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法学論集

1とはずがたり:2005/03/29(火) 14:02:24
憲法や政治思想・安保論など以外の政治・法学関連スレです。判決・刑事事件等扱います。

=関連スレ=
憲法スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1061910652/l100
国際関係・安全保障論
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l100
政治思想総合スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/l100

40とはずがたり:2005/05/23(月) 17:31:10
不二家がちゃんと売り出せばマニアがメの色変えて蒐集することもなくなるんちゃうの?
非売品とはいえ,全国に一定量流通してる訳だしなんらかの生産・流通ルートがあるんちゃうの

ペコちゃん窃盗に実刑 「仕入れ困難」と動機指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050523-00000119-kyodo-soci
 群馬県内のレストランなどから「ペコちゃん人形」などコレクターに高値で取引されているマスコット人形を盗んだとして、窃盗や強盗致傷などの罪に問われたとび職渋谷哲二被告(31)の判決公判で、山形地裁の金子武志裁判長は23日、懲役5年6月(求刑懲役9年)を言い渡した。
 金子裁判長は判決理由で、被告らがフリーマーケットで売っていた人気の高い人形の仕入れが難しくなったことが動機とし、「当初の万引から強盗も辞さないところまでエスカレートした」と指摘。「主犯ではないが犯行に不可欠の役割を果たした」などと述べた。
(共同通信) - 5月23日16時25分更新

ペコちゃん受難
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/maishou/kotoba/archive/news/2004/04/20040428kei00s00s001000c.html
 洋菓子(ようがし)の「不二家(ふじや)」の店頭(てんとう)に置(お)かれているペコちゃん人形(にんぎょう)(高(たか)さ約(やく)110センチメートル、重(おも)さ約(やく)10キログラム)が盗(ぬす)まれる事件(じけん)が相次(あいつ)いでいます。不二家(ふじや)によると関東(かんとう)地方(ちほう)の店(みせ)を中心(ちゅうしん)に31体(たい)が盗(ぬす)まれました。不二家(ふじや)が各店舗(かくてんぽ)に警戒(けいかい)を呼(よ)びかけています。22日(にち)、群馬県(ぐんまけん)で店長(てんちょう)のすきを見(み)てペコちゃんを盗(ぬす)んだ疑(うたが)いで42歳(さい)の男(おとこ)が同県警大胡署(どうけんけいおおごしょ)に逮捕(たいほ)されました。ペコちゃん人形(にんぎょう)は店頭(てんとう)・店内用(てんないよう)ともに非売品(ひばいひん)です。一部(いちぶ)マニアの間(あいだ)で売買(ばいばい)され、ネットオークションで10万円程度(まんえんていど)になることもあります。大胡署(おおごしょ)は男(おとこ)が販売目的(はんばいもくてき)で盗(ぬす)んだ疑(うたが)いもあるとみて調(しら)べています。
毎日小学生新聞 2004年4月28日

41とはずがたり:2005/05/25(水) 01:58:13
いやしかし・・。
>「本人と家族に深くおわびしたい。」
>夫から「妻が覚せい剤をやっている」と通報があった
>妻が頭から血を流し、布団の中で奇声を上げていた。

2005年05月24日(火)
3人の胃に覚せい剤4千万円相当、中毒で1人死亡 山梨
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050524/K2005052402540.html

 山梨県富士吉田市の病院に腹痛を訴えて駆け込んだナイジェリア人とみられる男性3人の胃から、覚せい剤が見つかっていたことが24日、わかった。1人は急性薬物中毒で死亡し、残る2人も重体。死亡した男性の胃からは袋に小分けされて計700グラム(末端価格約4000万円)が出てきたという。県警は、3人が覚せい剤の運搬にかかわっていた可能性があると見て調べている。

 調べでは3人はいずれも30代で、21日午後、同市の富士吉田市立病院に緊急入院し、翌日、1人が死亡した。県警は3人が飲み込んだ経緯などを調べている。

<誤認逮捕>会社員の妻を覚せい剤取締法違反で 東入間署
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050525-00000004-mai-soci
 埼玉県警東入間署は24日、覚せい剤反応で陰性だった同県富士見市に住む会社員(51)の妻(42)を覚せい剤取締法違反(使用)容疑で誤認逮捕したと発表した。同署は約13時間後に釈放し、謝罪した。
 同署によると、22日午後9時20分ごろ、夫から「妻が覚せい剤をやっている」と通報があった。当直の生活安全課の巡査部長(46)らが駆けつけたところ、妻が頭から血を流し、布団の中で奇声を上げていた。妻は03年8月に同容疑で新座署に逮捕されたことがあり、巡査部長は署への同行を求め、覚せい剤反応を調べる簡易検査を実施した。
 簡易検査は陰性反応だったが、夫の話や妻の言動などから、巡査部長は陽性と判断。23日午前1時35分に同容疑で緊急逮捕した。しかし妻は容疑を否認し、県警科学捜査研究所の本鑑定で陰性反応が出たため、同午後2時20分に釈放したという。
 横井伸二・東入間署長は「本人と家族に深くおわびしたい。再びこのような事を起こさないため指導を徹底したい」とコメントした。[酒井祥宏]
(毎日新聞) - 5月25日0時37分更新

42とはずがたり:2005/05/27(金) 18:06:32
性犯罪2題。
法定刑期上限が引き上げられたんか。それにしても痴漢が確か刑法とかではなく迷惑条例違反とかなのは何故だ?女性蔑視?
と思ったらこんな感じなんですな>http://omedarui.exblog.jp/1026945

「ゲーム感覚で女性襲った」元近大生に懲役20年判決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050525-00000212-yom-soci
 大阪府内で2002年6月から約1年間に、当時15〜27歳の女性18人を襲うなどしたとして、強姦(ごうかん)致傷罪などに問われた元近畿大生・貴舩(きぶね)雅博被告(26)の判決公判が25日、大阪地裁であった。
 角田正紀裁判長は「ゲーム感覚で多数の女性を襲っており、性犯罪への規範意識は鈍く、常習性は明らか。被害者は一生消えない傷を負っている」として、懲役20年(求刑・無期懲役)を言い渡した。
 角田裁判長は判決で「まれに見る凶悪事件。懲役20年では軽すぎる感は否めず、現行法なら無期懲役もありうる」と指摘。そのうえで、「被告は反省しており、一部示談も成立している」として、改正前刑法の有期懲役の上限を選択した。
(読売新聞) - 5月25日20時51分更新

<わいせつ>「100件やった」19歳少年を再逮捕 警視庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050527-00000065-mai-soci
 東京都葛飾区内で女子中高生にわいせつな行為を繰り返したとして、警視庁亀有署は26日、江戸川区に住むファストフード店店員の少年(19)=東京都迷惑防止条例違反(痴漢行為)の疑いで逮捕=を強制わいせつ容疑で再逮捕した。駅前などで女子中高生を物色し、目を付けた少女の後を自転車で付け、人けのない場所でいきなり抱きつくのが手口。少年は「昨年夏以降、100件近くやった。制服に興味があり、女の子と友達になりたかった」と容疑を認めている。
 調べでは、少年は3月10日午後6時ごろ、葛飾区内の路上で、高校1年の女子生徒(15)に抱き付き、スカートの中に手を入れて尻などを触った疑い。少年は4月22日夕、同区内のマンション駐輪場で、高校3年の女子生徒(17)に抱きつき、胸を触るなどしたとして都迷惑防止条例違反で逮捕されていた。いずれも、江戸川区内での仕事が終わった後、自転車で3〜4キロ離れた葛飾区に移動し、制服姿の少女を物色したという。
 同区内では昨年夏以降、帰宅途中の女子中高生が野球帽の若い男に抱きつかれるなどの被害が相次いでおり、同署に数十件の被害相談が寄せられている。4月27日夕にも6件連続で痴漢事件が発生したため、署員が一帯を警戒していたところ、同署で作成した似顔絵に似た少年を見つけ、任意同行して逮捕した。[合田月美]
(毎日新聞) - 5月27日15時4分更新

43とはずがたり:2005/05/27(金) 19:50:09
司法試験問題に疑問の声 「誤字」か「引っかけ」か
2005年05月27日15時14分
http://www.asahi.com/national/update/0527/TKY200505270185.html

 今月8日に行われた司法試験の短答式試験の設問をめぐり、受験生たちから疑問の声が相次いでいる。選択肢に「計数」とあれば正しいのに「係数」とあるため、正解が発表されていない現段階では単なる誤字なのか、誤りの選択肢のつもりで出題されたのかが分からないためだ。例年40点台半ばの合格ライン前後には1点で1000人余りがひしめくだけに、受験生たちも一字一句に神経をとがらせている。

 問題になっているのは憲法の19問目。予算や決算に関する説明を二つずつ組み合わせた、五つの選択肢から正しいものを選ぶ。このうちの説明Dに「決算とは国家の収入・支出の実績を示す確定的係数を内容とする国家行為」とあった。主要な司法試験予備校はすべて、Dを含む選択肢を正解と解説している。

 しかし予備校の一つ、辰巳法律研究所が受験生の指摘を受け、憲法学者の解説書のうち代表的な5冊を調べたところ、確定的「計数」とするものばかりで、「係数」としたものはなかった。

 広辞苑では、「計数」は「計算すること。また、その結果の数値」、「係数」は「多項式の各項において着目する変数にかかっている数」だ。

 短答式は60問を1題平均3分30秒で解くスピード勝負。一度ペースを崩せば全体の出来に影響しかねない。同校は「注意深い受験生ほど、出題者による『引っかけ』ではないかと迷った可能性がある」と、5月中旬に質問状を法務省に送った。法務省は「問題内容や採点の是非は、合格発表前日、司法試験考査委員会が最終決定する。それまでは答えられない」としている。今年は6月1日に合格発表される。

44片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/05/28(土) 19:36:35
>>42
刑法の強制わいせつというのは、下着に手を入れたような場合、
それ以下は迷惑防止条例で取り締まってる(処断してる?)ようですね。

親告罪じゃなくても公判で証言必要になる場合もあるんじゃないですかね。
ちょっとそのサイトの説明だけでいいのかわからないですね。

45とはずがたり:2005/05/31(火) 12:32:58
>>44
なるほど。親告罪じゃなくても痴漢とか目撃証言がないと立証出来ないでしょうしね。

女性にとって実際触られるのと下着盗まれるのとどっちが嫌なんでしょうかねぇ?
法律家の間では下着盗む方が痴漢よりも重罪だという認識なんですな。

46とはずがたり:2005/05/31(火) 12:33:57
遺族と本人の無念さを察するに余りあるが,法律は救うことが出来るのでしょうか?
>請求権の起算点は遺体が見つかった昨年8月からとすべき

<女性教諭殺害>時効後に出頭の「犯人」を遺族が提訴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000045-mai-soci

 東京都足立区の小学校教諭、石川千佳子さん(当時29歳)を78年に殺害して自宅に埋め、26年後の昨年8月に出頭した無職の男(69)と同区を相手取り、遺族3人が計1億8600万円余の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が31日、東京地裁であった。法廷で千佳子さんの弟2人は「26年間も埋められたままでどんなに無念だったか。償いに時効があってはならない」と涙ながらに陳述した。一方、男と区は、損害賠償を請求できる除斥期間(20年)を過ぎており請求権は消滅していると主張して争う姿勢を見せた。
 訴えなどによると、区立中川小学校の警備員だった男は78年8月、校内で石川さんを殺害し、区内の自宅に遺体を運んで床下に埋めた。男はその後、千葉県に転居したが、昨年8月、元自宅が区画整理の対象となったことから、「更地になれば遺体が見つかって発覚する」と考え出頭した。殺人と死体遺棄容疑で書類送検されたが、公訴時効(15年)の成立で不起訴となった。
 遺族側は、請求権の起算点は遺体が見つかった昨年8月からとすべきで、区も使用者責任を負うと主張している。
[井崎憲](毎日新聞) - 5月31日12時16分更新

47名無しさん:2005/06/01(水) 22:04:01
“近親婚”は支給対象外 年金訴訟、女性が逆転敗訴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000195-kyodo-soci

 農家を続けるなどの事情で叔父と同居、長年内縁関係にあった茨城県の女性(65)が、叔父の死後に遺族厚生年金を支給しなかった社会保険庁の処分を取り消すよう求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は31日、請求を認めた1審東京地裁判決を取り消し、女性側の敗訴を言い渡した。
 女性側は上告の方針。
 判決理由で横山匡輝裁判長は「民法が禁止する三親等内の近親婚は法秩序を害する」とした上で、女性と叔父との関係について「遺族厚生年金制度が定めた公的保護にふさわしい内縁関係とはいえない」と指摘し、不支給処分を妥当とした。
 昨年6月の1審判決は女性や親族の特殊事情を考慮し「事実上、法的夫婦と変わらない」と判断し、年金を支給するべきだとしていた。
(共同通信) - 5月31日18時45分更新

48とはずがたり:2005/06/03(金) 15:38:57
「ど変態」かぁ。

<長女わいせつ>元会社員に有罪 裁判官「ど変態」とただす
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050602-00000014-mai-soci

 小学校2年生だった長女のわいせつな写真を携帯電話で仲間に送信したとして三重県の元会社員の男(39)が児童福祉法違反(児童にいん行をさせる行為)罪に問われた事件で、横浜家裁横須賀支部は1日「性的虐待で娘に精神的な傷を負わせ、言語道断」として懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役4年)の判決を言い渡した。
 判決によると、男は昨年8月〜今年2月まで、自宅で長女(当時7歳)に十数回わいせつな行為をさせ、携帯電話のカメラでその様子を撮影。画像を児童ポルノの携帯電話用ホームページで知り合った仲間に送った。
 先月25日の初公判で裁判官は「変態を越して“ど変態”。普通の父親では絶対考えられない。人間失格の行為。娘の将来の傷をどうするのか」とただし、被告は「ひどい行為だと思っている。家族に償いたい」と答えた。また被告の妻は「全く知らなかった。何年かして娘が事実を分かった時が不安」と証言した。
 判決では、裁判官が「実刑も当然だが、父親が刑務所入りすることを考えた。二度とやらないように」と執行猶予の理由を説明すると、男は静かに頭を下げた。[網谷利一郎]
(毎日新聞) - 6月2日3時7分更新

49片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/06/05(日) 00:10:16
>>48
裁判官の児童買春の際にもそんな感じの言い方していたような。
裁判官って厳密なところは厳密ですが、説諭はけっこう情緒的ですよ。そうじゃないと、当事者や国民の気持ちが収まらないということもあるし。

50とはずがたり:2005/06/05(日) 02:41:22
>>49
>そうじゃないと、当事者や国民の気持ちが収まらないということもあるし。
なるほど〜。
なんだか裁判官というと非人間的な法律マシーンみたいな人間を想像してましたが人間味も必要なんですねぇ。

51とはずがたり:2005/06/08(水) 13:55:20
男性と守秘義務協定を結んで開示すればええんちゃうん。
都立の病院のせいで取り違えが起きたのは裁判でも認められてんだからhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/76-77nさ。

47年前に産院で取り違えの男性、情報非開示の区に異議
http://www.asahi.com/national/update/0608/TKY200506070376.html
2005年06月08日08時17分

 出生した東京都墨田区の産院でほかの新生児と取り違えられた――と東京地裁の判決で認定された福岡市の男性(47)が7日までに、区が出生届の受付帳を開示しないことを不服として異議を申し立てた。区の個人情報保護審査会は開示の可否について審査する。受付帳には同区で生まれた新生児の氏名が記載されており、男性が誰と取り違えられたのかを知るうえで有力な手がかりとみられる。

 男性が生まれたのは東京都立墨田産院(88年廃止)。墨田区によると、受付帳は出生届を受け付けた際、新生児の名前や本籍地などを控えておく書類。保管期間は50年間。

52とはずがたり:2005/06/10(金) 12:13:17
贖罪教育:14歳未満の子供も対象に 厚労省検討
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050610k0000m040162000c.html

 殺人などの重大な非行(事件)を起こして児童自立支援施設にいる14歳未満の子供に対し、厚生労働省は被害者への贖罪(しょくざい)教育を実施する方向で検討を始めた。被害者や遺族の強い要望もあり、すでに実施している少年院の贖罪教育プログラムを参考に、年内にも骨格を固める。しかし、同施設は児童福祉法に基づき、家庭的な環境で子供の立ち直りを図ることを目的としている。14歳未満の子供を「罪」と向き合わせることには疑問の声も根強く、論議を呼びそうだ。

 法務省矯正局によると、14歳以上の少年を収容する少年院では、00年度から贖罪教育を本格的に導入した。作文や面接などを通じて被害者の視点から自分の起こした事件を見つめ直させるほか、院によっては被害者を招いて話し合う機会を設けている。非行の程度や内容、少年の状態に合わせてプログラムを作り、個別指導と集団指導を織り交ぜている。

 少年犯罪の被害者を講演に招いた西日本の少年院では、落ち着きのない子が話に聴き入ったり、謝罪を真剣に考え始めるなど、更生に効果を上げているという。

 贖罪教育は米国の矯正施設で比較的軽微な事件で始められた。生命尊重の大切さを教えたうえで、カウンセリングなどの心理療法を行い、被害者の手記やビデオを見せる。被害者について知り、思いをはせ、自分を見つめ直すことで、自分と他者との関係の認識を深めるようになる。被害者の命日の供養など社会的な謝罪行動をとることで、責任の取り方を具体的に考えるきっかけになるという。

 03年の長崎市の男児誘拐殺害事件や昨年の長崎県佐世保市の小6同級生殺害事件を受け、厚労省も贖罪教育に着目。少年法改正に向けて4月から始まった少年院と児童自立支援施設の職員の勉強会などで導入の是非を検討している。

 一方、児童自立支援施設は、家庭的に恵まれない子供を福祉の観点から保護することで、立ち直りのきっかけを与えるのが目的だ。厚労省家庭福祉課は「これまでの手法と調和するか、有効に機能するか慎重に論議したい。子供たちにはさまざまなタイプがあり、一人ひとりの子に合ったやり方を考える必要もある」と話す。[青島顕、川名壮志]

 ◇自分と向き合い”再非行”の防止に

 ▽少年院の贖罪教育に参加した西鉄高速バス乗っ取り事件の被害者、山口由美子さん(55)の話 難しい問題だが、可能ではないか。14歳未満の子でも、自分と向き合って反省してほしいし、向き合うことで再び非行を起こす機会は減るのではないか。少年院で私の経験に真剣に耳を傾けてくれる子もいる。自分の非行と向き合うよい機会になっていると思う。

 ◇児童福祉法の理念と合わない

 ▽東京都内の児童自立支援施設に26年間勤務する前田信一さん(56)の話 児童自立支援施設は安定した生活をしながら子どもの成長を見守るところで、贖罪教育は児童福祉法の理念とも合わないと思う。社会的に議論も十分できていない。14歳未満の子に罪や罰を考えさせるのは難しいし、贖罪教育ですべてが解決するとは思わない。

 【児童自立支援施設】非行を起こしたり、親の育児能力に欠ける18歳未満の子供を収容する。以前は教護院と言われた。福祉の観点から「育て直す」ことを目指し、寮生活を通じて、生活や学科指導、農作業やスポーツなどの指導をする。矯正や更生を目的とする法務省管轄の少年院とは指導方針が異なる。14歳未満でも収容出来る点も少年院とは違う。全国に58カ所あり、入所期間は長くて2年前後。
毎日新聞 2005年6月10日 3時00分

53とはずがたり:2005/06/14(火) 15:07:33
門外漢の勝手な印象だけどO.J.シンプソンに続きアメリカの裁判制度は腐ってるようなイメージを持たざるを得ない。
陪審員制を導入しようとしている日本の司法も大いに疑問である。

<M・ジャクソン>無罪評決、全米に驚き 残ったのは深い傷
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000045-mai-int

