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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4476チバQ:2014/11/13(木) 18:39:41
http://www.yomiuri.co.jp/local/niigata/feature/CO011631/20141105-OYTAT50014.html
点検 新潟市政
〈3〉BRT 交通のあり方問う
2014年11月01日 05時00分

平日の日中、郊外から市中心部へと向かうバスの車内は、客の姿がまばらだ(31日、新潟市秋葉区金沢町で)
 「昔はよくバスに乗って巻に行ったり新潟に行ったりしたけど、今はもっぱら車ね」。新潟市秋葉区の主婦、島田葉子さん(73)は現在、東区に住む妹の家に行く時はマイカーを使う。最寄りのバス停までは自宅から徒歩1分だが、新潟駅に向かうバスは1日にわずか6便しかない。「今はいいけど、年と共に車の運転が怖くなってきた。今後バスを使おうと思っても、これではとても不便で使えない」と不安がる。

 市内のバスの便数は減少の一途をたどっている。2010年のバス利用者は約2400万人と、20年間で65%減少。採算が合わなくなった路線は減便、廃止となり、市内を走るバスの便数は01年から12年までに1日4034便から3208便へと20%減った。

 減便により利用者が減り、採算がとれずに減便を繰り返すという悪循環をいかに断ち切るか――。市が考え出したのが、バス高速輸送システム(BRT)の導入だ。バス購入や施設整備を市が行い、新潟交通が運営する「公設民営方式」で、2015年夏の導入時には、一般のバスの倍の人数が乗車できる連節バス4台と一般バス20台を新潟駅から西区青山地区まで走らせる。郊外へ向かう一般バスにはその乗降地点から乗り継ぐ。

 市中心部の乗客を集約することで、市は郊外便を約450便増便し、中心部への交通手段を強化できると算段する。連節バス4台分、約3億2000万円の購入は契約済みで、整備も着々と進んでいる。

 しかし、BRT導入が中心部への交通手段の強化となるかどうかについては疑問も残る。市の運行計画によると、導入により中央区や東区などでは100本以上の増便や路線の新設が予定されるが、秋葉区での増便はわずか4本。路線新設も予定されていない。8区の中で唯一鉄道駅のない南区の自治協議会の桜沢義栄さん(77)は、「数便増えるだけでは便利になったとは言えない」と指摘し、「乗り換えも必要になり、BRTの恩恵は非常に少ない」と愚痴る。

 車社会が成熟し、急速に高齢化が進む中、県都に構築されていくべき公共交通とはどんな姿なのか。

 筑波大大学院の谷口守教授(都市計画)は、「公共交通は次世代への投資。人口が減って、自分も車が運転できなくなった時にどんな街であればいいのか、長期的な視点で見るべきだ」と提言している。


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