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商業・流通

1436名無しさん:2011/06/27(月) 02:39:57
日本貨物鉄道(JR貨物)はJR八王子駅(東京都八王子市)の駅前に大型商業施設を建設する。同駅に隣接する施設跡地を活用、商業ビルを 2013年に建設してテナントに貸し出す。今年3月に建設会社などから提案を集め、ビルの高さや用途など設計の詳細を決める。
鉄道貨物事業は景気に左右される面があるため、遊休地の有効活用を進め安定した賃料収入の確保をめざす。 八王子駅南口から徒歩1分の敷地面積約3700平方メートルの土地に商業ビルを建設する。
(2011/02/28 日本経済新聞)

1437チバQ:2011/06/27(月) 23:07:11
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001106270003
大和新潟店 撤退から1年
2011年06月26日

 新潟市の繁華街・古町地区から百貨店の大和(本社・金沢市)が撤退して25日で1年が経った。ビルと周辺の地権者が集まって今後を決める話し合いは5月に始まったばかり。現段階では地区の衰退に歯止めがかからず、将来の方向性もみえていない状況だ。地権者、行政、周辺市民。様々な思いの中、町づくりを考えている。


   ◇


 跡地ビルや周辺の土地の地権者で作る「古町通7番町D地区再開発推進協議会」。地権者11者が入り、再開発の方針を決める組織だ。5月に立ち上がった組織の事務局は大和の渡辺一夫・新潟地区担当部長(64)が務める。


 営業赤字で古町から撤退した大和の立場は複雑だ。市民には、新潟店の撤退が衰退を加速させたとの思いが根強い。そんな中にあって、協議会では、あくまで「地権者の一人」というスタンス。かつて新潟店で販売促進を担当、地元でも顔が広い渡辺部長が調整役を担い、「責任」を果たす。


 「(大和に)不信感があるなら、1日でも早く払拭(ふっしょく)したい」と渡辺部長。7月末の第2回会合からは月1回ペースで開催、今年度中の合意を目指す。


 再開発の方向性については、「個人的考えだが、古町地区だけ、万代地区だけで潤うという時代ではない」。重視しているのが行政との連携。地区や店舗をつなぐため、新潟市が目指す新たな交通システムとの連動が不可欠とみる。「地権者と行政が協力して良い街にしたい」


   ◇


 一方、再開発について新潟市は現状では「静観」の構え。篠田昭市長は「市として役割分担できる部分があれば、大いに協力したい」と話すが、それは協議会で具体的方針が示されてから、という前提だ。


 市の出先機関など公共施設の設置を求める声も商店街や地権者から上がるが、同市商業振興課は「跡地一帯は(大和をはじめとした)個人の財産。最初に行政がとやかく言うべきでない。商業地の再生には、地元の自発的な復活の力が大前提」と説明する。


 ただ、計画が進まないことに焦りもある。山下家具店(本社・新潟市)の入店が明らかになった直後の、6月の定例会見。篠田市長は、あくまで短期間の営業であることから「本格的な再開発が遅れることがあってはならない。しっかりとしたタイムスケジュールを早く明示して欲しい」と述べた。


 再開発の行方が気になりつつ、その中心にいるべきでないと考える新潟市。7月の協議会から「オブザーバー」という立場で商業振興課の職員が出席する。


   ◇


 周辺の商店街は協議会の方針の行方を見守りつつ、「独自色」を出さねばと考える。


 新生・古町のイメージは「60歳前後を狙った『高級感』」と古館邦彦・新潟中心商店街協議会理事長(69)。衰退傾向と見られている新潟市中心部だが、人口は分譲マンションの建設が進んで増加傾向だ。市の調べではJR新潟駅から市役所周辺までの地域に住む人は2010年は1万7287人。1985年とほぼ同数に回復している。


 「子育てなどで郊外に離れていた市民が、子どもの独立をきっかけに戻っているようだ」と古館さん。だからこそ古町の商店街はお金に余裕がある世代をターゲットにする。再開発は変化のきっかけだ。


 衰退したと言われる要因について「店自体、繁華街・古町というイメージに甘えて営業努力が足りなかった部分もないとはいえない」との反省がある。


 「再開発のあり方によっては店の場所を変えたり、業種変更したりということが必要」。古町で生きる人間が変化する「覚悟」も大事と訴える。(有田憲一、高岡佐也子)

1438チバQ:2011/06/28(火) 22:01:51
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20110628301.htm
「駅」先行、百貨店と分散 金沢の夏バーゲン開始日
 金沢市内の百貨店、専門店の今年の夏バーゲンは、金沢駅、竪町が先行し、百貨店勢が一日遅れのスタートとなることが決まった。金沢フォーラス、竪町商店街は今月30日から、香林坊大和とめいてつ・エムザ、香林坊109、アトリオは7月1日からで、「オール金沢」で足並みをそろえた昨年から一転、客足は分散しそうだ。
 「30日組」は、昨年より開始日を1日早めたフォーラスと竪町商店街、3月に金沢駅構内で開業したリント。フォーラスは前倒しの理由について「バーゲン2日目が週末と重なると混雑が予想されるため」(佐藤雄一館長)と説明する。

 一方、慣例通りの7月1日スタートとしたのは2百貨店と香林坊109、アトリオ。「後発組」となることについて「客を先取りされる」と懸念する向きもあるが、「どちらにしても平日スタート。大きな影響はないだろう」(百貨店関係者)との見方が多い。

 買い物ピークは各店ともバーゲン初日と2、3日と見込まれる。

 竪町商店街はバーゲンに合わせ、30日と1日の営業終了時間を通常の午後7〜8時から同9時に延長する。平日の仕事帰り需要に対応する狙い。香林坊大和も1〜19日の営業時間を30分延ばす。

1439チバQ:2011/06/28(火) 22:02:48
http://diamond.jp/articles/-/12866
大阪百貨店戦争に苦戦する
JR大阪三越伊勢丹の誤算
「黒船がやって来る」。この春から始まった大阪百貨店戦争の主役と見られてきたJR大阪三越伊勢丹だが、開業後に客の支持を得たのは、無名に等しかった隣の専門店ビル「ルクア」のほうだった。三越が出店を決めた6年前には、さざ波程度だった専門店ビルの台頭という消費の新しい潮流に流された面もある。

 5月、JR大阪駅上に高々とそびえ立つ新北ビルが誕生し、大阪百貨店戦争の火ぶたが切られた。話題の中心は常にJR大阪三越伊勢丹だった。

 今春から始まった百貨店の出店と増床で、大阪市内の百貨店の売り場面積は従来の1.5倍に膨張するという前代未聞のオーバーストア状態になる。その引き金となったのが、2005年に三越が決定したJR大阪駅新北ビルへの新規出店だった。これに対抗して梅田エリアの阪急本店と大丸が増床を決めると、それがミナミにまで波及し、高島屋と近鉄本店も増床に乗り出した(下図参照)。

 さらにその後、三越は伊勢丹と経営統合し、店づくりの主導が伊勢丹になるというどんでん返しまでついてきた。ライバルが三越からファッションに強い伊勢丹に変わったとあって、東京からの“黒船来襲”にもたとえられ、大阪市内の百貨店は警戒心を強めてきた。

 ところが、5月にオープンしてみると様子は違った。好調なのは三越伊勢丹ではなく、開業までは無名に近かった隣の専門店ビル「ルクア」のほうだったのだ。

 オープン初月の売上高は、三越伊勢丹が45億円、ルクアが41億円。売り場面積は、三越伊勢丹5万平方メートル、ルクア2万平方メートルと、2倍以上の開きがあるにもかかわらず、初月の売上高がほとんど変わらなかったのだ。

 初年度売上高の目標は、三越伊勢丹550億円で、ルクア250億円。12ヵ月で割って月換算すると、それぞれ46億円と21億円で、ルクアが絶好調なのは確かだ。

 しかし、百貨店が新規に開業する際はオープン特需が見込めることから、「初月の売上高は年間目標の12分の1ではなく、その1.2倍は欲しい」(アナリスト)。つまり、三越伊勢丹でいえば55億円がボーダーラインだが、これに届いていない。

1440チバQ:2011/06/30(木) 22:02:00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110629-OYT8T01152.htm
ユニバースが経営統合

アークス子会社に 業界7番手に躍進


記者会見で経営統合の目的などを語るユニバースの三浦社長(右)とアークスの横山社長(29日、東京・大手町で)  青森、岩手、秋田の北東北3県でスーパー47店舗を展開する「ユニバース」(八戸市)と、北海道内でスーパー200店舗を経営する「アークス」(札幌市中央区)は29日、株式交換による経営統合を行うと発表した。ユニバースの三浦紘一、アークスの横山清両社長は東京・大手町で記者会見し、「関東地方などを含めた東日本を視野に事業展開していきたい」などと語った。

 消費が低迷し、業界内で激しい競争が繰り広げられる中、統合によって経営の効率化を進め、東日本を中心に事業拡大を図るのが狙い。両社を合わせた売上高は約4000億円と見込まれ、セブン&アイ・ホールディングスやイオンなどを含めた大手スーパーとしては、全国7番目の規模になるという。

 両社の経営統合は、アークスを完全親会社、ユニバースを完全子会社とする株式交換の方式で実施される。株式の割当比率は、ユニバースの普通株式1株に対して、アークスの普通株式1・205株を割り当てる。

 9月7日に予定される両社の臨時株主総会での承認を経て、10月21日付で正式に経営統合する見込み。ユニバースはアークスグループの構成企業となり、北東北以南の事業展開を進める。統合後もユニバースの店舗名は残り、新体制では、ユニバース社長の三浦氏がアークスの会長に就く。

 両社の経営統合について、三浦社長は「こういう厳しい状況なので、新しいハコを次々造ることがいいのかという問題もある。ただ、経営者としては社員にビジョンを与える必要があり、もう少し大きい展開を考える上で、経営統合が有力な成長の方法だと考えた」と語った。

 一方、横山社長は「少なくとも現段階では、両社とも勝ち組の一角にいるが、今後はもっと経営環境が厳しくなる。地方発のスーパーとして、さらに地域力を積み上げて勝ち抜いていくために、仕事内容や経営理念が近いユニバースと手を組むことに決めた」と話した。

(2011年6月30日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110630-OYT8T00024.htm?from=popin
スーパーの「アークス」本州進出へ



北東北大手を子会社化
 道内でスーパー200店舗を経営する流通道内大手の「アークス」(札幌市中央区)は29日、青森、岩手、秋田の北東北3県でスーパー47店舗を経営する「ユニバース」(青森県八戸市)と株式交換による経営統合を行うと発表した。アークスの横山清社長はユニバースの三浦紘一社長と、都内で記者会見して「関東地方などを含めた東日本を視野に事業展開していきたい」などと語った。

 消費が低迷し、業界内で激しい競争が繰り広げられている中、統合によって経営の効率化を進めつつ、東日本を中心に事業拡大を図るのが経営統合の狙い。両社を合わせた売上高は約4000億円となる見込みで、全国7番目の規模になるという。経営統合はアークスを完全親会社、ユニバースを完全子会社とする株式交換の方式で実施する。

 9月7日に予定される両社の臨時株主総会での承認を経て、10月21日に正式に経営統合する見込み。ユニバースはアークスグループの構成企業となり、北東北以南の事業展開を進める。統合後もユニバースの店舗名は残る。

 両社の経営統合について、横山社長は「現段階では両社とも勝ち組の一角にいるが、今後はもっと経営環境が厳しくなる。地方発のスーパーとして、さらに地域力を積み上げて勝ち抜いていくために、仕事内容や経営理念が似ているユニバースと手を組むことに決めた」と話した。

(2011年6月30日 読売新聞)

1441チバQ:2011/06/30(木) 22:02:43
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20110629-OYT8T01154.htm
「価格で競争できない」同業者驚き・警戒の声

 29日、県内のスーパー業界を駆けめぐったユニバースとアークスの経営統合のニュース。同業者からは驚きと警戒の声が上がった。

 津軽地方でスーパーを経営する会社役員の男性(42)は、「ユニバースは県内のスーパー業界ではナンバーワンの企業。増収増益で来ていたはずだ」と県外企業への傘下入りに驚いた様子。「これから競争が厳しくなることを見越した上での決断ではないか。会社規模が格段に大きくなるのは脅威だ」と語った。

 ユニバースと同じ八戸市に本社を構えるスーパーの役員は、「両社とも単独でも十分やっていける企業なので、びっくりだ。規模が大きくなれば価格面では対抗できないので、厳しくなるのは間違いない。品質やサービスで一層の差別化を図らないといけない」と気を引き締めた。

 民間信用調査機関・帝国データバンク八戸支店によると、長引くデフレや消費低迷の中では商品をいかに安く仕入れるかが売り上げを左右するため、効率的な仕入れが可能になる経営統合の動きが小売業界で活発だという。同支店は、「今回の統合もこうした流れの中にある。中長期的な競争力強化を目指した積極的な戦略といえる」と分析する。

 一方、八戸市長苗代のユニバース本部で取材に応じた白木義則・CSR部長によると、社員は午後になって初めて経営統合の話を知ったが、店舗名や営業形態も維持されることから動揺はなかった。白木部長は「経営基盤が強化され、東日本へ事業を展開できる」と期待を語った。

(2011年6月30日 読売新聞)

1442チバQ:2011/07/02(土) 20:03:19
>>480
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110702-OYT1T00665.htm
「三越」中国に初出店…成都に14年



. 三越伊勢丹ホールディングス(HD)が出資する台湾の合弁会社「新光三越百貨」が、中国最大級の百貨店を2014年に四川省・成都に出店することが2日、明らかになった。


 「三越」の名が付く百貨店が中国に出店するのは初めてとなる。

 成都の新店舗は、店舗面積が約22万平方メートルと、中国国内でも最大級となる。同年には江蘇省・蘇州にも出店する計画だ。

 三越伊勢丹HDは、新光三越とは別に、「伊勢丹」の中国展開も進めており、来春には中国5店目の伊勢丹を天津に出店する予定だ。2つのブランド展開で、中国市場での売り上げ増を図る狙いだ。

 新光三越百貨は、三越伊勢丹HDが43・5%出資しており、台湾で百貨店「新光三越」を展開している。

(2011年7月2日19時24分 読売新聞)

1443荷主研究者:2011/07/03(日) 13:23:12

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/24296.html
2011年6月21日 新潟日報
古町・山下家具跡地ビル、来春着工

規模再縮小し、13年1月完成予定

 事業計画の見直しで着工が延期されていた、新潟市中央区古町通5の山下家具店本店跡地の複合ビル開発が来春、規模を大幅に縮小して着工することが20日、分かった。古町通側4階建て、西堀通側2階建てのビルを建設。山下家具店(同区)が出店する。完成は2013年1月を予定する。

 事業主体の「新潟古町通五番町開発特定目的会社」は、既に地元住民や商店街に事業計画を説明した。関係者によると、敷地面積は約2900平方メートルで、両棟の1、2階に山下家具店が総床面積計約3500平方メートルの店舗を展開する。古町通側の3、4階には、単身者や2人用の賃貸マンション30戸を設ける。植栽を施した約590平方メートルの広場も整備し、市民の憩いの場とする。

1444チバQ:2011/07/04(月) 21:54:06
>>1272
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110704/biz11070417540019-n1.htm
兵庫・尼崎の「つかしん」、24年にリニューアル ホームセンターなど誘致
2011.7.4 17:51

ホームセンターなどの入る2階建てビルが建設される「グンゼタウンセンターつかしん」の「にしまち」周辺。手前の中庭と駐輪場は拡張される=兵庫県尼崎市
 グンゼは平成24年、約20億円を投じて、兵庫県尼崎市の大型ショッピングセンター(SC)「グンゼタウンセンターつかしん」の一部施設をリニューアルする。飲食店街だった場所にビルを新築し、現在はつかしんにないホームセンターやスポーツ用品店などを誘致する。

 阪神間で相次ぐ大型SC出店やJR大阪駅新駅ビルの開業など、激しさを増す顧客争奪戦に打ち勝てるよう、集客力を高める。

 リニューアルするのは飲食店が入る西側施設「にしまち」の一部で、年内に飲食店街「味の小(こ)路(みち)」(延べ床面積880平方メートル)を解体し、24年1月から2階建てビル(同5千平方メートル)を着工。同年秋の開業を目指す。また、利用客の7割が自転車や徒歩のため、噴水のある敷地内の中庭や駐輪場も拡張する。

 つかしんは昭和60年、西武百貨店を核テナントに開業したが、バブル崩壊などで苦戦し西武が撤退。その後、地権者のグンゼグループが自ら運営に乗り出し、平成18年に売り場面積を1・8倍の7万9千平方メートル(現在195店)に広げて全面開業した。

 ただ、全面開業では、食品スーパーや衣料品などが入る東側施設「ひがしまち」を改装する一方で、「にしまち」にはほとんど手が付けられず、ピーク時に15店入っていた「味の小路」は来店客の減少で撤退が続いた。

 つかしんのピーク時売上高は20年度の251億円だが、22年度は235億円に落ち込んだ。今春には、同じ商圏内に4つの大型SCが乱立する状態となったことや、東日本大震災による自粛ムードで、4、5月の売上高は前年比数%の減少を強いられた。

 改装により25年度の売上高は22年度比15%増の270億円、来店客は同20%増の1500万人を目指す。

1445荷主研究者:2011/07/10(日) 21:05:14

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/300063.html
2011年06/19 12:00 北海道新聞
西武跡 当面空き地 ヨドバシ取得の札幌駅前一等地

解体工事が年内に完了する予定の旧札幌西武

 家電量販店大手ヨドバシカメラ(東京)は、取得した旧札幌西武(札幌市中央区北4西3)の建物の解体工事を6月下旬にも始め、年内に完了させる。しかし、新店舗などの計画や開業時期は決まっておらず、JR札幌駅前の一等地が当面、空き地のままになる可能性もある。

 ヨドバシカメラの本社広報担当は「今年いっぱいで更地にする。(ヨドバシの)店舗とすること以外はなにも決まっていない。これから本格的に計画を練る」と話す。

<北海道新聞6月19日朝刊掲載>

1446荷主研究者:2011/07/10(日) 21:16:01

http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1309229210
2011年06月28日11時46分 千葉日報
船橋駅ビル建て替え ホテル・商業施設に

今夏にも着手15年開業予定 JR東日本

JR東日本がホテル・商業などの10階建て複合ビルへと建て替える計画の船橋駅ビル=船橋市本町

 JR東日本は今夏にも、船橋駅の駅舎改修や駅ビルの建て替えに着手する。2015年春開業をめどに、現状の3階建てビルを10階建てへと高層化し、ホテルや商業などの複合施設にする計画。高架下の商業施設「シャポー船橋」(全74店)も同時に大幅改装を行い、新ビルとの連動による集客力強化を図る。

 現状の駅ビルは3階建てで、駅舎南側に隣接。1階は駅コンコースと直結しており、券売機やみどりの窓口などの駅関連設備が配置されている。

 同社が複数の筋に提示した計画では、1階の駅関連設備を駅舎側に移すほか、トイレをリニューアルするなどの駅舎改修に早ければ8月にも着手。さらに11年度末から約半年かけ駅ビルを解体し、12年9月に新ビル着工、14年度中の完成を目指す。同年度中に高架下のシャポーの改装工事も進め、15年春に新ビルと同時開業する。

 新ビルは商業・ホテル・子育て支援施設の複合施設とする計画。現ビルでは09年3月末まで2階のみを飲食店街として利用してきたが、建て替え後は1〜4階が商業フロアとなる見通し。ホテルは6〜10階に配置され、津田沼駅などで展開するホテル事業と同様に、駅直結の利便性の高さを売りにビジネス客などを取り込む。

 シャポーは04年以来の大改装となる。当時は若い女性向けファッションを強化するとともに、キーテナントのスーパーを誘致。人気ラーメン店が集まる「ラーメン横丁」も設け、老若男女幅広い層を集めてきた。今回の改装内容は未定だが、新ビルとの調和を考慮した内容となる見通しだ。

1447荷主研究者:2011/07/10(日) 22:14:44

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110702/CK2011070202000118.html
2011年7月2日 中日新聞
《経済》遠鉄百貨店 新規導入108ブランド 県内最大級のスイーツ売り場も

 遠鉄百貨店(浜松市中区)は1日、11月9日の新館開業に合わせて新たに導入するブランドやフロアの構成を発表した。新館には「トリーバーチ」「シーバイクロエ」など、注目の最新ブランドや高級ブランドのセカンドラインが出店。県内最大級のスイーツ売り場も設け、20〜40代の女性を中心に新規顧客の獲得を目指す。

 新規導入は108ブランドで、うち県内初出店が57ブランド。特に食品・飲食と婦人服を強化し、それぞれ36、21ブランドを新たに導入する。

 新館の“顔”となる1階には、婦人雑貨を中心に、流行の先端を行く米ニューヨーク、仏パリの人気ブランドやセレクトショップを導入。トリーバーチなどのほか「マークBYマークジェイコブス」「ナノ・ユニバース」など8ブランドが、100〜200平方メートル級の大型ショップで出店する。

 地下1階は、売り場の約8割に当たる550平方メートルをスイーツに充て、英ロンドンの「フォートナム・アンド・メイソン」や、名古屋市以外では初となる和菓子の「美濃忠」などが出店する。

 新館開業後、来年3月までかけて一部を改装する本館は、1階の化粧品売り場を広げて新たに5ブランドを導入するほか、2階の婦人雑貨売り場を拡大。靴・雑貨の「ヒロフ」やアクセサリーの「タイムプラススタイル」などが県内で初めて出店する。

 同百貨店の岩立文雄常務は「地方都市には通常出店しないブランドを多く誘致できた。東京や名古屋まで買い物に出掛けている人たちの半分は取り込みたい」と自信を示した。

 その他の主な県内初出店ブランドは次の通り。

 ▽婦人服・雑貨 ケイト・スペード・ニューヨーク、マイケル・コース、ポール&ジョーシスター、トッカ、マッキントッシュフィロソフィー(以上新館)バービー、クリスタルボール、モノエディションモーダ、モディファイ、フランコフェラーロ、コムサマチュア(以上本館)

 ▽紳士服・雑貨 ティンバーランド、オニツカタイガー、アナザーサイドスクエア、ミッシェルクランオム(以上新館)セオリーメン、マッキントッシュフィロソフィー、アイ・ディー・ディー(以上本館)

 ▽食品・喫茶 ワインショップ・エノテカ、ケーニヒスクローネ、ナナズ・グリーンティー(以上新館)バビ、カイザーハム、オークスハート、正直村、ティピオ、明治屋、アヴァンセ(以上本館)

