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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

2180チバQ:2014/12/09(火) 20:32:59
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/tokyo/CK2014120902100017.html
東京ニュース
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注目区ルポ
◆12区(北・足立区西部)「自・民」票の流れ注目 

 都内で唯一、自民が候補者を立てず、公明前職の太田昭宏さんを全面支援する選挙区。野党第一党の民主は生活前職の青木愛さんを区議レベルで応援する。共産新人の池内沙織さん、今年二月の都知事選に立候補した次世代新人の田母神俊雄さんも出馬。「自・民」不在の中、両党支持層の票の流れが注目される。

 「防災・減災、危機管理、東北の復興。その司令塔の役を与えていただき、フル回転している」。太田さんは七日昼、北区のJR赤羽駅東口で、ロータリーを埋め尽くす聴衆を前に安倍内閣の国土交通相としての実績を強調した。

 党代表として臨んだ二〇〇九年の衆院選で、当時民主の青木さんに約一万票差で敗れた。大臣の今回は地元に張り付き、連日街頭演説や支援者回りに動く。七日は自民都議、区議もそろって支持を求めた。駆けつけた舛添要一都知事は「自公連立政権が世の中を安定させている」。安倍晋三首相も「連立政権の要」と共闘をアピールした。

 「消費税の10%への引き上げを食い止める最後のチャンス。まだまだ財源を捻出できる対策、取り組みが残されている」。青木さんは八日夕、同じ赤羽駅東口でビールケースに立ち、声を上げた。前回は民主を離党し日本未来の党から出馬、比例で復活当選した。今回は民主、維新などの「調整候補」として民主支持層への浸透を図る。民主区議は「地元にとって(政策などが)一番近い候補だ」と応援する。

 若さを前面に出す池内さんは七日午後、二十〜四十代の支援者らと北区のJR十条駅近くの商店街を練り歩いた。前回、都内の小選挙区で共産最多の四万票余を得た。ブラック企業やヘイトスピーチ問題を挙げ、「共産党が伸びれば政治は変わる」と繰り返した。

 「自公連立政権を分断しなければ、日本は変わらない」。先月末に立候補表明した田母神さんは、公明批判を展開し、保守層の取り込みに走る。八日午前、赤羽駅東口での演説では山田宏幹事長らと並び「日本国民のための政治を実現する」と訴えた。 (奥野斐)

 ◇12 区(4)北・足立区(西部)

太田昭宏69 国土交通相    公前<6>

池内沙織32 党都委員     共新 

田母神俊雄66 (元)航空幕僚長   次新 

青木愛49 党幹事長代理   生<前><3>

 (届け出順)

2181チバQ:2014/12/09(火) 20:33:19
◆15区(江東区)新旧票の獲得へ舌戦

 臨海部に林立するタワーマンション群に選挙カーの声がぶつかり、響き渡る。そんな現代的な街並みと、江戸情緒あふれる下町が隣り合う選挙区で、父親の地盤を継ぐ維新前職の柿沢未途さんと、前回衆院選で初めてここで立候補した自民前職の秋元司さんが対決する。共産新人の吉田年男さんも絡み、新旧の住民の支持獲得にしのぎを削る。

 柿沢さんは都議時代、民主に所属したが、過去二回立候補した衆院選では、みんなの公認で出馬した。昨年八月にみんなを離党し、結いを経て維新に合流して三カ月弱。柿沢さん自身、こうした政党遍歴を「ちょっと不利」と認める。

 民主は候補擁立を見送り、柿沢さんは共産を除く野党統一候補と位置づけられた。さらに、外相を務めた父・弘治さん以来の「柿沢党」の系列区議たちが支える。砂町地区での出陣式で柿沢さんは「父は天国からハラハラしながら見守っている」と地元の情に訴えた。六日は維新の江田憲司共同代表が応援に入った。

 こうした状況について、秋元さんは「新しい住民も増えており、お父さん(弘治さん)と息子(未途さん)は違う」と指摘する。自民、公明の「与党候補」であることを前面に出す戦術をとり、演説では「アベノミクスでデフレ脱却の手前まで来た。あと一歩だ」と訴える。

 出陣式には、かつて自民党都議を務めた山崎孝明江東区長をはじめ自公の都議、区議ら関係者がそろい踏み。異口同音に「自公政権の継続」を訴え、組織をフル稼働させている。七日は安倍晋三首相が選挙区入りして支援を訴えた。

 共産新人の吉田年男さんは「安倍暴走政権に審判を下す選挙」と、消費税の10%への引き上げ中止や、原発の廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定への反対などを訴える。

 共産を除く野党連合と与党の対決ばかりが注目される中、陣営関係者は「自民はひどいが、第三極はなくなり、民主には裏切られたという声は広がっている」と共産の存在意義を強調し、地道な支持拡大に努めている。 (荘加卓嗣)

 ◇15 区(4)江東区

猪野隆49 (元)国税庁職員   無新 

柿沢未途43 党政調会長    維前<2>

秋元司43 (元)防衛政務官   自<前><1>

吉田年男66 党地区委員長   共新 

 (届け出順)

2182チバQ:2014/12/09(火) 20:34:00
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141208_14.html
<衆院選>TPP論戦様変わり・山形2区


水田脇に立つ山形2区のポスター掲示板を見詰める有権者。TPP交渉参加と米価下落で鈴木氏と近藤氏の訴えは前回と様変わりしている=山形県川西町
◎自民・鈴木氏反対→釈明/民主・近藤氏推進→封印

 衆院選山形2区で、自民党前議員鈴木憲和候補(32)と民主党前議員近藤洋介候補(49)の攻防が激化している。前回2012年は環太平洋連携協定(TPP)が主争点となり、鈴木氏は反対を訴え初陣を飾り、近藤氏は推進姿勢を示し苦杯をなめた。再激突の今回は様相が変わり、鈴木氏は政府のTPP交渉参加や米価下落の弁明に追われ、近藤氏は自民党の農政改革を攻めTPP論を封印する。

 「結果として安倍政権がTPP交渉に参加し、悔しい。申し訳ない」
 4日夜、小国町の個人演説会。鈴木氏の話は謝罪と釈明に終始した。
 前回、交渉参加に前向きな民主党政権を批判し、TPP反対を公約に掲げ初当選した鈴木氏。自民党が政権復帰し、わずか3カ月後、安倍晋三首相は交渉参加を決めた。
 党TPP慎重派議連の事務局次長となり、反対姿勢を貫く先頭に立ったが、「ウソつき」という農家の批判は鈴木氏にも容赦なく浴びせられた。
 「首相が参加を決断した以上は、農家が不安を抱かない交渉をさせる」。鈴木氏は変わらぬ立場を懸命にアピールする。
 元農水官僚で「農業のプロ」を看板に掲げる。農村部の多い選挙区で再選を目指すが、米価下落がその足元を揺るがす。
 朝日町で5日夜にあった個人演説会。鈴木氏は「遊説先で農家に『米価がひどい』『自民党の政策は納得がいかない』と言われる」とこぼした。
 党県連幹部は「米価は政府、与党が決めるものではない」と理解を求めるが、所得が激減する農家の怒りは収まらない。
 自民党は急きょ、コメ20万トンを来秋まで倉庫に保管し、需給バランスを調整すると発表した。農家向け政策冊子も配布し、不安解消に奔走する。
 「自民党農政の失敗にほかならない。公約にない減反廃止を打ち出し、農村は混乱している」
 近藤氏は2日、米沢市の街頭演説で米価下落を責め立てた。掲げるのは看板政策、戸別所得補償制度の完全復活。「民主党政権下でも米価は下がったが、農家の収入は維持できた」と強調した。
 前回は鈴木氏に1万8000票及ばず、比例東北の復活に甘んじた。TPP交渉参加に前向きな野田佳彦首相(当時)に同調し、農家の反発を招いたことが敗因だった。
 2年前の公示直前、県農協政治連盟が開いた集会でただ一人、「TPP反対」の鉢巻きをせず、帰れコールを浴びた「事件」は今も語られる。
 今回、近藤氏は「前回は農家のひんしゅくを買った」と振り返るものの、TPPの持論を語ることはほぼない。政府の農政転換と米価下落をやり玉に挙げ、戸別所得補償の一点突破を試みる。
 5日夜、小国町の個人演説会に元参院議員舟山康江氏が現れた。12年7月、TPP反対を理由に民主党を離党し、近藤氏とも一時たもとを分かったが、落選した昨夏の参院選では支援を受けた。
 舟山氏は「農家を支える仕組みをなくせば、地方創生どころか地方喪失だ」と批判。近藤氏は「農村を救うのは戸別所得補償しかない。舟山さんが政務官の時につくった制度だ」と力を込めた。

◎山形2区立候補者

近藤 洋介49☆民 前(4)
白根沢澄子64 共 新 
鈴木 憲和32☆自(無)前(1)

[注]☆は比例代表との重複立候補者

2183チバQ:2014/12/09(火) 20:34:29
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141209_06.html
<衆院選>敵陣突き自維応酬/因縁抱え地域対決/秋田3区


雪が降り積もった湯沢市役所前で、真剣な表情で候補者の訴えを聞く有権者=8日

<ダメージ2倍>
 「相手の地盤から1票を奪い取れば、与えるダメージは2倍になる」
 衆院選序盤の3日、自民党前議員の御法川信英は、激突する維新前議員村岡敏英の本拠地・由利本荘市に乗り込んだ。応援弁士は、地方で人気が高いとされる地方創生相石破茂。県選出参院議員2人も顔をそろえた。陣営の1人が明かす敵陣攻略の狙いが、戦いの激しさを物語る。
 御法川と村岡が激突するのは4度目。前回2012年に立候補した旧未来の党元議員は引退し、今回が初めて事実上の一騎打ちとなる。
 この日、御法川らが論陣を張ったのは由利本荘市役所前。市長の長谷部誠は、村岡の「応援団長」を公言し、全面支援する。石破の投入で、政権与党の威光と分厚い組織力を見せつけた御法川。市役所前に集まった約200人に「秋田のリーダーとして地方創生を成し遂げる」と力を込めた。

<復活は考えず>
 対する村岡陣営は「小選挙区で勝ち抜く機会を与えられた。比例での復活は考えない」と突然の総選挙を前向きに受け止め、フル回転する。
 村岡の父で官房長官などを務めた兼造は公示前、御法川の地盤中の地盤、大仙市大曲などを回り、長年の村岡支持者を掘り起こした。公示後は村岡に妻や息子が同行。家族ぐるみで巨大与党に立ち向かう。
 大雪が降った7日、羽後町で女性支持者が開いた集会。村岡は「私は巨大なクジラと戦っている。小さなハタハタのような存在だ」と笑いを誘いつつ、「安倍政権がこの道しかないと断定するのはおかしい。農業や地方創生など間違っている点をきちんと指摘できる政治家が必要だ」と対決色を鮮明にした。
 維新の党の前身となる「日本維新の会」は前回、第三極の主軸として躍進した。村岡に比例復活をもたらした風は今回、吹いていない。前回比例東北で獲得した2議席は不透明な情勢だ。村岡は悲願の選挙区当選に背水の陣を敷く。

<横手・湯沢が鍵>
 内陸部と沿岸部の地域対決の様相が強まる中、両陣営とも勝負どころは浮動票が多い横手、湯沢両市と見る。御法川はことし2月、横手市内に初めてとなる本格的な後援会を設けた。村岡は昨年11月に横手、ことし11月末に湯沢に事務所を構えた。
 自民、維新両党の各本部もてこ入れに躍起だ。
 自民党は8日、湯沢市に元消費者相の野田聖子を送り込んだ。12日には官房長官菅義偉が選挙区に入る予定。維新の党は、10日に共同代表江田憲司が自ら乗り込み、最終盤の盛り上げを図る。
 共産党新人の我妻桂子は安倍政権との対決姿勢を強調する。国政挑戦は2003年以来、2度目。比例東北での議席死守を目指す党前議員と連動し、反自民票の受け皿を狙う。(敬称略)

 ◇秋田3区立候補者
村岡敏英54☆党幹事長代理 維前(1)
我妻桂子60 党県委員   共新 
御法川信英50☆財務副大臣  自前(3)

[注]☆は比例代表との重複立候補者

2184チバQ:2014/12/09(火) 20:34:57
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141209_10.html
<衆院選>若さVS熟練・秋田2区


候補者の演説に耳を傾ける秋田2区の有権者。人口減や米価下落など課題が山積する
◎東北最年少29歳・緑川氏、衆参通算4期・金田氏に挑む

 衆参通算5選を目指すベテランに、東北最年少の新人が挑む。衆院選秋田2区は、自民党前議員金田勝年候補(65)が政権与党の安定感を生かし盤石の基盤を整えたのに対し、民主新人の緑川貴士候補(29)は公示直前に出馬表明し、若さを前面に出す。前回、強固な地盤を持つ候補者同士がぶつかった選挙区は、情勢が大きく変わった。
 「わが県で最も力のある政治家だ」
 公示日の2日、金田氏の出陣式で応援弁士が持ち上げた。金田氏は旧大蔵省出身で参院2期、衆院2期を務め、霞が関、永田町が動く仕組みを熟知すると自負。「秋田の思いを確実に国政へ届けられる」と訴える。
 市町村長の旗印も明確だ。出陣式では、名前を呼ばれた自治体トップが次々と「頑張りましょう」と声を張り上げた。
 公明党や農政連など各種団体の推薦を得て支持固めが進む。陣営幹部は「圧倒的な勝利を果たす」と気勢を上げる。
 対する緑川氏は埼玉県出身で、出馬までの住まいは秋田市。2区の知り合いは少なく「地盤、看板、かばんの何もない」(緑川氏)と徒手空拳で走りだした。
 武器は若さだ。東北の25小選挙区に立候補した82人中、最年少。選挙戦では党県連の松浦大悟代表(前参院議員)と二人三脚で動く。松浦代表は「若者ゆえに、秋田の将来をより自分の問題として捉えられる」と強調する。
 緑川氏は4日夜、能代市で開いた個人演説会で「若輩者で世間も何も分かっていないかもしれないが、安倍首相の暴走は手に取るように分かる」と力を込めた。
 前回衆院選では、金田氏が当選を決めた事務所で、民放アナウンサーとして喜びの声を伝えた。「不思議な縁だが、胸を借りるつもりで戦う」と話している。

【秋田2区立候補者】
緑川貴士29☆民 新 
藤本金治68 共 新 
金田勝年65☆自(額)前(2)


2014年12月09日火曜日

2185チバQ:2014/12/09(火) 20:35:28
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141209_02.html
<衆院選>「小沢王国」打倒へ自民てこ入れ


演説後、支持者と握手する菅官房長官=奥州市水沢区

集まった支持者と握手を交わす小沢代表=八幡平市
◎菅氏「退場を」、首相9日応援/小沢氏4区から2区に転戦

 厳寒の岩手で激戦区の攻防が熱を帯びた。生活の党の小沢一郎代表(72)と比例東北自民党前議員の藤原崇候補(31)が競る衆院選岩手4区に8日、菅義偉官房長官が応援入り。安倍政権の参謀は「小沢氏に退場してもらう」と王国攻略へ気勢を上げた。小沢氏は前日まで支持固めに奔走した4区から県北の2区に転戦。比例東北生活前議員の畑浩治候補(51)を激励し、勢力維持に全力を挙げた。
 菅氏は8日午前、奥州市水沢区で街頭演説。小沢氏が前日まで2日間、31年ぶりに地元遊説したことに触れ「東日本大震災の時には地元に入らなかった。小沢さんの評価は大きく変わっているのでは」と言い放った。
 隣には、小沢氏と競り合いを演じる藤原氏。演説場所は小沢氏の選挙事務所からわずか100メートルの場所で、対決姿勢を鮮明にした。菅氏は「この20年、日本政治は小沢さんが話題の中心だったが、やってきたことは(掲げた理想とは)全く逆。小沢さんを退場させ、政治に安定を」と呼び掛けた。
 4区には9日、安倍晋三首相が入り、北上市で演説する。王国打倒へ、てこ入れが続く。
 小沢氏は岩手2区に入り、自民党前議員の鈴木俊一候補(61)を追走する畑氏を応援。滝沢、八幡平両市の計3カ所でマイクを握った。
 八幡平市松尾総合支所前では雪が舞う中、「アベノミクスで国民は踏んだり蹴ったり。安倍政権の下では強い者だけが強くなり、地方は疲弊する。一日も早く退陣させなければならない」と訴え、聴衆と握手を交わした。
 前日まで張り付いた4区では、自民党の藤原氏と激烈な競り合いになっているとの情勢が伝えられている。
 3日間の地元行脚を終えた小沢氏は、JR盛岡駅で報道陣に対し「開票日になれば分かること。それまで、それぞれ全力で取り組むだけだ」と語り、東京に戻った。

【岩手2区立候補者】
畑浩治51☆生 前(2)
久保幸男56 共 新 
鈴木俊一61☆自(岸)前(7)

【岩手4区立候補者】
藤原崇31☆自(町)前(1)
高橋綱記67 共 新 
小沢一郎72☆生 前(15)

2186チバQ:2014/12/09(火) 20:35:51
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141209_01.html
<衆院選>オール福島どこへ 与野党非難合戦


福島県知事選で内堀氏が当選し、壇上で肩を並べて拍手する与野党の衆院選候補者ら=10月26日、福島市
◎10月知事選相乗り「復興に与野党なし」合言葉

 福島県内の衆院選選挙区で、東日本大震災からの復旧復興や東京電力福島第1原発の事故対応をめぐり、与野党のつばぜり合いが過熱している。10月の福島県知事選で「復興に与野党なし」を合言葉に、共産党を除く主要政党が相乗りして内堀雅雄知事(50)を誕生させたばかり。当時、各政党が唱えた「オール福島」は、非難の応酬にかき消されつつある。

<有志の会解散>
 「原発事故の総括をしないまま、安倍晋三首相は機械的に原発を再稼働しようとしている」
 5日、棚倉町の文化センターで、3区から立候補している民主党の前議員が熱弁を振るった。
 電力各社が打ち出した再生可能エネルギーの買い取り中断にも触れ、「エネルギー政策が3.11前に戻っている。政府の姿勢を疑う」と安倍政権の対応を非難した。
 自民党も民主党批判を展開する。公示前にあった自民党県連選対本部の事務所開きでは、岩城光英会長(参院福島選挙区)が「大震災直後、民主党政権の対応策は後手後手だった。自民党が政権を奪取してから復興の道筋がついた」と自画自賛した。
 知事選では自民、民主、公明、社民4党が「県議団有志の会」を設立。中央の与野党対立を福島に持ち込むべきではないと口々に訴え、「オール福島」を旗印に内堀知事圧勝の原動力となった。
 「県議団有志の会」は11月19日に解散した。報道各社に送られたファクスは「政局が混迷を増す中、この書面をもって解散する」とあり、有志の会メンバーが「昨日の友が今日からは敵だ」と苦笑いするほど素っ気ない文面だった。

<「致し方ない」>
 知事選で「オール福島」を掲げた与野党がぶつかり合う衆院選について、民主党県連の亀岡義尚幹事長は「福島の復興が忘れられており、非常に残念だ」とこぼす。一方、自民党県連の杉山純一幹事長は「知事選と違い、国政選挙は各政党の政策を掲げ戦う。致し方ない」と理解を求める。
 5区で立つ民主党の前議員のように「復興に与野党なし」と今も訴え続けるケースはまれだ。
 浪江町から二本松市に避難する時計店経営原田雄一さん(65)は「福島復興が大きな争点にならず、避難者は蚊帳の外に置かれている。政争の前にやるべき事はたくさんあるはずだ」と話す。

2187チバQ:2014/12/09(火) 20:36:34
http://www.sankei.com/politics/news/141209/plt1412090013-n1.html
2014.12.9 08:35
【衆院選2014】
維新、大阪でも大苦戦 アベノミクス支持だが自民批判、政権との距離曖昧





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 維新の党に勢いがない。日本維新の会で臨んだ平成24年の前回衆院選では比例代表を含めて54人が当選したが、今回は本拠地の大阪ですら終盤情勢でわずかでも優勢とみられる選挙区は1つにとどまり、幹部らには焦りの色がにじむ。

 維新は前回、14人を擁立した大阪で12選挙区を制するなどして、衆院で自民、民主に次ぐ第三党に躍り出た。今回は、終盤情勢によると選挙区の獲得議席は全国で2〜5と予想、比例代表も前回を下回るのは確実とみられる。

 東日本大震災への対応など民主党政権への不満が広がっていた前回は、代表代行として臨んだ橋下徹大阪市長の強いリーダーシップが大きな期待を集めた。だが、安倍晋三政権となり、橋下氏や幹事長の松井一郎大阪府知事はアベノミクスへの支持を明言する一方で、「身を切る改革なくして増税はだめ」と自民党批判を展開してきた。政権との距離が曖昧で、「1強多弱」の中に埋没してしまう恐れがつきまとう。

 維新は「ふわっとした民意」(橋下氏)を頼りとしてきた。産経新聞社とFNNの世論調査によると、無党派層の比例代表の投票先は分散傾向にあり、維新の苦戦の一因となっている。さらに、両氏が公明党前職のいる選挙区からの出馬をにおわせ敵対姿勢を示したことで、前回は協力関係にあった公明票の取り込みも難しい情勢だ。

 維新内部からは前回の選挙戦を念頭に「うちは終盤追い上げ型だ」と自らを鼓舞するような声も聞こえる。

2188チバQ:2014/12/09(火) 20:37:21
http://www.sankei.com/politics/news/141209/plt1412090031-n1.html
2014.12.9 19:48
【衆院選2014】
松山千春氏 民主候補を応援 「大地」にならい






民主党前職の横路孝弘氏(右)の街頭演説に駆け付け、聴衆に訴える歌手の松山千春氏=9日午後、札幌市中央区
 政治団体「新党大地」の支援者で歌手の松山千春氏(58)は9日、札幌市で、北海道1区から出馬した元衆院議長の民主党前職横路孝弘氏(73)の街頭演説に駆けつけ、代表曲を口ずさみながらエールを送った。今回の選挙で協力関係を結ぶ民主と新党大地の象徴的な場面となった。

 北海道1区からはほかに、自民党前職の船橋利実氏(54)、共産党新人の野呂田博之氏(56)、無所属新人の飯田佳宏氏(41)が立候補している。

2189チバQ:2014/12/09(火) 20:44:01
http://www.asahi.com/articles/DA3S11497049.html?iref=comtop_pickup_04
(2014衆院選)攻める共産、背水の社民 京都1区・大分2区
2014年12月9日05時00分
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候補者の出陣式で気勢を上げる支持者ら=大分県臼杵市、長沢幹城撮影
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 ■京都1区 自民と対立軸、「転換」強調

 5日夕、JR京都駅前に集まった約3千人を前に、共産党の志位和夫委員長は叫んでいた。「この選挙の対立軸は自共対決だ」

 衆院選をめぐる各報道機関の情勢調査で野党が軒並み伸び悩む中、比較的好調とされるのが共産党だ。消費増税やアベノミクス、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄基地問題で「五つの転換」をうたい、明確に反対を訴えている。

 小選挙区比例代表並立制導入後は、自民、民主という2大政党に埋没しがちだったが、世論の期待を集めて政権交代を果たした民主党が下野。2年前の衆院選の「第三極」ブームもしぼみつつある中、「霧が晴れるように」(志位氏)、自共対決の構図ができ、政権への不満の受け皿になる好機とみる。

 実際に、昨年6月の東京都議選では議席が倍増。その後の参院選でも改選3議席が8議席に増えた。今回の衆院選でも「比例代表で650万票以上、小選挙区で議席獲得」をめざす。

 その象徴が京都1区だ。自民、民主の厚い壁に阻まれ、6回連続比例区で復活当選した穀田恵二氏が10回当選の自民党重鎮、伊吹文明氏らに挑む。志位氏や穀田氏は「安倍晋三首相は雇用が増えたと言うが、増えたのは非正規だ。首相に『この道に先はない』と言いたい」と批判。10日には、不破哲三前議長(84)が9年ぶりに街頭演説に立つ。

 聴衆には若者の姿も混じる。大倉未築さん(20)は「残業代がつかず、最低賃金以下で働いているのに『他よりはましや』とあきらめている友達がいる。ブラック企業対策に力を入れてほしい」と期待する。共産党が躍進できるかは、若年層や無党派層に食い込めるかがカギだが、仕事帰りに立ち止まって演説を聴いていた男性(50)は「共産党の訴えは現実味がない」と突き放す。

 一方、自民の伊吹氏は「民主党政権時代と比べ、現在の経済状況は悪くなっているか。経済の安定こそ必要だ」とアベノミクスの成果を誇り、維新の党の田坂幾太氏は「身を切る改革を推し進める」と訴える。無所属の平智之氏、蜷川澄村氏も立候補している。

 ◇京都1区の候補者(届け出順)

穀田恵二 67 党国対委員長  共前(7) [比]

伊吹文明 76 〈元〉衆院議長 自前(10)

田坂幾太 62 党府代表    維新    [比]

平智之  55 大学嘱託講師  無元(1)

蜷川澄村 63 映画製作業   無新

2190チバQ:2014/12/09(火) 20:44:22
 ■大分2区 弱る組織力、党存亡かけ

 一方、社民党は党存亡の危機に立つ。

 「ぜひ社民党躍進の足がかりを作っていきたい」。吉田忠智党首が衆院選の第一声に選んだ場所は、大分2区の同県臼杵市だった。

 大分を選んだのは、吉田氏の故郷だからではない。社民党の得票が比較的見込める数少ない地域だからだ。候補者の吉川元氏と吉田党首の横には、大分選出だった村山富市元首相(90)が並んだ。村山氏は「今回、党がなくなるかも知れない。命がけだ」。

 社民党は、衆2、参3の計5人で政党要件ぎりぎりだ。民主党や共産党のはざまで埋没し、復調の兆しがつかめない。社民を支援する労組の組織力は弱体化し、市民運動のシンボルだった元党首の土井たか子氏は9月に死去。吉川氏の陣営幹部は「頼みの綱は村山氏の『トンちゃん』人気だが、高齢で遊説は頼めない」と打ち明ける。

 出陣式で吉川氏の演説を聴いていた同市の農業の男性(62)は「党の存在も危うい社民党に投票して国会を動かせるのか」。文字通り存亡をかけた正念場を迎えている。

 大分2区では、自民党は当選10回で衆院副議長も務めた衛藤征士郎氏がアベノミクスによる「経済の立て直し」を訴える。共産党の山下魁氏も「護憲」などを主張する。

 (上地一姫、杉浦達朗)

 ◇大分2区の候補者(届け出順)

山下魁   37 党県常任委員   共新  

吉川元   48 党政策審議会長  社前(1) [比]

衛藤征士郎 73 〈元〉衆院副議長 自前(10)

2191チバQ:2014/12/09(火) 20:54:32
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014120902000053.html
民主候補が原発推進協定 中電労組と東海の18人
 衆院選で、東海四県(愛知、岐阜、三重、静岡)の中部電力管内から小選挙区で出馬した民主党候補者二十五人のうち少なくとも十八人が、民主党の支持母体である連合傘下の中電労組(組合員一万五千人)と「核燃料サイクル」の推進や「原子力の平和利用」を明記した政策協定を結んでいたことが中日新聞社の調べで分かった。協定は、労組が候補者を「推薦」するかどうかを決める際の条件だが、同党は衆院選公約で二〇三〇年代の原発ゼロを掲げている。

 中電労組が作成した協定書によると、使用済み燃料を再処理して再び使えるようにする核燃料サイクルについて「自給可能なエネルギー源」と位置付け、「安全・安心を最優先に進める」と明記。原発の推進などを意味する「原子力の平和利用」も、同様に「進める」と記載している。

 民主党は衆院選公約で、三〇年代の原発ゼロに向け「あらゆる政策資源を投入」とうたい、公約を補完する位置付けの「政策集」では、核燃料サイクルを「本質的な必要性」などを含めて「あり方を見直す」と書いている。

 本紙が陣営などに確認したところ、政策協定を結んだ民主候補は愛知が八人、岐阜と三重がそれぞれ三人、静岡が四人いた。

 推薦を受けた岐阜の候補者は、政策協定と党の方針は「矛盾しない」と回答。再生可能エネルギーの供給量を現在の需要に見合うよう即時に引き上げるのは「時間がかかりすぎる」ことを理由に挙げた。

 静岡の候補者は「現実的にゼロを目指すことが大事。原発で働く人の生活の保障は当然だ」と話した。一方、「党の脱原発の方針と矛盾する」として労組との協定を結ばない愛知の候補者もいた。

 推薦があれば、票のとりまとめや陣営スタッフの派遣を受けられる。ある陣営関係者は「労組の票は固い。自民に勢いがある現状では、固定票として、のどから手が出るほどほしい」と打ち明ける。

 中電労組は、一二年十二月の前回衆院選でも、民主党の候補と協定を結び、大半に推薦を出している。労組幹部は「われわれが必要と考えるエネルギー政策にご理解いただける候補を応援するのは当然だ」と話している。

2192チバQ:2014/12/09(火) 20:55:43
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/chubu/CK2014120802000202.html
自公タッグの実情は 推薦・選挙区で差、演説・協力触れず
 自民、公明両党が与党として五年ぶりに衆院選に臨んでいる。中部各地の集会などでは、選挙協力する両党の候補が「選挙区は自民、比例は公明へ」と呼び掛ける光景もみられる。ただ、公明側が自民候補の推薦を見送る選挙区があり、温度差が出ている。

 愛知県稲沢市で六日夜に開かれた集会。比例東海の公明前職、伊藤渉さん(45)が「比例ではお力添えを」と訴えた。一緒に登壇した地元愛知9区の自民前職長坂康正さん(57)は「自公でまっとうな政治を進めたい」と大声で応じた。

 両党は、安定した政権運営が可能な絶対安定多数(二百六十六議席)を上回る議席を目標に、経済政策「アベノミクス」推進などの共通公約も掲げる。公明側が小選挙区の自民候補を応援し、見返りに比例で協力を求めるのが一般的だ。