 【ロサンゼルス國枝すみれ】「子供好きのヒューマニスト」か「小児性愛の犯罪者」か。世界のスーパースター、マイケル・ジャクソンさん(46)に対する13日の米カリフォルニア州サンタバーバラ郡地裁陪審団の評決は、少年に対する虐待など10の罪すべてが無罪で、全米に驚きが広がった。疲れ切った表情のジャクソンさんと、激しく泣く少年の親族。子供を巻き込んだ裁判は、双方に深い傷を残してようやく幕を下ろした。
 評決が読み上げられた瞬間、法廷で弁護士の一人がうれしさのあまり泣き出した。だがジャクソンさんは終始無表情で、ティッシュで目をぬぐっただけだったという。
 黒い上下のスーツに身を包んだジャクソンさんは、評決後に地裁を出る際、約300人のファンに手を軽く胸のあたりまで上げ投げキッスで応えたが、顔は青ざめ、放心したような表情だった。
 今回の事件は03年2月に放映されたジャクソンさんの日常生活を描いたテレビのドキュメンタリーが発端だった。この中でジャクソンさんは今回被害者とされた少年を抱き、一緒に寝ていることを明らかにした。これにメディアから一斉に批判が起き、以前からジャクソンさんの少年虐待疑惑を追っていた地元捜査当局が捜査に入った。
 ジャクソンさんの行為を客観的に裏付ける証拠がほとんどなく、公判の行方は検察側が状況証拠を基に、いかに「有罪」を陪審団に印象付けるかにかかった。このため公判では、ジャクソンさん、被害者少年や家族のプライバシーが次々に暴露されるなど、泥仕合の様相を呈した。
 米国の多くの専門家は、10の罪のうち少なくとも2〜3の罪については有罪を予想していた。だが公判を傍聴し続け、当初から「無罪」を予想していたロサンゼルスのロヨラ法律大学のスタンリー・ゴールドマン教授(刑法)は、「少年の母親の証言の信ぴょう性のなさが、評決を左右した」と語る。評決後、米CNNテレビなどのインタビューに応じた陪審員の一人は「母親の証言はいただけなかった。少年(の証言)にも多くの影響を及ぼしているように見えた」と話した。
 そしてゴールドマン氏はこう付け加えた。「ジャクソン元被告が本当に無罪なのかどうか、真実は分からない。だが、検察側は“疑うに足る証拠”を提示できなかった」と話す。評決後、記者会見したサンタバーバラ郡のトーマス・スネッドン検事は無念そうな表情で「有名人としての要素が裁判に影響した」との見方を示した。
 地裁前には、米国内だけでなく、日本を含む全世界からファンが駆けつけた。ポーランド人やドイツ人もいる。「I Love Michael」などと書いたプラカードを掲げ、連日ジャクソンさんの無罪を訴えた。評決を聞いた瞬間、ファンは歓声を上げて踊り出し、女性ファンの一人は白いハト鳩を放った。
 米マスコミは連日、公判の推移を詳細に報道。「無罪か有罪か」をめぐり、米世論が二分する状態が続いた。地裁周辺には、計20台を超すテレビ各社の衛星通信施設を装備した車両が並ぶ。取材許可登録した記者は30カ国以上の約2000人にのぼり、地裁周辺の車両やテントに取材拠点を構えた。
(毎日新聞) - 6月14日12時36分更新

54とはずがたり:2005/06/14(火) 21:17:16
48%「無罪同意できず」 ジャクソン氏評決で米世論
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000196-kyodo-int

[ロサンゼルス14日共同] 米CNNテレビとUSAトゥデー紙などは13日、子どもへの性的虐待罪などに問われたマイケル・ジャクソンさん(46)に無罪評決が下されたことについて緊急世論調査を実施。その結果、無罪に「同意できない」との回答は48%で「同意できる」と答えた34%を上回り、米市民の多くが評決を疑問視していることが浮き彫りになった。
 調査は635人の成人が対象。無罪評決を「不愉快に思う」と答えた人は67%に上り、24%が「憤慨している」と答えた。また評決について47%が「驚いた」と回答、52%が「驚かなかった」と答えた。
 CNNは、前妻らを殺害した罪に問われ、有罪が確実視されながら1995年に無罪評決を受けた元アメリカンフットボール選手O・J・シンプソンさんの事件では、71%が「不愉快に思う」と答えた世論調査結果を挙げ、今回の事件との共通性を指摘した。
(共同通信) - 6月14日19時17分更新

55とはずがたり:2005/06/16(木) 21:42:17
政治家も都合良く入院とかしちゃうけど医者ってほんとにええ加減ですなぁ。診断が恣意的な気がする。保健室が勉強からの駆け込み寺みたいな存在と全く同じか?

東武線踏切事故、鍵握る社員が次々入院…捜査進まず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050616-00000206-yom-soci

 東武伊勢崎線竹ノ塚駅(東京都足立区)近くの手動式踏切で3月15日、4人が電車にはねられ、うち2人が死亡した事故で、全容解明の鍵を握る東武鉄道本社の社員3人が、警視庁捜査1課の事情聴取後に相次いで入院し、捜査が進まない状況になっていることが、16日わかった。

 捜査1課は、3人が入院するのは極めて不自然だとして、同社に対し、事情聴取に応じるよう口頭で異例の要請を行った。東武鉄道は「何も話せない」としている。

 捜査1課によると、事故から14日後の3月29日、事故時に踏切を操作していた同駅踏切保安係・小松完治被告(52)(業務上過失致死傷罪で公判中)の上司の竹ノ塚駅駅長が、うつ病と診断され、入院した。

 駅長は入院直前、捜査1課の任意の事情聴取に、「踏切保安係が、普段から(遮断機を下げた後にロックを解除して)遮断機を上げていたことは知っていた」などと、踏切保安係の内規違反を黙認してきたことを認める供述をしていた。

 駅長はすでに退院した。捜査1課によると、駅長は退院後、「1人だけでの聴取には応じられない」と伝えたという。

 次に入院したのは、電車の運行業務全般を担当する同社鉄道事業本部所属の30歳代の中堅社員。捜査1課の聴取に「内規違反は知っていた」などと供述した直後の5月26日、東武鉄道の嘱託医も務める都内の神経科医院で抑うつ障害と診断され、現在も入院している。

 また、この社員の上司に当たる50歳代の男性社員も今月4日、同医院でうつ病と診断され、入院中だ。

 この上司は入院前、捜査1課に、「当初の聴取では、会社の管理責任が問われることを恐れてウソをついていた」という内容の上申書を提出。そのうえで、「踏切保安係がロックを解除していることは認識していた。指導する部署の幹部は危険性の認識は最低限はあった」「今回の事故は一個人の犯罪ではなく、会社全体の責任だ」などと、会社側にも過失責任があるとする供述を始めていたという。

 捜査1課では現在、事故現場の踏切の危険性について、同社上層部がどの程度把握していたかについて解明を進めているが、同課幹部は「事故の過失責任の全容を解明するため、協力してもらわなければならない社員が、相次いで入院し、捜査に支障が出ている」と話している。

 3人の入院について、同社広報センターは、「(入院が)事実かどうかも含めて、話すことは何もない」としている。
(読売新聞) - 6月16日14時39分更新

56とはずがたり:2005/06/26(日) 12:40:40
海辺のカフカじゃないけど世界でいちばんタフな15歳とは君のことだとカラスは認定するんじゃないか?
それにしても最近身内の殺人とか拉致監禁とか多いですねぇ。

両親殺害後の長男 行動、極めて冷静 薬局へ…包帯購入 凶行時の傷治療
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20050625/m20050625018.html?C=S
2005年 6月25日 (土) 03:04


逃走前に池袋で映画観賞も

 東京都板橋区の社員寮管理人夫婦殺害事件で、逮捕された都立高校一年の長男(15)が、殺害の際にけがをした手の治療のため一度寮を出て、近くの薬局で包帯などを購入し、自ら手当てしていたことが二十四日、警視庁高島平署捜査本部の調べで分かった。その後、証拠隠滅のため、「発火装置」を仕掛けて実際に爆発させ、映画観賞もしていた。捜査本部は極めて冷静に行動している点に注目。事件の全容解明のため、犯行当日の長男の心理状態も調べる。

 長男の供述や調べでは、長男は二十日朝、母親(42)が仕事で室外にいる時間帯を狙い、管理人室で仮眠をとっていた父親(44)を殺害。その後、母親は部屋に戻り、家事のために台所に立ったが、振り向いたところを包丁で襲った。

 母親は逃げ回るなど激しく抵抗。母親の傷は数十カ所にも及んだが、その際、長男は手にけがを負った。このため、長男は、返り血がついたTシャツとジーパンを着替え、歩いて近くの薬局に行き、包帯や消毒薬などを購入。両親の遺体が残されている管理人室に持ち帰って手当てした。

 手当てを済ませると、ガス爆発させるための細工を開始。電熱器にタイマーをセットし、リュックサックに携帯ゲーム、犯行に使われた凶器の包丁を入れ、「二度と帰らない」と、正午すぎに寮を出た。

 長男は「両親が一緒だと抵抗されるので、父親が一人のときを狙った。母親も最初から殺すつもりだった」「いずれ捕まるのではないかと思ったが、それまでは逃げようと思った。自殺や自首は考えていなかった」と話している。

 家を出た長男は最寄り駅から地下鉄で池袋へ。午後二時前に「ちょっと映画でも見よう」と映画館に入場し、「バットマン ビギンズ」を観賞。幼いころに両親を殺害された主人公が放浪の旅に出て、その後バットマンになるまでを描いたものだった。その後、上野駅から軽井沢へ向かった。

 人を殺害した直後は興奮状態に陥るケースが多いが、捜査本部は傷の手当てや爆破工作など、十五歳の少年が冷静に行動した点に注目。事件前日だけでなく「日ごろから父親には『お前はおれより頭が悪い』といわれていた」と供述している長男の心理状況も解明するため、専門家の意見を聞きながら調べを進める。

57とはずがたり:2005/06/26(日) 19:27:58
一体何が!?

東関道で父子が後続車にはねられ死亡、車内から妻の遺体
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050626/K2005062600570.html?C=S
2005年 6月26日 (日) 19:10

 26日午前2時ごろ、千葉県佐原市下小野の東関東自動車道上り車線で、埼玉県川口市上青木4丁目、内装業石川政行さん(32)運転の普通乗用車が中央分離帯のワイヤロープに衝突、車外に出ていた石川さんと長男の政宗ちゃん(3)が後続の車にはねられて死亡した。車内からは妻の理恵さん(28)も遺体で見つかったが、検視の結果、理恵さんは事故前に死亡していたことが判明。県警は司法解剖して詳しい死因を調べるとともに、事件の可能性もあるとみて捜査を始めた。

 調べでは、理恵さんは死後1〜2日経過しているとみられ、後部座席の足元で横になり、毛布がかぶせられていた。目立った外傷はなく、Tシャツにズボン姿で靴も履いていたという。

 県警によると、石川さんの車は最初の衝突地点から約100メートル先の中央分離帯で、チャイルドシートがある助手席のドアが開いた状態で停車していた。

 石川さんと政宗ちゃんは、車が停車した地点よりも約50メートル手前で後続車両にはねられており、政宗ちゃんが衝突の弾みで車線上に放り出され、石川さんは救助に近寄っていた可能性があるという。

 県警は、最初に2人をはねたワゴン車を運転していた東京都江戸川区春江町5丁目、運転手阿部清治容疑者(66)を業務上過失致死容疑で現行犯逮捕。事故状況についても詳しく調べている。

 現場は片側2車線の直線道路。この事故で同自動車道上り車線は、茨城県の潮来インターチェンジと千葉県の大栄インターチェンジ間で約6時間にわたって通行止めになった。

58とはずがたり:2005/06/29(水) 22:47:00
<犯罪被害財産>国が没収、被害者分配へ 関連法案今秋提出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050629-00000076-mai-soci

 犯罪被害者対策の一環として、法務省は、犯人が被害者から得た財産(犯罪被害財産)を没収・追徴したうえで、被害者に分配して損害回復を図る新たな制度を設ける方針を固めた。被害者は、犯人側からの報復を恐れて民事訴訟を起こすこともなく泣き寝入りするケースが目立っていた。同省は来月、法制審議会に新制度を諮問し、答申を受けたうえで、組織犯罪処罰法改正案などの関連法案を今秋の臨時国会に提出する意向だ。
 00年に施行された同法は、犯罪組織がマネーロンダリングで隠した資産などを幅広く没収・追徴する規定を設ける一方、被害者が民事訴訟で損害を取り戻すのが困難になるとの理由で、犯罪被害財産については没収・追徴を禁じた。しかし、実際には訴訟費用の負担や報復を恐れて泣き寝入りする被害者は少なくないのが現状だ。
 指定暴力団山口組五菱会(二代目美尾組に改称)の組織的ヤミ金融事件では、「ヤミ金の帝王」と言われた梶山進被告(55)=1審実刑、控訴中=ら主な幹部3人に対し、検察側が90億円余の没収・追徴を求刑したが、東京地裁は「犯罪被害財産に当たる」として認めなかった。だが、梶山被告らを提訴した被害者は一部にとどまり、犯罪収益が梶山被告らに戻る恐れも出ている。
 新制度の導入にあたって法務省は、没収・追徴した犯罪被害財産を国庫に帰属させずに一時保管したうえで、被害者からの申し出を審査して分配し、残余金を国庫に入れる仕組みを検討しているとみられる。保管・分配の具体的な方法や、被害者から分配に異議があった場合の手続きなどについて詰めの協議をしている模様だ。
 五菱会の事件では、犯罪収益がスイスなど海外の銀行に隠されていたことも判明している。このため法務省は、犯罪被害財産が外国にあった場合でも、その国から返還を受けて被害者に分配するための法整備も併せて行う方針だ。
[森本英彦](毎日新聞) - 6月29日15時4分更新

59とはずがたり:2005/06/30(木) 21:31:48
凄いねぇ・・

<各駅電車男>盗んだ電車賃で36年間行脚 追送検
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050630-00000054-mai-soci

 千葉県警捜査3課と千葉東署は29日、自動車盗を繰り返していたとして住所不定、無職の小川一夫被告(55)=窃盗未遂罪で起訴=を窃盗容疑で追送検した。千葉・神奈川の2県で110件、約3700万円の被害が確認されており余罪を追及している。
 追送検の容疑は、04年6月18日午前1時半ごろ、千葉市若葉区の男性(76)敷地内にあった軽トラック(時価30万円相当)を盗んだ疑いなど。
 小川被告は盗んだ車内の現金などで各駅停車の電車に乗るのが趣味だったという。19歳のころから盗みを繰り返し、仕事をしたことは一度もないといい、調べに対し「仕事をするのが嫌だった。電車に乗って外の景色をながめるのが好きだ」などと供述しているという。[神澤龍二]
(毎日新聞) - 6月30日16時36分更新

60とはずがたり:2005/07/12(火) 23:04:03
「共謀罪」衆院で実質審議開始 与野党の修正要求相次ぐ
http://www.asahi.com/politics/update/0712/009.html
2005年07月12日22時35分

 犯罪行為をしようと話し合っただけで、実際には誰も行動しなくても罪に問われる「共謀罪」を設けることを盛り込んだ組織的犯罪処罰法の改正案などが、12日の衆院法務委員会で実質審議入りした。共謀罪があてはまる罪は、615種にのぼることが政府答弁でわかり、与野党双方から法案の対象が広がりすぎるとして、修正要求が相次いだ。

 ■組織的犯罪

 「条約批准は必要だ。だが共謀罪の規定は条約と範囲が違うのでは、という疑いをぬぐえない」

 口火を切ったのは自民の早川忠孝議員。

 共謀罪を設ける根拠の「国境を越えた(越境的)組織犯罪の防止に関する条約」では、同罪の要件に「組織的犯罪集団が関与するもの」という制限をかけられるとしているが、法案では明文化されていない。

 これに対し法務省は「一般の市民団体や労働組合、会社には適用されない」と繰り返した。

 「ならば懸念をぬぐうために、組織的犯罪集団の行為に限定すると直したらどうか。その方が安心する」と公明の漆原良夫議員がただすと、法務省は「法案の要件は厳格と考えるが、一般の方々にはわかりにくいことも理解している」と答えた。

 ■準備行為

 「ある集団が殺人の共謀を重ね、でも最後には話し合ってやめた。それでも共謀罪の対象か」。民主の津川祥吾議員が尋ねた。その答弁は「対象になる」。

 これに対し、与野党の議員たちは、「憲法が保障する思想の自由に触れる恐れがある」として、少なくとも「何らかの準備行為があったこと」を条件に加えるよう求めた。

 ■越境性

 条約の趣旨はもともと越境的な組織犯罪を防ぐことにあった。しかし共謀罪があてはまる615の罪の中には、消費税法や道路交通法なども含まれている。漆原議員は「悪く言えば、国際性の名を借りて、国内の処罰対象を広げたという批判もある」と追及した。

61とはずがたり:2005/07/13(水) 14:10:19

アメリカみたいな裁判がいい加減な国での死刑は不味いかもね。

死刑から10年、無実だった? 米の殺人、捜査再開
http://www.asahi.com/international/update/0713/007.html
2005年07月13日12時22分

 AP通信によると、米ミズーリ州で95年、殺人罪で死刑を執行されたラリー・グリフィン元死刑囚(当時40)に無実の可能性が生じたとして、州検察当局が捜査を再開したことを11日、明らかにした。被害者の兄も、再捜査を働きかけたという。

 事件は80年7月、同州セントルイスで発生し、当時19歳のクイントン・モスさんが車から13発の銃弾を撃たれて死亡した。グリフィン元死刑囚は翌年、有罪判決を受け、一貫して無実を主張したが、処刑された。元死刑囚の兄弟が殺された事件の報復とされた。モスさんは、この事件で警察から事情を聴かれたことがあったという。

 同通信によると、事件にはDNAなど物的証拠はなく、目撃証言が有罪の決め手だった。しかし、今回、元死刑囚が撃ったと確認した目撃証言はうそだった可能性が強いと、事件を捜査した元警官が表明。モスさんと一緒にいて撃たれてけがをした被害者も、撃ったのは元死刑囚ではないと話しているという。

62とはずがたり:2005/07/13(水) 16:01:53
ソープランドで働くことは売春だという事を官憲は認めて居るのですな。
自主的に働くのなら立件されないけどこういう脅迫が絡んできた場合には捕まると,こう云うことか?

