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第24回参議員議員選挙(2016年)
1
:
とはずがたり
:2013/12/30(月) 23:04:05
2004年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/l50
2007年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
2010年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50
2013年
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/l50
1650
:
チバQ
:2016/06/17(金) 19:04:31
http://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-entame-entertainment-554460.html
舛添氏辞任で政界の風向き変わりソワソワする人たち
16:00東スポWeb
舛添氏辞任で政界の風向き変わりソワソワする人たち
疲れた表情で都庁に登庁した舛添要一都知事
(東スポWeb)
政治資金の私的流用疑惑で舛添要一東京都知事(67)が辞職を表明したことに、永田町かいわいではソワソワしている人たちがいる。次期候補者をめぐって頭を悩ませているのではない。格好の風よけがなくなってしまったことにおびえているのだ。
野党関係者は「参院選は衆院選と違って選挙のタイミングが前もって分かっているじゃないですか。だから、あらかじめ用意した政治家のスキャンダルを選挙直前にやられるケースが多いんですよ。その方が影響力が大きいですからね」と指摘した。
その通りではあるが、ここ最近は舛添問題に世間の注目が集中。ほかの政治家のスキャンダルは控えめとなり、話題にのぼることも少なくなった。自民党関係者は「間違いなく甘利明氏は救われていますよ。不起訴になって政治活動に復帰したときにちょっと騒がれましたけど、それで済んだ。その後の調査がどうなったかあいまいなままです」と話した。
野党だって事情は同じだ。政府関係者は「ガソリン代疑惑のある山尾志桜里政調会長ですね。疑惑勃発以来、定例会見で小出しに調査報告をしていましたが、全然進展がない」。おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長(51)は15日に「いつになったら説明していただけるのか」と、嫌みを飛ばした。
参院選に出馬する候補者、特にタレント候補もそうだ。
「今井絵理子氏や高樹沙耶氏あたりは狙われて、いろいろ書かれていても不思議ではない。でも、舛添氏のことであまり触れられなくなっていた」(永田町関係者)
参院選は22日に公示される。「公示日以降はスキャンダル報道はやらなくなりますからね。残り1週間くらいだけど、ほかに火の手が回るかどうか気が気じゃないですね」(前出自民党関係者)
日本を元気にする会の松田公太参院議員(47)は16日、改選を迎える今回の参院選に出馬しないことを発表した。政界から引退するが、短い国会議員生活をこう振り返った。
「永田町は政治家でなく政治屋の方が多い。選挙のために政治信条を捨てる人があまりに多いことに驚いた」
実業の世界で成功した松田氏すらうんざりする永田町。国民は厳しい目を注いでいる。
1651
:
チバQ
:2016/06/17(金) 19:14:30
下だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160617ddlk34010616000c.html
<2016参院選>選挙区の情勢/下 共産、平和外交必要性訴え/こころ、憲法改正を争点に/維新、風に頼らない選挙 /広島
15:32毎日新聞
公示日を翌週に控えた14日、田畑が広がる広島市郊外で共産新人の高見篤己氏(64)が訴えた。「生活に不安を感じている人も多いのではないでしょうか。参院選は政治を変えるチャンスです」
民家は少なく、人影はまばら。だが、この日は郊外を中心に支援を呼びかけた。「選挙期間中は回れない」というのが理由だ。公示まで、できる限り都市周辺部を回るつもりという。
高見氏は、全国32の1人区で、安保法制廃止を旗印に野党共闘が実現した意義を強調し、憲法9条を生かした平和外交の必要性を訴える。2人区の広島選挙区では野党各党が候補を立てるが、陣営幹部は「野党同士で共倒れになるとは考えていない。互いに競い合い、自民やこころなど改憲勢力の拡大を阻みたい」と語る。
おおさか維新新人の灰岡香奈氏(32)はこの3年間、ほぼ毎日街頭に立ち、ビラを受け取った有権者に「握手してもらっていいですか」と声をかける。「握手をすると、顔がこわ張っていても笑顔に変わる」。地道だが確実に支援を広げられる方法だと感じている。
3年前の参院選で17万票を獲得し、当選まで約2万票に迫った。当時は橋下徹・前代表を前面に出した選挙戦を展開し、灰岡氏は「前回の得票の多くは期待票だった」と振り返る。
今回、政界を引退した橋下氏の姿はポスターにない。「風に頼らない選挙」というのが陣営の共通認識だ。街頭演説では、国家公務員の年収増加などを批判し、「役所改革」の必要性を示すパネルを置き、視覚に訴える工夫も凝らす。
こころ新人の中丸啓氏(52)の事務所開きは11日に広島市内であった。中丸氏は集まった約120人(陣営発表)を前に、争点として憲法改正の必要性を掲げた。
他の保守政党が憲法改正を争点化していないと指摘し、「国民に憲法を知ってもらう機会を国会議員や政党が拒否してどうするのか」と言う。9条は、平和主義を掲げる第1項は守り、第2項で自衛のための戦力について明記すべきだと訴える。
広島選挙区はこの20年、自民と民主系が議席を分け合ってきた。中丸氏は「無風区と言って良い。だから投票率も低い。今回はこの構図を変える」と力説する。改憲勢力で2議席を獲得する必要性を訴え、保守勢力への浸透も図る。
同選挙区では、幸福実現新人の佐伯知子氏(36)が消費税引き下げなどを訴え、立候補を予定。無所属新人の医師、玉田憲勲(のりたか)氏(58)も出馬表明している。【石川裕士、寺岡俊、目野創】
1652
:
チバQ
:2016/06/17(金) 19:23:53
>>1606
http://www.sankei.com/politics/news/160614/plt1606140025-n1.html
2016.6.15 07:45
【2016参院選】
生活・小沢一郎代表の「美人運転手」が比例代表に出馬へ
【2016参院選】
小沢一郎氏の運転手として注目された北出美翔氏=平成22年5月、国会内(酒巻俊介撮影)
小沢一郎氏の運転手として注目された北出美翔氏=平成22年5月、国会内(酒巻俊介撮影)
生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表の運転手を務め、「美人秘書」として週刊誌などで脚光を浴びた北出美翔(みか)氏(30)が、夏の参院選の比例代表に出馬することが14日、明らかになった。小沢氏が同日の記者会見で明らかにした。
北出氏は、北海道函館市出身で、函館白百合高から慶大に進み、平成21年に小沢事務所の門をたたいた。小沢氏が東京地検から事情聴取を受けていた22年春ごろ、小沢氏の車の運転手としてメディアに頻繁に登場し、その美貌から注目を集めた。24年の衆院選では、小沢氏が当時在籍していた日本未来の党から北海道8区に出馬している。
小沢氏は14日、参院選比例に北出氏を含め計5人の候補者を発表。青木愛氏(50)と姫井由美子氏(57)の元職2人も含まれた。両氏は旧民主党時代から小沢氏に重用された「小沢ガールズ」としてしられる。ほかに、いずれも新人の末次精一氏(53)と日吉雄太氏(47)を公認した。
1653
:
チバQ
:2016/06/17(金) 19:25:14
http://www.sankei.com/premium/news/160615/prm1606150003-n1.html
2016.6.15 01:00
【政界徒然草】
民進党はやはり旧民主&旧維新の仮面夫婦だった! 東京、神奈川では早くも亀裂…参院選後はまたも分裂か?
将来の政権交代を目指し、民主党と維新の党が合流して結成した民進党。まだ結党3カ月足らずだが、参院選で旧民主と旧維新が同一選挙区で衝突するなど、早くも不協和音が流れている。支持率が低迷する中、政治生命の生死を懸けた戦いを前に仮面夫婦ぶりが露呈した格好だ。
民進党の「バラバラ感」を象徴する場面は参院選神奈川選挙区で見られた。
「この神奈川において、金子洋一さんは民進党の代表であり、素晴らしい政治家です。どうか皆さんの後押しをお願いします」
5月25日の昼下がり、横浜市南区の弘明寺商店街。民進党の岡田克也代表は、党公認の金子洋一参院議員の応援演説に立ち、こう訴えた。金子氏は旧民主党の出身だ。
この日、会期末が迫った国会では、安倍晋三内閣の不信任決議案提出をめぐる野党間の調整が続いていた。そんな多忙の中、岡田氏は5時間にわたり金子氏につきっきりで横浜市内を回った。買い物客らとの記念撮影にも笑顔で応じ、金子氏支援を呼びかけた。
その一部に同行した民進党市議は「民進党の候補は金子、と(有権者に)わかってもらえたのではないか」と話した。
しかし、神奈川選挙区には元日本テレビキャスターの真山勇一参院議員も立候補する。こちらは旧維新の党の出身だ。
岡田氏は、記者団に「党本部として全力で2人当選を目指して頑張る。真山さんは真山さんで応援に入りたい」と語った。だが、真山氏は心中穏やかではなかった。
真山氏は岡田氏の神奈川入りを知ったのは前日。陣営は「党のトップが来るのなら、県連が事前に連絡すべきだ」と不満を隠さない。その県連のトップは、金子氏が務めており、「もともと出遅れている上、(選挙戦の実動部隊である)県連の全面的なバックアップは期待できない」(旧維新の国会議員)との疑念も消えない。6月14日、岡田氏はようやく真山氏の応援にも駆けつけたが、陣営は出遅れに危機感を募らせている。
金子氏陣営にも不満はある。もともと出馬を表明していたのは旧民主で現職の金子氏だ。改選1議席を死守するため、労働組合や民主党系の県議・市議の支援を着々と固めていた。その矢先の4月19日、民進党本部は比例代表選出の真山氏を選挙区で公認することを決めた。
決定のプロセスでは、地元・神奈川での旧維新系の勢力拡大を目指す江田憲司・元維新の党共同代表=衆院神奈川8区=の意向が強く働いた。真山氏の出馬が決まると、金子氏は「大変驚いている。知名度のある方でもあり、大変今後の状況は厳しくなると思っている」とのコメントを発表し、ライバル意識をあらわにした。
つまり、労働組合の支援を受ける旧民主系と、江田氏をトップとする旧維新系の亀裂が背景にあるというわけだ。民進党は表向き「シナジー(相乗効果)」を強調するが、実態は少し異なっている。
× × ×
後半は衆院選スレ
1654
:
沖縄無党派
:2016/06/17(金) 19:43:17
http://www.data-max.co.jp/280617_dm1718/
参院選 浜田和幸氏、東京選挙区で立候補へ
国際政治経済学者で参議院議員の浜田和幸氏は、7月10日に投開票が行われる参院選で、東京選挙区(定数6)に無所属で立候補する方針を固めた。近く記者会見を開き、決意表明を行う予定。
当初、浜田氏は、おおさか維新の会の全国比例公認候補として立候補する予定だった。しかし、5月27日に参議院本会議を欠席し、同党の大阪府議団の会合に出席したことを咎められ、5月31日に公認を取り消されていた。浜田氏は、関係者宛てのメールで、同党大阪市議会の求めに応じ、所定の手続きを経たうえで参院本会議を欠席したとしている。
浜田氏は東京外国語大学中国科卒。米ジョージ・ワシントン大学政治学博士。新日本製鉄、米戦略国際問題研究所、米議会調査局などを経て2010年7月、参院選鳥取選挙区で初当選を果たした。11年6月、自民党を離党し、無所属で総務大臣政務官に就任し、震災復興に尽力。外務大臣政務官、東日本大震災復興対策本部員も務めた。
1655
:
チバQ
:2016/06/17(金) 23:31:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00000060-tospoweb-ent
宝田明「参院選」出馬取りやめ 19日に会見
東スポWeb 6月17日(金)22時21分配信
宝田明「参院選」出馬取りやめ 19日に会見
宝田明
参院選で小林節慶応大名誉教授(67)が代表を務める政治団体「国民怒りの声」から全国比例で立候補を表明していた俳優の宝田明(82)が17日、出馬を取りやめることがわかった。
「国民怒り――」が同日、「諸般の事情により、宝田は出馬を取りやめ、応援団に回ることになりました」とのコメントを発表。詳細は19日に宝田自身が会見で説明するという。
1656
:
名無しさん
:2016/06/17(金) 23:32:13
宝田明 出馬取りやめ
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/554665/
1657
:
チバQ
:2016/06/17(金) 23:33:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00000164-jij-pol
民進、蓮舫氏軸に調整=相乗り排除、長島氏「出ない」―都知事選
時事通信 6月17日(金)20時24分配信
舛添要一東京都知事の辞職に伴う出直し知事選(7月14日告示、同31日投開票)で、民進党は17日、蓮舫代表代行(48)=参院東京選挙区=を軸に候補者の調整に入った。
蓮舫氏は22日の参院選公示までに最終判断する見通し。一方、自民党は支援した知事が2代続けて「政治とカネ」をめぐる問題で辞任に追い込まれたことから、党派色を前面に出さない形で慎重に人選を進める考えだ。
民進党の岡田克也代表は17日、神戸市内で記者団に「(与党との)相乗りはあり得ない」と明言し、「可及的速やか」に候補者を選定する方針を示した。蓮舫氏はもともと参院3期目を目指していたため、同党幹部は「都知事選への出馬を決断するなら20日がリミット」と指摘する。
民進党東京都連は17日の会合で「公私混同体質に切り込めるクリーンな候補」を主導的に立て、参院選と連動して戦う方針を確認。都連幹部は蓮舫氏擁立を念頭に「参院選が始まる前に流れをつくる」と語った。
蓮舫氏は16日の時点では「仲間の声は大事だ」と出馬に含みを持たせる発言をしていたが、待望論が強まった17日は記者団の問い掛けにも無言を貫き、札幌市で行った街頭演説でも都知事選に触れなかった。
与野党相乗りの擁立論が自民党から浮上していた民進党の長島昭久元防衛副大臣は17日、記者団に出馬の可能性を問われ、「全くない」と否定。「蓮舫氏(擁立論)が大勢ではないか」とも語った。
1658
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 00:14:19
>>1643
普通はいちかばちかの案山子枠でもそれなりの候補を立てる(04年の元通産官僚浜田昌良氏、13年の元川重エンジニアで宇宙飛行士最終選考まで残ったらしい新妻秀樹氏など)ものですが、今回はホンマの案山子。
7人目をなかなか立てないから、全国遊説枠で久本クラスの芸術部員かと思ったら…。意外すぎる戦法です。
1659
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:16:25
http://www.sankei.com/region/news/160618/rgn1606180044-n1.html
2016.6.18 07:08
【参院選 決戦の構図】
秋田 「左バネ」の共闘に自民苦境
「そんなんじゃ困るんだよ」。4月28日に秋田市の宿泊施設で開かれた民進、共産、社民各党の県組織と市民団体「安保法制(戦争法)廃止、立憲主義の回復を求める秋田ネット」(あきた立憲ネット)の非公開の4者協議。
元県議で共産県委員会副委員長、山内梅良のよく通る声が、廊下にいた記者団に響いた。民進県連代表の松浦大悟に対し、安全保障関連法や沖縄米軍基地、消費税増税などの問題で明確な主張をするよう求めたのだ。
この会議で松浦が野党統一候補に決まった。締結された4者の共闘・政策協定は「安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を目指す」「『緊急事態条項』を設けるなど、安倍政権による憲法改悪を阻止する」などの内容となった。
松浦が3年前に出馬したときの公約は、農業、経済、社会保障、子育てなどが中心。今回は共産、社民の「左バネ」が働いた。
野党共闘を呼び掛けたあきた立憲ネットは、市民団体といっても、代表幹事や賛同団体の名前を見れば共産、社民の支持者が中心であることは容易に想像できる。
■ ■
「野党共闘の中核をなす共産党」。官房長官の菅義偉は今月12日、故郷である県内に入り、自民の石井浩郎の総決起大会で、左に引っ張られる民進を激しく批判した。
だが、自民がいくら「野合」と非難しても、野党共闘が着実に効果を上げていることは否定できない。県内では共産、社民の宣伝カーがフル稼働し、「松浦に支援を」と呼び掛けている。
菅は「選挙情勢が首相と私のところに逐次入ってくる。秋田選挙区は『楽ではない選挙』ではなく、『厳しい選挙』だ。このことを認識していただきたい」と、集まった支持者に警告を発した。
■ ■
「苦境」の背景には、石井がこの6年間、選挙区で露出が少なかったとの受け止めがある。「中泉(松司=今回非改選の参院議員)はよく見るけど、石井は…」という声が有権者の間にあるのも確かだ。
石井の秋田高時代の野球部監督で後援会長の大久保正樹は、総決起大会でのあいさつで「石井は大変頑固で、辻立ちをほとんどやらないと言っていたのに、今は辻立ちをして県内を回っている」と話した。
ちょっとした失言だった。石井は翌日、記者に問われて釈明した。
「辻立ちは(以前から)している。後援会長が危機感を強調するために、ああいう言い方をした」=敬称略(渡辺浩)
◇
◇秋田選挙区立候補予定者(1-3)
石井浩郎 51 元野球選手 自 現 【公】
松浦大悟 46 党県代表 民 元 【共】【社】
西野晃 39 党県副代表 幸 新
1660
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:28:21
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_kyushu/article/251953
社民背水、存亡の機 二枚看板 議席減に危機感
2016年06月15日 03時21分
夏の参院選は社民党にとって背水の陣だ。吉田忠智党首と福島瑞穂副党首ら7人が比例代表に立候補予定だが、前回の2013年に獲得したのは1議席のみ。吉田氏は党存亡への危機意識から民進党との合流を口にしたことが反発を招き、地元・大分で「おわび行脚」を強いられる戦いに。「社民単独」を一貫して主張してきた福島氏も九州での支持拡大に力を入れ、ともに生き残りに懸命だ。
激しい雨が地面を打ち付ける。12日、大分県別府市の公園であった総決起集会。吉田氏は出身地・大分での決意表明を謝罪から切り出した。「不安や動揺を与えてしまった。誠に申し訳なく思っている」
1カ月前、吉田氏は党常任幹事会で「民進党との合流も選択肢の一つ」と発言。社民をなくす可能性に触れたことに「唐突だ」と批判を浴びた。福島氏も「支援者と議論する時間がない」と一蹴。わずか6日で発言撤回に追い込まれた。
村山富市元首相を輩出した「社民の牙城」の大分。「選挙で負けて党がなくなるくらいなら合併した方がいい」(労働組合員)との声も一部にあるが、旧社会党時代からの支援者を中心に「党首は何を考えているんだ」「票が固まりつつあったのにマイナスでしかない」と今なお不信感が残る。
吉田氏がかつて所属した自治労の関係者は各地で釈明に追われているといい、「支持をお願いするどころか、おわび行脚だ」といら立ちを隠さない。
◇ ◇
10年の比例得票は約224万票で2議席確保したが、13年は約125万票で1議席だった社民。前回並みの得票では吉田、福島両氏のどちらかが議席を失う可能性が高まる。個人名の得票が多い順に当選するため、いかに投票用紙に名前を書いてもらうかが鍵となり2人はライバルでもある。
10年の個人票は福島氏の約38万票に対し、吉田氏は約13万票。吉田氏は13年に党首に就いて露出が増えたとはいえ、閣僚も経験した福島氏の知名度は高い。
吉田氏は自身の得票の35%を占めた大分を中心に九州の票固めに動くが、東京を拠点とする福島氏も「宮崎出身、本籍は熊本の九州女」とアピールし、13日には九州に乗り込んだ。
長崎市での講演では「社民で2人以上当選させてほしいが、なんせ厳しい」と窮状を訴えた福島氏。2人の票の奪い合いではなく、社民全体の比例票底上げを図る基本戦略を理解しつつも自らをこう売り込んだ。
「福島瑞穂とたくさん書いてくれたら(2議席獲得の)250万票に近づく。政党の応援にもなるし、私自身の応援にもなる」
=2016/06/15付 西日本新聞朝刊=
1661
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:29:32
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_o/article/252422
決戦の構図(上)逆風強まる労組依存
2016年06月17日 00時12分
15日午後、連合大分会長佐藤寛人の携帯電話が鳴った。「連合の組織的な動きがないと厳しい。組織を固めてくれ」。真剣そのものの声の主は、民進党代表岡田克也だった。
ちょうど1週間前、佐藤の部屋には民進幹事長枝野幸男の姿があった。「共同候補という形が功を奏するかどうか分からないが、組織的にやってもらいたい」
共産党が民進現職の足立信也を支援することに今なおくすぶる連合内の不満を意識した発言。組合員約5万人を束ねる佐藤は「共産は共産。うちはうちで主体的に取り組む」。その後枝野は、連合大分傘下の主要労組を回り一層の支援を要請した。
1人区で九州唯一の民進現職である足立を「落とすことがあれば大問題」(枝野周辺)。岡田の電話と枝野の「労組行脚」が党本部の必死さを際立たせる。
□ □
県内の国政選挙で民進(旧民主)、共産、社民が選挙協力するのは初めて。共産は63年ぶりに参院選の選挙区での擁立を見送り、「安全保障関連法の廃止と立憲主義の回復」の一点で共闘した。自民の批判票が割れるのを阻止する-。3党の思惑が一致した「決断」だったはずが…。
野党候補として足立に一本化した5月10日、報告を受けた足立は周囲に「民間労組は大丈夫か」と漏らした。「反共産」を掲げて活動してきた組合の動きに変化があるのではないか-。共産と組むという前例のない事態に足立自身影響を測りかねていた。
当初、共産を含めた野党共闘に後ろ向きだった足立が「ウイングを広げる」と方針転換したのは3月初旬。ちょうどこの頃、自民党新人の古庄玄知(こしょうはるとも)が地元選出の国会議員と精力的にあいさつ回りを重ねていた。「過去2回とは相手の勢いが違う。同じことをやっても負ける」。支援を求められた県内最大労組、自治労県本部の幹部は足立にこう助言していた。
□ □
足立が初当選した2004年は民進の前身である民主党が「最も勢いのあった時期」(関係者)。再選を果たした10年は政権与党。それまで自民党の支持基盤だった県医師会や農協などの政治組織が自民一辺倒を撤回。足立の選挙事務所は団体からの推薦状であふれた。
ところが-。政権を失った12年末以降、党の支持率は伸び悩み、党勢回復の兆しは見えない。15年春の統一地方選で行われた大分市長選では約40年ぶりに自民の支援を受けた市長が誕生。「足元の大分市でも確実に風向きが変わった」。周辺には焦りがにじむ。
さらに、党が実施した4月10日の調査結果も衝撃を与えた。同24日の事務所開きで足立は「昨年11月よりも差が開いている」と自ら明かし、危機感をあおった。「良い要素が一つもない」。社民、共産との野党共闘を成立させた県連幹部に高揚感は、ない。
通常国会が閉会した1日夜、地元に戻った足立は真っ先に支持労組の集会に駆け付けた。全国比例に立候補予定の組織内候補を持ち上げつつ、「もう一度国政の場で働きたい。ご支援を」。約150人の組合員を前に深々と頭を下げた。 =敬称略
◆ ◆
22日公示、7月10日投開票の参院選大分選挙区(改選数1)には足立、古庄両氏のほか、幸福実現党の新人上田敦子氏が立候補を予定している。激戦が予想される大分での1人区決戦の舞台裏を追った。
◇ ◇
立候補予定者
古庄玄知58弁護士 自新(公推)
足立信也59元厚生労働政務官 民現
上田敦子49幸福実現党員 諸新
=2016/06/17付 西日本新聞朝刊=
1662
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:30:30
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/sanin2016_o/article/252691
決戦の構図(下)与党の強み 奪還期す
2016年06月18日 00時20分
街頭演説で、聴衆に古庄玄知氏(右)への支援を呼び掛ける安倍晋三首相=13日午後、大分市
街頭演説で、聴衆に古庄玄知氏(右)への支援を呼び掛ける安倍晋三首相=13日午後、大分市
写真を見る
「現職相手で大変厳しい選挙区でありますが、自民党としても立候補を決意してくれた古庄さんの勇気に応えないといけない」
13日、大分市の中心商店街。自民新人の古庄玄知(こしょうはるとも)の応援演説に駆け付けた首相の安倍晋三は古庄の手を取って約2500人の聴衆にアピールした。「首相の人気にあやかって一気に盛り上げていきたい」。演説後、聴衆から次々と握手やハイタッチを求められる安倍の姿を見ながら県連幹部はほほ笑んだ。
15日には、自民総務会長の二階俊博が熊本地震の影響で観光客が減少している由布市湯布院町を訪問。県や由布市の観光関係者から復興へ向けた要望を聞いた。「こういうときに役に立つ自民でなければならない。皆さんもそれを感じていただければ」。低姿勢に耳を傾けながら発した言葉の端々ににじませた「政権与党の力」。党県連幹部は「野党じゃできないことだからね。これからもどんどん来援があるよ」。参院選公示日には再び二階が大分入りすることが内定している。
当選11回のベテランで業界団体に絶大な影響力を誇る二階は災害に備えてコンビナートや港湾を強化する「国土強靱化」の旗振り役でもある。相次ぐ来援は、製鉄、化学など大手企業のプラントが集約されている「新産都企業群」に、にらみをきかせ、民進党現職の足立信也を支える民間労組をけん制する狙いが透ける。
□ □
自民にとって、参院選は苦汁を飲まされてきた歴史がある。参院は3年ごとに半数が改選される。任期は6年。今回改選される大分選挙区の1議席は1998年まで議席を保持していた「指定席」のはずだった。
ところが、二大政党化が加速する中、2004年の選挙では、民進党前身の民主党から立候補した足立に議席を奪われた。10年の改選では新人候補が約3万6千票差の接戦を演じたが、議席奪還は果たせなかった。県連幹部は「三度目の正直。今回こそ議席を取り戻す」と鼻息を荒くする。
高い支持率を維持する安倍の人気を追い風にしながら、政権党として利益誘導をちらつかせて圧力をかける-。自民県連は、硬軟織り交ぜた戦術で悲願の議席奪還を期す。
□ □
挑戦者として攻勢をかける古庄だが、不安材料もある。12日、大分市で開かれた集会。古庄は「フルショウではなくコショウです。ぴりっと辛い古庄をよろしくお願いします」と名前の売り込みに懸命だった。昨年9月に公募で立候補予定者となり、県選出の国会議員と共に支持者回りを重ねてきたが、「まだ露出度が足りない」(陣営幹部)。
足立陣営の「野党共闘」を見据えて、自民県連が初めて公明比例代表候補を推薦した「与党結束」についても、自民の支持団体には自前の「組織内候補」を抱えている団体が多く、公明との「バーター」がもくろみ通りに機能しない可能性も残る。
参院選の1人区で九州唯一となる野党の議席を奪えるか。大分の決戦は全国情勢を左右する32の1人区の象徴として注目される。 =敬称略
◇ ◇
■立候補予定者
古庄玄知58弁護士 自 新 (公推)
足立信也59元厚生労働政務官 民 現
上田敦子49幸福実現党員 諸 新
=2016/06/18付 西日本新聞朝刊=
1663
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:35:54
http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2016061802000048.html
連合石川・富山 対応真逆に 野党共闘の選挙協力
05:00中日新聞プラス
共産系・県労連と溝
二十二日公示、七月十日投開票の参院選で、民進党を支援する連合による野党統一候補への選挙協力が富山と石川で真逆になっている。連合富山が消極的なのに対し、連合石川は積極的。背景には共産系の労働組合への根強い反発がある。労組間の対立の歴史が、選挙戦への影響で明暗を分けている。(参院選取材班)
「候補者の擁立に、連合と相いれない組織が関係している。連合は選挙区(の支援)にタッチしない」。連合富山の尾谷康弘会長は人ごとのように語る。
富山選挙区には無所属新人の道用(どうよう)悦子氏(50)が市民団体に推されて出馬を予定し、民進、社民、共産、生活の四党が推薦する。しかし、連合富山は推薦を見送り、距離を置いている。
「相いれない組織」とは共産党と、共産系の富山県労働組合総連合(県労連)だ。労使交渉で経営者側と調整する連合と、労使協調路線をとらない県労連。原発再稼働や環太平洋連携協定(TPP)などへの立場は隔たり、一九八九年の労組再編以来、全国的に対立してきた歴史がある。連合富山の幹部は、道用氏を推す市民団体を構成している人の多くを「共産党の支持者」とみている。
連合石川の幹部も「共産系と同じ舞台には立てない」と語る。石川選挙区で出馬予定の無所属新人柴田未来(みき)氏(45)は共産だけ別の選対を組み、連合が加わる民進、社民の選対とは別に動く。野党共闘によって政党間の協調は生まれているが、連合富山と同様、労組同士の歩み寄りはまったく見られない。
それでも連合石川は柴田氏の支援に積極的だ。五月末から連日、石川県内で街宣を展開。十三日に金沢市で開いた集会は九百人ほどを収容するホールがびっしり埋まった。県労連もビラ配りなどで活発に動き、競い合って支持を広げる形になっている。
連合石川の西田満明会長は「(労組の)合流はない。すみ分けし、同じ目標に向いていけばいい」と語る。柴田氏とも原発やTPPの政策の一致を確認していないといい、「格差の是正や雇用を守ることが一番大事だ」と大義をとる。
隣県の連合の対応が二分したことに、両県の幹部は「スタートが違う」と口をそろえる。民進が擁立を主導し、共産が後追いした石川の柴田氏に対し、富山の道用氏は社民、共産と歩調を合わせてきた市民たちが参院選に向けて立ち上げた団体が主導した。最初のボタンの掛け違いが、富山選挙区では公示日間近になっても尾を引いているようだ。
富山県労連の増川利博議長は連合富山の判断に「困ったなとは思う。労働問題の要求前進には絶好のチャンス。ふさわしい行動をとらないと」と首をかしげ、石川県労連の長曽輝夫事務局長は組合員数が多い連合石川に「走っても、止まっても存在感がある。選挙で同じ方向に走れてワクワクしている」と期待する。
1664
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:53:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160618-00000001-kyt-l25
連合滋賀、野党共闘に苦悩 参院選、共産とタッグあり得ない
京都新聞 6月18日(土)8時35分配信
連合滋賀、野党共闘に苦悩 参院選、共産とタッグあり得ない
民進、共産、社民3党が推す野党統一候補と政策協定を結び、支援に全力を尽くすことを誓う連合滋賀の山田会長(左端)=14日、近江八幡市内のホテル
22日公示の参院選で民進党現職の林久美子氏(43)=共産党、社民党推薦=を支援する連合滋賀(組合員数約6万5千人)が、これまで選挙で対決してきた共産党との共闘に神経をとがらせている。「安倍政権の暴走を止める」との思いは共有するものの、組織内には理念が異なる他党との共闘に抵抗感も根強く残る。連合滋賀は「あくまで公党間の連携。連合として主体性を持って活動するだけ」と、従来通り組合員への働きかけに力を注いでいく方針だ。
14日夕のJR草津駅前。「3党がそろう歴史的瞬間」「互いに違いを認め合って政権の暴走を止めよう」。林氏を野党統一候補として推す民進、共産、社民3党と市民団体「市民の会しが」の代表らが並んだ。
だが、街頭で初めて野党共闘をアピールした場に、旧民主時代から林氏を支える連合滋賀の幹部の姿はなかった。関係者は「共産と並んで出て行けばどんな臆測が飛ぶか分からない。そんなところに呼ばれなくて良かった」と漏らした。
連合滋賀が選挙協力の在り方に気を使うのは、「組合員に変な誤解を与えたくない」という配慮からだ。かつて同じ職場で運動方針を巡り対立した共産系労組へのアレルギーは強く、山田清会長は「タッグを組むなんてあり得ない」と言い切る。対立が激しかった組合ではOBに協力を求めにくいとの声もあるといい、山田会長は「支持団体それぞれが切磋琢磨(せっさたくま)すれば良い」と話す。