 愛知県内でも、民主候補と激しい争いを続ける自民候補が、前回衆院選の比例で三十六万票に上った県内の公明票に期待し、全十五選挙区で推薦を求めた。ただ、実際の推薦は九選挙区にとどまる。

 愛知県の公明幹部によると、地方レベルの推薦は、自民候補が公明への協力態勢を確約できるかに加え、候補の「集票力」を見極めて決める。支持母体の創価学会の集票力に陰りが見える中、推薦に見合う見返りを確実に求めたい考えだ。公明票に期待しながら推薦をもらえていない自民前職の陣営関係者は「なぜ出ないのか。最後には出ると信じる」と望みをつなぐ。

 愛知県内で自民党候補の演説会に出席した男性(71)は「集団的自衛権への立場など自公には違いも多いのに…。(両党とも)ご都合主義という感じだ」と戸惑いを見せた。

 三重県内でも自民が全五選挙区候補者への推薦を依頼したが、二つの選挙区で見送られている。公明の三重県幹部は推薦していない二候補について、「信頼関係をつくっているところ。公明支持者は自主投票になるだろう」と明かす。公明は比例東海の単独候補として前三重県議を擁立。前県議は公明が推薦した自民候補の事務所開きなどに顔を出し、両党の親密ぶりをアピールしている。

 岐阜県で公明は小選挙区の自民全五候補に推薦を出した。公明の地元幹部は「公明の得票を増やすには自民との協力が大切」と話す。ただ、自民の岐阜県連は十一月下旬の県連選対会議で、比例も自民への投票を呼び掛けるよう地方議員らに徹底。ある自民候補の陣営は「自民一強の今、選挙協力のメリットが見いだしづらい」と話す。

 公明の岐阜県本部代表の岩花正樹県議は「公明議員が参加しない演説会では、選挙協力に触れない自民候補もいる。一方的支援にならないよう自民と協議したい」とくぎを刺した。

2193チバQ:2014/12/09(火) 20:57:09
http://www.kanaloco.jp/article/81389/cms_id/115391
14神奈川衆院選:注目区を行く〈18区=川崎市高津区・宮前区・中原区の一部〉

2014.12.09 03:00:00

たすきを掛けた前横浜市長の隣で、前知事が応援のマイクを握る。「中田さんと松沢は一緒になって、新しいことをやってきた。改革を日本中に広げていきたい」。6日、溝の口駅前。かつての「神奈川の顔」が、寒風吹きすさぶ街頭に並び支持を訴えた。

 5年前まで全国最大市のトップを務め、メディアへの露出も多い次世代・中田。かつての地盤に戻り、直前に合流した副党首・松沢成文の支援も受けて戦う。知名度に勝る“メジャー級”の出現で、18区の構図は前回までと一変した。

 「神奈川都民」が多く、永田町の動きに敏感な有権者も多いとされるエリア。過去4度の選挙は自民、民主がオセロのごとく議席を奪い合ってきた。だが今回、民主は地元市議らの強い要請があったにもかかわらず候補擁立を見送り、2003年の同区新設後初めて「空白区」とした。

 「維新、みんなと関係の深い地方議員が私を支援してくれる態勢はできた。第三極を貫きたい」。首相が解散を表明した前日の11月17日、中田はこう力説していた。間を置かずして、みんなは解党を決定。前回4万票余りを獲得しながら落選した会社社長は同25日、「後ろ盾を失った」として出馬を取りやめた。

 シナリオ通り−のはずだった。だが同日、維新が北村を公認。北村は「ここは政治のプロばかり。肩書では見劣りするが、サラリーマン目線で政治を語りたい」。立場の違いを鮮明にした。

 中央の急な決定に、すでに中田支援の意向を示していた維新の県議2人が離反。中田は「(維新には)野党再編への思いが、みじんもないんじゃないか」と、怒りを抑えるように首をかしげた。

 返り咲きを期す生活・樋高は言う。「有権者の思いを死票にしないためにも、野党が足を引っ張り合っている場合じゃない」。後援会から授けられたキャッチフレーズ「反自民勢力の結集軸」を連呼し、選挙戦の軌道修正を促そうとする。

 存在感を示そうと懸命な「第三極」。受けて立つ自民・山際の陣営も中田の国替えを警戒していた。公示前、独自に候補予定者の「知名度調査」を実施。選挙区全域で中田にリードを許すなど、厳しい結果に危機感を募らせてもいた。

 それでも、山際は一人わが道を行く構えだ。「市長や知事と違い、国政はチームで取り組むもの。誰が相手かで訴えを変えるほど、自分自身は器用じゃない」。2年間、アベノミクス推進の最前線で汗してきた実績を強調する。

 混沌とした情勢に埋没しないよう、共産・塩田は独自色を発揮。「選挙は政(まつりごと)だから、お祭り」。街頭でギターの演奏を披露し、選挙ポスターに帽子姿で登場するなど異彩を放つ。

 自民に抗する野党が互いに競り合う風景。「1強多弱」と揶揄される永田町の縮図を、くっきりと映し出しているようでもある。 =敬称略

◇18区(川崎市高津・宮前区、中原区の一部) =敬称略、届け出順
北村造31☆維新
樋高剛49☆生元(3)
塩田儀夫64 共新
山際大志郎46☆自前(3)
中田宏50☆次前(4)

【名簿の見方】氏名、投票日現在の満年齢、☆は比例代表との重複立候補者、前職・元職・新人の別。丸数字は当選回数▽党派の略称は、自=自民党、維=維新の党、次=次世代の党、共=共産党、生=生活の党。

【神奈川新聞】

2194チバQ:2014/12/09(火) 20:59:17
http://www.kanaloco.jp/article/81364/cms_id/115257
14神奈川衆院選:注目区を行く〈9区=川崎市多摩・麻生区〉

2014.12.08 03:00:00



◇民主「最後の砦」に迫る自民

 「今までで一番難しい戦いになる。何が何でも小選挙区で勝つために、前回のことは忘れてください」

 5日夜、川崎市麻生区の市民館。演説会に集まった支援者ら約100人を前に、民主・笠は必死の形相で訴えた。序盤情勢で自民・中山と大接戦を演じているとの世論調査結果が飛び交っていたからだ。

 1996年の小選挙区制導入以降、9区の議席を自民が制したのは2005年の「郵政選挙」のみ。笠は大逆風だった前回も、県内の民主候補でただ一人、小選挙区を勝ち取った。民主にとって9区は、いわば「最後の砦」だ。

 だが今回、陣営に楽観ムードはない。「新しい人がどんどん入ってくる選挙区で、2年間バッジをつけてきた2人との勝負」と笠。前回9千票差に詰め寄り比例で初当選した中山と、みんなの党(当時)で比例復活した維新・椎名とのサバイバル戦の様相を呈する。

 「『笠さんは盤石でしょ』という既存の応援者の意識を変えていくしかない」(陣営幹部)。4日には、笠に地盤を引き継いだ次世代の党副党首・松沢成文が応援に駆け付け、笠への支持を訴えた。

 一方の自民・中山陣営にも焦りの色は濃い。かねて厳しい戦いとされる中、「聞こえてくるのはマイナス要素ばかり」(自民県議)だったからだ。

 11月下旬、陣営幹部が懸念を口にした。「体感は2年前より厳しく、麻生区は特に悪い。勝負は麻生でどこまで取り返せるかだ」。自民が来春の県議選で麻生区に新人を立てることを決めたのに対し、同区で自民の推薦を受けていたベテラン県議が反発、椎名陣営に加わったのだ。「タイミングが悪かった」。中山を支える県議がこぼす。

 それでも、9区は自民にとって「重点区」だ。党側は幹部や閣僚といった大物を次々に投入し、無党派層の取り込みに力を入れる。

 11月30日、新百合ケ丘駅前。首相の安倍晋三の演説には約3千人が集まり、「この場所でこんなに集まったのは小泉(純一郎)さんが首相のとき以来」と関係者を驚かせた。

 序盤情勢で接戦が伝えられると、応援弁士の投入をさらに強化。7日には幹事長の谷垣禎一がマイクを握り、多くの人が耳を傾けた。「これを中山の票にどう結びつけられるかだ」。徐々に手応えをつかむ陣営は、終盤戦での追い上げを期す。

 自民、民主の激戦に割って入る椎名も必死だ。「前回はみんなの党の名前で復活できた」と自覚しており、維新として戦う今回の風の弱さも感じ取っている。昨年の参院選で支援した松沢が笠の応援に入った際は、怒りを隠しきれなかった。

 とはいえ、2年間国会議員として活動してきた実績に加え、前回から格段に高まった知名度もある。江田憲司、橋下徹両共同代表による支持拡大にも期待を込め、「応援してくれた人に必ず恩返しを」と巻き返しを誓う。

 共産・堀口は「安倍政権の暴走を止められるのは共産だけ」と強調。自民や民主に不信感を持つ層の取り込みを図る。 =敬称略

◇9区(川崎市多摩・麻生区)=敬称略、届け出順

中山展宏46☆自 前(1)
堀口望38 共 新
笠浩史49☆民 前(4)
椎名毅39☆維 前(1)

【名簿の見方】氏名、投票日現在の満年齢、☆は比例代表との重複立候補者、所属党派、前職・元職・新人の別。丸数字は当選回数▽党派の略称は、自=自民党、民=民主党、維=維新の党、共=共産党。

【神奈川新聞】

2195名無しさん:2014/12/09(火) 21:00:24
山形
http://www.asahi.com/articles/CMTW1412090600002.html
「大物」続々 応援加熱/2014衆院選
2014年12月9日10時55分
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 ◆ 激戦区、党事情浮き彫り

 衆院選で、与野党の幹部が連日のように県内の候補者の応援に駆けつけている。自民党が県内3選挙区の「全勝」に向け、2、3区に重点を置く一方、民主党は議席の維持に向けて2区の前職のもとに幹部が入り、支援を呼びかける。応援の風景からも与野党の現状が浮き彫りになっている。

 「安倍首相を軌道修正していくには、民主党に議席が必要。皆さん、近藤洋介を小選挙区で当選させていただけませんでしょうか」

 8日夜、村山市と大石田町で開かれた民主前職近藤洋介氏の個人演説会には、党元代表の岡田克也代表代行が応援に駆けつけた。

 公示前に山形入りした枝野幸男幹事長は近藤氏について「一日も早く選挙区の争いを抜け出て、新顔の1、3区の支援に力を注いでほしい」と話していた。ところが、全国的に自民党が優勢に選挙戦を進める中、近藤氏が他の選挙区の応援に努めることは厳しくなった。9日には野田佳彦元首相が高畠町と米沢市で近藤氏の演説会に出席する予定だ。

 民主党県連の幹部は、前回比例区で復活当選した近藤氏について「民主党の議席増のために、小選挙区で勝ってもらい、復活当選の椅子を他の人に回したい」と話す。「自民優勢」のムードに陣営からは嘆きの声も聞かれる。

 一方、自民党にとっても2、3区は全国有数の激戦区だ。3日には谷垣禎一幹事長が2区の前職鈴木憲和氏、3区の新顔加藤鮎子氏の応援で来県。4日は小泉進次郎氏が尾花沢市と鶴岡市で演説し、ふだん演説会であまり見かけないような若い女性も多く集めた。

 自民党本部は後半戦、他党候補と競りあっている選挙区に絞って「大物」議員を応援に投入するとみられる。激しい競い合いが注目された昨夏の参院選でも、安倍晋三首相や石破茂幹事長(当時)らが次々と来県した。9日には稲田朋美政調会長が入る予定で、今後も党幹部や閣僚らの応援が予想される。

 ただ、党県連の野川政文幹事長は「最後は足を使った地道な活動がものをいう。選挙運動が上滑りにならないよう、気をつけなければいけない」と気を引き締めている。

 共産党は9日に比例候補の高橋千鶴子前衆院議員が県内を回るのに続き、10日に小池晃副委員長が3区を訪れる予定だ。(松本紗知、戸松康雄)

2196チバQ:2014/12/09(火) 21:01:41
神奈川
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20141208150150003.html

【2014衆院選】
自・民 前回8千票差
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写真:有権者に支持を訴える候補者=JR川崎駅
拡大有権者に支持を訴える候補者=JR川崎駅
■16区

 「日本のリーダーへの階段を上る人だが、小選挙区で負けていては目指せない」。公示日の2日朝、厚木市の事務所で民主前職の後藤祐一氏の隣で岡田克也党代表代行の檄(げき)に詰めかけた支持者が沸いた。

 前回は参院からくら替えした自民前職の義家弘介氏に敗れ、比例復活。とはいえ比例区の民主票が4万5千票にとどまる逆風下で、9万票を集め、義家氏に8千票差まで迫った。

 その原動力が母校、厚木高校卒業生が中心の後援会組織。後藤氏が初挑戦から8年半かけて固めてきた。OBらが党派を超えて集まり、今回も「後藤票」の掘りおこしにフル回転する。

 選挙事務所は前回と同じ。「悔しさを思い出せる」と後藤氏。幹部クラスがあまり足を運ばない相模原市緑区の中山間部のミニ集会に、細野豪志元幹事長が顔を出すなど「ゲリラ戦」も展開する。

 地元に縁が薄いながらも、小差で制した義家氏にとっても今回が正念場。先頭に立ってきた教育再生より、「地元」への貢献のアピールに力を入れる。

 「圏央道や国道246号バイパス。この2年で私が最も力を入れてきました」。5日、本厚木駅前でインフラ整備の実績を徹底して訴えた。「選挙区に婿入りしたのではありません。この地の息子です。親孝行させてください」

 衆院1年生で文科政務官や党副幹事長などを任された。本厚木駅前に立った安倍晋三首相も「とても大切な若きホープ」。首相との近さは売りの一つだが、党務などの仕事が忙しく、「思ったほど地元での存在感を高められなかった」(陣営幹部)面も。推薦を受ける公明も含めた組織の引き締めを徹底。山本一太参院議員ら知名度のある参院時代の仲間の来援を得て、無党派層への浸透も目指す。

 共産新顔の池田博英氏は駅頭や団地で平和問題や消費増税反対とともに、雇用問題へのアピールも欠かさない。「共産党の議席が伸び、ブラック企業対策が前進した」。実績を訴え、若年層の支持拡大を狙う。

(倉持裕和)

2197名無しさん:2014/12/09(火) 21:01:54
■10区 乱立一転3者争う

 衆院選が公示された2日深夜、JR川崎駅。民主元職の城島光力氏が、改札口から出てくる有権者らに、無言で大きく手を振っていた。街頭演説は午後8時以降は禁じられているが、選挙運動自体はできる。

 川崎市では人口が増え続けている。陣営幹部は「城島氏の『見える化』を図る」と話す。労組の支援を受ける一方、新住民に多いとされる無党派層への浸透も欠かせない。主要駅などで顔を売り込む作戦だ。

 一昨年の衆院選では、自民、民主、共産に加えて、維新とみんなの新顔も立候補。新党に風が吹き、両者は計約8万9千票を獲得した。城島氏は2009年の衆院選から9万票以上減らして大敗。今回、候補者は3人だ。ある民主県議は「いい枠組み」と話す。公示前後に海江田万里代表ら党幹部も相次ぎ応援に訪れた。だが城島氏は「選挙は1票1票の積み重ね。初心に帰る」と気を緩めない。

 「今回の選挙は前例のない厳しい戦いになる」

 自民前職の田中和徳氏は2日の出陣式で、声を張り上げた。7選を狙うベテラン。自民、公明の市議や業界団体などの支援を受ける。しかし陣営には懸念もある。一つは野党候補者が絞られ、反自民票がまとまりやすい構図であること。もう一つは田中氏が選挙を束ねる党の役職にあり、地元に張りつけないことだ。

 田中氏の得票はここ2回、11万票前後と大きな変化がない。陣営は「自民と公明の基礎票だ」と指摘する。駅頭などに立つ一方、中盤ごろから複数回の会合を開き、支持者を引き締めようと躍起になっている。

 前回に続いて立候補した共産新顔の中野智裕氏は「解雇規制の法をつくる」などと駅頭で訴える。昨夏の参院選での共産の躍進を追い風に、党の支持者以外にも浸透したい考えだ。

(河井健)

      ◇

 14日に投票日を迎える衆院選。注目区を歩いた。

2198名無しさん:2014/12/09(火) 21:02:13
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20141208150150004.html
民主層にアピール
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写真:候補者と話す有権者=2日、横浜市戸塚区
拡大候補者と話す有権者=2日、横浜市戸塚区
■5区

 野党調整などで民主の空白区となった5区で、民主支持層の獲得をねらう争いが激しさを増している。

 「維新と民主の一本化候補として野党の受け皿になる。バラバラでは巨大与党に立ち向かえない」。そう街頭で訴えるのは維新新顔の水戸将史氏。前参院議員で2012年の日本維新の会結成に参加したが、07年の当選時は民主公認。県連幹事長も務めた。民主支持層の取り込みを狙い、ポスターや選挙カーに「民主と一本化」と記している。

 これに反発するのが無所属新顔の後藤田弥生氏の陣営。引退した民主の田中慶秋元法相の長女で、党公認はないが「比例は民主」と呼びかける。勝手連として応援する民主市議の1人は「民主は一本化されていない。5区は民主の地盤で、後藤田を支持してくれるはずだ」と話す。

 来春の統一地方選で民主と維新は戦ううえ水戸氏が田中氏の秘書出身という因縁もある。後藤田氏は「私の名が売れていないのも事実。頑張るしかない」。

 田中氏と競ってきたのが3期目を目指す自民前職の坂井学氏。安定して9万票以上を得ているものの落選も2度経験。陣営の1人は民主をめぐる騒動に「野党一本化のままよりは自民に有利に働く」とみる。

 新顔4人に対し実績と地域への浸透が強みだ。2期目は国土交通兼復興政務官を務めた。菅義偉官房長官は公示の2日、自身の選挙区より先に応援演説に入り「毎日のように報告に来てくれ、政策を実行したら一気に外国人観光客が増えた。経済政策の先頭に立つ坂井さんの当選を心よりお願い申し上げる」と声援を送った。

 前回衆院選に続く挑戦の共産新顔の横山征吾氏は「青年を使い捨てて企業の利益を増やす社会に未来はない」などと訴え、反自民層の取り込みを図る。

 前回は日本未来の党、今回は次世代からの立候補となる新顔の河野敏久氏は「政権は結局、消費増税を決めた。ノーを突きつけ国民目線の政治に修正しましょう」などと訴える。

(竹野内崇宏)

2199名無しさん:2014/12/09(火) 21:02:28
■18区 5氏無党派に照準

 野党間の候補者調整が進まず、5人が立候補した18区。公示後初の週末となった6日、JR武蔵溝ノ口駅周辺は5候補が入れ代わり立ち代わり訪れる「演説ラッシュ」となった。

 「まずは国会議員の定数削減を」。比例区からくら替えした次世代前職の元横浜市長中田宏氏が訴える。日本維新の会(現・維新の党)から次世代入りした中田氏の傍らでは、地元選出の維新県議2人が応援に入り、ビラを配った。「党より人。知名度を生かして食い込みたい」

 都心に通う「川崎都民」が多く、各候補者ともが無党派層の取り込みを狙う。

 「給料を上げるにはアベノミクスしかない」。中田氏と同じ駅北口で、自民前職の山際大志郎氏が訴えた。応援に駆けつけた党女性局長の三原じゅん子参院議員らと共に、駅から商店街を練り歩き、幅広い支持を狙う。支援組織の集会も重ね、地盤固めにも余念が無い。

 南口では生活の元職、樋高剛氏が「反自民勢力の結集軸として他の候補者に負けない自信を持っている」と声をからした。民主候補として山際氏と何度も当選を争ってきたが、日本未来の党から出た前回は落選。小沢一郎代表と共に生活入りした今回、雪辱を期す。

 公示日1週間前に立候補を発表した維新新顔の北村造氏は知名度アップに力を入れる。「とにかく名前を覚えてもらわなければ」(陣営)と公示日の2日には、共同代表の江田憲司氏が選挙区入り。北村氏の名前を連呼して支持を訴えた。

 共産新顔の塩田儀夫氏は、普段の街頭演説に加え、帽子をかぶってギター片手に自作の詞で政策を歌う。消費増税反対などを訴え、党支持層以外からの票獲得も目指す。

(北崎礼子)

2200名無しさん:2014/12/09(火) 21:02:44
http://www.asahi.com/area/kanagawa/articles/MTW20141209150150002.html
3人の前職ら激戦
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写真:新百合ケ丘駅前のペデストリアンデッキの広場で気勢を上げる支援者ら=川崎市麻生区
拡大新百合ケ丘駅前のペデストリアンデッキの広場で気勢を上げる支援者ら=川崎市麻生区
写真:有権者と記念撮影する候補者=藤沢市
拡大有権者と記念撮影する候補者=藤沢市
■9区

 川崎市麻生区の新百合ケ丘駅南口。ペデストリアンデッキの駅前広場は街頭演説の「名所」だ。2日の公示日。民主前職の笠浩史氏と自民前職の中山展宏氏の両陣営がほど近い位置で声を張り上げた。維新前職の椎名毅氏や共産新顔の堀口望氏もここでマイクを握ることが多い。「呉越同舟」ぶりがこの選挙区の激しい戦いに重なる。

 9区は県内唯一の前職3人。元文科副大臣で教育分野に強い笠氏。元金融ディーラーで経済通の中山氏。弁護士で原発政策に明るい椎名氏。そこに堀口氏がからみ、前回と顔ぶれが同じ分、選挙戦は熱を帯びる。

 前回は笠氏が実績と知名度を生かし、民主への逆風の中で中山、椎名両氏を振り切り、県内では同党でただ一人、小選挙区の議席を守った。

 ただ、今回は事情が異なる。中山、椎名両氏とも復活当選、議員バッジをつけた。新顔だった前回とは浸透度が違う。笠氏も「前回以上に厳しい戦い」と警戒感を隠さない。

 「厳しい選挙」と認めるのは中山氏も同じ。「大義なき解散」の批判に「アベノミクスなどへの民意を受け止める重要な機会」と理解を求めることに懸命だ。こまめにミニ集会を開き、地域行事にも積極的に顔を出してきた。前回は9千票差で涙をのんだが、新聞各紙の情勢調査では「自民優勢」が報じられている。「笠さんが強いこの区で、何としても勝ちたい」と力がこもる。

 「70回以上国会質問した。仕事量は全議員の中で一番と思う」と強調するのは椎名氏だ。みんな公認だった前回は第三極ブームにも乗って4万票余りを得た。その後、結いの党を経て維新へ。所属政党の変遷が有権者にどう映るか陣営も気をもむ。椎名氏は「自分がぶれていなければ大丈夫。改革政党として原発や復興政策などに取り組んでいることを丁寧に訴えたい」と口元を引き締める。

 子育て体験を福祉政策に生かすと訴える堀口氏も「反自民」の受け皿をアピールしている。

(杉山高志)

2201名無しさん:2014/12/09(火) 21:03:02
■12区 構図一変 自・民対決

 「今までの阿部さんが好きで私は応援してるの。民主党だから応援する訳じゃない」。4日夜、民主前職、阿部知子氏の寒川町での決起集会で、不安を訴えた長年の支持者の女性(74)に民主県連代表の金子洋一参院議員は約束した。

 「阿部さんは何も変わりません。私が指切りげんまんでお約束しますから」

 阿部氏は社民で4回、前回は日本未来の党から出て5回とも小選挙区で落選したが、比例復活当選してきた。その彼女が解散から間もなく民主元職に替わる「統一候補」となり、選挙戦の構図は一変した。

 「安倍政権の暴走ストップ」を訴える阿部氏を、旧来の支持者と「かつての敵」の連合が支える。左派系の阿部氏をどこまで民主の保守系支持層に浸透させられるか。連合幹部は「時間との勝負」と言う。

 前回の阿部氏と民主元職の票を足せば、小選挙区で初当選した自民前職の星野剛士氏を約2万5千票上回る。星野氏の陣営幹部は「恐れていたことが起きた」と危機感をあらわにし、選対会議も緊張した空気だったという。2日の出陣式で星野氏は「すぐそこまで相手の影が追ってきている。死ぬ気でやります」。応援の菅義偉官房長官は「選挙のために、ただの数合わせのために一つになっただけ」とこき下ろした。

 陣営は動きが鈍い自民系市議に強く働きかけ、石破茂地方創生相、谷垣禎一幹事長ら大物も連日応援に。「どの党にも風のない選挙。ウィングを無理に広げるのでなく、支持層をどれだけ固められるかだ」と陣営幹部。

 「暮らし第一」を掲げる共産新顔の味村耕太郎氏は消費増税反対や原発再稼働反対をアピール。次世代新顔の甘粕和彦氏は「自民が大きくなるだけでいいのか。民主にも改革は出来ない」と第三極の必要と自主憲法制定などを訴え、支持拡大を目指す。

(小北清人)

2202名無しさん:2014/12/09(火) 23:37:20
メモ
佐賀2:今村雅弘
>>2003
自民関係者によると、知事選を巡り今村氏が官僚の擁立に動いたため、党幹部から冷遇されたなどとの見方も出ている。
>>2047
 「地元にも帰らず、いつまでも東京にいて」。県連幹部は比例順位発表直前、党幹部にそう皮肉られた。衆院解散後も今村が知事選で官僚擁立に動いたことが、前武雄市長の樋渡啓祐で一本化したい党本部の怒りを買ったという見方が強い。
>>2056
党幹部は「これまで今村が古川支援に本腰を入れなかったから、当選微妙な順位にした。これで今村も頑張らざるを得なくなる」と冷ややかに語る。

福井2:山本拓
>>2056
選挙ごとに選挙区と比例代表の候補を入れ替える「コスタリカ方式」は認めない方針で、次回も山本は比例での出馬とされる。ただ、山本周辺からは「次は誰にも分からない」と選挙区への返り咲きを期待する声が漏れる。

三重4:森本哲生
>>1742
同市議らが中心となり、引退県議の後継に同僚市議を選び、党県連も9月20日、推薦を決めた。しかし、森本氏が「調整が十分に済んでいない」などと話したことが、同僚市議に粘り強く出馬要請した市議らの反発を買った。

2203チバQ:2014/12/10(水) 00:04:43
>>1719
自民で比例重複してないのが

>安倍晋三首相(党総裁)と三ツ矢憲生前外務副大臣、小泉進次郎内閣府政務官

>公認時に満73歳未満とする、衆院選比例代表の定年を越えた麻生太郎副総理兼財務相ら8人
あと一人誰ですかね・・・


伊吹文明1938年01月09日京都府1区 
二階俊博1939年02月17日和歌山3区 
麻生太郎1940年09月20日福岡県8区 当選回数11回
竹本直一1940年11月23日大阪府15区(比例復活)
衛藤征士郎1941年04月29日大分県2区 当選回数11回
谷川弥一1941年08月12日長崎県3区
野田毅_1941年10月03日熊本県2区 当選回数 14回

2204チバQ:2014/12/10(水) 00:15:07
どう見ても7人だと思うんだが…73歳以上

2205チバQ:2014/12/10(水) 00:17:01
http://www.sankei.com/politics/news/141209/plt1412090040-n1.html
2014.12.9 22:58
【衆院選2014】
安倍首相、民主党2トップを狙い撃ち 枝野氏の地元に乗り込む





 安倍晋三首相(自民党総裁)は9日、自民党が衆院選の重点選挙区に位置付ける民主党の枝野幸男幹事長の地元(埼玉5区)に乗り込み、当選7回を数える枝野氏からの議席奪取を訴えた。産経新聞などの終盤情勢調査で海江田万里代表の劣勢が伝えられる中、野党第一党の2トップを狙い撃ちにしている。

 「われわれはしっかりと経済を成長させ、日本を豊かにする政策を前進させていく。民主党と一緒にあの時代に後退するのか!」

 首相は9日夜、枝野氏が地盤とするさいたま市の大宮駅前で、民主党への批判を強めた。枝野氏は民主党政権時代に官房長官などを歴任し、選挙の強さにも定評がある。首相が枝野氏を標的にするのは、自民党前職と接戦を演じており、海江田氏とともに選挙区で敗退に追い込めば、民主党が議席を増やしても大きな打撃を与えられるからだ。

 これに対し、枝野氏は遊説先の福岡市内で記者団に「集中的にターゲットにしていただけるのは、存在感ある仕事ができているからだと光栄に思う」と強気に応じ、海江田氏も都内で「戦略とはいえない。嫌がらせだ」と批判した。

 首相はこれに先立ち、生活の党の小沢一郎代表、民主党の玄葉光一郎元外相の地元にも足を運んだ。

 10日は民主党の岡田克也代表代行、前原誠司元外相の地元で遊説し、枝野、玄葉、岡田、前原各氏ら民主党の「6人衆」にも攻勢をかけようとしている。

 迎え撃つ民主党は危機感を強めている。海江田氏は9日も自身の地元に戻り、東京都新宿区の四ツ谷駅前で支持を呼びかけた。枝野氏も10日は地元で街頭演説を行う予定だ。海江田氏は9日夜、党幹部と選対会議を開き、終盤に向けて重点区を20〜30程度に絞った。

2206チバQ:2014/12/10(水) 00:17:57
http://mainichi.jp/select/news/20141210k0000m010110000c.html
安倍首相:野党に攻勢 小沢・枝野両氏地元で演説
毎日新聞 2014年12月09日 21時46分(最終更新 12月09日 22時04分)

 安倍晋三首相は9日、野党幹部の選挙区に相次いで入り、自民党への支持を訴えた。報道各社の情勢調査で同党の優勢が伝えられる中、攻めの姿勢で引き締めを図っている。

 首相は岩手県北上市で「まだまだ復興は道半ば。全力を尽くす」と東日本大震災からの復興を急ぐ考えを強調した。同市を含む岩手4区は生活の党の小沢一郎代表の地元。首相は名指しこそしなかったものの、「そろそろ変えた方がいい」と聴衆に呼びかけ、中選挙区時代から15回当選している小沢氏の「牙城」を切り崩しにかかった。

 一方の小沢氏は9日、東京都内でテレビやラジオの番組に相次いで出演。安倍政権の経済政策「アベノミクス」を「勝手な自由競争で貧富の格差が生まれた」と批判し、「一定の暮らしを保障するのが政治の目標だ。安倍さんの基本を切り捨てる自由競争至上原理は国を誤る」と対決色を鮮明にした。

