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マスコミ

928名無しさん:2011/01/16(日) 02:12:46
NHK次期会長、JR東海の松本副会長に決まる
http://www.asahi.com/national/update/0115/TKY201101150192.html

24日に任期満了を迎えるNHK会長の人事で、NHK経営委員会(小丸成洋委員長)は15日、臨時の会合を開き、JR東海副会長の松本正之氏
(66)を新会長に任命することを全会一致で決めた。福地茂雄会長(76)に続き、2代続けて企業経営者が公共放送のトップにつくことになった。
いったん就任を求められた前慶応義塾塾長の安西祐一郎氏(64)が経営委に促される形で就任を辞退、白紙に戻った人事は一気に決着した。

 経営委は、この日午前10時から会長人事を話し合う指名委員会を開き、メンバーの委員6人がこれまでの選考方法などを白紙に戻して協議した。
NHK内外の複数の候補者の名前があがり、この中から(1)JR改革の最前線で活躍した実績(2)大組織を引っぱっていける強いリーダーシッ
プ(3)年齢が若い――などの理由で松本氏に絞った。

 その後、12人の全委員による会合でも松本氏に打診することで一致。小丸委員長が松本氏に電話をかけ、承諾を得たことから、午後4時15分
に全会一致で会長任命を議決したという。松本氏の任期は25日から3年。

 松本氏は1944年、三重県生まれ。67年に名古屋大法学部卒業後、国鉄(当時)に入社。JR東海で新幹線鉄道事業本部管理部長、人事部長、
専務などを歴任し、04年に社長に就任。昨年4月に副会長に転じた。

 松本氏はこの日夜、名古屋市で記者会見し、「これからいろいろな方から話を聞き、自分なりに役割を果たしたい」と抱負を語った。

 この日の経営委の会合では、一連の混乱を招いたことについて小丸委員長が「責任を感じている」と発言した。だが、進退などについては明言し
なかったという。(岡田匠)

929チバQ:2011/01/16(日) 13:55:41
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110116-OYT1T00156.htm?from=main4
「俺たちに能力ないのか」反発のNHK内部
 NHKの次期会長人事は15日、福地茂雄会長(76)の任期満了の9日前になり、JR東海副会長の松本正之氏(66)が就任することで決着した。

 会長就任をいったん受諾した、慶応義塾前塾長の安西祐一郎氏(64)が、経営委員会への不信を理由に「会長就任拒絶」を表明してから4日間。白紙にもどった人事が急転直下決まった背景には、NHK内部からの昇格にこだわった福地会長と「外からの改革」を主張する経営委員会側との綱引きがあった。

 「あわててやったような感じを持つだろうが、そういった感じはなかった。最終的に12人の委員全員が今日議決しようということになった」

 小丸成洋委員長(60)は新会長議決後の記者会見で胸を張った。松本氏の会長就任決定により「NHK改革は道半ばで、引き続き外部から会長を起用するべきだ」としていた経営委員会のメンツを保った格好となったからだ。

 経営委の外部起用案について、NHK内部からは「俺たちはそんなに能力がないのか」と反発が募っており、福地会長も内部昇格を陰に陽に主張。福地氏は安西氏の就任拒否後の12日、任期延長を固辞する意向を重ねて表明し、小丸氏に永井研二技師長(62)の昇格を推薦するなど、外堀を埋めていった。外部起用案は、ある委員が「続投要請を拒否した会長の言葉に耳を傾ける委員なんていない」と強調するのとは裏腹に、土俵際に追い込まれていた。

 経営委の持つ最後の切り札が松本氏だった。経営委は先月21日、安西氏を最優先に4人を会長候補とすることで合意した。しかし、実はこの時から松本氏の名前は浮上していた。

 NHK関係者によると、福地会長への続投要請が不調に終わった先月8日以降、各委員が外部候補の推薦に腐心する中、小丸委員長は古森重隆前委員長(富士フイルムホールディングス社長)に相談。古森氏は交遊のある葛西敬之・JR東海会長経由で松本氏を見つけ、小丸氏に推薦したという。一時は小丸氏も21日の経営委で松本氏を推そうとしたが、既に総務省主導で安西氏の名前が出ていたため、小丸氏は委員会で松本氏の推薦を断念していた。

 しかし、安西氏の線が消えたことで、松本氏が復活。委員の1人が第三者を介して接触したところ感触を得たため、15日の推薦につながった。経営委としては事前の接触はなかったが、本人に小丸委員長が電話で打診したところ了承を得て、採決に至ったという。

 もともと経営委員には昨年12月から石原進・JR九州会長が就任しており、同じJRグループで経営委員と執行部のトップを務めることを問題視する声があり、松本氏が候補から外れた経緯もあったが、この点について小丸委員長は15日の記者会見で「問題はない」と断言した。(文化部 放送取材班)

(2011年1月16日09時15分 読売新聞)

930チバQ:2011/01/28(金) 23:15:56
http://www.asahi.com/national/update/1204/TKY201012040150.html
外国特派員協会、曲がり角 各社の中国シフト・経営難で(1/2ページ)2010年12月4日15時0分
 終戦直後に外国人記者の拠点として開設された日本外国特派員協会が、苦境に立たされている。背景にあるのは、世界的な不況と欧米メディアの経営難だ。海外メディアの関心が日本から中国に移ったことも一因という。若手記者の勧誘や、ネットでの発信力の強化など、生き残りをかけた「構造改革」に取り組んでいる。

 東京・有楽町にある有楽町電気ビル20階。皇居や東京湾を眼下に望むラウンジで、ジョージ・バウムガルトナー会長が口を開いた。「何もしなければ、数年で協会はもたなくなる」

 同協会は1945年、連合国軍総司令部(GHQ)の米元帥ダグラス・マッカーサー最高司令官と共に来日した記者らによって設立された。以来、日本の歴代首相やソニー創業者の盛田昭夫氏など、時代を象徴する人物を招いて記者会見を開いてきた。いわば、日本を海外に発信する前線基地のような場所だった。74年には、日本メディアに先駆けて当時の田中角栄首相の金脈問題を追及する場となり、首相退陣につながった。

 だが、最近は会員数が低迷。バブル崩壊直後の92年に500人近くいた正会員は、今年10月には310人にまで減っている。協会の収入は年間約8億円で、2008年度に約2千万円の赤字に転落。今年度は3年連続の赤字を見込む。

 特に状況が悪化したのは、08年秋のリーマン・ショック後だ。ネットの台頭や不況による経営難で、欧米の主要メディアが次々と海外拠点を閉鎖。今年に入り、米大手誌タイムも60年以上続いた東京支局を閉鎖した。

 限られた特派員たちは、経済成長に沸く中国へ向かう。スイスのラジオ局記者として、82年から日本で取材するバウムガルトナー会長は「日本が経済的に脅威だった80年代は、世界中のエリート記者が東京に来ていた。今はそれが中国になった」と話す。

 協会はこれまでも経営の立て直しを試みたものの、抜本的な改善にはつながらなかった。「今こそ健全な経営にする必要がある」(中村章・総支配人代理)とみて、会長らが「改革」に乗り出した。

 まず始めたのは、コストの見直し。11月から外部の業者を試験的に起用し、経費の約6割を占めるレストラン業務の外部委託を検討する。24時間対応だった受付も、11月から夜間は閉鎖した。

 二つ目が、新規メンバーの勧誘だ。現在、正会員の3分の1が60歳以上と、高齢化も進む。今までなじみの薄かった中国などアジアのメディアに加え、若い日本人記者の入会増を狙う。営業担当として、11月から日本人の元ベテラン通信社記者を雇った。

 もう一つが、ネット発信の強化。協会は設立以来、多くの著名人の記者会見を開いてきた。先月、没後40年を迎えた作家の三島由紀夫や、佐藤栄作元首相らの録音テープや写真など、倉庫には歴史的にも貴重な「資産」が数多く眠っている。それらをデジタル化し、ホームページで有料で提供するサービスを来年初めにも開始する。記者会見のネット中継も検討している。

 ただ、古参メンバーの中には「業務を委託すれば、サービスの質が落ちる」などと改革に反対する声もあり、「抵抗勢力」との戦いが続く。バウムガルトナー会長は「コイズミのようなリーダーシップが欲しいよ」と漏らす。

 同協会の会員で、米紙ワシントン・ポストの元記者、石澤靖治・学習院女子大学教授(メディア関係論)は「日本のニュース価値の低下と共に、協会も曲がり角を迎えている。日本の海外発信の貴重な場所だが、改めて組織の役割を考え直す時期に来ているのではないか」と話している。

931チバQ:2011/01/28(金) 23:45:20
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2011012402000082.html
地デジ化まで半年ですが… 若者はテレビ離れ?
2011年1月24日 朝刊

 七月二十四日の地上波の完全デジタル化まで、あと半年に迫った。テレビ業界や総務省は、デジタル対応テレビへの買い替えなどが遅れる“地デジ難民”が出ないよう、今後取り組みを加速させる。一方で、インターネットでの情報収集や動画視聴をしている若い世代で、完全デジタル化を機にテレビ視聴をやめるという調査結果もあり、その動向が注目されている。テレビとの距離感について、上智大学の学生に聞いてみた。 (早川由紀美)

 協力してもらったのは、新聞学科の学生たち。ゼミの後、残ってもらった二十一人に、「余暇の過ごし方でテレビよりもネットを優先する」という人を聞くと十四人が手を挙げた。「浪人のころから見なくなった。純粋に面白くなくなった」「興味が偏ってきた。サッカーが見られればいい」などがその理由だ。

 自宅から通学している斎藤千明さん(20)は、リビングとは別に自分の部屋にあるアナログテレビを地デジ対応に買い替えるかどうか、迷っているという。

 「集中して見るなら、録画をしておいてリビングで見ればいい。インターネットをするようになって部屋のテレビを熱心には見なくなった。ユーチューブやミクシィの方が面白い」

 佐藤駿さん(20)は「テレビ離れはコンテンツの質の低下ではないところに原因がある」と考えている。電車広告でテレビ東京のドラマ「モリのアサガオ」を知り、見たいと思ったが放送日時を忘れてしまい、そのままになった。「ドキュメンタリーなどで見たい番組があっても、それに自分の時間を合わせるほどには意識を向けていない」。DVDレンタルや、ゲーム機などへの有料配信など、見逃した番組を気軽に見られる仕組みを充実してほしいという。熱心なテレビファンではないものの、環境が整えば番組を見たいという潜在的な欲求はあるようだ。

 就職活動中の学生は、情報収集に不可欠なネットに軸足を置かざるを得ないという事情もある。一方で「テレビを見ながら家族で話し合うことも多いため、重要なコミュニケーションツール」=花山りささん(21)=という声もある。

 「テレビをやめてもいいと思う人」に手を挙げてもらうと、「日本のバラエティーは笑いのコードが合わない」という留学生一人だけだった。テレビをやめない理由について、宮島紗穂さん(20)は「わが家は一人一台テレビがある環境で育ってきた。今まで二十年間生きてきて、テレビがなかったことはないから」と説明してくれた。

 最後に「テレビに一言」というお題で一人ずつ紙に書いて掲げてもらうと、「生活の一部」「空気みたいな存在」「寂しいときに、ふとつけるもの」などの言葉が並んだ。蜜月関係とはいえないものの、長年連れ添った夫婦のような情愛が、学生とテレビの間には流れているようだ。

◆「残るは高齢者世帯」地デジ普及でNHK
 日本民間放送連盟の広瀬道貞会長は二十日の定例会見で「デジタル放送受信機の普及台数が一億数千万台になったもようで、このままいけばアナログと変わらない台数で七月を迎えられそう」と地デジ化に向けた環境が整いつつあるとの見通しを示した。だが、「世帯普及率が100%でなければテレビ離れにつながる」との懸念も。NHK経営企画局の土屋円専任局長は「各種調査で、残っているのは高齢者世帯。最後は手に手をとって一緒に渡るような取り組みが必要になるだろう」と話す。

 一方、電通総研が二〇〇九年八月に実施したウェブ調査では、地デジ化を機に自らの意思でテレビ視聴をやめると答えたのは2・9%。特に二十代男性では6・6%と高くなっている。

932チバQ:2011/01/28(金) 23:45:43
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2011012502000062.html
地デジ化ラストスパート 「残り1割」人海戦術強化
2011年1月25日 朝刊

 あと半年となったテレビの完全デジタル化。地デジ対応受信機(テレビ、チューナーなど)の普及率は九割を上回ったとされるが、その数字が示すほど地デジ視聴は普及していないようだ。経済上の理由などで地デジ機器への切り替えが進まない世帯への対応も残された課題。時間と競争で地デジPRが続く。 (山崎美穂、服部聡子)

 昨年九月の総務省の抽出調査によると、地デジ普及率は全国平均で90・3%。アナログ停波までに対応予定という世帯を合わせると97・9%となる。残りをどうするか。

 総務省の委託で地デジ普及を図る「デジサポ(テレビ受信者支援センター)愛知」は、昨年暮れからスタッフが「地デジアドバイザー」の名で戸別訪問するローラー作戦に乗り出した。十組に分かれた二十人のスタッフが一日に二百〜三百戸ずつを巡回。デジタル用のアンテナの有無を目安に、地デジ未対応の可能性がある家を一軒ずつ訪問する。

 しかし、在宅率は二割ほど。応対してくれるのは一日で一組当たり十戸程度と、能率は悪い。戸別訪問の一番のターゲットである高齢者世帯は警戒心が強く、在宅でもほとんど出てきてくれないという。一番、情報を届けたい世帯の扉が開けられないジレンマを抱えながらの巡回が続く。

 地デジ対応テレビは購入したが、操作に不慣れだったりアンテナが合っていなかったりで、アナログ放送を見ている人たちもいる。こうした「隠れアナログ視聴者」も意外に多い。

 「(地デジアドバイザーに)テレビを見てくださいと言われてチェックしたら、デジタルテレビなのにアナログ画面だった」という八十代の夫婦宅もあった。リモコンを触っているうちに「アナログ」のボタンを誤って押し、そのままになったようだ。

 アンテナも盲点。家電量販店にも「テレビを買い替えたのに地デジが映らない」という声が多く寄せられている。

 共同アンテナやケーブルテレビを利用する世帯以外は、個別にUHFアンテナを設置しなければ映らない。アンテナの取り換えや方向調整などの対策をしていない人が多い。何台ものテレビを見ている世帯は、電波が弱くなるため、ブースター(増幅器)の取り付け工事が必要なこともある。世帯に応じて状況が異なるので、電器店などへの問い合わせが必要だ。

 このほかにも、地デジに対応していないVHSデッキなどの録画機に関して「録画できない」「出力端子が合わなくて接続できない」など、相談内容はメーカーや機種によって千差万別だ。

 総務省は「デジタル機器の操作が苦手だったり、関連情報が届きにくかったりする人たちからの問い合わせが増える」として、相談窓口の強化をアピールする。完全移行一カ月前の六月下旬をめどに、全国の電話相談に応える「地デジコールセンター」を現行の百九十人から千人体制に増強。さらに「電話だけでは解決できない問題が多くなる」と、対面式の臨時相談所を全国の市町村の窓口など一千カ所に設置する。

 自分から声を上げにくい高齢者世帯には、ボランティアによる声掛け作戦も四月から展開する。各地のデジサポは、昨年十一月から消費者団体や民生委員など地域の実情に詳しい団体に働き掛けて、メンバーを募集している。

 テレビは生活に一番身近なメディアとして家庭に教養や娯楽を届け、災害時には「情報の命綱」となる。それだけに「デジタル化して視聴できない世帯があってはならない」(総務省担当者)。全世帯視聴の最終目標に向け、最先端技術の周知を人力でこなす手探りの活動が続いている。

933とはずがたり:2011/02/11(金) 03:37:41

弱小メーカーにはチャンスでわ!?

CMカット機種、生産中止へ…民放批判に配慮
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110209-00001129-yom-bus_all
読売新聞 2月10日(木)3時5分配信

 録画番組を再生する際にテレビCMを自動的に飛ばす「CMオートカット機能」がついたレコーダーやテレビが、姿を消す見通しになった。

 大手電機メーカーでこの機能を備えた製品を生産している三菱電機と東芝が、春以降の新製品に、この機能の搭載をやめる。地上放送の完全デジタル化で、再生時にCMを確実にカットできるようになるため、民放各社で組織する日本民間放送連盟が問題視していたことに、電機大手が歩み寄った格好だ。

 CMオートカット機能を備えたレコーダーなどは、購入段階から、リモコンなどで操作しなくてもテレビCMを飛ばして再生する設定になっている。

 最初の機種は、三菱電機が1990年に発売したビデオデッキだった。現在は、三菱電機が録画機能を備えた液晶テレビ「リアル」と、ブルーレイディスク(BD)レコーダーの全機種に搭載している。

最終更新:2月10日(木)9時50分

読売新聞

934名無しさん:2011/02/11(金) 18:18:07
> 同協会は「主催者がわかる形での報道」を出席条件に提示。このため一部報道機関は出席を取りやめた。

主催者はぼやかしたいってほんとにクズみたいな対応するんだな>一部報道機関
そもそも記者クラブは「質問の自由」あるのかねw

http://sankei.jp.msn.com/politics/topics/politics-14785-t1.htm
小沢氏、会見はお気に入りの「自由報道協会」(仮)で 新聞・テレビ記者に「質問の自由」なく
2011.2.11 16:22
菅首相との会談後、記者会見する民主党の小沢元代表=10日午後、東京・永田町の憲政記念館

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菅首相との会談後、記者会見する民主党の小沢元代表=10日午後、東京・永田町の憲政記念館

 菅直人首相と会談直後の10日夕に民主党の小沢一郎元代表が記者会見に応じたのは、新聞・テレビ各社が加盟する「与党クラブ」ではなく、フリーランスの記者らが「記者クラブのオープン化」を掲げて結成した「自由報道協会」(仮)だった。

 10日夕、東京・憲政記念館での記者会見に際し、同協会は「主催者がわかる形での報道」を出席条件に提示。このため一部報道機関は出席を取りやめた。新聞・通信社、テレビ局の記者ら十数人が出席したが、質問の機会はなかった。

 同協会は1月27日も小沢氏の記者会見を主催。この時は「記者クラブオープン化の賛同者として名前の公表」を出席条件に掲げた。

935とはずがたり:2011/03/13(日) 20:32:51

米各紙、日本人の「がまん」「地震への備え」に注目
http://www.asahi.com/international/update/0313/TKY201103130129.html
2011年3月13日16時10分

 【ニューヨーク=田中光】東日本大震災をめぐり、米国でも日本人の対応や、震災への備えに注目する報道が相次いでいる。米ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)のコラムニストは日本人の「ガマン」を称賛する一方、ウォールストリート・ジャーナル紙(WSJ)は日本の耐震対策をたたえた。

 「日本語には英語にはないガマンという言葉がある」。そう指摘したのは阪神大震災を取材したことがあるNYTの元東京支局長のニコラス・クリストフ記者だ。「日本の立ち直る力と忍耐力は立派で勇気のあるもので、来る日でも見ることができるだろう」とブログで書いた。

 またWSJの12日付の社説は、地震大国の日本が「どれだけ地震に備えてきたかを忘れてはならない」と主張。NYTの12日付の1面記事も、多くの人たちが高台に逃れた点など、津波に対する住民たちの警戒心が人命を救った可能性に言及した。

936とはずがたり:2011/03/13(日) 22:29:24
14日の輪番停電、実施エリア全一覧…東電発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110313-00000582-yom-soci
読売新聞 3月13日(日)21時45分配信

 東京電力が発表した14日の輪番停電の実施予定は次の通り。

 ※注意

 〈1〉市町村名は、東京電力の営業エリアに基づくもので、行政上の区域とは異なることもある。合併前の市町村名も含む。

 〈2〉実施地域は、上記各市町村の一部地域。

         ◇

 【第1グループ=午前6時20分〜10時、午後4時50分〜同8時30分】

 ▽栃木県さくら市、宇都宮市、益子町、塩谷町、市貝町、真岡市、大田原市、那珂川町、那須烏山市、那須町、日光市、芳賀町

 ▽群馬県みどり市、伊勢崎市、吉岡町、玉村町、桐生市、高崎市、高山村、渋川市、榛東村、前橋市、中之条町、東吾妻町、藤岡市

 ▽茨城県かすみがうら市、つくばみらい市、つくば市、阿見町、稲敷市、下妻市、河内町、牛久市、境町、茎崎市、結城市、桜川市、取手市、守谷市、常総市、水海道市、筑西市、土浦市、八千代町、板東市、利根町、龍ヶ崎市

 ▽埼玉県さいたま市、ときがわ町、ふじみ野市、横瀬町、皆野町、寄居町、狭山市、坂戸市、三芳町、志木市、所沢市、小鹿野町、小川町、新座市、川越市、秩父市、朝霞市、鶴ヶ島市、東大和市、東秩父村、入間市、飯能市、富士見市、嵐山町、和光市

 ▽千葉県野田市、流山市、柏市、白井市、松戸市、我孫子市、市川市、浦安市、千葉市、大網白里町、八街市、東金市、山武市、長南町、市原市、長柄町、睦沢町、茂原市、木更津市、白子町、袖ヶ浦市、君津市、富津市、鋸南町、南房総市、鴨川市、館山市、勝浦市、大多喜町、御宿町、いすみ市、船橋市、鎌ヶ谷市、八千代市、四街道市、佐倉市

 ▽東京都武蔵野市、三鷹市、西東京市、東久留米市、新座市、小平市、東村山市、清瀬市

 ▽神奈川県逗子市、横須賀市、鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、相模原市、座間市、海老名市、綾瀬市、平塚市、寒川町、厚木市

 ▽静岡県御殿場市、裾野市、小山町

937とはずがたり:2011/03/13(日) 22:29:43

 【第2グループ=午前9時20分〜午後1時、午後6時20分〜同10時】

 ▽栃木県佐野市、小山市、野木町

 ▽群馬県太田市

 ▽茨城県古河市

 ▽埼玉県川口市、さいたま市、蕨市、鳩ヶ谷市、戸田市、越谷市、吉川市、松伏町、三郷市、春日部市、宮代町、杉戸町、川越市、狭山市、鶴ヶ島市、日高市、飯能市、入間市、坂戸市、川島町、毛呂山町、越生町、ときがわ町、騎西町、幸手市、大利根町、白岡町、北本町、蓮田市、伊奈町、鴻巣市、桶川市、上尾市、加須市、久喜市、五霞町、行田市、熊谷市、羽生市、深谷市、所沢市

 ▽千葉県千葉市花見川区・美浜区・中央区・稲毛区・若葉区、習志野市、八千代市、印西市、我孫子市、白井市、栄町、成田市、神崎町、香取市、多古町、芝山町、佐倉市、市川市、松戸市、船橋市、野田市、流山市

 ▽東京都東村山市、清瀬市、東大和市、国分寺市、府中市、小金井市、八王子市、国立市、小平市、西東京市、武蔵野市、三鷹市、調布市、立川市、昭島市、武蔵村山市、多摩ニュータウン、町田市、狛江市、多摩市、日野市、稲城市

 ▽神奈川県横浜市鶴見区・港北区・南区・保土ヶ谷区・戸塚区・神奈川区・瀬谷区、厚木市、海老名市、座間市、伊勢原市、茅ヶ崎市、寒川町、二宮町、平塚市、大磯町、秦野市、中井町、大和市、相模原市、川崎市多摩区・高津区

 ▽山梨県笛吹市、市川三郷町、甲府市、中央市、鰍沢町、増穂町、韮崎市、

 ▽静岡県熱海市、長泉町、清水町、沼津市、御殿場市、裾野市、三島市

 【第3グループ=午後0時20分〜同4時】

 ▽栃木県宇都宮市、鹿沼市、小山市、栃木市

 ▽群馬県太田市

 ▽茨城県水戸市、ひたちなか市、常陸大宮市、常陸太田市、那珂市、土浦市、つくば市、かすみがうら市、牛久市、龍ヶ崎市、稲敷市

 ▽埼玉県さいたま市、春日部市、朝霞市、和光市、志木市、新座市、富士見市、越谷市、川口市、戸田市、蕨市、幸手市、蓮田市、上尾市、桶川市、深谷市、本庄市、伊勢崎市、熊谷市、行田市

 ▽千葉県成田市、富里市、佐倉市、八街市

 ▽東京都八王子市、日野市、東村山市、清瀬市

938とはずがたり:2011/03/15(火) 23:28:21

アンテナ損傷・燃料枯渇…東北のラジオ局、綱渡りの放送
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103150412.html
2011年3月15日21時52分

 被災地で生活や安否情報を伝えている東北地方のラジオ局が、綱渡りの放送を続けている。停電で自家発電に切り替えて放送を続けたが、燃料にも限りがあり、被災者の大事な情報源が危機に立っている。

 宮城県のテレビ兼営のAM放送、東北放送(仙台市)のラジオアンテナは、津波被害が大きかった仙台市若林区にある。地震後、アンテナは水浸しになり、使えなくなってしまった。

 県内のAM放送は、NHKと東北放送だけ。NHKが全国放送の合間に地元の災害情報を流すのに対し、東北放送は地元の情報を24時間流している。本社に設置してある予備のアンテナに一時的に切り替え、備蓄燃料による自家発電で、放送を続けた。

 だが、予備アンテナは電波の出力が弱く、視聴者からは「放送が聴けない」との声が相次いだ。このため、同社はインターネット上の動画配信サービス「ユーストリーム」でも放送を流す非常措置も取った。