借金返済迫り売春させる、元横浜大洋の捕手ら逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050713-00000204-yom-soci

 警視庁保安課は13日、プロ野球の旧横浜大洋ホエールズ(現横浜ベイスターズ)の元捕手で個室マッサージ店経営、山根善伸容疑者(36)(甲府市城東5)ら9人を売春防止法違反(困惑売春など)の疑いで逮捕したと発表した。

 調べによると、山根容疑者らは山根容疑者が経営する個室マッサージ店などで働いていた山梨県内の女性(23)に借金返済を強く迫り、昨年12月中旬、東京都台東区千束のソープランドで働かせて売春させた疑い。

 山根容疑者らは、女性が風俗店で遅刻や無断欠勤したとして、「(罰金などで)130万円の借金がある。このままでは借金を返せないだろう。ヤクザの女になるか、ソープランドで働くか、どちらがいいんだ」などと迫り、女性に「ソープランドで働くしかない」と思わせていた。

 山根容疑者は1991年秋にドラフト7位で当時の横浜大洋ホエールズに入団。7年間、同球団に所属し、1軍の試合にも33試合出場していた。
(読売新聞) - 7月13日13時19分更新

63とはずがたり:2005/07/17(日) 20:18:16
弁護士の青田買い過熱 東京の大規模法律事務所
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050717-00000059-kyodo-soci

 東京の大規模な法律事務所で、司法試験合格者の青田買いが激しさを増している。企業再生など大型案件が増加し、優秀な若手を多く確保しないとこなせないといい「早く動かないと人材を奪われる」との危機感が採用活動を過熱させている。
 弁護士や裁判官、検察官になるため、10月の司法試験の合格発表後、翌年4月から1年6カ月の司法修習が実施される。日弁連は修習開始から半年間は勧誘しないよう要請しているが、現実は修習開始までが採用活動のピークになっている。
 事務所の大規模化や大型事案に対応するため、質量ともに十分な人材確保が欠かせない。約200人の弁護士を抱え高層ビルにオフィスを構える事務所の担当者は「早まったのはここ1、2年。いいとは思わないが、よそがやるならうちも」と打ち明ける。別の事務所も「大量採用しないと回らない」と話し今年約30人を採用するという。
 背景には、司法制度改革で法曹人口が増え、就職先探しが困難になりつつある合格者側の事情も。
(共同通信) - 7月17日15時36分更新

64とはずがたり:2005/07/23(土) 22:48:52
譲られた子、実子と届け出 最高裁、遺産相続に道
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050723/K2005072302450.html
2005年 7月23日 (土) 15:33

 ほかの人から譲り受けた子どもを実子として届け出たものの、後から実子でないことが問題化した場合、その子は親の財産を相続できるのか――。こんな「難問」に対し、最高裁第二小法廷(滝井繁男裁判長)は「遺言の解釈」を決め手に、今回の事例に限り相続できる道を開いた。22日の判決で、二審・大阪高裁判決のうち相続を否認した部分を破棄。審理を同高裁に差し戻した。

 こうしたケースは「藁(わら)の上からの養子」と呼ばれてきた。藁は産婦の寝床である産褥(さんじょく)のことで、産褥から出て子が生まれたことを世間に知らせる前にもらい受けたという意味だ。

 今回争われたのは、子のいない夫婦が親族から子(上告した60代男性)をもらい受けたケース。養母は62年に死亡し、87年に養父が死亡した後、男性が遺産を相続しようとしたところ、複数の親族から「真の親子関係がないのだから相続権はない」と指摘された。

 養父は遺言書で、遺産のうち不動産を「法的に定められた相続人」に渡すと記していた。一、二審はこれを「法定相続人」と解釈し、実の子でも養子でもない男性への相続を認めなかった。

 第二小法廷は遺言書の解釈について審理。「文言を形式的に判断するのではなく、遺言者の真意を探究するべきだ」とした上で、男性と養父が実の親子のように生活してきたことなどから、「男性に遺贈する趣旨と解する余地が十分にある」と判断した。

 子のいない夫婦が子をもらい受けた場合、「実の子のように育てたい」との思いから、嫡出子として出生届を出す例は少なくない。外見上養子と分からない利点があるが、養子として認められるための法的な手続きを経ておらず、実の親子関係がないと分かった場合、子に相続権を認めないのが判例だ。一方、「うその出生届を出していても、養子としての実態があれば、養子縁組としての効力を認めるべきだ」との学説も有力だ。 男性の代理人の高木義明弁護士は「実は取ったが、最高裁には正面から養子としての効力の問題に向き合って欲しかった。差し戻し審でも主張したい」と話した。

65とはずがたり:2005/07/25(月) 23:55:02
<東京地検>闘う頭脳集団「特別公判部」廃止へ 組織改編で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050723-00000056-mai-soci

 リクルート事件やゼネコン汚職など、大型事件の公判を担当してきた東京地検の特別公判部が、今秋にも廃止されることになった。裁判員制度が09年までに始まるのに伴い、審理対象となる殺人事件などの公判対策に重点を置いた組織改編の一環。巨額脱税事件の金丸信・元自民党副総裁(故人)をはじめ、起訴された政治家やキャリア官僚、大物経済人らを法廷で厳しく指弾した専門集団は、発足から13年余を経てその役割を終える。
 発足は92年3月。リクルート事件(88〜89年)で受託収賄罪に問われた藤波孝生・元官房長官らが起訴事実を争い、共和汚職事件の阿部文男・元北海道・沖縄開発庁長官も92年6月の初公判で否認する見通しとなったことから、立証に向けた態勢を強化。リクルート公判の専従班6人に、共和事件の捜査担当者2人を加えてスタートした。
 その後も▽ゼネコン汚職の中村喜四郎・元建設相▽KSD事件の村上正邦・元労相▽鈴木宗男・元北海道・沖縄開発庁長官ら、政治家や自治体首長、中央省庁事務次官経験者、大手銀行トップなど、主に東京地検特捜部が摘発した被告の公判を担当。歴代部長9人は全員特捜部出身で、4人が後に特捜部長に就くなど「日本最強の捜査機関」を脇で支える存在だった。
 一方、裁判員制度導入を前に、今年11月に改正刑事訴訟法が施行され、刑事裁判の進め方が様変わりする。迅速で分かりやすい裁判のため、初公判前に裁判所、検察、弁護側が集まって争点を整理する「公判前手続き」が行われ、原則的に連日開廷に。これに伴い、東京地検は特別公判部を廃止して組織改編する方針を固め、同部が担当していた公判は、特捜部や公判部に引き継がれる。
 初代特別公判部長で、特捜部長や名古屋高検検事長を務めた宗像紀夫・中央大法科大学院教授は「一騎当千の検事が集められ、どんな難しい公判もこなす『闘う頭脳集団』だった。裁判員制度に備えた組織改編は肝要だが、政界絡みの汚職事件などは、しっかりした公判態勢の確立が求められる。再び特別公判部が必要とされるような『地の底を掘り起こすような捜査』を検察に期待したい」と話している。
 【特別公判部】正式に規定された部ではなく、検察庁事務章程に基づき、検事総長や高検検事長、地検検事正が「特に必要がある」と判断した場合に臨時に設置される。過去に石油ヤミカルテル裁判(74年)▽田中角栄・元首相(故人)のロッキード裁判控訴審(81〜87年)▽1審無罪となった藤波孝生・元官房長官のリクルート裁判控訴審(94〜97年)で、いずれも東京高検に設置されたことがある。
(毎日新聞) - 7月23日15時10分更新

66とはずがたり:2005/07/26(火) 17:23:39
川崎市内で万引きでもそうだが,万引きした方が悪いのであって苦しい中経営に頑張る店主が悪いわけではない。
しかし大分の一家殺傷事件http://www2.cc22.ne.jp/~hiro_ko/2-102ooita.htmlのように追いつめられるととんでもないことしでかすのも少年のようである。難しいね。

万引き通知を苦悩
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news01.asp?kiji=5002

「胸にしまい込むべきだったのか」
平戸殴打事件書店経営者答えを探り手記
 平戸市で11歳の妹をバットで殴って大けがをさせた中学1年の少年(13)に25日、家裁佐世保支部が出した決定は厳しいものだった。児童自立支援施設への送致。鍵のかかる個室に入れることができる措置も添えられた。一方、妹は審判を前に、通っている小学校に元気な顔を見せた。その快復を喜び、少年の更生を祈る地元で、苦悩する書店経営者がいた。
 少年は、学校から自分の店での万引きを問われたその日に、事件を起こした。「学校に知らせるべきだったのか、それとも胸にしまい込むべきだったのか」。答えを探るために、手記をまとめ始めている。
 《少年はなぜバットを選択したのか》と題した手記はA4判で6枚分。まだ執筆途中だ。少年の万引きを学校に知らせる前の書店経営者の迷いが書き記されている。

 《被害は出ていない。追及する必要もないか》
 《警察に届けると事が大きくなりすぎる。しかし親には知らせないと》
 6月25日、少年は平戸市内の書店で万引きを店員に見つけられた。家に帰る前に、でたらめの名前や住所、電話番号を店に書き残した。翌日、親と一緒に来るという約束も守らなかった。
 書店を開いて10年。万引きで捕まえた未成年者は50人ほどいるが、うそをつかれたことはほとんどない。防犯ビデオに映った少年の様子も気になった。《初めてではないのでは。自分では止められない状況になっているのならば、阻止してやらなければ》
 4日後、少年が書いた電話番号の局番などから市内の中学校に目星をつけ、ビデオを持ち込んだ。そこの生徒だった。後は学校に任せた。

 その夜、事件は起きた。まさか、という不安は的中した。翌日、平戸署員が「防犯ビデオを預かる」と来店した。
 《バッシングに対する覚悟と、家族をどう守るかを真剣に考えた》
 2年前、川崎市内で万引きの容疑で警察に同行を求められた中学生が列車にはねられて死亡し、通報した古書店が非難を浴びて閉店に追い込まれた事件を思い出した。
 中学校を訪ねた。少年は、自宅を訪れた教頭と担任に万引きを認めたが、2人が帰った後に事件を起こしたことを知った。《少年がパニックになる姿が想像され、痛ましかった。なぜ1人にしてしまったのか》
 心配した周囲からの非難はなかったが、事件の発端をつくってしまったという思いも消えない。

 数日前、被害者の女児が入院する病院に見舞いの花束を届けた。その夜、兄妹の父親から「本当に申し訳ないことをした」という電話があった。少し楽になれた。
 25日に長崎家裁佐世保支部で決まった少年に対する保護処分は、刑事責任が問えない14歳未満の少年にとって最も厳しいものだった。
 「審判で、彼が心の中にためていた思いを少しでもはき出してくれていたら良いのだが」
 子どもの非行に接した時に、大人はどうすべきなのか。その答えを探し続けることが、自分に突きつけられた課題だと考えている。(渡辺淳基)

子どもに対する学校の指導」
「心理状態確認、慎重に」
少年が通っていた中学校。25日夕、夏休みで閑散とした校内で、校長は少年の父からの電話を受けた。「児童自立支援施設に行くことになりました」。校長は「がんばっていきましょう」と応じた。短い会話だった。
 校長は「専門の機関で生きる力を身につけ、帰ってきてもらいたい。その時の受け入れ態勢をしっかり整えたい」と話す。だが、事件の発端になったとされる少年の万引きに対する学校の指導のあり方には、今も批判がある。
 出口寿徳教育長は「後悔の念は消えないが、本人に事実を確認したのは正しかったと思う。今後は子どもの心理状態を確認しながら、より慎重に対応していきたい」。
 中学校のPTAは事件後、区長会などとともに「寛大な処置」を求める嘆願書を家裁佐世保支部に送った。地域をあげて少年を育てるという文面に約9500人の署名が集まった。

 PTA会長(46)は「寂しい気持ちはあるが、やむを得ない。将来があるのだから立ち直って、いつでも帰ってきてほしい」と話す。
 大けがをした妹は23日、病院を退院した。審判が始まる前の25日朝には母親とともに、小学校に元気そうな顔を見せたという。
 最終審判の後、会見した県佐世保児童相談所の池上博敏所長は語った。「家族の再統合をお手伝いしていかないといけないと肝に銘じている」

(7/26)

67名無しさん:2005/10/10(月) 01:09:55
人権擁護法案鳥取県版。人権団体と癒着する地方団体に正しい法運用が可能なのかという疑問。

人権救済条例が成立へ 鳥取、恣意的運用に懸念も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051009-00000075-kyodo-soci

 差別や虐待など人権侵害からの救済や予防を掲げる鳥取県の「人権侵害救済条例案」が、12日の本会議で可決、成立する見通しになっている。
 都道府県が人権被害からの救済で独自に条例を制定するのは初めて。これに対し、鳥取県弁護士会は「重大な欠陥が多く、法定手続きや表現の自由を保障した憲法に違反する恐れがある」として条例反対の声明を発表。有識者からも「羊頭狗肉(くにく)の条例案だ」などと恣意(しい)的運用への懸念が相次いでいる。
 政府が先の通常国会で提出を断念した「人権擁護法案」の呼び水になりかねないとの指摘もあり、同条例の制定は今後の国会審議にも影響を与えそうだ。
(共同通信) - 10月9日16時23分更新

68名無しさん:2005/10/10(月) 01:10:13
<部落解放研究>全国集会が和歌山市で開幕、10月2日まで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050930-00000112-mai-soci

 部落解放研究第39回全国集会が30日、和歌山市で始まった。「平和と人権を守り、あらゆる差別の撤廃を目指して、部落解放・人権政策確立の取り組みを進めよう」をテーマに2日まで討論などを行う。組坂繁之・部落解放同盟委員長は、政府が再提出を目指す人権擁護法案に触れ「マスコミ規制条項は削除すべき」と述べた。
(毎日新聞) - 9月30日20時24分更新

県:書籍購入費名目で数百万円、人権研究所に不適正支出 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051008-00000296-mailo-l30

 県が99〜01年度、社団法人・和歌山人権研究所(和歌山市)に対して、補助金を支給する代わりに、同研究所が実質的に運営する出版社に、書籍やビデオの購入費名目で数百万円を支出していたことが判明。県は不適正な支出として調査を始め、月内にも結果を公表する。
 県人権政策課によると、98年度に同研究所の前身の任意団体「県部落解放人権研究所」から、県と和歌山市に、「紀州藩牢番頭家文書(ろうばんがしらけもんじょ)」の編さん事業の支援要請があった。事業費約1500万円のうち、県と市が補助金500万円ずつを負担することになったという。
 市は、99年度から5年間で計500万円の補助金を支出。ところが、県は人権研究所への補助金を負担していないことが、市民からの情報公開請求を受けた調査の結果、判明したという。補助金の支出窓口は同課の前身の県同和室だった。
 一方で同室は99〜01年度、同研究所が実質運営する「解放出版社和歌山支局」に対し、書籍・啓発ビデオ購入費名目で金銭を支給。99年度の書類は破棄されたが、00、01年度の支出金額は計166万円という。支出は同室長が決裁した。
 県は、購入した書籍やビデオの数などについて、関係者らから聞き取り、書類を調査する。だが、99年度の同和室長は既に死亡。人権政策課は「なぜ、正規に補助金とせず、書籍などの購入費を負担したのか分からない」としている。

10月8日朝刊
(毎日新聞) - 10月8日17時26分更新

69とはずがたり:2005/10/13(木) 01:40:03
なんか後味の悪い事件になりそうだなぁ。。

スーツケース閉まり小1男児死亡 那覇
http://www.asahi.com/national/update/1012/TKY200510120427.html
2005年10月12日23時40分

 那覇市久米2丁目のマンションで7日夜、帰宅した母親がスーツケースの中でぐったりしている小学1年の長男(6)を見つけたが、まもなく熱中症で死亡する事件があった。那覇署の調べで、小学2年の友人の男児(7)が、長男がスーツケースの中に入った時にかぎを閉めたが開け方が分からなくなってそのまま帰宅したことが分かり、同署は12日、児童福祉法に基づき、友人を県中央児童相談所に通告した。

 調べでは、2人は同じ学校の友人同士で、7日は午後3時ごろから長男の自宅で遊んだ。両親は仕事で不在だった。その際、捨てるため玄関付近に置かれていたスーツケースに長男が入り、「閉めて」と友人に頼んだ。友人は閉めた後に鍵のダイヤルをずらしたため開けられなくなったという。友人は「怒られると思って誰にも言えなかった」と話しているという。

71名無しさん:2005/11/01(火) 00:59:45
死刑執行に署名せず 杉浦法相が明言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051101-00000000-kyodo-pol

 杉浦正健法相は31日夜、初閣議後に記者会見し、死刑の執行命令に署名しないことを明言した。法相は記者団の質問に答え「私はサインしません。この問題については、これからよく刑法の在り方について相談していこうと思う。ここではそれ以上のことは申し上げるのは差し控えたい」と述べた。
 署名しない理由として、法相は「私の心の問題というか、宗教の問題というか、哲学の問題だ」と語った。
(共同通信) - 11月1日0時0分更新

72とはずがたり:2005/11/05(土) 11:51:39
伊豆の殺し屋
凄いねぇ,女子高生の毒物マニア!?

毒物未遂事件 服用薬物は睡眠導入剤 低い毒性 高1、捜査攪乱目的か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051105-00000021-san-soci

 静岡県伊豆の国市の高校一年生の女子生徒(16)が劇物のタリウムを母親(47)に投与したとして殺人未遂容疑で逮捕された事件で、女子生徒が逮捕前の十月二十一日に体調を崩して病院に運ばれたのは、大量の睡眠導入剤の服用が原因だったことが四日、静岡県警の調べで分かった。
 調べによると、女子生徒は十月二日に母が入院した前後、兄から「毒物を投与したのではないか」と、複数回にわたって問いつめられていた。入院する前日の二十日には兄が母の担当医に「妹が薬物を投与しているかもしれない」と相談。病院から通報を受けた県警が医師から事情聴取していたことから、女子生徒が捜査が自分に及ぶことをおそれ、捜査を攪乱(かくらん)する目的で毒性の低い睡眠導入剤を服用したとみて調べている。睡眠導入剤は、女子生徒が母親に投与したタリウムに比べ毒性が低く、県警は女子生徒が毒物の致死量に強い関心をもっていたことから、自殺を図った可能性は低いとみている。
 また、母親には、女子生徒が自宅近くの薬局でタリウムを購入する前の、七月中旬ごろから発疹(はっしん)などの症状が出ていたことも分かった。女子生徒はこの薬局で、四月中旬にも劇物「ビス」を購入しており、県警は、女子生徒が八月以前にも母親にタリウム以外の別の劇物のようなものを投与した可能性もあるとみて女子生徒を追及する。
(産経新聞) - 11月5日2時45分更新

73とはずがたり:2005/11/08(火) 01:56:42
父殺された女性に遺族給付なし…監禁中“時効”と
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20051107/20051107it01-yol.html?fr=rk
2005年11月 7日 (月) 03:03

 北九州市の監禁連続殺人事件で、父親を殺害された後、6年間監禁された女性(21)の親族が先月、遺族給付金について問い合わせたところ、福岡県警が「監禁されていた間に申請期限が過ぎ、支給できない」と回答していたことが6日、わかった。

 現行の犯罪被害給付金制度では、申請期限は「事件発生を知ってから2年以内」と定められており、県警は女性が父親殺害を目撃した1996年を起点に計算したという。

 女性の祖父(72)は「徹底して恐怖心を植え付けられ、申請が事実上、不可能だったのに、納得できない。加害者側から損害賠償を受けられる可能性はほとんどなく、いつまでも私たちが面倒をみられる訳でもないので、なんとかしてほしい」と訴えている。

 この女性は、10歳だった1995年から松永太(44)、緒方純子(43)両被告と同居し始め、電気ショックや断食の虐待を繰り返し受けた。今年9月の福岡地裁小倉支部の1審判決では、女性は幾重もの心理的拘束を課されて逃走する気力をそがれ、終始監視されており、脱出は著しく困難だったと認定された。

 県警は、読売新聞の取材に対し、女性は欠席がちとはいえ小中学校に通っていたことなどを理由に、「もっと早い段階で警察への通報が可能だった」として、女性が逃げ出して事件が発覚した2002年当時、すでに給付できないと結論を出していたと説明している。

 現行制度では、障害を負った被害者本人には上限1849万円、遺族には上限1573万円が支払われる。警察庁によると、事件発生から長期間経過すると、事務処理が困難になる上に、適正な支給判断ができないとの理由で、期限が設けられたという。2年以内と定めた理由については「申請には十分な期間」としている。

75片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/01(木) 02:29:20
ちょっと弁護士法や非弁提携について調べてみてるのですが、近年クレサラの整理と関連して、けっこう問題になってるようです。スポーツ新聞の広告とかで客を拾うみたいですね。
非弁提携してる弁護士は主に東京に多いようです。近頃は、全国から顧客を集め、東京で飽和化し、さらに各地でも事例が増加しているということです。
弁護士会が認知し次第懲戒にかけていくけれども、なかなか未然防止は厳しい状況のようです。
提携は、「整理屋」とか「事件屋」とか「紹介屋」からプロポーズすることが多く、そういう「屋」は組織化(偽装的に団体化や各種法人化)しているようです。もうそういったビジネスとしてなりたってるかのようです。
借金がたまった弁護士とか休業明けの弁護士、高齢の弁護士等が付け入られることが多く、ほとんど事務所を乗っ取られるかのごとくという感じのようです。そういうケースでは、先述の組織が弁護士事務所の組織のようになってしまい、弁護士は事件の件数や内容についてほとんど認知しないということにもなります。(一方で、外部提携の色が濃いケースもありますが。)
依頼人と顔も合わせない・話もしないという弁護士については一発懲戒という例が多くなり、提携弁護士のほうも顔くらいはあわせるということが多くなったようで、まあ巧妙化でしょうか。ただ、通常に比べかなり大量の事件をかかえることになるので、実質内容のある話はほとんどないようです。
そして、報酬も高額だし、依頼人ごとの金の管理はずさん。弁護士自身の収入は定額のことが多いようです。
これらは弁護士職務基本規定に違反し、弁護士会の懲戒対象になります。除名、業務停止とか。
また、弁護士法違反であり、非弁者のほうもそれに提携した弁護士も罰せられます。名義貸しも紹介もダメです。

ちなみに西村議員(弁護士)が事件を起こした大阪では、従来から法律相談体制がしっかりしていて東京に比べそういった業者がはびこる土壌ではなかったようなのですが、今回の件を見るとやはりあるんでしょうかね。そのなかでも特に悪質だったんでしょうか。
今回のは、私が読んだ文献に近いというかあるいはそれよりも悪質で、少なくとも弁護士としてのルールからは大きく逸脱してしまっているといえます。

76杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/12/06(火) 21:21:47
禿同!!

