出身の伊藤達哉開業準備室長は、平成20年5月の着任以降、年代や世帯構成の異なる大阪の消費者を対象に、延べ100回を超える聞き取り調査をこなした。

 その結果、明らかになったのが「大阪の消費者の6割は梅田で買い物をするとき阪急、阪神、大丸の3店を回って一番納得したものを買う」というデータ。首都圏では決まった店でしか買わないという根強い固定客が過半を占め、新規参入の障壁は高い。しかし、比較購買が一般的な大阪でなら「新規参入のわれわれにも勝機ががある」と手応えを感じた。

 「百貨店の王道を行こう」。伊勢丹の大西洋社長の号令の下、大阪の新店はファッションから美術画廊まで備えた総合型の店舗となる。伊勢丹が得意とするファッション分野では、伊勢丹新宿店で定評のある「メンズ館」やヤングレディス専門フロア「イセタンガール」などの人気売り場を大阪風にアレンジして設置する。「他社と同様の商品は最低限押さえた上で、伊勢丹ならではの商品で買い回り客を取り込む」(伊藤室長)戦略だ。

 同じく来春、大阪駅南側で増床開業する大丸梅田店の村田荘一店長は、今年1月の就任以降、社員向けに計6回の経営構造改革説明会を開き、「人材を有効活用する勤務シフトをとる」と、3月からの新たな勤務態勢の意義を訴えた。例えば、新制度ではこれまで販売指導だけを担当していた社員が、出店ブランドなど取引先の管理や顧客の対応も受け持つ。働き方の効率化により、売り上げに占める固定費比率を下げるローコスト運営が狙いだ。

 増床工事が佳境に入った梅田店は現在3フロアが工事で閉鎖されている。ピークの今年5月には地下2階〜地上15階の売り場のうち半分以上が営業できなくなり、年平均で売り場面積は35%減少する。

 これに応じて、退職者の不補充などにより、社員数を減らし、売り場面積が増床前から6割増となる来春以降も人員は増やさない。低コスト化による損益分岐点の引き下げは、百貨店ブランドに比べて粗利率が低いユニクロなど専門店誘致のために不可欠な措置だ。

 増床後の大丸梅田店はJR大阪駅の改良工事で店舗の3階中央部分までが吹き抜けとなり、百貨店で最も収益力の高い低層階の売り場が少ない。買い物客に足を運んでもらうため、上層階に集客力のある専門店を誘致するという。生活雑貨やホビー用品など「これまで百貨店では扱っていない専門店も導入する」(村田店長)。既存の百貨店業態からの革新が、国内最大の激戦区となる梅田での生き残りの鍵とにらむ。

 百貨店の「王道」と「革新」。相反する両社の戦略は、同質化による魅力の低下が指摘される百貨店業界で、独自の存在感を示すための取り組みといえそうだ。

918チバQ:2010/03/04(木) 19:55:55
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100304/bsd1003041416016-n1.htm
【百貨争鳴】(下)「百貨店の名を捨てる」地場の巨艦店が業態進化 (1/2ページ)
2010.3.4 14:12

 「百貨店という名称は捨てたほうがよいのでは」

 4年後の平成26年に国内最大の売り場面積(約10万平方メートル)に生まれ変わる近鉄百貨店阿倍野店。建て替え後の店舗計画に絡み、同社内でこんな議論が持ち上がっている。

 言い出したのは、かつて自ら建て替え計画の責任者を務めた飯田圭児社長。百貨店離れが進むなか、魅力ある新たな施設をアピールするため、あえて百貨店の名称を外すことも検討すべき、という狙いだ。

 すでに名古屋店は「近鉄パッセ」の愛称で親しまれ、過去には京都近鉄百貨店京都店(19年に閉鎖)が「プラッツ近鉄」と名称変更したこともある。だが、百貨店の象徴でもある本店ですら名称変更をも辞さない姿は、業界内で勝ち残るための並々ならぬ決意の表れにほかならない。

 大阪2011年問題とも称される百貨店の増床競争の後半戦を飾るのは、26年に開業する近鉄阿倍野店と、24年の2期工事完了で8万4千平方メートルに増床する阪急百貨店梅田本店。両社とも大阪に本社機能を置く数少ない地場の大手百貨店だけに、増床後の売り場面積では先行する他社を上回る大規模旗艦店となる。

 とはいうものの、増床で器が大きくなっても中身が同じでは、単なる拡大コピーに過ぎない。建て替えと並行して、売り場の魅力を高める鍵となるバイヤーの能力強化も進めている。

 「君らは“商売”が好きか」。阪急阪神百貨店取締役の安川茂・阪神百貨店本店長は、現場の社員と顔を合わせるたび、こう質問を投げかける。消費者と直接接して得られるニーズの動向の機微は、商品政策の命綱だけに「バイヤーこそ商売の現場にいるべし」というのが安川氏の持論だ。

 阪急阪神百貨店では、昨年秋の機構改革で、商品政策(MD)部門を強化するとともに、各支店もファッション関連の商品部長やバイヤーを設置し、百貨店が独自に調達から販売までを行う自主編集売り場の向上に乗り出した。

 阪急阪神百貨店の新田信昭社長は「問屋やアパレルメーカーに仕入れから売り場作りまで依存する体質が百貨店の同質化を招き、消費者離れの一因になった」と危機感を隠さない。阪急梅田本店の増床が終わる24年までに、MD改革に一定のめどをつける考えだ。

 一方、近鉄百貨店は22年度から業種の異なる企業に社員を2年間派遣し、他業界のノウハウを学ぶ「社外研修制度」を導入する。製造業や商社などのノウハウを取り込み、自前の商品開発など売り場の業容拡大を図るのが狙い。堀田正樹専務は「既存の取引先の枠の中だけで仕入れをしていると、新しい商品の開発力が弱くなる」と指摘する。

 百貨店の増床は売り上げ拡大の近道だが、同時に維持コストなどの負担も増す。軒並み増床した百貨店同士が、限られた消費のパイを奪い合えば、採算の悪化は避けられない。激烈な増床競争の中で、百貨店に消費者を呼び戻し、業態を進化させる戦略が求められている。

 (この連載は内田博文が担当しました)

919チバQ:2010/03/04(木) 19:57:15
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100304/bsd1003040508010-n1.htm
「ポンタ」VS「Tカード」 異業種タッグの共通ポイントカードが会員争奪戦 (1/2ページ)
2010.3.4 05:00


ファミリーレストランでの支払いに使われるTカード=東京都三鷹市のガスト三鷹上連雀店【拡大】

 買い物の額に応じてたまるポイントカード。多くの企業が発行し、日本人1人平均で9枚近く持っているとの調査もあるという。だが、全部を財布に入れて持ち歩くのは面倒。1社ごとのポイントはなかなかたまらないし、使わなければ有効期限が来て消えてしまう。そんな不満を解消するため、提携企業のどこでもたまり、どこでも使える共通ポイントカードの事業が広がっている。 

不得意層 切り込む

 先行したのはDVDレンタルの「TSUTAYA(ツタヤ)」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ。ツタヤ会員証を2003年に「Tカード」に改称し、他企業との提携を始めた。

三菱商事など4社、ポイント提携- 発表時の記事。(09年10月28日)

 担当のアライアンス・コンサルティング事業統括の北村和彦さんは「当社が蓄積した会員情報と提携先のポイント機能を組み合わせることで、幅広い顧客を囲い込むことが狙い」と説明する。昨年末時点で、同カードの発行枚数は3395万枚。特に20代では人口の60%近くが持っている。

 「例えば、若年層に圧倒的に強いツタヤと、主婦層に強いスーパーがポイントを共通化することで、双方がこれまで得意でなかった層のお客さんの来店を促すことができる。こうした『相互送客』が大きなメリット」と北村さんは話す。昨年末で提携企業は流通、外食をはじめ66社。「将来は生活のあらゆるシーンでTカードを使えるようにしたい」と意気込む。

 3月から共通ポイント事業に参入したライバルが、三菱商事の100%子会社「ロイヤリティ マーケティング(LM)」社(東京)。タヌキのキャラクターを使った「Ponta(ポンタ)」カードで一気に追い上げる計画だ。自社カードの会員それぞれ約1000万人を抱えるDVDレンタルのゲオとコンビニエンスストアのローソンが既に陣営に参入。2年後には提携企業50社、会員3000万人を目指している。

展開拡大狙う黒子

 「当社自身は小売りなどの事業を行わず、中立的な立場から提携企業の販売促進を支援する黒子に徹するところが特徴」とLM社経営企画部の福田朗也部長は説明する。提携企業の店頭では、ポンタカードを使えるほかの会社を紹介するパンフレットを置くなど、それぞれの会社がほかの会社の宣伝もする、いわば「多対多」の関係になっている点が売りという。

 たまったポイントは店頭での買い物のほかに、インターネットでの物販でも使える。「現金では買わないが、ポイントがたまれば欲しくなるような、ちょっと気の利いた商品を用意する。商品仕入れのための目利きも社内にいる」そうだ。

 商社がバックだけに「将来は何らかの形での海外展開も視野に入れている」と福田さんは話す。

920チバQ:2010/03/06(土) 17:10:49
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201003060066.html
阪急開業100年、梅田で加速 地の利生かし再開発(1/2ページ)2010年3月6日

   
 阪急電鉄が10日、開業100年を迎える。同社は何もない郊外に鉄道を敷き、周辺に住宅や大型施設をつくることで鉄道の利用者を増やす、創業者の故・小林一三氏が打ち立てたビジネスモデルで事業を拡大してきた。低成長時代を迎え輸送人員は減少の見通しだが、今後の成長戦略の軸にもこのモデルの徹底を据えようとしている。

 「沿線の受け皿は時代に合わせ変える必要があるが、ビジネスモデルは変えない」。阪急電鉄の角和夫社長はそう強調する。阪急グループは2002年末に閉鎖した阪急西宮スタジアムの跡地に一昨年秋、大型商業施設「阪急西宮ガーデンズ」をオープン。核テナントの阪急百貨店を中心に好調が続いており、そうした自信が発言の背景にある。

 1910年3月10日に開業した阪急の最初の路線は宝塚線(梅田―宝塚)。沿線人口は当時、極めて少なく、輸送人員を増やすには住宅開発が不可欠と考えた小林氏は開業直後、池田駅周辺の住宅地8万平方メートル超の分譲を開始。当時は珍しい割賦方式で売り出し、即完売させた。1929年4月には梅田駅に日本初のターミナルデパートとして阪急百貨店を開店させた。

 高度成長とともに沿線人口は増え阪急も成長したが、輸送人員は1991年度の8億1千万人をピークに減少に転じ、2008年度は6億1千万人に。バブル期の多額の不動産投資も足かせになり、01年3月期には約3400億円の土地の含み損を計上した。

 阪急西宮スタジアムの閉鎖、03年3月の神戸ポートピアランドの運営撤退、同年4月の宝塚ファミリーランド閉園などは、機能しなくなった集客装置を相次いで見直した結果だ。

 事業縮小に歯止めをかけようと、阪急は次代の戦略に経営資源を梅田周辺の再開発に集中させる方針を掲げる。


 阪急百貨店うめだ本店の建て替え工事では、今春、オフィス部分を先行オープンさせる。不況で貸しビル需要は落ち込んでいるが、立地の良さを生かして大幅な値下げはせず数年かけて満室を目指す。東梅田にも商業施設やマンションを備えるタワービルを2011年春に開業予定だ。

 JR大阪駅北側の梅田・北ヤードの再開発事業にも開発業者の1社として加わっており、商業施設やオフィスビルなどの開発を進める。

 06年10月に経営統合した阪神電気鉄道の優良資産も生かせる。阪神は、商業施設ハービスエントやホテル「ザ・リッツ・カールトン」のある西梅田地区に土地を持ち、阪急が持つ東梅田地区と合わせ、梅田全体がグループの「牙城(がじょう)」となった。

 阪急の今後について、みずほ証券の高橋光佳アナリストは「関西は東京以上に人口減が避けられず事業環境は良くないが、不動産は立地がいい物件が多いので、うまくやっていくことは可能だ」とみる。一方で別のアナリストは「強みである『梅田』を生かして人口集積を進める戦略は妥当だが、人口減少の動向次第では施設が過剰になるリスクもある」と指摘している。(佐藤亜季)

   ◇

■阪急電鉄開業100年の歩み

1910 宝塚線(梅田―宝塚)と箕面支線(石橋―箕面)の営業開始

 11 娯楽施設「宝塚新温泉」(後の宝塚ファミリーランド)の営業開始

 13 宝塚唱歌隊(現宝塚歌劇団)を結成

 29 梅田駅に阪急百貨店開店

 37 兵庫県西宮市に西宮球場開場

 88 阪急ブレーブスをオリエント・リース(現オリックス)に譲渡

2002 阪急西宮スタジアム(旧西宮球場)閉鎖

 03 神戸ポートピアランドの運営撤退

   宝塚ファミリーランド閉園

 06 阪神電気鉄道と経営統合

921チバQ:2010/03/06(土) 17:11:49
http://mainichi.jp/life/fashion/news/20100306k0000e040030000c.html
H&M:戎橋店オープン 関西初、開店前から長蛇の列

店から貸与された傘を差し、H&M戎橋店(右奥)の開店を待つ人たち=大阪市中央区で2010年3月6日午前10時34分、森園道子撮影 スウェーデン発の世界的カジュアル衣料ブランド「H&M(ヘネスアンドマウリッツ)」は6日、関西1号店「H&M戎橋店」(大阪市中央区)をオープンした。店の前には正午の開店を待つ約2500人が約1キロ以上の列を作った。

 H&Mは東京・銀座に日本1号店を08年9月に出店。戎橋店は国内7店目で、地上1〜3階の売り場面積は900平方メートル。比較的安価な服を短いサイクルで売り切る「ファストファッション」を世界36カ国で展開する。戎橋店は2000店目のため、先着2000人にTシャツとバッグを配布し、限定品のデニムパンツを用意した。行列の先頭で5日午後10時から友人2人と並んだ大阪府守口市の女性(18)は「いよいよオープンで楽しみ。限定品を手に入れたい」と話していた。

 大阪・ミナミでは、カジュアル衣料店の出店が相次ぐ。心斎橋では2店舗展開するスペイン発の「ザラ」に次いで、ユニクロも2店舗目を今秋オープンする。2月27日開業のコレクトポイント心斎橋には「ローリーズファーム」などが入店。百貨店も昨年11月に大丸心斎橋店北館がカジュアル衣料売り場「うふふガールズ」を、3月2日増床部分を開業した高島屋大阪店も若い女性向けファッション売り場を整備しており、競争が激化している。【植田憲尚】

922チバQ:2010/03/06(土) 17:18:20
北欧4カ国の企業を整理してみた
■スウェーデン
H&M・IKEA・ボルボ

■フィンランド
NOKIA

■ノルウェー

■デンマーク
ロイヤルコペンハーゲン、レゴ

923チバQ:2010/03/06(土) 17:21:20
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20100305-OYT8T01225.htm
富士急全テナント撤退へ 2012年春客足鈍り採算悪化
沼津駅前の百貨店


2年後に全テナントとの契約が切れることがわかったJR沼津駅前の富士急百貨店 JR沼津駅南口の大型商業施設「富士急百貨店」のテナントが2012年4月までに、賃貸契約終了などですべて撤退することがわかった。土地建物を所有する富士急行(山梨県富士吉田市)は「契約終了後の建物の扱いなどは何も決まっていない」(総務部)とするが、県東部の中心都市で中心市街地の“顔”として半世紀近くにわたり繁栄を支えてきただけに、沼津市も重大な関心を示している。

同社によると、富士急百貨店は1965年12月オープン。1階周囲に系列バスの乗降所もあり、57年開店の西武沼津店などとともに沼津駅南口のにぎわいを担ってきた。

 登記簿によると、1820平方メートルの敷地で鉄筋コンクリート地下2階、地上9階建て。地下1階から地上6階までの約7000平方メートルが売り場に充てられ、食品から婦人服や呉服、英会話スクールなど多様な店ぞろいになっていた。

 建設から30年以上が経過した2002年に耐震補強を兼ね、大規模改修を実施。店長(38)によると、この際、各テナントと最長12年4月までを期限とする賃貸契約を結んだ。

 テナント数は、長年50前後で推移してきたが、近年、期限付き契約が災いしてか空きが出ても新規入店が決まらず、それが客足を減らす悪循環に陥り、店舗数は今年初めには28に減った。年明け後も、地下のスーパーと総菜店が「不採算」を理由に閉店したほか、1階の大半を占める婦人服3店舗が今月中に閉鎖・移転を決めるなど、空洞化が加速している。

 店長は「(新規の)誘致は続けるが、特効薬はない」と、空きスペースが埋まらない可能性を示唆する。

 沼津市中心部では90年代以降十字屋、ニチイ、長崎屋など大型店の撤退が相次ぎ、04年には丸井沼津店が閉鎖している。富士急百貨店の動向について、同市商工振興課の間宮一寿課長は「駅前の広い土地であり、どう利用されるか多大な関心を持っている」と話している。

(2010年3月6日 読売新聞)

924チバQ:2010/03/06(土) 17:22:10
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100306/bsd1003060505002-n1.htm
渋谷に大型ユニクロ、109などと激突 独自色必須、試される真価2010.3.6 05:00

 カジュアル衣料品店チェーンのユニクロは5日、東京・渋谷に都心で最大級の大型店「渋谷道玄坂店」をオープンした。周辺は、渋谷を代表するファッションビル「109」をはじめ、ファストファッションブランドの「H&M」や「ZARA(ザラ)」などがひしめく激戦区だ。カジュアルウエアのユニクロが、ファッションの本場でどこまで通じるのか−。業界の覇権をかけた戦いが幕を開けた。

 ユニクロの渋谷道玄坂店は午前10時の開店前に、若者を中心に200人超の行列ができた。オープニングセレモニーでは、タレントの里田まいさんがゲストとして登場し、テープカットの後、店舗入り口に立ち、「店は明るくて、商品が見やすいです」と来店客を笑顔で迎えた。

 同店は地下1階、地上2階の3フロア構成で、売り場面積は約600坪(約1980平方メートル)と、ユニクロの東京都心店舗としては最大規模になる。

 ターゲットの若い女性や男性向けの商品を約500品目取りそろえ、海外の店舗でしか販売していない商品も取り扱うという。7日までの3日間、オープン記念セールを実施する。大笘直樹取締役は、「渋谷道玄坂店はあらゆる情報を発信していく店舗にしていきたい」とあいさつした。

 消費不況下で、勝ち組として独走するユニクロは、従来の郊外型店舗に代わり、都心部を中心とした大型の路面店や百貨店などへのテナント出店を強化している。

 東京・銀座の大型店では昨年、大規模な改装・増床を行い、集客力をアップ。周辺の百貨店から顧客を奪う一方、相次いで日本に上陸してきたH&Mなどの欧米ファストファッションブランドと熾烈な顧客争奪戦を繰り広げている。

 業界では、「ファッション性の高い渋谷では、従来のユニクロでは通用しない。渋谷独自の品ぞろえや店舗づくりが必要」(アパレル業界関係者)との声もあり、ユニクロの真価が試される。(松元洋平)

925チバQ:2010/03/06(土) 18:28:24
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100306/biz1003061152006-n1.htm
H&M関西初登場で長蛇の列 大阪・ミナミに戎橋店オープン
2010.3.6 11:49

西日本初となるH&M戎橋店の開店を待つ長蛇の列=6日午前、大阪市中央区 スウェーデンのカジュアル衣料店「ヘネス・アンド・マウリッツ(H&M)」戎橋店が6日、大阪・ミナミの心斎橋にオープン。店の前には、開店を待つ若者で長蛇の列ができた。

 関西では初出店となるH&M。売り場面積は約900平方メートルでレディース、メンズのほか、アクセサリーを1万円以下の手ごろな価格で扱っている。オープン初日は、世界で2千店目となることにちなんで先着2000人にTシャツや非売品のキャンバスバッグをプレゼントするほか、限定商品を用意した。

 開店する正午を前に、行列は道頓堀川沿いにぐんぐんと伸び、雨にもかかわらず熱気に包まれていた。午前8時に着いたという大阪府枚方市の大学2年生、松田優可子さん(20)は「2000人限定のバッグが欲しくて来ました。こんな行列に並ぶのは初めてです」と驚いていた。

926チバQ:2010/03/06(土) 19:37:13
個人的にはZARA派です
http://www.j-cast.com/2010/03/04061553.html
「ファストファッション」20代女性7割強が認知
2010/3/ 4 16:08
クロス・マーケティングは流行の衣料品を安く販売する「ファストファッション」について、全国20〜69歳の男女に調査を行った。ファストファッションの全国での認知率は4割半にとどまったが、首都圏在住の20歳代女性の認知は高く、7割強だった。全国でのブランド認知度がもっとも高いのは「ユニクロ」で95.7%。次いで「GAP」が64.5%、「H&M」56.8%、「FOREVER21」37.6%、「ZARA」29.6%、「TOPSHOP」4.1%と続いた。調査は2010年2月8日〜9日に行い、1200の有効回答を得た。

927荷主研究者:2010/03/07(日) 14:44:18

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100304301.htm
2010年3月4日02時49分 北國新聞
「時間貸し」で稼働率向上 北陸のホテル 出張客の仮眠、一時利用見込む

 北陸のホテルで、日中の空いた客室を活用し、宿泊をしない短時間滞在型のプランが目立ってきた。出張中の「すき間時間」の利用などを見込み、客室の稼働率向上につなげる。景気低迷でビジネス客の宿泊が低迷する中、安価な「時間貸し」で需要を掘り起こす。

 富山市のANAクラウンプラザホテル富山は、午前10時から午後3時まで5時間、客室を利用できる「デイユースプラン」を2月中旬から取り扱い始めた。料金は1人5千円からで、日によっては宿泊の半額近い料金になる。

 日帰り出張が増加傾向にあるため、ビジネス客が帰りの電車に乗る前、デスクワークに使うことなどを見込む。3月末までの冬季限定で、来週は2件の予約が入っているという。

 同ホテルのセールス&マーケティング部担当者は「夜行バスの乗客が仮眠を取るなどの需要があるかどうかも調べたい」と話す。

 金沢市のビジネスホテル、ドーミーイン金沢は1日限定5室で「リフレッシュ・エクスプレス」の8時間プランを導入している。利用時間は午前5時から午後1時、正午から午後8時、午後4時から午前0時までの3通りだ。

 1日1、2件の利用があるという。現在の利用料金は通常の宿泊料金の4分の1程度で、シングルは2千円、ダブルは2900円に抑えている。

 各ホテルで時間貸しサービスの導入が進む背景には、景気悪化による宿泊客の落ち込みがある。富山市内の都市型ホテルの担当者は「昨年も厳しかったが、今年に入っても減少が止まらない」と嘆き節。宿泊需要を少しでもカバーできればと日中の空き部屋利用に踏み切った。

 ビジネス客だけでなく、地元客を狙ったプランもある。

 金沢エクセルホテル東急(金沢市)が扱うのは、子ども連れの主婦向けプランだ。大人4人、子ども4人までで、午前11時から午後4時までツインルームを6千円で貸し出す。

 「子どもをベッドで寝かせ、お母さん同士で会話などを楽しんでもらう」(担当者)というケースを想定した。ただ、取り扱いを開始した昨年秋ごろからの利用は3件程度で、同ホテルはサービスの周知を進める方針だ。

 ホテル日航金沢(同)は、富裕層を狙った豪華プランを提案する。午前11時から午後5時の時間帯で、ランチとエステを組み合わせた6コースを用意。1室1人の場合、「アロマセラピー60分」は1万8500円、「ボディ&フェイシャル」は2万8500円とした。毎月5、6件の利用があるという。

 昨年5月、他社に先駆けて時間貸しサービスを導入したホテルニューオータニ高岡(高岡市)。正午から午後8時まで利用できる日帰りプランを扱い、これまで家族や会社員の利用があったという。

 担当者は「美容施設を利用した後にくつろいでもらうなど、さまざまな利用方法を提案したい」とし、今後も新たなニーズを探る。

 宿泊の落ち込みをカバーする新たな分野として期待がかかる短時間滞在。ただ、「日中滞在を受け入れた後は宿泊に使えなくなることが多い」(富山市内のホテル関係者)と導入に消極的なホテルもある。サービス定着に向けた課題はまだまだ多そうだ。