 社内に緊張が走ったのは、地震から2日後の13日。燃料の重油が底を尽き始めたからだ。急きょ、系列キー局のTBSに援助を要請。TBSは同社が備蓄する重油の提供を決めた。一方、総務省はタンクローリーの被災地向け通行許可を得るため、警察庁とかけ合った。

 現地に到着したこの重油でひとまず自家発電し、15日午後から、復旧した元のラジオアンテナから電波の送信を再開した。

 総務省によると、東北の被災地の民放局は震災後、軒並み停電に見舞われ、一時的に自家発電で放送していた。いずれも15日までに電力が復旧し、正常に戻った。だが、東北放送だけは、ラジオアンテナへの電気が復旧するメドがいまだに立たないという。重油は8〜9日分しかなく、再び燃料が尽きた後の対応に頭を悩ませている。(田玉恵美、岡林佐和、仙台総局・高橋昌宏)

939とはずがたり:2011/03/16(水) 14:57:54

「あー笑えてきた」フジテレビの原発事故会見中に不謹慎な声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000002-scn-cn
サーチナ 3月16日(水)1時26分配信
 中国メディアの法制晩報は15日、「日本に放射性物質拡散の暗雲が垂れこめている状況下で、日本のテレビ局の一つであるフジテレビの中継中に不謹慎な声がおさめられ、日本のインターネットユーザーから批判が集まっている」と報じた。

 福島第1原発1号機で12日、水素爆発が発生し、菅直人首相が記者会見を行った。フジテレビによる会見中継のさなか、男女による小声での会話が聞こえ、男性が「ふざけんなよ、また原発の話なんだろ?どうせ」と発言。さらに、女性は「だから、こっからあげられる情報はないっつってんの」と述べ、さらに女性は「あー笑えてきた」と発言。これらの会話が日本全国に流れた。

 当会話は中国や台湾でも取り上げられ、中国メディアは「日本のネットユーザーは、女性の声はフジテレビのキャスターではないかと指摘している」と紹介したほか、台湾メディアは具体的な女性キャスターの名前を挙げたうえで、不謹慎な発言はフジテレビの女性キャスターのものだと報じた。フジテレビ側は同局の社員の発言ではないと説明している。(編集担当:畠山栄)

最終更新:3月16日(水)12時18分

940チバQ:2011/03/16(水) 22:11:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000135-jij-int
「なぜ略奪ないの? 」=被災地の秩序、驚きと称賛―米
時事通信 3月16日(水)16時9分配信

 【ワシントン時事】東日本大震災の被害や福島第1原発事故が連日、トップニュースで伝えられている米国で、被災者の忍耐強さと秩序立った様子に驚きと称賛の声が上がっている。「なぜ日本では略奪が起きないのか」―。米メディアは相次いで、議論のテーマに取り上げている。
 CNNテレビは、2005年に米国で起きたハリケーン・カトリーナ災害や10年のハイチ大地震を例に「災害に付き物の略奪と無法状態が日本で見られないのはなぜか」として意見を募集。視聴者からは「敬意と品格に基づく文化だから」「愛国的な誇り」との分析や、「自立のチャンスを最大限に活用する人々で、進んで助けたくなる」とのエールも寄せられた。

941チバQ:2011/03/20(日) 22:43:37
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110320/ent11032021480015-n1.htm
アエラが謝罪 表紙の防毒マスクに「放射能がくる」 風評被害助長批判に
2011.3.20 21:47

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「放射能がくる」と過激な見出しが躍る19日発売の「朝日新聞WEEKLY AERA(アエラ)」(朝日新聞出版発行)の表紙
 福島第1原発の事故をイメージした19日発売の「朝日新聞WEEKLY AERA」(朝日新聞出版発行)の表紙に対し、「風評被害を助長する」などと批判が高まり、同誌は20日、短文投稿サイト「ツイッター」で「ご不快な思いをされた方には心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 表紙は防毒マスクをつけた人物の顔のアップに、赤い文字の見出し「放射能がくる」を重ねたもの。このデザインに対し発売後、ネット上で「恐怖心をあおってどうするのか」「インパクトばかり求めている」などと非難が相次いだ。

 同誌は20日、ツイッターで「恐怖心をあおる意図はなく、福島第1原発の事故の深刻さを伝える意図で写真や見出しを掲載しました」とした上で謝罪。同誌編集部は産経新聞の取材に「ツイッターに掲出したコメントにある通りです」と回答している。

942チバQ:2011/03/21(月) 12:34:27
http://getnews.jp/archives/105688
『AERA』の「放射能がくる」vs『週刊ポスト』の「日本を信じよう」が話題に
タイトルを見ていただけば、両誌の主張が正反対であることは一目瞭然でしょう。
・『AERA』「放射能がくる」(3/28号)
・『週刊ポスト』「日本を信じよう」(4/1号)

この2誌のタイトル(中刷り)の違いが、大きな話題となっています。
『2ちゃんねる』や『Twitter』では、賛否両論のようです。

・インパクトばかり追い求めると『AERA』みたいになるんだろうなぁ。
・『AERA』アホすぎる。放射能は“来る”ものではないのに……(放射能とは、物理学的な定義では、放射線を出す能力。「放射能を浴びる(または、飛散する)」は誤用が定着したもの Wikipediaより)
・まさに安全厨vs危険厨の構図だな(笑)
・週刊誌なんかモラルなしで話題になったもん勝ちなんだから、これは『AERA』の勝ち。
・『週刊ポスト』の写真とキャッチコピーの文言は素晴らしいな。 ちょっと涙でてしまった。
・『週刊ポスト』どうしたんだこれ(笑)永久保存版級だな。

出版社や編集部の中でもさまざまな意見があってしかるべきだと思いますが、今回は『AERA』に対する批判が多いようで、記者自身も、風評被害に苦しんでいる被災地の現状を考えたら、もう少しやわらかい表現であったらよかったのにと感じました。

『AERA』は多くの意見が寄せられたため、『Twitter』(@AERAnetjp)にて以下のようなコメントをしています(原文は『Twitter』の制限である140文字に収まらないため、2つに分けて投稿されています)。

*****
『AERA』今週号の表紙及び広告などに対して、ご批判、ご意見をいただいています。編集部に恐怖心を煽る意図はなく、福島第一原発の事故の深刻さを伝える意図で写真や見出しを掲載しましたが、ご不快な思いをされた方には心よりお詫び申し上げます。
編集部では今回いただいたご意見を真摯に受け止め、今後とも、様々な角度から全力を挙げて震災報道を続けていく所存です。最後になりましたが、被災者、関係者のみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
*****
http://twitter.com/AERAnetjp/status/49367850586079232
http://twitter.com/AERAnetjp/status/49367932492451840

943チバQ:2011/03/21(月) 20:26:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110321t15037.htm
地域情報発信に奮闘 宮城県内の地域FM

エフエムたいはくのスタジオ。生活再建へ必要な情報を掘り起こし、リスナーに伝える=17日、仙台市太白区長町3丁目


 東日本大震災では、宮城県内各地のコミュニティーFM局が、不足する地域情報の発信に奮闘している。
 震災翌日の12日、大崎市内をエリアに「おおさき災害エフエム放送」(79.4メガヘルツ)が開設された。会社経営福地孝さん(55)が約10人の地元の有志と設立した。

 もともとコミュニティーFMの開局を目指していた。震災で混乱する市民を目の当たりにし、半日で最初の放送を開始。許可を得る前のスタートだったが、東北総合通信局も後日、非常時を考慮して正式許可した。
 放送時間はおおむね午後1〜6時。流す情報は当日の午前、スタッフが市役所などを回って集めている。福地さんは「報道でカバーしきれない生活に役立つ情報を伝えたい」と意気込む。

 仙台市太白区のエフエムたいはく(78.9メガヘルツ)は16日、震災で休止した放送を再開した。スタッフが区内を歩き、食料を調達できる店の営業時間、銀行の現金自動預払機(ATM)の稼働状況などの情報を集めている。
 スタッフの鹿野和美さん(37)は「大震災で先が見えないからこそ、力を合わせて復興しよう。視聴者にそう語りかけたい」と力を込める。


2011年03月21日月曜日

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110321t15038.htm
気仙沼から災害放送 登米の地域FM、臨時ラジオ局開設へ
 宮城県登米市の登米コミュニティエフエム(斉藤恵一社長)は、津波被災地の気仙沼市に臨時のラジオ局を開設し、「災害放送」を流すことを決めた。近く総務省へ申請し、早ければ24日にも開局する。気仙沼には地域FM局がなく、貴重な生活情報源となりそうだ。

 同社によると、使用機材は調達済みで、放送区域は気仙沼の全域をカバーする見込み。被災者の安否情報、ライフラインの復旧状況、給水車の巡回ルートなどきめ細かな情報を24時間態勢で放送する。市民からのメッセージ、食料品店などの開店情報なども盛り込むという。

 放送機材の使用方法を指導するスタッフを1人派遣。アナウンサーなどは、気仙沼市内から3、4人程度を募る。スタジオの開設場所は未定。

 登米市エリアで放送している同社の「H@(はっと)!FM」(周波数76.7メガヘルツ)は震災後、半日程度だった自主放送を24時間態勢に切り替えた。気仙沼市内でも聞けるため、新設するラジオ局の周波数が決まれば、「H@!FM」でも知らせていくという。

 気仙沼市出身の斉藤社長は「現地では情報が不足している。少しでも被災地の役に立ちたい」と話している。


2011年03月21日月曜日

944チバQ:2011/03/21(月) 20:28:21
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110321ddm012040009000c.html
大震災と報道:未曽有の事態、どう報じたか

 未曽有の被害を広範囲にもたらした東日本大震災。メディア各社は空前の取材態勢を組んで、震災の実相を伝えようとしている。新聞、テレビ・ラジオに加えて、今回現場では、個人携帯端末から送受信できるソーシャルメディアの有効性が注目されている。社会とメディアのあり方を考える本欄では、今回から「大震災と報道」をさまざまな角度から検証していきたい。【内藤陽、高橋咲子、岡礼子】

 ■テレビ映像、ネットに同時配信

 インターネットの動画サイトの「ニコニコ動画」(ニコ動)や「ユーストリーム」は、東日本大震災発生直後からNHKと在京民放各社(テレビ東京を除く)が放送する特番の同時配信を始めた。ニコ動によると、NHKは1日あたり最大約210万人(11日)が視聴したという。

 NHKは両サイトからの要請に応じて、映像使用を許可したという。「停電などでテレビが視聴できない地域のために、あらゆる手段で災害情報を伝えることは意味がある」(広報部)と理由を話す。

 現行の放送法では、NHKが番組をネットで放送と同時に配信することは認められていない。受信料制度は、テレビなど受像機の設置を根拠に成り立っているからだ。

 NHKは最近、「お客様に合わせた放送のあり方がある」(福地茂雄前会長)として、ネット放送を念頭に置いた放送法改正を総務省に要望している。これに対して民放各局は、「受信料対象が拡大し、NHKの肥大化につながりかねない」と警戒感を示していた。今回は、そのさなかの対応だった。

 放送法第9条第2項第2号に基づくNHKのインターネット利用の実施基準では「災害・危機管理情報などの提供は、必要に応じて積極的に実施する」と定めている。今回の対応をNHKは「実施基準に基づく非常措置」(広報部)と説明している。このことについて総務省放送政策課は「放送法はNHK自体が業務として配信をする際に問題になってくる。今回の配信主体は(『ニコ動』など)民間の事業者。NHKと民間事業者との間の問題になるので、放送法にはかからない」としている。

 一方「災害に強い」とされるラジオ局も、積極的にネットを活用する。インターネットでラジオ放送を同時配信する「ラジコ」は、通常は関東・関西の1都2府10県でしか聴取できないが、今回放送エリア制限の解除に踏み切り、当面全国で関東・関西13局の放送がパソコンや携帯端末で聞けるようにした。

 また、全国FM放送協議会は、KDDIなどの協力で、期間限定でTOKYOFMと東北6県のFM局の放送をスマートフォンやパソコンで配信している。短波ラジオ局のラジオNIKKEIは、以前から競馬中継で関係のあるラジオ福島の番組を専用ラインを通じて1日に1〜2時間程度、同時放送している。

945チバQ:2011/03/21(月) 20:28:35
 ■新聞社も被災、協定活用で発行

 多くの被災者が寝泊まりする避難所に新聞各紙が届けられ、重要な情報源となっている。「いま」の情報ではテレビやラジオにはかなわないが、自分に必要な情報を自分の都合で好きなだけ手に入れられる新聞は有効。特に携帯電話や情報端末を持たない高齢者は、各所でむさぼるように新聞を読む姿が目立った。

 その新聞も、地震被害の当事者となった。被災地の地元紙、河北新報(仙台市)、岩手日報(盛岡市)、山形新聞(山形市)、デーリー東北新聞(青森県八戸市)、茨城新聞(水戸市)の5社は、地震による停電でコンピューターが作動しなくなるなど新聞製作に支障が生じた。これを受けて、河北と山形は災害協定を結ぶ新潟日報(新潟市)、岩手日報は東奥日報(青森市)、デーリー東北は岩手日日新聞(岩手県一関市)、そして、茨城は下野新聞(宇都宮市)にそれぞれ緊急に協力を依頼した。

 依頼を受けた各社は、被害各社の事情に応じて11日の号外から14日の朝刊について、組み上げ作業や代行印刷などを行った。全印刷を任された社もあった。新潟日報の担当者は「災害協定がうまく機能した。役に立ててうれしい」と話した。岩手日報は「同じ被災地なのに、印刷を受けてくれただけで頭が下がる思い」と述べた。

 また、日本製紙石巻工場(宮城県石巻市)など新聞用紙を生産する4工場が被災し、操業停止に追い込まれた。このため、製紙会社36社と関連6団体でつくる日本製紙連合会は日本新聞協会に対し、供給可能な数量の範囲での使用などを要請した。新聞協会は安定供給を要請、加盟各社には同連合会からの要請趣旨を伝えた。

 一方、日本経済新聞と毎日新聞などは震災関連の記事が掲載してある1面や社会面、特集面など一部を紙面イメージのままインターネットで無料閲覧できるようにした。毎日新聞としては初めての試みで、「新聞が配達できなかったり遅れたりする地域が出ており、被災地へ震災関連情報をお届けする手段の一つとして始めた」とした。日経は有料会員向けに提供してきたが、「被災地の人々に災害情報などを広く伝えるためだ」(経営企画室)とする。朝日新聞や毎日などはミニブログサービス「ツイッター」を利用した被災者向け生活情報などの発信もしている。

 ■「功罪」併せ持つソーシャルメディア

 今回は「ツイッター」や交流サイト「フェイスブック」などのソーシャルメディアで、安否確認や情報提供をする利用法が広がっている。速報性で役立つ半面、悪質なデマも目立った。

 「障害児施設の園長と子供たちが気仙沼市中央公民館に取り残されています」。大震災が発生した11日の深夜から12日未明にかけて東京都の猪瀬直樹副知事はツイッターでSOSを発見。ただちに、都が派遣している消防ヘリに連絡をとり、救助に成功した。東京消防庁の担当者は「ツイッターの情報から119番をしてくるケースもある。消防庁として常時(ツイッターを)見ているわけではないが、知りえた情報には可能な限り対応したい」としている。

 青森県や岩手県は県庁のサーバーがダウンしたため、細かな情報発信には欠かせないホームページがつながりにくい状況になっている。このため、ツイッター、フェイスブックで避難者名簿などの情報提供を行うなど、各自治体は積極的に活用している。

 停電で充電もままならないが、発生直後は被害状況を写真付きで知らせるものや「祖母の安否が分かりません」「お姉ちゃんを捜して」といった安否確認を求める声も。さらに、「内科医です。できる範囲で、薬のことなどの相談に応じます」「電気屋です。停電している地域はブレーカーを落として」など、被災者に役立ててもらうための投稿も目立つ。

 一方、交通網がマヒした首都圏では、「女性スペース、赤ちゃん用和室あります」などの情報が飛び交い、帰宅困難者を助けた。

 しかし、早く広める機能は情報の真偽を確認する時間がないことにもつながる。千葉県市原市の製油所で発生した大規模火災に関しては「有害物質が雨とともに降る」といった投稿もあり、連鎖的に広がっていった。さらに、「在日外国人が犯罪を起こそうとしている」など、関東大震災時を想起させるツイートも見つかった。枝野幸男官房長官も12日の会見で、「根拠のない情報に惑わされることがないよう、また広げる側に回ってしまうことのないように」と呼びかけざるをえなかった。

946チバQ:2011/03/21(月) 22:19:30
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110319/enn1103191524004-n1.htm
どうしたNHK…震災報道でミス連発!“放送事故”も2011.03.19
 東日本大震災の惨状や、東京電力福島第1原発の危機について、テレビ局の報道合戦が連日続いている。こうしたなか、災害報道で定評があるNHKについて、「初動が悪い」「ミスも多い」と話題になっている。公共放送だけに、被災地の方々の信頼も厚いが、一体どうしたのか!?

 11日午後2時46分に三陸沖で発生したマグニチュード9・0の大地震。直後に被災地を大津波が襲い、想像を絶する被害が発生した。NHKも直後からヘリコプターを使って、現地の悲惨な様子を放送し続けた。

 翌12日、民放各局は記者らが被災地に入って現地リポートを送っていたが、なぜかNHKは上空からの中継ばかり。

 同日午後、第1原発1号機が水素爆発を起こし、14日午前には3号機が爆発したが、こちらも爆発瞬間の映像を放送しなかった。

 全国各地に放送局を持ち、NHKは取材記者の質や量、放送設備の面でも群を抜いているといわれる。他局は「国民がパニックにならないよう、映像は撮っていても意図的に放送を控えたのだろう」とささやいた。

 ところが、事実は「爆発の瞬間をともに撮影できず、2度目の爆発後に煙が少し上がっているのを押さえただけだった」(NHK関係者)という。

 その後も“異常”は続き、14日昼のニュースでは、枝野幸男官房長官の会見場面で音声が消え、同日午後1時20分ごろには、画面が真っ暗になる「ブラック」と呼ばれる“放送事故”まで発生。

 同日深夜には、2号機の燃料棒露出という周辺住民の安全にかかわる一大事について、一時回避したが再露出したにも関わらず、キャスターは「露出を回避しました」と数時間前の情報を伝えた。

 さすがに、他局も「NHKは少しおかしい」と言い始め、問題意識を持ったNHK局員からも「今回の震災報道はひどい」「指揮命令系統がなっていない」といった不満がもれ始めた。

 ところが、14日行われた報道局の打ち合わせでは、理事など幹部から「放送は順調に出ている」「この調子で」「いい感じできている」と自画自賛の発言が相次いだという。

 あるNHK関係者は「公共放送に対する責任感、使命感が希薄になっている。問題が起きても、誰も責任を取らない無責任体質が目立つ。新しい松本正之会長は元JR東海社長という門外漢だけに、取り巻きが都合のいい情報を入れているのではないか。松本会長には、局内刷新に取り組んでほしい」と語る。

 震災報道はまだまだ続く。ぜひ、NHKの奮起を期待したい。

947小説吉田学校読者:2011/03/22(火) 05:25:46
こういう歴史的映像はどうか削除しないで欲しい。
にしても、NHKの安定感と日テレ、フジの大混乱が際立つ。

【動画】「東北地方太平洋沖地震」発生時の全テレビ局の映像がYouTubeに上がる NHKが凄い…
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-1360.html

948チバQ:2011/03/22(火) 22:56:20
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032201000667.html
新聞用紙の東北4工場被災 材料確保に懸念
2011年3月22日 17時52分

 東日本大震災の影響で、新聞用紙を生産する製紙大手の東北4工場が操業を停止、新聞印刷用のインキも関連企業の被災により安定的に生産することが困難となり、新聞印刷の原材料の確保が厳しくなっている。

 用紙の生産工場で被災したのは、日本製紙の石巻工場(宮城県石巻市)と岩沼工場(同岩沼市)、いわき大王製紙の本社工場(福島県いわき市)、北上製紙の一関工場(岩手県一関市)の4工場。各社とも西日本の工場の増産などで対応する方針だが、急激な増産は困難で、業界団体の日本製紙連合会(東京)は「4工場で国内生産量の2割弱を占めており影響は極めて深刻だ」とし、新聞各社に使用抑制を呼び掛けた。

 製紙連合会の篠田和久会長(王子製紙社長)は22日、「停止や停止を予定していた設備の稼働も検討している」とコメントした。

 インキメーカーで構成する印刷インキ工業連合会(東京)は22日、日本新聞協会に対し、東日本大震災の影響で、インキの原料の調達が厳しくなっているとして、インキの使用量の抑制に協力するように要請した。

 同連合会によると、火災や倉庫の荷崩れが化学関連企業で相次いだことで、インキの原料調達が困難になった。この状況が続くと数週間から1カ月後に製品や原料在庫が途切れる可能性があるとしている。

(共同)

949名無しさん:2011/03/22(火) 23:17:52
>>942
週刊ポスト、良いタイトルではあるんだが、運が悪いというか4月1日号ってのがなぁ……

950とはずがたり:2011/03/23(水) 13:12:43
可哀想だけど時節柄公人に近いってことですかね。。招待客の記者連中が忙しくて来れないってのもあるかも。

〈速報〉NHK青山アナ披露宴延期 中止も視野
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201103220002.html
2011年3月22日

 NHKの青山祐子アナウンサー(38)が、27日に予定していた医療福祉関係者との披露宴を延期したことが21日、分かった。関係者によると、報道番組「ニュースウオッチ9」のキャスターとして、多くの命を失った東日本大震災の影響を考慮し、中止も視野に入れて延期を決めたという。関係者は「震災後に『いったん延期します』と聞いた。今後の予定は決まっていないようだ」と説明した。同関係者は、20日に近親者のみで挙式を行ったという。

951チバQ:2011/03/23(水) 21:00:56
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110322/ent11032207400002-n1.htm
東日本大震災 被災地のラジオ局が奮闘 電源ピンチ、放送継続へ綱渡り
2011.3.22 07:37 (1/2ページ)

避難所の人々には、ラジオは貴重な情報源になっている=岩手県釜石市(大西史朗撮影)
 ■ラジコのエリア解放も

 東日本大震災でライフラインが機能不全に陥る中、被災地の重要な情報源となっている地元ラジオ局が綱渡りの放送を余儀なくされている。各地の放送局では“情報難民”を救おうと、ネットも活用した垣根を越えた取り組みが広がりを見せている。(三宅陽子)

                   ◇

 AMラジオの「東北放送」(仙台市)は、地震発生直後から電力供給がストップ。仙台市若林区にあるラジオアンテナも津波の影響で使えなくなった。このため急遽(きゅうきょ)、自家発電を開始。本社にある非常用アンテナに切り替えて放送を続けたものの、今度は備蓄燃料が枯渇しそうに。系列キー局のTBSに援助を求め、なんとか放送を継続した。

 13日には電力が復旧。15日には若林区のアンテナも回復したが、東北電力は計画停電を発表しており、「停電が続けば備蓄燃料の確保が難しくなる」と担当者は不安を隠せない。24時間体制で被災者へ情報提供を続けているだけに、放送中断となれば、地元住民への情報取得に影響が出そうだ。

 一方、インターネットに番組を同時配信する「radiko.jp」(ラジコ)は、サービスの提供を関東、関西の一部地域に限ってきたが、13日夕からエリア制限を解除。当面の間は、東北でもパソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)などで関東7局と関西6局の放送を聞けるようになった。

 全国FM放送協議会も、東北のFMラジオ局が流す安否情報などを、パソコンやスマートフォンを通じて全国で聞けるサービスを始めた。15日夜からTOKYO FM、FM青森、FM岩手、Datefm(仙台)、FM秋田、FM山形、ふくしまFMの計7局の放送が聴取可能。TOKYO FMのウェブサイトからアクセスできる。

 TOKYO FMは被災地の子供向けにアニメソングを流し、特に「アンパンマン」の曲には中高生のユーザーを中心に「勇気づけられた」などの反響が相次いだという。同局は今後も、仙台、福島、山形の被災地にいる子供を意識して、アニメソングなどを届ける予定だ。

952チバQ:2011/03/23(水) 21:49:03
>現在放送中の同CMは、女優仁科亜季子が、がん検診の必要性を訴えたり、サッカー元日本代表監督のイビチャ・オシム氏が脳卒中の早期発見の大切さを伝える内容だが、「震災と何の関係があるんだ」「多すぎて目障り」「『エーシー』のフレーズが緊急地震速報と紛らわしい」などの抗議が寄せられ、電話が鳴りやまないという。
いちゃもんレベルだ…
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201103230052.html
SMAPや長友ら出演のCMに変更AC2011年3月23日
 SMAPとインテルミラノDF長友佑都(24)、シャルケDF内田篤人(22)、シュツットガルトFW岡崎慎司(24)らが出演し、東日本大震災被災者の支援を訴えるACジャパン(旧公共広告機構)の新CMが近日中に放送されることが22日、分かった。震災発生後、民放各局で大量にACジャパンのCMが放送され、ACジャパン東京事務所に抗議が殺到したことで決定した。

 現在放送中の同CMは、女優仁科亜季子が、がん検診の必要性を訴えたり、サッカー元日本代表監督のイビチャ・オシム氏が脳卒中の早期発見の大切さを伝える内容だが、「震災と何の関係があるんだ」「多すぎて目障り」「『エーシー』のフレーズが緊急地震速報と紛らわしい」などの抗議が寄せられ、電話が鳴りやまないという。