経済犯罪「罰則軽すぎる」 耐震強度偽装で同友会幹事
http://www.asahi.com/business/update/1206/137.html
2005年12月06日21時06分

 経済同友会の北城恪太郎代表幹事は6日の記者会見で耐震強度偽装問題について「経済犯罪に対するペナルティーが軽すぎる。今回のような建築基準法違反の罰金は50万円と聞いているが、生命や安全にかかわる問題なのに金額が少なすぎる」と語り、建築基準法の罰則を強化するよう求めた。

 北城代表幹事は米国で経営者が不正な会計報告をした場合、最高で懲役25年になる例などを挙げ、「規制を撤廃し、自由な市場競争をすべきだが、反社会的な行動には懲役25年や30年など再起不能になるくらいの処分をしないと抑止力にならない」と述べた。

77小説吉田学校読者:2005/12/10(土) 20:03:28
>>74−75
法曹人口増やすなら法科大学院方式より、
単純に現行司法試験の合格者を増やして、
試験の中身に公務員試験みたいな「教養試験」をつければ一番安上がりだと思ったんですけどねえ。
あと、修習期間長くするとか。定着するんかいな。
法曹人(こんな呼称あるのかな?)の数少ない天下りを税金つけて作った感じだけがしますね。

で、それに関連して弁護士特権も過保護すぎると思いますね。
若干の改革の要はあるでしょうね。法律相談とか。
報酬も高すぎだし。
西村事件に筆が甘かったのは、そういう意識があったからで、
JANJANじゃないけど、この事件を思い出した。
http://www.janjan.jp/business/0512/0512035895/1.php

78とはずがたり:2005/12/11(日) 00:52:42
強盗致傷の前歴ありか。。なんか行為障害みたいなのがあるのかね。

子どもたち、萩野容疑者の評判二分 京都女児殺害
http://www.asahi.com/national/update/1210/OSK200512100024.html
2005年12月10日23時34分

 「教え方がうまい」「明るくて冗談ずきだった」。萩野容疑者(23)の塾講師としての評判は悪くなかった。

 萩野容疑者の授業を5年生のときから1年間受けた6年生の男児(12)は「よくしゃべって、わかりやすく、優しい先生だった」と話す。

 萩野容疑者は「はぎぴょん」という自分の似顔絵をキャラクターにし、塾のプリントにつけていたという。塾近くに住む中学3年の女子生徒は「身ぶりが大げさで、前の席の生徒につばがかかるくらい大きな声でしゃべっていた」と話す。

 そんな個性の強い萩野容疑者を疎ましく感じていた子どもたちもいたという。

 1年前に英語を習っていた中学3年の男子生徒(15)は「板書の漢字を間違えて生徒に指摘されると、『ファイアー』と叫んで1人で騒いでいた。みんな『ちょっと変わった人だ』と冷ややかな目で見ていた」と話す。

 萩野容疑者は同志社香里高校(大阪府寝屋川市)を卒業した。10日夜に会見した同校の生井武世校長は「在学中、今回の事件につながるような事実や印象は全く持っていないのが正直なところ。衝撃を受けている」と話した。全国の過疎の村を巡り調査・研究をして報告書をまとめる地歴部に3年間所属。部の活動で京都に行った際、後輩にジュースを買ってあげるなど、面倒見の良い一面もあったという。

 01年4月、学内推薦で同大学法学部法律学科に入学。2年生のとき、学部内で屈指の人気の「犯罪と刑罰」を研究するゼミに所属した。

 だが、萩野容疑者は強盗致傷容疑で現行犯逮捕され、03年10月から1年半の停学処分を受ける。復学前の今年3月、学部の学生主任は萩野容疑者と話し合った。その際には、事件を反省し、勉学意欲も示していたという。復学後は、教職課程科目の単位も取っていた。約1000人いる同大法学部の中でも、上位1〜2割に入る成績。卒業まであと8単位を残すだけだった。

 萩野容疑者の自宅は宇治市内の静かな新興住宅地にある。向かいに住む男性は「おとなしく、みなりもきちんとしていた。あいさつをすると、きちんと返事をしてくれた」と驚いた。

 ある主婦によると、数年前には「家のけんかでけがをした」と、母親が自宅から救急車で運ばれたこともあったという。

 大学で事件を起こしたことも近所では知られていたという。母親と仲が良いという主婦は「最近アルバイトをしているとは聞いていたが、大学のことを聞くのははばかられる雰囲気だった」と話した。

79とはずがたり:2005/12/11(日) 00:55:41
こういう犯行か。。>強盗致傷

<京都小6殺害>塾講師、計画的犯行 当初から殺害目的か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051210-00000088-mai-soci

 京都府宇治市の学習塾で10日に同市立神明小学校6年、堀本紗也乃(さやの)さん(12)=同市開町=が殺害された事件で、逮捕されたアルバイト講師の同志社大4年、萩野裕(ゆう)容疑者(23)=同市寺山台3=が、アンケート調査を名目に他の生徒を別の部屋に移して紗也乃さんと2人きりになるように仕組んだり、現場教室のモニターの電源コードを抜くなど、計画的に紗也乃さんを襲っていたことが10日、分かった。遺体の首や顔に強い力で切りつけるなどしてできた大きな傷があったことも判明。当初から殺害する目的だった可能性もあり、府警宇治署は動機について追及している。
 調べでは、紗也乃さんら生徒13人はこの日、午前9時から中学入試の合否判定テストを受けるために塾に来た。しかし、その直前に萩野容疑者が国語の授業についてアンケートをするといって12人を別の部屋に行かせ、紗也乃さんは国語の授業を受けていなかったため、萩野容疑者と2人きりになった。
 教室には包丁(全長約26センチ、刃渡り約17センチ)2本とハンマー(長さ約30センチ)1本が落ちており、このうちの包丁1本で刺したらしい。遺体には首を突き抜ける格好で右側に大きな刺し傷があり、右頭部や目の下にも20〜10センチの切り傷があった。また、教室の様子を見るモニターの電源が切られていた。
 また、市消防本部の救急隊員が到着した時、現場の教室は施錠されており、救急隊員や署員らが開けるように言うと、萩野容疑者が鍵を開けて出てきた。紗也乃さんは教室の後ろの床に倒れていた。警察には、萩野容疑者が教室の中から、自分の携帯電話で「包丁で刺した」と110番通報したという。
 萩野容疑者は同志社大学法学部の4年生で、03年6月に大学図書館で女子学生(当時22歳)のかばんから財布などを盗み、発見した警備員から逃げようとして体当たりなどを繰り返して、強盗致傷容疑で京都府警に逮捕された。この事件で同10月〜今年3月、停学処分を受けて留年。勤めていた塾も解雇された。今の塾には03年11月に採用され、小学生には国語、中学生には英語を教えていた。また、調べに「精神関係の病気で通院中」などと話しているという。
 紗也乃さんは先月から萩野容疑者の授業を嫌がり、今月から国語の授業を受けていない。京進の立木貞昭社長は会見で謝罪した。
(毎日新聞) - 12月10日20時46分更新

80名無しさん:2005/12/11(日) 02:25:13
<立川反戦ビラ訴訟>3被告に逆転有罪判決 東京高裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051209-00000029-mai-soci

 自衛隊のイラク派遣に反対するビラを配るため昨年1〜2月、東京都立川市の防衛庁官舎に立ち入ったとして住居侵入罪に問われた市民団体メンバー3人の控訴審で、東京高裁は9日、無罪とした東京地裁八王子支部判決(04年12月)を破棄し、罰金10万〜20万円の逆転有罪判決を言い渡した。中川武隆裁判長は「ビラによる政治的意見の表明が言論の自由により保障されるとしても、投かんのため管理者の意思に反して建造物等に立ち入ってよいということにはならない」と述べた。弁護側は即日、上告した。
 ▽笠間治雄・東京高検次席の話 本判決は妥当である。誰であれ、他人の住居の平穏を侵害するような手段を用いてまで、自説を言いつのる権利などないことは当然である。
 3人は立川市の市民団体「立川自衛隊監視テント村」メンバーの▽練馬区職員、大洞俊之(48)=罰金20万円▽介護助手、高田幸美(32)=同▽会社役員、大西章寛(32)=罰金10万円の各被告。検察側は懲役6月を求刑していた。
 判決は、官舎への立ち入りについて1審とほぼ同様に住居侵入罪に当たると認定。そのうえで、1審が「刑事罰に値する程度の違法性がない」としたことには(1)表現の自由が尊重されるとしても、他人の権利を侵害してよいことにはならない(2)居住者から抗議を受けながら同じ行為を繰り返した(3)管理者は対応策として禁止事項表示板を設置するなどしており、法で保護された利益の侵害の程度が軽微とは言えない――と指摘。「1審判決は違法性の有無について事実を誤認し、法令の解釈、適用を誤った」と結論付けた。
 1審判決は「憲法の保障する政治的表現活動で、住民のプライバシーを侵害する程度も相当低い」と判断していた。
 判決によると、3人は昨年1月、官舎各戸の玄関ドア新聞受けに「自衛隊のイラク派兵反対!」などと書いたビラを配るため、立川市の防衛庁官舎の玄関前などに立ち入った。大洞、高田の両被告は2月にも立ち入った。【佐藤敬一】
 ▽弁護団の話 不当判決だ。裁判所を糾弾するとともに、上告し、最高裁で無罪判決を勝ち取る。東京高裁は人権の砦(とりで)としての役割を放棄した。
 ▽笠間治雄・東京高検次席の話 本判決は妥当である。誰であれ、他人の住居の平穏を侵害するような手段を用いてまで、自説を言いつのる権利などないことは当然である。
(毎日新聞) - 12月9日12時3分更新

81小説吉田学校読者:2005/12/11(日) 10:13:24
>>80
この判決、争点は(2)でありまして、住居侵入罪は「平穏権」を保護するものであります。
自衛隊員の家族に「派兵反対」のビラを何度も投函しちゃあ、そりゃあ、平穏が犯されたと言われても仕方ない。
別の手段もあるわけで、敷地の前とか駅前でやればいいじゃないかと思うんですな。
起訴されたら有罪もらうのはやむをえないでしょう。

でも、起訴もやり過ぎとも思います。現行犯でない事実もあります。
これは、まず弾圧ありきだったんでしょう。

82とはずがたり:2005/12/29(木) 12:34:03
暴言吐いたのが明らかになったから無罪になっただけなら背任罪だったのに罪を問われずにラッキーだったわけでこんな感じで憤慨するのは盗人猛々しいんちゃのん??

<暴言検事>容疑者に「ぶっ殺すぞ」 横浜地検が厳重注意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051228-00000125-mai-soci

 取り調べ中の容疑者に「ぶっ殺すぞ」などと暴言を吐いた市川寛・元佐賀地検検事(40)について、現所属先の横浜地検は28日、厳重注意処分にした。市川検事は同日、辞職した。
 処分を発表した佐賀地検によると、市川元検事は01年3月18日、佐賀市農協の不正融資事件で背任罪に問われていた拘置中の男性(76)の取り調べで「ふざけんなこの野郎、ぶっ殺すぞお前」と脅した。この暴言が「検察官として極めて不適切で、国民の信頼を失墜させた行為」に当たると判断された。
 公判中に暴言が明らかになったため、結局、供述調書は証拠採用されず、1、2審とも無罪判決が言い渡された。検察側は上告をあきらめ、今年9月、無罪が確定した。
 処分を聞いた男性は「処分が出ても、検察は直接謝罪にすら来ない。私は仕事を失い家族も傷つけられたのに、検事が厳重注意だけで済まされるとは」と憤慨している。[朴鐘珠]
(毎日新聞) - 12月29日10時2分更新

83名無しさん:2005/12/29(木) 13:31:39
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84片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/12/29(木) 13:46:57
>>82
まぁ自白の任意性の問題もありますかねぇ。
こちらの記事から行くと、それが証拠採用できなかっただけではない気もします。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/news/2410/1113306434/119

佐賀市農協背任:地検が供述書ねつ造 参考人の意に反し作成 /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050928-00000149-mailo-l41

 27日に福岡高検が上告を断念し、副島勘三・元組合長(76)の無罪が確定した佐賀市農協背任事件で、佐賀地検が副島元組合長のアリバイ主張を崩そうと、農協関係者から、本人の意に反した供述調書を作成していたことが分かった。事件では、検事が副島元組合長への取り調べ中に「ぶっ殺すぞ」と暴言を吐くなど、当初から検察の捜査手法が問題視されていた。
 検察側は公判で、副島元組合長が96年7月、不正融資について部下と事前打ち合わせをしていたと主張。副島元組合長は「その日時は別の場所で会合に出席しており、説明は受けていない」と反論していた。
 農協関係者によると、控訴審進行中の昨年末ごろ、地検での事情聴取に対し「組合長が会合に出席したかどうかは覚えていない」と答えた。しかし、検事がまとめた供述調書では「会合には来ていなかった」となっていた。毎日新聞の取材に対し、関係者は「訂正を求めると、検事は顔色を変え、威圧するような態度を取ってきた。承諾しないと帰してくれないような雰囲気だったので、仕方なく署名した」と話している。
 地検の事情聴取については、他の関係者からも「何を聞かれても昔のことなので記憶にないのに、思い出すまで待合室に居続けろと言われた」などと抗議の声が上がっている。これらに対し、新倉英樹・次席検事は「個々の事件の内容についてはコメント出来ない」としている。
 控訴審では、副島元組合長が会合に出席していたことを示す手帳のメモなどがあることが判明。検察側は、これらを証拠資料として押収しておきながら開示していなかった。弁護側は「被告に有利な証拠を出さず、逆に証拠に反する関係者証言を今さら出してくるのは不適切」と批判。福岡高裁判決も「事前打ち合わせの存在自体が疑わしい」と検察側主張を退けた。【宮本尚慶】

9月28日朝刊
(毎日新聞) - 9月28日17時40分更新

85とはずがたり:2005/12/29(木) 14:34:28
なるほど。となると予断を以ての>>82の俺のレスは不適当ですな。。
マスコミも
>公判中に暴言が明らかになったため、結局、供述調書は証拠採用されず、
>1、2審とも無罪判決が言い渡された。検察側は上告をあきらめ、今年9月、無罪が確定した。
の辺の書き方ちょっと軽率なんじゃないでしょうか。

86小説吉田学校読者:2005/12/29(木) 21:01:19
>>83-85
スッポン養殖業者への担保不足融資が背任と言われた事件でありますが、
組合長が無罪とすると、これは事件そのものが空中楼閣、池に映る月を掬うが如しなのでしょうか?

となれば、単なる組合長追落としの謀略だったのかもしれません。

87小説吉田学校読者:2006/01/07(土) 08:11:17
暴言検事の次は、強姦未遂副検事。
60歳にもなって、それも御用始めの日に、被害者の検察事務官に告訴・逮捕された。
で、その翌々日に男児連れ去り事件発生と、仙台地検はついてませんな。不謹慎ながら。

<副検事逮捕>ホテルで知り合いの女性に強姦未遂容疑
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060104-00000099-mai-soci

88小説吉田学校読者:2006/01/14(土) 12:39:16
書記官のくだらないメモがなんで漏れるのかも疑問。もっと酷いことを書いていたんでしょうか?

岐阜・徳山ダム建設:民事訴訟で書記官が原告中傷 「利権に食いつく」メモ記述
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060113dde041040039000c.html

 徳山ダム(岐阜県揖斐川(いびがわ)町)の用地取得に絡む民事訴訟で、岐阜地裁(三宅俊一郎所長)の担当書記官が作成し、訴状などと一緒に審理を担当する裁判官に提出したメモに「利権に食いつき、一儲(もう)けをたくらんでいる」「悪名高い」と原告を中傷する内容の記述があることが12日、分かった。メモは通常、裁判官や他の書記官が事案の経緯や請求の趣旨を理解するのを助けるために作成されるもので、同地裁は「不適切な記載があったのは事実。誤解がないようにしていきたい」と陳謝した。
 この訴訟は徳山ダム建設で事業主体の水資源機構(本社・さいたま市)が岐阜県揖斐川町内の男性から関連道路用地を取得した際、登記移転手続きが契約通りに行われなかったとして、男性が昨年11月、機構と県を相手取り、登記手続き抹消を求めて起こした。今月20日に第1回口頭弁論が開かれる。
 同地裁によると、メモを作成したのは同地裁民事1部の30代の男性書記官。「原告の代表者は徳山ダム建設工事にからんで利権に食いつき、一儲けをたくらんでいるとして悪名高い」と記している。男性が02年にも別の登記手続き抹消訴訟を起こしていることにも言及しているが、被告側の機構などについては何も記していない。また原告側代理人の弁護士についても「徳山ダムに反対する弁護士と原告の利害が一致して訴え提起に至ったのかもしれません」と推論。これに対し、この弁護士は「徳山ダム建設反対派の訴訟の弁護団や支援団に加わったことはない」と反論している。
 この問題で、同地裁は13日、記者会見を開き、メモを作成した書記官が「単なる憶測だった」と話していることを明らかにした。同地裁は原告の代理人の弁護士に謝罪するとともに、担当書記官を交代させ、処分も検討する。

89小説吉田学校読者:2006/01/14(土) 17:26:07
>>87
強姦未遂副検事、新生児誘拐のほかに、まったく法学論とは関係ないかもしれませんが、宮城県警・仙台地検がいっぱいいっぱい状態なのに気づきました。
県警幹部や警察回り記者、検事たちの健康大丈夫か。
見た感じ「本部設置事件」がいっぱい。とりあえずリンクだけ。

殺人未遂容疑で送検へ 仙台のアーケード暴走
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051226-00000219-kyodo-soci

女子高生が交際相手刺す 仙台、殺人未遂で逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060110-00000101-kyodo-soci

強盗殺人で会社員の男逮捕 留守番の義母殺し現金奪う
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060111-00000175-kyodo-soci

女子高生買春で医師逮捕 出張のたびに犯行か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060113-00000104-kyodo-soci

強度データ偽造で業者逮捕 仙台市のマンション
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060113-00000190-kyodo-soci

90小説吉田学校読者:2006/01/17(火) 22:36:29
総理は行政のトップだが、池田小事件に続いてちょっときわどい発言。大統領的総理です。

<連続幼女誘拐殺人>宮崎被告の「死刑は当然」 小泉首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060117-00000122-mai-pol

小泉純一郎首相は17日、連続幼女誘拐殺人の宮崎勤被告の死刑判決が確定したことについて、首相官邸で記者団に対し「あれだけ残忍な犯行ですからね。死刑も当然だと思っています」と語った。
(毎日新聞) - 1月17日20時17分更新

91とはずがたり:2006/01/20(金) 23:17:57
スナック女性客に「デブ」、侮辱罪で大月市議に拘留刑
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060119-00000013-yom-soci

 スナックで女性客を「デブ」とけなしたとして、侮辱罪に問われた山梨県大月市大月町、同市議小俣武被告(55)の判決が19日、都留簡裁であった。

 丸尾真実裁判官は「人格を無視した卑劣極まりない言動」として、求刑通り拘留29日を言い渡した。甲府地裁によると、侮辱罪で拘留刑が言い渡されるのは珍しいという。

 小俣被告は公判で、一貫して「見ず知らずの女性にそんなことを言うはずがない」と主張しており、判決後、「冤罪(えんざい)の典型だ」として控訴した。

 判決によると、小俣被告は2004年9月30日夜、知人男性と大月市内のスナックを訪れ、居合わせた客ら10人のうち初対面の20歳代の女性客に対し、知人男性とともに数回「デブ」などと言って侮辱した。

 女性客が被害届を出し、大月署が2人を都留区検に書類送検していた。

 丸尾裁判官は「初対面の女性に、身体的特徴を挙げて侮辱した責任は軽視し難い。歓談を楽しんでいたところ、唐突に『デブ』などと言われた被害女性の感情は察するに余りある」と述べた。

 小俣被告は市議一期目。知人男性も侮辱罪で在宅起訴されたが、公判で発言を認め、科料7千円の有罪判決が確定している。
(読売新聞) - 1月19日21時47分更新

92小説吉田学校読者:2006/01/26(木) 21:11:52
かつてアフガン難民訴訟でタリバン政権崩壊直後なのに「現地は非常に安全」とする国側証人を採用するなど
難民認定ではタカの部類に入る裁判長で、時には行政べったりとか言われたりした人でもありますが、
今では http://www.rivo.mediatti.net/~nanya/kaiketu.html の判決を出したりしてもいます。
決定で弱者救済という姿勢は良し。(あと、読売の記事の小回りのよさも評価)
もう1つ付言させていただければ、民事でも「早期解決」の精神が司法にの世界に芽生えてきたのではないでしょうか?

