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商業・流通

1272チバQ:2011/02/20(日) 14:11:18
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110219/biz11021907000008-n1.htm
復活した巨大SC 門外漢・グンゼによる再生の秘訣とは…
2011.2.19 07:00 (1/2ページ)

 関西の巨大ショッピングセンター(SC)の先駆けとして脚光を浴びながらも、バブル崩壊で長期低迷していた「旧つかしん」(兵庫県尼崎市)が、土地・建物を管理するグンゼグループの手腕で見事によみがえった。阪神間は巨大SCが乱立する激戦区だが、再生した「ぐんぜタウンセンターつかしん」は“地域密着型のSC”を旗印に生き残りをかける。

 昭和60年に開業した旧つかしん。当初は来館者が約600万人に達したが、バブル崩壊に加え、平成14年には隣接する伊丹市に大型SC「ダイヤモンドシティ・テラス」(現イオンモール伊丹テラス)が開業したことも人気低迷に拍車をかけた。16年には、旧つかしんの運営を担っていた核テナントの西武百貨店が撤退し、同年の来店客は約350万人にまで落ち込んだ。

 だが、こうした厳しい状況にもかかわらず、グンゼは多角化の一環として、自らSC運営に進出。旧つかしんはグンゼ塚口工場の跡地に建てられた経緯があり、「グループを挙げて地元へ恩返ししよう」との経営判断も働いたようだ。

 社内からは男性用インナー(肌着)を主力とするアパレルメーカーであり、“門外漢”の流通業への参入を懸念する声も上がった。ただ、最終的にアパレル商品は「景気や流行の波に左右される部分が大きいものの、商業施設であれば安定収入が期待できる」との判断に落ち着いた。

 こうして社運をかけたプロジェクトが始まった。17年春に約100億円をかけて改修工事に着手。翌18年4月、核テナントの平和堂アル・プラザやマツモトキヨシなど100を超えるテナントを新たに誘致し、リニューアルオープンした。

 店舗面積は旧つかしんの約1・8倍の7万9千平方メートル。阪神間のSCでは、阪急西宮ガーデンズ(西宮市、10万7千平方メートル)に次ぐ大きさだ。

 商圏が重なるイオンモールと差別化を図るため、自転車・徒歩圏内の地元住民を重視することに徹底的にこだわった。一般的に巨大SCは衣料品中心だが、食品を充実させた店舗づくりを展開。食品関係の店舗面積は1万平方メートル弱と郊外型SCの中では全国トップ級という。

 初年度(18年度)の来店客は1150万人と、当初目標の1千万人を大幅に上回った。その後も西宮ガーデンズの開業など逆風にもさらされたが、20、21年度は1300万人に伸びた。21年度の売上高約240億円のうち、食品の占める割合は4割に達しており、食品を充実させ、地元住民を重視する戦略が着実に受け入れられていることが分かる。。

 「地元のコーラス団体やフラダンスグループの発表会など地元密着型のイベントも充実しています。こうした差別化でSC戦国時代を勝ち抜きたい」。グンゼ広報IR室の伴達也さんはこう言葉に力を込めた。


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