 首相はその後、民主党の枝野幸男幹事長の地元、さいたま市大宮区に移動。「(枝野氏は)演説はさわやかで、華麗な経歴。でも結果が出たでしょうか」と民主党政権時代の混乱を有権者に印象づける戦術をとった。

 この日、枝野氏は幹事長として長崎、佐賀、福岡各県で同党候補を応援。海江田万里代表は東京都港区での街頭演説で「安倍政権は危うい。国会で十分な議論を尽くさず、上から目線だ。自民の暴走に対し『それは違う』と言うためには、国会で民主党がしっかりとした議席を占めることが大切だ」と訴え、局面の転換に努めた。【高橋克哉、村尾哲】

2207名無しさん:2014/12/10(水) 00:55:27
>>2203 保岡興治

2208チバQ:2014/12/10(水) 01:16:35
あ゛・・・ホントだ サンクスです。

2209チバQ:2014/12/10(水) 01:22:14
>>2203を訂正
こうですね。竹本と文明以外はゼロ打ちですね。

伊吹文明1938年01月09日京都府1区 
二階俊博1939年02月17日和歌山3区 
保岡興治1939年05月11日鹿児島1区 当選回数12回
麻生太郎1940年09月20日福岡県8区 当選回数11回
竹本直一1940年11月23日大阪府15区(比例復活)
衛藤征士郎1941年04月29日大分県2区 当選回数11回
谷川弥一1941年08月12日長崎県3区
野田毅_1941年10月03日熊本県2区 当選回数 14回

2210チバQ:2014/12/10(水) 01:24:53
http://www.sankei.com/region/news/141208/rgn1412080060-n1.html
2014.12.8 07:00
【衆院選2014】
激戦区を見る 石原、松原両氏が5度目対決 3区 東京





 ■2勝2敗、鍵にぎる島部票

 国内有数の高級住宅街や中小企業の密集地、伊豆大島などの島々と、多様な有権者層を抱える3区(品川区、大田区の一部、島部)。広範囲な選挙区で、過去4回は自民前職の石原宏高氏(50)と、民主前職の松原仁氏(58)が激しいデッドヒートを繰り広げてきた。両氏の戦績は、互いに2勝2敗。民主党に追い風が吹いた平成21年の前々回選挙は、松原氏が石原氏に4万票以上の差を付け選挙区を制し、前回は2千票あまりの僅差で石原氏が議席を奪還した。

 選挙戦最初で最後の日曜日となった7日午後、大井町駅前で行われた石原氏の街頭演説には、安倍晋三首相が応援に駆け付けた。石原氏の外務政務官としての実績を強調した安倍首相は「大変苦しい選挙区だが、皆さまの力を結集していただくことをお願いします」と聴衆に訴えた。

 次世代の党最高顧問の石原慎太郎氏を父に持つ石原氏は、最初の衆院選では石原軍団の応援を受けて選挙戦を展開したが、その後は「政策本位の勝負」(陣営)に切り替え、街頭での地道な活動を続けている。

 一方、松原氏は地元をくまなく回る「ドブ板選挙」を展開。与党時代の閣僚経験をアピールしつつ、「たたかう庶民派」を掲げ、石原氏との差別化を図る。大田区選出で都議に2度当選するなど地盤も固く、公示日には維新の党都総支部からの推薦も受けた。

 7日午前に品川区内のスーパー前で行われた松原氏の街頭演説には、民主党の枝野幸男幹事長が駆け付け、「(松原氏は)たたき上げだから、現場の暮らしを分かっている。その声を、国会に届けなければならない」と支持を求めた。

 5度目となる両氏の対決。注目されるのは、選挙区内の5%にも満たない島々の有権者たちの票だ。前回、選挙区を制した石原氏だが、島部を除いた票では松原氏に約2千票の差を付けられた。だが、自民系の都議や町村議らが組織を固めた島部では、石原氏が約4千票上回っていたからだ。

 「前回は島の方々に勝たせてもらったようなもの」と自民関係者。両陣営とも、投開票日までに候補者本人が現地に入ることは難しいとしており、自民は地元議員らが組織固めを進める。一方、松原氏陣営は「島の票の上積みには苦慮している」と話すが、島部の有権者に電話で投票の依頼を呼び掛けるなど対策を取っている。

 また、共産新人の香西克介氏(38)は消費税増税の中止などを掲げ、非自民、非民主の受け皿として支持拡大を目指している。

                   ◇

 ▽東京3区(3人)

松原仁58☆元拉致相  民 前
石原宏高50☆元外務政務官自(石)前 【公】
香西克介38 党准中央委員共 新

2211チバQ:2014/12/10(水) 07:55:32
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141210_51012.html
<衆院選>絡む遺恨 攻守逆転/「与党」互いに強調/山形3区


候補者らの訴えに耳を傾ける山形3区の有権者ら=9日

<過去蒸し返す>
 攻守入れ替わった保守分裂の戦いが白熱する。
 無所属前議員阿部寿一が5日夜、鶴岡市で開いた個人演説会で訴えた。
 「私は2世、3世議員ではなく政党の支援もない。ただし生まれ育った古里を愛する気持ちはどの候補にも負けない」
 前回、自民党幹事長などを務めた加藤紘一の14選を阻んだ。今回は、紘一の三女で鶴岡などの地盤を引き継いだ自民新人鮎子の挑戦を受ける。
 支えるのは酒田市長時代に築いた人脈と、「阿部には義理がある」と語る参院議員岸宏一支持者ら。酒田市議15人と遊佐町長に加え、岸の地盤最上地方の金山、大蔵、鮭川の3町村長らを先頭に小規模集会を重ねる。
 岸には紘一への遺恨がある。2010年参院選。県連会長だった紘一は現職の岸に構わず、候補者の公募を実施した。「参院は公募し、(紘一が出馬した)衆院は現職優先とした」。新庄市で6日にあった演説会で、阿部陣営が蒸し返した。
 阿部は「無所属でも2年間足で稼いだ」と高速道路整備などを実績に挙げる。パンフレットには岸、政権幹部らとの写真を載せ、与党とのパイプも誇示する。比例復活のない無所属候補は、したたかな「両面作戦」で生き残りを懸ける。

<「娘」アピール>
 「2年前の悔しさは忘れない。父がやり残した思いを引き継ぐ」
 鮎子は6日、秋田県境の遊佐町で有権者の手を握った。雪が舞う中、人影が見えると選挙カーを降りて駆け寄った。
 世襲批判に対し、公募を経た正統性で反論してきた鮎子。接戦が伝えられた公示後はむしろ「娘」をアピールする。自らは情に訴え、政策と与党の強みは続々と応援に入る党幹事長谷垣禎一、復興政務官小泉進次郎らに任せる。

<引き締め強化>
 紘一は高齢と多選を突かれた上、議員、支援団体の離反を放置して引退に追い込まれた。娘を担ぐ自民は「何も仕事ができない無所属議員に連敗は許されない」と、公明とともに硬軟織り交ぜて引き締めを強める。
 元消費者相野田聖子が8日、新庄・最上に入った。鮎子が秘書として仕えた野田は郵便局長らと懇談し、「公認候補は鮎子だから筋を通してほしい」と念押しした。
 前回、阿部と紘一の票差は1465。酒田市で阿部は、紘一の3倍となる約3万票を積み上げた。両陣営とも地盤の酒田、鶴岡でどれだけ引き離し、新庄・最上をまとめるかが鍵とみる。一定の知名度があった維新、社民両候補が獲得した計約4万8000票の取り込みでもしのぎを削る。
 公示直前に出馬表明した民主新人吉田大成は7日、酒田市の街頭10カ所で「自民党への怒りを託してほしい」と訴えた。共産新人長谷川剛は集団的自衛権の行使容認反対を繰り返した。(敬称略)

 ◇山形3区立候補者
阿部寿一55 前酒田市長  無前(1)
吉田大成45☆元神奈川県議 民新 
長谷川剛36 党地区副委長 共新 
加藤鮎子35☆元衆議員秘書 自新 
佐藤誠66 政治評論家  無新 

〔注〕☆は比例代表との重複立候補者

2212チバQ:2014/12/10(水) 07:56:11
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141210_71011.html
<衆院選>東北知事、6者6様 応援、中立、静観…

 衆院選で東北の知事のスタンスに注目が集まっている。自身の選挙への思惑や政治信条から自民候補らを応援する知事がいる一方、「県民党」を旗印に中立を保つ姿勢も目立つ。県政界をリードする知事の動向は有権者の投票行動にも影響しそうだ。

 三村申吾青森県知事は6、7日、1区の自民前議員の街頭演説でマイクを握り「地方の声を中央に伝えられるのは与党議員だ」と強調した。
 来年6月の知事選で自民県連の推薦を得た。同党から支援を求められており、取材に「やるときは徹底してやる」と語った。
 村井嘉浩宮城県知事は中立の構えだが、昨年の知事選での支援などを考慮し応援する候補を選ぶ。各選挙区で古巣・自民の前議員を応援。7日は公明党の比例新人の演説会で「庶民の視点がある」と持ち上げた。
 野党陣営にも心配りを見せる。妻一美さんが12日、2区の維新前議員が開く個人演説会に駆け付ける予定だ。
 「国、自治体一体で政策を進められる環境が重要」という姿勢の佐竹敬久秋田県知事は基本的に自民支持だが、1〜3区の自民前議員だけでなく、3区の維新前議員も含め「4人全員に受かってほしい」と配慮を示す。
 ほかの3知事は公示後、表立った動きを控えている。
 達増拓也岩手県知事は、これまで生活の小沢一郎代表が率いる政党を一貫して応援してきたが、今回は「県民党」を掲げて政党色を封印した。衆院解散直前、来年秋の知事選に立候補する意向を表明。「復興に取り組むためオール岩手のスタンスで臨む」と語る。
 吉村美栄子山形県知事は11月末、2区の民主前議員事務所を訪ねた。初当選した知事選で支援を受けた議員への恩返しの名目。ただその後は「県政にまい進したい」と公務に専念している。
 10月に就任した内堀雅雄福島県知事は、知事選で自民、民主、公明、社民4党の支援を受けたが「福島の復興に与野党はない。特定の政党、候補者のマイクを握るつもりはない」と言い切る。

2213チバQ:2014/12/10(水) 07:56:42
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014121002000119.html
自公23維持の情勢 衆院選終盤 4割なお投票先未定

2014年12月10日 朝刊


写真
 十四日投開票の衆院選について、本紙は九日、独自の調査に共同通信社が七、八両日に行った電話世論調査を加味し、終盤情勢を分析した。自民、公明両党の与党で、定数四七五の三分の二(三百十七議席)以上を維持する情勢。約四割が投票先を決めておらず、今後の選挙戦次第で情勢が変わる可能性がある。
 自民党は小選挙区、比例代表ともに優位に立つ。二百九十五の小選挙区のうち二百程度を固め、比例代表も、二〇一二年の前回衆院選(当時は定数四八〇)で獲得した五十七議席を上回る情勢。全体で二百九十四議席を獲得した前回に上積みして、三百議席を超える可能性がある。
 公明党も小選挙区の候補者九人全員が当選圏内にあり、比例も堅調。公示前の三十一議席前後を固め、さらに議席増をうかがう。
 一方、民主党は岩手、愛知、静岡などで議席を確実にし、さらに四十程度の小選挙区で与党と激しく争っている。最終的に、比例も含めて公示前の六十二議席を上回る公算。ただ、現時点で百議席までは見通せていない。
 維新の党は地盤とする関西の小選挙区などで与党と競り合い、比例も近畿を中心に一定の議席が見込めるが、公示前の四十二議席は難しい情勢。次世代の党も小選挙区で議席を確実にしたものの、比例で苦戦している。
 共産党は比例で順調に支持を集め、公示前の八議席からの倍増をうかがう。生活の党と社民党は、小選挙区で議席を確実にした。
 新党改革、地域政党の減税日本は議席獲得を目指す。
     ◇
 世論調査を受けた全国の終盤情勢は十一、十二日朝刊で詳報します。

2214チバQ:2014/12/10(水) 07:57:06
東京ニュース
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小選挙区の終盤情勢
 14日投開票の衆院選で、本紙が分析した終盤情勢は、都内25選挙区のうち大半で自民が優位に立つ。1と3、7、15、21区などでは、民主や維新と激しく競る。「うちわ配布問題」で注目される14区は、自民が支持を広げている。 (敬称略)

【1区】

◆海江田と山田 激しく競る

渡辺徹 36 次新 《比》

冨田直樹 38 共新  

又吉光雄 70 諸新  

海江田万里 65 民<前><6>《比》

山田美樹 40 自前<1>《比》 公

野崎孝信 27 無新  

 民主代表の海江田は、連合の支援でビラまきや電話作戦を強化し、地元区議、都議の組織力に支えられた自民山田と競る。共産冨田は消費税増税反対を訴える。

【2区】

辻清人 35 自前<1>《比》 公

石沢憲之 27 共新  

大熊利昭 51 維<前><1>《比》

中山義活 69 民元<4>《比》

犬丸勝子 59 諸新  

 地元都議、区議の強力な後押しを受ける自民辻は党支持層をほぼ固め、幅広く支持を受けリード。党支持層を幅広くまとめる民主中山、無党派層への浸透を図る維新大熊が追う。

【3区】

松原仁 58 民<前><5>《比》

石原宏高 50 自前<2>《比》 公

香西克介 38 共新  

 民主松原は商店街などを歩き、無党派層取り込みにも力を入れる。自民石原は「アベノミクス」の成果を強調し、激しく競る。

【4区】

犬伏秀一 58 次新 《比》

平将明 47 自前<3>《比》 公

藤田憲彦 41 民元<1>《比》

山本純平 40 共新  

 自民平が優勢を続ける。各地区の区議や町会長らが支援し、盤石の戦い。民主藤田は格差拡大などを取り上げて安倍政権を批判するが、伸び悩む。

【5区】

若宮健嗣 53 自前<2>《比》 公

三谷英弘 38 無<前><1> 

手塚仁雄 48 民元<3>《比》

ドクター・中松 86 無新  

沢井正代 65 共新  

 自民若宮が強さを見せる。民主手塚は苦戦を強いられている。共産沢井、無所属三谷が支持拡大を図る。

【6区】

岸武志 43 共新  

越智隆雄 50 自前<2>《比》 公

落合貴之 35 維新 《比》

 自民越智が優位に進めている。維新落合、共産岸が支持拡大を訴えているが、どちらも厳しい戦い。

【7区】

◆長妻と松本しのぎ削る

太田宜興 38 共新  

長妻昭 54 民前<5>《比》

吉田康一郎 47 次新 《比》

松本文明 65 自<前><2>《比》 公

 民主長妻と自民松本が、しのぎを削る。長妻は年金政策などを主張し、松本は安倍首相が応援に入るなど党を挙げて支持拡大を目指す。

2215チバQ:2014/12/10(水) 07:57:18
【8区】

円より子 67 民新 《比》 生

鈴木達夫 74 無新  

石原伸晃 57 自前<8>《比》 公

沢田真吾 29 共新  

 自民石原が強固な組織力で安定した戦いを続ける。民主円は「野党総結集会」などで民主支持層以外への浸透も目指す。

【9区】

菅原一秀 52 自前<4>《比》 公

原純子 50 共新  

木内孝胤 48 維元<1>《比》 生

 自民菅原は党組織固めを徹底して優勢を保つ。維新木内は民主都連の推薦を受けて「野党統一候補」をアピールする。

【10区】

江端貴子 54 民元<1>《比》

小池百合子 62 自前<7>《比》 公

多ケ谷亮 46 生新 《比》

神谷ちづ子 61 次新  

今秀子 66 共新  

 自民小池が先行し、個人演説会でアベノミクスの成果などを強調する。返り咲きを狙う民主江端は政権批判票の受け皿を目指す。

【11区】

下村芽生 27 無新  

下村博文 60 自前<6>《比》 公

山内金久 66 共新  

熊木美奈子 53 民新 《比》

 自民下村が七選に向けて盤石の態勢。共産山内は消費税増税中止などの党の政策を主張し、民主熊木は遊説や街頭演説をこなす。

【12区】

太田昭宏 69 公前<6>  自

池内沙織 32 共新 《比》

田母神俊雄 66 次新 《比》

青木愛 49 生<前><3>《比》

 自民の支援も受け公明太田が国土交通相の実績を訴え、リード。共産池内、生活青木が追う。次世代田母神は支持拡大を急ぐ。

【13区】

鴨下一郎 65 自前<7>《比》 公

長谷川貴子 41 民新 《比》

祖父江元希 39 共新  

和田智之 40 次新  

 八選を目指す自民鴨下が強固な地盤を背景に安定した戦いを続ける。民主長谷川、共産祖父江は、安倍政権批判を訴えている。

【14区】

◆「おわび」徹する松島に支持

木村剛司 43 民元<1>《比》 生

松島みどり 58 自前<4>《比》 公

阿藤和之 43 共新  

 うちわ配布問題の「おわび」に徹する自民松島は、支持基盤を固める。民主木村はこまめに街頭活動を展開し懸命に追い上げる。

【15区】

◆区秋元と柿沢、党首級てこ入れ

猪野隆 49 無新  

柿沢未途 43 維前<2>《比》

秋元司 43 自<前><1>《比》 公

吉田年男 66 共新  

 自民秋元と維新柿沢が激しく競る。両党とも党首や幹部が選挙区入りして、てこ入れ。臨海部の新住民票の争奪戦が激しさを増す。

2216チバQ:2014/12/10(水) 07:57:30
【16区】

大西英男 68 自前<1>《比》 公

初鹿明博 45 維元<1>《比》

岡本貴士 34 無新  

大田朝子 30 共新 《比》

石井義哲 57 次新 《比》

 自民大西が優勢。安倍首相、石破茂地方創生相らの応援もあり支持拡大を図る。維新初鹿、共産大田は無党派層への浸透を狙う。

【17区】

新井杉生 55 共新  

高橋美穂 49 維<前><1>《比》

平沢勝栄 69 自前<6>《比》

 知名度の高い自民平沢が優勢。全国応援の合間を縫って街頭演説に力を入れる。共産新井と維新高橋は、浮動票の獲得を狙う。

【18区】

土屋正忠 72 自前<2>《比》 公

菅直人 68 民<前><11>《比》

結城亮 44 共新  

 党幹部が次々と応援に入る自民土屋は、組織固めを進める。民主菅は政権批判を繰り広げ、民主支持層と無党派層の上積みを図る。

【19区】

小泉民未嗣 36 共新  

山田宏 56 次<前><2>《比》

末松義規 58 民元<5>《比》

松本洋平 41 自前<2>《比》 公

 自民松本は若さをアピールして浮動票の獲得にも注力。追う民主末松は安倍政権への批判で支持拡大を図る。次世代山田は浸透を期待する。

【20区】

池田真理子 60 共新  

竹田光明 59 民元<1>《比》

木原誠二 44 自前<2>《比》 公

 官僚出身の自民木原は経済政策の着実な推進を訴え、安定した戦い。民主竹田は民主支持層に加え、無党派層への浸透を図る。

【21区】

◆長島と小田原「第三極」票狙い

長島昭久 52 民前<4>《比》

小田原潔 50 自<前><1>《比》 公

吉岡正史 40 共新 《比》

 「自民に議席が偏ると政策が偏る」と訴える民主長島と、アベノミクス継続を主張する自民小田原が競り合う。前回選で第三極に流れた票の行方が鍵。

【22区】

山花郁夫 47 民元<3>《比》

伊藤達也 53 自前<6>《比》 公

坂内淳 53 共新  

鹿野晃 41 次新 《比》

 自民伊藤は、地方創生相補佐官であることや経済通をアピールする。民主山花は護憲を打ち出して追う。

【23区】

小倉将信 33 自前<1>《比》 公

櫛渕万里 47 民元<1>《比》

松村亮佑 34 共新  

伊藤俊輔 35 維新 《比》

 自民小倉の陣営には閣僚級の応援弁士が連日入る。追う民主櫛渕、維新伊藤は無党派層の動向がカギとみて巻き返しを狙う。

【24区】

阿久津幸彦 58 民元<3>《比》

市川克宏 40 共新  

萩生田光一 51 自前<3>《比》 公

藤井義裕 39 次新 《比》

 自民萩生田が前回当選後、二年間の実績を打ち出して優勢を保つ。民主阿久津は「自民の一人勝ちを許すな」と訴えて追い上げる。

【25区】

井上信治 45 自前<4>《比》 公改

山下容子 56 民新 《比》

井上宣 40 共新  

 五選を目指す自民井上が、基礎票を固めてリード。民主山下は三百八十カ所で街頭演説実施を掲げる。

2217チバQ:2014/12/10(水) 07:57:50
神奈川ニュース
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小選挙区の終盤情勢
 十四日投開票の衆院選で、県内十八小選挙区の情勢を分析したところ、多くの選挙区で自民・公明の与党側が優位を保ち、野党側は先行する一部選挙区も含めて、厳しい戦いとなっている。ただこの時期は投票行動を決めていない人も多く、情勢は変わる可能性がある。 (衆院選取材班)

▽1区 自民松本が組織力を駆使して優位な選挙戦。民主空白区だが、維新篠原は各方面への浸透を図れていない。

▽2区 盤石な自民菅に隙は見えない。共産三輪、生活岡本は独自の戦い。

▽3区 自民小此木が固い支持層に上積みし大きくリード。民主勝又は広がりがみられない。

▽4区 無所属浅尾は幅広い支持を集めて先行。自民山本が党本部のてこ入れもあり追い上げている。

▽5区 自民坂井が引き離しにかかっている。続く維新水戸は無所属後藤田と一部で支持層が重なり、苦しんでいる。

▽6区 公明上田が党支持層に加えて自民支持層も着実に取り込み、安定した戦い。維新青柳、民主三村は伸び悩む。

▽7区 自民鈴木がリードを広げる。民主中谷、維新豊田は基盤が弱く、支持なし層などへの支持を訴えるが、つかみ切れていない。次世代松田は苦戦。

▽8区 知名度抜群の維新江田は幅広い支持を集めて優勢。自民福田は党支持層を足場に追い上げを図っている。

▽9区 民主笠、自民中山が激しい競り合い。笠は組織を引き締め、支持なし層への浸透に全力。中山は党幹部ら大物が連日応援に入り、スパートをかける。共産堀口と維新椎名はともに苦しい。

▽10区 自民田中が着実にリード。民主城島は共産を除く野党一本化効果が表れていない。

▽11区 自民小泉は万全の態勢で隙がない。共産瀬戸は固定支持層にとどまっている。

2218チバQ:2014/12/10(水) 07:58:05
◆12区 星野優位、阿部が追う

▽12区 優位を保つ自民星野に、民主阿部が党支持層へ浸透を図りつつ追う展開。両者とも、最終盤の追い込みに全力を挙げる。

▽13区 閣僚経験豊かな自民甘利が盤石の構え。維新伊藤、共産高久は一部の支持にとどまっている。

▽14区 自民赤間が党支持層をはじめ、支持を広げて優位を保つ。民主本村は必死に追い掛けるが勢いに乗り切れていない。

▽15区 幅広い支持を集める自民河野が揺るぎない情勢。共産沼上、無所属池田は苦しい。

◆16区 義家、後藤互角の戦い

▽16区 自民義家と民主後藤ががっぷり四つの互角の戦い。与野党の支持を超えた票の奪い合いもあり、最後まで予断を許さない状況。

▽17区 自民牧島が着実に票固めしリード。民主神山も党支持層を核に追いかける。

▽18区 乱立の中、自民山際が抜きんでている。知名度がある次世代中田が続くが、距離をあけられている。

【1区】

明石行夫 55 共新  

松本純 64 自前<5>《比》 公

篠原豪 39 維新 《比》

【2区】

三輪智恵美 60 共新  

菅義偉 66 自前<6>《比》 公

岡本幸三 54 生新  

【3区】

勝又恒一郎 52 民元<1>《比》

横田光弘 57 次新 《比》

木佐木忠晶 30 共新  

小此木八郎 49 自前<6>《比》 公

【4区】

山本朋広 39 自<前><2>《比》 公

浅尾慶一郎 50 無前<2> 

荻原隆宏 44 無新  

加藤勝広 70 共新  

【5区】

坂井学 49 自前<2>《比》 公

水戸将史 52 維新 《比》

後藤田弥生 48 無新  

河野敏久 58 次新 《比》

横山征吾 43 共新  

【6区】

青柳陽一郎 45 維<前><1>《比》

三村和也 39 民元<1>《比》

上田勇 56 公前<6>  自

北谷真利 53 共新  

【7区】

鈴木馨祐 37 自前<2>《比》 公

豊田有希 39 維新 《比》

大山奈々子 51 共新  

松田学 57 次<前><1>《比》

中谷一馬 31 民新 《比》

【8区】

江田憲司 58 維前<4> 

若林靖久 29 共新  

福田峰之 50 自<前><2>《比》 公

【9区】

中山展宏 46 自<前><1>《比》 公

堀口望 38 共新  

笠浩史 49 民前<4>《比》

椎名毅 39 維<前><1>《比》

【10区】

城島光力 67 民元<4>《比》

中野智裕 56 共新  

田中和徳 65 自前<6>《比》 公

【11区】

瀬戸和弘 62 共新  

小泉進次郎 33 自前<2> 

【12区】

甘粕和彦 31 次新 《比》

星野剛士 51 自前<1>《比》 公

味村耕太郎 25 共新  

阿部知子 66 民<前><5>《比》

【13区】

甘利明 65 自前<10>《比》 公

高久良美 60 共新  

伊藤優太 29 維新 《比》

【14区】

赤間二郎 46 自前<2>《比》 公

中本太衛 49 次元<1>《比》

中野渡旬 66 共新  

本村賢太郎 44 民元<1>《比》

【15区】

池田東一郎 53 無新  

河野太郎 51 自前<6>《比》 公

沼上徳光 28 共新  

【16区】

後藤祐一 45 民<前><2>《比》

池田博英 52 共新  

義家弘介 43 自前<1>《比》 公

【17区】

牧島かれん 38 自前<1>《比》 公

吉田福治 59 共新  

神山洋介 39 民元<1>《比》

【18区】

北村造 31 維新 《比》

樋高剛 49 生元<3>《比》

塩田儀夫 64 共新  

山際大志郎 46 自前<3>《比》 公

中田宏 50 次<前><4>《比》

2219名無しさん:2014/12/10(水) 08:35:13
道内、自民が優位保つ 全道世論調査 民主、3選挙区で接戦(12/10 06:30)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/2014shuin/579246.html
 北海道新聞社は14日投開票の衆院選に向け、共同通信社と合同で7、8の両日に全道世論調査を行い、取材による分析も加味して終盤情勢を探った。
 
 自民党は道内12小選挙区と比例代表道ブロック(定数8)で計2桁の議席を獲得する勢いを保つ。

 2012年の前回衆院選で小選挙区全敗の民主党は、3選挙区で接戦を繰り広げるが、支持の広がらない選挙区もあり、比例代表を含めて伸び悩んでいる。

 ただ投票先を決めていない人が各小選挙区で3〜5割おり、流動的な要素も残っている。

 自民党が優位に立っているのは2区(札幌市北、東区)、5区(札幌市厚別区、石狩管内)、11区(十勝管内)、12区(宗谷、オホーツク管内)。

 3区(札幌市白石、豊平、清田区)は自民党前職が民主党前職との競り合いから一歩リード。

 4区(札幌市手稲区、後志管内)は先行する自民党前職を民主党元職が、7区(釧路、根室管内)は同じく自民党前職を民主党前職が追い上げる。

 9区(胆振、日高管内)は自民党前職を民主党元職が猛追。10区(空知、留萌管内)も公明党前職に対し、民主党新人が序盤の差を徐々に縮めている。

 1区(札幌市中央、南、西区)は自民党前職と民主党前職が競り合う。6区(上川管内)も自民党前職が民主党元職と接戦を続ける。8区(渡島、檜山管内)は民主党元職と自民党前職が横一線の争いを展開している。

 比例代表は、自民党が12年衆院選に続き3議席を確保する勢いだ。民主党も同様に2議席を取る見通し。公明党、維新の党は各1議席の確保が視野に入っている。共産党は00年衆院選以来となる1議席獲得の可能性がある。

   ◇

 調査の方法 北海道新聞社が北海道新聞情報サービスに委託し、7、8の両日、道内に住む20歳以上の男女を対象に、共同通信社と合同で実施した。

 コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD法で、実際に道内の有権者がいる世帯にかかったのは6511件、このうち4942人から回答を得た。

2220名無しさん:2014/12/10(水) 09:18:06
<衆院選>静岡県内 6区激戦、3区自民優勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141210-00000001-at_s-l22
 静岡新聞社が共同通信社の電話世論調査に9日までの取材を加えた県内8小選挙区の終盤情勢分析では、6区で自民、民主両党が激しく競り合っている。
 自民党が優位を保っているのは1、2、3、4、7、8区の計6選挙区。民主党は5区でリードしている。
 ただ、電話世論調査に対し投票先を「決めていない」と答えた人は38・6%に上ることから、さらに情勢が変わる可能性がある。
 6区は勝俣孝明氏(38)=自民前=が、堅調とみられていた渡辺周氏(53)=民主前=の地盤を切り崩している。
 自民党は6区を県内最重点区に位置付け、安倍晋三首相(総裁)をはじめ有力閣僚や党幹部を続々と投入、勝俣氏の支持拡大を図る。
 一方、これまで6回連続で小選挙区を制してきた渡辺氏は長年にわたり培った支援者固めに奔走し、築き上げた牙城を死守する構えだ。
 民主、維新両党による候補者調整が成立した3区は宮沢博行氏(39)=自民前=が自民、公明両党の支持層を固めてリード。
 小山展弘氏(38)=民主元=は民主党支持層を固めた上で維新の党支持層の半数を取り込み、追い上げを見せる。
 4区は望月義夫氏(67)=自民前=が自民党支持層を中心に手堅くまとめている。
 民・維の候補者一本化に至らなかった1区、8区はそれぞれ上川陽子氏(61)=自民前=、塩谷立氏(64)=自民前=が優勢。
 2区は井林辰憲氏(38)=自民前=が優位に立つ。5区は細野豪志氏(43)=民主前=が安定した戦い。7区は城内実氏(49)=自民前=が独走している。