たん吸引が必要な女児の入園、東京地裁が仮義務付け
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060126i311.htm

 気管切開手術を受け、吸引器によるたん吸引が必要な東京都東大和市の青木鈴花ちゃん(5)が、市立保育園などへの入園を拒否されたのは違法だとして、父の繁宜さん(40)が同市に入園の承諾を求めた裁判で、東京地裁の菅野博之裁判長は「幼児期の集団生活は子供の心身の成長に重要で、入園が認められないと回復不可能な損害を受ける」と述べ、入園を認めるよう仮に義務づける決定をした。決定は25日付。
 鈴花ちゃんは数時間に1回、つばやたんの吸引が必要だが、それ以外は通常の日常生活を送っている。両親の入園申し込みに対し、市は昨年3月、「たん吸引は医療行為で、適切な保育を確保するのが困難」などとして拒否したが、決定は「たんの吸引は、保育園に配置されている看護師で対応可能」と指摘した。
 仮の義務づけを求める訴えは、昨年4月に施行された改正行政事件訴訟法で新設された救済制度で、判決が出る前でも、回復不可能な損害を避けるために緊急の必要性がある場合には、行政に一定の処分を命じられる。
 26日午後、会見した鈴花ちゃんは「早くお友達とおもちゃで遊びたい」と笑顔を見せた。
        ◇
 決定を受け、東大和市は26日、鈴花ちゃんの受け入れを決めた。同市児童福祉課によると、市内15保育園のうち13園には看護師が1人ずつ常駐しているが、園児全員に目配りする必要があるため、新たに1人の看護師を確保する。
(2006年1月26日19時40分 読売新聞)

93小説吉田学校読者:2006/01/27(金) 20:34:47
本日の日刊スポーツによりますと「女の子に『京大だよ』といったらギャングスターズの話題になった」などという関東人にとってにわかに信じがたい現役男子京大生のコメントがありましたが・・・
関東だと「駒大だよ」と言って自然と駅伝の話になんかなりません。

さて、この京都新聞の記事によりますと、被害者と容疑者はメアドの交換はしているようで知人であったのでしょう。
(変な記事だともと思いました。口裏合わせの示唆なのか?)
密室犯罪、京都府警の捜査は困難極めると思いますので、起訴されたら、証拠がかなりがっしりしているものと思われます。
読売の報道であった「被害者に駆け込まれた医師」と「帰省された被害者の親」が捜査のポイントか?

事件後 弁護士に相談 京大元アメフット部員暴行
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000030-kyt-l26
 京都大アメリカンフットボール部の元部員3人による集団女性暴行容疑事件で、逮捕された容疑者の1人が被害を受けたという女子学生からの抗議を受け、知り合いの弁護士に相談していたことが27日、関係者の話で分かった。
 関係者によると、女子学生の2人のうち1人が鍋パーテイー後の昨年暮れ、容疑者の1人に抗議のメールを携帯電話で送信。その後、2人は直接会って話をしたが平行線に終わり、同容疑者が弁護士に相談を持ちかけたという。
 また府警によると、別の容疑者の1人も事件後、もう1人の被害女性と会い、合意の上での行為だったと主張したという。
 これまでの府警の調べに対し、A容疑者(23)とB容疑者(22)は合意の上という趣旨の供述をし、C容疑者(22)は行為自体していないとして、いずれも容疑を否認しているという。
 府警は女子学生2人が泥酔状態にさせられていたなどとして、合意の上の行為ではなかったと判断。女子学生の抗議を受けた容疑者2人が性的暴行ではないと認めさせようとした可能性もあるとみて、慎重に調べている。
(京都新聞) - 1月27日15時59分更新

94小説吉田学校読者:2006/01/27(金) 20:53:19
なんで、7日間も娘の死を知らなかったのか・・・夫の気持ち、いかばかりか。

<放火>長女死なせた母逮捕 夫の気引こうと玄関焼く 東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000063-mai-soci

 東京都江東区の団地で19日、会社員方の玄関が燃えて室内にいた会社員の長女(4)が死亡した火事で、警視庁捜査1課などは27日、会社員の妻を、現住建造物等放火容疑で逮捕した。「冷たい態度をとる夫の気をひこうとした」と動機について供述している。
 調べでは、容疑者は19日午前4時40分ごろ、新聞紙に火をつけて自宅玄関を焼いた疑い。長女が煙を吸って死亡した。
 容疑者もけがをしたが、26日夕、入院先の病院から無断外出して長女が搬送された墨田区の病院を訪れた。この時、初めて長女の死亡を知ったという。
 同課は容疑者の回復を待って事情を聴く方針だったが、この病院から任意同行を求め、容疑を認めたため逮捕した。
 容疑者は18日にあった自宅前のぼやについても認めている。長女の死にぼうぜんとしていたという。【鈴木泰広】
(毎日新聞) - 1月27日14時6分更新

95杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/01/27(金) 23:17:05
ホームレスに法的根拠ができますた!(´Д`)

公園暮らしに「住所」認める 「実体ある」と大阪地裁
http://www.asahi.com/national/update/0127/OSK200601270037.html
2006年01月27日21時14分

 大阪市北区の公園でテント生活をしている男性が、公園を住所と認めないのは不当として、北区長を相手に転居届の不受理処分の取り消しを求めた行政訴訟の判決が27日、大阪地裁であった。西川知一郎裁判長は「原告のテントは生活の本拠としての実体を備えており、住民基本台帳法でいう住所にあたる」と認定。公園の占有許可を受けていないことなどを理由に受理しないことは許されないとして、区の不受理処分を取り消した。

 厚生労働省の調査では、03年時点でホームレスは全国に約2万5300人。大阪市はこのうち約6600人が暮らしている。公園を生活の本拠と認めたこの日の判決は、自治体のホームレス行政にも影響を与える可能性がある。

 訴えていたのは、山内勇志さん(55)。

 判決によると、山内さんは98〜99年ごろに同市住吉区のパチンコ店寮から扇町公園に移り住み、00年ごろからは公園内に組み立てたテントで生活を始めた。04年3月、テントの所在地を住所とする転居届を北区役所に出したが、「公園の適正利用を妨げる」として受理されなかった。「このままでは住民登録が消され、健康保険に加入できなくなる」などとして提訴した。

 判決は、まず住民基本台帳法が定める「住所」について「生活に最も関係の深い全生活の中心を指す」とした。その上で、山内さんのテントの所在地が住所にあたるかどうかを検討。テントが、食事の場所や居間として利用され、日雇い労働などの仕事に出かけている▽角材やベニヤ板で組み立てられ、四隅にくいが打ち込まれて地面に固定された構造物にあたる――と指摘。「原告のテントは客観的に生活の本拠としての実体を備えている」と述べた。

 区側は「占有権のないテントはいずれ撤去されるから居住の事実があるとは認められない」と主張していた。

 これに対し、判決は原告の占有権は認められないとした上で、「住民基本台帳は住民の居住の事実を正確に記録するのが目的であり、占有権と生活の本拠として実体があるかどうかは無関係。占有権を有していないことを理由に転居届を受理しないのは許されない」と退けた。

 ■村田匠・北区長の話 今後の対応については、判決の内容を十分検討した上で適切に対処したい。
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96片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/27(金) 23:34:02
>>95
これ,あんまり根拠のない申請をしたら,公正証書原本不実記載罪にあたりうるんじゃないかと思うのですが。現在でも実務では不法占有地を住所にして住民登録できるのかな。そうじゃなかったら,この判決は風前の灯火では・・・。

97小説吉田学校読者:2006/01/28(土) 08:32:48
>>96
実務においても住民票は受理できる。かつての占有屋、いまでも「勝手に居候する奴」の住民登録はOKなはず。生活の根拠となっているかがポイントであります。
とはいえ、不動産所有者は、地上権、借地権が成立していない限り、所有権に基づく排除請求権がありますから不法占有者を排除できます。判決も居住権まではみとめていない。
原告「勝てるとは思っていなかった」ってねえ。

ホームレス:公園への住所転居届認める 大阪地裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060128k0000m040069000c.html

 大阪市北区の公園でテント生活しているホームレスの山内勇志(ゆうじ)さん(55)が公園を住所とする転居届を区長が受理しなかったのは違法として、処分取り消しを求めた訴訟で、大阪地裁は27日、公園での住民登録を認め、処分を取り消した。西川知一郎裁判長は「テントの所在地は生活の本拠としての実体を備えており、住民基本台帳法の住所と認められる」と判断、「占有権がないことを理由に受理しないのは許されない」と結論付けた。
 原告側代理人弁護士によると、公共用地の公園での住民登録を認めた司法判断は初めてで、行政のホームレス対策に影響を与えそうだ。大阪市は大阪城公園(中央区)など2公園で生活するホームレス22人のテントを30日に強制撤去する計画だが、「不法占拠と住民登録は別問題」として予定通り撤去する方針。
 山内さんは98〜99年ごろから北区の扇町公園で生活を始め、00年ごろテントを設置した。知人宅に住民登録していたが、警察に違法性を指摘されたのを機に、生活保護など住民サービスを受けやすくするため、04年、公園を住所とする転居届を北区役所に提出した。区長は「私的な工作物設置は公園の適正な利用を妨げる」と受理せず、市長も審査請求を棄却したため、昨年提訴した。
 判決は、住民基本台帳法の「住所」について「生活の本拠を指し、客観的に生活の本拠たる実体を具備しているか否かによって決めるべきもの」と指摘。そのうえで、山内さんが不受理までの約4年間、同公園のテント群にあるテントを寝泊まりの場所として占有し、食事の場所や居間として利用、日雇い労働などが終われば戻るという日常生活を送っていたと認定。さらに、「テントは四隅に杭が打ち込まれ、地面に固定された構造物で、生活の実体を具備している」と述べ、同法上の住所と認めた。
 市側は「扇町公園のテント撤去に向けた努力をしており、占有権限のないテントはいずれ撤去され、定着性は極めて不安定」と主張。しかし、判決は「占有権限があるかどうかは生活の本拠たる実体の具備とは本来無関係」と退けた。【前田幹夫】
 村田匠・大阪市北区長の話 判決内容を十分検討したうえで適切に対処したい。
 ◇法的にはあり得る
 ▽小早川光郎・東京大教授(行政法)の話 権限なしに人の家に住み着いても安定した暮らしができていれば住所となることを考えても、今回の判決は法的にはあり得る判断だ。しかし、公園に住み続けることは、利用者や付近住民にとって迷惑かもしれず、どの程度まで居住を認めるかは、住所としての法的評価とは別に行政が判断すべきことだ。
 ◇勝訴判決に原告「驚いている」
 原告の山内勇志さん(55)や支援者らは判決後に会見し「画期的な判決」と評価した。山内さんは「勝てると思っていなかったので驚いている。生活保護を請求しようと思う」と笑顔を見せ、「(大阪市が)大阪城公園の仲間らを追い出そうとしているが、判決が暴力的な追い出しの歯止めになってほしい」と30日の強制撤去中止を訴えた。
 また、代理人の永嶋靖久弁護士は「ホームレスの多くは住民登録をあきらめ、基本的な行政サービスから排除されている。市は控訴せず判決を受け止めてほしい」と語った。【前田幹夫】
 ◇東京都、判決に戸惑いぎみ
 4500人のホームレスを抱える東京都は判決に戸惑いぎみだ。福祉保健局の担当者は「そもそも、住民登録を求める理由がはっきりしない。住民票は就職や部屋の賃貸契約などの際に必要だが、社会生活を営もうとするなら公園に住む必要もなくなるのでは」と首をひねる。
 都は、都内5カ所の公園に住むホームレスを対象に、借り上げアパートに格安の家賃で入居させ、就労を支援する移行事業を進めており、すでに1000人余りが公園を離れた。担当者は「公園などを占有する生活は都民とのあつれきも大きく、望ましい状態ではない。今回の判決で、公園に居住する正当性が認められたわけではないので、引き続き生活基盤を立て直す支援を続けていく」と話した。【猪飼順】
毎日新聞 2006年1月27日 19時20分 (最終更新時間 1月27日 22時35分)

98小説吉田学校読者:2006/01/28(土) 09:05:45
>>93
吹奏楽部出身者として、チアリーディングや米国での応援スタイルくらいは知っていましたが、
関西でこんなにアメフットが流行っているとは知りませんでした。万単位の集客かすごいな。関京戦なんて言葉も始めて知りました。
関西ってアマチュアスポーツが盛んなんですね。関東じゃアマスポーツは追っかけが練習場に駆けつける程度です。

アメリカンフットボール 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB

99杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/02/01(水) 20:03:58
これほどの大弁護団は幸福の科学Vs.山口廣弁護士以来ですね。弁護士としても譲れない一線なんでしょうね>日常的に行う相談業務

弁護人、異例の2100人 安田弁護士事件、控訴審始まる
http://www.asahi.com/national/update/0201/TKY200602010324.html
2006年02月01日16時41分

 負債を抱えた顧問企業の財産を隠したとして強制執行妨害罪に問われ、一審で無罪となった弁護士、安田好弘(よしひろ)被告(58)の控訴審が1日、東京高裁で始まった。死刑廃止運動をリードする著名弁護士の起訴に加え、最高刑が懲役2年の罪なのに、起訴から足かけ8年にわたって公判が続いている点も異例だ。検察側の控訴に対し、全国の弁護士の1割に当たる2100人を超える弁護士が「弁護士業務への不当な介入」と異議を唱え、弁護人として名を連ねた。

 公判は、東京高裁で一番大きい102号法廷で開かれた。弁護人席として用意された29席のほか、傍聴席の半分の48席も弁護人で埋まった。

 安田弁護士は「顧問先の不動産会社社長らに指示して、会社が所有するビルの賃料収入約2億円をダミー会社の口座に振り込ませて隠し、差し押さえを免れた」として起訴された。

 検察側は一審で20回以上の尋問を受けた元会社従業員らを、改めて証人として調べるよう求める方針。

 これに対し弁護側は、「検察官が作り上げた事件。安田弁護士が提案したのは、会社再建と従業員の雇用確保のために賃貸部門を別会社化する構想であり、債権回収の妨害ではない」と述べ無罪は明らかだとして即日結審を求めた。

 2100人もの弁護団になったのは、弁護士が日常的に行う相談業務が犯罪の「謀議」とされることへの懸念があるからだ。

 弁護士が相談を受けてアドバイスをしても、実行するかどうかは依頼者が決めることだ。今回、検察側はそれを「共謀関係」ととらえ、さらに、依頼者の会社社長への求刑(懲役1年6カ月)よりも重い、懲役2年を求刑した。弁護団の1人は「依頼者がアドバイスを曲解して罪を犯したら、弁護士が犯罪の首謀者に仕立てられかねない」とおそれる。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

100小説吉田学校読者:2006/02/01(水) 22:26:27
再審の門、開いて閉じて、裁判官の人権遊戯。
とはいえ三審制は重い。
絞殺の跡は本当にあったのかね? 事故死じゃないのかね? そもそも堆肥に突っ込むのが死体遺棄に当たるのかね?
ちなみに検察の即時抗告を認めた福岡高裁宮崎支部裁判長は、抗告認容後、八王子でワープロを消去してしまい判決宣告ができなくなってしまったお仁でもある。

大崎事件 再審認めず/最高裁、特別抗告を棄却 証拠不採用の高裁支持
http://373news.com/2000picup_bak/2006/02/picup_20060201_9.htm

 1979年10月、大崎町井俣で男性の変死体が見つかった「大崎事件」で、殺人罪などで有罪が確定した原口アヤ子さん(78)=同町永吉=が無実を訴え、裁判のやり直しを求めた再審請求の特別抗告審で、最高裁第3小法廷(藤田宙靖裁判長)は1月30日付で、抗告を棄却する決定を出した。原口さんと弁護団は1日、鹿児島市の県弁護士会館で会見し、「従来の再審開始を認めた判例に違反する不当な決定」と訴え、第2次再審請求を起こす意向を明らかにした。
 決定文によると、「抗告は単なる法令違反、事実誤認、再審事由の主張であり、特別抗告理由に当たらない」として、2004年12月に原口さんの請求を棄却した高裁決定を支持。男性の事故死の可能性を指摘した弁護側の鑑定書について、「新証拠の明白性を認めなかった高裁支部の判断は正しい」として、証拠として採用しなかった同決定は判例違反とする弁護側の主張を退けた。
 原口さんは「無実はいつか晴れると思って、何回も裁判をしてきたが、悪い結果が出た。悔しくてならない。裁判官は間違いを認めず、人間のすることではない」と声を震わせた。
 再審棄却は、本人への決定文の送付によって確定。亀田徳一郎弁護団長は「第2次再審請求に取り組みたい。10日に弁護団会議を開き、方針について話す」としている。
 原口さんは、義弟殺害と死体遺棄の罪で有罪が確定し、服役。95年4月、鹿児島地裁に再審請求し、2002年3月に開始決定が出た。検察が即時抗告し、04年12月に福岡高裁宮崎支部は請求棄却を決定。原口さんは最高裁に特別抗告していた。

■大崎事件
  1979年10月、大崎町井俣で農業中村邦夫さん=当時(42)=が自宅牛小屋のたい肥の中から遺体で見つかった。邦夫さんの義姉原口(当時は中村)アヤ子さんと兄2人(1人はアヤ子さんの夫)が殺人と死体遺棄容疑で、おいの中村善則さんが死体遺棄容疑で逮捕、起訴された。善則さんら3人は懲役刑が確定。原口さんは一貫して無罪を主張したが最高裁で懲役10年が確定し、服役後の95年4月に再審請求。善則さんも97年に請求したが2001年死亡。引き継いだ母チリさんも04年1月死亡した。鹿児島地裁は02年3月、原口さんの再審請求を認めたが、福岡高裁宮崎支部は04年12月、即時抗告審で一審を破棄し、請求を棄却する決定を出した。

101小説吉田学校読者:2006/02/04(土) 10:23:07
捜査当局の「勘」が問われる記事2本。まずは大阪府警。
これはひどい。特高警察か? 自白以外で有罪取れる見込みがあるんでしょうか?地検は?

