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法学論集

1251とはずがたり:2008/09/05(金) 16:24:24

南相馬に2弁護士開業へ 市が資金補助、空白解消
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/09/20080904t63022.htm

 現役の弁護士不在の福島県南相馬市に、弁護士2人が相次いで開業を決めた。2人は多重債務問題がいまだに埋もれている弁護士過疎地の窮状を知り、「困っている人の手助けになれば」と名乗りを上げた。市は開設資金の一部を援助する方針で、法曹関係者によると、自治体が個人弁護士の開業を支援するのは全国で初めてという。

 2人は福島県弁護士会所属の若杉裕二弁護士(40)と西山健司弁護士(27)。それぞれ11月と来年1月に市内で開業する予定だ。

 若杉さんは2006年9月に弁護士登録し、現在は郡山市の法律事務所に勤務している。岩沼市出身で、将来は弁護士過疎地の宮城県大河原町で活動するつもりだったが、南相馬市からの誘いに背中を押された。「望まれて仕事ができるなんて幸せ。丁寧に相談に乗りたい」と話す。

 西山さんは07年12月の登録で、日弁連などの支援で運営する公設事務所「相馬ひまわり基金法律事務所」(相馬市)で修行中。大崎市岩出山生まれの東京育ちで、過疎地での活動を志してきた。「困っている人の目を未来に向けさせる弁護士になりたい。大丈夫だよと言ってあげたい」と語り、事務所名は夢と希望を感じさせる南相馬市の鳥ヒバリにちなんで付けるつもりだ。

 人口約7万人の南相馬市では、事務所を構える弁護士は活動休止中の1人だけ。隣接する相馬市の公設事務所でも新規相談の予約は1カ月以上待ちの状態で、相馬地区の弁護士不足は深刻だ。

 市は多重債務などに悩む市民からの相談に頭を抱えてきた。担当者は「悪質な金融業者は法をかいくぐっており、専門知識のない職員には対応しきれない」と漏らす。

 弁護士不在の解消に向け、南相馬市は誘致策として一事務所につき最大200万円の開設補助を打ち出した。補助を盛り込んだ補正予算案は9月議会に提出され、市は2人の開業の日を待ち望んでいる。
2008年09月04日木曜日


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