 ▽その他 パーフェクトポーション、ブラックペイント(以上新館)share with Kurihara harumi、DKNYホーム(以上本館)

1448チバQ:2011/07/15(金) 21:42:51
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000001107150003
大洗リゾートアウトレット あす再開
2011年07月15日


新規出店した店でも商品の陳列はほぼ終わり、16日の開店を待つばかり=大洗町港中央の大洗リゾートアウトレット

 津波などの被害を受けて閉鎖されていた大洗町の「大洗リゾートアウトレット」が16日、再開する。


 同施設は、オープン5周年を目前に控えた3月11日、津波と大きな揺れに襲われ、損害額は約40億円にのぼった。約16億円をかけて黄金週間明けから本格的に復旧工事に着手。大洗一帯の観光産業全体に大きな影響を与える施設だけに、運営会社「八ケ岳モールマネージメント」も「夏休みまでには必ず、と目標を定めて頑張りました」という。


 待望の「復興OPEN」の16日から31日まで最大90%引きのセールがあるほか、無償出演を申し出てくれた県内のフラダンス愛好家のライブなど、8月いっぱい様々な催しが用意されている。

1449チバQ:2011/07/18(月) 01:03:10
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000001107130001
銚子の百貨店跡に魚や野菜の屋台村
2011年07月13日

 銚子市の中心街に建設される銚子漁港市場「てうし横丁」の起工式が12日、同市双葉町であった。12月初旬にオープンする予定。


 2005年に閉店した地元最大の百貨店「十字屋銚子店」の跡地3153平方メートルに建設される。


 木造平屋建ての約900平方メートルに、屋台形式で鮮魚、野菜と飲食のテナント15〜20店舗をそろえていくことにしている。


 土地所有者のレジャー産業会社「松屋百貨店」(本社・東京都渋谷区)が、運営会社「てうし横丁」(山下信彦社長)を設立した。


 市産業観光部によると、同社は資本金1千万円で設立。近く増資し、4千万円になるという。このうち、市は、800万円を増資の際に出資する。

1451チバQ:2011/07/18(月) 10:17:48
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/07/20110706t73008.htm
東北の百貨店 売り上げ大幅増 地元産品で見舞い返礼

震災見舞いの返礼需要などで好調な中元用注文コーナー=5日午後6時50分ごろ、仙台市青葉区の藤崎


 東北の百貨店の夏物商戦が、震災関連需要で活況を呈している。中元ギフトは震災見舞いの返礼用に地元の特産品が人気を集め、売り上げが前年を大きく上回っている。電力不足による節電需要で、涼しさを感じられる寝具関連商品なども好調。各店は「震災後の短期的な需要」とみているものの、好調さを今後につなげたい考えだ。

 仙台市で先陣を切り、6月8日に中元ギフトの特設コーナーを設置したさくら野百貨店仙台店。運営会社のエマルシェ(仙台市)は「初日の売り上げは前年の2倍」と手応えを語る。同29日までのギフト関連売上高は前年同期比17%増となった。
 6月下旬にコーナーを開設した仙台三越、藤崎も「初日から例年を大きく上回る売れ行き」と口をそろえる。
 いずれも牛タンや笹かまぼこの詰め合わせなど3000〜5000円程度の宮城県産の商品が売れ筋。笹かまぼこでは生産を縮小している県沿岸部の被災企業の商品を「発送が遅くても構わない」と求める客も目立つという。
 東北他県も同様の状況だ。盛岡市のカワトクは「16の県産品の中から3品を選ぶ4800円の詰め合わせが、例年以上に出ている」と説明する。
 地元産品ギフトの好調ぶりについて各店は「発送先に被災地の頑張りを伝えるとともに、商品購入を通じて地域経済の復興にも役立ちたいと考えているようだ」と話す。
 快眠用寝具とクールビズ関連商品については、多くの店舗が「前年同期比10〜20%増」と言う。仙台三越は寝具用の冷感ジェル入りパッドが「例年の倍以上売れている」。襟が立って見えるビジネス向けポロシャツやステテコなどの人気も出ており、カワトクは「6月の売り上げは前年同月比で20%以上増えた」と語る。
 今後の行方については各店とも「どこかで落ち着く」(エマルシェ)とみる。既に夏のセールもスタートしており、藤崎は「いい流れを少しでもつなげたい」と期待を寄せる。


2011年07月06日水曜日

1452荷主研究者:2011/07/18(月) 21:50:26

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20110712201.htm
2011年7月12日01時47分 北國新聞
富山西武跡、5億円で売却 アパマンHDが大和小田急と契約へ

来年4月にも解体される旧富山西武=富山市総曲輪3丁目

 2006年3月に閉店した富山市総曲輪3丁目の西武富山店跡について、土地と建物を 所有するアパマンショップホールディングス(HD、東京)が、大和小田急建設(同)に 約5億円で売却する方針を固めた。12日にも契約を交わす。大和小田急建設は約80億 円をかけ、跡地にマンションと商業施設の複合ビル建設を目指す。既存ビルについては来 年4月にも解体に着手する。

 関係者によると、旧富山西武のビル解体費は3〜4億円とみられる。大和小田急建設は 跡地約3100平方メートルと周辺の土地を加えた約3800平方メートルの敷地に、2 014年度末までに24階建てのビルを再開発事業で建設し、今年度内の都市計画決定を 目指す。1〜4階は食品スーパーなどの商業施設を誘致し、5〜24階は200〜150 戸の分譲マンションとする。戸数に応じた駐車場も整備する。

 富山西武跡は、西武百貨店の撤退後、アパマンショップHDグループの駒矢ビル(東京 )が2007年8月に取得。商業施設などのビル建設を目指したが、長引く不況やリーマ ンショックで計画は進んでいなかった。

1453荷主研究者:2011/07/18(月) 21:50:51

http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2011071213000133/
2011年7/12 13:00 山陽新聞
イオンモール倉敷 10月28日改装オープン 開業以来初の大規模増床

 ショッピングセンター(SC)のイオンモール(千葉市)は12日、新棟建設などで増床を進めている「イオンモール倉敷」(倉敷市水江)を10月28日に全館リニューアルオープンすると正式発表した。1999年9月の開業以来初の大規模増床。新たに女性衣料や地元のデニム製品などの95店を誘致するのをはじめ、施設全体の約8割を大幅刷新し、集客力を高める。

 敷地約16万2千平方メートルのうち、平面駐車場の一部を活用。鉄骨4階の既存棟に隣接して鉄骨2階の新棟(店舗面積約1万1千平方メートル、1階部分の半分近くは駐車場)を建てる。新棟は全館リニューアルオープンに先行して9月16日にオープンする。

 リニューアルオープン後の店舗数は現在の約150から約230に増加。店舗面積は約8万2千平方メートルで、同社が展開する中四国のSCでは最大級となる。

 増床により、年間約1500万人の来店客数を10?15%引き上げる。投資額、売り上げ目標は非公表。

1454チバQ:2011/07/24(日) 20:44:43
>>1071とか
3091 名前:チバQ 投稿日: 2011/07/24(日) 19:02:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20110724/CK2011072402000047.html
進む 成田空港SC化 09年売上高701億 魅力の経済効果
2011年7月24日

新店舗のオープンが相次ぐ成田空港の一般エリア=成田空港で


 成田空港のショッピングセンター(SC)化が進んでいる。一般エリアのリニューアルで既存店舗が新装され、若者を中心に人気を集める有名店も登場。空港の長所を生かし、大手SCや百貨店を上回る経済効果を生み出している。 (武田雄介)

 成田空港の一般エリアは店舗のリニューアルラッシュで、七〜八月は第二ターミナルだけで二十二店がオープンする。

 東京・代官山に一店しかなかったかばん店「B印(じるし)YOSHIDA」。今月十六日、第一ターミナルに二号店を開店した。女優の宮崎あおいさんが出演するCMで知られるアパレル店「アースミュージック&エコロジー」も八月に進出。都心に路面店を持つ有名店や大型SCの人気店が続々と名乗りを上げている。

 これまで空港内の商業施設といえば土産店、書店、薬局、飲食店が“四種の神器”だった。旅先で渡す土産を探し、機上で読む本を買い、食事をして出発を待つ。フライト前の旅客のニーズはこれで十分満たされてきた。

 なぜ成田はSC化したのか。状況は二〇〇四年に「ユニクロ」が初出店したころから変わり始めた。成田国際空港会社(NAA)リテール事業部の牧山耕己さん(41)は「空港は旅客以外にも多くの人が集まることに着目した」と説明する。

 正午すぎの第二ターミナル。七月にオープンした空港初出店の「靴下屋」では、スーツケースを引く旅客に交じり、航空会社の制服を着た若い女性たちの姿が目立つ。

 店長の浅倉由佳さん(27)は「買い物客の三割は空港従業員。家族や友人の見送りに来たついでに立ち寄る人も多い」と話す。空港限定商品も導入し、「旅客以外にも買い物を楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 NAAも成田空港情報誌「スマートブック」の最新号で今回のリニューアルを取り上げ、「成田空港で遊ぼう!」と強力にプッシュ。成田をSCのように活用して買い物や食事を楽しむプランを紹介し、「休日の目的地にいかが?」と提案する。

 数年前から成田のSC化を思い描いていたという牧山さん。だが「当時は成田の魅力を伝えきれず、営業先に出店を提案しても反応は鈍かった」と振り返る。

 その魅力は一日平均約六万人の旅客、四万人超の空港従業員を誇る“集客力”だ。「普通のSCは客を呼ぶ努力が必要。でも成田には常に数万人がいる。これはすごい強み」と指摘する。

 抜群の集客力に支えられ、店舗運営などの売上高は七百一億円(〇九年、免税店など含む)。ららぽーとTOKYO−BAY(船橋市)や三井アウトレットパーク幕張(千葉市)など有名SCを上回り国内最大級だ。

 牧山さんは「誰でも立ち寄れる一般エリアを魅力的な場所にして成田空港を盛り上げていきたい」と話している。

1455チバQ:2011/07/24(日) 21:39:59
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110723-OYT1T00489.htm
三越伊勢丹、来春「エキナカ」に小型専門店出店

 三越伊勢丹が、百貨店が得意とする化粧品やアクセサリーなどの雑貨を売る小型の専門店を駅ビル内の「エキナカ」に出店する。


 2012年春に都内で数店舗を出店し、5年以内に全国で数十店舗を展開する計画だ。駅ビルを中心に店舗を展開し、売り上げ増を目指す。百貨店がエキナカで小型店を大規模展開するのは初めてだ。

 エキナカでは、JR東日本がターミナル駅を中心に「エキュート」などの名前で総菜や洋菓子、ファッション関連の商品を売る店舗を積極的に出店している。利便性が高く集客力に優れているため、繁華街を中心に出店しているデパートが顧客を奪われる原因の一つになっている。このため、三越伊勢丹は、独自の商品調達力を生かして売れ筋の商品を選び“逆進出”する。面積はコンビニより一回り大きい200〜300平方メートル程度に抑え、出店コストを下げる。店舗を小型化することで、品ぞろえも顧客の好みに柔軟に合わせることができる。

(2011年7月23日14時46分 読売新聞)

1456チバQ:2011/07/24(日) 21:41:28
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110723/bsd1107230500000-n1.htm
化粧品各社、最高級ブランド強化 「メーカーの顔」さらに磨き2011.7.23 05:00

カネボウ化粧品の最高級ブランド「インプレス」の百貨店売り場=22日、東京都千代田区の大丸東京店【拡大】
 化粧品メーカーが、相次いで百貨店を中心に展開している最高級ブランドをテコ入れしている。百貨店の化粧品販売はリーマン・ショック後、厳しい状況が続いているが、最高級ブランドについては東日本大震災後も「顧客離れが進んでいない」(大手メーカー)ため。百貨店の化粧品売り場は「メーカーの顔」ともいわれるだけに、ブランドの訴求力向上に躍起だ。

 カネボウ化粧品は10月、百貨店専用の最高級ブランド「インプレス」の主力ラインを刷新する。新たな果実エキスなどを配合し、活性酸素でダメージを受けた肌の修復機能を高めた高機能スキンケア商品6品種を投入。「ブランド革新でさらなる成長を目指す」と、プレステージブランドグループの崎正芳統括マネージャーは力を込める。

 同ブランドは2006年3月に発売。昨年11月までに、化粧水で5250円から2万1000円まで3つのラインをそろえた。今後5年間を第2ステージと位置づけ、まずは主力ラインの刷新に手をつけた。新商品は発売から1年間で12億円強の売り上げを目指し、既存商品より1割以上の販売増を見込む。

 コーセーは「コスメデコルテ」で若い世代へのアプローチを強める。9月には乳液に特化したラインを導入。「別ブランドの商品と組み合わせて使うこともでき、金銭的な余裕がない若い世代に興味を持ってほしい」とし、いずれは既存ラインに誘導する狙いもあるという。

 一方、業界最大手の資生堂は「クレ・ド・ポー ボーテ」で対抗する。同ブランドはグローバル市場で展開する。同社は昨年4月、専属の研究開発チームを立ち上げたほか、今年1月にはスキンケア化粧品の刷新に合わせ、資生堂の社名を冠さない独自のマーケティング戦略に切り替え、新たな顧客の取り込みを図っている。

 百貨店の化粧品販売は昨年11月に2年ぶりに前年同月比を上回ったが、震災後は再びマイナスに陥っている。(米沢文)

1457チバQ:2011/07/29(金) 00:05:23
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110725/mcb1107250504017-n1.htm
挙式減に苦慮のラスベガス 不況響き、既婚夫婦などに活路 (1/2ページ)2011.7.25 05:00
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他の教会で結婚式が減少するなか、「再宣誓式」が増加しているという「リトル・ホワイト・ウエディング・チャペル」=米ネバダ州ラスベガス(ZUMAPress/Newscom)【拡大】

 幸せいっぱいで米ラスベガス(ネバダ州)を訪れる観光客におなじみの即席結婚式が、過去数十年で最悪のリセッション(景気後退)の後遺症に苦しんでいる。

 ラスベガスでは最近、お決まりのエルビス・プレスリーのセレナーデが流れる中、愛を誓うカップルが減少している。経済状況が厳しいため結婚を延期するか、式を行わないカップルが増えているためだ。

 ラスベガスを擁する同州クラーク郡のダイアナ・アルバ書記官は電話インタビューで「安定した仕事に就いていなければ『結婚して新しい家族を作ろう』とは言いづらい」と語る。アルバ氏の事務所はラスベガスで結婚式を挙げたカップルに結婚許可証を発行している。

 同氏によると、結婚式の減少を受け、ラスベガスに60カ所以上あるチャペルの中には、誓いを新たにしようとする既婚夫婦やネバダ州では合法的に結婚できない同性愛者のカップルの誓約式に重点を置くところも出てきた。同州では結婚許可証の発行代金として60ドル(約4700円)を徴収しており、結婚式の減少は同郡の収入の落ち込みにもつながるという。

 同郡のウェブサイトによれば、郡内での結婚許可証の発行数は2004年に12万8250通だったが、昨年には9万1890通と、6年間で28%減少した。

 米国では進学や昇進を優先したり同棲(どうせい)を選ぶカップルが増加、結婚全般が縮小傾向にある。昨年結婚した成人は54.1%と、00年の57.3%から減少(米国勢調査局)。初婚年齢の中央値は09年、男性が28歳、女性が26歳で1950年のそれぞれ23歳、20歳に比べ上昇している。

 ラスベガスにあるリトル・ホワイト・ウエディング・チャペルのオーナー、シャルロッテ・リチャーズ氏は、結婚後に再び愛を誓う「バウ・リニューアル(再宣誓式)」の過去数年の増加に気づいた1人だ。再宣誓式は今や同氏の顧客の約3分の1を占める。景気こそが夫婦の絆を強めていると指摘した。

 「家と職を失っても、お互いを失ったわけではない。結婚許可証の発行数が減ったからといって愛は減っていない」と語った。同氏は87年に米映画俳優のブルース・ウィリスさんと女優のデミ・ムーアさんの結婚式を担当。ドライブスルーのチャペルも提供している。

 ラスベガスで貸衣装業を営むダイアン・シラー氏は、収益が2年前に比べ15%減り、150ドル台の低価格商品を増やした。再宣誓式需要は旺盛だという。

 再宣誓式人気を受け、アルバ氏によると、クラーク郡は再宣誓する既婚夫婦向けに記念の証明書を発行することも検討している。ラスベガスを含め同郡には90カ所以上の結婚式用チャペルがある。「代金を例えば45ドルに設定して年間1000組に記念の証明書を発行すれば、これまで得られていなかった収入につながる」と話す。事務所には毎週、手続きに関する問い合わせの電話が数件かかってくる。

 アルバ氏は「とりわけ海外からの観光客に市場がある。政府機関を訪れ、公印とともに『ネバダ州クラーク郡ラスベガス』と記載された証明書を取得したいと望む人々だ」と述べた。ラスベガス観光局によれば、昨年の観光客数は約3730万人と、ピーク時の2007年の3920万人から減少している。

 チャペル運営会社、ベガス・ウェディングスのクリフ・エヴァーツ創業者兼最高経営責任者(CEO)は証明書発行に賛成だ。ラスベガスの年間観光客の78%が既婚者のため、結婚式から再宣誓式に軸足を移すべきだと主張する。再宣誓式関連は同氏の事業の5〜10%を占める。

 ラスベガスは「世界のウェディングの都」と呼ばれているが、同CEOは「今度は“世界のバウ・リニューアルの都”として生まれ変わる絶好のチャンスだ」と語った。(ブルームバーグ Alison Vekshin)

1458チバQ:2011/07/29(金) 22:02:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110729-00000013-ryu-oki
円高で商店街苦境 買い物する米軍関係者少なく
琉球新報 7月29日(金)11時0分配信


英語表記の看板が目立つ沖縄市のコザゲート通り。円高・ドル安の影響でドルによる消費が鈍っている=27日、沖縄市

 【沖縄】米連邦債務の上限引き上げ問題などを受け、円高・ドル安傾向が加速する中、米軍基地の“門前町”である沖縄市では、ドルで買い物をすることが多い米軍人・軍属など米国人の消費が鈍るなど影響が及んでいる。ドルから円への両替の取り扱いも減少している。一方、円ドル相場はこの10年で1ドル120〜130円台から80円前後にまで変化。今回拍車が掛かった円高・ドル安傾向を冷静に受け止め、抜本的な解決策を求める声もある。
 嘉手納飛行場につながるコザゲート通りは英語の看板が立ち並ぶが、買い物をする米軍人の姿は少ない。眼鏡店を営むゲート通り会の我喜屋盛永会長は「ドルは長く『世界の通貨』だったが、自国の財政問題が世界のニュースになったことで、米国人が不安を抱き、節約志向が高まったのではないか」と財政問題の精神的影響を指摘。「通り会の力だけでは世界経済はどうしようもない。行政や商工会議所に緊急の円高対策を取ってほしい」と要望した。
 一方、我喜屋会長は「円高は長期的傾向でもあった。以前は客の8割が米軍人だったが、その割合も減り続けている。基地内の商業施設や他市町村に客足が流れている影響もあるだろう」と述べ、「街全体を荒療治しなくては活路は見いだせない」と話した。
 コザミュージックタウン内のラッキー両替センターでは、1ドル80円を切ったあたりからドルから円への両替が急速に減ったという。窓口の担当者は「1回当たりに両替する額も必要最低限になった」と指摘。両替後の金額を見て「以前は天国だったが、もう米国に帰りたい」と嘆く米軍人や退役軍人もいたという。
 中央パークアベニューの大衆食堂ミッキーは円高でも1ドル100円で会計を続けてきた。食材が値上がりし、ただでさえ食堂経営が厳しくなる中、円高が追い打ちとなる。500円で売っている5ドルの定食も、両替すれば売り上げは約400円。店主の嘉手納江利子さんは「ワンコインでたくさん食べられることを売りに食堂を続けてきた。値上げを避けるために量を減らすのにも限界がある」と悩んでいる。(島袋良太)

1459チバQ:2011/07/31(日) 11:19:54
>>929>>1051
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20110731301.htm
ホテル計画再開 香林坊の農林中金跡
 金沢市香林坊1丁目の旧農林中金跡地を所有するリゾートトラスト(名古屋市)は、同地でのホテル計画を再開する方針を固めた。9月末にも建物の解体工事に着手し、2013年夏ごろの開業を目指す。北陸新幹線金沢開業を控え、懸案だった中心市街地のホテル計画が当初より3年遅れで動きだす。
 計画されているホテルは高さ約45メートルで、地下1階、地上13階。敷地面積は1097平方メートル、延べ床面積は7427平方メートルとなる。客室数は200室規模で、立体駐車場も備える。13年4月末にホテルの建設工事を終える予定だ。

 リゾートトラストが旧農林中金金沢支店跡地を取得したのは2008年2月。当初は10年8月末の開業を目指していたが、08年9月のリーマン・ショックで計画を凍結。今年春にも再開を探ったが、東日本大震災で再び先送りした経緯がある。

 ただ、震災で被災した同社の福島県のホテルは既に営業を再開し、景気も持ち直し傾向にあることから、金沢でのホテル計画を再開する環境が整ったと判断したとみられる。

 リゾートトラストは会員制などのホテルを全国40カ所で展開している。金沢は会員以外も宿泊できる「トラスティ」ブランドとなる予定で、他都市で着工中のものも含めると、同社としては43カ所目になる。

1460チバQ:2011/07/31(日) 12:42:37
http://www.iwate-np.co.jp/economy/e201107/e1107302.html
中三盛岡店が商業施設で再開 計画案を提出へ

 民事再生手続き中の百貨店「中三」(青森市、向中野光秀社長)は29日、企業再生・事業再編に取り組む投資ファンド「フェニックス・キャピタル」(東京都、三村智彦代表取締役)とスポンサー契約を結んだ。今後、同ファンドとともに作成する再生計画案を10月7日までに提出、同計画案は12月に予定される債権者集会で諮られる。中三によると、盛岡店は百貨店としての再開は難しいが、商業施設として再開する方向という。

 中三側は同ファンドが百貨店「津松菱」(津市)など流通関係企業の再生に成功した点や運用実績が豊富な点などを評価した。

 中三によると、青森、弘前店については現状の百貨店業態を維持し、盛岡店は爆発事故原因の特定が進んでいないため、再生計画策定までに事業判断を確定する方針。百貨店としての再開は難しいが、商業施設として再開する方向という。向中野氏は社長としてとどまり、中三で働いている265人(6月末現在)は引き続き雇用される見込み。

(2011.7.30)

