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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

4461チバQ:2014/11/09(日) 08:44:17
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/56860.html
西川知事4選推薦めぐり意見相違 自民党福井県連、出馬の対応で異論
(2014年11月9日午前7時20分)
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自民党福井県連定期大会であいさつする山本会長(左)=8日、サンドーム福井小ホール
自民党福井県連定期大会であいさつする山本会長(左)=8日、サンドーム福井小ホール



 自民党福井県連は8日、第59回定期大会をサンドーム福井で開いた。来春の知事選の候補者選考に関して、公認や推薦は連続3期までとする党本部の要綱に基づき先月の県連総務会で改正した県連規程の解釈をめぐり、現在3期目の西川知事が出馬した場合の対応で異論が出た。

 県選出国会議員や県議、党員ら約240人が出席。県連会長の山本拓衆院議員はあいさつで、知事の多選について「執行部会、拡大執行部会、総務会で党本部に準ずると決定したことは報告させていただく」と話し、西川知事が出馬した場合は推薦しない考えをあらためて示した。

 これに対し、滝波宏文参院議員が「党本部の規約に準ずるという話があったが、フレキシビリティー(柔軟性)を持って、知事選を含めて統一地方選に対応する必要がある」と、現職推薦の可能性を排除せずに議論すべきとした。

 また県会自民党会派の関孝治会長、吉田伊三郎県議が「仮に西川知事が4選出馬を決意し、自民党に推薦願を出したときはどうするのか」と質問。山本会長は「(党本部の選挙対策要綱を)しっかり準用する」と従来の方針を主張した。一方、議長役を務めた県連総務会長の山岸猛夫県議は「現時点で立候補者はいない。(西川知事が出馬した場合は)執行部会、総務会などで順次決めていく」と述べた。

 来賓として出席した西川知事は「新幹線、国体、原発の再稼働など福井県は重要な局面を迎えている。自民党の皆様と力を合わせて、県政を推進していきたい」と述べたが、4選出馬に関しては記者団に「まだ決めておりません」と述べるにとどめた。

 大会後、山本会長は記者団に「(西川知事は)後継者を指名してほしい」と話した。

 また山本会長は大会の中で、西川知事の後援会からパーティー券購入の案内がきたことを紹介。衆院政治倫理・公選法特別委員会の委員長を務める山本会長は、野党からパーティー券が実質的な便宜供与につながるとの指摘もあると述べた。

4462チバQ:2014/11/09(日) 08:48:18
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20141109/CK2014110902000015.html
自民、知事選めぐり紛糾 県連会長「現職は推薦対象外」
来賓の西川一誠知事(奥右から3人目)らを前に、あいさつをする山本拓会長(奥左)=サンドーム福井で
写真
 自民党県連の定期大会が八日、サンドーム福井で開かれた。来春の知事選で現職が立候補した場合の対応をめぐり、議論が紛糾。会長の山本拓衆院議員(福井2区)が、三期務めている西川一誠知事を県連の単独推薦の対象にしないと発言したことに対し、異論が相次いだ。

 大会で滝波宏文参院議員(福井選挙区)は「柔軟に統一選に対応していく必要がある」とあいさつ。出席した県議からは「総務会で詳しい説明がなかった」と再度説明を求める声も聞かれた。終了後、出席者の一人は「もともと(知事選の候補者は)白紙で議論するとしていたのに、おかしい」と話すなど、総務会の開催を求める意見も聞かれた。

 山本会長は大会後に「何事も例外というのはある」としたものの、基本的にはこれまでの方針を堅持する姿勢を見せた。さらに杉本達治副知事を名指しして「これからの若い人に期待している」などと述べ、西川知事が杉本副知事を後継指名することに期待感を示した。

 県連は十月の総務会で選挙に関する規程を党本部に合わせて改正し、連続三期以上務めた知事が立候補した場合には、党本部推薦の対象にしないこととした。その場合でも県連単独での推薦は可能だが、山本会長は「党本部の方針に県連も準じる。新人を推薦する」として、西川知事が出馬しても単独推薦しない方針を示していた。

 (桂知之)

4463チバQ:2014/11/09(日) 08:51:37
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014110902000044.html
大村氏の除名解除、自民県連が申請へ
 愛知県知事選に向け、自民党県連の藤川政人会長(参院議員)は、再選を目指して出馬を表明している現職の大村秀章氏に対する党の除名処分を解除するよう党本部に申し入れることを決めた。解除されれば大村氏を推薦する。

 前回知事選で、県連が重徳和彦氏(現衆院議員)を擁立後、大村氏が河村たかし名古屋市長と連携し出馬したため、県連は「反党的だ」として除名処分となった。

 次期知事選をめぐっては、自民党県議団が先月、「団内で調査した結果、大村氏支持の議員が多かった」として大村氏支持を県連の藤川会長に伝えていた。県連は八日、名古屋市内で執行部会を開き、知事選の対応を藤川会長に一任した。

 前回知事選後、大村氏と自民党は対立していたが、大村氏が、本年度当初予算で自民党の要望をほとんど聞き入れ、九月定例会で「これまで以上に自民党と協議、連携を図りたい」という考えを明らかにし、関係が改善していた。

4464チバQ:2014/11/10(月) 00:11:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141109/t10013070721000.html
新潟市長選 篠田氏が4回目の当選
11月9日 23時18分

新潟市長選 篠田氏が4回目の当選
任期満了に伴う新潟市長選挙は9日に投票が行われ、無所属で現職の篠田昭氏が4回目の当選を決めました。

新潟市長選挙は開票が終了しました。
▽篠田昭(無所属・現)当選、9万5301票。
▽吉田孝志(無所属・新)、8万8206票。
▽齋藤裕(無所属・新)、7万9851票。
現職の篠田氏が4回目の当選を決めました。
篠田氏は新潟市出身の66歳。
地元の新聞社の論説委員などを経て、平成14年の市長選挙で初当選しました。
今回の新潟市長選挙は、平成19年に政令指定都市となって2回目の市長選挙です。
選挙戦で篠田氏は、政令指定都市への移行など3期12年の実績をアピールするとともに、国の特区を活用した農業の振興や、産業の誘致による雇用の創出、それに新しいバスの交通システム「BRT」の導入による中心市街地の活性化などを訴えました。
そして、経済界の支援を受けるとともに、自民党や民主党、公明党の支持層に加え、支持政党を持たない無党派層にも幅広く支持を広げ、2人の新人を抑えて、4回目の当選を決めました。
篠田氏は、「みなさんのおかげで何とか4回目の当選を果たすことができた。農業の力を最大限引き出していくとともに、少子高齢化に対応した市政を進め、子どもを安心して生み育てられる新潟市にしたい」と話していました。
投票率は40.57%で、前回の31.04%を9.53ポイント上回りました。

4465チバQ:2014/11/10(月) 21:56:22
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20141110144686.html
新潟市長選、篠田氏が4選

 任期満了に伴う新潟市長選は9日投票が行われ、即日開票の結果、無所属の篠田昭氏(66)が9万5301票を獲得し、4選を果たした。前自民党市議で無所属新人の吉田孝志氏(52)は8万8206票、弁護士で無所属新人の斎藤裕氏(40)は7万9851票で、共に健闘したが及ばなかった。

 平成の大合併から10年目、政令市移行から8年目。少子高齢化対策や連節バス方式のBRT(バス高速輸送システム)計画の是非が争点になった選挙戦は接戦となり、篠田氏が辛くも逃げ切った。投票率は40・57%。過去2番目に低かった前回選を9・53ポイント上回った。

 篠田氏は3期12年の実績を強調し、経済界や各政党などに広く支援を求め組織戦を展開。「安心政令市新潟」の実現を訴えた。各年代から支持を集め、追いすがる2新人を振り切った。

 篠田氏は当選確実となった午後10時すぎ、中央区出来島1の選挙事務所で政治・経済関係者や支持者らに囲まれ万歳。「新潟の可能性を最大限切り開く取り組みをしっかりやる。BRTは市民の誤解を解くべく説明していく」と語った。

 敗れた吉田氏は、自民党の市内7地域支部の支持をてこに保守層に食い込んだ。BRT白紙撤回などを訴え、終盤に勢いをつけて篠田氏に迫ったが、届かなかった。吉田氏は事務所で「力が及ばなかった。最大限の支援を頂き、感謝している」と敗戦の弁を述べた。

 斎藤氏は「市民党」を掲げ、支援を受けた共産党以外からの支持獲得も狙った。強く訴えたBRT計画中止に共感する市民のほか、無党派層に広く浸透したが及ばなかった。斎藤氏は支持者を前に「残念。篠田市政に対する批判が強いことは間違いない」と語った。

 当日有権者数 65万8862▽投票者数 26万7270▽投票率 40・57%▽無効 3912▽持ち帰り 2

【社会】 2014/11/10 00:05

4466チバQ:2014/11/10(月) 21:57:18
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20141109144666.html
現職と新人が一騎打ち
新発田市長選告示

 任期満了に伴う新発田市長選が9日、告示された。いずれも無所属で、再選を目指す現職の二階堂馨氏(62)、元団体職員で新人の三村誉一氏(68)が届け出た。4人が立候補した前回市長選で戦った両氏による一騎打ちの選挙戦が始まった。16日投票、即日開票される。

 二階堂氏による1期4年の市政運営の是非や今後のまちづくりの展望などが問われる。

 二階堂氏は同市諏訪町1の諏訪神社で出陣式を行い、「1期目にまいた政策の種をしっかりと芽吹かせ、10万都市新発田のまちづくりを進めていきたい」と訴えた。

 三村氏は市役所前で第一声を上げ、「市長の任務は市民の生命と財産の保護や保全であると考える。市の財政再建に力を入れて取り組んでいきたい」と呼び掛けた。

 8日現在の有権者数は8万3868人。

4467チバQ:2014/11/10(月) 21:57:48
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20141109-OYT1T50078.html?from=ytop_ylist
新潟市長選、篠田昭氏が4選…三つどもえの接戦
2014年11月10日 10時15分
 新潟市長選は9日、投開票が行われ、現職の篠田昭氏(66)(無所属)が新人2人を破り、4選を果たした。


 篠田氏は4年前の前回選挙で、3期12年での勇退を公約に掲げたが、今年9月、東日本大震災の発生で環境が大きく変わったなどとして、経済界などに推されて一転、4選出馬を表明。これに対し、新人で前市議の吉田孝志氏(52)(無所属)と弁護士の斎藤裕氏(40)(無所属)は公約違反だと批判。また、市が市中心部で導入を目指すバス高速輸送システム(BRT)は無駄遣いだなどと訴えた。

 篠田氏は民主などの支援を受けたが、自民の一部支援を受ける吉田氏と、共産が支援した斎藤氏は、多選やBRTへの批判票も取り込み、三つどもえの接戦となった。

 投票率は40・57%(前回31・04%)。

4468チバQ:2014/11/10(月) 21:59:44
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20141110144724.html
小池氏6選出馬へ、加茂市長選

 加茂市の小池清彦市長(77)はこのほど、同市内で開かれた後援会の会合で、任期満了に伴う来春の市長選に6選を目指して出馬する意向を明らかにした。

 会合で小池氏は「国からの交付税が大きく減らされる厳しい財政の中、来期も出ざるを得ない」などと述べ、立候補の意思を表明した。

 小池氏は新潟日報社の取材に対し「財政をしくじると加茂市がダメになる。合併ということになりかねず、防がないといけない。安倍政権の集団的自衛権行使も阻止しなければならない」と答えた。

 小池氏は加茂市出身。東大卒。防衛庁防衛研究所長、同庁教育訓練局長などを経て、1995年の市長選で初当選した。市長選では、現時点でほかに目立った立候補の動きはない。

【政治・行政】 2014/11/10 11:13

4469チバQ:2014/11/11(火) 21:49:08
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141111ddlk17010262000c.html
選挙:白山市長選 告示 現新2氏届け出 16日投開票 保守分裂選に /石川
毎日新聞 2014年11月11日 地方版

 任期満了に伴う白山市長選は9日告示された。届け出順に、ともに無所属で、新人の山田憲昭氏(63)と、再選を目指す現職の作野広昭氏(57)が立候補し、保守が分裂する選挙戦となった。来年3月の北陸新幹線金沢開業やその後の敦賀延伸を見据えた街づくり、現市政の評価を主な争点に論戦が交わされる。投開票は16日。

 山田氏は選挙事務所(同市田中町)前で第一声に臨んだ。山田氏は「子育て世代を守り、お年寄りも住んでよかったと思える市をつくる」と決意を述べた。北陸新幹線白山総合車両所や、白山、白山比〓(ひめ)神社を通じた観光客の呼び込みに力を入れる考えを表明。「皆さんと対話しながら、みんなが参加する市政を目指したい」と訴えた。一川保夫元防衛相や市外選出の県議、津幡町長らも参加した。

 作野氏は若宮八幡宮(同市若宮町1)で第一声を上げた。1期目について「市の将来のため今何をなすべきか一生懸命考えて実行し、結果を出してきた」と実績を強調した。2期目に向けては、新幹線白山新駅新設や観光産業振興などの施策を挙げ「前向きな政策をどんな困難があろうとも前に進める」と意欲を示した。第一声には吉崎吉規県議会議長や地元選出県議、加賀・能美両市長らも姿を見せた。

 同市長選では自民、民主、公明、共産がいずれも自主投票の方針。山田、作野両氏はともに元自民県議で、自民は意見集約できず、合併前の旧8市町村の各支部で対応が割れた。社民の地元組織は山田氏を支持している。

 8日現在の選挙人名簿登録者数は9万120人(男4万3451人、女4万6669人)。投票は16日に市内46カ所で原則午前7時〜午後8時。期日前投票は15日まで9カ所で午前8時半(一部は午前10時)〜午後8時。【中津川甫、竹田迅岐】

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 ◆立候補者 届け出順

 ◇白山市長選
山田憲昭(やまだ・のりあき)63 無新

 [元]県議長[歴]旧吉野谷村議▽同村長▽県監査委員▽金沢工大

作野広昭(さくの・ひろあき)57 無現(1)

 [元]県議[歴]旧松任市議・副議長▽県副議長▽金沢工大

4470チバQ:2014/11/11(火) 21:49:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141111ddlk15010018000c.html
選挙:新発田市長選 告示 現新の一騎打ち /新潟
毎日新聞 2014年11月11日 地方版

 任期満了に伴う新発田市長選が9日告示され、いずれも無所属で、再選を目指す現職の二階堂馨氏(62)と新人の三村誉一氏(68)が立候補し、現職と新人の一騎打ちとなった。両者は曇り空の下、街宣車や徒歩で舌戦を繰り広げた。

 二階堂氏は同市諏訪町の諏訪神社で出陣式。「住みよい街日本一、10万人都市新発田の街づくりのため任せていただきたい」と訴えた。二階堂氏は食品団地を造成する雇用拡大政策、3人目以降の出産費援助などの少子化対策、数学の専門職員設置など教育の充実を公約に掲げ、次世代の子どもたちのための街づくりを目指している。

 三村氏は同市役所前で第一声。「新発田市の財政を再建する」と訴えた。三村氏は、市が現在建設を進めているJR新発田駅前の複合施設について「身の丈に合わない箱物行政」と批判し、不要を訴えた。自ら無報酬で市長を務めることを公約に掲げ、この日も「無駄遣いをなくすため」として街宣車は使わず徒歩で市内を回った。

 投票は16日午前7時〜午後8時、市内70カ所で行われ、同9時10分から同市本町4の市カルチャーセンターで開票される。8日現在の選挙人名簿登録者数は8万3868人(男4万176人、女4万3692人)。【柳沢亮】

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 ◇新発田市長選立候補者
 (届け出順)

二階堂馨(にかいどう・かおる)62 無現(1)

 旅館経営[元]市議会議長[歴]新発田青年会議所理事長▽拓大中退

三村誉一(みむら・よいち)68 無新

 [元]日本海事協会職員[歴]県職員▽明大

4471チバQ:2014/11/11(火) 21:50:16
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141111ddlk15010012000c.html
選挙:新潟市長選(その1) 篠田氏4選 2新人振り切る /新潟
毎日新聞 2014年11月11日 地方版

 任期満了に伴う新潟市長選は9日投開票が行われ、無所属現職の篠田昭氏(66)が、いずれも無所属新人で前市議の吉田孝志氏(52)と弁護士の斎藤裕氏(40)を破り、4選を果たした。選挙戦は市が計画するバス高速輸送システム(BRT)の是非が争点となり、白紙化や中止を訴える新人2人が得票を伸ばし、接戦となったものの、3期12年の実績を強調した篠田氏が辛くも逃げ切った。投票率は、過去2番目に低かった前回を10ポイント近く上回る40・57%(前回選31・04%)だった。当日有権者数は65万8862人(男31万2945人、女34万5917人)。【山本愛、米江貴史、真野敏幸、柳沢亮、堀祐馬】

 ◆篠田氏

 9日午後10時過ぎ。新潟市中央区出来島1の篠田氏の事務所に当選確実の一報が入ると、集まった支援者から大きな歓声が上がった。間もなくグレーのスーツ姿で事務所に姿を見せた篠田氏は、駆けつけた森民夫長岡市長や国定勇人三条市長、民主党や公明党の議員ら一人一人に感謝しながら握手を交わし、当選を喜んだ。妻マレ子さん(64)らと並んで万歳を唱えた。

 篠田氏は「みなさんのお陰で4選当選させていただいた。新潟の可能性を最大限に広げる取り組みをしっかりとやっていきたい」と笑顔で抱負を語った。

 一方、争点となったBRTについては「公務もあり選挙戦にいまひとつ集中できなかった。BRTは争点だという陣営がいたために争点となり、対応が遅れた」と不満を漏らしながら、「(選挙戦で)市民の誤解が広まっていると感じたが、選挙を通じてBRTの実像をしっかり知ってもらえた。来年度に向けて準備をして、スタートさせたい」と予定通り計画を進める考えを示した。

 篠田氏は、前回に引き続き政党からの推薦は受けなかったが、民主党県連や社民党新潟政令市支部連合が支援したほか、公明や自民の一部議員も支援に回った。また、地元経済界も篠田氏を支援したが、約15万5000票を集めた前回からは大きく票を減らしての当選となった。

 ◆吉田氏

 新潟市中央区湖南の吉田氏の事務所では同日夜、支援者ら約70人がテレビを見守ったが、篠田氏の当選が報じられると、ため息や落胆の表情が広がった。吉田氏は「力が及ばずに申し訳ない」と何度も繰り返し、目を潤ませた。

 選挙戦で吉田氏は、産業政策や合併地域の創生などに取り組むと訴えた。だが吉田氏は、今回の選挙はBRTの是非が争点の「ワンイシュー選挙」だったと振り返り、「残念ながら自分の中で(BRTの是非は)ウエートの重いものでなかった。選挙戦術を取らなければいけなかった」と、BRTについて明確な立場を示さなかったことで無党派層の支持が伸びなかったと嘆いた。

 長谷川酉雄・選対本部長も「無党派層は(BRTについて)明確な主張が欲しかったのではないか。知名度のなさも敗因」と述べた。

 一方、支援者からは早くも次回選挙に向けて吉田氏を鼓舞しようと「頑張ろうコール」がわき起こり、吉田氏は深々と頭を下げた。

 ◆斎藤氏

 斎藤氏は同日午後9時55分ごろ、新潟市中央区笹口2の事務所に姿を見せ、待ち受けた支持者らから拍手で出迎えられた。同10時5分ごろ、テレビのニュース速報で篠田氏の当選確実が報じられると、斎藤氏は画面を見つめる一方、支援者からはため息が漏れた。

 弁護士のバッジをつけてあいさつした斎藤氏は「初めての選挙でここまでこられたのは皆さんのおかげだ。このような結果は残念。私の力不足だ」と陳謝した。さらに「明日からは弁護士に戻り、篠田市政を徹底的に追及したい」と話した。

 斎藤氏は記者団に対し、BRTについて「有権者から反対の意思表示がはっきり出たので篠田さんは撤回すべきだ。(場合によっては)住民投票も考えられる」と述べた。

 また立候補を表明して2カ月の選挙戦を「時間が足りず、有権者に浸透しきれなかった」と振り返った。一方で選挙結果について「篠田市政に不満を持つ人で統一していれば結果は違ったかもしれない、というのはある」と悔しさをにじませた。

 ◇篠田氏に逆風 得票大幅減、10万票下回る
 新潟市長選は篠田氏が4選を果たしたが、2010年の前回市長選より大幅に得票数を減らし、10万票を割り込み、得票率では4割を切る結果に終わった。篠田氏はバス高速輸送システム(BRT)の導入を決めているが、吉田・斎藤の両氏が反対を唱えたことで問題が焦点化され、逆風の選挙戦となった。

4472チバQ:2014/11/11(火) 21:50:56
 篠田氏が得票1位だったのは、北・江南・秋葉・西・西蒲の5区。中央・南の2区では吉田氏に、東区は斎藤氏にそれぞれ得票1位を奪われた。中央・南区での苦戦について陣営幹部は、吉田氏や支援した市議らの地盤である点を挙げた。特に中央区については「BRTの恩恵があるとみられる場所だが消極的な反応もあった。説明が不十分だったかもしれない」と分析した。また投票率が40%を超えたことも予想外だったといい、「他の陣営のペースにのまれた感がある」と話した。

 一方、7095票の僅差で涙をのんだ吉田氏の陣営は、地元・中央区を固めたほか、「支援してくれた市議との連携がうまくいった結果だ」と分析する。BRTの批判票については「もう少し票が集まると思っていたのに」と話したが、斎藤氏と分け合う結果になった点を敗因に挙げた。

 斎藤氏は8万票に迫る大健闘を見せた。得票1位となった東区について陣営幹部は、同氏を支援した共産党市議の強い地盤に支えられた点を挙げた。同区は工場などが立地し、30〜40代人口が多いことからBRTの批判票など無党派層からの得票もあったとみられる。他陣営は「共産系の基礎票に上積みしてもせいぜい6万票ぐらいだと思っていたのに」と予想外の健闘に戸惑いを隠せなかった。【米江貴史】

 ◇年内にBRTアンケ 一夜明け登庁の篠田氏表明
 4選を果たした現職の篠田昭氏(66)は10日、市役所で臨時の記者会見を開き、選挙で争点となったBRTについて、年内に3000人規模の市民アンケートを実施し、不明点を説明していく考えを明らかにした。

 篠田氏は「BRTが無駄遣いだという人にしっかりと説明していきたい。反対だという人にはぜひ参加してほしい」と話した。

 篠田氏が登庁した際に、市職員約250人が拍手で出迎え、花束を贈った。篠田氏は「ありがとうございます」と花束を高く掲げて応えていた。【山本愛】

 ◇「県と市の飛躍、つながるよう」 知事コメント
 泉田裕彦知事は10日、「当選された篠田市長に心からお祝い申し上げます。引き続き、2016年開催の主要国首脳会議(サミット)の誘致の推進など、県と市の飛躍につながるよう協力していきたい」などとするコメントを出した。

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 ■解説

 ◇大きな宿題背負った篠田氏 BRTへの対応注目
 「終わってみればBRTの是非を問う住民投票のようだった。まさかこんな接戦になるとは」。篠田陣営関係者が漏らしたように、現職の政令市市長としては最多選となる4選を果たした篠田氏だが、市民から信任を得たとは言い切れない結果となり、大きな宿題を背負った形での4期目の船出となった。

 選挙戦は当初、篠田氏の3期12年の評価が主な争点になるとみられたが、対立候補が篠田市政の代表的な政策であるBRTへの反対を前面に打ち出したことで、最大の争点となった。

 「他にも議論を深めるべき政策があるはずなのに、BRTが争点になるのは不本意」としていた篠田氏も政策の説明に時間を費やさざるを得なかった。吉田氏は自民党内で支援が割れたものの、地盤の中央区で篠田氏に競り勝つなど、追い上げを見せた。斎藤氏も、共産党県委員会などの支援を受け、無党派層にも食い込み、票を伸ばした。