 同事務所では「放送されているCMは震災を想定して作ったわけではありません」とし、SMAP、トータス松本が被災者にメッセージを送るバージョンと、長友、内田、岡崎によるバージョンを急きょ制作した。ACジャパンはテレビ、新聞など各社の会費でCMを作り、無料で提供している。今回は多くのスポンサーがCMを自粛しているため、空き枠を埋めるために使われている。「耳障り」と指摘された「エーシー」のフレーズも新CMでは削除するという。

953チバQ:2011/03/23(水) 21:50:24
>同じ内容のCMが流れることに対する「しつこい」、同法人CMの最後に流れる「エーシー」という高いメロディーが「不快さを感じる」、さらには子宮がんや脳卒中予防の内容に対し「こんな大変な時にがん検診なんか行けるか」といった内容があるという。

http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/03/18/0003875908.shtml
AC大量CMに苦情殺到…脅迫電話も
 公共広告により啓発活動を行っている社団法人のACジャパン(旧公共広告機構)に抗議の電話が殺到していることが17日、分かった。東日本大震災の影響によって、民放テレビ各局が民間企業CMの代わりに、同法人のCMを大量放送しており「しつこい」「不快感がある」「内容がそぐわない」というクレームが集中していた。同法人の提言CMはテレビ、ラジオ、新聞社など加盟社の会費で制作。とばっちりを受けた形だけに、同法人も困惑を隠せなかった。

  ◇  ◇

 民間企業が震災の影響でCMを自粛する中、大量に放送されているACジャパンのCM。穴埋め的な役割を果たしているにもかかわらず、とんだとばっちりを受けている。

 抗議の理由としては、同じ内容のCMが流れることに対する「しつこい」、同法人CMの最後に流れる「エーシー」という高いメロディーが「不快さを感じる」、さらには子宮がんや脳卒中予防の内容に対し「こんな大変な時にがん検診なんか行けるか」といった内容があるという。

 また、同法人が国の管理下にないにもかかわらず「そんなCMを流すのに税金を使うなら、少しでも被災地に回せ」という勘違いの抗議や、中には「今から刃物を持って押しかけるぞ」という脅迫電話もかかってくるという。視聴者が勘違いしている場合は、正しい実態を説明しているが、同法人関係者は「分かってくれる人は、わずかなんです」と困惑の色を隠せなかった。

 ACジャパンは、マナーやモラル向上などといった社会啓発的なCMを年間13本制作している。その制作費は約1200社の加盟社から得られる年会費で賄っており、今回大量にCMを放送しても、テレビ局との間で金銭的なやりとりは一切発生していない。

 同法人では、抗議を受け16日付でHPに謝罪文を掲載。さらに、民放各局に、CM最後の音声部分を削除するよう、異例の要請を行った。要請を受けた各局が急きょ音声を消す作業に入り、この日から末尾のメロディーなしバージョンのCMも放送されている。

 また、災害用のCM6本の制作も決定。通常は月単位での制作期間を2、3日に短縮、来週にも新バージョンのCMを放送する。関係者は「今回の件で、悪いイメージだけひとり歩きしてしまうのが怖い。われわれの本当の姿を知ってほしい」と訴えていた。

(2011年3月18日)

954チバQ:2011/03/23(水) 22:31:36
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2011032202000048.html
被災者が家族、友人らへ呼び掛け テレビ各局が工夫
2011年3月22日 朝刊

 災害時の安否情報といえば音声や活字によるメッセージが主な手法だったが、東日本大震災の報道では、避難所に身を寄せた人々がマイクを手にテレビカメラに向かって自分の無事を伝えたり、家族や友人の安否を問い掛けたりする映像が見られる。ライフラインが断たれて混乱する被災地で、テレビ局の電波は人と人をつなぐ頼みの綱にもなっているようだ。 (石原真樹)

 「私もお父さんも無事だから心配しないで」「娘が見つかりません」−。津波が町を襲う映像など被災状況を伝える報道が一段落した十五日には、被災者がカメラに向かって自分の名前や避難場所を述べて無事を伝えたり、肉親の名前を呼び掛ける映像をTBSが放送。ほかのテレビ局でも同じような報道が見られた。

 震災直後の被災地では、固定電話も携帯電話も通じない。交通網が遮断されたり自治体職員が被災したことなどもあって、各地に分散した避難者同士の情報共有もままならず、安否情報が交錯。こうした状況下で、被災者が自らマイクを握って安否情報を直接発信する手法が有効と考えられたようだ。

 TBS「Nスタ」の貞包史明プロデューサーは「通信手段さえあれば肉親に会えるはずだと思い、この手法を考えた」と話す。取材を始めると、多くの被災者が「伝えたい」とカメラの前に立ったという。映像は十八日から、動画配信サイト「ユーストリーム」に提供、検索できるようにした。

 フジテレビ広報は「局として方針を決めたのではなく、現場の担当者が取材する中で被災地の現状をできる限り伝えようとする中で出てきた企画」としている。

 NHKは二十一日午後、「被災者 いま訴えたいこと」を放送。この番組の中で、岩手や宮城の避難所にいる被災者がマイクを持って「(行方不明の)妻の情報があったらほしい」「元気でいたら連絡ください」など、親戚や友人らに向けたメッセージを発信しているVTRを流した。番組時間内に、呼び掛けられた父親からのメールが届くなどの成果もあった。

 またNHKは、被災者の安否情報を記した手書きメモを同局が用意した携帯電話で撮影し、画像をNHKに送信する装置「安否伝言ポスト」を避難所に設置。画像をテレビで放送した。ポストは二〇〇七年四月に災害時に備えて百台を配備し、今回初めて活用した。

955名無しさん:2011/03/24(木) 14:53:27
>>940
報道されてないだけかな?
> レジに並んでいた客ら数十人が、突然、金を払わずに逃げたという
は地震発生時の話なら仕方ない気もするけど、後はまぁ普通に略奪行為ですよね。
まぁ発生数が少ないってのはあるかもしれんけど。

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2011031702000193.html?ref=mnrk
【社会】
略奪相次ぐ、石巻署が警戒 貴金属やレジの現金、食料品

2011年3月17日 夕刊

 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市内で、強奪や無人になった店舗の金品や貴金属類を持ち去る事件が増えている。通行人を刃物で脅し、食料品を奪い取る事件も。石巻署は被害地域の警戒態勢を通常の3倍に強化した。

 特に市中心部から西部にかけて被害が目立つ。貴金属店では、浸水がなくなった後、残していた大半の貴金属や高級腕時計などが盗まれた。経営者の斎藤信子さん(64)は「大津波警報の発令と同時に従業員をすぐ避難させた。生命が優先と考え、商品を持ち出す指示はしなかった。被災者に追い打ちをかけるような犯罪」と泣き崩れた。

 高級衣料品でも、浸水しなかった男性用衣料品を中心に数百点が持ち去られた。レジを壊し、現金十数万円も盗まれ、被害額は2000万円を超える。経営者の高橋健悦さん(46)は「津波が引いた後、店のシャッターを閉めて管理したが、犯人はウインドーを壊して侵入した。女が段ボールに詰めて運んだという情報がある。経営再建のためにも何とか取り戻したい」と憤る。

 ドラッグストアでも略奪事件があった。目撃者によると、レジに並んでいた客ら数十人が、突然、金を払わずに逃げたという。石巻市釜地区から同県東松島市赤井にかけての国道398号沿線でも無人になったコンビニなどから食料品を持ち出す行為が続発。石巻駅前周辺では自転車盗も横行している。

 石巻署は「県警本部の応援を得て被害地の警戒態勢を強化している。復旧で大変とは思うが、地域が協力し合って自衛手段も進めてほしい」と言っている。

956チバQ:2011/03/27(日) 22:11:01
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1103250020/
コミュニティラジオ「FMブルー湘南」が震災放送で存在感、停電情報や市民の声発信で/横須賀
2011年3月25日
「FMブルー湘南」のスタジオ=横須賀市大滝町2丁目
 横須賀市をエリアとするコミュニティFM放送局「FMブルー湘南」(78・5メガヘルツ)が東日本大震災関連の情報発信に力を入れ、存在感を示している。発生直後は避難所の案内や交通情報、市内リポートなどを流し、最近では計画停電情報や市民の声を紹介。地域に密着した放送局として認知度も高まっているようだ。

 同局は地震が起きた11日、夜遅くまで津波情報や道路・鉄道情報、避難所の案内、停電時の情報などを放送し続けた。ラジオパーソナリティーの石川和美さんは発生時、三浦海岸から電話で街の様子をリポートした。

 それ以降も、交通情報や大型店の営業状況、義援金の募集、イベントの中止情報、吉田雄人市長のメッセージなどを発信。特にリスナーの関心が高いのが計画停電の情報。同じグループでも停電する地域がはっきりしないため、当初はリスナーからの停電情報も数多く寄せられたという。最近は通常番組の中で、随時震災関連情報を流している。

 阪神大震災が起きた前年の1994年に開局した同局だが、同震災時は音楽番組を自粛した。開局当時を知る石川さんにとっても災害放送は初めての経験。「リスナーと思いを共有しながら、正しい情報を伝えて安心してもらう」ことを心掛けながらマイクに向かっているという。同じパーソナリティーの鈴木初音さんは22日から自分で取材した市民のメッセージを放送で紹介している。

 災害放送には慣れていないため、用語の使い方や話し方などに戸惑うことも。石川さんは「反省点をクリアして、レベルアップに努めたい」と話している。

957神奈川一区民:2011/03/28(月) 13:18:49
【訃報】氏家斉一郎・日本テレビ会長が死去

日本テレビ会長で、元日本民間放送連盟会長として放送界で強い指導力を発揮した
氏家斉一郎(うじいえ・せいいちろう)さんが28日、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。84歳だった。
葬儀は近親者で行い、後日、日本テレビがお別れの会を開く予定。

東大経済学部卒業後、51年に読売新聞社に入社。
経済部長、広告局長などを経て、日本テレビ副社長に転じる。92年から社長。
94年にはフジテレビから、ゴールデンタイムなど三つの時間帯で視聴率がトップとなる「三冠王」の座を奪取する。
01年から会長を務め、05年に取締役会議長となるが、09年に会長に復帰した。

96年から03年まで、日本民間放送連盟会長を務めた。
個人情報保護法などメディア規制三法に反対し、「表現の自由」を訴えた。
放送界の自主自律を守ろうと、第三者による自己査定機関として「放送倫理・番組向上機構(BPO)」の設立に尽力した。
http://www.asahi.com/obituaries/update/0328/TKY201103280116.html
http://www.asahicom.jp/obituaries/update/images/TKY201103280124.jpg

958名無しさん:2011/03/28(月) 17:08:08
ナベツネより先に逝っちゃいましたか。
今頃ほうぼうで一人で行くなとか言われてそうな。

ちなみに明日は友引ですな。
wikipediaによるとこの日に
> 葬式・法事を行うと、友が冥土に引き寄せられる
そうです。

959チバQ:2011/03/29(火) 00:11:23
http://www.j-cast.com/2011/03/28091495.html
原発事故めぐる週刊現代VSポスト 「危険強調」路線と「恐怖あおるな」派
2011/3/28 19:04

福島第1原発事故をめぐり、週刊現代と週刊ポストの路線の違いが目立っている。現代が、「『放射能汚染』列島 全情報」などの見出しで危険性を前面に出す一方、ポストは「生半可な知識で恐怖心を煽ることを慎むべきだ」との立場を鮮明にしている。

2011年3月28日に首都圏の書店などに並んだ週刊現代(4月9日号)と週刊ポスト(4月8日号)の最新号は、原発事故や「放射能」関連情報について対照的だった。

現代「本誌の試算では『安全』なんて、とても言えない」
週刊現代の原発関連記事の見出しは、「『体内被曝』は始まっている」「世界の常識『安全な被曝』なんてありえない」などとなっている。一方週刊ポストの方は、「実は普段から食べている『放射線を受けた食品』」「米ソ冷戦時代は日本中が高濃度放射線下だった」といった調子だ。

現代は、見出しに続く前文風の項目紹介で「『人体に影響は及ばない』 政府はそんな認識で本当にいいのか。本誌の試算では『安全』なんて、とても言えない」とうたっている。記事ではたとえば、「ECRR(放射線リスク欧州委員会)のクリス・バスビー博士」の「私がリーダーならば、東京の人も絶対に避難させます。なぜなら福島原発はまだ放射性物質を放出しつづけています。(中略)避難させずに後でがん患者が増えたらどうするんですか」というコメントを紹介している。

ポストの小見出しは、「広島、長崎でも『遺伝的異常』は全くなかった」「『決死隊』より宇宙飛行士のほうが被曝していた」などだ。前文では、「こういう時こそ、生半可な知識で恐怖心を煽ることを慎むべきだ」として、「放射能をどれくらい恐れるべきか、恐れなくていいのか」をレポートする、としている。

ポスト「恐怖心を煽ることを慎むべきだ」
もちろん、現代にも「放射能汚染による人体への影響は、何十年も経ってからがんや白血病を発症するように、すぐにはわからないものが多い」という記述が記事中にはあるし、ポストも「いたずらに『放射能は安全だ』ということは本稿の趣旨ではないが(略)」とことわっている。それでも、全体的には危険性を強調する現代路線と、ポストの「恐怖あおるな」路線の違いは際だっていると言えそうだ。

両誌は先週号も、表紙の見出しをみる限り、「制御不能 福島原発 これから始まる『本当の恐怖』」(現代)、「日本を信じよう」(ポスト)と路線の違いを感じさせる構成となっていた。

先週号の週刊誌をめぐっては、朝日新聞出版の週刊誌「AERA(アエラ)」(3月28日号)が、表紙に「放射能がくる」との見出しをつけ、防護マスクをつけた作業員らしき人の顔のアップ写真を載せたことが「不安をあおる」として批判を招いた。同誌編集部がネットのツイッターや同誌サイト上で謝罪する騒動に発展した。

960チバQ:2011/03/29(火) 00:13:44
不謹慎不謹慎って・・・
http://www.j-cast.com/2011/03/28091497.html
「読者に不快な思いさせた」 林真理子ブログで「お詫び」
2011/3/28 19:04
作家の林真理子さん(56)が震災後に書いたブログの内容が、ネット上で話題となり、のちに該当の記事が削除、「お詫び」も出された。

該当の記事(現在は削除)は、東北関東大震災の発生から2日後にあたる2011年3月13日の昼過ぎに書かれたものだ。余震におびえながら暗い気持ちでいると打ち明けたあと、12日の夜、夫と寿司店に行ったことに言及した。

不謹慎か、問題視するほどでないか
それによると、寿司ネタのうちウニや貝など多くは北海道や東北からのもので、店員からは「最後のお魚ですね」「当分船が出せないでしょう」と言われ、林さんは「元気を出そうと思って行ったお鮨やさんで、また(地震の)現実をつきつけられた感じ」とブログで感想を述べている。

このブログ記事に対して、インターネット掲示板「2ちゃんねる」などで、ブログの内容は「不謹慎では」という声があがった。書き込みには「(店に)行っても構わないけど黙っとけ。(震災後の)数日はありもので質素にしようって思わないのかな」、「お寿司屋さんに行ったことや、そこでのやり取り自体は悪くない。マスコミも一般人も被災した方達に配慮した報道や言動をしているのに、あまりにも無神経な(タイミングで公開した)ブログでは」「被害の心配じゃなくて、当面お寿司が食べられなくなることを悲しんでいるように受け取れる」などがあった。

もっとも、これとは反対に、問題視するほどの内容ではないという声も多い。書き込みには「別に削除する程の内容だとは思えない」「読んで、しんみりはしたけど、非常識だとは思いませんでした。過剰反応ではないでしょうか」、「普段の真理子さんらしい、素朴なコメントかと」、「『鮨が食べられなくなることが悲しい』とは言っていない。被災地の惨状や漁に関わっていた人々の苦難を想って、暗澹たる気持ちになったという意味だろう」などの意見が出ている。

「言葉足らずでご批判を浴びてしまいました」
これらを受けて、林さん本人は3月15日、「読者の皆様に不快な思いをさせてしまったこと、この場をお借りしてお詫びいたします。本当にごめんなさい」とブログでお詫びし、該当の記事も削除した。翌16日のブログでも、次のように説明をくわえている。

「『もうお鮨なんか呑気に食べられる平和な日は二度と来ないような気がする…』という思いは言葉足らずで多くの読者の方からご批判を浴びてしまいました。私のブログはいつも楽しいこと、面白いことを心がけて書いてきたので、もう何を書いていいかわからなくなっていたんです」
林さんはブログで、震災後はテレビを見ていると、自分の無力さが悲しくなり、原発事故への不安と恐怖にめげそうになる、などと不安な気持ちを露わにしている。別の記事でも、仕事が手につかず落ち込んだ様子だった。そうした中でも、前向きに自分にできることをしたいと募金したことを明かし、被災地支援を今後も続けていきたいと書き込んでいた。

961チバQ:2011/04/01(金) 22:56:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110401-00000041-sanspo-ent
テレ東に抗議のメール&電話が600件
サンケイスポーツ 4月1日(金)7時53分配信

 テレビ東京は31日、東日本大震災の報道にからみ視聴者から約600件の抗議をメールと電話で受けていたことを明らかにした。

 同局では震災発生直後の11日午後2時54分から12日午後11時55分まで、災害報道で最長となる33時間1分の特別報道番組を連続放送。その後レギュラーのアニメ番組「テガミバチ」(土曜後11・55)を放送した。この対応に「アニメ番組を流すのは不適切」などの抗議が殺到したという。

 この日都内で開いた定例会見で、島田昌幸社長は「激励も90件ほど頂いたが、多くがおしかり。貴重な意見として生かしたい」と話していた。

962チバQ:2011/04/01(金) 22:57:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000103-san-ent
NHK教育、震災下の放送模索 災害弱者向け強化も
産経新聞 3月29日(火)7時57分配信

 東日本大震災の発生以後、NHK教育テレビが震災情報の発信のあり方を模索している。当初は平成7年の阪神大震災にならって被災者の安否情報を流したが、インターネットと比べて効率の悪さは否めず、幼児番組の休止には「子供のために復活させて」という要望も寄せられた。日向英実(ひでみ)放送総局長は23日の会見で、災害時における教育テレビの役割について、NHK局内で再考が始まっていることを明らかにした。

 教育テレビは震災が起きた11日から、安否情報を「心配しています。連絡ください」といったメッセージと共に一つ一つ読み上げ、16日からは避難者名簿も読み上げ始めた。

 しかし、今回の震災では、阪神大震災当時にはなかったミニブログのツイッターなどで個人が情報を集める動きが活発化。対照的に、常に画面を見ていなければ求める情報が手に入らないテレビの不便さが際だった。

 このため、NHKは途中から検索大手「グーグル」の安否情報サイト「パーソンファインダー」への情報提供に踏み切り、ウェブサイトで避難者名簿の検索サービスも開始。「データベースとして本格稼働した時点で、教育での放送はやめた」という。阪神大震災では、発生2週間で計150時間超の放送時間を安否情報に割いたが、今回は安否情報は18日までの52時間、避難者情報は22日までの27時間余りにとどまった。

 日向総局長は「検索した方が便利な情報は今後はネットを使ったサービスになる」とする一方、教育テレビの存在意義については「手話や外国語ニュースを増やすなど、いわゆる“災害弱者”に向けた情報提供の役割がある」と強調。また、発生3日後の14日には子供番組の放送を一部で再開するなど、災害時にニュース一色となる総合とは異なり「幼児向けなど定時編成の放送も重要」としている。(三宅陽子)

963拡散希望:2011/04/04(月) 15:15:02
アメリカのメディアが被災地でやりたい放題 (USA TODAY)

火葬された遺骨を拾う子ども
http://i.usatoday.net/news/gallery/2011/n110324%20japan%20ee/04-japan-0324-ee-pg-horizontal.JPG

女風呂
http://i.usatoday.net/news/gallery/2011/n110328%20japan/10-JAPAN-0328-pg-horizontal.JPG

以下 抗議文 これをコピーして貼りまくろう
Crazy American, DO NOT TAKE A PICTURE OF CHILDREN'S BATHING NUDE AND DEAD BODY
For Tsunami victims, the bath is a special place to recharge.

964名無しさん:2011/04/06(水) 00:49:24
グラビア誌どうなる? 水に漬かった本は? 出版3団体が会見
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110405/dst11040519340049-n1.htm
2011.4.5 19:30 (1/2ページ)

 東日本大震災は出版業界にも大きな被害を与えている。発売延期や中止の雑誌が相次ぎ、工場の被災による紙やインクの不足が早期に解消される見通しが立っていないほか、水に漬かった本の返品にかかる費用も悩みの種だ。震災を受けて、日本書籍出版協会、日本雑誌協会、日本出版クラブの業界3団体が発足させた「〈大震災〉出版対策本部」は5日、東京都内で会見し、業界一丸となって取り組む方針を打ち出した。

 「これから、非常に長期にわたる戦いになる。長丁場だが、出版に関わる者として復興に尽くしていきたい」。会見した対策本部広報委員長の坂本隆・小学館社長室顧問は、震災による出版業界の厳しい状況が、当分の間続くとの見通しを示した。

 東日本大震災では、燃料不足や道路状況の悪化で雑誌の遅配や新刊本の発売延期が相次いだ。日本雑誌協会によると、3月末時点で発売延期となった雑誌は234誌、発売中止となった雑誌は16誌にのぼる。

 対策本部によると、配達遅延などの状況は徐々に改善してきているが、長期的に大きな問題になるのは紙とインクの不足だという。製紙大手の主力工場が津波により大きな被害を受けているほか、インクの原料を製造する石油化学製品の工場も被災しているからだ。

 出版大手の講談社は、津波で被災した日本製紙の石巻工場(宮城県石巻市)と三菱製紙の八戸工場(青森県八戸市)から、用紙の約3割を調達していた。当面は在庫の紙で対応できるとしているが、専用の紙を特注している写真週刊誌「フライデー」などについては、「在庫を使い切った後は、似たような品質の紙で代替するしかない。(同様に特殊な紙を使っていた)グラビア雑誌や女性誌などは、今後厳しい状況になるだろう」(同社の鈴木宣幸広報室長)という。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110405/dst11040519340049-n2.htm
2011.4.5 19:30 (2/2ページ)

 インク不足も深刻だ。日本書籍出版協会によると、特に不足しているのは、通常の印刷では発色が難しい色を表現する「特色」と呼ばれる特殊なインク。これらの物資不足について、対策本部では代替品などの情報を各出版社で共有化していきたいとしている。

 被災地の書店の水に漬かるなどした本の返品にどう対応するかも今後の課題だ。通常通り、一定期間で出版社に返品された場合、「倒産する社も出かねない」(対策本部)ため、取次会社や書店側と協議を進めていくという。

965チバQ:2011/04/08(金) 00:41:27
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110408/ent11040800140000-n1.htm
南原、羽鳥アナ、有働アナ…新年度番組“春の顔”それぞれの思惑
2011.4.8 00:09 (1/3ページ)

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羽鳥慎一アナ

予算は特番並みも…南原、視聴率は散々


 お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の南原清隆(46)をメインMCに起用して3月28日にスタートした日本テレビ系の昼の帯番組「ヒルナンデス!」(月〜金曜午前11時55分)。(夕刊フジ)

 第2週に突入したばかりなのに視聴率は散々だ。4日は同局の「キユーピー3分クッキング」4・3%より低い3・4%に。中山秀征(43)が司会を務めた以前の情報番組「DON!」のざっと半分まで低迷。

 スタジオセットや曜日ごとのレギュラー出演者はフジテレビの「笑っていいとも!」を意識した雰囲気なのだが…。

 「ナンチャンは悪くないのに、申し訳ない。スタジオだけではマンネリだろうと、渋谷や中目黒のスポットをタレントが回るなどロケをふんだんに取り入れ“特番並み”の予算がかかっています。すでにテコ入れが決まっていて、数字が見込める芸能ニュースをやっぱり入れようか、という話になっています」(現場スタッフ)

 何がいけないのか。 

 「南原の持ち味は、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』でブラックビスケッツを大ブレークさせたような弾けたやんちゃ精神。なのに、今は視聴者に、『どこかで見た企画』という既視感しか与えてない。ぽっちゃりと人なつっこい笑顔の水卜麻美(みうら・あさみ)アナをもっと前面に出してもいいかもしれない」(テレビ誌ライター)


羽鳥アナ、キレた「その情報は必要?」


 日本テレビを退社した羽鳥慎一アナ(40)が電撃移籍して4日に始まったのがテレビ朝日系「モーニングバード!」(月〜金曜午前8時)。赤江珠緒アナ(36)との新コンビへの興味も手伝って、初回は視聴率7・5%と民放の8時台でトップに立った。だが5日にはフジテレビ系「とくダネ!」が7・0%で、「モーニングバード!」の6・6%を抜き返した。

 「羽鳥アナは、『ズームイン』の良さを持ち込もうと思っているのか肩に力が入っている。原子力保安員の西山英彦審議官の素顔について、男性アナが『休日にはバイオリンをたしなむ』といった趣味をパネルで紹介すると、羽鳥アナは『その情報は今、必要でしょうか』とキレ気味に。赤江アナが少し戸惑ったようだった。この緊張感が番組の刺激になればいいが…」(局関係者)


リストラ?鳥越俊太郎ブログで恨み節


 その羽鳥アナに押し出される形で、前番組「スーパーモーニング」の終了とともにテレ朝を去ったジャーナリスト、鳥越俊太郎(71)。思いの丈を2日付の自身のブログで「ああ卒業、という名のリストラ!」と題してこう綴っている。

 《卒業などと銘打ってはいるが、有り体にいえば、新番組を始めるに当たってあなたは残って、あなたは要らないというセレクションをしたあげく、卒業組は言ってみりゃリストラだわなぁ、はい。残り組では東千鶴はホリプロ行政物件、松尾貴司は古舘プロ物件、長島一茂は長島茂雄物件、吉永みち子はテレ朝トップ物件(らしい)ということを解説されて、ふーん》(以上、原文ママ)

 なんとも正直すぎる置き土産。《新番組にエールを送りたい》とも綴っているが、リストラ恨み節?