1461チバQ:2011/08/05(金) 00:35:11
http://www.sankei-kansai.com/2011/08/03/20110803-056103.php
JR大阪駅ビル開業3カ月「割安」ルクア 三越伊勢丹を圧倒
 5月4日に開業したJR大阪駅北側の新駅ビル(ノースゲートビル)百貨店「JR大阪三越伊勢丹」の売上高が、同じビルで同時開業した専門店街「LUCUA(ルクア)」を2カ月連続で下回ったことが2日、分かった。ルクアは三越伊勢丹の4割程度の売り場面積だが、両店の売上高の差は7月に入って拡大、ルクアの新規性ある店舗戦略と割安感が三越伊勢丹を圧倒している。

 売り場面積は三越伊勢丹の約5万平方メートルに対し、ルクアは約2万平方メートル。開業した5月の売上高は、三越伊勢丹がルクアを上回ったが、6月には早くも逆転され、7月までの3カ月累計では同額の104億円となった。対年間目標ではルクアがすでに4割を突破したのに対し、三越伊勢丹は2割に届かない。

 3カ月累計の来店客数でも、ルクア(1330万人)は三越伊勢丹(1080万人)を大きく上回り、年間目標の売上高(250億円)と来店客(1900万人)の上方修正を視野に入れる。

 ルクアは、館内198店舗のうち全国初や関西初の店舗が計64店舗を占め、衣料品の平均価格帯は7千〜8千円。百貨店に比べてお得感があるのも功を奏したようだ。三越伊勢丹は「来店客は想定を上回ったが、売り上げに結びついていない」と困惑している。

【写真説明】開業からほぼ3カ月たった専門店街「ルクア」。売上高は6、7月とも隣接するJR大阪三越伊勢丹を上回った=2日午後、大阪市北区(土井繁孝撮影)

1462チバQ:2011/08/07(日) 10:27:36
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110806/biz11080600210000-n1.htm
大阪ガス、京セラドーム隣接地に商業施設
2011.8.6 00:20
 大阪ガスは5日、京セラドーム大阪(大阪市西区)の東に隣接する同社所有地(約4万1千平方メートル)に、大手スーパーのイオンを核としたショッピングセンターを誘致するほか、大阪ガスでは最大規模のショールームを開設すると発表した。同社は平成25年度の開業を目指す。

 所有地は大阪ガスの発祥の地で、北地区(約2万8千平方メートル)にはイオンが昨年1月、延べ床面積約9万平方メートルの大型商業施設「イオン大阪ドームショッピングセンター(仮称)」の設置申請を行った。来年3月以降の開店を計画している。

 一方、南地区(約1万3千平方メートル)には大阪ガスが、延べ床面積約1万平方メートルのショールームを開設するほか、別の商業施設なども誘致する方針。

 同ドーム周辺はJR、市営地下鉄の駅に加え、21年3月に阪神なんば線「ドーム前駅」が開業したことで交通利便性が向上し、再開発の機運が高まっている。

1463荷主研究者:2011/08/14(日) 13:21:56

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110726/201107260928_14509.shtml
2011年07月26日09:28 岐阜新聞
カラフルタウン大規模改装 今秋、ゼビオが県内初出店

 大型ショッピングセンター(SC)のカラフルタウン岐阜(岐阜市柳津町)が、大規模なリニューアルを進めている。今秋、スポーツ用品小売り大手のゼビオ(福島県郡山市)が県内初となる店舗を開設するほか、飲食のフードテラス拡大や専門店の入れ替えを進める計画で、昨年の10周年を機にファミリー層向けの店舗構成をさらに強化していく。

 ゼビオは全国にゼビオブランドで129店舗(6月末現在、グループ会社除く)を構える業界2位の大手。2011年3月期連結売上高は1701億円。同SCへは直営のスポーツ用品専門店「スーパースポーツゼビオ」を出店する。

 岐阜市に本社を持つヒマラヤや名古屋市のアルペンなどが店舗を構える激戦区への出店となるが、担当者は「岐阜を含む中京圏は出店戦略の重点地区。まだ知名度は低いが、当社の良さを積極的にPRしたい」と話す。

 同SCによると、ゼビオはフードテラスのあったスペースに出店予定。フードテラスは館内のイベント広場に移転し、客席数を250席から300席余りに拡大、店舗数も従来の5店舗から7店舗に増やす。そのほか、専門店の入れ替えを進め、県内初出店の店舗を増やすとしている。

 カラフルタウン岐阜はトヨタオートモールクリエイト(名古屋市中村区、駒月純社長)が2000年にオープン。現在は57の専門店、イトーヨーカドー柳津店、映画館、自動車ディーラー、中古車販売店などが並ぶ。担当者は「家族が一日楽しめるSCを目指したい」としている。

1464荷主研究者:2011/08/14(日) 13:26:44

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/307455.html
2011年07/24 15:00 北海道新聞
フィール、開業から1カ月 旭川

22日にオープンした丸善書店の文具店。約3万3千点の商品が並ぶ

 旧丸井今井旭川店を改修した商業施設「フィール旭川」(1の8)が、24日で開業から1カ月となる。客足は開店当初に比べ落ち着いたものの、施設側はまずまずの手応えを感じている。22日には丸善書店(東京)の文具店も営業を始め、9月の全館オープンに向けた準備は着々と進んでいる。(木村啓太)

 6月24日、地下1階〜地上9階(売り場面積約2万3千平方メートル)のうち、地下から地上5階までがオープン。書店大手「ジュンク堂」を核に、ドラッグストアや女性向け衣料品店、飲食店など58店舗が出店した。

 開店後3日間は2万人を超す客が来店。以降の統計はないが、数千人の買い物客が連日訪れている。施設運営に携わる極東証券(東京)の担当者は「女性を中心に幅広い年代の方が来ている」と言い、ジュンク堂の工藤恭孝(やすたか)会長は「開店からの売り上げは目標を約1割上回った」と語る。

 フィール旭川の開業は周辺にも波及効果をもたらした。近くの中華料理店「新華楼」(2の8)の森国平店長は「丸井の閉店で減った分まで回復していないが、客数は1割5分は増えた」。フィール旭川の指定駐車場「ハートピアパーキング」(1の7)は、同店利用客の駐車が1日平均約400台を数え、経営会社は「全館オープンになればもっと増えるはず」と期待する。

 5階に開店した丸善書店の文具店には午前10時の開店とともに買い物客が訪れ、旭川市大町の主婦(62)は「贈り物に使える商品も多く、見ていて楽しい」と話す。

 全館オープンは9月中旬の予定で、新たにテナント約40店が入る見通し。一部の客からは食料品店が入る地下1階が「物足りない」との声も上がっており、施設側はパン店や総菜店などの入居も検討し、全館オープンまで「特に力を入れて改善したい」としている。

1465名無しさん:2011/08/14(日) 21:48:26
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110813/biz11081318010006-n1.htm
高島屋vs東急“ニコタマ戦争” 百貨店淘汰の火薬庫
2011.8.13 18:00 (1/3ページ)

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東急グループが二子玉川駅東側にオープンした「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」
 「ニコタマ」の愛称で知られる東京・世田谷の東急田園都市線二子玉川駅エリアで、百貨店が中核を担う2つの大規模ショッピングセンター(SC)が、激しい顧客争奪戦を繰り広げている。駅西側の高島屋グループのSCに対抗して、3月に東急グループが東側に新規開業。新たな商業エリアとして脚光を浴びているが、個人消費のパイが縮小するなか、「共存」を不安視する声も出てきた。エリア間の顧客争奪戦の激化で、郊外型百貨店の淘(とう)汰(た)が加速する可能性もある。


広域から集客


 「想定以上の客足だ」。東日本大震災直後の3月19日に東急グループがオープンした「二子玉川ライズ・SC」の担当者は胸を張る。

 電鉄系デベロッパーとしての強みを遺憾なく発揮。駅周辺の約11万2千平方メートルを再開発し、駅直結の大規模SCを誕生させた。開業以後、二子玉川駅の乗降客数は前年同期に比べ25%増加。ライズの来店客数も平日が4万〜5万人、休日は8万〜9万人で推移し、当初目標の年1500万人に対し、2千万人に達する勢いだ。

 「ニコタマ」は後背に田園調布や成城などの高級住宅地が広がり、東急電鉄沿線の神奈川県や東京都下を含めた商圏人口は、180万人に上る。これまでは、日本初の本格的郊外型SCとして40年以上の歴史を誇る「玉川高島屋S・C」が周辺住民や乗降客の受け皿となってきたが、満を持して顧客奪取に乗り出した。

 東急グループが3年がかりの市場調査で導き出した戦略が、「デパ地下の充実」だ。高島屋S・Cの客層は、40〜50代以上が中心で、しかも、「食料品が高い」という不満の声が多いことをつかんだ。

 そこで20〜30代の若年層やファミリー層を狙い、「リーズナブルで魅力ある食品売り場」に注力。デパ地下ブームの火付け役となった東急百貨店の「東急フードショー」に加え、食品スーパーの東急ストアを中核に位置づけた。狙いは的中し、神奈川県や東京都下からの集客に成功した。


共倒れの不安も


 「ニコタマの魅力が高まった」。迎え撃つ高島屋S・Cを運営する東神開発の長塚裕二副部長は、余裕の表情でライバル出現を歓迎する。実際、相乗効果もあり、4〜7月の来店客数は前年同期に比べ約2割も増えた。

 鉄道乗降客狙いのライズに対し、お得意さまの富裕層を中心に車での来店客を囲い込もうと、駐車場を拡張したほか、午後5時以降の駐車料金の一部無料化などサービスも拡充。今秋には、百貨店食品売り場を一部改装するなど、対抗策にも抜かりはない。

 ただ、広域からの一見客が一巡した夏場に入ると、不安も顕在化してきた。集客ほどには売り上げが伸びていないのだ。高島屋SCの場合、4〜6月の売上高は約2〜4%減で推移し、7月も約1%減と、前年を割り込んだ。ライズ・SCも、目玉の東急フードショーの売上高は、7月まで目標を下回ったままだ。

 「高島屋とライズを見比べていいものを買っている」と話すのは、近所に住む60代の主婦。結局、すみ分けを狙ったものの、既存顧客を食い合っているのが実情で、共倒れの懸念も拭えない。


郊外店閉店ラッシュ


 業界関係者は「東急も高島屋も、ニコタマのSCはどんなに業績が落ちても、撤退することはあり得ないが、他の店舗のリストラに追い込まれる恐れがある」と予測する。

 百貨店業界では、地方店に続き、東京などの郊外店が閉鎖ラッシュの様相を呈している。昨年3月に伊勢丹の吉祥寺店が閉店し、そごうの八王子店も来年1月末で閉じる。JR八王子駅前からは西武や伊勢丹、大丸もすでに撤退しており、駅前から百貨店が姿を消す。ファッションビルや専門店の集積が進むJR立川駅前に顧客を奪われたことも衰退の一因となった。

 少子高齢化で国内消費が縮むなか、全国百貨店の売上高は、昨年まで14年連続で前年を割り込み、店舗閉鎖は昨年だけで11件に上った。特に首都圏は「オーバーストア」状態に加え、他業態との競争が激しい。

 「ニコタマが、新たな商業エリアとした広域から集客し、2つのSCが共存できたとしても、横浜や川崎、渋谷といった周辺エリアの店舗は顧客を奪われ、立ちゆかなくなる」(流通アナリスト)

 ニコタマは、百貨店淘汰の“火薬庫”となりそうだ。(佐久間修志、藤沢志穂子)

1466名無しさん:2011/08/14(日) 21:52:00
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20110811-OYT8T00404.htm
近鉄とH2O、システム共有


 阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと近鉄百貨店は10日、情報システムを共同構築する業務提携を結んだと発表した。

 2013年をめどに、販売時点情報管理システム(POS)や商品仕入れシステムを共同利用できるようにする。関西では、百貨店の新規出店などの競争が激しくなっている。システムの開発には数十億円の費用がかかるとみられ、経費削減により収益力を強化する狙いだ。

(2011年8月11日 読売新聞)

1467チバQ:2011/08/15(月) 20:20:46
>>1035
>>1452
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20110813/CK2011081302000169.html
旧大和跡地 テナント詳細固まる
2011年8月13日

ガラス美術館、図書館など
 富山市西町の旧大和跡地に建設が予定されている再開発ビル(地上九階、地下一階)で、各階に入るテナント詳細が固まった。市のガラス美術館(仮称)が二〜三階、市立図書館本館が四〜六階、富山第一銀行の本店が七〜九階、店舗が一階にそれぞれ入る見込み。(永井響太)

 関係者によると、ほかに一階がエントランスホールになり、地下一階は駐車場になる。当初予定していた市の公文書館は、スペースが確保できるか分からず、入居しない可能性がある。西町南地区市街地再開発準備組合は、地権者との交渉や基本設計を進めながら、今秋をめどに本組合を設立する。

 再開発ビルは、延べ二万七千平方メートル。設計コンサルタント会社アール・アイ・エー(東京都)など三社の共同企業体が、来年三月をめどに基本設計をする。北陸新幹線の開業に合わせて二〇一四年に完成する。

1468チバQ:2011/08/15(月) 20:21:53
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110813/bsd1108130501004-n1.htm
ローソン、過疎地にコンビニ 広島・神石高原町の三セクが運営 (1/2ページ)2011.8.13 05:00

 高齢・過疎化が進む集落の「買い物難民」を支援しようと、大手コンビニエンスストアのローソンは12日、広島県神石高原町内の道の駅に、町の第三セクターが運営する「ローソン神石高原町店」をオープンした。効率的な出店をビジネスモデルとするコンビニチェーンが過疎地に官民連携で出店するのは初めて。同社は今後、同店を拠点とした移動販売や訪問販売も視野に入れており、全国の過疎自治体にも応用可能なビジネスモデルを構築する狙いだ。

 同店は、町が57%を出資する三セクとローソンがフランチャイズ契約を結び、「道の駅さんわ182ステーション」内の売店を業態転換し開業した。売り場面積は約115平方メートルと、全国平均とほぼ同規模で、約2500品目を扱う。営業時間は午前7時〜午後9時。同店の運営には総務省の交付金を活用する。

 地元農家が生産した野菜の直売所も隣接しており、町は将来的に行政の窓口や福祉施設などを周辺に集約し、“市街地”としてのにぎわいを創出したい考えだ。ローソン側は同店を拠点に、町内での移動販売や廃校などを活用したミニ店舗設置などの事業も計画している。

 県の東端にある同町は2004年に、神石町など4町村の合併で誕生。人口は約1万人だが、約4100世帯が200以上の集落に分散。全集落の3割が10世帯未満の状況で、スーパーなどの小売りが営業しても採算が見込めない地区が多い。

 コンビニは一定の地域に集中出店し、配送効率とスケールメリットを高めて収益を上げる。小集落が点在する地域は本来、出店の対象にならない。

 だが、同様の地域に住む「買い物弱者」は全国で600万人(経済産業省推計)に上り、今後も増えると予測されている。国内で飽和感のあるコンビニにとっては、採算がとれれば開拓余地の大きい成長市場になり得る。

 すでに業界内では、セブン−イレブン・ジャパンが10日、同県世羅町での移動販売「セブンあんしんお届け便」をスタート。ファミリーマートも過疎地での移動販売を全国に広げる方針を打ち出している。

 今回の出店は、過疎地域における自治体との共同事業という新たな経営モデルへの挑戦でもあり、新浪剛史社長は「成功すれば“神石高原モデル”として、全国の過疎地や東北の被災地にも応用したい」と話している。(佐久間修志)

1469チバQ:2011/08/15(月) 20:24:46
>>1178>>1382
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000001108120001
関西の商業施設、客はトイレでつかむ
2011年08月12日


JR大阪駅のホームに面した場所に設けられた女性用の化粧台=大阪市北区のファッションビル「ルクア」

 商業施設のトイレが様変わりしてきている。女性トイレの行列解消のため男性用の5倍の個室を用意したり、男性トイレに「イクメン」用のベビーベッドや化粧台を置いたり。トイレの最前線を追った。


 5月にJR大阪駅北口にオープンしたファッションビル「ルクア」は、メーンターゲットを25〜34歳の女性に定める。このため、トイレも女性社員が知恵を出し合った。「トイレで並ぶことが最大のストレス。女性客をお待たせしないことを第一に考えた」と営業部の武内香奈枝さん(33)。地下1階、地上10階の全102室の個室のうち女性用を84室設置。さらに化粧直しで立ち止まる客での混雑を防ぐため、洗面台に鏡を置かず、別の場所に化粧台を計63人分用意した。


 居心地のよさにもこだわる。10階の女性トイレは高さ約3メートル、幅約12メートルの南向きの窓から差し込む光で、まぶしいほど明るい。4階のトイレにはアロマの香りを漂わせ、壁に観葉植物をはめ込んでリラックス効果を狙った。


 徹底的に女性の目線で作ったトイレに利用者も満足げだ。吹田市の主婦(31)は「明るくて、立ったままでも化粧台が使いやすく、とてもよかった」。


 一方、男性トイレにも新機能が続々生まれている。


 JR大阪駅南口の大丸梅田店は、子育てに積極的な男性に着目し、ほぼ全ての男性トイレに乳幼児用腰掛けやオムツ替えベッドを置いた。営業企画室販売促進部の荻野佳子さん(50)は「子どもの面倒をみるお父さんを店内でよく見かけるようになった。百貨店は時代の要請に合ったサービスを提供する必要がある」と話した。今春開業のJR大阪三越伊勢丹やあべのマーケットパークキューズモールも男性トイレに同様の機能を備えている。


 おしゃれやエチケットに敏感な若い男性に目をつけたのが、4月にオープンした京都マルイだ。系列店で初めて、男性トイレに化粧台を置いた。「髪形のセットに洗面台を長時間占有する人がいて困る」との利用客の声が複数あったからだ。さらに、用を足す音を消すために流水擬音が流れる「音姫」機能を男性トイレの全ての個室につけた。


 こうした各店の動きから「トイレは戦略的な場になっている」とみるのは大阪経済大学の藤岡里圭教授だ。小売業界は売り上げ低迷に加え、激しい競争が続く。藤岡教授は「各店は集客のための差別化に必死。トイレの充実はその延長といえる」と話している。

1470チバQ:2011/08/15(月) 20:31:53
>>1357
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1105074193/971-973

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20110810-OYT8T01114.htm
キャスパ来年1月閉店

福山駅前
 福山市三之丸町、JR福山駅前の専門店ビル「キャスパ」を運営するキャスパ社(代表=林克士・鞆鉄道会長、山西泰明・イズミ社長)は、来年1月末でビルを閉店することを決めた。鞆鉄道などを統括するトモテツグループ社長室は「郊外型店舗に押され、駅前を取り巻く情勢が変わったため」としている。

 キャスパは地下1階地上8階建てで敷地は約3000平方メートル。衣類や雑貨、飲食店など約60店のテナントが入っている。同グループの「トモテツセブン」(福山市)と、スーパー「イズミ」(広島市)が共同出資して1976年に開業。87年に専門店ビルとなった。

 同社長室によると、7月以降、各テナントにキャスパ社の代表2人の連名で、「時代の変化と厳しい市場のなか、役目を終える時期に来たと判断した」とするあいさつ状を配り、閉店の方針を説明。閉店後、ビルをどうするかは未定という。

(2011年8月11日 読売新聞)

1471荷主研究者:2011/08/19(金) 13:46:15

http://www.at-s.com/news/detail/100050897.html
2011年8/6 08:24 静岡新聞
JR静岡駅ビル「パルシェ」 改装開業は9月下旬

 静岡ターミナル開発(静岡市葵区、久野義彦社長)は5日、全面改装中のJR静岡駅ビル「パルシェ」を一部店舗を除いて9月下旬にリニューアルオープンし、10月末ごろの全面開業を目指すと発表した。テナントには県内初出店を含むファッション、雑貨など約110店舗が入り、幅広い女性層をメーンターゲットに位置付けるという。

 JR静岡駅周辺では、静岡鉄道が建設中の再開発商業施設・新静岡セノバが10月5日に開業することが明らかになったばかり。パルシェの全面改装で県都の中心市街地をめぐる競争に拍車が掛かりそうだ。

 パルシェの全面改装は一部店舗を除き、8月1日から実施している。対象は地下1階から地上6階の120店舗。消費者ニーズが多様化する中、開業30周年に合わせて大規模なてこ入れを図り、集客力を一段と高める。商圏人口は島田市から富士市の約160万人。大石甲太郎常務は「新静岡セノバとの相乗効果でさらに増える可能性もある」と期待を寄せる。

 具体的なテナント名は公表していないが、全体の約4割が新規出店となる見通しで、差別化を図る。2010年度のパルシェの売上高は83億円。改装効果で2割増を目指す。駅ビルという立地の良さを最大限に生かし、フロアごとにテーマを設定するなど「利便性」「親しみやすさ」「日常性」を提案する。同社は「おしゃれで高感度なカジュアルファッション、雑貨の品ぞろえを強化する」と話している。

 生鮮食品などの「食彩館」や7階のSBS学苑、屋上のビアガーデンなどはリニューアルの対象外。

1472荷主研究者:2011/08/19(金) 13:46:47

http://www.at-s.com/news/detail/100050429.html
2011年8/4 15:00 静岡新聞
新静岡セノバ 10月5日開業

 静岡鉄道は4日までに、静岡市葵区鷹匠で建設を進めている再開発商業施設・新静岡セノバの開業日を10月5日に決めた。建設工事のため一時閉鎖していた新静岡バスターミナルは10月11日に供用を開始する。同社が4日午後、正式発表する。

 東日本大震災で建設資材調達の遅れが懸念されたことなどから、同社はこれまで「10月開業予定」として詳しい日付の公表を見送っていたが、当初計画通りに開業日を迎えるめどが立ったという。

 開業直後は周辺道路で混雑が予想されるため、安全確保に配慮してバスターミナルの供用開始日は開業日より遅らせた。

 新静岡セノバは全153店舗で、県内初出店となる生活雑貨の東急ハンズや家電量販店のノジマ、書店の丸善&ジュンク堂などが核テナントになる。静活(静岡市葵区)のシネマコンプレックス(複合型映画館)や食品スーパーのしずてつストアなども入り、若者向け衣料品のほか、フードコート、レストランも備える。

http://www.at-s.com/news/detail/100050579.html
2011年8/5 07:45 静岡新聞
新静岡セノバ GAPなど10店舗進出、追加発表

 静岡鉄道は4日、静岡市葵区鷹匠に建設中の再開発商業施設・新静岡セノバが10月5日に開業すると正式発表した。カジュアル衣料ブランドのGAP(ギャップ)などこれまで非公表だった10店舗も追加発表し、出店する全153店が明らかになった。

 県内初出店のテナントは全体の半数以上となる81店。日本を代表する衣服のセレクトショップが進出し、市民の要望が強かった生活雑貨店や家電量販店なども入る。県内企業も3割を占める。