2221名無しさん:2014/12/10(水) 12:07:13
【とちぎ衆院選】 3区・簗氏リード、追う渡辺氏 2区・西川氏と福田氏が接戦 終盤情勢世論調査
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20141210/1804038
 下野新聞社は9日、共同通信社が7〜8日に実施した第47回衆院選の世論調査結果に独自の取材を加味して、接戦が予想される栃木2、3区の終盤情勢を探った。

 3区は自民党前職簗和生氏(35)がリードし、7期目を目指す無所属前職渡辺喜美氏(62)が追う展開。

 2区は農相の自民前職西川公也氏(71)と民主前職福田昭夫氏(66)が競り合っている。両選挙区とも3割を超える有権者が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性もある。(衆院選取材班)

 ■3区

 2回目の当選を目指す簗氏は2年間の地道な活動で「地元密着」を強調。選挙区内の主立った首長や県議、業界団体の支援も得て選挙戦を進めている。

 自民支持層の6割強を固め、選挙協力相手の公明党支持層の4割強の支持を得ている。また、旧みんなの党の支持層も含まれるとみられる維新の党支持層からも4割強の支持を受ける。

 父・渡辺美智雄氏の強固な地盤を引き継いだ渡辺氏。ことし4月に8億円の借り入れ問題が発覚し、みんなの党代表を辞任。

 同党は路線対立などから衆院選公示直前に解党するなど、逆風の中で選挙戦に入った。

 渡辺氏は維新支持層から4割強の支持を集めた。自民支持層から2割強が流れているほか、公明支持層も3割弱が支持する。

 民主支持層は3割強が簗氏、4割弱が渡辺氏で、無党派層はそれぞれ2割強、3割弱となっている。

 共産党新人秋山幸子氏(63)は苦しい戦い。

 ■2区

 県内最大の激戦地で、自民、民主両党とも重点区に位置づけ、終盤に向け力を入れる。

 前回、選挙区で返り咲いた西川氏は組織戦を展開。自民支持層の8割弱を固め、公明支持層の5割弱が支持する。

 福田氏は旧今市市長、知事時代から築く日光市の強固な地盤が強み。民主支持層の9割を固め、維新支持層からも7割の支持を集めた。

 公明支持層も4割強が支持し、自民支持層から1割が流れている。

 両氏とも無党派層から2割強の支持を受け、いずれも大票田の鹿沼、日光両市の支持拡大と票の掘り起こしに全力を挙げる。

 共産新人阿部秀実氏(55)は苦戦している。

2222名無しさん:2014/12/10(水) 14:41:24
衆院沖縄選挙区 1区赤嶺、国場氏並走 4区も競る
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-235619-storytopic-3.html
 14日投開票の衆院選を前に、琉球新報社はこれまでの取材に、共同通信が7、8日に行った世論調査結果を加味し、沖縄全4選挙区の終盤情勢を探った。
 沖縄1区は共産前職の赤嶺政賢氏と自民前職の国場幸之助氏が横一線で、維新元職の下地幹郎氏が追う展開。
 2区は社民前職の照屋寛徳氏がリードし、自民前職の宮崎政久氏が追う。3区は生活前職の玉城デニー氏が先行し、自民前職の比嘉奈津美氏が追っている。
 4区は自民前職の西銘恒三郎氏と無所属新人の仲里利信氏が激しく競り合っている。
 全体で3割強の有権者がまだ投票先を決めていない。残り4日間の票の掘り起こしが当落を左右するとみられ、情勢は流動的要素を残す。
 1区は赤嶺氏が基盤となる共産支持層の9割、社民、生活支持者の6割強を押さえ無党派層にも食い込む。国場氏は自民支持者の6割、公明支持者の8割を固めた。下地氏は維新や次世代支持者の支持を得るが広がりに弱さがある。
 2区は照屋氏が社民や共産支持者らの革新票を手堅くまとめ、無党派層にも広く浸透する。宮崎氏は20歳代の若者層の支持を集めるが、広がりに欠ける。
 3区は玉城氏が30歳代以外の全世代で優位となり、無党派層にも強みを発揮する。比嘉氏は自民、公明支持層の7割強を押さえるが、無党派への浸透が課題。
 4区は西銘氏が自民、公明の約8割をまとめて地盤を固めつつある。仲里氏は社民や生活、共産などをまとめたほか、無党派層にも浸透しつつある。

2223名無しさん:2014/12/10(水) 15:00:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddlk27010273000c.html
注目区を歩く:’14衆院選 13区 ライバル対立深め /大阪

 3候補が立った13区。このうち次世代前職の西野弘一氏と、自民新人、宗清皇一氏は「因縁のライバル関係」と、地元市議に称される。

 「情勢は厳しいが絶対に負けられない」。西野氏は7日夜、東大阪市立楠根小で開いた演説会で約300人の聴衆に涙声で頭を下げた。

 党最高顧問の石原慎太郎氏が応援演説に立ち、衆院議員を5期務めた元副経産相の父陽(あきら)氏や弟で府議の修平氏(大阪維新の会)も支持を訴えた。

 約200メートル離れた市立楠根中では30分遅れて、宗清氏の演説会が始まり、約300人が耳を傾けた。

 宗清氏は財務相や官房長官など衆院議員を11期務めた塩川正十郎氏の元秘書。塩川氏が選挙で愛用した黄色を陣営カラーとし、「塩川氏の後継」を印象付ける作戦だ。

 「2人のコウイチ戦争」(関係者)が始まったのは、06年8月の府議補選。その後、2回の府議選でもぶつかり、3回とも得票数で西野氏が上回った。

 対決の原因は前回の衆院選にもある。自民党だった西野陽氏は公示直前に引退を表明し、地盤を引き継いで日本維新の会から出馬した長男の西野氏が当選。

 西野氏を応援した陽氏は選挙後に自民党の除名処分を受けた。宗清氏は演説などで「政党を変えることは支持者にうそをつく行為だ」と批判を繰り返す。

 維新が掲げてきた「大阪都構想」の是非を巡る対決もある。東大阪は直接の枠組みに入っていないが、西野氏が「推進」、宗清氏は「反対」の主張を続ける。

 西野氏は今回、「大阪維新の会」の推薦を受け、幹事長の松井一郎知事も応援に駆け付けた。

 一方、宗清氏の陣営幹部は「都構想が目指す二重行政の無駄は、議会で話し合えばいくらでも点検する方法はある。『新しい大阪を作る起爆剤』との維新の主張は心もとない」と批判する。

 対立を深める両陣営だが、2日の公示以降の動きは似ていた。平日朝の出勤時間帯は駅立ち、昼は街頭演説よりも会社や団体訪問を優先させ、夜は個人演説会を複数の会場で開く。

 「民意が読めない。相手の動きを警戒しながら支持層固めを意識せざるを得ない」(宗清陣営)。

 だが、西野陣営は9日から、スーパーや団地など人出の多い場所で1日十数回の街頭演説に重点を置く。「維新支持層が多い無党派層へ浸透を図るため、とにかく露出を増やすべきだと判断した」



西野宗清対決の記事を貼るの初めてだなあ>注目区
大阪10区や大阪11区は注目の選挙区としてしょっちゅう出てくるのに

2224名無しさん:2014/12/10(水) 18:06:47
http://www.asahi.com/articles/ASGD84VQJGD8UZPS004.html
自公3分の2超の勢い 衆院選・朝日新聞社中盤情勢調査

 衆院選中盤の情勢について、朝日新聞社は6〜9日に全295小選挙区の有権者約13万人を対象に電話調査を実施し、

 全国の取材網の情報も加え、比例区も含めた情勢を探った。現時点では①公示前に293議席だった自民の勢いは衰えず、

 単独で300議席を上回る勢いで、公明とあわせて定数の3分の2(317議席)を確保しそう②民主は100議席には届かないものの、公示前の62議席から70議席台に増やす公算が大きい

 ③維新は公示前の42議席から30議席を割り込む可能性が高く、次世代も公示前の19議席から1ケタに激減する見通し④共産は公示前の8議席から倍増する勢い――となっている。

2225チバQ:2014/12/10(水) 19:07:54
>>2223
ですね13区の記事は珍しい

2226とはずがたり:2014/12/10(水) 19:43:19
今日電車から西野の選挙カーと宗清の選挙カーみました。
西野の選挙カーには次世代の党と大阪維新の会と云うステッカーが貼ってありました。

2227チバQ:2014/12/10(水) 20:39:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014121000811
自民・小泉氏フル回転=民主・野田氏ら、共産不破氏も−各党応援弁士【14衆院選】


 14日の投開票に向けて終盤戦に入った衆院選で、各党は重点選挙区に人気の高い「応援弁士」を投入、追い込みに懸命だ。自民党は主要閣僚らに加え、小泉進次郎内閣府政務官がフル回転で、10日までに22都道府県を遊説。好調が伝えられる共産党では「理論的支柱」の不破哲三前議長が9年ぶりに街頭に立った。
 政権の看板閣僚の一人である石破茂地方創生担当相はこれまでに14都道府県で自民候補を応援。10日は新潟市内で「安倍内閣の地方創生は『今回失敗したら国がなくなる』という危機感で実現する」と呼び掛けた。
 若手ながら知名度が高い小泉氏も引っ張りだこで、9日は山梨、東京、静岡、神奈川の4都県を転戦。10日はようやく公示後2回目の地元入りを果たした。自民党では、女優出身の三原じゅん子参院議員も全国を飛び回っている。 
 苦戦が伝えられる民主党の中では、安定した戦いを続けている野田佳彦前首相、細野豪志元幹事長や、参院議員の蓮舫氏らが仲間のてこ入れに全力を挙げる。野田氏は10日、愛媛県新居浜市の街頭演説で「安倍晋三首相は衆院定数削減の約束を破った。ばかにしている」と首相批判を展開した。
 維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)は西日本を中心に街頭演説をこなす。1996年以来となる小選挙区での議席獲得を目指す共産党は10日、不破氏が京都市内でマイクを握り、「今の自民党はネオナチに乗っ取られている。ウルトラ右翼の議員ばかりだ」と痛烈に非難。激戦を演じている共産候補への支持を訴えた。(2014/12/10-20:18)

2228チバQ:2014/12/10(水) 20:43:04
http://www.asahi.com/articles/ASGD87J17GD8UTIL056.html
自公協力の地に波紋 東京12区に田母神氏、保守票狙う
藤生明2014年12月10日11時52分

 公明が元党代表の前職、太田昭宏氏(69)を擁立する東京12区は、公明との選挙協力で自民が長年、擁立を見送っている。その「空白区」に今回、保守票の取り込みを狙う次世代新顔の田母神俊雄氏(66)が立ち、これまでと異なる様相を見せている。

 「安倍総理は2年頑張った。次世代の党が勢力を伸ばし、自民と連立を組まなければ日本は取り戻せない」

 元航空幕僚長の田母神氏は9日、東京都北区の自衛隊十条駐屯地前で訴えた。矛先は公明に向かう。集団的自衛権行使に慎重な公明を引き合いに、「公明が与党にいては日本の政治は一歩も前進できない。公明をぶっつぶすのが私の選挙スローガンです」。

 2月の東京都知事選で61万票を獲得した田母神氏。ビラに「誇り高き日本を取り戻す」と記し、駅前や街頭に加え、保守層を意識して神社詣でにも重点を置く。陣営を支える30代男性ボランティアは「強い政治家が必要。田母神さんの立候補で保守の選択肢ができた」と話す。

 2003年以降、4回の衆院選で自民は東京12区に候補者を立てず、太田氏を支援してきた。「協力関係は成熟の域に達した」。太田氏の陣営関係者は語る。一方で「いまだに公明の太田と書けない保守層が一定程度いることも事実」と語る。

 田母神氏の批判に、太田陣営は「挑発にのっては相手のおもうつぼ」と冷静に見守る構えだ。反応したのは、自民側だった。

 「父は田母神さんの応援には入りません」。太田陣営には、自民都連会長で東京8区の前職、石原伸晃氏(57)から公示前、連絡が入ったという。伸晃氏の父で比例前職の慎太郎氏(82)は、田母神氏を公認した次世代の最高顧問だ。

 伸晃氏は公示日の2日も太田氏の街頭演説に駆けつけ、声を張り上げた。「石原家は信義を重んじる。太田さんを押し上げようではありませんか」

 東京12区には生活前職の青木愛氏(49)も立つ。09年衆院選で太田氏を破り、前回は敗れたが比例で復活。消費増税反対や福祉の充実を掲げ、自公政権の批判票の取り込みを狙う。8日の街頭演説に山本太郎参院議員らが駆けつけ、民主、社民区議らの応援も受ける。

 共産新顔の池内沙織氏(32)は3度目の立候補で、前回獲得した約4万票の上積みを狙う。「自公の暴走に真正面から対決しているのは共産だけ。共産が伸びてこそ反撃の力になる」と呼びかけている。(藤生明)

2229チバQ:2014/12/10(水) 20:45:29
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/shugiin/343399/
立候補した娘を応援できない鈴木宗男氏
2014年12月10日 16時00分
 新党大地代表の鈴木宗男氏(66)が、14日の衆院選に北海道7区から民主党公認で立候補した“愛娘”鈴木貴子氏(28)の応援をしたくてもできない状態だ。

 宗男氏は2017年4月までは公民権停止のため、選挙期間中は特定の候補への投票呼びかけはできない。街頭演説を含め、あらゆる選挙運動が不可。北海道選挙区は自民、民主両党とも重点地区と位置づけてスタート。5日には、安倍晋三首相(60)、海江田万里代表(66)とも道内で遊説を行い、激しい選挙戦を繰り広げた。

 ところが、最新の世論調査によると「北海道も自民党の圧勝ムード」と伝えられ、貴子氏は自民党公認の伊東良孝氏(66)に一歩リードを許した格好で後半戦を迎えている。
 宗男氏は「私は黙っていられません!」とは言うものの、公民権停止中では手も足も出ない。その代わり、貴子氏の応援には、宗男氏の盟友として知られる歌手の松山千春(58)が、忙しい秋のコンサートツアーの合間を縫って訪れている。

 宗男氏は「北海道は“アベノミクス”の効果、恩恵は何一つ受けていないです。逆に“アベノリスク”で電気代、油代等資材が高騰し、これから真冬に向かって北海道民は大幅な負担増になっています」と語るが…。

2230チバQ:2014/12/10(水) 20:47:53
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100006-n1.html

2014.12.10 09:05
【衆院選2014】
「みんなの党出身」という壁 東京5区、それでも渡辺氏を慕う 埼玉13区、強いられた連合との協調





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創業者の背中を追うか、民主党の門をたたくか…解党した「みんなの党」出身者の行き先も分かれる(コラージュ)
 衆院選を目前に解党したみんなの党。所属していた議員は散り散りとなった。民主党から“くら替え”出馬した前職や、無所属での戦いを余儀なくされた前職…。それぞれの道を選んだが、直面しているのは、内紛続きで有権者の期待を裏切る結果となった「みんなの党出身」という壁のようだ。

  ■東京5区

 「2年前の今頃、同じように選挙活動中だったあなたに『みんなの党からの出馬はやめておけ』と言ったのを覚えている?」

 寒風が吹きすさぶ5日夜。家路を急ぐサラリーマンらでごった返す東京都世田谷区の東急桜新町駅前で、三谷英弘は185センチの体を小さくしながら、近くに住む男性会社員(66)の意見に耳を傾けていた。

 解党に伴い、今回の衆院選は無所属で東京5区から立候補した。党の足腰の弱さが目につき、厳しい行く末を予見していたという男性の指摘に、三谷は「2年間、頑張りました…」と応じるしかなかった。

 内紛を繰り返した末に解体した政党に向けられた有権者の声は、この夜の風のように冷たかった。

 それでも三谷は「元みんなの党」の肩書だけでなく、8億円借り入れ問題が浮上し党瓦(が)解(かい)のきっかけをつくった党創業者、渡辺喜美との深い関係を隠そうとしない。「政治や政策の考え方はピカいち。『この人と一緒にいたら得だ、損だ』で付き合い方を変えたことはない」と語る。

 東京都目黒区の閑静な住宅街の一角にある選挙事務所の入り口付近には「必勝」と書かれた渡辺の「為(ため)書き」や渡辺が写ったポスターが掲げられている。選挙活動を支えてもらっているのはみんなの党で同じ釜の飯を食った地方議員たちだ。

 11月28日の東急学芸大学駅前。三谷と並んでマイクを握った渡辺は声を張り上げた。「党は消えても三谷は消えず!」。別れ際、渡辺からは「覚悟を持てば道は開ける。国会で会おう」と言葉をかけられた。求心力を失い多くの側近議員が離れていく中、衆院議員で唯一、自らのそばから離れずにいる三谷を何としても当選させたい−。そんな焦りがにじんでいた。

 こうした「喜美色」を際立たせた選挙戦術に対し、他陣営は冷ややかな視線を送る。当選を競う民主党の手塚仁雄陣営からは「民主党を混乱させた元首相、鳩山由紀夫を前面に押し出して選挙に挑むようなものだ。ある意味すごい」との皮肉が漏れる。

 無所属での出馬には、前回救われた比例復活の道はない。

2231チバQ:2014/12/10(水) 20:48:16
  ■埼玉13区

 「前にいたみんなの党はなくなりました。自民党の1強を防ぐことができるのは民主党しかありません」

 東武鉄道春日部駅前(埼玉県春日部市)で7日昼、解党したみんなの党から民主党に入党したばかりの山内康一は懸命に訴えた。応援に駆け付けた民主党代表代行、岡田克也も「みんなの党にいたときから目をつけていた。山内さんの考え方は民主党と近い」と有権者らに理解を求めた。

 陣営は山内が5年間所属したみんなの党の「色」を消すのに必死だ。

 福岡県出身の山内は、平成17年の「郵政選挙」に神奈川9区から自民党公認で出馬し、初当選した元「小泉チルドレン」。21年の衆院選では自民党を離党し、みんなの党の北関東ブロックから立候補し、2期連続で当選している。

 自民、みんな、民主とそれぞれ政策や支持団体が異なる党を渡り歩いてきた。そんな山内に、各種業界の労働組合を抱える連合は、政策面でのチェックを欠かさなかった。

 山内がさいたま市にある連合埼玉を訪れたのは11月25日夜のことだった。

 「他党から移ってきたこともあり、基本的な政策で違いがあると困ります」

 連合埼玉の役員は、神妙な面持ちで向き合う山内にそう伝え、1枚のペーパーを突きつけた。民主党と連合が11月18日に締結した8項目の政策協定書だった。

 連合埼玉は、山内が超党派の国会議員でつくる「原発ゼロの会」の発起人だったことを警戒していた。電力総連を抱える連合としては「脱原発」を明言されることに忌避感がある。役員が「原発の主張は民主党の政策の範囲内にしてほしい」と念を押すと、山内は「異論はありません」と答えるしかなかった。連合は27日に推薦を出した。

 埼玉13区はもともと民主党の支持基盤が強い土地柄とは言い難い。地元議員も市議、町議が1人ずついるだけだ。その市議は山内のために支援者に引き合わせているが、自らが持つ2千人を超す名簿までは渡していない。

 「民主党と政策が近いことは分かった。ただ、ここの支部長に残ってくれるかどうかまでは分からないから…」

 これが党から党を渡り歩いた山内の現実だった。

=敬称略

(内藤慎二、楠城泰介)

2232チバQ:2014/12/10(水) 20:49:34
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100043-n1.html
2014.12.10 19:51
【衆院選2014】
知名度アップに必死の次世代 “党の顔”慎太郎氏は「最後のご奉公」と、自民批判も強める





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次世代の党の石原慎太郎最高顧問=東京・新宿(撮影・桐山弘太)
 安倍晋三政権に一定の協力姿勢を示し、「是々非々」路線を掲げる次世代の党が、党の知名度を上げようと必死だ。すでに事実上の引退表明をしている石原慎太郎最高顧問(82)は老骨にむち打って「最後のご奉公」と奔走、平沼赳夫党首や山田宏幹事長らも、朝日新聞の慰安婦誤報問題の追及などに取り組んできた実績を訴え、支持を呼び掛けている。

 石原氏は7日、大阪府東大阪市内で行われた若手候補者の会合に出席した。

 「暴走老人の石原でございます」とおなじみのフレーズで自己紹介し、「次世代のために憲法を変えていこうということで肩を組んでやってきた。孫の時代にシナの属国になっていることは絶対に好まない。国を本当に憂うならばこの人に皆さんの存分な力を賜りたい」と候補者への支援を求めた。

 平成24年、石原氏は国政に復帰するため東京都知事を辞して日本維新の会代表に就任、同年12月の衆院選に臨んだ。国政復帰の理由について周囲に「自主憲法制定を実現するためだ」と強調した。自民党が単独で過半数を獲得するのは困難とみて、同党と足並みをそろえて憲法改正を実現させようと考えたのだ。

 日本維新は、54議席を獲得し躍進したものの、自民党が294議席を獲得し大勝、自公政権を揺さぶるほどの存在にはならなかった。今年6月、日本維新は石原氏のグループと橋下徹大阪市長のグループに分党を正式決定。石原氏らは8月に次世代の党を結成して再出発したが、憲法改正が具体的に動き出す前に衆院解散・総選挙が訪れた。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が6、7両日に実施した合同世論調査によると、次世代の支持率は1%にとどまる。保守層を含めて浸透がまだ足りないのだ。

 石原氏は、昨年2月に脳梗塞を患うなど、健康面の問題があった。「党の顔」として続投を求めた若手らの説得を受けて立候補を決意するも、仲間の当選を後押しするため、比例代表単独で立候補する東京ブロックの登載名簿は自身の当選が困難な9位になった。

 1日のBSフジ番組では「討ち死に覚悟の出陣だ。年齢的にも限界に来ている。『武士道とは死ぬことと見つけたり』だ」と心境を語り、「若い人優先で戦う。苗を植えて、育てたい」と説明した。

 公示後は大阪のほか、愛媛、長野両県を訪れ、候補者への支持を求めてきた。だが、全国を股にかけた移動は石原氏の体力を容赦なく奪う。9日、名古屋市で開催の東海ブロック決起集会に出席する予定だったが、発熱で欠席を余儀なくされた。

2233チバQ:2014/12/10(水) 20:49:56
 次世代は自民党批判も強めている。

 10日、平沼氏は東京都北区で街頭演説し、「日本は保守でなければダメだ。保守を標榜(ひょうぼう)する自民党に宗教政党がくっついているのは異常だ」と述べ、自公連立にクギを刺した。

 山田氏は東京都八王子市で街頭演説に立ち、慰安婦問題に関してこう胸を張った。

 「2月に国会で取り上げ、徐々にベールがはがれ、朝日新聞が謝罪した。自民党も含めて、何十年もどの政党も取り組んでこなかったテーマに風穴を開けた」

 その上で、「是々非々」路線をこう強調した。

 「自民党も民主党もできない改革を進めていく。自民党の暴走を止め、民主党の迷走を止める。(次世代は)日本の国益を主軸に置いた政党だ。次世代の党はタブーに挑戦し、毅然(きぜん)とした日本を打ち立てていく」

(内藤慎二)

2234チバQ:2014/12/10(水) 20:50:27
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100046-n1.html
014.12.10 20:11
【衆院選2014】
「いても立ってもいられなくなった」…共産・不破元議長が9年ぶりに街頭演説 古都で安倍首相と“ニアミス”





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応援演説する日本共産党の不破哲三前議長=10日午後、京都市下京区(甘利慈撮影)
 共産党の不破哲三元議長(84)は10日夜、京都市の四条河原町で衆院選京都1区の同党候補とともに街頭演説を行った。不破氏が選挙遊説で街頭に立ったのは平成17年9月の衆院選以来約9年ぶりで、18年1月の第24回党大会で議長を退任してから初めて。マスコミ各社の情勢調査で同党は公示前勢力の8議席からの「倍増」も伝えられるなか、なおも「党の理論的支柱」として党運営に隠然たる影響力をもつ不破氏が、「躍進」に向け自ら“出陣”した。

 「政治の歴史をみても日本の夜明けは京都からだ」

 「安倍政権の暴走を止めるために京都の民主・革新の力を発揮しよう」

 不破氏は京都市屈指の繁華街に集結した「約5200人」(党広報部発表)の聴衆を前にこう強調し、8年の衆院選以来となる選挙区での同党の議席獲得と比例議席増に向け支持を訴えた。演説は約25分間に及んだ。

 共産党にとって、京都は小選挙区比例代表並立制が導入された8年の衆院選で議席(京都3区)を獲得するなど、全国でも“金城湯池”としてきた重要拠点だ。幾多の党幹部も輩出している。昨年の参院選でも18年ぶりに京都選挙区で議席を得た。

 くしくも安倍晋三首相もこの日午後、京都市に入り、京都2〜4区の自民党候補の応援演説を行った。不破氏は首相と“ニアミス”となったが、古都を舞台に、衆院選で共産党が前面に掲げる「自共対決」を演出する形となった。

 共産党は昨年6月の東京都議選で8議席から17議席に倍増させた。続く7月の参院選でも比例で5議席、選挙区で3議席を獲得し、非改選の3議席と合わせて11席となった。

 12年11月の第22回党大会で党のトップに就任して以来、国政選挙で「連戦連敗」を喫してきた志位和夫委員長(60)にとって、参院選は初の「躍進」だった。

 そして今回の衆院選である。マスコミ各社の情勢調査で、他の野党が軒並み伸び悩むなか、共産党だけは比較的好調のようだ。

 同党は小選挙区比例代表並立制が導入された8年の衆院選で26議席獲得し、公示前勢力から11議席増の躍進を果たしたが、その後の5回の衆院選では議席を減らし続けてきた。今回は昨夏の参院選で躍進した余勢をかって、衆院選での連戦連敗を阻止することが党指導部の重要課題だった。

 それが比例での議席増に加え、18年ぶりの選挙区での議席獲得の可能性も出ており、党関係者によると、“負け癖”がついていた志位氏も「躍進への確かな手応え」を感じとっているという。

 かくして9年も選挙遊説をごぶさたしていた「切り札」不破氏の“緊急登板”である。

 不破氏は、議長を退いた後も中央委員と常任幹部会委員にとどまった上、党の社会科学理論の研究機関「社会科学研究所」の所長を務めてきた。

2235チバQ:2014/12/10(水) 20:50:56
 今年1月の第26回党大会前には、同大会で党最高指導部入りの条件となる中央委員を外れ、党運営から名実ともに「引退」する可能性がとりざたされていたが、結局続投となった。

 不破氏続投の背景について、共産党ウオッチャーは「参院選で躍進したとはいえ、なおも志位氏には後ろ盾が必要で、完全には独り立ちできない。不破氏に引導を渡せないのが実情だろう」と分析する。

 不破氏がこの日、9年ぶりに街頭でマイクを握ったのも、久々の衆院選での躍進のチャンスとみた自身が名乗りを上げたという。「いまだに志位氏ら幹部はだれも不破氏に何かを頼んだり、モノを言ったりすることができない」(党関係者)というから、不破氏の強い意志に基づく「決断」にほかならないのである。

 「安倍首相が『この道しかない』というのは独裁政治そのものだ」

 「わが党以外の野党は惨たんたる状況だ。安倍政権の暴走と正面から戦えるのは日本共産党だけだ」

 「(同党が受け取っていない)政党助成金をばっさり切ることが第一番にやるべきことだ」

 この日の街頭演説ではそう訴え、具体的な政策論より自民党と他の野党の攻撃に重点を置いた不破氏。演説後、9年ぶりに街頭に立った理由について「いても、たってもいられなくなった。京都の選挙区で議席を獲得し、風穴を開けたかった」と記者団に語った。

 来年1月26日に85歳の誕生日を迎える高齢のうえ、昭和62年に心筋梗塞(こうそく)の発作を起こし、PTCA(冠動脈形成術)で狭い血管を広げる治療を受けるなど、健康不安を抱える身である。それでも不破氏は街頭に立った。

 やはり街頭演説会場には、いつも夫の健康をおもんばかって寄り添う1歳上の「姉さん女房」上田七加子(なかこ)夫人(85)=不破氏の本名は上田建二郎=の姿もあった。

 とかく“お堅い”イメージが強い共産党は近年、柔軟路線にカジを切り、無党派層の取り込みに躍起となってきた。まさにお堅い現在の党綱領をつくる一方、この路線を主導したのも不破氏だ。

 「声が出ているな、と思った」

 久しぶりに街頭でマイクを握った感想を記者団に求められると、不破氏はそう語って笑みをたたえた。

 四条河原町に集まった有権者の大半は中高年の支持者、党員とみられ、50代の女性党員は「不破さんを一目見たかった。今日のことは一生の思い出になる」と話していた。

 不破氏も演説後、“身内のファン”とみられる高齢者らの「握手攻め」に気軽に応じていた。

 ただ演説会場では、共産党が標的にする若い人の姿はあまり見られなかったのが印象的だった。やはり共産党が狙う無党派層をどれだけ自陣に引き込めるかは読み切れないだろう。

 ともあれ投開票日まで、あと4日と迫った。不破氏は11日には那覇市に飛び、自民党候補との接戦が伝えられる沖縄1区の共産党候補の応援演説を行う。共産党はこのまま勢いを維持して躍進するのか−。(高木桂一)

2236チバQ:2014/12/10(水) 20:56:16
http://blogos.com/article/100958/
記事
キャリコネニュース2014年12月08日 15:00民主党のテレビCM「夢は正社員」は、なぜ働く人たちを当惑させるのか





第47回衆議院選挙が12月2日に公示され、14日の投票日に向けた選挙活動が始まった。巷の予想は与党の圧勝で、「Yahoo!ビッグデータ議席予測」は5日、自民党が300議席を超えるという分析結果を発表している。