928荷主研究者:2010/03/07(日) 14:53:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100305t62012.htm
2010年03月05日金曜日 河北新報
ダイユーエイト入居へ 福島・さくら野撤退の大型商業ビル

「ダイユーエイト」が複合商業施設の出店を表明したJR福島駅近くの大型商業ビル

 2005年のさくら野百貨店撤退後、一部を除き空いたままになっていたJR福島駅近くの大型商業ビル(福島市曽根田町)に、ホームセンターのダイユーエイト(福島市)の複合商業施設が出店することが4日明らかになった。商業ビルへのテナント誘致は市の長年の課題で、中心市街地活性化に結び付くと期待されている。

 複合商業施設は、9月下旬をめどにテナント未入居の1〜4階の1、2階に入る。1階がスーパーや生活雑貨などの売り場に、2階は家具やペット売り場になる。専門店約20店もテナントとして入居する。

 記者会見でダイユーエイトの浅倉俊一社長は「郊外への店舗展開を進めてきたが、少子高齢社会の中で中心市街地を見直すことにした。中心部ににぎわいを取り戻したい」と説明した。

 ホームセンターを展開し業績を伸ばしてきた同社にとって、複合商業施設は初めての店舗形態。売り場面積(約1万1400平方メートル)は同社の全60店舗の中で最大となる。投資総額は10億円程度で、年間売上高は20億円を見込んでいる。新たに120人程度を地元から雇用するという。

 商業ビルの土地と建物は近く、市などの財政支援を受けた第三セクターが取得する計画になっている。4階には市が高齢者向けの公共施設を開設する見通し。3階は引き続きテナント誘致に努める。

929荷主研究者:2010/03/07(日) 14:53:35

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100305301.htm
2010年3月5日03時14分 北國新聞
入居誘致に苦戦、開発計画進まず 金沢中心部の県外資本不動産

 金沢市中心部に不動産を持つ県外資本がテナント誘致などに苦戦し、開発計画を進められずにいる。香林坊の旧農林中央金庫跡のホテル計画は着工が当初予定より1年以上ずれ込み、南町のビルは新築から1年余り空きビル状態が続く。武蔵ケ辻の旧ダイエー跡地は競売をめぐって債権者と協議中で、入居募集もはかどっていないようだ。

 金沢市香林坊1丁目の旧農林中金金沢支店跡では、リゾートトラスト(名古屋市)が13階建てホテル「トラスティ金沢」(仮称)の建設を計画している。当初は今年春の完成を目指したが、リーマン不況で開発に着手できず、建物の解体も始まっていない。担当者は「経済情勢を見極める必要があり、着工時期は未定」と説明する。

 南町のオフィスビル「アセント金沢」は昨年2月に完成したが、まだ開業すらしていない。同ビルを所有するシスコ・アセット・マネージメント(京都市)の金沢事務所は「テナントが埋まらず、現在も募集中の状況に変わりはない」としている。

 武蔵ケ辻の旧ダイエー金沢店跡地の利用計画も不透明感が強まっている。日本レイト(大阪市)は昨年11月、地上6階、地下1階の複合ビル構想を地元に説明したが、同12月に債権者から跡地の競売開始を申し立てられたという。

 日本レイトによると、現在、開発への理解を得るため、債権者と協議を進めており、担当者は「開発は止まっているが、計画は捨てていない。債権者との調整を図りながら、開発計画を粛々と進めていく」と強調する。

 しかし、15以上を予定している入居テナントも「固まっているのは3割弱」(担当者)と、昨年11月時点とさほど変わっていない。金沢市幹部は「金沢を代表する場所であり、ふさわしい商業施設を早く完成させるよう働きかけを強めたい」としている。

 広坂通り沿いにある片町1丁目の香林坊第一ビルは先月、オーナーの虎ノ門住宅販売(東京)の社長が脱税容疑で逮捕された。市の関係者は「1年ほど前には、ビルの再開発を計画し、補助金の申請もあった。内容に不十分な部分があったため再考を促し、虎ノ門住宅販売が再検討しているはずだが、今後どうなるか分からない」と困惑する。

 都市の中心部で「開発凍結」が続けば、その風評が業者間で広がり、その地の不動産市況が一段と冷え込みかねない。石川県宅地建物取引業協会の間蔵信行会長は「都市は人間の体と同じで、開発という細胞の活性化がないと活気が出ない。それが地価や、賃料のさらなる下落を招く」と懸念する。

 リーマン不況でヒト、モノ、カネの流れが滞り、新たな不動産開発に対し資金やテナントを集めにくい環境になっている。北陸新幹線の金沢開業を見越し、先行投資に動いた県外勢だが、取得した金沢市中心部の不動産を持て余し気味で、地元からは「厳しい環境だが、なるべく早く開発し、まちなかの活性化につなげてほしい」との声が出ている。

931チバQ:2010/03/07(日) 18:30:09
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/keizai/201003setogiwa/01.shtml
瀬戸際の百貨店
(1)相次ぐ閉店「選択と集中」都市部に

閉店が決まった四条河原町阪急(手前)。隣にあるのは高島屋。京都一の繁華街でも百貨店の共存は難しくなった=京都市下京区(撮影・山崎 竜)

 「日本一」に、夢を持てない社員は多かった。

  大阪・阿倍野に2014年春、売り場面積10万平方メートルと国内最大店を出す近鉄百貨店。一大事業を前にこの3月末、全社員の2割の約700人が職場を去る。

  コスト削減を狙った希望退職に、計画人数を75%も上回る応募があった。売り場を支える30〜40歳代もおり、「これ以上増えると業務に響く」(広報部)事態となった。

  京都・河原町では今秋、待ち合わせ名所でもあった「四条河原町阪急」が35年の歴史を閉じる。

  1980年代、「ニコル」や「ビギ」などのブランドブームで若者を呼び込んだが、ブームが去ると、競合店に客足を奪われた。改装も重ねたが消費者の心をつかめず、赤字が続いた。

  昨年は西武札幌、三越池袋、そごう心斎橋本店など、都市部の一等地にある百貨店で閉店が相次いだ。今年も松坂屋名古屋駅店や東京の西武有楽町店をはじめ、すでに全国11店が閉鎖を決めている。



  地域経済の衰えを映し、都市部以上に赤字や閉店も目立つ地方百貨店。その中で中四国9店を構える岡山の「天満屋」は、黒字店が多い堅実経営で知られる。他社の撤退店を引き継ぐなどして規模を拡大。スーパーなど関連企業も多く、地元の商圏を押さえる。

  しかし創業家の6代目、伊原木隆太社長は「百貨店という業態は、もう伸びない。うちも例外ではない」と断言する。「改装など、過去の投資も重しになる。うちは以前の3分の1に投資を絞った」

  その結果、床がすり切れ、へこみ、階段の木の手すりが黒光りする店も。「古くさいといわれるが、手入れしてきれいに使うしかない」

  MBA(経営学修士)を取得し、数字に明るい。投資負担は軽くした。が、成長の妙手はない。

  「どうやって生き残るか。下りのエスカレーターを、必死に上り続けるようなつらさがある」



  高度成長期からバブル経済のピークにかけ、華やかな商品をそろえた百貨店は街の顔だった。人口30万人で1店が成り立つとされ、1991年には478店を数えた(経済産業省調べ)。

  その後の各社のリストラで、07年は271店。しかし大丸を傘下に持つJ・フロントリテイリングの奥田務会長は「今後は100万人に1店」と読む。この計算なら、必要な店は127。既存店の半分が、不要になる。

  多くの百貨店幹部は「過去の成功に甘え、消費者や街の変化に向き合わなかった」と口をそろえる。生き残りをかけ、人と資金は大都市の大型店に注ぎ込む「選択と集中」が、各社の共通認識。閉店ラッシュは、始まったばかりだ。



 百貨店の不振が、止まらない。2009年の全国の総売上高は12年連続で前年を下回り、兵庫県内は阪神・淡路大震災で各店が一時休業・閉鎖した1995年の水準にまで落ち込んだ。価格が安い専門店チェーンの台頭に加え、消費者の不満も背景にある。再生か、衰退か。瀬戸際に立つ百貨店の今を追う。

(西井由比子)

(2010/03/03)

932チバQ:2010/03/07(日) 18:30:40
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/keizai/201003setogiwa/02.shtml
瀬戸際の百貨店
(2)消費者変容新手のライバルが台頭

3日に開かれたバーニーズニューヨーク神戸店の内覧会。別注品や限定品も多く、早速買い込む人もいた=神戸市中央区京町(撮影・山崎 竜)

 「高いし、飽きた」。神戸市内の女性銀行員(33)はこの1年、百貨店に出かけなかった。

 頻繁に着るTシャツ、ジーンズはユニクロの定番で。個性を出したいものは、ブランドにこだわらず店主のセンスで選んだ品を集めた「セレクトショップ」で探す。「安く済むし満足している」

 婦人服を中心に、衣料品が売上高の3割以上を占める百貨店。売り場はかつて、最新の流行を求める人々でにぎわい、各社の成長を支えた。

 だが、消費者の行動は大きく変わった。総務省のデータでは、衣料品・靴への支出はピークの1995年から2008年までの間にほぼ半減。代わって通信費が倍増し、衣料品とほぼ同額になった。携帯電話やインターネットなど必需品が増え、高い服を買うわけにいかなくなった。



 百貨店に代わって消費者を引きつけるのが、安さとファッション性の両立を押し出すユニクロなどの専門店だ。「ザラ」や「ヘネス・アンド・マウリッツ」(H&M)、「フォーエバー21」など欧米勢も上陸した。

 いずれも、新商品を次々に投じる「ファスト(速い)ファッション」。気に入ったデザインがあればすぐ買わないと品切れになるので「節約志向でも買う気にさせる」と百貨店関係者もうなる。

 東京では、若者の街・原宿にファストファッション10店が競う。高級イメージの銀座にも3店が進出した。神戸でも三宮だけで3店あり、大丸神戸店の目の前に5日、ユニクロが新店を出す。

 あまりの勢いに、百貨店が取り込む動きも出てきた。東京の松坂屋銀座店はフォーエバー21を、神戸の大丸須磨店はユニクロを、いずれも4月に開業させる。高島屋もユニクロ誘致を表明した。狙いは賃料収入だけではない。百貨店が苦手としてきた若年層を取り込む力だ。



 大丸神戸店から徒歩数分の旧居留地に5日、米国の百貨店「バーニーズニューヨーク」が関西初の店を出す。

 セレクトショップに近いが、ターゲットは「百貨店で買い物するような人」(バーニーズジャパンの中村直樹社長)。国内外のしゃれた服や雑貨を集め、商品全般に通じた従業員が買い物をアドバイスするのが強みだ。

 売り場面積で5%程度のバーニーズを意識するかのように大丸神戸店は改装など抜本的なてこ入れ策をまとめつつある。規模も売上高も兵庫県内の百貨店一だが、最近は「30代の女性に見向きもされなくなっていた」と、大丸松坂屋百貨店の山本良一社長は顧みる。

 価格、品ぞろえ、手厚いサービス。買い物に不可欠なすべての要素で、百貨店は新手のライバルに押されている。

(西井由比子)

(2010/03/04)

933チバQ:2010/03/07(日) 18:31:24
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/keizai/201003setogiwa/03.shtml
瀬戸際の百貨店
(3)商品の魅力独自色求め、原点回帰

そごう神戸店の「神戸シューズコレクション」。ケミカル靴にしぼった展示は百貨店では珍しい=神戸市中央区小野柄通8、そごう神戸店(撮影・峰大二郎)

 大きな花のアクセサリーがついたハイヒールや、流行の素材を取り入れたサンダル。そごう神戸店で1日、神戸・長田のケミカル靴メーカー14社が参加する「神戸シューズコレクション」が始まった。

  低価格の輸入品に対抗し、デザイン性の追求も始めたケミカル靴業界。だが百貨店に出品する企業は、まだ少ない。

  「安いし、かわいい。売れるのでは」。神戸店が昨年、シューズコレクションを開いたところ人気を集め、その後千葉店や大宮店など他店でも開催された。神戸店では2回目。売り場には500足以上が並ぶ。

  拡大路線が響いて巨額の負債を抱え、2000年に破綻(はたん)したそごう。再建に向け03年、西武百貨店と統合し東京の本社に人員を集中させたが、2年前から各店に人を戻し始めた。運営するそごう・西武は、地域別の店づくりを重視するようになった。

  三宮にあるそごう神戸店では昨秋、周辺のオフィスに勤める女性向けに、地元のワールドやジャヴァグループとスーツを独自開発した実績がある。「ここでないと買えないという商品があってこそ、固定客がつく」。担当者は力説する。



  数々のブランドが並ぶ、百貨店の売り場。販売や商品陳列はブランドの運営会社がやり、百貨店は賃料や、売上高の一部を受け取る。

  百貨店側は売れ残りを懸念せずに済む一方、販売価格は高くなり、品ぞろえは取引先任せになる。自ら商品を選び、売り場を構成する比率はせいぜい10%とされ、どの店も同じような商品が並ぶ結果となった。

  向山(むこやま)雅夫・流通科学大学教授(流通システム論)は「自ら商品を選び、仕入れて売れば、個性は生まれる」と指摘する。



  ライバルの台頭を意識して、最近は自社ブランドを増やす百貨店も増えているが、まず低価格を意識したものが目立つ。

  その中で、そごう・西武は一石を投じた。昨秋から著名デザイナーと手を組み、ファッション性も高い衣料・雑貨を次々に投入。業界内でも注目されている。

  大丸を傘下に持つJ・フロントリテイリングも、消費者の声を基に作る衣料品や生活雑貨の「カスタマーズ・ビュー」を10年ぶりに一新。ふくらはぎの太さを選べる約3万円のオーダーブーツは、4カ月で4500点・1億円のヒット商品になった。「何が求められているか丁寧に拾えば、売れることが分かった」と担当者は話す。

  魅力ある品物は、買い手を引きつける。規模の違いを問わず、商いの原点だ。

(西井由比子)

(2010/03/05)

934チバQ:2010/03/07(日) 18:31:55
http://www.kobe-np.co.jp/rentoku/keizai/201003setogiwa/04.shtml
瀬戸際の百貨店
(4)大阪の陣規模争い 余波兵庫に

ビル建設のクレーンが林立するJR大阪駅周辺。手前のビルに三越伊勢丹が進出し、阪急や大丸と競い合う=大阪市北区(撮影・藤家 武)

 来年春、大阪・梅田は全国一の百貨店激戦区になる。

 大阪駅の北側に、JR西日本とタッグを組んだ「JR大阪三越伊勢丹」が出店。同駅南の大丸や、近くにある阪急もビル建て替えで増床する。総売り場面積は60%増の25万平方メートルと、東京・新宿を上回る。日本の大手百貨店5グループのうち3グループが規模拡大に走る街は、ほかにない。



 2001年、JR西日本が大阪駅北側のビル建設を発表し、核店舗に三越を誘致したことが競争の口火を切った。その後、04年に阪急、05年に大丸も増床を表明した。

 「やみくもな売り場拡大は販売効率を下げるが、生き残りには不可欠」(大丸を傘下に持つJ・フロントリテイリングの奥田務会長)だからだ。

 百貨店の取引先は、各地域の最大店に売れ筋商品を優先して納める。三越が、首都圏に強い伊勢丹と統合したことも梅田の各店に衝撃を与えた。

 伊勢丹は新宿で最大の店を持つ上、商品企画などで衣料品業界にも影響力を持つ。売れ筋商品を、まず一番に押さえかねない。大丸はむろん、梅田で最大規模を誇る阪急も座視はできなかった。

 各社が進出を表明したころ、景気は緩やかな回復軌道にあった。しかし今、最悪期は脱したものの回復の兆しは乏しい。開業まであと1年。業界内では、「増収なき増床」との見方が強い。

 三越伊勢丹の運営会社の伊藤達哉開業準備室長は「関西は新しもの好きの気風がある。勝機はある」と強気を見せる。迎え撃つ百貨店の幹部は「梅田の成否は、社の浮沈にかかわる」と表情を引き締める。



 同準備室の調査では、関西は関東と違い、複数の百貨店の会員カードを持つ消費者が多かった。バーゲンや催し物などを常に比べている、ともとれる。大阪駅へは新快速なら、姫路からでも約1時間。兵庫県内の百貨店にも、梅田の競争の波が押し寄せるのは確実だ。

 県内一の売上高を誇る大丸神戸店は、改装を計画中。そごう神戸店は、顧客の自宅へ出向き商品の希望を聞く外商部門で明石、西神戸方面の新規開拓を検討している。

 姫路では、山陽百貨店が「当社ではかつてない規模の投資を考えている」(高野勝社長)一方、ヤマトヤシキは利用の少ない平日に定休日を増やすなど、競争に耐え抜く体質づくりを急ぐ。

 巨艦激突が、ただ顧客を奪い合うだけの消耗戦になるのか、切磋琢磨(せっさたくま)してもう一度、消費者を振り返らせる契機になるのか―。瀬戸際に立つ百貨店にとって、勝負の1年が始まった。

(西井由比子)
=おわり

(2010/03/06)

935とはずがたり:2010/03/07(日) 22:03:08
>>881
イトーヨーカ堂派ではなくイオン派の俺ですが,毎度効率経営でイトーヨーカ堂はイオンを突き放しているけど,ミレニアム買収に関してはイトーヨーカ堂ちょいと足踏みなんですなぁ。

936チバQ:2010/03/08(月) 12:56:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100307-00000001-fsi-bus_all
アウトレット2強火花 三井不VS三菱地 立地戦略に違い
3月8日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 服や靴などのブランド商品の売れ残りを格安で売る店が集まる「アウトレットモール」をめぐり、大手不動産会社の三井不動産と三菱地所が、顧客獲得で激しい火花を散らしている。両社だけで全国にあるアウトレットの約半分を占めるだけに、どちらもひけない頂上決戦。個人消費が低迷する中、人気のアウトレットをめぐる両社の競争は、ますますヒートアップしそうだ。(大柳聡庸)

 ◆三井が新設攻勢

 富士山をのぞむ静岡県御殿場市。三菱地所子会社のチェルシージャパンが運営する「御殿場プレミアム・アウトレット」は、週末ともなれば訪れる人の波でごった返す。「掘り出し物もあって、見ているだけで楽しい」。英国製高級食器を“在庫処分品”として格安で購入した都内に住む30代の女性会社員は満足そうに話す。

 アウトレットモールは型遅れや、売れ残ったりした衣料品や靴などを格安で扱う店を集めた商業施設。有名ブランドでも時には正規品に比べて5割以上も安く買える。通常の商品を扱う正規店と商圏が重ならないよう、郊外の立地が多い。

 国内には30以上のアウトレットがある。市場規模は5000億円超とみられ、5年後には8000億円規模にまで拡大するとの見方もある。とくに三井不動産と三菱地所は、それぞれ8施設を出店しており、市場の牽引(けんいん)役となっている。

 ただ、両社のアウトレット戦略は大きく異なる。

 施設の新設に、より積極的なのが三井不動産だ。9カ所目となる「三井アウトレットパーク札幌北広島」を4月に北海道北広島市にオープンする。さらに今夏に滋賀県竜王町に、2012年春には千葉県木更津市に施設をそれぞれ新設する計画で、一層の顧客獲得を目指す。

 大都市圏郊外でありながら、一部施設を除き鉄道最寄り駅から徒歩でいける場所に出店しているのも特徴だ。「平日でも会社帰りや家族連れの人に来てほしい」(商業施設本部の三留秀成統括)としている。

 ◆三菱は商品充実へ

 一方、三菱地所は原則、大都市圏から車で90分程度の場所に設置する。正規店から離れることで顧客の奪い合いを避け、商品を充実させる。アクセスを良くするため高速道路のインターチェンジ付近に立地し、敷地面積も比較的広く取る。

 また、今年夏には岐阜県土岐市の「土岐プレミアム・アウトレット」を増床する。新規開設の具体的な計画は今のところないが、チェルシージャパンの吉村俊秀社長は「首都圏で、もう1つくらい可能性がある」と、含みを持たせる。

 三井不動産と三菱地所はアウトレットで他社の追随を許さない。大手デベロッパーとして都市再開発やオフィスビル、リゾート開発などを長年手掛け、大型商業施設の開発と運営に長けているからだ。野村証券の福島大輔シニアアナリストは「アウトレットの成功には構成するテナントの魅力が必要で、三井不動産と三菱地所には有力な店舗を集める力がある。大規模施設の運営にも強みがあり、両社による寡占化がさらに進むだろう」とみる。

 今後、アウトレット市場は両社“一騎打ち”の様相が強まりそうだ。

937チバQ:2010/03/08(月) 12:57:16
 ■業態多様化 迫る淘汰の波

 通常の商品を扱う正規店と顧客の奪い合いを避けるためアウトレットモールは、郊外に出店する−。こんな業界の常識を打ち破り、アウトレットに参入したのが森ビルだ。同社は昨年12月、東京・お台場の商業施設「ヴィーナスフォート」を改装し、1、2階部分に正規店、3階部分にアウトレットを設置した。東京23区内では初めてのアウトレット施設だ。

 高級ブランドを展開するアパレル会社などは、正規店の顧客が奪われる懸念から、商圏の重なる都心部へのアウトレット出店には消極的だった。ところが、アウトレットの人気が広がったことで状況は変わりつつある。都心部のアウトレットでブランドが広く認知されれば、そのまま正規店の集客にもつながる相乗効果が期待されるからだ。

 施設を運営する森ビル子会社ヴィーナスフォートの石川哲史営業統括本部長は「せっかく郊外のアウトレットでブランドを知っても、その郊外に正規店がなければ相乗効果を得にくい」と、都心部にアウトレットがある利点を説明する。

 これまで大手不動産会社の独壇場だったアウトレット。だが、大手小売りのイオンが参入を検討しているとされるなど、運営会社の業態に広がりも予想される。新規参入と、既存会社による新規出店も合わせ、施設の数は今後も増える見通しだ。

 ただ、当面、市場は拡大が見込まれるものの、いずれ飽和状態になる。昨年3月には千葉県長柄(ながら)町のアウトレットが経営に行き詰まり、閉鎖に追い込まれた。大和総研の土屋秀文経営コンサルティング部次長は「大手不動産会社は優位にあり、その他の運営会社の淘汰(とうた)が進むだろう」と分析している。

                   ◇

 ■伸びる収益 賃貸部門を下支え

 アウトレットモールでしのぎを削る三井不動産と三菱地所。不況の影響でオフィスビルの賃貸収入が伸び悩む中、デフレ下でも元気なアウトレットの収益が両社の業績を底上げする。

 オフィスビルや商業施設などの賃貸収入からなる賃貸部門は、両社にとって主力事業の一つ。2009年4〜12月期の同部門の営業収益(売上高に相当)は三井不動産が前年同期比3.4%増の4119億円。賃貸収入を中心とする三菱地所のビル事業も13.4%増の3258億円と順調だ。中でも積極的な出店で好調なのがアウトレットの営業収益。

 三井不動産の賃貸部門のうち、アウトレットや複合商業施設「ららぽーと」といった商業施設の営業収益(09年4〜12月期)は、13.5%増の913億円と大幅に増加した。新規出店や既存店の増床が寄与したためで、賃貸部門の営業収益のうち商業施設が占める割合は22.1%と2.0ポイント上昇。その存在感は増し続けている。

 一方、三菱地所子会社でアウトレットを運営するチェルシージャパンの09年4〜12月期の営業収益は211億円で、前年同期に比べ2けたの伸びを確保したもよう。この結果、三菱地所のビル事業の営業収益のうち、チェルシーが占める割合は6.5%に上る。

 不動産市況の悪化には歯止めがかかりつつある。それでも、景気低迷の影響を受けて両社の09年4〜12月期の連結営業利益は、三井不動産が14.7%減の1074億円、三菱地所も18.1%減の864億円と、それぞれ減益となった。今後もアウトレット市場の成長が見込まれるだけに、「しばらくはアウトレットが両社の業績を下支えする」(証券アナリスト)構図が続きそうだ。

938チバQ:2010/03/09(火) 21:51:42
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/7a3c182ad99c7296f3f1e70c2b290bf2/
悪戦苦闘する現場に明日はあるか 【特集/百貨店・スーパー大閉鎖時代】(1) - 10/03/09 | 16:45



 「あの店は閉められないと思っていた。これで店舗閉鎖に対するタブーがなくなった」。大手百貨店の幹部はそう語る。

 “あの店”とは、西武有楽町店。同店は今年12月、26年の歴史に幕を下ろす。

 「閉められない」と見られていた理由は大きく二つある。一つは立地だ。同店は商業の中心地・銀座に程近い。「銀座に店を持てば、アパレルに対する発言力が増す。西武は池袋、渋谷、そして有楽町の3店を持っていたからこそ、有利な条件を引き出せていた」(業界関係者)。

 もう一つは、大家が朝日新聞社であることだ。百貨店は新聞社の所有ビルにテナントとして入居することが意外に多い。地域インフラとしての側面を持つ百貨店にとって、新聞社との連携にはメリットがある。これまでそうした店を閉めることは、業界的にタブー視されていた。

 それでも冷静に見れば、閉鎖は当然の選択だ。同店は開業以来、一度も黒字になったことがない。2009年の売上高141億円に対し、家賃は年間数十億円に達していた。前出の百貨店幹部は「これが一つの契機となり、店舗閉鎖がさらに加速するだろう」と予測する。

 百貨店の売り上げ減は止まっていない。今年に入って減少幅は縮小しているが、昨年後半から外需に支えられ回復が顕著な製造業とは対照的な動きだ。人口減、先行き不安……。こうしたマクロ的な要因が解決しない限り、消費はなかなか盛り上がってこない。

百貨店として残るのは全国で70店だけ?

