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マスコミ

944チバQ:2011/03/21(月) 20:28:21
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110321ddm012040009000c.html
大震災と報道:未曽有の事態、どう報じたか

 未曽有の被害を広範囲にもたらした東日本大震災。メディア各社は空前の取材態勢を組んで、震災の実相を伝えようとしている。新聞、テレビ・ラジオに加えて、今回現場では、個人携帯端末から送受信できるソーシャルメディアの有効性が注目されている。社会とメディアのあり方を考える本欄では、今回から「大震災と報道」をさまざまな角度から検証していきたい。【内藤陽、高橋咲子、岡礼子】

 ■テレビ映像、ネットに同時配信

 インターネットの動画サイトの「ニコニコ動画」(ニコ動)や「ユーストリーム」は、東日本大震災発生直後からNHKと在京民放各社(テレビ東京を除く)が放送する特番の同時配信を始めた。ニコ動によると、NHKは1日あたり最大約210万人(11日)が視聴したという。

 NHKは両サイトからの要請に応じて、映像使用を許可したという。「停電などでテレビが視聴できない地域のために、あらゆる手段で災害情報を伝えることは意味がある」(広報部)と理由を話す。

 現行の放送法では、NHKが番組をネットで放送と同時に配信することは認められていない。受信料制度は、テレビなど受像機の設置を根拠に成り立っているからだ。

 NHKは最近、「お客様に合わせた放送のあり方がある」(福地茂雄前会長)として、ネット放送を念頭に置いた放送法改正を総務省に要望している。これに対して民放各局は、「受信料対象が拡大し、NHKの肥大化につながりかねない」と警戒感を示していた。今回は、そのさなかの対応だった。

 放送法第9条第2項第2号に基づくNHKのインターネット利用の実施基準では「災害・危機管理情報などの提供は、必要に応じて積極的に実施する」と定めている。今回の対応をNHKは「実施基準に基づく非常措置」(広報部)と説明している。このことについて総務省放送政策課は「放送法はNHK自体が業務として配信をする際に問題になってくる。今回の配信主体は(『ニコ動』など)民間の事業者。NHKと民間事業者との間の問題になるので、放送法にはかからない」としている。

 一方「災害に強い」とされるラジオ局も、積極的にネットを活用する。インターネットでラジオ放送を同時配信する「ラジコ」は、通常は関東・関西の1都2府10県でしか聴取できないが、今回放送エリア制限の解除に踏み切り、当面全国で関東・関西13局の放送がパソコンや携帯端末で聞けるようにした。

 また、全国FM放送協議会は、KDDIなどの協力で、期間限定でTOKYOFMと東北6県のFM局の放送をスマートフォンやパソコンで配信している。短波ラジオ局のラジオNIKKEIは、以前から競馬中継で関係のあるラジオ福島の番組を専用ラインを通じて1日に1〜2時間程度、同時放送している。


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