 前回選挙では自らの任期を「3期12年」としていた篠田氏には多選批判もあったが、「BRTで相当量の票が両陣営にいったと思う」と自ら分析したように、BRTへの対応が批判票を呼び込む素地を作ったことは間違いない。

 篠田氏は当選直後の取材を受けて、BRTについて市民の疑問に答えるためのアンケート調査を実施すると明言したが、「もっと早くにやるべきだった」との声は市職員からも聞こえる。

 一方で、BRTへの賛否を巡って市政への関心が高まったことも事実だ。それは前回から10ポイント近く高くなった投票率の高さからうかがえる。それだけに今後、BRT問題にどう対応するかに篠田市政の本質が問われることになる。人口減対策や産業活性化など課題は多い。市政にどのような将来像を描き、どう市民に伝えていくのか。篠田氏には、いっそう市民の声に耳を傾ける市政運営が求められる。【山本愛】

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 篠田昭(しのだ・あきら)66 無現(4)

日本港湾振興団体連合会長▽日ロ沿岸市長会代表幹事▽日本水道協会副会長[歴]新潟日報論説・編集委員▽上智大

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 ◇新潟市長選開票結果
 =選管最終発表

当 95,301 篠田昭 66 無現

  88,206 吉田孝志 52 無新

  79,851 斎藤裕 40 無新

PR情報

4473チバQ:2014/11/11(火) 21:52:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141111ddlk15010023000c.html
選挙:新潟市長選(その2止) 投票率40.57% 前回比9.53ポイント増 /新潟
毎日新聞 2014年11月11日 地方版

 9日に実施された新潟市長選の投票率は40・57%と、過去2番目に低かった前回選を9・53ポイント上回った。投票率が40%を超えたのは2006年の前々回選挙以来。投票日当日は雨が降るなど天候も悪かったが、市選挙管理委員会は「バス高速輸送システム(BRT)の是非という分かりやすい問題が争点となったことが投票率が上向いた一因ではないか」と分析している。

 区別でもっとも高かったのは中央区で41・66%で、西蒲区の41・51%、西区の41・17%と続いた。逆にもっとも低かったのは北区で38・58%、次いで東区で39・08%。この2区は40%を下回った。

 投票率上昇の理由については各候補者・陣営の見方は異なる。4選を果たした現職の篠田昭氏は「BRTが投票率を上げる行動の大きな要因となった」と分析。吉田陣営は「現政権へのやり方にノーという人が多かったことが投票率向上につながった。今後の市政運営で解決できるよう取り組んでほしい」と話した。斎藤陣営も「現職で3期12年もやりながら、票が半分を割り込むのは、篠田市政への明確なノーということ。結果を重く受け止めてほしい」と求めた。

 市選管は「前回選は候補者が2人だったため、ほぼ信任投票に近かったが、今回は『自分の一票で市政が変わるかもしれない』との期待感が高まったのではないか」と話している。【山本愛】

4474チバQ:2014/11/13(木) 18:38:55
もう終わったけど
http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/feature/CO011631/20141029-OYTAT50033.html
点検 新潟市政
〈1〉農業特区 新事業促せるか
2014年10月30日 05時00分

農家レストランの開業予定地で従業員と構想を語り合う高橋社長(左)
 「農村風景を眺めながら本物の味を堪能してほしい」。新潟市北区新崎地区でトマトやイチゴの栽培を手がける農業法人「高儀たかぎ農場」の高橋治儀はるよし社長(60)はそう言って、飯豊連峰を背景に広がる一面の農地を見渡した。

 狙うのは、収穫した食材を使ってその場で客に提供する「農家レストラン」の開業。ビニールハウス隣の約10アールの敷地で建設を進める。「食べるところまで責任が持てる新たな仕組み。農産物に自信がある農家にとってはチャンスだ」

 実現を後押ししたのが、農業分野での国家戦略特区(農業特区)だ。農地転用の規制緩和が実現し、農用地をレストラン事業に使うことが許される。新潟市が3月に指定された。

 手を挙げたのは高橋さんらの8件。市はほかにも多くの規制緩和の実現を目指す。生産から加工・販売まで手掛ける6次産業化などを進めて農家と企業を連携させ、地域活性化につなげよう――。そんな青写真も描く。

 ただ、指定から半年以上たつのに、農家レストラン以外の具体的な規制緩和やそれに伴う新事業の姿ははっきり見えない。新潟商工会議所の会員企業からも、「企業はどうすればいいのか」と困惑の声が漏れる。

 民間企業の農業参入に関する規制緩和も示されてはいるが、反応は今一つだ。農業法人の役員に占める農業従事者の比率を下げることにより参入を促し、大規模化などを推し進める考えだったが、実際に手を挙げたのは6社にとどまる。

 そのうちの1社、コンビニ大手「ローソン」(東京都)も、全国展開する契約農業法人「ローソンファーム」を市内に設置するだけ。その内容は、市が掲げる大規模な青写真とは程遠い。

 企業の農業参入に詳しい東京農大の渋谷往男教授(農業経営学)は、2003年度の特区から全国展開した「農地リース方式」で多くの建設業者などが農業に参入したものの大きな利益につながらなかった経緯を紹介した上で、「市や農業委員会が農地を集約するなど環境を整えないと企業は容易に参入しない」と指摘する。

 企業の参入については、経営悪化などで撤退した場合、従業員の大量解雇や農地荒廃につながる恐れがあるとして慎重論も根強い。

 今回の農業特区では、国から具体的な成果も求められている。15年度末を期限に目標の達成率や経済効果などを報告しなければならないが、市の担当者は「明確な目標は定められないのでは」と不安を語る。

 残り約1年で特区ならではの規制緩和を実現し、慎重論にも配慮した上で目に見える成果を出せるかどうか。正念場を迎えている。

2014年10月30日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4475チバQ:2014/11/13(木) 18:39:18
http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/feature/CO011631/20141031-OYTAT50003.html
点検 新潟市政
〈2〉合併建設計画 膨らむ財政
2014年10月31日 05時00分

2年前にオープンした江南区文化会館
 亀田菊花会同好会(新潟市江南区)の砂山瑞夫副会長(67)の心には今、喜びと憤りが混在している。

 江南区の亀田市民会館で31日から開く菊花展が60回の節目を迎えて晴れやかな気持ちがする一方、区側から、長年親しんだ会館を離れて今後は約2キロ南西にある区文化会館で開くよう打診を受けたからだ。

 文化会館は2012年完成と新しいが、人口の多い旧亀田町中心部からは遠く、車やバスの利用が前提となる。砂山さんは、「高齢者が多い亀田地域からはとても行けない。行政は何も分かっていない」と話し、こうもいぶかる。

 区は文化会館に催事を集約させて市民会館を閉じようとしているのではないか……。

 旧亀田、横越町などで構成する江南区では、市町村合併後の05年から合併建設計画に沿って文化会館のほか、横越地区公民館が建設された。今年度末の完成を目指し、武道場や福祉センターなど大規模な建設工事も進む。4施設の総工費は約55億円に上る見込みだ。

 このような現状は江南区に限らない。市が合併後に初めてまとめた「財産白書」では、市民1人当たりの市施設の面積(公営住宅を除く)が2・82平方メートルと、全国の政令市でトップになったほどだ。

 既存施設の今後50年の維持費は約1兆2200億円に上り、年間では245億円と現在の121億円から倍増するとの試算もある。

 「小学校の跡地などの市有地や安上がりな農地に無計画に施設を造りすぎた」。新潟大の田村秀教授(地方自治)は手厳しい。

 市は深刻な事態を受け、公共施設のあり方を検証する財産経営推進本部を3月に発足。老朽化した施設の統廃合も視野に、今年度中にも公共施設の再配置計画案を示す考えだ。ただ、合併建設計画は編入した旧市町村への「約束手形」だ。大幅な統廃合には地域からの反対の声も予想される。

 市議会では、新施設の建設計画に市議が疑問を呈しても、市側が建設計画の一環だと説明すると、「それならしょうがない」と引き下がるような状況で、市長をチェックする市議会も強力な推進役にはなれないのが現状だ。

 「立派な建物だから人が集まるという考えから脱却すべきだ。市民の声に根ざした居場所づくりをしていけば、大規模な建物を多く抱える必要はない」。田村教授はそう指摘している。

2014年10月31日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4476チバQ:2014/11/13(木) 18:39:41
http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/feature/CO011631/20141105-OYTAT50014.html
点検 新潟市政
〈3〉BRT 交通のあり方問う
2014年11月01日 05時00分

平日の日中、郊外から市中心部へと向かうバスの車内は、客の姿がまばらだ(31日、新潟市秋葉区金沢町で)
 「昔はよくバスに乗って巻に行ったり新潟に行ったりしたけど、今はもっぱら車ね」。新潟市秋葉区の主婦、島田葉子さん(73)は現在、東区に住む妹の家に行く時はマイカーを使う。最寄りのバス停までは自宅から徒歩1分だが、新潟駅に向かうバスは1日にわずか6便しかない。「今はいいけど、年と共に車の運転が怖くなってきた。今後バスを使おうと思っても、これではとても不便で使えない」と不安がる。

 市内のバスの便数は減少の一途をたどっている。2010年のバス利用者は約2400万人と、20年間で65%減少。採算が合わなくなった路線は減便、廃止となり、市内を走るバスの便数は01年から12年までに1日4034便から3208便へと20%減った。

 減便により利用者が減り、採算がとれずに減便を繰り返すという悪循環をいかに断ち切るか――。市が考え出したのが、バス高速輸送システム(BRT)の導入だ。バス購入や施設整備を市が行い、新潟交通が運営する「公設民営方式」で、2015年夏の導入時には、一般のバスの倍の人数が乗車できる連節バス4台と一般バス20台を新潟駅から西区青山地区まで走らせる。郊外へ向かう一般バスにはその乗降地点から乗り継ぐ。

 市中心部の乗客を集約することで、市は郊外便を約450便増便し、中心部への交通手段を強化できると算段する。連節バス4台分、約3億2000万円の購入は契約済みで、整備も着々と進んでいる。

 しかし、BRT導入が中心部への交通手段の強化となるかどうかについては疑問も残る。市の運行計画によると、導入により中央区や東区などでは100本以上の増便や路線の新設が予定されるが、秋葉区での増便はわずか4本。路線新設も予定されていない。8区の中で唯一鉄道駅のない南区の自治協議会の桜沢義栄さん(77)は、「数便増えるだけでは便利になったとは言えない」と指摘し、「乗り換えも必要になり、BRTの恩恵は非常に少ない」と愚痴る。

 車社会が成熟し、急速に高齢化が進む中、県都に構築されていくべき公共交通とはどんな姿なのか。

 筑波大大学院の谷口守教授(都市計画)は、「公共交通は次世代への投資。人口が減って、自分も車が運転できなくなった時にどんな街であればいいのか、長期的な視点で見るべきだ」と提言している。

4477チバQ:2014/11/13(木) 18:40:16
http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/feature/CO011631/20141104-OYTAT50008.html

点検 新潟市政
〈4〉地域包括ケア 鍵は「市民力」
2014年11月04日 05時00分

「実家の茶の間」のオープン日には、集まった多くの地域住民の笑顔がはじけた(10月18日、新潟市東区紫竹で)

 「こんな立派な『茶の間』ができてうれしい。年をとるとどうしても出無精になるが、これならみんな集まるのではないか」。10月18日、新潟市東区紫竹の民家に集まった住民ら約100人を前に、紫竹中央コミュニティ協議会の西方四郎会長(76)は笑顔を見せた。

 長らく空き家だった木造2階建て民家はこの日、「実家の茶の間」という名前でオープンした。高齢者を中心に地域の誰もが実家のように気軽に足を運べる場として、毎週月、水曜の日中に開放される。

 整備を進めたのは市で、家賃と光熱水費を出す。市高齢者支援課は「ここを手始めに、他の地域にも広げたい」と意欲的だ。

 市がこの事業を始めた背景には、国の進める大きな施策がある。高齢者が重い要介護状態になっても住み慣れた地域で暮らせるよう、医療、介護、予防、生活支援、住居などを一体的に提供する地域包括ケアシステムだ。

 システムでは、医師や介護福祉士ら専門職だけでなく、住民やボランティアらによる運動やレクリエーション、家事援助、ごみ捨てなどの支え合い活動も一翼を担う。「茶の間」にはそうした活動の拠点となることも期待されている。

 介護保険制度の改正では、介護の必要性が低い軽度者(要支援者)へのサービスが見直され、一部が市町村に移管されることが決まった。市町村は具体的なサービスの内容や担い手、料金などを独自に定め、遅くとも2017年度までに始めなければならない。

 市によると、「茶の間」に準じるような支え合い活動は13年度現在、市内に約580ある。全国的に見ると多い方だといい、市は受け皿となる「地域力」「市民力」の掘り起こしを狙う。

 一方で、新潟医療福祉大の松山茂樹教授(福祉経営論)は、「街中と農村の違い、区の規模の違いなど、地域で状況が違うので一律のサービスにするわけにはいかない」と指摘する。

 担い手として想定される自治会などの地域組織には「新たな負担を課せられる、という不安がある」(市議の一人)のも事実で、合意形成は難航が予想される。

 市の高齢化率は05年の20・52%が、20年後の25年には30・39%になると予想される。高齢者単独世帯数は10年に約2万3000に上り、12年度の介護保険料も政令市で最も高い月5950円となった。

 待ったなしの状況の中、松山教授は「行政や民間、社会福祉協議会など、あらゆる関係者が地域性に合わせたネットワークを構築しないといけない」と話す。

2014年11月04日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4478チバQ:2014/11/13(木) 18:40:40
http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/feature/CO011631/20141105-OYTAT50008.html
点検 新潟市政
〈5〉まちづくり 人集う仕掛けを
2014年11月05日 05時00分

玉入れに熱中する子どもたち(2日、新潟市中央区古町通2番町で)
 連休中の2日、雨にもかかわらず、新潟市中央区古町通2番町では、玉入れを楽しむ子どもたちの元気な声が響いた。

 新潟市上古町商店街振興組合が開いた「カミフル門前市」。商店街にぎわい創出事業として市が必要経費の半額を補助している。玉入れや綱引き、紙芝居などのイベント目当てに多くの人が集まった。

 実行委員長の雑貨店経営迫さこ一成さん(35)は「にぎわいが徐々に戻ってきている」と目を細めた。

 同振興組合が市などと連携し、2009年にアーケードを改築して歩道や車道を整備するなど、景観を重視した結果、商店街に若者が集まるようになり、空き店舗は改装前の22店舗から4店舗に激減した。車道を削って歩道の幅を1メートル広げ、歩きやすさを重視したことなどが奏功した。

 「郊外の大型店と規模で比べれば『アリと象の対決』かもしれないが、郊外店にはない魅力で一定の層を引き寄せている」。まちづくりに詳しい長岡造形大の渡辺誠介教授(都市計画)もこう評価する。

 しかし、中心市街地の古町地区で同振興組合のように気を吐くところは少ない。2010年6月の百貨店「大和」撤退が大きく響き、市商店街連盟の調査では、旧大和前の1日の歩行者数は、09年10月の1万1655人から、13年10月には6846人にまで減った。

 市の市街化区域は129平方キロと政令市で中くらいだが、11年の都市計画年報によると、人口密度は1平方キロ当たり約5000人で下から2番目に少ない。車社会が浸透して郊外に大型店ができ、街が薄く広がっている――。中心市街地の低迷にはそんな大きな要因も横たわる。

 そうした中、長岡市が12年4月、市役所とイベントスペースを同居させて長岡駅前にオープンした「アオーレ長岡」は、にぎわい創出の成功例として全国的にも注目されている。各種催しや行政手続きに訪れる市民らが集う。

 新潟市でもこれを手本に、旧大和跡へ市役所機能の一部移転を求める声がある。地権者らによる古町通7番町D地区再開発準備組合の渡辺一夫事務局長(67)は、「再開発した施設の中核に行政機能が移設されれば」と期待をかける。

 ただ、計画は当初の想定より遅れており、先行きは不透明だ。最近では、にぎわい再生を目指して旧大和の従業員らが13年4月に食料品店を開いたが、1年もたたずに事業を停止し、にぎわい創出の難しさを関係者に印象づけた。

 渡辺教授は「跡地に商業ビルを建設するだけでは、郊外店と客の奪い合いになってしまう。長岡市は、ビルではなく人が集まる広場をつくる、という発想でにぎわいを生んだ。新潟市の将来の都市構造を考える上で参考になる部分もあるのでは」と指摘する。

2014年11月05日 05時00分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4479チバQ:2014/11/15(土) 10:24:49
http://www.shinmai.co.jp/news/20141115/KT141114ATI090010000.php
来春の茅野市長選 新人の野沢氏が出馬へ
11月15日(土)
 任期満了に伴う来春の茅野市長選で、新人で茅野市議の野沢明夫氏(59)=無所属、湖東=が立候補の意思を固めたことが14日、分かった。信濃毎日新聞の取材に「現在の市政運営でいいのか問う必要がある」と述べた。近く正式表明する。

 野沢氏は東京都出身で横浜市立大卒。1981(昭和56年)に茅野市に移住した。2000年に建築塗装会社を創業。07年に市議に初当選し、現在2期目。議会運営委員長などを務めた。取材に対し、産業振興担当の副市長任命などを構想しているとした。

 茅野市長選では、現職の柳平千代一氏(61)=無所属、豊平=が3選出馬を検討している。ほかに表立った動きはない。

4480チバQ:2014/11/16(日) 11:00:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141115ddlk23010282000c.html
選挙:小牧市長選 弁護士の上禰氏、立候補を表明 /愛知
毎日新聞 2014年11月15日 地方版

 任期満了(来年2月25日)に伴う小牧市長選で、同市の弁護士・上禰(じょうね)幹也氏(32)が14日、立候補することを明らかにした。

 上禰氏は「独善に走りがちな山下市政をやめ、市民の声を聞いた市政を実現したい思いが強くなった」などと出馬の動機を語った。

 市長選には、現職の山下史守朗氏(39)が再選を目指し、出馬する意向を表明している。【花井武人】

4481名無しさん:2014/11/16(日) 18:31:10
再選出馬の場合 鈴木知事推薦へ 自民県連 2014年11月16日

http://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20141115-OYTNT50102.html

自民党県連は15日の役員会で、鈴木英敬知事が再選を目指して来春の知事選への立候補を表明した場合、推薦することを決めた。

同党は前回の知事選でも鈴木知事を 推薦している。鈴木知事は「しかるべき時にしかるべき判断をする」と繰り返し、態度を明らかにしていないが、 いち早く支援の態度を示したかたちだ。

また、川崎二郎会長は衆院解散・総選挙になった場合、前回と同様、全5選挙区で候補者を擁立する考えを示し た。

民主党県連もこの日、幹事会を開いた。記者会見では、衆院選の候補予定者が決まっていない三重1区で、高橋千秋・元参院議員が立候補する可能性に質問が及び、高橋氏は「様々な意見をいただいているのは事実で、考慮中」と述べた。

1区には前回も出馬した前津市長が維新から出馬するとみられてい る。岡田克也代表は維新との候補者調整について、「議論の俎上にはあがると思う」と述べた。

4482チバQ:2014/11/17(月) 00:50:17
保守分裂 現職落選
http://www.hab.co.jp/headline/news0000014223.html
白山市長選挙 新人の山田憲昭さんが初当選 (17日)
任期満了にともなう白山市長選挙は、16日、投票が行われ、新人の山田憲昭さんが現職候補を破り、初当選を果たしました。山田さんは63歳。旧吉野谷村の村議、村長を経て、1995年の県議選で初当選。5期を務め、今回の白山市長選挙に立候補しました。保守系同士の一騎打ちとなる構図で、有権者の関心も高く、投票率は前回市長選の49・56%を大きく上回る60・96%でした。山田さんは3万355票を獲得し、現職の作野広昭さんの2万3578票に、6700票余りの差をつけて、初当選を果たしました。 (00:18)

4483チバQ:2014/11/17(月) 01:04:37
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20141115-OYT1T50054.html
自民党岐阜県連、衆院解散に反対する決議採択
2014年11月15日 21時09分
 自民党岐阜県連は15日、常任総務会を開き、早期の衆院解散・総選挙に反対する決議を採択した。


 決議では「景気回復に向けて全てを傾注しなければならない時であり、政治的空白を作るべきではなく、解散する大義はない」と指摘。〈1〉県内の業界団体の大半から反対や疑問視する声が相次いでいる〈2〉地方議員は来春の統一地方選に向けて本格的に準備を進めており、衆院選に力を入れる余裕など全くない――などの理由から、「統一選前の衆院選には断固反対する」としている。

4484チバQ:2014/11/17(月) 19:43:41
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141117ddlk15010197000c.html
選挙:新発田市長選 二階堂氏が再選 実績強調、支持集める /新潟
毎日新聞 2014年11月17日 地方版

 任期満了に伴う新発田市長選は16日投開票され、現職の二階堂馨氏(62)=無所属=が、新人で元団体職員の三村誉一氏(68)=同=を破り、再選を果たした。当日有権者数は、8万3315人(男3万9871人、女4万3444人)。投票率は過去最低の35・65%(前回65・47%)だった。

 二階堂氏は、JR新発田駅のバリアフリー化や、市役所新庁舎建設などの1期目の実績を強調。「未来の子どもたちのために10万人都市新発田を維持しなければならない」と訴え、公約として「産業振興、子育て支援、教育の充実」の3本柱を掲げ、支持を集めた。

 前回選に続き2回目の挑戦となった三村氏は、財政再建が最優先と主張。JR新発田駅前の複合施設の建設中止などを公約したが、及ばなかった。【柳沢亮】

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 ◇新発田市長略歴
二階堂馨(にかいどう・かおる) 62 無現(2)

 旅館経営▽[元]市議会議長[歴]新発田青年会議所理事長▽拓大中退

4485チバQ:2014/11/18(火) 21:33:43
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141118ddlk23010240000c.html
選挙:一宮市長選 設計事務所経営、鈴木氏が出馬へ /愛知
毎日新聞 2014年11月18日 地方版

 市長の引退に伴う来年2月予定の一宮市長選で、設計事務所経営の鈴木義一氏(56)が17日、記者会見を行い、無所属で立候補することを明らかにした。

 鈴木氏は「今の行政は駅ビルや庁舎などを建設する箱もの行政。大型事業でなく、中小零細業者が安心して暮らせて営業ができ、市民に優しい市政を目指したい」と抱負を述べた。

 市長選には、市議の細谷正希氏(46)と、元総務省室長の中野正康氏(47)の2人が立候補を表明している。【河部修志】

4486チバQ:2014/11/20(木) 06:28:56
746 :チバQ :2014/11/20(木) 06:28:26
愛知
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2014112002000061.html
減税、愛知1区に広沢県議 河村氏地盤の奪還目指す
 河村たかし名古屋市長率いる地域政党「減税日本」は十九日、次期衆院選愛知1区(名古屋市東、北、西、中区)に、党幹事長の広沢一郎愛知県議(50)=瑞穂区選出、一期=を擁立する方針を決めた。

 広沢氏は取材に「消費税のあり方が争点となる国政選挙で、増税に一貫して反対する党の存在感を示したい」と意欲を語った。

 愛知1区は、河村氏の衆院議員時代の選挙区。市長に転じた後の二〇〇九年衆院選では、後に党副代表となる佐藤夕子氏(51)が当選したが、一二年の前回選挙で議席を失った。減税は、古くからの市長支持者が多い愛知1区で議席を獲得できれば、来春の統一地方選に向けても勢いを得られると判断。広沢氏擁立を決めた。