 だが、百貨店の低迷はそれだけでは説明がつかない。1991年9・7兆円あった業界の売上高は、09年6・5兆円まで実に3割も縮小した。その最大の理由は、主力商品である衣料品の落ち込みが止まらないことだ。また、取引先依存の体質など、変化に対応できない内部的要因も大きい。業界には「売上高は5兆円まで縮小する」という見方もある。

 07〜08年にかけ、業界では経営統合が相次いだ。その結果大手は、三越伊勢丹ホールディングス、J・フロント リテイリング(大丸松坂屋)、そごう・西武、そして高島屋とH2Oリテイリング(阪急阪神)の4グループに集約されている。

 統合により高コスト体質の見直しは進んでいるが、肝心の営業強化の道筋が見えてこない。一部にはJ・フロントが大丸心斎橋店で取り組むファッションビル化など大胆な取り組みもあるが、各社とも浮上のきっかけをつかめないでいる。

 一口に百貨店といっても、売上高や立地によって、おおよそ3階層(3大都市圏の旗艦店、政令都市の都市型店、その他都市の地方店)に分かれる。その階層によりアパレルとの取引条件も、顧客層も大きく異なる。当然とるべき手法は違い、一つの勝ちパターンだけで他の店の底上げを図ることは難しい。同じグループ内でも順調な店と不振店が混在するゆえんだ。

 それではどの店が閉鎖の危機に瀕しているのか。週刊東洋経済2010年3月13日号では全国の百貨店にアンケートを実施、個店ごとの実態を調査した。

 一般に1平方メートル当たり売上高が100万円以上なければ、百貨店としての経営は難しいと言われている。調査の結果、回答のあった全国208店のうち、そのラインを超えたのはわずか70店しかなかった。地方店を中心に不採算部門の撤退が進んでいるが、今後さらなる業態の見直し、もしくは閉鎖を迫られる可能性がある。

 そしてその先にあるのが、業界の再々編だ。ポイントはいくつか考えられるが、朝永久見雄JPモルガン証券シニアアナリストは「百貨店の統合は、競合店舗が多い組み合わせほど効果を発揮する」と指摘する。

939チバQ:2010/03/09(火) 21:52:25
 百貨店は個店によってバラツキが多いので、地域的な補完関係は築きにくい。逆に競合店が多い場合、同一商圏内の店を一体的に運営できれば、さまざまなコストメリットを享受できる。「その点で最善の組み合わせは、三越伊勢丹とJ・フロント。名古屋、福岡、札幌など競合地域が多い」(同)。はたして百貨店の再々編はどう動くか。

GMSの再建は百貨店以上に難しい

 長期的な低迷に苦しむのは総合スーパー(GMS)も同じだ。店舗過剰(オーバーストア)により1平方メートル当たり売上高は20年でほぼ半減、収益柱だった衣料品の低迷に直面する構造も百貨店に似ている。

 だが「GMSは百貨店以上に深刻」(小売業に詳しい松岡真宏フロンティア・マネジメント代表取締役)。市場が縮小しても高額所得者やシニア層に特化した生き残り策が描ける百貨店と異なり、GMSは実用品を多くそろえ、顧客層を絞り込みにくい。さらに大手百貨店は多くの含み資産を抱えるのに対し、GMSは財務的にそうしたバッファが少なく、店舗を閉鎖したくても抜本策が打ち出しにくいという側面もある。

 むろんGMS各社も手をこまぬいているわけではない。イオンは各商品カテゴリーを専門店的に切り出すことでGMSの再構築を試みているし、イトーヨーカ堂は個店対応を強化させる。

 「最近、M&Aの案件が増えている」。大手GMS中堅幹部はそう打ち明ける。食品スーパーを含めたGMS業界は低収益にあえぐ企業が多いだけに、今後業界再編が起こってもおかしくない。

 しかしこれまで同業を次々とのみ込んできたイオンは、規模を利益に転化できず苦しんでいる。身売りはあっても国内に受け皿が見当たらないのが、今のGMS業界だ。

 そこで台風の目となるのが外資だ。中でも米ウォルマートは昨年、日本に持ち株会社を設立。野田亨ウォルマート・ジャパン・ホールディングスCEOは、「今後はM&Aも活用しながら、シェア拡大に注力する」と公言する。
 
 傘下の西友は低価格戦略を前面に出しており、業界では「ウォルマートの資本力をバックに体力勝負を仕掛け、再編を誘っているのでは」といった見立てもある。

 振り返れば、百貨店、GMSは10年以上低迷したままだ。その間にユニクロをはじめとした専門店の台頭を許し、首都圏戦略を進めるヤマダ電機、そしてJRなどが新たな対抗馬として浮上してきた。はたして業態の再生は可能なのか――。

 週刊東洋経済2010年3月13日号では変革の解すら見えない現場から、悪戦苦労しながらも方向性を見いだしつつある現場まで、日本の総合小売りの今を総まくりした。確実に言えるのは、残存者利益だけに頼る企業に発展はないということだ。

(週刊東洋経済2010年3月13日号 写真は09年5月に閉店した三越池袋店、撮影:今祥雄)

940チバQ:2010/03/09(火) 22:36:38
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201003090039.html
地デジ化にホテル苦慮 購入費億単位も(1/2ページ)2010年3月9日
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地上デジタル放送対応テレビが導入されたホテルの室内=大阪市北区のリーガロイヤルホテル、山本裕之撮影

地上デジタル放送に対応していないテレビが置かれた旅館=鳥取市、徳永悠撮影
 地上デジタル放送への完全移行まで、もうすぐ500日。ホテルや旅館は、客室への地デジ対応テレビの導入に四苦八苦している。一方で、全国150万室を超える客室の「地デジ化」は大きなビジネスチャンス。旅行関連会社まで売り込みに乗り出す。

 「これまでテレビは無料で借りてきた。でも、地デジ化後は、そうもいかないみたいで……」。神戸市のビジネスホテルは頭を抱えた。

 ビジネスホテルのテレビの大半は、有料放送のシステムを手がける業者がリース会社から借り、無料で置いているものだ。しかし、地デジ対応の薄型テレビのリース代は、ブラウン管の2〜3倍。しかも不況で有料放送の利用も減っており、売り上げでリース代をまかなうビジネスモデルが立ちゆかなくなってきた。

 ある有料放送システム業者によると、20インチのブラウン管テレビで月300円弱だったリース料が、地デジ対応テレビだと1千円と3倍以上になっているという。この業者は「採算がとれないホテルは、自前でテレビを置いてもらうしかない」と言った。

 しかし、地デジ対応テレビの購入は、ホテル側には痛手だ。ホテルチェーンになると億単位の出費になる。

 阪急阪神ホテルズ(大阪市)は直営16ホテル計3821台の地デジ化費用を約4億円と見込んでいる。2007年から順次切り替えており、今春には終える予定だ。広報担当者は「家庭が地デジなのにホテルが対応していなければ、客は満足しない。出費は正直つらいところ」。

 ロイヤルホテル(大阪市)は直営する大阪、京都、東京の三つのリーガロイヤルホテルで、購入とリースを併用し、全約1600室のテレビを切り替えたという。


 鳥取市では、まだブラウン管のテレビが客室に残る旅館やホテルも多い。鳥取県内で3軒の旅館を経営する会社では、テレビ計130台のうち対応済みは20台弱。切り替え計画もない。担当者は「1千万円はかかるが、売り上げは十数年前の半分。完全移行まで事業が持つのかどうか……」。

 厚生労働省によると、全国のホテル、旅館の客室は計約159万室。地デジ商戦には宿泊施設とは縁の深い旅行会社も参入している。

 旅行会社JTBの関連会社JTB商事(東京)は昨秋、宿泊施設向けのテレビやチューナーの販売やレンタル、設置、アンテナの工事の提案まで手がけるサービスを本格化。近畿日本ツーリスト(東京)も、家電量販店最大手のヤマダ電機(群馬県高崎市)やクレジットカード会社などが共同で行う宿泊施設向けのレンタル事業と提携。近畿日本ツーリストの広報担当者は「今年はレンタルに力を入れたい」という。

 一方、八木アンテナ(さいたま市)は08年から、デジタル信号をアナログに変換し、ブラウン管テレビが引き続き使えるシステムを販売しており、徐々に販売数が増えているという。担当者は「宿泊施設は、何が最も得かギリギリまで見極めている状態。この1年が勝負だ」と語った。(丑田滋)

   ◇

 〈地上デジタル放送〉 ハイビジョン放送や天気予報や交通情報などをいつでも見られるデータ放送が利用できる。視聴には専用チューナーやチューナー内蔵テレビのほか、VHFアンテナで受信してきた場合はUHFのアンテナも必要。ケーブルテレビに加入する方法もある。2009年9月の地デジ対応受信機の世帯普及率は69.5%。アナログ放送は11年7月24日までに受信できなくなる。

941とはずがたり:2010/03/09(火) 22:42:32
>>940
この記事ホテルならtouristスレ,テレビならテレビ・ラジオスレが適当だと思うんですけど,どうもこの地デジ化の記事はごねてると誰かがカネ出してくれる的な甘えが見え隠れするようで嫌ですねぇ。
池田勇人が出てきて貧乏人はラジオを聴けと云うべきだ。

942チバQ:2010/03/11(木) 22:03:38
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000001003110005
西武跡地に商業ビル
2010年03月11日


高知西武跡地に建設予定の商業ビルの完成イメージ図

 高知市南はりまや町1丁目の高知西武跡地を所有するアーク不動産(大阪市中央区)と、遊技場や開発事業を手がける延田(のぶた)エンタープライズ(大阪府八尾市)の幹部らが10日、県庁を訪れ、跡地に商業ビルを建設する計画を発表した。計画では約3400平方メートルの敷地に地上6階、地下1階のビルを建設。1階にパチンコ店、地下1階に商業施設を設ける。2階以上と跡地周辺に約700台を収容できる駐車場も整備する。年内の開業をめざしている。(亀岡龍太、神山純一)


 県庁を訪れたのは延田エンタープライズの延田久弐生社長、アーク不動産の水野圭造取締役ら。尾崎正直知事や岡崎誠也・高知市長らに計画概要を説明し、地元の雇用が100人以上になることを伝えた。


 延田エンタープライズは関西を中心にパチンコ店やスーパー銭湯などを手がけている。延田社長によると、1階はフロアの大半が遊技台約800台を持つパチンコ店となり、北側に飲食のテナントが入る。地下には物販テナントが入る予定で、地元の複数業者と一括借りの話をしている。だが、複数の区画に分け、賃料は取らずに売り上げの一部を徴収する貸し方も検討しているという。


 2階は駐車場にする計画だが、温泉施設が入る可能性もあるという。総工費は明らかにしなかった。


 ビルは「高知市はりまや複合ビル」(仮称)と名付け、延田エンタープライズがアーク不動産から20年契約で跡地を借りて建設する。4月にも建築確認を申請する。


 知事と会談した中で延田社長は「基本的に地域と共生しながら20年は続けたい」と述べた。市中心部へのパチンコ店の出店について「簡素な形に仕上げるやり方もあったが、約5割増しの建築費をかけてパチンコ店のイメージを薄め、地元に理解してもらえるようにした」と語った。


 これに対し、尾崎知事は「皆さんが関心を持っているので、丁寧な対応をお願いしたい」と述べた。


                 ◇


 高知西武跡地の開発計画が明らかになった10日、地元からは期待と不安の声が聞かれた。


 跡地を購入した大阪市の会社が開発計画から撤退し、2009年11月にアーク不動産に売却した直後から、パチンコ店の出店が取りざたされた。それに反対する「西武跡地を考える会」は昨年12月、県や高知市による買い取りを求め、2万9千人分の署名を知事と市長に提出していた。


 同会の竹本昭和会長(土佐電鉄社長)は10日、市内で会見し、「はりまや橋の四つ角は観光に強い高知をめざすうえで、強いブランド力がある場所。パチンコ店出店は避けたかった。観光客や県民が安心して楽しく過ごせるファッションビルなどの施設ができてほしかった」と残念がった。ただ、「署名活動で一定の配慮を引き出す効果はあった」と述べ、署名活動の中止を表明した。


 一方、商店街の中には、約700台の駐車場ができることに期待を寄せる人もいた。市中心部の商店街では近年、駐車場を備えた大型量販店が郊外に出店した影響で、客足が遠のいている。近くには最大規模の高知市中央公園地下駐車場(327台)があるが、無料ではない。商店主の一人は「これだけの規模の駐車場なら、周辺商店街にも一定の効果が出てくるだろう。せっかくできるのなら前向きに受け入れ、共存共栄を図るべきだ」と話した。

943荷主研究者:2010/03/12(金) 00:01:43

http://news.shikoku-np.co.jp/kagawa/economy/201002/20100216000080.htm
2010/02/16 09:31 四国新聞
10月着工、2年後に完成/高松・丸亀町G街区再開発

南側から見た丸亀町G街区のイメージ図

高松丸亀町商店街G街区

 香川県高松市の中心市街地活性化を目指す再開発事業で、高松丸亀町商店街のG街区市街地再開発組合(植村博理事長)は15日、同組合事業の核となる再開発ビルの概要を明らかにした。商店街を挟む西側に13階建て、東側に12階建てのビルを建設、商業施設やレストラン、ホテル、マンションなどが入居する。3月中旬から既存施設を解体し、10月に着工。2年後の2011年度末完成を計画している。

 同日、高松市内で開かれた市中心市街地活性化協議会で概要を説明した植村理事長は、「中心部の活性化の核として、魅力ある施設となるよう創意工夫を凝らして事業を進めたい」と決意を述べた。

 丸亀町商店街南端で国道11号沿いのG街区事業は、約1・2ヘクタールの再開発区域内に商店街を挟んで再開発ビルを建設。西棟は1階と2〜4階の一部が店舗で、2階以上の店舗を除く部分に分譲マンション(90戸)を整備する。東棟は1階と2〜3階の一部が店舗、8〜12階は約190室のホテルを計画。2〜7階の店舗を除く部分は、駐車場(約330台)が入る。延べ床面積は4万4千平方メートルで、総事業費は約160億円としている。

 G街区事業は01年3月に都市計画決定され、同年11月に再開発組合が発足。当初は05年度末の完成を目指したが、県の関連予算が一時凍結された影響などで、事業着手が遅れていた。同組合によると、ホテル、分譲マンション部分の取得・販売業者に大和ハウス工業を選定。施工業者は公募で戸田建設に決定した。

944荷主研究者:2010/03/14(日) 15:07:56

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20100304/CK2010030402000028.html
2010年3月4日 中日新聞
「アピタ豊川店」が撤退 10月末までに

 豊川市は3日、同市の中心市街地諏訪地区にある開発ビル「プリオ」から、中心テナントの「アピタ豊川店」が10月末までに撤退することを明らかにした。市議会本会議で石原政明氏(緑風会)の一般質問に伊藤洋文建設部長が答えた。

 アピタは、市が51%超を出資する第三セクター「豊川市開発ビル」が管理する「プリオ1」に入店し、1989年から営業。売り場面積は9000平方メートルで、ビルの地下1階から4階までで食料品、衣類、日用雑貨などを販売している。

 伊藤部長は「昨年12月24日に(アピタを経営する)ユニー側から、10月末までに撤退する方針を決めたと説明があった」と答弁。開発ビル全体の年間売り上げについては「かつては90億円台を確保していたが、2008年度は45億円まで落ち込んだ。アピタは売り上げの6割程度を占め、同様に減少傾向」と説明した。

 開発ビルの社長を務める山脇実市長は「新たなテナント誘致に全力で取り組む。市としても開発ビルとの連携を強め、諏訪地区活性化に向けた施策を展開する」と答弁した。

 (志方一雄)

945荷主研究者:2010/03/14(日) 15:10:39

http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20100303/CK2010030302000018.html
2010年3月3日 中日新聞
多治見の幹線道沿いに量販店ラッシュ 道路網整備などで

量販店の進出が相次ぐ中央道多治見IC付近=多治見市金岡町で

 多治見市の幹線道路沿いで今年に入り、量販店の進出が相次いでいる。1月には靴専門店が開店。家具量販店と食品スーパーも今春、オープンを控える。長引く不況でも“活況”の様相を示しているのは、交通の便の改善や高齢化が理由の一端のようだ。だが、生き残りをかける地元商店にとっては、すみ分けなどの課題も出ている。

 靴専門店を展開するチヨダ(東京)は1月、東京靴流通センターを開店した。中央道多治見インターチェンジ(IC)交差点に隣接し、休日は大勢の来客でにぎわう。同交差点を挟んで東側には、業務用食品スーパー「アミカ」(大垣市)が新店舗を建設中。さらに、ICから西へ1キロ離れた複合商業施設では、家具量販店ニトリ(札幌市)が入居し、5日に開店する。

 出店が相次いでいるのは、同IC交差点付近の国道248号沿いで、国道19号との交差点も近い。ある進出店舗の広報担当者は「他都市をつなぐ道路網が整備され、商圏が比較的広い」と、出店の決め手を説明する。

 交通の便の改善だけでなく、高齢化を理由に挙げる識者も。多治見市出身の奥村洋彦・学習院大経済学部教授は「高齢者は離れた大都市まで買い物に行くより、近場で消費をする傾向があり、かつてより商圏が狭くなっている」と分析する。

 また、地元経済に詳しいマルイ不動産(同市栄町)の小原隆浩社長は「土地価格や賃借料の下落」を挙げて「不景気だからこそ、シェア拡大を狙う勝ち組には好機」と話す。だが「多治見は土岐川を挟んで南北で商圏が分かれ、進出店はどれも北側だ」と、商店街などがある南側の空洞化に不安を示す。

 「地元商店が元気にならないと市の税収は増えず、地域経済の浮揚効果は限定的」と話すのは、東濃信用金庫(同市本町)の市原好二理事長。「アフターサービスの充実や特色ある商品開発、インターネット販売の活用が生命線となる」と、大規模店との差別化の必要性を訴えている。

 (志村彰太)

946荷主研究者:2010/03/14(日) 15:25:41

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100302/CK2010030202000009.html
2010年3月2日 中日新聞
県内、家電販売の競争激化 相次ぐ出店、売り場拡大

開店初日に多くの買い物客でにぎわう家電量販店の売り場=越前市瓜生町で

 昨年12月から今年2月にかけて大手2店が売り場を大幅に拡充して移転新設するなど、活況を帯びつつある県内家電量販業界。近日中には既存店がひしめく福井市大和田地区に大手チェーンが県内初出店を予定するなど、競争激化は必至の様相だ。

 嶺北地方に4店舗を展開する業界最大手のヤマダ電機は2月26日に、越前市瓜生町にテックランド越前店を開店した。国道8号沿い1キロ南にあった旧店舗より30%増床した3300平方メートルの広々とした店内には、買い替え需要を見込むテレビなどを多彩にそろえたほか、日用雑貨の売り場も新設した。

 雑貨に関して高川誠店長は「家電購入でたまったポイントを有効活用してもらいたい」と話し、主婦層を取り込む構え。全国戦略の一環といい、主力の家電も女性が見やすいようにと、目線が高さ130センチになるよう配置方法も工夫した。

 同市には業界2位のエディオンに属する県内最大手「100満ボルト」の武鯖店があり、商圏の競合を懸念するが、「この地域でトップをとって地元に根ざしたい」(高川店長)と意気込む。

 100満ボルトやヤマダ電機をはじめ、5位のコジマ、7位の上新電機といった大手電器店がしのぎを削る福井市大和田地区に進出するのは、4位のケーズデンキ(ケーズホールディングス)。福井市高柳町では、ワンフロアでは県内最大の売り場面積(約5800平方メートル)を誇るケーズデンキ福井北店の開店に向けて、準備が進む。

 関西ケーズデンキ開発部の両川隆太担当部長は「家電は買い回り商品。他店に近いうえ、車で来店しやすい場所にしたかった」と進出の意図を明かす。

 品ぞろえについても電化製品に集中させる。「ポイント制でなく現金値引きが社の方針。家電以外に経費を掛けるよりも、家電そのものの品数を多く取りそろえたい」と話す。

 大型店同士の戦いを“対岸の火事”と決め込んで眺めるのは、小売店でつくる県電器商業組合の縫原晧(ぬいはらこう)理事長。「街の電器店はテレビのチャンネル調整など使えるまで微に入り細にわたってかかわるのが持ち味。単に物を売るだけではない。商売の仕方が違う」と言い切る。

 (原田晃成)

947荷主研究者:2010/03/14(日) 15:30:06
静鉄がLRT化される可能性があるということか。
>地上部分に駅ホームを設置する計画について「次世代型路面電車(LRT)化された場合でも対応できる」

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100306/CK2010030602000178.html
2010年3月6日 中日新聞
静岡市葵区に新静岡再開発ビルを起工 11階建て、東急ハンズなど180店

くわ入れの儀に臨む酒井社長=「新静岡再開発ビル」建設地で

 静岡市葵区の静岡鉄道が同区鷹匠(たかじょう)に建設を計画している複合ビル「新静岡再開発ビル」(仮称)の地鎮祭が5日、現地であった。同ビルには、静岡鉄道の新静岡駅やバスターミナル、ショッピングセンターなどが入り、2011年10月1日にオープンする予定。 (美細津仁志)

 ビルは地上11階、地下1階。延べ床は9万3000平方メートルで、売り場面積は約3万2000平方メートル。1階は新静岡駅とバスターミナルのフロア。地下1階は生鮮食品フロア、2〜5階はファッションや雑貨のテナントなど約180店舗が入居する予定。都市型ホームセンターの東急ハンズ(東京都)も入居する。

 6〜8階は約560台分の駐車場。9階は10スクリーンを備えたシネマコンプレックスで同区七間町の映画興行会社「静活」が運営する。ビル周辺では道路拡張や遊歩道が造成されるほか、ビル1階内は南北を結ぶコンコースができる。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/fudosan/PK2010030602100123_size0.jpg
新静岡再開発ビルのイメージ図

 地鎮祭は、くわ入れや玉ぐし奉納などの神事があり、事業主体の静岡鉄道をはじめ、市や建設会社などの関係者ら約100人が出席した。

 酒井公夫社長は、地上部分に駅ホームを設置する計画について「次世代型路面電車(LRT)化された場合でも対応できる」と説明。「商圏の120万人〜150万人に晴れの舞台を提供し、市街地に滞留していただく施設にしたい」とあいさつした。

948荷主研究者:2010/03/14(日) 16:11:49

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100312303.htm
2010年3月12日03時09分 北國新聞
香林坊にファッションビル 北國新聞社、中心街の、にぎわい創出

