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Sammy社立ギルティ専門高等学校二学期
844
:
前スレ566
:2005/06/13(月) 01:50:19 ID:6SrmsMU6
―――職員室
「・・・迎くんは、1年G組。伊津くんは、1年F組。」
『同級生―――――!?』
ズガッ
思い切り後ろへ後退り仰け反った拍子に、伊津は右肩と右側頭部を壁にぶつけました
腕を振り上げ膝を落とし腰を落としながら崩れようとしたので、反動で跳ね返った時の動きが
ガニ股で右腕を頭と同じ高さまで揚げ、くるーんと回転するというファウストのよろけになりました
「ウチは、年功序列じゃないからね。」
その一言で説明を終えられてしまい、横でニヤニヤする旋風と共にとぼとぼと職員室を出ました
ガラ・・・ピシャ スタスタスタ・・・
『先輩って呼ばれる俺の浪漫が・・・・・・OTL』
<��・・・バカししょー。何考えてるんですかw>
いきなり立ち止まって崩れた伊津を、全身でくるっと振り返りながら迎は言いました
『・・・いや、年下に親しげに嬉しげにそう呼ばれるのは、俺の本懐だったんだ・・・O__ 』
<あ、崩れきった・・・w>
「うひゃひゃひゃひゃひゃw―ッひははははははwバカバカバカバカw」
伊津の肩をバシバシ叩きストールをを振り回して伊津を殴り両腕でくの字形に伊津の首を絞めながら闇梅は笑いました
それでも全生徒の注目を集めてしまわないあたり、さすがギル校の購買部です
購買部には数百のテーブルやソファが設置してあり、三人は横並び四人座りのソファに腰掛けています
ひとしきり伊津を痛めつけ終え、闇梅は元の位置に戻りました
「・・・で、どうする?旋風は。とりあえず俺らと行動するのかい?」
今はまだ、始業前のフリータイムなのでどこか落ち着ける所を、と購買に来たところでした
あと十数分程でHRが始まり、伊津や迎達編入生が紹介されます
そして今は、それまでの時間をどう過ごすか、という話題でした
<ん、っと。私、別行動してみます>
少し視線を下へ逸らし、改めて二人を見つめると迎はそう言いました
『ん、そか』
<師匠と別クラスになっちゃったし、そっちはそっちで馴染んで来ないと>
「あぁ、いー心がけだ。がんばんな」
闇梅はニカッ、と片目を開き片目を細めて渋く笑いかけます
<うんっ、それじゃ私、早速行ってくる>
そう言って、跳び箱を飛ぶようにソファーに両手をついて立ち上がりました
<それじゃ、また後でっ♪師匠、闇梅さんっ!(´∀)ノシ>
『おぅ!じゃなっ!』
シュタッ、と手刀を振り上げて、伊津は迎を見送りました
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