 店舗面積は約3万2千平方メートル。地下1階は食品フロア、1?5階がファッションや雑貨の店舗、6?8階に560台分の駐車場を備える。9階はシネマコンプレックス(複合型映画館)。戦略商圏人口として約148万人を見込む。

 新静岡セノバを運営する静鉄プロパティマネジメントは「静岡市中心市街地の新しいにぎわいの核を形成し、50年後もランドマークであり続ける施設を目指す」としている。

1473チバQ:2011/08/20(土) 08:50:43
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20110816301.htm
秋の陣へ、改装ラッシュ 金沢の百貨店
 この9月は金沢の百貨店にとって転機となる。香林坊で人気セレクト店が開業するとともに、地域一番店の「デパ地下」が大改装され、買い物客の流れが大きく変わる可能性がある。他の百貨店、専門店も9月に向け、回遊客をつかもうと改装計画を練る。円高株安という不安材料もあるが、百貨店「秋の陣」は商圏の将来を左右する大一番となりそうだ。
 「あと半月あるが、今のところ8月はいい。前年は超える」。香林坊大和の島田純一店長はこう自信を見せる。店内を巡回する足取りも軽い。

 7月末の改装で新たにお目見えしたカツサンドで有名な東京のとんかつ店の前では土産物や旅行かばんを持った帰省客が並び、8月上旬に登場した人気の一口ゼリー店の前では旧盆中、若い女性客が列をつくった。

 島田店長は「以前より、若者やベビーカーを押した若い家族連れが増えてきた」と話す。

 大震災にもかかわらず、4、5、6月と3カ月連続で前年実績を超えた香林坊大和。北陸では震災に伴う自粛ムードが比較的早く薄れ、個人消費が持ち直しの傾向にあるという。

 7月は香林坊大和、めいてつ・エムザとも前年実績にわずかに届かなかったとされる。だが、いずれも「早割」で中元需要を6月中に取り込んだ反動で、消費持ち直しの流れは変わっていないとみている。

 店頭では、節電ブームや早めの梅雨明けで、涼感を得る商品などが売れ、婦人服は前年超え、寝具など生活関連は2けた増となった。震災以降、高額品も、絵画や高級ブランド品などが動き始めているという。

 ただ、世界同時株安、円急伸などで景気の先行き不透明感が強まり、消費の腰を折る懸念が出てきた。

 エムザの堀正樹営業企画統括部長は「うちは40〜50代の客層が多い。夫の退職金を株に投資している場合も多く、財布のひもが固くなる可能性もある」と心配顔だ。

 「金沢にビームスできるんやって」

 「へえ。うちら、よく東京まで行っとったよね」

 14日、金沢市香林坊2丁目の複合ビル「香林坊ラモーダ」の街頭。スーツケースを引っ張る帰省中らしい若い女性2人が、携帯電話でビルの入り口付近を撮影していた。

 9月10日に開業する人気セレクトショップ「ビームス金沢」と「ジャーナルスタンダード金沢店」は、若い世代を中心に知名度が高く、広域集客が望める金沢中心部の救世主的存在だ。

 近くの香林坊大和は当然、相乗効果を狙う。

地下食品フロアの本格改装オープンの日は「9・10」に続く、9月15日に決めた。「9・10」の大混雑を避けながらも、切れ目なく、にぎわいをつくる「波状作戦」で、集客力を高める狙いとみられる。

 専門店の香林坊109も、「9・10」に向けて大幅改装を計画中だ。担当者は「目玉となる超人気ショップも用意している」と意気込む。

 一方、めいてつ・エムザも、9月に向けて改装の準備を進める。

 香林坊大和の「デパ地下」改装に対抗し、地下食品売り場の一部を見直す。また、客層を拡大する目的で、婦人ファッションを中心に売り場を刷新する方針だ。

 金沢の流通業界では「秋は、香林坊に勢いをもっていかれるのは仕方がない。問題は、その勢いをどう引き込むかだ」(大型店関係者)という声も出ている。

 「金沢の香林坊以外のエリアにも9月に合わせて出店が増えるかと思ったが、予想より少なかった。震災もあって様子見しているのだろう」。ある商業関係者はこう言って腕組みする。さらに、「それゆえに万が一、9月に香林坊がこけたら金沢という商圏、ブランドそのものが大きく傷つき、今後に影響しかねない」と続ける。

 香林坊を中心とした金沢の「9月商戦」が盛り上がるかどうかは、北陸、金沢の商圏そのものの力量が内外に示される試金石となりそうだ。

1474チバQ:2011/08/20(土) 08:51:37
http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20110806-OYT8T00178.htm?from=os4
ランドセル 早まる商戦…総合スーパー・百貨店

少子化で競争激化
 来年4月に小学校へ入学する新1年生を当て込んで、総合スーパーや百貨店など流通各社が早くもランドセル売り場を開設し、販売を本格化している。

 少子化で新入学児童が年々減り、前倒し販売が進む。新商品の開発競争も激化しており、今年度から始まった新学習指導要領で増えた教材が運びやすいように、容量を増やすなどの改良も進んでいる。

 イトーヨーカ堂は、オリジナル商品「グッドフィットランドセル」(2万9900〜4万8000円)を3日から全国で発売した。「夏休みに祖父母に会って買ってほしい」(担当者)と、昨年より1週間前倒しした。ランドセルメーカー「セイバン」との共同開発で、21色を用意した。「脱ゆとり教育」で増えたプリント類の整理用にA4サイズのファイルを配布する学校が多く、出し入れしやすいようにランドセルの内側の幅を広げた。

 生活用品・家具製造販売大手のニトリは、帝人グループと共同開発した破れにくい人工皮革を使ったランドセル「わんぱく組」(1万9900円)を26日に売り出す。昨年より2か月早い販売で、「できるだけ多くの家族の目に触れるようにしたい」(担当者)としている。

 イオンは11日から、自主企画商品(PB)のランドセル「かるすぽ」(3万1000円〜3万7000円)を発売する。内側の幅を昨年の改良よりもさらに広げて、A4ファイルを収納しやすくした。全24色で、ピンクや水色などの人気の色は年内に売り切れることもあるという。

 百貨店でも商戦の前倒しが進む。

 西武池袋本店は6月にランドセル売り場を開設し、高島屋東京店も今月17日に例年より1か月早く販売を始める。購入が本格化するのは秋以降というが、「少子化で競争は激化しており、少しでも早く親や祖父母を売り場に引き付けたい」という。(畠山朋子)

(2011年8月6日 読売新聞)

1475チバQ:2011/08/21(日) 00:07:49
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2011_131380268769.html
大分駅ビル全体像判明 北側に7階建て
[2011年08月20日 10:09]

7階建てビルの建設が計画されているJR大分駅の北側=大分市
 JR九州(福岡市、唐池恒二社長)がJR大分駅(大分市)に計画している駅ビルの全体像が19日、分かった。駅北側に7階建て(駐車場部分は一部8階)を建設。1〜4階は商業施設、5〜7階が駐車場、屋上には庭園を整備。ビル内にはシネマコンプレックス(複合型映画館)も設ける。3月にオープンした博多駅ビルは九州各地からの人でにぎわっており、大分も駅利用者だけでなく、幅広い人が買い物や娯楽を楽しむ憩いの空間にする構想だ。

 駅ビルの規模は、鹿児島中央駅(鹿児島市)のアミュプラザ鹿児島(営業面積約3万3千平方メートル)と同程度。外観は市中心部を南北に隔てる壁とならないよう、建物の中央部分の階層を低くする。南北を往来できる“欧州の城門”のようなイメージを描いているという。屋上には、博多駅ビルの人気スポットとなっている鉄道神社も整備する。
 中心市街地の活性化策も考慮。その一環で、駅ビル前のスペースには大屋根を設置し、天候に左右されずイベントができる広場にする。駅と商店街などが面的に行き来しやすいよう、駅北側の国道10号をスクランブル交差点にすることも視野に関係機関と協議している。
 来春の高架化工事の完成後に着工し、2014年度末に完成する計画。投資額は150億〜200億円になる見込み。
 唐池社長は「大分駅ビルは博多駅ビルに続き、この先10年で最も力を入れる事業となる。市中心部のにぎわいを取り戻す起爆剤となるような施設にしたい」としている。

1476チバQ:2011/08/21(日) 10:16:23
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004387647.shtml
「クールスポット商戦」に期待 県内百貨店など 


消費電力のピーク時に割引セールを行う大丸神戸店。家庭で電気を使わずそのまま食べられるサラダ、すしが人気=神戸市中央区明石町
 兵庫県内の百貨店が、家庭での電力使用量がピークとなる午後にタイムセールを実施したり、家族向けのイベントを強化したりしている。冷房の効いた公共施設などを「クールスポット」(涼しい所)とし、節電につなげる自治体に協力するため。入店客数が増えるなどの効果も出ており、“クールスポット商戦”が百貨店の顧客創出につながるか、関係者は期待を寄せる。(末永陽子)


 大丸神戸店(神戸市中央区)は8日から、消費電力のピーク時である午後1〜3時に、地下1階の食品売り場でタイムセールを始めた。すし、サラダなど10品目を1〜2割引きで販売。対象商品の売り上げは前年比3割増で推移している。

 店内の一部喫茶店ではコーヒーの2杯目を無料にするサービスも実施。8月以降、1日当たりの入店客数は、多い日で前年比2割増えた。

 人気の高い物産展で集客を図ったのは、そごう神戸店(同)。10日から6日間、韓国の食品を集めた催事を開き、売上高は予想を4割上回った。ほかにも、子どもが販売員を務めるイベントを行った。

 大型商業施設でも同様の動きが広がる。ららぽーと甲子園(西宮市)は8日から、家族連れのイベントを相次いで実施。20〜21日には自転車をこいで発電量を競う「発電甲子園」を開く。今年初めての企画で、「8月の客足は前年比プラスで推移しそう」という。

 ただ、肝心の収益増には結びついていないケースも。7月からクールスポット関連のサービス、イベントを始めた神戸市内の百貨店では、来店者こそ前年比で3・2%増えたものの、客単価は2・6%下落した。担当者は「円高による企業収益の悪化、消費税率引き上げの懸念が台頭しており、消費意欲の回復に力強さが欠ける。どう売り上げにつなげるかが課題」としていた。

(2011/08/20 11:45

1477チバQ:2011/08/22(月) 22:35:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110822-00000558-san-bus_all
「阪急MEN’S TOKYO」 10月15日オープン “男の色気”全面に
産経新聞 8月22日(月)17時14分配信


10月15日のオープンが決まった「阪急 MEN'S TOKYO」のイメージ=22日、東京都千代田区(金谷かおり撮影)(写真:産経新聞)

 エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは22日、全面改装のため7月に閉店した「有楽町阪急」を、男性向けファッションに特化した「阪急 MEN’S TOKYO」として10月15日にオープンすると発表した。世界の高級ブランドを中心に集め、所得水準の高い国内外のビジネスマンや観光客をターゲットとする。

 営業フロアは地上8階地下1階建てで面積は約1万1000平方メートル。玄関口となる1階は、「男の色気」をテーマにグッチやプラダのメンズバッグ、ダミアーニのアクセサリーなどを集めた。2、3階はヴェルサーチやドルチェ&ガッバーナなど高級ブランドのカジュアルウエアからドレスアップスタイルまでを提案。4階以上は最先端ファッションやモダントラディショナルなどキーワードごとに国内外のブランドが並ぶ。スーツの価格は約4万5000円からと一般の百貨店と比べても全体的に高めの価格設定だが、「消費の二極化が進むなかで堅調なのはラグジュアリーブランド」(H2O)としている。

 初年度の売上高目標は、有楽町阪急の2010年度の売上高84億円の約1.4倍の120億円に設定した。銀座、有楽町地区では百貨店や国内外ファストファッションの競争が激しさを増すが、同社は「ここには世界中からビジネスマンや観光客が集まるが、これまで見合う規模のメンズ業態はなく十分成立する」と自信をみせる。

 顧客囲い込みのためマイレージカードを発行し、オープンから半年をめどに10万人の会員数確保を目指す。

1479荷主研究者:2011/08/28(日) 13:55:18

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/256207
2011年8月1日 00:17 西日本新聞
天神・ショッパーズ専門店閉店 都心南下で売上減

 福岡市・天神の「ショッパーズ福岡専門店ビル」が31日、閉店した。空中通路で結ばれた総合スーパーのダイエーショッパーズ福岡店とともに1971年に同時開業。ショッパーズ福岡店は営業を続け、9月10日には改装オープンする予定だが、専門店ビルは、40年で終止符を打った。

 31日午後8時すぎ、月足喜三男店長は同ビル正面玄関で最後の客を見送ると、「長きにわたり皆さまにご愛顧いただき、心より御礼申し上げます」と周囲を囲んだ人たちに深々と頭を下げた。主婦の田川由子さん(47)=福岡市東区=は「子どものころからよく親と一緒に来ていた。残念です」と惜しんだ。

 ダイエーが運営してきた専門店ビルは、地下2階−地上8階建てで店舗面積は約1万平方メートル。女性のファッション、雑貨を中心に約60テナントが入っていた。施設の老朽化や、天神の商業集積が施設から離れる形で南下し、売上高は90年を境に減少していたという。不採算店の整理を進めるダイエーグループの経営方針もあり、閉店が決まった。関係者によると、後継テナントは未定。

=2011/08/01付 西日本新聞朝刊=

1480荷主研究者:2011/08/28(日) 14:27:48

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110819k0000m020038000c.html
毎日新聞 2011年8月18日 19時18分(最終更新 8月18日 19時32分)
H&M:日本の店舗数30店舗に倍増へ CEOが表明

H&Mのカール・ヨハン・パーションCEO=東京都渋谷区で、谷多由撮影

 スウェーデンのカジュアル衣料大手、H&M(ヘネス・アンド・マウリッツ)は、日本の店舗数を現在の12店舗から来年には30店舗に倍増させる計画を明らかにした。このほど来日したカール・ヨハン・パーション最高経営責任者(CEO)が毎日新聞のインタビューで表明した。

 パーションCEOは日本進出から3年(第1号店は08年9月の東京・銀座)を振り返り、「日本は店舗当たりの売上高や収益性が高く、魅力的な市場だ」と評価。今年オープンする福岡市、大阪市、神奈川県藤沢市の3店に続き、「来年はさらに15店を出し、店舗数を倍増させる」と述べた。出店地域については「名古屋、仙台といった主要都市など全国レベルで検討している」と説明した。

 東日本大震災が発生した3月には、関東地区の店舗の営業を一時休止した。パーションCEOは「震災直後は消費も落ち込んだが、長期的には大きな影響と捉えていない」と述べ、震災後も日本で積極的に事業を拡大していく考えを強調した。【谷多由】

1482チバQ:2011/08/30(火) 20:57:12
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110830/bsd1108301631006-n1.htm
広さ日本一の近鉄百貨店阿倍野本店、増床開業の前倒しを検討2011.8.30 16:30

 近鉄百貨店が平成26年春の増床開業を予定している阿倍野本店(大阪市阿倍野区)について、25年にも一部を先行開業させる方向で検討を始めたことが30日分かった。

 同本店は、近畿日本鉄道が建設する60階建ての超高層ビル「あべのハルカス」の地下2階から地上14階に入居。現在の本店と合わせた売り場面積は10万平方メートルと、百貨店として国内最大規模となる。

1483チバQ:2011/08/30(火) 21:12:16
>>1230-1232
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110830-00000266-mailo-l45
都城大丸:再生計画案の提出期限延長を申請 支援企業見つからず /宮崎
毎日新聞 8月30日(火)15時50分配信

 1月に民事再生法の適用を申請した都城市中心部の老舗百貨店「都城大丸」の経営会社「大浦」と関連会社の代理人弁護士が29日、月末に迫っていた再生計画案の提出期限延長を宮崎地裁に申請した。再生計画案に必要な支援企業候補がまだ見つかっていないため。
 代理人弁護士によると、地裁に申請が認められれば、提出期限が最大4カ月延長されるという。
 支援策をめぐっては、都城商工会議所(岡崎誠会頭)が、地元企業とともに出資して都城大丸を支援する特定目的会社(SPC)を設立する案を明らかにしているが、代理人弁護士は「まだ具体的な話はしていない。時間をかけて(SPCの)方向性を見極めないといけない」と説明。他の支援候補とも協議しているといい、「決定するのにあと数カ月必要だと判断した」と説明した。【川上珠実】

8月30日朝刊

1484チバQ:2011/09/03(土) 19:26:48
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004432171.shtml
長田の靴、タイでも人気 現地女性が通信販売計画 


日本に商談に訪れたパタナーパイサンさん。ウェブサイトでは、日本の観光なども紹介している=神戸市長田区苅藻通1
 タイのOLに、日本のファッション情報などをウェブサイトで発信している女性が、神戸・長田の婦人靴を売り出す計画を進めている。首都バンコクの日系セレクトショップで60足を試験販売したところ、2週間でほぼ完売する人気ぶり。「メード・イン・ジャパン」の品質を前面に打ち出しており、長田の業界関係者も「アジア市場に挑戦するきっかけにしたい」と話す。


 タイ在住の伊藤真紀子さん(40)と、一橋大大学院に留学経験のあるアチャラー・パタナーパイサンさん(32)。2人は流行情報サイト「OL Republic(リパブリック)」を運営。20代後半から30代の女性向けに、日本のファッションや化粧品などの最新情報を紹介している。

 靴は、婦人靴メーカーのシューオフィスティトレ(神戸市長田区)が製造。長田でショールームを運営し、メーカーの販路開拓などに取り組む支援会社「神戸シューズ地域振興」が、両者の協業を実現させた。

 今年7月末に始めた試験販売が好評だったため、約300足の追加注文を受けた。伊藤さんらは、長田の他メーカーとも買い取りの交渉を進めており、ウェブサイトでの通信販売に力を入れていく予定だ。

 照準は外資系企業などで働く富裕層のOLで、価格は6千〜7千円程度。デザインに加え、履き心地の良さが人気という。伊藤さんは「家電などの日本製品はタイでも定着し信頼感があるので、ファッションの分野でもアピールしたい」。

 シューオフィスティトレの世本高之社長(41)は「数量はまだまだ少ないが、タイには富裕層も多いと聞く。今後の展開に期待したい」と話している。

(土井秀人)

(2011/09/03 10:26)

1485チバQ:2011/09/04(日) 17:00:32


2475 名前:チバQ 投稿日: 2011/09/04(日) 16:59:03
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110902-OYS1T00233.htm
レソラ天神がオープン、バーニーズは16日開業
 福岡市・天神の岩田屋本店南側に、商業施設「レソラ天神」が1日、オープンした。商業テナントとオフィスなどが入る複合ビル「アーバンネット天神ビル」(地上9階〜地下1階)の地上5階〜地下1階、店舗面積で計約4900平方メートルを占める。入居する4店舗のうち、初日はイタリア料理店「リストランテASO」とゴルフ用品販売「ZOY天神店」が営業を始めた。

 また、高級ブランド「ルイ・ヴィトン福岡店」は3日の開業を前に、報道関係者らを招いた内覧会や、プロゴルファーの東尾理子さんらによるテープカットなどを行い、九州最大級の店の船出をPRした。

 16日には、中核テナントの米高級百貨店「バーニーズ ニューヨーク福岡店」が開業し、天神地区の既存の百貨店や専門店などとの競争激化が予想される。

(2011年9月2日 読売新聞)

1487チバQ:2011/09/04(日) 17:02:17
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110901/biz11090122180033-n1.htm
8月売上高、明暗分かれる 大阪の百貨店4社 
2011.9.1 22:17
 大手百貨店4社が1日に発表した8月の既存店売上高(速報)は、高級ブランドなどの特選衣料や宝飾品などの高額品が好調だったことを受け、2社が前年同月比でプラスだった。

 大丸松坂屋百貨店は3・2%増、三越伊勢丹も1・5%増でともに5カ月連続で増加。4月19日に増床後の全面開業を果たした大丸梅田店は、4月以降で最も高い伸び率となる89・5%増を記録した。

 阪急阪神百貨店は旗艦店の阪急、阪神の両梅田本店がJR大阪三越伊勢丹の新規開業などの影響で5・3%減となった。ただ、3月に開業した博多阪急などを加えると2・8%増となる。高島屋は0・8%減と3カ月ぶりのマイナスとなった。3月に増床が完了した大阪店は6・9%増だった。

1488チバQ:2011/09/10(土) 11:46:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110909-00000000-fsi-bus_all
大阪 「デパート三国志」 客争奪激戦 キタ、新店増床で活況
フジサンケイ ビジネスアイ 9月10日(土)8時15分配信

 長引くデフレや少子化の影響で百貨店の売上高が全国的に伸び悩む中、大阪市内の店舗が健闘している。「キタ」と呼ばれる梅田地区を中心に今春以降、新規出店や改装・増床が相次ぎ、前年同月比の伸び率(既存店ベース)は7月まで4カ月連続でプラスを記録。地元以外からも買い物客が訪れる活況ぶりだ。市内の商業地ではライバルの「ミナミ」(難波・心斎橋)をキタが引き離す一方、ダークホース的な「阿倍野・天王寺」が急浮上。3地区の「大阪流通戦争」は激しさを増している。

 ◆三越伊勢丹は苦戦

 「増床の効果で、幅広い客層をターゲットに据えることができるようになった」

 JR大阪駅の南側のビル内にある大丸梅田店の村田荘一店長は、増床戦略の手応えをこう話す。売り場面積を1.6倍に広げて4月19日にリニューアルオープンし、8月の売上高は前年同月比89.5%増と単月の伸び率で過去最高を記録した。

 キャラクターグッズの「ポケモンセンター」や生活雑貨店の東急ハンズ、カジュアル衣料品のユニクロを核テナントに据えたことで家族連れが増加。「中心価格帯をやや下げたことも功を奏した」(村田氏)という。

 対照的なのは、5月4日に駅を挟んで北側のビル内に開業したJR大阪三越伊勢丹だ。8月末までの約4カ月間の売上高は129億円で、このペースだと年間目標の550億円を150億円以上も下回ってしまう。

 伊勢丹が東京で培った商品調達から販売までを自社で手がける「自主編集売り場」の面積を、全体の3割と高めに設定したが、「陳列の数を控えめにする手法が受け入れられていない」(業界関係者)とされる。

 これに対し、同じビル内で同時に開業し、売り場面積が半分以下の専門店街「ルクア」は約4カ月で132億円を売り上げ、大阪三越伊勢丹を上回った。運営するJR西日本SC開発(大阪市北区)の中山健俊(たけとし)社長は「250億円の年間目標は来年早々に突破できる」と自信をみせる。来店客数の年間目標1900万人は9月中に達成する見通しだ。