 北國新聞社は11日までに、金沢市香林坊2丁目で、9階建ての複合施設「金沢香林坊ビル」(仮称)の建設工事に着手した。ファッション関係の路面店や、金沢ケーブルテレビネットのオープン・スタジオ、北國新聞文化センターのダンス・スタジオなどが入居する。2011年3月の完成を目指す。

 建設地は、国道157号沿いの「五輪ビル」跡地で、金沢の中心市街地に立地するため、外観は「和風モダン」をイメージした黒を基調とし、雨や雪が多い気象を考慮して、2階部分にガラス製のアーケードを設けるのが特徴である。

 計画では、1、2階にはメゾネット方式のファッション店舗が入り、3階は金沢ケーブルテレビネットの多目的に使えるオープン・スタジオと飲食店舗、4階は北國新聞文化センターのダンス・スタジオとし、5階以上は事務所フロアとなる。建物の延べ床面積は5508平方メートル。総事業費は約23億円。

 まちなかにぎわい創出につながるとして、「金沢香林坊地区複合施設整備事業」の名称で、経済産業省の平成21年度戦略的中心市街地商業等活性化支援事業に採択されている。

952荷主研究者:2010/03/14(日) 17:38:55
>>787
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/218969_all.html
2010年03/05 13:55 北海道新聞
「札幌ロフト」移転オープン JR札幌駅直結のエスタに

開店と同時に多くの客でにぎわった札幌ロフト=5日午前10時40分、札幌エスタ

 旧西武札幌店で昨年末まで営業していた生活雑貨専門店「札幌ロフト」が5日、JR札幌駅直結の複合商業施設、札幌エスタ6階に移転オープンした。

 店舗面積は旧店舗の6割の2460平方メートル、取扱品目も8割の約5万点。大型家具や調理家電などの取り扱いをやめるなどした一方、売れ行き好調な美容関連グッズや文具を強化した。秋以降に店舗面積を拡大する。

 開店と同時に再開を待っていた多くの客が詰めかけた。札幌市内の主婦(40)は「ロフトのデザインが好き。エスタへの移転で札幌駅に近くなったので、また来たい」と話していた。

953荷主研究者:2010/03/14(日) 17:54:51

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/157731
2010年3月11日 14:00 西日本新聞
博多港 にぎわい復活 ベイサイドプレイス全面開業

関係者によるテープカットが行われ、盛大にリニューアルオープンしたベイサイドプレイス博多=11日午前10時16分、福岡市博多区築港本町

リニューアルオープンしたベイサイドプレイス博多の鮮魚コーナーでは、長崎・壱岐産の天然ヒラメがその場で調理され、訪れた人たちにふるまわれた=11日午前11時12分、福岡市博多区築港本町

 博多湾に面した福岡市博多区築港本町の複合商業施設「ベイサイドプレイス博多」が11日、改装工事を終えて全面開業した。約4年間事実上空き店舗状態が続いていた「海の玄関口」が、にぎわいを取り戻した。

 ベイサイドは、3棟の商業ゾーンや1年半前に先行開業した温泉施設があり、店舗面積は計約7600平方メートル。今回、長崎県・壱岐の海産物などを集めた生鮮市場や、マジックや音楽ライブが楽しめるレストランなど約20店が出店。オープン直後から渡船の利用者らが買い物に大勢訪れた。

 ベイサイドは1991年に開業したが、来場者の低迷で運営していた福岡市の第三セクターが破綻(はたん)。2006年に九電工(福岡市)が買収、改装やテナント誘致を進めていた。開業式で九電工の橋田紘一社長は「にぎわいを取り戻し、福岡の新しい名所として復活させたい」と語った。

 年間150万人の来場者と20億円の売り上げを見込む。

=2010/03/11付 西日本新聞夕刊=

954荷主研究者:2010/03/14(日) 18:47:26

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201003120035.html
'10/3/12 中国新聞
広大跡にアーバス東千田開店
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 NIPPO(東京)は11日、広島市中区の広島大本部跡地に複合商業施設「アーバス東千田」を開業した。市内初進出のスーパー丸久(防府市)など10テナントで構成し、市中心部の立地を生かした集客に力を入れる。

 丸久のスーパー「アルク」で開店前に式典があり、住民代表たちがテープカットで祝った。敷地面積は7200平方メートルで、鉄骨2階建て延べ5700平方メートルを建設した。衣料品店「ファッションセンターしまむら」のほかドラッグストア、焼き肉店などが入る。丸久の蔵澄均社長は「競争は激しいが、人口密度も高い地区。日常的に利用しやすい店にしたい」と話した。

【写真説明】<上>広島大本部跡地に開業した「アーバス東千田」 <下>総菜の品ぞろえを充実させた「アーバス東千田」内のスーパー「アルク」

955荷主研究者:2010/03/14(日) 18:48:30

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201003120238.html
'10/3/12 中国新聞
府中ソレイユが大規模改装
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 大型商業施設「イオンモール広島府中ソレイユ」(広島県府中町)は11日、37店を誘致するなど全店舗の約4割に当たる計84店をリニューアルし、4月23日までに順次開店すると発表した。過去最大規模の改装で、人気ブランドの誘致などで集客力を高める。

 リニューアルの柱は、おしゃれで価格が手ごろな「ファストファッション」の強化。新たに誘致するスペインのファッションブランド「ZARA(ザラ)」は、広島市中区の路面店に次ぎ中国地方で2店目の出店となる。

 カジュアル衣料品店「ユニクロ」は、従来の2倍の約1700平方メートルに拡張し、県内最大規模にする。

 中国地方初進出は婦人服など10店。ミスタードーナツとモスバーガーの新業態店「MOSDO!(モスド)」は全国初の出店となる。

 改装により、30歳代の家族層に加え、20歳代のカップルや10歳代の女性の集客を強化する。授乳室を1カ所から3カ所に増やすほか、消費者の節約志向を踏まえて低価格帯の品ぞろえも充実させる。

 2010年度の売上高は、09年度に比べ2割増を目指す。近くを通る広島高速2号が4月26日に全通し、山陽自動車道広島東インターチェンジからの利便性が高まる。ソレイユの大場正信ゼネラルマネージャーは「より広域から、幅広い世代に来ていただく店にする」と話している。

【写真説明】人気ブランド「ZARA」㊧の誘致などで集客力向上を目指すイオンモール広島府中ソレイユ

956チバQ:2010/03/14(日) 20:41:39
>>566>>701
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20100314/CK2010031402000077.html
変革 前向きに受け止め 伊勢丹 吉祥寺店 きょう38年の歴史に幕
2010年3月14日


 38年4カ月の歴史に14日、幕を閉じる伊勢丹吉祥寺店。10日から始まった閉店セールで店は連日、大勢の買い物客でにぎわっている。吉祥寺にとって象徴的な存在だったデパートの撤退を、街はどう受け止めているのだろうか。(高橋知子)

 「伊勢丹がなくなっても東急(百貨店)はあるからね。客足に影響はないと思うよ。まあ、閉店後一カ月くらいたてば分かる」と話すのは地元の乾物屋の店主(80)。

 ハーモニカ横丁の飲食店主(64)は「人の流れに影響はほとんどないと思う。伊勢丹って言えば新宿本店でしょう」と淡々と語り、閉店の影響を意に介さない。「これから駅も新しくなるし、街の活性化には変化があった方がいいんじゃないか」と話す果物店主(53)も。

 伊勢丹が吉祥寺に進出したのは一九七一年十一月十日。武蔵野市開発公社の所有ビルにどの百貨店を誘致したいか−。住民アンケートで白羽の矢が立ったのが伊勢丹だった。

 「買い物するなら伊勢丹で」という根強いファンも多かった一方、撤退は近年の百貨店不況の波にのまれた格好だった。

 吉祥寺では駅ビルの商業施設「ロンロン」が大改装工事に入り、京王ビル建て替えも進むなど、駅を中心に生まれ変わろうとしている。この機に武蔵野市は「進化するまち、NEXT−吉祥寺」をテーマに掲げ、吉祥寺の魅力発信に力を入れる考えだ。

 吉祥寺の代表的な商店会の一つダイヤ街商店協同組合の佐藤嘉一専務理事は「伊勢丹がなくなることに危機感は持っている。しかし、変革期を迎えた吉祥寺をより良くするためにどうすべきか。地元の店の多くは、前向きな気持ちで受け止めてもいる」と話した。

 伊勢丹の後継テナントは三菱商事都市開発が主導して決めることになっており、今年十月には新たなショッピングセンターとして生まれ変わる。

957チバQ:2010/03/14(日) 20:45:44
>>913
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20100313-OYT8T00131.htm
「リ・アース」大手の統合が契機に、藤崎
「上質」「手頃」でアピール
 仙台市の百貨店「藤崎」は12日、ほかの地方百貨店3社と共同開発したプライベートブランド(自主企画商品)の「リ・アース(仮称)」を正式発表した。東北を代表する老舗が地域を超えて他社との連携に踏み切ったのは、大手百貨店同士の相次ぐ経営統合、なかでも地元で正面から競合する三越が伊勢丹と統合したことが一つの動機となった。(東直人)

 共同開発に参加したのは、藤崎と名鉄百貨店(名古屋市)、天満屋(岡山市)、井筒屋(北九州市)。4月中旬に50歳代の女性向けに、ジャケットやスカート、雑貨など8品目を発売する。製造委託先のオンワード樫山から大量調達することで、従来品の3割安の価格を実現した。藤崎では本館3階に売り場を設け、年約1億円の売り上げを目指す。



藤崎本店(仙台市青葉区) 4社は伊勢丹を幹事社とするゆるやかな連合体「全日本デパートメントストアーズ開発機構」に加盟、中元歳暮商品の共通化や人材教育などで協力してきた。

 ところが、2008年4月に伊勢丹が三越と統合し、4社の間では伊勢丹に頼らない新たな連携策を模索する機運が生まれていた。

 ユニクロやアウトレットモールなどの進出で、東北の消費者にも低価格志向が強まっている。これに対し、藤崎は顧客ニーズをより重視し、リ・アースを通じて「上質さ」と「お手頃感」の両方をアピールする考えだ。また、今後、共同ブランドの連携を別の百貨店に広げることも検討している。

(2010年3月13日 読売新聞)

958チバQ:2010/03/17(水) 19:09:07
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20100317-OYS1T00587.htm
天神一等地に熱気再び、福岡パルコ プレセールに列
 大手ファッション専門店のパルコ(東京)が福岡市・天神で運営する福岡パルコのプレセールが17日始まった。同店の入る建物は2004年まで営業していた地場老舗百貨店、岩田屋の旧本館。九州最大の商都の一等地にあるビルに6年ぶりに、にぎわいが戻った。

 プレセールはパルコのカード会員らが対象で、開店予定の正午を前に約800人が並んだため、20分早めてオープンした。プレセールは18日も行い、19日午前10時に開業する。

 福岡パルコは地上8階、地下1階で、売り場面積約1万2500平方メートル。154のテナントが入り、うち92店が九州初出店。業種は衣料品が約3割、雑貨・化粧品などが約7割。年間1000万人の集客と110億円の売り上げを見込む。パルコは旧本館の改装に50億円を投じ、白色でイメージを一新。低い天井は以前のままだが、吹き抜けをつくるなど「圧迫感をなくす工夫をした」(山木知行店長)という。

(2010年3月17日 読売新聞)

959チバQ:2010/03/20(土) 20:37:02
http://www.asahi.com/business/update/0320/SEB201003200014.html
ダイエー、下関店を9月閉店へ 山口県から姿消す2010年3月20日16時9分

 山口県下関市にある県内最大級のショッピングセンター「シーモール下関」の核テナントの一つ、ダイエー下関店が9月20日で閉店することが分かった。ダイエーIR広報部によると、売り上げ低迷が続き、黒字化が難しいと判断した。開店から33年で幕を閉じる。これでダイエー店舗は同県からすべてなくなる。

 同店はJR下関駅前にあり、売り場は地下1階から地上4階まで、面積は延べ約1万1千平方メートル。シーモールの3分の1を占め、百貨店の下関大丸とともに核テナントを構成していた。跡地は専門店化が検討されている。

 下関店は1977年10月開業。ピークの86年度は95億円を売り上げたが、その後売れ行きが伸び悩み08年度は33億円まで落ち込んだ。パート・アルバイト従業員88人には再就職をあっせんするという。

960チバQ:2010/03/20(土) 20:47:40
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20100320000000000012.htm
スーパー競争加速 新規出店ラッシュ 静岡・駿河区
03/20 08:53
 静岡市駿河区で、食品スーパー2店舗が今月中に相次いで開店する。大型商業施設と複数の既存店が点在する同区は、さらなるスーパー激戦区になりそうだ。
 開店を予定するのは、マックスバリュ東海が同区曲金に20日オープンする「マックスバリュ静岡曲金店」と、ユニー(愛知県)が25日に同区中田2丁目で営業を始める「ピアゴ ラ フーズコア中田店」。
 マックスバリュ東海の店舗は売り場面積約2200平方メートルで約100台分の駐車場を持つ大型店。東静岡地区で建設が進む大型マンションやJR東静岡駅に近い立地を生かした集客を見込む。
 ユニーの店舗は、JR東海が社宅跡地に建設を進めている分譲マンション隣接地で、店舗面積は約900平方メートル、約40台分の駐車場を持つ。ユニーは同区内の大型ショッピングセンター(SC)「セントラルスクエア」内に2005年にも核テナントの「アピタ静岡店」を開店している。
 近隣では昨年11月、県内出店を進める業界大手のバロー(岐阜県)が、低価格戦略の「バロー大坪店」を開店したばかり。またマックスバリュ東海は4月中にも、同区登呂に新店舗を開店予定だ。
 同区では大型SCのイトーヨーカドーや、地元スーパーの「スーパーもちづき」「フードマーケットマム」など多くの既存店が以前からしのぎを削る。こうした中で、中小零細型店舗の撤退も目立っている。近隣のスーパー関係者は「デフレ傾向が進む中、ライバル店の増加で価格競争の一層の激化が心配」と話す。

961チバQ:2010/03/20(土) 20:49:48
http://diamond.jp/series/inside/10_03_19_001/
ファストファッション激戦区の原宿に殴り込み!アパレル6社連合が仕掛ける「極限のベーシック」

「日本の女性たちは、日本人の手で美しくしたい」。

 こんな衝撃的なキャッチコピーを掲げて、H&M、フォーエバー21、GAP、ZARAなどが林立する外資系ファストファッション(流行のファッションを低価格で大量に短いサイクルで販売する業態)のメッカ・原宿に殴り込みをかけた企業がある。イッツインターナショナルだ。

 2月19日、H&Mやフォーエバー21の斜向かいという激戦区に第1号店を開業、平日にもかかわらず開店前から約600人の長蛇の列ができた。開業から6日で累計売上高は1500万円を超え、その後も日商70〜80万円と想定の3倍以上の水準を維持しているという。

 イッツは、中堅アパレルのフランドル、繊維メーカーの帝人ファイバーとクラボウ、生産・流通を手がける住金物産とNI帝人商事、ニットメーカーのフェニックス・ホンコンの6社が共同出資して設立した異色のSPA(製造小売り)連合体だ。「このままでは日本はデフレスパイラルから抜け出せない。ファストファッションへの対抗軸をつくろう」というフランドルの栗田英俊社長(イッツ社長も兼務)の呼びかけで実現した。

「ファストファッションへの対抗軸」としてイッツが打ち出したのは「極限のベーシック(定番)」。高品質の素材を使ったトレンドに左右されない定番商品をリーズナブルな価格で提供し、ファストファッションとも百貨店とも違う市場を新たに開拓する狙いだ。

 たとえば、百貨店で2万円近くする繊細な編み地のニットがイッツでは6900円で買える。コストの積み上げではなく「自分がいくらなら買うか、という視点で価格を決めている」と宍戸典之・住金物産執行役員。「通常では考えられない価格」(業界関係者)の秘密はそこにある。6社がタイムリーに情報を共有することでコスト競争力を高め、市場の動きに迅速に対応できる体制を整えた。

 3月4日にオープンした池袋店も開業から4日で累計売上高1400万円と絶好調。4月下旬には代官山にも出店する。もっとも、栗田社長は「まだ1合目」と慎重。黒字化は50店舗、売上高300億円となる5年後を計画しており、「当面は長期戦を覚悟している」(栗田社長)。

「アパレル業界は大きな転換期にある」(藤光一弘・帝人ファイバーマーケティング企画チーム長)。

 ファストファッションが躍進し、百貨店のアパレルブランドが低迷するなかで、イッツのように企業の枠を越えた提携が今後活発になりそうだ。 

(「週刊ダイヤモンド」編集部 前田 剛)

963荷主研究者:2010/03/22(月) 13:47:10
>>959
http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2010/0320/1.html
2010年3月20日(土)山口新聞
ダイエー下関、今秋撤退 専門店化を計画

下関市竹崎町のJR下関駅に隣接する山口県内最大のショッピングセンター、シーモール下関を構成する核店舗の一つ、ダイエー下関店が今秋に撤退することが19日、分かった。シーモール下関を運営する下関商業開発が、ダイエーの撤退意向を下関商工会議所などに伝えたとみられる。

関係者によると、10月にダイエー下関店の出店契約期間が満了を迎えるが、ダイエー側が契約更新を断念したらしい。これで県内のダイエー店舗は姿を消すことになる。下関商業開発は、売り上げ不振が続いていた同店の一部専門店化を検討してきた経緯もあり、跡地利用として専門店化を計画している模様だ。

地下は食品スーパー、1〜3階は専門店街とし、4階は好調な書籍・玩具コーナーの継続を検討しているとみられる。計画通りに進めば、専門店街の売り場面積は現在の約2万1千平方メートルから約1.5倍の約3万2千平方メートルに拡大することになる。

下関市が民間事業者と共同で進める下関駅周辺整備事業「下関にぎわいプロジェクト」の一環で、下関商業開発は下関大丸に隣接する形で7スクリーンのシネマコンプレックス(複合映画館)と立体駐車場の整備も計画している。

シーモール下関は1977年に開業。下関大丸、ダイエー下関店、専門店街(約170店舗)で構成している。昨年12月には郊外の同市伊倉新町に大型商業施設「ゆめシティ」がオープンするなど、市内の店舗間競争は激化している。

964チバQ:2010/03/23(火) 12:08:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100323-00000029-san-soci
百貨店→駅 高級店舗が続々シフト
3月23日7時56分配信 産経新聞

 不振が続く百貨店に代わり、「駅ナカ」が新たな消費の場として注目されている。JR東日本の研究機関「駅消費研究センター」(東京都渋谷区)が今月発表した調査では、駅利用者の半数近くが駅ナカや駅関連施設で買い物をしていることが判明。そんな中、買い物の“主役”も飲料や新聞などから、ちょっとぜいたくなブランド品に移りつつある。(道丸摩耶)



 ≪増える「駅ナカ」≫

 駅の改札内や駅構内にショッピングモールが増え始めたのはここ10年ほどのことだ。JR東が展開する「エキュート」(大宮・品川・立川など)▽東京メトロが展開する「エチカ」(表参道・池袋)▽近鉄が展開する「タイムズプレイス」(近鉄難波)など、各鉄道会社が主体となり、駅構内にショッピングモールを次々オープンさせている。

 今月28日には、JR東が東京駅の改札内の商業施設「エキュート東京」を改装オープン。新たに31店舗が入る予定だ。

 その一方で、百貨店は苦境が続く。地元で40年近く親しまれてきた「伊勢丹吉祥寺店」は今月閉店。12月には「西武有楽町店」も閉店する。百貨店の持つ「多種多様の商品を店側が選び、販売する」という利点を、同様に多様な店舗を集めた「駅ナカ」に奪われた格好だ。

 駅消費研究センターの調査では、昨年7月の1週間の調査期間中、駅ナカや駅ビルなど駅周辺で買い物をしたのは全体(2750人)の46・7%。買い物をした理由(複数回答)を尋ねたところ、「気分転換したい」(女性68・8%、男性48・5%)▽「何かおもしろいことがあるかも」(女性64・1%、男性49・4%)−と、明確な目的がないケースが目立った。

 ≪店舗も高級化≫

 こうした“駅ナカ”人気に応えるように、店舗も高級化してきている。

 高級チョコレートで有名な「ゴディバ」は3年前、JR新宿駅西口の改札近くに店舗を設置。同社マーケティング・マーチャンダイジング部の埋田麻衣コミュニケーションズマネジャーは「『そんなところで大丈夫か』と当初は社内でも物議を醸した。でも、デパ地下に行く予定はない通勤客が立ち寄ってくれて、行列ができる日もある」と語る。

 同社はその後もJR東京駅や東武柏駅などの改札近くに店舗を設置。デパート内の店舗に比べて客単価は低いものの、これまでゴディバに縁がなかった男性など新たな層の取り込みに成功し、売り上げは上々だ。

 ほかにも、化粧品ブランド「ロクシタン」や高級ブランド「ヴィトン」なども首都圏の駅に店舗を出店中。“駅ナカ”の持つ敷居の低さを逆手に取り、新たな客層を開拓するブランド店は今後も増えそうだ。

965チバQ:2010/03/24(水) 12:25:12
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20100324-OYT8T00184.htm
新宿高島屋に最大級ユニクロ
 高島屋は23日、東京のJR新宿駅南口にあるタカシマヤタイムズスクエアの専門店フロアに、ユニクロの都内最大規模となる旗艦店が4月23日にオープンすると発表した。
売り場面積は約1900平方メートルで、子ども向け商品などを充実させるという。

 高島屋は、低価格路線で人気を集めるユニクロを大規模改装の目玉とする考えだ。

(2010年3月24日 読売新聞)

966チバQ:2010/03/25(木) 20:24:53
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100325-OYT1T00721.htm?from=main2
高島屋とエイチ・ツー・オー、経営統合を断念
 百貨店3位の高島屋と、阪急阪神百貨店を傘下に持つ5位のエイチ・ツー・オー・リテイリング(H2O)は25日、経営統合を断念したと発表した。

 両社は2008年10月に、11年秋をめどに統合することで合意していたが、経営戦略を巡り溝が埋まらなかった。互いに派遣していた非常勤取締役を25日付で引き揚げる一方、発行済み株式の10%を持ち合うなどの資本・業務提携は維持する。

 両社の08年度の売上高は合計1兆4856億円に達し、経営統合が実現すれば、三越伊勢丹ホールディングスを超えて百貨店首位になるはずだった。

 高島屋の鈴木弘治社長はこの日都内で記者会見し、「話し合うほどに考え方に差異が出た。厳しい経営環境の中、意見のすり合わせに労力を使いもたもたすることはできない」と説明した。互いの企業価値を反映する統合比率やトップ人事などでも「(意見の)一致点がなかった」と述べた。

 大阪市内で記者会見したH2Oの椙岡(すぎおか)俊一会長は「全国展開型の高島屋と地域特化戦略のH2Oでは、企業運営の仕組みや考え方に色々違いがある」と、基本的な経営方針で折り合えなかったと明かした。

 高島屋は東京・日本橋や大阪・難波を中心に全国展開する一方、H2Oは大阪・梅田の阪急百貨店梅田本店が売上高の多くを占める。

 統合交渉の入り口では、両社は店舗が地域的に重ならず、補完関係が成り立つことを強みとしてきた。しかし、高額品の消費が低迷し、売上高の前年比減少率が2けたという月が続く中で、投資可能な資金をどういう分野に振り向けるかなど、基本的な課題で対立が深まっていた。

 両社は今後も、商品開発や備品・資材の共同購入を続けるほか、新たに売り場の共同開発や中元・歳暮商戦で商品の共通化などを進めて業務提携を深める方針だ。

(2010年3月25日20時03分 読売新聞)


http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-14512020100325
高島屋とH2Oリテイルの経営統合が破談、溝埋め切れず
2010年 03月 25日 17:58 JST
 [東京 25日 ロイター] 高島屋(8233.T: 株価, ニュース, レポート)は25日、2011年までに予定していたエイチ・ツー・オー リテイリング(H2O)(8242.T: 株価, ニュース, レポート)との経営統合の中止を決議したと発表した。

 市場縮小の続く百貨店業界ではJ.フロントリテイリング(3086.T: 株価, ニュース, レポート)や三越伊勢丹ホールディングス(3099.T: 株価, ニュース, レポート)の誕生など再編が続いているが、高島屋とH20は統合比率や人事、店舗戦略などで両社の溝が埋まらず破談となった。相互に10%ずつ保有する株式の持ちあいと業務提携は継続する。

 高島屋と「阪急阪神百貨店」を傘下に抱えるH2Oとの統合は08年10月に合意した。25日に都内で会見した高島屋の鈴木弘治社長は、「全国に店舗網を展開する当社と大阪・梅田に一極集中のH20で店舗に対する考え方の差異があった」と説明。人事や統合比率を含め「話しあえば話しあうほど考え方に差異があり」、昨年末には破談する見通しとなり、両社から「必然的に(協議中止を)申し出た」という。

 統合撤回に伴い、相互に1人ずつ派遣していた役員は25日付で辞任する。

 一方、これまで経営統合に向けて順次進めた部分的な事業提携について効果があったとして今度も事業提携は継続する。今夏はお中元800品目について共通化、2011年春以降は売り場の共同開発なども計画する。  

 統合撤回の影響について鈴木社長は、「経営統合することでそれぞれのブランド(の価値)が希薄化することもある」として、ブランド面ではマイナスの影響がないと強調。「高島屋の規模と経営体力なら大手のその他のグループと十分太刀打ちできる」と単独での生き残りに自信をみせた。

 高島屋は同日赤字の続いていた米ニューヨーク店の閉鎖と売却交渉開始を発表した。売却価格は未定。

967チバQ:2010/03/25(木) 22:33:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100325-00000019-oric-ent
TSUTAYA運営するCCCがHMVを傘下に、ブランド名「HMV」は継続
3月25日16時49分配信 オリコン


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TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブがHMVを傘下に

 TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は25日、音楽映像ソフト小売り店・HMVを展開するHMVジャパンの事業を譲り受けると発表した。CCC社とHMVジャパン、HMVジャパンの株主である大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツの3社で合意したもので、事業取得の方法等については協議の上決定する。なお、CCC社はHMV社の全事業を取得するが、「HMVのブランド名は存続発展させる」としている。

 3社は独占的交渉権を得る基本合意書を本日25日に締結。今後は具体的な協議を行い、6月末に最終契約を締結する予定。CCC社は、HMVの専門小売店のノウハウとブランド力、国内トップクラスのネット通販事業を評価し、自社の3400万人を超す会員と1400店程度の店舗網を相互利用・機能補完することで「顧客価値向上や音楽映像ソフト販売市場の活性化」を狙う。

 CCCの広報部は、今回の事業の譲受で特に評価しているのは、HMVのECサービスにおけるリコメンド機能や充実した検索機能と説明。今後も充実したECサービスを展開しビジネス基盤を強化していくとし、リアル店舗の拡充が主たる目的ではないと話している。

968神奈川一区民:2010/03/25(木) 22:48:15
>>967
HMVでTポイントカードが使えるという
ことですよね。CCCはどこまで大きくな
るのでしょうか?

