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法学論集

1とはずがたり:2005/03/29(火) 14:02:24
憲法や政治思想・安保論など以外の政治・法学関連スレです。判決・刑事事件等扱います。

=関連スレ=
憲法スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1061910652/l100
国際関係・安全保障論
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l100
政治思想総合スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/l100

1179小説吉田学校読者:2008/06/07(土) 09:24:06
コミック版「某有名編集者、原稿横流し事件」。
たぶん、漫画家としては「こいつが着服の候補者です」名指ししたいのだろう。

漫画原稿紛失で小学館提訴=作者が330万円請求−東京地裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080606-00000129-jij-soci

 コミック雑誌「週刊少年サンデー」で連載された漫画「金色のガッシュ!!」の単行本用原稿を紛失したとして、作者の雷句誠(本名河田誠)さん(33)が6日、発行元の小学館に慰謝料など330万円を求める訴えを東京地裁に起こした。
 訴状によると、なくなった原稿はカラーで描かれた5枚。単行本化に伴い、同社へ貸し出していたが、2月末になって紛失が判明した。
 代理人弁護士によると、撮影したフィルムが保存されており再現可能だが、紛失したのは手書きの原稿で、美術品としての財産的価値があると主張している。

1180小説吉田学校読者:2008/06/07(土) 16:04:41
画一的に狙撃OKになっちゃう世論がおかしい。
次に「人質がいるからこそ狙撃OK」じゃないとおかしくないか。急迫不正の侵害が見えない。
最後に「生け捕り」して裁きを受けさせるのが法の基本だろう。

J−CAST ワイドショー通信簿 「人質いなきゃ犯人撃て」 正論か暴論か
http://www.j-cast.com/tv/2008/06/04021206.html

1181やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/06/07(土) 18:17:48
>>1180
人質いれば、射殺やむなしですね。
そうでもなければ、できるだけ生け捕りが望ましいですけど。
しかし、警官を生命の危険にさらしてまで、生け捕りにこだわる必要はないと思いますが。

なんにしろ、話が逆だとは思います。

1182小説吉田学校読者:2008/06/09(月) 07:27:07
亡くなった方のご冥福を祈ります。
休日を楽しんでおられたのでしょう。なんでこんな理不尽な反抗の被害に遭わなければならないのか。
NNN24によれば、1人で逮捕のため犯人に立ち向かった警察官の方、市民をかばって負傷された警察官の方がおられます。本当に頭が下がります。負傷された方のご回復を祈ります。
ちょっと前のレスの話にもどりますけど、逮捕のために立ち向かった警察官の方は、NNN24によれば、けん銃を威嚇のために用いて(手を添えて銃口を向けるにとどまった)、かつ、発射せずに、逮捕しました。発砲の動作に入らなかったということは、かなり冷静に逮捕に当たられたのではないか(私だったら、ナイフで立ち向かってきた段階で発砲する)。本当に名警察官だと思う。

秋葉原で無差別殺傷 死亡7人、けが10人に
http://www2.asahi.com/special2/080609/TKY200806080127.html

 8日午後0時30分ごろ、東京都千代田区外神田3丁目の路上で、車が通行人らをはねた後、車から降りてきた男1人が通行人らに刃物で次々に切りつけた。被害者のうち19歳、74歳、47歳、29歳、20歳、33歳の男性6人と21歳の女性1人の計7人の死亡が確認された。東京消防庁によるとけが人が男女10人おり、警視庁によるとけが人には警察官(53)も含まれる。
 男は現場で身柄を確保され、万世橋署が殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
 調べによると、男は加藤智大(ともひろ)容疑者(25)。住所は静岡県裾野市富沢とみられ、職業は不詳という。
 警視庁によると、はねられたり刺されたりしたのは男性14人、女性3人。
 調べによると、男が乗っていたのは2トントラックで、静岡ナンバーのレンタカー。目撃者などによると、トラックはジグザグに走行してきて、中央通りと神田明神通りとの交差点付近で次々人をはねた。男はトラックから降り、周囲にいた人たちを次々にサバイバルナイフのようなもので刺したという。男に薬物などの影響は見られないという。
 倒れていた男性の周りで、数人が心臓マッサージなどをしていたが、意識がないようだったという。
 現場はJR秋葉原駅近くの電気街。日曜で中央通りは歩行者天国になっており、買い物客でにぎわっていた。
 目撃した人の話によると、男はトラックで現場に乗りつけ、歩行者天国を楽しんでいた買い物客らを次々と刺したらしい。被害者の1人に警察官が駆け寄ったところ、男は警察官にも後ろから襲いかかり、左脇腹を刺した。集まっていた人たちは悲鳴を上げながら逃げまどっていたという。
 近くの飲食店の男性従業員(42)は「ドンという音がして店の外に出てみると、交差点に人が倒れていた。刺された警察官は脇腹を押さえながら崩れ落ちた。みるみる血が地面に広がっていった。男はそのまままっすぐ飛び出し、もう1人男性を刺して南の方へ走っていった」と話していたという。
 近くの電器店店長(50)によると、交差点の方から、ナイフを持った男と警察官が歩道を走りながら向かってきた。警棒を持った警察官が男に追いつくと、チャンバラのようにカチンカチンと音をさせながらもみあった。しばらくして、男がナイフを下に落とした。すると警察官は拳銃を抜き、男に向けた。「動くな」と言い、男を道路に伏せさせ、取り押さえたという。
 男のナイフには血がついていた。男は興奮していたようだが、大声を上げてはいなかったという。
 警視庁によると、秋葉原の歩行者天国は、中央通りの須田町交差点から外神田五丁目まで南北約800メートル。日曜日と休日の正午から午後6時まで実施されている。
 最近はアニメの登場人物の服装を着た人や、ストリートミュージシャンの演奏などを目当てに、大勢の若者が集まっている。

1183たた:2008/06/15(日) 00:24:26
二瓶絵夢はまだ詐欺してますよ。懲りないね

1184とはずがたり:2008/06/17(火) 00:18:11

自棄に物分かりが良いけど政権基盤弱いと下手にでるってことか。

国籍法改正前でも婚外子の国籍容認へ、法務省が検討
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080605-OYT1T00756.htm?from=nwla

 母が外国人で、日本人の父から生後認知された非嫡出子(婚外子)に国籍を認めない国籍法を違憲とした最高裁判決を受け、法務省は5日、同様の事例で国籍の取得の求めがあった場合、国籍法改正前でも国籍を認めるための検討を始めた。

 鳩山法相が同日の参院法務委員会で「法改正前でも最高裁判決趣旨をいかした取り扱いをしなければならない」と明言した。今後、同省の民事局などで対応を協議する。

 また、法務省は同日、全国の法務局、地方法務局に、同様の事例で国籍取得の届け出があった場合は、受け取り拒否をせず、預かって審査するよう通知した。
(2008年6月5日22時47分 読売新聞)

違憲判決受け「国籍法」改正へ、鳩山法相が参院委で言明
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080605-OYT1T00370.htm

 母が外国人で、日本人の父から生後認知された非嫡出子(婚外子)に国籍を認めない国籍法を違憲とした最高裁判決を受け、鳩山法相は5日午前の参院法務委員会で、「国籍法第3条は改正する方向で検討・対処しなければならない」と述べ、同法改正を言明した。

 千葉景子委員(民主)の質問に答えた。

 法相は「最高裁判決はありとあらゆる意味で衝撃的だった」とした上で、「罪のないお子さんが親の事情で不利益を被る。立場が不明確にならないようにというのは、戸籍と国籍を扱う法務省として、基本精神として持っていなければならない」と強調した。

 法務省は早ければ次期臨時国会に改正案を提出する方針だ。今後、法改正までの間に今回の裁判と同様の事例があれば、国籍取得届け出を預かり、法改正まで結論を留保する。
(2008年6月5日11時51分 読売新聞)

1185とはずがたり:2008/06/17(火) 12:44:42
宮崎はこの期に及んでも生きたかったのか
>「即刻恩赦を請求して下さい」という本人の手紙が昨年関係者に届いたと聞いた。

幼い命を性欲で奪うってのは最大限の刑罰が必要だと思うけど,それでも良く記憶に残る人間が執行されて刑死したとなるとちょいとばかり生々しさは残るねぇ。

<連続幼女誘拐殺人>宮崎死刑囚に死刑執行 他の2死刑囚も
http://mainichi.jp/select/today/news/20080617k0000e040011000c.html
2008年6月17日(火)12時22分配信 毎日新聞

 法務省は17日、88〜89年に東京都と埼玉県で起きた連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚(45)=東京拘置所収容=ら3人の死刑を執行したと発表した。死刑執行は4月10日以来。鳩山邦夫法相の下での執行は4回目、計13人に上り、93年3月の執行再開以降の法相では最も多い執行数となった。

 80年代末の日本社会に衝撃を与えた同事件の発生から丸20年。宮崎死刑囚は捜査や公判で不可解な供述を繰り返し、詳しい動機や背景を語らないまま、06年2月の判決確定から2年4カ月で死刑が執行された。

 殺人罪などで起訴された宮崎死刑囚は、公判で「夢の中でやったような感じ」「ネズミ人間が出てきて怖くなった。もう一人の自分が急に現れて、手を出した」などと述べ、責任能力が最大の争点となった。

 1審での精神鑑定は(1)人格障害だが完全な責任能力がある(2)多重人格で責任能力は限定的(3)統合失調症で責任能力は限定的−−の3通りに分かれる異例の展開になったが、1、2審、上告審とも完全責任能力を認めた。最高裁は「殺人の主たる動機は性的欲求や、死体等を撮影して自分だけの珍しいビデオテープを持ちたいという収集欲に基づく」と指摘した。

 ほかに執行されたのは▽山崎義雄(73)=大阪拘置所収容▽(陸田、むつ、だ)真志(37)=東京拘置所収容=の両死刑囚。確定判決によると、山崎死刑囚は仲間と共謀し85年11月、仙台市の主婦(当時49歳)を絞殺し、保険金から報酬を受領。90年3月には主婦のおい(同48歳)を殺害した。陸田死刑囚は勤務先のSMクラブの乗っ取りを計画し、双子の兄らと共謀して95年12月、経営者の男性(当時32歳)ら2人を殺害した。【石川淳一】

 ◇詐病だったと思う

 ▽作家、佐木隆三さんの話 東京地裁で宮崎死刑囚の裁判をすべて傍聴したが、謝罪の言葉が全くなく、スッとぼけていたという印象がある。1審で異なる3通りの精神鑑定の結果が出たが、私は宮崎死刑囚は詐病だったと思っている。近年でも、広島や栃木で下校途中の女の子が殺されるという似たような事件が起きたが、4人もの幼女を手にかけた残虐性は際立っている。

 ◇生きたかったのか
 ▽「《宮崎勤》を探して」の著書がある評論家、芹沢俊介さんの話 「即刻恩赦を請求して下さい」という本人の手紙が昨年関係者に届いたと聞いた。彼は生きたかったのだろう。宮崎事件にはその後の神戸連続児童殺傷や池田小事件の原型のようなものを感じる。家族や社会の中で自分の存在が認められていないのは、「透明な存在」と言った神戸事件の少年や、秋葉原事件の容疑者にも通じる。時代の病理性は強まっていて、彼を死刑にしても事件が終わったことにはならない。

1186とはずがたり:2008/06/17(火) 12:46:17

>>1185-1186

 ◇時代の変化象徴

 ▽福島章・上智大名誉教授(犯罪精神学)の話 時代の変化を象徴する事件だった。1人の犯罪者が社会の大きな関心や論議を呼んだ先駆けでもあり、責任能力についても法整備のきっかけになった。精神鑑定では統合失調症や多重人格など、さまざまな判断が出された。統合失調症を発病していたとしても責任能力に大きく影響を与えるものではなかったと考えるし、多重人格についても証拠に照らして無理な見方だった。死刑確定、執行はやむを得ないだろう。

 ◇執行までの期間も短縮化傾向

 鳩山邦夫法相の下で13人目となる17日の死刑執行は、これまで抑制的に進められてきた執行の在り方が様変わりしたことを強く印象付けた。連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚の執行という衝撃に加え、93年の死刑執行再開以降、最多の執行命令をした法相という事実も重く、執行までの期間も短縮化される傾向にある。

 鳩山氏は昨年12月、就任約3カ月で3人の執行を命じた。それ以降、約2カ月ごとに3人(今年2月1日)、4人(同4月10日)、3人(今回)と異例の早いペースで執行が続いている。近年は平均約7年かかっていた判決確定から執行までの期間も、前回の執行では3人が4年以内、今回も宮崎死刑囚の2年4カ月をはじめ3人全員が4年以内だった。

 刑事訴訟法の「確定から6カ月以内に執行」という規定を鳩山氏が意識しているのは間違いない。それは、司法の厳罰化で死刑確定者が100人を超える状況を危惧(きぐ)する法務省の意向とも重なる。

 ただ、死刑制度を巡ってはさまざまな議論がある。一部の国会議員は仮釈放のない「終身刑」導入に向けた動きをみせている。一方、鳩山氏は省内に「勉強会」を設置し、昨年12月には、執行された死刑囚の氏名などの公表に踏み切ったが、それ以上の議論が省内で進められている様子はない。

 市民が死刑判決を決めることもある裁判員制度のスタートを見据え、死刑制度に関する一層の議論や情報公開が求められる。【坂本高志】

1187小説吉田学校読者:2008/06/20(金) 06:10:10
>>1185-1186
執行ラッシュになっているのが気がかりですが、元を正せば厳刑化傾向ひいては個別犯罪の凶悪化に原因がある。宮崎勤レベルの犯罪が今起きても、馴らされている感じがする雰囲気の方が怖い。

さて、判事に保釈なしhttp://www.geocities.jp/collage29/cecil.html 

宇都宮地裁判事ストーカー:保釈却下準抗告、甲府地裁が棄却 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000201-mailo-l19

 甲府地裁は16日、ストーカー規制法違反罪で起訴された宇都宮地裁判事の下山芳晴被告(55)側が、保釈申請却下を不服として申し立てた準抗告を13日付で棄却したと発表した。理由について、地裁は明らかにしなかった。
 地裁は、弁護側が11日に行った保釈請求を12日に却下。弁護側は13日、却下の判断を不服として地裁に準抗告していた。
 下山被告側は今後、今回と同じ理由による保釈請求はできない。

1188とはずがたり:2008/06/20(金) 13:59:27
朝日「死に神」報道に法相激怒 「死刑執行された方に対する侮辱」
2008.6.20 11:08
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080620/trl0806201109003-n1.htm

宮崎勤死刑囚らの死刑執行を発表する鳩山法相=17日午前、法務省 今月17日に宮崎勤死刑囚(45)ら3人の死刑執行を指示した鳩山邦夫法相を、朝日新聞が18日付夕刊で「死に神」と報道したことについて、鳩山法相は20日の閣議後会見で、「(死刑囚は)犯した犯罪、法の規定によって執行された。死に神に連れていかれたというのは違うと思う。(記事は)執行された方に対する侮辱だと思う」と強く抗議した。

 「死に神」と鳩山法相を表現したのは、18日付朝日新聞夕刊のコラム「素粒子」。約3年の中断を経て死刑執行が再開された平成5年以降の法相の中で、鳩山法相が最も多い13人の死刑執行を行ったことに触れ、「2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神」とした。

 会見で、鳩山法相は「私を死に神と表現することがどれだけ悪影響を与えるか。そういう軽率な文章を平気で載せる態度自身が世の中を悪くしていると思う」と朝日新聞の報道姿勢を批判した。

「事件未解明。死刑執行に違和感」 東海学院大人間関係学部、長谷川博一教授
2008.6.17 16:52
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080617/trl0806171653008-n1.htm

 死刑判決後に宮崎勤死刑囚と面会した長谷川博一・東海学院大教授は、産経新聞の取材に次のようにコメントした。

 死刑確定から執行までが早かったというのが率直な感想。宮崎死刑囚とは平成18年1月の最高裁判決後に8回にわたり面会したが、その中で死刑判決について「何かの間違いだ」と淡々と話していた。何が間違いかを具体的に尋ねると、「(裁判官に)残虐だと勘違いされた」と答えた。この発言は恐らく、自分が行った犯行を残虐だと認識していないとうこと。罪の意識がないようにみえた。

 裁判は終わって確定しても、宮崎死刑囚の犯行の動機や犯行当時の精神状態が分かっていない。事件が解明されたわけではなく、執行には違和感を覚える。裁判は量刑判断とともに、犯行への経緯を明らかにする場とすべきではないか。そうでなければ凶悪事件も減っていかないと思う。

 この事件で「オタク」などの言葉がクローズアップされた。その後に起きた若者による凶悪事件、最近で言えば秋葉原の通り魔事件などとの共通点は「リアルな人間関係を持てない人間の犯行」ということができるだろう。そうした、空想への親和性が強く、対人関係が苦手な若者の犯罪という意味では、その“はしり”だったといえるかもしれない。(談)

「再審請求準備、事情熟知して死刑執行」 宮崎死刑囚弁護人が抗議コメント
2008.6.17 12:48
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080617/trl0806171248005-n1.htm

 宮崎勤死刑囚の死刑が執行されたことを受け、弁護人の田鎖麻衣子弁護士は「再審請求を準備し、(宮崎死刑囚が)精神科治療を受けている状況にあるという事実を明記し、死刑の執行を行わないよう、鳩山邦夫法相に要請していた。こうした事情を熟知したうえで行われた今回の死刑の執行に対して、強く抗議する」などとしたコメントを発表した。 

 コメントによると、田鎖弁護士は宮崎死刑囚から再審請求の依頼を受け、資料を東京拘置所から取り寄せたり、専門家に意見書を依頼したりしており、請求に向けた準備を始めた矢先の執行だったという。

1189とはずがたり:2008/06/20(金) 13:59:37

「ようやくかという印象」作家、佐木隆三氏 宮崎勤事件
2008.6.17 13:34
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080617/trl0806171333006-n1.htm

 宮崎勤死刑囚の公判を1審から最高裁判決まで傍聴し続け、著書「宮崎勤裁判」を出版した作家、佐木隆三氏は、死刑執行を受け、産経新聞の取材に次のようにコメントした。

 1審から最高裁判決まで非常に長かった裁判だったが、死刑確定から2年半ほどたっており、死刑執行されたことには違和感は感じない。むしろ「ようやくか」という印象を受けた。

 公判では、宮崎死刑囚の精神内界が争点になったため、その言動を見届けようと傍聴を続けてきた。拘置所で宮崎死刑囚は、思想家の岸田秀氏が翻訳した哲学書などを差し入れてもらい読んでいたという。法廷での様子やこうした行動などを考えると、宮崎死刑囚は精神疾患を装った「詐病」だとしか思えなかった。

 公判で3つの精神鑑定が実施され、人格障害、統合失調症、多重人格と3種類の鑑定結果が出たが、判決が人格障害という結果を採用し、完全責任能力を認めたことも納得できる。

 この事件以降も、幼い女の子を誘拐し、殺害する凶悪事件が後を絶たない。奈良の幼女誘拐殺害事件では、被害者は1人でも死刑判決が確定している。それから見ても、4人もの被害者を出した宮崎死刑囚の事件はいかに大きく、恐ろしい犯行だったかということが分かる。

 しかし、「おたく」という新しい文化や、ビデオ撮影や犯行声明といったツール(道具)を使用した犯行態様など、奇異な側面ばかりが強調されることが多かったため、この事件の卑劣さを世間が忘れがちだった感は否めない。

 この事件が社会に与えた衝撃は極めて大きく、この事件以降、犯罪の性質が変わったという意見もある。しかし、事件から20年がたった今、はっきりといえることは、この事件が、完全責任能力のある人間による幼い女の子を狙った卑劣で凶悪な性犯罪だったということだ。    (談)

奇行の数々…真相は“闇”のまま 宮崎勤事件
2008.6.17 11:09
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080617/trl0806171110002-n1.htm

現場検証する宮崎勤死刑囚 連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤死刑囚(45)に17日、死刑が執行された。事件を通じて女児への執着心、アニメなどのビデオテープが大量に積み上げられた自宅の様子が明らかになり、当時はまだ物珍しかった「ロリコン」「オタク」といった言葉が世間に広まるきっかけともなった。逮捕後もこうした“奇行”ぶりは変わらず、弁護人らとの接見でも奇妙な言動を繰り返し、社会を困惑させ続けた。

 宮崎死刑囚が犯行当時住んでいた自宅は、東京都五日市町(現あきる野市)にあった。自室は母屋の横にあった「離れ」。その中には、6000本ものアニメや特撮もののビデオテープがあった。この自室で東京都江東区の幼女の遺体をのこぎりで切断し、自宅裏庭で埼玉県入間市の幼女の遺体を焼いた。

 父は印刷工場を持ち、月4回発行の地元紙を発行する裕福な家庭だったが、その父は平成6年1月に「疲れた」と遺書を残し川に投身自殺。宮崎死刑囚によって殺害された4人の幼女だけでなく、自身の家族までもが事件の犠牲となった。

 自らの事件によって周囲に起きた不幸も、宮崎死刑囚にとっては「どこ吹く風」だったのだろうか。父が自殺したことについては法廷で「死んでくれてスッとした」。弁護人との接見では、「何人かの人が自分をいじめる相談をしているのが聞こえる。『針で(死刑囚の)目を指すのは自分がやる』と話し合っている」と幻聴を訴えたり、独房で「うぉ、起きろ」と突然、大声を上げたりすることもあったという。

 いずれも「奇行」にも受け取ることができる行動だが、自身の「無罪」だけは強く主張していた。月刊誌の編集者や心理学者などと手紙のやり取りを続け、「自分は無罪」と記し、死刑判決確定後に面会した臨床心理士に「何かの間違いです。そのうち無罪になります」と語った。

 無罪を訴える一方で、奇妙な言動を繰り返した宮崎死刑囚。どちらが本当の宮崎死刑囚だったのか。最後まで真の「心象風景」は判然としないまま、死刑場で45年の生涯を閉じた。

1190杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2008/06/21(土) 21:38:55
>>127>>179で登場していた井上某だったら、「司法のしゃべり過ぎ」が問題だって言うのでしょうけど・・・・・

さぼり裁判官?8年間判決理由書かず 伊で資格剥奪
http://www.asahi.com/international/update/0621/TKY200806210049.html
2008年6月21日14時4分

 【ローマ=喜田尚】イタリアのANSA通信によると、同国の最高司法会議は16日、8年前にマフィア幹部らに主文を言い渡したまま、刑執行に必要な判決文を書かないままでいる裁判官の資格剥奪(はくだつ)を決めた。幹部らはこの間に拘束期限が切れ、収監されないまま自由に過ごしていた。
 裁判官はシチリア島南部ゲーラの裁判所にいた00年、服役中のマフィアの有力ボスが獄中から組織に指示を出すのを支援したとして、組織の幹部2人に懲役24年、ボスの妻に同10年の判決を言い渡した。だが、その判決理由をいまだに執筆していない。
 今年3月、地元市長が法務省に訴えて明るみに。裁判官は「判決文を書くのに時間がかかっているのは私だけではない」などと話していた。

1191とはずがたり:2008/06/22(日) 23:53:01
>>1182

>「高校出てから8年、負けっぱなしの人生」
客観的に見て高校に入ってから11年間負けっぱなしの人生であっただろうに,そこは認めたくもない最深部の闇か?