証拠採用却下:放火事件被告の自白調書 大阪地裁
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060204k0000m040144000c.html

 昨年5月に住民2人が死亡した大阪市北区のアパート火災で、自室に火をつけたとして現住建造物等放火罪に問われた北山和也被告(32)の公判が3日、大阪地裁であり、杉田宗久裁判長は「被告は警察の過酷な取り調べに耐えかねて自白した」として北山被告の自白調書に信用性はないとし、証拠採用を却下した。北山被告は逮捕前の取り調べで放火を自供したが、杉田裁判長は「出火原因として漏電も排斥しきれなかったのに、放火と決めつけた。悪しき見込み捜査とのそしりは免れない」と大阪府警の捜査を厳しく批判した。
 火災は昨年5月27日、同区本庄東1の木造2階建てアパートが全焼、1階の北山被告の部屋が火元だった。北山被告は当初、府警の調べに「ホットプレートの漏電が原因かも」などと話したが、その後、「仕事のうっ憤を晴らすためライターで放火した」と自供して逮捕された。
 公判段階で北山被告は「警察官に耳元で『とぼけるな、白状せえ』と怒鳴られたり、髪をつかまれたりし、うその自供をした」と無罪を主張。火災時は「焼き肉をしようとホットプレートの電源を入れたが寝てしまい、気がつくと煙が出ていた」と説明。一方、取り調べ警察官は証人尋問で「大声で『正直になれ』としかるように言ったり、肩を組んだりしたが、被告の心を開いてやらなければとの思いから。穏当なもので暴行、脅迫ではない」と主張していた。
 杉田裁判長は「出火原因が分からないのに、刑事の勘のみに頼り、被告の言い分に耳を貸さなかった。任意同行の被告に、肩を組んだりしかりつける口調で話すのは常軌を逸している。明らかに違法で黙秘権も侵害している」とした。さらに、火災の半年前にもホットプレートのコンセントから煙が出た▽燃焼実験でも自供のように燃えなかった▽自供の放火状況だとよく燃えるはずの部分が焼け残っている−−などの点も指摘。動機についても「仕事でいくらストレスがあっても、唯一の自宅に火をつければ帰る家がなくなる。精神的に異常もなく自殺願望もない被告が、ストレスで自宅に放火するのは不自然だ」と述べた。
【和泉かよ子】 毎日新聞 2006年2月4日 3時00分

102小説吉田学校読者:2006/02/04(土) 10:28:48
今度は兵庫県警。
除雪車のタイヤの写真も撮っていなかったか、撮っていたけど証拠として出さなかったのどちらかです。
繊維痕がタイヤに残ってる可能性は当たり前です。事故現場走っているんだから。繊維痕の付着といえば、兵庫県警因縁の甲山事件があるが・・・

除雪車運転手に無罪 浜坂・ひき逃げ
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/00047756sg200603040800.shtml

 二〇〇一年三月、兵庫県美方郡浜坂町(現新温泉町)の町道で、除雪作業中に新聞配達員の女性=当時(73)=をはねて死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた同町浜坂の会社員(56)に対する判決公判が三日、神戸地裁であった。佐野哲生裁判長は「被告の除雪車とは別の車がひいた可能性が残り、犯罪の証明がない」として無罪(求刑禁固一年二月)を言い渡した。
 判決などによると、男性(56)は事故から約二週間後、ひき逃げなどの疑いで浜坂署に逮捕された。その後、処分保留で釈放されたが、二年後の〇三年三月、神戸地検が同罪で在宅起訴した。
 佐野裁判長は判決で、被害者のコートの痕跡が除雪車後輪のチェーン跡と類似するとした検察側の鑑定結果を、「重大な疑いがあり、信用性が乏しい」と否定。
 その上で、事故の目撃者がなく、当時の通行量から別のトラックなどがひいた可能性があると指摘。「(被告の)ひいた感覚がない」という供述が一貫している▽除雪車に被害者の血液反応がない―などの点を挙げ、「被告の除雪車が犯行車両と認めることはできない」と結論付けた。
 判決の言い渡しを受け、男性は裁判長に「ありがとうございました」と一礼。閉廷後、「主張を認めてもらい、名誉を回復できた」と涙ながらに話した。弁護人の中川秀三弁護士は「思い込みによるずさんな捜査だ」と捜査を批判した。
 地検の岩永建保次席検事は「判決文をよく検討して、対応を決めたい」としている。

103片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/04(土) 13:38:39
>>100
再審が話題になるものの中では割とあたらしめの事件?
最近の裁判では再審の可能性のあるものはあるんでしょうかねぇ。
人が死ぬような重大事件では、是が非でも起訴・有罪にしたいと思う訴追側の気持ちもわかるところではありますが。それを思うばかりに、証拠のほうが薄くなってしまっては危険ですね。

>>101
杉田宗久判事は、論文を多数執筆されてる出世株の部長さんですね。
正義感を強くもったお仕事ぶりだなと、ときどきニュース記事を見て思います。

104小説吉田学校読者:2006/02/04(土) 22:18:24
>>103
貴殿も杉田判事には注目されていましたか。

布川事件、名張毒ぶどう酒事件は再審決定が出ましたな。
布川事件のほうは、高裁の判断がまだなんだが、高裁では覆るかもしれない見通しがあり、予断を許さない。
名張の方は再審決定。でも被告は80歳。

再審と言うのは、「完全無罪」であることが刑訴法の要件になるんですが
「やったかどうか疑わしい」レベルまで引き下げたのが白鳥決定です。

ただ、白鳥決定には「これは三審制の否定じゃないか」という批判も出されておりまして、再審については司法も「具体的事例に即して判断」という流れになっているようです。
かつては、死刑判決出した裁判官が「やっぱり無罪」と言って再審決定出して、罷免されそうになったこともあった(結果として、無罪は正しかった)ので、いい加減な要件でもあるんですけども・・・

105小説吉田学校読者:2006/02/08(水) 21:41:22
>>92
続報。

鈴花ちゃん:保育園仮入園決定 地裁判決受け 東大和市
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20060209k0000m040079000c.html

 東京都東大和市の青木鈴花ちゃん(5)が、たんの吸引が必要なことを理由に保育園入園を拒否された問題で、同市は8日、今月10日から鈴花ちゃんを市立向原保育園に仮入園させることを決めた。東京地裁が先月25日付で、市に入園を義務付ける仮決定を出したことを受けての措置。
 鈴花ちゃんは「喉頭(こうとう)軟化症」という病気で、器具をのどに装着して1〜3時間ごとにたんを吸引する必要があるが、同市は「保育園では適切な対応ができない」と入園を認めなかった。これに対し、東京地裁は「重大事故に発展する可能性は極めて乏しい。市の処分は裁量権を逸脱し違法」と判断していた。【木村光則】

106小説吉田学校読者:2006/02/15(水) 21:16:06
京大の次は阪大と、夕刊紙並みの対応をしてみる。借用書を書かせて財産上不法の利得ですか・・・・・

ホストクラブ経営の阪大生“暴走” 女性恐喝容疑で逮捕
http://www.sankei-kansai.com/a01-news/top-news1.htm

 ホストクラブの元店員に対する懲罰金を交際相手の女性に肩代わりさせたとして、曽根崎署は15日、恐喝の疑いで、大阪市北区兎我野町のホストクラブ「侍」代表で、大阪大学工学部4年、A容疑者(23)ら5人を逮捕した。
 ほかに逮捕されたのは、店長のB容疑者(21)、代表補佐のC容疑者(23)ら。
 調べでは、A容疑者らは、遅刻や欠勤などに対する制裁として請求した約300万円を払わないまま同店を辞めた元ホストの男性(23)と連絡が取れなくなったため、男性と交際していた飲食店アルバイトの女性(21)に肩代わりさせようと計画。
 昨年11月8日に、大阪市内の女性宅に押しかけ、「お前1人殺すの簡単や。借用書を書け」などと脅して同店まで連れて行き、額面300万円の借用書を作らせた疑い。
 調べに対し、A容疑者らは「借用書は書かせたが、恐喝はしていない」と容疑を否認しているという。
 A容疑者は、平成16年8月の同店のオープン当時から「若菜悠斗」の名前で代表を務めており、店のホームページで「一流大学に通いながら、ホストクラブの経営なども手掛ける若き実業家」などと自己PRしていた。

107杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/02/15(水) 21:22:01
>>106
へぇ・・・・・既に成年なのにサンケイが実名出さないなんてどういう風の吹き回しなんですかね?毎日では実名出してましたけど。

ところで、こちらは残留孤児ならぬ残留婦人をめぐる訴訟の判決。でも「政治的怠慢」を指摘するなら賠償くらい認めてもいいんじゃないのか??

中国残留婦人訴訟で原告敗訴 地裁、「政治的怠慢」指摘
http://www.asahi.com/national/update/0215/TKY200602150291.html
2006年02月15日16時18分


 戦前、国策で中国東北部(旧満州)に移住し、敗戦後は中国国内に取り残された「中国残留婦人」ら3人が、日本政府を相手に「早期に帰国させる義務や帰国後の生活支援を怠った」として、一人あたり2000万円の賠償を求めた訴訟の判決が15日、東京地裁であった。

 野山宏裁判長は「国には多くの未帰還者の帰国を妨げ、遅らせた政治的怠慢があった。帰国後は補償措置をとる政治的責務があった」と指摘する一方、国家賠償法上、違法とまではいえないとして請求を棄却する原告敗訴判決を言い渡した。

 訴えていたのは、いずれも東京都内に住む鈴木則子さん(77)、藤井武子さん(73)、西田瑠美子さん(72)。いずれも戦前に家族とともに中国に渡り、78年〜88年に帰国した。

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108小説吉田学校読者:2006/02/15(水) 21:22:19
それでも、やはり日時の特定は必要と思われますけれども。
シャツや下着の「汗」の鑑定はすべきだったのでは?

男性教諭、2審も無罪…知的障害女児へのわいせつ事件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060215-00000204-yom-soci

 小学校の養護学級で、知的障害を持つ女子児童2人にわいせつ行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた千葉県八千代市の男性教諭(46)(休職中)の控訴審判決が15日、東京高裁であった。
 高橋省吾裁判長は「犯行日時や場所の証明が十分されていない」と述べ、無罪とした1審・千葉地裁判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。
 判決は、女児らの「わいせつ被害を受けた」との供述については、供述に一貫性があることなどから、「疑問を差し挟む余地がないようにも思われる」と指摘。しかし、起訴事実となった被害については、「信用性に疑問が残る」とした。
 男性教諭は、浦安市の市立小で養護学級の担任をしていた2003年5月と7月、教室内で、当時9歳と11歳の女子児童の胸や陰部を触るなどしたとして起訴された。
 判決後、女児の母らが会見し、判決が被害を受けた日時に疑問を示したことについて、「日時の特定が苦手な知的障害の特性に配慮がない。特定できなければ無罪というなら、日常的に被害に遭っていた子どもは泣き寝入りです」と涙をにじませた。
 一方、男性教諭の弁護人は、「被害供述の不自然さを指摘した適正な判決。明らかな冤罪(えんざい)で、今後は自白偏重の安易な捜査がなされないように願う」とするコメントを出した。
(読売新聞) - 2月15日12時48分更新

109小説吉田学校読者:2006/02/15(水) 21:23:26
>>107
実名伏せたのは、俺の判断です。

110小説吉田学校読者:2006/02/19(日) 23:13:16
正真正銘のテロリスト「ベッカー高原でゲリラ戦した女」、注目の判決へ。

重信被告に23日判決=逮捕から5年余、無罪主張−日本赤軍ハーグ事件・東京地裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060219-00000059-jij-soci

 1974年のオランダ・ハーグの仏大使館占拠事件を指示したとして、殺人未遂と逮捕監禁などの罪に問われた日本赤軍最高幹部重信房子被告(60)の判決公判が23日、東京地裁(村上博信裁判長)で開かれる。国際手配を受け、大阪府内で潜伏中に突然逮捕されてから5年余。事件発生から31年半を経て、1審判決が言い渡される。
 公判は2001年4月に始まった。検察側は「わが国の国際テロの原点」と無期懲役を求刑。被告側は無罪を主張し、指示の有無が争われた。 
(時事通信) - 2月19日16時0分更新

111小説吉田学校読者:2006/02/20(月) 20:05:14
控訴が弁護人のみだったら、控訴手続自体に被告人の訴訟能力は関係ないでしょ。一審と二審の弁護人が違うのは承知の上だけども。
控訴前に被告人の訴訟能力云々なんて変な感じだ。
控訴趣意書を期間内に差し出さないのであれば、控訴棄却される。
弁護団は傍論で訴訟能力に言及した上で、速やかに事実誤認一本に絞った控訴趣意書を提出すべき。

<オウム裁判>松本被告に訴訟能力ある 東京高裁に鑑定結果
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060220-00000029-mai-soci

 地下鉄、松本両サリンなど13事件で殺人罪などに問われ、1審で死刑判決を受けたオウム真理教(アーレフに改称)の松本智津夫(麻原彰晃)被告(50)=控訴中=について、東京高裁(須田賢(まさる)裁判長)から精神鑑定の依頼を受けた精神科医は20日、「訴訟能力を失っていない」との鑑定結果を同高裁に提出した。訴訟能力に疑問を持つ弁護団から控訴趣意書が出されないため控訴審はいまだ開かれていないが、弁護団は趣意書提出を余儀なくされるとみられる。ただ、法的には裁判所が審理を打ち切ることも可能で、高裁の訴訟指揮が注目される。
 刑事訴訟法は期限内に控訴趣意書を提出するよう規定し、提出しない場合は裁判所が控訴棄却の決定を出して判決が確定する。しかし「やむを得ない事情」で遅れたと裁判所が判断した場合、続行が認められている。
 高裁は一昨年6月、控訴趣意書の提出期限を昨年1月11日と指定したが、弁護団が「被告と意思疎通ができず趣意書は書けない」と主張したため、高裁は期限を同8月31日に延期。弁護団は同7月、再延期と公判手続き停止を求め、高裁は認めなかったものの「重大案件であり慎重を期す」として、訴訟能力の有無を判断するための初の鑑定を実施した。【武本光政】
(毎日新聞) - 2月20日14時52分更新

112とはずがたり:2006/02/20(月) 22:27:51
>須田裁判長の訴訟指揮が焦点になる。
訴訟指揮ってなんすか

<オウム事件>松本被告の訴訟能力認定で、死刑確定の可能性
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060220-00000099-mai-soci

 東京高裁が実施した精神鑑定で、オウム真理教の松本智津夫被告の訴訟能力が認められたことで、今後の裁判では、須田裁判長の訴訟指揮が焦点になる。弁護団が控訴趣意書を提出しなかったり、仮に提出しても、刑事訴訟規則の「やむを得ない」事情に当たらないと判断されれば、審理を打ち切り、死刑が確定する可能性が高い。
(毎日新聞) - 2月20日21時9分更新

113小説吉田学校読者:2006/02/20(月) 22:42:57
>>112
訴訟指揮とは、文字通り、手続きの面において、訴訟を指揮することであります。公判期日における訴訟の指揮は裁判長がこれを行うのであります。
具体的には、釈明の制限、陳述の制限、訴因変更命令など多岐にわたりますが、
この記事でいいますと、具体的には314条「公判手続の停止をしなければならない」1点であります。

期日外の打ち合わせ(今話題の公判前整理手続き、期日間整理手続きとはちがいます)における「早く趣意書出して」というのは、非公式な「要請」でしかありませんが、
この指揮権に裏打ちされておりますので、あまり無視することもできないものであります。

114小説吉田学校読者:2006/02/20(月) 22:52:15
加えて申し上げますならば、控訴審においては被告人の出頭は別になくてもかまわない(棄却ができるから)ので、控訴棄却決定は、被告人の出頭を待たなくてもできます。
これは「決定」でありますので、訴訟指揮ではありません。
ということで、今裁判所ができることは、
1 控訴棄却の決定をする
2 公判手続きの停止をする
3 控訴趣意書提出期限をもう1度指定する(これは指揮ではありません)
の3つであります。一度期限を破っているのに趣意書提出できるのか疑問をもたれているかもしれませんが、これはやむをえない事由があればできます。

ということで、私は、控訴が弁護人申立てであるのだから、公判調書を隅から隅まで呼んで、こじつけでも何でもいいから
被告人と接見しなくてもある程度は書けるであろう事実誤認一本で控訴趣意書を書くべきであると思うのであります。
これは死刑公判でありますので、やはり法定手続をきっちり踏んだ上でないとダメだなあと思うわけであります。

115とはずがたり:2006/02/21(火) 10:42:27
なんか複雑ですね。。
弁護人は麻原には訴訟能力がないし控訴趣意書も書けないとしている→期日までに提出せず,このままだと本来死刑確定
裁判所は精神科医に鑑定を依頼して訴訟能力有りとお墨付きを貰う→期日までに趣意書出さなかったのでもう死刑確定だよとも云える(これが公判手続きの停止?)し,弁護団からの趣意書の提出を待ってそれが控訴審にあげに十分の理由かどうかを審査できる。
って感じですか?

116小説吉田学校読者:2006/02/21(火) 20:40:22
>>115
この事件では、「公判手続の停止」とは、文字通り、裁判をストップさせることになるでしょう。
手続的には控訴審を始めなくても、控訴があれば控訴棄却の「決定」は理論上は裁判所は出せます。
でも、死刑相当事件で高裁で「門前払い」というのはなじまないと思うんですねえ。
それに、「控訴審を始める前に精神鑑定を実施する」と高裁自身が決定を出しています。これは「控訴趣意書が出せない理由は裁判所としては分かってます」とも解釈できるわけでして、控訴棄却決定が出たら最高裁で異議→控訴棄却決定取消しが認められちゃう可能性も大。
やはり、弁護団は控訴趣意書は何が何でも出した上で、控訴審を開いて、その上で、「判決」を出すべきだと思いますねえ。

以前私が顔について悪口書いた某IT企業弁護士経由。思わず笑ってしまいました。こんなのに「死刑」とか言われたくありません。

「鹿児島地検 裁判員制度のイメージキャラクター制定」
http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/kagoshima/oshirase/16611200602200/bosyu.html

117名無しさん:2006/02/21(火) 23:03:39
> この事件で検察側は、十二歳の少女らに対する暴行に強姦罪、十四歳以上の少女らへは準強姦罪を適用した。

強姦致傷罪とはならないのね

“教会の絶対者”断罪 信者少女暴行判決

永田被告 謝罪の言葉なく
 「被害者に謝罪すべきだ」。宗教法人「聖神中央教会」元代表牧師、永田保被告(62)=本名・金保=による信者暴行事件。京都地裁は二十一日、求刑通り懲役二十年を言い渡し、卑劣な犯行を断罪した。“教会の絶対者”は、裁判長からこう促されても最後まで謝罪することはなかった。被害者の関係者らは「被害者にとって事件は終わらない」と改めて憤りを募らせた。
 京都地裁一〇一号大法廷。午前十時過ぎ、ワイシャツに濃いグレーのスーツ姿で永田被告が入廷。硬い表情で傍聴席を一瞥(いちべつ)した後、法廷警備員に誘導されながらゆっくりと席に着いた。
 「被告人を懲役二十年に処す」。上垣猛裁判長が判決を読み上げると、永田被告はじっと前を見据えて立ちつくした。
 「自らの快楽のみを追い求め、欲望のおもむくままに次々に強姦(ごうかん)した」。傍聴席にいた被害者の関係者らが、うつむいて聞き入った。
 これまでの公判で永田被告は、性的暴行の具体的な状況について話が及ぶと、「(被害少女)本人と私と神が知っていることで語りたくない」などと述べ、はぐらかし続けた。
 判決文を読み上げたあと、上垣裁判長は「事実を明らかにし、被害者に謝罪すべきだ」と、永田被告をじっと見据えて諭した。閉廷後、永田被告は弁護士に「何も考えられない」と話したという。
 一方、被害少女のケアにあたっている「被害者の会」が記者会見。同会の村上密牧師は「判決は当然」「まだ整理がつかない状態だが、きちんと罪を償ってほしい」などとする被害少女たちの感想を明らかにした。
 すでに回復に向かっている被害者もいるが、親からは「真実を語らず、謝罪の意識が感じられなかった」との声が上がったという

