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大中華世界的話題(その3)

1とはずがたり:2019/08/26(月) 22:00:23
一部消えてしまったので心機一転スレを立て直していきます。

その1
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1117295937/l30
その2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/l30
その2消失部分
http://tohazugatali.soragoto.net/index.html#tohakei

526とはずがたり:2020/04/29(水) 21:10:33
金正恩の「手術後、重体」報道、CIAがリークしたウラで繰り広げられる凄まじい情報戦
2020/04/25 17:00デイリー新潮
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/world/dailyshincho-624357.html

祖父、父、そして息子も心臓病
 世紀の大スクープか、大誤報か――。アメリカのCNNは4月21日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(36)が手術後、重体に陥ったとの情報があると伝えた。日本のマスコミも大きく報道したが、まずは新聞各紙の同日夕刊に掲載された記事の見出しをご覧いただこう。

 ***

◆読売新聞「正恩氏『手術受け重篤』 米報道 『容体好転』別報道も」
◆毎日新聞「北朝鮮:金正恩氏に重篤説 『心臓手術後合併症』 CNN報道」
(註:引用はデイリー新潮の表記法に合わせた、以下同)

 次に共同・時事の通信社と、翌22日の朝刊で報じた産経新聞の見出しだ。

◆共同通信「金正恩氏、手術受け重体との情報 米CNN報道、韓国は異変を否定」
◆時事通信「金正恩氏、術後に重体情報=別荘で治療中の報道も、韓国『特異動向なし』?米CNN」
◆産経新聞「『正恩氏、手術後に重体』 米報道、韓国政府は否定」

 衝撃的なニュースであることは言うまでもないが、共同・時事・産経各紙の見出しにもある通り、韓国は情報を否定した。

 菅義偉官房長官(71)は21日の会見で、「アメリカと連携し、情報の収集と分析」を行うとした。素っ気ない印象を持った向きも少なくないはずで、「CNNの報道は本当なのか?」と疑問に感じた方もいるだろう。

 北朝鮮情勢に詳しい東京通信大学の重村智計教授に取材を依頼すると、「日本、韓国、そしてアメリカの3か国は、『金正恩氏が手術を行った』ことについては、確証を持っていると思います」と解説する。

 歴史を振り返ると、祖父の金日成(1912?1994)、父の金正日(1941?2011)も急性心筋梗塞で死亡したとされる。つまり心臓病の家系なのだ。

「金正恩氏は心臓病と糖尿病を患っており、かなり状態が良くないと言われています。またCNNが報道を行った前日の4月20日、韓国のデイリーNKは金氏が心血管系の手術を受け、地方で治療を受けていると報じました」(同・重村氏)

 北朝鮮トップの健康管理は、フランスの医療機関が伝統的に関与してきた。北朝鮮国内の医師が担当した場合、たとえ病死であっても、処刑の必要が生じてしまうからだという。

「金正恩氏は昨年にペースメーカーを入れたという情報があり、更に今年2月にはフランスの医師が心臓手術を勧告したという話もありました。ただ、最近の正恩氏は重要な行事でも動静が伝えられないなど、不審な点が多かったのです。そのため、かなり急を要する手術が、北朝鮮の医師によって執刀された可能性が浮上しているのです」(同・重村氏)

 動静の混乱を報道から振り返ってみよう。共同通信が4月16日に配信した「北朝鮮、金正恩氏動静伝えず 太陽宮殿にも姿なし」からご紹介する。

《北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、故金日成主席生誕108年を迎えた15日、朝鮮労働党や政府、軍の幹部らが金日成氏の遺体が安置されている平壌の錦ス山太陽宮殿を訪問したと伝えた。例年、幹部らと共に訪問してきた金正恩党委員長の姿はなく、日米韓は動向を注視している。

 金正恩氏が名実ともに最高指導者となった2012年以降、北朝鮮メディアは毎年4月15日か、その翌日には金正恩氏の太陽宮殿訪問を伝えており、報道がないのは初めて。

 金正恩氏は今月11日に党政治局会議に出席したことが12日に報じられて以降、動静は明らかになっていない。12日に開かれた国会に当たる最高人民会議でも姿を見せなかった》

 重村氏は「最高人民会議における不在は当初、北朝鮮で新型コロナが蔓延しており、その感染予防の一環だと考えられていました」と指摘する。

「そもそも最高人民会議は10日に開かれる予定だったのですが、実際は2日遅れで行われました。理由は現在に至るまで発表されていません。最高人民会議には約600人が出席することから、当初は『全員にPCR検査を実施したところ、何人かに陽性反応が出たのではないか』と見られていたのです」

 ところが、金日成の誕生日に金正恩の動静が伝えられなかったことから、日韓米は“異常事態”の発生を分析したという。

527とはずがたり:2020/04/29(水) 21:10:53

デイリーNK“スクープ”“の背景
 何しろ金正恩にとって金日成の遺体安置場所の訪問は、国家統治の“正当性”を保証する最重要の儀式の1つだ。欠席などあり得ない。

「北朝鮮も国家のトップに心臓疾患のリスクがあることから、対策を練ってきました。東京都内にある総合病院の助力などを受け、平壌に総合病院の『金萬有病院』を建設しています。心臓病の手術、治療に必要な最新機材を揃え、都内の総合病院とは人的な交流も行っています。アメリカは偵察衛星で金萬有病院を監視しているはずですから、人や車の移動を把握、手術の確証を掴んだと思われます」(同・重村氏)

