「I stay at work for you. You stay at home for us.(私はあなたのために働くから、あなたは私のために家にいて)」。インドネシアでは、医師や看護師らがそんな言葉を書いた紙を持つ写真が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で広まり共感を呼んでいた。
感染拡大期にあった3月22日に行われた格闘技イベント「K―1 WORLD GP」(さいたまスーパーアリーナ)でも、個人情報の提出が求められた。西村康稔経済再生担当相や埼玉県が自粛を求めた中、主催者側は感染防止に万全な対策を取ったとして開催し、6500人が集まった。大会後、来場者に感染者が出た場合は追跡調査が行えるよう、入場者はチケットの半券に住所、氏名、電話番号の記入を求められた。