一方で、民進の支持率低迷には危機感を募らせる。これまで民進や連合が訴えてきた「同一労働同一賃金」「長時間労働の是正」などの政策が、自民の選挙公約に盛り込まれたことを好意的に受け止める組合員も出始めており、「自民の主張は選挙目当ての『抱きつき』。争点ぼかしにすぎない」と政権批判を強めている。
組合員数の減少も不安材料の一つだ。5月末に「全国化学労働組合総連合」が組織運営を巡り足並みがそろわず脱退。滋賀でも6組合計約2500人が離脱し、「影響はゼロとは言えない」と運動量の低下を懸念する声も出ている。
安倍晋三首相が憲法改正に向けて改憲勢力3分の2以上の確保も見据える中、事実上の与野党対決となる滋賀選挙区(改選数1)は全国的にも注目される。山田会長は「滋賀で現職が負ければ、野党は完敗ということ。崖っぷちの戦い。何としても勝たなければいけない」と意気込む。
滋賀選挙区には自民党新人の小鑓隆史氏(49)=公明党推薦=、幸福実現党新人の荒川雅司氏(41)も立候補を予定している。
1665
:
チバQ
:2016/06/18(土) 10:54:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160618-00000000-kyt-l26
連合京都、対共産にピリピリ 参院選、1人区で進む野党共闘
京都新聞 6月18日(土)8時29分配信
参院選(22日公示、7月10日投開票)で民進党が全国の改選1人区で進める共産党との野党共闘に、連合京都が神経をとがらせている。民進の支援組織である連合は共産系の労組と対立してきた歴史があるからだ。改選数2の京都選挙区では民進と共産は共闘しないが、隣の滋賀県を含む全国32の改選1人区では手を組む構図で、影響は避けられない。
民進京都府連は5月15日の結成大会で、3月の民主党府連当時に決めた「共産との共闘は行わない」とする活動方針を、あらためて採択した。臨席した連合京都の橋元信一会長は胸をなで下ろしつつ、「次期衆院選でも共闘しないよう求め続ける」とけん制する。
参院選の前哨戦とされた4月の衆院北海道5区補欠選挙では、民進と共産が共に推薦した野党統一候補が与党候補に迫る善戦だった。この結果もあり、両党は社民、生活を加えた4野党で参院選の全1人区での候補一本化に大きくかじを切った。
だが、これに連合労組内で反発が広がった。化学メーカーの労組でつくる全国化学労働組合総連合(化学総連)が、連合本部から離脱。支部の化学総連京都地方連絡会議(1400人)も5月、連合京都から抜けた。連合京都の組合員数(9万5千人)に占める人数は1・4%だが、民進が比較的弱い府北部では約500人も抜けるため、「参院選の駅立ちやポスター貼りで主力になるはずだったメンバーがいるだけに痛い」(連合京都幹部)と嘆く。
連合は1989年、共産系を除く労組で結成した。京都では、連合京都と共産系の京都総評(5万1千人)が激しくしのぎを削っている。連合京都幹部は「運動方針の違いで組合員を奪い合ってきた歴史がある。(共闘に対し)労組OBを含めた60代以上の反感は想像以上だ」とし、組織として民進を推すムードが減退すると懸念する。
野党共闘の波紋を見透かすように、自民党も参院選の選挙公約で連合が主張する「同一労働同一賃金」の実現などを盛り込んだ。連合京都幹部は「選挙目当てに過ぎないが、20代の組合員には、評価する声も少なくない」と警戒し、焦りも見せる。
隣の滋賀選挙区(改選数1)では、共産と社民が推薦する民進現職が野党統一候補として与党候補と争う。だが、化学総連の支部(2500人)が連合滋賀から離脱するなど対応に苦慮しており、野党共闘を巡る苦悩は全国の連合に共通している。
1666
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 13:01:07
公明党の比例名簿,これで17人全員男なのか。
1667
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 22:03:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061500719&g=pol
舌戦・参院選(15日)【16参院選】
◇できない約束はしない
安倍晋三首相(秋田県横手市で街頭演説) 今年を東北観光復興元年と位置付け、2020年までに東北への海外からの観光客を3倍に増やしていく。私たちはどこかの政党と違って、できない約束はしない。約束したことを必ず実行していく。
◇自民改憲案、選挙時だけ倉庫に
民進党・山尾志桜里政調会長(東京都内で街頭演説) 安倍晋三首相は憲法を知らないし、知る気もない。大好きな自民党の憲法(改正草案)しかない。でも、選挙になると自民党の草案は風呂敷に包まれて倉庫に隠される。この夏は(争点として)しっかり表に引きずり出す。あの自民党の醜い憲法(草案)を読めば、日本国憲法の美しさが分かる。
◇3本の矢より3本柱
民進党・蓮舫参院議員(高知市で街頭演説) 飛んでいったか分からない3本の矢ではない。今の日本に欲しいのは、確かな3本の柱ではないか。土台を作ろう。子育てを支えようではないか、介護を支えようではないか、医療を守ろうではないか。
◇ブレーキ役で終わらぬ
民進党・細野豪志元環境相(甲府市で街頭演説) なぜ民進党をつくらなければならなかったのか。安倍政権にブレーキをかけるために一つの政党になった。しかし、このままブレーキ役だけで終わるつもりはない。もう1度、政権にたどり着いて社会をつくり直したい。
◇改憲議論、逃げ隠れしない
自民党・稲田朋美政調会長(福井市内の国政報告会で) 憲法について「自民党は参院選で議論しないのか」「逃げているのか」と言われるが、私は逃げも隠れもしない。議論をしていただければ考えはしっかり言う。ただ、議論をするには相手方に考えがないとできない。民進党は憲法についてどういうスタンスかということも全く示さない。なので議論できない。
◇もれなく改憲付き
民進党・枝野幸男幹事長(千葉県浦安市で街頭演説) 安倍晋三首相は経済、アベノミクス、野党の悪口しか言わない。でも自民党の公約には憲法改正と書いてある。数を得て変えようとしている。ひきょうなやからに憲法を触らせたくない。アベノミクスにはもれなく憲法改正が付いてくる。それを食い止めるため、自民、公明プラス補完勢力に3分の2を取らせたらいけない。
(2016/06/15-21:46)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600700&g=pol
積極的に党首討論を=4野党、自民に申し入れ【16参院選】
民進、共産、社民、生活の野党4党は16日、自民党に対し、テレビなどを通じた党首討論に安倍晋三首相(自民党総裁)が積極的に応じるよう書面で申し入れた。
申し入れ書では、「自民党はテレビ各局に首相の出演は6月19日から同25日までに限定する旨通告されていると側聞している」と指摘。その上で、「有権者の前で各党党首がそろって政策等を議論し、投票判断の材料を提供することは何より重要な機会だ」として、首相の前向きな対応を求めた。
これに関し、民進党の岡田克也代表は記者会見で「それぞれの主張をしっかり述べ合い、有権者に判断していただくという根本的な考え方が欠如している」と首相を批判。出演期間を限定したとされることについては「リスクを避けたいということではないか」との見方を示した。(2016/06/16-17:05)
1668
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 22:03:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600491&g=pol
舌戦・参院選(16日)【16参院選】
◇TPP対策しっかり
自民党・小泉進次郎農林部会長(鳥取市内で街頭演説) 知的財産の保護までできる地理的表示(GI)のマークをつけたら(鳥取の)らっきょうの売り上げが上がり、農家の所得アップにつながったと聞いた。まだまだ農業の発展する可能性はある。将来の見通しが明るくなるような農業の改革を前に進めていくためにも、TPP(環太平洋連携協定)に負けない、しっかりとした対策を打つ。一緒になって農業を良くしていきたい。
◇「対案ない」はとんでもない
民進党・枝野幸男幹事長(名古屋市で街頭演説) 安倍晋三首相は「民進党には対案がない」と言うが、とんでもない。子育て支援充実や教育の底上げ、雇用の安定、年金、医療、介護こそ何よりもの経済対策だと一貫して訴えてきた。少子高齢化の日本では子育てや老後や雇用(対策)こそが経済を元気にする。時代が大きく変わっていることに安倍さんは気付いていないから、いくらわれわれが対案を示しても理解できない。
◇人を大切にする経済を
民進党・安住淳国対委員長(岡山市で街頭演説) (民進党は)人を大切にする経済を成り立たせていこうとしている。格差を埋めて分厚い中間層をつくろう。この国にはたくさん地方に人材がいる。この人たちを切り詰めて、東京の豊かな人だけが豊かになればいいというのがアベノミクスの本質だ。
◇自民憲法草案「醜い」
民進党・山尾志桜里政調会長(仙台市内で街頭演説) 安倍晋三首相が選挙で最も隠したい争点は憲法。自民党の憲法草案は醜い憲法だ。特に9条は(自衛隊を)国防軍にして集団的自衛権の制約をなくし、平和の形をがらっと変える。首相のこの道に子どもたちを並ばせたくない。(2016/06/16-19:49)
1669
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 22:06:15
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061500907&g=pol
参院宮城で推薦=生活【16参院選】
生活の党は15日、来月の参院選宮城選挙区(改選数1)で民進党現職の桜井充氏の推薦を決めた。 (2016/06/15-22:19)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600737&g=pol
松田公太氏が不出馬表明【16参院選】
日本を元気にする会の松田公太参院議員(東京選挙区)は16日の記者会見で、7月の参院選に出馬しない考えを明らかにした。松田氏は「いったん永田町から身を引き、違う形で日本のために貢献したい」と述べた。東京都知事選への出馬も否定した。
松田氏は不出馬の理由について、「真の是々非々を実現する政党をつくりたいと努力したが、その実現が非常に難しかった」と説明。今後の予定に関しては「今の段階では全て白紙だ」とした。政界復帰の可能性に関しては「ゼロではない」と語り、含みも残した。 (2016/06/16-17:39)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600775&g=pol
共産統一候補への支持訴え=参院香川で4野党幹部【16参院選】
民進、共産、社民、生活の野党4党幹部が16日、高松市でそろって街頭演説し、改選数1の1人区の中で唯一共産党が野党統一候補となった参院選香川選挙区(改選数1)での支持を訴えた。
民進党の安住淳国対委員長は「安倍政権の暴走にストップをかける」と強調。共産党の志位和夫委員長は「力を合わせて統一候補を勝利させる。野党共闘した全国32の1人区で勝利するために頑張りたい」と力を込めた。
生活の党の小沢一郎代表も「こんなむちゃくちゃな政権でいいのか。駄目なら退陣させようと手を組んだ。選挙は勝たなければしょうがない」と呼び掛けた。街頭演説には社民党の吉川元政審会長も参加した。
この後、安住、志位、吉川の3氏は岡山市に移動し、街頭演説。岡山選挙区に出馬する民進候補を応援した。(2016/06/16-18:11)
1670
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 22:13:04
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600804&g=pol
アベノミクス推進か転換か=社保充実の財源不透明-与野党公約【16参院選】
参院選に向けた主要政党の公約が出そろった。安倍晋三首相が取り組む経済政策「アベノミクス」をめぐり、与党が「成果」を示して路線推進を訴えるのに対し、野党は「失敗」と断じて転換を迫る。憲法改正でも主張の違いは鮮明だ。社会保障や子育て支援を充実させる方向性は共通するが、各党とも具体的な財源は示せておらず、今後の論戦のポイントとなりそうだ。
◇経済・社会保障
自民党は、アベノミクスは「道半ば」としながらも「確実に結果を生み出している」と自賛。「GDP(国内総生産)600兆円実現を目指す。大胆な経済対策を実行する」と、政策強化を打ち出した。公明党も「経済成長の果実は地方へ回りつつある」として、消費喚起のための商品券・旅行券の発行検討を盛り込んだ。
民進党は「アベノミクスの失敗で、格差が広がっている」と批判。幼児・義務教育の負担軽減、給付型奨学金の創設など「人への投資」を重視する。共産党も「格差と貧困」に焦点を当て、大企業や富裕層への課税強化を主張した。
消費税率10%への引き上げは、与党が2年半延期を、民進党が2年延期を掲げた。異なるのは、増税に伴う充実を予定していた社会保障の扱いだ。自民党は赤字国債を発行せず「可能な限り」実現する方針。民進党は「予定通り実施する」と約束し、財源は行政改革の徹底で捻出する考えを示したが、国債発行も排除していない。
自民党の稲田朋美政調会長は16日の記者会見で、「将来に借金を付け回す不道徳な政策は採らない。その姿勢の違いを訴えたい」と強調した。
子育て支援では、与野党とも「保育の受け皿」拡充や保育士の処遇改善を提唱。長時間労働の是正や、同一労働同一賃金の実現などでも、各党の相違点は不明瞭だ。
◇憲法改正
自民党は「憲法改正を目指す」と明記したが、具体的にどの部分を変えるかには踏み込まなかった。公明党は憲法改正に関する記述は一切なく、ともに争点化を回避したい思惑がうかがえる。
民進党は「平和主義を脅かす9条改正に反対する」と強調。岡田克也代表は会見で「憲法の平和主義がゆがめられようとしていることに非常に強い危機感を持っている。しっかり訴えていきたい」と述べ、首相に論戦を挑む姿勢を鮮明にした。
ただ、改憲では党内に賛否両論を抱えるため、公約は「未来志向の憲法を国民とともに構想する」と、綱領に沿って曖昧な書きぶりとなった。
おおさか維新の会は、教育無償化、道州制導入を憲法に明記することを掲げた。(2016/06/16-18:41)
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名無しさん
:2016/06/18(土) 23:01:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061700872&g=pol
参院比例、計10人に=確認団体要件満たす-「怒りの声」【16参院選】
政治団体「国民怒りの声」は17日、7月の参院選比例代表に新潟医療福祉大准教授の渡辺良弘氏(50)と、元会社員の吉田晶子氏(45)の両新人を擁立すると発表した。比例候補者擁立はこれで計10人となり、公職選挙法で定められた選挙期間中の街頭活動などが許される「確認団体」の要件を満たすことになった。
選挙区では、鳥取・島根選挙区に無所属で出馬する福島浩彦氏と、群馬選挙区から民進党公認で出馬する堀越啓仁氏をそれぞれ推薦することも発表した。ともに野党統一候補で、団体代表の小林節慶大名誉教授は「比例代表で私たちが掘り起こした人(投票者)は、選挙区では統一候補に入れてほしい」と呼び掛けた。(2016/06/17-19:51)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800165&g=pol
宝田明氏が出馬取りやめ=「怒りの声」【16参院選】
政治団体「国民怒りの声」は18日までに、7月の参院選比例代表で擁立予定だった俳優の宝田明氏が出馬を取りやめると発表した。同団体の候補者は比例9人、東京選挙区1人となる。(2016/06/18-13:08)
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名無しさん
:2016/06/18(土) 23:41:14
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061700754&g=pol
参院選、鍵握る投票率=与党55%想定、野党60%超に期待【16参院選】
7月10日投開票の参院選は、投票率が与野党の獲得議席に影響を与えそうだ。与党側は高くなりすぎると政権批判票が増えると警戒。一方、野党側は投票率が低いと、強固な与党の組織票を崩せないため、有権者の関心を高めようと躍起だ。投票率が激戦区の勝敗を左右する可能性もあるだけに、各党とも気をもんでいる。
参院選の投票率は1992年以降、6割を切っており、2013年の前回は52.61%で過去3番目の低さだった。今回は選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられることから投票率向上が期待されているが、現時点では「盛り上がっているとはとても言えない」(民進党候補者)状況という。
自民党は企業・業界団体の強固な組織や後援会の支援を受けており、低い投票率の方が有利とされる。党執行部の一人は投開票直後に告示される東京都知事選を挙げ、「都知事選が過熱すれば、参院選がかすむだろう」とほくそ笑む。
公明党も支持母体・創価学会の固い組織票を持ち、自民党と事情は同じだ。投票率を55%程度と想定して作戦を練るが、50%前後の低投票率を予測する向きもある。「与野党が消費税増税の見送りで一致し、安全保障関連法をめぐる騒動も収まり、これといった争点がない」(党関係者)というのが理由だ。
一方、野党各党は無党派層を取り込もうと、高い投票率を期待する。民進党の枝野幸男幹事長は17日の記者会見で「健全な民主主義には投票率が高い方が望ましい」と指摘。党首討論を通じて争点を明確化して、関心を高めたい考えだ。
与党に競り負けた4月の衆院北海道5区補選(投票率57.63%)は無党派層の7割が野党候補に投票したとみられ、野党側は「もう少し投票率が上がれば勝てた可能性がある」と分析。共産党は「高ければ高いほど良い。60%を超えたら躍進できる」と当て込む。(2016/06/17-18:03)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061700607&g=pol
安倍首相、第一声は熊本で=民進代表は山梨【16参院選】
安倍晋三首相(自民党総裁)は22日公示の参院選で熊本県内で第一声となる演説を行う方向で調整に入った。政府・自民党関係者が17日、明らかにした。熊本地震からの復興を後押しする姿勢をアピールする狙いがある。首相は22日のうちに東日本大震災の被災地の福島県に移動し、演説を行う予定。
一方、民進党の岡田克也代表は甲府市内で第一声の街頭演説を行う。山梨選挙区は参院選全体の勝敗を左右する改選数1の「1人区」の一つで、民進公認の新人が野党統一候補として出馬する。
公明党は17日、山口那津男代表がさいたま市で第一声の街頭演説を行うと発表した。(2016/06/17-18:55)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061700767&g=pol
舌戦・参院選(17日)【16参院選】
◇野党まともな政策出さず
安倍晋三首相(滋賀県近江八幡市で街頭演説) 私たちは日本を成長させるための経済政策をしっかりと示している。野党はまともな政策を出しておらず、あまり評価には値しない。
◇単独過半数で思い通りに
麻生太郎財務相(札幌市で講演) 自民党が思った通りにやれないのは、ひとえに(参院で)単独過半数がないからだ。だから、われわれはどうしても、今回(改選)議席が増えたところでは、きちっとその議席を取らせてもらいたい。
◇統一候補に意味なし
自民党・谷垣禎一幹事長(大阪市で講演) 実態は、野党統一候補は民進党と共産党が組んでいる。選挙が終わったらどういう政策をやって日本を引っ張っていこうとしているのか。明らかに意味のない野党統一候補ではないか。
◇政治家優遇見直せ
おおさか維新の会・松井一郎代表(福岡市で街頭演説) 今、知事と言うと、「せこい」の代名詞のように言われているが、せこくていい。大阪では役所の中のお金の使い方について、細かく、せこく、見直している。要は、政治家側が優遇され過ぎないお金の使い方が大事だ。消費税を増税するなら「国会議員の大胆な定数削減、報酬カット」を果たしてからだ。(2016/06/17-22:09)
1673
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 23:43:54
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800249&g=pol
舌戦・参院選(18日)【16参院選】
◇次世代に借銭残さぬ
石破茂地方創生担当相(鳥取県八頭町で街頭演説) 団塊の世代が後期高齢者になる時に医療費、介護費、年金、すごくお金がかかる。それまでに消費税(率)をきちんと引き上げ、次の世代に借銭を残さない。民進党みたいに、足りない銭は次の時代に払わせればいい、赤字国債(を発行する)、そんなでたらめなことをわれわれは申し上げるつもりはない。
◇アベノミクスで生活苦しく
民進党・前原誠司元外相(金沢市で街頭演説) 安倍晋三首相はデフレを良くしたいと言うが、賃金と年金が上がらず、皆さんの生活が苦しくなっている。GDP(国内総生産)の6割を占める消費が落ち込み、経済成長率が低迷している。自民党に勝たせるのは、これを白紙委任すること。首相はアベノミクスを進めると言うが、間違った政策を進めれば、もっと生活が苦しくなる。
◇自公、9条で意見一緒か
民進党・枝野幸男幹事長(鹿児島市の会合であいさつ) 安倍政権の暴走を食い止めるという大義のため、(野党各党が)お互いの違いを乗り越え、連携して(統一候補を)送り出した。野党批判をする自民党は、連立政権を組んでいる公明党と憲法9条の意見が一緒なのか。
◇首相はうそつき
民進党・岡田克也代表(三重県桑名市の会合であいさつ) 一昨年の衆院選で安倍晋三首相は「必ず消費税を予定通り上げる」「上げられる状況をつくる」「断言する」と。これが最大の公約だった。だが、その公約は守られなかった。公約違反、分かりやすく言えばうそつき。それだけで辞任に値すると思う。
◇日米の絆が断ち切られる
安倍晋三首相(新潟県柏崎市で街頭演説) 共産党と民進党は安全保障関連法を廃止すると言っている。廃止すれば、日米同盟の絆が断ち切られる。北朝鮮に対して、しっかりと手を結んで拉致問題の解決に努力している絆が断ち切られてしまう。私たちは、こんな無責任な人たちに負けるわけにはいかない。(2016/06/18-22:17)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800191&g=pol
アベノミクスめぐり論戦=与党「道半ば」野党「失敗」-大阪で討論会【16参院選】
22日公示の参院選を前に、関西プレスクラブ主催の政治討論会が18日、大阪市内で開かれ、与野党9党の幹部が安倍政権の経済政策「アベノミクス」や憲法改正などをテーマに論戦を交わした。討論会には今回の選挙から投票権を持つ18、19歳の若者も参加し、各党幹部に質問をぶつけた。
自民党の稲田朋美政調会長は「アベノミクスは道半ばだが、着実に結果を出している」と強調。公明党の佐藤茂樹政調会長代理は「うまく進んでいるが、恩恵がまだ一部にとどまっている」と述べ、家計や地方経済への浸透が課題だと指摘した。
一方、民進党の山尾志桜里政調会長は「普通の人の暮らしを豊かにすることに失敗した」と批判。共産党の小池晃書記局長は「いつまでたっても道半ば。方向が間違っている」と政策転換を訴えた。社民党の福島瑞穂副党首、生活の党の玉城デニー幹事長も、アベノミクスは失敗したと断じた。
おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は「成長戦略が進んでいない」との認識を示し、日本のこころを大切にする党の中山恭子代表は、政府にさらなる財政出動を求めた。新党改革の荒井広幸代表は「これからが正念場だ」と語った。
憲法改正に関しては、自民、公明、おおさか、こころの4党が賛成。民進、共産、社民、生活、改革の5党は反対を表明した。
民進党の山尾氏が「憲法9条を争点に据え、この国の平和のかたちを議論したい」と述べたのに対し、自民党の稲田氏は「戦力不保持」を定めた9条2項の改正を主張した。(2016/06/18-17:40)
1674
:
名無しさん
:2016/06/18(土) 23:44:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800190&g=pol
若者票獲得へ各党知恵絞る=漫画、アプリ、対話イベント【16参院選】
7月の参院選で18歳と19歳が有権者に加わることから、与野党の「若者票」争奪戦が激しくなっている。各党とも競い合うように奨学金拡充や雇用安定といった若者を意識した政策を提唱。漫画やスマートフォン向けゲームアプリも駆使し、若者へのアピールに懸命だ。
自民党は18歳選挙権に関する特設ウェブサイトを開設。安倍晋三首相が動画メッセージで、「給付型奨学金の創設に向けて具体的に検討を進めている。就職や雇用の安定、所得向上にしっかりと取り組む」と訴えた。18歳選挙権を紹介するパンフレットも作成し、女子高生を主人公にした漫画を載せて積極的な投票を呼び掛けた。
公明党は参院選公約で若者政策を担当する閣僚や部局の設置、劣悪な環境で労働を強いる「ブラック企業」対策のための法改正を打ち出した。山口那津男代表は「被選挙権年齢を引き下げることも訴えていきたい」と強調。同党はイメージキャラクター「コメ助」と山口代表が登場するゲームアプリも配信し、若者の関心を集めようと努めている。
民進党は公約で「旧民主党政権で実現した高校無償化を保育園・幼稚園から大学まで広げる」と表明した。18日は東京都内で10代の若者を集めたイベント「民進党ハイスクール」を開き、長妻昭代表代行が公約を解説。岡田克也代表は16日の記者会見で「若い世代に大いに関心を持ってもらえる選挙戦を展開していきたい」と意気込みを語った。
共産党は公約で「大学授業料を毎年引き下げ、10年で半額」「最低賃金(時給)1500円」と唱える。インターネット番組「生放送!とことん共産党」を放送して党所属議員が政策を紹介。志位和夫委員長は17日、報道各社のインタビューで「ブラック企業の根絶も切実な課題だ。若者と同じ目線で政治を変えていく」と語った。
おおさか維新の会は憲法改正による教育無償化を訴える。(2016/06/18-15:01)
1675
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 11:28:08
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160618/k10010561061000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
与野党幹部 アベノミクスや憲法巡り論戦
6月18日 18時32分
参議院選挙が来週22日に公示されるのを前に、与野党の幹部による討論会が大阪市で開かれ、自民党が、アベノミクスの成果を強調し推進したいと訴えたのに対し、民進党は、実質賃金が下がっているなどとして経済政策の転換を主張しました。
大阪市で開かれた「関西プレスクラブ」主催の討論会には、与野党9党の幹部が出席しました。
このうち自民党の稲田政務調査会長は、「アベノミクスは道半ばだが、着実に結果を出している。これから、『同一労働同一賃金』を打ち出し非正規労働者の処遇を改善するなどして、成長の成果を分配することでさらに経済のパイを大きくしていきたい」と述べ、アベノミクスの推進を訴えました。
これに対し、民進党の山尾政務調査会長は、「アベノミクスはお金持ちを大金持ちにはしたが、普通の人の暮らしを豊かにすることに失敗した。実質賃金は下がっていて家計の消費も伸びない。私たちは、経済の土台としての人への投資をしっかりやりたい」と述べ、経済政策の転換を主張しました。
また、憲法改正について稲田氏は、「自衛隊が合憲だと憲法の中に書くことが、立憲主義を空洞化しないことにつながる。野党第1党の民進党には、憲法を変えるのか、変えないのか、変えるとしたらどこを変えるのか、示してほしい」と述べました。
これに対し山尾氏は、「自民党の憲法改正草案では、自衛隊を国防軍に変えて集団的自衛権の制約をなくすことを掲げている。憲法9条を参議院選挙の争点に据え、この国の平和の形を議論していきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160619/k10010561301000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
参院選公示前に 各党がアベノミクスなど巡り論戦
6月19日 6時54分
参議院選挙は今月22日の公示前、最後の週末を迎え、与野党の幹部が各地での遊説に力を入れています。大阪では18日に各党の幹部が出席した討論会が開かれ、安倍政権の経済政策、アベノミクスなどを巡って、論戦を繰り広げました。
自民党の稲田政務調査会長は「アベノミクスは道半ばだが、着実に結果を出している。これから『同一労働同一賃金』を打ち出し、非正規労働者の処遇を改善することなどで成長の成果を分配し、さらに経済のパイを大きくしていきたい」と述べました。
民進党の山尾政務調査会長は「アベノミクスは、お金持ちを大金持ちにはしたが、普通の人の暮らしを豊かにすることに失敗した。実質賃金は下がっていて、家計の消費も伸びない。経済の土台としての人への投資をしっかりやりたい」と述べました。
公明党の佐藤政務調査会長代理は「経済再生、デフレ脱却への歩みをさらに進め、その実感を地方や中小企業、家計へと届けていく。成長と分配の好循環を実現させて、社会保障の充実や、保育や介護の基盤整備を加速させたい」と述べました。
共産党の小池書記局長は「安倍政権は、誰が見ても憲法違反である安全保障法制を打ち上げ、憲法改正を目指している。アベノミクスは貧困と格差を広げただけであり、参議院選挙は、こうした安倍政治全体を問う選挙だ」と述べました。
おおさか維新の会の馬場幹事長は「選挙前に言ったことは選挙が終われば、すべて終わりという状態が続いている。国会議員の定数削減などを行い、国民が政治に信頼を持てるようにしたい」と述べました。
社民党の福島副党首は「参議院選挙は、憲法を生かすのか殺すのかを決める選挙だ。一握りの富裕層のための政治ではなく、99%の人たちのための政治に変えるべきだ」と述べました。
生活の党の玉城幹事長は「生活が第一という政治を目指し、配分の仕組みを変え、家計の可処分所得を1.5倍にする。国主導から国民主導に変えることが必要だ」と述べました。
日本のこころを大切にする党の中山代表は「アベノミクスは財政政策が足りず、政府が需要を作り出さないと景気は回復しない。必要な公共事業は行うべきだ」と述べました。
新党改革の荒井代表は「アベノミクスは、ここからが正念場だ。ただ、エンジンをふかせばいいという問題ではなく、構造改革が必要だ」と述べました。
1676
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 11:32:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900024&g=pol
安倍首相「民共協力混乱呼ぶだけ」=岡田民進代表、政権打倒が目的
与野党党首は19日、フジテレビの番組に出演し、参院選での野党共闘をめぐり論戦を交わした。安倍晋三首相は民進、共産両党の選挙協力について、「あまりにも無責任だ」と批判。民進党の岡田克也代表は政権打倒という共通目標を持って協力することは問題ないと反論した。
岡田氏は共産党について「理念、政策に違いがあって、政権は組めない」と説明。その上で、「安倍政権を倒す共通目的に基づいて協力するのは、全くおかしくない」と主張した。共産党の志位和夫委員長は「野党で連合政権を組もうと提案しているが、合意はない」と述べた。
これに対し、首相は「安倍政権を倒すことで一本化しているならば、もし倒した後どうするのか。混乱を呼ぶだけだ」と述べ、民共両党の選挙協力に疑問を呈した。公明党の山口那津男代表も「(民共両党は)全然方向性が違う。選挙後の責任ある姿が見えない」と指摘した。(2016/06/19-09:18)
1677
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:01:39
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201606/CK2016061702000189.html
<参院選>激戦の構図(上) 民進・おおさか維新 敵は「自公」にあらず?
