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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

1健二:2005/04/04(月) 17:31:05 ID:Y.fkKfAQ
前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/772/1101664264/l100

792名無しさん@2周年半:2005/06/07(火) 23:41:24 ID:myT.UkPI
>>前スレ566氏
とりあえず一区切りですな。GJ!!
…てかトマト持った教員ってちよちchな、なにをするきさまらー!

>>20
>>768じゃないけどカモンカモン!
どんなキャラに仕上がったのか楽しみ(゜∀゜)

79320:2005/06/07(火) 23:53:59 ID:1N2aaH32
>>792
好きとか嫌いとかはいい、トマトを食べるんだ。

いいのかな・・・?まぁ投下。
====================================================================
前回 >>782

ドンッ


「うゎゎ、ごめんなさい!」
「痛、、大丈夫?」

廊下の角を一二三が曲がった瞬間、
前から来た男子生徒2人のうち片方と衝突してしまった。

両者ともに大きくぶっ飛び、お尻から転んだ。


「「・・・あれ?」」


一二三とぶつかった男子が顔をあわせるや否や、声を発した。
ただ、お互い狐につままれたような顔をしている。


「・・・一二三!?」
「・・・赭!?」


・・・一瞬、全ての時が止まる。




・・・そして時は動き出す。


「何?知り合い?」
「え、はい、アメリカに居たときの友達です。」

ポンポンとお尻をはたいて埃を落とし、男子生徒は自己紹介をした。

「あ、、、っと、白井 赭(しらい あかつち)です。
 キャラはDカラーの、黒い梅喧・・・です。よろしく。」


赭の挨拶を皮切りに、ぽつぽつとそれぞれの自己紹介をする。
ただ、どうやらこの赭、、極度の人見知りのようだ。一二三以外には随分と遠慮がちにしている。

それよりなにより注目すべきは、一二三が他人を呼び捨てにしていることだ。
いままで、一二三に親しくしてきた樹や愛でさえも「さん」付けで呼んでいた一二三が、だ。


で、最後に、いままで赭の後ろにいた小さい男子が自己紹介をした。


「那武 覇(なむ は)です。
 キャラはポチョだけど、心はディズィー+ミリア÷2ですので。どうぞよろしく」






沈黙






「あ、あぁ、、、よろしく。」





―――ハワイが凍る日は近い、か?

79420:2005/06/07(火) 23:54:48 ID:1N2aaH32
人が多くなってきたから、台詞の前に名前入れることにしてみた。
======================================================================

一「ねぇねぇ赭、こっちに行っても外には出られないよ?」


確かに、赭と那武が歩いてきた方向は一二三達と逆。
だが、そっちに歩いたところであるのは客室と非常階段のみ。

・・・いや、非常階段から外に出られるとかいうツッコミは受け付けないよ?


赭「うん、それがさ・・・。班のメンバーとはぐれちゃって。
  部屋の場所もサッパリ分からないからこうして放浪してるんだけど・・・。」

覇「まぁ、ちょっとした放浪癖という奴ですな。」







魔「ふ〜ん、大変だな・・・。よかったらウチの部屋に来てもいいぞ?」

吸「ですが魔夢、ウチの部屋はもう定員いっぱいいっぱいですよ?」

魔「あ、そっか。じゃぁ焔の部屋は?」

焔「・・・お前、女の部屋に男2人を放り込むのか?」

魔「(;;;´∀`)ゴ、ゴメンナサイ」


魔夢が親切心を働かせて(先ほどの挽回も兼ねて)、提案するが他の要因であえなく断念。

女の部屋に男2人放り込むのは、、まぁ言い方によってはこの上ない親切心・・・?



樹「じゃ、あたし達の部屋に来れば?3人しかいないし。」

愛「ん、そうだな。俺も心細かったから丁度いい。」

赭「え、、いいんですか・・・?」

覇「まさか女3人の部屋に入ることになるとは・・・キタ(・∀・)コレ」








愛「俺は男だ!!」




――愛の鉄拳が那武に向かって飛んだことは敢えて書くまい。

・・・だが、容姿と状況から考えて、愛が女だと思い込むのは些かの不自然さもないのだが、、、


一「赭、早く荷物置いて着替えてきなよ。待ってるから。」

赭「あぁ、・・・うん。ありがと。」



覇「・・・おいおい赭、これはフラグが立ってるんジャマイカ?」

赭「ブッ、な、何言ってんだお前!ギャルゲーやる暇があるならもっとギルティをやれ、ギルティを!」

覇「そう照れるなって、今度貸してやるから。俺としては、やっぱりお前には妹系ヒロインのシナリオがピッタリだとオモーク」






そんな愉快(?)な会話をしながら、2人は部屋に入っていきました。

795768:2005/06/08(水) 01:05:57 ID:Y8jpc87g
うん、まぁ、なんつーの?
なんで俺がギャルゲ好きだって分かったんだ〜!?
つか俺そのまんまっすw
超超超GJ!

796400:2005/06/08(水) 01:09:11 ID:EMAEcLxk
>>20
来たよ!彼が来ましたよ!
名前さえ付けなかった一発キャラを拾ってくれてありがとう!
田中くん、GJ3枚もってきてー。

797昔は61でした。:2005/06/08(水) 03:49:40 ID:E8sxhuLc
ちょいと大阪弁翻訳使ってみたけど合ってるかどうかわかんないなぁ OTL
大阪人の人がいても怒らないでください(;´Д`)
とりあえず短めだけど、ハワイ編スタートさせてみます、20氏被ったらゴメソ。


「拝啓、母上様、俺は学校の旅行で生まれて初めてハワイの地に足を踏み入れました。
ハワイは綺麗で温かくてとてもいいところです。いつかまたここへ母上様と一緒に来たいものです。かしこ。」

「ケンジ、何またぼそぼそ言ってんの?早くビーチに行こうよ〜。海とかすっごく綺麗らしいし、早く泳ぎに行こう♪」
「イヌ助なんてほっといて早く行くぞ。子澄。」
「ああっ、ちょっと待ってくれよ〜。最近二人とも俺に対して冷た・・・・」ボソボソ

犬助、子澄、イーシャの3人組はハワイに来ても相変わらずいつものコントっぷりを発揮しているようだ。
そして彼らがビーチに着くと見慣れた顔が少し寂しそうにポツンとあったが、子澄達を見つけるやいなや、こっちに向かってきた。

「テスト以来ひさしぶりだね。」

「あれ?龍夢ちゃん一人なの?」

「そうなんや。実を言うと食堂で働いてばっかりで知り合いはようけても友達はあんまり作って無くてさぁ。」

「それなら早く私達のところに来ればよかったのに、折角の旅行だし、みんなで楽しもうよ。」

「気持ちはうれしいけどさ、折角の彼氏とデート邪魔してええの?」

「ケンジは彼氏なんかじゃないよぉ〜、それにイーシャもいるし、二人きりなんて無理無理。」

「彼氏じゃへんとか言うて、ホントは二人きりになりたがっとおじゃん。よっしゃ、ほなイーシャは私に任せて子澄は二人でいきなよ。」

「え!?いいの?」

「ええよ、ええよ、よっしゃ、決まりや。折角の旅行ぐらい二人っきりでね?イーシャは私と遊ぶのいや?」

「いいぞ。私達と遊ぼう、龍夢。」

「イーシャ、悪いけど私はイーシャと二人で遊びたいな。」

「・・・? なぜだ?みんなの方がたのしいぞ?」

「それはね、今からあの二人はデートだからイーシャは私とデートしよ。」

「『でぇと?』なんだそれは?うまいのか?」

798昔は61でした。:2005/06/08(水) 03:51:04 ID:E8sxhuLc
ケンジを無視して女の子三人の話は盛り上がり、ケンジはというと、
「・・・・・ゴクッ。」
子澄達の水着姿を見て生唾を飲み込んでいる所だった。
これだけ見たら変態、変質者、ホテルで覗きを行なったショタ男よりよっぽどたちが悪いようだが、しょうがない。
それもそのはず、近くだとあまり意識しないけど、離れて見れば、子澄は第一印象ではとてもゲーオタには見えない女子高生、龍夢はカモシカのような細さの体系なのに出るところは多少出てる、イーシャは完全に狙ったかのようなスク水だ。
ケンジだって一応男なわけで、たまにはそういう気分になるわけで、顔は悪くなくてもケンジみたいなリアルザッパは正直似つかわしくないわけで・・・・・・・・。
と、自分の中で言い訳や愚痴りながら待ってると。

「ケンジ、イーシャ借りてくで。」
「イーシャがいいならいいけど、イーシャと二人でどうするの?」
龍夢とイーシャはニカッと笑って
「で・ぇ・と。ケンジもガンバレ!」
とだけ答えて、龍夢がイーシャを担いで行ってしまった。

残されたケンジと子澄は、
「二人きりになっちゃったね。」
「私と二人じゃいや?」
「いんや、全然そんなことないよ。じゃあ泳ごうか?。」
「うん♪」
子澄の方からケンジの手を取って、彼女達は笑いながら海の方へと歩いていく。

そう、彼女の勝負は今始まったばかりなのだ。

79920fromSchool:2005/06/08(水) 11:11:43 ID:hPU6GCBM
>>768
よかった、一安心。
61氏のオリキャラとは違って、モデルがすぐ側で見てるから緊張しました

>>400
いままで登場させるきっかけが無くて、遅れてしまって申し訳ないです。

>>61
GJ!
おぉ…!犬助に春の訪れ!?

80064:2005/06/08(水) 18:16:44 ID:IrFv4z8Q
>>773



「オラァッ!!」

今大会初となる永園のオーバーサーブ。球威はそこそこ、球速もまぁまぁ。早い話が中途半端なサーブ。
これならいくら疲労が溜まってるとは言え、楽に返せる。

「あっ!?」

と思った。しかし返せなかった。ボールはあたしの目の前までやってくると左に逃げていった。
さては左右の変化球か…。

「すげー!?アイツのサーブめっちゃ曲ってるぞ!?」

ギャラリーが見てもすぐに分かるくらい変化の幅が大きい。これを攻略するには骨が折れそうだ。

「よくやった永園!その調子だ!!」
「テメェは調子に乗ってんじゃねェよ。役立たずが」

しかし敵はチームプレイに難ありの模様。これなら上手く行けば勝てる。

「永園、俺の見たところ聖はもう体力が尽きかけてる。狙うなら聖の方だ」

緒土…こいつは勘が鋭い。洞察力も判断力も一流。身体能力に乏しいのがせめてもの救いと言っていい。
味方なら頼もしいが、敵になるとこれ以上厄介な相手はいない。

「…ふん…これぐらいの疲れ、アンタ達には丁度いいハンデよ」
「ぬかせ」

再び永園がオーバーサーブを放つ。右か、左か。

「くっ!」

左に飛ぶ。しかしボールは右へ。読みが外れてしまった。2−0。
……今度こそ見切る。
別にこのボールはランダムで曲るわけじゃないし、
ましてや抗鬱音階のように撃った後で任意に曲げることが出来るわけでもない。
回転という物理現象に依存しているだけの話。
要は右回転なのか左回転なのかを見切ればいいんだ。

「オラァッ!!」

目を凝らしてボールを見る。

(右…かな…?)

右に飛ぶ。ボールも右に曲る。でも―――

(届かない…!)

予想以上にボールの変化が激しい。腕を精一杯伸ばしてもボールが外へ逃げていく。
随分と厄介なサーブを打ってくる。
もう体力も残ってないから、変化前を叩くとか言った荒技も出来そうに無い。

「これは追わない方がいいわね…」
「先読み?」
「そういうこと。俣奈はコートの左側をお願い。あたしは右をカバーするから。絶対ボールは追わないで」

左右に割れる。

「オラッ!!」

疲労のせいで頭の回転まで鈍ってしまったのだろうか。
左右に割れれば真ん中に無回転のストレートサーブを放ってくるに決まっていた。
変化球を意識しすぎていて全く反応できなかった。4−0。

「聖ちゃん」
「ん…?なに?」

……ごにょごにょ

「なるほど…うん。分かった。やってみる」

80164:2005/06/08(水) 18:17:29 ID:IrFv4z8Q
(なんだ…?)

三綾 俣奈がネット際まで前進している。あんなに前に出て何をする気だ?
変化前のボールを叩くつもりか?いや、あいつの運動神経は相当悪いはずだ。
そんな芸当が出来るはず無い。なら何をするつもりだ?

ふん…どうでもいい。オレのサーブには指一本触れさせねェ。

「オラァッ!!」

―――バシッ!

「聖ちゃん!右だよ!!」
「分かった!」

(なに?)

―――ぼんっ!

(チッ…そう言うことか…)

三綾に球筋を見切らせ、江辻はそれに従って動く。合理的で無駄が無い。
江辻の卓越した運動神経をもって初めてなせる連携だ。
だが三綾が前に出ているという事は、江辻は広いコートを1人で守っているも同然。
いくらあの女でもスタミナが無くなれば動きも鈍る。
気にする事はない。前後左右に走らせて体力を奪えばいい。

「マッセ!スパイクが来るぞ!!止めろ!!」
「分かってる!!」

江辻が腕を振りかぶる。

「よっと…」

トン…

「あ!?」「しまった…」

フェイントを掛けてくるとは……。4−1になる。サーブ交代。
江辻の剛速球は果たして健在なのだろうか。体力は一体どれくらい残っているのか。

「今度は…こっちの番ね…」

―――バシィッ!!

「くっ…!?」
「うお!?速ぇ!!」

体力は確実に切れかけている。1回戦に比べて明らかにスピードが落ちている。
それでもこの球速…半端ねェ。マジで女かコイツ。

「もう一丁…」

―――バシィッ!!

速すぎる。取れない。触れない。こいつのサーブがある限り、こっちは圧倒的に不利だ。

「マッセ!なんとかしろ!!
「無茶言うな!!」

「良し…このまま…」

―――バシィッ!!

―――ピーッ!!

「アウト!」

ギャラリーがざわめく。ようやく江辻スタミナが切れたようだ。残るは三綾。楽勝だな。

「聖ちゃん大丈夫?」
「はぁ……はぁ…はぁ…っ、結構…キツイかも…」

もう少し遊んでやっても良かったんだが、ここは遠慮なく決めさせてもらうぜ。金一封はオレの物だ。

80264:2005/06/08(水) 18:18:13 ID:IrFv4z8Q
「オラッ!!」

懸命に三綾が手を伸ばすが、変化するサーブには届かない。6−3。

「オラァッ!」
「聖ちゃん!左!」
「はっ!」

―――ぼんっ!

聖がボールを上げる。

「聖のやつ…まだそんな体力が…」

しかしもう体力は完全に切れているようだ。肩で息してるし、呼吸の乱れも激しい。
この状態では強烈なスパイクも打てないだろう。

「えいっ!!」

―――ばしっ!

「な!?」

(三綾がスパイク…!?)

完全に虚を付かれた。6−4。

「私がサーブ撃つよ」
「大丈夫?」
「聖ちゃんは休んでて」

(私だって…)

「えいっ!」

三綾のサーブは俺のに勝るとも劣らないひょろひょろサーブだった。
いくら運動音痴の俺でもこれは取れる。絶好球だ。
腕を伸ばしてトスしようとしたその時、

「あー!足が滑ったぁぁ!!」

―――ずさぁぁぁぁぁぁぁ!!

「ぶほぉっ!?」

聖のスタンディッパーFRCが炸裂した。砂が目やら口やら鼻に入りまくる。
口の中がジャリジャリして痛い。

「ぶ…ごふっ!ごほっ!」
「何やってんだ馬鹿!!」

永園の叱咤が飛ぶ。6−5。

「反則だろ!!」
「だから滑っちゃったんだってば」
「思いっきりスライディングしてたじゃねぇか!!」

くそ…聖のディッパー青は警戒する必要があるな…。

「えい!」

三綾のへろへろサーブが飛んで来る。普通なら余裕で取れる球だが……聖のスライディングがある。

「永園!前に出ろ!2人で掛かるぞ!」
「言われるまでもねェ!」

聖はどちらか一方しか潰せない。俺を潰せば永園が、永園を潰せば俺がスパイクを決められる。
このへろへろサーブだ。俺でもダイレクトで打ち返せる。
もし聖がスライディングすれば体勢も滅茶苦茶になるから、返すのは不可能だ。

(さぁ、どっちを潰す!どっちを潰しても結果は同じだ!!)

―――ゴンッ

鈍い音が海岸に響き渡った。
聖はスライディングしなかった。だから俺は構わずボールに向かって飛んだ。
―――永園も飛んでいた。

80364:2005/06/08(水) 18:22:56 ID:IrFv4z8Q
「いつ…」
「ってェな!ふざけんなよ!?あァ!?」
「な、仲間割れしてる場合じゃないだろ!」

聖のサーブが来る。
―――ん?聖のサーブだって!?