対抗する民主党はというと、いまひとつ評価が高まらない。5日から放送が始まった「夢は正社員になること!」というテレビCMへも、ネットでは「それって何か違うんじゃない?」と首を傾げる声があがっている。それはなぜなのか。人材コンサルタントの深大寺翔氏に、ネットユーザーが抱く違和感の原因について分析してもらった。

「夢が小さい」という批判は的外れだとしても
1208cm民主党のテレビCM(女性の味方編)に対する反応は、5日夜からネットで急速に広まっているようです。ビジネスパーソンの利用が多いニュースアプリ「NewsPicks」にも、利用者からこのようなコメントが数多く書き込まれていました。

「全く共感できない。誰か止めなかったの?」
「民主党‥この勘違いっぷりがイラっとくる」
「自民党圧勝へのレールを敷いてどうする」

ただしコメントの内容をよく見ると、イライラは分かるものの違和感の理由まで明確に言い表している人は意外と少ないようです。何となくヘンだけど、なぜなのかが分からない…。そんな人がいるように見受けられます。

的外れと思える批判もあります。ある年配のユーザーは「夢が小さいですね」という書き込みをしていますが、正社員で働くことが当たり前だった昭和の感覚で、「そんなハードルの低いことが夢とは情けない」と思っているように読めます。

しかし現実には、正社員登用を熱望し、努力しても叶わない人がいるのも事実です。その点では民主党のCMの方が現実を踏まえていますし、制作者の意図もそんな現代日本社会の世知辛さ(と女性のけなげさ)に焦点を当てることだったと思われます。

問題は「正社員と非正規の格差」だという指摘
一方で、「雇用が安定し給料も高い正社員」だけをここまで理想化しすぎる描き方は、非正規雇用との「理不尽な格差」を追認している印象を与えかねません。あるユーザーは、違和感の理由をこう指摘しています。

「そこじゃないじゃん! 『正社員と非正規の(待遇の)格差』が問題なんだから、全ての労働者を敵に回しているんじゃない?」

「夢は正社員」というキャッチコピーは、裏返すと「非正規は地獄だよ」とも読めます。しかし政治の本来の役割は、非正規を含むすべての働く人たちが悩む理不尽な格差を解消することであるはずです。大企業に勤務する正社員ユーザーが少なくないNewsPicksで、

「このトーンだと却って派遣さんやパートさんが観たらキレるんじゃないかと思った」

というコメントが83件のlikeを集めて人気となったのも、格差を認識し、これが放置されていることに問題意識を持ちながら働いている人が多かった証拠でしょう。

もちろん、正社員と非正規雇用のバランスを取るためには、努力や成果を公平に評価したうえで、正社員だけを優遇する「既得権益」を手放させる必要も出てきます。

「多様な働き方」を認める世の中が望まれている
この点について、民主党は「正社員だけが勝ち組のような風潮自体を変えていこう」と言えるでしょうか。ネットユーザーも、そこまでは期待していないようです。

「支持母体の連合が正社員優遇の元凶だから、こっちへおいでよ、おいしいから、というメッセージなのかな? 同一賃金同一労働と言って欲しいね」
「正社員になったら(会社によっては)奴隷ですけど?」
「これはむしろ、全ての派遣社員が可哀想だと勝手に決め付けている人々の票を狙ったCMですな」

そもそも期間の定めのない雇用契約と引き換えに、異動や転勤、残業などの生殺与奪を会社に握られる「正社員」を理想とせず、自ら望んで派遣やパートで働く人も大勢います。そういう人を軽視したように見えるCMに対し、

「これでは『我々民主党に、多様性を認める風土はありません』と公言しているようなもの」

と鋭い批判を下す意見もあります。正社員以外の「多様な働き方」が許容され、それぞれの豊かさの中で生きていける世の中が望まれているからこそ、あのCMに大きな疑問が集まったように思えてなりません。

2237チバQ:2014/12/10(水) 21:01:45
http://www.sankei.com/west/news/141210/wst1412100017-n1.html
2014.12.10 11:30

衆院選2014・家庭内野党封印しファーストレディ・アッキー走る 自民重鎮ずらりの山口は家族頼り 民主は来援なき戦い





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総決起集会で有権者に支援を呼びかける昭恵夫人=9日夕、山口県下関市
 
■大物、重鎮支えるのは家族 候補者並みに奮闘

 自民党総裁に副総裁、元官房長官…。衆院選の山口県内の選挙区には、自民公認候補に党の重鎮がずらりを顔をそろえる。安倍晋三首相(60)ら候補者本人は応援遊説に全国を飛び回り、陣営は本人不在の選挙を繰り広げる。首相のお膝元として、勝利は当然で、接戦による勝ち方すら許されないが、ファーストレディー、昭恵夫人(52)をはじめ、家族が候補者のように選挙区を駆け回っている。(大森貴弘)

 
■安倍首相の地元入りは未だゼロ

 「安倍晋三は命懸けでこの国をよくしようとしています。14日には、総理総裁にふさわしい成績で当選させていただき、国会に戻していただきたい」

 9日夕、下関市の市民会館で開かれた安倍首相の総決起大会で、昭恵夫人があいさつに立った。候補者である安倍首相の姿はない。今回の選挙、公示日以降は1日も地元入りしていない。

 とはいえ、平成24年の前回衆院選でも、選挙期間中に地元入りしたのは、福岡県への応援のついでに立ち寄った1回だけ。陣営にとって、候補者不在はいつものことだといえる。

 
■「いつものことながら、心得ている」

 選挙の主役は昭恵夫人だ。今回の衆院選でも2日の公示日以降、ほぼ連日、選挙カーに乗って走り回っている。

 商業施設では車から降り、駐車場で街頭演説もこなす。ふだん、自らのキャッチフレーズにしている「家庭内野党」も封印し、「アベノミクス解散」の大義について訴える。有権者と積極的に握手する姿は、候補者と見まがうほどだ。9日の総決起大会では、声もすっかり枯れていた。

 「総裁として全国の応援に出なければいけない夫の立場を考え、昭恵さんは地元での振る舞い方をよく心得ている。いつものことながら、有権者も理解してくれていますよ。あとは首相のお膝元として、恥ずかしくない投票率と得票数をたたき出すだけです」

 安倍首相の地元秘書はこう語った。

2238チバQ:2014/12/10(水) 21:02:05
■高村氏長男vs高邑氏は

 山口県は明治維新の原動力となり、その後、8人の総理大臣を輩出した。この歴史からか、今でも、自民党の有力政治家が多い。

 1区の高村正彦・党副総裁(72)も選挙期間中、地元入りは公示日と決起大会だけ。投票日までに、あと1回入れるかどうかだ。選挙カーには秘書を務める長男(44)が連日乗り込み、支持を訴えて回る。

 対抗馬は維新の党公認の元職、高邑勉氏(40)だ。自転車で選挙区を遊説し、若さと「身近な候補ぶり」をアピールする。

 だが、迎え撃つ高村陣営幹部は「事務所には前回よりも励ましの電話が多く、手応えを感じていますよ」と、意に介さない。

 
■地元に帰れない理由とは

 3区の河村建夫・元官房長官(72)には、特に今回の衆院選、地元に帰れない理由がある。

 河村氏は前回選挙時点で、党選挙対策委員長を務めていた。この際に、公認に関わった1年生議員の多くが、今回、再選を目指して出馬している。河村氏にとって、わが子同然の“チルドレン”であり、応援に全国を駆け巡っているのだ。

 候補本人の不在をものともせず、選挙戦を優位に進める自民党に対し、民主党は苦しい戦いが続く。

 
■民主候補への応援は皆無…

 3区の民主党公認の元職、三浦昇氏(44)は、3区で3回目の挑戦となる。徐々に名前は浸透してきたといい、投票率の低い20〜30代をターゲットに、無党派層の掘り起こしを狙う。

 奮闘する三浦氏に、民主党本部の支援は皆無だ。公示後、三浦氏の横に知名度のある党幹部が立ったことはない。

 3区だけでない。自民党重鎮が圧倒的な強さを見せる山口県に手を出せないのか、党幹部クラスの山口入りは1人もいないのが現状だ。

 三浦陣営の吉岡英樹・選対副事務局長は「自民が強い山口で頑張っている若い候補をぜひ支援してほしい。みんな山口を素通りして福岡に行ってしまう…。党本部から1人も応援弁士が来ないなんて寂しいですよ」と嘆いた。

2239チバQ:2014/12/10(水) 21:03:46
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141210/plt1412101140004-n1.htm
【激突!!師走決戦】自民、野党大物をターゲットに“重点爆撃” 小沢、枝野、海江田の各氏ら照準 (1/2ページ)
2014.12.10


(1)岩手4区と埼玉5区に投入された自民党大物弁士【拡大】


 安倍晋三首相は9日、生活の党の小沢一郎代表(岩手4区)と、民主党の枝野幸男幹事長(埼玉5区)のおひざ元に乗り込む。野党大物を選挙区で落選させ、衆院選(14日投開票)の勝利を確実にする意気込みだ。選挙は終盤戦に突入し、自民党は特に力を入れる重点区を30程度に絞ったとされる。小沢、枝野両氏以外にも、数多くの野党大物がターゲットにされているようだ。 

 安倍首相は9日午前11時50分から、小沢氏の地元・岩手県北上市のさくら野百貨店北上店前で街頭演説を行う。その後、福島県内で選挙遊説した後、同日午後5時10分から、枝野氏の地元・さいたま市大宮区に乗り込み、JR大宮駅西口そごう前で街頭演説に臨む。ともに野党の大物であり、アベノミクスを厳しく批判している天敵ともいえる存在だ。

 与野党各党は選挙戦中盤を過ぎると、報道各社や党の情勢調査などから、特に力を入れるべき選挙区を「重点区」に位置付ける。対立政党の大物を落選させられそうだったり、あと一歩で公認候補が競り勝てる選挙区で、公表はされていないが、大物弁士が続々と投入されることで分かる。

 自民党は別表(1)のように、小沢氏の岩手4区に、根本匠前復興相や大島理森前副総裁、菅義偉官房長官らを投入してきた。枝野氏の埼玉5区にも、石破茂地方再生担当相や菅長官、谷垣禎一幹事長、小池百合子元防衛相、小泉進次郎復興政務官らを投入している。

 政治評論家の浅川博忠氏は「自民党が、岩手4区と埼玉5区を重点区とした可能性は極めて高い。弁士の顔ぶれを見ても『本気で対立候補を落選させる』という決意に近いものを感じる」といい、こう続ける。

 「小沢氏は、和子夫人との離婚報道で女性票が減った。中央政界での存在感も失われ、男性票も『過去の人だ』と離れてきている。自民党は世論調査の数字を見て『追い込むチャンスだ』と見極めたのだろう。枝野氏は、劣勢が伝えられる海江田万里代表とともに、民主党ツートップを選挙区で撃破することで、衆院選勝利の象徴にするつもりではないか」

 新聞各社は先週半ば、「自民300議席超勢い」(産経新聞)、「自公300超す勢い」(読売新聞)、「自民、300議席超す勢い」(朝日新聞)などと、自民党が圧勝しそうな勢い−と報じた。

 アナウンス効果から、終盤戦で揺り戻しがある可能性もあったが、週明けの報道を見る限り、有権者が勝ち馬に乗ろうとする「バンドワゴン効果」が感じられる。

 産経新聞・FNNが8日報じた世論調査は、自民党は小選挙区・比例区ともに優勢で、公示前より議席を伸ばし、単独で300議席を上回る勢い。公明党も堅調で、自公与党で、参院で否決された法案を衆院で再可決できる、3分の2(317議席)を上回る勢い−とした。毎日新聞が同日朝刊で報じた総合調査でも「与党3分の2超す勢い」となっている。

 こうしたなか、浅川氏と夕刊フジが大物弁士の投入実績などから、自民党の「重点区」の可能性が高いと分析したのが別表(2)だ。

 前出した民主党の海江田氏の東京1区や、同党の菅直人元首相の東京18区、維新の党の江田憲司共同代表の神奈川8区、維新の松浪健太国対委員長と、民主党の辻元清美元国交副大臣がいる大阪10区などだ。

 浅川氏は「与党優勢の最大の理由は、民主党をはじめとする野党がダラしないことだ。民主党は候補者擁立の準備ができていなかったうえ、政権時代のマイナスイメージを払拭できていない。自民党を支持しない有権者も、民主党に入れる気持ちにならない。維新は結いの党との合流が力になっていないようだ。江田憲司共同代表のネームバリューでは、東日本での議席増は厳しい。結果的に、自民党は重点区で、何人もの野党大物を落選させるのではないか」と語っている。

2240チバQ:2014/12/10(水) 21:06:56
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141210_11037.html
<衆院選>宮城6区 6万票古川 攻防激化

 衆院選終盤を迎え、宮城6区で大崎市の古川地域をめぐる攻防が激しさを増している。衆院の小選挙区割りの変更に伴い、4区から編入された。有権者数6万と、6区有権者の実に2割を占める大票田。各候補は票の掘り起こしに躍起になっている。
 前防衛相が、深々と頭を下げて訴えた。
 「ここでは私は新人。古川で、大崎で、どれだけ支援されるか。私の将来が懸かっている」
 7日夜、大崎市民会館であった自民前議員の小野寺五典の個人演説会。支持者ら700人を前に「昭和35年5月5日生まれ。だから、名前に『五』が付いている」と自己紹介から演説を始めた。
 主要閣僚として顔が売れ選挙戦では応援に引っ張りだこだ。東京都より広い自身の選挙区には期間中、7日間しか入れない。古川では7日、10日の2日を費やし、選挙カーを走らせる。
 街頭では「古川を地方創生のモデルにする」と演説。伊藤康志大崎市長の後援会が「将来の総理候補。立派な得票で国政に押し上げよう」とフル回転し、県議や市議が懸命に浸透を図っている。
 民主元議員の鎌田さゆりは「多様な有権者がいる。若い世代に対し党の政策を訴え、浮動票を獲得したい」として、古川に選挙事務所を構えた。
 「アベノミクスで格差が広がった」と、安倍晋三政権を一貫して批判し、非正規雇用の拡大阻止や集団的自衛権の行使容認反対などを主張する。
 公示後は毎朝早くJR古川駅周辺に立ち、通勤客らに支持を訴える。陣営は「古川は革新的な地域。労組組合員や若者をターゲットに票を掘り起こす」と大票田に懸ける。
 古川で「地元の候補者」を前面に出すのは共産新人の内藤隆司。静岡県出身だが、大崎市にある党北部地区委員会での活動歴は20年を超える。農家や商工業者が混在する古川で、消費税率10%への引き上げ阻止や農業再生を訴える。(敬称略)

【宮城6区立候補者】
小野寺五典54☆自(岸)前(5)
鎌田さゆり49☆民 元(2)
内藤隆司56 共 新 


2014年12月10日水曜日
関連ページ:宮城政治・行政衆院選とうほく

2241チバQ:2014/12/10(水) 21:07:21
http://www.kahoku.co.jp/special/spe1150/20141210_14.html
<衆院選>宮城4区 加美の戦い 過去自民苦戦

 衆院宮城4区で、有権者数が全体の1割に満たない加美町での戦いが熱を帯びている。衆院議長を務めた故伊藤宗一郎氏の出身地で強固な保守地盤の土地柄だが、同氏が2001年9月に死去後、自民党候補が得票トップになったことはなく、前回、前々回衆院選は民主党候補が上回った。福島第1原発事故で生じた指定廃棄物の最終処分場問題を抱え、民意の動向は今回も不透明だ。
 宗一郎氏の長男で5選を目指す自民党前議員の伊藤信太郎氏(61)は、宗一郎氏死去に伴う01年衆院補選以来、5回連続で加美の戦いに屈した。
 補選と03年選は、旧中新田町長を4期を務めた元知事本間俊太郎氏に大差をつけられた。その後は地元出身の民主党元議員と激突。自民が大勝した05年郵政選挙や前回12年ですら及ばなかった。
 同町での劣勢は、塩釜市など沿岸部で補ってきた。宗一郎氏時代からの支援者は「父親は沿岸部で弱く、地元が支えた。逆になったのは皮肉だ」と複雑な表情で話す。
 民主党にとってはげんのいい土地だ。元議員の井戸正枝氏(49)はこれまで3度同町入り。「加美の田園風景を守るため農家の戸別所得補償を復活させる」と農業者を意識した主張を展開する。
 各候補の訴えには、最終処分場問題も絡まる。同町が県内建設候補地の一つに選ばれて以降、町民の反発は強い。伊藤氏は「地元の与党議員がいないと意見を国会で主張できなくなる」と強調。井戸氏は「全て白紙撤回にする」と論を張る。
 同町の有権者数は約2万1000。選挙区全体の8.3%だが、各党、各候補のメンツを懸けた戦いが続く。

【宮城4区立候補者】
小高洋34 共 新 
伊藤信太郎61☆自(大)前(4)
井戸正枝49☆民 元(1)


2014年12月10日水曜日

2242チバQ:2014/12/10(水) 21:08:03
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201412/20141210_51001.html
<衆院選>山形農政連と自民 対立一転蜜月か


自民前議員の第一声を聞く県農政連の高谷会長(手前左から3人目)と農協関係者ら=2日、山形市
 衆院選(14日投開票)の山形の3選挙区で、県農協政治連盟(農政連)が自民党候補の支援に力を入れている。1、2区は前議員を推薦し「単協判断」の3区も大半の農協が新人を応援する。環太平洋連携協定(TPP)をめぐり、昨夏の参院選山形選挙区で自民と対立した農政連。今春に和解し、衆院選では「自民回帰」が進んでいるが、農協改革や農政転換で複雑な思いも抱えている。

<出陣式で激励>
 公示日の2日朝、山形市であった1区の自民前議員の出陣式。農政連の高谷尚市会長が推薦団体の代表として激励した。
 「自民党とは一時ぎくしゃくしたが、今はがっちり握手している。農家の思いは与党に託す。政権につないでほしい」
 前議員は第一声を県農協中央会が入るJAビルの向かい側で上げた。多くの農協幹部が集まる中「党の政策責任者として農業問題にしっかり取り組む」と力を込めた。
 農政連はもともと自民の支持組織だが、山形では昨年7月の参院選で関係が一変した。農政連は山形選挙区で自民候補の推薦要請を断り、当時みどりの風の現職だった舟山康江氏を推薦した。
 農政連幹部が選対に入り、TPP断固反対を掲げる舟山氏を全面支援した。反旗を翻された自民は怒りを爆発させ、安倍晋三首相や閣僚が連日応援に入る総力戦で、全国屈指の大激戦を制した。

<表情は晴れず>
 「雪解け」はことし4月。自民県連と県農協中央会の幹部が話し合い、「参院選のことは全て水に流す」ことで合意し、対立に終止符を打った。
 和解から7カ月半後の衆院選は自民と農政連の「蜜月関係」が戻ったようにも見える。ただ、農協関係者の表情は決して晴れやかとは言い難い。
 「政府の農協改革は内容に極めて問題がある。断じて容認できない」
 公示前日、県農協中央会が山形市で開催した農協改革シンポジウム。政府の検討経過を報告した黒井徳夫副会長の言葉は、やや怒気をはらんだ。
 開会前にあった農政連会議で1、2区の自民候補の推薦を決めたばかりだったが、黒井氏の政府批判は止まらなかった。「いわれなき攻撃でJAグループ解体を図ろうとしている」と指摘した。
 減反廃止を含む農政転換にも不満がくすぶる。川西町の農家佐藤匠さん(62)は「農産物を輸出したい企業のための政策だ。自民はおかしい」と憤った。
 ある農政連幹部は、自民推薦の真意をこう解説する。「政府の暴走を止められるのは与党だけ。今回は大人の対応だ」

<分断狙う野党>
 野党は、農協や農家の「本音」を見透かし、農業票の分断を狙う。
 2区の民主党前議員が4日夜、西川町で開いた個人演説会。熱弁が農業政策に及ぶと、昨夏の参院選を聴衆に思い出させるかのように、舟山氏の名前を繰り返した。
 応援演説した連合山形の大泉敏男会長が核心に迫った。「今回、農政連は一応、自民候補を推薦しているが、内心は違うと理解してほしい」


2014年12月10日水曜日

2243チバQ:2014/12/10(水) 21:10:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddlk13010131000c.html
2014衆院選:1区 地元張り付く、海江田氏 山田氏に大物応援 /東京
毎日新聞 2014年12月10日 地方版

 衆院選の投開票まであと5日に迫った9日。激戦模様の1区(千代田、港、新宿区)では、民主前職の海江田万里氏(65)が公示後初めて、党代表ながら地元で一日中、街頭演説を続けた。対する自民前職の山田美樹氏(40)には連日のように党幹部が駆け付け、この日も閣僚が応援演説した。民主に逆風が吹いた2012年の前回選は、山田氏が約1100票の小差で初当選し、海江田氏は比例で復活した。今回も与野党決戦の激しい火花を散らしている。

 海江田氏は党代表として全国遊説に飛び回り、陣営幹部は「本人不在の初めての選挙。手応えがつかめない」と不安を漏らしていた。しかし、この日はJR品川駅や四ツ谷駅前で街頭演説を行うなど選挙区内をくまなく行脚。「地元を走っていると『安倍さんに負けちゃだめ』という声を多くいただいた」と海江田氏。品川駅前で演説を聞いていた港区の自営業の女性(71)は、関心のある争点に「集団的自衛権の行使容認」を挙げ、「知らない間に憲法改正までいくようで恐ろしい」と話した。

 一方、山田氏は正午すぎ、港区の麻布十番商店街で「本当に厳しい選挙。相手は有名人で毎日テレビに出てくる」と支持を訴えた。公示前は安倍晋三首相や菅義偉官房長官、公示後も谷垣禎一幹事長、下村博文文部科学相と大物の応援が相次いだ。この日は、塩崎恭久厚生労働相が応援に立ち、「社会保障の財源について何も言わない政党に任せるわけにはいかない」と強調。山田氏を「初めて見た」と言う港区の無職女性(87)は「景気を良くしてくれる政党に投票したい」と話した。

 また、次世代新人の渡辺徹氏(36)は「次世代にツケを回さない政治」を掲げ、インターネットでも頻繁に発信している。共産新人の冨田直樹氏(38)は選挙区内をこまめに回り、「消費増税中止を約束しているのは共産党だけ」などとアピールしている。【戸上文恵】

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 ◇1区(6)=千代田、港、新宿区
渡辺徹 36 会社社長 次新

冨田直樹 38 党1区役員 共新

又吉光雄 70 政治団体代表 諸新

海江田万里 65 党代表 (6)民前

山田美樹 40 [元]経産省職員 (1)自前=[公]

野崎孝信 27 商社員 無新

 (届け出順)

〔都内版〕

2244チバQ:2014/12/10(水) 21:11:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddm005010035000c.html
混戦:2014衆院選/4 群馬1区 保守王国、騒動抱え 公認巡り駆け引き
毎日新聞 2014年12月10日 東京朝刊

幹線道路沿いでも、激しい選挙戦が繰り広げられている=前橋市の国道17号沿いで2014年12月6日午後、木下訓明撮影
幹線道路沿いでも、激しい選挙戦が繰り広げられている=前橋市の国道17号沿いで2014年12月6日午後、木下訓明撮影
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 群馬県建設業協会が入る前橋市の群馬建設会館。衆院選公示日の2日、群馬1区の候補2氏が県内の建設関係者らを集め、別々に決起集会を開く「珍事」があった。

 先に気勢を上げたのは自民前職、佐田玄一郎氏だ。県内の有力ゼネコン・佐田建設の創業者一族で、この日は安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」を掲げ、「厳しい選挙だが、命がけで頑張る」と支援を訴えた。

 続いて次世代の党に離党届を提出した無所属前職、上野宏史氏が集会を開いた。義父は旧建設省出身の元参院議員で、小泉内閣の官房副長官も務めた公成氏だ。上野氏は建設業界への義父の「貢献」を踏まえ、若さもアピールして協力を求めた。「片方は政権与党のベテラン。もう片方は群馬の恩人の娘婿。業界は分裂状態だ」。ゆかりの深い両氏の出馬に、協会幹部は戸惑う。

 佐田氏は公示直前まで、党公認を巡ってゴタゴタを抱え込んでいた。週刊誌の女性問題報道を受け、昨年7月に衆院議院運営委員長を辞任。これを問題視した1区の自民県議らが、衆院解散直前の11月19日、党本部の茂木敏充選対委員長に「公認を差し替えてほしい」と直談判したのだ。

 後継として名前が挙がった一人が、中曽根康弘元首相の孫で、元外相の弘文氏の長男康隆氏(32)だった。

 群馬は、福田康夫元首相まで戦後最多の4人の首相を輩出した「自民王国」だ。ただ、全員が高崎を中心とする中選挙区時代の旧3区(現在の4区、5区)で、1区からはゼロ。県議らも「高崎コンプレックス」と宰相ブランドへのあこがれを認める。康隆氏も「郷土の発展に力を尽くしたい」と意欲を示し、外資系金融機関を辞めて政治活動を本格化させた。

 だが、この動きに誰より反発して割って入ったのが、衆院転出のうわさが絶えない自民党の山本一太参院議員(56)だ。山本氏は、佐田氏の辞任後に康隆氏が政治活動を始めたとブログで批判。康隆氏が「会社に辞表を出したのは(辞任前の昨年)5月だ」とブログで反論する騒動になった。

 結局、県連の意見はまとまらず、佐田氏と同じ額賀派出身の茂木氏は「佐田氏に代わる推薦がない」と11月25日に佐田氏の公認を発表。県連は渋々従ったが、関係者は「余波は次の衆院選まで続くだろう」とみる。

 一方、自民の混乱を見越した上野氏は、かつて佐田氏と「コスタリカ」の関係だった尾身幸次元財務相に支援を要請。前橋市を地盤とする佐田氏に対し、尾身氏は沼田市など県北部が地盤で、尾身氏が上野氏に協力すれば1区の自民票が分裂しかねない。慌てた党本部は同28日、尾身氏を引き留める狙いで長女朝子氏(53)を比例代表で追加公認した。

 その結果、「比例も自民」と訴える佐田陣営は公明党との協力が成り立たなくなった。すきを突くように上野氏は公明県本部に接近。比例票とのバーターで支援取り付けを図る。同本部は県内5小選挙区で唯一、佐田氏の推薦を見送っており、保守王国の戦いの構図は複雑さを増している。

 民主元職の宮崎岳志氏、共産新人の店橋世津子氏も勝機を見いだそうと、アベノミクスの負の側面を訴え、議席獲得を狙う。【木下訓明、吉田勝】=つづく

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 ◇群馬1区=前橋市、沼田市など
佐田玄一郎 61(8)自前

上野宏史 43(1)無前

宮崎岳志 44(1)民元

店橋世津子 53 共新

2245チバQ:2014/12/10(水) 21:13:27
自民が居るのに自民以外を推薦したのは あと茨城7区だけかな?
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddlk10010320000c.html
衆院選:1区 公明が上野氏支援 県本部が全面協力 /群馬
毎日新聞 2014年12月10日 地方版

 衆院選の1区で、公明党県本部が無所属前職の上野宏史氏を支援することが分かった。9日夜に前橋市内であった上野氏の集会で、公明党の水野俊雄県議が「もう一度国政で仕事をしてもらいたい。公明党も現在、全力で組織内を固めている。ともに勝利を勝ち取ろう」とあいさつ。上野氏は「比例は公明へ」と呼びかけた。

 公明党は2〜5区で連立を組む自民前職を推薦する一方、1区は自主投票としている。上野氏の選対幹部によると、9日午前に公明党の福重隆浩県本部代表が事務所を訪れ、全面的な選挙協力を申し出たという。

 毎日新聞社が5〜7日、全国で実施した特別世論調査の中盤情勢の結果では、公明支持層の2割が自民前職の佐田玄一郎氏、約3割が上野氏を支持すると答えた一方、約5割が無回答だった。1区には民主元職の宮崎岳志氏と共産新人の店橋世津子氏も立候補している。【田ノ上達也、吉田勝、角田直哉】

2246チバQ:2014/12/10(水) 21:17:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141209ddlk38010606000c.html
師走決戦えひめ:衆院選2014 焦点区ルポ/上 愛媛1区 /愛媛
毎日新聞 2014年12月09日 地方版

 ◇尾引く松山市長選
 「きついわ」。週明けの8日午前、衆院選愛媛1区の自民前職、塩崎恭久氏(64)の陣営幹部が顔をしかめた。公示後の初週末の6、7日、塩崎氏が厚労相としての公務や埼玉などの候補の応援に行き、地元に入れなかったからだ。「きょうは戻れたが明日(9日)はまた応援」と幹部。閣僚経験もプラスだけではない。

 先月16日投開票の松山市長選も影を落とす。塩崎氏が支援した新人が、現職の野志克仁氏に大敗。この戦いで、市内が地盤の自民県議3人が野志氏を推し塩崎氏と敵対した。「総選挙は総選挙」と影響を否定した塩崎氏だが、対立した県議は「個人的な感情は抑えて塩崎氏を支援する」。強固な組織を誇る陣営だが、亀裂修復には気をもんでいる。

 対する民主元職の永江孝子氏(54)としては市長選で民主県連などが推薦した野志氏の圧勝の勢いを生かしたいところ。ただそこには難しさも横たわる。

 「願いが実現されますよう、心からお祈り申し上げます」。2日、伊予鉄道松山市駅前の出陣式で野志氏の祝電が読み上げられた。野志氏自身は欠席だったのだ。野志、永江両氏はともに元南海放送アナウンサーで長年共演した仲だが、野志氏は「(市長選で)自民県議3人にも支援をいただいた」と静観を保っている。

 永江氏の知名度は健在。2012年の前回選に比べ党への逆風も和らいだ。好材料の一方で、陣営は市長選の勢いが直結しないもどかしさも抱える。

 共産新人の田中克彦氏(47)は、松山市長選の後、直ちに衆院選に転じた。市長選で落選はしたものの、名前と顔の浸透をそのまま足場にできる利点があり、「安倍政権に厳しい審判を下す。原発ゼロや消費増税中止を」と力を込める。

 党県委員会の林紀子委員長は「時代はまさに自共対決。2年前と違い安倍政権への怒りと不安も広がっている」と状況の変化に手応えを語る。4日は、知名度ある同党の吉良佳子参院議員が応援に駆けつけた。11日は志位和夫委員長も来県し攻勢をかける構えだ。【伝田賢史、中村敦茂】