 もっとも4日付ブログでは福島第一原発を目指した精力的な取材ルポを掲載。ようやく本来の姿に戻ったか。


“連係プレー”バッチリ?有働アナ、番組冒頭で涙


 朝の時間帯で、このところ視聴率でトップを走るのがNHK総合の「あさイチ」(月〜金曜午前8時15分)。V6の井ノ原快彦(34)とコンビを組む有働由美子アナ(42)は、5日の番組冒頭で、いきなり涙ぐんでいた。

 「番組直前の連続テレビ小説『おひさま』で、幼少期のヒロインが、貧乏な家計を助けるため小学校を辞める親友の女の子を追いかける切ない場面で終わりました。そのまま有働アナの涙でスタート。いやぁ、視聴者をつなぎ止める“連係プレー”がうまいね」(民放ディレクター)

 朝・昼の各局帯番組バトルは、始まったばかりだ。

 ※視聴率は関東地区、ビデオリサーチ調べ。

966チバQ:2011/04/11(月) 23:32:24
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2011/04/post-2039.php
そのとき、記者は......逃げた<全文>
The Media Fallout

冷静さを失い、事態を必要以上にあおった外国メディアの大罪

2011年04月05日(火)13時40分
横田 孝(本誌編集長/国際版東京特派員)、山田敏弘(本誌記者)


 大災害は人間の本性をあらわにし、その強さを試す。一瞬にして日常が非日常に取って代わられたとき、人はどう振る舞うか。泰然と構えて冷静さを保ち、周囲に気配りを見せられるか──それとも、パニックに陥って取り乱し、自分のことだけを考えるのか。

 メディアも同じだ。戦争や災害で、報道機関としての度量が試される。戦場や被災地といった危険が伴う場所で、いかに冷静に行動し、事態をあおらずに現場の生々しい情報を伝え、正確かつ思慮ある報道ができるかが問われる。

 これまで、日本には外国メディアに対するある種の尊敬の念があった。ジャーナリズムの理想とあがめ、その権威に頼ることさえあった。新聞などが日本に関する論評を求める際、今でも頻繁に「米紙ワシントン・ポストによると......」といったくだりが登場する。

 東日本大震災で、その神話は崩れ去った。この未曾有の大災害において、残念ながら多くの欧米メディアは本来果たすべき使命を全うできなかった。ニュースを報道する側がニュースにのみ込まれてしまい、冷静さを失ってしまったのだ。

 当初は地震と大津波による甚大な被害を報じていたが、福島第一原発事故が発生すると、外国メディアはこの事故を「チェルノブイリ級」と決めてかかった。放射能が見えない恐怖であることに違いはない。だが、今回は平静さをなくしたケースが後を絶たなかった。

われを失ったスター記者
 今回特徴的なのは「敵前逃亡」した記者の多さだ。在京特派員を含め、多くの記者が福島第一原発の事故による放射能漏れに恐れをなし、現場だけでなく、東京からも逃げ出した。例えば、本誌記者と共に米軍に同行して支援の様子を取材していた世界で最も名を知られた大手経済紙の記者の場合。一行が仙台に到着した翌日、宿泊場所の駐屯地から彼が姿を消すという出来事があった。

 在京特派員であるこの記者は平時、クールに振る舞う人物だった。米軍取材の初日、この記者はひたすらスマートフォンに向かって原稿を書き続けていた。

 翌日、日が暮れた頃から彼の様子がおかしくなった。福島第一原発の状況が悪化の一途をたどっていた頃だ。突然、荷物をまとめ始め、慌てた様子で駐屯地を離れようとした。動転した様子で「一刻も早くここを去りたい、それだけだ!」と声を荒らげた彼は、落ち着くよう説得を試みていた米軍の広報官を振り切り、足早に仙台の街へと消えていった。

 駐屯地でも兵士が測定器で放射線量を頻繁に測定していたが、問題となるような数値は報告されていなかった。

 好意的に捉えれば、彼は同行取材でそれ以上得るものがないと判断したのかもしれない。あるいはほかの記事を書くために、早く次の現場に向かいたかっただけかもしれない。ただ明らかなのは、彼が異常なまでに取り乱していたことと、一刻も早く東日本から離れたがっていたことだ(ただ、支局の一部が移された大阪に向かう航空機内で、現場と同等かそれ以上の放射能を浴びたはずなのだが)。

967チバQ:2011/04/11(月) 23:32:54
 彼だけではない。ほかにも、放射能に怯えて大阪や国外に逃げた在京特派員は多数いる。私的な事情もあるかもしれないが、多くの日本メディアの記者が現場で取材を続けていることを考えると、職務放棄と言っていい。安全を確保しながら取材するのは鉄則だが、あまりにも敏感になり過ぎて冷静さを失ってしまっていた。

 とりわけヒステリックだったのがアメリカのテレビ局だ。世界の大ニュースに緊迫感を持たせたりあおったりすることは日常茶飯事のことだが、今回はさらにそれに拍車が掛かった。震災の甚大さから、アメリカの各局はスター記者らを投入。当初は現場取材を重視した報道を行っていたが、次第にそれはお祭り騒ぎになった。

 米ケーブルテレビ局CNNのアンカー、アンダーソン・クーパーは仙台からの生中継中に、福島第一原発での2度目の水蒸気爆発を知った。そしてこんなリポートを行った。

 アメリカのスタジオにいる原子力専門家とのやりとりを遮り、「ここから福島までの距離はどのくらいだ?」「風はどの方向に吹いているんだ?」と、同行の取材班に慌てて聞く。福島原発から100キロ離れていることを知ると、「に、逃げたほうがいいか!?」と、早口でまくし立てた。「現場」の緊迫感を出そうとしたのか、それとも心底不安を感じていたのかは定かではないが、確かなのは、落ち着いて状況を把握しようとせず、結果的に視聴者の恐怖心をいたずらにあおってしまったことだ。

無責任報道の実害とは
 外国向けの報道とはいえ、これらは日本にも跳ね返ってくる。ネット上でも、日米間の報道の温度差に少なからず不安を覚えた人は少なくなかった。放射線への恐怖心をあおるようなクーパーのリポートのような外国の報道を見て、状況は日本で報じられている以上に深刻だと受け取る人もいた。危機を必要以上にあおったことが、各国の在京大使館が自国民に対して国外退避命令を出す事態につながった側面もあるだろう。
 
 冷静さだけでなく、知性まで捨てた報道機関まである。福島原発事故で作業員が必死に事故の対応に追われているなか、欧米メディアは原発事故の不安を執拗にあおると同時に、ステレオタイプな報道を垂れ流した。当初800人いた作業員が50人に減らされたとき、欧米メディアは彼らを「フクシマ50」と持ち上げ、その勇気をたたえた。

 だが、偏見に満ちた呼称を付ける媒体もあった。英スカイニュースは、彼らを「原発ニンジャ(Nuclear Ninjas)」や「サムライ」と呼び、ドイツの有力紙ウェルトに至っては、原発への放水作業に向かった自衛隊のヘリを「カミカゼ」と評した。

 一見、こうした報道は無害のように見えるかもしれないが、決してそうではない。「差別的なだけでなく、地震や津波の犠牲になった人や、本来目を向けるべき被害状況といったことから焦点をそらしてしまう」と、ノースウェスタン大学ジャーナリズム大学院で教えるスティーブ・ガーネットは言う。

 実際、それが現実になっている。津波や原発事故の派手な部分だけがクローズアップされ、被災者の切実な状況は二の次だ。今も行方が分からない家族を必死に捜している被災者や、高齢の避難民に十分な医療が行き渡っていないこと、復興に向けた様子などは、ほとんど報じられていない。

 もちろん、例外もある。かつて日本に関してステレオタイプな記事を掲載し続けた米ニューヨーク・タイムズ紙は記者を増員し、今も被災地から良質な報道を続けている。また、一部外国人記者が日本から退避するなか、パンク寸前の東京支局を応援しようと自ら志願して日本に駆け付けた記者もいる。

 しかし、「チェルノブイリ級」とあおられたことで、日本全体が風評被害を受けた事実に変わりはない。世界各国が放射能を恐れるあまり、貨物船が東京や横浜に寄港することを避けたり、被害状況の現地調査を行う専門家が現地入りできないケースもあり、復興への妨げとなっている。まさに、メディアによる「二次的災害」だ。

 東日本大震災という試練に、日本は耐えている。外国メディアは、お世辞にもそうとは言えない。

968チバQ:2011/04/11(月) 23:56:03
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20110411/enn1104111604016-n1.htm
ラジオ局、放送できない?珍島物語、TSUNAMI、兄弟船…2011.04.11
 音楽が被災者や不安な人々を勇気づける一方で、歌詞やタイトルから受ける被災者感情に配慮して、ラジオやテレビが、しばらく放送を控える曲もある。

 サザンオールスターズの「TSUNAMI」や、トワ・エ・モアの「誰もいない海」は、タイトルが現状では厳しいという判断。演歌系には海の男や港町が描かれた楽曲が多く、選曲が悩ましい。

 天童よしみの珍島物語は、♪海が割れるのよ…の歌詞がNG。鳥羽一郎の「兄弟船」や山本譲二の「みちのくひとり旅」なども、時期をみて解禁となりそう。大手レコード会社幹部は「ざっと日本の海の歌の3分の1は東北が舞台。歌手にも歌にも罪はないが、未曾有の災害による被災者の気持ちを考えると、しばらく海の歌が作りにくい」とも。⇒【北島三郎ら67人「演歌義援金」寄付へ!】

 もっとも「米米クラブの『浪漫飛行』のようにプロモーションビデオで海の希望を感じさせる歌もある。海から逃げるべきではない」(在京ラジオ局ディレクター)という声も聞かれた。

969片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/13(水) 07:36:04
【主張】
福島レベル7 「最悪」評価はおかしい チェルノブイリとは全く違う
2011.4.13 03:14 (1/3ページ)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110413/dst11041303140003-n1.htm

 福島第1原子力発電所の事故に対する国際評価尺度(INES)が、急遽(きゅうきょ)「深刻な事故」とされる「レベル7」に引き上げられた。経済産業省の原子力安全・保安院が、内閣府の原子力安全委員会の見解などを踏まえて発表した。暫定評価とはいえ、レベル7の意味は非常に重い。

 INESの基準で最も重いレベルに相当するだけでなく、25年前に起きた史上最悪のチェルノブイリ原発事故とも並ぶからだ。日本政府の発表によって、世界の抱く福島事故の印象は、チェルノブイリ事故と完全に二重写しになって焼き付いてしまう。

 ≪保安院の発表には矛盾≫

 菅直人政権は、レベル7評価の及ぼす影響を理解していないのではないか。事故の実態を国際社会に正しく伝え、誤解を是正していく活動に直ちに取りかからなければならない。

 保安院の発表には矛盾がある。福島事故で放出された放射性物質の量は、チェルノブイリの10分の1に過ぎないと認めているではないか。レベル7の根拠は、2号機が爆発した3月15日ごろの数時間、最大で毎時1万テラベクレル(テラは1兆)の能力を持つ放射性物質が外部に放出されていたと報告されたことである。しかし、今はその1万分の1に減っている。

 経済産業省が事故後1週間で示した暫定評価は「レベル5」であった。それが今の時点で、いきなり7に引き上げられると、誰しも事態の急な悪化を想像してしまう。あるいは、何か深刻な状況を隠しているのではないかと疑心暗鬼にかられかねない。

970片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/13(水) 07:37:09
>>969-970
 一時的にレベル7の適合要件を満たしていたからといって、それだけで結論を下すのはいかがなものか。評価を引き上げ、発表を急がないと事故が拡大するという局面だろうか。だが、そういう要素は何一つない。唐突感と驚きを振りまいただけである。

 福島事故とチェルノブイリ事故は重大度が全く違う。チェルノブイリ4号炉は、運転中に暴走して大爆発を起こし、炉心ごと吹き飛んだ。だから外部にばらまかれた放射能の量も汚染面積も比べものにならない。

 福島事故では放射線被曝(ひばく)による死者が皆無であるのに対し、チェルノブイリでは約30人の発電所員らが死亡している。

 福島では、4基の原発から放射性物質が漏れたのに加え、収束に日数を要しているものの最悪の方向には進んでいない。

 国際関係では、東京などに拠点を置く海外企業の日本脱出に拍車がかかる可能性がある。外国からの観光客も日本を避ける。日本からの輸出産品への規制がさらに強まる恐れもある。

 環境問題の打開のため、原発活用に舵を切ろうとしていた諸外国のエネルギー政策に及ぼす影響も一段と深刻なものになる。

 1979年のスリーマイル島事故以来、凍結されていた国内原発の建設再開に着手していたオバマ米政権は、計画の見直しを余儀なくされかねない。

 菅政権は、レベル7への引き上げに際し、世界に波及していく負の衝撃波を検討したのか。国際感覚が問われよう。

 ≪心配な輸出品への規制≫

 国内へのレベル7ショックも甚大だ。相次ぐ大きな余震だけでも国民の平常心は揺らいでいる。そこに原発事故の深刻化を誤解させかねない発表が追い打ちをかけることになった。

 東電以外の他電力の原発も運転継続が難しくなりつつある。首都圏や東北では、今夏に予想される電力不足の深刻化が心配だ。

 大量の放射性物質を飛散させたチェルノブイリ事故でも、白血病の増加は確認されていない。政府はその科学的事実の周知に力を注ぐべきである。チェルノブイリでの最も深刻な後遺症は、被災者の心的外傷後ストレス障害(PTSD)である。

 日本でもその予防に努めるべきときに、不安を肥大させるだけのレベル引き上げは、不用意の一言に尽きよう。原発周辺住民の退避問題についても、非常時における対外発表手法の改善が望まれる。今回の福島原発事故は、人災と天災の境界線上に位置するものである。日本の原子力発電の安全性回復に向けた努力を丁寧に世界に伝達していきたい。

 事故レベルの確定は、その後でもよかったはずである。

971名無しさん:2011/04/13(水) 19:42:20
>>969-970
風評被害や誤解を防ぐために、冷静に正確な情報を伝えるのがメディアの役割だと思うのだが、さすがサンケイというべきか。

972片言丸:2011/04/15(金) 12:45:10
>原爆が投下された広島では3日後に路面電車が走り始めた。長崎では6日後に精霊(しょうろう)流しが行われている。「10年、20年住めない」の根拠は不明だ。

あれだけ人がたくさん死んだ原爆を受けた広島で3日後に路面電車が走っていたのだから、双葉も大丈夫なのではないかと言いたげです。
素人なりのイメージだけど,原爆は核エネルギーを爆発に込めており,残る物質は案外多くないのではないのかなぁ。。

「20年住めない」発言が波紋広がる 首相は郷土愛が分からない?
2011.4.15 11:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110415/stt11041511190001-n1.htm

 菅直人首相(64)と評論家の松本健一内閣官房参与(65)の会談で福島第1原子力発電所周辺に「10年住めないのか、20年住めないのか、ということになってくる」と話し合われ、「エコタウンへの移住」が合意された問題への波紋が収まらない。(SANKEI EXPRESS)

飯舘で102歳男性自殺

 そんな中、「計画的避難区域」として村民全員の避難が求められることになった福島県飯舘村に住む102歳の男性が12日に自殺していたことが分かった。村によると、男性は家族と避難計画について話し合っていたといい、村外へ避難することを悲観した可能性もあるとみている。男性は村内の最高齢者だった。

 「10年、20年住めない」となると、お年寄りはますます希望を持てなくなる。

 原爆が投下された広島では3日後に路面電車が走り始めた。長崎では6日後に精霊(しょうろう)流しが行われている。「10年、20年住めない」の根拠は不明だ。

 福島県選出の玄葉光一郎・民主党政調会長(国家戦略担当相)は14日の拡大政策調査会役員会で「憤りを感じている。心の痛みが分かる政治をしなければならない」と批判。

 「仮にそういうことが本当なら、科学的な根拠をもって、しかるべき立場の人がしかるべき時期に万感の思いを込めて、土下座をして話をしなければならない重大な問題だ」と述べた。

 「エコタウン」は首相が1日の記者会見でぶち上げた構想で、津波被害を受けた地域の高台に環境に配慮した町を造るというものだが、「10年、20年住めない」原発周辺に造ることはできない。住民は、古里から遠く離れた人工都市への「強制移住」となる。

「20年」発言地元は涙の抗議

 首相は松本氏に訂正させ、「10年、20年住めない」は自分の発言ではないと否定したが、将来の生活への強い不安を抱いている地元に何の説明もしない中、菅政権がそうした議論を行っていることに、地元から批判の声が上がっている。

 13日、住民への説明会の途中で情報に接した飯舘村の菅野典雄村長は「少しでも早く戻れるようにするのが政治家の仕事なのに、これが政治家の言葉なのか。全く悲しくてならない。直ちに抗議する」と涙ながらに訴えた。住民からは「そうだ」との声が上がった。

 首相の不適切な発言が伝わってくるのは、これが初めてではない。震災翌日に第1原発を視察するにあたって、原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長に「原子力について少し勉強したい」と語った。3月16日に笹森清内閣特別顧問と会談した際には「東日本がつぶれることも想定しなければならない」と述べたという。

 一部が計画的避難区域とされた川俣町の古川道郎町長は14日、首相官邸を訪れた際、首相に「避難というのは大変なこと。首相自身から『20年は戻れない』なんてとんでもない」「現場の苦労がどれほど分かっているのか」と強く抗議した。

 首相は「私は言っていない」と釈明した上で計画的避難について「国が全責任を持って取り組む」と述べるだけだった。

 菅首相は、郷土を愛する人たちの気持ちが分かっているのだろうか。

973栃木都民:2011/04/18(月) 12:48:21
旧官邸と道路一つ隔てた国有地に、「国会記者会館」という建物がある。
原発を考える国会集会の帰り、その前を通ると・・・・
なんと黒塗りの重たそうな高級車ばかりが並んでいる。口を開けば、エコだなんだといって正義の味方面しているマスゴミ。
政治部のお偉方だけでなく、ペイペイの記者も何を感違いしているのか、ほとんどが黒塗りの高級車。
一体、この人たちにマットウな報道ができるのだろうか。記者クラブでの癒着、第4権力と自称する驕り。
TV局の年収の高さにびっくりしているけど、新聞業界も相当な高給取り、報道の監視も必要だよ。

974片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/20(水) 09:26:42
全体的にはTVなんてもともとそんなものという気もしますが。
ホリプロ「行政」物件というのと、「テレ朝トップ」物件というのは気になる。

鳥越俊太郎氏がブログに書いた“恨み節”
2011年04月15日 15時30分
http://npn.co.jp/article/detail/31074810/

 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏の4月2日付のブログが注目を集めているという。

 「タブーともいえる、テレビのコメンテイター人選の内幕を暴露してしまった。しかし、テレ朝の鳥越氏に対する扱いはあんまり。『モーニングバード』にコメンテーターとして出演しないことは先に夕刊紙の報道で知ったようで、鳥越氏が“恨み節”のひとつも言いたくなるのもうなづける」(テレビ関係者)
 今月1日に鳥越氏が8年半コメンテイターをつとめた同局「スーパーモーニング」が打ち切りに。4日からは3月いっぱいで日本テレビを退社した羽鳥慎一アナがメイン司会をつとめる「モーニングバード」がスタートしたが、鳥越氏にはお声がかからず。そして、2日に「ああ卒業、という名のリストラ!」というタイトルでブログを更新した。

 ブログでは、「昨日4月1日スーパーモーニングは終わった。我々コメンテイターは大半が卒業だった。ま、しかし、卒業などと銘打ってはいるが、有り体にいえば、新番組を始めるに当たってあなたは残って、あなたは要らないというセレクションをしたあげく、卒業組は言ってみりゃリストラだわなぁ」とサバサバ。
 引き続き「モーニングバード」に出演するコメンテイターについて、「残り組では東ちづるはホリプロ行政物件、松尾貴司は古舘プロ物件、長島一茂は長島茂雄物件、吉永みち子はテレ朝トップ物件(らしい)ということを解説されて、ふーん」とそれぞれのコメンテイターがなぜ出演できたのかを暴露したのだ。

 「鳥越氏の指摘は正しい。それに付け加えると、元カリスマキャバ嬢の立花胡桃は夫が大手芸能プロの幹部で、羽鳥アナと同じ事務所に所属。前田典子、島谷ひとみは大手芸能プロの猛プッシュで押し込んだ。そんな経緯もあって、コメンテイターの質は鳥越氏も出演していた『スーパーモーニング』の方が上だった」(テレビ朝日関係者)
 それでも、鳥越氏は「テレビ局改変の度悲喜こもごもがあるとは聞いてはいたが、私も初めて体験、いやいやいい体験だった」と今回の“リストラ”から多くのことを学んだようだ。

975名無しさん:2011/04/20(水) 16:35:05
>>974
ホリプロは規模や影響力がでかいから政府になぞらえて行政機関扱いしてんじゃないすかね?
逆のケース(TV局→芸能プロ・芸能人)ですがホリプロ側も「行政指導」なんて言葉使ってるみたいですし。
http://business.nikkeibp.co.jp/free/tvwars/interview/20060210005322_print.shtml
> テレビ局が、あまりホリプロばかりに偏ってはいけないと“行政指導”したらしいんだな。

吉永は日刊ゲンダイ出身、ゲンダイは日刊スポーツ(朝日新聞グループ)に近いらしいので、当時の同僚や関係者が役員になってるとか出向してるとかいう話かな。
それか、それこそ単純にテレ朝役員さんに個人的に気に入られてるとか。

976片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2011/04/27(水) 22:15:15
この文章の当否はともかく、この人が本でも出したら読みたいかも。

発信箱:覚悟バブル=伊藤智永
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/archive/news/20110419ddm004070188000c.html

 先週のこのページに、3人の記者がそろって「覚悟を」と書いていた。かく言う私はその一人だが、刷り上がった紙面を見てそれと気付き、とっさに「何だかうそ臭いな」と恥ずかしくなった。

 気取ってたとえるなら、太宰治の「トカトントン」を聞いた気分か。敗戦後、すべての価値観が覆った虚脱状態で、何かしようとすると、不思議な幻聴が響いて白けてしまう心境を描いた軽妙な短編だ。

 最後に、作家から主人公へ贈った言葉が付いている。「気取った苦悩ですね。いかなる弁明も成立しない醜態を、君はまだ避けているようですね。真の思想は、叡智(えいち)よりも勇気を必要とするものです」

 震災後の論説は、日本を元気づけようという掛け声にあふれているが、海外にいる身の歯がゆさを押し殺して言う。私は、まだまだ甘っちょろいと思う。

 いい例が、景気や経済を振りかざし、カラ元気を押し売りする手合いだ。流行作家が「こんな時だからこそ、頑張っておいしい物食べに行こう」と書いていた。それで生き方、変わりますか? 正直に「それでも原発と生きる」と言えばいい。

 二言目に、維新や敗戦を持ち出すやからも願い下げだ。本物の革命は、国民の半分が没落して、成る。震災前から震災後へ、皆が自分は生き延びたと高をくくっているうちは、覚悟なんか持てやしまい。

 民主党政権誕生を、当時の首相の軽口に唱和して「革命だ」とはやした人たちが、そのまま復興を語るから、大連立がどうした、首相は代われ、という話になる。東電も保安院も原発も、私たち自身が生み育ててきた、我が身の映し絵である。一度は我が身を滅ぼす「生きよ、堕(お)ちよ」(坂口安吾)の覚悟なしに、戦後復興の再現など望むべくもなかろう。(ジュネーブ支局)

毎日新聞 2011年4月19日 東京朝刊

977とはずがたり:2011/07/01(金) 01:00:52

BS11ってどんな会社!?