 愛知1区には、自民現職の熊田裕通(ひろみち)氏(50)、民主元職の吉田統彦(つねひこ)氏(40)、共産新人の大野宙光(ひろみつ)氏(51)も出馬を予定している。

◆佐藤夕氏は市議選出馬へ

 減税日本は、来年四月の名古屋市議選東区選挙区(定数二)に、党副代表の元衆院議員佐藤夕子氏(51)を擁立する方針を決めた。佐藤氏は取材に「党代表の河村市長を支えることを最優先に考えた」と語った。

 減税所属で、東区選出の現職市議近藤徳久氏(51)は、市議選に向けた公認申請を党に提出せず、出馬を辞退した。これを受け、党関係者が佐藤氏に出馬を要請していた。

 佐藤氏は、河村氏の秘書を経て二〇〇七年四月、愛知県議選東区選挙区で初当選。〇九年八月の衆院選では、河村氏の後継として、愛知1区に民主党公認で出馬し、当選した。減税日本に移った後、一二年十二月の前回衆院選で敗れた。

4487チバQ:2014/11/20(木) 06:31:53
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=32811
行政・政治 : 「愛すべき仕事、人、郷土に」 茅野市長選に野沢氏が出馬表明
更新:2014-11-20 6:01
 任期満了に伴う来年4月の茅野市長選で、新人で市議の野沢明夫氏(59)=湖東新井=は19日、市役所で会見し、無所属で立候補する考えを正式に表明した。野沢氏は「愛すべき仕事、人、郷土をつくることが幸せの三原則。その具現化に取り組む」と決意を語った。市長選をめぐる出馬表明は野沢氏が初めて。

 野沢氏は、出馬理由を「市議を2期8年務め、市政運営の手法で現市長との違いが積み重なった」と説明。市の総合計画やパートナーシップのまちづくりは踏襲し、その実現手法の違いで争う構えを見せた。「1期4年が勝負。強い姿勢と覚悟、信念を打ち出して物事を進める」とする。

 具体的には、産業振興担当副市長の配置や市長補佐官の民間登用、地区コミュニティセンターの民営化、市民の声を直接聞くログハウスの設置を挙げ、教育の振興にも意欲を見せた。市が進める入区促進と自主防災の充実は「パートナーシップのまちづくり基本条例」に明文化すると指摘。市町村合併については「文化が違う」として反対の立場を示した。

 野沢氏は東京都出身。横浜市立大卒。茅野商工会議所青年部副会長などを経て2007年の市議選で初当選し、現在2期目。自ら創業した建築塗装会社の会長を務める。

 後援会は、湖東地区が中心の現体制を来年1月中に拡充する。各地区に加え、友人や知人、各種団体を通じて全市的な運動の広がりを目指す。

 市長選では、現職の柳平千代一氏(61)=無所属、塩之目=が3選出馬に前向きな姿勢を見せており、来年1月の後援会新年総会で正式表明する見通し。ほかにも候補擁立を模索するグループがある。

4488チバQ:2014/11/20(木) 20:59:58
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/57724.html
ボクシング元世界王者が県議選へ 清水智信さん出馬を表明
(2014年11月20日午前7時20分)
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来春の福井県議選に出馬する清水智信さん
来春の福井県議選に出馬する清水智信さん



 来春の福井県議選福井市選挙区(定数12)にボクシングの元世界王者で、ボクシングスタジオ経営の清水智信さん(33)=同市高柳3丁目=が、立候補すると19日、明らかにした。福井新聞の取材に対し清水さんは「試合に勝っても負けても応援してくれた福井に恩返しがしたい。若者が誇れる活力ある福井にしたい」と意気込みを語った。

 清水さんは北陸高時代にボクシングを始め、東京農大を経て2004年にプロデビュー。日本フライ級王座を4度防衛し、11年8月の世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王座戦を制し、福井県初の世界チャンピオンになった。引退後の12年11月からは同市内でボクシングスタジオを経営している。

 本紙の取材に対し清水さんは「ボクシング選手時代は、ずっと福井県民に力をもらい、古里への思いは強まるばかりだった。政治で古里のためにできることがあるのではないかと考えた」と出馬の動機を説明した。

 清水さんは月内に正式な出馬会見を開く予定。

4489チバQ:2014/11/21(金) 08:29:12
知事選で保守分裂か!?
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/57799.html
福井県知事選、現職が4選出馬意向 12月の定例県会で正式表明
(2014年11月21日午前7時20分)
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西川一誠氏
西川一誠氏


 来春の福井県知事選に、現職の西川一誠氏(69)が4選を目指して立候補する意思を20日までに固めた。12月定例県会開会日の28日に正式表明するとみられる。

 西川氏は10月上旬に開かれた支援者の会合で、4選出馬に前向きな姿勢を示していた。原発の再稼働や北陸新幹線の工期短縮、2018年に開かれる福井国体の準備に加え、人口減少時代への対応など継続する県政課題がある中で4選を目指すことを決意したもようだ。県議の一部や後援会幹部らに伝えた。

 知事の後援会は11月8日、鯖江市を皮切りに県政報告会を開始。来年2月初旬までかけて県内17市町にある全23の地区後援会で開く予定で、既に4選出馬に向けた活動を本格化させている。後援会では今後、県内各政党や経済団体、労働組合などに支援を求めていく方針。

 知事選への出馬が明らかになったのは西川氏が初めて。知事選をめぐっては、自民党県連会長の山本拓衆院議員が候補者擁立を模索している。

 西川氏は越前町(旧朝日町)生まれ。京都大法学部卒。1968年に自治省(現総務省)入りし、香川県総務部長、自治省企画課長、国土庁長官官房審議官などを経て、福井県副知事を2期務めた。2003年の知事選で初当選し、現在3期目。マニフェスト「福井新々元気宣言」に基づく施策を推進している。国に対してふるさと納税を提唱したほか、原子力小委員会の委員としてエネルギー基本計画の具体化に向け意見や提案も行っている。

4490チバQ:2014/11/21(金) 21:25:30
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2014112102100006.html
金沢市長選の対立 和解? 山野氏、馳氏選対顧問に
 十二月二日公示予定の衆院選石川1区に出馬する馳浩衆院議員(自民)の選対本部顧問に金沢市の山野之義市長が就任する。十月の市長選で対立した関係から一転。圧勝した山野氏との「和解」をアピールし、自身の選挙への影響を抑える狙いがあるようだ。

 馳氏は、山野氏が八月に引責辞職した原因となった競輪場外車券売り場問題の新たな事実を自民党の会合で示し、十月の市長選では大敗した対立候補を支援。選挙戦を通じて山野氏の対応を批判する発言を繰り返していた。

 ただ、本紙世論調査でも、馳氏の言動を「政治的駆け引き」と受け止める有権者は多く、批判の声も強まった。こうした事情を踏まえ馳氏陣営は、山野氏が陣営に名を連ねることで市長選の「ノーサイド」を演出したいとみられる。

 二十日に市内で開かれた選対の準備会合後、本部長を務める中村勲石川県議が明らかにした。顧問は他に県関係の参院議員三人。中村氏によると、十九日に山野氏に近い紐野義昭県議、高村佳伸金沢市議が顧問就任を要請、山野氏は二つ返事で引き受けた。 (日下部弘太)

4492チバQ:2014/11/23(日) 05:36:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141122ddlk17010297000c.html
選挙:金沢市長選 あす告示 出馬表明、山野氏のみ 各党擁立せず /石川
毎日新聞 2014年11月22日 地方版

 山野之義市長の任期満了に伴う金沢市長選が23日、告示される。山野氏が圧勝した10月の出直し市長選から1カ月半しかたっておらず、主要各党はいずれも対抗馬擁立を断念した。唯一立候補を表明している山野氏が無投票で3選する公算が大きい。無投票になれば同市長選では1978年以来36年ぶり。

 山野氏は自らの辞職に伴う出直し選で9万3698票を獲得し、政党推薦を受けた他3候補に大差を付けた。公選法の規定で、山野氏の任期は1期目の元々の任期(12月9日)までで、今回再び市長選がある。山野氏は「新幹線時代にふさわしい魅力、活力がある街を目指したい」と3選への意欲を繰り返し表明してきた。

 自民は出直し選で、元自民県議を推薦したが、所属議員の半数程度が山野氏支援に回って党内不和を招いた。今回は「負けを潔しとする」(金沢支部幹部)として擁立を断念。民主も「擁立するのが物理的に困難だ」(県連幹部)として見送った。公明も「前回選の結果を踏まえた」とする。

 共産も「新たな争点がない」として見送り、市議会で車券売り場問題を追及する考え。出直し選で、民主と歩調を合わせた社民も今回は関与しない。

 9月27日現在の選挙人名簿登録者数は36万5472人(男17万3994人、女19万1478人)。【大原一城】

4493チバQ:2014/11/23(日) 09:49:24
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/58012.html
知事推薦めぐる自民県連会長の胸中 新幹線延伸への政治手腕を疑問視
(2014年11月23日午前8時30分)


 自民党の山本拓福井県連会長は22日、鯖江市内で講演し、来春の知事選で4選を目指す現職の西川知事を衆院選後に招き、北陸新幹線や原発政策など重要課題に対する今後の方向性を聞く公開の場を設けたいとの意向を示した。山本氏は4選以上の推薦は県連としてすべきでないとし候補者擁立を模索しているが、県連内にはさまざまな意見があり、西川知事の政治姿勢を直接確認した上で対応を決めるという。

 北陸新幹線の県内延伸について、山本氏は「金沢―敦賀の開業3年前倒しは実現する」と述べる一方、敦賀以西ルートが決まっていないことなどについて知事の政治手腕を疑問視。「選挙後、マスコミにオープンな形で(県政の重要課題に対する)知事の見解を一つ一つ聞いて判断してもらう。それでよければ、それでいい。分かりやすい進め方をしたい」と述べた。

 知事選の候補者選考に関し、県連は公認や推薦は連続3期までとする党本部の要綱に基づき、先月の県連総務会で県連規程を改正。山本氏は「党本部に準ずる」として西川知事が出馬した場合は県連として推薦しない姿勢を強めている。一方、県連内には柔軟性をもって現職推薦の可能性を排除すべきではないとの意見もある。

 今回の山本会長の発言は現職推薦に含みを持たせた格好だが、記者団に「例外規定を設けるには余人をもって替え難いという理由がいる。どっちに転ぶにしても一つ一つ手順を踏むことが必要だ」と説明した。

 西川知事は4選を目指して立候補する意思をすでに固め、28日の12月定例県会開会日に正式表明する見込み。

4494チバQ:2014/11/24(月) 08:37:55
http://mainichi.jp/select/news/20141124k0000m010001000c.html
金沢市長選:山野氏が無投票で3選
毎日新聞 2014年11月23日 17時14分(最終更新 11月23日 18時25分)

 任期満了に伴う金沢市長選は23日告示され、無所属で現職の山野之義氏(52)だけが立候補を届け出て、無投票で3選を決めた。同市長選が無投票となったのは、1978年以来36年ぶり2回目。


 山野氏は市内に計画された競輪場外車券売り場を巡り、選挙で支援を受けたビル管理会社に便宜を図ろうとしたことが発覚し、今年8月に引責辞任。10月5日の出直し選に出馬し、主要政党の推薦を受けた3新人を大差で破って再選を果たした。

 公職選挙法の規定により、山野氏の任期は1期目の任期満了に当たる12月9日までだった。出直し選からわずか1カ月半で再び選挙となったが、各党は「新たな争点がない」などとして擁立を見送った。

 車券売り場問題を巡っては市議会が10月、地方自治法に基づく百条委員会を設置した。山野氏や計画したビル管理会社社長らを順次証人喚問し、山野氏が業者に持ちかけた便宜の詳細や経緯を解明する。

 山野氏は3選を決めた後、「今回の無投票も含めて民意を得たと思っている。百条委には真摯しんし)に対応する」と述べた。【大原一城】

 【略歴】山野 之義(やまの・ゆきよし)52   無 現<3>

[元]市議[歴]ソフトバンク社員▽慶大

4495チバQ:2014/11/24(月) 08:56:02
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141123ddlk24010044000c.html
2014衆院選:1区民主・高橋氏出馬断念 「何があったんだ?」 県政界に戸惑い、憤る支援者も /三重
毎日新聞 2014年11月23日 地方版

 衆院が解散された21日深夜に出馬断念が決定的になった−−。三重1区から民主公認で出馬を表明していた高橋千秋・前参院議員(58)が、維新の党との候補者調整で公認が得られず、立候補を取りやめた。同党など県政界関係者は「何があったんだ?」と戸惑い、支援者からは「党からはしごを外された」と憤りの声が上がった。【田中功一、谷口拓未、岡正勝】

 1区では、維新新人で前津市長の松田直久氏(60)が出馬準備を進めていた。民主党は松田氏に対し水面下で4区からの出馬を打診するとともに、安倍晋三首相が解散を表明した18日、高橋氏を公認候補として内定。野党の候補者調整で民主、維新両党本部の協議が進む中、高橋氏は支援者へのあいさつ回りなど、事実上の選挙戦をスタートさせていた。

 21日も選対会議などを終えた後、夜には地元県議が開いた集会に参加した。その間、解散直前まで続いた候補者調整は成立せず、維新は同日夕、松田氏の1区での公認を正式発表した。

 関係者によると、集会後の午後10時から、党県連代表の岡田克也氏と会談。岡田氏から公認できないことを伝えられ、出馬を断念したという。

 岡田氏は22日、報道陣の取材に「両党がバッティングし、自民に漁夫の利を与えることは避けたい。いろんなものを乗り越えないと巨大与党に立ち向かえない。理不尽であることは間違いない。調整する立場なので、申し訳なく思う」と説明した。

 これに対し、高橋氏の支援者の一人は「はしごを外されるとは、まさにこのことだ。あまりにひどい仕打ちだ」と憤り、同党県議は「何があったか分からない。党本部の調整とはいえ、高橋さんが可哀そうだ」と話した。

 一方、報道陣から高橋氏の出馬断念を知らされた松田氏は「本当なのか」と驚きながら、「責任が重大になる」と気を引き締めていた。

 松田氏らを迎え撃つことになる自民前職の川崎二郎・元厚労相(67)は「大変な、難しい選挙になった」と警戒感を募らせ、「自分の陣営を固めるだけの選挙ではなく、アベノミクスで業績や給料が上がった会社などにも支持を呼び掛けていく」と戦術転換を示唆した。

 共産新人の橋本マサ子氏(68)は「形だけの共闘ではなく、政治を変えようという内容が伴わなければ意味がない。自民と違う選択肢を示し、対抗していけるのは共産党だけ」と強調した。

〔三重版〕

4496チバQ:2014/11/24(月) 09:22:41
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20141122/CK2014112202000042.html
近藤市議、離党を決断 河村市長「しゃあない」
 地域政党「減税日本」所属の近藤徳久名古屋市議(51)=東区、一期=が離党を決めた。代表の河村たかし市長は二十一日、記者団に「残念ですが、しゃあない。つらいけれど」と話し、離党を受け入れる考えを示した。

 近藤氏が離党を決めたのは、減税が来春の市議選東区選挙区(定数二)に、近藤氏に代える形で、党副代表の元衆院議員佐藤夕子氏(51)を擁立すると決めたことに「納得できないため」という。

 近藤氏によると、今年七月ごろ、市長周辺から「市議選では、東区で佐藤氏を擁立したい。党に公認申請を出さないでほしい」と言われ、公認申請を出さなかった。このころ、離党の意志を示したが、党関係者から思いとどまるよう説得された。今月二十日になって、新聞報道で佐藤氏の市議選出馬の方針が明確になったため、離党を決断。取材に「党への不信が募った」と語っている。

 党幹事長の広沢一郎県議は「党として近藤氏の公認は困難と考え、申請辞退を促したのは事実。ただ、党が佐藤氏に出馬を打診したのは、近藤氏が辞退した後だ」と話した。

 近藤氏の離党決定により、前回市議選直後には二十八人が所属した減税系市議会会派「減税日本ナゴヤ」は、十三人に減る。

 (内田康、北村剛史)

4497いぬのたまご:2014/11/24(月) 17:50:25
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4498チバQ:2014/11/24(月) 18:10:20
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/58012.html
知事推薦めぐる自民県連会長の胸中 新幹線延伸への政治手腕を疑問視
(2014年11月23日午前8時30分)

 自民党の山本拓福井県連会長は22日、鯖江市内で講演し、来春の知事選で4選を目指す現職の西川知事を衆院選後に招き、北陸新幹線や原発政策など重要課題に対する今後の方向性を聞く公開の場を設けたいとの意向を示した。山本氏は4選以上の推薦は県連としてすべきでないとし候補者擁立を模索しているが、県連内にはさまざまな意見があり、西川知事の政治姿勢を直接確認した上で対応を決めるという。

 北陸新幹線の県内延伸について、山本氏は「金沢―敦賀の開業3年前倒しは実現する」と述べる一方、敦賀以西ルートが決まっていないことなどについて知事の政治手腕を疑問視。「選挙後、マスコミにオープンな形で(県政の重要課題に対する)知事の見解を一つ一つ聞いて判断してもらう。それでよければ、それでいい。分かりやすい進め方をしたい」と述べた。

 知事選の候補者選考に関し、県連は公認や推薦は連続3期までとする党本部の要綱に基づき、先月の県連総務会で県連規程を改正。山本氏は「党本部に準ずる」として西川知事が出馬した場合は県連として推薦しない姿勢を強めている。一方、県連内には柔軟性をもって現職推薦の可能性を排除すべきではないとの意見もある。

 今回の山本会長の発言は現職推薦に含みを持たせた格好だが、記者団に「例外規定を設けるには余人をもって替え難いという理由がいる。どっちに転ぶにしても一つ一つ手順を踏むことが必要だ」と説明した。

 西川知事は4選を目指して立候補する意思をすでに固め、28日の12月定例県会開会日に正式表明する見込み。

4499チバQ:2014/11/28(金) 01:31:40
http://www.at-s.com/news/detail/1174145196.html
「景観ちぐはぐ、鈍感」 知事、また静岡市政批判
(2014/11/27 08:05)
 川勝平太知事は26日の定例記者会見で、静岡市中心部の景観について「文化、歴史、国際都市と言っているのにちぐはぐ」と苦言を呈し、「(市当局が)景観に全く鈍感で非常に心配している」と市政批判を繰り広げた。
 川勝知事はこれまでもJR東静岡駅周辺整備などに対し、同市の姿勢を繰り返し批判してきた。
 この日は田辺信宏市長が改良を進める市中心部の江川町交差点に言及。コンビニなどが入居する交差点近くの建物がJR静岡駅の正面に位置していることに「これが恥ずかしいという観念がないのか。市当局の文化感覚を疑う」と指摘した。
 歴史的な景観を生かしたまちづくりを進める掛川市や金沢市とも対比し、「家康公の400年祭を迎えるに当たり、正面の外観だけでも変えられないか」と持論を述べた。
 知事の発言に対し、静岡市の担当者は「直接聞いていないので答えられない」としている。市は建物の改築時にデザインなどの誘導はできるが、強制力はないという。知事は田辺市長が再選出馬の意思を固めたことへの質問に関連し答えた。静岡市長選に関しては、特定の候補を支援しない考えも示した。

4500チバQ:2014/11/28(金) 20:15:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2014112800480
現職が4選出馬表明=福井知事選


 福井県の西川一誠知事(69)は28日の県議会本会議で「県政を次の段階に引き上げることが私に課せられた責務だ」と述べ、任期満了に伴う来年4月の知事選に4選出馬する意向を表明した。同知事選への出馬表明は西川氏が初めて。
 西川氏は1968年に自治省(現総務省)に入省。同県副知事などを経て、2003年4月に初当選した。(2014/11/28-14:50)

4501チバQ:2014/11/28(金) 21:02:05
http://news24.jp/nnn/news87110129.html
百条委員会 市議2人を証人喚問
(石川県)


■ 動画をみる
市長の辞職につながった競輪の場外車券場を巡る問題で金沢市議会は28日、百条委員会を開き、市議2人の証人喚問を行った。証言からはこれまでに示された業者側の証言との食い違いも見られた。
百条委員会は、山野市長が車券場を計画していた業者と交わした文書や市の施設を入居させる代替案を示した問題を解明するため設置された。4回目の28日は、仲介役として同席した高岩勝人市議と小阪栄進市議の2人が証人として出席した。委員会では、高岩市議が代替案にあるテナントの賃貸料について「金額は、自分の知る相場を示しただけで、市長は否定したと思う」と証言し、業者が9月の連合審査会で行った「市長は否定しなかった」とする証言と正反対の見解を示した。また、小阪市議は「代替案についての話し合いには加わっていないので内容は知らない」と答えた。このほか、業者との金銭のやりとりについては高岩・小坂両市議ともこれを否定した。山野市長への証人喚問は、12月中に行われる予定だ。
[ 11/28 19:41 テレビ金沢]

4502チバQ:2014/11/29(土) 03:32:45
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014112890121622.html
愛知県議、政調費を流用か 親族給与を政治資金に 
 愛知県知立市選出の柴田高伸県議(45)=無所属=が2011〜13年度の3年間、父と妹を事務員に雇った上で、政務調査費(現政務活動費)から給与として計約1300万円を支払い、同時期に父と妹が柴田県議の政治団体にほぼ半額を寄付していたことが分かった。政策の調査や研究目的の政調費が政治資金に還流されていた可能性がある。

 県のマニュアルによると、事務員が県議の政務活動に関わっている場合は、その割合に従って政調費から充当することになっている。

 柴田県議が県議会に提出した政務調査費収支報告書などによると、柴田県議は父と妹に対し、11〜13年度に毎年400万円強を給与として支払った。この3年間に、父と妹は、柴田県議の資金管理団体に計600万円を寄付している。

 マニュアルは政務活動費を選挙活動や後援会活動に充当してはならないと明記しているが、親族に給与として支払われた後、寄付を名目に柴田県議の政治活動資金に充てられていた疑いがある。

 柴田県議は取材に対し、「寄付は2人とも自らの判断でした。問題だという認識はなかった」と釈明。「流用との疑念を持たれるなら今後は政活費から給与を支払っている人からの寄付は受け付けない」と述べた。

 柴田県議は07年に初当選し現在2期目。13年11月まで民主党県議団に所属していた。

(中日新聞)

4503チバQ:2014/11/30(日) 22:45:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141129ddlk18010622000c.html
選挙:知事選 西川知事4選出馬表明 県議会で「県政の発展、責務」 /福井
毎日新聞 2014年11月29日 地方版

 西川一誠知事は28日、来年4月に予定されている知事選に4選を目指して立候補する意向を正式に表明した。同日開会した12月定例県議会で、「県政をより大きなスケールで次の新しい段階へ引き上げることが、私に課せられた責務だと考えている」と所信を表明した。知事選への出馬表明は西川氏が初めて。【山衛守剛】

 西川氏は県議会で、北陸新幹線の認可や舞鶴若狭自動車道の全線開通など任期中の成果をあげた一方で、人口流出や少子高齢化問題に言及。「人の流れを出生率の高い地方に反転させるための構想と施策が必要だ」と訴え、「福井県を大きく発展できる確固たる道筋を付けるため、初心に立ち返って全身全霊を傾注する決意だ」と述べた。

 また、議会終了後には記者会見を開催。原発の立地する嶺南地域の振興策について、「農林水産業や観光が極めて重要で、原子力にだけ頼らない地域の運営が大きな課題だ」と述べた。ただ、原発そのものに関しては「原子力の比重は減っていくという客観情勢にある」と述べるにとどまり、原発再稼働や廃炉に対する考え方は示さなかった。

 知事選を巡っては、自民党県連の山本拓会長が多選を理由に西川氏に対して「推薦を出さない」と明言している。西川氏は、「各政党の支持は幅広く、できるだけいただくというのが私の考え」と話し、同県連にも推薦を依頼する方針を示した。