   ◇  ◇

 県内の注目選挙区の現場を報告する。

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 ◇愛媛1区
永江孝子 54 (1)民元

塩崎恭久 64 (6)自前=[公]

田中克彦 47 共新

2247チバQ:2014/12/10(水) 21:18:24
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141210ddlk38010571000c.html
師走決戦えひめ:衆院選2014 焦点区ルポ/下 愛媛3区 /愛媛
毎日新聞 2014年12月10日 地方版

 ◇宙に浮いた3万票
 「愛媛3区は(自民にとって)県内で一番苦しい選挙区だ」。4日、四国中央市内で開かれた自民前職、白石徹氏(58)の個人演説会。陣営幹部が、口角泡を飛ばして訴えた。3区は西条市を中心に工業地帯が広がり、民主などの支持母体である労働組合の力も強い。「厳しい戦いを強いられている」と続けた。

 各紙の世論調査などで自民大勝が予想されているにもかかわらず、陣営が気を引き締めるのは、「維新票」という不確定要素があるからだ。2012年の前回選で約3万票を集めた旧日本維新の会の新人が今回、維新の党、民主による「すみ分け」で公示直前に4区へ。有権者の1割以上に当たる約3万票が宙に浮く形となった。

 白石徹氏の前回得票は約7万1000票。次点の白石洋一氏の約4万2700票に大差をつけた。だが陣営幹部は「維新票は自民にはなかなか回ってこない。民主、維新の票が一つになれば、自民の得票を超えてしまう」。3区は1996年の小選挙区制以降唯一敗北(09年)した県内選挙区だけに、警戒心は強い。

 前回選で涙をのんだ民主元職、白石洋一氏(51)。2日、西条市内であった出陣式に、社民県議が姿を見せた。09年衆院選に社民公認で出馬した女性を、10年参院選で民主が引き抜いて擁立して以降、微妙な関係だっただけに、陣営は「勝つための要因が一つ増えた」と歓迎する。県内の社民は国政からは遠ざかっているが、3区内の労組に小さくない影響力を保持する。

 維新票は、ここでも関心の的だ。陣営関係者は「すみ分けの結果、勝算が高まった」。一方で、別の関係者からは「民主と維新は安全保障などの政策に大きな隔たりがある。どれだけの票が回ってくるのか」との声も。維新票に期待しつつも、その効果を計りかねている。

 共産は3区で元西条市議の新人の一色一正氏(64)を擁立。一色氏は「国内の第1党は無党派。訴えが無党派に届くかどうかが勝負だ」と選挙区内を駆け回っている。

 自民との対決姿勢を前面に出し、政権への批判票を取り込むことにも注力。6日には四国中央市内で個人演説会を開き、「大企業や個人投資家は利益を得たが、庶民は円安による物価上昇に苦しんでいる。今回の解散はアベノミクスを審判する選挙だ」と力を込めた。【高谷均】

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 ◇愛媛3区
一色一正 64 共新

白石徹 58 (1)自前=[公]

白石洋一 51 (1)民元

2248チバQ:2014/12/10(水) 21:21:43
産経
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100020-n1.html

2014.12.10 09:00
【選挙区終盤情勢】
北海道 民主逆風、元閣僚も劣勢





(1/2ページ)
 前回、全12選挙区で“全敗”し、辛うじて比例代表の復活で2議席を確保した民主は、再び厳しい選挙戦を強いられている。1区は優勢だが、6、8、9区は横一線で、各候補は組織票が見込める連合北海道への浸透を強化するとともに、無党派層の取り込みに全力を挙げている。

 1区の民主横路は前回、選挙区で初めて苦杯をなめ復活当選したが、高い知名度を生かし自民船橋をリードしている。

 民主の閣僚経験者である3区荒井と4区鉢呂は厳しい戦い。荒井は自民高木にリードを許しており、維新との分裂選挙となったのが響いた。鉢呂も自民中村を追う展開となっている。6区は民主佐々木が自民今津を一歩リード。佐々木は労組の支持固め、今津は大票田の旭川での浸透を狙う。

 7区は民主と政治団体「新党大地」の共闘を象徴する選挙区だが、大地代表代理でもある民主鈴木は労組票の取り込みが不十分で、自民伊東に差を開けられる展開。

 8区は民主逢坂が自民前田を頭一つ先行。9区の自民堀井と民主山岡も接戦となっている。

 10区は公明稲津が安定。若さを強調する民主神谷は苦しい。5区の自民町村は実績、知名度で安定した戦いをしているほか、自民は11、12区で優勢だ。

2249チバQ:2014/12/10(水) 21:22:14
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100021-n1.html
2014.12.10 09:30
【選挙区終盤情勢】
東北 「反小沢」藤原氏が追い上げ





(1/5ページ)
 ≪青森≫

 4選挙区とも自民が強固な組織力を生かして大きくリードし、議席を維持する勢いとなっている。

 1区は自民津島が公示後、ミニ集会や支持者回りを積極的にこなし、支持基盤を確実に固めて優位に立つ。維新升田は県連レベルで選挙協力が実現した民主、社民支持層の取り込みがカギ。2区は自民江渡が公務で不在がちだが、かえって陣営が引き締まり、維新中野渡を引き離す。

 3区は自民大島が企業、団体回りやこまめな国政報告会を精力的にこなし盤石な態勢。若年層への食い込みを狙う民主田名部を引き離す。4区は自民木村が支援組織を有効活用し、民主山内を圧倒している。

≪岩手≫

 野党は、自民候補に対抗するため、民主と生活による選挙協力を全選挙区で実現し、1区と3区では民主、2区と4区では生活にそれぞれ候補を一本化した。

 4区の生活小沢はこれまで、盤石な支持基盤に支えられ、優位な選挙戦を展開してきた。しかし、今回は「反小沢」を掲げる非自民県議団の全面支援を受ける自民藤原が激しい追い上げをみせており、接戦の様相となっている。このため、6日から選挙区に入り、街頭活動などを積極的に展開し、票の上積みに全力を挙げている。

 1区と3区は選挙協力が功を奏し、民主階と黄川田がそれぞれ優勢。2区は自民鈴木が実父の元首相善幸以来の強固な地盤を受け継ぎ、優位な戦い。

 ≪宮城≫

 民主と維新が選挙協力により、野党候補の乱立を避けたが、7選を目指し安定した戦いをしている民主安住の5区を除き、自民候補にリードを許している。

 5人が争う2区では、前回選挙で1区から出馬し比例代表で復活当選した維新林が、民主の要請を受け入れ国替え出馬。民主の県連推薦を得て、連合宮城など組織票への浸透を図っている。ただ、反自民票が分裂しており厳しい戦い。

 1区は自民土井が優勢で、民主郡は無党派層への支持拡大に躍起。3区は、自民西村が民主橋本を大きくリード。4区も自民伊藤が圧倒。兵庫1区から国替えした民主井戸は知名度不足が響いている。6区の自民小野寺は盤石。民主鎌田は内陸部での得票を狙う。

2250チバQ:2014/12/10(水) 21:22:42
 ≪秋田≫

 1区は、前回敗れた民主寺田が自民冨樫を懸命に追い上げている。寺田の実父は前知事の維新参院議員典城(すけしろ)である上、自身も3期連続で当選した元職で知名度が高い。ただ、社民伊藤が出馬し、「非自民」票が分散している。冨樫、寺田ともに無党派層への浸透を図る。

 2区は自民金田が幅広い支持を得て優位に立つ。元アナウンサーの民主緑川は一定の知名度はあるが、十分浸透していない。

 3区は自民御法川と維新村岡の一騎打ちの構図。御法川が支持層を手堅くまとめて優位に立つ。民主は野党間の選挙協力で候補擁立を見送った。村岡は民主支持層からどこまで支持を得られるかがカギとなる。
≪山形≫

 3区は、自民加藤と保守系無所属の阿部が激しく競り合っている。阿部は前回、加藤の実父で元自民幹事長紘一を破っており、加藤にとっては雪辱戦。酒田市の阿部、鶴岡市の加藤といった、地域的な対決構図もある。終盤になって加藤に勢いが出てきたとはいえ、最上地方での得票がカギとなりそうだ。

 1区は自民遠藤が優勢となっており、陣営は楽観ムードを警戒。民主は元農水相鹿野道彦の後継として原田を擁立したものの、知名度不足が響いている。

 2区は自民鈴木を民主近藤が追う展開。前回は鈴木が勝利し、近藤は比例代表で復活当選した。近藤は選挙区当選を前面に押し出して、接戦となっている。


 ≪福島≫

 安定した地盤の民主玄葉の3区を除き、全選挙区で自民候補が優勢。ただ1、4、5区では終盤に入り、野党候補が追い上げている。

 1区は、自民亀岡を元参院議員の民主金子が猛追。前回、未来公認で出馬した元衆院議員石原洋三郎が出馬を見送り、金子支持を打ち出したことで、「非自民」票をどこまで取りまとめられるかがカギ。

 4区は、前回、比例代表で復活した維新小熊が再選を目指す自民菅家を追う展開。野党間の選挙協力で民主は候補擁立を見送り、民主顧問で元衆院副議長渡部恒三が支援している。

 2区は自民根本が前復興相の実績をアピールして優勢。5区は公示前日に公認が決まった自民吉野が先行、前回比例復活の民主吉田は支援組織のてこ入れに躍起となっている。

2251チバQ:2014/12/10(水) 21:23:08
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100023-n1.html
2014.12.10 10:30
【選挙区終盤情勢】
北関東 喜美氏苦戦、小渕氏は圧倒





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 ≪茨城≫

 前回、選挙区に擁立した7人全員が当選した自民は、今回も7選挙区のうち5選挙区で優位に立つ。突然の解散で準備が遅れた民主は、4選挙区にしか候補者を立てられず、苦戦を強いられている。

 自民は前回、選挙区で当選した1区田所、2区額賀、3区葉梨、4区梶山、6区丹羽の5人が、自民支持層に加え公明支持層も取り込み、民主や維新、共産の候補相手に優位に戦いを進める。

 民主は前回、選挙区で唯一勝利した5区大畠が、労組票をまとめて自民石川をわずかにリード。前回は大畠に約9千票差に迫り、比例復活した石川は激しく追い上げており、予断を許さない情勢だ。

 維新は3区に唯一、石井を擁立したが、厳しい戦い。13選を目指す7区の無所属中村は公明の推薦もあって先行。選挙区での初勝利を狙う自民永岡が追う。

 ≪栃木≫

 1、4、5区で自民が優位に立ち、競り合う2、3区も自民が先行。自民は選挙区独占の可能性がある。

 3区は、地元で地道に活動してきた自民簗を那須塩原市を除く選挙区内の市町長が支援し、組織に勢いがある。8億円借り入れ問題が響く無所属渡辺は強固な地盤を古巣・自民に切り崩され、多くの若手地方議員が離れた。みんなの党代表として全国を回った前回と違い、地元に張り付いてミニ集会を連日開いている。2区は、現職閣僚の自民西川が組織戦を展開し、やや優勢。民主福田も元知事の知名度を生かし、地盤の日光市を固め追い上げる。

 1区は、自民船田が安定。民主柏倉は公示直前に党と選挙区を移り、街頭演説1日50カ所、握手300人をノルマに無党派層への浸透に躍起だ。4区は自民佐藤が民主藤岡らを引き離す。5区は、自民茂木が圧倒している。

2252チバQ:2014/12/10(水) 21:23:27
 ≪群馬≫

 自民佐田がリードし、無所属上野と民主宮崎が追う展開の1区。佐田は公認問題をめぐり出遅れたが、公示直前に選対組織がまとまった。保守票を幅広く集めるため次世代公認から無所属に転じた上野、民主宮崎は支持を伸ばせていない。

 2区は、自民井野が維新石関を引き離す。石関は古巣・民主の支持層取り込みを図るが、2年前の離党問題が尾を引き、選挙協力が進んでいない。

 3区は、自民笹川が地方議員や各団体の支援を得て大きくリード。民主長谷川は無党派層に照準を絞り票の上積みを図る。

 4区の自民福田は親子3代の後援会組織に圧倒的な保守地盤の強みも加わり盤石。5区は、「政治とカネ」で経済産業相を辞任した自民小渕が独走する。応援で全国を回った前回とは異なり連日選挙区内を遊説し、「再出発」を訴えている。

 ≪埼玉≫

 前回は13選挙区で勝利し、2人が比例復活した自民が10選挙区で他候補を大きく引き離す。苦戦の民主は4選挙区で自民と競り合う。維新、次世代、共産、社民は伸び悩み、厳しい戦い。

 5区の民主枝野はやや優勢。枝野が全国の応援に回る中、自民が党幹部を相次いで投入する牧原が激しく追い上げる。

 自民は2区で前総務相の新藤が圧倒。3区黄川田、8区柴山、9区大塚、10区山口、13区土屋、14区三ツ林、15区田中が他候補を大きく引き離す。1区も村井が民主武正との戦いを優位に進め、12区は野中が次世代森田、民主本多との混戦を抜け出した。

 民主は4区神風、6区大島がそれぞれ自民候補を追う展開。公示直前に復党した7区小宮山は苦戦気味だ。11区では幅広く支持を集める無所属小泉が優勢で、自民今野が追う。

2253チバQ:2014/12/10(水) 21:24:10
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100022-n1.html
2014.12.10 10:00
【選挙区終盤情勢】
南関東 猛追受ける浅尾・江田氏





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 ≪千葉≫

 全13選挙区のうち11選挙区で自民が優勢な戦いを展開。民主は前首相野田の4区で大きくリード、田嶋の1区でも自民の門山、次世代の田沼に対して優勢を保つ。一方、全区に候補者を立てた共産や、他の野党はいずれも出遅れている。

 自民は2区の小林、3区の松野、7区の斎藤、8区の桜田、10区の林、11区の森、12区の浜田、13区の白須賀が他党の候補者を圧倒し、独走状態に入っている。5区の薗浦、6区の渡辺、9区の秋本もそれぞれの主張が浸透してきており、リードを保っている。一方、直前に出馬が決まった4区の木村は知名度不足が大きく響いている。

 民主と選挙区調整を行い、2、7、8区に擁立した維新は、いずれも劣勢。8区の太田は伸び悩んでいる。次世代は1、6、9区で前職、元職が支持拡大に奔走するが、広がりを見せていない。

 3、11区に元職を立てた生活や、公示直前に7区に新人を擁立した社民は、ともに厳しい戦いとなっている。

≪神奈川≫

 17選挙区に候補者を擁立した自民が13選挙区で優勢を保つ。特に1、2、5、11、13、14、15、17各区で他候補を大きく引き離す。

 3区は自民小此木が安定した戦いで民主勝又らを寄せ付けない。4区は、みんなの解党で無所属となった浅尾を自民山本が激しく追い上げる。

 全国で唯一の「公明対維新」の構図となった6区は公明上田が盤石。維新青柳らを突き放す。

 7区は自民鈴木が優位に展開。民主中谷は伸び悩んでおり、次世代松田らも無党派層へのアピールに必死だ。

 8区は比例代表との重複を断った維新江田に自民福田が迫る。9区は民主笠が先行も、自民中山が懸命の追い上げをみせる。維新椎名は厳しい。10区は7選を目指す自民田中に、返り咲きを図る民主城島が浸透を図るが、苦戦している。

 12区は自民星野と、公示直前に民主入りした阿部が接戦。16区は自民義家が先行するが、民主後藤が猛追する。18区は自民山際が次世代中田らを引き離しつつある。

 ≪山梨≫

 「0増5減」に伴う定数1減で新地盤が加わった2選挙区とも手探りのまま激しく競り合っている。

 1区は、与野党対決が鮮明化。自民宮川を民主中島が猛追する。宮川は自民、公明両支持層を固めつつあるが、無党派層に浸透しきれていない。解党したみんなから民主入りした中島は連合山梨の支援を受けつつ、維新小沢鋭仁の比例近畿への転出に伴い県内で連携する維新の支持層に浸透を狙う。

 2区は、4回連続の保守分裂戦で、無所属長崎と自民堀内が、ほぼ横一線で並ぶ接戦を展開する。

 前回、長崎に敗れた堀内は組織力を生かした戦い。元通産相の義父光雄から引き継いでいる地盤を固め、自民公認をアピールして長崎との差別化を図る。長崎は2期の実績を強調。民主が候補擁立を見送ったことで宙に浮く民主支持層の取り込みを重視する。

2254チバQ:2014/12/10(水) 21:24:57
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100024-n1.html
2014.12.10 11:30
【選挙区終盤情勢】
東京 自民独走モード、海江田氏ピンチ





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 前回、25選挙区中21選挙区を制した自民が今回も21選挙区で、公明も1選挙区でそれぞれ優位に立つ。

 1区は自民が挙党態勢で山田再選へ総力戦を仕掛け、党代表として全国行脚する民主海江田を大きくリードする。野党の選挙協力ができなかった2区も自民辻の独走で、民主中山、前回みんなから比例復活した維新大熊を抑える。

 過去4回の選挙で自民、民主が2勝2敗の3区は、自民石原が民主松原を圧倒。4区も自民平がリードする。

 5区は自民若宮が、1区に移った次世代の候補の票なども取り込み、民主手塚を突き放す。みんなの解党で無所属となった前回比例復活の三谷も苦戦している。

 6区は民主が前回で引退した元議員の後継擁立を見送り、「選挙協力」で維新落合への票の一本化を図るが、自民越智が抑える。

 7区は前回、民主への逆風の中で議席を守った長妻がやや苦戦し、自民松本を追う。8区は自民石原が民主円を寄せ付けず、9区も自民菅原が維新木内らを圧倒する。

 5人中4人が女性候補の10区は、自民小池が、与党批判票を取り合う民主、次世代の候補らを突き放す。11区は自民下村が7選に向け他候補を圧倒。12区は公明太田が自民支持層も取り込み、生活青木、次世代田母神らを寄せ付けず、13区も自民鴨下が独走する。

 14区は「うちわ」問題で法相を辞任した自民松島が組織票を固め、民主木村を圧倒。15区も前回比例復活の自民秋元が維新柿沢に対し優勢で、16区は自民大西、17区は自民平沢がそれぞれ独走状態に入った。

 18区は、自民土屋が元首相の民主菅を引き離す。19区も自民松本が民主末松を圧倒し、前回比例復活の次世代山田は苦戦。20区は自民木原が共産池田、民主竹田を抑え、安定した戦い。

 21区は前回逆風下で当選した民主長島が自民小田原を抑えて唯一、民主優勢の展開。22区は自民伊藤が民主山花を圧倒。23区は自民小倉、24区は自民萩生田、25区は自民井上が民主、共産候補らを突き放す。

http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100019-n1.html
2014.12.10 08:30
【選挙区終盤情勢】
北陸信越 原発再稼働 自・民競る





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 ≪新潟≫

 自民、民主が1区から4区で激しく競り合っているが、5、6区は自民が優位に戦いを進めている。

 1区は小まめに組織づくりをしてきた自民石崎と、働く女性問題に取り組み、連合新潟などの支援を受ける民主西村が接戦を展開。2区はいずれも原発再稼働を主張する自民細田と民主鷲尾が競る。

 3区は組織戦を進める自民斎藤と、前回の落選から地道に選挙区を回ってきた民主黒岩がほぼ横一線。4区は自民支持層を7割以上固め野党支持層にも浸透する金子と、民主支持層を8割近くまとめた菊田が争う。両者とも党幹部らが続々支援に入るなど、無党派層の獲得がカギを握りそうだ。

 5区は自民長島、6区は自民高鳥が先行する。

2255チバQ:2014/12/10(水) 21:25:40
http://www.sankei.com/politics/news/141210/plt1412100019-n2.html
 ≪富山≫

 前回、全3選挙区を独占した自民が、今回も安定した戦い。民主は野党間のすみ分けなどを理由に、全選挙区で候補者擁立を見送った。

 1区は、再選を目指す自民田畑が民主支持層にも食い込み盤石。前回、自民を離党し無所属で出馬した維新吉田は無党派層への広がりを欠き厳しい。

 2区は、7選を狙う自民宮腰が厚い保守地盤に支えられて各世代に浸透し、圧倒する。社民東は政権の批判票の取り込みに力を入れるが、支持が伸び悩んでいる。

 3区は、地盤の高岡市を中心に支持を広げる自民橘が公明支持層も着実に固めて大きくリードしている。共産坂本は巻き返しに躍起だ。

 ≪石川≫

 自民が前回に続いて全選挙区独占をうかがう勢い。

 1区は、6選を狙う自民馳が先行。知名度の高さを生かし無党派層へも浸透する。前回落選した東京15区から出身地に国替えした民主田中は、連合の後押しを受けるが全体的に伸び悩んでいる。

 民主が候補者の擁立を断念した2区は、再選を目指す自民佐々木が安定した戦いぶり。佐々木は元首相の森喜朗から受け継いだ後援会組織を基軸に支持固めを図り、幅広く浸透している。

 3区は、自民北村と民主近藤が三たび対決。北村が自民、公明支持層を固め一歩リードしている。近藤は無党派層への支持拡大に奔走するなど追い上げに懸命だ。

 ≪福井≫

 1区は、4選を目指す自民稲田が大きくリードする展開。厚い保守地盤に支えられ、大票田の福井市の後援会組織などを軸に幅広く浸透している。同市以外の農村部でも支持拡大を図る。

 「反自民」を掲げる維新鈴木は福井市内で県議時代の地盤をもとに無党派層の取り込みを図るが、支持は広がっていない。

 2区は、自民高木が厚い支持基盤をもとに安定した戦いを見せている。「0増5減」の区割り変更で選挙区に加わった地域でも食い込んでいる。

 公示直前の出馬表明となった民主辻は、知名度不足が否めない。労組組織が多い越前市を中心に、衆参両院で議員を務めた父一彦を知る高齢者世代にも浸透を図っている。

≪長野≫

 前回選挙で民主が勝利した1、3区で自民が健闘し接戦を展開。連合の推薦決定などでもたつき、民主が出遅れた2、4、5区は自民が独走している。

 1区は連合などの支援を受けてリードする民主篠原を、自民小松が政権継続による景気回復などを訴え猛追、終盤での逆転を狙う。

 2区は自民務台が公明を含めた支持層を固め、民主下条らを引き離している。

 前回は今回と同じ顔ぶれの3人が大接戦を繰り広げた3区は、自民木内と維新井出が横一線の戦いを繰り広げ、民主寺島が追う。

 4区は自民後藤が後援会組織を中心に基盤を固め、民主矢崎らを大きくリード。5区は前回返り咲いた自民宮下が幅広く支持を集め、民主中嶋らを圧倒している。

2256チバQ:2014/12/10(水) 21:26:36
東海以西は明日かな?

2257チバQ:2014/12/10(水) 21:27:16
http://www.47news.jp/47topics/e/260115.php
【衆院選】 自公、3分の2超す勢い 民主伸び悩み、維新不振 共産倍増、衆院選情勢

 共同通信社は7、8両日、衆院選295小選挙区のうち200選挙区の有権者を対象に電話世論調査を行い、残る95選挙区での取材も加えて比例代表を含む終盤情勢を探った。自民党は前回調査(2、3日実施)と同様に300議席超の勢いを維持、公明党との合計で衆院3分の2の317議席を上回り、自民単独での3分の2もうかがう。民主党は伸び悩みが続き70議席前後、維新の党は不振で公示前議席から減少が予測される。共産党は倍増に近づく状況だ。
 公明党は堅調を持続し、公示前31議席からの上積みが見込める。次世代の党は大幅減の情勢。生活の党、社民党は低調で、新党改革は議席獲得を見通せていない。
 3分の2を得れば、衆院での憲法改正発議の条件が整う。
 調査を実施した200選挙区で回答したのは約8万1200人。投票先未定は選挙区で43・0%、比例で40・7%となり、14日の投開票までに情勢が変わる可能性もある。
 公示前295議席の自民党は240近い選挙区で優勢を保ち、比例(定数180)でも党として過去最多の77を超える議席が視野に入る。民主党は公示前62議席から増やす展開だが、優位に立つ選挙区は30議席程度。維新の党などとの候補者調整が奏功していない形だ。比例も30議席台で伸びを欠いている。
 維新の党は比例で20議席台、選挙区は1桁にとどまっており、公示前の42議席維持は難しい。公明党は選挙区9人の全員当選と、比例20議席超が有望だ。
 選挙区で2議席を期待できる次世代の党は比例確保の展望が開けず、公示前20議席を割り込む公算が大きい。公示前8議席の共産党は比例で15議席程度が予測される一方、18年ぶりとなる選挙区での勝利は微妙だ。
 生活の党は選挙区で2議席を狙えるが比例は厳しく、公示前5議席を下回りそうだ。公示前2議席の社民党は小選挙区、比例各1議席程度。比例東京ブロックに候補者を立てた新党改革は、苦しい戦いが続いている。
 (共同通信)

2258チバQ:2014/12/10(水) 22:03:27
1602 :チバQ:2014/12/10(水) 22:02:03
共同通信
群馬
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/gunma/CK2014121002100016.html
小選挙区 終盤戦分析
 14日投開票の衆院選で、県内に5つある小選挙区の終盤情勢を分析した。県内最多の4人が出馬している1区は混戦。2〜5区は県内全ての小選挙区を占めていた自民が、安定した戦いを進めている。 

◆1区野党迫り混戦模様

 ◇1区 過去の女性問題が報じられた自民前職の佐田玄一郎氏(61)だが、党の支援に支えられて優勢。公示直前に次世代の党から無所属に転じた前職の上野宏史氏(43)が保守層を切り崩して迫り、民主元職の宮崎岳志氏(44)が労働組合票をまとめて追い上げる。共産新人の店橋(たなはし)世津子氏(53)が続く。

◆2〜5区自民の優勢続く

 ◇2区 自民前職の井野俊郎氏(34)は選挙戦序盤にやや安定さを欠いたが、その後に自民支持層を固めてリードする。維新前職の石関貴史氏(42)が保守層に食い込んで追う。共産新人の藤掛順恒(よしゆき)氏(68)は浸透しきれていない。

 ◇3区 自民前職の笹川博義氏(48)が自民支持層を堅実にまとめ、先行する。民主新人の長谷川嘉一氏(62)が続く。共産新人の渋沢哲男氏(55)は伸び悩む。

 ◇4区 自民前職の福田達夫氏(47)が元首相の父康夫氏から受け継いだ強固な地盤で安定した戦い。共産新人の萩原貞夫氏(65)は苦戦している。

 ◇5区 政治資金の問題が発覚した自民前職の小渕優子氏(41)だが、支援者が引き締まってリードする。民主が支援する社民新人の小林人志氏(63)と、共産新人の糸井洋(ひろし)氏(46)が続く。 (菅原洋)

◇小選挙区 立候補者

【1区】

佐田玄一郎 61 自前<8>《比》

上野宏史 43 無<前><1> 

宮崎岳志 44 民元<1>《比》

店橋世津子 53 共新  

【2区】

石関貴史 42 維<前><3>《比》

井野俊郎 34 自前<1>《比》 公

藤掛順恒 68 共新  

【3区】

長谷川嘉一 62 民新 《比》

笹川博義 48 自前<1>《比》 公

渋沢哲男 55 共新  

【4区】

萩原貞夫 65 共新  

福田達夫 47 自前<1>《比》 公

【5区】

糸井洋 46 共新  

小渕優子 41 自前<5>《比》 公

小林人志 63 社新 《比》

2259チバQ:2014/12/10(水) 22:04:05
栃木だった
1603 :チバQ:2014/12/10(水) 22:02:29
東京
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/tochigi/CK2014121002100019.html
終盤情勢分析 自民 1、4、5区で優勢
 衆院選の終盤情勢分析で、県内の五選挙区では1、4、5区で自民の前職が安定した戦いを進めていることが分かった。2区は自民、民主の前職同士が接戦を繰り広げ、3区は自民前職を無所属前職が激しく追う展開となっている。 (藤原哲也)

◇1区

 自民前職の船田元氏(61)が保守票を手堅くまとめて安定。大票田の宇都宮市を中心に組織力も充実する。みんなの党から移り、2区から国替えした民主前職の柏倉祐司氏(45)は、支持母体の連合栃木の支援を受けて追い上げを図る。共産新人の野村節子氏(61)は伸び悩む。

◇2区

 自民前職の西川公也氏(71)と、民主前職の福田昭夫氏(66)がほぼ互角の戦い。西川氏は農相の知名度を生かし、組織を固める。元知事で保守層にも一定の支持がある福田氏は地元の日光市を中心に支持を広げる。共産新人の阿部秀実氏(55)は独自の戦い。

◇3区

 自民前職の簗和生氏(35)が自民支持層に加えて公明支持層も取り込み、やや優勢。地元首長の支援も受け組織力も充実する。みんなの党の解党で、比例復活のない無所属となった前職の渡辺喜美氏(62)は地元に張り付いて猛追する。後援会も組織引き締めに躍起。共産新人の秋山幸子氏(63)は出遅れている。

◇4区

 自民前職の佐藤勉氏(62)が幅広い支持をまとめて先行。みんなの党から移った民主新人の藤岡隆雄氏(37)は若さを前面に出し、民主支持層を軸に票の積み上げに懸命。共産新人の山崎寿彦氏(62)は厳しい戦い。

◇5区

 自民前職の茂木敏充氏(59)が各年代で圧倒。後援会組織がフル回転して盤石の戦いを続ける。共産新人の川上均氏(58)は苦しい。

◆各選挙区の候補者(届け出順)

【1区】

船田元 61 自前<10>《比》 公

野村節子 61 共新  

柏倉祐司 45 民<前><1>《比》

【2区】

福田昭夫 66 民<前><3>《比》

西川公也 71 自前<5>《比》 公

阿部秀実 55 共新  

【3区】

簗和生 35 自<前><1>《比》 公

秋山幸子 63 共新  

渡辺喜美 62 無前<6> 

【4区】

佐藤勉 62 自前<6>《比》 公

藤岡隆雄 37 民新 《比》

山崎寿彦 62 共新  

【5区】

茂木敏充 59 自前<7>《比》 公

川上均 58 共新

2260チバQ:2014/12/10(水) 22:04:33
茨城
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/ibaraki/CK2014121002100010.html
終盤情勢分析 六つの選挙区 自・民前職が優位に
 十四日投票の衆院選の終盤情勢分析で、県内の七つの小選挙区は、1、2、3、4、6区で自民前職、5区で民主前職が優位に戦いを進めていることが分かった。7区は前回比例復活した自民前職と、無所属前職が激しく競い合っている。 

