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第25回参議院議員選挙(2019年)

1とはずがたり:2016/07/18(月) 12:39:59
2004年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/l50
2007年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
2010年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50
2013年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l50
2016年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1388412245/l50

1540 チバQ:2019/07/11(木) 22:04:28
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190711_11021.html
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宮城

<参院選>菅氏が宮城入り、自民比例てこ入れ 連立の公明は不信感募らす

2019年07月11日 木曜日

��聴衆と握手する菅官房長官(左)=10日午後、仙台市青葉区

 中盤戦に差し掛かった参院選(21日投開票)で、菅義偉官房長官が10日、公示後初めて宮城県に入った。改選数が2から1に減った宮城選挙区から比例代表に回った自民党現職を3時間付きっきりで応援する熱の入れよう。政権を支える右腕の異例のてこ入れに、連立を組む公明党は東北が地盤の比例現職への影響に神経をとがらせる。
 菅氏は仙台市青葉区中心部の街頭3カ所で、再選を期す自民比例現職の和田政宗氏(44)への支持を呼び掛けた。
 「安定政権が必要だ。何としても比例で和田氏に力をいただきたい」
 アーケード街を徒歩で移動する際は、写真撮影や握手を求める買い物客らに取り囲まれる人気ぶり。陣営関係者も「『令和おじさん』の効果は想像以上だ」と驚く。
 憲法改正が宿願とされる安倍晋三首相は改憲勢力の維持を目指す。菅氏の来仙について、党県連関係者は「1議席も減らしたくないという党本部の強い思いの表れだ」と推し量る。
 和田氏もなりふり構わない。自民は前回2016年に比例で19議席獲得し、候補者名が書かれた得票数の当選ラインは10万1000だった。「自分は当落線上にいる」と必死だ。
 選挙区候補との連動も強化。和田氏の陣営関係者は「一緒に回れば売り込みやすい。大きな相乗効果を期待している」と明かす。
 こうした動きに敏感に反応するのが公明党だ。
 同党は東北を中心に回る比例現職若松謙維氏(63)を重点候補と位置付ける。宮城県内では、13年初当選時の候補者票7万6000を今回の目標に掲げる。
 選挙戦では「選挙区は自民、比例は公明」の協力態勢を徹底しており、自民の対応は「首をかしげざるを得ない」(県本部関係者)と不信感を募らせる。
 県内のある党地方議員は「支持者には県内で比例候補が重なることへの不安が残る。説明に時間がかかれば、選挙区の得票に影響しかねない」とくぎを刺す。

1541 チバQ:2019/07/11(木) 22:05:57
https://hochi.news/articles/20190710-OHT1T50410.html
福島選挙区で女の闘いに火花…報道各社の情勢分析は拮抗

2019年7月11日 6時0分スポーツ報知

# 社会

��「普通のおばさん」と自己紹介し、親しみやすさをアピールする水野さち子氏

 女の闘いに火花が散っている。第25回参院選(21日投開票)福島選挙区は全国32の1人区で唯一、女性候補同士による事実上の一騎打ちで、各社の情勢調査が両陣営に分かれる大激戦になっている。自民党は11日に現職・森雅子氏(54)の応援に小泉進次郎衆院議員(38)を投入。候補者とは別行動になるが、なりふり構わず票を取りに行く。一方、野党統一候補の無所属新人・水野さち子氏(57)は味方陣営の「プチセクハラ発言」も意に介さず、勝利を目指している。(北野 新太)

1542 チバQ:2019/07/11(木) 22:09:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00000608-san-pol
激戦区を追う 福井 一枚岩になれない…自民と野党統一候補の課題は共通

7/11(木) 20:26配信��
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演説会で気勢を上げる支援者ら=7月6日午後、福井市

 「自民党候補VS野党統一候補」が大きな構図となった福井選挙区(改選数1)。4月の福井県知事選での分裂が尾を引く自民と、共産党の公認候補で一枚岩になれない野党のせめぎ合いが続く。

 「今回の選挙は、非常に厳しく難しい。まさに自民王国・福井が試されている選挙だ」。再選を目指す自民現職の滝波宏文(47)は今月6日、福井市内で開かれた個人演説会で支援者に呼びかけた。

 念頭にあるのは県知事選だ。自民県連は、党本部推薦の新人と5選を目指す現職に支援が二分。滝波はどちらの陣営も応援しなかった。このため、新人を支援した地方議員らが県連に対し「国会議員として党推薦の候補を応援すべきでなかったか」と、参院選公認候補について滝波の差し替えを要求する事態に陥った経緯があった。

 個人演説会には、経済産業政務官を務める滝波の上司にあたる経産相の世耕弘成が出席し、「知事選で福井県入りしないよう自分が指示した」と釈明。どちらかの陣営につけば、複数の原発が立地し、エネルギー政策の要を担う県と経産省の関係に悪影響が及ぶことを懸念したと説明した。

 ただ、しこりは残る。知事選後に県連の党員数が減少したほか、参院選でも議員間で支援態勢に温度差が生じている。ある自民県議は「自民一強の中、たがが緩んできているのでは」と顔をしかめる。

 対する野党サイド。「野党統一候補として出馬した。政治への不安を率直に表明してほしい」。7日、共産新人の山田和雄(52)は福井市内の街頭でマイクをにぎった。

 山田は全国唯一の共産公認の野党統一候補。党公認候補として町議選などにも出馬してきた山田は、「共産単独時よりも支持層の広がりを感じる」と話す。

 混沌(こんとん)とした選挙戦に頭を抱えるのは野党も同じだ。

 5月、野党各党の中央本部が福井選挙区から統一候補として山田の擁立を決めた。立憲民主や国民民主、社民の各県連は「(関係が深い)連合の理解が得られない」として無所属での出馬を共産県委員会に要請。だが協議の末、各党中央本部の決定を尊重する方針が出された。

 「非自民・反共産」を掲げる連合福井は「選択肢がない」として参院選で沈黙する姿勢を表明。立民や国民、社民は推薦を出さなかった。10日には立民代表の枝野幸男が福井市内に応援に駆けつけたものの、国民は出陣式に参加しないなど温度差がある。国民県連関係者は「特に原発政策では共産とは隔たりがある。全面的に応援するわけにはいかない」と声を潜める。

 こうした状況に、同県鯖江市の無職男性(80)は「結局何がしたいのかよくわからず、有権者をばかにしているとしか思えない」と憤る。分裂が尾を引く自民と足並みのそろわない野党に対し、有権者の視線は厳しさを増している。

 同選挙区は、諸派新人の嶋谷昌美(48)も立候補している。(文中敬称略)

1543 チバQ:2019/07/11(木) 22:10:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00000108-jij-pol
菅官房長官、激戦区を奔走=「官邸不在」野党は批判【19参院選】

7/11(木) 19:19配信��
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街頭演説後に聴衆と交流する菅義偉官房長官(中央)=11日、盛岡市

 菅義偉官房長官が参院選の応援で激戦区を駆け回っている。

 新元号「令和」発表で知名度がアップしたこともあり、各陣営から支援要請が相次いだからだ。ただ、危機管理の要である官房長官が首相官邸を長時間不在にすることに野党からは批判が出ている。

 「令和になって最初の参院選で候補を国会に送っていただき、安定政権により日本の国をさらに前に進めていきたい」。菅氏は11日、JR盛岡駅前での街頭演説でこう語り、支持を呼び掛けた。

 公示後は閣議が開かれた9日に自ら定例記者会見を行ったが、それ以外は官房副長官に任せてフル稼働。これまでに東京のほか、日帰りで三重、神奈川、新潟、山形、長野、大分、宮城、青森、岩手を順に回った。今後、秋田などにも入る。

 災害やテロの発生に即応できるよう、遊説先ではヘリコプターを近辺に待機させるなど、不測の事態に備えている。菅氏は帰京するまでの対応を副長官らに委ねており、自民党は「問題はない」との立場だ。

 もっとも、「平時」は危機管理を重視する官房長官が、選挙期間中だけ官邸を頻繁に離れるのは異例の対応に映る。安倍晋三首相も連日地方を回っており、日中は首相と官房長官の「同時不在」の状態が続いている。

 2016年参院選の際、菅氏はバングラデシュでのテロ事件発生後に遊説のため新潟県を訪れ、野党の批判を招いたこともある。

 立憲民主党の蓮舫参院幹事長は首相や菅氏の危機管理対応について記者団に「最低だ。あまりにも国民の安全を軽視している」と批判した。

1544 チバQ:2019/07/11(木) 22:12:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00000045-tospoweb-ent
【参院選】元タレントの国民民主・小山田経子氏 「うさぎ耳と赤いメガネ」コスプレ演説

7/11(木) 17:01配信��
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大きな耳が目立つ小山田氏

 参院選に国民民主党から比例代表で立候補している行政書士で元タレントの小山田経子(つねこ)氏(41)が10日、兵庫県姫路市内で街頭演説を行った。

 JR姫路駅前に立った小山田氏は、オレンジのシャツに紺のパンツという装い。さらに頭にうさぎの耳をつけ、赤いメガネだ。

 大きな耳は同党の公認キャラクター「こくみんうさぎ」をイメージしたもので、国民の意見に耳を傾けるためだという。 小山田氏は「バニーを感じさせるし、最初はどうかと思ったんです。スーツでキチッとしようとも考えたんですけど、タレント時代にも(コスプレの)経験があるし、まぁ、私ならありかなと。意外と評判もいいんですよ。変に党首の方とかがコスプレをすると、コスプレイヤーの方からも『選挙の時だけすり寄ってる』と思われますしね」と、率先して「こくみんうさぎ」に扮している。

 そんな小山田氏は比例代表での出馬にもかかわらず、縁もゆかりもない兵庫県で選挙活動を展開中だ。すでに息子とともに引っ越している。同党は兵庫選挙区に候補を擁立しておらず、幹部が応援演説に入るといった手厚いバックアップも見込めない。

「兵庫県で国民民主党を知っていただけないのは大変だということで移り住みました。兵庫県の支持者の掘り起こしができればと考えて、1人でも頑張ります」と力強く語った。

1545 チバQ:2019/07/11(木) 22:13:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00010001-mbsnews-soci

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【参院選】奈良・和歌山・滋賀選挙区 与野党勝敗のカギを握る激戦「1人区」の行方は?

7/11(木) 15:35配信��

MBSニュース

7月21日に投開票される参議院選挙。改選数1の奈良、和歌山、滋賀の3つの選挙区を取り上げます。与野党の勝敗のカギを握るとされる1人区。野党は全国32の1人区全てに統一候補を立てていて、激戦が予想されます。

■奈良選挙区■

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MBSニュース

奈良選挙区には幸福実現党で新人の田中孝子さん(64)、自民党で現職の堀井巌さん(53)、無所属で新人の西田一美さん(58)の3人が立候補しています。

■堀井巌さん

「この6年間、ここにいらっしゃる皆様方を含めて大勢の奈良県民の方々から、この奈良の強さ、可能性、そしてさまざまな課題を教えていただきました。」(自民党・現職・堀井巌さん)

自民党・現職の堀井巌さん(53)は初当選後、外務大臣政務官としてのべ56か国を訪問しましたが、今回の選挙では奈良県を第一にと訴えます。実は奈良県では前回の衆議院選以降、衆参の全議席を自民党が占めています。

「(堀井候補は)世界中を駆け巡っていました。そして外国との友好関係を築くのに尽力をされ、経済の分野での発展に大きく貢献をされています。」(演説する自民党・小林茂樹衆議院議員)

この日、応援に駆け付けた小林議員。おととしの衆院選で宿敵の馬淵さんを破り、自民王国を印象付けましたが、堀井さんもこの波に乗れるのでしょうか。

「これまで6年間自分自身が何をやってきたか、それを有権者の方はやっぱり見ておられる。常に選挙というのは自分自身との戦いだと思ってやっております。」(堀井巌さん)

■西田一美さん

一方、野党統一候補として初出馬する無所属・新人の西田一美さん(58)。選挙戦のスタートに選んだのは、かつて役場で働いていた宇陀市の旧室生村でした。

「宇陀市室生、この場から奈良県から、この社会を変えていける。スタートを切れる。」(無所属・新人・西田一美さん)

そこには無所属となった馬淵議員の姿もありました。

「与党の候補者と1対1の激突となる大切な選挙。しかし相手は自民党、巨大な組織です。」(演説する無所属・馬淵澄夫衆議院議員)

今回、統一候補に力を入れる野党。公示日の翌日には、立憲民主党の枝野幸男代表もやってきました。奈良県で初の女性の野党統一候補に期待を寄せます。

「(奈良県は)全体として勝っているとまでは言いませんけども、十分に戦えると」(立憲民主党・枝野幸男代表)

「(枝野代表の応援は)ありがたいと思っています。野党統一オール奈良ということで、私が戦うという意味においては、ちょっとプレッシャーではありますけれども。その勢いをいただいて、最後まで頑張り抜きたいなと思っています。」(西田一美さん)

■田中孝子さん

ほかにも幸福実現党で新人の田中孝子さん(63)が6度目の国政選挙に挑みます。

1546 チバQ:2019/07/11(木) 22:16:18
■和歌山選挙区■

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MBSニュース

和歌山選挙区には無所属で新人の藤井幹雄さん(58)、自民党で現職の世耕弘成さん(56)の2人が出馬しています。

■藤井幹雄さん

「私はこの脚、この脚で自転車で回らせていただきます。地に足つけて戦います。」(無所属・新人・藤井幹雄さん)

野党統一候補として出馬した無所属・新人の藤井幹雄さん(58)。選挙活動中の相棒はトライアスロンで鍛えた身体と自転車です。弁護士だった藤井さんが参院選への出馬を決意したのは、安倍政権下での憲法改正に危機感をもったからでした。

「嘘と隠ぺい、ごまかし、国民を騙す、そういう政治がまかり通っている。安倍政治の暴走をこのままにしておいていいのか。その思いがどんどん日に日に強くなっています。」(藤井幹雄さん)

■世耕弘成さん

一方、ヘリコプターから手を振りながら降り立ったのは、安倍政権で経済産業大臣を務める自民党・現職の世耕弘成さん(56)。

「ヘリコプターなんか贅沢じゃないかって思われるかもしれないけど、私はたった1日しかないんです。」(自民党・現職・世耕弘成さん)

今回、選挙期間中に和歌山に入れるのはたった1日。閣僚としての公務と各地の選挙応援で忙しいからですが、演説では実績をアピール。得票率全国1位を目指すという余裕さです。

「経済・外交をここまで、今までの政権では考えられなかったくらい立て直してきました。前進をさせてまいりました。安定の政治を自民党公明党の安倍政権に与えていただきたい。」(世耕弘成さん)

1547 チバQ:2019/07/11(木) 22:17:34
■滋賀選挙区■

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MBSニュース

滋賀選挙区はNHKから国民を守る党で新人の服部修さん(45)、無所属で新人の嘉田由紀子さん(69)。自民党で現職の二之湯武史さん(42)の3人の戦いです。

■嘉田由紀子さん

「何としても嘉田由紀子を、共闘の団結の象徴として国に送り込んでいただきたい。」(無所属・新人・嘉田由紀子さん)

滋賀県知事を2期8年務めた嘉田由紀子さん(69)が衆院選に続いて、無所属で挑む今回の参院選。野党統一候補とあって第一声には各党に加え、さきがけの代表だった武村正義さんの姿もありました。

「嘉田さんは一貫しています。栗東駅の問題(新幹線の新駅凍結)も大戸川ダムの問題(建設中止)も、毅然として最初の公約を守り通して実現をされた。」(元さきがけ代表・武村正義さん)

しかし、嘉田さんの選挙戦はいつも通りの草の根運動です。

「手こぎ船選挙です。相手は大きな自民党、総理大臣まで次々とやってくる。そういう軍艦選挙に対して、こちらは草の根の手こぎ船選挙。」(嘉田由紀子さん)

元知事としての知名度をいかして、一人一人に膝を突き合わせて話を聞いていきます。この日も朝早くから山間の集落を回ります。

「(住民の方に)40年前に案内していただいていているの。学生時代にこちらにずっと調査に来ているんです。」(嘉田由紀子さん)

道中も人がいたら車から降りて握手をしにいきます。

「本当に早朝から皆さんが出てきていただいて、握手してご支援していただいていること、本当にうれしいです。」(嘉田由紀子さん)

忙しい選挙活動も慣れたものです。


「(Q選挙活動は忙しい?)私の人生いつもいつも忙しかったから。(知事時代は)24時間365日気が休まらなかった。」(嘉田由紀子さん)


■二之湯武史さん

「ダムを撤回し、ケチケチ財政で滋賀県の経済を停滞させた方に、どうして国政が任せられるんですか、皆さん。」(自民党・現職・二之湯武史さん)

自民党公認・公明党推薦の現職・二之湯武史さん(42)。第一声では知名度のある嘉田さんを意識した演説を行いました。

「もちろん知事2期された方だし、それまでも滋賀県でずっと活動されてきた方なので、県民に知名度のある方ですけど、勝てない相手でもないと思っていますし。」(二之湯武史さん)

自民党も激戦区と位置づける滋賀。選挙戦初日に小泉進次郎議員が応援に入る力の入れようです。

「滋賀県民の多くの人が知っている元知事。その人生の大先輩に立ち向かう、私と同世代のチャレンジャーが二之湯さんです。」(演説する自民党・小泉進次郎衆議院議員)

そして3日目には安倍晋三首相もかけつけました。

選挙期間中も食事には気を使っているという二之湯さん。この日は知人のお店でランチです。

「食の会をいうのを作っているわけですね、滋賀県の食文化を振興していこうと。その中にいた。」(二之湯武史さん)

元々京都出身だったことから、滋賀でこうした食やスポーツを通じたイベントに力を入れて支持を広げてきたといいます。

「あそこに沖島ってあるやんか、あそこでウェイクボードのワールドシリーズを誘致した。新しい提案ができる政治家って絶対必要だと思うんですよね。」(二之湯武史さん)

他にもNHKから国民を守る党の新人・音楽塾経営の服部修さん(45)が立候補しています。

勝敗の行方が選挙結果を左右するとされる1人区。激戦を制するのは誰なのでしょうか。

(7月10日放送 MBSテレビ「Newsミント!」内『特集』より)

1548 チバQ:2019/07/11(木) 22:18:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190710-00000016-san-l41
【参院選】佐賀・長崎 候補が触れない長崎新幹線

7/11(木) 7:55配信��
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長崎ルートの開業に向けて建設が進む諫早駅(長崎県諫早市)。未着工区間の議論は置いてけぼりだ

 ■未決定の整備方式にあせる関係者「中断している場合か」

 参院選(21日投開票)の自民党公約の一つに、整備新幹線の未着工区間について、財源を確保しつつ早期着工を目指す-とある。いまだに整備方式が決まらない九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)の地元選挙区では、自民も含め、候補が演説で新幹線を取り上げることはほとんどない。地元の盛り上がりがなければ、時短効果の低い「リレー方式」の長期化が現実味を帯びる。(九州総局 高瀬真由子、中村雅和)

 「レールが1本だけの社会を変えないといけない。人生の選択肢が多様な社会をつくる」。佐賀選挙区(改選1)の自民現職、山下雄平氏(39)は7日夜、佐賀市内で開いた個人演説会でこう訴えた。新幹線のレールをどうするかには、最後まで触れなかった。

 その理由について山下氏は、取材に「与党検討委員会の結論がまだ出ていない」と述べた。検討委が軸とするフル規格化についても「メリット、デメリットがある」と、賛否を明確にしなかった。

 長崎ルートのうち、未着工の新鳥栖-武雄温泉は当初想定していたフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の開発が暗礁に乗り上げた。その結果、フル規格かミニ新幹線かで、整備方式が決まっていない。

 佐賀選挙区で立候補している国民民主党の元職、犬塚直史氏(64)は、演説で新幹線問題に短く触れ、「(整備方式の決定より)FGT失敗の総括が先だ」と主張した。犬塚氏は、長崎選挙区で平成16年から参院議員を1期務めた。その頃から、長崎ルート整備には慎重だった。

 一方、長崎選挙区(改選1)の候補者は、フル規格への熱は高い。

 自民現職の古賀友一郎氏(51)は取材に「東京、名古屋、大阪がリニア中央新幹線で結ばれれば、巨大経済圏が誕生する。その経済圏と西九州を結びつけることは、地域の生き残りをかけた事業だ。長崎はもとより、佐賀の方にも理解いただくことが必要だ」と語った。

 国民の新人、白川鮎美氏(39)も「フル規格で整備すべきだ。リニアができれば長崎から東京まで4時間半でいける。大きな夢がある」と述べた。

 ただ古賀、白川両氏とも、こうした主張を街頭で展開することは、ほとんどない。

 ■避けて通れぬ

 長崎ルートの整備方式について、与党検討委は昨年夏、決定を1年先に延ばした。今年6月には「参院選後」に再度、先送りした。フル規格化の議論に、佐賀県が強く反発しているからだ。

 今後も整備方式が決まらなければ、長崎ルート整備は、北陸新幹線敦賀-新大阪など、別の地域に後れを取る。

 参院選は、地元で新幹線の議論を深める格好の機会だった。時間の制約や、「争点となっていない」などの理由はあるにしろ、議論が低調な状況に、地元関係者は危機感を持つ。

 佐賀県内の議員有志でつくる「フル規格促進議員の会」会長の平原嘉徳佐賀市議は「県民が関心を持っている問題には、選挙で候補自身の考えを述べてほしい。触れられないのは残念だ」と語った。自民党佐賀県連会長の留守茂幸県議も「避けては通れない大きな課題。禍根を残さない判断をする時期だ。間違えてはならない」と述べた。

 長崎県議の八江利春氏は「6月に佐賀でフル規格推進派のシンポジウムが開かれ、佐賀の雰囲気が変化したと感じる。選挙を通じて大いに議論を深めてほしい」と話した。

 佐賀を地盤とする今村雅弘衆院議員(比例九州)は「リレー方式が長期化すれば、『利用者不在』という声が出てくる。議論を中断している場合じゃない。他の地域に先を越されて、置いてけぼりにされると、認識しないといけない。候補者は大局的な観点が必要だ」と語った。

 ◇佐賀選挙区

 届け出順(1-2)

山下雄平 39 元内閣政務官 自(竹)現 【公】

犬塚直史 64 観光会社役員 国   元 【立】【社】

 ◇長崎選挙区

 届け出順(1-3)

古賀友一郎 51 総務政務官 自(岸)現 【公】

白川鮎美 39 NPO理事 国   新 【立】【社】

神谷幸太郎 43 元会社員  諸   新

1549とはずがたり:2019/07/12(金) 09:31:03

立憲が国民に「刺客」=官邸参戦で対立激化-静岡【注目区を行く】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000021-jij-pol
7/12(金) 7:18配信 時事通信

 6月、東京都内のホテル。

 首相安倍晋三は自民静岡県連関係者に向かって「立憲民主が当選したら困るよね」と問い掛けた。参院選静岡選挙区は改選数2の「2人区」の中で唯一、立憲と国民民主が競合する。立憲が国民現職の追い落としを図った格好だが、選挙後をにらんだ首相官邸がこれを阻止しようと参戦。野党対決は激しさを増している。(敬称略)
 「一生が戦続きの徳川家康にとって、平和な暮らしは、ここ駿府で過ごした少年時代だった」。徳川宗家19代目で立憲新人の徳川家広は、4日の第一声の場所に静岡市の駿府城公園にある家康の銅像前を選んだ。応援には参院幹事長の蓮舫が駆け付けた。

 家広は曽祖父の家正が最後の貴族院議長として現憲法制定に関わったことに触れ、「(家正は)これで恒久平和の礎が築かれた、と言っている。今ほど日本の憲法、戦後の平和が危機にさらされている時はない」と強調。憲法9条の改正を目指す安倍政権への対決姿勢を鮮明にした。

 国民参院幹事長の榛葉賀津也に対して立憲が「刺客」を放った背景には、国会対応での路線対立がある。榛葉は自民参院幹部とゴルフや酒席を共にして親交を深め、重要法案の審議日程や委員会人事を「あうんの呼吸」(自民関係者)で決めてきたとされる。

 対決色を強めたい蓮舫らは旧民進党時代から榛葉とそりが合わず、たもとを分かった後は野党の足並みの乱れとなって確執が露呈した。立憲関係者は、蓮舫が「榛葉だけは絶対に許さない」と怒りをあらわにするのを目の当たりにしたという。

 立憲の県選出国会議員はおらず、県連関係者は「日本一弱い県連」と自嘲気味に話す。ただ、「徳川」の知名度は圧倒的で、家広が街頭に立てば聴衆から「家康の肖像画にそっくり」とのささやきがそこかしこから上がる。陣営幹部は「伸びしろを感じる。2013年の榛葉票の半分と保守票の2割くらいを取り込めるのではないか」と鼻息が荒い。

 過去3回、自民と議席を分け合う「ぬるま湯」(国民県連関係者)の選挙を戦ってきた榛葉にとって、徳川の出馬は一大事だ。静岡県湖西市で1日に開いた国政報告会では、連合傘下の組合員やOBら約600人を前に「新しくやってきた野党の方と大接戦で、私は3番手。この戦い、絶対に負けられない」と神妙な面持ちで語った。

 頼みの綱は連合だが、連合静岡の幹部は「これまでも最大限やってきている。新たにできることはあまりない」とうめく。組合員には、榛葉への投票をこれまで以上に働き掛けるよう指示し、県内で推薦した衆院議員や地方議員、首長にも支持拡大を要請。ただ、連合自体が産別によっては立憲を支援しているため、支持を固めきれないのが実情だ。

 ◇「ほぼ自民」
 苦境に陥った榛葉に思わぬ強力な援軍が現れた。自民県連関係者は「官邸が榛葉にてこ入れしている」と声をひそめる。複数の関係者によると、榛葉と親しかった官房長官菅義偉が企業や公明の支持母体・創価学会に榛葉支持を働き掛けたという。徳川陣営も察知しており、関係者は「山が動いた。公明が怪しい動きをしている」と警戒を強めている。

 憲法改正に意欲を燃やす安倍は、参院選後も自公や日本維新の会などの改憲勢力で発議に必要な3分の2を維持することが難しいと認めている。このため、新たな改憲勢力を求めており、与野党から異口同音に「ほぼ自民」と呼ばれる榛葉は格好のターゲットと映っているとみられる。

 野党の分裂を受け、自民では一時、新たに新人の擁立を模索する動きも出た。だが「しこりが残る」(県連幹部)として、結局は現職の牧野京夫に絞って現有議席を堅持する戦略に落ち着いた。

 旧民進の「内輪もめ」をよそに、牧野は組織の引き締めを図る。6月29日、静岡市内のホテルで開かれた会合で支持者らを前に、「追い風が吹いているわけではないと感じている。日を追うごとに厳しいものになっていくのではないか」と述べ、支持を呼び掛けた。

 ◇立候補者名簿
 【静 岡】
牧野 京夫60国交副大臣   自現(2)
              推(公)
徳川 家広54政治経済評論家 立新
榛葉賀津也52元外務副大臣  国現(3)
鈴木 千佳48党県常任委員  共新
畑山 浩一49N国党員    諸新
(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は自=自民、公=公明、立=立憲民主、国=国民民主、共=共産、諸=諸派。丸数字は当選回数。丸かっこは推薦政党。

1550とはずがたり:2019/07/12(金) 15:08:31
>>1444>>1476>>1494>>1496
序盤情勢/中泉氏に寺田氏迫る(>>1444河北)
寺田氏に幅広い支持(>>1476毎日)

村岡の政治音痴(>>1496)め,序盤では先行してた中泉だけど村岡の支援にも拘わらず寺田が攻勢強めとるぞ。

<参院選秋田>元衆院議員村岡氏が自民現職支援 保守回帰、波紋広がる 野党警戒強める
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000016-khks-pol
7/12(金) 11:42配信 河北新報

 21日投開票の参院選秋田選挙区(改選数1)で、元衆院議員の村岡敏英氏(58)が、公示の4日朝に自民党現職の中泉松司候補(40)への支援を表明し、選挙戦に波紋を広げている。9年前に自民を離党し、2017年衆院選秋田3区では自民候補に敗れた村岡氏。中泉氏陣営は「心強い」と歓迎し、野党統一候補の無所属新人寺田静候補(44)の陣営は「村岡氏の地盤の県南は厳しい戦いになる」と警戒感を強める。

 「保守系無所属の村岡敏英です。やっと中泉さんの出陣式に間に合った」

■表情晴れ晴れ

 公示の4日、秋田市中心部で開かれた中泉候補の出陣式。自民の県選出国会議員と佐竹敬久知事らが見守る中、村岡氏は晴れ晴れとした表情で約400人の聴衆に全力支援を約束した。

 この2日前に急きょ記者会見を開き、基本姿勢の異なる共産党が支持する寺田候補を応援できないと表明していた。会見では中泉候補を支援するかどうかには触れなかった。公示の前日に支援を決断したという。

 由利本荘市を拠点とする村岡氏は、秋田3区に後援会組織を張り巡らす。17年衆院選は約9万3000票を獲得した。

 秋田での国政選挙は10年以降、自民の連戦連勝。だが今回は秋田市が候補地とされた地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を巡る問題が逆風になり、自民県連は「激戦区中の激戦区だ」と危機感を抱く。

 こうした中での支援表明に、中泉氏陣営は「県南で一定の支持層を持つ助っ人は心強い」と喜ぶ。

 ただし衆院選で自民の御法川信英衆院議員と長年争ってきただけに「『何でライバルと組むのか』という不満も出てくる。村岡氏の一部支持者は離れるのでは」との懸念ものぞかせる。

■前回と正反対

 中泉候補の支援を明言している佐竹知事は「村岡氏は元々は保守本流の人。地元支持者の多くは自民党員だ」と指摘し、保守回帰の動きを当然視する。

 16年の前回参院選で旧民進党衆院議員(比例東北)だった村岡氏は共産、社民が推薦する民進候補を支援した。正反対となる今回の突然の態度表明に、寺田候補を推す野党側は困惑する。

 各党は県連レベルでの支持・支援にとどめ政党色を薄めており、野党の県連幹部は「無所属の村岡氏でも支援に加わりやすかったはずだ」と残念がる。連合秋田は「影響を図りかねているが、今は目の前の選挙を頑張るだけ」とのみ語る。

【秋田選挙区立候補者】(1―3)
中泉 松司40 自現(1)(公推)
寺田  静44 無新 
石岡 隆治45 諸新

1551とはずがたり:2019/07/12(金) 15:14:34
>>1459
これ榛葉さんが当選したらこくみんの参院幹部が官邸の言いなりってことやからな〜。

https://twitter.com/sangituyama/status/1149478409782718476
こたつぬこ『「社会を変えよう」といわれたら』4/17発売
@sangituyama

この記事の内容こそが、徳川家広さんが絶対に勝たなければならない理由。共産党や社民党支持者にも読んで判断して欲しい。

「首相安倍晋三は自民静岡県連関係者に向かって「立憲民主が当選したら困るよね」と問い掛けた」

https://twitter.com/nambu2116/status/1149506865895596037
南部義典 NAMBU,Yoshinori
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国対委員長当時、対立の激しかったIR法案では、土壇場で参議院修正の流れを作り、衆議院再議決を迫ったこともありました(衆側の山井国対委員長は焦ったと思います)。とかく、参院与党国対に「いい顔」をするのが、氏の行動原則です。

19:32 - 2019年7月11日

1552チバQ:2019/07/12(金) 15:18:02
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190712_61032.html
<参院選福島>双葉郡、選挙戦熱く 避難指示解除進み、集票運動エリア拡大 復興加速じかに訴え