2016年6月17日
「十一日に共産の志位(和夫)委員長が大宮駅前でやった街頭演説を見に行ったけど、人の数がすごかった。民主が政権取ったときもあんな感じだったんじゃないか」
民進現職の大野元裕(52)が地元の川口市で開いた決起集会の翌日、同県連関係者は苦笑いを浮かべた。大野の集会に「勢いはなかった」。だから共産の勢いがまぶしい。そしてこう続けた。「ウチにとって、本当の敵は誰か?ってことなんだよね」
自公政権への高い支持率からすれば、野党への風はあまり期待できない。仮に吹いても、勢いのある共産の新人伊藤岳(56)に流れるのではないか。そうなれば、改選数三の埼玉選挙区は「自公共」で占められ、大野ははじき飛ばされる-。
こんな最悪シナリオへの警戒感からか、民進県連は共産とは一貫して距離を置く。衆院議員の大島敦県連代表(59)は「共産はライバル」と断言してはばからない。十三日のテレビの討論会では大野自身が、伊藤を前に「われわれは共闘してません」と言い切った。
「改憲可能となる自公での三分の二議席阻止」を合言葉に、全国の一人区で進む野党共闘の動きなど、別世界の話だ。
◇
生き残りを懸け、大野本人はすでにフル回転している。「大野さんは安全保障を誰よりも本気で考えている専門家。必ず国会へ送り出してほしい」。十四日のJR浦和駅前、熱弁をふるう民進党政調会長の山尾志桜里(41)の横にも、大野の姿はなかった。本人はこの日、加須市など県北部を駆け回っていた。
大野が初当選した二〇一〇年の参院選で、民主は二議席獲得を狙い、大野は県南部、当時の現職は県北西部と票を振り分けた。大野は当選できたが、北西部には浸透していない。だからこそ、民進の数少ないスター・山尾とのツーショットを見送ってまで、北西部回りを優先したのだ。
もちろん、楽観論がないわけではない。一四年の衆院選では、民主が約五十三万、維新の党が約四十二万の比例票を県内で獲得した。両党が合体した民進の票は単純計算すれば九十万票以上。過去の当選ラインを軽く超える。まして六年前と違い今回は大野一人。
次期衆院選の候補者となる総支部長の中には「大丈夫じゃないか」という声もあるという。だが、冒頭の県連関係者はため息をつく。「本気で大野をやらなきゃ次の衆院選は戦えない。どこまで分かってんのかな」
◇
「改革は埼玉でもできます」。午前六時半のJR上尾駅前。党のイメージカラーである黄緑色のTシャツ姿で、おおさか維新の会新人の沢田良(36)が政策チラシをまいていた。
同党は四月下旬、一度はみんなの党出身の現職山田太郎(49)の公認を発表したが、翌日に除名処分とするなど擁立作業が混乱。結局、沢田が出馬を表明したのは、事実上の選挙戦スタートとなる国会閉会が一週間後に迫った五月下旬までずれ込んだ。
知名度不足は覚悟の上。国会では質問時間の多くを民進攻撃に割くお維新だけに、沢田も「共産と共闘して何をしたいのか理解できない。無責任だ」と民進批判に余念がない。「まるで大野の票を奪うために擁立したようなもの」と大野陣営関係者は憤りを隠さないが、まるで意に介さない沢田は、街頭でひたすら「おおさか維新、おおさか維新」と党名を連呼する。
民主の下野から三年半。民主、みんなの党、維新の会等々…繰り返された非自民非共産野党の離合集散に意味はあったのか。有権者の審判が、まもなく下る。 =文中敬称略
(谷岡聖史)
◇
二十二日に公示される参院選。埼玉選挙区(改選数三)には、現職三人、新人四人が立候補を予定している。有権者の一票はどの候補に集まるのか。県内主要政党の動き、思惑を探った。
1678
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:02:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201606/CK2016061802000153.html
<参院選>激戦の構図(中) 自民・公明 楽観論に潜む「ズレ」
2016年6月18日
テレビが「舛添要一都知事辞職」のニュースを大々的に伝えていた十五日の県議会の自民控室。画面を横目にしながら、ある自民県議は強気に言った。
「影響は全然ない。全くない。全部舛添が悪い。誰も自民が悪いなんて思っちゃいないよ」
自公が舛添を都知事に押し上げ、与党として支えていたことは周知の事実。辞任を渋る舛添に引導を渡したのは、ひとえに参院選への負の影響を懸念したことも明らかだ。
にもかかわらず、この強気。埼玉選挙区で四選を目指す自民・関口昌一(63)について、県議は「地球がぶっこわれたって関口が落ちることはない」とこれ以上ない楽観論をぶった。
もっとも、その楽観論に裏付けがないわけではない。改選数三の埼玉選挙区で自民の候補者は現職の関口だけ。千葉や神奈川で候補者を二人擁立するのとは対照的に、埼玉では早々に関口一人に絞り込み、共倒れの危険がない。
安倍政権への支持率は堅調で、全国の一人区で構築された野党共闘の影響も埼玉にはない。直近の二〇一三年参院選で自民候補は、二位に四十万票の差をつける約百万票を獲得し、トップ当選している。だから、「落ちることはない」。
◇
もともと、今回の参院選では、改憲をもくろむ安倍晋三首相(61)が衆院との同日選を仕掛ける、と公然といわれてきた。それが今月初めになくなり、一気に気が抜けた面もある。
あまりに弛緩(しかん)した雰囲気に、県連会長の新藤義孝元総務相(58)は十一日、関口の総決起集会で「ゆめゆめ油断したり、たかをくくってはならない」と叫び、幹事長の鈴木聖二県議(61)は「今回は自民の環境が非常にいい。だから怖い。目標は百万票だ」と逆説的な言い回しで、ねじを締めた。
それでも、ギュッと締まった様子は見られない。ある自民衆院議員は「頑張っていなくはないが、無理はしてない。必要以上に動員をかけない」とクールに話した。
◇
一方、自民と連立政権を組む公明には、楽観論はまるでない。舛添の問題にも「埼玉都民は九十万人もいるし、少なからず影響がある。舛添の与党だから、とても怖い」(公明県本部幹部)と敏感だ。
危機感を象徴するのが、現職西田実仁(53)と安倍が笑顔で並ぶ二連ポスター。県内各地でくまなく貼られている。一見、西田が自民の候補かと錯覚しそうな出来だ。「自民から推薦をもらっているというお墨付き。自民支持者に働き掛けやすくなった」(同)
公明の基本戦略は、自公政権への高い支持率を生かして、今までの公明支持者以外の票を取り込むことだ。前回、前々回の参院選で公明が獲得したのはいずれも約五十九万票で、「これがウチの限界」(県本部幹部)。今回はこの票数では当選ラインに届かないとみて、自民支持者に与党としての公明への投票に期待をかける。
ただ、この公明の戦略に自民からは「やりすぎだ」(県議)と不満の声ももれている。表向きは「自公で二議席獲得」とうたう自民県連幹部も、水面下では「選挙協力はまずはウチの目標を達成してからだ」と公明幹部にくぎを刺した。一方で公明支持者からも「公明は連立政権のブレーキ役だったはず」と、あからさまな自民との一体化を憂う声もある。
なかなかねじが締まらない自民県連に歯がゆい思いを抱えつつも、頼みは安倍政権への高支持率というジレンマ。西田は「追い風は全くない」と自らを戒めるように話す。 =文中敬称略
(冨江直樹)
1679
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:03:28
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201606/CK2016061902000149.html
<参院選>激戦の構図(下) 共産、こころ、社民 「共闘ムード」に期待
2016年6月19日
真夏のような太陽が照り付けた十一日午後、JR大宮駅西口が熱気に包まれた。
「野党が競い合って与党を少数に追い込む。埼玉では伊藤さんを必ず国会に押し上げる。アベノミクスという欠陥車はスクラップ工場に送る」。共産党委員長の志位和夫(61)がこうほえると、大きな拍手が沸き起こった。志位の隣で、今回が参院選三度目の挑戦となる共産新人の伊藤岳(56)が手を振る。
聴衆は推定九千人。県委員長の荻原初男(63)は「二〇〇〇年代に入ってから最多。大成功だ」と手応えを語る。
共産が最後に埼玉選挙区で議席を獲得したのは一九九八年。以降、長い低迷期に入り、伊藤が候補者になってからも一〇年は約二十万票、一三年は約三十五万票に終わった。
ところが今回、陣営が掲げる目標は倍増の七十万票。伊藤は街頭演説で「(事前調査で)私が三位に食い込んでいる」と公言し、十八年ぶりの議席奪回に並々ならぬ意欲をのぞかせる。
その自信の根拠は、安全保障関連法反対を訴える市民運動の高まりだ。「全国の参院選一人区で、野党候補の一本化を主導したのは共産」と自負する荻原は「努力は有権者に伝わっている」と話す。伊藤もこうした市民の後押しを期待し、演説では必ず「野党共闘」を強調する。
「これまでの選挙とは違う。どこに演説に行っても追っ掛けが必ずいる」と伊藤。実際、伊藤の活動には、安保法反対のさまざまな市民団体がビラ配りなどで力を貸す。大宮駅前の街頭演説でも、伊藤のイメージカラーのオレンジのTシャツを着た勝手連メンバーが「選挙に行こう」と太鼓を打ち鳴らしていた。
三議席を争う埼玉では民進が野党共闘を否定し、むしろ伊藤を敵視する。にもかかわらず伊藤は、全国的な共闘ムードに乗り、それを総取りする構えだ。
◇
「具体的に…。それは今後、一生懸命勉強して(党の)先生方からも教えをいただきたい」
十三日、埼玉県庁で出馬会見に臨んだ日本のこころを大切にする党の新人佐々木知子(47)は選挙で訴える政策を問われ、言葉を詰まらせた。公認候補に決まったのは五日前。選挙の経験はなく、同日夜のテレビ討論への出演は辞退した。
「こころ」は全国の比例代表で三百万票が目標。都市部の選挙区に候補者を擁立し、底上げを図る戦略だ。ただ、会見に同席した党関係者は「候補者擁立が遅れていて、選挙については全くイメージができていない」とこぼした。
佐々木は十七日夜、さいたま市内で開かれた党員集会に出席したが、他に目立った活動はしていない。出遅れをどう挽回するか。青写真を描けないまま、公示を迎えようとしている。
◇
四月末の社民党県連合定期大会。佐藤征治郎代表(76)は「かんかんがくがくの議論をした結果、候補者擁立を見送る決定をした」と淡々と報告した。旧社会党時代を含めて初の「不戦敗」宣言だった。
社民は昨年末以来、野党乱立を懸念する市民団体から野党共闘への協力を求められた。民進、共産が活動を先行させる中、県連合幹部は「ウチに候補者を出すなってことでしょ」と漏らした。
一〇年に旧民主党との連立政権を離脱してから党勢は衰退の一途。独自候補断念の見返りに、比例代表で市民団体から集票を期待するが、効果は未知数だ。県連合幹部は「比例だけの選挙はやったことがない。てんやわんやの状況だ」と天を仰ぐ。 =文中敬称略
(谷岡聖史、冨江直樹)
1680
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:08:21
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160619ddlk43010164000c.html
<2016参院選くまもと>両陣営一枚岩になれず 22日公示・改選数1 /熊本
10:03毎日新聞
熊本地震で約6000人が避難生活を続ける中、参院選の公示が22日に迫った。熊本選挙区(改選数1)は、3期目を目指す自民公認の現職、松村祥史氏(52)=公明推薦=と、昨年12月に野党が全国で最初に統一候補として擁立した無所属新人の阿部広美氏(49)=民進、共産、社民など推薦=が事実上、しのぎを削る構図だ。しかし、阿部氏は依然として各党の共闘方法を模索し、松村氏の陣営も多くの農家が反対する環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡って一枚岩ではない。【野呂賢治、中里顕】
「今回は野党統一候補という前例のない取り組み。阿部さんの支持がどう広がるか分からない」。阿部氏を支援する組織の幹部は、阿部氏擁立から半年が過ぎる今も、統一候補の選挙手法に迷いがあることを打ち明けた。
遊説は地域ごとに1政党のみが同行。他党と十分な協力体制ができているとは言い難い。5月1日に熊本市東区の健軍商店街で開かれたメーデーの集会も、社民県連や共産県委員会の関係者が出席する中、民進党の地元議員は姿を見せなかった。
地震前は総動員態勢が期待された労働組合も関係者の多くが被災し、参院選の様相も変わった。労組関係者は「自動車や電力、自治労は地震対応でほとんど活動できていない」と話し、与党関係者が指摘する「野党は与党の安全保障政策に反対する以外の一致点が見当たらない」という課題も未解決のままだ。
一方、松村氏は野党として臨んだ2010年参院選では得られなかった県農政連や県内各地の郵便局長会など約500団体の推薦を得た。今月上旬に熊本市西区で開かれた集会で、農林水産業の支援者を前に「推薦を頂いたことは大変光栄です」とあいさつした。
ただし、松村氏の陣営もTPPに対する農家の不満がくすぶる。松村氏の集会に参加していた同市西区のミカン農家の男性は「TPPは不安だが、復興に向けた補助金をつけてもらうには与党の自民党を応援するしかない」と話した。参院選は震災からの復興一色になりがちだが、TPP問題に対する農家の与党に対する不信は根深い。また、被災直後で組織の活動が限られるのは阿部陣営と同じで、松村陣営の幹部は「熊本地震で選挙どころではない」、松村氏を推薦した業界団体の幹部も「選挙ムードではない」と語った。
経験のない被災地の選挙戦に挑んでいる阿部、松村両氏は陣営の内なる戦いも強いられている。
熊本選挙区には諸派新人、木下順子氏(57)と同、本藤哲哉氏(62)も出馬する予定。
1681
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:11:25
5242 :チバQ :2016/06/19(日) 13:10:52
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1606180037.html
【ポスト舛添】蓮舫氏は一転して、なぜ都知事選出馬を見送ったか? 「大勝負」逃したとベテランの嘆きよそに目指すは「党代表の座」か…
07:24産経新聞
【ポスト舛添】蓮舫氏は一転して、なぜ都知事選出馬を見送ったか? 「大勝負」逃したとベテランの嘆きよそに目指すは「党代表の座」か…
事務所開きに姿を見せた、蓮舫氏 =18日午後、東京都港区(荻窪佳撮影)
(産経新聞)
東京都知事選の出馬に意欲を示し、判断が注目されていた民進党の蓮舫代表代行が18日、一転して出馬見送りを表明した。蓮舫氏の不出馬表明には、どのような「損得勘定」が働いたのか-。(岡田浩明)
「絶対にこの国で政権交代可能な二大政党制をつくりたい。その思いで取り組んできた。まだその願いはかなっていない」
東京・南青山。蓮舫氏は18日、自身の選挙事務所開きで、間接的に都知事選に出馬しない理由を並べた。党内の待望論にも「その時々の政治状況でいろいろな役割を求められることは承知している。でも、私は自分の志に素直でいたい」と牽制(けんせい)した。
都知事選は知名度や人気で上回る候補が告示直前に名乗りを上げる「後出しジャンケン」が勝利の方程式とされる。今回、蓮舫氏は参院選との兼ね合いから先に決断を迫られた。平成22年の参院選東京選挙区で過去最高得票の171万票を獲得した実績を持つものの、都知事選でさらに知名度に勝る対抗馬が後から現れれば勝算が見込めなくなる-。こんな計算が働いたとみられる。
蓮舫氏が所属するグループの野田佳彦前首相らも同様の懸念を抱き、蓮舫氏擁立に前向きな岡田克也代表や枝野幹事長らに対して慎重姿勢を崩さなかった。
民進党は参院選で改憲勢力の「3分の2獲得阻止」を目標に掲げており、蓮舫氏の議席確保は欠かせないという事情もある。
また、党内では蓮舫氏は「党代表の座を狙っている」(党幹部)との見方が支配的だ。蓮舫氏自身も各地の参院選候補者の応援演説で「代表代行として民進党を引っ張っていく」と強調。参院選後の9月末に予定される党代表選への意欲をにじませており、「都知事選で危険を冒すことを避けた」(党幹部)との指摘もある。
だが、参院選をにらんだ合流効果も乏しく、党勢低迷にあえぐ民進党の現状に危機感を募らせる党ベテランはこう嘆く。「都知事選出馬は乾坤一擲、局面を切り替える大勝負になったのに…」
1682
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:12:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160619k0000m010123000c.html
<参院選>高齢化、弱る足元 自民-鳥取・島根
00:26毎日新聞
「世の中、うそじゃないかという夢が誠になる。北陸新幹線や北海道新幹線なんて『一体いつできるのか』とみんな思っていた。山陰新幹線も強く主張すると、いつの間にかできる」
12日、島根県安来(やすぎ)市であった自民党の参院選決起集会。細田博之・幹事長代行(島根1区)の口ぶりに、支持者約70人がどっと笑った。
1票の格差是正のため、合区された鳥取・島根選挙区(改選数1)には現職の青木一彦氏(55)が再選を目指して出馬する。青木幹雄・元官房長官の長男。父の代から地盤とする島根は、竹下登元首相ら多くの有力政治家を輩出してきた。衆院選小選挙区では無敗を誇る全国有数の自民王国として知られる。
その力の源泉の一つがインフラ整備だ。「橋ができる、学校ができる。目に見えるものがあると党員になる人も増える」(県連関係者)。市町村ごとに張り巡らされた地域支部が地元の要望を聞き取り、国会議員は予算という成果を持ち帰って票につなげる。強固なシステムが王国を支え続けた。
しかし、組織は確実に老いている。2006年に約2万1000人いた県内の党員数は10年以降、約1万3000人台で推移する。12年の政権復帰後も大きくは回復していない。「議員も党員も支持者もみんな高齢化している。会合に動員をかけても、以前の半分ほどしか集まらないこともある」。現場からはそんな声が漏れる。自民系県議22人の大半は60〜70代。最年少でも51歳だ。
「平成の大合併」の影響も大きい。県内に59あった市町村は19になり、系列の地方議員は激減した。青木氏の自宅がある旧大社(たいしゃ)町などとともに出雲市になった旧多伎(たき)町。かつては12議席中11議席を自民系が占めたが、今は旧町出身の市議は1人だけだ。町議会議長も務めた柳楽(なぎら)和利・党多伎町支部長(77)は「みんな自分の選挙があるから、国政選挙も一生懸命やる。引退してしまえば、かつての議員も離れてしまう」と寂しそうに語った。
青木氏はこれまで、縁の薄い鳥取県で重点的に遊説を続けてきた。公示後は鳥取と島根の活動日数をほぼ均等にする。足元を引き締め、審判の日に臨むつもりだ。【釣田祐喜、長宗拓弥】
◇予想される顔ぶれ
◇鳥取・島根(改選数1)
青木一彦55自現
国領豊太34諸新
福島浩彦59無新
(敬称略)
1683
:
チバQ
:2016/06/19(日) 13:13:27
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1606180001.html
【壮絶選挙区に迫る】山梨選挙区 意気込む民進“ポスト輿石”擁立で牙城守れるか 懸念される共産アレルギー
06月18日 17:01夕刊フジ
【壮絶選挙区に迫る】山梨選挙区 意気込む民進“ポスト輿石”擁立で牙城守れるか 懸念される共産アレルギー
輿石氏は「王国」を守れるのか
(夕刊フジ)
山梨選挙区といえば「旧民主党・参院のドン」こと、輿石東参院副議長の牙城である。その輿石氏が勇退するため、自民党は「絶好のチャンス」と意気込む。改選数1をめぐり、自民党と民進党が事実上の一騎打ちだ。
ただ、山梨自民党も裏は複雑だ。
かつて「政界のドン」と呼ばれた自民党の金丸信元副総裁が力を失った後、山梨で権勢を得たのは富士急グループを率いた自民党の堀内光雄元総務会長だった。だが一時、郵政民営化に反対して自民党公認を外される。
この時、「刺客」として元財務官僚の長崎幸太郎衆院議員が党公認で堀内氏と激突し、比例で復活当選した。堀内氏が自民党に復党すると、長崎氏は無所属に追いやられる。長崎氏は苦労しながら当選を重ね、無所属ながら自民党の二階俊博総務会長の派閥に所属している。
「結局、郵政民営化が山梨自民党を複雑にした」(自民党関係者)
堀内氏は先月他界したが、山梨自民党はいまだに、堀内派や長崎派など、いくつかに分裂、何かとぶつかり合っている。今回の参院選に、自民党公認で立候補する高野剛元県議も、長崎氏の選挙支援で自民党を除名された過去を持つ。
「内情は複雑だが、自民党が一枚岩になれば勝てる。このため、6月に入ると、安倍晋三首相や石破茂地方創生担当相などが続々と山梨入りし、高野氏の支援で街頭に立ち、一枚岩を迫っている」(自民党関係者)
迎え撃つ民進党も力が入る。
輿石氏自ら後継者擁立に動き、社会福祉法人理事の新人、宮沢由佳氏に白羽の矢を立てた。出馬会見には岡田克也代表が出席する力の入れようで、共産党を含む野党統一候補としてアピールし、日教組傘下の山梨県教職員組合(山教組)などにネジを巻いている。
だが、懸念材料もある。
「民主党出身で、永世棋聖の米長邦雄氏のおいである米長晴信元参院議員が5月、無所属での出馬を表明した。米長氏は2013年、みんなの党に移籍して参院選に出馬・落選したが、6万票近くを得た。民進党内の共産党アレルギーから、米長氏に票が流れる心配がある」(連合関係者)
野党陣営の分裂を狙ってか、安倍首相は8日、JR甲府駅前の街頭演説で「民進党は共産党と一緒になって、どんな経済政策を考えるのか。こんな無責任な人たちに政権を任せるわけにはいかない!」と声をからした。
「輿石王国」が激震している。 (ジャーナリスト・田村建雄)
1684
:
チバQ
:2016/06/19(日) 17:34:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160616ddlk03010004000c.html
<「共闘」のゆくえ>2016参院選・岩手選挙区/上 自民県連と平野参院議員 /岩手
06月16日 10:27毎日新聞
◇知事選での亀裂修復 メンツ立て舞台演出
5月28日夕、盛岡市内の料理店で机には酒が並んだ。「昨年の知事選では、ご迷惑をおかけしました。申し訳ございませんでした」。静まる自民の県連幹部や県議らの前で、平野達男参院議員は頭を下げた。その後、皆で乾杯した。陳謝した平野氏を招いたのは、自民県連側だった。
○ ● ○
参院選の岩手選挙区で自民県連は、昨年11月に田中真一氏(49)の擁立を決めた。慶応大ラグビー部の監督などを務め、前回の2013年の参院選で初めて立候補し、16万を超える票を獲得した。しかし、8万票余りの差を付けて立ちはだかったのが、無所属で選挙戦に臨んだ平野氏だった。
生活の小沢一郎・共同代表の影響力が強い岩手では、自民が12年に政権に復帰してからも、国政選挙では圧倒的な強さを見せられていない。特に参院選では、公認候補が7連敗中だ。県連が雪辱を期すには、平野氏の票も頼らざるを得なかった。
しかし、ある自民県議は「ネックになったのが、知事選での平野氏の対応の悪さだった」という。平野氏は昨年8月20日に告示された知事選に立候補する意思を示し、県議選を控えた自民県議らは選挙戦で連携するはずだった。ところが、告示直前に平野氏が撤退を表明。寝耳に水で、県議選にも影響した。前回参院選で生まれた県連と平野氏との亀裂は、埋まらなかった。
「支援を受けられると思った自民が積極的に動かなかった」。知事選を巡っては、平野氏の後援会など平野氏側も県連に不信感を抱いていた。
選挙戦直前になっても県連内の平野氏支援の空気は盛り上がらず、まとまって戦う雰囲気にはなっていなかった。平野氏側は、自分たちが裏切った形になったが、その要因が県連にもあると感じていた。別の自民県議は「自民にも非があったと言われれば、そうかもしれない」と話す。
その一方で、平野氏は無所属での政治活動に限界も感じており「自民入党もうかがっていた」(自民関係者)という。
○ ● ○
両者のわだかまりを解いたのが、県連会長の鈴木俊一衆院議員だった。
県連幹部は「参院選で平野氏が協力すれば亀裂が修復に向かう」とみていた。ただ、知事選の件で平野氏が自ら進んで謝ることはできない。県連に呼ばれて出向く格好にして、平野氏のメンツを保とうとした。鈴木氏らは酒席を段取りして、参院選が両者の歩み寄りの舞台となるよう演出した。
今月13日、一関市であった田中氏の後援会の事務所開き。会場には、平野氏も駆け付けた。「田中さんを応援することが私の職責の一つだ」「田中さんとは3年前に争った。あれはノーサイドにさせてもらう」。そうあいさつした平野氏は田中氏とがっちりと握手し、共闘する姿勢を示した。
平野氏が自民に近づく姿を見て、平野氏を支援していた男性はつぶやいた。「前回の選挙で『平野』と書いた人は、どう思っているんだろうか」
× ×
22日の参院選公示まで1週間を切った。改選数1の岩手選挙区には、野党共闘による木戸口英司氏(52)と幸福実現党の石川幹子氏(51)も立候補を予定している。県内政党の参院選に向けた動きを追った。
1685
:
チバQ
:2016/06/19(日) 17:34:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160617ddlk03010050000c.html
<「共闘」のゆくえ>2016参院選・岩手選挙区/中 現職・主浜氏の引退表明 /岩手
06月17日 10:42毎日新聞
◇「主導権」争いが噴出 民進と生活にしこり
元県議の木戸口英司氏(52)か、元衆院議員の畑浩治氏(52)か--。5月18日に盛岡市内で開かれた記者会見。共産県委員会の斉藤信副委員長、生活県連の佐々木順一幹事長、社民県連合の細川光正幹事長が並ぶ前で、民進県連の階猛幹事長は眉間(みけん)にしわを寄せ、木戸口氏が選ばれた無念さを隠さなかった。
「世論調査などの結果を踏まえ、野党第1党である私どもが主導して擁立すべきでないかと、最後まで畑さんを提案した」「正直言って、知名度では我々の調査でも圧倒的に畑さんは上回っていた」「今回は一歩引こうと。大変苦渋の決断をした」
選挙戦での態勢を尋ねられると、こう答えた。
「党ごとにやるのがいいのではないか」
○ ● ○
昨年11月、県内でも参院選に向けた動きが出始めた。
4日、共産県委員会が「野党との選挙協力が実現すれば擁立を取り下げる」としながら、県常任委員の立候補を発表。15日には、自民県連が田中真一氏(49)を公認候補者とすることを決めた。21日、生活の小沢一郎共同代表も盛岡市内で会見した。「岩手選挙区には(生活の)現職がいる。立候補表明の必要はない」。改選を迎える主浜了参院議員を立てる意向を明らかにした。
こうした状況に呼応するかのように、当時の民主県連も対応を模索した。「現職なら支援する」。共産県委員会と主浜氏を推すことで一致した。毎日新聞が昨年12月5、6の両日に実施した全国世論調査で、自民の支持率は29%、民主7%。自民は岩手選挙区で連敗しているものの、民主単独で戦う余力もなく、主浜氏での共闘の流れが生まれつつあった。
今年4月13日。社民県連合を加えた野党4党の県組織は、統一候補者を主浜氏にすることを正式に決めた。ところが、お膳立てされたにもかかわらず、主浜氏は正式な立候補表明をしなかった。
それから2週間後の27日、主浜氏が口にしたのは「引退」だった。「深刻な症状の家族を抱え、介護と政治活動の両立が難しくなった」
○ ● ○
擁立作業が白紙に戻り、民進県連と生活県連の「主導権」争いが噴き出した。主浜氏は後継者として、木戸口氏を指名。4党との協議で、民進県連は畑氏の擁立を譲らなかった。生活との個別協議を働きかけられても応じなかったが、最後は「現職の政党が生活」ということで折れた。5月の半ばを過ぎていた。
出遅れ感を取り戻すかのように、木戸口氏は連合岩手など労働3団体から推薦を得るなどして準備を進める。共産市議らとも各地で街頭演説を重ね、既に10回を超えた。
その中で、民進県連とは黄川田徹代表のあいさつ回りに、1回同行しただけ。「協力の姿勢が感じられない」。木戸口氏の後援会幹部は、民進とのしこりをうかがわせた。「非協力的だと見られていることは理解している。まとまる姿を見せなければ足元を救われてしまう」。民進県連幹部は危機感をにじませた。
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:35:28
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160618ddlk03010005000c.html
<「共闘」のゆくえ>2016参院選・岩手選挙区/下 共産・吉田氏比例へ /岩手
06月18日 11:54毎日新聞
◇票上積み未知数 残る「小沢アレルギー」
5月30日、盛岡市内の会議室で開かれた共産県委員会の研修会には、県議や市議、参院選の比例代表で立候補することになった吉田恭子氏(35)ら約50人が集まった。スーツ姿の木戸口英司氏(52)が登場すると、拍手で迎えられた。選挙前に他党の立候補予定者が、研修会に顔を出すのは初めて。帰り際、木戸口氏は参加者全員と握手をした。「共産にとって歴史的な場面になった」。県委員会の菅原則勝委員長は目を細めた。
○ ● ○
参院選に臨むにあたり、共産県委員会の方針は明確だった。昨年11月4日、岩手選挙区の候補者として吉田氏の擁立をいち早く発表。その記者会見の席で、菅原氏は「世論に野党連携を期待する声もあり、流れを作るために擁立を発表した。選挙協力となれば立候補を取り下げる覚悟はある」と言い切った。
5月18日に木戸口氏の立候補が決まると、市町村議が動いた。県内には、普代村を除く32市町村の議会に共産の議員がいる。生活や民進系の市議らと連携して、木戸口氏の支援態勢を整えていった。その一つが、花巻市の野党議員による「花巻から安倍政権ノーを! 花巻市議有志の会」だ。 「それぞれの地域で、共産議員が野党議員同士をつなげる接着剤の役割をしている」。地域レベルで野党共闘が進んでいることに、県委員会は手応えを感じている。菅原氏は「安全保障関連法を廃止するには、政権を取らなければ。ただ、共産1党では取れない。まとまるのは大義だ」と言う。
○ ● ○
今月3日、盛岡市内で開かれた共産の事務所開き。県委員会幹部は選挙区では木戸口氏、比例は共産への協力を求めた。国政選挙の県内の比例代表で、共産や共産候補者の得票率は5・7%(2010年参院選)、6・4%(12年衆院選)、9・1%(13年参院選)、10・8%(14年衆院選)と堅調に伸びている。
しかし、野党共闘で今後もどれだけ上積みが期待でき、党勢拡大につながるのかは未知数だ。
1999年に連立政権を組んだ自民と公明は「選挙区は自民、比例は公明」を基調にして、選挙協力を続けている。今回の参院選の岩手選挙区で立候補を予定している自民の田中真一氏(49)の陣営も、その方針を踏襲。民進県連や生活県連は、比例代表では自分たちの党や候補者の支援に力を入れる。
永田町では衆院の解散もささやかれる。共産が衆院選でも今回のような共闘を続ければ、政見放送ができなかったり選挙カーも出せなかったりする制約が出てくる。過去の衆院選では、生活の小沢一郎共同代表とは激しく争ってきた。「県委員会の段階では方針を決められないけど、このままでいいのか」。共産関係者は頭を悩ませる。
22日の参院選公示を控え、最前線で選挙戦を支援する共産市議の一人は複雑な心境をのぞかせた。「安保関連法の廃止に向けては他党を利用しているが、選挙戦では共産の地方組織が利用されている。先を見据えた時に、共産はどこに行こうとしているのか。支持者には小沢さんへの『アレルギー』も残っており、ジレンマを感じる」
◇
この連載は村山豪、近藤綾加、二村祐士朗が担当しました。
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:43:47
http://www.sankei.com/region/news/160617/rgn1606170038-n1.html
2016.6.17 07:07
【2016参院選】
1議席決戦(上)自民・中原陣営、票上積みへ公明との連携が鍵 新潟
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「相手の背中が見えているだけでは駄目。追い抜かなければなりません!」
12日、新潟市中央区のホテルで開かれた自民党県連大会。参院選新潟選挙区(改選数1)に立候補を予定する同党二階派の現職、中原八一が大きな声で絶叫した。
3日前に行われた長岡市での決起集会でも「死に物狂いで戦う」と落ち着いた口ぶりで決意を語ったが、この日は違った。普段は冷静な演説ぶりが定着しているだけに、県連大会に参加した約750人の党員の中には戸惑いの表情をみせる人もいたが、中原が「何が何でも1議席を守る」と強い口調で続けると、最後は大きな拍手に包まれた。
ある県連幹部は「政策ばかりを言うのでなく、やっと気持ちを前面に出せるようになった」と評価した。
野党統一候補として無所属で出馬する生活の党の元職、森裕子に対する中原の危機感は強い。通常国会が閉会した1日以後は臨戦態勢に入り、県内で多くの集会に参加。「(民進、共産、社民、生活の)4党が一緒になること自体おかしい。自衛隊、原発をはじめ政策も理念も違う」と訴え、野党共闘は「選挙目的以外の何ものでもない」と厳しく批判する。
◆前回選との大きな差
中原は県議を経て、民主党政権下だった平成22年の参院選に出馬し、県連の組織力を背景に約41万票で2位当選を果たしたものの、1位当選を含めた他の主要候補の得票は計約71万票に上った。改選数が2から1に減った今回、中原が警戒するのはこの大きな差だ。
自民、公明両党が政権を取り戻した後の25年の参院選で、自民候補は45万票超を得て再選したが、それでも主な野党勢力は合算で約58万票に上った。
中原陣営のスタッフの一人は、投票率が25年の参院選(55・82%)並みだった場合、当選ラインは「54万票」と口にする。知名度で森の後塵(こうじん)を拝している現状を自他共に認める中、票をどう積み上げるのか。
新潟を最重点選挙区に位置付ける自民党本部が頼りにするのは、連立政権を組む公明党にほかならない。公明は22、25年の参院選の比例代表でいずれも9万4千票台を県内で獲得し、抜群の安定感をみせている。