【1区】

大内久美子 65 共新 《比》

福島伸享 44 民元<1>《比》

田所嘉徳 60 自前<1>《比》 公

 自民田所氏が順調に支持を広げる。陣営は水戸市の無党派層の動向に神経をとがらせるが、市議がてこ入れに動いた。六十回を超す個人演説会で返り咲きを期す民主福島氏だが、政党支持率の差は大きく伸びを欠く。共産大内氏は水戸、筑西両市での得票に期待。

【2区】 

額賀福志郎 70 自前<10>《比》 公

川井宏子 49 共新  

 自民額賀氏が保守地盤を固め盤石。唯一の対立候補の共産川井氏陣営は「(政権)批判票を取り込みたい」とするが、厳しい戦い。

【3区】

葉梨康弘 55 自前<3>《比》 公

小林恭子 64 共新  

石井章 57 維元<1>《比》

 自民葉梨氏は、系列組織をフル稼働して抜け出した。危機感を強める維新石井氏は「野党共闘で自民独走を止める」と躍起だ。共産小林氏は農村部で好感も反自民の受け皿になりきれていない。

【4区】

高野守 55 民元<1>《比》

堀江鶴治 73 共新  

梶山弘志 59 自前<5>《比》 公

木村隆 63 無新  

 自民梶山氏は、公示日に五千人を動員するなど組織力は群を抜き、安定した戦い。追う民主高野氏だが、陣営は厳しさを認める。共産堀江氏は知名度アップに走る。

【5区】

福田明 58 共新  

石川昭政 42 自<前><1>《比》

大畠章宏 67 民前<8>《比》

 九選を目指す民主大畠氏が、日立製作所労組はじめ足元の企業、団体票をまとめて次第に優位に。県内唯一の民主の議席を死守する勢い。前回、比例復活の自民石川氏が追いかけるが、自民、公明票をまとめきれるか。共産福田氏は「原発再稼働反対」を訴える。

【6区】

井上圭一 52 共新  

丹羽雄哉 70 自前<11>《比》 公

青山大人 35 民新 《比》

 知名度のある自民丹羽氏が先行。保守層を中心に支持を集め、陣営にも手応え。県議選との相乗効果で投票率アップも当て込む。民主青山氏は、地盤の土浦市以外で知名度が低く、「無風選挙」では厳しいか。共産井上氏は、自公政権の批判票狙い。

【7区】

◆7区は自・無 競い合う

中村喜四郎 65 無前<12>  公

永岡桂子 61 自<前><3>《比》

白畑勇 62 共新  

 比例復活が続き、選挙区での当選が悲願の自民永岡氏は、懸命に組織を引き締める。女性票や浮動票を上積みして当選圏内に向けひた走る。十三期目に挑むベテランの無所属中村氏は、後援会組織「喜友会」をフル回転させて地盤を死守、公明の推薦、民主の支持で接戦に。共産白畑氏は、非自民の受け皿にはなっていない。

2261チバQ:2014/12/10(水) 22:05:15
埼玉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/saitama/CK2014121002100008.html
終盤情勢
写真
 十四日投開票の衆院選について、本紙は県内十五の小選挙区の終盤情勢を分析した。全選挙区に前職を擁立した自民党は公明党の支援も受け、大半で優位に立つ。民主党と維新の党は候補者の一本化などで「一強自民」に対抗するが、両党を含め野党は厳しい戦いが続いている。 (敬称略、並びは届け出順)

【1区】

松村敏夫 40 共新  

村井英樹 34 自前<1>《比》 公

武正公一 53 民<前><5>《比》

松本翔 29 社新 《比》

 自民村井がリード。民主武正は、支持する政党がない層の取り込みで追い上げを図る。共産松村と社民松本は苦しい。

【2区】

新藤義孝 56 自前<5>《比》 公

奥田智子 46 共新 《比》

 自民新藤が六選に向け独走を続ける。県内唯一の「自共一騎打ち」となり、共産奥田は民主支持層などの一部にも浸透する。

【3区】

宮川雅之 40 共新  

細川律夫 71 民元<7>《比》

黄川田仁志 44 自前<1>《比》 公

 自民黄川田が先を行く。元厚生労働相の民主細川は労働組合票を固めながら支持拡大を目指す。共産宮川は伸び悩む。

【4区】

豊田真由子 40 自前<1>《比》 公

桜井晴子 58 共新  

神風英男 53 民元<3>《比》

 自民豊田が優位な戦い。民主神風は、支持する政党がない層へのアピールも強める。四度目挑戦の共産桜井は厳しい。

【5区】

◆枝野と牧原接戦

山本悠子 62 共新  

牧原秀樹 43 自<前><2>《比》 公

枝野幸男 50 民前<7>《比》

 民主枝野と自民牧原が激しく競る。党幹事長として全国を遊説する枝野は危機感を抱き地元入りを増やしている。牧原は党幹部の相次ぐ応援を受けて攻勢を強める。共産山本は苦戦。

【6区】

大島敦 57 民<前><5>《比》

戸口佐一 64 共新  

中根一幸 45 自前<2>《比》 公

 自民中根が一歩リードし、民主大島が激しく迫る。両者とも、支持する政党がない層への浸透に躍起だ。共産戸口は苦しい。

【7区】

根本千裕 55 次新 《比》

神山佐市 60 自前<1>《比》 公

長沼チネ 64 共新  

小宮山泰子 49 民<前><4>《比》 生

 後援会組織の強い後押しを受ける自民神山がやや優位。生活から民主に復党した小宮山が猛追する。共産長沼、次世代根本は厳しい戦い。

2262名無しさん:2014/12/10(水) 22:05:27
【8区】

小野塚勝俊 42 民元<1>《比》

辻源巳 43 共新  

柴山昌彦 49 自前<4>《比》

 自民柴山が大きくリード。民主小野塚は、候補擁立を見送った維新の支持層取り込みを狙う。共産辻は苦戦。

【9区】 

大塚拓 41 自前<2>《比》 公

広森すみ子 66 共新  

青柳仁士 36 維新 《比》

 自民大塚が独走態勢。維新青柳は選挙区替えによる出遅れの挽回に必死。共産広森は厳しい。

【10区】

石井祐一 63 共新  

坂本祐之輔 59 維<前><1>《比》

山口泰明 66 自前<5>《比》 公

 自民山口が強固な支持組織を生かして優位に立つ。元東松山市長の維新坂本は、支持する政党がない層への浸透も目指す。共産石井は引き離されている。

【11区】

◆小泉を今野追う

柴岡祐真 30 共新  

小泉龍司 62 無前<4> 

今野智博 39 自<前><1>《比》

 自民復党を目指す無所属小泉が有利に戦いを進める。自民今野は深谷市を中心に支持を広げ、懸命に追う。共産柴岡は厳しい。

【12区】

森田俊和 40 次新 《比》

野中厚 38 自前<1>《比》 公

本多平直 50 民元<2>《比》

鈴木千賀子 59 共新  

 自民野中が抜け出し、民主本多、次世代森田が続く。共産鈴木は苦しい。

【13区】

山内康一 41 民<前><3>《比》

土屋品子 62 自前<5>《比》 公

秋山文和 67 共新  

中村匡志 37 次新 《比》

 自民土屋がリードを保つ。解党したみんなから合流した民主山内は、支持する政党がない層の取り込みに期待。共産秋山、次世代中村は伸び悩む。

【14区】

鈴木義弘 52 維<前><1>《比》

三ツ林裕巳 59 自前<1>《比》 公

苗村光雄 58 共新  

 自民三ツ林が、衆院議員だった祖父からの支持基盤を強みに優位に立つ。維新鈴木は、候補擁立を見送った民主の支持層に浸透しきれていない。共産苗村は苦戦している。

【15区】

高山智司 44 民元<3>《比》

田村勉 66 共新  

田中良生 51 自前<2>《比》 公

 自民田中が優勢。民主高山は党幹部らの応援を受けて巻き返しを図る。共産田村は支持拡大を目指す。

2263チバQ:2014/12/10(水) 22:06:10
千葉
http://www.tokyo-np.co.jp/article/senkyo/shuin2014/chiba/CK2014121002100006.html
小選挙区終盤情勢
 十四日投開票の衆院選で、県内小選挙区の終盤情勢を分析した。県内でも自民党が大きくリードしている。 (敬称略、並びは届け出順)

【1区】

門山宏哲 50 自<前><1>《比》 公

田嶋要 53 民前<4>《比》

吉田直義 27 共新  

田沼隆志 38 次<前><1>《比》

 自民門山と民主田嶋が無党派層の取り込みをめぐり激しく競り合い、門山が一歩リードした。次世代田沼、共産吉田とも他党支持層に支持が広がらない。

【2区】

小松実 66 共新  

小林鷹之 40 自前<1>《比》 公

藤巻健太 31 維新 《比》

 自民小林が頭一つ抜け出している。維新藤巻は民主支持層を含む政権批判票の受け皿になりきれていない。共産小松は共産支持層を固めた。

【3区】

松野博一 52 自前<5>《比》 公

岡島一正 57 生元<2>《比》

青山明日香 32 民新 《比》

椛沢洋平 35 共新  

 自民松野が民主青山、生活岡島を大きく引き離して、安定した戦い。青山、岡島は民主支持層や無党派層を奪い合い苦しい。共産椛沢も伸び悩む。

【4区】

◆野田優勢を保つ

西尾憲一 64 無新  

木村哲也 45 自新 《比》 公

野田佳彦 57 民前<6>《比》

斉藤和子 40 共新 《比》

 前首相の民主野田が優勢を保つ。自民木村は自民支持層を固め、猛追。共産斉藤は伸び悩む。無所属西尾も厳しい戦い。

【5区】

村越祐民 40 民元<2>《比》

薗浦健太郎 42 自前<2>《比》 公

浅野史子 44 共新  

石田和男 77 無新  

 自民薗浦は組織を固めて危なげない戦い。民主村越は労組や無党派層への浸透を図るが伸び悩む。共産浅野は支持の広がりに欠け、無所属石田も苦しい。

【6区】

三輪由美 59 共新  

渡辺博道 64 自前<5>《比》 公

遠藤宣彦 51 次元<1>《比》

生方幸夫 67 民<前><5>《比》

 自民渡辺が組織戦で自公票を固めて先行し、支持を広げる。追う民主生方は無党派層への支持拡大を目指す。共産三輪は元県議の知名度を生かし支持拡大に懸命。出馬が遅れた次世代遠藤は広がりが弱い。

【7区】

渡部隆夫 71 共新  

阿部治正 60 社新 《比》

石塚貞通 47 維新 《比》

斎藤健 55 自前<2>《比》 公

 自民斎藤が自公支持層以外にも支持を広げ安定。維新石塚は民主支持層などに広がりを欠く。共産渡部は比例代表の票起こしに力を入れる。社民阿部は出遅れが響く。

【8区】

太田和美 35 維元<2>《比》

桜田義孝 64 自前<5>《比》 公

小野里定良 67 共新  

 自民桜田が圧倒的に優勢。維新太田は、以前所属していた民主との協力態勢が整わず、出遅れを挽回できていない。共産小野里は共産支持層を固めたものの苦戦。

2264チバQ:2014/12/10(水) 22:06:27
【9区】

秋本真利 39 自前<1>《比》 公

鴨志田安代 59 共新  

西田譲 39 次<前><1>《比》

奥野総一郎 50 民<前><2>《比》

 自民秋本が公明支持層を取り込みつつ、保守層を固め優位に立つ。民主奥野は民主支持層を固め、追い上げる。次世代西田、共産鴨志田は、いずれも支持拡大に懸命。

【10区】

笠原正実 60 共新  

谷田川元 51 民元<1>《比》

林幹雄 67 自前<7>《比》 公

 自民林が自民支持層を固めリード。民主谷田川は民主支持層を軸に必死に巻き返しを図る。共産笠原は苦戦。

【11区】

椎名史明 57 共新  

森英介 66 自前<8>《比》 公

金子健一 57 生元<1>《比》

 自民森が強い地盤を固め、他を圧倒。生活金子は無党派層の取り込みに力を入れる。共産椎名は街頭で浸透を図る。

【12区】

◆浜田万全の態勢

浜田靖一 59 自前<7>《比》 公

米本展久 63 共新  

 自民浜田が強固な保守地盤に支えられ、共産米本を寄せ付けない万全の態勢。米本は自共対決の姿勢を鮮明に打ち出す。

【13区】

中川勝敏 68 共新  

若井康彦 68 民<前><3>《比》

白須賀貴樹 39 自前<1>《比》 公

 自民白須賀が、自公支持層を固め、頭一つ抜き出る。民主若井は、旧4区(船橋市)の野田支持層の取り込みを図り、追い上げる。共産中川は苦戦。

写真
◇小選挙区の区割り

1区 千葉市中央・稲毛・美浜区

2区 千葉市花見川区、習志野・八千代市

3区 千葉市緑区、市原市

4区 船橋市(中・南部)

5区 市川(南部)・浦安市

6区 市川(北部)・松戸市(南部)

7区 松戸(北部)・野田・流山市

8区 柏(旧柏市)・我孫子市

9区 千葉市若葉区、佐倉・四街道・八街市

10区 銚子・成田・旭・匝瑳・香取市、香取・山武郡(横芝光町<旧光町>)

11区 茂原・東金・勝浦・山武・いすみ・大網白里市、山武(九十九里・芝山・横芝光町<旧横芝町>)・長生・夷隅郡

12区 館山・木更津・鴨川・君津・富津・袖ケ浦・南房総市、安房郡

13区 船橋(北部)・柏(旧沼南町)・鎌ケ谷・印西・白井・富里市、印旛郡

2265チバQ:2014/12/10(水) 22:18:05
北海道
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251617.html
 2期目を狙う船橋と、12期目を目指す横路が競り合っている。無党派層の4割が投票する候補者を決めておらず、その動向が焦点となりそうだ。

 船橋は企業や支援者回りをこまめに行っている。課題とされる知名度向上に向け、ススキノなど札幌中心部での演説を連日実施。自民党支持層の8割以上、公明党支持層の過半数を取り込んだ。

 年代別では20〜30代から3割、40代から4割の支持を固めた。男性の4割の支持を集め、地域別では南区でほぼ4割の支持を得て横路に差をつける一方、西区では3割未満にとどまる。

 横路は街頭演説で、アベノミクスによる円安で物価高が深刻化したなどと安倍政権批判を強めている。

 無党派層から3割の支持を獲得して船橋をリードしているが、民主党支持層の取り込みが6割にとどまっている。年代別では50、60代、70歳以上の各世代で船橋を上回るが、若年層と男性への浸透が課題となっている。地域別では西区、中央区で3割前後。南区は1割台と低迷している。

 野呂田は共産党支持層の8割を固めている。飯田は無党派層も含め、支持が広がっていない。


http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251618.html
【道2区】吉川が優位、追う池田 松木、支持の広がり欠く(2014/12/10)
 5選を目指す前職の吉川が幅広い世代に浸透し、なお先行している。新人の池田が女性や若年層の支持を広げて追い上げを図る一方、元職の松木は伸び悩んでいる。

 街頭演説に加え企業回りにも力を入れる吉川は、自民党支持層の8割、推薦を受けた公明党支持層も大半を固めた。50代で4割、その他の年齢層でも3割が支持するなど各年代でトップ。主婦層から半数の支持を得るなど優位に戦いを進めている。

 民主党北海道が独自に推薦した池田は、社会福祉士として社会保障や福祉の充実を訴え、無党派層の支持を2割に伸ばしたほか、自民党支持層も1割を取り込む。だが、民主党支持層で固めたのは6割にとどまっている。女性の2割、20〜30代では3割の支持を集めるが、50代は1割と苦戦している。

 元厚生労働相の三井辨雄の後継指名を受けた松木は、協力協議が破談した民主党支持層から3割を取り込んだが、無党派層への広がりを欠いている。女性と20〜30代の支持も1割と浸透不足が目立つ。

 金倉は共産党支持層の大半を固めたが、無党派層の支持を取り込めていない。

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251620.html
【道3区】高木、荒井を一歩リード 半数は投票先決まらず(2014/12/10)
 再選を目指す高木が前回は比例代表で復活当選した荒井との競り合いから一歩リードした。ただ、全体の半分が投票する候補を決めておらず、最終盤まで予断を許さない戦いだ。

 高木は、自民党支持層の7割、推薦を受ける公明党支持層の8割近くを固めたほか、維新の党の支持層も一部取り込んでいる。各種世論調査で接戦が報じられる中、首相の安倍晋三ら自民党の大物が連日、選挙区入り。地域別では道議時代の地盤の豊平区で優位に立ち、清田区でやや先行、白石区で競り合っている。

 荒井は短期決戦を踏まえ小規模集会を重視。推薦を受ける新党大地とも連携し、民主党支持層の8割を固め、無党派層も約2割から支持を集めて高木をやや上回る。年代別では40、50、60代で高木と競っているものの70歳以上と20〜30代は後れを取っている。男性の支持が3割ある一方、女性は2割にとどまっている。

 道内共産党唯一の女性候補の吉岡は共産支持層の7割を固めた。白石区、札幌市議選に出馬経験がある清田区で一定の支持がある。

 前回に続く挑戦となる小和田は維新の党支持層を固め切れておらず、一部が高木、荒井に流れている。

2266チバQ:2014/12/10(水) 22:19:06
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251621.html
【道4区】中村が先行、迫る鉢呂 手稲では互角の戦い(2014/12/10)
 前回小選挙区で初当選した中村がややリードし、返り咲きで8期目を狙う鉢呂が懸命の追い上げで差を詰めている。投票する候補を決めていない人が4割近くに上っており、最終盤にかけてなお流動的な要素を残している。

 中村は自民党支持層の8割、推薦を受けた公明党支持層の過半数を固めた。年代別では全世代でまんべんなく支持を得ている。男性の4割強、女性の3割弱が支持。後志管内選出の道議だった知名度を生かし、小樽市を含む同管内で有利な戦いを進めている。

 鉢呂は民主党支持層の9割近くをまとめた。推薦を受けた新党大地が4区を重点区の一つとして運動を強化しており、今後の鍵を握る。世代別では高齢者層の支持が比較的高い。女性の支持が3割を超えている半面、男性の支持が2割強にとどまっている。大票田の札幌市手稲区では中村と接戦を繰り広げている。

 酒井は共産党支持層の8割弱を固めているものの、本来の支持層の一部は鉢呂に流れている。

 全体の4分の1を占める無党派層のうち、中村、鉢呂への支持は2割、酒井は1割と、いずれも食い込めていない。

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251622.html
【道5区】町村安定、支持幅広く 勝部、無党派層でも差(2014/12/10)
 12選を目指すベテランの町村が各年代、各地域から幅広い支持を固め、安定した戦い。江別市選出道議を辞職して出馬した勝部は出遅れが響いている。

 前回体調を崩して選挙区入りできなかった町村は今回、与党プロジェクトチームの座長として携わっている北海道新幹線札幌延伸の5年前倒しや、人口減少対策などを訴え、健在ぶりを示している。公示後、選挙区外の応援に出向く日もあるが、陣営や地方議員が遊説を続けてカバーしている。

 自民党、公明党支持層の8割以上を固めたほか、民主党支持層も一部取り込んでいる。札幌市厚別区、石狩管内とも4割以上の支持を得ている。

 勝部は集団的自衛権行使容認やアベノミクスへの批判を軸に「世代交代」を掲げるが、浸透しきれていない。民主党支持層は7割取り込んでいるが、無党派層の支持も町村に差をあけられている。年代別では50代、60代で健闘している。

 ただ、投票先を決めていない有権者が半分近くいるほか、無党派層も半分が態度未定としており、終盤戦での動向が注目される。

 鈴木は共産党支持層の7割を固め、厚別区では勝部に迫っている。

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251623.html
【道6区】今津と佐々木、接戦続く 大票田・旭川での集票が鍵(2014/12/10)
 今津と佐々木の競り合いが続いている。両者とも本来の支持層はほぼ固めた。今後は5割弱が投票先を決めていない無党派層の取り込みが勝敗の鍵になりそうだ。

 7選を目指す今津は50代、70歳以上に浸透。女性の支持も広げている。自民党支持層の8割、公明党支持層の大半を固めている。地域別では大票田の地元・旭川で浸透している。

 上川地方の地域再生や安全保障政策の充実、輸出拡大など攻めの農業政策を訴える。5日に首相の安倍晋三、7日に官房長官菅義偉が旭川入りし、演説会や街頭で支持を訴え、接戦からの抜け出しを図っている。

 佐々木は60代で支持を広げ、40代で今津とほぼ互角。民主党支持層の8割強を固め、公明党支持層の一部を取り込む。旭川以外で健闘している半面、旭川でやや苦戦している。

 戸別所得補償復活などの農業政策や格差是正、集団的自衛権行使容認反対などを訴え、5日に党代表の海江田万里が応援演説。11月の旭川市長選で、自民党推薦候補を相手に3選した西川将人も街頭に立ち、大票田での掘り起こしを狙う。

 荻生は共産党支持層の8割近くを固めた。

2267チバQ:2014/12/10(水) 22:20:31
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251624.html
【道7区】伊東、釧路で支持集める 鈴木は根室軸に追い上げ(2014/12/10)
 3選を目指す自民党道連会長の伊東が先行し、民主党と新党大地の選挙協力で挑む鈴木が追い上げている。なお全体の3割が投票先を決めておらず、未決定の層をどこまで取り込めるかが勝敗を分けそうだ。

 伊東は有権者の半数以上を占める大票田の釧路市で道議、市長などを務めた知名度を生かし、4割超の支持を集める。釧路管内の町村部も4割を固めた。支持基盤の経済界を中心に引き締めを図り、自民党支持層の8割超、推薦を受けた公明党の7割超に浸透している。職業別では自営業者の半数超から支持を集めたほか、年代別では20〜30代と60歳以上の支持が高い。

 民主党の比例単独1位の鈴木は大地の地盤の根室市と根室管内で4割超を固めた。ただ、大票田の釧路市での支持は3割にとどまる。民・大協力の決定が公示の約1週間前と出遅れたが、連合を中心に運動を拡大し、民主党支持層の7割弱、大地支持層の大半を固めた。また、自・公の支持層を各1割ほど取り込んでいる。職業別では公務員・団体職員、年代別では40〜50代での支持が高い。

 石川は共産党支持層の8割強をまとめたが、支持の広がりを欠いている。


http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251625.html
【道8区】逢坂と前田が横一線 無党派層取り込み競う(2014/12/10)
 小選挙区からの国政復帰を目指す逢坂と、前回選挙で自民党が16年ぶりに奪還した議席死守を狙う前田が横一線で最終盤を迎えている。投票先を決めていない層がなお3割いるため、予断を許さない状況だ。

 逢坂は民主党支持層の8割強を固め、維新の党支持層も過半数を取り込んだ。無党派層の支持も4割弱と前田を上回っている。年代別では50代と70歳以上、公務員や農林漁業者、主婦や無職層から高い支持を取り付けている。地域別では函館市と檜山管内で強みを見せている。

 前田は自民党支持層の7割強を固めている。序盤調査では浸透し切れていなかった公明党支持層も7割弱を取り込んだ。無党派層の支持は3割弱。年代別では40代と60代で逢坂を上回っている。自営業者からの支持が高く、地域別では函館市を除く渡島管内で堅調な支持を集めている。

 原田は共産党支持層の8割弱を固めたが、逢坂、前田の激戦に埋没し、無党派層への広がりを欠く。

 3候補とも、電源開発大間原発(青森県大間町)建設に否定的な主張を展開。まだ3割余りが投票先を決めていない無党派層への浸透を図る。

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251626.html
【道9区】先行堀井を山岡猛追 工藤は苫小牧で健闘(2014/12/10)
 再選を目指す堀井が若干先行するものの、前回選挙の雪辱を期す山岡が激しく追い上げる展開になっている。投票先を決めていない人が4割おり、この動向が鍵を握りそうだ。

 道議時代に登別を地盤としていた堀井は「地元候補」であることを強調し、大票田の苫小牧や、室蘭以外の西胆振で支持を伸ばす。企業回りに重点を置き、会社従業員や自営業者、農林漁業関係者らに浸透。30、40、50代と70歳以上の支持が山岡を上回った。

 支持政党別でみると、自民党支持層の8割近く、公明党支持層の7割以上をそれぞれ固めた。

 山岡は民主党支持層の8割以上を固めた。元首相鳩山由紀夫の旧後援会幹部を選対本部の顧問に迎え入れ、旧鳩山支持者の取り込みを狙う。序盤は出遅れたが、室蘭と、苫小牧以外の東胆振・日高で堀井を追い抜いた。年代別では60代、職業別では公務員・団体職員、主婦層からの支持が厚い。13日には鳩山本人が苫小牧入りし、最後のてこ入れを図る。

 工藤は共産党支持層の8割を固めた。市長選に出馬した苫小牧で健闘。消費税再増税中止を掲げ、比例票掘り起こしに力を入れる。

2268チバQ:2014/12/10(水) 22:21:42
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251627.html
【道10区】逃げる稲津、神谷急伸 留萌管内では差開く(2014/12/10)
 稲津がリードを保つ一方、衆院解散直後の擁立決定で出遅れていた神谷が徐々に差を縮めている。

 稲津は、公明党支持層を100%近くまで取り込んだ。10区出馬を模索した比例代表道ブロックの自民党前職渡辺孝一が今回も比例単独1位に回り、自公協力の体制が整った。この成否が稲津の消長を握るため、自民党も首相安倍晋三や官房長官菅義偉ら政権幹部を投入しててこ入れを図る。自民党支持者の6割強を固めたものの、伸び悩みも見られる。

 神谷は、民主党支持者の8割近くを固めた。前回選挙で8選を果たせず落選した元職小平忠正を親子2代にわたって支えた支持層「小平党」の中核で、今回は自主投票となった農民組織の一部が神谷支援に回る動きもあり、空知管内で稲津を猛追している。ただ、推薦を受ける新党大地の地盤が比較的厚いとされる留萌管内で稲津との差が開き始めている。

 木村は共産党支持者の8割強を固めたが、それ以外への広がりに欠ける。

 まだ投票先を決めていない人が4割を超えており、こうした層の動向や投票率の行方が結果に影響を与えそうだ。

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251628.html
【道11区】中川、年代問わず優勢 三津、労組票固めに苦戦(2014/12/10)
 再選を目指す中川が、性別、年代を問わず優勢に戦いを進めている。政治資金規正法違反事件で有罪が確定し公民権停止中の石川知裕に代わって立候補した三津は、民主党支持層を固めきれていないほか、無党派層にも浸透しておらず、苦戦している。

 中川は自民、公明両党支持層の各9割以上を固めるなど、手堅い選挙戦を展開。前職の知名度も生かし、20〜30代の5割超、50代の5割近く、70歳以上の4割近くから支持を得て、三津をリードしている。男性の支持は5割近くに上る。首相の安倍晋三らが応援に訪れたことも底上げにつながっているようだ。ただ、無党派層への浸透は2割にとどまり、三津との差もそれほど開いていない。

 帯広市選出道議を辞職して出馬した三津は民主党支持層の7割ほどしか固めておらず、出遅れもあって支持基盤である労組票をまとめきれていないことがうかがえる。戦いの鍵を握るとされていた新党大地との連携効果は目に見える形で出ておらず、石川が大地の比例道ブロックで復活当選した前回ほどの勢いはない。

 畑中は共産党支持層の6割超を固めたが、それ以外に支持の広がりはない。

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251629.html
【道12区】武部、支持層まとめ盤石 水上は出遅れ挽回に懸命(2014/12/10)
 武部が幅広い支持を集め、盤石の戦いを展開している。水上は民主党支持層を7割固める一方、推薦を受ける新党大地支持層への浸透が3割強にとどまっている。投票先を決めていない人がなお4割おり、最終盤の追い上げの余地を残している。

 武部は、年代や職業、地域を問わず、4割以上の支持を獲得。前職の知名度を生かし、手堅く支持基盤を固めている。新党大地の支持層の4割近くも取り込んだ。ただ、公示直後の前回調査で9割を固めていた自民党支持層が、7割の支持に後退した。優勢な戦いを進めているとの観測に「緩みが出てきた」との見方もある。

 出馬表明が公示直前となった水上は、出遅れを挽回できていない。前回調査で5割を固めていた新党大地支持層からの支持は今回やや目減りした。票掘り起こしのターゲットとしてきた女性や若者の支持も2割程度にとどまり、職業別でも、自治労に期待してきた公務員の支持が伸びていない。戦略の立て直しがどこまでできるかが課題だ。

 菅原は共産党支持層の8割を固めた。集団的自衛権の行使容認の撤回などを強く訴えている。

2269チバQ:2014/12/10(水) 22:22:12
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/2014shuin_shuubanjousei/251630.html
【比例代表】自民3、民主2、公明1 維新、共産も議席うかがう(2014/12/10)
 比例代表道ブロック(定数8)は自民党が3議席をほぼ確保し、民主党は2議席、公明党は1議席を取る情勢だ。維新の党、共産党も議席をうかがっている。社民党、次世代の党は議席確保が難しい状況だ。

 自民党は自民支持層の8割弱を押さえ、20、30代でそれぞれ3割強の支持を固めるなど、各年代の2〜3割強の支持を集める。単独1位、重複立候補の前職計12人に続き、13位以下には前職1、新人2の計3人を擁立。小選挙区で優位な戦いを進めており、前回と同様に下位の単独候補が当選する可能性もある。

 民主党は民主支持層の8割を固めるが、無党派層からは1割強の支持にとどまっている。7区の前職が単独1位になっており、2議席目は小選挙区に重複立候補している10人の惜敗率で議席が決まる。目標とする3議席目は厳しい情勢だ。