秋葉原無差別殺人男の「闇」…挫折から暴力、家族崩壊
母は「酒鬼薔薇事件」に脅えていた
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_06/t2008061026_all.html

 東京・秋葉原で7人が殺された無差別殺人事件で、殺人未遂の現行犯で逮捕された加藤智大容疑者(25)は幼少期から高校卒業までを青森市内で過ごした。父と母、3歳下の弟の4人家族。長男の加藤容疑者への期待は特に大きく、そのしつけの厳しさは近所でも有名だった。小中学校時代は成績優秀で人気者だったが、県内のエリートが集まる県立青森高校へ入学後、印象が変わり、暴力をふるうようになった。母はそのころから、息子と同世代の「酒鬼薔薇事件」におびえていた。

 「うちの子が怖い。一体どうなってしまうのか」

 1998年、高校に入学した容疑者と食事時に2人きりになる恐怖を、母親はやつれた顔でPTAの活動仲間だった近所の主婦にもらした。

 長男の家庭内暴力におびえる母親。修羅場はこのころから始まっていた。相談を受けた主婦は「弟さんがいるときは少しは違うようで、ホッとするとも話していた。青高(せいこう=青森高校)に入ったのはいいけど、勉強についていけなくなってゲームばかりしていると嘆いていた。彼が15歳の時に酒鬼薔薇の事件があって、ちょうど同じ年ごろだったから、お兄ちゃんの性格的な問題をかなり気にしていた」と振り返った。

 神戸連続児童殺傷事件は97年、神戸市須磨区で2人の児童が殺害された。当時14歳の加害少年は「酒鬼薔薇聖斗」を名乗り、新聞社に犯行声明を送りつけていた。

 同世代の犯罪はその後も続き、2000年5月1日には愛知県豊川市で当時17歳の少年が老夫婦を殺傷。同年5月3日には佐賀から福岡へ向かう西鉄高速バスを当時17歳の少年が乗っ取り、3人を刃物で死傷させた。この事件でも「犯行声明」がネットに公開されていた。母親の危惧は、最悪の結果を招くことになる。

1192とはずがたり:2008/06/22(日) 23:53:21
>>1191-1192

 父親は8日夕、勤務先の労働金庫に「家庭の事情で1週間の休暇をとりたい」と連絡を入れ、「どうやら、(犯人が)息子らしいので」と説明したという。母親は昨年夏、近所への挨拶もなく、いつのまにか自宅からいなくなっていた。家族はすでに崩壊していた。

 青森市郊外の自宅は事件当日からカーテンが閉められたまま。かつて母親が丹精に花を育てた庭は、殺風景に荒れていた。加藤容疑者の一家は、どう崩壊に向かったのか。

 加藤容疑者は幼いころ、そろばん教室や水泳教室に通い、両親のしつけの厳しさは近所でも有名だった。幼い加藤容疑者は厳冬下に薄着で長時間、外へ放り出されることもあった。ブルブル震えて黙って立つ様子を見かねた近所の老人が「もう許してあげて」と口を出すと、母親は「お兄ちゃんもいけないことをしたんだから、しようがない」と拒否したという。近所の主婦は「お父さんが厳しいならお母さんが守ってあげればいいのに、そこまでしなくてもというくらい2人で怒っていた。逃げ場がなくて子供が気の毒と思ったこともある」と話した。

 それでも小学校時代の加藤容疑者は「足が速くてクラスの人気者だった」(同級生)。中学ではソフトテニス部に所属し、当時の教師は「成績優秀で、リーダーシップがあり責任感の強い子だった。スポーツでも勉強でもいろんなことを先頭に立ってやっていた。明るくて元気がよくて誰もが認めるがんばり屋だった」と当時の様子を話す。

 高校進学後、印象はガラリと変わった。再会した友人は「髪がボサボサで、内向的になっていた」と驚いた。高校当時の副主任(59)は「おとなしく、特別に問題を起こすでもなく記憶にない生徒だった」と話すが、このころ家庭内暴力も始まっていた。中学までは常にトップクラスだった成績も、県内屈指の進学校では平均以下からさらに下がっていった。

 卒業後は岐阜の中日本自動車短大へ進学。この年は学年360人中、4人の東大進学を含むほとんどが4年生大学へ進学する中、短大へ進学したのは2人だけだった。加藤容疑者を園児のころから知る主婦が高校卒業後の進路について尋ねると、母親は「悪いけど進学か就職かも聞かないで」と答えたという。

 高校卒業前、加藤容疑者は教員に「やっぱり前から考えていた中学校の先生になりたい」と打ち明けていた。中日本自動車短大に進学後も担任の教師に、中学教諭になる目標を語り、卒業時の進路調査には「弘前大学進学希望」と報告していた。

 その夢がかなうことはなかった。両親は離別。加藤容疑者は事件前、会社の同僚に「親が借金を重ねるから青森から飛んだ。ろくでもねえオヤジだ」と悪態をついている。自身が書き込んだ携帯サイトには、成績優秀だった小中学校時代を振り返り、「親に『いい子』を演じさせられていた」とある。こんな書き込みもあった。

 「高校出てから8年、負けっぱなしの人生」

 加藤容疑者は警視庁の調べに、「事実は隠さずに話します」と素直に応じているが、生い立ちや家族の話になると涙ぐむこともあるという。

1193とはずがたり:2008/06/22(日) 23:55:29
>>1182 >>1191-1192
ここから無理矢理学歴社会批判に繋げるのは簡単だけれども,家を出て行った>>1192母親の異常性癖(教育熱)が遠因ではありそう。

加藤智大を狂わせた“母親の異常教育”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000007-gen-ent
6月20日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 秋葉原で17人を殺傷した派遣社員、加藤智大(25)が警視庁万世橋署捜査本部の調べに「親は嫌いとか憎しみを超えている。他人だ」などと供述していることが17日、分かった。
 今度の犯行が親のせいだとは言わないが、加藤の母親の異常な“教育熱心さ”がクローズアップされているのも事実だ。例えば、週刊現代が報じた加藤の弟の告白にはこんなくだりが出てくる。
〈家族4人で食事を取っていたら途中で母が突然、アレ(加藤のこと)に激昂し、廊下に新聞紙を敷き始め、その上にご飯や味噌汁などのその日の食事を全部ばらまいて、「そこで食べなさい」と言い放ったんです。アレは泣きながら食べていました〉
 サンデー毎日には、近所の主婦の証言として、雪が1メートル以上積もった極寒の日に加藤が薄着のまま数時間も外に立たされていたという話が出てくる。「もういいんじゃない」と声をかけても、母親は取り合わなかったという。親類が「もう少しおおらかに育てたらどうか」と忠告したこともあったというのだ。
 その後、加藤家では家庭内暴力が始まる。加藤は岐阜の自動車短大へ。県立青森高校からはありえないような学校だ。
 警視庁は逮捕直後に親から事情聴取している。動機のひとつに「親への復讐」があったのは間違いない。

最終更新:6月20日10時0分

【秋葉原通り魔事件】崩れ落ちる母親 加藤容疑者の両親謝罪会見
2008.6.10 22:23
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080610/crm0806102224048-n1.htm

 東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、逮捕された加藤智大容疑者(25)の父親(49)と母親(53)が10日、青森市内の自宅前で会見した。報道陣を前に「亡くなられた方、けがをされた方、申し訳ありませんでした」と謝罪した。長男の犯した事件に対するショックからか、会見の途中、母親が地面に倒れ込む場面もあった。

 午後7時25分ごろ、両親が姿をみせると50人以上の報道陣が取り囲んだ。父親が謝罪の言葉を述べたあと、母親とともに頭を深々と下げた。

 「事件の予兆を感じていたか」「事件を防ぐことはできなかったか」など、記者が質問を投げかけたが「本日、警視庁の事情聴取を受けた」としたうえで、「捜査の関係になるので、この場で申しあげるのを控えたい」と話すにとどめた。

 手を前に組み、淡々と話す父親に対し、母親はハンカチを口にあて、疲れ切った表情を隠すようにうつむいたまま。犯行日が誕生日の翌日だったという母親は、父親が記者の質問に答える途中、急に力なくひざから崩れ落ち、頭をうなだれ、土下座するような形でそのまま動けなくなった。会見が終わっても立ち上がれぬ母親を、父親が抱きかかえるようにして、カーテンが閉め切られた自宅の中へ入っていった。

1194とはずがたり:2008/06/23(月) 03:59:27
2007年06月12日 07:27
死刑制度で殺人を防ぐ?!
http://labaq.com/archives/50693235.html

1195とはずがたり:2008/06/25(水) 00:50:51
万引き事件2点。どちらもなんだかなー。。

入店拒否に腹いせで放火 万引発覚、容疑の会社員
2008.5.16 20:32
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080516/crm0805162032032-n1.htm

 万引を見つかり、入店を断られたことへの腹いせに、リサイクルショップに火を付けたとして、愛知県警は16日、現住建造物等放火の疑いで同県安城市桜井町城阿原、会社員、千田芳生容疑者(26)=別の放火容疑で逮捕=を再逮捕した。

 調べでは、千田容疑者は3月4日未明、同県阿久比町の「お宝創庫阿久比店」の外壁に、火を付けた段ボールを燃え移らせて焼いた疑い。

 同容疑者は2月、同店でキャラクター人形約20点を万引したところを店員に見つかり、代金を支払ったが、入店を拒否されていたという。

 2月から4月にかけ、阿久比店や系列の店舗で外壁などが焼かれる火事が8件発生。県警の調べに、同容疑者は「(入店を断られ)腹が立った」などと大筋で関与を認めているという。

なぜ? 10万円所持してても99点万引 佐賀の主婦を逮捕
2008.6.24 22:26
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080624/crm0806242226048-n1.htm

 佐賀署は24日、佐賀市東与賀町のショッピングセンターで食料品99点(約2万8500円相当)を万引したとして、窃盗の現行犯で同市中折町のパート従業員、中島佳代子容疑者(35)を逮捕した。

 中島容疑者は3人の子の母親で、同署の調べに「食品が欲しかった」と供述しているが、約10万円の所持金があったという。

 調べでは、中島容疑者は午後1時50分ごろ、二段式のショッピングカートに米や肉、総菜など計99点を入れ、レジを通らずに店を出たが、駐車場内で従業員が取り押さえ同署に引き渡した。

1196とはずがたり:2008/06/25(水) 00:53:11
日本は未だ其処迄は行ってないか?
>米国では、万引犯の半分近くが従業員で、小売店における損失の47%が従業員の万引によるとするデータもある。

景気悪化につれて増える万引き 年間400億ドル以上
2008.6.19 22:20
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080619/crm0806192221042-n1.htm

 【ワシントン=USA TODAY(クリスティン・デューガス)】景気悪化につれ、米国で万引が増えている。米国小売連盟が116の小売店を調べたところ、74%が「昨年の万引件数は06年より多くなっている」と回答している。

 メシロー・フィナンシャルのダイアン・スワンク主任エコノミストは「食品やガソリンなど物価が上昇。にもかかわらず、賃金は上がっていない。カネがないとなれば、万引の誘惑は強くなる」と指摘する。

 収益悪化から、小売店の経営者が従業員を削減したことも、万引をしやすい状況を生み出しているようだ。従業員が多ければ、万引するスキを客に与えないだけでなく、従業員同士のチェックもしやすくなる。米国では、万引犯の半分近くが従業員で、小売店における損失の47%が従業員の万引によるとするデータもある。

 犯罪組織の窃盗による小売店の被害額は年間150億ドル(約1兆5000億円)から300億ドルに上る。インターネットの普及で、盗品を売りさばきやすくなったことも窃盗・万引を助長しているようだ。

 米国における万引の被害総額は年間、400億ドル以上。銀行強盗、自動車の窃盗に次いで被害が大きい犯罪だという。

1197小説吉田学校読者:2008/06/25(水) 07:08:33
>>1196
よくコンビニ強盗の映像がニュース番組に流れますが、日本だと「レジの向こう側から撮影」多いですが、米国だと「レジの内側から撮影」という映像が多いですね。誰を疑っているかは一目瞭然。

さて、実録「六つのナポレオン像」、罰当たり登場。「地蔵を集めている」という情報提供もすごいが、「地蔵安置所」というのがあるんですね。不幸中の幸いは壊されなかったことか。

地蔵など窃盗容疑 「たたりの番組見て欲しくなった」
http://www.asahi.com/national/update/0624/OSK200806240065.html

 大津市内の地蔵安置所から石の地蔵やほこらなど約40点を盗んだとして、滋賀県警守山署は24日、同県野洲市、運送会社員の男(28)を窃盗の疑いで逮捕した。地蔵は1571(元亀2)年の織田信長による延暦寺焼き打ちで亡くなった僧侶らを弔って造られたとの言い伝えがある。
 同署によると、容疑者は5月5〜7日、大津市坂本7丁目の地蔵安置所から、石地蔵などを自分のワゴン車で数回に分けて盗み出した疑いが持たれている。「坂本地区の地蔵のたたりを扱ったテレビ番組を見て、欲しくなった」と供述しているという。
 「地蔵を集めている不審な男がいる」との情報提供を受けて同署が24日に野洲市内の容疑者の実家を捜索したところ、逮捕容疑の被害品を含めて約80点の石像などが家や農機具小屋の中から見つかった。いずれも整然と並べられていたという。同署は余罪があるとみている。
 安置所には約400体の地蔵がある。管理する自治会長(78)は容疑者逮捕を受け、「まだ実感がわきません。お地蔵さんと対面して初めて落ち着いた気持ちになると思います」と話した。

1198とはずがたり:2008/06/25(水) 13:24:10
>>1197
なるほど〜。こんどそういう映像を見るとき注意しておきます。
>よくコンビニ強盗の映像がニュース番組に流れますが、日本だと「レジの向こう側から撮影」多いですが、米国だと「レジの内側から撮影」という映像が多いですね。

>地蔵など窃盗容疑 「たたりの番組見て欲しくなった」
こういうものの蒐集癖をもったの一定数居るんでしょうかねぇ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1116734086/932
蒐集癖は理解できるだけに俺も趣味が選挙とかで良かったとしみじみ思います・・。

1199名無しさん:2008/06/26(木) 04:09:52
デビッド・ジョンソン ハワイ大教授(社会学)

 日本の裁判員制度が二〇〇九年五月に始まる。占領期以来の刑事司法の大改革の準備
が進んでいるが、ここへ来て、量刑制度を検討する超党派の国会議員のグループによって、
二つの新しい改革が提案された。

 第一の提案は、死刑事件を判断する三人の裁判官と六人の裁判員の一致した意見を要求
するものである。もしこの提案が法律になれば、死刑判決を言い渡すためには九人全員の
意見の一致が必要になる。この提案は、他の事件に適用される「特別な多数決制」と異な
るが、死刑事件には有意義である。なぜなら、刑罰が究極であり、またアメリカにおける
重罪陪審裁判では、全員一致が要求されると評議はより十分に行われるとの調査結果があるからである。

 第二の提案は、現在の死刑と無期との間に存在するギャップを埋めるために仮釈放のない無期刑
(重無期刑)を創設しようとするものである。重無期刑は、代替的な厳罰を提供することで、死刑
判決を減らすことができると期待する人もいる。しかし、この提案は、実際的にも法哲学的にも問
題があると思う。

  まず、日本以外に先進民主国で死刑制度を存置させている唯一の国、アメリカの現実を見てみよう。
死刑制度を存置している三十六州のうち三十五州が重無期刑も採用している。これらの州の多くでは、
死刑廃止論者は重無期刑の導入に賛成した。なぜなら、死刑に代わる厳罰があることは死刑判決の数を
減らすと信じていたからである。しかし結果は、期待したほどではなかった。ほとんどの州では、重
無期刑は死刑判決の数には少しの影響を与えただけで、執行を減らすことにはほとんど影響を与えなかった。
なぜなら、重無期刑で死を避けることができたように見えた被告は、この新しい刑罰がなくても、いずれに
しろ死刑を避けられた人々であったからである。

  同時に、重無期刑の存在は、死刑事件以外の多くの被告の刑を重くしている。過去十年の間、死刑を存置
しているアメリカの州の三分の二以上で重無期刑囚の人口が五十パーセント以上増加し、これら重無期刑率
の高い州では、死刑の利用も高くなっているのである。全米では、死刑囚より重無期刑囚が十倍以上になっている。

  要するに、死刑が存在するアメリカの州では、重無期刑の出現は、死刑への影響はほとんどなかった反面、
死刑事件以外の多くの被告の処罰を厳しくする方向に作用した。哲学者のジョージ・サンタヤナは「過去を記憶
できない者は、それを繰り返す」と言っている。日本の刑事司法にこの金言を当てはめれば、「他人の経験から
学ぼうとしない者は、彼らの過ちを繰り返す」ということになろうか。この意味で、アメリカは、日本にとっ
て良い反面教師となりうるかもしれない。

  アメリカ以外の世界の刑事政策に関する調査は、重無期刑の妥当性への疑問に新たな理由を付け加えてくれる。
イギリスでは、重無期刑が導入されるずっと前に死刑は廃止されたが、死刑のない中で、重無期刑は、量刑を重く
する方向にほとんど作用していない。しかしこれは、日本が今回採ろうとしている道ではない。

  世界で最も人口の多い民主国であるインドでは、重無期刑はなく、「無期」は通常14年から20年の拘束を意味する。
日本よりも死刑と無期の間のギャップは大きいが、インドでは過去10年の間に一人の死刑執行しか行われていない。韓国
では、重無期刑はないが、1997年以降死刑執行は全く行われていない。これらの国の経験は、重無期刑に頼ることなく
死刑をコントロールできることを示唆している。

  重無期刑の導入を思いとどまるべき理由には、これら実際上の理由だけでなく、法哲学上の理由もある。ドイツでは、
連邦憲法裁判所は、囚人が釈放のあらゆる希望を絶たれることは人間の尊厳の侵害であると判断した。フランスとイタリア
でも同様の判断が示されている。ヨーロッパでは、死刑を存置しているのは独裁国ベラルーシだけであるが、ノルウェー、
スペイン、ポルトガル、クロアチア、スロベニアなど多くの国が重無期刑を禁止している。東ヨーロッパの旧独裁国では、
最も凶悪な犯罪者に対しても、15年から20年の範囲での拘禁で十分と考えられている。

1200名無しさん:2008/06/26(木) 04:10:05
  ラテンアメリカでは、メキシコの最高裁判所は、重無期刑は「残虐で異常な刑罰」であると判断しているため、
メキシコ政府は、自国民が重無期刑に処せられる可能性がある場合、被疑者のアメリカへの引渡しを拒んでいる。

  重無期刑は犯罪者処遇に関する国際ルールにも違反しているように見える。国際刑事裁判所のローマ規約によれば、
同裁判所における最高刑である無期刑判決は、25年後に再吟味されるべきことを求めており、国連の自由権規約は、
「自由を奪われたすべての者は、人道的にかつ人間の固有の尊厳を尊重して、取り扱われる」と述べている。釈放のあ
らゆる希望を絶つ刑罰が、いかに人間としての償いの可能性を切り捨てるのか、いかに犯罪者の「人間固有の尊厳」を
取り戻せるのかを判断することは難しい。実際、アメリカの死刑囚を対象に行われた調査では、多くの死刑囚は、重
無期刑を死刑よりも残酷な刑罰だと受け止めていたのである。

 アメリカには「手に入るかもしれないから欲しい、というものには気をつけよ。」という箴言がある。日本では
重無期刑は、アメリカとは異なり、死刑に影響を与えるかもしれない。しかしそれでもなお、日本の推進論者は、
死刑にほとんど影響を与えず、同時に死刑事件以外の厳罰化に油を注ぐかもしれない刑罰の導入には慎重であるべきだろう。

私は、日本の多くの重無期刑推進論者の動機は理解しているつもりである。しかし、世界の証拠が示すものは、重無期刑は、
必要性もなく、また死刑廃止への有効なステップにもならないということである。より根本的には、重無期刑はそれ自体が
「緩やかな死刑」であり、死刑が持つのと同様の多くの人権問題を提起するのである。不測の結果をもたらすかもしれない
新しい刑罰を推進することより、なぜアジアで最も先進的なこの民主国のリーダーたちは、死刑問題により直接的に立ち向
かわないのだろうか。韓国のリーダーたちは、この問題にもう10年も取り組んでいるのである。

http://obgy.typepad.jp/blog/2008/06/post-1341-58.html

1201とはずがたり:2008/06/26(木) 11:02:25
>>1199-1200
あざーす。
重無期刑が量刑の選択肢を増やすプラス以外のマイナスは無いかのような議論は必ずしも成立しないんですね。

1202とはずがたり:2008/06/27(金) 13:06:30
テレビ局員もプロ野球選手も勝ち組なんだからもうちと自らの行動律せられんのかねぇ

窃盗疑惑の上本に西武が厳重注意
2008.6.27 09:05
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/080627/bbl0806270910001-n1.htm