 朝鮮中央通信が掲載した金正恩の“近影”も興味深い。同紙は10日、正恩が砲撃訓練を指導する姿と、11日に開催された朝鮮労働党政治局会議に出席した時の写真を掲載した。

 このうち、少なくとも会議の写真は「去年の写真を使い回した」可能性が取り沙汰されているという。

 いずれにしても、正恩の手術情報は、韓国とアメリカの諜報機関が、それぞれ異なる必要性から、マスコミへのリークを行ったと見られる。

「北朝鮮との融和路線を志向する文在寅大統領(67)は一貫して、国内の対北諜報部門を冷遇しています。一例を挙げれば、北のスパイを検挙する権限を剥奪してしまいました。これほどの政治的圧力を加えているのですから、諜報部門が北朝鮮にとって不利な情報を大統領府に報告すると、たちまち左遷させられると言われています。つまり金正恩氏の手術情報をキャッチしても、今の政権では有効活用できません。そのために諜報機関は、デイリーNKにリークしたと考えられます」(同・重村氏)

 一方のアメリカは、北朝鮮国内のスパイから得た情報や、衛星の監視などと合わせ、トランプ大統領(73)も重要な役割を担ったようだ。

「トランプ大統領は4月18日の会見で、金正恩氏から『書簡を受け取った』と明らかにしました。ところが北朝鮮の朝鮮中央通信は翌19日、書簡を送った事実はないと全否定します。大統領からすると赤っ恥をかかされたわけですが、この件に関して大統領だけでなくスタッフも沈黙を守っています。こうしたことから18日の発言は、いわゆる“観測気球”であり、北朝鮮の反応を見るための発言だったということでしょう」(同・重村氏)

 いつもの北朝鮮であれば、朝鮮中央通信の報道を通して否定のメッセージを伝えるにしても、もっと勇ましい調子になる。

 だが、今回は極めて淡々とした文面だった。このことからアメリカは「正恩氏の容体は、かなり悪いのではないか」と判断した可能性があるという。

「ただ、アメリカの場合、『正恩氏が手術を受けたが、経過は良好だ』という内容ですと、せっかくリークしても、メディアが報じない可能性があるわけです。CIAといったアメリカの諜報機関がCNN側に手術情報を漏らす際、確実に放送してもらうため、ことさらに重体だと強調した可能性はあります。現時点で冷静に情報を総合すると、手術は事実ですが、体調は快癒から重体まで幅があると見るべきでしょう」(同・重村氏)

 韓国政府は過去に、金日成の死亡説を発表したが、後に誤報だったことが判明している。

 韓国の中央日報(日本語版)は23日、電子版の記事として「【コラム】CNNは『金正恩委員長が重篤』…韓米情報に差(1)」を掲載した。

 この記事に、かつて金日成暗殺説を発表した経緯が紹介されている。

《1986年11月中旬、ソウルでは「金日成(キム・イルソン)襲撃死亡」という衝撃的な報道があった。北朝鮮の金日成主席が暗殺されたというニュースに国際社会は騒々しくなった。大統領が緊急閣僚会議を開き、北朝鮮軍最前方部隊に弔旗が掲揚されたとか金日成主席の死を意味する歌が流れているという国防部の報告が続いて、死亡は事実のように見なされた。しかし報道の2日後の同月18日、金日成主席は平壌(ピョンヤン)を訪問したモンゴルの人民革命党書記長を出迎えるために順安(スンアン)飛行場に姿を現した。米軍盗聴部隊の誤った諜報が震源という主張から、国防部責任論、北朝鮮工作説などが続いたが、ミステリーとして残った。韓国では屈指の大型誤報事態に挙げられる》

528とはずがたり:2020/04/29(水) 21:11:14
>>526-528
たとえ死亡でも国家は安泰
 もし金正恩が手術後、健康を回復していたとすれば、祖父の時と同じような“サプライズ”を再現しようと考えても不思議ではない。

「重体説が流れている金氏が颯爽と登場し、例えばトランプ大統領と電撃的に会談を行ったり、中国を訪問したりすれば、韓国やアメリカの諜報機関に大恥をかかせることができます。何よりも自身の政治基盤を強化させることにもつながるはずです。これは決して“現実性ゼロ”と片付けられないシナリオだと思います」(同・重村氏)

 これほど情報が錯綜しているのは、特にアメリカや韓国が故意に虚偽の情報を流していることも関係しているようだ。

「今、北朝鮮国内では大規模で苛烈なスパイ狩りが行われているはずです。金正恩氏の健康状態に関する情報は文字通りの国家機密で、それを漏らした者は極刑に値します。アメリカや韓国は情報源を秘匿、保護するため、意図的に間違った情報をマスコミに書かせているのです」(同・重村氏)

 まさに熾烈な情報戦というわけだが、たとえ金正恩が死亡したとしても、北朝鮮の国家体制が揺らぐ可能性は低いという。

「クーデターや国民が蜂起する可能性は低く、幹部も相互に依存しているため、内部抗争も起きることもないでしょう。仮に金正恩氏が死亡したとして、金ファミリーの家族会、労働党と軍の幹部、合わせて10人くらいで後継者を決めるはずです」(同・重村氏)

 ちなみに後継者の候補としては、兄である金正哲(38)のほか、3人いると言われる正恩の実子などが取り沙汰されている。他にも父親・金正日や自身の隠し子も、対象者となる可能性があるという。

 妹の金与正(31)を候補者候補として報道したメディアもあるが、重村氏は「現実性は乏しい」と指摘する。

「女性の地位向上など、全く考えていない国家です。そういう点は非常に保守的なのです」

週刊新潮WEB取材班

2020年4月25日 掲載


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