双葉郡の帰還困難区域を走る選挙カー
拡大写真
 東京電力福島第1原発事故で被災した福島県双葉郡の8町村で、21日投開票の参院選福島選挙区(改選数1)の各陣営が集票運動を活発化させている。前回参院選からの3年間だけでも3町で避難指示解除が進み、運動可能なエリアが広がった。復興の加速を訴える陣営に避けて通れない地域で、有権者も候補者を知る機会が増えると期待する。
 「9年ぶりに、この地で演説会を開くことができて感無量だ」
 2017年4月に一部地区を除き避難指示が解除された富岡町で9日、野党統一候補の無所属新人水野さち子氏(57)の個人演説会があった。総合選対本部長の増子輝彦参院議員は約100人を前に、双葉郡で10年参院選以来となる国政選挙の演説会の意義を強調した。
 避難地区が縮小したとはいえ、住民帰還はなかなか進まない。富岡町は人口の9割が町外避難中。地元県議は「参加者を集めるのは大変だった。福島市やいわき市から来てもらった人もいる」と汗を拭った。
 双葉郡の全8町村に出された避難指示は12年3月に広野町、14年10月以降に川内村、楢葉町、葛尾村、浪江町、富岡町で解除された。19年4月には第1原発が立地する大熊、双葉両町で初めて、大熊町大川原・中屋敷地区でも解除されている。
 現在、福島県内で帰還困難区域があるのは富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾の5町村に南相馬市と飯舘村を加えた7自治体。それぞれの区域で、国は除染とインフラ整備を一体で進める特定復興拠点を設ける。
 3選を狙う自民党現職森雅子氏(54)の陣営は避難指示が15年9月に全域で解除された楢葉町と、17年3月に一部で解除された浪江町に後援会連絡所を設けた。楢葉町後援会長の古市福男町議は「身近に拠点があると候補者に対する関心が高まる」と狙いを説明する。
 13年参院選で、森氏陣営は公示前にいわき市の仮設住宅で町民と話す機会を設けていた。古市氏は「旧避難指示区域は高齢者だけで帰還した世帯が多く、家族や近所で選挙の話をする機会が減っている」と難しさも語る。
 仙台での2年間にわたる避難生活を経て楢葉町に戻った無職女性(69)は「候補者が被災地の現状を知る意味でも、私たちが訴えを直接聞く意味でも双葉郡での選挙運動は大事。政党に関係なく、もっと来てほしい」と話した。

【福島選挙区立候補者】(1―3)
森雅子54 自現(2)(公推)
水野さち子57 無新(立・国・社推)
田山雅仁35 諸新 


関連ページ:福島政治・行政19参院選
2019年07月12日金曜日

1553とはずがたり:2019/07/12(金) 15:36:23
悪いにきまっとるやろ〜。

県庁で勤務中職員が必勝コール 知事「悪いという法律ない」
https://www.sakigake.jp/news/article/20190711AK0003/
2019年7月11日 掲載

 秋田市山王の県庁前で10日に参院選候補者が街頭演説した際、県職員数十人が勤務時間中に県庁敷地内で候補者陣営と共に、勝利を期した掛け声を上げた。識者からは、全体の奉仕者である公務員の政治的中立性が疑われるとして、批判の声がある。

 10日午後0時半すぎ、参院選候補者の選挙カーが県庁前の道路に横付けし、陣営が県庁に向かって演説を始めた。正面玄関前には佐竹敬久知事を先頭に県幹部や一般職員、関連団体関係者らが集まった。

 陣営が「皆さんから応援をいただいて、何とか勝たせていただきたい」などと支援を呼び掛け、知事や職員らは拍手を送った。昼休み終了の午後1時を過ぎても演説は続き、1時10分には陣営関係者の呼び掛けで勝利を期した掛け声を上げ、知事や職員らも右腕を数回突き上げた。

 コンプライアンス(法令順守)の問題に詳しい元検事の郷原信郎弁護士(東京)は「県庁敷地内でこのような行為をすれば、県職員が一丸となって特定候補を応援していると取られかねない。公務員の政治的中立性という意味で問題がある」と指摘した。

 佐竹知事は取材に対し、「時間的に(昼休みを)オーバーしたのはまずかった。(敷地内で候補者陣営と共に掛け声を上げるのは)悪いという法律はない。あとは、見る人がどう取るかだ」と話した。

(全文 957 文字 / 残り 416 文字)

https://twitter.com/TanakaShinsyu/status/1149455010628980736
田中 信一郎
@TanakaShinsyu
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その他
どこから突っ込めばいいのか混乱するくらい問題が満載。①行政の政治的な中立性を強く疑わせる。②職権を背景に部下等への組織的な投票依頼を疑わせる。③公務員の職務専念義務違反。④選挙実務の偏向を疑わせる。④イージスアショアに反対なのに、推進の候補を支援する知事。

16:06 - 2019年7月11日

1554チバQ:2019/07/12(金) 15:43:55
https://www.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190711_06.html
<参院選福島>愛郷心訴え集票合戦 いわきが地元/自民現職森氏 会津若松地盤/無所属新人水野氏

(左)支持者に握手を求める森候補=5日、いわき市 (右)支持者に駆け寄る水野候補=4日、会津若松市
拡大写真
 21日投開票の参院選福島選挙区(改選数1)で、いわき、会津若松両市を巡る集票合戦が日増しに熱を帯びている。いわき市は自民党現職森雅子候補(54)の地元で、会津若松市は野党統一候補の無所属新人水野さち子候補(57)が県議時代に地盤とした。両候補とも愛郷心を訴えて足場を固めつつ、大票田の郡山市や福島市への浸透を図る。

 「子どもの頃、経済的に困難で学ぶ場がなかった時にいわきの皆さんに助けてもらった」
 4日、福島市で第一声を上げた森候補が当日最後の遊説先に選んだのはいわき市だった。選挙事務所前でマイクを握り、地元への謝意を示し支援を訴えた。
 同市は県内一の34万の人口を抱える。地元生まれの森候補は2007年と13年の過去2回、市内最多の票を獲得。13年の市内得票は63%に達し、再選の大きな要因となった。
 自身を含め6人が1議席を争った13年と異なり、今回は野党統一候補との事実上の一騎打ち。陣営の危機感は強く、公示前に地元であった総決起集会で党県連の太田光秋幹事長は「厳しい選挙を勝ち抜くため、古里いわきから風を起こして県内に発信してほしい」と声を張り上げた。
 党の地元組織も結束を固める。かつて4人いた地元国会議員は落選が続き、現在は森候補と吉野正芳前復興相(衆院福島5区)の2人だけ。盤石だった政権与党の威信に陰りが見え、陣営幹部は「吉野議員だけになったら復興はどうなるのか。負けられない戦いだ」と気を引き締める。
 対する水野候補は、地元の「会津」を前面に押し出す戦術を取る。
 「生まれは会津若松。だからこそ『ならぬことはならぬ』と訴える」。福島市での第一声で、水野候補は早速「決めぜりふ」を披露した。
 会津藩校日新館の「什(じゅう)の掟(おきて)」の一文だ。武士の心構えを持ち出して政権との対決姿勢を鮮明にすると、聴衆が一気に沸いた。
 その後、会津若松市での街頭演説では、会津が地盤の小熊慎司衆院議員(比例東北)が「会津魂で今の政治にノーを突きつけよう」と拳を突き上げた。
 人口12万の同市は会津地方最大の都市。旧民主党最高顧問だった渡部恒三元衆院副議長のお膝元で、一定の非自民票が見込める。自民関係者は「会津は一つにまとまる地域。浜通りの森候補は厳しい戦いになる」と打ち明ける。
 ただ、水野候補が戦った2回の県議選の得票は7000票程度。市内での知名度は決して高くないとの指摘もある。陣営幹部はいわき市での苦戦を織り込んだ上で「いわきの票差を会津でどれだけ埋められるかが鍵だ」と語る。


2019年07月11日木曜日

1555チバQ:2019/07/12(金) 15:47:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190711-00000617-san-pol
小沢一郎氏ようやく登場 激戦・静岡で国民候補を初応援
7/11(木) 21:26配信 産経新聞
小沢一郎氏ようやく登場 激戦・静岡で国民候補を初応援
国民民主党の公認候補の応援に駆け付けた小沢一郎総合選対本部長相談役(右)=11日、静岡県富士宮市
 参院選で苦戦が伝えられる国民民主党の小沢一郎総合選対本部長相談役が11日、静岡県富士宮市でマイクを握り、同党の公認候補の支持を訴えた。公示後は表だった活動を控えていたが、現職が激戦を繰り広げている静岡選挙区(改選数2)の議席を死守すべく、満を持して登場した。

 「この参院選でわれわれの議席を大幅に伸ばし、自民党の議席を大幅に減らす。それによって安倍晋三内閣を退陣に追い込める」

 77歳の小沢氏は公認候補の個人演説会でこう熱弁を振るった。会場には玉木雄一郎代表も駆け付け、そろい踏みで支援を求めた。

 静岡選挙区は全国に4つある改選2人区で唯一、国民と立憲民主党がそれぞれ公認候補を擁立した。自民党現職が先行し、2議席目を国民の現職と立民の新人が競う。国民は、小沢氏の旧民主党時代の盟友で、政界引退後もなお日教組に強い影響力を誇る輿石東元参院副議長にも応援を要請する構えで、総力戦で勝利を得たい考えだ。

 小沢氏は4月下旬に自身が率いた自由党を解散して国民に合流し、5月下旬に玉木氏が兼務する総合選挙対策本部長の相談役に就いた。

 玉木氏は「政権交代担当アドバイザーだ」と語り、民主党政権を誕生させた選挙手腕に期待を寄せた。しかし、権限や役割が曖昧だったこともあり、小沢氏は地元の岩手選挙区(改選数1)以外は裏方に徹していた。周囲に淡々と「選挙は幹事長が采配を振るうものだ」と語っていた小沢氏だが、党の苦戦を座視するわけにもいかず重い腰を上げた形だ。(広池慶一)

1556チバQ:2019/07/12(金) 15:47:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00010010-nishinpc-soci
首相、側近らの名前も間違う 「礒崎よういち」「松山せいじ」連発し周囲から指摘
7/12(金) 14:32配信 西日本新聞
首相、側近らの名前も間違う 「礒崎よういち」「松山せいじ」連発し周囲から指摘
与党候補の応援演説を終えて有権者とハイタッチする安倍晋三首相=午後6時すぎ、福岡市・天神
 野党第1党の党名言い間違いを繰り返している安倍晋三首相が、“側近”や閣僚経験者の名前も言い間違い-。

 参院選の自民党公認候補の応援で11日に九州入りした首相。大分県では第2次安倍政権発足直後から約2年9カ月間、首相補佐官を務めた礒崎陽輔(ようすけ)氏、福岡県では前1億総活躍担当相の松山政司(まさじ)氏の隣で熱弁を振るった。

 両県の会場での演説終盤、それぞれの候補者への支持を呼び掛ける際、「礒崎よういち」「松山せいじ」と連発。周囲から指摘され、苦笑いしながら正しく言い直した。

 首相は各地での演説で、立憲民主党の枝野幸男代表を「民主党の枝野さん」と言い間違えて反発を受けたことをネタに、「ころころ党名が変わると覚えきれない」などと皮肉ってきた。

1557チバQ:2019/07/12(金) 15:50:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000021-jij-pol
立憲が国民に「刺客」=官邸参戦で対立激化-静岡【注目区を行く】
7/12(金) 7:18配信 時事通信
立憲が国民に「刺客」=官邸参戦で対立激化-静岡【注目区を行く】
浜松駅前で街頭演説をする候補者=4日(一部画像処理してあります)
 6月、東京都内のホテル。

 首相安倍晋三は自民静岡県連関係者に向かって「立憲民主が当選したら困るよね」と問い掛けた。参院選静岡選挙区は改選数2の「2人区」の中で唯一、立憲と国民民主が競合する。立憲が国民現職の追い落としを図った格好だが、選挙後をにらんだ首相官邸がこれを阻止しようと参戦。野党対決は激しさを増している。(敬称略)
 「一生が戦続きの徳川家康にとって、平和な暮らしは、ここ駿府で過ごした少年時代だった」。徳川宗家19代目で立憲新人の徳川家広は、4日の第一声の場所に静岡市の駿府城公園にある家康の銅像前を選んだ。応援には参院幹事長の蓮舫が駆け付けた。

 家広は曽祖父の家正が最後の貴族院議長として現憲法制定に関わったことに触れ、「(家正は)これで恒久平和の礎が築かれた、と言っている。今ほど日本の憲法、戦後の平和が危機にさらされている時はない」と強調。憲法9条の改正を目指す安倍政権への対決姿勢を鮮明にした。

 国民参院幹事長の榛葉賀津也に対して立憲が「刺客」を放った背景には、国会対応での路線対立がある。榛葉は自民参院幹部とゴルフや酒席を共にして親交を深め、重要法案の審議日程や委員会人事を「あうんの呼吸」(自民関係者)で決めてきたとされる。

 対決色を強めたい蓮舫らは旧民進党時代から榛葉とそりが合わず、たもとを分かった後は野党の足並みの乱れとなって確執が露呈した。立憲関係者は、蓮舫が「榛葉だけは絶対に許さない」と怒りをあらわにするのを目の当たりにしたという。

 立憲の県選出国会議員はおらず、県連関係者は「日本一弱い県連」と自嘲気味に話す。ただ、「徳川」の知名度は圧倒的で、家広が街頭に立てば聴衆から「家康の肖像画にそっくり」とのささやきがそこかしこから上がる。陣営幹部は「伸びしろを感じる。2013年の榛葉票の半分と保守票の2割くらいを取り込めるのではないか」と鼻息が荒い。

 過去3回、自民と議席を分け合う「ぬるま湯」(国民県連関係者)の選挙を戦ってきた榛葉にとって、徳川の出馬は一大事だ。静岡県湖西市で1日に開いた国政報告会では、連合傘下の組合員やOBら約600人を前に「新しくやってきた野党の方と大接戦で、私は3番手。この戦い、絶対に負けられない」と神妙な面持ちで語った。

 頼みの綱は連合だが、連合静岡の幹部は「これまでも最大限やってきている。新たにできることはあまりない」とうめく。組合員には、榛葉への投票をこれまで以上に働き掛けるよう指示し、県内で推薦した衆院議員や地方議員、首長にも支持拡大を要請。ただ、連合自体が産別によっては立憲を支援しているため、支持を固めきれないのが実情だ。

 ◇「ほぼ自民」
 苦境に陥った榛葉に思わぬ強力な援軍が現れた。自民県連関係者は「官邸が榛葉にてこ入れしている」と声をひそめる。複数の関係者によると、榛葉と親しかった官房長官菅義偉が企業や公明の支持母体・創価学会に榛葉支持を働き掛けたという。徳川陣営も察知しており、関係者は「山が動いた。公明が怪しい動きをしている」と警戒を強めている。

 憲法改正に意欲を燃やす安倍は、参院選後も自公や日本維新の会などの改憲勢力で発議に必要な3分の2を維持することが難しいと認めている。このため、新たな改憲勢力を求めており、与野党から異口同音に「ほぼ自民」と呼ばれる榛葉は格好のターゲットと映っているとみられる。

 野党の分裂を受け、自民では一時、新たに新人の擁立を模索する動きも出た。だが「しこりが残る」(県連幹部)として、結局は現職の牧野京夫に絞って現有議席を堅持する戦略に落ち着いた。

 旧民進の「内輪もめ」をよそに、牧野は組織の引き締めを図る。6月29日、静岡市内のホテルで開かれた会合で支持者らを前に、「追い風が吹いているわけではないと感じている。日を追うごとに厳しいものになっていくのではないか」と述べ、支持を呼び掛けた。

 ◇立候補者名簿
 【静岡】
牧野京夫60国交副大臣   自現(2)
              推(公)
徳川家広54政治経済評論家 立新
榛葉賀津也52元外務副大臣  国現(3)
鈴木千佳48党県常任委員  共新
畑山浩一49N国党員    諸新
(注)敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。党派名は自=自民、公=公明、立=立憲民主、国=国民民主、共=共産、諸=諸派。丸数字は当選回数。丸かっこは推薦政党。

1558とはずがたり:2019/07/12(金) 15:50:34
山本太郎が支援に入ったのは阿部(熊本),辰巳,亀石に続いて倉林。

新潟は蓮池が入ろうとして先方から断られたとのこと。

https://twitter.com/shiikazuo/status/1149535926470631426
志位和夫
認証済みアカウント
@shiikazuo
フォローする @shiikazuoをフォローします
その他
ありがとう、山本太郎さん。力あわせ変えましょう!
"@yzjps: 倉林明子・京都府選挙区 7/12 三条河原町
山本太郎が応援演説に
15分→https://youtu.be/x97tHh2bwms
倉林「大接戦の京都府選挙区で、勝ち抜かせて下さい!」
山本「失ってはならない国会議員!」"

1559とはずがたり:2019/07/12(金) 19:51:01

https://twitter.com/Ts1KM9pRNE5sSZ1/status/1149290387032252417
頑張れ榛葉かづや応援団
?@Ts1KM9pRNE5sSZ1
フォローする @Ts1KM9pRNE5sSZ1をフォローします
その他
今日の週刊文春。官邸・菅官房長官の号令で、スズキ自動車と公明党がしんば候補を支援していただけるとのこと。大変ありがたい。与野党問わず、優秀な政治家は助けなければならない。
#しんば賀津也 #国民民主党 #参院選

5:12 - 2019年7月11日

1560とはずがたり:2019/07/12(金) 20:18:40

産む機械的な発言に聞こえるがね。。

それは兎も角三重民主連合ピンチなのは吉川氏が比較的若い女性で人気があるってのはありそうだ。
本人は桑名出身のようで,鈴鹿で芳野を圧倒してるのは何故だ?伊勢新聞香ばしそうではあるけどホンダ労組は何しとんねん。鈴鹿は自民系女性市長だからかって指摘もあったけどどうなんだろ。

自民の女性候補の応援で「功績は子どもをつくったこと」
2019年7月12日16時47分
https://www.asahi.com/articles/ASM7D54ZTM7DULFA02J.html

 自民党の三ツ矢憲生衆院議員(三重4区、当選6回)は12日、三重県伊勢市で、同党公認の現職女性候補者の応援演説に立ち、「この6年間で(候補者が)何をしてきたのか。一番大きな功績は、子どもをつくったこと」と述べた。

 三ツ矢氏は同県の自民党県連会長も務める。演説では「人口が増える」としつつ、女性候補を「母親になり、この子のためにいい国にしていきたい。そういう思いが芽生えた」などと紹介した。

 安倍晋三首相も同じ場所でその後、応援演説したが、三ツ矢氏の発言は首相の到着前だった。

参院選三重選挙区 本誌世論調査 吉川氏リード、芳野氏追う
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000101-isenp-l24
7/12(金) 11:00配信 伊勢新聞

 伊勢新聞社は参院選三重選挙区(改選数1)と比例区の世論調査を実施した。選挙区では自民党現職の吉川有美氏(45)がリードし、野党統一候補で無所属新人の芳野正英氏(44)が追う展開。NHKから国民を守る党の新人、門田節代氏(51)は厳しい戦いとなっている。ただ、有権者の約半数は投票する候補者を決めておらず、情勢は流動的だ。

 調査は公示翌日の7月5日から4日間にわたって実施した。無作為に抽出した県内の有権者で「投票に行く」と答えた人に対し、投票する予定の候補者や政党などを質問。500人から有効回答を得た。

 ■選挙区
 吉川氏は県内全域で幅広い支持を獲得している。特に伊勢志摩地域や伊賀地域での支持が厚い。一方、津市や北勢では芳野氏に劣る地域もあり、終盤に向けて自民の支持層以外の票を固められるかが課題となる。

 芳野氏は野党統一候補として立憲民主党や共産党の支持層を固めるが、吉川氏の支持には及んでいない状況。特に、鈴鹿市での支持が吉川氏の半数程度にとどまり、南部での知名度不足も顕著に表れている。

 門田氏は県内全域で支持が広がっていない。当初は予定していなかった街頭演説を9日に実施し、11日には政見放送もあったものの、選挙ポスターの掲示が遅れるなど、厳しい戦いを強いられている。

 一方、投票する候補者を「まだ決めていない」と答えた人は、全体の52%に上り、特に北勢での割合が多い。このため、北勢の無党派層をいかに取り込めるかが、勝敗を左右することになりそうだ。

 ■比例区
 比例区で投票する政党を「決めている」と答えた人も全体の約半数を占めた。このうち、投票する予定の政党は自民党と答えた人が最も多く、約3割。次いで多かったのは立憲民主党の約1割だった。

 北勢の一部を除き、自民党が県内のほぼ全域で最多だった。立憲民主党は津市などで健闘するも、自民党には及んでいない。他の政党は、多い順に公明党、共産党、日本維新の会、国民民主党となっている。

伊勢新聞

1561チバQ:2019/07/12(金) 21:55:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00010010-fnnprimev-pol
激戦の広島区 2議席独占狙う自民VS野党…“ポスト安倍”代理戦争も勃発?
7/12(金) 19:31配信 FNN.jpプライムオンライン
激戦の広島区 2議席独占狙う自民VS野党…“ポスト安倍”代理戦争も勃発?
(FNN PRIME)
自民の狙う“初の2議席独占”を野党は阻めるか?
7月21日の投開票まで残り9日となった参議院選挙。

定員2人の広島選挙区では、2議席独占をはかろうと現職と新人の2人の候補を擁立した自民党に対し、これを阻もうと国民、立憲、社民が推薦する無所属の現職や共産党の新人らが挑む構図となり、激戦を繰り広げている。


自民党 三原じゅん子参議院議員が応援したのは、元広島県議で新人の河井案里候補。

自民党 河井案里候補:
広島で唯一の女性国会議員を目指して、たった1人の女性候補として頑張っています。


自民党からもう1人出馬しているのは、元防災担当大臣で6期目を目指す現職の溝手顕正候補。

自民党 溝手顕正候補:
まだまだ元気で戦わなくちゃいけないと。皆さんと絶えず交流を忘れない、地についた政治をしてまいりたい。


候補者2人を擁立した自民党の狙いはズバリ「初の2議席独占」なのだが、候補者本人に聞いてみると同じ自民党ながら2人の間には微妙な空気が…

――河井案里候補については?

自民党 溝手顕正候補:
ノーコメントだ。

――溝手顕正候補については?

自民党 河井案里候補:
大先輩ですし、ぜひ私は2議席目を目指して頑張っていきたいと思っています。

ささやかれる“代理戦争”の影…
両候補の間に流れる微妙な空気の背後には、参院選後の“ある思惑”も。
それが“ポスト安倍”を巡る代理戦争だ。

広島は“ポスト安倍”の1人、自民党の岸田文雄政調会長率いる岸田派の本丸。溝手候補はその重鎮として議席を守り続けてきた。

一方で、河井候補の夫は安倍総理に近い河井克行衆議院議員。その河井陣営の戦いをバックアップするのが、“次期総理候補”の1人に急浮上している菅義偉官房長官だ。

そのため、自民党内で互いに票を奪い合う“仁義なき選挙戦”が懸念されるとともに、“ポスト安倍”をめぐる代理戦争とも指摘されているのだ。

これについて、両候補は…


自民党 溝手顕正候補:
そりゃ…えらいトップの人がご判断されたんでしょ。1人でやるつもりだった人は喜ばない。

自民党 河井案里候補:
いずれそういった分断が一つになるように、私が解決していきたいと思います。

迎え撃つ野党が問われる連携力
一方、国民民主党に所属しながら今回は無所属で出馬した現職の森本真治候補も、盤石な構えとは言えない現状。
自民党の2議席独占を阻止するため、ほかの野党との協力が必要となったが、無所属として出馬することで立憲民主党の推薦が得られ、枝野幸男代表も応援に来るなど効果は出ているものの…野党内の連携には不安が残っている。


無所属 森本真治候補:
(自民党)独占は絶対に許してはいけないので、覚悟をもって臨んでいる。野党が割れていたら勝負にならないというのは、皆さんが思っていたこと。

現役世代の皆さんが輝くことで、先輩世代の社会保障の支え、子供たちの子育て、しっかりとその態勢を作っていく。

政権批判票の“食い合い”危険視も…
激しい議席争いの中、地元のスーパーで声を上げるのは共産党の高見篤己候補。


共産党 高見篤己候補:
安倍政権の暴走政治をこのまま許すのか。それとも希望ある新しい政治への扉を開いていくのか。格差と貧困を広げる消費税の増税は絶対に反対だと。
(選挙カーから出る)左手がどうしても焼けるんですよ。勲章みたいなものですからね。黒くなった、頑張ってるねと。


高見候補は、このほか憲法9条の改正反対などを訴えているが、安倍政権を批判する層の票を森本候補と食い合う形となっている。

2議席をめぐり、分裂含みの自民党に野党が挑む広島選挙区。
ほかに諸派の泉 安政候補、加陽輝実候補、無所属の玉田憲勲候補が立候補している。

(「Live News it!」)

1562チバQ:2019/07/12(金) 22:00:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00010001-mbsnews-soci
【参院選】改選数「2」 激戦!京都選挙区
7/12(金) 19:55配信 MBSニュース
【参院選】改選数「2」 激戦!京都選挙区
MBSニュース
7月21日に投開票される参議院選挙。京都選挙区は改選数2に対し、自民、共産、立憲など5人の候補者が戦う激戦区です。京都はかつて自民党と共産党の必勝区とも言われた選挙区ですが、旧民進系で候補者を一本化するなど熱い戦いが繰り広げられています。

【参院選】改選数「2」 激戦!京都選挙区
MBSニュース
■立憲民主党■
●増原裕子さん

「国民の皆様の京都の皆様の暮らしに寄り添う、暮らしの安心を守っていく、そのためにこれから17日間戦ってまいります。」(立憲民主党・新人 増原裕子さん)

立憲民主党の新人・増原裕子さん(41)は自身が性的マイノリティ=LGBTとして悩んできた経験から、LGBTに対する理解を深めるための企業研修などを行っています。

「私自身が女性としてまたLGBT=性的マイノリティとして、とても思春期のときに特にLGBTとして悩んでいた経験があります。なぜ生まれながらに差別されなくてはいけないのだろうというのが(出馬の)原点にある。」(増原裕子さん)

その増原さんのパートナーは、経済評論家の勝間和代さんです。勝間さんは選挙期間中、ほとんど京都に滞在し増原さんのサポートを行っていて、この日は街頭でマイクも握りました。

「参院選に出ると聞いたときに、大丈夫なのというのが正直な意見でした。それから7か月8か月経つと統一候補として勝負ができる戦いまでもってきている。この人に託せばできるんじゃないかという期待を本当にもたせる不思議な魅力がある。」(勝間和代さん)

「料理を作って待っててくれているので、疲れて帰ってきたときにおいしいご飯を食べると体が回復する。ビーフシチューとか。」(増原裕子さん)

年金制度の立て直しや子育て環境の充実などを掲げ昨年末から京都で活動を続けていた増原さんに、春になって朗報が入りました。

「京都の議席を皆さんと一緒にもう一度奪還しようではありませんか。」(国民民主党 前原誠司衆院議員)

同じく旧民進党から分かれた国民民主党の候補が出馬をとりやめたのです。国民民主は共倒れを避けるため、増原さんを支持すると表明。選挙戦では国民民主の地方議員らも応援に入り、議席獲得を目指します。

■共産党■
●倉林明子さん

「(消費税)8%に上がって商売やめた、年金で食べられなくなった、本当に大変な声があがってきております。こんなときに10%にするなどもってのほかじゃないでしょうか。」(共産党・現職 倉林明子さん)

共産党で現職の倉林明子さん(58)は「弱いものいじめは絶対に許さない」というスローガンで、年金制度改革や10月の消費税増税反対を訴えています。倉林さんは1994年に京都府議に初めて当選してから、京都市議を5期、そして6年前の参院選と、選挙は7連勝中の負けなしです。豊富な経験から、今回の選挙戦でも国政で230回あまり国会質問をした実績などを軽快な演説でアピールします。

「これからも必ず働きまっせ。こんな議員落としたら損でっせ。だからなんとしても2期目も必ず国会で働かせてください。」(倉林明子さん)

共産党が最重点区の1つとして位置付ける京都選挙区。共産党はこの春の統一地方選で、府議選・京都市議選ともに善戦し、自民党に次ぐ第2党。しかし、3年前の参院選では共産党候補は自民党と民進党の現職に20万票近い差をつけられて大敗しています。志位委員長は「絶対に守らないといけない議席」だとして、公示前に3か所、公示日翌日にも京都へ応援に入りました。

「京都は府会でも京都市会でも自民党に次ぐ第2党が共産党。野党第1党は共産党なんです。だから京都で自民党を倒そうと思ったら共産党が倒すしかないんです。倉林さんが勝つしかないんです。」(共産党 志位和夫委員長)

「年金の怒りはすごく広がっているなと思うのと、この減り続ける年金をどうしたら止めて安心できるものにできるのか訴えたい。」(倉林明子さん)

【参院選】改選数「2」 激戦!京都選挙区
MBSニュース

1563チバQ:2019/07/12(金) 22:00:48
■自民党■
●西田昌司さん

こうした野党候補を迎え撃つのが、前回トップ当選の自民党の現職・西田昌司さん(60)。公明党の推薦を得て今回も圧倒的勝利を目指しますが、西田さんは自民党のなかでも“特殊”な存在です。

「消費増税を今すべきじゃない、これには間違いありません。」(自民党・現職 西田昌司さん)

税理士の西田さんは、政府が掲げる10月の消費税増税の凍結をこれまで言い続けてきました。

「経済政策的には上げない方が良いに決まっているんです。(増税は民主党政権との)政治的な約束でしたから、けりをつけることでその後は経済政策を重視してデフレ脱却のための財政出動等をやっていく方向に(安倍政権が)ハンドルを切られた。そういう意味では仕方ないところもあると思いますね。」(西田昌司さん)

応援にかけつけた今井絵理子参議院議員もこう話します。

「安倍首相もおっしゃっていましたが、西田さんとお話するとき一番緊張すると。こういった厳しい与党内野党といいますか、そういった議員がいなければ、もっともっと国民から外れた施策が実行されていたかもしれません。」(自民党 今井絵理子参院議員)

「私が言うてるのはこれでええねん。」(西田昌司さん)

西田さんの訴えは「経世済民」。世を治め、民を救うという意味です。デフレ脱却のための政治政策のほか、多発する災害など個人では対応できない危機から国民を救うことが政治家の使命だと訴えます。

「(Q選挙期間中の昼食は?)いつもこんな感じ。麺類が一番消化に良いんでね。」(西田昌司さん)

昼食も時間がかからないうどんであっという間に済ませます。西田さん、3期目の当選を目指して京都の町を駆け抜けます。

【参院選】改選数「2」 激戦!京都選挙区
MBSニュース
■諸派■
京都選挙区には他にも「オリーブの木」の新人・三上隆さん(88)、「NHKから国民を守る党」の新人・山田彰久さん(38)が立候補しています。

激戦の京都選挙区で議席を獲得するのは誰なのか。戦いの熱は高まるばかりです。

1564チバQ:2019/07/12(金) 22:54:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00010003-sakuranbo-l06
参院選・候補者を追う 「なんとがさんなね」強引な政治手法の批判 元局アナの無所属新人が草の根選挙 山形選挙区
7/12(金) 20:34配信 さくらんぼテレビ

参議院議員選挙の選挙戦は中盤に入り、山形選挙区は激戦の様相を呈している。候補者の訴えがさらに熱を帯びる中、戦いの様子をシリーズでお伝えする。無所属新人の芳賀道也候補(61)を追った。

参院選・候補者を追う 「なんとがさんなね」強引な政治手法の批判 元局アナの無所属新人が草の根選挙 山形選挙区
有権者と一緒に朝の番組の決まりポーズ
元アナウンサーの知名度は抜群…有権者の反応は上々
選挙戦も中盤に入った9日の朝。初めての選挙に臨む61歳の体は少し疲れているように見えた。

(事務所を出る芳賀候補)
「のどがちょっと枯れ気味で…。いかにアナウンス技術が無かったか」

でも走る、走る。一人でも多く握手する時間を求めて駆け回る。無所属の芳賀候補が掲げる「草の根」の選挙は時間との闘い。

(芳賀道也候補)
「なかなか全部回れない、挨拶にも行っていない所があるっていうのが。個人的な知り合いも挨拶に行っていない失礼な男になっているんですが」

「知名度などはない」と本人は謙遜するが、そこは元アナウンサー。有権者の反応は上々で、選挙カーが通れば手を振り返す人も目立つ。

参院選・候補者を追う 「なんとがさんなね」強引な政治手法の批判 元局アナの無所属新人が草の根選挙 山形選挙区
「草の根選挙」で支持拡大を図る
政党色消し豊富な人脈で「草の根選挙」…地元密着をアピール
「今の政治おかしい、なんとがさんなね」、「人に優しい政治にズームイン!」。