 西武の上本達之捕手(27)が昨年3月に埼玉・所沢市内で窃盗事件を起こし、埼玉県警から捜査を受けていたことが26日、わかった。

 同日発売の週刊文春7月3日号が、上本が所沢市内の銀行ATMの上に置き忘れてあった現金3万円を着服したと報道。これを受け、上本は「よく覚えていないが、防犯カメラに映っているから間違いありません。相手の方に謝罪してお金を返させていただきました。深くおわびいたします」と謝罪した。

 小林信次球団社長(60)は「個人的な問題で、(被害者と)和解が成立して刑事事件に発展しなかったので公表しなかった。球団ではなく彼個人の問題として誠意をもって対応するようにいった」と釈明。上本に厳重注意したことを明かした。さらに『週刊−』の記事について「球団がもみ消したように書かれていたが関与していない。抗議文を送って、対応次第では法的措置を取る」と話した。

 右投げ左打ちの上本は宇部商高から協和発酵を経て03年ドラフト6巡目で西武入り。今季は17試合に出場して打率.071、本塁打、打点ともになしで、この日出場選手登録を抹消された。

タクシー料金奪い返す? フジテレビ社員を強盗で逮捕
2008.6.27 11:12
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080627/crm0806271112011-n1.htm

 タクシー運転手から一度払った運賃を奪い“ただ乗り”をしようとしたとして、神奈川県警戸部署は27日、強盗の現行犯で、フジテレビ技術局制作技術センター、菊地道元容疑者(33)を逮捕した。菊地容疑者は犯行時、酒に酔っていたといい、「白タクだと思い、金を取り返した」などと不明瞭な供述しているという。

 調べでは、菊地容疑者は27日午前4時45分ごろ、横浜市西区みなとみらいの路上で、乗っていたタクシーの運転手(38)に「お前暴力をふるうのか」などといいがかりをつけて運転手を突き飛ばし、車内から自分が払ったタクシー料金1万円を奪った。

 菊地容疑者は都内で朝方まで酒を飲んでおり、犯行時は帰宅途中。運賃は9960円だったが、菊地容疑者が1万円を出したまま、釣り銭を受け取ろうとしなかったため、運転手が「お客さん!」と呼び止めたところ、トラブルになったという。

1203とはずがたり:2008/06/30(月) 03:43:53
奈良の騒音おばさんだけじゃなくて大阪でもあったのか。ちょいとごっちゃになってた。
香川の後輩の女の子も隣に逝っちゃった騒音おばさんがいて因縁つけられるのだそうな。
こう云うの一定数居るんですねぇ。こんだけ反省の色見せない裁判をバカにした女は実刑で暫く刑務所に放り込んでおくか完全にいっちまった精神病院に一生閉じこめておくしかないと思うのだけれども司法の判断や如何に。
ひょっとするとメディカルスレで統合失調症に関する議論として投下した方が良いのかもしれんが。1,2年刑務所に入れといても出てきてまた周囲に迷惑掛けまくったりしても堪らん・・。

【法廷から】隣人に「死ね、コラ」?“騒音おばさん”、法廷でCD−ROM再生され…
2008.6.29 17:27
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080629/trl0806291745002-n1.htm

 「死ね、コラ」「なめとんのか」「殺されたいんか」…。大阪府吹田市の住宅街で隣人に暴言を吐き続け、暴力行為法違反(脅迫)の罪に問われた被告の女(50)の公判が24日、大阪地裁で開かれ、被告人質問を傍聴した。
 昨年9月の逮捕当時、“迷惑おばさん”や“騒音おばさん”などと報道された被告は今、無罪を主張している。
 この日も検察官の質問に「覚えていません」と繰り返し、真っ向から対決する姿勢をみせた被告に対し、裁判官は被害者が暴言を録音したCD−ROMを再生した。
 「これ、だれの声だか分かりますか」。“動かぬ証拠”を突きつけられた被告の反応は…。
   × × ×
 冒頭陳述などによると、被告は平成4年に吹田市に夫とともに転居してきた。トラブルが始まったのは約3年後。被告が隣の住人に「外壁を傷つけられた」「ゴミを投げ込まれた」と言いがかりをつけるようになった。
 言いがかりはその後ひどくなり、別の隣人には犬が鳴いてもいないのに「犬がうるさい」と怒鳴りつけ、これをいさめた別の住人にも「お前らバカじゃないのか」などと怒号。早朝から金属製のボウルを打ち鳴らす騒音を立てることもあった。
 最初の数年間は言いがかりレベルにとどまっていたため住人らも我慢していたが、その後、被告の暴言と騒音はエスカレートした。
 昨年ごろから「死ね」「殺す」など言葉が過激に。たまりかねた住人らはノートに被告の言動をメモして録音も始めた。昨年7月に警察に相談、被告は約2カ月後に逮捕された。
   × × ×

1204とはずがたり:2008/06/30(月) 03:44:11
>>1203-1204
 24日の公判では、被告人質問が行われた。
 検察官「あなたは起訴事実にある昨年8月25日、帰宅した際何を」
 被告「覚えていません」
 検察官「その日何をしていたのか」
 被告「途中までは覚えてますけど、あとは覚えてません」
 検察官「午後3時35分まで仕事で、仕事から帰る途中だったはずですよね」
 被告「覚えてないんですよ。何度も言わせないでください」
 検察官の執拗(しつよう)な質問に被告はいらだった様子で声を荒らげた。それでも検察官は粘り強く尋問を続けた。
 検察官「だれかに会うとかも」
 被告「覚えてません」
 検察官「『死ね』とか言ってませんか」
 被告「先に言ってません」
 検察官「先にってどういうこと」
 被告「間違っただけです」
 検察官「では言ってないってことですか」
 被告「覚えてません」
 検察官「住人に『死ね』と」
 被告「ありません。一度も」
 検察官「(検察官作成の)供述調書を示します。住人に『殺されたいんか』と言ったと。こんな風になってますけど。ここに判押してありますね」
 被告「早く帰りたかったからです。20日も勾留(こうりゅう)されて攻撃されて、判断できる状態じゃなかった」
 検察官「(供述調書を)読み聞かせられたんじゃないですか」
 被告「全部聞いていません。言ってもないことをパソコンで勝手に書き換えたんじゃないですか。そちら(検察側)に問題があるんじゃないですか。犯人に仕立てあげようとしたじゃないですか」
 感情が高ぶるのか、被告は検察官の質問を遮って答えることが多く、裁判官から何度も注意を受けた。だが弁護側の質問では一転、取り調べのことを聞かれると、「もう辛くて死にたいと思いました」と泣き出した。
   × × ×
 裁判官の質問に移った。
 裁判官「第2回公判で被害者から提出されたCD−ROMを再生しましたが、その声を覚えていますか」
 被告「覚えてません」
 裁判官「今から再生します。思いだしてもらいたいんですけど」
 被告「思いだしたくないので拒否します」
 裁判官「でも再生します。聞いてからもう一度聞きます。答えたくなければいいですから」
 用意されたパソコンでCD−ROMが再生されると、静まり返った法廷内に激しい金属音と「殺したろか」「痛い目にあわせたる」などと叫ぶ女性のかん高い声が響き渡った。
 CD−ROMの声は、法廷で聞く被告の声と酷似していた。傍聴人の多くもそう思ったに違いない。
 約5分間の再生が終わると、裁判官が再び被告に質問した。
 裁判官「だれの声だか分かりますか」
 数秒間の沈黙の後、小さな声で被告が答えた。
 被告「分かりません」
 裁判官「…。では、質問を終わります」
 この日の公判はあっけなく閉廷した。
 検察官の質問にはけんか腰、弁護人の質問には「女の涙」。変幻自在に態度を変え、暴言の存在については最後まで「知らぬ存ぜぬ」で押し通した被告。検察側は次回の8月5日、論告求刑を行う。(津田大資)

1205とはずがたり:2008/06/30(月) 04:09:02
>>1203-1204
奈良の騒音おばさんは可哀想な面もあったようだ。

創価学会の彼女との関係
騒音おばさん
http://blog.livedoor.jp/canary_wind/archives/50793351.html

1206小説吉田学校読者:2008/06/30(月) 07:19:32
>>1205
この話、結構、都市伝説として紹介(「溜池NOW」初めとして)されたりしてますね。どこまで事実なのか・・・・

1207とはずがたり:2008/07/01(火) 00:51:04
笑…流石大阪人(^Д^;)

大阪人、オレオレには強いが「金が戻ってくる」には弱い? 還付金詐欺急増
2008.7.1 00:08
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080701/crm0807010008000-n1.htm

 「オレオレ詐欺」には強くても、税金などの払い戻しを装う「還付金詐欺」には弱い大阪人−。大阪府警が30日まとめた今年1〜5月の府内の振り込め詐欺の被害状況で、こんな大阪人像が浮かびあがった。全国での還付金詐欺の被害額は一般にオレオレ詐欺の半分以下だが、大阪府の還付金詐欺は件数、被害額とも前年同期比10倍以上と急増しており、オレオレ詐欺を大きく引き離している。

 府警幹部は「オレオレ詐欺に強い大阪人も、金が戻ると思わせる還付金詐欺には注意してほしい」と呼びかけており、府警は同日、被害抑止に向けた「振り込め詐欺対策本部」を設置した。

 府警捜査2課によると、府内の今年1〜5月の振り込め詐欺の被害額は、2億3296万円で過去最悪。

 種類別トップの還付金詐欺の被害は8547万円(84件)で、前年同期の542万円(6件)から急激に増えた。

 一方、親族らを装って現金をだまし取るオレオレ詐欺は3402万円(17件)と種類別で最も少なかった。架空融資の保証金名目で現金を詐取する「融資保証金」や、架空の料金を請求する「架空請求」も下回った。

 還付金詐欺は、税務署や社会保険事務所の職員を装い、税金や医療費の過払い分を戻すと持ちかけ、現金自動預払機(ATM)の操作を携帯電話で指示し、現金をだまし取る手口で、全国的にも急増している。

 府警幹部は「還付金詐欺の被害者は50〜70歳代の高齢女性が多い。還付金詐欺が多く、オレオレ詐欺が少ない要因が大阪人の気質なのかはわからない」と話している。

1208とはずがたり:2008/07/02(水) 18:20:04
>>1171 >>1187
やりにくそうな相手ですなぁ。最終的には女性が告訴を取り下げてうやむやの可能性大か?

【衝撃事件の核心】判事をストーカーに変貌させた“執着心” カギは「異動直前」
2008.5.24 10:24
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080524/crm0805241025008-n1.htm

 下山芳晴容疑者 現職裁判官を“ストーカー”へと変貌させた執着心とは何だったのだろう。しかも自身はストーカー殺人の審理も経験していたのに…。「今度いつ会えるかなぁ」。部下の20代女性にこんなメールを匿名で送り付けた容疑で宇都宮地裁判事、下山芳晴容疑者(55)は逮捕された。善意の第三者を装って知人の警察幹部に女性の被害を相談し、自ら墓穴を掘った格好だが、まだ経緯に不可解な点が多い。前代未聞の“ストーカー裁判官”はさっそく私選弁護人を付け、取調室で堂々の法律論争を繰り広げているというが……。(道丸摩耶、油原聡子)

 ■警察、厳しい箝口令…まだ判然としない“具体的に何をしたのか”


 現職裁判官の“破廉恥罪”での逮捕という衝撃的な警察力の公使がなされながら、「いったい何があったのか」という情報は乏しい。

 下山容疑者を逮捕した山梨県警の発表によると、その逮捕容疑の概要はこうだ。


 《下山容疑者は、被害女性に対する恋愛感情、その他の好意の感情、またはそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、甲府地・家裁都留支部長だった今年2月19日から3月19日ごろまでの間に、自宅や都内のインターネットカフェなどから匿名で、女性の携帯電話にメールを十数回にわたり送信。

 面会を求めるなど、被害女性に義務のないことを行うよう要求する内容のメールを送り、被害女性に対し、行動の自由が著しく害される不安を覚えさせるような方法などにより、つきまとい等の行為を反復して行うストーカー行為をした疑い=ストーカー行為等の規制等に関する法律第2条及び第13条に抵触》


 これまで県警が明らかにしている具体的なメールの文言は「今度、いつ会えるかなぁ」▽「こんばんは、何をしているの?」▽「休日も仕事するの」▽「明日、会えるのかな」−の4件。

 これだけを見れば、「これがストーカー行為に該当するの?」と首をひねりたくなるが、捜査関係者によれば、「これ以外にも、交際相手のことなどプライベートな内容や、女性の名誉にかかわる内容も含まれていた」というのだ。

 「逮捕」という究極の警察力を行使するための要件は、「容疑者に逃亡や証拠隠滅の恐れがあること」。

 現職裁判官である下山容疑者に「逃亡」は考えにくい。とすれば、「証拠隠滅」の恐れを警察は認めたのだろうか。

 いずれにしても、まだ明らかにはされていない下山容疑者の行為が相当あるとみるべきだろう。

 関係者によると、女性のところにはメールだけでなく、公衆電話や番号非通知の無言電話もかかってきていたという。警察は、これらも下山容疑者の行為だった疑いが濃厚とみて調べを進めている。

 この捜査には被害を受けたとされる女性からの告訴が必要だ。県警は「告訴取り下げ」などという事態にならぬよう、女性への配慮を最優先にしているもようで、具体的な“被害情報”や“捜査情報”はこれまでのところほとんど漏れてこない。厳しい箝口令(かんこうれい)が敷かれているようなのだ。

1209とはずがたり:2008/07/02(水) 18:20:27

 ■「部下がストーカーで困っている」自ら友人の警察官僚に相談していた

 それでも取材で、徐々に事件の輪郭が浮かび上がりつつある。
 誰から来ているのか分からない不審なメール。無言電話…。不気味な影におびえる女性に対し、下山容疑者は自分のメールを通じて相談に乗っていたのだという。
 だとすれば、自作自演そのものだ。

 さらに下山容疑者は3月、大学時代からの知人でもある警察庁の局長級幹部に、「職場の部下の女性がストーカーに苦しんでいる。どうにかならないか」と相談した。

 友人の警察庁幹部は警察署へ相談することを促したが、下山容疑者はこう答え、細やかな“配慮”を見せた。
 「小さな街なので、目立ってしまう」

 そこで警察庁は山梨県警本部に連絡し、トップである本部長自らが同月17日、下山容疑者から相談内容を確認した。県警はその翌日に女性から事情を聴き、捜査を始めたのだという。

 不審メールは2つのフリーメールアドレスを使い分けて送信されてきていた。フリーメールといえども、誰が発信者かということを割り出せないわけがない。

 捜査線上にはあっという間に下山容疑者が浮上した。

 女性は4月10日になり、下山容疑者を被疑者として告訴した。

 この時点で、すでに匿名のメール送信はストップしていた。このため県警は、ストーカー規制法に基づく警告は行っていない。5月21日に取り調べ、逮捕に踏み切った。

 ■子供じみた自作自演? 取調室では法律議論が飛び交い…

 下山容疑者の行動はわけがわからない。
 捜査を受けるリスクは当然想像できるのに、なぜ友人の警察庁幹部に相談を持ちかけたのだろうか。
 この疑問に、捜査関係者の1人はこんなふうに推測してみせる。
 「自分の力添えで捜査を始めさせ、ストーカー被害を食い止めたように装えば、女性の気を一層引けると思ったのかもしれない」
 そうだとすれば、なんと子供じみた行動。とても裁判官の行為とは思えない。
 「もし犯人だとバレないと思っていたのなら、捜査を甘くみるな! と言いたい」
 先の捜査関係者はそう語気を強める。

 下山容疑者の逮捕状を発布したのは、同容疑者の“古巣”にあたる甲府地・家裁の裁判官だった。
 逮捕翌日の22日に送検され、甲府地裁から10日間の勾留請求も認められた。

 下山容疑者は取り調べには応じているという。しかし、その供述は、警察に真っ向から反発しているといっていい。
 「そもそも私が相談を持ちかけたというのに、その私を容疑者扱いするのは信義にもとる」
 「(逮捕するような)身柄事件には相当しない」
 メールを送ったこと自体は認めている、という。だが…。
 「ストーカーのようなメールを送ったが、『恋愛目的』ではなかった。ストーカー規制法の構成要件に当たらない」

 ストーカー規制法は動機について「恋愛感情やそれが満たされないための恨みなど」を構成要件として限定している。下山容疑者の「恋愛目的ではなかった」という供述は、この部分を突いた発言だ。

 関係者は「取調室では、法律家ならではの専門的な議論が飛び交っている」と語る。

 下山容疑者は逮捕当日から弁護人を選任し、事実上の“否認”を展開している。

 今回の立件について複数の捜査幹部は「本人にもいろいろと言い分はあるだろうが、こちらにはブツ(証拠品)がある」と自信をみせる一方、「被害者が今後、告訴を取り下げる可能性もあり、さまざまな配慮が必要」とも言う。

 県警が2人の関係やこれまでの経緯など、女性のプライバシーにかかわる部分についてはほとんど明らかにしていないのはそのためだ。

1210とはずがたり:2008/07/02(水) 18:21:11
>>1208-1210
 ■問題判事? 桶川ストーカー事件では「居眠り」で配置換え

 警察から「ストーカー」と認定された下山容疑者はどんな裁判官だったのだろう。

 東大出身の下山容疑者は昭和56年に司法試験に合格し、東京家裁、地裁での勤務経験もある。東京地裁判事だった平成10年、故中島洋次郎元衆院議員による受託収賄事件の審理に陪席裁判官としてかかわり、実刑を言い渡している。

 浦和地裁(現さいたま地裁)刑事部の判事だった平成13年。

 埼玉県桶川市のJR桶川駅前で女子大生が元交際相手の男らに刺殺された「桶川ストーカー事件」の公判を担当した。だが、傍聴人から「公判中に居眠りをしている」と指摘されて担当を外され、同地裁民事部に配置換えになったという。

 この事件はストーカー規制法制定の契機になった。自身が審理に関与した事件を通じて制定された法律で、下山容疑者は逮捕された。皮肉だ。

 甲府地・家裁都留支部に移ってからは、17年3月、小学5年の児童にわいせつな言葉をかけたとして県迷惑防止条例違反の罪に問われた被告に、「犯行は悪質で再犯が危惧(きぐ)される」として、保護観察付き有罪判決を言い渡した。

 翌18年8月には、スナックで女性を「デブ」などと侮辱したとして侮辱罪に問われた男に女性が慰謝料を求めた民事訴訟で、女性の主張を認め、130万円の支払いを命じるなど、女性の立場に理解を示した判決を出している。

 一方、同年11月には、レストランで以前交際していた女性を恐喝しようとしたとして恐喝未遂罪に問われた被告に、「威迫行為の事実は認められるが、現金を要求したかどうかは認められない」として無罪を言い渡すなど、法の適用に厳格な姿勢を示していた。

 ■「容疑」は山梨から宇都宮への異動直前…理性がキレた?