「アイツ…もう回復したってのか!?」

いや、流石に早すぎる。
いくら体力が無くなっているとは言え、三綾が撃つよりはマシだと踏んだか。

「ふっ!」

(アンダーサーブ!?)

やはり球速は落ちている。体力は回復していない。これなら…取れる!

「うお!?」

―――べちっ!

ボールが顔面に命中した。6−7。
このサーブは見たことがある。何を隠そう、この俺が自ら解説したサーブ。

「ホップサーブだと!?」
「まだまだね、緒土」

聖が某テニス漫画の人みたいになってる…。あれか?無○の境地ってヤツか?
なんか知らんけどスーパーサ○ヤ人みたいな"オーラ"が身体から出てきて、
今まで見てきた技が使えるようになるって言うアレか!?
もしかして急に英語喋りだしたりするのか!?果ては分身したりするのか!?

「はっ!」

余計なことを考えている暇はない。今度は次は永園の使ったサーブ。だがこれなら切り返せるはずだ。
こちらにはカーブの本家本元、永園がいる。自分のサーブだ。慣れているはず。

「良しッ!」

永園がボールの曲る方向に先回りする。完璧に見切っている。

「シュリケーン!」

 な ん で そ ん な 物 を 持 っ て る ん で す か 
確かに一回戦で手裏剣投げは見た。でもなんで聖が手裏剣なんて持ってんだよ!
これが無○の境地…!恐るべし!!

「何でもありかよあの女…」

ついに6−8でマッチポイントとなる。次のサーブを決められたら終わりだ。
俺は全く活躍していない。まだ終われない。このままドジっ子では終わらせない!!

80464:2005/06/08(水) 18:24:15 ID:IrFv4z8Q
「はっ!」

―――バシィッ!!

(ホップサーブ…!)

「くっ!」

振り上げるようにアンダートスを放つ。鼻先まで浮いてきたボールを天高く弾いた。

「永園!撃て!!」
「指図すんじゃねェ!!」

と言いつつも永園が飛ぶ。上体を大きく反らせる。腕だけでなく、上半身のバネをフルに使う。

―――バシィッ!!

「しまった…!?」

凄まじい速度のスパイク。流石の聖も間に合わない。ボールが猛スピードで地面に落ち―――

―――べちっ!

「あ」「あ」「あ」

3人の音声が重なった。地面に落下すると思われたボールは、三綾の顔面にヒットしていた。

「……いたい……」
「俣奈!大丈夫!?」

―――ピィーッ!!

「試合終了!!勝者はチーム『見誤ったな』!」
「な、なんでだよ!?」「ハァ!?ふざけんじゃねぇぞ!!」
「良く見て下さい」
「え?」

俺たちのコートにビーチボールが転がっていた。

「が、顔面で返したってのか!?」

確かにルール上は何の問題も無い。でもこんな終わり方って…マジかよ…。

「それではチーム『見誤ったな』にトロフィーと賞品を授与します。皆様、盛大な拍手を!!」

こうしてビーチバレー大会は大きな拍手に包まれながら幕を閉じたのであった。

805名無しさん@2周年半:2005/06/08(水) 19:22:50 ID:Iao6ngEE
>>64氏GJ!

806前スレ566:2005/06/08(水) 19:57:33 ID:K.cs9B96
熱いビーチバレーだったw 素敵です>>64
うーむ、キャラ達がすっげー楽しそう。見事としか

っつーか聖とかお前ら本当にギルオタかと小一時間(ry
ここは健康的なギルオタネッツですね

80720:2005/06/08(水) 21:06:13 ID:HLaRrWSo
>>64
ビーチバレーGJ!
個人的にはギア開発成功か!?がお気に入りです。
=======================================================================
前回 >>793-794

赭と那武も着替え終わり、あらためてビーチへ繰り出すことに。

外では今までビーチバレーの大会が開かれていたようだ。
聞くところによると、チームのほとんどがギル高勢で、有り得ない身体能力を発揮して大会を盛り上げたらしい。


一「ねぇ、赭。いつギル高に来たの?」

赭「ん〜、一ヵ月くらい前かな。夏休みに編入試験したんだ。」

一「そっかぁ、、あのね、私謝らないといけないことがあって・・・。」

赭「?」

一「何も言わないでアメリカから日本に行っちゃって、、ゴメンネ。」

赭「いいよ、別に気にして無いから。こうして会えたんだし。」


再会を歓び、話す一二三と赭。
そう、一二三は赭に別れの挨拶もせずに日本に来てしまっていたのだ。


覇「フオオォォォォ・・・見える、見えるぞ!!」

赭「・・・ど、どうした那武・・・?」

覇「フラグがぁぁ、、はっきりと俺の目に映っている!!」

赭「またか!お前いい加減にしろってのに!」

覇「おめでとう赭!トゥルーエンドは近いぞ!!」

赭「トゥルーってなんだぁーー!!」


那武がいきなり恐ろしいことを口走る。

もし彼の言っていることが分からない人がいるのであれば解説しよう。
いわゆる美少女ゲーにおいて、特定の女の子と関係するイベントをこなしたり、
正しい選択肢を選択することで、その女の子からの好感度をあげることが重要な攻略要素となる。
で、フラグと言う物は、好感度が一定値以上に達したり、ストーリーの段階が進んだりすることで立つのだ。
フラグが立つことで、通常では起こり得ないイベントに遭遇したり、ムフフなイベントに突入したりするのだ!

この場合に当てはめて考えるのであれば、イベント「再会」が発生し、一二三が赭に謝る。
そこで赭が「気にして無いよ」とやさしく返すことによってフラグが立った、と那武は言っているのだ!


樹「仲がよろしい事で・・・、因みに向こうでは付き合ってらしたのですか?」


樹がどこからともなくマイクを取り出して2人に向ける。
完全にニュースキャスター気取りといった感じだ。もう酔った形跡など微塵もない。


赭「え、いや、、そんなんじゃない・・・」

一「そ、そそそそうですよ樹さん。違いますよ。」

樹「でも〜、呼び捨てにしてるのは気になりますネェ〜」

一「ぅぐ・・・。」

80820:2005/06/08(水) 21:06:44 ID:HLaRrWSo

焔「・・・いい加減にしろ。」




ゴスッ




樹「痛ッ」


珍しく焔が止めに入る。多少強引な方法を取りはしたが・・・。
流石にこれ以上は一二三でも怒るだろう、とでも思ったのだろう。


愛「止めるなよ〜、結構気になってたのに・・・。」
魔「癪だけど、愛に同意。」
吸「私も御二人の話しは聞いてみたかったですね。」
覇「・・・これなんてギャルゲー?」
樹「ほら、みんな聞きたがってるでしょう!」


口々に不満が飛び出す。
元来ギルヲタとは恋愛とは程遠い領域に住む者達だ。

他人の惚気話くらい聞いたっていいだろ。というのが彼らの主張らしい。



焔「・・・脳が膿んだ連中しか居ないのか?」ソウダソウダー

焔「だいたいお前ら、嫌がってる奴から無理に聞きだしてどうする?」ドウスルー


焔「・・・だれだ!さっきから相づちを打っているのは。」ダレジャー


焔が長いブロンドの髪の毛を翻して振り返ると、そこには場にそぐわない水着を来た少女が立っていた。
場にそぐわない、というのは、彼女がいわゆる「スク水」を着ているからである。


覇「ス、スク水(;;´Д`)ハァハァ」

イ「Σ、、な、何だお前!変な目で見るな!」

覇「ハハハ、最高の褒め言葉だぁ〜。」


今にもイーシャをトッ捕まえてしまいそうなオーラを那武が纏っている。
だめだぞ那武 覇、オタクだからこそ女の子を守らなければいけないんだ。


龍「イーシャ!伏せろーー!!」

イ「Σ」ササッ

龍「なにしとんねんこのアホォがぁーーー!!!」ヒャッポシンショー!!

覇「ワブシッ」


ホワッチョー!ロマンティーックセンリシンショー!!ホゥ!ホゥ!ホワァッ!!ホワッチョー!ホアー!ホァー!!



- S L A S H -

カモシカの如き華麗な体躯から繰り出される攻撃の数々が、那武に襲い掛かる。

小さい女の子に手を出すと、こういうことになるから、全国の善良なオタク達はやっちゃだめだぞ。



お兄(フォモ)さんとのお約束だ、

              。‐-、
             __/†ヘ、\
            I / .| >,r""''、    な!
       r=;'´ )ヘ''" \Jく {    <
         ´~゛'ー''" 7ィヾy`">、 \
             /=∞=;,,/   | |
             /"´/""''Y ├ ゝ  ,,‐'''
            /  / _,,┤ f゙,小,'''"´
            |  -‐''ィ'''"´`^^´
        ., -‐''イ´/ソ,<
     -‐''"´    └、ヽ ヽ\
               ヽヽ \
               丶ヽイノ
                ) Y
              _,.ィ´ f'
                 ̄

80920:2005/06/08(水) 21:08:26 ID:HLaRrWSo
・・・ギャルゲーやったこと無いのに無理矢理解説してる俺痛いな。。

しかも那武が犯罪者一歩手前という存在になってるし・・・;
なんか暴走してしまった感が・・・wゆ、許してくれ orz

810名無しさん@2周年半:2005/06/08(水) 22:44:51 ID:zJtBNxlA
俺は一向に構いませんよ〜!
後は名無しに戻ってニヤニヤしてます
那武覇は20氏のキャラだ!ってわけで20氏カラーに染めさゃってくだちい
ワガママ言って混ぜてもらってまじ感謝。一生の思い出になりますた。GJ!

>>64
熱すぎるwGJ!

811名無しさん@2周年半:2005/06/08(水) 23:12:44 ID:PZ/JF8kY
64氏シュリケーンGJ!!

20氏GJ!!
赭!!一二三タソは俺のモノだァーッ!
シュリケーンでシショらすぞモルァ



…すまん

812名無しさん@2周年半:2005/06/09(木) 01:58:10 ID:bIFqvMWE
そして>>807を読んでいて、「これ何てエロゲー?」と書き込もうとした俺ガイル

64氏のディッパー青GJ!
20氏百歩CH(?)GJ!

つまりギルオタたるものゲージは必須なわけですね

813706:2005/06/09(木) 02:01:16 ID:nTRD9Mlw
169氏 ネタがやや被り気味なのがすいません。 代わりになる流れも思いつかずにそのまま通す俺ガイル
64氏 ビーチバレー終了おつかれさまGJ

前回は>765

受験日の夜中、少女等のメールより。
『なんだか封殺されてた感じだけど、梅喧とカイってそんなに相性悪かったかな?』

『しいていうなら身内読み、かな。』

『ブランク長かったからかなー。』

『まぁ、昔やったランダム(千夏)対カイ(悠)戦で2勝48敗の復習とでも思ってよ。』

『なつかしいね〜。また今度やってみようか?』

『それなら、私がランダムで千夏が梅喧使うことになるけどね。』

『… おやすみー。 学校でね。』

『ハイ、おやすみー。』

そして、3日後の学校
すでに寮へは一通りの荷物を送った、ギル高生徒としての登校初日である。
「おはよー、何組だったの?」
学校へ到着するなり悠と亜美ちゃんが張り付いてきた。
「E組だけど。」
合格した際に一緒に送られてきた書類で確認をする。しっかり、E組と記載されている。
「おー、私と一緒だね。らっきー」
またこの顔と同じクラスか… 朝から気分が滅入るな〜
「こらそこ、露骨に嫌そうな顔をしないの。」
「この顔はもう見飽きた、亜美ちゃんと変わってくれ。」
すでに10年見続けてるんだ、たまには違う奴が来てもいいじゃないかとは思うのだが、そうもいかないのが腐れ縁というやつである。
「すいません、私はF組なんです。」
ぁぁ、振り向くのが嫌だ、こういうときのこいつの顔は私の精神に悪い。
『ニヤリ(・∀・)b』
「ネッテロー!」
「リアルヴォルカ酷い…」
Dループ入れてもシショらないような性格をしているくせに何をいうか。

そうこうしているうちに教室に到着する…
「で… なんでか人が全くいないですけど(汗」
どういうわけか知らないがF組だと言っていた亜美ちゃんも一緒にE組へ入ってきてるし。
「ごめんね〜、修学旅行連れて行きたかったから頑張ったんだけどね。出発は昨日だったの。」
「残念ですけど、皆が帰ってくるまで毎日自習なんです。 でも、旅行期間中は筐体がフリープレイ状態だからギルティし放題なんです。」
「だから、昨日言ってたアレやろ♪ ランダム(悠+亜美)対 梅喧(千夏)」
「ねぇ、悠… リアルタイランレイブしていい?」
無駄に大げさに振りかぶって殴りかかる、悠の方もやはり大きすぎるバクステ回避をして叫んだ
『なにやってんだこいつ〜!』
……少しハモっていた

私の初登校は無人の学校、まるで入学式を1日間違えたような気分…
ただ違うのは、初授業をいつになったら受けられるのか皆目検討もつかないということだ(汗

814名無しさん@2周年半:2005/06/09(木) 18:22:24 ID:m6mZy2gU
職人さんみんな纏めてGJ!
64氏の某テニス漫画ネタにワロタw

815前スレ566:2005/06/09(木) 21:11:46 ID:MpGxciUE
前回>>785


―――試験終了数日後、伊津家

『うんうん、あい、あい〜了解。そんじゃー現場でー♪』
カチッ、と伊津は携帯電話の切ボタンを押しました
そして、もそもそと鞄の中身と懐の暖かさを確認し、鏡へ向かいます
『…まぁ、少しは年相応に見えるかな』
黒い長袖シャツに白のゆるゆるの半袖シャツを重ね、黒のツルツルした化学繊維のズ
ボンを履いて
暗めの茶色の運動靴に、同色金縁のサングラスをかけています
『…はぁ、なんつーかナンパなおっさんくさいが…まぁ、でもマシか』

…ぶっちゃけた話、これっぽっちも年齢相応の外見ではありません
しかし、彼の太いツリ眉毛がグラスで隠され、ズボンの軽い締め付けによってお腹に
補正がかかっているため
普段のスラックス+シャツ+上着というスタイルよりは、年齢が低くみえます
…せいぜい20代後半と30代前半ぐらいの差しかありませんが・・・

ピンポーン

さてさて、そんなことを言ってる間に、伊津の家に迎えが来たようです

『いよ〜〜ぅ待ち侘びたぜー!』


「「<  !!  >」」」



<うわーうわーw ”ダイエットのお薬いらなーい?”とか言ってそーな人がいるー♪>
「駄ぁ目だよーそこの人〜さば読んで高校入っちゃーw」
「ネー叔父さーんお小遣いちょ〜だーいお小遣〜いw」
『テメーラ!!扇ぎころしてやる(`д)つ)))))))』

816前スレ566:2005/06/09(木) 21:13:16 ID:MpGxciUE
今日はギル校の入学が決まったお祝いにと、友達で集まって夕飯を食べることになっています
とはいっても、雰囲気抜群のディヌァ〜を二人で……というわけではなく
皆でお好み焼きでもいこーじゃないかヒャッハー!!という如何にも庶民的なものでした

「「二人ともー!!合格おっめでとー!!」」
パパンッパンッパンパンパンッ パチパチパチパチ ウォーーーー
クラッカーが弾けるのと共に、店中から拍手の音が鳴り響きます
「ネーさんだもんねーw 余裕だったでしょー!?」
「っつーか姫も一緒に行くとは思わなかったぜーw 当日いきなりとかいって、アンタナカナカ アグレッシブだっ!w」
『イヤイヤイヤイヤ♪嬉しーねー照れるねーどーもアーッハッハッハッハッハありがとーw』
伊津は50㎝はある金色の扇で自分の額をペチッと叩きながらペコペコクルクルと挨拶しています
「おーぅなんだかしらねーがおめでとサンだーあんちゃんw」
カンパーイ というかけ声と共に、オジサンはいきなり瓶ビールをラッパ飲みしはじめました
<きゃははははっっ♪うふふー有り難うございますー!うわーぃやっほーぅ♪>
迎はクラッカーの糸に絡まり嬉しそうに悶えたり、飛び跳ねたりしています
「おめでとー!なぁに〜?二人の結婚でも決まったのお嬢ちゃん達ー♪羨ましいわぁー」
アラアラアラアラ何言ってるのかしらあたしったら酔ってるわホホホホと笑いながら、
店のおばちゃんが生地を鉄板に広げてお好み焼きを作り始めました
元々ソースや生地の香りがする店内に、じゅぅわ〜と真新しい香りが広がり食欲をそそります