議員に番組制作丸投げ、放送倫理違反と意見書
(読売新聞) 2011年06月30日 18時32分
http://news.goo.ne.jp/topstories/entertainment/262/16dce148a122809a650e8802ac0b7317.html

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)は30日、BS11が今年1〜3月に放送した政治討論番組「“自”論対論 参議院発」を、「政治的公平性を損ない、放送倫理違反」とする意見書を公表した。

 この番組は自民党の参院議員2人が司会を務め、同党国会議員をゲストに迎えて、政治的課題や提言などを行うもの。1〜3月に毎週水曜夜の30分番組として計11回放送された。

 意見書では、3か月にわたって同一の政党に属する議員が司会者とゲストを占めるという形式で放送され、一党一派に偏していたことを問題視した。さらに、自民党議員に番組制作を事実上丸投げしていたも同然の状態で、BS11が政治的公平性を確保するための工夫を差し挟む余地がなかったとも指摘した。

978とはずがたり:2011/09/14(水) 06:30:40

3/11から半年、失言報道もあれば真に日本を心配する報道もあり
http://news.goo.ne.jp/article/newsengw/politics/newsengw-20110913-01.html
gooニュース・JAPANなニュース
2011年9月13日(火)16:30

英語メディアが伝える「JAPAN」なニュースをご紹介するこのコラム、今週は実にげんなりさせられた経産相辞任騒ぎと、実に厳粛な気持ちにさせられた英記者の渾身の力作についてです。揚げ足取りのような失言報道も報道なら、真に日本や日本人のことを思って書かれた外国人記者の力作も報道。玉石混淆。人生色々。というかそもそも、前経産相が「人生いろいろ」で追及をかわせるような人だったら、こんな騒ぎにはならなかったのだろうなあとも思います。(gooニュース 加藤祐子)

○全ての閣僚失言は平等ならず

福島第一原発を視察した鉢呂吉雄経済産業相(当時)が原発周辺地域について「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない『死の町』だった」と発言し、さらに夜回り囲み取材で(正確なやりとりは未だ不明ながら)防災服をすりつけ「放射能をうつす」というような意味の発言をしたらしい。鉢呂氏はこれで、大臣を辞任しました。鉢呂氏は大臣になる前から福島を訪れ、放射性物質の除染や子供たちの年間線量引き下げに取り組んでいた人なのですが。

この展開を見ながら私は、政治家の失言を批判することと、その政治家を辞任に追い込むことは別次元の話ではないかと、げんなりしながら週末を過ごしました。まがりなりにも民主手続きで閣僚となった人について「閣僚としての資質に疑義」と一方的に審判を下す権限が、いつマスコミに信託されたのかと思いながら。まして、正確なやりとりが不明な発言が理由で……などとグルグル考えながら(報道の経緯については、13日付『朝日新聞』(東京本社版は37面)の「メディア・タイムズ」が検証。無料で読める電子版の抄録はこちら)。

本来なら、東日本大震災から半年、そして米同時多発テロから10年という重たい週末を、静かな追悼の中で過ごすつもりだったのに。

辞任についてほとんどの英語メディアは、一部の日本人が(たとえば私がTwitterでフォローしている人たちが)いかにマスコミの揚げ足取りに辟易としているか知らないのでしょう。もっぱら日本メディアの論調を見ながら書いている様子の記事がほとんどでした。たとえば米紙『ニューヨーク・タイムズ』では、「放射能に関する冗談が、国民の間で大騒ぎとなり(caused a public uproar)」、経産相が辞任したとして、発言内容と野田首相の反応、そしてそもそも原発事故の責任の一端は経産省にあると批判されているのに、その役所の大臣がそんな発言をしたことが国民の怒りを買ったと書いています。

米紙『ワシントン・ポスト』はこの件についてはAP通信を使うのみでしたが、同紙が掲載したAP通信記事は、「被災した人たち、野党政治家、そして与党・民主党の議員さえもが、(鉢呂氏の)発言を強く批判した」と書いています。また辞任記者会見で鉢呂氏が「死の町」発言については、「国民の皆さん、福島の皆さんに不信の念を抱かせた」ことを謝罪した上で、「これこそまさにそういう表現しか見つからない。人っ子一人通らない。しかし町並みはきちっとある。あんな地域は全国に一つもない。その事を表現するのに私の言葉では、あれしか浮かばなかった」と説明したことも伝えています。放射能云々については、「非公式の記者の皆さんとの懇談ということでございまして、その一つひとつに定かな記憶がありません」と言明を避けたことも記事は説明しています(それにしてもこういう大事な会見の全文掲載、大手新聞がサイト上でやった方がいいのではないでしょうか? フリージャーナリストの人たちにお株を奪われていないで)。

鉢呂氏が記者に防護服をなすりつける仕草(本人はそんなことをしたか「私としては、否定的」と言う)をした際、果たして正確に何と言ったのか。本来なら各社とも録音しているはずのやりとりが、まるで伝言ゲームのように各社記事で実にバラバラに伝えられている。その文言を、英紙『フィナンシャル・タイムズ』は、「Watch it - radiation(気をつけて、放射能だ)」と英訳して、「この出来事を日本メディアが報道するや、国民的非難(public outcry)を引き起こした」と書いています。これに先立ち鉢呂氏はすでに原発周辺地域を「死の町」と呼んで、「一部の福島の住民を不快にさせていた(caused offence)」とも。そして「鉢呂氏はあまり目立たない有名でない閣僚だったが、相次ぐ短命政権の連鎖を断ち切ろうとしている政権にとっては、恥ずかしい事態 (an embarrassment)だ」と。

979とはずがたり:2011/09/14(水) 06:30:59

これはFTではなく私の感想ですが、たとえば震災を「天罰」と呼ぶ(3月14日の石原慎太郎都知事)ほどの大失言ならともかく、今回の鉢呂氏の発言は、「また日本で大臣が辞めたよ」と海外から見下される「恥ずかしい事態」を作り出すに匹敵するほどのものだったか。「an embarrassment」と英語メディアに呼ばれる事態を、日本のマスコミが率先して作りだしたとも言えないでしょうか。

米誌『タイム』の記者ブログでは、中国支局長・東アジア特派員のハナ・ビーチ記者が、「日本は白黒はっきりしない微妙な色合いの言語表現に満ちあふれた国だが、その割には日本の閣僚たちはずいぶんと失言が多い」と切り出し、鉢呂氏の発言を「I will give you radiation(放射能あげる)」と訳し、そして「鉢呂氏は着任してわずか1週間余りだった。しかし、大変な思いをしている国民から日本の政治家がいかにかけはなれているかを示すには、十分だった」と書いています。

鉢呂氏が大臣になる前から議員として福島入りしていたことを、ほとんどの記者同様、おそらくビーチ記者も知らないのだと思います。鉢呂氏は辞任会見で、そのことに少し触れているのですが。

長く日本政治を取材してきたロイター通信のリンダ・シーグ記者はこれに対して、「日本において全ての閣僚失言は平等ではない(Not all ministerial gaffes are equal in Japan)」という、実に皮肉な見出しの解説記事を書いています。見出しは、米独立宣言のあまりに有名な「that all men are created equal(全ての人は平等に創られていると)」のもじりでしょうか。

記事でシーグ記者は、「閣僚の失言は日本では珍しくもない。マスコミ対応が上手な政治家はむしろ例外だ。しかし失言した閣僚がどういう代償を払わされるのかは、時の政府がどれくらい脆弱かによって違う。そして、失言で誰を不快にさせたかにもよる」と説明しています。たとえば原爆被爆者を傷つけたり、日本の戦争責任を否定した政治家たちが辞任する例もある一方で、女性を「産む機械」と呼んだ大臣や、強姦被害者の女性を批判するかのような発言をした大臣、金融市場をたびたび混乱させた大臣、アルツハイマー病患者を見下すような発言をした大臣、などなどなどは辞任することなく生き延びたと。

記事で中央大学総合政策学部のスティーブン・リード教授は、大臣が辞めなくてはならないかどうかは「おそらくその時の内閣の強さと、誰が怒ったかによる」とコメント。また上智大学国際教養学部の中野晃一准教授は、 鉢呂氏が辞任を決めたのは、野田首相が国会の膠着を恐れているからだと指摘し、失言そのものは辞任の原因にならなかったが、野党がそれに飛びつくことで国会審議が滞っては困ると総理が判断したからだと解説しています。

そうこうして後任の経産相となった枝野幸男前官房長官については、英語メディアの多くは「ああ、あの人か」と、日本の閣僚人事では珍しく「おなじみさん」感覚のようです。たとえばAFP通信は「日本の震災スポークスマン、経産相に」という見出しで、「3月の地震と福島原発危機の受けて日本政府の顔だった」と枝野氏を紹介しています。

3月11日以降にツイッターで飛び交った「#edano_nero」というハッシュタグが「イダーノ・ニーロ」とCNNで紹介されるほど、一時は世界的な「時の人」だった枝野氏だけのことはあります。

○福島から避難、妊娠中の29歳は

さて、実に後味の悪いこの経産相交代劇よりも遙かに大事な記事を、最後に紹介します。震災から半年たった今の日本の姿をじっくり描く、英紙『ガーディアン』のジョナサン・ワッツ記者による、渾身の力作です。「福島大災害 まだ終わっていない」という見出しのこの記事は、実に長さ5600単語(ワード)! (日本の社説記事が英語にするとだいたい600ワード前後、通常の英語記事も500ワードくらいです)。「福島第一原発で同時多発メルトダウンが起きてから半年。道路の瓦礫は撤去されたが、心理的な被害は続く」という内容で、権利関係で許されるなら全文を訳したいところですが、それは無理なので、残念ながらエッセンスのみをご紹介します。

『ガーディアン』でアジア環境を担当するワッツ記者は、震災直後から南三陸や石巻などの被災地に入り、しばらく現地から貴重な情報を世界に発信し続けた人です。そして前にもご紹介しましたが、原発報道にばかりかまける各国マスコミは早くも被災地を忘れていると、見事な批判記事を4月に発表。5月にも、瓦礫撤去の始まった岩手県釜石市の様子や、牛のために福島県浪江町に戻った農家の話を伝えています。

980とはずがたり:2011/09/14(水) 06:32:10
>>978-980
記事は、東京特派員時代の旧友が4月になって久しぶりに連絡してきた、という述懐で始まります。東京在住のこの女性が、いかに不安と恐怖と政府への怒りを抱えながら日々を過ごしているかという内容です。そしてこの旧友に「日本に戻ってこのことを伝えて」と懇願されたのを機に、福島の原発周辺地区や岩手の沿岸部を歩き、東京で避難生活する人たちの話を聞いたと。「記事を書くにあたって、これほど責任感を感じることはめったにない」と記者は書きます。なぜなら話をした日本の人たちは「報道してほしいだけでなく、気になってならない大問題について、外部の人間の判断を求めている様子だったから。大問題とはつまり、日本は今でも安全な国なのかという問題だ」。

まさに、本当に、歴史的に、私たち日本人は自分たちの国の状態について外国の意見や判断を求めてやまない国民です。震災前から。だからこそ私のこんなコラムも成り立つわけです。その発端が明治維新と不平等条約なのかは分かりませんし、その欲求に軽々しく名前をつけることは避けますが、いずれにしても震災後はその欲求がピークに達していたのは事実です。震災から半年たった今でも。

ワッツ記者はこう書きます。「道路の瓦礫は撤去され、再建工事は始まり、避難者は避難所を出つつある。しかし何百万人もの人が、3月までは異常とされていたレベルの放射線と取り組まなくてはならない状態だ。これは一時の奇妙な出来事ではなく、『普通』という言葉の意味を変えてしまう日常でおきていることなのだ」と。つまり、震災後の日本では「異常=普通」になってしまったのだと。

しかも長期にわたる低レベル放射能がDNAにどういう影響をもたらすか、明らかになるには何年も何十年もかかる。ほとんどの人は何の影響も受けないが、一部の人はガンを発症するだけに、「誰が、いつ影響を受けるか分からないというのは、非常に不安で落ち着かないものだ」と記事は書きます。チェルノブイリ事故後の状態について「ロシアの医師たちは生存者たちが『情報に毒された』と語ったが、日本ではむしろ、人々は不安に汚染されていると言うほうが正確だろう」とも。

記事いわく、安全と衛生と生食で知られる日本において日本人は今や、小さいけれども長期にわたる健康リスクを継続的に受け入れるよう求められている。しかも政府は不安定で、学問の世界もマスコミも強力な原発産業に汚染されていると見なされている日本では今、「trust deficit(信頼の赤字)」がはびこっていると。そして、「ただでさえ全体に倣うことを良しとする国として悪名高い(a notoriously conformist nation)日本にあって、日本人はいきなり、何に倣うべきかわからなくなっている」とも。何が危険で何が安全か、個人が自分で判断するよう求められている。そしてそれゆえに、(地震そのものによるPTSDとは異なる)じわじわと押し寄せる目に見えない不安感にさいなまれ、自殺念慮が高まったり、アルコールに依存するようになったり、落ちつきを失ったりする恐れがあると。

記事は、南相馬市から東京へ避難してきて、こうした症状に苦しんでいる、妊娠中の29歳女性を紹介しています。彼女は、11月出産予定のお腹の赤ちゃんをエコーで見るたびに、手足の指を何度も何度も数えるのだと。

981とはずがたり:2011/09/14(水) 06:32:22

日本ではこの半年間、水滴がポトンポトンとしたたり落ちるように、心配なニュースが少しずつ、けれども絶え間なく報道されていると、記事は書きます。母乳から検出されたセシウム。市街地から検出されるストロンチウム。甲状腺被曝が確認される子供たち。被災者の自殺。農家の自殺。市場に出回ってしまう汚染牛肉……。

そうした状況の中で福島を離れる人たちがいる一方で、「東京に避難したいけど、行っても仕事がない。チェルノブイリの人たちがどうして逃げなかったのかずっと理解できなかったけど、今では同じ立場になってしまった」と話す女性もいる。被曝リスクより避難リスクの方が高いという人もいる。幼い子供たちをつれて福島を離れた女性たちは、「戻ってこい」と言う夫や義理の両親と言い争う日々に疲れ、そして一人で不安と戦っている。記事はこういう人たちをひとりひとり取材し、生々しく描き出します。

ワッツ記者は記事掲載前に原稿を、件の友人に送ったそうです。残念ながら友人の女性は「がっかりしたみたいだった」けれども、日本は安全なのかそうでないのか「はっきり断言して安心させることは、僕にはできない」とワッツ記者は正直に認めています。そしてこう結んでいます。

「原発事故は恐ろしいものだが、思っていたのとは違う。原子炉3基が同時にメルトダウンすると一年前に知らされていたら、僕はこの世の終わりだと思ったはずだ。けれども今の日本は、思っていたような終末の世界とはまったく違う。代わりに、じわじわとゆっくりした衰退がはびこっている。福島を3回訪れた今、僕は1年前ほど放射能を恐れていないけれども、前より日本のことが心配だ」。

◇筆者について…
加藤祐子 東京生まれ。シブがき隊や爆笑問題と同い年。8歳からニューヨーク英語を話すも、「ビートルズ」と「モンティ・パイソン」の洗礼でイギリス英語も体得。オックスフォード大学修士課程(国際関係論)修了。全国紙社会部と経済部、国際機関本部を経て、CNN日本語版サイトで米大統領選の日本語報道を担当。2006年2月よりgooニュース編集者。フィナンシャル・タイムズ翻訳も担当。英語屋のニュース屋。最新の訳書に「策謀家チェイニー 副大統領が創った『ブッシュのアメリカ』」(朝日新聞出版)。

982チバQ:2011/09/28(水) 22:37:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110928/plc11092821080021-n1.htm
NHKの平均年収は1000万円 NHK出身閣僚2人を前に民主党議員が優遇批判
2011.9.28 21:06
 「こんなに恵まれている。これを直すのが民主党だ」。28日の参院予算委員会で、民主党の桜井充氏がNHK出身の小宮山洋子厚生労働相、安住淳財務相の両閣僚を前に、高い給与など同社の手厚い処遇への批判を展開した。国家公務員共済などに比べて低い保険料率、保険料の事業主負担が62%と高い一方、個人負担は38%…など同社の優遇ぶりを列挙した。

 年間の平均給与についてもただし、小宮山氏が「(NHK社員の)平均給与は1041万円、国家公務員の保険料の基礎となる平均給与は658万円」と明かした。これを聞いた野田佳彦首相は「随分と開きがある。不公平感がある」と述べ、驚きを隠せなかった。

983荷主研究者:2011/12/11(日) 13:58:16

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201111110018.html
'11/11/11 中国新聞
「岡山日日新聞」が廃刊

 夕刊紙「岡山日日新聞」を発行する岡山日日新聞新社(岡山市北区、資本金2300万円、原田克也社長、従業員14人)は10日、岡山地裁に破産を申請した。同紙は10日付を最後に廃刊となった。負債総額は約8千万円。

 帝国データバンク岡山支店や代理人の弁護士などによると、パートを含む従業員14人は15日付で解雇する。

 同紙は1946年に「夕刊岡山」として創刊。69年に「岡山日日新聞」に名称を変更した。広告収入が低迷するなどして2008年に現在の会社を設立し営業を譲渡。その後も販売部数、広告収入が回復せず11年3月期まで3年連続で赤字を計上した。発行部数は公称2万部。

984荷主研究者:2012/01/07(土) 23:56:45

http://www.sankeibiz.jp/business/news/111209/bsd1112091710011-n1.htm
2011.12.9 17:09 Fuji Sankei Business i.
河北新報が読売新聞を印刷 来年3月から12万部

 河北新報社(仙台市)と読売新聞東京本社は9日、宮城、岩手、山形県向けの読売新聞を、来年3月から河北新報の印刷センターで印刷することで基本合意した。

 読売新聞が印刷を委託するのは、宮城県全域と岩手、山形両県の一部に配達している11万9200部。東日本大震災で読売新聞仙台工場(仙台市宮城野区)に大きな被害が出たため、現在は福島県郡山市と青森県弘前市の工場で分散印刷している。

 河北新報の印刷センターは免震構造を採用、大震災でも無傷だった。同社が全国紙の受託印刷をするのは朝日新聞に次いで2社目。

985チバQ:2012/01/16(月) 22:34:01
http://www.asahi.com/international/update/0116/TKY201201160339.html
2012年1月16日18時24分
AP通信が平壌支局を開設「当局のチェック受けない」
 AP通信(本社・ニューヨーク)は16日、北朝鮮の首都平壌に支局を開設したと発表した。同社のトーマス・カーリー社長らが出席し、現地で開設の記念式典を開いたという。

 同社の映像配信部門APTN(本社・ロンドン)は2006年に欧米の報道機関として初めて平壌支局を設けており、今後は映像に加えて記事と写真の配信もするという。

 AP通信によると、北朝鮮国営の朝鮮中央通信と協議を続けた結果、支局の開設に至った。ソウルにあるAP通信の韓国支局の指揮下で、北朝鮮人の記者が取材、撮影にあたる。同社のキャスリーン・キャロル副社長は「AP通信は世界各地で当局から独立して運営され、記者は検閲には応じない」と語り、記事の内容は北朝鮮当局のチェックを受けないという。

986とはずがたり:2012/01/25(水) 23:44:08
高速道路ネタだけどテレ浅レベル低すぎネタだからここ。

361 名前:R774[sage] 投稿日:2012/01/19(木) 22:18:53.04 ID:3uO2o5oV
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/220116046.html

東京都は、東京外郭環状道路の整備のため、来年度予算案に101億5000万円を計上する方針を固めました。

 東京外郭環状道路は、都心から半径約15キロの地点を円周上に結ぶ高速道路です。総延長85キロのうち、
埼玉の区間はすでに完成して利用が始まっていますが、東京と千葉の区間はまだ着工されていません。
東京の区間は、練馬区の大泉ジャンクションと大田区の東名ジャンクションまでの16キロあまりで、
地下トンネルで結ぶことになっています。
都によりますと、費用は用地買収に300億円、工事費に100億円が見込まれ、
このうち都の負担は4分の1の100億円のほか、
大泉ジャンクションの用地の測量などに1.5億円かかるということです。
都は2013年度までに用地を買収し、2014年には着工したい考えです。

362 名前:R774[sage] 投稿日:2012/01/19(木) 22:24:49.53 ID:CZBQPCky
>千葉の区間はまだ着工されていません。
えっ

363 名前:R774[sage] 投稿日:2012/01/19(木) 22:26:54.39 ID:rN6S7C8L
朝日さんの願望だなw

364 名前:R774[sage] 投稿日:2012/01/19(木) 22:51:31.02 ID:XwXaWeqA
>362
そりゃ江戸川の向こうのことは全く知らない井の中の蛙のトンキンマスゴミだからな。
東京から成田空港までマジで半日かかると思い込んでる基地外連中だからしょうがない。

365 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [sage] 投稿日:2012/01/19(木) 23:13:25.88 ID:NwdDpaHs
>361
これは酷い

366 名前:R774[sage] 投稿日:2012/01/20(金) 00:08:54.15 ID:GN5jvymQ
>361
ワロタ

368 名前:R774[sage] 投稿日:2012/01/20(金) 12:45:21.31 ID:mi2onPwz
外環は400億円で出来るのか。
意外と安いな。

369 名前:R774[sage] 投稿日:2012/01/20(金) 12:49:13.08 ID:p4IsO0UR
>368
確かにそうとしか読めないが、実際は2012年度予算としての額。総額は12000億の見込み。
本当朝日ゴミだな。

370 名前:R774[sage] 投稿日:2012/01/20(金) 13:34:50.80 ID:5I/Cav6k
それでも私たちは信じている、言葉のチカラを(キリッ

372 名前:R774[sage] 投稿日:2012/01/21(土) 18:19:06.05 ID:OStkDqA0
>361
> 大田区の東名ジャンクション
えっ?

987とはずがたり:2012/02/02(木) 20:25:44

法学スレかな?

ピンク・レディー裁判で負ける!“女性自身”に違法性なし
http://news.livedoor.com/article/detail/6245280/
2012年02月02日17時00分
提供:ZAKZAK(夕刊フジ)

 大ヒット曲「UFO」などの振り付けをダイエット法として紹介した週刊誌が写真14枚を許可なく掲載したとして、「ピンク・レディー」が光文社(東京)に損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(桜井龍子裁判長)は2日、「著名人については肖像の使用を正当な表現行為として受忍すべき場合もある」との初判断を示し、ピンク・レディーの上告を棄却した。敗訴の一、二審判決が確定した。
 判決で最高裁は、1970年代後半には2人の曲の振り付けをまねることが大流行していたとして「振り付けによるダイエット法の解説で、読者の記憶を喚起するための記事内容の補足が目的というべきだ」と違法性を否定した。裁判官5人全員一致の結論。金築誠志裁判官(裁判官出身)は補足意見で「著名人は娯楽的な意味も含めて社会的関心の対象となり得る存在で、人物像や活動の紹介、報道などを不当に制約するようなことがあってはならない」と指摘した。
 裁判では、著名人が名前や肖像に伴う経済的利益を独占できるとされる「パブリシティー権」に基づく賠償責任が争点だった。判決は権利が人格権の一つに当たるとして「商品の販売などを促進し、顧客を引き付ける力を排他的に利用する権利」と定義するなど内容や範囲を示した。
 記事は2007年2月27日号の「女性自身」に掲載。ピンク・レディー側は計372万円の賠償を求めていた。
 芸能人の過去の写真や映像の使用については、芸能界と芸能メディアは“あうんの呼吸”で対応してきた。最高裁による新判例は今後の芸能報道に影響を及ぼしそうだ。

988とはずがたり:2012/02/03(金) 18:04:14
遂に?朝日新聞の記事がログインしないと見れないようになった。。
http://digital.asahi.com/

ネット記事蒐集する我々の掲示板の形態も将来的には限界かもしれませんなぁ。。

989チバQ:2012/06/18(月) 22:03:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120618-00000571-san-soci
時事通信社の中田社長が引責辞任 共同記事コピペ問題で 後任社長は西沢取締役
産経新聞 6月18日(月)17時21分配信

 時事通信社は18日、臨時取締役会を開き、中田正博社長が6月30日付で退任するトップ人事を内定した。中田氏は7月以降も社長続投の予定だったが、先日起きた他社記事コピー問題の責任を取って退任する。後任社長には西沢豊取締役が就任予定で、6月30日に開く株主総会後の取締役会で正式決定する。

 問題となったのは、今月13日午前のワシントン支局発の海外金融の記事。支局の記者が共同通信社の配信記事をそのままコピーして、自社の原稿に貼り付け。記事部分については一部打ち直したが、冒頭のクレジット部分で「ワシントン共同」という記述を残したまま配信した。

 時事通信社では昨年1月にも、スキーのワールドカップの記事で、同じく共同通信社記事の盗用問題が起きたばかり。

 中田社長は「他社の記事をコピーし張り付けることは、それ自体、記者として許されず、報道機関としての信用を大きく失墜させた」としたうえで、「同様のことが昨年1月に他の部署でも発生しており、このようなことが繰り返されたことは極めて遺憾」とした。

 「ご迷惑をかけた共同通信社をはじめ、配信先各社、読者の皆さまにおわび申し上げる」と謝罪し、「報道機関のトップとして監督責任を明確にし、信頼回復の第一歩としたい」と自らの辞任について説明した。


http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120613/cpb1206132122005-n1.htm
時事通信が共同通信に謝罪 記事を参考に執筆、「共同」残して発覚2012.6.13 21:15


 時事通信社は13日、同日昼前に配信した米政府がオランダの大手銀行に過去最高の罰金、との記事冒頭に付ける発信地表示を「ワシントン共同」としたとして共同通信社に謝罪した。

 時事通信社によると、ワシントン支局の記者が共同通信社が配信していた記事をコピーしてパソコン画面上に張り付けて参考にしながら執筆したが、発信地部分はそのまま残して配信したという。

 昨年1月には時事通信社が共同通信社のスキーのワールドカップ(W杯)に関する記事を盗用し、謝罪している。

 時事通信社の安達功編集局長は「他人の記事をパソコン画面に写し執筆しないよう繰り返し注意をしてきましたが、記者倫理に反する行為が行われたことは誠に遺憾です。今後、社内教育を徹底し、再発防止を図ります。配信先、読者の皆さんにもおわびします」との談話を発表した。

990名無しさん:2012/10/05(金) 09:34:30
修 ?@osamu9912
中日新聞(東京新聞の親会社)GRは「公正中立」な報道・世論調査を行う唯一の新聞社だ!
中日新聞世論調査「次の総選挙での主要争点は?」=>「消費増税問題」62%、「原発政策」37%、「外交と安全保障」35%=>読売朝日産経の世論調査は、外交防衛領土問題が次の総選挙の争点だと世論操作!