歯切れの良いキャッチフレーズとともに、生活に密着した年金や子どもの貧困問題の解決、農家の戸別所得補償の復活などを訴える。

野党統一候補として、与党の強引な政治手法の批判にも時間を割き無党派層への支持拡大も狙っている。

(街頭演説での芳賀候補)
「今の国会どうでしょうか?話し合って物事を決める状態にない。今の政権、今の政治はダメです。なんとかさんなね」

大学時代を除いて山形に生き、過ごしてきた「地元密着」が大きなセールスポイント。アナウンサー時代に築いた人脈は「草の根選挙」を支える大きな力になっている。

(支援者)
「昔から友達なんです」
「私たち釣り仲間、ズームイン朝の時からのお友達」
「地元の人じゃなければ分からないこといっぱいある。必ずこの人は何かやりますから、その期待」

(応援演説する選対本部長の舟山康江参院議員)
「相手は巨大な自民党です。大きな組織、次々と大物議員を投入して圧力の政治を行っている。まさにだから与党はものが言えない」

連日大物議員を招き中央とのパイプを強調する与党候補の「空中戦」に対し、芳賀陣営の戦いはいわば「地上戦」。党首など大物議員の応援を極力避けて政党色を消し、草の根の「県民党」として残りの選挙戦を駆け抜ける。

(舟山康江参議院議員)
「(Q.相手候補には大物議員が続々と来ていますが?)まあ、山形の代表者は山形県民が決めますから。誰にしろって上から言われる筋合いは無いですよね」
(芳賀候補)
「ひたすら1人1人に訴える草の根しかない。まさに市民、県民の思いが最後に伝われば強いと思うので、民の力が(権力を)上回ればうち破れる」

参院選・候補者を追う 「なんとがさんなね」強引な政治手法の批判 元局アナの無所属新人が草の根選挙 山形選挙区
山形選挙区は改選定数1を3人が争う
山形選挙区は改選定数1を3人が争う
山形選挙区には芳賀候補のほか、自民現職の大沼瑞穂候補(40)と、政治団体「NHKから国民を守る党」の新人・小野沢健至候補(49)が立候補している。

小野沢候補は選挙区内での選挙活動は行わず、インターネットを通じて党の主張を訴えている。

1565 チバQ:2019/07/13(土) 06:53:57
https://hochi.news/articles/20190712-OHT1T50344.html
「激戦区」滋賀は自民現職パパVS“不死身の女”嘉田ーミネーター…参院選21日投開票

2019年7月13日 6時0分スポーツ報知

# 社会

��野党統一候補の嘉田氏。両胸全摘の影響を感じさせないパワフルさ

 第25回参院選(21日投開票)の滋賀選挙区(定数1)は事実上の与野党一騎打ちで、熱いつばぜり合いが続いている。野党統一候補として滋賀県知事を2期8年務め、抜群の知名度を誇る嘉田(かだ)由紀子氏(69)=立民・国民・共産・社民推薦=が出馬。自民現職の二之湯武史氏(42)=公明推薦=を脅かしている。自民党本部は、全国で32ある1人区の中で「激戦区」のひとつに指定。序盤戦から安倍晋三首相(64)ら大物を現地に投入し、引き締めに必死だ。(筒井 政也)

 新幹線新駅やダムの建設凍結など「もったいない」を合言葉に2006〜14年に全国にも名前をとどろかせた元名物知事が、2度目の国政挑戦に打って出た。
 17年の衆院選は野党が共闘できず、約5000票差で屈したが「元知事のパワーを再確認した」と陣営。立民、共産が候補者を引っ込めて共通政策を託した。消費税増税や年金問題を、倹約主義として問題視する嘉田氏は「安倍政権に○か×か。分かりやすい二者択一の選挙。代案もある」と高齢ながら精力的に訴える。
 病魔とも闘った。嘉田氏は今年3月、初期の乳がんのため両胸を全摘出する手術を受けた。周囲は事後に知らされ、参院選出馬は厳しいと思われたが、気力は萎えなかった。

 選対担当者は「命がけとまで言わないが、乾坤一擲(けんこんいってき=運を天に任せる、の意)の勝負には違いない」と驚く。「我々が振り回されるほどの体力。チキンも骨ごと食べますからね。あと20年は現役でできるのでは。『化け物』と言うと怒られるので『ターミネーター』と呼んでいます。だんだんバージョンアップしている」と不死身ぶりに太鼓判。映画の「アイル・ビー・バック(また帰ってくる)」の名セリフ通り、政治家としての新章を描くつもりだ。
 知名度抜群の嘉田氏を迎え撃つ二之湯氏は3児の父。俳優・要潤(38)に似たイケメン&イクメンの42歳だ。名前の浸透度の差が激戦区指定の理由ゆえ、「私の不徳の致すところ」とわびながら「今、日本の経済は過去最高レベル。流れを変えるわけにはいかない」と持続性をアピール。「ケチケチ財政をした人に国政は任せられない」と嘉田氏のスローガンを逆手に取る。
 滋賀はかつては非自民王国だった。野党反撃ののろしに危機感を強める自民党は、公示日に小泉進次郎衆院議員(38)を投入。公示後初の日曜日となった7日には安倍首相が現地入りした。首相は「日米同盟関係なんていらないという共産に支援されているのが野党統一候補(嘉田氏)。おそらく当選したらバラバラになる」と烏合(うごう)の衆だと指摘した。選対担当者は「当選されたら、どの会派に入るのか。筋が通らない。県政と国政は違う」と批判した。
 戦いの構図を嘉田氏は「軍艦VS手こぎ船」と表現し「私をせん滅させようとしているのなら、ありがたいこと。細腕でやっている女冥利に尽きる」と意気軒高。ターミネーター復活か、物量作戦での勝利か。滋賀のスクリーン上は、ラストまで息つく暇もなさそうだ。
 ◆滋賀(改選定数1)
 服部修  45 諸新
 嘉田由紀子 69 無新
 二之湯武史 42〈1〉自現
 ※敬称略、届け出順。丸数字は当選回数。年齢は21日の投開票日

1566名無しさん:2019/07/13(土) 10:22:04
https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/656977.html
参院選静岡選挙区 野党激突に「不思議」な動き、官邸介入か
(2019/7/13 08:44)
 5人が争う参院選静岡選挙区(改選数2)で、これまで参院選では自民党現職の牧野京夫氏(60)を支援してきた大手企業や業界団体などの一部が国民民主党現職の榛葉賀津也氏(52)の支援に回る動きが出ている。首相官邸の意向が働いているとの見方もある。牧野氏の得票だけでなく、榛葉氏と立憲民主党新人徳川家広氏(54)との旧民主党系候補同士のせめぎ合いにも影響する可能性があり、各陣営が関心を寄せている。
 5日夜、榛葉氏が浜松市中区の中心部で行った街頭演説に、スズキの鈴木修会長が突然姿を現した。
 過去の選挙でも取引先や関係企業を動かして政治的影響力を発揮してきた鈴木会長。2013年の参院選静岡選挙区では牧野氏を支援し、榛葉氏とは疎遠だった。今回選でも、全国軽自動車協会連合会の要職に就いている牧野氏を支援するとみられていた。ところが、鈴木会長は榛葉氏の演説を聴き終えると、記者団に榛葉氏支援を明言。「自民党の牧野氏は1位だから(榛葉氏の)2番目の当選を祈っている」と答えた。関係企業を含め榛葉氏を支援する方針だ。
 7日には袋井市での榛葉氏の集会で、国民民主党企業団体委員長の桜井充参院議員が「榛葉氏が厳しいから、自民党の静岡県選出の元大臣に『票を回して』とお願いした」と明らかにした。
 複数の関係者によると、スズキ以外にも県内の大手企業や団体の一部が榛葉氏の支援に回った。脱原発を主張する徳川氏の当選を阻止したい思惑も透けるが、ある自民関係者は「首相官邸からの依頼だ。(参院選後の)改憲を意識しているのだろう」と話す。榛葉氏に恩を売って改憲へ協力を得る狙いとの分析だ。背景に静岡選挙区で自民が2人目の公認候補擁立を見送り、牧野氏が他候補に先行する選挙情勢もある。

 こうした動きについて榛葉氏陣営の関係者は「いい迷惑。選挙妨害だ」と表面上は不快感を示す。だが、徳川氏を支援する牧野聖修元衆院議員は7日、静岡市内での街頭演説で「自民が余った力で敵対候補(榛葉氏)を応援している。不思議なことが起きている」と皮肉った。
 県内の自民党関係者は「自民県連として榛葉氏を支援するわけではない」と強調した上で「牧野氏の票が目減りしてしまう」と警戒感をにじませた。
 静岡選挙区には共産党新人の鈴木千佳氏(48)と「NHKから国民を守る党」新人の畑山浩一氏(49)も立候補している。

 ■石破氏「良しとしない」
 自民党の石破茂元幹事長は12日、参院選静岡選挙区の公認候補応援のため本県入りし、野党候補を支持するよう働き掛けたとする首相官邸の動きについて「私自身は良しとしない」と述べ、官邸を暗に批判した。磐田市で取材に答えた。
 石破氏は「われわれは自民党として戦っている。他党の支持者に良い影響を与えること、自民の支持者に対し野党に(票を)入れてくれと言うのは今まで見たことがないスタイル。自民の中で混乱や対立が残ってしまう。自民は自民として固めていくべきだ」と述べた。

1567 チバQ:2019/07/13(土) 18:17:36
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190713_11022.html
宮城

<参院選宮城>無党派層多い大票田の仙台市 衆院1、2区の現職らがてこ入れ合戦

2019年07月13日 土曜日

��支援者と握手を交わす候補者

 21日に投開票される参院選の宮城選挙区(改選数1)で、衆院宮城1、2区の現職議員らがてこ入れに躍起になっている。無党派層が多い両区は勝敗を左右する大票田。一時取り沙汰された衆参同日選は流れたものの、議員らは自身の過去の得票をにらみつつ、長丁場の決戦に臨んでいる。
<日々車に同乗>
 「力を貸してほしい。勝たせてほしい。心からのお願いだ」。11日、仙台市青葉区の繁華街。宮城1区の自民党現職土井亨氏(60)は、参院選で4選を期す党現職愛知治郎氏(50)の応援演説でまくし立てた。
 2016年参院選で、1区に当たる青葉、太白両区は、野党統一候補に計約1万5000票の差をつけられた。「土井氏は相当腕まくりしている」と党関係者。本人も取材に「厳しい戦い。しっかりやるだけだ」と表情を引き締めた。
 宮城1区で土井氏に敗れ、比例東北で当選した立憲民主党県連代表の岡本章子氏(53)は、今回の参院選で野党統一候補の党新人石垣のり子氏(44)の陣営をけん引する。県連が組織として挑む初の国政選挙だけに力が入る。
 公示直前に立候補を表明した2年前の自分を、5月に出馬を決めた石垣氏に重ねる。選挙戦では「100%の力では負ける。120%を出せば追い付ける」と石垣氏を鼓舞し、選挙カーに同乗する日々だ。
<「次の試金石」>
 宮城2区となる仙台市宮城野、若林、泉の3区では、次期衆院選に向けた地ならしの雰囲気すら漂う。
 「安定した自公政権だからこそ今後の日本を担える」。10日夜。宮城野区のホールであった集会には、街頭演説に回る愛知氏に代わり、与党の存在感をアピールする自民現職秋葉賢也氏(57)の姿があった。
 前回衆院選では、秋葉氏の連携不足に地元市議らが反発した経緯がある。結果はわずか1300票差の勝利だった。党県連幹部は「かなりの焦りがあるのだろう。今回の参院選での働きは、次の衆院選の試金石になる」とみる。
 一方、惜敗した立民県連幹事長鎌田さゆり氏(54)も「まるで自分の選挙のような張り切り具合」(党関係者)を見せる。石垣氏との地域回りや街頭演説、会員制交流サイト(SNS)での情報発信を精力的にこなし、アピールに懸命だ。
 8日には選挙カーに乗り込み、宮城野区の住宅街を石垣氏と回った。自分の名前も連呼し、顔なじみの支援者と候補者を引き合わせた。「今、必死にやらずいつやるのか」と自らに気合を入れた。

1568 チバQ:2019/07/13(土) 18:22:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190713-00000022-jij-pol
やまぬ維新旋風=主要野党に危機感-大阪【注目区を行く】

7/13(土) 8:16配信��
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有権者に支持を求める候補者ら=5日午後、大阪市淀川区(一部画像を処理しています)

 12年に1度、統一地方選と参院選が重なる「亥(い)年選挙」で、日本維新の会の存在感は際立った。

 4月の大阪府知事・市長のダブル選を制し、返す刀で衆院大阪12区補選でも勝利した。参院選大阪選挙区(改選数4)で、気おされた自民は安全策を敷き、主要野党は危機感を募らせている。(敬称略)
 「2025年の大阪・関西万博は政府・与党が成功させる」。比例代表から転じた自民の太田房江は6日、首相安倍晋三が見守る中、こう強調した。太田の武器は元府知事の知名度。ポスターでは関西国際空港の滑走路整備など知事時代の実績をアピールする。

 ◇自民は安全策
 自民は昨年7月、元大阪市議の柳本顕を公認。太田を2人目として立てる構えだった。だが、維新がダブル選に踏み切ったため、柳本は大阪市長選に出馬して公認を辞退。自民は衆院補選で敗北したのを受け、太田1人に絞った。

 ただ、結束には課題を残す。補選敗退に伴い、新たに府連会長となった渡嘉敷奈緒美は、就任するなり維新が掲げる「大阪都構想」の住民投票容認へかじを切った。これに反発した堺市議団が渡嘉敷の辞任を要求。公示直前に収束したものの、府連内からは「どうなるか知らんで」と投げやりな声も漏れる。

 維新の勢いは止まらない。5日夜、大阪市内で開いた演説会で、再選を目指す古参メンバーの東徹は金看板の「身を切る改革」を公明が公約に明記したことに言及。「維新の議員歳費2割削減法案に公明は反対した。あきれてものも言えない」と当てこすった。陣営関係者は「100万票以上を獲得してトップ当選だ」と息巻く。

 東に次いでマイクを握ったのは6月に公認が決まったフリーアナウンサーの梅村みずほ。2児の母であることを前面に出し、「増税なしで大阪の子育て政策を充実させたのは維新だ」と子育て世代への訴えを演説の中心に据える。東とは違う支持層を開拓する戦略だ。

 2人の活動を支えるのが対立陣営から「どぶ板選挙の実動部隊」と呼ばれる200人超の地方議員だ。府議が東、大阪・堺両市議らは梅村を支援する。各議員が街頭活動をインターネット交流サイト(SNS)で発信し、拡散に余念がない。

 ダブル選では維新と対立した公明は、都構想実現に向け協力することで維新と合意し、後顧の憂いなく参院選に臨む態勢を整えた。公認会計士であり財務政務官も務めた杉久武は5日、摂津市で「行政改革に取り組み、1000億円以上の国の予算の無駄を削減した」と胸を張った。

 ◇立憲民主に誤算
 維新への追い風に立憲民主は翻弄(ほんろう)されている。

 昨年9月に弁護士亀石倫子の擁立を決定した際、代表の枝野幸男は自信満々に「目玉候補だ」と語った。亀石は大阪府警の全地球測位システム(GPS)端末を使った捜査をめぐる裁判などで名をはせ、テレビ出演でさらに知名度を高めた。当初は維新幹部も「亀石は通る」と予想していた。

 だが、選挙戦が始まってみれば、維新に押され、予想外の苦戦が続いている。立憲府連幹部は「厳しい選挙だ」と認める。ダブル選前に「維新が2議席取れるはずがない」と高をくくっていた亀石陣営幹部は、今や「当初の想定が狂った」と頭を抱える。

 「何兆円も戦闘機を買うよりも、やるべきことがあるんじゃないですか」。亀石は6日、大阪市内の街頭で、枝野が見守る中、こう必死に訴えた。

 6年前の選挙で15年ぶりに共産の議席を奪還した辰巳孝太郎は「若手のエース」。公示日には委員長志位和夫が応援に駆け付けた。辰巳は11日午後、大阪市内の街頭で「大接戦だ。自民、公明、2人の維新に独占させるわけにはいかない」と力を込めた。

 国民民主はスリランカ出身のにしゃんたを擁立。一時は共倒れを防ぐため、亀石を無所属の野党統一候補とし、辰巳やにしゃんたを比例に回す案などもささやかれていた。ただ、立憲が調整に消極的だったため、合意には至らなかった。連合関係者の「野党票を食い合っている」との嘆きがむなしく響く。

1569 チバQ:2019/07/13(土) 18:24:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190712-00000020-san-l40
【参院選】公明、福岡選挙区で総力戦 山口代表2度目の来援、50万票獲得へ幹部続々

7/13(土) 7:55配信��
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党公認候補の応援で福岡入りした公明党の山口那津男代表=北九州市八幡西区

 公明党が、参院選福岡選挙区(改選3)で総力を挙げた選挙戦を展開している。12日には山口那津男代表が公示後2度目となる福岡入りをするなど、党幹部が連日、党公認候補の応援に駆けつける。連立政権を組む自民党の積極的な後押しもあり、3年前の前回選挙に続く議席獲得と比例票の上積みに懸命だ。 (九州総局 中村雅和)

 「なっちゃんでーす!」

 北九州市八幡西区のJR黒崎駅前でマイクを握った山口氏が、演説冒頭におなじみのフレーズを切り出すと、集まった支持者は大きく沸いた。演説では、事業承継時に相続税や贈与税を免除する制度新設など政権の成果を挙げ「小さな声を聞く力を持っている公明党だから実現できた」などと強調した。

 山口氏はこの日、北九州市内4カ所を回った後、記者団に「(福岡選挙区は)相手候補も強く、しのぎを削る戦いだ。これからが正念場になる」と気を引き締めた。引き続き13日も福岡市内で街頭演説をこなす予定だ。

                 × × × 

 公明は今回、福岡を含む改選3以上の7選挙区にそれぞれ候補を擁立した。九州・山口では福岡選挙区が唯一で、議席確保は至上命令となっている。公示後、山口氏の福岡入りは5日以来で、ほかにも石井啓一・国土交通相や太田昭宏・前国交相ら幹部を連日、投入する。

 福岡選挙区の改選数が2から3に増えた平成28年の前回参院選で、公明候補は約47万票で3位当選だった。今回は50万票を目標としているが、「まだそこまでは届いていない」(県本部幹部)として、13日には再び太田氏が応援に入るなど、今後も幹部の来援は続く。

 援軍は自らの党幹部だけではない。連立パートナーの自民党も強力にバックアップする。

 自民は選挙全体の勝敗を左右し、公明が候補を立てていない改選1人区で公明の支援を受ける見返りに、複数区の公明候補には支援を惜しまない。

 11日夕、福岡入りした安倍晋三首相(自民党総裁)が、真っ先に駆けつけたのは公明候補の街頭演説だった。首相による公明候補の応援は、選挙戦を通じて初めてであり、異例ともいえる。

 首相は年金や介護、子育て支援など社会保障の充実で自公連立政権の実績を強調し「生活が厳しい方に光を当てる政策を強くしていくのが公明党だ」などと持ち上げた。

 一方、自民候補の演説では必ず取り上げる憲法改正の話題には触れなかった。改憲に対して温度差がある公明への配慮もにじませた。

                × × × 

 選挙区候補と連動した比例票の掘り起こしも、公明が福岡選挙区に注力する理由の一つだ。

 福岡は、有権者数約423万人を擁し、九州・沖縄8県の4割弱を占める大票田だ。今回、他党が福岡選挙区で、九州・沖縄地区を重点的に回る公明の比例候補と同姓の候補者を擁立したこともあり、個人名ではなく、政党名を書くよう、呼びかけているという。

 同党関係者は「福岡で票を伸ばし、政党、個人名あわせ(九州・沖縄)8県で100万票を目指したい」と語った。

 ただ、懸念もある。統一地方選と参院選が重なる12年に1度の「亥年選挙」で、組織の疲弊も指摘される。この日、演説にかけつけたある女性支持者は「運動が続いてみんな疲れている。私もしんどい。ただ、最後の力を振り絞って、応援を続ける」と語った。

 

 届け出順(1増・3-9)

春田久美子 52 弁護士   国 新 

川口尚宏 50 元会社員  諸 新 

河野祥子 39 元直方市議 共 新 

浜武振一 53 元筑紫野市議 諸 新 

下野六太 55 元中学教諭 公 新 【自】

本藤昭子 77 元会社員  諸 新 

野田国義 61 元国交委員長 立 現 【社】

江夏正敏 51 党政調会長 幸 新 

松山政司 60 前1億活躍相 自(岸)現

1570 チバQ:2019/07/13(土) 18:26:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190713-00000113-spnannex-soci
参院選後半戦台風の目 れいわ新選組の乱、山本氏マイクパフォに喝采

7/13(土) 5:30配信��
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品川駅前で「れいわ新選組」の演説会に集まった多くの観衆

 ◇令和初審判 参院選2019

 選挙戦後半に突入した12日、山本太郎代表(44)率いる政治団体「れいわ新選組」の候補10人が東京・JR品川駅前に集結し演説会を行った。元俳優らしい山本氏のマイクパフォーマンスだけでなく、車いすが必要な重度障がい者ら、候補者の多彩さもあって注目度はぐんぐん上昇。参院選の“台風の目”となりつつある。

 和太鼓のライブパフォーマンスで始まった型破りな演説会。幕末の志士・新選組を意識し、袖がギザギザ模様の“だんだら羽織”を着た10人の先陣を切り、代表の山本氏がマイクを握った。

 品川駅港南口に集まった聴衆は約3000人。山本氏が「20年以上続くデフレで、あなたの生活が、あなたの人生が削られてきた。取り戻すには消費税の廃止しかない」と声を上げると、「そうだー」と賛同の声が上がった。「1年以内に衆院選、3年後に参院選。そのスパンで政権を取りにいかせてください」との訴えに、拍手の音が響いた。��

 れいわは、4月にできたばかりで国会議員は山本氏ただ1人の政治団体。候補者は山本氏を含め10人。その多くが、あらゆる社会問題の“渦中の人”と話題だ。木村英子氏(54)は首から下がほぼ動かない重度障がい者、三井義文氏(62)は元コンビニ店長で“ブラック職場”の改善を訴えてきた。

 このうち9人が比例区に出馬。山本氏自身も、2013年に約67万票を得て当選した東京選挙区から比例に回った。しかも優先的に当選となる新制度「特定枠」に木村氏ら重度障がい者の2人を入れ、自身は“比例3位”。全体で3人を当選させなければ、落選となるいちかばちかの戦い。ゲストで登場した脳科学者・茂木健一郎氏に「失敗じゃないの?」と問われると「自分の1議席を守るために政治をやりたくない」と答え、党勢拡大を第一目標とした。��

 演説では聴衆一人一人に問い掛けるような語り口で「いかがですか?皆さん」などのフレーズを多用。他党の関係者からは「山本氏は元俳優だからか、マイクパフォーマンスで聴衆を引き込むのがうまい」と警戒の声も上がっている。��

 一方で公約が非現実的との指摘もあり、永田町関係者は「演説の盛り上がりが票に結びつくかは分からない」とも見ている。野党共闘や党首討論で埋没気味の立憲民主党や国民民主党などの票を削り、政権批判票の受け皿となることができるか。後半戦の大きな注目点になりそうだ。

1571 チバQ:2019/07/13(土) 18:27:24
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2019/07/13/kiji/20190713s00042000135000c.html

諸派 80年代に乱立、92年供託金増額でブーム下火に

2019年07月13日 05:30
社会

��【令和初審判 参院選2019 】 政党要件を満たさない政治団体は、諸派と呼ばれる。今回「幸福実現党」「NHKから国民を守る党」などの諸派も候補者を出している。��

 1980年代には諸派が乱立。89年の参院選には歌手・山本コウタロー(70)を党首にした「ちきゅうクラブ」、アントニオ猪木参院議員(76)が中心になって結成された「スポーツ平和党」、開国ならぬ「開星」を訴え宇宙人との交流を目指した「UFO党」など28の諸派が候補者を擁立。猪木氏が当選した。90年の衆院選にはオウム真理教の松本智津夫元死刑囚=教祖名麻原彰晃=が党首の「真理党」から25人が出馬し全員落選。

 92年に、没収の可能性がある供託金が参院選比例区出馬で400万円から600万円に増額。諸派ブームは下火になっていった。

1572とはずがたり:2019/07/13(土) 19:50:44
山本太郎が京都で共産党候補だけを応援した背景
https://note.mu/kansaiseiji/n/n063238fd9b5d
kansaiseiji
2019/07/12 18:16

京都では共産党候補しか応援しなかった山本太郎

 山本太郎参院議員が各地で少しずつブームを起こしている。7月11日には大阪選挙区に立候補している共産党のたつみコータロー候補と、立憲民主党のかめいし倫子候補の応援にそれぞれ2ヶ所ずつ立った。夕方からは一人で梅田ヨドバシカメラ前で演説したのだが、何ら動員をしていないにも関わらず、聴衆の人垣が広がったのである。

 山本太郎は、7月12日に京都・三条河原町で共産党の倉林明子候補の応援演説に立った。定数2の参院京都選挙区は、情勢調査によれば自民党の西田昌司候補がリードし、それを共産党の倉林明子候補、立憲民主党の増原ひろこ候補が追い、競り合っている。

 前回2013年に京都選挙区で15年ぶりに議席を獲得した共産党は、議席維持に必死だ。同党の志位和夫委員長は、Twitterで「日本共産党創立97周年記念日、7月15日、京都で『比例第1党』を実現することと、倉林明子さんの宝の議席を何としても守り抜くために、5度、京都にうかがいます。戦前の山宣の闘い、戦後の蜷川民主府政、つねに日本の社会進歩の事業を先頭にたって切り拓いてきた京都の誇りにかけて、必ず勝利を!」(7月10日)と発破をかけ、山本太郎に「ありがとう、山本太郎さん。力あわせ変えましょう!」(7月12日)と倉林応援へのお礼を述べた。

 大阪では共産党と立憲民主党の両候補の応援に立ち、「大阪選挙区4つの議席あるんですよ、その2つを野党側で取りに行かないでどうするんですか!」と叫んだ山本太郎だが、京都では倉林の応援だけで、立憲民主党の増原の応援には立たなかった。
 京都でも「野党で2議席を」と呼びかけてもよさそうなものであるが、なぜか。そこには京都独特の情勢と政治構図を分析した山本太郎の判断があったと考えられる。

「共産党を追い出せ」 首長・経済界・労組が包囲網

 京都は共産党が強く、京都府議会でも京都市議会でも自民党に続く第2党を維持している。ならばこのまま自民党の西田候補と共産党の倉林候補の"自共"で京都の2議席は固いと思われるかもしれない。

 だが、京都の独特の政治情勢を加味すると倉林が"安泰"とは言えないのだ。京都は共産党が強いゆえに、自民党を中心に非共産の野党、経済界、連合など労組が結束して共産党を落とす包囲網を形成する政治構図がある。首長選挙では、自民党系候補に非共産の野党が相乗りし、革新候補と一騎打ちを演じる構図が続いてきた。
 つい1年前に行われた京都府知事選挙では、共産党が推薦した福山和人氏が得票率44.1%を獲得したのに対し、自民党や立憲民主党は相乗り候補を擁立して結束し、福山氏の当選を阻んだのである。

 この構図は今回の参院京都選挙区のたたかいにも反映されている。連合と旧民主党系地方議員のグループが共催して長岡京市で7月8日、立憲民主党の増原ひろこ候補を応援する演説会が開かれた。この演説会で各弁士は次のように語って増原を応援したのだ。

「6年前に共産党に奪われた議席を取り戻す選挙。私がその時(中小路市長は当時、民主党府議)の事務責任者だった。本当に悔しい思いをした。共産党から議席の奪還に力を合わせよう」(中小路健吾長岡京市長)

1573とはずがたり:2019/07/13(土) 19:50:58
>>1572
「増原さんへの期待は、第一に共産党を追い出してほしいということ。市長として4年間、共産党の市議は『我々がやった』と嘘ばかりだ。『あれもあかん』『これもあかん』と反対していた。いつも議会では反対ばかり言っているが、我々が、例えば中学校給食などがんばって実現したら、あれも、これも『我々(共産党)がやった』と言う。こういう共産党を京都から追い出してほしいと増原さんに期待している」(安田守向日市長)

 増原の演説会と知らずに読むと、まるで自民党の演説会と間違えかねないほどの共産党への敵意である。

 翌9日に京丹後市で開かれた演説会では、増原自身が「6年前に共産党に取られてしまったこの議席を取り戻して、しっかりと政治に緊張感を取り戻したいと責任感を持って取り組んでいる。取り戻したいし、勝たなければならない選挙」と宣言した。

 6年前の2013年7月16日の朝日新聞は、「京都財界危機感 民主後押し」との見出し、倉林の当選を阻止するために、自民党の西田は"安泰"と判断した首長や経済界などが当時の民主党候補の支援にまわったことを書いているが、今回も同様の構図となっているのだ。
公明党が非共産の野党に票を回す京都

 もう一つ京都の独特の情勢がある。京都選挙区において、公明党は候補を立てず、自民党の西田候補を推薦しているが、では公明支持層は推薦どおりに西田候補に投票するのか。
 以下の表は、2013年の参院選翌日に朝日新聞(2013年7月23日)に掲載された京都の有権者の投票動向である。当時、事前の世論調査で自民党の西田がリードし、共産党の倉林と民主党の北神圭朗候補が競り合っていると報じられていた。注目は公明支持層の投票先である。

 推薦を出している自民党の西田に投じたのが、公明支持層の26%なのに対して、民主党の北神候補に投票したのは、なんとそれを上回る45%なのだ。「民主を支援する団体から『比例では公明を応援したい』と申し出があった」と取り引きがあったことも明らかになっている(朝日2013年7月16日)。
 今から振り返ると、2013年の倉林当選はこうした京都政治の闇取引を打ち破った快挙だったのである。

京都の政治戦にたびたび参戦してきた山本太郎

 実は、政治家になる以前から山本太郎は、京都の政治戦で革新候補の応援に立ってきた経験がある。最初は2012年2月の京都市長選で、脱原発市政をめざす中村和雄氏を応援した(上写真)。次に応援したのは、2014年4月の京都府知事選に立候補した尾崎望氏で、いずれも自公と非共産野党の相乗り現職首長に対抗する革新候補(政党としては共産党のみが推薦)を応援している。

 たびたび京都の政治戦に参戦し、マイクを握ってきた山本太郎だから上記のような京都の首長・経済界・労組・公明党の動きが起こっていると分析し、京都では共産党の倉林明子のみを応援すると判断したのだろう。

 倉林がこの包囲網を打ち破ることができるか、それとも闇取引に敗れるのかは、来年2月に予定されている京都市長選など今後の京都政界に影響を与える。

1574 チバQ:2019/07/13(土) 22:11:16
https://www.hokkaido-np.co.jp/sp/article/324900?rct=n_politics
<インサイド 2019参院選>橋本と札連 復帰で道内票増狙う

07/13 09:29

政治

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参院選

 「聖子さんに、札連に復帰していただきたい」
 参院選の公示翌日の5日、札幌市議会内の会議室で開かれた自民党札幌市支部連合会(札連)総務会。前衆院議員で札連会長の高木宏寿が、参院選比例代表で5選を目指す橋本聖子の札連復帰を提案し、総務会は満場の拍手で認めた。

