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大中華世界的話題(その3)

503とはずがたり:2020/04/25(土) 00:26:11
2020.04.22
突如流れた「金正恩危篤説」が意味していること
証拠はない。ただ…
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72055
牧野 愛博朝日新聞編集委員

「派手な訓練」のあとの沈黙
先週からあちこちで囁かれていた北朝鮮の最高指導者、金正恩朝鮮労働党委員長の健康異常説が21日、一気に火を噴いた。

火付け役は米CNN。米政府当局者からの情報だとして「金正恩氏が手術を受けて重篤な状態にあるという情報があり、米政府が注目している」と報じた。これについて韓国大統領府報道官は同日、記者団に対して「現在まで北の内部で特異動向は確認されていない」と述べ、「重体説」を否定した。

一体何が事実で、何が事実ではないのか。

朝鮮中央通信公式サイトより
関係者が異変を感じ始めたのは、4月15日のことだった。韓国軍合同参謀本部などによれば、北朝鮮はこの前日の14日朝、日本海側の江原道(カンウォンド)文川(ムンチョン)付近から数発の地対艦巡航ミサイルを発射し、海上の標的艦に命中させた。戦闘機も参加し、数発の空対地ミサイルを発射したという。

米韓などの関係国は、金正恩氏がこの頃、平壌を離れて地方に滞在しているという情報を得ていた。朝鮮中央通信は12日、正恩氏が西部地区の北朝鮮軍が行った戦闘機訓練を視察したと報じてもいた。

このため、関係国はてっきり、正恩氏がこの演習を視察したと考えた。虎の子の航空燃料を使ってまで戦闘機訓練を行ったこと、正恩氏が西部地区の戦闘機訓練を視察していること、標的艦や巡航ミサイルを使った派手な演出を行ったことなどを考慮したからだ。

だが、翌15日朝の朝鮮中央通信はこの演習について沈黙した。関係者らは不思議がった。

飛び交う未確認情報
16日の朝、この疑惑は更に広がった。朝鮮中央通信は、北朝鮮高官たちが金日成主席や金正日総書記の遺体が安置された平壌の錦?山(クムスサン)太陽宮殿を参拝したと報じたが、そのなかに金正恩氏がいなかったからだ。

…そして、この日から、様々な伝聞情報が乱舞することになった。

朝鮮中央通信公式サイトより
例えば、脱北者の1人は平壌の労働党幹部から得た情報として「正恩氏は心疾患の症状があるために入院して治療を受けている」と証言した。また、別の北朝鮮関係筋は「簡単な血管手術を受けたが、大きな支障は無く、歩行もしている」という未確認情報を伝えてきた。

北朝鮮の人々も、労働新聞などの国内向けメディアを通じ、金正恩氏が錦?山太陽宮殿を参拝しなかった事実を知っている。金日成主席の家系が心疾患の症状を抱えているということも、かなりの人々が知っている。金正日総書記が脳卒中で倒れる前年の2007年、平壌に北朝鮮の心臓外科の権威たちが招集された事実があったからだ。

CNN報道の根拠は?
このとき、金総書記は結局、シンガポールの医師の執刀で、心臓の血管にステント(金属製の網)を挿入する手術を受けた。前述した脱北者らの情報は、こうした従来の周知の事実に立脚して、金正恩氏が参拝しなかったことの理由を探すうえで流れた噂である可能性が高い。

実際、北朝鮮の最高指導者の健康情報は極秘扱いされてきた。過去、金正日総書記らが外遊した際、使ったホテルからは毛髪や排泄物まで一切を回収したとされる。

2008年8月に金総書記が脳卒中で倒れた後には、「一人で歯を磨けるようになった」など、回復の様子が明らかになったことがある。筆者が当時取材したところ、情報源は金総書記の脳外科手術のために招聘されたフランス軍医だった。軍医から情報を得たフランス情報当局が、日米韓など関係国に実施したインテリジェンス・ブリーフィングが根拠だったわけだ。

では、今回、そこまでの情報を果たして日米韓が入手することができるだろうか。

筆者の取材力の限界だと思うが、米韓当局は21日時点で、14日の軍事演習も含め、北朝鮮内で金正恩氏の異変を伝える電波情報や衛星情報を入手していないようだ。海外の医師団が訪朝したという話もない。金正日総書記が2011年12月に死亡した際、発表までの間にこの事実を知らされていたのは、労働党中央委員会のごく一部の人物だけだった。


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