817前スレ566:2005/06/09(木) 21:14:32 ID:MpGxciUE
『うほぁーいい匂いだー♪たまんないねこらぁw』
「Σうわ鉄板から食った なにやってんだコイツーw」
「どう考えてもまだ全然生でしょー!?ダメだよーぶっぱ禁止だよネーさーん」
<うぅわーイジキタナーなにやってんですかもーw>
「とか言いながら食ってるし!!」
「ぁぁぁああ拝啓母上様都会の女の子は生でもイケるらしいです信じられませんッッ」
「だはははははwこらこらこら誤解招くにも程があんぞ坊主!!」
『そーだそーだオメーこそぶっぱ禁止だっ!!放送禁止おいぃぃっす!!』
「Σッッッッッ痛――――――――!」
「9(^Д^)ぷぎゃ――w」
「…………っだー!扇でどつくの禁止ッ!!暴力禁止ソルソース!!」
『Σのぁぁぁああ!?てめぇ俺の皿にっ!黒い水面ができあがってんじゃねぇかバカタリ!!』
「アラアラアラアラ食べ放題の時のお残しは料金倍だからねー(^^」
「<ぷぎゃー9(^∀^)9(^Д^)ぷぎゃーw>」
『ぬぁぁアッくそう!そいじゃあおっちゃん!!俺の奢りでコイツにドクターペッパー!』
「何だっt「あいサぁ!並で良いかい!?」」
『いやジャンボで!!』「任せろっ今奥からボトルもってくらぁ!!」
「何だとぉーーーーーーーーーー・・・・・・・・・(゚∞゚)ペーチュンチュン」
<「チュンチュン9(゚∞゚) 9(゚∞゚)チュンチュン 」>
「アラアラアラ焼けたわよー、ハイっちゅんちゅん♪」
『NOOOoooooooぉぉぉぉうっっ!!何故に俺!?皿からソースが溢れてるじゃないかっ!』
「ウハハハハ残すなよぉあんちゃんwほれほれ景気付けにいっとけー!」
<何ですかその黄金色の液体は!?甘い香りがしますよっ?>
「リアルタンクハイダッ!!おら飲めっ」
『むごっ!!ングングング・・・』
「あぁ、リアルゴールドのでけーのか。フツーにうまそーじゃねーか」
「 半 分 以 上 ウ ォ ッ カ だ け ど な !!」
『ぶぼは――――――――ッ』
<あぁあ�彔嫋◆宗宗�!?だっ大丈夫ですかぁー?>
『・・・ココが、墓場にナルとhくそhr”R’』
「がはははははだらしねーぞ!もうダウンかぁー!!」
『・・・世界最大の私が病んでしまうとはアニョニュニ#”$‘{{}&(&』
「むっ!ふぁふふがふぇーはん、んぐっ、ぶっ倒れてもギルオタだっw」
「つーかいつの間に食ってんだオメー、さてはっ!!毅式ダナッ!?」
「アラアラアラだってどんどん焼けてるわよホラホラホラお食べ〜♪」
<師匠ー!師匠ー!?>
『・・・マッセ!マッセ!!ショッ!ショッ!ショット!!』
<何言ってんですかー!!しっかりして下さーい!>
『・・・ボールカニックボールカニックヴォールカニックヴァイパー!!!』
<師匠〜!?CPUに乗っ取られてるっ!?>
「あっはっはっはっは♪CPUソルだね今のw」
『メガフィスッ!』
「おほ、今度はポチョだw バリエーション広ー」
『メガフィスッ!』
「スライドヘッド読めたぁ!バンデ――ッドブリn『ヘブンリィィィィ!』
「ギャ〜〜〜〜〜( д) °°」
<あははははは!!捕まった捕まったw>
「ひゃははははは!!やべーこのポチョ強ぇーw」
「倒れててもお前には。・゚・(ノд')・゚・。カテナイノカー」
『見誤ったな!素面では必殺に一息足りぬことを知り、私は今のスタイルを確立したのだw』
<おっ�弣唎④討�!?w>
「⊂二二二�堯福─⑦奸�)二⊃ガーン 」


「 っ て い う か お 前 ら 食 え よ 」


「ソウ(;´д)(゚ワ゚)(дヾ)ダッターーーーーーー」


<豚玉イタダキーッ♪>『あっこらそいつぁ俺のっ「んじゃカレー玉をもらいまーw」
『ちょっ待て!だれだこらマスタードタラモ玉とか頼んだの!!っつーか食えるのかコレーッ!!』



・・・そんなこんなで、ぎゃーのぎゃーの騒ぎながら夜は更けていきます

818前スレ566:2005/06/09(木) 21:15:31 ID:MpGxciUE
マジで酔って寝入ってしまった伊津と、その介抱に迎を残して二人は帰っていきました



『・・・む。寝ちまったか』
座敷に腹を下にして寝転がった体勢のまま、伊津はつぶやきました

<ハイ。二人、帰っちゃいましたよ>
『・・・そうか。ん・・・。ありがとな、旋風』
「ホラホラホラ目ぇ覚めたのなら顔洗ってきなさいな」
『�瑤Δ¤◆,△蠅❹箸Ε乾競ぅ泪后�

顔を洗った伊津はそのまま店の外へ出ました

『・・・ふぃー。外は、涼しいな・・・・・・。』

一言、今の状況を確かめるようにこぼしました

ガラッ

<・・・お疲れ様。>
振り返りはせずに、店から出てきた旋風へ答えます
『んー。お疲れ様。』

<・・・。・・・良かったんですか?>

『ん・・・?』

<あの二人に、何も・・・ホラ、お別れとかを・・・>

すーっ、と伊津は柔い溜息をつきました

『ま、いーんだろ。帰った、ってことは・・・さ。』
<でも、あっけなさすぎますよ・・・あんなに、一緒だったのに>
『・・・なに、どの道こんな別れ方だったハズだし。卒業だろうなんだろうと』
<私なんて・・・ホント、涙で天の川ができそうなくらい、だったのに・・・>
『んー。想像できないよ、そんな俺たち三人は。最後の日だってフツーにゲーセン行ってさ、
 好き放題対戦してだべってどつきあって・・・んじゃーな、って。
 何事もなかったかのように翌日からは会わなくなってる、そんなだろーさ』
<・・・なんていうか。>
『あ〜・・・・・・冷たい、気がするか?』
<・・・ハイ。だって、いちばん、仲良かったじゃないですか>
『あぁ、その自覚は、あるな。』
<だったら・・・!!>
『いーんだと思う、これで。気があうから、楽しいから、一緒に居たんだもんよ』
<・・・そんな、やっぱり・・・あっさりすぎで・・・>
『泣くなって・・・。最後があっさり過ぎたんじゃ、ないんだから』
<・・・どういう、ことですか・・・?>
『毎日が、最高だったの。最初から、最後まで』
<ッッ・・・>


『・・・納得、したろ?』
<ハイ・・・・・・ハイ。胸の中のへんなのが、すっきりしました>
『ん。そいじゃ、そろそろ中戻ろう』
<あはっ・・・ですね。ここが外だって、忘れてましたw>
『おいおいw』


二人が店内へ戻ると、先ほどよりもすっかり片付いてシンとしています
そして、座敷のテーブルが退かされてそこに布団が二組敷いてありました

「書置き。今日はもう遅いから、泊まっていきなさい。明日は定休日だから
 あぁ、あたしら夫婦は出かけるから、音の心配はしなくていいよ。
 久しぶりに夜明けのツーリングと洒落込ませてもらうつもりさね。
 あぁ、お風呂は沸かしておいたし、アレはレジの横に置いておいたからね、ちゃんと着けるんだよ?
 そうそう、代金を置いていくのを忘れちゃ困るよ。そいじゃね
                             おばちゃんより 」


『・・・・・・(絶句)』

<・・・・・・・(赤面もできないくらい絶句)>


『・・・あー、風呂ハイッテッサッサト寝ルゾ』
伊津はミギー・・・もとい、ミッ○ーと間違うような見事な裏声で喋りました
<・・・・・・・おばちゃん・・・勘違いしたままだったの・・・・・・ぅぁぁあ゙>
迎はなかなか思考が回復しませんでした
『えーと、とりあえず旋風』
バチンッ と思い切り手拍子を打ちます
<�瑤劼磴�!!>
『お前先に風呂入ってくれ、女の子なんだから』
<あああ、は、はいっ�堯,修い犬秬茲縫ぅ織瀬⑤泪好叩Ą�
そう言って、迎はバタバタと奥の部屋へと駆け抜けていきました

『はぁぁぁぁ・・・旋風がボケてて助かった。おばちゃんマジ勘弁だよ・・・w』
真っ黒でよく見えませんが、ズボンのある位置がなんというか・・・・・・モッコリしています
『ったく、身体は無節操だねぇ・・・・・・身長差いくつだと思ってんだか』
オレはロリコンじゃない、頭の中で必死で繰り返しながら、伊津は風呂が空くのを待つのでした

819前スレ566:2005/06/09(木) 21:23:49 ID:MpGxciUE
今までの高校の友達との別れもすませ、ついに二人旅立ちの時です!!
やっと次からギル校編に突入できます�遙�
>>706
フォッ�廹膨鼎醗“類舛磴鵑❺唫薀好瓮ぅ箸�!よ、よろしくデス!!
>>811
一二三たそは渡しませんッッ!ドリルデンジャー!!
>>20
百歩GJ!龍やばい!!リアル戦闘力で江辻と並んでるw

820名無しさん@2周年半:2005/06/09(木) 23:15:47 ID:nUXwgTrw
高校生・・・・・?

82120:2005/06/10(金) 00:25:44 ID:gdUBZ/As
>>706
GJ!会えるのは数日先みたいですね。なかよくしたってくらはい

>>566
GJ!・・・おばちゃんナニヤッテンダw

>>820
高校生
===================================================================

イ「龍夢、なんだかよく分からないが助かったぞ!」

龍「イーシャ、大丈夫?変なことされてへんか?」


=前回のあらすじ=
ギャルゲー好きな那武 覇は、スク水を見ることによってその力を通常の4倍に高めるのだ。
その結果、たとえ現実だろうが仮想だろうがそんなの無視して彼は危ないオーラを纏うのである。
で、那武がイーシャに変質者まるだしで迫ったところを龍夢が百歩CHから朝龍千里コンボを決めてSLASHしたのだった。


覇「くっ、やるな・・・。だがまだだ!まだ終わらんよ!!」

龍「まだやるんかこの変態!いくらでも追い払ったる!」ギュィーーーン ホアッ

覇「・・・き、今日のところは見逃してやろう。」


那武的には「これ以上喰らったらご先祖に会える。」とでも思ったのだろう。

賢明な判断だ、いや、ここは敢えて"懸命"な判断といっておこうか。



――こう見えて、彼、 必 死 で あ る 。



魔「・・・なぁ、ビーチに行くなら、さっさと行ったほうがいいんじゃないの?」

吸「そうですねぇ、これ以上もたついていると遊ぶ時間が無くなってしまいます。」

一「そうですよ、お2人も一緒にいきましょうよ。」

龍「ん、そやな。このドアホも監視せなあかんし・・・。ひょっとして連れ?」

愛「あぁ、そのドアホ?が那武 覇。で、こっちが白井 赭。一二三の友達なんだとさ。」

樹「・・・あとちょっとで煮え切らない関係に終止符が打たれるところよ。」ボソボソ


樹、一二三と赭の関係を面白がっています。
それ以上に無理矢理にでも2人をくっつけようとすらしています。


赭「いや、待って待って。だからそういう関係じゃないんですってば・・・。」

樹「え〜、そんなこと言ったら一二三が可哀想よねぇ・・・。」ボソボソ

焔「貴様は脳みそがピンクに染まっているのか・・・?」




最近の女の子って・・・、怖いですね・・・。

82220:2005/06/10(金) 00:28:09 ID:gdUBZ/As

その後、海に繰り出してワイワイと遊んだ。


じゃんけんで負けた一二三が肩まで砂に埋められたり

樹が身の丈3mはあろうかという大男に遭遇したり

愛が長めのシャツを着ていたばかりにナンパされたり

吸は吸で、海の家の定員に間違えられたり

魔夢は・・・、言うまでもなく。

焔に関しては特に問題は無かったようだが。まぁ強いて言うなら魔夢の姉と思われたくらいか。

イーシャは那部に付きまとわれていたり

那武はイーシャに付きまとっていたり

龍夢は那武に終始睨みを利かせていた。

赭は・・・、


通りすがりのギル高生とこんなやり取りがあったようだ。

A「赭!!一二三タソは俺のモノだァーッ!シュリケーンでシショらすぞモルァ」

赭「え、ちょ、ちょっと落ち着いて下さいって・・・。」

B「一二三たそは渡しませんッッ!ドリルデンジャー!!」

A「オゥァー!!?」





日も落ちてきたので、今日はこの辺で切り上げてホテルへ――。

823名無しさん@2周年半:2005/06/10(金) 13:26:28 ID:rM4x2o/6
うはw ギル校にこのスレ住人が紛れ込んでるw

824名無しさん@2周年半:2005/06/10(金) 14:45:11 ID:cFvqebYM
定期age

825名無しさん@2周年半:2005/06/10(金) 15:19:52 ID:RWurN2m.
一二三に学園のアイドル説浮上!?

82664:2005/06/10(金) 17:50:34 ID:k4SqjPKk
>>800


「あれ?永園は?」

いない。さてはどさくさに紛れて逃げたな…ちょっと目を離した隙にこれか…。

「『ナンパしてくる』って言ってどこか行っちゃったよ」
「そういうところは変わってねぇな…」
「探す?」
「もうすぐメシだし腹減ったら帰ってくるだろ。ホテルで待ってようぜ」

紙野と2人でホテルまで戻る。

「永園怒ってたか?」
「え、なんで?」
「いや、俺足引っ張りまくっちまったからさ…アイツのことだからキレてんじゃないかと思って」
「そんな様子じゃなかったよ。むしろ楽しそうだったよ」
「マジか?」
「うん」
「あの永園がねぇ…」

部屋に戻ってしばらく経ったら郁瀬が帰ってきた。だが永園は帰ってこなかった。
腹が減ったので先に食事と風呂を済ませてしまった。

「もう9時か…」

一応消灯時間は10:00となっている。しかし消灯時間なんて物は破るために存在するのだ。
これを遵守する高校生がいたら見てみたい。そもそも今どき10時に寝る高校生なんていない。

「あ、永園くん」

9:30。不機嫌そうな永園が現れた。

「その様子だとナンパは失敗に終わったみたいだな」
「いちいち五月蝿ェな…」
「メシは?」
「外で食ってきた」
「単独行動は禁止だって言ってるだろ。俺らにも迷惑掛かるんだよ」
「知るか」
「それにしてもハワイにまで来てナンパか…お前らしいな」
「るせェな…テメェは彼女いるもんなァ?いい御身分だぜ」

静寂が104号室を支配した。

「あ?なに固まってんだ?」
「あ、あ、あ、あ、兄貴に彼女がーーーーーーー!?」

郁瀬が取り乱し始める。頭を抱えて床をゴロゴロのた打ち回る。凄いリアクションだ。

「ま、待て!!なんだそのガセネタは!?」
「はァ?テメェ自分で言ってたじゃねェか」
「嘘つけ!!」
「三綾 俣奈と付き合ってるって」
「フオオオアアアアアアアア!!何と言う…何と言う事だぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「何をデタラメな…」

いや待て。思い当たる節がある。そう、あれは今から5ヶ月ほど前。
俺がギル高に入学した初日の出来事だった。
永園が三綾をナンパしにきた。俺は永園から逃れる為に他愛無い嘘を付いた。
三綾と付き合ってる、と。

82764:2005/06/10(金) 17:51:21 ID:k4SqjPKk
「……ああ、なんだあれか…あれはただの嘘だ」
「本当ですか兄貴ィィィィィィィ!!」
「ま、マジだ。だから落ち着け」
「良かった…」

さめざめと涙を流す郁瀬。悲しんだり喜んだり忙しい奴だ。

「じゃあテメェに女はいねェんだな?」
「そう言うこと」
「なら丁度いい。お前明日ナンパに付き合え」

―――は?

