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商業・流通

1137チバQ:2010/10/12(火) 20:45:35
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/10/20101011t42016.htm
にぎわいの核、後継見えず 秋田駅前のヨーカドー閉店

11日に閉店するイトーヨーカドー秋田店。JR秋田駅前のにぎわいは維持できるか


 JR秋田駅前の商業施設「秋田ショッピングセンター」(ASC)の核テナント、イトーヨーカドー秋田店が11日、撤退・閉店する。ビル管理会社はリニューアルへ新たなテナント確保を急ぐが、すべて埋まるめどは立たず、頼みの綱と期待する行政の援助も現時点では具体性がない。にぎわい創出の「柱」を失う秋田市中心部の商店街。垂れ込める暗雲は、簡単には振り払えそうにない。(秋田総局・佐々木貴、鈴木拓也)

<売上高6割に減少>
 「大変なこと。まさに大事件だ」。イトーヨーカドー秋田店が加盟する秋田市駅前広小路商店街の平沢孝夫理事長は、撤退の衝撃をこう語る。
 同店は地上7階、地下1階のASC(総述べ床面積約2万平方メートル)のうち、各階合わせて約1万6000平方メートルを使用。1980年のオープン以来、「県都の玄関口」でにぎわい創出に大きな役割を果たしてきた。
 親会社のセブン&アイ・ホールディングスによると、バブル期の92年に年間約88億円の売り上げがあったが、郊外への大型店進出などの影響で昨年は約6割にまで減少。「これ以上の営業継続は困難」(同社広報)との結論に達し、今年1月に閉店する方針を秋田市に伝えた。
 秋田店をめぐっては、2005年にも閉店が検討された経緯がある。あれから5年。地元経済関係者は「郊外の大型専門店に比べ、総合スーパーの品ぞろえは中途半端。時代の流れで、いずれこうなるのは分かっていた」と冷めた口調で話す。

<問い合わせもなし>
 秋田店の撤退後は地階に「そごう・西武」系列の食品スーパー「ザ・ガーデン自由が丘SEIBU」の入居が決定。1〜4階は既存テナントも含め6〜7割が埋まる見通しだという。
 新しい商業施設は地階から4階の一部の店舗を除いて12月1日にプレオープン、来年4月に残りの店舗も含めてグランドオープンする予定。7階は現状通り、まちの駅など公共スペースに広く利用されるが、これまでのところ5階(2640平方メートル)、6階(2310平方メートル)は、テナント入居の問い合わせすらない。

<行政の支援は未定>
 広大な空きスペースを抱えたままの再出発は心もとない。ASCの佐々木泰英会長は9月24日、秋田市役所を訪れ、5、6階部分への公共施設の入居を求める要望書を穂積志市長に渡した。
 「行政と連携し、駅前の商業核としての社会的責任を果たしたい」と佐々木会長。穂積市長は「手助けできる部分があるかどうか検討したい。県にも活用策がないか話し合いたい」と答えた。
 県議会9月定例会では、県議から人の流れを呼び込むため、運転免許センターの一部機能を秋田店に移すべきだという声が上がった。しかし、市との連携も含め、具体的な議論はこれからという段階だ。
 駅前という好立地がかつての神通力を失った今、人通りを維持するため、新しい商業施設には少なくとも、イトーヨーカドーに匹敵する魅力が求められる。それなしには、中通地区の再開発事業と連動した中心部の再生計画はおぼつかない。
 平沢理事長は「撤退は大きな痛手になりかねないが、仙台を除く東北各県の駅前に比べれば、秋田は踏ん張っている。個々の店舗ではなく、全体で協力して魅力向上を図っていきたい」と力を込める。



2010年10月11日月曜日


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