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 橋本の札連離脱は、2015年4月の札幌市長選に向けて生じた混乱が理由だ。橋本は市議を束ねる札連会長として、副市長の秋元克広(現市長)の出馬を求める経済界に同調した。ところが故町村信孝ら主流派が前市長・上田文雄後継の秋元ではなく、元中央官僚を推薦。橋本は14年1月に会長を退き、秋元に激励文を送った責任も問われて15年2月に退会した。
 高木は「自民は今春、秋元市長の再選を支えた。いつまでも札連を離れている方が不自然」と話す。札連は5日の総務会で、橋本を重点候補に位置付けた。
 橋本復帰の狙いの一つは、道内票の掘り起こしだ。13年の参院選比例代表で橋本が得た記名投票の票数は道内7万8437、札幌市内2万6720。道内は07年より約1万1千、札幌では約4600減らした。今回は比例代表に日本維新の会の鈴木宗男も出馬。札連幹部は「橋本を支えることもせず、道内票も減れば責任問題だ」と焦りを抱く。
 橋本は日本オリンピック委員会(JOC)副会長。札幌市が30年冬季五輪・パラリンピック招致を目指していることも、復帰の背景にある。
 市は招致目標を26年から30年へ変えた昨夏、26年招致継続を唱えた橋本との意見調整に時間を要した。札連幹部は「関係を修復し、市とJOCの連携強化を図る狙いもある」と明かす。
 選挙戦初日の4日、札幌で「30年大会の招致に力を尽くす」と演説した後、周囲に「もうすぐ復帰させてもらえる」と笑顔で語った橋本。離脱から4年余を経て、わだかまりが解けることへの喜びがにじんでいた。=敬称略=(袖山香織)

1575 チバQ:2019/07/13(土) 22:15:37
https://www.niigata-nippo.co.jp/sp/news/politics/20190712482176.html

【政治・行政】

自民入り鷲尾氏、地元で存在感

参院選対応で旧民進衆院議員

 旧民進党出身で、自民党や自民派閥に加入した衆院議員3人の参院選対応で明暗が分かれている。入党した長島昭久元防衛副大臣、鷲尾英一郎氏(新潟2区)は地元で積極的に活動し、存在感を発揮する。一方、無所属のまま二階派入りした細野豪志元環境相は活躍の場を見つけられず音なしの日々を過ごす。自民党の地方組織と円満な関係にあるかどうかが左右しているようだ。

 長島氏は7日、東京・JR立川駅前で自民党街宣車の上に立ち、安倍晋三首相(党総裁)や東京選挙区の候補と一緒にマイクを握った。先月26日に自民党入りするまで20年間近く、民主党や民進党など非自民の立場で演説を続けてきた場所だ。自身のフェイスブックに「自民党の議員として初めてマイクを持つ。感無量」と書き込み、喜びをにじませた。

 演説後の7日夜には衆院東京21区で議席を争ってきた自民党の小田原潔衆院議員(比例東京)を交えて首相と会食。早くも党内になじみ、比例代表候補の支援にも駆け付ける。

 3月に入党した鷲尾氏は新潟選挙区に立候補した党公認の塚田一郎氏を地元で支援する。自身が衆院新潟2区で築いてきた後援会に塚田氏を紹介。塚田氏、花角英世知事と3人で並んだポスターも作製した。与党入りの恩返しとばかりに塚田氏を支える。

 鷲尾氏の自民入りで2区の衆院議員が不在となった野党側は、野党統一候補で無所属新人の打越さく良(ら)氏の応援に、森裕子参院議員(新潟選挙区)や隣接選挙区の衆院議員らが入り、カバーしている。地元県議も中心となり、懸命に支持を固める。

 一方、ほとんど動けていないのが1月に二階派に入った細野氏だ。関係者によると、地元候補者や党静岡県連から応援要請がないという。長島、鷲尾両氏と違い衆院静岡5区からの立候補にこだわっており、県連が受け入れを拒否している事情がある。

 二階俊博幹事長からは「入党するためには選挙で頑張れ」とハッパを掛けられており、静岡県外で応援の出番を探っているという。

【政治・行政】��
2019/07/12 12:05

1576とはずがたり:2019/07/13(土) 22:35:31
相手が八戸の大島系に対して,津軽の弘前から立てて八戸の田名部も支援すると云う構図だけでは原発産業等もあるし自民大好き青森では難しいと思ってたけど善戦している小田切氏。

そういう構図だけではないものがあるようだ。

https://twitter.com/odagiri_satoru/status/1147274002349481984
【小田切さとる政見放送①】
かつて青森にも、頑張れば貧困から抜け出せるという希望がありました。それが今では、いくら頑張ってもそこから抜け出せないと諦めている人が増えている気がします。

1577 チバQ:2019/07/13(土) 22:40:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190713-00000544-san-pol
広島選挙区 自民確執「地方vs中央」

7/13(土) 19:51配信��
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 自民党が21年ぶりに2人を擁立し、議席独占を目指す広島選挙区(改選数2)。「自民一強」を確固たるものにする試金石との見方もあるが、内情は「地方vs中央」の構図による、党内の“仁義なき戦い”だ。

 「党幹部が少しフラフラし過ぎている。天から一声かければ何でも有利になるというのは間違いだ」。8日、広島県福山市で自民現職の溝手顕正(76)が支援者約400人を前に声を張り上げた。約10分間の演説時間のうち、半分は党本部への不満が占めた。

 広島は「ポスト安倍」をにらむ党政調会長・岸田文雄(衆院広島1区)率いる岸田派(宏池会)の牙城。溝手は県内に6人の国会議員を抱える岸田派の最高顧問で、平成25年の参院選では後続候補に倍以上の票差で圧勝した。議席の上積みも可能とみた党本部が今年3月、新人の河井案里(45)の擁立を決めた、というのが表向きの構図だ。

 ただ、同選挙区でダブル当選の実績はなく、今回も自民が2人区で2人擁立したのは広島だけ。河井は首相・安倍晋三に近い党総裁外交特別補佐の河井克行(衆院広島3区)の妻でもあり、支持層の分裂を招きかねない決定に、地元では「官邸主導で頭越しにものごとが進んだ」との不満がくすぶる。

 県連がホームページで紹介する候補者は溝手のみ。「党本部の支援は受けない」(県連関係者)とし、岸田ら地元のほとんどの国会議員、地方議員が支援する。

 党本部が地元の反発を押し切った背景には、安倍と溝手の確執が指摘される。第1次安倍政権時の19年参院選で自民が大敗した際、防災相だった溝手は「首相の責任」に言及。党参院幹事長を務めた野党時代の24年には、安倍を「過去の人」とも言い放った。

 党本部の全面支援を受ける河井陣営には官房長官・菅義偉ら幹部が続々と応援に駆けつける。8日は河井擁立にかかわった党幹事長・二階俊博が、約1200人を動員した広島市内の集会で「悪口を言っていじめていては政治家は育たない」と溝手陣営を牽制(けんせい)した。

 身内の中傷合戦について、あるベテラン県議は嘆息する。「2人が当選すれば、党本部は万々歳。だが、地元にはさまざまな後遺症を残すだろう」

 一方、国民民主と立憲民主が擁立した無所属現職の森本真治(46)の陣営は「自民の話題で、こちらがかすんでしまっている」と埋没の危機感を強める。

 自民の不協和音ばかりが目立つ広島選挙区。広島市中区の会社員、立脇圭さん(32)は「ネガティブキャンペーンではなく、具体的な政策方針を聞きたい」と注文をつける。府中町の無職の男性(78)は諦め気味だ。「2議席独占ではなく政権を批判する勢力も必要だと思うが、今の野党に任せられるかといえば心もとない」(文中敬称略)

1578 チバQ:2019/07/13(土) 22:43:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190713-00000034-tospoweb-ent
【参院選】「れいわ新選組」街頭演説に登場・SUGIZOの素顔を山本太郎氏が明かす

7/13(土) 18:52配信��
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「れいわ新選組」から参院選の比例代表に立候補した山本太郎氏が12日、東京・品川駅前で開いた「れいわ祭」に参加したギタリスト・バイオリニストのSUGIZOの素顔を明かした。

 500人以上の聴衆を集めた「れいわ祭」は参院選に立候補した同党の候補者全員が参加。「LUNA SEA」や「X JAPAN」で活躍するSUGIZOは作家の雨宮処凛氏とのトークでこう語った。

「今の社会は恐怖がベースになっている。50歳になったことを機に、今まで以上に本音を発していくよ。人生の残された時間を有効に使いたいからね」

 俳優から政治家になって6年間、巨大政党を相手に“ガチンコ勝負”を続ける山本氏に対し、SUGIZOは「山本太郎さんは人として信用しています。この5年間、本気で応援してきた。(聴衆に)今、一番重要なあなたの力をお借りしたい」と訴えた。

 山本氏は、SUGIZOの参加に「芸能人は政治に関心があってもイベント参加となると腰が引けるもの。一流のミュージシャンのSUGIZOさんが、政治イベントに来てくれたのは勇気がいることなんですよ。心ある人です」と本紙に熱く語った。

 れいわ新選組は、政党要件獲得に必要な得票率2%以上を目指す。そのためには2議席が最低でも欲しいところだ。

 全国遊説を続ける山本氏は「このイベントが即、票につながるとは思っていません。だが、残りの選挙戦で支持を訴えていきます。もちろん全員当選が目標ですが、最低でも5議席は取りたいです」と意気込んでいる。

1579 チバQ:2019/07/14(日) 21:31:35
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190714_31004.html
<参院選岩手>私情捨て自民候補が応援 知事選立候補表明の及川氏 野党は警戒、冷淡な声も

2019年07月14日 日曜日


 この夏、2カ月連続で行われる岩手の全県選挙で、因縁の2人がタッグを組む。参院選(21日投開票)の自民党現職平野達男候補(65)と、知事選(8月22日告示、9月8日投票)に自民が擁立した及川敦元県議(51)だ。果たして2人は過去の恩讐(おんしゅう)を乗り越えられるのか。
 「4年前の平野氏の行動には納得していない。だが私情を乗り越え、公益のために平野氏を応援する」
 8日にあった知事選への立候補表明で及川氏は複雑な心境を吐露。記者会見場から平野氏の街頭演説に駆け付け、険しい表情で握手を交わした。
 2015年の前回知事選で平野氏は、いったんは立候補を表明しながら告示直前に撤回し、参院議員にとどまった。このとき、平野氏の議員辞職に伴う参院補選への立候補を予定していたのが及川氏だった。
 自民のお膳立てで平野氏は及川氏と電話で会談。「4年前のことよりも『岩手県政を何とかしないと』という思いがお互い強い。私が当選すれば、知事選は徹底的に応援する」と融和を強調する。
 知事選の告示まで2カ月を切ったタイミングで候補擁立にこぎ着け、2回続けて知事選不戦敗の不名誉を回避できそうな自民。千葉伝県連会長は「及川氏の参戦は参院選でもプラスに働く」と確信する。
 自民の動きを、参院選に無所属新人横沢高徳候補(47)、知事選に現職達増拓也氏(55)を立てる野党陣営は、どうみているのか。
 選対幹部は「いいところに目を付けた。及川氏が地盤とする大票田盛岡での集票に影響が出る」と警戒。国民民主党の県議は「まるでしっちゃかめっちゃか。こちらは達増知事と既に連動しており、やることをやるだけだ」と冷ややかに受け流す。
 参院選、知事選とも中立を貫く無所属県議は「確かに選挙戦では『昨日の敵は今日の友』が常識だが…。プラスとマイナスのどちらの効果が大きいか、正直分からない」と語った。

1580 チバQ:2019/07/14(日) 21:32:41
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190714-00571204-shincho-pol
参院選「永田町の壇蜜」に地元から異例の差し替え要求、あの豊田真由子と比較の声も

7/14(日) 5:58配信��
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吉川有美参議院議員(本人のTwitterより)

 勝って涙、負けて涙。選挙には涙が付き物である。しかし、いよいよ選挙戦というタイミングで涙ながらに自らの窮状を訴えた美人議員がいる。三重県選出の吉川有美参議院議員(45)。「地元の選対が崩壊した」という彼女の発言の背景には一体、何があるのか。

 東京農工大大学院修了後、環境系コンサルタントを経て三井住友銀行に入った彼女が自民党公認で初当選を果たしたのは2013年の参院選だった。

「吉川さんが当選した三重選挙区は民主党の岡田克也元代表のお膝元で、“民主王国”と呼ばれてきた。自民党は00年の補選以来5連敗中だったのですが、彼女はそこで現職を破って当選した。13年の選挙を象徴する戦いとして、新聞や雑誌に取り上げられました」(政治部デスク)

 当選から3年が経った16年には、「FRIDAY」に「国会の壇蜜」として取り上げられ、

「それ以降、周囲から『国会の壇蜜』『永田町の壇蜜』と呼ばれるようになった。本人も満更ではない様子で、“私、壇蜜みたいって言われるの”などと嬉しそうにしていたこともあるそうです」(同)

 選挙戦での華々しい勝利に、メディアでの好意的な取り上げられ方。これ以上ないほどの滑り出しを見せていたはずの彼女が、現在、四面楚歌とも言える状況におかれているのは何故か。

「地元トラブル」
「6年前の選挙では、川崎二郎衆院議員が選対本部長を務め、何とか彼女は当選した。しかし、その後は全然地元を回っていないのです。支援者のところを一軒一軒回る作業は全くやっていないし、農大出身なのに、当選後、一度も地元の農協に挨拶に行っていない。新人としてあり得ません」

 と、地元政界関係者。

「そういう状況なので、地元の県議や市議の評判も最悪で、“何とか別の候補者に差し替えられないか”という声が続出したのです。三重選出のある国会議員も最近、“今からは無理だが、3カ月前だったら確実に差し替えていた”と漏らしていたそうですよ」

 彼女のために働くスタッフへの“当たり”が強いこともよく知られており、

「“段取りが悪い!”などと言ってすぐにスタッフに怒りをぶつける。地元には、あの豊田真由子元衆院議員と比較する声もあるほどです」(地元県議)

 先月中旬には、

「彼女の選挙区内で選挙のミーティングを兼ねた会合があったのですが、支援者の集まりが悪かった。すると、彼女はスタッフに対して“どういうこと? あなたたち何をしていたの!”と激怒したのです」

 地元記者がそう明かす。

「当然、スタッフたちは“支援者集めはお前の仕事だろう”と反発して、川崎議員に告げ口した。それを聞いた川崎議員は“何をしているんだ、君は!”と彼女を叱責したと聞いています」

 選対が崩壊した、と彼女が漏らした背景には、こうした「地元トラブル」があったのだ。自業自得である。

「週刊新潮」2019年7月11日号 掲載

1581とはずがたり:2019/07/14(日) 22:50:06
榛葉と徳川が接戦=静岡【参院選情勢】
2019年07月14日16時26分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071400228&g=pol

 3選を目指す自民牧野が県医師連盟や県農政連などの支持を固めて抜け出した。残る1議席をめぐり国民現職の榛葉と立憲新人の徳川が激しく競り合う。
 連合静岡の支援を受ける榛葉は、企業・団体の支持拡大に懸命。保守票の掘り起こしも狙う。党本部は「重要選挙区」と位置付け、てこ入れに躍起となっている。
 「原発ゼロ」や「憲法改正反対」を掲げる徳川は、党幹部の連日の応援を受けて政権批判票の取り込みを急ぐ。徳川宗家19代目のブランド力を生かし、無党派層にも浸透を図る。
 共産鈴木は厳しい戦い。

1582チバQ:2019/07/15(月) 13:42:15
6人区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000057-jij-pol

丸川、吉良、山口が先行=東京【参院選情勢】


7/14(日) 16:24配信

時事通信



 自民丸川、共産吉良、公明山口の現職3人が先行。

 これに自民現職の武見、立憲新人の塩村と山岸が続き、維新新人の音喜多も激しく追う。国民新人の水野、社民新人の朝倉は厳しい戦いだ。

 前回の2013年にトップ当選だった丸川は、高い知名度を背景に堅調な戦い。自民支持者に加え、無党派層への浸透を図る。2期目を狙う吉良は政権に批判的な層に支持を広げ、安定した戦い。党代表の山口は選挙区を空けることが多いが、党支持者を手堅くまとめている。

 武見は都医師会を中心に組織戦を展開するが、広がりが課題。2議席獲得を目指して立憲が擁立した塩村と山岸は活動エリアを東西に分け、支持層の票を分け合う作戦だ。音喜多は維新票の掘り起こしを図るとともに、無党派層の取り込みに懸命。

1583チバQ:2019/07/15(月) 13:43:06
4人区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000055-jij-pol

古川、熊谷が浸透=埼玉【参院選情勢】


7/14(日) 16:24配信

時事通信



 自民現職の古川、立憲新人の熊谷が先行し、公明現職の矢倉と共産新人の伊藤が激しく追う。

 国民宍戸、維新沢田の2新人は巻き返しに懸命だ。

 古川は医師会など100を超える団体から推薦を得て、県議らが支持層を手堅くまとめる。熊谷は党代表枝野幸男の地元さいたま市など都市部で有利な戦いを進めるが、政権批判票が他陣営に流れることを警戒、引き締めに余念がない。

 前回初当選の矢倉は議席死守に全力。支持団体を固めつつ、推薦を受けた自民の協力にも期待する。伊藤は21年ぶりの議席確保に向けて組織をフル稼働。宍戸は連合の支援などを受け、当選圏に滑り込もうと票固めに躍起だ。沢田はインターネット交流サイト(SNS)で支持を呼び掛けるが厳しい戦い。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000058-jij-pol

島村、牧山が抜け出す=神奈川【参院選情勢】


7/14(日) 16:25配信

時事通信



 改選4議席に14人がひしめく混戦から、自民現職の島村と立憲現職の牧山が抜け出す。

 公明現職の佐々木が追い掛け、残る1議席を共産新人の浅賀、維新現職の松沢が激しく競り合う。

 自民、立憲はともに2人目の擁立を見送り、手堅い選挙に徹する。島村は100万票超の得票を目指し陣営を引き締める。牧山は4月の統一地方選で大幅に増加した県議らの支援を受け、票の上積みに全力を挙げる。佐々木も着実に支持を固める。

 浅賀は次点だった3年前の参院選以降、地道に活動を重ねて無党派層にも浸透を図る。松沢は元知事の知名度を生かして積極的に街頭に立ち、滑り込みを狙う。国民新人乃木、社民新人相原は厳しい。

1584チバQ:2019/07/15(月) 13:43:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000067-jij-pol

酒井、田島、大塚抜け出す=愛知【参院選情勢】


7/14(日) 16:27配信

時事通信



 改選数4に対し12人が立候補した激戦区。

 再選を目指す自民酒井が厚い支持基盤に支えられてリード。立憲新人の田島と、連合愛知の支援を受けて4選を目指す国民大塚が続く。公明新人の安江、共産新人の須山が激しく追い上げる。

 田島は子育て経験をアピール、連合との連携にも期待をかける。大塚は3期18年の知名度を生かし、無党派層にも支持を広げる。

 安江は2人目擁立を見送った自民からの推薦を受け、支持層の拡大を図る。須山は政権批判を通じ、無党派層への浸透に懸命。地域政党「減税日本」の公認候補でもある維新岬は名古屋市長河村たかしの応援を受ける。社民平山への支持は広がっていない。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000071-jij-pol

東、太田が先行=大阪【参院選情勢】


7/14(日) 16:29配信

時事通信



 維新現職の東、自民現職の太田が先行。

 残る2議席を維新新人の梅村、公明現職の杉、共産現職の辰巳、立憲新人の亀石が激しく争う。

 4月の府知事・市長のダブル選と衆院補選を制した維新の勢いを追い風に、東は着実に支持層を固め安定。前回に続くトップでの再選を狙う。太田は知事時代の知名度を生かし実績をアピール。党内で候補者が太田に一本化されたこともあり、手堅く支持層をまとめる。

 出馬表明で後れを取った梅村は子育て政策を中心に訴え、維新支持層のほか無党派層への浸透を図る。杉は現職としての実績を強調し、公明支持層をまとめる。辰巳は政権批判票の取り込みに懸命。亀石は組合票などを固めながら支持拡大を狙う。国民新人のにしゃんたは伸び悩んでいる。

1585チバQ:2019/07/15(月) 13:44:37
3人区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000045-jij-pol

自・共、3議席目争う=北海道【参院選情勢】


7/14(日) 16:18配信

時事通信



 道知事を4期16年務めた自民高橋が知名度を生かし一歩リード。

 これに道教組など官公労を支持基盤とする元道議の立憲勝部が続く。残る1議席を自民岩本、共産畠山が激しく争っている。知名度に難がある岩本は党の全面支援の下、建設業や農業など企業・団体の組織票を固める作戦。高橋の後任知事鈴木直道のバックアップも受けて浸透を図る。元衆院議員の畠山は老後資金問題などを取り上げ、政権批判票の掘り起こしに懸命。候補のうち最年少の国民原谷は若さをアピールし、大票田札幌での浮動票獲得に全力を挙げている。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000001-hbcv-hok

参院選終盤情勢 自民・共産が3議席目争う


7/15(月) 12:11配信

HBCニュース






北海道放送(株)

21日投開票の参議院選挙。
改選数3に新人9人が立候補している北海道選挙区は3議席目を自民と共産の候補が争っています。
JNNは13日と14日の2日間道内1606人の有権者に電話などで調査をしました。
その結果、自民党の高橋はるみ氏と立憲民主党の勝部賢志氏が頭ひとつ抜き出て安定した戦いを展開しています。
残る3議席目をめぐっては自民党の岩本剛人氏が先行し共産党の畠山和也氏が激しく追い上げています。
国民民主党の原谷那美氏は支持が伸び悩んでいます。
ただ、15パーセントの人が「投票先を決めていない」と回答していて今後情勢は変わる可能性があります。
一方、期日前投票は道内の有権者の6.07パーセントにあたる27万8247人が14日までに投票を済ませました。
.
北海道放送(株)

1586チバQ:2019/07/15(月) 13:45:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000056-jij-pol

石井、長浜がリード=千葉【参院選情勢】


7/14(日) 16:24配信

時事通信



 自民石井と立憲長浜の現職2人が優位に立った。

 残り1議席を自民現職の豊田と共産新人の浅野が激しく競り合う。

 石井は地元の県南部を中心に自民支持層と推薦を受けた公明支持層を着実に固めている。長浜は「反自民・非共産」を掲げ、立憲のほか、支援を受ける国民、社民の支持層に浸透している。

 豊田は、所属派閥会長の副総理麻生太郎らの応援を受け、都市部を中心に票を掘り起こす。浅野は年金問題などを追及し、政権批判票を取り込もうと必死だ。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000072-jij-pol

自民加田が支持固める=兵庫【参院選情勢】


7/14(日) 16:29配信

時事通信



 自民加田が先行し、残る2議席を維新清水、公明高橋、立憲安田が激しく争う。

 加田は県議4期の実績をアピール。支持層に加え、地方議員と連携して県内全域で無党派層の取り込みを目指す。清水は4月の大阪ダブル選挙での維新勝利の勢いを追い風に、街頭で改革路線を訴え、浸透を図る。

 高橋は続々と兵庫入りする党幹部の応援を受け、挙党態勢で選挙戦を展開。自民から得た推薦も武器に、業界団体への働き掛けを強める。連合兵庫の支援を受けた安田は、唯一の女性候補を強調、政権批判票の取り込みを狙う。共産金田は伸び悩んでいる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000012-ytv-l28

参院選・兵庫 自民の加田さんリード 読売テレビと読売新聞の情勢調査


7/15(月) 12:03配信

読売テレビ







参院選・兵庫 自民の加田さんリード 読売テレビと読売新聞の情勢調査


参院選・兵庫 自民の加田さんリード 読売テレビと読売新聞の情勢調査


 読売テレビと読売新聞が実施した参議院選挙の情勢調査で、改選3の兵庫では自民の加田さんがリードし、維新の清水さん、公明の高橋さん、立憲の安田さんの3人が激しく競り合っている。共産の金田さんは後れをとっている。

1587チバQ:2019/07/15(月) 13:46:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000082-jij-pol

松山安定、野田と下野続く=福岡【参院選情勢】


7/14(日) 16:31配信

時事通信



 3議席をめぐる争いは、自民現職の松山が保守層を固めて抜け出した。

 自民分裂となった4月の知事選のしこりが大きく影響する情勢にはなっていない。松山に続くのが立憲現職の野田と公明新人の下野。野田は政権批判票の受け皿となっている。下野は知名度アップと組織固めを図るのに懸命。共産新人の河野は広がりを欠く。連合福岡の支援を野田と分け合う国民新人春田は擁立決定が公示1カ月前と出遅れたことが響き、伸び悩んでいる。

1588チバQ:2019/07/15(月) 13:46:53
2人区
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000052-jij-pol

上月安定、小沼続く=茨城【参院選情勢】


7/14(日) 16:24配信

時事通信



 自民現職の上月が安定した戦い。

 残り1議席を立憲、共産、維新の3新人で争うが、立憲小沼が頭一つ抜け出している。

 上月は元副知事の経験を生かし、公明のほか医師会など業界団体から推薦を取り付け、組織票を固めた。自身の前回得票数を上回る60万票獲得を目標に掲げる。元経済産業省職員の小沼は社民や連合茨城の支援を受け、逃げ切りを図る。唯一の女性候補の共産大内は脱原発や憲法改正反対を訴え、巻き返しに懸命。元那珂市長の維新海野は厳しい戦い。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000066-jij-pol

榛葉と徳川が接戦=静岡【参院選情勢】


7/14(日) 16:27配信

時事通信



 3選を目指す自民牧野が県医師連盟や県農政連などの支持を固めて抜け出した。

 残る1議席をめぐり国民現職の榛葉と立憲新人の徳川が激しく競り合う。

 連合静岡の支援を受ける榛葉は、企業・団体の支持拡大に懸命。保守票の掘り起こしも狙う。党本部は「重要選挙区」と位置付け、てこ入れに躍起となっている。

 「原発ゼロ」や「憲法改正反対」を掲げる徳川は、党幹部の連日の応援を受けて政権批判票の取り込みを急ぐ。徳川宗家19代目のブランド力を生かし、無党派層にも浸透を図る。

 共産鈴木は厳しい戦い。

1589チバQ:2019/07/15(月) 13:47:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000070-jij-pol

2議席目、立共が競る=京都【参院選情勢】


7/14(日) 16:27配信

時事通信



 改選数2で、3選を目指す自民西田が大きくリード。

 残る1議席をめぐり立憲新人の増原と共産現職の倉林が横一線の戦い。西田は保守票を手堅くまとめて安定。連合京都の支援を受ける増原は立憲支持層をほぼ固め、候補を取り下げた国民支持層への浸透に躍起だ。浮動票取り込みへ街頭演説にも力を入れる。危機感を強める倉林は集会や個人演説会で現職の実績をアピール。党幹部も連日応援に入り総力戦を展開。共産支持層のほか無党派層にも食い込みを見せる。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000011-ytv-l26

参院選・京都 自民先行 共産、立憲競り合う 読売テレビと読売新聞の情勢調査


7/15(月) 12:02配信

読売テレビ







参院選・京都 自民先行 共産、立憲競り合う 読売テレビと読売新聞の情勢調査


参院選・京都 自民先行 共産、立憲競り合う 読売テレビと読売新聞の情勢調査


 読売テレビと読売新聞の参議院選挙の情勢調査。改選2の京都は、自民の西田さんがリードし、共産の倉林さんと立憲の増原さんが激しく競り合っている。

1590チバQ:2019/07/15(月) 13:47:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000077-jij-pol

森本、河井が当落争う=広島【参院選情勢】


7/14(日) 16:31配信

時事通信



 2議席をめぐる戦いは、自民現職の溝手が抜け出した。

 野党が推す無所属現職の森本と、自民新人の河井が残る1議席を争う。溝手は党本部主導の河井擁立に反発する県連が全面バックアップ。徹底した組織戦を展開し、業界団体を引き締める。「自民の独占阻止」を掲げる森本には連日、野党幹部が応援に駆け付け、支持拡大に躍起。官房長官菅義偉ら政権幹部が後押しする河井は、公明支持層や無党派層への浸透を図る。共産新人の高見への支持は広がっていない。

1591チバQ:2019/07/15(月) 13:48:46
1人区 激戦区のみ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000046-jij-pol

滝沢を小田切追う=青森【参院選情勢】


7/14(日) 16:20配信

時事通信



 自民現職滝沢を立憲新人小田切が激しく追う。

 滝沢は南部地方、小田切は津軽地方の出身で、互いに「敵地」での票の掘り起こしがカギを握る。滝沢は組織の引き締めに躍起で「政治の安定」を前面に掲げ逃げ切りを図る。野党共闘で挑む小田切は貧困や格差問題を訴え、無党派層への浸透に力を入れる。課題の知名度も、野党幹部の応援を得て向上しつつある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000047-jij-pol

横沢、平野が接戦=岩手【参院選情勢】


7/14(日) 16:22配信

時事通信



 野党統一候補の無所属横沢と自民平野が接戦を繰り広げる。

 野党各党は合同街頭演説を開くなどして横沢への結集をアピール。国民の衆院議員小沢一郎や岩手県知事達増拓也も自身の後援会をフル稼働させ後押しする。平野は1992年以来の自民議席の獲得を目指し、組織票固めを図る。首相安倍晋三ら政権幹部が相次いで応援に入り、全力でてこ入れする。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000048-jij-pol

石垣、愛知が競り合い=宮城【参院選情勢】


7/14(日) 16:22配信

時事通信



 立憲新人の石垣と自民現職の愛知が激しく競り合う。

 野党統一候補の石垣は「消費税ゼロ」など独自の主張を展開。インターネット交流サイト(SNS)を駆使し、広く政権批判票の取り込みを図る。4期目を目指す愛知は組織力を生かし、支持層固めに全力を挙げる。閣僚や党幹部も相次いで応援に入り、政権与党の実績を訴える。

1592チバQ:2019/07/15(月) 13:49:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000049-jij-pol

寺田、中泉が横一線=秋田【参院選情勢】


7/14(日) 16:22配信

時事通信



 野党統一候補で無所属新人の寺田と自民現職中泉が横一線の戦い。

 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」をめぐる防衛省の対応に反発が強まる中、衆院議員寺田学の妻である寺田は配備反対を訴える。中央からの弁士派遣を断るなど政党色を消し、幅広い層への浸透を図る。中泉は企業・団体の組織票を固めつつ、県中心部では無党派票獲得も狙う。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000050-jij-pol

芳賀、大沼が競る=山形【参院選情勢】


7/14(日) 16:22配信

時事通信



 無所属新人の芳賀と自民現職の大沼が競り合う。

 芳賀は野党統一候補として政権批判票の取り込みを狙うとともに、元民放アナウンサーとしての知名度を生かして無党派層への浸透を図る。再選を目指す大沼は首長や農政連の支援を受けて支持固めに奔走。政権幹部も多数、応援に入る。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000051-jij-pol

森を水野が猛追=福島【参院選情勢】


7/14(日) 16:22配信

時事通信



 3選を目指す自民現職の森がわずかに先行し、野党統一候補で無所属新人の水野が猛追する。

 森は県議らの後援会と連動し、業界団体など組織票固めを進める。少子化相を務めた経験から、子育て支援や女性活躍推進を訴えて支持を広げる。水野は街頭演説を中心に活動。野党支持層への浸透を図るとともに、知名度向上や無党派層の掘り起こしを狙う。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00010000-minyu-l07

森氏『手堅く』水野氏『急追』 福島選挙区、3割弱態度決めず


7/15(月) 8:34配信

福島民友新聞



 福島民友新聞社は第25回参院選(21日投開票)について、読売新聞社と共同で12〜14日に世論調査を行い、取材を加味して中盤の情勢を探った。福島選挙区(改選数1)では、自民党現職の森雅子候補(54)が知名度と組織力を生かした手堅い戦いぶりで先行しており、無所属新人の水野さち子候補(57)が野党統一候補として支持を固め激しく追い掛ける展開となっている。ただ全体の3割弱が態度を決めておらず、終盤の戦いが選挙戦の焦点となる。
 衆院の小選挙区別に分けた地域別で、森候補は地盤とするいわき市などを含む5区で約6割の支持を固め、大票田の2区でも約5割に達している。水野候補は地元の4区で3割弱と伸び悩んでいるものの、1〜3区で一定の支持を得ており、人口規模が10万人以上30万人未満の市では森候補をやや上回っている。政治団体「NHKから国民を守る党」の新人田山雅仁候補(35)は浸透していない。

1593チバQ:2019/07/15(月) 13:50:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000063-jij-pol

自民森屋が先行=山梨【参院選情勢】


7/14(日) 16:25配信

時事通信



 再選を目指す自民森屋が先行する。

 県知事長崎幸太郎と衆院議員堀内詔子が対立に終止符を打ったため保守陣営が結束、公明の推薦も得て組織選挙を展開する。野党統一候補で無所属新人の市来は、知名度向上に躍起。擁立をめぐり立憲と社民の関係が悪化し、共闘態勢の構築が遅れた影響も尾を引いている。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000059-jij-pol