 下山容疑者が所長を務めていた都留支部は、山梨県都留市の中心部にある。最寄り駅は富士急行線「谷村町」駅。下山容疑者は都内の自宅から週数回、この支部に通っていたらしい。

 近くのタクシー会社乗務員が下山容疑者の姿を覚えていた。
 「裁判所からJR中央線大月駅まで乗せたことがある。いつも1人だった。女性連れだったり、車内でメールを打っていた姿は見たことがない」

 下山容疑者が審理する事件を担当した県内の男性弁護士は、こんなエピソードを明かして同容疑者の印象を振り返った。
 「真面目そうな人に見えた。裁判所にはよく野良猫が来るのだが、猫たちに餌をやっていて、動物好きな人なんだなと思った」

 一方、都内の自宅マンションでは、下山容疑者はほとんど近所付き合いをしていなかったようだ。ある出入り業者は「奥さんと2人で住んでいたが、共働きで昼間は誰もいなかった」と言う。

 「国勢調査の依頼に何度も行ったが、いつも不在だった。町会にも入っておらず、生活感が感じられなかった」。そう証言するのは近所の主婦だ。

 下山容疑者は今年4月1日に宇都宮地、家裁足利支部長、同23日付で同地裁判事となった。容疑事実と認定されたストーカー行為は、この異動の直前の時期に当たる。

 裁判所の人事など内情に明るい関係者はこう推測した。
 「2月ごろには本人は異動対象であることが分かっていたはずだ。転勤を前に、部下の女性への一方的な思いを制御できなくなったのだろうか」

 55歳東大卒の裁判官が20代の部下に抱いた“執着心”。
 「異動直前」というのは、理性が効かなくなった1つのキーワードなのだろうか。
 社会のエリートである裁判官を暴走させた“執着心”の正体はまだ分からない。 
 告訴によるストーカー規制法違反罪で有罪となった場合、罰則は6月以下の懲役または50万円以下の罰金である。

1211とはずがたり:2008/07/02(水) 18:27:30
>>1208-1210
天網恢々禍福は疎にして漏らさずこと糾われる縄の如し。
> 埼玉県桶川市のJR桶川駅前で女子大生が元交際相手の男らに刺殺された「桶川ストーカー事件」の公判を担当した。
>この事件はストーカー規制法制定の契機になった。自身が審理に関与した事件を通じて制定された法律で、下山容疑者は逮捕された。皮肉だ。

なんだかよく解らない事件だけど法律要件に引っかからず無罪放免なんてことはないよねぇ。
恋愛感情がなかったならじゃあなんだよと云う事になる。。

>だが、傍聴人から「公判中に居眠りをしている」と指摘されて担当を外され、同地裁民事部に配置換えになったという。
こういうクレームで配置換えになったりするとその後のキャリアパスが冷遇されたりするんでしょうかねぇ。
メールが自分が発送したとばれないと思ってるとしたら相当の無知であったね。

1212とはずがたり:2008/07/03(木) 16:46:08
こんなの有罪になったら日本法治国家でも民主主義陣営でもなんでもねーぞ。
検察もこんなの一々起訴する程ヒマなら検察官全員駆り出してつくばの宿舎に投げ込まれる糞みたいな広告ビラ取り締まるさせんぞヽ(`Д´)ノ

議会報告:集合ポストに入れた国分寺市議、書類送検
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080703k0000e040058000c.html

 東京都国分寺市の幸野統(こうのおさむ)市議(27)が、所属する共産党市議団の「市議会報告」を集合ポストに投函(とうかん)するため市内のマンションに立ち入ったとして、警視庁小金井署が住居侵入容疑で東京地検八王子支部に書類送検していたことが分かった。集合ポストはオートロックの扉の外側だった。

 調べでは、幸野市議は5月18日午後5時ごろ、同市本多1のマンション1階玄関にある集合ポストに市議会報告を配布するため、無許可でマンション敷地に侵入した疑い。集合ポストそばには、関係者以外の立ち入りを禁じる張り紙があった。

 幸野市議は投函中に住民の一人から「無許可だ」などと注意を受け、一緒に近くの交番へ行った。マンションの管理組合が5月22日付で被害届を出したのを受け、6月9日に書類送検した。

 幸野市議は「オートロック外側の誰でも立ち入れる場所で、理解できない。市民の知る権利の侵害にもつながる」と、不起訴処分を求めている。

 ビラ配布をめぐっては、東京都立川市の防衛庁(当時)官舎で自衛隊イラク派遣反対のビラを各戸の玄関ドア新聞受けに投函した市民団体メンバーが住居侵入罪で逮捕・起訴され、4月に最高裁で有罪が確定している。しかし、オートロックの扉の外にある集合ポストに投函した場合の判断は明示していない。【内橋寿明】

1213とはずがたり:2008/07/05(土) 01:29:45

拘置所内でエロ本は読んでも良いんですねぇ。

「同性愛雑誌読ませないのは人権侵害」東京拘置所に東京弁護士会が警告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080704-00000064-san-soci
7月4日8時1分配信 産経新聞

 東京弁護士会は3日、拘置していた被告の男(30)に同性愛雑誌を読ませなかったのは人権侵害に当たるとして、東京拘置所に対して二度と同様の処置をしないように警告したと発表した。

 東弁によると、被告は昏睡(こんすい)強盗などの罪で起訴され、昨年1月、横浜拘置支所から東京拘置所に移監された。被告は自費で購入した男性同性愛雑誌を房内で読む許可を求めたが、拘置所側は不許可とした。

 被告は異性愛アダルト雑誌を読む許可も併せて求めていたが、これは許可されたという。

 東弁は「被告に同性愛雑誌を読ませても施設内の規律を乱す危険があったとは認めがたい。不許可処分は被告の読書の自由を侵害する」としている。

 被告はすでに有罪が確定している。

1214小説吉田学校読者:2008/07/06(日) 18:18:42
この中には深川通り魔とか、つくば母子殺害とかもあるんですね。
事実上、無期懲役=個別恩赦要件を緩和した終身刑、状態になっている。有期刑でも仮釈放はかなり厳しくなっているのではないか。

無期受刑者増 1670人 仮釈放まで31年超
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008070602000132.html

 無期懲役受刑者が年々増え、昨年末現在は千六百七十人で、四十年以上服役している受刑者も二十四人(今年四月一日現在)いることが五日、法務省の集計で分かった。昨年仮釈放された受刑者の平均服役期間は三十一年十カ月。過去十年の獄死は百二十人に上る。
 無期懲役受刑者の増加と服役長期化は、被害者重視による厳罰化と仮釈放の減少などが要因とみられる。裁判員制度に向け、仮釈放のない終身刑導入が提唱される中、事実上の終身刑ともいえる受刑者が多い現状は論議を呼びそうだ。
 一九九八年以降の集計によると、無期懲役確定者は二〇〇二年まで年四十五−七十五人で推移したが、〇三−〇六年は年百十四−百三十六人に増え、昨年は八十九人。
 一方、仮釈放は〇一年までと〇三年、〇五年は年十一−十八人いたが、〇四、〇六年は四人、昨年は三人にとどまった。
 仮釈放の許可には、再犯の恐れがないことなどに加え「社会の感情が仮釈放を認めること」も必要とされる。
 また仮釈放者の平均服役期間は〇四年が二十五年十カ月、〇五年二十七年二カ月、〇六年二十五年一カ月で、昨年は三十年を超えた。
 確定者が増え、仮釈放者が減少傾向のため、無期懲役受刑者は年々増え続け、九九年末に千人台となり、〇六年末には、千五百人を突破した。
 今年四月一日現在、服役二十五年以上は百九十二人で、うち三十−三十四年が四十一人、三十五−三十九年二十二人。四十年以上の二十四人の中には、五十五年以上が一人、五十−五十四年が五人含まれている。
 また服役二十五年以上の年齢別内訳は、六十代八十五人、五十代五十三人、七十代三十七人、八十歳以上十人、四十代七人で、八割は二十−三十代から服役している。
 獄死者は九八−二〇〇〇年まで年六−九人だったものの、〇一年以降は年十一−十八人に増加。九八年以降の獄死者は同期間に仮釈放された延べ人数(百四人)を上回っている。

1215名無しさん:2008/07/06(日) 23:15:29
仮釈放という制度自体を無くしたらいいんじゃないですか?

1216とはずがたり:2008/07/07(月) 19:07:28

「スルガ地上げ事件」は、弁護士大量失業時代への警鐘か?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1105074193/354-355

1217小説吉田学校読者:2008/07/14(月) 21:46:17
自白に秘密の暴露なく、指紋に元被告人のものなく、遺留された毛髪もまた元被告人のものではない。

再審開始、高裁も認める 布川事件で決定
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008071401000188.html

 茨城県で1967年、男性が殺害された「布川事件」で、東京高裁は14日、強盗殺人罪で無期懲役が確定した元被告の桜井昌司さん(61)と杉山卓男さん(61)の2人について「自白と目撃証言の信用性には重大な疑問があり、確定判決の事実認定に合理的な疑いが生じた」として、再審開始を認める決定をした。
 検察側は最高裁に特別抗告するかどうかを検討するが、認められるのは憲法違反や判例違反がある場合に事実上限られ、再審開始が維持される公算が大きいとみられる。
 再審が開始されれば、無期懲役か死刑が確定した事件では、87年の「島田事件」以来。最高裁の資料によると、76年以降では6件が再審となり、いずれも無罪となった。
 桜井さんらの再審請求に対し、水戸地裁土浦支部が2005年9月、「自白の信用性に多大な疑問が生じた」として再審開始を決定。検察側が即時抗告していた。
 最大の争点だった自白の信用性について、門野博裁判長は「無視できない変遷があり、殺害行為など重要部分で客観的事実と反する。(犯人だけが知る)秘密の暴露も認められない」と判断。

1218とはずがたり:2008/07/15(火) 12:07:08
インパクトあるなぁ。。ちょいとふざけてる感じもあるけど。。
http://sankei.jp.msn.com/photos/life/trend/080714/trd0807140742000-p1.htm

売れてます!『獄』ブランド前掛け
2008.7.14 07:41
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080714/trd0807140742000-n1.htm

刑務所とは無縁の居酒屋「よし田」で「刑務所の前掛け」を巻いて働く店員ら=東京・新宿  函館少年刑務所の受刑者が作る「前掛け」が人気急上昇中だ。「『獄』シリーズ」と呼ばれ、刑務所初の“ブランド品”に。販売元の矯正協会(法務省所管の財団法人)は、刑務所グッズとして初めて商標登録を出願。生産が追いつかないほど売れている。

 “獄上”のブランド品となっているのは、〇の中に獄と書かれた「『獄』シリーズ」。第1弾の「刑務所の前掛け」(1029円)は平成18年10月に誕生し、これまでに約5000枚を売り上げた。

 生みの親は法務技官の川村成昭さん(48)。ラーメン店の店員が全員同じ前掛けをしていたのを見て発案した。ロゴで悩んだ末「獄」を使うことになり、その斬新さがウケて試作品20枚が即完売。最近では「函館のお土産として、刑務所に買いに来る観光客もいる」(川村さん)。

 東京・新宿の居酒屋「よし田」では、この前掛けを大量にゲットし店員の前掛けとして使用。「『スゴいロゴだけどかわいいね』ってお客さんにも評判なんです」(店長)と大好評だという。

 同シリーズをはじめとする刑務所作業製品(キャピック製品)の販売元である矯正協会は、この異例のヒットを受けて、4月末に特許庁に商標登録を出願。来年早々にも登録される見込みで、実現すればキャピック製品初の“快挙”となる。

 受刑者には作業報奨金が支払われるが、『獄』シリーズがヒットしたところで“ボーナス”はない。もともと受刑者たちの仕事を確保するのが目的だからだ。利益の一部は犯罪被害者支援団体への援助にあてられている。


 函館少年刑務所には、ほかの刑務所からも注文が殺到し、生産が追いつかない状態。原因は“人手”不足だが、「ここ(刑務所)に来てもらっても困る」(川村さん)。

“獄上”ブランドのお求めは

 『獄』シリーズは今では肩掛袋、手提袋、小袋など計8種類に。函館少年刑務所に併設の常設展示場や、一部の刑務所の展示場、東京都中野区の矯正協会で販売。同協会ホームページ(http://www.e-capic.com)でも購入できる。

1219小説吉田学校読者:2008/07/20(日) 10:09:44
秋山→政界への波及はなさそうですけども・・・

秋山専務理事を立件へ コンサル料隠し脱税容疑
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008071901000859.html

 日米の政界や防衛産業に太いパイプを持つとされる社団法人「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀専務理事(58)が、防衛商社「山田洋行」やメーカー側から受け取ったコンサルタント料などによる所得の一部を隠していた疑いが強まったとして、東京地検特捜部は19日までに、所得税法違反(脱税)の疑いで立件する方針を固めたもようだ。
 秋山氏はこれまで「心当たりがない。あり得ない」などと脱税疑惑を全面的に否定している。
 関係者によると、秋山氏側には2004−06年、総額4億数千万円が渡ったとされる。うち必要経費を差し引いた約1億5000万円は秋山氏の個人所得とみられるが、申告されたのは約2000万円。残り約1億3000万円の所得を隠し、脱税していた疑いがあるとして、特捜部はメーカー関係者らから事情を聴くなど捜査を進めていた。

1220小説吉田学校読者:2008/07/23(水) 07:15:34
法律の錯誤は故意を阻却しないのであります。情状として考慮されるのみ・・・起訴猶予でしょうかねえ〜〜。

冗談を信じて発砲 逮捕の陸士長、まじめな性格あだ?
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080719/plc0807190132000-n1.htm

 陸上自衛隊福知山駐屯地(京都府福知山市)で6月、敷地内の弾薬庫警備に当たっていた陸士長(24)が小銃の実弾3発を無断で発射する事件があり、陸士長は「任務終了時に実弾を撃つことになっている」との、ほかの隊員の“冗談”を信じて撃った可能性があることが18日、分かった。陸自幹部は「言う方も言う方だが、信じる方も信じる方。考えられない事態」と戸惑っている。
 陸自によると、6月5日午後7時半ごろ、警備中だった第3師団第7普通科連隊所属の陸士長が突然実弾を装填(そうてん)し、地面に向けて1発、空に向けて2発発射した。負傷者や施設への被害はなかったが、陸士長は自衛隊法違反(武器の不正使用)容疑で陸自警務隊に逮捕された。
 当初、陸士長は「誤って撃ってしまった」と供述。その後の調べで、陸士長が事件前に弾薬庫警備の任務についたのは1度だけで、ほかの隊員から「任務の終了時には実弾を発射して、弾倉を空にすることになっている」と聞かされていたことが判明した。
 陸自は引き続き詳しい経緯を調べでいるが、幹部の一人は「陸士長は本当に実直でまじめな性格との報告を受けており、冗談が事実とすれば発言者の処分も考慮しなければならないだろう」と頭を抱えている。

1221名無しさん:2008/07/25(金) 08:05:52
>今回程度の金額では、容疑を認めれば在宅起訴が普通。
>今後の調べで事件が伸びなかったとしても
ちょっと弱気な所が気になりますが…逮捕したというのは、その先を見てのことなんでしょうね。

「防衛予算に巣くう利権屋を排除」 秋山専務理事逮捕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080725-00000900-san-soci

 5兆円産業ともいわれる防衛利権の解明を目指して始まった一連の捜査で、東京地検特捜部は元防衛事務次官、守屋武昌被告(63)の収賄摘発から約8カ月を経て、ついに24日、“防衛フィクサー”の秋山直紀容疑者(58)の逮捕にこぎ着けた。だが巨大産業をめぐる政官業の闇を明らかにしたとは言い難く、秋山容疑者から有力な供述が引き出せなければ、今回の事件が終着点との観測もすでに出ている。長期の捜査を継続させ、脱税を摘発した特捜部の狙いは何だったのか。

■期待感

 「(守屋被告の)ゴルフ接待までは最初から見えていた。だが次の捜査はまた一から始めることになる」

 接待汚職の捜査が終わった今年1月、ある検察幹部は“次の一手”の難しさを、こう語っていた。

 昨年11月、業務上横領容疑で山田洋行元専務の宮崎元伸被告(70)を逮捕したことで本格化した捜査は、まず「事務次官経験者の逮捕」という目標があり、山田洋行の内紛を端緒にしていたことから、有力な供述や任意で提供された証拠も多く、当初から展望があった。

 一方で、“本命”の防衛予算に群がる巨大軍需企業と政官界の癒着に迫るための入り口に過ぎないものでもあった。

 このため、特捜部は横領や贈収賄容疑での捜索で、「宝の山」の発見を狙っていた。同月、参院外交防衛委員会で行われた守屋被告の証人喚問で、宮崎被告との宴席に額賀福志郎財務相と久間章生元防衛相が同席した疑惑が表面化したことで、癒着解明への期待感はさらに高まった。

■水面下

 「次官経験者の逮捕は大きな事件。入り口なんかじゃない」

 守屋被告の逮捕後、特捜部幹部はこううそぶいた。だが特捜部は並行して、業務上横領事件の関係先として秋山容疑者や与野党の政治家が理事を務める社団法人「日米平和・文化交流協会」と秋山容疑者宅をひそかに捜索し、押収資料を分析。資金の流れを追った。

 軍需メーカーや商社の「秋山担当」社員らの聴取も極秘裏に進めた。だが巨悪に結びつく資金の流れには、なかなかたどり着けなかった。その中で唯一、見えてきたのが米国法人を利用した資金ルートだった。

 3月末には主任検事が異動し、秋山容疑者の捜査は一度、立ち消えになったかにみえたが、特捜部はこの資金ルートを追って専従班を作り、水面下で捜査を継続。「アドバック」(ロサンゼルス)の米国口座から2億円近くが日本支社の口座に送金された事実を突き止め、秋山容疑者がこの資金で高級腕時計などを購入していたことが判明した。

 脱税の疑いが、明確に浮かび上がった瞬間だった。

■綱引き

 「事件の先があるならいいが、防衛事件という大枠で考えると、先が見えずに着手して、脱税だけで終わりというのはどうか」

 ある検察首脳は今春、こう疑問を口にした。

 法務・検察の一部では、脱税額が少ないことなどから立件に慎重な声もあった。通常、脱税額は3億円を超えると逮捕される悪質な事案とされるからだ。

 今回程度の金額では、容疑を認めれば在宅起訴が普通。一方で法務・検察の一部が、政界関係者と近い秋山容疑者を“狙い撃ち”したとの批判を嫌ったとの見方もある。5月中旬ごろ、参院外交防衛委員会で秋山容疑者の証人喚問を模索する動きがあったことも、捜査が政局に影響することを嫌う検察首脳らを慎重にさせたとみられている。

 だが、特捜部では一貫して「明らかな犯罪行為を見つけたのに、あえて見逃すことはできない」と主張。地道な捜査が上層部を動かした。脱税マネーの行方追及は、まだ続けられる。

 「今後の調べで事件が伸びなかったとしても、防衛予算に巣くう利権屋に退場願ったことに意義はある」

 検察関係者は語った。

1222名無しさん:2008/07/25(金) 08:13:10
>「政界捜査の展望がない中、通常国会開会中の逮捕は無用の混乱を招く」

ちょっと自民に遠慮しすぎのような気もしますが、国会開会までが勝負なんでしょうね。


防衛汚職:秋山容疑者、肩書使い分け蓄財 裏金の流れ、焦点に(1/2)
http://mainichi.jp/select/seiji/mod/news/20080725ddm041040003000c.html

 日米防衛企業と政界をつなぐ「パイプ役」に捜査のメスが入った。24日、東京地検特捜部に所得税法違反(脱税)容疑で逮捕された社団法人「日米平和・文化交流協会」専務理事、秋山直紀容疑者(58)。暴かれたのは国内外でさまざまな肩書を使い分け蓄財を図った錬金術だった。裏金はどこに流れたのか。捜査の焦点はこの一点に絞られているが、秋山容疑者は容疑を否認しており実態は厚いベールに包まれている。【大場弘行、小林直】

 「とんでもねえ、ぬれぎぬ」。秋山容疑者は6月11日夜、東京・赤坂の料亭で久間章生元防衛相らと会食後、記者にまくし立てた。前月の証人喚問で、防衛専門商社「山田洋行」元専務、宮崎元伸被告(70)=公判中=が、秋山容疑者が顧問を務める米国法人「アドバック・インターナショナル・コーポレーション」に1億円を送金したと証言していた。「そんな金(1億円)が流れた証拠があるなら持って来てみろ」。秋山容疑者は記者を問いつめてみせた。

  ◇   ◇

 5月、晴天の米カリフォルニアの砂漠をワゴン車が疾走していた。秋山容疑者が事務局長を務める「安全保障議員協議会」議員団による米軍視察。秋山容疑者はレーザー兵器見学のため久間氏や元防衛庁副長官の今津寛衆院議員(自民)らをエドワーズ空軍基地(カリフォルニア州)に案内した。

 「なぜ疑惑が持たれる秋山容疑者と渡米するのか」と出発直前に尋ねた記者に、久間氏は「秋山さんを信じている」と言い切り、太いきずなを隠そうともしなかった。

  ◇   ◇

 秋山容疑者は2月、破産開始決定を受けた。一方で東京・目白の高級マンション2室(計約180平方メートル)に住む。2室とも秋山容疑者が理事を務める米国非営利法人「カウンシルフォーナショナルセキュリティー」名義となっているため、差し押さえられない。

 しかし、特捜部は同法人やアドバック社などの口座を「秋山容疑者の財布」と断定した。この認定なら2室は差し押さえ対象になりうる。華麗な表の顔の裏に隠された、蓄財システムが浮かび上がろうとしている。

1223名無しさん:2008/07/25(金) 08:13:32
防衛汚職:秋山容疑者、肩書使い分け蓄財 裏金の流れ、焦点に(2/2)

◇喫茶店主から永田町へ

 秋山容疑者は東京都港区の私立高輪高校から立正大に進学し、その後、東京・神保町で喫茶店のマスターになった。当時の知人は「店の隅っこで、法の網をかいくぐって稼ぐ手法が解説された本を読みふけっていた」と語る。

 政界との接点ができたのはそのころで「小説吉田学校」の作者で政治評論家、故戸川猪佐武氏の事務所に出入りしたのをきっかけに、金丸信・元自民党副総裁(故人)と親しい女性の運転手になり、議員秘書に顔が売れ始めた。米国人実業家とも知り合い、15年ほど前から毎年、国会議員の米軍視察の案内役を任された。このころ前防衛事務次官、守屋武昌被告(63)とも知り合った。

 02年、日米平和・文化交流協会の前身「日米文化振興会」の専務理事に就任すると、久間章生元防衛相、額賀福志郎、瓦力両氏ら防衛庁長官経験者だけでなく、福田康夫首相、前原誠司民主党副代表ら与野党の大物を理事に取り込んだ。

 この理事リストを手に防衛企業を訪ねるなどし、三菱重工業、石川島播磨重工業、神戸製鋼などの会員企業を獲得した。【大場弘行、石川淳一】

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 ■解説
 ◇政界追及、ハードル高く

 秋山直紀容疑者の脱税容疑での逮捕は、防衛利権の解明を進めてきた東京地検特捜部の捜査が最終盤にさしかかったことを意味する。特捜部は昨年から、秋山容疑者を通じて防衛関連企業の資金が政界に流れた可能性があるとみて捜査してきたが、解明は十分に進んでいない。今後の捜査の展望が開けるかどうかは、秋山容疑者が多額の資金の使途について具体的な供述をするかにかかっている。

 前防衛事務次官、守屋武昌被告(63)の汚職事件に絡んで特捜部は昨年秋、日米平和・文化交流協会を捜索して資料を押収、所得隠しの一端をつかんだとみられる。米司法当局に捜査共助を依頼し、米国法人を隠れみのにした資金の動きを調べた結果、今年5月に検察内部で脱税容疑での立件が検討された。

 しかし、「政界捜査の展望がない中、通常国会開会中の逮捕は無用の混乱を招く」などと難色を示す幹部もあり、着手は先延ばしされた。特捜部は東京国税局と協力し、約2カ月間かけて改めて秋山容疑者を巡る資金を精査し、国会閉会中の逮捕にこぎつけた。

 今後、秋山容疑者と政界とのつながりを浮かび上がらせるには、防衛企業側が払ったコンサルタント料の趣旨や、秋山容疑者側の使途を解明することが不可欠。だが、秋山容疑者は今年1月の参院参考人質疑でも不正な資金提供などの疑惑を強く否定しており、ハードルは高い。それを突き崩す証拠をいかに集められるかが焦点となる。【安高晋】

1224とはずがたり:2008/07/25(金) 10:08:11
「政治家に金渡ってない」 秋山容疑者逮捕で久間氏
2008年7月25日(金)08:15
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20080725024.html

 社団法人「日米平和・文化交流協会」専務理事の秋山直紀容疑者が逮捕されたことを受け、同協会の理事を務めている自民党の久間章生元防衛相は24日、「秋山氏に金が入ろうが入るまいが、その金がわれわれに入ったことはあり得ない。私以外の政治家にも(金は)渡っていないと思う」と強調した。都内で記者団に答えた。

 久間氏は開口一番、「もう逮捕されたのか」と驚いた様子を見せ、「いろいろな問題が出てくるかもしれない。検察庁がしっかり捜査して解明するだろう」と述べた。久間氏が最近、秋山容疑者と会った際、「(同容疑者は)全然(捜査は)気にもかけていなかった」という。