中原は昨年8月に自民の公認候補となり、今年3月には公明から推薦を得た。12日の県連大会後、中原陣営の選対本部長を務める県連会長の星野伊佐夫は「公明党さんには今回、本当に頼りにさせてもらっている」と記者団に漏らした。
◆「抜いた」とはいえず
自民党本部の調査では4月下旬から5月初めの段階で、中原陣営は「びっくりするほど大きな劣勢だった」(星野)が、6月に入り「ようやく(森の)背中が見えてきた」。「近づいてきたと(集会の)現場でも感じるが、まだ抜いたとはいえない」と、星野は公明のさらなる支援に期待する。
中原も新潟市で5日に開かれた公明の時局講演会に参加し、約1500人に支持を訴えた。中原は「会合には女性が多く、公明の力を実感した」と打ち明ける。6年前の参院選では公明の大規模集会に顔を出さなかったが「前回以上の支援をもらっている」と手応えを語る。
公明党県本部代表の志田邦男は「恐らく、最後は草の根の1票をもぎ取れるかという厳しい戦いになるが、うちの得意分野だ」と自信をみせた上で「今回は自公の歯車がかみ合わないと勝てない。(これまで選挙協力で)双方に意識の差はあったが、やっとかみ合い、5日(の講演会)に間に合った」と打ち明ける。
中原陣営はこれまで2300を超す企業や友好団体から推薦を得た。だが、公明関係者は「中原は業界団体、自民県議の後援会といったように同じ顔ぶればかりを相手に回っている。今回は殿様選挙では通じない」と、もっと汗をかくよう中原に求めている。
自公の組織票をベースにしつつ浮動票をいかに取り込めるか。それこそが勝敗を分ける鍵になりそうだ。
◇
22日に公示、7月10日に投開票される参院選では、政権与党の自公と野党勢力が事実上の一騎打ちを繰り広げる。激戦が予想される選挙戦の構図を探る。 (敬称略)
◇
◇新潟選挙区立候補予定者
(1減・1-3)
中原八一 57 拉致特委員長 自(二)現 【公】
横井基至 35 元航空自衛官 幸 新
森裕子 60 元文科副大臣 無 元 【民】【共】【社】【生】
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:44:37
http://www.sankei.com/region/news/160618/rgn1606180016-n1.html
2016.6.18 07:02
【2016参院選】
1議席決戦(中)野党・森陣営 「一枚岩」強調 浮動票狙う 新潟
「子供たちの命と未来、そして皆さんの生活を守るために、どうしても勝たなければならない」
15日、燕市の吉田産業会館で開かれた野党陣営の決起集会。参院選新潟選挙区(改選数1)に野党統一候補として無所属で立候補する生活の党の元職、森裕子は約300人の聴衆に力説した。
そして、旧民主党(現民進党)県連代表だった当時、候補者の一本化をめぐる調整で森と一時は鋭く対立した衆院議員の菊田真紀子が「安倍政権の暴走を止めるため国会にぜひ行ってもらい、暴れてもらおう」と壇上で“和解”をアピールすると、会場から大きな拍手が湧き起こった。
民進、共産、社民、生活の4党を軸とする野党勢力と連合、市民団体による共闘は主張が一致する安全保障関連法の廃止を旗印にすることで実現した。新潟市中央区の県庁前に5月中旬に設けた「中央選対事務所」に各党や団体の担当者らが定期的に集まり、情報を共有。県内各地にも事務所を置いて会議を開き、有権者の理解と支持を広げようと奔走している。
もっとも共闘は名実ともに一枚岩とは言い切れず、効果は未知数だ。旧民主党を離党した森への抵抗感が民進党内などに今もくすぶっているからだ。新潟選挙区へのくら替え出馬を決め、後に撤回した菊田は「(森との間に)まだ温度差がある」と認める。
一方で、同選挙区で初めて共闘に加わる共産党はスタッフを事務所に派遣し、森を全面的に後押しする。社民党県連幹事長の渡辺英明は「過去にわだかまりを持つ民進党の国会議員が前面に出れば、もっと心強い」と注文を付ける。さらに同党の県議や市議にも積極的に動いてもらい、共闘の面的な広がりを強めることも狙う。
複雑な心境の菊田も「責任ある野党第一党として『(森への個人的な感情を)超越してやっていこう』と呼び掛けたい」と、自らに言い聞かせるように力を込めた。
◆経済失政と批判
安倍晋三首相が消費税増税の再延期を表明し、経済政策「アベノミクス」は失敗したと野党が断じる中、森は燕市の集会で、国内総生産(GDP)の6割を占める個人消費が振るわないとして「皆さんが使えるお金を増やさないと景気は良くならない」と訴えた。
菊田も本紙の取材に対し、規模や業種によって地方企業の業績に差があり、非正規雇用者が増えている現状を指摘した上で「暮らしを底上げし格差を是正する施策に転換させないといけない」と、安倍政権の経済失政を強調した。
中小企業が集まる燕市の製造品出荷額は、リーマン・ショック後の平成22年の3359億円を底に回復傾向にあるが、事業所数(従業員4人以上)は17年末の877から26年末には約2割減の約700となり、減少が止まらない。
同市で金属加工業を経営する50歳の男性は「アベノミクスの恩恵を受けたという声は聞こえず、地方に成長産業を根付かせる具体的な道筋も見えない」と不満を隠さない。
◆団結力をアピール
選挙戦では連合や共産党が持つ組織票と県内各地に浸透する森の知名度を武器にしつつ、事実上の一騎打ちとなる自民党の現職、中原八一の攻勢をどうかわすかが焦点となる。
野党各党は過去に得た票の単純合算にはならないと気を引き締めており、菊田は「投票率が上がらなければ組織の力を持つ自民党は強い」と指摘。政治への関心が比較的低い若年層や無党派層といった浮動票の取り込みも狙う。
野党4党は社会保障や雇用、子育てなどに関する15法案を先の国会に共同で提出した経緯があり、無党派層の心に響くような共通政策を打ち出せる余地がある。
野党勢力は今後、施設内の集会だけでなく街頭や若者が集まるイベントに繰り出し、浸透を図る構えだ。
共産党県委員会委員長の樋渡士自夫は「各党の支持者を固めた上で、野党の団結力をどれだけアピールできるかが勝敗の鍵を握る」としている。(敬称略)
◇
◇新潟選挙区立候補予定者
(1減・1-3)
中原八一 57 拉致特委員長 自(二)現 【公】
横井基至 35 元航空自衛官 幸 新
森裕子 60 元文科副大臣 無 元 【民】【共】【社】【生】
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:45:13
http://www.sankei.com/region/news/160619/rgn1606190033-n1.html
2016.6.19 10:30
【2016参院選】
1議席決戦(下)有権者どう動く 若者へのアピールが鍵 新潟
反応
反応
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22日に公示される参院選新潟選挙区(改選数1)の有権者は2日現在で約191万7千人。平成26年12月の衆院選以来、約1年半ぶりの国政選挙で有権者は何を判断基準に、どう動くのか。選挙権年齢の引き下げで新たに有権者となる県内の18、19歳は推定で計約4万3千人。有権者全体の約2・2%にすぎないものの、次代を担う若者たちが投票所にどれだけ足を運び、政治をどう動かすかも今回の参院選では焦点の一つとなる。
■投票の大切さ感じた
「投票の大切さを感じた。高齢者ばかりでなく、若者にも目を向けることができる政治家に投票したい」
長岡工業高等専門学校(長岡市西片貝町)の体育館で16日、同市選挙管理委員会が3年生約200人を対象に開いた出前講座を受講した小野塚桃子(18)は、今まで政治や選挙にあまり関心がなかったが、今回の参院選では一票を投じようと気持ちが変わったという。
出前講座では同市選管の担当者が選挙制度概要をはじめ、政治に参加する意義や投票の持つ意味、インターネットを使った選挙活動などを説明。3年生のうち今回の参院選で選挙権を得る約100人が模擬投票を体験した。
そのうちの一人、稲生穂乃香(18)は選挙権の重みを感じていた。「自分の一票で世の中が変わるかもしれないということを学んだ。考えが偏らず全体を見渡せる人に投票したい」
■3人中2.2人が棄権
県選管によると、同選挙区の投票率は25年の前回が55・82%。20〜24歳は年齢別で最も低い27・34%にとどまり、3人のうち2・2人が棄権した。同市選管事務局長の遠藤健男(51)は「こうした講座をきっかけに選挙や政治に関心を持ってもらい、低迷している若者の投票率を少しでも上げることができればいい」と手応えを話した。
県内の経済人は、参院選をどう見ているのか。鋼材の加工・販売を手掛ける藤田金属(新潟市中央区)の社長、今井幹文(もとふみ)は「地方創生の行方に注目している。いかに新潟を継続的に盛り上げ(地元を訪れる)交流人口を増やすか。農業分野の国家戦略特区に象徴される官民一体の取り組みが試される」と話す。
その上で、中国などの新興国や為替の動向に地方経済も影響を受けている現状を、政治がどれだけ認識しているかを問う。「例えば中国が鉄鋼を過剰に生産して安値で輸出し、日本の素材産業にも影響を与えている。安倍晋三首相の経済政策『アベノミクス』の対案として、海外の状況を踏まえた政策が野党から出なければ、選挙戦で議論は深まらないだろう」と指摘する。
一方、演劇の舞台公演などを行っている小劇場「新潟古町えんとつシアター」(同区)の支配人、逸見友哉(へんみ・ゆうや)(36)は「先のことを考えてくれる人に入れたい」と、候補者の政策の内容を注視する。
これまで棄権したことはなく、票を投じる候補者は国政選や首長選にかかわらず、消去法で選んできたという。今回は「特に18、19歳に対して前向きな内容をアピールできる候補者がいるか注目したい」と話す。同時に「若い人がどれだけ政治に関心を持っているか、投票率も気になる」という。
改選数が2から1に減り、前回は8人だった候補者は今回は3人にとどまる見込みだ。逸見は「選択肢は多い方がいいので、さみしい。改選数の削減も残念。地方の意見をもっと吸い上げるべきだ」と話した。(敬称略)
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この連載は市川雄二、臼井慎太郎、松崎翼、村山雅弥が担当しました。
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◇新潟選挙区立候補予定者(1減・1-3)
中原八一 57 拉致特委員長 自(二)現 【公】
横井基至 35 元航空自衛官 幸 新
森裕子 60 元文科副大臣 無 元 【民】【共】【社】【生】
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:47:07
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160615ddlk02010053000c.html
<岐路の農政>2016参院選/上 TPPに攻守揺れ 大規模化でコスト増も /青森
06月15日 10:43毎日新聞
深緑の季節を迎えた八甲田山系。その豊かな雪解け水に恵まれた青森市八ツ役の水田で、「山田ふぁーむ」の山田正樹代表(53)はあきたこまちやコシヒカリを育てている。「TPPを恐れていない。むしろプラス効果に期待したい」
政府が昨年10月に合意したTPP、つまり「環太平洋パートナーシップ協定」は日本にとって「黒船」にほかならない。安い輸入農産品の襲来が農家の経営を直撃するからだ。一方で政府は、TPPをテコに農業の競争力・体力強化を図る。農地集約や新規参入を進め、新たな担い手を育てたい思惑もある。
青森市生まれの山田さんは早稲田大卒業後、外資系商社に入社。やがて「Uターン」し、広告会社勤務などを経て農家になった。収量を求めず質を追求し、農協などを通さない直接販売を展開。「米・食味鑑定士協会」の品評会に毎年出品し、「おいしさの数値化」を図る。2013年にはコシヒカリが約4000点の中から特別優秀賞に輝いた。その「エビデンス(証拠)のあるおいしさ」で販路を開拓。価格競争から離れ、「TPPを脅威に感じないやり方をしている」という。
夢は「うまいコメを世界に売ること」。海外の日本食ブームもあり、チャンスはある。だが個人では海外へ打って出る経営戦略は立てにくいため、商社などとの連携に期待を寄せる。
■ ■
一方、県内の多くの農家からはTPPに不安の声が聞かれるのも事実だ。つがる市の70代の男性は「米価を安定させるため、生産調整に応じて交付金をもらい、収入を安定させる方法が当たり前になっているのが現状。農家は既に『守り』に入っているよ」と話す。
とはいえ、青森の農業は近年「攻めの姿勢」も目立つ。リンゴは輸出拡大を続け、県産米の新品種「青天の霹靂(へきれき)」は日本穀物検定協会の15年産米の食味ランキングで最高評価「特A」に輝いた。だがTPPの影響は避けられそうにない。国は昨年、県内の農林水産生産額については今後、30億〜50億円減との試算を公表した。コメは「影響ゼロ」としたが、県独自の試算では23億円の減少が予想される。
農水省によると、15年の県内の農業経営体数は約3万5000。10年と比べて約9000減ったが、耕地面積では10ヘクタール、販売金額では700万円を境にそれ以上の経営体が増え、それ以下が減っている。JA青森中央会によると、後継者不足の問題などで廃業した農家の土地を近隣の農家が借り受けることで、経営の「大規模化」が進んでおり、ここ5〜6年はその傾向が顕著という。政府・自民党が推進する大規模化の波は、確かに青森にも及んでいる。だが「経費を差し引いた所得の伸びはあまりないのが現状」(同中央会)との指摘もある。労働力不足も深刻化し、従来は家族の手伝いでカバーできた作業にもわざわざ人件費をかけて人を雇用するなど、規模拡大の影響でコスト増となるケースもあるという。
■ ■
長年、自民党の支持基盤だった農家。だがTPP導入を巡り、近年の国政選挙では自民候補を積極的には支援しない現象も各地で起きている。県内でも7月10日投開票の参院選への対応について、JAグループ幹部で構成する県農協農政対策委員会が「自主投票」を決めた。
競争力を強化させ、「大規模化」「法人化」を進めたい政府・自民党。青森選挙区では自民現職の山崎力氏(69)が「生産者への支援対策と海外の市場開拓が重要」と訴える。一方で「今回のTPP合意に反対」の立場を取る民進党は、民主党政権下で農水政務官も務めた田名部匡代氏(46)が「県の基幹産業は1次産業だが、農村や漁村には不安が広がっている」と警戒感を強める。参院選を前に、岐路に立つ県内の農業の現状を探った。【佐藤裕太】
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■ことば
◇環太平洋パートナーシップ協定(TPP)
太平洋沿いに位置する日本、米国、豪州、シンガポール、チリなど12カ国が2015年10月、大筋合意した広域の自由貿易協定(FTA)。農産品、工業品の関税の削減・撤廃や、投資や知的財産権など幅広い分野で域内共通ルールを作ることで貿易や企業活動の活発化を狙う。10年に交渉が始まり、日本は13年に交渉に加わった。TPPが発効すると、世界の国内総生産(GDP)の約4割を占める巨大な経済圏が誕生する。
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:47:29
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160616ddlk02010007000c.html
<岐路の農政>2016参院選/下 戸惑うリンゴ王国 他の果物と競合懸念 /青森
06月16日 11:37毎日新聞
「来るなら来い」。今年2月、三村申吾知事はいつになく自信満々だった。日米など12カ国が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に署名したことについての見解を述べた時だ。「来るんだったら来いや、と。防衛するだけなく、このピンチにしっかりと対抗していく姿勢を示したい」。知事はその自信の背景も説明し、「我々は世界に誇れる農林水産資源を持っている。海外戦略に本腰を入れたい」と述べた。
■ ■
TPPを迎え撃つ県内農業。主要産品の中で、とりわけ影響が注視されるのがリンゴだ。青森は年間生産量46万8000トン(2014年)と国内リンゴ生産量の半分以上を占める「王国」だけに、戸惑いも広がる。リンゴの関税は11年間で段階的に撤廃されることになり、政府は国内生産額の最大6億円減を見込むが、2000億円超の産出額を考えればむしろ影響は限定的との見方もある。だが県内の農家からは「過小評価」との声も上がる。
その根拠の一つが、リンゴ生産量2位の長野県で示された数値だ。昨年11月、JA長野中央会は「リンゴ約116億円減」との独自の試算をまとめた。今年3月にはJA秋田中央会も同様に「約19億円減」との試算を公表している。
JA青森中央会は独自の試算は出していない。だが「リンゴが出回る寒い時期に、季節が逆の南半球から新鮮な果物が入ってくれば、競合するかもしれない」との懸念がある。
例えば豪州産のブドウは主に2〜6月に出回る。青森が誇るリンゴの主力品種「ふじ」とも時期が重なる。実際に商社やスーパーでは、冬場は輸入品で店頭の種類を豊富にしようとする動きがある。「リンゴ同士」の対決なら青森県産は負けない自信があるが、他の果物と比較された時に「珍しさに釣られてリンゴの需要が下がるのでは」との不安が残る。実際、2月の記者会見でTPPの「迎撃」に自信を示した三村知事もリンゴについては、「他の果物が安くなって、食べ替えも想定される」との懸念を口にした。
■ ■
TPPへの不安は品質や労働環境にも及ぶ。昨年12月、民主党(当時)県連はTPPに関するセミナーを開催。八戸市の会合には、今回の参院選に民進から出馬予定で、民主党政権下で農水政務官も務めた田名部匡代氏(46)も出席した。当時の資料によると、生産者からは「安全でない作物が入ってくるのでは」「外国人労働者が増え、給料が下がるのでは」といった懸念の声が相次いだという。
こうした状況下、県も近年は輸出に力を入れる。15年産リンゴの輸出は、4月までの時点で3万5000トン超(県国際経済課)。12年以降年々増加しており、海外で出回る国産リンゴは9割が青森県産とされる。6月には駐日スリランカ大使が県内を視察。背景には、スリランカにとって主なリンゴの輸入先だった中国産への「安全面での不安」がある。JA関係者が「国産リンゴは海外市場でブランド力があり、青森は他県に先んじて輸出の設備やノウハウが整っている」と話す通り、青森のリンゴは「攻めの材料」でもあるのだ。参院選に出馬する自民現職の山崎力氏(69)の応援で15日に来県した安倍晋三首相も「青森のリンゴは香港や台湾など世界で大人気。輸出を増やし、農家の収入も増やす」とブランド戦略の重要性を訴えた。
■ ■
ただ、現状ではTPPを巡る各種の試算には幅があり、農村を覆う不安は払拭(ふっしょく)しきれていない。弘前市のリンゴ農園で働く30代の男性は話す。「私たちが求めたいのは、試算を超える影響があったときの補償対策を示してもらうことだ」
安倍首相が1月の施政方針演説で「我が国のGDP(国内総生産)を14兆円押し上げ、80万人もの雇用を生み出す」と経済効果を強調したTPP。日本の農政が岐路に立つ中、農業県・青森の未来がかかった参院選は22日、公示を迎える。【佐藤裕太】
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:48:10
http://www.sankei.com/region/news/160616/rgn1606160064-n1.html
2016.6.16 07:09
【参院選 迫る決戦】
(上)知名度と実績で勝る中曽根氏 群馬
反応
反応
■組織力で圧倒の自民、「水物」…漂う楽観ムード警戒
◆初心に帰って戦う
中曽根弘文氏が初当選を飾ったのは今から30年前の昭和61年。父の康弘首相(当時)が「死んだふり解散」と呼ばれる史上2度目の衆参同日選を仕掛け、自民党が圧勝したときだ。
6度目の挑戦となる今回の参院選では、その同日選でともに初当選した谷津義男元農水相が選対本部の事務長に就任。谷津氏は先月29日に開かれた選対発足式で「今回、相手は野合してまとまってくる。こんなことは群馬の参院選で初めてのことだ」と語り、「初心に帰って戦う」と気勢をあげた。
6年前の選挙から改選数が1となり、その際は当時民主党の県連会長だった相手候補に中曽根氏が野党の県連会長として挑み、相手を一蹴した。構図は「自民vs民主VS共産」。今回はこの構図が事実上「自民VS民進(旧民主)・共産」となる。
6年前の民主党と共産党の得票数を加算しても、中曽根氏の得票数とは20万票近く離れており、最近の共産党の勢い(昨年の知事選で共産推薦候補は12万9990票を獲得)を加味しても、約14万票の開きがある。知名度と実績で勝る中曽根氏が「盤石」といわれるゆえんだ。
陣営は4月下旬から郡市単位での集会をスタートさせ、12日にみどり市で開かれた激励会で県内を一巡した。同日選の可能性を直近まで排除しきれなかったため、選対本部の立ち上げこそ遅れたが、同日選が流れたことで衆院の勢力も参院選に集中できるようになり、選対の布陣は強力になった。
また、野党だった6年前は、業界団体の対応も自民、民主両候補を推薦するなど判然としなかったが、今回は建設、農業、林業、商工、医療関係の各団体から推薦を取りつけ、組織力を強化した。
◆「50%割れ」も視野
知名度に加え組織力でも他候補を圧倒する中曽根陣営だが、不安要素がないわけではない。
その一つは昨今低下が著しい投票率。平成22年の58・55%、25年の51・75%を踏まえれば、今回は過去最低の「50%割れ」も視野に入る。
そうなれば、組織票の上積みが勝敗の鍵を握ることになるが、相手の「野党統一候補」は投票率の影響を受けにくいとされる共産党票と、民進党を支持する連合票を取り込み、それに市民連合が加勢する。
推薦を取りつけている公明党票も加味すれば、それでも中曽根氏の優勢に変わりはない。しかし、組織内に楽観ムードが漂えば、“水物”ともいわれる選挙において、思わぬ傷を負いかねない。
実際、中曽根氏は12日の激励会後、記者団に「『もう大丈夫でしょう』といわれるのが一番怖い」と話し、楽観ムードを警戒した。長年自民党の選挙に携わってきた関係者は「『もう大丈夫』という人は選挙に行かない」と指摘するほどで、中曽根選対がどれだけ組織を動かし票に結びつけられるか。油断が最大の敵となりそうだ。
◇
参院選の日程は22日公示、7月10日投開票に決まった。主な陣営の動きを追い、戦いの構図、公示直前の情勢を探る。
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:
チバQ
:2016/06/19(日) 17:51:32
http://www.sankei.com/region/news/160617/rgn1606170033-n1.html
2016.6.17 07:02
【参院選 迫る決戦】
(中)「統一候補」綱渡りの野党共闘 群馬
◆1ランク下の「支持」
「非自民・非共産」は民進党の支持団体、連合が平成元年の結成以来、掲げてきた方針だ。共産党に近い組合などはこれに対抗して全労連(全国労働組合総連合)を結成し、両者はいまも敵対関係にある。
しかし、民進党は今夏の参院選から共産党と共闘することを決め、改選1人の群馬でも「野党統一候補」堀越啓仁氏が誕生した。
民進党は市民団体出身の堀越氏が無所属で出馬することを一度は団体側と野党間で合意したが、連合が民進党の公認を強く求めたため、約束を反故(ほご)にしてまで、堀越氏の民進党公認に動き出した。
市民団体側は民進党の“不義理”に激怒したが、最終的には民進党が公認、共産、社民両党が推薦することで決着した。
しかし、連合群馬(富沢誠会長)は先月17日の執行委員会で、堀越氏への支援態勢を「推薦」より1ランク下の「支持」にとどめることを決めた。「推薦」は組織内外に運動を展開する最上位の支援レベルだが、「支持」は対象範囲が組合員とその家族に限られる。
旧民主党時代から考えても、党の公認候補を「支持」にとどめるのは異例の事態だが、「非共産」という連合結成以来の方針は、組織内に根強い“共産アレルギー”として残っており、富沢会長は「組織が一枚岩となり、最大限の票を出すためには、『支持』が最適だった」と説明した。
◆水泡に帰す事態にも
そうした連合と共産党の歴史的経過や民進党と共産党の根本的な主義主張の違いもあって、野党共闘は綱渡りの様相を呈している。連合の執行委員会前日に行われた民進党の結党大会では、選挙で共闘する社民党県連代表の姿はあっても、共産党関係者の姿はなかった。
一方で、市民団体も交えた野党合同の集会には連合が動員をかけないことになっており、共闘は一枚岩とはいえない状況だ。
野党は、自民党の「1強多弱」を打破するために全国32の1人区で候補者を一本化した。その一方、連合が傘下の産業別労組から12人の組織内候補を民進党の比例代表に擁立し、共産党も党勢拡大のために比例代表票の上積みを急ぐ。
いわば、選挙区では「統一候補」を担ぎ上げて手を握り合っているが、比例代表ではもう一方の手で各党がそれぞれの票をかき集めているような状態で、一歩間違えれば、共闘が水泡に帰す事態にもなりかねない。民進党の前原誠司元外相は以前、共産党を「シロアリ」と酷評していた。「統一候補」を擁しながら比例代表票で民進党が共産党と肉薄するようなことになれば、前原氏の酷評は当を得た忠告だったということだ。
◇
参院選には幸福実現党から新人の安永陽氏も立候補を表明。憲法改正や自虐史観の一掃、マイナンバー制度の廃止などを訴え、浸透を図っている。
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:52:25
http://www.sankei.com/region/news/160618/rgn1606180015-n1.html
2016.6.18 07:01
【参院選 迫る決戦】
(下)18歳選挙 当惑も「期待に満ちた一票を」 群馬
反応
反応
◆出前授業や模擬選挙
22日の参院選公示まで1週間を切った17日、県立桐生女子高校では、放送部の生徒が昼休みに3年生向けの校内放送を流していた。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることを受け、新たに有権者となった生徒に投票へ行くよう呼びかけを行っていたのだ。
とはいっても、参院選で投票ができるのは3年生全員ではない。選挙権があるのは投開票日(7月10日)翌日の11日までに誕生日を迎えた生徒に限られ、その数は3年生の3分の1ほどだ。
県選管によると、年齢の加算は誕生日の1日前に行われるといい、仮に7月11日生まれの生徒は、10日の投票日に投票はできるが、9日までの期日前投票は利用できない。10日生まれの生徒は9日の期日前投票はできるが、8日まではできない。
こうしたことは生徒の間で十分には認識されておらず、17日の校内放送後、桐生女の生徒会は投票日までにどのような選挙啓発が必要かを真剣に話し合っていた。
今夏の参院選が初めてということもあり、「18歳選挙権」への関心は高い。選管は各地で出前授業を行い、模擬投票を実施するなど、選挙啓発に力を入れてきた。
◆親と同じ人に入れる
一方、新たに有権者となる若者にとっては、政治が突如として目の前に現れ、誰に投票するかの判断を迫られるだけに、当惑している感も否めない。
高校生の有志でつくる「群馬県高校生会議」は従来の主権者教育に物足りなさを感じ、11日に高崎経済大で座談会を開いた。大学生も交えて主権者教育の課題や改善策を話し合った。参加したある女子生徒は「学校の主権者教育はやってはいけないことの話が中心で、ほとんどの生徒は興味を持っていない。どうやって選べばいいか、みんな困っていると思う」と話した。
参院選から投票権を得た別の女子生徒に投票先を決めたか聞くと、「まだ決めていない」と答え、どうやって決めるかを尋ねると「親と同じ人に入れると思う」と話した。
公示前には舛添要一都知事が政治資金の「公私混同」問題で批判を浴び、辞職することが決まった。「政治とカネ」をめぐる問題は、若者の政治離れを加速させかねず、新有権者の低投票率が懸念される。
桐生市の男子生徒は「疑念だらけの一票ではなく、期待に満ちた一票を投じたい」と率直な思いを語った。
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チバQ
:2016/06/19(日) 17:59:21
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016061702000247.html
<決戦の構図>(上) 民・共・社が統一候補
2016年6月17日
写真
二十二日の公示が目前にせまった参院選。三重選挙区(改選数一)は三人が立候補を予定しており、民進党現職の芝博一さん(66)が三選を果たすか、自民党新人の山本佐知子さん(48)が党として三重選挙区の議席を独占するかが最大の焦点となる。政治団体「幸福実現党」新人の野原典子さん(59)も出馬を表明している。接戦が見込まれる夏の決戦の構図を二回にわたって展望する。
民進と共産、社民の三党が統一候補として擁立した民進現職の芝博一の事務所に届いた、労働組合や企業などから推薦状は約四百枚。前回選とほぼ同じ。一見、野党連携の影響が見られないのは、芝が他党と直接、政策協定を結んでいないからだ。
旧民主が十五年ぶりに自民に議席を譲った前回選では、旧日本維新の会と共産も候補者を擁立。三党が獲得した計四十四万票に対し、自民は三十七万票余。自公政権打倒を目指す共産は昨年末から繰り返し共闘を打診したが、芝は首を縦に振らなかった。
前回選で六万票を得た共産と組めば、計算上はその分の上積みが見込める。神職出身の芝が共産から直接的な支援を受ければ保守層の支持者が離反しかねない。半年間、決断に踏み切れなかった。
全国三十二の改選一人区で候補一本化が進む中、三重は五月に入っても進展がなく、党の独自調査では「接戦」。業を煮やした地元選出の民進党代表・岡田克也は「支援してもらえばいいじゃないか」と芝を説得。協定書が交わされたのは、公示を一カ月後に控えた二十三日だった。
写真
芝と三党は市民団体「市民連合みえ」と個別に協定を結び、市民連合みえが推薦する芝を「応援」する形を選択した。協定の内容も、安保法制廃止など四項目に絞り込んだ。
連合三重の幹部は「芝と共産がじかに協定を結んでいたら、選挙にならなかった」と明かす。すでに組合員からは共産との連携を非難する声が届く。幹部は「芝が協定を結んだのは、あくまで市民連合みえ。選挙後も一緒に活動するわけではない」として、組合票固めに苦心する。
民進党県連副代表の三谷哲央も「三党合同で集会や街宣を開く予定はない。各党が個別に選挙戦を展開する」と明言。三党そろうのは市民連合みえの主催行事だけにし、民進、共産双方の支持者が互いに抱く「アレルギー」を最小限に抑える。
候補一本化の効果はいまだ未知数だが、市民連合みえとの連携は新たな戦略をもたらした。芝は十日、市民連合みえの呼び掛け人で、若者組織「SEALDs TOKAI」の岡歩美(25)との対談イベントに出席。支持なし層に市民目線の政治をPRした。党支持者や労働組合を中心に支持を固めた、従来の選挙活動ではなかった戦術だ。三谷は「従来型に加え、市民連合みえと協力し、福祉従事者や働く母親らにも投票を呼び掛ける」と支持層の広がりに期待を寄せる。
岡田は昨年十一月から県北部を精力的に回り、芝と百二十カ所でミニ集会や立会演説会をこなした。六日には保守地盤が厚いとされる熊野市、尾鷲市を訪れたが、ある関係者は「県南部は事務所を借りることさえ難しい」と打ち明け、岡田も「鈴鹿以北で圧勝し、南部の負けを上回る票数を得るのが勝つパターンだ」。党幹部も続々と県内入りしてテコ入れを図る。
(文中敬称略)
(参院選三重取材班)
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:
チバQ
:2016/06/19(日) 17:59:40
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/mie/CK2016061802000228.html
<決戦の構図>(下) 公明と蜜月の自民
2016年6月18日
写真
参院選三重選挙区で二〇〇〇年の補選以来、五連敗を喫していた自民。一三年の前回選、新人の吉川有美(42)が政権奪還の勢いに乗って激戦を制し、白星を飾った。民進党代表の岡田克也のお膝元である県北部の十市町のうち、大票田の四日市や桑名など四市町で勝利を収めたことが議席奪還に大きく寄与した。
今回擁立した山本佐知子(48)は東京生まれだが、桑名市が本籍地だ。旧衆院三重1区選出で自治相を務めた故山本幸雄の孫で、父は元滋賀県長浜市長、弟は滋賀県議という政治家一家。自民県連幹事長の前野和美は選定の決め手を「安定感と落ち着き」と語り、父親の落選を味わい、選挙の厳しさを肌で知る点もプラスに働いた。
陣営は、今回も県北部の得票が勝敗を左右するとみる。前野は「県北部で相手候補にどれだけ迫れるかが勝負。公示前に支持層の票を固め、公示後にいかに浮動票を取り込むかが鍵だ」と意気込む。
党のベテランが当選を重ねる衆院1、4、5区は国政報告会に出席するなどして支持層を固める一方、大票田の2、3区では無党派層を狙って党の大物国会議員らを応援弁士として招く「空中戦」を仕掛ける。県連は若い有権者の関心を引こうと衆院議員、小泉進次郎の応援も要請済みだ。
後援会事務所の本部は幸雄の地元・四日市市に置いた。くしくも幸雄の地盤を一九九〇年に継いだのが岡田だが、県連会長の田村憲久は「祖父の知名度だけで勝てるわけではないが、『山本』の名前は財産だ」。陣営が積極的に働き掛けずとも、かつての幸雄の支援者が事務所を訪ねてくるという。
写真
山本自身も十日の四日市市での決起大会で祖父を紹介し「四日市には格別の思いがある」と話した。ただ、県連幹部は「岡田さんの後援会組織は強力。市議、県議の力を結集しなければ勝てない」と気を引き締める。
知名度向上が至上命令の山本は一月から国会議員や地方議員の集会や支援団体を回り、名前を浸透させてきた。五月の大型連休から街頭演説にも立ち、多い日は三十〜四十カ所でマイクを握った。連休以降は活動の七割を支持基盤が弱い衆院2、3区回りに割く。
党は三重を重点区に位置付けており、伊勢志摩サミットからわずか二週間後に安倍晋三首相が県内入りした。県連幹部は「一気に勢いを付けたい」。さらに、過去の国政選挙で特定候補を応援してこなかった知事の鈴木英敬が安倍政権と山本の支持を打ち出したのも好材料だ。