118名無しさん:2006/02/21(火) 23:05:07
(続き)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060221-00000007-san-soci

≪礼拝者、支部激減 真相究明せず≫
 永田保被告が逮捕されて約十カ月。事件の舞台となった京都府八幡市の宗教法人「聖神中央教会」本部は主不在となり、土地・建物は被害者への損害賠償に充てるため売却され、今は更地になっている。
 同教会によると、旧本部近くの教会関連施設を本部として活動を続けており、現在も五十−六十人が礼拝に参加している。しかし、最盛期には約二百人が集まっていたといい、事件は信者らの間に影を落としている。
 「以前は頻繁に信者の行き来があったが、今はぱったりとなくなった。礼拝の音楽が聞こえることもない」と、近くにあるガソリンスタンドの女性店員(22)は話す。
 事件が表面化する以前から、各地に二十以上あったとされる支部は次々と同教会を離れ、現在は滋賀、岡山、鳥取の三県に計四支部があるだけ。それでも同教会の代表を務める西山務牧師は「教会を必要とする人がいるので、活動していく」と力を込める。
 永田被告について、「聖書の言葉の通り人は人を裁かない」として、教会として事件の真相を究明する考えはないという。
≪メッキはがれた“聖職者” 宗教学者・山折哲雄氏≫
 宗教は世俗化すればするほど宗教倫理から世俗倫理に近づく。今回の事件については、「人の心の救済」と「狂気」の二面性を併せ持つ宗教の本質を考えると、単に「悪い宗教や人間」による犯行と特別視するのは浅薄ではないか。
 歴史的に性的な領域に踏み込んだ宗教は多く、「聖的」と「性的」なエクスタシーが紙一重ということは、人類学や宗教学でも指摘されている。
 多くの悩みを持つ信者に対して、宗教家は答えを与えなければならないが、影響や効力がある言葉を与えられる人間は限られ、踏み外す人間と大成する人間との差は必ずしも絶対的なものではない。永田被告は、途中でメッキがはがれ信仰の道から離れていったのではないか。
 少女らが受けた傷は深く、同様の事件を起こさないためにも社会、とりわけ宗教家が今回の事件が生まれた背景を繰り返し自問することが今後の課題となるだろう。(談)
≪視点 「抵抗、拒絶は不可能」と指摘 ≫
 「性犯罪事案の中でも他に類をみないほど極めて悪質な事案」。代表牧師という「絶対的な立場」を利用し信者の少女を暴行した事件で、京都地裁は、永田保被告に求刑通り懲役二十年の判決を下した。「説教で少女らを“マインドコントロール”していない」とした弁護側の主張についても、「被告人に抵抗し、拒絶することは不可能」と指摘、検察側の主張に沿った判断を示した。
 この事件で検察側は、十二歳の少女らに対する暴行に強姦罪、十四歳以上の少女らへは準強姦罪を適用した。
 公判では、準強姦罪について「説教が少女の抵抗を奪ったかどうか」が争点になった。検察側は、少女らが物心つく前から説教を聞かされていた点などから、「性交を拒絶できる心理状況になかった」と強調した。
 「逃げ出したら永遠に地獄に落ちると信じていた」「(永田被告は)教会内で絶対だから誰も助けてくれないと思った」。被害少女らの供述調書は、絶対者として君臨していた永田被告の姿を浮き彫りにしており、判決は検察側の主張を認め、「少女らは従順に行動せざるを得なかった」と指摘した。
 性犯罪事件として改正前の刑法では最高の懲役二十年が求刑され、京都地裁が求刑通りの判断を下した意味は重い。(林英樹)
(産経新聞) - 2月21日16時21分更新

119片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/22(水) 20:10:37
>>117-118
なぜだと思われますか?
私は、証明責任(証明の難しさ)の問題なんじゃないかなと思います。
積極的になにかをあらわすものではないのではないでしょうか。
ひいては、どこぞのスレでも処女には致傷罪というお話がありましたが、これも被害者保護と証明難度との兼ね合いの観点を踏まえ、ケースバイケースで運用されてるんじゃないでしょうか。推察ですが。

120とはずがたり:2006/02/24(金) 00:50:50
140円!?

故ダイアナさん追跡のパパラッチに有罪、賠償140円
http://www.asahi.com/international/update/0223/018.html
2006年02月23日22時32分

 97年8月にパリで起きたダイアナ元英皇太子妃の交通事故死で、ダイアナさんを追いかけて写真を撮影したカメラマン3人がプライバシー侵害に問われた裁判で、パリの控訴院はこのほど、3人に賠償金1ユーロ(約140円)の支払いを命じる有罪判決を出した。

 AFP通信などが伝えた判決内容によると、ダイアナさんとエジプト人の恋人がパリ市内のホテルから出るところを写した写真について、「本来許可が必要な場所での撮影で私的空間にあたる」と認定。また事故直後の写真については「車内は私的空間であるうえ、致命的な傷を負った(恋人の)写真を公表したことは人間としての尊厳への侵害で、プライバシー侵害にあたる」と認定した。

 一審と控訴審は「乗用車の車内は私的空間にはあたらない」として無罪判決を出したが、恋人の父親が上告し、プライバシーの侵害を認め、1ユーロを支払うよう求めた。昨年4月に破棄院(最高裁)が無罪を破棄し、控訴院に差し戻していた。

=書評=
ジャーナリズムとしてのパパラッチ イタリア人の正義感 [著]内田洋子
[掲載]2005年12月04日
[評者]音好宏(上智大助教授)
http://book.asahi.com/review/TKY200512060260.html
 日本で「パパラッチ」と言えば、ダイアナ妃に執拗(しつよう)な取材攻勢をかけ、事故死を誘発したゴシップばかりを追うカメラマンといった悪いイメージが強い。このパパラッチというコトバは、巨匠フェリーニ監督の「甘い生活」のなかで、マルチェロ・マストロヤンニ扮するフォト・ジャーナリストが〈パパラッツォ〉と呼ばれたのが最初。有名人を追いかけてスクープをものにするカメラマンたちの総称として定着したという。

 ただし、そのパパラッチの発祥地であるイタリアでは、単なるゴシップ狙いの覗(のぞ)き見カメラマンと片づけられない魅力がある「やんちゃ」なジャーナリストとしての地位を得ている。ある大御所パパラッチは、「公でないシーンを写真に撮る、という僕たちの業務は、立派な時事報道だと思っている」と語る。イタリアで活躍する正統派パパラッチへのインタビューを交えながら、パパラッチ・ビジネスの裏側を垣間見ることができるのも興味深い。

121小説吉田学校読者:2006/02/24(金) 06:22:53
>>119
私も証明の難しさだと思います。
強姦致傷罪が成立するためには、「致傷」つまり強姦の時に受けた負傷を証明する必要がありますが、それが証明できなかったのではないかと思います。
すぐ治る傷だったら、犯行日から日を置いから告訴なら診断書は出せないでしょう。
逆にすぐ治る傷でも、場所が場所なら日を置かなければ強姦の時の負傷と認定できる診断書ならば、強姦致傷と認定されたでしょう。

片言丸氏、有名小説でも最後の落ちにこの法律上の運用を持ってくる小説ありますよね。「すべからく」です。診断書が出れば。

122杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/02/24(金) 21:37:57
どのスレに投下しようか迷ったけど、一応商法・企業法務絡みということで。自分もこのニュースを聞くまで知りませんでした>「仮取締役」
  ,,,,,,,,
 ミ ・∀・ミつ http://www.falawfirm.com/qa/kigyou_A11.html

ライブドア、新経営戦略を発表 熊谷前取締役は辞任へ
http://www.asahi.com/business/update/0224/132.html
2006年02月24日19時50分

 ライブドアの平松庚三社長は24日、企業統治や法令順守体制の見直し、「ネットメディア」「金融」「企業向け事業」を事業の柱とする新経営方針を発表した。すでに裁判所に「仮取締役」の選任を申請し、22日に逮捕された熊谷史人取締役を近く辞任させる考えも明らかにした。

 東京都内の日本記者クラブで平松社長が会見したもので、社員らによる「コンプライアンス強化委員会」の調査結果を公表。「一部取締役に権限が集中していた」などと経営の問題点を整理し、社外取締役の設置や倫理綱領の作成、内部通報制度の整備などを進める考えを明らかにした。

 また、一連の事件の経緯などを監査法人や弁護士が調べる「外部調査委員会」の設置も発表。「徹底的に内部のうみを出し尽くす」とし、旧経営陣の法的責任追及に加え、現幹部の処分も検討するという。

 現状では取締役が法定の最低限の3人しかいないため、商法上の特例に基づいて6月予定の臨時株主総会まで務める仮取締役を選任し、熊谷取締役を辞任させる考えだ。

 立て直しが急務の経営戦略については、ブログなどサイト運営の「メディア」、投資銀行や証券業務など「ファイナンス」、会計ソフトなど「ビジネス・ソリューション」の3事業に注力する。ただ、グループ脱退を希望する関連子会社の扱いでは明言を避けた。

 また、ライブドアについて証券取引法の罰金刑以上が確定すると、同法の規定で「ライブドア証券」を傘下に持てなくなる恐れがある。会見に同席した清水幸裕副社長はグループ内にとどめたい考えを示したが、具体策には言及しなかった。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

123杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/02/24(金) 21:42:46
>>122
ちなみに「仮取締役」を規定している商法258条はこちら。

  ,,,,,,,,
 ミ ・∀・ミつ http://www.houko.com/00/01/M32/048B.HTM#258

第258条 法律又ハ定款ニ定メタル取締役ノ員数ヲ欠クニ至リタル場合ニ於テハ任期ノ満了又ハ辞任ニ因リテ退任シタル取締役ハ新ニ選任セラレタル取締役ノ就職スル迄仍取締役ノ権利義務ヲ有ス
2 前項ノ場合ニ於テ必要アリト認ムルトキハ裁判所ハ利害関係人ノ請求ニ依リ一時取締役ノ職務ヲ行フベキ者ヲ選任スルコトヲ得 此ノ場合ニ於テハ本店及支店ノ所在地ニ於テ其ノ登記ヲ為スコトヲ要ス

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

125とはずがたり:2006/02/28(火) 02:26:51
すげえ内気な女性だが,警察を責めるのも可哀想な希ガス

誤認逮捕:旅券不携帯で逮捕の女性、実は日本人 埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060228k0000m040152000c.html

 埼玉県警川口署は27日、入管法違反容疑(旅券不携帯)で逮捕した女性(28)が実は同県川口市在住の日本人だったと分かり、釈放したと発表した。女性が言葉を発せず、容姿などから外国人と判断したという。

 同署によると、25日午後7時40分ごろ、川口市内の路上を歩いていた女性にパトロール中の署員3人が職務質問。署員は女性の容姿が東南アジア出身者に似ており、名前や国籍を尋ねたところ、小さな声で「日本人です」と言ったきり何も話さなくなったため、署に任意同行した。女性は署でも日本語の質問に対し無言を通したため、同署は「外国人」と判断。パスポートの不所持を確かめて同容疑で逮捕した。

 女性は逮捕後に家族の名前を紙に書き、母親に確認すると娘と分かって誤認逮捕が判明した。母親は「娘は知らない人とは話をしない性格」と話していたという。

 金川智署長は「女性には大変迷惑をかけた。今後指導を徹底し、再発防止に努める」としている。[村上尊一]
毎日新聞 2006年2月28日 0時38分 (最終更新時間 2月28日 0時53分)

126小説吉田学校読者:2006/02/28(火) 20:35:49
>>125
いや、これはひどすぎで「パスポートの不所持」を確かめたというのなら、逮捕時の所持品捜索はやっているはずです。ていうかこれは、最初は警職法上3条1項の保護の方が先だったのではないの?

ま、それはそれ。時期が悪いとは思うが、コンプライアンスの話をするくらいなら何も問題ないと思うんだけれども。
「再生に検事が助言」って見出しもおかしい。瀕死の会社の再生に検事ごときが何ができる。
朝日も報道で後れを取ってるから恨み言を見出しに託したんじゃないの?

ライブドア再生、検事が助言 法相「好ましくない」
http://www.asahi.com/national/update/0228/TKY200602280256.html

 ライブドア(LD)の再生計画をめぐって、私立の法科大学院に派遣されている検事が同社幹部に会い、企業の法令順守について助言していたことがわかった。杉浦法相は28日の閣議後の記者会見で「法的な問題はないが、検察官という身分は踏まえてほしい。(道義的に)好ましくない」と発言した。検事本人は朝日新聞の取材に「金銭的な対価も得ていないし、捜査情報を伝えたことも全くない。道義的にも法的にも問題ないと思っている」と話した。
 検事は50歳。03年から大学院教授を兼任しており、経済刑法が専門。現在は検察官としての実務には携わっていない。
 本人によると、今月になって、LDのコンプライアンス(法令順守)強化委員会のアドバイザーである梅田徹氏(麗沢大企業倫理研究センター教授)から「今後の法令順守」について意見を求められ、「株主の意向を十分踏まえるべきだ」などと一般的な事柄を伝えたという。その後、幹部に直接会うように依頼があり、今月中旬以降に2回会い、同様の趣旨の話をしたという。

127杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/03/01(水) 21:09:29
この判事、「司法のしゃべりすぎ」の著者ですね↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106101033/mtcedarcom-22/249-8983388-2141103?%5Fencoding=UTF8&camp=247&link%5Fcode=xm2
槍玉に挙がっているのが戦後補償とか中国人の強制連行とか兎角に政府に批判的な判決ばかりというのが気になるんですよね。政府の言い分を認める判決には何の言及も無くて批判する判決ばかりを批判するのは片手落ちとしか思えない。

「判決短すぎ」井上判事、退官へ 再任希望を撤回
http://www.asahi.com/national/update/0301/TKY200603010224.html
2006年03月01日13時19分

 判決文の短さなどが問題となり、10年の任期切れを控えて再任されるかどうかが注目されていた横浜地裁の井上薫判事(51)が2月末、再任希望を自ら撤回していたことがわかった。昨年12月の下級裁判所裁判官指名諮問委員会で「再任は不適当」と答申され、1日の最高裁裁判官会議で審議される予定だった。だが、直前になって自ら希望を撤回したため、審議の対象にならなかった模様だ。4月に任期切れとなり、退官する見通し。

 この日の裁判官会議では、諮問委で「不適当」とされた4人のうち、井上判事や同様に自ら希望を撤回した計3人を除く1人について、答申通りに再任しないことを決めた。判事・判事補が任命・再任されなかったのは、記録が残る69年以降、9人目。ほかの183人については、任命・再任されることになった。

 最高裁は、プライバシーの観点から、対象判事らの名前や理由は公表していない。

 関係者によると、井上判事については、(1)「判決が短すぎ、理由がわからない」などの苦情が訴訟関係者から相次いでいた(2)本人が訴訟指揮をめぐって訴訟を起こされたうえ、その訴訟での答弁書で名誉を棄損されたとしてさらに起こされた訴訟で一審で敗訴した(二審で逆転勝訴)――などが問題となっていた。
[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

128杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/03/01(水) 21:45:12
NewsBirdでやってたけど、この原告の方弁護士も頼まずに本人訴訟で最高裁まで争っているんですよね。一度、本人訴訟のノウハウを聞いてみたいなぁ・・・・・

旭川国保料訴訟、原告の上告棄却の判決 最高裁大法廷
http://www.asahi.com/national/update/0301/TKY200603010276.html
2006年03月01日20時53分

 北海道旭川市の国民健康保険(国保)条例に国保料の具体的な料率が示されず、一方的な市長告示で定められていることが、法律や条例に基づかない課税・徴収を禁止する憲法84条の租税法律主義に違反するかどうかが争われた訴訟の上告審判決が1日、あった。最高裁大法廷(裁判長・町田顕長官)は保険料と税との違いを強調し、「保険料に憲法84条の規定は直接適用されない」と述べた。そのうえで「同条の趣旨は及ぶが、その趣旨に市条例が反するとはいえない」として、賦課処分の取り消しを求めた男性の上告を棄却し、男性の敗訴が確定した。

 15人の裁判官全員一致の意見。同様の条例は多くの政令指定都市などで採用されており、判決の行方が注目されていた。

 大法廷は、国保料について、それを支払えば保険給付が受けられるものとして徴収されるので税に当たらないとし、「租税法律主義は直接適用されない」とした。

 一方で、徴収の強制度合いが強い点から「租税法律主義の趣旨は及ぶ」と指摘。条例にどの程度明確に賦課要件を示すべきかについて、「徴収金の性質や目的、強制の度合いを総合的に判断する」との基準を初めて示した。

 旭川市の場合は「条例で、料率算定の基礎となる賦課総額の算定基準を明確に示している」などとして、憲法に違反しないと結論づけた。

 大法廷は、具体的に料率が決まる過程を検証。料率の算定を市長告示に委ねても、「関連予算の議会審議などで民主的なコントロールは及び、恣意(しい)的な判断が加わる余地はない」と判断した。

 滝井繁男裁判官は補足意見で「算定についての最終的な決定を議会に委ねる方が同法の趣旨により合致する」と指摘した。

 訴えたのは、旭川市の無職杉尾正明さん(70)。94〜96年度の保険料について、経済的な理由による減免が認められなかったことから、憲法違反などを理由に賦課処分の取り消しを求めた。

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129小説吉田学校読者:2006/03/01(水) 22:22:18
>>128
関連記事。一審は違憲判決でして、この事件「憲法百選第4版」のほうの番号209「租税法律主義と課税条例の明確性」の最後の方にちらっと載っています。
その項目を見直しますと「告示は租税と酷似、民主的コントロールも可、だから合憲」の最高裁判決ですが、その昔、国鉄料金ですら国会の同意を得ていましたから、原則として条例によるかもしくは地方議会の同意が必要とは思います。
とはいえ、たった一人で判例を作るまで本人訴訟で頑張られた原告の勇気と行動力、素直に感動します。
余談ですが、写真を見れば70とは思えない若い顔であります。

弁護士なし・独学の旭川国保訴訟、1日に最高裁判決
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20060227/20060227it06-yol.html

 北海道旭川市の無職杉尾正明さん(70)が、国民健康保険料の徴収方法を不服として起こした行政訴訟の判決が、3月1日に最高裁大法廷(裁判長・町田顕長官)で言い渡される。年に数件の裁判しか行わない大法廷に、弁護士を頼まない「本人訴訟」でたどり着いた。
 「国民健康保険の改革のため、司法権を行使してほしい」。先月25日、天窓からほの暗い光が差す石造りの大法廷に、杉尾さんの張りのある声が響いた。この日の口頭弁論で、杉尾さんは「憲法の番人」と呼ばれる15人の最高裁裁判官に向かい、法律論を述べた。「よくここまで来たな、と自分でも思う」。閉廷後の会見で満足そうに笑った。
 訴訟は、自治体によって異なる国保料の料率を条例で明示していない旭川市の方式について、杉尾さんが「法律で租税額を定めるとした憲法84条に反する」と主張し、徴収取り消しを求めたもの。同様の方式を採用している自治体は全国で188あり、判決の行方が注視されている。
 15年ほど前までは、裁判とは縁のない人生だった。樺太(サハリン)に生まれ、10代後半からたびたび結核を患う。高校には行かず、旭川市内で新聞配達や廃品回収の仕事をして、生計を立てた。
 「保険料が条例であらかじめ明確になっていないと、低所得者は生活設計が厳しい」。保険料率を、市当局が「告示」という形で毎年決める旭川市の方式への疑問が強まったのは、1990年ごろ。市を提訴しようと考え、地元の弁護士事務所を訪ね歩いたが、ことごとく断られ、95年、本人訴訟に踏み切った。
 図書館に通い詰め、「民事訴訟書式全書」などの本と首っ引きで、訴訟に必要な書類を書いた。事実関係の調査には、官報や市議会の20年分の議事録など、公開資料をフル活用した。旭川地裁が98年4月、違憲判決を出すと、新聞、テレビに大きく取り上げられた。札幌高裁で逆転敗訴した。
 「再逆転に期待している」という杉尾さんは、今でも週3回ほど、約30分かけて図書館に足を運び、新たな判例に目を通す。「現在の社会保障制度がおかしいと思っている人はたくさんいるはず。制度を変えるために、裁判がもっと利用されるようになれば」。杉尾さんはそう願っている。

130小説吉田学校読者:2006/03/01(水) 22:33:59
もう高裁も弁護団も「手続き外の打ち合わせ」と「手続き」がごっちゃになってる感じだ。早く法律に書いてある手続きを始めなさいって。
何度でも言います。「弁護人控訴なんだから、弁護団は控訴趣意書を出しなさい」。

「西山鑑定は誤り」松本被告の弁護人、再鑑定を要求
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060301i313.htm

 オウム真理教の松本智津夫被告(50)の控訴審で、弁護側は1日、松本被告に訴訟能力はあるとする鑑定書を提出した西山詮(あきら)医師について、公開の法廷で尋問する機会を設けるよう東京高裁に申し立てた。
 また、別の医師による再鑑定を行うことも求めた。
 西山鑑定は、松本被告が、食事、入浴などの場面では自ら意思を発動していることに着目し、重度の拘禁反応(長期の拘置による精神の異常)ではないと結論付けた。これに対し申立書は、「重度の拘禁反応だからといって、意思発動がなくなるとは限らない」と反論し、「診断に誤りがある」として精神鑑定をやり直すよう求めている。
(2006年3月1日20時55分 読売新聞)

131小説吉田学校読者:2006/03/04(土) 09:59:48
書き込むのここかなあ?どこかなあ?