 一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は都内で記者団に「国家の安全保障にかかわる装備品調達において血税をかすめ取ってきた行為は断じて許されない」と批判。「司直の手によってさらなる事実が明らかにされることを望む」と語った。民主党は次期臨時国会でこの問題を追及する構えだ。

 共産党の井上哲士参院議員は、「今回の逮捕は当然だ。国会でも日米防衛利権にかかわる真相解明のため力をつくす」とするコメントを発表した。

1225とはずがたり:2008/07/25(金) 10:17:40

クリーニング店に「一生タダにしろ」クレーマー親子逮捕
2008.7.25 09:24
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080725/crm0807250927006-n1.htm

 愛知県警は24日、約3年にわたりクリーニング店の代金を踏み倒していた名古屋市の母親(48)と長男(22)を逮捕したと発表した。親子は仕上がったシャツに「風合いが悪い」と因縁をつけ、まずは弁償として100万円を要求。断られると「だったら一生ただにしろ!」と恐喝。被害は約300回分、計約187万円分に及んでいた。

“プロ級”の脅しテクニック

 100万円がダメなら代金一生無料! 1枚のシャツをめぐり、むちゃくちゃな要求をしていた親子が捕まった。

 県警に恐喝容疑で逮捕されたのは、名古屋市瑞穂区松栄町の無職、伊藤直美(48)と長男で同居の無職、銀次郎(22)の両容疑者。

 瑞穂署の調べでは、コトの起こりは平成17年4月23日。親子は瑞穂区内のクリーニング取次店のクレーム担当の男性社員(52)ら2人を自宅に呼び出し、クリーニングに出していたシルクシャツの仕上がりに「風合いが悪い」とクレーム。弁償としていきなり、100万円を要求した。

 社員らはたじろぎながらも拒否。すると「だったら金はいらない」と現実路線?にシフトしたつもりなのか「今後の代金を一生ただにしろ」と脅迫した。今年2月までに約300回分、計約187万円のクリーニング代金を免れた疑い。単純計算で月8.3回訪れ、1度に約6230円分と大量のクリーニングをしていたことになる。


 「詳細は捜査中」と話す捜査関係者は「こんな乱暴な要求を通すには、“その道のプロ”級のテクニックが必要」とだけ説明。脅迫に耐えかねた社員は今年2月、瑞穂署に相談に訪れ、事件が発覚。「激しく脅され、恐ろしくて言われるままにしていた」の証言が、そのすさまじさを物語る。

 瑞穂署によると、親子は2人暮らしだが、父親らは別に暮らし計5人家族だという。シルクシャツの値段については「金額の算出は不可能」。都内の百貨店などで、シルクシャツは1万円〜1万5000円で販売され、クリーニング代は普通のシャツより高めの1000円前後だ。

 銀次郎容疑者は容疑を認め、母親の直美容疑者は否認している。

1226やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/07/25(金) 23:25:52
この手の馬鹿は、絶対に牢屋にいれなければならない。

「彼いなくなるの怖かった」=痴漢でっちあげの女、涙で謝罪−大阪地裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080723-00000041-jij-soci&kz=soci

 地下鉄の車内で痴漢に遭ったとうその申告をしたとして、虚偽告訴などの罪に問われた無職阪田真紀子被告(31)の初公判が23日、大阪地裁(樋口裕晃裁判官)で開かれた。同被告は起訴事実を認め、「心の底からおわびしたい」と涙を流して謝罪した。
 検察側は冒頭陳述で、阪田被告が交際していた元大学生蒔田文幸被告(24)=同罪などで公判中=の気持ちをつなぎとめるため加担したと指摘。蒔田被告から持ち掛けられた阪田被告が「30から50万円くらいは取れるんちゃう」と応じたとする蒔田被告の供述調書を読み上げた。
 阪田被告は被告人質問で「悪いことをしているのは分かっていたが、彼が私の元からいなくなってしまうのが怖かった」と述べた。

1228とはずがたり:2008/08/03(日) 18:44:04

【法廷から】拘置所で自殺未遂…国交省キャリアの異常な出世欲
2008.8.3 17:22
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080803/trl0808031724000-n1.htm

 厳しい出世競争を勝ち抜くため、政治家や業者などの人脈づくりに余念がなかったかつてのエリート官僚は、力なく法廷の証言席にもたれかかっていた。人並み外れた出世欲を周囲に誇示していた“俗物”の面影は完全に消えていた。

 国営飛鳥歴史公園事務所(奈良県)や国営沖縄記念公園事務所(沖縄県)の発注工事に絡み、収賄罪などに問われている元国土交通省キャリア、上島晃嗣被告(53)。

 7月31日午後、大阪地裁で開かれた初公判。上島被告は上下黒のスーツ姿で腰をやや「くの字」に曲げ、足を引きずるようにして現れた。青白く張りのない顔色、白髪まじりの頭髪。裁判長から氏名を確認されて発した言葉はほとんど聞き取れない。起訴事実を認めた「はい」という声にも生気はない。

 社交的で強い上昇志向の持ち主だった元エリート官僚に、何があったのか。
 × × ×
 上島被告が問われている罪は、国営飛鳥歴史公園事務所発注工事2件(平成16、17年)で非公表の予定価格を漏らすよう後輩キャリアに口利きした謝礼として、奈良県高取町の「槇峯建設」元社長、槇峯和也被告(67)=贈賄罪などで公判中=から100万円を受け取ったあっせん収賄と競売入札妨害。また、所長を務めていた国営沖縄記念公園事務所の発注工事(16〜18年)で、特殊工法を採用した謝礼として、建築資材メーカー側から約360万円、下請けの土木工事会社側から300万円を受け取った2件の収賄だ。

 当初6月上旬に予定されていた初公判は、体調不良のため延期され、2カ月近くたったこの日、改めて開かれた。
 そして被告人質問で体調不良の中身が明かされた。
 弁護人「あなた、拘置所で自殺を図ってますよね。どういう心境だったんですか」
 上島被告「社会にも、役所にも、家族にも迷惑をかけました。私がいなければ、こういうことにはならなかった。迷惑をかけたという思いが強く…」

 今年2月23日、大阪地検特捜部に逮捕された上島被告は、約2週間後の3月9日、勾留(こうりゆう)先の大阪拘置所で自殺を図っていた。シャツを切り裂いてヒモを作り、ドアにかけて首をくくったという。
 精神的に不安定になり、薬の投与を受ける日々。この日も、保釈後に入院している東京都内の病院から一時外出許可を得ての出廷だった。

 事件の核心部分の記憶は抜け落ち、飛鳥歴史公園事務所をめぐる事件では、槇峯被告から100万円を受け取ったのかどうかすら覚えていないという。

 上島被告「記憶が定かじゃないんです。薬を大量に投与されてますので。去年の7月に入院し、主治医が後から検査したら脳梗塞(こうそく)を起こした跡もあり…。覚えてないんですが、槇峯さんが私にお金を渡したと言っているなら、事実は認めようと…」
  × × ×
 上島被告は三重大を卒業後、国家公務員I種(旧上級甲)試験に合格し、昭和54年に旧建設省に入省した。「造園職」と呼ばれる小人数のキャリア技官の中で順調に出世。関東地方整備局建政部公園調整官などを経て、15年4月には、造園職ナンバーワンの公園緑地課長に次ぐポストだった同課緑地環境推進室長に着任した。

 「おれは課長や審議官になる人間だ」と豪語し、周囲に自らの上昇志向をあらわにしていた上島被告。しかし、その後の異動は出世競争からの脱落を宣告するものだった。

1229とはずがたり:2008/08/03(日) 18:44:33
>>1228-1229
 上島被告「最初は愛知県内へ異動する予定でしたが、断りました。東京に残るためにいろいろ工作しました。(16年)8月25日ごろから3回ぐらい、人事権を持つ上司とも話しました」

 手中にしたかったポストは公園緑地課長。自らの野心を実現するため、上島被告は中央政界とパイプがあった槇峯被告に有力政治家を紹介するよう要求したという。しかし結局、出世コースから外れ、国営沖縄記念公園事務所長(16年10月〜18年7月)になることが決まる。
 この出来事が、業者との癒着をエスカレートさせ、今回の事件の背景の一つになったという。
 上島被告「感覚が麻痺(まひ)していたと思います。退職間際だったんですが、沖縄へ行くのも『3階級降格』ですので、もう後はないと。後は天下りか、自分で仕事を見つけるか…」

 検察官「公園緑地課長になれずに沖縄へ行くことになり、先が見えなくなったと」
 上島被告「はい」
 そして不正に手を染めていったのだ。
 × × ×
 「麻痺していた」という公務員としての倫理観。罪の深さを認識したのは逮捕後の取り調べ中だったという。

 上島被告「担当検事さんとの信頼関係の中で自分が悪いことをしたと(気付いた)。自分のことがわかってきて、とんでもないことをしたと…。3月、自殺を図りました」

 検察官「懲戒免職については」
 上島被告「当然だと思います」
 検察官「これからあなたどうするの」
 上島被告「今はまだ何も考えられないので、まずは病気を治して…」
 検察官「もう自殺したりしないのか」
 上島被告「断言できませんが、早く病気を治して、妻と支え合って暮らしていけるようになれば、そういうことは考えなくていいようになると思います」

 自殺について「しないと断言できない」という上島被告に厳しい視線を向けていた裁判長が質問した。
 裁判長「反省しているということでしたが、それをあなたは死を選ぶことによって償うことができるとお考えですか」
 上島被告「自殺しない約束を(取り調べ担当の)検事さんともしましたし、今は更生して家族と力を合わせていこうと…」
 裁判長「死を選ぶことが何の償いにもならないと、今はわかるんですか」
 上島被告「はい。まずは病気を治して…」
 × × ×
 出世のため政治家と親交のあった業者に近づき、便宜を図った上島被告。出世コースから外れても、退職後の収入源を確保するため特定の業者を優遇した。そして逮捕。千数百万円の年収などすべてを失った。

 事件後、妻も睡眠や食事を十分に取れなくなり、精神的に不安定な状態になった。母親も脳梗塞で倒れたという。出世を目指し続けた30年。自らと家族の病以外に、いったい彼に何が残ったのか。

 求刑は懲役4年とわいろ額に当たる追徴金約760万円。判決は9月11日に言い渡される。(杉村和将)

1230とはずがたり:2008/08/03(日) 18:45:18
>>1228-1230
キャリアとはいえ技官だと課長になるのも大変なのか?
>造園職ナンバーワンの公園緑地課長
というからこのニッチな競争の中では課長職は一つしかないのか。
それにしても事件の記憶が抜け落ちる辺り壮絶な拒否感情でもあるのかねぇ。
出世競争しかないとそれから脱落した後は哀れだが昇進の基準も真っ当でこの人が課長の器ではなかったのは公平な判断だったのでしょうかね。確かに政治家に頼ろうとする辺り野心だけ旺盛で能力的には大したこと無かった可能性は高そうであるが。

1231とはずがたり:2008/08/04(月) 13:57:02
法曹人口大幅増員問題めぐり大阪弁護士会で“内紛”
2008.8.4 00:00
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080804/trl0808040002000-n1.htm

 司法試験の合格者を平成22年までに年間3000人に増やす政府計画に対する決議案をめぐり、大阪弁護士会の執行部と若手会員らの間で“内紛”が起きている。

 政府に大幅な見直しを求める決議案の内容を、執行部が急遽変更したことが発端。背景には日本弁護士連合会の会長が大阪弁護士会出身者という事情があり、緩やかな見直し要求にとどめる日弁連の意に沿う案に合わせたとみられる。しかし、これに反発した若手会員が執行部案に対抗する議案を提出する事態に。

 6日に開かれる臨時総会でどちらの案が可決されるか注目される。

 ◆突然の方針転換

 7月14日。大阪弁護士会館(大阪市北区)で開かれた「法曹人口問題検討プロジェクトチーム」(PT)の会合で執行部案に目を通した若手弁護士は驚いた。

 PTでは当初、3000人問題に対する同会の見解は「(合格者の)大幅減(1000〜1500人に抑える)」を求める強硬案で準備を推進。しかし臨時総会が近づいたこの日、突然「前年の合格者数(約2100人)を超えない程度に抑える」との弱腰な要求に変わっていたからだ。

 同会はこれまで司法制度改革を積極的に推進してきた経緯があり、執行部は「改革に率先して取り組んだ弁護士の思いは複雑。全否定的な『大幅減』では賛同が得られない恐れがある」と理由を説明する。

 これに対し若手弁護士は「3000人問題打開に向けて執行部と一致団結してきたつもりだったが、土壇場ではしごを外された」と不信感を募らせる。

 6日の臨時総会では双方が議案を提出。「大幅減」を望む声は多く、執行部案が否決される可能性もあるという。

  ◆ジレンマ

 執行部の方針転換の背景には、同会から送り出した宮崎誠・日弁連会長の「メンツ保持」との憶測もある。

 大増員による新人弁護士の就職難は特に人数の多い都市部で深刻さを増す。日弁連も3000人問題については政府に強硬に見直しを求めたいところだ。

 しかし、日弁連は司法制度改革を推進する先導役。全否定すれば「司法改革の担い手が改革を後退させる」と批判されかねない。

 実際に、日弁連の宮崎会長は7月18日、法曹人口増員について「ペースダウンを求める」との緊急提言を発表。緩やかな見直し要求にとどめて政府に配慮した提言だったが、町村信孝官房長官から「見識を疑う」と痛烈な批判を受けた。

 同会関係者は「宮崎会長の出身弁護士会だけに強硬案を出せないジレンマがある」と分析する。

 ◆深刻さ増す修習生

 同会が3000人問題対策に奔走するのは、すでに新人弁護士の環境が悪化しているからだ。

 今年12月に司法修習修了予定の弁護士希望者は大阪だけで約200人。このうち約40人がまだ就職先の事務所が決まっていない。

 最近では、昼間の研修後、夜間に何軒も事務所を回って就職活動をしなければならない。数十軒の事務所を訪問しても、就職の決まらない修習生もいる。

 受け入れ側の事務所も「弁護士の数が増えても扱う事件は増えない。事務所に所属できない新人弁護士が相次げば質の低下につながる」と指摘する。

 こうした現状に同会は新人弁護士の独立を支援するプロジェクトチームを全国で初めて設置。約20人の委員が指導し、資金面も含めて具体的な支援策を年内にまとめるという。

 同会の和田秀治副会長は「司法制度改革を後退させることなく、善後策を模索するしかない」と話している。

1232とはずがたり:2008/08/04(月) 16:15:46
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「女性の体触った」聴取の男性 柵にぶつかり首刺して死亡
2008.8.4 10:17
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080804/crm0808040948004-n1.htm

 愛知県南知多町の海水浴場にある半田署千鳥ケ浜詰め所で3日午後3時25分ごろ、女性から「体を触った」と言われ警察官の聴取を受けていた名古屋市西区の男性会社員(25)が突然2階の窓から逃走。外の階段を下りる際に近くの鉄製柵にぶつかり、突起物で首を刺すなどした。男性は4日未明、出血性ショックで死亡した。

 同署によると、階段の両脇は高さ約2メートルの鉄柵に囲まれており、太さ約1・5センチの鉄柱が数十センチ上部に突き出た形になっている。

 調べでは、20代の女性が3日午後3時10分ごろ、「海中で自分の胸などを触った人を見つけた」と警察官に相談。男性は事情を聴かれていたが、突然窓から飛び出したという。当時、詰め所には5人の警察官がおり、うち3人が男性に対応していた。

1233とはずがたり:2008/08/05(火) 23:04:53
未だ事件は終わってなかったんですねぇ。ご冥福をお祈りします。

松本サリン事件:被害者の河野澄子さん死去
http://mainichi.jp/select/today/news/20080805k0000e040031000c.html

澄子さんを抱きかかえて自宅に戻る河野さん=2001年5月、近藤卓資撮影

 94年6月に発生した「松本サリン事件」の被害者で、事件の第1通報者である河野(こうの)義行さん(58)=長野県松本市北深志1、元県公安委員=の妻澄子(すみこ)さん(60)が5日午前3時4分、入院先の松本協立病院で、サリン中毒による低酸素脳症に伴う呼吸不全のため死亡した。葬儀は7日に自宅で営む。喪主は義行さん。

 事件では、7人が死亡、重軽症者は約600人にのぼり、当初は義行さんを容疑者扱いする報道がされた。

 就寝中にサリンを吸った澄子さんは、意識の戻らない状態が続いていた。98年からは市内の身体障害者養護施設などで療養し、容体が安定している際には自宅に戻り、家族全員で過ごすこともあった。最近は衰弱し、下がった体温を電気毛布などで維持してきたが、5日未明に急変したという。

 義行さんは14年間、毎日のように看病に訪れ、その日の出来事などを澄子さんに話しかけていた。澄子さんは時折、涙を流すなどの反応を見せていたという。義行さんは「何度も医師からダメかもしれないといわれながらも、14年間以上家族のために生きてくれました」とのコメントを出した。【藤原章博、渡辺諒】

1234ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/08/06(水) 07:27:17
松本サリン事件で被害をうけた河野義行さんの妻・澄子さんが
14年間の闘病生活の末亡くなりました。
河野澄子さんはきょう午前3時過ぎ入院先の松本市内の病院でサリン
中毒が原因の呼吸不全のため亡くなりました。60歳でした。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    松本サリン事件の被害者河野澄子さんが
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /   5日、死去されました。60歳でした。 
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 謹んでお悔やみ申し上げます。 (・A・ )

08.8.6 Yahoo「松本サリン事件の被害者、河野澄子さん死去」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/sbc/20080805/20080805-00000012-sbc-loc_all.html

1235とはずがたり:2008/08/08(金) 13:20:24
>>1208-1210

現職判事ストーカー事件で懲役6カ月、執行猶予2年判決
http://www.asahi.com/national/update/0808/TKY200808080079.html
2008年8月8日10時23分

判決後、甲府地裁を出る下山芳晴被告=8日午前10時46分、甲府市中央1丁目、伊藤和行撮影

 裁判所の20代の女性職員に嫌がらせのメールを繰り返し送りつけたとして、ストーカー規制法違反の罪に問われた宇都宮地裁判事・下山芳晴被告(55)に対し、甲府地裁は8日、懲役6カ月、執行猶予2年(求刑懲役6カ月)の判決を言い渡した。

 判決によると、下山被告は甲府地裁都留支部長だった今年2月19日から1カ月間、職員の女性に16回にわたって匿名で嫌がらせのメールを送りつけ、ストーカー行為をした。メールの内容には「今何してる?もうお風呂入った?」「身体きれいに洗っておいてね〜会いに行くからさぁ」などとからかったり、「入るの見いちゃった!」と、行動を監視したりする内容のものがあった。

1236とはずがたり:2008/08/15(金) 10:52:28
008年07月09日水曜日 河北新報
東京の弁護士法人が仙台進出 地元は歓迎、困惑
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1212635128/51

1237小説吉田学校読者:2008/08/16(土) 17:37:58
やっぱり量刑とかはプロの裁判官が決めた方がいいんじゃないんでしょうかね〜。
そもそも、私は、事件当事者以外の国民の司法積極関与にも基本的に賛成なんですが、「裁判迅速化」「精密司法の在り方再検討」を先にやった上で、その成果を見極めてから、つまり、もう少し、長期的スパンで裁判員制度を導入した方が良かったのではないでしょうか。それに人材育成面、つまり、司法試験+司法修習の方は、私はマジで元に戻した方がいいと思います(最近、その思いをさらに強くした)ので、そこらへんが「抜本見直し」なんでしょうな。
まあ、民主党内では、「あの佐藤幸治に圧迫質問」の司法改革関連法案審議当時の法務委理事、枝野元政調会長へのクセ球を投げたと言えましょう。

小沢民主代表:政権獲得すれば裁判員制度見直しの意向
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080816k0000m010121000c.html

 民主党の小沢一郎代表は15日、来年5月から実施される裁判員制度について、「日本の風土になじまない」との判断から、民主党が政権を獲得すれば、制度のあり方そのものを見直すべきだとの意向を固めた。共産、社民両党は実施延期を求めており、民主党は当面、秋の臨時国会で延期を軸に野党共闘を進めるが、「見直し」に廃止の可能性も含めるとなれば、民主党内の反発も予想される。
 同制度は刑事裁判に一般の人が参加するものだが、数日間仕事を休む必要があることや、守秘義務などの負担が重い。小沢氏は13日に鳩山由紀夫幹事長と会談した際、抜本的に見直す必要性を示唆し、「政権を取ってから(対応を)考える」と述べたという。
 今年初めの最高裁の意識調査では、同制度について「義務なら参加せざるを得ない」44.8%、「義務でも参加したくない」37・6%と、消極的な国民意識が明らかになっている。党内では「国民が不安なら先延ばしを考えないといけないかもしれない」(幹部)との意見が出ていた。
 次期衆院選のマニフェストへの盛り込みも検討される見通しだが、制度の根拠となる裁判員法は、04年に民主党も含む全会一致で成立した。党内には「制度を前提に党の司法政策を組み立てている。それをやり直すとなったら無責任と取られかねない」(若手議員)との懸念があり、党内の意見調整に手間取る可能性もある。
 共産、社民両党も制度自体には今も賛成しており、「実施のための環境が整っていない」として延期を求める立場。制度自体に懐疑的な小沢氏とは温度差があり、野党共闘実現にもハードルがありそうだ。

1238とはずがたり:2008/08/17(日) 00:18:23
死刑制度反対派で俺の議論仲間の友人は裁判員制度にも非常に懐疑的でした。
どちらかと云えば革新よりの彼ですが,彼の意見は社共両党の意見とは逆で真実の判断を下すのに多数決は決定的に馴染まないと云うものでした。
日本のアメリカの猿真似・追随を危惧する彼はアメリカの制度を盲目的に導入しているだけの様に映るってるようでした。
裁判員に関しては余り関心の無かった俺ですが,アメリカの徹底的に金持ちがカネを掛ければ無罪になる裁判制度に嫌悪感を抱いていたので,余り詳細は知らないなかで断定する事は躊躇する事はするんですけどちょいと反対気味です。

1239小説吉田学校読者:2008/08/17(日) 01:02:27
>>1238
国民の司法参加はある程度必要と考える私であり、裁判員制度は高裁レベルでは導入されないので、消極的賛成の私でありますが、量刑を決めるのは、躊躇しちゃうだろうと思います。
たとえば、2件連続強盗殺人の被告人の両親が出廷して、涙ながらに「申し訳ありません」と情状証言したとして、その被告人に我々アマチュアが、死刑が相当か、無期刑が相当か、と審理するのは負担が重過ぎないか。
裁判員制度だけでなく司法改革という全体で見たとき、一番先にやるべきなのは、国民の司法参加よりもまずは「裁判の迅速化」「分かりやすい裁判」だと思います。迅速化自体はある程度は成功しているのかなと思いますが、迅速化で「真実の発見」に支障をきたしているかどうかをフィードバックした上で、あらためて裁判員制度導入を議論した方が良かったとは思いますね。今更感もありますが。

1240とはずがたり:2008/08/18(月) 22:22:30
豊漁なら値段が下がってて,ってことはないのかな?
この定置網を切られたことにより豊漁にも拘わらず出荷高が増えずに値段が下がらず他の業者が得してこの業者だけ損したとなるとどうなんかな??