山本の推薦を早々に決めた公明との連携について、田村は「最大限の応援態勢を組んでもらっている」と蜜月ぶりを強調。公明県本部代表の中川康洋も「今回は公示前からスムーズに協力態勢を敷いている」と共同歩調をアピールし、党の国会議員が山本の決起大会で応援弁士を務める。
(文中敬称略)
1697
:
チバQ
:2016/06/19(日) 18:00:22
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/fuk/CK2016061602000225.html
<闘う>(上)自民、公明
2016年6月16日
◆油断や慢心、陣営警戒
「本来なら最高の地位に就かせてもらい、どちらかというと一丁上がり」。現職議長としての選挙になる自民の山崎正昭氏(74)は、四月下旬の事務所開きで出馬に迷いがあったことを打ち明けた。
「自民王国」と言われる福井。人材は豊富。党県連が山崎氏の党本部への公認申請を決めた昨夏前までは、県議ら複数の後継候補の名前が挙がっていた。県連幹部は「年齢的にも立場的にも引退すると思っていた」と振り返る。
それでも市議会、県議会を経て国政に出た山崎氏。地元の実情に詳しく、たたき上げの政治家として手腕には定評がある。県内の首長らは声をそろえる。「実力はナンバーワン」
その声に応えるように山崎氏は「生涯現役」を宣言。健康面にも問題はない。北陸新幹線や中部縦貫自動車道、地方創生など県政課題は正念場を迎える。仲倉典克・県議会議長は「地元が中央要請で最も頼りにしていると言っても過言ではない」と話す。
六年前の選挙は、野党として臨んだ。岡田高大・大野市長は今回の事務所開きで違いを感じた。「来られる方が非常に多い」。影響力の大きさが如実に表れていた。
党籍を持つ県内地方議員は、野党時代から一割ほど増え、昨年末で二百十九人となった。県選出の国会議員は全て自民。党三役や大臣もおり、政治力は過去にないほど高まっている。推薦を決めた公明党員の票も織り込め、陣営は勝利という結果はもちろん、得票率を意識する。
ただ、複数の県議からは「選挙の熱がない」との懸念も漏れる。野党共闘について、陣営関係者は「経験したことのない戦いになる」と警戒する一方、油断や慢心も感じ取っている。仲倉議長は「現職の参院議長で、大丈夫という気持ちが県民にあるのも事実」と認める。
消費税導入後にあった一九八九年の参院選福井選挙区では事前の予想と違い、自民候補が一万票差で敗れた。昨年十一月、いち早く山崎氏の推薦を決めた県農政連。山田俊臣会長は、引き締めを図ろうとこう強調する。「選挙は、ふたを開けるまで分からない」
衆参同日選の可能性が消え、一時は締まった雰囲気も再び緩んだ。加えて特定秘密保護法や集団的自衛権を行使できるようにする安全保障関連法の施行など、安倍政権の強引な姿勢に懐疑的な無党派層もいる。
政治とカネの問題もなくならない。県関係国会議員の一人は、中央政界の不祥事が地方に影響する可能性を「少なからずある」とみる。
<出馬予定者>
山崎正昭 74 参院議長 自現<4>=公
白川康之 59 幸福実現党員 諸新
横山龍寛 51 連合福井事務局長 無新=民共社
◇
参院選(七月十日投開票)の公示が一週間後に迫った。福井選挙区(改選数一)は、与党に野党が共闘して挑む構図。各政党の「闘う」姿に焦点を当てる。
1698
:
チバQ
:2016/06/19(日) 18:00:43
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/fuk/CK2016061702000250.html
<闘う>(中)民進
2016年6月17日
◆人材不足、再生厳しく
一年前の民主党(当時)県連の幹事会。「民主再生に向けた候補者選びを」。参院選に向けて独自候補の擁立を目指す方針を確認した会合で、山本正雄代表は力を込めた。だが、今回の参院選で民進党は、民主党時代を含めて初めて独自候補を擁立することができなかった。背景にある人材不足は深刻だ。
候補者選定は昨夏から本格化した。党本部から「早く擁立を」との重圧もあったが、作業は難航した。意中の人の支援者など関係者の説得に奔走したが、なかなか聞き入れてもらえない。関係者を説得しても本人が固辞したこともあった。「政権与党だった時とは違う。厳しい」。選対委員長の野田富久副代表は交渉を振り返り、渋い表情を見せた。
独自候補を見つけられないまま昨年十一月、最大の支援団体、連合福井の事務局長横山龍寛氏(51)が無所属での立候補を表明した。山本代表は「意中の人が手を挙げてくれた」と「身内」であることを強調。いち早く推薦を出し「公認並みの支援」を約束した。だが幹部からは「党内から出したかった」と本音が漏れる。
民主党への逆風が吹き始めたころから人材離れが始まった。政権から降りた二〇一二年末の衆院選前には、当時県議だった鈴木宏治氏が離党。一〇年の参院選で福井選挙区の公認候補だった井ノ部航太氏は、一二年の県議補選に無所属で出馬。一四年末の衆院選では元職の糸川正晃氏が直前で出馬を取りやめ、県連代表を辞任した。次代を担うはずの三十代が相次いで党や県連を去った。
態勢を一新した昨年、危機感を抱いた県連幹部らは組織強化に着手した。これまでは衆院の小選挙区ごとに設けた総支部を拠点にしてきたが、より細かく県内八地区に支部を創設。
議員が地域に足を運び、街づくりや鳥獣害などについてリーダーと解決法を議論する「地域セミナー」も開いた。来年は政治塾の開催も視野に入れている。
民進党として再出発し、党員サポーターの数も増加傾向にあるなど、復調の兆しがないわけではない。だが五月末、県連が発表した次期衆院選福井2区の公認予定候補は、横浜市出身の斉木武志氏。中央から紹介された、いわゆる落下傘だった。
「最終的には福井2区の身内からは(擁立は)厳しいとの結論だった」。会見での幹部の言葉が、変わらぬ人材難を象徴した。再生への道筋は、まだ見通せない。
<出馬予定者>
山崎正昭 74 参院議長 自現<4>=公
白川康之 59 幸福実現党員 諸新
横山龍寛 51 連合福井事務局長 無新=民共社
1699
:
チバQ
:2016/06/19(日) 18:01:04
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/fuk/CK2016061802000225.html
<闘う>(下)共産、社民、おおさか維新
2016年6月18日
◆野党共闘 思惑渦巻く
「自公政権の暴走を食い止め、平和と安全、安心と支え合いの社会を取り戻す戦いになる」。福井市で八日にあった共産党県委員会の事務所開き。共産が推薦する連合福井事務局長横山龍寛氏(51)のメッセージが代読されると、五十人の党支援者から拍手が起きた。
参院選では一九六二(昭和三十七)年以降、独自候補を立て続けてきた共産。直近三回の獲得票は二、三万票台と議席獲得には遠かったとはいえ、主張を貫く姿はかたくなと言えた。
しかし今回は違った。一月ごろから共闘に動いた。民進党県連の山本正雄代表は「何度も要請を受けた」と明かす。国会勢力は一強多弱。昨年九月に安全保障関連法が成立し、共産は「戦争をする国に変わってしまう」と危機感を強めた。
南秀一県委員長は二月、安保関連法反対で野党共闘できるなら、福井選挙区に公認で立候補を予定していた山田和雄氏(48)を降ろす覚悟もあると表明。他党との協調姿勢はかつてないものだった。民進、共産、社民の三政党が共闘に進んだ。
南委員長は「野党は統一してくれという県民の強い気持ちがあった。政策の違いはあるが、戦争法(安保関連法)廃止を旗印に戦う」と話す。「うちにとって初めての勝てるチャンス」と表情は明るい。
共産には一方で、したたかなもくろみもある。野党共闘による党のイメージアップだ。比例代表に回った山田氏は県内で「比例は共産に」と呼び掛ける予定。全国で同様な戦略を展開し、党の改選三議席の増加を目指す。
横山氏をみこしに担ぐ今回の共闘を「あの時と同じだ」と振り返るのは、社民党県連の龍田清成代表。一九九二年の参院選では、連合福井事務局長だった龍田代表が社会党などの連合の会新人として自民新人だった山崎正昭氏、共産新人と三つどもえの選挙戦を展開した。
この二十四年間で社民党の県内支援者は減ったが、龍田代表は「今回は共産が加わっての強固な野党共闘だ」と一つにまとまった反自民の受け皿の効果に期待を寄せる。福井選挙区で直近に自民候補が敗れたのは消費税3%導入直後の八九年。「アベノミクスの検証や再増税の延期による社会保障の財源など自民の矛盾を有権者に訴えたい」
ただ、比例代表での票獲得を狙うのは共産と同じだ。比例で全国二人の当選を果たすには福井で一万二千票が必要とそろばんをはじく。生活者の視点で共闘する中で、党勢の回復を目指す戦略だ。
一方、おおさか維新の会県支部は「政策、政治理念の違う党が共闘するのはありえない」と野党共闘には加わらなかった。比例代表で元県議の鈴木宏治氏(42)の当選を目指す。比例とはいえ活動は県内中心。大阪色が強い党自体より、候補者の個人名で票を投じてもらおうと意気込む。
共闘を掲げる選挙区と、党公認候補を優先する比例代表。各党がそれぞれ思惑を抱きながら、参院選に挑む。
=終わり
(この企画は山本洋児、塚田真裕、尾嶋隆宏、北原愛、鈴木あやが担当しました)
<出馬予定者>
山崎正昭 74 参院議長 自現<4>=公
白川康之 59 幸福実現党員 諸新
横山龍寛 51 連合福井事務局長 無新=民共社
1700
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 19:54:13
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900024&g=pol
安倍首相「民共、混乱呼ぶだけ」=政権打倒が共通目的-岡田代表
22日公示-7月10日投開票の参院選を前に、与野党党首は19日、初めてのテレビ討論に臨んだ。安倍晋三首相はフジテレビ番組で、選挙協力を進める民進、共産両党が選挙後の枠組みを提示していないとして「混乱を呼ぶだけだ」と批判。民進党の岡田克也代表は政権打倒という共通目標を持って野党が協力するのは当然との認識を示した。
岡田氏は共産党と連立政権を組む可能性について「理念、政策に違いがあって、政権は組めない」と否定。ただ、「安倍政権を倒す共通目的に基づいて協力するのは全くおかしくない」と主張した。共産党の志位和夫委員長も「野党で連合政権を組もうと提案しているが、合意はない」としながらも、「大義で結束して安倍政権を倒すというのは当たり前のことだ」と述べた。
これに対し、首相は「安倍政権を倒すことで一本化しているならば、もし倒した後どうするのか。混乱を呼ぶだけだ」と述べ、民共両党の選挙協力に疑問を呈した。公明党の山口那津男代表も「(両党は)全然方向性が違う。選挙後の責任ある姿が見えない」と指摘した。
一方、岡田氏はNHKの番組で、消費税増税の再延期で不足する社会保障財源について、行政改革による歳出削減を前提とした上で、「最悪の場合、赤字国債もやむを得ない」と強調。財源確保策として、株取引など資産課税の強化にも言及した。これに対し、首相は「社会保障の充実を、赤字国債を(財源に)充てて全部やるという無責任なことはしない」と批判した。
安全保障関連法に関しては、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党、新党改革が必要との立場を示す一方で、民進、共産、社民、生活の4党が廃止を主張した。(2016/06/19-15:24)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900073&g=pol
評価項目、自民が最多=各党の参院選公約-知事会【16参院選】
全国知事会(会長・山田啓二京都府知事)は19日、参院選公示を22日に控え、与野党9党の公約評価を公表した。「評価できる点」が最も多かったのは自民党の6項目だった。企業の本社機能の地方移転といった東京一極集中是正に向けた施策や地方財源の安定的な確保、参院選の選挙制度について「都道府県から少なくとも1人が選出される」よう検討する方針を打ち出した点などを評価した。
次に評価項目が多かったのは公明党で、政府関係機関の地方移転推進などの4項目。民進党に対しては、子育て支援など3項目を評価する一方、「地方分権改革や社会資本整備について触れられていない点は評価できない」と指摘した。
待機児童解消を含む少子化対策をめぐっては、各党とも盛り込んでおり、一定程度評価した。 (2016/06/19-15:26)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900074&g=pol
テレビ討論要旨【16参院選】
19日のテレビ討論での主要政党党首の発言要旨は次の通り。
【野党共闘】
岡田克也民進党代表 理念、政策に違いがあって、(共産党と)政権は組めない。しかし、安倍政権を倒す共通目的に基づいて協力するのは、全くおかしくない。
安倍晋三首相(自民党総裁) 安倍政権を倒すことで一本化しているならば、もし倒した後どうするのか。混乱を呼ぶだけだ。
志位和夫共産党委員長 野党で連合政権を組もうと提案しているが、合意はない。大義で結束して安倍政権を倒すというのは当たり前のことだ。
山口那津男公明党代表 (民共両党は)全然方向性が違う。選挙後の責任ある姿が見えない。
【社会保障財源】
岡田氏 行政改革や公共事業削減で賄えれば良いが、最悪の場合、赤字国債もやむを得ない。
首相 今回、消費税2%分の引き上げを延期する以上、全ての(社会保障の)メニューを行うことはできない。
岡田 社会保障の充実に関して、すでに決まっていることはやるべきだ。(財源に)資産課税強化も必要だ。
山口氏 赤字国債を発行して全てやろうというのは無責任。(税と社会保障)一体改革の精神に反する。
【安保関連法】
志位氏 廃止する必要がある。自民党を打ち負かすために頑張りたい。
岡田氏 普通なら二つ三つの国会にまたがって議論すべきだ。横暴な今の与党を方向転換させていく。
山口氏 北朝鮮の核実験、ミサイルなど安全保障環境は厳しくなっている。日本の抑止力を高め、国際社会に貢献する制度をつくった。
松井一郎おおさか維新の会代表 対案を維新の党時代に出している。この対案を元に少し広過ぎる現在の安保法制の改正を求めていきたい。(2016/06/19-15:37)
1701
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 19:55:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900044&g=pol
野党共闘で改憲阻止【16参院選】
民進、共産、社民の野党3党党首は19日、東京都内で、安全保障関連法廃止を訴える市民団体「市民連合」とともに街頭演説に立った。民進党の岡田克也代表は「安倍晋三首相の最大の狙いは憲法9条の改正だ。これを許してはならない」と述べ、野党共闘で憲法改正を阻止する姿勢をアピールした。
岡田氏は演説で「与党は改選議席で過半数を目標と言っている。それを阻止しようではないか」とも述べた。共産党の志位和夫委員長は「憲法を守るまっとうな政治を取り戻すのが最優先だ。野党共闘は野合ではない。希望だ」と強調。社民党の吉田忠智党首は「野党4党結束して全力で戦いたい」と訴えた。生活の党の小沢一郎代表は所用で欠席した。(2016/06/19-15:38)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900080&g=pol
舌戦・参院選(19日)【16参院選】
◇安倍首相見ている景色は幻
民進党・蓮舫代表代行(甲府市で街頭演説) 安倍晋三首相は「景気が良い」「パートの給料も上がった」と言うが、一体どこにそんな景色が広がっているのか。大変残念だが、首相とわれわれは見ている景色が違う。最もやらなければならないのは、大企業へのばらまきではなく、社会保障の充実だ。(2016/06/19-16:30)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900085&g=pol
与党の改選過半数阻止=参院選目標引き上げ-民進代表【16参院選】
民進党の岡田克也代表は19日のフジテレビの番組で、来月の参院選について「与党が改選(議席)過半数を目指すと言っているから、それを阻止するのがわれわれの目標だ」と述べ、野党4党の共闘により、安倍晋三首相が勝敗ラインとする与党で61議席獲得の阻止を目指す考えを示した。
岡田氏はこれまで、与党とおおさか維新の会など改憲勢力による「3分の2(78議席)阻止」を主張しており、今回の発言は事実上目標を引き上げた形だ。これに関し、岡田氏は東京都内で記者団に「われわれは与党の目標を阻止する。各党間で同じような確認はしている」と説明した。
岡田氏はこの後、都内で行った街頭演説で「首相の最大の狙いは憲法9条の改正だ。これを許してはならない」と強調。与党の改選議席過半数阻止を目指す考えを改めて示した。(2016/06/19-16:42)
1702
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名無しさん
:2016/06/19(日) 19:57:22
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900067&g=pol
安倍首相遊説の中止発表=20日予定の北海道-自民【16参院選】
自民党は19日、安倍晋三首相(党総裁)が20日に予定していた札幌市や北海道千歳市などでの参院選遊説を取りやめると発表した。公務のためと説明している。 (2016/06/19-15:02)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900136&g=pol
「民共政権」想起に躍起=1人区共闘に危機感-安倍首相【16参院選】
安倍晋三首相は19日のテレビ討論で、野党勢が安倍政権を倒した後の展望にあえて言及するなど、「民共協力」を強くけん制した。参院選の勝敗を左右する「1人区」は32選挙区全てで自民党と野党統一候補による事実上の一騎打ちとなる。民進党の岡田克也代表と共産党の志位和夫委員長もすかさず応酬し、火花を散らした。
「1人区の無所属候補は(当選後)、共産党と民進党の意見が食い違った時、どっちに行くのか全然分からない」。首相は民共協力が「選挙目当て」だと批判するとともに、「志位さんはおなかの中では『民進党は私たちを必要としてくる』と思っている」とも語り、民共連立政権を想起させることに躍起となった。
共産党は党綱領に自衛隊解消や日米安全保障条約廃棄などを掲げ、民進党と政策的な隔たりが指摘されている。首相発言は両党の矛盾を突くことに狙いがある。これまでの遊説でも民共協力を「無責任な野合勢力」などと厳しく批判しており、テレビ討論で「選挙後」にも踏み込んだのは、野党共闘への警戒感の表れと言える。
これに対し、志位氏はテレビ討論で「政党が違うのだから、違いはある。私たちは安保法制廃止で一致している」と反論。岡田氏も、かつて自民党が公明党の支持母体である創価学会批判を展開したことや、旧社会党などと連立した自社さ政権を挙げて、「その懐の深さを少しは見習いたい」と皮肉った。
しかし、民進、共産両党間では、志位氏が「野党連立政権」を目指す一方、岡田氏は否定的な考えを示すなど、温度差も改めて浮き彫りとなった。首相周辺は「論戦を通じて、民共協力が政策棚上げであることを有権者に知らしめたい」と狙いを打ち明ける。
「志位さんは(テレビ討論で)民進党と政権をつくると宣言した。こんな無責任な人たちに未来を託すわけにはいかない」。討論後、首相は東京都内での街頭演説でも、民共批判のボルテージを上げた。(2016/06/19-18:32)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900139&g=pol
18歳学生ら「本物」使い投票=ファッションショー会場で-大阪【16参院選】
「皆さんも選挙に行けます」。選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを受け、大阪市内で19日、学生主催のファッションショーなどが開かれ、実際の選挙で使われる本物の投票箱を使用して女子学生の中からグランプリを決めるイベントが行われた。
若者に選挙を身近に感じてもらおうと、大阪市選挙管理委員会が投票箱を提供。ファッションショーにも出演した関西地方の大学の7人の女子学生の中から、ほかの18、19歳の学生らが意中の人を選んだ。投票箱は会場内の選挙啓発ブースに置かれ、「選挙に行こう」と書いた法被を着た市選管職員が若者に投票を呼び掛けた。
投票を終えた大学2年生の杉下利紗子さん(19)=神戸市=は7月の参院選について「日本の政治が決まるので責任が重い。選挙には行くつもりなので、勉強しようと思った」と話した。大学1年生の坂本慶太さん(19)=大阪府吹田市=は「思ったより記載台のサイズが小さかった」と驚いた様子だった。
会場内のブースでは期日前投票の方法を記載したパネルも掲示。市選管の担当者は「投票所は敷居が高いという声があるが、ぜひ投票に行ってほしい」と話した。(2016/06/19-18:32)
1703
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 20:27:34
>>1671
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900147&g=pol
反自民・嫌民進の受け皿に=「怒りの声」【16参院選】
政治団体「国民怒りの声」は19日、東京都内で総決起集会を開いた。代表の小林節慶大名誉教授は「(改憲に必要な)3分の2を取ろうとしている安倍政権を止める。反自民で嫌民進のどうせ政治なんて変わらないと思っている人に訴えたい」とあいさつした。
集会では、参院選比例代表に、旧民主党衆院議員だった橋本勉氏(62)の擁立を発表した。これにより、同団体の候補者は比例10人、選挙区1人の計11人となる。(2016/06/19-19:04)
1704
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 20:31:14
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160619/k10010561691000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005
日曜討論 与野党がアベノミクスなどについて議論
6月19日 12時17分
NHKの番組「日曜討論」で、安倍政権の経済政策・アベノミクスについて、安倍総理大臣は効果を上げているものの道半ばだとして、引き続き推進していきたいという考えを示したのに対し、民進党の岡田代表は、国民生活は決して豊かになっていないなどとして、政策を転換するよう求めました。
安倍総理大臣は「3年半前、自民党・公明党は政権を奪還し、いわゆるアベノミクスを進めてきた。さらにわれわれの政策を前に進めて国民をもっと豊かにしていくのか、あるいは4年前の低迷した時代に逆戻りするのかだ。ただ、アベノミクスはまだ道半ばで不十分であり、成長と分配の好循環をしっかりと回していくことによって、もっと多くの方々に成長の実感を感じとってもらいたい。賃金などにプラスの傾向が出てきたが、ギアを2段、3段しっかりと引き上げていきたい」と述べました。
公明党の山口代表は「アベノミクスが成果をあらわしつつあるのは明白だ。結果として、国と地方合わせて税収が21兆円増えた。この成果をアベノミクスが及んでいない人たちに、これから及ぼしていき、成長と分配の好循環を進めていくというのが大事なところだ」と述べました。
民進党の岡田代表は「アベノミクスを全否定するつもりはないが、相当無理をした政策であることは間違いない。円安も今や円高に転じつつあり、アベノミクスは完全に壁にぶち当たっている。国民の生活は決して豊かになっておらず、ここにしっかり光を当てなければ経済政策として成り立たない。政策の転換をしなければならない」と述べました。
共産党の志位委員長は「アベノミクスの失敗がはっきりした。安倍総理大臣は大企業がもうけを上げれば、家計に回ってくると言って3年半やってきたが、待てども待てども回ってこない。大企業応援から暮らし応援に政策の抜本的な転換が必要だ」と述べました。
おおさか維新の会の松井代表は「金融緩和で円が安くなり、株価が上がったことは成功だが、財政出動は成果が出ておらず個人消費は伸びていない。いちばん足りないのは構造改革と規制緩和で、全く進んでおらず、新しい産業を興せないことが問題点だ」と述べました。
社民党の吉田党首は「日々の生活や将来への不安から、個人消費に向かわない。家計をあたため、中小企業や農林水産業を応援して、地域からの経済循環をどうつくるか。トリクルダウンではなく、ボトムアップの経済政策が必要だ」と述べました。
生活の党の山本共同代表は「アベノミクスのぜひということでごまかしてはならず、終わりを迎えることは確実だ。最悪の貧困率、そして非正規労働者は4割を超えた。穏やかな回復基調と言うが、そんなことは通用しない」と述べました。
日本のこころを大切にする党の中山代表は「金融政策は頑張っており、成長戦略に日本の経済がしっかり乗れば所得が増えてくる。公共事業をやることによって経済成長につながっていくので、思い切った公共事業投資が必要だ」と述べました。
新党改革の荒井代表は「アベノミクスはうまくいっている。4年前の民主党時代、リーマン時代に戻してはならない」と述べました。
一方、今月22日に公示される参議院選挙で、民進党や共産党などが全国に32ある「1人区」のすべてで候補者を一本化したことについて、安倍総理大臣は「ただ政権を倒すためだけに候補者を一本化しているが、一緒に政権を担うのか。共産党は『民進党とともに政権を担っていきたい』と言っているが、民進党はそうではない。これではあまりにも無責任ではないか」と批判しました。
これに対して、民進党の岡田代表は「横暴な今の与党を方向転換させるためには、この選挙で野党4党がしっかり勝利を得ることが必要で、それによって、与党も今までのようなやり方は通用しなくなる」と述べたほか、共産党の志位委員長も「私たちは安全保障法制を廃止する、立憲主義を取り戻すという太いところで一致している。憲法を守るまっとうな政治を取り戻すということだ」と反論しました。
1705
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 20:36:37
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160619/k10010561911000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_002
参院選公示まで3日 各党党首らが訴え
6月19日 18時26分
参議院選挙の公示まで19日で、あと3日です。各党の党首らは、街頭演説などで政策を訴えました。
自民 安倍首相
安倍総理大臣は街頭演説で、「女性の皆さんが、家庭においても、職場においても、あるいは地域においても、能力や可能性をもっと生かしていくことができる社会を作っていく。そのために、われわれは子育て支援をしていくし、保育や介護の充実も行っていく」と述べました。そして、安倍総理大臣は「民進党は、この保育の待遇について批判ばかりしているが、民主党として政権を担っていた3年3か月の間に、保育士の待遇改善は全くやっていない」と指摘しました。
そのうえで、安倍総理大臣は「この3年半、私たちは保育士の待遇を7%改善した。さらに2%引き上げ、経験のある方に4万円を上乗せして保育人材を確保していく」と述べ、安倍内閣として掲げる「女性が輝く社会」の実現に向けて、保育や介護の充実に取り組んでいく考えを示しました。
公明 山口代表
公明党の山口代表は街頭演説の中で、「野党側は安全保障関連法を廃止するという1点でみんなが一致していると言っている。共産党の志位委員長は国民連合政府を作ると言うが、民進党の岡田代表はそれをはっきり拒否していた。こんな大事なところで両党が真っ二つでバラバラでは、これから先の政治が混乱することははっきりしている」と指摘しました。
そのうえで、山口氏は「国民が本当に知りたいのは、選挙のあとにどういう政治を行うかということだ。しかし、選挙のあとの政治の進め方に責任ある姿がみえないのが、今の野党統一候補の姿だ。そういう無責任な政治をわれわれは認めるわけにはいかない」と批判しました。
1706
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 20:36:53
>>1705
民進 岡田代表
民進党の岡田代表は街頭演説の中で、「安倍総理大臣の最大のねらいは憲法の改正だ。海外での紛争に武力介入しないという決意の憲法の平和主義を、安倍総理大臣は簡単に変えてしまった。安倍総理大臣がやりたいのは憲法9条を変えて、限定のない集団的自衛権を行使できる国にしたいということだ」と指摘しました。
そのうえで、岡田氏は「憲法の平和主義をこれからも大事にして歩んでいくのか、それとも海外で武力行使ができる国に変えてしまうのか。戦後、日本が歩んできたなかで、最も大きな分かれ道であり、ここで道を誤ってはならない」と述べました。さらに、岡田氏は「与党は参議院選挙で、改選議席の過半数を取ることが目標だと言っている。それならば、それを阻止しよう」と述べました。
共産 志位委員長
共産党の志位委員長は街頭演説の中で、「野党と市民が全国的な規模で選挙協力を行うという、戦後日本の政治のなかでも、初めての画期的な戦いになっているのは、安倍政権があまりにも危険だからだ。安倍総理大臣は野党共闘に危機感を燃やして、いろいろ攻撃してくるが、野党4党は安全保障法制の廃止と、立憲主義の回復という大義のもとに結束している。憲法を守るまっとうな政治を取り戻すことであり、政策の違いを横に置いてでも最優先にやるべき仕事だ」と述べました。
維新 松井代表
おおさか維新の会の松井代表は街頭演説で、「政治家にいちばん求められるのは、有権者に約束した政策のための財源を見つけてくることだ。大阪では、徹底した役所改革で財源を生み出してきた。この改革は、大阪だけにとどめておく話ではない」と述べました。
そのうえで、松井氏は「今の政治家は、あまりにも厚遇、優遇されすぎだ。2014年に消費税が増税されたのに、国会議員の身分を変えることはできていない。高齢者が安心して長生きできるよう、社会保障を充実させるために、徹底した改革で財源を生み出す。増税の前に、日本全国で改革をやるという当たり前のことを、今回の参議院選挙で問いたい」と述べ、国会議員の定数や歳費の削減など「身を切る改革」を徹底して行うと訴えました。
社民 吉田党首
社民党の吉田党首は街頭演説の中で、「今度の参議院選挙は、立憲主義を踏みにじり、憲法を守らない安倍政治の暴走を止められるかが問われており、憲法改悪を阻止できるかも大きな争点だ。安倍政治の象徴が憲法違反の安全保障関連法、『戦争法』の強行だ。自分が最高責任者だと言って、閣議決定で憲法解釈を変えてしまった。日本の法治国家としての在り方が問われている」と述べました。
生活 山本共同代表
生活の党の山本共同代表は、NHKの取材に対し、「いちばん大きなテーマは憲法の改悪だ。権力者を縛る憲法を、人々を縛るようなものにしているのが自民党の憲法改正草案だ。これを止めるためには、改憲勢力が3分の2の議席を取ることを絶対に阻止しなければならない。そして、安倍政権による生活者破壊、雇用破壊をなんとかしないと、この国は持続可能ではなくなる」と述べました。
こころ 中山代表
日本のこころを大切にする党の中山代表は、NHKの取材に対し、「日本人が作り上げてきた、すばらしい文化を政策に取り入れていこうと主張している。日本の心がこもった、日本の人々の手による憲法を作っていく。また、最新技術を使ったインフラを整備して、次世代の人々が安心安全で快適な生活ができるように、今こそ私たちがやらなければならない」と述べました。
改革 荒井代表
新党改革の荒井代表は街頭演説の中で、「自民党も民進党も原発を動かそうとしているが、本当に原発に頼っていいのか。『万が一はない』と断言できるのか。地震大国・日本で、核のゴミを100年や200年貯蔵できるのか。原発は使いたくても使ってはならない技術だ」と述べました。また、荒井氏は社会保障政策に関連して「アベノミクスの効果で景気がよくなり、失業が減ったので、6兆円という雇用保険の積立金を介護や保育に使うことを提案したい」と述べました。
1707
:
名無しさん
:2016/06/19(日) 20:37:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061900080&g=pol
舌戦・参院選(19日)【16参院選】
◇首相見ている景色は幻
民進党・蓮舫代表代行(甲府市で街頭演説) 安倍晋三首相は「景気が良い」「パートの給料も上がった」と言うが、一体どこにそんな景色が広がっているのか。大変残念だが、首相とわれわれは見ている景色が違う。最もやらなければならないのは、大企業へのばらまきではなく、社会保障の充実だ。
◇民進こそ保守
民進党・枝野幸男幹事長(長崎県佐世保市で街頭演説) 今の自民党は保守か。ふるさとの緑や地域社会を壊し、日本や地域の古き良き物をぶっ壊しているのが自民党だ。どこが保守なのか。私たちは地域社会と地域経済、日本の水や緑を守る政策を掲げている。こっちこそ保守だ。(2016/06/19-19:52)
1708
:
沖縄無党派
:2016/06/20(月) 13:31:33
http://this.kiji.is/117467334847823879?c=39546741839462401
自民、比例に青山氏擁立へ
2016/6/20 12:33
自民党は20日、参院選の比例代表にシンクタンク「独立総合研究所」社長の青山繁晴氏を擁立する方針を決めた。青山氏が同日午後、大阪市で記者会見し、正式に表明する見通しだ。
青山氏は2002年に同研究所を設立。テレビの報道番組などにも出演している。第2次安倍政権では13年、国家安全保障会議(NSC)創設に向けた有識者会議のメンバーを務めた。
1709
:
とはずがたり
:2016/06/20(月) 13:39:34
青森なんて寝てても余裕なんじゃないの??