 また、多選批判があることへの見解を問う記者からの質問に対しては、「4選が多選とは思わない」と返答。「県民の信頼をいかに得て政治ができるかが根本。やるべき事があり、私自身がやれば県民益に必ずつながると信じているので出馬を決意した」と述べ、知事選に向け自信をのぞかせた。

4504チバQ:2014/11/30(日) 23:00:47
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/58556.html
師走選挙、地方議員に動きづらさ 統一選にらみ頑張りたいが…
(2014年11月30日午後5時15分)
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28日に開会した12月福井県会本会議。閉会は16日で、衆院選の選挙期間と重なる
28日に開会した12月福井県会本会議。閉会は16日で、衆院選の選挙期間と重なる



 師走の衆院選で、立候補予定者を支える地方議員の動きが慌ただしい。2日公示、14日投開票の選挙期間と、地方議会の12月定例会が重なるためだ。議会の合間を縫って応援や準備に奔走。来春に統一地方選を控えるため、応援しながら自身の選挙をにらんで支持拡大も図りたいという議員も少なくないようだ。

 28日午後1時に開会した12月定例福井県会。全34議員が出席したが、同3時ごろに会議が終わると、多くの県議は足早に議場を後にした。

 野田富久県議は民主党県連の衆院選挙対策本部の事務局長を務める。「立場上、全力で選挙の応援をしたい。しかし、一番の責務の議会をおろそかにはできない」と悩ましげに話す。一般質問や予算特別委員会での質問を控えており「時期が重なったのは痛いが、調整しながら全部やる」と自らを奮い立たせる。

 地域を熟知する地方議員は、支援者回りや遊説の案内人として、政党を問わず選挙戦で重要な戦力だ。共産陣営を手伝う福井市議は25日、候補者と終日、街宣活動を行った。来春の統一選で市議選が予定されており「党公認候補者の選挙は自分の選挙と一緒。頑張って乗り切るしかない」と力が入る。

 それでも選挙と議会日程の“ダブルブッキング”が避けられないケースはある。衆院選終盤となる12日は自民前職が小浜市内で遊説する予定だが、市会一般質問と重なるため市議は同行が難しい。陣営を応援する垣本正直市会議長は「応援は自民党や後援会と調整しながらやるしかない」。別の市議は「どうしても議会中は身動きがとれない」とやきもきする。

 議会の日程を変更したのは県議会。衆院選公示日と代表質問の日程が重なっている。午前中は各候補者の出陣式があるため、開会時間を午前10時から午後1時半に急きょ変更した。

 多くの地方議員は「議会に軸足を据えるのが基本」と口をそろえる。一方で選挙応援からの一時的な“離脱”に「デメリットがある」と語るのは自民党小浜市支部のある幹部だ。「県議や市議は地域の課題を国会議員に伝えるパイプ役。前職と一緒に遊説できないと、市議自身がパイプ役として働いている姿を地元にアピールできない」と説明する。

 民主系のある福井市議は「今どれだけ顔を出したり、力を尽くすかが、自分の選挙(市議選)に跳ね返ってくる。応援してもらうために熱心に足を運んでいる議員もいる」と明かした。

4505チバQ:2014/11/30(日) 23:38:08
市長選があったことも把握していなかった・・・
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141016ddlk23010092000c.html
選挙:犬山市長選 市議有志「創る会」設立、候補者擁立を模索 /愛知
毎日新聞 2014年10月16日 地方版

 任期満了に伴う犬山市長選(11月23日告示、同30日投票)で、市議有志が「新時代の市長を創る会」を設立、15日記者会見した。

 市議会最大会派「清風会」の有志5人で、代表には荻田誠一・名古屋経済大名誉教授が就任した。荻田代表は「意中の人に立候補を近く要請する」と話した。

 市長選には、田中志典市長(56)が立候補を表明している。【花井武人】

http://senkyo.mainichi.jp/news/20141021ddlk23010127000c.html
選挙:犬山市長選 山田拓郎市議、立候補を表明 /愛知
毎日新聞 2014年10月21日 地方版

 任期満了に伴う犬山市長選(11月23日告示、同30日投票)で、山田拓郎市議(41)が20日、立候補を表明した。先に結成された市民団体「新時代の市長を創る会」から擁立を打診され、無所属での出馬を決意したという。山田市議は「生活者の目線で市政を進め、幸福を実感できる持続可能な犬山市を目指す」などと決意を語った。

 市長選には現職の田中志典市長(56)が「福祉、医療の充実を図る一方、行財政改革に取り組む」と3選を目指し、出馬を明らかにしており、両氏による一騎打ちの公算が大きくなった。

 両氏は06年、石田芳弘前市長が知事選出馬のため辞職したのに伴う市長選に立候補した。【花井武人】

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014113090231252.html

犬山市長選、山田拓郎さんが初当選 現職の田中さん破る 
 愛知県犬山市長選は30日、投開票され、無所属新人で元市議会議長の山田拓郎氏(41)が、3選を目指した無所属現職の田中志典氏(56)を破り、初当選した。投票率は54・13%と、過去最低だった前回を3ポイント余り上回った。

 行政事業の見直しや産業振興の推進を訴えた山田氏が、2期8年の実績と福祉施設の整備などを掲げた田中氏を退けた。

(中日新聞)

4506チバQ:2014/12/01(月) 07:48:03
http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20141130-OYTNT50316.html
山田氏、刷新掲げ初当選 犬山市長選
2014年12月01日

初当選が決まりガッツポーズして喜ぶ山田氏(30日午後10時58分、犬山市犬山蝶ケ坪で)

 30日に投開票が行われた犬山市長選は、新人で前市議の山田拓郎氏(41)(無所属)が現職の田中志典氏(56)(無所属)を破り、初当選した。

 当選を決めた山田氏が同日夜、同市犬山蝶ケ坪の選挙事務所に現れると、詰めかけた大勢の支援者から一斉に歓声と拍手がわき起こった。山田氏は「みなさんの支援のおかげで当選することができた。知恵と工夫で犬山はよくなる。犬山を変えていきたい」と語った。

 選挙戦は、これまでの市政の継続か刷新かが争点となった。山田氏は「田中市政には将来展望がなく、このままでは都市間競争に取り残されてしまう」と批判。企業誘致の積極的支援や予防医療施策の充実などを掲げ、市政の刷新を強調した。

 田中氏は2期8年の実績を踏まえ、総合的な健康福祉政策の拠点づくりや行財政改革、安心安全なまちづくりなどを掲げ、「犬山を元気で明るい街にしたい」と訴えたが、及ばなかった。

 当日有権者数は5万8941人。投票率は54・13%(前回50・82%)だった。

2014年12月01日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

4507チバQ:2014/12/01(月) 07:48:24
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20141201/CK2014120102000068.html
山田氏が初当選、批判票取り込む 犬山市長選
初当選を決め支援者に手を振る山田拓郎さん=犬山市犬山の事務所で
写真
 愛知県犬山市長選は三十日、投開票され、無所属新人で元市議会議長の山田拓郎氏(41)が、三選を目指した無所属現職の田中志典氏(56)を破り、初当選した。投票率は54・13%と、過去最低だった前回を3ポイント余り上回った。

 行政事業の見直しや産業振興の推進を訴えた山田氏が、二期八年の実績と福祉施設の整備などを掲げた田中氏を退けた。

◆山田さん「犬山変える」

 三十日投開票の犬山市長選で初当選した無所属の元市議会議長山田拓郎さん(41)は、犬山の事務所で「多くの人から犬山を変えてほしいという声をいただいた。その期待に応えるために行動と結果を積み重ねたい」と語った。

 事務所には午後八時ごろから、支持者や支援する地元市議らが集まり、吉報を待った。当選確実の情報が伝わると、大きな拍手と歓声が湧き起こった。山田さんは、万歳三唱や花束贈呈で家族や支持者らと喜びを分かち合い、「今回は僅差だったと思う。現職の多くの票をとったので、その声を市政に生かしたい」と述べた。

 三選を逃した無所属の現職田中志典さん(56)は、五郎丸の事務所で支持者らに「力を出し切れなくて申し訳ありませんでした」と語った。

 (加藤隆士)

◆掲げた行革、若さに期待

 【解説】 山田さんと田中さんの対決は、八人が立候補した二〇〇六年の市長選に続く二度目。明確な対立軸はなかったものの、山田さんが反市長派の期待を一身に集め、一騎打ちを制した。

 山田さんは「犬山が持つ潜在力を生かし切れていない」と現市政を批判。行財政改革を最重点施策に掲げ、大型事業や委託事業の見直しと中止、市役所のスリム化による経費削減を訴えてきた。

 陣営は支援する市議と市民を軸に、つじ立ちや個人演説会を通じて市内全域で支持を求めた。両親が高齢化し、子育てもしている四十代を中心に、若い世代へのアピールにも力を入れた。

 田中さんはこれまでの実績を武器に、事業の推進と充実を主張。一層の少子高齢化を見込み、高齢者福祉を最重要施策に挙げたが、市民の信任は得られなかった。

 観光面では好調を維持しているものの、少子高齢化と人口減少の進行、広域ごみ処理施設の建設問題など、市を取り巻く課題は少なくない。若い市長の双肩には、現状打破への大きな期待がかかっている。

 (田中富隆)

 ◇犬山市長選当選者

山田拓郎(やまだたくろう) 41

名古屋経済大同窓会長(元)市議長・自民県連青年部長▽名経大

4508チバQ:2014/12/01(月) 22:37:50
1742 :チバQ :2014/12/01(月) 22:37:27
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141129ddlk24010153000c.html
揺れる:衆院選・解散余波/上 4区 民主が内紛・離党 県議選巡り辞任劇 /三重
毎日新聞 2014年11月29日 地方版

 ◇解散後に擁立断念 自共対決の公算大
 27日夜、松阪市のホテルで、民主党三重4区総支部長だった森本哲生・元衆院議員の後援会緊急報告会が開かれた。

 「混乱を招いた責任は負わなければならない。皆さんの国政への期待や選択肢を失わせてしまった責任は非常に重い」

 森本氏は感極まったように時折言葉に詰まりながら、公認内定者が就く支部長職の辞任と、後任候補擁立断念の経緯を説明して頭を下げた。

 「混乱」は来春の県議選・松阪市選挙区での候補者の人選を巡って生じた。民主党の同市議らが中心となり、引退県議の後継に同僚市議を選び、党県連も9月20日、推薦を決めた。しかし、森本氏が「調整が十分に済んでいない」などと話したことが、同僚市議に粘り強く出馬要請した市議らの反発を買った。

 要請を受諾した市議は立候補を取りやめ、この市議を含む市議4人が同30日、離党届を提出した。森本氏は「人選に反対したわけではない。責任を持って選挙戦をするため、きっちり話をしておく必要があると考えただけ。県連幹事会でも『しっかり応援する』と推薦をお願いした」と釈明する。だが亀裂は埋まらず、11月14日に辞任を申し出て、翌15日の県連幹事会で承認された。

 県連は後任の人選を急ぎ、市議らは三重1区で維新の出馬予定者と競合する高橋千秋・前参院議員(58)の4区での擁立を求めたが実らず、県連は衆院解散後の23日、三重1、4両区での擁立断念を発表した。

 この結果、4区は自民前職の田村憲久・前厚生労働相(49)と、共産新人の松木豊年氏(62)の戦いになる公算が大きい。

 過去3回、森本氏と激戦を展開してきた田村氏。約3カ月前まで大臣を務め、全国的な知名度も高いだけに、公示後は他府県への応援要請も多い。毎朝街頭に立った後、支援企業回りなどを続けているが、公示後は3日程度しか地元入りできない予定という。陣営関係者は「支持者の雰囲気が何となくふわっとしている。いつもと同じように手を抜かずにやっているが、どれだけ盛り上げられるか心配だ」と話す。

 一方、松木氏は、消費増税中止や原発再稼働反対とともに医療、福祉政策の改善を訴え、田村氏に挑む。「自共対決なら論戦はしやすい。反自民票や浮動票が獲得できるはず」と得票増に期待を寄せている。

    ◇

 突然の衆院解散を受け実施される師走の総選挙。与野党ともに「想定外」の事態に揺れ、候補者擁立を巡るドタバタ劇が繰り広げられた。関係者の動きを追った。(この企画は田中功一、谷口拓未が担当します)

〔三重版〕

4509チバQ:2014/12/02(火) 01:32:27
http://www.shinmai.co.jp/news/20141130/KT141129ATI090055000.php
来春の茅野市長選への出馬 柳平氏正式表明へ
11月30日(日)
 任期満了に伴う来年4月の長野県茅野市長選で、3選出馬に意欲を示していた現職の柳平千代一氏(61)=無所属、豊平=は29日、市内で30日に記者会見して正式表明すると明らかにした。同日、市内で開いた後援会の役員会であらためて出馬要請を受けた。その後の信濃毎日新聞の取材に「出馬の方向で意向を固めた」と述べた。

 後援会幹部によると、柳平氏は当初来年1月の表明を検討していたが、この日の役員会で前倒しを求める声が出た。同氏の出馬意向を踏まえ活動を本格化させる。

 柳平氏は同市出身で慶応大卒。旧茅野青年会議所理事長などを経て2003年の県議選旧茅野市区で初当選した。矢崎和広前市長の引退を受け、07年の同市長選に出馬して初当選。11年に再選した。

 次期市長選では、新人で茅野市議の野沢明夫氏(59)=無所属、湖東=が立候補を表明している。

4510チバQ:2014/12/02(火) 22:51:00
1895 :チバQ :2014/12/02(火) 22:50:36
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/ishikawa/CK2014120102000214.html
1区 自民にしこり 前哨戦 金沢市長選余波
第三極票、山野派の動き 注視

 二日公示の衆院選で、石川1区は自民党前職の馳浩さん(53)、民主党元職の田中美絵子さん(38)、共産党新人の亀田良典さん(66)による激戦が濃厚だ。五党乱立の前回から一転、自民に民主と共産が挑むが、保守分裂した十月の金沢市長選のしこりは明らか。政党対決色が強い2、3区と違い、ねじれた構図も前哨戦を激化させる。(衆院選取材班)

 「一から出直す。国会議員になり二十年。初心に帰る」。馳さんは街宣で「出直し」を繰り返す。以前は見られなかった。山野之義さんが大勝した市長選で関係者の反発を招いた対応を反省してのことだという。

 競輪場外車券売り場問題で馳さんは山野市長を問題視。市長選では県議や市議が山野派と反山野派で分裂。馳さんは山野さんの対抗馬を支え大敗した。山野さんが無投票当選した十一月の市長選では、山野さんの出陣式と祝勝会に出て、山野さんと握手するなど「和解」を演出した。

 市長選とその後の一転した行動に自民内でも批判の声が高まったが、馳さんは「出直し」に強い決意。組織に頼らず、時間があれば一人で街宣。ごみ収集など職場体験も続け「市民目線」をアピールする。アベノミクス前進や安全保障などの課題に触れ実績も強調するが、市民派を前面にした“山野戦術”にあやかりたい思いがにじみ出る。

 「働きながら子育てをし、老後も安心し住み続けられる環境を築きたい」。東京から出身地にUターンした田中さんはあいさつ回りに奔走。連合石川や政策協定を結んだ社民党県連の推薦を得て、徹底した握手戦術で浸透を図る。出馬会見が十一月二十五日と遅れたが知名度を生かす考えだ。

 陣営は民主を離党した県議会会派・県政石川の議員とも非自民で結束を図り、反自民、反馳票の獲得に動く。ただ、国政選挙で民主勢力の核をなしてきた故・奥田敬和元運輸相に連なる勢力「奥田党」は瓦解(がかい)。連合石川などの組織に頼らざるを得ないのが実情だ。

 街宣で田中さんは非正規雇用や女性議員が少ない問題などを指摘。若者雇用、女性問題に積極的に取り組む意欲を示し「弱者に優しい社会、再チャレンジできる社会にしたい」と訴える。

 「皆さんの思いで、行動で政治を変えよう」。昨夏の参院選に続く国政挑戦となる亀田さんは、街宣などで消費税に頼らない社会保障拡充などを訴える。

 年金が少なくヘルパーを頼むのをやめようかと悩む近所の高齢者、たった一人の兄を戦争で奪われた母親など身近なエピソードを交え、社会保障充実や集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回などを主張する。

 陣営も十月の県議補選、市議補選で議席を獲得した勢いを追い風にしたい考え。亀田さんも「参院選の時より反応が温かく、手を振ってくれる人も多い」と手応えを語る。市長選での保守分裂の修復が追いつかない状況について党関係者も好機ととらえるが、超短期決戦だけに陣営幹部は「まずは足元の票固め」と組織内の結束と浸透を急ぐ。

 前回は維新、未来と「第三極」候補が五万票超を獲得。その票がどこへ流れるか。山野派の一部は、態度を一転させた馳さんへの反発を強め、ギリギリまで独自候補擁立を画策した。こうした層がどの陣営支持に回るか。関係者も注視する。

4511チバQ:2014/12/07(日) 19:49:30
http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/shuin2014/aichi/CK2014120502000305.html
迫る一宮市長選に冷や水 衆院選で街頭演説に制限
 衆院選が、知事選と同じく来年二月一日に投開票される見通しの一宮市長選に思わぬ影響を与えている。衆院選の期間中は街頭演説やビラ配りができないからだ。市長選への出馬を予定する四人はいずれも新人だけに、知名度を上げようとしていた矢先、衆院選に機先を制された形だ。静観する人もいれば、何とか「顔」を売ろうと走り続ける人もいる。

 「大変な時期に解散されてしまった」。市長選に無所属での出馬を表明している市議の細谷正希さん(46)は嘆く。

 公職選挙法では衆院選の期間中、政治活動が制限される。本来なら街頭演説を繰り返し、自らの主張を一人でも多くの市民に知ってもらいたいところだが、それができなくなってしまった。

 前回の衆院選では民主候補を応援したが、今回は自らの市長選に「政党対決を持ち込みたくない」と静観する構え。七日に控える事務所開きの準備を進め、衆院選後から毎日街頭に立つ予定だ。

 ミニコミ紙社長の高橋一さん(54)も、二日の衆院選公示後は目立った動きをしていない。十一月末に出馬表明してから週四回の街頭演説を続けていたが、自粛を余儀なくされた。

 二年前の前回衆院選では愛知10区に未来の党から出馬したが、今回はどの候補とも関わらないつもり。「今は足場固めをしたい」と、市内の個人や団体を回っている。

 一方で、衆院選を「顔と名前を売る絶好の機会」と前向きに捉える出馬予定者もいる。

 「二年前を考えるとあり得ないツーショットですよね」。二日にあった9区(現在の一宮市の旧尾西市など)の自民前職の出陣式。応援演説に立った中野正康さん(47)がおどけた。

 元総務省官僚の中野さんは、二年前は9区に日本維新の会から出馬し、自民の前職と争った末に落選している。今回は谷一夫市長の後継として市長選への出馬を表明したことで、立場が一変した。

 二日は10区の自民前職の出陣式にも出席。その後も両陣営に頻繁に顔を出し、保守系議員や各種団体へのあいさつに精を出す。

 共産党の鈴木義一さん(56)も、連日10区の共産新人候補の演説に同行している。自らは二度目となる市長選の準備はビラ制作にとどまっている。

 「まずは衆院選で共産党が勢力を広げないと、市長選も続かない」と鈴木さん。演説では消費税の増税廃止を声高に訴え、共産党への投票を呼び掛けている。

 (衆院選取材班)

4512チバQ:2014/12/08(月) 20:24:09
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141208ddlk23010122000c.html
選挙:稲沢市長選 大野氏が3選、茶原氏を破る /愛知
毎日新聞 2014年12月08日 地方版

 任期満了(24日)に伴う稲沢市長選は7日投開票され、無所属現職の大野紀明氏(69)が、無所属新人でいなざわ九条の会事務局長の茶原正士氏(66)=共産推薦=を破り、3選を果たした。投票率は、37・33%(前回無投票)だった。

 当選を決めた大野氏は同市正明寺の事務所で、支援者と握手し、喜び合った。大野氏は「3期目の課題は多いが、市の発展に全力を尽くしていきたい」と述べ、笑顔を見せた。

 選挙戦では、子育て支援の充実と市街地の拡大を訴え、「15万都市を目指す」と訴えた。また、夢逢橋の完成や新市民病院の建設などの実績を強調したうえ、国府宮駅周辺約100ヘクタールを整備し、さらに1万人規模の人口増を目指すと主張した。

 茶原氏は、高校卒業までの医療費無料化などの政策を力説したが、支持は広がらなかった。【河部修志】

4513チバQ:2014/12/08(月) 20:41:33
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20141208/CK2014120802000054.html?ref=rank
公約の15万人都市目指す 稲沢市長選3選、大野さん抱負
3選を決めバンザイする大野紀明さん(中)=稲沢市正明寺で
写真
 八年ぶりの選挙戦となり七日投開票された稲沢市長選は、現職の大野紀明(としあき)さん(69)が三選を果たした。選挙期間中に衆院選は始まったが、投票率は37・33%と八年前よりも9・6ポイント下回った。

 午後十時すぎ、大野さんが同市正明寺の事務所に姿を見せると、支援者から大きな拍手が送られた。大野さんは「人口十五万人の街を目指し、子育てがしやすい環境をつくりたい」と述べた。一方、落選した新人の茶原正士(まさお)さん(66)は事務所で「開発による市街地拡大を進める裏で小学校と保育園を減らそうとする市政への怒りが票に表れた」と話した。

 実は、大野さんの三選への道のりは険しかった。六月議会での出馬表明を目指したが、明確な将来像を求める支援者をまとめきれず、九月議会の最終日までずれ込んだ。

 八年前の選挙、そして結果的には選挙戦とならずに無投票だった四年前はいずれも自民、民主、公明の推薦を受けた。だが今回、どの政党からも推薦を受けていないのに、選対組織は自民系議員で固めた上、おおむね衆院選愛知9区の自民前職と「二人三脚」で戦い、自民色を強めた。

 大きな争点はなく、半数以上の有権者が投票を棄権。大野さんが得た票には消極的な信任も少なくなかったとみられ、これまで以上に、誠実な態度で市民と向き合う必要があろう。子育て支援や人口増加など、具体的な数字を盛り込んだ公約を実行できるかは、謙虚な市政運営次第だ。

(福本英司)

4514チバQ:2014/12/08(月) 22:14:13
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20141208/201412080924_23868.shtml
市議会、意見割れたまま 岐阜市新庁舎住所変更案
2014年12月08日09:24
 岐阜市庁舎を現在の本庁舎の位置から約400メートル北側に移転建て替えするために、細江茂光市長が提出した庁舎の住所を変更する議案をめぐって、市議会で意見が割れている。賛成派は「移転地は行政機能の中心地の歴史がある」と主張し、反対派は「公共施設全体の再配置を慎重に議論すべき」と反発する。重要問題のため可決には出席議員の3分の2以上の賛成が必要で、通常の議案よりハードルは高い。11日に採決される。

 同市今沢町にある現庁舎は1966年に完成。細江市長は老朽化、耐震性に課題があるとして建て替えを決めた。場所は、現庁舎の敷地内で建て替えると工事期間中に来庁者に不便をかけるなどとして、岐阜大医学部跡地(同市司町)に移すことにした。

 現在開会中の市議会12月定例会は住所変更のための条例改正案が大きな焦点。一般質問で登壇した19人のうち10人が庁舎問題に触れた。市議らが「現庁舎の跡地活用を移転前に具体的に示せ」「出先機関を充実すべき」と主張するのに対し、細江市長は「検討の初期段階から市民の意見を聞いてきた。100年の大計と言える重要な事業」と反論し、議論を戦わせている。

 市役所の位置を定める条例は地方自治法の規定で「特別多数議決」の対象。岐阜市議会で特別多数議決にかかる採決は、今回と同様に庁舎を同市美江寺町から現在地に移転を決めた64年以来50年ぶりとなる。