 公明党は公明支持層の9割の支持を固めており、支持母体の創価学会による組織型選挙を展開。維新の党は比例での議席確保を狙い、候補を立てる道2、3区以外でも支持を訴えている。共産党は共産支持層の8割強の支持を固めた。道内で議席を得れば、2000年の衆院選以来となる。

2270チバQ:2014/12/10(水) 22:24:45
http://yamagata-np.jp/news/201412/10/kj_2014121000228.php
【2014衆院選】県内3小選挙区、終盤情勢
2014年12月10日 10:05
 第47回衆院選は14日の投開票まで、あと4日となり、県内3小選挙区に出馬している11候補は最後の追い込みに入った。山形新聞社は8日までの2日間、共同通信社と共に特別世論調査を実施、本社と支社の取材を加味し、各選挙区の終盤情勢を探った。県1区は自民前職の遠藤利明が大きくリードを保ち、民主新人の原田和広を引き離している。県2区は自民前職の鈴木憲和が先行、追う民主前職の近藤洋介を引き離しにかかろうとしている。県3区は自民新人の加藤鮎子と無所属前職の阿部寿一の激しい競り合いが続いている。(文中敬称略)

【1区】遠藤氏は盤石
 県1区では組織力に勝る遠藤が、後援会のほか女性や企業関係者の後援組織を使って支持者を引き締めるとともに、系列の県議や市町議らとも連携し、選挙区全域で盤石な戦いを進めている。党務で選挙区を空けることも多いが、影響はみられない。

 原田は出馬表明が衆院解散と同じ先月21日。急きょの出馬となり、知名度不足の解消に苦慮している。民主元職の鹿野道彦の支援者や連合山形を足掛かりに、浸透を急ぐ。

 共産新人の石川渉は共産支持層以外に支持を広げられるか。

【2区】鈴木氏先行、近藤氏追う
 県2区では鈴木が置賜と北村山で優勢で、ラストスパートで接戦から抜け出そうとしている。動きの鈍さが指摘されていた組織は終盤にようやく活発化。支持政党別では自民、公明支持層の7割超をまとめ、安定感が増してきた。30、40代で高い支持を得ている。

 近藤は民主、維新、社民支持層の8割程度をまとめるとともに、自民支持層の一部の切り崩しにも成功。反自民の受け皿として共産支持層や無党派層にも食い込み、懸命に追い上げる。知名度の高さから、20代や50代では鈴木と互角以上の戦いを続けている。

 共産新人の白根沢澄子は共産支持層が切り崩され、苦戦している。

【3区】加藤氏、阿部氏競り合う
 県3区では保守分裂、民主支持層も分断される混迷の構図の中で、加藤と阿部による接戦のまま最終盤にもつれこんだ。

 加藤は支援県議を中心とした各地区の選対を足掛かりに、党を前面に出した戦いで、自民、公明両支持層の5割以上に浸透、民主支持層の一部も切り崩す。鶴岡市などで優勢に立ち、年代別では20、30代の若年層、70歳以上で阿部を上回る支持を得ている。

 阿部は前回初当選後につくった後援組織を基点とした運動で、地元酒田市で優位に立つほか、各地で手堅く支持を集めている。民主支持層の4割超、自民、維新両支持層の3割超、さらに公明、共産支持層にも食い込むなど幅広く浸透し、加藤に対抗している。

 民主新人の吉田大成は民主支持層が切り崩しを受け、苦しい。民主と長く協力関係にあった社民の支持層への浸透も十分とは言えない。

 共産新人の長谷川剛は共産支持層を手堅くまとめるが、広がりに欠ける。

 無所属新人の佐藤誠は活動に幅が見られない。

 県内全域でまだ態度を決めかねている有権者が相当数おり、その動向が選挙戦の行方を左右しそうだ。

2271チバQ:2014/12/10(水) 22:26:02
福島
http://www.minpo.jp/news/detail/2014121019741
県内選挙終盤情勢 1区亀岡氏と金子氏競る 4区菅家氏に小熊氏迫る
 衆院選は14日の投票まで4日と迫った。共同通信社は7、8の両日、本県1、2、4、5区の有権者に電話世論調査を行った。福島民報社の取材も加味して終盤情勢を分析すると、1区は自民党前職を民主党新人が激しく追い上げる。2区は自民前職が安定した戦いを続けている。4区は自民前職に維新の党前職が迫っている。5区は自民前職が優位を保ち、民主前職が追う展開。ただ、いずれの選挙区も投票する候補者を決めていないとする回答が全体の3〜4割を占め、情勢は依然、流動的だ。3区は福島民報社の取材によると、民主前職がリードしている。(文中敬称略)
【1区】
 先行する自民の亀岡偉民を、民主の金子恵美が激しく追っている。回答者の3割強が投票する候補者を決めていない。
 序盤戦で亀岡と金子が競っていた伊達地方は亀岡が抜け出しつつある。一方、亀岡が優勢だった大票田の福島市で金子が互角に迫っている。
 支持政党別では、亀岡が自民と公明、金子が民主と社民の支持層をまとめている。維新は亀岡と金子に分かれる。無党派層の支持は金子が亀岡を上回る。
 年代別では、亀岡が20、40、50代と70歳以上、金子が30、60代で他候補をリードする。男女別では、亀岡が女性、金子が男性からの支持がわずかに多い。
 共産の渡部保子は30代からの支持が比較的厚い。
【4区】
 自民の菅家一郎が先行し、維新の小熊慎司が猛追している。3割強が投票先を決めていない。
 序盤、菅家は市長を務めた会津若松市で優勢に立ったが、終盤になって小熊が差を詰めている。小熊の出身地の喜多方地方では依然として菅家と小熊が競っている。南会津、両沼地方は菅家が手堅く支持を集めている。
 支持政党別では、菅家が自民、公明の支持層、小熊は維新を固めている。自主投票とした民主の支持層は、小熊支持が最も多いが、菅家支持も目立つ。共産の田中和加子、社民の小川右善はそれぞれの党の支持層をまとめている。
 年代別は菅家が20、60代と70歳以上で小熊を上回る。その他の年代は菅家と小熊が拮抗(きっこう)している。序盤と比べ、菅家は男性、小熊は女性からの支持を伸ばしている。

■2区根本氏安定差を広げる 5区吉野氏を吉田泉氏追う
【2区】
 自民の根本匠が安定した戦いを続け、民主の岡部光規との差を広げつつある。回答者の約4割が投票する候補を未定としている。
 根本は地盤の郡山市をはじめ全域で他候補を引き離している。岡部は郡山市の一部に食い込んでいる。
 支持政党別では、根本が自民、公明を手堅くまとめている。岡部は民主を十分に固め切れていない。維新支持層は約半数が根本を支持している。年代別では、全ての年代で根本がリードしている。男女別の支持動向に大きな差は見られない。
 共産の平善彦は若年層で支持の広がりが見られる。

【5区】
 自民の吉野正芳が優位を保ち、民主の吉田泉が巻き返してきている。意中の候補を決めていない人が依然として4割を超える。
 吉野は大票田のいわき市をはじめ、選挙区内全域で着実に支持を伸ばし、吉田泉をリードしている。
 支持政党別では、吉野が自民と公明、吉田泉が民主をほぼ固めている。維新支持層は各候補に割れている。無党派層は吉田泉の支持が最も多い。年代別では、20〜40代は吉野が強く、50代以上は吉野と吉田泉が競り合っている。共産の吉田英策は20、30代で浸透しつつある。
 今回の調査は東京電力福島第一原発事故の避難区域となった双葉郡(広野町、川内村を除く)の有権者に対して実施しておらず、情勢は流動的な面もある。

【3区】玄葉氏リード
 福島民報社は2、3の両日に実施した前回の電話世論調査と、その後の取材による情報も踏まえ、3区の情勢を分析した。
 民主の玄葉光一郎が優位のまま終盤戦を迎えている。陣営は衆院選に対する有権者の関心が高まっていないとみて、後援会関係者に必ず投票するよう働き掛けている。農業団体の組織票獲得にも余念がない。
 自民の上杉謙太郎は党組織が中心となって玄葉を追い、若年層の支持拡大を狙う。共産の横田洋子は現政権への批判票の受け皿を目指している。

■調査の方法
 7、8の両日、県内の1、2、4、5区の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。コンピューターで無作為に発生させた電話番号にダイヤルする調査方法で、電話帳に番号を載せていない人も対象となる。1629人から回答を得た。東京電力福島第一原発事故で避難区域となっている楢葉、富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘の7町村は調査の対象外とした。

( 2014/12/10 08:55 カテゴリー:主要 , ふくしま衆院選 )

2272チバQ:2014/12/10(水) 22:27:01
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20141210/1804038
【とちぎ衆院選】 3区・簗氏リード、追う渡辺氏 2区・西川氏と福田氏が接戦 終盤情勢世論調査

12月10日 朝刊
関連用語:
・とちぎ衆院選 


 下野新聞社は9日、共同通信社が7〜8日に実施した第47回衆院選の世論調査結果に独自の取材を加味して、接戦が予想される栃木2、3区の終盤情勢を探った。3区は自民党前職簗和生氏(35)がリードし、7期目を目指す無所属前職渡辺喜美氏(62)が追う展開。2区は農相の自民前職西川公也氏(71)と民主前職福田昭夫氏(66)が競り合っている。両選挙区とも3割を超える有権者が投票先を決めておらず、情勢が変わる可能性もある。(衆院選取材班)

 ■3区

 2回目の当選を目指す簗氏は2年間の地道な活動で「地元密着」を強調。選挙区内の主立った首長や県議、業界団体の支援も得て選挙戦を進めている。

 自民支持層の6割強を固め、選挙協力相手の公明党支持層の4割強の支持を得ている。また、旧みんなの党の支持層も含まれるとみられる維新の党支持層からも4割強の支持を受ける。

 父・渡辺美智雄氏の強固な地盤を引き継いだ渡辺氏。ことし4月に8億円の借り入れ問題が発覚し、みんなの党代表を辞任。同党は路線対立などから衆院選公示直前に解党するなど、逆風の中で選挙戦に入った。

 渡辺氏は維新支持層から4割強の支持を集めた。自民支持層から2割強が流れているほか、公明支持層も3割弱が支持する。

 民主支持層は3割強が簗氏、4割弱が渡辺氏で、無党派層はそれぞれ2割強、3割弱となっている。

 共産党新人秋山幸子氏(63)は苦しい戦い。

 ■2区

 県内最大の激戦地で、自民、民主両党とも重点区に位置づけ、終盤に向け力を入れる。

 前回、選挙区で返り咲いた西川氏は組織戦を展開。自民支持層の8割弱を固め、公明支持層の5割弱が支持する。

 福田氏は旧今市市長、知事時代から築く日光市の強固な地盤が強み。民主支持層の9割を固め、維新支持層からも7割の支持を集めた。公明支持層も4割強が支持し、自民支持層から1割が流れている。

 両氏とも無党派層から2割強の支持を受け、いずれも大票田の鹿沼、日光両市の支持拡大と票の掘り起こしに全力を挙げる。

 共産新人阿部秀実氏(55)は苦戦している。

2273チバQ:2014/12/10(水) 22:29:00
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/senkyo/kennai/
県内5選挙区、自民リード
衆院選終盤 3区は黒岩、斎藤が互角

 新潟日報社は14日投票の第47回衆院選に向け、電話世論調査(7、8日実施)と独自の取材データを基に終盤情勢を探った。県内6小選挙区のうち、1、2、4、5、6区の計5選挙区で自民党がリードしている。3区は民主党と自民党の候補が互角の戦いを展開する。有権者の3〜5割がなお態度未定としており、今後情勢が大きく変わる可能性もある。

 世論調査は、新潟日報社が加盟する共同通信社が実施した。態度未定は2、3両日の序盤情勢調査に比べ、各区で1割強減った。(以下敬称略)


    ■1区■

 自民前職の石崎徹が民主元職の西村智奈美との差を広げている。石崎は20、30代からの支持が厚く、無党派層でも強みをみせる。西村は50代や70代以上の支持を受けるが、頼みとする無党派層に十分切り込めていない。共産新人の町田明広は支持が広がっていない。

    ■2区■

 自民前職の細田健一が一歩抜け出し、民主前職の鷲尾英一郎が激しく追いかける。20、40代から支持を受ける細田は佐渡市などで浸透し、燕市でも勢いがある。鷲尾は民主支持層をまとめ、維新にも食い込む。無党派層の取り込みでは両者が競る。共産新人の五位野和夫、社民新人の渡辺英明は広がりが鈍い。

    ■3区■

 民主元職の黒岩宇洋と自民前職の斎藤洋明による熾烈(しれつ)な競り合いが続く。黒岩は30代に強く、先行を許していた村上市ではやや差を詰めた。斎藤は50代から支持を得ている。課題だった票田の新発田市で追い上げている。共産新人の伊藤誠は苦しい戦い。

    ■4区■

 自民前職の金子恵美が先行し、民主前職の菊田真紀子が猛追する。金子は女性と、30〜50代の支持が厚い。菊田は男性の支持が多い。自民、公明支持層の一部も吸収している。無党派層では両者が拮抗(きっこう)する。共産新人の西沢博は共産支持層以外への波及が課題だ。

    ■5区■

 自民前職の長島忠美が優位に戦いを進める。生活新人の森裕子が追う。長島は全地域でリードし、自民、公明支持層を8割以上固めた。森は30代で支持を広げ、大票田長岡市で浮動票獲得を狙うが、伸びに欠ける。共産新人の服部耕一は20代から一定の支持がある。

    ■6区■

 自民前職の高鳥修一が全域で優勢に立ち、民主新人の梅谷守を引き離す。高鳥は自民の8割超を固めるほか、各年代から満遍なく支持を集める。梅谷は民主の8割から支持を得るが、50代以上への広がりが課題だ。共産新人の高橋ミキ子は厳しい戦いとなっている。

【県関連ニュース】 2014/12/10 09:13

2274チバQ:2014/12/10(水) 22:32:04
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/aichi/CK2014121002000313.html
自民の優勢動かず 民主、底力で接戦も 10選挙区情勢 
 中日新聞社は県内十五の衆院選小選挙区のうち、十選挙区(1、3、4、5、7、8、10、12、13、14区)の終盤情勢を調査した。このうち、六選挙区で自民候補がリードし、民主候補が先行するのは一選挙区、三選挙区で接戦となった。序盤の情勢から自民の優勢は動かないが、一部の選挙区では民主も底力を発揮している。維新や共産など他の野党は苦しい戦い。

 自民は調査対象の十選挙区のうち、1、4、7、10、12、14区でリードを保ち、民主に先行を許していた5区でも接戦に持ち込んでいる。終盤に入って、安倍晋三首相や麻生太郎副総理兼財務相ら大物が相次いで県内入りするなど、十五選挙区で十三勝した二年前の勢いを再現したい構えだ。

 民主は8区で自民を逆転し、3区でも接戦に持ち込んだ。労組系の組織票に加え、安倍政権への批判票を取り込み、「王国・愛知」での地力を見せたいところだが、4、10、14区など自民との差を詰め切れない選挙区も目立つ。

 維新は小選挙区での議席獲得は困難な情勢。選挙協力で民主の出馬予定者が比例に回った12区でも、自民に引き続き先行を許している。

 共産は各選挙区で厳しい戦いが続くが、比例東海ブロックでの議席増を視野に、安倍政権批判を強めている。

 次世代と社民、減税は埋没気味で支持が広がっていない。

 (文中敬称略、上から届け出順)

◆1区

 (名古屋市東・北・西・中区)
広沢一郎50 減新
身玉山宗三郎41 次新
平山良平66 社新
熊田裕通50 自前(1)
吉田統彦40 民元(1)
大野宙光51 共新

◆熊田安定 追う吉田

 熊田が安定。吉田が追い、大野が続く。熊田は自民支持層の九割以上に浸透。集会や街頭演説を重ねて無党派層の六割ほどを取り込む。吉田は民主支持層の七割以上をまとめた。四十〜五十代の支持は熊田を上回る。主婦でも熊田と競り合う。大野は共産支持層をほぼ固めたが他党の支持層を切り崩せていない。広沢は公明支持層に食い込むが、広がりに欠ける。平山と身玉山は厳しい。

◆3区

 (名古屋市昭和・緑・天白区)

増田 成美41 減新

石川寿49 共新
池田佳隆48 自前(1)
近藤昭一56 民<前>(6)
井桁亮45 次新

◆池田と近藤 互角に

 リードしていた池田に近藤が追い付き互角の展開に持ち込んでいる。池田は自民支持層の八割近くを固め、民主支持層の一割に食い込んだ。六十代以上に浸透したが、五十代以下の支持が減った。近藤は民主支持層の八割を押さえ、職業別ではサラリーマン、年代別では二十〜五十代の支持を伸ばした。石川は固い支持層を持つが苦戦。増田と井桁は出馬表明が遅れ、浸透し切れていない。

◆4区

 (名古屋市瑞穂・熱田・港・南区)

牧義夫56 維元(4)
工藤彰三50 自前(1)
高橋祐介36 共新
刀禰勝之44 民新

2275チバQ:2014/12/10(水) 22:33:03
◆工藤が引き離しへ

 序盤から優位に立ってきた工藤が、横一線で追う牧と刀禰を引き離しつつある。高橋は伸び悩む。工藤は自民支持層の七割、推薦を受ける公明支持層の半分を固めた。原発再稼働反対の層や無党派層にも食い込む。牧は自営業などの職業層で工藤を上回り、かつて所属した民主支持層も一部取り込むがサラリーマン層で劣勢に。刀禰は牧に追い付いたが民主支持層以外に広がっていない。

◆5区

 (名古屋市中村・中川区、清須・北名古屋市、西春日井郡)

藤井博樹37 共新
赤松広隆66 民<前>(8)
神田憲次51 自前(1)
安田庄一47 次新

◆赤松と神田が接戦

 赤松と神田がほぼ並び接戦を展開している。赤松は民主支持層の九割を固め、自民や公明支持層の一部にも浸透。神田は自民支持層の八割以上をまとめ、公明支持層の過半、若い世代にも支持を広げる。ともに従来の支持基盤を固め終えたとみられ、浮動票の取り込みが勝敗の鍵となりそう。藤井は共産支持層の大半を固めたが、全体への広がりを欠き、厳しい展開。安田は独自の戦い。

◆7区

 (瀬戸・大府・尾張旭・豊明・日進・長久手市、愛知郡)

鈴木淳司56 自前(3)
山尾志桜里40 民元(1)
郷右近修36 共新

◆鈴木がややリード

 鈴木が依然としてややリードし、山尾が懸命に追い上げる。郷右近は厳しい戦い。自民、公明支持層の大半を固めた鈴木は、二十、三十代の支持率が高く、サラリーマンや主婦からも広い支持を得て優位に立つ。山尾は民主のほか維新支持層をまとめ、無党派層で支持を拡大。四十、五十代の支持率は鈴木を上回る。郷右近は共産支持層を固めているが、他の層には浸透していない。

◆8区

 (半田・常滑・東海・知多市、知多郡)

伊藤忠彦50 自前(2)
伴野豊53 民元(4)
長友忠弘55 共新

◆伴野が伊藤を逆転

 伴野が優勢に転じ、伊藤が追う。長友は苦しい。伴野は民主支持をほぼ押さえ、無党派層の六割以上を取り込んでいる。二十、三十代や、サラリーマンに浸透し、特定秘密保護法に反対する有権者からの支持をまとめた。伊藤は自民支持の九割以上、公明支持も九割弱を押さえたが、無党派層への支持拡大に苦しむ。主婦層では優位に立つ。長友は共産支持以外での広がりがない。

◆10区

 (旧尾西市区域以外の一宮市、江南・岩倉市、丹羽郡)

板倉正文56 共新
江崎鉄磨71 自前(5)
杉本和巳54 無<前>(2)
小林弘子75 民新

◆江崎を杉本が追う

 大きくリードしていた江崎を杉本が追い上げている。江崎は優勢を保つものの、自民支持層を固め切れておらず、他党の支持者も切り崩せていない。杉本は自民と民主の支持層の四割を取り込んでいる。二十、三十代からの支持も六割まで伸ばした。小林は民主支持層を五割しか固められていない上、若い世代の支持が少なく苦しい。板倉は共産支持者以外に浸透していない。

2276チバQ:2014/12/10(水) 22:33:45
◆12区

 (岡崎・西尾市、額田郡)

牧野次郎56 共新
重徳和彦43 維<前>(1)
青山周平37 自前(1)

◆青山がリード保つ

 青山が組織を固めてリードを保つものの、重徳が支持なし層などに浸透して追い上げている。青山は自民支持層の八割強をまとめた。小選挙区の候補者がいない民主支持層の三割弱も取り込む。二十、三十代と四十、五十代の支持で重徳を上回る。重徳は民主支持層の七割弱を固め、支持なし層でも青山をリードする。青山を推薦する公明支持層の一部にも食い込む。牧野は苦しい戦い。

◆13区

 (碧南・刈谷・安城・知立・高浜市)

宮地勲60 共新
大西健介43 民<前>(2)
大見正56 自前(1)

◆大見と大西の攻防

 大見と大西が一進一退の攻防を繰り広げている。保守系市議らの応援を受ける大見は、低調だった二十、三十代の支持を拡大。高齢者に強みを発揮し、自由投票の公明支持層にも浸透しつつある。トヨタ系企業の労組票を基盤にした大西は主婦層の支持を拡大している。民主支持層を固めた上で、自民支持層の一部に浸透。街頭で二期の実績を強調し、支持なし層にも食い込んでいる。

◆14区

 (豊川・豊田=旧稲武町区域・蒲郡・新城市、北設楽郡)

鈴木克昌71 民<前>(4)
袴田富治62 共新
今枝宗一郎30 自前(1)

◆今枝安定した戦い

 今枝が安定した戦いで、鈴木が追う。今枝は自民、公明支持層を中心に、男女、年代、職業とも幅広く支持を集める。アベノミクスを地方に広げる「ローカルアベノミクス」や妊娠・出産の不安解消などを訴えている。鈴木は、連合愛知の支持などを背景に「一強多弱」の政治状況の打破を強調。民主や維新支持層は固めつつあるが、支持政党を持たない層への浸透が弱く、広がらない。

 (衆院選取材班)

2277チバQ:2014/12/10(水) 22:34:24
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/nagano/CK2014121002000239.html
1区民主、2区自民優勢 3区は自・維接戦
写真
終盤情勢

 十四日投開票の衆院選で、中日新聞社は県内五つの選挙区のうち、1、2、3区の有権者に七日からの三日間で世論調査を実施した。1区は民主、2区は自民の候補がそれぞれ優勢で、3区は前職の三候補が入り乱れて争っている。情勢取材では4、5区ではいずれも自民候補がリードしている。世論調査では四割以上が投票先を決めておらず、今後の情勢で結果は変わる可能性がある。

 ■1区

 民主前職篠原が一歩リードし、自民前職小松が追い上げる。共産新人武田が続き、次世代前職宮沢は苦しい戦い。

 篠原は民主支持層をほぼ固め切り、社民支持層にも浸透。維新、公明、共産支持層の一部も取り込み、全年代からの幅広い支持を得ている。小松は自民支持層の六割、公明支持層の八割を固めたほか、維新支持層の一部にも浸透している。

 武田は共産支持層の六割を固めた。宮沢は浸透していない。

 ■2区

 自民前職務台が支持を広げ、民主元職下条が続く。共産新人清沢が追い上げ、維新前職百瀬は支持拡大を図る。

 務台は自民、公明の支持層の九割を固め、無党派層に浸透。全年代で支持率が高い。下条は民主支持層の八割をまとめ、公務員や主婦層からの支持を得ている。

 清沢も共産支持者の七割を固めた。百瀬は二十、三十代への浸透が課題。

 ■3区

 自民前職木内が維新前職井出と接戦を演じ、民主前職寺島が追い上げる。

 木内は自民支持層の八割、井出は維新支持層の九割を固めた。井出は無党派層からの支持が高い。寺島は民主支持層の六割をまとめ、七十代以上で最も浸透している。

 共産新人唐沢は共産支持層の八割から支持を集める。

 ■4区

 自民前職後藤が組織力で自民、公明支持層を手堅くまとめ優位に立つ。民主元職矢崎は民主支持層に加え安倍政権への批判票の取り込みを急ぎ、共産新人上田は街頭演説に力を入れ支持政党を持たない有権者の支持拡大を図る。

 ■5区

 選挙区内に張りめぐらした後援会組織を持つ自民前職宮下がリード。民主新人中嶋、共産新人水野は知名度不足が響き、苦しい展開。中嶋、水野は街頭演説を繰り返し、無党派層への浸透を図る。

(文中敬称略)

 (衆院選取材班)

2278チバQ:2014/12/10(水) 22:36:23
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/shiga/CK2014121002000242.html
激戦、票固めに奔走 終盤ルポ1区
写真
 空は暗くなり、冷え込みの増す午後五時すぎ。大岡さんは草津市内の大型商業施設近くの交差点脇に立ち、車一台一台に手を振り続けた。前回より個人演説会を減らし、街頭で有権者に顔を見せて政策を訴えることに重点を置く。自民優勢の報道にも「やることは同じ。最後まで走り抜けたい」と姿勢を崩さず、原発再稼働など批判の多い政策にも説明を尽くす。

 「うちには組織がない。相手(川端陣営)が戦艦ならこっちはゴムボート」(大岡さん)。陣営では少しでも確かな票を集めるため、小規模な老人クラブなどへの働き掛けを強化。数百単位で団体の取り込みをもくろむ。

 各県議、市議もあらためて、自身の支援者へ電話して大岡さんへの投票依頼に奔走。佐野高典選対本部長は「1区は特に激戦。再度、票固めに努める」と気を引き締める。

 大岡さんが意識する川端さんは、早朝のグラウンドゴルフ大会に顔を出した。かじかむような寒さをものともしない元気なお年寄りと握手して談笑。夜はバレーボールクラブなどを地道に回る。柴田智恵美選対本部長は「身近に感じてもらいたい」と狙いを話す。

 当選九期の大物は「初めて直接話した」という有権者も多い。他の陣営関係者も「有権者の判断材料が少ないと、消極的選択で自民に流れかねない」と分析。人柄を知ってもらい、前回、維新に流れた票を取り込みたい考えだ。

 街頭での反応は上々で「今度は負けたらあかんで」と声をかけてくれる人も目立つが、報道された序盤情勢は劣勢。川端さんは「基準が分からない」と意に介さず「自民に三百議席与えたらどんな社会になるか想像すれば分かると思う。有権者は賢明な判断をしてくれるはず」と話す。

 佐藤さんは街頭演説を一日平均十五カ所、演説会を一日二、三回と精力的だ。「共産の演説会に初めて来た人もおり、政治を変えてほしいという声は大きくなっている」と手応えを話す。

 序盤、前職二人に出遅れたが「まだ投票先を決めていない人が多い。今が支援の広げ時」と繰り返し、支援者の士気を高めている。

 「若さと素直さを武器に好感度は高まっている。自民、共産の対決に近づいてきた」と選対責任者の長田茂さん。終盤も、雇用や平和など、同世代の関係が深い訴えを前面に、その親世代へも支持の浸透を狙う。八日、午後九時すぎに演説会を終えた佐藤さんは「若い人の未来を決める選挙だと伝えたい」と意気込んだ。

   ◇

 十四日の投開票が近づき佳境に入った選挙戦。師走の寒空の下、湖国を駆け回る候補者や陣営関係者らは何を考え、どのように動いているのか。それぞれの手応えは。各候補者を追い、“審判の日”に向けた戦略や思惑を探った。

2279チバQ:2014/12/10(水) 22:36:47
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/chubu/CK2014121002000289.html
威信どこへ 維新苦心 民主との連携難航、自民に対抗できず
 第三極として前回衆院選で存在感をみせた維新だが、今回はかつてのような勢いがない。中部地方でも一強の自民に挑むはずが、民主との選挙区調整がまとまらずに激しく争ったり、調整がついても、思うような支援が得られなかったり。野党支持者からは「安倍政権に対抗することを考えてほしかった」と悔やむ声が聞こえる。

 「一本化すれば勝てるのに…」。愛知4区では、維新、民主双方の陣営からため息が漏れる。維新元職の牧義夫さん(56)が民主新人の刀禰勝之さん(44)と並び立つ。牧さんが四選した民主を離党した経緯もあり、協力は「そもそもあり得なかった」(民主党県連関係者)という関係だ。

 牧さんは九日、名古屋市瑞穂区での演説で「民主も結局、自民と一緒だ」と矛先を古巣に向け、東海四県の小選挙区候補の大半が中部電力労組と核燃料サイクル推進などを盛り込んだ政策協定を結んでいることを批判した。これに対し、瑞穂区の男性支援者(78)は「二人とも出て自民に勝てると思うのか」と自民を利する状況を嘆いた。

 民主が候補を立てなかった福井1区でも、維新は共闘関係をつくることに苦しむ。公示前、民主のほか、社民とも協力を申し合わせたが、憲法など政策の違いもあり、具体的な連携はない。福井市内で六日夜開かれた維新新人の鈴木宏治さん(41)の個人演説会では、用意した二百席は半分も埋まらなかった。陣営の一人は「民主も組合関係も誰もいない」と嘆いた。

 民主との候補者調整の末、維新新人の松田直久さん(60)が立った三重1区。松田さんは演説で必ず、「野党結集を」と繰り返す。しかし、民主県連は支持母体の連合三重が維新に批判的なことに配慮し、地方議員が応援弁士に立つことを認めていない。

 民主内部には「協力しないなら一本化した意味があるのか」との声もあり、表立った応援でなければ黙認しているが、維新側が望む「全面協力」には至っていない。

 岐阜4区の維新前職、今井雅人さん(52)にも、古巣の民主が支援に回ることになったが、連合岐阜は自主投票を決めている。

 民主新人の徳永久志さん(51)と維新前職の岩永裕貴さん(41)が並び立つ滋賀4区。七月の知事選での対立もあり、維新陣営は「仮に(協力の)話がまとまっていたとしても、支援を得られたとは思えない」と両陣営の遠さを口にした。


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