991名無しさん:2012/10/05(金) 10:01:58
>>990

自民、維新は勝たせたい
生活、減税、左翼は勝たせたくない

これが新聞社の思惑
財務官僚の悲願である消費税増税を果たした民主はお払い箱でポイだし
奴らの理想は自民維新連立で小泉橋下石破あたりで長期政権を作り国民をいたぶること

992名無しさん:2012/10/11(木) 14:24:08
維新に現職国会議員の誰が参加するかについて毎日新聞の報道は早かったが精度が低かった

993とはずがたり:2012/10/14(日) 17:09:47
ちょっと遅くなってしまったけどご冥福をお祈りしたい。

流通ジャーナリスト 金子哲雄さん
http://www.tfm.co.jp/links/index.php?itemid=42712&catid=1129

ボク、金子哲雄の仕事はありがたいことに忙しくなり、妻はとにかく健康を心配してくれている。
人生のピークをなるべく遅くもってくる。できれば五十代。
そう思って生きてきた。一生働いていたい。
そのために、健康は不可欠だ。
妻が支えてくれるのはもちろん、健康だけではない。
仕事のことでアドバイスをくれたり、進む軌道を直してくれたりする。
今も、妻に言われたひとことは、ボクにとって、大切な指標。
「自分の人生を生きなさい」
結婚して間がない、三十歳くらいのとき、そう、言われた。
ボクはフリーの雑誌記者をやっていた。
思い通り、ジャーナリストになったけれど、この先どうなるか、わからない。
不安と焦りの毎日を、ただがむしゃらに突き進んでいた頃。
その言葉には思い当たることがあった。
ボクは、本当は四人姉弟だったけれど、三人を病気で亡くしている。
心のどこかに、亡くなった弟や姉さんの分を生きなくてはいけない、彼らの人生を背負う、そんな無言のプレッシャーがあった。

ボク、金子哲雄は客観的に見れば、自分の人生を思い通りに生きてきたと思われるかもしれない。
三歳での初めてのおつかい。
母親に「メロンパンを買ってきて」と頼まれた。
お店にいくと、メロンパンは手の届かない高い棚にあった。
ボクは店員さんに、取ってくださいとお願いをする。
そして、メロンパンはタイムセールで、一個100円が60円だった。
ボクは二つ買った。
その一部始終を、あとをつけた母親が見ていた。
母親は、ボクの機転をほめてくれた。うれしかった。
流通ジャーナリスト、プライスアナリストの原点が、そこにあった。
以来、ボクはものの値段に興味を持つことになる。
新聞の折込チラシが、教科書になった。
小学校のときから、チラシを研究し、たまご、じゃがいも、お肉、食材ごとの値段をグラフにして
安い商品を予想するようになった。
野菜や魚の旬もチラシから学び、漢字もチラシで覚えた。
大人になって、会社員になっても給料というものがずっと右肩あがりで、伸びていくものだとは、思えなかった。
値段の上がり、下がりを、日々、見ていたから。
どうやったら、一生働ける、稼げる仕事ができるか。
高校、大学、社会人。がむしゃらに学び、実践する毎日が続いた。
独立して数年たったある日、妻に出会った。

その頃、ボク金子哲雄は流通ジャーナリストとして経済誌に文章を書いていた。
本を出すことになり、編集者を探していた。
居酒屋で、先輩が紹介してくれたそのひとを待った。
現れた女性は、品の良さそうな雰囲気、堅実な空気をまとったひと。
アクセサリーも華美でなく感じがよかった。
「ああ、このひとと結婚するんだろうなあ」
ごく自然に、そう思った。
「年収300万でも年収600万の暮らしを保証します」
それがプロポーズの言葉だった。
結婚してさらに仕事を頑張った。
でも、妻から見れば、ボクの頑張りには、どこか「自分」が抜けているように感じたらしい。
亡くなった弟やお姉さんのため。
だから「自分の人生を生きなさい」そう言ってくれた。
妻にそう言われて、気がついた。
そうか、ボクがやりたいことを精一杯やることで、ボクがボクの人生を精一杯生きることで、
亡くなった姉弟も、きっと喜んでくれる。
すっと楽になった。自分のやりたいことを一生懸命やろう、そう思った。
ボクが笑顔になると、妻も笑顔になる。
自分を生きれば生きるほど、いちばん大事なひとが幸せになる。
妻のひとことが、ボクを大空に解き放ってくれた。

金子哲雄
1971年4月30日生まれ。
鉛筆からミサイルまで、あらゆるジャンルの流通過程を「五感」で追い続ける流通ジャーナリスト 兼 プライスアナリスト。
今年のスローガンは「お金をかけずに、Global Niche No.1」「お金をかけずに、小さくても世界で一番」。

番組にご出演いただいた金子哲雄さんが、2012年10月2日(火)、永眠されました。
番組スタッフ一同、心からご冥福をお祈りいたします。

994名無しさん:2012/10/20(土) 01:13:43
1996 名前:名無しさん 投稿日: 2012/10/19(金) 23:41:02

共同通信編集局長を減俸=計5人を懲戒処分−iPS臨床応用の誤報問題
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012101900966

 共同通信社は19日、森口尚史氏が人工多能性幹細胞(iPS細胞)の臨床応用を行ったとする配信記事の誤報問題を受け、管理・監督が不十分だったとして、吉田文和常務理事・編集局長の報酬を減額とするなど計5人を懲戒処分とした。

 尾崎徳隆ニュースセンター長と科学部長はけん責、ニュースセンター副センター長と整理部長は戒告とした。

 処分理由について「一部報道を後追いしてその結果が間違っていたもので、通信社としてあってはならないミス。信用を大きく失墜させる業務上の重大な過失があった」としている。(2012/10/19-21:23)

995名無しさん:2012/10/23(火) 13:07:29
2008 名前:名無しさん 投稿日: 2012/10/23(火) 13:06:19

iPS誤報の共同通信 取材したNY特派員を帰国させて事情聴取
2012.10.23 07:00
http://www.news-postseven.com/archives/20121023_150602.html

 iPS細胞からつくった心筋細胞を重症の心臓病患者に移植したと主張したものの、そのほとんどが虚偽であることを認めた森口尚史氏の騒動。今回の大誤報の発信源である読売新聞では、処分問題でピリピリしている。そして、読売の報道を後追いし、各地方紙に配信して誤報を広げた共同通信のダメージは非常に大きかったようだ。

 共同通信の社内状況について社員のひとりはこう話す。

「読売のスクープに慌てた編集局幹部が、医療・科学に疎いニューヨーク特派員に“現地にいる森口を取材しろ!”と怒鳴って取材させたんです。それと同時に国内でも科学部が取材を始めていたはずなのに、なぜ記事を止められなかったのか……。

 そのニューヨーク特派員は東京に呼び戻されて、今“事情聴取”の最中ですが、加盟社の怒りは収まらない。当然、適切なアドバイスをしなかった科学部にも責任は及ぶと見られている」

 その後、共同通信は19日に、編集局長の報酬を減額するなど計5人を懲戒処分とし、そのなかには科学部長も含まれていた。

※週刊ポスト2012年11月2日号

996ダウンコート モンクレール:2012/11/15(木) 19:33:12
突然訪問します失礼しました。あなたのブログはとてもすばらしいです、本当に感心しました!
ダウンコート モンクレール http://www.middleeastmanagers.com/

997名無しさん:2012/12/23(日) 12:44:52
率直に言って、新聞やテレビへの減税措置は検討に値する。
なぜなら、情報伝達が高価な故に触れにくいものや偏ったものになっては
いけないからだ。

しかし当然ながら、マスコミはこれまでの自省をしなければならない。
彼らの世論誘導がいかに誤ったものであるか、それが解明され改善されて
始めて説得力が通じるのだ。

民主党野田総理は解散の決断を遅ればせながらも潔く行われ、それは賞賛された。
マスコミはどうだろう。
このまま権力にしがみつき続け、これまでと同じ様に無責任に混迷を煽っていく
つもりだろうか?

998チバQ:2013/02/19(火) 21:44:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130219-00000011-rbb-ent
「ネット弁慶は東北へ行ってボランティアしてきな」……NHK広報Twitterのツイートが物議
RBB TODAY 2月19日(火)11時42分配信
一部ネットユーザーを批判したツイートで物議をかもしているNHK広報局の公式Twitter
 ユルいツイートで人気を博しているNHK広報局の公式Twitterアカウント。しかし、18日深夜にこのアカウントから発信された、一部ネットユーザーを批判したツイートがネット上で物議をかもしている。


 「ヘイトスピーチをまき散らすだけで、まるで何か世の中の役に立つことをやっている気になっているようなネット弁慶さんたちには、1度でいいから東北へ行ってボランティアでもしてきなよ、と言いたい。かなり本気で言いたい」

 問題となっているツイートは上記のもの。かねてよりNHKらしからぬ(!?)ユルいツイートでファンも多く、54万人を超すフォロワーを獲得している人気アカウントだが、今回のツイートは特に反響が大きく、賛否両論を呼んでいる。

 同アカウントの“中の人”によれば、ヘイトスピーチとは「人が”自分では変えることの出来ない特徴や環境”などをとりあげて、その人を貶めたり攻撃したりするような発言」のことだそうで、先のツイートを発した理由は「東北についてひどいことを言っている人に、現地を見て欲しいと思ってツイートしたものです」とのことだ。

 同ツイートをめぐっては賛同意見も多いが、その一方で、「そういう人に来られても迷惑じゃないですかね?」「東北人として一言。NHKが本気でこれを言ってるのなら甚だ心外、東北を何だと思っておいでなのか」「正論ですけど、そう言いたいのならツイートではなく、本来のお仕事の範囲でやった方がよろしいのでは。効率の面でも、責任の面でも、ネット弁慶でないと証明するためにも」「満ち足りている幸せな人はヘイトスピーチなんかしませんよ。NHK職員の恐らく1/10にも満たない収入しか無い境遇の人に上から目線で言うより、自分がボランティアに行ってを範を示したらどうですか?他人を客観的に見る目に欠けるからマスメディアが信頼を失うのですよ」などといった様々な意見が寄せられている。

1000とはずがたり:2013/04/24(水) 23:35:18

藩閥官僚を大挙して産みだし自民党の金城湯池である鹿児島地盤の新聞社だけど結構開明的なんですねぇ。

[閣僚靖国参拝] 国益を損ねてしまった
http://373news.com/_column/syasetu.php
( 4/24 付 )

 韓国の尹炳世外相が今月末に予定されていた訪日をとりやめ、岸田文雄外相との会談は中止になった。安倍晋三首相が靖国神社に供物を奉納し、麻生太郎副総理兼財務相ら閣僚3人が参拝したことへの抗議としている。

 日韓関係は昨年、竹島をめぐる領土問題などで極度に悪化した。日本政府にしてみれば過剰な今回の反応には、韓国内の強硬な世論が影響しているのだろう。

 外相会談では緊迫する北朝鮮情勢が話し合われるはずだった。関係国が一致して対北包囲網を強めなければならない時期に、首相や閣僚が靖国問題という日韓間の火種をあおったといえる。

 日韓の新政権発足後、一度も外相会談が開かれていないのは異常事態と言わざるを得ない。大局を見誤り、国益を損ねてしまったのは遺憾だ。

 靖国神社の春季例大祭にはきのうも、超党派の国会議員連盟が集団参拝した。保守系議員が増えたため168人もの大参拝である。

 韓国と同様に閣僚参拝への不快感を示した中国など、アジア諸国に反発が広がる可能性もある。小泉純一郎元首相が靖国参拝を強行し、日本のアジア外交が停滞したのは記憶に新しい。当時と同じ状況を招きはしないか心配だ。

 悪化した日中関係を「戦略的互恵関係」で立て直した当事者、安倍首相こそ靖国問題の難しさは重々承知のはずだろう。外交関係修復に向けて指導力を発揮しなくてはならない。

 閣僚らの靖国参拝を菅義偉官房長官は「心の問題」と述べた。国会議員連盟の会長、尾辻秀久参院議員も「英霊に参拝するのはごく自然な行為」と語った。

 戦争で亡くなった人々を悼むのは当然である。しかし、靖国神社は戦前、国民を戦争に駆り立てた国家神道の要だった。Α級戦犯も祭られている。

 多大な損害を与えたアジア諸国に明確な説明もせず、参拝すれば反発を買うのは自明の理だろう。「心の問題」では済まないということを、政治家であれば当然わきまえておくべきだ。

 首相は2月の国会答弁で「前回の第1次安倍内閣で参拝できなかったのは痛恨の極みだ」と発言した。閣僚参拝の黙認にしろ、「外交問題にする相手国の方がおかしい」との本音が透けて見える。

 首相の靖国参拝については、小泉首相時代に大阪高裁が「違憲」と断じた判決を出すなど、司法が繰り返し警告してきた。憲法が政教分離を定めたのも、戦争に突き進んだ歴史への反省からだったことを忘れてはならない。

1001とはずがたり:2013/06/03(月) 17:30:58
もう77かぁ。
もう10年以上前になると思うけど,先輩に連れてってもらった京都の小さな寿司屋で一緒になったことがあるが気さくに会話に応じて呉れました。

岩見隆夫さん、がん手術告白 末期肝臓がん
2013.06.03
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130603/dms1306031133001-n1.htm

 テレビの報道番組でコメンテーターとしても活躍する、毎日新聞の岩見隆夫特別顧問(77)が、肝臓がんで緊急手術を受けていたことが分かった。岩見氏自身が、4日発売の週刊誌「サンデー毎日」のコラム「サンデー時評」で、自らがんについて告白。一連の経緯を説明している。

 注目のコラムは「『末期がん』を宣告された日」という衝撃的なタイトルだ。岩見氏がこの1カ月ほど倦怠感が続き、右腹部の鈍痛が取れず、5月23日に都内の病院で検査を受け、翌24日、肝臓からの出血を止めるための手術を受けた経緯が書かれている。

 医師は、腹部の触診だけで「ぼくの指先に何か触る」「予感がするなあ」といい、詳しい検査後、「肝臓がんです。それも相当重い」と宣告。

 岩見氏が「末期がんということで…」と尋ねると、医師は「ええ、まあ、末期ですかねぇ。肝がんの場合、ステージが(軽い方から)1から4まであるが、岩見さんは3ですね」と応じる。

 がんの原因について、医師が「まあアルコール性、お酒ですな」といい、「きょうから酒とたばこはだめです」と通告する場面もある。

 岩見氏は、1935年、旧満州大連市生まれ。58年、京大法学部を卒業後、毎日新聞大阪本社に入社。66年から政治部記者になり、首相官邸、防衛庁、外務省、自民党を担当し、政治部副部長、「サンデー毎日」編集長、編集委員室長などを歴任した。

 著書は「昭和の妖怪・岸信介」(学陽書房)、「政治家」(毎日新聞社)など数多く、「みのもんたのサタデーずばッと」(TBS系)などで、コメンテーターを務めていた。

 仕事は休むというが、サンデー時評と、毎日新聞朝刊の政治コラム「近聞遠見」(毎月第1土曜日掲載)は継続するという。

1002とはずがたり:2013/06/29(土) 12:04:45

辛坊。。w

辛坊治郎「自己責任論には反論できない。お金は払わない。再チャレンジするかも」
http://pirori2ch.com/archives/1762205.html

新潮で辛坊さんは、税金で助けられることになってしまって申し訳ないと謝罪し、「9年前、イラクで人質にされた高遠菜穂子さんたちに対し、自己責任論を持ち出して批判しました。これでは、言ってることとやってることが違うじゃないかと厳しい指摘があるのも承知しています。私には反論できません。」と語る。

1003とはずがたり:2013/07/18(木) 09:33:57
ニュースを疑え
反省する経済誌と反省しない経済“紙”
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/2746
2013.05.30 12:01

『週刊ダイヤモンド』(5月25日特大号)の特集「経済ニュースを疑え!」が話題を呼んでいる。マスコミ関係者の間では公然の秘密とされてきた「日経ファースト」「日経のリーク依存体質」に初めて正面から斬り込んだからだ。

日経ファーストとは、企業が日本経済新聞に「新製品開発」「提携」などの情報を意図的に漏らし(リーク)、いかに企業側に都合よく書かせるかのメソッドだ。ジャーナリズム本来のあり方とは程遠いものであり、しかも報道は株価に影響するため、批判が多い。最近では「川重・三井造船?統合交渉」(4月22日付朝刊)という報道がそれではないかと疑われている。

本特集では、日経へのリークから紙面化までの具体的なスケジュールがマニュアル化されていることを、大手総合商社の広報担当者が赤裸々に明かしている。

〈特ダネは記者ではなく、企業の広報が作るもの――〉

さらに、日経の「スクープ」がいかに出来レースで作られているかの内情が、「工程表」とともに明かされている。

〈リークするための企画書を作成→日経記者を会社に呼んで、担当者を同席させて事前レクチャー→日経新聞がスクープとして記事化→東証が当日朝に情報漏洩について事実確認→当日午前、「当社に関する報道がありましたが、これは当社が発表したものではありません」と発表、関与を否定→当日午後、正式発表〉

看過できない記述もある。

〈うちの投資・財務面は、主として決算情報の前打ち記事を載せるために存在しているといって差し支えない〉

と、20代の日経記者が公言しているのだ。正式な決算発表の直前に、特定のメディアが数字を漏洩(リーク)してもらうことが当然だとなれば、経済報道の信頼そのものが揺らぐ。実際、決算発表前に、日経に二度、三度と「上方修正」の記事が躍るが、アベノミクス以来、この傾向は顕著だ。

だが皮肉なことに、「日経が三度書いたら、その株は売り」というジンクスが兜町にある。

〈大手メディアの信頼失墜が著しい今、経済誌としてのざんげも含め、自らのレーゾンデートルを疑うことで、業界内の構造的な問題を炙り出した〉とダイヤモンドは自己批判する。

しかし、日経が自己批判することはあるのだろうか。

文「週刊文春」編集部

1004荷主研究者:2013/08/25(日) 13:46:38

http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13767443876737
2013年8月17日(土)茨城新聞
「関東タイムス」100年超続く地域紙休刊

古河 「継承者求む」 7代目主管が入院

【写真説明】病床で休刊の社告を掲載した「関東タイムス」を手にする7代目主管の佐山明さんと次女の内田三恵子さん(右から)

 100年以上の歴史を持つ古河市の地域紙「関東タイムス」が、7月26日号(8月中旬発行)を最後に休刊した。同紙7代目主管として長年執筆を続けていた元県立高教諭の佐山明さん(78)=同市松並=が病気で入院し復刊のめどが立っていないためだ。伝統ある郷土紙の休刊を惜しむ声も上がり、同紙は復活を目指し編集者の後継を求めている。

 同紙は、地方紙「北総之実業」(1909年創刊)を受け継いだ古河出身の小杉乃帆流(こすぎのぼる)が11年に創立。大正から昭和にかけては日刊で発行し、群馬県館林市など県外にも通信部を開設していた。

 文学者志望だった小杉は、早稲田大でラフカディオ・ハーン(小泉八雲)に師事。相馬御風(詩人)や野尻抱影(天文民俗学)、前田林外(ロシア文学)ら同大出身の文人たちを中心に執筆を依頼し、独自の文芸路線を築いた。

 太平洋戦争を目前に新聞統制が強められ、同紙は40年10月、同じ古河の地方紙「茨城毎日」と合併し「関東毎日新聞」となり、42年2月には国の「1県1紙」政策に基づき、茨城新聞と統合。戦後復刊を果たした。

 古河歴史博物館の学芸員(民俗担当)の立石尚之さん(50)は「戦前までの地域社会や生活を知る上で貴重な資料になっている」と歴史的な役割を評価する。

 最近の同紙は、市政や市内の出来事、催しなどの記事を掲載。A3判表裏2ページの紙面で月3回約800部発行、市地方記者クラブにも所属していた。スタッフがポスティングで配布し、地元商工業者などからの広告収入でまかなっている。

 佐山さんは約20年、連載「学園の窓から」や「カウンターの椅子から」などを執筆。県立古河一高の元英語教諭など教員時代の裏話や、文学・民俗学など豊富な教養を背景にした。

 硬質でユーモアのある文章で親しまれてきたが、入院のため編集作業は困難になり、休刊告知も大幅に遅れた。

 銭屋米穀(古河市中央町)の岩崎清会長(90)は「古河の歴史を伝えてきた郷土新聞。休刊は残念」と惜しむ。佐山さんは「次の継承者を考えなければいけないが、人物がいない。伝統ある郷土紙。残ってほしい」と話している。

 (冨岡良一)

1005とはずがたり:2013/09/06(金) 21:14:56

橋下氏非公開パーティー、報道10社券購入せず
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20130831-567-OYT1T00295.html
読売新聞2013年8月31日(土)09:53

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の後援会主催の政治資金パーティーが30日、同市内であった。

 橋下氏の意向で、報道各社には初めて非公開で開催。パーティー券を購入して会場に入ることは制限しなかったが、在阪のほとんどの報道機関は「購入は政治資金の提供にあたる」などの理由でパーティー券を購入せず、会場に入らなかった。

 橋下氏が2008年に大阪府知事に就任後、後援会のパーティーはこれまで計10回開かれ、報道各社に公開されている。今回非公開とした理由について、橋下氏は今月26日、「カメラがない方が、もっと大胆に自分の思いを語れる」と説明。報道各社がパーティー券を購入し、取材することは「制限しない」と述べていた。

 今回のパーティー券は1枚1万5000円。出席者らによると、橋下氏は憲法改正などについて約1時間、講演した。講演内容は橋下氏が編集し、後日ホームページで掲載するという。

 政治資金規正法は、政治資金パーティーの収入から経費を差し引いた残額を政治活動に使うと定めている。橋下氏の後援会も「収益は橋下氏の政治活動に使われる」としている。

 ◆「政治資金提供になる」

 今回の政治資金パーティーの取材対応について、読売新聞が在阪の新聞、通信、放送の主要12社に取材したところ、9社はパーティー券を購入しなかったと回答。日本経済新聞、NHK、朝日放送の3社は「個別の取材活動については答えられない」などとし、券を購入したかどうかは不明だ。

 パーティー券を購入しなかった理由について、朝日新聞社広報部(大阪)は「特定の政治家や政治団体に政治資金を提供することにつながり、綱領で掲げる不偏不党の立場が疑われる可能性がある。原則として、取材のためパーティー券を購入することは不適切と考え、今回は購入しなかった」と説明した。

 関西テレビは「取材目的であっても、結果的に特定の政党や政治家を支援することになる恐れがある」と回答した。

 読売新聞は「報道の中立性に疑義が生じる可能性があり、原則としてパーティー券を購入しての取材はしない」との理由で、パーティー会場内での取材は行わなかった。

1006とはずがたり:2013/09/06(金) 21:22:11

新聞の軽減税率、識者ら「不可欠」 新聞協会の諮問受け
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201309050524.html
朝日新聞2013年9月6日(金)05:24

 法学者、弁護士4人による「新聞の公共性に関する研究会」(座長=戸松秀典・学習院大名誉教授)は5日、消費税率の引き上げにあたって「新聞に軽減税率を適用することが、文化の維持と民主政治の健全な機能にとって不可欠だ」とする意見書を公表した。

 研究会の委員は戸松座長(憲法)、紙谷雅子・学習院大教授(英米法)、村上政博・一橋大名誉教授(競争法)、山川洋一郎弁護士。5月に日本新聞協会長から諮問を受け、新聞に対する消費税課税のあり方について法的な側面から検討してきた。

 意見書は、憲法21条の「表現の自由」を保障することが、民主主義の維持や真理への到達をもたらすと指摘。その機能を果たすため、新聞には再販制度や株式譲渡制限、第3種郵便制度などの優遇措置が認められていることを挙げ、新聞への軽減税率適用には十分な根拠があるとしている。

 欧州など諸外国では、消費税に相当する付加価値税の減免措置が新聞に適用されており、日本で同様の措置がとられることは当然だとしている。一方、意見書では「新聞への例外的措置は、あくまで新聞読者への措置でなくてはならず、新聞社の経営支援を意図するものではない」とも指摘している。

 日本新聞協会は1月に出した声明で、「民主主義を支える公共財」として新聞に加え、国民に知識・教養を普及する役割を果たしている書籍、雑誌、電子媒体についても軽減税率を適用するよう求めている。

■「国民・読者の利益第一に考えて報道」 白石興二郎・日本新聞協会長(読売新聞グループ本社社長) 新聞協会は、どこでも誰でも容易に情報を入手できるよう新聞に軽減税率の適用を求める声明を発表したが、意見書はその根拠を多角的に示してくれた。今後とも国民、読者の利益を第一に考え、公共性の高い報道活動を行うことで軽減税率適用へ向け広く理解を得ていきたい。

     ◇ 日本新聞協会は26日午後6時から、東京都千代田区のプレスセンターホールでシンポジウム「新聞、メディアの公共性と知識課税」を開く。戸松秀典・学習院大名誉教授、女優・脚本家の中江有里さんらが登壇。新聞の定期購読によって確保される言論の多様性、諸外国における消費税軽減税率の状況などを議論する。

 ▽申し込み方法・住所、氏名、年齢を明記し(1)往復はがき=〒100・8543(住所記載不要)日本新聞協会 シンポジウム係(2)ファクス=03・3591・6149 同係(3)電子メール=sympo0926@pressnet.or.jp▽締め切り18日必着▽募集人数250人(応募多数時は抽選。入場券発送を発表にかえます)▽詳細は同協会ウェブ(http://www.pressnet.or.jp/)。

1007とはずがたり:2013/10/11(金) 08:29:40

週刊朝日編集長の「セクハラ懲戒解雇」から透ける、朝日新聞の内部崩壊
http://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_20131010_34501
Business Journal(2013年10月10日21時00分)