969チバQ:2010/03/27(土) 09:42:42
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100325-OYT1T00901.htm
高島屋、NY店を閉店・米国から撤退へ
 高島屋は25日、ニューヨークの目抜き通り5番街にある「ニューヨーク高島屋」を6月で閉店すると発表した。

 1993年に出店したが、2007年から赤字が続いており、業績改善が見込めないと判断した。

 同店が入居する自社所有の建物も売却して米国から撤退する。今後は、アジア地域への進出に重点を置く。

(2010年3月25日20時54分 読売新聞)

970とはずがたり:2010/03/30(火) 18:58:42

「商店街フォーラム・大阪」を開催 大阪商工会議所
2010.1.29 23:26
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100129/biz1001292328046-n1.htm

 大阪商工会議所は29日、大阪市中央区の大商国際会議ホールで「商店街フォーラム・大阪」を開き、商店街の最新の活性化策を紹介するなど繁盛の秘訣(ひけつ)について議論を深めた。

 「商店街・賑(にぎ)わいプロジェクト」事業の一環で、厳しい経営環境にある商店街に賑わいと元気を取り戻すノウハウを提供するのが目的。大阪の商店街関係者ら約550人が参加した。

 会場では、副会頭の佐藤茂雄・京阪電気鉄道CEO(最高経営責任者)が「元気な街には必ず活気のある商店街がある」とあいさつ。商店街を落語家らが案内役となって練り歩き、人・店・街並みなどの魅力を見直すことでファンを増やす「商店街観光ガイドツアー」を提案。さらに、商店街全体を一つの100円ショップに見立て、各店がえり抜きの100円商品を販売する「100円商店街」の成功例も紹介された。

971チバQ:2010/03/31(水) 12:54:54
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201003310050.html
「キタは上々、ミナミは…」 10年後のにぎわい予測
2010年3月31日

 百貨店の増床が続く大阪市で、将来の買い物客数、販売額などを三つの拠点地区に分けて予測した調査結果を、大阪商工会議所が30日に公表した。2004年と20年時点との比較では、「キタ」(梅田)、「天王寺・あべの」両地区が、客数、販売額ともに増加するが、「ミナミ」(心斎橋・難波)はともに減少するという予測となった。

 大商の「大阪流通業界の近未来予測調査研究会」(座長=石原武政・関西学院大教授)が、住まいから商業地までの距離、売り場面積などのデータから、消費者が買い物に出向く確率を求めて算出した。百貨店経営者らから商圏動向などの聞き取りもした。

 予測では、3地区合計の買い物客数は、04年の870万人から20年には9%増の951万人に増加。キタが19%増の507万人、天王寺・あべのは24%増の156万人に伸びる一方、ミナミは9%減の287万人に落ち込む。

 20年時点の「衣服・身の回り品」の3地区合計の販売額は、04年比8%増の6748億円に拡大する。客数同様にキタと天王寺・あべのは、それぞれ17%、22%の伸びだが、ミナミは10%減少する。

 背景には、キタ、天王寺・あべの地区では、売り場面積の大幅増加がある。キタでは、百貨店の売り場面積が12年春までに1.6倍になるほか、JR大阪駅にショッピングセンター、北ヤードにも商業施設が計画されている。天王寺・あべのでは、近鉄百貨店阿倍野本店の増床、再開発事業などが控えている。

 一方、ミナミでは高島屋大阪店の増床(5.6万平方メートルから7.8万平方メートル)程度にとどまるため、厳しい結果となったようだ。

 全体では増床を背景に商業施設の充実が期待されており、研究会は「大阪をショッピングシティーとして国内外へPRする好機」と提言。大規模店と中小企業、商店街などの連携の必要性も強調した。

972チバQ:2010/04/03(土) 15:30:50
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100402/biz1004020918004-n1.htm
福岡「岩田屋三越」3館態勢を維持 ブランド相乗効果狙う (1/2ページ)
2010.4.2 09:15
 三越伊勢丹ホールディングス傘下の百貨店、岩田屋(福岡市)と福岡三越(同)は1日、今年10月1日に会社統合すると発表した。新会社「岩田屋三越(仮称)」は、仕入れや流通の一本化などによるコスト削減と、魅力ある商品や店舗の導入を進め、来春のJR博多駅への阪急進出で全国有数の激戦区となる福岡での生き残りを目指す。

 新会社の社長に就任予定の太田垣立郎・福岡三越社長と、岩田屋の速水俊夫社長が記者会見した。

 店名はそのまま残し、岩田屋本館、新館、三越福岡店の3館態勢も維持する。福岡・天神地区での店舗面積は計約8万8千平方メートルとなる。岩田屋久留米店(福岡県久留米市)も含めた売上高は1295億円で、九州の百貨店全体の約23%。パート、契約社員を含めた従業員は計約2470人。

 新会社に営業統括部を設置し、商品仕入れ、流通の一本化や、間接部門のコスト削減を図る。合わせて顧客カードの共通化と3館の店舗見直しを進める。

 太田垣社長は「三越伊勢丹グループは、上質な暮らしを求める顧客に上質な商品を提供する百貨店の『王道』を歩む。岩田屋と三越がもつブランド価値を高め、百貨店の原点に戻る」と語った。阪急進出の影響については「一時期は数字が落ちるとしても、福岡への一極集中が進み、長くみれば福岡の街全体に効果が波及する」として、オーバーストア状態にはならないとの認識を示した。

 一方、6月での退任が決まっている速水社長は「すでに十億円単位でのコスト削減が見込まれる。さらにコストに切り込むとともに統合による規模のメリットを出していく」と語った。

 三越伊勢丹ホールディングスは昨年10月に岩田屋を完全子会社化。当初は別会社による「一体運営」を模索したが、「法人格が2つでは意志決定が遅くなる」(速水社長)として会社統合に踏み切った。

973チバQ:2010/04/03(土) 15:46:50
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001004030001
シネコン激戦
2010年04月03日




◆複合映画館 県内に9つ競合、さらにオープン2つ予定


 県内でシネマコンプレックス(複合映画館)の進出が相次ぎ、競争が激しさを増している。県内には現在、九つのシネコンがあるが、来年にはさらに二つのシネコンが開業を計画。客足を奪われた中心街の映画館が閉館に追い込まれる一方で、シネコン同士も生き残りのためにサービスを競い合っている。(滝沢隆史)


 静岡市葵区の新静岡センター跡地。来年10月に開業予定の再開発ビルに、地元の興行会社「静活」が10スクリーン(約2千席)を備えたシネコンを出店する。同区七間町の映画館街にある4館(9スクリーン)は閉じる計画で、同社の大谷文芳営業部長は「他のシネコン誘致も検討され、苦渋の決断だった」と話す。


 「お客さんは新しい設備のシネコンに流れがち」と危機感をあらわにするのが1999年開業の「MOVIX清水」(静岡市清水区)だ。昨年には藤枝市に「藤枝シネ・プレーゴ」もオープンし、商圏が年々狭まっているという。映画だけでなく、歌舞伎やオペラの上映会などを企画し、巻き返しを狙う。


 県東部は半径5キロ内に三つのシネコンが集中する最激戦区だ。「ジョイランドシネマみしま」(三島市)の場合、08年に車で十数分の場所に県内最多の12スクリーンを持つ「シネプラザサントムーン」(清水町)がオープンし、客足を奪われているという。ジョイランドは、指定席主流のシネコンでは珍しい入れ替えなしの自由席を採用し、「同じ作品なら何度でも見られる」と売り込んでいる。


 一方、シネプラザは「割引などで入場料の平均単価が下がり、シネコンの経営は楽ではない」。単館系と呼ばれる小規模な作品も積極的に流し、幅広い客層を呼び込もうと懸命だ。06年にJR沼津駅前にオープンした「シネマサンシャイン沼津」(沼津市)は、学生が多い駅前の立地を生かそうと、若者向けの作品を増やし、3D作品を上映できるスクリーンの数も増やした。


 県西部にある三つのシネコンは、すべて「TOHOシネマズ」が運営する。浜松市中心街にあるTOHOシネマズ浜松の中山啓太支配人は「相乗効果で、地域全体の観客動員数の底上げにつながっている」と話す。


 一方で、JR富士駅前の「富士シネ・プレーゴ」は16日に閉館する。運営する日映(静岡市)は「(シネコンが入る)建物の耐震性に問題があり、閉館することになった」と説明。入れ替わるようにして、富士宮市の「イオン富士宮ショッピングセンター」に来春、シネコンが開業する見通しだ。


 日本映画製作者連盟によると、奈良市や栃木県足利市、富山県高岡市で昨年、競争激化などを理由にシネコンが撤退するケースがあった。同連盟によると、県内の09年のスクリーン数は、10年前から6割以上増えて102。うち、シネコンが76を占め、その総座席数は約1万3300にのぼる。1日1回だけの上映としても、満席にするには年間で県人口を上回る約485万人が必要となる計算だ。県内の映画関係者は「シネコンは明らかに過剰。シネコン経営は厳しく、つぶれても不思議はない」と話す。


 同連盟は「シネコンの進出がスクリーンの数を押し上げているが、入場者は同じように伸びていない。シネコン同士の競争が始まっている」としている。

974荷主研究者:2010/04/04(日) 01:45:35

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/222847_all.html
2010年03/26 19:09、03/27 15:28 北海道新聞
札幌アルタ8月閉館 「池内」が後継店運営へ

8月下旬の閉館が決まった札幌アルタ

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は26日、札幌市中央区南1西2のファッションビル「札幌アルタ」を8月下旬で閉館すると発表した。開業以来の赤字に加え、経済環境の悪化で収益回復の見通しが立たないため。店舗跡は、通りを挟んだ百貨店の丸ヨ池内(札幌)が商業ビルとして今年秋をめどに再開し、現店舗との2館体制とする予定。

 札幌アルタの従業員約250人のうち、三越伊勢丹の社員11人は配置転換などで雇用が継続されるが、残りは決まっていない。

 閉館に関連して、三越伊勢丹HDは「4月1日に地域事業会社化する札幌三越と丸井今井の一体運営を進め、大通の活性化につなげたい」としている。

 札幌アルタは2002年10月、地上8階地下2階建ての新築ビルを三越が賃借してオープン。10〜20歳代前半の若者に照準を合わせ、主要顧客が中高年層の三越札幌店との差別化を図った新業態として注目を集めた。03年度は約34億円を売り上げたが、同時期に開業した札幌駅前地区の大丸札幌店やJRタワーに押され、売り上げは低迷。08年度は約26億円にまで落ち込んだ。

975チバQ:2010/04/05(月) 21:42:16
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100405-00000001-diamond-bus_all
高島屋、H2O統合破談 成長戦略はどこにあるのか
ダイヤモンド・オンライン4月 5日(月) 5時30分配信 / 経済 - 経済総合
「やはりね。最初からうまくいくとは思わなかった」

3月25日、高島屋と、阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー リテイリング(以下H2O)が、経営統合の中止を表明した。しかし、流通業界関係者のあいだに驚きの声はない。目立つのは、「破談は想定どおり」という意見ばかりだ。

 両社が3年後をメドに経営統合を発表したのは、2008年10月のこと。当時は、確かに百貨店業界に、経営統合の雰囲気が醸成されていた。07年秋に、大丸と松坂屋が統合してJ.フロント リテイリングが発足、その半年後には、三越伊勢丹ホールディングスが誕生した。業界トップから3位にずり落ちた高島屋が統合の波に乗り遅れ、焦燥感があった感は否めない。その高島屋が統合相手に選んだのがH2Oだった。

 しかし、当初から両社の主導権争いを懸念する声が多かった。これまでの百貨店統合は、大丸による松坂屋の、伊勢丹による三越の買収に近い。どちらがリーダーシップを取るか明白だったが、高島屋とH2Oは、共に勝ち組とされてきた会社同士だからだ。

 高島屋は売上高1000億円超の大型店3店を中心に、全国に20店を抱え、「店舗立地、商品取引量共に、今でも百貨店トップという位置づけ」(アパレル)だ。

 一方のH2Oは、規模こそ高島屋の半分だが、関西でのブランド力は圧倒的。大阪・梅田を中心に一極集中での営業を展開してきた。

 店舗運営や商品政策などで、「話し合えば話し合うほど、考え方に差異が出てきた」(鈴木弘治・高島屋社長)という。人事や統合比率に関しても「一致点がなかった」。

 この1年半のあいだ、統合に向けて前進した形跡は少なく、綻びの兆候は出ていた。

 月に1回、両社の経営陣が出席し、東京と大阪で交互に開かれていた業務提携委員会。「高島屋のほうからあまり意見が出てこない」と、H2O幹部がこぼしていたことがある。

 商品面での協業は、歳暮の共通化にとどまる程度。3月2日には、高島屋大阪店が増床オープンしたが、阪急阪神百貨店の協力で導入した店舗は、食品の3店舗のみ。主力のファッションフロアは、高島屋独自の売り場編成だった。

 そもそも、商品の大量一括仕入れで、規模のメリットを生かしやすいスーパーなどのチェーンストアに比べて、百貨店は統合効果を得にくい。
両社共に切迫感がなく、煩わしい統合作業にエネルギーを費やすより、独自に競争力向上を目指したほうが効率的だろう。ただし、規模の面では他グループに差をつけられたままになる。これが、中長期的にどう作用するか。

 統合という選択肢を捨てたのであれば、単独でどのように成長戦略を描くのか、両社共に示す必要がある。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 須賀彩子)

976チバQ:2010/04/05(月) 21:43:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100404-00000535-san-bus_all
ヤマダ“駅前侵攻”を加速 池袋の次はヨドバシの新宿
4月4日18時44分配信 産経新聞


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ヤマダ電機がオープンする「LABI新宿東口館」(左)とヨドバシカメラの「新宿西口本店」(コラージュ)(写真:産経新聞)

【ドラマ・企業攻防】 家電量販店最大手で郊外型店舗が中心だったヤマダ電機が、“駅前侵攻”を加速させている。4位のビックカメラの池袋に続き、3位のヨドバシカメラの本拠地攻略に着手。4月中旬にまず駅東口に、来春には西口にも大型店をオープンする。ヨドバシに加え、ビックも迎撃態勢を整えており、「郊外系vs駅前系」による覇権をかけた新宿全面戦争が幕を開ける。

 ■シェア30%の野望

 「よろしくお願いします!」−。3月下旬。ヤマダが「LABI(ラビ)新宿東口館」をオープンする新宿三丁目界隈(かいわい)では、スタッフが行き交う通行人に元気にあいさつしながらチラシを配布する姿があった。

 「新宿も、ヤマダで決まり!」。チラシには挑発的な文字が躍る。ヤマダにとって、新宿初お目見えとなる靖国通り沿いの店舗は地上9階、地下2階建てで広さは7920平方メートル。外壁には大型液晶ディスプレーを設置し、薄型テレビやDVDレコーダー、パソコンのほか、雑貨なども取り扱う。

 靖国通りをはさんだ向こう側には日本有数の歓楽街・歌舞伎町が広がる。新宿駅の1日の平均乗降客数は世界一の350万人超。ヤマダにとって新宿進出は悲願ともいえ、「これまで家電量販店をあまり利用しなかった新しい顧客を開拓したい」と意気込む。来春には、ヨドバシ本店に近い西新宿にも大型店の出店を計画している。

 群馬県を地盤とするヤマダは、郊外のロードサイド型店舗で急成長。栃木県地盤のコジマとの北関東戦争を制して最大手に躍り出た。1日には2010年3月期に売上高が2兆円を突破すると発表。さらに中期目標として売上高を3兆円に拡大、シェアを現在の25%から30%に引き上げることを掲げている。野望達成の柱が、「LABI」店による都心部の駅前攻略だ。

 ■狙い撃ち戦略  07年にビック池袋本店とビルをはさんだ至近距離に「LABI池袋」をオープン。さらに昨年10月には、閉店した三越池袋店の跡地でビック本店の斜め向かいに2万5000平方メートルと日本最大規模の「LABI1(ラビワン)日本総本店池袋」を開店した。業界では、年内に閉店する西武百貨店の有楽町店跡地にもヤマダが出店するととうわさされており、有楽町でもビックの旗艦店と正面衝突する可能性がある。あからさまな狙い撃ち戦略に、業界関係者は「郊外と都心部の完全制覇をもくろんでいる」(大手家電量販店幹部)と身構える。

 「新宿は昔から激しい競争が繰り広げられてきた。顧客の選択肢が増えることで、集客力が高まる」

 迎え撃つヨドバシは表面上、歓迎の意を示すが、心中穏やかなはずがない。ヨドバシは、今年2月に新宿5丁目の「東京厚生年金会館」を年金・健康保険福祉施設整理機構から120億円で落札した。用途はカメラ博物館やギャラリー、オフィスなどという。ただ、「詳細については今後、詰める」(広報担当者)と言葉を濁しており、店舗として活用する可能性も否定できない。新宿に大型店を持つビックも、経営不振で会社精算が決まった「さくらや」の新宿東口駅前店を引き継ぎ、改装オープン。迎撃準備に余念がない。

 ■覇権主義に死角  激しい値下げ合戦による体力戦が続く中、最大の武器となる規模とシェアの拡大に邁進(まいしん)するヤマダだが、“死角”を指摘する声も少なくない。株式市場では「家賃が高い都市部への相次ぐ出店によるコスト負担を売り上げアップでカバーできるのか」(証券アナリスト)と不安視する声がある。郊外に住む消費者が値下げ合戦の激しい都心部の大型店に流出すれば、「ヤマダの内部で顧客の食い合いが起きる」(別のアナリスト)懸念もある。

 ヤマダの覇権主義的な勢力拡大に反発し、ライバルが、包囲網を形成する動きも活発だ。ヤマダが株式の買い増しを狙い、ビックと争奪戦を繰り広げた業界7位のベスト電器は結局、ビックと手を組む方を選んだ。最終的に破談となったが、ビックと業界2位のエディオンはヤマダへの対抗を狙い、経営統合の合意まで踏み込んだ。

 「店舗過剰の家電量販店業界は再編が不可避だが、ヤマダの場合、飲み込まれるとの恐怖感から相手がいない」(業界関係者)。新宿戦争を契機に打倒ヤマダの再編が動き出す可能性もありそうだ。(松元洋平)

977チバQ:2010/04/08(木) 12:21:30
http://www.asahi.com/business/update/0407/TKY201004070510.html
ユニクロ、上海に世界最大の旗艦店 中国で100店舗へ
2010年4月8日1時56分

 【上海=奥寺淳】カジュアル衣料「ユニクロ」の世界最大となるグローバル旗艦店が5月15日に上海で開店する。ユニクロを展開するファーストリテイリングが7日、発表した。中国での知名度をアップさせることがブランドイメージ確立につながるとの戦略だ。

 旗艦店ができるのは、世界の有名ブランド店が集まる南京西路。地上3階建て、売り場面積は約3600平方メートルで、同社の店舗では最大。グローバル旗艦店はニューヨーク、ロンドン、パリにあるが、上海は世界最大の売上高を目指す。5月に開幕する上海万博に合わせて、ブランドイメージを世界に広める。

 同社が海外に展開する約130店舗のうち、60店舗が中国(香港含む)。これを早期に100店舗まで増やし、長期的には1千店舗まで拡大する計画だ。

978荷主研究者:2010/04/10(土) 17:07:11

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002835264.shtml
2010/04/03 11:38 神戸新聞
集客増へ、周辺路面店を拡充 兵庫などの百貨店

3月に改装オープンしたヤマトヤシキの路面店。若い世代からも人気を集める=姫路市紺屋町

 兵庫県や大阪の百貨店が、本館周辺に展開する路面店の改装や新しいブランドの誘致に力を入れている。消費不況や若者の百貨店離れなどで本館の売り上げが落ち込む中、新規顧客の開拓や集客アップが狙い。“点”ではなく“面”での魅力づくりに取り組む一方で、本館の求心力をどう高めるかが課題となっている。

「路面店は百貨店と異なる客層を呼び込む」とするのは、ヤマトヤシキ(姫路市)。姫路店近くの路面店を3月に改装し、近く新ブランドも誘致する計画だ。本館の利用客は50代以上が約7割を占めるが、路面店では20〜40代が目立つ。

 路面店への出店に、ブランド側は「個性をアピールしやすい」と積極的。一方、路面店で人気の高いブランドを本館へ誘致することもある。同社は「相乗効果で本体の集客も増やす」という。

 大丸心斎橋店(大阪市)も4月から相次いで路面店を改装する。独自調査で、周辺の通行客に30代前後が多いことから、その年代を対象とした店を誘致する狙い。

 同店は昨年11月、旧そごう心斎橋本店跡地に北館をオープンするなど本店も強化。地下1、2階に10〜20代向けで価格帯が1万円前後のフロア「うふふガールズ」を設けた。同店は「本店と路面店で幅広い世代のニーズに対応できる」とする。

 本館の回りに路面店を展開する手法を確立させたのは大丸神戸店(神戸市中央区)。同店は3月、近くの旧居留地に高級品を扱うセレクトショップ「ビームスハウス神戸」を新たにオープンさせるなど、さらに路面店を充実させる。一方、昨秋から本館には30代女性向けのブランドを誘致するなど本体の魅力づくりにも力を入れる。

 関西学院大学商学部の石原武政教授は「周辺のまちづくりは重要だが、百貨店本体の魅力があるからこそ路面店も集まる」と話している。

(末永陽子)