「なんでだよ!!」
「別にいいじゃねェか。1人だと色々勝手が悪ぃんだよ」
「郁瀬とか紙野もいるじゃねぇか!なんで俺が!!」
「ホモはいらねェ。毅は話術も無いし、無理に決まってる」
「俺だって無理だ!!」

生粋のギルヲタで高校に入るまでロクに女子と話したことも無かった。
そんな俺がナンパだって?出来る訳ない。

「江辻とか三綾とは普通に喋ってるじゃねェか」
「それはそうだけど……」
「ん?なんだよオイ。お前もしかしてどっちかに惚れてんのか?
 それとも付き合ってないってのはやっぱ嘘か?」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!?」

郁瀬が絶叫する。
さっきまでネガティブペナルティくらってテンションゲージ空っぽだったはずなのに。
まるで金サイクを当てたかのようだ。

「んなワケあるか!!」
「正直に言えよ」
「どうなんですか兄貴ィィィィ!!本当なんですかぁぁぁ!?」

いくらギルヲタとは言え、男子高校生が4人も集まればこういう会話が発生するのも至極当然である。
しかも舞台は修学旅行。夜の宿の一室。会話に歯止めが掛からなくなる。

「違うって言ってんだろ!それにお前には蘇留がいるだろうが!!」
「フォ…」

郁瀬の動きが止まる。
そうか。なんだ、簡単なことじゃないか。こいつがフォモードになったら蘇留の名を出せばいい。

「なんだ?コイツ女いんのかよ」
「ビーチバレーに行く前に部屋に女の子が来ただろ?アレだ」
「マジかよ…こんな変態野郎に…」
「し、しかしですね兄貴…」
「あ〜あ…お前のこんな姿を見たら蘇留のヤツ泣くぞ?っつーかお前蘇留の事どう思ってんだ?」
「どうって…?」
「好きか嫌いか」

単刀直入に聞く。コイツは今まで蘇留に引っ張られる形で付き合ってきた。
実際郁背が蘇留をどう思ってるのかは謎だった。

「兄としても気になるよなぁ?」
「ははは…僕が口出しすることじゃないよ。…でもやっぱり気になるね」
「ほら、どうなんだ郁瀬」

郁瀬が照れたように頭をポリポリと掻く。

「ま、まぁ…正直最初はなんとも思ってませんでしたけど…」
「お!?って事は今は…?」
「す、好き……ですかね…」

あの郁瀬が。
どうしようもなく馬鹿で、変態で―――ハードゲイの郁瀬が。
ついに真人間としての一歩を踏み出したのだ。
嗚呼!!俺は今猛烈に感動している!!

「祝杯だー!!今宵は無礼講だー!!」
「お?酒か?」
「ちょ、ちょっと2人とも!まずいよ!」
「良し、オレが買って来る」
「ちょっと永園くん!やめた方がいいって…」

紙野が止めるのも聞かずに永園は部屋を出て行った。時計の針はすでに12時を回っていた。

828名無しさん@2周年半:2005/06/10(金) 19:10:16 ID:uX7k/jjc
64氏フォォォォォォォォォォ!!!!!!(<◎>)

829名無しさん@2周年半:2005/06/10(金) 19:23:16 ID:JQgkAuiI
64氏GJ(*´Д`)ハァハァ

830名無しさん@2周年半:2005/06/10(金) 20:44:10 ID:cZvpNA0E
永園は実はむっちゃいい奴なんじゃないのか?
64氏GJ!

83120:2005/06/10(金) 21:56:32 ID:Bb/sHZZ.
>>64氏GJ!
永園が良キャラすぎる・・・。
=====================================================================
前回 >>821-822

魔「・・・そう言えば」


ホテルのロビーで、唐突に魔夢が切り出す。


魔「犬助と子澄を見たやついる?」


その場に居合わせた誰もが首を横に振る。
つまり、誰一人として犬助と子澄の姿を見ていないことを表していた。

――が、知っている人はいるのである。

前後の文章が矛盾してるぞモルァ!!なんて突っ込みは受け付けません。


龍「ん〜〜、実はなぁ、、あの2人はデートしとったんや。
  隠すつもりはなかったんやけど、折角やから2人きりにさせたろうかな〜ってことで。」

魔「ふ〜ん、なんだそういうことか。考えて損した。」

吸「なるほど、そういう理由でしたか・・・。おっと、一句浮かびましたよ。」





――夏の海 ケンジに遅い 春の風   直下。





焔「いつから詩詠みになった・・・?」

吸「いえ、最近ちょっと凝りだしまして・・・。」


直下 吸、高校一年・・・。
随分と渋い趣味の持ち主である。

・・・だが、それがスレイヤークオリティ(?)。


愛「・・・じゃ、俺たちの部屋はこっちだから。またな。」

83220:2005/06/10(金) 21:57:27 ID:Bb/sHZZ.

さて、旅行の一日目もこれで終わりだ。。
消灯は10時に設定されている、、だがそんなことは関係ない。

消灯時間とは常に破られるためだけの存在だと言うことだ!!


一「それじゃ、電気消しますね〜。」



パチン




・・・視界が、闇に包まれてしまった。みんな寝るのか?

――え〜と、ちょっと待て。
みんなマジで寝ちゃうの?そんな勿体ねぇってのに・・・あ゙ーーーー。

メンドクセ、俺も寝る。















―――寝れん。やっぱり眠れない。

ダメだ、かえって頭がスッキリしてて寝付けやしない。参ったな・・・。



ゴソゴソ



・・・?誰か起きてるのか??



「そんな、ダメだよ」



・・・んん????



「でも、、もう我慢できないんだ・・・。」

「だけどヤッパリまずいってば・・・。そんな、、」



・・・ちょっと待て。なんだこの会話。



「だからダメだって、、あっ・・・、痛いッ」

「あ、ごめん。・・・大丈夫??」

「うん、・・・平気、だよ。」



待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て!!!!!!!!
さっきから聞いていればなんだこの会話は!1!!!!!!!111落ち着け俺!!!

とりあえず止めろ!!!!考える前に行け!!!!!!!!!!!



愛「何やってんだおまいらぁぁーーーーーー!!!!!」

833名無しさん@2周年半:2005/06/11(土) 05:01:51 ID:i4rOZUZw
編集長ーーーー64氏にデビューをーーーー!!!
まじで本にしてほしい。同人誌でいいからまとめ本を・・・

834名無しさん@2周年半:2005/06/11(土) 06:35:33 ID:ert7ceUY
>>前スレ566氏、64氏、20氏GJ!!!
いい仕事してますよ。

83520:2005/06/11(土) 21:32:41 ID:j08mMV/o
自分がギルヲタだと実感した瞬間。case of 20

今日の昼間、映画リング2をテレビ放送していたのを見て…、

「うぉ!S子出たよ!!じゃないって、、なんだっけ、そうだ貞子だ貞子。」

と、心の中で叫んだ俺がいたのに気づいた時。
====================================================================
前回 >>831-832

・・・電気をつけるとそこには案の定、一二三と赭が起きていた。
ただし、俺が勝手に妄想したものとはかなり違った形であったわけだが・・・。

いや、それでいいんだけどさ・・・。


一「愛ちゃん、・・・どうかしましたか?」

愛「え、、あ、あれ?いや、え〜〜と。。。ナンノカイワヲシテイタノカナー?」

一「赭が喉が渇いてしょうがないから外にジュースを買いに行くって言ったんです。」

赭「それで、一二三が規則違反だからダメだ、、って。」

愛「は?え、じゃぁさっきの「痛い」ってのは・・・?」

赭「・・・ウッカリ一二三の足を踏んづけたんです・・・。」





愛「・・・あ、そう。。。あ、、いや、、、、正直スマンかった・・・。」



―――うわー、俺有り得なく馬鹿だ・・・。
気まずいな、、なにかこの状況を打開するいい方法は無いだろうか・・・?

ぐるりと部屋を見渡す、、、ダメだ、どれも役に立ちそうにない。
テレビ、時計、、、PS2、、、





コレダッ!


愛「なぁ、起きたついでにギルティやろうぜ。」

一「でも、今は深夜の2時ですよ?消灯時間はとっくに過ぎてます。」

愛「ふふふ、甘いな一二三。
  確かに消灯は10時だが、その後は何時に電気をつけようが関係ない!」

一「うわっ、ずるい!」


早速PS2の電源を入れる。
プログレッシブ対応か、、たしかSとKをホールドしておけばいいんだっけかな。

しかし、、ハワイに来てまでギルティやるって。。ある意味病的だな。面白いけど




PLEASE SELECT YOUR CHARACTER!!

83620:2005/06/11(土) 21:35:29 ID:j08mMV/o

『粋がんじゃないよ・・・、若造がぁ。』
『そこをどいてくれないか・・・?』

HEAVEN or HELL Duel1 Let's Rock!!


さて、、アメリカ仕込みの梅喧の腕前を見せてもらうかな。


『妖刺陣!』カウンタッ


開幕、様子見で放ったヴェノムの遠Sを妖刺陣で捕らえる。
そこから蚊鉤>鉄斬扇でダウンを奪い起き攻め。


遠Sに妖刺カウンター・・・確かレベル3だから・・・。入力早いなぁ、、
それよりも起き攻めは、、定石通りの畳重ねか。

『畳替し!』

空中畳をガード、梅喧は着地から基本の3択を迫る。


中下投げ…、どれにしようかな。。
ギルティは基本的に読みが戦いを左右するゲームだからなぁ、
特に梅喧の中下段は、目視から反応するなんてのは常人には無理な領域の話。

ただでさえヴェノムとは相性がよくない。
序盤だけど、ここは精神的に揺さ振りを掛けた方が得策かな。


『妖斬扇!』


中段の選択肢、低空妖斬扇がヴェノムにヒットする。


…まさか妖斬扇、中段を選択してくるとは思わなかったな。。
基本的に梅喧の妖斬扇は当てたところでゲージが無ければ大ダメージに繋がらないし、ダウンも取れない。
それ故に序盤、ゲージが溜まっていない状況では仮にヒットしても相手を逃がしてしまう。。

それなのに敢えて、このタイミングで出して来たからには狙いがあるはずだ。。


『驚いたな。』


受身を取って、梅喧とは反対の方へ逃げて距離をとる。
そしてすぐさまボールを生成、梅喧の動きを封じ込めにかかる。

それに大して赭の梅喧がとった行動は前方へのガンダッシュ。一気に距離を詰めていく。


ガン攻めタイプの梅喧なのか?
開幕のガーキャン速度から考えて、待ち気味に立ち回ってGCからゴッソリ。。だと思ったんだが…。

どちらにせよ、梅喧にゲージが無い今の状況はチャンスだ。
梅喧なら、、飛び込みはJHS…パイロンソードが安定の選択肢か?

それなら2HS打ちでジャンプするところを狙撃してやる。

83720:2005/06/11(土) 21:36:00 ID:j08mMV/o

大丈夫、このヴェノムは僕が思ったとおりに動いてくれている。

ヴェノムの脅威の対空、6Pで落とせない技は数えるほどしか存在しない。
それだけ、落とせない飛び込みに対する印象は、無意識的に大きく感じられる。

だから警戒する。そこにキャラ差を覆す穴が出来上がる。
しかも彼が選択したのは6P打ちではなく2HS打ち、隙が大きい…!


『とった、ホッとしてんじゃないよ!』


ヴェノムの2HSにダッシュからの蚊鉤が刺さる。
さらに鉄斬扇まで繋いで再度愛のヴェノムからダウンを奪い取る。


やばい、、完全にやられた。
開幕から攻められっぱなし、妖刺陣CHに蚊鉤、鉄斬扇、妖斬扇に再度蚊鉤と鉄斬扇…。
更にさっきの前方ダッシュも併せると、梅喧のテンションバランスはかなり高い。。

その証拠に、2度目の鉄斬ヒット時。恐ろしい勢いでテンションが増えていた。


『畳替えし!』


2度目の畳起き攻め、だが先ほどとの決定的な違いが2つある。

一つはヴェノムが画面を背負っていること。
もう一つは、梅喧のテンションゲージが赤く光っていることだ。


『妖斬扇!』ロマンティーック


マズった!


『ファールを犯したな!』
『ちんたらやってらんないよ!!』


金バースト!?先行畳じゃないのか!!
クソ、完全に読みきられてる。手のひらの上で踊らされてる感じだな。。
流石に放置プレイは伊達じゃないってことか…。参ったな。


そして3度目の起き攻めは…生ダスト
ファジーガード+ダスト免疫0の愛に見切れるわけもなく。

ホーミング>JS>妖斬扇>降り際変則D>前HS>足払い>3SDループ

という魅せ要素抜群&威力抜群のコンボを決められ…。




- S L A S H -

『ここがッ、墓場になるとは…。』
『…腕が錆びちまう。』

838昔は61でした。:2005/06/12(日) 20:23:31 ID:EhB8FMEQ
今時計を見るともう10時を超えようとしている。
「うわっ、もうこんな時間になってるよ。そろそろ戻らないと龍夢ちゃんやイーシャ待ってるんじゃない?」
「そうだね。時間もかなり遅くなっちゃったし、もう戻ろうか?」
こんな会話をしつつ、彼らのゲーセン以外での二人っきりの時間は終わりを告げようとしている。

結局のところ、子澄が犬助に出来た事は、手を繋ぐ、海で一緒に遊ぶ、並んで歩いて、座って、笑って、また歩く。
特に何か進展があるというわけでもなかった。
だが、彼女にはある揺るがない思いがあった。
特に何かあるわけでもなく、特別カッコイイというわけでもなく、運動神経も並み程度、女の子にしゃれた事一つも言えない、こんな状況でもずっとリードされっぱなしでしかも癖が独り言、でも何故かこんなダメ男と一緒に居ると心が落ち着き、包まれて、温められる、そして気付けば心奪われていた-------。

「・・・?どうしたの?何か黙り込んじゃって。」
「えっ!?いや、あの〜、えぇっと、なんでもないよ。気にしないで。」
「そっか、なんでもないならいいけどさ、何か今日子澄おかしくないか?妙にぎこちないっていうか、こんな時間まで二人でただ歩き回ってるだけだし、何か言いたいことでもあるの?」

ケンジの何気ない質問は珍しく確信を突いた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
彼女は何も言わない。
つられてか彼も何も言わない。
そして彼らは無言のままでホテルの前まで来ると、ついに彼女は口火を切った。

839昔は61でした。:2005/06/12(日) 20:24:08 ID:EhB8FMEQ
「・・・・・・実はさ、ケンジに大事な話があるの・・・。」
「大事な話?」
「私さ、前からずっとケンジの事が、、、、すk・・・・。」
『お前ら何やってる!!』

彼女が思いを告げようとした時、まさに最悪の不幸モードと言えようタイミングで雷悪が珍しく教師的活動で見回りをしているところだった

「今何時だと思ってる?消灯時間はとっくに終わってる、とっとと戻れ。」
「・・・・・ハイ。スイマセン。」

二人はお互いに何か言いたげだったが、気まずくなってしまった為か、黙って隣あった部屋に戻る。

「今日は付き合ってもらってありがと。」
「気にしなくていいよ。俺も今日はすっごく面白かったしさ。」
「そう、それじゃあ私、そろそろ行くね。」
「うん、おやすみ、また明日。」
「おやすみ。」

彼らは別れの挨拶を終え、部屋に戻った。

「ZZzzz・・・コスミオソイゾ・・・zzz」
「ZZzzz・・・ホンマニドウシタンヤロナァ・・・zzz」
子澄が戻るとイーシャと龍夢は夢の中ででも子澄を待っているようだ。

「・・・ただいま。」
彼女は一言残し、緊張と疲れのせいかそのまま糸の切れた人形のように眠りに落ちた。

>>20
メチャメチャ半端に終わっちゃってスイマセン。
後が繋げにくくなっちゃったかも。
言い訳ですけどちょっと時間が無かったもので・・・。
ってか最近勉強のおかげで本気で時間がないので、今までよりもずっと書けなくなっちゃうと思います。
なのでスイマセンがまた色々と迷惑かけてしまうかも知れません。

840前スレ238:2005/06/12(日) 22:43:52 ID:D1tjOk62
それでは、これから最終話投下させてもらいますね。
ちょっとおもいのほか長くなりそうなんで、何回かに分けて投下します。
ちなみに、前回との繋がりはありません。


会場に歓声がこだまする。過去最大の規模となった今回の闘劇は、
なんと東京ドームが会場に選ばれた。

本選出場チームも過去最高の30チーム。
ギル高からは、右渡の粋な計らいにより特別に2チーム参加している。
一つは、俺こと陽史 仁(BA)、水戸 紅丸(AN)、そして後輩のチップ使い。
チーム名は「下 剋 上」
予選から常にギリギリの、まさに死闘を強いられてきた。
しかし、この戦いも直に終わる。そして、俺達の最後の春も…。

会場いっぱいに、司会の声が響く。
「さぁ、遂にここまで来ました。
 最大規模となった今大会も、終幕を迎えようとしています。
 さぁ、皆で盛り上げて行きましょう!!」

会場が物凄い重低音に包まれ、歓声がキャラセレクトのBGMに変わる。

遂に、最終決戦の幕開けだ。


――バックステージ

「いよいよだな…」
「なんだ仁、ビビってんのか?」
「な、何言ってんだよ紅! ビビってなんか…」
「まぁ無理すんなって。それに、相手が相手だしな」

そうだ、相手が悪過ぎる。
なんせ、前回の格闘維新優勝チームだ。
それだけじゃない…

「最後の対戦相手って、天井 桜さんのチームっすよね?」

今まで無口だったチップ使いの後輩が、急に口を開いた。

「あぁ…、そうだ。チーム編成は、桜の梅喧を筆頭に、メイ、そしてスレイヤーだ。
 楽ではないが、決して勝てない組合せじゃない」
「髭・肉・ロボの、あの嫌がらせとしか思えないチームに比べれば百倍マシっすね」
「たしか紅はロボに封殺されt…」
「ほうけてん疾っ!」
「ちょ、まっ!俺を戦闘不能にする気か!」

―さぁ、皆で盛り上げていきましょう!!