なぜ、自衛隊とか検察とか警察とかの人にこういう事案が多発するのでしょうか?
それは、仕事中毒になって家に仕事を持ち込むからです。そして、仕事中毒者は世情に疎いのであります。利用者がみないい人ばかりと思ってしまうのでしょう。
公安関係の公務員の場合、過失によって個人情報流出させた場合も個人情報保護法で懲戒できるとか法改正する必要あるんじゃないんでしょうか?

<岡山県警>捜査資料が大量に流出 1500人分、ネットに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060304-00000020-mai-soci

 約1500人分の個人情報を含む岡山県警の詳細な捜査資料が、インターネット上に大量に流出していることが分かった。県警倉敷署の巡査長の私有パソコンがウイルスに感染し、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」のネットワークに流れた。警察の内部情報流出としては、過去最大規模。県警は「プライバシーがある」として情報の詳細は明らかにしていないが、毎日新聞が入手した流出資料には性犯罪事件の被害者の実名や金融機関の個人口座の出入金状況、国会議員の後援会名簿などが含まれており、重大な人権侵害事案に発展するのは必至だ。
◇ウィニー使用で、被害者実名や個人金融口座
 県警監察課によると、資料は同署刑事1課勤務の40代の巡査長が99年9月〜02年10月ごろ、県警が公用の使用を認めた自分のパソコンで作成。02年10月ごろ、このパソコンが故障したため、署長の許可を得てパソコンを自宅に持ち帰り、家にある別の私有パソコンに一時的にデータを移した。巡査長は県警に「移したデータは消去した」と説明したが、同課の調べで、普段は使わないフォルダーに全データが残されていたことが分かった。
 巡査長は今年1月からウィニーを使用。パソコンの記録から流出は今年2月下旬ごろだったらしい。今月2日に外部から指摘があり、判明。同課は「流出した情報量は確認中だが、悪用されたケースは今のところ確認していない」としている。
 倉敷署以外にも、新見署に関するファイルが複数流出している。
 この巡査長は「県民の皆様に多大な不安、ご迷惑をかけ、大変申し訳ない」と話しているという。県警は昨年6月、公用使用を認めたパソコンにファイル交換ソフトを入れていた場合、削除を全職員に指導。私有パソコンでも同ソフトの使用を禁じた。県警は流出した個人情報に関し当事者に個別に事情を説明して謝罪する方針で、巡査長の処分についても「厳正に対処する」としている。
 ウィニーによる警察からの情報流出は全国で相次いで発覚。京都府警では04年3月、巡査の私有パソコンから「指名手配書」などの関係書類19枚の流出が分かり、愛知県警では05年6月、巡査の私有パソコンから自動車窃盗事件の捜査報告書など7件、広島県警では同11月、警察官33人分の住所録がネット上に流れ出ていた。
 訴訟に発展したケースもある。北海道警で04年3月に捜査報告書など6件の流出が表面化。男性会社員が同年6月、道に200万円の損害賠償を求めて提訴した。昨年11月、札幌高裁が男性の請求を退ける原告逆転敗訴の判決を言い渡し、上告中。
 海上自衛隊でも今年2月、戦闘訓練の計画表などの機密データがネット上に流出していることが発覚した。
▽柴山克彦・県警警務部長の話 誠に遺憾で県民の皆様に深くおわびする。指導を徹底し、再発防止を図りたい。
(毎日新聞) - 3月4日3時9分更新

132片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/06(月) 19:42:33
>>131
winnyの情報流出に関しては、ニュースバリューがあるのがその手の商売ってだけで、実際のところはもっといろんな情報がいろんなところから流れてるんじゃないでしょうか。
今後も、公職が過失で情報を流出させるというケースは増えそうで、そのうち何か大事件がおきるのではないかと思っています。(自衛隊のケースは既に大事件なのかもしれないですが。)
流れてはいけないデータを自宅に持ち帰らせる慣行をどうにかする必要がありそうですね。

133小説吉田学校読者:2006/03/06(月) 20:34:54
>>132
おっしゃるとおりで、持ち帰「らせる」慣行はないと思いますが、まあ、どこぞの市は、家族に納税促進の音楽を作らせてるみたいですので、そういう慣行あるのかもしれませんなあ。
ていうか、公安関係は自宅に仕事持ち帰るなよ、家族に迷惑だろ。次は、もうないとされている「宅調」の裁判官が判決の下書きを流出させる不祥事が出る予想に100円。

しかし、保護責任者遺棄致死罪をなぜ立件できなかったのか、不思議でたまりません。

京都府警男性放置死:元署長に逆転有罪判決 大阪高裁

京都府警九条署(京都市南区)で97年1月、泥酔状態で保護された男性(当時50歳)が車庫に放置され死亡した事件で、「パトカー内で保護していた」とうその報告書の作成を指示したなどとして虚偽有印公文書作成、同行使の罪に問われた当時の署長、高崎正代司(まさよし)被告(62)に対し、大阪高裁は6日、無罪(求刑・懲役1年6月)とした1審・京都地裁判決を破棄、懲役1年6月、執行猶予3年の逆転有罪判決を言い渡した。仲宗根一郎裁判長は「(署長だった)被告が事実の隠ぺいを指示したという部下の証言には迫真性がある。隠ぺいを包括的に指示していたと認められる」と述べた。

◇元署長に懲役1年6月、執行猶予3年…「虚偽文書作成の指示あった」と指摘
 虚偽の公文書が作られたことに争いはなく、公判では被告の部下に対する指示や共謀の有無が争点となった。
 判決は、被告に事実の隠ぺいを指示されたとする元副署長らの証言について「パトカー外で保護していたことを署長に報告するのは極めて自然な行動。他の署員との行動とも整合し、信用性は高い」と判断した。
 被告は捜査段階では容疑を認めたが、公判で一転して否認。判決は、被告が泥酔者らの保護実務の経験が長かったことを挙げ、「府警本部と頻繁に連絡を取っていたのに『それほど問題があるとは思わなかった』とする被告の公判供述は不自然、不合理」と指摘。「報道機関に対してはパトカー内で保護したことにしたが、公文書への記載は指示していない」とする被告側の無罪主張を退けた。
 量刑理由で、仲宗根裁判長は「多くの部下を共犯者に巻き込み、報道機関に虚偽事実を発表するなど悪質。しかし、本件は放置死の責任を問うものではない。既に社会的制裁も受けている」と述べた。
 1審は、元副署長らの証言には矛盾があるとして信用性を否定。被告の自白も「誘導の可能性が否定できない」として無罪を言い渡した。検察側は「部下が署長の指示なしに虚偽の報告書を作ることはあり得ず、元副署長らの証言は信用できる」として控訴していた。
 事件は02年10月、内部告発で発覚。府警は被告や当時の副署長ら9人を書類送検したが、京都地検は「署長の指示に従うしかなかった」として被告以外は起訴猶予とした。9人のうち、男性を保護した署員3人は業務上過失致死容疑でも書類送検されたが、公訴時効(5年)で不起訴となった。
 判決を受けて、京都府警の横内泉・警務部長は「捜査は法と証拠によって事実を認定し、進められたものと承知しております」との談話を発表した。【一色昭宏】
 ◇増田暢也・大阪高検次席検事の話 犯罪の成立を認めた妥当なものと評価している。
 【ことば】京都府警九条署の放置死隠ぺい事件 97年1月16日午前9時過ぎ、九条署員が京都市南区の路上で泥酔状態で倒れていた男性を保護。パトカーで署に運び、車庫内のコンクリート上に寝かせたが、午後1時半ごろに容体が急変、約1時間40分後に病院で死亡した。その後、署内で「パトカーの後部座席で保護していた」という虚偽の内容を記した報告書4通が作られ、京都簡裁や府警本部に提出された。

134小説吉田学校読者:2006/03/06(月) 20:41:00
続き
最近顔について悪口書いてしまったけど、このコメントに尽きる。百歩譲って、真冬のパトカーが保護に適する場所なんでしょうか、京都府警は。
それに保護室がある警察署というのもおかしいもので、酔っ払いなら寝かせりゃいいだけの話。重篤そうだったら救急車を呼びなさいって。保護室なんだか取調室なんだか留置場なんだか分からないようなの作ると、逮捕の適法性を問われるような事件が来た時、困らないか?

京都府警男性放置死:放置死そのものの責任は問われず

 「警察署長だったのに適切に対処せず、厳しい非難を免れない」。京都府警九条署の男性放置死隠ぺい事件で大阪高裁は6日、1審の無罪判決を破棄して、当時の署長の高崎正代司被告(62)の責任を認めた。大阪高裁大法廷で高崎被告はほとんど身動きせず、裁判長が朗読する判決文に険しい表情で聞き入った。判決は高崎被告と当時の副署長ら部下との共謀による「虚偽報告」を認めたが、放置死そのものの責任は誰も問われていない。虚偽報告でも起訴されたのは高崎被告だけ。後味の悪さが残る結果に、関係者の胸中は複雑だった。
◇無罪判決破棄も、関係者の胸中は複雑
 高崎被告はこの日午前10時過ぎ、紺のスーツ姿で大阪高裁の大法廷に出廷し、被告席に立った。仲宗根一郎裁判長が氏名を確認すると「たかさきまさよしです」と大きな声ではっきりと答え、判決の瞬間を待った。
 「原判決を破棄する」。執行猶予付きの逆転有罪判決が言い渡された瞬間、高崎被告は直立不動で裁判長の目を見据えていた。その後、被告席に着席しても背筋を伸ばし、両手を前に組んで判決を聞いた。仲宗根裁判長が部下との共謀で犯行に及んだとの内容を告げると、高崎被告は一瞬、天井を見つめ、大きく息を吐いた。
 傍聴席には高崎被告の知人ら支援者も詰めかけたが、有罪判決に一様に神妙な表情だった。
◇事件受け「総合保護センター」と改称…府警
 事件を受け、京都府警は03年4月、七条署にある「総合保護室」を「総合保護センター」と改称。専従職員4人を配置し、24時間体制とした。保護室は1960年に設置されたが、95年に人員削減で専従職員がいなくなっていた。府警によると、センターは11室で最大17人を収容でき、同署や保護室のない近隣署から泥酔者や家出人、認知症患者らを受け入れ、昨年は延べ244人が利用した。
 また、七条署以外の府内12署に保護室はないが、昼間は相談室などに使っている部屋に簡易ベッドなどを入れて代替保護室を確保している。【小川信】
◇上告の方針表明…高崎被告
 高崎被告は判決終了後、記者団に対し「(弁護士を通じて)コメントを出します」と言い残して法廷を後にした。コメントでは「40年にわたる警察人生を否定された。1審の無罪判決を覆す有効な立証はされておらず納得できない」と上告の方針を表明。「起訴事実では『終始、コンクリートの床面に寝かせていた』となっているが、私は全く異なった報告を受けていた。上告審で正当な判決を頂きたい」としている。
◇「妥当な判決」
 ▽土本武司・白ほう大法科大学院教授(刑事法)の話 妥当な判決だ。1審判決は、署長の指示に従ったという部下の証言を整合性がないなどの理由で否定していたが、「上命下服」の原理で活動している日本警察の組織の実態を無視したものだった。約6年も経過した後の捜査では、各人の証言がピタリと一致する方がむしろ不自然で虚偽性がある。仮に署長の証言通りとすれば、裁判官や警察本部に出す資料がトップが認識しないまま出されていることになる。2審判決は事柄の実態を見ており、正しい証拠評価をしている。
 しかし、この事件を「虚偽報告」という捜査上の手続き面だけ捉えて起訴した検察の対応には問題がある。泥酔者を法に従ってきちんと保護せず、死なせてしまったという事件の実体を考えれば、本来、保護責任者遺棄致死罪で関係幹部を起訴すべきであった。本判決の量刑が軽くなったのものもこうした誤った事件処理が背景にあると言えよう。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060306k0000e040039000c.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060306k0000e040044000c.html

135小説吉田学校読者(怒り沸騰):2006/03/06(月) 20:47:38
>>134
文意がつかみにくいな。「単なる泥酔者なら、留置場にでも寝かせればいいが、重病者なら即救急車を呼べ」「保護室が必ずある警察署というのもおかしい」「そもそもパトカー内に保護というのはおかしい」ということを言いたかったのです。
警察署のロビーって、なんで長椅子が多いか、疑問に思いませんか?あれは、何かあったときのためにベッドにするためにああいうのわざと入れてるんです。市民のために。

しかし、元署長の弁解も酷い。「パトカー内に寝かせとけ」の弁解が通れば、それはそれで、「署長指示、真冬のパトカー内に泥酔者。見張りもせず」即ち「警察署ぐるみの保護責任者遺棄」、結果が伴っているから致死罪に問われますけれども。

136とはずがたり:2006/03/07(火) 09:23:01
脱「騒音おばさん」条例 奈良・平群町が提案 (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/regulations.html?d=07kyodo2006030701000074&cat=38&typ=t

 奈良県平群町の主婦(58)=傷害罪などで公判中=が自宅でCDラジカセを大音量で流したり、大声で「引っ越し」と連呼し隣人が頭痛などになったとされる事件を受け、同町は7日、騒音行為を規制する条例案を町議会に提案する。

 町は「騒音防止に行政が積極的に取り組むことで『騒音おばさんの町』というイメージを一掃したい」としている。

 事件は私有地で起き、道路や工場の騒音を規制する法律や県条例を適用できなかった。逮捕、起訴された主婦は、数年前から騒音行為を繰り返し、町が数10回にわたり注意に訪れてもやめなかったという。

 新しい条例案は、正当な理由なく夜間(午後8時―午前8時)なら人の会話程度の60デシベル、昼間(午前8時―午後8時)は65デシベルを超える音を出すと“騒音”と規定。町職員が立ち入り調査し、やめるよう警告できるようにした。

[ 2006年3月7日6時1分 ]

137小説吉田学校読者:2006/03/07(火) 22:32:41
>>106
阪大生ホスト事件続報。「恐喝未遂」でもいけるんじゃないか・・・・
(この事件については実名に切り替え)

阪大生ホストを強要罪で起訴 大阪地検
http://www.asahi.com/national/update/0307/OSK200603070091.html

 大阪地検は7日、元店員の交際相手の女性を脅し額面300万円の借用書を作らせたとして、大阪府警に恐喝容疑で逮捕された大阪市北区のホストクラブ経営者で大阪大学工学部4年、村主悠真(むらぬし・ゆうま)容疑者(23)=同区西天満3丁目=ら2人について、強要罪で大阪地裁に起訴した。
 起訴状によると、2人は元店員の男性が同店への借金を返済せずに行方不明になったことから、女性に肩代わりさせようと計画。昨年11月、同店内で「このまま監禁するぞ。殺すぞ」などと女性を脅迫し、額面300万円の借用書を作らせたとされる。
 大阪地検は同日、2人とともに恐喝容疑で逮捕された別のホストら3人について、起訴猶予とした。

138小説吉田学校読者:2006/03/07(火) 22:37:27
>>93
起訴を受けて実名切り替えします。京大アメフト事件続報。

女学生集団暴行で3人起訴 京大の元アメフット部員
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20060216/20060216a4800.html

京都大アメリカンフットボール部の元部員3人が、女子学生2人を泥酔させ集団で暴行したとされる事件で、京都地検は16日、1人の女子学生(19)に対する集団準強姦(ごうかん)罪で、いずれも京大4年の池口亮(23)、白井淳平(22)、木戸晶裕(22)の3容疑者を起訴した。
3人には、もう1人の女子学生(20)に対する暴行容疑も持たれていたが、地検は、白井、木戸両被告の関与を示す十分な証拠がないとして、池口被告だけを準強姦罪でも起訴した。
白井被告と木戸被告は起訴事実を認めている。池口被告も事実関係を一時認めていたが、その後「了解があったと思っていた」と否認しているという。

139杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/03/09(木) 22:09:10
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1117295937/188-195 など兎角に論議を呼び起こす大西哲光@NYT紙東京支局長だが、この記事はGJなのか?いつもは"反日"で大西支局長を叩きまくっている熱湯浴はどんな気分なんだろ??

NYタイムズ、札幌信金事件報道 「日本は法治国家か」
http://www.asahi.com/national/update/0309/TKY200603090246.html
2006年03月09日16時07分

 昨年12月に時効が成立した札幌市西区の信金職員女性殺害事件が、米有力紙ニューヨーク・タイムズに大きく取り上げられた。見出しは「In Japan, Justice Is Not Only Blind, It Holds a Stopwatch(日本の正義は不平等なだけでなく、ストップウオッチまで備えている)」。米国、英国には殺人事件には時効がないことを挙げ、日本の時効制度に疑問を投げかけた。

 生井宙恵(なまい・みちえ)さん(当時24)は、90年12月22日に遺体で見つかった。19日未明に首などを刺され殺されたとみられている。間もなく容疑者の男(37)が全国に指名手配されたが、見つからないまま15年の時効が成立した。

 この件が掲載されたのは2月12日。同紙の発行部数は170万部。平日より部数が多い日曜版の3面で大きく扱われた。

 米英には殺人事件について時効制度はないが、日本では時効が成立すれば、殺人犯でも普通の生活を送っている、とある。また、日本国内の同じようなケースの被害者家族の「日本は本当に法治国家なのか?」といった声も紹介している。

 法務省によると、米国の連邦法は凶悪な殺人など「死刑にあたる罪」については時効がないと規定。英国は、罪種にかかわらず時効そのものの規定がないという。

 同紙は、日本の具体的な事件を取り上げ時効制度について特集した記事は珍しい、としている。

 執筆したNYタイムズ東京支局長のノリミツ・オオニシ記者(36)は「米国にない時効制度が、日本のメディアではよく話題になる。賛否両論あり、興味深い問題」と話す。もともと、時効制度について書こうと思っていたところ、昨年末に生井さんの件が何度も報道され、取材を決めた。

 生井さんの母澄子さん(69)に、オオニシ記者から取材の申し入れがあったのは今年1月。時効を迎えて1カ月たち、気持ちが少し落ち着いた頃だった。一瞬、躊躇(ちゅうちょ)したが「時効制度に疑問を持つ人が日本に増えてくれれば」と承諾した。

 澄子さんはNYタイムズから郵送された記事のコピーを宙恵さんの霊前に供えた。「娘が天国で読み終わったら、私も辞書を引きながらゆっくり読みます」

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