 市議会は定数41で欠員2人。市岐阜商・立命館問題に端を発したしこりが残り、自民系会派は三つに、民主系議員も二つの会派に分かれている。市議らは指折り数えながら「可決の見通しは立った」「情勢はまだ流動的だ」などと分析している。

 細江市長は4期目。市提出議案の否決は10年12月の1件。市幹部は「細江市政にとって、市岐阜商を廃止して立命館を誘致しようとした問題に次ぐ大きなテーマだ」と審議の推移を見守っている。

 一方、市民の関心は高くない。市が8、9月に11回開いた事業説明会の出席者は1回当たり平均21.6人だった。

4515チバQ:2014/12/10(水) 22:46:31
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014121090004353.html
減税2市議離党で第3会派転落へ 名古屋市議会
 河村たかし名古屋市長が率いる地域政党「減税日本」に所属する名古屋市議の園田晴夫(62)=北区、一期=、林直樹(52)=中川区、一期=両氏が9日、離党の意向を表明した。来年4月の市議選で党の公認を得られなかったためという。2人の離党で、市議会会派「減税日本ナゴヤ」の所属議員は11人に減る。これまでは、自民(18人)に次ぐ第2会派だったが、公明(12人)より少なくなり、民主と並ぶ第3会派となる。

 減税は前回の2011年の市議選で28人が当選。選挙直後は最大会派だったが、車の当て逃げなどの不祥事や、河村市長との意見対立などを理由に党を離れる議員が相次いだ。

 園田、林両氏は、次の市議選に無所属で出馬することを検討している。

 減税は今年夏ごろ、両氏に、「地域での活動が足りない」などとして、市議選で公認しない意向を伝えていた。両氏は「納得できない」と反発し、支持者らと対応を話し合ってきたが、最終的に離党を決断した。

 河村市長は取材に対し、「(衆院選の選挙期間中で)とんでもない話だ。(議会の第3会派となることは)仕方ない。今後も熱心にやっていく」と話している。

(中日新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/local/aichi/news/20141209-OYTNT50171.html
「減税」2市議離党へ
2014年12月10日
 名古屋市議会の会派「減税日本ナゴヤ」の園田晴夫市議(62)(北区)と、林直樹市議(52)(中川区)が9日、減税日本を離党する意向を明らかにした。すでに離党を表明している近藤徳久市議(52)(東区)も含めると同会派の所属議員は11人となり、第3会派になる見通しとなった。


 読売新聞の取材に対して、園田市議は「党幹部から次期市議選で公認できないと言われたことがきっかけ。年内に結論を出そうと思っていた」と述べた。林市議も「市議選が差し迫っており、公認が出ないなら出ない形での行動をしないといけない。このままだとらちがあかないと思った」と説明した。

 現在の市議会は、第1会派は自民党で18人、第3会派が公明党で12人、第4会派の民主党は11人となっている。

4516とはずがたり:2014/12/12(金) 19:31:55
URL:http://ouen100.net/

4517チバQ:2014/12/12(金) 20:12:19
2418 :チバQ :2014/12/12(金) 20:11:29
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20141212150889.html
衆院選 候補応援、距離感に腐心
首長の動向 知事は長島・森両氏を激励

 14日投票の衆院選では、県内6小選挙区の候補者の応援に、自治体の首長や参院議員も駆け付けている。泉田裕彦知事は10日に長岡市の集会に参加した。自民党と民主党の候補が激戦を続ける選挙区では、「等距離外交」「中立」に努める市長も。県選出の参院議員4人も各選挙区を回っているが、民主党には5区の野党候補擁立をめぐる混乱の余波も出ている。

 「地方にお金が回るために、今までの政権のやってきた政策を前に進めていただく」。泉田裕彦知事は10日夜、長岡市で開かれた5区の自民党候補・長島忠美氏の集会に参加し、ステージ上で熱弁を振るった。

 2012年の知事選で自民、民主、公明、社民の4党の推薦を受けて3選した泉田知事が今回、公示後に表立って特定候補を応援する姿はほかに見られない。長島氏の選対本部長を務める星野伊佐夫・自民県連会長は「ありがたい。組織の引き締めにもなり、勢いがついた」と歓迎した。

 ただ、泉田知事は公示前の11月25日、5区出馬の意向を示していた生活の党の森裕子氏の集会にも行き、「国民のために正しい政治をやっていただきたい」と激励していた。長島陣営の関係者は「知事が長島氏の集会に出たのは、森氏を応援したおわびだった」と明かす。

 泉田知事は他候補を応援するかについては明言を避けている。ある自民県議は「長島陣営にいって自民党の顔を立てたので、これで終わりだろう」とみる。

 5区には共産党新人の服部耕一氏も出馬している。

   ◆    ◆

 一方、自民、民主両党候補が争う選挙区で、双方を立てる市長の姿もある。上越市(6区)の村山秀幸市長は公示日に両党候補の出陣式に参加。新発田市(3区)の二階堂馨市長も双方の事務所開きに駆け付けた。柏崎市(2区)の会田洋市長は「応援を頼まれたところに顔を出す。等距離を保っている」としている。

 新潟市の篠田昭市長は公示前に1区の両党候補の事務所開きや集会に出たが、公示後は出ずに「バランスを取っている」(政界関係者)という。三条市(4区)の国定勇人市長は前回は民主候補の応援演説をしたが、今回は「前職が2人いる。状況が違う。どちらかに動くことはない」と両党候補の集会に出ている。

 全国市長会長の森民夫長岡市長は、前回選は「田中さんには最初に(市長選で)応援していただいた」と5区で民主党の田中真紀子氏と長島氏の双方を応援したが、今回は長島氏の第一声や集会で一緒にマイクを握った。森市長は「中越地震の復興をやった戦友で、縁が深い」としている。

【政治・行政】 2014/12/12 09:31

4518チバQ:2014/12/12(金) 22:04:59
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20141212/201412120922_23894.shtml
岐阜市庁舎移転、市議会可決 20年度までに完成
2014年12月12日09:22
写真:岐阜市庁舎移転、市議会可決 20年度までに完成
 岐阜市が庁舎(今沢町)を移転し、司町の岐阜大学医学部跡地に新しく建設する計画で、岐阜市議会は11日の本会議で、現在地とは違う場所に庁舎を建設するために必要な条例改正案を賛成多数で可決した。

 建設地は現庁舎から北に約400メートル先。市は建設に向け、事業に本格的に着手する。2017年度に着工し、20年度までに完成を予定。総事業費は約200億円を見込み、うち約90億円は旧羽島郡柳津町との合併による合併特例債を充てる。

 庁舎の移転は重要案件のため、条例改正には出席議員の3分の2以上の賛成が必要。同日の出席議員は39人(定数41、欠員2)で26人以上の賛成が可決条件。賛成30人、反対8人だった。1人は賛否の両票を投じたため、無効となった。

 現庁舎は1966年に現在の美江寺公園(美江寺町)から移転した。細江茂光市長は老朽化や、大規模地震が発生した場合に天井裏に使われたアスベストが飛散して庁舎が災害拠点に使用できない恐れがあることなどを理由に建て替えを検討。昨年11月に設置された市長の諮問機関が建て替えは必要とした上で同跡地を建設の適地と判断し、今年7月に市長に答申した。

 細江市長は答申やパブリックコメント(意見公募)を基に、建設コストや工事期間中を含めた来庁者の利便性に加え、同跡地の北側に建設中で年間100万人の来館者を見込む図書館複合施設「みんなの森 ぎふメディアコスモス」との相乗効果で「にぎわいの創出を期待できる」などとして同跡地を建設地に決め、必要な議案を市議会定例会に提出していた。

 新庁舎の詳細な規模は今後検討する。5カ所に分散している庁舎を集約して約1.7倍に当たる延べ床約4万1000平方メートル、地上20階程度を想定している。

 条例改正案に反対したのは共産党市議団4人、無所属クラブ2人、自民系会派の1人と民主系会派の1人。

◆「百年の大計」多難な船出、残る跡地利用問題

 岐阜市議会は11日、新庁舎の移転建設に必要な条例改正案を可決した。移転への根強い反対論に加え、賛成議員からも「新庁舎は周辺の景観に合うよう配慮すべき。建設事業全てを認めたわけではない」などの意見も上がる。今後、検討される新庁舎の規模や備える機能、現庁舎の跡地利用策によっては、激しい議論が沸き起こる可能性もある。

 新庁舎の移転建設事業を「百年の大計」と掲げた細江茂光市長は市議会閉会後の取材に「理解を得られてうれしい」としつつも表情を緩めなかった。

 総事業費約200億円の一大プロジェクトには「岐阜大学医学部跡地に建設するという結論ありきの計画」との反対論があった。提出された条例改正案の賛否の判断に迷う議員も。可決のハードルも高く、採決に注目が集まっていた。

 反対した山田大議員(市政自民党)は「建設理由はどれも後付け。百年の大計と言うなら、5、6年遅れてもしっかりと議論すべきだ」と批判。松原徳和議員(市民ネットクラブ)は「市長諮問機関の最終回で、委員から建設候補地の複数記載を求める声があったほど。十分に検討したとはいえないのではないか」と批判した。

4519チバQ:2014/12/16(火) 21:47:50
http://www.nagoyatv.com/news/?id=95005&p=1
山中松阪市長が辞職の意向 図書館改革否決の責任取り

ムービーを見る
三重県松阪市の山中光茂市長が、辞職の意向を表明しました。

山中光茂松阪市長は、市が2年間に渡りプロジェクトチームを作って進めていた図書館改革が11月定例議会で否決されたことを受け責任をとるという形で辞職する意向を示しました。山中市長は2009年に当時全国最年少の33歳で当選。現在2期目です。辞職は来年春の統一地方選挙に合わせる方針で、自身の出馬については明言を避けています。
更新時間:2014年12月16日 20:44

4520チバQ:2014/12/16(火) 22:34:08
http://www.asahi.com/articles/ASGDJ44S7GDJONFB008.html
三重県松阪市の山中光茂市長が辞職へ 図書館改革否決で
2014年12月16日14時50分
 三重県松阪市の山中光茂市長(38)は16日、自らが進めている市立図書館改革が市議会に再否決された責任をとり、市長を辞職すると表明した。来年度予算編成と来年2月議会が終わった後、出直し選が4月26日投票の統一地方選後半戦に重なる時期に辞めるとしている。出直し選への自らの立候補は「選択肢として検討中」という。

 松阪市議会は16日、市立松阪図書館の改修をPFI(民間資金活用)事業として進めるための今年度一般会計補正予算案を賛成少数で否決。PFIによる図書館改修は9月議会でも補正予算から削除されていた。山中市長は否決後に記者会見を開き、「図書館改革が5年以上遅れることが決定的になった。議会解散ができないなら、自分が辞めて市民への責任を示すしかない」と述べた。知事選などへの転身は考えていないという。

 山中市長は2009年1月、当時の全国最年少首長として33歳で初当選。13年1月に再選された。安倍内閣による集団的自衛権行使容認の閣議決定を「憲法違反」と批判し、違憲確認を求める訴訟を起こす狙いで市民団体「ピースウイング」を設立するなどの活動を進めている。

4521チバQ:2014/12/18(木) 22:44:44

2826 :チバQ :2014/12/18(木) 22:44:10
http://www.sankei.com/region/news/141218/rgn1412180082-n1.html
2014.12.18 07:02
【衆院選2014】
検証・風なき戦い(下)統一選、危機感増す民主 静岡





 「衆院選は、来春の統一選候補者にとっての選挙でもある」。行政学や地方自治論が専門で静岡大人文社会科学部教授の日詰一幸はこう指摘する。

 自民党や民主党などの衆院選候補者の選挙対策本部は、各区の重鎮の県議が本部長を務めるなど、地元の県議や市議により組織されており、候補者が街頭演説をする際などは、本部長を務める県議がまず最初にあいさつするのが通例だ。日詰は「地方議員は、国政選挙の中で有権者にアピールすることになる。いわば、4月以降の自分の選挙に直結する前哨戦だ」とみる。

 ただ、全国的な優勢の波を受けた自民系と復調にはほど遠い民主系では、選挙戦中の有権者からの反応は大きく異なっていた。

 選挙後、各党幹部とも、統一選に向けた警戒感をあらわにしたが、特に危機感を強めたのは民主党だ。

 県連幹事長の岡本護は「民主そのものへの票はいただいている。そこを一つのキーにしていかに拡大するかがこれからの課題」とした上で、特に7、8区と自民候補に惨敗した浜松市など西部での巻き返しを強調。「これから力を入れていかないと現状維持も楽ではない」と話した。

 浜松、湖西両市では県議の数が自民系と民主系で拮抗(きっこう)している。8区で民主が最後まで候補擁立にこだわったのは、来春の県議選に向けた票の掘り起こしの意味合いが強かった。一方で、前回衆院選で民主党を離党して、日本維新の会(現・維新の党)から出馬した源馬謙太郎への不満が浜松周辺の民主系地方議員の間では依然としてくすぶり、今回の古橋和大擁立も、地元地方議員の怨念(おんねん)が強く働いたとされる。しかし、古橋は共産の落合勝二も下回る最下位に沈んだ。

 「野党系地方議員が衆院選で力を出し切り、自分の選挙がままならなくなるといった事態もあるだろう」。日詰はこう指摘したが、地方議員が有権者と無関係なところでの争いに力を尽くしていては、岡本の懸念通り現状維持も危うくなる可能性がある。

 比例東海ブロックで県内選出国会議員として14年ぶりに当選者を出した共産党も「今度の選挙で力を寄せてくれた人を統一選につなげられる可能性は十分にある」と自信を見せている。再び低い投票率が予想される中、各党とも有権者の関心を引く政策論戦が期待される。 =敬称略

 (この連載は大坪玲央、田中万紀、磨井慎吾、広池慶一、村嶋和樹が担当しました)

4522チバQ:2014/12/18(木) 23:27:14
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141218ddlk23010225000c.html
選挙:江南市長選 沢田市議が出馬表明 /愛知
毎日新聞 2014年12月18日 地方版

 任期満了(来年4月29日)に伴う江南市長選で、市議の沢田和延氏(59)が17日、立候補することを明らかにした。

 沢田氏は「地方分権で市長の責任は大きくなっており、市政運営の弊害も出てきた」と現職の多選を批判した。「財政調整基金の残高は2013年度末で22億8000万円と少なく、体育館や図書館建設などを控え、財政への不安を感じる」と指摘している。「議会で取り組んだ市民と語る会で、対話の大切さを感じ、市民も参加した事業仕分けなどを行い、重点施策などに取り組んでいきたい」などと決意を語った。

 沢田氏は、4選を目指す堀元市長(69)の与党会派に属している。堀氏は9月議会で、出馬を表明した。【河部修志】

4523チバQ:2014/12/21(日) 18:33:59
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20141220/CK2014122002000023.html
<大義はどこに・松阪市長突然の辞意>(上) 図書館の計画白紙
夕方に2回目の会見を開き、辞意について報道陣に説明する山中光茂市長(右)=16日、松阪市役所で
写真
 市長が辞める−。盛り上がりに欠けた衆院選が終わったばかりの師走の松阪市に激震が走った。山中光茂市長の突然の辞意は、理由の不明瞭さが衝撃に拍車をかけた。“なぜ”を解き明かしつつ、辞職という重い決断が民意に沿うのかを追う。

 「もう、ちょっと。いったん市長を辞職させていただきます」。松阪市議会十一月定例会最終日の十六日。昼の休憩で記者クラブを訪れた山中市長は、議会を痛烈に責めた後、さらりと切り出した。「二年かけ、職員と動き、市民とも協議してきた。それが否決されたのだから私が責任を取る」。本会議で松阪図書館整備計画の予算案が否決された直後だった。

 計画は昨春、市長の肝いりで始まった。築二十七年で耐震は十分。建て替えせず、カフェ設置、電子書籍・電子貸出機の導入など最新技術を取り入れ、より親しまれる施設にする目的だった。総予算は四十五億円。二〇一七年度秋の新装開館を目指した。「整備に反対する議員はいなかった」と市職員。議会が問題視したのは、手法だった。

 それは民間資金による社会資本整備(PFI)。民間主導で整備した施設を民間に運営させる。コスト削減、質の高い公共サービスにつながると、国も勧めている。松阪市は「設計段階から運営会社がかかわり、機能的な図書館づくりが期待できる」としていた。

 PFIは県内では、桑名市図書館が入る複合施設建設、四日市市で小中学校四校の建て替えで導入済み。松阪市では前例はない。導入に前のめりな市の姿勢や、本当に経費が減るのか市議会は慎重な姿勢に終始。九月定例会に引き続き、「議論が不十分」として市の提案を再び否決した。

 議会をなじる市職員がいる一方、市長に疑問を抱く市職員も多い。「責任など取ってもらわなくていい。選挙で市政の空白をつくるより、住民投票で計画の是非を問えば済む」。否決を受け、市は一六年度から五年間、図書館の運営を任せる指定管理契約を結ぶ。そうなれば計画は白紙になる。市職員は「時間はかかっても議論を重ね、せっかく作った計画で整備を進めたい。なのに、市長は一人で勝手に止めてしまった」と憤る。

 渦中の松阪図書館で働く職員も首をかしげる。「市民と協議を重ねたと言うが、ほんの一部の意識の高い人とだけ。それで『責任を取る』と言われても納得できない」。実際、計画は市を二分する話題になっていない。次期市長選に山中市長が出馬して出直し選になっても、計画が白紙なら争点にならない。

 「何のための辞職なのか」。辞意に揺れる市庁舎、議場で異口同音に聞かれた。古参職員が“別の処方箋”をつぶやいた。「市長の気持ちは分かる。でも市民のためを思うなら議会と粘り強く話し合うべきだった」

 (吉野淳一)

4524チバQ:2014/12/21(日) 18:34:23
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20141221/CK2014122102000024.html
<大義はどこに・松阪市長突然の辞意>(下) 再選でも議会構成変わらず
図書館整備計画の関連予算を盛った一般会計補正予算案を賛成少数で否決した松阪市議会本会議=松阪市役所で
写真
 「議会の無責任」か「議会軽視」か−。松阪市の山中光茂市長の辞意表明をめぐり、市長と議会が応酬している。市長支持派の市民には、議会の解散請求(リコール)を目指す動きも出始めた。辞意の理由は松阪図書館の整備計画。だが、その是非は蚊帳の外に置かれたまま、市長選に進みそうだ。

 「根拠ない否決をされては行政運営ができない。議会は無責任。議会を解散したい。その辺りも含め市民に信を問いたい」。山中市長は十六日の辞意表明で、痛烈に市議会批判を繰り返した。本来、政策が問われる市長選で、市議会の姿勢を問うと大みえを切った。

 これには大多数の議員が反発した。中でも古参市議は、市の民間資金活用による社会資本整備(PFI)計画への疑念を訴える。市はPFIで、約二億二千五百万円が経費削減できると試算したが、建設費で10%、管理運営費は5%低く見積もっていた。根拠をただすと「業者の詳しい計算法は分からない」と説明にならなかった。「行政をチェックするのが議員の務め。市の説明が腹に落ちない限り、認められないのは当たり前」と話す。

 市議会では市の姿勢も問題になった。市はPFI導入を試算した調査結果を七月末に得ていた。しかし市議会に報告しないまま、関連予算案をいきなり九月定例会に提案した。これには各派、無所属問わず「議会軽視」と猛反発。予算案は賛成少数で否決され、計画は認められなかった。

 十一月定例会で山中市長は同じ提案をした。それまでの二カ月、市は議員個人や会派に説明したが、市議会は納得しなかった。内実に詳しい市職員は市と議会双方を批判する。「議会は計画を専門に協議する特別委を設けて良かった。市長は議会に全員協議会を何度も開いてもらい、説明を尽くすべきだった」

 山中市長は計画を白紙に戻し、一六年度から五年契約で指定管理者を公募する考えだ。ただ市議会が異を唱えるのは手法であり、計画ではない。「図書館の指定管理者を一、二年の短期契約で公募すれば、議論を仕切り直せる。遅れても計画は実現できる」と複数の市議は口をそろえる。古参市議は「そもそも計画を急ぐ必要はないのに」と加えた。

 「なぜ市長が辞めるのか。何を問うのか。仮に山中市長が再選しても、議会構成は変わらないのに」と古参市議はいぶかる。大阪都構想を争点にした三月の大阪市の出直し市長選で橋下徹市長が再選したが、議会との対立は解消されていない。野党が多数を占める名古屋市議会で、河村たかし市政も順風満帆と見て取れない。

 “市長支持の市民が議会リコールの動き”。十九日夜、こんなニュースが飛び込んできた。本紙に山中市長は「議会をただす良い機会」と歓迎した。大半の市民にとって、話題にも上らない図書館整備計画を発端に、政争だけが起きそうな予感がする。

 (吉野淳一)

 =おわり

4525チバQ:2014/12/21(日) 18:34:53
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20141217/CK2014121702000029.html?ref=lcrk
2014年12月17日


市長の辞意に衝撃 松阪市議会や職員、批判と賛同
PFI関連予算案が賛成少数で否決された松阪市議会=松阪市役所で
写真
 図書館整備がなぜ市長の辞意表明に−。民間資金活用による社会資本整備(PFI)による図書館整備の関連予算案が市議会で否決された十六日、松阪市の山中光茂市長は突然、本年度末での辞意を表明した。整備は白紙になり、山中市長が出馬し出直し選になっても争点にならない。市議会や市職員には驚きや批判、賛同の声が上がった。

 地方自治法などでは、市議会の解散は、直接請求(リコール)▽大多数の議員による自主解散▽不信任を受けた市長による解散−しかない。会見で山中市長は「市民に説明した責任ある協議が否決され、不信任に近い」と述べた上で「議会の無責任を市民が考えるきっかけにしてほしい」と訴えた。

 一方、市議会は多くの会派代表が市長の姿勢を批判した。最大会派・真政クラブ代表の大平勇議員は「全く無責任な話だ」と憤りをあらわにした。山中市長が当初予算編成まで職務を全うすると明言したことに「予算を編成した後、執行者がいないのはあり得ないことだ」と息巻いた。

 市民民主クラブ代表の松田俊助議員は「今回の否決は、議会がチェック機能を果たしただけ。辞職理由がよく分からない」と首をかしげる。共産代表の久松倫生議員も「辞職までする問題ではない。白紙に戻して議論すればいい」と話した。

 ただ一定の理解を示す議員も。無所属の前川幸敏議員は「議会との食い違い。市長が自分で考えたなら選挙で民意を問えば良い」。公明党代表の西村友志議員は「市長の決断にとやかく言う立場にない。もっと議会で深く議論すべきだった」と振り返った。

 市役所にも激震が走った。三十代の男性職員は「任期途中で、こんな理由で辞めるなんて。選挙にお金もかかるし」。また五十代の男性職員は「市長の判断は理解できる。議会での議員の質問は担当課に聞けばすぐ分かる話ばかり。あれでは市長も嫌気が差す」と市長の肩を持った。

◆自民、民主や知事、静観の構え

 自民、民主は二〇一三年の松阪市長選で、山中氏に敗れた無所属新人の元県議を推薦した。自民党県連の水谷隆幹事長は取材に「山中氏らしいやり方だが、推移を見守りたい」と話した。民主党県連の舘直人幹事長も「突然のことで驚いている。辞任に至る詳しい経緯が分からないので、今後の状況を見て対応を考えたい」と話した。

 鈴木英敬知事は県庁で記者団に「政治家の出処進退なので他人がとやかく言う話ではない」と話した。

 山中氏をめぐっては、一部で国政選挙や知事選への転出を取り沙汰する向きもあるが、来春の知事選への再出馬を表明している鈴木知事は「私が知事選に向かって頑張るということだ」とのみ述べた。

(吉野淳一、竹田弘毅)