979荷主研究者:2010/04/10(土) 17:12:34

http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=518680005
'10/03/26 山陰中央新報
米子市中心市街地に3複合施設オープン

27日のオープンに先立ち、テープカットして祝う関係者=米子市法勝寺町、ダラズ・クリエイト・ボックス

 米子市中心市街地の商店街に27日、地銀旧支店と旧書店ビル、築120年の蔵をそれぞれ改装した、3つの複合型商業施設がグランドオープンする。個性あふれる計13店舗がテナントとして入居しており、商都・米子の活性化に向けた起爆剤として、周囲の期待も高まっている。

 いずれも国に認定された市中心市街地活性化基本計画の事業の一環。3施設とも経済産業省の「戦略的中心市街地商業等活性化支援事業」に採択され、補助を受けた。

 鉄筋コンクリート造り2階建ての旧山陰合同銀行米子商店街支店を再活用したのは、まちづくり会社「DARAZ」(ダラズ、同市法勝寺町)。施設を「DARAZ CREATE BOX(ダラズ・クリエイト・ボックス)」(DCB)とし、地域情報を発信するコミュニティーFM放送局や輸入雑貨店など5店舗が入った。

 旧今井書店本通店(同市四日市町)は、若手経営者の共同出資会社「スカイ米子」(同)が購入し、「スカイビル」に改装。白塗りの外観が特徴的で、美容院など4店が入った。鉄筋コンクリート造り4階建てで、屋上に公園も設けた。

 1月末に同市法勝寺町にまちづくり会社「法勝寺町」(同)が一部オープンさせた「善五郎蔵」は、国登録有形文化財の白壁の3連蔵。27日に新たに飲食店が加わり、計4店舗となる。

 オープンに先立ち、26日はDCBでセレモニーがあり、鳥取県や同市などの関係者約70人が集まり、テープカットした。

980荷主研究者:2010/04/10(土) 17:17:43

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/159548
2010年3月19日 13:34 西日本新聞
福岡パルコ開業 天神の1等地 6年ぶり再生

九州最大の繁華街、天神の一等地に開業した福岡パルコ=19日午前9時40分、福岡市中央区(本社ヘリから)

福岡パルコが開業し、お目当ての店へ急ぐ買い物客たち=19日午前9時20分、福岡市・天神

 大型ファッションビル「福岡パルコ」が19日、福岡市・天神2丁目の旧岩田屋本館に開業した。開店前には約300人の行列ができ、予定より45分早めて開店。岩田屋閉館から6年ぶりに都心の1等地ににぎわいが戻った。

 同ビルは1936年に岩田屋として開業。2004年2月に閉館して以来、空き家状態が続いていた。開業式典には、運営するパルコ(東京)の平野秀一社長や天神の商業関係者のほか、美容品のテナントを出店する福岡県出身のタレントIKKOさん、モデルの押切もえさんらが登場し、テープカットで祝った。

 福岡パルコは、地上8階地下1階建てで、売り場面積は1万2500平方メートル。パルコが約50億円かけて改装し、衣料や雑貨、化粧品、飲食店など計154店が出店した。うち約7割の104店が福岡市初出店。

 年間1000万人の来場と110億円の売り上げを目指す。パルコは国内21店目。九州では大分市、熊本市に次いで3店目だが、大分は業績不振から来年2月に撤退する。

=2010/03/19付 西日本新聞夕刊=

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/159581
2010年3月19日 13:36 西日本新聞
福岡パルコ開業 流通大競争時代へ 新博多駅来春開業 天神に期待と警戒感

 福岡市・天神に19日、福岡パルコが開業した。大手の大型ファッションビルの登場で、百貨店や専門店ビルが立ち並ぶ激戦区・天神の競争激化は必至だ。ただ、1年後には、阪急百貨店などが出店する新博多駅ビル(博多区)の開業も控える。天神の商業関係者に、パルコへの警戒と期待感が複雑に入り交じる中、新たな流通の大競争時代が幕を開けた。

 パルコにとって、福岡はデフレ不況下で初めての新規出店。既存店より衣料品を抑えた「新生パルコ1号店」と位置付け、雑貨や美容品、食料、スポーツ、飲食店などバラエティー豊かなテナントを集めた。福岡市初出店も充実させており、隣接するソラリアステージの井上智博館長は「品ぞろえなど新鮮で、強敵になる」と話す。

 天神のほかの商業施設は、パルコに対抗しようと、意識的に19日前後からセールやキャンペーンをぶつけた。集客の柱となる人気テナントの引き抜きや誘致合戦も激しくなっている。消費が低迷する中での大型出店に警戒感は強い。

 競争激化の裏で、天神の集客力アップへの期待感も高まっている。各商業ビルは合同で、異例のパルコを歓迎する懸垂幕を一斉に掲げた。博多大丸の森川善博社長は「競争は厳しくなるが、相乗効果も出てくる」と期待する。

 ライバルの登場を歓迎する背景には、新博多駅ビルへの強い危機感がある。新駅ビルには、いずれも九州初進出となる阪急百貨店と大型雑貨店の東急ハンズが出店するほか、約200店の専門店街もできる。売り場面積は約10万平方メートルに上り、天神全体の売上高の約8%、300億円が博多に奪われるという試算もある。

 大型開発に街の活性化が期待される一方で、消費が上向く兆しが見えない中、「淘汰(とうた)の始まり」との指摘も出ている。

=2010/03/19付 西日本新聞夕刊=

981チバQ:2010/04/14(水) 22:32:38
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100414/bsd1004142115027-n1.htm
増床効果で催事「復活」相次ぐ 大阪の百貨店 (1/2ページ)2010.4.14 21:14

 増床競争が続く大阪の百貨店で、催事の復活が相次いでいる。3月に増床した高島屋大阪店(大阪市中央区)では14日から、約1年ぶりとなる本格的な物産展を開催。また、大丸心斎橋店(同)も同日から、3年ぶりの開催となる大皮革市を実施しており、増床効果の余波が新たな消費喚起につながりそうだ。

 高島屋大阪店では昨年1月以降、増床工事のため、ガス調理器などを使う大規模な催事は中断していたが、「ようやく本格的な催事が再開できるようになった」(同社)という。

 この日開幕した「日向自慢みやざき展」(20日まで)は増床後、第1弾となる本格催事とあって、宮崎県の東国原英夫知事も激励に訪れ、「(同展は)大阪店で20回目の開催。これからも関西の方に宮崎のよさを味わってほしい」と地元の名産品をアピール。

 通常の1・5倍近い飼育期間をかけて、うま味を凝縮した地鶏「地頭鶏(じとっこ)」や「木熟生しぼり日向夏ジュース」など独自の名物を取りそろえ、期間中約1億円の売り上げを見込む。

 一方、大丸心斎橋店の大皮革市は、京都店を発祥とし30年余りの歴史を持つ催事で、合成皮革品の人気が高まった平成10年以降も、靴とかばんのセールに名称を変更して毎年開催していた。しかし、ミセス向けが中心だったことなどから、徐々に売り上げが低迷し、3年前から中断していた。

 昨年11月にオープンした心斎橋店北館の開業効果で、従来の中心顧客層だった中高年層に加え、若年層の来店者が増加するなど顧客構成が変化し、それまで20%以下だった30歳前後の来店客の比率が、35%近くまで伸びたことから、若者向けの商品を中心に復活させたという。

 ミセス向けの商品の割合を減らす一方で、1足999円の婦人靴(限定1千足)などの割安品や、4千足限定で有名ブランドのアウトレット品を5250円均一で販売するなど若い客へのアプローチを強化した。こちらも、19日までの期間中で約1億円の売り上げを見込んでいる。

982名無しさん:2010/04/14(水) 22:34:00
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100414-OYT1T00196.htm
好調な韓国の百貨店、日本が見習う秘密とは?
 日本の主要百貨店4社・グループの2010年2月期連結決算は、売上高が大幅減となり、百貨店の苦境が浮き彫りとなったが、韓国の百貨店の業績が好調だ。


 ロッテと現代、新世界の大手3社の売上高は、今年2月まで12か月連続で前年を超えた。最小限の人員でコストを切り詰め、不振のテナントを頻繁に入れ替えて高い利益率を達成している。今や、高島屋など日本の大手百貨店が見ならう低コスト運営が好調の秘密だ。

 ソウル随一の繁華街、明洞にある「新世界百貨店」では、店員と客が売り場で直接、支払いを済ませる姿が目に留まる。店員が操るのは「ハンディーターミナル」。客をレジまで誘導したり、店員がレジまで足を運んだりする手間を省いた。

 韓国では百貨店自らが商品を仕入れて販売することはほとんどなく、テナントに運営を任せる方式が主流だ。新世界の場合、本店で働く3500人のうち自社の社員はわずか1割以下の300人に過ぎない。

 韓国の百貨店のターゲットは富裕層だ。ロッテ百貨店の食品売り場では、身の厚い明太子に1キロ15万6000ウォン(約1万2000円)の値札が張られていた。すぐ近くの市場の約3倍の値段だ。

 ロッテ百貨店流通産業研究所の白寅秀所長は「広告・宣伝費や販促費は、日本の百貨店の倍」と指摘する。顧客の好みを把握し、思い切った販促費の投入により、高い収益を確保している。(ソウルで、実森出)

(2010年4月14日10時15分 読売新聞)

983名無しさん:2010/04/14(水) 22:37:54
>>773とか
http://www.sankei-kansai.com/2010/04/14/20100414-022770.php
2010年4月14日

「うふふガールズ」大丸梅田店にも
 J・フロントリテイリング傘下の大丸松坂屋百貨店は13日、平成23年春に増床開業する大丸梅田店(大阪市北区)にも、若い女性向けの割安なカジュアル衣料・雑貨売り場「うふふガールズ」を設置する方針を明らかにした。同時期に開業する「JR大阪三越伊勢丹」や、24年に増床開業する阪急百貨店梅田本店など競合他社に対抗し、20代を中心とする女性客の取り込みを図る考えだ。

 同社によると、梅田店のうふふガールズは地上5階のワンフロアをすべて使い、売り場面積としても昨年11月開業の心斎橋店北館(中央区)と同等規模になる予定。出店ブランドなどは選定中だが、「心斎橋店とまったく同じ形ではない」といい、地域性を加味したブランドを集める方針。

 今月22日に改装開業する京都店(下京区)にもうふふガールズを設置し、成功事例を活用した新しいビジネスモデル構築を進める。

(2010年4月14日 08:39

984チバQ:2010/04/15(木) 22:51:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100415-00000555-san-bus_all
ヤマダ電機、新宿侵攻 「女性にやさしい」で年商500億円目指す
4月15日15時23分配信 産経新聞


 家電量販店最大手のヤマダ電機は15日、東京・新宿に都市型の家電量販店「LABI(ラビ)新宿東口館」(東京都新宿区)を16日オープンさせるのに先立ち報道関係者らを対象に内覧会を開いた。

 新宿は業界3位のヨドバシカメラの本拠地で、4位のビックカメラも複数の店舗を構える最激戦区。「郊外」から「駅前」への“侵攻”を強めるヤマダの進出で販売競争の激化は必至だ。

 靖国通り沿いにある新店は「女性にやさしいお店」がコンセプト。売り場は地上7階、地下2階で、店舗面積は約7880平方メートル。薄型テレビやパソコンなどのデジタル家電をはじめ、化粧品、サプリメント、雑貨など約100万点の商品を取り扱う。

 パソコンやデジタルカメラ売り場などには女性に人気の機種などをそろえたコーナーを設けるほか、携帯電話などにデコレーションを施す専用コーナーも開設。女性の集客アップを目指す。

 同日、記者会見した一宮忠男社長は「新宿駅は世界、日本で一番乗降客が多いと聞いた。競合店があり、それだけマーケット規模も大きい」と、新宿への期待を表明。「新しい新宿のランドマークとなり、売上高は年500億円を目指す」と意気込んだ。

985とはずがたり:2010/04/16(金) 03:58:52

マックよ、お前もか・・・ 中心商店街また撤退 宇都宮
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20100413/308870
(4月14日 05:00)

 宇都宮市中心部オリオン通りのマクドナルド宇都宮店が、今月末で閉店することが13日までに分かった。2月末の牛丼の吉野家、3月末のロッテリアに続く全国チェーン店の閉店。市民からは「マックまでも…」と驚く声が上がっている。

 マクドナルド宇都宮店は1980年5月9日のオープン。通りの顔の一つとして、29年間親しまれてきた。

 日本マクドナルドは店舗ごとの閉鎖理由は明らかにしていないが、「店舗の立地や規模、生産能力などさまざまな要素がある中で、総合的に決めた。会社として今後成長するための戦略的閉店」と説明。今年1年間で全国433店を閉鎖する計画だという。

 コーヒーを買いに訪れた女性会社員は「マックほどの大手が閉店するなんて…。それだけオリオン通りは廃れちゃったのか」と驚く。周辺の商店主は「このままでは地元商店は駄目になってしまう。行政は中心街の集客や回遊性を高める取り組みに力を入れるべきだ」と訴えた。

 福田富一知事は13日の定例記者会見で、相次ぐ全国チェーン店の撤退に「大変寂しい思いをしている」とした上で、「12日にオープンした『おいでよ!とちぎ館』と、宇都宮市の『宮カフェ』との相乗効果を発揮しながら、中心市街地の魅力向上の仕掛けを考えていく必要がある。市と連携しながら知恵を出していきたい」と述べた。

986チバQ:2010/04/16(金) 22:27:10
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001004160001
駅前刷新 さくら野、仙台ホテル跡地
2010年04月16日


テナント誘致に乗り出すさくら野百貨店(左)と、白壁に覆われて解体が進む仙台ホテル跡地(右)。ともにJR仙台駅前の好立地だ=仙台市青葉区


青葉通から見た「EDEN」のイメージ図


JR仙台駅前のさくら野百貨店が、全10フロアのうち3フロアを外部テナントに貸し出す。6月半ばに中古書店大手「ブックオフ」が、7月ごろには小規模で多様な専門店が寄り合う新業態の「仙台楽座」(仮称)が入居予定。営業不振を受け、自前でフロアを埋めるより、賃料を得た方が有利との判断だ。向かいの仙台ホテル跡地も来春、商業施設に生まれ変わり、駅前がにぎやかになりそうだ。(篠健一郎)


●さくら野百貨店の3フロアがテナントに


全国に900店舗以上あるブックオフ(神奈川県相模原市)が、百貨店内に店を出すのは初めて。仙台駅近くのビルにある現店舗から、さくら野の7階に売り場、8階に買い取りセンターと事務所という形で移転する。売り場面積は移転前の2倍近い約1400
平方メートル。ブックオフ単独では東北最大だ。


 店舗開発の担当者は、さくら野の立地の良さと知名度の高さに加え、「さくら野の顧客層は、通常のブックオフより年齢が高い。新しい年齢層の開拓につなげたい」と移転の理由を語る。


 一方、「仙台楽座」は6階に入る。岐阜県本巣市に昨春、1号店の「平成楽市楽座」ができ、今月末には北海道千歳市に「千歳楽々市場」が開店する。仙台は全国3店目となる。


 「楽座」のエリア内に希望者が出店する形式。1坪程度の小さな店でも参加可能だ。岐阜の店では、洋服店から雑貨店、駄菓子店など約100店がひしめきあう。1カ月の短期間でも出店可能なので、店の構成は常に入れ替わり、買い物客はその変化を楽しむことができる。


 楽座を企画するストリーム(東京都)の相馬一郎社長(59)は「さくら野は仙台で一番良い場所。地元のチャレンジ精神のある店に入ってもらいたい」。今回は半年限りの出店で、50店に参加してもらうのが目標だという。


さくら野は駅前の好立地ながら、経営悪化に苦しんでいる。百貨店業界全体が不振なのに加え、仙台では2008年にアウトレットモールが2店でき、さらに顧客が流出した。年商はピーク時の半分の約120億円に縮小。09年2月期決算は約5億円の当期赤字だった。


 そこで思い付いたのがビルの3割を外部に貸してしまうテナント誘致だった。次期社長に就任予定の佐々木敏夫取締役(61)は「店舗としての独自性を出す必要もあり、百貨店とは別の世界をつくろうと考えた」と語る。


 駅前の商業施設には、さくら野の大胆な変化に歓迎の声が多い。JR東日本系のエスパル仙台店の担当者は「テナントとして競合したら話は別だが、郊外に人が流れている中ではプラス」。08年夏に開業した仙台パルコの担当者も「うまく駅前が盛り上がってくれれば」と期待する。


 駅から少し離れた百貨店も同様だ。仙台三越の三須尚紀社長(56)は「駅前がにぎやかになれば、中心街の活性化につながる。人が戻ってきてくれることを考えればうれしい」と話す。藤崎は最近、さくら野とは逆に独自ブランドの婦人服など自主企画の売り場を拡大した。担当者は「新しいお客様が中心部に来るのは良いこと」という。



●仙台ホテル跡地、商業施設来春開業


 2009年末に営業を終えた仙台ホテルの跡地に来春、飲食店や物販店が入る商業施設ができる。名称は、楽園という意味の「EDEN(エデン)」(仮称)。青葉通と愛宕上杉通をL字形につなぐ敷地には通り抜け可能な小道ができる。100種類以上の果樹や花々で飾られ、楽園らしさも演出する予定だ。


 土地を管理するオリックス不動産(東京都)によると、約2750平方メートルの敷地に最大18テナントが入る平屋建ての施設をつくる。敷地の中央には、杜(もり)の都にちなんで大型の樹木も植える。


 「EDEN」の文字は、仙台ホテルの英文字「SENDAI HOTEL」の一部を並び替えて作れる。このため、かつてホテル屋上にあった白い文字看板と同じ文字フォントを使った新看板の作製も検討している

987チバQ:2010/04/16(金) 22:37:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100416-00000004-mantan-ent
<ヤマダ電機>「LABI新宿東口館」オープン 早朝から1万人が列
4月16日9時51分配信 まんたんウェブ
 家電量販店最大手のヤマダ電機の「LABI新宿東口館」(東京都新宿区)が16日、オープンした。店頭には、早朝から特価品などを求める客の約1万人が列を作った。

 「LABI新宿東口館」は、同社の都市型店舗「LABI」の17店舗目で、歌舞伎町がある靖国通りに面した地上9階建て。「女性に優しい店」をコンセプトに、各階にトイレや休憩場所を設け、美容カウンセリングフロアや携帯電話やゲーム機のデコレーションコーナーを設置。婦人服、雑貨店などが多い地下街「新宿サブナード」と直結させた地下2階に理美容家電、化粧品やシャンプーなどの日用品もそろえるなど、女性を意識したフロア構成になっている。

 大手のヨドバシカメラ、ビックカメラなど新宿に進出している同業他社に加え、靖国通りを挟んで向かい側にある量販店「ドン・キホーテ」の顧客をも取り込むことで、競合による需要増を狙う。また、来春にはヨドバシカメラの“おひざ元”西新宿への進出も計画している。

 オープニングセレモニーで一宮忠男社長は「このLABI新宿東口館が新宿の新しいランドマークとなり、新しい新宿の町づくりに貢献していければ」とあいさつ。中山弘子新宿区長も「ヤマダ電機さんは駅前商店街振興組合にも加盟していただき、地元の商店街と一緒になって盛り上げてくれるのがうれしい。『新宿力』の担い手になってくれることを願います」と話していた。(毎日新聞デジタル

988荷主研究者:2010/04/17(土) 18:25:57

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010040619550099/
2010年4/7 8:00 山陽新聞
ジュンク堂書店が岡山初進出 岡山ビブレに5月オープン

 大手書店チェーンのジュンク堂書店(神戸市)が、5月中旬をめどに岡山県に初進出することが6日分かった。岡山ビブレ(岡山市北区幸町)のA館2、3階に入居している喜久屋書店岡山店が同月9日の営業を最後に閉店した後、同じ場所にオープンする。

 売り場面積は現在と同じ2フロア延べ約3000平方メートルで、ジュンク堂書店が強みとする各分野の専門書をはじめ実用書、文庫、文芸書、学習参考書など約80万冊を扱う。年間売り上げ目標は4億8000万円。投資額は約7億円。従業員は地元採用を含め約30人の見込み。

 同社は「岡山駅に近いため商圏が広く、遠方からの来店も見込める。専門書を中心とした豊富な品ぞろえで特徴を出し、顧客を獲得したい」としている。

 キクヤ図書販売(神戸市)の喜久屋書店岡山店は2008年5月に開店したが、売り上げが振るわず、2年での撤退となる。

989荷主研究者:2010/04/17(土) 18:32:29

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100409t62027.htm
2010年04月09日金曜日 河北新報
商店街全体を“デパート化” 大型店2店撤退の会津若松中心

シャッターをなくしてガラス張りにし、明るい雰囲気に生まれ変わった商店街の店舗=会津若松市中心部の神明通り

 この1年足らずのうちに「会津サティ」と「中合会津店」の大型店2店が相次いで閉店した会津若松市。中心商店街の地盤沈下に危機感が強まったが、再生への動きが本格化し始めた。商店街全体を一つの「デパート」に見立てる「街なかテナントミックス事業」によって大型店に入っていた業者が路面店に生まれ変わった。同時に商店街として外観を統一する改修事業も展開し、歩いて楽しい商店街を目指す試みがスタートした。

<33店が外観を一新>
 街なかテナントミックス事業は市と国の2009年度の補助金計1億4500万円で実施された。空き店舗の改修やシャッターからガラス張りへの改装、新規出店業者の家賃への一部補助などが盛り込まれた。
 事業により昔からの中心商店街である神明通りや大町四ツ角周辺の空き店舗に16店が入居。うち13店は2月に閉店した中合会津店にテナントとして入っていた婦人服や精肉店など。以前から営業していた17店も入り口の改修などを行い、合わせて33店が外観を一新。中心部の空き店舗はほとんどゼロになった。
 中合会津店から引っ越し、鮮魚・青果販売の店を出した湯田信明さん(47)は「不安はあったが常連のお客さまに出店を後押しされた。いろいろ工夫して期待に応えたい」と張り切る。

<売り上げ流出阻止>
 昨年6月に閉店した会津サティと中合会津店の存在感は大きかった。ここ数年は減少していたとはいえ、両店の年間売上高は合わせて約50億円に上っていた。
 中合会津店が閉店を表明したのは昨年5月。それから地元商店街や市などが中心となり、テナント業者の撤退を防ごうと懸命に動いた。売り上げの郊外流失を阻止するためだ。
 先月末、テナントミックス事業のオープニングセレモニーが開かれ、事業に取り組んできたタウンマネジメント機関(TMO)の「まちづくり会津」の渋川恵男社長は「空き店舗が解消して商店街が連続し、良好な景観も出来上がった」と効果を強調した。
 市民からは商店街に対し「外観が変わったが、商店街の中身は変わっていない」「駐車場が近くにない」などという指摘もある。新たに出店した婦人服店の経営者は「人通りが少なく、大型店にいたときとは違った様子だ」と話す。
 神明通り商店街振興組合の菊地和義理事長は「形はできて、これからが本当の勝負。個性的でこだわりのある商品を提供し、商店街全体で盛り上げたい」と期待をかける。

990荷主研究者:2010/04/17(土) 18:38:39

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100409301.htm
2010年4月9日03時48分 北國新聞
ファッション以外でも集客 金沢の専門店 フォーラスに本格書店開業

 金沢市内のファッション専門店が、新たな集客の仕掛けづくりに動いている。香林坊109では8日、東急ハンズが「出張店」をオープン。金沢フォーラスは来月下旬にも開館後初の本格書店を導入する。ともに衣料以外のテナントにより、客層を広げ、滞在時間を延ばす狙いで、ファッション消費の低迷に「変化球」で挑む。

 関係者によると、金沢フォーラスへの出店が決まったのは、フォーラスと同じイオン系列の「未来屋書店」(千葉市)。5階フロアの一角に出店する計画で、既に改装工事が進められている。

 未来屋書店は、イオンの100%子会社で、イオンを中心とした全国のショッピングセンターなどに店舗を展開している。

 計画では、売り場面積は約1千平方メートルで、専門書や若者向けの雑誌など幅広いジャンルの書籍を並べる。文房具なども充実させるという。

 フォーラスは映画館や飲食店、CDショップなど衣料以外にも多様な業態を持ち、幅広い世代からの集客を進めてきた。今回の書店導入も同様の狙いとみられる。

 金沢駅前への新たな書店進出にライバル店の反応はさまざまだ。

 うつのみや(金沢市)の宇都宮元樹社長は、フォーラスに隣接する金沢駅構内の自社店舗について「これだけ近ければ競合する部分は出てくる。サービスや品ぞろえを磨いていかねばならない」と危機感をにじませる。

