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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

877463:2005/06/14(火) 01:44:50 ID:X9Xm1Acw
>>873
まとめマジGJ!
自分の所見て嬉しくなったw
>>875
IDがGJワロス


と、久々に投下。あんまり間置くとヤバイ気がするんで(汗


――――――ー――――――――――――――――――――――――――

「・・・眠い」

日付はとうの昔に明日に変わって、時計は2時を指している。
とあるハワイの高級ホテルの廊下、その一角には椅子に腰掛けている豪の姿。
彼はそこで、消灯時間を過ぎてからも外出をしようとする生徒の見張りを行っていた。
とはいっても、面倒くさいので窓から抜けようとする奴らはみなスルーしているので、職務をまっとうしているという訳ではない。

「おい、早くしろよ!見つかるだろ!」コソコソ

(またか・・・もうこれで10・・・何回目だっけ?
ともあれ、気づかれてないとでも思っているのか?アホめ)

「お疲れ様〜ちゃんとやってる?」
と、そこに乱華が現れる。手には二つの缶ビールとさきいか。

「おう、いくら修学旅行でもさすがに抜け出すような奴はいないみたいだな。こっちはいたって平和だ。」

「・・・さっきから、私の携帯に補導の連絡が12件も来てるんだけど、これでもまだ平和?」
と言いながら、ビールを手渡す。すでに飲んで来たのか、その手はほんのり熱かった。
「で、お前は何をしに来たんだ?」

「軽く流してんじゃないわよ。全く、テストの結果で職員中一番点数が低かったからこの役なのに・・・ちっとも反省してないんじゃあ意味ないわよ?」

「俺はめげん性格なんだ。」

「あんたと話してると疲れるわ・・・あ、そうそう。またあの子倒れたんですって?司書利君だったっけ?」

「ああ、バレーボール大会のあれな。前々から弱い奴だとは思ってたがまさかビーチボールで死に掛けるとはな。」

「あの子も気の毒ね・・・」

「シッショー!!」

「ん?」
「今の声は、まさか・・・」

突然廊下に響く断末魔。その正体はだんだんとこちらにやって来る。
半気絶状態の司書利と、それを抱えている大男。

「やあ、石谷先生!今、窓から外に出ようとしている生徒を捕まえてきましたぞ!」

「あ、雁田先生、どうも。でも、そいつ死に掛けてるんでできたら離してやって下さい。」

「ん?おお、悪かったな。それでは先生、後は任せましたぞ。」
そう言い、雁田先生は自分の部屋(?)へと戻っていった。顔が真っ赤っ赤だったので恐らくまだ飲むんだろう。

「・・・で、その子どうするの?色々やばいみたいだけど」

「ん?まあとりあえず医療室で応急処置して寝かせたら治る。こいつ治るのは早いから。」

「あれ、おじいちゃん・・・?」

「なんか鰤化してるよこいつーー!!?いっちゃだめー!!」

「大丈夫。こいつセアカ○ケグモに刺されても大丈夫だったもん。立ち直りはマジ早いよ」

「これで大丈夫なの・・・?それはそれで恐ろしいわね。」

「うむ。ちなみに将来の夢は大統領だそうだ。末恐ろしい奴よ」

「ウ・・・ゴブゥッ!!」

「「あ、吐いた」」


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