「週刊朝日」(朝日新聞出版)の小境郁也編集長が、10月8日付で懲戒解雇された。9日発売の「週刊文春」(文藝春秋/10月17日号)は、小境氏が行った社会人としてあるまじき行為について触れているが、その問題の核心的な部分は、「週刊朝日」を発行する朝日新聞出版の採用試験の面接に来た女性が選考から漏れたが、面接官だった小境氏が後でその女性に接触し、自分と交際すれば採用することを持ちかけ、非正規雇用で採用したというものだ。

 小境氏が行ったことは、今年発覚した、共同通信の人事部長が採用試験に来た女子大生をホテルに連れ込んで関係を迫ったトラブルと同類のものであり、職権乱用の破廉恥な不祥事である。共同通信の人事部長も同じく懲戒解雇になっている。

 大手メディアで、立て続けにこうした「事件」が起こるのは偶然ではない。

 筆者は朝日新聞記者として約13年間勤め、40歳の節目に退職してフリージャーナリストに転じて約9年になる。「古巣」の知人と今でもたまに話す機会があるが、人事関連にまつわる暗い話が多い。

 はっきり言うが、組織としては完全に病んでいる。例えば「優秀だった◯◯さんがうつ病になった」とか「◯◯さんが出世のために、ライバルである同期の◯◯さんの悪口を陰で吹聴している」とか「一部の役員にやる気と能力のない人がいて社内を混乱させている」といった類いの話である。

 実際に自分の知人の記者にも心の病にかかった人はいるし、自殺した人もいる。パワハラでかつての部下から訴えられている人もいる。「なぜあの明るかった人が」、あるいは「なぜあの人格者がそんな事態に陥ったのか」と思うような人たちばかりである。

 労働災害関連で「ハインリッヒの法則」と呼ばれるものがある。死亡事故のような重大な労働災害が1件起こる背景には29の軽微な事故があり、さらにその背景には300のヒヤリとするような事象があるといわれている。端的に言えば、重大事故は組織や職場が抱える課題や病巣の「氷山の一角」なのである。

「週刊朝日」の「小境編集長懲戒解雇事件」は、組織の病巣の一部が現れたにすぎないのではないか。この件について朝日新聞社は「週刊朝日を立て直す重責を担う立場でありながら、こうした事態を招いたことは誠に遺憾です」とのコメントを発表している。

 昨年、「週刊朝日」では、橋下徹大阪市長の出自などを取り上げ人権問題になった記事の責任を取って、朝日新聞出版社長が辞任、編集長も更迭・懲戒処分を受けた。そのあとに、社会部出身の小境氏が再建を託されて起用されたはずだが、その人事は組織として本当に適切だったのかと疑いたくなる。

1008とはずがたり:2013/10/11(金) 08:29:56
>>1007-1008
●もっとひどい不祥事を隠しているとの情報提供も

 今の朝日新聞では、メディアの置かれている環境が激変している時代に、どのような取材をしてどのような記事を打ち出していくかといったことを自分たちの頭で突き詰めて考えていく本質的な議論よりも、「ニューヨークタイムズはこうやっている」「ヤフーから学ぼう」といった浅い議論が好まれる傾向にあるという。他社を学ぶことを否定するわけではないが、朝日新聞グループが今抱えている人材、固定の読者層、これから開拓すべき読者層、これから起こりうる情報技術の変化などさまざまな因子を分析して、総合的に朝日新聞として今何をなすべきかの戦略に著しく欠けていると、OBとして感じる。

 戦略に欠けるだけならまだしも、新聞社として生き残るために何をなすべきかの気概すらも欠けているように見える。「この会社にいても未来はないよなー」と嘆く知人は多いし、ある役員は、署名記事などで外に少し名前が売れてきた記者に対して、「君、まだうちにいたの?」と言ったというから驚く。

 さらに、読者の知る権利に応えるという新聞社としての本質にこだわって活動する記者や編集者は、正論を吐く煙たい存在として中枢からは遠ざけられ、当たり障りのない迎合型、さらに悪く言えばゴマすり型人材が重用される傾向にある。

 こういう指摘をすると、朝日新聞側は原発問題について読者目線で丹念に取材した「プロメテウスの罠」という連載をしたではないかと反論するかもしれないが、その連載にしたって、当初は「社内評価」は低いが志は高い記者たちが集まって自由にやったから成果が出たのであって、一部の幹部は連載を潰そうとしていたのに、読者の反響が大きすぎて潰すことができなかっただけである。

 朝日新聞社に限らず、大手出版社でも似たようなことが起こっている。知人の編集者も会うたびに「うちの会社も上にゴマをするバカばっかりが偉くなっている」と冗談混じりに語る。確かにこの編集者は、話題となる調査報道やベストセラーを手掛ける凄腕編集者だが、出世はしていない。別に出世はしなくても、楽しくて有意義な仕事ができればいいとも感じるが、若い人を育てるためにも編集の中枢を担うリーダー的存在(管理職)には「凄腕」を置いておくべきだろう。

 話はそれるが、少し前、「これが表に出れば、最低でも編集担当の責任者は辞任、状況によっては社長が辞任しなければならないような不祥事を一部の幹部が隠している」と言う朝日新聞関係者から、筆者に情報が寄せられた。すでに一部メディアにも同じような情報が出回っているようだ。その情報に基づき、自分でも朝日新聞の過去記事などを検索したところ、疑わしい部分はあったが、それだけではその情報が真実なのかどうかは筆者には判断できなかった。

 真偽が確認できないので、詳細はここでは書かないし、書くべきではないが、その内容を聞いて唖然としてしまった。朝日新聞に勤めていた経験から想像しても、それが事実ならば社内でも相当な処分者が出るだろう。

 OBとしてその情報が組織の病巣の「氷山の一角」でないことを祈るばかりである。
(文=井上久男/ジャーナリスト)

1009とはずがたり:2013/12/30(月) 23:20:07

産経新聞記者を経て1970年に朝日新聞入社ってのはどんな経緯なんかな??

朝日新聞OB「消費増税論じる社説の読後感は不快そのものだ」
http://www.news-postseven.com/archives/20131220_231393.html
2013.12.20 16:00

 日本のクオリティペーパーを自任する朝日新聞。…その自画自賛とは裏腹に紙面の質は年々劣化している。元社会部次長、編集委員の落合博実氏が一例を挙げる。
 * * *
 朝日新聞の近年の消費税報道には、失望を通り越して怒りすら覚えた。
 小泉政権(2001〜2006年)の頃から徐々に財務省の主張に沿った論調になり、完全な増税路線への転換点となったのが2007年12月9日付の<消費増税なしに安心は買えぬ>という社説だった。以降、社説で増税を求め続けた。
 2012年4月6日付の社説<消費増税と政治 言い訳やめて、本質論を>では、
<増税論議で、気になっている言葉がある。「まずはむだの削減だ」「まずはデフレ脱却だ」「まずは衆院の解散だ」の「まずは」である>
<「まずは」と言っているうちに、借金はどんどん膨らむ>
 と財務省の言い分そのままに危機感を煽り、<有権者の審判は消費増税を決めたあとに仰げばいい>とまで言い切ったのには?然とした。
 読者を馬鹿にしたような態度は2011年12月28日付の社説<社会保障と税 オトナはわかってる?>に顕著だ。
<いま、政治をやっているオトナたちは、消費税率を上げるかどうかで、大騒ぎなんだって>
 と始まり、まだ存在してもいない世代に「早く増税しろ」と言わせる体裁の社説である。
<僕たちは、いわゆる「将来世代」><けっして、ザイムショウの回し者じゃないからね>と締めくくった。読後感は不快そのものである。
 消費税には低所得者ほど負担率が大きくなる逆進性や、価格への転嫁が難しい下請け中小企業をひどく苦しめるといった重大な欠陥がある。
 官公庁の途方もない血税の無駄遣いは放置されたまま。大増税による税収増を見込んで無駄遣いに拍車がかかるのは間違いない。社会保障や財政再建といった本来の目的に充てられる保証はない。
「増税の目的を見失うな」と朝日新聞はクギを刺してはいるが…。

 加えて、朝日をはじめとする新聞各社は、新聞への軽減税率適用を恥ずかしげもなく求めている。
 増税を煽っておいて自分たちだけは例外にしてほしいなど、それこそ子供でも「オトナは何を考えてるの?」と思う話ではないか。

■落合博実(おちあい・ひろみつ)
1941年東京生まれ。産経新聞記者を経て1970年に朝日新聞入社。東京本社社会部次長としてリクルート事件の担当デスク、編集委員時代は警察の組織的な不正経理追及などに取り組む。2003年に退社してフリーランスに。

※SAPIO2014年1月号

1010とはずがたり:2013/12/30(月) 23:21:23

安倍政権のメディア支配はなぜ成功したのか 上杉隆氏が解説
http://www.news-postseven.com/archives/20131220_232833.html
2013.12.20 07:00

 第一次安倍政権はメディアにやられたと、政権スタッフは口を揃える。そして第二次政権発足から1年、安倍政権は圧倒的なメディア支配に成功した。その裏に何があったのか。政治とメディアの癒着関係を暴いてきたジャーナリストの上杉隆氏が解き明かす。
 * * *
「日本の政治報道は終わったよ」。この12月、私は知己の大手紙の元政治部長など古参の政治記者3人と席をともにしていました。その夜はもっぱら、安倍官邸のマスコミ対策と政治報道の劣化を嘆く声ばかりでした。
 確かにこの1年の安倍政権の国会運営は見事でした。衆参合わせて100時間にも満たない審議時間で成立させた特定秘密保護法のウラで、一気に「カジノ(IR)法案」の提出を推し進め(継続審議)、武器輸出三原則の見直し(自公合意)など、これまでいかなる政権でも成し得なかった政治課題を次々と前進させたのです。 
「真に大事なことは、少し大事なことの裏で為してしまえ……」。政治家秘書時代に覚えたメディア戦略の定石が頭をよぎるほど、安倍政権のメディア戦略の巧妙さが浮き彫りになった今国会でした。
 同席したベテラン記者らは、強引な政権運営を批判しながらも、なす術のない後輩記者のだらしなさを嘆いてばかりでした。
 現役の政治記者たちは私と同年代、反論を探したものの、「所詮政治は結果責任」というこれまた古い永田町用語に突き当たり、私は沈黙するばかりでした。
 とはいえ私は、彼らに対して言いたいことをぐっと我慢してもいました。その原因こそが、私が15年間もの間、猛烈な反発の中で改革にトライしてきた記者クラブシステムにあると知っているからです。
 実は、今回、第二次安倍政権が自らの狙い通りに事を進めることのできた要因は、自己の利権に汲々とするあまり、権力監視の同志であるはずの同業者たち(海外メディア、雑誌、ネット、フリーランス)を排除してきた記者クラブシステムにあると言えるからです。
 つまり、官僚機構と一体となることで、自らが政府の特定情報の保護に加担してしまったことへの「しっぺ返し」に過ぎないのです。
 安倍政権は、6年前の第一次政権の敗因を「メディア戦略の失敗」と結論づけています。今回、政権内部の数名から、拙著『官邸崩壊』を読み直すなどして、前回の失敗を徹底的に検証し、なかば教訓として政権運営に臨んだという声を聞きました。それは、既存メディアの集合体である記者クラブシステムとうまくやるのではなく、徹底的に利用し、牛耳ってやろうという強硬なメディア戦略への方針転換でもありました。
 この方針転換は見事にはまりました。近年の日本政治においてメディア戦略で成功し、長期政権になったのはすべて強硬路線を採用した政権や政治家たちばかりだからです。

1011とはずがたり:2013/12/30(月) 23:21:49
>>1010-1011
 2001年、首相主導の一日二回のぶら下がり会見を新設し、スポーツ紙の内閣記者会入りでメディアに揺さぶりを掛け、5年半の長期政権となった小泉純一郎元首相。1999年、知事記者会見を全国の首長に先駆けて、テレビワイドショーのスタッフや雑誌記者らに開放した石原慎太郎都知事。
 二人は、あえてその発足直後に記者クラブシステムと戦う方法を選んだ故に、その後の「長期政権」を達成できたのです。
 逆に、記者会見の開放に失敗した鳩山由紀夫内閣などのように、記者クラブとうまくやろうとした政権は軒並み、最終的にメディア側の反撃によって潰されているのです。
 今回の安倍政権は、記者クラブに媚びて失敗した第一次政権の教訓から、記者クラブのシステムと戦う方法を選択したというわけです。
 そのやり方は巧妙でした。就任直後、官邸のぶら下がり会見の完全廃止を発表する代わりに、特定の新聞・テレビなど、メディアを選択した上で独占インタビューに応じるなど「北風と太陽」方針を見事に使い分けています。
 これによって、これまで横並びで政権に対処してきた記者クラブメディアが分断され、各社ごとに政権に擦り寄ったり、ぶつかったりすることを余儀なくされて、力を奪われていったのでした。
 首相サイドに気に入られ、インタビューを得るためには、決して不都合なことは聞かない、書かないという方針が当然のように広がり、記者会見でも幹事社によるお定まりの質問が行なわれ、あとは首相が一方的に話したいことを話すだけのものが繰り返されるのです。
 つまり、記者クラブは本来の意義を失い、権力に都合の良い既得権益として逆利用されてしまったのです。この15年間、私が記者クラブシステムを危惧し、批判してきた最大の理由がこれなのです。
 日本のメディアに特有の「ぶら下がり」はそもそも記者クラブだけに許された非公式な懇談なので、中止しても「会見拒否」と言うことはできません。仮に、会見に雑誌やフリーの記者らを入れれば厳しい質問も飛ぶでしょうが、政権にコントロールされた記者クラブの記者だけを相手にするから、安倍首相が独壇場となってしまうのは当然なのです。
 要するに、これは安倍官邸の勝利というより、冒頭の元政治部記者の言うとおり内閣記者会をはじめとする日本の政治メディアの敗北に過ぎず、この1年間に起きたことは、いわば「メディア崩壊」だったのです。

※週刊ポスト2014年1月1・10日号

1012とはずがたり:2014/01/21(火) 21:29:48


先輩に良く連れてってもらった木屋町の寿司屋で一度お見かけして喋った記憶があります。
ご冥福をお祈りします。

岩見隆夫さん死去:評伝…温故知新、自在の筆
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140119k0000m040059000c.html
毎日新聞2014年1月18日(土)21:44

 岩見隆夫さんは軟派の政治記者だった−−。

 2000年、文芸春秋が企画した、生前の著者自身による「私の死亡記事」の中で、当時64歳の岩見さんは、自分についてこう書いている。

 「『ゴシップこそ新聞の原点』が口癖で、軟派的な政治記事を編み出すのに腐心した……」

 新聞社では政治・経済を硬派、事件や街ダネなどを軟派と呼ぶ。社会部から31歳で政治部に移った岩見さんは、無味乾燥な政治記事に新風を吹き込むことに情熱を注いだ。

 初期の結晶が、現代教養文庫のベスト・ノンフィクションシリーズに収録されている「政変」だ。

 1974年、田中角栄首相退陣前後から後継・三木武夫指名に至る政界の暗闘を、同時進行の新聞連載で描破した。岩見さんは取材班キャップで筆者。政治部の総力取材を自在の筆で連載小説ばりにまとめ、大反響を巻き起こした。

 岩見さんの代名詞になったコラム「近聞遠見」は89年から昨年12月まで24年余り続いた。当初、人物論中心の政治コラムは例がなく、社内に強い反対があったものの、それを押し切って始まったと聞く。

 私は当時、前線で自民党を担当していた。ある派閥の幹部が「キミんとこの岩見のありゃなんだ? 古い話ばっかりじゃないか」と毒づいたのを覚えている。

 さもありなん。「近聞遠見」の主題は温故知新である。政治家の最新の言動や予算、外交や国会の日程だけが政治情報だと考える人には「近聞遠見」は分かるまい。

 だが、表には表れない政治家の心理、人情、事そこにいたる歴史的経緯を明かし、幅広い読者に支持された。「岩見はもう古い」と何度も言われながら、しばしば特ダネを放ち、未到の長期連載になった。

 岩見さんと親交のあった作家の丸谷才一さん(故人)は、岩見さんの仕事についてこう語っていた。「政治と言葉という明確な主題があり、常によい文章を書く」

 岩見さんの膨大な仕事の中から、代表的なものとして「サンデー時評」(サンデー毎日連載)と「陛下の御質問」を補いたい。

 酒豪、愛煙家。後輩の面倒見は抜群だった。春、東京・四谷の土手で開かれる岩見桜(観桜会)は千客万来、談論風発、毎日新聞の新人研修の道場でもあった。

 昨年5月、肝臓がんの末期と診断され、入院が続いていた。最後にお見舞いしたのは今月7日。意識はしばしば混濁した。辞去しかけた私に強い口調で呼びかけられた。「オイ、いいのか? 見て行けよ、新聞記者は現場だぞッ」

 私にとっては、それが最後の言葉だった。みごとだと思った。最後まで励まされた。岩見さん、ありがとうございました。【専門編集委員・山田孝男】

1013とはずがたり:2014/01/26(日) 09:20:54

NHK:籾井会長、従軍慰安婦「どこの国にもあった」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140126k0000m040043000c.html
毎日新聞2014年1月25日(土)21:26

 NHK新会長の籾井勝人(もみい・かつと)氏(70)は25日の就任記者会見で、従軍慰安婦問題について「戦争地域にはどこの国にもあった。ドイツにもフランスにもヨーロッパはどこでもあった」と述べた。過去にも経営委員長が国際放送の編集方針について「国益を主張すべきだ」と発言して問題になった。政治的中立を疑われかねない不用意な発言を繰り返し、トップとしての資質も問われそうだ。

 さらに個人的意見として「今のモラルでは悪い」としつつも「韓国が『日本だけが強制連行した』と言っているからややこしい。補償問題は全部解決した。なぜ蒸し返すのか、おかしい」と韓国の姿勢を批判した。特定秘密保護法の報道が少なく、姿勢が政府寄りとの指摘があることについて、「(法案は国会で)通ったこと。あまりカッカする必要はない」と、問題点の追及に消極的な姿勢を示した。

 また、籾井氏は3年間の任期中に取り組む最重要課題の一つに国際放送の充実を挙げ、領土問題について「尖閣諸島(沖縄県)や竹島(島根県)について日本(政府)の立場を主張するのは当然」として早急に強化する姿勢を示した。「政治との距離」については「(政府と)相談しながら放送していく必要はないが、民主主義に対するわれわれのイメージで放送していけば、全く逆になることはない」との認識を示した。【土屋渓、有田浩子】

NHK籾井新会長「従軍慰安婦、どこの国にもあった」
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG1T5J3XG1TUCVL005.html
朝日新聞2014年1月25日(土)17:37

 NHK新会長の籾井(もみい)勝人(かつと)氏は25日の就任会見で、従軍慰安婦について「戦争をしているどこの国にもあった」と述べた上で、日本に補償を求める韓国を疑問視した。従軍慰安婦問題を取り上げた過去のNHK番組に関連し、この問題に関する見解を問われ答えた。尖閣諸島・竹島など領土問題については、国際放送で「明確に日本の立場を主張するのは当然。政府が右ということを左というわけにはいかない」と話した。

 放送法はNHKを含めた放送事業者に「政治的公平性」を義務づけている。NHKの会長がこのような発言をするのは極めて異例。

 籾井氏は従軍慰安婦問題について「今のモラルでは悪いんですよ」としつつ、「戦争をしているどこの国にもあった」としてフランス、ドイツの名を挙げた。「なぜオランダにまだ飾り窓があるんですか」とも述べた。飾り窓はオランダなどにある売春街を指す。

NHK新会長が韓国批判 慰安婦問題「解決済みを蒸し返し」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140126059.html
産経新聞2014年1月26日(日)08:05

 NHK新会長の籾井勝人(もみい・かつと)氏(70)の就任会見が25日、東京・渋谷の放送センターで開かれ、慰安婦問題への個人的見解として、「今のモラルでは悪いことだが、当時の戦争地域には大体つきものだったと思う。(問題は)日韓基本条約で国際的に解決している。それをなぜ蒸し返されるのか」と述べ、韓国の対応を疑問視した。NHK会長が慰安婦問題に言及するのは異例。

 籾井氏は同時に、「日本だけがやっていたようなことを言われるのはおかしい。ヨーロッパはどこだってあったのではないか」と主張。一方で番組制作について、「私の考えはともかく、(放送の公平・公正を定めた)放送法に基づいて判断する」と述べ、自身の見解を番組に反映させることは否定した。

1014とはずがたり:2014/01/26(日) 09:21:30
>>1013-1014
 さらに籾井氏は、NHKの外国人向け国際放送の充実を重要課題に挙げ、沖縄県の尖閣諸島や島根県の竹島などをめぐる領土問題について「日本の領土であることははっきりしている」と強調した。

 国際放送での報道姿勢について「明確に日本の立場を主張するのは当然のことだ」と述べた。

 また、籾井氏はNHK本部に当たる東京・渋谷の放送センターの建て替えを前倒しし、2020年東京五輪開催前の完成を目指す考えも示した。

 籾井氏は三井物産副社長や、ITサービス大手の日本ユニシス社長などを歴任し、同社特別顧問からNHK会長に転身した。任期は25日から3年間。


NHK:解説 内部から疑問の声…新会長の慰安婦発言
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140126k0000m040079000c.html
毎日新聞2014年1月26日(日)01:04
 NHK会長としての一歩を踏み出す晴れ舞台となるはずだった就任会見で、籾井勝人(もみい・かつと)氏は窮地に立たされた。自らの不用意な発言が進退問題にも発展しかねない状況だ。

 従軍慰安婦問題について記者から質問され、籾井氏は「コメントは控えていいですか」と言いながら「戦時中はどこの国にもあった」と口を滑らせ、韓国の姿勢などについて持論をまくしたてた。

 籾井氏は昨年12月にNHK経営委員会から会長に選出されたばかり。経営委員側からは「外交問題に発展しかねない。選んだ側の責任も問われる。国際放送の役割についても事前に十分説明したのに、正しく理解していない」と失望の声がもれた。発言の真意をただし、今後の対応を検討するため、浜田健一郎委員長は週明けにも籾井氏と面会する予定だ。28日には経営委もあり、各委員から直接追及されるのは必至だ。さらに来年度予算の国会審議も間近に控え、議員の質問攻めにあって同じ過ちを繰り返すことも懸念される。

 NHK内部からは会長の資質を疑問視する声が出始めている。公共放送トップとしての自覚と説明責任が問われている。【土屋渓、有田浩子】


籾井NHK会長、組織引き締め強調 偏向是正へ問われる手腕
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140126060.html
産経新聞2014年1月26日(日)08:05

 「NHKのボルト、ナットを締め直す」−。NHKの籾井勝人会長は25日の就任会見で、放送法に基づく組織の引き締めと、外国人向け国際放送を通じた日本の主張発信を最重要課題に挙げた。番組偏向や経営体質をめぐる厳しい視線がNHKに注がれる中、籾井氏のトップとしての「腕力」の行方が注目される。

 籾井氏はこの日、テレビ国際放送「NHKワールドTV」で放送される就任あいさつを、歴代会長で初めて英語でスピーチ。会見では「(英語の)テロップが出るよりいいのではないか」と理由を説明し、“国際通”をアピールした。

 三井物産で鉱山権益買収などを手がけた籾井氏の国際経験は、任命した経営委員会からの期待も高い。籾井氏は国際放送充実について「尖閣、竹島の問題を諸外国にどう理解してもらうか。早急に手を付けないといけない」と意気込んだ。

 一方、籾井氏が慰安婦問題について「個人的見解」を披露したことを受け、ある職員は「NHKの主張として誤解されかねない」と戸惑う。

 番組の偏向是正をめぐっては、番組の事前考査を強化してきた松本正之前会長時代にも政財界などからの批判は根強く、大きな課題となっている。

 籾井氏は組織運営や番組作りでの「放送法順守」を強調したが、松本氏も繰り返してきた“決まり文句”でもある。今後は、歴代会長よりも踏みこんだ「見解」を示した籾井氏の、偏向是正に向けた具体策が問われることになる。

1015とはずがたり:2014/02/02(日) 11:27:21
日本のマスコミも頑張れや。中ロ政府を敵に回せるこの辺の実行力は流石アメリカの底力。アンチアメリカの俺でも自由社会の守護者(笑)としてはその役割を最大限に評価せざるえないなぁ♪

ロシアが米記者追放=政権批判原因か
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201401/2014011400818&rel=j&g=int&relid=1_3

 【モスクワ時事】英紙ガーディアン(電子版)は13日、モスクワ在住の米国人記者デービッド・サッター氏(66)が、ロシア当局からビザの更新を拒否され、追放処分を受けたと報じた。記者の追放は異例で、プーチン政権批判が原因となった可能性がある。
 サッター氏は旧ソ連時代から英紙フィナンシャル・タイムズなどの特派員を長年務め、2013年9月から米議会系メディアの顧問として再びロシアに在住。12月にビザ更新のため隣国ウクライナ・キエフのロシア大使館を訪れたところ、「所轄官庁がロシア滞在は不適切と決定した」と通告されたという。
 一方、ロシア外務省は14日の声明で、サッター氏が入国時に速やかにビザ更新手続きを取らず「重大な入管法違反があった」とし、12月から5年間の入国禁止処分にしたことを明らかにした。
 サッター氏は、1999年にモスクワなどで計300人以上が死亡したアパート爆破事件に関して、03年の著書で「連邦保安局(FSB)が関与した証拠は山ほどある」と指摘。著書は13年2月にロシアで再出版された。
 サッター氏は「説明なしに追放するのは、スパイに対するやり方だ」とロシア当局を厳しく批判。入国禁止処分を直ちに撤回すべきだと主張している。(2014/01/15-00:19)

米報道官「深く懸念」 中国の米紙特派員へのビザ発給問題で
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1117295937/5593-5594