 一方、少し離れた石川県庁近くに巨艦店を構える明文堂書店(富山市)の清水満社長は「うちの方が規模が大きく、現時点で影響を受けるとは考えにくい」と静観の構えだ。示野町に大型店舗がある文苑堂書店(高岡市)も「影響はない。既存客を大切にしていくだけ」(吉岡隆一郎社長)と話している。

991チバQ:2010/04/18(日) 13:52:29
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/detail/20100417-OYS1T00545.htm
福岡パルコ開店1か月、逆風下で好発進
博多最新事情


好調なスタートを切った福岡パルコ(福岡市・天神で) 福岡市・天神の大型商業施設「福岡パルコ」が19日、開店から1か月を迎える。消費低迷の逆風下で好調なスタートを切り、周辺の多くの商業施設にも相乗効果が見られた。一方で、天神地区では来春の新博多駅ビル開業による競争激化を見据え、「次の一手」を打ち出す動きも現れている。

 福岡パルコは、全154のテナントのうち衣料品店の割合を従来の5割から3割強に抑え、雑貨を強化した。この結果、3月末までの半月で約80万人が来店し、年間目標(110億円)の1割に当たる10億円強を売り上げた。運営するパルコ(東京)は「想定以上に幅広い客層が来店しており、4月も好調」と話す。

 パルコ人気は周囲にも波及し、大型商業施設「イムズ」や雑貨専門店「インキューブ」などでは売り上げが前年同期を超えた。「天神の回遊性が増した」(楳木(うめき)賀久・インキューブ西鉄社長)ためだが、パルコからやや離れている「天神ロフト」は逆に数%落とした。

 一方、商業関係者は「照準はすでに博多に移っている」(イムズ)と、次を見据えている。JR博多駅ビルに来春、「博多阪急」(仮称)や「東急ハンズ」が開業すれば、人の流れが分散するとみられるためだ。ロフト(東京)は16日、美容商品や文具など1万2000点をそろえた小型店をイムズに開店。西鉄も同日、運営するソラリアステージビルのテナント入れ替えを発表し、天神の魅力向上を目指す。

 根強い節約志向は商都・天神にも深刻な影響をもたらしているが、九州経済調査協会の片山礼二郎・情報研究部次長は「パルコ開業で消費者が(節約から)“買い物モード”に入った」とみる。パルコも「リピーターの確保が今後の課題」としており、来春に向けて集客力強化を目指す動きが一段と活発化しそうだ。

(2010年4月17日 読売新聞)

992チバQ:2010/04/18(日) 18:44:15
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20100416/dms1004161628007-n2.htm
ヤマダ電機ついに進出 三つどもえ“新宿家電戦争”激化2010.04.16

 新宿家電戦争がますますヒートアップ−。家電量販店最大手のヤマダ電機は16日、東京・新宿駅前に「LABI(ラビ)新宿東口館」をオープンした。同駅の周辺には、西口にヨドバシカメラが本店を置き、ビックカメラも大型店を配置。家電量販店の3強が激しい販売競争を繰り広げることになる。

 新宿東口館は地上9階・地下2階で、売り場面積は7900平方メートル。約100万点の商品を取り扱う。同社としては昨年10月オープンの「LABI1日本総本店 池袋」などに次いで5番目の都市型大型店となる。

 家電製品のほか、化粧品などをそろえた「美容フロア」、携帯電話のデコレーションコーナーを設けるなど、女性を意識した店づくりになっている。初年度の売り上げ目標は500億円。

 新宿駅周辺は、ヨドバシが新宿西口本店、マルチメディア館の2店舗を展開。ビックも今年2月末に営業を終了した「旧さくらや」をビックに変えた店を含め、3店舗を運営する。

 ヤマダの一宮忠男社長は15日の記者会見で「新宿はマーケット性があるが、(既存の2社ではニーズを)拾いきれていない。われわれが出ていく余地はある」と自信を見せた。

 同社は来年、新宿駅西口にも大型店を出す計画で、日本一の鉄道乗降客数を誇る新宿で攻勢をかける。

993とはずがたり:2010/04/19(月) 19:40:23
イオンで298円の弁当が20%引きになっていて買ってきた。オムライスにハンバーグのついたそれなりに普通の弁当である。
更に3%だか5%だか株主優待で戻ってくる筈。
買う自分が云うのもなんですがデフレですねぇ。。

994とはずがたり:2010/04/21(水) 12:04:27
>>774-775
タブの整理怠ってたらこんなの残ってた。去年の年末の記事

百貨店・松屋が正社員16%削減 浅草店は3分の1に縮小
2009.12.21 15:41
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091221/biz0912211541021-n1.htm

 松屋は21日、正社員750人の16%にあたる120人の人員削減と、浅草店(東京都台東区)の営業面積の削減を柱とした経営再建策を発表した。

 人員削減は早期退職優遇制度を導入し、35〜64歳の正社員を対象に募る。また、メンテナンス子会社のシービーケー(正社員190人)も30人の早期退職を募集。いずれも通常の退職金に加算金を上乗せするとともに、再就職を支援する。

 また、松屋は都内に銀座、浅草の2店舗を構えるが、来年5月末までに赤字が続く浅草店の売り場面積(約1万9千平方メートル)を、現在の3分の1強の約7400平方メートルに縮小。4階から屋上までの5フロアの営業をやめ、地階から3階の3フロア(2階は東武浅草駅)で営業し、食料品、衣料品、雑貨に特化する。

 浅草店は昭和6年の開店以来、関東初のターミナル百貨店として営業してきたが、深刻な販売不振に陥り赤字が続いていた。売り場のスリム化を推進し、平成24年2月期の単年度黒字を目指す。

995チバQ:2010/04/22(木) 22:42:42
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100422/biz1004222116044-n1.htm
競合店を取り込め! 高島屋、ユニクロ誘致で集客図る
2010.4.22 21:14

「ユニクロ新宿高島屋店」店内。内覧会にプレスが集まった =22日午後、東京都渋谷区千駄ヶ谷(荻窪佳撮影) 高島屋が不採算店のてこ入れを急ピッチで進めている。23日に新宿店(東京都渋谷区)ショッピングセンター(SC)に「ユニクロ新宿高島屋店」がオープン。立川店(東京都立川市)にも人気専門店を誘致する方針だ。あえて競合店を巻き込む戦略で集客力を強化するのが狙いだ。販売が低迷する百貨店業界では“共存共栄”で再生を模索する動きも相次いでいる。

 「ユニクロのブランド力は国内有数で、相乗効果が狙える」

 22日に開いたユニクロ新宿高島屋店のメディア向け内覧会で、高島屋の関敏明専務はこう期待を込めた。

 ユニクロ新宿高島屋店の売り場面積は約1650平方メートルと標準店の約2倍。ベーシック衣料から高価格ブランド「+J(プラスジェイ)」までほぼ全品目を網羅し、取扱商品は約500種類に達する。

 高島屋がユニクロを誘致するのは今回で3店目。高島屋は前期に大幅減益を強いられたが、足を引っ張ったのが営業赤字だった新宿店と立川店、岡山高島屋(岡山市)の苦戦。岡山高島屋は地元企業の出資を取り付け、黒字化に向けて道筋をつけた。

 一方、都心型の新宿店と郊外型の立川店は人員削減など大幅な効率化と、人気専門店誘致による活性化などで、黒字化を目指す。

 このため、関専務は「将来、ユニクロと商品や業態の共同開発も検討していきたい」と、ユニクロとの関係をさらに深める考えも示した。

996チバQ:2010/04/23(金) 07:14:48
>>995
新宿高島屋の話
ユニクロで甲州街道を渡ろうとしますかね?
ユニクロなら東口に二軒(もっとあるかも)あるから、わざわざ南口に行かないような。。。


ちなみに、千葉そごうにもユニクロ入りました

997荷主研究者:2010/04/25(日) 02:39:30

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100411301.htm
2010年4月11日03時11分 北國新聞
30代以上が都心を回遊 金沢、ボキューズ、ハンズ効果は?

 金沢市中心部で二つの有名店が相次いでオープンした。8日に香林坊109で開業した「東急ハンズ」と、10日に開業した、しいのき迎賓館の「ポール・ボキューズ」だ。消費不振で苦戦する中心市街地にとって久々の明るい材料となる。好天、満開の桜、有名店の三拍子そろった週末の10日、金沢都心を歩いてみると、まちは「30代以上」の人であふれ返っていた。(吉免宏樹)

 「あれっ、いつもと違う」。10日午前、最初に訪れた香林坊109で早速、異変を感じた。普段は、ギャルやギャル男(お)と呼ばれる若者ばかりなのに、この日は、大和の紙袋を持った30代以上とおぼしき世代がやたらと多い。

 お目当ては、3階の東急ハンズの期間限定店「トラックマーケット」。熱心に品定めしているのは、若いカップルではなく、主婦や家族連れがほとんどだ。「大和の催事場みたいでしょ」。売り場にいた香林坊109の担当者が声を掛けてきた。

 北陸初出店となった東急ハンズでは、8日の開業以来、台所回りのアイデア商品や弁当箱などの生活雑貨が人気だ。10日の売り上げは目標の1・5倍という。まだ3日目だが、とりあえずスタートダッシュには成功したようだ。

   ■   ■

 この人々はどこに流れるのか。ハンズの紙袋を持った人を追うと、地下通路づたいに香林坊アトリオに行き着いた。

 そういえば、アトリオには、人気の雑貨専門店「PLAZA」がある。ハンズ開業で既存の雑貨店は客を奪われ、割を食うのではないか。

 アトリオを運営する金沢都市開発(金沢市)の山本輶文専務に聞くと、「むしろ相乗効果で客足は伸びています」との返答。扱う商品のジャンルが異なるため、互いに補完できるという。山本専務は「これを機に『雑貨は香林坊で』というイメージを定着させたい」と意気込む。

 香林坊大和もにぎわっていた。店内にはハンズの紙袋を持った客がちらほら。片手にパンフレットを持った客も目立つ。パンフレットは、旧県庁跡地でオープンした、しいのき迎賓館のものだ。

 試しに、迎賓館内のポール・ボキューズをのぞいてみると、1階の「カフェ&ブラッスリー」、2階の「ジャルダン」ともにほぼ満席。同店担当者によると「ジャルダン」の夜の予約は18日まで大方埋まっているという。

 迎賓館では、石川の伝統工芸品とルイ・ヴィトンのアンティーク品の展示が行われていた。これに合わせ、大和のヴィトン店舗では小物にイニシャルの焼き印を押すイベントも始まった。アトリオも買い物額に応じてポール・ボキューズの食事券を進呈するなどの連携企画を検討している。

 若者のまち、タテマチもこの日は40〜50代の客層が多かった。竪町商店街振興組合によると、兼六園や迎賓館に足を運んだ客が柿木畠で食事をしたり、着物姿の女性やハンズの袋を持った人の姿も見られたという。

 実際、香林坊と兼六園を結ぶ歩道には、いつにも増して人が多い。兼六園に花見がてら迎賓館を見学し、街に繰り出す流れができているようだ。

 結局、この日の大和の売上高は前年を10%程度上回ったという。「さほどじゃないな」と思ったが、よく聞けば、昨年同時期は大型の物販催事中だったが、この日は物販催事がなかったので「10%でも相当なもの」(担当者)なのだそうだ。

 「109の客は若者中心だったが、ハンズ目当ての世代は大和にも流れてくる。迎賓館も開業し、武蔵よりも香林坊に足を運んでもらうきっかけができた」と大和担当者。東急ハンズの誕生で、大和と109の回遊性がぐんと高まり、迎賓館がその効果をさらに押し上げたというわけだ。

   ■   ■

 「しいのき迎賓館はレストラン以外の集客力が弱い」「ハンズは期間限定で店舗が小さい。今後の展開も未定だ」。周辺商店街からは、こんな不安の声も聞かれる。

 ただ、消費低迷が長期化し、自力で大型投資がしづらい中心商店街にとって、知名度の高い2店への期待は大きい。春らんまんの街を歩きながら、すぐに散る満開の桜と違って、にぎわい効果は一時的なものに終わらないことを願った。

998荷主研究者:2010/04/25(日) 02:44:05

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004070058.html
'10/4/7 中国新聞
倉敷駅ビル 施設が大幅縮小
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 倉敷市のJR倉敷駅ビル内でホテルとショッピングセンターを運営する倉敷ステーション開発は6日、今年末に両事業の営業を終えると発表した。会社も解散する。駅前の倉敷チボリ公園の閉園などが響いた。8階建ての駅ビルは、来年初めにも駅部分を除いた3〜8階部分の撤去を始める。

 駅ビルの施設が大幅に縮小することで、市中心部の空洞化の懸念が強まりそうだ。

 同社はJR西日本グループのジェイアール西日本ホテル開発(京都市)の子会社。3月26日の取締役会で本年度内に会社を解散、清算することを決めた。

 倉敷ステーション開発は駅ビルの6〜8階でホテル倉敷、1〜4階でショッピングセンター「ルブラン」を運営している。清算の理由については「テナントの撤退とホテル客の減少で売り上げが落ちた」と説明する。

 同社によると、1983年9月の開業時に58店あったテナントは現在26店に減少。99年9月、郊外に開業したイオン倉敷ショッピングセンターの影響などで、テナントの売り上げが落ち込んでいた。

 ホテル部門は2008年12月の倉敷チボリ公園閉園が直撃。08年に1万7千人いた観光目的の利用客は09年には1万1千人に減ったという。

【写真説明】入居するホテルとショッピングセンターが年内に営業を終え、上層階の解体が決まったJR倉敷駅ビル

999荷主研究者:2010/04/25(日) 02:45:19

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20100410/CK2010041002000012.html
2010年4月10日 中日新聞
福井のアオッサ3周年 施設の人気“官高民低”

オープンから3周年を迎えるアオッサ=福井市手寄1で

 福井市手寄1の官民複合ビル「アオッサ」が、オープンから19日で3周年を迎え、10日から記念イベントが始まる。期待されているのは市中心市街地活性化への起爆剤的役割だが、市などの公共施設は好調な一方、商業施設はいまひとつ振るわない。これまで、どれほどにぎわい創出に貢献してきたのか、3年間を採点してみると−。

 <入館者数> モールの運営管理事務所によると、入館者は2007年度が197万人、08年度166万人、09年度169万人だ。市が管理する5、6階の会議室の稼働率は07年度38・8%、08年度は43・9%、09年度は49・9%だった。市の当初目標だった33・0%を上回っており、市幹部は「民間企業の研修などの利用が増えている。予想を上回る数字で好調といえる」と評価する。

 <にぎわい> 1〜3階にある商業スペース。8日時点で20店舗が入り、空き区画が5つある。4〜8階の市・県関連施設の好調さとは裏腹に、売り上げ不足などから、大阪市の管理運営会社が地権者に賃料を滞納し訴訟になったこともあった。衣類を売る店舗の従業員によると「都心部で人気を誇るブランドでも、高い服は売れない。顧客を低価格の量販店に奪われるのはアオッサも一緒」と話す。

 <西口再開発> 「西口再開発とセットで考えてこそ、本当のにぎわいがつくれる」と繰り返す市側。ある市幹部は「西口ビルはいつ完成するか不確定なところがある。アオッサ単体で考え、イベントを増やすなどしなければ…」と思案する。

 商業施設を訪れた大学生2人は「最近は魅力ある店舗が増えた」「おいしい料理店が入って良かった」と評価するが、2人とも「オープン当初よりはましだけど、買い物をするときに県外へ行くのは変わらない。デートで寄るぐらいかな」。

 <記念イベント> 10日は午後1時半と同4時半から、アコーディオン、ギター、チェロの3人組「ザッハトルテ」が演奏する。11日午前11時、同3時からはウルトラセブンとの撮影、握手会を実施。同日午後1時、同4時からはお笑い芸人「ゴンゾー」のライブなどで3周年を盛り上げる。

 (川本光憲)

1000荷主研究者:2010/04/25(日) 03:00:29

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20100417302.htm
2010年4月17日03時15分 北國新聞
金沢「食の武蔵」に出店続々 ファストフード店

 金沢市の武蔵地区で、ファストフード店の出店が相次いでいる。今月に入り、牛丼チェーンの吉野家(東京)が進出し、「カレーのチャンピオン」も開業予定だ。「食の武蔵」を標ぼうする同地区はビジネスマンや近江町市場の利用者が多く、ファストフード店など飲食店が集積する「激戦地」。各社は消費者の節約志向を追い風に、顧客争奪に火花を散らす。

 吉野家は2日、下堤町に金沢武蔵店をオープン。石川県では郊外型出店を軸としてきた同社にとって、初のまちなか出店となる。広報担当者は「オフィスがあり、近江町市場への観光客も訪れる好立地。周辺に競合店があっても、十分に需要が見込める」と話す。

 今月下旬には、近江町いちば館内に、チャンピオンカレー(石川県野々市町)のフランチャイズ店が出店する。席数は9席で、回転率を高め、ビジネスマンや観光客の需要を取り込みたい考えだ。

 武蔵地区では、昨年8月に牛丼の「すき家」が金沢武蔵町店を開業。ハンバーガーの「フレッシュネスバーガー」、ホットドッグなどを扱う「ドトールコーヒー」も営業している。

 日本フードサービス協会がまとめた2月の外食市場動向によると、業態別で売上高が前年同期を上回ったのはファストフードのみ。消費者の低価格志向が背景にあり、景気悪化に伴う賃料下落も出店ムードにつながっている。武蔵地区で、生き残りを懸けた各店の取り組みが過熱しそうだ。

1001荷主研究者:2010/04/25(日) 03:02:18

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20100416/310463
2010年4月17日 05:00 下野新聞
JR小山駅西口商店街 白鴎大生の8割「魅力ない」 市が調査

 白鴎大生の83%はJR小山駅西口商店街に「魅力を感じていない」−。市がこのほどまとめた商店街の魅力度アンケートの結果、地元大学生の大半が西口商店街の現状に否定的な印象を抱いていることが浮き彫りになった。小山駅の西1・5キロに同大が開設されて24年。中心市街地と大学との「近くて遠い」関係に変化は訪れるだろうか。

 アンケートは昨年、同大の学生400人を対象に授業で実施した。回収率100%。

 西口商店街に「まったく魅力を感じない」と答えたのは47・3%。「あまり魅力を感じない」と合わせると8割を越えた。対して「非常に魅力的」「まあまあ魅力的」との回答は約5%。厳しい結果を、市商業観光課は「若者向け衣料品店や娯楽施設など学生が求める店舗が少ないためでは」と分析している。

 同課によると、西口の中心市街地に立地する店舗数は2007年で260店。97年の356店から、4分の1近くの店が減少した格好だ。

 大学は98年、駅西口と大行寺キャンパス間を運行するスクールバスを無料化。以降、駅から大学方面に伸びる祇園城通りを歩く学生の姿はめっきり減った。

 市郊外には大型のチェーン店舗や商業施設が相次いでオープン。在来線で1時間余りで都心に行ける地理的要因もあって、学生には市街地で時間を過ごす意識は薄い。市内で一人暮らしをしている同大4年の女子学生は「小山に、行きたいと思える場所はあまりない。ちょっとした買い物も(チェーン店が多い)国道50号の周辺が多い」と話す。

 こうした現実に、関係者は手をこまぬいてきたわけではない。その一つが、市街地の空き店舗の活用を目的に小山商工会議所が03年に開いた喫茶店「思川カフェ」。学生主体の運営で学生や会社員の客を集めたが、後継者が育たずに、2年後閉店してしまった。「商店街と学生の接点ができるなど一定の効果はあったが、点に人が集まるだけでは商店街全体への広がりに欠けた」と同会議所。

 市は、マンション建設など定住人口増加を糸口に中心市街地の活性化を図る方針だ。とはいえ「約4500人の学生が街中を歩いてくれるだけでにぎわいが出る」と同課。12年には小山駅中央自由通路の完成が予定されており、環境面の大きな変化も控えている。学生にも伝わる魅力づくりと市街地全体の回遊性を高める戦略が求められる。

1002荷主研究者:2010/04/25(日) 03:03:00

http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2010/04/17/news01.htm
2010年4月17日(土)AM 07:11 上毛新聞
●前橋サティ10月閉店

 前橋市国領町のショッピングセンター(SC)「前橋サティ」が10月17日に閉店することが、16日明らかになった。店舗を運営するマイカル(大阪市)がテナントや従業員に撤退の方針を伝えた。前橋サティは県内の郊外型SCの先駆けだが、近年はさらに大規模なSCの出店が相次ぎ、集客競争が激化していた。8月には前橋駅前のイトーヨーカドー前橋店も閉店予定。前橋市内で二つの“商業の顔”が消えることになる。

 マイカルは撤退の理由について、「近隣の商業環境が変化し、店舗の劣化が進んでいる。お客さまのニーズの多様化にも応えられなくなった」としている。

 従業員は正社員25人、パート・アルバイト261人の計286人。正社員は他店舗に異動し、パートやアルバイトは個人面談をした上で再就職先を世話する。

 前橋サティの土地建物は、グンゼ(大阪市)のグループが所有。地上6階建て、延べ床面積6万3377平方メートル、店舗面積は2万5500平方メートルで、1993年に完成した。現在は1〜3階が商業施設、4〜6階と地下が駐車場。マイカルが一括して賃借し、食料品や衣料品、日用品を直営で販売しているほか、59のテナントが入っている。

 閉店はすべての直営、テナントの店が対象。隣接するグンゼスポーツは営業を継続する。

 マイカルとグンゼ両社の幹部は15日、県や前橋市、前橋商工会議所を訪問し、「閉店は残念だが(郊外の大型SC進出が相次いでいるため)やむを得ない判断」と説明、理解を求めた。

 グンゼは閉店後の建物の活用について「現時点では未定だが、引き続き商業施設としての活用を考えている」としている。

 マイカルは県内で高崎ビブレ、イオンモール高崎内の高崎サティを営業している一方で、2002年に沼田サティ、昨年7月には渋川サティを閉店した。

1003荷主研究者:2010/04/25(日) 03:06:21

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002870807.shtml
2010/04/13 16:10 神戸新聞
神戸市と京都市が対抗策 梅田の百貨店増床が脅威

歩道の幅が倍に広がる神戸・旧居留地の「明石町筋」。パイプなどで囲まれた車道が歩道になる=神戸市中央区明石町

 2011年春に大阪・梅田で百貨店の新店開業や増床が相次ぐのを控え、神戸市や京都市が対抗策を本格化させている。キーワードはどちらも「歩いて楽しむ街」。都心部の歩道の幅を広げたり、バスや地下鉄を利用しやすくしたりして、街を巡ってもらおう‐との戦略だ。このご時世、商業施設やイベントに頼る集客策には限界がある。両市は「脱車依存」というエコな手法で街の魅力を総動員して、都市間競争に臨む。

 神戸の人気スポット、旧居留地。現在、大丸神戸店の東側から国道2号までの「明石町筋」など3道路で、歩道の拡幅工事が進む。同地区で初の試みだ。

 明石町筋は車道を1車線に半減し、歩道の幅を2倍近い6メートルに広げる。完成は11年1月。神戸市の担当者は「高齢者やベビーカーも安心。だれもがそぞろ歩きしたくなるはず」と自信を見せる。

 同市は07年から「KOBEST(コウベスト)」と銘打ち、歩いて楽しむ都心づくりに力を入れる。「環境にやさしい」を前面に打ち出すが、集客力への不安が土台にある。歩道拡幅のほか、これまでに元町と北野をつなぐバスを実験運行し、市営地下鉄と市バスで大人同伴の子ども料金を無料にする「エコファミリー制度」を導入した。

 街頭調査で、車の場合より徒歩で移動する方が街での滞在時間が長く、立ち寄る場所も多いとの結果が出た。「活性化につながる可能性は大。今後も神戸らしい仕掛けを考える」(市企画調整部)と意気込む。