「あっ、お二人さん。もうすぐ出番みたいっすよ!」

841前スレ238:2005/06/12(日) 22:44:38 ID:D1tjOk62
「流石に緊張してきたな…」
「そういえば仁、お前ちゃんと考えてきたか?」
「あぁ…。それのためにも、勝たなきゃかっこつかないな…」
「そうか。心配はいらないみたいだな。…最後に円陣組もうぜ」

三人で輪になり、小さな円を作る。

「これが最後だ! 俺達のために…、そして、仁のためにも…!」
「弱キャラの意地を見せてやるっす!」
「行くぞお前らーっ!!」

これを言うのも最後か・・・

「「「下剋上だ!!!!!」」」


――メインステージ

再び司会の声が響く。

「1Pのチーム! 桜前線!!
この東京ドームに優勝という名の桜の花を咲かせる事が出来るかーっ!?」

コールを受け、3人が入場ゲートから姿を現した。

「さぁ、3人全員がレディースのプレイヤーというこのチーム!
なんと、全員持ちキャラのコスプレで登場だぁ!」

プロレスのリングのように仕切られたステージに、ようやく3人が到着した。
筐体付近で、早速作戦会議を始める。

「続いて、2Pのチーム! 下剋上!!
 最後に入場してくるこのチーム!下剋上を完遂する事は出来るのかーっ!?」

ゆっくりと決戦の場へと向かう。
視線の先には、桜がいる。

「ようやくリングイン! おっと!これは余裕のアピールか!?」

紅が近くのコーナーポストによじ登っている。
…何をする気だ?


「天神脚!!」


なにやってんだこいつー!!!

会場にいる全てのギルオタの心が一つになった。

842名無しさん@2周年半:2005/06/13(月) 01:41:09 ID:nH9PLd.Q
リアル闇慈ネタワロス弐式

843前スレ566:2005/06/13(月) 01:49:05 ID:6SrmsMU6
前回は>>815です


今日は伊津&迎の初の登校日です
ちゃんと駅で待ち合わせして一緒に電車乗って行きましょーよーとごねる迎を抑えて

どーせ遠いんだし校門付近でいーじゃんよーと伊津は約束を取り付けました
そして今はその、校門付近なのですが





『…うへぇ〜……何だ、コレ』


20分程早めに到着し、人の通る道から少し横にそれて待機していた伊津はげんなりしました
目の前の大通りを、ギル校の校門へ向かって蟻の大行軍の如く人が通って行っています

『数を数える気にもなんねーな…視界にはいる分だけで何百人いるんだ……?(´д)』
紗夢の国の反日運動ですらここまで人いねーだろ・・・うぅむ、GVでつっきってみてぇ・・・

なんとは無しに目をやっただけでも、学ラン・白ラン・ブレザーから始まりスラックスだけでなく短パンがいて
スカートにしても何故か足首まであるロングスカートや貴族のドレスっぽいものまで

果ては各種稽古着胴着、民族衣装やコスプレ等、伊津には想像もつかない格好の人まで様々にいます

『私服も制服もくそもないじゃんよ…; うげぇΣアンジの集団がいるっ!目が、目がぁー』
そんなことを言いながら目を反らしました

反らした先に、黒いノースリーブに茶色の網模様ストールを羽織った女性がいました

その距離、ライオットスタンプ一回分。

『(Σ妖花だ)……っっっっお ー い 妖花ぁぁぁああああアアアアアアア!!』
ディズィーのガンマレイばりのエコーを効かせて叫びました
その声は見事、聖地巡礼を行うかのような人々の群れを抜け、闇梅に届きました

「Σ(゜д〆)侃々諤々!?伊津か―――!!!!くっ、もっ、戻れねぇ!!こうなったら…」


ッタッタッミガエシ!!ズバババババババババババンッ ウァーキャーグォァーナニスンダーフハハハハハシッショー

『おおおおおお(;■ Д )EX畳返し!?っつーか何枚返してんだッ』

その刹那、人海に生まれた直線を走りぬけ、闇梅は伊津に辿り着きました

「ふふふ……ま、待たせた…ぜぇ…ぜぇ…」
闇梅は膝に手をつきポニテもストールもだらりと垂らしながら、肩で息をしています

『お、お疲れぇ;』

とりあえず、伊津は手持ちの50cm扇で闇梅を仰ぎます


そうして、ようやく闇梅の息が整って伊津のテンパりも消えた頃・・・

<(´∀)ノおはよーう♪>
あははは妖花さんのおかげで師匠見つかったよー、なんて言いながら迎はパタパタと走ってきます

『おっ�瑤い茲€爾♣𧃴漚▷△Ľ呂 滋㯃�
「っはっはw 役に立てて光栄だよ、嬢ちゃん・・・あー、なんつったけか」
<旋風ですッ♪迎 旋風。よろしくー♪ガムのおねーさんw>
「あっははははw 俺ぁガム女かよっw」
『�瑤辰修Δʔ△修Δい箍兇僚藉崟椒③鵝屬辰董△修Δʔ△Ń阿蕕海海砲い襪辰討海箸蓮�
<えっへへへぇー♪ざぁーっつらいと、合格なのですv>
「そーかそーか♪そーだよなぁ、っはっはw嬉しいねぇ、祝杯でもあげるかねぇ」
『おほぉーw 朝からいきなり景気の良い話にw』
教員が聞いたらポニーテールを鷲掴まれそうなことを言いながら、妖花を先頭に3人は歩き出しました

844前スレ566:2005/06/13(月) 01:50:19 ID:6SrmsMU6
―――職員室


「・・・迎くんは、1年G組。伊津くんは、1年F組。」



『同級生―――――!?』
ズガッ
思い切り後ろへ後退り仰け反った拍子に、伊津は右肩と右側頭部を壁にぶつけました
腕を振り上げ膝を落とし腰を落としながら崩れようとしたので、反動で跳ね返った時の動きが
ガニ股で右腕を頭と同じ高さまで揚げ、くるーんと回転するというファウストのよろけになりました


「ウチは、年功序列じゃないからね。」

その一言で説明を終えられてしまい、横でニヤニヤする旋風と共にとぼとぼと職員室を出ました
ガラ・・・ピシャ スタスタスタ・・・


『先輩って呼ばれる俺の浪漫が・・・・・・OTL』


<��・・・バカししょー。何考えてるんですかw>
いきなり立ち止まって崩れた伊津を、全身でくるっと振り返りながら迎は言いました
『・・・いや、年下に親しげに嬉しげにそう呼ばれるのは、俺の本懐だったんだ・・・O__ 』
<あ、崩れきった・・・w>


「うひゃひゃひゃひゃひゃw―ッひははははははwバカバカバカバカw」
伊津の肩をバシバシ叩きストールをを振り回して伊津を殴り両腕でくの字形に伊津の首を絞めながら闇梅は笑いました
それでも全生徒の注目を集めてしまわないあたり、さすがギル校の購買部です
購買部には数百のテーブルやソファが設置してあり、三人は横並び四人座りのソファに腰掛けています
ひとしきり伊津を痛めつけ終え、闇梅は元の位置に戻りました

「・・・で、どうする?旋風は。とりあえず俺らと行動するのかい?」
今はまだ、始業前のフリータイムなのでどこか落ち着ける所を、と購買に来たところでした
あと十数分程でHRが始まり、伊津や迎達編入生が紹介されます
そして今は、それまでの時間をどう過ごすか、という話題でした

<ん、っと。私、別行動してみます>
少し視線を下へ逸らし、改めて二人を見つめると迎はそう言いました
『ん、そか』
<師匠と別クラスになっちゃったし、そっちはそっちで馴染んで来ないと>
「あぁ、いー心がけだ。がんばんな」
闇梅はニカッ、と片目を開き片目を細めて渋く笑いかけます
<うんっ、それじゃ私、早速行ってくる>
そう言って、跳び箱を飛ぶようにソファーに両手をついて立ち上がりました
<それじゃ、また後でっ♪師匠、闇梅さんっ!(´∀)ノシ>
『おぅ!じゃなっ!』
シュタッ、と手刀を振り上げて、伊津は迎を見送りました

845前スレ566:2005/06/13(月) 01:53:33 ID:6SrmsMU6
「―――おっし!あたしらも行こう」
ふわっ、とストールを羽織直しながら闇梅は言いました
『おっしゃ!準備おっけー』
「�瑤爐叩▲椒筌椒笋靴討辰ǂ薺△蠅離薀奪轡紊ⅶ呂泙蠅ǂ韻討笋❹襦"膨�ッ!!」
『おぉお!?わわたたたたたっ』
いきなり闇梅にズバシッ握手されて痛い・・・と思ったら、そのまま引っ張られて伊津はよろめきました
構わず走り引っ張る勢いに流されて、気がつくと伊津は闇梅と並んで走っていました


「はぁ、はぁ・・・アレに、巻き込まれるとウザったいんだよ・・・遅くて・・・ふぅ・・・」
『ひぅ〜・・・はぁ・・・ひぅ〜・・・はぁ・・・・』
「おぃおぃ・・・大丈夫か・・・?」
あァん?と言った言葉似合いそうな、怪訝な表情で闇梅は問いかけました
『・・・ふぅ〜・・・・・・あぁ、なんとか、すぅ〜・・・はぁ・・・すまんなぁ、持久力なくて・・・すぅ〜・・・』
伊津はだらりと壁に寄りかかり、必死に呼吸を整えています
「あー、気にすんな、いきなりだったしな」

――数十秒後

『・・・ん。よし、もう平気だ・・・教室へ向かおう』
「おし、行くか」

再び二人は並んで進み始めました
いくつか交差階段を昇り、校舎の継ぎ目をいくつか渡り、いくつか角を曲がりすぐの教室の前で、立ち止まりました

「・・・着いた。ここが、ウチのクラスだ」


開いた扉と窓から見える、教室の景色。
教卓のすぐ前の机で何か冊子を開いて書き込んでいる奴や、窓際でボケーとしている奴
机に腰掛けてルーズな服を着てる軽そーな奴や、適当に机とイスを並べ替えて集まっている奴
まだ朝だってのに爆睡かましてる奴、早速こちらを伺って睨みつけてる奴
んー・・・色々な奴がいる
今までの学校と同じで、仲良くしやすそうな奴も、糞苦手なタイプの奴もいる
だけど決定的な違いがある
鉛筆とダイヤぐらいに、似て非なるモノ、その凄まじい差がある




――――――こいつら全員、ギルティが好きなんだよな

っくぁあ、やべぇ、嬉しくて跳ね回りそうだ!!
今なら俺はLv3ミストファイナーで両手でやりながらダンスできる!!

846前スレ566:2005/06/13(月) 01:54:23 ID:6SrmsMU6
『来たんだな、俺』
「おう。ここがお前の・・・俺達の、クラスだよ」







「 あ あ あ ー  っ !?  妖花が男と手ぇ繋いでる―――ッッ!!」








         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・
ミミ:::;,!      u       `゙"~´   ヾ彡::l/VvVw、 ,yvヾNヽ  ゞヾ  ,. ,. ,. 、、ヾゝヽr=ヾ
ミ::::;/   ゙̄`ー-.、     u  ;,,;   j   ヾk'! ' l / 'レ ^ヽヘ\   ,r゙ゞ゙-"、ノ / l! !ヽ 、、 |
ミ/    J   ゙`ー、   " ;, ;;; ,;; ゙  u ヾi    ,,./ , ,、ヾヾ   | '-- 、..,,ヽ  j  ! | Nヾ|
'"       _,,.. -─ゝ.、   ;, " ;;   _,,..._ゞイ__//〃 i.! ilヾゞヽ  | 、  .r. ヾ-、;;ノ,.:-一'"i
  j    /   ,.- 、  ヾヽ、 ;; ;; _,-<  //_,,\' "' !| :l ゙i !_,,ヽ.l `ー─--  エィ' (. 7 /
      :    ' ・丿   ̄≠Ξイ´,-、 ヽ /イ´ r. `ー-'メ ,.-´、  i     u  ヾ``ー' イ
       \_    _,,......::   ´゙i、 `¨ / i ヽ.__,,... '  u ゙l´.i・j.冫,イ゙l  / ``-、..- ノ :u l
   u      ̄ ̄  彡"   、ヾ ̄``ミ::.l  u   j  i、`ー' .i / /、._    `'y   /
              u      `ヽ  ゙:l   ,.::- 、,, ,. ノ ゙ u ! /_   ̄ ー/ u /
           _,,..,,_    ,.ィ、  /   |  /__   ``- 、_    l l  ``ーt、_ /  /
  ゙   u  ,./´ "  ``- 、_J r'´  u 丿 .l,... `ー一''/   ノ  ト 、,,_____ ゙/ /
        ./__        ー7    /、 l   '゙ ヽ/  ,. '"  \`ー--- ",.::く、
       /;;;''"  ̄ ̄ ───/  ゙  ,::'  \ヾニ==='"/ `- 、   ゙ー┬ '´ / \..,,__
、      .i:⌒`─-、_,....    l   /     `ー┬一'      ヽ    :l  /  , ' `ソヽ
ヾヽ     l      `  `ヽ、 l  ./  ヽ      l         )  ,; /   ,'    '^i








『「!?―――――しまッッ」』


今更気づいたらしく、慌てて二人はバックステップで互いに距離をとりますが、既に遅かったようです
クラス全員に目撃、合唱され、凄まじい怒号の後に、
男女比1:9で男がしてしまった放屁のような気マズい静寂に包まれました


そんな中、最初に叫んだ少女が窓枠から教室へと飛び降りて、カッ、カッ、カッと歩み寄って来ます

スッと音も無く立ち止まり、再び叫びました

「いったいぜんたい森羅万象有象無象がどうなってんのかこのアタシに説明しろ妖花ァ――――ッ!!」

ウォァァァァアアアアアア

今の一言を皮切りに歓声があがり、クラス全体が一つの話題について囁きはじめました

「闇梅が・・・ギル学ミスター女子生徒でトップ10入りしたアイツが・・・」
「あぁぁ姉御ぉ・・・なんで、なんでそんな中の下か下の上みたいな野郎と・・・」
「へぇー、手ぇ繋ぐんだ・・・可愛いとこあんのねーv 男女なのに」
「ウソだウソだウソだウソだウソだウソだ」
「どんどこどー「るせぇ黙れっ!・・・・ウソだ、ウソだって誰かいってくれっっウワァァァ」
「・・・こ、コレは・・・」
「見事、素晴らしい、萌えるっ!!あの妖花がっっ!性別妖花って感じのアイツが!」
「女の子だ、おにゃのこだよアレは!!見ろ!あの真っ赤に染まってぴくぴくしてる頬を!!」
「同士よ!正直スマンカッタ!妖花なんかより一二三たそのが萌えるとか行ってた俺がクオリティ低かった!」



「>>妖花」
冷たく荘厳に少女は問いかけました


かろうじて、妖花は答えを返します
「な、なんだよ、惑花」


「詳しく!」

惑花が言い放ちました




「「「詳しく!!!」」」クワシク!ワシク!ワシク

再びクラス全体が合唱しました

「「「詳しく!詳しく!詳しく!!」」」

しかも、繰り返されています



――――さぁ、どうする伊津と闇梅!!