 大阪駅前にある阪急、阪神両百貨店の梅田本店は5月以降、売上高が前年同月比で6%前後下回ったが、阪急が増床工事中で手狭なこともあり、両店舗を運営する阪急阪神百貨店は「想定の範囲内」と冷静に構える。

 ◆阿倍野・天王寺が好調

 一方、キタとミナミの陰に隠れてきた阿倍野・天王寺地区では、4月26日に開業した商業施設「あべのマーケットパーク キューズモール」が開業1カ月で56億円を売り上げ、存在感を一気に増してきた。最新ファッションを集めた「SHIBUYA109」やスーパーの「イトーヨーカドー」など、顧客層が異なる大型店を集めたことが施設全体の集客力を高めている。

 勢いづく両地区に対し、ミナミは劣勢ぎみだ。3月に売り場面積を1.4倍にした高島屋大阪店の8月売上高は前年同月比6.9%増と好調だが、大丸心斎橋店は6.7%減とふるわない。商業施設「心斎橋パルコ」は9月30日に閉店する。大型店も加盟する心斎橋筋商店街振興組合は危機感を強め、女性10人を投票で「心斎橋トップレディ」に選抜するコンテストを企画し、話題作りに努めている。

 阿倍野・天王寺では「キューズモール」を運営する東急不動産と、近鉄百貨店を傘下に持つ近畿日本鉄道グループが共同でスタンプラリーなどを実施。キタでも大阪三越伊勢丹と大丸梅田店が10月下旬に紳士服のセールを同時開催する。いずれもライバルとも手を組み、地区全体の集客を増やそうとしている。

 大阪市内の百貨店売り場の総面積は今春以降の開店・増床などで2005年に比べ1.5倍以上も拡大。12年には阪急百貨店梅田本店が現在の1.4倍に広がり、近鉄百貨店阿倍野本店も14年に増床工事前の1.5倍に当たる10万平方メートルと日本最大級に生まれ変わる。

 りそな総合研究所の荒木秀之主任研究員は「鉄道路線網が充実するキタが優位だが、競争に勝つには幅広い層の人に『訪れたい』と思わせる仕掛けが必要」と指摘する。人口減が続く大阪での消費者争奪戦に生き残るには、地区全体の魅力をどう高めるかが鍵を握りそうだ。(松村信仁)

1490チバQ:2011/09/13(火) 22:43:01
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110906/biz11090614090009-n1.htm
JR博多シティはや3千万人、阪急は想定9割達成 開業半年
2011.9.6 14:08
 JR九州子会社の博多ターミナルビルは5日、3月3日に開業の博多駅ビル「JR博多シティ」が、9月2日までの6カ月(185日間)で来店客数3080万人、売上高398億円に達したと発表した。

 博多シティの核テナントの百貨店「博多阪急」単独では、来店客数1820万人と年間想定2千万人の9割強に到達。ただ、売上高は200億円と、半年間の計画を約8%上回る水準にとどまった。専門店で構成する「アミュプラザ博多」の売上高は191億円で、半年計画を約20%超えた。

 博多シティ全体でも、1日平均来店10万人とした計画に対し、平日約14万人、土日祝日は22万人と大きな集客力を発揮した。

 博多阪急は地下食料品売り場のほか、若者向けフロアもクリアランスセールを機に集客が進み、カード会員も32万人と30万人の年間目標を突破。しかし、博多阪急の柳沢興平店長は「客単価を上げるためカード会員をより増やすことが最重点課題だ」と述べた。

 アミュプラザは福岡県内からの来店客が7割を占め、生活雑貨の東急ハンズや上層階のレストランの人気が高かった。

1491とはずがたり:2011/09/14(水) 09:56:03

独の大手スーパー、銀座に進出 流通世界3位のメトロ
http://www.asahi.com/business/update/0914/TKY201109130692.html

 ドイツの大手スーパー、メトロが15日、東京・銀座で業務用スーパーのショールームを設ける。世界の流通業界では米ウォルマート・ストアーズ、仏カルフールに次ぐ企業だが、日本では知名度不足が課題。高級飲食店が集まる銀座にショールームを設けることで、知名度アップをめざす。

 メトロは2002年、日本に進出。現在、東京都江東区など関東に9店がある。ドイツでは一般向けの大型スーパーも展開するが、日本では飲食店向けの会員制業務用スーパーに特化する戦略をとっている。10年の日本での売上高は、前年比34%増の2億ユーロ(約210億円)。

 ショールームでは、自社ブランド(PB)約120品目を展示する。飲食店のメニューづくりなどについても、相談に応じる。

 銀座は築地市場も近いため、遠方から食材を買い付けに来る飲食店主らが立ち寄り、メトロを知ってもらうことを期待している。

1495とはずがたり:2011/09/17(土) 13:59:38
>>1230-1232 >>1483

都城大丸の再生案提出延長へ、スポンサー見つからず
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20110830-OYS1T00236.htm

 民事再生法の適用を申請し、手続きの開始が決定した都城市の百貨店「都城大丸」の運営会社・大浦は29日、8月末としていた再生計画案の提出期限の延長を宮崎地裁に申し立てた。延長申請は受理される見通し。

 申請代理人の江藤利彦弁護士によると、県内外の複数の企業に支援を打診しているが、経営を引き受けるスポンサーが見つからないという。延長期間は3〜4か月としている。

 都城大丸は1929年、呉服店として創業し、56年に百貨店としてスタートした。2004年に約20億円を投じて隣接地に複合商業施設「大丸センターモール」を開業したが、景気の低迷や大型商業施設との競合で経営が悪化した。

 負債総額は約49億円で、パートを含む従業員約240人は解雇された。
(2011年8月30日 読売新聞)

宮崎の老舗百貨店、再生法申請 「都城大丸」販売が激減
http://www.asahi.com/business/update/0105/SEB201101040061.html
2011年1月5日1時0分

写真:経営会社が民事再生法の適用を申請した都城大丸=4日、宮崎県都城市、知覧写す経営会社が民事再生法の適用を申請した都城大丸=4日、宮崎県都城市、知覧写す

写真:記者会見で陳謝する大浦の大浦克博会長=4日、宮崎市、中島写す記者会見で陳謝する大浦の大浦克博会長=4日、宮崎市、中島写す

 宮崎県都城市の老舗百貨店「都城大丸」を経営する大浦は3日、宮崎地裁に民事再生法の適用を申請し、財産保全命令を受けた。負債は関連会社を含め49億4千万円。4日から休業し、従業員約240人は15日付で解雇する。同店発行の商品券も使えなくなる。

 ここ8年間に市内に大型ショッピングセンター(SC)が相次いで進出して競争が激しくなった。10年2月期の売上高は46億8500万円で、約5年間で4割ほど落ち込んだ。

 中高年向けの品ぞろえに力を入れて巻き返しを図ったが、宮崎市で記者会見した大浦の大浦克博会長は「商品力が低下して売り上げが急減した。口蹄疫(こうていえき)で減少した客足を戻しきれなかった」と話した。

 都城大丸は1929年創業。前身は地元の呉服店で、大手百貨店の大丸との資本関係などはない。都城市中心部の核施設で、大浦会長は「我々の大型店がなくなると、市街地の体を保てない。何としても防ぎたい」と、再建の支援企業探しに力を入れる考えを示した。(知覧哲郎、中島健)

1496チバQ:2011/09/17(土) 14:05:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20110916-OYT8T01120.htm
岡山駅前「林原」土地イオン構想


イオンモール倉敷の増床棟オープンについて記者会見する岡崎社長。この後、岡山駅前の構想を明らかにした(倉敷市で)  会社更生手続き中の食品・医薬品関連企業「林原」(岡山市北区)がJR岡山駅前に所有する広大な土地(約4万5000平方メートル)は、やはり、イオングループが取得するのか――。イオンモールの岡崎双一社長が、この土地に高層型商業施設を建設する構想を明らかにした16日、周辺の百貨店や商店街に衝撃が走った。開業は最短でも2年後というが、進出となれば、岡山市中心部のJR岡山駅東口地域や約1キロ東の表町地域で顧客の争奪戦が激化するのは必至だ。(田村勇雄、辻田秀樹、末善悠太)

 「イオングループの総力を挙げて、岡山の街づくりに貢献できるような形にしたい」。岡崎社長は報道陣にこう意気込みを語り、観光バスの発着場や地域交流の場としての機能も備えた、高層型施設の構想を披露。土地の東側で営業しているイオングループの「岡山ビブレ」を含め、一体的に開発する考えを示した。「2010年に京都駅前にオープンした店より、かっこいい店にしたい」とも語った。

 これに対し、「相乗効果が生まれるのでは」と期待するのは、岡山駅前の百貨店・岡山高島屋だ。担当者は「仮に進出した場合、駅前一帯がショッピング街として発展し、顧客が回遊する。決してマイナス要因にならない」と受け止める。駅に近いイトーヨーカドー岡山店は、イオンとの競合の可能性が高いとみられるが、「担当者が不在でコメントできない」とした。

 一方、「岡山駅前に客を奪われる」と警戒するのは、表町商店街(約360店)だ。同商店街では、約10年前から転廃業が目立ち始め、既に約40店の空き店舗があるだけに、周辺8商店街の連合組織「岡山市表町商店街連盟」の大開博之理事長は「イオンが来れば表町の客が減り、営業を続けることがもっと難しくなるのでは」と不安を隠さない。

 表町の百貨店・天満屋岡山店は「イオンとの住み分けは可能」と説明する。同店は2013年秋を目標に、駐車場を約300台に倍増させる計画を立てており、「より利便性の高い買い物環境を整えたい」と万全の態勢で迎え撃つ構えだ。

 では、街全体の活力は高まるのだろうか。岡山大の中村良平教授(地域公共政策)は「にぎわいが生まれる利点はある」としながらも、「商店街はよほど思い切った対策をとらないかぎり厳しい。景気を考えても、消費者の買い物が増えるとは言えず、結局は客の取り合いになり、競争激化は避けられない」とみている。

(2011年9月17日 読売新聞)

1497荷主研究者:2011/09/19(月) 10:42:20

http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2011/08/19/news01.htm
2011年8月19日(金)AM 07:11 上毛新聞
●高崎市 民間と高層複合施設

 高崎市は18日、整備計画中の大規模集客施設について、JR高崎駅東口から約200㍍に位置する市営駐車場の周辺約2万1千平方㍍の区域に、高層の複合施設を建設する方針を明らかにした。区域内にあるビックカメラ高崎東口店や中央体育館なども一体的に整備し、音楽ホール、会議場、体育館、商業施設など複合的な機能を持たせる。民間も事業主体に組み入れ、資金面や運営面を強化。市は集客戦略上の中核的な施設と位置付け、本年度中にも基本計画を策定し、4年後の完成を目指す。

 基本方針では、企業・業界団体の会議や研修会の会場となるコンベンション機能、群馬交響楽団の本拠地となる音響水準の高い音楽ホール機能、年間5万人の利用が見込まれる体育館機能、企業の事務所が入る業務機能などを備えた施設を整備する。

 ビックカメラの店舗に加え、大手量販店の店舗などを積極的に誘致して商業機能も充実させる。防災都市のモデル施設として、首都圏の公的機関や企業のデータバックアップセンターの設置や、太陽光発電など自家発電が可能な新エネルギーシステムの導入も検討している。

 総事業費は500億円超の見込み。中心市街地活性化基本計画の認定区域に組み込んで国の補助金を得るほか、土地を所有するビックカメラ、日本中央バス、日本年金機構、市の4者を共同事業者とするなど民間資金も活用する。共同事業者は随時、追加する。

 施設の完成後は、高い集客力を維持するため、柔軟な戦略を練ることが可能な民間が主体となって施設を運営する方向で検討している。

 富岡賢治市長は「地域経済の活性化、業務機能の増大、ビジネスの創出、都市文化の創造につながる重要な施策。中心部の集客力を全市に波及させていきたい」と説明している。

 基本計画策定後、パブリックコメントを実施し、広く市民の意見を求める。

 計画区域をめぐっては、一部地権者が立ち退きに難色を示しており、その土地を除いて基本計画を策定せざるを得ない状況にある。市は「地権者の意向に配慮しながら、協力を得られるように柔軟に対応していきたい」としている。

1498荷主研究者:2011/09/19(月) 10:55:16

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201108190043.html
'11/8/19 中国新聞
パルコ広島、3年ぶり大改装

 ファッションビルのパルコ広島店(広島市中区)は27日から10月1日にかけ、本館と新館を大幅改装する。2008年秋以来3年ぶりの大規模なリニューアルで、全175店の2割に当たる30店を改装。大人の女性向けの商品を充実させ、幅広い世代の集客を図る。

 改装する30店のうち19店には新規テナントを入れる。11店は店の内装や商品を大幅に入れ替える。新規のうち11店が中四国地方で初出店となる。改装の投資額は3億5千万円。

 中四国初出店のテナントは、「大人の女性のおしゃれ」をテーマにした「ビーラディエンス」や「アトリエ ドゥサボン」など。若者に最先端のファッションを発信する「エモダ」も入る。

【写真説明】3年ぶりに大幅改装するパルコ広島店

1499チバQ:2011/09/19(月) 11:29:20
http://www.sankeibiz.jp/business/news/110918/bsd1109180701001-n1.htm
大丸梅田店は大阪百貨店戦争の勝ち組?! 絶好調の理由は… (1/3ページ)2011.9.18 07:00

 新規開業や売り場面積の増床が相次ぐ大阪の百貨店業界で、大丸梅田店(大阪市北区)の快進撃が続いている。昭和58年のオープン以来、最大規模となる改装を今春実施し、売り場面積を改装前の約1・6倍にあたる6万4千平方メートルに広げた。4月19日のグランドオープンから4カ月間(8月19日まで)の売上高が前年同期比75%増に達し、8月単月では前年同月比89%増と過去最高を記録した。そんな大丸梅田店の絶好調の秘密を探ると、意外な真相が見えてきた。

◇    ◇

 大丸梅田店は、今回の大改装で、人気キャラクターグッズの「ポケモンセンター」とミニカー玩具の「トミカショップ」、生活雑貨「東急ハンズ」、カジュアル衣料「ユニクロ」などをテナントとして誘致した。

 首都圏では、高級ブランドの路面店オープンのあおりを受け、百貨店からの撤退が相次ぎ、空いた空間をさまざまなテナントが埋めているケースが目立つ。大丸梅田店の動きについて「あれは百貨店ではない」(ライバル店)といった冷ややかな声もあった。しかし、ふたを開けてみれば、来店客数と売上高の増加に貢献している。

 もともと大丸梅田店はJR大阪駅周辺で働く30歳代前後の女性を主力購買層に置いていた。増床で従来の百貨店にはなかったテナントが入ったことで、客層が広がり、売り場の担当者は「今では家族連れや年齢層の高い人の姿もよく見られるようになった」と話す。

 もっとも売り場面積が大きくなれば、売上高が伸びるのは当たり前との見方もある。ただ、長引く消費不況の中で売り場面積以上の営業成績を残している大丸梅田店には、まだ好調の理由がある。

 購買層が大きく広がったことに加えて、消費者の価格志向が強まっていることから、大丸梅田店では「店頭に並ぶ商品の中心価格帯少し下げた」(村田荘一店長)という。品質と価格とのバランスを考慮した品ぞろえを意識したことも好調持続の要因と考えられる。

◇   ◇

 そんな大丸梅田店にはユニークな名称の売り場が少なくない。女性向けカジュアル衣料の自主編集売り場「うふふガールズ」(1階と5階)のほか、レストラン「大丸エキウエダイニング美食区」(14階)、地下食品売り場「ごちそうパラダイス」など、そのフロア名だけで売り場の雰囲気が想像できる。

 極めつけは4階。婦人靴やバッグの「シンデレラアベニュー」に、女性肌着売り場に至っては「オー・ランジェリーゼ」だ。

 こうした名称はどのようにして決まるのか? 「会議の休憩中などで数人がわいわいとしゃべっていると自然と出てくる。そのなかから決めている」(広報担当者)と説明。肩肘を張らない自由な雰囲気が売り場の名称に表れ、結果的に好成績につながっているとみられる。

◇   ◇

 大阪市内の百貨店売り場の総面積は、今春以降の新規開業や増床で平成17年に比べ売り場面積は1・5倍以上に拡大。来年には阪急百貨店梅田本店(大阪市北区)の売り場面積が1・4倍に拡張されるなど、大阪百貨店競争がさらに激化するのは間違いない。

 大丸梅田店は今後も快進撃を続けることができるのか。「改装効果が落ちるこれからが梅田店の真価が問われる」(村田店長)ことになりそうだ。

1500荷主研究者:2011/09/19(月) 11:47:53

http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2011/08/22/news01.htm
2011年8月22日(月)AM07:11 上毛新聞
●カスミ12月開店へ ドラッグストアも検討・旧前橋サティ

旧前橋サティが入っていた建物。12月にもスーパーのカスミが出店する=7月撮影

 昨年10月に閉店した前橋市国領町の「前橋サティ」跡地について、出店に向けて協議していたスーパーチェーンのカスミ(茨城県つくば市)が12月に開店する見通しとなったことが、21日分かった。東京都内に本社を置くドラッグストアチェーンなども出店を検討。地元住民は早期の再開を待ち望んでおり、市街地の再生に期待がかかる。

 カスミは1階に入居する見通しで、建物所有者のグンゼ開発(兵庫県尼崎市)と交渉を進めていた。県内への進出は5店舗目で、22日から従業員の募集を始める。建物は前橋リリカショッピングセンター(仮称)リニューアル工事と称して、今月から内装工事が始まっている。

 跡地利用をめぐっては周辺自治会が昨年、グンゼ開発に対して食料品や日用雑貨、医薬品を扱う店舗の誘致を求める要望書を提出している。地元自治会長は「市街地活性化や雇用の面、周辺に高齢者が多いことを考えるとスーパーが跡地に入るのは非常にありがたい。正式な発表を待ちたい」と話した。

 旧前橋サティは1993年に完成し、地上6階建て、店舗面積は2万5500平方㍍と開店当時では県内最大。1〜3階が売り場、4〜6階と地下が駐車場に使われていた。

 前橋市内では昨年から大型店の撤退が続いており、JR前橋駅前の旧イトーヨーカドー前橋店は昨年8月に閉店して以来、後継テナントは決まっていない。

1501チバQ:2011/09/20(火) 23:45:04
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/K20110920301.htm
石川県外客、半分超える 香林坊ルネッサンス、3連休を総括
 有名セレクト店の開業や大型商業施設の改装による「香林坊ルネッサンス」に沸く金沢市中心部はこの3連休、関係者が「予想以上」と口をそろえる熱気に包まれた。中心街では人気路面店の効果もあり、大型店に従来と異なる客層が目立った。若者が集う専門店は県外客の割合が半分を超え、金沢商圏の広域集客力は格段に高まったようだ。
 「この3連休は、ファミリーでの来店が多かったですね」。金沢市香林坊2丁目の複合ビル「香林坊ラモーダ」に入居する「ビームス金沢」「ジャーナルスタンダード金沢店」の担当者とも、同様の印象を口にする。

 雨となった19日も午前11時の開店を待つ約50人の列ができた。連休前は若者の来店が多かったが、連休中は、ベビーカーを押した若い夫婦、祖父母を伴った3世代での来店も目立ったという。

 香林坊109でも、家族連れが増えた。担当者は「うちのメーン客層は20代前半で普段はギャルが多いが、この連休中は家族連れが多くて新鮮な光景だった」と語る。

 17日にオープンした10代前半向けショップ「レピピアルマリオ」では、「子供と母親が服を選ぶのを、店の外で待っている父親の姿を多く見掛けた」(担当者)という。

 地下食品フロアを全面改装した香林坊大和では逆に、「ミニスカートとか露出の多い服を着た若い女性客が増えた」(販促担当者)。19日は朝から雨だったが、販促担当者は「天候のわりに、売り上げは開店直後からずっと前年超えペースを続けている」と手応えを感じていた。

 ビームス、ジャーナルスタンダードの知名度もあり、広域集客が期待されたが、実際、この3連休に、富山など県外客が半数を超え、地元石川客を上回る大型店もあった。

 香林坊109の「レピピアルマリオ」は、店員のレジでの聞き取り調査によると、富山からの来店客が半数を超えたという。館内のショップは、石川客が来店の半数を占める場合がほとんどで、「かなり珍しい結果だ」と担当者は驚く。

 JR金沢駅東の金沢フォーラスも同様だ。「遠出の人が増えるという連休真ん中の18日は、富山と福井を足した県外客が半分を超えました。バーゲンでもない限り、普段は見られない状況です」と担当者は語る。

 真夏日となった18日、駐車場では富山、福井、富山、福井…と隣県ナンバーが数珠つなぎに。秋の改装で登場した革製品の「イルビゾンテ」やジュエリー店「アガット/ノジェス」を目当てにした30代以上の来店客も目立った。

 広域客の多さは、駐車場の利用状況からもうかがえる。

 3連休中の香林坊地区の駐車場について、地元の専門店関係者は「新潟や長岡、飛騨など北陸以外のナンバーも結構多い」とみる。

 金沢市中心街で開かれた「金沢JAZZSTREET2011」(財団法人石川県芸術文化協会、財団法人北國芸術振興財団、北國新聞社共催)を目的にした観光客が、県外利用の底上げにつながったとみる商業関係者も多い。

 金沢駅とまちなかを運賃100円で結ぶ「まちバス」は普段より4便増便し、運行時間を2時間延長したが、駅発の便は満席が続いた。運営する金沢商業活性化センターの担当者は「開業や改装が出そろい、まちなかに行く人の流れが増えた」とみている。

 23日から始まる2度目の3連休では、武蔵地区のめいてつ・エムザも改装を終え、まちなか全体で「舞台」が整う。金沢商圏全体の集客力がさらに高まりそうだ。

1502とはずがたり:2011/09/22(木) 10:04:10
>大阪はかつてイオンの本社があった場所で、発祥の地
そうなんか!