舞鶴・豊漁に見合った補償求め国を提訴へ
2008.8.18 20:54
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080818/trl0808182056004-n1.htm

 海上自衛隊の護衛艦に定置網を切られたことによる休漁補償をめぐり、海自側の算定方法は不適切で補償額が少ないとして、京都府舞鶴市の漁業男性(49)が18日、国に約4350万円の損害賠償を求める訴状を京都地裁舞鶴支部に送付した。

 訴状によると、男性は平成18年2月、舞鶴湾を航行していた護衛艦「はまゆき」に、定置網を海底に固定するロープ2本を切断され、修理のため約1カ月間休漁。海自側は網切断を認め、休漁補償を事故前年の1日当たりの平均収入から算定し、計約550万円を支払う意向だった。

 これに対し、原告側は「この年はサワラが豊漁で、周囲の定置網は例年より漁獲高が増加した」として、海自側の補償額は少ないと主張している。

 海上自衛隊舞鶴地方総監部は「訴状が届いていないのでコメントは差し控える」としている。

1241とはずがたり:2008/08/18(月) 22:28:15
>>1239
私は殆ど法学科目に興味なく選択できたのにも拘わらずしかなかった素人なんですけど,第1審での有罪or無罪って重いんでしょうか?
上級審の方で法律のプロどもが第1審を素人の意見として殆ど顧みることなく審理するなら殆ど意味無さそうな感じでありますが。
最高裁判官の国民審査等殆どなんの審査にもなってなくて意味がない気がしますのでもうちょっと司法参加が有っても良さそうですけど今から導入される制度がどの程度有意義なものか今一ピンと来ないってのが印象です・・・。

1242小説吉田学校読者:2008/08/19(火) 10:27:51
>>1241
第一審は重いですし第二審は事後審でありますが、「判決後の事情」とか「原審は過大に評価し、判断を誤ったものである」として自判されることは、少なからずあることです。特に懲役刑の多寡とか執行猶予の是非とかが争われる事案では2審で是正されることがままあります。
基本的に第二審は「第一審の審査」と考えていいものです。
そこで、とは氏の指摘なのですが、まさにそのとおりで、「国民が判断したものをプロが覆すのなら、なにゆえの裁判員制度」という批判が起こるのは間違いありません。
他方、「素人が判断したのをプロが是正するのは当然」という評価も出てくると思います。
ここで、法律制定時には想定していなかった「一審の重み」「事後審のあり方」といった問題が出てくるわけで、そういうのを整理してから裁判員制度を始めてもいいんじゃないかなという思いがあるので、私は「消極的」賛成者なわけです。
国民の司法参加は、広いスパンでは「国民が判決を作る」という意義がありそうですが、これは、日本の風土に合うかどうかという議論はもっとされてもいいでしょう。
狭いスパンでは「検察、弁護士、警察のやり方に裁判官に加えて素人のチェックの目が入る、加えて裁判所にもチェックの目が入る」という意義があると思います。これは、別のやり方もあるんじゃないかとも思いますが、副次的に「分かりやすい司法」という作用も生み出しているので、それはそれでいいことなのかもしれません。

とはいえ、司法改革の中心は、特に刑事は「分かりにくい司法」「伝聞証拠ばっかりの裁判」そして「長すぎる審理期間」の改革が中心だと思いますが、これが裁判員制度が最良のやり方かというと私も疑問に思うのであります。

1243小説吉田学校読者:2008/08/19(火) 10:41:55
これは、医療界独特の「外の目からは全力で庇う」とか「カルテが改ざんされているのではないかという疑念払拭できていない」という問題も古くからあるのだと思いますが、だからといって、一個人の責任に帰していいのかという疑問が残ります。
私も調べてみましたが、それに医師法違反(報告義務違反)で考えるのであれば、トップの責任が論じられても良かったのではないでしょうか。
公判では、この報告義務について、院長の証人尋問がなされたようですが、この報告義務の遅滞が隠蔽と取られて、逮捕・起訴に至り、ましてや産科崩壊なんてことまで言われているのでは、何よりもご遺族に申し訳が立たないではないか。
捜査手法といい医療界の対応といい、苦すぎる教訓を残したのは間違いない。

福島大野病院事故:20日判決 医師の裁量どう判断
http://mainichi.jp/select/science/news/20080819k0000m040116000c.html

 福島県立大野病院(大熊町)で04年、帝王切開手術を受けていた女性(当時29歳)が死亡した医療事故で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた同病院の産婦人科医、加藤克彦被告(40)=休職中=の判決が20日、福島地裁(鈴木信行裁判長)で言い渡される。手術中の判断を巡り医師が逮捕・起訴された異例のケースで、全国の医療関係者が「医師の裁量に捜査機関が介入している」と反発する中、司法の判断が注目される。
 加藤医師は04年12月17日、帝王切開手術中、はがせば大量出血するおそれのある「癒着胎盤」と認識しながら子宮摘出手術などに移行せず、クーパー(手術用はさみ)で胎盤を剥離(はくり)して女性を失血死させ、医師法が規定する警察署への異状死体の届け出をしなかったとして起訴された。
 検察側は「基礎的な知見による基本的な注意義務に著しく違反し悪質」と禁固1年、罰金10万円を求刑。弁護側は「施術に過誤はなく、臨床医学の水準に即して可能な限りの医療を尽くした」と無罪を主張している。
 女性は発生率0.01%とされる極めて症例の少ない癒着胎盤だったが、「胎盤剥離を中止し子宮摘出手術等に移行すべきだったか」が最大の争点。
 検察側は「癒着胎盤と分かった時点で剥離を中止すべきだった」と主張。弁護側は、胎盤剥離後の子宮収縮による止血効果などを挙げ「胎盤剥離を完了するのが医療現場の裁量として合理的」と反論した。
 単純な医療ミスでなく、手術中の「医師の裁量」が刑事責任を問われ、日本医学会が「結果責任だけをもって犯罪行為とし医療に介入している」と声明を出すなど、全国の医療団体が反発している。

1244名無しさん:2008/08/19(火) 22:43:51
問題は、法曹会ではアレな人たちの声が大きいというところにあると思います。

1245小説吉田学校読者:2008/08/20(水) 22:30:58
いろいろ調べてみましたが、無罪は相当という思いと、遺族の無念とがごちゃ混ぜになっている私ですが、「防ぎ得たのではないか」という思いがあるからでしょうか。ちょっと調べてみましたが、「輸血用血液を十分に準備していたら」「産科医がもう1人いたら」「事務方がしっかり事後措置を講じていたら」と思う。中央社保協の人のコメントを読むと、この病院と県は遺族対応もしていないのか。ふざけていないか。
警察、検察には、マスコミが報道で論じると思いますので、県立病院という組織のありかたの面から考えますと。警察と県の事故調が連絡を密にしていれば、強制捜査には至らなかったのではないか。強制捜査前にちゃんと医師に弁護士から助言はあったのか。法令違反があったか事後的な調査はやっていたのか。大病院でありながら、特にロジ面の「だらしなさ」がどことなく私には感じるのである。
それに、この日医の人のコメントを見ると、今まで、患者に真摯に向き合っていなかったのか。無罪は相当と思います(医師法違反には疑念はあります)が、これで事足りるといった医療界独特の内輪庇いのムードに加えて、県立病院だからであろうお上意識には、何ともいえない嫌悪感を抱きます。私の偏見かもしれないけども。

<大野病院事件>医師無罪で双方会見 被害女性の父「残念」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080820-00000135-mai-soci

 帝王切開手術中の女性(当時29歳)が死亡し、業務上過失致死などの罪に問われた福島県立大野病院産婦人科医、加藤克彦被告(40)=休職中=に対し、福島地裁が言い渡した20日の無罪判決。鈴木信行裁判長は、最大の争点だった胎盤剥離(はくり)を途中で中止すべきだったかについて「中止して子宮摘出手術などに移行することが、当時の医学的水準とは認められず、中止すべき義務はなかった」と手術時の判断に関する刑事責任を否定した。
 判決は、癒着胎盤を認識した時点で剥離を中止して子宮摘出手術などに移行するのは可能だったことや、大量出血の予見可能性などは検察側主張を認めた。その一方で「剥離を継続した場合の具体的危険性が証明されず、継続が注意義務に反することにはならない」と判断した。医師法21条については「診療中の患者が、その病気によって死亡した場合は、届け出の要件を欠き、今回は該当しない」と指摘した。
 言い渡しを終えた鈴木裁判長が、最後に「これが裁判所の結論です」と述べると、加藤医師は深々と頭を下げ、表情を崩さないまま法廷を後にした。
 閉廷後、弁護団と福島市内で記者会見した加藤医師は冒頭「信頼して受診してもらったのに、最悪の結果になり本当に申し訳ない」と女性や遺族に謝罪した。今後については「地域医療の現場で患者さんにできることを精いっぱいやりたい。医師の仕事が好きだし、やっていきたい」と語った。
 加藤医師は逮捕からこの日までを「とても長い2年6カ月。何もできない、何もしたくないもんもんとした日々だった」と胸中を吐露。「きょうの日を迎えることができたのは支えてくれた方々のお陰です」と感謝した。捜査当局には「言いたいことはいろいろあるが、僕みたいな立場の人を作らないでほしい」と述べた。
 主任弁護人の平岩敬一弁護士は「弁護側主張を標準医療と認めた」と判決を評価した。医師法21条については「かなり踏み込んでおり、今後に大きな影響を与える」とした。
 一方、女性の父親、渡辺好男さん(58)は福島県庁で会見し「父として残念。今後の医療界に不安を感じざるをえない」と無念の表情で語った。そして「加藤医師には病院で何があったのか説明を十分にしてほしい」と求めた。
 福島地検の村上満男次席検事は「立証が不十分だったという以外、なぜ無罪なのかと思うほど事実関係について主張が認められた。控訴は今後、判決内容を精査し上級庁と協議のうえ適切に対処したい。逮捕は当時必要と判断され、裁判官の令状も得ており問題はなかった」と話した。【松本惇、西嶋正法、今井美津子】

1246小説吉田学校読者:2008/08/20(水) 22:31:32
(続き)
 ◇「刑法になじむのか」
 舛添要一・厚生労働相の話 何をもって医師の過失とするのか判断が非常に難しい。そもそも刑法犯罪としてなじむのか。判決で参考にできるところは参考にし(死因究明の第三者委員会である医療安全調査委員会の設置法案を)来るべき臨時国会できちんとコンセンサスを得てまとめたい。委員会だけでなく(医師の過失が立証できなくても補償金が受けられる)無過失補償制度など、いろんな施策を組み合わせて医療体制全体を再構築することが重要だ。
 ◇「専門家の手で究明」
 日本医師会の木下勝之常任理事の話 妥当な判決で、医療事故の原因究明は専門家で行うべきだ。今後も同じように不幸な事件が起きてもおかしくない。厚生労働省による第三者機関「医療安全調査委員会」の設置を支援していきたい。患者と真摯(しんし)に向き合い、溝を埋める努力をしていく。
 ◇「適切医療と言えず」
 産科医療裁判の経験がある中央社会保険医療協議会の勝村久司委員の話 加藤医師は減給1カ月の処分も受けており、刑事責任は別にしても医療行為が適切だったとは言えない。県が事故調査報告を作成する際に遺族から聞き取りをしないなど、遺族対応も不十分だった。今回の事故を全面的に正当化してしまうと、重大な事故隠しなどにつながりかねず、関係者は反省すべき点は反省してほしい。

1247とはずがたり:2008/08/25(月) 22:44:12
>>1041 >>1082 >>1146 >>1159 >>1176

ベトナムODA贈賄で起訴 PCI捜査は終結
2008.8.25 18:06
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080825/crm0808251804021-n1.htm

 大手建設コンサルタント会社「PCI」(東京)によるベトナムの政府開発援助(ODA)事業をめぐる贈賄事件で、東京地検特捜部は25日、現地高官に約9000万円のわいろを渡したとする不正競争防止法違反の罪で、前社長の多賀正義容疑者(62)、元常務の高須邦雄容疑者(65)ら4人と、法人としてのPCIを起訴した。

 贈賄工作は歴代幹部が了承していたことなどから、特捜部はPCIが会社ぐるみで関与していたと判断した。特捜部はPCIをめぐる4事件で計9人を起訴しており、一連の捜査は終結となる見通し。

 起訴状によると、高須被告らはベトナム国内で2006(平成18)年8月、多賀被告の了承のもと、ホーチミン市政府の内部部局で道路建設を実施する機関「PMU」の局長級幹部に22万ドル(約二千数百万円)を直接、提供した。また03年12月にも、同じ幹部に60万ドル(約六千数百万円)を手渡した。

 PCIは01年と03年、ホーチミン市を横断する「サイゴン東西ハイウエー」建設事業のコンサルタント業務を総額31億円で受注しており、提供資金は業務受注の謝礼だった。

1248とはずがたり:2008/08/26(火) 15:23:50
新興宗教スレでも立てますかねぇ。。

「死に至る暴行」否定 紀元会創始者の娘、初公判
http://www.asahi.com/national/update/0826/TKY200808260189.html
2008年8月26日12時59分

 長野県小諸市にある宗教法人「紀元会」で昨年9月、会員のすし店経営奥野元子さん(当時63)が集団暴行を受けて死亡した事件で、傷害致死や犯人隠避教唆の罪に問われた、同会の創始者の娘、窪田康子被告(50)に対する初公判が26日、長野地裁(土屋靖之裁判長)であった。検察側は窪田被告が集団暴行を主導したと指摘したが、弁護側は「群集心理が招いたものだ」と否定。窪田被告は暴行を認めたものの、「死に至るほどではなかった」と述べた。奥野さんの家族に身代わりになるよう指示したとされる犯人隠避教唆については「指示していない」と否認した。

 検察側は冒頭陳述などで、同会創始者の男性が02年2月に死亡した後、窪田被告は指導的な地位に就こうと考え、暴力を正当化して会の引き締めを図ったと指摘。事件の当日、奥野さんの次女が数年前に窪田被告の長女に避妊具を渡したとして、奥野さんに暴行したと主張した。

 起訴状によると、窪田被告は07年9月24日午後11時半から約1時間、同会の施設内で多数の会員と共謀し、奥野さんに暴行して外傷性ショックで死亡させたとされる。家族内の暴行で死亡したことにするよう奥野さんの家族に依頼し、奥野さんの次女(27)にも暴行し、約3週間のけがを負わせたとされる。

 一連の事件では会員34人が逮捕され、うち26人が傷害致死や犯人隠避などの罪で起訴された。

1249とはずがたり:2008/09/02(火) 19:53:39

時効阻止へ21回起訴…脱税で逃走の男が出頭、逮捕
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/132369/
03/25 01:58更新

 法人税約1億9000万円を脱税したとして、東京地検特捜部は24日、法人税法違反容疑で、家電販売会社「プロポスタ」(福岡市、旧ラップ)元会長、山下大作容疑者(48)を逮捕した。山下容疑者は出頭を求められてから約4年4カ月にわたり逃亡を続けていたが、同日、福岡地検に出頭してきたという。

 調べによると、山下容疑者は同社幹部ら2人と共謀し、架空の支払手数料を計上するなどの手口で、関連の家電輸入会社「テムジン」(同市)の平成12年5月期の所得約6億3700万円を隠し、法人税約1億9100万円を脱税した疑い。同社幹部らは同罪で起訴され、すでに実刑が確定。法人としての2社も罰金刑を受けている。

 山下容疑者は15年10月に逃亡し、指名手配されていた。特捜部は時効成立を防ぐ目的で、同年11月から所在不明のまま起訴を繰り返す異例の措置をとっていた。起訴状は2カ月以内に送達されないと無効になるためで、今年1月25日には、平成13年までの4年間で2社の法人税計約7億9000万円を脱税していたとして、21回目の起訴をしていた。

1250とはずがたり:2008/09/05(金) 13:57:03
最高裁判事に桜井龍子氏 女性では3人目
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090501000353.html

 政府は5日午前の閣議で、横尾和子最高裁判事(67)が退官し、後任に桜井龍子元労働省女性局長(61)を充てる人事を決定した。発令は11日付。女性の最高裁判事は3人目となる。

 横尾氏は任期を約2年7カ月残しての依願退官。社会保険庁長官時代の年金記録不備問題の責任を追及する声も出ていたが、最高裁は「関係ないと聞いている」と説明している。最高裁は官僚出身者から後任の人選を進め、横尾氏と同様、女性が好ましいと判断したとみられる。


 桜井 龍子氏(さくらい・りゅうこ)九州大卒。労働省婦人福祉課長、女性局長を経て07年4月から九州大法学部客員教授。61歳。福岡県出身。
2008/09/05 12:24 【共同通信】

横尾和子最高裁判事が依願退官 元社保庁長官背景か
http://www.asahi.com/national/update/0904/TKY200809040086.html
2008年9月4日11時56分

 最高裁は4日、横尾和子最高裁判事(67)が依願退官すると発表した。3日、裁判官会議を開き、退官の手続きを内閣に対してとることが決定されたという。横尾判事は元社会保険庁長官で、年金記録漏れ問題をめぐって責任を問う声が出ていたことが背景の一つとみられる。最高裁によると、70歳の定年を前に依願退官した判事は過去9人いるという。しかし病気などの理由以外で辞めるのはまれだ。

 最高裁は依願退官の理由について「在任期間が6年9カ月と現職判事で最も長く、事件処理上の区切りもついた」と説明している。退官の日付は、後任人事が固まってから決まるとみられる。

 横尾判事は15人いる最高裁の裁判官の中で唯一の女性で、歴代判事でも2人目。現在、2人いる行政官出身のうちの1人でもある。

 64年に旧厚生省に入省し、老人保健福祉局長や駐アイルランド大使などを経て、01年12月に現職に就任。

1251とはずがたり:2008/09/05(金) 16:24:24

南相馬に2弁護士開業へ 市が資金補助、空白解消
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080904t63022.htm

 現役の弁護士不在の福島県南相馬市に、弁護士2人が相次いで開業を決めた。2人は多重債務問題がいまだに埋もれている弁護士過疎地の窮状を知り、「困っている人の手助けになれば」と名乗りを上げた。市は開設資金の一部を援助する方針で、法曹関係者によると、自治体が個人弁護士の開業を支援するのは全国で初めてという。

 2人は福島県弁護士会所属の若杉裕二弁護士(40)と西山健司弁護士(27)。それぞれ11月と来年1月に市内で開業する予定だ。

 若杉さんは2006年9月に弁護士登録し、現在は郡山市の法律事務所に勤務している。岩沼市出身で、将来は弁護士過疎地の宮城県大河原町で活動するつもりだったが、南相馬市からの誘いに背中を押された。「望まれて仕事ができるなんて幸せ。丁寧に相談に乗りたい」と話す。

 西山さんは07年12月の登録で、日弁連などの支援で運営する公設事務所「相馬ひまわり基金法律事務所」(相馬市)で修行中。大崎市岩出山生まれの東京育ちで、過疎地での活動を志してきた。「困っている人の目を未来に向けさせる弁護士になりたい。大丈夫だよと言ってあげたい」と語り、事務所名は夢と希望を感じさせる南相馬市の鳥ヒバリにちなんで付けるつもりだ。

 人口約7万人の南相馬市では、事務所を構える弁護士は活動休止中の1人だけ。隣接する相馬市の公設事務所でも新規相談の予約は1カ月以上待ちの状態で、相馬地区の弁護士不足は深刻だ。

 市は多重債務などに悩む市民からの相談に頭を抱えてきた。担当者は「悪質な金融業者は法をかいくぐっており、専門知識のない職員には対応しきれない」と漏らす。

 弁護士不在の解消に向け、南相馬市は誘致策として一事務所につき最大200万円の開設補助を打ち出した。補助を盛り込んだ補正予算案は9月議会に提出され、市は2人の開業の日を待ち望んでいる。
2008年09月04日木曜日

1254とはずがたり:2008/09/13(土) 18:59:32
結局なんだったんですかね。

三井・元公安部長の実刑確定 最高裁、異議を棄却
http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY200809130153.html
2008年9月13日18時9分

 収賄などの罪に問われた元大阪高検公安部長・三井環(たまき)被告(64)について、最高裁第二小法廷(中川了滋裁判長)は上告棄却決定に対する、被告側の異議申し立てを棄却する決定をした。11日付。懲役1年8カ月、追徴金約22万円の実刑が確定した。

1255とはずがたり:2008/09/13(土) 21:44:44
ファミレスのコンセントこっそり使っても駄目なんですな。

駅コンセントで携帯充電の女子大生摘発、被害「3銭」
http://www.asahi.com/national/update/0910/TKY200809100213.html?ref=goo
2008年9月10日20時15分

 携帯電話充電のために駅構内のコンセントから3銭分の電気を盗んだとして、神奈川県警相模原署が女子大生(20)を窃盗容疑で摘発した。

 調べでは、8月19日未明、JR相模原駅構内でコンセントに充電器を差し込み電気0.015ワット時を盗んだ疑いがある。通行人が110番。女子大生は友人と待ち合わせをしていたという。

