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法学論集

120とはずがたり:2006/02/24(金) 00:50:50
140円!?

故ダイアナさん追跡のパパラッチに有罪、賠償140円
http://www.asahi.com/international/update/0223/018.html
2006年02月23日22時32分

 97年8月にパリで起きたダイアナ元英皇太子妃の交通事故死で、ダイアナさんを追いかけて写真を撮影したカメラマン3人がプライバシー侵害に問われた裁判で、パリの控訴院はこのほど、3人に賠償金1ユーロ(約140円)の支払いを命じる有罪判決を出した。

 AFP通信などが伝えた判決内容によると、ダイアナさんとエジプト人の恋人がパリ市内のホテルから出るところを写した写真について、「本来許可が必要な場所での撮影で私的空間にあたる」と認定。また事故直後の写真については「車内は私的空間であるうえ、致命的な傷を負った(恋人の)写真を公表したことは人間としての尊厳への侵害で、プライバシー侵害にあたる」と認定した。

 一審と控訴審は「乗用車の車内は私的空間にはあたらない」として無罪判決を出したが、恋人の父親が上告し、プライバシーの侵害を認め、1ユーロを支払うよう求めた。昨年4月に破棄院(最高裁)が無罪を破棄し、控訴院に差し戻していた。

=書評=
ジャーナリズムとしてのパパラッチ イタリア人の正義感 [著]内田洋子
[掲載]2005年12月04日
[評者]音好宏(上智大助教授)
http://book.asahi.com/review/TKY200512060260.html
 日本で「パパラッチ」と言えば、ダイアナ妃に執拗(しつよう)な取材攻勢をかけ、事故死を誘発したゴシップばかりを追うカメラマンといった悪いイメージが強い。このパパラッチというコトバは、巨匠フェリーニ監督の「甘い生活」のなかで、マルチェロ・マストロヤンニ扮するフォト・ジャーナリストが〈パパラッツォ〉と呼ばれたのが最初。有名人を追いかけてスクープをものにするカメラマンたちの総称として定着したという。

 ただし、そのパパラッチの発祥地であるイタリアでは、単なるゴシップ狙いの覗(のぞ)き見カメラマンと片づけられない魅力がある「やんちゃ」なジャーナリストとしての地位を得ている。ある大御所パパラッチは、「公でないシーンを写真に撮る、という僕たちの業務は、立派な時事報道だと思っている」と語る。イタリアで活躍する正統派パパラッチへのインタビューを交えながら、パパラッチ・ビジネスの裏側を垣間見ることができるのも興味深い。


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