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法学論集

43とはずがたり:2005/05/27(金) 19:50:09
司法試験問題に疑問の声 「誤字」か「引っかけ」か
2005年05月27日15時14分
http://www.asahi.com/national/update/0527/TKY200505270185.html

 今月8日に行われた司法試験の短答式試験の設問をめぐり、受験生たちから疑問の声が相次いでいる。選択肢に「計数」とあれば正しいのに「係数」とあるため、正解が発表されていない現段階では単なる誤字なのか、誤りの選択肢のつもりで出題されたのかが分からないためだ。例年40点台半ばの合格ライン前後には1点で1000人余りがひしめくだけに、受験生たちも一字一句に神経をとがらせている。

 問題になっているのは憲法の19問目。予算や決算に関する説明を二つずつ組み合わせた、五つの選択肢から正しいものを選ぶ。このうちの説明Dに「決算とは国家の収入・支出の実績を示す確定的係数を内容とする国家行為」とあった。主要な司法試験予備校はすべて、Dを含む選択肢を正解と解説している。

 しかし予備校の一つ、辰巳法律研究所が受験生の指摘を受け、憲法学者の解説書のうち代表的な5冊を調べたところ、確定的「計数」とするものばかりで、「係数」としたものはなかった。

 広辞苑では、「計数」は「計算すること。また、その結果の数値」、「係数」は「多項式の各項において着目する変数にかかっている数」だ。

 短答式は60問を1題平均3分30秒で解くスピード勝負。一度ペースを崩せば全体の出来に影響しかねない。同校は「注意深い受験生ほど、出題者による『引っかけ』ではないかと迷った可能性がある」と、5月中旬に質問状を法務省に送った。法務省は「問題内容や採点の是非は、合格発表前日、司法試験考査委員会が最終決定する。それまでは答えられない」としている。今年は6月1日に合格発表される。


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