4526チバQ:2014/12/23(火) 10:59:22
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20141223/CK2014122302000017.html?ref=rank
予算否決なら出馬せず 辞意の松阪市長、議会けん制
 年度内で辞意表明している松阪市の山中光茂市長は二十二日の会見で、現在編成中の来年度当初予算案について「議会が説明責任を果たさず、予算案を否決した場合、次期市長選に出馬しない」と明言した。予算編成の行方が次期市長選に影響を与えそうだ。

 会見後、山中市長は「市長選を控えているだけという理由での予算案の否決は市長への不信任そのもの」と説明。当初予算案について山中市長は既に投資的経費を盛り込む本格予算案にし、来年の二月定例会に提案する方針を示している。

 会見で辞意のきっかけとなった図書館整備計画の否決には「議会の勉強不足で無責任」と議会批判をあらためて展開。整備計画が争点にならない次期市長選の意義を「私は計画がストップした責任を取った。市長選の争点は分からない」と述べ、自身の出馬は「現時点で検討すらしていない」と言及した。

 山中市長の発言に松阪市議会の水谷晴夫議長は「市長選を行う以上、市長が変わる可能性は否定できない。選挙を控えた二月定例会は骨格予算を提案するのが政治の大道」と山中市長の姿勢を批判。その上で「市の予算案を見ないと何とも言えない。少なくとも無責任な反対はしない」と述べ、予算案を精査する考えを示した。

 整備計画には「図書館の計画に反対する議員はいない。もう一度じっくり話し合えば良い。辞める必要はない」と計画白紙の再考を促し、辞意に疑問を投げかけた。「もし議会との対立を理由に出馬をあきらめるなら市長は市政を放り出したと批判されても仕方ないのでは」と話した。

 山中市長が辞職した場合、次期市長選は四月二十六日に行われる。

(吉野淳一)

4527チバQ:2014/12/23(火) 18:40:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141223ddlk23010047000c.html
選挙:安城市長選 近藤市議出馬へ /愛知
毎日新聞 2014年12月23日 地方版

 安城市議の近藤正俊氏(65)は22日、市役所で記者会見し、任期満了(来年2月14日)に伴う市長選(同1日)に無所属で立候補すると表明した。立候補表明は、4選を目指す神谷学市長(56)に次いで2人目。

 近藤氏は出馬の理由として「神谷市長の4選を阻止し、マンネリ化した市政に新しい風を吹き込む」と強調。政策としては「住みたいまち、愛知ナンバー1都市構想〜20万都市への挑戦」を掲げ、「防災、子育て、環境改善、産業振興などを重点に、新しい20万都市を目指す」と述べた。

 近藤氏は自民党員で現在3期目、市議会議長などを務めた。【安間教雄】

4528チバQ:2014/12/24(水) 22:21:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141224ddm041010093000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 ライバルが候補者集め 村議会「再選挙まずい」
毎日新聞 2014年12月24日 東京朝刊

 地方議会の担い手が不足し、議員選挙で候補数が定数を満たさない事態も起きている。昨年の長野県野沢温泉村議選では定数8に対し候補は7人で、欠員1のまま無投票当選となった。24日に発足する第3次安倍内閣は地方創生を唱えるが、地域によっては衰退が激しく、自治が成り立たなくなっている。【長田舞子、鈴木一生】

 「君しかいない、という電話を何本ももらった」。最後に出馬を表明した富井走一村議(62)は振り返る。

 村議選告示は昨年3月19日。その6日前の事前審査に6陣営しか来なかった。総務省選挙課によると、告示で欠員が定数の6分の1を超すと、立候補者は無投票当選となるが、再選挙を実施して速やかに欠員を補う必要がある。定数8なら候補が6人以下で再選挙が課され、村政の混乱は必至だった。

 富井さんは告示1週間前から「出てくれ」と声をかけられるようになった。日課で1日10キロ歩くが、その途中でも車がクラクションを鳴らして止まる。氷点下のなか15分も説得され、体が冷えた。

 人口は今月1日現在3768人。温泉は有名でスキー場もある。スキー客はバブル崩壊以降減ったが、1998年長野冬季五輪まで公共事業が盛んで、村はバイアスロン会場となり活気があった。五輪後に衰退が本格化。合併話も浮上したが2004年に住民投票で否決された。その後も合併を巡り村は揺れ続け、賛成派の富井さんは10人が立った09年選挙で落選し、村政から身を引いていた。


 欠員2で再選挙となれば議会不要論が出かねず、近隣にも格好がつかない。現職たちは選挙準備どころではなくなり、各自で村民の説得を試みた。ある現職は、引退を表明した別の現職に「書類は全部整えるから」と続投するよう口説いたが、断られた。「立候補予定者が他人を『出ろ』と説得して回るのも変だが、大騒動だった」と村議の一人は言う。

 富井さんは告示の前日、「他に誰も出なければ」という条件で出馬を決意。当日午前9時に「(6人以外)誰もいないぞ」と電話があり、役場に行って立候補を届けた。「良かった」と喜ぶ選管職員らの声が聞こえた。

 その後、ペン書きのポスターを100枚コピーし、同級生や家族と手分けして掲示板に張った。選挙費用はコピーと画びょうで計1500円。我ながら見劣りすると思ったが、村民の一人から「一枚のポスターで村を救った」と言われた。

 村議の一人によると、議員が急死してもカネのかかる補欠選挙はやらず、これまで欠員1が常態化してきた。村内の若手男性自営業者は「自分以外の誰かが議員をやる、とみな思っている。冗談でも『やる』と言えば本気にされる」と村の空気を説明する。

 富井さんのポスターに、こうあった。「小さな村が輝き続けるために頑張ります」

    ◇

 「これでは選挙にならない」。宮崎県日之影町で今年9月、町議選の説明会があった。議員定数が10から8に減るにもかかわらず、来たのは現職3人と新人1人の4陣営のみ。告示は1カ月後で、選管職員は頭を抱えた。

 町議が引退する場合は職域や地域で後継者を選んできた。今年は4人が引退を予定していたが、高齢化や人口減少で見つからなかった。かつて1万6000人近くだった人口も今や4000人ほど。杉本道生議長(61)は月額20万円を切る低い報酬にも触れ、「兼業できる農家や余裕のある人以外はできない」と話す。関係者の尽力で10月の告示では定数と同じ8人が立ち、無投票当選となったが、選管職員は「次回はどうなるか……」と懸念している。

    ◆

 東京都議会の女性蔑視やじ、兵庫の号泣県議……。地方自治を担う議会や議員の質を疑う出来事が今年相次いだ。来年春には統一地方選がある。自治のいまを見つめ、将来の課題や可能性を考えてみたい。

4529チバQ:2014/12/30(火) 13:32:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141229ddlk21010077000c.html

選挙:県議選 尾藤・前関市長を自民県連が公認 /岐阜

毎日新聞 2014年12月29日 地方版


 自民党県連は28日、来春の統一地方選の県議選・関市選挙区(定数2)に前関市長の元職、尾藤義昭氏(68)を公認すると発表した。同選挙区には自民現職の酒向薫氏(58)、民主現職の林幸広氏(61)が立候補を予定している。【加藤潔】

4530チバQ:2014/12/30(火) 13:39:06
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141228ddlk23010036000c.html

選挙:一宮市長選 神戸市議が立候補表明 /愛知

毎日新聞 2014年12月28日 地方版


 市長の来年1月の辞職に伴う一宮市長選(1月25日告示、同2月1日投開票)に、市議の神戸健太郎氏(54)が27日、無所属で立候補する意向を表明した。市長選への立候補表明は5人目。

 神戸氏は「現職市長が後継者指名することに違和感を感じる。民間での経営センスを生かし、市民に幸せが届く政策を行っていきたい」と述べた。

 市長選には既に、市議の細谷正希氏(46)▽元総務省室長の中野正康氏(47)▽会社経営の鈴木義一氏(56)▽一宮タイムス社長の高橋一氏(54)−−の4人が立候補を表明している。【河部修志】

4531チバQ:2014/12/30(火) 13:48:49
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20141229-1415408.html

長野の市議セクハラ行為で会派除名

 長野県中野市議会の会派「市政会」が、懇親会で同僚の女性市議の体を触るセクハラ行為をしたとして、所属する金子高幸市議(59=1期目)を除名処分にしていたことが29日、分かった。金子市議は取材に「意識して触った記憶はないが、気分を害したとしたらおわびしたい」と話した。

 複数の所属議員らによると、問題となったのは12日夜に開かれた飲酒を伴う会派の懇親会。その後、会派側に女性市議から「金子市議がそばを通りがかった時に体を触られた」と申し出があった。金子市議は既に女性の家族に謝罪した。

 金子市議は6月の懇親会でも市の女性職員の背中を触るなどの行為が目撃され、他の市議から注意を受けていた。会派はこうした経緯を踏まえ、12月24日に除名処分を決めた。

 6月の懇親会での行為について金子市議は「寝耳に水で、記憶にない」としている。

 市政会は全20市議のうち、17市議が所属。金子市議は4月の市議選で初当選した。(共同)

 [2014年12月29日22時21分]

4532チバQ:2015/01/04(日) 05:40:03
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150101ddm010010030000c2.html
 ◇「減税」正念場 愛知知事選、県議選、名古屋市議選
 1月15日告示、2月1日投開票の愛知県知事選は、現職で再選を目指す大村秀章氏(54)と、新人で県社会保障推進協議会事務局長の小松民子氏(64)が立候補を表明している。

 元自民党衆院議員の大村氏は2011年の前回選で、党の方針に反して河村たかし名古屋市長と組み、県民税減税や中京都構想などを掲げ、150万票余りを得て初当選した。しかし、知事就任後は県議会を構成する各党と関係修復を図り、除名処分にした自民も今回は県連が推薦する。民主や維新、公明など主要政党が推薦するオール与党体制で、共産推薦の小松氏との一騎打ちが予想される。

 4月の県議選、名古屋市議選では、河村市長率いる地域政党「減税日本」が正念場を迎える。議会解散請求(リコール)運動で実現した11年3月の出直し市議選で28人を当選させ、市議会最大勢力になった。だが、考え方の違いや不祥事から離党が相次ぎ、所属市議は11人と半分以下に。県議は9人にとどまる(14年12月25日現在)。国政選挙でも惨敗が続き、今回の県議選と市議選で過半数を目指すだけの擁立は難しく、党勢回復の道筋は見えない。【井上直樹】

4533チバQ:2015/01/04(日) 05:57:08
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/61075.html
4月投開票の福井県知事選を展望 西川氏4選へ着々、自民推薦へ
(2015年1月3日午前7時00分)
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2015年の福井県内の選挙
2015年の福井県内の選挙



 今年は4年に1度の統一地方選の年。福井県知事選は3月26日告示、4月12日投開票の日程で行われる。現時点で正式に出馬を表明しているのは4選を目指す西川一誠氏(69)だけで、対決の構図は見えない。多選を批判し候補者擁立を模索していた自民党県連会長の山本拓衆院議員も昨年末、西川氏から推薦願いが提出されれば県連として推薦を決める方針に転換。4選に向けた足場固めが着々と進みつつある。共産党県委員会は、候補者擁立の協議を急いでいる。

 西川氏はこれまでの3期12年近く、子育て支援や雇用確保などに力を注いだ。北陸新幹線の敦賀までの認可や、舞鶴若狭自動車道の全線開通など高速交通ネットワークの整備については県会や市町、経済界と一丸となって推進してきた。

 昨年11月28日、12月県会冒頭で4選出馬を表明した西川氏は「人口減少問題への責任ある対応が待ったなし」と県政課題を挙げ、人の流れを出生率の高い地方に反転させる構想と施策が必要とした。原発に関しては「福井では東京電力福島第1原発のような事故を絶対起こさせないとの強い覚悟で対応してきた」と強調。原発だけに頼らない地域の運営が、知事選の大きなテーマになるとの考えを示している。

 4選出馬表明の翌日には、県経団連と県商工会議所連合会、県農政連がそろって西川氏推薦を発表。川田達男氏と山田俊臣氏の2トップがそろって会見する周到ぶりだった。

 各地で県政報告会を重ねており、1月中には全17市町を一巡する。現職の強みを生かし、政策づくりとともに、後援会組織を中心に選挙態勢を着々と整えている。

 過去3回とも西川氏を推薦してきた自民党県連も昨年12月23日の執行部会で西川氏から推薦願いが提出されれば、政策的な確認を経た上で県連として推薦する方針を固めた。山本県連会長は昨年10月以降、推薦は連続3期までとする党本部の選挙対策要綱に基づき、新たな候補者擁立の動きを見せてきた。しかし執行部会後に記者団に対して、突然の衆院解散による時間的な制約を理由に現職推薦を「例外」(山本氏)として認める考えを示し、候補者擁立を事実上断念した。

 県連は1月20日まで知事選を含めた統一地方選の出馬予定者からの公認推薦願いを受け付けるとしている。山本氏は「安倍首相が目指すローカルアベノミクス、地方創生と考えを同じにする候補かどうか」を確認する手続きを踏む考えだが、県連幹部は「西川氏の県会での出馬表明に対し、自民党会派は異論を唱えなかったのだから推薦願いを断る理由はない」と話しており、最終的には西川氏推薦で落ち着く見通しだ。

 一方、共産党県委員会は県労連や県民医連などでつくる「県民が主人公の県政をつくる会」を母体とする推薦候補の擁立に向け、既に協議を始めている。調整次第では、党独自の公認候補を立てる可能性もあり、早期の発表を目指している。

 南秀一委員長は西川県政について「原発を推進する立場であることが一番大きな問題」と指摘。「北陸新幹線や足羽川ダムなど大型公共事業を重視し、医療や福祉など県民の暮らしを守る姿勢が弱い」と対決姿勢を示している。

4534チバQ:2015/01/04(日) 05:58:29
4448

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/60671.html
敦賀市長後継候補、原発と共存共栄 市議の福谷正人氏が出馬へ
(2014年12月26日午前7時30分)
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河瀬一治敦賀市長(右から2人目)の後継として市長選立候補を表明する福谷正人氏(右端)=25日、福井県敦賀市役所
河瀬一治敦賀市長(右から2人目)の後継として市長選立候補を表明する福谷正人氏(右端)=25日、福井県敦賀市役所



 来年4月の福井県敦賀市長選に、同市議で建築会社社長の福谷正人氏(46)=同市和久野=が25日、立候補すると表明した。「敦賀は厳しい状況にあるが、若い力と感性で難局を打破したい。敦賀を愛する市民と一体になって敦賀を良くしたい」と出馬の決意を述べた。

 市役所での会見に同席した河瀬一治市長(63)は「政策に共通点があり、任せられる」と後継候補に指名し、全面的に支援する姿勢を示した。

 福谷氏は、原発停止により低迷している経済対策を最重要課題に挙げ、「観光振興や産業振興、雇用創出について、とにかく活性化できるような政策を打ち出し、敦賀を元気にしたい」と力を込めた。原発については「共存共栄」を掲げ「新増設やリプレース(建て替え)を含めてエネルギーベストミックスを考えなくてはいけない」と述べた。また、現市政の政策を基本とし、時代に応じた見直しに言及した。

 市議の有志らが福谷氏の支援を決めたことを受け、河瀬市長は「市民の代表である議会の方向性に従って、私の経験も生かし、しっかりサポートしたい」と述べた。

 福谷氏は大阪建設専門学校卒。2011年に市議に初当選し現在1期目。

 次期市長選は、現在5期目の河瀬市長が9月に6選不出馬を表明。一方、前回の市長選で次点だった元市議が準備しているほか、福谷氏以外の市議も出馬を模索している。

4535チバQ:2015/01/04(日) 06:06:47
http://www.asahi.com/articles/CMTW1501012400001.html
大村、河村両氏、今年の元旦も一緒に街頭へ
2015年1月1日19時58分
 大村秀章県知事と名古屋市の河村たかし市長が1日、市内の熱田神宮前でそろって演説した。15日告示の知事選での再選を目指し自民党と関係を修復した大村氏と、消費増税などで自民党を批判する河村氏。4年前にダブル選挙で連携した盟友関係にすきま風が吹くが、元日の街頭演説は今年も行い、初詣客に息のあったところを見せた。

 2人はそれぞれマイクを持ち、先月着工したリニア中央新幹線などに触れ「名古屋、愛知を面白くしていかんと」(河村氏)、「その通り」(大村氏)と掛け合い。河村氏が「わしより12歳も年下なんだからもっと尊敬しなさいよ」とぼやき、大村氏が「いつも(尊敬)してるでしょう」と返す場面もあった。

4536チバQ:2015/01/05(月) 00:02:48
結局、西川推薦か
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/politics/60432.html
自民党県連が知事選4期目推薦も 独自候補擁立難しく「例外」
(2014年12月24日午前7時10分)


 自民党福井県連は23日、福井市の繊協ビルで執行部会を開き、来春の知事選で4選を目指す現職の西川一誠知事から党県連に推薦願いが提出されれば、政策的な合意をした上で推薦する方針を固めた。党県連の山本拓会長はこれまで党本部の要綱などに基づき4選以上は推薦しない考えを示していたが、突然の衆院選で独自候補の擁立に時間的制約が生じたとして「例外」(山本氏)で現職の推薦願いを受け付けるとした。

 非公開で行われた執行部会後、山本氏は記者団に対し「当初は4期目の推薦願いは受け付けない方針で、なるべく若い人を積極的に公募していこうという段取りだったが、思わぬ衆院選で約1カ月の空白ができた。その中で現職知事が県議会で出馬表明しており、それをあえて排除することにはならない」と説明。先の衆院選で自民党が公約に掲げた地方創生に向けて協力できる候補ならば、4選を目指す現職であっても例外として党県連として推薦するとした。

 執行部会では、知事選を含む来春の統一地方選の出馬予定者からの公認推薦願いを1月20日まで受け付けることも合わせて決めた。

 また県連内に地方創生県本部(仮称)を立ち上げることを決定。1月中に党本部と政府の地方創生担当幹部を招いた会合を開き、知事、県内の全首長を交えて新年度予算を踏まえた地方創生に関する意見交換を行う。

 2月17日告示、同22日投開票の美浜町長選に5選を目指して立候補を表明している現職の山口治太郎町長を党として推薦することも決めた。

 知事選の候補者選考で、県連は公認や推薦は連続3期までとする党本部の要綱に基づき、県連規程を10月の県連総務会で改正。山本氏は「党本部に準ずる」として候補擁立を模索してきたが、県連内には柔軟性をもって現職推薦の可能性を排除すべきではないとの声もあった。

4537チバQ:2015/01/06(火) 06:21:39
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagano/news/20150105-OYTNT50134.html
飯山市議 ひき逃げ容疑…「酒飲んでいた」供述
2015年01月06日
 飯山署は5日、飯山市議の望月弘幸容疑者(63)(飯山市瑞穂豊)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで緊急逮捕したと発表した。捜査関係者によると、望月容疑者は調べに対し、「酒を飲んでいたので逃げた」と供述している。同署は道交法違反(酒気帯び)の疑いでも調べている。


 発表によると、望月容疑者は4日午後5時過ぎ、同市南町の市道交差点を軽トラックで右折した際、横断中だった同市のパート従業員女性(41)をはねて首などに1週間の軽傷を負わせ、逃走した疑い。望月容疑者は約2時間後に同署に出頭した。

 望月容疑者の近所の住民によると、望月容疑者は事故直前の午後4時半頃まで、市内の集会所で開かれた会合に出席していた。会合ではアルコール類も振る舞われた。同席した元区長の増山保範さん(65)は取材に対し、「日本酒を盃さかずき1杯飲み干した。その後、車を運転するとは思わなかった」と話した。

 捜査関係者によると、出頭後、望月容疑者の呼気からは基準値を上回るアルコールが検出されたという。

 望月容疑者は市議16人のうち最多の6期目で、副議長も務めた。佐藤正夫議長は、「事実関係を調査した上で対応する」と話した。

4538チバQ:2015/01/06(火) 07:31:26
石川県議会
自由民主党石川県議会議員協議会
福村章 稲村建男 向出勉
石田忠夫 和田内幸三 紐野義昭
木本利夫 藤井義弘 山田省悟
吉粼吉規 中村勲 米澤賢司
宮下正博 米田昭夫 西田昭二
山口彦衛 焼田宏明 徳野光春
井出敏朗
善田善彦 大口英夫
安居知世 不破大仁 平蔵豊志
白崎勇人
計25人

県政石川議員会
金原博 北村繁盛 吉田修
米光勲
計4人

清風・連帯
山根靖則 若林昭夫 盛本芳久
計3人

新進石川議員会
宇野邦夫 新谷博範
計2人

公明党
谷内律夫 増江啓
計2人

日本共産党
佐藤正幸 大桑初枝
計2人

政心研
田中博人
計1人

黎明会
本吉淨与
計1人

WILL石川
川裕一郎
計1人

爽晴会
室谷弘幸
計1人

4539チバQ:2015/01/12(月) 10:30:32
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20150111/CK2015011102000024.html
元市議の渕上氏が立候補表明 敦賀市長選
渕上隆信氏
写真
 元敦賀市議で前回の市長選で次点だった行政書士の渕上隆信氏(53)=同市金山=が十日、市内のホテルで会見し、四月の市長選に無所属で立候補することを正式に表明した。

 渕上氏は、原発の長期停止で落ち込む地域経済の立て直しを意味する「敦賀再生、市民が主役のまちづくり」をスローガンに掲げると決意表明。原子力政策では、安全が確認された原発の再稼働や日本原子力発電敦賀3、4号機の新増設が必要だと主張した。ただ、中長期的な観点から「原発のほかに、もう一つ軸足となる産業を作っていきたい」とも述べた。

 市長選には、昨年十二月に市議の福谷正人氏(46)=同市和久野=が河瀬一治市長の後継候補として立候補を表明しており、選挙戦は確実になった。別の市議も出馬を模索している。

 (角野峻也)

4540チバQ:2015/01/12(月) 10:31:26
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/61708.html
敦賀市長選、前回次点者が出馬表明 元市議の渕上隆信氏、選挙戦へ
(2015年1月10日午後5時30分)
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渕上隆信氏
渕上隆信氏



 4月任期満了の福井県敦賀市長選に、元敦賀市議で測量会社役員の渕上隆信氏(53)=同市金山=が10日、立候補を表明した。「疲弊した市内経済の再生に向け、原子力以外の産業の軸もつくりたい」と意欲を話した。

 同市長選には新人で現職市議の福谷正人氏(46)=同市和久野=が既に立候補を表明しており、選挙戦が確実となった。

 同市のニューサンピア敦賀で会見した渕上氏は「市民の声が届く市政にしたい」と抱負を表明。懸案となっている原発の再稼働問題については「安全確保を大前提に新増設なども視野に考えたい。電源構成のベストミックスなど国、県の判断に基づきやっていく」と現状を引き継ぐ考えを説明。「市内には原子力技術の蓄積があり、エネルギー関連産業が育つ土壌がある」と述べた。

 敦賀開業まで3年前倒しが決まった北陸新幹線の延伸については「駅東を含めた周辺のにぎわいある開発が必要だ」とした。

 渕上氏は佐賀県出身。九州大を卒業後、東洋紡績や若狭松下電器などに勤務し1996年に測量会社を設立した。2007年に市議に初当選後11年に市長選に出馬。約2500票差の次点で現職の河瀬一治市長に及ばなかった。

 同市長選にはほかにも市議に立候補を探る動きがある。

4541チバQ:2015/01/12(月) 22:44:47
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150112ddq041010004000c.html
選挙:愛知県知事選 現職、与野党相乗り 5人乱立の前回と一変 共産推薦新人と一騎打ち
毎日新聞 2015年01月12日 中部朝刊

 任期満了に伴う愛知県知事選(15日告示、2月1日投開票)は、各党の公認や推薦、支持を受けた新人5人が乱立した2011年の前回と構図が一変し、与野党相乗りの現職と共産推薦の新人による一騎打ちとなりそうだ。再選を目指す現職の大村秀章氏(54)は前回、自民党を飛び出して河村たかし名古屋市長と組み、既成政党との対決姿勢を打ち出し圧勝したが、今回は自民県連を含む多くの党の推薦を得た。共産推薦の新人、小松民子氏(64)は「オール与党」化を厳しく批判し、大村氏に挑む。【町田結子】