1016とはずがたり:2014/02/05(水) 07:51:27
こんなんばっかかよ。。

NHK経営委員:新聞社拳銃自殺事件を礼賛
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140205k0000m040180000c.html
2014年2月5日(水)01:54

 1993年に抗議先の朝日新聞社で拳銃自殺した右翼団体元幹部について、NHK経営委員の長谷川三千子埼玉大学名誉教授(67)が昨年10月、この自殺を礼賛する追悼文を発表していたことが分かった。メディアへの暴力による圧力には全く触れず、刑事事件の当事者を擁護したと読める内容で、NHK経営委員の資質を問う声が出ている。

 自殺した元幹部は新右翼「大悲会」の野村秋介・元会長(当時58歳)。警視庁公安部などが銃刀法違反容疑で同氏の自宅などを家宅捜索した。長谷川氏は元幹部の没後20年を機に発行された追悼文集に「人間が自らの命をもつて神と対話することができるなどといふことを露ほども信じてゐない連中の目の前で、野村秋介は神にその死をささげたのである」と礼賛。野村氏の行為によって「わが国の今上陛下は(『人間宣言』が何と言はうと、日本国憲法が何と言はうと)ふたたび現御神(あきつみかみ)となられたのである」と憲法が定める象徴天皇制を否定するような記載をしていた。

 また、朝日新聞について「彼らほど、人の死を受け取る資格に欠けた人々はゐない」と不信感をつづっている。

 追悼文は昨年10月18日に東京都内の会合で参列者に配布された。政府は同25日、衆参両院に長谷川氏ら4人をNHK経営委員会委員とする同意人事案を提示、11月8日に正式同意されている。

 長谷川氏は毎日新聞の取材に「非常勤のNHK経営委員には自らの思想信条を表現する自由が認められている。自らの仕事として精神思想史の研究を行ったり、民族主義者の追悼文を書いたりすることは、経営委員としての資格とはまったく無関係のこと。経営委員には番組作りに関与する権限はなく、追悼文を書いたからといって意図的な特集番組を放送することはありえない。経営委員は常にルールに従って行動している」としている。

 NHK経営委員の政治的な発言を禁じる規則はない。しかし放送法31条は、同委員の資格として「公共の福祉に関し公正な判断をすることができ、広い経験と知識を有する者」と定めており、議論になりそうだ。

 ◇資質疑う声も

 経営委員会は事業計画や毎年の予算の議決、会長の任命・罷免などを行うNHKの最高意思決定機関。委員12人(任期3年)は衆参両院の同意を得て首相が任命する。委員には政党役員や同一政党に所属する者が5人以上いてはならない。

 長谷川氏は昨年11月、作家の百田尚樹氏らとともに選ばれ「安倍カラー人事」と言われた。百田氏は3日、東京都知事選で田母神俊雄候補(無所属)の応援演説に立ち、南京大虐殺はなかったなどと歴史認識に関する持論を展開、波紋を広げた。

 放送法では個別番組の編集などに関与することはできないとされている。ただし経営委員会事務局によると、個人の思想・信条に基づいた行動は妨げられないとしている。

 服部孝章・立教大教授(メディア法)は「長谷川氏は言論機関に拳銃を持ち込み、発射したというテロ行為とみなされる刑事事件を何ら批判せず、むしろ礼賛している。このような人物をNHK経営委員に任命した責任を政府は問われなければならないし、国会は同意した責任を問われなければならない」と指摘した。

 作家の柳田邦男さんは「品格と見識を疑われるような言説だ。経営委員は、不偏不党が求められるNHKのあり方を左右する立場だ。その職に、こうした人物が選ばれることに時代の危機を感じる」と語った。

 ◇長谷川三千子(はせがわ・みちこ)

 1946年生まれ。埼玉大名誉教授、哲学者。「2012年安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」の代表幹事。少子化対策として、女性が家庭で育児に専念し、男性が外で働くのが合理的という趣旨のコラムを1月に発表、議論になった。

 ◇野村秋介氏拳銃自殺事件

 右翼団体「大悲会」の野村秋介元会長が、自身の政治団体「風の会」を週刊朝日のイラストで「虱(しらみ)の党」とやゆされたとして抗議。1993年10月20日、朝日新聞東京本社15階応接室で拳銃自殺を図り、死亡した。以後、同年の文芸春秋社長宅発砲事件など言論テロが続いた。

1017穏健保守系無党派:2014/02/05(水) 14:57:38

<NHK経営委員>新聞社拳銃自殺事件を礼賛

毎日新聞 2月5日(水)2時31分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140205-00000007-mai-soci
http://megalodon.jp/2014-0205-1454-58/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140205-00000007-mai-soci

1018穏健保守系無党派@なんクリ世代:2014/02/05(水) 15:56:50
>>1017
菅官房長官「放送法に違反するものではない」 NHK経営委・長谷川氏の右翼自殺礼賛追悼文で

 菅義偉官房長官は5日午前の記者会見で、1993年に朝日新聞社で拳銃自殺した右翼団体元幹部に関し、
NHK経営委員の長谷川三千子埼玉大学名誉教授がこの自殺を礼賛する追悼文を発表していたことについて、
「経営委員の思想信条、表現の自由は妨げられない。放送法に違反するものではない」と述べ、問題ないとの認識を示した。

 菅長官は「経営委員が個人的に行ったもの(言動)に対し政府の立場でコメントすることは差し控えたい」と語り、
追悼文の内容への評価は避けた。政府が長谷川氏を委員に任命したことについては「わが国を代表する哲学者、
評論家として活躍し、わが国の文化に精通していることから、国会の同意をいただき選任された」と説明した。
 これに関し、安倍晋三首相は5日午前の参院予算委員会で「(追悼文を)読んでいないから答えようがない」と述べ、
NHKの籾井勝人会長も「コメントする立場にない」と語った。いずれも民主党の有田芳生氏への答弁。 

時事通信 2月5日(水)12時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140205-00000068-jij-pol

1019とはずがたり:2014/02/05(水) 20:46:47
朝日新聞で読んだせいかちゃんと研究内容載っていて関心を惹いたしゴシップ記事と迄は思わなかったのかも。しかし俺も発想はおっさん思考そのものではあった。

「デート」「ファッション好き」革命的研究者の紹介に見る根深い新聞のおっさん思考
投稿日: 2014年01月30日 16時38分
http://www.huffingtonpost.jp/hiroyuki-fujishiro/post_6779_b_4692746.html



各社のウェブ版のタイトルを並べてみます。並べた記事は社会面の記事で、人物を紹介するものです。研究に関する本記や用語解説は別にあるので、一部ネット上で「研究の事をもっと紹介しろ」という批判は的外れです。
万能細胞 祖母のかっぽう着姿で実験 主導の小保方さん(毎日新聞)
泣き明かした夜も STAP細胞作製の30歳女性研究者(朝日新聞)
論文一時は却下...かっぽう着の「リケジョ」快挙(読売新聞)
「間違い」と言われ夜通し泣き、デート中も研究忘れず...常識破りの新型万能細胞を開発した小保方晴子さん(産經新聞)
と、かっぽう着、デートなどのキーワードが入っています。



ムーミンやファッション好き、ブランドの指輪、「女子」...もし、30歳男性研究者で言葉を入れ替えてみたらどうでしょうか。

>研究室には鉄道模型が飾られ、実験器具などには漫画キャラクターのシールを貼る「男子」の側面をのぞかせる。知人の間では「ファッション好き」で知られ、今回の記者会見でも英国の有名ブランドの金色の指輪をつけて臨んだ。「おふろのときも、デートのときも四六時中、研究のことを考えています」と笑顔を見せた。

男性だってデートもするでしょう。「男子原稿」をあまり見ないのだとすれば、そこには何らかの性別によるバイアスが存在していることになります。もちろん、理系の女性研究者が少なく、政府をあげてリケジョとして支援しているという面はあります。読売新聞の記事はリケジョフォーカスです。ですが、どの記事にも女子を強調するエピソードが入っており、「おっさん」的な視点から書かれていると言ってもよいでしょう。



個人的に一番ニュースだと思ったのは、一度ネイチャーに投稿した際に、「過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄している」と酷評され、掲載を却下されたこと。ここからどうやって粘り強くチャレンジしたか、もう少し知りたいなと思いました。なお、朝日新聞は研究について比較的詳しく紹介していました。



(2014年1月30日Yahoo!ニュース 個人「メディアとジャーナリズムの未来を追いかける」より転載)

1020とはずがたり:2014/02/05(水) 21:32:25
>>1019
より辛辣な記事。

>並べた記事は社会面の記事で、人物を紹介するものです。研究に関する本記や用語解説は別にあるので、一部ネット上で「研究の事をもっと紹介しろ」という批判は的外れです。
とあるけど,イギリスのネット記事の社会面の記事だけみて日本ではゴシップ新聞しかないと云ってる可能性はあるんじゃないの?

朝日だとこんな感じで報道されてたようだし。
http://apital.asahi.com/navi/2014013000012.html

日本じゃ博士号取ったぐらいで○○博士と呼ぶ習慣ないのに小保方博士と押しつけがましく云う辺りちょっと気に喰わんのぉ。

一晩中泣き明かした30歳若手女性研究者と書く我が国にはゴシップ新聞しかないらしい
http://wirelesswire.jp/london_wave/201401310211.html
2014.01.31

STAP細胞の画期的な製作方法の発見が話題になっています。中心となって研究を進めた理化学研究所の小保方博士のことが各メディアで報道されています。

イギリスでもこのニュースは大々的に報道され、BBCや民放、大手新聞でも報道されています。ワタクシはこのニュースをイギリスのニュースで知ったのですが、その後日本での報道をネットでみて、その内容があまりにも違う事に唖然としました。

BBCでは、テレビ放送でもウェブでも、まずこの発明が何であるか、なぜ画期的なのかが紹介され、イギリスの研究者の解説を盛り込み、医学などにどのように貢献するか、ということが明記されました。また小保方博士に関しては「Dr Haruko Obokata」と明記されているだけで、年齢や性別には触れていません。(なお、イギリスでは博士号がある人の事はドクター何々と呼ぶのが当たり前です)

イギリスの他の主要新聞でも、この発見が何なのか、どのように貢献するのかに記事のスペースが割かれ、小保方博士の年齢、性別、服装、ラボの装飾に関しては一切書かれていまん。倫理問題に触れた記事があるのも日本と違うところです。イタリア、ドイツ、フランスではイギリスほど報道されなかったので記事は少なめですが、いずれも報道の姿勢はイギリスと同じです。韓国や中国、台湾の新聞も欧州主要新聞やテレビと似た様な報道の様です。どの媒体も、写真は割烹着を着ていない小保方博士の写真、もしくは細胞の写真です。

英 BBC Stem cell 'major discovery' claimed
英 Telegraph 'Stem cells' created in less than 30 minutes in 'groundbreaking' discovery
英 Financial Times Japan team discovers new technique to make stem cells
英 The Guardian Simple way to make stem cells in half an hour hailed as major discovery
英 The Independent Stem cell breakthrough: Japanese scientists discover way to create 'embryonic-like' cells without the ethical dilemma
伊 Le Scienze Un nuovo metodo per ottenere staminali pluripotenti
独 Handelsblatt Revolution in der Stammzellen-Forschung
韓国 中央日報 日本の研究陣が万能細胞を簡単に作る方法を発見
中国 China Daily 日媒:日本研制出新型万能细胞"STAP细胞"
台湾 中央社新聞 創舉 日研發出新型萬能細胞

アメリカの報道もイギリスと大体同じです。発見に関する説明がされ、どのように貢献するのか、特に医学的にどういうインパクトがあるのかということが詳しく説明されています。欧州と同じく、どれも専門誌ではなく、一般的な全国放送や、一般的に読まれている新聞です。カナダやオセアニアの報道も欧州や北米と大体同じです。

CNN Stem cell breakthrough may be simple, fast, cheap
The Wall Street Journal A Bit of Stress Yields Stem-Cell Surprise
New York Times Study Says New Method Could Be a Quicker Source of Stem Cells
Washington Times New stem cell technique may aid medical treatments
Los Angeles Times New method makes stem cells in about 30 minutes, scientists report
NPR A Little Acid Turns Mouse Blood Into Brain, Heart And Stem Cells
PBS Researchers make stem cell discovery by studying tissue stress and repair
CBC Stem cells grown without embryo in 'major discovery'

1021とはずがたり:2014/02/05(水) 21:32:59
>>1020-1021
一方、皆さんがご覧になったと思われる日本の大手新聞の記事を見てみましょう。

朝日新聞 泣き明かした夜も STAP細胞作製、理研の小保方さん
読売新聞 論文一時は却下...かっぽう着の「リケジョ」快挙
産経新聞 「誰も信じてくれなかった」...強い信念で常識打ち破る
毎日新聞 万能細胞:世界で初の作製 簡単、がん化せず 理研など
日本経済新聞 万能細胞 リケジョの革命

朝日新聞は割烹着姿の小保方博士をトップに置き、「30歳の若き女性研究者」と紹介しています。また、博士なのにも関わらず「小保方さん」と呼んでいます。発見そのものに関する詳しい説明はありません。

読売新聞も割烹着姿をクローズアップし「研究室の壁はピンクや黄色で、好きなムーミンのキャラクターシールも貼っている。仕事着は白衣ではなく、大学院時代に祖母からもらったかっぽう着。『これを着ると家族に応援してもらっているように感じる』という。」やはり発見そのものに関する詳しい説明はありません。「リケジョ」という差別用語を使っているのが大変画期的です。

産經新聞も割烹着姿の小保方博士をトップに置き、「『お風呂のときもデートでも四六時中、研究のことを考えていた』という研究の虫。実験で着るのは白衣ではなく、祖母からもらったかっぽう着だ。『おばあちゃんに応援されているような気がするから』実験室の壁はピンク色に塗り替えた。机にはキャラクターが並び、女性らしさをのぞかせる。研究室にはペットのスッポン。『この子が来てから実験が軌道に乗ったので、幸運の亀なんです』と笑顔を見せた。」と、あえて、女性性や幼さを強調するコメントを掲載しています。発見そのものに関する詳しい説明はありません。

毎日新聞はプレゼン中の小保方博士をトップに掲載し、発見そのものに関する図入りの説明を掲載しています。年齢と性別は紹介されていますが、服装やラボの装飾に関するコメントは掲載されていません。

日本経済新聞も割烹着写真に「リケジョ」という差別用語を使っています。

毎日新聞以外は、発見そのものに関する説明は控えめで、業績には関係のない情報ばかりが報道されています。

皆さんは、欧州や北米、韓国での報道と、日本での報道を比べてみてどう思われたでしょうか?日本の主要新聞は、毎日新聞以外は、発見そのものには全く関係ないことばが散りばめられており、記事の内容もかなり浅く、小保方博士の年齢、性別、服装など、業績には全く関係のない事ばかりが明記されています。日本を代表する一流紙なのにも関わらず、欧州のゴシップ紙以下の内容です。

日本人研究者が素晴らしい成果を上げたというのに、海外の方が発見そのものに関して詳しく報道しているというのは、一体どういうことなのでしょうか?愛国心満々のネトウヨの皆さんはなぜ怒らないのでしょうか?私には、研究者に対する侮辱としか思えませんでした。なぜ研究の経緯や、論文が受領されるまでどれだけの葛藤や努力があったか、医学にどんな貢献があるのか、ということを報道しないのでしょうか?

日本の一流メディアは、なぜこの様な報道をするのでしょうか?

それは、記者や記事を選ぶ人々がこう考えているからです

「若い女性は泣かなければいけない」
「女というのは感情的ですぐに泣くのだ」
「可愛い物に興味がない女なんてありえないわ。だってアタシはムーミンが好きだもの」
「若い女性はデートをする物だ。そう、普通は仕事なんかどうでもいいと思ってんだ。性交が忙しいのさ」
「女の子が好きな色はピンクなのよね★ それが当たり前なのよ。だってアタシも好きなんだもの」
「業績や医学への貢献なんでうちのバカな読者達は理解できないさ。だから説明なんかいらないよ」

彼らの頭の中は「何々はこうあるべきだ」「女はこうだ」「大衆はこうだ」という偏見と固定化された人物像で満杯なのです。

Twitterには沢山の怒りの声が上がっていました。読者はバカではないのです。そして、バカにされる事にウンザリしているのです。新聞は読者数が減っているそうです。記事を書く人々は、脳にSTAP細胞を注射してみたら、Sunの読者より少し賢くなるかもしれませんね。

以下気になったTwitterユーザーのコメント
(略)

1022とはずがたり:2014/02/11(火) 22:57:29

交際女性に暴力ふるった疑い、産経新聞記者を逮捕 神戸
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG2C4RNXG2CPIHB00J.html
朝日新聞2014年2月11日(火)18:11

 交際中の女性に暴力をふるい、けがをさせたとして、兵庫県警西宮署は11日、神戸市兵庫区水木通1丁目、産経新聞神戸総局記者、森勇人容疑者(27)を傷害の疑いで逮捕し、発表した。「女性が暴れたのを押さえただけ」と容疑を否認しているという。

 西宮署によると、森容疑者は8日午後7時ごろ、神戸市の自宅で、交際していた西宮市の女性会社員(22)の顔をひざ蹴りするなどし、軽傷を負わせた疑いがある。女性は食事代の支払いを巡って口論になった、と説明しているという。女性は今月4日、森容疑者に暴力をふるわれているとして西宮署に相談していた。

 産経新聞社広報部は「当社の記者が逮捕されたのは誠に遺憾。事実の調査をしたうえで厳正に対処する」とのコメントを出した。

1024とはずがたり:2014/04/10(木) 11:14:47

小保方さんの記者会見で号外が出る日本が平和すぎて、頭痛が痛い。
投稿日: 2014年04月09日 16時53分
http://www.huffingtonpost.jp/yoshifumi-nakajima/obokata-interview_b_5115731.html

STAP細胞の捏造疑惑で渦中にある小保方晴子さんが、本日4月9日13時から記者会見を行った。

■マスコミの騒動について。
4月8日には朝日新聞デジタルがなんと号外扱いで「STAP論文問題で小保方晴子氏が8日に理研に不服申し立て。本人も会見へ」と報じた。

STAP細胞発見の記者会見を派手にやった以上、多少の騒ぎになってしまうのは仕方ないが、これはいくらなんでもはしゃぎ過ぎではないのか。現状ではSTAP細胞の存在はかなり疑わしくなっていると報じられている。この点については専門家に任せたいと思うが、報道の仕方については大きな違和感がある。ウェブメディアの編集長として、このたびの報道内容を改めて検討してみたい。

■怒り心頭な方に贈るQ&A。
佐村河内守氏を上回る騒ぎとなっている状況には何とも呆れるほかないが、この話題で一体誰が小保方さんに怒っているのが検討もつかない。会見でも一部の記者が突然説教を始めて司会者に遮られるという場面があったが、文句を言うべき相手を間違えているのではないか。こんな事を書くと以下のような反論が来るかもしれないが、いずれも記者会見をやらないといけない理由には到底ならない。

*彼女は税金で研究をして捏造したのだから叩かれて当然だ!
→捏造が事実ならそうですね。でも税金を投入したのは誰ですか。その税金が原資の研究費を小保方さんに使わせたのは誰ですか。理化学研究所が組織として問題を明らかにして、捏造が認定されたなら組織として小保方さんを処分して、トップが責任を取ればいいだけじゃないですか。

*不服申立てなんて何様だ!おとなしく処分されろ!
→問題があったことは一部認めているようですね。でも万引きで死刑になったら誰も納得しないでしょう。事実関係は今のところ部外者には分かりませんが、小保方さんがそのように考えている以上、反論する権利も裁判で戦う権利もあります。日本は法治国家です。

*これだけ世間を騒がせたんだから記者会見をやるなんて当たり前だ!
→世間を騒がせるってどういう状況を言うんでしょうか。一部のマスコミが「自主的に」騒いでるだけです。悪い事をして会見をする必要がある人は政治家くらいです。

*当事者がマスコミの前に出てきて説明するのは税金を使っているなら当然の義務だ。
→その論法だと公務員の不祥事は全部記者会見が必要ですね。本人がやりたいなら別ですが、今回はやらざるをえなくなっただけでしょう。小保方さんは「上司」や「幹部」に説明責任はあります。理化学研究所は税金を受け取っているので組織として外部に対して説明責任はあります。小保方さんの立場は企業で言えば良くて課長か部長程度、5年の任期を考慮すれば場合によっては業務委託か非正規雇用です。なんでそんな人が矢面に立って、組織が負うべき責任を抱え込まないといけないんでしょうか。あくまで「外部」に対して責任を取るのはトップの仕事です。

1025とはずがたり:2014/04/10(木) 11:15:04
>>1023-1024
*当初あれだけ華々しく発表して騙したのだから記者会見も当然やるべきだ!
→ヴィヴィアンの指輪や割烹着が話題になっていましたね。あれが上司による演出なのか本人が目立ちたかっただけなのかはよく分かりません。いずれにせよ外部への露出方法も含めて組織の責任でしょう。部下が大きな指輪や割烹着を着てカメラの前や公式な場に出ようとしたら、まともな上司ならば普通は止めます。それをやらなかった以上、責任は組織にあります。

■小保方さんの問題は当事者間で解決すれば良い。
社労士の榊氏が指摘するように、処分や懲戒解雇云々の話は理研と小保方さんの間の問題でしか無い。そして税金を使って捏造をしたのが事実ならばそれを止められなかった、あるいは放置した組織の問題だろう。

社員が問題を起こした時、経営者が株主に向かって「我々は悪くないんです!」と訴えた所で笑われるだけだ。例えば社員による横領が発覚した時にはどのような手順で解決するか。社員へ会社に与えた損害を民事・刑事で企業として追求する、トップが責任を取って辞める(場合によってはトップにも民事・刑事の責任が発生する)、事実関係を明らかにする、再発防止策を作る、株主に対してしっかり説明する、これが正しいな流れだ。金融機関等であればトップの記者会見も必要かもしれないが、当事者の社員が表に出てくるなどあり得ない。

ノートの取り方から個人所有のパソコンを研究に使っていた話など、様々な問題が報じられているが、最終的にはそういう人を雇って適切な指導をしてこなかった監督者の責任という事になる。

1日の理研記者会見では、悪いのは小保方さんだけという印象を与えるような内容に終始したが、トップは責任を取るためにいる。部下が無能であろうと有能であろうと、「社員は悪くないんです!」と泣いていた山一証券の社長は正しいということだ。

■記者会見を行う必要は無かった。
これだけメディアで騒ぎになっている大きな理由は小保方さんを取り上げれば雑誌や新聞が売れるからだ。マスゴミなどと散々報道姿勢にケチを付ける人が多い割には、視聴者の行動はマスコミの思う通りだ。これは「小保方さんと羽生結弦さんと佐村河内守氏の共通点に気がつかない人がヤバイ件について」で書いた通りだ。

自分が小保方さんの友人なら全部弁護士に任せて海外旅行にでも行ってしまえとアドバイスするだろう。今となっては佐村河内守氏に誰も興味を持っていないように、2〜3ヶ月もすれば別の話題にかき消される事は間違いない。タレントの矢口真里さんの不倫・離婚騒動でも記者会見をして責任を果たすべき、など奇妙な意見が散見されたが、今回のケースも似たようなものだ。小保方さんが相手にすべきは理研の上司や幹部だけであって1億人の「国民」ではない。

どんなトラブルであれ、問題の解決や処分は当事者間で行うものだ。多数の顧客を相手にして、なおかつネットワークでつながっている金融機関や、選挙で選ばれている政治家など、トラブル発生時に「世間」に向かって説明責任がある人や団体はごくわずかだ。記者会見を行うべきケースというのは更に限られる。

1026とはずがたり:2014/04/10(木) 11:31:00

<小保方氏会見>長引く会見に生中継続行 東京キー局
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140409/Mainichi_20140410k0000m040068000c.html
毎日新聞社 2014年4月9日 20時52分 (2014年4月10日 09時15分 更新)

 小保方氏の記者会見について、テレビ東京を除く東京キー局は、視聴者の関心が高いことから、通常の編成を変更するなどして中継。異例の展開を見せた。

 NHKは前日までに午後1時から30分間の放送時間を確保していたが、会見が長びき、1時間25分にわたって会見を伝えた。

 日本テレビは、午後1時の会見開始時は生放送番組「ヒルナンデス!」の放送中だったが会見には触れず、午後1時55分からの「ミヤネ屋」で約1時間半、生中継した。 

 TBSは、生放送番組「ひるおび!」(午前11時〜午後1時50分)の中で、会見を午後1時から番組終了まで中継した。

 テレビ朝日は通常は午後1時5分で終了する生放送の番組「ワイド!スクランブル」の第2部を2時55分まで延長し、会見を中継。

 フジテレビは午後1〜2時に特別番組を組み、会見を1時間、生中継した。9日付の新聞の番組表は通常編成のままだったが、会見が確実に開かれることを確認したうえで、変更した。【望月麻紀、丸山進】

1027とはずがたり:2014/04/10(木) 11:32:37

高須院長 小保方さんは「佐村河内とコンビで芸能界入りを」
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140405/Postseven_250312.html
NEWSポストセブン 2014年4月5日 07時00分 (2014年4月5日 07時33分 更新)

高須:一般人から興味を持たれるような要素がないと盛り上がらないってこと。STAP細胞の論文が発表されたのと同じ時期に、鳥取大学ががん細胞を正常幹細胞に変換させることに成功しているんだけど、こっちのほうは全然話題にならなかったでしょ。ものすごい研究結果なんだけどね。


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