2016年6月19日(日)
安倍首相、自民県議に直接電話/山崎陣営 党本部巻き込み総力戦
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2016/20160619014627.asp
16日夕。自民党県議の携帯電話に、次々と電話が掛かってきた。
「内閣総理大臣の安倍でございます」
鼻に掛かった声と独特の口調。声の主は、間違いなく15日に青森市で街頭演説を聞いたばかりの安倍晋三首相だった。
「まだ厳しい戦いです」「お力をお貸しいただけますよう、お願いします」
矢継ぎ早に要件を話すと電話は切れた。丁寧な言葉遣いだったが、内容は参院選本県選挙区に出馬する党公認の現職山崎力氏(69)支援に、ハッパを掛けるものだった。
「気合を入れて、やらないといけない」。電話を受けた県議の1人は、奮い立ったように話す。半面、首相からの電話を別の意味で受け取った県議もいた。「それだけ厳しい情勢ということか…」
公示を22日に控え、山崎陣営の危機感は、これまでになく強まっている。首相をはじめ党幹部クラスの来県が相次いでおり、早くも党本部を巻き込んだ総力戦の様相を呈している。安倍首相は24日にも再来県する見通しで、異例のてこ入れとなる。
1710
:
とはずがたり
:2016/06/20(月) 18:36:27
>>1708
過去ログ検索掛けたらいっぱい引っ掛かった。あんま印象無いけどどんなやつだ?
青山繁晴氏、旧知の安倍首相から電話で出馬受諾…自民比例で立候補
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/politics/20160620-134-OHT1T50111.html
16:38スポーツ報知
調査研究機関・独立総合研究所社長のジャーナリスト・青山繁晴氏(63)が20日、大阪市内で会見し、参院選(22日公示、7月10日投開票)に自民党の比例代表として立候補することを表明した。青山氏は「政治はボランティア。1期しかやらない。二度とやりません」と、当選した場合、6年間の政治活動に集中する意向を明かした。
青山氏は、共同通信記者時代に数回、出馬のオファーを受けたが「ずっと断ってきた」。新党を結成して地元・兵庫から衆院選に出馬しようとした事もあったが、断念した過去があるという。しかし今月12日、旧知の安倍晋三首相から直接電話があり、「出て欲しい」と要請を受けた。これも「長期化した安倍政権に文句を言う人物が必要」いったんは固持したが「国会質問で外務省や経産省が変わるかもしれない」との安倍首相の言葉に心が変わったという。「選挙は嫌。この会見も悪夢と同じ」と苦笑したが「既得権益を壊すには僕自身の人生を壊さないといけない」と、出馬を決意した理由を語った。当選した場合、「独立総合研究所」の社長は辞任する意向。
政治とカネの問題にも言及。「政治はボランティア。職業になってしまっているから、政治資金で金魚の餌を買う人もいる」と東京都知事を辞任した舛添要一氏を例に挙げつつ、「政治献金は合法でも、1円も受け取らない。それでも政治はやれます」と言い切った。メディア活動については「芸能プロダクションとは関係を持たないが、オファーがあれば」とした。
青山氏は会見の中で、消費増税について「延期という判断は間違い。少なくとも凍結。本来なら減税」と自民批判も展開。「自民から出馬するのが一番嫌」とも話したが、「内部から変えた方がいいと思う。自民党を変えないと現状は変わらない」と説明した。
訴える政策は資源産業の勃興と輸出型農業への転換など。東京と関西を中心に選挙戦を展開する予定。「名前の連呼なんかしない。たすきもかけません」と、有権者との対話を中心に訴えるという。
1711
:
チバQ
:2016/06/20(月) 19:50:51
http://news.livedoor.com/article/detail/11662829/
民進党の参院選「当落調査」を入手! 意外な結果に安倍総理も戦慄、これが全選挙区の勝敗だ
2016年6月20日 6時0分
現代ビジネス
新聞やテレビの世論調査では、この選挙を読み解くことはできない。安泰と言われる候補者の足元がぐらつき、ノーマークの候補者が猛烈に追い上げる。刻々と変わる情勢を、1枚の紙が雄弁に物語る。
■安倍総理と幹部たちが戦慄した選挙予測
「1人区では12選挙区、複数区では3選挙区で、自民党候補が苦戦の見込みです。6月第2週に行われた自民党の選対事務局長会議では、各ブロック長に『これらの区は特に重要だから、気を引き締めてかかるように』と指示が下りました。
そのとき、若手の議員から『われわれにも各選挙区の詳しい情勢予測を見せてくれ』という声が上がりましたが、党執行部は『それは見せられない』ときっぱり。
しかも6月9日には、優勢と思われていた愛媛まで重点選挙区に入った。『そんなに厳しいのか』と、憶測を呼んでいます」(官邸スタッフ)
7月10日投開票となる参院選の選挙戦が、6月22日の公示を前に早くもヒートアップしてきた。
本誌は今回、自民党と民進党の各選挙区情勢を生々しく物語る、内部資料を手に入れた。
両党とも、激戦が展開されるとみられる全国30あまりの重点選挙区で、詳しい事前調査を行っている。ただし、自民党に関しては「情報が漏れるのを嫌ってか、各区ごとに結果を細切れにして管理している」(前出・官邸スタッフ)ため、まとまったペーパーにはなっていない。
一方、民進党では、全国34選挙区の情勢調査がひとつの表にまとめられている。それをほぼそのまま掲載したのが、最終ページの一覧表だ。
「5月末にこの調査結果一覧表を見たことが、安倍総理が衆参同日選挙を諦めた理由の一つです。昨年末の時点では、32の1人区ではほぼ全勝で、山梨と岩手でやや苦戦という程度だった。しかし、わずか半年でここまで情勢が変わるとは、総理も思っていなかった」(前出・官邸スタッフ)
安倍総理と自民党幹部たちが戦慄した選挙予測とは、いかなる内容だったのか。この民主党の当落調査を、最新の各選挙区情勢とあわせて、詳しく見ていく。
■現職大臣が危ない!
まず、「総理みずから『ここは絶対に落とせないぞ!』とハッパをかけている」(自民党選対関係者)のが、福島選挙区だ。
「福島は今回2人区から1人区になり、自民・民進の現職同士が争う形です。しかも自民党の岩城光英は、現職の法務相。現役閣僚を絶対に落選させるわけにはいかないのですが、現時点では、野党統一候補となった増子輝彦がリードしている。
民進党の調査でも、無党派層からの支持で増子が7%の差を付け、B評価(接戦~やや優勢)となっています。
これには理由があります。増子氏は'14年に出された原子力協定承認案を『福島県に不利な内容だ』と猛反対し、党の役職を降ろされてしまった。地元ではそのときの『増子さんは福島のために、役職をなげうって頑張ってくれた』というイメージが根強く残っている。
このままいけば、岩城は勝てないかもしれません」(前出・自民党選対関係者)
苦戦が報じられている沖縄・北方領土担当相の島尻安伊子氏に加えて、さらにもう一人、現職大臣が落選となれば、政権は大打撃を免れない。
今回の選挙で最も注目を集めている東京選挙区では、自民党の2人目の候補者が元ビーチバレー五輪代表選手の朝日健太郎氏に正式決定し、情勢がほぼ決した。自民党ベテラン議員が言う。
「直前まで党内では『朝日って言われても、そんなに知名度ないんじゃないか』とか『またスキャンダルでも出たらどうするんだ』と懸念の声が出ていましたが、結局は彼以上の候補者が誰も首を縦に振ってくれなかったということです。
だって、(朝日氏の名前を)聞いたことないでしょ? 都連も『もうこっちは(現職候補の)中川雅治一本でいく。2人目のことは知らん』と言っているので、ちょっとムリかもしれない。
Aプラス評価の蓮舫が、また150万票取るでしょうね。次点が中川、3・4位が民進の小川敏夫か公明党の竹谷とし子。残り2議席を、共産党やおおさか維新の会の田中康夫、朝日などが争うことになる」
1712
:
チバQ
:2016/06/20(月) 19:51:05
■舛添でマイナス500万票
厳しい状況に追い討ちをかけるのが、次々に新たな「公私混同」が明るみに出て、結局辞職した舛添要一東京都知事の存在だ。
「都議会の連中も、有権者の前では厳しく追及するしかないが、ホンネを言えば『今はひたすら謝り続けて、辞めないでくれ』と思っていた。
自民党に出入りしている選挙プランナーによれば、『舛添と甘利で比例は500万票減った』とのことです。つまり、最低でも2~3議席は失った」(前出・自民党ベテラン議員)
冒頭で述べた、自民党の「苦戦見込みの16選挙区」の内訳は、北から北海道・青森・岩手・宮城・山形・福島・千葉・神奈川・新潟・山梨・長野・三重・滋賀・愛媛・大分・沖縄。
民進党の調査と照らし合わせると、前述した福島を含め、北日本で野党優勢の選挙区が目立っている。前出の自民党ベテラン議員が言う。
「北海道では、自民党の長谷川岳のトップ当選が堅いですから、残り2議席を自民の柿木克弘、民進の徳永エリ・鉢呂吉雄で争うわけですが、民進党は徳永・鉢呂をともにAマイナス、やや優勢と評価している。鉢呂は労組の票を取り込める可能性が高いので、民進が2議席取るかもしれません。
もともと北海道から東北は、TPP交渉の不調や東日本大震災の復興の遅れで、政府に不満を持つ人が多い。自民党に元プロ野球選手の石井浩郎がいる秋田を除いて、全てが重点区なのです」
官邸と自民党が特に不安視しているのが、遠藤利明五輪担当相のお膝元・山形選挙区だという。
「ここは、JAの絡みがあって予断を許さない状況。自民は元全農幹部の月野薫を擁立し、野党は無所属の舟山康江ですが、自民党内では、月野の擁立をめぐってひと悶着あったんです。
月野は遠藤大臣の推しで出てきたんですが、山形選出の現職参院議員の岸宏一(引退を表明)が、遠藤大臣とは犬猿の仲で『絶対に月野の応援はしない』とソッポを向いてしまった。3月には、安倍総理がわざわざ岸を『会いたい』と官邸に呼んで、『どうかお願いだから、月野を応援してほしい』と頭を下げたそうです。
知名度でも、月野は舟山に負けている。'13年の参院選でも、舟山はTPP反対を訴えて出馬し、地元農政連の推薦を得ました。今回は自主投票になるので、いくら月野が全農出身とはいえ、相当な根回しをしないと厳しい。無党派の支持も41%差と舟山の圧勝で、Aプラス評価も頷けます」(同・自民党ベテラン議員)
青森でも、民進の田名部匡代氏は46歳の新人候補だが、「父親は宮沢喜一内閣で農林水産相を務めた田名部匡省で、実は名門出身。地元では『田名部先生の娘さんが出るなら、若い政治家を育てる意味でも、応援していこうじゃないか』という雰囲気になっている。それが、彼女のBプラス評価の理由でしょう。一方の自民党の山崎力は、『もう69歳だし、先がない』と見られている」(東北ブロック選出の自民党議員)という。
5月中旬まで野党候補者が決まらなかったため、一覧表の中に盛り込まれていないのが、小沢一郎氏の地元・岩手選挙区だ。
自民党からは慶應大学ラグビー部元監督の田中真一氏が、野党統一候補では達増拓也県知事の元秘書・木戸口英司氏(無所属)が出馬、事実上の一騎打ちとなる。しかし、野党内の混乱が収まっていない。民進党議員はこう証言する。
「当初、生活の党現職の主濱了が野党統一候補として出る予定だったのが、4月になって急に『家族の介護問題があるから、議員を辞める』と言い出した。しかも、『もう後継も決めた』と、勝手に木戸口を連れてきたんです。
これに、ウチの階猛(衆院議員)や黄川田徹(衆院議員)が『何で小沢系の候補者が勝手に出てくるんだ』と猛反発を始めた。だから、野党統一といっても気持ちはバラバラ。予定通り主濱が出れば、すんなり勝てていたかもしれないのに」
1713
:
チバQ
:2016/06/20(月) 19:51:40
■三原じゅん子ブチギレ
中部地方に目を移すと、元TBSキャスターの杉尾秀哉氏が民進党から出馬を決め、注目を集めている長野選挙区では、今のところ野党が有利な戦いを進めている。杉尾氏の評価はBプラスである。
「今のところ、自民党の若林健太は、無党派層では杉尾に17%のビハインドで、かなり厳しい戦いです。相手が強すぎる。『頭のいい政治家しか信用しない』という長野独特の土地柄も、インテリの杉尾には有利です。
長野という地域はちょっと特殊で、昔は自民党だった羽田孜元総理と井手一太郎元官房長官が地元企業の票を握っていた。この2人が自民党を離れて以降、各企業のトップは自民党支持を続けましたが、社員や組合のグリップが利かなくなって、野党支持に流れてしまったんです。
おまけに今回は、民進現職の北澤俊美氏が引退を表明しているので、その票もまるまる杉尾に乗っかることになる」(北陸信越ブロック選出の自民党議員)
関東地方の神奈川では、こちらも元日本テレビキャスターで民進党現職の真山勇一氏が、Bマイナスの「やや劣勢」評価ながら、最後の1枠に滑り込もうと猛追している。前出と別の民進党議員が言う。
「民進候補者は、連合が金子洋一に注力することを決めたので、金子は若干リードのB評価。ただ今回は、真山が知名度の高さを活かして追い上げています。われわれの調査でも、共産党の浅賀由香とほぼ互角か、少し勝っている。共産票にどう食い込むかが課題です。
自民党に関して言えば、三原じゅん子と、無所属だけど麻生派が推している、元みんなの党の中西健治は当確でしょう。もっとも、菅(義偉)官房長官は一生懸命公明党の候補を応援しているし、麻生派関係者はみんな中西のところに行っていて、三原に付いているのは地元の県連だけ。『いったいこの選挙区はどうなってるのよ!』とブチ切れているそうです」
一方で、東・北日本に比べて自民党支持が根強い西日本では、自民・民進の候補者が僅差の戦いを繰り広げる、真の激戦区が並んでいる。
1714
:
チバQ
:2016/06/20(月) 19:51:52
■世耕夫婦が大問題に
まず舞台裏が注目されているのは、滋賀選挙区である。
「滋賀では民進から現職の林久美子が出ますが、彼女は言わずと知れた、世耕(弘成)官房副長官の嫁さん。そういう事情で自民側も腰が引けていて、大っぴらには攻勢に出られない。『ウラでは世耕も隠れて奥さんを応援している』なんて噂も流れていますが、それが自民党の滋賀県連幹部の耳に入って、『どっちかが議員辞めろ!』と怒りを買っているそうです。
自民候補も、一度県知事選に落ちた小鑓隆史。相変わらず『態度が偉そう』と言われていて、地元の評判があまりよくない。民進党の調査では、林がBマイナスでやや劣勢ですが、最新の情勢で言えばAマイナス~Bプラスで林優勢といったところでしょう。無党派の支持でも、すでに5%引き離している」(近畿ブロック選出の民進党議員)
民進党・岡田克也代表の地元でもある三重選挙区では、自民新人・山本佐知子氏と民進現職の芝博一氏が、つばぜり合いを繰り広げる。
「山本は自民党の元衆院議員・山本幸雄の孫なのですが、かつてその山本家の地盤を引き継いだのは、実は岡田代表なんです。党は違えど、地元で『山本幸雄の後継者』と見られているのは彼ということです。
事前調査では、芝がB評価で超接戦の予測になっています。しかし、ここから先は、昔の山本幸雄の支持者が民進党に流れる可能性が高い。そうなると、均衡が一気に崩れるかもしれません」(前出・近畿の民進党議員)
岡山では、自民新人候補が地元と身内から思わぬ逆風をくらっている。
「今回出馬する小野田紀美は、岡山県育ちではありますが、もともとは東京の北区で区議を2期務めていた半・落下傘候補。しかも、ここは稲田朋美政調会長の元秘書が出る予定だったのに、トップダウンで、それが反故になったんです。
相手方の民進も江田五月元参院議長が引退し、新人に代替わりしたので、選挙自体は小野田が勝つでしょう。ただ、『話が違う』という県連からの反発に加えて、稲田政調会長にも快く思われていないとなると、勝ってもあとが辛いでしょうね」(前出・官邸スタッフ)
全国の情勢を改めて見渡してみると、北陸や中国・四国、沖縄以外の九州各県など自民党が盤石の地域を除けば、今回の参院選ではかなりの混戦が予想されるということだ。
「1人区で共産党支持者の票がどのくらい野党統一候補に乗るか、まだ見極めがつかない。おそらく、1人区では32選挙区中、自民党が18~20議席、野党候補が12~14議席を獲得というところでしょう。自民党は改選議席の過半数である61議席には、届かないかもしれない」(自民党中堅議員)
安倍総理も「同日選を諦めて正解だった」と思っているだろう。
(*Yahoo!等配信先でご覧の方は、こちらで一覧表を見られます gendai.ismedia.jp/articles/-/48929?page=7)
1715
:
チバQ
:2016/06/20(月) 20:52:33
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1606200063.html
【2016参院選】ジャーナリスト青山繁晴氏「安倍首相から打診あった」 自民から比例代表で出馬へ
16:59産経新聞
【2016参院選】ジャーナリスト青山繁晴氏「安倍首相から打診あった」 自民から比例代表で出馬へ
参院選に自民党から比例代表で立候補する青山繁晴氏=20日午後、大阪市内
(産経新聞)
参院選(22日公示、7月10日投開票)に、自民党から比例代表で立候補する民間シンクタンク「独立総合研究所」社長でジャーナリストの青山繁晴(しげはる)氏(63)が20日午後、大阪市北区の帝国ホテル大阪で記者会見し、「日本は既得権益でがんじがらめ。それを打ち壊し、経済も社会も汚れた政治も変えるためには、僕自身の人生も壊さざるを得ないと考えた」などと出馬の動機を語った。
青山氏は、元共同通信記者で退社後に同研究所を設立。テレビの報道番組にも出演し、政治や外交、安全保障など幅広い分野で積極的に発言している。
会見では、今年1月に世耕弘成官房副長官から打診を受け、先週には安倍晋三首相からも「参院選に出てもらいたい」と電話があったことを明かした。
政党名は明かさなかったものの記者時代から立候補の誘いはあったとし、これまでは「政治家は嫌い。自分を売り込むことを優先する生き方はなじまない」と断ってきたと説明した。
会見は青山氏自身が進行役を務め、冒頭で立候補の経緯を説明。その後、記者からの質問に応じ、約1時間20分にも及んだ。
1716
:
チバQ
:2016/06/20(月) 20:53:17
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160619ddlk45010154000c.html
<対決の構図>’16参院選みやざき/上 自民 「一枚岩」末端まで広がるか /宮崎
06月19日 14:39毎日新聞
「選挙というものは(投票箱を)開けてみて結果がどうなるか、ということ。評判が良ければ良いほど引き締めなければならない」
15日夕、宮崎市の選挙事務所。自民現職、松下新平氏(49)=公明推薦=の激励に駆けつけた菅義偉官房長官が、支援者の前で組織の態勢強化を強調した。
松下氏は自民県議だった2004年に無所属で立候補し、民主、社民の支援を受けて初当選。民主会派や改革クラブを経て自民入りし、6年前は当時野党だった自民の公認として当選した。今回は与党公認として初の選挙戦となり、すでに県医師会や県建設業協会など約200団体から推薦を受け組織戦を展開する。
◇ ◇
「自民1強」とされる中で盤石に思える態勢だが、県内最大規模の会員(盟友)約6万人を誇るJAグループ宮崎の政治団体「県農民連盟」とは微妙な距離感が漂う。
連盟はあらかじめ実施時期がわかっている参院選では、推薦は半年前までに決めるケースが多い。しかし今回の決定は公示の約1カ月前の5月20日。背景には環太平洋パートナーシップ協定(TPP)大筋合意や、JA全中の権限を弱める農協改革を進める政府・与党への不信感がある。連盟関係者は「TPPを進め、農協改革で組織を弱体化しようとしている政権の候補予定者を推薦することを疑問視する意見があった」と漏らす。
推薦決定に伴い、連盟は松下氏と政策協定を結んだ。息の長いTPP関連対策をする▽JA改革は現場の声を反映する--などの3項目。連盟関係者は「皆を納得させるためには、取り決めを形にして残す必要があった」と明かす。
連盟は選挙後も協定が実行されているか随時確認する方針で、連盟の森永利幸委員長は「(TPPなどへの)不安があることは事実だが、推薦を決定した以上、一枚岩になって運動を展開する」と話している。末端まで広がるか、注目される。
◇ ◇
参院選の公示が22日に迫る。宮崎選挙区(改選数1)には今のところ、松下氏のほか、無所属新人、読谷山洋司氏(52)=民進、社民推薦▽幸福実現新人、河野一郎氏(56)--の3人が立候補を表明。おおさか維新も候補者擁立を模索している。組織戦の自民候補と野党推薦の統一候補が軸となる見込みの選挙を、どう戦うか。その対決の構図を探った。
1717
:
チバQ
:2016/06/20(月) 20:53:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160620ddlk45010215000c.html
<対決の構図>’16参院選みやざき/下 野党 異例の共闘 効果は未知数 /宮崎
14:53毎日新聞
「この参院選で安倍政権にノーを突きつけなければ、国民がイエスと言ったとみなされる。私たちは崖っ縁に立たされている。絶対に負けられない」
19日、宮崎市で開かれた市民団体などが参加する集会で、無所属新人、読谷山洋司氏(52)=民進、社民推薦=が熱弁をふるった。
読谷山氏は延岡市出身の元総務官僚で、内閣官房内閣参事官や岡山市副市長などを歴任。昨年10月に「さまざまな方々と力を合わせて戦っていく」との思いで無所属での出馬を表明した。民進が公認並みの態勢を組むほか、共産が独自候補の擁立を取りやめて支援に回り、野党統一候補となった。市民団体「市民連合」と19日、安保法制廃止などを目指す協定を結び、反自民票の受け皿を結集させた。
出馬表明が公示の約9カ月前と早かったこともあり「これまでの参院選候補よりもじっくりと県内を回れている」(選対幹部)との声が陣営から上がる。
◇ ◇
一方で異なる政党の寄り合い所帯だけに、結束に向けて不安もくすぶる。
社民が推薦方針を決めたのは出馬表明から約4カ月後の今年2月。読谷山氏が過去2回、自民県連の参院選候補者公募に手を挙げた経緯から社民県連内で異論があったためだ。衆参同日選の可能性がまだあった5月上旬には、社民県連が衆院1区に公認候補の擁立を目指すことを決定。調整が不十分だったため、他党から反発の声が上がった。
支援に回った共産については、民進を支援する連合宮崎などを中心に過去に対立した時期もある。選対事務総長の民進県連の渡辺創幹事長は「それぞれの立場を加味しながら、緩やかな連携の中で(勝利という)大目標を達成させる。民進党はそのためのバランサー(調整役)でなければならない」と語る。宮崎では過去に例のない選挙態勢だけに共闘効果は未知数だ。
読谷山氏のほかに、自民現職の松下新平氏(49)=公明推薦▽幸福実現新人の河野一郎氏(56)が今のところ立候補を表明している。
(この連載は黒澤敬太郎、尾形有菜が担当しました)
1718
:
チバQ
:2016/06/20(月) 20:54:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160620ddlk25010288000c.html
<2016参院選>嘉田前知事「特定候補は支援せず」 チームしがは林氏推薦へ /滋賀
14:18毎日新聞
22日告示の参院選滋賀選挙区(改選数1)について、前知事の嘉田由紀子氏が代表を務める政治団体「チームしが」が、野党統一候補で民進党現職の林久美子氏(43)=共産、社民推薦=を推薦する方針を決めた。一方で嘉田氏は19日、毎日新聞の取材に対し「役員会で推薦の方針が決まったことは仕方がないが、私は加わらないと明確に意思表示をしました」と話し、自らは林氏の応援に回らないことを明言した。
嘉田氏を含むチームしがの複数の関係者によると、17日夜の役員会で林氏を推薦する手続きを進めることになった。だが、出席した嘉田氏は「(びわこ成蹊スポーツ大の学長を務める)立場上、特定の候補者の支援はできない」などと述べたという。
チームしがは2014年5月、嘉田氏と、嘉田氏の後継として同年7月の知事選で初当選した三日月大造氏を共同代表として発足し、知事選で三日月氏の選挙母体となった。同年10月に嘉田氏が代表に改めて就任し、三日月氏は特別顧問となっている。民進党の県議らも参加していて、既に林氏の陣営から推薦の要請を受けており、近く正式に発表する。チームしがとして国政選挙で特定の候補を推薦するのは初めて。ただ、選対などには加わらず、メンバーがそれぞれ支援するという。
嘉田氏は自民党県連会長の上野賢一郎氏(当時は無所属)らと争った10年の知事選で民主党県連の支持を受け、同日選となった参院選に出馬した林氏とも連携し、共に2選を果たした。【田中将隆】
1719
:
チバQ
:2016/06/20(月) 20:55:38
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160619ddlk21010020000c.html
<1議席の行方>ぎふ・2016参院選/上 自民・渡辺氏、牙城守るか 知名度向上に熱を入れ /岐阜
06月19日 10:44毎日新聞
「政策も、思想信条も、求める国のあり方も全く違う政党同士が選挙の度に手を組んでこの国をどうするのか。皆さんの声を拾い上げ、将来にわたって責任のある政策、予算を作っていくのが自民党だ」。15日早朝、通勤・通学客が行き交う岐阜市のJR岐阜駅前で、声を張り上げる自民現職、渡辺猛之氏(48)の姿があった。この日は岐阜市外も含め、自民県議16人が駆けつけ、リレー方式で支援を呼びかける熱の入れようだった。
岐阜駅前の早朝街宣は1日の国会閉会後、既に3回を数える。背景には参院選に向け、今月初めに自民が独自に実施した世論調査結果がある。大票田の岐阜市の渡辺氏の得票は、民進現職の小見山幸治氏(53)に劣っていた。5月に県連会長に就任した野田聖子衆院議員は今月9日、記者団に「(渡辺氏の)名前を知らない有権者がたくさんいる。衆院1区(岐阜市)では与党候補者ではなくチャレンジャーとして挑む」と語った。
野田氏は14日、開会した県議会に姿を見せ、最大会派「県政自民クラブ」の総会に出席。昼食を一緒に取りながら渡辺氏と共に県議に協力を求めた。昨年9月の自民総裁選に野田氏が出馬を試みた際、渡辺氏は出身派閥の額賀派の方針に背く形で、野田氏の推薦人に手を挙げた。推薦人がそろわず出馬はかなわなかったが、野田氏は渡辺氏を「大親友」「かけがえのない存在」として信頼を置き、「再び国会に押し上げたい」と気合が入る。
「保守王国」「自民王国」と呼ばれる岐阜県。衆院全5区の議席を自民議員が独占し、定数46の県議会は県政自民クラブの所属議員が32人に上る。選挙では建設業界や農業団体など強固な支持基盤に支えられてきた。そんな牙城を築く自民であっても、改選数が1減となるうえ、野党が共闘態勢をとる今回の選挙は事情が異なる。
元県議で八百津町出身の渡辺氏は2010年の参院選で初当選した後も美濃加茂市など衆院4区を拠点に活動しており、岐阜市での知名度は今ひとつ。対する小見山氏は岐阜市出身で、多くの人材を輩出する名門・県岐阜商高OB。かつて自民に所属し衆参両院で議員を務めた松田岩夫氏に秘書として長く仕えた。自民関係者は「保守層にも食い込み、岐阜市では小見山氏の知名度が勝っている」と話す。
自民は、野党共闘に対する批判を強める一方、警戒感も隠さない。5日、岐阜市内であった渡辺氏の事務所開き。「街宣車がたくさん回っている。名前を連呼しながら岐阜市では2台も3台も。『大丈夫か、渡辺君』と心配の声を各地で聞く。明らかに共産党のやり方だ」。渡辺氏はこんなエピソードを明かし、厳しい戦いであることを印象付けた。【岡正勝】
◇
7月10日に投開票される参院選が22日公示される。岐阜選挙区は改選数が2から1に減り、現職のいずれかが議席を失う厳しい戦いとなる。政権与党の実績をアピールし、保守王国の牙城死守を図る自民。“自民1強”の現状に風穴を開けるため、野党共闘で対抗する民進。現職同士の事実上の一騎打ちとなる選挙戦の情勢を探った。
………………………………………………………………………………………………………
◇岐阜選挙区の立候補予定者(敬称略)
渡辺猛之 48 商工団体顧問 (1)自現
小見山幸治 53 党県代表 (1)民現
加納有輝彦 55 幸福県副代表 諸新
1720
:
チバQ
:2016/06/20(月) 20:55:58
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160620ddlk21010116000c.html
<1議席の行方>ぎふ・2016参院選/下 民進・小見山氏、野党統一 共闘、功を奏するか /岐阜
12:15毎日新聞
今月15日夕、帰路につく人たちでにぎわう岐阜市の名鉄岐阜駅前。民進、共産、社民などが結成した市民団体「ピースハートぎふ」が街宣活動を行った。会場には3党関係者が一堂に集い、民進現職の小見山幸治氏(53)が「全国32の1人区全てで野党の候補者が一本化した。岐阜でも皆さんの思いを一つにして戦っていくので、力強い支援を」と声を張り上げた。
野党の候補者一本化は一見、うまくいっているように映る。だが、内実はそう単純ではない。県内の野党3党は2月、自民1強に対抗するため、候補者一本化の協議をスタート。しかし、民進最大の支持団体、連合の共産に対する根強い警戒感もあり、合意形成は難航した。そこで3党は、ピースを“仲介組織”として設立。候補者とピースが安全保障関連法の廃止などで政策合意することで、共闘の形を取った。
こうした共闘について、民進県連幹事長の伊藤正博県議は「歴史も性格も、目指す国家像も違う。それぞれの党がそれぞれの活動、やり方で小見山さんを応援する」と話す。実際、小見山氏の選対本部には民進以外の政党やピースの関係者は入っていない。11日、岐阜市であった小見山氏の事務所開きに顔を見せた共産県議があいさつに立つことはなかった。公示日に予定されている「出陣式」も民進、ピースの2段構えで別々に開催することが決まっている。
他方、共産は民進側ほど共闘へのアレルギーはないようだ。共産は今月13日、保守地盤が強い海津市で、約30年ぶりの演説会を開催。会場に掲げられた志位和夫委員長のポスターの横には、弁士として招いた小見山氏のポスターが並んだ。「30年前、共産の演説会に民進候補者を招くとは誰が想像できただろう」。共産県委員会の松岡清委員長は集まった約80人を前にこう切り出し、笑いを誘った。
対する自民。現職の渡辺猛之氏(48)は、野党の候補者一本化を「政策も目指す国家像も全く違う政党と手を組んだ。野合と言わざるを得ない」とけん制。自民県連の野田聖子会長は、寄り合い所帯とやゆされ、政権奪取後、政策の不一致で内部崩壊していった旧民主の歴史を踏まえ、「同じことの繰り返しではないか」と痛烈に批判する。
ただ、自民側のこうした強気の発言は危機感の裏返しでもある。選挙区で自民が大勝した2014年衆院選では、旧民主、共産、社民、生活、旧維新の県内比例票は約42万票で、約40万票の自公をわずかに上回っている。野党各党で取り組みに温度差がある中、野党共闘がどこまで機能するかが焦点となりそうだ。【岡正勝】
………………………………………………………………………………………………………
◇岐阜選挙区立候補予定者(敬称略)
渡辺猛之 48 商工団体顧問(1)自現
小見山幸治 53 党県代表 (1)民現
加納有輝彦 55 幸福県副代表 諸新
1721
:
チバQ
:2016/06/20(月) 21:47:03
違いあるの?