打越、塚田が競り合う=新潟【参院選情勢】


7/14(日) 16:25配信

時事通信



 野党統一候補の無所属新人打越と、自民現職の塚田が激しく競り合う。

 県外出身の打越は知名度アップが課題。各野党の地元国会議員らと一緒に行う街頭演説が活動の中心で、政権批判票の取り込みを図る。塚田は公共事業をめぐる「忖度(そんたく)」発言の逆風が続く。支持団体などを細かく回り、組織固めに躍起だ。党幹部も続々と応援に駆け付け、てこ入れを図る。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000064-jij-pol

羽田が小松をリード=長野【参院選情勢】


7/14(日) 16:27配信

時事通信



 野党統一候補で国民現職の羽田が先行、自民新人の小松が懸命に追う。

 羽田は当選4回の実績を訴え、亡父の元首相孜の後援会をフル回転。立憲、国民の支持層を固めたほか、共産の集会にも参加し、票の上積みを狙う。自民参院幹事長吉田博美の後継候補である小松は業界団体の引き締めに躍起。政権幹部も相次いで応援に入った。無党派層への浸透が課題だ。

1594チバQ:2019/07/15(月) 13:51:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000068-jij-pol

吉川を芳野が追い上げ=三重【参院選情勢】


7/14(日) 16:27配信

時事通信



 再選を目指す自民吉川を無所属新人の芳野が追い上げる。

 吉川は推薦を受ける公明支持層や各種業界団体など保守層の票を固めた。元外相岡田克也の影響力が強い県北部では、官房長官菅義偉らが入り、切り崩しを進める。野党統一候補の芳野は連合三重傘下の組合票を固め、共産票も取り込む。県選出国会議員とともに各地で集会を開き、知名度向上に懸命だ。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000069-jij-pol

二之湯、嘉田が激戦=滋賀【参院選情勢】


7/14(日) 16:27配信

時事通信



 自民の現職二之湯と前知事の無所属嘉田が激しい争いを展開している。

 二之湯は業界団体など組織の引き締めを徹底。公明と合同で演説会を開くなど総力戦を展開している。首相安倍晋三も現地入りした。野党統一候補の嘉田は立憲、国民、共産、社民の全面支援を受けながら、カギを握るとみる無党派層の支持拡大に全力を挙げる。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000010-ytv-soci

参院選情勢調査・滋賀 嘉田さんと二之湯さん横一線 奈良・和歌山は


7/15(月) 12:01配信

読売テレビ







参院選情勢調査・滋賀 嘉田さんと二之湯さん横一線 奈良・和歌山は


参院選情勢調査・滋賀 嘉田さんと二之湯さん横一線 奈良・和歌山は


 参議院選挙の情勢調査で、近畿の3つの1人区。滋賀は、無所属の嘉田さんと自民の二之湯さんが横一線で争っている。

 奈良は、自民の堀井さんが抜け出し、無所属の西田さんがそれを追いかける展開。

 和歌山は、自民の世耕さんが優位に戦いを進め、無所属の藤井さんは後れをとっている。

1595チバQ:2019/07/15(月) 13:53:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000081-jij-pol

永江、らくさぶろうが激戦=愛媛【参院選情勢】


7/14(日) 16:31配信

時事通信



 野党統一候補の新人永江と自民新人らくさぶろうが激しく競り合う。

 元アナウンサーで知名度がある永江は、立憲など野党支持層を固めたほか、無党派層にも支持を広げる。らくさぶろうもタレントとしての活動歴を生かして浮動票の取り込みを図るとともに、組織固めにも余念がない。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000083-jij-pol

自民山下が先行=佐賀【参院選情勢】


7/14(日) 16:31配信

時事通信



 再選を目指す自民山下が先行。

 山下は農業、商工業など県内約600の団体・企業から推薦を取り付け、組織を着実に固めている。野党統一候補で6月に出馬表明した国民元職犬塚は出遅れを取り戻そうと懸命。街頭活動を中心に、陸上自衛隊オスプレイの地元空港配備計画反対などを訴えている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000086-jij-pol

礒崎と安達が激戦=大分【参院選情勢】


7/14(日) 16:33配信

時事通信



 自民現職の礒崎がやや先行、無所属新人で野党統一候補の安達が激しく追う。

 礒崎は業界団体などの支持固めを徹底しつつ、県西部や南部での支持拡大を目指す。安達は立憲、国民、社民から推薦を得て、組合を中心に組織戦を展開。大票田の大分市や別府市などで無党派層の取り込みも図り、野党統一候補が最終盤で逆転した3年前の再現を狙う。

1596チバQ:2019/07/15(月) 13:53:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000089-jij-pol

高良が優勢=沖縄【参院選情勢】


7/14(日) 16:33配信

時事通信



 野党統一候補で無所属新人の高良が優勢に戦いを進める。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止を掲げる社民、共産など「オール沖縄」勢力の支援を受ける高良は、無党派層への浸透も進める。自民新人で経済界出身の安里は与党支持層をまとめきれていない。移設の賛否を明言せずに無党派層の取り込みも狙うが、伸び悩んでいる。

1597チバQ:2019/07/15(月) 13:55:54
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/526397/

参院選1人区を歩く(1)新潟 自民「忖度」発言で危機感

2019/7/12 5:00 (2019/7/12 6:30 更新)
西日本新聞 総合面
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 「まな弟子」の横に立つ「親分」の顔に余裕は見られなかった。選挙戦が始まった4日、麻生太郎副総理兼財務相が真っ先に駆け付けたのは、自身の元秘書で麻生派に所属する自民現職塚田一郎氏の地元だった。

 「ただただ選挙をやるため、勝つためだけ。こういうのを『野合』とか『談合』とか言うんじゃないですか」。マイクを握り、事実上の一騎打ちとなった野党統一候補を批判。新潟県内3カ所で“麻生節”を披露したが、「忖度(そんたく)発言」に触れることはなかった。

 国土交通副大臣だった塚田氏は4月、北九州市の集会に出席。麻生氏と安倍晋三首相の地元を結ぶ下関北九州道路の整備を巡り、両氏の意向を「私が忖度した」と発言した。

 塚田氏は「事実と異なる発言だった」と撤回したが、連日ワイドショーでも報じられ、事実上の更迭に。髪を短く切り、党県連会長も辞したが、地元の自民県議は「参院候補の差し替え論も出た」と明かす。

 塚田氏は2カ月半、建設業界など地元の支持団体へ「おわび行脚」。4日の出陣式の冒頭でも「私の発言によりご心配やご迷惑をお掛けしたことを改めておわびしたい」と頭を下げた。

 だが、今でも支持者からは「髪は丸刈りではなくただの短髪で中途半端だ。謝罪にも誠意が見えない」などの不満がくすぶる。

 田中角栄元首相を輩出し、「保守王国」と呼ばれた新潟だが、改選数が2から1に減った前回2016年参院選は自民現職が野党候補に敗北。17年衆院選では県内6選挙区で自民は2勝4敗と負け越した。

 それが昨年6月の知事選では、与党系候補が野党共闘候補に競り勝った。合言葉は「保守復活の流れを止めるな」。別の自民県議は「塚田さんのためと言っても支援者がついてこない。大義に立たなければ」と漏らす。

 3選を目指す塚田氏もこれまで与野党で議席を分け合ってきたが、今回は初めて1議席を争う。激戦必至な状況で飛び出した忖度発言。政府、与党の危機感は深く、4日の麻生氏に続き、5日は首相、6日は菅義偉官房長官と、いきなり「政権トップ3」が新潟入りするてこ入れぶりだ。

 一方、野党統一候補の無所属新人、打越さく良氏は北海道出身。東京で弁護士活動をしてきた「落下傘」候補だ。立候補表明した5月以降、NPO法人などを回り、支持を訴えてきた。

 新潟駅前での第一声では「上ばかり向いた忖度政治から、共に咲く政治へ」と声を張り上げた。消費税増税反対や年金問題でも政権批判を展開する。

 「なぜこの人が新潟かという疑問がまだ有権者にある」(地元野党幹部)。塚田氏が「地元生まれ」を強調する中、打越氏も街頭で「新潟県弁護士会にも登録した。正真正銘の新潟県民だ」と訴える。

 忖度発言という“敵失”による追い風を受けての戦いに、立憲民主党幹部は「新潟で負けるようでは、他の1人区は全滅する。それぐらい重要な選挙区だ」と息巻く。

   ◇    ◇ 

 参院選は21日の投開票に向けて攻防が繰り広げられている。勝敗を左右すると言われる1人区の現場から報告する。

1598チバQ:2019/07/15(月) 13:56:10
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/526398/

参院選1人区を歩く(2)秋田 地上イージス 失態で一転

2019/7/12 5:00 (2019/7/12 6:32 更新)
西日本新聞 総合面
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 野党候補のような第一声だった。「防衛省の不誠実な対応は言語道断だ」。4日、秋田市の出陣式でマイクを握った自民現職の中泉松司氏は、公然と政府批判を口にした。

 秋田は2016年の前回、東北6県で唯一、自民が議席を獲得した。だが地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」配備計画を巡る防衛省の不手際で一転、強烈な逆風が襲う。

 秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を「適地」とした防衛省調査の誤りが発覚したのが6月初旬。もともとレーダー波による健康被害や攻撃目標になることを懸念していた住民の怒りに火が付いた。さらに防衛省職員が住民説明会で居眠りし、火に油を注いだ。

 秋田は上空を北朝鮮の弾道ミサイルが通過したこともある。政府の失態は配備に理解を示してきた中泉氏を直撃した。「配備容認では戦えない。沈黙しても政府に弱腰だと捉えられかねない」(陣営幹部)。配備の是非を封印し、政府批判に転じた。

 岩屋毅防衛相が地元入りして謝罪したことを「(自民党)国会議員が一丸で抗議したからだ」と言う中泉氏のアピールは苦しい。党本部も察してか、全国から引っ張りだこの小泉進次郎衆院議員を公示日に投入した。自民県議は「秋田が負ければ東北が全滅しかねない」と焦りを隠さない。

 好機が訪れた野党陣営はどうか。統一候補の無所属新人、寺田静氏は第一声で「秋田の子どもたちにイージス・アショアのある未来を手渡したくない」と訴え、配備反対を争点化する構えを鮮明にした。

 寺田氏の夫は秋田が地元で立憲民主党会派の衆院議員寺田学氏(比例東北ブロック)。学氏の父は元参院議員で秋田県知事を3期務めた。秋田で「寺田」の知名度は高い。無所属で政党色を消し、無党派層や保守層の取り込みを狙う。

 「防衛省は住民をばかにしている。今回は野党に入れる」。演習場から約1キロ。高校や福祉施設もある住宅地で、近くの男性(71)はこう言った。別の男性(65)は「政府になめられていると思っている住民は多い」という。

 とはいえ安定政権への支持は厚い。配備計画を「白紙に戻した方がいい」と態度を硬化させた佐竹敬久知事は、中泉氏の出陣式に出席し「いま一番大事なのは政治の安定だ。政治はイージスだけではない。高齢化など地方の課題を解決するには自公政権しかない」とエールを送っている。

 住民からも「寺田さんが当選したところで、本当に配備を止めることができるのか」と懐疑的な声が漏れる。県内では17年、人口が100万人を割り込み、県民に衝撃を与えた。寺田氏自身、配備反対を掲げる一方で、人口減少対策などの訴えにも力を入れ、バランスに腐心する。

 政府の失態に揺れる秋田の攻防。与野党どちらに地域の未来を託すべきか、政権不信のなかで有権者も揺れている。

1599チバQ:2019/07/15(月) 13:56:57
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/526399/

参院選1人区を歩く(3)鳥取・島根 候補者の姿見えない合区

2019/7/12 5:00 (2019/7/12 6:34 更新)
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 7日朝、鳥取県の山間部を自民現職、舞立昇治氏の選挙カーが駆け巡った。「地方に人が戻る日本をつくらんといかんのです」。マイクを握ったのは自民党元幹事長の石破茂氏(衆院鳥取1区)。選挙カーに舞立氏の姿はなかった。

 鳥取は2016年参院選から、島根県と選挙区が一つになった。「1票の格差」是正を目的に、隣り合う選挙区が合区されたのだ。

 「鳥取・島根」の東西両端は350キロ超。東京‐名古屋間に匹敵する。広大な選挙区に集落が点在し、陣営は「くまなく回るのは現実的に無理」と悩む。

 公示後、初の週末となった6、7両日、3候補とも鳥取県に立ち入らなかった。石破氏が乗る選挙カーに手を振った男性は首をひねった。「今回は石破先生の選挙だったかのう」

 13年に旧鳥取選挙区で初当選した舞立氏にとって、合区での選挙は初めて。最大の課題は島根での知名度向上だ。島根の広さは鳥取の倍ほど。有権者も約10万人多い。名前の浸透には、地元議員の力を借りざるを得ないが、不安も抱える。

 島根は故竹下登元首相らが自民の固い地盤を築き上げた「竹下王国」だ。しかし、4月の知事選で自民分裂選挙になり、県議会は32年ぶりに自民会派が割れた。参院選を仕切るはずの県連幹事長は事実上解任され、参院選の選挙対策本部もつくれない状態だ。

 陣営は「公示前までに島根でのあいさつ回りが足りなかった。選挙中の6割は島根に割く」。

 舞立氏と争うのは、野党統一候補の無所属新人、中林佳子氏。1979年、衆院選島根全県区で共産党公認で初当選し、通算4期9年務めた。年金問題や消費税増税反対などを訴え、立憲民主や国民民主両党の支援者にも浸透を狙う。

 この合区の島根側では、選挙カーもたすきもない比例代表の自民新人、三浦靖氏(46)も活動している。8日は街頭で「私ができる唯一の選挙運動は舞立さんの応援です」と語った。

 三浦氏は、今回から導入された特定枠の候補。比例代表は候補者名か政党名で投票され、候補の得票順で当選するが、特定枠候補は、優先的に当選となる。

 個人としての選挙運動は認められておらず、個人演説会やビラ配布、選挙事務所の設置、名前の連呼も禁止されている。

 今回合区で鳥取の舞立氏を公認したため、特定枠で島根の現職を擁立する予定が5月に急逝。現職衆院議員(比例中国ブロック)だった島根出身の三浦氏にお鉢が回ってきたというわけだ。自民はもう一方の合区「徳島・高知」の選挙区から漏れた現職も特定枠で処遇している。

 三浦氏は「ルールに従い、仲間や党のために活動するしかない」。舞立氏の応援弁士としてのみ街頭に立ち、支援団体では舞立氏の支援を要請する日々だ。

 選挙区では候補者の姿がなかなか見えず、特定枠候補の主張は聞けない。「候補者本人の訴えも聞けないのに、何が選挙じゃ」。有権者にはしらけた空気が漂っている。

1600チバQ:2019/07/15(月) 13:57:46
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/526400/

参院選1人区を歩く(4)大分 憲法隠し 無党派奪い合い

2019/7/12 5:00 (2019/7/12 6:37 更新)
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 「憲法議論を進める政党を選ぶのか、議論さえ反対する政党や議員を選ぶのか。それを選ぶ選挙だ」

 公示後初の日曜の7日夜。大分市の外れにある公民館で下村博文・自民党憲法改正推進本部長は、改憲議論を強く呼び掛けた。

 会場のパイプ椅子には、二階俊博幹事長。9日は菅義偉官房長官、11日には安倍晋三首相も駆け付け、党を挙げて自民現職の礒崎陽輔氏を支援する。

 元首相補佐官の礒崎氏は、党憲法改正草案の作成に深く関わり、党憲法改正推進本部副本部長を務める改憲論者。だが、改憲に前のめりな発言を繰り返す党幹部とは対照的に、礒崎氏が演説で改憲に触れる機会は少ない。4日の出陣式では、8分の演説のうち触れたのは20秒にとどまった。

 支持労組の組織力を強みにした野党に、自民が苦戦を強いられてきた大分。前回2016年参院選も安倍首相ら党幹部を総動員したにもかかわらず、自民新人が野党統一候補の民進(当時)現職に1090票の僅差で競り負けた。とりわけショックだったのは、無党派層の6割超が野党に投票したことだ。礒崎陣営の関係者は「(改憲は)大事な公約だが、語ったとしても幅広い票につながるわけではない」と声を潜める。

 礒崎氏が力点を置くのは、無党派層を意識した身近な暮らしの施策。7日の演説でも「中小企業の賃上げ、教育費への支援、高齢者も若い人も笑顔になる政治をする」と訴えた。

 公示前日の3日には、製鉄、化学など大手企業のプラントが集まる「新産都企業群」の幹部や社員を集めた会合を開催。政権与党としての強みを生かし、野党の支持基盤に対して企業側から切り崩しを図る。

 連合大分が推薦する野党統一候補の新人安達澄氏がターゲットとするのは、無党派層や年齢の近い若者、主婦層。公示後はポロシャツに青いズボン姿で遊説し、爽やかさと若々しさを強調したイメージ戦略を貫く。

 安達氏も憲法問題には触れず、演説では「地方主体」「現場第一」に終始する。総合選対本部長の佐藤寛人・連合大分会長は「保守層を取り込まないと勝てない」と戦略を明かす。

 安達氏擁立は連合大分が主導し、立憲民主、国民民主、社民の3党が推薦。共産も県レベルで支援している。憲法論議を避ける背景には、改憲を巡り野党4党のスタンスが異なることへの配慮も透ける。

 集票の鍵を握る連合大分の組合員は約5万人。近年は政治に関心の薄い若者が増えており、「傘下組織の結束力に陰りが見える」(関係者)。選対本部が締め付けを図るものの「現時点でまとまった票は6〜7割。春の統一地方選の疲れもあってか、動きが鈍い」と陣営幹部は漏らす。

 16年参院選では、有権者の約4割を占める大分市で1万票以上の差をつけたことが勝因となった。ただ17年衆院選では、大分市が選挙区の1区で野党候補は自民候補に競り負けた。佐藤選対本部長は「われわれ連合や野党の踏ん張りどころだ。『非自民の牙城』の大分で、絶対に議席を獲得したい」と語る。

1601チバQ:2019/07/15(月) 13:58:26
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/526422/

参院選1人区を歩く(5)佐賀 農業票「ねじれ」解けるか

2019/7/12 6:00
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 「首相は農家の経営形態に限らず、規模の大小に限らず、地域を守る人を支援するとおっしゃっている」

 佐賀県を代表する農業地域・白石町で6日あった自民現職山下雄平氏の決起大会。山下氏は、自らが国会で安倍晋三首相から引き出した答弁を紹介し、自民党が農家の大規模化や法人化ばかりを考えているわけではないとアピールした。

 正准会員合わせて約12万人の農家を抱えるJAグループ佐賀の政治団体「県農政協議会」(農政協)は、県内の選挙戦に大きな影響力を持つ。与野党問わず「農家をいかに取り込むかが、勝負の分かれ目だ」(陣営関係者)。

 農政協は今回、山下氏を推薦したが、2016年参院選、17年衆院選では自主投票。結果、衆院では県内2選挙区とも自民候補が野党候補に敗れた。

 自民の固い支持基盤だった農政協だが、農業の大規模化や環太平洋連携協定(TPP)などを巡って安倍政権と溝が深まり、15年の県知事選で決定的に「ねじれ」た。首相官邸や自民の一部が元武雄市長を擁立したのに対し、農政協は元総務官僚を担ぎ出し激戦を制したが、政権への不信感はさらに高まった。

 とりわけ、山下氏に対する反発は強かった。7年前に新聞社を辞め、自民公認が決まる前の山下氏をJA佐賀中央会はしばらくの間、職員と机を並べて勉強させ、田植えなども学ばせた。「現場を知り、農家代表の政治家に育てる」(農政協関係者)ためで、初当選を強力に後押しした。

 だが、山下氏は知事選で対立する元市長の選対本部長を買って出た。「自分の出どころを裏切る行為。失望した」(JA幹部)。

 一部に遺恨が消えない中、国とのパイプ役が必要な農政協は今回、山下氏の推薦を決めた。農政協幹部は「ねじれを直さないといけない」と話す。ただ、山下氏が面会を求めても、今も拒否する幹部がいる。「推薦こそもらったが、農家にどこまで浸透するだろうか」。陣営関係者には依然、不安が残ったままだ。

 一方、隣県の長崎で参院議員を1期務めた犬塚直史氏を擁立した国民民主党。6日に応援で佐賀入りした玉木雄一郎代表は県特産のアスパラガス畑を視察し、演説で「犬塚さんは1次産業をしっかり守ってくれる候補者だ」と持ち上げた。

 犬塚氏本人は、国営諫早湾干拓事業(長崎県諫早市)での開門調査の必要性や、陸上自衛隊オスプレイの佐賀空港配備計画の反対などを訴えて票の取り込みを狙う一方、農業政策に触れる機会は少ない。公示直前、党県連が農政協に提出した推薦願は断られた。

 県中部で約50年間、コメや麦、大豆を生産する70代の農家男性は、参院選後に動きだす農産物の関税を巡る日米貿易交渉の行方が気掛かりだ。

 「TPPしかり、大規模化しかり、安倍政権は農業たたきばっかりで、今度は信じていいものか。でも野党もバラバラやっけんね」

 =おわり

1602チバQ:2019/07/15(月) 13:59:36
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=552584&comment_sub_id=0&category_id=1146

岸田氏の新人応援、波紋 自民現職陣営、広島県議ら戸惑い

2019/7/15


広島市中区の街頭演説で支持者に手を振る安倍首相(右)。「ポスト安倍」の岸田政調会長(左)を首相候補と持ち上げた


広島市中区の街頭演説で支持者に手を振る安倍首相(右)。「ポスト安倍」の岸田政調会長(左)を首相候補と持ち上げた

 全国屈指の激戦区となった参院選広島選挙区(改選数2)で14日、自民党の岸田文雄政調会長(広島1区)が党新人の街頭演説でマイクを握り、関係者に波紋が広がった。これまでは党広島県連が推す現職だけを支援していたが、安倍晋三首相が公示後に初めて広島入りしたタイミングで姿勢を転じた。「ポスト安倍」を意識した振る舞いとみられるが、現職の陣営からは戸惑いの声が漏れた。

 岸田氏は正午ごろ、広島市中区の本通り商店街の入り口で、自民党新人の河井案里氏(45)=公明推薦=と並び立った。演説では河井氏のフルネームを4回、紹介し「お力添えをいただくよう心からお願いする」と締めくくった。終了後には河井氏と取り合った手を掲げ、聴衆に笑顔を見せた。

 ▽令和の首相に

 直後にマイクを握った安倍首相は、故池田勇人、故宮沢喜一という広島県出身の2人の首相の名前を挙げた後「令和の時代はここにいる岸田さんだ」と首相候補だと持ち上げた。安倍首相は河井氏の擁立に深く関わったとされる。次の首相への「禅譲路線」を視野に入れる岸田氏の決断に応えた形にも映った。

 自民党は今回、1998年以来21年ぶりに2人を公認した。党本部がことし3月、党県連の強い反対を押し切り、2議席を独占できる選挙区だとして河井氏を擁立した経緯がある。岸田氏は当時、周辺に「俺は宏池会(岸田派)の会長だ」と語り、河井氏の支援に否定的な考えを示していた。

 ▽「党本部の要請」

 河井氏を応援した直後、岸田氏は約500メートル東で開かれた自民党現職の溝手顕正氏(76)=公明推薦=の街頭演説会場に向かった。県議たちが集った会場で、岸田派の溝手氏のフルネームを11回、連呼。「われわれ広島の自民党は溝手さんをしっかり押し立てて、苦しい選挙を勝ち抜きたい」と力強い口調で呼び掛けた。

 党県連の主流派は、党幹部や閣僚経験者たちが相次いで河井氏の応援に駆け付けるのを尻目に、結束して溝手氏を支えてきた。昨年4月まで党県連会長だった岸田氏が河井氏を応援するとの情報は、ぎりぎりまで一部の関係者にしか伝わっていなかった。「党本部の要請があった。党役員として判断した」と、岸田氏に近い党県連幹部。「ポスト安倍」を優先せざるを得ない背景が浮かぶ。

 「本当か」「終盤にさしかかったこの重要局面で向こうに力を貸すとは」…。岸田氏が河井氏を応援したことに、溝手氏を支える県議たちは驚きや戸惑いを口にした。ある県議は失望感を漏らした。「船長が腰砕けでは前線はもたんよ」

 広島選挙区では、無所属現職の森本真治氏(46)=立憲民主、国民民主、社民推薦=と、共産党新人の高見篤己氏(67)を含めた4人を軸に、激戦が続く。野党系の2人は岸田氏の振る舞いに「ノーコメント」(森本氏)「他党の話」(高見氏)と論評を避けた。ただ、ある陣営は「自民党内のごたごたを象徴する出来事だ。与党の勢力がそがれれば、こちらには追い風」と見通した。

 広島選挙区ではほかに、諸派新人の泉安政氏(66)、無所属新人の玉田憲勲氏(61)、諸派新人の加陽輝実氏(69)も立候補している。(樋口浩二、中川雅晴)

1603チバQ:2019/07/15(月) 14:00:23
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=550885&comment_sub_id=0&category_id=1146

【選挙区を歩く】(1)広島<上>情勢急転 2現職に焦り

2019/7/9


街頭で有権者に支持を求める広島選挙区の候補者=広島市中区


街頭で有権者に支持を求める広島選挙区の候補者=広島市中区

 参院選(21日投開票)が中盤戦に差し掛かりつつある。序盤の情勢が伝えられる中、中国地方4選挙区の候補者は活動を強める。広島選挙区では自民党による改選2議席の独占の是非を巡り、候補者が論戦で激しくぶつかり合う。いずれも改選1人区の山口、岡山、島根・鳥取合区の3選挙区では、自民党現職に野党が一本化した新人たちが挑む。訴えの現場を歩いた。

 「『自民党1強』の政治を改める議席を何とか守りたい」。広島選挙区の無所属現職の森本真治氏(46)=立憲民主、国民民主、社民推薦=は8日朝、広島市中区の広島バスセンター前にいた。通勤客に繰り返し頭を下げ、支持を求めた。

 公示後、広島県内で有権者が最も多い広島市の中心部で朝の街頭活動をするのは初めて。「中央集権、官邸主導の政治に歯止めをかけるため、2議席のうち1議席は多様な声を届ける議席にしてほしい」。訴えからは悲壮な覚悟がのぞいた。

 広島選挙区では2001年以降、自民党が6回連続で党公認の候補者を1人に絞り込み、1議席を手堅く得てきた。もう1議席は04年以降、立憲民主、国民民主両党の源流の民主党(民進党を含む)が確保。ほかの野党の候補者たちの挑戦をはね返して1議席ずつを「定位置」とする、ある意味で安定した状態は、自民党の2人擁立で崩壊した。

 6日朝。自民党新人の河井案里氏(45)=公明推薦=に勢いがあるとの序盤情勢が伝わった。「このままでは届かない」。森本氏の陣営にはこれまでにない焦りが漂った。焦りは、もう一人の現職で自民党の溝手顕正氏(76)=公明推薦=の陣営にも広がった。

 溝手氏は党県連の主流派の全面的な支援を受ける。淡々とした口調の演説が持ち味だが、公示後には河井氏を意識した発言が目立ち始めた。「ぴょんと飛んできて『県代表』と言われたら、かなわない」「ひらひら歩けば選挙に通るなど、あってはならない」…。

 河井氏が伸びるほど、頼みとする党支持層が食われるとの見立ては、陣営内で共通する。陣営幹部は「もう一度、地方議員をフル稼働して基礎票を丹念に掘り起こし、何としても首位で当選する」と引き締める。

 現職の2陣営の脅威となった河井氏は、幹線道路や駅前などでマイクを握る選挙運動を重ねる。「教育、雇用など社会の仕組みを抜本的に変える」といった持論を切々と説くスタイル。陣営は「票は、候補者が動いて稼ぐ」と力を込める。

 一方で、東京・永田町の党本部がバックアップし、党幹部や閣僚が相次いで応援に入る戦いぶりは過熱する。8日には二階俊博党幹事長と河野太郎外相が集会などで支持を呼び掛けた。菅義偉官房長官も近く再び訪れて、てこ入れを図る。

 共産党新人の高見篤己氏(67)は、この3陣営とは一線を画す。生活水準の向上を第一に掲げ、最低賃金の引き上げや年金給付額の増額を主張。財源は、大企業と高所得者の課税を強めて生み出すと説く。街頭演説では施策の実現へ「安倍政権を代えよう」と訴える。

 選挙戦前に森本氏の陣営から、自民党の2議席独占を防ぐ手だてとして、立候補取り下げへの期待の声も出ていた。高見氏の陣営幹部は「野党がそれぞれに安倍政治の転換を訴え、相乗効果を生みたい」と話す。

 このほか、諸派の「労働の解放をめざす労働者党」新人の泉安政氏(66)は労働者の待遇改善を唱える。無所属新人の玉田憲勲氏(61)は国会議員の定数削減などを主張。諸派の「NHKから国民を守る党」新人の加陽輝実氏(69)も立った。(樋口浩二)

1604チバQ:2019/07/15(月) 14:00:52
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=551225&comment_sub_id=0&category_id=1146

【選挙区を歩く】(2)広島<下>政治安定か1強打破か

2019/7/10


個人演説会で支持者に手を振りながら登壇する候補者(広島市中区)


個人演説会で支持者に手を振りながら登壇する候補者(広島市中区)

 参院選は、政権の「中間評価」の色合いが濃いとされる。今回、安倍晋三首相(自民党総裁)は「政治の安定」を前面に支持を求める。野党は「安倍1強」打破で共闘し、暮らしを守るなどと説く。構図は広島選挙区(改選数2)の候補者の訴えにも投影される。

 「自民党が2人通ってこそ勝利だ」。自民党新人の河井案里氏(45)は8日夜、広島市中区のホテルで開いた個人演説会で宣言した。推薦する公明党の田川寿一・県本部代表は「政治の安定へ、自民党の2人を何としても当選へ押し上げてほしい」と同調した。

 自民党現職の溝手顕正氏(76)=公明推薦=は「地方の心を大切にしたい。市町としっかりと連携する」と訴える。4日の中区の出陣式では、党県連の宮沢洋一会長(参院広島)が「地方議員を長くやり、何ら実績のない候補者に負けるわけにはいかない」と、元県議の河井氏を当てこすった。

 自民党は今回、1998年以来21年ぶりに、2人の公認候補を立てた。党県連所属の国会議員や県議たちの支えで組織戦を展開する溝手氏と、党幹部や閣僚の応援を受ける河井氏で、訴えは対照的となっている。

 例えば昨年7月の西日本豪雨。河井氏は初動体制に課題があり、現場の自治体が混乱したのが原因と説く。災害時に国がトップダウンで物事を決める仕組みを築くとするなど、将来の国づくりをアピールする。

 溝手氏は防災担当相を務めた経験から、単なる復旧ではなく、被災前より良い状態にすると誓う。連続5回の当選を重ねて、国と地方のパイプ役を担ってきたなどと、実績を強調する。

 一方の野党は、自民党による2議席独占の阻止を重視する。憲法改正などを掲げる安倍政権に対し、支持政党がない無党派層を中心に潜在的な批判票があるとみて、取り込みを図る。

 立憲民主、国民民主、社民の野党3党の推薦を受けて無所属で戦う現職森本真治氏(46)は「政治への信頼を取り戻す選挙だ」と主張する。県民の暮らしと安全・安心を守り、年金を守り、子どもの未来を守り、平和を守ると繰り返す。

 東広島市での6日の個人演説会では「中央集権、官邸主導のトップダウンの政治を象徴する候補者が出ている」と、河井氏を暗に批判した。地域の多様な意見を国政に届けるため、幅広い支持を集めて野党の改選1議席を守ろうと訴える。

 共産党新人の高見篤己氏(67)は、消費税率10%への引き上げ中止や年金制度の抜本改革など党の政策を街頭で披露する。「『暮らしを応援する政治』に切り替えるための戦いだ。安倍政権の暴走をこのまま許していいのか」と投げ掛ける。

