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マスコミ
981
:
とはずがたり
:2011/09/14(水) 06:32:22
日本ではこの半年間、水滴がポトンポトンとしたたり落ちるように、心配なニュースが少しずつ、けれども絶え間なく報道されていると、記事は書きます。母乳から検出されたセシウム。市街地から検出されるストロンチウム。甲状腺被曝が確認される子供たち。被災者の自殺。農家の自殺。市場に出回ってしまう汚染牛肉……。
そうした状況の中で福島を離れる人たちがいる一方で、「東京に避難したいけど、行っても仕事がない。チェルノブイリの人たちがどうして逃げなかったのかずっと理解できなかったけど、今では同じ立場になってしまった」と話す女性もいる。被曝リスクより避難リスクの方が高いという人もいる。幼い子供たちをつれて福島を離れた女性たちは、「戻ってこい」と言う夫や義理の両親と言い争う日々に疲れ、そして一人で不安と戦っている。記事はこういう人たちをひとりひとり取材し、生々しく描き出します。
ワッツ記者は記事掲載前に原稿を、件の友人に送ったそうです。残念ながら友人の女性は「がっかりしたみたいだった」けれども、日本は安全なのかそうでないのか「はっきり断言して安心させることは、僕にはできない」とワッツ記者は正直に認めています。そしてこう結んでいます。
「原発事故は恐ろしいものだが、思っていたのとは違う。原子炉3基が同時にメルトダウンすると一年前に知らされていたら、僕はこの世の終わりだと思ったはずだ。けれども今の日本は、思っていたような終末の世界とはまったく違う。代わりに、じわじわとゆっくりした衰退がはびこっている。福島を3回訪れた今、僕は1年前ほど放射能を恐れていないけれども、前より日本のことが心配だ」。
◇筆者について…
加藤祐子 東京生まれ。シブがき隊や爆笑問題と同い年。8歳からニューヨーク英語を話すも、「ビートルズ」と「モンティ・パイソン」の洗礼でイギリス英語も体得。オックスフォード大学修士課程(国際関係論)修了。全国紙社会部と経済部、国際機関本部を経て、CNN日本語版サイトで米大統領選の日本語報道を担当。2006年2月よりgooニュース編集者。フィナンシャル・タイムズ翻訳も担当。英語屋のニュース屋。最新の訳書に「策謀家チェイニー 副大統領が創った『ブッシュのアメリカ』」(朝日新聞出版)。
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