 警察官に事情を聴かれ、「悪いことだと分かりました」と反省。厳重注意し、通常の書類送検もしない「微罪処分」として処理した。署幹部は「3銭分でも盗みは盗みです」。

1256名無しさん:2008/09/15(月) 17:30:35
「女子高生コンクリート詰め殺人事件」

犯人が18〜16才の頃、足立区綾瀬で帰宅中の女子高生を拉致し、
少年Cの自宅に40日間監禁しました。Cの両親は女子高生が暴行されて
助けを求めるのを無視しました。少年たちは、女子高生に音楽に合わせて
裸で踊るように命令し、音楽の合間に皆で蹴りを入れるゲームをしていました。
女子高生が少しでも命令に従わないと、刑罰と言っては手足に揮発油を
塗って火を着けていました。少年Bは「逃げれないように足をよく焼いておけ」
指示していました。  痩せこけて発見された遺体には性器にドリンク瓶2本が
挿入されままで、歯はほとんど折れていたそうです。
裁判日数は刑期に計算されるので、6年半以上服役した者は1人だけでした。
 事件については:http://www8.ocn.ne.jp/~moonston/lynch.htm

1257小説吉田学校読者:2008/09/17(水) 06:58:16
毒ギョウザ事件、捜査核心へ。やくざの出頭みたいな、人身御供的なものでないことを祈る。

従業員9人が容疑濃厚 捜査で絞り込み、中間報告
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008091601000550.html

 【北京16日共同】中国製ギョーザ中毒事件を捜査している中国の公安当局は、6月に中国内で起きた中毒事件に関し、製造元の天洋食品(河北省石家荘市)のギョーザ生産ラインで働いていた従業員のうち9人について、殺虫剤混入にかかわった「容疑が濃厚」と判断していることが16日、分かった。中国筋が明らかにした。捜査結果は一連の事件の「中間報告」としてまとめられ、日本側にも伝えたもようだ。
 容疑者の絞り込みが進んでいることを示しており、中国当局の捜査が大詰めを迎えている可能性も出てきた。
 同筋によると、6月の事件は天洋食品が日本での事件後に回収したギョーザを従業員の親せきや同郷者らに格安で販売。これを食べた4人が中毒になり、ギョーザから有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出された。

1258小説吉田学校読者:2008/09/17(水) 07:02:07
そんなに愛着があれば、せめて埋めるくらいのことをしてあげないと。

ダッチワイフ遺棄犯の素顔…妻死別で“同居”数年
http://www.zakzak.co.jp/top/200809/t2008091629_all.html

 静岡県伊豆市の山林で寝袋にくるまれたダッチワイフが見つかり、遺体と早とちりした県警が一時、死体遺棄事件として捜査に乗り出す騒ぎとなったが、県警大仁署は16日、廃棄物処理法違反の疑いで、この人形を捨てた無職の男性(60)を書類送検した。
 調べによると、男性は先月21日、身長170センチ、体重50キロの女性型の人形を自宅から車で運び、投棄した疑い。人形が精巧だったことから、県警では死体遺棄事件として捜査に着手、検視の段階で人形と判明した。報道で騒ぎを知った男性が今月6日、同署に出頭した。
 関係者によると、男性は数年前に妻と死別して以来、人形をパートナーとして暮らしてきた。長く一緒に過ごしたが、子どもとの同居が決まったことと心臓への負担を考慮し、処分を決めたという。
 「長年連れ添った人形だから情も移ったようだ。バラバラにしてもかわいそうだし、処理に困って不法投棄に及んだ」(捜査幹部)
 報道を見て、「大変なことをした」と悩んだ末の“自首”だったという。

1259とはずがたり:2008/09/19(金) 23:30:55
酷い話しだよなぁ。。

明確な殺意、多い謎 犯行2〜3分 福岡小1男児殺害
2008.9.19 21:23
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080919/crm0809192122035-n1.htm

 富石弘輝君が殺害された事件で、公園内のトイレ付近を捜索する福岡県警の捜査員=19日午前10時22分、福岡市西区で共同通信社ヘリから

 福岡市西区の小戸公園で小学1年、富石弘輝君(6)が殺害された事件は犯人に明確な殺意があった疑いが浮上している。母親(35)が離れたわずか2〜3分で犯行に及んでいるうえ、首には細いひもを2重にして絞めた跡が残っていた。一方で、誰かが連れ歩いている目撃情報や悲鳴を聞いた者がいないなど謎も多く、福岡県警は目撃者探しなどに全力を挙げている。

 ●死角

 弘輝君は18日午後3時15分ごろ、母親と自宅近くの公園を訪れた。弘輝君はアスレチックコーナーにある遊具で遊んでいたが、同3時半ごろ、母親が近くのトイレに向かった。戻ったときにはすでに弘輝君の姿はなかった。この間、わずか2〜3分だった。

 同4時25分ごろに弘輝君はアスレチックコーナーから十数メートル離れたトイレで発見されたが、この間に悲鳴を聞いた人は誰もいなかったという。周囲は木々も茂り公園内の「死角」だ。

 短時間で人目につかない場所、そして誰も悲鳴を聞いていないことに、元警視庁捜査1課長の田宮栄一氏は「土地勘があり、公園内で子供を物色していた可能性がある」と指摘する。

 ●凶器

 司法解剖の結果、死因は首をひものようなもので絞められたことによる窒息死と判明。首に2重にひもが巻かれた跡があり、強い殺意がうかがえる。凶器となるようなひも状のものは見つかっていない。

 弘輝君は首からGPS(衛星利用測位システム)機能付き携帯電話をぶら下げていたが、その携帯は、未発見のままだ。

 弘輝君が不明になった際に、母親らはGPS機能を利用して捜索した。このため犯人が犯行の発覚を防ぐ目的で捨てた可能性もある。だが、ストラップが凶器の疑いもあり証拠隠滅のため捨てた疑いもある。

 専修大名誉教授の森武夫氏(犯罪心理学)は「GPS機能付いていると予め分かれば、殺害前に電源を切り、探査できないようにしていたことも考えられる」とみる。

 ●「変な男」

 弘輝君はトイレの外壁と柱の60〜70センチのすき間に体育館座りの格好でいる状態で見つかった。サンダルは脱げていた。強い力で絞め上げられた際に足をばたつかせ脱げたとみられる。着衣に泥の付着もなく発見現場で一瞬のうちに殺害されたとみられる。

 母親は「数日前に公園内で子供が変な男に声をかけられた」と県警に説明しており、県警は不審者の割り出しを急いでいる。

 田宮氏は発見時の体勢に着目し、「壁に押しつけたまま首を絞め、ずり落ちたことも考えられる」。その上で「変質者や家族に恨みを持つ者、子供同士のけんかの線など幅広い捜査が必要だ」と話した。森氏は「これまでに悲鳴がしなかったことや、誰かが連れ歩いている姿も見られていないなど非常に謎が多い。この謎を解くことが捜査のカギになる」としている。

1260小説吉田学校読者:2008/09/26(金) 06:56:03
神戸連続児童殺傷の「黒のワンボックスカーの男」の例もあります。そもそも知人以外は皆不審者であり、あんまり不審者情報、目撃情報に頼るのも考えものであります。それに目撃情報とはいっても、犯行ズバリを目撃した人がいないのです。
さて、肝心の捜査のほうですが、記事にもあるけれども、いまだ「変死」となっているのは、捜査当局が他殺かどうか判断できかねていることを指しております。捜査はかなり難航しているのではないか。

5歳女児変死:不審者情報に関心 千葉県警
http://mainichi.jp/select/today/news/20080926k0000m040132000c.html

 千葉県東金市で同市田間の看護師(37)の次女A子ちゃん(5)が遺体で見つかった事件で、千葉県警東金署捜査本部は、同市内で女子中学生や幼児を狙った不審者情報が相次ぎ、A子ちゃんが着衣を脱がされていたことなどから、わいせつ行為を目的とした犯行の可能性も視野に、現場周辺での聞き込み捜査を進めている。
 市教委によると、今年4月以降、「子供が自転車に乗った男に追いかけられた」などの情報が17件寄せられた。A子ちゃんの遺体が同市東上宿(ひがしかみじゅく)の道路脇で見つかった約1時間20分後の21日午後1時45分ごろにも、現場から北東に約600メートル離れた路上で、下半身裸の20〜30代の男を男性(74)が目撃した。男は赤いTシャツに白い野球帽姿。近くに止めていた黒い国産車に乗って逃走したという。捜査本部はこれらの不審者情報にも関心を寄せている。
 これまでの調べで、A子ちゃんの衣服と靴は遺体発見現場の北約100メートルのマンション駐車場で、レジ袋に入れられた状態で見つかった。司法解剖の結果、わいせつ行為をされた形跡はなかったが、左腕に生前強くつかまれて引っ張られた際にできたとみられるあざがあった。
 A子ちゃんは、遺体で見つかる約15〜25分前にこの駐車場付近で走っているのを最後に行方が途絶えており、捜査本部は犯人がわいせつ目的でA子ちゃんを建物か車などに連れ込んだが、目的を達せずに遺体を捨てた可能性もあるとみている。

1261名無しさん:2008/09/26(金) 20:33:33
>>1256
左翼はこわいっすね〜

1262とはずがたり:2008/09/28(日) 11:40:41

今回の司法試験制度改革には法学系教員のポスト確保,司法試験予備校からの地位奪取があると思ってるので,どうも法科大学院を創りすぎたきらいがある。合格しなくても企業の法務部等へ就職する学生を送り込める場になれば良かったのであろうけどそうはなって居ない現状で学生と教員の数を減らそうと云う議論は当然出てきましょうな。

<中教審>法科大学院縮小を…定員見直し、初提言へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080927-00000053-mai-soci
9月27日15時0分配信 毎日新聞

 法科大学院のあり方を検討している中央教育審議会の法科大学院特別委員会は、30日に公表する中間まとめで「法科大学院全体の規模を縮小すべきだ」と提言する方針を固めた。新司法試験の合格率低迷や志願者数減少が続く大学院には、自主的な定員見直しを要望。入学時の適性試験に合格最低ラインを設け、学生の質を担保することも盛り込む。国の諮問機関が法科大学院の規模縮小を提言するのは初めてで、再編統合が加速しそうだ。

 法科大学院74校の入学定員は約5800人。中教審や文部科学省は、大学院の自発的な取り組みでは、教育内容や学生の質の保証が難しいと判断し、より直接的に大学院に働きかけることにした。

 特別委は(1)定員規模に見合う教員数を確保できない(2)入試倍率が低下し、質の高い学生が確保できない(3)修了者の多くが司法試験に合格していない状況が続く−−などの大学院は「自ら定員見直しを検討する必要がある」と提言する。

 特に小規模な大学院や地方の大学院で教員の確保が難しい場合は、他の大学院と積極的に統合することを推奨。入学時の適性試験の点数に合格最低ラインを設けることや、大学院で習得すべき最低限の内容(ミニマム・スタンダード)を設定することも求める。

 教員数確保のため、学部教員兼任でも大学院の専任教員扱いとすることが13年度まで暫定的に認められているが、この措置を延長しないことも提言する。

 法科大学院に対しては、国の認証評価機関が調査して「適合」「不適合」を判定しているが、教育の質はほとんど問われていないのが実情。文科省は、今回の提言に沿った改善が行われているかを判定できるよう、評価基準を定めた省令の見直しを進める方針だ。

 法科大学院は、志願者数や入試倍率の低下が続き、今年は新司法試験の合格率が初めて3割台となるなど、法曹養成機関としてのあり方が問われている。このため、特別委は学生や教育の質を向上する方策を議論してきた。【加藤隆寛】

最終更新:9月27日15時0分

1263カズ:2008/09/29(月) 13:50:57
そんな感じ

1264とはずがたり:2008/10/02(木) 21:34:27

この短絡的で無責任な犯人を許してはならないし,死刑にするべきであると思うのだが,リストラなど小泉の新自由主義=似非競争至上主義が遠因にあるかもしれぬ。またギャンブルで多額の借金などと良く聞くがこんなのに多額の金貸せる消費者金融の仕組み可怪しいんじゃねーの。

ビデオ店放火、突発的犯行か 小川容疑者、当日が初来店
http://www.asahi.com/national/update/1002/OSK200810020063.html
2008年10月2日15時1分

 15人が死亡、10人が負傷した大阪・難波の個室ビデオ店放火事件で、殺人と現住建造物等放火などの容疑で逮捕された無職、小川和弘容疑者(46)=大阪府東大阪市=が、初めて訪れた店で犯行に及んだ可能性の高いことが、大阪府警の調べでわかった。小川容疑者は事件直前までDVDを観賞し、その後身の回りにあった品に火をつけたとされる。府警は小川容疑者が突発的に放火した疑いがあるとの見方を強めている。

 捜査1課の浪速署捜査本部は2日、司法解剖の結果、火災で亡くなった15人全員の死因が一酸化炭素(CO)中毒だったことを明らかにした。小川容疑者は同日午後、同署から大阪地検に移送された。地検は刑事責任能力の有無などを調べるとみられる。

 捜査本部によると、小川容疑者は1日午前1時半ごろ、知人とともに大阪市浪速区の個室ビデオ店「試写室キャッツなんば店」を訪れた。この知人は同店の常連客だったが、府警に対し、小川容疑者を連れて行ったのは初めてだったと説明しているという。

 小川容疑者は捜査本部の調べに対し、「火をつける前までDVDを見ていた」と供述しているという。同日午前2時55分ごろ、たばこを吸うために普段から所持していたライターで、室内にあった店のティッシュペーパーや、持ってきたバッグの中の新聞紙や衣類に火をつけたとされる。一緒に来た知人は負傷し、病院に運ばれた。

 捜査本部や関係者によると、小川容疑者は数年前まで、家電関連会社で勤務していたが、リストラ時に退職し、職を転々とした。またギャンブルなどで消費者金融に多額の借金を抱え、最近になって生活保護を受給するなど経済的にも困窮。健康状態にも不安を抱えていたという。動機について「生きていくのが嫌になった」と供述しており、捜査本部は、こうした背景が事件に関係があるとみている。

 捜査本部と大阪市消防局は2日午前、現場となった雑居ビルの現場検証を始めた。

1265とはずがたり:2008/10/03(金) 10:28:40

橋下知事に800万賠償命令 光事件弁護団への懲戒請求
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/2008100201000111.htm

8百万円の支払いを命じる広島地裁の判決を受け、記者会見し謝罪する大阪府の橋下知事=2日午前11時5分、大阪府庁
 山口県光市の母子殺害事件被告弁護団の懲戒請求をテレビ番組で呼び掛けた、就任前の橋下徹大阪府知事の行為の可否が争われた訴訟で、広島地裁(橋本良成裁判長)は2日、「呼び掛けに合理性はなく違法性が大きい」と指摘。名誉棄損を認定し、橋下知事に計800万円の賠償を命じた。
 弁護団だった4人が、業務に支障を来したとして計1200万円の損害賠償を求めていた。
 弁護士で人気タレントだった橋下知事の発言の影響を強く指弾した形。
 橋下知事は「皆さんにご迷惑をおかけした。自ら法律解釈を誤り、表現の自由の範囲を逸脱した」と謝罪する一方で、「3審制もあるので高裁の意見をうかがいたい」と、控訴する方針を明らかにした。
 橋本裁判長は判決理由で「差し戻し控訴審の弁護団の主張内容は荒唐無稽で許されない」といったテレビでの発言について、弁護士として法的根拠がないことを知っていながら、あえて請求を呼び掛けたとした。
2008年10月02日木曜日

1266小説吉田学校読者:2008/10/04(土) 10:31:32
公害企業、百まで踊り忘れず。コンプライアンスとか法令順守とかそういう辞書は石原産業にはないな。何のためにホスゲンを大量に生産したかしっかり説明せよ。

石原産業を書類送検 化学兵器禁止法違反容疑で全国初
http://www.asahi.com/national/update/1002/NGY200810020017.html

 化学メーカー・石原産業(大阪市)が化学兵器に転用できる猛毒のホスゲンを国に無届けで製造していた事件で、三重県警は2日、法人の石原産業と06年当時の同社四日市工場の元工場長(62)、元副工場長(66)を化学兵器禁止法違反(製造の無届け)の疑いで津地検に書類送検したと発表した。同容疑での立件は全国初という。
 県警によると、元工場長と元副工場長の2人は、06年5月ごろ、化学兵器禁止法の第二種指定物質として指定されているホスゲンの製造量が年間30トンを超えたにもかかわらず、経済産業省に事前に届け出なかった疑いが持たれている。
 また、元工場長は、05年にホスゲンの数量が30トンを超えながら、07年の製造予定量を経産省に届け出なかった疑いが持たれている。
 同社は、05年2月から06年10月までに同社四日市工場で計172.6トンのホスゲンを経産省に届け出ずに製造。同法は、年間30トンを超えるホスゲンを製造する場合、事前に経産省に届け出ることを義務づけているが、同社は05年に約98.1トン、06年に約74.5トンを無届けで製造していた。
 県警は、05年分の無届けについては3年の公訴時効が成立することから、時効にあたらない06年分の届け出違反を立件対象としたと説明している。
 同社は、県に提出した改善報告書の中で、無届け製造は産廃のフェロシルトを不法投棄した別の元副工場長=廃棄物処理法違反の罪で実刑判決=の不適正な判断だったと結論づけていたが、県警は今回、法人としての同社と当時届け出義務があった幹部2人に責任があると判断したという。

1267とはずがたり:2008/10/11(土) 20:41:27

自殺をしたという事は松岡もそうだが後ろ暗いところがあってと云うことじゃないのか?
決めつけは危険であるが後味の悪さが残る結果となった。

三浦和義容疑者が自殺 ロス疑惑銃撃事件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000535-san-soci
10月11日18時45分配信 産経新聞

 【ロサンゼルス=松尾理也】ロス疑惑銃撃事件で、米自治領サイパンで逮捕され、米ロサンゼルス市内に移送・拘置されていた元会社社長、三浦和義容疑者(61)=日本で無罪確定=が首をつって自殺を図り、死亡していたことが11日、米ロサンゼルス総領事館の話でわかった。

 三浦容疑者は10日、ロス市内の拘置施設に収監され、14日午後(同15日午前)にロス郡地裁で起訴前の罪状認否に臨む予定だった。

1268とはずがたり:2008/10/12(日) 13:53:26
>>1267
しつこい捜査当局とのやりとりに疲れ切ってたのかも知れないけど。。

【三浦元社長自殺】遺書なし、10分ごとの見回りで防げず…ロス市警会見詳報
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/186242/
11:03更新

 三浦和義元社長(61)が拘置中に自殺したことを受け、ロス市警のチャーリー・ベック刑事部長が11日午前、同市警本部で会見し、「もし、自殺の可能性があれば、ロス市警本部内の留置施設ではなく、常時監視できる適当な施設に収容されていただろう」などと語った。三浦元社長の逮捕を指揮したリック・ジャクソン捜査官も同席したが、質問には答えなかった。市警が配布した説明資料の要旨と、ベック刑事部長と報道陣との主なやりとりは次の通り。(ロサンゼルス 松尾理也)

 ■説明資料

 ・10日午後9時45分ごろ、通常の留置施設見回りの際に、独房内で三浦元社長が意識不明となっているのが発見され、医療担当員が緊急招集された。三浦元社長はシャツの一部を使って首をくくっていた。

 ・ただちに心肺蘇生(そせい)措置が施されるなど、救急の手だてが取られた。元社長は南カリフォルニア大付属病院に緊急搬送されたが、そこで死亡が確認された。

 ・市警はただちに日本総領事館に事実を伝え、元社長の家族に連絡を取るよう要請した。

 ・元社長が収容された区域を担当していた留置管理官は、規定通りに監視を行っており、元社長に緊急事態が発生した10分前に、その見回りを終えたばかりだった。そのときは何も変わったことはなかった。

 ・カリフォルニア州留置管理規則によると、房の見回りは30分に1度実施することが義務づけられている。今回、係官は10分ごとの見回りを行っていた。

 ■質疑応答

 −−三浦元社長は自殺の懸念があると認識されていたのか
 「元社長は自殺の可能性があるとはみなされておらず、そういった兆候は一切なかった」

 −−もし自殺傾向があるとみなされれば、どのような措置を受けるのか
 「もしそう見なされていれば、ここ(ロス市警本部内の留置施設)には収容されなかった。常時監視が可能な、もっと適当な施設に収容されていただろう」

 −−元社長はビデオによる監視下にあったのか
 「区域には部分的にビデオ監視カメラが設置されている部分があるが、その内容についてはまだ承知していない。また、房内部までカメラの範囲は届いていないだろう」

 −−元社長は収監の際、心理面のチェックも受けたのか
 「いくつかの質問には答えている。もっとも、完全な心理評価ではない」

 −−遺書は
 「現時点では承知していない。一見したところはそういったものは見あたらなかったが、一帯は依然、現場保存されており、鑑識作業が続行中だ。もし、遺書めいたものが発見されれば発表する」

 −−元社長が自殺を図る前、何か変わった点は見受けられたか
 「ジャクソン捜査官が移送直後の会見で述べたように、極めて協力的だった。不審な点はまったくなかった」

 −−元社長との最後の面会者はだれか
 「記録には残っているが、その内容については現時点では承知していない」

 −−今後はどのような作業が行われるのか
 「現時点では検視官のところに遺体があり、検視が行われる。そこで最終的に死因が確定する。(三浦元社長の死に関する)捜査は、独立した捜査班によって行われる」

 −−ジャクソン捜査官の反応は
 (ジャクソン捜査官は答えず)「彼に感想を求めるのは時期尚早だと思う。私が彼と昨夜話したときは、彼はショックを受け、憔悴(しょうすい)しきっていた。今回の事態は、だれもが全く予想しなかったことだ」