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062000802&g=pol
真山氏が議員辞職へ=民進公認で参院選出馬【16参院選】
参院選神奈川選挙区に民進党から出馬する真山勇一参院議員が山崎正昭議長宛てに辞職願を提出したことが20日分かった。参院選公示の前日の21日付で許可される見通し。
旧みんなの党の比例代表名簿に登載され、繰り上げ当選した真山氏は、国会議員のままでは国会法の規定で民進党入りできない。真山氏は、議員辞職した上で民進党に入党し、正式な同党公認候補として選挙に臨む意向。
一方、同じく旧みんなの比例で選ばれ、民進党から比例代表選に出馬する小野次郎、柴田巧両氏は議員辞職しないため、無所属扱いのまま民進党の名簿に登載される。(2016/06/20-21:09)
1722
:
名無しさん
:2016/06/20(月) 22:09:16
青山知らないフリとかみじめだなあ
1723
:
旧ホントは社民支持@鹿児島市
:2016/06/20(月) 22:25:17
>>1721
一応表記上は「元」になるんでしょうねぇ。
小野・柴田に山田は民進党名簿,改革名簿に登載されるけど,ホントは無所属ってことでいいんでしょうねぇ。
なんかいろいろとメンドくさいなぁ。。。
1724
:
とはずがたり
:2016/06/20(月) 22:26:28
>>1721
>無所属扱いのまま民進党の名簿に登載される
そんな事できるんですねぇ〜。
>>1722
すみません,最近はモグリの選挙マニアなんで知ってて当然の人でも忘れてるかも。。
1725
:
とはずがたり
:2016/06/21(火) 12:11:25
参院選・泡沫候補から一転、人気に? 元NHK地方局長の“義憤”
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20160621/asahi_2016061700066.html
dot. 2016年6月21日 07時00分 (2016年6月21日 11時52分 更新)
NHKの籾井勝人会長がその場に出くわしたら、目を剥くような光景だろう。
参院選栃木選挙区。真夏日となった街頭で、野党統一候補の無所属新顔、田野辺隆男氏(56)がワイシャツの袖をたくし上げて熱弁を振るっていた。
「安保関連法は日本が攻められなくても、アメリカに言われれば戦争できる危険な法律だ。テロとの戦いは子や孫の代まで続く」
「残念ながら報道の自由は抑圧されている。マスコミは事実を伝えない。NHKも事実を伝えていない」
そう声を張り上げる田野辺氏は、NHK出身。地元宇都宮高校から東大を経てNHKへ。湾岸戦争時にはヨルダンなどで取材した。2014年、故郷の栃木で宇都宮放送局長に就任したが、15年12月末で退職した。
街頭演説での移動の車中、田野辺氏は出馬までの経緯を淡々と語った。
「仕事辞めるのは勇気がいりますから、放送で頑張ろうと思っていました。でも、安倍政権になってからひどすぎるじゃないですか。特定秘密保護法に安保法制、TPP、原発再稼働。自民1強ではなくて安倍1強になって、党内で自浄作用がなくなっている。もう政治を政治家に任せていられなくなりました」
震災後の福島放送局での原発取材が大きかったというが、最終的に踏ん切りをつけたのは昨年6月、初孫が生まれた日だった。
「現在の政治状況は、自分たちの世代の責任として許してはいけない。この子たちの世代には引き渡せないと考えた」(田野辺氏)
当時はまだ、野党共闘の萌芽はなかった。政治活動を始めた今年1月、民主党(当時)は無所属新顔の沖智美氏の推薦を予定。共産党も、独自候補の擁立を発表していた。“泡沫候補”扱いされた田野辺氏は、周囲から無謀な挑戦と言われた。ところが、沖氏が立候補を辞退し、共産党も独自候補取り下げへと動く。
民進党関係者が語る。
「党内でも、沖さんの推薦を疑問視する声が出ていました。13年参院選で沖さんがみんなの党から出馬し、当時の民主現職の票を食ってしまい、結果、自民候補を勝たせたからです。田野辺さんの出馬は、民進党にとっても救いになった」
田野辺氏は古巣批判も口にするが、NHKからは非難の声も、応援メッセージも来ていないという。組織の沈黙、黙殺がすべてを物語っているのか──。
微風に過ぎなかった田野辺氏はいまや一陣の旋風。自民現職の上野通子氏と事実上の一騎打ちとなる。
※週刊朝日 2016年6月24日号
1726
:
とはずがたり
:2016/06/21(火) 18:28:17
<松田公太参院議員>政界引退を表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160616-00000108-mai-pol
毎日新聞 6月16日(木)21時47分配信
日本を元気にする会前代表の松田公太参院議員は16日、記者会見し、22日公示の参院選に立候補せず政界を引退すると表明した。「自民党でも民主党でもない政治を作ろうとしたが、実現が難しかった」と述べた。松田氏は2010年参院選東京選挙区でみんなの党(当時)から初当選。同党の解党に伴い元気を結成した。
1727
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:03:20
http://www.sankei.com/politics/news/160620/plt1606200051-n1.html
2016.6.20 22:35更新
【参院選・北海道】
鈴木宗男氏が土下座、新人候補も土下座、後輩議員だって…自民候補の支援集会「まるで昭和の選挙」
政治団体「新党大地」の鈴木宗男代表が20日、札幌市内で開かれた参院選北海道選挙区から出馬予定の自民党新人、柿木克弘氏の集会で、支持者を前に支援拡大を求めて土下座した。その後、自民党の今津寛衆院議員と柿木氏自身も相次ぎ土下座。支持者の男性は「まるで昭和の選挙戦のようだ」と目を丸くしていた。
登壇した鈴木氏は「現実は厳しい戦いです」と思い詰めた表情であいさつ。「選挙というのは人の心をいかにつかむかです。どうか体で訴える選挙戦をしていただきたい」と床に両手を着けた。
続いて登壇した今津氏も「先輩の鈴木先生が頭を下げました。私は何も言わないで同じようにお願いをさせていただきたい」と語り土下座した。
鈴木氏の娘の貴子衆院議員は「私の選挙の時も、父は土下座をすることはありませんでした」と強調。「鈴木宗男と今津先生がどんな思いで頭を下げたのか。どうかどうか心にとめていただきたい」と柿木氏を激励した。
改選数3の北海道選挙区には、柿木氏の他に自民党や民進党、共産党などの8人が立候補を予定。新党大地は2人の自民党候補のうち、柿木氏のみの支援を決めている。
1728
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:04:09
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201606/20160621_11013.html
<参院選宮城>与党の反共行き過ぎ 知事苦言
村井嘉浩知事
拡大写真
「『共産党がついている方は駄目で悪い』というのは行き過ぎた議論だ」。村井嘉浩宮城県知事は20日の定例記者会見で、参院選の前哨戦で与党側から相次ぐ野党共闘への「攻撃」に苦言を呈した。
県議時代に自民党県連幹事長を務めるなど、同党に足場を置く村井氏だが「共産には県議が8人おり、政党としての支持がある。民意の存在はくんでほしい」などと指摘。身内で過熱する「反共キャンペーン」にくぎを刺した。
自民党と民進党の両現職が争う宮城選挙区(改選数1)で、村井知事は「スタンスは中立」と繰り返し、どちらのマイクも握らない考えを示している。一方、比例代表では応援に含みを残しており、20日夜には仙台市内であった公明党県本部主催の講演会に出席。同党の比例候補予定者を持ち上げ、「当選してもらわなければ困る。私も名前を書く」などとあいさつし、会場を沸かせた。
関連ページ: 宮城 政治・行政 参院選とうほく.
2016年06月21日火曜日
1729
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:04:47
http://www.sankei.com/region/news/160621/rgn1606210030-n1.html
2016.6.21 07:04更新
参院選あす公示 自民、民進軸も混戦確実 茨城
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参院選は22日公示され、7月10日の投開票に向け18日間の選挙戦に突入する。出馬を表明しているのは、現職2人、新人4人の計6人。茨城選挙区(改選数2)ではこれまで、自民党と旧民主党が議席を分け合ってきた経緯があり、今回も組織力などから自民、民進両党の立候補予定者を軸に選挙戦は推移しそうだ。選挙権年齢の18歳以上への引き下げによる投票率への影響も注目される。
茨城選挙区に立候補を表明しているのは、自民党現職で元復興副大臣の岡田広氏(69)▽民進党現職で元農林水産相の郡司彰氏(66)▽共産党新人で党県常任委員の小林恭子氏(65)▽おおさか維新の会新人で元議員秘書の武藤優子氏(51)▽幸福実現党新人で元陸上自衛官の中村幸樹氏(52)▽無所属新人でワイン醸造家の石原順子氏(54)。
この6人に加え、無所属新人の農業、所伸郎氏(63)が20日、県選挙管理委員会で事前審査を受けた。ただ、供託金300万円などの準備は整っていないとみられ、出馬は流動的な側面も残っている。
いずれにしても混戦になるのは確実な情勢。
そんな中、岡田陣営では「どう勝つかではなくいかに差を付けて勝つかだ」(幹部)と圧倒的な勝利を目指す。自民党県議らと組織をフル回転させ、同時に有権者にアベノミクスへの理解を求める。県連では平成25年の前回参院選で上月良祐氏が獲得した約56万票を上回る60万票を目標にしている。
郡司氏は平成26年12月の衆院選で旧民主党が惨敗したことを受け、組織の立て直しを進めてきた。民進党最大の支持団体である連合茨城と連携しながら、票の掘り起こしに全力を挙げる。「政府与党の暴走に歯止めをかける」(陣営幹部)と自民党との対決姿勢を鮮明にしながら、戦いに臨む。
「アベノミクスは破綻しているのに、安倍晋三首相は『成功した』と言い張っている」と語るのは小林氏。安全保障関連法の廃止や憲法改正反対も訴えている。改選数2が二大政党の「指定席」になってきた経緯から、民進党本部や共産党中央委員会が主導で行っている野党共闘は、茨城では実現していない。
武藤氏は知名度を上げるのに懸命となっている。比例代表で出馬する元衆院議員の石井章氏(59)と二人三脚で選挙戦に臨み、相乗効果を狙う。おおさか維新から出馬する理由について「地方を大切にするポリシーがぶれないところに共感した」と述べている。
中村氏は経済政策に関し「消費税増税先送りで取り繕ってはだめだ」と5%への減税など独自の主張を展開する。石原氏は前回参院選で旧みんなの党から出馬し落選。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の発効をにらみ「強い農業を推進する政策が必要だ」と訴える。
1730
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チバQ
:2016/06/21(火) 19:05:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201606/CK2016062102000199.html?ref=rank
<参院選>各党の動き(民進・共産・おおさか維新) 野党共闘巡り温度差
2016年6月21日
「上から目線のアベノミクスと、連合の格差是正の経済政策とは、入り口と手段が違う」。四選を目指す民進現職・郡司彰氏(66)を推薦する連合茨城。十日に水戸市内で開いた総決起集会は、和田浩美会長の檄(げき)から始まった。「暮らしの安心なくして、社会の安定と経済成長はない。郡司さんの勝利を、比例区と合わせてお願いしたい」
改選数二の茨城選挙区は一九九八年以来、自民と、連合茨城が深く関わる民進(旧民主)が議席を分け合う。「郡司さんは組織戦。今回も変わりはない」と連合茨城幹部は自信を見せる。
一三年の参院選を彩った「第三極」の脅威も遠のいた。だが、与党だった二〇一〇年の参院選で旧民主が得た票は、出馬した二候補合わせて約五十一万票。野党転落後の一三年は一候補のみの出馬で、約二十万票だった。
旧民主と合流した旧「維新の党」の基盤は県内では弱い。党名も「国民とともに進む『民進党』だが、浸透していない」と大畠章宏・県連顧問は連合茨城の総決起集会で口にした。
野党共闘は「自民と民進の指定席」とされる茨城選挙区では成立しない。民進にとって、新たな支持層の掘り起こしが課題だ。郡司氏は記者会見で「安倍政権に疑問を持つ人の票がどこへ行くか。政策をしっかり訴えたい」と述べた。
◇
「戦争法(安全保障関連法)廃止へ野党共闘が大きく進む中、共産への期待が日に日に高まっている」。水戸市内で十日、街頭演説に立った共産新人の小林恭子氏(65)は声を張り上げた。昨年の安保関連法成立を受け「国民連合政府をつくろうと呼び掛けた」と、野党共闘を主導した党の功績を訴えた。
衆参合わせて四度目の国政挑戦となる小林氏。護憲と安保関連法廃止を掲げ四月に発足した「県市民連合」からの推薦も、積極的にアピールしている。
野党共闘を促し全国各地で立ち上げられた市民連合は、県選挙区では民進と共産を推薦。小林氏の選対は「今までの選挙と違う。有権者自身が行動し、政治を変えようという動きを感じる」と歓迎する。「ありがたいことだが、いろいろなところから推薦をいただいている」とする郡司氏よりも、追い風として受け止めている。党県委員会は「比例区、選挙区とも三十万票」と強気の目標を掲げている。
◇
おおさか維新は、一三年の参院選に維新の党公認で立候補し落選した石井章氏(59)が、今回は比例代表候補に。一二年の衆院選茨城1区に旧日本未来の党公認で立候補し、落選した武藤優子氏(51)を、県選挙区で擁立する。
参院選の比例代表は、政党名か候補者名を選んで記入できるため、武藤氏は「比例では政党名ではなく、石井さんの名前を書くように呼び掛ける。その方が一石二鳥」と語る。
石井氏も「私は県南部をよく回っているが、水戸では弱いので、武藤氏に任せたい。私たちは表裏一体」と話し、相乗効果で比例での石井氏当選も期待している。
(酒井健、宮本隆康)
1731
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:06:11
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201606/CK2016062002000168.html
<参院選>各党の動き(自民・公明) 組織固め 目標は大勝
2016年6月20日
自民党の衆院茨城2区支部の大会で、岡田氏のあいさつを聞く党関係者ら=行方市で
写真
「党員、県議、市長、市議が一致結束し、圧倒的勝利を目指したい」「岡田候補が六十万票を獲得できなければ、自民党の比例の候補が危うい」
今月十一日、行方市文化会館で開かれた自民党の衆院茨城2区支部の大会。あいさつに立った国会議員や県連幹部らは口々に、参院選の党公認候補の現職、岡田広氏(69)の大勝を訴えた。
自民党は、前回衆院選で比例復活を含めて県内七選挙区ですべて当選。県議会では、六十三議席のうち四十五議席を占める。参院選は改選数二とあって、支部大会の後、帰路につく参加者から「大丈夫だな」との声も聞かれた。
しかし、県連会長の梶山弘志衆院議員は「県内の党の基盤を考えれば、ある程度の差をつけてトップで勝たなければいけない。基盤に応じた票を取らないと、党の衰退につながる」と楽観ムードにくぎを刺す。
四月の県連幹部役員会では、前回参院選で得票した五十六万票以上を目標にすることを決めた。県連幹部は、さらに四万票を上乗せした「六十万票」を目標として公言する。支援団体の幹部から「本当に取れるかは分からない」と評される強気の数字だ。
岡田氏の事務所によると、推薦を得た業界団体や企業などは約千団体。県日本農林漁業政治連盟(農政連)は自民と民進の両候補を推薦したが、JA関係者は「支部ごとの判断だが、全体的には自民に力が入っている」と語る。
県連は岡田氏側に、五月中に小選挙区ごとの党支部総会を開くよう指示。茨城2区以外の支部は、五月までに終えたという。水戸市内のホテルに千人を集めた決起集会も、同月中旬に早々に開いた。
岡田氏は「党の組織としては、支部総会や励ます会は八割ぐらい終えた。ひととおり県内を歩いたが、ポイントをもう一度回りたい」と語り、組織固めを着々と進めている。
◇
公明党は、県内各地で比例代表候補の集会を開き、岡田氏も招く。岡田氏の前回選挙の六年前は、自民党が野党だったため推薦はしなかった。今回は各集会の壇上で、岡田氏に推薦状を手渡してみせ、結束をアピールする。
公明県本部の幹部は「かつて民主党、みんなの党、維新の党に入った票が、浮いているのが現実。その票は民進に入るのか、共産なのか、棄権なのか。野党にすべて入らないように、頑張らなければいけない」と引き締めを図っている。 (宮本隆康)
■
参院選の公示が今月二十二日に迫る。茨城選挙区では主要政党は、自民、民進、共産、おおさか維新が候補を擁立する。公示前の動きを追った。
1732
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:06:45
http://www.asahi.com/articles/ASJ6P2VPXJ6PUTIL002.html
参院選ポスター枠足りない?東京選挙区30人超す見通し
伊藤あずさ、池田良
2016年6月21日11時45分
22日に公示される参院選の東京選挙区(改選数6)で、立候補予定者が想定した30人を超える見通しとなり、各地の選挙管理委員会はポスター掲示場の増設作業に追われている。
特集:2016参院選
有権者数約73万5千人と都内最多の世田谷区。区選管は区役所前にあるポスター掲示場(縦1・36メートル、横4・43メートル)の左下に、「31、32、33」と記したベニヤ板を急きょ継ぎ足した。本来は左側に追加したかったが、駐車禁止の看板が近接して設置されているため「撤去には時間がかかる。手間がかからず早く作業するため、下に付け足した」と担当者。板の増設は区内の全掲示場892カ所で終了したが、うち64カ所は上下に付け足したという。
都選管によると、東京選挙区の候補者は、直近5回の参院選(2001〜13年)で最大24人。今回はこの数字を参考にしたうえ、余裕をもってポスターの枠は30人分を用意した。
だが、立候補に必要な書類などを受けつける事前審査に訪れる立候補希望者は後を絶たず、都選管が17日夜に各区市町村選管に3人分のスペース増設を指示した。審査終了者は20日現在で31人で、掲示場は33人分でもさらに足りなくなるおそれがある。都選管担当者は「有権者の選択肢が増えることはいいことだが、準備した枠に無事に収まるようにと祈る気持ちです」。(伊藤あずさ、池田良)
1733
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:50:54
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1606210001.html
【壮絶選挙区に迫る】参院選、首都圏・近畿圏の8選挙区の情勢分析 小林吉弥氏
16:51夕刊フジ
【壮絶選挙区に迫る】参院選、首都圏・近畿圏の8選挙区の情勢分析 小林吉弥氏
安倍首相の演説にも熱がこもる=19日
(夕刊フジ)
参院選(22日公示-7月10日投開票)を目前に控え、与野党幹部の舌戦が激化している。東京都の舛添要一知事(67)の見苦しい辞職劇や、有力候補とみられた民進党の蓮舫代表代行(48)の「都知事選不出馬」表明は、選挙区情勢にどんな影響を与えているのか。夕刊フジでは、選挙予測に定評のある政治評論家の小林吉弥氏に、首都圏・近畿圏の8選挙区の情勢分析を依頼した。上編では、東京、埼玉、京都、奈良という熾烈(しれつ)な4選挙区の死闘に迫った。
「アベノミクスは失敗していない。今の政策をやめれば、4年前のあの暗い時代に逆戻りする」「民進党は甘い言葉ばかりを言う。『気をつけよう、甘い言葉と民進党』だ。われわれは約束は必ず実行する」
安倍晋三首相は19日夕方、宿敵といえる民進党の菅直人元首相のおひざ元、東京・JR吉祥寺駅前での街頭演説で、こう訴えた。
ただ、冒頭で「(舛添氏の)辞任騒動でご迷惑をおかけしたことを、おわびします」と語るなど、前回知事選で舛添氏を支援した責任に触れざるを得なかった。
一方、民進、共産、社民の野党3党の党首は、野党を支援する学生グループ「SEALDs(シールズ)」などで構成する「市民連合」とともに東京・有楽町で合同の街頭演説を行った。
民進党の岡田克也代表は「参院選は時代の大きな分岐点だ。道を誤ると、もう後戻りできない」などと、憲法改正阻止を訴えた。
改選数が1増えて6となった東京では、参院選とともに、「ポスト舛添」を選ぶ都知事選(7月14日告示、31日投開票)にも注目が集まっている。参院選の結果は、都知事選にも直結するだけに、各党が力を入れる重点区となっている。
小林氏の予測は別表の通りだ。
まず、東京選挙区では、自民党の中川雅治総務会長代理と、民進党の蓮舫氏、公明党の竹谷とし子元財務政務官、共産党の弁護士、山添拓氏の4人に「当確」の印がついた。
小林氏は「この4人の当選は揺るがないだろう。自民党は舛添問題のマイナスが懸念されてきたが、中川氏は組織票を積み上げ、100万票を取れる態勢を構築している。『政権交代可能な二大政党制をつくりたい』として、都知事選への不出馬を決めた蓮舫氏はかつてのような勢いはないが浮動票を確実に集め、こちらも100万票も取れる力がある。竹谷、山添両氏は組織固めに余念がなく、手堅い」と分析した。
残る2議席を、民進党の小川敏夫元法相と、おおさか維新の会の田中康夫元長野県知事、自民党の元ビーチバレー選手の朝日健太郎氏の3人が争っている。
小林氏は「連合が全面支援する小川氏と、知名度のある田中氏がやや優勢だ。自民党2人目の朝日氏は『五輪』をアピールしているが、出馬表明が遅れたこともあり、インパクトや浸透が気になる。東京では前回、俳優の山本太郎氏が当選した。都民は気まぐれなところがあり、今後、情勢が動くことは十分考えられる」と指摘した。
舛添氏辞職の影響なのか、報道各社の世論調査で、内閣支持率や自民党支持率がやや下落しているのも注目される。蓮舫氏の「都知事選不出馬」についても、「もし、出馬していれば全国的話題となり、参院選で勢いに欠ける民進党候補の後押しとなった。なぜ、断念したのか…。残念だ」(同党ベテラン議員)という指摘もある。
1734
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:51:10
埼玉選挙区(改選数3)はどうか。
小林氏は「公明党の西田実仁参院幹事長は自民党の推薦も得ており、有利に戦いを進めている。残り2議席をめぐり、自民党の関口昌一元総務副大臣と、民進党の大野元裕元防衛政務官、共産党県常任委員の伊藤岳氏の3人が激しく争っている」と分析する。
京都選挙区(改選数2)も激戦だ。
小林氏は「民進党の福山哲郎元官房副長官が、実績や知名度で頭ひとつ抜けている。残り1議席をめぐり、共産党の弁護士、大河原寿貴氏が、自民党の二之湯智元総務副大臣を猛追している。共産党が自民党に勝利するという番狂わせの可能性もあり、『民共』で2議席を占めるかもしれない」という驚くべき見方を示した。
1人区の奈良選挙区は、民進党の前川清成元内閣府副大臣が先行し、自民党の元総務省職員、佐藤啓氏が追いかける。
「前川氏は共産、社民の推薦も得ており、地元で浸透している。佐藤氏は若さをアピールしている」(小林氏)
政権選択の衆院選に比べて、関心が薄いといわれる参院選だが、舛添・蓮舫問題の余波もあり、今後の展開が注目されそうだ。
1735
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:51:56
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk34010660000c.html
<2016参院選>広島選挙区 予定7人準備着々 あす公示 /広島
15:45毎日新聞
参院選は22日公示され、7月10日の投開票に向けて選挙戦に突入する。広島選挙区は現職2人、新人5人の計7人が立候補の準備を進めており、2議席を巡り激しい戦いが予想される。今回から選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられる中、安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」の評価や、安倍首相が意欲を見せる憲法改正が争点になりそうだ。
広島選挙区で立候補を表明しているのは、自民現職の宮沢洋一氏(66)▽民進現職の柳田稔氏(61)▽共産新人の高見篤己氏(64)▽おおさか維新新人の灰岡香奈氏(32)▽こころ新人の中丸啓氏(52)▽幸福新人の佐伯知子氏(36)▽無所属新人の玉田憲勲氏(58)--の7人。
立候補の届け出は22日午前8時半〜午後5時、中区の県庁で。期日前投票は23日〜7月9日、市区役所や町役場などである。【石川裕士】
1736
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:52:25
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk26010522000c.html
<2016参院選>あす公示 決戦目前 意気込む各党 /京都
15:44毎日新聞
参院選が22日に公示され、7月10日の投開票に向けて、18日間の選挙戦がスタートする。京都選挙区(改選数2)では、4人が立候補を表明。公認候補を出さなかった政党も、比例代表での得票を狙う。府内の主要政党の幹部に、選挙戦に向けた意気込みや展望を聞いた。【野口由紀、木下訓明、篠田直哉】
◆自民
◇自民府連・西田昌司会長
選挙区では、トップ当選を果たしてもらいたい。「第3極」が出ない今回は、政党の実力が問われる。これらの勢力に流れていた票を取り込み、衆院の各小選挙区単位で「完全1位」を目指す。特に、北陸新幹線の舞鶴-学研-関空ルートを実現させることで、府全域にアベノミクスの効果を広げたい。北陸、中部、近畿圏だけでなく、中国圏など広域的な経済発展が見込める政策を実現していく。
◆民進
◇民進府連・泉健太会長
「普通の人」の暮らしが豊かになる政策を訴えたい。民泊など観光振興は地域社会と折り合いの付いた節度あるものとする。また少子化対策では若者や貧困世帯の支援を主張する。選挙区で目指すのはトップ当選だ。自民などは(1人区などでの)共産との共闘を批判するが、「今の政権の政策を放置できない」との共同歩調で、共に政権を作るためではない。我々は改革勢力だ。その下に結集を呼びかける。
◆公明
◇公明府本部・竹内譲代表
京都での目標は比例で15万票獲得。近畿を中心に活動する立候補予定者が、既に何度も京都入りしている。成長戦略の重要な柱は子育て支援や社会保障。社会保障を充実させることで好循環をもたらすというのが党の基本的な考え方であり、その考え方が「ニッポン1億総活躍プラン」になった。党には、医療、福祉、介護、年金などの問題に取り組んできた長年の実績がある。これらの更なる充実を訴える。
◆共産
◇共産府委員会・渡辺和俊委員長
安倍政権の暴走を止める野党共闘に共産党が積極的に取り組み、全国の1人区で協力が成立した。本来は保守を支持してきた都市部の自治会や消防団関係者からも「今こそ共産党がしっかり頑張って」と励まされている。比例代表で目標の30万票を上回れば、選挙区の候補も確実に当選できる。ブラックバイトや奨学金問題などへの取り組みを訴え、若い無党派層に支持を広げられるようにしたい。
◆おおさか維新
◇おおさか維新京都総支部・田坂幾太代表
政治資金の支出を巡る舛添要一・東京都知事の公私混同問題で、既成政党は国民の感覚とずれていることが改めて明らかになった。これを直せるのは、議員の報酬や定数の削減などを実行し、身を切る改革をしてきた維新しかないと訴える。今年4月の衆院3区補選では大敗した。結果を謙虚に受け止め、参院選では全国の比例代表の候補者の応援をしながら、地道に活動を広げていきたい。
◆社民
◇社民府連・桂川悟代表
6年前の比例代表での得票3万票を基準に、それ以上を目指したい。府内では京丹後市の米軍基地と、その中にあるXバンドレーダーの撤去、府近隣の原子力発電所の再稼働反対を中心に訴える。また安全保障関連法の問題。アベノミクスによる貧困と格差拡大の問題も主張する。組織の存亡をかけた戦いになる。後のない戦いだ。民進党と選挙運動の具体的連携も図りながら、持てる力を出し切りたい。
◆生活
◇生活・豊田潤多郎・府4区総支部長
安全保障関連法は撤廃、原発ゼロで環境に優しい代替エネルギーへの転換推進、社会保障のビジョン作成と景気回復を訴える。選挙区候補は立てていないが、野党で京都の2議席を独占できるよう支援を進めたい。比例代表では過去最高の得票を目指していく。自民1強状態を打破し、さまざまな野党が結集して連合体を形成する「日本版オリーブの木」による政権交代を実現させたい。
◆こころ
◇こころ・小野由紀子京都3区支部長
消費税収の一部を政府が積み立て、年金受給者に還元する「消費税マイレージの制度」の導入を訴える。消費税を払うものからためるものへと意識改革し、地域格差や少子化対策にも役立てる。大阪を地盤とする比例代表の候補者が京都にも入り、演説会を開く予定で、府内全域で票の上積みを目指す。自民に対しては正論は支持するが、間違っていることにはおかしいと言うことで存在感を出す。
〔京都版〕
1737
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:52:51
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk29010622000c.html
<2016参院選>あす公示 現新4人出馬へ 改憲勢力の議席焦点に /奈良
15:31毎日新聞
参院選が22日公示され、7月10日の投開票に向けて選挙戦が始まる。奈良選挙区(改選数1)には、自民新人の佐藤啓氏(37)=公明推薦▽民進現職の前川清成氏(53)=共産、社民、生活推薦▽おおさか維新新人の吉野忠男氏(57)▽幸福実現新人の田中孝子氏(60)の4人が立候補を表明。各党幹部が応援演説に来県するなど既に事実上の選挙戦に突入している。【芝村侑美、和田明美、日向梓】
今回の参院選では、安倍晋三政権による消費税引き上げの再延期やアベノミクスへの是非のほか、改憲勢力の議席が発議に必要な3分の2に達するかが焦点となりそうだ。
元総務官僚の佐藤氏は昨秋の出馬表明以来、知名度アップへ業界団体や企業回りを徹底し、公明党の推薦も今年3月に取り付けた。党も「重点区」と位置付け、10日に安倍首相が来県するなどてこ入れを図る。少子化対策や子育て支援なども訴え、議席奪取を狙う。
3選を目指す前川氏は、後援会回りなどで地盤を固めてきた。党は今年5月、共産党などと前川氏を「統一候補」とすることで合意。他党集会へもこまめに参加し、安全保障関連法の廃止、安倍政権打倒などを訴える。19日に岡田克也党代表も来県した。
吉野氏は今年3月の出馬表明後、県内各地で駅の朝立ちなど街頭活動を中心に取り組む。大阪経済大教授の経歴も踏まえ、大学までの教育無償化を主張。議員定数や報酬削減など「身を切る改革」を訴え、第三極としてアピールを図る。