つづく

847前スレ566:2005/06/13(月) 02:08:09 ID:6SrmsMU6
>>64
フオオオオオオアアアアアアア!
三綾はどう思ってるのか気になるぅぅぅぅぅ
>>昔61氏
萌え(〃´д)
>>20
アレ!?何か居るしw
よーし、お兄ちゃん一二三FCとか立ち上げちゃうぞー
うほっw 愛ったら良い誤解w
そして天然でそんなこと言えちゃう一二三にGJ!
>>238
最終回キタ―――――!
あぁぁ、桜さんの御姿、しかとこの目に焼きつけさせていただきます!!
むしろ桜さんの敵全てに、ほうけてん疾!!
>>820
あんたは、ロイヤルな夢をみてるのさ、夢を・・・な ・・・キマッタナ

848名無しさん@2周年半:2005/06/13(月) 11:08:38 ID:dCCNyBXk
誰か各職人様達の特徴とか作風をまとめてくれないか?

849名無しさん@2周年半:2005/06/13(月) 14:13:01 ID:rhuQDX/A
まとめてみた

64氏
いわゆる神、このスレにSSを初めて書いた。
ギャグ、ストーリーなど全てにおいてハイレベル
非のうちどころが探しても見当たらない

20氏 個人的には神その2
更新速度が異常に速く、ほぼ毎日ペースで進んでいる
61氏のキャラを受け継いだり、スレ住人を巻き込んだりしている

566氏
独特のですます調の語りが特徴的
一度は身を引きはしたが、住人の希望で復活。嬉しい
他職人たちのキャラ出現率は高め
61氏
20氏と同時期にかきだしたが、受験のために敢えなく断念
その後キャラは20氏が嬉しいが、度々現れてはSSを書いていく粋な人

850名無しさん@2周年半:2005/06/13(月) 14:52:51 ID:dCCNyBXk
何人か抜けてたorz

あと間違い、61氏のとこ
嬉しい→受け継いだ

他職人様達は誰か任せた

85164:2005/06/13(月) 19:54:40 ID:AYOTn1Xk
>>826


「このディズィーランドの入場券、聖ちゃんにあげるよ」
「なんで?遊園地嫌いなの?」
「ううん。好きだけど私この前行ったばっかりだから」
「でも2枚も持っててもねぇ…」
「誰か誘って行ったら?」

遊園地かぁ…あんまり好きじゃないのよね…特にアレ―――"お化け屋敷"
あたしに言わせれば、あんな所に好んで行くなんて正気の沙汰じゃない。
お化け屋敷なんかに独りで入ったら恐怖のあまり1分と掛からずにシショる自信がある。

「あ、もう消灯時間過ぎちゃってるね」
「じゃあ電気消すよ〜?」
「うん」

パチッと電気を消す。部屋が真っ暗になる。
それにしても今日は疲れたなぁ…まだ気分が高揚してるせいで寝付けそうにない。

「聖ちゃん、起きてる?」
「うん?どうしたの?」
「寝るまで何か話そうよ」
「そうね。あたし全然眠くなくてさ」
「私も」

やっぱり修学旅行の醍醐味は友達と過ごす夜。これに尽きる。
やはり持つべきものは友達だ。この時間が一番楽しい。

「聖ちゃん今日大活躍だったよね〜」
「でも最後のは俣奈のおかげだったよ。顔面で返すとは流石だね」
「あはは…私なんてちょっとやっただけだよ。聖ちゃんキャーキャー言われてたし」

あの親衛隊の連中か…正直言ってアイツらにはどんな反応をすればいいのか困る。

「女の子にモテてもねぇ…」
「男の子ならいいの?」
「え、まぁ…そりゃそうでしょ…あたしだって女よ?」
「あはは…そんなつもりで言ったんじゃないよ。聖ちゃんかわいいし。中学のころとかモテてたでしょ?」
「ん〜…それは別に無かったなぁ」
「本当?」
「その時はまだそういうの興味なかったしね」
「"その時は"って事は今は…」
「え!?ち、違うわよ!そう言う意味じゃなくて!!」
「ふ〜〜〜〜ん……」

やけに間の伸びた「ふ〜ん」だった。笑いを含んだ「ふ〜ん」だった。
ちょっと大げさに反応し過ぎたらしい。後悔する。

「じゃあさ、例えば松瀬なんかはどう思う?」
「え!?緒土!?」

ドキッとする。
電気を消しておいて良かったと痛切に思った。
なぜなら、今あたしの顔面はゆでだこみたいになってるからだ。明るい場所だったら動揺が一発でバレる。
もう顔から湯気が立ち上ってもおかしくないくらい熱い。

「べ、別になんとも思ってないよ!!!」 
「ふ〜〜〜〜〜〜〜〜ん……」

85264:2005/06/13(月) 19:55:19 ID:AYOTn1Xk
さっきの2倍は長い「ふ〜ん」。このままじゃマズイ。何とか切り返すんだ。
暴れだ。暴れろ江辻 聖。
VTがあるじゃないか。そうだ無敵昇竜!!

「ってVTは発生遅いでしょ!!」
「え?なに?」
「う、あ、ごめん!間違えた!」

つい心の声の方を…何やってるんだあたしは。動揺し過ぎだ。こんなんだから電波って言われるんだ。

「俣奈の方こそどうなのよ」
「どうって?」
「そういう恋愛関係の話」
「やっぱり私もギルヲタだしね…そういうのとは無縁だったよ」

なんか勿体無い。折角かわいいのに…

「じゃあウチらの班の男子とかどう思う?」

思い切って聞いてみる。

「紙野さんは優しそうだよね。真面目だし」
「ふ〜ん、毅みたいなのがいいんだ?」
「そう言うわけでもないけど…」
「永園は?緒土は?」

弓太は特殊すぎる人種なので省く。彼女いるし。

「永園さんはちょっと怖いよね。あんまり話が合わなそうかな」

妥当な意見。最近は大人しいけどまだ信用できない。

「松瀬は松瀬で変な人だよね」

"変な人"か…。一番しっくり来る形容。確かにあいつはかなり変だ。

「強引に永園さんも一緒の班にしちゃうし…」
「自己中だしね」

それでも嫌な感じがしないのは、恐らく自己中心的ではあるが利己的ではないからだろう。
最初のころは毅を永園の毒手から助けた。そして今では独りになった永園を班に入れて修学旅行。
ほんとに何考えているのかよく分からない。
自己中だけど利他的。だから不快じゃない。
……う〜ん、やっぱり変なヤツ。

「そうそう、部活見学とか聖ちゃんに剣道やらせたりしたよね」

あれはただ単に緒土が楽しみたかっただけだろう。

(思い出したら腹立ってきた…)

「そうよ!アイツは他にもさぁ…」

夜が更けていく。それからあたし達は寝るのも忘れて喋りまくった。

「ほんとに緒土って自分勝手だし…」
「でも面白いよね」

自己中で、変で、飄々としてる。真面目にやってるのかふざけてるのか分からない行動。
緒土の奇態を語り始めたら限が無い。


―――なのに…なんであたしはそんなヤツを好きになってしまったのだろう―――

853名無しさん@2周年半:2005/06/13(月) 20:07:38 ID:1Dn8F/MQ
失礼承知で正直な所感をぶっちゃけさせてくれ

半端な恋愛小説じゃなくて対戦してる小説が読みたい

854名無しさん@2周年半:2005/06/13(月) 20:20:26 ID:yv2sqmUk
>>853
20氏が前回書いたジャマイカ

855前スレ566:2005/06/13(月) 20:30:59 ID:6SrmsMU6
まぁ、それを聞いて書いてくれる人もいますよ
あんまり急かずに、マターリしませう(´∀)

856前スレ566:2005/06/13(月) 20:49:22 ID:6SrmsMU6
>>849
乙です(´ー)ノ
>>64
聖も三綾も魅力的で、その状況かなり萌えますv
すっごぃニヤニヤしてしまうw


前回は>>843です
「「「詳しく!詳しくっ!」」」

「・・・ッくそ、すげぇ圧力だ・・・・・・!!」
右腕を顔の前に突き出し左腕を腰で溜めながら闇梅は走り出しました
「「「くーわしくっ!くーわしくっっ!!」」」
まるでガンマ・レイのような圧倒的な抵抗を受け、闇梅はそれでも怯まずに駆け抜けます
「るぁぁぁぁぁぁあぁあああああああああああ!!!」
ガシッ
「くっ!?」「来いマドカッ!」」
溜めた左腕を振りぬいて惑花の腕を掴むと、踵を返して再び走り出します
ダダダダダダ
『�瑤△叩�
あまりの大音量に竦みあがっていた伊津も、二人に続いて教室を抜け出しました
すぐ近くの階段を駆け上がり、1フロア上まであがるとやっと惑花は解放されました


「 誤 解 だ ッ !!」
闇梅は力いっぱい首を横に振りながら叫びます
力いっぱい過ぎてポニーテールが跳ね上がり、背後にいた伊津を襲いました
「えぇ〜(゚3゚)誤解なのぉ〜?」
頭の後ろで腕を組み、片足で立ちながら惑花は不満を零しました
「十中八九どころか十全部誤解に決まってるだろーが!!コイツは今日来た編入生なんだぞ!?」
ビシィッ!と伊津――の立っていた方を指しながら言いました
「へぇ〜♪転入生なんだ」「そうだ、だから「転入生!つまり今日初めて会ったのよねー?
 こぉんな短時間で手ぇ握っちゃうなんてもぉー(〃゚∀)=3ダーイターン」
「なぁぁあ!?お前ッ俺がそんな奴だと「思ってないってば〜♪やーん、だ・か・ら・意外なんじゃなーいw
 あぁーあー妖花が一目惚れかぁ〜あの妖花がねぇ〜?くふふふふふふwww」

いい加減にからかわれているのに気づいたのか、闇梅は眉間にシワを寄せワナワナと震えています

「ふ〜ん・・・別に格好よくないねー。どんな漢らしぃ〜のかそれとも可愛らしぃ〜のかと思ったら。」
惑花は妖花の斜め後ろ下方を見ながら言いました
「こぉるるぁっ!!(巻き舌)惑花ァッ――――!!ヾ(`д 〆#)ノ」
「あ!でも、やられ姿はおもしろぉーいwザッパだザッパ!あははははw」
「�瑤辰笋蕕�・・・!?」
闇梅が振り向くと、そこには地面に倒れ伏して動かない、捻じれた伊津が居ました
「どっ!!?どうしたっ大丈夫か伊津――!!」
「ぅはぁー♪もう名前まで知ってるじゃん、やーっぱそうなんでしょーw(゚3゚)白状しろコラw」
「ぬぁあ!(火山の噴火のように赤面)―――だからそうじゃねぇっつってんだろ!!目をキラキラさせて言うなっ」


「 そ の 辺 に し て 貰 え ま せ ん か 」

突如、階段の下から声が響きます

「そ こ ら 中 に 響 い て ま す よ 、闇梅さん、殺髪(ころがみ)さん」

「あ、せんせー来たんだ」
「そこら中っ!?し、しまったぁ・・・OTL」

「HRを始めます。事情はそこで聞きますから、すぐに戻って」
そう言うと、教員は生徒を静めるべくすぐにF組教室へ向かいました

「あちゃー、たぎりん(今の教員、田斬先生のこと)ちょっと怒ってたねぇ・・・」
「ぁぁぁ・・・OTL」
「とりあえず、彼を助けて、すぐ行こうよ。あんまり遅れると、罰補習になっちゃうかも」
「・・・うぅ、そうだな・・・・・・行こう。歩けるか・・・っつうか、動けるか?伊津」
『あー・・・先に行ってくれ、捻った首と打った肩が、まだちと痛い・・・どうせ、俺は後から入るんだし』
「すまん・・・んじゃあ、先に行く。・・・ちょっとでいいから、頭浮かせて、伊津」
そう言って、伊津の頭のほうへと闇梅は歩み寄りました
『・・・・、んっ』
スッ
ほんの数センチ、アーケードスティックすら挟まらないくらいの、一瞬開いた小さな隙間に何かが挟まりました
もふっ
『んん?』
「・・・後で、返してくれよな。」
行こう。あぁ、うん・・・と、伊津が疑問を投げかける暇もなく闇梅達は行ってしまいました

『・・・コレは』
伊津の頭を守るように、優しく折りたたまれて床に敷かれたそれは、闇梅のストールでした
『・・・うへぇ、なんだ、なんか・・・恥ずっ//』

とりあえず、誰かに見られる前に早く直ってくれ俺の首、と思う伊津なのでした

857名無しさん@2周年半:2005/06/13(月) 21:01:01 ID:UvzSolTQ
>>853
もちつけ。
職人は自分なりに流れ決めてるんだから。
マターリしようぜ。
>>64
聖の心境がついに明らかになってワクワクキタイage
>>前スレ566氏
相変わらずハイテンションなss。
蝶GJ!!

85820:2005/06/13(月) 21:07:00 ID:9Wtf/o/M
>>61
ま か さ れ よ。GJ!

>>238
下克上頑張れ!俺は下克上チームを応援するぞ!
いや、サブ2番手がチップで元梅使いだからってのが理由なんだけどさ…。GJ!

>>566
なんだってーのAAはインパクトあるなぁ〜w
伊津は年中無休でドタバタ劇…、タフだなぁw つーわけでGJ!!
======================================================================
前回 >>835-837

愛「強い――…」


ヴェノムと梅喧の組み合わせは、リーチの差でヴェノムが有利なはずだ。
だが、完全に考えを見透かされたような読みの前には、たよりのボールでさえも陳家に見えた。

遠Sを放てば既に梅喧は上空にいた。
2HSを放てば射程外から蚊鉤を刺されていた。
妖斬扇ヒットに併せて青バーストをしたら金バーストをあわせられていた。

――まるでトレーニングモードだ…。


一「…え、、赭、強くなったね。」

赭「まぁ、必死に頑張ったからね。」

愛「…何故、外国産日本キャラ使いはこんなに手強いんだ?」


覇「いゃ〜、赭の読みとテクニックはどうかしてるからね。」


いつの間に起きたのか、那武が目を開けベッドからこちらを覗いていた。
それからヒョッコリと布団から出てきて言った。

覇「俺も一試合やろうかな。」

一「あ、それじゃ私が相手しますよ。」

覇「(;;´Д`)ハァハァ」

一「Σ」





『命を掛けてかかってこい!』
『師匠…見ててくれよ。』

HEAVEN or HELL Duel1 Let's Rock!!