 共産党は、改選1人区では野党が共闘し、改選複数区では競い合うことで、与党を少数に追い込むという戦術を取る。高見氏は、被爆地広島の願いがこもっているとして憲法9条の改正反対を掲げ、政府に核兵器禁止条約への署名も迫る。

 諸派の「労働の解放をめざす労働者党」新人の泉安政氏(66)は労働者の待遇改善をアピールする。無所属新人の玉田憲勲氏(61)は国会議員の定数削減を唱える。諸派の「NHKから国民を守る党」新人の加陽輝実氏(69)も立っている。(中川雅晴)

1605チバQ:2019/07/15(月) 14:01:34
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=551516&comment_sub_id=0&category_id=1149

【選挙区を歩く】(3)島根・鳥取合区 与野党共に遠い一枚岩

2019/7/11





 参院選の公示から一夜明けた5日。島根・鳥取合区選挙区(改選数1)で再選を目指す自民党現職の舞立昇治氏(43)は、島根県庁前の仮設台で臨んだ「島根第一声」を、率直な言葉で締めくくった。「島根での第一声は不安だった。たくさん来ていただいた」

 会場には支持者に加え、党分裂選挙となった4月の知事選で対立した党県連の国会議員と多数派県議の双方が並んだ。2013年は鳥取選挙区で初当選。16年の改選議席に続き合区された島根県での知名度不足が課題とされていただけに、高揚感を隠さなかった。

 ただ、分裂知事選を巡る党県連内のしこりが解消したわけではない。島根第一声であいさつした国会議員は誰も知事選に触れず、会場に顔を見せなかった県議も複数いた。党県連の青木一彦副会長(参院島根・鳥取)は「戦いながら組織を整備する」と言う。

 鳥取県側では、党県連の石破茂会長(鳥取1区)が前面に出て、選挙カーで訴えを重ねる。「高い得票率で舞立さんへの支持の大きさを全国に見せたい」と引き締める。舞立氏は自民党王国の厚い支持基盤を背景に両県で優勢に立つが、勢いは一様ではない。

 7日には、選挙区の西端となる島根県津和野町の中心部で街頭演説に臨んだ。集まったのは数人だった。党津和野支部の澄川照一支部長は「声掛けをしても、誰が候補者か知らない人もいる」。東西300キロに及ぶ山陰両県の「合区」の広さも、浸透への壁となる。

 「1強自民」に事実上の一騎打ちを挑むのが、元共産党衆院議員の新人中林佳子氏(73)=共産推薦=だ。野党統一候補として無所属で立ち、支持を訴える。

 9日に鳥取市のJR鳥取駅前で開いた街頭演説会には、共産党の書記局長、立憲民主党会派の衆院議員、国民民主、社民各党の県組織幹部、諸派の新社会党委員長が並んだ。「市民と野党はなかよし」。名前をもじったフレーズののぼりを掲げて、「1人区で勝たないと安倍政治は倒せない」と呼び掛けた。

 書記局長は「野党がそろった意味は極めて大きい。自民党と互角に戦うスタートが切れた」と強調した。さらに各党の国会議員の応援入りを仕掛ける構えだ。

 しかし、実質的な選挙協力がどこまで進むかは見通せない。中林氏の地盤の島根県では、立憲民主、国民民主両党県連が独自候補を発掘していたにもかかわらず、「中央主導」で野党候補が一本化した。その不満は今なお、残る。

 4日の松江市での第一声には、立憲民主党県連の県議2人が顔を出しはした。ただ、ある党県連幹部は投票先を迷う支持者からの問い合わせには「自分で考えてと伝える」。国民民主党県連幹部も、比例代表の党候補者の選挙カーで中林氏の支持を訴えることは「絶対にない」と断言する。

 鳥取県側の知名度アップも課題だ。陣営幹部は「自民党に勝てそうと思えるまで結集できれば、野党支持者が投票所へ向かうはずだ」と期待をにじませる。

 諸派の「NHKから国民を守る党」新人の黒瀬信明氏(34)も立候補している。(小畑浩、口元惇矢、三宅瞳)

1606チバQ:2019/07/15(月) 14:02:01
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=551838&comment_sub_id=0&category_id=1147

【選挙区を歩く】(4)山口 自民強固、野党に結束感

2019/7/12





 参院選山口選挙区(改選数1)で5選を狙う自民党現職の林芳正氏(58)=公明推薦=は5日、岩国市で個人演説会に臨んでいた。4期目の6年間、2度の農相と文部科学相を務め、安倍晋三首相(山口4区)を支えた。「長期安定の安倍政権の下で、先頭に立ってやらせてもらった」。演説では首相の名前を連呼し、緊密ぶりをアピールした。

 7日までの4日間で山口県内をおおむね一巡した。翌日からは、県外の自民党候補者を応援するために全国を飛び回っている。不在の間は妻の裕子さん(54)を中心に支持を固める。次の選挙区入りは14日を予定。18日以降にも再び戻り、山口市で個人演説会を催すなど、総仕上げにかかる。

 安倍首相のお膝元の山口で、自民党は衆参両院の全選挙区の議席を独占する。村岡嗣政知事をはじめ、全19市町の首長も漏れなく党員という土地柄だ。林氏は安倍首相と地盤が重なり、かつては党総裁のいすを争うなどの因縁もあるが「首相の地元で恥ずかしくない戦いをする」と強調する。

 2013年の前回選では全国トップの得票率79・36%をたたき出した。選対本部を構える自民党県連は今回、前回選と比べて約5千票増の46万票の得票を目標にする。党県連幹部は「人口が減っている中で目標を達成するのはかなり厳しいが、圧勝を目指して手綱は緩めない」と力を込める。

 強固な「自民党王国」の基盤の切り崩しを狙うのが国民民主党新人の大内一也氏(45)=立憲民主、共産、社民支持=だ。10日朝は山口市中心部の交差点で街頭活動に臨み、「安倍首相のお膝元での非常に厳しい選挙。だからこそ野党が一致団結してしっかり戦う必要がある」と声をからした。

 大内氏を共闘の旗印とするべく、野党各党の県組織が調整に入ったのは昨年12月だった。しかし他党と話をしないまま、一方的に大内氏の擁立を決めた国民民主党県連へのわだかまりは強く、協議は難航した。

 各党の党本部が主導する形で一本化に道筋が付き、県組織が政策協定を締結したのはことし6月だった。それでも、国民民主党の最大の支持母体である連合山口のトップが反共産党を公言するなど、共闘ムードとは程遠い状況だった。

 だがマツダ出身だった連合山口のトップが公示直前に辞任し、潮目が変わったとの声もある。筆頭会長代行に、自治労出身で、共闘を野党各党に呼び掛けてきた「市民連合@やまぐち」の共同代表が就任。野党の結束感が強まりつつある。

 大内氏は地元入りが少ない林氏の向こうを張り、街頭演説や集会回りで県内各地を飛び回る。各党で意見が一致する地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の萩市への配備反対を強く主張。反自民党や無党派層の取り込みを図る。

 諸派の「幸福実現党」新人の河井美和子氏(56)は、消費税率の5%への引き下げや防災・国防の強化を前面に打ち出す。候補者で唯一の女性として女性の活躍も説き、支持拡大を図る。

 無所属新人の竹本秀之氏(63)も立っている。(門脇正樹、中川晃平)

1607チバQ:2019/07/15(月) 14:02:39
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=552111&comment_sub_id=0&category_id=1148

【選挙区を歩く】(5)岡山 現職引き締め・追う新人

2019/7/13





 「知名度は役に立たないと言ってはなんだが、逆に心配の種だ。投票に行ってもらわないと、具体的な成果にはならない」。参院選岡山選挙区(改選数1)で再選を目指す自民党現職の石井正弘氏(73)=公明推薦=は4日、岡山県庁前での出陣式で強く訴えた。

 知事として4期16年間、執務に当たった県庁。思い出深い場所での約10分間の第一声で、この発言の声量はひときわ大きかった。参院議員も1期務め、県政と国政の両方に携わった経歴を背景にした知名度は、陣営の「緩み」にもつながりかねない。公示当日から引き締めを図ったといえる。

 ことしは4年ごとに春に実施される統一地方選と、3年ごとの夏の参院選が12年に1度重なる「亥(い)年選挙」の年となった。石井氏の選挙対策本部を支える自民党県連の県議や岡山市議たちは4月、自身の選挙に奔走したばかりだ。統一選で疲れた地方議員の活動量が、参院選では鈍るともささやかれる。

 前回の亥年選挙だった2007年の参院選でも、岡山選挙区で似たような現象が起きた。「消えた年金」問題や閣僚の相次ぐ失言などもあり、総務相を経験した自民党現職が民主党新人に約5万票差をつけられて敗れた。陣営は「最後まで投票の呼び掛けを緩めるな」と緊張感を高める。

 12年前と同様に年金問題を追い風にしようと動くのが、立憲民主党新人で野党統一候補の原田謙介氏(33)=社民推薦、国民民主支持=だ。「年金不足や公文書改ざんなど問題が続く安倍政権から、政治の信頼を取り戻そう」「若い世代も年金がどれだけもらえるか不安に思っている」。9日、岡山市北区のJR岡山駅西口の街頭で力を込めた。

 中国地方の山口、岡山、島根・鳥取合区を含む改選1人区は、全国に32選挙区ある。全て自民党と野党統一候補が直接対決する構図で、結果は全体の勝敗を左右するとされる。原田氏は立憲民主党公認で野党統一候補となった全国の7人のうちの1人だ。

 党本部は全力で原田氏を支える。枝野幸男代表は原田氏が立候補を表明した1月以降、5回も応援で岡山入りした。福山哲郎幹事長や蓮舫副代表たち党幹部も代わる代わる駆け付ける。6年半の安倍長期政権のおごりを批判し、無党派層などの取り込みへ力を注ぐ。

 学生時代の原田氏をインターンシップで議員事務所に受け入れ、現在は党県連顧問を務める江田五月・元参院議長も、集会や個人演説会で後押しする。国民民主、共産、社民の野党3党の県組織は「比例代表で野党の得票を伸ばすことが、原田氏の支援になる」と、街頭などで政策を訴える。

 岡山選挙区は01年に改選1人区となり、その後は自民党が3勝、旧民主党が3勝と、与野党が互角の戦いを繰り広げてきた。2度の政権交代を挟み、ここ2回は自民党が連勝している。通算戦績の勝ち越しへ、両陣営の訴えは熱を帯びる。

 諸派の「NHKから国民を守る党」新人の越智寛之氏(45)も立候補している。(中島大)=おわり

1608チバQ:2019/07/15(月) 14:06:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000008-kumanichi-l43

旧みんなから比例自民公認の本田氏 熊本県内票で勝負、野党は警戒


7/15(月) 11:51配信

熊本日日新聞







旧みんなから比例自民公認の本田氏 熊本県内票で勝負、野党は警戒


自民党公認で参院選比例代表に立候補した本田顕子氏が開いた集会。県薬剤師連盟ののぼりが立った=7日、熊本市中央区


 参院選比例代表に自民党公認で立候補している新人本田顕子氏(47)は、県内を拠点に選挙運動を展開している。全国が“戦場”にもかかわらず、選挙期間中は熊本に張りつき、選挙区候補並みに各地へ足を運ぶ。過去3回、野党候補として国政選挙に挑んだ政治基盤もあり、県内の関係者は非自民支持層への浸食を警戒する。

 「本田さんは熊本生まれ、熊本育ち。比例であってもチーム熊本の一員として国政に声を届けてほしい」。7日、熊本市中央区の辛島公園での集会。自民県連の前川收会長は「堂々たるわが党の候補」と支持を訴えた。

 本田氏は2010年参院選熊本選挙区に、旧みんなの党から初出馬。落選したが、10万1869票を得た。12年衆院選熊本2区、13年参院選比例代表にも立候補し、落選。みんなの解党を機に「責任政党で政策を実現したい」と自民に入党した。17年に日本薬剤師連盟の組織内候補となり、昨年7月に自民公認となった。
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 同連盟は日本薬剤師会の政治団体で、非改選の自民現職=当選3回=と合わせて初の2議席獲得を狙う。会員は全国で約10万人。本田氏はこの2年間、県外の組織を2巡して準備を整えてきた。

 「当選圏内に入るには、地元票の上積みが不可欠」と県連盟幹部。選挙戦では、熊本選挙区の自民現職馬場成志氏(54)とも連動し、県内での集票に勝負を懸ける戦略だ。

 加えて、関係者が本田氏の強みに挙げるのが、父良一氏(79)の存在。熊本市議や県議、旧民主党参院議員など25年間、議員活動を続けた。当時の後援会メンバーの一部は顕子氏を全面支援する。

 良一氏も昨年8月、自民に入党。かつて自身が支援を受けたNTT労組のOBとは距離を置いたが、同労組OBには過去に顕子氏の選挙を支えた人も。立憲民主党県連の濱田大造幹事長は「元民主党の国会議員として、今も影響力がある。比例票の目減りは覚悟している」と険しい表情。別の野党県幹部も「比例は個人名でも投票でき、自民と書かずに済む。情で投票する人はいるだろう」とみる。
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 一方、同労組OBで熊本市の70代男性は「反自民非共産の立場だったから、親子を応援してきた。いきなりハンドルを“右”には切れない」と突き放した。(並松昭光)

(2019年7月15日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

1609チバQ:2019/07/15(月) 14:06:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000009-kumanichi-l43

公明党県本部、比例得票に全力 自民の“恩返し”期待


7/15(月) 11:51配信

熊本日日新聞







公明党県本部、比例得票に全力 自民の“恩返し”期待


熊本選挙区の自民党候補の出陣式に並ぶ公明党ののぼり=4日、熊本市中央区(後藤仁孝)


 公明党熊本県本部は、参院選の主戦場と位置付ける比例代表で、県内で前回より2万票多い13万票台の得票を目指す。前回は自民党との連立後で最低だっただけに、政権与党としての存在感をアピールし浸透を図る一方、今春の県議選で応援した自民からの“恩返し”にも期待を寄せる。

 「自公で安定した政治をやらないといけない。自民の比例候補もいるが、公明の比例候補もよろしくお願いします」

 公示日の4日、公明県本部の城下広作代表は、熊本選挙区の自民現職候補の出陣式で、そう力を込めた。城下代表の前には、自民が比例に擁立している新人候補の本田顕子氏(47)がマイクを握り、会場には組織内候補を抱える自民友好団体の姿もあった。選挙区の自民候補に推薦を出したとはいえ、比例でのライバル関係を意識した発言だった。

 全国の比例で6議席以上の獲得を目指し、熊本では現職の河野義博氏を重点支援する公明。自民との「票のバーター(交換)」は比例票の大きなカギを握る。今年は12年に一度、統一地方選と参院選と重なる亥[い]年選挙。4月の県議選では、公明は多くの自民候補を推薦しただけに、城下県本部代表は「激戦区ほど支援したが、その記憶はまだ鮮明なはず。参院選はその恩返しをしてもらう場だ」とくぎをさす。
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 一方、県内の得票数は2007年の14万2769票をピークに減少が続く。支持母体の創価学会員の高齢化が影を落とす中、学会員以外の有権者への浸透が結果を大きく左右する。

 だが「政治離れで有権者の関心が低く、学会員のフル回転で友人、知人にお願いしても、反応が鈍い」(学会関係者)との声も漏れる。

 「選挙区の投票に行ってもらえなければ、比例も伸びない」と城下県本部代表。てこ入れのため、17日に党の山口那津男代表の来熊が急きょ決定し、終盤戦に向けて、陣営を鼓舞する。(内田裕之)

1610チバQ:2019/07/15(月) 14:09:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000328-sph-soci

大阪選挙区、最後の1議席を巡って庶民派アナと美人弁護士がデッドヒート


7/15(月) 6:07配信

スポーツ報知







大阪選挙区、最後の1議席を巡って庶民派アナと美人弁護士がデッドヒート


梅村みずほ氏の出陣式に駆けつけた松井一郎代表(4日)


 第25回参院選(21日投開票)の選挙戦で最後の日曜となった14日、主要6政党が候補者を擁立した大阪選挙区(定数4)では、最後の1議席を巡って女性の新人2人がデッドヒートを繰り広げた。リベラル勢力の復権を目指す立憲民主党・亀石倫子氏(45)と、16年の前回参院選に続いて2議席獲得を狙う日本維新の会の梅村みずほ氏(40)だ。報道番組のコメンテーターなども務める「美人弁護士」と、2児の母である「庶民派フリーアナウンサー」の戦いを追った。

【写真】“奇跡の48歳”地方局女子アナ

(古田 尚)

 なにわの地で熱い女の戦いが続いている。残り1週間となった選挙戦。弁護士として、最高裁がGPSを利用した捜査は令状がなければ違法との判断を示した事件などを担当した亀石氏は「自由に生きちゃダメですか?」をキャッチフレーズに、「社会を覆う窮屈さから自由になろう!」と声を上げる。庶民の町・大阪では、ともすれば女性の反感を買いかねないキャリアウーマンだが、高さわずか約50センチの台から有権者に目線を合わせ、男女の雇用や賃金格差についても訴える。

 メディアでも活躍する著名候補だけに、陣営は当初、「無所属で出馬しても10万票は取れる。無党派層を取り込む伸びしろも一番ある」と期待していたが、公示前は独自の情勢調査で5位と苦戦。旧民主、民進の候補者は前回、前々回の参院選とも落選するなど大阪では地盤を失っており、重点選挙区として枝野幸男代表(55)、蓮舫副代表(51)ら党幹部が何度も大阪入りしてきた。

 陣営は選挙戦中盤に来て3、4番手に浮上したと見込んでいる。ラストサンデーのこの日も枝野代表が応援に駆けつけて「豊かさを感じられないのは政治が間違っているから。皆さんの1票で政治を変える。動かす。投票に行ってください」と訴えた。

 一方、フリーアナウンサーの梅村氏は「庶民派」を前面に打ち出して対抗。7歳男児、5歳女児の母として「日々の食費、スマホのプラン見直し、保険見直し、最後は住宅ローン。当たり前の節約です。(維新の金看板)『身を切る改革』なんです」と声を張り上げる。子供連れの女性とハグをするなど「主婦、母親の味方」をアピール。擁立が6月中旬にずれ込んだため有権者への浸透が心配されたが、松井一郎代表(55)は「家庭の母として、永田町とは全く違う感覚を持っている」と太鼓判を押す。

 維新は13年の参院選でトップ当選した東徹氏(52)も擁立しており、松井氏は「(家庭内で)東と梅村に1票ずつ分けてもらいたい」と異例のお願いを続ける。16年参院選に続く2議席獲得へ、東氏が6年前に得た約106万票を効率よく分散しようと躍起だ。

 4月の大阪府知事・大阪市長ダブル選、6月の堺市長選で連勝するなど、橋下徹氏(50)の政界引退後も底堅い人気を誇る維新。前回に続く2議席獲得か、はたまた20年間大阪に根を張って活動してきた美人弁護士によるリベラルの復権か。対照的なキャリアの2人は、ともに双方への批判は控えつつ最後の1議席を争う。最終盤まで情勢は拮抗(きっこう)の様相だ。

 ○…与党は自民現職の太田房江氏(68)、公明現職の杉久武氏(43)が立候補。自民は2人目の候補者擁立を見送り、公明は「常勝関西」と呼ばれる地盤を誇るだけに、維新・東氏とともに優勢が伝えられる。13年参院選で共産候補として15年ぶりに大阪選挙区での議席を獲得した現職・辰巳孝太郎氏(42)、国民民主の新人でスリランカ出身のタレント・にしゃんた氏(49)も、4議席目を巡って追い上げを図っている。

 ◆大阪(改選定数4)
 浜田健53 諸新
 太田房江68〈1〉自現
 東徹52〈1〉維現
 足立美生代47 諸新
 亀石倫子45 立新
 にしゃんた50 国新
 杉久武43〈1〉公現
 梅村みずほ40 維新
 尾崎全紀48 諸新
 数森圭吾39 諸新
 辰巳孝太郎42〈1〉共現
 佐々木一郎68 諸新

※敬称略、届け出順。<>数字は当選回数。年齢は21日の投開票日現在

1611チバQ:2019/07/15(月) 14:10:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000534-san-pol

大阪 維新攻勢、守りの自公 しのぎ削る野党


7/14(日) 21:58配信

産経新聞







大阪 維新攻勢、守りの自公 しのぎ削る野党


参院選の候補者の演説に集まった有権者=14日午前、大阪府高槻市(渡辺恭晃撮影)


 大阪選挙区(改選数4)でカギを握るのは、積極攻勢の日本維新の会。4つの議席に現職と新人の2人を擁立した。4月に大阪府知事・大阪市長のダブル選で完勝して以来、ほぼ負け知らずの党勢に陰りは見えない。

 その維新との距離感に苦悩するのが公明党だ。

 「この秋、増税で負担をかける以上、身を切る改革を断行する」。公明現職の杉久武(43)は選挙戦最後の日曜となった14日、JR高槻駅前(大阪府高槻市)でこう声を張り上げた。「身を切る改革」のキーワードは維新のマニフェストと重なる。杉は議員歳費の2割返上を主張している。

 この日は党代表の山口那津男も駆けつけ、「激戦中の激戦。あと一押しを」と叫んだ。公示後、山口が同選挙区に応援に入るのはこれで2回目という力の入れようだ。

 「常勝関西」と表現されてきた大阪での公明の集票力も、支持者の高齢化などにより昔ほどの勢いはない。大阪で一時80万票ほどあった基礎票も「毎年、万単位で目減りしている」。ある公明議員はこう明かす。

 公明はこれまで維新の掲げる大阪都構想に反対してきたが、ダブル選の敗北を受けて賛成を表明。突然の方針転換は支持者の間に戸惑いを広げた。「膝詰めで(支持者に)説明して理解してもらい、選挙のエンジンがかかったのはようやく6月下旬」と公明議員。維新への「抱きつき作戦」が逆に出足に響いたとの見方もある。陣営関係者は「無党派層の取り込みを図りつつ組織票をしっかりと固めたい」という。

 同様に守りに徹するのが自民党だ。当初は2人を擁立する方針だったが、吹き荒れる維新旋風を前に、元府知事で現職の太田房江(68)に一本化した。自民府連は5月以降、維新との関係や都構想の賛否をめぐって内部分裂状態となっていたが、参院選前に賛否を棚上げする形でひとまずは結束した。

 府内を7つのブロックに分けた上で、地元議員らと連動して動員数や駅立ちのノルマを課し、「上意下達の維新並みの選挙戦」(自民関係者)を展開する。

 知事時代の財政運営が維新の攻撃の的となっている太田だが、批判の応酬は避け、街頭では政権与党の強みをアピール。14日も大阪市内の商店街でマイクを握り、「子育て支援や女性活躍推進に力を入れてきた。これからも中小企業対策をしっかりやる」と、議員としての実績を前面に押し出した。

 「反応はよくなっている。世代の幅を広げていきたい」と意気込む陣営関係者。だが「候補者を1人に絞らなかったら厳しかっただろう」とも打ち明ける。

 「維新が大阪で行った行財政改革を国政でもやらせてほしい」。大阪市内の街頭に立った維新現職の東徹(52)は「改革」の必要性を強調した。維新は公示直前に新人の梅村みずほ(40)も擁立し、前回選に続く2議席確保をうかがう。

 攻めの姿勢を下支えしているのは、大阪府市での行政運営の実績だ。知事と市長のポストを8年近くにわたって独占してきた維新は、ダブル選の際も前代表・橋下徹以来の改革路線の継承を訴え、維新政治への信任を得た。

 所属議員をフル動員し、まんべんなく担当エリアを回るドブ板の戦いで、知名度に劣る梅村には代表の松井一郎(大阪市長)や代表代行の吉村洋文(知事)がバックアップに入る。維新幹部は「片方でも落とせば負けに等しい」と表情を引き締めた。

 一方、政権批判を展開し激しく争っているのが、共産現職の辰巳孝太郎(42)、立憲民主新人の亀石倫子(45)、国民民主新人のにしゃんた(50)だ。全国32の1人区では野党が統一候補を立ててまとまったが、大阪ではしのぎを削る関係。それぞれ無党派層への浸透を狙い、街頭での演説を重ねるが、票の分散を指摘する声もある。(文中敬称略)

1612チバQ:2019/07/15(月) 14:10:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000531-san-pol

安倍首相、2議席独占へ広島入り 別々に演説も地元は反発


7/14(日) 21:15配信

産経新聞



 安倍晋三首相(自民党総裁)は参院選(21日投開票)前の最後の日曜日となった14日、広島選挙区(改選数2)の党公認候補2人の応援演説を行った。野党統一候補と激しく争う東北の1人区などでは劣勢も伝えられており、広島で議席を独占して上積みしたい考えだ。ただ、改選の現職に加え党本部主導で2人目となった新人を擁立したことに地元の不満がくすぶり、身内で激しい戦いを繰り広げている。

 「とにかく2人当選を果たしたい。(新人候補を)2番にしてほしい」

 広島市中心部で新人候補の応援演説に立った首相はこう訴えた。現職候補が所属する岸田派会長の岸田文雄政調会長も駆けつけ「広島の2議席は全体の結果に影響する。力添えをお願い申し上げる」と強調した。

 自民が参院選で広島に2人擁立したのは21年ぶり。近年は自民候補が2位の野党候補に大勝しており、強気の2人擁立となった。

 首相はその後、別の場所で現職の応援演説を行い、平成3年に広島東洋カープがペナントレースで逆転優勝したことに触れ「みんなで頑張れば不可能はない」と議席独占を呼びかけた。

 当初は現職のトップ当選が予想されていたが、状況は変わりつつある。新人には菅義偉官房長官が15、16両日に応援に入る予定で、官邸の全面的な支援で猛追。無所属現職の野党統一候補も交え横一線にある。岸田派所属で県連会長の宮沢洋一参院議員は現職の応援演説で「2位でも構いません」と危機感をあらわにした。

 自民県連の地方議員や大半の国会議員らは現職支援でまとまり、2人目の擁立への反発は依然根強い。両候補の演説会場の距離はわずか数百メートル。多忙な首相の日程を考慮すれば1カ所で演説するのが一般的だが、両候補の溝を象徴する形になった。県連幹部は「どちらが勝っても『自民王国』の岩盤が傷つき、遺恨が残る」とこぼした。

 一方、公明党の山口那津男代表は大阪市での演説で「政治の安定がなければ必要なこと、大事なことを前に進めることができない」と訴え、支持を求めた。(田村龍彦)

1613チバQ:2019/07/15(月) 14:10:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000238-spnannex-soci

松山千春 鈴木宗男氏を歌で応援 有楽町で「大空と大地の中で」熱唱


7/14(日) 20:53配信

スポニチアネックス







松山千春 鈴木宗男氏を歌で応援 有楽町で「大空と大地の中で」熱唱


鈴木宗男候補(後方)の応援で歌を披露する松山千春(撮影・荻原 浩人)


 歌手の松山千春(63)が14日、東京・有楽町駅前などで、日本維新の会から比例代表で出馬している鈴木宗男氏(71)の応援演説に駆けつけた。

 松山は「松井代表が大阪でやった行財政改革に関しては全く正しいと思っている」と支持し「我々は行財政改革待ったなしで、大阪がやれたんだから日本もできる」と訴えた。その後、「久しぶりに東京にやってきましたので」と前置きし、「果て〜しない〜大〜空と〜」と自身の代表曲「大空と大地の中で」の一節を熱唱。この日集まったおよそ300人のファンや宗男氏の支持者からは拍手が巻き起こった。

 宗男氏は今回の参院選を最後の選挙戦と位置づけており、「応援頂き、万感の思い」と男泣きを見せた。

1614チバQ:2019/07/15(月) 14:11:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000528-san-pol

「令和おじさん」引っ張りだこ 菅長官、首相との官邸「同時不在」も


7/14(日) 20:17配信

産経新聞







「令和おじさん」引っ張りだこ 菅長官、首相との官邸「同時不在」も


菅義偉官房長官の公示後演説実績


 菅義偉官房長官が参院選の応援で引っ張りだこになっている。新元号を発表した「令和おじさん」として知名度が急上昇し、演説での集客力も高いためだ。4日の公示以降は毎日全国を飛び回り、14日は出身地・秋田県を訪れた。一方、この日のように安倍晋三首相とともに首相官邸を空ける「同時不在」の日も多くなっている。

 「参院選は令和初の国政選挙だ。ふるさと秋田で負けるわけにはいかない」

 菅氏は14日、同県の湯沢市役所前でこう声を振り絞った。演説を終えて街宣車から降りると、聴衆から握手攻めにあった。

 秋田選挙区(改選数1)は自民党現職候補と野党統一の新人候補による事実上の一騎打ちで「横一線の激戦」(自民関係者)。地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の同県配備計画をめぐる防衛省の調査ミスなどの影響で苦戦も指摘される。

 自民は秋田を激戦区と位置づけ、満を持して菅氏を投入。菅氏は日帰りながら県内5カ所で遊説をこなした。陣営幹部は「当選の可能性があるから応援に入ってくれる」と奮起する。

 菅氏には多くの応援依頼が舞い込み、三重、新潟、山形、大分といった激戦区を中心に熱弁をふるう毎日だ。連立を組む公明党候補の応援まで請け負う。効果はてきめんで、首相も演説で「官房長官も『令和おじさん』といわれて喜んでいる」と話す。今や小泉進次郎厚生労働部会長に並ぶ“客寄せパンダ”の様相だ。

 菅氏は今後も各地を回るが、普段は危機管理のため、あまり東京を離れない菅氏が官邸を不在にするケースが増えた。政府関係者は「緊急時は官房副長官が対応する」というが、野党は「最低だ。国民の安全を軽視している」(立憲民主党の蓮舫副代表)と批判を強めている。(中村智隆)

1615チバQ:2019/07/15(月) 14:11:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000518-san-pol

安全保障 「地上イージス」失態に恐々の自民、日米安保理念揃わない野党


7/14(日) 18:17配信

産経新聞







安全保障 「地上イージス」失態に恐々の自民、日米安保理念揃わない野党

 「言い訳は無用!」。6月11日、東京・永田町の自民党本部9階で開かれた国防部会で、元法相、金田勝年の怒声が響いた。矛先は陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の適地調査で失態を演じた防衛省。配備候補地である秋田選出の金田は「きちんと反省しないとダメだ」とまくし立て、顔を上気させたまま席を立った。

 自民は参院選の公約で「外交・安全保障」を第一の柱に据え、「弾道ミサイル対処能力を進化させる」とうたった。イージス・アショアはそのための装備だが、配備に向けた防衛省の調査結果に誤りがあったことから地元自治体や野党が反発し逆風の要因となっている。自民のベテラン議員は「防衛省の失態を自民の責任とみられるのは困る。自民もけしからんと思っていることを国民に示す必要がある」と語る。

 選挙戦初日の7日4日、自民は屈指の人気を誇る厚生労働部会長、小泉進次郎を秋田県に送り込んだ。平成28年の前回参院選で改選数1の東北6選挙区は1勝5敗と惨敗したが、唯一勝ったのが秋田だった。ただ、今回はイージス・アショアの問題もあり「厳しい情勢」(党関係者)だ。

 逆に野党はイージス・アショアを攻勢の糸口としている。共産党は公約で「北朝鮮からハワイ、グアムなどに向かう弾道ミサイルを監視・迎撃する『米国防衛』のためのもの」と批判し配備撤回を要求。社民党も「配備反対」を掲げた。

 立憲民主党や国民民主党は公約で触れていないが、いずれも計画の見直しを求める立場だ。国民幹部は最近の党情勢分析についてこうほくそ笑む。

 「秋田はイージス・アショアのおかげで逆転しちゃった」

 笑顔を絶やさない沖縄県知事、玉城デニーが表情を曇らせた。6月28日に開かれた記者会見で、参院選沖縄選挙区(改選数1)に無所属で出馬した野党統一候補といすを並べたときのことだ。

 候補を支援する「オール沖縄」は共産や社民など革新系が中心で「保守・中道」を名乗る玉城と毛色が違う。後ろに座っていた革新系県議が候補に回答を耳打ちしようとすると、玉城は険しい表情で制止した。

 「憲法の枠の問題でいうと、(自衛隊は)違憲の問題が出てくる」

 「日米安全保障条約は廃止すべきだ」

 統一候補の発言は、日米安保条約賛成の玉城にとって不本意に違いない。玉城と同様に立民や国民も日米同盟を維持する立場だ。参院選で共闘する野党各党は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設への反対では一致するが、日米同盟や自衛隊への評価は足並みがそろっていない。