「道頓堀WAON」11月下旬導入へ−初年度3万枚の販売目指す /大阪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110921-00000045-minkei-l27
みんなの経済新聞ネットワーク 9月21日(水)16時17分配信

 イオンは電子マネー「WAON」の普及を推進しており、現在、イオン、マックスバリュ、ミニストップなどイオン系列の店舗のほか、ファミリーマート、マクドナルド、ヤマト運輸、吉野家など全国約12万カ所(2011年8月末現在)で利用できる。カードの累計発行枚数は約2120万枚。2007年4月からは行政などの地域団体と連携し「ご当地WAON」の発行を進めており、これまで行政43団体、商店街6団体と提携している。

 11月下旬から発行を開始する「大阪ミナミ 道頓堀WAON」カードには、道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」から見た道頓堀川やグリコ看板、戎橋を描いた。同商店会の商店のほか、大阪府下のイオン、マックスバリュ、KOHYO約30店舗で販売、発行手数料は300円で、初年度3万枚の販売を目指す。同商店会の店舗への決済端末の設置も11月下旬から進め、年内に50店舗への導入を予定する。カードには「フェリカポケット」機能を内蔵し、商店街のクーポン、スタンプラリーなど、商店街としての独自サービスも展開できるという。

 イオンリテールの執行役員西近畿カンパニーの伊塚義廣支社長は「大阪はかつてイオンの本社があった場所で、発祥の地。(「大阪ミナミ 道頓堀WAON」の導入により)大阪がますます活気ある街になってくれれば」と、あいさつで述べた。

1503とはずがたり:2011/09/22(木) 10:09:07

セブン&アイHD/近商ストアと資本・業務提携
http://www.ryutsuu.biz/strategy/d092101.html
(流通ニュース / 2011年09月21日)
セブン&アイ・ホールディングスは9月21日、近畿日本鉄道の子会社である近商ストアとの間で資本・業務提携に基本合意したと発表した。

近商ストアが発行する第三者割当増資の新株式502万3000株をセブン&アイ・ホールディングスが引き受ける。

株式取得後の議決権所有割合は近鉄50.7%(提携前72.4%)、近鉄百貨店19.3%(提携前27.6%)、セブン&アイ・ホールディングス30%となる。

業務提携は、近商ストアとの間で、相互に協働し、具体的内容は、今後関係者間で協議を進める。

セブン&アイ・ホールディングスは食品小売分野における関西地区での事業基盤強化を進めるため、近鉄沿線を中心にスーパーマーケット事業を展開する近商ストアとの資本・業務提携に至ったとしている。

11月中に払い込み、業務提携開始日する。

資本・業務提携先の概要
商号:(株)近商ストア
代表者:代表取締役社長堀田正樹
所在地:大阪府松原市上田3-8-28
設立:1953年9月1日
主な事業内容:スーパーマーケットの経営
決算期:2月
従業員数:605名(2011年2月末現在、パート社員2,724名は含まず)
資本金1億円
売上高613億4400万円(2011年2月期)

1504チバQ:2011/09/23(金) 00:02:14
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20110922-OYO1T00700.htm?from=main3
近鉄百貨店阿倍野本店に経営資源集中
 近鉄百貨店は21日、2014年春の増床開業を目指す「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)の中核となる阿倍野本店に経営資源を集中する一方、不採算の枚方店(大阪府枚方市)を12年2月末に閉鎖することを盛り込んだ中期経営計画を発表した。親会社の近畿日本鉄道と一体となった流通事業のテコ入れで、抜本的な選択と集中を進める。

 具体的には、阿倍野本店に3階にわたって計1万平方メートルの日本最大級のレストラン街を作り、集客力向上を図る。また、インテリア、文具、趣味雑貨、スポーツ用品には、品ぞろえに強みを持つ専門店を誘致する。

 全体の店舗戦略については、阿倍野本店を「都心大型店」、上本町(大阪市天王寺区)、奈良(奈良市)、橿原(奈良県橿原市)など5店舗を「地域中核店」と位置づけ、エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと共同開発する販売時点情報管理システム(POS)などを導入する。

 その一方、競合が激化する郊外店については、店舗の廃止に乗り出す。

 枚方店はピーク時(1997年2月期)に199億円だった売上高が11年2月期には81億円まで減り、「改装など集客向上に努めたが、売り上げ減に歯止めが掛からなかった」(飯田圭児社長)と説明。桔梗が丘店(三重県名張市)も百貨店としての業務運営から撤退する。

 郊外店の閉鎖などで生じる余剰人員は希望退職を募集して対応するが、規模や実施時期は未定だ。

 これらの特別損失の計上で、12年2月期連結決算の業績予想を下方修正し、税引き後利益が今年4月に公表した15億円の黒字から、131億円の赤字(前期は17億円の黒字)になると見込んだ。

(2011年9月22日 読売新聞)

http://www.sankei-kansai.com/2011/09/22/20110922-057983.php
近鉄百貨店、阿倍野シフト 枚方店など閉鎖、縮小
 近鉄百貨店は21日、不採算店舗の撤退や取引先への第三者割当増資などを柱とした平成27年2月期までの新・中期経営計画を発表した。親会社の近畿日本鉄道が建設中の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区、26年開業)に阿倍野新本店が入るのを踏まえ、郊外店のあり方を見直し、「潜在成長力の大きい」(近鉄百の飯田圭児社長)阿倍野エリアに経営資源を集中させる。

 不採算店舗として、24年2月に枚方店(大阪府枚方市)を閉鎖、同3月以降に桔梗(ききょう)が丘店(三重県名張市)の売り場を縮小する。希望退職については「新しい店への人員も必要なことも踏まえて規模を考える」(飯田社長)。和歌山近鉄会館(和歌山市)も来春に閉鎖する。

 一連のリストラで近鉄百は23年8月中間決算に98億円の特別損失を計上する。10月末には、1株194円で新株約1億2800万株を発行する第三者割当増資を実施。引受先は近鉄と、同ビルを建設するゼネコンなど計8社で、約250億円の調達資金で阿倍野新本店の内装工事などを行う。

 一方、近鉄子会社の近商ストアも21日、セブン&アイ・ホールディングスと資本・業務提携で基本合意したと発表。11月中にもセブン&アイを引受先とする第三者割当増資を実施し、同社は近商ストアの30・0%の株式(議決権ベース)を取得。近鉄は50・7%、近鉄百は19・3%となる。

 一方、近鉄は同日、各子会社に分散していた流通事業の戦略立案を一元化し、グループの流通事業全体の司令塔となる事業統括組織を23年度中に新設すると発表した。また、近鉄百の特損計上を受け、23年9月中間連結決算の業績予想の最終損益を、従来予想の30億円の黒字から30億円の赤字に修正した。

 長引く不況を受け、近鉄百ではこれまでに、別府(大分県)、岐阜、東京、京都などの店舗が姿を消した。近鉄の小林哲也社長は会見で「グループの力を結集する上で必要な手は打つ」と語り、グループ全体で流通事業を盛り上げる考えを強調した。

【写真説明】近鉄グループ全体で流通事業を盛り上げる考えを示した小林哲也・近畿日本鉄道社長(左)と飯田圭児・近鉄百貨店社長=21日、大阪市中央区の大阪府商工会館(門井聡撮影)

(2011年9月22日 07:00

1505チバQ:2011/09/23(金) 00:03:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110922-00000120-mailo-l15
コインパーキング:新潟・古町で値下げ競争が激化 空洞化で跡地利用相次ぐ /新潟
毎日新聞 9月22日(木)13時2分配信

 昨年6月に老舗百貨店の大和新潟店が撤退するなど空洞化が進む新潟市中央区の繁華街古町地区。最近ではコインパーキングの値下がりが目立っている。「値下げ競争」の背景には、商店街から撤退した各テナントの跡地を利用した駐車場の増加が原因にあるようだ。【塚本恒】
 「値下げしました」。同区東堀前通のコインパーキングに大きなのぼり旗が立つ。駐車料金は日中最大12時間駐車しても900円。従来の相場よりも明らかに安い。新潟市中心部で約30カ所を展開するこの駐車場業者は「値下げを始めたのはここ2年ぐらい」と話す。周囲でも同様の価格帯のコインパーキングが増えているという。
 激化する競争に戸惑うのは既存の駐車場業者だ。同地区で駐車場経営を続けてきた男性は「価格面での競争は難しい。駐車場は立地が99%。それを生かしていくしかない」と話す。男性は「それにしても駐車場ばかり増えていいのか」と複雑な表情を見せた。
 駐車場料金の値崩れの背景には、テナント撤退跡地を地権者が駐車場に活用する動きがある。昨年9月末に全テナントが撤退した同区東堀通の商業ビル「新潟WITH(ウィズ)」も今では更地になり、来月にも駐車場として開業が予定されている。駐車場の運営を予定する東京都の不動産販売会社は「市街地で駐車場を展開することで一定程度の集客が見込める。この場所に対する利用者の認知度が高いのも大きい」と中心市街地で駐車場を展開する利点を語る。
 コインパーキングの増加や駐車料金の値下げを地元商店の人々はどう受け止めているのか。古町六番町商店街振興組合の斎藤幸成事務局長は「古町には車で行きづらいという声が多かっただけに、お客様に来ていただく良いきっかけ。これを機に、より活気のある商店街にしていきたい」と前向きにとらえる。
 一方、新潟商工会議所のまちづくり支援課の担当者は「ドア・ツー・ドアの観点からすれば歓迎すべきこと。だが駐車場は目的地ではない。魅力ある施設などがなければ意味がなく、バランスが大事なのでは」と話す。

9月22日朝刊

1506チバQ:2011/09/23(金) 00:04:40
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110922/mcb1109220504009-n1.htm
好調に陰り 中国、百貨店淘汰の波迫る コスト高・消費変化でモデル転換点 (1/2ページ)2011.9.22 05:00
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北京にある世界のトップブランドを集めた「新光天地」。太平洋百貨と同様に中台合弁百貨店で、経営権をめぐるトラブルも起きている【拡大】

 経済成長を追い風に好調だった中国の百貨店業界に陰りが見え始めた。賃料や人件費の高騰、消費形態の多様化などを背景に、従来型の百貨店に淘汰(とうた)の波が迫りつつあるようだ。

 台湾系閉店の衝撃

 9月初めには北京市で店舗を運営する太平洋百貨の年内閉店が明らかになった。この台湾系大手百貨店の閉店ニュースは「北京の百貨店業界で近年起きた最も大きな事件の一つ」(中国紙・21世紀経済報道)と地元紙各紙が取り上げるなど、注目された。

 太平洋百貨は、台湾のコングロマリットである遠東グループの傘下で百貨店事業を手掛ける太平洋崇光百貨集団が合弁で運営する百貨店チェーンだ。1990年代初めに中国進出して以降、北京や上海、大連、成都などの主要都市を中心に店舗網を拡張。現時点で10店舗以上を運営する規模になっている。

 閉店が決まったのは太平洋百貨が北京市内で運営する「北京盈科店」(売り場面積3万7800平方メートル)と「北京五●松店」(同2万8000平方メートル)の2店舗。太平洋百貨は両店舗の閉店に伴い、北京市から撤退することになる。

 地元メディアの報道によると、太平洋百貨が発表した閉店の理由は「売り場企画の不振や商業エリアの変化、貸主の大幅な賃上げ要求」だ。もっとも、太平洋百貨の店舗縮小は個別のケースではなく、中国における目下の百貨店業全体に共通した問題との見方が多い。

 21世紀経済報道は太平洋百貨の閉店を報じた記事の中で、現在の中国の百貨店業界が直面する問題として「賃料の上昇」「人件費の高騰」「消費形態の変化」を挙げる。

 百貨店の賃貸契約の契約期間は通常10〜15年間前後。一方、今から約10年前は中国の百貨店業の発展初期に当たり、百貨店は低い賃料で店舗を確保できた。この時期に結ばれた賃借契約が足元で期限を迎える中、これまで低水準に抑えられていた賃料が契約更新時に大幅に引き上げられ、百貨店の収益を圧迫する要因になっている。

 加えて最近の人件費高騰や物価高に伴う商品調達コストの上昇も、百貨店に重くのしかかる。こうしたコスト増を背景に、太平洋百貨のケースでは「北京エリアでの赤字額が2009年度から今年第1四半期(1〜3月期)までの期間で累計7000万元(約8億3790億円)超に達した」(中国紙・第一財経日報)という。

 複合機能なき弱点

 さらにはeコマース(電子商取引)の台頭など消費形態の変化も新たな脅威となっている。中国でも大型の総合商業施設の登場に伴い、消費、飲食、娯楽が一体化された消費モデルを選好する傾向が強まっており、ショッピングという単一機能しか持たない従来型の百貨店は集客力を失いつつある。

 第一財経日報は、マレーシア系の大手百貨店で中国国内に40店舗以上を展開する百盛百貨(パークソン)が、上海市内の1店舗を近く閉店する見通しと報じた。理由は太平洋百貨と同じく「賃料の上昇」。経営環境に逆風が吹き始めつつある中、百貨店淘汰の動きが静かに広がりつつあるようだ。(上海支局)

●=木へんに果

1507荷主研究者:2011/09/25(日) 14:51:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110901t13021.htm
2011年09月01日木曜日 河北新報
疲弊商店街、津波追い打ち 石巻中心部、再建に踏み出せず

震災後、さらにシャッター通り化が進む中心商店街=石巻市立町

 東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県石巻市の中心商店街に、さらなる空洞化が懸念されている。復興需要で活況を呈す郊外の大型店に対し、中心商店街では既に廃業した店が出ている。震災から6カ月近くたった今も市の具体的な事業計画が見えず、再建に踏み出せない店主は多い。

 「店を閉めるという決断しかなかった」。石巻市中央2丁目で履物店を営んでいた藤沼信夫さん(81)は、市内の仮設住宅で寂しそうな表情を見せた。

 先代から90年以上続いた店は、1階が天井近くまで浸水した。シャッターはひしゃげて壁紙ははがれ落ち、修理用具や商品はすべて水に漬かって使い物にならなくなった。

 藤沼さんに、後継者はいない。「体が動くうちは続けたかった。ほかの商売仲間もつらい立場だと思う。商店街の行く末が心配だ」と話す。

 店舗・駐車場賃貸業「本家秋田屋」が中心商店街で貸し出す約20の物件のうち、震災後、半数以上が退去した。浅野仁一郎社長(60)は「行政の青写真も明確に出ていない。高齢の店主らは、再建を諦めざるを得なかったのだろう」と話す。

 中心商店街は2000年ごろから閉店が目立ち始めた。09年6月に県が実施した調査では、立町や駅前大通りなど8商店会に所属する266店のうち82店が空き店舗だった。

 市商工会議所とタウンマネジメント機関「街づくりまんぼう」などは07年、中心地のにぎわいを取り戻そうと協議会を発足。10年2月には「彩り豊かな食と萬画のまち」を掲げた中心市街地活性化基本計画が、県内で初めて内閣府に認定された。新たな街づくりの胎動が始まった直後に津波が襲い、疲弊する商店街に追い打ちを掛けた。

 一方、中心市街地から約3キロ内陸にある同市蛇田地区は津波の被害が小規模にとどまり、今は震災前以上のにぎわいを見せる。来春には、飲食や美容院などのテナント10店を連ねた複合施設がオープンする予定だ。

 市内の不動産業者は「復興需要で、大型店などは活況だ。車で行動する若い家族層は、確実に蛇田側に買い物行動の軸足を置いている」とみる。

 街づくりまんぼうの西条允敏社長は「中心地は、旧北上川沿いのロケーションなど替え難い魅力がある。市の復興計画とうまく連動して商店の新規参入を促すなどし、何とかにぎわいを取り戻したい」と話している。

1508荷主研究者:2011/09/25(日) 15:18:59

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1109030007/
2011年9月3日 神奈川新聞
激戦地の港北ニュータウンに新商業施設出店へ、40代女性ターゲットに/横浜

11月開業予定の「Yotsubako」外観イメージ

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港北ニュータウン地区の商業施設

 商業施設激戦地の横浜・港北ニュータウン地区で、市営地下鉄センター北駅隣接地に11月、新しい商業施設が出店する。「家チカながらお出かけ気分が味わえ、生活を豊かにする」をコンセプトに、飲食や物販など約30のテナントで構成。若い子育て世代の多い地域性を踏まえ、感度の高い消費者に浸透を図っていく。

 新施設の名称は「Yotsubako(ヨツバコ)」。企画・運営を手掛けるのは、アイエムピー(横浜市都筑区、山田耕熙代表)。

 地下1階地上8階建てで、延べ床面積7340平方メートル。名前の通り、2フロアずつ入った四つのガラス張りの「箱」を互い違いに積み上げたような、ユニークな構造となっている。

 テナントの約半分が飲食店で、地元や都内で人気の店などを誘致。雑貨店や、子ども向けスクールなども予定している。「自分にお金がかけられる40代女性」が主なターゲットだ。

 開業は11月23日を予定し、年間売り上げ目標は20億円としている。

 港北ニュータウン地区を抱える横浜市都筑区の平均年齢は、市内で最も若い38・5歳(3月末現在)。子育て世代も多く、購買力が見込まれるエリアとして近年、複数の大型商業施設が競合している。

 センター北駅一帯では駅ビル「ショッピングタウンあいたい」のほか、都筑阪急を併設したショッピングセンター「モザイクモール港北」や「ノースポート・モール」が営業。隣のセンター南駅前には「港北TOKYU S.C.」があり、両駅のほぼ中間には「港北みなも」「LuRaRa(ルララ)こうほく」といったショッピングセンターが立地する。

 ヨツバコはモザイクモール港北とノースポート・モールの間に位置する格好だが、山田代表は「コンセプトやターゲットが異なる。互いが補完し、共存する関係を目指す」と強調。両施設からの回遊性にも期待しているという。

1509荷主研究者:2011/09/25(日) 15:23:36

http://www.at-s.com/news/detail/100057465.html
2011年9/1 07:56 静岡新聞
江崎書店、パルシェ店2倍に増床 呉服町本店は閉店へ

 江崎書店(静岡市葵区、江崎一朗社長)は10月中旬をめどに、葵区の呉服町本店を閉店させる方針を決めた。全面改装中のJR静岡駅ビル「パルシェ」の9月22日の開業に合わせてパルシェ店を約2倍に増床し、本店の店頭販売機能を引き継がせる。

 本店2階でアニメ関連書籍やDVDなどを販売する「アニメフレンズ」も9月2日から休業し、パルシェ店に移転統合する。ビルの老朽化に伴い、静岡市中心市街地で長年市民に親しまれてきた呉服町本店は半世紀以上の歴史に幕を下ろす。本部機能は学校、企業向けの外商部を含めて本店に残す。後継テナントなどは「現時点で未定」(江崎書店)という。

 呉服町本店は中心市街地の目抜き通りにあり、本店前は29年連続で地価公示価格の県内商業地最高地点。

 パルシェ店の売り場面積は従来の約380平方メートルから約680平方メートルに広げる。全国的に書店の経営が厳しさを増す中、駅ビルの集客力を最大限に生かし、品ぞろえを一段と充実させて顧客開拓につなげる。店頭には10万冊以上を置く見通し。

 江崎社長は「トレンドをとらえ、購買意欲を高めるような店舗を目指したい」と話している。

客の流れ変化必至 競争激化で戦略見直しも

 県内有数の書店激戦区とされる静岡市中心市街地。江崎書店が呉服町通りから事実上撤退し、JR静岡駅ビルの「パルシェ店」の増床計画を打ち出したことで、競争激化とともに県都の書籍購買客の流れが大きく変化するのは必至だ。

 市中心部では昨年開業した葵タワーに戸田書店静岡本店がオープン。さらに、10月5日に開業する新静岡セノバには丸善&ジュンク堂書店が入ることが決まっている。大型店がひしめき合い、消費者の利便性が高まる一方、迎え撃つ老舗の書店は経営戦略の見直しを迫られていた。

 電子書籍の普及やインターネット注文による宅配などを背景に、全国的に書店経営は苦境に立たされている。県内の書店関係者によると、消費者のニーズの多様化などで書籍の売れ筋を見極めるのは一段と難しくなっているという。

 電子書籍が台頭する半面、消費者に最も近い場所で情報を発信し、実際に書籍を手に取れるのは“リアル書店”の強み。各店が生き残りを懸けてしのぎを削る中、差別化をどう図っていくかが問われそうだ。

1510荷主研究者:2011/09/25(日) 15:26:29
>>1472
http://www.at-s.com/news/detail/100057043.html
2011年8/30 14:26 静岡新聞
周辺商店街、渋滞を懸念 新静岡セノバ、10月開店

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/20110829-u2sha.jpg

 商業施設「新静岡セノバ」(静岡市葵区鷹匠、旧新静岡センター)の10月5日のオープンを前に、周辺商店街関係者の間で経済的な波及効果への期待が高まる一方、交通渋滞を懸念する声が上がっている。

 新静岡セノバは560台収容可能な駐車場を備える。運営する静岡鉄道は施設内に延長300メートルの誘導路を設置するなどの渋滞対策を講じて、地元の理解を求めている。

 新静岡セノバ南側の伝馬町通りで酒類販売店を営む塚本雅英伝馬町発展会長(54)は「駐車場出入り口と施設内のバスターミナルが伝馬町通りにつながる。近隣には他の大型店や駐車場も多く、交通渋滞がきっと発生する」と不安げな表情を見せる。

 同じ伝馬町通りで駐車場を経営する関川清明伝馬町街づくり協議会長(56)は「周辺で駐車場を経営するわれわれも協力し、地域全体で渋滞対策に取り組みたい」と話す。塚本会長や関川会長らは、近隣の大型店や市の担当者らと「府中宿まちづくり委員会」を4月に設立した。月1回会議を開き、渋滞の解決策を練っている。

 新静岡セノバ北側の県道静岡清水線(北街道)沿いで茶の小売店を経営する杉山暁雄鷹匠1丁目商業発展会長(63)は「(新静岡セノバが)オープンすれば、JR静岡駅から鷹匠地区に足を延ばす人も増える。ただ、新静岡セノバの駐車場に利用者が一極集中すれば、北街道にも駐車待ちの車列ができるはず」と予測する。

 静岡鉄道は延長300メートルの誘導路以外にも、「迂回(うかい)路の設定と案内」「誘導警備員40人(最大)の配置」「満車時の他の提携駐車場への迅速な誘導」―などの渋滞対策を打ち出した。

 同社の担当者は「渋滞が発生すれば来店客にも不便をかける。市や静岡中央署、周辺商店街などと協力しながら、渋滞対策に取り組み、地域の発展に寄与したい」と説明した。

1511荷主研究者:2011/09/25(日) 16:09:13

http://www.sankeibiz.jp/business/news/110903/bsc1109030501001-n1.htm
2011.9.3 05:00 Fuji Sankei Business i.
フォーエバー21、出店攻勢 来春めど、台場など3カ所に大型店

 「ファストファッション」と呼ばれる低価格カジュアル衣料大手の米フォーエバー21(本社・ロサンゼルス)は2日、フジサンケイビジネスアイの取材に対し、来年前半に国内で大型店3店を出店する計画を明らかにした。東京・台場、埼玉県三郷市、福岡市中央区の3カ所で、いずれも三井不動産の運営する商業施設にテナントとして入居する予定だ。