『セイヤ!』
『ハンマ、キュッ』


開幕はチップHS、ポチョハンマーブレーキ。
危険を察知したのか、HSをJCしてチップが空中へ逃げる。

『ゥオッ!?』

空振りのモーション、開幕から植木投げを狙いに来ていた。


一「あ、危なかったなぁ…。」

覇「フフフ…、逃がさんにょ」

愛&赭「"にょ"ってなんだ…!?」

85920:2005/06/13(月) 21:07:41 ID:9Wtf/o/M

『とっておきだ』

手裏剣を使った牽制、移動が遅いポチョムキンなら多少ズレようがガードさせることは簡単だ。
これ一枚ばら撒いておけば、ヒートナックル対空くらいは十分封じられる。


『捕らえられんz』カウンタッ!サクッ

なんと手裏剣に向かってFDBを放つポチョムキン。
だが、手裏剣は飛び道具に見えて微妙に違う。跳ね返すことは不可能なのだ。


一「手裏剣は跳ね返せませんよ?」

覇「…知らなかったウェーーイ!!」

赭「"ウェーーイ!!"ってなんだ…!?」

愛「オンドゥル語だよ、懐かしいネタだな…。」シミジミ


那武ポチョが手裏剣に思わぬ苦戦をしている間にチップは着地。

『γぶれー!』

『捕らえられんぞ!』

なんとポチョに向かって生γを放つチップ
γは一見飛び道具に見えなくも無いが、やっぱり飛び道具なのだ。

ポチョが指先に神経を集中させ、他の指との反動を用いて弾き出す事(デコピン)によって衝撃波が生じる。


一「跳ね返せるんですか!?」

覇「え?これって常識じゃないかなダディャーナザァーン?」

赭「ダディ…、、何?」

愛「それは"橘さん"と言っているんだ。」

赭「よく分かるね…。」

愛「…ニゴリーエースハオレノモノダー!!」

赭「Σ」


で、話をギルティに戻して…。
衝撃波とともにノシノシとチップに接近してくるポチョムキン。

じりじりと後退するチップだが、画面端に到達するのは時間の問題…、
だが、一二三は素早くレバーを二回横に倒し、更に今度は下に二回倒していた。


『はずれd『ポチョムキン…バスタァーーー!』

86020:2005/06/13(月) 21:08:12 ID:9Wtf/o/M

ダッシュK転移を読んで逆さまにコマンドを入力。完璧なタイミングで吸い取った。

一「うぁぁ…。」

覇「今の俺は地球代表さー。」

愛&赭「名前違うだろッ!」


ポチョバスでチップを投げ飛ばし、ハンマーブレーキで大幅に距離を詰める。
チップは生かしておくと色々と面倒が付きまとうキャラだ。

一度牽制を引っ掛けるか、一度転ばせたら殺しきるのが得策。

『メガフィスッ』ロマンティーック


起き上がりにメガフィスト前方を重ねる。
いや、正確に表現するのであれば重なっている…ように見えた。

――つまり、見せただけである。


『ポチョムキン…バスタァーーー!』


一「い、今の投げ方は一体…!」

覇「これぞ、"邪投げ・運命(よこしまなげ・うんめい)"…!」

愛「なんだそれは…!」

赭「知りませんか?相手が固まりたくなる状況を作ってそこを投げることですよ。」

愛「うわ、インチキ臭ぇーー。」


どうにも読み負けた気がしないが、チップの体力がヤバイのは事実。
既にポチョバスを通算して2回喰らっている……もし喰らおうものなら、次で終わりだ。

状況は画面端、あえて追撃をくわえずに再度起き攻めを選択する。

…かのように見えたが、ポチョがとった行動は追い討ち2P>PPP…。


一二三、訝しがりながらも受身を取る。





『ポチョムキン…バスタァーーー!』
『シッショー!』

チップの断末魔が、深夜のホテルに木霊した…。

一「い、今のもまさか…。」

覇「これぞ、奥義…"邪投げ・桃井(よこしまなげ・はるこ)"…!」

赭「何故"桃井"なのに"はるこ"なんだ…?」

愛「…声優の名前だね、確か。」



佐藤 愛、社立ギルティ専門高等学校一年。
現代視覚文化研究会所属、、アニメ、ゲーム、漫画。なんでもござれ。

――声優やオンドゥル語もしっかりチェックしている。そんな彼でありました。




一「うぅ…、もう一回!」

覇「じゃぁ次は"邪投げ・神粋(よこしまなげ・にーちぇ)"をお目に掛けよう。」

一「Σ」

861名無しさん@2周年半:2005/06/13(月) 21:12:54 ID:oKyDdAtk
>>853
ヤレヤレ、汚米はこのスレの約5割損している。

ソレと言っとくけど、失礼承知で〜って分かってるなら書くな。
あと半端な恋愛小説とか言ってるけど、何が半端なんだよ、普通に面白いし
ってか汚米が対戦してる小説が読みたいとか言うと、職人様方が投稿
しづらくなるのが、分からんのか?職人様方がやる気なくす様なこと言うな
職人様方は、誰に頼まれてる訳でもなく、無償で書いてくれているんだし
汚米は読ませて貰ってる立場なんだから、汚米にそんな事ぶっちゃける権利はない

乱文&スレ汚しスマソ。
↓からは何事も無かったかのようにしてください。

862861:2005/06/13(月) 21:18:47 ID:oKyDdAtk
うわぁゴメンナサイ。
リロード忘れてた。
痛い上に、全然空気読めてないね。
漏れホント氏んでいいよ。

863前スレ566:2005/06/13(月) 21:40:14 ID:6SrmsMU6
>>861
ドンマイっす�遙�
>>20
一二三と那夢覇の数字コンビのやりとりがナイスw
「(;´д`)ハァハァ」「�堯�
↑こーゆーの好きw

864名無しさん@2周年半:2005/06/13(月) 21:47:54 ID:tu2eJbXA
邪投げ関係がごっちゃになってて、慌ててカヰンさんのHPに走った自分パイル。
20氏GJ!!
…というか、最近の作品みんなテンション高いなぁw

865名無しさん@2周年半:2005/06/13(月) 23:56:19 ID:R7FSjB.w
職人方GJ!!
サイコーにおもしれーよハァハァ

866169:2005/06/14(火) 00:14:56 ID:6dz8j1.M
781
おお、ネタわかってくれましたか。ちょっとハッスルしてみました(・∀・)
>>20
GJ!ポチ対紙は見てて楽しいですな。

個人的な意見ですけど、>>853みたいな意見は大事だと思います。
いくら無償で書いてるといってもやっぱり読者あってのSSですから。
感想や意見すらもらえないっていうのは、やっぱり寂しいものですよ・・・
乱文失礼しました。
前回は>>780です。

暑い・・・
「だーもう!寝てられるか!」
ばんっ、と枕をたたきつける。
まだ夏でもないのにとにかく暑い。寝汗でだくだくだ。
いつも遅刻ギリギリだから早く起きれるのはいいが、こんな不快な起こされ方は初めてだ。
「諏訪に起こしてもらうっつーのはありかな」
お隣さんに起こしてもらうか・・・。うん、そりゃあいい考えかも。
「んー・・・やっぱ却下。それだと多分起きれねえな。」
諏訪ならきっと確実に起こしてくれるだろうが、対戦するために早朝出勤してるあいつと同じ時間に起きるのは不可能だ。
「さてと、ん?」
時計は12時を指している。
「これだけ暑いと洗濯物は乾くし、肌なんかいくらでも焼けちゃうなー。でも俺、色白の女の子の方が好きなんだよな。控えめつーかおしとやかつーか。」
現実逃避終了。
「やっべえ・・・担任にリアルパイルくらっちまう・・・」
リアルパイルで済めばいいが、リアルDループをくらうとヤバイ。俺の担任はノックバック極小に受身不能時間増加、根性値無視のスキル持ちだ。
これだけの時間の遅刻はかなりコンボ精度を高めてくる可能性がある。Dループだけは回避しないと。
「あれ、でもなんで目覚ましかけてなかったんだ?おかしいぞ」
待てよ、目覚ましがかけてなかったってことは・・・起きる必要が無い=学校に行く必要が無い。
「思い出した、今日休みじゃん!」
生徒が修学旅行に行ってる間は学校中の筐体のメンテを行う。今日がその日で、学校は閉めきりとなる。
土、日でも学校にいく生徒が大勢いるため、このような日じゃないとメンテを行えないということらしい。
けど、さすがにこの暑さの中、寝なおすのは無理だ。クーラーはちきゅうのてきだ。
寝汗を流したあと、電車で少し遠めのゲーセンにいくことにした。
往復で500円程度なので痛い出費ではない。

867169:2005/06/14(火) 00:20:14 ID:6dz8j1.M
前回は>>866です。

ゲームセンターに入る。
涼しい。狭い店内をクーラーがしっかり冷やしている。
ギルティは、と。
「お、いるいる」
そこには白いテスタメント。
連勝数は表示されておらず、動きを見る限り初心者ではなさそうだ。
とりあえず乱入っと。
ジョニーを選択。

HEAVEN or HELL Duel1 Let's Rock!!

開幕はお互いに距離をとる。
すかさずテスタが要塞を築こうとする。させない。
「カウンタッ!」
網消しの空Sに6HSを差し込まれる。
これぐらいは読んでくるか・・・
起き攻め。
とりあえずファジーでガード。相手はすかさず距離をとる。
じわじわとガードしながら罠を消す。
遠Sでちょっかいをかけてみる。
「踊れ、塵となれ」
2HSから2D、ファントムソウルまでくらう。
後ろ受身。
「エグゼビースト!」
読まれていたのか、エグゼ青から強引に二択まで持っていかれる。
ファジー。やはり相手は距離をとる。
空ディバから押さえ込んでみるか。
「踊れ」
Jしようとしたところを、ダッシュから6HSで引きずり降ろされる。
「ちょっとやばいな・・・」
体力はそれほど減ってないが、いかんせんどんどん攻撃が潰される。
ああ、6HSをウォレントでとられた!
青キャン立ちHSから低空ディガー×n。
もう、体力がない。
強引かつ大胆なダッシュ投げで1ラウンドとられる。
汗が吹き出る。暑さのせいではない、このテスタの異常なプレッシャーのせいだ。
牽制が全て潰される。こっちが攻撃するタイミングを知っているのようだ。
次ラウンド、テスタは要塞を張りもせずガンガード。
「くるがいい」
どうやらこっちの攻めを見たいらしい。面白い、崩してみろってか。
「ドリルデンジャー!」
「なぜ引くことができない」
投げられた。中距離からおもむろに出したせいかな。
これならどうだ!
立ちKから燕。これはガードされる。RCから低空ダッシュ。PとKで刻む。
ダッシュ投げ!
「なぜ引くことができない」
投げられた。さすがに露骨すぎたか。
立ちHSとコインで固めてGGを点滅させる。
これなら冷静な判断はできまい。崩してやる!
2SMC>2SMC。ここから燕と見せかけてミスト下段だ!
「くるがいい、おおー!」
ウォレントでとられた。そこからのコンボで2ラウンド終了。
続く3ラウンド目、開幕から攻められ投げからマーキングコンボ。カラスの攻撃から二択をかけられ、ファジーはすべて崩されてあえなく負ける。
こんな強いのがこんな小さいゲーセンにいるとは。
「あの・・・」
気が付いたら台の向こうの人に話し掛けていた。
「なにが悪かったんでしょうか?」
「なにも悪くないからこそ、悪いな」
意味がわからない。
「牽制の振り方から崩し方まで型にハマりすぎだよ。自分のスタイルを作れていない。つまり個性が無い。ほとんどは高いレベルでまとまっているが、絶対的な経験が足りないな。ああ、それとファジーは相手の崩してくるタイミングに合わせるものだ。毎度毎度同じパターンじゃずらされて終わりだ。」
的確だ。確かに俺はネットの情報を中心にキャラ対策を考えてきた。それでも対戦はそこそここなしてきたつもりだった。
「あの、名前は・・・」
「そんなのを気にする前に自分の戦い方を反省することだな。俺のことを覚えておきたいなら白いテスタとだけ覚えておけばいい。そうだろう?」
まったくもってそのとおりだった。
「ああ、きつい言い方をしてすまんね。なにしろこのゲームセンターでキミほどのレベルの対戦相手なぞここしばらくいなかったのでな。つい口数が多くなってしまった。」
「いつもここにいるんですか?」
くい、と眼鏡を直す仕草から知的な印象を受ける。
「いや、休みの日に時々ね。ああ、プライベートは気にしないでくれたまえ。」
「時々、ですか。」
「ああ。おっと、こんな時間か。このテスタはキミにあげよう。悪いがこれで失礼するよ。では」
「あっ、お疲れ様です。」
ぴりっとした背広を着た長身の男は去っていった。
「こんなもんもらってもな・・・帰るか。」
テスタは放置して帰ることにした。
自分の未熟さを知った。だが、このようなゲーセンにもあんな猛者がいる。
明日から、諏訪に起こしてもらうとするか。
もっと。もっともっと。強くなる。

>>706
ネタかぶり気味でもかまいませんよ〜GJ!

あと、866の一番上は>>781に対してです。すいません。

868名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 00:21:57 ID:hUU/M1VY
>>20
もうね、最高。
あれだけの説明でよくここまで表現できるなとおもた。
最近はエロg(ry
GJ!
>>64
文章能力タカスw
GJ!

869名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 00:27:01 ID:3GQcopWA
>>866
ちきゅうおんかんばー!!

870名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 00:41:53 ID:m7mjcZZA
どれ、今までの職人データをまとめてみるか。
一回くらいだけポーンと投稿していった職人さんについては申し訳ありませんが無視してあります。

1スレ目の古参職人様

64氏
1スレ目、まだギル高スレが大学スレと決別する前に颯爽と現れSSを投下していった。
ギル高スレ初のSS職人であり、みんなが認めるスレ一のネ申職人である。
真面目なストーリーはもとより、住人の腹をよじれさせるギャグも完備している。
このBBSとは不釣合いな知識を持っており、医学からビーチバレーまで知っているようだ。
因みに、松瀬の初登場時の一人称は『私』だった。ヴェノムっぽい…。


119氏
イノ使いと闇慈使いのSS。
イノ使い側(菊)にホモッ気があったような覚えがあるがよく覚えていない。
確か男同士で手作りお弁当イベントを発生させるという荒業をやってのけていた。
戦闘シーンにおいては、画面の描写よりも人物の心を鮮明に描く。
ゲーセンで闇慈使いが対戦したイノの使い手が菊だと気づいたところで更新終了。


127氏
"機械エディ"の異名を持っていた闇慈使いのSSを書いていた。
SS自体の雰囲気はどこか重苦しい(?)感じだが、それがギルティによる友情を演出したと思う。
特に戦闘シーンの描写が細かく、キャラの一挙手一投足まで書き上げる勢い。
2スレ目にも何度か顔を出したが、最近は見かけない。名無しになって見ているのだろうか?
あと、どうでもいいと言えばどうでもいいが♀らしい。


223氏
鰤使い2人組みのSSを書いていた。
最初は交換小説の一枚目を投稿しただけだったが、誰も反応しなかったため自分で書き進めていたようだ。
輪の悪友、使がギル高に入ってきたところで一切の更新が途絶える。


227氏
かの「司書利 紙人」を誕生させた職人。
主に番外編のようなSSを幾つか投下、球技大会や学園祭など。
このときのネタは、2スレ目になって64氏及び20氏の手で、司書利自身は463氏の手で何度か顔を出したりしていた。
後に「錨シンジ」なる版権ギリギリのメイ使いまでも誕生させている。


238氏
梅喧使い2人を主に書き綴った職人であり、まとめサイト管理人。ちなみに自分のページでもSS書いてる模様。
最初はホントにちょっとした文章を投下しただけだったり、他の職人のキャラを使っていたくらいだが、
途中から長めのSSを書くようになっていった。
あくまでギルティメインだった当時のスレの中で唯一恋愛要素を前面に押し出した職人。
現在、2スレ目にて最終回(2年後の設定?)の執筆にあたっている。マジガンガレ!


250氏
この名前ですっかり定着しきっていたが、実は最初の投稿は204だった。
その後しばらく204時のIDをコテハンとして名乗り、本人が250を名乗ったのは269でのこと。
厨ソル使いがカイ使いと出会って、次第に洗練されたプレイヤーに変わっていく描写は素晴らしかった。
ファンもかなり多かったようだが、イスカを使った編入試験の途中で1スレ目が終わりを向かえてしまった。
2スレ目が新板のほうに建ってしまったため、気づいていないのだろうか、更新はストップしている。
ちなみにジョジョスキー


284氏
魅せコン好きなジョニー使いのSS。
初投下で、他職人のキャラを大量に巻き込んだランバトを企画。
しかし、うまく行かなかったのだろうか。幾度と無くレスはしていたがSSは遂に投下されなかった。
因みに今でもスレの行方を見守っているらしく、2スレ目に一度コテで顔をだしていた。


余談だが、この辺りで初期の住人達が騒ぎ始める。
「昔の方が楽しかった」「みんなでワイワイやりたい」
「職人が馴れ合いすぎで見てるこっちは煮え切らない」etc...
で、討論の結果「ギルティ高校スレ」と「ギルティ大学スレ」に分割され、今に至る。
因みに、大学スレは暫らく前に過去ログ倉庫に移動されてしまっていた。

871名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 00:42:26 ID:m7mjcZZA

419氏
自分の持ちキャラが既に他の職人さんに使われている。と嘆いていたが、
スレの住人達の「被ってもいいよ」という温かい励ましを受けて投下していた。
一回での投稿が随分と長かったが、特に読みにくい感もなく上手くまとまっていた。
寮生になり、ショタッ子と同室になったあたりで更新が途絶える。結構楽しみだったんだけどなぁ…。


535氏
奇妙な三人の関係が映えていたSS職人。
投稿回数は一回だが、後にホームページ上で3人のSSを書いていた。
また、その際に64氏のキャラを使用。
その後の動きはサッパリチェックしていないが、どうなったのか気になるところではある。


566氏
最初はまるでギル高とは関係の無いところから始まった職人さん。
独特の語り口調(いわゆるですます調)と、他の職人さんとは違うネタの交え方が印象的。
だが、真面目なところはしっかり真面目に書かれており、伊津の悩みなどが伝わってくる。
1スレ目、2度目の投稿(伊津と旋風が友達になったところ)でほのぼのと結末を迎えた。
だが、2スレ目になって復活。特殊な編入試験を終え、今に至る。
余談。伊津はSS中で幾度と無く「俺はロリコンじゃない」と言っているが、初投稿時の最後。

( ※`□´)<MOOOOOOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!