 「皆様とベクトルを合わせ、一緒に日本一元気な愛知を作りたい」。大村氏は9日、名古屋市中区であった事務所開きで、各党との協調を強く訴えた。自民や民主、公明などの地方組織の幹部、河村氏のほか、前回知事選で戦った重徳和彦衆院議員(維新の党)と薬師寺道代参院議員(無所属)の2人も姿をみせた。構図の変化について、大村氏は「自然な流れ」と説明する。

 大村氏は前回、地域政党「日本一愛知の会」を設立し、「減税日本」率いる河村氏と、県民・市民税減税や中京都構想などの共同公約を掲げ、知事選や名古屋市長選などのトリプル選に臨んで大差で初当選した。選挙後、自民から除名処分を受け、県議会では震災がれき受け入れなどの問題で自民などと激しく対立した。しかし、12年12月の衆院選で自民が政権に返り咲くと、徐々に距離を縮めた。

 予算編成では各党に配慮した。減税日本所属の地方議員の不祥事が相次ぎ、河村氏の勢いには陰りがみえ、ある県政関係者は「『河村頼み』だけでは戦えないとの思惑もあったのでは」と、再選への足場固めと推測した。

 各党は有力な対抗馬を見つけられず、昨年8月にまず民主県議団が大村氏支援を打ち出し、公明も続いた。最大会派の自民県議団には、「けじめが必要」と慎重論もあって最後まで揺れた。だが、9月、道路や河川の整備など公共事業費約46億円を含む補正予算案が示されると、県議団は「団の要望を入れたほぼ満額回答の内容」と高く評価した。今春に控える県議選に臨むのに十分な「手土産」となり、ある県議は「(大村氏に)土下座を100回してもらうより、うれしい」と喜んだ。県連は11月に推薦を決めた。ただ、党本部に解除申請中の除名処分は結論が出ておらず、あいまいさも残る。

 既成政党に批判的な河村氏との関係を懸念する声も根強い。大村氏は「これからも仲良くやっていければ」と盟友関係を強調する。一方で、共同公約を掲げた前回と違い、今回の政策集作成にあたって「(河村氏とは)相談していない」と語るなど、2人の微妙な距離感もうかがわせる。

 これに対し、共産推薦で臨む県社会保障推進協議会事務局長の小松氏は、大村氏の変化を「第三極の看板を掲げて登場したのに、減税を実質断念するなど4年前の公約を捨て去り、今度は自民にすり寄った」と批判している。

4542チバQ:2015/01/13(火) 22:57:06
http://dmm-news.com/article/907507/
政争に発展した新潟市の「バス高速輸送システム」 整備費30億円は妥当か
2015.01.07 08:15 産経デジタル
 BRT(バス高速輸送システム)。あまり聞き慣れない言葉だが、国土交通省によると、専用走行路や専用レーン、連節バスなどを利用した定時性向上や輸送能力増大を目指したシステムとされている。

 平成13年に開業した名古屋市の小幡緑地(守山区)と、JRや名鉄、名古屋市営地下鉄が乗り入れる大曽根駅(東区)間を専用高架道路で走る「名古屋ガイドウエイバス」や、19年に茨城県の鹿島鉄道(石岡−鉾田間)が廃止された後、線路の一部をバス専用道路として整備して走行している「かしてつバス」が具体例として挙げられる。

 最近では、東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼線、大船渡線(宮城県、岩手県)の早期運行再開のため、線路の一部を専用道路とするなどしたBRTが、24年(大船渡線は25年)から走行。いずれも地元の足として定着している。 

■反対派が複数出馬

 新潟市も27年夏までにBRTの運行開始を予定している。

 26年11月に行われた市長選では、このBRTが最大の争点となった。

 結果からいえば、推進派の現職、篠田昭氏が9万5千票余りを得て4選を果たした。だが、いずれも反対の元市議、吉田孝志氏が8万8千票、弁護士、斎藤裕氏の8万票を合わせれば、篠田氏の投票をはるかに上回った。

 前提としてまず、新潟市の街を説明しよう。

 新潟はもともと信濃川と阿賀野川が合流する河口部の港町として江戸時代から栄えた。途中で何度も流域が変わったため、信濃川左岸が、現在「古町」と呼ばれる街の中心部として栄え、右岸はあまり発展しなかった。

 明治に入り、鉄道(現在の信越線)が造られたが、信濃川を鉄橋で渡ることは技術的にも金銭面でも困難だったため、駅は右岸に建設された。古町と駅を結んだのが「新潟ブルース」で有名な「万代橋」だ。

 鉄道網が貧弱な新潟市内の公共交通を支えたのはバスだった。

 だが市によると、バスの利用者が平成12年と比べて40%以上減少、バス便も20%減少しており、高齢者やマイカーを所有していない交通弱者への対応として、公共交通の整備が急務だとしている。

 対策の一つとして、市中心部に新交通システムの導入を検討、BRTのほか、LRT(次世代型路面電車システム)や小型モノレールも候補に挙がった。

 新交通システムの導入にあたり、「まちなかの活性化など社会変化に対応する」という目的が付けられた。

 古町は昭和40年代まではかなり栄えたが、やがて他の地方都市と同様、郊外に住宅やショッピングセンターができて、現在では空洞化が問題となっている。

 このため、新交通システムは中心市街地の活性化が大きな目的と思われるようになってしまった。

 実際、市が作成した「新たな交通システム導入イメージムービー」では、小型モノレールや、広島市などに走っている近代的な路面電車(LRT)、専用レーンを走る連節バス(BRT)がにぎわう街中を走行する様子がCGで描かれている。

4543チバQ:2015/01/14(水) 21:15:22
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20150114-OYT1T50013.html?from=ycont_top_txt
24年間議席独占、自民がベテラン後継擁立断念
2015年01月14日 11時53分
 4月に行われる新潟県議選で、自民党が柏崎市刈羽郡選挙区(定数2)のベテラン県議の後継を立てられない状況にある。


 厳しい戦いを予想しての判断だが、昨年12月の総選挙で大勝するなど党に勢いがあるだけに、党関係者からは「戦わずして負けるようなもの。本心は悔しい」との声も漏れる。

 柏崎刈羽地域は、柏崎市(定数2)と刈羽郡(同1)に選挙区が分かれていた1991年から2003年までを含めて6期24年間にわたり、自民党が議席を独占してきた。現在は8期目の東山英機氏(70)と9期目の三富佳一氏(76)という、県議会議長も務めた「長老格」の2人が議席を固めている。

 しかし東山氏が昨年1月に今期限りでの引退を表明したことで、状況は一変した。自民党柏崎支部は、後継候補を擁立するために人選を続けてきたが、調整は難航。結局後継は決まらず、昨年9月末の拡大役員会で擁立を断念した。候補を三富氏に一本化する。

 人選がまとまらなかった原因を、ある自民党の柏崎市議は「新人に立候補表明で先手を打たれたのが痛かった」と話す。昨年8月末、同市議で市職員労組が支持基盤の池田千賀子氏(53)が無所属での立候補を表明。池田氏は11年の市議選でトップ当選した人気市議のため、自民党から東山氏の後継に立った候補は、三富氏を含めた厳しい選いが予想された。

 また、擁立断念の背景には、選挙戦で支部が割れることへの懸念もあった。池田氏は東山氏と自宅が近く、党派に偏らない地域的な人気で重なる部分がある。池田氏後援会の北原征二事務局長は、引退で宙に浮く東山氏の票について「すべて三富さんに流れるとは思えない」と話し、池田氏支持への引き込みに自信を見せる。東山氏の票が党外の池田氏に流れれば、党の結束を乱すことになる。

 池田氏は昨年の出馬表明の記者会見で「自民党籍がある方にも応援していただきたい」と明言。自他共に認める反原発の「社民寄り」ながら、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働については「命と暮らしが担保されるなら原発も否定されない」と述べ、再稼働を推進する自民党の支持層の切り崩しに余念がない。

 与口善之支部長は、池田氏の立候補により、自民党が2人擁立した場合、議席を奪い合う状況になると指摘した上で、「やむをえない決断。ここで争って党を割るのは避けるべきだという意見も多かった」と語っている。(伊賀敦基)

2015年01月14日 11時53分 Copyright © The Yomiuri Shimbun


2011年県議選
18,280票 東山英機66 男 自民党 現
16,644票 三富佳一72 男 自民党 現
14,886票 武本和幸61 男 無所属 新

4544チバQ:2015/01/15(木) 19:26:44
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150115/201501150909_24114.shtml
瑞穂市長選に鳥居氏出馬表明
2015年01月15日09:09
 任期満了(5月31日)に伴い統一地方選で実施される瑞穂市長選に、新人で一級建築士の鳥居佳史氏(60)、同市穂積=が14日、無所属で立候補する考えを表明した。

 鳥居氏は、本紙の取材に「大型プロジェクトは、タウンミーティングや自治会対話を通して市民参画で行う市政を目指したい」と出馬理由を述べた。

 設計事務所の代表を務める傍ら、NPO法人の理事として子育て支援に取り組む。

 現職の堀孝正氏(73)は進退を明らかにしていないが、3選出馬の可能性が高く、反市長派の市議らも候補者を擁立するとみられ、選挙戦になる見込み。

4545チバQ:2015/01/15(木) 19:33:08
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2015011590171616.html
現新2氏の争いに 愛知知事選
 15日告示された愛知県知事選は、午後5時で立候補の届け出が締め切られ、再選を目指す現職の大村秀章氏(54)=無所属=と、新人で県社会保障推進協議会事務局長の小松民子氏(64)=同=の現新2人による争いが確定した。大村県政4年間の評価と今後の運営を主な争点に、17日間の論戦を繰り広げる。投票は2月1日で、即日開票される。

 大村氏は民主、維新、公明、生活、次世代や自民県連、減税が推薦。与野党を含む主要政党が同じ候補を推薦するのは2003年以来。小松氏は共産などでつくる革新県政の会が推薦する。

 選挙戦では、産業振興や雇用の確保、医療・福祉の推進、地震対策などが論戦のテーマ。リニア中央新幹線やMRJ(三菱リージョナルジェット)、燃料電池車など大規模プロジェクトを後押しするのか、中小企業への支援を優先すべきかなど、何に重点的に取り組むかも争点となる。

 大村氏の出発式では、前回ともに戦った河村たかし名古屋市長は市の新年度予算案査定のため姿を見せず、自民、民主など政党の県組織の代表が顔をそろえた。第一声では「すべての人が活躍する愛知をつくりたい。インフラを整備し、産業の力をつける」と訴えた。

 小松氏は長年、医療、福祉分野に携わり、革新県政の会から打診を受け、選挙に初出馬した。第一声で「今までの県政は大企業や大型開発を優先してきた。県民の暮らしに寄り添う県政に変えなくてはならない」と力を込めた。

(中日新聞)

4546チバQ:2015/01/16(金) 23:39:38
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150116ddlk22010121000c.html
選挙:富士宮市長選 近藤氏が出馬表明 現職に次ぎ2人目 /静岡
毎日新聞 2015年01月16日 地方版

 任期満了に伴う富士宮市長選(4月19日告示、26日投開票)で、高齢者支援のNPO法人「こころの泉」理事の近藤千鶴氏(58)が15日記者会見し、無所属で立候補すると表明した。市長選で出馬表明するのは、現職の須藤秀忠氏(67)に次ぎ2人目。

 近藤氏は旧芝川町出身。同町議を1期務め、2011年の県議選に出馬し落選した。中部電力浜岡原発の再稼働の是非を問う市民団体「ネットワーク県民投票」の顧問も務めている。近藤氏は医療・健康などを重点政策に掲げ「自由に物が言える、輝くまちにしたい」と語った。【高橋秀郎】

4547チバQ:2015/01/20(火) 00:49:31
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150119ddm041010088000c.html
自治はどこへ:2015年統一選 名古屋「減税日本」市議、新人28人→11人 「風」頼み、議員団自滅
毎日新聞 2015年01月19日 東京朝刊
 都市部で自治体議会が荒れたり、議員が不祥事を起こしたりするケースが目立つ。無党派層の有権者が政党の訴えに共鳴し、突風のような追い風で資質を欠く議員が多数誕生することが、背景の一つとみられる。地方で議員のなり手不足が深刻化する一方、都市部は「風の副作用」に苦しんでいる。【須藤孝、野口武則】

 ◇不祥事、分裂、いがみ合い
 「議員報酬半減」を掲げる減税日本(代表・河村たかし名古屋市長)は、名古屋市議会(定数75)のリコールを受けた2011年3月の市議選で28人を当選させ、最大会派に躍り出た。あれから4年。いま市議団は11人しかいない。

 「委員会があるから出ろと言われて、何を持って行くかもわからない。『××住宅の問題で予算書の○ページを』と突然言われ、もう何もわからない」。28人のうちの一人は4年前を振り返る。

 当選した28人中27人が新人。しかも、唯一当選3回で市議団長を務める市議が、11年6月に政務調査費(政調費)の不適切処理問題で議員辞職する。繰り上がり当選した減税日本の市議も新人で、ついに28人全員が新人となった。

 議長にも新人の中村孝太郎氏(現在離党)が就いたが、12年3月、慣例の1年での議長交代を拒否して大混乱を起こす。同年7月には河合優市議(同)が当て逃げ事故を起こし辞職勧告決議を受ける。不祥事が続くと、会議で「自民党のスパイがいる」と言い出す市議が現れた。ある市議は「幼稚園の学級会以下だった」、別の市議は「全員が1年生で、誰も決断せず、何も決められなくなった」と振り返る。

 議会審議でも自民党などのベテラン議員に問い詰められ、立ち往生する。新人で議会運営委員長についた田山宏之氏は、「『勉強不足です。申し訳ありません』と言うしかなくなったことが何度もある」と打ち明ける。辞職勧告決議を巡る対応を他会派から批判された市議団長が、「今後は会派として議会運営に関わらない」という文書に署名するという珍事まで起きた。議長居座り問題を起こした中村氏は当選時を振り返り、「絶対落ちない選挙だった」と語る。「28人全員の資質に問題があった。とにかく候補が必要ということで集めてしまった」

今春の市議選で減税日本は現職の一部の公認を見送り、新人に差し替える。広沢一郎幹事長(前愛知県議)は「問題を起こした議員は、社会経験が不足していた。期待に応える候補者選考ができていなかった。今回は前より相当に厳しく選考した」と話す。

 ◇大阪維新 強引運営、離反相次ぐ
 橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会。11年統一地方選では大阪府議選(当時定数109)で単独過半数となる57人、大阪市議選(定数86)では第1党となる33人が当選した。だが造反や不祥事で、府議団47人、市議団30人と少数与党に転じた。

 「意思決定の過程で違和感を覚えた」。昨年6月、維新府議3人が離党した。発端は統一選直後の11年6月、府議会定数を88に減らす条例案を強行採決したこと。削減により維新の現職同士が選挙区で競合し、調整がつかなくなった。離党した府議の一人は、松井一郎幹事長(府知事)に「くじ引き」を打診され、「市民の思いをばくちにかけられない」と反発した。会派内外で「強引だ」と批判を招いた進め方について、維新府議の一人は「過半数で何でもできるというおごりがあった」と反省する。

 昨年8月には、1期目の山本景府議(34)が無料通信アプリ「LINE(ライン)」で地元中学生とトラブルになっていたことが発覚し、府議団から離団処分となった。山本氏は13年秋、名刺を配った中学生とLINE仲間になったが、その後グループから外され「絶対に許さない」などと送信。問題発覚後に頭髪を丸刈りにした。

4548チバQ:2015/01/20(火) 20:39:28
http://www.sankei.com/politics/news/150120/plt1501200010-n1.html
2015.1.20 01:48

新潟・弥彦村なんと「36年ぶり」村長選へ 20日告示も「村割れる」…戸惑いの声

ブログに書く1




(1/2ページ)
 20日に告示される新潟県弥彦村長選(25日投開票)が、36年ぶりに選挙戦になる見通しだ。過去8回無投票が続いたが、4期目を目指す現職の大谷良孝氏(58)と、村財政の改革を主張する新人で元日本経済新聞記者、小林豊彦氏(69)が立候補を表明している。村民は村政の活性化を期待する一方、「村が割れてしまうのではないか」と戸惑いの声も漏れる。

 同村長選は本間道夫氏が当選した昭和54年を最後に行われておらず、同氏が1期、続く安達行雄氏が4期、大谷氏が3期連続無投票で当選している。

 その一因は、54年の選挙戦が村を二分する争いになったことにある。投票率は97%に達し、高齢者をリヤカーに乗せて投票所へ運ぶほどだったとされる。

 関係者は「前回のトラウマから、選挙戦を避ける風潮があった」と明かす。村人口は約8500人、小さな集落は数十人程度のため、誰がどの候補に投票したか分かってしまうという。

 今回、争点となりそうなのが村財政だ。同村は平成の大合併で独自路線を選んだ。その村の経済を支えているのは農業と観光、そして全国唯一、村営の弥彦競輪場だ。

 同村出身の小林氏は、日経新聞出版局長、日経リサーチ社長など経て退職後、村に戻り農業に従事している。立候補の理由について、小林氏は村財政の立て直しを挙げる。全国競輪施行者協議会審議会委員だった知識から、「競輪事業から村の一般会計に繰り入れる収益金はゼロで、赤字すれすれの状況」と分析し、競輪以外の新たな財源が必要だと主張。「木質バイオマス発電事業を軸に農業、観光、商業を一体的に活性化」して収入の確保を目指すとしている。

 一方、大谷氏は「寛仁親王牌」(GIレース)を誘致し、来年度も5年連続5度目の開催が決まっている。競輪を「村の宝」と評価するとともに、「健康と癒やしの村・弥彦村」をキャッチフレーズに温泉を利用した健康増進施設を建設し滞在型の観光地に育てる構想だ。

 村民は選挙戦の余波を心配する。60代の女性は「近所の人間関係にしこりが残るのではないか」、60代男性も「現職に批判の声を伝えるため選挙戦がいい」とする半面、「後の生活に影響が出ないようにしてもらいたい」と注文を付ける。

 大谷氏は「3期12年の実績を住民に評価してもらうチャンス」と選挙を歓迎。村内20集落すべてに後援会を結成し、旅館や建設業界からも推薦を取り付けた上、村議の大半から支持を得て、組織戦の構えだ。小林氏は同級生らと後援会を作り、草の根選挙で挑む。

4549チバQ:2015/01/20(火) 20:47:23
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20150120/CK2015012002000033.html
松阪2市議が辞職 県議選に出馬、あかつき会は解散
解散した「あかつき会」の会派控室=松阪市役所で
写真
 春の統一地方選の県議選に出馬する松阪市議の田中祐治、中瀬古初美の両議員(ともにあかつき会)が十九日、水谷晴夫議長に辞職届を提出し、受理された。市議会の規約で会派には三人以上が必要。両市議の辞職で、あかつき会は所属議員が一人となり、解散した。市議会は無所属を除いて五会派となった。

 両市議は辞職届を出した後、市役所で記者会見した。この時期の辞職について「二月定例会で当初予算案を審議しても、決算の議論に参加できない。議決に対して責任を持てないと考えている」と口をそろえた。

 あかつき会は二〇〇九年七月の市議選後、議員報酬5%削減を目指す六議員で発足した。同年十一月定例会に議員報酬削減案を提案したが、他会派の同意を得られず、否決された。その後、他会派への異動や改選期の勇退などで、両議員と中村良子議員の三人で構成していた。

 中村議員は会派解散を受け、同じ自民系の青凛(りん)会に移る。同会派には三人が所属するが、野口正代表が県議選への出馬を表明し、会派解散の可能性があった。野口代表の穴を中村議員が埋め、会派を維持する。

 中村議員は「青凛会は農業振興や教育分野で考えが近く、連携できると考えた」と話した。青凛会の新代表には、浜口高志議員が就く方針。野口代表も二月定例会前に辞職届を提出する見込み。

 中瀬古議員は環境福祉委員長を務め、田中、野口両議員は建設水道委員会に所属している。県議選に出馬する三市議の辞職により、市議会は二月定例会で各委員会や組合議会の構成変更の有無などを話し合う。

◆市長辞職なら市議補選、辞職撤回なら補選なし

 統一地方選では松阪市長選、市議選とも予定されていない。ただ辞意表明している山中光茂市長が辞任すれば、県議選に出馬する松阪市議の辞職で生じた欠員を補充する市議補選が行われる。

 公職選挙法は、市議に欠員が生じた際、欠員が定数の6分の1以上、もしくは市長選が行われた場合、補選の実施を定めている。松阪市議の定数は28。県議選に出馬する3市議以外に欠員はなく、山中市長が辞意を撤回すれば補選はない。

 山中市長は昨年12月、図書館整備の関連予算案が市議会に認められなかった「責任を取る」として、本年度中の辞任を表明している。

 (吉野淳一)

4550とはずがたり:2015/01/21(水) 12:48:06

24年間議席独占、自民がベテラン後継擁立断念
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/20150114-OYT1T50013.html?from=ycont_top_txt
2015年01月14日 11時53分

 4月に行われる新潟県議選で、自民党が柏崎市刈羽郡選挙区(定数2)のベテラン県議の後継を立てられない状況にある。

 厳しい戦いを予想しての判断だが、昨年12月の総選挙で大勝するなど党に勢いがあるだけに、党関係者からは「戦わずして負けるようなもの。本心は悔しい」との声も漏れる。

 柏崎刈羽地域は、柏崎市(定数2)と刈羽郡(同1)に選挙区が分かれていた1991年から2003年までを含めて6期24年間にわたり、自民党が議席を独占してきた。現在は8期目の東山英機氏(70)と9期目の三富佳一氏(76)という、県議会議長も務めた「長老格」の2人が議席を固めている。

 しかし東山氏が昨年1月に今期限りでの引退を表明したことで、状況は一変した。自民党柏崎支部は、後継候補を擁立するために人選を続けてきたが、調整は難航。結局後継は決まらず、昨年9月末の拡大役員会で擁立を断念した。候補を三富氏に一本化する。

 人選がまとまらなかった原因を、ある自民党の柏崎市議は「新人に立候補表明で先手を打たれたのが痛かった」と話す。昨年8月末、同市議で市職員労組が支持基盤の池田千賀子氏(53)が無所属での立候補を表明。池田氏は11年の市議選でトップ当選した人気市議のため、自民党から東山氏の後継に立った候補は、三富氏を含めた厳しい選いが予想された。

 また、擁立断念の背景には、選挙戦で支部が割れることへの懸念もあった。池田氏は東山氏と自宅が近く、党派に偏らない地域的な人気で重なる部分がある。池田氏後援会の北原征二事務局長は、引退で宙に浮く東山氏の票について「すべて三富さんに流れるとは思えない」と話し、池田氏支持への引き込みに自信を見せる。東山氏の票が党外の池田氏に流れれば、党の結束を乱すことになる。

 池田氏は昨年の出馬表明の記者会見で「自民党籍がある方にも応援していただきたい」と明言。自他共に認める反原発の「社民寄り」ながら、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働については「命と暮らしが担保されるなら原発も否定されない」と述べ、再稼働を推進する自民党の支持層の切り崩しに余念がない。

 与口善之支部長は、池田氏の立候補により、自民党が2人擁立した場合、議席を奪い合う状況になると指摘した上で、「やむをえない決断。ここで争って党を割るのは避けるべきだという意見も多かった」と語っている。(伊賀敦基)

2015年01月14日 11時53分

4551チバQ:2015/01/25(日) 19:25:18
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/localelections/62614.html
衆院選出馬の辻氏が県議選くら替え 越前市・今立郡・南条郡選挙区に
(2015年1月24日午前7時20分)
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辻一憲氏
辻一憲氏



