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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期
804
:
64
:2005/06/08(水) 18:24:15 ID:IrFv4z8Q
「はっ!」
―――バシィッ!!
(ホップサーブ…!)
「くっ!」
振り上げるようにアンダートスを放つ。鼻先まで浮いてきたボールを天高く弾いた。
「永園!撃て!!」
「指図すんじゃねェ!!」
と言いつつも永園が飛ぶ。上体を大きく反らせる。腕だけでなく、上半身のバネをフルに使う。
―――バシィッ!!
「しまった…!?」
凄まじい速度のスパイク。流石の聖も間に合わない。ボールが猛スピードで地面に落ち―――
―――べちっ!
「あ」「あ」「あ」
3人の音声が重なった。地面に落下すると思われたボールは、三綾の顔面にヒットしていた。
「……いたい……」
「俣奈!大丈夫!?」
―――ピィーッ!!
「試合終了!!勝者はチーム『見誤ったな』!」
「な、なんでだよ!?」「ハァ!?ふざけんじゃねぇぞ!!」
「良く見て下さい」
「え?」
俺たちのコートにビーチボールが転がっていた。
「が、顔面で返したってのか!?」
確かにルール上は何の問題も無い。でもこんな終わり方って…マジかよ…。
「それではチーム『見誤ったな』にトロフィーと賞品を授与します。皆様、盛大な拍手を!!」
こうしてビーチバレー大会は大きな拍手に包まれながら幕を閉じたのであった。
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