 新規出店は来春、首都圏外では初めてとなる「福岡大名店」(福岡市中央区)が皮切り。同店は来春、開業する商業施設に地下1階から3階までの4フロアに入居する予定で、店舗面積は約3400平方メートル。

 次いで「三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷」(埼玉県三郷市)、東京・台場に来春開業する複合施設「ダイバーシティ東京」(東京都江東区)に、それぞれ約2500平方メートル以上の大型店を出店する。

 フォーエバー21は昨年5月にも、三井不動産の運営する「ららぽーとTOKYO−BAY」(千葉県船橋市)に出店した経緯がある。

 日本で大型店の出店を加速する理由を、フォーエバー21は、「これまでの日本での実績には大変満足している。東日本大震災からの復興についても楽観的にみており、今後の経済成長の可能性も高い」(米本社)と説明。日本のファストファッション市場については「日本人のファッションを先読みする感覚は優れており、より多くの商品を提供できる」(同)と、さらに拡大すると判断している。

 フォーエバー21は1984年に米ロサンゼルスで創業、全米を中心に中国、韓国、東南アジア、中東、ヨーロッパなど世界各国で約500店を展開。日本では2年前の2009年4月に東京・原宿に1号店を出し、現在は東京、千葉、神奈川の首都圏に6店を出店している。

 最新の流行を取り入れた低価格商品が特徴で、1万円あれば服からバッグ、アクセサリー、靴までそろえられるという。

 東京・銀座で昨年4月に出店した松坂屋銀座店内の店舗は、再開発計画に伴い13年の取り壊しが決まっているが、その後は同じ銀座地区で移転先を探す方針だ。(藤沢志穂子)

1512チバQ:2011/09/27(火) 23:05:39
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20110927-OYS1T00193.htm
博多阪急2000万人突破、年間目標7か月弱で到達

九州経済
 福岡市の博多駅ビル・JR博多シティに3月3日開業した百貨店「博多阪急」の来店客数が26日、年間目標だった2000万人を突破した。7か月弱での到達に、同店は「年間3000万人は達成できそう」と見込んでいる。

 九州初出店の洋菓子店などが話題の食料品、若い女性向けの衣料品売り場を中心に客足が好調。カード会員数も開業半年で約32万人と1年目の目標(30万人)を超えた。

 ただ、売上高は約200億円と年間目標(370億円)の54%にとどまっている。客層の目安の一つとなるカード会員は福岡県内が約84%と大半を占め、週末は九州新幹線鹿児島ルート沿線の熊本、鹿児島県、隣接する山口県からの客も目立つという。

(2011年9月27日 読売新聞)

1514チバQ:2011/10/01(土) 09:42:30
>>1489>>1494
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20110930-OYT8T01520.htm
天満屋八丁堀店が撤退

来春 複合商業ビルに転換


閉店が決まった天満屋広島八丁堀店(広島市中区で)  百貨店の天満屋(本社・岡山市北区)は30日、広島八丁堀店(広島市中区胡町)を来年3月初旬にも閉店し、複合商業ビルに業態を替えると発表した。郊外に誕生した大型ショッピングモールに顧客が流れるなどして、売り上げが低迷していることが要因。半世紀を超えて親しまれた百貨店の撤退に、市民からは惜しむ声も聞かれた。(有賀かほり)

 同店は1954年5月、広島市内では2番目の百貨店として開店。その後、同店がある八丁堀地区と、近くの紙屋町地区にはそれぞれ百貨店が進出するなどし、同店周辺は百貨店や大型商業ビルが並んでいる。

 同店では、他店との差別化を図ろうと、2004年に複数の欧米の高級衣料品ブランドを誘致。しかし、景気低迷の影響で高額商品の売れ行きは伸びなかった。また、同年頃からショッピングモールが台頭し始めたことも打撃となった。同店と広島緑井店(広島市安佐南区)、広島アルパーク店(同市西区)を加えた3店の年間売り上げは、01年度に429億円だったが、06年度は381億円に減少、10年度には295億円となっていた。

 東区のパート女性(58)は「普段の買い物は手軽なショッピングモールだが、外出用の服を買いに時々、訪れた。待ち合わせ場所でもあり、看板が下ろされるのは寂しい」と話し、仕事帰りによく立ち寄るという南区の会社員女性(40)は「いくつもある百貨店の中でも、庶民性と高級感が同居している親しみやすいイメージだった。閉店するんですか」と驚いていた。

 同社は、地上11階、地下1階のビル所有は継続し、7〜11階は現在の書店や飲食店が営業を続ける。6階から地下1階については、複数の大型専門店と入居の交渉をしているという。

 正社員31人、契約社員94人について、同社広報担当者は「他店舗やグループ会社での雇用継続を検討している」と話している。

(2011年10月1日 読売新聞)

1515チバQ:2011/10/01(土) 12:10:04
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20111001-OYT8T00089.htm
エムザに屋上菜園

1日に開園するめいてつ・エムザの屋上菜園  デパート屋上の有効活用と都市緑化、そして集客の“一石三鳥”を目指し、金沢市の百貨店「めいてつ・エムザ」は1日、9階屋上に約300平方メートルのプランター式屋上菜園「エムザエコファーム」を開園する。市街地で栽培しても周囲に害を及ぼさないよう、農薬や化学肥料は一切使わず、一般向けの農業教室も開講する。

 屋上エリアは、十数年前までは子供向けの遊具がそろったミニ遊園地としてにぎわっていたが、今はほとんどの遊具が撤去され、「社員や利用客がお弁当を広げたり、休憩したりする場所としてしか使われていなかった」(同店)という。

 スペースの有効活用を検討していた同店は、「普通の屋上緑化は整備後も維持費がかかるが、屋上菜園なら緑化も収穫もできる」と考え、宮城県石巻市で無農薬による自然循環型農法「松本農法」を実践する松本明さんに協力してもらい、農業教室を兼ねた屋上菜園を企画した。松本農法は、虫よけとしてハーブを植えたり、肥料の配合を工夫して連作障害を起こしにくくしたりするなど、都市の集合住宅やビルの屋上などでのプランター栽培に適した農法という。

 1日は午後2時から開園式を予定し、来年1月までのプレオープン期間(4か月間)は、ダイコンやベビーリーフの栽培に挑戦する。

 プレオープン期間の受講者はほぼ定員に達しているが、来年2月以降の第2期の受講者(100人)は現在も募集中。毎月第3土曜日に松本さんが講師として来園し、月1回、計12回のカリキュラムの中で土作りや肥料の与え方など、無農薬農法のノウハウを伝えていく。栽培するのは、ピーマン、ナス、トマト、スイカ、白菜など13種類を予定している。

 同店によると、仕事をリタイアした熟年世代を中心に、若い子育て世代の参加希望者も多いという。受講料は月3000円。

 問い合わせは同店販売促進部((電)076・260・2017)。

(2011年10月1日 読売新聞)

1516荷主研究者:2011/10/01(土) 16:10:49

http://www.at-s.com/news/detail/100059885.html
2011年9/10 08:12 静岡新聞
浜松中心街「サゴービル」 来年2月で営業終了

 ショッピングセンター「浜松モールプラザ」とビジネスホテル「浜松サゴーホテル」からなる複合ビル「サゴービル」(浜松市中区千歳町)が来年2月末で営業を終了することが9日、運営会社のサゴーエンタプライズ(同市中区、小野晃司社長)への取材で分かった。ビルは営業終了後に解体する予定だが、跡地利用については未定という。

 複合ビルは地下1階、地上6階建て。地下にはレストラン街や食料品店、1階には女性向けの衣料品テナント計16店舗が入り、4〜6階は約220のホテル客室で構成している。

 小野社長は「開業から37年目に入り、建物や設備が老朽化したことが最大の理由。中心市街地の活性化に一定の役割を果たせたと思う」と説明した。

 複合ビルは1974年、JR浜松駅北側で旧百貨店「松菱」脇の商店街、通称「モール街」に建設された。若い女性向けの衣料品テナントを中心に人気を集め、商店街の中心的な施設としてにぎわいをけん引してきた。しかし近年は郊外型ショッピングセンターなどの影響を受けて売り上げが落ち込み、核テナントも集まらず、現在は2、3階の物販フロアは使用していない状態だった。

1517荷主研究者:2011/10/01(土) 16:12:01
>>1516
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110910/CK2011091002000136.html
2011年9月10日 中日新聞
浜松モールプラザサゴー 2月末で閉店へ

 浜松市中区千歳町の大型ショッピングセンター(SC)「浜松モールプラザサゴー」が、来年2月末で閉店することが9日、分かった。上層階にあるビジネスホテル「浜松サゴーホテル」も同時期に営業を終了し、建物は解体される予定。

 SCとホテルを運営するサゴーエンタプライズ(中区)の小野晃司社長が明らかにした。8月末までに、入居しているテナントや従業員をはじめ、浜松市など関係機関に通知した。解体後の計画は未定で、当面は更地にしておく方針。従業員の雇用は維持する。

 小野社長は、取材に対して「建物が老朽化しており、施設の魅力を抜本的に改善するのは難しいと判断した」と閉店と解体の理由を説明。解体後の利用計画については、「まちなかのためになる利用の仕方を検討していく。土地の売却は考えていない」と話した。

世界同時不況の荒波… 客遠のきテナント移転

 浜松市の中心街からまた一つ、商業施設の灯が消える。来年2月末の閉店が明らかになったショッピングセンター(SC)「浜松モールプラザサゴー」。開業当初は、ファッションビルとして若い女性を中心に人気を集めた。バブル崩壊後、中心街を立て続けに襲った荒波に最後はのまれる格好となった。 (林知孝)

閉店することになったショッピングセンター「浜松モールプラザサゴー」=浜松市中区千歳町で

 同SCは、運営会社のサゴーエンタプライズ(中区)が、それまで営業していた旅館を廃止して1974年に開業。建物は地下1階、地上6階建て延べ約1万2100平方メートルで、3階以下がSC、4〜6階がビジネスホテルと、当時としては先進的な複合商業ビルだった。

 特にSCは、10〜20代の女性向けの衣料品やアクセサリーを扱うテナントを多くそろえて、80〜90年代は市内の女子高校生らにとって「ファッションの聖地」のような場所だった。

 潮目が変わったのは2000年ごろ。01年、北隣にあった百貨店松菱が経営破綻し閉店。前後して「東京発」や「海外発」の衣料品ブランドが充実した大型ショッピングモールの郊外進出が相次ぎ、中心街から急速に客足が遠のいた。

 同社の小野晃司社長(44)は取材で、「松菱破綻のころはまだテナントの入れ替えがあった。リーマン・ショックが起きて、大丸百貨店の進出がなくなった09年ごろから出て行く方が多くなった」と振り返る。

 天井が低いため、商品を高く積み上げる今風の陳列ができず、「テナントの誘致が難しくなった」ともいう。改装したJR浜松駅ビル「メイワン」や、建設中の遠鉄百貨店新館など、より良い立地を求めてテナントが次々に移転し、「サゴー」は近くのザザシティ浜松中央館とともに“テナントの草刈り場”になっていた。

 現在、SCの2〜3階は空いており、入居中のテナントは1階と地下1階の衣料品店、飲食店など16業者。小野社長は、「改修も検討したが、今後の市場環境を考えると現実的ではない。松菱のようになっては周辺に迷惑を掛ける。体力があるうちに解体まで進めておくことにした」と説明し、理解を求める。建物の耐震性や、ビジネスホテルの収益状況については、「問題ない」と強調した。

1518荷主研究者:2011/10/01(土) 16:12:23

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110908/201109080913_14870.shtml
2011年09月08日09:13 岐阜新聞
柳ヶ瀬集客の目玉“再生” 「シグザ神田」テナント開業

「シグザ神田」として新たなスタートを切った旧岐阜メルサグルメ館=7日午後、岐阜市神田町

◆旧メルサグルメ館リニューアル

 2009(平成21)年8月末で閉店した岐阜市神田町の旧岐阜メルサグルメ館が7日、商業施設「シグザ神田」として新たな出発を果たした。同日、テナントのベーカリーが1階にプレオープンし、他フロアでも開店準備や商談が進んでいる。今年4月には、道路向かいの旧ファッション館にドン・キホーテ柳ケ瀬店がオープンしており、相乗効果による中心部のにぎわい創出が期待される。

 シグザ神田は、賃貸マンションの建設や管理運営を手掛けるアクシス(羽島市竹鼻町狐穴、大島稔社長)が運営。昨年12月に名鉄協商から土地、建物を購入し、建物のリニューアルを進めてきた。

 シグザ神田は地上7階、地下1階建て。ベーカリーが1階に入居したほか、7階に岐阜市の飲食業者が11月にレストランを出店する予定で、2階でも別の企業とテナント入居の商談が進む。さらにアクシスが「神田町横丁」と銘打ち、若手起業家によるチャレンジショップのフロアを設ける計画を進めている。

 大島社長は「できるだけ地元の企業に入居していただき、人が集まってにぎわいが生まれる場所にしたい」と話している。

1520荷主研究者:2011/10/02(日) 15:35:26

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110913301.htm
2011年9月13日02時50分 北國新聞
富山客目立つ 金沢のセレクト2店

 金沢市の複合ビル「香林坊ラモーダ」に開業した有名セレクトショップ「ビームス金沢」「ジャーナルスタンダード金沢店」のオープン景気が続いている。初の日曜となった11日は、富山など県外客の姿が目立ち、にぎわいがまちなか全体に波及した。12日の月曜も開店前に列ができ、幅広い世代からの人気の高さを印象づけた。

 「どちらからお越しですかと尋ねると、日曜は『富山』と答えるお客様が多かったですね」。大阪から助っ人で来たビームスの販売本部の担当者が「11日」を振り返る。

 初の日曜は、来店客のピークが昼過ぎだったという。担当者は「大都市圏の店舗よりピークの時間帯がかなり早い。遠方の客が帰宅時間を考えて早めに来店したのかもしれない」と見立てた。

 ジャーナルスタンダードでも、店頭での会員カードの申し込み書で富山県内の住所が目立ったという。

 11日、香林坊地区の駐車場では入庫待ちの列ができる時間帯もあった。地元の専門店関係者は「5台に1台は富山ナンバーだった。暑かったのに人出は明らかに多かった」と話した。

 香林坊地区の他の商業施設もにぎわった。

 香林坊109は、日曜の全館売り上げが前年を15%上回った。担当者は「秋の改装に向けて工事中のエリアが多い中、ビームスとジャーナル効果で随分押し上げてもらった」と声を弾ませる。

 1階にあるコーヒーチェーン「スターバックスコーヒー」の来店客数は「初売りやバーゲン並み」(担当者)の1日1千人を超えたという。

 香林坊大和も11日、地下の一部が改装準備中にもかかわらず、全館売り上げが前年を上回ったもようだ。

 販促担当者によると、化粧品や高級ブランド、地下食品売り場の動きが良く、駐車場では富山のほか、岐阜や新潟ナンバーの車もあった。

 ラモーダ斜め向かいの北國会館・香林坊プラザの路面店「A.P.C.(アー・ペー・セー)」「TOGA(トーガ)」も客足が伸びた。アー・ペー・セーは富山客が多く、Tシャツなど値ごろな商品から秋冬物まで幅広く売れた。売り上げはここ1カ月の週末の倍近くに達した。

 波及効果は、金沢駅周辺にも及んだ。

 金沢フォーラスは、日曜の来館者数が前年比2けた増となり、駐車場では富山や福井ナンバーの車が普段より2割ほど多かったという。佐藤雄一館長は「まちなかとの相乗効果が出ている」と語る。

 12日の月曜も、ビームス、ジャーナルスタンダードの店舗前には、開店を待つ20人ほどの買い物客の列ができた。

 ジャーナルスタンダード金沢店の門脇稔店長は「平日なのに、午後4時ごろまでお客様が途切れず、びっくりした。家族連れも多かった」と目を丸くする。

 「平日でも行列ができるのは、客層が広い証拠ではないか」(商業関係者)とみる向きもあり、北陸初登場の人気セレクトショップのオープンは、金沢の中心部に、広域から幅広い客を呼び寄せるきっかけとなっているようだ。

1521荷主研究者:2011/10/02(日) 16:05:00

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1109130048/
2011年9月14日 神奈川新聞
小田急線相模大野駅前に大型の商業施設計画、野村不動産が13年開業へ/相模原

相模大野駅前に計画中の大型商業施設のイメージ図(野村不動産提供)

 野村不動産グループは13日、相模原市南区の小田急線相模大野駅前に2013年3月、大型商業施設を開業すると発表した。同駅西側地区の大規模再開発事業で中核施設となる大型商業棟を建設するもので、地上6階建て、店舗面積は約2万平方メートル。地域最大級のスーパーマーケットを核テナントに計90店舗の出店を計画している。

 相模大野駅は相模原の南の玄関口に当たり、1日12万人の乗降客がある。駅周辺には商業施設「伊勢丹相模原店・グリーンホール相模大野」「小田急相模大野駅ビル」があり、大規模再開発事業で駅周辺に回遊性が高まることから集客力が見込めるものと判断した。

 1階にはスーパーマーケット、デッキで駅と直結する2階は食料品や物販のテナントが出店する。3階は衣料品、4階は大型書店など、5階はフィットネスクラブ、6階には屋上庭園を囲むレストランが出店するとしている。

 再開発事業は駅西側地区の約3万1千平方メートルに大型商業棟のほか、地上26階建ての分譲マンション(308戸)と同20階建ての賃貸マンション(120戸)や駐車場などを計画している。今後は、再開発区域の名称の公募や、商業施設の名称発表を経て、13年3月にグランドオープンする。

1522荷主研究者:2011/10/02(日) 16:10:35

http://www.isenp.co.jp/news/20110916/news03.htm
2011/9/16(金)伊勢新聞
国内最大級240店舗 ジャズドリーム長島 21日増床オープン

【アウトレットモール内を見て回る人ら=桑名市長島町浦安の「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」で】

【桑名】三井不動産(東京都中央区、菰田正信代表取締役社長)と長島観光開発(桑名市長島町浦安、稲葉邦成代表取締役社長)は十五日、桑名市長島町浦安にあるナガシマリゾート「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」が二十一日に増床オープンするのを前に、報道関係者に向けた内覧会を開いた。百九十六店舗から二百四十店舗に増え、店舗数は国内最多。この日は、一般の招待客を対象にした特別内覧会もあり、訪れた人らが充実したアウトレットモール内を見て回った。

 平成十九年九月に続く三回目の増床で、総事業費は約二十三億円。店舗面積を三万平方メートルから三万九千三百平方メートルに広げ、欧州を代表するデニムブランド「ジースター ロゥ」など日本初出店六店舗を含む四十四店舗が新たに加わった。

 三井不動産中部支店の田邉義幸支店長は「お客さまの多様なニーズに応えて二十一日に、二百四十店舗の日本最大級のアウトレットモールとしてグランドオープンする。ぜひ、多くの人にジャズドリーム長島の魅力を存分に味わってほしい」とあいさつした。

1523荷主研究者:2011/10/02(日) 16:14:17

http://www.at-s.com/news/detail/100061456.html
2011年9/16 09:58
2013年4月開業めど 東静岡の大型商業施設

 三菱地所と製紙機械メーカーの相川鉄工(藤枝市)が静岡市葵区のJR東静岡駅北側に計画している大型商業施設が、2013年4月に開業見込みであることが15日分かった。大規模小売店舗立地法に基づく新設計画の申請を今月8日に済ませ、23日に住民説明会を同市内で実施する。

 三菱地所によると、「開業時期は多少前後する可能性があるが、物販と飲食フロアを合わせた店舗面積は3万6千平方メートルとする計画に変更はない」(広報部)という。

 施設建物は、地上6階建て、1〜3階部分は商業フロア、4〜6階と屋上は駐車場とし、延べ床面積は11万9千平方メートル。総駐車台数は約1900台。自転車やミニバイク約1150台を収容する駐輪場も併設する。

 三菱地所と相川鉄工は08年に商業施設開発に関する基本協定を締結。当初計画の商業施設面積は、複合型映画館(シネコン)を含む4万3千平方メートルだったが、「地元との共存に配慮した」としてシネコンを取りやめ、施設面積を16%削減していた。

1524荷主研究者:2011/10/02(日) 16:47:45

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110918/CK2011091802000091.html
2011年9月18日 中日新聞
栄ホコ天、再出発 18日正午、27年ぶり復活

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/road/PK2011091802100055_size0.jpg

 名古屋・栄地区の大津通で18日、歩行者天国が1984年9月以来、27年ぶりに復活する。大型の商業施設の開業で名駅前へ流れつつある人々の足を再び呼び込むのが狙いだ。11月13日までの計8回の日曜日(10月16日を除く)に試験的に行い、来年4月からの本格実施を目指す。初日は正午から午後6時まで。

 区間は栄−矢場町の両交差点を南北に結ぶ700メートル。地元の商店街や町内会などでつくる「南大津通歩行者天国協議会」が企画した。

 雨天決行。自転車で走ることはできない。交通規制に伴い、バスは区間を迂回(うかい)する。周辺の道路では一方通行の規制を解除し、周辺の駐車場が利用できるようにする。

 安全面の配慮から、路上でのイベントやパフォーマンスは原則禁止。協議会によると、初日は大々的なセールやイベントを見送る店が多い。

 同区間では1970年9月〜84年9月の毎週日曜日、「なごや日曜遊歩道」として歩行者天国が実施されたが、周辺で車が渋滞するようになったため中止した。

1525荷主研究者:2011/10/02(日) 17:17:57
>>1429
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201109140046.html
'11/9/14 中国新聞
パルコ、宝塚会館跡に出店へ

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20110914004601.jpg

 広島市中区新天地の広島宝塚会館を建て替える新ビルに、ファッションビルのパルコ(東京)が出店を検討していることが13日、分かった。隣接するパルコ広島店の本館、新館に続く3棟目となり、集客力を大きく高める。数年以内の出店を目指す。

 宝塚会館は1971年に建設。老朽化が進み、会館内の映画館は8月末で閉鎖し、飲食店もこれまでに閉店した。ビルと広さ約730平方メートルの土地は、映画会社の東宝グループが所有している。今月中にもビルの建て替え計画を発表する見通しだ。

 パルコは新ビルの低層の複数階にテナントとして出店を検討している。展開する業態などは今後詰める。一方、ビルの高層階にはホテルを誘致する案も浮上しており、調整を進めている。