田中氏は衆院選も含めて4度目の国政への挑戦となる。消費税減税による経済活性化、マイナンバー制度廃止などを主張しており、他候補との違いを訴えている。
1738
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:53:29
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk30010490000c.html
<2016参院選>与野党対決が鮮明 4党共闘はならず /和歌山
15:23毎日新聞
参院選は全国32の1人区で野党4党が候補者を一本化し、与野党対決が鮮明になった。だが、和歌山選挙区では民進、共産が予定していた候補者を取り下げ、市民グループが擁立した新人に一本化したものの、民進は推薦を出さず、いびつな形での共闘となった。立候補予定者の陣営や政党の思惑、戦略を探った。【阿部弘賢、倉沢仁志】
「皆さん、気をつけてください。日本を革命しようとする共産党と手を組んでいるのが民進党なんです」。5日にJR和歌山駅前であった自民県連の街頭演説。マイクを握った県連幹部が声を張り上げた。
自民現職の鶴保庸介氏(49)=公明推薦=は、旧自由から出馬して初当選した1998年参院選後、前々回、前回と着実に得票数を伸ばした。現在、党の参院政策審議会長という要職にあり、周囲は「当選すれば大臣に」と期待を膨らませている。それだけに今回は内容が問われるとして、陣営は自公票を固めた上でさらに上積みを目指している。
そこで鍵となるのが、2014年衆院選の比例代表で5万票余りだった旧民主票と、9万票近くを獲得した旧維新票だ。
大票田の和歌山市では、民進の岸本周平衆院議員(和歌山1区)が3回連続当選している。支持者の多くは自民支持の保守層と重なり、共産との共闘に拒否感を持つ人も多い。自主投票を決めた民進最大の支持団体・連合は、98年選挙で鶴保氏を推薦しており、鶴保氏の陣営関係者は「かえって他候補より応援しやすいという人はある程度いる」と話す。
また、候補不在の維新票は今回、行き場を失っている状態。自民県連と陣営は野党共闘にくさびを打ち込み、比例代表や今後の衆院選もにらんで野党票の取り込みを図る。
一方、「市民連合わかやま」が擁立した無所属新人、由良登信氏(64)=共産、社民、生活推薦=陣営は、立候補表明後、民進、共産が相次いで候補者を取り下げたことを前面に打ち出す。集会などで「(野党は)由良氏に一本化してくれた」と、「事実上の統一候補」と強調する。
民進の推薦を得られなかった市民連合が頼りとするのが無党派層だ。国内の賛否が割れる中で自公などの賛成多数で可決、成立した安保法制の廃止を旗印に、これまで政治にほとんど関わってこなかった子育て世代の女性や大学生らの結集を図る。関係者は「県内でも安倍政権を何とかしてほしいという声は高まっている」と手応えを語る。
若い支持者らは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を使い、知名度で劣る由良氏をアピール。政治課題などについて由良氏と気軽に意見を交わす「ゆらカフェ」を街中で開くなど、草の根的に支援の輪を広げている。市民連合の豊田泰史代表は「市民が中心となって戦う、和歌山では初の選挙。和歌山で勝利し、今の政治の流れを変えたい」と力を込める。
幸福新人の西本篤氏(46)も立候補を予定している。
………………………………………………………………………………………………………
◇和歌山選挙区 予想される顔ぶれ
鶴保庸介氏(49) 自民・現職=公明推薦
西本篤氏(46) 幸福実現・新人
由良登信氏(64) 無所属・新人=共産、社民、生活推薦
1739
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:54:19
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk25010578000c.html
<2016参院選>滋賀選挙区 あす公示 現新3人が出馬へ /滋賀
16:11毎日新聞
22日公示される参院選滋賀選挙区(改選数1)には、これまでに自民党新人の小鑓隆史氏(49)=公明推薦▽民進党現職の林久美子氏(43)=共産、社民推薦▽幸福実現党新人の荒川雅司氏(41)の計3人が立候補を表明している。野党3党が候補者を林氏に統一。与野党対決が鮮明となり、安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」や昨年9月に成立した安全保障関連法の是非を巡って激しい論戦が繰り広げられそうだ。【衛藤達生、田中将隆、森野俊】
◇党大物が続々来援 小鑓氏
小鑓氏は20日、茂木敏充・自民党選対委員長の応援を受け、米原市などで集会を開催した。2年前の知事選で三日月大造知事に惜敗。今回の参院選に向けて昨年秋に立候補を表明して以来、県内をくまなく回り、知名度の浸透を図ってきた。
自民は2012、14年の衆院選で県内4小選挙区で全勝したが、今回は野党共闘が成立したことで危機感を強めている。茂木氏以外にも安倍首相をはじめ、石破茂地方創生担当相や伊吹文明・元衆院議長ら党の大物も続々と応援に入り、小鑓氏の支援を訴えている。
連立を組む公明党も小鑓氏を積極的に支援。粉川清美・同党県本部代表は集会などで「公明の滋賀選挙区候補は小鑓さん」と呼びかけている。
◇野党統一を前面に 林氏
林氏は20日、「市民の会しが」が主催する女性を中心とした座談会に参加。「政党と市民の間に立って、それをつなぐ架け橋になりたい」などと訴えた。
3回目の選挙戦となる今回は「野党統一候補」を前面に押し出して活動を展開。街頭演説で使う選挙カー「久美子号」や、本人が肩からかけるたすきにも「野党統一」の文字が躍る。駅頭でのあいさつや企業回りなどの一方、無党派層への浸透を図ろうと市民イベントなどへも意識的に参加してきた。
共産党や社民党との連携も密に取り、14日にはJR草津駅前で初の合同街頭演説会を開催。安保法制反対や憲法問題について重点的に論じ、「平和」をテーマに支持を訴える場面が目立つ。
◇湖上からの演説も 荒川氏
荒川氏は商業施設や駅前での街頭演説を精力的にこなしてきた。20日も朝夕の2回、JR南草津駅前に立ち、演説した。また、消費増税の是非に関するアンケートを街頭で実施したり、船を使っての琵琶湖からの呼びかけなど、ユニークな取り組みにもチャレンジしている。湖上からの演説は選挙期間中にもする予定だ。
1740
:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:57:40
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk33010583000c.html
<2016参院選>あす公示 3新人が立候補予定 各陣営、激しい前哨戦 /岡山
14:52毎日新聞
参院選は22日公示され、7月10日の投開票に向け論戦がスタートする。岡山選挙区(改選数1)には自民の元東京都北区議、小野田紀美氏(33)=公明推薦▽民進の会社社長、黒石健太郎氏(32)=共産、社民推薦▽幸福実現の党県副代表、田部雄治氏(40)--の新人3人が立候補を予定している。引退を表明した民進、江田五月氏(75)が長年守った議席を巡り各陣営は既に激しい前哨戦を展開。本番を迎え、訴えのボルテージも上がる。【石川勝己】
小野田氏は昨年10月の出馬表明から県選出国会議員8人のサポートで県内をくまなく回り、教育格差の是正などを訴えながら知名度アップに注力してきた。既に約1100の企業・団体から推薦を取り付けた。
19日には石破茂地方創生担当相が応援に駆けつけ、選挙期間中も閣僚級が来県を予定する。公示日は北区の県庁前に加藤勝信1億総活躍担当相ら県選出の国会議員が顔をそろえ、出陣式を行う。
黒石氏は出馬表明が今年1月と出遅れたが、「江田後継」を前面に県内全域に1万枚のポスターを掲示した。共産、社民との野党統一候補として支持拡大を訴える。
民進の地盤が弱い美作や東備、井笠地域などは共産や連合岡山の協力で浸透を図り、既に岡田克也民進党代表や志位和夫共産党委員長ら党首級が応援に駆けつけ、公示後も応援を受ける予定。北区のイオンモール岡山前で第一声を上げる。
田部氏は北区下中野に事務所を構え、支持者回りや街頭演説で、消費税率の5%への引き下げによる景気浮揚や憲法9条改正による国防強化などの政策を訴える。
2月の出馬表明から県内全域を一巡し、選挙期間中は街頭での活動を増やし、釈量子党首も応援に駆けつける。公示日は北区のJR岡山駅前で第一声を上げる予定だ。
1741
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チバQ
:2016/06/21(火) 19:58:25
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk20010611000c.html
<参院選>あす公示 3人が出馬予定 1議席を巡る戦いへ /長野
13:02毎日新聞
参院選は22日、公示される。長野選挙区には自民党現職、若林健太氏(52)▽民進党新人、杉尾秀哉氏(58)▽幸福実現党新人、及川幸久氏(56)--が立候補を予定している。定数削減により改選数が2から1へと減り、1議席を巡る与野党の事実上の一騎打ちとなる見込みだ。投開票は7月10日。
再選を目指す若林氏は民進、共産、社民各党の選挙協力を「野合」とし、「批判ばかりで代案がない」と主張。「地域の実情を知り、国会に届けるのが役目だ」と6年間の実績を強調した。安倍内閣の経済政策アベノミクスについて「道筋が見えてきた。流れを止めず、引き続き前に進めたい」とする。
野党共闘で出馬する杉尾氏は「立憲主義に反し、数の力で押し切る安倍政権にはノーを突きつけるべきだ」と「安全保障関連法の撤回」を前面に打ち出す。アベノミクスで「格差は広がり、地方は疲弊している」と批判。「弱者のための政治への転換」や、高齢者が生き生きと暮らせる社会の実現など、雇用・福祉対策に重点を置いている。
及川氏は消費税10%への増税に反対し、国防軍が必要として改憲を唱える。農業振興策として「信州の農産物を米国に高価格で輸出し、世界ブランドにする」と訴え、新年金制度の創設も公約に掲げる。【参院選取材班】
1742
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チバQ
:2016/06/21(火) 19:58:58
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk19010047000c.html
<2016参院選・やまなし>あす公示 4人が立候補予定 民進の議席維持焦点 /山梨
12:48毎日新聞
参院選は22日、公示される。山梨選挙区(改選数1)には新人3人と元職1人の計4人が立候補の準備を進めている。任期限りで引退する輿石東・参院副議長が18年間守ってきた議席を、野党統一候補で臨む民進が維持できるかが最大の焦点だ。7月10日の投開票日に向け、18日間の選挙戦が始まる。【参院選取材班】
自民は新人の高野剛氏(67)を擁立した。県議6期21年の経験を強調し、支持を訴える。業界団体からの推薦は20日現在で94にのぼる。甲府市では、保守系市議18人が「甲府市連選対本部」を設立。実働で約20まで減った市内の党地域支部の数を約30まで回復させた。「自民党の候補」であることをアピールし、組織固めに力を注ぐ。
高野氏は地域経済の再生・活性化などを訴える。陣営幹部は「最重点区の甲府で勝ち、(高野氏の地元・甲州市も含む)峡東地域でも支持を固めたい」と話す。
民進新人の宮沢由佳氏(53)は、集会で輿石氏があいさつに立つなど「後継」色を前面に打ち出す。連合山梨や輿石氏の出身母体・山梨県教職員組合(山教組)などが支持拡大を図る。野党統一候補として、社民、共産からも支援を受ける。子育て支援で20年以上の経験があり、「現場の声を国政に届ける」と意気込む。介護や教育、雇用を課題に挙げ、格差解消を訴える。
陣営幹部は「大票田の甲府市や、(民進党の立候補予定者がいない衆院2区と重なる)富士吉田市などで浸透を図るのが急務」という。
無所属で元職の米長晴信氏(50)は、2007年の参院選で民主公認で当選し、1期6年務めた。4人の中で最も遅い5月23日に出馬を表明。多い日は数十人に会い、毎日数十件電話をかけるなどして、草の根で浸透を図っている。県内経済活性化のため、2027年のリニア中央新幹線の開業も見据え、県内のインフラ整備の重要性などを訴える。
13年参院選の投票率(56・65%)を前提に14万票を当選ラインに設定。米長氏は「(自民・民進など)あらゆる支持層を取り込みたい」と意気込む。
幸福実現から立候補予定の新人、西脇愛氏(31)は、消費税率を現行の8%から5%へ引き下げることや、国防強化のために日本が核武装を進めることなどを主張する。各地の街頭に立ち、政策を訴えている。陣営幹部は「人口の多い甲府市を中心にくまなく回り支持を広げたい」と話している。
………………………………………………………………………………………………………
◇山梨選挙区で予想される顔ぶれ(改選数1)
高野剛 67 自 新
宮沢由佳 53 民 新
西脇愛 31 諸 新
米長晴信 50 (1)無 元
※並びは参院の勢力順。氏名、年齢、党派、新人・元職の別。カッコ内数字は当選回数。政党略称は、自=自民、民=民進、諸=諸派、無=無所属
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:
チバQ
:2016/06/21(火) 19:59:18
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk24010110000c.html
<2016参院選>三重選挙区 あす公示 現新3氏立候補予定 野党側議席守れるか /三重
12:37毎日新聞
参院選は22日公示される。三重選挙区(改選数1)には、自民新人の山本佐知子氏(48)と民進現職の芝博一氏(66)、幸福新人の野原典子氏(59)の3人が立候補を予定している。前回の2013年選挙に続き連勝を目指す与党に対し、“安倍政権打倒”を旗印に候補を芝氏に一本化した野党側が議席を守れるかが焦点。選挙戦では、アベノミクスの評価に加え、野党は安全保障関連法や、安倍晋三首相が意欲を見せる改憲の是非も争点にしたい考えだ。【田中功一】
山本氏は、旧三重1区選出の元衆院議員で自治相も務めた故・山本幸雄氏の孫。今年1月の出馬表明以来、自民党県議、市議らの支援を受け、集会や企業・団体回りなどを重ね、幸雄氏の孫であることをアピール。事務所も幸雄氏が地盤とした四日市市に設けた。
自民は岡田克也・民進党代表の地元の三重を最重点選挙区と位置づけており、公示前から安倍首相をはじめ、閣僚らが次々と来県。出陣式にも谷垣禎一幹事長が出席する予定で、山本氏の知名度アップに全力を挙げる。
一方、民進、共産、社民の県内の野党3党は、「市民連合みえ」と、安保関連法の廃止など4項目の内容で個別に政策協定を結び、3選を目指す芝氏に候補者を一本化した。市民連合みえの街宣活動を除いて3党が一緒に行動することはないが、各党が自主的に支援する。
芝氏も民進党県連と連合三重、県議会の民進系会派「新政みえ」と一体となったこれまでの活動を強化する一方、市民連合みえとも連携する。活動に賛同する学生、学者、弁護士、子育て世代の女性など、従来は関係の薄かった層への支持拡大を図っている。
野原氏は、地元の北勢地域を中心に街宣活動などを展開している。
〔三重版〕
1744
:
チバQ
:2016/06/21(火) 20:00:05
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160621ddlk15010334000c.html
<2016参院選>あす公示 改選数削減で激戦必至 既に事実上の選挙戦 /新潟
11:57毎日新聞
政権の「中間評価」と位置付けられる参院選が22日公示される。今回から新潟選挙区の改選数が2から1に削減され、かつてない激戦が予想される。新潟選挙区には、再選を目指す自民現職の中原八一氏(57)=公明推薦=のほか、野党統一候補として無所属で臨む生活の党の元職、森裕子氏(60)=民進、共産、社民、生活推薦=と幸福実現党新人の横井基至氏(35)が立候補を表明しており、既に県内各地で事実上の選挙戦を繰り広げている。【米江貴史、柳沢亮】
「ここに来て相手の背中が見えてきた。負けるわけにはいかない」。12日に新潟市内で開かれた自民党県連大会で、中原氏は普段よりも語気を強めて支援を呼びかけた。党の支持基盤を生かした組織戦を展開し、20日現在で企業や経済団体など約2400団体から推薦を取り付けた。
県内のJA新潟中央会など農協団体で構成する政治組織「県農政刷新連盟」(県農政連)も今回、初めて中原氏を推薦。関係者によると、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡る政府の対応などには不満があるものの、組織内では「政権与党の中で、自分たちの声を反映してもらわなければ」と政権とのパイプを重視する声が強かったという。
県農政連は、中原氏が初めて臨んだ2010年参院選では、旧民主党政権下だったこともあり、自主投票としていたが、元々は自民党の有力な支持基盤。県連関係者は「これまで陳情してきた経過もあるのでは」と分析する。ただ、個別のJAの対応についてはそれぞれの判断に委ねており、TPPへの反発などから既に自主投票を決めたところもある。組織票をどこまで固められるかが焦点となる。
◇
「私が参院選へ出馬表明したとき、『異常だ』と激しく批判した。この根性は見上げたものではありませんか」。JR新潟駅前で13日に行われた森氏の街頭演説で、応援に駆け付けた民進党の菊田真紀子衆院議員は、懸念されている「確執」を笑い飛ばし、共闘態勢をアピールした。
菊田氏があえて踏み込んだ背景には、旧民主党を離党した森氏に対するしこりがいまだに解消できていない点にある。民進党を支援する連合新潟も森氏の推薦を決定したものの、一枚岩ではない。前回2013年の参院選新潟選挙区で社民党候補を支援した自治労県本部は森氏への推薦を決めたが、電機連合新潟地方協議会は既に自主投票を決定。県電力総連など態度を保留している産別もある。
選挙戦略は、民進、共産、社民、生活4党と連合新潟、市民団体などで構成する「連絡調整会議」が担っており、「安倍政権打倒」を旗印に、各組織と無党派層にどこまで浸透できるかがカギとなる。
1745
:
チバQ
:2016/06/21(火) 20:01:51
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2016062102000172.html
<参院選>あす公示 現新12人出馬予定 屈指の激戦区様相
08:10東京新聞
二十二日に公示される参院選で、神奈川選挙区(改選数四)は二十日現在で四人の現職と八人の新人が立候補を予定している。与野党入り乱れる全国でも屈指の激戦区となる見込みで、安倍晋三政権の評価を問う激しい選挙戦が予想される。 (参院選取材班)
立候補を予定しているのは自民党公認の現職三原じゅん子氏(51)、民進党公認の現職金子洋一氏(53)と真山勇一氏(72)、公明党公認の新人三浦信祐氏(41)、共産党公認の新人浅賀由香氏(36)、おおさか維新の会公認の新人丹羽大氏(39)、社民党公認の新人森英夫氏(44)、日本のこころを大切にする党公認の新人清水太一氏(34)、幸福実現党公認の新人壱岐愛子氏(30)、諸派新人の片野英司氏(45)、無所属現職で自民党推薦の中西健治氏(52)、無所属新人の佐藤政則氏(48)の十二人。
与党系候補予定者の三氏に対し、野党候補予定者がどう支持を広げるかが焦点。自公政権が成立させた安全保障法制に反対し、立憲主義の回復を求める市民勝手連の動きも注目される。
立候補届け出は午前八時半から午後五時まで横浜市中区の県庁本庁舎で受け付ける。
1746
:
チバQ
:2016/06/21(火) 20:05:28
自民、民進、改革、怒りってところ?
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160621-134-OHT1T50047.html
谷亮子氏、参院選不出馬 4党から打診も「小沢先生への最後のご奉公」と見送り
17:58スポーツ報知
谷亮子氏、参院選不出馬 4党から打診も「小沢先生への最後のご奉公」と見送り
参院選不出馬を表明した谷亮子氏 【報知新聞社】
(スポーツ報知)
生活の党と山本太郎となかまたちの谷亮子参院議員(40)は21日、参院選(22日公示、10日投開票)に出馬しないことを表明した。政界復帰には含みをもたせた。
谷氏は小沢一郎代表が進めていた野党による比例代表統一名簿構想が実現しなかったことなどを理由に、同党からは出馬せず、打診があった他党からの出馬を検討していたが、自身が離党することで生活の党は政党要件を満たさなくなってしまうことなどから「小沢先生への最後のご奉公として、(他党からも)出ないことを決め、スッキリしました」と話した。任期満了を待って離党する方針だ。
谷氏は、4つの政党から出馬打診があったことを明かし、21日に見送ることを決断したという。小沢氏からは「残念だが、まだ若いからいろんな経験ができる」と声を掛けられたという。
谷氏は「小沢ガールズ」の一人として2010年参院選で旧民主党から出馬し、初当選。11年にはスポーツ議員連盟会長としてスポーツ基本法を成立させた。12年に小沢氏とともに民主党を離党し、13年には生活の党副代表兼参議院幹事長に就任した。「政治家としての仕事にはメダルの色には例えられない思いがある」と6年間を振り返った。
今後については、政界復帰に含みを持たせながらも「議員ではできなかったこともやりたい」とも話した。メディアの仕事で、リオ五輪に行く計画もあるという。2020年の東京五輪での現役復帰について「まだ間に合う? いくつになるんだろう」と笑い飛ばしながらも「何らかの形で五輪パラリンピックを応援していきたい」とも話した。
1747
:
チバQ
:2016/06/21(火) 20:06:51
上だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160617ddlk16010373000c.html
<対決の構図>’16参院選・富山/上 自公の結束を強調 野党共闘に「油断はならぬ」 /富山
06月17日 12:56毎日新聞
5月8日、富山市内で行われた事務所開き。推薦状を受け取った自民現職、野上浩太郎氏(49)が、手渡した吉田勉・公明県代表と固く握手を交わすと、集まった約500人の支持者(主催者発表)から拍手が起こった。公明の推薦をアピールし、連立政権としてともに国政を前進させることを誓い合う姿。自民の野党時代で、野上氏への推薦が見送られた2010年の参院選では見られなかった光景だ。
当時の野上氏は、それでも約32万票を得て、次点の民主(当時)候補に10万票近い差をつけて参院議員に返り咲いた。自民は13年参院選で、新人が75%を超える得票率で圧勝するなど、衆参の県内選挙区で議席を独占している。今年5月下旬の県連大会には、石井隆一知事や市町村長らが多数、顔を並べるなど、厚い保守地盤を見せつける。
とはいえ、野上氏が再選を目指した07年参院選では、自民が39年ぶりに選挙区の議席を失っている。民主、社民、国民新の野党3党が推薦した無所属新人候補に苦杯をなめたのだ。今回の参院選で議席を争うとみているのも無所属の新人候補。民進、共産、社民、生活の4党が推薦し、07年とは枠組みは異なるが、野上陣営の選対本部長、中川忠昭県議は「共産も含めた野党の統一は初めてで、厳しい戦いになる」と強調。選対総括責任者の宮腰光寛・衆院議員も「決して油断してはならない」と、野党共闘を警戒する。
今月9日夜、富山市のオーバード・ホールで開かれた公明党の時局講演会。比例代表に立候補する党県顧問の浜田昌良氏も「野党連合なんかに負けてはならない」などと対抗心を隠さなかった。支持母体の創価学会の一部会員が昨年、安保法制に反対し、国会前のデモに参加する動きもあったが、安保法制の影響は「富山では特にない」(党県関係者)といい、浜田氏も約1800人(主催者発表)を前に「選挙区は野上氏、比例は公明」と連携を強調した。
野上氏も同調した。「活力ある日本を作っていくためには、自公の安定した政権が必要だ。混乱した政治に戻すのか。安定した政権で前に進むのか。それが問われる選挙だ」。かけ声を上げて締めくくった集会は、盛り上がりを見せた。
野上陣営は、前回衆院選で県内3万8000票の比例票を積み上げた公明の組織力に期待する。「目標は30万票」(陣営幹部)だが、更なる上積みで3選を目指す。【大東祐紀】
◇
7月10日投開票の参院選は22日の公示まであと5日。夏の決戦に向けた与野党の構図を2回に分けて報告する。
1748
:
チバQ
:2016/06/21(火) 20:07:23
これも上だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160617ddlk17010336000c.html
<戦いのかたち>2016参院選/上 「自民1強」なびく業界 不満抑え、政策実現期待 /石川
06月17日 12:50毎日新聞
「金沢港の改修事業。今回は国交省と財務省の理想的な連係プレーができた」
金沢港のみなと会館で今月4日にあった「『金沢港の将来を考える』講演会」。自民現職の岡田直樹氏(54)は胸を張った。
老朽化した同港は、国交省が今後数年間で総額60億円を投じて改修を進める方針だ。岡田氏が副財務相として予算編成に関わった今年度予算では、まず5000万円が調査費として計上された。
会場には、水産、建設、製造各業界の関係者約100人が姿を見せ、地元への貢献を強調する岡田氏に大きな拍手で応えた。
□ □
「国土強靱(きょうじん)化」を掲げた自民党が2012年末に政権復帰してから約3年半。公共事業復調の効果は石川県にも及ぶ。国交省によると、県内での公共工事の受注実績(推計)は民主党政権下の10年度が1044億円だったが、15年度は2081億円に倍増。北陸新幹線開業に伴う建設ラッシュで、民間発注工事も多い。
道路舗装などを手がける金沢市の建設会社の担当者は取材に「公共事業は受注全体の6割ほど。自民政権に戻ってから1〜2割増えた」と手応えを話す。
金沢建設業協会の幹部は「前政権は公共工事が悪であるかのように国民に植え付けた」と民進党(旧民主党)を批判。「適切なインフラ政策は絶対必要。岡田氏を応援するのは当然だ」と参院選での支援を鮮明にした。
□ □
「いじめられているよ。自民に、というより安倍さんに、と言った方がいいかな」
JA石川県中央会の幹部は渋い表情を浮かべた。成長戦略の一環で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)大筋合意や、農協改革を推し進めてきた安倍政権への不満は根強い。
抗議の意志を示すかのように、JAグループ石川のウェブサイトには今も「STOP! TPP」とのタイトルの動画が掲載されている。それでも、JA内に自民離反の動きはない。
なぜか。「政権与党の立場は大きい。こちらの主張を伝えるのも大事なことだ」
さんざん「煮え湯」をのまされてはいるが、政策実現を期待できる政権与党とのパイプを持つメリットは計り知れない。
そんなJAの胸中を見透かすかのように、元農林水産審議官で、石川選出の山田修路・参院議員は県内17の地域JAを細かく回り、岡田氏への支援を要請する。山田氏は「国内対策で十分乗り切れる」と話し、TPPへの不安解消に努める。
□ □
「最近看板を替えた政党がありましたね。名前なんて覚えなくていいんですよ」
岡田氏は集会や国政報告会で皮肉交じりの民進批判を繰り返す。「だから安定した政権が必要だ」と締めくくるのが定番だ。
国政での「自民1強」を強みに、着々と票固めを図る。金沢市の事務所には組織力を誇示するかのように、ガラス全面に各種業界団体や企業からの推薦状がびっしりと張られている。枚数は400を超える。【金志尚、竹田迅岐】
◇
22日公示・7月10日投開票の参院選が迫る。事実上、与野党一騎打ちとなる石川選挙区(改選数1)の戦いの構図を2回に分けて報告する。
1749
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チバQ
:2016/06/21(火) 20:08:22
中だけ
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20160616ddlk29010595000c.html
<攻防>’16参院選なら/中 「重点区」に早くも首相 自公連携強化、有権者さめた目も /奈良
06月16日 15:37毎日新聞
「最大のテーマは経済政策。選挙を勝ち抜いて前進しよう」。今月10日、JR奈良駅前で安倍晋三首相が声を張り上げた。奈良選挙区(改選数1)の自民党新人で、元総務官僚の佐藤啓(けい)氏(37)の手を取ってアピール。傍らには県選出の高市早苗総務相もおり「彼は大変惜しまれながら退官した」と持ち上げた。
現職は民進党の前川清成氏(53)で、今回は共産党なども推す「野党統一候補」。自民党は議席奪取を目指す「重点区」と位置付け、公示前に首相が来県した。
JR奈良駅前の聴衆は陣営発表で1500人だが、人垣が出来るほどではない。安倍首相はその後、橿原市でも演説。聴衆の主婦(63)は「景気が良くなってる実感は私たちにはない。それでも消去法で自民党を選ぶしかないのかな」とさめた表情で語った。
◇
自民党は参院選奈良選挙区で04、07、10年と旧民主党候補に3連敗。しかし、政権再交代で安倍首相が就任した後の13年は、新人・堀井巌氏が35万票余りを獲得し、得票率で5割を超す圧勝を収めた。
連勝を期す党県連は昨年11月、総務省選挙課課長補佐、首相補佐官の秘書官などを務めた佐藤氏の擁立を決めた。田野瀬太道衆院議員(奈良4区)は私立西大和学園高(河合町)の先輩に当たる。県連幹部は「肩書もあり、勝てる候補」と自賛する。
佐藤氏は県議らのバックアップも受けて支援団体、企業回りを続けている。国会閉会後の今月2日には茂木敏充・党選対委員長が奈良入りし、選対会議に出席してポスターの体裁などまで自ら指示を飛ばした。「やっと現職の背中が見えた」。奥山博康・党県連幹事長は手応えを口にする。
◇
連立パートナーとして安倍政権を支える公明党。その組織力を生かし、参院選比例代表の得票は10年が約8万4000票、13年は約8万6000票と堅実に「数字」を出している。
公明党は今年3月、早々に佐藤氏の推薦を決定。5〜6月に県内8カ所で開いた時局講演会では、佐藤氏の演説時間を公明比例候補と同格にし、佐藤氏は「どうか勝たせてください」と連呼。岡史朗・党県本部代表は「ここまで力を入れるのは初めて。野党統一候補への警戒もある」と話す。
一方、平和や福祉などの問題に取り組んできた党の存在意義を問う声も根強い。安全保障関連法の審議を巡っては、支持母体・創価学会の会員からも県本部に「どうなっているのか」という声が寄せられた。
岡代表は「他国で戦争をしないよう歯止めを掛けたのは公明党。支持者には説明は尽くした。既に時間も経ち、落ち着きを取り戻している」と説明する。
◇
15日、舛添要一・東京都知事の辞任のニュースが駆け巡った。
前日夕、自民党県連の奥山幹事長は急きょ記者会見し、知事辞職など厳正、迅速な対応を党本部に申し入れたことを明らかにした。
奥山幹事長は「県民から連日怒りや意見が寄せられている」と説明。他自治体トップの進退に文書を出す異例の行動は、その矛先が与党へ向きかねないという懸念の表れだろう。
「負けは許されない」。県連幹部は表情を引き締めた。
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