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商業・流通

936チバQ:2010/03/08(月) 12:56:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100307-00000001-fsi-bus_all
アウトレット2強火花 三井不VS三菱地 立地戦略に違い
3月8日8時15分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 服や靴などのブランド商品の売れ残りを格安で売る店が集まる「アウトレットモール」をめぐり、大手不動産会社の三井不動産と三菱地所が、顧客獲得で激しい火花を散らしている。両社だけで全国にあるアウトレットの約半分を占めるだけに、どちらもひけない頂上決戦。個人消費が低迷する中、人気のアウトレットをめぐる両社の競争は、ますますヒートアップしそうだ。(大柳聡庸)

 ◆三井が新設攻勢

 富士山をのぞむ静岡県御殿場市。三菱地所子会社のチェルシージャパンが運営する「御殿場プレミアム・アウトレット」は、週末ともなれば訪れる人の波でごった返す。「掘り出し物もあって、見ているだけで楽しい」。英国製高級食器を“在庫処分品”として格安で購入した都内に住む30代の女性会社員は満足そうに話す。

 アウトレットモールは型遅れや、売れ残ったりした衣料品や靴などを格安で扱う店を集めた商業施設。有名ブランドでも時には正規品に比べて5割以上も安く買える。通常の商品を扱う正規店と商圏が重ならないよう、郊外の立地が多い。

 国内には30以上のアウトレットがある。市場規模は5000億円超とみられ、5年後には8000億円規模にまで拡大するとの見方もある。とくに三井不動産と三菱地所は、それぞれ8施設を出店しており、市場の牽引(けんいん)役となっている。

 ただ、両社のアウトレット戦略は大きく異なる。

 施設の新設に、より積極的なのが三井不動産だ。9カ所目となる「三井アウトレットパーク札幌北広島」を4月に北海道北広島市にオープンする。さらに今夏に滋賀県竜王町に、2012年春には千葉県木更津市に施設をそれぞれ新設する計画で、一層の顧客獲得を目指す。

 大都市圏郊外でありながら、一部施設を除き鉄道最寄り駅から徒歩でいける場所に出店しているのも特徴だ。「平日でも会社帰りや家族連れの人に来てほしい」(商業施設本部の三留秀成統括)としている。

 ◆三菱は商品充実へ

 一方、三菱地所は原則、大都市圏から車で90分程度の場所に設置する。正規店から離れることで顧客の奪い合いを避け、商品を充実させる。アクセスを良くするため高速道路のインターチェンジ付近に立地し、敷地面積も比較的広く取る。

 また、今年夏には岐阜県土岐市の「土岐プレミアム・アウトレット」を増床する。新規開設の具体的な計画は今のところないが、チェルシージャパンの吉村俊秀社長は「首都圏で、もう1つくらい可能性がある」と、含みを持たせる。

 三井不動産と三菱地所はアウトレットで他社の追随を許さない。大手デベロッパーとして都市再開発やオフィスビル、リゾート開発などを長年手掛け、大型商業施設の開発と運営に長けているからだ。野村証券の福島大輔シニアアナリストは「アウトレットの成功には構成するテナントの魅力が必要で、三井不動産と三菱地所には有力な店舗を集める力がある。大規模施設の運営にも強みがあり、両社による寡占化がさらに進むだろう」とみる。

 今後、アウトレット市場は両社“一騎打ち”の様相が強まりそうだ。


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