 パルコ広島店は新天地地区の市街地再開発事業の柱として1994年、現在の本館を開業。2001年には隣接する再開発ビルに新館をオープンした。

 広島店の売り上げは、10年度は181億円で、パルコの全国20店のうち5番目。新ビルへの出店で、さらに販売拡大を目指す狙いとみられる。

 パルコは10〜12年度の中期経営計画で売上高3000億円達成を掲げ、新規出店や店舗改装などで620億円規模の投資を計画している。

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/commerce/Tn20110914004602.jpg
【写真説明】建て替えられる広島宝塚会館(中央)。パルコが出店を検討している。右はパルコ広島店新館

1526チバQ:2011/10/05(水) 21:44:15
http://www.47news.jp/CN/201110/CN2011100501000627.html
イオンがマルナカを買収 売上高5兆円、小売り最大手に


 イオン本社(イオンタワー)=千葉県千葉市
 流通大手のイオンは5日、中国と四国の大手食品スーパー、マルナカ(高松市)と山陽マルナカ(岡山市)の2社を11月をめどに買収すると発表した。買収額は計449億円。2社の売上高は合わせて3294億円で、中四国での規模拡大を目指す。

 イオンは2012年2月期連結決算の売上高が5兆1700億円になる見通しだと発表。セブン&アイ・ホールディングス(4兆7800億円)を超えて小売り業界最大手となる。

 マルナカの店舗名は変更しない。イオンの岡田元也社長は記者会見で「マルナカのブランドは浸透している。中国、四国で一気にシェアを拡大できる」と強調した。

2011/10/05 21:16 【共同通信】

1527チバQ:2011/10/06(木) 20:50:50
http://www.asahi.com/business/update/1003/TKY201110030370.html
「動く百貨店」演出 ポーラ、バスで地方営業へ
 百貨店の閉店も相次ぐ地方での消費掘り起こしを狙おうと、「動く百貨店」がお目見えした。化粧品の訪問販売大手ポーラ・オルビスホールディングスが5日から、車内を店にしたユニークなバスで営業を始める。来年度にかけて全国250カ所を訪れる計画だ。

 総額7500万円をかけ全長12メートルの大型バスを1台改造。車内に大きなソファや鏡、広めのトイレも付け、店舗のつくりにした。

1528チバQ:2011/10/06(木) 20:53:03
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111006-OYO1T00532.htm?from=top
商業施設「中之島バンクス」 テナント埋まらず


空き店舗が目立つ中之島バンクス。大阪府の監査で計画のずさんさが指摘された(大阪市北区で) 大阪・中之島の堂島川左岸に昨年8月、全国初の河川敷の複合商業施設としてオープンした「中之島バンクス」(大阪市北区)のテナントの大半が埋まっていないことが5日、大阪府の定期監査でわかった。府と大阪市が「水都」のシンボル事業として進めてきたが、施設内はガラガラの状態で、監査委員は計画のずさんさを指摘し、「水都のイメージ低下につながりかねない」と改善を求めた。

 河川法では、治水上の理由から、水上や河川敷での店舗開設を原則認めていないが、都市再生の一環で2004年に緩和された。

 中之島バンクスは、府に選定された民間事業者が、京阪中之島駅に近い河川敷に鉄骨3棟(延べ床面積1107平方メートル)を建設。9区画でテナント入居を見込んだが、入居はカフェやギャラリーなど4区画にとどまり、西棟(1区画)は開業以来、入居がない。

 監査委員は、事業者選定の審査方法について「審査委員に経営面をチェックできる専門家が含まれていなかった」などと批判。計画を主導した府河川環境課は「テナント誘致について、事業者に一層の努力を求めていきたい」としている。

(2011年10月6日 読売新聞)

1529チバQ:2011/10/06(木) 20:57:13
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111006/mcb1110060501008-n1.htm
デパ地下 和食グルメで集客 マレーシア伊勢丹、全面改装の目玉 (1/3ページ)2011.10.6 05:00

 マレーシア国内には、地場大手百貨店チェーン「百盛(パークソン)」や「Metrojaya(メトロジャヤ)」があるが、いずれも服飾雑貨や化粧品が中心で、食品売り場は併設していない。百貨店とはいえ、日本人の感覚としては物足りなさを覚えずにはいられない。それに対して、高級スーパーまでをも擁する日系百貨店「伊勢丹」は日本と同様の店舗戦略でマレーシア人の買い物客をがっちりつかんでいる。集客力をさらに高めるため、地下フロアで話題性のある食品を販売する“デパ地下”の展開にも踏み切った。

 1998年に開業した「伊勢丹KLCC店」は来年5月の完工を目指し、およそ6000万リンギット(約14億円)をかけて営業を続けながら全館改装を行っている。9月16日には、最上階にあった食品売り場を地下に移転し、全面リニューアル完了を待たずに「フードマーケット」をオープンした。生鮮食品に力を入れ、催事場で定期的に物産展を開催し、早くも話題を呼んでいる。

 ◆マグロ解体ショー

 初日はメディア関係者と上得意客のみの「限定」。“特別扱い”の優待方法が顧客の心をくすぐる。オープニング記念イベントとして会場を沸かせたのは、マレーシアでは新しい試みとなる「生本マグロの解体ショー」。日本から前日に空輸された本マグロが、日本人職人の見事な包丁さばきで各部位が切りだされていく。鮮魚売り場に集まった大観衆から歓声があがり、拍手が巻き起こった。

 その場にいたマレーシア人の多くは、初めて目にする光景だろう。瞬く間に、大トロ、中トロ、赤身が包装、値付けされ、客が目当ての商品を手にする。熱気に包まれるなか、会場の最前列にいた中国系マレーシア人女性客のひとりは「日本の築地市場に行ったことがあり、築地と変わりないマグロが今日は買えると思って駆けつけました」とマグロの解体実演即売に満足していた。「夫が日本人なので、マグロは時々買います。でも一般的にマレーシア人は、サーモンが大好き。すしはサーモン、照り焼きもサーモン。サーモン=(イコール)高級、と考えている人がほとんど。でもこれからは、本物のマグロ、刺し身の本当のおいしさがもっとわかる人が増えるかもしれませんね」と笑顔で話した。

 食品売り場面積は改装前より20%拡大。これまで以上に品ぞろえが充実し、厳選された生鮮食品が並ぶ。有機野菜をはじめ、鮮魚や豚肉も豊富に扱い、高級精肉売り場では、日本で特別に研修を受けた店員が客から受けた注文に応じて肉をスライス、各売り場ごとにアドバイザーも置く。無料和食レシピカードが用意されているのも新しいサービスだ。

 ◆ジャスコ新装開店

 また、焼き魚や揚げ物類にはカロリー表示があるほか、煮物などの和食総菜コーナー、ジューススタンド、イートインのすしバー、スイーツコーナーなど、日本の百貨店でおなじみの“デパ地下グルメ”が来店客を魅了する。本場大阪のお好み焼き「鶴橋 風月」やわさび漬けの老舗「田丸屋」が新展開するやきとり専門店が実演販売、全日空のビジネスクラス機内で提供されている本格コーヒーの「ジーノ」がカフェを併設するなど、マレーシア初進出店も目立つ。

 伊勢丹KLCC店は、ゴールデントライアングルと呼ばれるクアラルンプール都心部にある。8月には周辺に住宅街が密集するクアラルプール郊外に、イオン・マレーシアが展開する「ジャスコ・バンダーウタマ店」が新装開店し、マレーシア1号店となるミスタードーナツを出店した。ともに大型複合商業施設内に位置し、それぞれ立地条件も顧客ターゲットも多少異なるものの、“日本式”の底力でマレーシア人の消費者意識に新感覚を吹き込み、その強みを見せつけている。(在マレーシアジャーナリスト 大野素子)

1530チバQ:2011/10/06(木) 20:59:13
http://diamond.jp/articles/-/14306
イオンとヨーカ堂の両雄激突
岡山と倉敷の流通地図はどう変わるか
123 全国18番目の政令指定都市・岡山と、年間約320万人が訪れる観光都市・倉敷。隣り合うこの両市でスーパー業界の両雄、イオンとイトーヨーカ堂の大型ショッピングセンター(SC)が直接対決を繰り広げようとしている。

 岡山市約70万人、倉敷市約48万人、これに周辺の総社市などを加えれば岡山・倉敷都市圏で150万人の人口を抱えるが、近代的な大型SCといえば、現状では1999年9月に倉敷市内のクラレ工場跡地に開業した「イオンモール倉敷」しかない。

 このため、総合スーパーを核店舗にさまざまな専門店や飲食店、映画館など約150のテナントを集積したイオンモール倉敷は、「土日になると4500台分の駐車場はいつも満杯で、ひとり勝ちの状況」(地元小売業関係者)となっている。推定年商390億円に達する、まさにドル箱店舗だ。

 そのイオンの牙城に、イトーヨーカ堂が三井不動産と手を携えて乗り込む。場所は倉敷駅北口駅前の倉敷チボリ公園跡地。イオンモール倉敷とは直線距離で2キロメートルと離れていない。

 全体で約10万平方メートルを超える広大な敷地に、ヨーカ堂は直営食品スーパーを核にベビー用品専門店や家電量販店、そして食品・飲食系のテナントを多く集めた「アリオ倉敷」を、三井不動産は内外のファッションブランドが在庫放出品を格安で販売する「三井アウトレットパーク倉敷」をそれぞれオープンさせる。

 開業日はアリオが11月25日、三井アウトレットパークが12月1日。混雑を予想して敢えて開業日をずらした。

 岡山県内の事情に詳しいアパレル系専門店幹部は、「岡山の人間はアウトレット好きが多く、兵庫県のアウトレットモールにまで足を伸ばしていた。地元にできればかなりの客が集まるのではないか」と予想する。

 中国地方で初の本格的なアウトレットモールだけに、三井不動産が想定する商圏はクルマで90分圏内の約335万人、年間来場者は500万人以上を見込む。

 ヨーカ堂側はアウトレット目当てで来場した客を飲食系テナントで取り込むと共に、足元商圏の日常生活ニーズを吸い上げていく。

 三井・ヨーカ堂の共同戦線に対抗するため、イオンモール倉敷は1万1000平方メートルの増床棟を新設、既存の商業棟も改装してテナント数を約1.5倍に増やして、10月28日に全館改装オープンする。

 果たして両者の戦いのゆくえはどうなるのか。前出の専門店幹部は「すでに地元にしっかり浸透しているイオンモールの優位は揺らがないのではないか」と見ている。

 ただ、岡山市方面からイオンモール倉敷に向かう国道は週末ともなると慢性的な渋滞で、その途中に三井・ヨーカ堂連合のSCが誕生する。やはり一定の客を奪われるのは避けられそうにない。

 年末商戦で両陣営がどれほどの集客力を見せるかが見物だ。

1531チバQ:2011/10/06(木) 21:00:18
イオンモールが岡山駅前の一等地を取得
ヨーカドーと天満屋に深刻な打撃か
 倉敷駅と岡山駅は電車に乗ればわずか18分の距離。その岡山駅近くでイオンモールは先ごろ、4万6000平方メートルの土地を取得する契約を結んだ。糖質「トレハロース」や抗がん剤「インターフェロン」の生産で知られる地元大手企業、林原グループの所有地だが、会社更生手続き中の同社が資産整理のため売却を決めたものだ。

 イオンモールは2012年1月以降に土地の引き渡しを受け、早ければ13年中にも大型SCを開業する計画。

 倉敷とは攻守ところを変えて迎え撃つのはヨーカ堂。「イトーヨーカドー岡山店」がアミューズメント施設などを備えたSC「ジョイフルタウン岡山」の核店舗として出店しているのだ。

 ジョイフルタウンは岡山駅から南に約800メートルの場所にあるが、駅からの中間地点にイオンモールが取得する林原の土地がある。「イオンが新たなSCを作ったら、ヨーカ堂は大きな打撃を受けるだろう」というのが地元小売業関係者の見方だ。

 ヨーカドー岡山店はオーソドックスな総合スーパーで、「岡山市民にとっては別にめずらしくもない」。これまで週末になれば岡山市内からイオンモール倉敷までわざわざ出かけていたが、「岡山駅前にイオンモールができれば、地元では大歓迎されるだろう」というのだ。

 ただ、4万6000平方メートルという敷地面積はイオンモール倉敷の3分の1の規模で、大型SCを作るには十分ではない。さらにイオンモール側にとって悩ましいのは、岡山市がこの土地にコンベンションセンターを併設する意向を示していることだ。

 高谷茂男市長は、「(林原の土地は)岡山の玄関口ともいえる位置にあり」、売却先が決まり次第、「土地の一部にコンベンション施設を市が整備することを働きかけたい」と記者会見で言明している。

 市は第三セクター方式で岡山駅西口にもコンベンション施設を運営しているが、「閑古鳥が鳴いている状況」(地元関係者)。駅を挟んだ至近距離に新たなコンベンション施設を市費で作ることには地元でも疑問の声が多いが、SC開発においてさまざまな許認可権を持つ市の意向をイオンモールは無視することもできない。

 もともと広くない敷地であるうえに、コンベンション施設を抱え込まされたのでは、イオンモールとしては満足なSC開発ができず、頭の痛いところだろう。

 じつは、ヨーカ堂以上にイオンモールのSC開発に神経を尖らせている企業がある。地元百貨店の天満屋だ。天満屋岡山店がある表町は岡山駅から1キロメートル余り離れた繁華街だが、最近では商業地としての地盤沈下が著しい。

 天満屋と接する表町商店街にあった映画館はすべて閉鎖され、商店も歯抜けが目立つ。若者を中心として買い物客は、高島屋やファッションビル「ビブレ」などがある駅前に流れている。

 イオンモールのSC新設で駅前の商業集積度がさらに高まれば、地方百貨店の中では優良企業といわれる天満屋も存亡に関わるほどの深刻な打撃を受けかねない。

“地方百貨店キラー”として成長してきたイオンモール。同社の岡山駅前進出は、イオンvs.ヨーカ堂という構図と同時に、イオン対地方百貨店の雄という二重の意味で、その動向が注目される。

(「週刊ダイヤモンド」委嘱記者 田原 寛)

1532チバQ:2011/10/06(木) 22:16:33
>>1137>>1183
http://mytown.asahi.com/akita/news.php?k_id=05000001110060004
駅前、スピード再生に注目
2011年10月06日


イトーヨーカドー秋田店撤退後、フォンテAKITAとして再生したJR秋田駅前の商業ビル=秋田市

 「駅前全体の集客力が増し、にぎわいを創出できると思う」。4月1日、秋田駅西口の商業ビル。管理運営する秋田ショッピングセンター(ASC)の佐々木泰英会長は、そうあいさつした。この日、地下1階地上7階が売り場のビルは、約60のテナントが入る商業施設として、グランドオープンを迎えた。


 ビルからは昨年10月、30年営業を続けたヨーカドー秋田店が売り上げ減を理由に撤退していた。2008〜11年度に不振の約30店を閉めるという、セブン&アイ・ホールディングス(HD)の計画の一つだった。


 10年度までの3年間に、全国で18店舗が閉店した。このうち、石巻中里店(宮城県石巻市)の跡地では11月の再生オープンに向けてヨークベニマル(福島県郡山市)を核とした商業施設の建設が進む。ただ、行政が上限1億円の改装費補助を用意したものの、後継が未定の前橋店(前橋市)のような跡地もある。


 秋田店閉店で大きな「店子」を失うことになったASC社は、急ピッチで準備を進めた。閉店から1カ月半後の12月1日、ビル名を「フォンテAKITA」と改め、まず約40店でプレオープン。地下1階には集客の柱となる同HD系列の食品スーパー「ザ・ガーデン自由が丘・西武」を誘致した。2月、同じ系列の「ロフト」が東北3店目として2階に進出。4月のグランドオープン時は、秋田最大級の「宮脇書店」も5階のワンフロアぶち抜きで出店した。


 集客面で不利とされる高層階の6階は、秋田市が全体の3分の2、秋田県が3分の1を賃貸契約し、7、8月に公共施設を開設した。


 全国で商業施設のコンサルタントを手がけ、フォンテにも関わったジオ・アカマツ(大阪市)の加茂忠秀・取締役は「地方の案件で、これほど良い方向で再生できたものはなかなかない」と語る。行政の支援に加え、周囲に他の商業施設や住宅がありコミュニティーが生きていたこと、段階的にでもオープンして客離れを防いだことなどを挙げ、「スピード感を持ち再生できた」と話す。


 東北地方のヨーカドーは近年、秋田店以外にも、03年に八戸店(青森県八戸市)、06年にいわき植田店(福島県いわき市)などが閉店。だが、ここ数年の経営改革や東日本大震災を受けて、今夏までに「政策的に店舗を閉める動きはストップした」(同HD)。来年6月の閉店が検討されていた仙台泉店(仙台市)は震災後、生活必需品がまとめて買える利便性が支持され、閉店計画が凍結された。同HDは「流通業者として(被災者に)応えていく必要がある」と説明している。(河井健)

1533チバQ:2011/10/09(日) 11:46:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111009-00000081-san-bus_all
“脱・百貨” ルミネ&阪急メンズ館 銀座に挑戦状
産経新聞 10月9日(日)7時55分配信

マリオンにオープンする阪急メンズ館(上)とルミネ有楽町=コラージュ(写真:産経新聞)

【底流 ニュースの裏側】 ■有楽町にルミネ、阪急メンズ館

 東京・銀座の玄関口である有楽町で、JR駅前のマリオンにファッションビルのルミネと阪急メンズ館が相次いで開業する。ルミネは撤退した西武有楽町店の後継テナントで、20代の若い女性から高い支持を受けている。メンズ館は、有楽町阪急を全面改装し、男性特化で再出発を図る。いずれも“脱・百貨”がキーワードだ。区が違うため、銀座から阻害されてきた有楽町の新勢力が、銀座に軒を連ねる老舗・百貨店にリベンジを挑む。

 ■大家さんで明暗?

 「有楽町には何としてでも出店したかった」。28日に開業するルミネ有楽町店の重森淳一店長は、力を込める。

 ルミネは、JR東日本グループの駅ビル型商業施設の運営会社。優良テナントの誘致や改装で駅ビルの暗いイメージを一新し、大手百貨店と肩を並べるまでに急成長を遂げた。

 有楽町では、ターゲットの年齢層を旗艦店の新宿店よりも高めの20代後半〜30代後半に設定。テナントの半数を「日本初」や「地域初」で埋めた。

 ルミネが入居するマリオンの東側は朝日新聞社が大家さん。家賃は年数十億円ともいわれる高額で、昨年12月に撤退した西武有楽町店は重い家賃負担で昭和59年の開業以来、「一度も黒字転換できなかった」(そごう・西武幹部)。収益的にはルミネも苦戦必至だが、重森店長は「ルミネがない千葉方面など広域からお客を呼び込み、イメージアップにつなげたい」と、意に介さない。

 ルミネに先立ち15日にオープンするのが、「阪急MEN’S TOKYO」だ。成功を収めた大阪・梅田の阪急百貨店メンズ館のノウハウを投入。銀座の百貨店にはない国内外の高級有名ブランドを多数配置し、靴や雑貨も充実させた。

 有楽町阪急は売り上げ不振が続いたが、阪急阪神百貨店の武田肇執行役員は「有楽町には世界中からビジネスマンや観光客が集まるが、それに見合った規模のメンズ業態はなく、十分成立する」と、自信をみせる。

 初年度の売上高目標は昨年度の有楽町阪急の1・4倍に相当する120億円と強気だ。入居するマリオン西側は阪急系列の東宝が大家さんで、ルミネほどの高額家賃は払っていないとされる。「何が何でも東京からは撤退しないという関西企業の意地」(業界関係者)もある。

 ■千代田区VS中央区

 有楽町から数寄屋橋交差点を渡ればすぐに銀座だが、両者を隔てる溝は深い。有楽町は千代田区、銀座は中央区にあり、老舗が集まる銀座の商店会は、有楽町の店が「銀座」を名乗ることを許さなかった。

 銀座進出が悲願だったかつての西武百貨店は、有楽町店を銀座店としたかったが、「銀座の商店会の猛反対で断念した」(そごう・西武幹部)という。

 阪急メンズ館は、暴行事件にからみ謹慎から復帰したばかりの歌舞伎役者の市川海老蔵さんをあえてイメージキャラクターに起用。「銀座の老舗百貨店にはできない話題作り」(業界関係者)で、対抗心をあらわにしている。

 ルミネも「再開発で商業エリアとなった『丸の内』との連携を考えたい」(重森店長)と、銀座から距離を置く。

 ■「新宿とは違う」

 リベンジに燃える有楽町勢だが、不安もある。ルミネは、「駅外」に大型店を構えるのは初めて。「新宿のようなターミナル駅直結という最高の立地条件なしで集客できるのか、今回が試金石になる」(アナリスト)。さらに、近接する有楽町マルイやプランタン銀座と若い女性という顧客層が重なる。「回遊は期待できるが、買い物単価の安い客を食い合うだけに終わる」(業界関係者)との懸念がぬぐえない。

 男性特化のメンズ館は、伊勢丹新宿本店が大成功しているが、「歌舞伎町のホストとその女性客が有力顧客」(百貨店バイヤー)という新宿ならではの特殊性が大きい。

 大阪の阪急百貨店メンズ館も「本館から流れるカップル客の貢献が大きい」(関係者)といわれ、メンズ館単独でどれだけお得意さまを獲得できるかは未知数。ルミネ、阪急ともに「新宿との違い」に苦労しそうだ。

 銀座・有楽町エリアは、百貨店や高級ブランド店に加え、“早くて安い”欧米のファストファッションブランドが相次いで進出。「オーバーストア(店舗過剰)」の大激戦区だ。銀座への対抗心だけでは勝ち残れない。(藤沢志穂子、佐久間修志)

1534荷主研究者:2011/10/10(月) 23:04:38
>>1351 >>1357
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201109220008.html
'11/9/22 中国新聞
アイネス来客「見込み通り」

 福山市東桜町の再開発ビル「アイネスフクヤマ」について、運営会社の福山駅前開発は、商業フロアを開業した4月1日から7月末までの買い物客数をまとめた。月平均約7万3千人で「ほぼ見込み通り」としている。

 1、2階の23店舗(医院を含む)で実際に料金を支払った「レジ客」を集計した。オープン当初の4月は8万8296人とにぎわったが、5月6万9665人、6月6万6488人と減少。7月は夏物バーゲンの効果で6万7827人と若干上向いた。1日平均2395・7人。

 同社は6月、各店舗の入店者の実数を2度にわたり調べた。金曜日だった3日は3496人、日曜日の5日は3947人だった。

 11月には近くの商業ビル「キャスパ」からスーパーのフレスタが移転入居し、同社は月ごとのレジ客数がさらに約6万人増えると見込む。全テナント共同の集客イベントも開く計画で、谷本孝司事務局長は「相乗効果を生み出したい」と話している。


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