 年間5000万人の観光客が訪れる京都市も危機感は強い。観光シーズンの道路渋滞は悪評が高く、狭い路地も車が途切れない。今年1月、「歩くまち・京都憲章」を定め、脱車依存を市の最重要課題に位置付けた。

 具体的には、市内最大の繁華街である四条通、京都国立博物館や三十三間堂に近い東大路通で、歩道拡幅やマイカー規制などを検討中だ。「京都の趣は歩いてこそ。市民の理解も得ながら、車中心の生活を変えたい」(市歩くまち京都推進室)という。

 交通政策に詳しい神戸国際大経済学部の土井勉教授は「高齢化の観点からも歩きやすい都心づくりは意義があり、他都市との差別化につながる。各地域で歩行者、車、公共交通のどれを優先するかを考えることが大切。あれもこれも求めるのではなく、どれかを選ばざるを得ない時代。市民の意識改革も欠かせない」と話している。

(小林由佳)

1004荷主研究者:2010/04/25(日) 03:10:19

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/225922_all.html
2010年04/13 16:01 北海道新聞
小樽開発、自己破産へ 負債80億円 旧丸井入居ビル所有

 【小樽】旧丸井今井小樽店と旧小樽グランドホテルが入居していた小樽市中心部の商業ビルを所有する小樽開発(岩永政晃社長)は自己破産を申し立てる方針を決め、13日、取引先に通告した。2月に同ビルが競売にかけられ、ビルの維持費も底を突いたため、自力でのビル再生を断念した。

 関係者によると負債総額は約80億円。従業員約10人は昨年3月に全員解雇しており、現在は岩永社長以下5人の役員がいるだけ。週明けにも札幌地裁に自己破産を申し立てる。

 小樽開発は1988年に発足。同市稲穂1に地上13階地下1階建て延べ約4万3千平方メートルの同ビルを建設し、90年に百貨店とホテルが同居した商業施設をオープンさせたが、後継施設も含めて昨年3月までにいずれも閉店。建物の大半が休眠状態となっていた。

1005杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/04/26(月) 16:09:50
何か、モノは言い様ってのか言葉のアヤがって気がしちゃうんだよね。これで起訴→有罪とまでなってしまうと、今度は小売業が万引き分を織り込んで経営しないと難しいってなるかも。

「本社指示」と店長 万引き犯恐喝容疑 「トライアル」本社など捜索
http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK201004070100.html
2010年4月7日

 1377円相当の商品を万引きした男性らから現金50万円を脅し取ったとして、岡山県警が同県倉敷市のスーパー店長や保安員ら3人を恐喝容疑で逮捕した事件で、県警は7日、3人が「本社の指示で被害弁償を要求した」などと主張しているため、スーパーを経営する「トライアルカンパニー」(福岡市東区)などを同容疑で家宅捜索した。一方、同社は、万引きをした人物には警備費用を含めて被害弁償を請求しているといい、「一般的な範囲を逸脱して請求することはない」と説明している。
 岡山県警が7日に家宅捜索したのは、同社の本社ほか、スーパーに保安員を派遣している警備会社「新日警サービス」(同市中央区)。
 県警は今月5日、「スーパーセンタートライアル倉敷店」の店長ら3人を恐喝容疑で逮捕した。3人の逮捕容疑は、昨年11月14日、パソコン周辺機器2点(計1377円相当)を万引きし、被害弁償に訪れた男性(48)とその兄に、「約1年前から1日3回来店している。被害額は1回1千円として、1年で109万5千円になる。これは会社の方針だ。払えなければ刑務所に入ることになる」と迫り、約50万円を脅し取ったという内容。
 捜査関係者によると、3人は「本社の指示で被害弁償を要求した」などと主張。店長は容疑を認めているが、残る2人は「金は取ったが、脅していない」と一部、容疑を否認しているという。
 岡山県警は、実際の被害額に比べ、受け取った額が大きく、悪質性が高いと判断し、店長らの逮捕に踏み切ったとしている。押収した資料などから金は店の収入に計上されていた可能性があり、会社側の関与を調べるために家宅捜索を行ったという。
 一方、同社お客様相談室によると、万引きした人物には商品代に加え、警備員の経費も請求しており、被害額を算定する専門の部署もあるという。ただ、「一般的な範囲を逸脱して、請求することはない」などとしている。
 信用調査会社によると、トライアルカンパニーは九州北部を中心に全国105店舗のスーパーを展開し、09年3月期の売上高は1732億円。(西山良太、平井恵美)

    ◇

 元最高検公判部長でNPO法人「全国万引犯罪防止機構」理事長の河上和雄弁護士は「一般的に万引き犯が事実関係を認めれば、過去の被害にさかのぼって弁償を要求できるし、その犯人のために警備費がかさんだとすれば、費用を請求することもできる。万引きは小売業にとっては死活問題で、店側が強い態度で臨むのは当然だが、警察発表によれば、今回は『刑務所に入ってもらう』と言って金を要求したということであり、事実ならば悪質で、逮捕もやむをえない」と語った。

1006荷主研究者:2010/04/27(火) 22:00:50

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004160031.html
'10/4/16 中国新聞
広島駅の商業施設を拡充

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20100416003102.jpg
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 JR西日本(大阪市)が、広島駅新幹線口の駅舎を増築するなどして構内の商業施設を大幅に拡充することが15日、分かった。商業用スペースを最大で現在の1・6倍に広げる方向で検討している。駅南北をつなぐ自由通路の整備に合わせ、2016年度末の完成を目指す。

 駅舎の大規模改修は1975年の山陽新幹線の開通以来初めてで、広島駅地区の拠点性がさらに高まりそうだ。

 計画では、新幹線口の2階建て駅舎を増築し商業スペースを拡大する。さらに線路をまたぐ橋上の自由通路整備に合わせ、通路東側に約4千平方メートルの商業スペースを新設する。

 商業スペースの拡大は、合わせて最大で約1万平方メートルとなる見通し。衣料品や飲食などの専門店を誘致する。JRが整備し、子会社が運営する方針。

 自由通路は、広島市とJR西日本が16年度の完成を目指し整備を予定している。同時に改札口などの駅機能を自由通路西側の橋上に移す。切符を持たなくても駅構内を南北に渡れるようになり、JRは人通りの増加を見通して商業機能を強化する。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20100416003101.jpg
【写真説明】現在のJR広島駅。新幹線口の駅舎(上側)と線路をまたぐ橋上にそれぞれ新たな商業スペースを設ける(撮影・福井宏史)

1007荷主研究者:2010/04/27(火) 22:02:11

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201004170021.html
'10/4/17 中国新聞
八本松の国道沿い 閉店続く
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 東広島市の「西の玄関口」、八本松地区の国道486号沿いで、小売店の閉店や移転が相次いでいる。不況に伴う消費低迷に加え、新規出店が続く市中心部に顧客が流れたためとみられる。経営が悪化した店舗を借り、規模を拡大する業者もある。

 寺田米穀商店は2月末、酒類販売店「酒&米アミューズ」を閉じた。昨年度の売上高は開店した1995年度の半分以下。酒類販売の自由化に加え、市中心部への顧客の流出も減少に拍車をかけた。3月、八本松町飯田の本店で酒の販売を再開。高齢者への宅配にも力を入れる。

 書籍販売の書林(東京)は2月末に八本松店を閉店。東広島商工会議所によると昨年度、地区の小売り7店が撤退・廃業した。生協ひろしま(廿日市市)は昨年9月、老朽化したコープ八本松を移転改築。西条町寺家にコープ東広島を開店した。

 一方、規模を拡大するのはディスカウントストアのミスターマックス(福岡市)。藤三(呉市)からビッグハウス八本松店の旧店舗を賃借して約2倍に増床し、22日改装オープンする。

【写真説明】小売店の閉店や移転が相次いでいる東広島市八本松地区の国道486号沿い

1008荷主研究者:2010/04/27(火) 22:50:46
>>862
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/10825.html
2010年4月19日 新潟日報
西堀ローサ空き解消、一斉開店へ
23日から「バージョンアップフェア」

 新潟市中央区の地下商店街「西堀ローサ」について、運営会社の新潟地下開発(岡沢修社長)は19日午前、新たに23店が出店し、23日午前10時に一斉オープンすると発表した。2008年2月以降、空き店舗が増え続けてきたローサだが、2年ぶりに全46区画が埋まる。

 新規出店するのは「テイク5」(レディース靴)や「FRED」(ヤング系レディースファッション)、「坂東京子」(レディースファッション)、「ビージー」(メンズファッション)など。このほか、ハワイアン雑貨、アウトレット化粧品店などが入る。新潟地下開発によると、6割が県外資本で「いずれも県内初出店」という。

 岡沢社長は「再生への第一歩を踏み出せたと思う。まず『埋める』ということでやってきたが、今後は各店が売り上げを伸ばすことが課題になる」と述べた。新潟地下開発は赤字が続くが「客足は今の倍くらいにはなる。今期中に黒字転換をしたい」と意気込みを語った。

 店舗誘致を担当した金子正夫営業開発部長は「区画が半分以上空くなど環境が悪い中で、大和新潟店やマクドナルド(新潟三越店)など周辺店の撤退情報も響いて苦労した」と明かした上で、「古町が今も中心街であることに変わりはない。条件面を大幅に見直したことで潜在的な出店ニーズを掘り起こせたのではないか」と話していた。

 ローサは21日に臨時休業し、リニューアルオープンする23日から5月9日まで「バージョンアップフェア」を実施、抽選会などを開催する。

1009チバQ:2010/04/28(水) 23:44:59
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001004220005
(上)「どん底」から再起模索
2010年04月22日


大和上越店(左)の周辺では空き店舗への出店が相次いでいる=上越市本町3丁目

 閉店が迫る大和上越店(上越市本町4丁目)の斜め向かいで19日、若者がオープン間もない洋服店の文字をペンキで書いていた。


 空き店舗に出店したのは糸魚川市出身の室川太陽さん(27)。ファッション関係勤務から独立した。学生の頃から店を持つのが夢だった。当面は1人で切り盛りするが、内外装は友人が手伝ってくれた。


 藤本保さん(55)も5月下旬、本町商店街で再出発する。大和上越店が入るビルの地下でレストランを経営しているが、大和撤退を機に廃業するつもりでいた。ところが常連客に「困る」と言われた。弁当や総菜も販売し、1人分を買いにくる高齢者が少なくない。思い直した。


 大和閉店という暗い話題の一方で、足元の本町商店街では今、新規出店が相次ぎ、あちこちで空き店舗の改装工事が行われている。


 市が空き店舗対策として、改装費の半額(上限100万円)を補助したことが呼び水となった。新規出店のうち約10店は、大和が入るビルから商店街に移る。市によると、3〜5月に本町3〜5丁目に出店する17店のうち8店は大和関連以外の衣料品店や飲食店などだ。


 家賃の下落も追い風になっている。「額は言えないが、かなり安くしてもらった」とある出店者。市も家主に値下げを働きかけた。「10年前に比べれば家賃は3〜4割程度下がった」と地元不動産業者は話す。


 大和上越店が入るビルは解体し新しい商業施設を建設する方向だが、その計画や事業主体は固まらず当分空きビルになる。しかし、同ビルで美術工芸品店を営み商店街に新しい店を出す深田正明さん(66)は「落ちるだけ落ちて初めてはい上がれる」と前向きにとらえている。


     ◇


 大和長岡店(長岡市大手通2丁目)に近い「ながおか市民センター」では14日夜、まちづくりの会議が開かれた。地元の商店街振興組合の安藤栄治理事長は、大和跡地の運営主体に名乗りを挙げた。市は跡地を当面借り受ける方針を示している。安藤理事長は、11市町村が大合併した長岡市の特産品販売などを手がけたいと考えている。


 この会議が開かれた市民センターも、民間業者が撤退した5階建て商業ビルを2001年に市が借り受けたものだ。市役所の窓口やギャラリーなどから始まり、子育て中の母親や中高生の意見も採り入れ、幼児の遊び場や自習スペースなども追加。「市民協働型」と位置付けられた施設は、この春までに延べ300万人の入館者を集めた。
 今、大和跡地を含めた一帯に、同じ「市民協働型」施設として「アオーレ長岡」の建設が進められている。議場も含めた市役所機能の大部分がここに集約され、2012年にオープンする予定だ。


 「市民協働型」に囲まれた中での出発となる安藤理事長は「市中心部と郊外の橋渡し役を担い、地元が自らプロデュースして売り込みたい」と意気込む。


     ◇


 新潟市では、地権者や地元商店主が運営する「古町まちづくりカンパニー」が、大和新潟店(新潟市中央区古町通7番町)の一部を借り、食料品販売などを手がけたいと名乗りをあげた。


 ただ借りようとするフロアには空調、電源設備がない。専属スタッフのいない資本金約800万円のカンパニーで、改装や運営にかかる資金をどう確保するかが課題だ。


 市も同じ壁に直面する。大和からフロアを借り、子育て支援施設などを備えた「なかなか古町」を運営しているが、空調などの経費を大和側に払ってもらえないか交渉中だ。市地域・魅力創造部は「大和が痛みを負わず、市が全額を持つのは市民が納得しない。交渉がうまくいかなかったら移転もある」とする。


 篠田昭市長を本部長とし、古町再生策を議論してきた「まちなか再生本部会合」は、カンパニーの提案について「あくまでも緊急措置であり、大和跡地に本来どのような機能がふさわしいのか議論が十分になされていない」とした。篠田市長もこれまで「古町だけが商業核ではない」などと発言し、一定の距離を置く姿勢が随所にみられた。だが6月閉店が迫る中、市はカンパニーと連携する動きを見せ始めている。


     ◇


 百貨店・大和(金沢市)の撤退表明から約半年。25日に上越店と長岡店が、6月25日に新潟店が閉店する。県内3大都市の自治体や地元商店街は、どのような再生策を描き、築くのだろうか。


(この連載は遠藤雄二、大内奏、松本英仁が担当します)

1010チバQ:2010/04/28(水) 23:45:50
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000581004230001
まち見つめて【大和撤退】


(中)個性化迫られる商店街
2010年04月23日


大和長岡店脇の道路には20日、いつものように「五・十市」の露店が並んだ=新潟市大手町通2丁目

 大和長岡店隣の通りでは5と10の付く日、野菜や衣料品などを売る露店が約600メートルにわたり軒を連ねる。「五(ご)・十市(とおいち)」と呼ばれ、親しまれている。だが、高齢化や後継者難、売り上げ減などで辞めていく人が増えている。


 中心商店街の関係者は「空白の10年があった」と話す。バブル経済崩壊後の約10年間、商店主らは誘客に力が入らなかったという。


 一方で信濃川を挟んだ川西地区には大型商業施設が急加速で進出。買い物客は広い駐車場を求めて流れた。


 中心商店街の休日の歩行者は1980年に14万7千人を数えたが、2003年には5万1千人にまで減った。91年に約790億円あった年間販売額も、02年には約420億円にまで落ち込んだ。


 閉店セールで最後のにぎわいを見せる大和に視線を向け、年配の男性店主はつぶやいた。「郊外店ができても、自分の店は中心商店街の一等地にあるから大丈夫だろうと思っていた」


     ◇


 商店街を主な買い物先にする人はわずか8%――。大和上越店がある本町商店街が半径1キロ前後の住民を対象に、昨年末から今年1月にかけて実施したアンケートで衝撃的な結果が出た。回答者の7割近くが60〜80代。商店街の利用が多いと思われていたが、スーパーとショッピングモールが68%を占めた。


 上越市で最もにぎわうのは、北陸道上越インターチェンジ近くのジャスコ上越店を中心とする地区だ。


 同店が入る上越ショッピングセンター(96年開店)の店舗面積は3万平方メートルを超え、高田中心市街地の総売り場面積を上回る。周囲には家電量販店や紳士服店、書店、飲食店などが集積。大型駐車場を備え、車で買い物に来る人がほとんどだ。


 車社会の進展、公共施設の郊外移転、郊外型大型店の出店、長引く不況……。逆風続きの中、高田地区の本町商店街の歩行者数は95年に比べ65%も減った。


 各地で商店街の支援をし、同市のタウンマネジャーを務める服部年明さん(64)は商店街が変わる必要性を強く訴える。「消費は二極化しており、安さの一方で手作りやふれ合いなどの価値が求められている。オリジナルの商品、週に1度は食べたいパンや総菜……。そうした個性を持つ必要がある」


     ◇


 今月12日、新潟市中央区のホテルで、新組織「新潟中心商店街協議会(中心協)」の設立総会が開かれた。「危機に対し、地域が一体化できた」と古舘邦彦理事長があいさつすると、商店主ら約60人の参加者から拍手が起きた。


 中心協は古町商店街にある12の商店街振興組合や百貨店などによる連合体だ。これまでは、大和新潟店も含め、個々の組合はばらばらに活動していた。


 中心協の本間龍夫副理事長には苦い思い出がある。古町の将来に危機感を覚えた3年ほど前、「古町のコンセプトを作ろう」と各組合に議論を呼びかけた。参加者は約40人いたが、徐々に減って5、6人になった。「大人の街」という方向性を出し、舗装工事も提案したが受け入れられず、工事計画は自分と隣の組合の二つだけに縮小した。「自分の町内をこえて全体を考える人があまりいなかった」と振り返る。


 一体となって活性化を打ち出せない中心商店街は、郊外化の波にのまれた。00年に郊外の大型店舗建設の規制が緩和されると、広大な無料駐車場を備えた商業施設が相次いで開店した。古町の歩行者は00年から8年間で7割以下に減った。年間売上額は94年ごろの約1430億円をピークに、07年には約860億円に落ち込んだ。大和新潟店も96年ごろから赤字が続いた。


 商店主らの変化の兆しを評価する事業創造大学院大(新潟市)の原敏明副学長は「古町を一地域の商店街に格下げするのか、県外からも人を呼び込むコンセプトでやっていくのか、決めていかないといけない」と話す。郊外店相手にどうやって個性を示すのか。商店主たちの本格的な議論を期待している。

1011チバQ:2010/04/28(水) 23:46:18
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000581004240001
まち見つめて【大和撤退】


(下)小手先対策、通用せず
2010年04月24日


丸亀町商店街のドーム広場=高松市

 20年前に空き店舗の増加に悩んでいた商店街が、有名店が立ち並ぶ「ショッピングモール」に様変わりした。


 高松市の高松中央商店街の一画、三越高松店を起点に約470メートルの通りが続く丸亀町商店街。「ルイ・ヴィトン」「カルティエ」といった高級ブランド店や「トゥモローランド」「フランフラン」など若者に人気の店が、再開発されたビルにテナントとして入っている。


 高級ブランド店が入る「壱番街」では2006年12月のオープン前後で売り上げが3倍になった。1万2千人だった通行者も09年は2万人に増えた。「奇跡」と言われ、全国から視察団が訪れる。


 壱番街に入る「野田屋電機」の植松亮介店長(29)は「再開発がなければ、店を続けていられなかったかもしれない」と話す。


     ◇


 「奇跡」の変化を可能にしたのは全国の商店街で例を見ない「土地の所有と利用の分離」だった。壱番街の区画には元々21人の商店主がいた。商店主は共同出資して「高松丸亀町壱番街会社」を作り、土地を60年定期で同社に貸した。同社は壱番街を建て、ビル運営やテナント誘致を第三セクター「高松丸亀町まちづくり会社」に委託た。元の商店主が土地を所有し、まちづくり会社が利用する。


 まちづくり会社には専属社員が16人いる。ビルの方向性や運営時間を決め、テナントと交渉する。司令塔役がいることで、まちの統一感を保つ。「テナントミックス」という手法で、ショッピングセンターでも使われる。


 壱番街で女性用衣類・雑貨店を経営する小西扶幸さん(58)は元からこの区域の商店主だった。今は土地の賃料を受け取り、同時にテナント料を払う。休みは元日だけ。忙しい毎日だ。「風邪もひけんわね」と苦笑する。


 店は60年以上守ってきた。土地の所有と利用の仕組みは複雑で理解できなかったし、店を壊すのも嫌だった。しかし、1994年ごろから再開発推進派が主催して約1千回にも上った会議に出るうちに考え方を変えた。「やらないと、まちがさびれる」


     ◇


 高松中央商店街は、丸亀町商店街も含め八つの商店街からなる。丸亀町商店街から10分ほど歩くと、シャッターの下りた店舗が連なる。常磐町商店街だ。百貨店「天満屋高松店」と県庁の間にある。かつて丸亀町商店街と並んで最も栄えた通りだったが、約5年前にファッションビルが閉鎖し、空き店舗が広がった。


 賃料の相場が1坪(約3・3平方メートル)約4万円と高額だったが地権者は値下げを嫌い、店舗が埋まらずに別の店が閉まる悪循環が続いた。3年ほど前は約半数が空き店舗だった。今は賃料が1坪約5千円に落ち着き、空き店舗は全体の4分の1ほど。同商店街振興組合の野沢道雄理事長は「丸亀町商店街が頑張っている間、自分たちは高い家賃をもらって遊んでいた。今思えば丸亀町のように変わるべきでしたが、当時は分かりませんでしたね」と振り返る。


     ◇


 まちづくり会社や壱番街会社に役員として加わり、再開発を主導する丸亀町商店街振興組合の古川康造理事長(53)は昨年11月、大和撤退問題をきっかけに生まれた新潟市まちなか再生本部会議に呼ばれた。改革のためには土地の所有と利用の問題に切り込む必要があると説いた。


 丸亀町商店街は今後の再開発で、医療モールや生鮮市場、温泉スパなど、足りない機能を追加していく。同時にマンションも建設し、高齢者や家族連れなどの居住人口を1500人増やす。再開発は途中で、成功するかは分からないが、生活者が増え、テナントミックスによって必要な機能や商品が集まれば、まちは商業的に安定したにぎわいを取り戻すとみている。


 市まちなか再生本部会議が今年3月にまとめた対策案には「営業時間の延長」「空き店舗への必要店舗の誘致」などが盛り込まれた。商店街の仕組みに踏み込んだ部分がないのを見て、古川さんは「商店主を統制する仕組みがないのに、どうやって対策を具現化するのか。空き店舗にばらばらに店が入って、何が変わるのか」と表情を曇らせた。


 古川さんは訴える。「小手先ではどうしようもない時代になっているという認識を商店街は持つべきだ。行政の支援はいつまでも続かない。最終的には民間が立ち上がらないといけない」


(次回は新潟、長岡、上越3市長のインタビューを掲載します)

1012チバQ:2010/04/29(木) 13:04:38
http://www.sankeibiz.jp/business/news/100429/bsd1004291201009-n1.htm
フォーエバー21に長蛇1千人 松坂屋にアジア旗艦店オープン2010.4.29 12:00

フォーエバー21銀座店の開店前には長蛇の列ができた=29日、東京都中央区【拡大】
 米カジュアル衣料品チェーンのフォーエバー21は29日、松坂屋銀座店(東京都中央区)に、アジア初の旗艦店である「XXI(エックス・エックス・アイ) at GINZA by FOREVER21」(フォーエバー21銀座店)をオープンした。

 午前10時の開店前には若い女性を中心に1000人の長蛇の列ができた。開店時には大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ.フロントリテイリングの奥田務会長はじめ、フォーエバー21のドン・チャン会長ら両社の経営陣が勢ぞろいしテープカットを行った。

 開店したフォーエバー21銀座店は昨年4月に開店した原宿店(東京都渋谷区)に次ぐ日本2号店。松坂屋銀座店の1〜5階までを“占拠”し、総店舗面積は3071平方メートルと原宿店の2倍の広さを持つ。売り場構成は1〜3階が婦人服、4階は紳士服と日本初登場となる子供服、5階がアクセサリーと下着、靴となっている。

 フォーエバー21のオープンにあたり松坂屋銀座店の菊谷栄司店長は「お互い初めての挑戦になるが、協調し合いながらプラス効果を生んでいきたい」と抱負を語った。

 ファストファッションフォーエバー21は、服からバッグ、アクセサリー、靴まで流行の最新ファッションが1万円でそろう安くて早い「ファストファッション」の代表格。米国を中心に全世界で約470店舗を出店。今年は日本で10店舗の出店を予定している。さらに米国、欧州も含めて店舗を拡大することで、2010年の売上高は前年比39%増の32億ドル(約2880億円)を見込んでいる。


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