1269とはずがたり:2008/10/12(日) 14:26:14
567 名前:ホッシュジエンの国内ニュース解説[] 投稿日:2008/10/12(日) 14:20:55
 大峯さんと三浦元社長は団塊の世代に分類される同学年。取り調べでは、
有名人の甥として生きてきたとされる三浦元社長に、「自分とは違う生き方を
してきた」と、同学年ながら違和感を覚えたという。
 「(三浦元社長は)つねに誰かに甘えて生きてきた人生だった。本当は弱い
性格だったのでは」
 心の弱さが自殺という形に結びついたとみている。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    ロス疑惑については警察の捏造犯罪だろうが、ここにも警察組織
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    が当事者にシナリオを押しつける様子が見られる。そもそも警察に
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~  付け狙われた者が他人を頼れる状況にあるかどうかは考えれば分かる。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l * 支援者を排除し、周囲にカネで雇った監視員を置きますからね。(・A・ )

08.10.12 Yahoo「【三浦元社長自殺】『誰かに甘えて生きてきた』20年前の担当刑事語る」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000507-san-soci

* この傾向は国家犯罪の犠牲者といえる水俣病患者、薬害肝炎被害者、
 諫早湾干拓事業の犠牲者である周囲の漁民、そしていわゆるマインド
 マシン被害者などにその特徴が確認出来ています。

1270とはずがたり:2008/10/12(日) 14:36:08
なんか波瀾万丈の人生ですなぁ。。

三浦和義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/三浦和義

【三浦元社長自殺】「誰かに甘えて生きてきた」 20年前の担当刑事語る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081012-00000507-san-soci
10月12日1時56分配信 産経新聞

 「甘やかされて育った気が小さいおぼっちゃまだった、ということだろう」

 元警視庁捜査1課理事官の大峯泰広さん(60)は20年の時を埋めるかのように、三浦和義元社長の心を読み解いた。

 大峯さんは昭和63年10月に、一美さん銃撃事件で捜査1課が殺人容疑で三浦元社長を逮捕した際に取り調べを担当。取調室で完全黙秘を貫く三浦元社長と20日間対峙(たいじ)した。雑談では冗舌に語ったが質問を浴びせると一転。「取調室にある電話をジッと見つめて、目を合わせようとしなかった」

 週刊文春で「疑惑の銃弾」と報じられたのが59年1月。殺人容疑での逮捕には5年近くかかった。「取り調べでは『しゃべらなければ絶対に大丈夫』と完全に余裕を持っていた。だが、最初の報道のときには相当慌てていたとの近親者の証言があり、事件についておびえていたのは間違いない。それは今も変わらなかったのだろう」と、刑事訴追への恐怖心は常に付きまとっていたと分析する。

 ロスへの移送直後に自殺したのはなぜか。

 「日本では一美さん殴打事件で実刑が確定している。アメリカで共謀罪に問われるならば、日本での裁判記録や、捜査関係者の証言から『共謀』があったことは裏付けが容易にとれる。共謀罪は終身刑もあり得るため『逃げられない』と観念し、死を選んだのではないか」

 日本で無罪が確定すると、人権擁護の言論を強めていた三浦元社長。支援者は「死をもっての抗議」とみる。だが、大峯さんには「虚勢を張っているだけ」と映った。

 大峯さんと三浦元社長は団塊の世代に分類される同学年。取り調べでは、有名人の甥として生きてきたとされる三浦元社長に、「自分とは違う生き方をしてきた」と、同学年ながら違和感を覚えたという。

 「(三浦元社長は)つねに誰かに甘えて生きてきた人生だった。本当は弱い性格だったのでは」

 心の弱さが自殺という形に結びついたとみている。

最終更新:10月12日1時56分

1271とはずがたり:2008/10/12(日) 21:05:58
おかんの所へ掛かってきたのと同じhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/16やねぇ。
>偶然が重なった。数日前、小遣いを渡していたから、「もしもし。新しい携帯買ったからね」と切り出すのを報告と受け止めた。

偶然重なり信じてしまた…振り込め詐欺危うく被害
「まさか自分が」と語る女性
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081012t63007.htm

 孫を名乗る男の電話にだまされながら、送金に手間取ったため「振り込め詐欺」の被害を免れた福島市の女性(81)が11日、河北新報社の取材に応じた。慎重な性格で自分は絶対大丈夫と思っていた女性は「偶然が重なり、信じ込んでしまった」と振り込め詐欺の“魔力”を証言した。(福島総局・菊地奈保子)

 「振り込め詐欺のニュースを見るたびに、何でだまされるんだろうと夫と話していた」と語る女性。9月下旬、孫を装う男に電話で金の用立てを頼まれ、信じ込んだ。
 銀行の現金自動預払機(ATM)から50万円を送金しようとしたが、操作に手間取ったのが幸いした。行員に声を掛けられ、被害は水際で防がれた。
 女性は「とにかく声が孫にそっくりだった」と思い返す。

 偶然が重なった。数日前、小遣いを渡していたから、「もしもし。新しい携帯買ったからね」と切り出すのを報告と受け止めた。遊んでばかりいる孫には、アルバイトでもやったらと勧めていた。「サイドビジネスを始めたんだよ」との話を喜んだ。
 「わたしがばかだった。恥ずかしい」。女性はうつむいた。

 日ごろは電話があっても自分からは名乗らない。知らない人を家に上げたこともない。福島市内に住む孫とは頻繁に電話したり会ったりしているのに、「最初に思い込むと、もう駄目」だった。

 「1台25万円の医療機械4台を、ある会社に納入した。1週間たたないと金が入らない。その間の金が要るんだ」
 「1週間以内に振り込むよ」
 「今じゃないと」
 「それ、詐欺じゃないの」
 「心配ないよ。前に2台納めて、ちゃんとお金はもらったし」

 思い返せば不審な点は多い。普段は名乗る孫が「もしもし」とだけ言った。100万円必要なはずなのに50万円しか用意できないと言うと、すぐ了承した。

 女性が金を振り込まずに帰宅すると電話が鳴った。「どうだった」「あんたの学校の名前を言って」「…」。語気を強めて質問を繰り返すと、電話はガチャンと切れた。

  ◆

 振り込め詐欺の被害が東北で拡大している。東北管区警察局によると、1―8月、東北各県警に届けられた件数は763件と過去最高。昨年同期比で272件増え、増加率は55.4%。50%を超えたのは東北と関東だ。

 振り込め詐欺は(1)融資保証金詐欺(2)還付金詐欺(3)架空請求詐欺(4)おれおれ詐欺―の4種類。孫や息子を名乗るおれおれ詐欺は高齢の女性に被害が多く、被害額が大きいのが特徴だ。手口が原始的だけに、逆に防ぐのは難しい。

 福島県警は「犯行グループが何件も電話をすれば、偶然条件が合致する相手は少なくない。おれおれ詐欺を頭で理解していても、いったん孫や子どもが困っていると信じ込むと、何とかしてやりたい気持ちでいっぱいになり、冷静さを失ってしまう」と分析している。
2008年10月12日日曜日

1272小説吉田学校読者:2008/10/13(月) 08:55:43
訓練をしごきと勘違いしていないか。普通に考えて、決闘もどきのリンチじゃないか。レフェリー役までつけて。ふざけんじゃないと思う。こんな加害者達に防人の資格なし。

海自で集団暴行死 警務隊、教官ら聴取
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200810130062.html

 海上自衛隊の特殊部隊「特別警備隊」の隊員を養成する第一術科学校(広島県江田島市)の特別警備課程で九月、同課程を中途でやめ、潜水艦部隊への異動を控えた男性三等海曹(25)=愛媛県出身、死亡後二曹に昇進=が、一人で隊員十五人相手の格闘訓練をさせられ、頭を強打して約二週間後に死亡していたことが十二日、分かった。
 七月にも別の隊員が異動直前の格闘訓練で隊員十六人の相手をさせられ、歯を折るなど負傷していたことも判明。
 教官らは三曹の遺族に「(異動の)はなむけのつもりだった」と説明しており、同課程をやめる隊員に対し、訓練名目での集団暴行が常態化していた疑いがある。海自警務隊は傷害致死容疑などで教官や隊員らから詳しく事情を聴いている。
 三曹の遺族は「訓練中の事故ではなく、脱落者の烙印を押し、制裁、見せしめの意味を込めた集団での体罰だ」と強く反発している。
 関係者によると、九月九日午後、同学校のレスリング場で「徒手格闘」の訓練が行われ、三曹一人に対し、十五人の隊員が次々に交代しながら五十秒ずつ格闘した。
 午後四時五十五分ごろ、三曹は十四人目の相手からあごにパンチを受け、意識不明に。江田島市内の病院に搬送後、呉市内の病院へ転送された。
 意識が戻らず、九月二十五日に死亡。司法解剖の結果、死因は急性硬膜下血腫だった。
 徒手格闘は自衛隊独自の格闘技で、頭や胴に防具を、拳にグローブを着け、パンチやけり、投げ技、絞め技などで闘う。
 当時、二人いた教官の一人がレフェリー役で、レスリングマットの周囲を隊員らが囲み、倒れ込む三曹を起こして闘わせ続けたという。意識を失う直前の三曹は呼吸が乱れ、ガードが下がった状態でパンチを受けていたといい、頭部に繰り返し強い衝撃を受けていた可能性がある。
 海自呉地方総監部は、事件当日と死亡翌日に「訓練中の事故」と広報したが、三曹が十五人の相手をしていたことなどは公表していなかった。

1273やおよろず ◆N22LLUydY2:2008/10/13(月) 11:01:24
「NB議連の前田議員にマルチ業界から献金」
 朝日が報ず2008年10月13日 07:15
http://exposeam.blog33.fc2.com/blog-entry-70.html

 ・ネットワークビジネス推進連盟
 ・健全なネットワークビジネスを育てる議員連盟
 (旧:流通ビジネス議員連盟)


この議員連盟、
いつかメディアでも取り上げられるだろうとは思っていましたが、
ついに来ましたか・・・。

いまさらという感もありますが、
選挙が間近に迫っているというのが、
このタイミングで報じられた理由でしょう。
週刊新潮でもこの議連の話題が記事になってましたし。

会長は藤井裕久氏(小沢党首の側近)、
事務局長は前田雄吉氏、
顧問の山岡賢次氏は民主党の国会対策委員長。
なかなか錚々たる面々ではありませんか。

現在の加盟議員数は5名。
参加している議員さんの大半は民主党員です。


現在の自民党、
臨時国会冒頭の麻生総理や細田幹事長の演説に見られるように、
徹底した民主党へのネガティブキャンペーンを張ることで、
相対的に自党への評価を高める戦略をとりつつあります。

NB議員連盟も、
民主党への攻撃材料になる可能性はありますね。

国会でこの話題が出れば、
メディアでもより大きく報道される可能性もありましょう。

1274名無しさん:2008/10/13(月) 21:23:38
>>1272
>「(15人を相手にしたことは)取材で聞かれなかったので、答えなかった」
これも酷いですね…相変わらずの隠蔽体質。

5人相手「異常」な格闘訓練、江田島で3等海曹が死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081013-00000006-yom-soci
10月13日8時27分配信 読売新聞

 広島県江田島市の海上自衛隊第1術科学校(長谷川洋校長)で9月、特殊部隊「特別警備隊」隊員を養成する特別警備課程の3等海曹の男性(25)が、他の隊員15人を相手にした格闘訓練で頭を強打し死亡していたことがわかった。

 このような格闘訓練は通常は行っていないといい、海自警務隊が業務上過失傷害容疑などで調べている。

 海自呉地方総監部によると、男性は9月9日、同校体育館で、防具を付けてパンチやけりなどで戦う「徒手格闘訓練」として、同課程の隊員15人と1人につき50秒間、連続して対戦させられた。男性は14人目のパンチがあごに当たって転倒、意識不明となり、同25日に急性硬膜下血腫で死亡した。訓練当時、審判役で教官2人が同席していた。

 男性は3月に特別警備課程に進み、訓練を受けていたが、「続ける自信がなくなった」として、9月11日付で同課程を辞め、異動することが決まっていた。

 呉地方総監部は男性が意識不明になった直後と死亡時に概要を発表していたが、15人を相手にした格闘訓練中だったことは公表しておらず、「訓練の一環でいじめや集団暴行という認識はない。(15人を相手にしたことは)取材で聞かれなかったので、答えなかった」と説明している。

1275とはずがたり:2008/10/14(火) 10:39:47

【ためされる自販機 愛知】

防犯自販機、わずか3日で壊された…左側面に「監視社会」の落書き
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081014-00000048-sph-soci
10月14日8時2分配信 スポーツ報知

 13日午前1時5分頃、愛知県豊橋市の岩田運動公園で、110番できる電話機能や防犯カメラを備えた自動販売機のカメラ部分が壊され、「監視社会」などと落書きされているのが見つかった。豊橋署は器物損壊容疑で捜査している。「おたすけ自動販売機」と名付けられた“被害者”は、コカ・コーラセントラルジャパン(本社・横浜市)や愛知県警の協力で、10日に設置されたばかり。人助けする前に、自分が心ない犯罪の対象になってしまった。

 開始わずか3日での悲劇だった。愛知県警によると、13日午前1時5分頃、岩田運動公園で、通行人がコカ・コーラの自動販売機の異変に気づき、付近をパトロール中の豊橋署員に通報した。自販機上部に設置されていた防犯カメラは、鉄のカバーごと外され、配線が切られて地面に落ちていた。

 自販機の左側面には「監視社会」、背面には「監視」と、黒いスプレーで大書されていた。110番通報用の受話器を収納する扉裏側の取り扱い説明部分や、表側の「防犯カメラ作動中」の文字も黒く塗りつぶされていた。豊橋署では、12日夜に何者かがいたずらしたと見て、器物損壊容疑で捜査。防犯カメラの映像記録も確認している。

 とんだ災難に遭った「おたすけ自動販売機」は、地域社会への貢献を目指すコカ・コーラセントラルジャパンが、愛知県警と協力して開発。今月10日、岩田運動公園に1号機が設置され、試験運用がスタートしたばかりだった。

 同社によると、6メートル以内に近づくと、上部の防犯カメラが作動。危険な目に遭った際、前面の扉を開けると警報ブザーが鳴り、赤色灯が点灯する。受話器を取り出してボタンを押すと110番でき、通報場所も自動的に特定される。携帯電話を持たない子供や高齢者からの通報、警報や防犯カメラの威嚇効果による不審者撃退などの効果が期待されていた。

 第1号販売機の様子を見て、第2号以降の設置を検討しようとしていたコカ・コーラセントラルジャパンでは「防犯、犯罪抑止を目指して設置した。このようなことは本当に遺憾」と思わぬリアクションに困惑気味。設置以来、通報などは「まだなかったと聞いています」という。事件を受け、同社の担当者が現地で落書きをふいて消した。「カメラは早急に直して、また防犯に役立てるようにしたい」としている。

最終更新:10月14日8時2分

器物損壊 全国初の110番通報装置付き自販機壊される
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081013-00000006-maip-soci
10月13日16時15分配信 毎日新聞

 13日午前1時5分ごろ、愛知県豊橋市岩田町の岩田運動公園で、110番通報装置や防犯カメラを備えた自動販売機のカメラが壊されたり、落書きされているのを通行人が見つけ、たまたま近くを通りがったパトカーに通報した。自販機は全国初めての試みとして今月10日に設置されたばかり。県警豊橋署は器物損壊容疑事件として調べている。

 調べによると、自販機上部に設置されていた防犯カメラがカバーごと外され、自販機の前に放置してあった。このほか左側側面に「監視社会」、後ろにも「監視」と黒色スプレーで書いてあった。さらに110番受話器の表と裏側の取り扱い説明部分もスプレーで塗りつぶされていた。夜間ほとんど人通りがないことから12日夜、何者かがいたずらしたらしい。

 自販機はコカ・コーラセントラルジャパン(本社・横浜市)が県警と協力して設置。防犯カメラのデーターは自販機に内蔵されており、同署が調べている。【中島幸男】

1276とはずがたり:2008/10/16(木) 21:13:06

なんだかなー

警視庁相談員が大暴れ 万引発覚し警備員投げ飛ばす  
2008.10.1 12:48
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081001/crm0810011252012-n1.htm

 スーパーマーケットで食料品を万引し、女性警備員(49)を投げ飛ばしたとして、千葉県警船橋東署は強盗致傷の疑いで、船橋市西習志野、警視庁向島署交番相談員の伊藤順之容疑者(61)を逮捕した。

 警視庁に40年以上勤めたベテラン警察官で、「テレビの万引被害の特集を見て、一度やってみようと思った」と供述しているという。

 調べでは、伊藤容疑者は9月30日午後5時50分ごろ、同市薬円台のスーパーマーケットで、刺し身パックなど2400円相当の食料品を万引。呼び止めた警備員を投げ飛ばし、手やひざに10日間のけがを負わせた疑い。

 スーパーの駐車場に車を置き去りにしたまま徒歩で逃走、船橋東署が車を取りに来た妻から事情を聴き、割り出した。伊藤容疑者は3月、巡査部長で警視庁を定年退職し、4月から交番相談員をしていた。

1277とはずがたり:2008/10/18(土) 03:51:49
こんな記事迄集め出すと三流週刊誌みたいに成ってくるけど静岡県内にこんな有力な暴力団が居たとは。あと細かい専門用語がよぉわからんw

御法度連発、シノギができず傘下団体に不満充満 後藤組除籍の背景
2008.10.17 22:51
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081017/crm0810172254041-n1.htm

 指定暴力団山口組(総本部・神戸市)傘下の有力組織、後藤組の後藤忠政(本名・忠正)組長が除籍された問題で、後藤組長に同調する動きをみせた複数の主要団体のトップが相次いで除籍や絶縁とされていたことが17日、警察当局の調べで分かった。また、後藤組長が除籍処分を受けた背景には、山口組が改正暴対法対策として進めるシノギ(収益活動)に関する規制強化方針をめぐる対立があることも判明した。警察当局は今後、情勢によっては抗争に発展する恐れもあるとみて警戒している。

 警察関係者によると、14日に除籍とされた後藤組長は当初、処分に強く反発。これに対し、総本部側は最も重い「絶縁」を科す方針を示したが、その後、後藤組長側が除籍の受け入れを表明。警察当局は、事態は収束へ向けて動き出したとみている。

 暴力団の世界では不手際に対する懲戒は除籍、破門、絶縁−の順に重くなる。多くの場合、除籍は進退伺を出した場合に下され、一定期間後に復帰が認められる場合があるが、警察幹部によると「今回の後藤組長に対する除籍は、復帰の可能性を排除した厳しいものだった」という。

 また、「後藤組に同調したとされた複数の組織が除籍や絶縁などの処分を受けており、組織内の不満はくすぶったままだ。警戒と監視を継続する」(警察幹部)という。

 後藤組長除籍の発端は今月8日に総本部で開かれた会合の場だった。その場で、現在の6代目組長の母体である弘道会(愛知県)の最高幹部が、後藤組長が9月に有名歌手を招き、誕生日のパーティーを大々的に開いたことを問題視。後藤組長は強く反発して口論となったとされる。

 警察当局は今回の除籍騒動を「山口組の内部に、執行部に対する不満が充満していることの表れ」と分析している。

 バブル経済以降、「経済ヤクザ」として組織を牽引(けんいん)してきた後藤組長の除籍にまで発展した今回の対立の背景には、暴力団社会に共通の問題があるとされる。

 山口組は、暴対法の改正でトップの使用者責任が問われやすくなったことに危機感を強め、傘下組織に対して(1)覚醒(かくせい)剤など違法薬物への関与禁止(2)行政対象暴力への関与禁止−など細かく規制。一方、この方針に対して「経済活動が著しく制限され、組織運営が立ちゆかなくなる」と批判を強める勢力があるという。

 ある警視庁の元幹部は「山口組全体に『規制が乱発されているのに、6代目組長の出身母体は、ご法度御免とばかりに好きなシノギをやり放題ではないか』との不満がある。後藤組長は従来、シノギに細かく規制をかける総本部の姿勢に反発していた。今回の同調勢力の表面化で亀裂も明確になった」と指摘している。

山口組が傘下の後藤組組長を「絶縁」 舎弟クラスでは異例
2008.10.17 11:52
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081017/crm0810171152006-n1.htm

 指定暴力団山口組が、2次団体の後藤組(静岡県富士宮市)の後藤忠正組長(66)を絶縁処分にしていたことが17日、兵庫県警などの調べで分かった。後藤組長は山口組の舎弟の1人で、このクラスの幹部の絶縁は異例という。

 県警などによると、後藤組長は、最近の山口組幹部らの会合を欠席したにもかかわらず、9月に芸能人と静岡県内でゴルフコンペに参加していたことが発覚。山口組は、こうした行動などを問題視して後藤組長を除籍としたが、後藤組長がこれを拒否したため、山口組からの永久追放となる絶縁処分にしたとみられる。

 また、後藤組と近いとされる九州の2次団体の組長も同様の処分を受けたという。一連の処分をめぐり、山口組内部の一部の組織で、組員を招集するなどの動きがみられ、一時は内部抗争に発展するとの見方もあった。現在、事態は沈静化に向かっているもようだが、捜査当局は引き続き、山口組の動向を注視している。

1278とはずがたり:2008/10/18(土) 03:54:08

警察とやくざなんて55年体制下の自社みたいなもんでつーつーだと思ったけど一応色々対策やってますなぁ。最近はどうなんでしょ。

ヒットマンの「出所祝い禁止」を命令 15都道府県警 改正暴対法後で初
2008.9.16 18:46
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080916/crm0809161844024-n1.htm

 警視庁や大阪府警など15警察本部は16日、山口組など指定暴力団の会長や幹部などに対し、対立抗争で懲役刑を受けて出所するヒットマンを褒めたりする目的で金品を与える行為を禁じた改正暴対法による初の「賞揚等禁止命令」を出した。

 命令を受けたのは、山口組幹部のほか、いずれも指定暴力団の稲川、極東、会津小鉄、九州誠道の各会会長、3代目旭琉会会長など延べ34人、51件。

 警察庁によると、事件を起こしたヒットマンはすでに出所した1人を含めて計26人。いずれも今後、各組織が出所祝いと称し、金品を贈るなどして称揚・慰労する可能性があるという。

 今年8月1日に施行された改正暴対法では、命令に違反した場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金と定められている。


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