 今春の福井県議選越前市・今立郡・南条郡選挙区(定数5)に、昨年12月の衆院選に出馬したNPO法人理事長で新人の辻一憲氏(49)=福井市松本1丁目=が23日、立候補すると表明した。民主党県連が22日付で党本部に同氏の公認を申請。連合福井も来月4日の地方委員会で推薦を決める。

 辻氏は、早稲田大中退。小浜市出身の元衆院議員、故辻一彦氏の長男で1999〜2000年に一彦氏の秘書を務めた。01年に福井へ戻り自然体験などを行うNPO法人を設立した。09年に民主党員となり、昨年12月の衆院選に福井2区から出馬したが落選した。現在は党県連副代表。

 越前市役所で会見した辻氏は、県議選へのくら替えについて「昨年の選挙を戦い、衆院選を目指していく思いを強くした。(今月10日に)擁立委員会から正式に要請があり、大変悩んだが、もっと力をつけなければという思いがあった」と説明した。

 衆院選で▽国民、市民が主役の政治▽暮らしと雇用を守る▽農山漁村をしっかりと支えていく▽子どもたちが明るく希望の持てる社会をつくっていく―を訴えたとし「南越は、循環型農業や里山保全の取り組み、和紙や打刃物など伝統を支える文化がある。夢が持てる地域像をつくっていける可能性を感じており、日本のモデルをつくっていきたい」と思いを述べた。近く、越前市に転居する。

 同選挙区では現職3人のほか、元職1人、辻氏を含め新人3人が出馬を表明し、選挙戦は確実な情勢。

4552チバQ:2015/01/29(木) 22:52:11
>>4548
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150126ddlk15010028000c.html
選挙:36年ぶり弥彦村長選 小林氏が初当選 草の根選挙浸透し /新潟
毎日新聞 2015年01月26日 地方版

 任期満了に伴う弥彦村長選は25日、投開票され、新人で元日本経済新聞出版局長の小林豊彦氏(69)=無所属=が、現職の大谷良孝氏(58)=同=を破り、初当選した。同村長選が選挙戦となったのは1979年以来36年ぶり。投票率は83・08%(前回97・59%)。

 小林氏は、Uターンして農業を営んでいたが、昨年1月ごろ、村政の転換を望む村民たちに推され、「民主主義の根幹は選挙。閉塞(へいそく)感のある村政を打ち破ろう」と立候補を決意した。

 選挙戦では、「チャレンジ弥彦村」をキャッチフレーズに村政の刷新を訴え、農業と観光の一体化による村の活性化や、村の木材チップを使った発電施設の整備などを公約。日本経済新聞社時代に培った経験や人脈もPRした。知名度の低さが課題だったが、組織に頼らない草の根選挙を展開して街頭演説などを重ねる中で、浸透に成功した。

 大谷氏は3期12年の実績を強調し、子育て支援策の拡充や、ホテル跡地への健康増進施設の建設などを提唱。自民党系の村議、県議などの応援も得て選挙戦を進めたが、支持は広がらなかった。

 当日有権者数は6931人(男3355人、女3576人)。【山本愛】

==============

 ◇弥彦村長選開票結果=選管最終発表
当 3204 小林豊彦 69 無新

  2508 大谷良孝 58 無現

==============

 ◇弥彦村長略歴
小林豊彦(こばやし・とよひこ)69 無新(1)

 農業[歴]日経新聞出版局長▽日経リサーチ社長▽早大

4553チバQ:2015/01/29(木) 23:00:53
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150127ddlk23010203000c.html
選挙:瀬戸市長選 伊藤氏出馬へ /愛知
毎日新聞 2015年01月27日 地方版

 統一地方選の4月26日に投開票される瀬戸市長選で、会社相談役の伊藤保徳氏(68)が26日、無所属で立候補する意向を明らかにした。

 伊藤氏は「周辺市が人口増加しているのに瀬戸市は減少し、高齢化率も高い。子育てと高齢者支援に予算を重点配分し、明るさと希望が感じられる市政を取り戻す」などと述べた。

 4期目の増岡錦也市長(79)は引退し、これまでに須崎徳之氏(33)、川本雅之氏(49)、早川幸介氏(59)の市議3人が無所属で出馬することを表明している。【花井武人】

4554チバQ:2015/01/29(木) 23:01:29
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150127ddlk15010089000c.html
選挙:36年ぶり弥彦村長選 村変えた「投票の喜び」 両陣営「過去を繰り返さない」 政策中心、個人攻撃なし /新潟
毎日新聞 2015年01月27日 地方版

 ◇丁寧な説明から、村づくり
 36年ぶりに行われた弥彦村長選は25日、新人で元日本経済新聞出版局長の小林豊彦氏(69)=無所属=が、4選を目指した現職の大谷良孝氏(58)=同=を破って初当選した。村民は村政の「継続」ではなく「転換」を選んだことになる。久方ぶりの選挙は人口約8500人の村をどう変えたのか。【山本愛】

 過去8回にわたって無投票が続いた背景には、36年前の1979年の元助役と元村議による村長選が村を二分する激しい争いになったことがある。しこりが残ったため、村民は無投票で村長を決めることを好んできた。

 しかし、今回はその流れがストップした。大谷氏は3期12年で、職員数や議員定数を減らし、少子高齢化対策として若者世代を呼び込もうと団地を造成した。若き村長として、評価する声もあった。一方で、昨年12月議会でホテル跡地に健康増進型施設を建設すると表明したが、「予算規模もどんな施設かも分からない」「十分な説明をしてほしかった」という声が村民から上がっていた。

 「今の村政は何がどのように行われているか見えにくい」。そう語る村民がいたように、選挙のない村に閉塞(へいそく)感を感じる村民が増えていた。そうした声に推される形で、「ガラス張りの新しい村政を」と訴える小林氏が立候補した。

 もっとも、告示時点でも、かつてを知る村民からは「平和な村に波風は立てたくない」「また村が二分することになったらと思うと心配だ」などの声があったのも事実だ。

 だが、今回は両陣営共に過去を繰り返さない努力をした。政策中心の選挙戦にすると強調し、実行した部分があるからだ。焦点の一つだったホテルの跡地利用策についても、大谷氏は「健康増進型施設の建設」、小林氏は「弥彦神社の参拝客のための、レストランや直売所の設置」と異なる選択肢を村民に示した。

 選挙戦術でも、告示前は、小林氏は後援会便りやあいさつ回りで知名度アップ、大谷氏は自民党国会議員が出席した村政報告会の開催などで実績をアピールと対照的だったが、告示後は両氏共に、個人演説会中心でこまめに政策や公約を訴えた。小林氏は「大谷さんと共に、個人攻撃はしない選挙をした。(36年前の)20世紀の選挙とは違うことができた」と振り返った。

 選挙が村民にもたらしたものは何だろうか。投票所で一票を投じた後の村民に聞くと、農業の男性(52)は「待ちに待っていた初めての村長選だった」と投票できる喜びを語った。会社員の男性(44)は「今まであまり知らなかった村のことを考えるきっかけになった。やはり、候補者の意見を聞いた上で投票して、少しでも良い村にしたいと意思表示することは必要なこと。今までが異例」と話した。一方、「小さな村なので、応援した候補者の話は大きな声でできなかった。表だっていなくても、水面下で村が二分していると感じることはあった」という会社員の女性(40)もいた。

 小林村政は、波高い中での船出になるだろう。観光振興に財政問題、人口減対策と課題は山積している。しかも、村議の多くは大谷氏を支援した。選挙戦のしこりも皆無ではないはずだ。だが、小林氏は当選にわく事務所で言った。

 「ラグビーでいえばノーサイド。もう敵味方はない。みんなが弥彦村民だ。新しい村づくりをみなさんと一緒にやっていきたい」

 小林氏はその言葉通り、丁寧な説明を続けることで、村民が一つになった村を目指してほしい。村民は政策がよく分かれば、村政により関心を持ち、「投票で村政に参加するのが当たり前」という意識が広がるだろう。その時「無投票を好む村」は昔話になるはずだ。

4555チバQ:2015/01/29(木) 23:06:41
まだ揉めてたのか
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150129ddlk22010137000c.html
JR沼津駅鉄道高架事業:県議選で市民団体、反対派候補支援 /静岡
毎日新聞 2015年01月29日 地方版

 JR沼津駅周辺の鉄道高架事業に反対する市民団体「さわやか沼津2012」が28日、今春の県議選で事業見直しを訴える立候補予定者(55)を応援する意向を示した。松下宗柏代表は「私たちの民意を得票数ということでお示ししたい」と述べた。

 同団体は同日、県交通基盤部で川勝平太知事宛ての公開質問状を手渡した。質問状では、今月13日の知事の定例記者会見で、県担当者が同団体を「政治団体」と指摘した件について「私たちと県民との分断をはかる意図があったのであれば、県政への幅広い県民の参加を阻害することになる」と危惧を示した。

 一方、県と沼津市は29日午後7時から、同市大手町のプラサヴェルデで事業に関する報告説明会を開く。難波喬司副知事、栗原裕康・沼津市長が出席し、それぞれまちづくりの方向性を説明する予定だ。傍聴は先着順で、会場との質疑応答もある。【立上修】

4556チバQ:2015/01/30(金) 00:08:21
http://diamond.jp/articles/-/65721
36年ぶりの村長選を制した69歳新人村長の“決意”
相川俊英 [ジャーナリスト] 【第126回】 2015年1月27日
住民主体でないと活性化はならず
無投票でトップが決まり続ける弊害

 地方創生を掲げる安倍政権は、4月の統一地方選も意識してか、様々な取り組みを打ち出している。自治体支援の体制強化や新型交付金の創設、地域再生計画の認定などだ。

 しかし、地方創生の主役(担い手)は国(政府)ではなく、地方である。それも自治体ではなく、1人ひとりの住民だ。国や自治体任せで疲弊した地域が活性化できるはずはない。地域住民自らが主体となって動き出さなければ、どんなに予算を投じても再生への道は切り開けるものではない。

 そうであるからこそ、首長や地方議員の役割は重要だ。いつまでもお任せ意識や惰性、しがらみなどで漫然と選んでいるわけにはいかない。

 4月の統一地方選挙を待たずに各地で首長選や議員選が行われているが、おととい(1月25日)投開票された小さな村の村長選を紹介したい。36年ぶりの村長選となった新潟県弥彦村である。4選を目指す現職に挑んだ新人が、700票近くの差をつけて初当選した。

 新潟県のほぼ中央に位置する弥彦村は、人口約8500人。「弥彦神社」や「弥彦競輪」で知られる観光と農業の村だ。競輪の収益が村の財政を下支えしてきたこともあり、「平成の大合併」とは距離を置き、村は単独路線を歩んでいる。

 そんな弥彦村では1979年の村長選を最後に、8回連続して村長選が無投票となっていた。立候補者が1人しか現れず、選挙なしで村のトップが決まっていたのである。それが当たり前のように受け止められていた。そこにはこんな要因があった。

 新人同士の一騎打ちとなった1979年の村長選は、村を二分する大激戦となった。両候補が掲げた政策に大きな違いはなく、人柄や人間関係、しがらみ、地縁などを競う典型的なムラの選挙となった。家族内でもどちらを推すかで揉め事になるなど、ドロドロの争いとなってしまった。

 このため選挙後も村内に大きなしこりが残り、住民の間に遺恨やトラウマが生まれたのである。競輪の収益で財政が潤沢だったこともあり、村には大きな課題もなかった。こうして村内に村長選挙そのものを嫌がるム―ドが広がっていった。 

 1979年の激戦を制した村長は、2期目を無投票でパスし、その任期切れ直前に急死した。そして、急遽、後継に担ぎ出された村の幹部職員が無投票で新村長に。以来、一度も選挙せずに4期務め上げ、助役(元村議)にポストをバトンタッチした。現職の大谷良孝さんだ。

 大谷村長も一度も選挙戦をせずに3期務め、今年1月には無投票で4期目に突入するものと予想されていた。「これまで通りで村はうまくいくはずだ」と、暢気に構えている人が多かったからだ。

4557チバQ:2015/01/30(金) 00:08:41
母親の介護のためにUターン
69歳新人候補の決起

 と言っても、弥彦村を取り巻く環境は大きく変わっていた。少子高齢化や人口減、過疎化といった諸課題と弥彦村も無縁ではなかった。それどころか、頼みの綱となっていた競輪事業は明らかに下り坂になっていた。もはや、これまで通りでいられる時代ではなくなっていたのである。

 昨年7月に村長選に名乗りを上げる人物が現れ、弥彦村内は大騒ぎとなった。なにせ56歳以上の住民しか、自分で自分の村のトップを選んだ経験がないのである。むしろ、村の将来に関する政策論を聞いたことがないという村民の方が多かった。民意を示す機会も問われることもないまま村政が続けられていた。新人候補の出現にそれまで静まりかえっていた村内が、にわかに活気づいていった。そして、とうとう36年ぶりの村長選が実施されることになったのだ。

 弥彦村長選の注目点はそれだけではなかった。名乗りを挙げた人物の出馬に至るまでの経緯も、意味深かった。今の日本社会の姿を投影し、かつ地方再生へのヒントのようなものが見え隠れしていた。

 新人候補は小林豊彦さん、69歳。弥彦村出身の小林さんは、都内の大学を卒業後、日本経済新聞社に入社。新聞記者として活躍し、日経リサーチ社社長などを務め、2005年に退職した。独り暮らしの母親の介護のために夫婦で実家に戻り、コメづくりなどを始めた。

 60歳でUターンした小林さんは、故郷の将来に強い危機感を抱くようになった。「独立路線を守るには、村の財政力強化が急務」と考えたのである。「村の収入増大策と支出削減策」が不可欠で、村民が一体となって挑戦することが大事だと考えた。そのためには「開かれた弥彦村でなければならない」と思い、選挙戦で政策を主張し合って村長を決めることが、何よりも重要だと考えたのである。

36年ぶりの村長選で新人が勝利
閉塞感に新たな息吹を吹き込めるか

 小林さんは無投票選挙をいつまでも続けるべきではないと考え、村長選の候補者擁立を模索した。しかし、若い世代に決起を促したがうまくいかず、自らの出馬を決意したのである。

 こうして、69歳の新人候補が4期目を狙う58歳の現職に挑むことになった。新人候補が現職よりも11歳も年配で、通常の首長選とは正反対の構図であった。小林さんは「村民主役の村政の実現」を訴え、草の根の選挙戦を展開した。木質バイオマス発電の導入や農産物の直売所の開設なども掲げた。こうして36年ぶりに村長選が実施され、村の将来像などについて村民が語りあうようになった。

 村長選の結果は、新人の小林さんが3204票で現職の大谷さんが2508票。投票率は83.08%ときわめて高い数値となり、新人村長の誕生となった。初当選した小林さんは69歳。しかも、高校卒業後に故郷を離れて長らく社会人として活躍し、母親の介護のためにUターンした人物である。

 蓄積された見識と人脈、経験、そして長年の社会人生活で培われた手腕といったものが、閉ざされた地域に新たな息吹を吹き込むことにつながるのではないだろうか。

4558チバQ:2015/01/30(金) 00:17:40
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150126ddlk23010109000c.html
選挙:3市長選 告示 舌戦始まる 一宮、安城、小牧で第一声 /愛知
毎日新聞 2015年01月26日 地方版

 一宮、安城、小牧の3市長選が25日告示された。いずれも知事選と同じ2月1日に投開票される。【河部修志、石塚誠、安間教雄、花井武人】

 市長の引退に伴う一宮市長選には、無所属新人で前市議の神戸健太郎氏(54)▽無所属新人で元総務省室長の中野正康氏(48)▽無所属新人で前市議の細谷正希氏(46)=民主推薦▽諸派新人で県商工団体連合会副会長の鈴木義一氏(57)=共産推薦▽無所属新人で一宮タイムス社長の高橋一氏(54)−−の5人が立候補を届け出、過去最多となった。

 任期満了(2月14日)に伴う安城市長選には、元市議会議長の近藤正俊氏(66)と現職の神谷学氏(56)の無所属2人が出馬した。

 任期満了(2月25日)に伴う小牧市長選には、弁護士の上禰幹也氏(32)▽不動産賃貸業の宮田勝三氏(72)▽現職の山下史守朗氏(39)−−の無所属3人が立候補を届け出た。

 24日現在の選挙人名簿登録者数は、一宮市が30万7574人(男14万9664人、女15万7910人)、安城市が14万1244人(男7万2351人、女6万8893人)、小牧市が11万8121人(男6万17人、女5万8104人)。各候補の初日の訴えを紹介する。

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 ◆一宮市長選立候補者(届け出順)

 ◇人や企業を増やす−−神戸健太郎
 「選ばれるまち・一宮」づくりをしていきたい。市民の福祉の向上や安心・安全な街をつくるのには、税収を増やすことが必要です。税収増を図るためには、人・企業を増やさなければならない。人を増やすためには、子育て支援を行い、企業誘致も大切です。

 これからの行政は近隣市町と連携を図っていかなくてはなりません。市民目線での実行力やバランス感覚には自信があります。一宮を変えるのは、挑戦者でなければできない。

 ◇市民が幸せな街に−−中野正康
 市民が幸せになれるようなトップリーダーを目指す。人口減少時代にあって、魅力ある街、住んで良かった街を目指す。皆さんが健康で長生きできる街、道路も自動車優先でなく、歩く人、自転車、車いすの人も通れるように整備したい。

 繊維の町にふさわしいファッションとデザインにも力を入れ、おしゃれでにぎわいのある街を目指す。特区構想もあり、農業、食品も海外展開のチャンスがあり、新しいビジネスづくりも進めたい。

 ◇8本の政策を掲げ−−細谷正希

 8本の主要な政策を掲げている。子育て政策では、人口減少が進む中、若い世代の定住の促進を図るため、子育てをしやすい環境の整備をしていく。また、中学生までの医療費無料化や不妊治療費の補助金拡大も図っていきたい。

 さらに、高齢者や介護などの政策についても充実させる。子供たちのため、10年先、20年先を見据えた市政運営のため、皆様とともに、これからの一宮を必ずやよい街にしていきたい。

 ◇巡回バス拡充図る−−鈴木義一
 多くの市民から要望の強い巡回バスの拡充を図り、地域の皆さんや地域の商店街が元気になるような街づくりを全力で進めていく。子育て政策では、18歳までの医療費の無料化を実現させたい。

 また、店舗・住宅リフォームの助成制度を作ることで、市内の中小や零細企業に仕事が回り、地域循環型の経済効果を生み出すようにする。市民に優しい市政の実現のため、安心して住み続けられる街づくりを一緒に進めていきたい。

 ◇心優しい街目指す−−高橋一
 尾西、木曽川と合併して10年になり、一宮を一つの街にしたい。10年が過ぎても、心の垣根は残っている。

 子供の医療費の無料化が言われているが、時代の流れで行政のサービス合戦になってはならない。一方で、子供の貧困問題やお年寄りを1人で死なせてはならない。向こう三軒両隣の付き合いを大切にし、心の優しい街づくりを目指す。

 競輪場跡地も大きな財産で、健康志向を高める施設、介護予防に役立つ施設にしたい。

4559チバQ:2015/01/30(金) 00:18:10
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 ◆安城市長選立候補者(届け出順)

 ◇再開発政策を推進−−近藤正俊
 12年前の市長選で、神谷氏は前市長の4選出馬を厳しく批判して当選した。他人の4選を批判しながら4選を目指すのは、大きな矛盾だ。政治家ではなく政治屋のすることだ。

 12年間の神谷市政はJR安城駅や名鉄新安城駅の周辺など市街地再開発を怠ったため、市の発展が大幅に遅れ、市外へ出て行く企業も目立つ。大胆な再開発政策で住みたい街・愛知ナンバーワンを実現させる。1期2000万円もの市長の退職金は返上する。

 ◇図書情報館に全力−−神谷学
 多選批判のそしりを免れないと頭を悩ませたが、更生病院跡地へ建てる図書情報館を立派な施設にするため、立候補を決めた。図書情報館は運営や地域とのかかわり、ソフト面の充実が一番の要で、全力で取り組む。

 市内の産業構造の二極化が進んでおり、中小企業や商店街、農家が元気になる施策を推進していく。団塊世代の後期高齢化に備え、市医師会などと医療の拡充などを中心に、健康都市づくりを重点施策に掲げる。

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 ◆小牧市長選立候補者(届け出順)

 ◇弁護士経験生かす−−上禰幹也
 弁護士の経験を生かし、市民に目を向けた市政をします。若い人が安心して結婚し、子を産み育てることができるように支援します。少子化に歯止めをかければ、現在の高齢者福祉を維持、発展させることにもなります。

 突然発表された新図書館建設を再検討し、経済効果がはっきりしないプレミアム商品券を見直せば財源は十分確保できます。コンサルタントに過度に依存せず、市民から聞き、職員の英知を集めた市政運営に転換します。

 ◇安全な町づくりを−−宮田勝三
 豊かな人生経験を生かした市政を進めます。市民病院が老朽化し、手狭になったということで、改築計画を進めていますが、まだ大丈夫です。15年間改築を延期します。余った予算の一部で、市民1人当たり2万円の地域振興券を配布します。

 安全な町づくりの一歩として、都市計画道路の歩車道分離を進めます。特に、市庁舎北側や大型スーパー近くの道路の歩車道分離を急ぎます。また、市長の給与を年600万円に減額します。

 ◇市政改革を進める−−山下史守朗
 この4年間、住みたい、住み続けたい、輝き続ける小牧市の創造を目指して市政改革を進めてきました。都市ブランドコンセプトに「夢・チャレンジ始まりの地 小牧」を掲げ、高齢者支援、子供・子育て支援、地域活性化、行政改革の四つの重点施策に取り組んできました。

 2期目には、医療・介護・福祉の地域ネットワーク構築、中心市街地の活性化、企業誘致と産業振興、子供のチャレンジ支援などを積極的に推進します。

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 ◇一宮市長選立候補者(届け出順)
神戸健太郎(かんべ・けんたろう) 54 無新

 [元]市議[歴]豊田通商社員▽日本火災海上保険帯広支社長・浜松支社長▽慶大

中野正康(なかの・まさやす) 48 無新

 [元]総務省情報セキュリティ対策室長[歴]外交官▽早大非常勤講師▽東大

細谷正希(ほそや・まさき) 46 無新

 [元]市議▽東海若手市議の会愛知支部長▽FMいちのみや相談役[歴]会社員▽中部大=[民]

鈴木義一(すずき・よしかず) 57 諸新

 鈴木設計室所長▽県商工団体連合会副会長[歴]一宮民主商工会長▽一宮工高=[共]

高橋一(たかはし・いち) 54 無新

 一宮タイムス社長▽一宮法人会宮西支部幹事▽市宮西公民館副館長▽愛知学院大

4560チバQ:2015/01/30(金) 00:18:24
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 ◇安城市長選立候補者(届け出順)
近藤正俊(こんどう・まさとし) 66 無新

 [元]市議会議長▽農業[歴]会社員▽丈山小PTA会長▽JAあいち中央支店長▽安城農林高

神谷学(かみや・がく) 56 無現(3)

 [元]県市長会長[歴]市議会議長▽県農業共済組合連合会長▽全国市長会副会長▽東京農大

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 ◇小牧市長選立候補者(届け出順)
上禰幹也(じょうね・みきや) 32 無新

 弁護士▽小牧岩倉衛生組合情報公開・個人情報保護審査会長▽京大院

宮田勝三(みやた・かつぞう) 72 無新

 不動産賃貸業▽物産会社役員[歴]会計事務所職員▽不動産仲介業▽市舟津地区会計▽小牧高

山下史守朗(やました・しずお) 39 無現(1)

 県市長会監事[歴]参院議員秘書▽県議▽自民党県青年部長・市支部長▽立命館大


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