 7月1日、立民、国民、共産3党の党首が那覇市に集まり、街頭で野党統一候補への支持を訴えた。演説後、記者団から候補の「安保廃棄、自衛隊違憲」発言を問われた立民代表の枝野幸男は質問に直接答えず「安保法制は違憲なので廃止するということで憲法についての考えは一致している」と述べるにとどめた。

 足並みがそろっていないのは自民も同じだ。4月末、沖縄選挙区に出馬した自民公認候補の陣営幹部と県連幹部が那覇市内に集まった。

 「後退は許されない!」

 辺野古移設への賛否を明確にしない陣営幹部に、県連幹部は移設容認を迫った。自民は公約に辺野古移設の推進を掲げており、4月の衆院沖縄3区補欠選挙では公認候補が「容認」の立場を明確にしていた。

 協議がまとまらないまま迎えた6月22日の政策発表記者会見で、自民候補は辺野古移設について「口が裂けても推進とは言わない」と発言した。公明党本部の立場に反し、移設反対の同党県本部幹部が「理想的な回答だ」と評価した一方、自民県議は「もう帰りたくなった」とうめいた。=敬称略

(石鍋圭、杉本康士)

1616チバQ:2019/07/15(月) 14:12:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00000096-jij-pol

自民、東北など注力=立憲は複数区重視-接戦区に幹部投入【19参院選】


7/14(日) 17:31配信

時事通信



 参院選は21日の投開票に向け、与野党が総力戦を展開している。

 全体の勝敗を左右する改選数1の「1人区」を中心に、接戦を演じている選挙区へ党首級の幹部を投入して、てこ入れを図る方針だ。

 自民党は32ある1人区のうち、伝統的に厚い地盤を持つ北関東や北陸、西日本で堅調。東北の多くや新潟、長野、愛媛、沖縄などでは苦戦している。安倍晋三首相(党総裁)は13日に青森、秋田に入ったのに続き、16日には新潟を回る予定だ。萩生田光一幹事長代行は14日、東京都内で記者団に「1人区では厳しい争いが続いている。気を抜くことなく、議席を確保したい」と強調した。

 改選数2以上の「複数区」では、北海道、千葉、東京、広島に各2人を立てたが、2人目はいずれも当落選上だ。首相は14日、広島市内で「政治を安定させ、日本の力を発信するため、どうしても2人当選させなければいけない」と訴えた。15日には札幌市で支持を呼び掛ける。

 首相は15日夜、党本部で二階俊博幹事長ら幹部と終盤戦略を練る。党関係者は小泉進次郎党厚生労働部会長や閣僚の名を挙げ、「動員力のある弁士を接戦区へ集中的に投入する」と語った。

 公明党は候補を擁立した7選挙区のうち、兵庫を重視。13日からの3連休は、山口那津男代表が入ったのに加え、首相と菅義偉官房長官の来援も得て票の積み上げを狙う。

 対する野党陣営。立憲民主党は複数区での議席獲得も重視し、新人を擁立した大阪、兵庫、京都などに枝野幸男代表ら幹部を送る。懸念材料は、結党からまだ1年半のため地方組織が貧弱なことだ。都市部で、有権者の関心が高い年金問題や消費税増税凍結などの訴えに力を注ぐ。

 国民民主党は1人区の長野や、立憲新人と競合する2人区の静岡などを軸に、改選議席維持に懸命だ。競り合う1人区にも人員を投入。党幹部は「当選可能性がある選挙区へ集中する」と語り、巻き返しを誓った。

 比例代表で7議席以上を目標に掲げる共産党は「現時点で改選5議席確保に至っていない」と党内に訴え、組織固めに必死。千葉など議席に手の届きそうな複数区でも運動を強化する。

 日本維新の会は本拠地の関西以外が厳しいとみて、松井一郎代表が東京や神奈川に入り、票の掘り起こしに全力を挙げる。社民党は政党要件を維持するため比例での得票率2%超を目指し、各地で浸透を図る。

1617 チバQ:2019/07/15(月) 14:55:27
https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/201907/20190715_41021.html
<参院選>菅氏 異例の秋田行脚 「古里で負けられぬ」丸1日張り付く

2019年07月15日 月曜日

��秋田入りして有権者らと握手を交わす菅官房長官=14日、湯沢市

��

記事写真 全2枚

 21日投開票の参院選の秋田選挙区(改選数1)で自民党現職候補を応援するため、湯沢市出身の菅義偉官房長官が14日、公示後初めて秋田入りし県内4市を駆け巡った。首相の「懐刀」の官房長官が一選挙区に丸1日張り付くのは異例だ。
 前日の13日には安倍晋三首相も県内で遊説した。自民陣営は「『絶対に負けるな』ということだ」と党本部の強い意志を感じ取る。野党統一候補の陣営は「候補者本人でなく、政府与党と戦っているようだ」と警戒を強める。
 菅氏の遊説は湯沢市から始まった。「秋田は大接戦。私にとっても古里で負けるわけにいかない」と自民現職の中泉松司候補への支持を呼び掛けた。
 史上最長となる官房長官の在職日数や総務相だった2007年に打ち出したふるさと納税に触れながら安倍政権の実績を強調した。
 最前列で聞いた湯沢市の無職男性(70)は菅氏と小中学校の同級生。「国政選挙の期間中に湯沢に来たのは初めてかもしれない」と過熱する攻防を実感していた。
 16年の前回参院選は東北で唯一、秋田で自民候補が野党統一候補を破った。今回は地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を巡る問題に反発が広がり、戦況は混沌(こんとん)としている。
 ある自民県議は「秋田は保守の牙城。菅さんの地元で黒星が付けば面目が立たない。勝敗は地上イージス配備にも影響してしまう」と言う。
 野党統一候補で無所属新人の寺田静候補は14日午後、JR秋田駅前で「大きな力に押しつぶされそうになるが、秋田の問題は都市部から来た人が分かることではない」と訴えた。
 中央から応援弁士を呼ばない戦略を貫く。陣営は「相手は力業で来るが、こちらは大きな組織はないので力で対抗できない。地域を回って素直に訴えていくしかない」と強調した。

1618 チバQ:2019/07/15(月) 14:58:05
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190715_10.html
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2019参院選

<参院選>東北6県 野党共闘に死角なし?

2019年07月15日 月曜日

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 21日投開票の参院選で、自民党現職と野党統一候補による事実上の一騎打ちとなった東北6選挙区(改選数各1)は、野党結束の強弱が勝敗を大きく左右する。2016年の前回参院選で5勝1敗に持ち込んだ共闘に死角はないか、今回も功を奏するのか-。
 岩手県庁前に9日、志位和夫共産党委員長を筆頭に野党4党の応援弁士が並んだ。達増拓也知事も駆け付け、統一候補の街頭演説に臨んだ。
 岩手選挙区は旧知の小沢一郎衆院議員(岩手3区)と志位氏の主導で候補を擁立した。各党選対幹部は国政選挙のたびにスクラムを組む間柄。「岩手は野党共闘発祥の地。自民を打ち負かそう」。志位氏の音頭でつないだ手を高く掲げた。
 秋田選挙区で、野党各党は県組織の支援にとどめた。演説会の場に大物弁士の姿はない。政党色を薄めて狙うのは無党派層だ。
 前回は自民現職に5万3000票の大差で敗れた。「政党間の対決で負けた」と陣営幹部。共産の米田吉正県委員長は「東北で統一候補が負けたのは秋田だけ。今回は絶対に勝つ」と力を込める。
 山形選挙区は、大物政治家の露出を抑えて県民党を前面に打ち出したい選対の戦術と、弁士を送り込む推薦政党との間で考え方にずれが生じている。選対の労組関係者は「人集めに大物の力を借りるのではなく、地方議員が汗をかくことが大事だ」と漏らした。
 青森選挙区では候補者を擁立した立憲民主党と、比例候補を抱える他党で温度差も。立民の枝野幸男代表が青森入りした11日、演説会場には国民民主、共産、社民3党県組織の幹部も臨場した。立民県連の山内崇代表は「オール青森態勢の構築」と胸を張った。
 会場は立民ののぼり旗が並び、立民の比例候補も同席。他党の県連幹部は「われわれも比例候補の名前を売りたい。立民色が強過ぎる」と胸中を明かした。
 立民新人が統一候補となった宮城選挙区では5日、共産主催の演説会が名取市であった。約60人の支援者は党比例候補と立民の統一候補にエールを送った。
 共産関係者は「前回よりはるかに力が入っているが、有権者に影響するかどうかは未知数だ」。陣営は旧民進党分裂の影響を指摘し、「国民の動きが活発とは言えない。政党間のしこりが残っている」と憂慮する。
 福島選挙区の野党候補の第一声。立民、国民、社民各党の議員や連合幹部が握ったマイクが、共産の参院議員に渡った。
 共闘が福島で初成立した前回、野党系候補の第一声に臨んだ共産県議5人にマイクは回らず、ポスターには「野党統一」の文字もなかった。町田和史県委員長は「この3年で関係は格段に深まった」と語った。

1619 チバQ:2019/07/15(月) 14:59:47
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190710_04.html
<劇動・参院選ルポ>(1)青森/互いに敵地切り崩し

2019年07月10日 水曜日

��参院選立候補者の第一声に耳を傾ける聴衆=4日、青森市

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 南部地方と津軽地方。地盤の異なる与野党候補が激しくしのぎを削る。両陣営とも敵地での票集めに照準を定める。
<県議選で痛手>
 「津軽を重点地区として、より丁寧に歩いて回りたい」。八戸市を中心とした南部が地盤の自民党現職、滝沢求が力説する。
 その言葉通り、公示翌日の5日、滝沢は津軽に入った。傍らには党選対委員長甘利明がいた。弘前市など4市町を共に回った甘利は「皆さんの目が正しければ、必ず滝沢候補は圧勝する」と声をからした。
 県内で衆院の3選挙区を独占する自民は強固な組織力を誇るものの、4月の県議選では津軽で大きな痛手を負った。これまで選挙を仕切ってきた県連の筆頭副会長、幹事長の2人が落選。津軽の自民県議は「(2人の地盤の)五所川原、東津軽は影響が大きいだろう」と危機感を募らせる。
 陣営や県連は県議らに、会合などで積極的に滝沢の支持を呼び掛けるよう要請し、ねじを巻く。自身の支援者らを集めた会合を開いた県連幹部は「(滝沢の名は)津軽ではあまり知られていない。売り込みは大変だ。1票差で勝てればそれでいい」と胸中を明かす。
 陣営は同時に、地元での票固めにも余念がない。9日に党政調会長の岸田文雄が三沢市や十和田市に入り、11日には官房長官菅義偉が八戸市でマイクを握る。県連幹部は「南部で取れるだけ取る」と息巻く。
<足並みそろえ>
 弘前市出身の立憲民主党新人小田切達は4、5日、南部を重点的に巡った。「年金問題に正面から取り組む」。与党批判を演説の軸に据え、声を張り上げた。5日は立民代表代行で選対委員長の長妻昭が駆け付け、小田切を激励した。
 陣営の合同選対本部長で立民県連代表の山内崇は「敵地でどれだけ票を積めるか」と南部で攻勢を仕掛ける構えだ。公示前には立民代表枝野幸男が八戸市入りした。
 南部では国民民主党が戦いを主導する。前回の2016年参院選青森選挙区で、野党統一候補として自民現職を破った党副代表田名部匡代(非改選)は南部が地盤。公示前から小田切と街頭に立ち「3年前は津軽の人たちにお世話になった」と強調、滝沢の陣地への切り込みを図る。
 不安材料は小田切の知名度不足。統一候補の決定が遅れ、小田切が表立って動きだしたのは知事選(6月2日投開票)の後だった。長妻は「知名度はまだ低いが、これから上げれば票に結び付く」と巻き返しを狙う。街頭演説では共産党支持者らの姿も目立ち始め、野党の足並みはそろいつつある。
 「組織力では自民が上。向こうの倍、汗を流せば勝機がある」。山内は自信をにじませる。(敬称略)

 21日投開票の参院選で、全てが「自民現職対野党統一候補」の構図となった東北6選挙区(改選数各1)は各地で激戦が繰り広げられている。16年参院選と同様、与党優位が伝えられる全国情勢とは一線を画す。6県の戦いに迫った。(6回続き)

1620 チバQ:2019/07/15(月) 15:00:36
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190711_02.html
<劇動・参院選ルポ>(2)岩手/政策は脇「古傷」焦点

2019年07月11日 木曜日

��候補の訴えを聞く支持者ら=8日、北上市

��

記事写真 全2枚

 民主党政権を「悪夢」とこき下ろしてきた首相安倍晋三が、当時の看板大臣だけは徹底的に褒めちぎる。
 「使命感の下、与野党の壁を越えて全力で尽くしていた。すごかった。大変に感銘を受けた」
<「裏切られた」>
 8日夕、盛岡市の街頭に立った安倍。隣には民主政権の初代復興相にして今は自民に籍を置く現職平野達男がいた。
 自民にとって、過去8回連続で敗北を喫してきた参院選の岩手選挙区(改選数1)は「鬼門」に等しい。既にバッジを着けている平野を自陣に引き入れ、27年ぶりの勝利を期す。
 これを野党側から見れば変節となる。「政権から転落した途端、裏切られた」(労組幹部)「裏切りを許す文化は、政党を問わず岩手にはない」(ベテラン県議)
 政策論争を脇に置き、平野が抱えてしまった古傷を巡る攻防が、選挙戦の焦点になる。
 かばう自民は5日、党内随一の人気者、党厚生労働部会長小泉進次郎を奥州市に投入した。地元出身の米大リーガー大谷翔平になぞらえて小泉が絶叫する。「候補も民主党と自民党の二刀流だ」。沸く聴衆。対照的に陣営スタッフの表情は引きつる。
 再び8日夕の盛岡市。「安倍内閣の取り組みに参画させてほしい」。安倍の隣で平野は「自民の平野」を連呼した。それは有権者へのアピールだったか、それともいまだ仲間として受け入れてくれない一部自民支持者への懇願だったか。
<小沢流の選挙>
 「知名度では相手の半分にも及ばない。それでも絶対に勝たなきゃいけない」
 4日、無所属の新人横沢高徳の第一声に野党勢力の大立者、衆院議員小沢一郎(岩手3区)の姿があった。陣営スタッフに緊張が走った。
 50年の歳月をかけて小沢が岩手に築いた選挙ネットワークが動きだす。「系列の県議や市町村議が、集票を競い合うんだよ」(陣営幹部)。野党統一候補で無名の「横沢」を力業で売り込む。
 農山漁村から都市部へ、投票日に向けて攻め上っていくのが小沢流選挙の真骨頂だ。4日は人口減少著しい県北。5日は沿岸北部の漁村。横沢の遊説ルートは、小沢戦略を忠実になぞっていた。
 ほとんど地元入りしない小沢に代わって知事達増拓也も動いた。7日には沿岸6カ所で横沢の街頭演説に付き添い「県民の皆さんが選ぶ代表は横沢さんでなくてはなりません」。県政界トップながら政治的バランスなど頓着しない。
 9日正午、横沢を支える達増と共産委員長志位和夫が、堂々県庁前に並び立って街頭演説を始めた。岩手以外では、ほとんど見ることのできない光景だった。(敬称略)

 21日投開票の参院選で、全てが「自民現職対野党統一候補」の構図となった東北6選挙区(改選数各1)は各地で激戦が繰り広げられている。16年参院選と同様、与党優位が伝えられる全国情勢とは一線を画す。6県の戦いに迫った。

1621 チバQ:2019/07/15(月) 15:01:56
https://sp.kahoku.co.jp/graph/2019/07/12/1205_20190712_01/002.html
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2019参院選

<劇動・参院選ルポ>(3)宮城/自民背水、死に物狂い

2019年07月12日 金曜日

��候補者の演説に耳を傾ける聴衆=11日、仙台市青葉区

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記事写真 全2枚

 巨大与党が威信を懸けた波状攻撃を仕掛ける。
 「本当に横一線だ。最後まで支えてほしい」
<エースが連投>
 改選数が2から1に減った宮城選挙区。自民党現職愛知治郎の応援演説を終えた官房長官菅義偉は11日夜、仙台市青葉区のホテルに集めた党関係者ら約200人を前に切迫感をあらわにした。
 菅の仙台入りは前日に続き2日連続。「エースの連投は異例中の異例だ」(党県連関係者)。同じ日、党若手のホープ小泉進次郎、前女性活躍担当相野田聖子も県内で街頭活動を展開。終盤には首相安倍晋三の2回目のてこ入れも控える。
 党本部が繰り出す圧倒的な物量作戦は危機感の表れでしかない。2016年の前回参院選で、宮城の自民候補は野党統一候補との事実上の一騎打ちに敗れた。今回苦杯をなめれば、参院選挙区の議席が消える。
 「このままだと、党から見放されるぞ」。県連幹部の号令に、地方議員のエンジンも回り始めた。
 9日、石巻市に入った愛知に地元県議が声を掛けた。「もっと細かく回らなきゃ。街頭も増やす」。急きょコースを変え、議員顔なじみの地元企業などを訪問。街頭演説は予定の2倍の20カ所に及んだ。
 接戦とみられる戦況に「死に物狂いでやる。近道はない」とつぶやく愛知。3期18年を務めた候補者の戦いは、中盤にして既に背水の陣の様相を呈する。
<かみ合う共闘>
 「18年間議員をしている人に挑む。一票を私に託してほしい」
 曇天の8日夕、仙台市宮城野区の市営住宅。立憲民主党新人の石垣のり子は切々と支持を訴えていた。演説を終えると、わずか数人の聴衆に駆け寄り、握手して回った。
 集票の狙いを100万都市・仙台に定める。住宅街の細い路地を縫うように回り、手を振る人を見つけては車から降りて小まめに握手を繰り返す。自民の組織戦と対照的な、草の根型の戦いに徹する。
 野党候補が勝利した前回参院選の行程を基に組んできた遊説日程は見直した。石垣を仙台に集中させ、立民県連顧問の元財務相安住淳(衆院宮城5区)をはじめ、共産、社民など支援を受ける各党の地方議員が郡部を固める。
 出馬表明が5月と遅れたが、情勢は競り合いとの見方が出始めた。「組織力で勝る自民が束になって掛かってくる。世論に訴えるしか道はない」。陣営はアクセルを踏み込む。
 9日には共産党委員長の志位和夫が野党党首として公示後初めて宮城入り。志位、安住と街宣車の上で手を取り合い、高々と上に掲げた石垣。陣営幹部は「共闘がかみ合ってきた。いい勝負になる」と息巻く。
 与野党で分け合ってきた指定席は消え、1議席の争奪戦が熱を帯びる。(敬称略)

1622 チバQ:2019/07/15(月) 15:04:49
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190713_05.html
2019参院選

<劇動・参院選ルポ>(4)秋田/イージス論戦対照的

2019年07月13日 土曜日

��県庁前で自民現職の街頭演説を見守る佐竹知事(写真上の右から2人目)とイージス・アショア配備に反対する有権者(下)のコラージュ

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記事写真 全2枚

 「身内」の失態が巻き起こした逆風が、与党陣営を脅かす。
 「言語道断だ」。自民党政調会長岸田文雄は4日、再選を期す現職中泉松司の出陣式で、政権が手綱を握る防衛政策絡みで重大ミスを重ねた防衛省を糾弾した。
<「最少失点に」>
 同省が秋田市の陸上自衛隊新屋演習場を候補地とする地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を巡る問題が影を落とす秋田選挙区(改選数1)。政権与党への不満がくすぶる。
 火消しに追われる自民は、党所属の県選出国会議員が結束して防衛相岩屋毅の謝罪を実現させたと強調。防衛省との距離感をアピールしようと躍起だ。
 中泉を全面的に支援する知事佐竹敬久が「『新屋ありき』では防衛省との再協議に応じない」と強気の姿勢を見せていることも、陣営には援護射撃と映る。
 「与党だからこそ国にしっかり意見していく」と中泉。一方で4日に新屋で演説した際は地上イージスに触れず、演習場に近い勝平地区も素通りした。選挙戦前半は専ら県南と県北を回る。「逃げるつもりはないが最少失点に抑えたい」。陣営は神経をとがらせる。
 党厚生労働部会長小泉進次郎が公示日、真っ先に秋田に駆け付けた。閣僚級を連日投入して敵陣の切り崩しを図る。13日は首相安倍晋三が秋田入りし、14日は湯沢市出身の官房長官菅義偉が県内を終日行脚する予定だ。議席死守を懸けてアクセルを全開にする。
<批判票に照準>
 「秋田にイージス・アショアが押し付けられようとしている。住宅密集地にミサイル基地は置けない」
 7日夕、新屋のスーパー前。野党統一候補の無所属新人寺田静は配備計画に揺れる候補地で声を張り上げた。相手方に吹く逆風を、自陣への追い風にしようと批判票に照準を定める。
 報道各社の序盤情勢では新人リードとも報じられた。能代市で9日、街頭演説した寺田は「ようやく相手の背中が見えてきた」と力をみなぎらせた。与党陣営に肉薄し、士気が上向く。
 不登校や弟を亡くした経験から「声なき声の代弁者」を自任する寺田。国民民主党県連幹部は「実体験を基に訴える姿が共感を呼んでいる」と手応えをつかむ。
 野党各党は県組織レベルの支援にとどめて政党色を消す戦略を取り、無党派層の取り込みを狙う。遊説に大物弁士の姿はない。陣営は夫が衆院議員(比例東北)、義父が前知事という寺田の「政治一家」のバックグラウンドを批判的に捉えられることも警戒する。
 政党色、政治的背景を極力薄めながら、野党各党がいかに票を積み上げるか。共闘の真価が問われる。
 陣営幹部はハッパを掛ける。「高級車(自民)と軽自動車(野党)の戦いだ。本気でギアを入れられたら引き離される」
(敬称略)

 21日投開票の参院選で、全てが「自民現職対野党統一候補」の構図となった東北6選挙区(改選数各1)は各地で激戦が繰り広げられている。16年参院選と同様、与党優位が伝えられる全国情勢とは一線を画す。6県の戦いに迫った。

1623 チバQ:2019/07/15(月) 15:05:47
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190714_03.html
2019参院選

<劇動・参院選ルポ>(5)山形/農業票取り込み必死

2019年07月14日 日曜日

��農業政策に関する候補者の訴えを聞く農協職員ら(上)と、街頭演説の後に気勢を上げる支持者のコラージュ

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 農業者票の行方が勝敗を左右してきた選挙区で、「攻めの農業」への期待と疑念が交錯する。
<「世界へPR」>
 「佐藤錦の海外輸出は6年間で8倍に増えた。もっともっと売って、農家の手取りを増やしていく」
 東根市の街頭で10日夕、首相安倍晋三は自民党現職大沼瑞穂の応援マイクを握った。農林水産物輸出額1兆円を掲げる政府の成長戦略が、特産サクランボにもたらした恩恵を強調。大沼も「地理的表示(GI)保護制度によるブランド化で、世界にPRしていくことが大事」と声を張った。
 自民は前回の2016年参院選で農業者票をまとめ切れず、公認候補が舟山康江(非改選)に大敗した苦い経験がある。環太平洋連携協定(TPP)への対応を巡って、山形県農協政治連盟(県農政連)が推薦を見送り、自主投票としたことが大きく響いた。
 その県農政連が今回、12年ぶりに自民候補の推薦を決めた。実情は多弱化した野党を見限っての自民回帰。官邸主導で進む輸入拡大や農協改革への不満と警戒感は消えていない。
 「日米貿易交渉はトランプ大統領にやられっぱなし。JAグループの総意を受け止め、日本に不利となれば与党の力で押し戻してほしい」
 公示日の4日、山形市であった大沼の出陣式。県農政連会長の黒井徳夫は激励の言葉もそこそこに、重い注文を突き付けた。
<戸別補償訴え>
 対する無所属新人芳賀道也の陣営は、県農政連の推薦が相手候補に出ても農業者票は固まり切っていないとみて取り込みを狙う。
 「舟山さんと一緒に戦っています」。TPP反対を訴え、前回大勝した選対本部長舟山の名前を農村部で連呼し、支持を呼び掛ける。
 最上地方を回った5日は金山町の農協前で「戸別所得補償を復活、拡充し、中山間地でも収入を確保できるようにする。それが古里の荒廃を防ぎ、国土を守ることにつながる」と訴えた。
 芳賀が農繁期の庄内地方を巡った6日、舟山は庄内町の計9カ所で座談会を開き、生産者ら計約300人と懇談した。
 「今の農政が良いという声を聞いたことはないと話すと、みんなうなずく」と舟山。「規模拡大や企業参入、輸出拡大の路線はおかしいという声が大多数。自民党がばらまきだと批判した戸別所得補償こそ求められている」と勢いづく。
 自民も家族営農や中山間地への支援強化を公約に加え、「中小農家切り捨て」との批判をかわそうと気を配る。
 野党は農家に寄り添う姿勢をさらに強調し、期待をつなぎとめようと躍起だ。(敬称略)

 21日投開票の参院選で、全てが「自民現職対野党統一候補」の構図となった東北6選挙区(改選数各1)は各地で激戦が繰り広げられている。16年参院選と同様、与党優位が伝えられる全国情勢とは一線を画す。6県の戦いに迫った。

1624 チバQ:2019/07/15(月) 15:07:24
https://sp.kahoku.co.jp/special/spe1205/20190715_06.html
2019参院選

<劇動・参院選ルポ>(6完)福島/苦い記憶呼び覚ます

2019年07月15日 月曜日

��参院選勝利へ気勢を上げる支持者ら=13日、相馬市内

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記事写真 全2枚

 二つの「記憶」を巡って両陣営が舌戦をヒートアップさせる。
<「復興に支障」>
 「8年前を思い出してほしい。無責任な、あの民主党政権に戻していいのか」
 5日、福島選挙区(改選数1)の自民党現職森雅子が福島県富岡町で行った街頭演説。マイクを握った元党県連幹事長の県議会議長吉田栄光が、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の記憶を呼び起こした。
 当時、浜通り地方は避難で混乱を極め、政権を担っていた旧民主は激しい反発を浴びた。自民にとって格好の攻撃材料だ。吉田の隣に立った森は「残された全人生を懸け、復興に取り組む覚悟だ」と悲壮感を漂わせて声を張り上げた。
 元少子化担当相の実績と知名度で優位とみられた情勢は3月、野党統一候補として無所属新人水野さち子が浮上して一変。森の表情も引き締まり、陣営も「厳しい選挙」を繰り返す。
 決して選挙に強いわけではない。2006年知事選で敗れ、改選数2で争った07年参院選は旧民主の後じんを拝して2位当選した。
 1枠に減った13年は旧民主への逆風もあって6人による乱戦を制したが、今回は野党統一候補との事実上の一騎打ち。現職閣僚が野党共闘に屈した16年の敗戦も生々しく脳裏をよぎる。
 福島市での第一声には首相安倍晋三が駆け付け、党本部は幹部らを送り込んで政権の威光を誇示。「参院から福島の自民議員がいなくなったら復興に支障を来す」と陣営は危機感をあおり、引き締めを図る。
<会津魂に訴え>
 一方の水野陣営が呼び覚ますのは会津のDNAに宿る記憶だ。
 「今の自民はすぐ野党を嘲笑する。反対勢力をいじめ抜いた長州のいやらしい部分が出ている」。郡山市で6日あった水野の個人演説会で、無所属衆院議員の玄葉光一郎(福島3区)は戊辰戦争の話題を持ち出し会場を大いに盛り上げた。
 戊辰戦争で会津藩は薩長の新政府軍に敗れ、遺恨があるとされる。元県議の水野は会津若松市出身。陣営は住民らの「会津魂」を巧みにくすぐる。
 10日の同市での個人演説会では会津地方を地盤とする国民民主党衆院議員の小熊慎司(比例東北)が「今夜飲む酒の銘柄は会津美里町の『風が吹く』だ」と笑わせた。
 会津のほかに陣営が武器とする野党共闘は「原発ゼロ」が旗印。9日、水野は富岡町の個人演説会で「まだ原発をベースロード電源にしている」と政府を鋭く批判。森陣営との対立軸をことさら強調してみせた。
 共闘を支える立憲民主と国民民主、社民各党もアクセルを踏み込む。
 「『共闘』を強調する場面を浜通りでつくれ」。陣営幹部の号令に、共産を含めた野党4党の街頭演説が急きょ18日にいわき市で設定された。
 「届いてはいないが、急速に迫っている。ここで本気の共闘を見せつける必要がある」と関係者。野党が歓喜に沸いた3年前の再来を期し、ラストスパートをかける。(敬称略)

 21日投開票の参院選で、全てが「自民現職対野党統一候補」の構図となった東北6選挙区(改選数各1)は各地で激戦が繰り広げられている。16年参院選と同様、与党優位が伝えられる全国情勢とは一線を画す。6県の戦いに迫った。

1625とはずがたり:2019/07/15(月) 21:18:12

進次郎氏「私は忖度しない」塚田氏失言一変へ荒療治
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-07140943-nksports-soci
7/14(日) 20:19配信 日刊スポーツ

自民党の小泉進次郎厚労部会長は14日、「忖度(そんたく)」発言で苦戦が伝えられている新潟選挙区(改選1)の自民党候補、塚田一郎氏を応援するため新潟市などで街頭演説し、失言問題にあえて触れることで「今の選挙の空気を変えたい」と、訴えた。

発言について「批判されるべき。だめ」と苦言を呈した上で「あの発言に触れてはいけないような空気があるが、みんなが知っている。触れないように触れないように選挙をやっているようじゃ、この選挙は勝てない。いちばんひりひりするところに触れなければ、国民の腹の底に落ちない」と指摘。失言問題に、真摯(しんし)に向き合うべきとの認識を示し、塚田氏の方を向いて「私はそういう意味で(塚田氏に)忖度しません」と、話しかけた。

一方、自身が前日の13日、遊説から夜中に帰京後、自室のクーラーが壊れていたことを忘れて動かし、ベッドが水浸しになったことを引き合いに「今日は『失敗』について話にきた。私も、失敗しました」と告白。「誰にでも失敗はある。大事なのは失敗を繰り返さないようにすることだ」と述べ「塚田さんも何であんなことを言ったか毎日悔やんでいるはず。1度失敗したから終わりではない。挽回のチャンスを与えてほしい」と理解を求め「(苦戦からの)番狂わせを起こしましょう」と、訴えた。

その上で、批判される側に対する社会の風潮について持論を展開。「出る杭(くい)は打たれる。1度打たれたらとことんまで打たれ、ネットで炎上するとたたきつぶし、しばらくすると飽きる。毎週毎週だれかをたたくことを繰り返している社会。こんなことを続けていて、誰が幸せになるのか。そういう今の日本社会を変えたい」と述べた。

新潟選挙区は、与野党ともに落とせないとしている大激戦の1人区。塚田氏と、事実上の一騎打ちを展開している野党統一候補で、無所属の打越さく良氏はこの日、JR新潟駅前で国民民主党の森裕子参院議員らとともに街頭演説し、支持を訴えた。【中山知子】

1626旧ホントは社民支持@鹿児島2区:2019/07/15(月) 21:27:17
お久しぶりです。
参院選用ファイル「Decision2019」と「両院の勢力分野」が完成しました。
ご覧頂けると幸いです。

「decision2019」→https://dotup.org/uploda/dotup.org1897512.xlsx.html(pass:election)
「両院の勢力分野」→https://dotup.org/uploda/dotup.org1897515.xlsx.html(pass:diet)

多分ちゃんと動くと思いますが,御利用は自己責任でお願いします。

1627旧ホントは社民支持@鹿児島2区:2019/07/15(月) 21:28:33
なぜかうまくいかなかったので,もう一度。

「decision2019」→https://dotup.org/uploda/dotup.org1897512.xlsx.html
(pass:election)
「両院の勢力分野」→https://dotup.org/uploda/dotup.org1897515.xlsx.html
(pass:diet)

