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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期

80364:2005/06/08(水) 18:22:56 ID:IrFv4z8Q
「いつ…」
「ってェな!ふざけんなよ!?あァ!?」
「な、仲間割れしてる場合じゃないだろ!」

聖のサーブが来る。
―――ん?聖のサーブだって!?

「アイツ…もう回復したってのか!?」

いや、流石に早すぎる。
いくら体力が無くなっているとは言え、三綾が撃つよりはマシだと踏んだか。

「ふっ!」

(アンダーサーブ!?)

やはり球速は落ちている。体力は回復していない。これなら…取れる!

「うお!?」

―――べちっ!

ボールが顔面に命中した。6−7。
このサーブは見たことがある。何を隠そう、この俺が自ら解説したサーブ。

「ホップサーブだと!?」
「まだまだね、緒土」

聖が某テニス漫画の人みたいになってる…。あれか?無○の境地ってヤツか?
なんか知らんけどスーパーサ○ヤ人みたいな"オーラ"が身体から出てきて、
今まで見てきた技が使えるようになるって言うアレか!?
もしかして急に英語喋りだしたりするのか!?果ては分身したりするのか!?

「はっ!」

余計なことを考えている暇はない。今度は次は永園の使ったサーブ。だがこれなら切り返せるはずだ。
こちらにはカーブの本家本元、永園がいる。自分のサーブだ。慣れているはず。

「良しッ!」

永園がボールの曲る方向に先回りする。完璧に見切っている。

「シュリケーン!」

 な ん で そ ん な 物 を 持 っ て る ん で す か 
確かに一回戦で手裏剣投げは見た。でもなんで聖が手裏剣なんて持ってんだよ!
これが無○の境地…!恐るべし!!

「何でもありかよあの女…」

ついに6−8でマッチポイントとなる。次のサーブを決められたら終わりだ。
俺は全く活躍していない。まだ終われない。このままドジっ子では終わらせない!!


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