と叫ぶ姿が見事に目撃されているので、まんざらでは無いと俺は思っている。


601氏
はじめは他の職人さんに使ってもらえれば、的な感じでギル高横のゲーセン、
「アミューズメントセンターZEPPS」を考案した。
因みに、ZEPPS自体は20氏がよく使っている姿を見かける。
その後、店長である杖府は右渡の誘いを受けてギル高へ来ている(2スレ目での話)


663氏
エディ使いとミリア使いの兄妹のお話。
登場人物も随分と多く、最初俺自身こんがらがった記憶がある。
兄者のほうは、ノーゲージのミリアで紗夢を倒すといったトンでもない芸当をやっていた。
スレの住人にそそのかされ、ギル高始まって以来初のベッドシーンを描いてしまった人である。(しかも近親相姦。)


708氏
エディ使いの男女のSS。
1スレ目、2スレ目とSSを投下しており、実力が上がっていくのがパっと見ても分かる。
最初は改行なども無くかなり苦しいSSだったが、次第に読みやすくなっていった。
2人のラブラブな様子をデレデレと書き綴った様が印象的。当時の住人も驚いていた。
2スレ目に入り、オガニーが出てから随分と波乱万丈な展開に、だが更新は止まってしまった。

872名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 00:44:03 ID:m7mjcZZA

2スレ目の新参職人様

13氏
一風変わったジョニー使いのSS。
相手の雰囲気が読める、とかで燕穿牙がかなりヒットしていた。
ただし、最初のバトルは終わることは無く、更新は終わってしまった。


20氏
萌えるチップ使いが主役(?)のSS職人。更新速度が速く(日に3回投下したほど)、男子校通い。たぶんネ申
とにかくキャラが萌え、住人の中には「一二三タソハァハァ」とか「赭!一二三たそは俺のものだーッ!」と叫ぶ輩もいる。
20氏自身随分と変わった(失礼)人のようで、「自己紹介でオタクと名乗った」「舞-HiMEのドラマCDを声優で聞き分けてた」などとウ○ハラのような発言をしている。
だが、学校の行事で行われた強歩とやらで85㌔歩ききるとか結構謎な人。
登場人物は恐らくダントツで一番多く、61氏のキャラを受け継いだり住人を巻き込んだりと色々やっている。


61氏
20氏や64氏に触発される形で投下した職人さん。
冴えないザッパ使いの男子と、明るいザッパ使いの女の子の関係が気になっていたが、
受験勉強という大いなる壁を前にして、敢え無くSS投下を断念する形となってしまった。
その後、彼のキャラは20氏が受け継いで今に至っている。
時たま顔を出しては時期にあったネタを投下してくれるのが楽しみである。


169氏
ニート状態だったジョニー使いのお話。
他の職人さんのキャラや設定などもちょくちょく登場させている。
ヒロインが2人いるが、どちらもツンデレな性格をしている。
…が、そのわりにほのぼのとした雰囲気でSSは纏まっており、真面目にギャグを描いたりもした。


173氏
ミリア使いのSSを書いていた。
ガーデン一つ一つの入力を細かく描ききるなど、表現力は高いと思う。
特に、取り巻き(?)の2人組みがコミカルで笑える。
2on2の大会に出るために斡旋を使い、チーム名を決めたところで更新ストップ。


283氏
音ゲープレイヤーのアクセル使いとイノ使いのお話。
ギタフリで鍛え上げられたレバガチャを使用したネタが多く、普段見ない光景だけにかなり新鮮に映る。
ネタ的要素も多く含んでおり、忍○まネタや、腐女子先生など、分かる人は爆笑必至である。
修学旅行に遅れてしまい焦っているようだが、無理せずマイペースで頑張って下さい。


338氏
別に何が書かれたわけでもなくショタと呼ばれた鰤使いのSS書き。
ギル高が存在するための正当で合理的な理由をなんとか考えようとした人物。
法律まで取り出して解説したのには非常に驚いた。
あと個人的にはメイ使い並みに強気なチップ使いが非常に気になった。
だが、残念なことに初対戦を前にして更新が停止。非常に悔やまれる。

873名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 00:44:34 ID:m7mjcZZA

読み切り氏
ちょくちょくと現れては二次創作系のSSを投下していった。
他職人のキャラを随所に使っており、64氏の紙野&永園。20氏の一二三、愛などが出演。
あとで長編を書くつもり、と言っていたがまだ投下されていない。楽しみ。
因みに、読みきりで作ったキャラが20氏の手で名前をつけられて現在進行形で活躍中。


463氏
医者使いの保険医2人のSS職人。
教師ならではの視線で描かれているため、非常に新鮮な雰囲気。
さらに保険医という立場を利用し、前スレで輝いた司書利を患者役で出演させたりしていた。
でも、やっぱり俺としては「フリーザ様」が一番強烈だった。


602氏
ディズィーメインのSS書き様
どうやらSSなぞを書いたのは初めてらしく、随分苦戦していた。
髭使いの名前が翼、となっており、64氏の永園と被ったために一度SSを書き直している。
(これって、602氏のはつばさって読んで、64氏のはたすくって読むんじゃ…?と思った俺。)
その後、翼は別のキャラに生まれ変わりロボ使いに、試験前日に更新は止まる。。


542氏
ロボ使いのSS職人様。
恐らく主役にロボを持ってきたのは542氏が初めてだと思う。
ギル高とは関係ないプレイヤーの話である。
とあるゲーセンで一二三(?)と対戦し、ギルティに対する意欲を固めたところで終幕を迎えている。


620氏
ギルティと関係ない普通の少年の話を描いた。
最初、カイの技名がいろいろと間違っていたが、かえって初心者補正が掛かって良かった。
特にセバーをセイバーやセーバーと間違えるのは結構有り勝ち
更新は今現在ゆっくりと進んでいる。今後が楽しみな職人の一人。


706氏
腐女子2人組み(正確には全然違うが)のSS職人
主人公に長いブランク期間があるという、珍しい設定で幕を明けた。
自分よりも弱かった友人に追い抜かれたりと、その設定だからこそ出来る話も多数。
そして、未だに後藤千夏の名前の由来が分からない。誰か教えてくれ。



恐らくこれで全職人終わった、、と思う。
俺こういうことやると必ずどこか抜けてるけどね。

874名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 01:00:34 ID:3BQ6oW2Y
>>870-873
おー、よくまとまってるなぁ。
今スレからの新規参入者でも十分分かりやすい。
��d(・∀・)GJ!!

875名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 01:11:00 ID:GJuxzjOA
>>873
まとめ乙!!受け取ってくれ。
( ´∀`)つ[GJ]
そして169氏GJ!!
169氏がそういうなら俺も感想を。
恋愛要素入れてくのは個人的にはアリ。
なんかハァハァするから。

と、青春時代が懐かしいエディ使いが言ってみる。
気に入らなかったらスルーお願いします。

876169:2005/06/14(火) 01:31:58 ID:6dz8j1.M
>>869
いやあ、細かいところまで読んでくれて嬉しい限りです。さんくーです。
>>873
まとめ乙です。( ´・∀・`)GJでも食ってろまとめ神
>>875
貴重なご意見ありがとうございます。IDからしてGJですよ(・∀・)

877463:2005/06/14(火) 01:44:50 ID:X9Xm1Acw
>>873
まとめマジGJ!
自分の所見て嬉しくなったw
>>875
IDがGJワロス


と、久々に投下。あんまり間置くとヤバイ気がするんで(汗


――――――ー――――――――――――――――――――――――――

「・・・眠い」

日付はとうの昔に明日に変わって、時計は2時を指している。
とあるハワイの高級ホテルの廊下、その一角には椅子に腰掛けている豪の姿。
彼はそこで、消灯時間を過ぎてからも外出をしようとする生徒の見張りを行っていた。
とはいっても、面倒くさいので窓から抜けようとする奴らはみなスルーしているので、職務をまっとうしているという訳ではない。

「おい、早くしろよ!見つかるだろ!」コソコソ

(またか・・・もうこれで10・・・何回目だっけ?
ともあれ、気づかれてないとでも思っているのか?アホめ)

「お疲れ様〜ちゃんとやってる?」
と、そこに乱華が現れる。手には二つの缶ビールとさきいか。

「おう、いくら修学旅行でもさすがに抜け出すような奴はいないみたいだな。こっちはいたって平和だ。」

「・・・さっきから、私の携帯に補導の連絡が12件も来てるんだけど、これでもまだ平和?」
と言いながら、ビールを手渡す。すでに飲んで来たのか、その手はほんのり熱かった。
「で、お前は何をしに来たんだ?」

「軽く流してんじゃないわよ。全く、テストの結果で職員中一番点数が低かったからこの役なのに・・・ちっとも反省してないんじゃあ意味ないわよ?」

「俺はめげん性格なんだ。」

「あんたと話してると疲れるわ・・・あ、そうそう。またあの子倒れたんですって?司書利君だったっけ?」

「ああ、バレーボール大会のあれな。前々から弱い奴だとは思ってたがまさかビーチボールで死に掛けるとはな。」

「あの子も気の毒ね・・・」

「シッショー!!」

「ん?」
「今の声は、まさか・・・」

突然廊下に響く断末魔。その正体はだんだんとこちらにやって来る。
半気絶状態の司書利と、それを抱えている大男。

「やあ、石谷先生!今、窓から外に出ようとしている生徒を捕まえてきましたぞ!」

「あ、雁田先生、どうも。でも、そいつ死に掛けてるんでできたら離してやって下さい。」

「ん?おお、悪かったな。それでは先生、後は任せましたぞ。」
そう言い、雁田先生は自分の部屋(?)へと戻っていった。顔が真っ赤っ赤だったので恐らくまだ飲むんだろう。

「・・・で、その子どうするの?色々やばいみたいだけど」

「ん?まあとりあえず医療室で応急処置して寝かせたら治る。こいつ治るのは早いから。」

「あれ、おじいちゃん・・・?」

「なんか鰤化してるよこいつーー!!?いっちゃだめー!!」

「大丈夫。こいつセアカ○ケグモに刺されても大丈夫だったもん。立ち直りはマジ早いよ」

「これで大丈夫なの・・・?それはそれで恐ろしいわね。」

「うむ。ちなみに将来の夢は大統領だそうだ。末恐ろしい奴よ」

「ウ・・・ゴブゥッ!!」

「「あ、吐いた」」

878前スレ566:2005/06/14(火) 08:19:50 ID:3GQcopWA
>>873
めちゃめちゃ読み込んでる、すげぇー
なんというか、そんなに把握してもらえると愛を投げたくなります
職人冥利につきすぎてお腹いっぱいです!
GJ!�遙�(□`〃)
そして後藤千夏は私も悩みの種です・・・うぅむむ
>>875
ホントだw 心身共にGJなんて素晴らしいw
>>169
さっ、さんくー!?西尾さんなのでせうか

879故173:2005/06/14(火) 10:30:11 ID:9/6/7zV6
……ぁぅち。

学園祭に向けて、部活の練習が激しくなって投稿できなくなってました…orz
忘れた頃に来てみたら800越えてて驚きましたよ(^_^;)


えっと……今から続きを書いても遅くないでしょうか…?

やっぱ遅い…?

880名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 11:14:32 ID:u2uAy2XU
全然遅くないよ

881名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 12:58:53 ID:MhchSTig
まだまだ始まったばかりじゃないかキラキラ
書け

882名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 16:42:16 ID:8nkE5EmI
やりたくてやった>我が人生に一片の悔いなし!


やりたいのにやんなかった>次は本気を出してr次なんかねぇよこんちくしょー!!

883870:2005/06/14(火) 18:22:28 ID:m7mjcZZA
ども、職人まとめた870です
かなり好評だったようで嬉しいです。やった甲斐があった

ところで、まとめてて思ったことがあるんだが
64氏が神なのは分かるんだが、20氏は露骨に神と言われるわけでもない。
でも、ときたま神と呼ばれているのを見かける。個人的には神だと思うが、

おまいら、20氏は神なのだろうか?
なんか頭の片隅に引っかかっててスッキリしない

884名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 19:24:37 ID:Etof6g1Q
うーん、そういう話題は振らないほうが吉だろうよ
みんな書きづらくなるのは間違いないと思う

まぁ、俺は20氏のSSは大好きだが、神とかそういうことについては個人の理解に任せればいいっしょ

885名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 21:46:31 ID:GJuxzjOA
誰が神かどうかは自分の心の中に閉まっておこうぜ。
ここはランク付けするところじゃなくてssを楽しむスレなんだから。
マターリ楽しもう。
と、再び昨日書き込んだエディ使いが言ってみる。

886169:2005/06/14(火) 22:08:10 ID:k6tUlm5o
>>前スレ566氏
はい、西尾さんですよ〜
>>173
どんどん書けばいいと思います。
>>870
えと、>>884氏もおっしゃってますが神かどうか個人個人で差があるかと・・・俺的には20氏はとにかくこのスレを盛り上げようとしてるところがあるので好意を抱けます。
>>エディ使いの885氏
ID変わってないところを見るとパソつけっぱですなw

887870:2005/06/14(火) 23:30:21 ID:m7mjcZZA
そうだよな、我ながら今考えると変な質問をしたものだ。

全ての職人様!俺の下らないレスで書き込みにくくなって申し訳ありませんでした。
これからも楽しみにこのスレを見させてもらいます。頑張ってください!

888名無しさん@2周年半:2005/06/14(火) 23:30:37 ID:tZh0IQFE
もの凄く今更だけど、64氏が>>225で松瀬に
「人体急所は心得ていた」
とか言わせているのは、フォモの設定を意識してなんだろうか

と深読みする俺ガイル

889173:2005/06/14(火) 23:39:49 ID:RvvNtHk2
ちょっとやる気出し始めましたw
期待に添えるか分かりませんが……。

前回は>>254

対戦表が張り出される。
(えっと、一回戦の相手は……ソルとポチョムキンか…)
何だか凄い組み合わせ…というか、精神的にプレッシャーのかかる相手だ。
「大丈夫、何とかなるさ」
優しそうなお兄さん(斡旋で組んだ人)が微笑む。
大丈夫なんだろうか…この人。

「それでは一回戦、第3試合を始めます。
『飛べない豚を忘れないで』

『肉肉しい俺達』
のプレイヤーは台に着いてください」
「僕らの番みたいだね。どっちが先に行く?」
うーん…先に行こうかな?
どうせどっちもヤな相手だし…。
「私が先に行きます」
「分かった、頑張ってね」
それだけ言うと、お兄さんは私の後ろに立った。

「では、『妹萌えって世の中に必要だと思う』さんのミリアと『ぴろ志貴』さんのポチョムキン戦を始めます。」

「………」
自分で付けたけど…今更ながら後悔するリングネームだなぁ。
あ、遠くで伸慈さんと優等生さんが笑ってる…。
今、指差された!?
ぃ、いちいちこっち見て笑うなっ!!
「……ぷっ…」
誰よ、今笑ったのは…?
「…ぶぷっ」
後ろ…??
まさか、チームメイトにまで笑われてる…!?( ̄□ ̄;)
ここは流石に黙ってられない。
「…えーと、何と言いますか…笑わないでくれます?」
背後に振り返って威圧する。
「えぇと、妹萌えさん…とお呼びして宜しいでしょうか?」
スルーしたよ、この人。
「いや、あの」
「それとも何か別な呼び方が…??」
「ですから」
「っと失礼。まず希望を聞くべきでしたね」
「聞いてます?」
「どんな呼び方が良いのでしょう?」
「……もう妹萌えで良いですよ!!」

…静かになる店内。

「それはまた、何故…?」
「私には優しい兄がいました。
その兄は私が小さい頃からよく面倒を見てくれて、欲しい物は何でも買ってくれました。
私の為ならどんな努力も惜しみませんでした。
ある時、私は聞きました。
『お兄ちゃんは、私にだけはすごい優しいんだね』
そしたらお兄ちゃんは、
『当たり前だろ、お前は俺にとって特別な、いや特別以上の存在なんだ』
と言いました。
はい、これで満足ですか!?」

「それは、実話ですか?」
「えぇ」
「何と言うか……」


「それは妹萌えではなく、ただのシスコンではないでしょうか」

………何だ、この人。

890名無しさん@2周年半:2005/06/15(水) 00:12:12 ID:I1JW0BSs
>>173
GJ!復活した独特のネタの交え方がオモシロイ!

89120 ◆MLxSISsyoE:2005/06/15(水) 00:17:39 ID:I1JW0BSs
コテ忘れ+途中送信という失敗をやってしまった;>>890は俺っす

>>173
改めてGJ!

>>870
並みの腕では無いな…!
あ、たぶん俺は職人以上でも職人以下でも無いと思うよ。

>>169
GJ!クーラーはちきゅうのてきだー!
俺の家の冷房器具は扇風機か団扇の2択ですよ。

>>463
司書利ぃー!イ㌔wGJ!


ちょいとトリップとかつけてみようかな〜なんて画策
うまく付いてくれてるといいんだけどなぁ・・・


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