1628チバQ:2019/07/15(月) 23:06:58
3682: チバQ :2019/07/15(月) 23:06:14
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190714/pol1907140002-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】北海道、鈴木宗男氏の応援で自民「2議席目」あるか? 依然強い非自民系の地盤…北の大地で熱い戦い! (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.14
 改選定数3に、主要政党など9人が出馬し、激戦となった北海道選挙区。今回、従来の参院選とは少し様相が異なる現象が出ている。自民党道議会議員が解説する。

 「自民党は伊達忠一参院議長が高齢を理由に引退するなか、新人2人が立候補して、2議席獲得を狙っている。新人の1人は、4期16年、道知事史上最長を誇った高橋はるみ前道知事で、知名度・実績とも群を抜いている。事実上、高橋氏以外の残り2議席の争奪戦となっている」

 選挙戦中盤での報道各社の世論調査を見ても、高橋氏が2位以下をやや引き離しているが、高橋陣営は「上滑り」を警戒して、引き締めに躍起だ。

 「リードしているという情報は耳に入るが、あくまで投開票前の不確定情報だ。とにかく、気を引き締めて最後まで愚直に道民に政策を訴えていくしかない」(高橋事務所広報担当者)

 高橋氏は道内各地で、「食と観光による北海道の観光成長は著しい。しかし、まだ伸びしろがある。それを国政の立場からサポートしたい」などと訴えている。

 今月に入り、札幌市内のホテルで開いた総決起集会には、約1200人が集まり、細田博之元官房長官(清和会会長)や、鈴木直道知事らも駆け付けた。

 もう1人の自民党新人は、道議5期を務めた岩本剛人(つよひと)元道連幹事長だ。北海道の名門政治家一家の出身で、父は元道議で元道議会議長。叔父は参院議員を2期務めた。

 自民党関係者は「岩本家の人脈がフル稼働している。6月の札幌市内で行われた総決起集会には約1800人が集まった。そこには、菅義偉官房長官や、吉川貴盛農水省(党道連会長)らが駆け付け、弾みになった」という。

 自民党は2議席獲得のため、鈴木宗男元衆院議員が率いる地域政党「新党大地」や、公明党の支援も仰ぐ。

 二階俊博幹事長も北海道入りし、農業関係先などを訪れて農業票固めに走った。

 だが、北海道はもともと非自民系が強い地盤だ。

 2016参院選でも、自民党は2人擁立して2議席獲得を狙ったが、野党が2議席で、自民党は1議席に甘んじた。

 今回、野党陣営からは、道議4期、道議会副議長も務め、教職経験もある立憲民主党の勝部賢志氏や、元衆院議員で一定の知名度はある共産党の畠山和也氏、国民民主党の獣医師、原谷那美氏ら、強力新人が激しく競っている。

 26万人の組織力がある連合北海道は、立憲民主党と国民民主党を支援する。

 札幌市議会関係者は「原谷氏は35歳と若く、知名度は低い。だが、知名度の高い徳永エリ参院議員と二人三脚で全道を回っている。獣医師だけに畜産農家などの評判もよく、支持拡大中だ」

 北の大地で、熱い戦いが続いている。(ジャーナリスト・田村建雄)

1629チバQ:2019/07/15(月) 23:07:24
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190710/pol1907100002-n1.html?ownedref=feature_not%20set_newsList
【参院選2019】立民VS共産、京都で火花 自民・西田氏を増原氏&倉林氏が猛追 (1/2ページ)
参院選2019
2019.7.10
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増原裕子氏 増原裕子氏
倉林明子氏
西田昌司氏


 参院選(21日投開票)で京都選挙区は、現職2人と新人3人が改選定数2をめぐり競う。

 自民党現職の西田昌司氏は「国会の爆弾男」として、旧民主党政権幹部らの疑惑を予算委員会などで舌鋒(ぜっぽう)鋭く追及してきた。

立憲民主党 自民党
 「理詰めの追及とともに、税理士らしい庶民に近い視点で国家財政や地域経済に言及している。歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで、消費税増税にも疑問を呈する姿勢が有権者の支持につながっている」(府議会議員)

 共産党の強い京都にも関わらず、西田氏は6年前の選挙でトップ当選を果たした。今回も保守層から無党派層にまで支持を拡大させている。

 西田氏を猛追するのが、共産党現職の倉林明子氏と、立憲民主党の新人でLGBT活動家、経営コンサルタントの増原裕子氏だ。

 共産党は今春の統一地方選で、京都府内の市町村で善戦。京都府議選(定数60)では12議席を獲得し、第2党を維持した。京都市議選(定数67)でも18議席を獲得し、第1党の自民党21議席に迫った。

 「全国屈指の共産党王国で、どうしても倉林氏は落とせない。総力を結集して背水の陣で戦っている」(京都市議)

 立憲民主党の増原氏は、経済評論家の勝間和代氏のパートナーとしても知られる。

 「もともと横浜市出身だが、京都の大学で教鞭(きょうべん)をとっていた縁などから出馬した。立憲民主党の福山哲郎幹事長のお膝元だけに、同党としても絶対に負けられない」(同)

 「1人区」では足並みをそろえる立憲民主党と共産党だが、この選挙区では激しく火花を散らしている。(ジャーナリスト・田村建雄)

1630チバQ:2019/07/16(火) 15:29:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00000019-asahi-pol
1人区野党共闘 民進分裂の後遺症 共産との距離も悩み
7/16(火) 10:33配信 朝日新聞デジタル
1人区野党共闘 民進分裂の後遺症 共産との距離も悩み
 参院選で全国32ある1人区の勝敗は選挙全体を左右する。立憲民主党や国民民主党など野党5党派は全32選挙区で候補者を一本化、自民党と一騎打ちの構図をつくった。ただ、民進党分裂の後遺症や共産党との距離感に悩む選挙区もあり、政権批判票の受け皿になり切れるかは見通せない。


■「民進党続いていれば……」 野党勢力同士が確執 熊本

 3年前と似た風景だった。「安倍政権を続けさせてはならない」。参院選が公示された4日、熊本選挙区に立候補した無所属の新顔、阿部広美氏(52)は熊本市内で第一声を上げた。

 立憲、国民、社民、共産、そして連合熊本――。集まった県組織の幹部の多くは、阿部氏が野党統一候補として挑んだ前回参院選と重なる。しかし、陣営スタッフはいう。「3年前とは熱気も雰囲気も違う。ずいぶん寂しい」

 自民が強い地盤を持つ熊本。野党側では自民に対抗するため、連合が国政選挙で野党勢力の仲裁を図る「熊本方式」が定着していた。3年前の阿部氏は、共産を含む統一候補を無所属で擁立する方式の全国第1号となった。

 だが、民進の分裂で風向きは大きく変わった。

 勢力拡大を急ぐ立憲県連は昨年夏、参院選で党公認の独自候補の擁立を模索。共闘を主張して反対した県連代表代行の鎌田聡県議が離党する騒動となる。

 混乱の末に統一候補となった阿部氏も野党勢力の確執に翻弄(ほんろう)される。今年4月の統一地方選で共産候補の応援演説をすると、同じ選挙区で組織内候補を立てていた連合の内部で反発の声が広がった。連合熊本はすでに決めていた阿部氏への推薦を5月に取り消した。立憲や国民も最大の支援組織の意向を配慮し、党本部推薦を見送る。阿部氏が党本部の推薦を得たのは共産、社民のみとなった。

 危機感を抱いた鎌田県議は6月、地域政党「くまもと民主連合」を立ち上げ、阿部氏への推薦を決めた。「大きなネットワークが必要だ」と訴えるものの、立憲と国民の所属議員は「民主連合」への参加を見送ったまま。「民進党が続いていれば……」。鎌田氏はそう嘆く。(神崎卓征)


■「与党に立ち向かう」連合に配慮、党派色薄める 三重

 鎌田氏が求める「大きなネットワーク」のモデルは三重選挙区にある。「なんとか野党をまとめる方法はないでしょうか」。三重の岡田克也・元民進代表に電話をかけ、指南を受けた結果が「民主連合」だった。

 岡田氏は昨年夏、立憲、国民双方の地方議員を取り込んだ地域政党「三重民主連合」を立ち上げ、参院選で新顔の芳野正英氏(44)の擁立を決めた。共産とは、市民団体を間にはさんで政策協定を結ぶ「ブリッジ共闘」で連携関係をつくる。共産との直接的な共闘の色を薄めるのは、連合三重への配慮だ。

 1人区での野党候補の一本化は、自民の組織力に挑む前提条件となる。野党候補が乱立した6年前は2勝にとどまったが、一本化して臨んだ3年前は11勝に持ち直した。

 「野党がこぞって一緒になり、与党に立ち向かう」。8日の三重県伊勢市の陣営の演説会で、岡田氏が声を張り上げた。連合三重や立憲、国民の県連幹部がマイクを握って政権批判を展開する中、共産の地方議員らは聴衆の後方で聴き入るのが定番の姿だ。三重民主連合の幹部は「重鎮の岡田氏が無所属のまま立憲と国民の間に立ってグリップし、共産とも配慮し合う態勢を築いている」という。

 32の1人区で、熊本や三重のように党派色を消す無所属候補は18人を数える。共産も公認は1人に絞った。一方、立憲の公認候補は7人、国民は6人いるが、互いに推薦は出していない。地元で立憲公認を抱える国民幹部は「あちら様の候補者だから、頼まれたことをやるだけ」と口にする。

 しかも32人のうち現職は国民の1人だけで、新顔は知名度不足が課題だ。朝日新聞の序盤情勢調査で自民にリードまたは、ややリードしているのは秋田、長野、愛媛、沖縄の4選挙区にとどまっている。(岩尾真宏、三浦惇平)

朝日新聞社

1631チバQ:2019/07/16(火) 15:30:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-00010001-tokai-pol
「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い
7/16(火) 10:00配信 東海テレビ
「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い
1人区 岐阜選挙区と三重選挙区の立候補者
7月21日に投開票の参議院議員選挙、 勝敗を分けるのが全国に32ある1人区です。

改選数が複数あれば与野党で議席を分けあうことが多いですが、1人区は勢力の増減に直結するため与野党ともに力を入れています。

【画像で見る】「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い

東海地方では岐阜と三重が1人区です。

岐阜から立候補しているのは 、自民党の大野泰正さん、野党統一候補で立憲民主党の梅村慎一さん、諸派の坂本雅彦さんの3人。

三重は自民党の吉川有美さん、諸派の門田節代 さん、野党統一候補で無所属の芳野正英さんが立候補していて、いずれも自民党の現職に野党統一候補の新人らが挑む構図です。

参院選の行方を左右する野党共闘の実情を取材しました。

「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い
岐阜選挙区で立憲民主党の公認候補として立候補した梅村慎一さん
■有数の保守王国・岐阜
6月 21日、岐阜市内で開かれた集会。

立憲民主党の枝野代表が演説する壇上で緊張した表情を浮かべる梅村慎一さん(48)。

立憲民主党公認で岐阜選挙区から立候補しましたが、司法書士で政治経験はありません。

野党統一候補で立憲民主党の新人・梅村慎一さん
「みなさんのために全力で安倍政権打倒のために頑張ります」

枝野代表も応援に駆け付け、梅村さんへの支援を呼びかけました。

立憲民主党・枝野幸男代表
「この選挙、厳しいけれども勝ち抜かなければならない」

「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い
岐阜選挙区の自民党現職・大野泰正さん
梅村さんが選挙戦で対峙する相手は、自民党現職の大野泰正さん(60)。

自民党の現職候補・大野泰正さん
「参議院選挙というのは本当にひとりでは何もできない選挙であります」

選挙事務所の開所式には、野田聖子・前総務大臣ら閣僚経験者のほか、県内の自民党議員がずらりと顔を揃え、
支援者が会場からあふれ出すほど多くの支援者が集まりました。

1632チバQ:2019/07/16(火) 15:30:32
全国有数の保守王国・岐阜。改選数は1で、野党がバラバラでは勝ち目がなく、立憲民主党や国民民主党、共産党など野党の5党派は、5月、梅村さんを野党統一候補にすることを決めました。

6月20日、野党統一候補の梅村さんが訪れたのは労働組合。労働組合は、立憲民主党と国民民主党の最大の支持団体で、選挙では、その組織的な支援が欠かせません。

梅村さんは立候補を表明してからの半年間、県内各地の労働組合まわりを続けてきました。

梅村さん
「(まわった労働組合は)100は下らない思います。まずは組合の方々に自分を知っていただく、これが第一だと思っております」

この日、梅村さんがあいさつに訪れた地方自治体の職員らが所属する自治労岐阜県本部の中央執行委員長、櫻井靖雄さんは、「梅村慎一さんの名前を周知していく」と応援する姿勢を示しました。

また、岐阜県内に約300人の組合員を持つ名鉄労組の中央執行委員、河江健治さんも「立憲民主党は支援をする政党なので、一番支援していかないといかんのかなと」と 協力する構えです。

■容易ではない「1枚岩」
力強く梅村さんを支えるという労働組合。しかし、岐阜県内全ての労働組合がこうはいかないようです。

労働組合を束ねる「連合岐阜」の高田勝之会長、連合のなかでも梅村さんを全力で支援できない団体があると不安を口にします。

連合岐阜・高田勝之会長
「正直申し上げて、連合としての支持政党が分かれてしまっているということ、これがやっぱり一番大きな課題ではなかろうかなと思っています。さかのぼれば一昨年の衆議院選挙の直前に分裂した流れがいまだに尾を引いている」

「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い
連合岐阜の高田勝之会長は「共産党と一緒に選挙活動はできない」と断言
民進党の分裂に伴い、連合の労働組合も立憲民主系と国民民主系に分裂。

国民民主系の労働組合のなかには、立憲民主党公認の梅村さんの支援に消極的な組織もあるといいます。

さらに「野党共闘」の一角の担う共産党を巡っても懸念が。連合岐阜の高田会長は、「考え方が異なる共産党と
一緒に選挙活動はできない」と断言します。

高田会長
「(連合の)組織の中でハレーションが起きてしまいますので、逆のマイナス要因も出てくるということですから、それは何がどうあっても私たちはできない」

「野党共闘」、その言葉だけでなく本当の意味で一枚岩になるのは容易ではなさそうです。

梅村さん「考え方が違う政党・団体があるということは私も否定はしません。横を見ないで私だけを見てくださいと、前を向いて走る、その一点でなんとか応援していただけるようにお願いしている」

1633チバQ:2019/07/16(火) 15:30:44
■岡田克也衆院議員のお膝元で挑む“野党統一候補”の無所属新人
一方、三重県は自民党の現職に野党統一候補の新人が無所属で挑みます。

6月23日、菰野町。

菅官房長官:
「この三重県もまさに最大の激戦区なんです。吉川さんを何としても勝たせてあげてください」

「令和おじさん」こと菅官房長官が応援するのは、三重選挙区から2期目に挑む吉川有美さん(45)。

「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い
吉川さんの集会には菅官房長官も応援に
自民党の現職候補・吉川有美さん:
「6年前の初心を忘れることなく、二期目に向かってまた皆さまにお世話になりながら走り抜いてまいりたい」

改選数1の三重で議席を維持するため、自民党は今後も大物議員を投入するなどして、吉川さんを強力にバックアップする方針です。

その吉川さんに挑むのが県議や市議などを務めた無所属の新人、芳野正英さん(44)。野党統一候補です。

「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い
三重選挙区で無所属の野党統一候補として立候補した新人の芳野正英さん
野党統一候補で無所属の芳野正英さん:
「この参院選は、これまで6年半続いた安倍政治をこのまま続けていくのか、それともこれでストップをして新しい政治の流れを作るのか」

三重県といえば旧民進党の元代表、岡田克也衆院議員のお膝元。その岡田議員が中心となって去年立ち上げた旧民進党系の地域政党、「三重民主連合」が芳野さんを擁立しました。

「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い
芳野さんの支援を呼びかける岡田克也衆議院議員
岡田克也衆議院議員:
「芳野さん、よく体力が持つなというくらい懸命に頑張っていますけれども今回は新人です、相手は現職です。したがってまだまだ名前がしっかり浸透していない」

今回、芳野さんは立憲民主党と国民民主党どちらかの党の公認候補ではなく、「無所属」での出馬。

「無所属」だと街宣車が1台しか使えないなど選挙戦は不利ですが、立民と国民、双方の支援者から支持を得るのが狙いです。

芳野さん:
「(無所属は)選挙という手法で考えると活動も制約があるので、(街宣車)政党と候補者本人というのがあったほうがありがたいですね。でも無所属であるぶん、幅広く支援もしていただけるのかなと思っています」

6月 13日、会見に臨んだ芳野さん。市民団体の「市民連合みえ」と、「安保法制の廃止」や「改憲の阻止」など4つの政策を掲げることで、選挙活動を支援してもらう協定を結びました。

1634チバQ:2019/07/16(火) 15:30:58
この日、三重民主連合をはじめ、共産党や社民党なども市民連合みえの要望書にサイン。市民連合三みえを間に挟み、野党各党が芳野さんを支える形が整いました。

岐阜県で持ち上がる共産党と連携する「壁」についても、芳野陣営の選挙対策本部で副本部長を務めるベテラン県議は「共産党が理解を示してくれた」と「一枚岩」を強調します。

「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い
芳野さんの選挙対策副本部長を務める三谷哲央三重県議
芳野陣営の選対副本部長・三谷哲央三重県議:
「共産党さんとの距離感ということに非常に敏感な方も正直言いますとありますので、そこはやっぱり市民連合さんを間に入れてきちっとした距離感を保ちながら、また共産党さん自身も、大変ご理解いただいていまして、少し下がった形で、積極的に応援していこうということを示していただいていますから、そういう意味では非常にありがたい」

「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い
三重県津市の共産党の事務所には芳野さんのポスターが貼られていた
「少し下がった形で応援」という共産党の事務所を訪ねてみると、芳野さんのポスターやリーフレットがありました。合同での街頭演説などはしないとみられるものの、党員や支援者に芳野さんの支持を呼びかけています。

「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い
芳野さんや民主連合の意向を汲んだ協力をすると明言する共産党三重県委の大嶽隆司委員長
共産党三重県委員会・大嶽隆司委員長:
「共産党としては候補者をおろしてまで応援するわけですから、当選のためには何でもやる。ただし、応援を受ける側の、芳野さんなり、民主連合さんがこれはやめてくれということは邪魔になるから、そういうことはやりません」

3年前の参院選では、共闘が成果を上げた実績がある三重県の野党。今回もその再現を狙います。

岐阜選挙区と三重選挙区には、このほかそれぞれ、諸派でNHKを見たくない人は受信料を払わずに済むよう法改正を訴える坂本雅彦さんと門田節代さんが立候補しています 。

「一枚岩」へ試行錯誤 野党統一候補が挑む参院選、1人区の戦い
いずれも諸派で岐阜選挙区に立候補した坂本雅彦さん(左)と三重県選挙区に立候補した門田節代さん(右)
『この記事は東海テレビとYahoo!ニュースの連携企画記事です。参院選の勝敗を左右する1人区の実情を伝えます。』

1635チバQ:2019/07/16(火) 16:37:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190716-07151137-nksports-soci
れいわ旋風で読めぬ「ステルス票」与野党は戦々恐々
7/16(火) 6:18配信 日刊スポーツ
参院選も終盤戦。山本太郎氏(44)が率いる「れいわ新選組」がどこまで勢力を伸ばすのか、各党は戦々恐々だ。街頭演説は満員の聴衆だが、支持の実態が見えづらい「ステルス票」だからだ。一方、山本氏は15日、結党時からの寄付が3カ月で3億円を突破したことを明かし、さらに1億円の増額を目指すと表明。刺激的な言葉を交え、政治の現状打破を訴える山本氏への共感は、どんな形で票に表れるのか。れいわ「ステルス票」の行方は、永田町の常識も変える可能性がある。

   ◇   ◇   ◇

参院選も残り1週間を切り、与野党は終盤の戦略を練る。そこで、れいわ新選組の議席獲得への関心が出ている。東京選挙区と、比例代表に山本氏ら9人の計10人を擁立。公示前は懐疑的な見方が多かったものの、政界関係者によると、最近の情勢調査では、議席獲得の可能性を指摘するものが出ているという。

れいわの街頭演説には連日、多くの聴衆が詰めかける。動員はなく、口コミやネットの情報が中心だ。ラストホリデーの15日、東京・JR中野駅前の街頭演説も同様。駅前のロータリーや、歩行者デッキにつながる階段も、人で埋まった。

山本氏は「現場が盛り上がっても、必ずしも票に結びつくことにならないと、経験で分かっている。メッセージを受け取った方がどう動いてくださるかです」と、冷静だ。一方、05年郵政選挙では、小泉純一郎首相の遊説に集まる聴衆が目に見える形で増え続け、自民党は圧勝した。れいわが有権者の関心を集めているのは間違いなく、ある政党の関係者は「票の出方は読めない。まさにステルス票だ」と、警戒を強める。

れいわは、活動費を寄付でまかなう。演説会場には寄付を募るブースがあり、この日も列ができた。陣営によると寄付する人の数は増えており、性別や年代も幅広いという。山本氏はこの日、結党した4月10日からの寄付が「3億円を超えた」と明かした。「1週間、夕食のおかずを1品抜いて1000円寄付した」人もいたという。今後、さらに1億円の上積みを目指す。「これまでは草の根やインターネットの枠から出られなかった。より多くの人の目に触れたい」と、新聞広告の掲載など新たな広報戦略も視野に入れる。

法人税への累進制導入など財源を示し、消費税廃止を前面に押し出す。山本氏は「(安倍政権が10月からの消費税率)増税を宣言して選挙をするのは、野党に勝てると思っているからだ。こんな悔しいことはない」と憤り、「この国のオーナーは国民の皆さんだ。力を合わせ、政治を大きく変えよう」と結集を促した。

「少数派でも、けんかの仕方はある。永田町の論理に一切従わないややこしい人を、1人でも国会に送りたい」。山本氏の訴えは、永田町の景色を変えられるのか。【中山知子】

1636チバQ:2019/07/16(火) 16:39:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000302-sph-soci
愛媛のみのもんた・らくさぶろう氏、おもいッきり苦戦「らくじゃない」
7/16(火) 6:15配信 スポーツ報知
愛媛のみのもんた・らくさぶろう氏、おもいッきり苦戦「らくじゃない」
小泉進次郎氏(右)から公開指導を受けた後、両拳を突き上げるらくさぶろう氏
 やっぱり選挙は「らく」じゃない! 第25回参院選(21日投開票)愛媛選挙区は、自民新人で「愛媛のみのもんた」こと元ローカルタレント・らくさぶろう氏(54)が、無所属新人の野党統一候補・永江孝子氏(59)に楽勝…ではなく苦戦を強いられている。応援に入った小泉進次郎厚労部会長(38)からは、有権者の前で異例の「公開指導」も行われた。(北野 新太)

【写真】注目は広島の自民“代理戦争”

 かっぽう着にカツラ姿。ズケズケと遠慮せずにモノを言う「らくおばちゃん」のキャラでテレビ番組に登場し、愛媛県民に愛されたらくさぶろう氏は「らく」じゃない選挙戦を強いられている。

 「えー、大変厳しい選挙戦でございます。皆様のお力で私、らくさぶろうを働かせていただけたらと思います」。街頭演説では常に丁寧かつ低姿勢。地方再生や災害復興などの政策を生真面目に訴え続ける。陣営の意図は「元タレント」の軽いイメージの払拭。あえて個性を封印して選挙戦に入った。

 本名は冨永幸伸。愛媛大落語研究会時代に「寿亭洛三郎」を名乗った。卒業後、同郷の友近(45)とコンビ「ディープ・キス」として活動した後に「らくさぶろう」の名で地元のテレビやラジオに26年間出演した。「友近とはテレビのオーディション番組で5週連続勝ち抜きした直後に番組自体が打ち切りになって…。解散した後、彼女はOLになってから吉本に入って。ボクのラジオにも出てくれました」

 政治への興味は昔から。今年1月、自民現職の井原巧参院議員(55)が衆院くら替えを表明し、後継に指名された。「去年、西日本豪雨が故郷の大洲市を直撃して、1人じゃ何もできんと」と転身を決めた。

 絶対的な県内知名度を背負っての出馬だったが、県内も舞台になった加計学園問題での政権批判も手伝って支持層は思ったほど広がっていない。「らくじゃないです。キツいです」と本音を漏らす。

 各社調査で苦戦が伝えられる中、13日にはテコ入れのために進次郎氏が新居浜市入り。らくさぶろう氏が再びスタンダードな演説をすると、思わず進言した。「政治家っぽい演説をする必要はないです! 人に笑顔を与えてきたらくさぶろうさんには小泉進次郎には出来ないことがある! 政策の話はしなくていいから政治への思いを伝えて下さい! あとは生き方が響くかどうかだけ。吹っ切って、らくさぶろうさんにしか出来ないことをやれば差は埋まる!」。まさかの公開指導の後で「起こせ、番狂わせ! 進次郎よりらくさぶろう!」と拳を突き上げてエールを送られると、本人は「ありがとうございます…」と繰り返した。

 翌日かららくさぶろう氏の演説が変わった。「進次郎さんに言われ、苦しんだ胸のつかえがスッと取れました! 私にしか出来ないことがある! 愛媛の代表としてやらせて下さい!」。淡々としていた口調は絶叫スタイルに変化。なりふり構わぬラストスパートに入った。残り5日間。らくではない戦いは続く。

1637チバQ:2019/07/16(火) 16:39:26

 ◆選挙区4戦全敗「結果出したい」

 「女子代表、おばちゃん頑張ります! 落選続きですけど、失敗がなんだ!」。かつて「小沢ガールズ」の1人だった永江氏は松山市内中心部で訴えた。

 09、12、14年衆院選愛媛1区、16年参院選愛媛選挙区に続いて5度目の選挙。初出馬時は比例復活当選したが、選挙区では4戦全敗だ。「2連敗したら終わり」とも言われる選挙の世界で果敢な挑戦を続けている。「バカでしょ? でも、前回もダメだったけど、31万票も頂いた(約8000票差の惜敗)んですから」

 地元・南海放送のアナウンサーとして18年間担当した「もぎたてテレビ」で人気を博した。番組共演歴もあるらくさぶろう氏は松山東高の後輩。「(出馬は)ホント〜にビックリしました。私も(神戸大の)落研出身なんですけど、庶民文化を表現する落語を愛する者がお上(与党)になびくのか…というのは正直思いましたよ。あんまり悪口は言いたくないですけどね…」

 前回の参院選落選の翌日に活動を開始。県内全20市町に後援会を設立し、少しずつ支持基盤を築いてきた。先月末、かつて代表を務めた政治団体が政治資金規正法で禁止されている団体から約200万円の寄付を受けていたことが発覚したが、即謝罪したためか批判の声は広がっていない。「もう『よく頑張ったね』じゃ済まない。結果を出したいと思います」。5度目の正直はなるか―。

 ◆選挙区でもタレント候補蓮舫氏丸川珠代氏ら議席

 今回、立民の公認候補となった元「モーニング娘。」の市井紗耶香氏(35)のように、“タレント候補”は全国比例で立候補することが多いが、過去には選挙区で議席を獲得した参院議員もいる。

 1992年には俳優で現千葉県知事の森田健作氏(69)が無所属で東京選挙区から出馬し当選。その後、衆院にくら替えし、東京4区で2度当選した。東京選挙区では、他にも98年に俳優・中村敦夫(79)が当選。現職ではタレント出身の蓮舫氏(51)、元テレビ朝日アナウンサーの丸川珠代氏(48)がいるほか、今回は比例で出馬した俳優・山本太郎氏(44)も2013年に同区で当選している。

 東京以外では、神奈川選挙区で前回16年に元女優の三原じゅん子氏(54)、元日本テレビキャスターの真山勇一氏(75)が当選した。1人区では、同年の長野選挙区で元TBSキャスターの杉尾秀哉氏(61)が自民の現職を破り、議席を獲得した。


 ◆愛媛(改選定数1)
 らくさぶろう54 自新
 永江孝子 59 無新
 椋本薫  45 諸新
※敬称略、届け出順。年齢は21日の投開票日

1638チバQ:2019/07/16(火) 16:54:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000006-htbv-hok
<北海道>参院選北海道選挙区 残り1週間 3枠巡る総力戦
7/15(月) 19:41配信 HTB北海道テレビ放送

HTB北海道テレビ

 参院選の投開票まで1週間を切りました。北海道選挙区の3つの枠を目指す戦いは知名度の高い国会議員が次々に応援に駆け付けるなど党を挙げた総力戦となっています。
 13日、江別市を訪れた自民党の高橋はるみ候補。知事を退任してからまだ3カ月、高い知名度は健在で安定した支持を得ています。15日には安倍総裁が応援に駆け付け、2人で地下歩行空間を歩くなど積極的に高橋候補への投票を呼びかけました。党の支援が少ないとの声もあがっていた高橋陣営にとって、嬉しい応援です。「手応えはある。後半もこのような感じで頑張っていきたい」
 立憲民主党の勝部賢志候補。こちらも安定した戦いをみせています。13日は、札幌市内をくまなく回り消費税引き上げ反対などを訴えた勝部さん。こだわりはたすきで、車に常に6本のたすきを用意しているといいます。「白いジャンパーを着ると青い色の方が映える。こちらは雨用。残された期間わずかだが最後まで精一杯頑張る」
 2人に続くのは元道議の自民党・岩本剛人候補。旭川へ応援に駆け付けたのは国会随一の人気を誇る小泉進次郎衆議です。「味噌は札幌、塩は函館、しょう油は旭川、参議院選挙は岩本。それぐらい名前が知られるようにならないといけない」豪華な顔ぶれで岩本候補を全面支援する自民党。15日は安倍総裁が岩本候補の地元・清田区に入り支援を訴えました。「安倍総理の力も借りて何とか清田区への地下鉄の誘致も頑張っていきたい」
 岩本氏を激しく追うのは共産党・畠山和也候補。13日は札幌を中心に活動し、若者らとともに狸小路で支持を訴えました。畠山候補のブログでは毎回、川柳で書き込みを締めくくります。選挙戦後半に向けた一句を読み上げてもらいました。「“広さにも負けない勢いさあ後半”。自民党に2議席渡さない、政治変えたいという願いが随分広がってきていると感じている」
 国民民主党の獣医師、原谷那美候補。厳しい戦いの中、大票田の札幌を中心に訴えを続けています。この日は稚内で個人演説会が開かれましたが、すすきのから中継をつなぎ稚内の支援者に支持を訴えました。大通公園で開かれた集会には原口一博元総務大臣も駆け付けたほか、牛の着ぐるみも現れ獣医師であることをアピールしました。「一秒たりとも無駄にすることなく駆け抜けていきたい」
 北海道選挙区にはこの他、4人が立候補しています。

HTB北海道テレビ

1639チバQ:2019/07/16(火) 16:55:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190715-00000003-ebc-l38
“進次郎節”に“ズームイン”も 3連休の愛媛選挙区に応援続々【愛媛】
7/15(月) 19:00配信 株式会社 テレビ愛媛

テレビ愛媛

参院選の愛媛選挙区にはこの3連休も有名議員らが続々応援入りしました。

自民党・小泉進次郎衆議院議員
「応援するのは進次郎。選挙に出るのはらくさぶろう。いいですね」

自民党公認で新人のらくさぶろうさんの応援に駆け付けたのは小泉進次郎衆議院議員。

小泉議員
「らくさぶろうさん、タレントでしょ、俳優さんでしょ、そんな人に政治が務まるのって言っている人たちを見返してやろうじゃありませんか。ちなみにそんだけ言ったけど、俳優の私の兄は政治家にはなりませんから大丈夫」

巧みな進次郎節でらくさぶろうさんへの支持を訴えました。

国民民主党・古賀之士参議院議員
「永江孝子にズームイン!」

一方、無所属新人で野党統一候補の永江孝子さんの応援には福岡の元アナウンサーの古賀之士参議院議員が駆け付けました。

古賀議員
「誰1人として、全ての自治体ぜんぶ歩いて、インタビューしてきたことってそんなないですよ。キャリアが、経歴が、まさにこの愛媛県全域が選挙区だという参議院選にふさわしい候補者だと思いませんか」

元アナウンサーの永江さんの経歴を熱弁し支持を呼びかけていました。

この他、参院選の愛媛選挙区には諸派で新人の椋本薫さんが立候補しています。

テレビ愛媛


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